綾瀬市議会 > 2019-02-26 >
02月26日-02号

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  1. 綾瀬市議会 2019-02-26
    02月26日-02号


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    平成31年3月定例会綾瀬市議会3月定例会議事日程(第2号)=================== 平成31年2月26日(火)午前9時開議日程第1 第7号議案 綾瀬市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例日程第2 第10号議案 綾瀬市下水道条例の一部を改正する条例日程第3 第1号議案 平成31年度綾瀬市一般会計予算日程第4 第2号議案 平成31年度綾瀬市国民健康保険事業特別会計予算日程第5 第3号議案 平成31年度綾瀬市下水道事業特別会計予算日程第6 第4号議案 平成31年度綾瀬市深谷中央特定土地区画整理事業特別会計予算日程第7 第5号議案 平成31年度綾瀬市介護保険事業特別会計予算日程第8 第6号議案 平成31年度綾瀬市後期高齢者医療事業特別会計予算 ──────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1~日程第8の議事日程に同じ ──────────────────────────出席議員(20名)  1番             金江大志君  2番             齊藤慶吾君  3番             古市 正君  4番             越川好昭君  5番             三谷小鶴君  6番             内山恵子君  7番             畑井陽子君  8番             二見 昇君  9番             橘川佳彦君  10番             笠間 昇君  11番             武藤俊宏君  12番             佐竹百里君  13番             比留川政彦君  14番             井上賢二君  15番             上田博之君  16番             松本春男君  17番             安藤多惠子君  18番             増田淳一郎君  19番             青柳 愼君  20番             松澤堅二君 ──────────────────────────欠席議員  なし ──────────────────────────地方自治法第121条による出席者  市長             古塩政由君  副市長            見上修平君  教育長            人見和人君  市長室長           内藤勝則君  経営企画部長         森林泰治君  総務部長  (併)選挙管理委員会事務局長  駒井利明君  福祉部長兼福祉事務所長    黒岩健司君  市民環境部長         比留川功君  健康こども部長        加藤久忠君  産業振興部長         柏木正明君  都市部長           金子廣志君  土木部長           斉藤正一君  会計管理者          久貝康裕君  消防長            小菅誠二君  監査事務局長         諏訪利巳君  農業委員会事務局長      児玉重徳君  教育部長           市来吉博君  秘書広報課長         花上良一君 ──────────────────────────議会事務局出席者  局長             赤羽正法  次長             加藤由紀子  議事担当総括副主幹      石井久子  主任主事           小室洋史  主事             平 征久  主事             八木和裕 ────────────────────────── 午前9時03分 開議 ○議長(武藤俊宏君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 ────────────────────────── ○議長(武藤俊宏君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 ========================== ○議長(武藤俊宏君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。 請願第11号・東名高速道路にかかわる騒音の改善策とその橋梁等の改良工事要望に関する請願書が橘川佳彦議員、内山恵子議員を紹介議員として提出されておりますので、お手元に配付してあります議案等付託審査一覧表のとおり、経済建設常任委員会に付託いたしたいと思います。 以上をもって諸般の報告を終わります。 ────────────────────────── ○議長(武藤俊宏君) 日程第1、第7号議案・綾瀬市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例から、日程第8、第6号議案・平成31年度綾瀬市後期高齢者医療事業特別会計予算までの8件を一括議題といたします。 これより昨日に引き続き、本8件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。笠間 昇議員。 ◆10番(笠間昇君) それでは、質疑のほうを始めさせていただきたいと思います。 予算の概要版のほうから行きたいと思います。ここの15ページにあります「道の駅」の整備なんですが、事業内容の欄に、関係機関との協議とあります。この協議の中で、信号の整理、議会でも話が出ておりましたが、入るときの信号はどうするかとかいった協議はここでされるのかどうか、まず1点。 それから、16ページ、綾瀬シンボルロード景観形成に向けた方針の策定、こちらのシンボルロードということなんですが、このシンボルというものに対してどんなイメージを持っているのか、もしくは、そこのイメージから、恐らくこの後話し合われる場の中で決められるのか、我が市のスタンスをお聞かせください。 次に17ページ、綾瀬ブランド商品の発信支援というところ、ここで、made in ayaseということで我が市として取り組んでいるところでありますが、この商品、発売するときに、このmade in ayaseという文字を商品そのものに入れるのか、それとも、パッケージなどにはちゃんと入れるのか。ただ我々が、行政が、これ、made in ayaseだよと口で言っているだけではなかなか一般には知れ渡らないと思うんで、そういったところはちゃんと表記されるのかというところ。 同じく17ページの外国人技能実習生受け入れに向けた取り組みのところで、いろいろ受け入れに対する取り組みなんですけども、受け入れに対して動いてくれる団体への助成金というか、補助金になるんだと思うんですけども、受け入れた後、ここで実習先での待遇などもしっかりと、ここの団体は見ていくような組織なのかというところ。 それから次が、飛びまして、36ページに災害時に市民が入浴できる風呂の導入、たまたまこれは前回一般質問で取り上げさせていただいて、タイミングよく入ったなと喜んでいるところなんですけども、ここで2基導入されるということなんですけれども、この2基に関しては名前などつけるのか。よく自衛隊さんとかが災害地で仮設のお風呂を開設したりとかするときに、単に男湯、女湯だけじゃなくて、何かちょっと気のきいたような、被災者がちょっと心がほんわかするような名前などをつける予定があるのかというところをお聞きします。 次に39ページ、目久尻川文化ゾーン構想とみはらし広場の整備というところなんですけども、ここは生涯学習とみどり公園と担当になると思うんですけど、まずここのところで言うと、文化財を活用してとあるんですけど、ここで言う文化財というのは市の指定の文化財を言うのか、それとも、この事業において、これは文化財ですよということを言うのか、指定するのか、そういったところが1点と、みはらし広場を整備するということなんですけれども、このみはらし広場、掲示板をつくったりとかトイレをつくったりとかいうんですが、このみはらし広場に対してはどのような効果を期待しているのか、そういうところをもうちょっと詳しくお聞かせください。 今度は予算の説明資料のほうに行かせていただきたいと思います。123ページのところに職員厚生会補助事業費というところがあります。この事業説明のところに、職員総合健康診断に対する補助とあって、延べ330人とあります。ちょっとこれ、少ないのかなと思うんですけども、これに関してはどう考えているのかと、健康診断のときに要再検査とか、ちょっと比較的というか悪い数値が出てしまった職員に対しては、すぐに再検査等病院に行くようになど指示は出しているのか、出すのかというところをお聞かせください。 次に243ページ。243ページに、早川春日原整備事業費とあります。ここの中に事業説明のところに農道整備とあるんですが、ここの農道整備では、整備された道に、三浦市なんかではよく見かけるんですけども、ここは農振ですよというか、農業振興地域ですよとかいう看板があります。というのも、そこで作業する営農者の方がトラクターとかで走ったりするときに、そこへの御理解をいただくためにそういった看板は設置されるようなことになるのかどうかというところをお聞かせください。 続いて253ページ、三世代ファミリー定住支援補助事業費です。こちらについては、策定されてから順調に利用されているようですが、ここでファミリー定住政策に対していろいろな基準があると思います。この基準について見直しをするような話し合いは行われたのかどうか、お聞かせください。 次で最後になります。307ページ。307ページにあるのは市指定文化財保存管理補助金ですね。ここで市で指定するというものなんですけども、ここでの指定する基準をお聞かせください。 以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(武藤俊宏君) 都市部長。 ◎都市部長(金子廣志君) 幾つか御質問いただきました。まず、1つ目の道の駅につきましての信号機の協議でございますが、現在も神奈川県警さんとしておりますけども、今後も信号機の協議はするというところでは予定はしております。 また、2問目のシンボルロードの考え方でございますが、景観につきましては、いい景観といいますのは、人が生活してきた中での景観、あと自然が持っている景観、どちらも自然の摂理と人間の行為が互いに損なうことなく、奪い合うことなく良好な関係を保っているのがいい景観ということを認識しております。そういった中で綾瀬の寺尾上土棚線の沿線につきましては、これまでの綾瀬のまちの発展そのものが見えていると。それから、南に行きますと田園地帯が残って良好な田園、それから、そこから見る富士山、丹沢山系といった非常に綾瀬を象徴する昔からの部分ということで、今の皆様が生活してきた、まちづくりとしてつくってきた部分と、そして貴重な自然として残ってきた部分と。それが本当に綾瀬の特色を示していると。だからこそ、綾瀬シンボルロードということで我々は認識しているというところでございます。 あと、目久尻川のみはらし広場の整備につきましては、こちらは綾瀬の南に位置するところでございまして、南側から来る玄関口としてのゲートにもなります。そして、市の南の部分でございますけども、目久尻川の遺跡を散策された方が終点でここで休まれるということもできますし、また南から来る方が、まずここを起点にして北側修景を見ていただくというところでもございます。また、市内の方がここに集まってそれからスタートするということで、スタート地点、休憩地点、また見晴らしのいいところですから、ゆっくり休んでいただく地点というところで、そんな効果もあるのかというふうに考えております。 あと、三世代ファミリーにつきましての基準の見直しでございますが、これまでおかげさまで御好評いただいて、転入された方等も多くいらっしゃいます。その中で、実は一番御要望がありましたのが、基準の見直しというところでは、これは住宅等購入を契約していただいて、それまで市外にいた方、その市外にいた方が申請していただいて、転居して引っ越しをしていただいて完了の申請をいただいてということなんですが、実は転居してしまってからこの制度に気づいて、使えないんだということのお声が幾つかございます。そういったところで、そういったところの改善をということをいただいているんですが、この補助の目的自体が、やはり他市よりもこういった綾瀬市にはインセンティブがあって、選んだときに、この補助制度があるからこそ転居、入居、綾瀬市に住むよというところの目的でつくっておりますので、一番そこの呼び込むといいましょうか、人口定住を図るところのインセンティブ効果という中では、このところは見直しをできないというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(柏木正明君) ブランド商品発信支援の関係で、made in ayaseの表示ということでございます。開発された新商品は加熱による調理器具のため、例えばシールを張ったりとかすると溶けてしまいます。それと、あとプレスとかそういったような技術を使ってmade in ayaseというような表示をするというような形も考えられますが、そうすると熱伝導とかそういったところにむらが出るというようなことから、製品そのものに表示することは不可能と考えております。しかしながら、製品パンフレットには、made in ayase・あやせ工場と、それから、あやせ工場のロゴが現在表示してございます。 次に、外国人技能実習生の関係で、実習生の待遇などの調査ということでございますけれども、実習先の待遇等が定められております技能実習制度運用要綱に基づきまして、受け入れ団体は実習生の生活相談や訪問指導を月に1回、実習先企業の定期監査を3カ月に1回、実施することになっております。そのほか、外国人技能実習機構が実習先企業の実地検査を年1回行うことになっております。いずれにしましても、監理団体に相談員等を配置して実習生の相談、ケアをしっかり行っていきたいと考えております。 次に、早川春日原整備事業の関係で、看板の関係でございます。早川春日原整備事業の農道整備につきましては、幅員を確保し、舗装の整備、それから道路側溝の整備などで、看板の設置は計画されておりません。しかしながら、早川春日原地区の保全活動を実施しております早川吉岡農地保全会におきまして、平成31年度に県の多面的機能支払事業交付金を活用いたしまして注意看板を作成し、設置する予定となってございます。ただ、現在その設置する看板の内容につきましては保全会と調整中ということでございます。 ○議長(武藤俊宏君) 市長室長。 ◎市長室長(内藤勝則君) 災害用のお風呂でございますが、お風呂の入り口に男性用、女性用とわかるようなのれんを設置する予定でございます。議員の申されるとおり、利用者に親しんでいただけるような名称をつけていきたいと考えてございます。 ○議長(武藤俊宏君) 教育部長。 ◎教育部長(市来吉博君) 2点御質問いただいております。 1点目、概要版の目久尻川文化ゾーン構想の中での文化財とは、文化財の指定を受けたものかという御質問ですけれども、現在、このエリアで把握しております文化財のほうが24カ所ほどございまして、そのうち国指定が1カ所、県指定が4カ所、市指定が3カ所、未指定が16カ所ということで、指定の有無を問わず、広い範囲での文化財を指しております。 あと、2点目の御質問になります。説明資料のほう307ページ、市指定文化財保存管理補助金につきまして、ここでの指定基準の御質問でございますけれども、現在、市指定文化財の明文化した指定基準はございません。市にとって歴史上重要及び学術的価値の高いもの、古文書類につきましては、市にとって歴史上重要と認められるものや記録性が高く学術上重要と認められるもの、無形文化財につきましては、芸能史上重要かつ地域的に特色があるものなどを対象と考えております。以上です。 ○議長(武藤俊宏君) 総務部長。 ◎総務部長(駒井利明君) まず、人間ドックの助成の人数の関係でございますが、人間ドックの助成につきましては、市町村共済組合の対象が35歳以上の職員となっておりますことから、少なくなってございます。 2点目の再検査等の結果が出たら指示を出すのかという点でございますが、人間ドックあるいは職員の健康診断において、要再検査あるいは要精密検査と判定された場合は、所属長から職員に対しまして再検査等を受ける指導をするよう通知しております。また、職員健康診断において要治療と判定された場合には、産業医の先生に結果を確認していただきまして、個々に通院指導を行っております。 ○議長(武藤俊宏君) 笠間 昇議員。 ◆10番(笠間昇君) それでは、2回目に移らせていただきます。 15ページの「道の駅」の整備のところから、いろいろここで話し合われるということは聞いたんですが、この信号に関して、我が市としてはどのようにしたらいいかなとかいう腹づもりというか、これがいいのかなというところはあるのかないのか。あればそれをお聞かせください。なければ、今のところまだという形でも構いませんので、お聞かせください。 綾瀬シンボルロードのところはわかりました。私、てっきり、こちらは産業道路だから産業に特化したシンボルなのかなと。で、今回、目久尻ゾーンの整備をするから、向こうが緑とかそういったことになるのかなと思っていたんですが、今、回答のほうで、そうでなく綾瀬全体のイメージをそこに持っていくんだということがお聞きできたので、こちらについてはここまででありがとうございます。 17ページの綾瀬ブランド商品の発信なんですが、説明を聞いてわかりました。パッケージのほうということなんですかね──パンフレット、あっちのほうにしっかりと表記して、綾瀬のブランドとして認知されるように取り組んでいるということも聞けたので、ここもここまでで大丈夫です。ありがとうございます。 続いて外国人技能実習生のほうで、しっかりと、受け入れた後もそういった──見守りというのも変ですね。見る。どういった状況であるか、ちゃんと見守ってくれるということも確認できました。 あと、次にそうすると聞きたいのが、報道、メディアとかでよく聞くのが、実習生が実習先から行方不明になってしまったとかいうことがあるらしいということは、皆様も新聞等で見て知っていると思うんですが、もしこういったときにそういった方が出てしまった場合は、その受け入れ団体に対して何か注意喚起、ペナルティーなどするのかどうか、ここをお聞かせください。 次に、36ページの災害時に入浴できる風呂の導入で、そうですね、いろいろ被災されたとき、被災地の声というか、ネットでしか見ることができなかったんですけど、被災地のそういった利用されている方の声とかで言うと、やはり名称をつけることによって親しみを持ってもらえるのかなということが見られるので、そのようにしていってほしいと思います。 そこでまた、今度は次に聞きたいのが、防災訓練とかなどで、今度2基導入する仮設のお風呂なんですけども、防災訓練等で実際に、何て言えばいいのか、出動というか、使用とか利用、設置訓練などを行いながら、綾瀬の防災力は高まっているよというようなアピールにも資すると思うんですけどね。そういった訓練でこれは使われるのかどうかというところをお聞かせください。 次に、39ページの目久尻川文化ゾーンのところなんですけども、これは市として指定されていないものもちゃんと見ていくということなんですが、こういったこと、市として認めたものなので、今度は市指定の文化財に推薦するじゃないですけども、今後そういったことは市指定のほうにしっかりと、これは組み入れられるんじゃないのかとかいうことは生涯学習のほうから上げていくのか。どうなんだろうというところを話し合われるのか、ここで指定されるものに関しては。そういったところをお聞かせください。 今度、みはらし広場のところ、よくわかりました。南からの玄関口ということですね。また市民の南からの出発点であるとか、そういったところに期待しているというところはわかりました。 次、ここでもう一個聞きたいのは、今までみはらし広場、ここは実は新幹線が市内で一番よく見えるポイントだったんですよね。だけど、今、高架橋ができたことによって、ちょっと見えづらくなってしまったことは確かにあります。そうすると、今までのみはらし広場の魅力が少しそこで削られているということなので、新たな魅力をこのみはらし広場でつくっていかれないのかなと、そういったところをちょっと何かあればお聞かせください。魅力を何か考えているかどうか。 次に、予算説明資料のほうからの123ページの職員厚生会補助事業費のところ、いろいろとお聞かせくださってありがとうございます。ここで、あとちょっと雰囲気的な話になっちゃうんですけども、いろいろ悪い数値が出ても、職員は忙しいとなかなか受診に行けなかったりとかあるので、そういったところもちゃんと受けるように啓発していっていただけるかどうかをちょっとお願いします。 次に、243ページの早川春日原の件に関して、いろいろな話し合いがこれから行われて、実際の営農者の意見を聞きながら進めていただけるようなので安心しているところなんですが、1つここで、今お話に出た道をちょっと拡幅するというような話も出たんですが、場所によっては多分営農者さんはそこまで広げてほしくないよとか、いろんな意見があると思います、道の幅について。そういったところも丁寧に拾い上げて、ちょっとこの事業に反映させていっていただきたいんですが、そういったところも今後も──今までも十分そういったところをすくい上げてくれているのは存じておるんですが、今後もそういったところ、幅についてなどとか、そういったところは見ながらこの事業を進めていっていただけるのか、お願いします。 三世代ファミリー定住施策のほうですが、いろいろな基準、声が上がっている。そうですね。要は綾瀬市に定住していただくということが目的なので、それを崩すような規制というか基準の緩和は要らないと思うんですけども、もしその中で、例えば面積の要件が足りないとかそういったような、何だろう、定住を害さないような指定の緩和がもしあったら、そういったところもちょっと見ていっていただきたいというところもあるんですが、そこ、視野に入れるか入れないかだけでもいいので、ここをちょっとお聞かせ願えたらなと思います。 これが最後のところか。307ページ、ここでの基準なんですが、歴史的な価値とか学術的な価値とか、いろいろあるということがわかりました。今、現状で構いません。この新たに市指定として見るようなものが検討に上がっているのかどうか、何か話し合われているのかどうか。市内には、ひょっとしたら──ひょっとしたらというか、学術的とか、歴史的には余り表に出てはいませんが、市内各所にはかなりその土地その土地ならではのものがあったりとかもします。そういったものに関しても、ちょっと指定を視野に入れていってほしいなというのが私の考えでありますので、新たに指定する、そういった予定は今ないのかというところをお聞かせください。以上、よろしくお願いします。 ○議長(武藤俊宏君) 都市部長。 ◎都市部長(金子廣志君) 道の駅の信号につきまして、ちょっと御説明をさせていただきます。道の駅の交差点協議等につきましては、信号設置といたしまして、これまでも神奈川県警と協議しております。市のほうのまず要望といたしまして、3つの方法で、信号機の設置等ができるんじゃないかというところでお願いしているものがあるんですが、まず1つ目は、インターチェンジから南下する車両をこの道の駅のところに直接交差点を設けまして、信号機を設けて、交差点を設けて入れないかというところで要望しております。ただ、こちらにつきましては、本来は信号機間隔というのが150メートル以上ないといけないと。特に4車線につきましては200メートル以上ないといけないという中で、既存の信号機の位置がその中にあるもんですから、それはできないというところで1つお話はいただいております。 また、2つ目といたしまして、今あります市役所入り口の交差点、これをもう少し北側に寄せて、市役所と道の駅の間の市道の位置あたりに動かして進入することが交差点を設けてできませんかというところもお話ししているんですが、こちらも先ほどのようにやはり200メートルというこれまでの城山公園入り口等の信号機もありまして、そこの基準に当てはまることから、信号機の移設等も難しいというところで言われております。 また、3つ目の案といたしまして、現在の市役所入り口の交差点、これを直接北から、インターから来る車が右折で使えるようにしたいということで要望しております。ただ、こちらにつきましては、それなりの交通量があって、右折車線に滞留する車両の数等交通量を計算すると、現在の右折車線の滞留長が20メートルしかなくて、全然足りないような状況でございます。したがいまして、直接この市役所入り口の前の交差点を北から来る車が右折で使うのはちょっと好ましくない。交通安全上好ましくないということで、北側から来る右折車両につきましては、これからも、来年度交通量等の交差点協議をやっていくんですけども、いろいろその協議を進めてうまく信号機の新設・改良ではなく、既存の交差点の中でルートを考えましょうというところで、これからその協議が進むという状況でございます。 あと、2つ目のみはらし広場の活用でございます。議員のおっしゃるとおり、みはらし広場から見た新幹線の景色というのは、高架橋はできていますけれども、今もまだ十分いいのかなと。また、実はみはらし広場に史跡の案内板をつくっていくんですが、その中で神崎遺跡等の案内をつくります。神崎遺跡のところに上がっていただきますと、新幹線の景観がもっと見えますので、それもPRさせていただこうと。それとあと、せっかくここでみはらし広場の整備をする中で、サイクリングロードの沿線になりますので、自転車ラックを設けていきたいと思っております。自転車を利用する方が自転車ラックを設けて、あとトイレも設けますので、そういったところで中継点、休憩所になるというところで魅力が増すというところで考えているところでございます。 3点目の三世代のファミリーへのさらなるインセンティブなんですけども、これ、以前は、実は住宅取得の場合は70万円が上限だったんですが、今100万円ということで、非常に大盤振る舞いというには語弊がありますが、ほかの市町村さんから比べますと、大きなインセンティブと考えております。ちょっとこれ以上はなかなか難しいのかなと考えますけども、ただ、せっかくのいい補助事業でございますので、我々はもう少し研究しながら魅力あるものにしたいと考えております。以上です。
