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令和 2年新庁舎建設等特別委員会(10月21日)

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  1. 大磯町議会 2020-10-21
    令和 2年新庁舎建設等特別委員会(10月21日)


    取得元: 大磯町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-26
    令和 2年新庁舎建設等特別委員会(10月21日) 大磯町議会 新庁舎建設等特別委員会 令和2年10月21日    (午前 9時30分)  開会 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  皆さん、おはようございます。定刻になりました。  委員長に互選いただきました渡辺順子です。よろしくお願いいたします。第1回目は、先日14日に開いて、委員長だけ決めたので、すみません、正式に今日から始まります。  それで、ただいまの出席委員は8名全員です。定足数に達しておりますので、これより新庁舎建設等特別委員会を開会いたします。  初めに、町側から挨拶をお願いいたします。 ○町長(中﨑久雄君)  おはようございます。今、渡辺委員長のほうから特別委員会の設置についてのお話をいただきました。この新庁舎につきましては、大磯町の長い歴史の中で、一度、二度、かつて新庁舎ができた経緯というのも、私は歴史的に知っておりますが、自然の災害等、またこういうコロナ等、いろんなことを含めまして、新庁舎の重要性というのは問われているところであります。  いつどのように、どれぐらいのものを、どういうふうな目的で造っていくか、多くの意見を伺いながら、この庁舎建設には関わっていかねばなりません。多くの規制がある中で、時代の変化とともに、町の方々が求めているもの、そういうものにつきまして、議会のほうでこの特別委員会を設けていただき、町といたしましては、そのような御意見のもとに試案的なものを提供しながら、この会議を進めていき、最後は多くの方々の意見を一致したような形で、それをつくり上げていっていただきたい、そのように考えております。どうぞよろしくお願いいたします。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  ありがとうございました。  直ちに本日の会議に入ります。  会議次第は、お手元に配付したとおりです。 ◎議題(1) 副委員長の互選について ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  議題の(1)「副委員長の互選について」を議題といたします。  大磯町議会委員会条例第6条第2項に基づき、副委員長を互選いたします。どなたか互選をお願いいたします。
     吉川委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(吉川 諭君)  私は、鈴木京子委員を推薦いたします。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  ありがとうございます。  ほかにはいらっしゃいませんか。副委員長について、鈴木京子委員との意見がありますが、鈴木京子委員を指名することで御異議ありませんでしょうか。               (「異議なし」の声あり) ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  御異議ないものと認め、副委員長は鈴木京子委員と決定し、指名させていただきます。  それでは、鈴木京子委員に副委員長をお願いいたしますので、お席に着いてください。  それでは、副委員長に鈴木京子委員が決まりました。この構成で特別委員会を行っていきますので、よろしくお願いいたします。  町の新庁舎建設の検討に係る調査につきましては、新庁舎建設等特別委員会を設置して調査することになりましたので、委員各位よろしくお願いいたします。 ◎議題(2) 第1回、第2回大磯町新庁舎整備基本構想等検討委員会について ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  それでは、議題の(2)「第1回、第2回大磯町新庁舎整備基本構想等検討委員会について」を議題といたします。  この調査の目的といたしましては、町は平成28年5月に大磯町公共施設再編基本方針を、平成29年3月には大磯町公共施設等総合管理計画を策定し、その後、平成30年に大磯町公共施設等第1期個別施設計画を策定しております。  本庁舎につきましては、個別施設計画に基づき本庁舎の建て替えに向けて協議を進めており、町の新庁舎建設に向けた取組状況について調査するものでございます。  資料が事前に配付されておりますが、担当課より説明があればお願いいたします。  はい。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田でございます。  本日はよろしくお願いいたします。  先に、説明に入ります前に、お手元に追加で、ちょっと資料のほうを差し替えでお配りさせていただきました。後段でお配りさせていただきました第2回の大磯町新庁舎整備基本構想等検討委員会の概要につきまして、金曜日にお配りさせていただいたんですが、左から2列目の項の部分に誤りがありましたので、差し替えをさせていただいて、お手元にお配りしている前段の資料と、合わせたページ数に修正をしたものをお手元にお配りしておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、本日の議題でございます第1回大磯町新庁舎整備基本構想等検討委員会、また第2回の検討委員会の資料につきまして、担当のほうから説明のほうをさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  それでは、担当課お願いします。 ○総務課公共施設再編担当主幹公共施設係長(常松 隆君)  総務課・常松です。  よろしくお願いいたします。それでは、資料のほうの説明をさせていただきます。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  常松さん、どうぞ座ってください。 ○総務課公共施設再編担当主幹公共施設係長(常松 隆君)  すみません。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  はい。 ○総務課公共施設再編担当主幹公共施設係長(常松 隆君)  では、座って説明させていただきます。  まず、7月31日に開催いたしました第1回大磯町新庁舎整備基本構想等検討委員会の内容につきまして、改めて御説明をさせていただきます。  それでは、資料の1ページ目を御覧ください。  こちら委員会の次第になります。第1回は、3つの議題について協議をいたしました。  2ページ目が委員の名簿となります。当日は、佐藤委員が欠席で、8名の委員が出席されています。  議題に入る前に、委員長、副委員長の選出が行われまして、委員長に小谷委員、副委員長に海老澤委員が選出されております。  3ページ目を御覧ください。  1点目の議題、本庁舎整備に向けたこれまでの経過についてになりますが、平成30年10月から職員による本庁舎整備庁内検討会を設置し、資料にあります4つの課題について、令和2年3月まで調査検討しまして、4ページになりますが、検討会報告書(案)を作成し、4月に策定をいたしました。  1点目の議題については、特に各委員から質疑等はございませんでした。  続きまして、5ページを御覧ください。  2点目の議題、庁内検討会報告書についてでございます。  報告書において、ポイントとなる部分にアンダーラインを入れまして、その部分を中心に説明をいたしました。  6ページ目を御覧ください。  こちら目次がございます。報告書は、第1章が「現庁舎の現状と課題」、それと第2章で「本庁舎整備にあたっての考え方」としまして、7項目で整理をしています。そして、第3章が「資料」という形で構成をしております。  7ページを御覧ください。  現庁舎の現状と課題となりますが、現庁舎の課題としまして、9ページまでの中で9つを上げております。  次に、10ページを御覧ください。  ここから第2章の「本庁舎整備にあたっての考え方」となります。  1点目が、施設規模についてで、こちら新庁舎の建物規模の想定ということで、11ページから14ページにかけまして算定をしております。  14ページの最後のところで、4,450平米から4,700平米を想定規模としていますということでまとめております。  次に、15ページを御覧ください。  敷地の面積の想定ですが、こちらは建物の規模のように、国などの基準がありませんので、新庁舎の規模及び駐車場の規模に敷地内通路と緑地等を加えた敷地面積ということで想定をしています。  一番下のところに出ておりますが、4,800から5,450平米を敷地の想定面積としております。  次に、16ページを御覧ください。  2点目として、「建設地について」となりますが、1つ目が建設地の条件で、①と②に基づき、現敷地内と市街化区域での建設地を検討しています。  2つ目の建設地の選定でございますが、市街化区域内の庁舎敷地の想定の面積が確保できる一団の土地など必要条件から勘案しまして、2か所を想定しております。  よって、選定は現敷地内、東部と西部に1か所ずつで、18ページと19ページに位置図を入れてありますが、3か所としまして、17ページの表1で3か所の立地条件や事業性について評価を点数化しまして、評価点の合計を比較しますと、一番手前のところ、現敷地の点数が一番高い結果となってございます。  次に、20ページを御覧ください。  こちら表2としまして、本庁舎建設に関する過去の経過概要で、検討された候補地ということで記載をしております。  それと、21ページになりますが、こちら一番上のところに、建設地についてのまとめとしまして、新たな建設地を求めることは、用地交渉の時間や用地購入費が事業費を膨らませることとなり、現庁舎の課題でもある耐震性の不足、施設の老朽化からも早急な建て替えを行うために、建設地については、現敷地内を選定しましたということでまとめております。  次が3点目としまして、その下、複合化についてですが、保健センターについては、業務効率の改善を図るためにも新庁舎への複合化を行うものとして検討を進めますとしております。  また、消防本部については、今回検討のほうを見送りますが、本部機能は新庁舎へ取り込む方向で検討しますということにしております。  次に、22ページを御覧ください。  4点目として、事業手法についてですが、代表的な3つの事業手法の比較検討をしたものになります。  23ページの事業手法についてのまとめというようなところでございますが、総合的に判断し、事業方式については従来方式の設計・施工分離式の選択をしております。  なお、大規模な建築物を設計する場合、設計者の選択についても重要となり、基本構想の段階から価格競争だけの一般競争入札による発注ではなく、複数の設計者等に建物計画に対する計画提案をさせ、その中から優れた提案を行った設計者、人を選ぶプロポーザル方式が新庁舎には最良と考えますということを、また最後のところでうたっております。  次に、24ページを御覧ください。  5点目として、概算事業費についてでございます。  他市町の免震構造の庁舎建設の事例から平均単価を参考に算定をしております。庁舎の本体工事が中段、真ん中から下のところに出ておりますが、本庁舎本体工事を計算しますと、21億3,000万から22億5,000万で、以下、下に造成・外構工事、解体工事を合計しますと、24億5,000万から25億8,000万というような形の概算事業費のほうの算定をしております。  なお、次に(2)としまして、概算事業費算出にあたっての留意事項としまして、25ページにかけ①から④として、4点ほど上げさせていただいております。  次に、6点目として、財源の確保についてですが、庁舎建設費は、一般的に国や県の補助メニューが少なく、現在までの本庁舎建設基金だけでは、財源の全てを賄うことは困難であります。そのため、今後基金の積立額等の見直しを行っていきますというような形で掲げております。  次に、7点目として、供用開始の時期についてですが、新庁舎については、令和7年度を目標として掲げております。  26ページ、27ページでございますが、こちら最後に第3章として本庁舎整備の庁内検討会の設置要綱と検討経過を資料として入れさせていただいております。  次に、29ページを御覧ください。  こちら庁内検討会報告書の第1章、第2章の各項目の要旨を取りまとめたものになってございます。  第1回の検討会の2点目の議題でございます。  庁内検討会報告書についての意見、質疑につきましては、資料の第1回検討会結果概要というものをつけさせていただいておりますが、そちらの議事録でまとめさせていただいております。  続きまして、30ページを御覧ください。  こちら3点目の議題の基本構想についてでございます。  基本構想策定に向けてのスケジュール予定となります。7月末時点でのものとなりますが、左側半分が検討委員会の予定で、右側が基本構想案の流れという形でつくってございます。  左側を見ていただきますと、今お話しました7月31日に第1回の検討委員会を開催しまして、左側への矢印となるんですが、こちら8月から基本構想策定業務委託への準備に取りかかるというような予定でおりました。  右側に戻りますと、8月の17日に総務建設常任委員会協議会が開催され、9月の25日に第2回の検討会が開催をされております。その後、左側の基本構想策定業務委託の発注となっておりますが、こちらについては、まだ発注というような形までには至っておりません。  その後になりますが、契約に至りましたら、基本構想案の作成に着手をいたしまして、令和3年度の左側のところの部分になりますが、第3回、第4回の検討委員会を開催し、基本構想(案)の策定途中での協議を行っていく予定でおります。  それに並行しまして、右側のところの部分になりますが、職員アンケート町民アンケート調査、基本構想の途中経過の報告等、意見交換会などの実施などを行い、基本構想(案)への反映をしていきたいというようなところでございます。  第5回の検討委員会の前に基本構想(案)について諮問し、答申を第5回でいただきたいというようなところの中で、基本構想(案)を策定し、それに対しまして、また右側のところに移りますが、意見交換会、パブコメ等を実施し、基本構想策定というスケジュールというようなところを予定として組んでございます。  次に、31ページでございます。  こちら1つ目、1としまして、基本構想策定業務委託についてでございますが、大規模な建築物を設計する場合に受託者、設計者の選択についても重要となり、基本構想の段階から価格競争だけの一般競争入札による発注ではなく、公募型のプロポーザル方式の予定をしております。  2つ目のところ、プロポーザル方式についてにつきましては、技術力や経験、業務に臨む体制などを含めた提案書の提出を求め、設計者を選ぶ方式になります。  後ほど第2回の新庁舎整備基本構想等検討委員会の内容でも御説明をいたしますので、そちらでプロポーザル方式について、また再度お話をさせていただきたいと思います。  一般的にプロポーザル方式では実施要領を作成していきますが、要領に記載する一般的な内容は31ページから32ページにかけて、1から5というようなところの中で資料のほうを準備するような形となります。プロポーザル方式の実施期間としては、通常2か月程度を要するというようなところの状況がございます。  3点目の議題、今の基本構想についての意見、質疑につきましても、資料を添付しております委員会の結果概要のほうの議事録にまとめております。  第1回の検討委員会の内容につきましては以上となります。  続きまして、第2回のほうの検討委員会のほうの御説明を引き続き。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  一応皆さんのところに資料が前もって配布されておりますけれども、今回第1回目なので、内容について、特に2回目のこの検討会については、まだ議会のほうでも協議会を行っておりませんので、ここで2回目の検討会の内容について説明をしていただいて、その後、質問に移りたいと思いますので、よろしくお願いします。  じゃ、どうぞ。 ○総務課公共施設再編担当主幹公共施設係長(常松 隆君)  それでは、続きまして9月の25日に開催いたしました第2回の検討委員会の内容について御説明をさせていただきます。  それでは、第2回の資料としまして、1ページを御覧ください。  こちらも委員会の次第になりますが、議題1としまして、大磯町新庁舎整備基本構想についてというようなところのまず1点目、大磯町新庁舎整備に向けての構想案及び事務手順についてをまず御説明をさせていただきます。  3ページを御覧ください。  町では、新庁舎整備に向けて、このような庁舎建設における基本的な考え方を念頭に置いて進めてまいりたいと考えております。こちらよく言うところのコンセプトというようになるようなものでございます。  1点目が、「町民のための庁舎を」としまして、窓口サービスの快適さ、便利さの追求。                (発言する者あり) ○総務課公共施設再編担当主幹公共施設係長(常松 隆君)  3ページをお開きください。
    ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  3ページよろしいですか。はい、大丈夫です。 ○総務課公共施設再編担当主幹公共施設係長(常松 隆君)  はい。今、1点目、「町民のための庁舎を」というようなところになります。こちら来庁者の窓口サービスの快適さ、便利さの追求、それと窓口サービス以外に町民が使えるスペースの拡充という、2点目が「適応力のある庁舎を」としまして、非常時の拠点機能の維持確保、時代環境の変容等を先取した機能対応の可能化と、式年遷宮方式的な建て替えを意識した敷地・外構計画。式年遷宮については、あまりちょっと耳にすることがないかと思いますが、伊勢神宮などで行われている20年に一度、東にあるものを西に並ぶ位置に新しく同じ建物を建てるというようなことでございます。  次に、3点目になります。  「機能優先の庁舎を」ということで、こちらデジタルトランスフォーメーション(DX)というようなところで、下にそちらのところの部分、ちょっと書かせていただいておりますが、データやデジタル技術を活用し、組織や行政業務の仕組みを変革し続け、サービス・価格提供の方法を根本的に変えることというようなことになります。そちらを推進し、住民にとって便利で、職員にとっても効率よく働ける機能環境空間の創出と会議室、打合せスペース、こちら一部可変式というようなところの拡充というようなところ、それから眺望のよさを生かした屋上の有効利用というようなところを3の「機能優先の庁舎を」というようなところで掲げさせていただいております。  4点目が、「低コスト化の実現を」としまして、事業手法・事業費・財源調達の仕組みの検討、それから既存方式にとらわれない新たな事業スキームの検討というようなところで、以上のような案の中で、念頭に置いて構想を進めていこうというふうに考えてございます。  次に、4ページを御覧ください。  こちら公募型プロポーザル方式の基本的な事務手順となります。前回の第1回の検討会でもプロポーザルの実施内容と期間について説明をさせていただきましたが、今回は基本的な事務手順について説明をさせていただいたものでございます。  新庁舎整備に向けての構想案ということで、今3ページでお話したところについては、決定した後に①の公告を行うようなこととなります。これに並行して、選定委員会の設置も行います。  ②のところになります。募集要領等に対する質疑応答の後、③のところにいきますが、参加表明書等の提出を受けます。  そして、④参加資格の確認を行います。このとき、多数の参加があった場合にはプレゼンテーションですとか、その後のヒアリングなどの実施時間制約もあることから、波線で書かれております流れというような形になってきまして、広告的に一応公表しております参加表明書の評価要領に基づいて、評価点を計算して、合計点数が上位のものから選定し、参加者の確定を選定委員会のほうで行います。  ただ、他市町村でも同じようなプロポーザル形式を実施している中で、こちらの多数な場合というような形の選定を行うということはほとんどないような状況だと思いますが、万が一、多数の参加があった場合にはというようなところで、こちらのほうは書かせていただいております。  そして、⑤の参加資格確認通知と企画提案書の提出をここで参加表明者へ要請をします。  提出期限までに⑥の企画提案書の提出を求め、選定委員会において、提案内容をより理解するために、公開により参加者からのプレゼンテーションとヒアリングを行います。  その結果、⑧のところで、候補者の選定を行い、⑨になりますが、こちらその結果を通知し、⑩のところで契約締結という形の流れとなります。  ①から⑩までのこの流れの期間としては、2か月程度はかかるというようなところの部分が必要になるというような状況でございます。  議題、1点目のこちらの意見、質疑等につきましては、先ほどの第2回の検討会の意見概要のほうにまとめておりますので、後ほどちょっと説明をさせていただきます。  次に、5ページを御覧ください。  こちら次第の2点目の基本構想策定に係る他自治体の事例についてになります。これから進めていく基本構想なんですが、一般の住宅建設などでは、出てくることがまずないというようなところから、基本構想がどんな内容がまとめられてくるかといった疑問もあるかと思いますので、他市町村でまとめられた庁舎の基本構想を参考に見ていただき、共通認識を持ってもらうために説明をさせていただきました。  6ページのほうを御覧ください。  こちらは厚木市の新庁舎整備基本構想で、平成30年の9月に策定されたものでございます。本編は60ページ以上となりますので、今回本編の目次とこちら概要版がありますので、そちらを資料として配付させていただいております。  7ページをお開きいただきますと、こちらに目次がございます。  また、10ページ以降のところの部分に概要版を入れさせていただいておりますので、併せて見ていただければと思います。  7ページのところの目次ですが、こちら第1章で現庁舎の現状と課題、建て替えの必要性というようなところで、概要版でいきますと、10ページになります。こちら第1回の検討会でも、建て替えの必要性については基本構想に盛り込む必要があるというようなところの御意見もいただいたかと思います。  第2章が新庁舎の建設場所で、概要版でいくところの11ページになります。  それと、すみません、また7ページの目次に戻りますが、第3章のところで新庁舎の在り方というようなところになります。その中に、基本理念、基本方針というのがありますが、そこが基本構想では重要な点で、基本的な考え方をまとめる部分となります。  概要版でいきますと、12ページのところの上段に第3章というようなところの内容が記載をされております。  それと、その後、第4章、新庁舎の規模、配置部署、建物の構造、第5章に新庁舎の駐車場の規模、周辺整備で、新庁舎の想定規模などの算定をこちらしています。こちらも概要版の12ページのところになるかと思います。  次に、第6章で、新庁舎の整備手法、費用・財源、スケジュールがまとめられております。こちらは概要版でいくところの13ページのところの部分になってきます。  第7章のところ、最後にその他の検討事項として、他の施設との一体整備についてが触れられております。こちらも概要版の13ページのところにそれが記載をされています。  本編のほうは、この後、資料編として、8ページのところに資料編という目次が出ておるんですが、こちらでまた40ページ程度が資料としてつづられているような資料となってございます。  次に、14ページを御覧ください。  こちらは開成町の基本構想で、平成28年の3月に策定されたものになります。近隣の町で最近完成した庁舎が開成町でしたので、こちらの資料もちょっと配付をさせていただきました。  こちらも本編が30ページ以上となりますので、本編の目次のところ、15ページになりますが、こちらとあと開成町のほうは、すみません、概要版が作成されておりませんので、基本理念と基本方針の部分について、抜粋して資料として入れさせていただいています。  15ページに目次がございまして、まずⅠのところで、庁舎整備の必要性で、こちらでも現庁舎の現状と課題、建設の必要性というようなところが出ております。  Ⅱで、庁舎整備の基本理念としまして、16ページから20ページにかけてですが、基本理念、基本方針のほうがうたわれております。  18ページのところですが、こちら5つの基本方針をさらに整理してまとめられているようなところになるところでございます。  それと、すみません、15ページの目次に戻っていただきますと、その後、Ⅲで新庁舎建設の概要として、新庁舎の想定規模などを表して算定をしております。  それと、Ⅳのところで、事業の進め方については、事業手法ですとか、事業費の整理などでまとめられております。  以上、一応2つの基本構想について見ていただきましたが、このような形で整理されていくような形になるんですが、それぞれの自治体で思いですとか、考え方なども違いがありますので、決してこの形に整理しなければいけないという決まりがあるわけではないんですが、こんな感じのものが基本構想という形のものとなってきますので、よりよい形で策定をしていきたいと考えてございます。  すみません。5ページに戻っていただきたいんですが。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  5ページですか。 ○総務課公共施設再編担当主幹公共施設係長(常松 隆君)  5ページです。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  はい。 ○総務課公共施設再編担当主幹公共施設係長(常松 隆君)  こちらの中段のところになります。業務委託を発注する際に準備する関係資料についてということで、こちら下の1から5までを準備するというようなところが必要となってきます。  それの中で、4の企画提案書作成要領というところについては、後ほどの提案内容についてのまた内容がありますので、そちらのほうでちょっとまた説明をさせていただきたいと思います。  次に、22ページを御覧ください。  こちら3点目の基本構想の策定業務に係る企画提案書の提案事項(素案)についてでございます。  企画提案書の提出を求めるのは、簡単に言いますと、町から出された問題に対して、その答えがよりよい事業者と契約を締結するための事業者選定を目的とした入札手続の一つとなります。請負金額が高い、安いではなく、その提案、答えの内容を踏まえ、選定をするものとなってきます。  それと、具体的な設計案を求めるコンペ方式、設計協議方式と言われますが、それとちょっと公募プロポーザルを混同されてしまうようなことがあるようなんですが、プロポーザル方式で提出された、この企画提案書がそのまま新庁舎の基本方針ですとか、基本理念にほぼ決まってしまうわけではございませんので、その辺の御理解をいただければなというところでおります。  22ページの具体的なこの予定案件の事項の部分になりますが、こちら庁内検討会の報告書や第1回の検討委員会での意見、それから3ページ目でも説明をさせてもらいました新庁舎整備に向けての基本構想案などから5点を作成をしております。  1点目が、大磯らしい庁舎の将来望まれる姿についてで、こちらは検討報告書と第1回での意見等を反映したものになってございます。  2点目が、災害に対応する庁舎についてで、こちらは3ページ目の大磯町の新庁舎整備に向けての構想案の(仮)の2のところを反映したものでございます。  提案の③の3点目ですが、地域環境にやさしい庁舎~省エネ・省資源化対策で、こちら庁内検討会報告書と第1回の検討会での意見を反映したものでございます。  4点目が、提案④となりますが、ICT技術の有効活用を図れる庁舎で、こちらも大磯町新庁舎整備に向けての基本構想案の3のところを反映したものでございます。  提案の⑤になります。5点目ですが、町民サービスの向上を目指した庁舎についてで、こちらも新庁舎整備に向けての構想案の、先ほど説明していただきました①を反映したものでございます。  以上が予定提案事項の素案として作成したものでして、第2回の検討委員会で各委員からも御意見をお聞きいたしました。  こちらの予定案件事項につきましても、また委員の、今回の皆さんからも御意見をいただければなというようなところは思っております。そちらも、こちらの第2回の検討会の意見概要のところに、第2回の内容のところ、意見等は、意見として整理をしておりまして、同じ項目についてまとめて記載をしておりますが、今日差し替えをお願いしたところのものになります。こちら第2回の基本構想の検討委員会のほうの意見のほうを概要としてまとめさせていただいたものになります。  詳細のものについては、また各委員のほうへの確認というようなところがありますので、ちょっと今回こちらの意見の概要という形でまとめさせていただいております。  1点目の内容につきましては、番号の1から5のところの部分になりまして。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  番号の1というのは。 ○総務課公共施設再編担当主幹公共施設係長(常松 隆君)  番号、こちらに出ています。一番左の番号のところを御覧いただきたいんですが。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  はい。 ○総務課公共施設再編担当主幹公共施設係長(常松 隆君)  こちらの番号の1から5番のところまでが1点目の内容についての意見となってございます。  1点目、新庁舎整備に向けての構想案及び事務手順についてのところの部分についての。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  これ3ページのこと。 ○総務課公共施設再編担当主幹公共施設係長(常松 隆君)  今1ページのところで、そうです。資料的には3ページのところになります。すみません。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  3ページの内容についての質問がここに書いてあるんですね。 ○総務課公共施設再編担当主幹公共施設係長(常松 隆君)  はい、そうですね。3ページと4ページ。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  はい。 ○総務課公共施設再編担当主幹公共施設係長(常松 隆君)  3ページと4ページのところの部分が、この1から5のところに記載をさせていただいております。  それと、6番から11番までのところに関しましては、22ページのところの内容についての意見、質疑等の内容をまとめたところになってございます。  それと、概要のところの4ページ目が最後あるんですが、番号としては12番ということで最後出ておりますが、こちらは、この第2回の資料というようなところの部分のところで、該当する項目がなくて、第1回のところの検討委員会のところの内容からもちょっと意見をいただいた部分がありましたので、ページのところは、すみません、横棒で書かせていただいております。