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平成30年11月 経済建設常任委員会−11月26日-01号

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  1. 海老名市議会 2018-11-26
    平成30年11月 経済建設常任委員会−11月26日-01号


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    平成30年11月 経済建設常任委員会−11月26日-01号平成30年11月 経済建設常任委員会 経済建設常任委員会会議録 1.日時  平成30年11月26日(月)午前9時開議 2.場所  第1委員会室 3.出席委員  7名         ◎中 込 淳之介  ○宇田川   希   藤 澤 菊 枝          鶴 指 眞 澄   戸 澤 幸 雄   西 田 ひろみ          氏 家 康 太 4.欠席委員  なし 5.出席議員  なし 6.説明員  9名         経済環境部長    清田 芳郎   同部次長      谷澤 康徳         環境課長      小川 隆太   同課収集業務担当課長 吉田 邦夫         同課課長補佐    吉沢 正樹   同課資源循環係長  倉橋 大典         同係主査      小野寺智子   同係主事      寺本 創太
            同係主事      音道 薫晶 7.委員外議員  1名          松 本 正 幸 8.傍聴者  (1)議 員 4名         田 中 ひろこ   佐々木   弘   相 原 志 穂         吉 田 みな子        (2)その他 12名 9.事務局  3名         主任主事      増田 奈菜   主事        長島 利恵         主事        二見 蔵人 10.付議事件  1.議案第65号 海老名廃棄物減量化資源化適正処理等に関する条例の一部改正について         2.議案第66号 平成30年度海老名一般会計補正予算(第4号)                         (以上平成30年10月1日付託) 11.会議の状況                            (午前9時1分開議) ○委員長 ただいまの出席委員は7名であります。定足数に達し、会議は成立いたしましたので、これより経済建設常任委員会を開きます。  本日の日程はお手元に配付のとおりでありますのでご了承願います。  お諮りいたします。本委員会を傍聴したい旨の申し出がありました。これを許可することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって傍聴を許可することにいたします。  暫時休憩といたします。                    午前9時2分休憩                    午前9時3分再開 ○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより日程に入ります。  日程第1 議案第65号 海老名廃棄物減量化資源化適正処理等に関する条例の一部改正について、日程第2 議案第66号 平成30年度海老名一般会計補正予算(第4号)、以上2案を一括議題といたします。  初めに、家庭系ごみ一部有料化についての集中説明会が11月24日に全て終了したことで、所管部から、お手元に配付のとおり資料が提出されております。  お諮りいたします。本日は、まず所管部より説明会についての報告を求め、その報告内容についての質疑を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よってそのように決しました。  それでは、所管部より、家庭系ごみ一部有料化についての集中説明会について報告を求めます。 ◎経済環境部長 それでは、今、委員長からお話がありましたように、10月20日から、この前の土曜日、11月24日までの間、市長、副市長による、ごみ減量化についての集中説明会を23会場で実施いたしましたので、資料に基づいて簡単に概要を環境課長から説明させていただきます。 ◎環境課長 それでは、家庭系ごみ一部有料化についての集中説明会の概要についてご報告させていただきます。  お手元の配付資料をごらんください。この説明会は、ごみ減量化必要性、そして、そのために有効な手法とされている有料化戸別収集を導入することへの理解を求めるため、市長及び副市長による説明会を実施したものでございます。実施期間は、先ほど経済環境部長からありましたとおり、10月20日から11月24日まで約1カ月間で、各地域の自治会館や公民館、コミュニティセンターなど市内全23会場で実施し、参加者数は1578名、会場でのご発言は181名でございました。詳細な内訳については右の表をご参照いただければと思います。  一部会場におきましては、制度に反対するご意見を出された方もおられましたが、ご発言の多くは、制度を導入するに当たってのご意見やご質問でございました。また、女性も多く参加され、中には若い方の参加も見受けられました。  主な意見質問といたしましては、記載のとおりです。消費税増税と同時期での導入となることから、経済的負担増への対応だとか、あと、一部事務組合を一緒に構成している座間、綾瀬の減量化への取り組み状況、燃やせないごみ有料化の対象となっている理由、制度周知方法や徹底の要望等、記載のとおり、ご意見やご質問が多く出されたところでございます。  また、説明会終了後もご意見をお寄せいただけるように意見書も用意し、現在、24名の方から意見書の提出をいただいている状況でございます。意見書については11月30日をもって締め切りという形になってございます。  簡単ではございますが、家庭系ごみ一部有料化についての集中説明会概要報告とさせていただきます。 ○委員長 所管部からの報告が終わりました。  各委員から報告内容について質疑があればどうぞ。 ◆藤澤菊枝 委員 集中説明会も終わり、大変ご苦労さまでございました。それぞれのご意見がこのようにあったように存じておりますが、戸別収集のことでちょっとお伺いさせていただきたいと思いますが、それぞれの家庭で出すところの場所等のこととか、そういうことの説明は、それ以上に行政のほうで少し踏み込んだところの計画はあるのでしょうかということをお聞きしたいと思います。 ◎環境課長 説明会におきましては、戸建て住宅排出場所は基本的に門扉の中とか、敷地内の道路に面したところというご説明をさせていただきました。その中で、各家庭戸別収集において、立地だとか、そういう状況が違いますので、これから制度をお認めいただきましたら、1件1件、どこに排出するかというような確認も込めて回りたいというふうに考えてございます。 ◆藤澤菊枝 委員 ありがとうございます。そうしていただくと、各家庭方たちが大変安心されると思いますので、ぜひスムーズな戸別収集ができることを望んでおります。よろしくお願いいたします。 ◆戸澤幸雄 委員 はじめに、各会場参加者数なのですけれども、かなり多くの方が参加をいただいたということだと思います。市民の方の興味といいますか、非常に関心の高いことがうかがわれるのですけれども、参加者数会場のキャパといいますか、その辺はほとんどいっぱいというような感じなのでしょうか、まずここをお伺いしたいと思います。 ◎環境課長 非常に関心をお寄せいただいていまして、各会場、いっぱいになるところもございましたし、会場によってはちょっと空席が見られるところもありましたけれども、非常に多くの方に参加していただいたというふうに感じております。 ◆戸澤幸雄 委員 わかりました。  次に、発言者数意見件数とあるのですが、これは意見件数の中に発言者数も入っているということなのでしょうか。それとも分けて記載されているのでしょうか。 ◎環境課長 お1人の方で発言が1件という方もございますし、2件という方もございますので、そういった意味で人数と意見数、分けさせて記載させていただいたところでございます。 ◆戸澤幸雄 委員 人数と意見数ということですね。現在、24名から意見書により意見をお寄せいただいているということなのですが、これも主な意見質問の中に含まれているのでしょうか。 ◎環境課長 現在、締め切りが11月30日ということもございますので、まだ来ている最中ということで、それは別にまた集計していきたいというふうに考えております。 ◆戸澤幸雄 委員 これについては、それでは今、集計中ということで、これから意見が集約されていくということなのでしょうかね。