寒川町議会 2019-03-05
平成31年第1回定例会3月会議(第5日) 本文
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発言者一覧 選択 1 : ◯議長【
関口光男君】 選択 2 : ◯議長【
関口光男君】 選択 3 : ◯議長【
関口光男君】 選択 4 : ◯議長【
関口光男君】 選択 5 : ◯7番【佐藤正憲君】 選択 6 : ◯議長【
関口光男君】 選択 7 : ◯番外【町長 木村俊雄君】 選択 8 : ◯議長【
関口光男君】 選択 9 : ◯7番【佐藤正憲君】 選択 10 : ◯議長【
関口光男君】 選択 11 : ◯番外【
健康子ども部長 伊藤 研君】 選択 12 : ◯議長【
関口光男君】 選択 13 : ◯7番【佐藤正憲君】 選択 14 : ◯議長【
関口光男君】 選択 15 : ◯番外【
健康子ども部長 伊藤 研君】 選択 16 : ◯議長【
関口光男君】 選択 17 : ◯7番【佐藤正憲君】 選択 18 : ◯議長【
関口光男君】 選択 19 : ◯番外【
健康子ども部長 伊藤 研君】 選択 20 : ◯議長【
関口光男君】 選択 21 : ◯7番【佐藤正憲君】 選択 22 : ◯議長【
関口光男君】 選択 23 : ◯番外【
健康子ども部長 伊藤 研君】 選択 24 : ◯議長【
関口光男君】 選択 25 : ◯7番【佐藤正憲君】 選択 26 : ◯議長【
関口光男君】 選択 27 : ◯番外【
健康子ども部長 伊藤 研君】 選択 28 : ◯議長【
関口光男君】 選択 29 : ◯7番【佐藤正憲君】 選択 30 : ◯議長【
関口光男君】 選択 31 : ◯番外【
健康子ども部長 伊藤 研君】 選択 32 : ◯議長【
関口光男君】 選択 33 : ◯7番【佐藤正憲君】 選択 34 : ◯議長【
関口光男君】 選択 35 : ◯番外【
健康子ども部長 伊藤 研君】 選択 36 : ◯議長【
関口光男君】 選択 37 : ◯7番【佐藤正憲君】 選択 38 : ◯議長【
関口光男君】 選択 39 : ◯番外【
健康子ども部長 伊藤 研君】 選択 40 : ◯議長【
関口光男君】 選択 41 : ◯7番【佐藤正憲君】 選択 42 : ◯議長【
関口光男君】 選択 43 : ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 選択 44 : ◯議長【
関口光男君】 選択 45 : ◯7番【佐藤正憲君】 選択 46 : ◯議長【
関口光男君】 選択 47 : ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 選択 48 : ◯議長【
関口光男君】 選択 49 : ◯7番【佐藤正憲君】 選択 50 : ◯議長【
関口光男君】 選択 51 : ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 選択 52 : ◯議長【
関口光男君】 選択 53 : ◯7番【佐藤正憲君】 選択 54 : ◯議長【
関口光男君】 選択 55 : ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 選択 56 : ◯議長【
関口光男君】 選択 57 : ◯7番【佐藤正憲君】 選択 58 : ◯議長【
関口光男君】 選択 59 : ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 選択 60 : ◯議長【
関口光男君】 選択 61 : ◯7番【佐藤正憲君】 選択 62 : ◯議長【
関口光男君】 選択 63 : ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 選択 64 : ◯議長【
関口光男君】 選択 65 : ◯7番【佐藤正憲君】 選択 66 : ◯議長【
関口光男君】 選択 67 : ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 選択 68 : ◯議長【
関口光男君】 選択 69 : ◯7番【佐藤正憲君】 選択 70 : ◯議長【
関口光男君】 選択 71 : ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 選択 72 : ◯議長【
関口光男君】 選択 73 : ◯7番【佐藤正憲君】 選択 74 : ◯議長【
関口光男君】 選択 75 : ◯議長【
関口光男君】 選択 76 : ◯8番【青木 博君】 選択 77 : ◯議長【
関口光男君】 選択 78 : ◯番外【町長 木村俊雄君】 選択 79 : ◯議長【
関口光男君】 選択 80 : ◯8番【青木 博君】 選択 81 : ◯議長【
関口光男君】 選択 82 : ◯番外【福祉部長 亀山 浩君】 選択 83 : ◯議長【
関口光男君】 選択 84 : ◯8番【青木 博君】 選択 85 : ◯議長【
関口光男君】 選択 86 : ◯番外【福祉部長 亀山 浩君】 選択 87 : ◯議長【
関口光男君】 選択 88 : ◯8番【青木 博君】 選択 89 : ◯議長【
関口光男君】 選択 90 : ◯番外【福祉部長 亀山 浩君】 選択 91 : ◯議長【
関口光男君】 選択 92 : ◯8番【青木 博君】 選択 93 : ◯議長【
関口光男君】 選択 94 : ◯番外【福祉部長 亀山 浩君】 選択 95 : ◯議長【
関口光男君】 選択 96 : ◯8番【青木 博君】 選択 97 : ◯議長【
関口光男君】 選択 98 : ◯番外【福祉部長 亀山 浩君】 選択 99 : ◯議長【
関口光男君】 選択 100 : ◯8番【青木 博君】 選択 101 : ◯議長【
関口光男君】 選択 102 : ◯番外【福祉部長 亀山 浩君】 選択 103 : ◯議長【
関口光男君】 選択 104 : ◯8番【青木 博君】 選択 105 : ◯議長【
関口光男君】 選択 106 : ◯番外【福祉部長 亀山 浩君】 選択 107 : ◯議長【
関口光男君】 選択 108 : ◯8番【青木 博君】 選択 109 : ◯議長【
関口光男君】 選択 110 : ◯番外【
健康子ども部長 伊藤 研君】 選択 111 : ◯議長【関口光男君】 選択 112 : ◯番外【環境経済部長 畑村正樹君】 選択 113 : ◯議長【関口光男君】 選択 114 : ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 選択 115 : ◯議長【関口光男君】 選択 116 : ◯8番【青木 博君】 選択 117 : ◯議長【関口光男君】 選択 118 : ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 選択 119 : ◯議長【関口光男君】 選択 120 : ◯8番【青木 博君】 選択 121 : ◯議長【関口光男君】 選択 122 : ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 選択 123 : ◯議長【関口光男君】 選択 124 : ◯8番【青木 博君】 選択 125 : ◯議長【関口光男君】 選択 126 : ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 選択 127 : ◯議長【関口光男君】 選択 128 : ◯8番【青木 博君】 選択 129 : ◯議長【関口光男君】 選択 130 : ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 選択 131 : ◯議長【関口光男君】 選択 132 : ◯8番【青木 博君】 選択 133 : ◯議長【関口光男君】 選択 134 : ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 選択 135 : ◯議長【関口光男君】 選択 136 : ◯8番【青木 博君】 選択 137 : ◯議長【関口光男君】 選択 138 : ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 選択 139 : ◯議長【関口光男君】 選択 140 : ◯8番【青木 博君】 選択 141 : ◯議長【関口光男君】 選択 142 : ◯議長【関口光男君】 選択 143 : ◯10番【山田政博君】 選択 144 : ◯議長【関口光男君】 選択 145 : ◯番外【町長 木村俊雄君】 選択 146 : ◯議長【関口光男君】 選択 147 : ◯10番【山田政博君】 選択 148 : ◯議長【関口光男君】 選択 149 : ◯番外【福祉部長 亀山 浩君】 選択 150 : ◯議長【関口光男君】 選択 151 : ◯10番【山田政博君】 選択 152 : ◯議長【関口光男君】 選択 153 : ◯番外【福祉部長 亀山 浩君】 選択 154 : ◯議長【関口光男君】 選択 155 : ◯10番【山田政博君】 選択 156 : ◯議長【関口光男君】 選択 157 : ◯番外【福祉部長 亀山 浩君】 選択 158 : ◯議長【関口光男君】 選択 159 : ◯10番【山田政博君】 選択 160 : ◯議長【関口光男君】 選択 161 : ◯番外【福祉部長 亀山 浩君】 選択 162 : ◯議長【関口光男君】 選択 163 : ◯10番【山田政博君】 選択 164 : ◯議長【関口光男君】 選択 165 : ◯番外【町長 木村俊雄君】 選択 166 : ◯議長【関口光男君】 選択 167 : ◯10番【山田政博君】 選択 168 : ◯議長【関口光男君】 選択 169 : ◯番外【町民部長 中島和則君】 選択 170 : ◯議長【関口光男君】 選択 171 : ◯10番【山田政博君】 選択 172 : ◯議長【関口光男君】 選択 173 : ◯番外【町民部長 中島和則君】 選択 174 : ◯議長【関口光男君】 選択 175 : ◯10番【山田政博君】 選択 176 : ◯議長【関口光男君】 選択 177 : ◯番外【町民部長 中島和則君】 選択 178 : ◯議長【関口光男君】 選択 179 : ◯10番【山田政博君】 選択 180 : ◯議長【関口光男君】 選択 181 : ◯番外【町民部長 中島和則君】 選択 182 : ◯議長【関口光男君】 選択 183 : ◯10番【山田政博君】 選択 184 : ◯議長【関口光男君】 選択 185 : ◯番外【町民部長 中島和則君】 選択 186 : ◯議長【関口光男君】 選択 187 : ◯10番【山田政博君】 選択 188 : ◯議長【関口光男君】 選択 189 : ◯番外【町民部長 中島和則君】 選択 190 : ◯議長【関口光男君】 選択 191 : ◯10番【山田政博君】 選択 192 : ◯議長【関口光男君】 選択 193 : ◯番外【町民部長 中島和則君】 選択 194 : ◯議長【関口光男君】 選択 195 : ◯10番【山田政博君】 選択 196 : ◯議長【関口光男君】 選択 197 : ◯議長【関口光男君】 選択 198 : ◯11番【細川京三君】 選択 199 : ◯議長【関口光男君】 選択 200 : ◯番外【町長 木村俊雄君】 選択 201 : ◯議長【関口光男君】 選択 202 : ◯番外【教育長 大澤文雄君】 選択 203 : ◯議長【関口光男君】 選択 204 : ◯11番【細川京三君】 選択 205 : ◯議長【関口光男君】 選択 206 : ◯番外【教育長 大澤文雄君】 選択 207 : ◯議長【関口光男君】 選択 208 : ◯11番【細川京三君】 選択 209 : ◯議長【関口光男君】 選択 210 : ◯番外【教育長 大澤文雄君】 選択 211 : ◯議長【関口光男君】 選択 212 : ◯11番【細川京三君】 選択 213 : ◯議長【関口光男君】 選択 214 : ◯番外【教育長 大澤文雄君】 選択 215 : ◯議長【関口光男君】 選択 216 : ◯11番【細川京三君】 選択 217 : ◯議長【関口光男君】 選択 218 : ◯番外【教育長 大澤文雄君】 選択 219 : ◯議長【関口光男君】 選択 220 : ◯11番【細川京三君】 選択 221 : ◯議長【関口光男君】 選択 222 : ◯番外【教育長 大澤文雄君】 選択 223 : ◯議長【関口光男君】 選択 224 : ◯11番【細川京三君】 選択 225 : ◯議長【関口光男君】 選択 226 : ◯番外【教育長 大澤文雄君】 選択 227 : ◯議長【関口光男君】 選択 228 : ◯11番【細川京三君】 選択 229 : ◯議長【関口光男君】 選択 230 : ◯番外【教育長 大澤文雄君】 選択 231 : ◯議長【関口光男君】 選択 232 : ◯11番【細川京三君】 選択 233 : ◯議長【関口光男君】 選択 234 : ◯番外【教育長 大澤文雄君】 選択 235 : ◯議長【関口光男君】 選択 236 : ◯11番【細川京三君】 選択 237 : ◯議長【関口光男君】 選択 238 : ◯番外【教育長 大澤文雄君】 選択 239 : ◯議長【関口光男君】 選択 240 : ◯11番【細川京三君】 選択 241 : ◯議長【関口光男君】 選択 242 : ◯番外【教育長 大澤文雄君】 選択 243 : ◯議長【関口光男君】 選択 244 : ◯11番【細川京三君】 選択 245 : ◯議長【関口光男君】 選択 246 : ◯番外【教育長 大澤文雄君】 選択 247 : ◯議長【関口光男君】 選択 248 : ◯11番【細川京三君】 選択 249 : ◯議長【関口光男君】 選択 250 : ◯番外【教育長 大澤文雄君】 選択 251 : ◯議長【関口光男君】 選択 252 : ◯11番【細川京三君】 選択 253 : ◯議長【関口光男君】 選択 254 : ◯番外【町民部長 中島和則君】 選択 255 : ◯議長【関口光男君】 選択 256 : ◯11番【細川京三君】 選択 257 : ◯議長【関口光男君】 選択 258 : ◯番外【町民部長 中島和則君】 選択 259 : ◯議長【関口光男君】 選択 260 : ◯11番【細川京三君】 選択 261 : ◯議長【関口光男君】 選択 262 : ◯番外【町民部長 中島和則君】 選択 263 : ◯議長【関口光男君】 選択 264 : ◯11番【細川京三君】 選択 265 : ◯議長【関口光男君】 選択 266 : ◯番外【町民部長 中島和則君】 選択 267 : ◯議長【関口光男君】 選択 268 : ◯11番【細川京三君】 選択 269 : ◯議長【関口光男君】 選択 270 : ◯番外【町民部長 中島和則君】 選択 271 : ◯議長【関口光男君】 選択 272 : ◯11番【細川京三君】 選択 273 : ◯議長【関口光男君】 選択 274 : ◯番外【町民部長 中島和則君】 選択 275 : ◯議長【
関口光男君】 選択 276 : ◯11番【細川京三君】 選択 277 : ◯議長【
関口光男君】 選択 278 : ◯議長【
関口光男君】 選択 279 : ◯13番【横手 晃君】 選択 280 : ◯議長【
関口光男君】 選択 281 : ◯番外【町長 木村俊雄君】 選択 282 : ◯議長【
関口光男君】 選択 283 : ◯13番【横手 晃君】 選択 284 : ◯議長【
関口光男君】 選択 285 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 286 : ◯議長【
関口光男君】 選択 287 : ◯13番【横手 晃君】 選択 288 : ◯議長【
関口光男君】 選択 289 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 290 : ◯議長【
関口光男君】 選択 291 : ◯13番【横手 晃君】 選択 292 : ◯議長【
関口光男君】 選択 293 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 294 : ◯議長【
関口光男君】 選択 295 : ◯13番【横手 晃君】 選択 296 : ◯議長【
関口光男君】 選択 297 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 298 : ◯議長【
関口光男君】 選択 299 : ◯13番【横手 晃君】 選択 300 : ◯議長【
関口光男君】 選択 301 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 302 : ◯議長【
関口光男君】 選択 303 : ◯13番【横手 晃君】 選択 304 : ◯議長【
関口光男君】 選択 305 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 306 : ◯議長【
関口光男君】 選択 307 : ◯13番【横手 晃君】 選択 308 : ◯議長【
関口光男君】 選択 309 : ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 選択 310 : ◯議長【
関口光男君】 選択 311 : ◯13番【横手 晃君】 選択 312 : ◯議長【
関口光男君】 選択 313 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 314 : ◯議長【
関口光男君】 選択 315 : ◯13番【横手 晃君】 選択 316 : ◯議長【
関口光男君】 選択 317 : ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 選択 318 : ◯議長【
関口光男君】 選択 319 : ◯13番【横手 晃君】 選択 320 : ◯議長【
関口光男君】 選択 321 : ◯番外【総務部長 野崎 誠君】 選択 322 : ◯議長【
関口光男君】 選択 323 : ◯13番【横手 晃君】 選択 324 : ◯議長【
関口光男君】 選択 325 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 326 : ◯議長【
関口光男君】 選択 327 : ◯13番【横手 晃君】 選択 328 : ◯議長【
関口光男君】 選択 329 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 330 : ◯議長【
関口光男君】 選択 331 : ◯13番【横手 晃君】 選択 332 : ◯議長【
関口光男君】 選択 333 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 334 : ◯議長【
関口光男君】 選択 335 : ◯13番【横手 晃君】 選択 336 : ◯議長【
関口光男君】 選択 337 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 338 : ◯議長【
関口光男君】 選択 339 : ◯13番【横手 晃君】 選択 340 : ◯議長【
関口光男君】 選択 341 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 342 : ◯議長【
関口光男君】 選択 343 : ◯13番【横手 晃君】 選択 344 : ◯議長【
関口光男君】 選択 345 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 346 : ◯議長【
関口光男君】 選択 347 : ◯13番【横手 晃君】 選択 348 : ◯議長【
関口光男君】 選択 349 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 350 : ◯議長【
関口光男君】 選択 351 : ◯13番【横手 晃君】 選択 352 : ◯議長【
関口光男君】 選択 353 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 354 : ◯議長【
関口光男君】 選択 355 : ◯13番【横手 晃君】 選択 356 : ◯議長【
関口光男君】 選択 357 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 358 : ◯議長【
関口光男君】 選択 359 : ◯13番【横手 晃君】 選択 360 : ◯議長【
関口光男君】 選択 361 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 362 : ◯議長【
関口光男君】 選択 363 : ◯13番【横手 晃君】 選択 364 : ◯議長【
関口光男君】 選択 365 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 366 : ◯議長【
関口光男君】 選択 367 : ◯番外【
健康子ども部長 伊藤 研君】 選択 368 : ◯議長【
関口光男君】 選択 369 : ◯13番【横手 晃君】 選択 370 : ◯議長【
関口光男君】 選択 371 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 372 : ◯議長【
関口光男君】 選択 373 : ◯13番【横手 晃君】 選択 374 : ◯議長【
関口光男君】 選択 375 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 376 : ◯議長【
関口光男君】 選択 377 : ◯13番【横手 晃君】 選択 378 : ◯議長【
関口光男君】 選択 379 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 380 : ◯議長【
関口光男君】 選択 381 : ◯13番【横手 晃君】 選択 382 : ◯議長【
関口光男君】 選択 383 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 384 : ◯議長【
関口光男君】 選択 385 : ◯13番【横手 晃君】 選択 386 : ◯議長【
関口光男君】 選択 387 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 388 : ◯議長【
関口光男君】 選択 389 : ◯13番【横手 晃君】 選択 390 : ◯議長【
関口光男君】 選択 391 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 392 : ◯議長【
関口光男君】 選択 393 : ◯13番【横手 晃君】 選択 394 : ◯議長【
関口光男君】 選択 395 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 396 : ◯議長【
関口光男君】 選択 397 : ◯13番【横手 晃君】 選択 398 : ◯議長【
関口光男君】 選択 399 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 400 : ◯議長【
関口光男君】 選択 401 : ◯13番【横手 晃君】 選択 402 : ◯議長【
関口光男君】 選択 403 : ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 404 : ◯議長【
関口光男君】 選択 405 : ◯13番【横手 晃君】 選択 406 : ◯議長【
関口光男君】 選択 407 : ◯議長【
関口光男君】 選択 408 : ◯議長【
関口光男君】 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 午前9時00分 開議
◯議長【
関口光男君】 おはようございます。
これより本日の会議を開きます。
日程の前に、3月11日で東日本大震災の発生から8年がたとうとしております。昨今、自然災害等による災害が頻発し、被災された皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。
寒川町議会では、議員が一堂に会する本日、犠牲となられた全ての方々に対し哀悼の意を表すべく、黙祷を捧げたいと思います。
それでは、皆様、ご起立をお願いいたします。
黙祷。
( 黙 祷 )
2: ◯議長【
関口光男君】 黙祷を終わります。ありがとうございました。ご着席ください。
それでは、議事に入ります。
本日の議事日程はお手元にお示しのとおりであります。
──────────────────────────────────────
日程第1 会議録署名議員の指名
3: ◯議長【
関口光男君】 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。会議録署名議員は、会議規則第116条の規定により議長において、中川登志男君、小泉秀輔君を指名いたします。
──────────────────────────────────────
日程第2 一般質問
4: ◯議長【
関口光男君】 日程第2「一般質問」を行います。
昨日に引き続き、これより質問を許可いたします。7番佐藤正憲君。佐藤正憲議員。
〔7番(佐藤正憲君)質問席へ移動〕
5: ◯7番【佐藤正憲君】 それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問させていただきます。大志会の佐藤正憲でございます。通算25回目の一般質問になります。
今回は、私の一般質問は、施政方針についてでございます。その中から大きく2点、子育て世代包括支援センターと公園についてでございます。順次質問に入らせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
