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11月25日-02号

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  1. 姶良市議会 2022-11-25
    11月25日-02号


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    令和 4年 12月定例会(第4回)令和4年第4回姶良市議会定例会議事日程第2号                      11月25日(金)午前9時30分 開 議┌──┬────┬────────────────────────────┬──────┐│日程│議  案│       議      件      名      │ 備  考 ││番号│番  号│                            │      │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 1│    │一般質問                        │      │└──┴────┴────────────────────────────┴──────┘┌───────────────────────────────────────────┐│             令和4年第4回姶良市議会定例会               │├────────────────────────┬─────┬────────────┤│                        │開会(議)│  午前 9時30分  ││    令和4年11月25日(金)本会議    ├─────┼────────────┤│                        │閉会(議)│  午後 2時48分  │└────────────────────────┴─────┴────────────┘┌────┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┐│出席議員│議席│ 氏  名 │出欠│議席│ 氏  名 │出欠│議席│ 氏  名 │出欠││及  び│番号│      │の別│番号│      │の別│番号│      │の別││欠席議員├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 1│堀  広子 │出 │ 9│有川 洋美 │出 │17│新福 愛子 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 2│峯下  洋 │出 │10│小田原 優 │出 │18│竹下日出志 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ │桃木野幸一 │出 │11│谷口 義文 │出 │19│大坪 祐輔 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 4│益森 隆史 │出 │12│馬場 修二 │出 │20│笹峯  桜 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 5│萩原 哲郎 │出 │13│和田 里志 │出 │21│宇都陽一郎 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 6│湯元 秀誠 │出 │14│犬伏 浩幸 │欠 │22│国生  卓 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 7│塩入 英明 │出 │15│松元 卓也 │出 │23│上村  親 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 8│森川 和美 │出 │16│岩下陽太郎 │出 │24│小山田邦弘 │出 │├────┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┤│          出席  23人       欠席 1人              │└───────────────────────────────────────────┘┌─────────┬────────┬───────┬────────┬───────┐│ 本会議書記氏名 │  事務局長  │ 竹中 裕二 │  事務局次長 │ 原口 理恵 │└─────────┴────────┴───────┴────────┴───────┘┌───────┬────┬──────┬────┬──────┬────┬──────┐│ 地方自治法 │市  長│湯元 敏浩 │市民生活│北野 靖往 │消 防 長│原口 浩幸 ││ 第121条 │    │      │部  長│      │    │      ││ の規定によ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ る説明のた │副 市 長│宮田 昭二 │保健福祉│向江 美喜 │水道事業│桃木野 靖 ││ めの出席者 │    │      │部  長│      │部  長│      ││ の職氏名  ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │教 育 長│小倉 寛恒 │農林水産│田代 信彦 │総 務 部│堂路 温幸 ││       │    │      │部 長 兼│      │次 長 兼│      ││       │    │      │蒲生総合│      │財政課長│      ││       │    │      │支 所 長│      │    │      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │総務部長│髙山 八大 │建設部長│有江 浩文 │総 務 部│塩屋 重信 ││       │    │      │    │      │次 長 兼│      ││       │    │      │    │      │庁舎建設│      ││       │    │      │    │      │課  長│      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │企画部長│今別府浩美 │教育部長│塚田 佳明 │総 務 部│岸園 克己 ││       │    │      │    │      │次 長 兼│      ││       │    │      │    │      │危  機│      ││       │    │      │    │      │管監│      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │企 画 部│松岡 力  │建 設 部│川崎 久志 │企 画 部│中園 隆男 ││       │次 長 兼│      │次 長 兼│      │地域政策│      ││       │企画政策│      │建築住宅│      │課  長│      ││       │課  長│      │課  長│      │    │      ││       │    │      │    │      │    │      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │市民生活│中島 信子 │教 育 部│湯田 広美 │農  林│池江 睦美 ││       │部次長│      │次 長 兼│      │水部│      ││       │市民課長│      │教育総務│      │耕地課長│      ││       │    │      │課  長│      │    │      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │保健福祉│前薗 智雄 │教 育 部│前田 浩二 │建 設 部│松下 友多 ││       │部次長│      │次 長 兼│      │都市計画│      ││       │長 寿 ・│      │学校教育│      │課  長│      ││       │障害福祉│      │課  長│      │    │      ││       │課  長│      │    │      │    │      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │農林水産│萩原 安信 │水道事業│若松 耕市 │教 育 部│留野 真一 ││       │部次長│      │部次長│      │保健体育│      ││       │林務水産│      │施設課長│      │課  長│      ││       │課  長│      │    │      │    │      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │建 設 部│師玉 保之 │保  健│有田加代子 │    │      ││       │次 長 兼│      │福部│      │    │      ││       │土木課長│      │子 ど も│      │    │      ││       │    │      │み ら い│      │    │      ││       │    │      │課  長│      │    │      │└───────┴────┴──────┴────┴──────┴────┴──────┘               11月25日 ○議長(小山田邦弘君) これから本日の会議を開きます。(午前9時30分開議) ○議長(小山田邦弘君) 本日の会議は、配付しております議事日程のとおりであります。 ○議長(小山田邦弘君) 日程第1、一般質問を行います。 本日は4名の一般質問を行います。順次、発言を許します。 まず、22番、国生卓議員の発言を許します。 ◆22番(国生卓君)     登      壇  おはようございます。本日トップバッターとなりました議席ナンバー22番、志成会の国生でございます。 今回は3問とも蒲生地区を中心とした通告になっておりますので、早速一般質問を行います。 項目1、旧蒲生町戦没記念碑群について。 蒲生地区八幡神社敷地内にある戦没記念碑群は、関ヶ原の合戦以降の戦争・戦没に関するもので、国家の発展を願う旧蒲生町の有志の方々で参戦記念と英霊を慰める目的で建立されたものです。 記念碑について、これまで遺族会を中心に慰霊碑の周辺を除草などして維持管理を行ってまいりましたが、近年高齢化し、維持管理が厳しいとのことであります。 そこで、以下についてお伺いいたします。 要旨1、蒲生地区内で唯一無二の存在と言われる記念碑群を後世に広く継承し保護及び保存する観点から遺族会で維持管理しているが、市として社会福祉課にボランティア活動支援事業があるが、遺族会として、課題について協議する考えはないか、お伺いいたします。 要旨2、郷土史に関する教育の面から教育委員会として慰霊碑について、どのようなお考えを持っているのか、お伺いいたします。 項目2、管理者不明橋、通称勝手橋についてお伺いいたします。 管理者不明橋、勝手橋とは、国や自治体でなく、地域の住民が自前で造った橋であり、今に至っては管理者不明の橋となっております。 8月25日の南日本新聞の記事では、「鹿児島県が、県内で400か所以上確認されている管理者不明の橋の対応に苦慮しているとのことです。中には、住民らが無許可で設置し利用してきた通路目的の橋もあります。老朽により事故につながる懸念があるが、記録がないため管理者の特定が難航し、点検や補修は進んでいない」とのことであります。 そこで、以下についてお伺いいたします。 要旨1、2015年10月に、国土交通省から「橋の管理者の把握に努めるよう」都道府県に通達があり、県が調査した結果、現在、姶良市の県管理河川に10本の管理者不明橋があることを把握しているとのことです。そこで、市管理河川にかかる管理者不明橋の調査状況と現状についてお伺いいたします。 要旨2、管理者不明橋は、河川管理上支障となる可能性もあり、また老朽化により事故につながる懸念もあるが、市としてどのような対策を図っているのか、お伺いいたします。 項目3、過疎地域公共交通計画について。 現在、蒲生地区の公共交通は、スクールタクシー予約型乗合タクシーがありますが、これについては、一部、中山間地域限定送迎交通手段であります。 また、巡回バスについては、週のうち2回の運行経路が多く、利用できる日が限定され、運転免許証返納者や交通弱者にとっては、突発的事由により移動するためにはタクシーの利用しかありません。しかし、蒲生地区にはタクシーの営業所がありません。タクシーの営業所は、加治木・姶良地区にあり、配車拠点が遠隔で、回送距離が長いため予約が取りづらい状況であり、移動手段に不便を強いられているところであります。 そこで、以下についてお伺いいたします。 要旨1、姶良市過疎地域持続的発展計画の第5交通施設の整備、交通手段の確保でニーズに合ったシステムの構築を図るとありますが、どのようなシステムを考えているのか、お伺いいたします。 要旨2、姶良市地域公共交通計画(令和4年3月)の地域公共交通体系の将来像の交通ネットワークの考え方で、交通手段の一つとして、自家用有償運送等の計画を考えているが、導入時期をお伺いいたします。 あとは、一般質問席より再質問いたします。 ◎市長(湯元敏浩君)     登      壇  皆様、おはようございます。国生議員のご質問にお答えします。 ご質問のうち、1問目の2点目のご質問につきましては、教育長が答弁いたします。 1問目の旧蒲生町戦没記念碑群についての1点目のご質問にお答えします。 本市では、ボランティア活動支援事業として、市民のボランティアニーズに対応するため、コーディネートを行う社会福祉協議会の運営するボランティアセンターに対し、運営費の補助を行っております。 このボランティアセンターには、ボランティアコーディネーターを配置して、ボランティアに関する情報の収集・発信や、小中学生や市民への講座の実施、ボランティア活動を行いたい方と応援を受けたい方や団体などをつなぐ役割を担っております。 コーディネーターからは、地域の清掃活動に協力的な団体もあると伺っておりますので、今後、遺族会とコーディネーターとの記念碑群の維持管理の話合いの場の調整などに向け、市として支援・協力をしたいと考えております。 次に、2問目の管理者不明橋(勝手橋)についての1点目のご質問にお答えします。 現在、把握している管理者不明橋は、樋ヶ宇都川1橋、青敷川1橋、小川内川4橋の計6橋であります。ただし、本市の管理河川に架かる管理者の不明橋につきましては、全河川においての調査を行っておりません。 2点目のご質問にお答えします。 現在把握している管理者不明橋につきましては、生活に密着しているものの、構造的に市が管理できるものではありません。対策としましては、設置者及び管理者の特定を行うとともに、早急な撤去または構造計算や河川法の手続などの適正な処理を、本来の設置者等にお願いしたいと考えております。 