    ○議長(武藤俊宏君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(柏木正明君) 技能実習生の失踪の関係でございますけれども、技能実習生が失踪した場合、転職やオーバーステイになれば実習生そのものが違法行為となる。それで、実習生の捜索や実習生の家族への連絡というのは基本的には送り出し機関、外国側の送り出し機関の責務となっております。しかし、本市は独自に受入監理団体を設置して、独自の方法をとっていきたいと考えておりますので、送り出し機関、実習先の企業、それから受入監理団体、市が連携いたしまして、例えば企業の上司や同僚、または住居の周辺地域の聞き込み等を行いまして、事件性の有無などを確認する必要性があるというふうに認識してございます。そして警察への失踪届と捜索依頼、あわせて入国管理局への失踪届を出していくという手続になろうかと思います。 それから、罰則の関係ですけれども、受入監理団体については処罰はございませんが、外国人技能実習機構から注意喚起を受ける場合がございます。 次に、早川春日原の農道整備の関係でございますが、早川春日原の整備事業上の農道整備につきましては、公図上の現道の幅員を確保するという事業でございます。例えばどういったことかというと、現在、路肩に堆積している土砂を取り除いて狭あい化を解消していく、そういったような事業でございますので、拡幅という計画は現在持ってございません。 ○議長(武藤俊宏君) 市長室長。 ◎市長室長(内藤勝則君) 災害用仮設お風呂につきましては、地域の方々が設置運営するのではなく、市の災害対策本部の生活支援部が所管すると考えてございます。総合防災訓練に取り入れて設置運営訓練を行っていきたいと考えております。なお、災害用仮設風呂の導入に伴いまして、設置運営マニュアルも作成する予定となってございます。 ○議長(武藤俊宏君) 教育部長。 ◎教育部長(市来吉博君) まず、1点目の目久尻川文化ゾーンの未指定の文化財が将来的に市指定になる可能性があるかという御質問ですけど、そちらのほうはもちろんございます。市指定の文化財の指定につきましては、市文化財保護委員会の意見を聞きながら諮問しまして諮っておりますので、意見を聞きながら指定してまいりたいと考えております。 あと、2点目のほうの31年度に新たに指定する文化財の予定はあるかという御質問ですけれども、こちらのほう、目久尻川エリアに限るものではございませんけれども、新年度予算では新たに1件の指定を行いたいと考えておりまして、予算のほうに1件増という形で計上させていただいております。 ○議長(武藤俊宏君) 総務部長。 ◎総務部長(駒井利明君) 再検査を受けやすくという御質問でございますが、職員が要再検査、要精密検査と判定された場合には、受診しやすいように、初回のみ半日を限度といたしまして職専免扱いとしております。 ○議長(武藤俊宏君) 笠間 昇議員。 ◆10番(笠間昇君) ありがとうございます。それでは、これで最後になりますね。道の駅については、信号に関していろいろな難しい話し合いが行われているということもお聞きしましたので、ぜひいい形になるように、ここはもう行政の方にお願いするしかないと思いますので、いい形に進むようによろしくお願いいたします。これはそれでオーケーです。 外国人技能実習生の受け入れに関してのところ、しっかりと我が市としては見守り体制というんですかね、そういった体制を築いていくんだなというところが確認できてよかったと思います。 あと、ちょっと気になるのが、保険があると思います。病気になったときとかの保険。これは国民健康保険のところなんですけども、外国から来られる方は、実際この保険を使うことが可能になるのかどうか。何カ月滞在したらとかあると思うんですが、そういったところの条件的なところ。保険は、これは使用ができるようになるのかどうかが1つ。 次に、災害時の仮設お風呂なんですけども、私、一般質問のときにも、これができたら災害協定とか結べるんじゃないのかなとかいうことも話していたんですけども、どうなんでしょうかね。今後そういったところの今動きはあるのかどうか、お聞かせください。 それから、次に目久尻川文化ゾーンのところなんですけども、あとここで気になるのは、文化財周知とあるんですが、実際この周知というのはどういった形で行われていくのかどうか、最後にそこは聞かせてください。 みはらし広場に関してもいろいろ今聞けたので、ぜひ描いたように活用できるように取り組んでいただきたいなと思います。ですので、ここはこれで終わり。 次に、職員の厚生会補助、健康診断のことですけれども、こちら、いろいろと見ているのかなということも確認できてよかったと思います。ぜひ、お忙しいのはわかるんですけども、職員が受けやすいような環境づくりに今後も取り組んでいただきたいと思いますので、これは1つの部だけじゃなくて全体の話になると思うんですけども、そういった雰囲気づくりもぜひお願いいたします。これもここで終わりです。 次に、春日原のほうなんですけども、いろいろとわかりました。さっきは私のじゃあ、ちょっと理解が間違っていたんですね。現状のというところが確認できたので、よかったかなと思います。今後も、これは我が市の大事な農業に関するところなので、しっかりと見ていっていただきたいなと思いますので、これはここでオーケーです。 三世代ファミリー定住政策のほう、こちらのほうも今後とも意欲的に取り組んでいただけるということも確認できました。こういったところで定住される方が多くなるということは、人口減少を迎える中で我が市が人口を維持するためにも必要な政策であるということも確認できましたので、今後とも取り組みをよろしくお願いいたします。これは、だからここでオーケーです。 あとは、最後に指定文化財のことなんですけども、1個、新たにするということと、先ほどまた別の質疑のところでもあったように、目久尻川の文化ゾーンに絡んでもこっちのほうになるということも確認できたので、307ページのここの部分に関してはここまででいいと思います。よろしくお願いいたします。 では、今残ったところ、よろしくお願いいたします。 ○議長(武藤俊宏君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(柏木正明君) 技能実習生の健康保険の適用の関係でございます。まず、外国人は3カ月を超える在留期間があれば国民健康保険と国民年金の加入対象となります。しかし、技能実習生は実習先企業との雇用契約となりますので、社会保険適用企業であれば社会保険と厚生年金の適用者になります。ですので、社会保険制度の上では社会保険と厚生年金に入れない方が国民健康保険と国民年金というシステムになっておりますので、多分、ほとんど全部の方が社会保険の適用者という形になると思います。 ○議長(武藤俊宏君) 市長室長。 ◎市長室長(内藤勝則君) 現在、行政間同士の災害協定は鹿児島県の鹿屋市、岐阜県の各務原市と結んでございます。我々は行政間同士の災害協定もこれからも進めてまいりたいと思っておりますので、お風呂を導入することから入浴の支援も行えるなどしっかりPRをし、これから協定の締結につなげていきたいと考えてございます。 ○議長(武藤俊宏君) 教育部長。 ◎教育部長(市来吉博君) 目久尻川文化ゾーン及びその文化財の周知についての御質問でございます。今回この目久尻川文化ゾーンにつきましては、1つには、市民向けといたしましては郷土愛の醸成、また市外向けといたしましては、集客力の向上や交流人口の増等を目的としているところでございます。その中で目久尻川文化ゾーン構想を周知するに当たりましては、当面は、みはらし広場に案内板を設置するほか、ゾーンに該当する地域の人々に聞き取り調査等を行いまして、直接お話をお伺いする機会を設けまして、身近な文化財の認知度を高めていきたいと思っておりますが、また、策定いたします構想の中で広く周知する方法等についても検討していきたいと考えております。 ○議長(武藤俊宏君) ほかに質疑はありませんか。橘川佳彦議員。 ◆9番(橘川佳彦君) よろしくお願いします。まず初めに施政方針のほうからなんですけれども、綾瀬市を将来に向けた持続可能な都市としていく平成31年度当初予算編成では、柔軟かつ大胆な発想と、データに基づいた最適な手法を検討することなど、職員一丸となって取り組むよう指示したところでありますという文があります。今回、このデータに基づいた最適な手法を検討するなどというところには、今までにない考え方なのかなというふうに思いまして、これを明記した理由といいますか、思いといいますか、そういったものがあるのかなと思いますので、その点についてお聞かせください。 2点目が、概要版の27ページ、生活困窮世帯の中学生等に対する学習支援の拡充についてというところで、今回、参加者全員が希望の高校進学を果たしたということは大変大きな成果だったと思います。今後もこの貧困の連鎖というものを防止していくためにも努力を続けていっていただきたいと思いますけれども、この中で、進学した高校生を対象に、定期的な通学状況の確認を行うと、そういったことで中退防止支援を実施していくというように書かれておりますけれども、これ、学習支援のところから、この中退防止というところに範囲が広がったというふうに見えるんですけれども、これは、この事業の考え方としてはどこまでこれを広げていくような形で考えているのか。今現在は数十名の方しか高校進学はいないかもしれませんけれども、今後、倍々の形でふえていくのだろうといったときに、これをどこまでやっていくのかということについて教えてください。 ○議長(武藤俊宏君) 経営企画部長。 ◎経営企画部長(森林泰治君) 1点目のデータに基づくということで、今回新たに施政方針の中にお入れしましたが、これは予算編成方針ということで掲げさせていただいてございます。こちらにつきましては、限られた資源、持続可能な中に限られた資源を有効に活用し、市民に信頼される行政を展開していくためには、証拠に基づく、いわゆるEBPMということになりますが、エビデンス・ベースト・ポリシー・メーキング、データ等を積極的に活用しながら、そのデータに基づいて政策立案をしていく、そういった考え方を浸透させたいということで編成方針に入れ込んでございます。これまでも決算及び予算の概要等におきましても、事業内容にしっかりとしたデータを記載しながら、その予算でお約束した内容がしっかりデータとして決算の中で反映できるのか、そういったことを基本に取り組んでいくよう指示させていただいて取り組んできたところでございます。今回の予算編成の事業内容のところにも、そういった意味では対象人数だとか、今後の見込みという人数をしっかり書かせていただきまして、これから予算の結果が決算ということで、どこまでこれが達成できたのか、見込みはどうだったのか、そういったことを毎年度毎年度、PDCAということでチェック、検証しながらやっていければと、そういった思いで編成方針に入れさせていただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 福祉部長。 ◎福祉部長(黒岩健司君) 概要の27ページの生活困窮世帯の中学生等に対する学習支援の関係でございます。どこまで広げていくのかというような御質問でございますけれども、この高校に進学した参加者の中退防止という意味では、今年度も参加して高校に通っている皆様にお電話をして確認したりというようなこともしております。そういった中で、その参加者の皆様の中には、時々この学習支援の会場に来て、少しわからないことを聞いていったりというようなことが実際に行われております。そういった支援を通じて、なるべくというか、せっかく入った高校ですので、最後、卒業までしっかり見届けたいという気持ちがございますので、参加した中で高校進学を果たした皆様については、御本人の意思もございますけれども、できる限りフォローして、しっかりと卒業するまでは見届けたいというふうに思っているところでございまして、どこまでという意味で申しますと、その辺はしっかりやっていきたいというふうに考えております。 ○議長(武藤俊宏君) 橘川佳彦議員。 ◆9番(橘川佳彦君) 1点目の、データに基づいた最適な手法を検討するというこの文面に関しては、これまでもやってきたというお話でありまして、それは今までの予算・決算の中でデータとして出ているということはわかっております。私がちょっと勘違いといいますか、とり方が違ったのかもしれませんけれども、今までのデータに基づいてというところではなくて、例えば、昨日も話が出ましたけれども、統計学的な部分のデータのとり方を今後しながら、そういったものをもとに新たな考え方といいますか、そういった手法を検討していくとか、そういったことを表に出すという意味で、今回はあえて明記したのかなと思ったんですけれども。今までのデータと、それから、今後行う事業が本当に効率的に行われているのかとか、有意義なものになっていくのかというものをいろいろな形でデータをとるということが大切なのではないかと思うんですけれども、そういったことを考えていくということについてはどのように思うのか、お答えください。 もう1点の生活困窮者の中学生等に対する学習支援についてなんですけれども、本当に貧困の連鎖という意味では中学生を卒業でき、また高校に入学できたところが終わりではないという意味では、本当に有意義な事業だと思いますし、せっかく入れた高校ですから、貧困の連鎖ということが理由で高校を中退してしまうようなことは大変もったいないところでありますので、そういった意味では支援ということを続けていっていただきたいと思うんですけれども。また、もう一方では、中学校から高校へ上がるまではこのいわゆる生活困窮世帯と言われない世帯であったのにもかかわらず、高校に進学してからこの対象となり得る状況になった子供たちというのもいるのかなというふうに思います。そういった子たちにどのようにして手を差し伸べるのかというのは難しいところではあるんですけれども、学習の平等といいますか、平等に学習を受けるという意味では、そういう子たちにも手を差し伸べなければいけないのではないかと思うんですけれども、そういったことについて、考え方なんですけれども、お聞かせ願えますか。 ○議長(武藤俊宏君) 経営企画部長。 ◎経営企画部長(森林泰治君) 繰り返しとなりますが、統計データ等に基づく現状分析を踏まえまして、明確な事業目的を検討、設定していく。そのことによりまして、市民により信頼される。確たるデータで説明するようにしたほうが市民がより信頼してくれますし、そういった形で進めたいということで指示させていただいております。御指摘いただきましたように、これまで以上に今後は統計データを積極的に活用して押さえていくという、こういう形を進めながら政策立案に臨んでいく、そういった思いを込めまして、こういう形で予算編成方針に入れ込んだものでございます。そういった意味では、統計学的に説明し得るように統計的にデータをとっていく、そういったこともやっていただきたい、そういった思いでございます。以上でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 福祉部長。 ◎福祉部長(黒岩健司君) 高校に進学してから、例えば困窮世帯になったというような方も含めて、さまざまな学習支援ということについては取り組みが考えられるというふうには思っております。これまで事業を実施していく中でさまざまなものを積み上げてきているわけでございますけれども、考えられる手法も含めまして、たくさんのことが考えられていきますので、そういったものを少しずつ検討しながら、どういった方向まで行くのかということも含めて、さまざまな角度から検討を進めていきたいというふうには考えております。 ○議長(武藤俊宏君) 橘川佳彦議員。 ◆9番(橘川佳彦君) このデータについては、もちろん部長が言われるように、市民に対してしっかりと理解していただくためにも、そのデータという今までの部分というのは大切だというのも理解しますし、また言われたとおり今後の、データをもとに統計学的にという部分というのは、非常に長い年月をかけてそれをつくっていくものだと思いますし、今やり始めたからすぐ成果が出るというものではないと思いますけれども、本当にそういった形を含めて今後考えていく。10年後、20年後の綾瀬の行政の政策がいいものになるのか、悪いものになるのかというのは、すべからずが今すぐにわかるものではないと思いますので、そういった意味では、長い目でという形になりますけれども、そういった視点での取り組みもよろしくお願いしたいと思います。 もう1点の生活困窮世帯の中学生等に対する学習支援ですけれども、早目に──そういう言い方がいいかはわかりませんけれども、早目に困窮世帯になっていたからこそ受けられるとかというのは、やはりかわいそうだなというふうに、受けられないほう側の子に関しては思いますので、いろいろな情報は福祉部のほうではもちろん入るのでしょうから、その中でどういった形でできるかはともかく、学びたいという子供に手を差し伸べてあげていただければと思いますので、今後さまざまな形で研究していっていただきたいと思います。よろしくお願いします。以上です。 ○議長(武藤俊宏君) 副市長。 ◎副市長(見上修平君) データの関係でございますけれども、これまでも国保であるとか介護といったそういうビッグデータと俗に呼ばれているものについては、十分活用していくようにということで、まあ、十分活用できているかどうかはちょっと置いておきまして、そういった意識はありました。ただ、それだけではなくて、これから我が市はそれ以外の部分でも、もう少しデータを意識して、しっかりと目標を定めてそういうデータをしっかりと示しながら、そのデータどおりに成果が上がっているかどうかというところをしっかりとPRしていきたい。また、こういった議会の場でも、そのとおりになっていないんじゃないかとか、どうしてそういうふうにならなかったのかという、そういう議論をもっと活発に行っていくような意味でも、データを大事にしていきたいと思っておりますし、職員のほうにもそういう形のそれぞれの部署にあるそういうデータをしっかりと指標を示しながら、こういう場で議論していきたいというふうに考えております。 例えば、昨日もちょっと質疑がございましたけれども、いわゆる非認知能力、その辺を高めていくことがこれから大事なんだというふうな意識で市は臨んでいくつもりでおりますけれども、そういったところも、なかなかこういった部分はデータ化していくのは難しい部分ではありますけれども、そういった部分も少しでも見えるような形でお示しし、それが成果としてどのくらいまで引き上げられているのかというところも、できればお示ししていけたらというふうに思っております。 それから、ただいま、たまたま生活困窮者の御質問と2つありましたけれども、この生活困窮者の取り組みについても、やはりデータを、何らかのデータをちゃんと示していくというふうな形をとっていけたらというふうに考えておりますので、この辺を綾瀬市はかなり意識しながら予算組み、それから決算のときにもそういった議論ができるような、そういう意識を持って臨んでいくというところでもございます。 あと、市長は、すぐに成果が出るものだけではなくて、それが10年、20年先でも構わないと。ただ、それをしっかり意識してやっていくべきだというふうな、そういう意識をものすごく強く持っていられる市長でありますので、その辺は今後さらに職員に徹底していきたいというふうに考えております。以上です。 ○議長(武藤俊宏君) ほかに質疑はありませんか。青柳 愼議員。 ◆19番(青柳愼君) 私のほうから四、五点お願いします。予算の概要のほうの若いページから行きます。 最初に、15ページ上段の市内道路ネットワークの整備ということで、長年に地元で待ち望んでいた都市計画道路並塚笹山線の整備が新年度に始まるということでございます。この並塚笹山線の工事のスケジュール、予算規模、1億2,674万円ぐらいかかるということなんですけれども、工事のスケジュール的なことをお伺いしたい部分があります。 道路関係に関連しまして、昨日、部長の説明では、今後、狭あいの道路も進めていくということを発言されていましたので、もちろん落合北6丁目というか、4丁目の15番からあります市道1260号、これは地元の方に聞くと、もう請願道路という位置づけでされているそうなんですけども、これは何か今回予算に盛り込まれているということも聞いておりますので、その辺のスケジュール的なことをお聞きしたいと思います。 続きまして、33ページですね。33ページの下段、小学校へのタブレット端末導入等によるICT環境の整備ということで、これは何年か前、新政会でタブレットを使った授業を視察に行ってきまして、これのタブレットの導入を期待している部分があるんですけども、説明の内容をいろいろ聞いたり見たりしていると、ちょっと理解があんまりできるのは──私のイメージとはちょっと違うのかもしれませんけども、この辺の中でどういうコンセプトじゃないけど、ICTですから、予算関係、もうちょっと細かく全体的に説明していただけますか。予算のほうは説明資料を見ればちょっと今理解したところなんですけども、もうちょっと具体的に、小学生ではもう1年生からは何をやらせるとか、高学年では何をやる。今、1歳、2歳の子供さんもタブレットを使っていますから、理解しますけど、もうちょっと具体的なことを教えていただきたいと思います。 続きまして、36ページに行きます。下段の避難所のマンホールトイレの整備ですね。けさもちょっと綾南小学校のほうの現場を見てきまして、もう工事完了しました。うれしいことです。今度、新年度で次の対象3校に行きますけども、ちょっと予算は昨年の──昨年ですか、今年度の工事より予算が大幅に上がっておりますよね。工事のやり方が違っているのかどうか。これがたしか7,400万円といっても、今回の予算から見ると大分違いますので、この辺の具体的な説明をお願いしたいと思います。 それから、38ページ、これは最後のほうの質問になります。下段です。熱中症対策、これは異常気象で暑くて大変だったということを一般質問でも取り上げてきましたが、綾瀬スポーツ公園の対策として9基つくっていただけるということがありますけども、これも予算の説明書を見ると1,245万円ぐらい9基でかかるんですけど、これはもうちょっと丁寧に説明していただきたい。設置場所が多目的広場、ソフトボール場、第二野球場と書いてありますけど、多目的広場の中につくるわけじゃないと思うんですけども、これだともうちょっと、多目的広場前のとか、そういった説明が欲しかったわけですね。そこら辺のことと、具体的な今後のスケジュールですね。それから、下のほうの学校のほうの冷凍庫をつけていただくということで、割り返してみますと、単価的には44万円ぐらいするんですけども、児童・生徒が多いから冷凍庫も大型かなと思いますけども、この設置場所、この辺を聞きたいと思います。以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(武藤俊宏君) 土木部長。 ◎土木部長(斉藤正一君) 3点ほど土木部関係、質問があったかと思います。 まず1点目、市内の道路ネットワークの関連でございます。並塚笹山線の工事スケジュールということでございます。こちらのほうは31年度からスタートということではなくて、実は30年度、今年度から事業のほうはスタートしているものでございます。昨年の12月に地元のほうの説明会を行って、年明けから工事のほうに着手しているというような状況でございます。工期としては今年度、それと31年度2カ年で工事のほうは完了させていくということでございます。全体の工事の規模としては、延長としては250メートル、要は綾南トンネルから2級河川蓼川の区間の整備を完了させるという形の事業ということでございます。予算金額的には、先ほど議員がおっしゃったとおり1億2,000万円というような金額でございます。 それと狭あい道路の関連でございます。昨日、私の補足説明の中では、1064号線ほかの狭あい道路の整備ということでお話しさせてもらってございます。その中には、今、議員おっしゃったとおり1260号線、こちらのほうも含まれているというようなことでございます。こちらのほうにつきましては、過去も地元のほうといろいろ調整しておりましたけれども、ここで地域の合意が得られたということで市のほうに請願がされて、昨年の2月に請願がされて、31年度に測量関係の事業を予算として計上しているというところでございます。 ○議長(武藤俊宏君) 教育部長。 ◎教育部長(市来吉博君) まず、小学校へのタブレット端末導入等によるICT環境の整備の御質問でございます。平成22年度に導入いたしました小学校パソコン教室の老朽化が進む教育用パソコンを20台から40台に拡充いたしまして更新するとともに、1人1台学習できる環境となるよう整備していくものでございます。導入の内容につきましては、記載もございますが、小学校はタブレットパソコン、各学校、先生用も含めまして41台、また中学校のほうはノートパソコンということで、教師用も含めまして41台を中心に整備をしていくもので、60カ月の5年間のリースという形で導入していきます。小学校のほうが5年間の導入経費としましては、総額で1億8,300万円、また中学校のほうは9,100万円になるものでございます。小学校ではコンピューターの文字入力など、情報機器の基本的な操作の取得やプログラミング教育により、コンピューターに意図した処理を行わせる学習を通して論理的思考力を育成していくことを目標としてございます。平成31年度にパソコン教室に整備いたしますタブレットパソコンの関係でございますけれども、パソコン教室でノートパソコンとして学習するほか、画面を取り外しまして外に持ち出し、授業の中での写真や動画を撮影することなども予定しております。 あと、2点目の熱中症の冷凍庫設置の関係の御質問でございます。冷凍庫の規模ですけれども、高さが112センチ、横48センチ、容量としては120リットル程度のものを予定しております。こちらのほうを15校全部に配置いたしますが、設置場所につきましては、各学校のほうに任せてまいりたいと考えております。 ○議長(武藤俊宏君) 土木部長。 ◎土木部長(斉藤正一君) 済みません。先ほど答弁漏れが1点ございました。マンホールトイレの関連でございます。昨年よりもかなり工事費がふえているということの御質問でございます。今回、これから最終的な箇所については最終調整をしていきますけれども、今おおむね決まっている方向の中で、いろいろ積算のほうを計上しているところでございます。そうした中では、やはり公共汚水ますと公共下水道との距離が今離れていたりだとか、それとあと、道路とその公共汚水ますの設置場所の高さが高低差があるということなども含めて金額が高くなっているということと、昨年は学校が近い学校が3校のうち2校あったりしている中で一括執行していたりしております。今回は3校、割と離れているところに配置されておりますので、1件ずつ執行するというような形で今考えておりますので、そういうことの中で工事費のほうは高くなっているということでございます。 ○議長(武藤俊宏君) 都市部長。 ◎都市部長(金子廣志君) スポーツ公園の日よけ設置でございます。まず場所でございますが、多目的の広場のところに4基、こちらはフェンスの外に観客の方が、応援の方が日よけの下で応援できるような形でつけていくというような形で考えております。あと、もう1基は遊具広場、お子様が遊ぶところの外に親御さんが日差しを避けて見られるようにというところ。あとソフトボール場のところは、やはりこれも競技場の外なんですが、バックネット裏というんでしょうか、そちらのほうに2基つけさせてもらう。あと第二野球場もバックネット裏のほうに2基つけさせてもらうという形で、計9基でございます。 あと、設置の時期、8月と書かせていただいておりますけれども、なるべく一日でも早くこちらについては完成するよう努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(武藤俊宏君) 青柳 愼議員。 ◆19番(青柳愼君) 何か、まだ聞いていないことまで金子部長……。そうなんですね。ちょっと逆に言いますけど、熱中症対策、下段のほうを見てください。日よけの設置、31年8月って書いてありますね。これを見て本当にびっくりしました。これは最後に聞く予定だったんですけども、なるべく早目にやって、暑さ対策ですけど、よろしくお願いしたいと思います。 本当に、だからこの設置場所を、書き方がちょっと問題あったんだと思いますよ。多目的広場というと、まさしくあそこなんでね。あの辺の周りのところの応援するところだとか。たしか昨年もよしず張りをつくっていただいていますけど、あれじゃちょっとかわいそうですよと言ったのを改善していただけるんじゃないかと思います。これ、ちょっと順序が逆になりますけども、シェルターというふうにも聞いているんですけども、この辺のもうちょっと1台当たりの単価が、先ほど言いましたね。9台で1,245万円ですけど、こういったのに対する入札でやるのか。8月までとか7月までにやらなきゃならないから急ぐわけですけども、とにかく予算的には早く通ると思うんですけども、発注はもう考えているのかどうかですね。そこら辺、もうちょっと教えていただければと思います。済みません。順番がちょっと逆になっちゃって申しわけないです。 並塚笹山線はまさしく今地元ですけど、工事が始まっています。今回はたしか2,000万円ちょっとだと思うんですけども、この次は、今度1億2,600万円ということで、どうしても来年度の末、3月ぐらいまで完成だと思いますけれども、今後の入札とかのスケジュールですね。その辺もわかれば教えていただきたいと思います。また、私はちょっと今無電柱化も考えています。自分としてはですね。無電柱化、ソフト無電柱化というのも今あるんですね。そこら辺、検討はしているのかどうかもちょっと入れていただければ助かります。並塚笹山線はそれで。 続きまして、落合のほうの市道1260号ですけども、今年度というか、新年度で測量が入っていくということで、地元の人には大変喜ばしい。車1台しか通れない。当然すれ違いができないということでね。これは請願道路というふうに昔から言われていたそうで、この辺の早目な、測量からすれば、もしかしたら今年度中に工事ができるのかどうか、そこら辺も確認したいと思います。 続きまして、33ページのほうの小学生のタブレットのほうですね。予算的なことを今公表いただきました。新年度も9月1日から、ですから、夏休み中に設定したり、確かに設定はかなり難しいと思います。先生も覚えるのも大変じゃないかと思います。これは随契じゃないでしょうけど、入札があるのかどうか、その辺の入札の話。リースでやられるということなんですけども、その辺をもう一回教えてほしいと思います。 それと、プログラミングということ。これは今後大事だと思いますけども、プログラミングのことに対して小学校ではどのような計画、中学校でのプログラミング。日本は世界的に見るとICTがちょっとおくれているような気がするので、そこら辺をどういうふうに進めていくのか、お尋ねしたいと思います。 続きまして、36ページはマンホールトイレでございますけども、確かに費用的な面では高額になっています。昨年もたしか同じことを聞いちゃったような気がするんですけども、入札の関係ですね。業者が一括でやるのか、3校別々に行くのか、その辺の今後の方針を、まあ、一括だとスケールメリットが確かに感じることができますけども、市内業者が受注の拡大というか、1業者、1校1者とか、そういったものを考えたほうがいいんじゃないかとは、昨年から私は思っていたもんで、その辺の考え方をお聞きしたいと思います。ちょっと順番が前後しましたけども、よろしくお願いいたします。 ○議長(武藤俊宏君) 土木部長。 ◎土木部長(斉藤正一君) 並塚笹山線の執行スケジュールということでございます。年度明けまして、上半期、6月から7月ごろの工事執行というところで考えているところでございます。年度いっぱい、2月末までの工期というようなイメージでは進めていこうということで考えているところでございます。 あと、1260号線の関連です。今年度というか、31年度に測量というところで、狭あい道路で測量が無事に終わると、今度用地のほうの取得という形になっていきます。こちらのほうが今現状が2.4メートルの幅員を4メートルに拡幅していくという形の狭あい道路の整備という形になりますので、早くても来年度は用地取得までかなというところで、工事のほうは31年度はちょっと難しいような状況ということでございます。  (「測量だけですか。用地は」の声あり) 済みません。測量までということで、用地はその後ということで、31年度の工事着手は難しいということでございます。 それと、マンホールトイレの入札の関連です。先ほどもちらっとお話しさせていただきましたけれども、昨年は、昨年というか今年度、30年度はスケールメリット等も含めて、距離も近い箇所があったということで、一括発注ということで執行してございます。来年度、31年度に予定しています3校につきましては、距離が1キロ以上離れているということもありますので、今考えているのは別々の執行ということで考えているところでございます。 ○議長(武藤俊宏君) 教育部長。 ◎教育部長(市来吉博君) 小中学校のICTの御質問です。まず、1点目の契約方法についての御質問ですけれども、庁内、また学校等でICT機器を導入する際には、情報システム課のほうと、無駄な機器の導入等ないか、また、スペックですとかそういったものについても査定を受けた中で、導入する物品をまず決めまして、その内容につきまして入札でリース業者を契約するといった形の手順をとっておりますので、今回についてもそのような形で契約の方法を行っていきたいと思います。 また、2点目のプログラミング教育、小学校、中学校の状況という御質問でございます。まず、1点目の小学校ですけれども、コンピューターの文字入力など情報活用能力を育むとともに、学習指導要領の改訂に伴いまして、プログラミング教育によるコンピューターに意図した処理を行わせる学習を通して、論理的思考力を育成することが追加されております。具体的にどんなことをやるかというイメージの話なんですけれども、例えば音楽の授業等で、アプリケーションのソフトでリズムの形みたいな幾つかあるものを組み合わせまして、それを組み合わせることによって、どんな音楽をつくっていこうか、意図したとおりのリズムができる、音楽ができるかですとか、また、電気の性質や働きなどをプログラミングを通して学習を行ってまいります。また、中学校のプログラミングでございますけれども、中学校では社会におけるコンピューターの役割、また、影響を理解するとともに、簡単なプログラムを作成できるようにすることが目標として設定されております。中学校技術・家庭科の技術分野の中で、情報に関する技術では、コンピューターの情報通信ネットワークの仕組みとコンピューターの基本操作を身につけ、簡単なプログラムを作成したり、コンピューターを使って光や温度などの計測や動作、例えばイメージ的にプログラミングの中で信号機を渡ったり、自動車を通らせたりというような形のものの制御を行うような授業のほうを行っております。 ○議長(武藤俊宏君) 都市部長。 ◎都市部長(金子廣志君) 日よけのスケジュールなんですけれども、実は通常であれば、設計、積算をいたしまして、4月に、これは入札で行いますので、入札にかけて、5月に業者さんが決まりまして、5、6、7で工事をするというぐあいで考えております。ただ、実は1基140万円近くするものなんですけれども、高額になりますと、高額資材参加調査というのを先にやらなきゃいけないんですね。それがちょっと1カ月ほど手間がかかるものですから、このスケジュールが8月ということで表示させていただいております。ただ、これも一日でも早くできるようにこれから対応してまいります。 また、構造なんですが、こちらにつきましては、いわゆるカーポートタイプの片持ちばりといって、片側に柱があって屋根があるといったもので、屋根につきましては、テント地等の軽いものといった形のカーポートタイプのもので考えています。奥行きが2.5メートル、幅が2メートルから4メートルといったところのもので、高さも2.5メートルぐらいあるというもので皆様が休めるといった構造で考えております。 ○議長(武藤俊宏君) 土木部長。 ◎土木部長(斉藤正一君) たびたび済みません。また答弁漏れが実はございました。並塚笹山線の関連で、無電柱化というお話がございました。並塚笹山線につきましては、無電柱化という今考えの中では整備してございません。以上でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 青柳 愼議員。 ◆19番(青柳愼君) ありがとうございました。3回目になりますけども、並塚笹山線、この間、地元でも市民を集めて説明会をされたそうで、いろいろ課題があったかと思いますけども、その辺を、意見を踏まえながら工事を進めていっていただければと思います。また安全対策も、以前も信号の件もお話ししました。この間、市民のほうのお集まりのときは横断歩道の件も何か持ち上がったそうですけども、その辺をしっかり対応して進めていっていただきたいと思います。 また、狭あいな道路ですけども、1260号線は一部の地権者はセットバックはもう完了しているんだよという意見もあったので、ちょっと今回聞いてみたんですけど、これから測量がまず、今年度は測量をしていくということで、地元へ戻りたいと思います。 それから、小学校のタブレットですけども、私ら、もうあれ4年ぐらい前かな。大阪の箕面市へ行って授業を見てきました。本当に、子供たちが持ち歩いて、体育とか授業をやっていました。それを見て、自分の行動を見ながら跳び箱とか鉄棒とか、そういったようなイメージがあったので、今回綾瀬市もどういうふうになっていくのかなと思って、大変楽しみでございますけども。特に中学校のほうはまたプログラミングの中で、これは先生が指導するんですかね。助手がいらっしゃるんでしたっけ。それとあと、こういったいい授業なので、何で国庫の補助金がいただけなかったと、その辺がちょっと気になったわけでございますね。小学校のほうではまあ、中学校のほうのプログラミングはかなりハードルが高いような、先生に負担がかかるような気もするんですけど、助手がいるのかどうか、その辺をもう一回教えていただければと思います。 それから、マンホールのほうは大体わかりました。ありがとうございます。きょうも本当に先ほど言ったように綾南小学校、地面には、体育館のほうにマンホールのふたは確かに見ました。あれ、当然のことながら、いざというときに倉庫から出して、ばんばんってつくるわけですね。ちょうど男女が5個、Vの字になっていました。そういった物置がたしか必要なんですけども。今回の予算の中にポンプが3台、これは当然3校分入っているんですけども、それもちゃんと防災の倉庫に一緒に入っているわけでいいのでしょうか。その辺、確認、ポンプのですね。マンホールトイレのポンプが3基、予算に入っていますね、たしか。それの場所を確認したいと思います。 最後のほうになりますけども、熱中症対策、確かに大きなつくりになりますが、ちょっと工事時期がおくれるかもしれない。8月近くになるかもしれないということで、わかりました。昨年までのよしず張りから見ればいいものができるということで、市民の方にもうちょっと我慢するように言っておきます。本当にこれはすばらしく進んでいくんじゃないかと思います。熱中症対策のほうの答弁はなくてもいいかなと思います。それでは、残った分の答弁、お願いいたします。 ○議長(武藤俊宏君) 教育部長。 ◎教育部長(市来吉博君) 小中学校のICTの御質問です。そのうち、まず1点目の中学校での指導のところでございますけれども、機器のメンテナンス等につきましては、教育委員会のほうで配置しておりますICT支援員のほうで助けることもございますが、授業自体は教員のほうで行っております。また、それに当たりましては、教育研究所等で授業に向けての研修ですとか勉強を、指導等を行っている現状でございます。 また、2点目の導入に当たっての国・県等の補助金の御質問ですけれども、残念ながら、ちょっと現在、国・県からそういった学校の整備についての補助という形での、直接の現金での補助みたいな形のものはございませんので、検討、探したんですけれども、ございませんでしたので、今回は市単での導入という形になります。 ○議長(武藤俊宏君) 市長室長。 ◎市長室長(内藤勝則君) マンホールトイレの機械でございますが、今年度できた3校に対して31年度購入するということでございます。内容につきましては、設置する場所がはっきりしませんので、ホースの長さ等がございますので、設置したところでその機械を購入して、機械については各学校の防災倉庫のほうに保管いたします。 ────────────────────────── ○議長(武藤俊宏君) 質疑の途中ですが、この際、暫時休憩いたします。 午前10時26分 休憩 ────────────── 午前10時40分 再開 ○議長(武藤俊宏君) 再開いたします。 ────────────────────────── ○議長(武藤俊宏君) ほかに質疑はありませんか。三谷小鶴議員。 ◆5番(三谷小鶴君) よろしくお願いいたします。2つの事業について質疑をさせていただきます。 まず1点目、予算の概要29ページの妊婦歯科健康審査の実施についてお伺いいたします。妊婦さんの虫歯や歯周病リスクが高いということで、安全な出産を迎えられるように、そういう健診をしていただけるということはとても重要な事業だと思っております。その事業の内容の中で、対象人数が600人、年間の母子健康手帳交付件数が600人となっておりますけれども、この目標、実施見込みが150人、受診率25%となっておりますけれども、これの数字の見込み、この実施見込みの人数の算出の理由についてお伺いをまずさせていただきたいと思います。 もう1点目は、予算の説明資料148ページの防災資機材整備事業費についてお伺いいたします。ここに食料(ミルク等)とありますけれども、ミルクは粉ミルク、また今回、一般質問を去年させていただきましたけれども、液体ミルクのほうも入っているのかの確認をお願いしたいと思います。 ○議長(武藤俊宏君) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(加藤久忠君) 妊婦歯科健診の受診見込み者でございます。この事業につきましては、かなり県内でも他の自治体さんのほうで既に行われてございます。そちらのほうの受診率が低いところでは10%後半、17%ですとか、高いところでも28%程度にとどまってございます。そういった先行している自治体さんの受診率を参考にということで、今回25%というような率の設定をしたところでございます。以上でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 市長室長。 ◎市長室長(内藤勝則君) 備蓄品のミルクでございますが、一応31年度予算では粉ミルクの計上をさせていただいております。 ○議長(武藤俊宏君) 三谷小鶴議員。 ◆5番(三谷小鶴君) じゃ、まずこの妊婦健診の再質問です。ほかの自治体が10%ほどということで、それを参考に25%の見込み人数を出したということでありますけれども、これの理由、低い理由というのは何なのか、教えていただきたいと思います。 次の備蓄品、ミルクは粉ミルクということでしたけれども、液体ミルクの予算に入っていない説明をよろしくお願いいたします。 ○議長(武藤俊宏君) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(加藤久忠君) 受診率が伸びていらっしゃらない理由というところは、どうしても推測というところになってしまうんですが、1つは妊婦の方が受ける時期としまして、今回、安定期ということでお書きもしておるんですが、やはり体調等によって、なかなかお受けいただきにくい条件が1つあるのかなというところがございます。そういったところで伸びないのかなというふうなことは思ってございます。周知につきましては、母子手帳を発行する際、あるいは広く、他の制度もそうなんですが、ホームページですとか、そういったところで御案内はしてございますので、そういった中でもなかなか伸びないというのは、やはり1つは体調面というようなところもおありになるのかなというふうには思ってございます。 ○議長(武藤俊宏君) 市長室長。 ◎市長室長(内藤勝則君) まず粉ミルクでございますが、保存年限が1.5年間保存できます。液体ミルクになってしまいますと、そこまでもちませんので、どうしても備蓄品ということを考えますと、確かに液体ミルクのほうが使いやすいというのは十分知っておりますが、市として備蓄するに当たっては、1年で2回、3回とか買いかえなければいけないことが想定されますので、今現在は粉ミルクで、液体ミルクの保存が長くできるようになればしっかり検討していきたいと考えてございます。 ○議長(武藤俊宏君) 三谷小鶴議員。 ◆5番(三谷小鶴君) ありがとうございます。妊婦健康診査、受けづらいというお話でしたけれども、やっぱりこの歯科健診は、委託歯科医療機関で実施されるということでありますけれども、子供さんがもし上にいらっしゃる場合は、預かりとか、そういうことも含めてできるところはなかなかないのかなというふうに思いますけれども、一応受けやすい環境を整えていただいて、少しでもこの受診率が上がるように、また周知もしていただきながら計らっていただきたいと思いますけれども、この保健指導も医療機関でされるのか。それとも、これは年1回のみということでありますけれども、その後の歯科健診から保健師さんのほうに何かデータが行ってフォローがされるものであるのか、そこら辺もちょっとお伺いしたいと思います。 それから、液体ミルクについては、保存期間が短いからということでありましたけれども、そうなりますと、いつ、じゃあ備蓄をしていただけるのかと。この粉ミルクと液体ミルク、本当に使い勝手、粉ミルクはお湯に溶かさないといけない、液体ミルクはそのまま使える。もちろん保存期間は1年という短い期間ではありますけれども、やはりいざ災害になったときにはもう絶対に、必要になるのではないかというふうに、今までの災害を見ても、この液体ミルクを輸入して取り寄せて備蓄をしている、使っているということもありますので、ぜひこの液体ミルクに向けては、保存期間もありますけれども、値段も高いということもありますけれども、しっかりと取り組んでいただければというふうに思います。 資機材の中で、済みません、お風呂の仮設風呂のこともありましたけれども、最後に、この仮設風呂のシャワーが何基になるのか、ちょっと確認させていただきたいと思います。 よろしくお願いします。 ○議長(武藤俊宏君) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(加藤久忠君) 今回の健診を受けやすい環境をということで、今回お願いするのは大和歯科医師会ということで、大和市の歯科医師さん、あるいは綾瀬の歯科医師さんで組織をされてございます。そちらに委託をというふうに考えてございまして、その中で市内の歯科医院さんが21カ所ほど加入していただいてございますので、市内で満遍なくお受けいただけるような状況にはなってございます。この健診を受けていただいて、歯周病ですとか歯の異常ですとか、そういったものがあった場合には、その後はいわゆる保険診療ということで受けていただく。もう1つは、こういった健診をきっかけに御自身のいわゆるセルフケアということで、生活習慣ですとかそういったことを見直していただくということで、出産に向けて整えていただくというようなことを考えてございます。 あと、先ほど体調のということでお話をしたんですが、実際に妊娠の前期で、早い時期はやはりつわりの影響ですとか、また出産間近になってきますと、あおむけに寝ることで貧血だとかそういったことがございますので、やはり受けられる時期が非常に限定されるということと、非常に体調面についても個人差があるというようなことはございますので、そういったことは1つ受診率が伸びない理由かなということで、申しわけございません、少しつけ足させていただきます。以上でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 市長室長。 ◎市長室長(内藤勝則君) 液体ミルクについては利用性が高いというのは十分知っております。ただ、市が全て備蓄しなければいけないということはないと思っておりますので、今後ドラッグストアとの協定を結んで、必要なときに入れていただくとかの協定もまた考えていきたいと思います。 仮設風呂のシャワーでございますが、1台につき3基となります。以上でございます。 ○議長(武藤俊宏君) ほかに質疑はありませんか。松本春男議員。 ◆16番(松本春男君) 何点かありますので。最初に1番、概要書の3ページの関係で、国は10月から消費税を引き上げると。国民のかなり反対の声はあるんですけど。この概要書に消費税の引き上げになる影響は書いてあるんですけど、概要書に書かれている以外にどんなことが綾瀬市に影響していくのかというのが1点。 2点目として、8ページで、国の統計、政府の指示ということで、実態と経済力をかけ離れた数字を出して国民をだましたという状況だと私は思っているんですけど、この綾瀬市の税収というのは、これまで国の統計資料で見込みで算出されて長年してきたと。今回は国の統計資料をどのように対応されたのかというのが2点目。 3点目としては、30ページの病児保育施設整備費用の一部助成では、昨日の答弁でも病児保育というのは病後児保育も含むというような話ですが、多くの市民は病児と病後児というのは、子育てしている人というのは結構シビアに分けて考えるところがあるもんですから、この予算議会の終了後は、今回は病児保育という表現なんですけど、4月以降は、例えば病児・病後児保育とかいう考え方というのはされたのかどうか。3番目。 4番目として、受け入れ体制は3名を想定されているとあるんですけど、医師とか看護師とか保育士などの体制はいつごろ議論していくのか。 それから、5点目としては、保護者の対応のことを考えると、その日に、例えば電話で予約なのか、先着順なのか、具体的な状況というのはどの時点で考えるのか。要するに、先着順なんかいったら、本当にかなり朝早い時間から並ばれる可能性もあるもんですから、そのあたりの考え方。 それから、6点目としては、34ページなんですけど、放課後児童クラブの狭隘解消等のための支援で、全15カ所の基準を満たし、待機児童を発生させないために定員の拡充を行うと書かれていますが、例えば机を置いて学習などなかなか困難ではないかと。1.68平米ですか。ここではかなり、子供は寝るだけは何とかなるにしても、そこで机を置いてどうのこうのってかなり狭いんじゃないかと思うんですけど、このあたりの実態はどうなのかと。学童によっては、かなりもう困ったという状況があるもんですから、そのあたり実態はどうなのかということ。 7点目としては、42ページで、多文化共生の推進で音声翻訳システムの導入、小中学校5校に導入を計上されていますが、市役所や保健福祉プラザなどに同時に配置を考えることはしなかったのかということで。特に保健福祉プラザなんかだったら休日診療に持っていけるとあるんですけど、今回は学校を中心に考えられたんですけど、かなり具体的に必要な場所と一緒に考えられなかったかということはお聞きします。 それから、8点目としては施政方針の11ページで、ごみ収集の有料化を行うことなく、さらなるごみの削減を図ってまいりますと述べられていますけど、私も同意見で、本当に助かります。近隣の座間市でも有料化反対という声が起きたということは聞いていましたけど。幾つかの市では事業系ごみと家庭ごみがあいまいになっている状況も聞きますけど。産業廃棄物というのは結構具体的に別だとあるんですけど、事業系と家庭ごみではかなりあいまいな状況があるんですけど、高座の3市でやっていく中で、このあたりどのように整理されていくのかということ。 それから、9点目としては、概要書の22ページです。高齢者の就労支援の充実で、介護スタッフとスーパーマーケットスタッフの講習を行うとあるんですけど、今本当に必要なのは、これと同時に、資源物のかご出しとか当番で立っている状況があるんだけど、今、高齢者が資源物の担当が苦手だって、できないということで、かごが重たい、持てないという状況で、自治会を抜けるという状況があるんですけど。今回のこの中で、介護スタッフとかスーパーマーケットをメーンにされたんですけど、そのあたりの資源物、現在シルバーを通してある程度やられているんですけど、そのあたりの例えば講習会を一緒に考えることはしなかったのか。それを講習会をやることによって、その人がシルバーで同じような仕事をやっていく可能性もあったんですけど、そのあたりの考え方はどうだったのかと。 それから、次が40ページのごみの減量化・適正化の中で、布団の固形燃料化とあるんですけど、このあたりで羽根布団のあたりはどのように対応されているのかお聞きします。 それから、次、11として、36ページの災害時に市民が入浴できる風呂の導入ということですね。このあたりは緊急のときですから、目をつぶるということもあるんでしょうけど、やっぱり消毒体制はどのように考えるのかとか、あと、平均で1時間に100人が利用するとなると、スペースの問題もかなり必要じゃないかと、そのあたりの状況。あと、ボイラーがどの程度の規模によっているかわからないんですけど、規模が大きい場合はボイラーの資格とか必要なんですけど、そのあたり、必要ないような体制なのかどうか。 それから、最後に33ページの小学校へのタブレット端末導入等によるICT環境の整備で、今回41台ということで、各学校には40人の生徒と1人の教師とあるんですけど、学校で何時間ぐらい、1人の生徒が何時間ぐらい利用するのかによって、児童が多い学校と少ない学校もあるもんですから、このあたりの台数を多くしないと、かなり時期的にずれちゃうのか。例えば児童・生徒に1回ぐらいだったらあんまり問題ないけど、20回、30回って使う場合は、かなり人数が多い学校と少ない学校では違うという状況があるもんで、そのあたりのこま数というんですかね──の考え方をお聞きします。以上、よろしくお願いします。 ○議長(武藤俊宏君) 松本議員に申し上げますが、所管の部分も幾つか入っていますので、所管の部分については委員会のほうでお答えになる部分もあるかと思いますが、それを含めまして、部長、答弁をお願いします。経営企画部長。 ◎経営企画部長(森林泰治君) まず消費税の関係で、引き上げ後の市の事業等ということで御質問いただいてございます。こちらの市の事業につきましては、幼児教育・保育の無償化の実施、あわせまして、低所得者子育て世帯に対するプレミアム付商品券発行事業などがございます。そのほか聞き及んでおりますところでは、消費税引き上げに伴う影響を抑えるということで、住まい給付金の拡充、次世代住宅ポイント制度の実施、そのほか税制面では環境性能割の減税、住宅ローン減税の拡充が行われると聞いてございます。 続きまして、音声翻訳システムの関係で御質問いただいてございます。御案内のとおり、現在の市役所関係につきましては、総合案内を初め保健福祉プラザ、健康づくり推進課に渡してございますが、保健福祉プラザ、休日診療所も含めました保健福祉プラザにも配置してございます。あわせまして、SIMをつけて自由に使えます貸し出し用も企画課を含めて2台持っておりますので、そうした音声翻訳システムのタブレットで対応したいと考えてございます。以上でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 総務部長。 ◎総務部長(駒井利明君) 統計データの市税への反映でございますが、例年、個人市民税の所得割を算定するに当たりましては、神奈川県の毎月勤労統計調査のデータを使用しておりましたが、31年の予算につきましては、このデータにつきましては使用しておりません。 ○議長(武藤俊宏君) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(加藤久忠君) 健康こども部の関係では4点ほど御質問を頂戴したかと思います。 まず病児保育の関係でございます。こちらにつきましては、国の制度上も病児対応型、あるいは病後児対応型ということで、一応内容的に区分がされてございます。綾瀬で今予定してございますのは、病気の回復期にある子供さんも含めてお預かりをする病児型ということで予定しておるところでございます。 2点目といたしまして、今回の定員の3名につきましては、既に先行してやっていらっしゃる自治体さんの状況なども鑑みながら、定員3名というようなことで予定してございます。なお、お受けいただく体制としまして、看護師さん、あるいは保育士の確保、そういった点につきましては、予定していただいておる法人さんとも少し話をさせていただいているところでございます。また、医師の確保につきましては、必ずしも常駐が必要ないという中で、市内の小児科医の医師の方、あるいは小児科を標榜していらっしゃる医師の方の御協力をということで、小児科の先生方、あるいは医師会さんのほうと調整をさせていただいておるところでございます。 続きまして、予約というところでは、御利用いただくに当たりまして、病児保育の御利用が可能かどうかということをかかりつけの先生のほうで所定の診断書といいますか、医師の意見書といいますか、使うことは大丈夫だよということをまず御確認いただいてお申し込みをいただくという形を想定してございます。申し込みの方法としましては、当然定員があるという中では先着順というふうになってしまうところもあるんですが、電話なりで予約をお受けしたいというふうに考えてございます。なお、既に始まっていらっしゃる自治体さんなどにお伺いしましても、まず定員を超えての御希望があるようなケースはほぼないというようなお話も伺っておるところではございます。 続きまして、放課後の児童クラブの関係でございます。各クラブの実態はというところなんですが、こちらに関しましては、必要な面積につきまして、現在、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準ということで、市のほうでも条例を持ってございます。この条例で定めております1.65平米の面積につきましては、国の省令に基づくもので設定してございますので、必要な面積が確保されておるというふうに考えておるところでございます。 ○議長(武藤俊宏君) 教育部長。 ◎教育部長(市来吉博君) 小中学校のICTのパソコンの配置数、特に大規模校についての考え方の御質問でございます。パソコンの配置につきましては、小中学校、そして教育委員会のほうで構成いたしますパソコン活用推進委員会というのを設置しておりまして、今後どんなふうにパソコンを使っていくのか、また配置台数はどうしていくのかという検討をした中で、そちらを予算要求するような形の流れを行っております。その計画の中では、大規模校対策については32年度以降台数をふやしたいという計画のほうもございますので、そちらのほうはまた今後予算で要求していくことになりますが、実態といたしまして、今後の活用状況みたいなところも実態を踏まえまして、学校のほうの把握をした上で予算要求のほうもまたしていきたいと考えております。 ○議長(武藤俊宏君) 市民環境部長。 ◎市民環境部長(比留川功君) 市民環境部につきましては2点ほど御質問がございました。 まず施政方針の中で、ごみの有料化を行うことなく、さらなるごみの削減を図っていくと、この内容についてということでございますが、まず家庭系ごみにつきましては、当初予算の説明の中でも申し上げましたが、毎年減少傾向にございます。そうした中にありましても、今回新規事業といたしまして、布団のRPF化、また、ごみ分別のアプリということで、極力可燃ごみを資源化していきたいと。そういう形でごみの減量化を図っていきたいと考えてございます。また事業系につきましては、毎年実施しているんですが、大量排出事業者に個別訪問をさせていただいて、資源化できるものは資源化、焼却するものは焼却で、市内でやっている事業所に関しましては高座清掃施設組合のほうで焼却しなければなりませんので、極力資源化できるものは資源化できるようにという形の指導をすることによって、焼却ごみの減量を図っているところでございます。 2点目の布団のRPF化の中で、羽根布団がRPF化になるかという話でございますが、羽根布団につきましては資源化できないということで業者に聞いてございます。こちらにつきましては、他の事業者への有価物として、焼却するのではなくて資源として売れる場合もございます。そういう形で、焼却の分は、羽根布団についてはRPF化できないという状況になってございます。 以上でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 市長室長。 ◎市長室長(内藤勝則君) 仮設風呂でございますが、まず、設置する場合は保健所の許可はなくそのまま設置ができます。あわせまして、あと浴槽でございますが、ろ過装置を備えた循環式としておりますので、その中で水はきれいになると考えておりますが、消毒の体制につきましては、業者と確認をしてまいりたいと考えております。 また、パンフレットでは1時間100人入れるとなっておりますが、実際に本当に100人入れるかというのは、その方がお湯につかる時間とかいろいろございますので、数字的にはそのようになっておりますが、実際には運用の中で考えていくようなのかなと考えております。 また、ボイラーにつきましては移動ができる簡易型となっておりますので、資格は不要となってございます。以上でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 福祉部長。 ◎福祉部長(黒岩健司君) 高齢者の就労支援の講習会の関係で、資源物のかご出しを対象にできなかったかといった御質問だったかと思います。この高齢者の就労支援の中での講習会につきましては、概要にも少し記載させていただいておりますとおり、働く意欲のある高齢者の就労を支援するためということで、求人ニーズの高い業種に関する知識や技術の基礎を身につけるための講習会ということで開催させていただくものでございますので、今回、介護スタッフであるとか、スーパーマーケットの講習会を選ばせていただいて実施していきたいと。そこで就職決定率をアップしていきたいというふうに考えているものでございまして、資源物のかご出しということについては特に今のところ話にも上ってはおりません。 ○議長(武藤俊宏君) 松本春男議員。 ◆16番(松本春男君) では、再質問します。最初の1番は、消費税の影響を今、部長のほうから言ってもらったんですけど、これによって綾瀬市は増になるのか減になるのかという状況。 それから、2点目としては、これは毎年、国の統計資料を使っていたんだけど、今回はマスコミ報道も含めて国会でも大論争になっているということで、それを使わなかったということで答弁がありましたので、結構です。 3点目としては、病児保育というのは病後児も含むとあるんですけど、市民の感覚としては、病児・病後児という表現に今後4月以降したほうがいいんじゃないかと思うんだけど、それはやらないで、もう病児だけにしちゃうのかという。これはパンフレットなんか見た場合に、わかる人はわかるけど、一般的に言ったら、病気している人しかだめよと。治ったらもうだめというふうにとっちゃうのかなと思うので、そのあたりの考え方と、あと、もう1つは、かかりつけの医師の診断と。私なんかが以前、今から二十数年前に滋賀県の大津に病児・病後児保育の開設のところを見学に行ったと。そこでは、やっぱりそこでかかりつけの医師でなくて、そこの医師が判断して、小児科の医師が判断して、いや、この子は、じゃあ、うちのほうの診療所の隣の病児・病後児施設で預かりますというふうに、そこで診ると。今、市の説明だと、かかりつけの医師に1回やらなくちゃいけないということは、結局、1日は最低休めというふうになっちゃうのかなと。かかりつけの医師が一般的に朝9時とか10時からやった場合は、そこで診察を受けないと市の施設には連れてこれないと、そのようになると。私なんか逆に、朝、医師がある程度診た中で判断するのかなと思ったもんで、そのあたりの事前にやったら、何かかなり弱くなるのかなと思うので、そのあたりの考え方をちょっともう一回。できれば、その医師がある程度診て、かかりつけで通っていればいいんだけど、かかりつけで通っていた場合はどっちかというと病後児にかなり限定しちゃうんじゃないかと。そのあたりの整理をどういうふうにされるか。 それから、学童のほうは1.65でオーケーだと言うけど、かなり勉強するのも大変だと。夏はクーラーをかけても暑くてしようがないという状況があるけど、そのあたりの実態的にはどういうふうに把握されているのかというのをお聞きします。 それから、多文化のほうは結構です。 それから、ごみの有料化のほうも、今後、3市の高座の中で綾瀬市の状況をどういうふうに有料化をやろうとしている自治体に説明するのか、その考え方をお聞きします。私は、だから有料化反対がもちろんいいという前提なんですけどね。 次に、高齢者の就労の問題ですね。高齢者の就労の問題では、今回はこういう状況なんですけど、今後ちょっと考えていかなくちゃいけないのかなと思うので、そのあたりお聞きします。 それから、40ページのごみの減量化のところでは、羽毛布団の場合は有価物として扱うという。ということは、今回、羽毛布団以外を回収するとき、布団を回収するときに、すごい錯覚されるといけないもので、一般的な布団は固形燃料にしますと、羽根布団は有価物としてやりますということで、それは明確にしたほうが利用者も出しやすいんじゃないかと思うので、そのあたりの考え方を聞きます。 それから、お風呂のほうなんですけど、1時間に100人と言って、シャワーだけの人もいるだろうけど、浴槽の広さは、もう一回確認します。1時間に100人というかなり、浴槽の広さは、男性、女性別々ですから、1時間に男性50人、女性50人ですけど、どの程度の大きさで考えているのか。 それから、パソコンのほうは、あと1年後に大規模校の考え方は考えるとあったんですけど、1人の生徒が1年間に何時間、パソコンを授業として使う想定をしているのか。屋外の授業なんかも含めてなんですけど。以上、よろしくお願いします。 ○議長(武藤俊宏君) 経営企画部長。 ◎経営企画部長(森林泰治君) 今度の事業に対しては、国の補助の10分の10ということになってございますので、消費税アップに伴います事業費については、10分の10補助ということになっております。また、今回地方消費税の引き上げ、10月から引き上げとなりますが、実質、地方消費税交付金ということで入ってくるのが半年ずれてございますので、31年度ではなく32年度の歳入ということで、現時点では引き上げ分については地方消費税交付金については見込んでございません。以上でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(加藤久忠君) 2点ほど御質問を頂戴したかと思います。 まず、病児保育の関係でございます。こちら病児保育・病後児保育ということでそういった名称をつけて、各市、事業を実施していられますので、どういった御案内の仕方がいいのかというのは、ちょっと今後検討していきたいと思います。対象の御案内ですとか、お使いになる方がわかりやすいというようなことでの整理については検討していきたいというふうに考えてございます。 また病児保育の関係では、先ほど議員おっしゃられた診療所の隣でお預かりをというような、病院あるいは診療所の併設型というようなやり方と、そうではなくて、診療所内に併設していない形での実施の方法がございます。やはり病気あるいは病気の回復期にある子供さんで、症状が急変するようなおそれがある子供さんをなかなかお預かりするのは難しいですとか、いろいろ要件がございますので、まずは病児の保育をお使いいただける状況かどうかというのを、しっかりかかりつけ医のほうで診ていただいた上でお預かりするという形を想定してございます。 続きまして、学童保育の関係でございます。こちらは基準としまして、国の省令に従った面積を今条例で位置づけをしてございます。この基準につきましては、参酌すべき基準ということで、自治体さんによっては1.65平米を下回るような基準で設定していらっしゃるところもございますし、先ほどの答弁とちょっと重複してしまいますが、現状では必要な面積は十分実態として確保されているというふうに認識しておるところでございます。