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  建築基準法ね。分かりますか、皆さん。 ○総務課公共施設再編担当主幹公共施設係長(常松 隆君)  すみません。あと最後になるんですが、23ページを御覧ください。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  23、はい。 ○総務課公共施設再編担当主幹公共施設係長(常松 隆君)  すみません。はい。こちらは第1回の検討委員会において、委員から質問のありました本庁舎の耐震補強後の数値についての資料を参考資料として入れさせてもらったものでございます。  説明のほうは以上となります。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  御苦労さまでした。ありがとうございました。大体皆さんよろしいですか。はい。  それでは、これより質疑に入ります。どなたか質疑のある方。  石川委員、どうぞ。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(石川則男君)  どうもそもそも論のところが引っかかっておりまして、なぜ今、検討委員会、検討するのは10年しようと20年しようと構わないと、私はじっくりやればいいと思っているんですけれども、鉄筋コンクリート工法の庁舎の寿命と耐用年数というのは、先日説明のありました平成29年3月に出されている大磯町公共施設等総合管理計画では60年というふうになっているにもかかわらず、しかも今、町では長寿命化をしきりに提案されているにもかかわらず、令和7年を目指すということは年数から言えば、令和7年はオープンなんで、そこまで使うということではないのかもしれないけれども、まだそれでも、令和7年でも庁舎は建設から54年、耐用年数の60年に満たないところで、なぜそこを目指すのかというところもしっかり説明をしないと、なかなか町民の理解というのは得られないんじゃないかなというふうに思います。  しかも、町民の身近な集会所は造りませんよなんて言いながら、庁舎は耐用年数というか、それを6年前倒しにして建て直すということの理解というのは、なかなか理解を得にくいと思っているんですが、それについて何か御意見があれば聞きたいと思います。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  すみません。ちょっと皆さんにお諮りしたいんですが、普通ちょっと立って質問するんですけど、今回は座ったままでもいいかなと思っていますけど、どうでしょうか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(石川則男君)  ええ、そのほうが、意見が言いやすくて。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  座ったままのほうが意見が言いやすい。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(石川則男君)  はい。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  やりやすい方法がいいと思いますので、特に決まってはないので、それじゃ座ったままの質疑応答といたしたいと思います。すみません。  じゃ、今の質問に対して答えをお願いします。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  ただいまのなぜそもそも本庁舎の建て替えをここでスタートするかということだと思うんですけども、基本的には、今言われたように、おおむね60年というのはコンクリート構造物の寿命と言われているものになりますけども、本庁舎の場合は、海岸にすぐ面したところにありまして、近年鉄筋等の構造体、本体のところの爆裂等によって、大分建物自体に支障が出てきている状況を見ますと、60年以上にわたって使える状況というのは、なかなか厳しいのかなというふうには思います。  全体的には、庁内検討会の報告書にあるように、現在、今、庁舎が抱えている課題として整理をしていますので、どれか一つということではなくて、総合的に判断した中で、今後建て替えが必要という判断をしておりますが、全体的に通しますと、60年近く前にできている、昭和50年代にできている大磯町の庁舎の現状の行政機能として不足をする部分がどうしても多い。  それぞれ行政事務自体は、様々な部分で増えておりますし、職員自体も当時の職員数から見ると、1.5倍ぐらいには増えておりますので、それを現行の庁舎の中で、これからも複数年継続して事業を行い続けていくことに対しては、課題が多いということから、行政機能を今後も継続して発揮できるように、庁舎の建て替えのほうを今の段階で進めていかないといけないというのが総合的な評価かというふうに思います。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  石川委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(石川則男君)  今、回答として2点上げられたと思うんですね。要は、ある意味老朽化が海に近いということで進んでいるということと、職員の人数が増えている中で、なかなか今のキャパではしんどいということの2つが上げられたと思うんですが、それについてちょっと質問したいんですが、老朽化がどういうふうにしているというのは、何を根拠にそれをされているのか、公の何かが、調査依頼というのが、調査結果というのがあるのかないのか、それと職員の人数が増えているというのは、造ったときが何人を想定して造っていて、現状が何人なのかということについて回答いただけますか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  はい、どうぞ。ちょっと名前を言ってください。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  すみません。政策総務部長の和田です。  建物の具体的な評価については、本日お配りした23ページからありますように、まず耐震状況ということでいきますと、本来自治体に求められる建物の強度から言いますと、当然耐震基準前の建築物になりますから、現行の中では、維持し続けることについては限度があると、一度町のほうとしても、対応工事ということで耐震化は図りましたけども、躯体の状況から見て、抜本的な改修に至っていないというのが現状の状況になっています。  そういったものを含めると、建物として長寿命化をこれ以上また、例えばですけど、今、五十三、四年がたっておりまして、さらにこれを十数年以上延ばすというのは、現状の耐震化からいくと、耐震自体は延ばすことはできないと、あとはただ建物の中の状況等を変えるというのはできなくはありませんが、そういった状況を見ると、建て替えのほうを進めていかざるを得ないというのが現状での判断ということかと思います。  あとちょっと人数は。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  もう一つ、職員数について。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  はい。
    ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  いいですよ。ゆっくり探して。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(石川則男君)  もしなければ、後でも結構なんですが、先ほど造られたとき。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  石川委員、ちょっと待ってね。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(石川則男君)  大丈夫。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  はい。指名してから言って。会議録を作るのにちょっと差し障りがあるので、指名してから言ってください。  はい、どうぞ。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  すみません。今ちょっと持ってはいるんですが、建設当時の資料を見ますと、その当時に、前の庁舎というのは、今の図書館のあるところに古い木造の庁舎がありまして、建築に合わせてこちらに移ってきて、今の現行の庁舎の中に職員が入ったわけですが、そのときの職員人数の調査を毎年しておりますから、移築をして、建設をして、この庁舎に入ったときの職員数を確認したところ120名程度だったかと思います。ちょっと資料を今、すみません、あれなんですけど、それが現行では、今、本庁舎自体に180名ほどの職員が入っていますから、当時の人数から比べますと、1.5倍ぐらいに職員数が増えているといったところで申し上げました。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  石川委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(石川則男君)  どうも進め方がしっくり来ないんだけれども、役場が造られたのが1971年で、それ以前に造られているのが大磯中学校の体育館だとか、大磯中学校の昇降口、大磯中学校の1号館、2号館というところがそれよりも古いタイミングで造られていると、そういう学校、中学校の施設については、今急いでやろうということではなくて、長寿命化、長寿命化ということで言われていて、大磯中学校も海側に、海に近いところにあるにもかかわらず長寿命化で、庁舎は同じように海に近いけれども、建て替えをするという、そこの整合性というのが、いまいち理解が得にくいということだと思います。  だから、そこについて明確な説明をいただきたいというふうに思います。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  部長。名前を言ってください。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  大磯中学校の1号館、2号館は、長寿命化ということは、まだ決定はしておりませんので、学校施設全体については、存続という方向性は出ております。大磯中学校については、当初予定であれば3号館の大規模改修設計を行った上で、大規模改修を進めて、平成33年ですから、令和3年以降に1、2号館、体育館については、検討を進めるということですから、長寿命化をするかしないかということではなくて、今後中学校についても検討は進めるということになっておりますので、町の役場としては建て替えの方向性を出しておりますが、まだ大磯中学校の1、2号館については、長寿命化をするのか、建て替えをするのかといった検討結果には、まだ至っていないと、今後の検討の中で決定するということでございます。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  庁舎が優先的に第一番目にやるということの明確な何か、どこで決めたのかみたいな、そういう決め方というのが分かれば答えていただきたいけれども、石川委員に対する答えとしてね。  はい。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  それは庁内検討会報告書の中でもお示しさせていただいておりますけども、庁舎の検討の経過として、報告書の中でも特別委員会が議会内に設置されて、当時から役場庁舎自体をどうするのかというお話は、平成の12年ごろにいろいろと出ております。その中でも、議会といたしましても、課題であるから、今後建て替えを行っていくべきだという答えは出ているかと思います。  そういった中で、10年程度をめどに緊急耐震を進めて、その後に建て替えのほうを進めようというのが議会からいただいた御意見でしたし、町のほうとしても、その10年間程度をもたせるための耐震工事ということで、平成14年ですか、耐震補強のほうを行っておりますので、現状は、町としてはある程度、一貫した内容として、現状建物については建て替えをすべきという御判断をいただいているものと判断はしております。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  石川委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(石川則男君)  大磯中学校は60年、耐用年数を超えたんですよ。にもかかわらず、その建て替え、存続するということの判断をしているから、それでいいという、まだ令和7年ですら54年ぐらい、今この資料から言えば46年、実際には49年、この10月14日の建設特別委員会勉強会の資料では、1971年に建設されているので49年になっています。  現状は、今言えば49年になるんだけれども、中学校は60年ですよ。RC工法について、60年が耐用年数だと言いながら、それは存続するからそれでいいと、それよりもまだ耐用年数が10年も残っている、そっちを先にするということの整合性をきちっと説明しない限り、町民は理解をできないと思いますよ。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  はい、どうぞ。 ○総務課公共施設再編担当主幹公共施設係長(常松 隆君)  総務課・常松でございます。  それと、大磯中学校の校舎の件、関係なんですが、1号館、2号館ともあれが旧耐震の建物ということで、耐震診断をした中で、耐震基準を下回っているというような状況がございましたので、ちょっと年度は、すみません、今こう出てこないんですが、耐震補強と大規模改修を1、2号館は実施をしております。  ですので、建物の維持管理、性能的なものに関しては耐震補強を行って、建物のほうの保守的、保全的なところの大規模改修というようなところもやってございますので、建物としての状態は決して悪くないというようなところで思っている状況でございます。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  石川委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(石川則男君)  であれば、本庁舎もそういう補修をすればいいじゃないですか、何で10年以上前に造ったものについては補修しているから大丈夫だと言って、その10年後に造った本庁舎は老朽化が進んでいるという、同じRC工法にもかかわらず、それを説明、明確にしているとは、私には全く理解できないし、これは町民もほとんど理解ができないと思いますよ、そういう説明では。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  部長。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  全ての建物を同じタイミングで動かしていくというのは無理がございますので、まず地震があって、耐震基準が変わった段階から、町としては、それぞれ様々な形で、この間もちょっと御質問いただきましたけども、耐震補強のほうを進めてまいりました。  緊急の安全性をまずは確保しなければいけないということで、町の公共施設については97%の耐震補強率が終了しております。