次に、3問目の過疎地域公共交通計画についての1点目と2点目のご質問につきましては、関連がありますので一括してお答えします。 公共交通事業者におきましては、長引く新型コロナウイルス感染症の影響に加え、昨今の燃料価格の高騰を受け、大変な苦労が続く中にもかかわらず、市民生活に欠かすことのできない公共交通サービスを維持していただいているところであります。 特に、タクシーは、バス停までの距離が遠いなど、バスを利用しづらい方々の移動を支える重要な公共交通機関であることは、十分に認識しております。 昨年12月に策定した過疎地域持続的発展計画では、公共交通機関の対策として、「運行形態等の見直しを行い、ニーズに合ったシステムの構築を図る」と記載しました。このことを踏まえ、公共交通事業者や学識経験者、関係行政機関などで構成する地域公共交通会議を本年6月に開催し、コミュニティバス等の路線、停留所の見直しや新たな地域公共交通運行形態の導入など、5つの項目について提示したところであります。 新たな地域公共交通運行形態の導入においては、具体的な取組として、自家用有償旅客運送についての調査・研究を掲げております。 自家用有償旅客運送は、既存のバス・タクシー事業者による輸送サービスの提供が困難な場合に、地域の実情に応じ、関係者が十分な協議を経て、適切な役割分担のもと、持続可能な移動手段として位置付けられております。 市としましては、地域のニーズに合ったシステムの構築を図るための自家用有償旅客運送の導入等について、当該交通会議での意見を聞きながら検討してまいります。 ◎教育長(小倉寛恒君)     登      壇  1問目の旧蒲生町戦没記念碑群についての2点目のご質問に答えします。 小中学校においては、総合的な学習の時間をはじめとして、様々な教科との関連を図りながら、郷土の伝統や文化についての理解を深め、郷土に対する誇りや愛情を育てることを目的とした郷土教育が行われています。 その一環として、本市の多くの学校は、身近にある名所や遺跡などを巡り、その歴史的背景や郷土の人々の願い、努力などについて学ぶ学習を設定しております。 旧蒲生町戦没記念碑群につきましては、蒲生中学校の3年生が郷土教育の教材の一つとして、記念碑建立の背景や関連する歴史上の人物などについて調べ、感じたことや考えたことをまとめる学習に取り組んでいます。 義務教育における最終学年において、このような学習を設定することにより、生徒は、ふるさとのすばらしさを全身で感じ、地域社会の一員として、将来に向かって自信と誇りを持って生きていく人材として成長していってくれるものと考えております。 以上、お答えといたします。 ◆22番(国生卓君) まず、蒲生町の戦没記念碑群について再質問させていただきます。 まず、要旨1のほうの今の市長答弁をお聞きしまして、もう本当にボランティア活動支援団体と遺族会と課題を協議するような場所を市としてサポートをするというご答弁いただきまして、遺族会としても非常に喜んでいると思います。ぜひ、そのときはよろしくお願いいたします。 それと要旨2のほうですが、これも学校教育としても郷土学習として行っているということで、大変うれしく思っているところであります。 そこで、教育委員会の方たち皆さん見られていると思いますが、11月6日の姶良市の山田中学校、それと、蒲生中学校の劇をやっていらっしゃるのが新聞で拝見いたしました。 それで、ここで、私、感じたのですが、ここの山田中学校のテーマとしまして、なぜ、戦争が起きたのかがテーマになっておりまして、それと学生の中から、これは今はやっていますウクライナのことかなと思っているのですが、いつの間にか戦争が始まっていたとならないように、世の中の動きを関心を持たなくてはいけないということを訴えられておりました。 また、山田中学校においては、近くに凱旋門、あるいは、その上のほうに行きますと、境内のほうに日清・日露の石碑もありますし、その辺を郷土学習としていただければなと思っております。 また、蒲生中学校においては、幕末・明治期からの若者支援を続けてくれた地域の歴史をひもといた劇がなされています。先ほど教育長からの答弁ありましたように、蒲生中学校も郷土教育の面から慰霊碑を訪れているとのことで、本当にいいことだなということで思っていたところであります。 そこで、この戦没記念碑群に関連して、2点だけお伺いいたします。 以前は、蒲生の八幡神社を訪れる人は、今でもそうですが、蒲生の大楠を見物し、その後、社殿に参拝して、その後、慰霊碑群のところを散策していったということをお聞きしているところですが、現在は、神社から慰霊碑群に行くまで、入り口も分かりづらいと。また、私も見てみましたけど、石碑に至っては文字が風化して、もう何の石碑か分からない状況です。そこで、現在は訪れる人も少ないようです。しかし、蒲生八幡神社全体が蒲生八幡公園と指定されているのですが、市として戦没記念碑群の場所をどのような位置付けに捉えているのか、お伺いいたします。 ◎建設部長(有江浩文君) 公園の件でございますので、こちらのほうで答弁のほうはさせていただきたいと思います。 都市公園といたしまして、八幡公園、条例に基づく都市公園でございますけれども、指定のほうはしている状況でございます。 また、この八幡公園の維持管理につきましては、現在、ほかの都市公園につきましては、地域住民のための憩いと交流の場としての身近な公園として管理をしている公園がほとんどでございます。この特殊な公園については、とりあえず、今のところ維持管理などを含めまして、考えていないところではございます。 以上です。 ◆22番(国生卓君) 今の部長のご答弁ですと、都市公園法の第2条の第2項に記念碑も供用施設の一つとして定められているんです。だから、ほかの公園と同じように、憩いの場として、何とか、市として、バックアップしてほしいなというのが私の願いであります。 それと、私が先日、蒲生の観光交流センターですか、「戦没記念碑群パンフレットがありますか」とお尋ねしましたところ、「ありません」と。それで、「神社のほうに聞いていただけますでしょうか」と言われまして、行ったところ、神社も「ありません」と。ですから、観光面からも蒲生の大楠同様に、大楠のパンフレットは、日本遺産指定されていますので、もちろんあります。ですから、蒲生の大楠同様に、同じ敷地内にあります戦没記念碑群のPRをしていただいて、パンフレット等を作成すると、観光客も、ああ、こういうところがあるんだということで、記念碑群のところを訪れると思うんですよ。ですから、観光面から、市としてはどのように記念碑群を捉えているのか、お伺いいたします。 ◎企画部長(今別府浩美君) お答えいたします。 記念碑群につきましては、蒲生の大楠とふるさと交流館にかけまして位置しているかと思います。所有者あるいは管理者、管理をしている方との協議も必要かと思いますけれども、蒲生のまち歩きの一つとして、新たにパンフレット等に加えることにつきましては、今後、検討できるかと考えております。 以上でございます。 ◆22番(国生卓君) それと同時に、神社からちょうど階段の一番下のところには、どこで作成されたのか分かりませんけど、観光案内板がありますよね。ですから、神社の境内あたりの観光、こっちが記念碑群ですよというような看板も設置していただくとありがたいなと思っていますので、パンフレットとを併せてご検討していただければなと思っているところであります。 次は、この管理者不明橋、通称勝手橋と言っているのですが、これについて再質問させていただきます。 これについては、要旨1と2は関連がありますので、一括して再質問させていただきます。 私が県の河川課に聞きましたところ、県の管理河川の中に管理者不明橋が10本あるという回答でした。そのうち9本が蒲生地区でございました。また、先ほどの市長の答弁にありましたように、市のほうも、6本中5本が蒲生地区ということで、姶良市全体の河川で26本中、もうほとんどが蒲生地区であるということです。 ところで、今後、市内全域といいますか、ほとんど蒲生地区ですから、この勝手橋が万が一、事故が起こった場合を想定し、また、ほかの県でも、事故が起きて、それの裁判があったという事例も、ネットを見ますと、そのような事故があって、裁判が起きて、どちらが管理責任がないということで、大分もめていた事例もございます。 そこで、事故が起きた場合を想定すると、損害賠償保険にも加入していないと思うんですよ。それで、構造上不適格な管理者不明橋、勝手橋ですね。市としては、これを順次撤去していくお考えなのか、お伺いいたします。 ◎建設部次長兼土木課長(師玉保之君) お答えいたします。 今、ご質問にありましたとおり保険については、もちろん市の管理下にないということで、保険にはかかっていないという状況になっております。 撤去につきましてですが、今現在、我々のほうで撤去したのが1橋ございます。それは河川護岸が被災したに伴い橋梁も被災をしていたということで、それについて地元に問合わせをし、撤去可能ということで、市のほうで撤去した橋は1本ございます。 今、ほかに5本、まだ確認できていないところはあるのですが、そこにつきましても、今、順次撤去の方向というのではなく、所有者もしくは管理者、そういったものの今確認を進めております。そこの確認が取れましたら、速やかに管理者のほうに、河川法の24条、占用許可ですね、その辺の手続、もしくは、適切な管理のほうをお願いしていきたいというふうに考えております。 河川管理者としましては、撤去のほうが安全は保てるかとは思いますが、いかんせん、かなり生活に密着したところに架かっている橋梁が多いように感じております。そこに関して、市の河川法に基づいて撤去を一括して行っていくという前に、まずは管理者の特定に努めていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ◆22番(国生卓君) 今、師玉次長からご答弁ありましたが、1本撤去したということでございました。それで、この事例に基づいて、ちょっと再質問させていただきます。 今、1本、勝手橋を撤去したということですが、この橋は蒲生町の北城下地区内にあります、小川内川にあります1本の通称勝手橋でございます。 この勝手橋は城下地区内の方が架けたと、約30年以上前に架けたと私は聞いております。この勝手橋は、小川内川の川沿いの向こう側に田んぼがあるんですよ。それで、田んぼに行くには、県道川内加治木線まで出なきゃいけません。ぐるっと回っていくものですから、どうしても、あそこに、川のところに橋があればなということで、30年以上前に地域の方が架けたと言われています。 それで、7月の中旬頃、市の職員の河川のパトロール中に、この勝手橋が構造上不適格な工作であるということで、自治会のほうへ話をしましたところ、8月3日に市職員の出席の下、勝手橋の撤去に関して、自治会、集落の方と話合いがあったと聞いております。しかし、その話合いに自治会の会長さんたちが納得がいかないということで、その後、8月20日付で、自治会長さんから、全地域住民の署名の下、市長宛てに要望書を出されています。 この要望書の中で、いろんな要望があるのですが、主たる要望書は、橋の建て替えが主たる要望書でした。しかし、8月の29日に橋の撤去の通知書が市長から届きまして、撤去理由を見てみますと、「河川法第24条の許可を受けない構造上不適格な工作物で、河川管理上支障を来すため」とのことで、9月の中旬には、もう撤去されていました。 そこでお聞きしますが、今回の撤去処分は、河川区域内の違法物件等について、河川法第75条第1項に基づく簡易代執行と私は理解しているのですが、自治会長さんからも橋を建て替えてほしいという要望があるのですが、この撤去後の橋のところに橋を架け替える考えがあるのか、お伺いいたします。 ◎農林水産部長兼蒲生総合支所長(田代信彦君) お答えいたします。 説明会にうちの担当課のほうが参っておりますので、実際、耕地課管理の農道橋ではございませんけれども、自治会からの要望についての橋の必要性は理解しております。その要望を受けた担当課長が来ておりますので、答弁させます。 ◎農林水産部耕地課長(池江睦美君) 耕地課の池江です。よろしくお願いいたします。 それでは、ただいまの質問につきましてお答えいたします。 新たに市で橋を架け替える考えがあるかということですが、自治会からの要望にもございますように、地域の方々が橋を必要とされていることは十分理解をしているところであります。地域の現状としましては、30数年前にほ場整備が終わりまして、今、田んぼを耕作されていると、その中に人家が点在しているというような状況でございます。 橋を要望されているところにつきましては、左岸側が農道、それから右側が公衆用道路となっております。農道の橋として、新たに何らかの方法で橋を架けると、事業化できないかということを耕地課で模索はしております。新たに橋を架けるとなりますと相当の事業費がかかりますので、何らかの補助事業が望ましいのではないかというふうに考えております。補助事業となりますと、いろいろ条件がございますので、相当ハードルは高くなることが予想されます。ですので、どのような方法で事業を行えるのか、今後研究してまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ◆22番(国生卓君) あそこの場所は、もちろんご存じですけど、私も何回も行って見ているのですが、どうしても、城下地区の方が田んぼに行くのに、どうしても遠回りになるということで、やっぱり耕運機で行くには相当時間がかかるんだよなとか、リヤカー引っ張っていったりもすると、できれば架け替えてほしいなというのは本当要望があります。 それで、8月25日の勝手橋の新聞の記事にはありますように、このように専門家が言っています。 「本来、管理者不明橋ができないように必要な橋の整備を行うのが行政の責任と指摘する」と。「その上で、安全性に不安がある橋については撤去して、そして架け替えして、住民によって、身近な市町村に委ねるべきだ」ということをコメントしております。 ですから、今、耕地課の課長がご答弁ございましたように、事業開始まで長い期間を要するかもしれませんですが、ぜひとも、北城下地区内の勝手橋の利便性を考慮していただき、市と住民と、また、じっくりと話し合っていただいて、希望がかなうような形に持っていっていただけるとありがたいなという思いであります。 では勝手橋の件はここで終わりまして、次の過疎地域公共交通について再質問させていただきます。 先ほどの市長答弁の中で、コミュニティバス等の路線、停留所の見直しや新たな地域公共交通運行形態の導入など5つの項目について掲示したところでありますと、この交通会議でですね。この停留所の見直しというのは、どのような見直しを考えていらっしゃるのか、お聞かせください。 ◎企画部長(今別府浩美君) ただいまのご質問につきまして、担当課長のほうから答弁させます。 ◎企画部地域政策課長(中園隆男君) 地域政策課、中園です。よろしくお願いいたします。 こちらの答弁ございますように、本年6月に開催されました地域公共交通会議でありますが、こちら4年度の第1回目になります。この中で、今年度の地域公共交通会議におけます推進計画のほうを諮らせていただいたわけですが、その中で、今ございました、このバス停留所等の見直しにつきまして、今年度4月に民間事業者の自主運行路線バスが廃止になりました。それに伴いまして、蒲生地区巡回バスの、これは蒲生・山田・帖佐線ですね、そちらのほうの運行曜日の増を1日、そして10月から米山、高樋のバス停のほうを新たに追加したところであります。 以上です。 ◆22番(国生卓君) 私は、この過疎地域のことをお聞きしているのですが、現状、蒲生地区においての巡回バスも週2回と、あるいは、多くて3回というのが現状です。 それと過疎地域の中山間地域のほうですが、やはり、バス停の停留所が今までの現状とほぼ変わってないと。それと、こんなことを言うのはあれですが、中山間のほうは高齢化になって、空き家も増えて、バスを利用する人も少ないとは、実際にこれは感じております。せめて、この停留所も、地域の民生委員の方たちとか、コミュニティの自治会長さんたちの意見を聞いて、もうちょっとバス停の在り方というのを検討していただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
