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平成27年 3月定例会(第2日 3月11日)

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  1. 琴平町議会 2015-03-11
    平成27年 3月定例会(第2日 3月11日)


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    平成27年 3月定例会(第2日 3月11日)                会 議 の 経 過    会期 第2日 平成27年3月11日(水曜日)  議事日程(第2号)  第 1       会議録署名議員の指名  第 2       一般質問              (再開 午前9時30分) ○議長(片岡 英樹君)  おはようございます。(「おはようございます」の声あり)  ご参集いただきまして、ありがとうございます。  これより、平成27年3月定例会を再開いたします。  ただいまの出席議員は10名であり、地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、本日の会議は成立いたしました。  これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付いたしておるとおりであります。  なお、本日の会議は議会だより作成のため、議会広報編集委員による議場での撮影を許可いたします。  日程に入るに先立ちまして、諸般の報告を行います。
     事務局長より報告いたさせます。  事務局長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○事務局長(金関 首君)  おはようございます。  命により、報告いたします。  一般質問の通告は4件受理いたしております。  次に、地方自治法第121条の規定により説明のため出席を求めました者は、既に配付いたしました名簿のとおりであります。  以上、報告を終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  以上をもって、諸般の報告を終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第1 会議録署名議員の指名 を行います。  会議録署名議員は、会議規則第117条の規定により  4番 臼杵 善弘君  9番 眞鍋 籌男君 を指名いたします。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第2 一般質問 を行います。  なお、通告により申し出があった場合、一問一答を可とすることにしておりますことから、質疑の回数制限は、会議規則第55条ただし書規定を準用し、その制限を超えることを可とし、同規則第56条の規定による発言時間は、90分以内といたします。  それでは順次、通告者の発言を許します。  まず、10番、山神 猛君。   (「はい、議長、10番、山神」と呼ぶ) ○10番(山神 猛君)  議長のお許しをいただきましたので6点ほど質問をさせていただきます。  まず、最初に平成27年度の予算案について、2点目に小学校の適正規模、適正配置について、3点目に今年のこんぴら歌舞伎大芝居について、4点目に琴平町の産業の振興、第6次産業の振興について、5点目に平成25年度決算認定が不認定となったがその後の町の対応について、6点目にいこいの温泉掘削訴訟についてを質問させていただきます。それでは質問席に移らせていただきたいと思います。  政府のアベノミクス政策において、一部大手企業においては景気のいい話がマスコミをにぎわしておりますけれども、私たちの四国においてはその景況感が実感として捉えられないのが、皆さんの率直な感想ではないかと思います。そして、まだ琴平の地には及んでいないような感がいたします。それよりも、以前より増して景気の減退が感じられ、この琴平町においては、悲壮感すら漂っているのが現状ではないでしょうか。町長も住んでよかったと言われるまちづくりに力を入れておられるわけですが、私もこの町が、もっともっといい町になるように熱意を持って、議会活動に努力をしているわけでございますが、なかなか反応していないのが現実でして、一個人の力のなさを悔やんでいる所でございます。ただ今回、私の提案によって、2点ほど遅まきながら町で取り組んでもらえたのは大変喜んでいるところでございます。  その1つが、ふるさと納税制度の返礼品の見直し、このことによって、ふるさと納税の金額が増えたことは大変喜んでいるところです。しかし、ふるさと納税の返礼品に関しては、これからも研さんを積んでいってほしいものと考えます。といいますのはこれからは、他の市町も遅まきながら力を入れてくると考えられますので、これからは他市町間との獲得競争になると考えられます。返礼品に関しましてはまだまだ研究の余地があるのではと考えますので、一層の努力をしていただきたいと思います。また、来年度からは寄附金控除も倍になる予定とのことで、ふるさと納税者もふえるのではないかと考えられます。そして、このふるさと納税制度はただ単に、町に税が納入されるということだけでなく、町の特産品、生産者の生産意欲を増進するといった、大変重要な一面を持ち合わせているわけでございます。日本一のふるさと納税を集めております長崎県の平戸市の水産加工業者は、ふるさと納税の返礼品に当社の海産物が選ばれてから、以前にも増して仕事量がふえ連日残業をし、フル生産で対応していると、うれしい悲鳴を上げておられるのが報道されておりました。  もう1点、琴平町の商品券の発行については、当町で今までこの取り組みがなされていなかったのが不思議でなりませんでした。今になったことは、取り組みが遅過ぎる感がいたします、しかし、このたび、国においても商品券に対する助成もされ、今年度は20%のプレミアムがつくとのことで、住民は大変喜んでくれると考えます。大変タイムリーな時期ではないかと思います。いずれにいたしましても、琴平町の住民サービスは近隣他市町に比べ大変劣っていると思います。何とか他市町並みにレベルアップをと願っているところでございます。先ほども申しました、琴平町に住んでよかったと言われるような町に、そのために私は一般質問なり委員会において質問なり提案をして町に対して働きかけを行い、行政サービスの向上を願っているわけでございます。  それでは、質問に入らせていただきたいと思います。  まず、最初に平成27年度の予算案について質問いたします。近年の大変厳しい財政の中、今年度の予算案作成本当にご苦労さんでございました。通告期限が早かったもので、この質問書をつくっている時点では、私の手元に予算書案が届いていませんでしたので、今回は町において、特に力を入れて行こうと考えているものが何かは現時点ではわかっておりませんでしたが、私なりに当町が直面している事項で早急に取り組んでもらいたいと考えていることについて質問いたしたいと思います。  まず第1に、行財政改革について、今期特に力を入れて取り組んだこと、また今期、新たに取り組んだ施策を教えていただきたいと思います。  町長の答弁をお願いいたします。 ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君の質問に対する町長の答弁を求めます。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  おはようございます。(「おはようございます」の声あり)  それでは、山神議員のご質問についてお答えしたいと思います。なお、この後の質問等とも重複する部分があろうかと思いますが、まず今山神議員からおっしゃられた新年度に新たに取り組んだ行財政改革というのは何かという質問についてお答えいたします。  確かに、山神議員おっしゃりますように現在、本町におきましては、まだまだアベノミクスの効果というものを見出してない状況にあろうかと思います。また、本定例会初日に申し上げましたように、昨年の消費税増税によりまして、なおさら消費というものが落ち込んでいるというような状況下にあろうかと思っております。そのような中、本町におきましては、この行財政改革というものはとても重要な課題の一つであるというふうに捉え、平成23年度に作成いたしました琴平町行財政改革実施計画に基づきまして、毎年度実施をしているものでございます。したがいまして、今期新たに取り組むというよりも、項目を決めて実施計画に沿って毎年度実施しているものでありますので、一定の期間をもって効果が見出せるように取り組んでおる事業が多いということをまずもってご理解いただきたいと思います。その上で新年度にどのようなことをしたのかということでございますが、当然、町財政の適正な運営のために財政規律を重んじた予算編成に努めたことということは言うまでもございません。また、行革というものは、削減するだけが行革ではなくって、これはこの後の質問とも関連いたしますけども、本町の課題の解決のために新たに立ち上げる事業というものもあろうかと思います。一例を挙げますと、この計画の中におきましては、サービスの向上、人口減少対策というものがございます。また、地域活性化に係るアクションプランといたしましては、定住交流移住促進事業の実施、地域産業活性化対策事業の実施というものも入っており、先ほど山神議員がおっしゃられたような提案をいただいた事業というのもこの中に入ろうかと思っております。さらに細かく申し上げますと、このうちの定住交流移住促進事業の実施につきましては、新年度というよりも、この数年来におきまして若者の移住定住促進事業というものを行っております。例えば新婚さんいらっしゃい事業であったり、平成26年度からは住宅のリフォーム助成事業を行いまして、定住、移住を図っているという点でございます。さらに、地域産業の活性化対策事業の実施につきましては、平成25年度より集落営農法人及び未成年新規就農者支援事業をそれぞれ実施させていただいております。さらに今年度からは、地域おこし協力隊を募集し、町内での移住、また企業というものに対し取り組む方々を募集して実施をしております。  そこで、平成27年度の予算作成におきましては、新たに取り組む事業検討を行っておりました折もあり、国のまち・ひと・しごと創生の一環といたしまして、今回計上しております補正予算絡み地域活性化地域住民生活等緊急支援交付金に絡みまして、今年度の予算の中に平成27年度に実施いたします繰越事業を計上させていただいております。その中でも特に目玉の一つといいますのが、山神議員がかねてより提案いただいておりました琴平町の商品券発行事業でございます。今回は先ほど申し述べられましたように、それにプレミアムをつけまして琴平町におきましては、琴平町商工会が発行事業体としてプレミアムつき商品券発行助成事業というものを本町で行う予定にしております。また、これまでの住宅リフォームに加えまして、本町で商売をされる方、また事業拡大をされたい方等々に関しまして、店舗等がリフォームするための助成事業というものを新年度予算の中で組ませていただき、本町において企業、またチャレンジショップ等々の商業等の活性化にも使える助成事業を考えております。さらには、観光振興対策プロモーション助成事業といたしまして、琴平町のあり余る観光資源というものを内外に向けて発信していくというような事業に取り組み、行財政改革という名のもと削るだけではなく加えていきさらに発展できるような事業も現在考えておりますので、その点をご理解いただきたいと思います。なお、詳細につきましては、この後の質問とも関連してまいろうかと思いますので、その中でお答えしたいと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  当町が近隣の他市町と比べて遅れをとっておるといういろんな行政サービスがございますが、そのサービスが向上するための何か目新しいというか、サービス向上の施策がありましたら述べていただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この質問に関しましても、この後の質問ともちょっと関連いたしますけども、長年本町におきましては、特に子育て支援事業というものが近隣の市町に比べてやや遅れておったというような現実がございます。この点につきましては、議員各位のご指導等もありましてここ2年ほどで幼稚園の預かり保育等々に力を入れていき、今年度におきましては、その預かり保育の延長線上で小学校に入っても保護者の皆様が安心して児童を小学校に預けられるというような観点から、小学校におけるこの後の質問と関連いたしますけども放課後児童クラブというものの実施に向けた予算を計上しております。もちろんこれだけでも子育て支援というのは他の市町に対しましてもまだまだ十分でないというふうな思いがありますので、これに加えまして昨年度から実施しております3歳児保育に関して南幼稚園だけの実施でありますものを28年度からは北幼稚園でも実施ができるようなそういった設備の充実に努めていき、保、幼、小、中というふうな段階に応じて琴平で子育てができるような環境の整備に努めていきたいと考えております。   (「はい、議長」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  学童保育は来年4月から取り組んでいただけるということで大変喜んでいるところでございます。他の議員からも強い要望があっての実現だと思いますが、これ本当に町長もご存じだと思います。昨年の一連の事件といいますと、せっかく琴平地区の小学校へ入学された方が、そういった学童保育がないばかりに他の町の小学校に編入する。本当にこれ私何ていいますか、横っ面を張られたというような本当に強い衝撃を受けました。本当に悔しかったです。やはり琴平町がそのサービスができておればそんなことはならなかったわけでございます。そういうことで今年度から取り組んでいただけるというのは、ちょっと遅過ぎるという感はいたしますけども、取り組んでいただいたことには敬意を表したいと思います。  それで、当町において全ては要するに公共料金が高いという風評が出ています。水道料金にしてもしかり、国民健康保険、税金等々、それから子育てに対する費用等が他市町に比べて高いと言われておりますが、そういった点、これからも若者が定住していくのにつけて、やはり生活しやすいような環境づくりに努力をしていっていただきたいと思います。これは答弁よろしいです。要望でございます。  次に、これは琴平町だけではなくて急激に減少しております人口問題、減少を防止する施策また人口が増加するような施策は何か考えておられるんでしょうか。お答えいただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  人口増加を図るための施策ということでございまして、本町の場合はご存じのように今現在、高齢化並びに少子化が急速に進展しており、特に人口の減少問題というのは大きな課題だろうかというふうに考えております。その上で今おられる方々を琴平町で住み続けていただけるというような施策も重要かと思いまして、新規事業といたしましては、これまでやってきました住宅リフォーム等で本町への定住を図る事業に加えまして、先ほども申し上げましたけども、その対象を住宅に限らず店舗等、また民間の戸建てアパート等も含めまして借家のリフォームにも助成していきたいというようなことで店舗並びに借家リフォームに関します助成事業を立ち上げたいというふうに考えております。この事業の詳細を説明いたしますと、町内で空き家、空き店舗、また空き部屋となっております賃貸の物件のリフォーム等の助成にも使えるような、そういった補助金でございまして、周辺市町の別件との競争力を高めまして、契約率、ひいては転入率の向上につながればというふうに考えておる事業でございます。事業内容といたしましては、店舗等のリフォームに係る経費の20%を助成し、その上限を20万円と予定しております。効果といたしましては、店舗リフォームによる魅力的な店舗を増やすことにより、交流人口の増加、さらには助成対象を町内業者との契約によるリフォームとすることによりまして、町内の活性化にも寄与することと考えております。これは予算内容にも考えていきますけども、その事業費といたしましては、平成26年度で実施した住宅リフォーム助成事業と合わせまして、1,100万円を計上する予定でございます。また平成27年度の早期におきましては、さらに移住、定住を図るために本町のPR動画というものを作成いたしまして、国の整備する全国移住ナビへの掲載、また町のホームページへの掲載、さらにはSNS等を使いました動画発信等を行って本町の魅力を発信しながら移住、定住の促進を図っていきたいと考えております。この事業に関しましては、国の地方創生の一環でございますが、500万円という事業費を国から頂戴できるという予定でございますので、本町の魅力を満載した動画を作成し、全国の方々に本町のよさ、またすばらしさを知っていただきながら移住促進を図ると、また移住促進の希望がある方に対しましては、住む所、さらには先ほど申し上げました店舗等で起業していただくというような2段構えの方針を持って本町の移住促進を図っていきたいと考えております。   (「はい、議長」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  そのために鋭意努力をしていただきたいと思います。その中で、通告書には書いてなかったのでございますけれども、空き家、空き店舗、それから空き室ですね、そういったもののリフォーム等々を今言われましたけれども、今、琴平旧町内を見てみますと、本当に危険だからかどうかわかりませんけども、物すごい更地が多くなってるんですよね。町長が言われる町並み整備という観点からいいますと、早く手をつけなくちゃ本当にあのあたり全部駐車場じゃなくて更地になってしまうんじゃないかなと私、危惧しておるわけですけども、これは通告書書いてございませんでしたけども、一刻も早く町並み整備の条例づくり、進めていただきたいと思います。それは要望ですので結構です。  さきの新聞報道によりますと、共同通信社のアンケート調査の結果、人口の減少対策で自治体が最優先で取り組み強化をする策の一番手に上げておるのがやはり雇用の72%を上げておるわけです。やはり雇用がなければ人が来ないということが言えるわけです。極論をすれば、ほかのサービスが普通であって、働く場所さえあれば人は寄ってくるということなんですよね。これはまた後でまた言います。話しますので、これでとめておきますけれども、やはり一番に雇用の確保、それから2番目に保育所等の整備、子育て環境の充実というのがやはりそのアンケート調査で50%で2番目にあるということでございます。3番目には町長が言われました移住促進の支援となっているということでございます。この調査結果は私が想像したことと全く同じでありまして、これ言葉で言うのは簡単ですが、当町にとっては雇用の確保と本当に難しい施策と思いますが、町長もこのあたりをどのようにお考えであるか、雇用の促進というんですか、そういうことでもしお考えがあればお話をいただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  通告書にはございませんでしたので、後の産業振興とも関係するのかなと。そちらのほうで答弁いたします。 ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。   (「はい」と呼ぶ) ○10番(山神 猛君)  4点目でございますが、琴平の未来を担う少年の教育の充実、青少年に琴平で住んでよかったと言えるような施策、例えば大学を県外で過ごし、卒業をして町内で住む方には奨学資金の返済を減額するとかの施策。また、他市町では保育料の無料化、中学生の海外語学研修、第2子以降の給食費の免除等がなされておりますが、町長はそういったお考えはあるのかどうかお尋ねしたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  町長   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この質問は4番目の未来を担う少年の教育の充実ということでよろしいのでしょうか。  その中で今、具体的に保育料の免除であったり、さまざまな点を述べられましたが、本町におきましても既に第2子、第3子に対するさまざまな減免制度というのは既に存在しておるということでございます。その上であえて少年の教育の充実という点に絞って答弁させていただきたいと思いますが、先ほどの答弁でも申し上げましたように、本町におきましては、この教育を含めて子育て支援対策、また学校等の教育環境整備というのが他に比べて遅れておったということは否めないというふうに考えております。そういった意味からもまずは制度、ハード的な面の整備ということでここ数年来取り組んできたところでございまして、新年度につきましては、児童福祉の観点よりかねて懸案でありました小学生の学童保育、すなわち児童クラブの事業を始めたいというふうに考えております。これは平成24年度から26年度にかけて幼稚園の預かり保育の充実に努めてまいりましたが、これも先ほどの答弁と重複いたしますけども、小学校に上がると急に預かりがなくなって家庭で幼い子どもがひとりで留守番をするというような事態を避けるためにも始めたいという事業でございますし、先ほど実例のありました昨年度本町に移住をしながらこういった制度がなかったので結果的には他町に行ってしまったというようなそういったサービスの不手際というのを防止するための事業でもあろうかと思っております。この内容でございますけども、授業のある平常日につきましては各小学校で放課後子ども教室終了後にまた行いたいと思っております。さらに土曜日、振り替休日等さらには長期休業等に関しましては、公共施設として苗田児童館、またそれに順ずる施設として楽集館等の活用を考えております。これが学童保育でございますが、これはほかの議員のご質問にもあろうかと思いますので、これぐらいの説明にさせていただきました。  また、教育面での充実という点でございますが、これに関しましては昨年の子ども議会でも質問のありましたタブレットを小学校と中学校に導入するという予定にしております。さらに、このタブレットを導入した事業を効果的に運用できるために、それらの指導員といたしまして専門的な方を各学校に派遣をする事業を考えております。このタブレット事業でございますが、これもご存じかと思いますが、政府によりまして2020年度までに生徒、各人1人に1台の導入を目指すというような方針がうたわれております。本町ではこのタブレットの導入を今後数年をかけまして実施していきたいというふうに考えております。