    ○議長(武藤俊宏君) 市民環境部長。 ◎市民環境部長(比留川功君) ごみの有料化の市の考え方ということでございますが、施政方針にも出ていますように、有料化はしないという形で市の考え方を持っています。他市が有料化するというのは、他市の政策の中でごみの減量化をするということでございますので、綾瀬市は有料化に伴う減量化は考えてございません。ということでございます。 また、羽毛布団の分別の方法なんですが、あくまで市民が粗大ごみとして出される場合は、布団も羽毛布団も差別はないと思ってございます。ただ、その処理方法を綾瀬市では有価物とするか固形燃料化するかということでございますので、その分別については考えてございません。 ○議長(武藤俊宏君) 福祉部長。 ◎福祉部長(黒岩健司君) 高齢者の就労支援の関係でございます。先ほども申しましたように、この講習会自体は、あくまで求人ニーズに応じたものでございまして、知識、技術の基礎を身につけるという枠組みでございますので、この中で実施するという考えは今持ってはおりません。シルバーのほうに一部委託して資源物のごみ出しをやっている地域もあるというふうに聞いておりますので、そういったところでは、シルバー人材センターのほうへそういう要望があったときに橋渡しをするような、自治会とかからそういう話があれば、橋渡しをするようなことはあると考えております。 ○議長(武藤俊宏君) 市長室長。 ◎市長室長(内藤勝則君) 仮設風呂の大きさでございますが、直径240センチ、深さが62センチの円形となり、水量は2,500リットルを入れる予定となってございます。 ○議長(武藤俊宏君) 教育部長。 ◎教育部長(市来吉博君) 市の1人の生徒に年間何時間パソコンをやっていますかという御質問です。1学級当たり年間の平均時数としましては、小学校が約23時間、中学校が約13時間が現行でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 松本春男議員。 ◆16番(松本春男君) まず、病児・病後児保育、名称はわかりやすくしてほしいということが1つと、あともう1つは、かかりつけの医師ってやった場合に、医師がやる場合は診断書みたいな形で書くのか。それとも、診断書の場合は結構お金がかかるんですけど、例えば簡易的に市のほうでお金がかからない方法で書いてもらうのか。例えば、診断書5,000円とか1万円とか取られたら、なかなか、パートで行っている人が逆にその費用が負担になったりするもんですから、そのあたりのかかりつけの医師の整理の仕方、お金のかからない方法でいかにやるかという、それを聞きます。 それから、学校のパソコンで、小学生で1人23時間。クラス、多いところは今、綾瀬小学校、そうすると、かなり時間的に全学年がやると何時間ぐらい使うのか。ちょっと今計算できないもんですから。綾瀬小学校で1人当たり23時間やった場合、1年から6年やった場合、何時間なのか。授業がかなり広範囲になっていく。時期的にかなりかかるんじゃないかと思って、そのあたりの状況。確かに1クラス同時にやらないといけないからあれなんですけど、そのあたりの考え方をお聞きします。 それから、お風呂のほうは本当にこれはいい制度ですからやっていただきたいと。で、よく温泉地なんかで何日か同じお湯を使っていたら、病原菌が回って感染したという状況があるもんですから、このあたりは、災害のときというのは本当に必要なんですけど、特にそれは同時に考えていただきたいと。以上、答弁をお願いします。 ○議長(武藤俊宏君) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(加藤久忠君) 先ほどの病児保育の診断書の関係でございます。こちらにつきましては、現在実施していらっしゃる自治体さんなども少し状況がまちまちといったところでございます。中には医師会さんなどと協定を結びまして、安価な価格で診断書といいますか、必要なものを整えていただくというようなやり方もなさっているところがあるようですので、その辺につきましては、今後調整をしてまいりたいというふうに考えてございます。 また、申しわけありません、先ほどの学童の、放課後児童クラブの関係で、1.65平米という基準がどうかというような意味合いで自分のほうで答弁しております。現在、民設の放課後児童クラブの実態といたしましては、いわゆる子供さんが生活する面積を1.65平米で割り返した場合の定員というものが当然出てまいります。その定員を超えて御利用いただいているという実態がございますので、それを解消するために、今回狭あい等解消のための支援ということで、増築ですとか移転ですとか、そういった支援を行うことで、基準の面積を満たしていただくというような取り組みをしておるところでございますので、そういった意味では、実態として基準面積を満たさないクラブさんが存在するというのは確かにございます。追加で答弁させていただきます。以上でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 市長室長。 ◎市長室長(内藤勝則君) お風呂でございますが、1基当たり、基本的に今10時間を回す予定としております。10時間で、1時間100人で1,000人、男女別々ですので2,000人という形になります。お風呂につきましては10時間ということで、それ以外の時間で水を抜いてまた新しく入れるというふうになるのかなと考えてございます。 ○議長(武藤俊宏君) 教育部長。 ◎教育部長(市来吉博君) 大規模校でのパソコン教室のやりくりのお話でございます。週30こま、学校の授業がとれますことから、PCを活用する授業につきましては、学校内で調整いたしまして、計画的に活用できるよう運用しているところでございます。 ○議長(武藤俊宏君) ほかに質疑はありませんか。越川好昭議員。 ◆4番(越川好昭君) 5点ほどお願いいたします。全て予算の概要のところから質問いたします。 最初に6ページですね。性質別予算のところで、ここの中に物件費というのがあるんですけども、この物件費の中に非常勤職員の賃金が入っているんではないかと思うんですが、非常勤職員、何人ぐらい雇用するということで想定されているのか。それから時間給は幾らで見ているのか教えていただきたいと思います。さらに非常勤職員の賃金ですね。物件費の中で何%を占めるのかということも教えていただきたいと思います。 次に19ページですね。農業の6次産業化の推進ということでありますけども、ここに目標が掲げられております。32年度までに6次産業化実施農業者数2者以上と、6次産業化品目数2品目以上を目指しますということで、今年度100万円の予算が計上されているんですが、現在、今年度実施される、想定されている事業者がいるのかどうか教えていただきたいと思います。また、その中身、どんなことをされるのかということもわかっていたら教えてください。 次に25ページですね。地域密着型サービス事業所整備費用の一部助成ということで、認知症高齢者グループホームの開設と、それから小規模多機能型居宅介護事業所、それぞれ1カ所ずつ開設するというふうになっているんですけども、これの具体的な場所とか規模とか事業者名がわかるのであれば教えていただきたいと思います。また、それぞれの施設ですね。これは市が誘致して来てもらったものなのか、それとも事業所のほうから自発的にやらせてくれということで来たものなのか、教えていただきたいと思います。 次に27ページですね。もみの木園の相談支援体制の強化ということで言われております。具体的な中身として、障害児の専門的な知識や経験を持つ民間の専門相談員を配置すると。週2日、1人配置するということになっているんですけども、これ、従来、この専門の相談ということはどういう対応をしていて、どういうことで体制の強化が必要だということになったのか。そういう声が強くあったのか、その辺のところを教えていただきたいと思います。 また、専門員1人を週2日配置するということになっているんですけども、いろんな専門があると思うんですよね。1人の人で全部を賄うのか、専門の中身によって人がかわるのか、その辺のところもどうするのか教えてください。具体的に専門を分けることになるかどうかよくわからないんですけども、分けるということになると、幾つの専門に分けて何人の方を配置するようになるのか、その辺のところを教えてください。また、週2日配置ということなんですけども、その2日間は全日いることになるのか、具体的な運用ですね。半日なのか、どんなふうになるのか教えてください。また、その相談のところですね。もみの木園を利用していない人もこういう相談をすることができるのかどうかというところも教えていただきたいと思います。 最後に40ページです。ごみの減量化・適正化のところで、ごみ分別促進アプリを導入して、多言語で見られるようにするということで大変結構なことだと思うんですけども、分別のところで外国の方がよくルールもわからないで指定日以外に出したり、出しちゃいけないものを出したりということがあるよとよく聞くんですけども、そのアプリを使って外国の方も分別がわかるようにするのはいいんですが、結果的にルールを守っていただかないといけないわけですよね。そのルールを守ってもらう方法として、そのアプリを導入した後の使い方、あるいは外国籍の方に周知をしてもらうというようなことをどんなふうにしてやろうかと考えているのか、ありましたら教えてください。 その1つのやり方としまして、地域ごとに外国籍の方に、まあ、誰が説明するかというのはあるんですけども、そういう説明の場を持って、こういうアプリもできましたので、ぜひルールを守ってやっていただきたいというような説明をしたほうがいいんではないかなと思うんですけども、そういうことは考えていらっしゃるのかどうなのか。以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(武藤俊宏君) 済みません。最初に物件費の件ですが、一応、越川議員が所管になっておりますけれども、ただ、全体的なもので答えられる範囲であれば全体の中でお答えいただきたいと思います。では、答弁をお願いします。総務部長。 ◎総務部長(駒井利明君) それでは、全体の金額でお話をさせていただきます。総額が非常勤、一般会計で4億8,609万2,000円となりますので、パーセンテージで申しますと11.71%になります。それから、人数でございます。ちょっと全体の人数が今手元にございません。申しわけございません。それと賃金の金額でございますけれども……。もういいですか。わかりました。 以上でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(柏木正明君) 6次産業化に向けての実施事業者ということですが、現在相談を受けております事業者は3事業者おりまして、そのうちの1事業者につきましては、大分具体的なところが煮詰まってきている状況でございます。 事業の内容はということなんですが、余り具体的なことを申し上げますと事業者のほうに支障がございますので、果樹を利用した2次加工品の加工施設、加工機械を導入して6次化を進めていくというような内容でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 福祉部長。 ◎福祉部長(黒岩健司君) まず、地域密着型サービス事業所の整備費用の一部助成の関係でございます。それぞれ認知症高齢者のグループホームと小規模多機能型居宅介護事業所につきましては、これは市のほうで公募して、やっていただけるという事業者の方の応募に基づいて選定するという形でございます。この公募に際して、場所については特定しているわけではございませんで、市内全域の中で事業者の方が選んだというか、考えていただいた場所について選定作業を進めていくということになってございます。 それから、次にもみの木園の関係で相談支援体制の強化ということでございます。この背景にございますのは、今いろんなサービスを使っております障害児の保護者の方の意識の高まりということがよく言われておりまして、実際にもみの木園の保護者の皆様にアンケートをとりましたところでも、それぞれ保護者の皆様からは、相談、いろんな部分で専門性というようなお声をたくさんいただいております。それから、保育園等の事業所というんでしょうか、保育所等の方からも、さらなるいろんな専門的な相談を求めるような声もございます。そういった背景で導入していくという内容のものでございます。 それから、専門員につきましては、1名を採用して、これは委託でございますので、お願いをして来ていただくという予定でおります。その1名の方が基本的には相談に応じていただくという形になるわけでございますけれども、この相談員につきましては、児童発達支援センターに配置する相談員ということになりますので、相談支援専門員という資格が必要になると考えております。これは実務経験と、それから研修を受けたというようなことでの資格を取得した人を配置するというふうに考えておりまして、その1名の方が1日6時間勤務をしていただくということになっております。それから、相談はもみの木園に通園している人だけではなくて、いわゆる一般というか──の方も対象にしているものでございます。 ○議長(武藤俊宏君) 市民環境部長。 ◎市民環境部長(比留川功君) ごみの分別促進アプリの関係でございますが、こちらにつきまして、まず周知方法でございますが、基本的には広報とホームページ、また綾瀬市に転入した際、市民課で手続をとりますので、その転入時にお渡しする書類の中でPRをしていきたいと思います。また、こちらにつきましては、QRコードで簡単にアプリがとれるという形でございますので、現実的に今現在では紙ベースでは渡しているんですが、なかなか紙を見ていただかないという形もございます。こちらにつきましては、粘り強くやっていこうかなと思います。また、御提案の個別の説明会につきましては、現在のところ考えてございません。以上でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 越川好昭議員。 ◆4番(越川好昭君) どうも御答弁ありがとうございます。最初の性質別予算のところは私の所管のところということもありますので、また改めてお聞きしたいと思います。 次の農業の6次産業化のところですね。今お話を聞きましたら、複数の事業者から相談を受けているという中で、ことし、そのうち1つは具体化できるのではないかというようなふうに私はお聞きしたんですけども、複数というのは幾つかという数字は教えてもらえるんでしょうか。  (「3者と言ったよ」の声あり) 済みません。聞き漏らしました。 そういうことで、6次産業化ね。農業、1次産品だけじゃなくて、6次産業化するということで付加価値を高めて生産額を上げると、出荷額を上げるということで随分いいことだなと思っておりますので、進めていただきたいというふうに思います。 それから、次のグループホームのところですけども、市が公募して、応募してこられたということですね。結構こういう施設が欲しいという声も聞いております。今回どういう経緯でこういうものができたのかというのが1つ知りたかったところなんですけども、引き続きそういう声がありましたら、市のほうが積極的に公募して来ていただくように努めていただければというふうに思います。これはこれで終わります。 もみの木園の相談支援体制のところなんですけども、今の御答弁ですと、結局1人の方がいろんな専門のところを全て対応するというようなふうな理解でいいのかどうかですね。ここを確認させてください。 それから、相談するときに、1日6時間で週2日いるということなんですけども、事前の予約をとっていくのかどうか。また、いつその専門員の方がいらっしゃるのかという周知などどうされるのか、お尋ねいたします。 ○議長(武藤俊宏君) 福祉部長。 ◎福祉部長(黒岩健司君) グループホームの中にちょっと補足をさせていただきますと、このグループホーム等の整備につきましては、第7期の介護保険事業計画に位置づけたものに基づいて実施していくものでございます。公募は実施した中でまだ応募がないものもございますので、再公募するものもございますということは申し上げたいと思います。 それから、もみの木園の相談員の関係でございますけれども、1人ということになりますので、基本的には予約をいただいてというのが一番いいのかなというふうに今は考えているところでございます。 ○議長(武藤俊宏君) 越川好昭議員。 ◆4番(越川好昭君) ありがとうございます。公募していて、応募していないものもあるというものですね。ちょっと済みません、私、勉強不足で。その応募されていないところですね。どういう部分のところか教えていただきたいと思います。 それから、もみの木園のところは予約ということなんですけども、予約して、使えますよというその周知の仕方ですね。どのようにして皆様にお知らせするのか、そこを教えてください。 ○議長(武藤俊宏君) 福祉部長。 ◎福祉部長(黒岩健司君) 今のところ、小規模多機能型のほうにつきましては、公募したところ応募がございませんでしたので、再公募を図るべく調整を進めております。 それから、もみの木園の関係の周知でございますが、広報、ホームページもございますけれども、チラシ等を配布など、いろんなことを考えて周知していきたいというふうに考えております。 ────────────────────────── ○議長(武藤俊宏君) 質疑の途中ですが、この際、暫時休憩いたします。 午前11時39分 休憩 ────────────── 午後1時00分 再開 ○議長(武藤俊宏君) 再開いたします。 ────────────────────────── ○議長(武藤俊宏君) ほかに質疑はありませんか。齊藤慶吾議員。 ◆2番(齊藤慶吾君) 私のほうからは、予算の概要39ページ上段の目久尻川文化ゾーン構想の策定とみはらし広場の整備について、予算の説明資料ですと306ページになるかと思います。ここから何点か質疑をさせてください。 まず1点目なんですけれども、ここの文化ゾーン構想の策定に当たるメンバーの方がどういった方が入られているのか。 それと、31年度から40年度まで10年間というちょっと長い気もするんですけれども、このスケジュールがもしわかればお願いいたします。 重ねて、あと看板の設置とあるんですけれども、これはまだ構想ができていないにもかかわらず案内板があるという、ちょっとこの辺を教えてください。 ○議長(武藤俊宏君) 教育部長。 ◎教育部長(市来吉博君) まず、目久尻川文化ゾーン構想のメンバーの御質問なんですけれども、将来的には委員会的なものをつくって、市のほうの取りまとめた結果のほうを諮っていきたいとは思っておりますけれども、現時点でメンバーは特に決まっておりません。そして、逆にメンバーを決める前に、地元のほうでのいろいろな意見をくみ上げながら策定のほうは進めていき、その後、まとまったものをそれなりの御意見等をお持ちの方とかにも諮っていきたいと考えております。 2点目の10年間のスケジュールのところでございますけれども、文化ゾーンの周知につきましては、10年間で全てが終わるものとは考えてございません。その中では、とりあえず10年間でどんなことをやっていこうかというのが、10年間の策定のスケジュールの考え方でございまして、10年間の年度間での割り振りというところは現在のところまとまっておりません。 あと、3点目の看板の設置内容の件でございますけれども、看板の設置につきまして、当初、設置する中では、目久尻川文化ゾーンという形でのPRを始めていきますけれども、そちらのほうは計画の策定が進むに従って内容のほうは書きかえていきたいと、そういうふうに考えております。 ○議長(武藤俊宏君) 齊藤慶吾議員。 ◆2番(齊藤慶吾君) そうしますと、多分、今までも調査ですとか研究というのはされていると思うんですけども、多分そういった方々が中に入られて策定に当たるのかなというようなイメージでございますけれども、まず、一言で文化財と言ってもいろんな分野があると思います。どんな体制で今後やられるのか。今まででも結構ですけれども、どういった体制でこういった研究をされてきたのか、お尋ねをさせてください。 それと、これは10年間にわたるんですけども、その中で策定のほうの費用なんですけども、今後9年間どういうふうな、今後ずっとかかっていくものなのか、どういった費用配分になっていくのか、教えてください。 ○議長(武藤俊宏君) 教育部長。 ◎教育部長(市来吉博君) 策定の体制でございます。それぞれの文化財を今まで調査してきたものもございまして、今回、面として目久尻川文化ゾーンの構想を策定していくという中では、それぞれの文化財の調査にありました資料のほうに基づきまして、今度は目久尻川沿いの文化財をそれぞれ有機的につなげていくというところでの話を策定して、周りの意見を聞きながら策定していきたいというふうに考えております。 あと、費用的な面でございますけれども、今回こちらのほうで31年度予算のほうに計上しております策定費用が、委託料264万3,000円ほどございますけれども、こちらのほうは31年に策定のために必要な経費でございまして、これは毎年かかるようなものではなくて、その策定の中で、もし何か整備するようなものがあれば、そちらは順次また予算化をして議会のほうにも諮っていきたいと考えております。 ○議長(武藤俊宏君) 齊藤慶吾議員。 ◆2番(齊藤慶吾君) この事業、私、非常に高く評価しております。神崎遺跡のさらなる認知といいますか、それに加えて観光資源にもなりますし、ちょうどあのあたり一帯を観光資源化したいという市民の声も何人か聞いたことがありましたので、それを踏まえて今後その調査研究に、今現在も当たっている方がちょっと少ないというような声も聞いております。今後この事業の人員の拡充といいますか、事業に対しての何か思いというんでしょうかね、その辺をお聞かせください。 ○議長(武藤俊宏君) 教育部長。 ◎教育部長(市来吉博君) 今回構想を策定いたしまして、どういった形でエリアとして整備していく、また考え方をまとめていくという中では、将来的にはそれぞれに当たる人員の確保というのも課題になってくることになろうかと思います。その際には、策定の内容に即した中身でまた人員の確保等にも努めてまいりたいと考えております。 ○議長(武藤俊宏君) ほかに質疑はありませんか。二見 昇議員。 ◆8番(二見昇君) それでは、よろしくどうぞお願いいたします。私のほうから3点ちょっと質問させていただきます。なお、項目的には、昨日、それからきょうも質問された方もいらっしゃいますけれども、1つの考え方として再度私のほうからもお尋ねしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まず1点目は予算の概要の21ページ、高齢者の社会参加の促進というところが1点目、それから、26ページの外国人介護人材受け入れ事業補助金について、これが2点目で質問させてもらいます。3点目は、その隣のページの27ページ、生活困窮世帯の中学生等に対する学習支援の拡充について質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。 まず、1点目の21ページの高齢者の社会参加の促進というところで、必要性のところでは、いわゆる資料の、概要書の中に書いてありますけれども、元気でありながら活動に消極的な高齢者の社会参加を促進することが課題となっているというふうに書いてあります。まさにそのとおりなんだろうなというふうに思います。私の知っている仲間でも、現役時代、他市で一生懸命ばりばり働いていた人が、退職して帰ってきたら地域には誰もいないということで、かなり消極的になっているのも事実なんで、これは大変重要な政策だなというふうに私は思っています。ただ、ここに、この消極的な方々を多様性自発型の社会参加まで持ち上げていくためには、このイメージがいま一つわからないですね。ここに書いてあります図式がありますけれども、まず一番左側にリーダーワークショップ、活動団体のリーダーによる検討の場ということで、これを4回行うんだということが書いてございます。これはどういうことの議論をしていかれるのか、ちょっとここがわかりませんので、これについて、この4回の議論というのはどういうことなのかということをひとつまずお尋ねしたいと思います。 そして、仲間づくりパッケージ、体験の場へ。ここにキャリアカウンセラーを派遣するというふうに言っているんですが、これも19回派遣するというふうに言っているんですが、基本的には、この消極的な人が仲間づくり、体験の場に参加させてくると、ここがやっぱり私はかなり難しい課題なのかなというふうに思っているんですね。だから、ここをどのような形、どなたがその消極的な方々をここに参加させてくるのかということをちょっと教えていただきたいなと思っています。 ましてや、ここで10回も体験の場を積み重ねていくということになっているんですけれども、その積み重ねの上で活動の場というところに今度持ち上がっていけば、おのずからここに行けば自然的にこの多様性自発型社会参加、一番下のほうに書いてあるこの目標に達するんだろうというふうに思うんですけれども、まず、この図式に書いてある、そして、ましてやその上段のほうに字で書いてあるんですが、これのイメージがいま一つ私の頭の中でどういうやり方でやっていくのかなということが見えてこないので、ここについて説明をお願いしたいと思っています。 それから、2点目の26ページの外国人のいわゆる人材受け入れ事業の補助金について、経済連携協定に基づく外国人介護福祉士候補者に加えて、新たに外国人技能実習生を受け入れるというふうに書いてあるんですけれども、技能実習生を受け入れるに当たっては、1つは企業型の単独型でやるのか、もう1つは監理団体というもので受け入れるというふうに私は資料の中でちょっと見させてもらっているんですけども、これはどのような形で受け入れをしていこうとして考えておられるのか。それで、この資料の中にも書かれているように、本市でも7割の事業所が人材不足だというふうに書いてあるんですけども、この7割の人材不足というのを市としてはどの程度の人数の方が不足されているというふうに理解しておられるのか。これについてちょっとお願いしたいなと思っています。 それから、実習生を仮にどういう形で受け入れるかまだ聞いていませんけども、これは最長で5年間の滞留期間だろうというふうに思っているんですが、その5年間ごとにこれは、今後先はどうなるかは別としても、今の段階ではそういうふうになっていくのかなというふうに思うので、その考え方でよろしいのかどうなのかというのが2点目の質問です。 それから、27ページの生活困窮世帯の中学生等に対する学習支援の拡充というところで、これは1つは生活困窮者自立支援法に基づいて、私の聞き違いがなければ、この事業は28年度から実施されているというふうに聞いているんですけども、この生活困窮者の中学生が、一番下にも書いてあるように、高校進学率100%というふうに、これは大変すばらしいことだというふうに思っていますけども、この段階で、綾瀬市でこの生活困窮者の制度から漏れている子供さんがいるのかいないのか、そこの確認だけはさせてください。その上で、事業が始まってから何名の方々が進学率100%、それから中退者ゼロというふうなこの数字で書かれているのか。その辺の考え方を教えていただければと思っています。よろしくお願いします。 ○議長(武藤俊宏君) 福祉部長。 ◎福祉部長(黒岩健司君) 御質問いただきました。まず、高齢者の社会参加の促進ということでございます。高齢者の社会参加の促進ということでは、まず枠組みといたしまして、リーダーワークショップというのを開催しておりまして、これは桜美林大学の協力のもと、地域で活動する団体の代表者などを対象としたワークショップとして開催しておりまして、多様性自発型の社会参加を実現していく方策の検討というようなことを目的としてやっております。具体的には、リーダーワークショップに所属している団体の活性化を促進していくに当たっての課題であるとか、解決方法の検討ということがございますけれども、30年度にまずやってございますのは、こういう団体活動に参加することによって、それぞれ参加している皆様がいろんな効果があるんだというようなことでの意識の共有化というのを図っております。