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平成29年 総務企画常任委員会 名簿 2017-09-14
平成29年 総務企画常任委員会 本文 2017-09-14

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  1. 厚木市議会 2017-09-14
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    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 平成29年 総務企画常任委員会 本文 2017-09-14 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 95 発言 / ヒット 0 発言 表示発言切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯渡辺貞雄委員長 2 ◯渡辺貞雄委員長 3 ◯契約検査課長 4 ◯渡辺貞雄委員長 5 ◯高田浩委員 6 ◯文化財保護課長 7 ◯高橋知己委員 8 ◯幹線市道担当課長 9 ◯釘丸久子委員 10 ◯住宅課長 11 ◯釘丸久子委員 12 ◯住宅課長 13 ◯釘丸久子委員 14 ◯文化財保護課長 15 ◯建築課長 16 ◯遠藤浩一委員 17 ◯公園緑地課長 18 ◯高橋知己委員 19 ◯公園緑地課長 20 ◯越智一久委員 21 ◯公園緑地課長 22 ◯越智一久委員 23 ◯高橋知己委員 24 ◯文化財保護課長 25 ◯釘丸久子委員 26 ◯幹線市道担当課長 27 ◯釘丸久子委員 28 ◯契約検査課長 29 ◯望月真実委員長 30 ◯学校施設課長 31 ◯望月真実委員長 32 ◯釘丸久子委員 33 ◯公園緑地課長 34 ◯釘丸久子委員 35 ◯公園緑地課長 36 ◯釘丸久子委員 37 ◯公園緑地課長 38 ◯渡辺貞雄委員長 39 ◯渡辺貞雄委員長 40 ◯渡辺貞雄委員長 41 ◯契約検査課長 42 ◯渡辺貞雄委員長 43 ◯釘丸久子委員 44 ◯契約検査課長 45 ◯釘丸久子委員 46 ◯下水道施設課長 47 ◯釘丸久子委員 48 ◯下水道施設課長 49 ◯契約検査課長 50 ◯高橋知己委員 51 ◯契約検査課長 52 ◯遠藤浩一委員 53 ◯契約検査課長 54 ◯下水道施設課長 55 ◯渡辺貞雄委員長 56 ◯渡辺貞雄委員長 57 ◯渡辺貞雄委員長 58 ◯渡辺貞雄委員長 59 ◯財政課長 60 ◯渡辺貞雄委員長 61 ◯高橋知己委員 62 ◯危機管理課長 63 ◯高橋知己委員 64 ◯危機管理課長 65 ◯釘丸久子委員 66 ◯危機管理課長 67 ◯釘丸久子委員 68 ◯危機管理課長 69 ◯遠藤浩一委員 70 ◯財政課長 71 ◯遠藤浩一委員 72 ◯厚木消防署副署長 73 ◯釘丸久子委員 74 ◯財政課長 75 ◯釘丸久子委員 76 ◯財政課長 77 ◯渡辺貞雄委員長 78 ◯渡辺貞雄委員長 79 ◯見上書記 80 ◯渡辺貞雄委員長 81 ◯危機管理課長 82 ◯渡辺貞雄委員長 83 ◯高橋知己委員 84 ◯危機管理課長 85 ◯遠藤浩一委員 86 ◯危機管理課長 87 ◯釘丸久子委員 88 ◯越智一久委員 89 ◯高橋知己委員 90 ◯高田浩委員 91 ◯望月真実委員長 92 ◯遠藤浩一委員 93 ◯渡辺貞雄委員長 94 ◯渡辺貞雄委員長 95 ◯渡辺貞雄委員長 ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯渡辺委員長  ただいまの出席委員は7人で定足数に達しております。  当委員会に付託されました案件を審査のため、総務企画常任委員会第1日の会議を開きます。  審査日程についてお諮りいたします。日程1 議案第52号 工事請負契約の締結についてから日程5 議案第56号 工事請負契約の締結についてまでの5件につきましては、一括議題として審査することでよろしいでしょうか。               (「異議なし」との声あり)  異議なしと認め、そのように決しました。  本日の審査日程は、お手元に配付してあります日程表のとおりです。 日程1 議案第52号 工事請負契約の締結について 日程2 議案第53号 工事請負契約の締結について 日程3 議案第54号 工事請負契約の締結について 日程4 議案第55号 工事請負契約の締結について 日程5 議案第56号 工事請負契約の締結について 2 ◯渡辺委員長  日程1 議案第52号 工事請負契約の締結についてから日程5 議案第56号 工事請負契約の締結についてまでの5件を一括議題といたします。  提案者の説明を願います。 3 ◯契約検査課長
     ただいま議題となりました議案第52号から議案第56号の工事請負契約の締結につきまして、一括して提案理由及びその内容をご説明申し上げます。  まず、議案第52号につきましては、本工事は、都市計画道路としての交通ネットワークの構築とともに、森の里東土地区画整理事業施行地区への企業誘致の促進と地域経済の活性化を支援する主要アクセス道路といたしまして、県道63号相模原大磯宮地交差点から市道籏谷上古沢線を結ぶ都市計画道路厚木環状3号線を、平成29年度から平成31年度までの継続事業として整備するものでございます。事業者につきましては、条件つき一般競争入札を執行いたしまして、去る7月6日に開札いたしました結果、山光・吉次特別共同企業体が11億7534万2400円で落札いたしました。  続きまして、議案第53号につきましてご説明を申し上げます。  本工事につきましては、住宅に困窮する子育て世帯、高齢者等に対しまして、良質で低廉な家賃の住宅を提供するため、平成29年度から平成30年度までの継続事業として、(仮称)戸室ハイツ(2)住宅棟の新築工事を行うものでございます。事業者につきましては、条件つき一般競争入札を執行し、去る7月6日に開札いたしました結果、常濃・武雄特別共同企業体が7億1278万9200円で落札いたしたものです。  なお、参考資料にございます電気・衛生工事につきましては、議会の議決に付すべき契約ではございませんが、付随する契約でございますので、参考として加えさせていただいております。  次に、議案第54号につきましてご説明を申し上げます。  