• "地球温暖化対策推進法"(/)
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  1. 鹿児島市議会 2007-10-01
    09月05日-01号


    取得元: 鹿児島市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-20
    平成19年第3回定例会(9・10月)   議事日程 第一号     平成十九年九月五日(水曜)午前十時 開議第 一 会議録署名議員の指名第 二 会期の決定第 三 第四二号議案 鹿児島市手数料条例一部改正の件第 四 第四三号議案 公の施設の指定管理者の指定に関する件第 五 第四四号議案 鹿児島市水道事業工業用水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例一部改正の件第 六 第四五号議案 工事請負契約締結の件第 七 第四六号議案 鹿児島市特別用途地区内における建築物の制限に関する条例制定の件第 八 第四七号議案 鹿児島市市街化調整区域における住宅建築等に関する条例一部改正の件第 九 第四八号議案 鹿児島市営住宅条例一部改正の件第一〇 第四九号議案 鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合規約の一部変更に関する件第一一 第五〇号議案 鹿児島市火災予防条例一部改正の件第一二 第五一号議案 平成十九年度鹿児島市一般会計補正予算(第一号)第一三 第五二号議案 平成十九年度鹿児島市土地区画整理事業用地取得特別会計補正予算(第一号)第一四 第五三号議案 平成十九年度鹿児島市水道事業特別会計補正予算(第一号)第一五 第五四号議案 平成十九年度鹿児島市船舶事業特別会計補正予算(第一号)第一六 第五五号議案 平成十八年度鹿児島市一般会計歳入歳出決算第一七 第五六号議案 平成十八年度鹿児島市土地区画整理事業清算特別会計歳入歳出決算第一八 第五七号議案 平成十八年度鹿児島市中央卸売市場特別会計歳入歳出決算第一九 第五八号議案 平成十八年度鹿児島市交通災害共済事業特別会計歳入歳出決算第二〇 第五九号議案 平成十八年度鹿児島市地域下水道事業特別会計歳入歳出決算第二一 第六〇号議案 平成十八年度鹿児島市桜島観光施設特別会計歳入歳出決算第二二 第六一号議案 平成十八年度鹿児島市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算第二三 第六二号議案 平成十八年度鹿児島市介護保険特別会計歳入歳出決算第二四 第六三号議案 平成十八年度鹿児島市老人保健医療特別会計歳入歳出決算第二五 第六四号議案 平成十八年度鹿児島市母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算第二六 第六五号議案 平成十八年度鹿児島市病院事業特別会計決算についての議会の認定及び平成十八年度鹿児島市病院事業剰余金処分についての議会の議決を求める件第二七 第六六号議案 平成十八年度鹿児島市交通事業特別会計決算について議会の認定を求める件第二八 第六七号議案 平成十八年度鹿児島市水道事業特別会計決算について議会の認定を求める件第二九 第六八号議案 平成十八年度鹿児島市工業用水道事業特別会計決算についての議会の認定及び平成十八年度鹿児島市工業用水道事業剰余金処分についての議会の議決を求める件第三〇 第六九号議案 平成十八年度鹿児島市公共下水道事業特別会計決算について議会の認定を求める件第三一 第七〇号議案 平成十八年度鹿児島市船舶事業特別会計決算について議会の認定を求める件────────────────────────────────────────   本日の会議に付した事件議事日程のとおり────────────────────────────────────────   (出席議員 五十二人)  一  番   和  田  幸  一  議員  二  番   脇  田  高  徳  議員  三  番   池  山  泰  正  議員  五  番   長  浜  昌  三  議員  六  番   の ぐ ち  英 一 郎  議員  七  番   欠  員  八  番   杉  尾  巨  樹  議員  九  番   奥  山 よしじろう  議員  十  番   川  越  桂  路  議員  十一 番   山  口  た け し  議員  十二 番   堀     純  則  議員  十三 番   古  江  尚  子  議員  十四 番   大  森     忍  議員  十五 番   小  森  のぶたか  議員  十六 番   崎  元  ひろのり  議員  十七 番   井  上     剛  議員  十八 番   大  園  盛  仁  議員  十九 番   小  川  み さ 子  議員  二十 番   仮  屋  秀  一  議員  二十一番   豊  平     純  議員  二十二番   柿  元  一  雄  議員  二十三番   田  中  良  一  議員  二十四番   志  摩  れ い 子  議員  二十五番   谷  川  修  一  議員  二十六番   ふじくぼ  博  文  議員  二十七番   北  森  た か お  議員  二十八番   中  尾  ま さ 子  議員  二十九番   う え だ  勇  作  議員  三十 番   三 反 園  輝  男  議員  三十一番   山  下  ひ と み  議員  三十三番   小  森  こうぶん  議員  三十四番   鶴  薗  勝  利  議員  三十五番   幾  村  清  徳  議員  三十六番   長  田  徳 太 郎  議員  三十七番   ふくし山  ノブスケ  議員  三十八番   森  山  き よ み  議員  三十九番   うえがき     勉  議員  四十 