│ │5
│会計補正予算(第2号)の
専決処分について)
│ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│5
│議案│霧島市
公告式条例の一部改正について
│ │
│ │46
│ │ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│6
│議案│霧島市
障害者施策推進協議会条例の一部改正について
│ │
│ │47
│ │ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│7
│議案│霧島市
老人福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部
│ │
│ │48
│改正について
│ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│8
│議案│霧島市営住宅の設置及び管理に関する条例及び
霧島市営単独│ │
│ │49
│住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正について
│ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│9
│議案│霧島市
人事行政の
運営等の状況の公表に関する条例の一部
改│ │
│ │50 │正について
│ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│10
│議案│霧島市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する
基準│ │
│ │51 │を定める条例の制定について
│ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│11
│議案│霧島市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定め
│ │
│ │52 │る条例の制定について
│ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│12
│議案│霧島市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に
│ │
│ │53 │関する基準を定める条例の制定について
│ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│13
│議案│請負契約の締結について
│ │
│ │54
│ │ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│14
│議案│請負契約の締結について
│ │
│ │55
│ │ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│15
│議案│請負契約の締結について
│ │
│ │56
│ │ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│16 │議案│和解することについて
│ │
│ │57
│ │ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│17
│議案│土地の取得について
│ │
│ │58
│ │ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│18
│議案│平成26年度霧島市
一般会計補正予算(第3号)について
│ │
│ │59
│ │ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│19
│議案│平成26年度霧島市
介護保険特別会計補正予算(第1号)に
│ │
│ │60 │ついて
│ │
├──┼──┼───────────────────────────┼──────┤
│20
│選挙│鹿児島県
後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について
│ │
│ │2
│ │ │
└──┴──┴───────────────────────────┴──────┘
2.本日の
出席議員は次のとおりである。
1番 コ 田 修 和 君 2番 平 原 志 保 君
3番 阿 多 己 清 君 4番 木野田 誠 君
5番 中 馬 幹 雄 君 6番 中 村 満 雄 君
7番 宮 本 明 彦 君 8番 前 島 広 紀 君
9番 有 村 隆 志 君 11番 中 村 正 人 君
12番 松 元 深 君 13番 池 田 綱 雄 君
14番 厚 地 覺 君 15番 新 橋 実 君
16番 常 盤 信 一 君 17番 植 山 利 博 君
18番 塩井川 幸 生 君 19番 岡 村 一二三 君
20番 池 田 守 君 21番 下深迫 孝 二 君
22番 今 吉 歳 晴 君 23番 蔵 原 勇 君
24番 前川原 正 人 君 25番 時 任 英 寛 君
26番 宮 内 博 君
3.本日の
欠席議員は次のとおりである。
10番 志 摩 浩 志 君
4.会議に出席した
議会事務局の職員は次のとおりである。
議会事務局長 濱 ア 正 治 君
議事調査課長 新 町 貴 君
議事グループ長 宮 永 幸 一 君
調査グループ長 内 田 大 作 君
書 記 村 上 陽 子 君 書 記 甲 斐 平 君
5.
地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。
市 長 前 田 終 止 君 副 市 長 平 野 貴 志 君
副 市 長 中 村 孝 君 総 務 部 長 川 村 直 人 君
企 画 部 長 中 村 功 君
生活環境部長 塩 川 剛 君
保健福祉部長 花 堂 誠 君
農林水産部長 馬 場 勝 芳 君
商工観光部長 藤 山 光 隆 君 建 設 部 長 川 東 千 尋 君
消 防 局 長 木佐貫 誠 君
会計管理部長兼 邉 田 政 弘 君
会 計 課 長