本工事につきましては、豊かな自然環境の中で、利用者が憩い、くつろぎながら、本市の文化や自然への理解を深め、郷土への愛着と誇りを育むことができる(仮称)あつぎ郷土資料館の新築工事を、平成29年度から平成30年度までの継続事業として行うものでございます。事業者につきましては、条件つき一般競争入札を執行し、去る7月6日に開札いたしました結果、山王・安藤特別共同企業体が4億1655万6000円で落札いたしたものです。  なお、参考資料にございます電気・衛生・空調工事につきましては、議案第53号と同様に、参考として加えさせていただいております。  続きまして、議案第55号につきましてご説明を申し上げます。  本工事につきましては、神奈川県が整備を進めております都市計画道路座間荻野線の道路新設事業に伴う三田小学校再整備事業といたしまして、三田小学校体育館の新築工事を、平成29年度から平成30年度までの継続事業として行うものでございます。事業者につきましては、条件つき一般競争入札を執行し、去る7月6日に開札いたしました結果、株式会社桐生工務店が2億6136万1080円で落札いたしたものです。  なお、参考資料にございます電気・衛生工事につきましては、前各号と同様に、参考として加えさせていただいております。  次に、議案第56号につきましてご説明を申し上げます。  本工事につきましては、荻野運動公園体育館メーンアリーナにおける夏季利用者の熱中症対策及び東京オリンピック・パラリンピック競技大会のキャンプ誘致に向けて、平成29年度から平成30年度までの継続事業として、空調設備を冷暖房可能型に改修するものでございます。事業者につきましては、条件つき一般競争入札を執行し、去る7月6日に開札いたしました結果、須賀・オリエンタル特別共同企業体が2億6460万円で落札いたしたものです。  以上5案件につきまして、工事請負契約を締結いたしたく、厚木市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定によりまして、議会の議決を求めるものでございます。  何とぞよろしくご審査くださいますようお願い申し上げます。 4 ◯渡辺委員長  一括質疑を行います。 5 ◯高田委員  議案第54号の(仮称)あつぎ郷土資料館の新築工事ですけれども、展示の方法がとても大事です。私もあちらこちら見に行ったことがありますけれども、工夫はしていますか。 6 ◯文化財保護課長  展示につきましては、今回の契約には入ってございませんが、今、内容について内部で調整を図っている最中でございます。昨年のうちに基本設計を行い、実施設計を行いましたので、その内容に基づき、今年度、これから契約を結んでいく予定でございます。 7 ◯高橋(知)委員  議案第52号についてです。契約そのものではないのですけれども、厚木環状3号線の工事に関して、地域の方から幾つかお話が所管にも入っていると思うのですが、ポイントは、工事車両の出入りに関して、業者と地域とのコミュニケーションの窓口を開いてほしいというのが1点と、今回の工事エリアには関係ないように見受けられますが、厚木環状3号線に接道する道路整備の形とか、接道工事に伴う生活への影響について、地域の方からいろいろ要望が出ていたと思います。この2点について、厚木市で契約後に対応いただけるのかという観点で確認させていただければと思います。 8 ◯幹線市道担当課長  お話のありました厚木環状3号線の今回の工事につきまして、愛名の県営団地が接しております。工事自体はそこから離れたところを行うのですけれども、どうしても山等を切り崩しますので、残土を搬出する工事車両等の出入りがありまして、周りにご迷惑等をおかけすることになると思いますので、契約後、直ちに業者と自治会に挨拶に行き、コミュニケーション等をとっていきたいと考えております。  それから、周りの道路等の形状と使い方等につきましては、今後、住民の方たちと説明会を通して詰めていきたいと考えております。 9 ◯釘丸委員  議案第53号の(仮称)戸室ハイツについてお伺いします。2期工事ですけれども、1期目に入居された方たちからのいろいろな要望、あるいは地域からの要望もあると思いますが、1期と比べてどういうところを変えたのか、あるいは今後いろいろな計画はあるのでしょうか。 10 ◯住宅課長  1期と2期につきましては平成20年の基本計画で、基本的には同じ形ですが、釘丸委員がおっしゃるように要望ということで、2期につきましては、同じスペースでございますけれども、若干収納スペースをふやしたという経緯がございます。また、2期工事が住宅棟140戸の最終になりますので、集会施設をつくる予定にしております。集会施設につきましては、戸室ハイツに入居されている方を初め、地域の皆様の相互の親睦や福利厚生など、良好なコミュニティを形成することができるよう、多目的な利用を前提として計画しております。ただ、集会施設につきましては、今回の工事には入ってございません。今後ですけれども、広場側がございますので、外周道路の拡幅とか広場整備などを順次進めていこうと考えております。 11 ◯釘丸委員  収納スペースについては、特に1人用のところで大分狭いというお声がありましたし、ベランダ等の活用についても大分制約があるようなのですが、そこのところの住民の声はどうなのかと、あわせて集会施設ですが、恐らく議会にのせるような金額ではないと思うのですが、その検討はどこでどうするのか。住民の声をどれだけ反映させるのでしょうか。 12 ◯住宅課長  ベランダにつきましては、避難路ということがあり、隣との隔て板を壊して避難するということなので、隔て板付近に大型のものを置くことはできないという制約がございます。先ほどの繰り返しになりますけれども、1期工事と同じベランダの大きさになりますので、隔て板付近でなければ、何かしら置くことは可能だと思います。  集会施設につきましては、平成27年度に実施設計を行っております。当然戸室ハイツの1期のほうにお住まいの方のアンケートとか、近隣の自治会長との打ち合わせ、厚木市内部の児童館をつくっているところ、老人憩の家をつくっているところと面積とか必要な部屋の相談を進めて、実施設計に反映し、今回、工事に着工し、平成29年度、30年度の中で、釘丸委員がおっしゃるように議会の議決になるかどうかはあれですけれども、単独で集会棟を発注するということでございます。 