    ◎企画部地域政策課長(中園隆男君) 地域の方々からバス停の位置とか、そのあたりにつきましては、様々なご要望があるのは十分認識しているところであります。そのあたりにつきましても、やはり、この公共交通会議内におきまして、いろいろと協議をしながら、今後進めていきたいと思っております。 以上です。 ◆22番(国生卓君) そうですか。仕方ないですね。 ではこの要旨2の自家用有償運送についてご質問いたします。 先ほども言いましたように、蒲生地区には現在タクシーの営業所がないんですよ。それで、実状を見ていますと、スクールタクシーが走っているのですが、そのスクールタクシーが空いている時間に、私が見ている感じでは、蒲生の総合支所のところに止まっていたり、あるいは、大楠運動公園のところで止まっていたりしていて、それが終わると帰ってしまうのですよね。その間は配車していただけると思っているところですが、そこで、この自家用有償ですが、この制度ですが、私が調べましたところ、国土交通省が2020年に定めた事業者協力型自家用有償旅客運送の制度を活用して、まず運営方法として、私が調べた限りでは、市町村が運営主体となって、地域に合わせた運行方法を取ると、もう一つはNPO法人など非営利団体が運営する方法、あるいは所定の講習を受けた住民をドライバーとして登録して、タクシー会社などと、交通事業者が運行管理者などで協力するという方法があるのですが、市はこの計画を将来的に考えていらっしゃるわけですが、どのような運営方法を現時点においては考えていらっしゃるのか、お聞かせください。 ◎企画部長(今別府浩美君) お答えいたします。 今議員が言われましたように、自家用有償運送につきましては、議員が言われたような方法があると聞いております。姶良市におきましては、現在、民間事業者による路線バス、そこが難しいところにつきましては、コミュニティバスの運行で対応してきております。さらにコミュニティバス等の運行が難しくなりますと自家用有償運送等の検討をしていくことになろうかと思います。現時点におきましては、市町村で運行する方法、あるいは、コミュニティ協議会のほうで運送する方法、そういったところにつきまして、将来的には出てくるのかなということで考えているところでございます。 以上でございます。 ◆22番(国生卓君) ぜひとも、蒲生地区は交通の空白地域の状況だと私は感じています。ですから、運転免許証を返納した人たちとか、あるいは、高齢者の方たちが、この蒲生町の地域内を移動するのに、現在は非常に不便を感じているのが実情です。特に、私もそうですが、ちょっと蒲生地区内で会合があったりして行くと、どうしても帰りにタクシーがいないもんですから、実は困っているところでございます。それで、やはり、公共交通でカバーし切れない細かいエリアのニーズに応えるように、ぜひとも、この自家用有償運送ですか、ぜひとも早めの導入を図っていきたいと言っていただきたいと思っているところでございますので、要請いたします。 ○議長(小山田邦弘君) これで国生卓議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩します。15分程度とします。(午前10時17分休憩) ○議長(小山田邦弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午前10時30分開議) ○議長(小山田邦弘君) 一般質問を続けます。 次に、12番、馬場修二議員の発言を許します。 ◆12番(馬場修二君)     登      壇  おはようございます。私は、昨日、同僚議員より紹介がありました、10月より結成しました、姶良の未来を考えるあいら敬愛会の議席番号12番、馬場修二でございます。道は天地自然の道なるゆえ、講学の道は敬天愛人を目的とし、身を修するに、克己を持って終始せよ。同僚議員が考えた会派名でございます。心に刻み、取り組んでまいりたいと思っております。 私は、十数年子育て世代の代表として、子どもたちの成長を見てきました。その中で、現在ワールドカップで日本も盛り上がっておりますが、今回ラグビーにおいて、44年ぶりに、地元の高校が花園に出場を決めたことは、大変喜ばしいことでございます。 ただ、準決勝で1点差で涙したチームに、姶良市から通う生徒もおりました。1点の重みに涙しておりましたが、目標を持って親子で挑み続けた姿を、私はずっと見守っておりました。これからの彼らの人生に心からエールを送りたいと思っております。 先日、大阪在住の17歳川崎レナさんが国際子ども平和賞を受賞されました。受賞時の彼女のスピーチには、若者の視点から見る現在の日本、大人の姿、政治家の姿が盛り込まれておりました。 また、ある研修会にて、鹿児島市内の20代の若者の講演を聞く機会がありました。彼らに共通するのは、夢の創造であると感じたところでございます。 これからの時代を支えていく若者たちに、私たちがしっかりと襟を正し、その姿勢を見せて導いていかなければならないと、私自身新たな目標を与えられたような気がいたします。 さて、市議会議員になり2回目の一般質問です。まだまだ不慣れなところもありますが、広い気持ちで受け止めていただければと思います。よろしくお願いいたします。 それでは要旨に従いまして質問いたします。 要旨1 市営住宅の今後の運営について。 近年、公営住宅の空き室が目につくようになっております。そこで本市の市営住宅の運営について伺います。 1点目、空き室状況を示してください。 2点目、入居率向上をするための対策をお示しください。 要旨2 高等教育機関設置について。 市長は、第2回定例会において、年内に方向性を示すとのことでありました。高等教育機関の創設は、重点プロジェクトの大きな1つであります。そこで以下について伺います。 1点目、約束の時期であり、今後の方向性を詳細にお示しください。 2点目、今後検討している予算、予定財源をお示しください。 3点目、本年度実施した調査結果はいつ頃になるのか、また調査結果をどのように生かすのかお示しください。 要旨3 モラリティ・インプルーブメント事業について。 モラリティ・インプルーブメント事業は、子どもたちの道徳性を高めるために、社会全体で協働して取り組んでいこうとする、子育て基本条例に基づいて行っている事業でございます。この事業を始めてから10年が経過いたしますが、これまでの成果と今後の方向性について伺います。 1点目、本事業の大きなイベントである、「ことばのいずみコンクール」の来場者数を増やすための施策をお示しください。 2点目、学校・家庭・地域の三者協働による推進となっておりますが、家庭、保護者、地域への周知はしているのでしょうか。また、どのような方法で周知しているのかお示しください。 3点目、道徳性向上のためのモラル教育について、三者協働の推進は、どれぐらい進んでいると認識していらっしゃるでしょうか、お示しください。 以下、一般質問席にて行います。 ◎市長(湯元敏浩君)     登      壇  馬場議員のご質問にお答えします。 ご質問のうち、3問目のご質問につきましては、教育長が答弁いたします。 1問目の市営住宅の今後の運営についての1点目のご質問にお答えします。 11月10日現在の市営住宅の入居状況は、全管理戸数1,379戸のうち、主に加治木地区にある古い住宅で解体予定の空き家が127戸あり、実質的に入居募集を行っている戸数が1,252戸であります。そのうち入居している戸数が960戸、空き家戸数が292戸で、入居率は76.7%であります。 2点目のご質問にお答えします。 昭和50年代に建設された鉄筋コンクリート造4階建ての住宅は、老朽化が進み設備も整っていないことから、入居率が悪い傾向にあります。これらの住宅に対しましては、本年度から新規の入居の際、市において風呂釜設置を行って、入居率向上を図っております。 今後も入居率向上のため、対策を検討するとともに、他の自治体の事例も含めて調査・研究を進めてまいります。 次に、2問目の高等教育機関設置についての1点目のご質問にお答えします。 私は、平成30年、姶良市長選挙の際、公立大学法人による看護系の短期大学の新規設立を公約に掲げ、就任後、第2次姶良市総合計画において、「次代を担う子どもたちの夢と希望をはぐくむ高等教育機関の創設」として重点プロジェクトに位置付け、これまで高等教育機関の設置について取り組んでまいりました。 令和元年度には、企画部内に高等教育機関企画課を設置し、高等教育の現状や、これからの高等教育機関の在り方等について調査・研究を進めてまいりました。 高等教育の現状を把握する中で、今後は短期大学よりも4年制大学へのニーズが高まっていくことや、少子化が進む中、高等教育機関が学生の確保に懸命に取り組んでいることなどから、短期大学の新規設立に限らず、4年制大学やサテライトキャンパスの誘致、学部についても看護系に限らず、これからの社会に必要な人材を育成する分野へと調査・研究の対象を広げた経緯がございます。 この中で、令和2年初旬から、世界中に猛威を振るい、いまだ予断を許さない新型コロナウイルス感染症の影響で、調査・研究において、先進地への視察や中央省庁への陳情、相談等も予定どおりに進めない状況となり、私自身、隔靴掻痒たる思いを募らせておりました。 このような状況の中、昨年度実施しました、主に首都圏の高等教育機関を対象とした地方進出に関する意向調査や、本年度、県内の高校2年生とその保護者及び進路指導担当教員を対象としたアンケート調査を実施し、高等教育に関わるステークホルダーの生の意見を聴くことができたところです。 現在、鹿児島県は、高等教育への進学の際、大学の選択肢が少なく、県外への流出が続いており、それは本市においても例外ではありません。 姶良市に高等教育機関が設置されれば、本市はもちろん、鹿児島県の課題でもある学生の流出を食い止め、高校生の新たな進学先を確保することができます。 しかしながら、高等教育機関を新規設立するためには、これまでに公立大学を新規設立した先進地の状況などから、高額な建設経費が必要となることや、設立後の建物等の維持管理費、人件費などの運用経費につきましても、高額となることが予想されることから、高等教育機関の新規設立に関しましては、本市の今後の事業の計画等を考慮すると、実現することは難しいという考えに至りました。 以上のことから、これまでの調査・研究の成果により、高等教育を取り巻く情勢は、コロナ禍において社会が大きな転換期を迎えていること、また、高等教育機関を新規設立するには、非常に高額な経費が発生すること等を総合的に判断した結果、今後の方向性としましては、高等教育機関の新規設立ではなく、誘致に舵を切り、本事業を継続することといたします。 なお、誘致ということは、相手があることから、市のペースを優先して進めるわけにはまいりません。 今後は、私自身のトップセールスなどを含めた、相手方との協議や交流により、信頼関係の構築に努め、また、相手方の計画等も十分勘案した上で、高等教育機関の誘致を推進してまいります。 2点目のご質問にお答えします。現在、検討しております令和5年度の予算につきましては、主にトップセールスを含めた、地方進出の意向を持つ高等教育機関への訪問や、中央省庁への陳情、相談等に係る経費で、財源につきましては一般財源となります。 3点目のご質問にお答えします。 本年度実施の高等教育機関設置に関するニーズ調査は、県内の高校2年生とその保護者及び進路指導担当教員に対し、高等教育機関への進学希望の有無、学部のニーズ、高等教育機関を選択する際の重点項目、本市に高等教育機関が設置されるとしたら、どのようなものを求めるか等について、ウェブ方式によるアンケート調査を行いました。 調査結果は、分析を専門とする業者が、クロス集計や客観的視点による分析を行った後に、11月末日までに市へ納品される予定となっており、本年度中に議員の皆様へ報告いたします。 また、この調査結果は、今後の高等教育機関の誘致に向けた取組などの事業検討の際に活用していくとともに、市全体の事業検討におきましても、参考になるものと考えております。 ◎教育長(小倉寛恒君)     登      壇  3問目のモラリティ・インプルーブメント事業についての1点目と2点目のご質問につきましては、関連がありますので一括してお答えします。 モラリティ・インプルーブメント推進事業は、子どもたちの道徳性、「あいさつをする」、「ルール・マナーを守る」、「感謝の心をもつ」、「ふるさとを愛する心をもつ」などのいわゆる市民道徳の向上を目指して、平成24年度から実施し、25年度から鹿児島県の道徳教育総合支援事業の補助金交付を受けて展開しており、その取組について、これまでに18都県の議会や教育委員会から29件の行政視察を受け入れております。 子どもたちの道徳性は、様々な体験やそれに関わる他者との関わりの中で、自分の考え方や行動のよさを実感することで磨かれ、高まっていくものであります。 その体験や関わりを提供し、道徳的な考え方や行動を認め励ましていくのが、学校・家庭・地域であり、子どもの道徳性を磨き高めていく責任を、それぞれが担っているのであります。 そこで、本事業は、学校における道徳教育の充実・推進と学校・家庭・地域の三者協働による道徳教育推進を大きな柱として取り組んでいます。 ことばのいずみコンクールは、教育フォーラム「ハートフルあいらんど」の中で行っている行事であり、三者協働による道徳教育の推進のために、重要な取組の一つと捉えています。 「ハートフルあいらんど」の来場者を増やすために、各学校から全家庭にチラシを配布したり、各学校の家庭教育学級の講座の一つとして位置付けて参加を呼びかけたり、市の回覧板やポスター掲示、あいらびゅーFMでの告知などを行ったりしております。 本年度は、およそ350人の参加者があり、昨年度よりも増加しております。今後も、さらに来場者を増やせるように告知などをしていきたいと考えております。 また、家庭・地域にモラリティ・インプルーブメント推進事業を周知するための取組としては、3つの取組を行っています。 まず、道徳性を高めるため、小学校では毎年、中学校では隔年で実践発表会を開催しています。発表会には学校関係者だけでなく、保護者や地域の方々にも参加してもらい、道徳科の授業参観をしてもらったり、子どもたちの道徳性を向上させるための取組についてワークショップ型の討論会を実施しています。 次に、子どもたちの道徳性の向上のための啓発資料である「みんなのカレンダー」を製作し、小中学生のいる全家庭に配布しています。このカレンダーには、「あいさつをする」、「ルール・マナーを守る」、「感謝の心をもつ」、「ふるさとを愛する心をもつ」の4つの提言に基づいて、小学生が作成した標語や各学校での三者協働による道徳教育の取組の様子を掲載しています。 さらに、「ハートフルあいらんど」において、本事業の説明をしたり、道徳性の向上を目指した講演会を開催したりしています。 3点目のご質問にお答えします。 