子育て世代包括支援センターにつきましては、平成28年に、児童福祉法等の一部を改正する法律の中で、妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援を行う子育て世代包括支援センターというものが規定されました。寒川町においては、平成29年度機構改革によって、子育て世代包括支援センターが設置されたと認識しております。非常に早い設置対応だったのかなということを感じているところでございます。
その後、平成29年8月に厚労省から、子育て世代包括支援センター業務ガイドラインというのが通知で出されました。今回はその内容等にも触れながら質問することになろうかと思います。
そのガイドラインの中で、最初に背景について触れられています。少し読ませていただきます。
「ライフスタイルや経済社会の変化の中で子育てを専ら家族に委ねるのでは、子育てそのものが大きな困難に直面する。かつて日本の含み資産とも呼ばれた家族は、今や就業、家事、ケアに日々追われている。地域の互助、共助の力は大きなばらつきがあり、特に乳幼児期は親の負担が高まりやすい。また、インターネットの情報に振り回される親たちもおり、混乱や誤解、あるいは基本的な知識や情報の欠落のために、子育てのつまずきのリスクも高まりがちである」、最後、子育てのつまずきのリスクも高まりがちであると、非常に子育てのリスクという言葉が、当然そのとおりなんですけれども、何となく寂しいなという気持ちも感じるところでございます。
子育てのつまずきのリスクの究極というのが、ある意味、虐待なのかなとも思っているところで、ちょうど28年6月会議で虐待について取り上げさせていただいたときに、最後にいわゆるソフト事業の連携をするような仕組みの構築という質問をしたところで、子育て世代包括支援センターという答えが返ってきたところでございます。そういった意味では、虐待の防止なんかについても、大きな効果を発揮するものなのかなと思っております。
子育ての支援については、包括支援センターができる前に言われていたことが、子育て支援について、利用者側から見て、一貫性の欠如というものが課題として挙げられておりました。母子保健法の母子保健事業であったり、子育て支援法による利用者支援事業、児童福祉法による子育て支援事業、それらがある意味ばらばらに行われていたところ、1つの包括支援センターの中で完結できるような仕組みということで、利用者側から見ると、ワンストップで対応という言葉も使われますけれども、非常に利用しやすい制度なのかと思っております。
もう1つは、利用者と支援者の長期間にわたった信頼関係の構築ができるという意味でも、非常に効果的な事業なのかなと思っております。
今回は設置から2年間がたちまして、どういった状況なのかというところを質問していきたいと思っております。
最初の質問は、一昨年から子育て世代包括支援センターを設置し、子育て支援に取り組んでいるが、その成果と課題は、を最初の質問といたします。
続きまして、公園に関する質問とさせていただきます。
公園の役割とは何なのかというのを調べたんですね。言葉で言うと、国交省都市局公園緑地・景観課というところに出ておりましたけれども、4つあります。1つ目、良好な都市環境の提供、2つ目、都市の安全性の向上と地震などの災害から住民を守る、3つ目、住民の活動の場、憩いの場の形成、4つ目、豊かな地域づくりと地域の活性化なんかが規定されておりますけれども、私のイメージとして申し上げさせていただきますと、子どもにとっての遊びの場であり、お年寄りにとっての憩いの場であるのかなと思っているところでございます。
寒川町においては、34の都市公園が設置されておりますけれども、それらの公園がどのように管理されて、どのように使われているのかというところを質問していきたいと思っております。
最初の質問としては、子どもからお年寄りまでが安全安心に利用できる公園づくりについて、その具体は何かを質問させていただきます。
以上、最初の質問とさせていただきます。
6: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。木村町長。
7: ◯番外【町長 木村俊雄君】 おはようございます。
それでは、通告順位6番佐藤正憲議員のご質問にお答えいたします。
施政方針についてのご質問の1点目、一昨年から子育て世代包括支援センターを設置し、子育て支援に取り組んでいるが、その成果と課題はとのお尋ねでございます。
町では、平成29年4月に、町子育て支援課内に子育て世代包括支援センターを設置いたしました。母子保健コーディネーターとして助産師2名を配置し、妊娠期から子育て期にわたるまでのさまざまなニーズに対応しているところでございます。
妊娠の届け出時、あるいは転入届け出時を相談の開始と位置づけ、全ての妊婦について窓口での聞き取り面接を行い、出産に向けて何かわからないことはないか、出産後に親族の支援は受けられるのか、体調面での気になることなど、一人ひとりの状況について丁寧に把握した上で、必要なサービスを円滑に利用できるよう、きめ細やかな支援を行っております。
この子育て世代包括支援センターの設置に伴いまして、それまで母子保健については健康・スポーツ課、児童扶養手当やひとり親家庭等、医療費助成制度、虐待対応などについては子育て支援課と、別々の課で対応していた業務を子育て支援課に集約いたしたところでございます。
これによりまして、母子保健コーディネーターが把握した情報、子育て支援や虐待予防につながる連携体制が構築でき、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援を実施できる体制を整えることができたところであります。
ここ数年子育て家庭での児童虐待が大きな社会問題となっておりますが、子育て世代包括支援センターにおける妊娠期から全数把握は、今の子育て家庭が抱えるさまざまな悩みや不安に対し状況を把握していることから、早期に対応できるということで、大きな効果を発揮しておりまして、重要な取り組みであると考えるところであります。
今後も、このセンターにかかわる方々が何を求めているのかということに心を配りながら、引き続き子育て家庭に寄り添った支援を継続してまいります。
続きまして、2点目の子どもからお年寄りまでが安全安心に利用できる公園づくりについて、またその具体は何かとのお尋ねにお答えいたします。
現在公園には大勢の方が訪れ、憩いの場やさまざまなレクリエーションの場として利用いただいております。町には、規模が小さく主として近くにお住まいの方が利用する街区公園や、一之宮公園のような、ある程度の面積があり、散歩ができ、緑を感じられる近隣公園、また、川とのふれあい公園のように主にスポーツの場としての運動公園、そして、さむかわ中央公園のように多目的な利用に対応するとともに、シンボル的な要素を持つ地区公園、そのほか緑地、緑道など、合わせて計43カ所ございます。
各公園の規模や機能等に応じた利用者導線における安全確保や、お子さんたちの見守りがしやすいように、樹木、あるいは施設による死角をつくらないこと、また、直接手に触れる遊具等に関する点検や補修、あわせて利用者個々での安全に対する留意とご協力も不可欠なことから、注意看板による啓発も含め、具体の策として考えているところでございます。よろしくお願いいたします。
8: ◯議長【
関口光男君】 佐藤正憲議員。
9: ◯7番【佐藤正憲君】 それでは、順次一問一答に入らせていただきます。
町長答弁の中でもありました非常に重要な事業ということは、当然町としても認識していただいているところであるのかなと思っております。
最初の質問は、子育て世代包括支援センターができたことによって、具体的に寒川町の子育て支援の状況が、どのように変わったのかということを質問させていただきます。
10: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。伊藤
健康子ども部長。
11: ◯番外【
健康子ども部長 伊藤 研君】 町の子育て世代包括支援センターは、先ほども町長の答弁がございましたように、平成29年4月1日に、今の子育て支援課内に設置いたしました。専任の職員としまして、妊娠、出産の専門的な職種である助産師2名を母子保健コーディネーターとして配置してございます。この結果、妊娠中の体調や産後の授乳などについての適切な相談体制が整備され、これまで以上に妊産婦の不安の軽減につがっているところでございます。
妊娠中から個々の状況を把握し、継続的な支援を実施することは、さまざまな問題の早期発見や予防に大変重要です。センター設置前は、妊娠中から支援を実施する、いわゆるハイリスク妊婦が全妊婦の20%程度でしたが、センター設置後は40%に上昇してございます。このことは、相談の開始時期である妊娠届け出の際、あるいは妊婦の転入手続きの際に、母子保健コーディネーターによる状況把握とその後の支援が適切に実施できていることのあらわれであり、センター設置による効果であると考えております。
12: ◯議長【
関口光男君】 佐藤正憲議員。
13: ◯7番【佐藤正憲君】 ハイリスク妊婦が20%から40%という答えがありました。これは何をあらわすのかというと、恐らく答弁の趣旨としては、今まで20%いたものが、センターを設置することによって、ある意味、潜在的に潜んでいたリスクが明るみに出たというようなことなのかと思っております。
そういった意味で考えると、非常に大きいというか、このセンターが設置されたことによって、町としてそういった潜在的なリスクを認識することができたという意味では、非常に効果的なのかなと考えているところでございます。
続いて、センターの利用状況、これだけの人数が利用しているだとか、こういった件数が利用されているだとか、そういった利用状況について質問いたします。
14: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。伊藤
健康子ども部長。
15: ◯番外【
健康子ども部長 伊藤 研君】 初年度の平成29年度における妊娠届け出時及び転入手続き時の妊婦への面接数は404件、継続支援数は延べ2,251件でございます。平成30年度は1月末の時点で、面接数が331件、継続支援数は延べ2,554件となっております。面接については、全ての妊婦に実施しておりまして、継続支援につきましては、母子保健コーディネーターの延べ対応数で、電話や来所での相談や訪問の件数となっております。
16: ◯議長【
関口光男君】 佐藤正憲議員。
17: ◯7番【佐藤正憲君】 件数をお答えいただきましたけれども、相当な件数だなと思います。29年で2,251件、30年度は1月末で2,554件ということは、10分の12ですかね。すると大体3,000件弱ぐらいになるのかなと、相当な件数の相談がされているということがわかりました。
続いて、センターの周知についてなんですけれども、全ての妊婦に対して面接を行っているという話がありました。センターの周知がどのようになっているのかという質問でございます。
ガイドラインの中にも、周知については、このセンターがあることを知っていただくというのが、まず入り口としてかなり肝なのかなと思っておりまして、ガイドラインにおいても、十分な周知、広報を行い、地域の理解と信頼を得ることが基礎となるであったり、相談したいときにどこを訪ねればよいのかわかるよう窓口を明確にしておく必要がある、また、リーフレット等で周知するとともに、情報が届くよういろんな手段を使わなければならないなど、いろんなことが書いてあるんですけど、寒川町においては、センターの周知はどのようになっているのかということを質問いたします。
18: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。伊藤
健康子ども部長。
19: ◯番外【
健康子ども部長 伊藤 研君】 子育て世代包括支援センターの周知につきましては、開設初年度の平成29年8月号の広報に、町の子育て支援につきまして特集記事を掲載し、周知を行ったところでございます。また、昨年度から子育て支援課で作成してございます寒川子育てガイドにも掲載し、妊娠届け出の際や乳児家庭全戸訪問の際に配布したり、公民館や健康管理センター等に置くなどして周知を図っております。
20: ◯議長【
関口光男君】 佐藤正憲議員。
21: ◯7番【佐藤正憲君】 そういった周知を図った結果これだけの相談数があったのかなと感じているところでございます。そういった意味では、周知に関しては、いろんな方法をとられてやっているのかなと思っております。
続いてなんですが、最初の質問でも触れましたけれども、虐待の防止の観点なんですけれども、日本の子育て世代包括支援センターのモデルとなったのが、フィンランドのネウボラと言われていますけれども、フィンランドにおいては1944年だったと思いますけど、かなり早くから設置されております。フィンランドに行ったわけじゃないんですけれども、フィンランドでどのようなことが行われているのかという話を聞いたときに、ネウボラというのは虐待の防止に非常に効果があると、何が一番重要かというと、まず、最初に相談に来たときに、望まれた妊娠なのかどうかというのを保健師の方が聞くということをおっしゃっておりました。それによって、ここに虐待の芽があるのかどうかとか、そういったことを判断できるという意味では、非常に虐待の防止に効果的というようなお話を聞いたことがあります。
ここ最近かなり報道等で虐待に関する問題が明るみに出て、ちょうどきのうなんかも、非常に悲しい虐待に関係するような報道を皆さん耳にしたと思いますけれども、そういった意味で、これは大きな社会問題だなと感じているところでございます。
それを踏まえて、子育て世代包括支援センターができたことによって、虐待の防止にどのようにつながっているのかということを質問いたします。
22: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。伊藤
健康子ども部長。
23: ◯番外【
健康子ども部長 伊藤 研君】 先ほど町長答弁にもございましたとおり、子育て世代包括支援センターにおける妊娠期からの全数把握は、今の子育て家庭が抱えるさまざまな悩みや不安に対して状況を把握しているため、早期に対応できることから、大きな効果を発揮していると認識してございます。
妊娠期から見守りや支援が必要なケースを把握した際は、子育て支援課内の虐待対応担当と情報を共有し、保健師や子育て支援相談員と連携した対応により、虐待を未然に防げるような支援に努めているところでございます。
24: ◯議長【
関口光男君】 佐藤正憲議員。
25: ◯7番【佐藤正憲君】 虐待を未然にというお答えもありましたけれども、これはぜひともやっていただきたいなと思います。寒川町においても、そういった悲しい事件等が起きないことを心から願っているところでございます。
先ほどのハイリスク妊婦の話なんかも踏まえると、虐待の防止に関しては、かなりの効果があるのかなとは思っておりますので、この点は今までどおり進めていただけたらと思っております。
続いて、利用者が相談に来る環境についてなんですが、ガイドラインにもあります。「相談のしやすい雰囲気の醸成やプライバシーに配慮した環境整備は、利用者とのつながりに大きく影響する。センターは全ての妊産婦、乳幼児等を対象とするため、訪れる妊産婦、乳幼児等に対して歓迎する和やかな雰囲気が出せるような工夫をする、可能な限り個室を活用して面談を行うことが望ましい」なんかはガイドラインに書いているところでございます。
先ほどのフィンランドのネウボラの例でも、必ず個室で対応するようにしている、個室じゃないと話しづらいというか、話すべきことも話せないという状況があるということで、極力個室で対応するようにしているというのがフィンランドの例でありました。
先ほどの虐待に関して、まず聞くのが、望まれる妊娠なのか、望まれない妊娠なのか、そういったことも、なかなか個室じゃないと話しづらいのかなというところもあります。そういったことも踏まえて、寒川町においては、相談の環境というのはどのようになっているのかということを質問いたします。
26: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。伊藤
健康子ども部長。
27: ◯番外【
健康子ども部長 伊藤 研君】 子育て世代包括支援センターの相談につきましては、子育て支援課の窓口において、妊娠届け出などの際の面接における相談などが多数ございます。相談の内容や相談者の心身の状態によっては、子育て支援課前の相談室を利用するなど、プライバシーの保護や安心して相談できる環境づくりに配慮しながら実施してございます。
28: ◯議長【
関口光男君】 佐藤正憲議員。
29: ◯7番【佐藤正憲君】 プライバシー等への配慮、この点は、この事業においてかなり重要なところになってくるのかなと思いますので、これからもぜひとも注意して進めていただきたいなと思います。
担当課の前の相談室という話もありましたけれども、場合によっては別の場所、役場外とか、そういうことも考えられるのか、家庭訪問とかもするので、そういったケースもあるかなと思いますので、環境づくりについては十分注意していただきたいなと思っております。
続いて、重要なのが、担当課同士の連携がどのように図られているのかという点でございます。ガイドラインにもあります。「センターの円滑な運営に当たっては、実際に地域で母子家庭や子育て支援に携わっている関係機関、関係者との連携が欠かせない。これまでにも各市町村は地域の関係機関、関係者と連携して母子保健や子育て支援を行ってきたが、切れ目のない支援の実現に向けてより一層の連携強化が求められる」と、連携というのがかなり重要になってくるのかなと思っていますが、現状寒川町においては、連携についてどのように図られているのか質問いたします。
30: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。伊藤
健康子ども部長。
31: ◯番外【
健康子ども部長 伊藤 研君】 子育て世代包括支援センターで把握したケースにつきましては、特に虐待予防等の観点で、幅広い支援が必要な場合は、寒川町子どもサポートネットワーク協議会の場を活用しており、ケースに応じて関連する機関において情報を共有し、連携した支援に努めております。
寒川町子どもサポートネットワーク協議会の構成機関は、寒川町教育委員会、福祉課、保育・青少年課のほか、民生委員児童委員や神奈川県中央児童相談所、茅ヶ崎警察署などとなっており、2カ月に1回会議を開催してございます。
32: ◯議長【
関口光男君】 佐藤正憲議員。
33: ◯7番【佐藤正憲君】 わかりました。寒川町の内部の組織だけじゃなくて、いわゆる地域でかかわっている人であったり、そういったところも含めて会議をしているということがわかりまして、いずれにしても、連携というのは非常に重要、そもそもの趣旨がワンストップ窓口、なるべく利用者に負担をかけないような窓口ということなので、その点は非常に重要なのかなと思っております。
続いて、今後のニーズの変化ですね。恐らくこの事業というのは、先ほど利用者の数字なんかも述べていただきましたけれども、切れ目ない支援ということは、支援の対象者というのが、ある意味積み上げられていくというか、積み重なっていくものなのかと思って、それプラス昨今の社会環境といいますか、女性の社会進出なんか、そういったところもありますけれども、そういったことを踏まえると、今後のニーズはかなり高まっていくのかなと思うんですが、ニーズの変化について町としての見解をお伺いいたします。
34: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。伊藤
健康子ども部長。
35: ◯番外【
健康子ども部長 伊藤 研君】 社会情勢や子育てを取り巻く環境の変化、または個別の家族状況などにより、子育て世代のニーズはさまざまであると思います。子育て中は、ほんのささいなことでも相談できる人がいないと不安になりがちです。その際、助産師、保健師等の専門職に相談できる身近な機関として、センターに相談される方が増えてきております。
今後も、身近な相談機関としましての役割を担うとともに、母子保健の各種事業での参加者の感想やアンケートを通して子育て世代のニーズの把握に努め、子育て世代の方に寄り添った支援を心がけてまいります。
36: ◯議長【
関口光男君】 佐藤正憲議員。
37: ◯7番【佐藤正憲君】 いろいろな環境があって、ニーズは高まっていくものなのかなと。
今後ニーズが高まっていくことが予想されたときに、それによっては人的配置を含め、規模を拡大していかなくちゃいけない局面も出てくるのかなと思っております。このガイドラインにおいても、人的配置のところは結構細かく書かれております。専門職を配置することが望ましいであったり、関係機関との連携についても触れられていたり、いずれもの場合においても、業務量に応じて十分な体制の確保が望ましいということが書かれておりますけれども、人的配置も含めて、今後のニーズによっては拡大を視野に入れて進めていただきたいなと思いますが、町の見解をお伺いします。
38: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。伊藤
健康子ども部長。
39: ◯番外【
健康子ども部長 伊藤 研君】 子育て世代包括支援センターには、専任職員の母子保健コーディネーターの助産師2名のほか、母子保健担当の保健師5名を配置してございます。
現状においては、他市町村と比べまして整った体制と考えておりますが、一方で、先ほど利用状況のところで申し上げたような面接数と継続支援数の状況がございます。特に継続支援につきましては、毎年新しい妊婦とのかかわりができてきますので、そこからハイリスク妊婦としての継続支援をしていく数も毎年増えております。
適切な支援の提供を維持していくためには、継続支援数の状況を踏まえながら、センターの体制や人員配置について、今後検討する必要が出てくるものと考えております。さまざまなニーズに適切に対応するためにも、適切な規模、体制の維持に努めてまいります。
40: ◯議長【
関口光男君】 佐藤正憲議員。
41: ◯7番【佐藤正憲君】 そういった形で今後の状況次第で、検討という言葉もありましたけれども、考えていただければと思っております。
私は、これまで保育園の問題なんかをよく取り上げてきました。主に保育の量の問題なんかを取り上げてきました。子育てに関しては、子育て世代包括支援センターと保育園の量と質の確保、この2つが非常に重要であると思っております。この2つの問題が町民にとって利用しやすいものであれば、湘南地域子育て支援ナンバー1にかなり近づいてくるのかなと思っておりますので、ぜひとも子育て世代包括支援センターの事業については、今後の状況を見ながら、拡大等も含めて進めていっていただければと強く願っているところでございます。また別の機会で保育園の問題なんかも取り上げていきたいなとは思っておりますので、その点もよろしくお願いいたします。
以上で、1点目の質問については終了とさせていただきます。
続いての質問、公園についての質問になります。
最初の質問に対する答弁といたしましては、公園の状況ですね。機能の維持という言葉もありました。主に安全性について質問させていただいたんですが、公園の機能等を考えと、安心安全だけの視点でいいのかなというところは思っております。
子どもやお年寄りにとって、子どもにとっては遊びやすかったり、楽しみやすかったり、成人からお年寄りにかけては、使いやすかったり、そういったことも含めて、魅力ある公園づくりという観点については、抜けている感が私はありまして、安心安全だけではなくて、魅力ある公園づくりの観点が私は必要だと思っておりますけれど、この点について町のお考えをお聞かせください。
42: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。黒木都市建設部長。
43: ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 公園の基盤であります通路や階段、トイレなどの施設整備につきましては、移動等の円滑化の促進に関する法律に基づくものでございますが、公園づくりという点におきましては、景観をはじめ施設や遊具の種類及び配置などの工夫により、一層魅力が増すことも事実であると考えております。
既存の公園を設置する時点においても、当時の社会的背景や住民のニーズなどを踏まえ、魅力ある公園としての整備がなされたものと認識しているところでございます。
例えばさむかわ中央公園では、築山の景観や専用の幼児広場が設置されている点などがよいという評価もいただいておりますので、町内における魅力的な公園の1つの事例として捉え、他の公園へのフィードバックなども意識し、今後の公園のあり方について考えてまいります。
44: ◯議長【
関口光男君】 佐藤正憲議員。
45: ◯7番【佐藤正憲君】 設置されたときには、当然魅力ある公園を目指して設置したのかと感じるんですが、当然そうだと思うんですが、それが、その後長い年月を経て、どうなっていっているのかなというところは突き詰めたいなと思っております。
続いて、公園の管理ですね。今回の質問に至った背景としては、公園の管理については、町民の方からいろんな意見を聞くことがあります。例えば遊具の状況であったり、あとは砂場の砂の管理ができていないだろうみたいな意見も数件寄せられたことがありまして、現状の砂場であったり、遊具であったりの管理の状況というのは、一体どのようになっているのかということについて質問いたします。
〔14番(杉崎隆之君)退席 午前9時35分〕
46: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。黒木都市建設部長。
47: ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 遊具の管理につきましては、遊具が設置されている30カ所の公園及び緑地において、年1回安全点検業務委託により、国土交通省から通知の都市公園における遊具の安全確保に関する指針をもととして点検を実施しております。また、砂場を含めた日常的な管理体制としては、利用者や清掃業務委託業者からの情報提供を主として、職員が現地に赴き、砂の補充や遊具の状態確認を行っております。
