令和 2年 3月
定例会令和2年3月
定例会会議録(第4号)───────────────────────────────────────────1、開会日時 令和2年3月19日(木)午前10時────────────────────────────────1、議事日程(第4号) 第 1
会議録署名議員の指名 第 2 鹿屋市
職員定数条例の一部改正について(議案第7号) 第 3 鹿屋市
固定資産評価審査委員会条例の一部改正について(議案第8号) 第 4 鹿屋市
情報公開条例の一部改正について(議案第9号) 第 5 鹿屋市
個人情報保護条例の一部改正について(議案第10号) 第 6
地方たばこ税を活用した
分煙環境整備に関する陳情書(陳情第1号) =
総務委員長報告 = 第 7 令和2年度鹿屋市
水道事業会計予算(議案第5号) 第 8 令和2年度鹿屋市
下水道事業会計予算(議案第6号) 第 9 鹿屋市
印鑑条例等の一部改正について(議案第11号) 第10 鹿屋市
手数料条例の一部改正について(議案第12号) =
市民環境委員長報告 = 第11 鹿屋市
工場等立地促進に関する条例の一部改正について(議案第16号) 第12 鹿屋市市有林の管理に関する条例の一部改正について(議案第17号) 第13 鹿屋市
輝北特用林産物生産出荷施設条例の廃止について(議案第18号) 第14 鹿屋市
串良林業後継者活動センター条例の廃止について(議案第19号) 第15 鹿屋市
土地改良事業分担金等徴収条例の一部改正について(議案第20号) 第16 鹿屋市
笠野原地区雑用水管理事業給水条例の一部改正について(議案第21号) 第17 鹿屋市
中小企業等振興条例の制定について(議案第22号) 第18
鹿屋市営住宅条例の一部改正について(議案第23号) 第19 鹿屋市
一般住宅条例の一部改正について(議案第24号) 第20 鹿屋市
子育て支援住宅条例の一部改正について(議案第25号) 第21 鹿屋市
農業研修センター条例の一部改正について(議案第26号) 第22 財産(建物)の処分について(議案第28号) 第23 財産(土地)の無償貸付について(議案第29号) 第24 財産(建物)の処分について(議案第30号) =
産業建設委員長報告 = 第25 令和2年度鹿屋市
国民健康保険事業特別会計予算(議案第2号) 第26 令和2年度鹿屋市
後期高齢者医療特別会計予算(議案第3号) 第27 令和2年度鹿屋市
介護保険事業特別会計予算(議案第4号) 第28 鹿屋市
子育て交流プラザ条例の制定について(議案第13号) 第29 鹿屋市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について(議案第14号) 第30 鹿屋市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について(議案第15号) 第31 鹿屋市
公民館条例の一部改正について(議案第27号) =
文教福祉委員長報告 = 第32 令和2年度鹿屋市
一般会計予算(議案第1号) =
予算委員長報告 = 第33
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて(
市長提出諮問第1号) 第34
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて(
市長提出諮問第2号) 第35 第三次
鹿屋市議会改革特別委員会中間報告 = 第三次
鹿屋市議会改革特別委員長報告 = 第36
鹿屋市議会委員会条例の一部改正について(
委員会提出議案第1号) (追加日程第1 議長の辞職許可について) (追加日程第2 議長の選挙) (追加日程第3 副議長の辞職許可について) (追加日程第4 副議長の選挙) 第37 監査委員の選任について(
市長提出議案第41号) 第38
総務委員会、
市民環境委員会、
産業建設委員会、
文教福祉委員会及び
議会運営委員会の閉会中の継続調査について────────────────────────────────1、本日の会議に付した事件 議事日程のとおり────────────────────────────────1、出席議員 1番 柴 立 豊 子 議員 2番 岩 松 近 俊 議員 3番 中 馬 美樹郎 議員 4番 近 藤 善 光 議員 5番 佐々木 茂 己 議員 6番 繁 昌 誠 吾 議員 7番 伊 野 幸 二 議員 8番 原 田 靖 議員 9番 米 永 淳 子 議員 10番 吉 岡 鳴 人 議員11番 田 辺 水 哉 議員 12番 新 保 秀 美 議員13番 西 薗 美恵子 議員 14番 福 田 伸 作 議員15番 福 﨑 和 士 議員 16番 市 來 洋 志 議員17番 時 吉 茂 治 議員 18番 宮 島 眞 一 議員19番 別府込 初 男 議員 20番 梶 原 正 憲 議員21番 松 本 辰 二 議員 22番 東 秀 哉 議員23番 児 玉 美環子 議員 24番 岡 元 浩 一 議員25番 今 村 光 春 議員 26番 永 山 勇 人 議員27番 下本地 隆 議員 28番 花牟礼 薫 議員 〈以上28人〉────────────────────────────────1、
事務局職員 局長 内 村 純 一 君 次長 上 園 芳 郎 君 次長補佐兼管理係長 曽 田 雅 満 君
議事調査係長 岩 元 隆 洋 君
議事調査係主査 長 﨑 悟 君
議事調査係主任主事 砂 原 浩 司 君
議事調査係主事 川 西 あゆみ 君────────────────────────────────1、説明のため出席した者の職氏名 市長 中 西 茂 君 副市長 宮 地 修 平 君
市長公室長 坂 野 博 志 君 総務部長 稲 田 雅 美 君
市民生活部長 中 裕 則 君
保健福祉部長兼
福祉事務所長 中津川 守 君
農林商工部長 松 下 勉 君 建設部長 西 小 野 孝 君
上下水道部長 郷 原 竜 児 君
商工観光振興監 末 吉 俊 一 君
健康づくり・
高齢者支援対策監 畑 中 健 二 君 建築技監 泊 孝 二 君
輝北総合支所長 有 里 益 朗 君
串良総合支所長 坂 元 賢 郎 君
吾平総合支所長 波 江 野 孝 君
政策推進課長 永 山 俊 一 君 財政課長 福 永 昌 晃 君 教育長 中 野 健 作 君 教育次長 深 水 俊 彦 君──────────────────────────────────────────────────────午前10時00分開議 ▽ 開 議
○議長(
宮島眞一君) 令和2年3月
鹿屋市議会定例会第4日目の会議を開きます。 出席議員は28人であります。 これより議事に入ります。 本日の議事は、お手元に配付しております議事日程により進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。───────────
△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
宮島眞一君) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員として、1番
柴立豊子議員及び28番
花牟礼薫議員を指名いたします。───────────
△日程第2-第6 付託事件について
総務委員長報告
○議長(
宮島眞一君) 次に、日程第2 議案第7号から日程第6 陳情第1号までの5件を一括して議題といたします。 付託事件でありますので、
総務委員長の報告を求めます。14番
福田伸作議員。 [
総務委員長福田伸作君 登壇]
◎
総務委員長(福田伸作君) ただいま議題となりました議案4件及び陳情1件について、
総務委員会における審査の経過、並びに結果を御報告申し上げます。 なお、議案4件の審査の結果は、全て全会一致により原案のとおり可決すべきものと決しております。また、陳情1件の審査の結果については、全会一致により趣旨採択すべきものと決しております。 以下、議案ごとに審査における主な内容を申し上げます。 まず、議案第7号鹿屋市
職員定数条例の一部改正について申し上げます。 本案は、第2次鹿屋市
定員管理計画の策定に伴い、職員の定数等について、所要の規定の整備を行うものです。 説明によりますと、
会計年度任用職員制度導入に伴い、職員の定義を改めるとともに、職員定数を837人から、第2次鹿屋市
定員管理計画に定める令和2年度の目標値に5人を加えた810人に改めるとのことであります。 審査の過程で、職員定数の減少により
住民サービスに影響が生じないように、どこかで定数を固定すべきではないかとの質疑があり、これについては第2次鹿屋市
定員管理計画に定めた目標値を達成するためにRPA・ICTを活用した
業務効率化や職員の適正配置、再任用制度の活用などを図り、適正な職員数を維持してまいりたいとのことであります。 次に、議案第8号鹿屋市
固定資産評価審査委員会条例の一部改正について申し上げます。 本案は、
行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の一部改正に伴い、引用する法律名など、所要の規定の整理を行うものであります。 説明によりますと、
当該法律名のほか、法律改正に伴う条ずれ及び略称規定を変更するとのことであります。 次に、議案第9号鹿屋市
情報公開条例の一部改正について申し上げます。 本案は、公文書の
開示決定等の期限を短縮するため、所要の規定の整備を行うものであります。 説明によりますと、
情報公開制度における公文書の開示請求から決定までの期限を、30日以内から15日以内に改めるとともに、事務処理上困難な場合などに延長できる期間を、60日から45日に改める。また、開示に係る公文書が著しく大量である場合の期限についても、同様に短縮するとのことであります。 次に、議案第10号鹿屋市
個人情報保護条例の一部改正について申し上げます。 本案は、
個人情報の
開示決定等の期限を短縮するため、所要の規定の整備を行うものであります。 説明によりますと、本条例も
情報公開条例の一部改正と同様に、個人情報の開示請求から決定までの期限、事務処理上、困難な場合などに延長できる期間、開示に係る個人情報が著しく大量である場合の期限についても改めるとのことであります。 審査の過程で、
個人情報の開示に関する運用と申請件数について質疑があり、これについては、
個人情報の開示とは
請求者本人の情報についての開示請求のことであり、平成30年度で16件の請求があったとのことであります。 次に、陳情第1
号地方たばこ税を活用した
分煙環境整備に関する陳情書について申し上げます。 本陳情は、本年2月に
鹿屋市内在住の
鹿屋たばこ販売協同組合 理事長
久保薗東一氏ほか7名から提出されたものであります。その要旨は
地方たばこ税を活用し、1点目は、
公共喫煙場所の増設・維持を積極的に進めていただきたい。2点目は、飲食店が取り組む
屋内喫煙室設置の助成を目的とした事業に充当していただきたい。3点目は、
喫煙マナー向上に関する普及啓発など、