番   藤  田  て る み  議員  四十一番   政  田  け い じ  議員  四十二番   ふ じ た  太  一  議員  四十三番   竹  原  よ し 子  議員  四十四番   上  門  秀  彦  議員  四十五番   平  山     哲  議員  四十六番   西  川  かずひろ  議員  四十七番   下  村  祐  毅  議員  四十八番   入  船  攻  一  議員  四十九番   赤  崎  正  剛  議員  五十 番   秋  広  正  健  議員  五十一番   竹 之 下  たかはる  議員  五十二番   川  野  幹  男  議員  五十三番   片  平  孝  市  議員  五十四番   泉     広  明  議員  五十五番   平  山  た か し  議員     ──────────────────────────────   (欠席議員 二人)  四  番   竹 ノ 下     光  議員  三十二番   黒  木  すみかず  議員     ──────────────────────────────   事務局職員出席者  事務局長   今  吉  悦  朗  君  議事課長   北  山  一  郎  君  総務課長   井手之上  清  治  君  政務調査課長 吉  永  直  人  君  議事係長   宮 之 原     賢  君  委員会係長  尾 ノ 上  優  二  君  議事課主査  松  尾  健  志  君  議事課主事  九  反  大  介  君     ──────────────────────────────   説明のため出席した者  市長     森     博  幸  君  副市長    大  平  和  久  君  副市長    山  本  克  也  君  教育長    石  踊  政  昭  君  代表監査委員 渡  邊  眞 一 郎  君  市立病院長  上 津 原  甲  一  君  交通局長   大  西  義  幸  君  水道局長   園  田  太 計 夫  君  総務局長   草  留  義  一  君  市民局長   四  元  正  二  君  市民局参事  児  島  文  雄  君  環境局長   川  原     勤  君  健康福祉局長 邦  村  昇  蔵  君  健康福祉局参事松  元  幸  博  君  健康福祉局参事折  田  勝  郎  君  経済局長   松 木 園  富  雄  君  建設局長   山  中  敏  隆  君  建設局参事  角  田  正  雄  君  消防局長   隈  元     一  君  病院事務局長 松  永  初  男  君  船舶部長   森     英  夫  君  企画部長   新  地  茂  樹  君  総務部長   松  山  芳  英  君  財政部長   木 佐 貫  芳  広  君  教育委員会事務局管理部長         福  元  修 三 郎  君  秘書課長   松  永  範  芳  君     ────────────────────────────── 平成十九年九月五日 午前十時 開会 △開会 ○議長(小森こうぶん君) これより、平成十九年第三回鹿児島市議会定例会を開会いたします。 △開議 ○議長(小森こうぶん君) 直ちに本日の会議を開きます。 △諸般の報告 ○議長(小森こうぶん君) この際、諸般の報告をいたします。 まず、今議会に市長から、地方自治法第百八十条第二項の規定による専決処分の報告並びに同法施行令第百四十五条第二項及び地方公営企業法施行令第十八条の二第二項の規定による継続費の精算に関する報告がありました。 次に、地方自治法第二百四十三条の三第二項の規定による鹿児島市土地開発公社財団法人鹿児島住宅公社財団法人鹿児島衛生公社財団法人鹿児島市民文化ホール管理公社財団法人鹿児島中小企業勤労者福祉サービスセンター財団法人鹿児島観光コンベンション協会財団法人鹿児島水族館公社財団法人鹿児島教育施設管理公社及び財団法人鹿児島健康交流促進財団の経営状況を説明する書類の提出がありました。 以上の報告及び提出書類は、先般送付いたしましたとおりであります。 次に、本市監査委員から、地方自治法第二百三十五条の二第三項の規定による例月現金出納検査の結果報告がありました。関係書類は事務局に保管してありますので御閲覧願います。 本日の議事日程は、議事日程第一号のとおりであります。 △会議録署名議員の指名 ○議長(小森こうぶん君) それでは、日程第一 会議録署名議員の指名を行います。 今議会の会議録署名議員は、上門秀彦議員及び川野幹男議員を指名いたします。 △会期の決定 ○議長(小森こうぶん君) 次は、日程第二 会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今議会の会期は、本日から十月一日まで二十七日間といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小森こうぶん君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は二十七日間と決定いたしました。 △第四二号議案―第七〇号議案上程 ○議長(小森こうぶん君) 次は、日程第三 第四二号議案ないし日程第三一 第七〇号議案の議案二十九件を一括議題といたします。 件名の朗読を省略いたします。 △市長提案理由説明 ○議長(小森こうぶん君) ここで、提出者の説明を求めます。   [市長 森 博幸君 登壇] ◎市長(森博幸君) 平成十九年第三回市議会定例会におきまして、今回提案いたしております平成十九年度補正予算及び条例その他の案件並びに平成十八年度一般会計特別会計及び企業会計の決算について、その概要を御説明申し上げます。 