水 道 部 長 小 野 博 生 君 総 務 課 長 満 留 寛 君
財 務 課 長 山 口 昌 樹 君
企画政策課長 堀 切 昇 君
教 育 長 田 肥 文 君 教 育 部 長 越 口 哲 也 君
6.会議のてん末は次のとおりである。
「開 会 午前10時00分」
○議長(
常盤信一君)
ただいまから平成26年第3回
霧島市議会定例会を開会します。直ちに本日の会議を開きます。
△ 諸般の報告
○議長(
常盤信一君)
議事に入ります前に諸般の報告をします。お手元に「議長等の出席した主な行事について」,「
地方自治法第180条第1項の規定により
専決処分した事件の報告2件」,「
軽度外傷性脳損傷の周知,及び
労災認定基準の改正などを求める陳情書」,「
子ども子育て3法に関わる豊かな子どもの育ちのための要請書」,「『生涯
現役社会の実現』に取り組む
シルバー人材センターへの支援の要望」を配付しておりますので,後ほど御覧ください。以上で諸般の報告を終わります。それでは,お手元に配付しました
議事日程に基づき会議を進めてまいります。これより議事に入ります。
△ 日程第1
会議録署名議員の指名について
○議長(
常盤信一君)
日程第1,
会議録署名議員の指名についてを議題とします。9番,
有村隆志議員,11番,
中村正人議員,以上2名を指名します。
△ 日程第2 会期の決定について
○議長(
常盤信一君)
次に,日程第2,会期の決定についてを議題とします。お諮りします。今
定例会の会期は,本日から平成26年10月1日までの30日間としたいと思いますが,これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と言う声あり]
御異議なしと認めます。したがって,会期は,本日から平成26年10月1日までの30日間と決定しました。
△ 日程第3 閉会中における
所管事務調査の報告
○議長(
常盤信一君)
次に,日程第3,閉会中における
所管事務調査の報告であります。
総務文教常任委員長の報告を求めます。
○
総務文教常任委員長(
池田綱雄君)
平成26年7月31日に,
教育部関係の2件に係る
所管事務調査を行いましたので,その内容について御報告いたします。まず,
霧島市立小学校及び
中学校の
通学区域の現状と今後の取組について調査しました。執行部の説明では,本市は,
霧島市立小学校及び
中学校の
通学区域に関する規則により,児童・生徒が通学すべき学校をそれぞれ指定している。直近の
通学区域の改正を行った例としては,従来は
舞鶴中学校区であった
向花小学校を平成27年度4月から
国分中学校区にするものがある。これは,
舞鶴中学校の生徒数増加により,
使用教室数の不足などが
学校運営に支障を来す見込みから,「
舞鶴中学校区における
学校規模の
適正化及び
通学区域の見直し」について,
霧島市立小・中学校規模及び
通学区域等適正化審議会で審議していただき,その答申を受け,
PTAや
地域住民への
説明会を開催し,通学路の
安全対策や児童・生徒,
保護者の個別の事情に対応した。その結果,
保護者や地域の方々の理解を得ることができたと判断し,「
向花小学校区を
国分中学校区に」改正したところである。本年度は
校区変更の
準備期間としたことから,
向花小学校卒業生の54名のうち27名が
国分中学校に入学したところである。今後の取組については,
国分小学校と
舞鶴中学校が平成31年度以降,児童・生徒数増加により,
学校運営に支障を来すことが予想されることを含め,市内全ての
小・中学校を対象とした
学校規模の
適正化及び
通学区域の見直しについて,「
公立学校等適正規模化検討委員会」を開催し,国の動向も踏まえつつ,
学校教育の質の確保や中・長期のふるさとづくりの視点に立った
通学区域の
在り方等について検討を進めていくとの説明がありました。主な質疑では,「
向花小学校区を
国分中学校区に改正したことで,兄弟で
中学校が分かれる場合があると思うが,その調整はどうなるのか。考慮してもらえるのか」との質疑に,「例えば,
舞鶴中学校と
国分中学校で離れ離れ,それぞれ違う学校になる場合があって,どうしても一緒の学校に行きたいということであれば,ケースに応じて
舞鶴中学校に行くことが対応できるようにしているところである」との答弁。「
霧島市立小・中学校規模及び
通学区域等適正化審議会での議論で,特徴的なものはどういうものがあったのか」との質疑に,「どこの
通学区域を変更していくのかということは,特に,
自治公民館とか校区がいろいろ重なっている状態で,線の引き方が非常に難しい。市内では,
自治公民館区が入り組んできっちり線が引けない状況があって,そういうことが議論になった」との答弁。「
適正化審議会の
在り方等についても,子育て中の方,若しくは今後,子育てをする人たちを中に入れて議論を検討したほうがいいのでは」との質疑に,「前回の
舞鶴中学校区の見直しの際のメンバーには,
保護者代表として,学校の
PTA会長が4名参加していただいている。今後,全体的な校区の見直しを行う場合に,委員の人選については検討することになるので,今の御意見も参考にさせていただきたい」との答弁。「市内の学校には,10人規模の3クラスの
完全複式学級で,
特認校制度を導入しているところもあるが,特認と地元の児童数はどのような状況か」との質疑に,「
平山小学校は,児童数13名のうち特認が7名で,地元が6名。
塚脇小学校は,18名のうち特認が8名で,地元が10名。
持松小学校は,14名のうち特認が1名で,地元が13名である」との答弁。「こういう
小規模校の在り方というのが,全国でも話題になってきているが,
子供たちの教育ということを考えた場合に,霧島市も本当に考えなければならないと思う。実際,
審議会等を経ていろいろ議論がされていく中で,各
学校等の
説明会で地域から猛反発等を受けることもあるかと思うが,現在,
教育委員会としてはどういう気持ちでいるのか」との質疑に,「現在,国のほうでは,
小規模校の統廃合については前向きな施策をとっているところであるが,霧島市は現在,できるだけ地域に根ざした
学校づくりということで進めてはいる。ただ,今,