分煙環境整備の推進を目的とした事業に充当していただきたいというものであります。 最初に、当局からたばこ税に関する概要について説明を受け、その後、審査を行いました。 審査の過程で、陳情の中身としては、今の時代は少し難しい部分がある。また、
健康増進法等で副流煙等に対する対応も負うようになってきているとの意見や
たばこ農家、販売業者などの立場を考えると、陳情者の願意ということも理解できることから、趣旨採択という方向がいいのではないか等の意見が出されました。 以上の経過を踏まえ採決した結果、陳情第1号については、全会一致により趣旨採択すべきものと決しました。 以上で、
総務委員会委員長報告を終わります。
○議長(
宮島眞一君) 委員長の報告に対し、質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
宮島眞一君) 別にないようですので、質疑は終結したものと認め、討論に入りますが、通告はなされておりませんので、討論なしと認め、採決を行います。 委員長の報告は、日程第2 議案第7号から日程第5 議案第10号はいずれも原案可決、日程第6 陳情第1号は趣旨採択ということであります。これを委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
宮島眞一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第7号から議案第10号までの4件は、いずれも原案可決、陳情第1号は趣旨採択とすることに決しました。───────────
△日程第7-第10 付託事件について
市民環境委員長報告
○議長(
宮島眞一君) 次に、日程第7 議案第5号から日程第10 議案第12号までの4件を一括して議題といたします。 付託事件でありますので、
市民環境委員長の報告を求めます。7番
伊野幸二議員。 [
市民環境委員長伊野幸二議員 登壇]
◎
市民環境委員長(伊野幸二君) ただいま議題となりました議案4件に続いて、
市民環境委員会における審査の経過、並びに結果を御報告申し上げます。 なお、議案4件の審査の結果は、全て全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しております。 以下、議案ごとに審査における主な内容を申し上げます。 まず、議案第5号令和2年度鹿屋市
水道事業会計予算について申し上げます。 説明によりますと、令和2年度については、鹿屋市
水道事業ビジョンの2年目であることから、ビジョンで掲げる基本目標である持続・安全・強靭に基づいた事業を推進するとともに、将来に向けた効果的な投資につなげていくための予算編成に努めたとのことであります。 重点施策として、鹿屋市
水道事業ビジョンを踏まえた中長期的な
上下水道施設規模の適正化等の策定に取り組む
施設規模適正化計画策定事業を始め、事務の高率化、経営の合理化の観点から、
料金収納関連の民間委託を実施し、持続可能な安定的な事業運営を図るための鹿屋市
水道事業包括業務委託、
市更新基準の対応年数を超過した老朽管の布設替工事等を行う
管路整備事業などを実施するとのことであります。 次に、
消費税込みの予算概要でありますが、まず
収益的収入及び支出について、
収入合計は18億240万6,000円で、前年度比で0.75%の増。
支出合計は16億3,186万9,000円で、前年度比2.77%の増となり、
収入合計から
支出合計を差し引いた当年度純利益は、1億7,053万7,000円になるとのことであります。 次に、
資本的収入及び支出について、
収入合計は4,927万4,000円で、前年度比5.67%の減、
支出合計は8億5,823万3,000円で、前年度比25.9%の増となり、
収入合計が
支出合計に対し不足する額8億895万9,000円は、
過年度分損益勘定留保資金などで補填するとのことであります。 審査の過程で、鹿屋市
水道事業包括業務委託における
公募型プロポーザル方式による選定基準についての質疑があり、これらについては業者からの提案額、業務の確実な履行及び
地域貢献度などの提案内容について、評価することを検討しているとのことであります。 次に、議案第6号令和2年度鹿屋市
下水道事業会計予算について申し上げます。 説明によりますと、
公営企業会計への
移行初年度である令和2年度の予算は、健全で持続可能な
下水道事業経営を確立するために、鹿屋市
下水道事業経営戦略を策定し、本事業の目的である生活環境の改善、
公共用水域の水質保全、浸水の防除に基づく事業を推進するものとなるよう、予算編成に努めたとのことであります。 重点施策として、鹿屋市
公共下水道事業計画(第7期)に基づく
汚水整備事業を始め、札元1丁目地区の
道路冠水解消に向けた
雨水整備事業、
下水処理場の適正な維持管理を図り、公共水域の水質保全に努める
包括的維持管理業務委託を実施するとのことであります。 次に、
消費税込みの予算概要でありますが、まず
収益的収入及び支出について、
収入合計は9億9,507万9,000円、
支出合計は9億5,754万9,000円で、
収入合計から
支出合計を差し引いた当年度純利益は、3,753万円になるとのことであります。 次に、
資本的収入及び支出について、
収入合計は2億3,443万円、
支出合計は5億9,770万5,000円となり、
収入合計が
支出合計に対し不足する額、3億6,327万5,000円は、
当年度分損益勘定留保資金などで補填するとのことであります。 審査の過程で、雨水対策として、今後整備予定の候補地があるかとの質疑があり、これについては
下水道区域内においては、令和2年度で計画している札元地区以外に候補地は予定していないとのことであります。 次に、議案第11号鹿屋市
印鑑条例等の一部改正について申し上げます。 本案は、成年被後見人等の権利の制限に係る処置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、国の
印鑑登録証明事務処理要綱が一部改正されたことから、鹿屋市印鑑条例、
鹿屋市民カードに関する条例及び鹿屋市
個人番号カードの利用に関する条例を一部改正しようとするものです。 説明によりますと、成年被後見人に
法定代理人が同行しており、かつ当該成年被
後見人本人による申請、または届け出があれば、当該成年被後見人は意思、能力を有する者として印鑑を登録できるよう改正するとのことであります。 次に、議案第12号鹿屋市
手数料条例の一部改正について申し上げます。 本案は、
住民基本台帳法の一部改正に伴い、住民票の除票の写し等及び戸籍附票の除票の写しの交付が制度化されたため、所要の規制の整理を行おうとするものです。 説明によりますと、今回の制度化に伴い、改めて住民票の除票の写し、または
除票記載事項証明書の
交付手数料及び戸籍の除票の写しの
交付手数料を追加規定するとのことであります。 以上で、
市民環境委員会委員長報告を終わります。
○議長(
宮島眞一君) 委員長の報告に対し、質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
宮島眞一君) 別にないようですので、質疑は終結したものと認め、討論に入りますが、通告はなされておりませんので、討論なしと認め、採決を行います。 日程第7 議案第5号から日程第10 議案第12号までの4件に対する委員長の報告は、いずれも原案可決ということであります。これを委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
宮島眞一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第5号、議案第6号、議案第11号及び議案第12号は、いずれも原案のとおり可決されました。───────────
△日程第11-第24 付託事件について
産業建設委員長報告
○議長(
宮島眞一君) 次に、日程第11 議案第16号から日程第24 議案第30号までの14件を一括して議題といたします。 付託事件でありますので、
産業建設委員長の報告を求めます。9番
米永淳子議員。 [
産業建設委員長米永淳子君 登壇]
◎
産業建設委員長(米永淳子君) ただいま議題となりました議案14件について、
産業建設委員会における審査の経過、並びに結果を御報告申し上げます。 なお、議案14件の審査の結果は、全て全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しております。 以下、議案ごとに審査における主な内容を申し上げます。 まず、議案第16号鹿屋市
工場等立地促進に関する条例の一部改正について申し上げます。 本案は、さらなる企業立地の促進、企業立地に伴う移住・定住の促進及び本市経済への反映を図るため、補助要件の拡充等について、所要の規定の整備を行おうとするものです。 説明によりますと、立地協定を締結した企業へのU・
Iターン者、
新規学卒者等の雇用促進や本市への企業立地に伴う建物の機械設備の整備に係る受注・販売の機会を地元企業へ確保・増大させることで、設備投資の効果を地元経済へさらに反映させることを目的に、補助要件の緩和及び制度拡充を図るとのことであります。 審査の過程で、本市経済への反映のため、建物、または機械設備の整備に関する経費のうち、市内企業の受注割合に応じた補助率を新たに制定するとしているが、その受注割合についてはどのように判断するのかとの質疑があり、これについては立地協定を締結した企業が作成した事業計画をもとに、鹿屋市
企業立地検討委員会において審査・判断することになるが、最終的には操業開始後、1年6か月以内に提出する
当該補助金の交付申請時に、実績等をもとに受注割合を決定するとのことであります。 次に、議案第17号鹿屋市市有林の管理に関する条例の一部改正について申し上げます。 本案は、
担い手不足等に伴い、
市有林監視業務を平成21年度から森林組合に委託していることから、
市有林監視人に関する規定を削除しようとするものです。 審査の過程で、どれくらいの頻度で監視を行っているのかとの質疑があり、これについては、毎月1回以上監視を行っているとのことであります。 次に、議案第18号鹿屋市
輝北特用林産物生産出荷施設条例の廃止について申し上げます。 本案は、鹿屋市
公共施設等総合管理計画に基づき、鹿屋市
輝北特用林産物生産出荷施設を廃止しようとするものです。 説明によりますと、平成11年度に整備された同施設を廃止し、現
指定管理者である輝北町
枝物生産組合に譲渡するとのことであります。 審査の過程で、譲渡後も現行事業を継続することを条件に譲渡するとあるが、何年間の事業継続を考えているのかとの質疑があり、これについては、今後協議を行うが、市としてはおおむね10年間継続していただきたいと考えているとのことであります。 次に、議案第19号鹿屋市
串良林業後継者活動センター条例の廃止について申し上げます。 本案についても、鹿屋市
公共施設等総合管理計画に基づき、鹿屋市
