閉会中に議会に提出されました
監査報告は、平成29年3月及び4月の
例月現金出納検査結果と
議会事務局、
監査委員事務局所管の定期監査結果であります。
次に、平成29年第1回
定例会終了後の主な行事については、別紙資料のとおりであります。
◯議長(左近充 諭議員)
次に、閉会中の
常任委員会行政調査の報告を求めます。
まず、
総務産業委員長の報告を求めます。
今村
謙作委員長。
◯総務産業委員長(今村
謙作議員) 登 壇
皆さん、おはようございます。
総務産業委員会の
行政調査報告をいたします。
今回は、5月15日から17日にかけて、
農業支援、また
飼料用米をテーマに、愛知県大府市、東京都
衆議院議員小里泰弘事務所、千葉県旭市において研修を行いました。
まず、愛知県大府市では
健耕サポーター制度の
取り組みについて研修をいたしました。ここで言う「ケンコウ」ですが、健康に耕すと書きまして健耕ということでございます。
また、大府市の概要といたしましては、市の面積が33.66キロ平方メートルで、人口は約9万1,000人であります。また、名古屋市のベッドタウン的なところで、非常に栄えているところでございました。
この
健耕サポーター制度の概要といたしましては、大府市は平成22年度から、おおぶ「農」
活性化プランを第一の
基本目標とし、農家と市民との交流の
仕組みづくりを通して、
生きがい健康づくり型の担い手を増やすことを目指しているということでございます。
大府市の農業の課題といたしまして、
農業従事者の高齢化、また、
耕作放棄地の増加が挙げられる。そこで、担い手の確保、
耕作放棄地の解消というテーマに対して、農家主体の
取り組みのみでなく、市内外からの市民をいかに農に取り込み、農業に興味を持っていただき、農作業の労働力が不足している農家とをつないでいくということでございます。
また、大府市は、
WHO健康都市ということで、市民が大地を耕すことで
健康づくりを実現するイメージで、この
健耕サポーター制度と称した制度を通じて大府市の農業の活性化を図っているものであります。現在105人の
サポーターがおり、うち33人は市外の方であるとのことでした。
この
サポーター制度は全くの
ボランティアであり、無償でやっているとのことでした。まだまだ課題はあるものの、いずれは
サポーターの方々が農業に従事し、大府の農業を担っていただければということでございました。
次に東京では、
衆議院議員小里泰弘先生の紹介で、
衆議院議員会館において
飼料用米について、
農林水産省の担当官の方々から、
飼料用米の概要について研修をいたしました。
この
飼料用米については、食料・農業・
農村基本計画(平成27年3月31日閣議決定)に基づき、人口減少が加速するのを受けて、老齢人口が増加し、
生産年齢人口は大きく減少していくのを見込み、
飼料用米の
生産拡大を目指し、水田活用の直接
支払交付金など必要な支援を行い、水田がフルに活用され、
生産者等の収入の安定に寄与することを狙いとしているとのことでありました。この
飼料用米の作付により、収入が格段に上がった生産者も多数おられるとの報告でございました。
国も積極的にこの制度を推進し、生産者の拡大を目指し、日本の農業を守り、水田の利活用につなげていくということでありました。
これを受けまして、次に千葉県旭市に参りました。この旭市の研修は、
小里先生、また
農林水産省の担当官の方々の紹介でございます。東京からレンタカーを借りまして、片道約2時間半という道のりでございましたが、非常にいい研修になったと思っております。
この旭市の概要としましては、市の面積130.45キロ平方メートルで、人口は約6万6,000人であります。主に水田はもちろん、養豚と養鶏が盛んなまちであります。
研修では、
飼料用米の
生産拡大に力を入れており、その利点として、水田をそのまま活用でき、米による
生産調整が可能である。既存の機械や施設をそのまま使用できる。旭市は畜産が盛んであり、
市内畜産農家との連携が可能である。国の補助制度により、安定した収入を得ることができるといったようなことで、
耕畜連携により
飼料用米に
取り組み、旭市
飼料用米利用者協議会を設立し、取り組んでいるところであるとのことでありました。
この協議会の構成は、
畜産農家、
耕種農家、
飼料会社と旭市でございます。事務局は旭市農水産課であり、業務内容は、
飼料用米の流通調整、価格の決定、契約書の作成、販売代金の管理などでございます。
また、
飼料用米の
取り組み状況として、平成28年度は生産者189人、作付面積396.7ヘクタール、
生産数量は2,601トンとのことでございました。また、
主食用米と
飼料用米を意識せず、混在で作付し収穫しているとのことでございました。混在と言いましても、水田はそれぞれ分けられているものであります。