特認校の特認生で何とか学級数を維持しているところもあるので,
特認校としての特色を何とか生かしながら
学校維持をすることと,隣接校との
共同学習等をできるだけ進めたいと考えている」との答弁。ほかにも質疑がありました。次に,
小・中学生が所持する
通信機器の学校内での取扱いと,
使用全般に対する
危機管理について調査しました。執行部の説明では,平成25年10月に実施した
携帯電話インターネット利用状況実態調査結果によると,本市における
自分専用の
携帯電話所持者の割合は,小学生21.3%,中学生26.1%であり,
小・中学生とも
県平均とほぼ同じ割合である。そのうち,
スマートフォン所持者の割合は,小学生2.5%,中学生11.8%であり,小学生の
県平均12.4%,
中学校の
県平均45.9%に比べると低い状況である。学校内での取扱いについて,学習に必要ない道具であることや,万一連絡が必要になった場合は
学校職員が対応するという考えから,市内の
中学校14校においては,
携帯電話の学校への持込みは例外なく認めていない。なお,小学校35校のうち28校は学校への持込みは認めていないが,7校については
単独下校時の
安全確保など,
条件付きでの持込みを認めている。
携帯電話,特に
スマートフォンの普及により,
犯罪被害に巻き込まれるケースやいじめ問題,
ネット依存による悪影響など全国的に大きな社会問題になっており,学校・家庭が連携して取り組む重要な課題である。このような実態を踏まえ,
携帯電話等の
使用全般に対する
危機管理について,学校では児童・生徒への指導と
保護者への啓発に取り組んでいる。児童・生徒への指導は
専門機関,警察,企業等の
外部講師や教職員による講話,
啓発パンフレットやDVDを使用した指導などで,
携帯電話等の使用における
トラブルの
未然防止と
危機管理能力の育成に取り組んでいる。また,
保護者への啓発は
PTAや
家庭教育学級等の機会に,
携帯電話や
スマートフォンを児童・生徒に持たせる功罪,
トラブルの
早期発見や
携帯電話の
フィルタリング設定,使用時間の制限や家庭内の
保管場所などの
家庭内ルールの設定など,家庭での予防策などについて
啓発パンフレットを活用した講話を実施している。さらに,
学校職員は常に新たな
携帯電話に関わる問題に対応できるよう,
管理職研修会や
生徒指導主任等研修会,
メディアセンターが行う
情報教育研修講座などで児童・生徒への指導や
保護者への啓発ができるよう研修を実施しているところである。以上の取組を通して,学校と家庭のそれぞれの役割を明らかにしながら,児童・生徒の実態や
発達段階,地域の実情などを考慮し,
携帯電話等の
通信機器の使用に関する正しい知識と,
事故防止のための
安全指導の充実を図りたいとの説明がありました。主な質疑では,「
携帯電話・
スマートフォン等の持込みなどの
ルールづくりなどは,学校を中心にされているかと思うが,今,問題になっているのが
LINE等でのいじめ問題が大きく取り上げられ,それでもう死人が出ている状態だったりしている。この
スマートフォン等の使用で,ある地域では,午後9時以降は
使用禁止とかを
町ぐるみで決めたりしているところもあるようだが,そういうことを
教育委員会としては,求めていくのか」との質疑に,「
教育委員会として,
保護者とどのような関わりを持ちながら,そしてどういう形で進めていくのかというのは,まだ市として方向性を出してやっていないが,一緒にやらなければならない喫緊の課題であるということは認識している。大切な御指摘だと承り,しっかりと早急に検討させていただきたい」との答弁。「
子供たちに対する
スマートフォンの勉強会をされているということだが,それは年に1回なのか,親も入れて行っているのか」との質疑に,「鹿児島県
教育委員会が作成した,
スマホ時代の
ネットトラブル予防教室というDVDを,全ての学校に配布している。
PTAでこれを使って親子に見せる学校,
子供たちを対象に見せる学校,あるいは
保護者向けにという形で様々な取組をしている。また,
中学校では技術の授業の中で,この
情報モラルに関する内容を取り扱ったりしている」との答弁。「この問題については,
教育委員会部局のほうがイニシアチブを取って,学校のほうにも時間を割いて取り組む要請をしていくというのが今,求められていると思うが」との質疑に,「
教育委員会の所管の中に,
PTAの
連絡協議会あるいは市の
校外生活指導連絡会がある。そういう組織と一緒になって,今回,御指摘いただいた課題について検討をして,早急に各家庭までしっかりと伝わるように,
スピード感を持って対応したい」との答弁。ほかにも質疑がありました。最後に,
委員長報告に付け加える点として,
通学区域の見直しについては,検討をしていくということで示された。どうなるか分からないが,気になるのは
小規模校の在り方である。本当に子供の思い,
保護者の思いというものをしっかりと議論していただきたい。10人規模でいい面もあるが,
子供たちはやはり
競争意識を持って一緒にやれる環境がいいのではないかと思っている。絶対統廃合ありきではないが,しっかりとそこらに気持ちを込めて,
子供たち及び
保護者のために
学校づくりの策定をしてほしいという意見と,
スマートフォンについては,携帯も含めて今,所持率が小学生21.3%,中学生26.1%という説明であったが,まだ所持していない子供が過半数以上と,相当数いる状況である。今,問題になっているのはその利活用の部分であるので,これから買い与える親に対しての
注意喚起を並行して行うべきである。あくまでも親の責任で買い与えていることから,その
利用方法を
教育委員会や学校だけに頼っているというのは親として無責任だと思うが,買い与える前の注意を呼び掛ける
指導等も必要であり,そういった部分は
教育委員会でやるべきではないかと考えるという意見があったことを申し添え,以上で,
所管事務調査2件についての報告を終わります。
○議長(
常盤信一君)
以上で,閉会中における
所管事務調査についての報告を終わります。
△ 日程第4 報告第5号
専決処分した事件の承認について(平成26年度霧島市一
般会計補正予算(第2号)の