今回、その後に、4年前になりまして、庁舎の再編整備ということで決めてくる中で、施設の個別計画をつくりましたというのは、それぞれの施設ごとにどうしていくのかの方向性を決めようということですので、全ての建物を関連づけてということではなくて、今置かれている状況を踏まえた中で、7つの累計ごとに合わせた中で、施設をどう今後更新していくかというところが課題だということで考えています。  ですから、学校を後とか、役場が先とかということではなくて、ライフラインについても、できるところから進めておりますし、道路や橋梁の耐震補強なども行っておりますし、それぞれ個別の計画に基づいた進行を進めてやっていこうというのが町の今の考え方になりますので、学校を置き去りにしているということでは当然ございませんので、町役場については、今の状況を考えると、大きな建物になりますし、町の中枢の建物になりますから、それぞれどういった方向性でいくかといったときに、個別計画としては建て替えをするという方針を定めました。  学校については、多くの学校が、幼児教育施設等を含めますと、6つ、7つの施設がございますから、それぞれ学校自体は存続していくものの、それぞれの学校についての考え方は、今後作成する長寿命化計画の中で定めて、個別個別に調整をしていかないと、一概にして全ての建物を建て替えるというような計画はつくれませんので、長寿命化すべきものと建て替えすべきもの、また学校については複数の建物ありますから、そういったものを個別にどうしていくかというのは、今後定めていくということになっておりますので、庁舎だけを先に進めるということではなくて、同じような形で、スタンスでは進めてまいります。  ただ、順序立てて入っていかなければいけないものもありますので、本庁舎については30年から庁内検討会を進めて、令和7年をめどに、建て替えについては進めていくというのが現在の町の考えということでございます。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  はい、どうぞ。石川さん。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(石川則男君)  全く理由になっていないんですよ。10年後に造った本庁舎を耐震補強で、旧耐震性にはクリアしていたけども、造った当時はね。それは新しく耐震基準ができたから耐震補強をしましたと、それは学校も、もちろん耐震補強をして大丈夫ですと、それは10年後に造った本庁舎を先にするということの理解というのは、全く今の説明では理解をされないと思いますよ。  もし、理解をされると思うんだったら、説明会を開いたらどうですか、10年後に造った本庁舎を先に、耐震性は両方したけれども、先にやりますと、25億になるのか、二十幾らになるか、そういう概算の金額でやりますよという説明を明確にすればいいじゃないですか。説明会を開いて、町民が理解をすると思いますか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  和田さん、どうぞ。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  あくまでも、先ほど言いましたように、個別の施設に対する計画の推進になりますので、10年前のものから順次やっていくということではありません。それぞれの施設の状況とか、今後の状況を踏まえて、例えば施設として古いものでも不要となるものもあれば、新規に造り替えをしなければいけないものもありますので、個別個別の施設の判断をせざるを得ないというのが状況でございますので、今、委員のほうからのお話でいきますと、古いものから建て替えをしない限りは、その後にできたものはしないんだということになってきますと、例えば庁舎を今後何年間、今の状況のままで維持管理を続けて、安全性が担保されるのかというところを、それもできませんし、現状の中で、災害が多く発生する中で、庁舎は庁舎としては考え方を決めなければいけませんし、それぞれの基本的な方向性を持ってすべきだと思いますので、古いものを置き去りにするということではありませんけども、同時に考えられるものは考えて、あとは事業計画の中でどういったタイミングで何をしていくのかという話かというふうに思います。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  よろしいですか。一人で30分以上になっている。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(石川則男君)  ごめん、ごめん。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  はい。なるべく皆さんに発言していただきたいので。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(石川則男君)  はい、そうですね。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  平行線のところは平行線で、すみません。じゃ、次に。  はい、どうぞ。清田さん。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(清田文雄君)  基本構想の策定のスケジュールということでちょっと気になるんですけど、これで第1回、それから第2回の検討委員会の結果が出まして、それでプロポーザルによって基本構想を策定していくということなんですけど。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  ページが分かれば言ってくれますか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(清田文雄君)  30ページ。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  第2回のほうですね。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(清田文雄君)  はい。2回のほうの。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  はい。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(清田文雄君)  それで、概要の中にも、この委員の方の中から、なるべく町民意見を取り込めるようなプロセスで今後つくり上げていっていただきたいというふうな要望もあるんですけど、その検討委員会も1回目のこのスケジュールを見ますと、来年の6月まで開かないということで、いわゆるそこで気になるんですけど、今まで新庁舎に関しては、口頭では一応知らせてきたというんですけど、それでもっと町民の方に、もうちょっと詳しい経緯とか何かを、基本構想を策定している間に何かそういう、来年の6月までまるっきりないのか、それからそういうふうな説明会を開くあれがあるのかどうか、ちょっとそれをお聞きしたいんですけど。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  和田さん。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  委員会については、主な内容は基本構想を諮問させていただいて、答申をいただくということになりますので、主要なテーマは基本構想が作成される段階で御意見をいただく内容になろうかと思います。  基本構想に御意見をいただくんですけども、前段として町の進行状況が分からないと、基本構想分かりませんので、今年度に設置をさせていただいて、町の現在の取組状況と今後の進行スケジュール、基本構想をどういうふうに作成していくかということをテーマとして、今年度はさせていただきました。  今後は入札行為に当たります町の発注業者の決定行為となりますので、そこについては通常の案件と同様に、業者選定のほうですから、進めさせていただく内容になろうかと思います。今の順番でいっても、おおむね2か月程度が必要となりますから、多分来年の1月ぐらいまでには何とか業者のほうを決定して、今後1年間をかけて基本構想を策定していくという内容になりますので、多分1月当たりに業者が決定し、契約に移行した場合でも、多分事前の調整とか、基本的な内容の確認とか、そういった内容は多分している間になかなか形として皆様に見せるとか、委員の方にとか、議会のほうにお示しできる内容が少し形として決まるまでには、ある程度の日数は必要になろうかと思いますので、前回のお話の中では、今年度ではなくて、来年度以降に開催して、基本構想の例えばたたき台というか、素案の前の段階のようなものから進めていきたいということで、来年の開催ということでさせていただいておりますので、いずれにしても、町民の策定委員会の方、また議会特別委員会、それと町民の方への周知という形になりますと、何も形が見えないうちにというわけにもなかなかいきませんので、多分来年度に入りました中で、そういった御意見をいただく機会をつくっていくということになろうかと思います。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  清田委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(清田文雄君)  正式な基本構想の策定というのは、令和4年度になるんですか、これ3月ということになるんですけど、その間に、いわゆる基本構想案とか、そういうものが我々に示されると、また我々ほかに、また町民等のほうにそういうものが示されるということなんですか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  和田さん。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  多分基本構想の案というのは、ほぼほぼ諮問をする段階になりますから、ある程度一般の方にお出しできる段階の前段階という形になろうかと思います。  ただ、基本構想を策定していく中で、素案的な内容がまず出ていかないといけなくなりますから、そういったものについては議会のほうにお示しするとか、また基本構想等の委員会のほうで御意見いただいていかなければいけませんので、パブリックコメント等も行っていく予定でありますから、今のでいくと、他の計画にもあるような、まず素案の作成に向けた手続を順次進めていって、軟らかいうちに御意見をいただいた中で、案まで何とかつくり上げたい。  でも、それを進めていきますと、来年おおむね1月か2月ぐらいに発注して、令和4年の3月までの策定を目指す形になりますので、来年の前半あたりで、そういったたたき台の作成を進めて、後半のところで案に移行する段階で、町民の方へ周知をするとか、パブリックコメントをいただくとか、そういった形を得て、最終的には諮問、答申をさせていただいて、案を決定していただいて、そこは案までの決定になりますから、その後に町としての基本構想をまた議会等にお示しした中で決定をしていくという形になろうかというふうに思います。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  よろしいですか。  はい、どうぞ。清田委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(清田文雄君)  基本構想というのは、この厚木市とか開成町を見ますと、ほぼほぼ、いわゆる新庁舎の概要とか何かが分かるような基本構想になっているんですけど、これが来年、再来年になって、町民に示されるということではなくて、その前に一応まだそういうふうな段階を踏まえて、住民に対してのパブリックコメントとか、それから住民に対して意見を聞くというふうな、そういう機会が当然あるということでよろしいんですね、じゃ。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  和田さん。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  例えばですけど、2番のほうの資料の22ページを。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  2番。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  はい。予定提案事項という資料の5になります。これは提案事項になりますから、具体的に事業者を評価するポイントとして、業者さんがどういうことを具体的に提案していただけるかということを書くんですが、提案の2で、災害に対応する庁舎についてというのがあります。これ多分どこの役所も同じような提案内容を求めたかと思うんですが、例えばそれで見ますと、18ページに開成町さんの基本構想がございます。  1点目が、安心・安全の庁舎という形で。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  ちょっと待って。皆さん分かりますか、ページ。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  になりますので、多分提案した事項に対して具体的な提案をいただいて、事業者選定をしていた中で、提案理由を踏まえた中で、ある程度形というものを基本構想でつくり上げていくんだと思います。  ここまで決めておかないと、この後の具体的な設計に入れないという形になりますので、まだ基本構想は設計移行前の、町としてはどういう建物を建てるかという段階になりますから、この辺を決定するというのが一番大事な作業かと思いますので、町としてはここに行く前、まずはお示しするということと御意見をいただくということはしていかないといけないというふうに考えてございます。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  清田委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(清田文雄君)  今日のこの委員会、協議会の前にいろいろな、いわゆるネットなんですけど、各自治体のいわゆる新庁舎建設前のそういうふうな過程をみていると、基本構想を策定するにはパブコメとか、それからいろいろな町民説明会とか、議会、それから庁舎建設委員会等をやっておりますので、十分そういうふうな機会を、来年になると思うんですけど、設けていただきたいと思います。いかがですか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  和田さん。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  資料1の30ページに基本構想の策定スケジュールということで、委員会にもお示しをさせていただいておりますけども、今の状況は、令和2年の11月ぐらいで公告をこれからしていこうという段階になります。  来年になりますと、その事業者の方向で、ある程度素案的なものは、夏前ぐらいには出来上がるかと思いますので、そういったところを受けて、当然行政庁舎になりますので、職員へのアンケート、また町民の方の意見とか、意見交換会のようなものができれば、そういったものを経て、最終的には、案についてはパブコメを行った上で決定をしていきたいというふうに考えてございます。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(清田文雄君)  なるべく丁寧な説明、石川委員のほうの、そういうふうに新庁舎の建設に対して安易に賛成できない町民の方もいらっしゃるかもしれないので、丁寧な説明をしていただきたいと思います。  以上です。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  よろしいですか。