初年度であります平成27年度に関しましては、まだまだ十分な配備というのはできませんけども、とりあえずはまず各学校の先生用として1台、そして各クラスごと学年ごとの授業ということになりますので、その授業を行うクラスの2人に1台の割合でその整備を進めたいと考えております。したがいまして、台数で言いますれば生徒用といたしましては琴平小学校が12台、榎井小学校が14台、象郷小学校で17台、琴平中学校で21台というふうに現在のところ予定をしております。  このタブレットでございますが、ただ単に情報を受けとるというだけではなくって、逆に生徒さんが解いた問題であったり、考え方であったりというものを先生に対して発信できるという双方向通信が可能な情報端末でございますので、近年教育現場ではこのタブレットを取り入れる学校が増えておりまして、全国各地で普及をしている今、途中であろうかというふうに考えております。本町におきましてもこの大きな流れに乗り遅れることなく政府の目指す1人1台体制に対して一歩ずつ階段を登っていきたいというふうに考えております。これらの活用するというソフト面の部分に加えまして、もう1つ大きな子どもたちへの施策の一つとしては、懸念をされております今後の大きな地震等の災害に対しまして、安全・安心を考慮した小学校、中学校を目指すという観点から屋内運動場や武道館の天井材料の撤去、また非構造部材の強化対策を行っていく予定にしております。それと、先ほども少し申し上げましたが、3歳児保育に関しましては、これまでの南幼稚園に加えまして平成28年度から北幼稚園でも実施できるように園舎の増築に取り組みたいというふうに考えておりますので予算審議の中におきましては、ぜひともよろしくご審議のほど、またご協力のほどお願いしたいと考えております。そして、子どもたちプラスアルファ青年という観点におきましても、先ほどの質問と重複いたしますけども、人口減少等を何とか食いとめるという中におきましては、これも従前から申し上げましとるように、何よりも若者の今未婚、晩婚化というものを改善していかなければならないという思いから今年度に引き続きまして、婚活イベントの助成事業、そして若者の移住、定住事業、すなわち新婚さん事業というものを継続して実施したいというふうに考えております。さらに産業振興に関しましても新規就農支援事業であったり、農業の後継者の育成等も目指しながら本町で就業し定住してくれるような施策に取り組んでいくつもりでございます。  また、新年度平成27年に関しましては、本当にまち・ひと・しごと創生法に基づく5カ年戦略というものが大変大きなウエートを占めてくるというふうに考えておりまして、今後設置予定としております琴平町まち・ひと・しごと戦略会議等を設置いたしまして、産学金労言の有識者によります意見等を聴取しながら町内での起業、またIJUターン、結婚、出産等の支援について施策を講じてまいりたいと考えておりますので、議員各位のまたご提案、また協力というのもお願いしたいというふうに申し上げまして答弁とさせていただきます。   (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  丁寧なご説明ありがとうございます。ただ、今町長が言われた施策の中で、やはり私もう少し琴平町が独自のそういうサービスというのを私は1つ何か打ち出してほしかったんです。というのが、プレミアム商品券についても国の施策に乗っかかったやつ。これ一番賢いやり方かもわかりません。それから、もう1つが児童クラブ、タブレットというこれもやっぱり国の施策に乗っかかった事業、まちの予算を考えて、こういうふうに相乗りするということは私はいいことだと思いますけれども、やっぱり1つ琴平町が独自でやったというような事業ですね、そういうやつを私は言ってほしかったんですけども、これ1つ1例申し上げますと、三木町においては18歳未満の子どもが複数いる世帯を対象に第2子以降の学校給食費を半額負担、国の緊急対策の交付金を活用して中学生以下の子どもがいる世帯に商品券一人1万円を配付するとのことです。私これ自体余り感心したことではないんですけども、こういったことをやっておられます。要するに琴平町が今町長が言われたように今、やってきた分はほかの町、市町ではやってることです。それをやっと追いついたらまた市町はまたもう1つ上をいってるということなんで、私はやっぱりもう1つ先の先、やってほしかったなという感はいたします。行財政改革を行って、それによって蓄積された資金を子育て支援に回していることを聞いて本当にうらやましく感じました。また、お隣のまんのう町では、中学2年生を対象に豊かな国際感覚を養うため、また将来の夢や郷土を愛する心を育むことを目的として英語を公用語としている国への留学体験や、学校交流を毎年行っているとのことです。他の町では子どもたちがすくすくと成長するための施策がなされております。琴平町もやはりこれはすごいと周りから見てこれはすごいことやってるなということを私は1つやってほしかったなという感じはいたします。  新聞報道によりますと2014年の県内出生数は7,775人でありまして、過去のデータのある1954年以降初めて8,000人を割ったことが人口の移動調査で明らかになっております。また、出生数から死亡者数を引いた人口の自然増減も12年連続マイナスで減少幅は過去最大を更新となっており、今後も出生数が減り続ける可能性は高いと述べています。また、その中で減少率において当町は小豆島町に次いで11.9%、人数にして111人減と大変厳しい数字であります。高齢化率も減少と同じ上位4つの自治体と重なっており、高齢化の進行で若年層が減り出生率が減少低下するといった悪循環にはまっているとのご指摘がございました。このままでは琴平町は本当に消滅してしまうのではないかと思います。他の市町はこの人口減を食いとめる施策に必死になって取り組んでおります。若者の定住、子育てしやすい環境の整備に、努力をされております。当町の取り組みは他町に比べておくれていると考えております。三木町の町長は選任後の記者会見で日本一子どもを産み育てやすい町を目指すと公言されとんですよ。私はこういうことやっぱりやってほしかったなと思うんです。それにはやっぱり後ろ盾の財政力というのが必要になってくるわけです。そのためには行財政改革をやらなければならないということでございます。町有地を活用され子育てパーク構想を述べています。出産から小学校入学までの一連の流れをそのゾーンの中で支援していく構想でございます。本年は設計、その翌年には着工したいと述べておられました。本当にうらやましく思いました。近隣でも私もこの間ちょっとちらっと見たんですけども、善通寺の吉原保育所、あそこはすごい広い敷地に新装の幼稚園が多分この4月から運営されるんだと思うんですが、それが私無料で利用できるというたら本当に私が保育園児を持っておれば、やっぱりこんなとこで育ててほしいなと感じがいたします。そういったことでやはり琴平町のそういう住民サービス機関的な、ヴィスポはございますけれども、やはり図書館だとかそういった施設、この間も長野県の方へ研修に行きましたけども、やはりそのゾーンがやっぱり住民サービスのゾーンであるということを町長やっぱり長期的なビジョンで打ち出してほしいです。というのがそれが仮に10年先、5年先であっても住民はそこまで我慢できるわけですよ。何も言われなかったら琴平町は今からどのように進んでいくんだろうかなと町の方の特に我々みたいな年寄りはいいです。もうそれこそ子育ても終わっておりますけども、やはりそういう子育てを前にしてる方、やっぱり不安になってくると思うんですね。今は我慢してください。ただし5年先、10年先にはここにはこういった施設ができますよ、こういうことができますよということを私はやっぱり言ってほしいと思います。この三木町の町長さんこれ実質これができるかどうかわかりませんけども、住民にとっては本当にやはり明るい材料というんですか、希望が持てる材料だと思いますので、やはり必ずしもできないかもわかりません。それでもやっぱり住民に夢を与えるようなやっぱり発言というのを考えていただきたいなと私は思います。途方もないようなことはだめですよ。やはりそれが実現可能なそれも可能だけどもあることがあって、できないかもわからないけども、町民に夢を持てるような政策、それをやっぱり打ち出してほしいなと思います。これ要望にしときます。町長もし答弁できるようだったらあれですけども、要望でまた次の機会にでもそういったことを考えていただいて、姿勢を示していただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ)
    ○町長(小野 正人君)  今、山神議員からるる三木町の事例等交えながらすばらしいご提案をいただきました。もちろん本町としてもおっしゃるように中長期的な展望を見ながらまた、スケジュール等住民の皆さんに提示する中での将来像というものを展示していきたいとは考えております。ただそれを行うためにはやはり何よりも裏づけとしては財源というものの重要性がありますので、その点も身の丈に合ったという中で精いっぱい子どもたちのために事業展開というのを図っていきたいと考えておりますので、またいろんなアイデアございましたら頂戴したいと思います。それと、三木町の子ども向けの商品券に関しまして、実はこれ三木町の町長と町村会があった折に2人でゆっくり話したんですが、三木町の場合は一般向けの商品券というものが使える商店数というのが限られてきて、また、住民の多くが高松での生活が主流ということでそれにかわるものとして子ども向けということを打ち出すんだというようなことおっしゃっておりましたので、そういったいろんな町の地勢的な条件等によって施策が変わってくるのかなと、ただ、ある意味うらやましい点もあるというのは正直言ってございますので、そういったことが少しでも本町でもできるようにまた今後も鋭意検討努力をしていきたいと考えております。   (「はい、議長」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  今、三木町の話出ました。今、町、9町ございますけれども、やはり綾川町と三木町というのは私これは発展すると思うんですよ。それはなぜかというと、やっぱり県都の高松市に隣接してるんですね、それは何かというとそこに雇用というんが発生してて、ベッドタウン、住宅地として発展していくのではないかと思います。そういう強力な武器を持った町と琴平町が競争するのには、それ以上のサービスをしないと絶対来てくれないと思うんですよ。やはり、琴平町に住んでおられる若い方、やはり親代々琴平に住んでる方とか、そういう方が私は多分にあると思うし、ここに家があるから家はよそに持っていけんがというような方、結構いると思うんですよ。だからそういう方のためにやっぱりよその町に劣らない行政サービスをしてあげていただきたいと思います。お願いします。  次に、小学校の適正規模、適正配置についてをお伺いをいたします。ここ近年の当町の出生数、余りもういいニュースばっかりでないので、同じようなことばっかりになってしまいますけれども、出生数の減少は先ほども申しましたけれども、考えられないぐらいの数字であります。当町だけではなく全国においてもそのようでありますが、特に琴平町の減少ぶりはひどいようです。我々の小学校時代には考えもつかなかった状況であります。私たち小学校といいますのは、私は琴平小学校に行ったんですけども、五十四、五名いまして、私の学年は4クラスありました。ですから1学年が二百二、三十名いたと思います。そういう時代ですから今、このようになるということは想像もつきませんでした。そういうことで、当町が人口の増加策に取り組んで今までこなかったことが今になってあらわれてきたものと考えます。そうした中、4.67平方キロメートルの当町に3つの小学校があるわけでして。平成20年には、その中の2校が統合するという話が持ち上がりましたが、その後話がまとまらず、白紙撤回されたわけですが。当時の教育長は改めて10年後には考え直してみると言明されていました。当時の統合反対のパワーにしり込みをして、今、何もなされてないのではと思います。しかし、このままの状態にしておくわけにはまいりません。早急に取り組まなくてはならないと考えます。今、既に五、六年たっております。10年はすぐ来ると思います。町長と教育長に現在の取り組みを知らせていただきたいと思います。答弁をお願いいたします。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この小学校の適正規模、適正配置に関しまして、山神議員からこの後も3点ほどご質問いただいておりますけども、私の方からはこれらをまとめて一括して今答弁をさせていただきまして、細かい点につきましては教育長のほうから詳しく答弁をお願いしたいと考えております。最初に再確認のためあえて申し述べておきますけども、平成20年に出された琴平町小学校適正規模、適正配置に関する検討委員会の答申は、現在でも私は生きているというふうに考えております。確かにその当時住民の署名等によりまして、一旦腰折れ状態にはなりましたが、その答申自体が廃案になったわけではなく、答申は生きておるというふうなもとで考えておりますので、最大限に尊重すべきであるというふうに考えております。  また、その前回、検討委員会を立ち上げて10年後、20年後というふうな形で小学校の児童数の推定値というのも出しておりましたが、現実、今、時を経た現在におきましては、その推定値よりもさらに児童数が減少しているというような現実がございます。この点を踏まえまして、昨年の町長選挙におきまして、公約で私の考えをお示しいたしましたけども、私の考えといたしましては、本町の地勢的な特徴を考えれば、先ほど山神議員が申し上げましたように、狭い面積、さき4.幾つといいましたが、正確には8.46平方キロメートルでございまして、その狭い本町の地理的要因を考えれば私は一校体制に早急にすべきというふうなことを選挙期間を通じ、訴えてまいったつもりでございます。また、その後国から小学校、中学校の適正規模、適正配置において1学年1クラスの学校は統合すべきではないのかというふうな旨の指針が出されております。これらを勘案いたしまして、私といたしましては、さきの答申を尊重するという意味からも、また現在の状況を考えた上からもさきの答申で示されました平成32年度までには3校統合を含めたより現実的な方向について検討し、その実現に向けて取り組みたいと考えております。また、昨年開催されました教育委員会に出席をさせていただきまして、私の統合に関する思いをお伝えしたところでございます。そして、それ以降に関しましても教育長とはこの学校統合についていろんなパターン等も勘案しながら何案かを話し合っております。そして、さきの答申を踏襲いたしました新たな検討委員会を立ち上げて、教育的な検知からのご意見を伺いしたいと考えております。そして、さらには前回と同じ轍を踏まないように、慎重かつタイミングを逃さないようなそういった取り組みに注意をしながらこの統合問題を進めていきたいと考えておる次第でございます。そして、この統合につきましては、そのやり方や統合後のソフト面での充実というものも大変重要になってまいりますので、そういった意味からも教育的見地からの方面の専門化の皆様のご意見を聞きたいというふうなことが私の考えでございます。一方でハード面や跡地の利用など財政面と公共施設のあり方につきましては、町長部局がリーダーシップをとりまして、決定することとしております。さらに、この町長部局、また教育長部局が足並みをそろえて横断的な連携を図るということも肝要かと考えておりますので、今後設置されます検討委員会には香川大学の教育学部長が就任していただくということでございますので、この検討委員会の考えというものを最大限に重要視しながらなおかつ時間的な配慮もしながらタイミングを逃さない時点での実行というふうに考えております。以下の点につきましては、教育長からの詳しいご説明がございますので、その点でよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  続いて、教育長の答弁を求めます。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  教育長。   (「はい」と呼ぶ) ○教育長(三井 尚君)  続いて、答弁させていただきます。平成20年の1月31日付で琴平町小学校の適正規模、適正配置の答申が教育長の諮問を受けまして検討委員会から出されました。再度その答申の要点をご報告させていただきたいと思いますが、その要点と申しますと、児童数の減少、施設設備の老朽化、新しい教育の推進等の観点から3校統合を目指すべきである。その際3校区から徒歩通学できる場所に新しい学校を建設する方法と、現存の校舎、校地を使用する方法がある。3校統合の前段階として平成21年度から入学する児童数が著しく減少することから、平成22年度を目途に琴平小学校と榎井小学校の2校統合を進めることが妥当である。現在ある校舎、校地を利用する場合、2校は位置的に極めて近く、どちらの学校を利用した場合でも2校統合できる規模の施設、設備等を保有しているため統合するための条件は整っている。そして、平成32年度には3校を統合すべきである。その間、児童数の推移、施設、設備の改修、通学区域、距離、地域の実情を勘案しながら円滑な移行を考える必要があるということでございました。答申には2校統合、3校統合のメリット、デメリットも上げられておりました。そして、2校統合と、3校統合は同じ程度の期待を持たれているとしながら、3校統合は、2校統合より大きな優位性を持っているとしています。今から考えましても大変現実的でよくできている答申案ではないかと考えます。当時、関係各位の努力がなされたと思いますけれど、なぜ統合が実現できなかったのか不思議でなりません。これまでのところ、この答申案をもとに教育委員会や町長とも水面下で協議してまいりました。これにつきましては先ほどの町長答弁と重複する部分がございますけれどもお許しいただいたらと思います。したがって、廃案になったとの認識は持っておりません。ただ、答申案にありますように、平成22年度に2校統合できなかったことから廃案というイメージがあるかもしれませんが、現在のところ答申案の実現に向けて検討いたしております。議員ご指摘のとおり早急に取り組むべき事案であることは十分認識しておりますが、平成19年度末の時点に比べ、当時問題となりました各小学校のハード面の整備は校舎の耐震化を含め、見違えるほど進んでいるものと思います。しかしながら、少子化が急速に進み、本来の学校という機能が十分に果たせていないのではないかと危惧する方々が多いのは事実であります。また、反面、少人数学級だからこそ学習指導や生徒指導で子どもたちにきめ細かい指導や、関わりができるのではないかと指摘される方も少数でございますけれどもございます。そして、今すぐに統廃合しなければ児童の生命が危険にされされるというものでもございません。私が今の立場をいただいた当時は、小学校の統廃合問題のほかにも課題が山積しており、全てが早急に取り組まなければならないものばかりでございました。例えば、琴平中学校のプールの改修工事、各幼稚園、小、中学校における空調設備の整備や雨漏り防水工事、幼稚園教育における3歳児保育の導入、預かり保育の時間延長等、長期休業中の預かり保育、いこいの郷公園の指定管理者の問題、小学校における学童保育の導入等々への対応でございます。この小学校の統廃合の問題は、かつて壊れた経緯がございまして、住民感情等非常にデリケートな問題でもございます。かといって、現在の町民感情や小学校での教育活動の状況、教育予算等々の点からも早急に取り組むべき問題であると承知いたしております。その取りかかりが遅くなっておりますことにつきましては、幾重にもおわび申し上げたいと思いますが、これまでのところ定例教育委員会におきまして、町長の所見を述べていただいたり、検討委員会の取りまとめやご指導いただく学識経験者といたしまして、香川大学教育学部長の先生の内諾もいただいたりいたしました。また、既に学校統廃合の実績のある近隣のまんのう町、三豊市、綾川町から統廃合の進め方などの情報収集もしてまいりました。教育委員会におきましても、将来的には3校統合を目指すべきであるとの見解を述べた上で前段階として2校統合も視野に入れて実施すべきであるとの決議を行い、町長に対しまして教育委員長名で書面にて提出させていただきました。先ほどの町長答弁で平成32年度までに3校統合を含めた方法を検討し、その実現に向けて取り組みたいとの見解を述べられましたことは、教育委員会の決議より踏み込んだ答弁として高く評価させていただいております。教育委員会といたしましては、前回の轍を踏まないために、検討委員会に諮問する場合は、教育的効果の観点だけではなく、予算措置、跡地利用等あらゆる見地からトータル的に庁舎内で町の方針等を十分協議、検討し、具体的なご提案を準備することが大切であると考えます。そして、その検討委員会や町長の意向を十分反映できる総合教育会議などで十分協議を重ね、議会を初め、町行政の関係各位、並びに保護者、地域住民等のご意見を伺いながら取り組んでまいりたいと存じます。山神議員の3点ほどのご質問に対しまして、一括してお答えさせていただきました。よろしくお願いいたします。 ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  丁寧なご説明をありがとうございました。前回の答申というのが生かされていると、心強い言葉を聞きました。私も、先般の資料を読ませていただきました。改めて。やっぱり答申については大学教授がまとめているのでその答申書の部分については非の打ちどころがないといったところでございます。ただ、余りきれい過ぎて、ちょっと魂が入ってないのかなという感はいたします。事務的な文書と言うたら表現悪いですけども、教育長さんはその当時このことには携わられてなかったんですかね、それには。ないんですか。私も、いいか悪いかわかりませんけども、渦中でいたわけなんですけども、これにはもう1つ前段があったんです。というのが、保育所、幼稚園の統合があったんです。そのときに私は前町長に申し上げたんですけども、もう少し議論しなくてはならないのかと言うたときに、強行にぱんとやってしまったんです。その分の余波というんですか、その分がやはり一番にそのときの小学校統合にあらわれてきたんです。要するに私は、それこそ答申案については私はこれ悪くないと思ったし、私も当然これは行けるというふうに思っていたわけなんです。その当時私が議会報告に後で叱られたんですけども、統合がされるようなことを書いてしまっとったら、山神がさきに旗を持って走り回りよるとかなんとか言うて、かなり住民の方から言われたことを思い出します。