現時点でのことになると思うのですけれども、そのご意見とかに関しては、ここに主な意見ということでまとめてあるのですが、ここから大きくは逸脱しないと申しますか、違わないということでよろしいのでしょうか。 ◎環境課長 今回、条例改正の内容については、ご意見等では変更あるところはないと考えておりますが、今後、お認めいただきまして、詳細を詰めていくというところの中で非常に参考になる意見もございますので、そういったところを踏まえて詳細について決定してまいりたいというふうに考えてございます。 ◆戸澤幸雄 委員 反対意見と申しますか、今までも集計されていると思うのですけれども、明確な反対をされたという意見はどれぐらいの数なのでしょうか。 ◎環境課長 ここで具体的な件数は集計しているところで、意見についてはそれぞれまたそれなりに分類しまして回答していきたいと考えてございますが、何件と具体的に今集計はしていないところでございます。 ◆戸澤幸雄 委員 今までもパーセンテージでも出ていたと思うのですけれども、そこから大きくは外れないと申しますか、そういった程度だったのでしょうか。 ◎環境課長 資料にも記載させていただいているとおり、一部の会場においては反対意見がございましたが、明確な反対というご意見もありましたが、多くは制度を導入するときの意見というところでございました。 ◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、今まで出されていた多くの意見とか、反対意見があったと思うのですけれども、そこからも新しいといいますか、今までと違うようなご意見は余りなかったということでよろしいのでしょうか。 ◎環境課長 説明会をやって今まで意見をいただいた中では、大体似たようなご意見をいただいたというふうに感じております。 ◆戸澤幸雄 委員 わかりました。 ◆西田ひろみ 委員 1点目、今、ご説明の中で、若い方も会場で見られたということですが、私は1カ所しか会場に出ていないのでわかりませんが、ほとんど土日に参加できるというところでは、余り若い人の数はいなかったのではないかと思うのですね。ほかの場所でいたのかと思うのですが、子ども連れで参加した方、そういう方へ保育の確保などはなされたのでしょうか。 ◎環境課長 保育の確保等はしてございません。 ◆西田ひろみ 委員 そういった希望もあらかじめ出されていなかったということですかね。  2点目、特に若い方、子育て世代の方からは、具体的にどんなような意見が出されたか、お聞きします。 ◎環境課長 若い方で目立って意見を言われた方というのはなかったというふうに記憶してございます。 ◆西田ひろみ 委員 わかりました。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 お諮りいたします。委員外議員松本正幸議員から発言申し出があります。これを許可することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって発言を許可いたします。  委員外議員発言は簡潔にお願いします。 ◆松本正幸 委員外議員 最初、集中説明会、23カ所でやられたということなのですけれども、実際、23カ所以外にも引き続きやられている。例えばさつき町とかでもやられているということを聞いています。引き続きやられているということなのですけれども、実際、23回に設定したこと自体、少なかったのではないかと思うのですが、その点はどうでしょうか。 ◎環境課長 市内を北部、中部、南部という中で、市長が今回説明をするというところがございます。市長タウンミーティングではコミュニティセンターを中心に行ってまいりましたので、そういった意味で、地域に、より説明をしたいというところから、この会場を設定させていただいたところでございます。 ◆松本正幸 委員外議員 23カ所以外にあとどのぐらいやられる予定なのですか。 ◎経済環境部長 市長、副市長による集中説明会は23会場で終了しております。 ◆松本正幸 委員外議員 23カ所以外にどのぐらいやられるのかということを聞いているのです。今後も含めて。 ◎環境課長 今回の説明会で、地域で要望があったところとか、その他もございますので、15前後、職員による説明会を予定してございます。 ◆松本正幸 委員外議員 本来、議案が提案される以前に、当然、市民説明会を開催するのが本来の進め方だと思うのですけれども、今回、集中説明会議案が出されて、有料化戸別収集に対する方向の説明だったと思います。私は何回か参加しました。だけれども、実際、市民意見を聞くという説明会ではなかったのではないかと思うのですね。ただ市が説明して、市民から率直に意見を聞く、そういう場ではなかったのではないかと思うのですが、その辺はどうでしょうか。 ◎経済環境部長 委員がおっしゃるような事前の説明会というのは、議場でも何回もお話しさせていただいたように、中間答申が出た後から各自治会等説明をさせていただいて、今回は、市としても方針を出させていただいたことに対して、市長、副市長がみずから市民の方に対して、この制度について理解をいただきたいということで説明会をさせていただいているということで、ご理解いただきたいと思います。 ◆松本正幸 委員外議員 聞いている中ではそういう感じではなくて、既に決まっていると、そういう中でこれから進めるのだと、そういう感じで聞こえたのですが、その辺は進め方にちょっと問題があるのではないかと思うのですが、その辺はどうでしょうか。 ◎経済環境部長 市としては段取りを踏んで、市民の皆様に説明をさせていただいているという認識でございまして、市として方針を決めさせていただいて、議会に条例の一部改正、あと補正予算の関係を出させていただいているので、それに市長、副市長が直接市民の皆さんに理解をいただくための説明会ということで開催させていただきました。 ◆松本正幸 委員外議員 説明会ではいろいろな反対の意見もあったし、それはごみ収集のことに関しても出ていました。私も3回ぐらい出ていましたけれども、やはりいろいろな意見市民に聞くという感じでは、1時間では余りにも短いのではないかと思うのですよ。市の説明が30分近く、それから質疑応答ということでかなり短い時間だと、本当に十分な意見が聞けなかったのではないかと思うのですが、その辺はどうでしょうか。 ◎環境課長 繰り返しになってしまいますが、昨年から中間答申説明会から始めまして、今回の説明会というところでございます。ご意見、30分というお話でございましたけれども、延長してちょっとご意見を伺う会場もございました。その中で、その場での発言等はちょっとなという方もいらっしゃると思いましたので、意見書等をお渡しして、意見を頂戴しているところでございます。 ◆松本正幸 委員外議員 私が聞いている中では、既に決まっていると、導入ありきだと。そういうことで市のごみ説明はわかりますけれど、まだ実際決まっていないのだ、議決されていないのだと、それを最初に言うべきだと思うのです。それから、まだ決まっていないけど、市としてはこういう考えを持っている、そういう進め方が妥当だと思うのです。例えばごみ袋を実際、4種類の袋を持って、この袋でやるのだと、既に決まったような進め方をしていると、これは非常に議会軽視ではないかと思うのです。その辺はどうでしょうか。 ◎環境課長 冒頭で、条例改正につきまして議会に上程させていただいて、今、ご審議いただいている最中ということで申しております。 ◆松本正幸 委員外議員 前段でその辺を詳しく説明しないと、既にごみ有料化が決まっているのだということで、説明会に出た人は大体そういう判断をしていました。実際、まだ決まっていないよと私は言ったのですけれども、参加した中では、もう既に決まっているのだよねと、そういう捉え方をしていたと、そういう進め方には問題があるのではないかと思うのですが、その辺はどうでしょうか。 ◎環境課長 今現在ご審議していただいている中で、市の方針として、こういう方向で進めていきたいというふうにご理解をいただく集中説明会ということで開催させていただいたところでございます。 ◆松本正幸 委員外議員 非常に不十分な集中説明会だなというふうに私は感じました。  最後に聞くのですけれども、この説明会の中では非常に貴重な意見もたくさん出されたというふうに思います。具体的に改善するべき点が出てきていると思うのですけれども、どのような部分を改善しなければならないのか、その辺はどうでしょうか。 ◎環境課長 多くのご意見、当然いただいてございます。この条例をお認めいただいた後に、詳細に詰めていかなければならないところもまだまだございますので、そういったところに今回のご意見を生かしていければというふうに考えてございます。