案をつくる前にも町民の意見とか、いろんなものを聞く機会があって、それで案ができる、その後、計画になっていくという移行の、その一番大事なプロセスをちゃんとやっていただきたいということでよろしいですか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(清田文雄君)  はい。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  じゃ、次の方。吉川委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(吉川 諭君)  吉川諭です。幾つかお聞きしたいと思うんですけれども、まず平成12年の経緯から、本庁舎を建てるということに関して議論があったということは理解をいたします。  そして、平成12年、13年で耐震の補強工事をして、一応の耐震性は確保しているということで、まずこれ確認なんですけども、本日いただいた資料の一番最後の25ページですか、こちらで一番最後の耐震補強前と補強後のIs値(構造耐震指標)ということで一覧があります。  これで、補強後に5階のところで、工事前にX方向1.76、Y方向1.72だったものが、工事後にX方向が0.847、Y方向が0.832というふうに下がっていると、これちょっとすごく気になったんですけれども、ちょっと資料の確認ということで、これどういうことか説明していただいてもよろしいでしょうか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  はい、どうぞ。常松さん。 ○総務課公共施設再編担当主幹公共施設係長(常松 隆君)  総務課・常松、お答えいたします。  こちらは計算過程の違いというようなところで、こういうふうな数値が出てくるというようなところで、当時の資料のほうには記載がされています。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  計算過程。 ○総務課公共施設再編担当主幹公共施設係長(常松 隆君)  数値上にIs値が下がることによって、建物上に問題があるということではなくて、あくまでも計算上の数値というようなところの部分で、そういうふうなところの報告が出てきております。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  分かりますか、そんなので。もうちょっと何か説明ないの。和田さん。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  多分、前の建物は、委員会でもちょっと専門家の方からお話しあったんですけど、同じ建物の上に大きな高さを持った議会棟が乗っかっている関係で、建物のぐらつきというんですか、強度自体に偏りがあるというんですか、正しい建物全体としての強度が担保されていないというお話がありました。  通常0.6以上あればいいわけですから、5階に1.7を超えるような強度を持たせる、逆に言うと、必要がないということだと思います。建物ですから、同じような強度を持つ建物なのか、下のほうが強くて、上のほうになるのかということですから、当然建物の耐震強度を指標として分散してきたわけですから、上が下がる。逆に言ったら下がっていかないと、建物としての各階の強度は上がっても、建物としてのバランスがよろしくないということですので、全体的にそれを調整するために耐震指標をつくってやっているわけですから、逆に言うと、5階のところを避けて、建物としてバランスの取れた指標を持つ建物にするためにはどうするかということで、下のほうの強度を高くして、逆に言うと、全体としての見方ですから、上のほうが下がったというような形だと思うので、耐震性がなくなったとか、そうではなくて、建物全体として耐震性がこれで担保されているということかと思います。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  吉川委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(吉川 諭君)  ちょっと確かなことが分からないので、もちろん専門的なことなので、すぐにこうやって質問をしてお答えいただくのは難しいと思うんですけども、ただ、この耐震指標というのは、すごく大切な指標で、今回建て替えを急ぐ大きな理由の一つにもなっているものだと思いますので、そういう質問に対しても、ちょっと下がった理由というのが総体的に下がったんだという説明で、この耐震工事、ブレース20か所、RC壁の増設8か所、スリット窓の閉塞8か所、構造スリット1か所という、この工事で1から4階までの耐震性が上がったが、5階は下がっているというのは、それは上げたために下がったのか、下げることを何かしたのかといったところも説明をちょっとしていただきたいなと思うんですけども。
    ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  分からない。  はい。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  下げることをしたんではなくて、下のほうが上がったから、上が下がったというようなことだと思います。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  吉川委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(吉川 諭君)  それと、次のその下の参考というところで、大磯町が所有する公共建築物の耐震化状況ということで、108施設中、105施設が耐震化になっていて、耐震化率は97.2%と、先ほども言われていたんですけど、この耐震化率、97.2%の中に、この本庁舎は入っているんですか、入っていないんですか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  和田さん。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  3つの施設の耐震化が終わっておりません。1つが本庁舎になります。終わっていないというか、数値としてクリアできていないということになりますが、1つが本庁舎、もう一つが美化センターのし尿処理棟、それと美化センターの事務棟、この3つが耐震補強のほうが終了していないという形になります。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  吉川委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(吉川 諭君)  じゃ、本庁舎については耐震化工事をしたにもかかわらず、当時は0.5以上を目指すということで、この基準をクリアしていないという状況で、それもちょっとおかしな話というか、不思議だなと思うんですけれども、じゃ入っていないということで理解をいたしました。  それで、先ほど石川委員も言われていたんですけれども、私、本庁舎自体は長い議論があるというか、話がある中で、もちろん行く行くは建て替えが必要とは思うんですけれども、本当にここまで前のめりになって急ぐ必要があるのかといったところで、どこまで町民の納得が得られるのかなというのは疑問に思うところです。  中でも、個別化施設計画をつくられたときに、全部耐用年数ということを一つ基準にして計画をつくられたと思うんですけれども、具体的な、例えば施設の老朽化というものを町内の全施設確認するというような作業というのは、個別化施設計画をつくった際にはあったんでしょうか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  和田さん。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  老朽化自体は築年数で見ますので、築年数としては見ています。建物の強度がどうかというと、耐震性でしか見ようがないので、耐震性が担保されているかどうかという形になりますから、それ以外に建物の健全性みたいな形の調査は特段行ってはおりません。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  吉川委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(吉川 諭君)  老朽化というのは耐用年数で見るということだったんですけども、そうしますと、今回一般質問でも、町内の各教育施設をこれから老朽化の確認をして長寿命化計画をつくるというふうに教育委員会のほうも答弁されていたと思うんですが、それは、じゃ耐用年数は全ての施設で把握しているので、それ以上、老朽化のチェックってしようがないということですよね。  そうすると、結局どの指標を使って、町内の公共施設の全体を把握して、比較検討して、優先順位をつけていくのかという、そういう具体的な作業ってやりようがないということになると思うんですけど、その辺りちょっとどういうふうにお考えなのかというのをお聞かせください。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  和田さん。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  今お話ししたのは、多分建物全体の健全度ということだと思うので、それは長寿命化の中で、教育施設についても行っていく予定でいます。老朽化というのは、築年数で見ますし、築年数が長くても、健全度が保てていれば、長寿命化にある程度方向ができるんでしょうし、例えば短くても健全性が保たれていなければ、建て替えをするのかどうかという判断になるかと思うので、それは今度の、例えば教育施設については長寿命化計画の中で築年数は分かるわけですから、経過年数は出ています。建物として何十年たったというのは出ています。  耐震性がどうかと言われると、学校施設は一時、耐震性は全部担保、今されていますから、問題はございません。あとは使われている状況とか、設置されている場所の状況とかを踏まえた中で、耐用年数に対しての建物の健全性が担保できるかどうかというところを見ないと、長寿命化をするのか、建て替えをするのかという判断になりませんから、それは長寿命化計画の中で、健全性の調査をして、個々の施設についてどういったような形を取るのかというのは、これから教育施設については調べていくというのがこの間言った、答弁になった方法かと思います。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  吉川委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(吉川 諭君)  じゃ、そうしますと、耐用年数でもなく、耐震化の指標でもなく、健全度というのはどういう調査になって、どこを見るんですか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  和田さん。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  すみません。細かくは、健全度のその出し方というのは私も分かりませんが、そういったものを専門的に出していただくものをこれからやっていくと、進めていくということかと思います。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  吉川委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(吉川 諭君)  そうしますと、逆に現庁舎の健全度っていうものを把握されているんですか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  和田さん。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  健全度という形では調査はしておりませんが、ここでやっぱり爆裂等で中の配筋が塩によってさびて広がることでコンクリートのガイドを破損させて落下するような状況がずっと続いておりまして、そういったものから見ると建物の中なんで、例えばよくあるのはコアで抜いて、中に入っている配筋が例えばさびているかさびていないかとかそういった調査をして、多分健全度とかっていうのを調べていくんだと思いますけれども、庁舎についてはそういった状況を調べていっても大分塩による、塩害による状況が進んでいまして、毎年のように一部をわざと落として穴埋めするというような状況をしておりますから、やはり耐震性についてというか健全度については大分悪くなってきている状況ではないかというふうには考えております。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  吉川委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(吉川 諭君)  じゃあ、どちらにしろ今の状況で、まだ健全度にしろ、老朽具合にしろ、きちんとした調査はもったいないからしないというか、まだしていないという状況というふうに理解をしました。  それと、私はどうしてこういうふうなことを質問させていただくかというと、やはり新庁舎をどういうふうに決めるかという、今委員会のほうでいろんなプロポーザルの話が進んでいるんですけれど、この庁舎がどれだけ使えるかという議論も同じぐらい大事だと思っています。  さらに、新庁舎は当然のように保健センターも含んで新しい庁舎の計画が進んでいるわけなんですけれども、保健センターに関しては1982年の完成で、まだ38年しか経っていないわけです。やはり公共施設の再編基本方針の中でも、また、総合管理計画の中でも、できるだけ町内の、町の中の公共施設を長く使っていこうという、やっぱりその方針っていうのはすごくあるわけで、そこに対して、この保健センターも一緒にたて壊して建て直すんだというところに対して、どういうふうに説明を町民に対してできるのかなっていうのは、すごく大きなクエスチョンというか、懸念をするわけなんですけれども、この点に関しては、町としてはどのように説明をされるおつもりでしょうか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  和田さん。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  どれだけ庁舎が使えるかというような御質問ですけど、実際にここの中に200人近い職員が業務を行っておりまして、東日本大震災の時でも大分大きく揺れを感じたような状況でした。職員については、庁舎も大事ですけど職員については災害が起こった場合には災害対応をしていかなければいけないわけですから、万が一職員に被害が及んだ場合には町の災害対応全体が止まってしまう形になるわけで、そういったリスクを今の現状の災害発生状況を見るとどこまで置いとくかっていうことの判断は当然しないといけないものだと思います。耐震性が0.6に近いんだから一気につぶれることはないだろうということはあっても、被害がないということでは当然ないので、その場合に災害対応に当たる職員や資機材等に対して、被害が起きた場合には止まってしまうわけですから、そういったリスクをなるべく早期にやっぱり改善をしていく方法というのは考えなければいけないのかなっていうのも私としては思いますし。そういったことを考えると長期的に考えると建て替えをやっぱり検討していかないといけないというのが前回での協議の内容だったかと思いますので、それを踏襲した中で進めていくべきなのかなというふうには思います。  