令和2年3月
定例会綾瀬市議会3月定例会議事日程(第2号)=================== 令和2年2月26日(水)午前9時開議日程第1 第1号議案 令和2年度綾瀬市
一般会計予算日程第2 第2号議案 令和2年度綾瀬市
国民健康保険事業特別会計予算日程第3 第3号議案 令和2年度綾瀬市
深谷中央特定土地区画整理事業特別会計予算日程第4 第4号議案 令和2年度綾瀬市
介護保険事業特別会計予算日程第5 第5号議案 令和2年度綾瀬市
後期高齢者医療事業特別会計予算日程第6 第6号議案 令和2年度綾瀬市
公共下水道事業会計予算 ──────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1~日程第6の議事日程に同じ ──────────────────────────出席議員(19名) 2番 齊藤慶吾君 3番 内山恵子君 4番 三谷小鶴君 5番 石井麻理君 6番 笠間功治君 7番 畑井陽子君 8番 二見 昇君 9番 古市 正君 10番 橘川佳彦君 11番 武藤俊宏君 12番 井上賢二君 13番 佐竹百里君 14番 笠間 昇君 15番 上田博之君 16番 松本春男君 17番 青柳 愼君 18番 松澤堅二君 19番 安藤多惠子君 20番 比留川政彦君 ──────────────────────────欠席議員(1名) 1番 金江大志君 ──────────────────────────地方自治法第121条による出席者 市長 古塩政由君 教育長 人見和人君 市長室長 遠藤日出夫君 経営企画部長 内藤勝則君 総務部長 (併)
選挙管理委員会事務局長 黒岩健司君 福祉部長兼福祉事務所長 見上孝雄君 市民環境部長 比留川功君 健康こども部長 加藤久忠君 産業振興部長 柏木正明君 都市部長 岸陽二郎君 道の駅担当部長 鈴木孝治君 土木部長 森 美樹君 会計管理者 久貝康裕君 消防長 小菅誠二君 監査事務局長 加藤由紀子君
農業委員会事務局長 綱島 豊君 教育部長 市来吉博君 秘書広報課長 花上良一君 ──────────────────────────
議会事務局出席者 局長 赤羽正法 次長 近藤公一郎 議事担当総括副主幹 石井久子 主査 小室洋史 主任主事 森川真輔 主任主事 八木和裕 ────────────────────────── 午前9時00分 開議
○議長(松澤堅二君) ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 ──────────────────────────
○議長(松澤堅二君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 ==========================
○議長(松澤堅二君) 日程第1、第1号議案・令和2年度綾瀬市一般会計予算から、日程第6、第6号議案・令和2年度綾瀬市
公共下水道事業会計予算までの6件を一括議題といたします。 これより本6件に関し、昨日に引き続き各担当部長の補足説明を求めます。初めに、都市部長。 〔都市部長(岸 陽二郎君)登壇〕
◎都市部長(岸陽二郎君) よろしくお願いいたします。 それでは、都市部が所管いたします、令和2年度一般会計予算並びに
深谷中央特定土地区画整理事業特別会計予算の補足説明を申し上げます。 初めに、新規拡充事業について、御説明申し上げます。 予算の概要を御覧ください。15ページになります。下段、都市づくりの(3)
東名高速綾瀬バス停パーク&バスライドの整備でございます。
東名高速綾瀬バス停へのアクセス向上、交通利便性の充実のため、パーク&バスライドを整備し、併せて運営事業者の選定を行い、(仮称)
綾瀬スマートインターチェンジ周辺の交通環境を整えてまいります。 次に、16ページを御覧ください。上段、都市づくりの(4)工業系新市街地の整備でございます。(仮称)
綾瀬スマートインターチェンジの交通機能を活用し、新たな企業誘致により市内経済の活性化を図り、その受皿となる用地を確保するため、早川中央地区において
土地区画整理事業を計画しております。この
早川中央地区土地区画整理事業における組合設立準備会に対しまして、市街化編入や
組合設立認可手続に必要な技術的援助並びに財政的支援を行うものでございます。 次に、同ページ下段を御覧ください。都市づくりの(5)
綾瀬シンボルロード景観形成重点地区の指定でございます。(仮称)
綾瀬スマートインターチェンジのアクセス路である
都市計画道路寺尾上土棚線沿線において、良好な景観を維持・誘導するため、
景観形成重点地区の指定に向け、利害関係者の合意形成を図るとともに、景観計画の改定や条例改正に向けた手続を進めてまいります。 次に、37ページを御覧ください。都市の質の向上の(8)光綾公園の再整備でございます。市民にシンボル的な公園として親しんでいただいている光綾公園につきましては、再整備に向け、今年度より北側エリアの野球場撤去工事に入り、来年度から様々なスポーツやイベントが開催できる多目的球場の整備に着手いたします。今後の予定といたしましては、令和4年度に多目的球場、令和6年度にバラ園を随時オープンし、令和7年春に南側エリアを含めた全面オープンを目指し、整備を進めてまいります。 次に、38ページを御覧ください。上段、都市の質の向上の(9)道路照明灯・
公園灯LED化の実施でございます。
二酸化炭素排出量の削減による環境負荷の低減、電力消費量、維持管理費用の削減を目的として、道路照明灯とともに公園照明灯のLED化を進めます。市が管理する公園照明灯は85公園に300基ほどございますが、単年度での交換工事を実施することは多大な財政負担が必要となることから、民間企業のノウハウ・技術力を活用した10年間のリース契約により既存の公園照明灯を一斉にLED化するものでございます。 続きまして、主な継続事業について御説明申し上げます。予算書を御覧ください。 86ページになります、上段、8款土木費、1項2目建築管理費でございます。説明欄にございます、快適な生活基盤の形成、災害に強いまちづくりといたしまして、
木造住宅耐震化補助事業、
危険ブロック塀等耐震化補助事業を引き続き行い、災害に強い安全・安心のまちづくりを進めるものでございます。これらの補助事業は、御承知のとおり、所有者等が実施するものでございますが、事業の周知を引き続き行いまして、事業の御理解、御協力を得られるよう、粘り強く取り組んでまいります。また、良好な
都市環境づくりといたしまして、まち・ひと・し
ごと創生総合戦略に位置付けられております、定住人口の増加、子育てしやすい環境づくりを目標に、三
世代ファミリー定住支援補助事業につきましても引き続き行ってまいります。 次に、90ページを御覧ください。上段、4項1目
都市計画総務費でございます。快適な生活基盤の形成、総合的・計画的土地利用の推進として、
都市計画調査事業費では、災害に強いまちづくりを促進するため、
防災まちづくり活動への支援といたしまして、対象地区を綾西自治会とし、防災マップの活用や見直しを行うとともに、地域が自立し、継続的な
防災まちづくり活動ができるよう支援してまいります。また併せて、落合自治会に対しましては
簡易型感震ブレーカーの設置推進事業を行い、火災の延焼拡大かつ建物倒壊の防止が必要な地域50%以上の普及率等を目指します。また、社会状況が大きく変化していく中で本市が将来的に持続可能な都市としてまちづくりを進めるため、
都市マスタープランの改定作業を行っており、今年度、総合計画と整合を図りながら計画素案の作成を行ってまいりました。来年度は、地域説明会、
パブリックコメントを実施しまして、
都市計画審議会への諮問・答申を経まして、年度内に改定を目指します。 次に、同ページ下段を御覧ください。2目
都市整備総務費でございます。交流を支えるネットワークの環境づくり、
公共交通ネットワークの整備促進といたしまして、
バス対策事業費につきましては、現在運行している
コミュニティバス5ルートの運行経費でございます。 次に、92ページを御覧ください。上段、4目公園費でございます。自然豊かな生活空間の形成、緑の保全、創出、育成になります
都市緑化推進事業費は、市民の緑化意識の高揚を図る費用でございまして、公園愛護会活動への助成、緑地の管理に関わる緑地保全事業や緑の基本計画の改定等のための費用となっております。魅力ある公園づくりの
公園維持管理事業費でございますが、市内にございます公園並びに緑地132か所の維持管理、また公園用地の借上げ費用となっております。また、
公園施設改修事業費では、老朽化しております公園遊具の改修を行ってまいります。
公園整備事業費につきましては、先ほど御説明しましたとおり、光綾公園再整備の本格的な実施を初め、蟹ヶ谷公園では桜の名所・花の公園を目指し桜の植栽工事を引き続き行い、魅力ある公園づくりを推進してまいります。 次に、同ページ下段を御覧ください。
タウンセンター計画費でございます。
深谷中央特定土地区画整理事業特別会計繰出金でございますが、こちらは特別会計への繰出金となっております。 続いて、5項1目住宅管理費でございます。こちらは、市営蓼川住宅と
市営寺尾釜田住宅の維持管理に要する費用となっております。 続きまして、
深谷中央特定土地区画整理事業特別会計予算につきまして、補足説明を申し上げます。恐れ入ります、もう一度予算の概要をお願いいたします。 51ページになります。
深谷中央特定土地区画整理事業特別会計につきましては、公共施設整備がほぼ完了しており、令和2年度は清算金の徴収及び交付が主な業務となっております。このため、本特別会計の予算規模は、対前年比で5,600万円、割合では20.7%減の2億1,500万円となっております。歳入では、換地処分や
区画整理登記業務の完了による事業費の減により繰入金が約5,000万円の減、歳出につきましては、事業費並びに公債費の減で、同じく減となっております。なお、事業期間につきましては令和2年度末となっておりますことから、本特別会計につきましては令和2年度で廃止をいたしまして、令和3年度以降の清算金の徴収手続につきましては一般会計に編入して行う予定でございます。 恐れ入りますが、再度予算書を御覧ください。予算書の174ページでございます。2款事業費、1項1目
公共施設整備費につきましては、事業完了に伴い道路等を施設管理者へ引き継ぐため、補修等の工事を行うものでございます。また、2項1目調査設計費につきましても、公共施設の引継ぎのため、施設ごとの台帳を作成するものでございます。 次に、3款公債費につきましては、長期債元金並びに利子を償還するものでございます。
深谷中央特定土地区画整理事業につきましては、清算金の徴収及び交付を行い、令和2年度中の事業完了に向けて進捗を図り、一日でも早い完了ができますよう進めてまいります。 以上、都市部が所管いたします、令和2年度一般会計予算並びに
深谷中央特定土地区画整理事業特別会計予算の補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(松澤堅二君) 次に、道の駅担当部長。 〔道の駅担当部長(鈴木孝治君)登壇〕
◎道の駅担当部長(鈴木孝治君) よろしくお願いいたします。 それでは、道の駅担当が所管いたします令和2年度一般会計予算につきまして、補足説明を申し上げます。難航しておりました神奈川県警察との協議も進み、道の駅エリアも決まってまいりましたことから、令和2年度予算は用地買収や実施設計業務を主として予算編成をしております。 予算の概要の15ページを御覧ください。上段の1、都市づくり、(2)「道の駅」の整備でございます。(仮称)
綾瀬スマートインターチェンジ開通に伴い、交流人口の確保や地域経済の活性化を図るため、地場農畜産物や加工品の販売促進による産業振興、市の情報発信、道路利用者へのトイレや案内所、駐車場等の快適な交通環境の提供を行う道の駅の整備に引き続き取り組んでまいります。令和2年度におきましては、整備予定地約1ヘクタールの用地買収を実施してまいります。現在いらっしゃいます15名の地権者の皆様へは個別に事業の説明を行っているところでございますが、今後も戸別訪問を重ね、より詳細な説明、意見交換を行いながら、地権者の皆様全員が買収に応じていただけるように取り組んでまいります。なお、この用地購入費用並びに移転補償費用には防衛8条の
施設区域周辺公園整備費補助金を見込んでございます。 次に、実施設計業務でございます。現在作成いただいている施設配置、造成、ライフライン等の基本設計を基に、新年度は
市役所バスターミナルや接続道路を含め、道の駅の実施設計に取り組んでまいります。この道の駅の実施設計につきましては、別に公募を予定している指定管理候補者の意見や提案を取り入れることにより、運営ノウハウ等が施設計画に反映され、利用者に対するサービスを向上させ、効率・効果的かつ魅力的な道の駅の実現につながるものと考えております。なお、この
施設実施設計業務委託費用には県の
市町村自治基盤強化総合補助金を見込んでございます。この道の駅の管理運営につきましては、施設の収益等により行うなど、市の財政負担は極力発生しないような方法を検討してまいりたいと考えてございます。また、駐車場やトイレの整備など、道の駅に必要な要件は押さえつつ、利用者目線に立った施設配置や綾瀬市の魅力についてあらゆる角度から検討し、新しい時代にふさわしい本市のランドマークとして、地域がにぎわい、市民の皆様に長く愛される施設を目指してまいります。 以上、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(松澤堅二君) 次に、土木部長。 〔土木部長(森 美樹君)登壇〕
◎土木部長(森美樹君) よろしくお願いいたします。 それでは、土木部が所管いたします令和2年度一般会計及び
公共下水道事業会計の予算につきまして補足説明させていただきます。 初めに、一般会計の新規拡充事業でございます。 予算の概要をお願いいたします。14ページを御覧ください。1、都市づくり、(1)
市内道路ネットワークの整備でございます。幹線道路などの交通混雑を緩和し、市民生活や産業活動の利便性の向上、安全で安心なまちづくりを目指し、
総合都市交通計画に基づきます
道路ネットワークの構築を図ってまいります。都市計画道路の並塚笹山線及び市道911号線、ほか1路線を令和2年度、市道325号線の下原橋から市道12号線の間を令和3年度に整備が完了するよう進めてまいります。 次に、38ページを御覧願います。5、都市の質の向上、上段の(9)道路照明灯・
公園灯LED化の実施でございます。先ほど都市部長から説明がありましたが、道路照明灯につきましても同様にLED化を進めてまいります。対象となる灯具につきましては678基で、令和2年度は翌3年度から12年度までの10年間のリース契約に対する債務負担行為の設定を行いまして、既存の状況調査、灯具などの交換を行います。 次に、下段の(10)交通安全施設(車止めポール)の設置でございます。昨年発生いたしました滋賀県大津市を初めといたします交差点での事故を踏まえまして、本市におきましても交差点の安全性を向上させるため、11か所の交差点におきまして対策を実施するものでございます。 続きまして、主な継続事業についてでございます。 予算書をお願いいたします。86ページを御覧願います。8款土木費、中段の2項
道路橋りょう費、1目
道路橋りょう総務費でございます。市道として認定しております2002路線、356キロメートルを適正に維持管理するため、道路上に放置されました不法投棄物の処分や道路境界の管理、道路台帳の整備を進めてまいります。 次に、下段の2目道路維持費でございます。道路利用者の安全性を高めるため、道路反射鏡や防護柵などの交通安全施設の整備や側溝補修、道路草刈りなどの維持作業を行うことに加えまして、道路作業員が道路補修作業などで利用しますダンプトラックの劣化が激しいため、効率よく作業ができるよう新規に購入してまいります。また、道路法の一部改正で5年ごとの点検が義務付けられました橋梁などの道路施設の点検を引き続き実施するとともに、昨年度からの継続事業であります東名高速道路に架かります寺尾橋、釜田橋の橋梁の修繕や大規模地震の際に落橋のおそれがある藪根橋、岡野橋の耐震補強設計を進めてまいります。 次に、88ページを御覧願います。上段の3目
道路新設改良費でございます。新規拡充事業で説明した事業のほか、市道17号線の実施設計や市道178号線などの狭隘道路の整備を進めてまいります。 次に、90ページを御覧願います。上段の4目都市計画費、1目
都市計画総務費でございます。本市のまちづくりの基軸に位置付け進めております(仮称)
綾瀬スマートインターチェンジ事業におきましては、事業者3者の用地区分が確定したことから、適切に財産を管理するための整理や事業の支障となる占用物件の移設を行うなど、令和3年夏頃の開通目標を1日でも前倒しできるよう最大限努力をしまして、事業が円滑に進むよう取り組んでまいります。 以上が一般会計の補足説明になります。 続きまして、
公共下水道事業会計でございます。もう一度予算の概要のほうをお願いいたします。 54ページを御覧ください。
公共下水道事業につきましては、経営状況の明確化と適正な財産管理を推進し、公営企業の経営基盤の強化や
財政マネジメントの向上などに的確に取り組む必要があるため、令和2年度から公営企業会計に移行するものでございます。予算の規模といたしましては、収益的収入が30億3,781万6,000円。支出が24億8,705万8,000円で、主な経費といたしましては、管き
ょや終末処理場の維持管理費及び長期債の利子償還金となります。 次のページになりまして、資本的収支が7億1,576万1,000円、支出が18億2,370万6,000円となり、主な経費といたしましては、管き
ょや終末処理場の
建設改良事業費、長期債の元金償還金となります。 次に、新規拡充事業でございます。 予算概要の34ページを御覧ください。5、都市の質の向上、上段の(3)避難所の
マンホールトイレの整備でございます。昨日市長室長からも説明がございましたが、本事業は平成30年度から実施している事業で、3年目となります令和2年度は綾北小学校、土棚小学校、城山中学校の3校におきまして1校当たり10台、計30台の整備を進めてまいります。 次に、下段の(4)下水道施設(管きょ・終末処理場)の耐震化でございます。本事業は、大規模災害時に最低限有するべき汚水処理を行うための流下、汚水処理機能を確保し、衛生環境及び住環境を維持するため、平成26年度から実施している事業で、令和2年度は引き続き管路施設、終末処理場、
上土棚中継ポンプ場の耐震化を進めてまいります。 次に、39ページを御覧願います。上段、(11)
綾瀬終末処理場消化槽設置に伴う汚泥減量化と
消化ガス発電事業でございます。現在、終末処理場におきまして発生する汚泥につきましては、計画では焼却処分となっておりますが、コストの面から焼却施設を作らず、場外へ搬出して処分しております。しかしながら、今後も継続的に多額の処分費が発生することから、焼却施設から環境にも配慮した消化槽に計画変更し、汚泥を減量化することで処分費を削減するとともに、消化過程で得られますバイオガスを利用しました発電事業を行い、新たな収入源を確保し、下水道事業の安定化と温室効果ガスが削減されることによる温暖化対策に取り組んでまいります。令和2年度は、処理区域の変更や事業期間の延伸と併せまして、焼却炉の設置を消化槽の設置に変更する
公共下水道事業の計画変更を進めてまいります。 続きまして、主な継続事業についてでございます。 もう一度予算書のほうをお願いいたします。256ページを御覧願います。収益的支出の1
款下水道事業費用、1項営業費用、上段の1目管きょ費でございます。下水道施設を適切に維持管理するため、破損した下水道施設の補修や清掃を行うとともに、汚水に流入する不明水の調査を行ってまいります。 次に、2目処理場費でございます。終末処理場を効率的に維持管理するため導入しております包括的民間委託や年間約5,300トン排出されます下水道汚泥の処分を行い、終末処理場を適正に管理してまいります。 次に、3目流域下水道費でございます。相模川流域下水道の維持管理に要する経費を構成しております9市3町で処理量の割合により負担するものでございます。 次に、258ページを御覧願います。2項営業外費用、1目支払利息でございます。長期債の利子を償還するものでございます。 次に、262ページを御覧願います。支出の1款資本的支出、2項企業債償還金、1目企業債償還金でございますが、長期債の元金を償還するものでございます。 以上が土木部所管の令和2年度一般会計及び
公共下水道事業会計予算の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(松澤堅二君) 次に、会計管理者。 〔会計管理者(久貝康裕君)登壇〕
◎会計管理者(久貝康裕君) よろしくお願いいたします。 それでは、会計課が所管いたします令和2年度一般会計予算、補足説明を申し上げます。 予算書の50ページをお開き願います。上段の2款総務費、1項6目会計管理費でございます。金融機関検査、公金の
口座振替データ電送処理及び決算書の作成など、法令順守の下、公金の適正な会計事務処理の徹底に要する経費でございます。市民の公金を預かっているという認識の下、支出が法令や予算に違反していないこと、債務が確定していることを認識した上で、厳正かつ迅速な支出事務を行ってまいります。また、公金の資金繰りにつきましては、資金の収入・支出の予定時期や必要な金額を正確に捉え、支払時期が集中し一時的に資金が不足する場合は、極力一時借入れすることなく、条例に基づく基金の繰替運用により資金を補充し、対応してまいります。さらに、公金の運用につきましては、
スケールメリットを生かしなるべく預入金額を大きくまとめ、金融機関の経営状況等の把握に努め、自己資本比率、格付等が基準を満たしている複数の金融機関の間で金利競争を実施し、
マイナス金利政策の下で運用環境が厳しい中でも安全性を第一に流動性に配慮しながら、効率的かつ有利な運用となるよう努めてまいります。 以上、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(松澤堅二君) 次に、消防長。 〔消防長(小菅誠二君)登壇〕