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ほかに質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。  それでは、改めて、議案第65号及び議案第66号全体についての質疑に入りたいと思います。  また、質疑を行う際は、これまで委員会におい質疑した内容と重複した質疑を行わないようにお願いいたします。それでは、質疑のある方はどうぞ。 ◆鶴指眞澄 委員 1点目、私のほうにもいろいろ要望というか、問い合わせというか、聞かれてなかなか答えに困ったというところもあったのです。その中の例として、生ごみと燃えるごみでございますけれども、3区域に分かれた中で、恐らく区域ごとには2週間ぐらいをこれから計画されていかれるのかなというふうな感じもするのですが、各家庭においては週2回ぐらいといったスケジュール感かというところなのです。その間、収集に来られないときにも生ごみは毎日、家庭でも出てくると思うのですが、特に夏などは生ごみを家の中に長く置いておくわけにはいかないということもあったりして、外に出すにおいて、実施された場合に、1日分の生ごみを入れた、有料袋を外のところに保管しておく。それが3日間たまりますと3個になるということで、それを例えばまとめて運びやすいように1つの袋に入れるということで、その袋を市販の袋でいいのかどうなのか、そんな意見もちょっと聞いたもので、こういった場合はそれでよろしいのかどうなのか、お伺いしたいのです。 ◎環境課長 まず、燃やせるごみ収集日ですけれども、今も2地区に分けて週2回の燃やせるごみ収集と。3地区に分けましても、週2回の収集日を設けるようにしたいというふうに考えてございます。ご質問の中には、毎日出る生ごみについて、週2回のうちの1回に出すときに、毎日出るものだから、それを小分けにして、これをまとめてというようなお話だと思うのですけれども、その場合については、小さい袋に分けていただいて、においがしないようにという方法をとっていただいても当然よろしいかと思うのです。その場合にも水分を切っていただくとか、もしくはにおいが発しないような、ふたができる缶のようなやつに入れてもらって、一括でも構いませんし、その辺はそういう排出方法をしていただければよろしいのかなというふうに考えてございます。小分けは市販の袋でよろしいのですけれども、出す袋についてまとめて有料の袋に入れて出していただくというような形になります。 ◆鶴指眞澄 委員 わかりました。
     2点目、せんだって、私の住んでいる地域で説明会がございましたが、終わった後、私のほうに要望をいただいたのですが、今後もし実施していかれる場合、説明会でも、要は分別の仕方についても一部説明がありましたが、時間の制約等もあったりして、なかなか細かい点まで質問できなかったというよりか、出されませんでしたと。当然ながら、今後実施される場合には、やはり分別を徹底していくというのが一番大事だと思います。そういった考えの中でご婦人方から、実施されるようなときになった場合には分別の仕方についてもう少し詳しく説明会を今後やってもらいたいと。当然ながら、分別を徹底する面でも私はそうなのかという感じもしたのですが、そういうご予定をお考えになっておられるのかどうなのか、そこら辺をお伺いしたいのです。 ◎環境課長 制度をお認めいただきましたら、今後、詳細に詰めていくところがありまして、市民の皆様にご協力をいただくところもございますので、その辺は丁寧な説明が必要と考えてございます。制度説明会、そういったものについては開いていかなければいけないかなと思っています。あと、今も分別ガイドというものを出して、周知してまいっているところでございますけれども、そういったものもわかりやすいように、また改定して、発行していきたいと考えてございます。 ◆戸澤幸雄 委員 1点目、いろいろな市民の方からのご意見を集約されているとは思うのですけれども、地域の意見を集約して、自治会意見として、いただいているものが今まであるのかどうか、ここを伺いたいと思うのです。 ◎環境課長 各会場説明会を開かせていただきましたが、自治会としてというよりは、個人的なご意見ということで賜っているところです。 ◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、自治会としてこのように考えているというようなことは今までないということですね。 ◎環境課長 今回、説明会でいただいたご意見には、特にそういったものはございません。 ◆戸澤幸雄 委員 2点目、これは高座清掃施設組合施設の更新に伴って、処理量が今の施設よりも減少するということで、これについては高座施設組合で決定されたものですし、その根拠といいますか、なぜ容量的に減ったのかということで質問を受けるときもあるのです。これはどこまで答えられるかというのはあると思うのですが、基本的には将来の予測に基づいて、国の補助をいただいている事業ですから、冗長な施設というのはできないわけですから、予測に基づいた、しっかりと適正な容量ということで、現在の新しい施設の容量になったのだと思うのですが、この辺で説明できることがあればいただきたいと思うのです。 ◎経済環境部長 基本的には今、委員がおっしゃった内容で、新炉の大きさについては決定したということで聞いております。 ◆戸澤幸雄 委員 わかりました。  3点目、それから、市民の方からいろいろなご意見があって、中には、案ということでいただいているものもあると思うのですね。この中身については、一定量をまず配付して、そこから超えるものについては有料化という案があって、今回の施策を考えるときに、それについても俎上に乗っていると、当然、そこの判断をして最終的にこの案になったというふうに思うのですけれども、これについての見解をいただければと思うのです。 ◎環境課長 委員おっしゃられたのは超過従量制ということで、一定量無料配付をして、それ以上のものについては有料でというお話です。環境審議会の中においても、そういった議論の中で進めてまいりました。その中で海老名としては、減量効果を最大限に見込みたいというところから、袋1枚目からコスト意識が働く単純従量制と言いますけれども、そちらのほうで進めてまいりたいというふうになったところでございます。 ◆戸澤幸雄 委員 やる以上は最大限の効果をということがまず前面にあるということですね。  4点目、将来的な、ここはお答えしづらいというか、お答えできないところだとは思うのですけれども、例えば効果が絶大に出てきて、減量化が進んで、そこが定着した場合、いろいろな例えば有料化の値段を下げるであるとか、こういった案に沿って、少し市民の方の負担を軽減するでありますとか、そういうこともあるのかと思うのですけれども、現時点で結構ですので、それについての見解を伺いたいと思います。 ◎経済環境部長 同じようなご質問を以前いただきまして、お答えしたとおり、これからまだ制度を開始する前でございますので、何とも言えませんけれども、制度自体はどの制度でもそうですが、やはり一定期間実施した後には必要に応じて、その制度が適切かどうかという、実施した中での見直しはしていくものだと思いますので、何年か実施した後には、制度自体のよしあしを検討した中で、必要があれば料金等も含めた改良は考えられないことではないと思っております。 ◆戸澤幸雄 委員 そうしますと、料金等もそうですし、施策そのものについても、やっていきながら修正はありだということだと思います。この辺は海老名市としては初めてのことでありますし、戸別収集でありますとか、さまざまな施策においても課題が出てくる可能性もあります。それを解決するために修正ということもあるとは思うのですけれども、この辺は適宜行っていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◆西田ひろみ 委員 会場でもさまざまな意見が出ていますけれども、特に事業系ごみについてお聞きしたいと思います。海老名市の可燃ごみの排出量が増加しているのは、事業系ごみの急激な増加によるところが多いと思います。平成22年が2万7246トン、それが平成29年には2万8618トンと105パーセント増加していますが、その中の内訳というのは、家庭系ごみ平成22年が2万419トン、29年は1万9995トンと減少しているのですね。ですから、平成22年の97パーセントとなっていますが、事業系ごみ平成22年6845トンから、29年8623トンと1778トン増加して、22年に比べて126パーセントになっている。