専決処分について)から
日程第19 議案第60号 平成26年度霧島市
介護保険特別会計補正予算(第1号)
についてまで
一括上程
○議長(
常盤信一君)
次に,日程第4,報告第5号,
専決処分した事件の承認について(平成26年度霧島市
一般会計補正予算(第2号)の
専決処分について)から,日程第19,議案第60号,平成26年度霧島市
介護保険特別会計補正予算(第1号)についてまで,以上16件を一括し,議題とします。提案者の説明を求めます。
○市長(
前田終止君)
はじめに,7月から8月にかけて
全国各地で発生した
局地的集中豪雨や台風により,多くの死者,
行方不明者を伴う被害が発生いたしました。お亡くなりになられた方々の御冥福をお祈り申し上げますとともに,被災されました方々に心からお見舞い申し上げ,1日も早い復興を願うものでございます。本市では,被災された皆様への
災害救援活動の一環として,市役所の本庁及び各
総合支所に「広島県,京都府及び兵庫県への
災害義援金」の募金箱を8月27日に設置いたしました。また,先の
四国地方での豪雨時には,交流を続けております高知県高知市と徳島県阿南市の両市長に,電話でのお見舞いを申し上げるとともに
被災状況等をお伺いし,
人道的支援として,本市で生産・販売しております関平鉱泉水をいち早くお届けしたところでございます。さて,我が国の
経済状況につきましては,4月の
消費税率引上げに伴う景気の動向が懸念される中,政府による
経済政策の着実な実行により,8月の「
月例経済報告」では,国内の景気は緩やかな
回復基調が続いていると発表されています。しかしながら,依然として地方や
中小企業では
景気回復の実感が乏しいことは否めないところでございます。また,5月には,有識者からなる「
日本創生会議」が,
人口減少に伴い,全国の約半数の自治体が将来消滅する可能性があるという衝撃的な試算を示しました。政府は,これらを踏まえ,「
地方創生」の施策を前面に打ち出し,
人口減少対策や地域経済活性化などに取り組む「まち・ひと・しごと創生本部」を発足させ,「アベノミクス」の効果を全国に普及させる地方版の「ローカル・アベノミクス」を策定する方針で,安倍首相は「
スピード感を持って地方支援に全力をあげる」と述べており,政府において,これらの施策に全力で取り組まれることを大いに期待しているところでございます。このような中,私と致しましても,国の動向を的確に捉えながら,「世界にひらく,人と自然・歴史・文化がふれあう都市」をまちづくりの基本理念とし,「人と自然が輝き,人が拓く,多機能都市」の実現を目指して策定いたしました「第一次霧島市総合計画」や市民の皆様への「お約束」に基づき,迅速かつ的確な施策を着実に進めることにより,本市が抱えている様々な課題にしっかりと取り組み,誰もが「このまちに住みたい」,「住んで良かった」と実感できる質の高い市民生活の実現を目指してまいりたいと存じます。次に,「県営スーパーアリーナ」の誘致活動につきましては,誘致期成会の皆様方を中心に,市民の皆様方から絶大なる御支援を頂き,正に「オール霧島」の体制の下,街頭署名を始め,自治会や誘致期成会の構成団体内,更には各種イベントなど,様々な形で署名活動を展開してまいりました。その結果,当初の目標でございました7万人を大きく上回る7万5,126人の皆様方から御署名を頂くことができ,私は誘致期成会共同代表の立場として,他の共同代表の方々と共に7月30日に県庁において,県知事宛ての要望書に「霧島市民の皆様方の熱き思い」のこもった75,126人の署名簿を添え,本市への施設建設を強く要望してまいりました。私は,これまで誘致が実現することによる本市への経済波及効果はもちろんのこと,スポーツや様々な文化的行事を通じて,将来を担う
子供たちにも夢を与えられるとともに,県都である鹿児島市への公共施設の一極集中ではなく,将来を見据えた県土の均衡ある発展のためにも本市へ誘致することが,市民利益・県民利益の向上にもつながるものと申し上げてまいりました。第1段階の目標でございます署名簿の提出は終えましたが,今後は鹿児島県の動向を見極めながら,誘致期成会の皆様方を始め,市民の皆様と一丸となった「オール霧島」の体制を引き続き堅持し,これまで同様,強力に誘致活動を進めてまいる所存でございます。次に,8月26日から宮崎市で開催されておりました「第68回全国茶品評会出品茶審査会」におきまして,本市が団体部門優勝の「産地賞」を受賞するとともに,溝辺町の有限会社福永製茶が個人部門優勝の「農林水産大臣賞」を受賞され,ダブル受賞という栄誉に輝きました。平成22年度から24年度まで3年連続で産地賞を受賞し,昨年は惜しくも逃しましたが,生産者の揺るぎない努力と関係機関の御協力により,「霧島茶」が名実共に日本一に返り咲くことができました。今後とも「霧島茶」ブランドの確立と更なる販路拡大に努めてまいりたいと存じます。次に,大変喜ばしい話題と致しまして,先月開催された平成26年度全国高等学校総合体育大会柔道競技大会において,国分中央高等学校スポーツ健康科3年生の前田千島さんが女子52キロ級で準優勝されるとともに,スポーツ健康科2年生の前野彩さんが女子57キロ級で5位に入賞されました。また,同月開催された第27回全日本高校・大学ダンスフェスティバルにおいて,国分中央高等学校ダンス部が準入賞を受賞されました。このように,本市の高等学校の生徒たちが全国の舞台で活躍されましたことは,地元として非常に大きな喜びであり,心から皆さんと共にお祝い申し上げたいと思います。さらに,7月に開催された全国高等学校野球選手権鹿児島大会において,国分中央高等学校野球部が初の準決勝進出を果たし,地元を大いに盛り上げていただいたところでございます。昨年がベスト8,今年がベスト4と,年々躍進し,甲子園への期待も高まっております。教職員の熱心な御指導や
保護者の支えはもとより,平成23年度学科再編によりスポーツ健康科を新設したことの大きな成果の表れではと,非常にうれしく感じているところであります。今後,国分中央高等学校の各学科・部活動の更なる活躍を市民の皆様方と共に心から御期待申し上げます。また,日本一の活躍の情報がもう一つ入ってまいりました。全国の