〔14番(杉崎隆之君)着席 午前9時37分〕
48: ◯議長【
関口光男君】 佐藤正憲議員。
49: ◯7番【佐藤正憲君】 安全管理については、年1回ということですか。そうすると定期的に行われているのかなと。ただ、年1回なので、多少のタイムラグは生じるかなというところもありますが。砂場の管理は、そういう報告を受けたら、しっかり対応していただけるというようなことですね。確かに砂場に関しては担当課に、こういう状況だということを言いにいったことがありますし、そのときはしっかり対応はしていただいたのかなということを今思い出しているところでございます。
続いて、公園において、これもよく聞く意見なんですけれども、ボール遊びができないという声をよく聞くことがあるんですが、ボール遊びが公園のルールとしてどのようになっているのかということを質問いたします。
50: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。黒木都市建設部長。
51: ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 ボール遊びのできる公園といたしましては、さむかわ中央公園がございますが、あくまでも他の利用者に迷惑や危険を及ぼさない範疇での遊びを前提としたものであり、ゴルフクラブやバットを用いて遊ぶなどの危険性が高いものを容認するものではございません。また、その他の公園については、規模が小さいことや隣接する住宅に影響を与える可能性が高く、ボール遊びは禁止としております。
52: ◯議長【
関口光男君】 佐藤正憲議員。
53: ◯7番【佐藤正憲君】 続いて、寒川町において、公園の遊具の数の推移についてお答えを求めます。
54: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。黒木都市建設部長。
55: ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 遊具の数の推移でございますが、各公園の設置当初の数は、112基でございました。その後34基の増設を行いましたが、一之宮公園における木製複合遊具の撤去による25基の減少をはじめとした老朽化等に伴う撤去数が59基あり、現在は87基となってございます。
56: ◯議長【
関口光男君】 佐藤正憲議員。
57: ◯7番【佐藤正憲君】 112基プラス34基マイナス59基は87基というお答えであったと思います。遊具の減っている状況があって、なかなか公園等で先ほどのボール遊びがしづらい状況等があるということはわかりました。
遊具については、全国的に、これは私の印象なんですが、減っていっているものなのかと思ったんですが、実は国交省の調査を見ると、1,406の地方公共団体において回答をもらっているということなんですが、13万5,000カ所ほど、都市公園とその他の公園も含まれますけれども、児童公園なんか調査が実施されたということで、平成10年に公園の遊具が27万個あったものが、平成25年に37万個と実は増えていたんですね。ただ一方で、危険遊具の撤去というのが進んでおります。ゆりかご式ブランコというものが15年間で9,700から1,400に激減しているところもあったりして、当然危険な遊具に関しては減っている。ところが一方で、遊具の総数というのは増えているんですね。
そういったことも踏まえて、寒川町の遊具が減っている状況の理由、ぜひ減っているのかということについてお答えをいただきます。
58: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。黒木都市建設部長。
59: ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 遊具の減につきましては、老朽化による撤去がその理由でございます。現状においても、遊具を有する30カ所の公園等のうち、昭和50年から60年代に整備された公園は20カ所を占め、遊具の老朽化が多数確認されております。
60: ◯議長【
関口光男君】 佐藤正憲議員。
61: ◯7番【佐藤正憲君】 老朽化による撤去というお答えでありましたけれども、老朽化によって撤去されて、撤去されっ放しということですよね、要は。増設されていないということだと思うんですよ。それは非常に悲しいなと思う一方で、あとは予算の関係とかも出てくるのかなと思っております。
いずれにしても、この状況ですね。寒川町においては、公園の遊具がどんどん減っていっている、さらに昭和50年から昭和60年に設置された遊具が20カ所という話ですね。これは、多分それが多いということだと思うんですが、そういった状況を考えると、これから先も、寒川町の公園の遊具というのは、減り続けていっちゃうんじゃないのかなという不安というか、恐らくそうなるんじゃないのかなと思います。
そういったことを考えたときに、先ほど魅力ある公園という観点でお答えもいただいたんですが、遊具が一方的に減り続けていく状況というのは、非常に望ましくないと思います。これは、当然1年、2年でどうこうできる問題ではないと思っておりまして、ある程度の長期的スパンで見て、遊具を撤去するのはしようがないですけれども、撤去した分増設するだとか、そういったことも長期的な計画というか、ある程度の方向性というのは、町として持っていたほうがいいんじゃないのかなと思うんですね。そうじゃないと、恐らくこのまま公園の遊具は減り続ける、そういった方向性というか、計画的な更新というか、そういったことについて、町のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
62: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。黒木都市建設部長。
63: ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 遊具の減少につきましては、議員ご指摘のとおり、必ずしも好ましいものではないと認識しているところでございます。
しかしながら、現在町としては、既存遊具の安全性と機能の確保が喫緊の課題と捉えており、遊具の現状維持を目標とし、対応に努めているところでございます。
今後は修繕費の平準化などを含め、遊具の設置や更新に関しては、中長期的に検討してまいりたいと考えてございます。
64: ◯議長【
関口光男君】 佐藤正憲議員。
65: ◯7番【佐藤正憲君】 わかりました。基本は現状維持だけれども、更新については中長期というお答えですか。ちょっと解釈が難しい答弁ではありましたけれども、更新に関して中長期的というお答え、平準化という言葉もありました。そういうふうにある程度は長期的スパンでもいいです。遊具をどうしていくのかという方向性というのは、しっかり町として持っていただきたいなと、そうしないと公園の遊具は減る一方なので、それは担当課からもしっかりと予算の確保であったり、投げかけはしていかなくてはならないことなのかと思っていますので、その点はぜひともお願いしたいと思います。中長期的な計画というか、考えを持って、ぜひとも進めていただきたいと思っております。
続いて、今度はお年寄りにとって使いやすい公園とは何なのかなと考えました。施政方針に子どもからお年寄りまでという言葉があったので、町としてお年寄りにとって使いやすい公園というのは、どういったものを描いているのか、その点について質問いたします。
66: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。黒木都市建設部長。
67: ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 公園は、防災やレクリエーションの場など、さまざまな役割を有しておりますが、お年寄りが使いやすいという点に特化すれば、例えば園内の通路における段差の解消など、転倒を防ぐバリアフリー化が挙げられます。そのほか、休憩場所となるベンチの設置や、あるいは軽い運動やコミュニケーションの場としての利用を含め、心身ともにリラックスすることができる公園があるべき姿と考えております。
68: ◯議長【
関口光男君】 佐藤正憲議員。
69: ◯7番【佐藤正憲君】 そういう感じになろうかと思っております。
お年寄りにとって使いやすい公園の姿を描いたときに、子どもにとっては遊びの場という見方が強いのかなと思うんですけれども、お年寄りにとっては憩いの場であったり、それが健康につながるのかなとは考えているところであって、今、全国で広がっているのが、健康遊具が全国でかなり広がっているなと思っていて、先ほどの国交省の調査でも、平成10年に健康遊具というのが4,800個だったのが、平成25年に2万4,000個なので、およそ15年でちょうど5倍に増えたということがあって、寒川町においても、当然、健康都市宣言を行っている寒川町であるし、健康につなげるという観点は、ハード面で見ても持っていただきたいなと思っていて、健康遊具の設置に関して、町のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
70: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。黒木都市建設部長。
71: ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 健康遊具の設置につきましては、健康増進の観点からも有効であると考えているところでございますが、先ほども申し上げましたとおり、遊具に関しては、現在は老朽化への対策が最優先と考えております。いかに現状を維持していくかが当面の課題であり、修繕費の平準化なども含め、遊具の設置に関しては中長期的に検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。
72: ◯議長【
関口光男君】 佐藤正憲議員。
73: ◯7番【佐藤正憲君】 やはりそういう感じなんですけど、中長期的に検討という答えですね。ところが基本は現状維持という答えでありました。
確かにそんなすぐにという話にはならないかもしれないんですが、先ほどの遊具の話プラス健康遊具ですね。これはしっかりと中長期的に考えていただきたい話なんですね。当然ここ1、2年でどうこうという話じゃないと思うんですけれども、町の公園を見ていて、遊具が減っていく状況を見ると非常に悲しいなと思います。
私も子どもの頃この町で生まれ育って、その頃はいろんな場所に遊具があった印象を受けるところでございます。学校においても、遊具は減ったりとか、そういった状況もあったりするんですね。それらは非常に悲しいと思います。
恐らくほかの方も同じような感じを持っているのかなと思うんですね。なので、遊具が減少してく問題というのは、しっかりと、中長期でもいいので、町として考えていただきたいと思っております。
今回については、その答えをいただきました。基本は現状維持だけれども、中長期的には考えていただけるというお答えをいただきましたので、ある程度の質問の目的は達せられたのかなと思っておりますので、今後の推移をぜひとも見守っていきたいと思っております。
これがなかなか進んでこなければ、私はしつこい男なので、またどこかの場面で取り上げさせていただきたいなということを一言述べさせていただいて、一般質問を終了いたします。ありがとうございました。
74: ◯議長【
関口光男君】 以上で、佐藤正憲議員の一般質問を終了いたします。
暫時休憩いたします。再開は10時10分から行います。
午前9時51分 休憩
──────────────────────────────────────
午前10時10分 再開
75: ◯議長【
関口光男君】 休憩を解いて会議を再開いたします。
次に、8番青木 博君の質問を許可いたします。青木議員。
〔8番(青木 博君)質問席へ移動〕
76: ◯8番【青木 博君】 それでは、通告順位に従いまして今回の一般質問を行います。
今回の質問は大きく分けて2つでございます。1つ目が、孤独死について、2つ目は、環境行政、町の公衆トイレについてです。
まず、1つ目の孤独死に関しての質問ですが、近年、孤独死という言葉を耳にすることが多くなりました。そもそも孤独死とは何でしょうか。孤独死の定義というのは、実際には明確に決まっているものでなく、各自治体や機関で解釈、定義するということが現状でございます。
高齢者に限らず、あらゆる世代で、見とられず死亡することが起きるということも事実でございます。例えば50代の孤独死でいえば、自分もその世代に当たりますが、原因としては、健康面での問題が多くかかわります。糖尿病をはじめ、あらゆる成人病などで増加傾向になり、ひとたび健康面で問題が起きた場合、孤独死のリスクが急激に高まります。これは50代に限ったことではありませんが、病気のリスクというのは、孤独死に大きくかかわることとなります。
1つの例を取り上げましたが、孤独死が起きる原因はさまざまあり、高齢となり、身体が衰えた方々の数が増えたからというだけの単純なものではありません。また、孤独死の方の第1発見者についてですが、発見者で最も多いのが管理会社、オーナーさんで、親族、友人、福祉関係の方より多いです。一軒家のひとり暮らしより、賃貸アパート、マンション暮らしのひとり住まいの方々が多いことが要因と考えられます。
発見された原因として、家賃滞納、郵便物がたまってオーナーが気づいたケースですとか、家族、知人、自治体等が連絡がつかないことがきっかけで発見されることが多く、季節によりますが、30日を経過すると、異臭がして近隣住民が通報して発見されるというケースもあります。
今後孤独死は増加するのかと考えますと、東京都のデータなんですが、東京都福祉保健局、東京都監察医務院の東京都23区におけるひとり暮らしで65歳以上の人の自宅での死亡者数の統計によりますと、平成19年に2,000人を初めて超え、その後も徐々に増え続け、平成27年には3,000人を超えました。これは、23区内だけでも1日当たり8.5人の方が亡くなっているという計算になります。全体での統計でも、ひとり暮らしをしている65歳以上の高齢者の方は、平成27年時点で約600万人になります。その10年後には700万人に増える見込みでございます。また、高齢単身者世帯数も増加傾向で、総務省の統計では、平成25年時点で4人に1人以上の割合で高齢単身世帯の多さが目立ちます。
今まで述べてきたことを踏まえますと、現在でもそうなんですが、孤独死は今後大きな社会問題となると思われます。実際イギリスは孤独を社会問題と捉え、孤独担当大臣のポストを新設しました。その孤独担当大臣にかかわるジョー・コックス委員会の提言書によりますと、月に一度も友人や家族と会話をしていない高齢者は、これはイギリスなんですが、20万人、週に一度だと36万人、このような環境下では、認知症リスクや心疾患リスクが高まります。
また、孤独がイギリスの国家経済に与える損失は、医療費の増大や経済活動の不活発化などによって年間320億ポンド、日本円にして約4.9兆円という試算も出ています。そして孤独は、身体的、精神的健康を損ない、それは肥満や1日15本以上の喫煙より有害とのことです。
日本でも各自治体で社会的孤立を生まない取り組みが行われていると思いますが、1点目の質問として、寒川町での現状をお聞きします。
2点目の質問は、孤独死をさせないために行われている対策をどうとられているか質問します。
そして、大きい2つ目の質問ですが、公衆トイレについてお聞きします。
公衆トイレは、町内の至るところに点在していますので、今回は主に公園の公衆トイレを中心に質問させていただきます。
日々暮らしていく上で欠かせないライフラインではありますが、その中でも、なくては困るものがトイレです。これは公共施設や外出先でも同じことではないでしょうか。コンビニ等でも利用ができますけれども、公共施設を利用したとき、身近に利用できるのが公衆トイレでございます。そういったいろいろな公衆トイレでありますが、かつてはまちづくり時、公園等の建設時についでにつくる、後回しに考えられている存在でしたが、ここ近年では、公衆トイレの必要性が認識されています。
例を挙げますと、施設計画に当たり、トイレを最優先するという姿勢を示した岐阜県の岐阜モデルトイレ、群馬県ではトイレ観光の一翼を担うもてなしの場と捉え、公衆トイレのブランド化に取り組んだ、ぐんまビジタートイレ認証制度などがあります。
また、ユニバーサルデザインという観点からも、どなたでも安心して使える公衆トイレの必要性が増しています。
さまざまに述べてきましたが、基本は、清潔で明るく安心なトイレかと思います。そこを踏まえて1点目の質問です。町の公衆トイレの現状についてお聞きします。
2点目は、清潔で明るい公衆トイレにするためには、利便性の向上が挙げられます。その点についてお聞きいたします。
77: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。木村町長。
78: ◯番外【町長 木村俊雄君】 通告順位7番青木議員のご質問にお答えいたします。
初めに大きな1点目といたしまして、孤独死についての1点目、町の現状を問うとのお尋ねでございます。
高齢者の孤独死、また別な言い方は孤立死とも言われておりますけども、孤独死につきましては、独居の高齢者が、親族や地域から孤立し誰にも見とられずに、住居で生活中に突発的な疾病などによって亡くなられた場合を高齢者の孤独死と捉えております。
孤独死の現状につきましては、ご近所の方などの通報により町に連絡が入り、職員が訪問するなどして発覚するなど、なかなか把握することはできていないのが状況でございます。
次に、2点目の町の対応と対策についてでございますが、ひとり暮らしの高齢者の方は、年々増加の傾向にございます。突発的な疾病により亡くなる方を未然に防ぐことは、なかなか困難と考えておるところでございます。
しかしながら、少しでもそのような状況とならないよう、地域の自治会やシニアクラブなどの地域活動への積極的な参加、また民生委員のご協力が必要不可欠と考えております。
町の対応といたしましては、地域包括支援センター職員によるひとり暮らしの高齢者宅への訪問、あるいは必要な介護保険サービスの適正な活用など、住みなれた地域で自立した日常生活が送れるよう、地域包括ケアシステムの構築を鋭意進めているところでございます。
続きまして、大きな2点目でございます。環境行政についての1点目、町の公衆トイレの現状を問うとのお尋ねでございます。
町管理の公衆トイレにおきましては、町内11カ所に設置しております。それぞれの所管課がその利用頻度や設置箇所の環境に応じて清潔で快適な環境を提供できるよう、維持管理に日々努めているところでございます。また、トイレの老朽化への対応とあわせ、新規設置についても取り組んでいるところでございます。
2点目といたしまして、公衆トイレの利便性の向上を問うとのご質問でございます。
公衆トイレの利便性の向上につきましては、和式トイレから洋式トイレへの入れ替えやウォシュレットの設置、あるいは段差の解消などが挙げられます。洋式への入れ替えやウォシュレットの設置につきましては、基本的にはトイレの改修や施設更新の時期に合わせて入れ替えを考えているところでございます。よろしくお願いいたします。
79: ◯議長【
関口光男君】 青木議員。
80: ◯8番【青木 博君】 それでは、まず1つ目の孤独死に対しての一問一答へ入らせていただきます。
先ほど町長質問でも述べましたが、全国的に65歳以上の高齢者が増加傾向であります。寒川町も同様の傾向と思われますが、ここでは町のひとり暮らしの高齢者数の男女別の人数をお聞きいたします。
81: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。亀山福祉部長。
82: ◯番外【福祉部長 亀山 浩君】 それでは、町のひとり暮らしの高齢者数のご質問でございますが、平成31年2月1日現在でございますけども、男性が1,048人、女性が1,897人、合計で2,945人でございます。
83: ◯議長【
関口光男君】 青木議員。
84: ◯8番【青木 博君】 総数で3,000人弱ということでしたので、そのうち女性が倍近くいるということがわかりました。
平成30年11月現在の65歳以上の高齢者の総数が、約1万3,000人ですので、ざっと計算しますと、4人に1人くらいになるんでしょうか。先ほど述べた総務省の統計とも符合します。人は減少しても世帯数は変わらないということも考えられます。
そういった高齢化が進む現在、将来が懸念されるわけです。そのような核家族化が進む中、孤独死も比例して増え続けると思いますが、冒頭でも述べましたが、孤独死そのものを判断する基準がなく、警察の発表で、変死扱いになるケースもあるということも聞きました。
町としては、孤独死と判断するのは難しいですが、町として孤独死と把握するときはどのようなときなんでしょうか。また、孤独死と判断した場合の町の対応をお聞かせください。
85: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。亀山福祉部長。
86: ◯番外【福祉部長 亀山 浩君】 町が孤独死を把握するケースでございますが、介護サービスを受けている方の場合には、ヘルパーさんやケアマネジャーさんから、自宅に伺っても反応がない、また新聞販売所からは、数日間の新聞がたまっている、また近隣の方からは、最近見かけないなどの連絡が入り、町や包括支援センター職員がそのお宅に訪問し、発覚するケースが挙げられます。
そのときの対応でございますけども、職員では死亡の確認ができたいため、警察と消防に連絡するとともに、その方の親族等を把握しておれば、連絡をとります。また、警察に対しては、親族の連絡先等の情報を提供し、引き継ぎをしております。
87: ◯議長【
関口光男君】 青木議員。
88: ◯8番【青木 博君】 介護サービスや新聞販売店など、本人と何らかのつながりがある人から連絡するということでした。また、消防に連絡し、引き継ぎということですね。
では、全く身寄りがない人が孤独死した場合、町はどういった対応をとられているのかお尋ねします。
89: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。亀山福祉部長。
90: ◯番外【福祉部長 亀山 浩君】 町が親族等を把握していない場合につきましては、警察が親族調査をし、身寄りがないとわかったときには、墓地埋葬等に関する法律によって死亡地の市町村長が死体の埋葬、火葬を行うことと規定されておりますので、町がその手続きを行うことになります。
91: ◯議長【
関口光男君】 青木議員。
92: ◯8番【青木 博君】 町が火葬して埋葬するということで理解しました。骨は寺に預けられ、無縁仏扱いとなるんですか。寂しいことですが、これが現実なんですね。
では、次ですが、孤独死といっても、さまざまな要因が絡み合って起きることなんですが、町としては孤独死が起きる要因をどう見ているんでしょうか。お尋ねいたします。
93: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。亀山福祉部長。
94: ◯番外【福祉部長 亀山 浩君】 孤独死の要因でございますけども、ご本人自身が地域のコミュニティや親族とのかかわりが希薄な方、また慢性疾患を持つ方が、孤独死の起きやすい要因と考えてございます。
95: ◯議長【
関口光男君】 青木議員。
96: ◯8番【青木 博君】 人とのかかわりの少なさが、やはり第1と私も考えているんですが、自宅で倒れたとき、発見が遅れてしまい、救急処置を施していれば助かったであろうケースもあるからです。また、ひとり暮らしも当然要因の1つに挙げられます。高齢者の単身世帯数は、先ほども言いましたが、総務省の統計によりますと、高齢者の単身者の割合は、平成15年には全体の20%を超え、10年後の平成25年には26%を超える数値になり、平成30年には30%を超えているかもしれません。
また、経済的な理由というのも考えられるのではないでしょうか。厚労省の資料によれば、平成27年の全世帯の平均所得は541万円です。対して、65歳以上の高齢者世帯では297万円です。年金受給者が多いので当然だとは思いますが、65歳以上の世帯では、また総体的貧困率も18%と約5世帯に1世帯が貧困という状況です。
このような経済状況で、コミュニティへの参加や通院にかける費用が出せず、ひきこもりがちになり、健康面で問題が起こりやすくなるということも考えられます。ほかにもいろいろありますが、次に、統計から見ても、全国的に年々増加するであろう孤独死ですが、この深刻な問題について、県内で取り組んでおられる自治体を把握しているのかお聞かせください。
97: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。亀山福祉部長。
98: ◯番外【福祉部長 亀山 浩君】 県内の孤独死に取り組んでいる自治体でございますが、確認できる範囲では承知してございません。
ただ、神奈川県では、地域見守り活動に関する協力体制づくりとして、日本郵便株式会社、LPガス協会、新聞販売組合、宅配業者、また金融機関など、個人宅を訪問する業務の事業者と地域見守り活動に関する協定を締結した上で、市町村や警察、消防と連携した地域見守りに関する協力体制づくりに取り組んでございます。
99: ◯議長【
関口光男君】 青木議員。
100: ◯8番【青木 博君】 県内では孤独死に対して特別な対策をとられている自治体はなくて、県レベルの対策と理解しましたが、これまでも語ってきたんですけども、将来大きな社会問題となると思いますので、早急な対策を自治体がとるべきだと私は思っております。
他県の自治体では、さまざまな対策がとられています。例を挙げますと、福井県では、黄色いハンカチ運動を実施しておりまして、朝起きて異常がなければ玄関先に黄色いハンカチを掲げ、夕方になったら片づけます。安否の確認ですが、老人会の役員で構成する見守り隊が確認するとのことです。