串良林業後継者活動センターを廃止しようとするものです。昭和61年度に整備された同センターを廃止し、現受託者である串良町
しいたけ林研会に譲渡するとのことであります。 審査の過程で、これまで同様、町内会についても利用できるのかとの質疑があり、これについてはこれまでどおり利用できるとのことであります。 次に、議案第20号鹿屋市
土地改良事業分担金等徴収条例の一部改正について申し上げます。 本案は、
土地改良事業の施工に伴う分担金等の徴収事務を平準化するため、分担金等の賦課期限を改正しようとするものです。 説明によりますと、分担金等の賦課期日が事業完成の日の属する月の末日となっており、工事件数及び
完成期日等によって事務が集中することから、事務の平準化を図るため、事業完成の日から30日以内に改めるとのことであります。 次に、議案第21号鹿屋市
笠野原地区雑用水管理事業給水条例の一部改正について申し上げます。 本案は、鹿屋市笠野原地区雑用水管理事業の雑用水について、新規の使用許可を制限するため、所要の規定の整備を行おうとするものです。 説明によりますと、笠野原地区雑用水の水利権の更新に伴い、許可権者である鹿児島県と協議した結果、取水量が年間30万トンから15万トンに削減されることとなったことから、既存の使用者を保護するため、新規利用許可を制限するよう規定を整備するとのことであります。 審査の過程で、取水量が削減された理由は何かとの質疑があり、これについては、4年に1回の水利権の更新に伴い、許可権者の鹿児島県と協議を行い、過去10年間の使用実績等を踏まえ、15万トンに削減されることになったとのことであります。 次に、議案第22号鹿屋市
中小企業等振興条例の制定について申し上げます。 本案は、小規模企業振興基本法及び中小企業基本法、県の条例等を踏まえ、本市の中小企業等の振興を総合的かつ計画的に推進するため、市や商工団体等の役割を明確にし、地域一体となって域内経済の発展及び市民生活の向上を図ることを目的に条例を制定しようとするものです。 審査の過程で、本条例に基づき基本計画等を策定するのかとの質疑があり、これについては、基本計画等を策定する予定はなく、鹿屋市
中小企業等振興条例に則って意見交換等を行うことで、ニーズに合った補助事業等を構築してまいりたいとのことであります。 次に、議案第23号
鹿屋市営住宅条例の一部改正について及び議案第24号鹿屋市
一般住宅条例の一部改正について申し上げます。 両議案は、民法の一部改正に伴い、市営住宅及び一般住宅の入居に際しての連帯保証人について、法人による連帯保証を認めるなど、所要の規定の整備を行おうとするものです。 説明によりますと、市営住宅及び一般住宅の連帯保証人の取り扱いについて、個人による連帯保証に加え、法人による連帯保証が認められるよう改め、また敷金を不履行債務の弁済に充てられる旨を明記するなど、規定を整備するとのことであります。 審査の過程で、連帯保証人は市外の方でもよいのかとの質疑があり、これについては4月1日以降の入居者については、連帯保証人は市内外在住を問わないとのことであります。 次に、議案第25号鹿屋市
子育て支援住宅条例の一部改正について申し上げます。 本案は、民法の一部改正に伴い、敷金を不履行債務の弁済に充てられる旨を明記するなど、所要の規定の整備を行うものです。 次に、議案第26号鹿屋市
農業研修センター条例の一部改正について申し上げます。 本案は、老朽化している鹿屋市細山田農業研修センター及び鹿屋市有里農業研修センターの用途を廃止するため、条例の所要の規定の整備を行おうとするものです。 次に、議案第28号財産(建物)の処分について申し上げます。 本案は、鹿屋市
串良林業後継者活動センターの建物を無償譲渡するため、地方自治法第96条第1項第6号の規定により、議会の議決を求めるもので、同センターの建物を串良町
しいたけ林研会に無償譲渡するとのことであります。 審査の過程で、譲渡の相手方が法人ではない場合、建物の登記はどうなるのかとの質疑があり、これについては代表者名での登記では、代表が変わるたびに登記を変える必要があることから、登記方法等は財政課において検討しており、その検討結果に基づき統一した形での登記を行うよう指導してまいりたいとのことであります。 次に、議案第29号財産(土地)の無償貸し付けについて申し上げます。 本案は、鹿屋市
串良林業後継者活動センターの土地を無償貸与するため、議会の議決を求めるもので、同センターの土地を串良町
しいたけ林研会に無償で貸し付けるとのことであります。 審査の過程で、何年の貸付契約となるのかとの質疑があり、これについては20年の貸付契約を締結予定であるとのことであります。 次に、議案第30号財産(建物)の処分について申し上げます。 本案は、鹿屋市
輝北特用林産物生産出荷施設の建物を無償譲渡するため、議会の議決を求めるもので、同施設の建物を輝北町
枝物生産組合に無償譲渡するとのことであります。 審査の過程で、この施設をつくった当時の財源はどのようになっていたのかとの質疑があり、これについては総事業費のうち2分の1が国庫補助で、20分の1が県補助、残りは当時の輝北町が負担しているとのことであります。 以上で、
産業建設委員会委員長報告を終わります。
○議長(
宮島眞一君) 委員長の報告に対し、質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
宮島眞一君) 別にないようですので、質疑は終結したものと認め、討論に入りますが、通告はなされておりませんので、討論なしと認め、採決を行います。 日程第11 議案第16号から日程第24 議案第30号までの14件に対する委員長の報告は、いずれも原案可決ということであります。これを委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
宮島眞一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第16号から議案第26号まで及び議案第28号から議案第30号までの14件は、いずれも原案のとおり可決されました。───────────
△日程第25-第31 付託事件について
文教福祉委員長報告
○議長(
宮島眞一君) 次に、日程第25 議案第2号から日程第31 議案第27号までの7件を一括して議題といたします。 付託事件でありますので、文教福祉委員長の報告を求めます。13番西薗美恵子議員。 [文教福祉委員長西薗美恵子君 登壇]
◎文教福祉委員長(西薗美恵子君) ただいま議題となりました議案7件について、
文教福祉委員会における審査の過程、並びに結果を御報告申し上げます。 なお、議案7件の審査の結果は全て全会一致により、原案のとおり可決すべきものと決しております。 以下、議案ごとに審査における主な内容を申し上げます。 まず、議案第2号令和2年度鹿屋市
国民健康保険事業特別会計予算について申し上げます。 本案は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ115億2,831万9,000円とするもので、前年度当初予算と比べると2.3%の増となるとのことです。 説明によりますと、県へ納付する国民健康保険事業費納付金において、団塊の世代が70歳以上になり、年齢構成が高くなることなどによる医療費負担増に伴い、県への納付金が増加していることを見込んで予算編成を行ったもので、歳出予算の主なものは保険給付費、国民健康保険事業費納付金及び保険事業費で、歳入予算の主なものは国民健康保険税県支出金及び一般会計繰入金であるとのことであります。 審査の過程で、業務委託料が計上されているが、システム改修等があるのかとの質疑があり、これについては国保連合会の電算共同処理手数料も含まれるが、令和2年度は社会保障・税番号システムの整備に係る国民健康保険のシステム改修等を行うとのことであります。 次に、議案第3号令和2年度鹿屋市
後期高齢者医療特別会計予算について申し上げます。 本案は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ13億7,617万2,000円とするもので、前年度当初予算と比べると3.6%の増となるとのことです。 説明によりますと、2年に1回の保険料率の見直しに伴い、後期高齢者医療保険料の現年課税分が増加したこと、またこれにより後期高齢者医療広域連合への納付金が増加したことなどから、それらを踏まえて予算編成を行ったもので、歳出予算の主なものは後期高齢者医療広域連合納付金及び保険事業費で、歳入予算の主なものは後期高齢者医療保険料及び一般会計繰入金とのことであります。 次に、議案第4号令和2年度鹿屋市
介護保険事業特別会計予算について申し上げます。 本案は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ114億5,543万1,000円とするもので、前年度当初予算と比べると3.2%の増となるとのことであります。 説明によりますと、令和2年度は第7期介護保険事業計画の最終年度に当たり、介護医療院等の設置や通所系サービス、福祉用具貸与等による給付費の増加、また地域包括支援センターの体制強化に伴う専門職員の増員などを踏まえ、計画値に基づいて予算編成を行ったもので、歳出予算の主なものは保険給付費及び地域支援事業費で、歳入予算の主なものは保険料、国・県支出金、支払基金交付金及び一般会計繰入金とのことであります。 審査の過程で、昨年度より予算額が3億5,000万円ほど増加するとのことだが、ピークはいつぐらいになるのかとの質疑があり、これについてはおおよそ2040年ごろまでは増加していくのではないかと考えられるとのことであり、また介護認定者はどの程度ふえるのかとの質疑があり、これについては第7期計画値では、令和2年度は前年度に比べ、約46人程度増加するのではないかとの予想をしているとのことであります。 次に、議案第13号鹿屋市
子育て交流プラザ条例の制定について申し上げます。 本案は、児童に健全な遊びを提供することで児童の健康増進を図るとともに、子育て世帯の交流を促進し、安心して子育てができる環境の充実を目的とし、県民健康プラザ健康増進センター内に、令和2年7月から鹿屋市子育て交流プラザを開設するため、その設置及び管理に関する事項を定めようとするものです。 説明によりますと、鹿屋市子育て交流プラザを開設するため、設置目的、名称及び設置位置、実施事業、使用者の制限、開館時間等を規定するとのことであります。 審査の過程で、鹿屋市子育て交流プラザの整備は順調に進んでいるのかとの質疑があり、これについてはトイレ工事を3月補正予算にて繰り越しとしたが、それ以外については順調に進んでいるとのことであり、また指定管理制度を導入する予定なのかとの質疑があり、これについては条例には指定管理に関する事項があるが、まずは施設の運営は直営で実施することとしているとのことであります。 次に、議案第14号鹿屋市特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について申し上げます。 本案は、消費税率の引き上げによる財源を活用し、幼児教育・保育の無償化に関する新たな給付制度が創設され、内閣府令の特定教育・保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、食事の提供に要する費用の取り扱い等について、所要の規定の整備を行おうとするものです。 説明によりますと、法律の一部改正により、子育てのための施設等利用給付が創設されたことに伴い、条文中の支給認定を教育・保育給付認定に改めるなど文言の整理を行う。また、教育・保育給付認定保護者から支払いを受けることができる費用に、満3歳以上の子供に対する副食の提供に関する費用を新たに加えるとのことであります。 次に、議案第15号鹿屋市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について申し上げます。 本案は、