三者協働による道徳教育の推進状況については、数値で測れるものではないため、はっきりとお答えすることはできませんが、学校関係者や子育て有識者、保護者や事業所の代表で構成されるモラリティ・インプルーブメント・ミーティングを年3回実施し、様々な立場の方から意見をいただいておりますが、その中では、着実に事業効果は上がっているとの評価はいただいております。 なお、本事業の目指すところは、いわゆる市民道徳の向上と捉えているため、より多くの市民の皆さまに、本事業に関わってもらいながら、本事業の4つの提言を市民全体に浸透させ、保護者や地域の方々への市民道徳の向上が広がっていくことを期待しているところであります。 以上、お答えといたします。 ◆12番(馬場修二君) それでは、再質問に入らせていただきます。 1番の市営住宅ですが、とにかく空き室がかなり目立っております。いろいろな壁があると思うのですが、既婚率が今低下して、独身、単身者が増加している中で、この独身、単身者への貸していくところの枠を広げたりとか、あともう一つ、外国人労働者も、結構姶良市は入ってきております。 彼らは、母国で約2年ぐらい日本の勉強とその就業の勉強をして、ルール・マナー、それこそ学びじゃないですが、ルールマナーを学びながら、こちらに就労しているわけですが、彼らがこちらに就労するときに、1部屋1人じゃなくて、やっぱりシェアして借りるケースが多いと、かなりの外国人も入ってきております。 農業、鉄鋼、福祉というところが主になってきているところですが、こういう外国人の就労者への枠を広げてとかという、入居率を上げるような考えはないか、お聞かせください。 ◎建設部次長兼建築住宅課長(川崎久志君) お答えいたします。 今、独身者、単身者についてのまず質問からのお答えですが、基本的に、市営住宅のほうは世帯向けが基本でございます。 ですけれども、例外的に60歳以上の方、あと身体障がい、精神障がい者の方などの障害者カードを持っておられる方や、あとDVの被害に遭われた方など、ほかにもございますが、主にこのような方に対しては、単身者でも入居は可能でございます。 そして、それ以外と申しますか、蒲生には単身者用の設備のある、単身者向けの市営住宅もございます。また、コーポ龍門につきましては、5階の階につきましては、単身でも入居は可能としております。今のところは、単身につきましては、このような現状でございます。今後につきましては、今のような、このような状況を見ながら、入居効率のために、他市町村の動向などを見ながらも、情報収集などを行いながら、調査、研究してまいりたいとは考えております。 あと、基本的に、外国人につきましても入居は可能でございます。今、ほとんど入居手続につきましても、ほとんど日本人の入居手続と変わりなく、1つだけ在留カードか永住資格のある証明を、入居申込の際に提示していただけますと、入居は可能でございますので、門は広げている状況でございます。 今現在の状況でいいますと、姶良地区と蒲生地区、3世帯の方が外国人の入居をされている状況でございます。それと、つい最近ですが、今週だったと思いますが、蒲生のほうに1世帯の方が入居申込みのほうに今手続中でございます。 以上でございます。 ◆12番(馬場修二君) 就労外国人につきましては、向こうからこちらに来る際に、事業所の社長さんなどが、入居の場所等もやっぱり探しながらやっている現状もあったりしますので、空いていて、そこに維持管理がかかっていく、維持管理費というのを少しでもを抑えていくために、また枠を広げて考えていただければと思うところでございます。よろしくお願いします。 2問目の高等教育設置についてですが、方向性をきちっと示されたという回答で、どうもありがとうございます。 先日、会派のほうで、日南市に研修に行ってまいりました。日南市は数々の企業誘致に成功しております。その中でも、若者が働くところという視点を置いて、IT企業を16社、百数名の雇用を担うことができたというところで回答を得ておりますが、新たな課題が生まれておりますと、これは答弁書にもあるように、やっぱり本市には大学がございませんという回答です。大学がない関係で、県外の大学に行ってしまうと、そこでそのまま就職してしまう。まさに、この重点項目に上がっているように、そこにメスを入れるような格好での事業だというふうに認識しておりますが、時間がかかるのはもう承知ですが、予算等もかかっておりますので、迅速かつ丁寧に進めていただきたいと思いますが、相手があることではございますので、そこのところもお願いしかございません。よろしくお願いしますというところで、質問というか、もうこれで私は切りたいと思っております。 次に、パネルがありますので、次に時間を取りたいところでございます。パネルをお願いします。 3番目のモラリティ・インプルーブメント事業でございます。 ことばのいずみコンクールです。見かけたお顔もあるようですが、実を言いますと、このモラリティ・インプルーブメントには、私も第1回大会から5回大会まで、審査員として参加させていただいております。 子どもたちが主張する内容は、年々向上しておりまして、思いの丈を述べるわけですが、質の高いイベントになっております。 ただ、来場者がとにかく少ない。私が審査委員をしていた頃からすると、若干増えているようですが、もっともっと大人の方に聞いていただきたいと思います。 子どもたちが、思いの丈を述べる、それが姶良の未来を想像しているのかなというふうに考えるところです。 そこでですが、この議会も録画で、一応またホームページ等で見れる流れにもなっておりますが、後日このことばのいずみコンクール、もちろん保護者、本人の承諾を得た後に、録画等でして、ホームページに貼り付けて見えるような流れというのを組めないかどうか、1点お願いいたします。 ◎教育部次長兼学校教育課長(前田浩二君) お答えいたします。 動画につきましては、本人、保護者の了承を得た上で録画いたしまして、各学校へ配布をしていると、そして各学校で使用してもらっている状況でございます。 ホームページ等への提供というのは、今のところは考えていないところでございます。 以上です。 ◆12番(馬場修二君) できれば多くの大人の方々に聞いていただきたいという思いが、私の中ではあります。 純粋な子どもたちのやっぱり思いがここに詰まっていると、過去の経験上、思いますので、よければ、ぜひそういう方向で、多くの方々が聞けば、またいろんな違った見方も出てくるのではないかなと感じるところです。 パネルをお願いします。 次にありました、これが研究発表の場です。グループ討議をするわけですが、ここで1点気になるところが、子どもたちにしてもらいたいという意見、そういうところがあります。 4つの提言がありましたが、その中でも、挨拶を取っていくと、子どもたちの意見として、挨拶をしても大人から挨拶が返ってこない。そういう状態で挨拶を続けていけるかというところです。純粋な気持ちで挨拶をしなければならないと植え付けられた子どもたちが、大人に対して、返ってこなかった。次、挨拶したくなるでしょうかというところです。 子どもたちの発想というのも、やはりこの場で共有していくのも必要ではないかなと思いますので、これも取り組んでいただきたいと思います。 次に参ります。 さて、これとある団地の公園の状況です。加治木中学校の生徒だったのですが、2018年、当然ながらこのモラリティの教育を、道徳の教育を受けているのですけど、近所のコンビニでおやつや何や買って、そのまま散らして帰る。 それちょっと家庭の事情もあったということは聞いておりますけど、この状況で、実をいうと、自治会長さんが、地域も教育に入る中で、自治会長さんがとにかく頭を悩ませていたんです。 これ実を言うと、解決いたしました。その解決をしたというのは、2018年の話ですけど、解決したのは2021年です。いわゆる時間が解決しているわけです。卒業したから、この状態がなくなったと。 先ほど、どれだけ周知がなされているかというところでありましたけど、やっていくだけではなくて、やはり検証も必要ではないかなと思うのですが、その辺の見解はいかがでしょか。 ◎教育長(小倉寛恒君) 今の市民道徳の向上ということでの取組でございますけれど、具体的に、数値的に何かが現れるということでもないと思っております。 ただ1人でも、この道徳性を備えた大人に発展していくことを期待するところでございますけれど、今こういうモラリティ・インプルーブメント推進事業を実施しているから、今の子どもたちは、即、誰にでも挨拶したり、あるいは感謝の心を持ったりと、そういう子どもに育つかということではなくて、やはり身につかせるということが、非常に大事なことだと思います。 政治の世界でもそうです。経済社会のリーダーでもそうですけれども、どうしてそういう問題が起こるのか、毎日のニュースのように出てくる、立派な人たちがそういうことを起こしてしまう。これやはり基本的には、そういったことを教わってなかったということじゃなくて、身についていなかったということなんです。 やはり今の子どもたちにも、将来において、しっかりと身につくような形で実践できるような、そういう大人に育成していかなきゃならないと思っています。 まだまだそう簡単に、このすばらしい結果が現れるものではありませんけれども、地道に、地道に取り組んでいって、最終的にはいい結果になるように取り組んでいきたいと思います。 ◆12番(馬場修二君) パネルをお願いします。 ここでルール・マナーを守るという視点で、提言の中で、確認をしていただきたい。皆さんに共有していただきたいところがあります。 このデータは、人対車の事故でございます。鹿児島県のデータになりますが、全国平均からすると若干下回っております。 なぜこのデータを出したかといいますと、ここ姶良市の交通事故、これが現状です。10月31日現在の交通事故件数になります。 なぜこのデータを出したかといいますと、これある都市のデータです。人身事故のデータを鹿児島県の警察持たなかったものですから、ちょっと取り寄せまして、都市部のデータでございます。 子どもたちにルールを守りなさいという教育をしていくわけですが、ご覧のように、実を言いますと、人身事故、歩行者の事故というのは大人が多い。子どもたちはルールを守っているからというところにもなっていくというデータです。 私が信じられないのは、横断中の事故の中でも、横断歩道付近、ここで車にはねられている。どういうことなのでしょうか。みんなで考えていかないといけないところです。 これは、加治木小学校前の交差点です。子どもの下校時間に、たまたま私もこのセブンイレブンのコンビニに寄りまして、横断歩道、スタンドのほうに渡ろうとしてたら、小学校のほうから、とあるおじさんがすたすたと恐らくコンビニに来られたんだと思います。ちょうど私の信号待ちの横にどんどん下校中の子どもがおりました。 歩行者信号が赤なんですけど、そのおじさんが取った行動は、横断歩道で信号を待たずに、こちらのほうの手前のほうにずずっと寄ってきて、赤信号を回避するように横断をし始めたんです。 それを見て、子どもは、「おじさん、大人になったら横断歩道を渡らなくていいの」と言いました。 せっかく子どもたちが純粋な気持ちで、ルールを守る気持ちというのを教育を受けたときに、そこから卒業した後、社会がこのような状態であれば、その状態というのは一体、子どもたちの気持ちどうなっていくでしょう。 答弁にもあるように、社会全体に広がって、市民道徳の向上が広がっていくことを期待します。ではこの対策をどうって打っていったらいいでしょう。交通ルールを守らないといけないというのは、みんな分かっておりますが、そういう現状がある。子どもたちが見たときに、本当にそれでいいのか。 挨拶でも述べたように、襟を正すところは正さないといけないというのを、やはりみんなで共有していかないといけないと思うのですが、このような対策を、どこかされていれば、ちょっとお教えください。 答えづらいと思います。 もちろん交通安全教室等は必ずしております。ですがこういう現状があるんです。数値的にも出ております。これは市民の道徳性向上をやっぱり広げていくためには、私は学校教育課だけの話ではないと思っているところでございます。 一生懸命子どもたちに対してやっていても、社会がこのような状態であれば、増えていきますし、自己の言動、暮らしやすい社会というのも、また目指しにくい。 大人がしっかりしなければならないというところは、ちょっと感じるところなので、そこは各所管で連携を取りながらやっていきたいというところです。 もう一つです。これも質問ではないのですが、12月2日が、加治木中学の研究発表になっております。加治木中学校、今回、アンケートを事前に配られております。 私も中学校のほうに関わっておりますが、その事前のアンケートの中に、子どもたちの挨拶についてということでありましたが。アンケートの一部に、ご自身の挨拶の現状、地域の挨拶の現状というのを、加えたらどうかなあと思ったところです。 また加治木中学校のほうには、私のほうからアドバイス等を加えていきたいと思いますが、事前にアンケートを取っていって周知を図っていくというのは、非常にいいことだと思うので、各学校でもそういった取組というのを、また展開していただきたいなと思います。 ここで1つだけお願いです。もうちょっと時間もあれですけど、まだありますが、最後に入っていきます。 パネルをお願いします。 交通モラルとは関係ないようですが、私が取り組んでいる加治木校区コミュニティの靴箱です。 平成22年に、加治木小学校で保護者の代表をしていたときに、この公民館を会議の場で使っていたんですが、スリッパが、これとは違います。2、3か月たつと1足ずつなくなっていくんです。不思議とですね。 2年目に、柄の違うスリッパを一応そろえてみました。それでも一足ずつなくなっていくんです。不思議なことに、今回新しくスリッパを変えて、番号を振ってみたんです。番号振ってみたら、この状態で3年間1足もなくならない状態であります。 いろいろとやっぱりルールを守るという気持ちを、周知していくためのひとつ工夫ではないんですけど、そこで交通モラルで、いくらでも要望を出していただきたいと思うので、今度、帖佐駅前と、加治木の都市構造はあります。 歩行者信号、信号機は県の予算での設置になっておりますが、鹿児島県でこの信号機は今金生町しかありません。 止まれの時間が表記されます。歩く、横断できる時間も表記されます。いわゆるデジタル化じゃないんですけど、時間が見える化になるわけです。 それで一人でも多くの方々にルールを守っていただく一つの方法だと思います。 さらに今、療育を受ける子どもたち、中でも多動性の子どもたち、普通の信号だと、やはり横断しようという行動をとるそうです。これで、このランプがなくなるまで待ちなさいという教育をすれば、そういう子どもたちもちゃんということを聞くようです。 社会がデジタル化になってきたというところだとは思うのですが、こういった信号を設置してほしいという要望を上げていただきたいなと思うのですが、いかがでしょうか。 ◎市長(湯元敏浩君) この信号は、もう当たり前のように、大きな道路のときにはございます。これはお年寄りの方が渡り切るか、渡り切らないかという問題もあるみたいです。。 そういったものに使われていきますので、姶良市も交通量が多くなり、またまだまだ未熟な部分も多いので、その成熟に向けた部分で、それを設置していく要望というものはしていきたいと思っております。 ○議長(小山田邦弘君) 馬場議員、もう少しモラリティに絞って。 ◆12番(馬場修二君) ルールを守るというところで、どうしたら目につくかというところの視点でやってきたつもりでおります。 時間が若干ありますが、大人の方々がモラルというのを守っていかないと、子どもたちにとっての影響というのは、大きいというところで、皆さんで共有できればというところになります。 