13 ◯釘丸委員  続いて、議案第54号の(仮称)あつぎ郷土資料館です。展示のときの資料保護のための照明とか空調について、工夫は十分行っていると思うのですが、ご説明をお願いしたいのと、なるべく多くの市民の皆さんにご利用いただくためには、展示物や展覧会等の工夫や、あと交通アクセスの問題もあると思います。交通アクセスについてはどのようにお考えでしょうか。 14 ◯文化財保護課長  まず、最近の博物館等の施設における展示は、どうしても本物というよりは、つくったものを展示する傾向がございます。私どもでは、今まで積み重ねてまいりました研究その他から実物資料を多く持ってございますので、それを中心に、よりリアリティのある展示をしていきたいと考えてございます。そのほか、もちろん体験学習という形で触れたり、見たり、あるいは持ってみたり、与えられたことではなく、自分たちで感じたりできるような展示も工夫してまいりたいと考えてございます。  それから、今回の新しい(仮称)あつぎ郷土資料館につきましては、今までの資料館とは違いまして、高密度の展示ケース等を使いますので、よりいいものを展示できると考えております。企画展示につきましては、できるだけよいものをお借りするなり、今まで展示期間が短かったものを長く展示するなり、工夫を凝らしまして、より市民の皆様に興味を持っていただけるような展示を考えてございます。  それから、交通アクセスにつきましては、確かに釘丸委員がおっしゃったような部分もございますが、逆に自然豊かな場所でございますので、そういうところを魅力としてあわせながら、皆様に来ていただけるようにしてまいりたいと思ってございます。ただ、バス便が余りよろしくないのも確かでございますので、開館当初、できるならば臨時のバスを出してみるとか、そういう工夫をこれからも考えていきます。 15 ◯建築課長  空調設備につきましては、一般空調機が冷やし過ぎ、また温め過ぎがないよう簡単な温度制御のみを行っているのに対しまして、高温高湿型の空調を採用しております。これは、年間を通じまして、温度を20度Cプラス・マイナス2度C以内、湿度を55%プラス・マイナス5%以内で温湿度を管理するような空調機を使用しております。  電気設備につきましては、企画展示室におきましては高演色性の照明。これは太陽光に近いような照明で、色の視認性を高めるような照明設備を採用しております。また、スポットライトなどを使用しまして、調光設備等も備えております。なお、基本展示室におきましては、別途、担当課で発注する展示設計で照明設備の配置をしていく予定となっております。 16 ◯遠藤委員  議案第56号ですけれども、東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプを誘致するのが大きな目的だと思うのですが、この空調設備が基準に耐え得るというガイドラインを示された上での設置なのでしょうか。 17 ◯公園緑地課長  今、遠藤委員がお尋ねの東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ誘致も今回の目的ではございますが、特にそちらから温度、湿度等のご要望はございません。今回の設計におきましては、冷暖房とも既存の暖房設備がございますので、その改修ということで、施設に入る容量で設計をしてございます。 18 ◯高橋(知)委員  今の関連で、今回、東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプの誘致というのがあるのですけれども、例えばバドミントンなどは空調の空気の流れで試合が左右されるというのが結構あると思うのです。今後、空調が使えるときの競技への影響は検討されていないのでしょうか。 19 ◯公園緑地課長  今回、体育館内の風速等も1つの設計材料としてございます。高橋知己委員がおっしゃられたように、バドミントンとか、風が影響するものがございます。バドミントンの協会にお聞きした中では、風量の基準は持っていないということです。あと、競技中に風の向きが変わらない、これが一定の条件というお話はいただいてございます。あとは大会等において、その団体等の判断で、空調を使用するかしないかという形になってこようかと思います。 20 ◯越智委員  同じく今のアリーナの関係ですけれども、あそこは放送設備が響いてしまってどうしようもないのですが、今回の空調設備改修工事で断熱材などの使用は含まれていますか。 21 ◯公園緑地課長  音の部分の断熱材というか防音材に関しては、今回の工事には含まれてございません。 22 ◯越智委員  いずれにしても、あの放送ではほとんど聞き取れないのではないかという気がするので、ひとつ工夫されたらと思います。 23 ◯高橋(知)委員  議案第54号に戻ります。先ほど質問が出ていた交通の関係ですが、この間、厚木南公民館で行った遺跡の講演には、非常に多くの方が参加されていらっしゃいました。この館には体験学習室とかいろいろありますが、例えばここで講演しようとすると、ここの駐車場はわずか18台です。この間の厚木南公民館に来た人たちが到底入れないというか、お越しいただけないことになるのですが、今後の運営を考えて、この駐車場で十分なのかということと、ほかの措置をご検討されているのでしょうか。 24 ◯文化財保護課長  駐車場につきましては、現在、1万5000平米の自然公園の中の4000平米ということで、今18台程度となってございますが、隣の自然公園にも10台以上とめられます。あと、今へこんでいる位置があるのですけれども、企画展示とか人が多く来そうなときには、そこに臨時駐車場を設けるとか、そういうようなことは考えてございます。 25 ◯釘丸委員  議案第52号の厚木環状3号線ですが、今回の工事は3分の1ぐらいですか。森の里東地区の工事の進捗と合わせて、この厚木環状3号線の今後の計画がどうなっているのか。用地取得等は十分ですか。 26 ◯幹線市道担当課長  今回は愛名側から入る形で工事を進めさせていただくのですけれども、今後につきまして現在考えているのは、工事を行うための一般道路からの入り口が少ないので、区画整理の中を通らせていただいて施工することを考えております。用地に関しましては、今言ったところは、補償等の関係で若干おくれているところがありますけれども、ほぼ順調に行っている状況でございます。 