それとあと、保健センターをなぜやるかということですけれども、当然二つ建物があれば設備は二つ要りますし、一つでよいものが空調にしても衛生設備にしても2個なければいけませんから、あとはまあ利用者の方のワンストップというのが今言われている中でいきますと、例えばですけど、近いとは言いつつも保健センターの1階から一つ上がって役場に行く時に子育て等で行きますと、また来なければいけないということになれば、当然やっぱり利便性を考えて施設を考えると、一つにできる機会があればやはり一つにしていく。もともと多分一つの建物で済んでいたものです。  保健センターというのは、センター機能を建てるために造った物ですので附属棟のようなイメージだったんですが、最初、いろんな課がちょっとずつ移動したりして現状になっているんですけれども、行政事務は増えてきましたので、現在建物を分けて運用しなければいけないような状況になっているだけなので、本来は特化した課だけがあの中に入る予定だったものが、一時は経済のほうが入ったりとかいろんな形で変遷していますから、やはり庁舎機能の複合化というか統一化は図るべきかとは思いますので、保健センターについても必要な敷地内になりますから、それから考えますとやはり併せた形で建て替えをすべきなのかなと。  仮に建物を残しても機能自体はやっぱり本庁舎のほうに移行すべきだとは思います。例えばですけど、建物を残したからといって保健窓口のほうはあそこのままに置いとくということではなくて、新たに設置される庁舎に統合されるべきものだと思いますので、そうしますと設備を二重に投資していかなければいけない状況を考えますと、やはり一括して建て替えのほうが進められるのであれば進めるべきなのかなというのが庁内検討会での判断ということでございます。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  どうぞ。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(吉川 諭君)  そういうことなんですけど、例えば大磯中学校も先程出ていましたけれど、3号館だけが少し若い建物ということで、例えば、じゃあ、1号館、2号館、体育館を建て替えるといった時に、3号館が若いから、若いけれども一緒に建て壊すことになるかっていうとやはりそうはならないと思うんですよ。そういうところで、学校の教育施設と庁舎は違うというふうに先程からおっしゃってはいるんですけれども、きちんと統一的な見解というか、納得できるような筋が通っているかどうかっていうのは私はすごい大事だと思います。  質問は以上です。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  常松さん、どうぞ。 ○総務課公共施設再編担当主幹公共施設係長(常松 隆君)  今、総務課・常松です。  先ほど部長のほうから保健センターの関係のちょっとお話があったんですが、もう一つ、保健センターの建物の建っている高さです、保健センターの1階部分がちょうど本庁舎の地下部分に当たるということで一層階保健センターが低い位置になります。そうすると本庁舎の中でも問題にはなっているのが、津波というようなところに被害を考えると、保健センターが想定の高さの所にきますので、そういったところのやっぱり職員、それからそれを利用する町民の安全性を考えた中でも、今の位置から高い位置にというようなところの部分を考えていく中で、本庁舎の中で複合化をして保健センターも取組んでいこうというようなところの部分が1点ございます。  以上でございます。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  休憩しようか。よろしい。  じゃあ、暫時休憩します。25分からにしたいと思いますので、よろしくお願いします。  (午前 11時08分)  休憩  (午前 11時25分)  再開 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  休憩を閉じて再開します。  鈴木委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(鈴木たまよ君)  では、質問させていただきます。  お金のことなんですけれども、この第1回のほうの議事録のほう、18ページから19ページにかけてなんですが、一応今概算事業費として大体25億から26億くらいかかるというふうに書いてありますけれども、その下の留意事項の所に津波のシミュレーションとか、それからの新庁舎のネットワークサーバー、あと再生可能エネルギーの導入とか、あとまあその他もろもろで、みんなここの4件って増額の可能性がありますというふうに書いてあるんです。  それで、19ページのそれに続いて財源の確保のところにも、今現在だと基金自体が5億2,700万しかないと。まあ恐らくこれ25億、26億かかるって今の概算にはありますけれども、実際には多分これ以上にかかってくる可能性も大いに考えられるわけで、この財源の確保ですよね。やっぱり増えていくと、町民サービスのほうがどんどん減っていくんじゃないか、余り充実してもらえないんじゃないかっていう懸念もあると思うし。あと、やはり中学校給食の問題とか、先ほど何人かの委員からも出ましたけれども中学校のほうの今後の方向性ですよね、そういったものもやはり懸念される中で、私は本庁舎は建て替えに賛成なんですけれども、やはりまず財源の確保ですよね。あとやっぱり町民サービスの低下とか、そのほかの公共施設の関連性というのも同時に考えていかないと、なかなか本庁舎にこんなにお金かけていいんだろうかっていう話にもなってくると思うんですが、この財源の確保のところにも交付金・補助金の活用も検討して確保に努めますというふうにあるんですが、具体的に今どのように考えていますか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  部長。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  この報告書まとめた当時は、基金の残高が令和2年3月末で5億2,700万っていうことでした。直近で言いますと、今年度末の基金の残高が8億3,000万円ほどとなります。建設事業に入る想定が、仮にですけど、6、7ぐらいに来るとすると、あと令和3年、4年、5年程度の積立ての期間が確保できるのかなと思います。  財源としては、コロナ禍もありますから厳しい状況なので、今までの積立てが確保できるかどうかというのは厳しいですけれども、そうやって考えますとおおむね10億ぐらい基金としては積み上げが可能ではないかというふうに考えています。そうしますと全体の、当初は3分の1程度という見込みでしたけれども、ある程度、半分には届きませんがある程度の財源確保はまずできるかなと思います。  それと、この場合に当然町債等を活用しないといけないんですが、建設事業債のように長期的な投資事業であれば現在の世代への全ての負担という形は当然とれませんので、先々の方にもその負担を担っていただくっていう考え方になりますから、町債の活用は当然していかなければいけないものと思います。  そのほかにも、そういった借入れ部分を減らすための工夫としては補助金とか交付金の活用を図るということですが、3年から4年先になりますので既存の補助制度があるかどうかも分かりませんし、その時に活用できるものがなくなっているかもしれませんので、それは建設に入る時、また、計画を定めるときに例えば活用できる補助金があって何かをプラスアルファすることで補助がもらえるということであれば、そういった補助をもらえる策として検討しないといけないというふうには考えています。  いずれにしても庁舎を造るだけで多くのお金をかけてしまいますから、その分が、一般財源は使わない予定でおりますので、基金プラス補助金・交付金プラス町債といった形になりますので、一般財源が枯渇することでほかへの影響はないと思いますが、ただ、町債を借りるということは町の財源をこう首絞める形になりますので、他の事業に回す財源ということになりますが、幸いなことに公共施設整備基金も一時の積立額から大分増えてまいりまして6億円近くなっておりますので、大きな建物の建て替え等が入った場合には当然同じような考え方をしないといけませんが、長寿命化等によって修繕をしていくとか、計画的に保守・保全を考えるという場合には、公共施設整備基金を活用して、他の公共施設についても同じように個別計画に定めるような方向性をとれるように財源の確保を図りつつ、配分をしながら行っていきたいというふうに考えております。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  鈴木委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(鈴木たまよ君)  その流れというのは分かるんですけれども、例えば公共施設のほうの今これからいろいろ検討して今後いろんな施設を複合化、統合するのかとかそういった問題もあると思うんです。やはりそういった問題をある程度解決というか、方向性を決めてから、そういったところから生まれてくる今維持管理にかかっているお金等をこちらのほうに回すとか、そういったスキームっていうか、そういった部分がもう少し見えてこないと、あの施設はどうなるんだっていうすごく混乱もあると考えられるんです。しっかりその辺りの整理ですよね。  公共施設これからどうするのかっていうところも含めながら、本庁舎のほうに持ってくるものは持ってきて、それから余り使われてない所に関してはほかの施設と一緒にしていくとか、そういったところの整理をしながら本庁舎のほうと同時に進行していかないと、この公共施設の一覧を見ても今後やはりどんどん施設自体が老朽化すれば、それにかかる改修費等が膨らんでいくことは当然のことなので、そこの辺りは今後の進捗、今後どのように進めていくんですけど、いくんでしょうかっていうのは、やはりばらばらに年数があっちこっち書いてあったりして、とても想像しづらい部分もあるので、その辺りの兼ね合いはどうなんですか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  部長。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  100以上の施設がありますから、例えばですけど、それを全て何年に何をするとかっていうのを決めて財源確保を図ると、多分、町として財源は不足する事態にならざるを得ないかと思います。その辺を含めると建て替えすべき物と長寿命化を図る物と、現状をなるべく悪くしないために計画保全かける物を分けていかなければいけませんので、それをこう定めたのが第1期の個別計画になりますから、そういった形の中で計画は進めるということは、計画の中に記載はさせていただいております。  ただ、町の施設になりますと、町が一方的に決めるというよりも利用されている団体とか町民の方との意見をこうコンセンサスを得ながら進めないといけないものがありますので、それが全てそろうのを待っておりますと全体的に事業は進んでいかないので、総合計画の中の事業計画として定められたものから順次進めていくと。  ただ、今言ったように大きなものを先にやり過ぎちゃって小さい物が残ったりとか、次のものがなくなったりするといけないので長期計画で総合計画定めますから、5年間ぐらいの中で3年度分の実施計画を定めて事業を図っていく中で、例えば3年後にこういった施設が入ってくるというのも当然事業計画としては出てきますので、その場合には例えば早くする遅くする、そういった調整は必要かと思いますけれども、全体計画は総合計画の中で管理をしながら進める。  ただ、個別の施設をどうするかという方向性については個別計画で定めて、それである程度方向が決まったものについては、総合計画に事業として提出していただいて、財源を確保して事業を実施するという順番になりますので、確かに今言う100以上の施設が全て計画的にできればいいですが、例えばですけど、全てをやっていく場合には財源確保をどうするかっていう大きな問題出てきますので、中長期的な見方はしますけれども、基本的には個別計画も10年計画の3期を前期・後期の5か年ずつで区切って進めるという形になっていますから、基本的には5か年を一つの期間として見て、その中で進めていくという形で考えていかなければいけないというふうに思います。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  鈴木委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(鈴木たまよ君)  先程お話の中にもあったように足りない分は起債を、これからの方たちにも負担をしていただくような形になるということだったんですけれども、やはり新庁舎を今後どのようにやっぱり運用していくかということにも大きく関わってくると思うんです。  庁舎で起債を先程半分ぐらい、13億とか14億、もっとなるかもしれませんけれども、そのほかにもやはり今後大きな改修工事とか、また建て替え等で起債をする可能性というのはやはり否定も出来ませんし、あとこういった、これから人口減少していく中、そしてまた今回のように、こういったコロナのような問題があった場合に、税金のほうの収入というかそれ自体も減っていくと、やはり今までの分の借金を返しながら、かつ新しくこうまた町債というか借金を作りっていうことをしていると、やはり将来的、今の子供たちとか、これから大磯に住む方たちへのやっぱり負担というのがどんどん増えていくような気がしてならないんです。やはり少しやっぱり軽くかなりしていかないと、そういったどんどん借金ばかりが膨らんでいってしまうっていうことは当たり前のような私は心配だと思いますので、その辺りはどうなんでしょうか、町のほうとしてはきちんと返済に充てる分とか、今後減収を見込んだ中でのそういった返済計画等に全く支障がなく、最低限でも現在の町民サービスを確保しながら今後町の財源というものを運用していくっていう、そういったきちんとした構想というか、そういうものがきちんとあるんでしょうか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  部長。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  今言われた内容は、現行でもありますけれども、総合計画に基づいて財政推計を出しておりますし、財政推計をここで新しく総合計画切り替えになりますから、今後5か年間の財政推計も現在作成中なんで、財源、入りと出ですね、財源については総合計画の中で明示はしております。これからもしてまいります。  それと借りたお金の返済ですけれども、こちらも予算の時には公債費推計という形で、今ほぼほぼ大きな借金であった運動公園がほぼ終わりになります。あとは現状、下水道に関わるものと、建設事業債ありますけれども、町の借金の大きなものはやはり、臨時財政対策債で本来は国が交付税として自治体に配るべきものを町の借金としている部分になりますので、そういったものについては交付税措置で元利含めて国のほうから補助が来ますので、実質的な償還が幾らあるかという部分になるかと思いますけれども、そういったところは公債費推計の中でしっかり見ながら、ピークがあって返済が進んでいけば、また各補正になってきますんで、そういったところは長期に出して、財政推計については今後5か年間、公債費推計についても10年間ぐらい見据えた中で出しておりますので、当然借りなきゃいけない時に公債費推計とかを見ずに借りているわけではありませんから、どこでピークが来るんで、例えば借り入れを抑えるとか、一般会計からの持ち出しを多くして借入れを少なくするとかいうところは今までどおり進めていく予定でおります。