モラルってなると、やっぱり幅が広いのでなかなか難しいところでありますが、また時間のかかるところではあると思いますけど、そこを共有できればというふうに感じます。 冒頭にありましたが、新しい会派が立ち上がりました。いろいろとまた勉強しながら、私どもも取り組んでまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。 以上で終わりたいと思います。 ○議長(小山田邦弘君) これで馬場修二議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩します。午後からの会議は午後1時から開きます。(午前11時11分休憩) ○議長(小山田邦弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時00分開議) ○議長(小山田邦弘君) 一般質問を続けます。 次に、21番、宇都陽一郎議員の発言を許します。 ◆21番(宇都陽一郎君)     登      壇  皆様、こんにちは。そしてご視聴くださり誠にありがとうございます。議席番号21番、宇都陽一郎、会派は市政クラブ姶輝です。先日、会派で熊本へ研修視察に行ってまいりました。1日目は、先進建設技術フェアを見学しました。防災機能を高めるための先進機材、コストや人材を削減し、さらには長寿命化につながる先進技術を学ぶことができました。2日目は、2社の取組を視察しました。 1社目は、お米農家の自立支援を目的とした玄米生産からの6次化産業を手がけている熊本玄米研究所という会社でした。玄米をペースト化し、既にそれを資源にパンや麺類を商品化し販売を始めています6次化産業を支援している本市にも参考になる視察でした。 2社目は、町を挙げてショウガ生産に力を入れている東陽町ショウガ選果場でした。こちらは、生産者も従事者も共に収益を上げて、豊かな生活を目指そうという取組です。実際に日本一の収益を上げており、町全体の豊かさを感じました。本市のこれからの農業就労支援にも何かヒントになるかと思いました。 冒頭から余談になりましたが、市政クラブ姶輝では、人口増加面だけでなく、生活面でも産業面でも姶良市が輝ける研究調査をしてまいります。 それでは、一般質問に移ります。 質問事項1、学校プールの今後の在り方について。 質問の要旨、全国的に学校校舎の老朽化が問題になっていますが、同じように学校プールの老朽化も問題になっています。プール本体の水漏れにつながる破損やプールサイドのひび割れ、給排水配管の補修、シャワーや洗い場の補修、更衣室の建て替えなど、付属施設も含めて耐用年数を超えてきている学校プールが多いようです。 また、屋外のプールの場合、地球温暖化の影響で猛暑のときは熱中症対策としてプール授業が中止となったり、ちょうど梅雨時期にプール授業が行われるので、集中豪雨で中止になったりと天候に左右されています。 さらにはプール開き前の清掃、プール授業が始まってからは毎日の水温チェックや水質検査、プール内やプールサイドに危険物や異常がないかの点検など、教員の負担も問題になっています。 そこで本市の学校プールの現状と今後の考え方を以下について伺います。 (1)他の自治体では、老朽化からのプール本体からの水漏れがあり、修理費のめどが立たず使用できない学校もあるようです。本市においては、付属施設も含めて使用不可能、あるいは改修工事が必要な学校プールがあるか伺います。 (2)鹿児島県の大半の学校プールは屋外プールであり、プール授業は6月中旬から7月中旬で行われています。また、近年は、梅雨時期は集中豪雨の日も多く、気温が30℃を超える真夏日も初夏から増えています。本市の小・中学校では、必須水泳授業時間に対して、どのぐらいの割合で水泳授業が実施されているのか伺います。 (3)本市の場合、プール開き前の清掃はどのように行っているのか伺います。 (4)多くの学校プールは、長さ25m、幅13m、深さ1.3m(平均の水深)が多いようです。これは水量に計算すると422.5m3となり約400tの水道水が必要となります。本市の場合、1校の学校プールで年間幾らぐらいの水道料金が必要なのか伺います。 (5)全国の自治体においては、水泳授業が実施出来るよう長寿命化計画を打ち立てる自治体と、学校プールを廃止して代替案を模索する自治体とに分かれてきているようです。本市も先々どちらかの選択をすることになると思いますが、今後の対応を検討しているのか伺います。 質問事項2、マイナンバーカードのこれからの普及について。 質問要旨、「マイナンバーカードと健康保険証の一体化を、2024年度秋を目指す」という発表がありました。これは事実上のマイナンバーカード登録の義務化ともとれます。12桁の個人番号が記載された通知カードが発行されて約7年経過していますが、これからは全国の自治体でマイナンバーカード取得が加速すると想定されます。 そこで本市の取組について伺います。 (1)10月末時点で全国での普及率は50%のようですが、本市の普及率はどのくらいか伺います。 (2)全国的に普及率が伸び悩んでいる理由として「あまりメリットが感じられない」という意見が多いですが、姶良市民としてどんなメリットがあるか伺います。 (3)多くの市民がマイナンバーカード取得した後、本市としてどのような運用あるいは活用を検討しているか伺います。 2問目以降は、一般質問席から行います。 ◎市長(湯元敏浩君)      登      壇  宇都議員のご質問にお答えします。 ご質問のうち、1問目のご質問につきましては、教育長が答弁いたします。 2問目のマイナンバーカードのこれからの普及についての1点目のご質問にお答えします。 本年10月末時点のマイナンバーカード交付率は、国が51.1%、県が51.6%、本市は50.3%となっております。 2点目のご質問にお答えします。 マイナンバーカードのメリットについて、国の取組ではありますが、本年12月末までにマイナンバーカードを申請された方に、一定の条件の下で最大2万円分のお買い物に利用できるマイナポイントの付与を行っております。 マイナンバーカードを利用する際のメリットとしては、本人確認の際、身分証明書としての利用や、健康保険証として医療機関や薬局で利用できるほか、確定申告をオンラインで行うことができます。 また、全国のコンビニで、午前6時30分から午後11時までの時間帯で、住民票の写しや印鑑証明を取得することができるサービスを行っております。 今後については、来年5月からアンドロイド版のスマートフォンにマイナンバーカードの機能が搭載されることや、2024年度中に運転免許証との一体化が実施予定とされております。 その他、来年2月から転出・転入手続のワンストップ化が開始されます。 これは、マイナンバーカードを利用してオンラインで転出届と転入予約を行うことができるようになる仕組みで、転出元の役所に出向かなくて済むため手続に要する時間の短縮が図られます。 3点目のご質問にお答えします。 現在、全ての自治体で、マイナンバーカードによる利便性の向上を早期に享受できるよう、国が設置している「マイナポータル」から、マイナンバーカードを利用したオンラインによる行政手続が可能となるよう整備を進めています。 本市では、現在行っている子育てや介護関係などの27の手続において、システムの改修作業を行っており、来年度から、マイナンバーカードを利用したオンラインによる手続が運用されます。 今後、行政手続のオンライン化を推進することで、マイナンバーカードの活用も増えていくものと考えております。 その活用につきましては、先進自治体の事例や周辺自治体との連携を図り、さらに研究しながら総合的に取り組んでまいります。 ◎教育長(小倉寛恒君)     登      壇  1問目の学校プールの今後の在り方についての1点目のご質問にお答えします。 学校体育施設であるプール及び機械室等の附属施設につきましては、プール槽及びろ過装置等の機械設備の定期点検や、老朽化した箇所の必要な修繕を施すなどして、施設機能の維持に努めているところであり、使用不可能な状態にある学校プールは現段階ではありません。 2点目のご質問にお答えします。 各小中学校では、教科ごとの年間指導計画が作成されており、体育の授業につきましても、各運動領域を実施する時期や授業時数等を定めた年間指導計画に沿って実施しております。 それぞれの学校では、水泳の授業が天候等により実施が難しかった場合は、他の運動領域等の授業に振り替え、後日、水泳の授業を実施するなど、必要な授業時数を確実に実施しているところであります。 3点目のご質問にお答えします。 それぞれの学校では、体育の授業等の時間に、児童生徒と教職員が一緒にプールの清掃を行っております。 4点目のご質問にお答えします。 本市の公立小・中学校の学校プールで使用する年間の水道料金につきましては、1校当たり、およそ43万2,000円であります。 5点目のご質問にお答えします。 本市の公立小・中学校の学校プールの在り方につきましては、今後、学校施設の長寿命化と併せて検討することになりますが、学校の水泳授業をより効果的に、かつ計画的に実施できるよう、民間活力の活用も含めて、調査・研究をしているところであります。 以上、お答えといたします。 ◆21番(宇都陽一郎君) それでは、2問目に移りたいと思います。 本市の小・中学校には使用不可能なプールはないということは、これまできちんと管理されていたのかなと思います。一般的に建物は、10年から15年の間隔で長く利用できるよう改修工事を行いますが、本市の小・中学校のプールもこれまで定期的に改修工事を行ってきたのか伺います。 ◎教育部次長兼教育総務課長(湯田広美君) それでは、お答えいたします。 これまでのことになりますけれども、循環浄化装置等の機能不能とポンプ、バルブ類、給排水管、あとプール層のモルタル層からの水漏れ等が発生するなどに伴いまして、過去10年間でございますけれども5件、4,229万5,600円という改修工事をしております。 内訳で申し上げますと、平成26年度に帖佐小学校プール改修工事を行っています。このときに2,100万円程度、平成28年度重富小学校プールトイレ改修工事、これに400万円程度、そして29年度には山田中学校プールの塗装工事を400万円程度かけて行っています。そして、平成30年度には錦江小学校プールの飛び込み台改修工事というので760万円程度、そして、令和3年度には重富中学校のプール改修工事、こちらが470万円程度かけて改修工事等を行っていたところでございます。 以上でございます。 ◆21番(宇都陽一郎君) いろいろと改修工事もかかって、大きいのは2,000万円超えていましたけども、小さいのは大体数百万円の工事だったんだなというのを確認できました。 では、続いて2問目のほうに移ります。 私のプール授業の思い出と言えば、土砂降りの中、唇が紫色になって震えながら授業を受けた思い出があるのですが、今はそういうことはないと思います。しかしながら、今は熱中症という対策が必要となっていると思います。 パネルをお願いいたします。 これはプール熱中症対策としてのプール授業中止の基準となっております。地区によってはそれなりの違いはあると思うのですけども、大体気温が35℃以上、もしくは気温と水温が65℃以上になった場合は、熱中症になる可能性があるので中止をしてくださいという基準です。 下の青いほうは、水温は26℃から31℃、あと気温と水温が55℃ぐらいという、これはプール授業をするのに理想的な環境という基準だそうです。 パネルは戻してください。 本市の場合、何か熱中症予防対策のこのような基準があるのか伺います。 ◎教育部長(塚田佳明君) ただいまのご質問につきましては、担当課長が参っておりますので、答弁させます。 ◎教育部保健体育課長(留野真一君) 保健体育課の留野です。よろしくお願いいたします。 姶良市の熱中症予防に関して基準というものは、日本スポーツ協会で定めております「熱中症予防運動指針」というもの使って、そちらのほうも併せて判断しているところでございます。 この熱中症予防運動指針というものは5段階ございまして、「ほぼ安全」から「運動は原則中止」とう5段階の判断基準があるんですが、黒球式熱中症指数計というものを各学校に平成29年に配布しております。そこの黒球式熱中症指数計というものも参考にしながら、体育の授業の判断をしているところでございます。 以上でございます。 ◆21番(宇都陽一郎君) ありがとうございます。いろんな基準の中で対応されているというのは分かりました。 あと、3問目になるんですけども、その判断は学校でどなたがされているのか伺います。 ◎教育部次長兼学校教育課長(前田浩二君) お答えいたします。 学校ごとに校長や事業者が判断を行っているところでございます。 ◆21番(宇都陽一郎君) 学校のほうがきちんと判断しているということが伺えたので、次の質問に移りたいと思います。 (3)になりますが、プール掃除の件で2問目を伺いたいと思います。 教育長の答弁にありましたように、私もそういえばプール掃除をしたなあという思い出があります。しかしながら、現在は授業時間の確保や教員の勤務時間の問題などから、全国的にも負担になっている問題とも捉えております。そんな世間の問題に立ち向かう企業があります。プール専用のお掃除ロボットというのがありますので、ちょっとご紹介したいと思います。 パネルをお願いいたします。 こちらがそのロボットになります。プール以外にも、水族館とか大型レジャープールなんかで利用されておりまして、一番の利点は、全ての水を抜かなくてもプールの掃除ができるというところです。ちなみに底面を掃除するときには、沈殿している汚泥物も回収する機能が付いております。そしてプールの横の側面のほうに関しましては、側面にへばりついて苔を取っていくという作業をしてくれる機械です。ちなみに、25mプールの場合、底面と4側面を掃除するのに約4時間程度でこのロボットはしてくれるそうです。 3年ぐらい前に、弊社のほうにも営業にメーカーが来られたんですけども、そのとき私、これを購入して姶良市内の小・中学校の学校と契約してお掃除をしようかなということを考えたこともありました。 続きまして、4点目のほうに移りたいと思います。 4点目のほうは、1校当たりの水道料金はどのくらいかかるのかなと、ざっと私も全く知らなかったんですけども、ちょっとそれを知らなかったところから今回、この質問をさせてもらいました。 1校当たり43万2,000円、姶良市内に小・中学校は22校ありますので、計算しますと950万4,000円、約年間で950万円の水道料金が姶良市内の小・中学校のプール授業で使われているということになります。 なぜこういう質問をしたかと申しますと、他県でこのような事例があったので、それをご紹介したいと思います。 パネルをお願いいたします。 これはプールの給水栓の閉め忘れから起こった水道料金です。例えば、K市は264万円、T市は438万円、Y市は39万円、これは学校のほうでたまたま水質が悪くなったので、少し水を入れ替えよう、もしくはごみが浮いているので少し水を入れ替えようと思って給水をしたところ、閉め忘れたというときに発生しました。 これは、閉め忘れから起こったことですけども、参考までに申し上げますと、この費用は校長先生と教頭先生と、あとその担当の先生で、どこの市も弁済されたそうです。私も自分の自宅で風呂の水を出しっぱなしということがあったんですけども、プールの場合、量が量だけになかなか気づけなかったんだと思います。 