中学校総体,これが四国の香川県で行われたわけでございますが,この大会に鹿児島県勢として,陸上の男子走り高跳びに久保木春佑君,鹿児島第一
中学校でございますが,1m96pを跳び優勝,つまり日本一の中学生誕生ということでございます。6年後にオリンピックがあるわけでございますが,昨日表敬訪問で私のところを訪ねてくれましたけれども,目指せオリンピックで大いに期待が掛かるところでございます。皆さんと共にまた,久保木君の更なる成長を御期待申し上げたいと存じます。それでは,本日ここに,平成26年9月定例市議会の開会に当たりまして,6月議会以降これまでの市政運営の状況報告を申し述べますとともに,今回,提案いたしております議案等につきまして,その概要を御説明申し上げ,議員各位を始め市民の皆様方の御理解と御協力を賜りたいと存じます。まず,市政運営の状況につきまして,総合計画の七つの政策体系に沿って御説明申し上げます。一つ目の「快適で魅力あるまちづくり」についてでございます。交通体系の充実につきましては,平成23年度に事業着手しました「しらさぎ橋」の橋台2基と橋脚4基の下部工全てが本年9月末までに完成する予定であることから,8月12日に橋梁上部工の入札を行い,8月18日にコーアツ・鎌田・ヤマグチ特定建設工事共同企業体と工事請負仮契約を締結し,今定例議会に工事請負契約議案を提案いたしております。この工期は,平成28年10月31日までの予定としているところであり,橋長277m,幅員16mの規模を誇る「しらさぎ橋」の平成29年3月末までの完成を目指し,取付道路や高欄,照明設備等の橋梁附帯工事を計画的に進めてまいります。次に,二つ目の「自然にやさしいまちづくり」についてでございます。自然環境の保全につきましては,環境学習の一環として,霧島の生物多様性豊かな環境を学ぶ「自然環境体験学習会」を8月3日に開催するとともに,海岸漂着物を活用した工作などを行いながら海辺の環境保全を学ぶ「海岸漂着物を使った環境学習会」を8月30日に開催し,いずれの学習会においても小学生を中心に多数の参加を頂いたところでございます。今後も引き続き,自然とのふれあいの大切さや自然環境保全の必要性について学ぶ体験型学習会等の開催に努めてまいります。生活環境の向上につきましては,環境に関する啓発活動の一環として,6月5日の環境の日に合わせ,6月2日から13日にかけて,国分シビックセンターにおいて,「霧島の環境を守るパネル展」を開催いたしました。開催期間中は,地域美化活動や環境に対する本市の様々な取組の紹介を行うなど,市民の皆様に環境への関心と理解を深めていただく機会になったものと考えているところでございます。循環型社会の形成につきましては,福山町の「まきのはら運動公園」南側に整備を進めておりました「霧島市一般廃棄物管理型最終処分場」がこの度完成し,これまで県外処分で対応しておりました本市の一般廃棄物の最終処理を,独自で適正に完結処理する体制を整えることができました。私は,本施設の整備につきましては,各種の
説明会や戸別訪問の実施により,地元の皆様方に疑問や不安感を解消していただき,十分に理解・納得いただくことが重要であると考え,誠心誠意対応させていただいたところでございます。その間,地元の皆様方には,重要な事柄に関し真摯に御協議いただき,御理解と御協力を賜りましたことを,この場をお借りしまして深く感謝申し上げます。また,市議会においても,本施設の必要性や安全性などについて,議論を重ねていただき,整備計画等について議決いただいたところでございます。これらの経緯を踏まえ,安心安全な施設を目指し,最新技術による水処理施設の設置を要しないクローズド式の,国内トップレベルの管理型最終処分場として整備したところでございます。今後につきましては,地元の皆様方との約束である協定に基づき,適正な管理・運用に努めてまいります。次に,三つ目の「活力ある産業のまちづくり」についてでございます。観光業の振興につきましては,35周年を迎えた霧島国際音楽祭の魅力をアジアに向けて発信する「台湾公演」が8月6日,台北「中正文化センター」で開催されましたことから,私は教育長と共に県知事をトップとする台湾公演訪問団の一員として,8月5日から7日までの3日間の日程で公演に出席するとともに,政府関係機関や航空会社などを精力的に訪問し,霧島国際音楽祭の更なる認知度の向上や開催地霧島の魅力を存分に紹介するなど,トップセールスを行ってまいりました。また,台湾台南市の温泉旅館組合との民間レベルによる交流事業の推進など,国際空港所在地として外国人観光客の誘客に積極的に取り組んでいるほか,国立公園「霧島」誕生記念事業の一環として,九州・山口におけるトレッキングショップキャンペーンの実施など,国内外において誘客活動を展開しているところでございます。次に,本市の特産品であり,貴重な自主財源となっている関平鉱泉につきましては,関平鉱泉所整備基本構想に基づく実施設計が完了したことから,新工場の整備を着実に進めてまいります。次に,四つ目の「育み磨きあうまちづくり」についてであります。
学校教育の充実につきましては,7月23日,国分総合プールで「平成26年度霧島市小学校水泳記録会」を実施いたしました。この記録会は,水泳を通して児童の体力・気力・泳力の向上や,互いの交流を通した豊かな人間性を育むことを目的に例年開催しているものでございまして,今年度は市内小学校の5・6年生,約450人が参加する中,八つの新記録が出るなど,充実した大会となりました。青少年の健全育成につきましては,中学生が英会話の楽しさや異文化の素晴らしさを学ぶためのイングリッシュサマースクール「きりしまっ子立志塾」を7月18日から実施し,また,