やっぱりここの対策をしっかりしないと、市民の方が家庭系ごみ有料化にするというところへの理解が進まない、理解できないということの大きな原因の1つはここにあると思うのです。  そこでお聞きするのですけれども、1点目、一般廃棄物処理基本計画で定めた平成33年度の焼却目標の達成には、現在の焼却量から4500トンの減量が求められています。家庭系ごみは1500トン、事業系ごみは3000トンの減量が必要とされています。そして、現在、家庭系ごみ減量化は具体化されて有料化というまで提案が出てきたのですけれども、事業系ごみの削減目標に対する減量化策の具体的な工程というのはどの程度まで進み、作成する予定になっているのでしょうか。家庭系ごみは31年度までに1500トン減少する、事業系ごみは33年度までに3000トンの減量が必要だと書いてありますが、この2年間の差はどうして生じたのかもお聞きしたいと思いますので、事業系ごみの具体的な対策についてお聞きします。 ◎環境課長 事業系ごみにつきましてもしっかり対策をとっていただかなければいけないという認識でございます。ごみ減量化につきましては、家庭系、事業系でそれぞれ専門部会を持って進めてまいったところです。事業系につきましては、現在まだ専門部会で審議を行っているところでございますので、そちらの答申をいただいた中で具体的に減量化策については対応してまいりたいと考えてございます。31年、33年のところでございますけれども、当初、目標から平成33年、事業系は目標値がございました。全体の目標値もある中で、家庭系については、その差額分ということもありましたけれども、そこで平成31年、新しい焼却炉もできますので、そういったところを見据えて、家庭系の1つ目安となる目標値を今回の一般廃棄物処理基本計画の中で設定させていただいたところでございます。 ◆西田ひろみ 委員 では、事業系ごみ平成33年度までに具体的な対策がとられるということでよろしいのですか。 ◎環境課長 現在、事業系ごみの専門部会のほうで審議させていただいておりますので、その中の答申をいただいた中で、市の方策について決定してまいりたいと考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 以前から言っていますように、家庭系と事業系と総合的に具体策を示していくことで、市民は理解が進むと思うのですね。それを2年先まで事業系ごみの具体策が出ないという中で、やはり家庭系ごみだけに有料化を求める状態だと今理解します。  2点目、平成25年4月に、環境省から「一般廃棄物処理有料化の手引き」というのが出されていますが、そこには、「小規模事業者から排出される一般廃棄物有料化について、家庭系一般廃棄物有料化を行う際には、公平性の観点から、小規模事業者から排出される一般廃棄物有料化も併せて実施されることが望ましい」と書かれています。31年度、来年の秋の海老名市では家庭有料化にあわせてこうした小規模事業者から排出される一般廃棄物有料化も行うべきと考えますが、市の見解をお聞きします。 ◎環境課長 現在、事業系の一般廃棄物につきましては、基本的には許可業者に依頼して有料で引きと取っていただくということで処理していただいているというふうに考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 私の質問とご回答がずれているかと思うのです。現在はそういう状況ですけれども、私も何回か一般質問で、小規模事業者のごみが、家庭系ごみが出されるごみの集積所に出されている現状があるということを伝えていますし、そういう現状であることも市のほうは認めています。そういった中で、今、環境省から出された手引きの中には、家庭系一般廃棄物有料化を行う際には、公平性の観点から小規模の事業者も「一般廃棄物有料化も併せて実施されることが望ましい」と書かれているわけですよね。そういったところの検討は海老名市はどのようにしていますか。 ◎環境課長 そういったところも踏まえまして、事業系の専門部会でその対策について現在審議をしていただいている最中でございます。 ◆西田ひろみ 委員 それでは、まだ具体的に決まっていないということで理解します。  大和市では今、家庭系ごみ有料化戸別収集していますが、それに先駆けて小規模事業者から排出されるごみを指定袋で有料化しました。いろいろなところでそういうことをやっていますけれども、東京の武蔵野市では、小規模事業者を1日平均10キロ以下のごみを排出する事業者ということで、有料ごみ袋は一般の家庭ごみ袋の2.75倍の袋代にして収集するということをやっています。逗子市でも有料化を進めていますが、あそこは戸別収集ではないですけれども、たしか構成員が3人以下の小規模事業者は集積所に事業所用の有料ごみ袋で排出するように、そういった指導もしています。今回、家庭系ごみ有料化するというならば、そういったところに踏み込んでやるべきと考えますが、いかがでしょうか。 ◎環境課長 他市のほうでそういう事業系ごみをそう扱っているというところは把握してございます。そういったものも含めて、事業系ごみの専門部会で審議をいただいているところでございます。 ◆西田ひろみ 委員 では、事業系ごみの小規模事業者のところについてはその程度にしておきます。  3点目、ごみ有料袋についてですが、海老名市では公費で約1億円、年間1000万枚の作成費を今補正予算で計上されていますが、公費ではなくて、他の方法でごみ袋を作成しているところがあるということも聞いていますが、担当課として把握しているところはありますか。 ◎環境課長 記憶が正しければ、沼津市がやっているような話を聞いたことはございます。 ◆西田ひろみ 委員 私も市民の方から、静岡県の沼津市でしたか、そういうところでは、広告料を、お店の名前の広告とかを記して、公費ではなくて、そこのお店の宣伝も兼ねてということで、そういったごみ袋を作成しているということがあると聞いております。そのほかにもいろいろな方法があるようですけれども、海老名市では税金を投入して指定収集袋を作成するというところは、そのほかの方法は考えていなかったのでしょうか。 ◎環境課長 有料の袋に企業名だとかそういうのを入れるというふうな話も聞いてございますが、一方で、その企業名が入った袋が不法に捨てられると、その企業に苦情が行ってしまうというような事例もあったというふうに聞いてございます。そういったところで、今、海老名市としては、公費を使って指定収集袋を作成したいという形で考えているところでございます。 ◆西田ひろみ 委員 わかりました。ごみ袋の作成はなるべく公費の負担が少なくなるようにと考えましたので、そういった質問をしました。前回、私もごみ袋作成について、作成費以外にかかる費用についてお聞きしたかと思うのです。販売店への手数料とか、倉庫代とか、運搬費とかかかるのかということをお聞きしたと思いますが、そのときに、商工会議所が販売店をどこにするかとか、コーディネートするということでしたが、こういった商工会議所への委託内容や委託費についてお伺いしたいと思います。 ◎環境課長 これから詳細に決まってまいりますので、それからの詳細の話にはなってこようと思います。市内事業者に販売をしていただきたいというところから、商工会議所にも相談しながらやってまいりたいという考えでございます。 ◆西田ひろみ 委員 では、商工会議所へ販売のコーディネートといいますか、そういうところを委託するという考えはどのように考えていらっしゃいますか。 ◎環境課長 そういったことも含めて、詳細については現在検討しているところでございます。 ◆西田ひろみ 委員 それでは、有料袋の取り扱いについてはまだまだ未定なところが多いというように捉えさせていただきます。  4点目、1リットル当たり2円という根拠はずっとお聞きしていますが、このくらいが減量効果になるという答えだったかと思いますけれども、現在、40リットル40円、あるいは30円、50円のところが多いということが海老名市の環境審議会の座長でもある東洋大学の山谷氏の調査で出ております。そんなところでは、40リットル当たり40円、30円、50円が多いというところでは、海老名市では80円にするということで、かなり家庭への負担が高いと思いますが、もう1度その根拠を確認したいと思います。 ◎環境課長 リッター2円の考え方でございますが、先ほども出ました山谷教授のところの研究結果でも出ているかと思いますけれども、やはり減量効果が高い金額の設定というところと、あと、近隣自治体とのバランス等を鑑みまして、リッター2円というような設定をさせていただいたところでございます。 ○委員長 西田ひろみ委員に申し上げます。