◎消防長(小菅誠二君) よろしくお願いします。 それでは、消防本部が所管いたします令和2年度一般会計予算の補足説明を申し上げます。 初めに、新規拡充事業について御説明申し上げます。 予算の概要の40ページを御覧ください。下段の防火・防災思想の普及事業でございますが、新規事業として、少年消防クラブを発足するものでございます。これまで幼少期からの火災予防を啓発するため、幼稚園及び保育園を中心に幼年消防クラブを設置し、火の怖さや火遊びをしないなどを教える啓発活動を行ってまいりましたが、今回、この範囲を広げ、少年・少女期からの防火意識の向上、家庭や地域への防火に対する教育を行い、将来の地域防災を担う人材を育成することを目的に事業を行うものです。 次に、主な継続事業について御説明申し上げます。 予算書の94ページをお開き願います。上段の9巻1項1目常備消防費でございます。消防行政を適切に運営するため、資機材等の整備や消防庁舎の適正な維持管理を行うとともに、消防・救急業務に必要な教育訓練に継続的に職員を派遣し、人材の育成に努めてまいります。また、昨年中の火災件数は24件で、前年と比較して4件減少し、建物火災の件数についても前年から5件減少し14件となっております。課題となっておりました事業所からの出火件数につきましても各事業所の御協力により半減することができました。今後の関係団体と連携した予防啓発事業を展開し、失火防止対策の向上を推進してまいります。次に、下段の2目非常備消防費でございます。消防団活動の充実強化を図るため、消防団員の消防活動の安全確保に係る防火衣や消防用ホースなどの安全装備品の整備を継続して実施するとともに、消防団員から要望がありました分団テントの更新と活動服についても年次計画にて更新し、消防団員の処遇改善を図り、団員確保に努めてまいります。 次に、96ページをお開き願います。上段の3目消防施設費でございます。災害出動など効率的な消防活動を実施するため、消防水利及び車両等の維持管理を適切に行うとともに、消防力の充実強化を図るため、車両更新計画に基づき北分署の消防ポンプ自動車を更新いたします。また、昨年中の救急出動件数については、一昨年から100件増え4,332件で、2年連続で最高記録を更新いたしました。高齢社会に伴い増加する救急需要に対応するため、適切な救急資機材の整備とともに、救急隊員の知識及び技術の向上を図ってまいります。なお、前年度からの減額につきましては、消防庁舎建設事業の完了に伴うものでございます。令和2年度におきましても、市民の生命・身体・財産を守るという消防の任務を遂行し、安心して暮らせるまちづくりの推進、火災予防体制の充実と消防力の強化を図り、災害発生時には迅速かつ的確な対応を行ってまいります。 以上、補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(松澤堅二君) 次に、監査事務局長。 〔監査事務局長(加藤由紀子君)登壇〕
◎監査事務局長(加藤由紀子君) よろしくお願いいたします。 それでは、監査事務局が所管いたします令和2年度一般会計予算の補足説明を申し上げます。 予算書の62ページをお開き願います。下段の2款6項1目監査委員費でございますが、地方自治法の規定により、監査等の年間計画に定め実施いたします財務に関する事務や経営に係る事業の管理などに対する定期監査、現金の出納及び保管の状況を確認いたします例月出納検査、決算その他の関係書類が正確であるかなどを審査いたします決算審査などに要する経費でございます。そのほか非常勤特別職である監査委員の報酬のほか、事務的な経費となってございます。 以上、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(松澤堅二君) 次に、
農業委員会事務局長。 〔
農業委員会事務局長(綱島 豊君)登壇〕
◎
農業委員会事務局長(綱島豊君) よろしくお願いいたします。 それでは、農業委員会事務局が所管いたします令和2年度一般会計予算の補足説明を申し上げます。 予算書の80ページをお開き願います。下段の6款1項1目農業委員会費でございます。この目は農地法に基づく許認可や担い手への利用集積、荒廃農地の発生防止、新規参入の促進など、農地等の利用の最適化の推進に関する事務に要する経費でございます。 81ページ、説明欄3の農地流動化事業費は、市街化調整区域内の農地の流動化を推進し、農地の荒廃化を防止するとともに担い手への利用集積を促進するため、貸手・借手に奨励金の交付を行う経費でございます。 以上、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(松澤堅二君) 次に、教育部長。 〔教育部長(市来吉博君)登壇〕
◎教育部長(市来吉博君) よろしくお願いします。 それでは、教育部が所管いたします令和2年度一般会計予算の補足説明を申し上げます。 初めに、新規拡充事業について御説明申し上げます。 予算の概要の30ページを御覧ください。下段の国際交流教育推進事業の充実でございます。現在、市内では小学校4校、中学校1校に国際教室を設置し、担当教諭と日本語指導協力者が協力して日本語の指導が必要な児童生徒に対し、日本語や日本の文化習慣などについての指導、また子供たちの母語による学習支援、通訳、翻訳などを行っております。これにより、子供たちの緊張が和らぐことで心の安定が得られ、安心して学校生活に適応できたり日本語能力が育成されたりするなど、大きな効果が上がっています。令和2年度は、この国際教室を外国につながりのある児童が増加している綾瀬小学校に新設いたします。 次に、31ページを御覧ください。上段の学習用ICT環境の整備でございます。令和2年度から小学校、令和3年度から中学校において順次実施される新学習指導要領では、情報活用能力が言語能力や問題発見・問題解決能力などと同様に学習の基盤となる資質・能力として位置付けられ、これに向け、児童生徒が1人1台のコンピューターを使用して学習できるICT環境の実現が求められています。昨年12月に閣議決定された総合経済対策においては、学校における高速大容量のインターネット環境の整備を推進し、令和5年度までに全学年の児童生徒一人一人がそれぞれ端末を持ち、十分に活用できる環境の実現を目指すGIGAスクール構想の実現が掲げられており、これに対応した国の令和元年度補正予算が成立しているところです。本市におきましても、国が示すロードマップを踏まえ、令和元年度3月補正予算において校内通信ネットワーク整備事業を計上し、小中学校の校内LANの拡充を図るとともに、令和2年度当初予算においては小学校5年生・6年生及び中学1年生用として2,430台の端末を整備してまいります。また、普通教室及び理科室において教員が使用する指導者用端末252台の整備を図るとともに、授業等で発生するICT機器トラブルへ即座に対応できるサポート体制を整備し、ICTを活用した授業を支援するため、新たに2人のICT学習支援員を配置し、さらなる情報活用能力の育成を進めてまいります。 次に、下段の綾瀬市型小中一貫教育モデル事業の実施でございます。小学校から中学校へ進学する際には、新しい環境での学習や生活にうまく対応できず不登校などにつながっていく事態、いわゆる中1ギャップが指摘されております。この事態に対応すべく、綾瀬市の状況を踏まえ、綾瀬市としての小中一貫教育を目指すために、その方向性や進め方に共通理解を図る綾瀬市型小中一貫教育モデルを令和元年度に教育委員会では定めました。本市が目指す子ども像、「人を思いやり 社会を生き抜く力を身に付けた 綾瀬の子ども」の実現に向けて、小中一貫教育の目的と目的ごとに分類した小中学校での一貫教育の視点を市内の全ての小中学校で共有し、9年間を通じた教育課程を編成し、系統的な教育を進めるものでございます。その取組として、小学校高学年における教科担任制への積極的な取組などのほか、中学校教員が小学校で授業を行う乗り入れ授業を試行してまいります。2年度はその試行として、北の台中学校1中学校区において乗り入れ授業を行うこととし、その際、教員の代わりに中学校で授業を行う非常勤講師を任用するものでございます。 次に、32ページを御覧ください。上段の小・中学校への教材用新聞配架の実施でございます。社会が急速にグローバル化している中で、児童生徒が教科書だけでなく日々の社会情勢などに触れ、情報の収集・選択・活用能力を育成することが必要となっています。これらの能力を育成するため、学校などで新聞を教材として活用できるよう、小学校においては4学年以上の全てのクラスに子ども新聞を、中学校では全学年の全てのクラスに中高生新聞を配架してまいります。 次に、下段の教育相談支援体制の充実でございます。いじめや不登校、集団不適応など、複雑で多様化する課題に対応するため、市内小中学校の児童生徒、保護者、教職員のための相談支援体制を確立しております。しかしながら、現在の相談員の人数に限界があり、大規模校への相談や心理検査等々、また課題を抱える児童生徒の生活環境の改善に対応し切れていない状況でございます。そこで、臨床心理士の資格のある心理相談員を1名増員し、大規模校に週1日、教育研究所が週1日配置いたします。また、社会福祉士の資格のあるスクールソーシャルワーカーを1名増員し、教育研究所に週1日配置いたします。心理相談員及びスクールソーシャルワーカーの増員により、引き続き児童生徒、保護者、学校のニーズに応じたきめ細かな相談及び支援体制を充実してまいります。 次に、35ページを御覧ください。多文化共生の推進でございます。本市には多くの外国籍市民が生活しており、市内の小中学校においても多くの外国籍児童生徒が在籍しております。令和元年度には、学校における一層の日本語学習環境の充実や保護者とのコミュニケーション支援に向けた取組として、国際教室が設置されている小学校4校、中学校1校へ音声翻訳アプリを入れたタブレット端末を1台ずつ導入したところです。令和2年度は、国際教室を設置していない小中学校においても各学校1台の配置となるよう未導入の学校へ同様のタブレット端末を導入し、外国籍児童生徒への生活指導や学習指導のほか、保護者との意思疎通を円滑に実施できるようにすることで、学校生活での不安解消につなげてまいります。 次に、39ページを御覧ください。下段の目久尻川文化ゾーン構想の推進でございます。今年度策定するあやせ目久尻川歴史文化ゾーン構想においては、歴史文化ゾーン形成の視点から見た構想の基本方針といたしまして、極力現況を生かす都市、歴史文化資源や原風景などを生かしたハード面の整備やソフト面の演出など、5項目を目久尻川流域の現状と課題の中から抽出いたしました。令和2年度は、この構想を基に、目久尻川流域に広がる歴史文化資源を活用した持続可能な地域活性化と交流促進につなげていくため、流域の文化財である小園地蔵堂や五社神社、済運寺など5か所の再調査と活用の検討を実施してまいります。 最後に、主な継続事業について御説明申し上げます。 予算書の100ページをお開き願います。10款教育費、2項小学校費でございます。航空機騒音に影響されない学習環境を確保するため、防衛省の補助を受け、計画的に学校の空調設備の機能復旧工事を実施しております。令和2年度は寺尾小学校の2年目の工事を実施してまいります。平成22年度から実施してまいりました全小中学校の空調設備機能復旧工事でございますが、令和元年度から着手し、令和2年度に実施する、この寺尾小学校の更新工事が終了いたしますと、一通り完了いたします。 以上で補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(松澤堅二君) 以上で説明を終わります。 これより本6件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。笠間 昇議員。
◆14番(笠間昇君) それでは質疑に入らせていただきたいと思います。 まず、一般会計歳入のほうからちょっと何点か。今回、こちら、概要のほうで4ページ、市民税の中の法人分のところで結構減となっております。説明の中にもあったのですが、一部大手事業所の減益とあるんですが、名前を出すのはちょっとあれかなと思うんですが、出せればここだって教えてほしいのですが、出せなければ、どのような事業をしている会社なのか、そういったところからまずお聞かせ願いたいと思います。 次に、7ページでちょっと確認というか、そんな質疑なんですが、7ページの下段のほうですね、法人事業税交付金が8,000万円とありますが、これは単年度のものなのか激変緩和措置なのか、単年度で次年度からはないのか、そこのところをお聞かせください。 次に、8ページ、この資料の中で人口のところなんですけども、税収に関わってくることなのでちょっとここも聞きたいのですが、平成30年度までは微減となっておりますが 令和元年度から微増に転じております。この要因というものは分かっているのか、そこをお聞かせください。 あと、12ページのほうで市債、順調に減らしていけているんですが、これ、数字というよりも、毎回聞いているんですけど、考え方。市債が減るのはいいんですけども、市債の意味というのは、単なる借金でなくて、将来世代との応分負担、そういった考えがあると思うんですが、市債に対するそのような考えはあるのか、もしくは単なる借金としてしか捉えていないのか、ちょっとそこのところをお聞かせください。 それから、ここからは歳出のほうに入っていきたいと思います。22ページ、住民参加型移動支援事業への支援というところで予算が上がっております。この中の事業内容のところに、中段ぐらいですかね、対象というところに自主的・自立的な団体と書いてあるんですが、これはどのような団体を想定しているのか、または実際にお願いしているとか、そういったところがあったらどのような団体なのかを教えてください。 それから、32ページ、小・中学校への教材用新聞配架というところで上がっているんですが、この新聞の種類を教えていただきたいと思います。どんな新聞なんだろうと思っているんですよね。慰安婦問題なんかずっと間違った記事を書いたりとかしている新聞もあったぐらいですから、どんな新聞を使うのかというところが気になるので、まずはこの種類、これから教えていただきたいと思います。 次に、33ページの被災状況確認用ドローンの導入、これはもう安全にり災証明を発行するために必要だということで導入するということなんですが、そんなに年がら年中災害が起こっているわけではありませんので、そういったときは何かほかの、ちょっと違った課になるのかもしれないのですが、ほかのところで活用したいというオファーが庁内であったら、そういった活用は可能なものになるのかどうか、そういった性格のものになるのかどうか、お聞かせください。 次に、これは説明資料のほうになると思うんですけども、防災資機材整備事業費、このドローンの1個上の段になっちゃうと思うんですけど、そこで整備しているものというのは一体どのようなときに使われるのか、備蓄しているんでしょうけど。というのも、恐らく今までは震災であったり水害であったりとか大規模な火災だったりとか、そういったところを想定してそういったものをそろえているのでしょうが、例えば今回のような疫病といったものはそういった対象になるのかどうか、備蓄したものを使う対象になるのかどうか、お聞かせください。 次に、概要のほうです、40ページ、スマートフォン決済アプリの導入とあります。これ、PayPayとLINE Payということなんですが、ちょっと詳しく教えていただきたいんですけれども、このアプリを使った決済方法にしたのはなぜか。カード決済とかいろんな決済があると思うんですけども、アプリを使った決済になぜ決めたのかというところと、同時に、アプリの中でもこの2つのアプリだけを使った決め手というか、そういった理由をお聞かせください。 次に、概要42ページ、あやせっ子日米交流事業の実施、こちら、私の読み込みが甘かったらそのように指摘してほしいんですけども、綾瀬市の子供が基地の中に行くようなイメージというか、そういう事業ばっかりなんですが、逆に基地の中の子供を綾瀬市の行事に呼んだりとか、そういった逆方向というんですか、そういった方法はないのか、それとも今後予定しているのか、そういったところをお聞かせください。 次で、最終項目になります。予算書の95ページ、消防費のほうでちょっとお聞きしたいんですけども、先日ちょっと海老名市のほうで化学防護服を使った出動があったと思うんです。化学防護服、サリンとかのときに使うものですね、そういった防護服というのはちゃんと我が市にもあるのか。我が市にも防護服、あのレベルのものですね、サリンとかに対応できる黄緑色の防護服、あれは我が市もちゃんと保有しているのか。そういったところをこの予算で整備しているのか、そこをお聞かせください。以上、よろしくお願いします。
○議長(松澤堅二君) 総務部長。
◎総務部長(黒岩健司君) まず、法人市民税の減額の理由ということでございます。法人市民税につきましては、まずは税率の引下げということがございまして、この中では1億5,000万円ほどの減額ということになるのがまず1つ。それから、一部大手事業所の減益ということでございますが、こちらにつきましては大手1社の減益ということが一番大きく、この要因によりまして1億8,800万円ほどの減額というふうになる見込みでございます。この事業者につきましては、具体的な名称はちょっと差し控えさせていただきますが、苛性ソーダとか塩化ビニール樹脂などの石油化学事業を扱うメーカーさんでございます。 それから、もう1点質問いただいておりますスマートフォン決済アプリについて、PayPayとかその辺の選定した理由ということでございますが、今現在コンビニ収納を実施しておりまして、そのコンビニ収納でシステムを活用しているわけでございますけれども、この2つのアプリにつきましてはそのシステムを何ら改修等することなくそのまま活用できるということでございますので、この2つのシステムを使うに当たりましては何ら導入費用がかからないということがありますので、こちらを選定したということでございます。
○議長(松澤堅二君) 経営企画部長。
◎経営企画部長(内藤勝則君) 3点ほど御質問をいただいております。 まず、概要の7ページのほうの法人事業税交付金につきましては、こちらにつきましては地方法人特別税・譲与税制度の廃止に伴う市町村分の法人住民税法人税割の減収分の補填措置となりまして、単年度ではなく継続的にいただくものとなってございます。 続きまして、8ページの人口でございますが、令和元年度からちょっと微増という形なんですが、内容といたしましては、日本人の方ははっきり言って減少傾向にあり、外国人市民の方が増えておりまして、その分微増となってございます。 続きまして、12ページの市債のほうでございますが、大きく建物等になりますので、現年、その場での償還ではなく、あくまでも後年度で負担というものを考えておりますので、市債を借りて対応しているところでございます。
○議長(松澤堅二君) 福祉部長。
◎福祉部長(見上孝雄君) 22ページの住民参加型移動支援事業への支援の中で住民の助け合いによる移動外出支援を担う団体でございますけれども、現在3か所ほどもう試験運行等が始まっておりますけれども、そのうち2か所につきましては地区社会福祉協議会で、もう1か所につきましては自治会ですとか地区社会福祉協議会、ボランティアさんなどがプロジェクトチームを立ち上げてやっているところもございます。こちらといたしましては、地域でそういった地域福祉を担っていただいているような団体さんに継続的にやっていただければというふうに考えております。以上でございます。
○議長(松澤堅二君) 教育部長。
◎教育部長(市来吉博君) 小中学校に配架いたします新聞の御質問でございます。学校に対しましてアンケートを実施いたしまして、最も希望が多かったものから選定いたしております。小学校4年生以上のクラスでは読売KODOMO新聞、中学校全学年のクラスには読売中高生新聞を配架する予定として予算のほうに計上させていただいております。
○議長(松澤堅二君) 市長室長。
◎市長室長(遠藤日出夫君) 2点ほど御質問いただいていると思います。 まず初めに、購入したドローンの災害対応以外での利用ということでございますけれども、考えられることといたしまして、観光促進のための広報、イベント関連ですとか、あとはシティープロモーション等の活用が検討できる余地があると思ってございます。ただし、操作等に技能と習熟を必要とするために、まずは第一義的な用途である災害対応を優先いたしまして一定の実績を積み重ねながら、他方面での活用を検討してまいりたいと思っております。 もう1点、防災の資機材、どのようなときに使われるのかという御質問でございますが、基本的には災害のときに使うということでございますが、今回のように疫病の関係ですとかの場合は災害対策本部に準じまして庁内組織を立ち上げているということもございますので、このようなときには必要であれば防災資機材のほうも活用してまいりたいと思ってございます。
○議長(松澤堅二君) 健康こども部長。
◎健康こども部長(加藤久忠君) 私のほうからは、42ページ、あやせっ子日米交流事業の関係でいただいた御質問でございます。今回基地の外へということで、その辺の予定はないかというような御質問かと思います。概要の事業内容としまして、③の市内巡りというようなものを1つ考えてございます。こちら、場所としましては、例えば神崎遺跡ですとか、そういったところの見学などというようなことを今のところ考えてございます。また併せまして、餅つきですとかあるいは門松作りですとか、そういったところをやっている、例えばドリームプレイウッズさんですとか、そういったところに御協力をお願いできれば、そういうものへの参加などもこれから調整を図ってまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(松澤堅二君) 消防長。
◎消防長(小菅誠二君) 防護服の件ですけども、議員がおっしゃられているのは黄緑色の、多分レベルAの防護服だと思います。これにつきましては6着装備していますけども、経年劣化により傷みが激しいので、平成28年度から1着ずつ更新して、ただいま4着が更新となっております。 以上です。
○議長(松澤堅二君) 総務部長。
◎総務部長(黒岩健司君) 申し訳ございません。先ほど一部大手事業所1社による減益を1億8,800万円と申し上げましたが、1億8,200万円の誤りでございました。お詫びして、訂正申し上げます。
○議長(松澤堅二君) 笠間 昇議員。
◆14番(笠間昇君) それでは、2回目ですね。法人税のほうからちょっと聞きましょう。このように1社だけでも結構な減税、税収が落ち込んだということなんですけれども、これは落ち込むのは大丈夫ですけど、今後我が市として考えなければいけないのは、業績が不振なのか、それとも移転とか、そういった種類にもよると思うんですけれども、この場合は業績の不振があったのかどうか、そこだけちょっと、そこはそこで終わると思うんですけど、お願いします。 次に、交付金のほうは分かりました。ありがとうございます。継続してこういう措置をされていくということで分かりました。 あと、人口のほうですね。こちらのほうは、我が市でいろいろ打っている少子高齢化対策が功を奏したわけではなくて、外国の方が多く入ったということなので、今後とも少子化対策のほうもぜひ取り組んでいただきたいなと思います。ですので、ここの点では聞くことはないですね。 市債のほうで、あと1回だけちょっと聞かせていただきたいのは、そういった市債の性格というものを市はどのように捉えているのか。単なるマイナスなのか、それとも将来世代とも応分負担なんだよという考え方をちゃんとしているのかどうか、それが普通だろうと私は思っているんですが、市のほうはどう考えているんだろうというところをこの市債を上げてくる中で疑問に思っていますので、答えられるか答えられないかは別としてちょっと聞いてみたいので、お願いします。 次に、22ページの移動支援のほうなんですが、こちらは地域地域によっていろんな団体、協力してくれる方たちと一緒にやっているということなんですが、この予算措置をした後に、我が市としてはどのように関わりを持っていくのか。恐らくそういった方にお願いしながら今やっているんだろうけども、どういった段階、例えば車を用意することであったりとか、どういった運営をしようかというところなどに関しては社会福祉協議会が入ってやっているのか、それともちょっと市のほうもアドバイスをしているのか、するのか、この事業ですね、そこをちょっとお聞かせください。 小中学校の新聞、これ、KODOMO新聞ということで分かりました。あと1つ、また聞きたいのは、今、学校ではICT化と盛んに言っているんですが、これを紙ベースでやる、その意味。ICTを進めるんだったらタブレットで見るようにとか、そういった話はなかったのか。なぜ紙にこだわったのかというところをちょっとお聞かせください。 それから、ドローン、ドローンのほうもいろいろ活用できるということで、これも災害のり災証明を出すためにそろえたものではありますけれども、災害が来たらそこで活躍するだけじゃなくて、せっかくあるものなので綾瀬市の財産ですので活発に使えるようにしていかれることをお願いしたいと思います。これは質問ではないですね。 次に、防災資機材の使われ方についても対策会議の中で決められていく、個別事案ごとに決められるということが分かりましたので、これもここまでで大丈夫です。そういうことが分かりました。 スマートフォン決済アプリについても、ああ、そういうことだったんですねということが改めて分かりましたので、今後も市民が使いやすい制度の導入などをどんどんしていってほしいと思います。 日米交流についても、神崎遺跡とかへ行ったりするということで、我が市の歴史とかも知っていただけるのかなと思いましたので、そこが確認できたのでこれもよかったと思います。 それから、防護服については、なるほどやっぱりあるんだなと。結構これは一般の市民の人、知らない人が多いんですね。ここまでのものがちゃんと我が市の消防署にあるということは知らなかったので、私のほうも努めて、こういった、綾瀬市は頑張っているよということを発信していきたいと思いますので、答弁ありがとうございました。ですので、今聞いたところ、何点か、あともう1回よろしくお願いいたします。