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  鈴木委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(鈴木たまよ君)  今お話がありました、臨財債に関しても私も正直かなり心配はしているんです。臨財債自体が返ってくるかもしれませんけど、あれもあくまで国税ですし、実際、国にお金がないんであれば国はそれを今後どうやって返していくかっていう、そういった懸念も持っていますので、例えば臨財債を返すために国は国税を上げてくる、消費税として上げてくるっていうことも十分考えられますので、やはりそういった心配というのを、国からもらえるからいいんではなくて、やはり私は基本的にできるだけ町の税収の中でやりくりしていくっていうことが基本だと思っていますので、そういったことを含めてやっぱり今後高齢化社会が進んでいけば当然やはり税金自体は減って、税金の収入は減っていくわけなので、その辺りをきちんと踏まえた中でのこういった財源の確保を考えていっていただきたいというふうに思います。  以上です。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  よろしいですか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(鈴木たまよ君)  はい。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  じゃあ次は、二宮委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(二宮加寿子君)  先ほど来、皆様が、ほかの委員が言われている内容とかぶるところもあるかと思いますが、こちらの委員会のほうの検討委員会というか、のほうの傍聴も2回させていただいています。ちょっとその中で気になるっていうか、委員さんのほうからの御意見として、先程の遷宮方式っていうんですか、それがいいっていうふうに思う方もいらっしゃるっていうことなんですが、この30年から50年っていう建物スパンとしては短いけど、この方式でやっていくっていうところを、町側が大きく出していったものなのか、そこら辺も教えてください。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  今日の差し替えたこのところに入っていますね、皆さんからの意見。じゃあ、和田さん。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  多分、イメージが式年遷宮方式っていう言葉が出てしまったために、ちょっとこう取られ方が大分委員さんからもここは御意見いただきまして、十分な広さのない敷地なので使うべきところとその他の部分っていうのをしっかりと区域決定した中で使わなければいけないという意識を当然持って進めなければいけませんので、例えば建物を幾つか散りばめてしまったために敷地全体の使い方が悪くなるということではなくて、例えばですけど、庁舎なんかだと庁舎敷地が例えばあれば、津波の場合は別にしても例えば大きな災害があった場合にそういった仮の使い方とかも出来るわけですから、さまざまな使い方含めた中で、後ろにあるように敷地、外構を計画的に配置して建物全体を配置しようということで、多分将来的にはずっと持つっていうことはありませんので、いずれかには建て替えをした時に、庁舎を建て替えするっていう場合に、通常、建て替えする場所がなければ仮設庁舎をどこかに用意をして建物をやるとかという形になりますので、そういったことがないように、なかなか建物を造るっていう財源のほかに長期間にわたって職員を含めた行政機能全体をどこかに持っていくっていうのはかなりの大きな負担になりますから、そういったことがないように敷地計画をっていうのが、たまたま言葉としてこういう言葉で表してしまったので、外部委員会の中でもいろいろ御意見いただきましたから、その辺は少し、町側の意図が伝わるような形に改めて検討していきたいなというふうに思います。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  二宮委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(二宮加寿子君)  2回目のほうで、最終的に4ページのところの12番です、基準法48条の制限がかかっているけれども、問題がないんですかっていう、庁舎の建て替えということで公益上必要な建物であればできるっていうもの、お墨つきっていうんですか、そういうのも出たかと思うんですが、そこら辺の関係も教えてください。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  どうぞ。 ○総務課公共施設再編担当主幹公共施設係長(常松 隆君)  総務課・常松です。  法規制上の問題は、町のほうの検討委員会の報告書の中でも触れさせていただいたんですが、進めていく上では手続を踏んで許可を取ってということが必要になってくるというようなところの中で報告書の中でもうたわせております。その関係をこちらの第2回のところでも、建築の専門の委員さんからもそういったところでお話をいただけたというようなところの状況でございます。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  二宮委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(二宮加寿子君)  とにかく検討委員会でいろんな意見が出されていまして、町民の周知とかアイデアなんかもしっかりと取り入れていただける方向でやったほうがよろしくないですかっていうことで、要は今この庁舎の建て替えに関して動いているっていうことを町民にまず知らせる必要も、知らない方もいらっしゃるので、そういうこともしっかりと分かるような説明というんですか、周知をしていってほしいっていうふうに言われていましたが、そこら辺は今後スケジュールも出ていますが、細かくほかのやり方で知らしめる方向っていうんですか、そういうのっていうのは考えられているんでしょうか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  どうぞ。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。
     議会に今年度予算のお認めいただいて、これから基本構想等の作業に入っていくわけですが、当然出来上がってっていう、急に出すっていうわけにもいかないかと思いますので、事業者のほうが決まって、町がこういう計画を持って動き始めていますっていうのは、いずれかの段階では周知していかなければいけないかなというふうには思います。  ただ、今の段階はあくまでも内部検討が終わって外部の方に御意見をいただき初めの段階になりますから、新たにそれが具体化されるとなりますと、業務の委託が発注されるとか、そういった段階になろうかと思いますので、そういったものを受けてお話のほうはしていかなければなというふうに思います。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  二宮委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(二宮加寿子君)  事業の指標としてはプロポーザル方式を用いていくっていうふうになっていますが、今言った町民の皆様に知らせていくっていうのはいつ頃を考えて、予定も出ていますけれども、どのくらいの時期に。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  どうぞ。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  具体的にいつというのはないですが、業務発注後にそのちょっとタイミングを見ながらお知らせのほうはしていこうかなと。  あと問題は記事の中身になろうかと思いますので、その辺がどこまで公表できる内容が出てくるかっていう形になりますので、まあ余り遅くならない段階でこういった事業を進めますということをお知らせしたいというふうには思っております。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  二宮委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(二宮加寿子君)  参考資料の中に厚木市と開成町の参考資料が載っていましたが、特に開成のほうでZEBでの対応っていうふうに入っていましたが、そういうことはこちら町側から出すというよりは事業者さんのほうの提案の中に入れていただくっていう、そういう考え、ちょっと個人的な意見なんですけれども、そこら辺どんなところなんでしょうか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  和田さん。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  環境配慮っていうのは、今、国のほうでも法律とかできて進んでいる内容になりますし、たまたま開成町さんが庁舎としてZEBを入れたという話でありましたので、そういった先進的な環境配慮型の技術ということで入れておりますが、これも補助とか何かも当然係る費用が出てきますので、補助制度等がしっかりとされていれば町としても取組むべき内容かなと思いますが、ちょっと今の段階でどういった形が業者から提案されるかは分かりませんので、そういった中で有効な取組事例を提案として出される事業者がいればそこは考えていく。それは業者だけじゃありませんし、町のほうとしてもそういうのがあれば考えていきたいなというふうには思います。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  二宮さん。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(二宮加寿子君)  今後、長期的に使っていく施設になってくると思いますし、また再度いろんな個別計画とかもありますので、しっかりとこういう環境に配慮したもので、自力でエネルギー等もできるように進めていってほしいと思います。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  どうぞ。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  何度かお答えさせていただいているんですけれども、先進的な技術については、やはり投資する費用も必要となってまいりますので、投資と採算のバランスを見た中で、全体予算の中で取り込めるものがあったらしていきたいっていうのと、国のほうでもそういった取組がされていますので、先進的な取組をすることでそういった補助が頂けるものがあればそういうものは積極的に検討していきたいというふうに思います。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  よろしいですか。  じゃあ、玉虫さん。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(玉虫志保実君)  第2回の新庁舎整備基本計画のほうの資料1についてなんですけれど、大磯町、3ページの大磯町新庁舎整備に向けての構想案仮っていうのがあるんですけれど、これは委員会にも出ていたんですけど、これっていうのは町が考えていることと理解していいんですか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  和田さん。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  大磯町新庁舎整備に向けての構想案というやつですよね。これはさっき常松から言ったように町の建物を、新庁舎を造るに当たっての重要な部分というか、ぜひともこうしていきたいというコンセプトになろうかと思いますので、こういった概念とか基本的な考え方を大磯町は持っている中で、先ほど言った評価の対象という提案を考えてほしいと。だから提案事項にだけ回答してほしいっていうことではなくて、こういったバックボーンはちゃんと町として持っているんですよっていうのを御理解していただいた上で提案をしていただくと、また提案の内容が一段階グレードアップするのかなということで出させていただいているものになります。ここについても委員会でも大分御意見いただきましたから、当然また今日の委員会での、特別委員会での御意見も踏まえた中で検討はまたいたしますが、そういった中で設定をしてきたいというふうに思います。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  玉虫委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(玉虫志保実君)  1番目に町民のための庁舎を、町民ファーストのオープンな多目的空間化っていうのがあるんですけれど、では現在の庁舎っていうのは町民のための庁舎にはなっていないという御判断なんでしょうか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  どうぞ。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  先程言ったように、新庁舎整備に向けてのコンセプトですから、意味がどうこうとかということではなくて、新しい庁舎を造るに当たっての町としての基本的な考え方、構想として持っているものということですから、今がどうこうということは特に思っていません。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  玉虫委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(玉虫志保実君)  今はどうこうっていうことではないということだったんですけれど、3番目の職員にとっても効率よく働ける機能環境空間の創出っていうところをもし例に挙げるのであれば、今が働きにくいというのがあって、さらに働きやすいものを求めるのだと思うんですけれど、それであるならば町としてこういう導線で働きたいとか、そういうこうだったらいいっていうようなアイデアが、要するに業者に提案する前にいろいろ資料として持っているべきではないかと思うんですけど、それについて現在はどうかで、今後どうするのかを教えてください。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  和田さん。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  それを逆に言うと示してしまったら提案をもらう意味がないので、町としてはこういったものを基本的なコンセプトとして事業者を選定するに当たって提案をしてほしいというのが今のオーダーになりますから、当然その中で業者が選定されれば、庁内検討会報告書でもあるように課題はもう抽出し終わっていますから、それに従って事業者と今後構想を作るための協議に入るっていうこと、先程も言いましたように、これが構想にイコールになるわけではなくて、構想を考えていく上での基本的なコンセプトですから、このコンセプトを見て提案内容を見ただけで事業所がどういうような提案をしてくるかっていうところが一番大事なところになりますので、今委員が言われたのは最初から全て示してしまえば、簡単に言えばそれに沿った形で提案を出せばいいっていうことになってしまうんで、そうするとプロポーザルをする必要がなくなってしまいますので、そこまでは出さないということでございます。