前回までの質疑にかなりかぶってきてしまっていますので、重複するところは構わないと思うのですけれども、今の質問は前回と丸々かぶっているように感じましたので、質問の仕方を気をつけて質問していただきたいと思います。 ◆西田ひろみ 委員 山谷氏の調査については、私は今まで余り出ていなかったと思いましたので、質問させていただきました。  5点目、焼却炉の大きさを決定したことについてお聞きしたいと思います。現在使われている350トン炉から245トン炉に決定して、それだから70パーセント焼却炉も小さくなるから、ごみの排出量を減量することが必要だということは市民に今説いているのかと思うのです。その決定の仕方なのですが、これは平成25年の高座清掃施設組合施設整備基本計画書に245トン炉にすると書いてありますが、その前に、平成22年に高座清掃施設組合施設整備基本構想というのがつくられました。そのとき、平成31年の排出量の推計は7万8762トンとして、260トン炉が適当ではないか、適宜ではないかとしています。そして、その3年後の平成25年の基本計画、現在言われているところですが、平成31年の排出量の推計は6万5776トンとして、245トン炉でよろしいと決定しているわけですけれども、最初の基本計画の260トン炉であれば、拙速に削減策をとる必要はなかったのではないかと思います。これは高座清掃施設組合のところの議会での話し合いかと思いますけれども、それを踏まえて海老名市もこういった政策をとっているわけですから、この260トン炉から245トン炉に変更したところがいろいろ調べてもなかなか出てこないのですが、そういったところは市ではどのように理解し、変えたのか、その根拠についてお聞きします。 ◎経済環境部長 炉の大きさについては、今、委員がおっしゃったとおり、一部事務組合の中で議会がありますので、その議会の中で十分審議をしていただいた中での決定だと思いますけれども、市長集中説明会でお話をさせていただいていますが、将来を見据えた中での炉の決定という中で、地元からごみを減量してくれという強い要望もあって、そういうのも全体的に含めた中で、高座清掃施設組合の中で炉の大きさについては議会で決定していただいているというふうに認識しております。 ◆西田ひろみ 委員 最初の基本構想であれば、先ほども言ったように、260トン炉であれば、もちろん削減していく必要は理解しますけれども、拙速に削減に向けて有料化をとるという必要もなかったのではないかと思うのです。今、経済環境部長のほうから、地元の要望も酌み取ってというところが、やはりここのところに大きく反映されているのかと今お話を聞いて感じたところです。きちんとした根拠を見せて、市民に情報を開示して、そして、有料化への理解というのですか、そういうところに踏み込むべきだと思うのですが、こういったところがはっきりしていないというところでは、地元の理解だけではなくて、数字的な、科学的な根拠をしっかりと示していただきたいと思います。そういうところがはっきりしないところでの今回の有料化の提案でありましたので、拙速に進めることなく、もしそれができていれば、市民と協働してさまざまな削減対策を考えることができているのではないかと思いましたので、質問させていただきました。  6点目、戸別収集について、排出者責任を明確にするというところでは、戸別収集にするところが大きな利点だと思うのですけれども、一方で、これから団塊世代が2025年には後期高齢者となります。そういったところで、今まで元気だった人がおむつとかの使用になるかと思うのです。おむつを出すときは有料ではなく無料でいいということで、透明の袋か半透明の袋でということですが、それを自分の家の前に出すということは、プライバシーを皆さんに見せてしまうというところで、とても抵抗感が強いという意見をいただいておりますが、そういったところに対しては市はどのように考えていらっしゃいますか。 ◎環境課長 排出場所については、1戸1戸事情が違いますので、場所については相談させていただきながら、もしその辺が心配だということもありましたら、大きいバケツだとか、そういったものの中に一緒に入れておいていただいて、ほかから見えないような対策をとっていただければというように考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 それは透明か半透明というところに固執しなくても、そういう対応もできるということでよろしいのですかね。 ◎環境課長 袋については透明、半透明で出していただかないと、中に何が入っているかわからないというところもございます。ただ、その袋をそのまま置いておくのではなくて、それをごみ箱とかに、大きい袋の中に入れておいていただいて、ほかの方から見えないような対策をとっていただければというふうに考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 では、透明か半透明の袋に入れてバケツに入れて出しておくことも可能だということですね。理解しました。  7点目、現在、資源物、特に紙の資源物は、地域によって週1回、曜日が定められて回収しています。これは本郷にお住まいの方からご意見をいただいたのですけれども、本日から本郷自治会の回覧では、紙の資源物の回収を月2回、戸別収集が実施されるという回覧が回ったそうなのですけれども、そういうことは市のほうはご承知でしょうか。 ◎環境課長 そのお話自体は知ってございますが、市が直接やっていることではございません。 ◆西田ひろみ 委員 ご存じでいらっしゃるということですけれども、資源物の回収というのは、海老名廃棄物減量化資源化適正処理等に関する条例の第18条に、資源物の回収は勝手にほかの業者がしてはいけないということが書いてあるかと思うのです。見つかった場合は罰金しますよということで、カメラの設置なんかもされていたかと思うのですけれども、こういった場合はそういったところに抵触しないのでしょうか。 ◎環境課長 例えば新聞紙なんかは新聞のところが持っていくということもございます。集積所に出されたものを勝手に持っていくと、その辺は違法になろうかと考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 今、新聞社が回収している場合もございます。各戸別に出されているところに。基本的に、資源ごみ、あるいはごみは市が市の事務としてやっていくというところでございますから、定期的にこれから戸別収集をするというところでは、こういったところは問題ではないかと思うのですが、そういった考えはございませんか。 ◎環境課長 先ほど申し上げましたとおり、市民の方が収集場所に排出したものについては市のほうで責任を持って当然やっていくという形でございます。ただ、例えば紙の牛乳パックを切ってスーパーのほうに入れたりというところで、市民の方が集積所以外のところに自分のご意思でやる部分については、特段問題ないというふうに考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 それでは、本郷地区の紙の資源回収はこれまでどおり行われるということですか。 ◎環境課長 そのように考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 その場合、2週間に1遍ということで、今、回覧が回っているようですけれども、自宅の前で回収するということは、紙は結構重たいものですから、高齢者のところではすごく助かるかと思うのですね。ですので、市が資源回収するときにほとんど出てこない状況にもなるかと思うのですけれども。そうすると、市としての回収の必要性もなくなるし、経費の問題から考えて、もしそういうことが可能であれば、各自治会でもそういった対策をとることができるというふうに考えてもいいのですか。 ◎環境課長 あくまでもその地域、その方々で決めていただいたことでございますので、その辺は対応させていただく。ただ、市の責務としては、出されたものは当然回収しなければいけないので、そちらのほうもしっかりと回収してまいりたいと考えてございます。 ◆西田ひろみ 委員 今、この件については市のほうはご存じだということでしたが、こういったところに対して市からの補助金は一切出ていないのでしょうか。 ◎環境課長 出てございません。 ◆西田ひろみ 委員 わかりました。 ◆戸澤幸雄 委員 1点だけ、西田委員質問の中で、小規模事業者のごみについても有料化をというようお話があったのですが、今現在、事業系のごみ有料化だと思いますので、委員のおっしゃりたかったのは、市民の方のごみ有料化に合わせて値段を引き上げるということなのかと思ったのですが、先ほどの答弁を聞いていますと、有料化であるということをはっきりと言っていただきたいのと、それから、集積所に出してしまうということなのですが、戸別収集になりますので、これも出せなくなります。