まだまだ課題はあるものの、年々生産高も増えて、支援が拡充され、
主食用米を上回る収入を得ることも可能であるとのことでございました。
今回の研修で、伊佐市でも、
主食用米、WCSはもちろんのこと、
飼料用米の作付に
取り組み、生産者の所得向上につなげられないかと思いました。
今回の研修3日間、非常に
過密スケジュールではございましたけれども、非常にすばらしい研修ができたのではないのかなと思っております。この伊佐でもですね、やがてそういったことができたらなと思うところでございます。
簡単でございますけれども、以上で
行政調査の報告を終わります。
◯議長(左近充 諭議員)
次に、
文教厚生委員長の報告を求めます。
森山
良和委員長。
◯文教厚生委員長(森山
良和議員) 登 壇
おはようございます。
文教厚生委員会の
行政調査の報告をいたします。
当委員会は、去る5月9日から11日にかけ、1、
コミュニティスクール、2、
インターバル速歩、3、
健康づくり、以上3点について、長野県で調査・研修を行ってきました。
また、今回の
行政調査に関する内容整理と、各委員からの
意見等集約のために、5月25日に委員会を開催しましたので、最後にまとめとしてあわせて報告いたします。
まず初めに、
コミュニティスクールについて、長野県飯山市での研修です。
飯山市では、2年間の準備期間を経て、平成22年4月から、1校が
コミュニティスクールを導入しており、平成28年度までに、市内7小学校2中学校の全小中学校で
コミュニティスクールの導入がなされています。また、飯山市の
コミュニティスクールは、文科省型とは別に、長野県独自の
取り組みとして信州型というものがあり、文科省型を3校、信州型を6校が導入しているとのことでした。
当初は文科省型での導入を検討していたが、信州型のほうが導入の面、運用の面で容易なためこのような
取り組みになったとのことでしたが、活動の違いや問題はなく、目的や狙いは同じであるとの説明でした。
具体的な事業や活動は各学校で異なるものの、今までのかかわり方と大きな違いはなく、地域と一体となった
学校づくりを、新しい組織をつくるのではなく、今までの
取り組みを有効活用して整理統合し直し、より学校と地域が手を携えて
子どもたちを育てていこうということで始まったとのことでした。
各学校からは、今後、
学習支援に入っていただける
ボランティアの方を必要としているという声が多く寄せられているとの説明でしたが、学校のニーズと地域の人材がマッチするかが課題であり、今後
コミュニティスクールが発展していくためには、課題解決に向けた
取り組みが必要であると感じているとのことでした。
次に、長野県松本市にある信州大学にて、
インターバル速歩についての研修です。
NPO法人熟年体育大学リサーチセンターが行っている
インターバル速歩とは、ややきついと感じる速度のさっさか歩きと、普段と同じ速度のゆっくり歩きを、数分間ずつ交互に繰り返す
ウォーキング法です。
歩き方を少し工夫することで、持久力だけでなく、筋肉を鍛える効果もあり、
生活習慣病の予防、腰や膝の痛み改善、不眠やストレスの解消など、さまざまな優れた
健康効果が期待できるとのことです。また、1日1万歩よりも体力向上が見込まれ、機械で行う
トレーニングと同程度の効果があるそうです。
研究開始から現在に至るまで20年かかったとのことでしたが、
科学的根拠に基づいて研究・開発され、長野県を初めとして全国各地で実践されています。
体力維持増進が
医療費削減にもつながり、効果が立証されている運動方法です。
当初松本市の主導型で行っていたものを民間主導型に移行し、現在では
文化的カリキュラムも組み、運動が苦手な人への間口を広げ、多くの方々に実践していただいているとの説明でした。さらに、
データ活用により個々の体力に応じた適切なアドバイスも受けられ、仲間とともに実践していくことが、継続への近道にもなっているようです。
また、プールを活用した
水中トレーニングは効率もよく、さらなる
筋力アップの効果が高いとされています。
要介護の方でも、自分の体力に合わせて行えるため、
介護予防策としての実践が期待されると同時に、認知機能も上がり、
認知症予防につながるのではとのことで、秋田県由利本荘市において、それらの研究が現在も進められているとの説明がありました。
これらのさまざまな効果を、20%の法則として紹介していただきました。
インターバル速歩を5カ月間行えば、体力が20%向上する。高血圧、高血糖、肥満が20%改善する。医療費が20%削減できる。20歳若返り、20年前の自分を思い出させてくれる。これらを叶えてくれる方法は、3分速歩、3分ゆっくりを交互に、1日5セットの合計1日30分を週4回が基本。少ない時間でも構わないので細かく区切るなど、1週間で120分行えば、
健康効果が期待できる。無理なく自分のペースで続けることが重要とのことでした。