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準省令の一部改正に伴い、放課後児童支援員の資格要件の経過措置について改正しようとするものです。 説明によりますと、附則で規定している放課後児童支援員の資格要件の経過措置について、令和2年3月31日までに終了するものを含むとしているが、国の基準改正により令和5年3月31日まで3年間延長されたことから、これにあわせて期間延長を行うとのことであります。 次に、議案第27号鹿屋市
公民館条例の一部改正について申し上げます。 本案は、鹿屋市串良公民館の機能を鹿屋市串良ふれあいセンターに、串良公民館上小原分館の機能を鹿屋市串良農村環境改善センターに移転するため、所要の規定の整備を行おうとするものです。 説明によりますと、串良公民館及び上小原分館とともに経年による老朽化が激しく耐震性も基準以下であることから、地域住民が安全に生涯学習活動に参加できるよう公民館機能を移転する。また、それに伴い名称及び所在地を変更し、さらに串良公民館別館の作業場や移転した串良公民館、串良公民館上小原分館の大会議室等の使用料を改定するとのことであります。 審査の過程で、串良公民館の機能が串良ふれあいセンターに移転された場合、飲食やスポーツ合宿等での利用の取り扱いについて、支障や変更などはないのかとの質疑があり、これについてはこれまでと同様の利用ができ、複合的な利用については現在の利用状況も踏まえ、より柔軟に運用していきたいとのことであり、また機能移転前の串良公民館の建物は解体するのかとの質疑があり、これについては建物自体に耐震性がないため、将来的には取り壊しが必要となるが、解体費用や跡地利用等を地域の方などとも協議しながら検討していきたいとのことであります。 以上で、
文教福祉委員会委員長報告を終わります。
○議長(
宮島眞一君) 委員長の報告に対し、質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
宮島眞一君) 別にないようですので、質疑は終結したものと認め、討論に入りますが、通告はなされておりませんので、討論なしと認め、採決を行います。 日程第20号 議案第2号から日程第31 議案第27号までの7件に対する委員長の報告は、いずれも原案可決ということであります。 これを委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
宮島眞一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第2号から議案第4号まで、議案第13号から議案第15号まで及び議案第27号の7件は、いずれも原案のとおり可決されました。───────────
△日程第32議案第1号 付託事件について
予算委員長報告
○議長(
宮島眞一君) 次に、日程第32 議案第1号を議題といたします。 付託事件でありますので、予算委員長の報告を求めます。20番 梶原正憲議員。 [予算委員長 梶原正憲君 登壇]
◎予算委員長(梶原正憲君) ただいま議題となりました、議案第1号 令和2年度鹿屋市
一般会計予算について、予算委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 当委員会は、3月10日から12日までの3日間審査を行い、審査の結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しております。審査は、総務部長、財政課長の総括説明の後、各課長から予算書及び予算説明資料に基づき、説明を受け、その後質疑応答を行いました。 本予算案は、先に、市長が施政方針及び予算編成要旨で述べられたように、中長期的に持続可能な行財政運営に努めていくことを念頭に置き、第2次鹿屋市総合計画に掲げるまちづくりの将来像、ひとが元気!まちが元気!「未来につながる健康都市かのや」の実現に向けた取り組みを着実に推進する予算として編成した結果、歳入歳出予算の総額を、それぞれ534億円とするもので、前年度と比べますと1.3%の減となっております。 なお、予算の概要につきましては、本会議初日の予算編成要旨の中で詳しく述べられておりますので、以下、審査の主な内容について申し上げます。 まず、労働費の労働諸費について申し上げます。 企業情報をデータベース化した就職支援サイトでは、どういった地元企業の情報を掲載し、どのような内容をデータベース化していくのかとの質疑があり、これについては、外部委託を行う予定であり、まずは求人のあった企業を中心に、商工会議所及び商工会の会員をはじめ、農業・医療・福祉などの求職者が求める情報を幅広く掲載することとしており、初年度については、1,000件程度の企業を掲載する予定であるとのことであります。 また、今年度開催した合同就職面談会について、参加者数及び面談会後に就職につながった人数、さらに、特に若い方が市内で就職するためには何が課題と考えているかとの質疑があり、これについては、今年度は7月と2月に開催し、7月は133名の参加者があり、6社、7名の就職につながったところであり、2月は、174名の参加者があり、就職者数については現在調査中であります。また、求職者が何を求めているかについては、アンケート調査によると、業務内容、給与、福利厚生の順となっているとのことであります。 次に、農林水産業費の農業振興費について申し上げます。 サツマイモ基腐病については解明できたのか、また、今後の予防策について何らか予定しているのかとの質疑があり、病害発生のメカニズムの解明については、国・県の研究機関等が取り組んでいるが、今のところ示されていない状況である。現段階では、基腐病の発生防止に対しては、苗や土壌の消毒、圃場の排水対策、罹患した残渣の撤去など基本技術を徹底するしかないことから、県やJAと連携して定期的に農家に対する指導等を行う取り組みを行っているところであり、令和2年度予算においては、基腐病の被害により前年度比3割以上の減収があった農家を対象に、病害防止対策として10アール当たり1,500円を支援するとともに、罹患残渣の表土と下層の土を入れかえる天地返しをしての実証試験を行うなど、基腐病抑制に係る予算計上を行ったとのことであります。 次に、商工費の商工業振興費について申し上げます。 サクラクレパス鹿児島工場増設用地に係る埋蔵文化財調査や造成工事後の土地の取り扱いについて質疑があり、埋蔵文化財調査については、昨年9月末に土地売買契約を締結し、土地の耕作が終了した12月に試掘を行ったところ、文化財が発掘されたことから、土地造成を行う実施主体である市が埋蔵文化財調査を行うこととしております。また、造成工事後の土地については、サクラクレパスに貸し付けることとしており、市が用地取得等に要した費用に利子相当分を上乗せした額を、20年間かけて償還していただき、償還後に譲渡するものであり、企業誘致・支援策の一環として取り組んでいくとのことであります。 次に、土木費の都市計画総務費について申し上げます。 立地適正化計画、いわゆるコンパクトシティ施策については、土地区画整理や道路拡張を考えていくのか、あるいは、単にネットワーク形成等を考えていくのかとの質疑があり、これについては、コンパクトシティを形成していくに当たっては、市街地がこれ以上広がらないように抑制していくために、現在土地利用の見直しを進めているところであり、立地適正化計画の策定に当たって、まちなかに居住や都市機能を誘導していく方策をとると同時に、都市計画道路や公共交通の維持などともネットワークを組みながら取り組んでいきたいとのことであります。 次に、教育費の学校建設費について申し上げます。 今回の鹿屋女子高施設整備事業については、どの程度の事業費を見込んでいるのか、また、定員充足率向上に向けて活性化の方策をどのように考えているかとの質疑があり、これについては、来年度に予定している既存校舎の解体、グラウンド整備、外構工事のほか、備品購入費も含めた全体の総事業費については、現時点において30億円程度を見込んでいるとのことであり、鹿屋女子高の活性化の方策については、来年度から総合選択制が本格的に始まり、多様な進路が選択できる教育課程の編成、ICT教育環境を活用した授業の充実等により女子高の魅力を高めていくとともに、域外からの生徒獲得にも力を入れていきたいとのことであります。 最後に、教育費の保健体育総務費について申し上げます。 かごしま国体・かごしま大会開催に係る経費に対して、国・県の負担はどのくらいになるのかとの質疑があり、これについては、総運営費約4億円に対して、かごしま国体リハーサル大会運営費補助金として1,000万円、市町村運営交付金として約1億円、大会開催時のコース整備に係る市町村有施設整備費補助金として6,800万円程度の補助金があり、約2億2,000万円程度が本市の一般財源からの支出となるとのことであります。 次に、討論について申し上げます。 本委員会では1名の反対討論があり、会計年度任用職員制度に関して納得できないところがあることなどから、本件については反対であるとの討論がなされました。 以上で、予算委員会委員長報告を終わります。
○議長(
宮島眞一君) 委員長の報告に対し、質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
宮島眞一君) 別にないようですので、質疑は終結したものと認め、委員長報告に対して討論の通告がなされておりますので、これを許します。1番
柴立豊子議員。 [
柴立豊子議員 登壇]
◎議員(
柴立豊子議員) 私は、議案1号 令和2年度