そういったことでその当時、やはり何ていうんですかね、一般の方への周知というのが十分な周知がなされてなかったという、特にその前の小学校よりもう1つ前段のその統合が早かったんですよ。だからその分の悪い言葉で言えば腹いせが小学校のほうへもうてきたというような感じで、ただ、私そのときに前教育長さんが立派だったなと思ったのが、実際琴平町の財政から考えて、財政改革という言葉は一切口に出さなかったですね。やっぱり子どもたちのためということが一番に申されておりました。実際そのとき合併をされておれば今のように2つも3つもそういった空調だとか、そういう改修等の工事費は必要なかったのかなと先般思ったわけでございますけれども、やっぱり住民との十分じゃなくて本当に二十分ぐらい、ほんと倍でもしてほしいと思う。特に口当たりの悪い人っていうんですかね、特にそういう突っ込んでくる方とやっぱり話してご理解をいただくと、やっぱり話し合いという、人間は話しおうたら私は納得してくれると思うんですよ。それが前回なされてなかった。そのときにそういう旗振りで声を大きくする方があらわれて、その結果ああいう事態になったんだと思うんです。ですから住民の意見は十分に聞いていただきたいと、一番にあれだったのがそういった大学教授がされたその答申案、それで町ペースで進んでいったということがやっぱり住民の反感を買ったのではないかなと思います。あの当時は琴平と榎井とが合併して、琴平小学校の校舎を使用するようなことになってたんじゃないかなと思います。そういったときやはり、榎井の住民という方は、やはり幼稚園のことを考えて、実質狭い町で旗岡から、今現在の保育所、幼稚園のとこ行くのも他町から比べたらそんなに距離的な問題はないと思うんですけども、やっぱり今までがより便利なかったら、それから少しでも悪くなったらやっぱりそういうことを言われるのかなと私も思ったわけです。ですからそういった点で十二分に住民の方と意見交換をしていただきたいと思います。私もこれ一番最初受けたときはPTAの方から話を受けて、山神さん何ていうか人数が少ない、それこそ複合のクラスではなかったですけども、1クラスのあれではやはり子どもたちの成長がないから何とかやってくれんかと父兄の方から聞いたんです。ですから父兄の方は当然賛成してくれてるもんと思ってたら、やはりそういう説明会に行ったら父兄の方が反対の旗手になっておられたというのに本当にそのときびっくりしたんですけども、そういうことで十二分に話をして住民に納得をしていただいて、それでことを起こしていただきたいなと思います。先ほど教育長が言われましたように、答申の文書に関しては先ほども申しました。本当にもう非の打ちどころがないような立派なあれができておりました。さすがやっぱり大学教授だなと思ったわけでございます。先ほど町長からも32年度を目途にということで申されましたので、そのあたりに向けて私もこの7月に改選があるわけですけども、もしまた壇上に上がらせていただけるのであれば、また協力をしたいと思っております。この件につきましては・・・ ○議長(片岡 英樹君)  ちょっと多分、誤解されているようなのがあるので、説明を教育長お願いします。   (「はい」と呼ぶ) ○教育長(三井 尚君)  この統合問題に対しまして、議員の大変熱い思いを感じました。ありがとうございます。それでちょっとなんですが、検討委員会、このときの答申案が出されたときには、私も教員生活の最後の年でございまして、象郷小学校で最後の年度を迎える。そして、校務連絡会の会長という立場でもございましたので、この検討委員会にはかなり積極的にかかわっておりました。それで、答申が出されたのが平成20年の1月31日と先ほど申しましたが、その平成20年の3月31日にも私は退職したわけです。その後の様子については遠目から見ていたんですけども、大変残念な思いがいたしておりましたし、当時のいろいろ、今、山神議員さんがおっしゃったような状況からそのような結果になっていたのではないかなと思うんですが、今は当時と違いまして、かなり町内の世論も大変沸き上がっておりまして、この実現に向けて本当に適時性があるのではないかなというふうな認識を持っているわけでございます。とかくまだかまだかということになってきますと、この問題につきましては私の立場がだいぶ悪くなっているのがよく耳にするわけでございますが、皆様方の熱い思いを十分受けとめて同時に実現に向けてご協力、ご指導いただければありがたいかなというふうに思っているわけでございます。なお、私も団塊の世代でございまして、当時子どもの時代から比べてみますと本当に寂しい思いがいたしておりますし、私の2世の子どもの第2次ベビーブームのときでもかなりの人数がいた学校でございます。私も個人的には大変熱い思いがございますので、ご理解いただければありがたいかなというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  それと補足でございますが、遅くとも32年度までということで、早ければ早いにこしたことはないと思います。その中で保護者の皆様、地域の皆様、また議会の皆様方との協議を重ねながらできるだけ早い年度での統合というものをすべきだと考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  ありがとうございました。住民も多分待っていると思いますので、早目の決断をいただきたいと思います。  次に、こんぴら歌舞伎大芝居についてお伺いをいたしたいと思います。  昨年30回記念のこんぴら歌舞伎大芝居のときは、町長は今年よりは来年の30周年、31回ですね、30周年の記念歌舞伎を盛大に行うと、お話をされておりましたが、皆さんもお聞きになったことと思いますが、私が感じているのは、今回のこの公演内容を見てみますと通年の歌舞伎公演とほとんど変わりのない、まだ以前の通年のほうが看板役者等、盛り上がっていたような感じがするのでございますが、最近のこんぴら歌舞伎マンネリというかちょっとぴりっとしたところが欠けているように思います。町長そのあたりをどのように思われますか。答弁願いたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  確認なんですが、通告書にありました今のこんぴら歌舞伎に対して白丸である31回の公演をどのように捉えているのかというのと、今、申された2つを1つにしてよろしいんでしょうか。 ○10番(山神 猛君)  はい、結構です。 ○町長(小野 正人君)  その後の新たに企画されたというのは後でよろしんですかね。 ○10番(山神 猛君)  はい、結構です。 ○町長(小野 正人君)  それでは申し述べます。昨年30回という区切りの公演を終えたというのはご存じかと思います。また、歌舞伎界におきましても大きな変革がここ数年ございまして、これまで来演されましたいわゆる看板俳優のご子息が中心となりつつあるというのが現在の歌舞伎界ではないかというふうに思っております。これらを勘案いたしまして、大きな変革の荒波の中にありまして、一昨年本町におきましては、市川猿之助丈、また昨年が市川染五郎丈というふうにこういった中堅どころの世代の皆様が座頭を務められる時代になっております。こういうことを考えますと、このこんぴら歌舞伎というものが30年を経て一巡をしたのかなというような思いが今いたしております。確かに山神議員おっしゃられますように、かつて大看板でありました市川団十郎丈、中村勘三郎丈、また先般亡くなられました坂東三津五郎丈といったような方々がこられておった時代に比べて少し様相が変わってきたかなという感は否めないと思っております。ただ、今、座頭できておられます中堅どころに関しましても本当に今、芸におきましては伸び盛りであり、なおかつその奥ゆかしさといいますか、芸の幅というものが今急速に成長している世代だろうかと思っております。そういったことを考え合わせておきますと、以前に比べて寂しいかなというような一部そういった感情も確かにございますが、むしろこんぴら歌舞伎が立ち上がった30年前、当時のことを考えますれば、当時まだ40歳になったかならんかぐらいの中村吉右衛門丈、そしてまだまだ30代で若さがほとばしっておった当時の中村勘九郎丈、さらには澤村藤十郎といったまさしく琴平の歌舞伎に来ていただいておる方々と同じ世代の方々が立ち上げられた歌舞伎であり、その後30年を経て大きく世代が変わってきたというような背景があることをまずご理解いただきたいと思います。その上で、通常の歌舞伎と全く変わらんやないかということでございますが、この後の質問とも関連いたします企画面におきましては、30周年ということでこれまでになかった企画というものも盛り込んでおりますのでその点につきましては次の質問の中でお答えしたいと思っております。ただ、1点だけご理解いただきたい点がございまして、その先般も松竹の副社長とお話をしておった中で出てきた話でございます。この30年前を振り返ったとき、30年前歌舞伎というのはいわゆる斜陽傾向にあった時代であり、歌舞伎公演をしておったのは東京の歌舞伎座、また関西系の幾つかの小屋というふうに限られて毎月歌舞伎が同時期各地で行われておったというような時代ではなかったと、本当に1カ月に1公演、全国で行えるような時代であったということでございます。しかし、それらの低迷した歌舞伎自体を盛り上げていた1つのきっかけがこのこんぴら歌舞伎であったというようなことの言葉をいただいております。その後、歌舞伎が先ほど申し上げました中村吉右衛門丈とか、中村勘九郎丈等々のご活躍がありまして、隆盛の時期に入ったということで、それに合わせて東京都内だけでも歌舞伎座、国立劇場、新橋演舞場、浅草公会堂というふうな公演がたび重なってあるような時代になっております。さらには、名古屋、京都、大阪、福岡での公演というものも同時期、同じ月に公演を行うというような時代に入っておりまして、限られた歌舞伎俳優がそれらに配役され、それぞれの土地で精いっぱい頑張っておる中でこんぴら歌舞伎だけに花形役者をそろえていくということは非常に困難な時代になってきたということもご理解をいただいて、答弁とさせてもらいと思っております。 ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  今、町長言われましたように、30年前歌舞伎というのは斜陽だったんですよ、それに火をつけたのがこんぴら歌舞伎だと私は思っています。ですから松竹としても今の副社長もその当時から顔もお見受けしてたし、十分わかってると思うんですけどね、やはり恩義というておこがましいですけども、やはり琴平町のこんぴら歌舞伎はこれ春が来たら行うのわかってるんでありますから、やはりこの間配られました他の劇場っていうんですか、そういうとこの役者の配列と見ますと、やはりちょっとこの人が来てくれたらなという歯がゆい思いをしたのは私だけでないと思うんですよ。ですからもう少しお願いなり、強くというたらあれですけども、そのあたり優柔にやっていただいて、今回30周年ですから、現の俳優さんが悪いっていうんじゃないですよ、もう1人看板になるような方が来ていただいたらいいんじゃないかなと思います。いろいろ次の問題にもありますけれども、今回この歌舞伎、任期のちょっとどう言うたらいいですかね、なれ合い的なものか、目玉に欠けるような興行であって、ちょっと今、下馬評というんですか、世間での人気というのがちょっと私が感ずるとこではいま一つかなと思うわけでございますけれども、松竹も春が来ればこんぴら歌舞伎があるということでわかっておるわけですから、それと先ほど町長も言われました。私も感じております。やはり一応人気が下降してた時期にそれを盛り上げたのはこんぴら歌舞伎、それを盛り上げてやろうという松竹サイドのちょっとこの配役を見たら温かい気配りが見えないわけでございます。それで、このスタッフを見て何年か前を思い出したわけです。大量のチケットの売れ残りが生じたことがありました。その結果、職員が手分けをしてチケットを売りにいく。これはもうかなり前ですけども、また我々議員も心当たりに声をかけるといった努力をいたしましたが、結局は売れ残りが生じて赤字決算となりました。一時期そういう低迷してたときもこんぴら歌舞伎もあったわけですけども、やはりそのときに言われたのが、何かといったら、やはり役者さんだと、この人だったらお客さんを呼べる人、そういう人をやはり回してほしいと。そういう方は何人もいないとは思いますけれども、やはり30周年というたら1つの大きな区切りじゃないかなと思うんで、私は今年そういった役者さんが来てくれるんじゃないかなと期待をしておったわけですけども、その期待が大きかったのがちょっとあれかもわかりませんけども、ちょっと落胆したのは私1人ではないと思います。今回、役者さんを拝見して若手の方が多いですね。動きのある芝居が期待されます。そうした若者人気にあやかりたいのですが、また役者に不満ではないのですけども、さきにも申し上げましたが、役者によって入場券の販売の売れ行きが違います。もう少し人気のある役者さんを手配できなかったのですかということですが、町長さんの答弁先ほどいただきましたので、今回は、次の質問に入ります。  今回の入場券の販売ですが、大体予定どおりにいっておるのか。お答えいただきたい。済みません。30周年のこんぴら歌舞伎大芝居を盛り上げるために何か新しく企画されたことがあれば教えていただきたいと思います。答弁願います。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この30周年という節目の年でございます。確かに演目等々の中でも今回、こんぴら歌舞伎初お目見えというような演目が昼夜ともに1演目ずつ入っておりまして、これらがいわゆる1つの目玉になるのかなと思っております。歌舞伎ファンにとりましてはたまらないような演目であろうかというふうに推測しておりまして、観劇された方には必ずやご満足いただける内容だろうかと思います。その上で今回30周年を1つの節目として企画したものといたしまして、幾つかの事業がございますのでそれをご説明させていただきます。  まずは、これまでの30周年を振り返って第1回目から昨年の第30回までのお練りの風景というものが松竹さんの方で写真等保存し、撮りとめておっていただいておりましたので、そのうち座頭を中心としたお練り風景を各年2枚ずつお借りいたしまして、それを写真パネルとして公会堂の中に展示し、また30年間のゆかりのある品々、さらには人力車等も配置して公会堂でこれは無料でございますけども、このこんぴら歌舞伎を満喫していただきたいと。また、歌舞伎ではなく琴平に通常で来られた方々にもお気軽に観劇していただきまして、こんぴら歌舞伎の認知度をさらに高めていきたいというような事業を既に3月7日より行っており、最終日がゴールデンウィーク最終日の5月6日までこの琴平町公会堂で行うということにしております。  そして、もう1点、これが昨年来協議をしておった点でございますが、この30年という歴史の重み、これはすなわちこんぴら歌舞伎ファンの歴史であろうかと考えます。そのこんぴら歌舞伎ファンの皆様も当初からずっと見られとる方もおられまして、そういった方々は30歳お年を召されたということでございます。近年そういった方々から非常に足や腰が痛んで2時間半なりの演目を見るのがしんどいというようなお声も頂戴しておりましたので、今回30周年を記念いたしまして、いわゆる座椅子というものを全席に設けて背もたれにもたれながらゆったりとした環境の中で歌舞伎をご覧いただくというような方策をとっております。これに関しましては、昨年来議会の皆様とも協議をしながらより効果のあるものをということで、本来町独自で準備をする予定でございましたが、長年こんぴら歌舞伎をご支援いただいております全日空さんの方のご好意でこの座椅子の400の座椅子を準備していただきました。また、残りの200に関しましては、町内の旅館ホテルの協力を得ながら現在使ってない座椅子を活用するということで約600席に座椅子を設けます。残りの100席に関しましては、既に壇上の客席になっておったりということで、非常に楽に見える席になっておりますので、約700の席全てでお客様への観劇サービスというものの向上に今回努めております。山神議員おっしゃるように確かにもっと派手な配役で、もっともっとにぎやかにやれればそれにこしたことはないんですが、先ほども申し上げましたように、全国各地で歌舞伎の公演が同時期に行っているという中での配役でございますので、我々としては今後歌舞伎界を背負って立つであろうという方々が今回もこられておりますので、そういった方々の芸をこんぴら歌舞伎ファンの皆様に見ていただきながら、こんぴららしさというものを追求できればと思っております。そして最後になりますけども、このこんぴら歌舞伎の魅力というのはもちろん配役もそうでございますが、小屋そのものが私は魅力だろうと思っております。江戸時代に時間旅行したような異空間へと観客の皆様を誘っていただけると、そして数ある芝居小屋の中でもこの旧金毘羅大芝居、金丸座だけが江戸情緒を残した小屋でございます。この点においては私は歌舞伎座よりもすばらしい部分は必ずあるというふうに確信しておりますので、歌舞伎役者の熱演、そしてそれを支えるボランティアスタッフ、そして歌舞伎ファンの皆様方とともにこのこんぴら歌舞伎を盛り上げて30周年記念を何とか軌道に乗せたいと考えております。そういった意味からもいたしますれば、先ほど山神議員が質問しかけた点にかかわってきますけども、今年のチケットの売上等に関しましては、若干穏やかな推移できておりますので、その点におきましてこれからも昨年同様宣伝PRに努めながら最後の追い込みをかけたいと思っております。ただ、それでもまだまだ余裕があるようでございますれば議員各位の御協力も得ながらぜひとも販促のほうにお力添えを賜ればと思っておりますので、よろしくご協力のほどお願いいたします。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  はい、ご丁寧な答弁ありがとうございます。我々といたしましてもこんぴら歌舞伎大芝居の発展というのは願っているわけでございます。今年の歌舞伎が盛会に終わることを祈っております。ちょっと時間がないようですので、ちょっと取り急ぎ、まだ半分しか行ってないんですよ。  次に、琴平町の産業振興策についてお伺いをいたしたいと思います。町長、また議員の選挙等の公約に、観光をはじめとして産業の振興がうたわれておりますけれども、観光の振興、農業の振興策等の具体的な振興策がなされていないように感じられます。また耳ざわりのいい言葉でごまかしているような気がいたします。具体的に細部にわたった奥深い政策が述べられてないのではないでしょうか。最近6次産業なる言葉をよく耳にいたしますけれども、当町といたしましても、この産業分野を掘り下げて行かなくてはいけないのではと考えております。他市町にまいりますと、産業資材を積んだトラックが町の中をよく行きかっているのを目にいたしますが、当町ではそういった産業がないのかもしれませんが、余り見かけられません。土地が狭い、観光業に依存しているからとの答弁が返ってくると考えられますが、それでは能がないと思います。昔、町内にあった何社かの工場も当町を捨てて他町へと移っています。私は前々から町内でできる、農産物の加工をして、それを販売していく、そうしたことを行うことによって、地元に多くのお金が落ちてくるわけです。遠い昔に聞いた話でございますが、資生堂という会社がございますが、その会社のネーミングですけれども、その語源は、いろいろな複数の資財をかけ合わすことにより、新しく、より付加価値のある製品、また世間の方の生活にプラスになる新しい製品を生み出すとの思いがこもっての会社名だそうです。1プラス1は2ではなく果てしなく大きな数字になるのです。そのものに付加価値をつけると言うことであります。1つの物の価格には材料費、加工費、販売費が合計されて商品価格になるわけなのですが、材料だけで販売すれば売上はそこで終わってしまうのですが、その上に付加価値をつけた商品に加工すれば原材料の何倍にもなるわけです。日本の産業の断片を見てもわかりますように、昔日本一の企業といえば新日本製鉄でしたけれども、今はその鉄を買って加工をして、付加価値をつけ、新しい製品に変えたトヨタ自動車が莫大な利益を上げているのは、皆さんもご存じのとおりであります。住民がそのものを使うことによって生活が便利になる。豊かな生活を送ることができるようになる。そうした製品をつくっていくことが大切なのではないでしょうか。住民の欲しがるものがよく売れるものではないでしょうか。  そこで当町では、にんにく、また黒豆の栽培には大変力を入れているようですが、それを製品に加工するのは他町に任せきりであります。先ほども述べましたように、一番おいしいところを他町に持っていかれております。当町にはその加工をする所がないからと言われますが、それを後押しするのが行政ではないのかと考えます。例えばガーリック娘にしても原料のにんにくは当町のものだがオリーブオイルと加工代のもうけは他町のものである。その加工を当町で行うことで加工代が我が町に入ってくるわけでありまして、そのために仕事がやりやすいようにバックアップを町がすればいいのであります。仕事をしてお金もうけがしたい人の軒先に現金をおいていく、このことは一番簡単なことでありますけれども、いつまでたってもその助成金が必要となってくるわけでございます。その方に製造のノウハウを教え、またバックアップをしてあげること。そうすることによって将来はお金をかけずに済むわけです。今、国の方でもそうした事業をバックアップする施策がとられていると聞いております。どうか前向きに取り組んでいただきたいと思います。お金がないからお金を与えるではなく、そのお金をもうける方法を教えてあげる。そういった応援をするのが大切ではないかと考えます。最初の出発は大変だろうと思いますが、将来には大きな実を結ぶと考えます。町長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  町長の答弁を求めますが、時間が残りわずかとなっておりますので途中になるかもしれませんが。  町長、答弁。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  山神議員から琴平町の産業の振興、とりわけ6次産業化の振興ということでお聞きしております。今現在、本町では農産物を活用した加工品といたしましては、今おっしゃられたにんにくを使用したガーリック娘、そしてガーリック侍シリーズ、そして黒にんにくというふうな加工品というものができあがっております。この6次産業化でございますが、ご存じかと思いますけども、1次産業である農業において生産した作物を2次産業であります加工業いわゆる工業において製品としそれを第3次産業である商業サービス部門において販売するといったものを足して6次産業化というふうな意味合いがあろうかと思います。