いろいろと課題もあるかとは思いますが、一歩踏み出して取り組むことが重要と思います。他の自治体の対策もいろいろと調べてきましたが、見守ることが非常に重要だと思うんですね。見守るとしても、どこに主体を置くか、ここが肝心です。協力員を活用するのか、事業者との協定を結ぶのか、地域と連携しネットワークを充実させるのか、さまざまありますが、ここでは機械を取り入れて孤独死を迅速に防ぐことも1つの対策と思いますが、その機器等での対策の考えをお尋ねします。
101: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。亀山福祉部長。
102: ◯番外【福祉部長 亀山 浩君】 町の高齢者在宅福祉サービス事業の1つといたしまして、緊急通報システムがございます。こちらは、ひとり暮らし、または高齢者のみの世帯で、慢性疾患等により日常生活に注意を要する方に、緊急事態発生時に迅速な救援態勢がとれるよう機器を無償で貸し出しております。
103: ◯議長【
関口光男君】 青木議員。
104: ◯8番【青木 博君】 町でも機械等を利用しているということで、安心しました。
万が一のとき対応して助かったというケースもあると思うんですね。ぜひこういった事業を広めて、安心に暮らせる町にしていただきたいと思います。
次にですが、さまざまな観点から孤独死について質問しましたが、感じたことは、地域や親族とのつながりが希薄であるということが大きな要因の1つと私は感じました。先ほども申しましたが、地域などによる見守りが非常に重要で、一人にさせないことが孤独死をさせない有効な施策と思いますが、町の考えをお尋ねします。
105: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。亀山福祉部長。
106: ◯番外【福祉部長 亀山 浩君】 町では、地域包括支援センターの職員が定期的にひとり暮らしの高齢者宅を訪問し、生活状況を把握して確認してございます。またそのときには、健康状態にもよりますが、自治会やシニアクラブへの加入、参加を促し、地域コミュニティとのかかわりが持てるように勧めているところでございます。
以上です。
107: ◯議長【
関口光男君】 青木議員。
108: ◯8番【青木 博君】 一応地域包括支援センターの職員が取り組んでいるということで、理解しましたが、今後増えるであろう孤独死を防ぐには、町全体で取り組むことが必須になることと思うんですね。手遅れにならないように積極的に取り組んでいただきたいと思います。
孤独死についてはここまでといたします。
次に、大きな2つ目の公衆トイレについてお聞きします。
現在さまざまな場所に公衆トイレというものがありますが、町が管理している町の公衆トイレの数をまずお聞かせください。
109: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。伊藤
健康子ども部長。
110: ◯番外【
健康子ども部長 伊藤 研君】 それでは、健康子ども部健康・スポーツ課が所管いたします倉見スポーツ公園及び田端スポーツ公園のトイレの状況についてお答えいたします。
倉見スポーツ公園のトイレにつきましては、河川敷での設置ということで、移動可能な簡易水洗式となっており、男女兼用のものを4基設置し、いずれも和式便器となってございます。田端スポーツ公園のトイレにつきましては、管理棟とグランド内に設置しておりますが、管理棟には男女別のトイレが2カ所で、水洗式の洋式便器が2つ、グランド内には、倉見スポーツ公園同様に河川敷での設置ということになりますので、移動可能な簡易水洗式のものを4基設置し、いずれも男女兼用で和式便器が8つ、小便器が2つ、身体障害者用の洋式便器が1つとなってございます。
また、保育・青少年課が所管いたします青少年広場のトイレにつきましては、市街化調整区域内にあることから、汲み取り式の男女兼用和式便器2基、洋式便器1基と小便器3基を設置してございます。
なお、既存のトイレにつきましては、老朽化が進んでいることから、既に水洗式トイレの新設に向けました測量委託を実施しており、平成31年秋頃の完成を目指しております。
詳細につきましては、予算特別委員会においてご説明させていただきたいと思います。
111: ◯議長【関口光男君】 畑村環境経済部長。
112: ◯番外【環境経済部長 畑村正樹君】 それでは、環境経済部環境課が所管する公衆トイレの詳細についてお答えさせていただきます。
環境課が管理する公衆トイレは、寒川駅前公衆トイレ及び宮山駅前公衆トイレの2カ所に設置しております。各施設の便器の内訳につきましては、寒川駅前公衆トイレにつきましては、男子トイレ洋式便器2基、小便器3基、女子トイレにつきましては、洋式便器3基となりまして、男女兼用の多機能トイレ洋式便器1基となっております。宮山駅前公衆トイレにつきましては、男女兼用洋式便器1基、小便器3基となっております。
以上です。
113: ◯議長【関口光男君】 黒木都市建設部長。
114: ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 都市建設部都市計画課が所管する公衆トイレの詳細についてお答えさせていただきます。
都市計画課が管理する公衆トイレは、さむかわ中央公園をはじめとする6カ所の公園に設置してございます。その各施設の内訳ですが、さむかわ中央公園は、男子用和式便器が3基、男子用洋式便器が1基、小便器が6基、女子用和式便器が5基、女子用洋式便器が3基、身体障害者用洋式便器が2基でございます。
2つ目といたしまして、川とのふれあい公園になりますが、こちらは男女兼用の和式便器が6基、小便器が4基です。一之宮公園は、男子和式便器が1基、小便器が5基、女子用和式便器が4基、身体障害者用洋式便器が1基でございます。宮山緑地では、男女兼用和式便器が1基でございます。寒川駅前公園は、男子用洋式便器が2基、小便器が4基、女子用洋式便器が4基、多目的洋式便器が1基でございます。
最後に、矢島公園は、身体障害者用洋式便器が1基となってございます。
以上です。
115: ◯議長【関口光男君】 青木議員。
116: ◯8番【青木 博君】 各施設には公衆トイレがあるということで、思ったより便器の数ですとか、小便器の数が多いということがわかりました。
ここからは公園に設置されている公衆トイレについてお尋ねしますが、これだけの数の公衆トイレの現状を知る上で、調査をすることも大事と考えております。日ごろ現地調査などは行っておられるとは思いますが、利用者がどのように感じ、利用しているのかということも重要かと思います。
そこで、公衆トイレについて、アンケート等の調査を過去に行ったことはあるのかお尋ねいたします。
117: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。黒木都市建設部長。
118: ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 現状把握のためのアンケート調査でございますが、過去に公園利用に関するアンケートは行ったことはありますが、公衆トイレに特化した内容のアンケートは行っておりません。
119: ◯議長【関口光男君】 青木議員。
120: ◯8番【青木 博君】 公衆トイレに特化した質問は過去はないということ、公園利用のアンケートは行ったけれども、公衆トイレに特化したアンケートは行っていないということで、わかりました。
利用する人がどのような気持ちで利用されているかということも知ることで、よりよい公衆トイレとなると思いますので、ぜひ実施して、皆さんのお気持ちというのを知っていただきたいと思います。
次ですが、公園に設置されている公衆トイレに限らず、公衆トイレのイメージというものなんですが、4Kという言葉ですね。汚い、臭い、暗い、怖いということが言われたりしているんですが、汚い、臭いは、用を足す場所ですので、どうしてもそういったイメージがつきものですし、暗い、怖いというイメージがありますと、近寄りがたく利用されないということも考えられますので、町として、この4点を払拭するのに留意している点をお尋ねいたします。
121: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。黒木都市建設部長。
122: ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 町が管理する公園の公衆トイレにつきましては、その利用頻度や設置環境に応じて清掃内容や回数を設定し、日ごろから適正管理に努めております。
中でも利用頻度の多い公園における清掃回数を幾つかご紹介させていただきますと、寒川駅前公園では365日、毎日です。さむかわ中央公園では、毎週火曜日、木曜日、土曜日、日曜日の4日、一之宮公園では、年末年始を除く毎日、いずれも委託業者により清掃しております。
また、委託業者や利用者からの情報提供に基づきまして、電球の交換などを行い、清潔で快適にご利用いただける施設環境が提供できるよう心がけております。
123: ◯議長【関口光男君】 青木議員。
124: ◯8番【青木 博君】 日ごろから適正管理に努めて、清潔で快適に利用してもらうことに留意しているのが大変うかがえました。今後もそういった姿勢で臨んでいただきたいと思います。
しかし、管理者がしっかりと管理することも重要なんですが、気持ちよく快適に使用していただくのに、利用者がルールを守ることも重要と考えております。利用者に対して、ルールを守って正しく使用していただくのに町として何か行っているのかお尋ねいたします。
125: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。黒木都市建設部長。
126: ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 利用者に正しく使用してもらうのに町として行っていることですが、公衆トイレ内の見やすいところに、備えつけの紙以外は流さないでくださいや、トイレットペーパー持ち出し禁止、一度にたくさんの紙を流すと詰まりやすく故障の原因になりますので、ご注意くださいなどの適正な利用を促す掲示物により、利用者に向けての周知啓発を行っております。
127: ◯議長【関口光男君】 青木議員。
128: ◯8番【青木 博君】 利用者がルールを守り、正しく使い、管理者がしっかりと管理する、常識的なことなんですが、これが、きれいで清潔な公衆トイレを長く保つ秘訣ということだと思いますので、利用者に向けて、さらにしっかりと周知と啓発を行っていただきたいと思います。
さらに公衆トイレを快適に使用していただくのに、洋式化ということも考えられますが、現在公園に設置されている公衆トイレの洋式が占める割合をお尋ねいたします。
129: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。黒木都市建設部長。
130: ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 町が管理する公園に設置されている公衆トイレの和式、洋式の割合ですが、和式トイレが60.6%、洋式トイレが39.4%となっております。
131: ◯議長【関口光男君】 青木議員。
132: ◯8番【青木 博君】 和式が60.6%、洋式が39.4%ということですね。洋式トイレがやはり少ないということを感じるわけですね。例えば町内の小中学校では、今年度で60%を超える洋式化の計画もありますし、家庭でも、洋式トイレがほとんどとは言いませんが、普通に設置されていますよね。また、地域住民の方々からも、洋式トイレということの声も伺っているんです。また、高齢化が進む状況で、高齢者の方で、若いときより足腰が弱っている方が増えていると思うんですね。町もそういったニーズに合わせた洋式化を進めることが重要だと思うんですが、町の見解をお尋ねいたします。
133: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。黒木都市建設部長。
134: ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 和式から洋式化への入れ替えにつきましては、基本的にはトイレの改修など施設の更新時期に合わせて行っていきたいと考えております。また、洋式トイレが設置されていない公衆トイレでも、多機能洋式トイレが併設されている箇所では、お体の不自由な方だけではなく、高齢者の方にもご利用いただける旨の掲示によるご案内などを行い、環境の改善に努めてまいります。
135: ◯議長【関口光男君】 青木議員。
136: ◯8番【青木 博君】 施設の更新に合わせてということですが、やはり住民の声を反映させることも重要だと私は考えるんですね。
先ほども申し上げましたが、家庭では洋式が普通の状態です。また、和式を洋式に変える簡易式の便器等もありますので、住民のニーズを第1に考えを進めていただきたいと思います。
ただ、洋式トイレが設置されていないところには、多機能洋式トイレが併設してあるとのことで、体の不自由な方々だけではなく、高齢者の皆さん、妊婦さん、赤ちゃん連れのお母さんなどが使えるみんなのトイレということで、地域の皆さんにみんなのトイレだということを認識することを私も伝えていきたいと思います。
最後となりますが、町長への質問でも発言しましたが、まちづくりや施設設計時、公衆トイレはあまり重視されない傾向が見受けられます。しかしながら、公衆トイレは町の顔という側面もあるわけです。町外から来られた方が、便利できれいな公衆トイレを利用すれば、町の評判も上がると思うんですね。
そこを踏まえまして、将来的にはウォシュレットを導入したトイレを、駅前に限らず、公園の公衆トイレにも必要と考えていますが、町のお考えをお尋ねいたします。
137: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。黒木都市建設部長。
138: ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 ウォシュレットを備えたトイレの導入につきましては、今後の施設改修時や新規での公衆トイレ設置の際に、設置場所や利用頻度など諸条件を考慮し、導入するのか、その採用を検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
139: ◯議長【関口光男君】 青木議員。
140: ◯8番【青木 博君】 さまざまな条件を考慮して検討とのことでしたが、ことしは、寒川町でも初になるんですか、国際競技大会が開かれ、多くの外国人の方々も来られると予想されるわけですから、早急に洋式化、そしてウォシュレット化を進めていただきたいと思います。それが地域住民の方々の利益にもなるわけですから。
これで私の質問を終わらせていただきます。
141: ◯議長【関口光男君】 以上で、青木 博議員の一般質問を終了いたします。
暫時休憩いたします。再開は11時10分から行います。
午前10時52分 休憩
──────────────────────────────────────
午前11時10分 再開
142: ◯議長【関口光男君】 休憩を解いて会議を再開いたします。
次に、10番山田政博君の質問を許可いたします。山田議員。
〔10番(山田政博君)質問席へ移動〕
143: ◯10番【山田政博君】 では、通告順位に従いまして、日本共産党議員団の一員として一般質問を行います。
今回は大きく2点となります。まず、大きな1点目として、高齢者福祉について質問します。
12月議会の一般質問で、聴覚障害者への支援としてヒアリンググループの設置を提案したんですが、一般質問の中で、補聴器を使用している高齢者にも喜ばれることがわかりました。その後いろいろな方と話したところ、聴覚障害者には補装具の公的補助はありますが、高齢者の加齢性難聴の方は自費で補聴器を購入しなければならないということで、多くの方が困っているということがわかりました。
耳が聞こえなくなると日常生活に不便し、コミュニケーションを困難にし、外出や人と会うのがおっくうになり、生活の質の落とす原因ともなります。また、最近では、鬱や認知症の危険因子となるとも指摘されています。補聴器は、片耳で3万円から20万円と高額で、保険適用じゃないために全額自費となり、購入をためらう方もいらっしゃいます。
最近の補聴器の普及率は、日本補聴器工業会調べで、イギリスで42.4%、ドイツでは34.9%、フランスでは34.1%、アメリカで30.2%となっており、欧米では補聴器購入に対する補助制度もあり、日本でも一部の自治体では既に公的補助をしているところもあります。
今回は寒川町でもできないのかということを思い、今回の一般質問を行います。
補聴器のさらなる普及で、高齢者になっても生活の質を落とさず心身ともに健やかに過ごすことができ、認知症の予防、ひいては健康寿命の延伸、医療費の抑制につながると思い、そのことを踏まえて、1、加齢性難聴の現状について、2、補聴器購入の補助について見解を伺います。
次に、大きな2点目として、防災対策についてです。
高齢者独居世帯の防災情報サービスということで、ことしは阪神・淡路大震災から24年、東日本大震災から8年が過ぎ、昨年は大阪北部地震、また西日本豪雨災害、北海道胆振東部地震などが続き、自然災害に油断が許さない状況があります。
町長の施政方針の中にも、高齢者独居世帯の民間防災情報サービスの活用とありました。高齢化社会を迎え、要支援対策など、防災に対するどのような防災情報サービスを行うか、また、現状では何が不足しているのか聞いていきたいと思います。
以上、1回目の質問とします。
144: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。木村町長。
145: ◯番外【町長 木村俊雄君】 それでは、通告順位8番山田議員のご質問にお答えいたします。
まず、大きな1点目でございます。高齢者福祉についてのお尋ねの1点目、加齢性の難聴者の現状についてでございます。
加齢による聴力の低下は、一般的には高音域から始まり、早い方では40歳代から聴覚の衰えが出てくると言われております。難聴のレベルもさまざまで、町において基準はございませんので、加齢性難聴者の人数等の把握は現状できておりません。
次に、2点目の補聴器購入の補助についての町の見解はとのお尋ねでございます。
現在加齢性難聴のニーズについても把握できていないこともございまして、現時点では補聴器購入に対する補助を行う予定はございません。
続きまして、大きな2点目、防災対策についての高齢者独居世帯の防災情報サービスの活用についてのお尋ねをいただきました。
災害時に重要なことは、お一人お一人が自分で自分の身の安全を守る、いわゆる自助でございます。そのためには、防災等に関する情報を確実にお伝えすることが、自治体の責務の1つでもございます。今までも防災行政用無線やホームページ、メール配信等のさまざまな情報発信のツールを使ってお伝えしているところでございます。
近年のスマートフォン等の普及状況を踏まえまして、各個人に的確に防災情報等を届けられることからメール配信を推奨しておりますが、高齢者で、スマートフォン、あるいは携帯電話をお持ちでない方で、防災行政用無線等の内容が聞きづらい方々もいらっしゃることから、懸案となっておりましたケーブルテレビ事業者の防災情報端末を活用したサービスの導入を来年度、新年度予定しております。この端末を使用することで、屋内でも防災行政用無線や緊急地震速報等の重要な情報を音声、あるいはテレビの文字画像で得ることができます。これによりまして、迅速で適切な避難行動等の対応が期待できますことから、減災につなげてまいりたいと考えるところでございます。よろしくお願いいたします。
146: ◯議長【関口光男君】 山田議員。
147: ◯10番【山田政博君】 それでは、町長答弁もいただきましたので、一問一答に入らせていただきます。
まず、1点目の高齢者福祉についてですが、私の周りも高齢者が多く、耳の聞こえにくい方もいます。対話していて相手が理解していると思いましたら、よく聞こえていなかった、改めて大きな声で話しかけることで、ようやく対話になることで、相手の方の耳が聞こえにくいことがわかります。
そこで、まず、現状の把握として、加齢性難聴の定義と社会生活への影響はどのようなのかお聞きしたいと思います。
148: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。亀山福祉部長。
149: ◯番外【福祉部長 亀山 浩君】 加齢性難聴につきましては、一般的に老化以外に特別な原因があるわけではなく、音を感じる部位が障害される難聴のことを指しておりまして、老化による聴覚機能の低下などで根本的な治療法はないと聞いてございます。
社会生活への影響につきましては、難聴になると必要な情報が入りづらくなり、周囲とのコミュニケーションがとれず、また危険を察知する能力が低下したりすることなどが考えられます。
150: ◯議長【関口光男君】 山田議員。
151: ◯10番【山田政博君】 加齢性難聴については、老化による聴覚低下、また根本的な治療法がないということでしたけど、また、周囲とのコミュニケーションがとりにくく、危険を察知する能力が低下するということも挙げられましたが、私たちの周りには加齢性難聴の方が多数いるなと思います。
最初、町長答弁では、数値的な把握はできていないとのことでしたけど、介護訪問等で高齢者の方と会うことで、高齢者の難聴の状況などがわかるのでしょうかということで、改めて高齢者の難聴についての把握についてお聞きします。
152: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。亀山福祉部長。
153: ◯番外【福祉部長 亀山 浩君】 高齢者の難聴の状況でございますが、包括支援センターの職員や介護認定調査員が高齢者のお宅を訪問したときなど、その方の状況は把握してございます。
介護保険の観点から申しますと、介護認定を受ける方に対しては、聴力も介護認定の調査項目にありますので、認定調査員が直接本人と対面調査をする中で、聞こえ方のレベルはさまざまでございますけども、平成29年度の調査対象者1,992人のうち442名、約22%の方が聞こえ方が悪いと判定されております。
この数字は、あくまでも介護認定の申請をされた方のみでございますので、高齢者全体の人数ではございません。また、訪問の際など、高齢者から聞こえづらいなどの相談を受けた場合には、中耳炎やウイルスなどが原因であることも考えられますので、耳鼻咽喉科等での受診を勧めているところでございます。
154: ◯議長【関口光男君】 山田議員。
155: ◯10番【山田政博君】 聴力については、介護認定の調査項目にもあるということで、ある程度の人数は把握しているということで、介護認定の関係で1,992人中442人ということでありましたけど、あと、原因のわからない方に関しては、耳鼻科の受診を勧めていることで難聴の度合いもわかると思います。また、その点に関しては、親身になって相談を受けていただきたいと思います。
次、加齢性難聴ですけど、老化による難聴なので治療法はなく、誰にでも起こり得ることだと思います。加齢性難聴の進行を遅らせる手段というものはあるんでしょうか、お聞きします。
156: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。亀山福祉部長。
157: ◯番外【福祉部長 亀山 浩君】 加齢性難聴の進行を遅らせる手段とのご質問でございますが、年齢を重ねてまいりますと、耳や目、歯などの体に支障が生じてきて、加齢以外でも原因はさまざまだと思いますけれども、これらの症状、老化の進行を遅らせることは難しいと考えております。
町ではご質問のような加齢性難聴に特化した対策はしておりませんが、これまでも介護予防事業として講座や教室を開催しており、多くの方にご参加いただいているところでございますが、健康維持、介護度の重度化防止という視点で、栄養指導や適度な運動というメニューも取り入れてございますので、これら事業に積極的にご参加いただき、生活習慣の見直しや適度な運動を日々の生活に取り入れることは、老化を遅らせる一助になると考えております。
158: ◯議長【関口光男君】 山田議員。
159: ◯10番【山田政博君】 加齢性難聴の進行を遅らせることは難しいとのことでした。
あと、加齢性難聴に伴う対策もしないということでしたけど、介護予防事業として講座や教室を開催し、健康維持、介護度の重度化防止に努めているとのことでした。
最初の質問で、加齢性難聴が鬱や認知症の危険要因にもなるということが指摘されるということを述べましたけど、補聴器を使用することで周囲とのコミュニケーションがよくなり、前向きな行動がとれるようになり、生活の質を落とさず心身ともに健やかに過ごすことができ、認知症の予防、ひいては健康寿命の延伸、医療費の抑制にもつながると思います。
そこで、次の質問ですけど、補聴器の購入の補助について、欧米では補聴器購入に対する補助制度があり、日本でも一部の自治体で既に公的補助をしているところがあります。ほかの自治体の状況について、状況把握はされているでしょうか、お聞きします。
160: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。亀山福祉部長。
161: ◯番外【福祉部長 亀山 浩君】 補聴器購入への補助について、他の自治体の状況でございますけども、県内では実施している市町村はございません。そのほか調べられる範囲では、近県では東京都豊島区などの8特別区、また千葉県では船橋市や浦和市で補助を行っていると聞いてございます。
162: ◯議長【関口光男君】 山田議員。
163: ◯10番【山田政博君】 神奈川県内では実施していないということでした。また、千葉県、東京都では実施しているということでした。
神奈川県内では実施していないということですけど、県内で寒川町が先駆けて実施することになれば、「あったかい町」寒川町のPRとなると思いますけど、この点に関して町長にお考えをお聞きします。