その事業所の前に置く形になるのか、事業系のごみとしてきちっとやっていただくというのが基本だと思いますので、その辺、ちょっと補足していただければと思うのです。 ◎環境課長 事業系ごみにつきましては、一般廃棄物の処理業者に事業所が有料でお金を払って処理していただいているという現状がございます。集積所に出されたものについては、基本的に集積所は家庭系のごみしか出してはいけないところでございます。そんな中で仮に事業系のものが入っているというようなのがこちらのほうにあった場合については、中身を確認して、事業者等その排出者が特定できれば、そこに直接指導等は行っているところでございます。 ◆西田ひろみ 委員 今の戸澤委員質問に対して補足させていただきたいと思います。私が言っているのは、小規模事業者のごみなのですね。小規模事業者では、家庭ごみと事業系のごみと分別しにくいところもありまして、まざって集積所に今出されている実態があるということです。それに対して小規模事業者が家でためておくには多くなるし、かといって一般廃棄物の処理業者と契約して処分してもらうには、量の面とか、金銭的にもとても大変だということで、それに対して各市ではいろいろ救済措置をとっているということで、大和市では事業系ごみ有料袋は、一般の家庭系ごみより4倍の高さに設定して、戸別で収集しています。それも事前に登録してやっています。そして、1回につき2袋というところまで決めています。そういうふうに細部に決めてやることも必要ではないか。あるいは先ほど言いました逗子市は、戸別収集していませんので、集積所に、事業系ごみとわかる、家庭系ごみとは違う有料袋にして出すことを可能にしています。そこも登録制にして、従業員数が3人以下という縛りをかけています。ですから、零細といいますか、小規模商店とか、そういったところの事業系のごみを出すとき、一般家庭の私たち市民とも、そして、事業者とも笑顔で出せるような仕組みだと理解するのですけれども、そういった方法もぜひ一緒に考えていただきたいと思います。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 お諮りいたします。委員外議員松本正幸議員から発言申し出があります。これを許可することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって発言を許可いたします。  委員外議員発言は簡潔にお願いします。 ◆松本正幸 委員外議員 1点目、この間、この議案が出された9月議会の最終日のときに、6人の議員から、条例改正に対する疑問や、有料化に理解している人たちからも、余りにも拙速ではないかという意見というか、声が上がっていました。前回の説明会の内容で、反応に対してどうだったのかという質疑に対して、おおむね賛成だと、拍手まであったという報告がありました。逆に反対の意見を言って拍手が起こったという、そういう声も聞いています。そういう中でこういう議案を採決を進めるというのはやっぱり問題ではないかと思うのですが、その辺はどうでしょうか。 ◎環境課長 賛成、反対、さまざまなご意見をいただいたところでございます。ただ、海老名市としては、ごみ減量化について喫緊に取り組んでまいりたいというところから、今回、条例改正案を出させていただいたところでございます。 ◆松本正幸 委員外議員 2点目、中新田の説明会のときでした。市長は10月から始まる消費税の質問に対して、こういうふうに言いました。市長はクーポンを発行することを決めているということです。そして、同時に、9月30日からプレミアム商品券を発行する予定になっているということも言っていました。同時に、プレミアム商品券は、あくまでも低所得者が対象になるのだけれども、市長の考えとしては、全市民に発行する考えを持っている、そういうことをはっきり言われました。9月30日前はクーポンを発行して、コンビニでもどこでもごみ袋を何割引で買えるように消費税に対応していきたいということをはっきり言われたのですけれども、具体的にどのように進めるのか、伺いたいと思います。 ◎経済環境部長 説明会では市長の思いがいろいろな形で発言がされていると思いますけれども、実際にどういう形でやっていくというのは、これから詳細は、消費税の関係も含めて詰めていくようになろうかと思います。当然、予算がかかることのなので、それは予算として議会にお出しさせていただいて、議会のほうで十分審議をしていただくようなことになろうかと思います。 ◆松本正幸 委員外議員 どちらにしても、そこまで税金を使ってごみ有料化を進めなければならないのかというふうに疑問を感じました。これは原点に立ち返って考える必要があるのではないかと思うのですけれども、その辺はどうでしょうか。 ◎環境課長 海老名市としましては、ごみ減量化について基本方針を策定しまして、これに基づいて進めてまいりたいというところで、条例改正案、議会に上程させていただいたところでございます。 ◆松本正幸 委員外議員 3点目、小規模事業者ですね、なぜ有料化にできないのかということです。家庭系ごみを先行するというのは問題ではないかと思うのです。同時にというか、その辺も含め、対策も考えて進めていかなければいけないと思うのですが、その辺はどうでしょうか。 ◎環境課長 事業系の一般廃棄物については、一般廃棄物の処理業者に事業者はお金を払って有料ごみの処理をしていただいているところでございます。 ◆松本正幸 委員外議員 4点目、集合住宅に対する対応についてですが、今回、有料化について、戸別収集はメリットはあるけれども、集合住宅についてはメリットがないという、何らかの対策をとっていきたいというのですが、その辺は具体的にどう決まっているのか。 ◎環境課長 詳細につきましては、今後、どういった形で処理ができるのか、小規模のアパートについては集積所等がありませんので、そういったものも含めてどういったことができるのかは今後決めていきたいと考えてございます。 ◆松本正幸 委員外議員 きのう、さつき町で説明会が開かれたということで、一部の人から聞いたのですけれども、補助金を考えているということなのですが、それは事実でしょうか。 ◎環境課長 そういったことも含めて、今後決めていきたいと考えてございます。 ◆松本正幸 委員外議員 補助金を出す、自治会に多分出すと思うのですけれども、それはちょっと問題ではないかという意見も出ています。自治会にもし補助金が納められた場合、自治会ごみの関係の一緒の財政になってしまうと、それは非常に問題だというふうに思います。それと同時に、自治会に入っていない人、あと、全く自治会のない集合住宅の場合はどうするのか、そういう対応もきちっと考えられているのか、その辺も含めて伺いたいと思います。 ◎環境課長 集合住宅、自治会で構成されているところもあれば、おっしゃられるとおり、自治会がないところ、管理組合があるところ等あると思いますので、そういったところも踏まえて、今後、詳細にどのようなことができるのか考えていきたいというふうに考えてございます。 ◆松本正幸 委員外議員 対応としては、補助金を出すというところまでは具体的に決まっていないのですか。 ◎環境課長 具体的にこうなるというふうには決まってございません。 ◆松本正幸 委員外議員 わかりました。  5点目、集中説明会でも、たくさん出されましたが、来年、消費税が8パーセントから10パーセントに増税が予想されるし、さらなる物価も上げられる、本当に住民にとっては大きな負担になると思うのです。そういう面では、再度考え直す必要があるのではないかと思うのですけれども、その辺、再度伺いたいと思います。 ◎経済環境部長 消費税が同時期に上げるような方針であるということは当然承知していますし、国のほうでも今、消費税の対策としていろいろな話が出ています。市としても消費税の対策はしていくと思います。ごみごみで、減量化は進めていかなければいけないというところなので、ごみ減量化の話と消費税の話はしっかり市としても対応していく必要があると考えております。 ◆西田ひろみ 委員 質問を追加させていただいてよろしいでしょうか。かつて、えびな環境市民会議というのがありまして、生ごみ資源化を実験的に取り組んで、堆肥化への実験が有効に進んで、自家消費などしたようです。そのほかにも、また大型生ごみ処理機でマンションや団地などで生ごみの堆肥化を進めてきました。