最後に、長野県松川町において、
健康づくりをテーマに研修を行いました。
松川町では、
データ分析や学習会を活用した
重症化予防対策に力を入れており、
入院医療費よりも
外来医療費の割合が高いという分析結果が出ているとの説明でした。これは早期対応が費用削減につながっており、
重症化予防の
取り組みとして、特定健診の受診率を上げ、
特定保健指導の指導率を上げている結果であるとのことでした。
介護認定率も低く、保健師が指導するだけでなく、住民みずからが自分の問題として捉えており、住民の
健康意識が高いため、検診率も高いとのことでした。しかし、未受診者を減らすことが今後の課題でもあり、平成29年度からは未
受診者対応専門の保健師を1人配置したとの説明がありました。
また、松川町でも
インターバル速歩を導入しており、その効果が実証されたため、今後はさらに
取り組みを検証し、
病院指導としても
インターバル速歩を導入したいとのことでした。
学習会という
取り組みとして、住民の社会教育、生涯
学習支援のために、平成18年度からまつかわ大学という講座を開講しているとのことです。町の補助金と受講料で運営されており、年4回の講座では参加者のアンケートをもとに講師を決め、それぞれテーマに沿った講義が受けられるとのことです。
さまざまなテーマを設定しているが、
受講者数の減少が今後の課題であるとの説明でした。
以上三つの研修を行い、さきの
委員会開催にて、委員それぞれの意見等を集約しましたので、最後にまとめとして報告します。
1、
コミュニティスクールについて。
飯山市は学校と地域が一緒になって取り組んでいるが、伊佐市も各学校で独自の
取り組みがあり、その点では劣っていないと思う。ただ、飯山市は地域の人たちの
取り組み、バックアップがすごい。地域の人たちを引き込みながら、うまく
学校運営をやっているのが見えた気がする。伊佐市も最初は文科省型でいくのか、伊佐市型というようなことで取り組むのか、そのような課題等が見えてきたのではないか。
学校ニーズと
地域ニーズの二つの側面から、積極的に
支援活動を取り入れていく必要があると思う。伊佐市においても
コミュニティスクールの
取り組みを興味深く見守り、地域の特色を生かした
支援活動を取り入れ、
PDCAサイクルを具体的に設計することが重要であると感じた。
飯山市は、
子どもたちの生きる力を育てる教育をするという大きな目標を持っている。伊佐市も大きな教育目標として、こういう
子どもたちを育てるというものを持つべきではないかと感じた。
2、
インターバル速歩について。
体力増進を図り、
生活習慣病予防として
調査研究を重ね、
医療費削減にも効果が出ている。とても興味深い
取り組みであり、伊佐市でも導入を検討できないか。
インストラクター養成の検討ができないか。また、導入する際に、市民への理解、関心、周知をどのようにし、定着させるか課題だと思う。
一番の課題は続かないということで、いかにして続けていくかに力を入れるかが難しいということだった。男性はデータを常に取り、それが毎回上がっていくことで参加率が増え、女性はデータをもとにみんなで集まって話をするのが楽しみで続けられるとのことなので、継続して実践できる
仕組みづくりも重要ではないかと思った。
3、
健康づくりについて。
重症化予防として、
NDB導入での
医療状況や同
規模自治体との比較をし、松川町の
データベースをもとに課題や評価、
予防プログラム等の分析を実施している。
地域包括支援センターによるシニアのための
コミュニティ・カフェの運営、
認知症初期集中支援チーム、地域での認知症の学習会や
認知症集団検診の実施など、
サポート体制の充実が図られている。
課題として、
重症化予防の比較分析を徹底して、ひとりひとりのアプローチをどうするのか、認知症の
初期対応はどうするのか、伊佐市の
取り組みの現状を把握し、今後に反映させる必要があると感じた。
人口は少ないが、特定健診の場所を3カ所で行っていることは、受診率の向上に向けて努力されている点である。
インターバル速歩の実施には、資格者がいるということも非常にいいのではないかと強く感じた。
子どもの血液検査を小学5年生と中学2年生で行っており、早くから
健康づくりを考えて、食生活などいろいろなことで指導されている。日赤病院、社協、
包括支援センター、これらのタイアップは高い効果があるのではないかと思った。
保健師の
取り組みが大きかった印象だが、伊佐市の保健師も同じ活動ができる状況なのかなども調査をしなければいけない。伊佐市も国保の
データベース、
医療費データベースをもとに、市民、行政、議会が問題点をもっと共有して、ともに取り組むべきだと感じた。
以上の意見等が、各委員から出されました。