○議長(松澤堅二君) 総務部長。
◎総務部長(黒岩健司君) 法人市民税の減額となる企業の関係でございますけれども、聞いておるところでは、海外市況の下落でありますとか製品価格の下落などによりまして営業利益が減少をしているというふうに聞いているところでございます。
○議長(松澤堅二君) 福祉部長。
◎福祉部長(見上孝雄君) 移動支援の関係でございますけれども、これまでも始めようと言っているところではプロジェクト会議ですとかそういったものを開催しておりますので、そちらのほうには職員のほうも出席をしておりまして、必要に応じて助言等を行ってきております。また、令和2年度予算では10人乗りの車両を購入する予定でおりまして、購入したものは貸出しをすることも考えております。以上でございます。
○議長(松澤堅二君) 経営企画部長。
◎経営企画部長(内藤勝則君) 市債につきましては、負担の公平性等を考え、また全体を確認しながら借入れをさせていただいており、今年度につきましては約19億3,000万円ほど借入れをさせていただく予定となっておりますが、全てのものにつきましては後年度に対して残るものというふうに考えてございます。
○議長(松澤堅二君) 教育部長。
◎教育部長(市来吉博君) 紙ベースの新聞の理由というところの御質問です。教育委員会では、子供たちの情報活用能力を高めるという意味でICTの推進をしておりますが、その一方、子供たちの読解力を育てるということで読書活動につきましても積極的に展開しているところでございます。そういった中では、紙で活字を読むことの大切さ、特に読書の場合ですとまた行間を読むといったような言葉もございますけれども、読解力を高めるというところでは読書ですとか実際の新聞を紙でよく読んでいただくというところと、またICTの情報活用能力と、両輪で子供たちの教育を進めていきたいと考えております。
○議長(松澤堅二君) 笠間 昇議員。
◆14番(笠間昇君) ありがとうございます。ちょっと法人税の関係のところですね、不況が及ぼしているのかなというところもあります。状況が少しでも今分かったので、ありがとうございました。今後、今世界を取り巻く情勢的に本当に不況も考えられますので、いろいろと心の準備のほう、準備というか、心構えのほうを市のほうにお願いしたいと思います。 それから、市債のほうについても、今後も適正に必要なときはしっかりと市債も上げて使っていかれることを望みますので、よろしくお願いいたします。 それから、移動支援のほうもいろいろと役所のほうも力を使ってくれているというか、注力してくれているということも地域の方から聞いたりもしていますので、今後ともよろしくお願いしますということをお伝えします。 あと、小中学校の新聞ですが、私個人的にはいろいろ言いたいこともあるんですが、そうだろうなということで、これ以上は聞かないようにしたいと思いますので。 以上で質疑のほうを終わりたいと思います。ありがとうございました。
○議長(松澤堅二君) ほかに質疑はありませんか。笠間功治議員。
◆6番(笠間功治君) まず1点目が、概要の15ページ、道の駅の件でございまして、指定管理候補者の意見等も聞くということでございましたのですけれども、具体的に何回かこれまでもあったかもしれませんが、本年度、市民の様々な意見を聞く具体的な場等をどのように計画されているのかをお伺いしたいと思います。 それから、19ページ、上段の耕作放棄地減少への取り組みということで、例年続けられているということでございましたけれども、具体的に援農ボランティアが何人ぐらいでこれまでやられて、今後もどのようにやるのか。再生面積30アールということでございましたけども、累計で今どれくらいの面積で、収穫高がどれくらい上がっているかということをちょっと確認させていただいて、今後の見通し等も、ぜひその後お伺いしたいと思いますので、お願いいたします。 それから、最後、私が聞くのは最後なんですけど、39ページ、終末処理場消化槽設置に伴う汚泥減量化と消化ガス発電ということなんですが、環境を重視してということでございまして、本当に大事な視点だと思いますけれども、その下の目標・効果ということで、費用ですとか経済的な面もしっかり見なきゃいけないということで、具体的な額として汚泥の減量化による処分費の削減ということでこれはどれぐらいの削減を見込んでいるのか。それから、バイオガス発電の温室効果ガスということで、これも環境面ということだと、こういったところのPRになると具体的にどれぐらいの数字ですね、削減をしているのか。それから、発電事業による新たな収入源の確保ということでございますが、これもしっかりと数字でどれくらいの収入を見込んでいるのかということをお伺いしたいと思います。併せて、当初焼却炉の建設ということで考えられたということなんですけども、それをこの消化槽の設置へ変更するということでございますが、その辺の費用が当初の計画と変更することによってどの程度違うのかというところもお伺いしたいと思います。 もう1点、消化槽ということで、これ、バイオ技術ということなんですけれども、ガスが発生するということなんですが、例えば臭いですとか、周辺環境にそういった影響があるのかどうかを確認させていただきたいと思います。以上でございます。よろしくお願いします。
○議長(松澤堅二君) 道の駅担当部長。
◎道の駅担当部長(鈴木孝治君) 市民の意見を聞く場ということで御質問をいただきました。過去に市民アンケートということで一昨年行わせていただきました。その中のアンケートの中身もいろんなものを抽出してございます。それを反映させまして、今後、指定管理者、こちらのほうにもこういった道の駅をやっていこうということで提案していきたいと思ってございます。中身が出来上がりましたら、今、基本設計をやっているんですけれど、基本設計のイメージパース、こちらがお示しできるようになりましたら、当然ながら地権者の方の御了解をいただきまして、それで情報提供はしていきたいと、そのように考えてございます。
○議長(松澤堅二君) 産業振興部長。
◎産業振興部長(柏木正明君) 耕作放棄地減少への取り組みの関係で御質問をいただきました。援農ボランティアの現在の状況でございます。平成20年からこの制度を始めまして、現在39名の卒業生がいらっしゃいます。実習生としては現在8名の方がおられます。それと、試験栽培してきました小麦の収穫等の実績でございますけれども、平成30年の収穫に対しましては、作付面積2,760平米、27アール程度でございます。収穫量は600キログラム、それを製粉にして200キログラムの小麦粉が取れてございます。最終的な目標ですが、現在35アール程度作付けをしております。これは耕作放棄地を再生したものでございます。さらに、目標30アール再生を目指しておりますので、65アールぐらいを再生して作付けをしていきたい。そこからすると、予測では収穫量は1,900キログラムぐらい、製粉が大体1,100キログラムぐらいになろうかなというような予測でございます。
○議長(松澤堅二君) 土木部長。
◎土木部長(森美樹君) 5点ほど質問をいただいております。 まず、処分量の削減なんですけれども、約3割程度削減されるというふうに見込んでおります。 それから、次のCO2の削減量なんですけれども、こちらにつきましてはちょっとまだ具体的にそこまでの検討には入っていないものですから数字としては今日お答えできる状態ではございませんが、削減できることは間違いないというところまで確認できております。 それから、収入額につきましては、現段階での見込みとなりますが、20年で約9,000万円ほどの収入があるというふうに見込んでいるところでございます。 それと、周辺環境への影響でございますが、基本的には著しい影響はないというふうに考えておりますが、地域の皆さんに黙ってやるわけにはいきませんので、きちんと説明をして理解を得ながら進めていきたいというふうに考えてございます。 それから、焼却炉から消化槽への費用の違いということなんですけども、焼却炉につきましては具体的に設計をしている段階ではないので、大変申し訳ありませんが、ちょっと費用の差額というものは現在つかんでおりません。以上でございます。
○議長(松澤堅二君) 笠間功治議員。
◆6番(笠間功治君) まず、道の駅の件で、当初市民アンケートを取って、それに基づいて、指定管理者にそれを渡して検討してもらって、それで地権者の了解を得るということだったんですけども、ある程度完成が近づいてきた段階でできればアンケートを、事前のアンケートではなかなか具体的に想像もできなかったかもしれないんですが、できればいろいろ聞くのはある程度固まった段階で、どういったものができるのか、どういったものが売れるのか、どんな形だからこういうものができるのかというところの市民の意見を様々取り入れる機会をぜひ設けていただきたいというお話があるので、その辺ぜひ検討できるのかどうか、再度御確認いたします。 それから、次の小麦の件ですね、1,100キログラムということで、今、補足説明のほうで、市内の小売り事業者のほうにお渡ししていて、今後特産品のほうにもやられるということだったんですけれども、その特産品のほうにどういった形で計画をするのか。1,100キログラムということなのでどの程度できるのか分かりませんけれども、できれば他市でもいろいろ、小麦というものはいろいろ活用方法もあるみたいなので、そこら辺は検討できるのかどうか、再度御確認いたします。 それから、終末処理場消化槽についてですけれども、1点目、3割汚泥の量が減量するということで処分費が大体金額として幾らぐらいなのかというところはぜひお伺いしたいと思います。 2点目のCO2の削減はまだということだったんですけども、CO2というのは、結構世界的というか、大きな全世界的に取り組まなきゃいけない問題ではあると思うんですが、ある程度周辺の皆さんにもまた市民の皆さんにも理解していただく上でこの具体的な削減量がしっかりとPRできればと思いますので、まだ算定できないかもしれませんけれども、ぜひとも市民の皆さんにPRするよう、お願いしたいと思います。 それから、発電量は20年で9,000万円ということで、分かりました。ガスの影響は著しくないということなんですけれども、ぜひそこら辺はしっかりと、他の実例があるのかどうかちょっと分かりませんが、しっかりと住民の皆さんに、環境を考えるのは大事なんですけども、そこで負荷になってしまうと大変市民の皆さんにも申し訳ないと思うので、ぜひそこら辺はよろしくお願いします。 次が、焼却炉は建設しないということだったんですけども、実際今、今年2,200万円の事業費ということで見積もっていますけども、最終的には消化槽自体がどれくらいの金額になるのか。2,200万円でできるわけじゃないと思うんですけど、どれぐらいの金額になるのかというめどは今立っているのかどうか、ぜひそこら辺だけでも教えていただければと思います。 以上、よろしくお願いします。
○議長(松澤堅二君) 道の駅担当部長。
◎道の駅担当部長(鈴木孝治君) 市民の皆様の御意見をということでございます。私ども、先ほどお知らせしたイメージパース、完成予想図とか、そういうものが出来上がり次第、広報並びにインターネット等で公開していきたいと考えてございますので、その際にぜひ皆様の御意見を聞くような機会を設けたいと思います。
○議長(松澤堅二君) 産業振興部長。
◎産業振興部長(柏木正明君) 小麦の関係ですけれども、小麦は、薄力、中力、強力という3種類の種類がございまして、私どもが今作付けしているのは、強力と言われる強力粉としてなるものです。これを、平成30年の収穫分を市内のパン屋さん、それからイタリアンレストランさん等に、使えるかどうかの試験的に試作を作ってもらうようなお願いをしました。ところが、私ども知識がなくて全く恥ずかしかったのですが、ピザとかうどんは薄力なんですね。ですから、お断りをいただきました。パン屋さんのほうでは、食パンとかバンズとかクッキーとかいろんなものを作っていただいて、使えますよということで御意見をいただいております。これから小麦の収穫量1,100キログラムぐらい取れるだろうと思っているんですが、それが1年を通じて使える量かどうかというのも正直なところ分かりません。それで、いろいろパンさんと話している中では、例えば、市全体でパン屋さんのグループを作って、そこでイベント的なところで販売をするとかというような活用を十分できるねと。それから、新しい製品については、我々よりも、その辺はやっぱり販売者、プロの目線のほうが確かですので、そこのところはそちらに商品開発のほうはお願いしていくというような形で、今、順次お話をさせていただいているところです。
○議長(松澤堅二君) 土木部長。
◎土木部長(森美樹君) 先ほどの処分量が約3割減りますよということで、これに対する金額でございますが、約3,500万円程度というふうに考えております。 それから、先ほど、CO2の削減量、具体的には算定しておりませんというお答えをさせていただいたんですけども、処分量が、処分される分量ですね、これが3割減るということになりますので、少なくてもという算定の中では、これを運ぶ車両が当然3割減りますので、車両のほうからのCO2の削減量は最低でも3割見込めますということが言えます。 それから、消化槽の設置なんですけれども、今のところ十数億円の建設費がかかるということで考えておりまして、予算の概要のほうに掲載しております2,200万円なんですけども、こちらは事業計画を変更するための費用になりますので、イコール建設費用ではないということになります。 以上でございます。
○議長(松澤堅二君) 笠間功治議員。
◆6番(笠間功治君) ありがとうございます。道の駅の件も理解しまして、パンの件なんですけども、理解をいたしました。この前、道の駅の視察に行ったときも、小麦粉を使って地域の特産品を作っていたりしましたので、ぜひ道の駅で特産品を販売するとか、様々連携も取れると思うんですけれども、その辺をぜひ市民の意見としてある程度取り入れて、道の駅でどんなものが売れるのか、できるのかどうかも、ぜひ御検討をよろしくお願いします。それはそれでありがとうございます。 それから、終末処理場の件は、もちろんそうですね、運搬のトラックは減りますけれども、具体的にどれぐらいになるのかというところを周辺の市民の皆さんの理解を得る上でもぜひ算定ができればと思いますので、改めてCO2の削減量の算定ですね、ぜひ取り組んでいただければというふうに思います。 それから、建設費用については理解いたしました。やはり十数億円ということだったんですけれども、それぐらいのものがかかるということではありますが、その辺の費用対効果、また環境問題というところのメリットがあると思いますので、そこら辺は今後またいろいろPR等を含めてよろしくお願いいたします。以上です。 ──────────────────────────
○議長(松澤堅二君) 質疑の途中ですが、この際、暫時休憩いたします。 午前10時32分 休憩 ────────────── 午前10時50分 再開
○議長(松澤堅二君) 再開いたします。 ──────────────────────────
○議長(松澤堅二君) ほかに質疑はありませんか。三谷小鶴議員。
◆4番(三谷小鶴君) よろしくお願いいたします。私のほうからは、この概要版から質疑をさせていただきます。 まず、19ページ、旧消防本部庁舎跡地の活用につきまして、必要性の中に、本市の特色を生かした施設、また地域課題の解決に資する施設などの用地として活用することが求められているというふうに書いてありますが、これは具体的にどのようなことを指すのか、お示しいただきたいと思います。 それから、21ページ、高齢者の社会参加の促進の中でアウトリーチの拡大とあります。これ、もう少し具体的に御説明と、それからこの高齢者の健康と生活に関する調査の中で、アンケート調査及びインタビュー調査を行うということも書いてありますので、こちらも具体的にどのように進められていくのか、お尋ねいたします。 それから、24ページ、生活困窮世帯の中学生等に対する学習支援の拡充ということでありますけれども、こちらのほうも拡充をしていただいたのは本当にありがたい、感謝の気持ちでいっぱいなんですが、開催場所が3か所で、定員が40人から45人、5人増えております。場所も21人のところが1か所、12人のところが2か所ということでありますけれども、前年度と比べてどこの場所が何人増えたのか、具体的なお示しをお願いします。 それから、25ページの骨髄等を提供しやすい環境づくりなんですけれども、これは予算に組み込んでいただきましてありがとうございます。これもやはり周知がとても大事だと思うんですけれども、この周知方法をどのように進めていくのか、具体的にお尋ねさせていただきたいと思います。 それから、27ページ、保育所の人材確保の推進というところがありますけれども、今、保育士不足という中で、奨学金返済の一部助成、また雇用助成の拡充については本当にこれに期待するものでありますけれども、この奨学金返済の助成には5人と書いてあります。これの採用するに当たっての条件だとか人選方法など、この取組に関してお尋ねいたしたいと思います。 それから、27ページ下段の病児保育事業の実施につきまして、これも本当に子育て支援には欠かせないものだと思っております。この利用の流れについて具体的にお尋ねいたします。 それから、29ページ、骨髄移植後等の予防接種再接種の支援というところで、こちらも本当に私のほうも一般質問させていただいて、予算に組み込んでいただきましてありがとうございます。やはりここの周知もすごく大事なところだと思っておりますので、この周知をどのようにしていくのか、お尋ねいたします。 最後に、37ページ、光綾公園の再整備のところで、令和2年度は多目的球場、駐車場の整備工事ということであります。これも具体的に、この多目的球場がどのような形で、先ほどイベント等というふうに、また試合等もあるかと思うんですけれども、具体的な利用方法、また駐車場に対しても何台お作りになるのか、ちょっと確認させていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(松澤堅二君) 産業振興部長。
◎産業振興部長(柏木正明君) 消防跡地への誘致を目標とする施設の具体的な案ということでございますが、消防用地の活用につきましては、事業提案のプロポーザル方式で選考していくような形で今のところ考えております。その中では、プロポーザルの要件をこれから庁内の関係課と検討して内容を具体的に決めていくわけでございますが、プロポーザルの実施に当たっては、エントリーする企業に提案をいただいて、その提案内容を審査基準に照らして審査をして予定者を決定していくというようなスタイルになると思います。その中で、具体的に経済効果が見込める商業施設というのは、集客力があって購買意欲や消費喚起につながるような施設、具体的に何というような表現の仕方は多分していかないというふうに思っております。それから、本市の特色を生かした施設というのは、外国人を意識したような料理店とか、そういったようないろいろな綾瀬市の特色を生かした施設というふうな形になろうかと思います。それと、地域課題の解決や提言に資する施設というのは、例えば防災の観点、子育ての観点、公共マネジメントの観点とか、そういったことで現在本市が抱えている課題、それからこれから発生するであろう諸問題、そういったことを提案企業のほうに提案書として出していただいて、それを審査していくというイメージを持ってございます。
○議長(松澤堅二君) 福祉部長。
◎福祉部長(見上孝雄君) 3点ほど質問をいただいております。 まず、高齢者の社会参加促進事業のアウトリーチなんですけれども、アウトリーチにつきましては、月末の日曜日にタウンヒルズで出張窓口のほうを開設いたしまして、買物に来られる方をターゲットに事業の周知を図っていく予定にしております。それと併せて、地域のイベント等にキャリアカウンセラーを派遣いたしまして、アクティブシニア応援窓口というのはこういうものだよということの周知を図っていく予定にしております。 それとあと、高齢者の生活と健康に関する調査でございますけれども、実は80歳以上の方が5,800人いらっしゃいますけれども、そのうち介護保険の認定を取られていない方が3,500人ほどいらっしゃいます。ということは、何らかの形で自分なりに活動されたりとかそういうことをされていますので、そういった方の特徴ですとかどういったことをやっているかということのアンケートとインタビュー調査をやっていきたいというふうに思っております。具体的な内容につきましては、これからまた桜美林大学のほうと詰めていく予定にしております。 それと、3点目の学習支援なんですけども、実は、場所は市内の公共施設というところで答弁のほうを控えさせていただきたいと思います。というのは、来られている方が困窮世帯になりますので、具体的な場所が分かりますと、来られている方がまた差別的なことを言われたりとかというところにつながるような危険性もありますので、すみません、お答えのほうはその程度にさせていただければと思います。
○議長(松澤堅二君) 健康こども部長。
◎健康こども部長(加藤久忠君) 4点ほど御質問を頂戴してございます。 まず、骨髄等を提供しやすい環境、それと予防接種の再接種への周知の方法という御質問でございます。こちらにつきましては、市の広報ですとかホームページ、あとこの事業につきましては県のほうの支援といいますか補助がございますので、県のホームページなどでも周知がされているところでございます。そういったところでございます。 あと、人材確保の奨学金の返済の助成でございます。こちらに関しましては、お使いいただける方としましては、市内の保育所に勤務をされている方で、この制度を作ります今年の4月以降お勤めになる方を対象にというふうに考えてございます。また、奨学金につきましても、対象にする奨学金ということで、例えば日本学生支援機構の奨学金ですとかということで少し対象となる奨学金を限定していきたいというふうに考えてございます。 次に、病児保育の流れというところでございます。こちらにつきましては、まずは病児保育をお使いになる意思がある方については御登録をいただきまして、その上で万が一子供さんに病気が出た場合には空いているかどうかということで確認をしていただいて仮予約を、その上でかかりつけ医の受診をしていただいて病児保育を使うことが適当かどうかという御判断をいただいた上で本予約というんですかね、それで御利用にというような流れを現在のところ考えておるところでございます。 以上でございます。