164: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。木村町長。
165: ◯番外【町長 木村俊雄君】 今前段で、東京、あるいは千葉で先行的に進められているところもあると聞いております。先ほどお話ししましたように、全体の状況がまだ把握できていない部分もございます。そういった状況把握もするとともに、先行されている自治体の状況も踏まえて、よく研究してまいりたいと思います。よろしくお願いします。
166: ◯議長【関口光男君】 山田議員。
167: ◯10番【山田政博君】 なかなか状況が把握できていないということで、これに関しては、ほかの自治体でもやっていると、これから先、高齢者に対しての温かい対応が必要だと思いますので、研究と調査をしていただきたいと思います。
続きまして、大きな2問目、防災対策についてに移っていきます。
町長答弁でもありましたけど、さまざまな情報提供方法があると思います。現状での情報手段についてお聞きしておきます。
168: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。中島町民部長。
169: ◯番外【町民部長 中島和則君】 町では、町民の皆様に迅速で正確な防災情報を伝達するために、さまざまな情報発信ツールを活用しているところでございます。
具体的には、防災行政用無線、町ホームページ、メール配信サービス、ツイッター、広報車等による放送のほかにも、地域のコミュニティFM、緊急速報メール、テレビ、ラジオ、L-ALERTなどがございます。
以上です。
170: ◯議長【関口光男君】 山田議員。
171: ◯10番【山田政博君】 ただいまの答弁で、誰でも情報を入手できるのは、防災行政用無線、テレビ、ラジオだと思います。
以前議会で、災害時の防災情報に関する協定を締結したと聞いています。今協定を締結している団体は幾つぐらいあるのかお聞きします。
172: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。中島町民部長。
173: ◯番外【町民部長 中島和則君】 災害時の防災情報に関する協定を締結している団体につきましては、現在5社ございます。具体的には地域コミュニティFM放送局といたしまして、藤沢エフエム放送株式会社レディオ湘南、海老名FM放送株式会社FMカオン、株式会社湘南平塚コミュニティ放送FMナパサ、以上の3社でございます。
そのほかといたしまして、株式会社ジェイコム湘南、ヤフー株式会社とも防災情報に関する協定を締結しているところでございます。
174: ◯議長【関口光男君】 山田議員。
175: ◯10番【山田政博君】 FM放送に関しては3社、あとケーブルテレビで1社、またインターネット関連では1社ということで、防災協定に関する協定を結んでいるとのことでしたけど、FM放送3社については、エリア限定のコミュニティ放送ということで、情報を伝達する上で有効な手段であることを認識していることがわかりました。
また、寒川町でも、インターネットを使った地域コミュニティFMが4月から本格放送を始めると聞いています。町としてはこの放送をどのように考えているのか、お聞きします。
176: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。中島町民部長。
177: ◯番外【町民部長 中島和則君】 町内でもインターネットによる地域コミュニティ放送が始まるということで承知はしてございます。災害時におきまして地域コミュニティ放送が有効な手段となることは、私どもも認識しておりますので、今後放送事業者と防災情報等の周知方法などにつきまして、具体的な協議をさせていただきたいと考えております。
178: ◯議長【関口光男君】 山田議員。
179: ◯10番【山田政博君】 インターネットによるコミュニティ放送とはいえ、情報伝達の有効な手段です。将来的には本格的なFM放送になれば、また防災情報手段のさらなる活用ができるのではないかと思います。
昨年の北海道胆振東部地震でもラジオの有効性が注目されています。周知方法として、報道事業者との調整も検討を進めていただきたいと思います。
次の質問ですけど、ケーブルテレビ、ジェイコムで防災放送情報サービスに関する説明を聞いたことがあります。個人でも契約できると聞いていますけど、現在の加入者はどの程度いるのか、把握しているでしょうか。利用状況をお聞きします。
180: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。中島町民部長。
181: ◯番外【町民部長 中島和則君】 現在株式会社ジェイコム湘南が提供しております防災情報サービスの加入件数につきましては、約210件と把握してございます。
182: ◯議長【関口光男君】 山田議員。
183: ◯10番【山田政博君】 ジェイコムの提供する防災情報サービスは210件ということで、まだまだ少ないということがわかりました。
次、本題なんですけど、町長の施政方針の中で高齢者独居世帯の防災情報サービス事業を始めるということがありました。内容について、どのようなことかお聞きしたいと思います。
184: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。中島町民部長。
185: ◯番外【町民部長 中島和則君】 防災情報サービス事業の内容でございますが、町内に居住する75歳以上のひとり暮らしの高齢者で、ジェイコム湘南が提供する防災情報端末の設置を希望する世帯を対象と考えてございます。
防災情報端末を設置することによりまして、町が発信する防災行政用無線や緊急地震速報等の情報を音声、またはテレビの文字画像で確認することができるようになります。この防災情報を踏まえまして、生命を守るための避難行動等を迅速にとることができることで、減災につながるものと期待しているところでございます。
186: ◯議長【関口光男君】 山田議員。
187: ◯10番【山田政博君】 防災情報サービス事業ですけど、ジェイコムの情報端末を75歳以上のひとり暮らしの高齢者を対象に希望世帯に設置することはわかりましたけど、防災情報サービス事業と、今までよくほかの自治体でも使っていますけど、防災ラジオとの比較というのは行ったでしょうか。
188: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。中島町民部長。
189: ◯番外【町民部長 中島和則君】 災害時における1つの情報伝達の方法といたしまして、町では、防災行政用無線やメール配信等により行っておりますが、これ以外の手段といたしまして、主に防災行政用無線の難聴対策として、防災ラジオを活用している自治体もございます。
防災ラジオ導入には、多額の経費が必要となります。現時点での把握といたしましては、まず設備投資といたしまして、約1億円、システムのメンテナンス費といたしまして、1年当たり約600万円、住民へ販売するラジオ本体の購入費が、1台当たり、近隣の状況を見ますと約1万8,000円程度かかり、これに加えまして、住民へ安価で提供するための補助制度が必要となります。また、さらに一定年数でラジオの買い替えなども必要となるという状況もございます。
一方、株式会社ジェイコム湘南の防災情報端末におきましては、設備投資やメンテナンス費、情報端末本体費用及び維持経費等は、全て株式会社ジェイコム湘南が負担いたしまして、町の負担は月額の利用料のみという状況が現在ございます。
なお、この月額利用料金につきましても、町は、株式会社ジェイコム湘南とで防災協定を締結しておりますことから、通常よりも安価な価格となっているというのが現状でございます。
以上です。
190: ◯議長【関口光男君】 山田議員。
191: ◯10番【山田政博君】 防災ラジオ自体、自治体が利用することは多額な初期投資が必要ということで、住民への販売も高額となること、またメンテナンス費用もかかるということで、実現についてはなかなかハードルが高いということみたいですけど、これに対しては防災ラジオという観点よりも、また今地域コミュニティ放送、そういうものも利用できれば、もっと安くできるんじゃないかと思います。
それでは、最後の質問となりますけど、この事業計画に対して見直しを含めて今後はどのように考えているのか、お聞きします。
192: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。中島町民部長。
193: ◯番外【町民部長 中島和則君】 寒川町防災情報サービス事業につきましては、他の議員より何度なく防災ラジオの重要性についてご提案いただき、町として最善の防災情報の提供のあり方の検討を進める中で、防災情報端末の活用という新たな町の方向性をお示ししたという経緯がございます。その後対象者を所管する部署や関係事業者等との協議を重ね、ようやく事業実施へと取り組みを進めてまいりました。
このような背景がございますので、担当といたしましては、より実効性のある効果的な事業にしてまいりたいという思いが強くございますので、今後事業内容の精査を重ねながら、制度の改善を図り、よりよい防災情報サービスへと展開してまいりたいと考えております。
以上です。
194: ◯議長【関口光男君】 山田議員。
195: ◯10番【山田政博君】 寒川町も、防災情報サービス事業について、関係者との協議でもご苦労されていると思います。今後また事業内容について制度の改善を図りながら、新たな防災情報サービスの展開もしていくということでしたけど、防災ラジオに関しては、ほかの自治体でも行っているところがあります。また、地域コミュニティ放送との連携も期待できるので、さらに1問目の質問でもやりましたけど、高齢者の難聴対策にもつながると考えています。今後も調査研究をしていただきたいと思います。
これをもちまして一般質問を終わります。
196: ◯議長【関口光男君】 以上で、山田政博議員の一般質問を終了いたします。
暫時休憩いたします。再開は午後13時15分から行います。
午前11時38分 休憩
──────────────────────────────────────
午後1時15分 再開
197: ◯議長【関口光男君】 休憩を解いて会議を再開いたします。
次に、11番細川京三君の質問を許可いたします。細川議員。
〔11番(細川京三君)質問席へ移動〕
198: ◯11番【細川京三君】 それでは、通告順位に従いまして質問いたします。
私の質問は、大きく2問でございます。1問目は、教員の働き方改革について、2問目は、施政方針に掲げられている交通安全・防犯対策について伺ってまいります。
これまで働き方については、全ての労働分野において、公務員職場、民間職場にかかわらず、多種多様な職場、職種で長時間労働がまかり通っており、このまま推移をすれば、至る職場で弊害となって悪影響を及ぼすと思います。多くの労働者を窮地に追いやることは避けられず、労働環境はさらに悪化するのではないかと社会問題化されている現状であります。また、劣悪で苛酷とも捉えられる働き方が蔓延しているのではないかと久しく言われ続け、異常とも言える長時間労働の是正が求められてきていることから、国も現実を直視し、ようやく動き出し、職場の一部で是正する動きへと努力しているとのことも伺っております。
このような多忙化の背景には、仕事量に見合った人員配置ができていないことが一番の理由として挙げられると思います。長時間労働環境のもとで起きることは、過労に伴う心身への影響は、軽度の精神疾患から、ともすれば過労死に至るほどの危険性があり、もはや野放しにはできないという問題点が噴出し、実効性のある解決策を早急に求める世論の動きがあります。
教員の皆さんは、労働者であるとともに教育の専門家であります。子どもたちは、人類が蓄積してきた文化を学び、他者との温かい人間関係の中で一人ひとりが個性的に人間として育っていきます。その人間形成を支える教員の仕事は、みずからの使命への自覚、それと結びついた広い教養や深い専門的な知識、技能が求められる尊い専門職だと言われております。ところが今、教員はブラックと言われるように、異常な労働条件下に置かれ、教育の専門職に必要な自立性も奪われていると言われます。そのもとで子どもの実情や保護者の願いに応じた柔軟で人間みのある教育が難しくなっているとも言われます。それは一体何が原因しているのか、何によって阻害されているのか、究明し、解決する方法をとらなくてはならないと考えます。
働き方についての実践や議論を通じて、山積する諸問題、諸課題が教職現場で発生していることが鮮明となり、困難な状況を生み出していることが報道されることから、社会問題化する中で、文科省をはじめ教育委員会、教育現場でも、その改善に向けた取り組みが急ぎ議論されているとのことでありますが、課題も多く、これまでの長時間勤務解消などに向けた改善には至っておらず、十分な議論が必要と思います。
日本国憲法では、27条と28条で、勤労の権利・義務、勤労者の団結権、団体交渉権が明記されております。これから春闘も山場を迎え、賃金交渉をはじめ労働条件の改善、そして職場環境の向上等を目指して、結論、結果、成果を得る最終的な段階に入ってくるものと思いますが、首都圏など大きく制約される公務労働者の皆さんにおいても、労働条件等の改善、要求実現を目指した活動が大切なことだと思います。
学校がブラック職場と言われる今、多忙化の一番に挙げられるのが教員の不足だと言われます。多くの問題点を1つ1つ検証し、教職員を取り巻く過度の働き方にメスを入れ、教育者として意欲を持って臨んだ教職活動が、あまりの多忙化により心身をむしばむことは、どうしても避けなければならないと思っていることから、寒川の現状と対策についてお聞きしたいと思います。
以下のことを伺います。
1つは、多忙化の認識について伺います。現場職員の声について伺ってまいります。2つ、多忙化の原因がどこにあるのか、いつ頃から多忙化の兆候が顕著にあらわれるようになったのか。3つ目は、教員の働き方改革について、教育委員会はどう捉えているのか。今後どのようにしようとしているのか。多忙化による児童生徒への影響、そして、多忙化による教員の影響、心身に与える影響、家族に与える影響について伺ってまいります。
次に、2問目の問題でございます。交通安全・防犯対策について伺ってまいります。
施政方針に掲げられている交通安全・防犯対策についてであります。施政方針では、交通事故に関しては死亡事故もなく、事故件数が減少しているとの報告でありますが、これは我が町にとって大変喜ばしいことだと思います。このような結果を残したのも、関係者との協力、連携がしっかりととられた上、交通安全キャンペーンや講習会を開催するなど、啓発運動に取り組まれたことが成果につながったものだと思っております。
交通事故を全国的な視点で見ますと、人為的な事故が痛ましい状況を生み出しているように見受けられます。高速道路などに多いあおり運転、公共交通機関等におけるバス路線などで頻発するドライバーの体調異変による事故、高齢者による事故など、その原因もさまざまあると思いますが、事前の防止策を検討し、悲惨な事故にならないようにすることが重要だと認識しております。
今後も起こり得ることが予想されるこのような事故は、町内どこで発生するか予測できない状況にあると考えます。ドライバーと歩行者相互の注意が欠かせないことですが、交通安全啓発運動が大きな効果を発揮することで交通安全対策が確保されると思います。
次に、防犯対策について伺います。
生活が多様化する社会で、複雑で巧妙な事件が増えていることに危険視、恐怖心を私は感じています。それは、誰が、いつ、なんどき、どこで、どのような事件に巻き込まれるか、全く予想できない状況下で起こるということからであります。マスコミを通じて連日のように私たちの目や耳に入ってくることから、犯罪を読み取ることが日常的にできます。
近年短絡的な凶暴犯罪が増加していることにも大きな不安を感じています。物心ついた幼少期から高齢者まで含めて、多種多様な犯罪が増え、その被害に遭われ、亡くなった人たちの家族の思いは、一生心の傷を背負ったまま癒えることなく、一生涯を歩むことになるのではないかと想像してしまいます。このような凶悪犯罪により悲劇を生まないためにも、日ごろからの防犯対策の強化が求められます。
このように殺人、暴力などの凶悪粗暴犯罪もある反面、詐欺事件や窃盗事件、ネットを利用した犯罪事件が横行、蔓延し、後を絶たない状況にあることに心が痛みます。しかも、子どもやお年寄りなどの弱者を狙ったなりふり構わぬ犯罪も増えています。今や子どもたちの登下校時は、いっときも目を離せない状況で、教員の皆さんをはじめ、地域の皆さんによる見守り隊によって安全が確保されている状況になってしまった、この状況に違和感と不安感さえ覚えます。
ネットを使った犯罪が横行し、高齢者をターゲットにした詐欺行為など、毎日のように発生している現状は、許しがたい行為であります。卑劣な詐欺行為を誰もが見過ごすことがないように注意喚起し、被害をなくすことが求められています。交通犯罪事故による悲劇を想像するなり、交通安全対策には万全の注意を払っていただき、そして巧妙な詐欺犯罪等が多発する中で、犯罪に巻き込まれないようにすることから、注意喚起することの大切さと未然防止のために行政の役割が大きく求められていることから、それぞれの対応策について伺います。
1つ、町民の安全安心はどのように確保されているのか、また、どのようにされるべきか、その現状について伺うものであります。2つ目は、複雑多岐にわたる犯罪行為にどう対処するか、3つ目、寒川地域における詐欺行為の状況とその対策について伺います。
以上、この場での質問といたします。
199: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。木村町長。
200: ◯番外【町長 木村俊雄君】 それでは、通告順位9番細川議員のご質問にお答えいたします。
まず、大きな1点目、教員の働き方改革についてのご質問をいただきました。
社会の変化に伴い、学校が抱える課題が複雑化、多様化する中、教員の長時間勤務の看過できない実態を踏まえながら、新学習指導要領を円滑に実施していくため、学校における働き方改革が進められております。
この改革は、教員の業務負担の軽減を図り、限られた時間の中で教員がその専門性を生かし、授業改善のための時間や児童生徒等に接する時間を確保し、教員としての人間性や創造性を高め、効果的な教育活動を持続的に行うことができる状況をつくり出すことが、その目指すところであると認識いたしております。心豊かな教育を行っていくためにも、教員の働き方改革として着実な取り組みを実施していくことが必要と考えます。
なお、教員の多忙化等詳細のご質問につきましては、教育委員会よりご答弁いたします。
続きまして、大きな2点目、施政方針から、交通安全・防犯対策についての1点目として、町民の安全安心はどのように確保されているのか、また、されるべきか。現状はとのお尋ねにお答えいたします。
町民の安全安心を確保することは、基礎自治体の最重要業務の1つでございます。まず、交通安全では、平成30年中につきましては、交通事故による死亡者がゼロとなり、事故件数も減少している状況にございます。警察や関係機関と連携した各種キャンペーンや啓発活動の成果であると考えておりますので、今後につきましても引き続き取り組んでまいります。
また、防犯対策につきましては、犯罪防止に向けて、茅ヶ崎警察署や自治会、また事業者等が連携して地域ぐるみの取り組みを進めております。今後も連携の強化を図ってまいりたいと考えておるところでございます。
次に、2点目、複雑化、多岐にわたる犯罪行為にどう対処するのかとのお尋ねにお答えいたします。
昨今の事件等につきましては、痛ましいものが多いように感じております。インターネット等の普及に伴い生活が便利になった一方、それが犯罪を助長することになっている状況もございます。ネット犯罪やオレオレ詐欺に代表されるような特殊詐欺も年々巧妙化しておりまして、その対策は町だけでは大変難しい状況でございますので、このような犯罪に対しては、警察、自治会、学校、関係団体、事業者等と連携して、地域ぐるみで犯罪の防止と被害防止に向けた啓発等に取り組んでまいります。
最後に、3点目でございますが、寒川地域における、詐欺行為の現状とその対策はとのお尋ねにお答えいたします。
前段でも触れさせていただきましたが、オレオレ詐欺等に代表される特殊詐欺につきましては、年々巧妙化、複雑化しておりまして、平成30年中の被害額は、神奈川県内、茅ヶ崎警察署管内ともに過去最悪でございまして、町内においても残念ながらオレオレ詐欺で高額の被害が発生したところでございます。
対策といたしましては、警察との連携強化の中で町内において不審な電話等がかかっている状況を捉えまして、防災行政用無線やメール配信、回覧等による周知を行い、さらには金融機関等においても振り込みの際の確認を強化するなど、事業者も含めて対策を行っております。これらの犯罪は、高齢者を狙う卑劣な犯罪であることから、被害の未然防止に向けて重点的に取り組んでまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。
201: ◯議長【関口光男君】 大澤教育長。
202: ◯番外【教育長 大澤文雄君】 それでは、大きな1点目の教員の働き方改革について、町長の補足答弁をさせていただきます。
まず、1の教員の多忙化と現場の声についてですが、教職員の勤務実態から見える多忙化の課題は深刻であると受けとめております。放課後も会議や打ち合わせが多く入ること、調査への対応が増えていること、新学習指導要領の実施に伴う授業時間数の増加への対応などから、児童生徒と向き合う時間や教材研究等に費やす時間が少なくなっているなど、先生方のご意見も聞いているところです。
2のその原因とその兆候は、いつ頃からかというご質問ですが、文部科学省は、その要因について、平成28年度の教員の勤務実態調査を受けて、教師の授業以外の事務業務の拡大のほか、学校におけるさまざまな課題への対応について、心理や福祉など教育以外の高い専門性が求められるような事案も増えてきており、教師だけでは対応することが質的な面でも、量的な面でも難しくなってきている状況があることなどを挙げています。そして、既に10年前の調査と比較しても、小中学校の全ての職種において勤務時間が増加していることを指摘しています。
3の働き方改革についての教育委員会の捉えと今後についてですが、教員の働き方改革は、教員のこれまでの働き方を見直し、教員が日々の生活の質や教職人生を豊かにすることで、みずからの人間性や創造性を高め、子どもたちに対して効果的な教育活動を行うことと捉えております。
今後も積極的な支援体制の構築を図ってまいりたいと考えております。
4の多忙化による児童生徒への影響ですが、児童生徒のためならばやり抜くという先生方の強い使命感に支えられている学校教育も、先生が疲れ切ってしまうことは、決して児童生徒のためにはならないと考えております。
5の多忙化による教員への影響、心身に与える影響、家族に与える影響ですが、教員が疲労や心理的負担を過度に蓄積することは、心身の健康を損なうことにもつながると考えます。教員も生身の人間であり、家庭での生活があります。体力的及び精神的な安定が学校での充実した業務につながるものと認識しております。
以上でございます。
203: ◯議長【関口光男君】 細川議員。
204: ◯11番【細川京三君】 それでは、掘り下げて一問一答に移ります。
まず、教員の多忙化の問題です。1つ目は、教員の多忙化が盛んに取り上げられている状況で社会問題化していますけれども、多忙化の原因についてどう捉えているのか、その辺についてお聞きいたします。
205: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。大澤教育長。
206: ◯番外【教育長 大澤文雄君】 文部科学省は、平成28年度の教員の勤務実態調査を踏まえて、勤務時間の増加の要因として、若手教員の増加と総授業時数の増加、そして中学校における部活動の指導時間の増加等を挙げています。経験の少ない若手教員は、授業準備や公務の処理に要する時間が長時間化すること、平成20年の学習指導要領の改定において、週1ないし2コマの授業時数が増加したこと、中学校の部活動の過熱化などが考えられるとしています。
207: ◯議長【関口光男君】 細川議員。
208: ◯11番【細川京三君】 2つ目は、学校がブラック企業になっている、こういうことをよく耳にします。ということで、教職員の長時間労働の社会問題化について、教職員の皆さんはどういう認識を持っておられるのかお聞きします。
209: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。大澤教育長。
210: ◯番外【教育長 大澤文雄君】 先生方は、児童生徒のさまざまな姿を通じて理解を深めながら、自主性や社会性を身につけさせたいなど、子どもたちのためにという強い使命感と責任感を持って、自校の児童生徒や担任となった児童生徒にかかわるあらゆる業務をみずからの業務であるという意識を持ち、日々勤務しております。
ただ、教育に対する真面目な姿勢が、結果的に業務の範囲を拡大し続ける状況に結びついているとの考えから、学校における業務のあり方について、対策が必要であるという教職員の認識があると捉えております。
211: ◯議長【関口光男君】 細川議員。
212: ◯11番【細川京三君】 それでは、これまでにも長時間勤務の解消と早急な是正が強く求められてきたと私には思われますけども、いつ頃からこのような、かなり年月がたっていると思います。どのような形で現場から要望の声が伝わってきたんでしょうか。その辺について伺います。
213: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。大澤教育長。
214: ◯番外【教育長 大澤文雄君】 先生方の長時間勤務の改善を訴える要望や意見は、教育委員会の日常的な学校訪問や研修会等の中でもここ数年は受けていると認識しております。
215: ◯議長【関口光男君】 細川議員。