この中でこの6次産業の本来の意味といたしましては、生産者である農家の皆様が加工、さらには販売までを手がけて農家の中で6次産業化をなし得るというのも1つのこの6次産業化の大きな目的であろうかというふうに聞き及んでおります。そういった点からいいますと、確かにガーリック娘につきましては、生産は本町の農家の皆様が収穫するにんにくでございますが、加工については小豆島にある事業所さんのほうで行っており、販売に関しましては再び琴平町内の小売店、またホテル、旅館、お土産物屋等で販売するということで中間工程においては小豆島で業者が行っているものでございます。ただ、このガーリック娘自体に関しましては、そもそもこの小豆島の業者の方がガーリックオイルを製造、販売しておったものを琴平産のにんにくを使って商品開発をしたい旨を県を通じて依頼があったというふうな経緯があるそうでございますので、この点に関してはそれを本町でオイルを絞るというようなことは商品のたてり上、以上難しいのかなと思います。ただ、今後さまざまな特産品がございますので、それらを活用した商品化に向けましては、山神議員がおっしゃるようにできることであれば町内で全ての工程を賄いながら最後の販売まで行けるというのが目標であろうかと思っております。この方法については2つありまして、1つ目が先ほど申し上げましたように、農家の皆様方で加工、販売までを手がける方法、そしてもう1つが町内の業者さんと連携をしながら町内の加工場で加工し、そして町内の小売店で販売するというような方法もあろうかと思っておりますので、この点につきましては、山神議員のご意見を参考にさせていただきながら、今後新たな農産加工品の開発につきましては、本町のみならず、県の産業技術センター等との連携も図りながら町内関係団体と協議して町内で加工できるものについては生産者と商工業者とのマッチングができるように産業振興に努めてまいりたいと考えておりますので、その点をご理解いただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  時間となりましたので、以上で10番、山神 猛君の一般質問を終わります。  ただいま一般質問の途中でありますが、暫時休憩といたします。  再開を11時19分といたします。      休憩 午前11時03分      再開 午前11時19分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(片岡 英樹君)  休憩前に引き続き一般質問を行いますが、本日は町民一斉による地震防災訓練、琴平町シェイクアウト訓練が11時20分より1分間予定されております。したがって一般質問中ではありますが、訓練時刻の11時20分から1分間の訓練を行いますので、皆様はその場でご自身の身を守る行動をお願いいたします。なお、予定では放送があり身をかがめてくださいという案内があると同時に隠れていただきまして、その後終わりますという合図までその場でいていただくよう、下に隠れるなり、かがむなり、各自そのあたり安全行動の訓練のご協力のほうをお願いしたいと思います。  それでは再開いたします。  3番、渡辺 信枝君。   (「はい、3番、渡辺」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  皆さん、おはようございます。3番、渡辺でございます。  それでは、議長のお許しをいただきましたので、3月定例会におけます私の一般質問をさせていただきます。 ○議長(片岡 英樹君)  とめてください。
     ご協力ありがとうございました。お疲れさまです。  ちょっと整理しますので、時計はゼロからにしてあげてください。  ありがとうございます。皆さんよろしいですか。  それでは、渡辺 信枝君の一般質問をお願いします。  3番、渡辺 信枝君。   (「はい」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  皆さん、おはようございます。3番、渡辺でございます。  それでは、議長のお許しをいただきましたので、3月定例会におけます私の一般質問をさせていただきます。  今回は、5つのことにつきまして質問をさせていただきたいと思います。  質問の順番ですが、今日は今しました琴平町シェイクアウト訓練、町民一斉の防災訓練の日でありますので、初めに防災について、そして、2つ目住民周知を徹底するためのミッタシステムについて。3つ目商品券・旅行券について。4つ目に学校統合問題について。そして5つ目学童保育について順次質問をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それではまず、1つ目ですけども、防災について。今年整備されている防災行政無線について、1月13日から2月末までは、個別受信機等が明瞭に聞こえるかという試験放送期間でありまして、3月からは6時の金毘羅舟々の音楽のみになっています。26年度行政無線を整備し、今日、初めての町民一斉地震防災訓練となります。1分間の町民一斉防災行政訓練で一斉の安全行動として、1、まず低く、2、頭を守り、3、動かない。という行動を今とりましたが、町民にはどの程度周知しているのでしょうか。また、今後は何回訓練をするのでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君の質問に対する町長の答弁を求めます。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  それでは、渡辺議員からの防災行政無線についてのご質問にお答えしたいと思っております。  ただいま、この議場におきましても、琴平町シェイクアウト訓練を実施したところでございます。この訓練でございますが、まずご質問にありました周知方法といたしましては、広報3月号の中にチラシを差し込み、全戸配布するとともに、町ホームページにも掲載し広く住民の皆様に周知を行ってきております。また、個別的に申し上げますと、町内の全自治会を初め、個別受信機を配布した各保育所、幼稚園、小学校、中学校、琴平老人の家等にもご案内をさせていただいたところでございます。なお、今回の訓練に参加を促すとともに、各団体においてはプラスワンの訓練として連絡体制の確認や、備蓄品の確認等についても実践していただくように呼びかけているものでございます。  次に、今後の訓練回数でございますけども、県が毎年11月に実施しております、この県のシェイクアウト訓練に合わせて実施するとともに、琴平町単独でも年に1回は実施することとし、年度内に最低でも2回は実施したいと考えております。  個別にご案内いたしました団体へは、今後の訓練計画の参考とさせていただくために、今回の訓練の実施状況等につきましてアンケート調査を行うこととしております。また、このような訓練を通して、南海トラフを震源とした巨大地震が発生した場合においても瞬間的に自分の身を守るという初動期における自助行動がとれるように住民の皆様とともに地域の防災力に強化に努めたいというふうに考えとる次第でございます。 ○議長(片岡 英樹君)  町長の答弁を終わりました。  3番、渡辺 信枝君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  周知をしたと申しますけども、町民の皆様にきちんと周知できているのでしょうか。  例えば、全体での防災訓練をしてその場で地震の揺れから身を守ることを目的とした簡単な訓練をしますよ、という説明等していればわかりますが、シェイクアウト訓練のチラシの配布だけでは、高齢化率の高い琴平町ではなかなか住民に理解してもらえないと思うんです。町民一斉の訓練がさっとできないと思います。学校には、防災頭巾を設置したから、頭巾をかぶって身を守る行動、そして避難訓練も学校はすると思うんですが、町民に対してはチラシには書いておりましたけども、外のマイク放送からいきなり訓練訓練、地震が発生します。安全行動開始、訓練訓練という放送があるとチラシのほうに書いておりましたが、戸惑わないでしょうか。余り見ていない人もいるかもわかりません。1分間で簡単にできるとはいえ、年の高い方への周知などしていなければ何もならないと思います。ただ、無線のテストくらいに思うかもわかりません。  やはり、全体での訓練などをして、そのときにシェイクアウト訓練の説明をするとわかりやすかったのかなと思います。次回するときは、ある程度多くの方、民生委員さんや福祉委員、自治会長さんなども一緒に年の大きい方に対してわかりやすいよう周知をし、実際に訓練をやってもらって意識してもらうことが大切だと思います。そうすることで、先ほど町長が言われたプラスワン訓練というのができるのではないでしょうか。お知らせだけしてしようと思った人だけがしたらいいというのなら仕方ないですけども、やはり周知の方法をいろいろと考えてほしかったと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今、渡辺議員からご指摘がありましたようにそういった観点からも含めまして、町内の全自治会に対しまして今回のご案内をしております。当然自治会の中には自主防災組織を組織しているところもあろうかと思いますので、そういう団体に関しましては、プラスワンの訓練として連絡体制の確認や、備蓄品の確認等についてもお願いできますかというようなことを呼びかけております。そういったことの輪を広げながら、今回初めて行いましたシェイクアウト訓練が毎回、回を重ねるたびに住民の皆様にその必要性と意義というものを感じとっていただけるようになると思いますので、今回初めての取り組みでございますので、あえてそのアンケートをとらせていただいたとこには次回への取り組みへの何らかの参考になるものがあるということで、そのアンケート調査を行うこととしておりますので、そういった点でただ単にチラシを配っただけではないということをご理解いただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  アンケート、今後のやり方等に生かしていただきたいと思います。  それでは次に2つ目、住民周知を徹底するために、携帯電話から連絡がとれる方法としてミッタシステムというのがあるとお聞きしました。  ミッタシステムは幼小中の学校ごとに各学校から保護者に情報を流していてとても役に立っている。当初は半数ぐらいの加入であったが、今はほとんどの方が登録していて、不審者情報や緊急のもの、学年ごとのもの、先生だけのもの、学校の役員さんだけのものなどいろいろと分けて情報を流せて便利だと聞いております。  町内の情報や不審者情報など登録を希望するものに町から流してもらえないでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  現在、この幼、小、中でミッタシステムを利用して学校、PTAのメール連絡網としての緊急連絡、また行事の案内、不審者情報、各委員会の連絡などをグループごとに必要に応じて流していると私も聞いております。これは保護者の登録時には学校ごとに子どもの氏名、学年、またクラスなどの情報をあらかじめ登録することで先ほど申されましたように発信時に対象者を切り分けて保護者の携帯電話にメールを一斉配信するシステムであるようでございます。これにつきましては、現在、幼、小、中の保護者が、低い学校等におきましても、93%の加入を超えておりまして、100%ではないにしてもかなり多くの方が加入しているシステムであろうというふうに聞いております。  現在、町から情報提供の方法としては、議員ご承知のように、広報やホームページ等はございますが、このミッタシステムと同様なものといたしまして、防災情報については香川県や消防の防災情報メールに登録していただきますことで気象情報、さらには避難情報などを入手することができるというふうな環境が整っております。また、香川県警においては、ヨイチメールというものがありまして、それぞれ町の広報等を通じながら登録をお願いしているところでございます。今後、これらの情報を正確、かつ迅速にお知らせするために町民の皆様がこのミッタシステムというものを望んでいるのかとどうかというようなことを調査、研究をさせてもらいたいと思います。その上で先ほど申し上げました、消防や県、さらには警察等のメール等との整合性をとりながらどの方向がいかに正確に早く情報が伝わるかということも検討材料の1つとして最終的な方法というものを探っていこうと考えておりますので、またよろしくご指導のほどお願いできたらと思います。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。 ○3番(渡辺 信枝君)  私もヨイチメールというのを登録しているんですけども、県の情報というのは交通事故とか不審者情報などありますけども、本当に県の広い範囲での情報であって、例えば琴平町で起きた不審者とか、そういうのは全然来ないんですねそれの中には。私たちが必要とするのは、やはり琴平町のそういう情報が必要になってくると思いますので、本当に学校の帰りの防犯パトロールとか見守りの方とかそういう方がいたり、それから民生委員さんとか、育成センター補導員さん。それから町民会議の方、そういう方は県の情報よりやはり近い琴平町内の情報、不審者がいたら注意しないといけないんだということがわかるのがあるほうが便利といいますか、県のがしょっちゅう来ても余り役に立たないというたらどうなのかわかりませんが、と思いますので、町内の情報を送っていただけるように、そういう関係者の方が必要としたら、ミッタシステムみたいなのも考えていただければありがたいなと思います。費用も余りかからないみたいな話をちょっと聞いたのでそこははっきりとはわかりませんが、できたらお願いしたいと思います。それと、もしそういうのが無理でしたら、小学校は3小学校ですけども、中学校になると中学校から流す情報というのは町一括、全体にしてると思いますので、そういう中にはめてもらえるのかとか、いろんなことを検討してもらえたら本当に特に補導員さんとか、見守りパトロールの方とかは役に立ったりするのではないかと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  このミッタシステムというのは、高松にあります株式会社ミッタシステムというところが開発したシステムらしいです。今現在は学校を中心とした配信ということでございまして、年間に費用としては約19万円ほどかかるというものでございます。これを仮に一般世帯にも配信を追加するとなった場合には、数十万単位のサポート料というのが含まれてくるのであろうかということを調べさせてもらっております。  実は、1年少し前ぐらいに、町の教育委員会の事務局におきまして、各学校と連携して町から各家庭やPTAなどの保護者、学校関係者への配信というのを検討したことがあったようでございます。ただ、そのときには残念ながらそういったシステムができずにいろんな面からの効果等を考えた上で断念したという経緯がございます。今おっしゃるようにこのミッタシステムを使った場合には例えば不審者情報が出た場合、その情報をどこが取りまとめるのかというような問題もあって、情報のやりとりというものに対する検討が必要になろうかと思いますので、その点も合わせまして先ほど申し上げましたように町民の皆様がどのようなニーズがあるのかということを含めて検討させてもらいたいと考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。   (「はい」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  先ほど言いましたように健全育成にかかわる人たちが後から情報を聞いたりとかして、そんなんあったんですかみたいな話も多くありましたので、希望するそういう可能でしたら費用とかがかかってあれとかで可能でしたら学校の中にそういう補導関係のそういうのは入れるとか、またそこら辺は検討して前向きに考えていただけたらと思います。  次に、3つ目に移りたいと思います。  商品券、旅行券についてお尋ねしたいと思います。琴平町商品券が27年度から発行されますが、町としてはどのような使い方を考えているのでしょうか。今回は、地域活性化補助金がつくため、プレミアムつき商品券は、多分すぐ完売すると思いますが、老人会の記念品として商品券を発行するのはどうでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この27年度から予算が通りますれば発行予定の商品券でございます。この発行におきましては、まず事業主体といたしまして、琴平町商工会が事業主体となっていただきます。それゆえ町といたしましては、その商工会に対して補助金を支出してこのプレミアム分等々についての助成というものをしていきたいと考えております。また、その使い方に最も大きいのは一般消費者が使うということが大きいと思いますし、特にプレミアムつきに関しましては、約2割というプレミアムでございますので、それを町がある程度の数を押さえてしまえば住民からのまた不満も出てこようかと思いますので、プレミアム分につきましては、町民向けの発売というふうに考えております。ただ、それプラス通常の商品券というのも同時発行させていただきますので、今、議員からご提案のありました敬老会への記念品ということで前向きに検討したいと思っております。またこれにつきましては、長年敬老会にご参加いただいております方々からも自分の欲しいものを買いたいんやと、そのためにはこういう商品券があったらありがたいなというご意見もございました。こういう点も配慮しながら毎年記念品を選考しているわけでございますけども、今年度に関しましては、商品券もそのうちの1つとして議題に上げて選考していただければありがたいなというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。   (「はい」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  私もそういう年の高い方から意見をたくさん聞いておりましたので、以前にも1回申し上げたこともあるかと思うんですが、今回商品券発行ということがありますので、その通常の商品券を敬老会の記念品としたらどうかと、そうすることで記念品の在庫もたくさんいつも抱えてるみたいな話も委員会等で聞いておりますので、在庫をたくさん抱えなくていいので、予算が無駄にならないと思うし、もらった側も喜んでくれると思います。隣町でも以前商品券を出して好評だったいうことも聞いてますので、またよろしくお願いいたします。  そして、次のまた、琴平の宿泊客専用旅行券を発行するのはどうかなと思うんですけども、福島県では、県内の宿泊施設を利用する観光客の宿泊費の一部を補助する旅行券として、1万円分の旅行券を5,000円程度、今回の国の事業の分で販売する計画があるようです。また、高知市でも龍馬のふるさと旅行券を発行すると書いておりました。今夏から冬場にかけて市内の宿泊施設の半額割引券を発行するとしておりまして、ことし、坂本龍馬生誕180年を迎える節目の年として高知を盛り上げようと販売計画があるようです。琴平町も金丸座施設180年とか、そういう何かをつけて琴平への宿泊客専用旅行券を発行してはどうでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  先ほどの商品券に続きまして、今度は旅行券についてのご質問でございます。議員のおっしゃるように全国でもいち早く福島県が1万円分の旅行券を5,000円で発行するというふうに公表されております。福島県においては延べ19万人の利用を見込まれておるということでございますが、同様に県単位、特に注目すべきは近隣の中四国でございますけども、鳥取県、徳島県、愛媛県、高知県におきましては、議員申されましたように県と市がそれぞれ同事業を実施されるようでございます。これら取り組みを見ておりますとやはり県単位での取り組みが多いのかなというふうな印象を受けますが、観光立町の本町といたしましてもこの香川県での導入というものに大いに期待しておったわけでございますが、香川県では旅行券ではなくて関東地区の女性を対象にいわゆるアートツアーへの助成事業という形で実施をされるようでございます。したがいまして、旅行券事業というものの予定は現在のところ香川県ではないということでございます。このような状況から地元の関係、事業者の方々から町として早期の取り組みを望まれるという声もお聞きしております。そこで本町といたしましては、今期定例会に上程させていただいております平成26年度補正予算、また平成27年度の予算には計上しておりませんけども、これらにつきましては、27年度の早期の時点で財源等の協議を行いながら同事業の着手に向けた検討を進めていきたいと考えております。また、その際には発行枚数、プレミア率等々につきまして、町内の観光協会、温泉、ホテル、旅館協同組合の皆様のご意見をお聞かせいただきながら決定していきたいと考えております。  国の補正予算に係わります地域活性化、地域住民生活等緊急支援交付金のうち、先ほどの商品券と合わせまして、本町への消費喚起、生活支援型交付金は、1,898万6,000円と一応限られております。今後予想される上乗せ交付金につきましても、そう多くの額は期待できないところでございますけども、観光立町としての琴平町が他の市町におくれることがないように、また、高知、愛媛等々で発行する場合にそれらのお客様を琴平に誘導していくというようなためにもこの旅行券というものの有効活用というものを検討してまいろうというふうに考えておりますので、議員各位におかれましてもまたご協力等よろしくお願い申し上げたいという気持ちを述べさせていただきまして、答弁とさせていただきます。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。 ○3番(渡辺 信枝君)  その旅行券、余り予算がちょっとないこともあるかと思うんですが、そしたらプレミアムをつけるのに、琴平町内の例えば買いもの券でありますとか、温泉の割引券とかうどん割引券とか、お土産割引券とかまた違った形でもそういうのをつけたらどうかなと、そしたら観光客、来てくださるお客様が少しでもお得感があるなと、前に足湯のときもお客様すごく喜んでいたと思うので、そういう琴平に来て、観光していろんなこう何かこういろいろ施設を回ったりとか、うどんを食べ歩きして回ったりとかそういうお得感があるようなのもつけるのはどうかなと思います。それに合わせて、琴平の魅力を発信するためのそういうパンフレットみたいなのでパワースポットとか、先ほど山神議員の中でも言ってましたけども、隠れているいろんな琴平のいいものとかがあると思うので、おいしいお酒やら米、にんにく、いろんなものがあると思うのでそういうのも織りまぜて紹介したりとかしてはどうでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長、答弁。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  渡辺議員から非常にオリジナリティにあふれたご提案をいただきました。今のところ旅行券に関してはまず全国の方々が琴平に来ていただくと、そしてお泊りいただけるというような動機づけのためのものでございますので、やはり宿泊等に対するプレミアムというものがまずは重要になろうかなと思います。その上で来られたお客様が琴平町内でさらにお得感を満喫していただくという点におきましては、今議員のご提案等も非常に有効ではあろうかと思いますが、この旅行券に関しましては、さきほど申し上げましたように国の交付金はほとんどがプレミアム商品券にいってしまいますので、これはいわゆる自己財源で運営しなければならないということから、ある程度の限界というものもあろうかと思います。これに関しては観光協会や、旅館組合さんと協議しながら琴平に泊まった方へどういうサービスができるのかということをそちらのほうで考えていただいて、そちらの方々の加盟店なり、協賛店のほうでそういうものをつけていただくと、もしくはここに行けばこういうサービスが提供できますよという情報をまとめていただくということが非常に効果的かなと思っておりますので、関係機関等々へのご協力も実現する場合にはお願いしていきたいと考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。   (「はい」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  また本当に琴平へ来てよかった、また来てくれる町を目指していろんな取り組みをしていただければと思います。  それでは次に、4つ目に移りたいと思います。  先ほど、先輩議員から同じ質問があり、詳しい説明を町長、教育長のほうからいただきました。重なることもあると思うんですが、質問をさせていただきます。