○議長(松澤堅二君) 都市部長。
◎都市部長(岸陽二郎君) 光綾公園の再整備の件で2点ほど質問がございました。多目的球場の利用方法についてでありますが、こちら、多目的球場の面積が9,660平米ということで、これをもうちょっと分かりやすく説明しますと、球場で表現させてもらうと、右翼、ライト方向で87メートル、レフト方向で90メートルということですが、多目的球場の舗装といいますか、地面の部分については人工芝になってございます。そういったことで、多目的球場ということで何かに特化した作りになってはいませんが、今までどおり野球でも使えますし、サッカー、フットサル、あるいは高齢者の方々が利用されるグラウンドゴルフであったりゲートボールだったり、皆さんが利用していただくスペースは確保できていると。また、イベントについても工夫しながらこの敷地を利用していただければと考えてございます。 あと、駐車場の台数の質問がございました。駐車場についても併せて整備する予定でいますけれども、普通車で85台、身障者用で5台、大型車両で5台と予定してございます。以上です。
○議長(松澤堅二君) 三谷小鶴議員。
◆4番(三谷小鶴君) ありがとうございます。まず、消防本部庁舎跡地の活用につきましては、様々具体的にお示しいただいて、ありがとうございます。これから公募、プロポーザル、入札して、様々そこで提案をいただきながら、その中で、先ほど言っておりました、外国人の方を意識したとか、防災、子育て、また様々、その課題の解決に資するようなそういう提案をいただいた中で、公募で提案をしていただいて入札してというところになるかと思うんですけれども、このプロポーザルの実施のスケジュールを確認させていただければと思います。 それから、21ページ、高齢者の社会参加、アウトリーチにつきましては、ありがとうございます。高齢者の方がやはり元気でこうやって参加されるということはすごく大事なことでもありますし、またこれからの少子高齢化時代に当たりまして、元気にこうやって担い手となってやっていただける高齢者の方の活躍する場が広がるというのはすごく大事なことだと思っております。月末の日曜日に出張して様々周知をして、またキャリアカウンセラーの方も派遣をして様々な周知に努めていただけるということでした。これは、毎月末の日曜日ということは12回行くということで、分かりました。このアンケートの調査、またインタビュー調査におきましても、85歳の方が介護認定を受けておられない方が3,500人。ごめんなさい、80歳以上が3,500人もいらっしゃるということで、本当にもう生涯青春みたいな形で、こうやって高齢の方が元気で活躍できるということはすごく大事なことだと思いますし、このアンケート、また調査インタビューも通して様々その中で集計・データを取って、その活躍の場、またこの特色を生かした分析をしながら進められると思いますので、分かりました。これはぜひ進めていただければというふうに思っております。このインタビューを取ってどういうふうに、桜美林の大学の先生とも詰めてということでありましたけれども、今後の展開というんですかね、それもありましたらお願いしたいと思います。 24ページの生活困窮者世帯、すみません、場所は本当に私の配慮不足で申し訳ありませんでした、確かにそうだと思います。この高校生も含めて定期的な通学・進学状況の確認を行うということについても、本当にここに書いてあるとおり、中退防止、またどういうふうに今、高校生活を送っているかということに関しても、やはり状況を確認するということはすごく大事なことだと思っております。この定期的な通学状況でありますけれども、この定期的というのは大体どのような、具体的な日数、何回とかとあれば教えていただきたいと思いますし、また教育格差がやはり大きいと言われている中で、また一人親の家庭もたくさんある中でこの参加者の方々も増えていっているのかなというふうに思います。本当にそのためにやはりこの学習支援というものはすごく大事な事業だと思っております。今、中学生以上なんですけれども、ほかの自治体ではやはり小学生のときからこの学習支援を行っているところもありますが、そういうお考えはないか、ちょっと聞かせていただきたいと思います。 骨髄ドナー、骨髄等を提供しやすい環境づくりということで、市の広報、ホームページ、県のホームページもあるのでということで周知していくということでありました。成人式の時にも多分骨髄ドナー登録のチラシというのでしょうか、それも一緒に配布していただいたようでありがとうございます。54歳までしかこの登録はできませんので、やっぱり若い方の登録がこれからも本当に重要になってくると思います。確認なんですけど、一応この対象が1人・1事業者ということで神奈川県の推計として挙げられておりますけれども、これは別に事業者は特定されず、そのドナーの方がいる事業者に対してというところで、別にその事業者の条件があるとかそういうことはなくてドナーの方がいる会社、事業者に対しては出るというところかどうかの確認をさせていただきたいと思います。 それから、27ページの保育所の人材確保の推進に当たりましては、4月から新しく勤められる方ということでありました。市内の保育所に勤めるというところがもちろんその条件の中に入っていますけれども、何年勤めるということの、要は看護師さんなんかもよく、病院では、この奨学金を受けた場合は何年間かはその病院にいてもらう、働いていただくということが条件になっているところもあろうかと思いますけれども、この保育所に対しても最低何年勤める、これは本当にずっと働いていただくということが希望なんですけれども、もしかしたら万が一途中でということも考えられるかと思いますので、そういうことがあってはいけないかなと思います。この最低何年勤めるということの条件も入っているのかどうか。また、今、奨学金を借りられている方には無条件なのか、それともちゃんと役所の方とか保育の現場の方であるとか、またそういう方がきちんと人選をしていただくのかどうか、保育の専門職の学識ある方とかそういう方たちが決められるのか、この決め方、もう一度ちょっと確認をさせていただければと思います。 病児保育の事業の実施についても分かりました。登録をしていただいてというところなんですけれども、これも就学児と書いてありますが、これ、小学校6年生までなのかも確認させていただきたいと思います。 骨髄移植後等の予防接種再接種の支援につきましても、この周知方法をしっかりしていただいて、本当に受けやすく、こういう制度があるんだ、できたんだということをこれからもまた進めていただければと思います。 光綾公園の再整備につきましては、分かりました。いろいろ様々野球とかサッカー、また高齢者の方が使ったりというところで、本当に多目的にまた年齢に関係なく使えるということが分かりました。市民の方からよくボール遊びができる公園、またバスケットができる、ミニバスケットなどができる公園、そういう要望もありますけれども、そういうことはこの多目的球場、また光綾公園の中でこれから整備されていく、その検討があるのかどうか、確認をさせていただきたいと思います。 駐車場につきましては、分かりました。この障害者の5台というのは、やはり前にも駐車場の車椅子マークだけではなくて、やはり妊婦さんであるとか、また内部障害者の方であるとか、様々な方が使える、使いやすいような、私は思いやり駐車場と呼んでいるんですけど、そういう思いやりを持った駐車場に、ぜひ皆さんが分かりやすくできるようにやっていただければと思います。お願いします。
○議長(松澤堅二君) 産業振興部長。
◎産業振興部長(柏木正明君) 消防跡地への誘致に伴うプロポーザルのスケジュールでございます。旧消防本部庁舎の解体工事の工期を、以後に土地活用が開始できるという想定の中で最短のスケジュールで、あくまでも最短でスケジュール感を今見てございます。これから庁内検討を始めまして、8月頃までにはプロポーザルの要件を整理して、プロポーザルの実施要項等を固めていきたいと。その後、9月頃から3か月ないし4か月プロポーザルの公募を行っていく。その後にプロポーザルを執行して、契約予定者を選考していくというような流れで現在考えております。
○議長(松澤堅二君) 福祉部長。
◎福祉部長(見上孝雄君) まず、高齢者の社会参加のアンケート調査後の展開なんですけれども、調査の結果を踏まえまして、集団的な活動じゃなくて個人的にもどういう活動をされているか、1人でもできるような活動、そういったものが把握できましたら、元気なんだけど、活動することに消極的な方に対して紹介をするなりということでしていきたいというふうに考えております。 それとあと、学習支援の関係なんですけども、中退防止の定期的というところなんですが、実は今年度も半年に一度、実際今、試行的にやっております。そういった中では、やっぱり人によって、1か月に1回がいいのか2か月に1回がいいのかということでばらつきがあることが分かりましたので、個別にその辺の期間は考えていきたいというふうに考えております。 また、小学生を対象にしないのかということなんですけども、実は今、学習支援事業を時間帯としては夜間帯にやっておりますので、小学生が参加するということになりますとやっぱり安全面での配慮とかが必要になってきますので、そうなりますと、やっぱり中学生とは別に、時間ですとか場所、会場数などをもう1回検討していかなきゃいけないということになってきます。教育委員会でも現在そういった形で別枠で何か事業もあるようですので、現状ではちょっと小学生まで拡大するということは考えておりません。
○議長(松澤堅二君) 健康こども部長。
◎健康こども部長(加藤久忠君) 何点か御質問を頂戴しております。 まず、骨髄提供の環境づくりというところでは、議員お話しのとおり、ドナー登録に年齢制限がございまして、今年度は市の献血の際にドナー登録もいただいておりまして30名を超える方に御登録いただいている状況もございます。御質問の事業者の条件といたしましては、骨髄提供に伴う休暇制度がない事業者というものを条件にしてございます。ということで、条件はそこだけでございます。 次に、保育の現場の人材確保というところでは、何年以上というような縛りは特にございません。逆に、この支援につきましては3年間を限度にということで行っていく制度設計をしているところでございます。保育所あるいは市が選定するのかというような御質問でございますが、要件に合う方について御本人から御申請いただくということで、あくまでも見込みの人数として予算を計上しているところでございます。 あと、4点目の病児保育、こちらは6年生までを対象に事業を予定してございます。
○議長(松澤堅二君) 都市部長。
◎都市部長(岸陽二郎君) 光綾公園の件でお答えいたします。ボール遊びができる空間はあるかというようなお話だったかと思います。今回、多目的球場を作りますので、本格的なボール遊びというか、球技に関してはそちらで行っていただくことになるかと思いますが、光綾公園には芝生広場や遊具広場、そういった遊べる空間が用意されておりますが、そこには幼児からお年寄りまで皆さんが自由にくつろいでいただける空間として提供するわけなので、危険な本格的なボール遊びというのはやはり控えていただくというような考え方になろうかと思います。 また、駐車場の件につきましては、駐車場の作り込みについては基準がございますので基準に沿った作り方になろうかと思います。議員のおっしゃっている内容については、参考として捉えたいと考えております。以上です。
○議長(松澤堅二君) 三谷小鶴議員。
◆4番(三谷小鶴君) 分かりました。まず、消防本部庁舎跡地につきまして、8月頃要項をまとめて、9月からその公募に入っていくということでありました。本当にこの跡地、しっかりとまた市民の皆様方の意見なんかも聞くことがあるのでしょうか。ここの跡地につきましても市民の方々の意見などを聞くようなところがありましたらぜひ聞いていただきながら、本市の特徴を生かした、また新たな顔となるような、そういう企業を誘致していただいて綾瀬市の活性化につなげていただければと、本当ににぎわいのある、そういうまちづくりにしていただければと思います。市民の意見を聞くことがあるかどうか、ちょっと最後にお伺いします。 それから、高齢者の社会参加の促進につきましても、分かりました。独り暮らしの高齢者の方も本当に増えてきているという中で、高齢者の方々の活躍・活動というものはすごく大事なものだと思っておりますので、確かにここも進めていただければと思います。 それから、困窮世帯の件につきましては、小学生に関しては安全面があるからということで考えてはいないということでしたけれども、確かにそういう学び場とか様々ボランティアの方々も小学生に関しては学習支援を行っていただいておりますが、ただやはり今後これから必要になってくるのではないかというふうに思っておりますので、昼間とかにまた学習支援をしっかりとやっていただける場が設けられればというふうに要望します。 保育園の人材確保の推進につきましては、その保育園に何年勤めるという条件はないということでありましたが、やはり最低何年ぐらいは勤めていただくということは考えていただいたほうがいいのではないかなと思います。これも要望にさせていただきます。 病児保育のことは小学校6年生までということで、分かりました。 それから、光綾公園の再整備につきましては、ボール遊びというのはやっぱりできないということでの御返答だったと思いますが、やはり光綾公園も様々な世代の方がいらっしゃって、また他市からも来られる、またそういうふうにしていただかないといけないんですけれども、やっぱりそこもちょっと1つどこか、多目的球場だけではなくて、これから様々整備をされる中で考えていただければというふうに思います。 駐車場のことは分かりました。ぜひ配慮を持った駐車場にしていただければと思います。よろしくお願いします。
○議長(松澤堅二君) 産業振興部長。
◎産業振興部長(柏木正明君) 基本的には事業提案型のプロポーザルになりますので、改めて市民の方の御意見をお聞きするというような考えは今のところ持っておりません。ただ、そういう中で御意見があるのであれば私どものほうにお伝えいただいて、反映できるものは反映していくというような考え方を持ってございます。
○議長(松澤堅二君) 健康こども部長。
◎健康こども部長(加藤久忠君) 奨学金の返済のところで年数をというお話がございました。非常に今、各保育所さんにおいて人材の確保に苦労してございまして、今回こういった制度を設けることで少しでも綾瀬市の民間の保育所にお勤めにというようなインセンティブにというところがございますので、そういった意味では、勤めていただいて、先ほど申し上げたように、3年間はこういった支援もしてまいりますので、こういうことで少しでも就職の機会あるいは勤めていただいた方の定着につながればというところの制度でございます。
○議長(松澤堅二君) ほかに質疑はありませんか。古市 正議員。
◆9番(古市正君) よろしくお願いいたします。 概要の14ページ、
市内道路ネットワークの整備、都市計画道路並塚笹山線について、3点質疑させていただきます。1点目は、ほぼ道路の下地作りが終わって、アスファルトを入れるところまで進んでいるように見受けられるんですけれども、工期終了というのは令和2年の何月頃でしょうか。2点目、昨年の道路工事説明会で、藤沢市の部分も開通し、全線がつながった時点で綾南トンネル出口付近に信号が設置されると。それまでの間、安全対策として道路幅が狭くするなどの対策を立てると説明していましたけれども、現時点ではどのような安全対策を考えているのでしょうか。3点目、藤沢市側の動きが止まっているように思います。私は毎日そこを通っておりますので、そのように感じております。他市のことなので分かる範囲で構いませんので、お願いしたいと思います。 次に、19ページ、旧消防本部庁舎跡地の活用についてです。本市の特色を生かした商業施設誘致を、そのためにプロポーザルを行うということですけれども、それに関して2点質疑いたします。先ほどの三谷議員への答弁で、プロポーザルの条件はこれから庁内で決めるということが分かったのですけれども、予算を立てている以上、基本構想はあると思いますので、その前提で質疑させていただきたいと思います。1点目なんですけれども、必要性のところに、高い経済効果が見込める商業施設、本市の特色を活かした施設、地域課題の解決に資する施設とありますが、この3つの課題に対応するには、単なる商業施設ではなく複合施設になるのではと考えるのですけれども、いかがなのでしょうか。2つ目、事業形態、どういうふうにするのか全く分かりませんのでお聞きしたいと思うんですけれども、どのような形態、PPPを想定しているのかどうか、お聞かせ願いたいと思います。 次に、31ページ、学習用ICT環境の整備について、2点質疑いたします。1点目、令和2年度は5・6年生に2,430台配備されるとの説明がありました。1人1台に対応したカリキュラムづくりは進んでいるのでしょうか。進捗状況をお聞かせください。2点目、ICT学習支援員2名配置というのはよいことだと思っていますけれども、予算を見ると、2人で140万円、1人ですと70万円であると思います。70万円というと、どのような勤務形態になるのかなというふうに考えるのですけれども、教えてください。 次、32ページ、小・中学校への教材用新聞配架の実施について、2点質疑させていただきます。1点目なんですけども、要望してきたことでもあり、実現できたことはよかったと思いますが、配架しただけでは宝の持ち腐れになると思います。どのような活用を考えているのか。2点目、教員の研修も必要と考えますけれど、どうでしょうか。 39ページ、
綾瀬終末処理場消化槽設置に伴う汚泥減量化と
消化ガス発電事業について、1点質疑させていただきます。イニシャルコストとランニングコストを総合して積算した場合、採算はどうなのか、試算していると思いますので、教えてください。以上、お願いいたします。
○議長(松澤堅二君) 土木部長。
◎土木部長(森美樹君) まず、並塚笹山線のことで3点ほど御質問いただいております。工期につきましては、令和2年ということですが、3月を予定してございます。失礼しました。令和2年度の3月、令和3年の3月を予定しております。2点目の具体的な仮設の安全対策ということでございますが、こちらにつきましては、先に綾瀬市側のほうが予定の幅員で工事が終わってしまいます。藤沢市側の開放されている幅員、幅に合わせまして通れる道を設定するという安全対策を取っていく予定としております。また、藤沢市側の進捗状況でございますが、申し訳ありません、細かい部分までは確認できておりませんが、令和3年度末の完成ということでお聞きしております。 それから、終末処理場の消化槽設置に関しますコストということでございますが、先ほども御質問がありましたが、20年間で一応9,000万円ほど削減できるということで、逆に言いますと、9,000万円ほど利益が上がるというふうに考えてもいいんじゃないかというふうに捉えているところでございます。以上でございます。
○議長(松澤堅二君) 産業振興部長。
◎産業振興部長(柏木正明君) 旧消防本部庁舎跡地の関係ですが、まず事業形態といたしましては、土地を売却もしくは賃貸借により事業者にお渡しすると。ですので、市のほうの公金を使って建物を建てるという計画はございません。それで、誘致する希望の施設、3つの条件を出しておりますけれども、事業提案ですので3つの条件を全て入れるのか、それとも単体で行くのか、提案する事業者がどういうふうに御判断をされるか、それによって私どもがどういう評価をしていくのかというお話になろうかと思います。予算の関係ですが、今回の予算は、賃貸借を仮にした場合、不動産鑑定を取り寄せるための経費でございまして、この後私ども経費がかかるというものは審査会においての外部審査委員の報酬程度というふうに考えてございます。そのような形で今後進めていきたいというふうに考えてございます。
○議長(松澤堅二君) 教育部長。
◎教育部長(市来吉博君) 初めに、ICTの1人1台体制のところでのカリキュラムについてどのように考えているかということでございます。今回、GIGAスクール構想に当たりまして、国のほうから活用例みたいな、資料集みたいなものが届いております。ただ、もともと本市のほうでPC教室を今までどおり使った授業の想定等をした計画もございますので、そういった中では国から与えられた資料、またその中で、今回特に1人1台というところでは国のほうの施策としてはツールとして活用していくというようなところを示されているところもありますので、そちらのほうの資料を踏まえながら研究していきたいという状況にございます。実際に導入するに当たりましては夏休み過ぎぐらいのところになろうかなというところですので、ちょっと予算に計上した割にはとおっしゃられるかもしれないんですけれども、そういったところでは最善を尽くして皆が使えるようなところで整備をしていきたいと考えております。 それと、2点目のICT学習支援員の配置のところでございますけれども、契約形態としては人材派遣の委託を予定しておりまして、配置人数2名で、年間の勤務日は今年度は機械を入れ替える9月以降からの導入ということで、年度当初からという形で今は予定しておりません。そんな中で、9月以降、月20日間で1日6時間ぐらいのところを2名の方に対応いただくような形での事業想定で予算のほうは計上させていただいております。 次に、新聞の活用についてという御質問でございます。現在考えているところでは、子供たちが情報の収集・選択・活用能力を育成することにより対応していくという成果を見込んでいるところでございますけれども、実際に活用としては、例えば、新聞に載っている写真から物語を作る、新聞で報道された人から人間としての生き方や努力を学ぶ、テーマを決めて新聞記事を集め見出しや感想を付けてスクラップ新聞を制作する、新聞記事からディベートのテーマや主張の素材などを探す、そういったところを活用例としては想定したところで、授業で活用を図っていきたいと考えております。 あと、研修のところでございますけれども、そちらのほうにつきましては、ただいま申しましたような活用例を進めていくために、また読解力を進めていくような中で研修のほうも活用方法について周知を図っていきたいと考えております。
○議長(松澤堅二君) 古市 正議員。