216: ◯11番【細川京三君】 じゃ、4点目をお聞きします。
教職員の負担を軽減する、これは当然のことであります。そして、学校をよりよい教育の現場にするためには、まず長時間労働にメスを入れることが、先ほども申しましたけども、第1に必要なことだと私は認識しておりますけど、その辺について伺います。
217: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。大澤教育長。
218: ◯番外【教育長 大澤文雄君】 教職員の負担軽減については、教員一人ひとりの取り組みや姿勢のみで解決できるものではないと考えます。
議員のおっしゃるとおり、教職員の負担軽減等のためにも、長時間労働にメスを入れることは必要と考えます。
219: ◯議長【関口光男君】 細川議員。
220: ◯11番【細川京三君】 長時間労働を推し進めている原因、これは必ずあると思います。それが実態として、その要因がどこにあるのか、それについて詳しく伺いたいと思います。
221: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。大澤教育長。
222: ◯番外【教育長 大澤文雄君】 文部科学省では、勤務の長時間化について、家庭等の学校に対する過度な期待、依存のほか、本来であれば家庭や地域でなすべきことが学校に委ねられてきており、学校及び教師が担うべき業務の範囲が拡大されてきたことや、授業や部活動の指導時間の増加、教師が従事する書類作成の事務業務の多さなどが指摘されています。
223: ◯議長【関口光男君】 細川議員。
224: ◯11番【細川京三君】 5と関連しますけども、長時間労働を具体的には、これは肝心な大事なことだと思うんですけど、どのように是正しているのでしょうか。その辺の見解についてお聞きします。
225: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。大澤教育長。
226: ◯番外【教育長 大澤文雄君】 町教育委員会の取り組みとしては、調査等の精選や教育フロンティ専門指導員による若手教員の指導、学校支援員の配置、寒川町立中学校の部活動の活動方針を制定し、活動のあり方や休養日等について共通理解を図るとともに、夏休みに活動や業務を行わない学校閉庁日であるリフレッシュウイークを設けたり、中学校にメッセージ機能付電話を設置して、夜間や休日の電話対応についての配慮を行ったりするなど、できることから取り組んでいるところです。また、小学校においては、中学校と同様にメッセージ機能付電話を設置する予定でおります。
以上でございます。
227: ◯議長【関口光男君】 細川議員。
228: ◯11番【細川京三君】 じゃ、次に、本来の学校のあるべき姿、これは当然あると思います。そういう中で、あるべき姿というのはどういうものであると考えているのか、その辺についてお聞きします。
229: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。大澤教育長。
230: ◯番外【教育長 大澤文雄君】 本来の学校のあるべき姿は、児童生徒と教職員が信頼関係で結ばれ、子どもたちがお互い協力し合い、心豊かに成長できる場であると捉えております。そのためにも、先生方が心豊かで生き生きとしていなければならないと考えます。
先生方が、疲労や心理的負担を過度に蓄積して心身の健康を損なうことなく、みずからの教職としての専門性を高めて、よりわかりやすい授業を行うなど、教育活動が展開できることも大切なことと捉えております。
231: ◯議長【関口光男君】 細川議員。
232: ◯11番【細川京三君】 次に移ります。
長時間労働、いろんな働き方、限界に達するような状況は、教職員だけではないんですけども、そういう状況があると言われている今日、特に教職員の長時間労働が、教育現場、あるいは私生活面にどのような影響、深刻であると思いますけども、その影響をもたらすと思います。どのような状況を生み出すことになるかお考えでしょうか。
233: ◯議長【関口光男君】 5番の質問になると思います。ただいまの質問に対する答弁を求めます。大澤教育長。
234: ◯番外【教育長 大澤文雄君】 教員の体力的、心理的疲労により、教員自身の社会生活、家庭生活が困難になるとともに、かかわっている児童、または生徒について目が行き届かず、子どもたちの発するサインを見逃したり、心豊かな指導ができなくなったりすることにつながると考えております。
235: ◯議長【関口光男君】 細川議員。
236: ◯11番【細川京三君】 かぶったところがあります。済みません。
それから、2016年の国の、いわゆる文科省ですけども、教育実態調査によりますと、教員は月曜から金曜日まで、これは文科省が言っていることですけど、1日平均12時間近く働いている、こういう報告があります。休みのはずの土日も働いていることになります。さらに副校長とか、あるいは教頭の勤務は、それ以上に苛酷だと、これはそんなふうに言われています。仕事が午前2時、3時に及ぶこともあると言われ、退勤の際には鍵を締めたと思いきや、すぐに5時、6時に出勤して鍵をあける教員もいるということでございます。そういうことが報告されています。どういうことかというと、四六時中、中学校があいている状況だということも報告されているわけです。仕事が終わらず、帰るにも帰れない、そういった状況、学校に泊まってしまう教員もいると、これはまれかもしれませんけど、そういったことが報告されておりますが、このような実態をご存じでしょうか。その辺について伺います。
237: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。大澤教育長。
238: ◯番外【教育長 大澤文雄君】 国による教員の勤務実態調査の結果により、平日の勤務時間が12時間を超える状況にあることは認識しているところでございます。
239: ◯議長【関口光男君】 細川議員。
240: ◯11番【細川京三君】 もう少し詳しく聞きたかったところなんですけども、結構です。
9番で言ったような内容、これは状態は異常としか私は言いようがありません。直ちに是正するべきではないでしょうか。その辺の実態を知れば知るほど、そういう立場になると思いますけど、その辺についてお考えをお聞きします。
241: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。大澤教育長。
242: ◯番外【教育長 大澤文雄君】 寒川町内の小中学校の様子でございますが、学校によっても違いはありますが、基本的には夜7時、遅くても8時頃には勤務を終えて帰るようにしております。また、学校によってはノー残業デーを設けるなど、対応しているところです。教育委員会としても、校長会等でもその辺については依頼等もしているところでございます。
また、町教育委員会としましては、先ほど申し上げましたが、調査等の精選や教育フロンティア専門指導員による若手教員の指導、学校支援員の配置、寒川町立中学校における部活動の活動指針の制定、学校閉庁日であるリフレッシュウイークの実施、メッセージ機能付電話の設置など、できることから取り組んでいるところです。また、学校においても、先ほど申し上げましたように、早く帰宅する日を組織的に設定し、実行していくなど取り組みが進められております。
以上でございます。
243: ◯議長【関口光男君】 細川議員。
244: ◯11番【細川京三君】 次に、このような異常な長時間労働を生み出した問題が、私は3つ指摘されることに気がつきました。1つは、週休2日制による授業負担ですね。それから、学校の抱える課題の増大、これはよく言われます。それと、教育改革による負担の増大、そして、これもまた大切なことでありますけど、教員は残業代がゼロということですね。残業代ゼロという、そういった法律による長時間労働の野放し、これらが多忙化につながっていると考えるわけでありますけど、その辺についてはいかがでしょうか、お聞きします。
245: ◯議長【関口光男君】 細川議員、通告が1、2、3、4、5と通告されていますので、全体を含めてやられているような感じがするんですが、整理できるところは整理してお願いします。
ただいまの質問に対する答弁を求めます。大澤教育長。
246: ◯番外【教育長 大澤文雄君】 さまざまな制度改革を経ながらも、全ては子どもたちのためという名のもとに、使命感と責任感を持って真面目に対応している教員の良心による部分が大きいと考えております。
247: ◯議長【関口光男君】 細川議員。
248: ◯11番【細川京三君】 これで最後としますけども、ちょっと重複するかもしれません。
過密スケジュールは、これはわかりました。長時間労働に陥っている教職員の働き方は、大変厳しい、それもわかりました。また、そのもとで起きる精神的過重労働は、私は苛酷に感じることさえ見受けられます。ストレス等が原因で精神疾患に結びつくケースが全国的に広がっている現状がある、ましてや過労死を、ちょっと極端ですけども、引き起こす要因にもなっていると言われております。実際精神疾患を患っている教職員はどれくらいいるのか、その辺の数値がわかればお聞きします。
249: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。大澤教育長。
250: ◯番外【教育長 大澤文雄君】 過労死についての具体の数値はわかりかねますが、国の調査によりますと、平成29年度中における教職員の精神疾患による病気休職者数は、5,077人、全教職員数の0.55%と言われております。
251: ◯議長【関口光男君】 細川議員。
252: ◯11番【細川京三君】 ありがとうございます。いろいろ質問してまいりましたけども、教員の多忙化、これは私は異常なものだという認識に改めて立ちました。そういった中で、一刻も早く本当に教職という大事な仕事、業務です。それを改善しなくちゃいけないというところで、一刻も早く改善を求めてまいりたいと思います。
以上、教員の多忙化については終わります。
次に、犯罪について伺ってまいります。
まず、交通安全について伺います。1つは、高齢者の事故の現状と対策、非常に高齢者の事故が多くなっております。それについてお聞きします。
253: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。中島町民部長。
254: ◯番外【町民部長 中島和則君】 高齢者の方の交通事故についての現状と対策というお尋ねでございます。
昨今の新聞やテレビなどの報道におきましても、特に高齢者の方の自動車の運転に関する事故の報道が多くなっております。実際には全体的に交通事故件数、死者数ともに減少している中ではありますが、高齢者のみ減少率が低い状況がございます。
町の交通事故の特徴といたしましても、高齢者人口の増加が要因の1つだとも思いますが、交通事故全体件数に占める高齢者の方の割合が増加傾向にあるという状況でございます。
平成29年の交通事故件数186件、そのうち高齢者の方がかかわる事故が37件、平成30年は153件、そのうち高齢者の方がかかわる交通事故が52件と、交通事故全体につきましては減少傾向にございますが、高齢者のかかわる事故につきましては、割合が増加しているというような状況でございます。
このような現状を踏まえまして、高齢者を対象といたしました交通安全対策といたしまして、茅ヶ崎警察署や京急自動車学校で実施しておりますシルバードライビングスクール、また各自治会やシニアクラブにおける交通安全の講話、各季に実施しております各種交通安全キャンペーンなど、そのほかにも町主催行事など、さまざまな機会を捉えまして、啓発事業の強化に努めているところでございます。
また、高齢者の方だけではなく、交通事故防止につきましては、国、県、警察などの関係機関、また茅ヶ崎地区交通安全協会、町の交通安全対策協議会など、さまざまな関係機関はもとより、町民一人ひとりが全力で取り組まなければならない課題と捉えてございます。
交通事故ゼロを目指しまして、さらなる交通安全対策を推進していくためには、今まで以上に町民の一人ひとりが自分自身のこととして交通安全に向き合うとともに、各種関係機関が一体となって、さらなる取り組みを推進していく必要があると考えているところでございます。
255: ◯議長【関口光男君】 細川議員。
256: ◯11番【細川京三君】 それでは、次に、道路事情がかなり交通事故を左右すると思います。交通事故との関係について伺います。
257: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。中島町民部長。
258: ◯番外【町民部長 中島和則君】 道路事情に伴う交通事故発生箇所の安全対策につきましては、町と茅ヶ崎警察署、また県警本部、道路管理者と、実際に事故のあった現場での確認をするなど、綿密な調整を行い、事故の再発防止に努めているところでございます。
また、路面状況や白線、また横断歩道等の交通安全施設の破損による交通事故の発生を抑止することを目的に、町内の危険箇所点検ですとか、通学路の合同点検などを実施するなど、現状の把握をするとともに、道路管理者への補修等の依頼を速やかに行うことで、身近な道路の安全性を高め、交通安全対策の推進を図っているところでございます。
259: ◯議長【関口光男君】 細川議員。
260: ◯11番【細川京三君】 それでは、次に、犯罪について伺います。
この寒川でどんな犯罪が多いのか、その犯罪の種類について伺います。
261: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。中島町民部長。
262: ◯番外【町民部長 中島和則君】 町内の犯罪件数につきましては、平成25年の573件をピークに減少傾向にございます。平成30年は322件でございました。犯罪の種類につきましては特に窃盗犯が多く、平成30年中は241件発生しており、その中でも多いのが79件の自転車盗となっております。また、特殊詐欺、いわゆる振り込め詐欺も発生している状況もございます。
町における犯罪の発生件数につきましては、減少傾向にございますが、特殊詐欺など犯罪の手口や手段も巧妙になっている状況もございますので、町民の安全安心の観点から、特に関係機関や地域ともよく連携を図る中で取り組みを強化してまいりたいと考えております。
263: ◯議長【関口光男君】 細川議員。
264: ◯11番【細川京三君】 犯罪もいろいろあります。先ほど町長からの回答でもありましたけど、ネット犯罪とか、複雑、巧妙な犯罪があります。そういった犯罪にどういう対応を今後すべきか、その辺について伺います。
265: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。中島町民部長。
266: ◯番外【町民部長 中島和則君】 町におきましては、防犯アドバイザーですとか、防犯相談員によります青色回転灯付公用車による地域のパトロール、また各種キャンペーンや講話などの啓発活動など、さまざまな防犯活動に取り組んでいるところでございます。
誰もが安全で安心して暮らすことができる地域社会を築くためには、犯罪が起こりにくいまちづくりを進めるということが大切だと考えております。
その中で、町民の皆さん一人ひとりの防犯意識の向上を図ることが、最も重要であると考えておりますので、今後とも引き続き防犯にかかる啓発活動を積極的に実施し、地域の自主的な防犯活動への支援を行いながら、町、警察、地域が一体となった防犯対策の強化に努めてまいりたいと考えております。
267: ◯議長【関口光男君】 細川議員。
268: ◯11番【細川京三君】 これから力を特に入れていくべき防犯対策、これはどういったところにあるのか、それを伺ってまいります。
特に先ほど町長からも言われました。大きな犯罪がオレオレ詐欺ですか。そういった詐欺行為の被害額が相当多かったということがありまして、これが最近蔓延しているというところから、そういった対策はどうするか、その辺について伺います。
269: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。中島町民部長。
270: ◯番外【町民部長 中島和則君】 先ほども申し上げたとおり、寒川町におきましては、特殊詐欺が増えている傾向にございます。これは県内も同じような動きでございますが、そういった部分を捉えまして、特にインターネットの普及に伴ってこういったことが起こっているのかなと考えてございます。
インターネットにつきましては、時間ですとか、場所を選ばず、さまざまな情報を得ることができ、また、金融ですとか、商品の取引も行うことができる極めて便利な手段となっております。
また、パソコンだけではなくて、最近はスマートフォンからでも簡単に利用することができますことから、ここ数年インターネットの利用が急速に普及しております。
その中で、インターネット上で引き起こされる犯罪は、情報通信技術の進化とともに悪質化、巧妙化している状況がございます。それに伴いまして、子どもたちや青少年がパソコンやスマートフォンを利用したネット犯罪の被害者となるケースが年々増加していることも問題となっております。
町におきましても同様な状況と考えられますので、大人だけでなく、子どもたちがネット犯罪被害者にならないための学習会、講演会など、ネット犯罪に巻き込まれないように、関係部局ですとか、警察、防犯協会等の関係機関との連携を深めてまいりたいと考えております。
271: ◯議長【関口光男君】 細川議員。
272: ◯11番【細川京三君】 最後の質問といたします。
犯罪のないまちづくり、これは誰もが願っていることでありますけども、今後町として、これに対する犯罪に掲げることについて最後に伺います。
273: ◯議長【関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。中島町民部長。
274: ◯番外【町民部長 中島和則君】 犯罪のないまちづくりとして、今後掲げることはというご質問でございます。
近年さまざまな犯罪の被害に遭う事案ですとか、罪のない子どもや高齢者を狙った卑劣な犯罪も発生している状況がございます。犯罪被害が身近なものとなり、平穏な日常生活を脅かしている現状を踏まえまして、町といたしましては、今後も警察、自治会、事業者、関係機関、学校、また地域の自主防犯活動など、町民の皆様との協力関係をより強固にすることで、町から犯罪が一件でも少なくなることを目標に、犯罪対策事業を推進してまいりたいと考えてございます。
275: ◯議長【
関口光男君】 細川議員。
276: ◯11番【細川京三君】 それでは、以上をもちまして私の一般質問を終わります。
277: ◯議長【
関口光男君】 以上で、細川京三議員の一般質問を終了いたします。
暫時休憩いたします。再開は2時30分から行います。
午後2時07分 休憩
──────────────────────────────────────
午後2時30分 再開
278: ◯議長【
関口光男君】 休憩を解いて会議を再開いたします。
次に、13番横手 晃君の質問を許可いたします。横手議員。
〔13番(横手 晃君)質問席へ移動〕
279: ◯13番【横手 晃君】 議長のお許しが出ました。通告順位に従いまして一般質問させていただきます。
改めまして、自民党無所属の会、横手でございます。よろしくお願いいたします。
6月会議のときには新しい元号になるということで、実は寒川町議会におけます平成という元号において最後の一般質問ということになりました。これだけはどうしても自慢しておきたい、そして皆さんに覚えておいていただきたいと思いますので、何とぞよろしくお願いいたします。
本日の一般質問は1つに絞りました。寒川町におきましても、まさに平成最後のビッグイベント、4月27日から29日までに町がスポンサードしまして開催されますARK LEAGUE 2019 IN SAMUKAWAにつきましての質問をさせていただきます。
まず最初の質問です。今回のスポンサードに当たって、目的やメリットを含めまして運営全般について町の態勢を問うとともに、特にアークリーグのスポンサードをすることになった経緯、そしてスポンサードすることになった最大の決め手は一体何だったのか、また、告知PR実施に当たっての戦略について、まずはご回答いただければと思います。
280: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。木村町長。
281: ◯番外【町長 木村俊雄君】 それでは、今議会一般質問の最後になりますけども、通告順位10番横手議員のARK LEAGUE IN SAMUKAWAについてのお尋ねにお答えいたします。
本町には、2020年東京オリンピックへの出場も有望視されているBMXレース競技の畠山選手がおりまして、そうしたことなどを背景に、昨年10月20日には、中央公園の中にBMXをはじめスケートボードやインラインスケートなど、あらゆる年代の方々にホイールスポーツを楽しんでいただくことを目的に、さむかわ中央公園内に、国内の行政機関として設置する施設は初めてでございますけども、パンプトラックさむかわを開設いたしまして、休日を中心に町民だけでなく、町外からも数多くの方にご利用いただいているところでございます。
こうした点に注目し、アークリーグ実行委員会や神奈川県の皆様から、ストリートスポーツに理解のある自治体ということで開催候補地としてお声をかけていただいたと伺っているところでございます。
その後3者間で協議を重ねた結果、アークリーグを首都圏で初めて開催する場所として、本町寒川町を開催地として選択していただいたわけでございますが、私としては、これを単なる一過性のイベントとして終わらせることはならないと考えておるところでございます。
全国の自治体では、人口減少、また少子高齢化対策として、さまざまな取り組みを進めております。我が寒川町でも、湘南地域の一角にありながら認知度不足が課題ということで、昨年2月にブランドスローガン『「高座」のこころ。』とそのブランドマークを創出することで、本町が持つ価値や本質をあらわしつつ、他の自治体との、ある意味、差別化を図っているところでございます。
こうした中、平坦な地勢や東京オリンピックの出場が見込まれるBMX選手の出身地など、本町の持つ地域資源と町のブランドスローガンである『「高座」のこころ。』とアークリーグが持つブランド性、若い世代への発信力との、いわゆる相乗効果によりまして、本町の暮らしの場としての価値の向上、そして居住地としての検討の確率を高めるための取り組みに寄与する効果が大変大きいと期待するところでございます。
最大の決め手は、町の認知度向上につなげることができるということでございます。こうしたブランディングのほか、他の自治体との差別化を図る魅力品質の施策の1つが、ストリートスポーツの推進でございます。私どもといたしましては、ARK LEAGUE 2019の開催を契機に、特に寒川の若い世代の方々が、世界のトップライダー、あるいはトップスケーター、トップダンサーという方々のパフォーマンスを実際に体感することで、夢や目標を持つことのすばらしさを感じてほしいと考えております。今後はアークリーグ実行委員会の皆さんとの継続的なパートナーショップのもとに、ストリートスポーツの振興に注力してまいりたいと考えております。
また、本大会の開催にかかるPRに当たっては、町の認知度の向上に向け、より広く、より多くの方に知っていただく必要があることから、町の広報紙や公式のSNSなど、さまざまな情報発信媒体を活用するとともに、アークリーグ実行委員会による情報発信、またネットワーク等とも密に連携を図りながら、町内はもちろんのことですが、広く全国にPRしてまいりたいと考えております。
また、大会PRに当たっては、町民の皆様お一人お一人が心から本大会を応援したいと思っていただけるPRとしていくことが最も重要であると認識しておりますので、露出度を高めるだけでなく、競技や人、これは選手も含めますが、大会や選手が持つストーリーなど、町民の皆様にしっかりと伝えていく、そのような工夫をしながら取り組みを進めてまいります。
いずれにいたしましても、多くの方にご来場いただくとともに、町全体で大会を盛り上げながら本大会を成功裏に導くことで、町民の皆様の誇りにつなげてまいりたいと考えるところでございます。よろしくお願いいたします。
282: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
283: ◯13番【横手 晃君】 ありがとうございました。決め手になったところというのは、まさにストリートスポーツの振興というところでマッチしたということ、それから告知PR実施に当たっての戦略については、それにかかわる人たちのストーリーを伝えていく、本当にようやくPR戦略というものがしっかりとあった上で、これからPRをやっていく自治体に本当に成熟し始めたなと思っています。まずは絶対的に成功させたいなと改めて思った次第でございます。
それでは、ここから一問一答に入らせていただきますが、実は今のご回答の中でなかったのがありまして、きのうの同僚議員の質問に対してあったので、それも改めて聞いておきたいんですけれども、確認しておきたいんですが、3日間の入場の予想が2万5,000人、初日が7,000人、2日目8,000人、決勝が1万人ということの2万5,000人という認識でよろしいか、改めて確認させてください。
284: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
285: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 ただいま横手議員から申し上げたとおり、初日7,000人、2日目8,000人、最終日1万人ということで、神戸の大会が2万5,000人ということでございましたので、それ以上を獲得していきたいと考えてございます。よろしくお願いします。
286: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