27 ◯釘丸委員  これから先はどんどん自然の中に入るというか、大分山の中なので工事も大変だと思います。県営住宅の人たちの要望もあるでしょうし、工事車両が付近の住民になるべく影響しないような対応を、ぜひお願いします。  それと、この議案第52号の入札の金額ですが、6者全て同一金額です。この間、こういう傾向が多いのですけれども、いかがお考えでしょうか。 28 ◯契約検査課長  今回の案件は同額ですが、土木工事につきましては、その性質上、どうしても同額になるケースが多くなってしまうということでございます。これにつきましては、設計の積算資料などを公表しているとか、最低制限価格の計算式を公表しているということで、それなりに積算能力のある事業者におきましては、やはり最低制限価格に照準を絞って入札されることが多い場合がございます。それにつきましては、かながわ電子入札共同システムにおいてシステム上でくじ引きということで、我々が何かをすることはできない、非常に公平にくじ引きができる制度になっております。正確な積算をされた事業者が、くじ引きという土俵の上にのって、くじを引かれることについて、特に問題があるという認識はございません。 29 ◯望月副委員長  議案第55号に関してですが、工事の場所自体が、地図上では児童クラブに隣接しているのですけれども、児童クラブに影響等はないものと考えてよろしいでしょうか。 30 ◯学校施設課長  児童クラブについては、工事期間中は確かに工事車両等の出入り口のそばになりますので、この間は一時的に児童クラブの部屋を校舎内へ移転いたしまして、運営を行っていく計画になってございますので、安全には特に支障ございません。 31 ◯望月副委員長  主に休み期間中に工事が進んでいくことが想定されるのですけれども、児童クラブに関しては結構長い時間運営されていますので、その安全の管理には最大の配慮をお願いいたします。 32 ◯釘丸委員  議案第56号の荻野運動公園の工事は冷暖房設備を入れるということですが、維持管理費の変化はいかがでしょうか。 33 ◯公園緑地課長  今回、既存の暖房設備を冷暖房に改修するわけですけれども、現在の設計上のシミュレーションをお話ししたいと思います。冷暖房とも、起動時から設定温度に達するまでフルパワーで作動したとき、おおむね1時間当たり3000円から4000円程度の電気料金がかかるという想定値が出てございます。 34 ◯釘丸委員  今までと電気代がどのくらい変わるのですか。 35 ◯公園緑地課長  現状にプラスして、今度、冷房が夏季に使用されると考えてございます。先ほど申しましたように、1時間当たり3000円から4000円ということで、夏季にどの程度ご利用いただくかによって、その金額がどのくらい増加するかということになろうかと思います。現状においてどのくらいかお話しするのは難しい部分はございますが、1つ、これは想定になってしまいますけれども、現在、メーンアリーナ全面を専有して借りられている年間時間が約1100時間ございます。そのうち暖房と冷房の期間が2分の1程度としますと、おおむね200万円になろうかということです。これはあくまでも想定値ということで、お受けいただければと思います。 36 ◯釘丸委員  運用すれば確かに経費は上がるわけですね。そのときに利用者の利用を制約しないようにぜひお願いしたいですし、恐らく何度以上になったら冷房とか、何度以下だったら暖房という基準があると思うのですが、そこだけ少しお伺いしておきたいと思います。 37 ◯公園緑地課長  今回導入する設備でございますけれども、容量としまして、利用者1000人と仮定しまして、外気温が34.8度のとき28度まで冷房が効くパワーになってございます。また、暖房につきましては、外気温2度のときに16度まで上がる形になってございます。あと、今回、基本は受益者負担の観点から、利用者の方々に料金をいただく必要があるのかなということは今1つ検討しているところでございますけれども、そのご負担をいただく場合の利用料金につきまして、また、その有無につきまして、1年程度試験的に稼働した中で調査しまして、検討してまいりたいと考えてございます。 38 ◯渡辺委員長  ほかになければ質疑を終結いたします。  討論に入ります。──別になければ討論を終結いたします。  暫時休憩いたします。                 午前9時34分 休憩                ───────────                 午前9時35分 開議 39 ◯渡辺委員長  再開いたします。
     これより、日程1 議案第52号 工事請負契約の締結についてから日程5 議案第56号 工事請負契約の締結についてまでの5件を一括して採決いたします。          議案第52号、議案第53号、議案第54号、議案第55号、          議案第56号  採決───起立全員で原案のとおり可決 日程6 議案第57号 工事請負契約の変更について 40 ◯渡辺委員長  日程6 議案第57号 工事請負契約の変更についてを議題といたします。  提案者の説明を願います。 41 ◯契約検査課長  ただいま議題となりました議案第57号 工事請負契約の変更につきまして、提案理由及びその内容をご説明申し上げます。  本件につきましては、平成29年3月21日議案第1号をもって議決をいただき、現在、あさひ公園の地下に整備しております平成28年度公共下水道厚木排水区雨水貯留施設整備工事(継続)につきまして、国及び神奈川県において、平成29年3月に平成28年度の公共工事設計労務単価が改定されたことに伴う特例措置に基づき、受注者と請負代金額の変更協議を行った結果、当初の工事請負金額の契約金額29億2276万800円を1107万円増額し、29億3383万800円に変更いたしたく、厚木市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定によりまして、議会の議決を求めるものでございます。  何とぞよろしくご審査くださいますようお願い申し上げます。 42 ◯渡辺委員長  質疑を行います。 43 ◯釘丸委員  単価が上がったということですが、この経過、あるいはどのくらいの割合で上がったのでしょうか。 