◆9番(古市正君) 都市計画道路並塚笹山線についてですけれども、工期については分かりました。それで、藤沢市側の幅員が確保された、開通した時点で狭くした綾瀬市側の幅員を元に戻し、信号を設置するという形だと思うんですけれども、信号が設置するまでの間、幅員を狭くして安全対策をするというのもあるのですが、その土地の形状というのが、綾南トンネルというのは下り坂でありましてかなりスピードが出るんですよね。ですので、綾南トンネルの中に何らかの装置なり表示なりをしてスピードを抑制するようなことをしないと、幾ら幅員を狭くしても事故につながるおそれがあるというふうに思っているんですね。そういう声というものは地元からも上がってきておりますし、学校関係者からも実は上がってきて、直接も聞いております。本当に大丈夫なのか、事故は起きないのかというのを聞いておりますので、私は、そういう対策というんですか、綾南トンネル内のスピード抑制の対策も必要だと思うんですけど、それに取り組む考えはないのかどうか。 次に、旧消防本部跡地の活用についてのことなんですけれども、売却する、賃貸借するというのを、私の認識といいますか、聞いたのは初めてです。市長はかねてから、昨年3月の橘川議員の質問に対する答弁の中で、商業施設とか、そういうようなことも答弁されていましたし、もちろん綾瀬市の特性を生かすといいますか、国際化のいろんなお店ですね、各国のお店みたいなものを出したらと答えた、アイデアの段階だけれどというようなこともあったんですけれども、実際に売却をして賃貸借するというようにまで決まっているというのは、ほかの方は分かりませんけれども、私は初めてなので。私は、てっきりPPPにするのかなと。ましてや、必要性のところに3つも条件を掲げておりましたので複合施設になるのではというふうに、なるだろう、この必要性のところに書いてあることからすると。そうすると、PPPなのかな、PFIなのかな、その中でもPFIなのかなというふうに思っていたのですけれども、そうではないということなんですね、そこのところは分かったわけですけれども。それであるならば、プロポーザルですね、プロポーザルでどの程度まで市が口出しをできるのか。ちょっと甚だ疑問なんですけど、どの辺までちょっとできるものなのでしょうか。PPPとかにするということであればかなりの部分で口出しはできると思うんですけど、そうでない、売ってしまうとか賃貸借してしまうというのであれば、そこにかなりもう任せてしまって口出しできないのではないかなというふうに率直に思うのですけど、そのあたりをお聞かせください。 学習用ICT環境の整備についてなんですけれども、1人1台というのは急に出てきたことでもありますのでなかなか現場は対応するのが非常に難しいかなというふうに思っております。それなので、こうやってICT支援員を配置したというのはすごくいいことだと思うんですけれども。中央教育審議会での最新の論議というものを日本教育新聞というところを見て情報を得たんですけど、全小中学校1人1台に対応するにはICT支援員は各校1名必要だと意見が出ていました。令和2年度というのは5・6年生、中1だけなので何とかなると思いますけれども、今後は全員になるということなんですね。そうなると、先ほど勤務条件もお聞きしましたけれども、これでは当然のことながら対応できないと思うんですが、どういうふうに考えられているのか。 次に、小・中学校への教材用新聞配架の実施についてなんですけれども、教員の研修というものは必要だと思います。これをしないと本当に宝の持ち腐れになる、ただ積んでおくだけになってしまうと、ほこりをかぶると思います。私は、前から言っていることなんですけど、NIE教育(ニュースペーパー・イン・エデュケーション)というものを盛んに勧めておりますけれども、そういうような研修というものも必要ではないかと思うんですけど、いかがでしょうか。 終末処理場については、分かりました。9,000万円の利益があるということですね。そういう利益が本当に出るのであればそれはそれでやるべきだというふうに思いますけれども、加えて温室効果ガス削減になる、温暖化対策になるということであればそれはそれで本当にいいことだと思いますので、そこのところにつきましては分かりましたので。以上です。
○議長(松澤堅二君) 土木部長。
◎土木部長(森美樹君) 並塚笹山線の安全対策の件でございますが、こちらにつきましては、先ほど工期は令和2年度末、令和3年の3月というお答えをしましたが、その中に一応安全施設の設置も含まれてやるということでございます。ただし、工事が終わった直後に開放するかというと、実際には、仮の開放する時期につきましては現在まだ警察のほうと協議中でございますので、仮の開通日というものは決まっていない状態でございます。ただし、先ほど議員のほうからも言われたとおり、仮で開放する場合におきましても注意を喚起するような看板設置などの対策は講じていきたいというふうに考えております。以上でございます。
○議長(松澤堅二君) 産業振興部長。
◎産業振興部長(柏木正明君) 消防本部跡地の関係でどこまで市が関与できるのかというお話ですけれども、基本的には用地を民間事業者に譲渡する、もしくは貸し付けるわけです。それで、その土地を活用して民間事業者が自分の経営をするというスタイルになります。その中で市が売る場合は、元地主として誰に売りたいか、こういう業務をやってくれる事業者さん、そういったところに売りますよ。それで、手を挙げてもらう。貸す場合は、こういう事業をやってくれるところに対して市は貸しますよ、そういった事業者が手を挙げる。それを一つ一つ点数評価をしていって、それの上位点数者を契約予定者として決めていくというような段取りを取っていきたいと考えております。
○議長(松澤堅二君) 教育部長。
◎教育部長(市来吉博君) ICT支援員のほうの数が足りないのではないかというところでの御質問でございます。今回、ICT学習支援員という形で配置を予算に計上させていただいております。従来教育委員会のほうで、名称が紛らわしいんですけど、ICT支援員というものがおりまして、そちらのほうは、特に授業に入るということではなくて、ハード的な部分等の学校の相談に応じているところで配置しているところでございます。今回、ICT学習支援員という中では、御質問にございましたように、授業の準備の支援ですとか、授業中のサポート、あとは機器の活用アドバイスと、そういったところで今回導入という形で適用させていただいているところでございます。先ほど御質問にございましたように、今後1人1台のカリキュラムをまた編成していくという中では、ちょっと今後の推移を見ながら、十分に学校でせっかくのICTが活用できるような体制を取れるよう検討してまいりたいと考えております。
○議長(松澤堅二君) 教育長。
◎教育長(人見和人君) 新聞の配架の部分についてでございますけれども、議員の質問をお聞きしておりまして、NIE教育の必要性、そういったところを見据えての御質問だということは理解しておりました。そんな中で、今現状として配架してある学校におきましても学校図書館、図書室への配架なんですね。ですから今回は、ぜひ子供たちのすぐ手の届くところ、目の届くところ、つまり自分の教室の中にというところが初めの一歩かなというふうに思いまして、そのようなことを私たちとしては予算に上げてまいりました。ですから、これから行く先々、先ほど部長が答弁しましたようにいろいろな活用方法がございますので、もちろん教員のほうにもそういった研修、そういったものを充実させていく必要は感じております。以上でございます。
○議長(松澤堅二君) 古市 正議員。
◆9番(古市正君) 並塚笹山線についてですけれども、分かりました。先ほど2点目に話をした、綾南トンネル内のスピード抑制についてのことなんですけれども、私は注意喚起の表示をするだけではあまり効果がないと思うんですね、トンネル内は暗いですし。よくいろんなところにスピードが出ないように、下に棒というか何か、車で通るとどんどんと障害物ですね、定期的に置いたりなんかする形でスムーズに通れないような、そんなような装置も必要なんじゃないかなというふうに思っておりますので、そのあたりは検討されないかどうか、聞きたい。 旧消防本部庁舎の跡地活用についてですけれども、説明で分かりました。それで、プロポーザル、これから庁内で条件等を決めるということなんですけど、それに対して意見というものは挟めるのでしょうか、私たち議員が意見等を挟むことはできるものなのでしょうか。 ICTの環境の整備についてですけれども、制度が導入されて間もないということでもありますので今後研究されていくということなんですけど、私は各校1名ぐらいは必要だなと。全員にPCを渡すって、高学年だけならいざ知らず、全員に渡すという段階で、1年生の子から6年生まで全員に1人1台渡すだなんてときにやはり専門支援員というものは必要だと思います。これはもう分かり切っていることだと思うんですけれども、あえてそのように思っておりますので、これは私の考えだけにとどめさせていただきます。 新聞の配架についてですけれども、まずは配架されましたのでそれはもう本当に評価したいと思っているんですけれども、あとはやはり今後、NIE教育にも研修等、職員を出していただければいいかなというふうに思っているところです。以上です。
○議長(松澤堅二君) 土木部長。
◎土木部長(森美樹君) トンネル内のスピード抑制についてでございますが、1つ具体的に案をいただきました件につきましては、効果的である反面、周囲に与えます振動とか騒音の発生も考えられますので、この辺につきましては近隣の方たちと相談しながら考えていきたいと思います。また、ほかにもスピードを抑制する手段はあると思いますので、必要に応じて様々な面から検討してまいりたいと思います。
○議長(松澤堅二君) 産業振興部長。
◎産業振興部長(柏木正明君) 今後、プロポーザルの要件を整備していく中で、素案ができた段階でお示しをさせていただければというふうに考えてございます。 ──────────────────────────
○議長(松澤堅二君) 質疑の途中ですが、この際、暫時休憩いたします。 午前11時48分 休憩 ────────────── 午後1時00分 再開
○議長(松澤堅二君) 再開いたします。 ──────────────────────────
○議長(松澤堅二君) ほかに質疑はありませんか。松本春男議員。
◆16番(松本春男君) 最初に、施政方針のほうから行きます。1ページで、市税の減額が2億8,000万円と予測されていますけど、世界中のコロナウイルスの関係での経済的負担、減額が大きいと思うんですが、このあたりは資料を作られたときはこうなんですけど、今どういうふうに減額を考えられているのか、考え方を。 2ページとして、行政サービスを検証し思い切って見直すと書かれていますが、高齢者や経済的弱者への影響をどのように考えているか。思い切ってというのは何を想定しているかということについて。 それから、5ページで高齢者人口の多い地域ということで中南部エリアと書かれています。人数は別にしても、高齢者率としては綾西が高いものですから、今までは高齢者率が高い綾西ということでやっていたものを、今回は高齢者が多い中南部、このあたりの状況の説明を率と人数の関係でお願いします。 それから、6ページで、住民参加型の移動支援団体と福祉有償運送団体のこの区分について、確認します。両者がどういうふうにすみ分けるのかというのと、またそれによる新たな方法。今までは、例えば青パトみたいなものは市が全部保険なんかをやると、それから社会福祉協議会なんかだったらとかNPOの場合団体が保険をかけると、今回の新たな方式はそのあたりどういうふうな考え方をされているのか、お聞きします。 それから、7ページで、児童の不登校の問題ということで、学校を移動することによって不登校になる子もいるが、学校を移動することによって不登校の子が逆に通学を始めたといういろんな事例があるので、そのあたりの一概に移動したからどうなった、どうなっただけじゃなくて、よくなる事例なんかを両方の学校で検証するとか、そういうものは今回の中に考えられているのかどうか。 それから、10ページで、浄水管理センターの消化槽の建設なんですけど、綾瀬市では、例えば浄水管理センターを作るときは鶴島地域に鶴島会館という建物を作って地域に使ってくださいという形でやるし、綾瀬のリサイクルプラザのときは、最初に建設予定地を急に発表したら、やっぱりその地域から反対運動が起きて現在の場所に移動したという状況があるんですけど、今回、議会に施設として提案されていると。それが、今の施設プラス将来の研究としてし尿や食品廃棄物、こういう表現もされていると。このあたり、例えばこれが建設になった後に、その後に地域から反対運動が起きたら大変なんですけど、今までの事例だったら、いろいろ市が計画したら、ある程度市が計画を発表して、地域に情報を流して皆さんの意見を確認して、議会に予算という形になるんだけど、今回は地域にどのようにお知らせをしているのかということと、今後、この議会の最終日までにどういう対応をするのかということを。 概要書26ページで、本県の待機児解消や小規模保育について市が助成を行うということなんですけど、今までの議会のやりとりだと、民間の場合なかなか市のほうでは内容的なチェックはできないで県だということを言っているんですけど、補助金を出した場合に全国的にはいろいろおかしな運営というものも発覚している状況もあるので、綾瀬市ではないと期待しているんですけど、そのあたりの市としてのチェック機能はどういうふうに考えているのか。 それから、30ページの国際交流教室の設置ですね、今年度綾瀬小学校とあるんですけど、このあたりの問題では、人数的に対象者279人とあるんですが、このあたりの状況として多い学校はどの程度いるのかというのと、もう1つは配置する職員が今回の制度としてはこの279人に対して何人の配置なのかと。 それから、33ページの災害対策用井戸のほうで手押しポンプということで、災害のときに使えるのはすごくいいことだと思うんですけど、ただ、いかんせん綾瀬市の場合は浅い井戸の場合よく大腸菌が出たりとかノロウイルスが心配だという声もあると。ですから、こういう浅い井戸も検査して使うのはもちろんなんですけど、同時に綾瀬市の場合は100メートルとか200メートルとか150メートルとか深い工業用井戸というのかな、割と上から汚染されにくい井戸が結構工場にあると。このあたりは同時に考えなかったのかということをお聞きします。 それから、39ページの目久尻川文化ゾーン構想ということで、神崎遺跡公園を中心に目久尻川沿川に今後考えていかれると思うんですけど、拠点になる神崎遺跡公園が職員配置等は2人となっているんですが、私が昨年度週に一、二回確認に行ったら、ほとんどが1人体制と。私の記憶だと、20回に1回ぐらいが複数体制で、ほとんどが1人体制という状況なので、じゃあ今1人体制で機能するようになっているかというと、電話機の子機は建物の外に出たら一切つながらないと。ですから、結局、職員は事務所から出られないという状況。神崎遺跡というのは外にある遺跡が一番のメインなんですけど、それを案内すると無人になると。要するに、建前の2人体制と実態の1人体制、このあたりはどういうふうに市として考えているのか。 それから、国保のほうでは、概要書の50ページで、国保税が前年度比1億1,400万円、6.5%減なんですけど、説明では、被保険者の減少から1億1,000万円の減だと。説明資料328ページでは、被保険者が1万9,855人から1万8,915人へ減と予測されているんですけど、加入者の減の要因について、お聞きします。 それから、説明資料329ページ、退職被保険者等療養給付費の対象者が、前年度は29人、今回の予算はゼロと。ですから、29人がゼロ人になっているんですけど、説明資料の331ページ、退職被保険者等高額療養費も100万円を計上している。対象者はゼロと言いながら100万円を計上していると、これは過年度分とかいろいろ考えられるんだけど、何でそのあたりは、せっかく説明できる内容なのに意味不明。要するに、ゼロ人なのに100万円というだけの説明になっているのか、このあたりはほかの部署でも同じようなことを考えられるもので、どうして分かりにくい説明を書くのかとお聞きします。以上です。
○議長(松澤堅二君) 総務部長。
◎総務部長(黒岩健司君) まず、1点目に御質問いただきました市税の2億8,000万円の減額についてでございます。こちらにつきましては、予算の概要の4ページのほうに記載してございます。先ほど笠間 昇議員の御質問にもお答えさせていただきましたが、大きなものといたしましては、法人市民税の減額分ということで税率の引下げと売上高等による減額ということで3億3,800万円ほどの減額になっておりますほか、固定資産税におきましては、こちらにも記載してございますが、新築家屋の増等によりまして6,000万円ほどの増と、それからたばこ税につきましては本数の減少による減などで合計で2億7,634万6,000円の減ということでございます。
○議長(松澤堅二君) 松本議員、6番目の質問は経済ですので、ここは控えていただきたいと思います。 経営企画部長。
◎経営企画部長(内藤勝則君) 持続的な行政サービスの見直しでございますけれども、令和2年度予算編成方針におきまして、綾瀬市の人口はこれから減少局面に入ると、また将来的には高年齢化とまた生産年齢人口が減少するなど、なかなか将来を見通すことが難しい状況になってきております。そういう中で、本市が今後も安定して行政サービスを提供し持続的な発展を続けるためには今まで以上に徹底した節減が必要となるということから、今行っている行政サービスも根本から見直していきたいという意味で施政方針のほうに入っているものでございます。
○議長(松澤堅二君) 福祉部長。
◎福祉部長(見上孝雄君) 4点ほど質問をいただいております。 まず、地域包括ケアの部分の中南部の高齢者の関係でございますけれども、こちらに関しましては、各地域包括支援センターを市内4つの圏域に分けております。今回増員いたしますのは、上土棚、落合、深谷を担当しております泉正園に対して65歳以上人口が約8,700人いらっしゃいますので、基本的には3,000人から6,000人に対して地域包括支援センター1か所ということになっていますので、その人数を超えておりますので専門職を1人追加するということで、考え方としましては、各地域包括支援センターの圏域ごとの人数ということで考えております。通常高齢化率が高い、特に綾西なんかは高いと言っておりますけれども、それは各自治会単位でどういった高齢化率かということでリストを、今回の包括支援センターの絡みの人数ということで変えております。 それとあと、住民参加型の移動支援と福祉有償運送の違いですけれども、まず利用される方の対象が変わってきます。住民参加型の移動支援に関しましては、お近くのバス停まで行くのにちょっと遠いとか、そういった方でなかなか買物とかそういったところに行きづらいとか行けないという方を対象に地域のほうでそういった送迎的な部分をやっていただく。一方、福祉有償運送につきましては、障害者ですとか介護が必要な方の移動を担う役割を持っていまして、こちらにつきましては、福祉有償運送を行うということで国土交通省のほうの届出が必要となってきます。 それとあと、国民健康保険の保険税の関係ですけども、加入者が減った要因としましては、綾瀬市の場合、75歳以上人口が急速に伸びておりますので後期高齢者医療のほうへ移行された方、また社会保険に加入された方がいらっしゃるということで減っております。 またあと、退職者医療の関係ですけども、こちらにつきましては、令和元年度いっぱいで制度のほうを終了いたしますけれども、遡って請求等が出てくる場合がありますので予算のほうを計上させていただいているということで、その辺の説明が分かりづらいというところはちょっとこちらのほうも考えなければいけないかなというふうには思っております。以上でございます。
○議長(松澤堅二君) 教育部長。
◎教育部長(市来吉博君) まず1点目の御質問で、小中一貫教育のところでの進学することによって不登校になるところがある、その辺の小中との連携の部分の御質問でございますけれども、今回こういった小中一貫教育の試行を行う中にありましては、授業のスタイルを小学校、中学校で共有したり、児童生徒指導方針等を共有したり、また小学校、中学校の先生同士がお互いの授業を見合い、意見を述べ合いながら授業力の向上を図ったりといった情報交換を密にしていくものでございまして、小学校から中学校まで受ける中学校両方でスムーズに進学できる体制を取っていくものでございます。 2点目の国際教室の御質問でございます。まず、日本語の指導が必要な児童生徒の状況はどうかという御質問だと思いますが、令和2年4月の推計の中で、ただ外国籍というだけではなくて、日本語の指導が必要と思われる児童生徒数の推計という形になりますけれども、小学校では全体で103人、そのうち多いところでは天台小学校が34人、少ないところでは早園小学校がゼロ人かなという見込みになっております。一方、中学校のほうにつきましては、全体で47人、そのうち指導が必要な外国につながる生徒さんということでは国際教室を設置しております綾北中学校では45人、その他、城山中学校、春日台中学校で見込まれるところとなっております。そうしまして、国際教室を指導している指導者の数ということでございますけれども、小中合わせて9人の教員で現在のところ対応しております。 最後に、3点目の神崎遺跡資料館での1人体制のところの御質問でございます。神崎遺跡資料館の管理運営につきましては、現在、総括副主幹1名と再任用職員2名での対応となっております。総括副主幹につきましては文化財収蔵庫の業務を兼務しているため、神崎遺跡資料館に不在であることもございまして、場合によっては神崎遺跡資料館に1名の場合もあるということは認識しております。そういった中、神崎遺跡資料館、現在の状況で申しますと、少ない日には見えられる方はゼロ人のときもあり、また多い時には十数人見えられる。また、土日では最高では40人ぐらい見えられる日もあるというふうな状況でございますけれども、今後、目久尻川文化ゾーンの南の玄関口としてやっていく中では、活用状況を見た中で職員の配置のほうも考えていく必要があろうかと考えております。
○議長(松澤堅二君) 健康こども部長。
◎健康こども部長(加藤久忠君) 待機児童の解消の中の保育施設の整備のチェック機能はどこが果たすのかという御質問かと思います。今回の小規模保育施設につきましては、市の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例、この条例にのっとった内容での整備ということになります。したがいまして、チェック内容の確認等につきましては担当でございます子育て支援課が担ってございます。
○議長(松澤堅二君) 市長室長。
◎市長室長(遠藤日出夫君) 災害対策用の井戸の関係で御質問をいただいております。綾瀬市では、平成6年以降、市民・地域の協力を得まして自治会から推薦をいただくような形で災害対策用井戸を358か所登録してございます。実際にはもう現在使われていない井戸というものもございますので、今年度、それら358か所の調査を実施したところでございます。その際継続登録した井戸は218か所ということになりまして、この中には法人が持っている井戸もございます。大半は生活用水として使用されておりますけれども、飲料用水指定拡大というのもございますので、その幾つかは飲料用水として使用しているというような状況も見られたということから、来年度、水質の検査を行って飲み水として適用範囲を拡大していくという考えでございます。検査としましては、一般の細菌ですとか大腸菌を調べるということになりますので、14項目について調査のほうを実施してまいります。
○議長(松澤堅二君) 松本春男議員。