そのまえに、本年七月十六日の新潟県中越沖地震により、亡くなられた方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、被災者の皆様に対し心からお見舞い申し上げます。また、一日も早い被災地の復旧と住民生活の安定をお祈りいたします。 それでは、補正予算について申し上げます。 一般会計におきましては、今回二十一億六千八百四十一万九千円を追加し、総額で二千二十七億五千九百四十一万九千円となります。 今回の補正予算は、補助決定等に基づく土地区画整理事業費降灰地域防災営農対策事業費等を計上しましたほか、新鴨池公園水泳プール整備運営事業についてPFI事業導入に伴う債務負担行為を設定いたしました。 以下、歳出予算の主な内容について、順次御説明申し上げます。 民生費につきましては、補助内示等に基づき、私立保育所施設整備及び障害者就労訓練設備等整備に対する補助金を計上するとともに、児童クラブ施設整備費を計上いたしました。 農林水産業費につきましては、補助内示見込み等に基づき、降灰地域防災営農対策事業費、農業・農村活性化推進施設等整備事業費を計上いたしました。 土木費につきましては、補助決定等に基づく土地区画整理事業費及び谷山地区連続立体交差事業費等を計上いたしました。また、旧潮見橋の石材を活用するために必要な経費を計上いたしました。 災害復旧費につきましては、本年七月の豪雨及び台風により被災した道路等の復旧に要する経費を計上いたしました。 公債費につきましては、市債の借換えに伴う元金償還金を計上いたしました。 以上、歳出予算の主な内容について、御説明申し上げましたが、これらの財源といたしましては、国庫支出金県支出金、市債等の特定財源のほか、一般財源として繰越金を計上いたしました。 このほか、新鴨池公園水泳プール整備運営事業について、民間事業者のノウハウを活用するPFI事業を導入することとし、債務負担行為を設定いたしました。 次に、特別会計について申し上げます。 土地区画整理事業用地取得特別会計におきましては、補助内示に基づき、補償費等を計上いたしました。 次に、企業会計について申し上げます。 水道事業特別会計におきましては、道路築造工事に伴う郡元水源地の建物等撤去に要する経費を計上いたしました。 船舶事業特別会計におきましては、事業内容の変更に伴い桜島港フェリー施設整備事業費を減額いたしました。 次に、条例その他の案件について、御説明申し上げます。 鹿児島市手数料条例一部改正の件は、温泉法の一部改正に伴い、温泉の利用許可を受けた地位の承継に係る承認申請手数料の額を定めようとするものであります。 公の施設の指定管理者の指定に関する件は、鹿児島市鴨池海づり公園及び鹿児島市桜島海づり公園指定管理者を指定するについて、地方自治法第二百四十四条の二第六項の規定に基づき、議会の議決を求めようとするものであります。 鹿児島市水道事業工業用水道事業及び公共下水道事業の設置等に関する条例一部改正の件は、中央港新町の町の区域の設定及び宇宿二丁目の町の区域の変更に伴い、関係条文の整理をしようとするものであります。 工事請負契約締結の件は、三和住宅二十四号棟新築本体工事請負契約を締結するについて、議会の議決を求めようとするものであります。 鹿児島市特別用途地区内における建築物の制限に関する条例制定の件は、建築基準法第四十九条第一項の規定に基づき、特別用途地区内における大規模店舗等の建築の制限について必要な事項を定めようとするものであります。 鹿児島市市街化調整区域における住宅建築等に関する条例一部改正の件は、都市計画法等の一部改正に伴い、関係条文の整理をしようとするものであります。 鹿児島市営住宅条例一部改正の件は、東桜島住宅十戸がしゅん工するので、これを市営住宅として設置するとともに、真砂本町住宅を建て替えるため、同住宅十六戸を廃止しようとするものであります。 鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合規約の一部変更に関する件は、市町村合併による南九州市の設置に伴い、鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合規約の一部変更について、関係地方公共団体と協議するため、地方自治法第二百九十条の規定に基づき、議会の議決を求めようとするものであります。 鹿児島市火災予防条例一部改正の件は、住宅用防災機器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部改正に伴い、関係条文の整理をしようとするものであります。 以上で、平成十九年度補正予算及び条例その他の案件についての説明を終わります。 なにとぞ、よろしく御審議のうえ、議決していただきますようお願いいたします。 次に、平成十八年度の一般会計特別会計及び企業会計の決算について、その概要を御説明申し上げます。 平成十八年度のわが国経済は、企業の好調な業績に支えられ、民間需要を中心に景気の回復が続きましたが、景気の動向は地域や業種により異なり、大都市圏とは対照的に、地方においてはそのことを実感できない状況にありました。 このような状況のもと、地方財政においては、公債費が高い水準であることや社会保障関係経費自然増等に加え、地方交付税及びその代替である臨時財政対策債の総額が大幅に削減されたことから、給与関係経費地方単独経費の抑制を行うなど、厳しい状況が続きました。 こうした中で、本市の財政運営におきましても大変厳しい状況となりましたが、徹底した事務事業の峻別、見直しを行う一方、可能な限り財源を確保するなど、健全な財政運営の維持に努めました。 市政運営に当たりましては、市民が主役のまちづくりを基本に、「人とまち個性が輝く 元気都市・かごしま」の都市像の実現に向けて、潤いと彩りのある都市環境の創出、安心安全な地域社会づくり子どもたちが健やかに育まれる環境づくりなど五つの最重点施策を積極的に推進し、市勢の力強い発展と市民福祉の向上に努めました。 