     学校統廃合問題についてでございますが、小学校の親御さんから、統合はいつごろになるの、また学校はいつ新しくなるのかなとよく聞かれます。町民側は、今は統合ありきで待っていると思います。デリケートな問題だとさわらないことには次には進めません。  6月議会での私の質問に対して町長より3小学校維持は厳しい面もある。1小学校が最終目標で町長部局で定めるべきで、跡地も方向性を見出し、きちんと手当てしようと考えている。  教育長よりは、設立準備会でなく検討委員会を考えていくと言われました。町長の基本的な方針をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  先ほどの山神議員のところでお答えしたこととかなり重複すると思いますので、先ほど述べた部分に関しましては、そのとおりの答弁になろうというふうにご理解ください。その上で選挙で公約でもお示ししたように本町は最終的には3校統合が望ましいというふうに考えております。この信念は選挙期間中また現在に至っても変わっているものではございません。また時期に関しましても先ほど遅くとも平成32年度までにはということを申しましたように、これは時間的な余裕というのはそうないというふうに考えております。そういった中で、今、渡辺議員が申されましたように、保護者の皆さんからはいつになるのかなというふうに以前の統合問題が出てきたときとは大分様相が変わって、統合に関して関心をお持ちの方、また、いわゆる前向きに考えていただいている方が増えてきたのかなということは大変我々がこの事業を進めるに当たっては心強い後押しになろうかと思っております。そういった声をもとに、私といたしましても先ほど申し上げましたようにさまざまな検討を行うと同時に、さきの答申を最大限尊重し、そこからのスタートというものを考えておりますので、方法としては3校統合、またその過程において2校統合というのもあろうかもしれませんが、少なくとも最終的には平成32年度までに3校統合の方針を含めて検討を進めていき、またそれまでには実現していきたいというふうな思いでおることをお伝えしたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  先ほど教育長が申されたと思うんですけども、町長に決議を提出したと言われましたけども、どのような中身といいますか、決議なんでしょうか。というのが3月議会の閉会中の委員会で統廃合の課題に関して1月15日に教育長と課長で香川大学の学部長に会い、統合経過を調査、聞き取りということで調査途中とそのときは言われました。それを今後諮問すると思うんですが、どういう諮問をして、先ほど決議を提出したみたいなことを言われたんですが、どのような内容で決めたというか、町長がこういうことでという、大体の大筋というか、決めてはいるとは思うので、どういうことを決議されたか教えてください。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  その決議というのは教育委員会の教育委員さんから私に対して決議書が出されたということでございます。内容につきましては、教育長のほうからご説明をお願いしたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、教育長。   (「はい」と呼ぶ) ○教育長(三井 尚君)  私には通告なかったんですが、答弁させていただきます。教育委員会で決議した内容というのはきょうも一貫した答弁の内容と同じでございます。つまり、将来的には3校を1校に統合するということですけれども、その前段階として2校統合も急がなければいけないのではないかというふうな内容でございます。ただ、その時期とか、いつまでにということにつきましては、これは町長部局のほうでお任せしておりますので、その具体的な日程等についてはまだ載せてはいません。ただ、2校統合が29年の4月ぐらいから2校統合で発足できればいいのではないかなというふうな希望的な内容も入っておりますけれども、先ほど申しましたように町長答弁で3校統合を32年度までにという大変お力強い答弁いただきましたので、大変私たちの教育委員会の決議よりも1歩進んだ答弁ということで、先ほど申しましたように高く評価させていただいております。なお、この教育委員会の決議につきましては、教育委員長名で町長宛てに提出させていただきました。以上です。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。 ○3番(渡辺 信枝君)  今の話ですと、29年4月ぐらいが2校言われましたかね、3校が32年、3年でまたそれで統合をするということなんですか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  教育委員長さんからの決議書によりますと3校統合というのは琴平町の最終的な目標であるということで意見は一致しております。その過程において29年4月に2校統合というものも現実味があるのではないのかという決議をいただきました。32年度というのはこれは私の個人の考えでして、これはさきの答申にありました32年度に3校統合という答申が入っておりますので、それは今も生きておるというこれは私の考えです。したがいまして、32年度の3校統合というのは決議書の中には入っておりません。 ○議長(片岡 英樹君)  教育長、答弁。 ○教育長(三井 尚君)  それから追加の答弁をさせていただきますが、先ほど1月15日に香川大学の教育学部長にお会いしましてお願いしたということでございますが、そのときにはほんのさや合わせ程度のお話しかできていません。これまでの経過等についてご説明申し上げまして、そしてその学部長の思いというものをお聞かせいただいた程度であったように思います。ただ、その学部長もこれまで先ほど答弁ありましたように、まんのう町、それから三豊市、綾川町の統廃合問題にもかかわってご指導もいただいているようでございますので、そのあたりの情報を集められて考えられてはいかがでしょうかというふうな助言もいただきまして、それを受けまして、3市町のこれまでの取り組みなり、結果ですよね、結果に至るまでの経過について情報収集をさせていただいたということでございます。これについて追加答弁をさせていただきました。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  そういうことは、教育委員会からは2校が29年4月ということで決議が出された、町長が思ってるのは3校、32年までということですけども、どちらにするのかはっきり決めていただいて、目標に向かって進めないとまた流れてしまうようなことがあるんではないですかね。2校して3校をすぐあとの1校に了解を、ここに琴平小学校の統廃合に関する教育委員会の基本方針が私ちょっと持ってるんですけども、平成20年4月1日に琴平町教育委員会が出しているものなんですが、これによりますと2校統合が2010年の平成22年、2020年には3校統合ということをこれに書いております。香大の先生にいろいろお尋ねしたりとか、ご教示をいただいたりとかすると思うんですが、町長の意向としてはどういうふうに思っているのかそこをはっきりとお示しください。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  1つ誤解をされたら困るのは、教育委員会として29年度に2校統合をしというのではなくて、あくまで3校統合というのが望ましいと、ただその過程においてはさまざまな方法もあろうかと思うので29年4月の2校統合というのも現実味があるのではないのかというような決議であろうかというふうに理解しております。その上で私自身は先ほど来申し上げましたように、琴平町の教育環境を整備するに当たっては、この小学校の統合なくして未来はないというふうに考えております。そういった意味からあらゆる教育的な見地のご意見、さらには町長部局としての財政的な面と跡地利用等含めた方針というのを固めてそれらを総合的に勘案しながら最終的な決断をしていきたいと考えております。ただ、1つの大きな目標としては、前回の答申にあった32年度というのが1つのキーポイントになろうかと思いますので、遅くともそこまでには何らかの形で統合が実現できるように取り組んでいくとなおかつ時間的な余裕はそうありませんので、できれば少しでも早くその作業を進めていきたいというふうな思いがあるということでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。   (「はい」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  32年に思いがあるということですけども、2校統合になるとどちらかを3つのうちの2つをまず統合してということなんですが、場所とか、いろんなことも考えられると思うんですが、どういう具体的にどういうふうにお考えなんでしょうか。いつも考えてるとか、そういう検討してるとかばっかりでは全然進んでないように思うので、もう少しわかりやすく青写真といいますか、お示しいただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  これも前回の答申にありましたように、2校統合した場合であっても、クラスは現状1クラスの体制かなと思います。3校統合となった場合には2クラスということが現実味を帯びてきますので、そういった場合におきましても既存の学校を使う場合、そして新たに新設する場合という2通りの方法がございますので、その点を総合的に勘案しながら判断していきたいと、また財政的な面での裏づけがとれるように検討していきたいということでございます。頭の中には案はありますが、今、その案をしゃべりますとひとりあるきしますので、この場では控えさせていただきます。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  そしたらその案を温め過ぎてぐだぐだになる前に提示していただいて、本当にともかく前へ進まないことには何もならないわけで、いい考えがあっても実行しないともうつぶれてしまいますので、中で腐敗してしまったらだめなので、ぜひその案を生かして、町長が思ったら私はできると思うんですが、それはできないんですかね。何かいつも2校統合、3校統合、そこでいろいろと結局だらだらとなるんですが、町長の決断があったら何かできるような気がするんですけど、それは無理なんでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  私の決断があり、議会の皆様がご理解示していただければすぐできると思いますのでよろしくお願いいたします。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。 ○3番(渡辺 信枝君)  そしたら、議会としても多分またそういうことで慎重に推せるようにみんなでいろんな情報を入れて頑張っていきたいと思います。本当に町の人は校舎にしても耐震とか補強とか、雨漏りの修繕とかそういうふうなのしてくれたんですが、毎回そういう修繕とかそういうばっかりで、本当によその町にはきれいな校舎が建ったり、いろんなことしてますのに、琴平だけは雨漏りが当たり前状態になっておりまして、やっぱり教育環境を整備しないといけないと思いますので、ぜひ4月からの総合会議の中でもいろいろ話をして、具体的にいつごろするのかというのを今は言えないということですが、進めていただいて、実現できるようにやってもらいたいと思います。それから香大の先生にもどういうことで提案というか、何でしょうかね、香大の先生はいろいろわかってるんでしょうか。琴平の実情をわかった上でやってもらいたいと思うんですけども。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁は、教育長。   (「はい」と呼ぶ) ○教育長(三井 尚君)  香川大学の先生とは初めてお目にかかったわけでございますけれども、いろいろ話をする中で、琴平小学校で子どもの時代過ごしたというふうなこともありまして、お住まいも大麻であったり、かなり琴平町に対しての識見もおありだったような気がいたします。ですから、多少繰り返しになりますけども、これまでの経過をざっくりお話申し上げた中で、琴平町の現状というのは十分ご理解いただいたものと私は考えました。それで、まんのう、三豊、綾川については私もそういう責任というか、助言をしたという立場でありましたので、琴平をするのであれば十分参考になるんではないでしょうかというふうなご助言をいただきましたので、調査、研究をいたしたというところでございます。それと、先ほど教育委員会の決議ということですけれども、本当に繰り返しになりますけども、3校統合がもちろん理想的であるということで、今、町長答弁の中には32年度までにというようなお話がありました。ただ、現実を見据えたときに、各校本当に小規模になってますので、当面は2校統合が現実的ではないかなと、これも以前の答申の中にも2校統合を優先されて、最初はそれを進めて、それから3校統合に移っていくべきではないかなという答申もございましたので、それを踏まえさせていただいて、教育委員会としては29年4月という一応日にちを設定しましたけども、それまでにというふうな思いで取り組んでいきたいなというふうに思っておりますし、町長部局とも十分協議進めていきたいというふうに思っておりますので、議員各位におかれましてもご指導いただければありがたいかなというふうに思います。以上でございます。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。 ○3番(渡辺 信枝君)  今、言われましたけども、29年4月に2校が妥当だということでそういう決議文とかが出ているのでしたら何もしないことにはまた32年までいうたらまだ大分あるとかそういう気持ちにもなろうかと思いますので、ぜひそれは決めたのだったら進めていただいて、また先ほどの防災訓練じゃないですけども、そこでデリケートの問題だと言って放っておくのは一番だめなことなので推し進めていただいて、琴平町内には公共の施設というのが本当にあまりないわけでして、そこの跡地を利用していろんなことも使えるかと思うので、まずは現実的なことから考えていただいて、29年4月に向けて決めたのだったらやってもらいたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  これもちょっと誤解を招くといかんのですが、私が決めたのではなくて教育委員会からそういう決議をいただいたということでご理解ください。それらを総合的に勘案しながら今後の方針を早急に決めていきたいというふうに思っております。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。   (「はい」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  今後の方針を早急にではお願いいたします。期待しておりますのでよろしくお願いいたします。  それでは、 ○議長(片岡 英樹君)  時計をとめてください。  ただいま3番 渡辺 信枝君の一般質問の途中でありますが、ここで暫時休憩といたします。  再開を13時30分とします。      休憩 午後 0時 9分      再開 午後 1時30分      (出席議員、休憩前と同じ10名)
    ○議長(片岡 英樹君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を再開いたします。  3番、渡辺 信枝君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  はい、3番。 ○3番(渡辺 信枝君)  それでは、5つ目の最後の質問に入らせていただきます。  学童について放課後児童クラブですけども、4月から学童保育が始まると聞いておりますが、場所とか、受け入れとか、学年などは今後はどのようになるのでしょうか。これ質問を書いたときは委員会の前だったので、こういう質問なんですが、教えていただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、教育長。   (「はい」と呼ぶ) ○教育長(三井 尚君)  そしたらお答えさせていただきます。平成26年4月から南北両幼稚園での平日の預かり保育の時間延長、長期休業中の預かり保育が実現できましたことは、渡辺議員をはじめ議員各位のご理解とご協力のおかげだと感謝申し上げる次第にございます。ありがとうございます。幼稚園での預かり保育の導入は、定期、臨時の預かりを問わず、保護者の方々から大変好評をいただいております。なぜこれまでもう少し早い時期に導入、実施できなかったのか素朴な疑問を感じているところでございます。現在、預かり保育のサービスを受けている保護者や園児が小学校に入学するや下校時刻が早くなる上に、学童保育が行われていないということは就労中の保護者や家族にとりましては困る問題であると存じます。ある程度は各ご家庭のほうで対応できることがあるかもしれませんが、困るご家庭が大半であろうと思われます。そのために学童保育の導入の要望が多く寄せられておりますことは承知いたしているところでございます。これらの要望を真摯に受けとめ、他の市町の状況も研究しつつ町長部局と十分協議検討しながら琴平町の実情に沿うような学童保育を平成27年度4月から琴平町放課後児童クラブとして3小学校で実施できる運びとなりました。関係各位のご理解とご尽力のおかげであると厚く御礼申し上げます。  この琴平町放課後児童クラブにつきましては、1年生から6年生までの児童を対象に保護者が就労や疾病によって昼間家庭での保育ができないこと、児童の祖父母が同一の住所または近隣地帯に住んでいないことを条件といたしております。平日は各小学校において実施し、定員は40名としています。小学校の授業終了後から午後6時まで開設いたします。初年度の平成27年度はこれまで行ってまいりました放課後子ども教室と併用して実施いたします。土曜日、振替休業日、長期休業日は弁当やお茶を持参していただき、午前8時から午後6時まで開設いたしますが、場所は各小学校ではなく、公共施設及び公共施設に準じる場所を考えています。例えば琴平小学校と榎井小学校の児童は苗田児童館で、象郷小学校の児童は楽集館での学童保育が望ましいと思われますので、その方向で調整中でございます。また、児童の安全確保のため原則保護者は児童の送迎をしていただきます。費用は月曜日から金曜日までの平日は月額6,000円、4月、7月、12月、1月、3月の長期休業に関係する月は月額8,000円、8月は1万円。臨時の場合は日額700円と考えています。また、同一世帯から2人以上の児童が利用している場合の2人目の児童は2分の1の月額といたします。ほかに教材費などの必要経費をいただくことにしております。以上の内容を各小学校の新入生保護者説明会の折、課長と課長補佐が出向きまして説明を行いました。また、校務連絡会におきましても、各小学校の協力をお願いいたしております。なお、初年度であります平成27年度は学童保育を希望する人数がどのぐらいになるのか把握できかねますので、一応1年生から3年生までの児童を対象に募集しようと考えています。希望者が少ない場合は対象を6年生まで広げていきたいと考えています。  児童の健康管理、情緒の安定確保、家庭との連絡、情報交換など充実した放課後児童クラブとなるために常時複数の放課後児童支援員を配置できるよう準備を進めております。議員各位におかれましては、放課後児童クラブの充実のため今後ともご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  委員会でもいろいろな質問なりいろんな説明があったところなんですが、今年27年度に限りは1年から3年までで人数が少なければ6年生までを見るということですね。それと、お弁当とかがいると思うので、そういうのは腐らないように冷蔵庫とかそういうふうなのも、それは長期のところに購入するということなんですか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、教育長。   (「はい」と呼ぶ) ○教育長(三井 尚君)  そのとおりでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。   (「はい」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  ともかくこの一般質問の通告書を出すときは、まだそういうことがわかりませんで、こういうことに至ったわけですが、保護者への周知も遅いと思います。