小・中学生が海や山,川などの体験活動等を通して自然の大切さを学び,他人への思いやりを育む機会とするため「いざ行け!きりしま探検隊」を7月21日から実施したところでございます。今後におきましても,本市の豊かな自然や地域の素材等を活用した様々な活動を実施し,社会性や郷土愛を有するこころと身体のバランスのとれた青少年の健全育成に努めてまいります。文化の振興につきましては,8月9日から10日にNPO法人「きりしま創造舞台」の皆様による市民参加型ミュージカル「大隅浪漫〜1300年の時空を超えて〜」の公演が行われ,台風11号の接近が心配される中,2日間で延べ約1,600人の皆様が,会場内全てが一体となった素晴らしい舞台を堪能されました。私も会場へ足を運び,今回は観客として拝見いたしましたが,市民が子供から大人まで,出演者,裏方,観客など様々な立場で参加されているということを実感し,感銘を受けたところでございます。なお,今回は第30回国民文化祭のプレイベントとしての公演でございましたが,来年11月には国民文化祭の本市開催事業として,「霧島演劇祭」と銘打ち,新たな脚本,演出によるミュージカルを行う予定となっており,大いに御期待申し上げたいと存じます。次に,五つ目の「たすけあい支えあうまちづくり」についてでございます。消費税率の引上げに伴う,低所得者や子育て世帯の経済的負担への影響を緩和するため,暫定的・臨時的な措置として実施されている,臨時福祉給付金及び子育て世帯臨時特例給付金につきましては,対象となる可能性のある方々へ6月末に申請書等を送付し,郵送による受付を7月1日から,窓口での受付を7月14日から開始し,第1回目の給付日となる8月20日に,臨時福祉給付金は5,141件,9,264万円,子育て世帯臨時特例給付金は3,222件,5,718万円を給付したところでございます。両給付金とも受付期限を10月1日としており,今後,申請忘れがないように周知を図るための広報を行うとともに,引き続き円滑な給付に努めてまいります。次に,六つ目の「共生・協働のまちづくり」についてでございます。国際交流の推進につきましては,前述の霧島国際音楽祭の台湾公演の機会に,中華民国の対日窓口機関である亜東関係協会を県知事らと共に訪問し,台湾との青少年,経済,文化などの多様な交流について,李会長以下協会幹部と意見交換を行ってまいりました。また,私は接近が予想された台風11号への対応を優先し,訪問を見送りましたけれども,8月8日から13日までの6日間,旧国分市時代から交流を継続しており,今年で10年目の節目に当たる青少年派遣事業の交流先であるマレーシアのセントフランシス学院を,市議会議長を始めとする霧島市訪問団及び霧島市国際交流協会訪問団9名の方が,青少年派遣事業に合わせて訪問し,学校関係者との会談や交流現場の視察等を行い,更なる交流促進をお願い申し上げたとの報告を受けたところでございます。さらに,今回で22回目となる「日韓親善子供大使友好の翼」事業では,霧島市内の小学校5・6年生13人が,8月7日から3泊4日の日程で釜山培英初等学校を訪問し,多くの皆さんと交流を深めた旨の御報告を頂いたところでございます。人権の尊重につきましては,「霧島市人権教育・啓発基本計画」に基づく,人権の教育・啓発活動の一環として,7月30日から8月8日にかけて,国分シビックセンターにおきまして「同和問題啓発パネル展」を開催し,同和問題についての正しい理解と認識を深めていただく活動を行ったところでございます。また,7月19日,霧島国分夏まつり会場において,拉致・特定失踪者の救護,被害者家族の支援のための署名・募金活動を実施いたしました。拉致被害者家族会協力の下,議員の皆様方と共に私を始め多くの職員が参加し,御来場の多くの皆様方から御支援・御協力を頂いたところでございます。なお,拉致問題につきましては,先の日朝政府間協議後,北朝鮮が拉致被害者らの再調査を行う特別調査委員会を設置するなど,全面的な解決に向けて前進する動きが見られることから,今後の動向に大きく期待しているところでございます。さらに,8月2日,横川健康温泉センターにおいて,「ハンセン病患者の人権問題」を重点項目とし,「霧島市じんけんフェスタ」を開催いたしました。当日は,社会学博士の林力さんによる「ハンセン病患者の父を誇りとして生きる」と題した講演のほか,地元で活躍中の「たけちゃん一座」による寸劇も披露され,多くの皆様方に御参加いただいたところでございます。今後も引き続き,市民の皆様に,分りやすく参加しやすい人権学習の場を提供してまいります。次に,七つ目の「新たな行政経営によるまちづくり」についてでございます。市民サービスセンター「コア・よか」につきましては,窓口サービスの拡充と致しまして,ひとり親家庭に対する医療費助成申請の受付業務の10月1日開始を目指して,現在,その準備を進めているところでございます。利便性の向上はもとより,子育て支援の推進にも資するものと考えております。建設工事等の入札制度改革につきましては,7月15日付けで,これまで1,000万円以上の建設工事で執行していた条件付一般競争入札を,700万円以上へと適用範囲の拡大を図るとともに,最低制限価格につきましても,算定方法を見直し,底上げを行ったことで,低価格入札のより一層の防止策を講じたところであります。さらに,これまで入札会場で執行していた指名競争入札について,10月から試行として電子入札を導入することとしており,これにより入札参加者の人的・時間的な負担が大幅に軽減されるのではないかと,期待しているところでございます。最後に,「広域的な施策の取組」について御報告申し上げます。錦江湾奥会議につきましては,第6回の会議が7月17日に垂水市で開催され,これまで四つの専門部会において協議検討した結果として,錦江湾クリーンアップ作戦の拡充や錦江湾奥の水質保全に向けた環境啓発活動,錦江湾奥地域の雄大な自然の名勝・景観などの写真を募集し,広く紹介する「錦江湾・桜島フォトコンテスト」の開催,桜島大噴火に備えた防災対策や,災害時相互協力体制の確立についてなどの協議がなされたところでございます。なお,環境・観光をテーマにした「国立公園再編への対応」及び「桜島大噴火に係る防災対策等」の協議を継続するとともに,それぞれの自治体が連携し,お互いに知恵を出し合い,協働し,地域活性化に取り組んでまいりたいと存じます。霧島ジオパークの推進につきましては,昨年世界ジオパーク推薦申請時に指摘された課題等の解決を図り,より充実したジオパークの仕組みを目指すとともに,本年予定されている日本ジオパーク再認定審査の準備を進めてまいります。また,世界認定に必要とされる世界ジオパークネットワークへの貢献及び霧島ジオパークの魅力を世界に向けて情報発信するために,9月18日からカナダで開催される第6回ジオパーク国際ユネスコ会議に参加してまいります。一方,来年度,霧島ジオパークにおいて開催予定の日本ジオパーク全国大会を環霧島地域が一体となって成功させるために検討会を立ち上げており,今月には準備委員会を設置し,南アルプスにて開催される全国大会に40名近い霧島ジオパーク関係者が参加する予定です。当該大会におきまして,大会運営方法等を把握するとともに来年度における霧島ジオパークでの開催を積極的にPRしていく所存であり,来年4月の実行委員会設置を本格的なスタートとして,大会の成功に向け万全の体制で臨んでまいります。次に,本日提案いたしております