さらに、それぞれの団体活動として皆様やっていただいているところでのさまざまな課題として、なかなか会員が入らないであるとか、役員のなり手がいないなんていうことも含めまして、さまざまな課題について共有化しております。 そして、今年度取り組んでおりますところで、その仲間づくりパッケージにつきましては、このリーダーワークショップに参加しているさまざまな団体の会員さんと、それから広報等で募集しました一般のといいますか、高齢者の方にこの仲間づくりパッケージに参加していただいて、いろんな活動を知っていただきながら、それぞれ活動している方もまじっておりますので、そういう方のよさをいろいろお互いに共有化していくということで、次の活動へつなげていくというような取り組みをしております。30年度の取り組みで申し上げますと、途中になりますけれども、把握しているところでは、これまで、5回目までの仲間づくりパッケージの参加者が81人いらっしゃいまして、その中のうち7人の方が新たないろんな活動につなげることができたというような成果を生んでいるところでございます。 そうした事業を展開していく中で、31年度につきましては、活動に消極的な方もさらに巻き込んでいきたいというふうに考えているところでございます。この活動に消極的な方をどう巻き込んでいくかということにつきましては、今も実施しておりますような所属団体の方が会員さんがたくさんいらっしゃるところでの口コミといいますか、声かけをお願いして巻き込んでいこうということもございますし、それから、シルバー人材センターなどとも調整しておりまして、今モデル地区で大上をやっているんですけれども、31年度も引き続き大上地区でやる中で、大上地区にシルバーの会員さんがたしか70人近くいらっしゃったと思いました。そういう方にもお願いして声かけをしていただくというようなことで、それぞれ誘い合うというか、誘っていただきながら巻き込んでいきたいというようなことを考えております。 次に、26ページ、外国人人材の受け入れの形でございます。この受け入れにつきましては、介護事業者のほうでそれぞれ監理団体を選んでいただいて、その監理団体を経由して人を受け入れるという形になっておるわけでございますけれども、この予算化をいたします背景には、議員さんがおっしゃいましたように、7割以上の事業所での介護人材の不足ということがございます。ちょっと具体的な人数につきましては、今、数字はございませんけれども、そういうところで具体的に介護事業所の方にいろいろ聞き取りをしましたところ、まだまだ不安感等で受け入れを表明していないようなところもございますけれども、実はこの予算に当たりまして、既に1事業所において外国人の人材2名を受け入れる。技能実習生として、ことしの8月ごろ入ってくるということでのお話を伺ってございます。そういうところへ助成してまいりたいというふうに思います。そういう中で、この制度自体がさっきおっしゃった最長5年という形でございますけれども、これはあくまで実習制度でございますので、さらに、例えば来年とか再来年とか、追加で受け入れるようなこともあるかもしれませんし、ほかに人材がいろいろ足りてしまうことによって、受け入れしないかもしれない。その辺については各事業所のほうで考えていくようになっていくと思います。 それから、3点目の学習支援の関係でございますけれども、28年度から実施をして、高校進学率100%ということになっております。これは枠組みとして生活保護受給世帯と、それから就学援助世帯の皆様、全員にお手紙をお出しするなりということで御案内をさせていただいて、申し込みのあった方について学習支援を実施しているものでございます。そういった中で、この予算にも組んだところもございますけれども、30年度につきましては40名の応募がございましたが、会場の問題等もございまして、定員でございました30人を学習支援の参加者としているところでございます。そういった意味では、10人の方にはキャンセル待ちという形になっております。 それから、これまでの学習支援として進学の関係100%ということでございます。28年度に卒業した人間については、参加者が12人いたんですけれども、3名の方が卒業されております。それから、29年度につきましては、33人の方がこの事業に参加して、最終的に、途中で1人引っ越してしまいましたので、最後までいられたお子さんは32人ですけれども、卒業された方は12人、これは全員高校進学を果たしているところでございます。今年度につきましては、30人の方が参加していて、3年生で卒業を予定している人数は20人ということでございます。以上でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 二見 昇議員。 ◆8番(二見昇君) わかりました。1点目と3点目の説明については、十分私なりに理解しました。 2点目の外国人介護人材受け入れのこの事業の関係の、これもちょっと確認だけさせてください。事業者のほうで監理団体をつくって、そこで今回8月ごろに2名を受け入れると、こういう今お話だったと思うので、そのことでよろしいですかどうか、そこだけお願いします。 ○議長(武藤俊宏君) 福祉部長。 ◎福祉部長(黒岩健司君) 基本的には事業者が監理団体をつくるわけではございませんで、ある監理団体を活用するという形のものと、それから、もう1点、今回受け入れというか予定している事業所につきましては、地域というか、その事業所の本部といいますか、そちらのほうで会員の協同組合を設立いたしまして、そこが監理団体というふうになっておりますので、そういう枠組みの中で受け入れるということでございます。 ○議長(武藤俊宏君) 二見 昇議員。 ◆8番(二見昇君) 済みません。ちょっと私、自分のところの所管にかかわるところで、ここはあんまり言いたくないなと思っているんですけども、ある監理団体のあれを利用してというようなお話があったんですけど、それはこの概要書に載っかっておりますこの17ページの外国人人材、これで商工会議所の話が出ているのかと思ったら、このことのお話なんですか。ここだけちょっと、違うんなら違うで結構です。ただ、自分の所管のところだから、あんまりここは触れたくないなと思っていたんだけど、済みません、お願いします。 ○議長(武藤俊宏君) 福祉部長。 ◎福祉部長(黒岩健司君) 今回受け入れを表明している事業所につきましては、商工会のほうはまだ立ち上がっておりませんけれども、自分たちの地域というか、エリアのほうで協同組合というような形で団体を立ち上げられたんですね。その団体を活用する事業所が1つございまして、そちらの事業所が受け入れるということでございます。 ○議長(武藤俊宏君) ほかに質疑はありませんか。畑井陽子議員。 ◆7番(畑井陽子君) よろしくお願いします。まず、予算の概要の17ページの外国人技能実習生受け入れに向けた取り組みについてから1点、それから、33ページの小学校へのタブレット端末導入等によるICT環境の整備のところから1点、また42ページの多文化共生の推進についての中の、その中に書かれています(仮称)外国籍市民への情報提供指針の策定のことについてと、その中から、小・中学校への音声翻訳システム導入について、以上をお聞きしていきたいと思います。 まず、17ページの外国人技能実習生受け入れの取り組みについてですけれども、今まで部長の説明、また先ほど議員へのお答えの中から、これはある程度もう商工会というところを想定されて、受け入れ団体をこれからつくっていくと私なりに理解しているんですけれども、その中でこの受け入れ団体、私は橋渡しのような、人材を派遣するだけかと思っていたのですが、先ほど生活の支援なり、もしくはその3カ月1度の企業への訪問というようなことのお話もありましたので、この受け入れ団体の役割というのはどういったことになるのか、改めて詳しく教えていただけたらお願いします。 33ページのICT環境整備のところですね。こちらに台数が書いてあるんですけれども、まず、私のちょっと理解で、これは1校のイメージがあるんですが、どこの学校にどれだけ入れるのかという数のところで確認させてください。 42ページのほうの多文化共生の推進のところの、私の所管であったら申し上げないんですけれども、事業内容に情報提供指針をこれから策定していくとあるんですが、どういったものになるのか、どういったことを想定しているのか、もしも決まっているようなことがあれば教えていただきたいというのと、小・中学校への音声翻訳システム、音声アプリに対してですけれども、これはどのような使われ方をするものなのかというのが質問です。お願いします。 ○議長(武藤俊宏君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(柏木正明君) 受入監理団体の責務というか、業務の関係でございます。まず、受入監理団体は実習生の生活相談や訪問指導を月1回行うことが規定されております。それから、実習先企業の定期監査を3カ月に1回実施するということが運用基準の中で決められております。その実地訪問等を行う場合、具体的には技能実習生の4分の1以上と面接をしなければならないよとか、それから、宿泊施設の環境整備の確認、それから、宿泊施設を現地調査して確認するよというようなことが規定されております。ただ、それだけで済むかというふうに私ども考えておりまして、市独自の監理団体を設置して、市独自の方策を考えていく中では、監理団体には相談員を置くとかいうような規定はございませんが、そういったことも想定して、きめ細やかな相談、ケアをしていきたいというふうに考えてございます。 ○議長(武藤俊宏君) 教育部長。 ◎教育部長(市来吉博君) 小中学校のICTの整備台数の関係です。記載しております台数につきましては、小学校、中学校、それぞれ学校ごとの配置台数が記載してございまして、全部の台数でいきますと、小学校、各校41台の10校で410台、中学校、各校41台の5校で205台、合わせて615台を整備するものでございます。 あと、2点目の音声翻訳タブレットの小中学校での使用の方法の御質問でございますが、国際学級がございます学校に対しまして、音声翻訳アプリを入れたタブレットを各校1台ずつ配置します。日本語による意思疎通が難しい児童・生徒の指導や、保護者の相談のコミュニケーションのツールとして活用するものでございます。 ○議長(武藤俊宏君) 経営企画部長。 ◎経営企画部長(森林泰治君) 外国籍市民への情報提供指針ということで御質問いただいてございます。こちらは市が外国籍市民に対して行政情報を提供する基準のほうを整理してまいります。具体的には、使用言語、多言語化する情報の種類、情報提供に用いる媒体方法、さらには主要な公共施設のサイン表示などの考え方を整理していくものでございます。 ○議長(武藤俊宏君) 畑井陽子議員。 ◆7番(畑井陽子君) ありがとうございます。まず、外国人技能実習生の受け入れについて、その監理団体、これからつくろうとするものは、かなり来ていただく外国籍の方に対しての生活、あらゆるところを見ていくことになるのかなと想像します。こちらに書かれています外国人技能実習生受け入れ団体にかかわる人件費の補助、正職員1人ということが予算化されるわけですけれども、この方にはかなりのスキルが求められることになるのかなと思うんですけども、これは受け入れの商工会の方が雇うのか、もしくは市で探してそこに入っていただくというような形になるのか、ちょっとわからないんですけども、どういったスキルを持っている方をこの予算に充てているのかという、資格もしくはそういう想定があったら教えていただきたいです。 次のICT環境の整備ですが、学校ごとに、小学校は410台、中学校には205台入れるということで、わかりました。 ここでもう1つ確認させていただきたいのは、パソコン教室を児童もしくは生徒が一斉に使うことに、時間があるわけですけれども、そのためにやはり問題になるのが、動作が遅くなるんですね。これを調べてくださいと言って先生が指示を出した後に一斉に生徒たちがやるわけですから。今回そこの整備も一緒に含まれているのか、この予算にとっているのか。もう既にそこは終わっているのかというところを確認させていただきたいと思います。 次の情報提供の指針についてですけれども、どういったものをアプリに入れるのか、どういった情報のものを表示していくのかという、そういった情報提供の指針であるということで理解しました。これが、いわゆる言葉の壁というのがまずは多くの外国籍の方がいるこの綾瀬市にとって、やはりそこが一番課題なんだというふうに捉えている。改めてなんですけども、そういったことで、まずはそこからなんだということでいいのかという確認です。1つさせてください。 それと、最後に音声翻訳アプリですね。今、国際教室があるのが、天台小、寺尾小、綾北小、北の台小学校と、恐らく綾北中学校ということでお聞きしておりまして、そこの先生たちが今まさにお困りである、課題があるというふうに感じていらっしゃるのか。日本語支援ということで先生たちも入ってくださっていると思うんですけども、その方たちでは時間が、入ってくださる時間が足りないであるとか、その言語に対応できる先生が実はいないであるとか、そういったような、今現状としてそういったことがあるのかというのを教えていただきたいと思います。 ○議長(武藤俊宏君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(柏木正明君) 設立監理団体への補助の中で、正職員1名の人件費、その内訳でございますけれども、まず、法務省、厚生労働省の受入監理団体としての許可を得るために対応する職員でございます。全国的にも商工会が受入監理団体と許可を持っているというのは非常にまれなケースでございまして、なかなか事例もなくノウハウもないという中で、許可申請業務については神奈川県で1カ所、そういった実績を持つ社会保険労務士と司法書士の資格を持つ事務所がございますので、そういったところと連携して許可申請をしていこうというふうに考えているところでございます。そういったことからすると、許可を得るための職員ですので、これといった資格等は必要ございません。事務処理能力があれば十分対応できるというふうに考えております。 採用そのものについては、商工会が採用いたしますので、私どものほうに、市のほうに採用権は持ってございませんが、しかしながら、連携事業、補助事業でございますので、人選に当たっては相互でよく調整しながら人選をしていきたいというふうに考えてございます。 ○議長(武藤俊宏君) 教育部長。 ◎教育部長(市来吉博君) 1点目のICTの関係のパソコン教室のネットワークの御質問でございます。議員おっしゃるとおり、一斉にアクセス等を行うとネットワーク上の課題というのも確かにございます。今回、パソコンの老朽化に伴います更新につきましては、PC教室内のPCを対象としておりまして、今後、有線、無線も含めましてLAN環境の整備につきましては、計画の中では32年度以降という形になっておりますので、そちらのほうを現況を研究しながら、よりよいネットワーク環境の整備に努めてまいりたいと考えております。 また、もう1点の翻訳関連の質問で、先生方が困っているのか、課題があるのかというところでございますけれども、国際教室のある学校を中心に、日本語指導協力者のほうを予算をとらせていただきまして、配置をしております。10カ国語、日本語指導協力者約15名を各学校のほうで年度当初にどれくらいのペースでこちらの学校へ行くというような形で割り振った中で行っておりますが、毎日通えるような状況にはなかなかなりませんことから、こういった音声翻訳アプリを使いましてコミュニケーションのほうをとっていきたいと考えております。 ○議長(武藤俊宏君) 経営企画部長。 ◎経営企画部長(森林泰治君) この指針につきましては、外国籍市民にとって重要な行政情報とか、生活にかかわる市からの情報発信及び主要公共施設の案内表示等、情報提供の市全体の、全庁統一的なルールを整備いたしまして、全庁体制で、今後さらに増加する見込みであります外国籍市民に対します最大の障壁となる言葉の壁の解消を図るものでございます。以上でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 畑井陽子議員。 ◆7番(畑井陽子君) 今、部長からありました情報提供の指針についてはわかりましたので、ありがとうございます。 最初の外国人技能実習生受け入れについて、今の部長の答弁ですと、この、では予算にとられている正職員の方はあくまでも認可を得るための職員で、事務処理能力が最低限あってほしいということでございました。そうなりますと、こちらの想定しているつくりたい認可団体が行う市独自の監理等もおっしゃっていましたけど、生活相談であるとか、訪問したり、そういうきめ細やかなことはどなたが行うことになるのかなというのを最後1点確認させていただきたいのと、この最後の行に書いてあります、海外への技術移転により現地ローカル企業の育成が図られ、将来のパートナー企業としてネットワークを構築することが目標なりメリットとして想定されているわけですけれども、来ていただいた技能実習生が日本で技術を学んでいただいて、その後、帰られた後、自国でそういったことをしていただいて、日本とのネットワークをつくっていくという想定であろうかと思っています。日本の技術が移転するということに対しての問題というか、その点の問題点というのは何か考えていらっしゃるのか、最後に確認させてください。 続いて、ICT環境の整備で、LAN環境は32年度以降ということでございました。私は先生方で十分協議されてこれは計画を立てられているかと思いますので、そういうことであればそうなのかなと思いますけども、環境整備、LAN環境とかが動作が遅いということに対して、もう少し早くやるべきではないのかなとは思っておりますが、わかりました。でも、32年度以降、やるということですので、そこはお願いしたいと思います。 こういった備品を入れたときにやはり問題となりますのが、トラブルがあったときにどう対応されるのかというところで、今回リースで入札で行うということを先ほどお伺いしていましたけれども、そういったトラブル処理まで含めたことであるのかというのを確認させてください。 また、音声翻訳アプリについてですけれども、日本語指導の先生15名が予算化されていたけれども、そこでも、その都度いないときの対応でこのアプリが活用されるということでありました。 最後、日本語のボランティアというか、指導に入る先生にプリント類の翻訳までが業務としてお願いしているかなと思っているんですが、このアプリを導入することによって、学校側から家庭に配るプリント類の翻訳までできるのかというところを確認させてください。 ○議長(武藤俊宏君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(柏木正明君) 受け入れ団体が設立された後、実際の業務に入っていくわけでございますが、相談員等、それなりの経験がある者が必要になってくるというふうに認識してございます。正職員として採用した者がその業務を行えれば一番よろしいわけですけれども、そういった方が果たして見つかるかどうか、ちょっと今のところわかりませんけれども、いずれにしても、相談に対応できるスキル、それから通訳、それと企業の労働に対する検査ができる、そういった資格、スキルがある方は当然必要になってくるというふうに思っています。 実は、これからこの事業を始めていくんですが、既に受け入れをしている市内企業の経営者の方たちと意見交換をしまして、現実の問題としてどういうものがあるのか、それによって何を支援していかなければいけないのか、また、何をどうやってフォローしていかなきゃいけないのかというのを4月早々に意見交換会を開催して、それは1回で終わることなく、何回も開催して、次年度、団体設立許可をもらった後の実際の運用について活用できる情報交換をしていくということです。その中で相談員等の関係も整理をしていくというふうに考えております。 次に、技術移転で市内企業へ対する問題点はということですけれども、技能実習生は3年もしくは3年後に国の規定する評価検定を合格できれば、一時帰国した後に2年間延長できる、最長で5年間日本に研修できるわけですが、その技術を全て母国に持ち帰ったとしても、日本の持つ技術全部が出ていくということには考えてございません。また現実の問題、市内企業の経営者からお話を聞きまして、実習生が戻った後、地元ローカル企業に就職して、そことパイプができて、製造部門についてそことアウトソーシングができる。国内での人材不足をそこで補うことができて、非常に助かっているというような話も聞いておりますので、それができることによって、実習生が帰国した後に、所属する企業もしくは、場合によっては起業する方もいらっしゃるかもしれません。そういったところと連携ができることによって、現地の雇用とか、それからローカル企業全体の技術力の向上等に役に立つだろうというふうに考えておりまして、日本側と相手国側双方にメリットがあるものだというふうに認識してございます。 ○議長(武藤俊宏君) 教育部長。 ◎教育部長(市来吉博君) PC教室のトラブルについての御質問です。機器等が故障したり、また使い勝手等のトラブルにつきましては、教育委員会内にICT支援員がいますので、そちらのほうで相談に乗ったりという形の対応をしております。ただ、授業中でのトラブルというケースも考えられます。実際に授業を行う中で、急に機械が動かない、そういったトラブルというところにつきましては、現在対応ができていないところもございます。他市等の状況を見ますと、ICT支援員の増員等で取り組み、ますますふえてくるICT機器への対応をしている自治体もございますので、そちらのほうにつきましては、今後また調査研究してまいりたいと考えております。 あと、もう1点、翻訳アプリの件でのプリントのほうの変換等はできるのかという御質問でございますけれども、学校のほうで使う用語につきましてはまた独特なものもございます。また、アプリ自体がそれをすぐ変換するというものではございませんので、このシステムを入れることによってプリントの翻訳ですとか変換というのは対応はできませんが、こちらのほうのアプリを使いまして、プリントの内容等の説明のほうにツールとして使ってまいりたいと考えております。 ○議長(武藤俊宏君) ほかに質疑はありませんか。安藤多惠子議員。 ◆17番(安藤多惠子君) 5点について質問いたします。 まず、概要の17ページ、ただいまの外国人技能実習生の受け入れに向けた取り組みの関係ですけれども、確認させていただきたいんですが、ここに人件費と書いてあるものは、あくまでも許認可を、許可申請にかかわる人の人件費であって、生活全般の指導であるとか、さまざまな相談に乗るという相談員の方の人件費ではないんですね。別な人がいるということなんですね、これは。それをちょっと確認させてください。 それから、38ページの熱中症対策なんですが、避雷針に続きまして、日よけをつくっていただけるということで、大変ありがたいなというふうに思いますが、先ほど御答弁いただいたように、できるだけ早くやっていただかなくちゃいけないということなんですが、この形状と材質をもう一回お聞きしておきたいんですけども、テント地で片流れ方式と言いましたか。何か、もうちょっとここを詳しく教えてください。 それから、39ページ、目久尻川文化ゾーンの構想の策定とみはらし広場の整備です。教育部長のほうのお話からですと、文化財が24カ所あるですとか、そういったことをお聞きしているわけですけれども、学術的な文化財の指定だけではなくて、やはり目久尻川にある文化といいますと、さまざまな無形のものもありまして、例えばカワセミであるとか、あるいは笠間家のギンモクセイであるとか、そういったさまざまな文化もあるわけですので、そういったものまで含めて文化ということの考え方をしていただけるのかどうかをお聞きします。 それから、景観というものも大変重要だということなんですけれども、そういう意味では、みどり公園課のほうでは県土木との連携や情報交換などはされていくのかどうなのか、お聞きしておきたいと思います。 それから、40ページの深谷中央3号公園の整備なんですけれども、幾つかの公園があって、3号とか4号とか、そういう名前になっているんですけれども、この名称というものはもう少し何とかならないのかなというふうに思います。市民にとってもう少し親しみやすい公園の名前というものは考えられないんでしょうか。お聞きしておきます。 それから、最後なんですけれども、これは説明資料の133ページなんですが、総合計画策定事業費、委員の方が10人というふうになっています。ここの策定に関して市民参加ということを前回の一般質問でもお願いしているんですけれども、そのあたりはお考えになっていただけるのかどうか。 以上、お聞きします。 ○議長(武藤俊宏君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(柏木正明君) 人件費の補助の関係でございますけれども、先ほども申し上げましたとおり、31年度に限っては許可を得るための事務を行うための人件費の補助でございます。先ほど申し上げましたとおり、この方が次年度以降相談員ができるような方が見つかれば、それはそのまま延長するような形になろうかと思いますが、この方が仮にできないということであれば、新たに人を探す。ですから、別物としてお考えいただいたほうがよろしいかと思います。 ○議長(武藤俊宏君) 都市部長。 ◎都市部長(金子廣志君) スポーツ公園に設置いたします日よけの構造でございますが、名称的にはテントシェルターという製品名でございますけれども、スポーツ施設等のところにつけるようなカタログ等に載っているところなんですけれども、材質的には、屋根材がテントシートになっていまして、これは不燃材でUVカットがされている材質のものです。こちらが片持ちばりといいまして、よく家屋の駐車場にありますけれども、片側に柱があって、屋根を片側のその柱で支えるというような構造のものでございます。 それから、文化ゾーンの中で県土木と景観的なものということで御質問でございますけど、これは目久尻川の河川の考え方だと思うんですが、ただ、こちらにつきましては、県土木のほうの多自然型の河川構造でもともと県土木ではこれを整備しているところでございます。みどり公園というよりも、景観であれば都市計画の所管でございますけれども、基本的には河川の構造物として県土木のほうで既に多自然型の構造物をつくっていられるというところで、もう既にできているといったところでございます。 あと、3号公園の御質問でございますけども、これは深谷中央ということで、深谷中央の整備に伴って公園施設の配置がされて、みどり公園のほうで整備を行っている中で、仮の仮称でございますので、当然地域にまた諮りながら名称をこれからつけていくと、親しみやすい名称をつけていくという考えでございます。以上です。 ○議長(武藤俊宏君) 教育部長。 ◎教育部長(市来吉博君) 目久尻川文化ゾーンの御質問でございます。今回、こちらの文化ゾーンの構想につきましては、目久尻川流域を個別の文化財ではなくて面として捉えた中で構想を練っていくという中では、御質問にございましたとおり、地域にございますカワセミの存在ですとか、笠間家のギンモクセイ、その他、例えば公園ですとか、また、中心になりますサイクリングロードですとか、そういったものも含めまして、全体の構想のほうを練っていきたいと考えております。 ○議長(武藤俊宏君) 経営企画部長。 ◎経営企画部長(森林泰治君) 総合計画の市民参加の関係でございます。総合計画の策定に当たりましては、市民の皆様の御意見を広く取り組むパブリックインボルブメントの取り組みが非常に重要だと考えてございます。既に30年度におきましては、市民とともにつくるという観点から簡易のアンケートを実施いたしますとともに、新たな取り組みといたしまして、まちづくりカフェを開催してございます。31年度以降につきましても、パブリックコメントによる単なる意見募集だけではなく、素案の策定段階に市民の皆様の御意見を伺うなど、参加機会や手法等、そういったものを検討して取り入れてまいりたいと考えてございます。 ○議長(武藤俊宏君) 安藤多惠子議員。 ◆17番(安藤多惠子君) ありがとうございました。柏木部長に何度もお聞きして申しわけないんですが、つまり、この1年間は相談に当たる人がいないということですかね、そうすると。まず1年は許可申請をするための人材、その後、その人が続けてやってくれるかどうかわからないけど、別な人になるかもしれないけど、相談員というのも置きますよという、そういう考え方ですかね。そうすると、その1年間は相談体制がないということですか。それ、ちょっとお答えください。 それで、日本語の指導の関係なんかで──日本語の指導ですね、日本語。これは企画課なんかと連携していったり、また市民団体と連携したりしていく必要があるというふうに思うんですけれども、そのあたりはどんなふうにお考えになっているのかお聞きします。 それから、熱中症の関係ですけど、テント地のシートということで、日よけ効果が本当にどのぐらいあるのかなというのがちょっと心配なんですけれども。また、屋根が片側になっているということでは、例えば西日になったときにも大丈夫なのかなとか、相当その辺の具体的な使い方の部分で、しっかりとそこを考えていっていただきたいんですけれども、それは大丈夫なのかどうか。大丈夫とお考えになっているのかどうか、もう一度お聞きします。 それから、目久尻川の文化ゾーンの関係では、そのようなお答えをいただきましたので、ぜひそうしていただきたいと思います。さまざまなことで本当に観光の市としてもきちっと位置づけができるような、そういう考え方をしていっていただきたいというふうに思います。 それから、県土木との関連ですが、景観が大事だということは、これから上流に向かって土手の改修が始まってくるんですね。その土手の改修のときに、みはらし広場といいますか、みはらし広場の前はコンクリート3面張りにする予定だったんです、本来。ですが、それが市民団体でいろいろ交渉しまして、草の生えるような形にしていただいたという経過があるんですが、これから道庵橋からずっと上流に向けて最も景観のすばらしいところ、ここの工事のときに、その景観が失われてしまう可能性があるわけです。そういう意味で、県土木ときちんと連携して情報交換していっていただきたいということなんですが、そこをお聞きしておきます。 それから、これからのことなんでしょうけども、目久尻川親水公園、親水公園はこれからつくるということで、そことの考え方。それから、せせらぎ広場は、じゃあそのままでいいのか、あのままでいいのかというようなこともあるかと思います。この文化ゾーンをつくっていくときのそうしたものの考え方というのもお考えの中に入れていただきたいというふうに思うわけですが、そこらあたりはいかがでしょうか。 