一般会計における歳出の決算額は、二千五十億七千六百五十六万円となりました。 以下、主な事務事業について、その概要を御説明申し上げます。 まず、総務費について申し上げます。 国際交流につきましては、国際性豊かな人材育成を図るため、アジア各国の青少年と本市の青少年が集う第一回かごしまアジア青少年芸術祭を開催しましたほか、パース市への親善訪問団を派遣するとともに、韓国の釜山広域市を訪問し、友好交流を深めました。 広報・広聴につきましては、市民の方々の意見や提言を市政に反映するため、わたしの提言をお寄せいただくとともに、市内各所に直接出向き、市長とふれあいトークを十一回にわたり開催いたしました。 また、市民のひろば、テレビ・ラジオなどにより市政情報の積極的な広報に努めましたほか、広報全般について市民意見の調査等を行いました。 男女共同参画社会の実現に向けて、男女共同参画計画の見直しを行うとともに、新たに企業向け研修会を開催しましたほか、相談員を増員し相談体制の充実を図りました。 安心安全に暮らせるまちづくりにつきましては、安心安全まちづくり市民大会の開催や防犯パトロール隊の育成・支援などに取り組むとともに、地域の防犯、防災活動等のリーダーを育成しましたほか、災害時における高齢者等の要援護者を支援するためのプランを策定いたしました。 また、地下壕の安全対策を講じるとともに、わが家の安心安全ガイドブックを作成し市内全世帯に配布しましたほか、鹿児島市国民保護計画を策定いたしました。 市民と行政との協働による個性的なまちづくりの推進につきましては、公共的サービスを提供するNPO等の活動に対し新たに助成いたしました。 コミュニティ活動の推進につきましては、町内会等が行う夏祭りや文化祭等に対し、助成条件を緩和し、新たな制度として助成いたしました。 交通政策につきましては、広木駅(仮称)の設置に係る調査設計業務についてJR九州と協定を締結しましたほか、市内の公共交通の現況を調査する中で、公共交通不便地の抽出を行い、対応策を検討いたしました。 情報化の推進につきましては、地図データを一元的に管理する統合型GIS庁内システムを構築するとともに、電子調達システムの県等との共同開発を行いました。 桜島赤水採石場跡地につきましては、その活用を図るため、基本構想及び基本計画を策定いたしました。 市民文化ホールにつきましては、年々多様化・高度化する演出技法に対応するため、第一ホールの舞台設備改修工事等を行いました。 人権啓発につきましては、新たに鹿児島市人権教育啓発基本計画を策定いたしました。 市立病院のあり方につきましては、外部有識者等による検討委員会を設置し、その果たすべき役割や望ましい規模・機能等を検討いたしました。 次に、民生費について申し上げます。 地域福祉の推進につきましては、地域で互いに支えあう仕組みを整えるため、社会福祉法に基づく地域福祉計画を、合併等も踏まえ見直しいたしました。 また、地域福祉館単位地域福祉ネットワークの構築に向け、地域福祉支援員を配置し、六箇所の地域福祉館においてモデル事業を実施いたしました。 このほか、ボランティア活動の中核的な役割を果たすボランティアセンターの運営費に対する助成を行うとともに、福祉ふれあいフェスティバルを開催いたしました。 障害者福祉につきましては、障害者自立支援法に基づき、サービス必要量等を定める障害福祉計画を新たに策定し、サービスを提供いたしました。 また、民間の障害者福祉施設の整備等に対し助成しましたほか、障害者の社会参加等を支援するため、友愛パス友愛タクシー券を交付いたしました。 安心して子育てができる環境づくりにつきましては、保育計画に基づき、幼稚園余裕教室の活用や認可外保育施設認可化等による児童の受入枠の拡大を行うとともに、定員増を図る保育所の施設整備に対し助成するなど、待機児童の解消に努めました。 また、特別保育事業における特定保育認可外保育施設における従事者の資質向上のための研修に対し助成しましたほか、私立保育所に対する運営費助成を引き続き実施いたしました。 さらに、児童クラブ五箇所の施設整備を行い、放課後児童受入体制の充実を図りましたほか、育児相談子育てサークルへの支援を行う地域子育て支援センターを新たに二箇所設置するとともに、乳幼児健康支援一時預かり事業を実施する医療機関を三箇所から五箇所に拡充いたしました。 また、乳幼児等を持つ親とその子が気軽につどい交流するとともに、育児相談や子育てに関する情報提供等を行う親子つどいの広場の実施設計を行いました。 高齢者福祉につきましては、長才まつりなどを開催するとともに、すこやか入浴制度にも対応した敬老パスを交付しましたほか、愛のふれあい会食事業や地域ふれあい交流助成事業等を行うなど、高齢者の生きがいと社会参加の促進を図りました。 また、民間の老人福祉施設の整備に対し助成するとともに、高齢者福祉センター吉野建築工事に着手いたしました。 介護保険につきましては、低所得者対策として、居宅サービスに係る利用料の助成を行いました。 次に、衛生費について申し上げます。 健康づくりの推進につきましては、かごしま市民健康55プランの普及・広報に努めましたほか、さくらじま白浜温泉センター温泉掘削マリンピア喜入室内温水プールの改修及びスパランド裸・楽・良の水源掘削等を行いました。 市民の健康増進疾病予防につきましては、生活習慣病検診の会場の増設や土日検診の拡充を行うとともに、骨粗鬆症検診を新たに実施いたしました。 臨床、食品及び環境の検査につきましては、検査体制を統合して実施するとともに、試験検査機器を充実いたしました。 北部保健センター(仮称)の建設については、建築工事に着手いたしました。 精神障害者の福祉につきましては、精神保健福祉交流センターを平成十八年四月に供用開始し、精神障害者の自立及び社会参加を促進いたしました。 救急医療対策につきましては、保健・急病センター内の夜間急病センターを平成十八年四月に供用開始しましたほか、自動体外式除細動器(AED)について、平成十八年度を初年度とした計画に基づき、本市主要施設に配置いたしました。 