ここで言いたいことは、通常ではなかなか忙しい先生方も、なかなかプールの時期だけまたこういう管理をするというのも本当に負担になっているんじゃないかと思いまして、今後、教員の働き方改革の視点からも、今後のプールの授業の在り方の参考にしていただけたらと思いまして紹介させていただきました。 では、次をお願いいたします。すみません、パネルはいいです。 最後に、(5)のほうに移りますけども、本市の場合、現時点では早急な対応策が必要というわけではないでしょうが、これからは、この問題は避けて通れない問題かと思います。 1校、1校順次建て替えることができるのがベストかとは思うのですが、やはり解体費から建設費まで考えると、約2億円ぐらいかかるようです。そうなると22校となると大きな支出となります。ですから、プール授業の必要性と、プール維持管理を踏まえて検討していただけたらと思います。 パネルをお願いいたします。 これは、私がこの質問に対しての私の個人的なまとめをしたいと思います。 1校に一プールが必要なのかなと、一つは姶良地区、加治木地区、蒲生地区と3つの地区で1つあって、各学校で共有して使っていくのも一つの今からの考えではないのかなというのが一つ考えです。 そして、せっかくプールをつくるのであれば、屋内プールがいいのかなと。屋内プールでしたら天候に左右されることもなく、また熱中症対策にもなると思います。そして、通年利用できるわけですから、年間をとおしてプール授業を計画できるのではないかなと思っております。 また、せっかく屋内にするのであれば、市民の皆様にも開放できるようなプールにしたらいいのではないのかなと思っております。例えば、子どもからお年寄りまで使用できる意味では健康増進にもつながりますし、健康増進につながるということは、健康寿命を延ばすことにもなると思います。健康寿命を延ばすということは、姶良市にとっても保険料や介護料の減少につながるのではないかと思っております。そして、最終的な意見となるのですけども、恐らく市民はこういうプールを求めているのではないのかなと思ったところでございます。 しかしながら、私も議員となりまして、現段階の財政では厳しいのかなと感じております。なので、これを目標にできないのかなと思っております。財政をよくして、市民に喜んでもらえるプールをつくることができたらいいのではないかと思うのですが、湯元市長、いかがお思いでしょうか。 ◎市長(湯元敏浩君) いつかは造りたいと思っておりますが、議員のおっしゃるとおり財政と市民の賛同とニーズがあるかどうかというのは、しっかりとやっていかなきゃいけませんが。 民間の方が造っていただくのは本当にウエルカムでございますから、そこはそういったセールスみたいなものはあると思いますけれども、無駄な箱物にならないように、どれだけの市民がこういうのを期待しているかどうかというのも調べつつやらなきゃいけないと思っています。 ◆21番(宇都陽一郎君) ですね。民間の力も必要だと思います。また、一つは我々も財政を本当によくしていって、本当に余裕が出てきた中でこういうのが本当にできるのであれば、やはりプラスアルファで市民の方も喜んでいただけるのかなと思います。ですので、今、我々ができることは共に一緒に姶良市の財政をよくしていく、一つのこれを目標に私も議員として頑張っていきたいと思っております。 続いて、マイナンバーのほうに移らせていただきます。 マイナンバーのほうも今現在、国と鹿児島県と姶良市ちょうど半分ぐらいのパーセンテージで取得されている方が多いのかなと思っております。 そこに関しまして2問目ですが、過疎地では高齢者の方がマイナポイントをもらっても使うお店がないと。ポイントの使い方が分からない。役場までの交通手段がないという意見が多く、メリットを感じられずなかなか普及していないというのが過疎地に状況だと思います。本市では、都市部と山間部とでの普及率はどのようなものか伺います。 ◎市民生活部次長兼市民課長(中島信子君) お答えいたします。 これは令和4年10月26日時点の申請率を基に率を出しておりますが、山間地域の人口に対する申請割合は47.5%でございます。それ以外の地域について、その人口に対して56.8%でございます。 以上です。 ◆21番(宇都陽一郎君) 今の回答から、意外と姶良市の場合は山間部でも取得されている方は多いのかなというのを感じました。 あと、逆にマイナポイントがつくというところで、若者世代は特に普及率が高いようですけれども、姶良市の場合は世代的にどのような普及率なのか、状況をお伺いします。 ◎市民生活部次長兼市民課長(中島信子君) お答えいたします。 年代別の普及率でございますが、これにつきましても10月26日時点の申請率でお答えいたします。 率が高い順に申し上げますが、60歳から70歳代の方がその人口に対して59.2%、次が40歳から50歳代が、その人口に対して58.6%、そして20代から30代の方が58.1%、ゼロ歳から10歳代が56.8%、80歳代以上が39.4%となっております。 以上です。 ◆21番(宇都陽一郎君) そうですね、私の予想では多分高校生とか20代前半が多いのかなと思ったのですけども、意外と姶良市の場合は60代から70代の方が多いということが分かりました。 たしか高校生に関しては、親の承諾もなくてもマイナンバーカードは登録できるというところで、特に、高校生の子たちはスマホをよく利用しますので、マイナポイントが欲しくて、一所懸命している姿を見かけたので、そういう意味では彼らも普及の一つの一端を担ってくれるのかなと思っております。 次の質問のほうに移って、普及率向上に向けての質問のほうに移りたいと思います。 ここでは、市長の答弁の中にはマイナポイントの件やコンビニでの住民票が取れる件などありましたけども、ここでは自治体が独自でメリットをつくっているところもありますので、ちょっとそこを紹介したいと思います。 例えば佐世保市では、抽選で2万5,000名様に佐世保市の特産品が当たるキャンペーンを行っております。 島原市では、700円のクオカードかもしくは市の指定ごみ袋のどちらかがもらえるキャンペーンを行っております。 佐賀県の有田市では、町内で使える商品券5,000円分がもらえるキャンペーンというのを行っております。これはどこも、ほかにもあったんですけども、この普及につなげるための各地の自治体での取組です。 ここでパネルをお願いいたします。 これはマイナンバーカード出張申請受付、実は、たまたま私も回覧板の中で見つけたんですけども、これを。それをちょっとここでまとめたのですけども、これは12月の3日、4日に開催される、なかなか姶良市役所のほうに足を運べない市民向けの出張申請受付です。ちょっと地味かもしれませんけども、こちらのほうにも実際、書いてありまして、写真撮影無料とありました。 これも一つのメリットかなと思っておるのですけども、実は私も今、オンライン申請をしているのですけども、実はこの写真撮影でちょっと今、てこずっておりまして、なかなか本当に自分で撮れなくて、実際やってみて本当に撮れなかったものですから、もうちょっと頑張ってみようと思うのですけども、もしできなかったときには、私もこの12月3日か4日に申請に伺いたいと思っております。 画面を切り替えてください。 ご存じかとは思いますが、全国の自治体で一番普及しているのが宮崎県の都城市で、取得率が今80%を超えているそうです。 そこで、市長が言われたと思うのですけども、デジタル化には地道に動いて回るアナログでやることが一番ではないかと、そういう思いから職員も一丸となって今進めているそうです。 本市の場合も、多分、職員の皆様には本当に負担になるとは思うのですけども、地域行政のデジタル化のはじめの一歩と捉えて、今後も対応していただけたらなと思っております。 それでは、(3)の質問に移りたいと思います。 市長の答弁の中に、子育てや介護関係で27の手続きでシステム改修をしているということがありました。これだけに関してはすごく評価できることかなと思っております。 このマイナンバーカード取得は、国の事業ですが、その後の運用においては、市役所としても市民としても十分にメリットがあると私も思っております。自治体によっては、既に市立図書館で利用できるカードに作ったり、高齢化向けのタクシーチケットや福祉チケットもこれで対応したりとか、あるいは母子健康手帳をこれで電子化にしたりとか、中には選挙入場の受付にもこれを利用したりとか、あと避難所の入退場、誰が入ってきて誰が出ていったかという入退場、これなんかの受付にも利用し始めている自治体もあるようです。 本市としましても、行政業務のスリム化を図るとともに、市民への質の高いサービス向上へつながることを要望いたしまして、今回の私のマイナンバーカードの一般質問とさせていただきたいと思います。 以上です。 ○議長(小山田邦弘君) これで宇都陽一郎議員の一般質問を終わります。ここでしばらく休憩します。15分程度とします。(午後1時34分休憩) ○議長(小山田邦弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時49分開議) ○議長(小山田邦弘君) 一般質問を続けます。 次に、5番、萩原哲郎議員の発言を許します。 ◆5番(萩原哲郎君)     登      壇  皆さん、こんにちは。今日は最後になりますけど、もう要らんことはやめて早速質問に入ります。 質問事項1、市内の道路整備について。 要旨1、姶良ニュータウン入口交差点付近の舗装補修工事について、令和4年度に専門業者による面的な舗装補修を行う予定となっているが、令和4年度も迫ってきたが、工事に入る気配が見当たらない。工事計画を問う。 また、姶良ニュータウン内ひび割れ・凸凹道路の整備の考えを問う。 要旨2、市内道路上の一時停止等白線が消え、事故のおそれが懸念される。特に姶良ニュータウンは坂が多く危ない。市内の道路見回り点検を行い、消えているところは白線の引き直しの考えを問う。 要旨3、市道鍋倉・触田線と運動公園西側の出入口工事は、令和5年度の国体開催までには全面的な補修工事を行う予定である。残り約10か月に迫ってきている。工事区間も長いが、工事計画を問う。 要旨4、サン・ヴィレッジ姶良近辺の丁字路、ガードレール等の追突事故が多い。現在もガードレールが壊れた状態である。ガードレールの補修と事故の起きない対策はできないか。 要旨5、森山交差点から触田区間は事故が多い。つい最近も車の転倒事故が発生し、一時通行止めとなった。高速道路側のフェンスはあらゆるところに事故後の補修箇所が残っている。主に事故の要因は何か。また、側溝蓋の設置の考えを問う。 要旨6、なぎさ公園の堤防は、桜島が目の前に見られ観光地にふさわしく、よく雑誌等に掲載される場所である。現在、通行止め対策が行われ、約1年が経過している。重富漁港のガードレール等の整備計画を示せ。 質問事項2、姶良ニュータウン内の沈砂池について。 姶良ニュータウンは雑草除去・街路樹の花植など、自治会長の指示と住民の協力によりきれいに管理されている。2号沈砂池の雑草が環境的にもふさわしくないと雑草除去の要望があるが、市には届いているか。姶良ニュータウン内の1号・2号・3号の沈砂池の雑草除去の考えを問う。 質問事項3、サボーランドパーク姶良の公園維持管理と道路整備について。 要旨1、県の地域振興推進事業によるリニューアル工事も、サボーランドパーク姶良の展望台に母屋も完成し、残すところ階段工事、説明サイン4基となり、リニューアル工事も11月16日までには終了となっている。8月2日工事終了予定が11月16日まで遅れた要因の説明はあったのか。 また、サボーランドパーク姶良内の1年以上使用できなかった階段、健康器具等、今後の設置・改善計画は示されているか。 要旨2、公園内の雑草除去内容を示せ。 要旨3、昨年イノシシにより側溝周りが荒らされ、雨水の排水処理に影響を及ぼしている状況であった。姶良・伊佐地域振興局の協力をもらい、側溝整備と道路の雑草除去整備を行ってもらった。 今年もイノシシが出没し、昨年と同等の状況がまた発生している。道路も雑草が茂り、通行にも困難な状況である。行政に整備の要望をしていたが、現在も手つかずのままである。触田自治会の管理である花桃の里は草刈りも終了している。今後の整備状況を問う。 質問事項4、白銀坂登山道トイレ設置について。 平成10年2月国土交通省により脇元地区に駐車場及びトイレが設置され、供用開始された。国土交通省では白銀坂中腹は土地も狭く施設管理もできないので、山頂の吉田側にトイレを作る案があった。用地については、ある企業が無償提供するという提案があった。平成24年12月に立ち消えとなっている。 今後は鹿児島市に要望していくとのことであったが、令和3年第1回定例会の答弁は、山頂部は民有地であり、今後も土地所有者や白銀坂を共同管理する鹿児島市と共にトイレ設置の可能性について模索していく。要望が模索に変わった理由と今までの話合いの中の経過と今後の設置計画について問う。 あとは一般質問者席から行います。 ◎市長(湯元敏浩君)     登      壇  萩原議員のご質問にお答えします。 1問目の市内の道路整備についての1点目のご質問にお答えします。 姶良ニュータウン入口交差点付近の舗装補修工事につきましては、年度内の完了予定としており、現地調査及び施工事業者への現地説明は完了しております。施工につきましては、県道との交差点を含んだ工事となるため、県道路管理者との協議が整い次第の着工となります。また、姶良ニュータウン内の舗装劣化の補修につきましては、市内の他路線の舗装劣化状況も勘案しながら適時実施してまいります。補修実施までの間は、これまで同様に早急な維持管理に努めてまいります。 2点目のご質問にお答えします。 ご質問の既存の停止線につきましては、全て交通管理者である警察の管理となっており、区画線補修の予算確保には努めていただいておりますが、本年度の補修計画はないとのことです。市においては、来年度以降の予算確保に向けて、警察への補修要望に努めてまいります。 3点目のご質問にお答えします。 市道鍋倉・触田線の舗装工事につきましては、令和5年度当初予算に計上し、早期発注を行い、かごしま国体開催前には完成する計画となっております。 また、ビーラインスポーツパーク姶良内の西側通路の舗装補修等の工事につきましては、かごしま国体に向けたリハーサル大会などの施設利用を視野に入れ、既に整備工事を発注しており、本年度末を完了予定としております。 4点目のご質問にお答えします。 サン・ヴィレッジ姶良付近のガードレールにつきましては、事故当事者により12月に補修予定とのことであります。事故の予防対策につきましては、ガードレールの視認性を高めるための反射テープの設置を行う予定としております。 5点目のご質問にお答えします。 森山交差点から触田区間につきましては、警察によりますと、直近3年間で2件の人身事故が発生しているとのことです。主な事故原因はスピードの超過であり、車線の狭まる区間があることも要因の一つであるとの見解であります。 側溝蓋の設置につきましては、既存の側溝は蓋板を設置すると段差が生じるタイプであるため、今のところ設置の考えはありません。 6点目のご質問にお答えします。 堤防に続く漁港内からの通路については、昨年から一部通行止めにしております。 これは昨年、他県の港周辺の護岸において子どもが転落防止柵をすり抜けて海に転落した痛ましい事故が発生したことを受け、本市でも漁港施設の点検を行ったところ、転落防止柵にさびで腐食されている部分を確認したため、安全確保のために通行止めの措置を取っているところであります。 現在、通路の転落防止柵の更新と漁港内の安全確保のために、駐車場と通路の動線等の在り方を検討しており、今後対策を講じていく計画であります。 