◆16番(松本春男君) 分かりました。じゃあ、順番に。最初に、施政方針のほうですね、減額は分かります、この金額も書いてあると。私が心配しているのは、今コロナウイルスがかなり蔓延する中で、今、企業の倒産なんかも報道されている状況で、今後、このあたりは症状がひどくならないと正確には分からないけど、今の傾向としては税収的にはあまり影響ないのか影響が出そうなのかという、その見込みをお聞きします。 それから、行政サービスのところは、思い切って見直しとこう書かれている。まだ具体的に表現はされていないんですけど、このあたりは今思い切って見直しと想定されたのは、もう一度何と何かというものを想定されて書かれたのかと、漠然と書いてあるという表現なのか。思い切って見直しというのは高齢者や経済的弱者の人の生活にかなり圧迫する可能性があるので、市が想定している状況をお聞きします。 それから、人口の多いところというのと綾西の高齢化率が高いということは分かりました。 それから、住民参加型の移動手段、区分も分かりました。1つ聞きたいのは、保険や管理の方法。要するに、今回の新たな場合は市がやっているのかそれともNPO等でやっているのか、保険とか車の管理は誰がやると責任を持っていくかと、特に事故があったとき誰が対応するのかと、そのあたりをお聞きします。 それから、児童の不登校の問題では、今、不登校が増えている。逆に学校を転校することで不登校がなくなった事例とかがあるもので、それよりも不登校の子が移動したことによってよくなった場合・悪くなった場合のそういう学校同士の情報交換でどこに何を解決するとうまくいったのか・いかなかったのか、そのあたりも一緒に分析するのかということを確認させてください。 それから、浄水管理センターの消化槽は、私も経済建設の委員なので分かっているんですけど、地域への説明がどんどん遅れれば、私、委員会でやって、議決前に地域の人が知らないということがよくあるので早めにこれは知らせるべきではないかという確認なんですよ。その内容がどうのこうのじゃなくて、お知らせをいつやるのかというだけで。 それから、保育所の待機児童問題ですね、これまではいろいろあると直接市はチェックしていない状況だったと思うんだけど、このあたり、具体的に全て経営まで含めて保育園の問題はチェックを今後はしていくのかどうかの確認をさせてください。 それから、国際交流は、これは結構です。 それから、災害用の井戸は手押しポンプでやるのが一番いいです。私もいいと思います。ただ、同時に、ノロウイルスなどはやっぱり浅い50メートル、60メートルだと地下に浸透する可能性があるもので、より安全な深い井戸というものが綾瀬市にあるんだけど、同時に検討はされなかったのかという確認をさせてください。 それから、目久尻川文化ゾーンは、確かに2人体制になっていると。私も1週間に2回ほど、先ほど言いましたけれども、このあたりの人数、偶然私が行ったときは1人なのかということで約20回ぐらい確認に行ったと。2人体制でいるのは20回に1回なんですよね。ただちょっと移動したというレベルじゃなくて、ほとんどが1人だと。半年に1回ぐらいは2人いたという状況で、1人だと動けない状況、そのあたりをどういうふうに考えるかということをもう少し早急に考えていただきたいと。以上でお願いします。
○議長(松澤堅二君) 総務部長。
◎総務部長(黒岩健司君) コロナウイルスの影響による今後の税収見込みというような御質問だと思いますけれども、今の段階でその税収の見込みを立てるというのは非常に難しいというふうに考えております。
○議長(松澤堅二君) 経営企画部長。
◎経営企画部長(内藤勝則君) 行政サービスの見直しでございますけれども、行政がどこまで本来やるべきものかというものを今回精査させていただきまして、今まで企画でやっておりました婚活イベント、または民間でやっていただいたほうがいい「あったか相談」などを検討させていただいて、アウトソーシングできるもの、やめるものというような判断をさせていただいております。
○議長(松澤堅二君) 福祉部長。
◎福祉部長(見上孝雄君) 住民参加型の移動支援で、今回新規事業といたしまして貸出用の車両、こちらにつきましては市のほうで購入いたしますので、車に関する保険のほうも市のほうで管理するような形となっております。
○議長(松澤堅二君) 教育部長。
◎教育部長(市来吉博君) 不登校の御質問です。不登校の原因のつまずきというのはお子様によってそれぞれというところがございますので、転校した学校間での子供の状況等を申し送りして、情報交換をしているということでございます。 あと、目久尻川文化ゾーンのほうにつきましては、現況来館者の状況もございますので、必要性等を検討した中で整備をしていきたいと考えております。
○議長(松澤堅二君) 市長室長。
◎市長室長(遠藤日出夫君) 災害対策用井戸のことでございますが、この井戸はあくまでも市民の皆様の協力を得て登録させていただいているものでございますので、その井戸が深いか浅いかについては特に検討のほうはしてございません。
○議長(松澤堅二君) 健康こども部長。
◎健康こども部長(加藤久忠君) 保育所のチェックという御質問でございます。定員20人を超える、いわゆる認可保育所につきましては県が指導・監査ということで定期的に回ってございます。今回整備をしていきます小規模保育につきましては、市のほうが指導・監督をしていく立場にございますので、市のほうで見ていくという扱いになります。以上でございます。
○議長(松澤堅二君) 松本春男議員。
◆16番(松本春男君) 目久尻川文化ゾーンの関係では、神崎遺跡、実態としては、部長も行かれて御存じだと思うんだけど、ほとんどが1人体制。ところが、1人体制には機能がしていないと。建前は2人、実態は1人と。このあたりは建前にするのか実態に合わせるか、もし実態に合わせるんだったら1人で動けるような環境づくりをやらなくちゃいけないし、できれば2人体制ができるような体制にすれば、利用者は少ないので、今は逆に、職員が一生懸命説明したいと思っても神崎遺跡のほうについていくことができないと。結局来た人は自分で見るしかないという状況が、結局事務所を空けられないと、電話が来た場合誰が出るんだということがあるので。それでは、環境整備をやるか、実態を2人にするかという、そのあたりは今後急いで研究していただきたいと。 それで、井戸のほうは、私は小型の家庭用の井戸は必要だと思うんです。それと同時に、今現在、綾瀬市内は工業系の井戸が結構大きく深く掘っていると、このあたりの活用は一緒に考えなかったのかという確認なんですね。 それから、アウトソーシングの関係は、むやみにやってその弊害が結構出ていると。綾瀬市も指定管理者においてもいろいろ問題が起きている状況があるので、そのあたりは慎重にやっていただきたいということをお聞きして、質問を終わります。答弁をお願いします。
○議長(松澤堅二君) 市長室長。
◎市長室長(遠藤日出夫君) 工業系井戸の活用についてでございますが、現在のところ、そちらについて活用する考えはございません。
○議長(松澤堅二君) 教育部長。
◎教育部長(市来吉博君) 神崎のほうの1人体制の御質問でございますが、例えば電話の応対であれば留守番電話の機能もついているというふうに聞いておりますので、長い時間空けるわけではないので、そういったところも多少は工夫しながら対応を図ってまいりたいと思います。
○議長(松澤堅二君) ほかに質疑はありませんか。石井麻理議員。
◆5番(石井麻理君) 4点ほど質問させていただきます。 概要の22ページ、住民参加型移動支援事業への支援で、私のほうからも質問させていただきます。516万1,000円の積み上げの内容を教えてください。あと、吉岡と綾西と、今、試験運行をしていると聞いているんですが、それはいつまで行うのか。期間は決まっているのか。あと、地域の方々にお願いするということなんですが、認定基準はどのようになっているのかを教えてください。 あと、概要の36ページ、ペーパーレス化(オフィス改革)の推進、こちらについて、ペーパーレス化に係る実施内容は、基本構想の策定、現状調査による削減計画の策定、職員向け説明会及び研修会の実施、全庁的な文書削減の実施とありますが、事業費396万円はどのような内容に使われる経費なのか、教えてください。 予算書の48ページになるんですけれども、文書法制管理経費、機密文書処理業務とあるんですけれども、極めて重要な機密文書の処理として34万3,000円、どのような手法で処分されているのか。裁断なのか溶解なのか、こちらをちょっと教えてください。 あとは、予算書の52ページ、情報化推進管理経費、情報セキュリティー研修等と書いてある経費について、研修後の有効性評価は行われているのか。テストとかですね、行われているのか、教えてください。
○議長(松澤堅二君) 福祉部長。
◎福祉部長(見上孝雄君) 住民参加型移動支援事業の関係で事業費の516万1,000円の内訳でございますけれども、今回、貸出用の車両を購入いたしますので、購入費用としまして大体368万円、購入に伴いまして保険料ですとかそういったもろもろの経費がかかりますので、そういった経費で大体100万円ぐらい、それとあと燃料費を10万円程度見ております。以上です。
○議長(松澤堅二君) 経営企画部長。
◎経営企画部長(内藤勝則君) ペーパーレス化の内容でございますが、396万円にしては、今年度、来年度、2か年で委託行為をいたしますけれども、今年度のオフィス改革の業務委託料を計上しているものでございます。 続きまして、48ページの機密文書の処理でございますけれども、市役所のほうに大きな車、裁断をする車を着けていただきまして、地下の倉庫から必要なものをそこに出しまして、車の中で裁断していただいているものでございます。 続きまして、セキュリティー、情報化推進管理経費でございますけれども、実際には庁内で研修等を行い、そういう中でセキュリティーの説明を全職員にやりまして、そういう中での経費でございますが、実際にはこの中でそれほど研修というのは、やっぱり研修会をやりまして、そこで皆様に情報セキュリティーの必要性を説明している状況でございます。
○議長(松澤堅二君) 答弁漏れがございます。福祉部長。
◎福祉部長(見上孝雄君) 2点ほど答弁が漏れておりました。 まず、綾西と吉岡の試験運行がいつまでかということでございますけれども、こちらにつきましては、いつまでということはなくて、実際やられている地域のほうで本格運行にしますというときまでが試験運行というような形になっております。 それと、担う団体等の基準、こちらも特に基準はなくて、あくまでも地域のほうでこういったものをやりたいというお話があったときに、こちらのほうで側面的な支援をしていくということで考えております。ただ、運転ということになりますので、やはりそういったことを考慮しますと、年齢的には75歳ぐらいまでかなというふうには思っております。申し訳ございませんでした。
○議長(松澤堅二君) 石井麻理議員。
◆5番(石井麻理君) 住民参加型移動支援事業についてですけれども、分かりました。車両代が368万円ということで、この35万円を上限とする、3分の2を活動費補助の具体的な内容はどのようになっているのかをお聞かせください。 ペーパーレス化については、予算書の48ページの文書費で文書法務課の印刷経費が前年よりも37万円も増加しているんですけども、法務関連書類であれば仕方がないんですが、これは396万円と高額な事業費なんですが、費用対効果は見込めるのかどうか、教えてください。 次の文書法制管理経費、機密文書の処理についてですけれども、裁断ということなんですが、裁断だけではなくて、マニフェスト、産業廃棄物管理票、こちらはどのように交付されて、どのようにというか、交付されているのでしょうか。交付されているときは、写真とか付いているのか、教えてください。 もう1つ、情報化推進管理経費、情報セキュリティー研修、特にテストとかは行っていないということですよね。システムの脆弱性については、内部監査に加え、外部監査も行われているのか、教えてください。
○議長(松澤堅二君) 福祉部長。
◎福祉部長(見上孝雄君) 活動の際の経費の助成ということでございますけれども、こちらにつきましては、モデル的に試験運行をやっているところでかかっている経費を参考に出させていただいております。大体経費としてかかりますのは、当然運転とかをしていただいておりますので、微々たるものかもしれませんけど、謝礼ということでお支払いしております。それとあと、当然周知する際のPRのためのチラシの作成ですとか、細々したような事務経費、そういったものになっております。
○議長(松澤堅二君) 経営企画部長。
◎経営企画部長(内藤勝則君) ペーパーレス化で費用対効果ということでございますが、これから始めたいと思っておりまして、今の段階で当然あるということで委託をさせていただき、そういう計画、どのくらい減るのかというものを来年、再来年度にかけて検証していきたいと考えてございます。 続きまして、処分のほうでございますが、先ほど申したとおり、市役所のほうに車が来て、職員が立ち会っておりますので写真等はいただいてございませんが、業者からのマニフェストの提出はいただいてございます。 続きまして、セキュリティーの研修でございますが、内部で行っており、外部監査等は受けてはございません。
○議長(松澤堅二君) 石井麻理議員。
◆5番(石井麻理君) 住民参加型移動支援事業についてですが、希望される方がたくさんこれから出てくると思うんですけれども、曜日の希望だとか調整とか、そういったものもちょっと出てくると思うんですが、そういったものは市のほうで行われるということでよろしいのでしょうか。貸出しが1台なので、多くの方たちが利用されるということなので、多数来られたときはどうするのかなということがちょっと私の中では懸念材料でございます。 ペーパーレス化について、これからの事業だということはよく分かっているんですけれども、議会も含む全体で取り組んでいただけたらなと思っております。よろしくお願いします。 3番目の機密文書処理業務、立ち合いの下と言われていて、マニフェスト、会社のほうで管理票はいただいているというんですけれども、一応通常の場合だと写真などに残して添付してくるのがやはり機密情報の処理としては最善だと思いますので、御検討いただければと思います。 最後の情報セキュリティーの研修についてですが、外部監査は行われたほうがいいと思いますので、検討していただきたいと思います。
○議長(松澤堅二君) 福祉部長。
◎福祉部長(見上孝雄君) 車の関係でございますけれども、当然これから利用を希望される方は増えてくると思いますが、あくまでも地域のほうでのこういった団体立ち上げの支援のほうを市としては行っていきたいというふうに思っております。当然活動される団体が増え、また利用される方が増えていくという場合につきましては、既に実施しているところもありますけども、そのエリアの社会福祉法人等が所有しております車両を借りてやっているというところもありますので、そういったところも含めて調整のほうを進めていきたいというふうに思っております。
○議長(松澤堅二君) 経営企画部長。
◎経営企画部長(内藤勝則君) ペーパーレス化につきましては、当然市のほうでも今タブレットを使いながら会議を行っております。また、今後につきましては、今検証の段階でございます、今後行う場合につきましては、議会等も調整しながら、市全体でペーパーレス化がもっと図っていけないかということを検討してまいりたいと思っております。 続きまして、機密文書につきましては、写真の対応ができるように対応してまいりたいと考えてございます。 また、セキュリティーにつきましては、あくまでも今、内部の研修等をやっておりまして、今のところ、それに対して外部監査ということはちょっと考えてございません。
○議長(松澤堅二君) ほかに質疑はありませんか。二見 昇議員。
◆8番(二見昇君) それでは、よろしくお願いいたします。私のほうからは、予算概要の歳入から1点と、それから新規事業について2点ほど質問させていただきます。 まず、歳入の関係から行きますと、6ページの性質別予算のところでちょっと質問させてください。その表の中に人件費が7億7,769万8,000円、率にして14.4%の増というふうになっておりますけれども、概要で、いわゆる会計年度任用職員制度の開始に伴う給与費などの増によるというような説明もありました。そこで、その他の経費の物件費のところを見ますと、1億6,245万5,000円、3.9%が減額となっております。この金額がいわゆる人件費としてこの7億7,769万8,000円の中に組み込まれたんだろうなというふうに私はそのように読み取っているわけでありますが、その考え方で間違いがなければ、そうすると、この1億6,245万5,000円の金額はいわゆる会計年度任用職員数の何名分に当たるのか、まずそこをお示しください。よろしくお願いします。 それで次は、事業の関係について質問します。23ページの福祉有償運送団体への支援についてという事業がございます。そこで、有償運送団体が料金をいただいて障害者や介護が必要な市民を移動させるということであれば、当然料金をいただくということであれば二種免許が必要なんだろうと、このように私は思っているところでありますけれども、二種免許がなくても、誰でもが手を挙げればこの福祉有償運送団体になれるのか、というのが1つ質問です。なれるとしたらば、どのような業種、または限定がされているのか、またなりたいと思った場合にはどのような手続をするのか、その辺の考え方について、まず1点目の質問をさせていただきます。 それから、2点目の事業計画については、42ページのあやせっ子日米交流事業の実施について、質問させてもらいます。これは、午前中笠間 昇議員からも質問がありましたけれども、概要書内に書かれているのは、学童期から外国の文化に触れることで、外国に対する理解や見識を深め、国際的視野を持った青少年を育成するとしております。対象が市内小学校の4年から6年生10名程度としておりますけれども、本市においては小学校が10校あるのに、この10名をどのようにまず選出をしていくのかですね。それとまた、この中に書かれているように、1年の行事に参加させるということでありますけれども、具体的にはどのような行事に参加させていこうとしているのか、この辺の考え方についてお聞かせいただければありがたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(松澤堅二君) 総務部長。
◎総務部長(黒岩健司君) まず、人件費の関係でございます。先ほどおっしゃっていただきましたように7億7,000万円強の増額というふうになっておるところですが、補足説明でも申し上げましたが、会計年度任用職員の予算全体としては7億1,769万円を計上させていただいております。物件費のほうにつきましては、会計年度任用職員に移行したことによる減ということで5億8,000万円ほどの減というふうになっております。
○議長(松澤堅二君) 福祉部長。
◎福祉部長(見上孝雄君) 福祉有償運送の関係でございますけれども、こちらにつきましては、特に二種免許の必要はございません。ただ、国土交通省が指定いたします福祉輸送に関する研修のほうを受講していただく必要があります。それと、料金はいただきますけども、こちらの福祉有償運送に関しましては非営利の範囲内で活動するということで、賃金等を含めて規制があります。ですから、現在大体参入されているところはNPO法人が主になっております。以上です。
○議長(松澤堅二君) 健康こども部長。
◎健康こども部長(加藤久忠君) 日米交流事業の関係で2点ほど御質問を頂戴いたしました。 今回10名程度というのは、基地内の授業の参加をするというところもございまして、より多くの子供さんの参加をというお願いをする中で、基地側の意向ということもございまして10名という数になってございます。なお、この10名の子供さんにつきましては、基地の中の小学校の子供さんも、担当といいますか、子供さんを決めてついていただくというようなことがございますので、ぜひこういった交流に対する意欲を持って参加していただく子供さんにというような話もいただいてございますので、申込みの際に、例えば作文なり交流に対する意識なりというようなことを確認しながら、10名の子供さんを選定していきたいというふうに考えてございます。 また、基地内の行事の参加ということで2回ほど予定をしてございますが、実際に基地の中の授業というのは9月からの1年間というところがございまして、この5月、6月に翌年の内容が明確になってくるということで、今現在、具体的にこういう授業というようなものをお話しできるようなところまで煮詰まってはいないというような状況でございます。
○議長(松澤堅二君) 二見 昇議員。
◆8番(二見昇君) 人件費のところの関係でありますけど、先ほどの説明の中で、この7億7,769万8,000円というところについて、この会計年度任用職員分で7億円というような、今お話だったというふうに、ちょっと私ここからでは聞こえたのですが、そういう理解でいいのかということと。それと併せて、6ページのその他の経費の中の1億6,245万5,000円ですか、この減額の部分のところで、先ほど5億円というような説明があった、ちょっともう一度ここのところを。私のところではこの数字があまりにもかけ離れているのでちょっと飲み込めないところがありますので、そこをもう一度説明をお願いいたします。 それから、先ほどの事業の関係で、有償運送団体の支援の関係で、これは国土交通省の研修を受ければいいんだと、こういうようなお話があったというふうに思います。そこで、この有償運送団体になれる、その資格というのか企業というのか、その辺のところについては、この研修を受ければ誰もがなれるのかということをもう一度説明してください。 それから、日米の関係のところで、基地の関係でというようなお話、今、答弁だったというふうに思うんですけれども、少なくとも当初、ここに効果・目標というところに書かれている、学童期から外国の文化に触れることで、外国に対する理解や見識を深め、国際的視野を持った青少年を育成するとしているという、その考え方であれば、10名程度で本当にそれでいいんですかと。そうすると、行けなかった人、行きたかったけど行けなかったよという人、そういう部分で差別感、不公平感というものを与えてしまうんじゃないかって、そういうちょっと心配もするわけで、私自身、これは決していいとは思っていませんが、申し訳ないけど。だけれども、正確に言われているとおりのことで事業を実施するということであるならば、そういう見識を持った形で参加させるというならば、やはり10名で区切るということはいかがなものかなと、もう少し大勢の皆さん、行きたいという人はやっぱり連れていくべきじゃないかというふうに私は思うんですが、その点についてもう一度お願いします。
○議長(松澤堅二君) 総務部長。
◎総務部長(黒岩健司君) すみません、もう少し細かく申し上げさせていただきます。人件費の部分につきましてでございます。7億7,700万円ほどの増となっておりますが、正確に申し上げますと、人件費の部分で新たに会計年度任用職員として盛り込みました部分につきましては6億9,800万円となります。残り、まだ2,000万ほどございますが、これは交通費の部分が費用弁償ということになりますので、2,000万円ほどにつきましては物件費の中にまだ計上してございます。全ての合計が、先ほど申しました7億7,769万円となります。物件費の減額の部分につきましては、会計年度任用職員が人件費に行った部分については昨年度予算5億8,000万円ほどございますが、その他、増減要因がございます。それは、また別途、経営企画部長のほうからお答えさせていただきます。
○議長(松澤堅二君) 経営企画部長。
◎経営企画部長(内藤勝則君) 6ページに記載があります、その他の経費の物件費でございますが、比較で1億6,000万円ほど減ということでございますが、先ほど総務部長がお話ししました、会計年度任用職員で5億8,000万円減となっておりますが、物件費は当然全体の数値となりますので、シティプロモーション推進事業で1億8,200万円の増、学習用ICT機器導入による小中学校で7,900万円、または市長選挙の経費で1,800万円など、いろんなものが相殺されまして、マイナスが1億6,000万円という表示になってございます。