環境基本計画の推進につきましては、市民や事業者に対し、環境保全対策意識啓発と取組を促進するための広報に努める一方、低公害車を導入するなど環境配慮率先行動計画をさらに推進するとともに、地球温暖化の進行に対して市民・事業者と一体となって温室効果ガスの排出削減に取り組むため、地球温暖化対策推進法に基づき、鹿児島市地球温暖化対策地域推進計画を策定いたしました。 また、本市独自の学校版環境ISO認定制度に基づき、環境にやさしい学校づくりに取り組んでいる学校を認定するとともに、地球温暖化等について市民の意識啓発を図るため、エコライフファミリー事業を実施しましたほか、住宅用太陽光発電システムや小型合併処理浄化槽の設置に対し助成いたしました。 さらに、民間における低公害車の普及促進対策として、新たにハイブリッドトラック等の購入に対し助成いたしました。 このほか、本市の環境政策に対して専門的な立場から助言等を行う環境アドバイザーを配置いたしました。 環境未来館(仮称)の建設については、建築工事に着手するとともに、情報システム設計を行いました。 また、環境未来館(仮称)を拠点とする環境学習のためのプログラムを新たに策定するとともに、本市の自然環境の実態調査等を行いましたほか、市民、事業者、行政が協働して環境保全に取り組む環境パートナーシップかごしまを設立いたしました。 美しいまちづくりの推進につきましては、まち美化推進団体の認定やまち美化地域指導員制度の創設など、市民との協働による取組みを推進してまいりました。 ごみの減量化・資源化の推進につきましては、リデュース・リユース・リサイクルの意識高揚と実践活動の推進を図るため、新たに小学生と保護者を対象にした体験型ツアーを実施しましたほか、市民団体が実施する資源物回収活動並びに家庭での生ごみ処理機器の購入に対し、助成いたしました。 これまで建設を進めてまいりました新北部清掃工場が完成し、本年四月から本稼動いたしました。また、新工場の焼却能力の向上に伴い、これまで埋立処分していたプラスチック類等を焼却処理に変更いたしました。 また、横井埋立処分場二工区について、第二期の整備工事に着手いたしました。 し尿処理につきましては、衛生処理センターの貯留槽を増設するとともに、松元地域、吉田地域のし尿等中継槽を増設し、搬入量の増加等に対応いたしました。 次に、農林水産業費について申し上げます。 農業の振興につきましては、農業生産基盤や生活環境等の総合的な整備を図るため、吉野地区における国の村づくり交付金事業や松元地区における中山間地域総合整備事業の導入に向けた取組みを行いました。 また、都市と農村の交流を促進し、農業・農村地域の活性化、観光の振興を図るため、地域農畜産物等の地域資源を活用した鹿児島市観光農業公園(仮称)整備基本計画を策定いたしました。 さらに、認定農業者の経営改善等を支援するため、農業経営基盤強化資金の借入について、市単独の利子助成を行いました。 農業生産基盤の整備につきましては、県単独農業農村整備事業、団体営土地改良事業、県営土地改良事業を実施しましたほか、農道、用排水路の整備などを行いました。 また、降灰地域防災営農対策として、野菜安定対策事業、花き安定対策事業及び、びわ果実降灰被害防止対策事業等を実施いたしました。 減農薬栽培等の安心安全な農産物を市民にアピールするため、市内産農産物のキャンペーンを実施するとともに、地域の特産農産物について鹿児島市の特産物としてブランド化を推進し、全国へ発信いたしました。 都市農業センターにおきましては、鹿児島大学と連携した新野菜トレビスの研究等を進め、農業技術近代化の拠点施設として、都市型農業の振興に取り組みました。 畜産の振興につきましては、黒牛の資質改善に対する助成を行うとともに、黒牛の優良家畜導入に対し資金貸付を行いました。 また、飼料作物調整機械の導入及び桜島地域における堆肥舎等の畜産施設の整備に対し助成いたしました。 林業の振興につきましては、森林の保全を図るため、県単治山事業や松くい虫防除事業などを実施するとともに、林道の整備を進めましたほか、特用林産物の産地化を図るため、たけのこ生産団地の育成等に対し助成いたしました。 グリーン・ツーリズムを推進するため、みどり豊かな農山村ふれあい推進基本計画に基づき、各地域の体験イベント等の情報を発信するためのホームページの作成や地域リーダーの育成等を行いました。また、甲突川源流の森林の郷づくりを進めるため、千年の森の取付道路や散策路の整備を行いました。 水産業の振興につきましては、優良漁場の造成及び漁業資源の確保を図るため、溶岩魚礁を設置するとともに、漁業協同組合が行うヒラメ等の放流事業に対し助成いたしました。 また、生見漁港については、漁港の安全性を高めるため、防波堤に消波ブロックを設置いたしました。 次に、商工費について申し上げます。 国の内外に本市の総合的なシティセールスを強力に推進するため、新たにプロモーション推進室を設置し、観光鹿児島の魅力を効果的に情報発信いたしました。 中小企業の経営基盤の安定を図るため、人材育成に対する支援や情報の提供等を行うとともに、特産品の宣伝・販路拡大等を実施し、地場産業の育成に努めました。 また、ソフトプラザかごしまを拠点に情報関連産業の育成・支援に取り組みましたほか、ソーホーかごしまにおいては、SOHO事業者の育成等を行うとともに、入居企業等に対する経営面や販路面等の支援を行うインキュベーション・マネージャーを新たに配置いたしました。 TMO構想の着実な促進を図るため、中心市街地の活性化を推進する事業に対し支援するとともに、商店街が実施する共同施設設置事業に助成しましたほか、天文館等の三大夜間景観軸エリアの商店街のイルミネーション設置に対し新たに助成いたしました。 また、商店街の活性化を図るため、情報化への対応や一店逸品事業等に対し助成いたしました。 