専決処分いたしました事件1件,補正予算2件,条例に係る議案等13件につきまして,その概要を御説明いたします。まず,議案第59号,平成26年度霧島市
一般会計補正予算(第3号)について御説明いたします。今回の補正予算は,国・県に申請しておりました各種事業等について,事業採択等の通知があったことなどに伴う事業費の計上,及び緊急に対応が必要な公共施設等の改善・改修等に要する経費の計上,並びに梅雨前線及び台風に伴う被害に対する災害復旧費の計上などを主なものと致しております。歳入と致しましては,それぞれの事業に対する国・県支出金や市債等を特定財源とし,また平成25年度の決算剰余の一部等を一般財源として計上いたしております。歳出の主なものと致しましては,総務費では,寄付金等の増収と本市特産品等の販路拡大等の支援を目的として,市外からのふるさと納税に対して地元企業等と協力して答礼品の贈呈制度を導入し,魅力ある制度とするための経費や,社会保障・税番号制度の準備として電算システムを改修する経費などを,民生費では,地域包括ケア推進の一環として実施する,高齢者グループが行う社会貢献活動等を支援するための経費や,国分上小川地区に新たに放課後児童クラブの施設を整備するための経費などを,衛生費では,高齢者に対する肺炎球菌予防接種及び乳幼児に対する水痘予防接種が定期予防接種に追加されたことに伴い,医療機関での個別接種に要する経費や,電気自動車,プラグインハイブリッド自動車などが使用する充電用の設備を市内の5か所に設置するための経費などを,農林水産業費では,活動火山周辺地域防災営農対策事業として実施する農業用機械設備等の整備に対する助成に要する経費や,横川,牧園,霧島地区を対象として実施する農業競争力強化基盤整備事業の面的整備計画等の策定に要する経費などを,商工費では,こくぶ通り会連合会が実施する防犯カメラの整備事業に対する助成に要する経費を,土木費では,市道上で発生した事故に係る訴訟について,和解の目処が立ったことに伴う和解金や,都市公園に設置している観覧車の経年劣化に伴う修繕に要する経費などを,教育費では,学校給食施設において早急に修繕を実施する必要がある設備が発見されたことに伴う修繕料や
小・中学校の樹木
安全対策に要する経費を,災害復旧費では,農地・農業用施設,林業施設,土木施設の災害復旧に要する経費を計上し,歳入歳出に4億7,319万8,000円をそれぞれ追加計上した結果,補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ568億1,725万1,000円とするほか,第2表で地方債をそれぞれ補正しようとするものでございます。次に,議案第60号,平成26年度霧島市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について御説明いたします。この補正予算は,平成25年度の介護給付費等の精算に伴う国・県・支払基金への償還及び一般会計への繰出並びに介護給付費準備基金への積立に係る経費を追加しようとするもので,歳入歳出それぞれ3億9,318万8,000円を追加計上し,補正後の歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ103億7,378万8,000円とするものでございます。そのほか,本日提案いたしております
専決処分した事件1件,条例に係る議案等13件につきまして,その概要を御説明いたします。まず,報告第5号,
専決処分した平成26年度霧島市
一般会計補正予算(第2号)につきましては,市内に立地している企業から,事業年度終了に伴いなされました確定申告に基づき,法人市民税の課税更正を行いましたところ,平成25年度中に中間納付されていた税額が納入超過となりましたことから,当該超過分の還付等に要する経費を計上したところでございます。財源と致しましては,全額一般財源で平成25年度の決算剰余の一部を充て,歳入歳出にそれぞれ2,700万円を追加計上し,補正後の歳入歳出総額を歳入歳出それぞれ563億4,405万3,000円とする
専決処分を本年8月1日に行いましたので,
地方自治法第179条第3項の規定に基づき報告し,承認を求めるものでございます。次に,議案第46号,霧島市
公告式条例の一部改正については,地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律により引用規定にずれが生じるため,及び用語の整理のため,所要の改正をしようとするものでございます。議案第47号,霧島市
障害者施策推進協議会条例の一部改正については,障害者基本法の一部を改正する法律により引用している条項が繰り下げられたこと,及び当該協議会委員の公募を実施しようとすることに伴い,所要の改正をしようとするものでございます。議案第48号,霧島市
老人福祉センターの設置及び管理に関する条例の一部改正については,老人福祉法の引用条項に錯誤があったため,所要の改正をしようとするものでございます。議案第49号,霧島市営住宅の設置及び管理に関する条例及び霧島市営単独住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正については,中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の一部を改正する法律により根拠法の題名が改められたことに伴い,及び老朽化した市営住宅及び単独住宅の取壊しを行うため,関係条例の所要の改正をしようとするものでございます。議案第50号,霧島市