287: ◯13番【横手 晃君】 ありがとうございます。3日目が1万人と、決勝だからというのではなくて、3日間とも1万人を目指していければ、合計で3万人目指していければ、より経済効果が高まるんじゃないかと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、次の質問です。ここからは組織運営についての質問をさせていただきたいと思います。
運営組織の構成はどのようになっているのか、可能な限り詳細にお答えいただければと思います。
288: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
289: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 組織運営の構成でございます。ARK LEAGUE 2019 IN SAMUKAWAの実施に当たりましては、主催者としてアークリーグ実行委員会が組織されておりますが、構成といたしましては、オーガナイザー、実行委員長、実行副委員長、実行委員となってございます。実行委員としては、民間企業が名を連ねている形でございます。よろしくお願いします。
290: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
291: ◯13番【横手 晃君】 わかりました。今の中だとわかりづらいのが、運営組織における寒川町の位置づけというのが、どこにあるかをお答えいただけますでしょうか。
292: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
293: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 寒川町の位置づけでございますが、運営組織における寒川町、本町の位置づけにつきましては、スペシャルパートナーということで協働主催者という位置づけでございます。よろしくお願いします。
294: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
295: ◯13番【横手 晃君】 スペシャルパートナー、協働主催者ということですが、では、その具体的な役割は、一体どのようなことをする予定なのかお答えください。
296: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
297: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 本町の具体的な役割についてでございますが、地元自治体として機運の醸成のほか、町、県、アークリーグ実行委員会の役割分担として、町としては、会場施設や各種行政機関との調整、町内企業や各種団体など地元協力体制の醸成、また大会広報への協力、近隣住民等への周知、協賛企業プロモートへの協力など多岐にわたってございます。
298: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
299: ◯13番【横手 晃君】 わかりました。結構な役割があるんだということで、運営組織においては、実行委員会があって、ある程度それが1つの事務局を兼ねていると思うんですが、寒川町の中で、町役場の中で寒川町が単体で事務局機能を持った臨時的な組織、例えばアークリーグ事務局のようなものを置く予定はありますか。
300: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
301: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 アークリーグ開催に当たりまして寒川町の体制につきましては、関係部課による体制を構築しておりまして、企画部企画政策課、財政課、広報戦略課、総務部総務課、環境経済部産業振興課、環境課、都市建設部都市計画課という連携体制をとっておりまして、事務局といたしましては、企画政策課が担っているところでございます。
なお、アークリーグ実行委員会とのさまざまな協議については、この体制をもって行っている状況でございます。
以上でございます。
302: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
303: ◯13番【横手 晃君】 ということは、企画政策課が事務局機能を持って、町役場の中でいうと、あえて臨時的な組織というものでなくて、今ある組織で関係部署全てを統轄しているという考え方だと思います。
組織については大体わかりましたので、今やっているそれぞれの部署が出てまいりましたが、それも含めて担当はどのようなことになっているのかという話に移っていきたいと思います。
まず、この手のイベントにつきまして最も重要なのが、警察、そして消防との交渉になりますが、その交渉の担当はどこがやっているのか教えてください。
304: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
305: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 警察と消防との調整の担当につきましては、企画部企画政策課となります。
以上でございます。
306: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
307: ◯13番【横手 晃君】 かしこまりました。では、この大会で多くの人が来るとき、インフラの部分なんですけれども、公共交通と言ってもいいと思うんですが、JR東日本、特に恐らく寒川駅、それから宮山駅を使って中央公園に来る方たちも多数いらっしゃると思います。そのときにJR東日本の駅が重要になってきますが、JR東日本さんとの交渉というのはどこがやっているのかお答えいただければと思います。
308: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。黒木都市建設部長。
309: ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 JR東日本との交渉担当につきましては、都市建設部都市計画課となります。
310: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
311: ◯13番【横手 晃君】 かしこまりました。JR東日本については都市建設部都市計画課ということですね。そうなると、警察、消防、それからJR東日本というところの部署がわかりました。
次の質問は、警察、消防から、このイベントについて何らかの問い合わせがなかったかについてお答えください。
312: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
313: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 警察、消防からのお問い合わせの件でございます。警察及び消防からのお問い合わせのお尋ねでございますが、茅ヶ崎警察署からは、ARK LEAGUE 2019 IN SAMUKAWAの概要のほか、警備計画や交通計画等についてのお問い合わせをいただいているところでございます。
また、消防、救急につきましては、町消防本部との調整の中で、消防の関係では、AEDや消火器等の関係について、また救急の関係では、救急車の進入経路の確保や近隣医療機関との連携等についての助言を受けたところでございます。
それとあと1点、大変申し訳ございません。先ほど臨時的組織の事務局機能の中で、それぞれ所管課、関係課を述べたところでございますが、その中に健康子ども部健康・スポーツ課を逃しておりましたので、それをつけ加えていただければと思います。よろしくお願いします。
314: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
315: ◯13番【横手 晃君】 そうですね。私も聞き逃しておりました。大変失礼いたしました。
わかりました。割と重要な部分についてのお問い合わせが既に来ているということだと思います。
それでは、もう1点、同じくJR東日本さんから何らかの問い合わせがあったかお聞かせください。
316: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。黒木都市建設部長。
317: ◯番外【都市建設部長 黒木 久君】 JR東日本からの問い合わせでございますが、相模線臨時列車運行にかかる確認事項といたしまして、想定される来場者の数や交通手段、選手人数、タイムスケジュール、他の交通機関の運行などについての問い合わせがございまして、内容について情報提供を行いましたが、その後、臨時列車の運行は実施しない旨の連絡がございました。
以上です。
318: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
319: ◯13番【横手 晃君】 たしか2万5,000人ぐらいが来るんだけど、何人がそれに乗ってくるか、半分としても1万2,000人が3日間で4,000人ずつ、均等割しても乗ってくるという中では、確かに臨時列車も考えられたのかなと思いますが、今回は臨時列車なくということで、わかりました。
続いてですが、警察、消防に関係する話になってきます。今の来場者の話ですけども、2万5,000人、特に最終日は1万人を見込む中で、多分これが一番問題になってくると思うんですけども、駐車場の配備というものについてはどのようにお考えなのか、現時点においてのお考えをお聞かせください。
320: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。野崎総務部長。
321: ◯番外【総務部長 野崎 誠君】 駐車場についてのご質問にお答えいたします。
3日間の大会期間中は、多くの来場者が見込まれますので、町としましても駐車場の確保が必要と考えております。そのため、まず、公共施設の駐車場として、さむかわ中央公園の駐車場、それから健康管理センターの駐車場、役場庁舎の駐車場、それから役場南側の(仮称)健康福祉総合センター予定地が利用できるほか、町職員の駐車場や寒川小学校の校庭の利用も考えているところでございます。
駐車できる台数といたしましては、ただいま申し上げました場所を合計いたしまして、約650台の駐車場が確保できる想定をしております。
また、このほかに寒川駅周辺などには有料駐車場が幾つかございます。これらの事業者の方々にもアークリーグの開催を周知してまいります。それから、駐車場の運用方法や駐車場利用者の誘導、また周辺住民への周知など、さまざまな課題もございますが、混乱のないよう準備を進めてまいります。
以上です。
322: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
323: ◯13番【横手 晃君】 650台、それ以上準備する予定でいるのと、それからある程度の、まだ詳細は決まっていないけれども、警備計画も進めているという認識でございます。承知いたしました。
これは1つの提案というか、なかなか難しいかもしれないんですけれども、安全性の観点から、役場と、それから中央公園の間の町道があると思うんですけども、そこを3日間の開催時間だけ、こういうストリートスポーツ、ストリートカルチャーの発信という意味も含めて、何も代々木公園の前をまねしろと言っているわけじゃないんですが、歩行者天国にしてみてはどうかと思いますが、それについてはどのようにお考えでしょうか。
324: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
325: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 安全性の観点からの役場とさむかわ中央公園の間の町道での歩行者天国のご提案でございます。今回の大会の来場者数の見込みや過去の町のイベントの状況等を踏まえながら、今後その必要について検討してまいりたいと考えます。
以上です。
326: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
327: ◯13番【横手 晃君】 ストリートスポーツ、ストリートカルチャーだからというのが一番なんですけども、実際に恐らく健康福祉総合センターから来る人たちもいると思います。そういう方たちも含めて、最終的に役場から中央公園の前の通りを歩行者天国にすることによって、本当に事故の可能性というものが少しでも減る、リスクヘッジになるのではないかなという観点で提案させていただきました。もう1度検証をしていただいて、可能であるならば、話題にもなりますし、ぜひご検討いただきたいと思います。
それでは、次の質問に移らせていただきます。
先ほどJR東日本さんの話をさせていただきました。お問い合わせもあったということ、それから担当者もいるということで、JRの寒川駅、それからもちろんですが、宮山駅ですが、これが2つの主要な駅になると思うんです。ここから中央公園までの誘導導線、こちらが会場ですと、ARK LEAGUE 2019 IN SAMUKAWAの会場ですという誘導導線をどのように考えているのかお聞かせください。
328: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
329: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 誘導導線のご質問でございます。ARK LEAGUE 2019 IN SAMUKAWAの最寄り駅につきましては、JR寒川駅とする予定でございますが、寒川駅からの導線につきましては、寒川駅北口の信号から寒川町役場前の信号を経由し、さむかわ中央公園の信号のそばの入り口から中央公園に入るルートで考えているところでございます。
また、JR宮山駅からの導線につきましては、寒川大橋を渡って寒川神社前の信号を経由し、健康管理センター前の信号を右折して、パンプトラックさむかわの北西に当たる入り口から公園内に入るルートで考えているところでございます。
以上でございます。
330: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
331: ◯13番【横手 晃君】 両駅からのある程度の導線はよくわかりました。では、その導線上におけるそれぞれの駅からの誘導表示の設置というものは、どのように考えているのかお聞かせください。
332: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
333: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 JR寒川駅からの誘導表示につきましては、導線上の状況を踏まえながら現在検討を行っているところでございます。JR宮山駅からの誘導表示につきましては、ARK LEAGUE 2019 IN SAMUKAWAの最寄り駅をJR寒川駅とする予定であることから、その必要について検討してまいりたいと考えているところでございます。
以上でございます。
334: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
335: ◯13番【横手 晃君】 最寄り駅が寒川駅というのはよくわかるんですけども、正直なところ、寒川神社に近いという多分見方、寒川に住んでいる人はそう見えるかもしれませんけど、外から来た人たちからとれば、宮山イコール寒川神社という考え方もあります。寒川神社に近い公園という捉え方をされるかもしれません。そういう意味では、宮山駅からどうするかということをちゃんと考えたほうがいいかと思います。ここのところは、検討というよりも、しっかりとどうやっていくかというところを検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、ここからPRに関する部分についての質問をしていきたいと思います。
まず、アークリーグのPRにおけます寒川町の担当領域というものはどういう領域になるのか、ここについてお聞かせください。
336: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
337: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 本町のPR領域についてのご質問でございます。基本的に町内及び移住・定住促進のターゲットとしている近隣自治体としております。また、本大会の開催周知に関しましては、近隣自治体のみならず、その他県内5市のスケートパーク等の関連施設に対しても周知協力をいただいている状況でございます。
一方で、アークリーグ実行委員会は、PRの基本的な方針がウエブやSNSを中心としていることから、PR領域としては海外を含む全国展開となっているところでございます。
以上でございます。
338: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
339: ◯13番【横手 晃君】 寒川町は、近隣はもちろんですが、町内も含めて近隣自治体、神奈川県内というところに限るのかもしれませんが、割と狭い領域の中でしっかりとやっていく、そしてアークリーグさんは全国展開、それこそ世界も見据えた形でやっていくということでよろしいかと思います。かしこまりました。
では、領域はわかりましたので、要は役割がわかりましたので、広告宣伝も含めた全体のPR計画担当というのは、実際はどちらが行うのか、それについてお聞かせください。
340: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
341: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 大会のPRにつきましては、寒川町とアークリーグおのおのが持つ担当領域のメディア等に対しまして、それぞれがリリースアプローチをしていく形で進めていることから、寒川町とアークリーグ実行委員会両者の全体的なPR担当は、現段階では特段決めているものではございません。しかしながら、PR活動に当たりましては、情報提供先の重複など無駄のよう、より効率的、効果的に進める必要があることから、お互い広報計画を日ごろより共有しながら進めているところでございます。
なお、アークリーグ実行委員会の広報メディア担当としては、本大会のオーガナイザーでもありますBMXフラットランド、内野選手のマネジメントを請け負っているアークリーグ実行委員会構成員の事業者となっているところでございます。
以上でございます。
342: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
343: ◯13番【横手 晃君】 PRの役割分担はある程度なされている中で、それぞれの領域の中でプランを立てるということだと思うんです。全国的なメディアに対するアプローチはアークリーグさん、それからエリア的なメディアに対するアプローチは寒川町が行うという認識でよろしいかと思いますが、ある程度PRの役割分担がなされておりますが、確かに情報共有していく、実際にPR計画の全体像、全体がこうなっていますよということについての情報共有はどのように行っているのか、私たちはこれをやりますよ、私たちはこれをやります、それをちゃんと1つにするような場があるのか、情報共有をどのように行っているのかお聞かせください。
344: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
345: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 PR計画の情報共有につきましては、寒川町及びアークリーグ実行委員会の双方がお互いの広報計画を共有するとともに、日々のPRの内容のアップデートや月数回程度の対面打ち合わせ等によりまして、双方が実施したPRの内容の報告、また今後のリリース情報等の更新、確認を実施しながら、遺漏のないよう情報共有を図っているところでございます。また、各情報の発信を行う際には、その詳細について双方が事前に確認を行った上でリリースするなど、細心の注意を払いながら進めているところでございます。
以上でございます。
346: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
347: ◯13番【横手 晃君】 かしこまりました。しっかりと情報共有して、無駄のない、それでいて効率を考えたチームづくりをしているということが、今のお答えからうかがえましたので、少し安心いたしました。
なんですけども、一番重要なのは、外に対する発信はもちろん重要です。それはアークリーグ事務局さん、実行委員会さんにしっかりお任せしていくとはいうものの、そうなると町民の方たちに対して、しっかりとARK LEAGUE 2019 IN SAMUKAWAを伝えていかなければいけないと思います。何よりも町民の方たちの認知向上、そして必要なのは好意醸成、それから参加意欲を高め士気を向上する、そのために町民の方たちをターゲットとしたPRというものは、まさに寒川町として必要不可欠なものではありますが、事前、それから会期中、さらには事後において、どのような内容を考えているのかお聞かせいただけますでしょうか。
348: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
349: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 議員ご指摘のとおり、本大会を町全体で盛り上げていくためには、町民一人ひとりが心から応援したくなること、さらにはその先の町のおもてなしにつながるような機運醸成が大変重要であると認識しているところでございます。
そうしたことから、大会のPRに当たりましては、大会の告知の露出度を上げることはもとより、競技を知ってもらうことや人を知ってもらうこと、選手も含めてでですが、さらには大会や選手個人の、先ほども申したとおり、ストーリーを知ってもらうことなどを念頭に進めているところでございます。
ご質問の事前、会期中、事後における具体的なPRといたしましては、まず事前に当たっては、町の取り組みの実績として、広報紙での特集ページによる連載企画の開始など、町の情報発信媒体によるPRはもとより、テレビ神奈川及びジェイコムによる番組の放映や、町内約90カ所並びに県内19カ所のスケートパーク等関連施設へのポスターの掲出、さらには藤沢市、茅ヶ崎市、海老名市がそれぞれ所管するデジタルサイネージを活用したPRを展開しているところでございます。
また、町民の皆様や町内の子どもたちが競技や選手と触れ合い、身近に本物を体感できるコミュニケーションの場として、3月1日より現在休止しております町営プールにおいて、フラットパークを開設したところでございます。
現在この施設を活用しまして、町民の皆様、特に町内の子どもたちを対象とした町民限定イベントの開催も検討を進めているところでございます。さらには現在調整中ではありますが、寒川駅北口駅前へのウエルカムラッピング、寒川駅から会場までの導線への誘導表示、競技や選手を事前により知っていただくためのパンフレットの全戸配布などを予定しているところでございます。
いずれにいたしましても、町民の皆様一人ひとりが大会を応援したいと思えるような事前PRを展開してまいりたいと考えているところでございます。
次に、会期中につきましては、インターネットテレビでの放送や2020東京オリンピック競技大会において、スケートボードが新たに正式種目に採用された機会を捉えた民放キー局における大会の密着、さらには本大会から追加されたブレイクダンスが、2024年パリオリンピックの競技大会の追加種目候補に採用されたことに伴う取材等も予想されるところでございます。
最後になりますが、事後のPRについてでございますが、広報紙による大会報告はもとより、本大会の成功を支えてくださった町民の皆様や各団体などにフォーカスした内容で、町公式SNSによる発信や地域FM放送等の活用によりまして、町民の皆様の優しさ、人柄など、人という町の強みを広く情報発信し、移住・定住の促進につなげてまいりたいと考えるところでございます。
以上でございます。
350: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
351: ◯13番【横手 晃君】 わかりました。事前、事後、それから事前、会期中、事後において、かなり詳細な内容を聞きました。一番気をつけなければいけないのは、町民の方たちを置き去りにしてしまうというか、勝手にやっているんじゃないかと、予算の話はしませんが、予算委員会もありますから、あえてしませんけれども、そういう意味では、皆様からいただいた税金をお預かりして、移住・定住促進のために使う1つの大きな事業であるということ、ですから、一緒になって町民の方たちにも盛り上げていただけるような機運醸成、好意醸成をしていただけなければと思っておりますので、そこのところはしっかりと認識して、それぞれのアプローチをしていただきたいと思います。
それから、何よりも人にフォーカスするというところ、そこにいる人に物語ありというところが今回のPRの戦略であるので、そこをしっかりと生かして、実際のPR作業に当たっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それと、わざわざ外から来た方たちに全く盛り上がっていないじゃんと思われないように、町内における街路、道路の装飾等もしっかりとやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
では、次の質問に移りますが、当然実行委員会とさまざまなPRについての話をされている、情報交換していると聞きましたので、現時点において、広く一般に特に町外の方たちに認知させるためにどのようなPR計画を、その担当はアークリーグ実行委員会の方たちだと思うんですが、どのようなものを現時点において考えているか、それをどう聞いているかお聞かせください。