○議長(松澤堅二君) 健康こども部長。
◎健康こども部長(加藤久忠君) 日米交流事業の関係で、10名ということではなく、より多くの子供さんの参加をという御質問でございました。今回調整をする中で、1つは、事業に参加をするというのはやはり事業運営の関係もありまして10名程度というようなお話を頂戴してございます。しかしながら、それ以外の部分で、放課後、いわゆるアフタースクールだとかあるいは課外授業、こういったものを通じてより多くの子供さんの交流をということで、そういった提案もいただいておるところでございます。ただ、具体な内容につきましては、先ほど申し上げましたように、5月、6月にならないと見えてこないという部分がございますので、今申し上げたようなものを通じてより多くの子供さんが交流を図る機会につきましては、引き続き積極的に調整をしてまいりたいというふうに考えてございます。
○議長(松澤堅二君) 福祉部長。
◎福祉部長(見上孝雄君) 福祉輸送は誰でもできるかということなんですけども、まず法人格は必ず必要となります。それとあと、研修を受けた後に、福祉輸送の協議会的なものがありますので、まずそちらのほうに事業に参入しますということで上げていただいて、そちらの了解を取った後に、国土交通省の許認可というような流れになっております。
○議長(松澤堅二君) 二見 昇議員。
◆8番(二見昇君) 歳入の関係については、この数字は今の説明である程度理解をいたしましたので、これで結構です。 2点目の福祉有償運送団体への支援についてのところであります。今、答弁いただきました。いわゆる法人格という、まず何が法人格か。それで、国土交通省の研修を何か受けるというのは、先ほどの御答弁でもお話がありましたけれども、では、この事業に、今言われたその基準、法人格、それから国土交通省の指導なのか教育なのか、ちょっとそこはよくまだ分かりませんけれども、その認定を受ければ、例えば事業体としては綾瀬市の中でやるんですが、仮に綾瀬市、また海老名市というところでのこの状況をクリアすれば、これは公募ができるのかというのが1つと、それから公募をするに当たってはどのような方法で公募をされるのか、そこをちょっともう一度お願いいたします。 それから、あやせっ子日米交流事業の実施について、これは、相手は米国、米軍というような言い方の中で、日本の言い分としてはなかなかそこは通らないんだろうなというふうに私も思っていますが、これ以上申し上げませんが、ただ、こういう基地の中に入っていく、そしてその中には大勢の方がやっぱり行きたいよねというふうに思っている部分もあるのかも分かりません、またないのかも分からない。けれども、そこでこういう区切り方をされるということについては、何かどうも行政のやり方としていかがなものかなというふうな思いがちょっとあるんですが、これは今後、話合いの中で、10名ということではなくて、逆にその学年のところで行きたいねという人がいたら、それは行ける可能性というのはあるのかどうなのか、そこだけ最後にお答えください。
○議長(松澤堅二君) 福祉部長。
◎福祉部長(見上孝雄君) まず、福祉有償運送なんですけれども、過去に市内でもNPO法人が事業のほうをやっておりましたが、現在撤退しております。というのは、やはり非営利の範囲内で活動しますのでなかなか継続した活動をするというのが難しいよというような背景があるというふうに言われております。そういったことから、こういった団体が立ち上がって継続的に市内のほうでやっていただくということですので、特に公募云々ということはなく、参入いただけるような、そういった団体があればその辺の補助をしていきたいというふうに考えております。
○議長(松澤堅二君) 健康こども部長。
◎健康こども部長(加藤久忠君) 日米交流事業の10名というところでございます。今回資料にお示ししましたように、先方との調整の中で10名程度ということで数を載せさせていただいてございますので、今後、実際に応募を受け付けるような段階で募集状況だとかその辺を見ながら、また基地側とも調整を図ってまいりたいと思っておるんですが、ただ、基地と学校のほうの考え方としても、目的という中で照らし合わせて、どなたでもということでなくやりたいという話もございますので、やはり10名程度というところを基本には考えていきたいというふうに思っておるところでございます。
○議長(松澤堅二君) ほかに質疑はありませんか。上田博之議員。
◆15番(上田博之君) それでは、よろしくお願いいたします。 まず、概要書の30ページの上の段の次期・あやせ男女共同参画プランの策定というところでありますけれども、ここで、ジェンダーフリーの概念を取り込んだ作戦を考えているのかどうか、お伺いしたいと思います。前回の2011年の改定では、改定の背景を、策定からこの間、10年間ですね、様々な分野での性別による固定的な役割分担意識や、それに基づく社会慣行は依然として根強く、女性に対する暴力の問題など、性に基づく被害や差別もいまだに根深く存在しています。また、少子高齢化や社会経済状況など本市を取り巻く社会環境はめまぐるしく変化しておりますとして改定を進めていたわけですけれども、その後の社会のこの分野での進化がまた目覚ましくて、特に今は、先ほど言いましたように、ジェンダーフリー、ジェンダー平等というところでの推進は大きく変わってきている、前進してきていると思うわけです。そうした中で、2015年の9月の国連サミットで採択された持続可能な開発のための2030アジェンダに記載されたSDGsは、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標として設定されておりますけれども、このSDGsにおいても目標5にジェンダー平等を実現しようとされているわけです。ここでは当然女性差別をなくすための提言が多くあるわけですけれども、しかし世界が抱えているジェンダーの課題は決して女性であるとか男性であるとかいった身体的な性別に関するものだけではないと。LGBT、性的少数者への差別をなくしていくということも大きな課題として浮上してきているわけです。この観点をしっかりと持って新たなプランの作成に取り組まれるのか、お伺いいたします。 次に、概要の10ページのところで、厚木基地の関連の歳入の推移などの表がありますけれども、ここでは市長の施政方針の中での言葉についてちょっと確認をさせていただきたいと思います。市長は、施政方針の中で、騒音の少ない環境に改善されつつあると述べているわけですけれども、確かに100デシベルを超える爆音の回数は減少しているわけですが、しかし、現在の爆音でも十分に市民の生活に脅威を与えているということをもっと前面に押し出した見解を述べる必要があるのではないかと思うわけなんです。基地のないところから来た住民の方は、この綾瀬市の騒音・爆音、今の現在を聞いて一様に驚いているわけです。綾瀬市として騒音が少なくなってきているということを言うのではなくて、依然として耐え難い騒音に苦しんでいるという声をしっかりと表明していくことが大事なのではないかと考えるわけですけれども、その見解をお伺いいたします。 次に、概要の41ページのところで、産業分野における環境配慮に対する取り組みについてです。海洋プラスチック汚染問題などへの対応として、産業まつりや地場農産物料理試食会など3事業において環境配慮型のイベントを実施していくという姿勢を打ち出しているわけで、ここには大いに共感するわけです。ぜひ進めていただきたいと思います。しかし、この問題は、産業分野だけで取り組む課題ではないのではないかと思うわけで、このSDGsの課題として、他の分野でも他のイベントでもリユースの食器の利用を促進する取組が大事なのではないかと思うわけです。これは、他の部課にも関わることなので、市長でないと御答弁できないかもしれませんけれども、このリユースの食器を使うというようなことは、庁内でどのような議論が行われて、今回の産業分野と限定した施策となったのか、その理由をまずお聞かせいただきたいと思います。 次に、光綾公園の再整備です。ページは37ページですけれども、この再整備においては、公園の利用者のシミュレーションを行ってほしいということを再三申し述べているわけですが、以前お聞きしたところでは、バラの最盛期の休日で4,000人、他の休日で1,000人ぐらいというアバウトなものは聞いているわけですけれども、もっと精密なものが作られたのかどうか、お聞きしたいと思います。例えば、今回の予算で改修される多目的球場の利用者、月別にどのくらいで、1年間ではどのくらいというような数字とか、バラ園ではこのくらいだと、南側の幼児広場ではこのくらい、遊具広場ではこれくらいというようにシミュレーションされていると思うので、教えていただきたい。また、その中では、市内からはどのぐらい、市外からは何名ぐらいというようなものも想定されていると思いますので、教えていただきたい。車で来る人はこのくらい、公共交通を利用する人はこのくらい、市役所からのシャトルバスを利用する人はこのくらいというような数値を多分出されていると思います、再三言っていますので。教えていただきたいと思います。 次に、16ページの上段のところで工業系新市街地の整備についてですけれども、早川中央地区での土地区画整理組合の設立準備会に対する助成を行うとしているわけですけれども、早川工業団地の入り口には「早川中央地区の
土地区画整理事業反対」とののぼりを初め、「大企業誘致反対」、「中小企業の駐車場を奪うな」「ものづくりのまち 綾瀬を守れ」という4本ののぼりが掲げられています。早川中央地区と隣接する早川工業団地の方々との話合いがどうなっているのか、教えていただきたいと思います。市側の見解だけでなく、工業団地の方々から市に寄せられている声も教えていただきたいと思います。 次に、概要の15ページの上段、「道の駅」の整備についてですけれども、2点確認をさせていただきたいと思います。 まず、道の駅への進入路ですけれども、これまでの説明では、市役所前の信号に近過ぎるので、道の駅としての入り口は信号が設置できないということで、寺尾上土棚線の北進方向の車だけしか入場できないという説明でした。しかし、これでは(仮称)
綾瀬スマートインターチェンジからの車はUターンをしてこなければ入れないということです。この信号の問題について解決に向け努力してきているのではないかと思いますので、現段階での到達を教えていただきたいと思います。 また、この事業の総事業費についてですけれども、今回は用地買収や移転補償で5億8,000万円、実施計画で1億円となっていて、合計6億9,000万円となっているわけです。昨年度の予算と合わせると既に7億2,000万円になっています。2022年度オープンということで進めているわけですけれども、それまでに総額幾らの事業費となる見込みなのか、教えていただきたいと思います。 次に、概要の31ページの下段の綾瀬市型小中一貫教育モデル事業についてですけれども、ここでも課題とされている中1ギャップについてはというような形で書かれておりまして、私は前回の一般質問で、文部科学省の研究所でも中1ギャップというものはないと言っているということを紹介させていただいておりますが、この誤った認識の下で進められる、この事業には問題があるのではないかということでちょっとお聞きいたします。それで、12月の段階では予算についてはまだこれからだということでしたけれども、今回モデル校の実施ということで約300万円が計上されました。その中で、授業スタイルの共通化と乗り入れ授業を行うということが記されておりますけれども、この授業スタイルの共通化ということでは専科教員などを作っていくということも含まれていると思いますが、その中で先生の創意工夫を凝らした授業というものが保障できるのか、それができなくなってしまう危惧はないのかということをお聞きいたします。そして、乗り入れ授業というところでは、どの教科で年何回行う予定なのかをまず確認させていただきます。 次に、目久尻川文化ゾーン構想の推進のところでは、39ページの下段ですけれども、これはとても大切なこととして非常に期待をしている事業なわけですが、今回の予算でプロジェクト推進委託約190万円が計上されていますが、基本的な構想は市の内部でまとめていると思うわけですけれども、市の構想がどういうものなのか、そして委託では何を行うのかを教えていただきたいと思います。 次に、この事業では、奈良時代から平安時代にかけて古東海道というものがありまして、その一部が現在小園に現存しております。これも目久尻川文化ゾーンに含めて活用していくという御答弁を昨年の3月議会でいただいているわけですけれども、そのときにも申し上げましたが、この古東海道があるところは、相続の関係などもあって、今開発の危機に直面しているわけです。ですので、ここを保存していただきたいという趣旨のお願いをそのときもしてきたわけですけれども、この点での進捗があったのかどうか、教えていただきたいと思います。 最後に、概要の39ページの上段にあります終末処理場の消化槽設置に伴う
消化ガス発電事業についてですけれども、来年度、この予算事業の中で事業計画の変更を行うとありますが、これが何月ぐらいになるのかを確認させていただきたいと思います。以上、よろしくお願いいたします。
○議長(松澤堅二君) 経営企画部長。
◎経営企画部長(内藤勝則君) 次期・あやせ男女共同参画プランの目指す姿でございますけれども、女性も男性もライフステージの変化に応じてワーク・ライフ・バランスを図ることができる社会環境を整えるとともに、働く意欲と能力を持つ女性が様々な職域において活躍できる社会を考えております。そのような中で、今後つくるプランの中には、拡充の要素といたしましては、女性活躍推進法及びDV防止法においても市町村において個別計画の努力義務が課されている中で、今回作成いたします男女共同参画プランと一体的に作成し、内包したものとしたいと考えております。また、議員のおっしゃるジェンダーフリーの視点というのは大変重要なものと考えてございます。しかしながら、今回の男女共同参画プランの基本方針に入れることは今現在のところ考えてはございません。 以上でございます。
○議長(松澤堅二君) 市長室長。
◎市長室長(遠藤日出夫君) 平成30年度で空母艦載機が移駐いたしまして、100デシベルを超える騒音は少なくなっております。しかしながら、空母艦載機と同様な騒音を発生する航空機は度々飛来していることもございます。市民に対しては、騒音を初め、部品の落下ですとか様々な負担が強いられているということになります。騒音についても解消されていることはございません。なくなったということではございません。したがいまして、市と議会で、国に対してそこについてはしっかりと要望してまいりたいと思ってございます。
○議長(松澤堅二君) 産業振興部長。
◎産業振興部長(柏木正明君) 産業分野における環境配慮への取り組みの検討状況でございますけれども、当然この事業を行うに当たりまして市民環境部とも調整をいたしまして、ただ実際のところ、いろいろな祭典の型式が違っております。例えば、ふれあい大釜であれば、1つの団体が配布をする、持ち帰りはないわけですよね。例えば、光・食・文化の祭典では多くの出展者が出る。その出展者との調整、そういったことに時間を非常に要する。それと、持ち帰りをどうするのかというような問題がございました。その中では、まず取り組めるところとして、産業としてこの3つの事業をやっていこうと。さらに、産業では、先ほど言いました、産業まつりや光・食・文化の祭典、そういったところに広げていく。こういった中で、市全庁的に今後広げていくという考え方の中で、先行してこの3つの事業をやっていくんだというような位置付けをしたものでございます。
○議長(松澤堅二君) 都市部長。
◎都市部長(岸陽二郎君) 光綾公園の利用者の算定でございます。算定に当たっては、国土交通省の示している都市公園利用実態調査報告書、これによりまして、光綾公園は地区公園でありますので、地区公園の来園者数、これを算定してございます。あと、バラ園に関しましては、同じ国土交通省が示しています大規模公園費用対効果分析手法マニュアルの中から植物園を参考にしながら算定のほうは上がってございます。上田議員のおっしゃられました利用者数30万人から40万人というものは、今言った根拠の中から示したものでございまして、月別であったり、市内外であったり、そういったシミュレーションはしてございません。 また、次の質問の早川工業団地に関する問題でございます。こちらにつきましては、まず、この区画整理事業が成立するかしないかということの中で、市としては、権利者を中心として事業の説明、お話をしてきたところです。そういった中で、なかなかその事業の仕組み、内容が周辺に伝わるのが、やはり権利者への説明が優先しましたので、後になっていったと、なかなか伝えてくれなかったということから、そごといいますか、ずれが生じてきまして、あくまでこの駐車場も、早川工業団地としては、そこに今現存している駐車場がなくなってしまうということの中で駐車場の問題を解決してほしいということから、今現在、現場にありますとおり、のぼり旗が立ってございますけども、この問題についても民民の問題でありますが、工業団地への一定の配慮が必要と市のほうでも考えてございまして、代替地等を選定して、4月から工業団地側と交渉を行っております。そういった中では一定の評価をいただいているものと考えているところでございます。以上です。
○議長(松澤堅二君) 道の駅担当部長。
◎道の駅担当部長(鈴木孝治君) 市役所進入路の関係の御質問でございます。昨年の8月から実施してございます神奈川県警察との協議のほうも本当に協議期間が1年以上に及び大変難航いたしまして、皆様に御迷惑をおかけいたしてございます。でも、いよいよ終盤を迎えてございまして、現在神奈川県警察と、道の駅の車両の誘導方法、車の滞留場、周辺道路における交通の安全な処理について、検討協議を今まだまさしく実施している最中でございますけれども、市役所正面の信号、こちらを1本北側に移設させていただきまして、それで市役所の中に入ってくるような、市役所の中に入る、道の駅に入る、バスターミナルはそのままにしてバスもそこから入っていただくというような、そういった案で今、神奈川県警察と協議を進めている最中でございます。これも近々また3月に最終的な局面を迎えていまして、ここら辺でけりはついてくるのかなというふうには思ってございます。 それから、事業費でございますけれども、現在事業経費の概算でございますが、来年度用地費につきましては、今年度実施いたしました用地測量、不動産鑑定の結果を踏まえて約5億円と算出してございます。そのほかにも、建物等の移転費用、こちらが7,700万円を見込んでございます。また、施設や駐車場等の工事費につきましては、現在着手してございます基本設計の中で現在積算中でございますので、もうしばらくお時間をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(松澤堅二君) 教育部長。
◎教育部長(市来吉博君) まず、1点目の小中一貫教育のところの質問でございます。そのうち、専科の教員のほうが創意工夫を凝らした授業ができるかという御質問でございますけれども、今回の一貫モデルの試行に当たりましては、小学校・中学校が連携しまして、発達段階に合わせたスタイルを共有したり、また中学校の先生が小学校でゲストティーチャーとして授業に参加したりするなどしまして、学校生活についてなだらかな接続ができるように連携を図っていくものでございまして、そのような中で専科の教員についても創意工夫を凝らしたどのような授業展開ができるかというところを今回の試行の中で試していければと考えております。 2点目の乗り入れ授業の規模はどれくらいかという御質問でございますけれども、詳細につきましては、新年度に変わりまして教職員の人事異動の配置等が終わってからになってしまいますけれども、現在想定しておりますところでは、北の台中学校の英語科の教員が北の台小学校の5・6年生の英語の授業を行うことをそれぞれの学校長と調整している段階となっております。 もう1つの質問として、目久尻川文化ゾーンの関係でございます。市の構想がどのようにまとまっているかというところでの内容的なところでの御質問だと思いますが、まず基本方針といたしましては、ハード面の整備やソフト面の演出、地域住民や歴史文化ゾーン支援者の条件・環境整備、周辺の農業及び商業の振興と結び付け、及び(仮称)
綾瀬スマートインターチェンジを活用した多様な交流と市内消費などの5項目を整理しているところでございます。構想の具現化に当たりましては、基本コンセプトの視点といたしまして、地域コミュニティ活性化の視点、地域内外との交流促進の視点、地域及び市全体の産業経済の活性化の視点の3項目を目指す姿として定めてまいります。 そうしまして、次に、令和2年度の事業の内容ということでございますけれども、市職員、目久尻川文化ゾーンの策定の際に作成しました構想推進委員会という組織がございます。こういった団体等が歴史文化財に出向き、関係者と文化財の調査・協議等を行い、知識を深めていくものでございます。その結果により、文化財の魅力発信や来訪者が回遊する流れを生み出す仕組みを作り、事業を進めてまいります。具体的には、小園地蔵堂、五社神社、龍洞院、済運寺、吉岡神明社の5か所のほうの追加調査等を予定しているものでございます。 あと、3つ目の古東海道の御質問でございますが、今回の構想の中では一般の文化財として取り扱っているところでございまして、特にそちらのところを保全というところで具体的に何かを計画しているものではございません。
○議長(松澤堅二君) 土木部長。
◎土木部長(森美樹君) 事業の完了目標でございますが、年度当初に業務委託の発注、それから9月に県との協議を経まして、年度末3月の手続完了を見込んでおります。
○議長(松澤堅二君) 上田博之議員。