人事行政の
運営等の状況の公表に関する条例の一部改正については,地方公務員法の一部を改正する法律により人事等の運営の状況に関し公表すべき項目が追加されたことに伴い,所要の改正をしようとするものでございます。議案第51号から議案第53号の3件は,いわゆる子ども・子育て関連3法の制定により,子ども・子育てに関する事業の設備や運営の基準について,市町村が条例で定めることが義務化されたことに伴い,新たに制定しようとするものでございます。議案第51号,霧島市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定については,放課後児童クラブの設備及び運営に関する基準を,議案第52号,霧島市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定については,
家庭的保育事業等の地域型保育事業の認可に当たっての設備及び運営に関する基準を,議案第53号,霧島市
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定については,認可を受けた教育・
保育施設等の給付対象事業者としての運営に関する基準を,それぞれ定めようとするものでございます。次に,条例以外の議案について御説明いたします。議案第54号から議案第56号の3件は,請負契約の締結についてでございます。議案第54号は,H26新川北線(しらさぎ橋)上部工事について,13億5,216万円でコーアツ・鎌田・ヤマグチ特定建設工事共同企業体と,議案第55号は,H26国分中央高等学校昇降口棟建築工事について,4億3,200万円で末重・今村・堀之内特定建設工事共同企業体と,議案第56号は,霧島市消防救急デジタル無線設備等整備工事について,5億3,996万4,360円で株式会社富士通ゼネラル九州情報通信ネットワーク営業部と,それぞれ契約を締結しようとするものでございます。議案第57号は,福岡高等裁判所宮崎支部で係争中の損害賠償請求控訴事件について,同裁判所の和解勧告に基づき,和解金200万円の支払をもって,訴訟上の和解をしようとするものでございます。最後に,議案第58号は,霧島市土地開発公社の経営健全化を図るとともに,本市における再生可能エネルギーの導入促進を図るため,同公社が保有する国分川内字牛堀の山林等計177筆,37万829.67uを,6億7,832万839円で取得しようとするものでございます。以上,提案いたしております議案等につきまして,一括してその概要を御説明申し上げましたが,よろしく御審議いただきますようお願い申し上げまして,提案理由の説明とさせていただきます。
○議長(
常盤信一君)
ただいま,提案者の説明が終わりました。この16件の議案等に対する質疑は,次の本会議で行います。
△ 日程第20 選挙第2号 鹿児島県
後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について
○議長(
常盤信一君)
次に,日程第20,選挙第2号,鹿児島県
後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙についてを議題とします。鹿児島県
後期高齢者医療広域連合議会議員は,県内市町村の長及び,議員のうちから,市長区分6人,市議会議員区分6人,町村長区分4人,町村議会議員区分4人から構成されています。現在の鹿児島県
後期高齢者医療広域連合議会議員のうち,市議会議員から選出する議員について2人の欠員が生じているため,広域連合規約第9条第3項及び広域連合議会の議員の選挙に関する規則の規定に基づき選挙の告示を行い,候補者の届出を締め切ったところ,市議会議員から選出すべき人数を超える3人の候補者がありましたので,広域連合規約第8条第2項の規定により選挙を行います。この選挙は,同条第4項の規定により,全ての市議会の選挙における得票総数の多い順に当選人を決定することになりますので,会議規則第32条の規定に基づく選挙結果の報告のうち,当選人の報告及び当選の告知は行えません。そこでお諮りします。選挙結果の報告については,会議規則第32条の規定に関わらず,有効投票のうち,候補者の得票数までを報告することにしたいと思いますが,これに御異議ありませんか。
[「異議なし」と言う声あり]
御異議なしと認めます。したがって,選挙結果の報告については,会議規則第32条の規定にかかわらず,有効投票のうち,候補者の得票数までを報告することに決定しました。選挙は投票により行います。議場を閉鎖します。
[議場閉鎖]
ただいまの
出席議員は25名であります。会議規則第31条第2項の規定により,立会人を指名します。立会人に13番,
池田綱雄議員,14番,厚地覺議員を指名します。候補者名簿はお手元に配付のとおりです。候補者名簿の配付漏れはありませんか。
[「なし」と言う声あり]
配付漏れなしと認めます。投票用紙を配付させます。
[投票用紙配付]
投票用紙の配付漏れはありませんか。
[「なし」と言う声あり]
配付漏れなしと認めます。念のため申し上げます。投票は単記無記名ですので,候補者名を1名のみ記載の上,点呼に応じて順次投票をお願いします。投票箱を点検させます。
[投票箱点検]
異常なしと認めます。投票を行います。点呼を命じます。
[事務局長の点呼に応じて順次投票]
投票漏れはありませんか。
[「なし」と言う声あり]
投票漏れなしと認めます。投票を終了します。議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
開票を行います。13番,
池田綱雄議員,14番,厚地覺議員の立会いをお願いします。
[開票]
選挙の結果を報告します。投票総数25票,うち有効投票24票,無効投票1票,有効投票のうち下本地隆氏,0票,道上正己氏,19票,たてやま清隆氏,5票,以上のとおりです。以上で,本日の日程は全て終了しました。次の本会議は9月9日であります。本日はこれで散会します。
「散 会 午前11時14分」...