それから、3号公園は仮の名前ということですね。わかりました。 最後に、総合計画の策定事業の関係です。パブリックコメントだけではない、もう少し踏み込んだ形の市民参加ということでやっていただけるということですので、期待しております。ありがとうございます。以上、お願いします。 ○議長(武藤俊宏君) 産業振興部長。 ◎産業振興部長(柏木正明君) 人件費に関しては、先ほど申し上げましたとおり、31年度末を目標に国の許可をとっていきますので、業務ができません。ですから、相談体制は必要ないんです。ですので、翌年度から業務が始まりますので相談体制が入ってくるということで御理解いただきたいんです。まず許可をとっていませんので、業務ができません。それを許可をとるために31年度末目標に許可をとっていく。許可をとった後に受け入れが初めてできるわけです。受け入れが始まってから相談体制を整えていく。そのために31年中に既に受け入れている企業の経営者等と意見交換をして問題提起をしていただいて、体制整備をどういうふうにしていくか、それを今年度中に構築していくということで御理解をいただきたいんです。 それと日本語指導の関係ですけれども、まず実習生に関しては母国を出国する前に6カ月間の法定の研修が義務づけられておりまして、その中では最低日本語検定N4を取得しなければならないということで、そのレベルの基準で入国してこられます。その後、入国した後、1カ月程度、受入監理団体が生活面等の日本の就労の関係の法令等の研修を行うような形になっておりますが、それについては専門的な知識が必要となってまいりますので、専門のところにお願いする計画でございます。その後の生活面での日本語の対応等につきましては、先ほど申し上げました経営者等の意見交換の中でどういったものが必要なのか、どういった法令以外の支援が必要なのか、そういったものを聞き取りをして構築して、その内容によってどういったところの、例えば市民団体とか、そういった日本語教室とかいったところにお願いできるかどうかというところを模索していくということで、今の段階では法令に基づくものについては専門のところにお願いするということで考えてございます。 ○議長(武藤俊宏君) 都市部長。 ◎都市部長(金子廣志君) スポーツ公園のテントシェルターですけれども、こちらにつきましては、スポーツ施設のカタログ等にあるそういったシェルターをつけようということで考えております。これは屋外用の当然シェルターですから、屋根材は不燃材のUVカットがされているというものでございますので、屋外用の日よけになるというものでございます。 あと、目久尻川親水公園はこれからまた整備するところの計画でございます。そして、せせらぎ広場は、文化ゾーンの整備にあわせてまた再整備をする考えでございます。せせらぎ広場、歴史云々ということもありますけれども、もともと40年前の開発等でああいうところができたというところの自然豊かな環境が残っておりますので、それをまたもう少し手を加えて、皆様が親しめるようなものにしていくということで、当然、目久尻川文化ゾーンの構想にのっとって、なじむような形にまたしていきたいというふうに考えております。 あと、目久尻川の河川工事につきましては、当然、県土木さんにお願いするところでございます。これまでも、今、議員さんがおっしゃったように、いろんな紆余曲折がありながらああいう形になってきておりますので、当然、土木のほうでもそこら辺は御認識されているかと思いますので、我々としてもそこら辺を注視しながら、必要であれば協議していくというスタンスでございます。 以上でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 市長。 ◎市長(古塩政由君) 目久尻川文化ゾーンでありますけれども、基本的には今ある文化財を中心にということをお話しさせていただいておりますけども、さっき議員言われましたように、文化財だけじゃなくて、もうちょっと文化という広い意味では、目久尻川、川を中心にした生活文化、そういうものをもっと入れていこうというふうに思っております。そういった意味では、何といいましょうか、民俗というか、にんべんのほうの民俗、フォークロアの民俗学的なものをやっぱりいろいろと入れていかなければいけないのかなと思っております。川の文化、川と水田、それと山ですよね。そういった中での生活から生まれたもの、フォークロア、そういう意味では民話とか郷土芸能とか、そういうものも含まれてくるんだろうというふうに思います。 そういった意味では、先ほどもありましたけれども、何年たったら、何だ、全部できるというものじゃなくて、地域と一緒になりながらそういったフォークロア的なものを拾い上げながら、どんどん一つ一つ充実していく。その中の1つにやはり景観というのも非常に重要なことだというふうに思っております。そういった景観もやっぱり保存していく必要があると思います。そういった意味では、県土木も当然そうですが、いろんな関係機関ともその都度調整しながら、文化ゾーンを少しずつつくっていきたいと、そういう発想でおりますので、よろしくお願いいたします。
    ○議長(武藤俊宏君) 安藤多惠子議員。 ◆17番(安藤多惠子君) 市長、ありがとうございました。目久尻川は本当にそういう意味では魅力が満載のところですので、大変期待しております。よろしくお願いいたします。 外国人のほうの関係ですけども、おっしゃっていることはわかりました。ただ、N4を取得してくるというのは本当に建前で、今来ている人たちも、N4まで届くのがなかなか困難であるというふうなことになっています。そしてまた企業がしっかりとその人たちに日本語を指導していく必要というものはやっぱりあると思うんですね。そういう意味では、その監理団体の責務といいますか、そういったものも大変大きなものだというふうに思いますので、その辺も期待したいと思いますので、よろしくお願いします。それで、企画課との連携、市民団体との連携というところも十分視野に入れてやっていっていただきたいというふうに思います。というところですね。御答弁は大丈夫です。ありがとうございました。 ○議長(武藤俊宏君) ほかに質疑はありませんか。井上賢二議員。 ◆14番(井上賢二君) 私のほうから2点、予算の概要の33ページですね。まず、図書に親しむ環境づくりの充実ということで、学校司書、一般質問でもずっと言い続けて、15校に学校司書1人配置ということでありがとうございます。それで、この件と、1点目ですね。勤務時間増ということで、週15時間から20時間、5日間というと1日3Hから4Hに1時間ふえたということですが、もうちょっと具体的にこの時間帯ですね。お昼休みにするのか、それとも放課後に集中してやるのか。またまた教員とのさらなる連携といいますか、この点をちょっと1点目に質疑いたします。 次に、下段の小学校へのタブレット端末導入等によるICT環境の整備、これは私も一般質問でプログラミング教育は今後どうするんですかということでいろいろ、で、今回非常に前向きにタブレットを導入するということで、高く評価したいと思います。リースでとお願いしたんですけども、本当に5年間の60カ月リースということで先ほども言われていましたけども。 ここで1点目にちょっと質疑が、小学校でタブレットパソコン41台、これはわかります。中学校でノートパソコンとなっているんですけども、これ、中学校でなぜタブレットパソコンにしてくれないのかなというのは、ちょっと今ずっと見ていて疑問に思っています。そしてなおかつ、ソフトですね。ソフト関係は、OS関係はどうなっているのか。タブレット、大きく2つに分かれていますけども、要するにアップル製のiPad、もう1つはウィンドウズタブレットPCってありますけども、これは統一されているのかどうか、1点目お聞きします。お願いします。 ○議長(武藤俊宏君) 教育部長。 ◎教育部長(市来吉博君) まず、1点目の御質問の学校司書の15時間から20時間にふえるところの具体的なイメージをということで、現在、週15時間という中で、学校によりましては5時間ずつ3日、または3時間ずつ5日といった形で、学校の中で使い勝手がいいようにではないですけども、学校の図書室の利用状況ですとか、そういったところで各学校のほうで今の時間でやっていただいております。それで、やはり今まで課題としては、もっと開いている時間が長くならないかとか、あとは連携というところがございますので、そちらはまた学校のほうでの対応のところではちょっと変わってくるところがあるんですけれども、例えば、5時間を3日だった学校については4日ということになりますので、5時間で4日間開けるようになります。また、3時間を5日間でやっている学校というのは、現行では1、2時間目と3、4時間目の行間休みってあるんですけれども、業間休み、または昼休みの時間でなければ、3時間ということですので対応ができなかったんですが、そちらのほうを、今後時間がふえることによって、業間休みも昼休みもあけることができるようになるということ。また、中学校などでは、これまで5時間を3日間やっていた学校があるんですけれども、3日は変えずに、中学校の場合、学校にいられる時間が長い関係もありますので、例えば3日で5時間だったところを、7時間で2日と6時間で1日といった形で、各学校のほうの運用に合わせて、開館時間、または教員等の連絡をとるような時間を確保できるようになっていこうかと思います。 あと、次のICTのほうの、まず中学校、タブレットではなくてなぜノートなのかという御質問なんですけれども、導入に当たりまして、学校の先生とかともよく相談しました。そういった中では、タブレットの画面のサイズとノートのサイズって画面の大きさが違いまして、実際に中学校ではプログラミング教育等の中では大きな画面が必要になるところもございますので、まず、ここのところでは、PC教室のもともとの更新というところもございますので、小学校のほうではタブレットのほうがいろいろ使い回しも、外でも使えるというところもありますけれども、中学校ではまず現在のPC教室のほうで使っている授業のほうを最優先というところでノートになりました。また、これまではデスクトップパソコンだったんですけれども、そこがなぜノートかというところもあろうかと思いますけれども、ノートの場合には、急に電源が落ちた場合でも、バッテリー機能で急に画面がばちっと消えてデータがなくなることではなくて、中の内蔵のバッテリーのほうでデータのほうが保存できるというところのメリットもございますので、タブレットではなくてノートという選択肢になりました。 あと、OSの関係になります。タブレットのところにつきましても、現在、学校のほうで中心に行っておりますパソコン教室につきましては、ウィンドウズ系のところで行っていきたいと思います。そして、あと中に入れるソフトの関係でございますけれども、学校用のソフトというのが結構ありまして、ちょっと具体的な商品名はここではやめさせていただきますけれども、そういったものは学校でみんなで授業を研究したり、また、きょうプログラミングの関係の御質問もあったんですけれども、そういったところでのプログラミングを試せるような、含まれたようなソフト等もございますので、そちらのほうは学校の授業に特化したソフトのほうを中心に入れていきたいと考えております。 ○議長(武藤俊宏君) 井上賢二議員。 ◆14番(井上賢二君) ありがとうございます。学校司書の場合、時間帯、学校によって調整してうまく行っているということがよくわかりました。それで、この時間帯に関してですけども、もうちょっと、やっぱり時間をふやしていただきたいなと思います。この点について、ちょっとお答え願います。 2点目の小学校にタブレット端末導入、これがわかりました。ただ、タブレットは今、画面が大きいA4判もありますので、全然ノートパソコンじゃなくちゃいけないということもありませんので、そういう関係で、タブレットをなるべく外にも出て活用できるということで、よろしくお願いいたします。 2点目、質疑します。2点目に、先ほどの学校司書の今後時間をふやしていただきたいという件と、あと、この小学校のタブレットの件は、綾北小学校でモデル校として、私が一般質問したときに、タブレットを導入していました、あのときはですね。それで、モデル校としての評価ですね。評価はどのように、お聞きしたいんですね。実際、ICT活用教育支援アドバイザーという方が入っていたかと思うんですけども、それも含めての評価をお聞きいたします。 そしてまた、先生方の研修の状況ですね。プログラミング教育というと非常に高度な面もありますし、操作もできないとだめですね。ただ、小学校の場合は文字入力とか、そういう基本的なことをやるというのはわかりました。中学校の場合は技術・家庭、本当にこの技術・家庭の技術分野で行っているということは、非常に私も納得はいきます。私も技術・家庭の先生をちょっと東京でやっていましたので、そういうことでは技術・家庭の先生が適任だと思いますが、ここの文章にある各教科においてということで、各教科のそのほかの理科の先生ですとか、そういう先生の研修とかはどうなっているのか、伺います。 ○議長(武藤俊宏君) 教育部長。 ◎教育部長(市来吉博君) まず、1点目の時間をふやしてやってほしい。学校司書の時間のところにつきましては、学校の声を聞きながらまたここで時間をふやしましたので、実際の運用がどうなるかというところを確認しながら、時間の確保に努めてまいりたいと考えております。 あと、綾北小のテスト導入での検証はどうかという御質問でございます。平成25年度に綾北小のほうで一部タブレット、今の外せる感じのタブレットのほうを導入しておりまして、その後、そちらのほうの実績のところで成果ですとか課題をまとめたところですと、成果としましては、体育の授業でタブレットパソコンを使い、互いの改善点を話し合う手だてとなったなどというところ、また、高学年におきましては、タブレットパソコンで動画や写真を撮影する学習をしたことで、絵を描くときに視点や構図を工夫できるようになったなどのタブレットでの授業の成果がございます。また一方、課題といたしましては、グループでタブレットパソコンを使うと、特に技能がある児童・生徒が中心となって操作を行ってしまい、周りで見ているだけの児童が出てしまうことがあるなどが課題として挙げられております。 そうしまして、あと教員の研修の関係でございます。綾北小のほうでテストで導入したのもございますが、あと29年度に教育研究所のほうでタブレットパソコン10台ほど、今後の研修用という形で導入させていただいております。そちらの中では29年、そしてことし30年ということで、教育委員会の教員で構成する教育の情報化研究会の中で公開授業を行っておりまして、年4回、ことしのほうももう先日4回目も終わったところなんですけれども、そういったところで授業の進め方等について研究しまして、各学校への指導に努めているところでございます。 ○議長(武藤俊宏君) 井上賢二議員。 ◆14番(井上賢二君) わかりました。学校司書については、今後時間を検討していくということでわかりました。 それと小学校へのタブレット端末の件ですけれども、研修のほうも研究所を通じてやっているということで、わかりました。 それと、先ほどお聞きした無線LANのアクセスポイントの整備の件は32年度からやると。で、ちょっと驚いたんですけども、プログラミング教育は国がやりなさいという、こう来たんですけども、指導要領で。それにも増して国・県補助金を出すということで聞いたんですけど、それって何なのよって、国がやはり補助金がないとだめなんじゃないかという、ちょっとこれを思いますのでね。今後も検討をしっかりしていきたいと思います。 最後に、時間的なことですけども、プログラミング教育を何時間とるのという先ほどの答弁で、小学校は23時間、年にですね。中学校が1年に13時間。これって非常に意気込みが、こういうことをやるんだというのはあるんですけども、最後にお聞きしますけど、もうちょっとふやしていただく。この時間的な問題ももうちょっと力を、プログラミング教育をやるというふうに関してわかるんですけども、ふやせないものなのかなということで伺います。 ○議長(武藤俊宏君) 教育部長。 ◎教育部長(市来吉博君) 先ほどの自分の答弁がちょっとうまく伝わっていないところがあったら申しわけございませんが、プログラミング教育が23時間ではなくて、PCを使った授業のほうが小学校で23時間、中学校で13時間が年間の授業数と答弁したつもりでおりました。誤解が生じましたら大変申しわけございません。 そしてまた、プログラミング教育のところでの時間増の御質問でございますが、パソコンをまずは扱っていくというところが大切かと思いますので、プログラミングになかなか特化したところの時間数だけをふやすというのは厳しいところもあるかと思いますけれども、今後必要とされる知識、能力であれば、そちらのほうはまた学校のほうとも調整してまいりたいと思います。よろしくお願いします。 ────────────────────────── ○議長(武藤俊宏君) 質疑の途中ですが、この際、暫時休憩いたします。 午後2時16分 休憩 ────────────── 午後2時30分 再開 ○議長(武藤俊宏君) 再開いたします。 ────────────────────────── ○議長(武藤俊宏君) ほかに質疑はありませんか。佐竹百里議員。 ◆12番(佐竹百里君) 3項目について教えてください。 まず、予算の概要24ページです。今回、基準緩和型の訪問型サービス事業の導入が計上されております。ここで説明の中では、現行型訪問介護員がいる部分と、あと基準緩和型ということで生活援助の従事者が生活援助をするという説明がございました。このサービスの利用の仕方について、例えば併用型なのか、それとも独自にやっていくのか。分けることによってどう利用者が使い勝手がよくなるかについての説明をお願いいたします。 それと、30ページです。病児保育施設整備費用の一部助成ということで、今回、市の予算としましては、国・県・市で3分の1で予算計上されておりますけれども、建物が建った後に、そこの運営費用というのが今後かかってくると思います。そこの費用が大体どのくらいになってくるのか。また、この病児保育というのが今回幼児教育の無償化の部分での無償対象の施設となってくるのか。また、そこを利用した場合の実費負担がどのくらいになってくるのかについてもお聞かせください。 もう1点、40ページです。ごみの減量化・適正化について。今回、布団のRPF化ということで30トンの減量を目指されていることはすばらしいと思います。ここの必要性のところでも述べてあるんですけれども、4,000トンのまだ減少しなければならない分がやはりわかっている状況で、ごみを出した後の減量化、要は市民の方が出された後をさらに燃やさないような努力で今回取り組まれているのはわかるんですけれども、やはり市民が出すところからの減量化の政策というのは必要だと思うんですね。高座清掃施設組合の中でも、可燃物の中に非常に紙の混入率が高いというのは、多分、各市の担当の方は共有されていると思うんですけれども、市民がごみを出すときに意識的に減量に取り組むという施策が今回議論されなかったのかどうか、それについてお聞かせください。 ○議長(武藤俊宏君) 福祉部長。 ◎福祉部長(黒岩健司君) 基準緩和型訪問サービス事業の関係の御質問でございます。現在の訪問型のサービス事業につきましては、要支援や要支援相当の方に対して、訪問介護員によります身体介護や生活援助のサービスを行っております。しかしながら、実際に利用する方々は、生活援助は必要なものの、身体介護までは必要でないという方も多く、利用者の生活状況に合ったサービス展開をする必要があるということで、人員に関する基準を緩和して、生活援助のサービスのみを提供する基準緩和型サービスを導入するものでございます。具体的に利用者の方に対してよい点という意味で申し上げますと、基準緩和型ということで人員基準等も緩和してまいりますので、料金というんでしょうか──が少し安価になるというところではないかというふうに考えております。 ○議長(武藤俊宏君) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(加藤久忠君) 病児保育の関係で御質問を頂戴いたしました。運営費用につきましては、31年度は、今回整備費ということで国の基準で予算を計上してございます。32年度以降の運営費につきましては、今後調整をというところではございますが、職員の体制としまして、看護師あるいは保育士の方を常に受け入れる体制を整えていただくという必要はございます。病児保育の開所の時間の長さによっては、当然それぞれの職でお一人の対応では難しいというようなことも出てまいりますので、やはり一定の費用がかかってくるものというふうに考えてございます。 ちなみに、既に今やっていらっしゃいますお近くの市で大和市さん、あるいは伊勢原市さんの例などを見ますと、大和市では1,450万円程度の運営費用、また伊勢原市さんでも約1,400万円程度の運営費がかかっていられるようでございます。利用する子供さんの数によって、1人当たりの費用というんですかね、その辺は大きく変わってまいりますので、少ない場合には少し大きな費用はかかっているというような状況になってくるというところでございます。 また、無償化の関係では、この病児保育を使った場合に、一律無償化の対象なのか違うのかということではなく、他の制度の御利用の状況によりまして、例えば無償化の対象となる保育所などをお使いになっていて、上限までお使いになっておれば、もう上限を外れてしまいますので、無償化の対象外、あるいは保育所ではなく違う制度をお使いいただいている場合に、上限の範囲内であれば無償化の対象になり得るというようなことで、少し子供さんによって状況は変わってくるというところでございます。 もう1つ、実費負担というところでは、まずは利用料として設定をしていられるところが、先ほど例示しました他の2市でやっていらっしゃるようなところは、1回当たり2,000円ぐらいの御負担をいただきながら、また給食などにつきましては、基本的にお持ちいただくか、お持ちいただけない場合には実費負担ということで数百円の御負担をいただくような形で実施しておるというふうに伺ってございます。以上でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 市民環境部長。 ◎市民環境部長(比留川功君) ごみの減量化についてでございますけども、家庭系から出る可燃ごみにつきましては、毎年減少傾向に来てございます。議員のおっしゃられるとおり、出すところから当然削減していくというのは喫緊の課題で、いい施策がなかなか思いつかないというところがございまして、ただ、実際事業系のほうもかなり出ているところがございますので、まず事業系のほうから削減に向けて施策を組んだ中で、いい方法がありましたら、また家庭系のところについても──量的にはそんなにいかないと思いますが、ただ、少しずつ積み重ねになりますので、そういうところも調査研究してまいりたいと考えてございます。以上です。 ○議長(武藤俊宏君) 佐竹百里議員。 ◆12番(佐竹百里君) 御答弁ありがとうございました。基準緩和型の訪問サービスなんですけれども、例えば介護認定をされた方で、身体介護が必要だったけれども、生活サービスだけで対応できるような人が、介護保険に該当しなくても、そこまでのサービスだったら欲しいという人が出てくると思うんですね。認定が必要ないけれども、そのサービスだけあれば、私は介護保険を受けなくても1人で自立していけるんだよという人たちも、その分けることによってサービスの選択肢がふえてくるとも思うんですけど、そこについての考え方を柔軟に対応はできるのかどうか。ここが介護保険内ですので、どういう対応ができるかわかりませんけど、市民のサービスとして今後検討できるのかどうかについてお答えください。 それと、病児保育に関してです。1回2,000円、他市がその金額でやっていらっしゃるというのはわかりますが、季節によっては、満床といいますか、3人超えることがないというのは他市の状況で見えているということですので、運営が実際可能なのかどうか。どれだけ市が負担していくことになるのか。この事業は非常に必要な事業だとは思いますけれども、やはり運営に関してはちゃんと考えていかなければいけない部分になってくると思うんですね。今これから検討していかれる中でどういう形で運営していくのか、また見えてくると思うんですけれども、できるだけ、もちろん市民の負担にもならないような形で、市の支出ができるだけ抑えられるような事業形態というのがまたできていけないのかいけるのか、それについてもぜひ研究していっていただきたいと思います。今回、新しい形ができた上で、また今後議論をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 じゃあ、再度聞きたいのが、1回に2,000円の中で実際運用というんですか、ここの事業の運営ができているのかどうか、その他市2市に関してですね。それについてお聞かせください。 ごみの減量化については、海老名市さんが言っているのは、有料化によって減らしていくということを言っていらっしゃるんですね。綾瀬の場合は事業系ごみが多いということで、アドバイザーを入れて取り組んでいるというのはよくわかります。ですが、今度新炉の稼働が4月から本格稼働になるということですので、やっぱり全体的に意識をしながら減らしていかなければならないという部分もあると思いますので、キャンペーンを組むなりなんなり、啓発というところでの取り組みというのはぜひお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(武藤俊宏君) 福祉部長。 ◎福祉部長(黒岩健司君) 今回導入を予定しております基準緩和型の訪問型サービスでございますけれども、対象者につきましては、要支援認定を受けている人と、さらに総合事業の基本チェックリストの対象者ということになっております。ですので、御利用をいただくということになりますと、このいずれかの方法をとっていただくという形になります。 ○議長(武藤俊宏君) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(加藤久忠君) 病児保育の関係でございます。病児保育につきましては、今回、資料のほうにもお書きをしてございますが、保護者の方が就労している場合に、子供が病気の際に自宅での保育がどうしても困難な場合ということで、基本的には病気の際にはやはり親御さんがというのはまずは基本になるかと思います。どうしても困難な場合にということでお預かりをというのがこの制度になってございますので、制度の目的としては、安心感をというところが大きな目的になります。 そういった中で、先ほど1回当たりの御負担をということで、大和市、伊勢原市の例を出させていただいたんですが、申しわけありません。もう1つ大和市さん、先ほどの例の大和市は病院併設のタイプでございまして、もう1カ所、今回うちのほうで考えておる形態に近いところでは、年間で約1,800万円ほど運営費がかかっていらっしゃいます。3施設、若干利用の数は違うんですけれど、大体400人から多くて800人という利用になってございます。それを1回当たりの御負担というのを掛けてみますと、80万円から150万円ぐらいの御負担ということで、残りの部分については、当然市のほうは国・県の補助はございますが、持ち出しをしながらそういう環境を用意しているということで、当然、採算をとるための御負担ということになりますと、先ほどの例示ではなく、一桁違うような費用を頂戴しながらということになりますので、どうしてもやはり行政のやる事業ということで、どちらもそういう認識で取り組みを進めていらっしゃるというふうには考えてございます。そういった意味では、運営していくためには、やはりどうしても行政の関与が必要な事業というふうに捉えておるところでございます。 ○議長(武藤俊宏君) 市民環境部長。 ◎市民環境部長(比留川功君) 家庭系のごみにつきましては、なかなか生活している以上はごみは出さないということはできません。ですから、リサイクルの徹底しかないと思ってございます。そちらにつきましては、いろいろな機会を捉えながら周知をしてまいりたいと思ってございます。 以上です。 ○議長(武藤俊宏君) 佐竹百里議員。 ◆12番(佐竹百里君) わかりました。ありがとうございます。済みません、再度聞きたいのが、先ほどの基本チェックリストの件ですけど、それは介護認定の中でのチェックになるということの理解でいいのか、その1点教えてください。 あと、もう1点、先ほどの病児保育に関してです。安心代と思えば高いのか安いのか、非常に難しい課題だと思っております。この政策自体にどうこうというわけではないですけど、これから働き方改革も議論されていきますので、病気のお子さんを持つ方が安心して休めるような社会にしていっていただくまでの安心料だと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(武藤俊宏君) 福祉部長。 ◎福祉部長(黒岩健司君) 基本チェックリストの関係でございます。この訪問型の事業もそうですけれど、あくまで介護保険制度の中の枠組みでございまして、その制度を活用するに当たっての対象者というんでしょうか──を判定していくのに要支援の認定がございましたり、それから、もっと簡単に利用ができるチェックリスト、基本チェックリストというものを活用していただくというような枠組みというふうになっていて、その中で該当する方についてサービス利用ができるという形の枠組みでございます。それ以外にも、一般で言う家事援助のような形でございますと、シルバー人材センターなどでもこれは事業を実施しておりますので、一般的に、例えば仕事が忙しくてというような方なども、その家事援助を活用しているようでございますので、そういったものの活用も、介護保険の制度とは違いますけれども、あるということでございます。 ○議長(武藤俊宏君) ほかに質疑はありませんか。内山恵子議員。 ◆6番(内山恵子君) それでは、概要書の中から3点質問します。 初めに、21ページ、高齢者の社会参加の促進ということで、先ほども質問がありまして、御答弁がありましたが、その中でもう少し確認したいんですけれども、これは昨年度から大上地域でされていて、その中で、やっぱり元気なんだけども活動に消極的な高齢者をどう社会参加に巻き込んでいくかというところで、今回拡充されていくのが、キャリアカウンセラーがそこに入ってくるということでは、今の高齢者の方の本当に応援の窓口のほうにもつなげていけるということになると思いますし、現場に入っていただいて実態がわかるというところでもすごくいいのかなと思います。そこで、もう1つ拡充される仲間づくりパッケージ、自発性と多様性型というのが拡充になっていますが、その昨年やった多様性拡充型とどう内容が違うのかというところを1点お聞きしたいと思います。 