私たちにも前の幼稚園のときは何回も会を開いて預かり保育の学区から始まっていろんなことからいろいろと協議をしながら審議をして決めたりとかしたんですが、余りにも遅かったなと、何回も6月も12月もずっと言っているのに、なかなかできてなかったので、保護者はいまだに戸惑っていると、議会が終わらないと周知徹底ができないからということだと思うんですが、やはり早目早目の周知というのが一番大切であって、いいものをつくるためにはいろいろと皆さんに意見を聞いたりとかしないといけないと思うので、ぜひこれからいろんなことつくり上げることについて、早目早目でお願いしたらと思います。委員会でも申し上げたんですが、ゆうゆうクラブの方も今年27年度の予算も27年度の予算書の中に地域福祉推進事業費、76万3,000円。予算化をしておりました。いつまで、ずっと2本立てで行くんでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  それは、答弁は、求めてください。 ○3番(渡辺 信枝君)  教育長にお尋ねします。 ○議長(片岡 英樹君)  教育長答弁できますか。  はい、教育長。 ○教育長(三井 尚君)  ゆうゆうクラブにつきましては、私どもの管轄ではございませんので、ちょっとお答えは差し控えさせていただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。 ○3番(渡辺 信枝君)  町長にお尋ねします。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  このゆうゆうクラブに関しましては、保育的な観点からの実施をこれまでしてきたということでございます。今年度に関しましては、学童保育が始まることからしばらくは併用という形でお互いのニーズの違いというものの分析をさせてもらおうと思います。1年間経過した後、学童保育へのニーズというのが非常に多いという場合におきましては、学童保育1本に絞っていくということも検討していきたいと考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。 ○3番(渡辺 信枝君)  やはり話し合いが遅かったからこういうことなったんだろうと思うんです。やはり、双方でいろいろと話をして予算的に無駄かどうかはわかりませんが、いいものをつくる、預ける側とすればいいようになってもらいたいので、ちゃんとできるまでに、来年からできるいうことは前々から教育委員会部局のほうも言われてたことなので、それまでに本当にきちんと練っていれば、計画をしていればこういうことにはならなかったのでないかなと思います。ニーズは違うとはいえ、いまだにどういうのがあってとかいうのも多分調べてないと思いますので、今までにそれはするべきだったと私は思います。  それから、楽集館のほうですけども、長期休業中のほうですけども、最初は委員会でも少し申し上げましたが、象郷のお年寄りに対する福祉拠点として楽集館を建てるんだということを24年に社協が立案してそういうことで町長が了解しできたことだったと思います。それで、九十何日も結局お借りするわけですから、そういう象郷の方にご迷惑がかからないのか、それがやはり心配でして、社協のほうも象郷の方のその拠点として利用したりとかしているんであれば、そういう話し合いもきちんとされたものか、また委員会でもほかの議員さんも言ってましたが、あそこへ行くのに拠点施設として建てるときからちょっと道が狭いとかそういうことも言ってましたけども、それにしてもいろいろ問題があろうかと思いますので、とりあえずのことなのか、当面ももうそれで行くのか、そこら辺のところをちょっとお聞かせください。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁どうします。 ○3番(渡辺 信枝君)  町長。 ○議長(片岡 英樹君)  町長、答弁できますかね。  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  楽集館ということでございますので、楽集館のもともとの設立の意味は地域福祉の向上ということです。当然、高齢者の方たちの語らいの場であったり、福祉相談をする場所というようなことの目的もあります。ただ、福祉の中には子どもたちの健全育成というようなことも含まれるかと思いますので、そういった観点から使用目的にはまあまあ合致する部分があるのかなということでございます。また、地域の方々、高齢者の方々もこの学童保育に対して温かい目で見ていただき、場合によっては何らかの交流ということもまた考えられるかと思っておりますので、そういった意味で広い意味での福祉という使用目的に合ったものになればというふうに考えております。また、町道等につきまして、大変狭い道でありますので、それにつきましては、今年度の整備を考えておりますので、またその中ででもご説明をさせてもらおうと思います。私からは以上です。 ○議長(片岡 英樹君)  質問を続けてください。  3番、渡辺 信枝君。 ○3番(渡辺 信枝君)  整備するということは、今、言うてもいいんですかね。それは、ちょっとよくわからないんですが。前は整備しないみたいに言ってたんですが。それはまた次の委員会で。では教育長のほうもお願いします。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、教育長。 ○教育長(三井 尚君)  今、放課後子ども教室というのは行っております。さかのぼって話しさせていただきますけども、平成15年度に象郷小学校にいたしました。そのときに放課後子ども教室だったと思うんですけども、放課後学級と言われています。それが当初、農改センターの方で行われていたんだということです。これで目的外使用にもなっているので、学校のほうで預かってほしいと、私が校長で赴任したときが1つの区切りだったのかなと、わかりませんけれど、それ以来学校のほうで放課後子ども教室として夕方4時半ぐらいまでを目安に預かってまいりました。そういう経緯がございますので、いろんなところの選択肢をいろいろ考えてみたんですけれども、今の楽集館のほうが適しているんではないかなという思いからそういうふうに調整中ということで申し上げました。今、町長の答弁もございましたように、お年寄りと子どもたちが触れるということも大事な部分ではないのかな、地域の中で子どもたちを一緒に見守っていただけるということも大事なことではないかなというふうに思いました。それで、話があちこち飛びますけども、実は苗田児童館というのも榎井小学校と琴平小学校の子どもたちに長期休業中にお願いしようということで私も支部のほうに参りまして、支部長のほうにお願いをし、人権同和課が管轄でございますので、課長にも一緒に行っていただきまして、まいりました。そのときに私懸念したのは、本当に静かなところで地域のお年寄りがいますので、子どもたちが休業中にやってきまして、大きな声で出されますとお年寄りにとりましてはちょっと迷惑ではないかなというふうなことで、私は申し上げたんですが、そのときに支部の支部長の方がおっしゃるには、そうではないんだと。子どもたちしょっちゅう来てもらうのが大変ありがたいし、子どもたちとお年寄りが触れ合うというのもお年寄りも大変喜ぶんじゃないかなというふうなお言葉もいただきまして、そしたら楽集館通じての目的外使用になるかわかりませんけれども、今、たちまち実施することが急がれますので、そのあたりでいかがかなというので現在調整中というような、ご理解いただければありがたいかなというふうに思っています。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  どちらも目的外使用ということで、車をお迎えとか考えたら道により近いところのほうがいいかなと思うんですが、そこら辺はお年寄りと触れ合うといっても長期休業中に利用しているときにそこも利用可能なのか、またそういうこともきちんと話はしているんだろうと思いますけども、より一層きちんと考えていただいて、やってもらいたいと思います。それで、今、学童保育についてもですけども、場所のことなど本当にひっかかってきたりとか、住民的には学校のやっぱり近くでしてほしい。学校でしてほしいといいますか、利便性がいいところでしてほしいという声をよく聞きますが、セキュリティとかいろんなことでなかなか難しいことだと、いろんな保護者からは意見のあると思うんですけども、難しくていろいろと教育委員会のほうも考えていることと思いますが、学校のほうも6時まで預かるとしたらシャッターとかなんか学校のほうには入っていかないとか、そういう手だてみたいなのは何かあるんでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、教育長。 ○教育長(三井 尚君)  学校につきましては、3小学校それぞれ施設の充実度が違いますし、ですから各学校のほうでその対応については考えてもらっています。ただ、そういうハード面の整備にはお金をかけない範囲内で工夫をして出口等、ここは児童玄関にしようとか、そういうことも工夫してセキュリティの問題についてはクリアしようと行っておりますので、各学校の対応の中でしております。今のところ受け入れ体制には問題ないと私は聞いております。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。   (「はい」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  私は琴小へ子どもたちが行ったので、イメージ的に琴小のこと思い浮かぶんですが、仲よしの前のほうには給食のところがあったりとかして、そこのところへ例えばシャッターみたいなんがあればとか、階段のところに行かなかったらずっとそういうのも使えるかなとちょっと今よぎったので、そういうことを言いました。それで、忘れ物とか何とかって取りに行ったりとかしたら、それもまた大変なことだなと思って聞いてみました。それで、いろいろと場所的にもということで、先ほど来、休憩前にですが統合問題についても場所とかそういうことで中途半端になったところもありますが、もう一度確認をしたいと思います。それこそ小学校適正規模適正配置等検討委員会というのを26年に28万9,000円の予算で、27年には小学校適正規模適正配置検討委員会運営事業費として29万を予算的には組まれているわけですよね、そこで先ほど29年に2校統合、32年に1校でもはっきり言ってもらえないかもわかりませんが、早くその検討委員会といいますか、それを立ち上げていただいて、早目に進んでいかないと計画を立てて進めていかないとまただらだらと延び延びになって知らん間にまた29年が過ぎて、もう早32年だということになっては困りますので、今回限りはなっては困りますので、デリケートとか、検討とか協議とかいつもそういう言われますけども、どう実現させていくかを計画をするために適正規模検討委員会、名前が適正規模てちょっとだらだらと長いので要は統合検討委員会ですけども、そういうことでいつごろ立ち上げていただけますか。議会のほうの後押しがあればできるよと言って、予算は26年度から議会も承認しておりますので、いつから立ち上げられますか。教育長お願いします。 ○議長(片岡 英樹君)  教育長、答弁。 ○教育長(三井 尚君)  先ほど、山神議員さんの答弁の中にも私お答えさせていただきましたが、検討委員会を立ち上げる前に庁舎内で十分協議をして、そして検討委員会ではこういうところを考えているのでそういうところに向けての指導をいただきたいと、答申いただきたいということで、諮問をしたいなというふうに思っています。それで、事前回答にもご提示させていただきましたけれど、検討委員会につきましては、今年度できなかったことについてはおわび申し上げたいと思うんですが、27年度に入りましてできるだけ早い時期に立ち上げていきたいなというふうに考えております。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。 ○3番(渡辺 信枝君)  今、できるだけ早い時期と言われましたが、もう早速4月からでも3月議会済みましたらすぐにでも、これ1年結局は延びてますので、またできるだけ早い時期というて、学童保育につきましてもできるだけ早い時期って1年かかったので、やはりもう時間がありませんので、メンバーの検討したりとかそういうことで町長部局と一緒に考えていただいて、4月立ち上げる方向でお願いします。 ○議長(片岡 英樹君)  教育長、答弁。 ○教育長(三井 尚君)  努力したいと思います。
    ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。 ○3番(渡辺 信枝君)  ぜひよろしくお願いします。そして、統合についてですけども、適正規模のそういうメンバーも本当に大切だと思いますが、やはり前に壊れたのは父兄でなくて住民さんの意見もたくさんあったとかいうことを聞いております。ですから、3小学校も保護者の顔ぶれも前とだったら当然変わっておりますので、意識アンケートみたいなのもとっていただいて、2校か3校かとかいうそういう意識アンケートみたいなものをとっていただいて、4月からというか6月のときにはお話ししていただけるぐらいにぜひよろしくお願いいたします。 ○議長(片岡 英樹君)  教育長、答弁。 ○教育長(三井 尚君)  ご要望として受けとめておきたいと思います。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。   (「はい」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  強く、要望しておきたいと思いますので、町長にも強く要望しておきたいと思いますので、本当にぜひこの27年度からはそういう方向で進んで27、28、29、もうすぐ来ますので、よろしくお願いしたらと思います。  以上で終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  以上で3番、渡辺 信枝君の一般質問を終わります。  それでは、暫時休憩とします。  再開を2時10分とします。      休憩 午後 1時57分      再開 午後 2時10分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(片岡 英樹君)  再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を引き続き行います。  次に、9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  それでは、通告順に従って一般質問します。  1、琴平町の行政財産の使用料について。  2、町長の繰り返される法令違反行為について。  3、琴平町情報公開条例の運用について。  4、こんぴらスポーツ財団の解散に伴う会計書類等の引き継ぎについて。  5、町職員と住民との応接について。  6、こんぴら歌舞伎の今後について。  7、給付の受け入れについて。  8、町長の退職金手当の支給事務の脱退について。  9、顧問弁護士の活用について。  10、裁判所の示した和解案について。  11、こんぴー君のPRと販売について。  12、南海トラフの大地震について。  13、包括外部監査の導入について。  14、個別外部監査の導入について。  15、訴訟の経過について。  以上です。  1、琴平町の行政財産の使用料について。  1、昨年12月議会の町長答弁では、琴平町所有の土地や建物に設置しているジュース等の自動販売機について使用料は徴収していると答弁をしていますが、条例に基づく使用許可はしていますか。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君に対する答弁を求めます。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  それでは、眞鍋議員からいただきました琴平町の行政財産の使用料等についての質問にお答えいたします。  なお、眞鍋議員のご質問の中で言葉が非常に難しい言葉、またよく似た言葉が出てまいりますので、丁寧にお答えしてまいります。もし言い間違い、読み間違いあった場合はご容赦願い後で訂正をさせてもらおうと思います。  まず、1点目でございますが、ジュース等の自動販売機について使用料は徴収しているという答弁を12月議会で申し述べました。今回はそれらについて使用許可がしているのかというご質問でございますが、条例に基づく使用許可はこれまではいたしておりませんでした。今後は4月1日施行の行政財産の使用料徴収条例を適用し、適正に運用していく所存でございますので、よろしくご理解いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  虚偽の答弁をしとって何がご理解願いますぞ。何ちゅうこと言う。こういうことがあるからね、私こういう細かいことまで言うんですよ。法律に基づいて。何くる言うとんしてないといかんねや、しとる言うたんやから。町長自身今、私にどない言った。細かい点まで難しいこと云々言いましたけどね、この辺がややこしんですよいろいろ。ややこしいから私、1回1回ね、私の言うこと聞いて町長の答弁引き出してるんですよ。その先が間違っとったら虚偽やないの、しております言うたらしとる言うたから。そしたらいいわ。これ聞くは1つ。行政財産の目的外の使用の許可申請書ね、ここにある分のね自動販売機の、許可いうたら、許可してから行政処分するんや、ええか悪いか行政処分で判断するわけや。不許可か許可するかその辺を申請書を見せてつか。許可申請書は提出されとんですね。これが大事なんや。申請されてなかったら金取れんのや。許可申請なかったら。これややこしいけどものすごい重要なんですよ。どういうふうに重要かいうたら、行政がどこまで曖昧か曖昧じゃないかをこれで証明できるんですよ。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  今、眞鍋議員が何かそのおっしゃってることの意味が十分わからない点がございまして、確かに12月議会において眞鍋議員がジュースの販売機の使用料は徴収しているのかという問いに対しては徴収しているというふうにお答えしております。今回はその条例に基づく使用許可がしとるのかということでございますので、条例に基づく使用許可はこれまでしていなかったと今後は4月1日施行の行政財産の使用料徴収条例を適用し、適正に運営していくということでございます。何かこれに問題があるのでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今、町長は12月議会でしてる言うたのの、それが虚偽やったというのを今認めました。私が言っているのは、許可申請書出すわね。設置場所、どない言うんか、町長、例えば、ジュース置くわね、その場所いるわね、琴平町のあれやったら。そのときにもちろんただ置かせてくれだけで口約束だけではいけませんよね。そこで何がいるかいうたら許可申請書ですよ。わかるかな言いよん。ほんで、許可申請書出すわね、ほんで町が行政処分、行政処分いうたら不許可にするか許可書かどっちかですよ。その辺の分の申請書があったら見せてくれ言いよんですよ出とるとこの。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  その前の虚偽の報告をしたとか今言う言葉が非常にわかりづらいとこでして、12月議会と今の答弁では何か違いがあったのでしょうか。もし虚偽があるんであればその点をご指摘いただければと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。   (「はい」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  町長ね、面倒なことは言うてないんですよ、使用許可してる言うたらしてない言うたやろ。使用許可する前にいるのが申請書なんですよ。それで行政処分で使用するか、わからんかな、簡単なんやけど。  町長、次行きます。 ○町長(小野 正人君)  行かれても困るんですが。 ○9番(眞鍋 籌男君)  私、これ以上明確に言えないですよ。  2、昨年12月の答弁では、ジュース等の自動販売機の設置に関して決裁等で契約していると思っておりますと答弁をしていますが、使用許可という行政処分と契約とでは異なるのではありませんか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  その前に1つお答えしますが、多分、眞鍋議員が先ほどおっしゃっていたのは、使用許可申請書を出してないのに、何で使わすんやということをおっしゃっとんですね。実は、行政財産である建物またはその敷地の一部を貸し付けることができる場合ということでございまして、それに関しましては、契約等に基づいて貸し付けるということは可能であるというふうに解しております。本町におきましては、契約等でその使用料を取って貸し付けをしておったという事実がございますので、その点ご理解いただければと思います。その上で、2番目のご質問にお答えいたしますが、眞鍋議員おっしゃるように先ほど来使用許可という行政処分、それと今申し上げました契約というのは異なるのではありませんかということでございますので、これはそのもとの手続等によっては異なりますという答弁でございます。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  そしたら、全然別個で異なると今、町長おっしゃいましたけど、それならなぜ決済等で契約をしてると思ってるとこういう答弁したんですか。もう少し詳しく言うたら、行政処分と決裁は全然違うわね。行政処分いうたらええか悪いかやから要するに単純なんですよ。契約いうたらそれもとに契約の前にいろいろ手順があるわね、まず申請書類出してから、行政処分して、ほんで初めて契約にこぎつけるわね。それ、全然異なるのわかってるんですね。異なりますね今言うたん。 ○町長(小野 正人君)  もの自体は異なります。 ○9番(眞鍋 籌男君)  異なる言うたからそれでいいんですそれは。その分を聞きたかったから。  次、行きます。  3、今年4月から施行する琴平町行政財産の徴収条例第7条によると、詐欺、その他の不正行為により使用料の徴収を免れたものに過料の制裁を科すこととしていますが、詐欺、その他不正行為に当たらない場合の過料の制裁をなぜ規定しないのですか。これは、これこの前副町長室行って話たんよね、僕そのときこれ持ってきてなかったけど、これなんですよ。この分の地方自治法228条の3の書いてあるものを全く書いとんですよここに、それより大事なのは2やないか、なぜ2抜かしとん。町長2の意味わかりますか。この分のこれ議長持っていってもいいですよこれ大事なんや一番。3の詐欺やそんな大したことないもっと大事なもの載せてないんや。それで3に急に行っとんやほいでおかしんやこれ。 ○議長(片岡 英樹君)