352: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
353: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 ただいま現時点でのPR計画ということで、実際アークリーグの方々が中心となって行っていただきますが、寒川町におけるアークリーグ開催について、より多くの方に知っていただくために、最も効果的な手段としては、民放キー局のテレビで取り上げていただくことだと考えてございます。
民放キー局による取り上げにつきましては、全て調整、または検討段階ではございますが、現時点で2局4番組ございます。具体的には日本テレビにおいて、シンコースポーツ寒川アリーナで開催されるスケートアークの会場設営から大会終了までの密着が予定されております。
また、テレビ朝日の「報道ステーション」におけるスポーツコーナーでのファイナル結果放送や、同じく「報道ステーション」におけるストリートスポーツによるまちづくりをテーマとした報道枠での企画検討、さらにはテレビ朝日「サンデーLIVE!!」における東京応援宣言コーナーで、大会を側面から支える人や企業にスポットを当てたアナザーストーリートでの企画検討がされているところでございます。
現時点での民放キー局によるPR展開は以上でございますが、これらについては、あくまでも検討段階のものであり、決定事項ではありませんので、ご留意いただければと思います。
なお、アークリーグから話を聞いたところでございますが、神戸で開催していたときと比べまして、初めて首都圏で開催されることや本町で開催されることの意外性などから、メディアの注目度はさらに高まっていると聞いているところでございます。
以上でございます。
354: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
355: ◯13番【横手 晃君】 一番最後に本当に一番いい言葉が聞けたと思います。もちろん約束はできないというのが、その業界におりましたので、よくわかります。大きなニュースが来た時点で、取り上げるはずだった、出るはずだった取材素材は飛んでしまうというのが常識ですので、それはいたし方ないと思っておりますが、まずそこまで考えているということ、それから関東のキー局、特にここでいうと4、5、6、7、8、5つの局、あわせてNHKもですが、関東のテレビ局が注目していただいていることというのは非常に大きな意義があると思います。そのチャンス、この機会を逃さずに、しっかりとつかまえていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
今テレビ局が、特に関東のキー局が注目しているという話が出ましたが、では、それも含めてさまざまなSNSであったり、ウエブであったりというものも含めてPRを展開していくということですが、そのPRの効果測定、一番重要なのは、例えばさまざまなメディアに乗ったもの、この効果測定方法をメディアごとにどのように行うのか。できれば可能な限り詳細に述べていただければと思います。もちろんそれぞれやり方が違うのもよくわかっています。実は広告会社とかPR会社によって違うのもわかっておりますが、今聞かされているところで結構ですので、メディアごとに効果測定方法を述べていただければと思います。
356: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
357: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 PRの効果測定はなかなか難しいところでございますが、メディアごとの効果測定方法につきましては、現状、テレビ放送にて取り上げられたもののみ広告費換算をしている状況でございます。
換算方法につきましては、基本的には番組で取り上げられた15秒スポットCM等の出向料金を基準に算出する方法で、放送秒数やスポットレート、またネット局数により変動することとなります。また、現状広告費換算は行っておりませんが、新聞、雑誌の換算は、1センチ掛ける1段の広告料金を算出し、実際に掲載された記事面積から換算していく考え方をとっておりまして、インターネットの換算では、主要ポータルサイトにあっては、デバイスごとのトップページ及びニュースページで掲載される広告商品の広告費を基準に算出していくこととしているところでございます。さらにSNSの換算につきましては、統一した広告換算のモデルケースがいまだ確立されていない状況もあることから、広告費換算は行っていない状況でございます。
以上でございます。
358: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
359: ◯13番【横手 晃君】 かしこまりました。基本的にはテレビしか行っていない中で、今回は新聞、それから雑誌もしっかり行っていく、さらにはポータルサイトにおける、特にニュースの部分だと思うんですが、ポータルサイトの広告費換算も行っていくということで、SNSについては、正直なところ、どんなに大きなクライアントでも、そのクライアントのみの換算方法はあるというものの、統一した換算方法があるというわけではありませんし、そういう意味では、かなりしっかりした形で広告費換算をやるということはわかりました。もちろんテレビスポットにつきましては、よく言うんですけども、視聴率1%を獲得する上で幾らかかったか、業界用語でいくとパーコストという言葉を使うんですが、その言葉も出てきましたし、また、番組提供料から換算して導き出す方法もあると思いますので、それはアークリーグ実行委員会さんとかかわりのあるそういった広告会社の方たちの換算方法で最終的には報告を受けるつもりですが、うそはつけないということだけは、わかっておいていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、今PRの換算につきましていろいろ聞きましたが、効果測定の方法につきまして聞きましたが、実際にはPRは、広告換算費でどのくらいの目標値を掲げているのか、これについてお答えください。
360: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
361: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 PR広告の換算の目標値というご質問でございます。PRの広告換算につきましては、先ほど答弁させていただいたとおり、現状ではテレビのみの換算としている状況でございますが、取り上げられる番組の放送時間帯等によりまして大きく変動することから、具体的な目標値については設定しておりませんが、本大会の競技であるスケートボードが、2020東京オリンピック競技大会から正式種目となっていること、さらには本大会から追加されたブレイクダンスが、2024年パリオリンピック競技大会の追加種目候補に採用されたことなどから、2017年に実施した前回の大会における広告換算費約1億700万円を超える換算費を見込んでいるところでございます。
362: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
363: ◯13番【横手 晃君】 わかりました。1億700万円と、前回の広告換算費を超える換算費でいくという話です。正直言うと、それだけの金額を見込んでいるのであれば、先ほどもお話ししましたが、スポットCMももとにした換算でパーコストが例えば7万円と予測したのであれば、視聴率10%の番組、それも関東ローカルと関東だけでしか流れていない番組では、40分流れなければならない。さらに全国ネットであるならば、大体25分ぐらい流れなければなりません。取り上げてもらわなければならない、また番組提供料金をもとにするのであれば、あえてわかりやすく番組を申し上げると、例えばTBS日曜23時から放送している「情熱大陸」でトップアスリートを取り上げる、それから火曜日の23時からフジテレビで放送している「セブンルール」という番組で、アークリーグでの優勝を目指す女性トップアスリートを取り上げる、さらにはテレビ東京の「ガイアの夜明け」や「カンブリア宮殿」という1時間番組で寒川町の取り組みを追いかけさせる、多分そのぐらいの取り上げ方をしてもらわないと、今言っていたテレビでの広告換算費での目標は達成できないと思いますので、そこのところはしっかりとアプローチして取り上げてもらうようにして、何よりも目標である、目的である移住促進につながるようにしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
少し大きな話になりましたので、もう1度話を町内に戻させていただきます。
町民の方たちにそっぽを向かれたら、町民の方たちを置き去りにしたら、このイベントは失敗に終わると言いました。町内在住の特に児童生徒をターゲットにしたイベントを行う予定はございますでしょうか。
364: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
365: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 町内在住の児童生徒をターゲットにしたイベントについてでございます。4月末に開催するARK LEAGUE 2019 IN SAMUKAWAの周知や町内の機運醸成と世界トップレベルの選手の交流等を目的に、3月1日にオープンしたフラットパークにおいて、大会前の町民向けプレイベントを実施する予定でございます。
内容といたしましては、オーガナイザーによるデモンストレーション、BMXフラットランド、スケートボード、ブレイクダンスの体験会のほか写真や映像を用いてのアークリーグの歴史の見学会を予定しているところでございます。
以上でございます。
366: ◯議長【
関口光男君】 伊藤
健康子ども部長。
367: ◯番外【
健康子ども部長 伊藤 研君】 大会開催後につきまして、子どもたちが体験できるスポーツの種目を増やし、好きなスポーツにめぐり会う機会を創出してまいりたいと考えております。そうすることで、子どもたちのためにもそのことが大変思い出になり、また大切であると考えているところでございます。
今回の世界大会の開催により、子どもたちが今まで経験のない、またレベルの高いスポーツを間近で観戦し、触れ合うことができますので、このことをきっかけに、アークリーグの競技種目であるBMX、スケートボード及びブレイクダンスを今後実施するイベントの要素として積極的に取り組んでまいりたい、このように考えてございます。
368: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
369: ◯13番【横手 晃君】 この町の未来を担ってくれる人たちに対して、非常にホスピタリティのある対応をするということがよくわかりましたが、聞きたいのは、内容はよくわかりました。しっかりとイベントもやっていきますし、その終わった後も、子どもたちのためにBMXフラットランドであり、スケートボードであり、それからブレイクダンスなどに触れていく機会をつくっていくという答えをいただけましたが、実際に今回のイベントに当たって、正直、学校の協力というのはどこまで得られているのでしょうか。
370: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
371: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 学校の協力についてでございます。一例ではございますが、先ほど申し上げたフラットパークでの町民向けプレイベントについて、学校を通じてチラシの配布にご協力いただく予定でございます。
以上でございます。
372: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
373: ◯13番【横手 晃君】 こんなことはないとは思うんですけども、学校によって協力態勢に温度差があるようなことはないと認識しておいてよろしいですか。
374: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
375: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 全ての学校は協力的に進めていただけると感じております。
以上でございます。
376: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
377: ◯13番【横手 晃君】 では、ここからラストスパートに向かって一般質問していきたいと思います。
契約の話をさせてください。今後大会のコンテンツが確定した段階で契約書の締結になると思います。一番この手のイベントで怖いのは、結局終わってみたら、いやいや、あれも、これもやると言ったから、お金を使っちゃったから出してよというところが結構あるんですね。そういうことのないように、町の過大な負担を避ける意味で、契約内容のチェック体制というのはどのようになっているのかお聞かせください。
378: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
379: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 契約書等につきましては、大会スポンサーが確定し、大会のコンテンツが確定した段階で、契約書等を締結する予定でありますが、その内容のチェックにつきましては、神奈川県のご協力も得ながら、過去の世界大会の契約内容を参考にチェックしてまいりたいと考えているところでございます。
以上でございます。
380: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
381: ◯13番【横手 晃君】 神奈川県の協力が得られるということで、ちょっと安心はしているんですけども、それこそ外資系のクライアントを相手にしてやるイベントは、このぐらいの厚さの契約書で日本文と英文とそれぞれ1通ずつ持ち合うぐらいなことをやります。
一番このイベントであるトラブルを防ぐために、かなりしっかりと契約内容のチェックと、場合によっては、弁護士の方に相談するような体制も整えておくべきだと思いますので、よろしくお願いいたします。
続いては、この段階で収支の見込みもある程度確定しています。そうなってくると、予算書、さらに終わった後の決算書、予算書であったり、決算書のチェックをしっかり行うべきであると考えますが、どのようになっているでしょうか。
382: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
383: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 予算書及び決算書につきましても、議員ご指摘のとおり、契約書等と同様に確認していく必要があると考えてございます。
以上でございます。
384: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
385: ◯13番【横手 晃君】 今までにない項目なんかが出てくるかもしれません。そういったところもしっかりと見ていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それから、これは契約にも関係してくるんですけども、先ほどもああいうふうに申し上げたのは、特にイベント中止になる可能性も大いに考えられます。それから、場合によっては事故が起こる可能性もある、そういったことも含めて、リスクヘッジの観点から当然のことですが、イベント保険についてもしっかりと加入しているのかどうか、それとも加入する予定であるのかどうか、それについてお答えください。
386: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
387: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 イベントの保険でございます。こちらにつきましては、アークリーグ実行委員会で加入すると聞いております。
以上です。
388: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
389: ◯13番【横手 晃君】 通常だと実行委員会、もしくは運営を制作するイベント会社なり広告会社というものが持つのでいいんですが、そこまでしっかりと理解して、そこまでもちゃんと認識しているということがわかっただけでも安心いたしました。
もう1点、イベントの書類系に関するものなんですけども、特に請求書をもらうときに、実は一番必要なのが報告書になりますが、実際に実施後、報告書提出までの期間はどの程度と考えているでしょうか。
390: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
391: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 報告書の提出期間というご質問でございます。今回の大会につきましては、BMXフラットランド、スケートボード、ブレイクダンスの3競技の世界大会でありまして、それぞれの競技にスポンサーも複数つき、業務範囲も多岐にわたることから、報告書の提出までは一定期間を要するものと考えているところでございます。こちらにつきましても、他の世界大会等の事例を参考に、適切な期間を設定してまいりたいと考えます。
以上でございます。
392: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
393: ◯13番【横手 晃君】 もちろん県であったり、他の政令市だったり、他の市がやった世界大会なんかを参考にしながら適切な期間設定というのは十分よくわかりますが、これからのことを考えたときに、なるべく早いときに、要するによくいうところのPDCAじゃありませんが、次に向かっていくのであるならば、それから次に向かわないにしても、どうだったのかというのを早目早目に検証していく必要があると思います。もちろん相手あってのことだと思いますので、ある程度の時間を要さなければいけないのはわかりますが、さすがに半年とか1年後ということのないように、なるべく早い期間で報告書を提出いただけるように進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは、次の質問に移ります。
ついこの間議会でも現地踏査したんですが、町営プールの旧室内プール施設内に仮設したフラットパークですが、プレスリリース発信後の内外の評価はいかがでございましょうか。
〔7番(佐藤正憲君)退席 午後3時26分〕
394: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
395: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 フラットパークに対する内外の評価というご質問でございます。
ただいま議員からご質問いただきましたFLATPARK SAMUKAWAにつきましては、BMXフラットランドの選手が本格的に練習できる屋内施設であるとともに、誰もが気軽に世界トップレベルの選手と交流ができまして、アークリーグの歴史にも触れられる施設となっており、その設置場所につきましては、現在休止中の町営プールの敷地内にある元屋内プールであった建屋の中にございます。
当該施設におきましては、過日3月1日金曜日にオープンいたしまして、翌日の3月2日土曜には、オープニングイベントが開催されたところでございます。イベントの当日は、国内のトップライダーによる指導やコンテストが実施されておりましたが、町内からの参加者のほか、新潟や福島、徳島などから、かなり遠方からも参加をいただいた状況でございます。
議員お尋ねの内外の評価という点につきましては、大会本番と同じステージで練習環境が整っており、しかも世界トップレベルの選手と交流できる施設という他にない施設ということで、非常に高い評価を得ていると感じているところでございます。
以上でございます。
396: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
397: ◯13番【横手 晃君】 というお答えをいただいたんですけれども、期間限定とのことだという話も聞いていますが、何よりも世界トップレベルの選手と、それからこれからのストリートスポーツ、ストリートカルチャーの未来を担うジュニア育成の観点からも、正直なところ、このまま常設施設とすることができないものかと思っておりますが、難しいのはわかっておりますが、それについてはどのようにお考えでしょうか。
398: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
399: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 大変厳しいご質問でございます。
FLATPARK SAMUKAWAにつきましては、その設置場所が現在休止中の町営プールの敷地内にあるということ、また屋内プールであった建屋の中となってございます。既にご承知のとおり、町営プールにつきましては、再建に向けて現在取り組んでいるところでございますので、議員お尋ねの当該場所でのFLATPARK SAMUKAWAの存続につきましては、非常に困難な状況でございます。
また、移設というところもあるのかもしれませんが、移設による常設化についてでは、現在は4月のARK LEAGUE 2019 IN SAMUKAWAの成功に向けて全力で取り組んでいる状況でございますので、まずはそこに注力いたしまして、その後につきましては、大会終了後の状況を踏まえながら検討してまいりたいと考えます。
以上でございます。
〔7番(佐藤正憲君)着席 午後3時28分〕
400: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
401: ◯13番【横手 晃君】 済みません。いろいろと苦しいので、答弁も大変だったと思いますが、ただ、少なくともこの大会をまず成功させるという第一義をやってからということも、よくわかりましたので、ちょっと質問がわがままだったのかなと思っておりますが、ただ、それだけすばらしい施設を誘致したということだけは間違いないことをわかっておいていただければと思います。
ここまで多く質問してまいりましたが、次で最後になります。
よくわかったのは、とにかくしっかりと皆さんが態勢を組んで、本当に成功に向けて今戦っている最中だということがわかりました。本当にこのイベントは、私は寒川町のものにしていくべきだと思いますが、当該イベント、アークリーグを継続する場合、継続となる条件はどのように設定しているのかを最後にお聞かせいただけますでしょうか。
402: ◯議長【
関口光男君】 ただいまの質問に対する答弁を求めます。深澤企画部長。
403: ◯番外【企画部長 深澤文武君】 アークリーグの継続的な開催につきましては、アークリーグ実行委員会の皆様の意向も聞きながら、町として判断していくこととなると考えております。まずはこの4月に成功をおさめていきたいと思います。
また、今回アークリーグの開催誘致に取り組んだ最大の目的でございますが、町の認知度向上でありますので、こちらは広告費換算の目標や来場者数の目標値の達成状況が1つの目安と考えてございます。
以上でございます。
404: ◯議長【
関口光男君】 横手議員。
405: ◯13番【横手 晃君】 よくわかりました。とにかく目標を達成していくこと、広告換算費もそうですし、それから来場者数というところ、それから認知度が実際にどれだけ上がったかというのは、後からじわじわっと来るものだと思います。とにかくこの大会は、恐らくさまざまな声があると思います。いってしまうと賛否両論、なぜそれだけのお金を使うのか、それだけのお金を使えばもっとほかのことができなかったかという声があるのも事実です。ですが、必ず成功させて、そうではありませんと、移住促進という目標をしっかりと達成するために必要だったイベントだということを胸を張って言えるように、まず4月のARK LEAGUE 2019 IN SAMUKAWAを成功させていただきたいと思います。そのために、私も広告業界にいた人間です、毎度申し上げますが、全力で力添えをしていく所存でございます。そして私どもの会派、自民党・無所属の会も、全力で力添えしていく所存でございますので、必ず成功させるということをお願い申し上げまして、寒川町議会におけます平成最後の一般質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。
406: ◯議長【
関口光男君】 以上で、横手 晃議員の一般質問を終了いたします。
以上で本日の日程は終了いたしました。
407: ◯議長【
関口光男君】 お諮りいたします。議事の都合により、あす3月8日から3月21日までの14日間を休会とし、次回の会議は3月22日午前10時に開きたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
408: ◯議長【
関口光男君】 ご異議ないものと認めます。よって、3月8日から3月21日までの14日間を休会とし、次回の会議は3月22日午前10時に開くことに決しました。
本日はこれをもって散会いたします。どうもご苦労さまでした。
午後3時33分 散会
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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
寒川町議会 議 長 関 口 光 男
同 署名議員 中 川 登志男
同 署名議員 小 泉 秀 輔
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