今回、各委員がそれぞれの内容に高い関心を持ち、後日開催の委員会においてもさまざまな意見等が出されたことは、大変意義あることだったのではないでしょうか。
行政調査に当たっては、事務局や担当課の協力もあり、
事前調査、研修、意見集約がなされます。それらを反映させることの必要性と重要性、意義を強く感じることができ、今後の
行政調査に対しても大きな期待感を持つ内容になったと思います。
最後の委員長の思いは余談でしたが、以上で
文教厚生委員会の
行政調査報告を終わります。
◯議長(左近充 諭議員)
これで諸般の報告を終わります。
◯議長(左近充 諭議員)
日程第4「報告第1号 平成28年度伊佐市
一般会計予算継続費繰越計算書について」から日程第6「報告第3号
菱刈泉熱開発有限会社経営状況について」まで、以上、報告3件を議題とします。
市長の報告を求めます。
市長 隈元 新君。
◯市長(隈元 新君) 登 壇
おはようございます。
平成29年第2回
伊佐市議会定例会の開会に当たり、「報告第1号」から「報告第3号」までの3件について説明申し上げます。
まず、「報告第1号 平成28年度伊佐市
一般会計予算継続費繰越計算書について」説明申し上げます。
本件につきましては、
汚泥再生処理センター施設整備事業の平成28年度の執行残額2億6,317万9,000円を平成29年度に繰り越しましたので、
地方自治法施行令第145条第1項の規定により
繰越計算書を調製し、ここに報告するものであります。
次に、「報告第2号 平成28年度伊佐市
一般会計予算繰越明許費繰越計算書について」説明申し上げます。
本件につきましては、
市民窓口事務事業、
臨時福祉給付金経済対策分、
私立保育所運営支援事業、
畜産基盤再編総合整備事業、
畜産クラスター事業、
農地管理事業、
道路維持管理事業、
市道維持管理事業、
一般管理道路新設改良、過疎債・
路線整備事業、
社会資本整備総合交付金事業、
浸水対策道路整備事業、
橋梁長寿命化修繕事業、
河川維持管理事業、
小学校小規模改修事業、中学校大
規模改修事業、
農地農業用施設災害復旧事業、
市単独土木災害復旧事業、以上18事業の総額10億5,736万2,000円のうち9億210万1,000円を平成29年度に繰り越しましたので、
地方自治法施行令第146条第2項の規定により
繰越計算書を調製し、ここに報告するものであります。
次に、「報告第3号
菱刈泉熱開発有限会社経営状況について」説明申し上げます。
第22期
事業報告書の1ページをお開きください。当期の概要について説明申し上げます。
平成29年3月末の
給湯先件数は、前期末と変わらず17件で、給湯量は、前期末より毎分30リットル減の毎分815リットルであります。
業績につきましては、2ページ以降で説明申し上げます。
2ページをお開きください。
まず、資産の部は、流動資産に預金423万9,800円及び売掛金3万3,000円の合計427万2,800円となります。
負債及び資本の部については、流動負債に未払費用13万円及び未
払法人税等7万966円、資本金に300万円、剰余金に
前期繰越利益114万4,452円、当期純損失7万2,618円の合計427万2,800円であります。
次に、3ページの
損益計算書について説明申し上げます。
営業損益の部の売上高は、旅館等に給湯している湯料で234万7,800円であり、これから売上原価209万9,439円及び
一般管理費25万260円を差し引いた
営業損益は、1,899円の赤字となっております。
この
営業損益に
営業外収益を加えた
経常利益は
マイナス1,652円となり、これから法人税及び
住民税等7万966円を差し引いた
当期利益は
マイナス7万2,618円になりまして、
前期繰越損益を加えた当期未
処分利益は107万1,834円であります。
次に、4ページの
株主資本等変動計算書について説明申し上げます。
資本金は、伊佐市と菱刈鉱山が30株ずつの計60株保有しております。1株5万円であります。
繰越利益剰余金の当
期末残高は107万1,834円。
株主資本合計及び純資産の当
期末残高は、407万1,834円となります。
次に、第23期
事業計画書について説明申し上げます。
売上高は203万9,000円を見込んでおります。原価計は200万3,000円、
一般管理費は25万円、
営業利益は
マイナス21万4,000円となり、これに
営業外利益1,000円を加え、法人税及び
住民税等7万円を差し引いた
当期利益は、
マイナス28万3,000円を見込んでおります。
今後も厳しい経営が予想されますが、引き続き経費の一層の節減を図るよう努めてまいります。
以上で、報告3件の説明を終わります。
◯議長(左近充 諭議員)
ただいま市長の報告が終わりました。
これから質疑を行います。
ただいまの報告について、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(左近充 諭議員)