     法律でしたら読み上げてください。 ○9番(眞鍋 籌男君)  読み上げるのが苦手やいいよんじゃ。 ○議長(片岡 英樹君)  通告してないんやけ、そりゃ急に何条何項で知っとるか言うてもそれはちょっと無理があるんで、読み上げてください。   (「はい、町長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  はい。 ○9番(眞鍋 籌男君)  2、分担金、使用料、加入金、及び手数料の徴収に関しては事項に定めるものを除くほか、条例で5万円以下の過料を科す規定を設けることはできる。これが2なんですよ。3載せなくてもここ載せないかんなんだんですよ。私が言っているのは。どうしてですか。これわざと載せないんですか。それともどういうんで載せなかったんですか2のほう。2のが大事なんや。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  ちょっと通告書だけでは、その詐欺、その他、不正の行為に当たらないという場合が具体的にどのような場合かちょっとわかりませんでしたが、今、眞鍋議員から法律のご指摘がございました。今後この条例の運営を図りながら必要かどうかについても検討してもし必要であればそういったことを訂正して改正していきたいと考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  それでお願いします。  4、今年4月から施行する琴平町行政財産の使用料徴収条例とは別に、既に存在する琴平町公共用財産管理条例の改正条例や、琴平町公有財産規定の使用許可申請の仕組みはそのままですから、行政財産の使用許可の手続は従来と変更ありませんか。今、私が申しました琴平町公共用財産管理条例は、これ3月の分のここに入っとんですよこれここに全部。これやったらあなた総務課長じゃけど字が間違っとるやないの日にちが全然、総務課長言うてったら済みません言うとったけど、こういうなんは間違ったらいかんいよいよ肝心なとこで。 ○議長(片岡 英樹君)  質問を続けてください。 ○9番(眞鍋 籌男君)  余り感じ悪いから耳打ちやするな。  こん中見たらね、やっぱり25条から29条にかなり詳しくこれ設定してますわ、これはこれでいいんですよ。 ○議長(片岡 英樹君)  あの質問が。 ○9番(眞鍋 籌男君)  ちょっと待ってよ。  今言うたとおりで、町長この分がわかりにくいんで、琴平町公有財産管理規定はこの分の七百七十何ページ、ここにあるやんね、これを今回この条例をこんなんしとるよね。これ何が違うかいうたら管理をちょいとつけただけよね。全然。その辺もわからないんですけどね、質問は、手続は従来と変更ありませんかにしてますわ。それ答えてください。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  この辺がちょっと非常に言葉がややこしいんですが、ゆっくりとお答えいたします。琴平町行政財産の使用料徴収条例の施行に合わせ、琴平町公有財産規則の全部改正を行いまして、琴平町公有財産管理規則と改正しました。これが今、眞鍋議員がおっしゃった管理という字がついたというふうな改正でございます。これに伴いまして、第2節に行政財産の使用許可として行政財産の使用許可の範囲、期間、手続及び許可条件等をより具体的に追加し、今年4月以降は行政財産の使用について適切な対応をしていく予定でございます。したがいまして、許可の範囲、期間、手続及び条件等をより具体的に追加したという点が変わった点でございます。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  そしたら今、私が言うた最後の質問はここに手続は従来と変更ありませんいうて、手続について一番変更あったところどこですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  今、申し上げましたように、使用許可の範囲や期間や手続等が具体的になったということでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  私が今、言っているのは、町長、これ条例なんですよこれ、私はどっちかいうたらこれ規則はあなた勝手にできるんや。あるいは要綱なんかは、そういうようにしたらいかんいうこと言いよんや。何が変わっとるか2文字やないか管理つけとるだけの。  5番、昨年12月の答弁ではジュース等の自動販売機について使用料を徴収していると答弁していますが、例えば1、平成20年7月の四国ベンディングに対する使用許可。2、平成18年6月のジャパンビバレッジに対する使用許可。3、平成19年7月四国コカコーラ・ボトリングに対する使用許可はいずれもなされていないのではありませんか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  これも先ほどの2番のご質問と同じかと思いますが、確かに使用許可というものは出しておりませんでした。したがいまして今後4月以降は行政財産の使用料徴収条例及び公有財産管理規則等に基づき、適切に対応していく所存でございますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  いみじくも、町長今しているの言うていったらしてないと言いました。これも虚偽の答弁ですよ。町長今、認めました。 ○議長(片岡 英樹君)  ちょっと待ってください。答弁したいそうですけど。  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  多分、眞鍋議員は、使用許可を出してないので何で貸しとんやということですよね。ただ、先ほども申し上げましたように、行政財産の貸し付けにつきましては、契約等によってできるとなっておりますので、これまでは契約を往々にして貸し付けをしておったということでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  町長、今使用許可それまではしていた。してない言うて僕は虚偽の答弁やいうて、今あやふやなんですよ。もう1回してください。私は町長は使用許可初めしとる言うたのに、実際してないのがこれ虚偽じゃが言うたんや、ほな町長今、言いよりましたわ。もう1回言ってください。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長、答弁。 ○町長(小野 正人君)  これまで行政処分であります使用許可というのは出しておりません。ただ、契約に基づいてそこに設置し、そこで使用すること、その場所の公有財産の貸し付けについては契約に基づいて行っておりました。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  その辺がね、私、町長わからないんですけど、行政処分していないのからってあれとれないですよ。使用許可もしてないの全然金取ったりできませんよ。使用許可いうたら行政処分や、その辺やらんで契約、契約言うても、ほんでちゃんとこの前監査委員でそういうことちゃんと指摘されとるんじゃわ。  次、6、行政財産の使用料とは別にジュース等の自動販売機の販売手数料、その他の名目で金銭の納付を受ける場合の契約は競争契約によってしていますか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁。 ○町長(小野 正人君)  自動販売機の販売手数料、その他の名目で金銭の納付を受ける場合の契約ということでございますので、これが先ほど来申し上げておる契約をしとるということでございます。そこで、競争による契約をしておるかということでございますが、入札等により業者選定はこれまで行っておりませんでした。ただ本町の場合は、災害時の救援物資協定を締結し、災害時には自動販売機内の飲み物を無償提供していただくような業者選定を行っております。また今後はさらに使用料以外での付加価値も勘案、この付加価値というのは今申し上げました防災協定であったり、また場合によっては琴平独自のデザインをしたような販売機とかいうふうなプラスアルファの価値を生み出すものというふうにご理解ください。これらの付加価値も勘案し、場合によっては今、議員おっしゃるような入札等により業者選定もしていきたいと考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  私はこうした場合、競争入札が原則と思っていますのでお願いします。  7、今年4月から施行する琴平町行政財産の使用料徴収条例では、例えば土地の使用料について当概土地に係る1平方メートル当たりの土地の固定資産評価額に100分の4を乗じて得た額に許可面積を乗じて得た額としていますが、琴平町法定外公共物管理条例では宅地の場合、使用面積1平方メートルにつき1年240円としています。この2つの規定は矛盾しているのではありませんか。  これは、この分のここに100分の4てあるんですよ。 ○議長(片岡 英樹君)  この分ではわからないので、何かをはっきり言ってください。 ○9番(眞鍋 籌男君)  琴平町行政財産の使用料徴収条例の別表途中のとこに当概土地に係る1平方メートル当たりの土地の法定資産評価額に100分の4を、これ今読んだやないなここ。 ○議長(片岡 英樹君)  これって言うからね、わからないんでそれでいいんですよ。 ○9番(眞鍋 籌男君)  この分に書いとる分です。 ○議長(片岡 英樹君)  そう言うてください。 ○9番(眞鍋 籌男君)  それと、琴平町例規集の789ページに琴平町公共用財産管理条例のこの分の別表に宅地と書いて、1平方メートル当たり240円とここに町長、ここに書いてます。これ、同じ土地の分で使用料に関して2つあるのはおかしいこと言いよんですよ。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  このあたりからかなり言葉が複雑になってよく似たのが出てまいります。公有財産には公共の用に供するための行政財産と売り払い等ができる普通財産に区別されます。また、行政財産には、庁舎、学校、公園などと、ほかの法令等に特別の定めがない里道水路などがあります。つまり行政財産には庁舎、学校、公園などと別に他の法令等に特別な定めのない里道水路というものがあります。そこで、議員ご指摘の行政財産の使用料徴収条例は、庁舎や学校などの使用に関し規定したものでございます。第2条第3項において他の条例に規定する使用目的と同一のときは当概条例に定める額としており、琴平町法定外公共物管理条例は里道水路の法定外公共物の規定を定めたものでありますから、これら2つは矛盾していないということでございます。大変複雑なんで難しいかと思いますが。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。
    ○9番(眞鍋 籌男君)  そしたら、私が今言った土地の使用料について2つあるのは矛盾してるのではありませんかと聞いたら、町長は私が言ってる同じ土地でも全然違うので矛盾、私が言ってることが間違いいうことですか。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  同じ土地を2つの方式で値段設定ではなくって、琴平町の公有財産の中には庁舎や学校や公園などの1つのグループとそれとは別に里道水路という他の法令等に特別さわりのないというものがありまして、1つの土地が片や庁舎や公の建物の土地、また同じとこが里道水路というふうに重複はしていないということでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  ほんなら私の質問はこれ沈没しとるやない全然。後やかましいせんとって、静かにしろ言えもう。これね、小野町長ね、あなたいろいろ言いましたよね、それ後で分析しますけどね、私はこれちょっと解釈違うんですよ。同じ土地いうふうに解釈しとんです。あなた見るやいろいろ言いますけどね、そこはちょっと私と違います。  舞台は次に移します。  8、琴平町公共用財産管理条例の名称が琴平町法定外公共物管理条例と変更されましたが、従来法定外公共物という用語は例えば道路法の適用されていないあぜ道、河川法の適用されない水田の水路のような旧国有財産を言いましたが、地方自治法の公共用財産という法例用語をなぜ変更したのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  先ほどのご質問の答えの答えをむしろ今、眞鍋議員はご質問の中で申されたのではないかと思いまして、例えば道路法の規定、適用されない畑のあぜ道、河川法の適応されない水田の水路、これがまさしく里道水路であろうかと思います。一方、河川法とか道路法で適用される土地が先ほど言った町道であったり、庁舎であったり、そういったものであろうかというふうに考えております。その上で今回のご質問は、地方自治法上の公共用財産という法例用語をなぜ変更したのかということでございますが、これに対しましては、公共用財産の内容を明確化するためにしたものでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  それでは、法定外公共物という分のそういう字が法律の例えばこの中にありますか。この法定外公共物というその字句が法律の中にありますか言いよんですよ。法律のない言葉使ったらいかん言いよんや。ですから法律の中こんな法律あるん。それ何でこんなこというか言うたらね、このね、私調べたんです。法定外公共物というたらね、何十年も前になくなっとんですよ。パソコン見てもどこにもないんですよ。それをわざわざ持ってきとんですよ。時代おくれも甚だしい。江戸時代に帰れ。町長、あんたね、おれ頭かっかっであんたにこにこしとるけど、あんた余裕たっぷりやけどの、俺は余裕がないんじゃ。質問するわ町長ね、法定外公共物って私言いましたけどね、それ法律でまだあるんやったら言ってください。何ページにあるか言ってください。この字はもうなくなっとんや。何十年前にもこういう法定外公共物使わへんのや全然、それをわざわざ肝心な法律用語は、公共用そういうもんはあっとんですよ、それを直しとるに、直す必要がないのに直してごじゃにしとんやこの法律をこの条例を。 ○議長(片岡 英樹君)  とめようか。いける。答弁いける。  答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  先ほど来申し上げましたように水路とか里道というのは法定外公共物というような名称で今現在行政内においては使っておる言葉であろうと理解しております。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  だから、琴平は時代おくれ言われるんや。それ万が一ね、ちょっとした間違いであるんかもしれんけど、本来は今使えないんですこの字は、それをわざわざいいので何十年も昔のこの法に持って帰ってね、次行きます。  9番、琴平町法定外公共物管理条例第2条では法定外公共物の定義をしていますが、結局は旧条例の名称にあった公共用財産に関する条例ではないのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  これに関しましても、行政財産の使用料徴収条例の施行に伴いまして、公共用財産の内容をより明確化するためにこの名称に変更したというものでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  町長ね、今、あなたとしても水かけ論になるからね、そしたらこの根拠どこを見ていったい、参考にした町長は。わざわざ直しとるとこに物すごい、誰か考えたんではないと思うんですよ私。考えたんかもしれませんけどね、私はどっかの自治体のものをどっか借りてくるか参考にしてしとると思うんですよ。どこの自治体のもの参考にしたんですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  どこの自治体を参考にしたかという答えにはちょっとならないかもしれませんけども、近隣であれば丸亀市にも同じような条例が存在しております。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  そしたら、その丸亀の分には公共用いうのこれ使ってるわけですね。丸亀には。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  ここに手元にありますが、丸亀市法定外公共物管理条例というものがございます。もしよかったらご覧になりますか。 ○9番(眞鍋 籌男君)  いいから、いつ施行しとん。 ○町長(小野 正人君)  この施行に関しましては平成17年3月22日となっております。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  琴平町法定外公共物管理条例に関する議案の提案理由には、公共用財産の規定を明確にするためにと記載していますから、学問上の用語である法定外公共物という用語は不適当ではありませんか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  先ほど来、眞鍋議員が主張されているのはこういう意味からだろうというふうに考えておりますが、我々としては、通常行政用語で使っておりますので、不適当とは考えておりません。ただ、眞鍋議員のせっかくのご指摘でございますので、今後研究をさせてもらいたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今後ではいけない。今、訂正するつもりはありませんか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  今は、そういうつもりは、現時点ではございません。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  それでは、琴平町法定外公共物管理条例第2条の法定外公共物に該当する具体的な例を十ほど挙げてください。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  1つ質問飛んでますけど。 ○議長(片岡 英樹君)  ちょっと時計をとめてください。  ただいま一般質問の途中ですが、本日は東日本大震災の発生から4年がたとうとしております。震災により犠牲になられました全ての方々に対し、国より黙祷をささげる呼びかけがされております。よって本町議会におきましても、これより1分間の黙祷を行いますので、各位のご協力をお願いします。恐れ入りますがご起立願います。  黙祷。   (黙祷) ○議長(片岡 英樹君)  ご協力ありがとうございました。  ご着席ください。  それでは再開します。時計を進めてください。  9番、眞鍋 籌男君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  琴平町法定外公共物管理条例第2条では、法定外公共物の定義をしていますが、道路法、河川法、その他の法令に地方自治法も入りますか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この琴平町法定外公共物管理条理の第2条において法定外の公共物を定義をした。確かにしております。その中に道路法、河川法、その他の法令という中に地方自治法も入るというふうに解しております。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  行政財産の目的外使用の許可申請については、琴平町・・・