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  玉虫委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(玉虫志保実君)  っていうか、資料はたくさんあったほうがよりよい物を造ってもらえると思うんですよ。給食についてもそうだけど、基本構想とか何というか、町は提案してもらうために何も出さないような感じでやってこられたのかもしれないですけれど、やっぱり条件をいろいろ出した上で、さらによい物を出してくるような業者を選ぶようにしていかないと、それこそお金の無駄遣いになっているなっていうのを感じるし、慣習や常識にとらわれない無駄の排除とかこんな言葉を使うんであれば、それこそもうこちらの腹は全部出して、ここが嫌だっていうものを全部出した上で解決してもらったほうがよりよい物を構想の段階でもらえて、さらに基本設計とか先に進んでいくに当たってもより詰めた物が出てくると思うんですけれど。  それに、さらに、眺望のよさを生かした屋上の有効利用っていうところが一番引っかかるんですけれど、この眺望がいいのであれば、それはお金を生むっていうことにはつながらないかと思うんです。眺望のよい所にお金を生まない役場を置くのではなくて、眺望のよい所でそれこそ事業というか、そこをお金に変える工夫とか、そういうことも考えていくべきではないかと思うんですよ。  だから、今役場の一番大事なのは、とりあえず職員、安全で結局、東日本の時に、熊本の時か、益城町かな、庁舎がつぶれた所はやっぱり復興が遅いっていう事実があるので、その点においてつぶれないとか、それは大事だと思うんですけれど、やっぱり安全だけはとりあえずはキープして、その後は本当にちゃんとどんなものが欲しいのか、本当に必要なのかをやっぱりいろんな公共施設とすり合わせてやっていかないと、何か各部署で担当が個別計画を作りますっていうのを聞いているとすごく他人事な感じがして、じゃあその各部署のものをまとめるのは、この町ではどこなのっていうのがすごく疑問として湧いてきて、やっぱり大磯町っていう中の庁舎であり、学校であり、財布は一つだって前も言いましたけど、幾ら親からもらえるとかそういうのがあっても、やっぱり自立っていうのを求めていくべきだと思うし、そういう点において、だからやっぱり何か突然湧いてきた感がすごくするので、その辺ちょっと、どうしても建てなきゃいけない理由って、もうちょっと何か納得できる方法。  さっきの数値も何か調べが何か上のほう、下を直したから上の数値が減ったって言うんであれば、じゃあ議場を使わなければいいじゃないって、そういうふうに感じてしまうのは何か私がおかしいんですかね。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  部長。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  ちょっと話が大分広がってしまったんであれですけど、そもそも出せる物をみんな出して造ってもらえばいいって言うんであれば、多分それは設計の諸元がほぼほぼ決まっているんでコンペをするという形になるのかと思います。  今回は、要は設計に対する細かな内容を決めていないので、そういったことをしっかりした知識とか体制とか実績とかのある事業者を選ぶというのが目標になりますから、何でもかんでも出してしまえば事業者のほうとしては、多分、委員は第2回の委員会も傍聴されていたから、先生のほうからお話あったのは、出し過ぎると誰でもそうですけど出された内容に沿った提案をすればそれで通るんだろうというような御意見になりますっていうような御意見もあったかと思うんです。  町としては、あくまでも最もそういったところを加味した中でしっかりとした体制を整えてくれている設計者を選ぶ、一般競争入札とかっていうお金だけで選ぶのではなくて、そういった意識を持った業者を選ぶというのを今回プロポーザル方式ということで行うだけですから、特段これが方式として町が何を選ぶかっていうだけの話になりますから、執行の方法としては一般競争入札や指名競争入札ではなく、そういったところを加味して選定ができるようにプロポーザル方式を選定したという業者の決定方式として御理解いただきたいというふうに思います。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  玉虫委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(玉虫志保実君)  では、プロポーザルっていうか、プレゼンとかそういうのは、私たちは昨日の社協もありましたけど、決定する時には入れませんので、その決定するのは町のそういう機関だと思うんですけれど、そういう選定する目が町にはあるというふうに思っていいんでしょうか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  部長。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  あくまでも、先ほど言ったように予算の御承認をいただいて事業として執行をかけていくわけですから、当然執行については町が責任を取らなければいけませんので、これから委員のほうの選定を行っていきますけれども、当然さまざまな事業の中で、通常、部長クラス以上にはなるかと思いますが、そういった経験をもって選定をする形になるかと思うんで、ただその選定が見た所感ということではなくて、あくまでしっかりした基準で見ましょうということですから、基準がしっかりしていれば十分業者の選定行為については問題がないものというふうに考えております。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  玉虫委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(玉虫志保実君)  3番に機能優先の庁舎で慣習や常識にとらわれない無駄の排除と有効活用という言葉も、この常識にとらわれないっていうことも書いているので、選ぶ側も今までの常識にはとらわれないで選ぶようなことも考えていただきたいと思います。いいです。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  部長。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  あくまでも選ぶのは、常識ではなくて、その選定の基準に沿って選ばなければいけませんので、そういう形でやりますと正しい入札方式はどうかと言えば間違ったまたイメージが出てしまうといけないので、基準を設けた中で選定は入札の一環として行うべきというふうに思います。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  よろしいですか。  玉虫委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(玉虫志保実君)  システムのことではなくて、選ぶ基準、基準ではなくて、内容というかその辺で、コロナがなければそんなことはなかったのかもしれないですけれど、やっぱりコロナ感染症などで世の中が変わっているなっていうのを、みんなが、国民というかみんな感じている中で、やっぱり同じようにやっているなっていうふうに感じられないようなものを選定してほしいというか、そういうふうに思います。済みません、要望。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  いいですか、返事をもらわなくて。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(玉虫志保実君)  はい。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  いいの。  ちょっと12時過ぎますけど、あと1回で、回らなきゃいけないのでいいですか皆さん。午後になり……。                (発言する者あり) ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  はい。  石川委員。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(石川則男君)  石川です。  今日2回目、2回目の質疑というんですか、したいんですけれども、時間もこれからまた30分、1時間とかかると思うので、この会をもう一度開くというふうに決めて、閉会していただいたほうがいいんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  皆さんにお諮りして、今日まだ足りないということであれば、もう一回再度日程調整をしてやらないと、プロポーザルの提案のところまで私たちまだ時間が余りないので、そこのところでやらないといけないのかなと思っていますから。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(石川則男君)  そうですね。ぜひやりましょう。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  じゃあ、鈴木委員、どうぞ。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(鈴木京子君)  私もちょっと基本的なところを押さえておきたいところがありまして、とても10分とか15分では済みませんので、石川委員が言われたように、もう一度同じ資料を使ってこの特別委員会を開催して、なるべく早い時期にしていくということでお願いしたいと思います。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  今日はどうしますか。今日じゃなくて別の時に。 ○新庁舎建設等特別委員会委員(鈴木京子君)  じゃあ1問だけ……、もうやめるか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  部長、どうですか。また日程調整して近いうちに、ちょっとやり切れなかったので、やりたいということなんで、日程調整できますか。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  いずれにしても特別委員会からの出席依頼という形になりますので、できれば少しこう議論する内容をお示しいただければこちらのほうでも。ただ、作業は作業としてある程度進めていかなければいけない部分がありますので、ちょっとその辺はまた調整させていただきたいなとは思います。大分こう時間的に少し遅れ気味になってきてしまっているんで、作業のほうもできるところは進めてまいりたいと思いますので、ちょっとその辺はまた調整させていただいて、会議の内容を調整させていただければと思います。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  今日どうしても確認しておきたいこととか、今日中にあるということであれば、まだ鈴木さんはやってないけれども、近々日程調整してやっていくということであれば。  ちょっと今日は午後まで取ればよかったけど、もう午後取ってない、何かあれがあるんですよね、明治記念の見学のほうが入っちゃっているので取れなかったので、じゃあまた調整させていただいて近いうちにやらせていただくということで、確認しておきたいこととかありますか、いいですか。                (発言する者あり) ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  そうですか、はい。じゃあなるべく早いうち。どうぞ。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  よろしいでしょうか。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  はい。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  政策総務部長の和田です。  ちょっと1点、経過の御説明をさせていただきたいと思うんですが、隣接する地権者との経過についてでございます。  新庁舎の建設については、庁内検討会の報告書にありますように、早期に実現可能な場所が現在の敷地内にしか、なかなか町内で見つけられないという状況でございます。  また、報告書につきましては、5月14日に議会に御説明させていただいて、6月議会の中でも計画区域に介在する道が2筆ほど入っておりますので、そういった御質問もいただきました。町が敷地を囲う形となっている土地所有者に対しての取り扱いについてということで御質問をいただいています。  町といたしましては、とりあえず外構、外輪部ではなくて、町が区域を囲っている2件ございますので、そちらについては事業として新庁舎の建て替えを進めていく計画を町として今持っていますという御説明をさせていただきました。その中で西側の隣接の所有者の方から御相談の上で、町の事業について御協力をいただけるという内容をいただいています。  具体的には、所有されている土地について、将来的には町への売却と、今後これから町が策定していく基本構想の中で計画区域として含めて検討していただいて構いませんというような御承諾をいただきました。具体的にまだ書類等は頂いておりませんが、口頭でそういった内容を頂いております。  今回その土地につきましては、駐車場に隣接しておりまして、国道へのアクセス、また、用途地域の問題もありますので、町としては大変重要な土地であるということを考えておりまして、現庁舎に対する土地についてのお申し出は大変ありがたく考えております。ただ、また万一、町が買わないとした場合には、当然そういった意向をお持ちですので、今後他の所へ購入とか転売がされたことを考えますと、やはり今の現行の敷地として見ても、やはり大きな影響が出てくるのではないかなというふうに危惧しております。所有者の方からはそういった意向を固めたので余り時間をかけずに早期に手続のほうを進めてほしいという御希望も頂いているところでございますので、まず計画を今後策定していかなければいけませんから、町としては、この事業に対する事前の御承諾をいただければ、そこを頂いた上で、さまざまな手続がありますので、そういったものも今後積極的に進めて、お申し出の内容に具体的に添えるように手続を進めたいというふうに現在考えておりますので、隣接する所有者への状況ということで本日御報告をさせていただきました。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  第1回目の資料で言うと18ページに敷地の図面があります。そこの所の、具体的に頭の中に入ってくるのかなと思いますけど、向かって右側の所というふうに考えてよろしいですね。 ○政策総務部長(和田勝巳君)  そうですね、18ページの図面の右側の所有者の方で、直接本庁舎の駐車場に隣接されている方という所でございます。 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  分かりました。報告として承っておきます。 ◎議題(3) その他 ○新庁舎建設等特別委員会委員長(渡辺順子君)  それでは、「その他」に何かございますか。よろしいですか。そのほかに何か。  それでは、そのほかに特になければ、これをもちまして新庁舎建設等特別委員会を閉会といたします。本日は御苦労さまでした。  (午後 0時11分)  閉会...