44 ◯契約検査課長  まず、公共工事設計労務単価につきましては、公共工事の工事費の積算の際に用いる単価でございまして、農林水産省及び国土交通省におきまして、毎年、県別に労働者の職種ごとに調査をして、その結果に基づいて改定されているということでございます。そして、国は今回、48職種に基づいて改定いたしております。そして、国の改定に伴い、全国職種の平均で3.4%の上昇ということで、国土交通省で出しているようでございます。 45 ◯釘丸委員  3.4%アップということですが、その数字が単純にこの金額になっているのか、それとも職種が違うので積算で変わってきているのか、そこはいかがですか。 46 ◯下水道施設課長  ただいま設計における労務単価というお話ですが、全国平均で3.4%と契約検査課長から説明がありましたが、この工事におきましては数量に単価を掛けて算出しておりますので、1.2%増となっています。 47 ◯釘丸委員  もう少しわかりやすく。要するに、全国平均は3.4%で、例えば神奈川県平均はどうなのか。それから、私がさっき聞いたのは、工事にもいろいろあるので、工事によって該当するとか該当しないということがあるのかどうかです。 48 ◯下水道施設課長  3.4%、1.2%と違う部分は、各職種で上がり率等も違っております。例えば鉄筋工などは400円ぐらい上がっておりますし、潜函工では600円上がっているという部分がございます。今回の工事では潜函工を一番多く使っているのですけれども、こういう部分と、上がり率の少ない工種も使っておりますので、それにそれぞれの人工数を掛けて労務単価は算出されております。ですから、先ほどの国の単純比較というのは、1人区ずつの単価を全部足し込んで、差額が3.4%だったということなので、実際に使用する数量によって、その工事における単価差が出てくる。今回の工事についてはそれが1.2%だったということでございます。 49 ◯契約検査課長  先ほど神奈川県とおっしゃいましたので、同じ神奈川県内の平均ということで、今の下水道施設課長の本市の場合と異なりますけれども、神奈川県の場合は1.8%でございます。 50 ◯高橋(知)委員  今、単価が毎年改定され得るという話です。今回でいうと48職種という話ですけれども、今回の契約の工期が平成29年3月22日から平成31年8月30日だとすると、また1年後、単価が改定されるとまた変わる可能性があるのか、どういう仕組みになっているかをご説明いただけますか。 51 ◯契約検査課長  まず、特例措置でございますが、過去に4回、国において前倒しで設計労務単価を改定して、この特例措置を行ってございます。例えば今回ですと、平成29年3月から改定されたわけですね。そうしますと、平成29年3月1日以降に契約を締結した案件のうち、旧の労務単価を用いて設計したものについては、受注者から請負代金変更の協議の請求が出てきます。その請求に基づいて、新単価に計算し直した中で変更していくものでございます。したがいまして、この基準に該当しないもの、例えば今行っているけれども、来年また変わったら変わるということではございません。あくまで変わった月以降に契約をして、しかも、旧単価で設計したものについて特例措置をとるというものでございます。 52 ◯遠藤委員  契約者が請求して初めて労務単価が変更されるのでしょうか。逆に厚木市側から、労務単価が変更になりました、いかがですかと言うのでしょうか。アプローチの仕方は、どちらからというのはあるのでしょうか。 53 ◯契約検査課長  ホームページとかいろいろなもので通知はしております。それと事業団体にも国から毎年行っていますので、事業者の方々はもちろんこういう特例措置があることはご存じでございます。ただ、特例措置の扱いといたしましては、国において、事業者側からの協議の請求に基づいて行いましょうということですので、それに基づいてやらせていただいています。 54 ◯下水道施設課長  今回の工事におきましては、平成29年3月21日に契約を行っております。業者からの協議の申し出につきましては、4月17日という日付になっております。 55 ◯渡辺委員長  ほかになければ質疑を終結いたします。  討論に入ります。──別になければ討論を終結いたします。  採決いたします。          議案第57号  採決───起立全員で原案のとおり可決 56 ◯渡辺委員長  ここで10分間休憩いたします。                 午前9時44分 休憩                ───────────                 午前9時53分 開議 57 ◯渡辺委員長  再開いたします。 日程7 議案第60号 平成29年度厚木市一般会計補正予算(第4号)〔所管科目〕 58 ◯渡辺委員長  日程7 議案第60号 平成29年度厚木市一般会計補正予算(第4号)所管科目を議題といたします。  提案者の説明を願います。 59 ◯財政課長  ただいま議題となりました議案第60号 平成29年度厚木市一般会計補正予算(第4号)のうち、当委員会所管科目につきましてご説明申し上げます。  一般会計補正予算に関する説明書の12ページ、13ページをお開き願います。歳入からご説明申し上げます。なお、歳入につきましては、直接の所管以外のものも含めまして、全体の説明をさせていただきます。  初めに、国庫支出金でございます。農林費国庫補助金の農業基盤整備促進事業費補助金につきましては、交付確定に伴い増額するものでございます。  次に、土木費国庫補助金の空き家利活用推進事業費補助金につきましては、空き家所有者情報を活用するモデル事業として採択されたことに伴い受け入れるものでございます。  次に、学校施設環境改善交付金の小学校整備事業費交付金及び中学校整備事業費交付金につきましては、事業が追加されたことに伴い受け入れるものでございます。  次に、県支出金でございます。農林費県補助金の農業基盤整備促進事業費県費補助金につきましては、交付確定に伴い増額するものでございます。  次に、繰越金でございます。前年度繰越金につきましては、このたびの補正予算の財源として増額するものでございます。  次に、市債でございます。農林債の土地改良事業債につきましては、歳出事業の農業水利施設改修事業費に活用するため増額するものでございます。  次に、商工債のアミューあつぎ維持管理事業債につきましては、歳出事業のアミューあつぎ維持補修事業費に活用するため増額するものでございます。  