一般会計予算案に反対する立場で討論いたします。 施政方針の中で、市長は、国の掲げる第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略がスタートし、将来にわたって活力ある地域社会の実現と、東京圏への一極集中の是正を目指すことを上げられました。国の掲げる政策を市民のためのものにしていくためには、どこをどう考慮していけばよいのかが鍵ではないでしょうか。 今回の予算案に対して、2つの点で反対いたします。 まず、立地適正化計画策定のための予算についてです。 これは、国が進める将来の人口減少に備えて、コンパクトシティづくりのために行われるものですが、これまでも過疎化が進む中では、コンパクトにしていかなければ市の財政が厳しくなるということで、進める方向で議論されてきました。 全国の自治体が同じように取り組んでいます。しかし、その方向が本当に市民のためになっているのでしょうか。どの自治体でも同じような取り組みをしても、人口維持という成果は上がらないのではないかと考えます。 私は、3月議会で農村回帰ということで質問を行いました。質問を準備する中でわかったことは、人口は減るのが当然ではないということです。やり方によっては少しずつでもふやすことができる。そのためには、現在は過疎で消滅するかもしれないところであっても、移住してくる人がいるかもしれない。都会に住む人は、そのようなところに魅力を感じるというところもあります。コンパクトに人を中心市街地に集めて、無人となった田舎には人は来ないでしょう。 一方で、移住・定住にも力を入れる予算案になっています。移住・定住は、鹿屋市全体という大きな単位ではなく、例えば小学校区のような小さな単位で取り組むほうが成果が上がると言われています。移住を考えている人たちに選んでもらえるようなまちづくりに予算を使うべきです。 あと一つは、令和2年度より会計年度任用職員の制度が始まります。私は、このことについては、これまでも一般質問で取り上げ、また同僚議員、代表質問でも取り上げられました。 総務部長の説明では、各課でヒアリングを行い、業務を精査して、業務の合理化を図りながら勤務時間を決めていったということでしたが、今回任用される予定の全ての人が時間短縮するような仕事の内容だったのでしょうか。 任期の定めのない職員とは業務が違うということなので、そちらにはしわ寄せはいかないのでしょうが、市民への対応の遅れなどのしわ寄せはないのでしょうか。そして、短時間勤務となった任用職員は、実際に生活できる報酬なのでしょうか。 総務省からは、財政的なことだけでフルタイムにしないということがないようにという通知を出しています。全て短時間勤務という扱いは、このことには触れないのでしょうか。 そして、もう一つ、市民課に手話通訳設置事業で任用されている人がいますが、これは補助金の対象です。手話通訳が必要な市民の方には時間制約が設けられることになります。その点は考慮されたのでしょうか。 任期の定めのない職員も、定数削減のため、ぎりぎりで仕事をしています。市民の皆さんの生活に支障が起こらないよう、今後必要な部署ではフルタイムへの移行をすべきと考えます。 以上、2点について申し上げ、私の令和2年度
一般会計予算案に対する反対討論といたします。
○議長(
宮島眞一君) 次に、8番 原田 靖議員。 [原田 靖議員 登壇]
◎議員(原田靖議員) ただいま議題となりました議案第1号 令和2年度鹿屋市
一般会計予算について、予算委員会委員長の報告に賛成の立場で討論いたします。 令和2年度は、健全財政を念頭に置きつつ、第2次鹿屋市総合計画に掲げるまちづくりの将来像「ひとが元気!まちが元気!未来につながる健康都市かのや」の実現に向けて、総合計画の5つの基本目標に沿った施策を着実に推進する予算として編成されています。 中でも令和2年度においては、Uターンの促進、産業の振興、関係交流人口の増加促進、スポーツによる地域活性化、持続可能なまちづくりの推進の4つの施策を重点的に推進し、本市の将来を見据えた事業を積極的に取り組んでいくこととしています。 今、人口減少が大きく危惧される中、地方の持続可能な発展のため、公共サービスをどのように提供できるのか、その中で優先課題を推進するための予算の確保を図りつつ、「ぬくもりと豊かさを実感できる明るい未来づくりの実現」に向け、しっかりと取り組んでいく必要があります。 このようなことから、本議会においても、一般質問、各常任委員会においても必要な議論を進めてきたと同時に、4つの重点施策を取り組みながら、本市の将来を見据えた事業を積極的に展開する予算として編成がなされていることを予算審議においても確認いたしました。 また、会計年度任用職員制度においては、平成29年5月に地方公務員法が改正されたことを受けて、関係条例が昨年9月議会において議決され、4月1日から施行されるものです。この制度は、さまざまな分野で地方行政の担い手となっている臨時非常勤職員について、適正な任用、勤務条件を確保し、住民ニーズに応える行政サービスの提供を行うこととされています。 今議会においても、実施に当たっては、各課ヒアリングを実施し、職ごとの必要性や業務量を精査した上で、任用、勤務条件の整備を行い、また報酬については、新たに期末手当が支給されることから、年収ベースでは改善され、さらには病気休暇、産前産後休暇、育児休暇などの休暇制度についても、国の制度を適用し、処遇面でも改善されることとなっています。 また、今後の対応についても、状況を検証しながら、会計年度任用職員が足りない職場、シフト体制や忙しい時期の調整や、応援体制など、市民サービスに支障が生じる場合などについては、適宜適期に改善に努めてまいりたいということであります。 よって、議案第1号 令和2年度鹿屋市
一般会計予算は、委員長報告のとおり可決すべきものと考え、賛成討論といたします。議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
宮島眞一君) 以上で、通告による討論は終わりました。これをもって討論は終結したものと認め採決を行います。 本件の採決は、起立によって行います。 本件に対する委員長の報告は、原案可決ということであります。これを委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 [賛成者起立]
○議長(
宮島眞一君) お座りください。 起立多数であります。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。───────────
△日程第33-第34
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて外1件
○議長(
宮島眞一君) 次に、日程第33 諮問第1号及び日程第34 諮問第2号を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。中西市長。 [市長 中西 茂君 登壇]
◎市長(中西茂君) ただいま上程されました諮問第1号及び第2号の
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明申し上げます。 鹿屋市には、現在、14人の方々が人権擁護委員として委嘱をされており、この委員のうち、味吉成男氏及び川田代悦子氏の任期が、本年6月30日をもって満了となります。 人権擁護委員は、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、市町村長が議会の意見を聞いて推薦し、法務大臣が委嘱することとなっております。私といたしましては、川田代氏につきましては、引き続き推薦することとし、味吉氏につきましては、後任に南田武法氏を適任者として推薦いたしたいと考えております。 両氏の略歴等につきましては、議案に添付してございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
宮島眞一君) 以上で説明は終わりました。 これから質疑に入ります。本諮問2件について、一括して質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
宮島眞一君) 別にないようですので、質疑は終結したものと認めます。 お諮りいたします。本2件は、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
宮島眞一君) 御異議なしと認めます。よって、本2件は委員会への付託を省略することに決しました。 これから討論に入りますが、通告はなされておりませんので、討論なしと認め、採決を行います。 採決は、1件ごとに行います。 まず、日程第33 諮問第1号について、適任と認める旨、意見を付することに御異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
宮島眞一君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号については適任と認める旨、意見を付することに決しました。 次に、日程第34 諮問第2号について、適任と認める旨、意見を付することに御異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
宮島眞一君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第2号については適任と認める旨、意見を付することに決しました。───────────
△日程第35 第三次
鹿屋市議会改革特別委員会中間報告
○議長(
宮島眞一君) 次に、日程第35 第三次
鹿屋市議会改革特別委員会中間報告を議題といたします。 会議規則第44条第2項の規定に基づき、議会改革特別委員長から中間報告をしたいとの申し出がありますので、これを許します。22番 東 秀哉議員。 [第三次鹿屋市議会改革特別委員長 東 秀哉君 登壇]
◎第三次鹿屋市議会改革特別委員長(東秀哉君) ただいま議題となりました第三次