質疑なしと認めます。
質疑を終わります。
◯議長(左近充 諭議員)
日程第7「議案第42号
工事請負契約の締結について」を議題とします。
市長の提案理由の説明を求めます。
市長 隈元 新君。
◯市長(隈元 新君) 登 壇
「議案第42号
工事請負契約の締結について」説明申し上げます。
本件につきましては、平成32年に開催される国民体育大会のカヌー競技場を整備するため、伊佐市菱刈カヌー競技場艇庫建築工事の指名競争入札を実施した結果、1億9,764万円で伊佐市大口里853番地2、林建設株式会社本店が落札し、5月17日に建設工事請負仮契約を締結いたしましたので、地方自治法第96条第1項第5号及び伊佐市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものであります。
工事の概要につきましては、鉄骨造2階建て、延べ床面積384.27平方メートルの艇庫並びに延べ床面積575.57平方メートルの管理事務室及び会議室等を備えた建屋を建築するものでございます。
以上、「議案第42号」についての説明を終わります。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
◯議長(左近充 諭議員)
ただいま市長の提案理由の説明が終わりました。
ここで、議案の内容を精査し、質疑の発言通告書を提出していただくため、しばらく休憩します。
△休 憩△(10時31分)
△再 開△(10時32分)
◯議長(左近充 諭議員)
休憩前に引き続き会議を再開します。
ただいまのところ発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。質疑を終わります。
◯議長(左近充 諭議員)
次に、議案の委員会付託省略についてお諮りします。
ただいま議題となっております「議案第42号」については、会議規則第37条第3項により、委員会付託を省略したいと思います。
これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(左近充 諭議員)
異議なしと認めます。
したがって、「議案第42号」については、委員会付託を省略することに決定しました。
◯議長(左近充 諭議員)
これから「議案第42号」について討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(左近充 諭議員)
討論なしと認めます。
討論を終わります。
◯議長(左近充 諭議員)
これから採決します。
「議案第42号
工事請負契約の締結について」を原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(左近充 諭議員)
異議なしと認めます。
したがって、「議案第42号」は原案のとおり可決されました。
◯議長(左近充 諭議員)
日程第8「議案第43号 平成29年度伊佐市一般会計補正予算(第2号)」から日程第11「議案第46号 ひしかり交流館及び菱刈パークゴルフ場の指定管理者の指定について」まで、以上、議案4件を議題とします。
市長の提案理由の説明を求めます。
市長 隈元 新君。
◯市長(隈元 新君) 登 壇
「議案第43号」から「議案第46号」までについて説明申し上げます。
まず、「議案第43号 平成29年度伊佐市一般会計補正予算(第2号)」について説明申し上げます。
今回の補正は、市内商工業者が行う浄化槽改修工事に伴う経費のほか、国、県の補助事業費の内定等に伴う措置について所要の措置を行っております。
補正の主な内容について、歳出から順次説明いたします。
まず総務費につきましては、一般財団法人自治総合センターに申請していた一般
コミュニティ助成事業と地域の芸術環境づくり助成事業が採択されたことに伴う経費を新たに措置したほか、庁内サーバーの保守業務委託に追加の措置を講じております。
民生費につきましては、介護保険事業特別会計への繰出金に追加の措置を講じ、衛生費につきましては、病院群輪番制病院運営事業及び汚泥再生処理センター建設にかかわる経費の財源について所要の措置を講じております。
農林水産業費につきましては、国の産地パワーアップ計画に基づく経費について新たに措置し、林業費につきましては、林道山ノ神線及び林道西ノ山線の工事費に追加の措置を講じております。
商工費につきましては、市内商工業者が行う浄化槽改修工事への補助及び県が行うむらの魅力活用実践事業への補助に要する経費について新たに措置したほか、ふるさと納税の返礼事務にかかわる経費について追加の措置を講じております。
土木費につきましては、
浸水対策道路整備事業、
橋梁長寿命化修繕事業及び小水流団地建替2期工事にかかわる財源について所要の措置を講じ、消防費につきましても、高規格救急車の更新にかかわる財源について所要の措置を講じております。