次に、土木債の道路新設改良事業債につきましては、歳出事業のスマートインターチェンジ整備用地取得事業費及び道路維持補修事業費に活用するため増額するものでございます。  次の公園整備事業債につきましては、歳出事業の公園緑地維持補修事業費及び荻野運動公園スポーツ施設リニューアル事業費に活用するため増額するものでございます。  次に、消防債の防災対策事業債につきましては、歳出事業の土砂災害施設対策事業費に活用するため借り入れるものでございます。  1枚おめくりいただき、14ページ、15ページをお開きください。教育債の小学校整備事業債につきましては、歳出事業の小学校校舎・体育館改修事業費(その2)及び小学校維持補修事業費に活用するため増額するものでございます。  次の中学校整備事業債につきましては、歳出事業の中学校校舎・体育館改修事業費(その2)及び中学校維持補修事業費に活用するため増額するものでございます。  次の体育施設整備事業債につきましては、歳出事業の学校体育施設開放維持補修事業費及び南毛利スポーツセンター維持補修事業費に活用するため増額するものでございます。  続きまして、歳出につきましてご説明申し上げますので、18ページ、19ページをお開きください。中段よりやや下の消防費でございます。常備消防費の消防資器材整備事業費につきましては、化学物質の漏えい事故等に対応する資器材について前倒しして整備することに伴い増額するものでございます。  次に、災害対策費の土砂災害施設対策事業費につきましては、土砂災害警戒区域内に立地する避難所について、災害時のリスクを軽減する対策等を講じるため措置するものでございます。  続きまして、地方債につきましてご説明申し上げますので、4ページ、5ページにお戻りください。第3表の地方債補正の追加でございますが、防災対策事業につきましては、新たに土砂災害施設対策事業費に活用することに伴い追加するものでございます。  次に、地方債補正の変更でございますが、土地改良事業につきましては農業水利施設改修事業費に、アミューあつぎ維持管理事業につきましてはアミューあつぎ維持補修事業費に、道路新設改良事業につきましてはスマートインターチェンジ整備用地取得事業費及び道路維持補修事業費に、公園整備事業につきましては公園緑地維持補修事業費及び荻野運動公園スポーツ施設リニューアル事業費に、小学校整備事業につきましては小学校校舎・体育館改修事業費(その2)及び小学校維持補修事業費に、中学校整備事業につきましては中学校校舎・体育館改修事業費(その2)及び中学校維持補修事業費に、体育施設整備事業につきましては学校体育施設開放維持補修事業費及び南毛利スポーツセンター維持補修事業費に活用することに伴い、借入限度額を増額するため変更するものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審査くださるようお願い申し上げます。 60 ◯渡辺委員長  質疑を行います。 61 ◯高橋(知)委員  土砂災害施設対策事業費についてお伺いします。金額的に1700万円ということでございます。対策区域にある避難所の調査並びに対策というご説明があったのですけれども、1700万円でどのようなことをして、警戒区域にある避難所に十分な対策が行われるのかどうか。また、具体的な場所等もあるのでしたら、その辺も含めて事業内容をご説明いただければと思います。 62 ◯危機管理課長  大きく分けまして、通常の48避難所のうち、まず小・中学校を基本に選定しております。もとをただしますと、平成28年度に玉川小学校、上荻野小学校、森の里中学校の3カ所について調査をさせていただいております。この調査につきましては、神奈川県の土砂災害警戒区域ということで該当していた中で3つ、平成28年度に調査をさせていただきました。机上プラス現地に入りまして、その避難所に対してどういう形で災害のリスクがあるか調査させていただきました。その結果に基づきまして、今回補正を上げさせてもらっているのが上荻野小学校です。上荻野小学校につきましては、どのような工事をしなければいけないかの実施設計をさせていただきます。そちらが約1560万円となっております。  あともう1つは、平成28年度に調査をした3校以外に、平成29年度につきましては、毛利台小学校、玉川中学校、荻野運動公園の3つの避難所について、どういうリスクがあるか調査をさせていただくということで150万円。今回につきましては、工事そのものというわけではなくて、どういう工事をしなければいけないかの実施設計ということで、今回上げさせていただいております。 63 ◯高橋(知)委員  ありがとうございます。実施設計1500万円とすると、かなり大がかりな何かをやろうと計画しているのかなと推察するのですけれども、どのような対策を今後していくことになるのか、お話しいただける範囲でご説明いただければと思います。 64 ◯危機管理課長  1500万円の大きい内訳としては、測量と、土壌にボーリングをかけて、どういう地質になっているかという調査、それに基づいてどういう防御になるのか。要は防御柵にするのか、吹きつけのような形で工事をするのか、そういう選択をするための今回の実施設計になります。 65 ◯釘丸委員  同じく土砂災害施設対策事業の調査ですが、例えば玉川小・中学校は既に30年も40年もここにあったわけです。本来だったら、リスクがあるならば、もっと早くに対応すべきだったと思うのですけれども、今回ここで出してこられたのはどういう意味でしょうか。