鹿屋市議会改革特別委員会中間報告を行います。 当委員会は、議員の定数及び常任委員会の改編に関すること、議員報酬及び政務活動費に関すること、議会・議員の情報公開のあり方に関すること、議会のICTの活用と効率化に関すること、議会報告会のあり方に関すること、市議会議員及び市長の同時選挙実施に関すること、鹿屋市議会申し合わせ事項等に関すること、議会及び議会事務局の体制整備に関すること、その他議会改革に関することなど、議会に関する9つの事項について調査・検討を行い、議会の改革に資することを目的に、正副議長を除く全議員で構成され、調査期間を調査終了までとして、平成30年10月1日に設置されました。 これまで原則毎月1回、計18回にわたって開会しております。今回の報告は、これまでの委員会での議論の経過並びに結論を見た事項について報告を行うものであります。なお、当委員会の委員長に私、東 秀哉が、副委員長に花牟礼薫委員が選任されております。 委員会での協議に当たって、今後の委員会での基礎資料として、全議員に調査・検討項目ごとにアンケートによる意向調査を実施することにしましたが、項目によっては一定の共通認識を図る必要があることから、市議会議員及び市長の同時選挙実施に関すること及び議会のICTの活用と効率化に関することの二つの調査項目については、事前に選挙管理委員会及び情報行政課から説明を受けました。 調査・検討の進め方・手順については、議論の行方と進捗状況が予測困難なことから、十分な時間を必要とする項目を優先し、開始時期については、さきの項目の結論が出次第実施することとし、それぞれの項目ごとに優先順位とその調査・検討の期限を設定することとしました。 協議の結果、議員及び市長の同時選挙に関することについては、選挙管理委員会の説明を受けることで、早期の結論が期待できるのではとの判断から、遅くとも令和元年6月末を期限に調査・検討の1番目とし、議員の定数及び常任委員会の改編に関すること、議員報酬及び政務活動費に関すること、議会・議員の情報公開のあり方に関することを、それぞれ遅くとも令和3年3月末を調査終了期限としました。 そして、議会のICTの活用と効率化に関すること、議会報告会のあり方に関することについては、委員会での効率的・効果的な調査・検討に資することを目的に、それぞれの項目について調査・研究し、委員会でのたたき台としての具体案を委員会に示すことを役割として、各7名の委員で構成するICT利活用調査部会、議会報告会在り方調査部会を任意で設置し、令和3年9月末を期限として、他の項目の委員会での調査・検討と並行して、部会で調査・研究することとしています。 以上の手順にしたがって、まず市議会議員及び市長の同時選挙実施について、選挙管理委員会の説明を受けた上で、議論を進めました。 説明によると、90日特例による同時選挙実施可能期間は、2022年3月11日から3月26日までで、そのうち、投票日となりうる日曜日は3月13日と3月20日であり、仮に投票日を3月20日に設定した場合、市長・副市長の不在に加え、選挙運動期間などもあって、3月定例会の開会が不可能であり、年度もまたぐことから、骨格予算といえども当初予算の年度内成立が不可能になり、市民生活に重大な影響が予想される。 さらに、議会の自主解散による同時選挙については、議員総数の4分の3以上の出席を得て、5分の4以上、つまり本市の場合は議長を含む23人の賛成で可能であり、選挙期日は1月23日になるとのことでした。 同時選挙を実施することで、選挙経費が2,000万円から2,500万円程度節減でき、市民の利便性も増すことから、投票率のアップも期待できる。3月定例会についてはさまざまなことが懸念されるが、同時選挙を実施すべきとする意見、一方で、仮に同時選挙を実施しても、市長の辞職あるいは議会解散があった場合、市長と議会議員の選挙時期が再びずれることもあり得ることから現状のままとする意見、さらに広く市民の意見を聞くべく努力する必要があるとする意見などが出されました。 こうした意見を踏まえ、同時選挙を実施する場合の90日特例の援用について、議論は尽くされたとして採決した結果、賛成多数により、市長及び市議会議員の同時選挙の実施に当たって、90日特例は援用しないことに決しました。 また、議会の自主解散による同時選挙については、解散に関する特例法の趣旨は、市民の意思を問うべき事象が発生した際に行われるべきものであって、この趣旨に同時選挙実施のための自主解散は沿うものであるのか疑問であるとの意見、同時選挙を実施している自治体では投票率は高く、自治体によっては2割程度も高い、同時選挙を実施すれば投票率は上がるとの意見、自主解散については議会解散の重み、世論の動向など、慎重に熟慮する必要があり、拙速に結論を出すのは避けるべきとの意見などが出されました。 協議の結果、同時選挙実施のための議会自主解散についての結論づけは一旦保留し、熟慮期間を設けることとなったところであります。 次に、政務活動費の収支報告について、県下で本市のみが公開していないことで情報公開度が下位に位置している状況であるとの指摘があり、急遽、政務活動費の情報公開のあり方について協議することになりました。 県内他自治体議会の開示のあり方を参考に協議した結果、令和元年度分から全議員の政務活動費に係る収支報告書、領収書、視察結果報告書を鹿屋市議会ホームページで公開し、収支報告書については、「かのや市議会だより」に議員ごと、支出項目ごとに一覧表にして掲載し、積極的に市民に情報提供することとなりました。 次に、議員の定数及び常任委員会の改編については、正副委員長案を委員会に示し、これをたたき台に協議を進めることとなりました。 正副委員長案は、全議員を対象にしたアンケート調査結果や全国の自治体の人口別、面積及び人口別、財政状況別の類似団体の議員定数、常任委員会の編成、委員定数、委員会ごとの審議付託件数、改編後の委員会の開会日程等を参考に作成しました。 その案は、まず議員定数を24名とし、現在4つの常任委員会を総務
市民環境委員会、
文教福祉委員会、
産業建設委員会の3つに改編し、各委員会委員定数を8名とするもので、これにより議員定数は削減されますが、各常任委員会の委員定数は改編前より逆に拡充されます。 また、議事日程を工夫することで、1日1常任委員会の開会が可能となり、全委員外議員の委員会傍聴の機会を確保できることになります。 協議の中で、議員定数はこの13年間で、合併後の34人から28名まで削減してきた。定数削減をしてもさらなる削減を求められ、限りなくゼロに近づいていく。市民からは議員定数そのものより、議員・議会のあり方、資質など議論すべきであるとの意見が多くあることから、現行の28名とする意見。24名の数字が出ているが、1市3町が合併した地域特性を考えると、将来旧3町から議員がいなくなったりすることが懸念されることから、慎重にすべきとする意見。少子化で人口が本市でも加速度的に減少し、あと2年ほどで10万人を下回る状況である。10万人から11万人の人口の全国自治体の平均議員定数は22.7人であることから、10万人を切ろうとしている状況にあって、平均の議員定数ではなく20名とする意見。一挙に4名削減するのは乱暴であるとの意見などが出されました。 こうした議論の中、議員定数を削減するかしないかについて採決を求める動議が出され、採決の結果、賛成多数により議員定数は削減することに決しました。 議員定数の採決方法について、直接各委員が定数を表記する無記名投票で決すべきで、各常任委員会定数については、議員定数確定後に配分を協議すべきとの意見が出されました。 これに対して、記名投票とすべきとの意見も出され、採決方法について採決した結果、無記名投票による採決となりました。採決の結果は、議員定数26人17票、24人7票、20人1票となり、議員定数は26名と決しました。 予算・決算委員会を除く4つの常任委員会改編については、
市民環境委員会を廃止し、総務
市民環境委員会、
文教福祉委員会、
産業建設委員会の3つに改編し、
市民環境委員会が所管していた市民生活部を総務
市民環境委員会、上下水道部を
産業建設委員会の所管とする正副委員長案が承認されました。 また、3つの常任委員会の委員定数については、総務
市民環境委員会を9名、
文教福祉委員会を8名、
産業建設委員会を9名とすることを賛成多数により決しました。 議員定数及び予算・決算委員会を除く常任委員会の改編と委員定数については、次期市議会議員の改選から適用することとし、6月定例会での議案上程を予定しています。 次に、予算委員会、決算委員会のいずれも常任委員会としての位置づけであるが、特に決算委員会については、年1回の決算審査だけであり、その都度設置する特別委員会とする考え方がある。協議すべきとの提起がなされ、また、議会報委員会の現状は、任意の委員会としての位置づけであり、根拠規定もないことから、その位置づけについても協議すべきとの提起があり、追加して協議することになりました。 協議の結果、決算委員会については年1回の決算審査だけであることから、その都度設置する特別委員会で審査が可能であり、議会経費の削減につながることから、特別委員会とすることに決しました。 また、予算案審議のあり方について各常任委員会に分割付託することについても協議されましたが、全体予算を把握するためには分割付託は不適切とのことから、これまでどおり一括付託することに決しました。 議会報委員会については、市民への広報公聴など新たな役割を持たせて、特別委員会あるいは常任委員会としてはとの意見が出されましたが、自治法の中で、自治体の会議規則で「議会の運営に関し協議又は調整の場を設けることができる」とあり、本市の会議規則では、「協議調整の場」として全員協議会、各派代表者会議、議員協議会の3つを規定しており、これに「議会活動の広報に関する協議及び調整を行う」ことを目的に、議会報委員会を追加規定することで、公務として位置づけられることから、協議の結果、議会報委員会は「協議・調整の場」として位置づけることに決しました。 決算委員会の位置づけについての
鹿屋市議会委員会条例の改正案は、令和2年4月1日を施行日として、この後、議案上程を予定しております。 また、議会報委員会の位置づけについての鹿屋市議会会議規則の改正案は、6月定例会に議案上程を予定しております。 委員会の一連の協議の中で、二つの調査部会から本委員会へ中間報告が行われ、これに伴う委員会としての決定事項等について報告します。 まず、議会報告会在り方調査部会からは、無所属の方々を含めた各会派の意向調査結果について報告があり、委員会において開催の単位、形式、内容、周知方法、変更年度等について協議しました。 これについては、結論を出すには相応の時間を要することから、令和元年度の議会報告会については例年どおりとし、部会で次年度以降の議会報告会のあり方について引き続き協議することとしました。 その後、議会報告会への参加者募集、報告会のメンバー、報告会の名称などについてそれぞれ二つの案が示され、委員会で協議願いたいとの申し出があり、これについても各会派で意見集約することとしています。 次に、ICT利活用調査部会から、曽於市議会のタブレット端末を活用した議会のICT化についての視察結果を踏まえた報告があり、本委員会では費用対効果や進め方について協議が行われました。 機種・機能・システムの選択によって費用対効果に開きがあるし、一概に試算することはできないが、ICT化が軌道に乗れば相応の経費節減が可能となることから、令和3年度のタブレット端末の導入に向けて、議会のICT化を推進することで了承されました。 つきましては、市長が推進するICTの積極的な利活用による経費節減と生産性の向上を目指す職場改革の中で、議会のICT化も含め、具体的に検討を進めていただきたいという結論に至りました。 以上で、第三次鹿屋市議会改革特別委員会の中間報告を終わります。
○議長(
宮島眞一君) 委員長の中間報告に対し、質疑はありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(
宮島眞一君) 別にないようですので、第三次鹿屋市議会改革特別委員会の中間報告を終わります。───────────
△日程第36
鹿屋市議会委員会条例の一部改正について
○議長(
宮島眞一君) 次に、日程第36
委員会提出議案第1号を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。第三次鹿屋市議会改革特別委員長 22番 東 秀哉議員。 [第三次鹿屋市議会改革特別委員長 東 秀哉君 登壇]
◎第三次鹿屋市議会改革特別委員長(東秀哉君) ただいま上程されました