そういった結果を生かしての海老名市ですから、農業などへ堆肥を使用して、その収穫物である野菜を市民が購入するということで、地域内で循環型社会ができていくような、そんな一歩手前まで行ったと聞いていますが、こういった取り組みが続かなかったというか、具体化されなかった、もしこれがされていれば、生ごみはもっと削減できたのではないかと思いますが、その辺はどのように市のほうは捉えていらっしゃいますか。 ◎環境課課長補佐 これは平成15年度の事業で、えびな環境市民会議のほうに、生ごみの資源循環について、ごみ減量化にどう効果があるのかというようなところを事業としてやったものだと認識してございます。当然、結果としては、3分の1ほどの減量ができるというところと、その効果については報告はいただいておりますが、議会の中でも一部答弁があって、市長のほうも総括として、効果についてはわかると、ただし、堆肥化するには窒素、リン酸、カリウムの3大要素の構成がちゃんとできていないといけない、二次的な生成が必要になるということもあります。そうするには、必要な施設や設備を当然整備する必要がある、市民の方に分別して出していただくと、結局、販路も確保しないといけないというところで、やはり課題も多くあるというところで、まずは市としては今後も引き続き、生ごみというのは各家庭で自家処理ができる唯一の品目になります。その自家処理の仕方も状況によって各家庭によって違うと思いますので、まずは出される前、排出される前に減量を図っていただきたいというところで総括のほうはさせていただいて、その後、生ごみ処理機の補助制度も手厚く2回ほど改正しまして、今は4分の3の高い補助率で補助してございます。そういったところを利用しながら、まずは生ごみは自家処理でお願いしたいというところで、他市では行政がやっているところもあるのですが、うまくいっているところはよく聞くのですが、うまくいっていないところもかなりあるというところで、かなり課題はあると思います。ただ、生ごみは資源に循環すれば減量を図れるというのは認識しておりますので、まずは自家処理を市としては推し進めていきたいと考えております。 ◆西田ひろみ 委員 理解をするところですが、では、生ごみ処理機は、今、全家庭に対してどのくらいの割合で普及しているのでしょうか。 ◎環境課課長補佐 まず、平成28年度までの数字になってしまうのですが、普及の世帯としては、平成5年から始まりまして、累計で4795世帯でございます。 ◆西田ひろみ 委員 平成5年から現在までというと25年間ですか、その間、ずっと生ごみ処理機は使われているのでしょうか。その辺の経過はどのように捉えていますか。 ◎環境課課長補佐 追跡調査までしていないのですが、次年度の補助制度を利用された方の翌年度のアンケート調査等は実施してございまして、有効的に活用しているとお聞きしています。また、補助制度も5年間、5年たつとまた新たな制度が利用できるということで、重複して利用される方もいらっしゃいますので、かなり多くの方の継続がされているものと考えております。 ◆西田ひろみ 委員 生ごみ処理機は20年ももつとか、そういったところには疑問が持たれることですから、累計で四千何百世帯と言われても、それがそのまま海老名市の生ごみ処理機の助成を生かした生ごみの処理にはつながっていないのかと捉えます。限りある資源ですから、生ごみを有効に使っていくというところもこれから考えていただきたいと思います。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり)
    委員長 ほかに質疑もないようですので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって質疑を終結いたします。  暫時休憩といたします。                    午前10時17分休憩                    午前10時30分再開 ○委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第65号及び議案第66号に対する意見に入ります。意見がありましたらどうぞ。 ◆戸澤幸雄 委員 非常に長い時間をかけて審議をさせていただきました。これにつきましては、ごみ減量化が喫緊の課題であると。さまざま地域からの要望等もあるということは承知しております。また、市民の方からも賛成、反対、さまざまなご提案も含めてご意見があることも承知しております。この間、審議をさせていただく中で、これから行うに当たっての危惧と申しますか、課題も何点かあるようにも思います。1つは、資源物の分別ということで、これについて説明をもうちょっとしていただいたほうがいいのではないか。それから、今やっておりますけれども、コンポスト、また、生ごみ処理機に対する助成、これについてももっと力を入れてやっていただければというふうに思います。目的としましては減量化を最大限にしていくということでございますので、周辺の政策についても力を入れてやっていただければというふうに考えております。  また、消費税が上がるときと時を同じくしての実施ということになりますので、その辺の配慮、それから、低所得者層に対する配慮についてもしっかりと考えて実施していただければというふうに思います。  このようなことを踏まえて、時代の要請もありますし、環境に対する配慮もありますので、これについては賛成の立場を明確にいたしたいと思います。 ◆西田ひろみ 委員 それでは、私は反対の立場から意見を言わせていただきます。  1番目は、家庭系ごみよりも事業系ごみの排出量が急速にふえたことが、焼却炉のキャパシティーを超えてしまう、それが大きな原因になっているわけです。事業系の対策なしに、取りやすいところから有料化を始めるのは公平性に欠けています。現在、具体的な対策案は出されていません。見通しもついていません。早急に事業系のごみ対策を図るべきです。  2番目としては、高座清掃施設組合を構成しているごみの焼却処分は3市で行っているにもかかわらず、海老名市だけが有料化に踏み切ることは市民の声が図れていません。1人当たりのごみ排出量は海老名市が一番少なく、増加しているのは、西口開発による人口増によるものです。その人口増もピークはあと7年ほどです。他市の削減取り組みの具体化が見えないうちに海老名市だけ有料化することは公平性に欠けます。  3番目、ごみは毎日の生活から出るものですから、市民の合意を高め、市民と協働して対策をとることが必要と考えます。平成30年の「広報えびな」6月号、あるいは10月号で有料化の記事が載ったこと、それで市民の多くは知った状態です。そして、平成31年の秋に有料化に踏み切るのは余りにも拙速過ぎます。削減が必要なことを市民に伝え、その努力を連携して図ることが必要です。当事者性を持って問題解決を図ることで減量化が進むと考えます。そして、減量化が進まないときは有料化に踏み切ることをあらかじめ市民に伝えておくべきだと考えます。情報を開示し、しっかり市民と協働して、ごみ減量化策をとることを要望します。  そういった視点から、今回のごみ有料化には反対いたします。 ◆氏家康太 委員 賛成の立場から意見を申し上げます。  議会での公式の記録が残っている平成10年以降でも、ごみ有料化戸別収集については、議員のほうで少なからず取り上げてまいりました。例えば平成17年6月、第2回定例会で、海老名ネットの当時の三谷議員が一般質問の中で、海老名ネットでは、平成10年の6月に市へ提言した市民によるごみ処理基本計画の中で既に有料ごみ袋の提案をしていますということで、市民のほうから市に対して有料ごみ袋の提案をしているのだという言葉から一般質問に入っています。そして、有料化を実効あるものにするには、誰がどのようにごみを出したかはっきりさせるために、個人宅では玄関前に、集合住宅ではそれぞれの集合住宅の棟のごみ停にごみを出し、戸別収集をする必要がある。これからのごみ環境問題は、市民1人1人がごみを極力少なくする努力をわかりやすくシステム化し、有料化の方策を取り入れるなどしていかなければ大型焼却処理による大気汚染、焼却固化灰の埋め立てによる土壌汚染等、今のままでは子どもたちの未来にごみによる汚染された環境をそのまま受け渡すことになります。戸別収集、可燃ごみ処理有料化を方針化する必要があると考えます。市の考えを聞きますというような一般質問もございました。  また、その年の12月には、飯田英榮議員が、平成16年に八王子市に視察に行って、指定袋による有料化による戸別収集ごみ減量化に効果があるということで、減量化は年間で、可燃ごみが31パーセント減、不燃ごみが34.6パーセント減、平均で32パーセントの減量化ができていますということで、市に対してごみ有料化戸別収集について市の考えを伺っています。  