    66 ◯危機管理課長  このたび神奈川県から、土砂災害警戒区域ということでハザードマップ的な形で示されたことを受けまして、平成28年度から調査を開始させていただいております。 67 ◯釘丸委員  神奈川県は以前から、急傾斜地とか、そういう指定をしています。どこをどう見るかは別として、避難所となるようなところはそんなに山の中ではないと思いますが、玉川中学校は確かに山の中腹にありますので、そうかなと思います。毛利台小学校については、かつて運動場が狭いということで、運動場の一番外周が斜面だったのを直角にしたというのがあるので、そういうところもあるかと思いますが、神奈川県の指定は、ほかにどれだけあるのか。上荻野小学校もやっていますけれども、今回この3カ所に決めたのはどういう理由でしょうか。 68 ◯危機管理課長  今回、土砂災害警戒区域ということで、1つの基準は、傾斜角30度、5メートルの高さということで、イエローという形で神奈川県が指定しております。あと、避難所で土砂災害警戒区域に残っている小・中学校としてはこれが最後になります。この3件で一応避難所としては終わります。ただし1カ所、南毛利の学習支援センターが、学校とくっついているのですけれども直接避難所ではないということで、これを今後どうするかということはありますが、今回3件ということで上げさせていただいております。 69 ◯遠藤委員  消防資器材整備事業費増ですけれども、市債を起債して、補正でこのタイミングで出すような緊急性があるのでしょうか。 70 ◯財政課長  消防費の市債につきましては土砂災害の今言った部分に充てるということで、消防資器材については全て一般財源で対応するということでございます。 71 ◯遠藤委員  では聞き直します。化学薬品に対応する防護服をつくられるということですけれども、緊急性があるからそろえようとお考えなのでしょうか。 72 ◯厚木消防署副署長  来年度、本市で開催されます第9回アジア地域セーフコミュニティ会議厚木大会を初め、2019年にはG20サミット、ラグビーワールドカップ、その翌年、2020年に東京オリンピック・パラリンピックが行われるということで、有害化学物質の漏えいがあった場合、甚大な被害を及ぼす危険性があるため、その災害に対応できる資器材の整備を緊急に行うということでございます。また、NBC等大規模テロ災害時における対応能力の高度化についての通知が平成29年3月31日に示され、通知に基づきNBC等大規模テロを含む災害対応再点検を実施したところ、多くの事業所で劇物及び毒物の使用があることから、テロへの使用の危険性や事業所での漏えいの事故等も踏まえて、今回の補正となっております。 73 ◯釘丸委員  まず1つは、ここで1億7000万円繰越金を使うわけですが、あと繰越金はどのくらい残っているのでしょうか。 74 ◯財政課長  平成28年度の決算が出まして、実質収支ということで、34億2650万2000円が繰越金になります。それで当初予算に繰越金を計上して、今回計上したのを含めますと、残りは15億8500万円ほどの繰越金になるということでございます。ただし、今後さまざまな部分がまだ予想されますので、そういうところの一般財源に対応していくという部分と、予算上は財政調整基金も今繰り入れている状況でございますので、そういう調整も今後考える必要があるかと思います。 75 ◯釘丸委員  繰越金は34億円で、まだ15億円残っているということで、少し活用したほうがいいのではないかと思いましたが、今そういうご答弁をいただきましたので、ぜひ事業に使っていただきたいと思います。  あと、今回市債が5億7900万円ということです。いろいろな事業を行うための市債ですけれども、例えば各部から要求があったとか、緊急性があるとか、簡単で結構ですので、市債を立てた理由をお願いします。 76 ◯財政課長  市債を充当したということだと思うのですが、基本的には市債は建設事業に充当するということで、将来の方が使うわけですから、平等に将来にわたって負担していただくという観点がございます。その中で更新するもの、建設の部分、今後、ある面では資産が向上するものについて、基本的には市債を充当するという考えでおります。今回、維持補修系、改修事業系ありますので、今後、耐用年数が伸びる部分がございますので、市債を活用しているところでございます。軽易な維持補修については市債を活用できませんので、そういう維持補修については一般財源を活用する考えでございます。 77 ◯渡辺委員長  ほかになければ質疑を終結いたします。  討論に入ります。──別になければ討論を終結いたします。  採決いたします。          議案第60号  採決───起立全員で原案のとおり可決 日程8 陳情第11号 北朝鮮のミサイルに備えた避難訓練等の実施を求める陳情 78 ◯渡辺委員長  日程8 陳情第11号 北朝鮮のミサイルに備えた避難訓練等の実施を求める陳情を議題といたします。  書記に本件を朗読させます。 79 ◯見上書記  はい。朗読いたします。  陳情第11号 北朝鮮のミサイルに備えた避難訓練等の実施を求める陳情。  陳情者、厚木市旭町五丁目27番3号、幸福実現党神奈川県本部厚木後援会、石川英夫さん。  裏面をごらんください。  陳情の項目。  1 武力攻撃の緊急事態から国民の生命、及び財産を守るために、国、行政機関、都道府県、市町村、地方公共機関等、緊密な連携のもと、住民の避難や救援活動が円滑に進むよう、強い指導力を発揮すること。  2 国の指示を待ついとまがない場合には、迅速な判断のもと、的確な救援活動を実施すること。  3 「国民保護法」を市民に徹底し、核兵器やサリンなどに対する対処法を啓蒙すること。  4 万が一、北朝鮮が発射したミサイルが日本に着弾した場合に備え、核やサリンなどを想定した避難訓練を自治体で実施すること。  5 朝鮮半島有事の際に発生した難民の対応策を早急に進めること。  6 武装テロや武装難民などへの適切な対策を講じること。  以上です。 80 ◯渡辺委員長  理事者から本件に対する意見、説明がありましたらお願いいたします。 81 ◯危機管理課長  陳情第11号につきましてご説明申し上げます。  日本に対して武力攻撃があった際、本市といたしましては、国や神奈川県、関係機関と連携し、市民の生命、財産を守るため、あらゆる救援活動を実施する責務を有すると認識しております。  また、不測の事態に備えた即応態勢を強化すべきと判断した場合は、国や神奈川県からの指示を待つことなく、関係機関との調整や支援要請について独自に行い、市民の皆様の避難や救援措置を的確かつ迅速に実施することとしております。  有事を想定した事前の対策といたしましては、避難の方法や緊急情報の入手方法、備蓄の重要性などを厚木市ホームページに掲載するとともに、各地区で実施する研修会や防災講話等でも周知を図っているほか、広域的な訓練の実施について、神奈川県へ要望しております。  有事の際に発生した難民の対応策につきましては、国や神奈川県、関係機関と連携し、対応に当たることになると認識しております。  今後、国において議論がなされ、国、県、市がとるべき行動や責務が明確にされた場合に備え、日ごろから国や神奈川県、関係機関との連携の強化に努めております。 