委員会提出議案第1号
鹿屋市議会委員会条例の一部改正について御説明申し上げます。 本案は、第三次鹿屋市議会改革特別委員会において、現在、常任委員会として位置づけている決算委員会を令和2年度から特別委員会に変更することを決定したことに伴い、常任委員会の名称、所管等について規定している同条例別表中の決算委員会の規定を削るものであります。 以上、御説明を申し上げましたが、御審議の上、議決賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。
○議長(
宮島眞一君) 以上で、説明は終わりました。 これより質疑に入ります。本案について質疑はありませんか。 [「なし」という者あり]
○議長(
宮島眞一君) 別にないようですので、質疑は終結したものと認めます。 本件は、会議規則第37条2項の規定により、委員会への付託を省略いたします。 これから、討論に入ります。 日程第36
委員会提出議案第1号に対し、討論はありませんか。 [「なし」という者あり]
○議長(
宮島眞一君) 別にないようですので、討論は終結したものと認め、採決を行います。 日程第36
委員会提出議案第1号について、原案のとおり決することに御異議ありませんか。 [「異議なし」という者あり]
○議長(
宮島眞一君) 御異議なしと認めます。よって、
委員会提出議案第1号は、原案のとおり可決されました。 ここで、都合により副議長と交代いたします。 [議長交代]
○副議長(岡元浩一君) ただいまから、私が議事を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。───────────
△追加日程第1 議長の辞職許可について
○副議長(岡元浩一君) お諮りいたします。
宮島眞一議長から、議長の辞職願が提出されております。この際、議長の辞職許可を本日の日程に追加し、順序を変更して直ちに議題にいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 [「異議なし」という者あり]
○副議長(岡元浩一君) 異議なしと認めます。よって、議長の辞職許可を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。 議長の辞職許可を議題といたします。
宮島眞一議長の退席を求めます。 [
宮島眞一議長退席]
○副議長(岡元浩一君) 辞職願を読み上げます。 辞職願。私は当議会申し合わせのとおり鹿屋市議会議長職を辞任したいと思いますので、許可方よろしくお願いいたします。 令和2年3月19日、鹿屋市議会議長
宮島眞一。 鹿屋市議会副議長宛てでございます。 お諮りいたします。
宮島眞一議長の議長辞職を許可することに御異議ございませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○副議長(岡元浩一君) 御異議なしと認めます。よって、
宮島眞一議長の議長辞職を許可することに決しました。
宮島眞一議長の着席を求めます。 [
宮島眞一議員着席]
○副議長(岡元浩一君)
宮島眞一議員、議長の辞職を許可することに決しましたので、お知らせしておきます。 ただいま、議長が欠けました。───────────
△追加日程第2 議長の選挙
○副議長(岡元浩一君) お諮りいたします。この際、議長の選挙を本日の日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○副議長(岡元浩一君) 御異議なしと認めます。よって、議長の選挙を本日の日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決しました。 議長の選挙を行います。 議場の閉鎖を命じます。 [議場閉鎖]
○副議長(岡元浩一君) ただいまの出席議員数は28人であります。 投票用紙を配付いたします。 [投票用紙配付]
○副議長(岡元浩一君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 [「なし」という者あり]
○副議長(岡元浩一君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 [投票箱点検]
○副議長(岡元浩一君) 異状なしと認めます。 投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人1名の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。 職員に点呼を命じます。 [氏名点呼、各員投票]─────────── 1番 柴 立 豊 子 議員 2番 岩 松 近 俊 議員 3番 中 馬 美樹郎 議員 4番 近 藤 善 光 議員 5番 佐々木 茂 己 議員 6番 繁 昌 誠 吾 議員 7番 伊 野 幸 二 議員 8番 原 田 靖 議員 9番 米 永 淳 子 議員 10番 吉 岡 鳴 人 議員 11番 田 辺 水 哉 議員 12番 新 保 秀 美 議員 13番 西 薗 美恵子 議員 14番 福 田 伸 作 議員 15番 福 﨑 和 士 議員 16番 市 來 洋 志 議員 17番 時 吉 茂 治 議員 18番 宮 島 眞 一 議員 19番 別府込 初 男 議員 20番 梶 原 正 憲 議員 21番 松 本 辰 二 議員 22番 東 秀 哉 議員 23番 児 玉 美環子 議員 25番 今 村 光 春 議員 26番 永 山 勇 人 議員 27番 下本地 隆 議員 28番 花牟礼 薫 議員 24番 岡 元 浩 一 議員───────────
○副議長(岡元浩一君) 投票漏れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○副議長(岡元浩一君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 [議場開鎖]
○副議長(岡元浩一君) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に7番
伊野幸二議員と16番 市來洋志議員を指名いたします。 両議員の立ち会いを求めます。 [開票・点検]
○副議長(岡元浩一君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数28票、これは先ほどの出席議員に符号しております。そのうち、 有効投票 28票 無効投票 0票 有効投票中
花牟礼薫議員 20票
宮島眞一議員 8票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は7票であります。 よって、花牟礼議員が議長に当選されました。 ただいま当選されました花牟礼議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、議長に当選された旨、告知いたします。 ここで、新議長に挨拶をお願いいたします。
○議長(花牟礼薫君) まず、お礼を申し上げます。議員の皆様方に議長に推挙していただきまして、まことにありがとうございます。 私は、議長の役目は議会のスムーズな運営、そして議員それぞれの地域の思いを持って議場に来ていただきますので、議員の方々の御意見とそしてそれらのまとめ役として尽力を尽くしていきたいと思っております。 鹿屋市民の議会の長として、しっかり任期務めさせていただきますので、どうか議員の皆様方の御協力をよろしくお願いいたします。 終わります。(拍手)
○副議長(岡元浩一君) 以上で、私の任務は終了いたしました。ここで、議長と交代いたします。 花牟礼議長、議長席にお着きください。 [副議長退席、議長着席]
○議長(花牟礼薫君) ただいまから、私が議長の職務を行います。何とぞよろしくお願いを申し上げます。───────────
△追加日程第3 副議長の辞職許可について
○議長(花牟礼薫君) お諮りいたします。岡元浩一副議長から、副議長の辞職願が提出されております。この際、副議長の辞職許可を本日の日程に追加し、順序を変更して直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 [「異議なし」という者あり]
○議長(花牟礼薫君) 異議なしと認めます。よって、副議長の辞職許可を本日の日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。 副議長の辞職許可を議題といたします。 岡元浩一副議長の退席を求めます。 [岡元浩一副議長退席]
○議長(花牟礼薫君) 辞職願を読み上げます。 私は、当議会申し合わせのとおり鹿屋市議会副議長職を辞職したいと思いますので、許可方よろしくお願いを申し上げます。 令和2年3月19日、鹿屋市議会副議長岡元浩一。 鹿屋市議会議長宛てでございます。 お諮りを申し上げます。岡元浩一副議長の副議長辞職を許可することに御異議ございませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(花牟礼薫君) 異議なしと認めます。よって、岡元浩一副議長の副議長辞職を許可することに決しました。 岡元浩一議員の着席を求めます。 [岡元浩一議員着席]
○議長(花牟礼薫君) 岡元浩一議員、副議長の辞職を許可することに決しましたので、お知らせしておきます。 ただいま、副議長職が欠けました。───────────
△追加日程第4 副議長の選挙
○議長(花牟礼薫君) お諮りいたします。この際、副議長の選挙を本日の日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(花牟礼薫君) 異議なしと認めます。よって、副議長の選挙を本日の日程に追加し、直ちに選挙を行うことに決しました。 副議長の選挙を行います。 議場の閉鎖を命じます。 [議場閉鎖]
○議長(花牟礼薫君) ただいまの出席議員数は28人であります。 投票用紙を配付いたします。 [投票用紙配付]
○議長(花牟礼薫君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 [「なし」という者あり]
○議長(花牟礼薫君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 [投票箱点検]
○議長(花牟礼薫君) 異状なしと認めます。 投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人1名の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。 職員に点呼を命じます。 [氏名点呼、各員投票]─────────── 1番 柴 立 豊 子 議員 2番 岩 松 近 俊 議員 3番 中 馬 美樹郎 議員 4番 近 藤 善 光 議員 5番 佐々木 茂 己 議員 6番 繁 昌 誠 吾 議員 7番 伊 野 幸 二 議員 8番 原 田 靖 議員 9番 米 永 淳 子 議員 10番 吉 岡 鳴 人 議員 11番 田 辺 水 哉 議員 12番 新 保 秀 美 議員 13番 西 薗 美恵子 議員 14番 福 田 伸 作 議員 15番 福 﨑 和 士 議員 16番 市 來 洋 志 議員 17番 時 吉 茂 治 議員 18番 宮 島 眞 一 議員 19番 別府込 初 男 議員 20番 梶 原 正 憲 議員 21番 松 本 辰 二 議員 22番 東 秀 哉 議員 23番 児 玉 美環子 議員 24番 岡 元 浩 一 議員 25番 今 村 光 春 議員 26番 永 山 勇 人 議員 27番 下本地 隆 議員 28番 花牟礼 薫 議員───────────