中小企業の資金需要にきめ細かに応えるため、経営状況等に応じた小口資金等の信用保証料に対し助成いたしました。 企業誘致につきましては、戦略的な取組みを進めるため、企業誘致推進方策を策定するとともに、関東都市圏において企業訪問等を行いました。 観光の振興につきましては、九州新幹線の全線開業を見据え、観光未来戦略に基づき、魅力多彩な国際観光都市の創造に努めるため、加治屋町周辺の一画を新たに維新のまち鹿児島の歴史ロードとして整備することとし、その基本計画を策定いたしました。 また、観光鹿児島のブランドとしての桜島の魅力を高めるため、桜島観光振興プランを策定しましたほか、おはら祭やかごしま錦江湾サマーナイト大花火大会、火の島祭りなどの観光イベントを開催いたしました。 さらに、彩り豊かな魅力ある鹿児島の夜を演出するため、ナポリ通りのライトアップを実施するとともに、芝生化した鹿児島中央駅・高見馬場交差点間の市電軌道敷のライトアップを開始しましたほか、鹿児島の夜景を楽しんでいただくため、カゴシマシティビューの夜景コースの運行を開始いたしました。 ふるさとの偉人をわかりやすく紹介した小中学生向けのガイドブックを作成し、リニューアルした維新ふるさと館において活用いたしました。 観光鹿児島の魅力を情報発信するため、民間との協働により新たな観光プログラムを作成し、観光コースの商品化を促すとともに、プロやアマチュアの各種スポーツチームのキャンプや合宿を誘致受入れしましたほか、新生鹿児島市の新たな魅力をアピールするため、新キャッチフレーズを設定いたしました。 また、中国へ観光ミッションを派遣するとともに、上海市で開催された国際観光展に参加しましたほか、旅行情報誌など、マスメディア等による観光宣伝等を行い、本市の魅力を国の内外にアピールし、観光客の誘致に努めました。 雇用対策につきましては、団塊世代の就業意識の調査を実施し、研究会を設置して就労促進策を検討するとともに、就職を希望する高校生等を対象としたセミナーの開催などを行いましたほか、中小企業勤労者福祉サービスセンター及びシルバー人材センターの運営費等に対し、引き続き助成いたしました。 食肉センターにおいては、空調機を更新するなど施設整備を行いました。 次に、土木費について申し上げます。 都市基盤の充実につきましては、道路改良、側溝及び交通安全施設等の整備を行いましたほか、歩道のバリアフリー化を推進するとともに、街路事業として、高麗通線等の道路築造、用地取得等を行いましたほか、谷山支所前通線の現況調査及び概略設計を行いました。 また、中央地区において、新たな自転車等駐車場を整備するための実施設計等を行うとともに、宇宿駅に自転車等駐車場を整備いたしました。 治水対策につきましては、公共下水道の整備を推進するとともに、低地区における逆流防止扉の設置や抜本的な浸水対策を講じるための水理解析等を行いました。 また、脇田川、木之下川などの改修を進めるとともに、山崎川流域の浸水対策として、玉里中央公園の雨水貯留施設を整備いたしました。 さらに、急傾斜地崩壊対策事業や道路災害防止事業等を進めるとともに、特殊地下壕対策事業として二箇所の地区において防災工事を実施いたしました。 港湾整備につきましては、本港区の整備など国直轄及び県施行の港湾整備事業を促進するとともに、桜島港白浜地区及び長谷地区の防波堤工事などを実施いたしました。 計画的なまちづくりを推進するため、合併に伴うかごしま都市マスタープランの改訂を行うとともに、地域の魅力と特性を生かした美しい都市景観を形成するため、景観に関する条例の制定や景観法に基づく景観計画の策定に向けて、条例の内容や計画区域の検討を行うとともに広報啓発を行いました。 また、磯・多賀山地区等において、その歴史的環境を活かしたまちづくりについて、調査、検討を行いました。 さらに、旧五町地域について、宅地造成に伴うがけ崩れ等の災害を防止するため、宅地造成等規制法に基づく宅地造成工事規制区域の指定に向け、区域の検討等を行いました。 このほか、原良第二地区の住居表示を実施いたしました。 市街地再開発事業につきましては、中央町二十三番街区の市街地再開発組合が行う実施設計等に対し助成いたしました。 鹿児島駅周辺における都市拠点総合整備事業については、いづろ、天文館及び鹿児島港本港区など鹿児島駅の周辺部を含む地域について、一体的なまちづくりを行うための調査を実施いたしました。 谷山地区連続立体交差事業については、都市計画決定を受け、鉄道施設の設計を行い、都市計画事業認可申請に向けた取り組みを進めました。 谷山駅周辺地区土地区画整理事業については、都市計画決定を行うとともに、建物調査や用地の先行取得を行い、事業計画決定に向けた手続きを進めました。 良好な市街地環境の形成を図るため、宇宿中間地区をはじめとする六地区の土地区画整理事業については、道路築造や建物移転等を引き続き進めるとともに、谷山第三地区(仮称)については、都市計画決定に向けて基本計画の作成等に取り組みました。 また、吉野第二・第三地区(仮称)については、権利調査等を行いました。 公園の整備につきましては、優先トイレの設置など改良工事を実施するとともに、騎射場公園などのリニューアル及び中山真方公園ほか二箇所の都市公園の整備を行いましたほか、十箇所の都市公園に健康遊具を設置いたしました。 緑の街並みづくりの推進につきましては、ヒートアイランド現象の緩和や潤いのある空間を創出するため、鹿児島中央駅・高見馬場交差点間の市電軌道敷の緑化を行うとともに、市役所本館の屋上の一部を緑化しましたほか、民間の住宅や事務所などの屋上緑化に対し助成いたしました。 平川動物公園におきましては、施設のリニューアルや展示方法等について、平川動物公園再整備の基本計画を策定いたしました。 構造計算書偽装問題を受け、マンション居住者の不安を解消するため、既存建築物の構造計算書の再チェックに要する経費に対し助成しましたほか、アスベストによる被害を未然に防止するため、多くの人が利用する民間の既存建築物について、アスベスト含有の調査及び除去等に係る経費に対し助成いたしました。 