◆15番(上田博之君) 御答弁ありがとうございました。 それでは、順番に再質問いたしますけれども、まず、あやせ男女共同参画プランの策定において、ジェンダーフリーの概念は大切だが、今回の策定には入れないという御答弁がありましたけれども、この男女共同参画プランというのは、前回の改定のときにも、社会環境の目まぐるしい変化にも対応するという中で作られておりまして、しかもこの男女共同参画という中には、身体的な男女の性にとらわれないという概念がこれからは大事になってくる時代だということが先ほど申し述べたような状態です。そうした中で、例えば東急の総合研究所のホームページを見ると、このような記事が載っていました。SDGsではLGBTのイメージはありませんが、ゴール5、目標5ですね、ジェンダーの平等が実質的にはLGBTを含んでいますので、他項目にもまたがると。例えば、学校での正しい啓発は、ゴール4、教育に貢献し、企業がLGBTに配慮した社内規定を構築することは、ゴール8、働きがいも経済成長もに貢献します。加えて、日本にはLGBTへの対応を後押しする大きな契機があります。2010年に改定されたオリンピック憲章には、人種、肌の色などと並び性的指向による差別禁止が盛り込まれました。今大会の組織委員会による調達コードの人権のパートでは、性的指向、性自認による差別、ハラスメント禁止や権利尊重がうたわれていますとなっています。2030年を目指すSDGsが進められている中でのプランの策定ですので、社会の発展のスピードに置いていかれないようなプランを策定していくということが大事だということを私は思っているので指摘させていただいているわけですけれども、こうした社会情勢、そして国際連合の要請、そして日本が開催するオリンピックの中の要請という中で、綾瀬市がこれからつくるこのプランというものは、今後の10年間、2030年を目指していくものだと思うんですけども、それと全く重なっているSDGsとの中で求められているものを取り入れないまま進めていいのかどうかということをもう一度御答弁いただきたいと思います。 次に、厚木基地の騒音の問題では、認識はしっかり持たれていると思いますので、事あるごとに騒音が少なくなったというようなことは言わずに、普通の市民から見れば、基地のないところの市民から見れば悲惨な状況にいまだに置かれているんだということを強調していくような姿勢でいていただきたいなということを申し述べて、この件は要望といたします。 それから、リユースの食器の使用についてはいろいろ検討されたということが分かってよかったと思うんですけれども、市民環境部での事業にはすぐに適用できないいろいろな困難があるという御説明でありました。そうした中で今後広げていくというようなことも聞くことができましたので、そうしたいろいろ今指摘されたような困難を乗り越える工夫をしていただきたいなと思うわけです。 それから、そうした中でちょっと確認したいのは、こうして市が率先してリユース食器を使うということを行うということはすばらしいことだと思うんですけれども、そのことで市民活動団体での利用も広げていくことができるのではないかと思うわけですが、ただ、その場合、課題としてリユース食器をそれぞれの市民活動団体が用意できるのかということがあります。市が用意するリユース食器のレンタルということも視野に入っているのかどうか、教えていただきたいと思います。入っていないのであれば、ぜひ入れていただきたいと思います。 次に、光綾公園の再整備の件では利用者が30万人から40万人ということの中ですが、この国土交通省のいろんなマニュアルに基づいての算定というところで、本当にそれが実態に合ったものなのかということが心配なわけです。道の駅の問題で一般質問をこの後する予定なんですけれども、そちらもいろいろな国のマニュアルに従って算定しているところがあってそれがいろいろ不安なところがありますので、この公園のところでも本当にこの算定でいいのかというところが心配です。少なくとも全体で12億円もの税金を使うということが分かっている事業ですので、市としていろいろな知恵を使って独自の試算をそれぞれやっていただきたい。さっき聞いたように、それぞれの多目的球場だったりバラ園だったり子供の広場だったり、それぞれニーズが違うわけで、そのニーズにどれだけの市民とか市外の人が応えてくるのかというようなやっぱり緻密な算定というものが必要だと思いますので、そういったことをやっていただきたいと改めてお願いしたいと思います。 それから、バラ園は5月、10月、11月ぐらいが見頃だと思うわけですけれども、バラでの集客が見込めないときの対策がまだ私のほうには伝わってこない、明示されていないと思いますので、その考えを教えていただきたいと思います。 次に、早川中央地区の区画整理の件ですけれども、早川工業団地の方々との話合いが市としては遅れてしまったという話と、あと民民の問題だということをおっしゃいましたが、市が率先して開発を行おうとしている事業でそれを組合が行うという中で民民ということでおっしゃっているというふうに思いますけれども、しかし、市が主導して行っている事業なので、そういった工業団地の方々との話合い、またはそれに対する課題の解決というものは市がしっかりやらなきゃいけないというふうに思います。そうした中で、代替地の選定なども進めているということが先ほどありましたけれども、これはもう代替地を既に提起しているのかどうか、教えていただきたいと思います。 それから、「大企業誘致反対」というような言葉もありますけれども、この大企業誘致反対という言葉がどういう意味なのか、現状でこの大企業というのはどういうものなのか、今後の見通しについても教えていただきたいと思います。 道の駅については、信号が北のほうに移動して、市役所の駐車場の入り口と道の駅の入り口が多分一緒になるというような構想だろうと思うんですけれども、2月の初めぐらいに警察交渉が成立するかなと思ったのですが、また終わっていないということでありました。これについては、市民の期待に応えられる施設になるかどうかの最初の関門がこの入り口の問題だと思いますので、市民の声を聞きながら進めていただきたいと思います。総事業費についてはまだ積算中ということですけれども、積算中でありますけれども概略どのくらいと見ているのか、この場合にはこのくらい、この場合にこのくらいという幅があると思うんですが、それをぜひお示しいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 小中一貫教育の件では、授業スタイルなどの創意工夫を凝らして研究していくということがありましたけれども、その創意工夫をした結果の授業がこういう形でやるんだよというような形で共通化されるようなことがないのかどうか、お聞きいたします。 あと、中学校の英語の先生が小学校に行くということが示されたわけですけれども、時間割の調整とか移動の手段、時間の確保はどのように考えられているのか、教えていただきたいと思います。 それで、来年度でこの予算を執行して試行して、令和3年度で効果・検証するというふうになっているわけですけれども、その一方で令和3年度からは全面実施するということが前回の一般質問の中でも表明されていたと思います。検証する前に全面実施するのかどうか、お伺いいたします。 目久尻川文化ゾーンについては、いろんなやり方がある中で1つのやり方として理解いたしますけれども、その中で古東海道については一般の文化財という理解だということでおっしゃいましたけれども、このまま行ったらなくなってしまうという現状にあるということを伝えているわけなので、なくなってしまってもいいものと考えているのか、教えてください。 最後に、終末処理場の消化ガスの関係ですけれども、来年の3月に事業計画が変更できるという理解でいいのかなと思うんですが、そうすると住民説明会はどの時期に行う予定なのか、教えてください。以上、よろしくお願いいたします。
○議長(松澤堅二君) 経営企画部長。
◎経営企画部長(内藤勝則君) 先ほど男女共同参画の中でジェンダーフリーは入れないと申し上げましたが、SDGsでは目標の5番目といたしまして、ジェンダーの平等を達成し、全ての女性と女児のエンパワーメントを図るというふうに定義をされております。また、ジェンダーフリーについては男女共同参画の根底にもあるものと考えております。そういう中で、市といたしましても、ジェンダー平等は男女共同参画社会を進めていく上で重要な理念と認識しており、今回策定する男女共同参画プランにおきましても、従来の中にもございましたが、固定的な性別による役割分担にとらわれず、男女が平等に自ら能力を生かして自由に行動・生活できるジェンダーフリーの考えを盛り込んでまいりたいと考えております。先ほどは入れないと申しましたが、盛り込んでまいりたいと考えております。
○議長(松澤堅二君) 産業振興部長。
◆2番(齊藤慶吾君) それでは、予算の概要から2点お願いいたします。 1点目は、30ページ上段、次期・あやせ男女共同参画プランの策定、先ほど御答弁が変更になったと思いますけれども、そこでLGBTの方がどのように参画されるのか、お尋ねいたします。 2点目、42ページでございます、あやせっ子日米交流事業の実施。私も、子供の頃、御縁があって、米軍の中の御家庭と交流がございました。そのときにいただいた家庭の料理というものがすごく今でも温かく思い出に残っているんですけども、そういった観点から、すごくアメリカの文化に興味を持った経緯がありました。そんな観点から、この事業の中で家庭料理などに触れるような機会があるのか、食文化に触れるような機会があるのか、もしなければ何か食文化に触れるような機会をぜひつくっていただきたいと思うんですけれども、そういったお考えがあるのか、お尋ねいたします。
○議長(松澤堅二君) 経営企画部長。
◎経営企画部長(内藤勝則君) 次期・あやせ男女共同参画プランの中に、先ほど上田議員からも御質問がありましたが、その中にジェンダーフリーやLGBTという内容を落とし込んで、そういうものをみんなで共通認識を持ってこれからプランとして進めていきたいというものを落とし込んでいきたいと考えております。
○議長(松澤堅二君) 健康こども部長。
◎健康こども部長(加藤久忠君) 基地内の御家庭の、いわゆる家庭料理というところなんですが、実際に基地の中で授業を体験するという中ではランチタイムということで昼食を一緒にというような流れになってはございます。これは、実際の家庭料理とイコールかというとそこの部分については異なってくるのかと思いますが、一緒に食事をというような部分についても事業の一部にはなっておるところでございます。
○議長(松澤堅二君) ほかに質疑はありませんか。佐竹百里議員。
◆13番(佐竹百里君) 1点だけよろしくお願いいたします。 予算の概要17ページ、商業者の魅力ある商品等販売促進への支援についてです。この事業がどういう目的でどういう物品に対して支援をしていくのか、ちょっと説明が足りなかったので、要項等がございましたら詳しく説明をお願いいたします。
○議長(松澤堅二君) 産業振興部長。
◎産業振興部長(柏木正明君) 現在、商品開発等支援をさせていただいているところですが、作って終わりになってしまっているケースがよく見受けられます。いかにそれをPRして、売っていかなければ商業者の利益にもつながりませんし、市の知名度アップにもつながらないということで、新たに商品開発をされた商品の広告宣伝費、そういったものを補助してPRしていくという制度のものです。補助率は、記載のとおり、2分の1以内の限度額10万円を想定してございます。
○議長(松澤堅二君) 佐竹百里議員。
◆13番(佐竹百里君) この補助対象経費ということで、パンフレット製作、広告掲載、イベント出展等宣伝費用と書いてあるんですけれども、その物品を売っていくに当たり、この上の必要性のところにも市内消費につなげていく必要があるというふうには書いてありますけど、実際本当に市内の人にだけPRしていくべきものなのか。また、今、新しい商品の、例えばヒットしていく商品の動向を見ていても、実際ペーパーでも広告であったりというよりはよっぽどSNSを使った情報発信であるとか、あとほかの地域からもその商品を買ってもらえるぐらいの宣伝効果のあることに対して予算の設定というものを考えていく必要があるかと思うんですけれども、ここの補助対象というのはもうこれで確定なのか、また今後、その商品によっては販売網の拡充に向けて新たな戦略を練っていくことになるのか、それについてお答えください。
○議長(松澤堅二君) 産業振興部長。
◎産業振興部長(柏木正明君) 今御指摘のとおり、今の時代、SNSを使ったほうが有効的だということも当然考えられます。まず、第一義的に考えているのは、新聞広告とかそういったものを活用、それとイベントに出展していただいてPR活動をしていただく、そういったことも必要だろうと。これに限られたものではなくて、今、議員がおっしゃられた、SNSを使ったような宣伝効果の高いものについても一件審査をして、対象として認めていく方向で考えてございます。
○議長(松澤堅二君) 佐竹百里議員。
◆13番(佐竹百里君) いろんなコンサルタントに聞いても、販売の方法というものはやっぱり刻々と変わっていっています。それによっていろんなヒット商品も生まれていっている状況でもありますし、まずは市内という考え方も十分理解できるんですけれども、実際作った発売元にとってみたらそれこそ日本中の人に売れてもらいたいわけですから、そこはまた研究をした上で、該当する、狭めることなく、できるだけの売上げが上がる方向にぜひ検討していっていただけるよう、よろしくお願いします。
○議長(松澤堅二君) 産業振興部長。
◎産業振興部長(柏木正明君) ちょっと誤解があるようですが、市内のPRではなくて、市内商業者が開発したものを広くPRするというイメージで考えてございます。市内にPRするのではなくて、市内の商業者が開発したものを広くPRするということで、市内に限ったものではなくて。
○議長(松澤堅二君) ほかに質疑はありませんか。青柳 愼議員。
◆17番(青柳愼君) 私からは、2点ほどお願いしたいと思います。 概要28ページ、幼児期の教育の推進ということで、これは拡充と書いてあります。昨年度の資料を見ますと、昨年度の予算が340万円ちょっと手前ですね、今回240万円。事業内容を比べますとコミュニケーション能力のこの事業、昨年は各コース20組、3回だったものが、今回5回というふうになりますね。この内容ですけども、頻度、1年間の中でやっていくわけですから、1か月に1回で行くのか、2か月に1回か、そういった計画が分かっていれば教えていただきたいと思います。 また、この事業は、当然保健福祉プラザでやると思うわけです。今、車社会だもので、必ずや母親とお子さんは車で来ると、駐車場の関係もあろうかと思います。保健福祉プラザの駐車場の考え方をここで聞きたいと思います。 2点目、2月9日の防災セミナーへ参加させていただきました。大変大ホールでね、以前は小ホールだったけれども、大ホールでやるとすごい。国崎先生のお話を聞きながら、講演会を聞いたわけですけれども。今回、危機管理で、何名かの議員さんが聞いていますけれども、私からもドローンと井戸水というか、給水体制のほうに、私、行きたいと思うんですけど、ドローンはやっぱり1基じゃ、ちょっと足りなかったような気もするんです。今後増やす予定もあるんじゃないかなと思いますので、ドローンのことと。それから、33ページ、下段の危機管理の部分で、井戸水。もう何回か出ていますけども、実施内容の予算の内訳、水質検査手数料とポンプの5台、ポンプがこれは1台幾らするのか、228万9,000円、この辺の内訳を聞きたい部分がございます。そんな中、井戸水、飲料水のほうの確保ということで、大変申し訳ないんですけども、2月9日の先生の講演では、各家庭、個人の家庭では最低でも1週間分、確保しなさいと。そういっても、市は一応確保しなきゃいけないと思うんですけども、備蓄計画もありますが、今後の予算でも水を含めサバイバルフーズですか、こういったものも買う予定もあろうかと思いますけども、その辺のことをお願いしたいと思います。以上、2点よろしくお願いします。
○議長(松澤堅二君) 健康こども部長。
◎健康こども部長(加藤久忠君) 私のほうからは、幼児期の教育の推進で、どういった頻度で予定しているのかというところをお答えさせていただこうと思います。連続講座ということで、まず1回目は5月、6月あたりに、2週間の間隔ということで実施をしたいと思ってございます。また、2回目は秋口ということで、10月、11月あたりで、同様に2週間間隔で続けて5回というようなスケジュールを現在は想定してございます。
○議長(松澤堅二君) 福祉部長。
◎福祉部長(見上孝雄君) 保健福祉プラザの駐車場の考え方につきまして、私のほうからお答えさせていただきます。現在、保健福祉プラザ、それとあとNTTのほうの駐車場を借りておりますけれども、来年度、今のNTTの駐車場とほぼ同じぐらいの規模、20台から25台ぐらいなんですが、予算説明資料の183ページになりますけれども、保健福祉プラザ管理経費の中で商工会の跡地を駐車場として整備する予算を計上させていただいております。内容的には、アスファルト舗装工事をしまして、区画線を引いて、車止め・ブロックの設置工事、そちらを行うほか、利用される方の安全性を含めてフェンスの設置工事のほうも予定させていただいております。ですから、駐車場として商工会の跡地のほうを整備ということで保健福祉プラザ管理経費のほうに予算を上げさせていただいております。
○議長(松澤堅二君) 市長室長。
◎市長室長(遠藤日出夫君) まず、ドローンの件でございます。来年度、まず1台導入させていただきまして、ドローンの機能や操作性など様々な状況を見させていただきたいと思ってございます。先ほど井上議員のほうからも軽い荷物が運べたらなどというお話もいただいておりますので、使ってみて、欲しい機能があれば仕様を変えて増備するなどの検討を図ってまいりたいと考えてございます。 それから、井戸のポンプにつきましては、1台36万円ということになります。 それから、食料等の備蓄の関係でございますけれども、綾瀬市では平成27年5月の神奈川県地震被害想定調査報告書によりまして最大の被害が想定されます大正型関東地震を防災対策の目標として取り組んでございます。目標とする食料の数量でございますけれども、避難所への避難想定者数2万9,430人に対しまして自助率2分の1を乗じた約1万5,000人分、1日3食、3日間過ごせる数を目標としてございます。具体的な数量で申し上げますと約13万5,000食となります。
○議長(松澤堅二君) 青柳 愼議員。
◆17番(青柳愼君) ありがとうございました。子育てのほうの関係ですけども、事業のほうは昨年度から見るとちょっと整理されていますよね。それで、予算の関係ですけども、昨年度は国から3分の1、県から3分の1いただいているんですよね。今回市単で行くんですけど、240万円程度だから、ほかの子育て関係に回そうと、そういう考えでやられているのかどうか、確認していきたいと思います。 それと、駐車場の整備のほうは説明資料に書いてあるということで分かるわけですけども、商工会、今年度、3月末までであそこは更地になるはずです。更地になりますと、4月以降、駐車場のタイムスケジュールですね。予算計上も、何か仮駐車場の246万円の予算も上がっているような気もするんですけども、旧商工会館ですね、解体に入りますので更地にしていくんですけども、それの工事のスケジュール、その辺の概要をもう1回教えていただきたいと思います。 危機管理のほうは、予算の内訳で、井戸水の水質検査手数料というものがちょっと数字的には聞こえなかったんですよ、ポンプの36万円は分かったんですけども、予算から5台を掛けて引けばいいんでしょうけど、そのことと。 備蓄関係の数字を出していただきまして、ありがとうございます。私は、今回地域防災計画も引っ張り出して見ていたんですけども、これ、平成28年12月現在のサバイバルフーズ6万5,700食といった数字がありますけれども、これはどこに保管しているのか。私はスポーツセンターかなと、これを見たら理解したんですけども、保管場所ですね。これからの保管場所を聞きたいと思います。お願いします。
○議長(松澤堅二君) 健康こども部長。
◎健康こども部長(加藤久忠君) 幼児教育の推進の補助の経費の部分の考え方でございます。この幼児教育の推進にも含めまして子ども・子育ての事業全体に補助を頂戴しているというところがございまして、例えば、今年度までの予算ですと子育て支援センターの非常勤職員の賃金ですとか、そういったものに充当をしてございます。来年度につきましては、そういった同じところで補助を全て充当し切ってしまいますので、この事業には充てないというような整理をしたところでございます。
○議長(松澤堅二君) 福祉部長。
◎福祉部長(見上孝雄君) 保健福祉プラザの工事のスケジュールでございますけれども、現時点では、6月に契約担当課のほうにまず工事の発注依頼をさせていただいて、12月末までの工期のほうを予定しております。ただ、天候等によりまして工期が延びたりとかということもございますので、一応NTTの駐車場につきましては新しい駐車場ができればお返しするような形なんですけれども、最悪工期等が遅れることも想定いたしまして1年分の賃借料のほうを計上させていただいているというようなところでございます。当然工事が早く終わればその部分は月割でお支払いということで調整のほうをしていこうかというふうに思っております。
○議長(松澤堅二君) 市長室長。
◎市長室長(遠藤日出夫君) まず、水質検査の金額でございます。井戸の水質検査といたしまして50か所の検査手数料は50万1,000円でございます。 それと、食料の関係でございますが、現在の増備を図っている最中でございまして、目標に対しまして約80%ほどの備蓄になってございまして、令和4年度には目標数に達する見込みとなってございます。 あと、保管している場所でございますが、吉岡にございます物流会社のハマキョウレックスでございます。なぜここかといいますと、食料ですとか水につきましては気温ですとかそういうものの変化がないようなところということで、そういう物流倉庫ですと安心して置いておけるということがございます。それと、ハマキョウレックスにおきましては災害の協定を結んでおりますので、そこから避難所等に物資を運んでいただけるというようなことも想定してございます。
○議長(松澤堅二君) 青柳 愼議員。
◆17番(青柳愼君) 本当に詳しく説明していただきまして、ありがとうございます。これで各委員会が盛り上がるんじゃないかと思います。 ちょっと駐車場の件なんですけども、綾瀬小学校の前の駐車場になる予定じゃないですか。市民の方から、あそこを、不法的に止める人もいるんですけど、その管理はコインパーキングにしたほうがいいという人もいるし、ロープを張ったほうがいいとか、その辺はどういうふうに考えるか。最後にお願いいたします。
○議長(松澤堅二君) 福祉部長。
◎福祉部長(見上孝雄君) 実は、駐車場を整備する際にコインパーキングのほうも検討させていただきました。ただ、業者に来ていただいて話を聞きますと、バーですとかあと料金の機械、それの維持管理費が月40万円ぐらいかかるということで、そうしますと、立地から行きますと、当然保健福祉プラザを利用される方からお金を取るわけにもいきませんので、それ以外の方といいますと、立地的に多分採算は取れないだろうというふうな意見をいただきましたので、まずコインパーキングのほうはやめております。ただ、今、議員おっしゃったとおり、不法に止めていく方もいるといけませんので、通常はチェーンなどで閉めさせていただいて、検診ですとかイベント等で多く使う場合には保健福祉プラザの管理人のほうで開けまして、終わった際にまた閉めてということで管理人が管理するような形で考えております。
○議長(松澤堅二君) ほかに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
○議長(松澤堅二君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております第1号議案から第6号議案までの6件は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付してあります議案等付託審査一覧表並びに予算分割付託表のとおり、第1号議案は総務教育、市民福祉、経済建設の各常任委員会に、第2号議案、第4号議案及び第5号議案の3件は市民福祉常任委員会に、第3号議案及び第6号議案の2件は経済建設常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(松澤堅二君) 御異議なしと認めます。よって、本6件はただいま申し上げましたとおり、総務教育、市民福祉、経済建設の各常任委員会に付託することに決しました。 ==========================
○議長(松澤堅二君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 午後4時31分 散会...