次に、2問目の姶良ニュータウン内の沈砂池についてのご質問にお答えします。 2号沈砂池の雑草についての要望書の提出はございませんが、年度当初及び10月にパトロールを実施しており、雑草の繁茂状況は確認しております。平場の雑草につきましては、作業班による除去を実施しております。 なお、斜面につきましては作業に危険が伴うため、令和5年度維持管理予算により対応を検討してまいります。 次に、3問目のサボーランドパーク姶良の公園維持管理と道路整備についての1点目のご質問にお答えします。 県の地域振興推進事業によるリニューアル工事については、鹿児島県が事業主体の工事になります。 工事を発注しております姶良・伊佐地域振興局に本工事の完成期限を延伸された理由について確認したところ、当該工事における木製階段等の公園施設は、現地の地形に合うように採寸・設計される特注品となっており、工場での製作等に不測の日数を要したことから完成期限を延伸したとのことであります。 現在、使用を中止しております中央広場の木製階段については、損傷度合いが大きく大規模な改修が必要なことから、県としては効率的な改修計画を検討したいとのことであります。 また、同様に使用を中止しております健康遊具については、本年度整備を行うとのことであります。 2点目のご質問にお答えします。 サボーランドパーク姶良の雑草除去等の維持管理については、県と本市との砂防関連施設維持管理協定に基づき、維持管理範囲を明確に区分しております。市の維持管理範囲については、常駐する管理作業員と協議しながら、伐採作業時期を調整し、雑草が繁茂しないように努めているところであります。 また、刈り取った草は、伐採作業ごとに集積し、他の公園の雑草除去状況に合わせて園外への搬出を行っております。 3点目のご質問にお答えします。 今後の整備状況については、花桃の里周辺の管理道路を管理している姶良・伊佐地域振興局に確認したところ、草の繁茂状況等については把握しており、今後、伐採と側溝脇の張りコンクリートの施工を予定しているとのことであります。 次に、4問目の白銀坂登山道トイレ設置についてのご質問にお答えします。 白銀坂は、本市脇元の登山口から山頂部までおよそ3kmあり、山頂部側のおよそ300mが本市との市境を越え、鹿児島市に位置しております。 山頂部へのトイレ設置について鹿児島市に確認しましたところ、トイレを設置するための市有地がないことや上下水道の整備もないことなどから、令和3年第1回定例会の答弁と状況は変わっておらず、今後についてもトイレ設置計画はないとのことでした。 本市としましては、引き続き、鹿児島市の動向を注視してまいります。 白銀坂の登山者の皆様には、白銀坂駐車場にある既存のトイレをご利用いただきたいと考えております。 以上、お答えといたします。 ◆5番(萩原哲郎君) では、早速1点目からお伺いします。 今回、良い点と悪い点が大分分かれておりますけれども、良いほうじゃないですかね。 最初に、この姶良ニュータウン入口の交差点ですね、以前から何回となくやはり道路の舗装のはがれがひどく、毎回毎回補修を行っているんですけど、今回、全体的な補修を行うということですのでお聞きしたいんですけど、交差点から大体四、五十mの区間はニュータウンの玄関口なんですよね。ひび割れ等全面舗装整備が必要と思いますが、舗装の区間はどのくらい信号から上に行うかお伺いいたします。 ◎建設部次長兼土木課長(師玉保之君) お答えいたします。 姶良ニュータウン1号線でございますが、県道との交差点から45m程度を行う予定としております。あと県道側を25m程度の舗装を行う予定としております。 以上でございます。 ◆5番(萩原哲郎君) ニュータウンも側溝の盤の手入れが大分整備されて、安全が保たれてきているのですけど、ニュータウンも造成以来46年が経過して、まだ一回も手の入れていない場所のひび割れ、凸凹道路の整備が必要ですけど、道路の見回り点検を行い、今後、整備の考えはあるかどうかお伺いいたします。 ◎建設部次長兼土木課長(師玉保之君) お答えいたします。 答弁にもございましたように、ひび割れ等は確認をしてございます。ただし、市内全域ひび割れ等の劣化等が進んでいる現場も相当数ございますので、しばらく時間をいただきたいというふうに考えておりますが、それまでの間は早急な維持管理に努めてまいりたいと思います。 以上でございます。 ◆5番(萩原哲郎君) そういう形で答弁書にも書いてあります。 では、2番目にいきます。 ニュータウン内に白線の引き直しの考えを問うということでありますけど、例として、変形十字路、場所で言えば3丁目の1、2、3のところは、変形になっていて、お互いが止まれがあるのにもかかわらず停止線が消えていて、右折の場合、下からと上からでは真っ向に当たるような事故の気配がしておりますので、そのようなところで、本道に出る丁字路や横断歩道の白線の引き直し、そういうところも今回見回りしながら点検を行って、白線の引き直しを来年度でもいいですので予算を組んでやっていただけるかどうかお伺いいたします。 ◎建設部次長兼土木課長(師玉保之君) お答えをいたします。 区画線等につきましては、姶良ニュータウンかなり劣化が進んでおりまして、消えている箇所を確認しております。本年度もある程度する予定にはしておりますが、いかんせん距離が長いというところで、市内の白線のバランスを考えつつ、年次的に進めていきたいというふうに考えております。 もう一件、停止線につきましてですが、停止線につきましては、今警察のほうの管理となっておりまして、警察のほうに予算の確保をお願いしているところでございます。また引き続き予算確保に努めるようお願いしてまいりたいと思います。 以上です。 ◆5番(萩原哲郎君) では、3点目のほうをお伺いいたします。 かごしま国体開催前には完成する契約となっているということと、あとビーラインスポーツパーク姶良内の西側の舗装工事についても、かごしま国体に向けてリハーサル大会など整備工事を発注しており、本年度末には完了予定という形になっております。 そこで、これは4点目にお伺いいたします。 サン・ヴィレッジ姶良、ここの丁字路、ここも何回となく工事が終わったと思ったら事故が起きて、ガードレール等が傷んでいるのですけど、ここに事故の予防対策としてガードレールの視認性を高めるための反射テープの設置を行う予定としている。 これもいいんですけど、あそこは丁字路のところは先に行けば、朝の間、小学生生徒の通学道路になっていて進入禁止になっているんですよ。だからその看板がそこまで行かないと見えない形、だから私聞くところでは50m手前にそのような標識の対策は検討できないかということをお伺いしているのですけど、そういうことはいかがでしょうか。 ◎建設部次長兼土木課長(師玉保之君) お答えいたします。 すいません、答弁の中でちょっと我々のほうとしましては、ガードレールに接触を防止する策として、視認性を高めるためにというふうにお答えをさせていただきました。今おっしゃるように、この警察によると、この事故に関してもやはりスピード超過、左折車両がスピードを出しているということですので、でありましたら今、その前が通行止めになっているということを確認したときに、慌ててハンドルを切っている車があるのではないかということかと思います。その件でありましたら、道路のほうを確認して、移設が可能なのか、もしくは看板の追加が必要なのか、その辺を検討してまいりたいと思います。 以上でございます。 ◆5番(萩原哲郎君) では、とんとんと進んでいきます。 次、5番目です。 森山交差点から触田区間の事故が多いわけですけれども、この間にクリーンサービスというクリーニング屋の会社があります。クリーンサービスの会社側とそれとあと高速側ですね、ここを全体的にここの責任者が花の手入れや雑草の手入れなど毎年行って、いつもきれいなんです。いつも事故が起きるところは。その先です。その先は狭く雑草等が生い茂り、側溝は見えにくく、いかにも事故の気配が伺えます。この先を見たときにどのようなことを感じられますか。 ◎建設部次長兼土木課長(師玉保之君) お答えをいたします。 警察のほうの見解としましても、事故の原因としてスピードの出し過ぎであろうというところと、あと今おっしゃるところに関しては、若干でありますが道路が狭くなってセンターラインが引けない状態になっております。それに関しまして、来年度、舗装をきれいにやり変えることによって、側溝の位置というのがはっきり見えるようになるかと思います。 ご質問にあられますように、側溝蓋をかぶせるというのも点なのかなとは思うのですが、側溝をかぶせると、答弁にございますように10cmほどの段差ができてしまいまして、かえって車の事故につながりかねないというところで、今回舗装をすることで側溝の位置がきれいに確認できるようになりますので、そのきれいな状況を維持できるように維持管理に努めてまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ◆5番(萩原哲郎君) 草が生い茂っているその先です。ここは高速道路だから、ネクスコ西日本が草刈りをやるのか、それとも姶良市が協力しながら刈ってあげるのか。それとあとその西日本のほうには、やはりその草刈りなんかを常時伝えてあるのか、その点をお伺いします。 ◎建設部次長兼土木課長(師玉保之君) お答えいたします。 フェンスから内側のほうは、もちろん西日本高速道路のほうが草払いをしております。フェンスから市道側に関しましては、市のほうで管理をしていくようにしております。 以上です。 ◆5番(萩原哲郎君) あれは道路から手前に草が出ているわけですよ。それで側溝が見えなくて、スピードを出し過ぎて、対向車が来た場合によけるときにその側溝の位置が分からない。そういう原因が事故につながっていると思うのですけど、その草刈り、手前はきれいなんですよ、クリーニング屋さんの責任者がきれいに刈って、今でもその先を見れば草ぼうぼうなんですよ。 だからあそこを通行される方が言われるのは、草刈りをまずやってくださいということです。だからそういう認識はなかったのかどうかお伺いいたします。 ◎建設部次長兼土木課長(師玉保之君) お答えいたします。 市道の草払いに関しましては、市内全域を併せながらやっていっております。また、なかなか年に2回、3回と回れる状況になっていないのが実情でございます。 先ほども申しましたように、今回舗装をきれいにすることで、側溝と舗装の間から草が生えるのですが、その少なくとも市道側、舗装側のほうの雑草はなくなりますので、今後はそれが繁茂しないように維持管理に努めてまいりたいと思います。 また、高速道路側の雑草が市道側にももちろん伸びると出てきますけれども、その都度ネクスコさんとお話をしながら、維持管理のほうに努めてまいりたいというふうに思っております。 以上です。 ◆5番(萩原哲郎君) そのような形でお互い協力しながら、事故が起きない対策を目指していただければと思います。 では、2問目の姶良ニュータウンの沈砂池について。 ここですね、ニュータウンの沈砂池、3月にも一応一般質問で行ったのですけど、ここの病院、2号がある場所、これはクリニック1(ファースト)にしあいらです。 ここの方から指摘を受けたのが、通院の方から下の2号沈砂池を見たら、治る病気も治らないと指摘を受けたんです。これはもう病院から見れば、周りはきれいに整理整頓されているのに、沈砂池だけは本当に雑草が生い茂っていかにも見苦しい、衛生的にも悪いということであったのですけど、それで、ここ二、三日前に、きれいに今下場の草刈り、まだ周りは傾斜地がありますので危ないということで刈っていないと思うのですけど、その周りの傾斜地の草刈りと、あとその沈砂池の中の刈った除去、それをいつ頃に行うかお伺いいたします。 ◎建設部次長兼土木課長(師玉保之君) お答えをいたします。 草払いのほうは先週、先々週のうちに済ませておるかと思っております。ただ、刈ったばかりの草がそれなりに水分を含んでおりますので、しばらく今、作業班との確認の中では、しばらくちょっと日に当てて、ある程度水分を抜いてからまとめて撤去したいというふうに考えているというふうに回答をもらっております。今しばらく待っていただければと思っております。 斜面につきましては、先ほどもお答えしたのですが、今我々の作業班のほう、シルバー人材センターのほうを派遣いただいているのですが、斜面ですとかなり危険を伴う作業になります。ですので、来年度の予算の中で業者に委託をするなり検討して、安全に草払いができるように努めていきたいというふうに考えております。 以上です。 ◆5番(萩原哲郎君) 今年度中にその撤去のほうはできますか。 ◎建設部次長兼土木課長(師玉保之君) はい。下場の平場のほうを草を払った分につきましては年度内にきちんと撤去をいたします。 以上です。 ◆5番(萩原哲郎君) では、ちょっと6番目に返ります。 このなぎさ公園の堤防、重富漁港があるガードレール、これも昨年度からいってもう2年になるのですけど、昨年度は注意を促す看板だけあったんですよね。 今年になったら、その通行止めの看板があって、やはりあそこは桜島が目の前に見えて、観光地にものすごくふさわしく、よく雑誌等に掲載される場所であり、やはり人気のスポットにはなっております。あそこの公園などウォーキングされる方なんかが早くあそこを通れるようにやってもらいたいという要望ももらっております。できれば来年あたりには予算を組んで、早くこの整備の考えはないかお伺いをします。 ◎農林水産部次長兼林務水産課長(萩原安信君) お答えいたします。 市長の答弁にもありましたように、他県で小さな子どもさんが転落防止柵をすり抜けての事故、それが発生したため点検作業を行ったところですが、当初、安全柵の修理のほうを計画しておりましたが、現地のほうを確認すると港側に面しております船の上げ下ろしのまたスロープになっている場所でございますので、そちらのほうも小さい子どもの転倒なりとか、もう海につながっていますので、漁港内への転落防止、それも含めて現在、通路の動線の変更も含めて検討して準備をしているところでございます。 以上です。 ◆5番(萩原哲郎君) そこで来年度の予算を組んで、そのフェンスの整備ですね、それは考えているのかどうかお伺いいたします。 ◎農林水産部次長兼林務水産課長(萩原安信君) お答えいたします。 今先ほどご説明いたしましたが、その動線の変更ももう検討しておりますので、予算のほうを計上して、今後計画を進めていきたいというふうに考えております。 以上です。 ◆5番(萩原哲郎君) 分かりました。まず、そのように早めに処置していただきたいと思います。 では、あと姶良ニュータウンでその沈砂池ですね。ここ1、2、3号、あと4がなくて5、6です。5、6はニュータウンの外に入っていきますから、さほどニュータウンのほうには影響はないんですけど、この1、2、3ですね、年に一度ぐらいやはり雑草の除去、そのような検討と、あと沈砂池のあそこのフェンスにカンネカズラが張り付いて、なかなか外側からは取りにくいです。だから中の根元自体をちょっとえぐり取って、年に1回か2回は仕方がないのですけどその処置を、カンネカズラがフェンスに張り付かない対策はできないですか。 ◎建設部次長兼土木課長(師玉保之君) お答えいたします。 今、年に一度の草払いということですが、今、土木のほうで市道管理をしている作業班が2班といいますか、大型の機械を使ったモア班とあとシルバー人材センターから派遣をいただいた一班、あと加治木の一班で回ってもらっております。 