市営住宅につきましては、三和住宅、下伊敷住宅など百二十六戸が完成しましたほか、真砂本町住宅、辻ヶ丘住宅四十八戸の建替工事に着手いたしました。 また、市営住宅ストック総合活用計画に基づき、鴨池新町住宅、西田住宅などの改善を行い、居住性の向上等を図りました。 既存集落活性化住宅については、皆与志中組住宅五戸が完成しましたほか、犬迫住宅十戸の建設に着手するとともに、旧五町地域における既存集落の分析と基本方針の策定を行いました。 かごしま水族館におきましては、アクアギャラリーの改修に伴う基本計画の策定及び実施設計を行うとともに、自家発電設備などの機器改修等を行いました。 次に、消防費について申し上げます。 消防力の充実につきましては、救助工作車や小型動力ポンプ積載車等を購入しましたほか、平成十八年四月から松元分遣隊及び郡山分遣隊の業務を開始いたしました。 また、安心ネットワーク一一九を構築し、災害、気象及び避難勧告等に関する情報をリアルタイムに電子メールやホームページで提供いたしました。 さらに、防火指導や救命講習会を引き続き行いましたほか、アスベスト対策用防塵マスクや化学防護服等の資機材の整備等を行いました。 次に、教育費について申し上げます。 学校教育につきましては、平成十八年四月に市立としては九州初の中高一貫教育校として開校した鹿児島玉龍中学校及び鹿児島玉龍高等学校において、ふれあい棟新築工事及び第二体育館の設計等を行いましたほか、吉田小学校を吉田北中学校の隣接地に移転新築するための造成工事及び校舎等の実施設計を行いました。 また、屋内運動場の増改築、校舎の大規模改造及び外壁改修を行いましたほか、市立高等学校の専科準備室にクーラーを設置するなど、学校施設を整備・充実いたしました。 さらに、校庭の芝生化を小学校二校でモデル的に実施するとともに、松元中学校など旧五町地域の三中学校に心の教室を整備いたしました。 このほか、子どもたちへの環境教育の一環として、小学校二校に太陽光発電装置を設置するとともに、学校における情報教育を推進するため、小学校、中学校及び高等学校の特別教室等にコンピュータを設置いたしました。 また、引き続き、ふるさと先生招へい事業を実施するとともに、小学校に英会話活動協力員を派遣いたしました。 特別支援教育につきましては、専門的知識や経験を有する指導員を配置するとともに、新たに教育・福祉・医療等の関係機関で構成する協議会を設置しましたほか、コーディネーターを養成するなど、教育上特別な配慮が必要な児童生徒に対する支援体制を充実いたしました。 幼児教育につきましては、私立幼稚園協会に対する助成や幼稚園就園奨励費補助を実施いたしました。 生涯学習の推進につきましては、通信回線の高速化や携帯電話サイトの設置など、生涯学習情報システムの充実に努めました。 また、歴史や伝統・文化等を生かしたわがまちの自慢づくり活動に対し助成するとともに、新たな地域公民館として谷山北公民館(仮称)を建設することとし、用地購入及び造成工事等を行いましたほか、南方校区に校区公民館を新設いたしました。 大自然の中での生活を通して、心豊かでたくましい青少年を育成するため、新たに、わくわくアドベンチャー事業を冒険ランドいおうじまを拠点にして実施いたしました。 玉里邸茶室付庭園については、国の名勝指定を受けるための総合調査を実施いたしました。 図書館及び地域公民館図書室におきましては、平日の開館時間を延長するなど、市民サービスの向上に努めました。 科学館におきましては、最先端のデジタル映像システムで迫力ある映像を体感できる最新のプラネタリウムへ更新いたしました。 美術館におきましては、美術品の収集を行うとともに、収蔵美術品を活用した常設展示等を充実しましたほか、特別企画展としてクロチェッティ展と棟方志功展を開催するなど、市民の美術鑑賞の機会の拡充に努めました。 地域スポーツクラブにつきましては、設立に際して支援するとともに、スポーツ教室の講師の派遣や必要な備品の貸与等を行いました。 鴨池公園水泳プールの整備については、PFIの導入に向け、実施方針の策定等を行いました。 また、東開庭球場におきましては、隣接地にコート四面を増設するための実施設計等を行いましたほか、生見海水浴場の整備について検討するため、環境調査を行いました。 次に、災害復旧費について申し上げます。 農林水産業施設につきましては、農業用施設等の災害復旧工事を行いました。 公共施設につきましては、台風等により被災した市道、河川及び公園等の災害復旧を行いました。 降灰対策につきましては、道路の降灰除去及び集積された宅地降灰の搬出を行いました。 以上、歳出について、主な事務事業の概要を御説明申し上げましたが、予算の執行にあたりましては、地方財政を取り巻く極めて厳しい環境を踏まえ、可能な限りの収入の確保と経費支出の効率化に努めたことなどにより、一般会計の実質収支は、三十二億六千二百六十八万九千円の黒字となりました。 次に、特別会計について申し上げます。 土地区画整理事業清算特別会計におきましては、原良第一地区の清算金の徴収を行いました。 中央卸売市場特別会計におきましては、青果市場の卸売場棟屋根改修工事、魚類市場の低温売場新設工事等を行いました。 交通災害共済事業特別会計におきましては、交通災害を受けた会員に対し、共済見舞金を支給いたしました。 地域下水道事業特別会計におきましては、牟礼岡団地及び松陽台町の汚水を衛生的に処理し、生活環境の保全に努めるとともに、牟礼岡団地については、公共下水道に接続するための実施設計を行いました。 桜島観光施設特別会計におきましては、観光客等の利用に供するため、国民宿舎レインボー桜島や桜島ユース・ホステル等の管理運営を行いました。 国民健康保険事業特別会計におきましては、被保険者の疾病に対する必要な保険給付を行うとともに、はり・きゅう施設の利用補助などを行いました。 