ほかの議員もそういったことをされているわけですが、そのときの行政の答えは、有料化の前にやるべきことがあるということで、そういった減量化に対して有料化の前にいろいろやることで手を尽くしたいのだというお答えがありました。  それからもう13年以上もたち、その間、ごみの分別化もかなり進んでまいりました。これまでは燃えるごみに入れていた、例えばレシートの感熱紙であるとか、裁断したシュレッダーの紙であるとか、そういうのはごみだったのですけれども、今は資源化されていますし、かなり進んでいるのですね。そうすると、有料化をいつやるのかという段階に来ていると思いますので、ここで有料化というのはいい選択なのだと感じております。  この議案が今審査されていますけれども、例えば可決された場合に、すぐやるという話ではなくて、実施は1年後ですから、ちゃんと時間もとっているし、議会でのこれまでの議論を考えると、何の拙速なところも全くないので、これは議案が通りましたら、しっかりと進めていきたいという意見を申し述べて、賛成の意見といたします。 ◆宇田川希 委員 私のほうからも、議案第65号と第66号に対しての賛成の立場で意見を述べさせていただきます。  上程されてからここの間、さまざまな委員から、また、さまざまな角度からの質疑があったというふうに思います。今までも進めてきたごみ減量化は、委員会でも説明がありましたとおり、焼却炉の更新であったり、さらなる減量化の推進をしなくてはならないということでありました。また、長年にわたって施設を抱える地元の本郷の方々への約束でもあったというふうに聞いております。一般廃棄物の処理基本計画の中でも、平成28年の数値では、1人当たり428グラムである家庭系ごみは現状横ばいで、平成39年度には1人当たりの排出量の340グラムとされている数値には届かない現状があります。そこで、減量化の手法として、今回のごみ袋有料化戸別収集という手法が提案されたわけであります。  その手法に関しては、他市の減量効果などのエビデンスを見ましても有効でありまして、理解するものであります。しかし、今回、市長が陣頭に立って行った市民への説明会でも、大半の市民が、導入に当たりまして、どう収集していくのかといった不安を抱いているのは事実であります。条例が可決後に具体的な周知であったり、広報に入ると思うのですが、今後もしっかりと丁寧な説明をしていかなければ混乱を招きかねないというふうに思っております。戸別収集の各家庭の設置場所などの戸別の対応も含め、周知の徹底をよろしくお願いしたいと思います。  また、ごみの総量を減らすためには、家庭から出るごみだけではなく、残り3割を占める事業系ごみの減量へも取り組まなくてはなりません。審議会で議論している最中だと再三説明がありましたが、事業系ごみ減量化対策の強化もお願いしたいというふうに思っております。  来年の9月30日には導入予定であり、国が進めている消費税増税のタイミングとも重なっていると先ほどもございました。市民生活への影響ははかり知れないものであろうかと思います。消費が悪化する懸念もあるし、地域経済の衰退も懸念されます。同時期に実施されることが、また市民への周知の一環としても、導入時に数枚を無料配付していくだとか、消費税の対策にさまざまな手法を検討して対策を講じていただきたいと、ここに関しては強く要望したいと思います。  また、減量を進めるに当たりまして、有料化戸別収集はあくまで手法であります。環境都市を目指すに当たり、導入の効果を検証していきながら、年度ごとに目標と現状を市民にお伝えしながら、市民と協働の減量化対策にすべきだというふうに思っているところであります。  導入において懸念されるのが、不法投棄の対策でもあります。民間でもコンビニなどは工夫をしておりますが、近隣市に捨ててしまう事例だったり、導入後に資源物などの捨てる場所として残る集積所に捨ててしまう不法投棄も先進市でも起こっていると聞いております。不法投棄の対策も先進市を参考に十分に強化をしていただきたいと思っております。  また、市内では、今、外国人も多く在住しております。現在でもごみに対する自国の文化と日本の文化の違いによって、間違えた対応をされる方も多くいらっしゃいます。外国人への対応も丁寧におお願いしたいと思います。  また、マンションやアパート、ここに関しましても対策を検討したいという説明があり、市民への説明会でも、集積所が設置されていない小規模な集合住宅への支援も検討したいという発言もあります。この件もぜひ丁寧な対応をお願いしたいと思いますし、また、大規模の集合住宅では、現状と収集体制は変わりませんが、減量化をさらに推進した集合住宅を支援するといったマンション、アパートへの対応も今後検討していただきたいと思います。  また、本会議場や委員会での説明の中でも、高齢者の活用や障がい者に対しても雇用していきたいとの発言もありました。趣旨は大いに賛同するところであるのですが、しかしながら、近年の夏場の暑さだったり、作業の内容を鑑みますと、危険などもあるというふうに思います。安全には十分考慮していただきたいと思いますし、現場サイドとよく調整して、高齢者の方々、障がいのある方々には適した形で進めていただきたいと思います。  また、今回、民間委託も一部導入するとの説明もありました。集合住宅部分を委託するとのことでありましたけれども、どこに委託をするのか、将来的にはどうしていくのかという課題もあろうかと思います。災害時の対応なども考慮していきますと、市内のことを熟知した方々にもお任せすることも必要かと考えますし、市内業者育成という観点も十分に検討をお願いしたいと思います。  戸別収集導入に当たりましては、市内には多く狭隘道路がございます。取りづらい地域も出てくるといった理由から、さまざまな工夫も必要でありますし、これに関しましても、該当地域の方々との調整も現場に行ってもらってしっかりと対応してもらいたい。  さらに、近年、パッカー車での事故が非常に多いというふうな認識をしております。これに関しましても、戸別収集導入によってさらに懸念されることから、安全対策もさらなる強化が必要でありますので、お願いいたします。  また、高座清掃施設組合を管理運営する海老名、綾瀬、座間とありますが、説明会においても、なぜ海老名市だけ先行実施するのかという声も多くありました。施設を抱える海老名がリーダーシップをとらなくてはならない、今回とるという決断は評価はできるのですが、施設を抱える自治体の長として、また、組合長としても、今後、残り2市に対してさらなる減量化を求めていくとともに、両市へも一般廃棄物処理基本計画にもあるように、有料化の手法の導入の促しもお願いしたいと思いますし、また、同時に、その辺を含めた中での十分なご配慮もお願いしたいというふうに思っております。  以上、幾つか意見を言わせていただきましたが、着実な実行をお願いいたしまして、委員会での賛成としての意見とさせていただきます。 ○委員長 ほかに。                  (「なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ほかに意見もなければ、意見を終結したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって意見を終結いたします。  これより各議案ごとに採決に入ります。  初めに、議案第65号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                    (挙 手 多 数) ○委員長 挙手多数であります。よって議案第65号 海老名廃棄物減量化資源化適正処理等に関する条例の一部改正については原案のとおり可決されました。  次に、議案第66号を採決いたします。本案を原案のとおり決するに賛成の方の挙手を求めます。                    (挙 手 多 数) ○委員長 挙手多数であります。よって議案第66号 平成30年度海老名一般会計補正予算(第4号)は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。日程第1及び日程第2の委員会審査報告書の案文につきましては、正副委員長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○委員長 ご異議なしと認めます。よって委員会審査報告書の案文につきましては正副委員長一任と決しました。  以上で本日の議事は全て終了しました。これをもちまして経済建設常任委員会を散会いたします。大変お疲れさまでした。                                     (午前10時50分散会)...