教育費につきましては、教職員の定数増に伴うパソコン購入及び給食センターの洗浄室床補修にかかわる経費について新たに措置し、災害復旧費につきましては、農林業施設災害復旧及び土木災害復旧にかかわる経費について追加の措置を講じております。
以上、歳出について説明いたしましたが、歳入につきましては、県支出金、財産収入、寄附金、繰入金及び諸収入に増額の措置を講じ、国庫補助金及び市債に減額の措置を講じております。
この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,342万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ178億8,912万4,000円とするものであります。
このほか、債務負担行為について、戸籍電算システム更新事業、両面印刷機賃借料並びにひしかり交流館及び菱刈パークゴルフ場指定管理について新たに措置し、地方債において、公営住宅建設事業ほか2件について限度額の変更を行う措置を講じております。
次に、「議案第44号 平成29年度伊佐市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)」について説明いたします。
今回の補正につきましては、歳出において、前期高齢者納付金にかかわる経費について追加措置を講じております。
この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ104万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ48億9,004万7,000円とするものであります。
次に、「議案第45号 平成29年度伊佐市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」について説明いたします。
今回の補正につきましては、歳出において介護予防・生活支援サービス事業費請求に伴う審査手数料について、新たに措置を講じております。
この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ40万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ31億6,040万円とするものであります。
次に、「議案第46号 ひしかり交流館及び菱刈パークゴルフ場の指定管理者の指定について」説明いたします。
本件につきましては、伊佐市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の規定に基づき、株式会社鍋倉工務店を指定管理者として指定し、指定期間を平成29年10月1日から平成33年3月31日までとしたいので、地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものであります。
以上、議案4件について説明いたしましたが、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
◯議長(左近充 諭議員)
ただいま市長の提案理由の説明が終わりました。
◯議長(左近充 諭議員)
次に日程第12「議案第47号 財産の減額譲渡」についてを議題とします。
ここで、地方自治法第117条に基づき、12番 畑中 香子議員の退席を求めます。
(12番 畑中 香子議員 退席)
◯議長(左近充 諭議員)
市長の提案理由の説明を求めます。
市長 隈元 新君。
◯市長(隈元 新君) 登 壇
「議案第47号 財産の減額譲渡」について説明申し上げます。
本件につきましては、社会福祉法人明生福祉会に、当該法人が運営する湯之尾保育園に隣接する市有地の一部を無償で貸し付けておりましたが、当該法人から当該市有地の全部について減額譲渡の要望があり、社会福祉法に規定する第2種社会福祉事業の用に供されることを考慮し、適正譲渡価格からその50%の額と整地に要する額を減額した価格で譲渡するため、地方自治法第96条第1項第6号の規定により議会の議決を求めるものであります。
以上、「議案第47号」についての説明を終わります。
よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
◯議長(左近充 諭議員)
ただいま市長の提案理由の説明が終わりました。
ここで、12番 畑中 香子議員の着席を求めます。
(12番 畑中 香子議員 着席)
◯議長(左近充 諭議員)
以上で、本日の日程は全部終了しました。
本日はこれで散会します。
△散 会△(10時41分)
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