それから、今、佐竹議員からも質問がありました24ページの基準緩和型の訪問型サービス事業の導入ということで、これはメリットは、利用される方が利用するときに身体がない分、安価になるというところも本当にありがたいのかなとも思います。その中で、生活でやはりお困りがある中で、ここでは調理、掃除、洗濯というふうに書かれておりますけども、買い物支援というのはここに入ってくるのかどうか、1点確認です。 それから、31ページ、幼児期の教育の推進ということで、こちらも昨年度から実施されて、さらに好評で拡充され、また新規でもというふうなことで、すごく幼児教育というのは大事かなと思います。その中で、一番上に書かれています育自講座、3歳以上の未就学児が対象となっておりますけども、この内容をもうちょっと具体的にお聞かせ願えればと思います。これは1回ということで、年1回の開催の予定でいるのか。また、どのような方が講師としてやっていただけるのか。120組ということですけども、実際すごい人数にはなるかな、親子でということですので。これはどこで開催されるか。また、その内容がどのようなものを使ってどのようにやるのかということが今おわかりであれば教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(武藤俊宏君) 福祉部長。 ◎福祉部長(黒岩健司君) まず、1点目の高齢者の社会参加の促進の仲間づくりパッケージの関係の御質問でございます。少し先ほどの答弁と重なる部分もございますけれども、今年度取り組んでおります仲間づくりパッケージ、それからリーダーワークショップも含めまして、どちらかといいますと、既存団体の活性化というようなことを中心に進めております。それによりまして、活動の受け皿づくりというんでしょうか、そういうものをしていくというようなことを視点として取り組んでおります。31年度につきましては、もちろんその取り組みも継続はしてまいりますけれども、もともとは参加する皆様が自分たちみずからというんでしょうか──がいろんな活動、多様な活動を立ち上げていただいて、それから仲間を集めていただいて、自分たちの自発的な活動をしていただくというようなことがもともとの目的でございますので、特にそういうきっかけづくりになるような取り組みをしてまいりたいというふうに考えております。 それから、基準緩和型のサービスの関係の買い物でございますが、たしか自宅から行く買い物というんでしょうか、買い物支援については対象となっております。 ○議長(武藤俊宏君) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(加藤久忠君) 幼児教育の推進の中の育自講座でございます。内容といたしましては、ステージ上のシアターに絵本を映し出しまして、バンドの生演奏とともに俳優と声優による歌い聞かせの音楽劇、そして親子で一緒に楽しみながらというところで、親子で手づくりした音楽をそこに入れていく参加型の講座というようなものをイメージしてございます。なお、今現在考えておるお願いする先としましては、他の自治体さんでも実績がおありになるところを考えておりまして、講師としては絵本作家の方を想定しておるところでございます。回数としては年に1回ということで、場所としては小ホールなり、あいたスペースを使いながら実施をしていきたいというふうに考えておるところでございます。以上でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 内山恵子議員。 ◆6番(内山恵子君) ありがとうございます。最初に21ページのところですけども、本当に団体を活性化していく。先ほど御答弁にありました、実際この仲間づくりパッケージに81人の方が参加されて、それにつながったのが7人ということで御答弁がありましたけども、なかなか団体に所属していくという、既存の団体に入っていくというところの難しさも本当にあるのかなとは思いますけれども、実際、まずこの81人で7人、残りの方はどういった理由でそこに、求めてここには参加されたんでしょうけども、何かそこのところが参加につながらなかった理由というのがわかりましたら、教えていただければと思います。 それから、次の24ページですね。これは買い物支援も入っているということでよろしいんですね。はい。そうしますと、女性であれば本当に生活という面ではそれほどの不自由はなく、やはり身体的に衰えてくる中でできなくなってくるということが考えられますけども、男性の方の場合は割と、特におひとりの方だとなかなか、体は元気だけども、家のことがままならないという場合も多少はありますので、それが若ければ先ほど言ったように家事代行とかもあると思いますが、年齢がやはり介護の対象の年齢になった方で奥様に先立たれとか、もともとおひとりでという中で、今まではできていたことができなくなってくる中で、どのように生活を回していくかというところが本当にできなくなってくる方もちらほら御相談を受けることもありますので、そういった方々のまた受け皿になっていって、ヘルパーさんが週1回でも入ってくださるとか、そういった中で認知の予防につながったりとか、そういったことも今後できていくのかなと思いますので、ぜひ窓口の、このことに関しての周知をしっかりとやっていただきたいと思いますけども、これに関してどのような周知を今考えているか、お聞かせいただければと思います。 それから、最後の31ページ、わかりました。そうなりますと、本当にイベント的な形で一度やるというイメージを持ちました。そうなると、3歳以上で未就学児というと、幼稚園とか保育園へ行っているお子さんももちろん対象にはなると思いますので、開催時期というのを今どこでやるかというところをどのように想定して、また周知をどのようにしていくか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(武藤俊宏君) 福祉部長。 ◎福祉部長(黒岩健司君) まず、1点目の仲間づくりパッケージの関係でございます。なかなか次の参加につながらなかった方でございますけれども、どうも参加された方の中には既存の活動の枠組みというんでしょうか、既存の団体活動にはなかなか入られないという方もいらっしゃるようでございます。そういった意味では、新しい自分たちが気の合った仲間を集めてというようなことが、どうも望まれているんではないかというふうに考えておりまして、そういうのも含めて、31年度については、新たな枠組みでの活動を例えば自分たちが集めて団体を立ち上げてみるとか、まあ、団体という名前がつかないまでも、仲間同士でどこかに行くとか、そういうような活動が多く行われていっていただければ、この主観的健康感とか元気づくりにつながっていくのではないかというふうに考えて事業を実施していきたいというふうに考えております。 それから、もう1点の基準緩和型サービスの周知ということでございますけれども、基本チェックリストを提出していただくようなときに、そういうサービスがあるようなことをもちろん周知していくということもございますし、それから、地域包括支援センターでの周知、さらにはケアマネジャーのほうで本人のケアプランを作成するようなときに、また違ったサービスがあるというようなことを周知していくと。さらには広報、ホームページ等で周知してまいりますけども、直接そういうような形で利用される可能性のある方に周知してまいりたいというふうに思っております。 ○議長(武藤俊宏君) 健康こども部長。 ◎健康こども部長(加藤久忠君) 育自講座の関係でございます。実施する時期というところなんですが、特に長期休暇だとかそういうところではなく、今の予定としましては秋ごろ、10月ぐらいに実施できたらというふうに考えてございます。あと、実施する曜日としましては、当然多くの方に御参加をというところでは日曜日を中心に、あるいは土曜日ですとか、その辺を候補に考えていきたいと思っております。 また、周知につきましては、子育て支援センターを通じてチラシの配布、あるいは広報、ホームページで、場合によっては個別の幼稚園、保育所への御案内ですとか、その辺は今後詰めていきたいというふうに考えてございます。 ○議長(武藤俊宏君) 内山恵子議員。 ◆6番(内山恵子君) ありがとうございます。やはり団体に、先ほどちょっと言いましたけども、既存の団体というところでの入りにくさももちろんありますし、かといって、1人は寂しいというのも本当あるとは思いますので、今年度のところの仲間づくりというところでは、本当に期待されるところでもありますし、また大きなグループじゃなくても、出るのは嫌だけど、来てもらう分には話がしたいという方もいるかもしれませんし、二、三人だったり、1対1かもしれませんし、いろんな形でとにかくつながりができるような、そういった押しつけではなくてできるような、本当に町内でちょっと出たときに顔を合わせられる人が気さくにできるような、そういうイメージも大事かなと思います。そうなると、この次のときの周知方法というのが、先ほど広報とかというふうに言われていましたけども、またこの周知方法をちょっと工夫することも大事なのかなと。口コミでやはり、まさか、あなたが消極的な活動、元気な活動家でと言うわけにもいきませんので、どうそれをピックアップしていくかというところがすごく大事になると思いますので、そこのところを本当にうまく周知していっていただきたいなと思いますので、今の段階でちょっと工夫、考えているようなことがあれば教えてください。 それと、次の24ページのところはわかりました。とにかく先ほどもちらっと言いましたけども、ちょっとしたことでも本当にかかわってもらえる仕組みというところで、また身体が、何か転んじゃったりとか無理をする。高齢者の方はどうしてもやはり頑張るというところもありますので、生活支援だけでも受けられますよというところだけはしっかりと相談していただければと思いますし、また、さらに地域包括が本当に身近にありますので、ちょっとしたお困り事でも遠慮なくというところをますますPRしていただければと思いますので、こちらのほうはわかりました。 あと、最後のところもわかりましたので、すばらしい、今回初めてやりますし、これが本当に軌道に乗っていって開催をふやしてほしい、こういったことを幼稚園でも取り上げてほしいということが広がっていくことに期待していきたいと思いますので、じゃあ、1つだけお願いします。 ○議長(武藤俊宏君) 福祉部長。 ◎福祉部長(黒岩健司君) 周知の方法ということでございます。まさにおっしゃいますように、広報、ホームページもございますけれども、やはり大学とお話を聞いておりましても、こういった事業を広めていくのに一番有効である方法としては、口コミが非常に有効だというふうに聞いております。30年度もこの団体に入っている皆様になるべく口コミということをお願いしているわけですけれども、さっき申し上げましたような、例えばシルバーの会員の皆様、さまざまな方たちがいらっしゃいますので、そのよさをまず知っていただくということが非常に重要だと思っています。そのよさを口コミで地域に広げていくというような取り組みが一番重要だと思っておりますので、参加した皆様にぜひそういう口コミでいろんなことを広げていただいて、次の活動につながっていくような工夫をもっともっと検討してまいりたいというふうに思っております。 ○議長(武藤俊宏君) ほかに質疑はありませんか。上田博之議員。 ◆15番(上田博之君) それでは、よろしくお願いいたします。 まず最初に、市長室長にかかわるところからお伺いいたします。予算概要の歳入のところで、10ページですけれども、基地交付金などによって綾瀬市の財政が潤っているという誤った認識がまだ市民の中に強く残っているように思えますので、確認させていただきたいと思いますが、今回の予算案を見ますと、基地があるために綾瀬市に入らなくなってしまう固定資産税の代替として、基地交付金が約9億4,000万円、基地内の建物などにかかる固定資産税や住民税にかわるものとして基地調整交付金が約2億7,000万円となっていますが、本来綾瀬市に納められるべき基地にかかわる固定資産税のもととなる対象資産価格は、平成25年の議会答弁では2,225億円と確認しておりますけれども、この数字は現在どうなっているのか、教えていただきたいと思います。そして、この基地がなければ綾瀬市に入ってくるはずの固定資産税、つまり固定資産税相当額は、この対象資産価格の1.4%になると思うのですが、その計算でよろしいのか、教えていただきたいと思います。 次に、予算概要の36ページで、災害時に市民が入浴できる風呂の導入の件ですけれども、この災害時のお風呂の準備をしてくださるということで、いろいろな被災地を私も災害ボランティアとして活動してきたわけで、そのありがたさはよくわかっておりますので、非常に喜んでおります。綾瀬市の防災アドバイザーであります国崎さんも、2月17日に市内で開催されました防災講演会の中で、いろいろな自治体にお風呂の準備を提案してきたけれども、それに綾瀬市が応えてくれたということで非常に喜んでおりまして、この綾瀬市のことを全国で宣伝するというふうにその場で言ってくださっております。そこで何点か確認させていただきますけれども、この災害時のお風呂の設置場所はどこを想定しているのか。そして、このお風呂にはたくさんの水が必要ですけれども、その水の確保はどうするのか。また、お風呂の組み立てや運用は災害時に実際に誰が行うのか。市の職員が防災訓練などのときに訓練で組み立てを行うみたいな話もありましたけれども、組み立ては簡単にできるものなのか。実際に組み立てたことがない人でも組み立てられるものなのかどうか、教えておいていただきたいと思います。そして、災害時に現場は混乱すると思いますので、運用マニュアルが必要だと思いますが、それに関しては先ほどの御答弁の中で、つくるということがありましたので、導入と同時につくっていただくようお願いいたします。 次に、都市部長にお伺いいたします。予算概要15ページですけれども、「道の駅」の整備に関してです。道の駅については、私たちも期待しているところですけれども、しかし、現在進められている手法、手順でいいのか。でき上がったとき、本当に市民に喜んでいただけて、利用していただけて、周辺からもわざわざ来ていただけるのか、まだまだ疑問が多く、手放しで賛成できるものではありません。特に地場農畜産物やその加工品の販売促進による地域振興がこの道の駅のメーンテーマであると思うのですが、昨年の議会での御答弁では、肝心の農畜産物の生産者や農協とのすり合わせがほとんど行われていないことがわかり、唖然といたしました。このたびの予算における実施内容を見ますと、一番最初に不動産鑑定が書かれていて、次に支障物件の補償調査、3番目に関係機関協議、最後に沿道拡幅のための測量となっています。関係機関協議が3番目になるというところにも、何か中身が後回しにされているような気がするのですけれども、この関係機関協議は何をどこまで行うということなのか、確認させていただきたいと思います。 次に、39ページの光綾公園の再整備についてですけれども、広大なバラ園を維持管理するために、何をいつまでにどこまで行っていくのか、具体的なスケジュールが既にあると思いますので、教えていただきたいと思います。また、以前お伺いして、シミュレーションを行っていないという御答弁で驚いたことがありますけれども、さすがにもうシミュレーションを行っていると思いますので、再度お伺いいたしますが、光綾公園の再整備後のシミュレーションによって集客などがどういう結果になっているのか教えてください。バラの咲いている時期の集客、そのときの交通整理や駐車場問題、バラが咲いていないときの公園の魅力をどうやって上げていくのか、そのときの集客はどの程度見込めるのか、これら全体で綾瀬市の経済効果はどのくらいあるのかなどなど、教えていただきたいと思います。 次に、土木部長にお伺いいたします。まず最初に、議案の第10号、下水道条例についてお伺いいたしますけれども、今回の下水道料金の値上げについてですが、今回の値上げで、4人世帯ぐらいだと思うんですけれども、大体2カ月で50立米の量を使う世帯で計算いたしますと、これまでよりも年間で2,736円、下水道料金が値上げされるという計算になりました。そして今回の値上げは3年後にもさらに値上げするということが予定されているということが提案されておりますので、その値上げまで全部入れると、現在よりも年間で6,546円も値上げされるということになります。格差が広がっていると言われている中で、市民生活の中で苦しんでいらっしゃる方もいらっしゃる中で、そうした低所得の方に対する配慮とか、そういったものがないのかどうかお伺いしたいと思います。 ということで、低所得者への減免制度というのはどのくらいあるのかということをネットでですけども、いろいろ調べてみたところ、全国を見ますと結構いろんな自治体で行っております。児童扶養手当をいただいている世帯とか、障害者手帳を持っている世帯とか、いろんなことがありますけれども、そういったいろいろなところで減免制度をつくられておりますけれども、綾瀬市にはそういったものがないと思いますけれども、こうした値上げ議案を提案するに当たってどのような考えを持たれたのか、お伺いいたします。 そして、もう1つ、今回の値上げに当たっては、基準外繰り入れをなくしていくという方針が示されているわけですけれども、この基準外繰り入れをなぜ今まで行ってきたのかというところがまず確認したいところです。基準外繰り入れというものをする必要があったから行ってきたのだと思いますので、その基準外繰り入れを行ってきたその政策的判断、それがどういうものなのか教えていただきたいと思います。 次に、予算の概要に戻りまして、36ページの避難所のマンホールトイレの整備についてですけれども、避難所のマンホールトイレも私たちも求め続けてきました。それについては実現してくださり、本当にありがとうございます。1月の末から行われた早園小学校での工事を私も見守らせていただきました。以前、私たちが視察した市のマンホールトイレではテント型の上屋でしたけれども、綾瀬市のそれはしっかりとしたパネルということですので、利用もしやすいものになっていてうれしく思っています。さて、今年度、3校の工事を行っていただいたわけですけれども、この設計、工事を経験してどのような教訓を得たのか、それを次年度にどう生かしていこうとしているのか、教えていただきたいと思います。 次に、37ページの下水道施設の耐震化ですけれども、下水道施設が震災などで壊れてしまうと、各家庭や避難所のトイレが使えなくなってしまいますので、今取り上げたマンホールトイレも使えなくなってしまうということになります。ですので、この下水道施設の耐震化というのは非常に重要だと認識しております。それで、この耐震化工事ですけれども、この間、毎年行ってきていただいているわけですけれども、この工事によってどのくらいの震度に耐えられるものとして工事を行っているのか、確認させていただきたいと思います。 次に、教育部長にお伺いいたします。概要39ページです。目久尻川文化ゾーン構想の策定とみはらし広場の整備についてですけれども、この目久尻川文化ゾーンについては私も着目しておりまして、2015年の3月議会で、神崎遺跡につながる目久尻川、この目久尻川沿線にはたくさんの史跡があります。この目久尻川の文化園ともいうものをどういうふうにこの神崎遺跡と結びつけていくのかという視点で、点だけではなくて面として捉えていくことをお願いしています。今回、具体化に進んでいただきありがとうございます。 さて、この文化ゾーンの構想はこれからだということですけれども、ストーリーのある文化園にしたいというお話が昨日ありました。そのストーリーは、今回整備するみはらし広場と、それに隣接する神崎遺跡からストーリーが始まるのではないかと予想します。これは南から始まるストーリーで、北から始まるストーリーもあるのではないかと思いますけれども、小園橋のかっぱなのかもしれないと思っているわけです。しかし、ここで確認というかお願いがあるのですけれども、この小園橋のちょっと北側には、平安時代のころからのものだとされております、律令時代のものですけれども、その当時の古東海道の道筋が現在も残っています。当時のまま、わずかですけれども残っています。この道をたどって、江戸時代に渡辺崋山がお銀さまを訪ねてきています。ここから北のストーリーをつくるということもありではないかと思うわけです。昨日のお話では、目久尻川文化ゾーンは北は小園橋からということでしたけれども、それではこの古東海道が外れてしまうので、御検討をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 最後に、予算概要42ページの多文化共生の推進についてですけれども、外国籍の方にとって住みやすい綾瀬市にしていく取り組みは非常に大事な取り組みだと思っています。ここで取り上げられている事業の一つ一つ、しっかりと進めていただきたいと思いますけれども、1点、確認させていただきたいと思います。この多文化共生の推進で行おうとしていることは、外国籍の方に日本のことを理解していただくための取り組みが中心だと思います。もちろんこれは大切なことですので、そのことはいいのですけれども、もう一方、私たち日本人が外国籍の方たちの思いや風習、習慣などを理解していくという取り組みも必要なのではないかということです。おとといの日曜日に国際フェスティバルが行われましたが、こういうイベントで語られたことや日本語教室などに寄せられた声などで、私たちが知っていたほうがよいような情報を市民のほうに発信するというような取り組みも必要なのじゃないかと思いますけれども、こういう双方へ共生を働きかけるという取り組みについてはどう考えて事業を進めているのか、教えていただきたいと思います。以上、よろしくお願いいたします。 ○議長(武藤俊宏君) 市長室長。 ◎市長室長(内藤勝則君) 2点御質問をいただいております。まず、1点目の厚木基地の固定資産税相当額との御質問でございますが、30年度の交付額で比較させていただきますと、対象資産は国有財産台帳価格として、30年度は約2,198億円となってございます。固定資産税相当額といたしましては、議員の申されるとおり1.4%を掛けた場合では30億8,000万円の試算となり、現在交付されている金額が9億4,000万円でございますので、約31%分となってございます。 また、2点目の仮設風呂でございますが、設置場所につきましては、お風呂の運営には大量の水が必要となります。移動式であることから、水の確保ができる場所を予定しており、被害の状況にもよりますけれども、上水道が使用できる場合は市内の公共施設、また、上水道が使用できない場合は、井戸を所有している協定事業者の敷地等を考えてございます。また、組み立てには約三、四時間かかると聞いております。先ほども答弁しておりますが、組み立てにつきましては、運用につきましては、市の職員が行う予定です。ただ、被災があってその日にすぐつくるものではなく、少し落ちついてから3日後、4日後になろうかと考えてございます。以上でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 都市部長。 ◎都市部長(金子廣志君) 道の駅の整備の進め方の中で、地場農畜産物を広く提供するために、地元JAとの協議等でございますが、市からも直接協議等をさせていただいているところでございます。実際にまだまだこの事業者等の内容も決まっておりませんので、具体的なお話までは進んでおりません。そしてもう1つ、逆に、現在事業者を公募する基準等を作成している中で、特にこういった道の駅を開設の実績のあるところへヒアリングをしております。そういうような中で、このヒアリングの中で、こういった地場農畜産物を出すんだというところのもので地元JAを使いたいんだというところをお話ししながら、JAも入れた中で農畜産物の提供というところを実現するべく、そういったところの協議を進めているところでございます。 また、この概要書にございます関係機関協議の内容でございますけども、こちらは主にメーンといたしましては、神奈川県警の交通協議が一番多くございます。その他にも道の駅としての横浜国道事務所、関東地方整備局、また、こちらの農地等の関係では農林水産省、そして神奈川県の用地課、道路企画課等が関係機関の協議先というところになるものでございます。 それと、光綾公園の関係で聞かれておりますけれども、バラ園の整備につきましては、平成33年、34年の2カ年程度かかるものということで考えております。また、入場者の方の人数でございますが、バラ園の最盛期で──バラ園と、ほかにも当然リニューアルされた公園の分がありますので、最盛期の休日等で4,000人来られるのではないかというところで考えております。この4,000人来られた場合の交通の便でございますが、当然、市外、市内両方から来られますので、市外の方は現在の路線バス、長後-さがみ野間の神奈川中央交通等にお願いしまして専用のバス等を運行していただいて、そちらで来場の方に乗っていただいて光綾公園に足を運んでもらう。また、34年以降の開設でございますので、うまくすれば──当然目標にしています34年の春に道の駅を開設する予定でおりますので、道の駅等にも車をとめていただいて、そこからシャトルバスで光綾公園に来ていただくということもできるものというふうに考えております。そういったところでは、いろんな交通アクセス等のことを工夫しながら、来場者の方の交通の便を図っていきたいというふうに考えます。 また、バラのない時期におきましても、やはり閑散期、花が少ない閑散期においても、当然バラ園だけでなく、南側の幼児広場、遊具広場等もリニューアルしておきますので、当然そういった遊具の魅力、また、夏場であれば水遊びのできる施設もつくります。もう一体的に楽しい公園になりますので、そういったところでは、バラは咲いたときはすばらしく多くの方が見えられると思いますけれども、その他の時期でも近くの方、市内の方がそういったところで光綾公園の楽しさを知っていただいて、多くの方が来られるというもので考えております。直接的な経済効果というのは計算はしてございません。ただ、こういったところで光綾公園に寄っていただいて、そこから市内の各所に来ていただく。また、できればバラの咲く時期にはケータリングカー等の乗り入れも協力いただいて、そういったところで経済効果等も出てくるのかというふうに考えているところでございます。 ○議長(武藤俊宏君) 土木部長。 ◎土木部長(斉藤正一君) 3点ほど質問があったかと思います。 まず、下水道条例の今回の値上げに伴っての低所得者に対する配慮ということかと思います。こちらのほうについては、下水道のほうで減免制度として対応している部分は、今、浸水だとか風水害なんかで家屋等に被害を受けたときには減免制度ということは規定してございますけれども、平成26年に生活保護受給者等の減免制度を一度廃止してございます。それも含めて、そういう減免制度につきましては、今考えているところではございません。 それと、これまで基準外繰入金を行ってきたその辺の理由ということでございます。スタート時点というか──では、人口普及率等も大変低い状況でした。そうした中では、全てそういう部分で使用料で賄うということは相当な使用料になってしまうということが多分あったということだと思います。今回、人口普及率としては94.3%、さらには市街化区域内では99.7%ということで下水道の整備が進んできてございます。そうした中で、今回の検討の中では、この基準外の繰入金をゼロにしていこうということでいろいろ検討を開始しているところでございます。今回10%ということで提案してございますけれども、この基準外繰入金をゼロにするためには22%の増額が必要という結果の中で、先ほども上田議員が言われたとおり、3年後、もう一度再検証しながらということで基準外繰入金を解消していこうということで進めているものでございます。 あと、マンホールトイレの関係でございます。次年度で、今回、平成30年度にスタートして、その辺の反省点、教訓等のお話だと思います。まず、執行の関係です。今回、当該年度で実施設計をして工事までというところで、ちょっと執行時期がかなりずれ込んで年明けになってしまっているというところが1つ教訓としてございます。それを受けて平成31年度では、32年度分の実施設計も含めて、今回予算計上をさせていただいているというところでございます。また、そういう中では、今年度実施設計、職員もついていろいろやりました。そうした中では、マンホールトイレのその部分については、コンサル委託ではなくて職員のほうで設計をしていくような形で、そういう配慮をしながら予算のほうを計上させていただいているということでございます。 あと、耐震化の関係でございます。こちらのほうは平成25年から耐震化のほうをスタート、事業を進めております。耐える震度ということでは、6強ということで耐震化のほうを進めているということでございます。 ○議長(武藤俊宏君) 教育部長。 ◎教育部長(市来吉博君) 御質問のございました古東海道でございますが、教育委員会のほうで発行しております綾瀬の文化財マップ「あやせウォークガイド」の中でも、3番「渡辺崋山とお銀さまコース」の中で紹介している場所でございまして、小園にあるものでございます。北の起点となるところが小園にございますことから、同じところで紹介しております子之社ですとか、地蔵堂等も含めまして、今回、構想策定の中で面的な活用の中に含めていければと考えております。 ○議長(武藤俊宏君) 経営企画部長。 ◎経営企画部長(森林泰治君) 多文化共生の関係で御質問いただいてございます。多文化共生と申し上げますと、国籍や民族などの違いにかかわらず、全ての市民が互いの文化的背景、考え方を認め合い、対等な関係を築きながら地域の中で地域社会の構成員としてともに暮らしていく、それが多文化共生社会だと思いますが、それに向けまして、私どもといたしましては、国が策定いたしました地域における多文化共生プランに基づきまして、庁内の横断組織といたしまして、多文化共生推進会議を設立してございます。その中では、国の多文化共生プランに基づくコミュニケーション支援、生活支援、あわせまして多文化共生の地域づくり、これを3つのテーマにしながら今研究を進めているところでございます。第1段階の取り組みといたしましては、今般も情報提供指針なんかも新たに取り組みますが、言葉の壁ということでコミュニケーション支援に今取り組んでいるところでございます。 