その中で今市道の草払いをしているのですが、なかなか全路線回るのも厳しい状態にはなっておりますけれども、今これから冬時期になると少し道路が落ち着いてきますので、まず工程等、また作業の量などを考えながら定期的に、ちょっとお約束ができるかというのはあれですけれども、検討させていただきたいと思っております。 今出ましたカズラの件ですが、カズラがなかなか切っても、今おっしゃるように根っこを掘り起こさないとなかなかつぶすのが難しいと。もしくは薬剤を注入する手段がございますけれども、それにしてもやはり一回きれいに払って、カズラを根っこを出して、そこに薬剤を注入するという作業が斜面でしないといけない関係で、ちょっと草払い等を一度した中で、どのような手だてができるのか。また、国もこの前、一斉に国道沿いをやっていましたので、少し話を聞いて何か助言をいただければと思っておりますので、少し勉強させていただきたいと思っております。 以上です。 ◆5番(萩原哲郎君) この3号池、沈砂池ですね、ここはうちら南自治会の当番になっているんです、この道路外が。だからそこを草を払うときに、フェンスの外からであれば、なかなか根元まで行き届かない。だから、もう簡単に言えば今2か月に1回草払いを行っているのですけど、その都度その都度フェンスに張り付いてきて、なかなか難儀しておりますので、できれば、あそこの鍵を貸していただければ、私のほうでその根元からカットしていきたいと思いましたけれども、それは可能ですか。 ◎建設部次長兼土木課長(師玉保之君) すみません、お答えします。 先ほどからも言いましたように、斜面がありまして少し危険を伴うということですので、現場を見ながらどの辺までというお話をしながら、個人という話ではなく自治会の奉仕作業という形でご相談いただければ、現地を確認しながら、これ以上はちょっと下りないでくださいとか、そういったお話をしながら協力をいただくことは可能かと思います。 以上です。 ◆5番(萩原哲郎君) そのときには協力をお伺いいたします。 では、3問目です。サボーランドパーク姶良公園維持管理と道路整備についてお伺いいたします。 サボーランドパークもこの間、この問題を出したときにはまだ刈ってなかったのですけど、ここ二、三日内に、西側のイノシシが荒らしている場所、あそこは今草が刈って、もう撤去もしてあります。撤去も昨日、祭日の日に業者が来ていて撤去をしていました。側溝の土の搬出ですね、イノシシが荒らして全部埋まっていますので。 それとここにも書いてあります伐採と側溝脇の張りコンクリートの施工を予定しております。そうなんです、刈るだけじゃ、またすぐに茂ってきて、その後イノシシが出てきて荒らして、また側溝が埋まるという形で毎年なっておりますので、やはりこの側溝の脇を刈ったときに、このコンクリートの張りをやっていただければ、そんなにさんざんイノシシも暴れることなく側溝も埋まらないと思いますから、今後これを、予定ですので未定にならないように、その張りコンクリートの施工をやってください。 それとあとはニュータウンの今度できた階段です。 階段の周りは上に上がった所は全然整備されていなくて、勾配があって物すごく危険なんですね。その目の前が急勾配になっていて転落防止柵もない。 今回あったのは、階段の右です。上がってきて右側だけは手すりがついているのですけど、その前方が手すりがついていなくて危険性が高い。それとあとその階段を上ったところが凸凹で勾配で、全然整備されていないような状態です。こういうことは検査があったときに指摘はなかったのかどうかをお伺いいたします。 ◎建設部長(有江浩文君) お答えいたします。 このリニューアル工事でございますけれども、昨年度、本年度、県のほうから工事のほうを発注していただいております。昨年度工事を繰越しいたしまして、その今議員仰せの木製の階段のほうは設置されております。 それと質問の中でございました工期が11月16日ということで書いてございましたけれども、再度私ども市のほうで県のほうに確認はしております。製品の確保、もしくは工場での生産、このあたりが遅れてきているということも受けまして、工期のほうが12月中旬、恐らく23日だと思うのですけれども、(発言する者あり)はい、11月16日まで延ばしていらっしゃったのですが、その後、再度うちのほうで県のほうに工期の確認をしております。確認した結果、12月23日までに再度工期を延ばしていらっしゃいます。 この関係で検査のほうはまだ終わっていらっしゃいませんので、今議員仰せのその凸凹があるとか、その辺りについては、まだ今から整備をされるのではないかと考えるところではございます。 以上でございます。 ◆5番(萩原哲郎君) あそこを管理している方からもそういうことを言われたんですね。とんじゃくがないと、工事はこれで終わったんだろうかという形で、この間から一応終わった、点検の見回りが来て確認したところではあったんだけど、これで終わりなんだろうかということが指摘されました。 私もあそこの周りをジョギングでいつも通って上がるのですけど、階段を上っていけば、本当に急に勾配になっておって、その前が崖なんですね。だから本当に人が見ても分かるように、まさかこれで終わりじゃなかろうという形では感じるものですから再度お伺いしたんですけど、やはりああいうところは何か工事が終わる段階にはきれいに安全対策というのを確認しながら終わってくると思うのですけど、あそこの場合、その勾配がひどくて、何で最初のときにユンボが上に上がっていたときに整地を先にしなかったのかと思う。もうユンボも下げてあるのですね。だから今後どうやって整備するのか、またユンボをクレーンで上げるのかどうか、そうしたらまた莫大なお金もかかってくるし、そういうことが懸念されるものだからお伺いしました。 今後、そういうところはまたもう一回気をつけて、相手側と話をしながら安全対策を練っていただきたいと思います。 それとあとニュータウンの公園側です、ここの歩道マットの整備はどうなっているのか。歩道、5段階ありますよね、5段階の中に2段階はマットがずっと敷いてあるんです。今階段が通行止めになっている、あそこの階段が5段階ありますよね。あそこの2段目と4段目がマットがずっと敷いてあるのだが、そこのいわば補修とか、そういうのは聞いてらっしゃらないかどうか。 ◎建設部長(有江浩文君) この質問につきましては担当課長に答弁させます。 ◎建設部都市計画課長(松下友多君) 都市計画課の松下といいます。よろしくお願いします。 議員仰せの沿路の舗装の関係かと思います。沿路の舗装につきましては、現在、舗装の補修については、契約が9月28日付で令和4年度の工事を発注がしてあります。その工期の中で沿道広場、沿道の舗装とあと遊具とかベンチとか別工事が今年度の後発事業で県のほうがしていただけるので、その内容で調整するということになっております。 以上です。 ◆5番(萩原哲郎君) では、マットのほうは補修はないということでよろしいですか。 ◎建設部都市計画課長(松下友多君) マットの舗装といいますか、その沿路舗装の柔らかいところだと思うのですが、そこについても補修は一部行うようになっております。 以上です。 ◆5番(萩原哲郎君) あそこの管理者がマットの角々は切り取ってその補修を行う予定ですよということだったものだから一応確認のためにお伺いいたしました。 それとあそこの公園内のコンクリートの滑り台ですね、一番下側に右左にある、だからこれは本当にコンクリートで滑ればズボンが破ける、一つは上に向かって左側は今壊れていてロープが張ってある。今回、その補修をやるときに、やはり子どもたちが楽しく遊べるような、楽しく滑れるような対策は考えていないのかお伺いいたします。 ◎建設部長(有江浩文君) お答えいたします。 そのコンクリートの部分でございますけれども、かなりやはり危険という部分もございますので、その辺りにつきましては、また県のほうと協議をしながら対策のほうは検討したいと思っております。 以上です。 ◆5番(萩原哲郎君) それともう一点、公園の草刈り、今は年に3回ですか、同じところを大体刈っているのが。そのときに今までは刈った後にきれいにブロワーで吹いて、草をまとめておったのですけど、最近聞いてみれば、管理の人たちがその時間がないということで、だからもう予算がないんですよということで。 だから、その刈った後の草が側溝にたまったり、歩道に散らかったりして、残念な思いするんですけど、その撤去の考えは今後どう考えていらっしゃいますか。 ◎建設部長(有江浩文君) その草刈り、仮置きといいますか、草を刈っている状況ですけれども、まずシルバー人材センターのほうに管理の委託のほうはしている状況でございます。管理作業員の方々が月曜日から金曜日、常時お2人、そこで管理のほうをしていただいております。 その中で、先ほどちょっとご指摘のございます仮置きしている草が側溝に入るかもしれないということがあるということのご指摘でございますけれども、このあたりにつきましては常時、管理作業員のほうが常駐しておりますので、そのような状況が見受けられれば、臨機な対応のほうは取っていきたいとは考えております。 以上です。 ◆5番(萩原哲郎君) サボーランドに行って見てください。今ものすごく汚いんですよ、その刈った後が。だからもう行けば一目瞭然、本当に分かると思いますので、その対策をやっていただきたい。 それと今までイノシシ、この捕獲のわなを設置したと思うのですけど、捕獲内容は分かりますか。 ◎農林水産部長兼蒲生総合支所帳(田代信彦君) お答えいたします。 昨年度わなを設置しましたけれども、イノシシの通り道に設置しましたけれども、捕獲までは至っておりません。 以上でございます。 ◆5番(萩原哲郎君) 今また大分増えていて、今回サボーランドのあの西側から階段を下りる場所、あの下側があそこもさんざんやられておるんですね。だから、またあそこにはさっき言ったみたいに除去した草が山盛り、3か所ぐらいにですね。そういうのもやはり、せっかくきれいに刈った場所をああいう形で残しておけば残念ですので、できる範囲で撤去のほうをお願いしたいと思いますけど、いかがですか。 ◎建設部長(有江浩文君) お答えいたします。 一応この施設につきまして、サボーランドパーク姶良の件でございますけれど、管理区域が県のほうと姶良市のほうとちょっと明確に区分のほうはされております。うちの市のほうの管理区域であれば、適正に先ほどお話いたしました、また市長答弁でもありましたとおり、適正な管理のほうができる状態だと思います。 もし、その花桃の里とか、その西側へ通ずる道路の管理に関しては、ちょっとうちの市のほうではお話のほうはできないところでございますけれども、そこあたりの件でございましたら、また県のほうにその草刈りした草が残っているとかもしあれば、それらについてはつなげてまいりたいとは考えているところでございます。 以上です。 ◆5番(萩原哲郎君) この刈った草が山盛りになっているのは、市のほうが県のほうから委託されて、今サボーランドの管理者が刈っている場所なんですね。だからそこはもう刈った以上は、やはり市のほうで撤去するのが当たり前ではないですか。 ◎建設部長(有江浩文君) お答えいたします。 ちょっと現地のほう再度確認させていただきまして、その草についてどのような状況で刈って、どの場所なのか。また、うちのほうの作業なのか、そこも含めましてちょっと再度、すみません現地のほうを確認させていただいた上で対応のほうをしていきたいとは考えております。 以上です。 ◆5番(萩原哲郎君) 西の階段がありますよね、姶良ニュータウンの西から下りる急な階段、あのちょうど階段を下ったところです。階段を下っていけば右手側のところに山盛りになっております。だから、あれは本当に市のほうが県から委託されて、草刈り撤去までされると思うのですけど、またそこを確認した上でよろしく。 では最後に、この白銀坂です。 私はこれはてっきり、これはもういろいろ12年ばかりになりますよね。だから一時はよくなって、平成10年2月頃には、このときには脇元のほうに駐車場及びトイレが供用開始されたのですけど、上側、吉田側のほう、だからもう真ん中にはちょっと場所もなくて狭くて無理だということで、上のほうの平成24年12月に、その前に話合いがあって、山頂の吉田側にトイレを作る案があったと、用地についてはある企業が無償で提供するという提案があったから、もうこれでやってくれるんだろうと思っておったら、今回の話合いでは要望がもう模索になっているんですね。もう一回からやり直す。何でこういう形になっているのか説明をお願いします。 ◎企画部長(今別府浩美君) お答えをいたします。 議員が言われますように、その当時そのような民間企業さんの土地の無償譲渡等のお話があったということは承知をしております。その後、鹿児島市さんのほうでも状況等、いろいろ把握はされているかと考えておりますけれども、山頂部分が姶良市の市境を越えまして、鹿児島市に位置しておりまして、さらに民有地であるということで、姶良市といたしましては模索というような表現を使ってございました。 改めまして鹿児島市のほうに確認をいたしましたけれども、市長の答弁にもありましたように、民有地でございまして、さらに上下水道の設備がなく、要望等もないということで、トイレの設置につきましては非常に難しいというようなことでございます。 以上でございます。 ◆5番(萩原哲郎君) 重富のほうから下にトイレがあるから、そこで済ましていけばいいんだけど、この往復するのに何時間かかりますか。 ◎企画部長(今別府浩美君) 私が登りまして、上りで1時間半、下りで1時間ほど、合計2時間半ほどかかりました。 以上でございます。 ◆5番(萩原哲郎君) 男性であれば、あまり言ってもあれなんだけど、いろんなところで管理できますけど、女性であれば大変なんですよね、女性が2時間半から3時間我慢するというのは到底不可能だと思います。 だから、やはりもう仮設トイレでもいいんですよ、上側に。だから前回あった吉田側の用地については、ある企業が無償提供する、その無償提供してくれる方にもう一回交渉して、その設置の物事をよくお願いすれば、簡易トイレぐらいはお金もかからないし、できるんじゃないですか。いかがですか。 ◎企画部長(今別府浩美君) お答えいたします。 鹿児島側に位置する民有地でございますので、その民地の方、鹿児島市さんとも情報を共有しながら、可能な限り検討のほうはしていきたいと考えております。 あわせまして登山をされる方につきましては、携帯用のトイレを持参して登山をするということも聞いておりますので、ネット等で非常に安価な携帯用トイレもございます。登山をされる方につきましては、そういった携帯用のトイレ、あるいは下のほうにございます白銀坂の登山道入り口のトイレを利用していただいて登山のほうを楽しんでいただければと考えているところです。 ◆5番(萩原哲郎君) 今言われたことはできないことはないんですけど、もしそういうのを忘れたり、それからいえば二の次ですよね。だからやはり簡易トイレぐらいは、みんなが安心しておって登山ができるように、その対策は必要じゃないかと思うのですけど、市長の考えを最後にお伺いをいたします。 ◎市長(湯元敏浩君) 鹿児島市の市の中ですので、なかなか難しいと思いますけれども、お話はしていこうと思いますが、隣の市のことですので、なかなか無理には言えないところでございます。 ◆5番(萩原哲郎君) やはり女性のために一肌脱いで、設置できるような検討を今後やっていっていただきたいと思います。 これで一般質問を終わります。 ○議長(小山田邦弘君) これで萩原哲郎議員の一般質問を終わります。 ○議長(小山田邦弘君) 以上で、本日の議事日程は全部終了しました。 したがって、本日の会議はこれをもって散会とします。 なお、次の会議は11月28日午前9時30分から繰り上げて開きます。(午後2時48分散会)...