介護保険特別会計におきましては、要介護の認定を行うとともに、要介護者等への在宅及び施設介護サービスに対して保険給付を行いました。 また、地域支援事業として、要支援・要介護になるおそれのある高齢者に、介護予防ケアプランの作成等のサービスを提供するとともに、高齢者の生活を包括的に支援するため、新たに地域包括支援センターを市内十五箇所に設置いたしました。 老人保健医療特別会計におきましては、老人医療に係る医療給付を行いました。 母子寡婦福祉資金貸付事業特別会計におきましては、母子家庭等に対する修学資金などの貸付けを行いました。 特別会計につきましては、国民健康保険事業特別会計及び老人保健医療特別会計において、繰上充用いたしましたが、その他の会計におきましては、それぞれ円滑な運営を行うことができました。 次に、企業会計について申し上げます。 病院事業特別会計におきましては、新生児集中治療管理室等を拡充するとともに、手術用顕微鏡等の高度医療機器を整備し、中核的医療機関としての機能を高め、患者サービスの向上に努めました。 経営面では、効率的な経営に努めたことなどにより、八千四百二十六万一千円の純利益を生じました。 今後におきましても、健全経営に努めるとともに、多様化する市民の医療ニーズに的確に対応し、より一層の医療サービスの向上に取り組んでまいります。 交通事業特別会計におきましては、新・経営改善計画の基本方針に基づき、事業の効率化等に積極的に取り組んでまいりました。 軌道事業につきましては、鹿児島市LRT整備計画に基づき、新たに連接式超低床電車二編成及び架線電圧補償システムを導入するとともに、電車停留場に上屋を設置するなど、乗客サービスの向上に努めました。 経営面では、効率的な事業の執行に努めたことなどにより、一億七千七百四十万四千円の純利益を生じました。 一方、自動車運送事業につきましては、低公害低床型バス八両を購入するとともに、バス停留所に上屋を設置するなど乗客サービスの向上に努めました。 経営面では、効率的な事業の執行に努めましたが、乗客数の減少などにより、六億三千二百四十三万三千円の純損失となりました。 交通事業特別会計全体としては、四億五千五百二万九千円の純損失となりました。 今後とも厳しい経営環境ではございますが、局施設のリニューアルもあることから、新・経営改善計画の計画期間を含めた見直しなどを喫緊の課題とするなかで、企業管理者・職員が一丸となって事業の効率化をさらに推進し、市民の交通手段としての市電・市バスの維持存続と経営基盤の強化、輸送サービスの向上に努め、市民に信頼され、支持される市営交通を目指して努力してまいります。 水道事業特別会計におきましては、市民に安全で良質な水を安定的に供給するため、滝之神浄水場の傾斜板設備をはじめ、ポンプ所及び配水池等の施設整備を行うとともに、配水管の布設工事などを行いました。 経営面では、効率的な経営に努めたことなどにより五億七千九百八万二千円の純利益を生じました。 今後におきましても、健全経営に努めるとともに、旧五町地域を含む水道施設の整備拡充を計画的に推進し、安全で良質な水の安定的な供給に努めてまいります。 工業用水道事業特別会計におきましては、一倉工業団地の給水事業所への安定的な給水を行うため、一倉工水水源地及び配水池の計装設備の整備を行いました。 経営面では、効率的な経営に努めたことなどにより四百七十二万二千円の純利益を生じました。 今後におきましても、健全経営に努めるとともに、給水事業所への安定的な給水に努めてまいります。 公共下水道事業特別会計におきましては、谷山処理場の水処理施設の増設をはじめ、各処理場の施設整備を行いました。 また、坂之上地区や森山団地のほか、吉野地区などの土地区画整理事業区域などに汚水管の面的整備を行いました。 経営面では、効率的な経営に努めたことなどにより二億八千百五十万四千円の純利益を生じました。 今後におきましても、健全経営に努めるとともに、公共下水道施設の整備と水洗化の普及促進に取り組み、快適な生活環境の確保や公共用水域の水質保全に努めてまいります。 船舶事業特別会計におきましては、施設面において桜島港駐車場の整備を行い、有料化しましたほか、船舶への文字表示装置の設置等によりバリアフリー化を推進するとともに、ICカードシステムを桜島フェリーの旅客運賃について導入するなど、健全な経営や利用者サービスの向上に努めました。 経営面では、効率的な経営に努めたことにより、二千五百三十四万六千円の純利益を生じました。 今後におきましても、効率的な経営、安全で快適な運航に努めるとともに、計画的・効率的な施設等の整備を進め、船舶事業の使命と役割を果たしてまいります。 以上で、平成十八年度の一般会計特別会計及び企業会計の決算についての説明を終わります。 詳細な内容につきましては、別途提出いたしました決算に関する説明書、歳入歳出決算事項別明細書等のとおりでございますので、よろしく御審議のうえ、認定及び議決していただきますようお願いいたします。 ○議長(小森こうぶん君) 以上で、本日の日程は終了いたしました。 △休会の議決・散会 ○議長(小森こうぶん君) ここでお諮りいたします。 明日、明後日及び九月十日は休会とし、九月十一日に本会議を再開いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。   [「異議なし」と呼ぶ者あり]
    ○議長(小森こうぶん君) 御異議なしと認めます。 よって、そのように決しました。 なお、九月十一日は、午前十時から会議を開きます。 本日は、これにて散会いたします。              午 前 十時五十二分 散 会            ─────────────────地方自治法第百二十三条第二項の規定により署名する。         市議会議長   小  森  こうぶん         市議会議員   上  門  秀  彦         市議会議員   川  野  幹  男...