○議長(花牟礼薫君) 投票漏れはありませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(花牟礼薫君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 [議場開鎖]
○議長(花牟礼薫君) それでは開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に8番 原田 靖議員と15番 福﨑和士議員を指名いたします。 両議員の立ち会いを求めます。 [開票・点検]
○議長(花牟礼薫君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数28票です。これは先ほどの出席議員に符号しております。そのうち、 有効投票 26票 無効投票 2票 有効投票中 永山勇人議員 19票 別府込初男議員 7票であります。 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は7票であります。 よって、永山勇人議員が副議長に当選されました。 ただいま当選されました永山勇人議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、副議長に当選された旨、告知をいたします。 ここで、新副議長に挨拶をお願いいたします。
◎副議長(永山勇人君) 副議長に選んでいただきまして、ありがとうございます。 市議会、市制発展のために全力で議長を補佐してまいるつもりでございますので、御指導、御協力のほどをよろしくお願いいたします。 本日はありがとうございます。(拍手)───────────
△日程第37監査委員の選任について
○議長(花牟礼薫君) 次に、日程第37 議案第41号を議題といたします。 東 秀哉議員の退席を求めます。 [東 秀哉議員退席]
○議長(花牟礼薫君) 提案理由の説明を求めます。中西市長。 [市長 中西 茂君 登壇]
◎市長(中西茂君) ただいま上程されました議案第41号監査委員の選任について、御説明申し上げます。 本案は、議会選出の監査委員に東 秀哉氏を選任いたしたく、御提案申し上げるものでございます。同氏の略歴等につきましては、議案に添付してございます。何とぞ御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○議長(花牟礼薫君) 以上で、説明が終わりました。 これより質疑に入ります。本案について質疑ございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(花牟礼薫君) 別にないようですので、質疑は終結したものと認めます。 お諮りいたします。本件は、委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(花牟礼薫君) 異議なしと認めます。よって、本件は委員会の付託を省略することに決しました。 これから、討論に入ります。本件に対して討論ございませんか。 [「なし」と呼ぶ者あり]
○議長(花牟礼薫君) 別にないようですので、討論は終結したものと認め、採決を行います。 日程第37 議案第41号については、これに同意することに御異議ございませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(花牟礼薫君) 異議なしと認めます。よって、議案第41号については、これに同意することに決しました。 東 秀哉議員の着席を求めます。 [東 秀哉議員着席]
○議長(花牟礼薫君) 東 秀哉議員、監査委員の選任について同意することに決しましたので、お知らせをいたします。───────────
△日程第38
総務委員会、
市民環境委員会、
産業建設委員会、
文教福祉委員会及び
議会運営委員会の閉会中の継続調査について
○議長(花牟礼薫君) 次に、日程第38
総務委員会、
市民環境委員会、
産業建設委員会、
文教福祉委員会及び
議会運営委員会の閉会中の継続調査について議題といたします。 お諮りいたします。お手元に配付のとおり、
総務委員会、
市民環境委員会、
産業建設委員会、
文教福祉委員会及び
議会運営委員会の各委員長からの事件を付し、調査終了まで閉会中の継続調査といたしたい旨の申し出がなされております。 各委員長からの申し出のとおり、調査終了まで閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(花牟礼薫君) 異議なしと認めます。よって、各委員会からの申し出のとおり、調査終了まで閉会中の継続調査とすることに決しました。 以上で、予定された全部の日程を終了いたしました。 ここで、市長から発言の申し出がありますので、これを許します。
◎市長(中西茂君) 3月議会定例会の閉会に当たりまして、一言、御挨拶を申し述べさせていただきたいと思います。 議員の皆様には、去る2月19日から本日まで30日間にわかり、令和2年度一般会計当初予算を初め、条例、その他の議案等につきまして、熱心な御審議をいただき、いずれも原案のとおり議決賜り、まことにありがとうございます。議員の皆様から賜りました御意見、御要望等につきましては、十分留意の上、今後の市制運営に取り組んでまいりたいと考えております。 さて、昨年、中国の武漢市で発生した新型コロナウイルスについては、世界保健機構WHOは、パンデミックとみなせると表明し、世界各国で全力で感染拡大を抑え込むよう訴えております。我が国におきましては、感染症のさらなる拡大を受け、緊急事態宣言を発動できるようにするため、新型インフルエンザ等対策特別措置法を改正し、3月13日に成立、14日に施行したところでございます。 本市におきましては、日々刻々と変化する状況に速やかに対応するために、新型コロナウイルス感染症対策会議を設置し、関係部、課が一体となって取り組んでいるところであります。 議員を初めとして市民の皆様には、学校の臨時休校、市主催行事等の中止または延期、市公共施設の利用制限などの対策を行う中で、その趣旨に御理解、御協力を賜り対応していただいておりますことに心から感謝を申し上げます。 いまだ先を見通せる状況にない中、市民の皆様、特に子供さんのいらっしゃる御家庭におきましては、日常生活に御不便や御負担をおかけしておりますが、丁寧な手洗いやせきエチケット等、通常の感染症対策を徹底するとともに、国や鹿児島県、本市が発信する正確な情報に基づき、落ち着いて対応していただけるようお願いを申し上げます。 本市では、今後とも感染症対策の的確な情報を速やかに届けられるよう、市広報紙、ホームページ、行政無線などを活用して周知啓発に努めるとともに、予防対策に万全で取り組んでまいります。また、本市経済等への影響も懸念されることから、各種団体などと意見交換を行っているところでありますが、市民の皆様、事業者の皆様に御不安が広がらないように、関係機関、団体と連携を図りながら、国や県から示される緊急対応策等について情報提供に努めるとともに、本市としての支援策等について検討しているところであります。 今後とも、議会に対しまして必要に応じて適切に情報を提供するとともに、予算を伴う施策などについては協議をさせていただきたいと考えております。 結びに、議会の議員の皆様方のますますの御健勝と御活躍を御祈念申し上げますとともに、新型コロナウイルスによる感染拡大が一日も早く終息をすることをお祈り申し上げ、閉会の御挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。─────────── ▽ 閉 会
○議長(花牟礼薫君) 本日の会議は、これで終わります。 令和2年3月
鹿屋市議会定例会は、これをもって閉会をいたします。午後0時15分閉会──────────────────────────────────────────────────────閉会中の継続調査の申し出について☆
総務委員会 ・事件名 ①総合計画及びまち・ひと・しごと創生総合戦略等について ②人事管理、定数管理及び組織管理について ③広報広聴活動について ④情報公開及び情報化の推進について ⑤税の賦課、徴収状況について ⑥財産の取得、管理、処分について ⑦行財政改革について ⑧総合交通対策について ⑨基地対策について ⑩
指定管理者制度について ⑪地域振興、地域コミュニティ政策について ⑫国際交流について ・理 由 実情を詳しく調査する必要があるため☆
市民環境委員会 ・事件名 ①環境保全対策について ②廃棄物対策及びリサイクルの推進について ③市民の住民登録等及び男女共同参画の推進について ④上水道及び下水道対策について ⑤防災対策について ⑥空き家対策について ⑦交通安全及び防犯対策について ⑧競技・生涯スポーツ振興について ⑨スポーツ合宿誘致の推進について ⑩スポーツ施設の建設及び維持管理等について ・理 由 実情を詳しく調査する必要があるため☆
産業建設委員会 ・事件名 ①企業誘致及び産業支援について ②流通対策について ③農林水産業振興について ④畜産環境対策について ⑤
土地改良事業について ⑥商工業振興について ⑦観光振興について ⑧ふるさと納税について ⑨道路整備について ⑩公園整備について ⑪都市計画について ⑫市営住宅について ⑬バイオマスについて ・理 由 実情を詳しく調査する必要があるため☆
文教福祉委員会 ・事件名 ①学校建設及び学校施設の管理運営等について ②学校教育、学校保健、学校体育及び学校給食について ③市立高等学校及び看護専門学校について ④生涯学習及び社会教育の推進並びに文化の振興について ⑤文化財保護について ⑥障害者施策について ⑦生活保護について ⑧児童・母子福祉施策について ⑨介護保険事業について ⑩高齢者施策について ⑪国民健康保険事業について ⑫保健衛生及び健康増進の施策について ・理 由 実情を詳しく調査する必要があるため☆
議会運営委員会 ・事件名 次期議会の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について ・理 由 次期議会の円滑な運営に資するため─────────────────────────────────────────── 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 鹿屋市議会議長 〃 議員 〃 議員...