82 ◯渡辺委員長  意見、質疑等をお出し願います。 83 ◯高橋(知)委員  先に質問を1件。本会議の一般質問の中で、J-ALERTが生じたときの厚木市の対応について、議会の中でご答弁いただいたことを再度確認させていただきたいのですけれども、話が3つぐらいあったと思っています。今もお話しいただきましたけれども、県を挙げての避難訓練の実施を要望しているという話。あと市民へのJ-ALERTの周知と、着弾時の対応についてチラシを配布するというご答弁があったと思うのですけれども、改めて厚木市で取り組んでいる対応を確認させていただきます。 84 ◯危機管理課長  J-ALERTにつきましては、事務レベルを含めて市長からも知事のほうに、広域での訓練をしていただきたいという要望を上げさせていただいております。J-ALERTの周知につきましては、先ほどもお話に出ましたチラシを含めて、各種団体の総会とか月例会等に私どもも顔を出させていただいて、J-ALERTの音源と、チラシの中に、室内にいたら、屋外にいたらということで周知させていただいております。 85 ◯遠藤委員  先日、平塚市で弾道ミサイルを想定した訓練が実施されたと、平塚市ホームページで拝見したのですけれども、訓練内容は把握していらっしゃいますか。 86 ◯危機管理課長  平塚市の総合公園で実施されました。基本的には体育館をベースに周辺自治会で実施されて、音を体育館ベースで流されたと聞いております。その中で、室外にいる方は室内に、室内にいる方は窓から離れる、しゃがむというような訓練をされたと聞いております。 87 ◯釘丸委員  陳情の趣旨の中に、ミサイルは約10分で日本に届き、現在の迎撃ミサイルで迎撃することは困難と書いてあります。確かにそのとおりで、事前の訓練や対応等をいろいろ行ったとしても、そのミサイルが発射されてしまえば、甚大な被害が出ることは明らかだと思います。そうすると、陳情の項目ではいろいろと対応策を言っていますが、こうならないための対応をしっかりしなければいけないと思っています。  国連でも制裁決議が決められて、輸出が制限されるようなことも聞いていますけれども、やはりこういう状況にならないこと、特に言えば話し合いを持つことですが、そういうことをしなければ、まさに危険な事態が生じるということで、私はこの陳情の項目については、国も、神奈川県も、そして厚木市も、一定程度行っていると思います。この陳情については反対して、さらにきちんとしたほかの対応があると思っています。 88 ◯越智委員  うちの会派でもいろいろ話し合いました結果、レベルが一市町村で行うべき問題ではなくて、何をどういう形にしたらいいか何もわからないですから、やはり今の段階でこれを求めるべきではないという意見です。 89 ◯高橋(知)委員  意見としてですけれども、今回の国民保護法のポイントを内閣官房のホームページとかで見ると、今回陳情にあるミサイルは、武力攻撃事態等緊急対処事態という中でいうと、やはり国の方針のもとで、国全体として万全の措置を講ずる、基軸は国であると受けとめています。そういったことも含めて、先ほど越智委員からもありましたけれども、今回のこの陳情は、市が取り組む項目を大きく上回ると受けとめております。この陳情については1回不採択にして、今厚木市が取り組んでいるところをしっかり行っていくのがいいのではないかと考えております。 90 ◯高田委員  この陳情の項目を読む限り、言いたいことはよくわかるのですが、抽象的であったり、場合によっては、1から6まで読むと、相手の手のひらの上で踊るかのようであるとも言えると思います。ですから、この陳情には賛成しかねるとの見解です。 91 ◯望月副委員長  今ご説明いただいた、本市として十分な対応策をもう図られているということは、十分理解しております。ただ、陳情の項目にもありますけれども、第一には国民の生命と財産を守るということに対しては同意見でございますので、趣旨採択という会派の判断になりました。 92 ◯遠藤委員  時宜を捉えた陳情であるとは思うのですけれども、陳情の項目1から6を捉えたときに、基礎自治体がなすべき責務をとても大きく超えているようにも感じます。厚木市は今、J-ALERTとか有事においてのいろいろな対応を研究されて、また対応しようとされて、国や神奈川県に声を上げていらっしゃる。この姿勢をそのまま構築をして、基礎自治体でできる範囲はとても限られると思うのです。仮に防災行政無線でJ-ALERTを発出した場合、昼間人口も多い厚木市であれば、逆に混乱を招きかねませんし、近隣の自治体にとってもまた混乱を招きかねないことになるかと思います。私どもは広域で行うなら広域での訓練を希望しますし、厚木市の危機管理がとっているスタンスを評価したいと思いますので、今回の陳情に対しては不採択という意見でございます。 93 ◯渡辺委員長  暫時休憩いたします。                 午前10時24分 休憩                ───────────                 午前10時24分 開議 94 ◯渡辺委員長  再開いたします。  ほかになければ意見、質疑等を終結いたします。  討論に入ります。──別になければ討論を終結いたします。  ただいま趣旨採択と不採択の意見が出ておりますので、まず趣旨採択についてお諮りいたします。  なお、趣旨採択とすることが否決された場合、本件の採択について採決いたします。  本件は趣旨採択とすることに賛成の委員の起立を求めます。                   (起立少数)  起立少数。よって本件は趣旨採択することは否決されました。
     趣旨採択とすることが否決されましたので、本件の採択について採決いたします。            陳情第11号  採決───起立なしで不採択 95 ◯渡辺委員長  以上で本委員会に付託されました本日の審査日程は終了いたしました。  これをもちまして総務企画常任委員会を散会いたします。                               (午前10時26分 散会) 発言が指定されていません。 Copyright © Atsugi City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...