そうした中でも、今回、一番最終形となりますが、多文化共生の地域づくりの中では、御指摘の地域社会に対する意識啓発ということで、日本人住民の意識啓発、あわせまして、先日行いましたあやせ国際フェスティバルなどの交流イベント、こういったことで外国籍の方の日本人住民への意識啓発、理解、これを進めること、あわせまして、外国人住民の方には自立と社会参画ということで、キーパーソンなどによる地域に活躍していただく組織づくり、こちらにつきましては、先ほども申し上げましたように、今立ち上げました多文化共生推進会議の中で、先ほどお話ししましたようにコミュニケーション支援、生活支援、あわせまして多文化共生の地域づくりと、順番にそれぞれ取り組みとしてテーマを掲げながら取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 上田博之議員。 ◆15番(上田博之君) 御答弁ありがとうございました。まず最初に基地の交付金の関係ですけれども、今の市長室長がまとめていただいたように、実際に固定資産税が入るべき固定資産税の31%しか基地交付金として来ていないということがわかりました。約20億円ぐらいですか、実際に足りないことになるのかなというふうに思います。ただ、こういうことを言いますと、防衛3条や8条、9条による補助金もあるのではないかと言う方もいらっしゃると思うんですけれども、これらの補助金は、文部科学省やその他の補助金よりも補助率が何割か高いだけですので、その差額は私の試算によれば、例年二、三億円程度ではないかというふうに思っております。市として、このように市の財政に大きな負担をかけられていることをどのように考えているのか。そして、そういったこともあって、基地の整理・縮小、返還ということで市是としているのではないかと思うわけですけれども、予算を編成するに当たって、いずれここを変えないといけないと、きっと強く感じられていると思うのですけれども、この点どのような思いでいらっしゃるのか、御答弁をお願いしたいと思います。これは部長さんが答えられなければ市長さんにお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、災害時のお風呂ですけれども、これは組み立てが三、四時間かかるということなんですけれども、経験したことがない人でも組み立てられるのかどうかということがちょっと知りたいことと、あと、組み立てた経験がある人でないとなかなか組み立てられないということであると、その方がちゃんとその位置に災害時につけるのかどうか。もちろんその方が被災していればなかなか難しいわけですけれども。そういったような一応組み立てをされているのかどうかということを知りたいです。 それから、お風呂の設置は何日ぐらいで行う予定なのか。そんなに慌てて、あした、あさってに建てなきゃいけないというものじゃないと思いますので。また、自衛隊がお風呂を設置してくれるということが全国であるわけですけれども、しかし、直下型の地震の場合には、東京、横浜などいろいろ必要になってくると、綾瀬までそのお風呂が回ってこない可能性も十分あるということで、市長さんはこういう対応をしてくださったんだと思うわけですけれども、数週間ぐらいかかってしまうのかなと思うわけです、実際には。混乱が落ちついてからになるかと思いますので。そういったことで、大体どのくらいで設置しようとしているのか確認させていただきたいと思います。 それから、あと、1時間に100人ということで、これはなかなか実際にはそういかないんじゃないかという先ほどの御答弁もありましたけれども、単純に1時間100人で、男女分けて50人ということで計算すると、1人当たり3分ちょっとなんですね。そうすると、浴槽に入る時間はほとんどないんではないかと思うわけです。  (「単純に計算すると」の声あり) そうそう。だから……。2つある。1日1,000人で、男女合わせて1,000人、2,000人。ああ。ということはもっと大変じゃない。そうすると、もっと大変になるような気がしますけれども。 ○議長(武藤俊宏君) 自由討議はやらないでください。質疑の……。 ◆15番(上田博之君) とにかく私が言いたいことは、時間のことは後でいいんですけれども、浴槽つきのお風呂も必要なんですけれども、先日、国崎先生のお話でも、次に並んでいる人のことを考えると、なかなか浴槽には入れないんだという話がありました。ですので、こういうことを検討したかどうかお伺いしたいんですけれども、こうした浴槽つきのお風呂も当然必要なんですけれども、あわせてシャワーだけの施設が多数あると、特に男性の方なんかはシャワーだけ浴びていればいいよという方もいらっしゃるし、大勢並ぶぐらいだったらシャワーで済ませたいよというようなことがあります。キャンプ場なんかに行くと、100円入れると3分間お湯が出るところがありますけれども、そういったようなものも含めて、シャワーだけの施設というものも必要なんではないかと思うんですけれども、そういったことを検討されたのかどうか、それをお伺いしたいと思います。 次に、道の駅に関しては、事業者がまだ決まっていないので、内容が決まっていないから、何か農協との話し合いが余り進んでいないみたいな、そういう御答弁だったような気がするわけですけれども、しかし、綾瀬市のコンセプトとしては、農産物というものが最初からあったわけですから、やはり農協の全面的なバックアップを得られるということを確信の上に事業者の選定とか、内容のものというのが必要だと思うんですけれども、そういった点で、農協との協議は実際にどのくらい行ったのか、もう一度確認させていただきたいと思います。そして、来年度のこの予算の中でその協議をどのように進めていくのか、その考え方をお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、光綾公園の件なんですけれども、さっき、バラの時期には4,000人という数字だけわかったんですが、1日4,000人なのかどうか、その辺がよくわからなかったんですが、1日4,000人いたとすると結構な人数になるので、どうなのかなと、本当にそうなのかなと思うわけですけれども。では、そういったことで、なかなか回答がすぐ理解できませんので、年間を通してどのくらいの人数が、人が訪れてくれると見ているのか、総数をお伺いしたいと思います。 次に、下水道の値上げ問題ですけれども、基準外繰り入れを行ってきたのは、当初普及率が少ない中で、利用料だけで賄うのは難しかったという話がありましたけれども、しかし、逆に言えば、現在は利用者がふえて、84%でしたっけ──まで利用料で賄えるようになっているというような話もありました。いうことであれば、生活困窮な方々に対する福祉的な政策というものを市として持っても十分やっていける。過去の事例から見れば、それだけ余裕のある状態ではないかというふうに思うわけですけれども、そうした基準外繰り入れをなくしていくという公会計、企業会計にするという中で、そういったことが国から言われていますけれども、しかし、こうした低所得の方への配慮が必要ではないかと思うわけですが、その辺の議論というか、その辺のことをちょっと市長さんにお伺いしたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、マンホールトイレですけれども、2問目としてコンサルのことをお聞きしようと思っていたわけですけれども、先ほどの御答弁の中で、新年度のほうはコンサルに頼らずに職員の手で行うというふうに聞こえたわけですけれども、その辺、昨年の質疑の中で、初年度はコンサルがいないとなかなかできないけれども、2年目はコンサル、1年目にしっかり学んで、そのノウハウを学んで、市の職員だけでもできるようにしていくというような方向性があったかと思うわけですけれども、それがどうなっているのか確認いたします。 下水道施設の耐震化ですけれども、6強に対応されているということで、まあ、7の地域もありますけれども、少しは安心いたしましたが。それで確認したいのは、今回示された資料によると、終末処理場の耐震化工事が平成34年度までとされていますけれども、これで耐震化は完了と理解していいのかどうか、確認いたします。また、管きょやポンプなどの耐震化は全体のどこまで進んでいるのか、残っているところはどこなのか、確認させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 次に、目久尻川文化ゾーンの件では、古東海道も検討をしっかりしてくださるということがありました。ぜひよろしくお願いいたします。ただ、この古東海道がいつまで存在できるかということがありますので、しっかりと保護の方向に動いていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。ゾーンとして整備するということなんですけれども、そのときに移動のしやすさというのが重要だと思うわけですけれども、サイクリングロードの再整備とか考えているのか。またレンタサイクルを導入するとか、いろいろな構想があると思いますけれども、今回の予算ではまだ具体化できなかったけれども、こんなことは進める予定で考えているということがあったら御紹介いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 最後に、多文化共生ですけれども、私の問題意識をしっかりと受けとめていただいたと思える御答弁でしたので、よろしくお願いいたします。ありがとうございます。以上です。 ○議長(武藤俊宏君) 市長室長。 ◎市長室長(内藤勝則君) まず、厚木基地でございますが、厚木基地は御承知のとおり周囲を住宅で囲まれた超過密なところにある施設でございますので、基地機能は整理・縮小し、最終的には返還ということで要望をさせていただいております。ただし、なかなかすぐには要望のとおり返還というのは難しいところだと思っております。それに対しまして国のほうから、先ほど議員の申されたとおり、3条、8条、9条、騒音とかに対しての補助金も、迷惑料というような形になろうかと思いますけれども、しっかり必要なところは今ある限りはいただいていくつもりでございます。 また、もう1点の仮設トイレでございますが、先ほど申したとおり生活支援部という職員が対応を考えてございます。総合防災訓練のときに購入する業者でデモでまずつくっていただいて、どんなものかというのも職員のほうが見ていきたいと思います。生活支援部というのは、基本的に異動がなければそこの部についておりますので、全員が1年で異動というのはないと考えておりますので、そういう経験は行えるものかと思っております。 それとあと、何日ぐらいで設置するかというお話でございますが、やっぱり災害の状況によってですね。あと時期、夏なのか冬なのか、いつなのかによっても、ここで、じゃあ、3日後、5日後というのはちょっと答弁するのは大変難しいと思っております。 あと、シャワーだけの施設を検討したかというお話でございますが、今回は仮設風呂という中で、パッケージの中でシャワーも3基入っているということでございましたので、シャワーだけの施設というのは検討してございませんでした。以上でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 都市部長。 ◎都市部長(金子廣志君) 道の駅のJAさんとの協議でございますが、正式的には昨年の10月に1回やっております。こちらにつきましては、JAさんに道の駅を開設する中で、地場農畜産物の提供をお願いしたいというお話をさせていただいて、一緒にJAさんにつきましても、今後詰めていきましょうということで回答をいただいています。当然、まだ具体的な物品量の数字ですとか、量が出ておりませんので、そういったところの中では、JAさんもまだそういった具体的なお考えが当然できないものというふうに考えております。ただ、今、先ほども事業体の公募の基準をつくっているという御説明をさせてもらっている中で、6者ほど、こういった道の駅の現在運営している事業者に、これ、サウンディング、ヒアリングといいまして、事前に公募する中で、そういった経験あるところ等の経験を聞くこと、またうちのほうの条件を出しながら、今後の公募に応募してくれるのかというところを確認しているところでございます。 そういった中で、当然JAさん、JAさがみさんに入っていただくことを条件に我々はしておりますし、その公募に応募していただくときに、そこのJAさんとの応募者が協議をして、具体な数字等も当然出していただきながら具体化がしていくと。我々も、その前にJAさんとも協議しながら、具体的なこんな規模でこんな数字でどうですかというところを出していくということで、我々もJAさんともこれからも協議をしてまいりますし、具体にこれから公募により手を挙げていただく事業体も直接JAさんともお話をしていただくことで進むということで考えております。 また、光綾公園につきましての入場者数でございますが、バラ園が開園いたしまして、ピーク時の休日等で4,000人、日当たりです。こちらにつきましては、近隣のバラ園の有名なところにお聞きした人数等も、入場者数をお聞きして算出しておりますので、1日当たり最盛期で約4,000人ということでございます。また、あのバラ園が、もうバラがピークでなくて、通常の公園利用者でいるときでも1,000人前後の方がおられるのかなというところで、年間の入場者をトータルしますと、概数でございますが、30から40万人程度の方の御来場が見込めるのではないかというところで期待しているところでございます。以上です。 ○議長(武藤俊宏君) 市長。 ◎市長(古塩政由君) 道の駅のJAの関係ですけど、当然JAと調整していくことは大変重要なことだと認識しております。そういった中で、上田議員が心配されている農産物の出荷ですよね。これについては当然JAとの協議が必要ですけれども、やっぱりJAだけでは間に合わないと。もっと、ああいうところというのは少量多品種で1年中ということになりますので、JA傘下の専業農家だけの問題じゃなくて、そこに出していただけるようなもっと違った、あとほかにも団体がございますけれども、いろんな団体に協力願って、道の駅にいろんなものを出していただくような、そういったグループというか団体というか、そういうものをまとめていかなければなかなかできないんだろうと思います。そういった意味では、非常に小さな農家に、日曜だけやっているような方々からいろんな方々からそこに賛同者を集めていく。そういった仕組みをとらないと、農産物というのは集まらないのかなというふうに思っておりますので、その辺もしっかりやってまいりたいと。JAは当然のことですけども、やってまいりたいというふうに思っています。 ○議長(武藤俊宏君) 土木部長。 ◎土木部長(斉藤正一君) 下水道の基準外繰入金のお話です。総務省のほうで分流式の下水道に係る経費の繰り出し基準というのが設けられています。そうした中で、本来、下水道使用料で賄わなければいけない部分、そこで使用料で賄わなきゃいけない部分の賄えないところを基準外繰入金ということで対応しているというところで、本来から、要は使用料で賄わなければいけないというところの基準の中の範囲で、今回も見直しのほうをしたということでございます。 あと、マンホールトイレのコンサルで全部ということというお話ですが、そういうお話をしたわけではなくて、マンホールトイレ、今も設置場所については概略は決まっていますが、最終的な詳細はこれから入ってきます。そうした中で、やはり現況の調査だとか、設置場所、そこまでの経路がかなり複雑なところもございますので、そこの部分につきましてはコンサル委託を今考えているところです。先ほど言ったのは、マンホールトイレのユニット部分の設計については職員のほうで対応していくということで、精査して、今回予算計上しているということでございます。 あと耐震事業の関係です。今、耐震の工事につきましては第2期ということで、34年度を目標に今進めているというところでございます。これが最終的に残っていくのが水処理施設の部分の耐震化のほうが34年までに進めていくというような内容でございます。 ○議長(武藤俊宏君) 市長。 ◎市長(古塩政由君) 低所得の方に対する減免措置の件でございますけれども、現在のところ考えてございません。生活保護については、生活保護費の中に下水道使用料が含まれているということがございます。そういった意味で、一旦外させていただきましたけれども、その考えのもと、今回のところでは減免措置は考えてございません。以上です。 ○議長(武藤俊宏君) 教育部長。 ◎教育部長(市来吉博君) 目久尻川文化ゾーンの移動手段についての御質問でございます。議員から提案のありましたとおり、従来から目久尻川沿いにはサイクリングロードがございますことから、サイクリングロードを利用し、またレンタサイクル等で移動するのも1つの手段かとは思います。また、面的な利用という中では、全てを一度に移動するわけではなく、歩いて散策したりといった考え方も中にはあるのかなというところがございますので、いずれにいたしましても、構想策定の中で利用も含めまして検討を進めてまいりたいと考えております。 ○議長(武藤俊宏君) 上田博之議員。 ◆15番(上田博之君) 御答弁ありがとうございます。まず、交付金の件はよくわかりましたので、市民に誤解のないように私のほうも伝えていきますので、よろしくお願いいたします。 あと、災害時のお風呂ですけれども、生活支援部の職員が担当するということで、流れがわかりました。ただ、時期の問題は、設置したほうがいいという、そういう状況による時期もあるんですけれども、ただ水の確保がどうなのかとか、あと排水をどうするのかとかというようなことがあると思うんですね。そういったことを含めて、じゃあ、お風呂を設置しようと決めてから何日ぐらいでそこまでのいろいろな手順が整うのかというような、そういったシミュレーション的な時期というものもちょっと知りたいのです。その辺、もしわかりましたら教えてくださいということです。 あと、シャワーのことは検討しなかったということですけれども、ぜひ今後必要になってくると思うので、御検討のほうよろしくお願いいたします。 あと、道の駅でのJAの関係は、市長からも御答弁いただきましてありがとうございます。JAがまだ入ってくれるという確約はとれていないのかなという感じがちょっとするわけですけれども、全面的な協力を取りつけられるように全力で取り組んでいただかないといけないと思いますので、よろしくお願いいたします。 あと、バラ園の関係では、30万から40万人が年間で来てくださるということでございますので、本当にそうなるのか楽しみにしたいと思うわけでございますが。あと1点だけちょっと教えていただきたいのは、バラを維持させるためのボランティアに依存していくというお話がありましたけれども、このボランティアの育成をどのようなスケジュールで考えているのか教えていただきたいと思います。 あと、下水道の値上げの問題では、市長も御答弁いただきましてありがとうございます。私からは要望です。減免制度をぜひ考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 マンホールトイレに関しましては、全てコンサルを外すことはできなかったという意味に捉えました。しかし、今年度よりも職員の手で行うところがふえたというふうに理解いたしましたので、さらに職員の研さんを積んでいただいて、できるだけ職員が自力でできるような、そういったことをお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 あと、下水道の耐震化の問題では、水処理に関しては平成34年で完了というふうに理解いたしました。これが完了すると、いわゆる災害時に下水管が使えなくなって水洗トイレが使えなくなるということが起きる可能性が非常に少なくなるというふうに理解したいわけですけれども、それでいいのかどうか確認いたします。 それから、目久尻川の文化ゾーンに関しましては、非常に期待する企画でございますので、進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 それでは、何点かだけよろしくお願いいたします。 ○議長(武藤俊宏君) 市長室長。 ◎市長室長(内藤勝則君) 仮設風呂を設置すると決まってから何日ぐらいでというお話でございますが、これからマニュアルを作成してまいりますので、その中で場所等も検討しながら、何日でできるかというのを入れていきたいと考えてございます。 ○議長(武藤俊宏君) 都市部長。 ◎都市部長(金子廣志君) 光綾公園のバラ園のボランティアでございますけども、現在この光綾公園の設計等につきましては、著名なガーデナー様にアイデアを出していただいて設計しております。管理につきましても、このガーデナーさんについていただきながら、今後管理していきたいというふうに考えております。34年でつくり込みをいたしますので、その間にこのガーデナーさん、ボランティアの方々も募集いたしまして、できて完成した後にそのボランティアの方が一緒になって維持管理していくというふうな形で考えております。 ○議長(武藤俊宏君) 土木部長。 ◎土木部長(斉藤正一君) 耐震化の関係でございます。処理場のほうは先ほど言ったように34年を目標に今進めております。で、31年度から管きょの部分のほうに入ってくるということで、31年度予算計上の中では、マンホールの耐震化ということでスタートしているというところでございます。 ○議長(武藤俊宏君) ほかに質疑はありませんか。増田淳一郎議員。 ◆18番(増田淳一郎君) それでは、一番遅い時間で申しわけないと思いますけれど、全て平成31年度の予算の概要からお尋ねいたしますけど、まず、この5ページに、ことしは市庁舎の改修をされるということでございますけれど、まず、どの部分を修理されるかということ。 それと、同じページに活性化応援寄附金が減少したとありますけれど、この寄附金の最も多かったときからどのくらい減少したかということ。 それと27ページ、生活困窮世帯の中学生に対する学習支援の充実という項目がありますけれど、ここに開催場所3カ所とありますけれど、この場所はどこのことでしょうかということ。 それと33ページ、図書に親しむ環境づくりの充実というふうな項目がありますけれど、学力テストなんかの状況を聞きますと、読書をしない子は余り問題の言われている部分がわからなくて、余りよい点数がとれないようなことを聞いたことがありますけれど、読書活動の充実によりまして、全国学力テストなどで結果的にどのような変化があったか、わかればそれを御回答ください。 それと5番目、先ほども上田議員が何点か質問されましたけど、災害時の風呂の件、これ、非常にいいことだと思いますけれど、地震というのはこれから30秒後、1分後に起こるかもわかりませんから、場所を早急に決められまして、その風呂の本体はどんなものか、よく私はわかりませんけれど、その設置場所の部分にコンクリートをもちろん打つような状況になると思うんですよ。そういうことを支度して、それで使用した排水を処理する、何ていうんでしょうかな、そういうふうな排水口などを早急に設ける必要があるのではないかと思いますけど、その点はいかがなもんでしょうか。 ○議長(武藤俊宏君) 総務部長。 ◎総務部長(駒井利明君) まず、庁舎の工事の関係でございます。31年度に予定しておりますのは、議会棟放送設備改修工事と雑用水用高架水槽の交換工事などでございます。それから、工事自体は32年度でございますけども、31年度中に市庁舎の空調機の自動制御設備の更新と屋上防水外壁改修の設計を予定してございます。 ○議長(武藤俊宏君) 市長室長。 ◎市長室長(内藤勝則君) 応援寄附金でございますが、補正のときにもちょっとお話をさせていただいておりますが、31年度につきましては、地場産品でなければいけないというお話で、一番メーンでございましたカメラ等が入らなくなります。そういう中で今回予算を組んでおりますが、29年度におきましては、約4億2,000万円という数字が出てございますが、今年度は5,000万円台、6,000万円弱というような数字を計算してございます。 また、仮設風呂の設置場所でございますが、仮設風呂につきましては、移動式でございますので、そこを指定してしまいますと、そこがもしも壊れたときとか使えなくなった場合も想定できますので、そのときに判断していきたいと考えてございます。 ○議長(武藤俊宏君) 福祉部長。 ◎福祉部長(黒岩健司君) 生活困窮世帯の学習支援会場の御質問でございます。市内の公共施設を活用いたしまして、北部、中部、南部3カ所で開催しておるところでございますけれども、これまでも開始時間等の御質問にお答えしているところですが、生活困窮世帯の中学生ということでございますので、具体的な場所の名称については、この場ではちょっと御容赦をいただきたいと思います。 ○議長(武藤俊宏君) 教育部長。 ◎教育部長(市来吉博君) 図書によります読書活動の結果についての御質問でございます。本年度、30年度の全国学力・学習状況調査におけます質問紙調査で、まず読書時間に関する調査がございまして、そちらのほう、29年度と30年度を比較いたしますと、30分以上読書をしている児童・生徒の割合でございますが、小学校のほうで5%の増、また中学校のほうでは3.4%の増となっております。そちらを受けまして、全国学力・学習状況調査における教科に関する調査の国語の全国との平均正答率の差の改善ということでは、まず小学校でございますけれども、国語Aと申しまして、基礎的・基本的な知識・技能が身についているかを見る試験のほうでは、小学校のほうが1.1%、全国との平均正答率がふえております。また、基礎的・基本的な知識・技能を活用することができるかを見る国語Bにおきましては、2.8%の増となっております。また、中学校におきましても、国語Aでは1.3%の増、国語Bにおきましても3.0%の増と改善が見られている結果となっております。 ○議長(武藤俊宏君) 増田淳一郎議員。 ◆18番(増田淳一郎君) それでは、また質問させていただきますけれど。本庁舎の防水工事をやられるということでございますけれど、これはあれでしょうかな。既にもう雨漏りをしているところがあるということなんでしょうか。 それと、さっきの活性化応援寄附金の件でございますけれど、今まで返礼品で最も要望が多かった品は何でしょうか。 それと、先ほどの中学生の学習支援の件でございますけれど、こういうふうな場所で生徒さんの指導をなされるということは、資格として、もと学校の先生をやっていらっしゃった方とか、いろいろとあると思うんですけど、どのような人が当たっていられるんでしょうか。 それと、あとは風呂の件でございますけれど、仮にこれを設けますと、非常に皆様が利用する人が多いと思うんですけれど、その場合の使用の順番、自治会別にやるか避難所別にやるか、その方法はどんな方法をとられるんでしょうか。
    ○議長(武藤俊宏君) 総務部長。 ◎総務部長(駒井利明君) 屋上防水の関係でございますが、雨漏りまでは確認できてございませんけども、経年劣化で防水シートがひび割れをしている状態でございますので、ここで改修の実施設計を行うものでございます。先ほど、申しわけありません。私、32年度に実施すると申しましたが、32年度以降ということで、まず設計をいたしまして、実施時期につきましてはそれ以降に検討してまいりたいと、このように考えております。 ○議長(武藤俊宏君) 市長室長。 ◎市長室長(内藤勝則君) 30年度の応援寄附金の多い順でございますが、サントリーさんの飲料水が一番多くなっております。2番目といたしましては、エムケーチーズさんのチーズ、3番目が横浜乳業さんの申し込み順となってございます。 ○議長(武藤俊宏君) 福祉部長。 ◎福祉部長(黒岩健司君) 学習支援事業の指導者ということでございますけれども、NPO法人に委託しておりまして、そこの職員が1名、必ずいるということと、それから、年齢の近いということで大学生の皆様が中心になって指導をしていただいております。 ○議長(武藤俊宏君) 市長室長。 ◎市長室長(内藤勝則君) 済みません。1点、答弁が漏れてございました。お風呂の使用の順番でございますが、また今後つくるマニュアルの中で検討してまいりたいと考えてございます。 ○議長(武藤俊宏君) 増田淳一郎議員。 ◆18番(増田淳一郎君) それでは、最後の質問になるんですけれど、活性化寄附金の件でございますけれど、今まで寄附金で1人で最高額を寄附した人の金額は幾らぐらいでしょうか。 それと、あと風呂の件でございますけれど、風呂は、仮に地震が発生いたしまして、それから、これ、やっていれば切りがないと思うんですけれど、大体その風呂を開設する期間、地震が発生してから一月とか一月半とかいろいろあると思うんですけど、どのくらい開催する予定でしょうか。 ○議長(武藤俊宏君) 市長室長。 ◎市長室長(内藤勝則君) 応援寄附金で最高額というのは、大変申しわけございませんが、ちょっと資料は持ってございません。 また、お風呂の期間でございますが、やはりその震災の状況によって、なかなかお風呂に入れない方が多い場合については、そのまま残すように考えてございます。 ○議長(武藤俊宏君) この際、都市部長から発言の申し出がありますので、これを許可します。都市部長。 ◎都市部長(金子廣志君) 先ほど、安藤議員の御質問の中で、深谷中央3号公園の名称につきまして御質問がございました。私は、これは仮称でということでお答えさせていただいて、地域の方から募集しますということでお答えいたしましたが、こちらにつきましては、深谷中央3号公園整備計画検討会というものがございまして、この検討会で公園のコンセプト等を考えていただきます。また名称につきましては、公園ニュースというものを地域で回覧していただいて、公園名を募集いたしまして、既に、風の公園という名称に決まっております。完成してから、この公園名称で使わせていただきますので、よろしくお願いいたします。おわびして訂正させていただきます。 ○議長(武藤俊宏君) ほかに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり) ○議長(武藤俊宏君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております第1号議案から第7号議案及び第10号議案の8件は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付してあります議案等付託審査一覧表並びに予算分割付託表のとおり、第1号議案は総務教育、市民福祉、経済建設の各常任委員会に、第7号議案は総務教育常任委員会に、第2号議案、第5号議案及び第6号議案の3件は市民福祉常任委員会に、第3号議案、第4号議案及び第10号議案の3件は経済建設常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」の声あり) ○議長(武藤俊宏君) 御異議なしと認めます。よって、本8件はただいま申し上げましたとおり、総務教育、市民福祉、経済建設の各常任委員会に付託することに決しました。 ========================== ○議長(武藤俊宏君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 午後4時02分 散会...