    ○議長(片岡 英樹君)  12番になります。 ○9番(眞鍋 籌男君)  公有財産規則15条に規定がありますが、許可申請に対する行政処分は条例上の根拠が必要ではないのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、いいです答弁してください。 ○町長(小野 正人君)  使用料等の徴収につきましては、条例上の根拠が必要ですけども、許可申請については条例で定める必要はないというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  必要はないと考えてるんですね。  13番やなこれ。  これあなたね、必要があった場合はただじゃ済まさんからな。これだけ言うとくわ。  14、琴平町公有財産規則第15条には行政財産の目的外使用許可と記載していますが、行政財産の中の公共用財産については琴平町法定外公共物の公共物管理条例を適用し、公用財産については琴平町公有財産規則を適用することとしているのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  行政財産のうち、庁舎や学校などは行政財産の使用料徴収条例及び公有財産管理規則等により使用料や使用許可等を適用し、法定外の公共物に関しましては、法定外公共物管理条例及び琴平町法定外公共物管理条例施行規則等を適用するものであります。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今、言うたんはそれもここに入っとんですよこれ見たら、今言うたことは、そして、その一番初めに根拠になるのはこれは地方自治法にしとるんですけど、その辺の根拠となるところを言ってください。今、こやんしてしとるがね、今、私が言った公共財産については琴平町の法定外分をしてるし、公用財産いうたらこれあれですよ、庁舎みたいなんですよ、公用財産。琴平町公有財産規則ですか、この辺についての全ての根拠となるもとになるのは何でこれ、今私が言っているこの規則や、それをこしらえたもんは何によってこしらえたんですか。そしたらいいわ。  次、行きます。 ○議長(片岡 英樹君)  続けてください。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今の分やってこれ私ちょっとね、これらに応じて許可申請や何かしとんですよ。この法定外公共物法のいろいろ目的外使用に関してね、その許可申請する分の、許可申請するわね、その辺についてのどういうあれでもってそういうもんを出してきとんかな。ややこしいからいいわ。俺もややこしなってくる。余り言いよったら。  町長これね、一緒の分でいろいろ言いましたけどね、私、町長の会議録きますからね、それまた分類しますけど、かなりかみ合わない点ありますよ。  2、町長は平成25年度6月議会では米田不動産鑑定士の源泉徴収に関する所得税法違反について虚偽の答弁を繰り返し、さらに平成26年3月議会では地方自治法第243条3、2項の経営状況を説明する書類に関する地方自治法違反についても虚偽の答弁を繰り返していますが、町長の2期目に当たってのご挨拶等お願いでは、謝れば済むという考えは捨ててくださいと述べています。虚偽の答弁を繰り返した町長も謝れば済むとは考えてはいませんか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  謝れば済むというふうには考えておりません。今回、眞鍋議員からのご指摘の件につきましては、虚偽というのではなく故意的に間違ったのではなく、十分なる認識ができていなかったと、また解釈等に錯誤があったというふうに私自身、深く反省しております。今後このようなことがないように努めていくことが私の責務であるというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  あのとき、メールの分ですけど、職員が何かへました場合に、謝れば済むという考えして、謝ればそれで済むわけちゃうから今言うとんですよ。  本来なら私、傍聴しとったんですけど、生活保護の分が新聞に出たわね、生活保護が、それも書類見ても確認が不十分やって書いとんで、もうちょっと確認しとったら済んどってんで、この前のクリーン作戦の課長の独断でああいうふうになっとんですよ。用紙持ってきてないけど、9時集合になっとるやないか。町長より2、3分後にある人と行っきょってしたら帰ってきよったんですよ。そういうへま最近多過ぎるわ。それ何と思っとんですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  確かに、そういったミスが非常に多くなっているという点がございます。私が2期目就任に当たって、謝れば済むというふうなことではないですよというのはそういうふうにならないように最善の注意をしてほしいという思いで申し上げたことでございますが、残念ながらその後もミスが出ております。これは課長会等を通じてこのようなことがないようにということを厳重に言わしめていきたいと考えておりますので、今後とも眞鍋議員のご指導賜りますようによろしくお願いいたします。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  最後に一言言うとくわ。一言だけ。企業、民間、それらでは絶対に許されないことは我琴平町ではまかり通っておる。大きな間違い。  2、昨年12月議会の答弁で町長はこんぴらスポーツ財団の経営状況を説明する書類に関する地方自治法違反を認めましたが、私はこの責任は誰がとるのかについて、またその処分について次の本会議で返事をすることを求めています。この処分についてどのような検討をしたのか具体的に述べてください。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  この眞鍋議員のご質問はいかなる処分をするのかというようなことでございますが、このスポーツ財団の経営状況を説明する書類に関しましては、確かに議員がおっしゃるように毎年度ごとの本町としての報告というものが必要であったというふうに思っております。ただ、先ほども申し上げましたように、その法の解釈の部分で見誤りがあったということでございますので、その点につきましては、十分反省をし、また今後議会に対しましてこれまでできていなかった報告というのを初日に行ったわけでございますので、今後はこの法の解釈には十分注意を払って実務の遂行に当たりたいというふうなことをもって今後の改善としておきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  小野町長、私、もう10年も前ですけどね、公用車の分で山下町長高裁まで出たんですよ。当裁判所の判断、どういうふうにして裁判、私、棄却いうて負けになったんですけどね、高松高裁はどういう判断を下したかいうたらね、負けた理由ただ1つなんですよ。前町長の裁量権による、裁量権いうたら余りにも広過ぎるんですよ。今回もあなた法の解釈言うけどね、法の解釈いうたら全部が吹っ飛んでしまうんですよ。全部が。ですから、私はこういう、言ってるわけでしょ。裁量権言われたらたまったもんじゃないですよ。裁量権出されたら。後が出んですよ。それで公用車の私、負けたんですよ。高裁まで行ってるんですよ。高裁まで。勝つと思ったら負けた、何で負けた、裁量権言われたらもう立つ瀬ないですよ。町長も法の解釈いうんはね、解釈いうたらそりゃ人間やからね全部違うんですよ解釈。こういうなん持ち出されたら議員としては困るということだけ今言うときますわ。  次、第3、琴平町情報公開条例の運用について、1、昨年12月議会の答弁では、出資法人については独自の公開制度を設けまた対応しておりますと答弁をしていますが、例えば、土地開発公社の公開制度は設けていますか。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  現在、土地開発公社につきまして、独自でこの情報公開制度を定めているということは聞いておりません。しかし、情報公開条例第33号に規定しております出資法人として条例の趣旨にのっとりその保有する情報の公開に関し、必要な措置を講ずるよう努めなければならないというふうに考えておりますので、よろしくご理解のほどお願いしたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  これね、町長ね、指定管理者は絶対つくらないかんようになっとんですよ。この制度はね、これは私いろんな持ってこようかと思って家帰って探したらどこ入っとるかわからんようんなったんですよ。県や高松市のほうにあるんですよちゃんと制度が、琴平町はつくらないかんのですよ、指定管理者は、それをつくってないいうたら、全然だめですよ。形式的にもつくっとかないけないのがこういうふうなことなんですよ。そこの内容のあれは500万で金利でもうほとんど用はなしなんですけどね、それは以前の問題としてそういう公開の制度はね、市や県は設けとんですよ。その私コピーを持っとんですよ。探してもなかったからね、今日取りに帰っとったんじゃ。食事前取りに帰っとったんじゃ私、何ぼ見てもないんですよ。町長は独自の公開制度を設けまた対応しておりますいうて書いとんの、その公開制度がないんやったら対応できんやない。これも虚偽のあれになるじゃないですか。それで見せますわ、現実こういうなんがあるいうんを制度、指定管理者つくらないかんようになっとんの知ってるでしょあなたも。  次、行きます。  昨年12月議会の答弁では補助団体については琴平町情報公開条例の趣旨に沿った対応をしておりますと答弁をしていますが、例えば社協の公開制度はできているのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  その前に、先ほどの土地開発公社は指定管理者ではございませんことをつけ加えておきます。その上で補助団体の情報公開についてということでございますので、確かに、町から補助金、負担金、または交付金を受けている補助団体等の情報公開につきましては、琴平町情報公開条例第34条の規定に基づき行っております。補助団体等は当概補助金等の内容及び使途を明らかにする情報の公開に努めなければならないと規定し、情報公開の努力義務を課しております。また、町は補助団体等の情報公開が推進されるよう必要な措置を講ずることとしております。これに基づきまして、補助団体等に対して情報公開請求があった場合は、当概補助団体等に対して必要な情報を提出するよう求めることとしております。また、ご質問にあります社会福祉協議会の情報公開については平成26年4月1日から厚生労働省により社会福祉法人の経営情報の公開が義務化されたところでございます。社協の財務諸表や、事業報告書等については、町社協ホームページにおいて介護保険事業の情報については香川県ホームページにおいて公開をしておりますので、こちらのほうもぜひともご参照いただけたらと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  そしたら、平成26年4月1日がその公開制度ができとんでしたら、私が、小野町長、社協に対して例えば楽集館何でもいいわ、その社協の関係しとるものの事業についてその分の収支決算でも何でも、社協に対してじかにできるいうことを意味しとんやね。今、町長がおっしゃったことは、26年4月1日から国のができとるゆうよったやん。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  26年4月1日から厚労省の指導によりまして経営情報の公開が義務化されております。もちろんその中に今おっしゃった細かい部分まで載っておるかどうかというのは私も十分把握はしておりませんが、町から補助金を出しておりますので、当然社協にもその公開をする努力義務があるというふうに私は感じております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  この前、私社協行ってきたんですよ。社協いって、ほんで公開制度ないんですよ、公開制度は、社協の公開制度はないんですよ。それ覚えといてよ。つくってください。  あなたが社協の会長やから町長やいうたら社協の公開つくれいうたら済むことじゃないですか。それつくらすいうことを約束できますね。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  私は会長でありますが、それは当然理事会に諮って、理事会の中での協議で方針を決めるものと思っております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今、町長は理事会に諮って云々言いましたけど、それお願いしますよ。  次、琴平町情報公開条例に基づく公開請求について昨年12月議会ではファクスによる公開請求に対して決して却下する考えというわけではございません。と答弁をしていますが、却下しないのであれば、適法な公開請求として処分することになりますか。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  眞鍋議員が、これはかねてから質問にある項目でございますが、前回もお答えしたように直ちに却下するということはいたしません。ただ、何度も申し上げておりますように、今現在、総務課にありますファクスがコピーや印刷等他の業務に使用することが大変多くありまして、ファクスで送られてきた情報公開文書を紛失するという可能性が皆無ではありません。可能性としてはあるものと考えております。そういった意味で文書での提出をお願いしておるものでございます。  また、琴平町情報公開事務取扱要綱第3、第2項、第3号のAに規定しておりますファクシミリまたは電子メールによる公開請求については誤送信、誤って送られたりというようなことの危険があること、また到達の確認手段が確認していないこと等から、当分の間は認めないというふうに規定しております。眞鍋議員、従前から県や市ではそういうことは当然やっておるぞというご指摘ですが、なかなか本町は限られた人員の中で、またスペース的にも特別に情報公開室というのをつくってそれ専属に業務をやるということができておりません。また、情報公開の件数に関しましても平成24年度が86件、平成25年度が92件、平成26年度が途中でございますが、40件というふうに大変他の自治体に比べて多い件数が出ております。万が一こういったものがファクスで送られて、ほかの書類と紛れていって、その情報公開の請求者に対して十分な手当ができないという可能性が残っておる限り、このファクスによる受け付けというのは現状では難しいというような認識をしております。よろしくご理解をいただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。
    ○9番(眞鍋 籌男君)  何回言うけど、私はこういうことはご理解できません。なぜかといいますと、住民が便利なようにしてくれたらいいだけよ。それはいいわけでしたら要綱持ち出していろいろ言っていますけどね、町長、条例でしてない言うんやったら、私、言いますよここまで、要綱なんか町長が勝手にできるじゃないですか。好きなように。それをこういうところで持ち出されたら立つ瀬ないですよ。条例で決まっとるんやったら言わん私も。要綱やねそういうなんで言われたら、議長も私もたまったもんじゃないですわ。議長言うてもいかんのか。やっぱり、いいとこは県や市を見習ってほしいんですよ。それでのうても琴平の公開条例なんか日本で一番悪いんじゃないですか。日本で一番悪いのはオンブズマンで調べたら、東京と香川県は論外になっとんですよ。論外で順位の中入らんのですよ、順位の中に、東京と琴平と香川県は一緒にできんわね、規模が違い過ぎて。東京と香川県は別格で対象外になっとんや。香川県は県でお金とったりいろいろ要因ありますけどね。そして以前、香川県は日本で一番悪いんですよ。そして、内海と琴平町はけつをばいあいしよったんですよ、ほんで内海ね、池田町と合併したんですよ。先公開制度ができて、琴平町は香川県でどんけつになったんですよ。ですから日本で一番悪いんですよここ、琴平町が遅れとんですよ。公開のなんじゃかいの秘密にしたがるというか、悪い体質をいまだ引きずっとんですよ琴平は。日本一悪いんです。それ覚えとかないかんみんな。ですから私はこういう高松や県のええとこは、まねしてほしい言うてしたらファクスがようけあるから間違えとったら迷惑かかる、それ言いわけばっかりしよったらいきませんは何ぼしても。もしなったらいうこともし、もし、もし、言いよったんでね、そういう中で町長ね、私も今ファクスで何件か送ってますわ。それ町長はそういうふうな場合私ファクスで2つ、3つ送っとんですよ町のほうへ、それどないする気ですか。ファクスやからいうて却下するつもりはありません言うとんで。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  眞鍋議員がファクスでお送りいただいておる分に関しましては、眞鍋議員、町会議員という立場もあってよく琴平町役場にこられておりますので、その際に文書として出していただくか、いろいろお聞きする点があったらそれで対応していけるというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  違う、違う、私が今ファクスで2つ、3つ送って10日以上なりますわ、何ちゃ返事なし。どないするつもりですか。あんた却下せえへん言うとんで。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  担当課のほうに情報確認をしていきたいと思います。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今、すぐしてつか、総務課長後ろにおるんやけん。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  それでは担当課長から説明をさせていただきます。 ○議長(片岡 英樹君)  補足説明、総務課長。   (「はい」と呼ぶ) ○総務課長(大矢根 正高君)  失礼いたします。眞鍋議員から2件ほどファクスを言付かっております。議員さんにはファクスは届いたけれども、正式な文書を出すようにお願いをいたしております。以上です。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  正式な文章じゃないから取り扱ってない言うたんですよ。それやったら却下と一緒じゃないですか。あなたの言ったのと矛盾してるじゃないですか。正式な文書として取り扱ってないということは、却下と一緒じゃないですか。それあんた却下するつもりありません言うとんと、書いとるとおりやわ、矛盾しとるじゃないですか。それで、どういうことか言うたら、これには入るようについたら何日にせないかんと書いとんですよ。町についたらということは、部分公開、全面公開、非公開、3つの手段使ってくれたらいいんですよ。そしたら私も住民として、まあ町政の不服申し出いろいろ手段ありますんで、しますけど、今のままやったら小野町長は却下するつもりはありませんいうけど、大矢根総務課長が言ったのは、受けとってないいうんやから却下と一緒じゃないですか。何言よん。町長これいいわ、次に機会にするけん、いいように話し合うといて2人で。もう次行かな。  4、香川県の情報公開条例でも昨年10月に公開請求権者の範囲を何人でもと改正しました。琴平町においても高松市や香川県の場合と同様に、公開請求権者の範囲を何人でもと改正する必要はありませんか。必要はないとする場合、その理由はなんですか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  まず、本町の情報公開条例の目的は町政に関し、町民に説明する責務を全うし、町民参加の公正で開かれた町政の推進に資することにあります。したがいまして、町政に関する町民に対しましての情報公開制度であろうということがまず大前提でございます。なお、議員ご指摘の町外からの請求に対応する必要性や、要望の有無に関しましては、今後検討課題とさせていただきたいと考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  5、コナミらの指定管理者の情報公開規定を見ましたが、第4条では琴平町への公開請求あったときはとしていますが、公開請求先は指定管理者ではないのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  情報公開規定の第4条には、琴平町へ公開請求があったときは云々と最後に琴平町へ協力するものとするというふうに載っておりますが、私が思うには、直接指定管理者であるコナミを中心としたグループの方のほうへ請求されても琴平町情報公開条例の指示にのっとり対応してくれるものと考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  そしたらこれ、ここに書いとるわね。 ○議長(片岡 英樹君)  これって言わないでください。 ○9番(眞鍋 籌男君)  琴平町いこいの郷公園情報公開規定いうのがあるんですよ。その4条言うたんですけどね、そこへは指定管理者は、指定管理者に関する琴平町へ公開請求と書いとんですよ。ここを指定管理者を直さないとだめですよ。ですから全然なってないですよこれは。指定管理者を直してくれっちゅうことや。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  眞鍋議員、直接指定管理者という言葉に改めてくれということでございますが、これも今後の検討課題とさせていただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。   (「はい」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  検討課題として私が言っているようになることをお願いします。  コナミらの指定管理者情報公開規定の作成に琴平町の職員は協力したのですか、協力した職員は誰ですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  特に協力と言われるようなことはしていないというふうに聞いております。この新しい指定管理者と町は、情報公開規定については2月と3月に引き継ぎ等の打ち合わせをしたときに話し合いを設けたということでございます。なお、その話し合いの場に対応したのは、町側でいえばスポーツ担当係、主任、課長の3名となっております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  そうしたら今、これもいいわ検討しといてください。  次、7、コナミらの指定管理者の情報公開規定を受け取った琴平町としては、この規定でよいと考えたのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  情報公開規定の目的に町民の知る権利を保障し、町民の理解と信頼を深め、町民参加の公正で開かれた町政の推進にすることを目的とすると記載されておりますので、情報公開の趣旨に沿ったものというふうに考えております。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  私はそれではいけないと言っておきます。先ほど言ったように見直してください。琴平町でちがう指定管理者を直してください。  次、4、こんぴらスポーツ財団の解散に伴う会計書類等の引き継ぎについて、1、財団の清算結了の登記も完了していますが、会計書類その他の一切の書類の引き継ぎは完了したのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  一切の書類につきましては、現在町の保管となっております。ただ、まだそのリスト等につきましては、莫大な量もあるということからまだその整理というリストの作成にはまだ至っておりませんが、現在町の保管となっております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  引き継ぎを完了した後は、それらの書類はどの課で保有しますか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  いこいの郷の担当であります教育委員会事務局生涯教育課で保管をしております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  5、町職員と住民との応接について、今年2月私が五条へ私の議会報告書を配付していたら、ちょうど勤務中である課長ともう1人の職員が話をしていました。見ていると、ある課長はズボンに手を突っ込んだまま応接してます。なぜか凄く高圧的に課長の態度が見えて、これでは住民がかわいそう、住民のおかげで職員は飯を食っているのに、これでは立場が逆である。私は一応その場を離れたものの、気になったので10分後再び引き返し、現場に戻ってみると相変わらずズボンに手を入れたまま話をしている、とうとう私は思い余って住民と話をするときはズボンから手を出して話をするようにと課長に言いました。しかし、ズボンのポケットから手は抜いたものの今度は何と両腕を組んで話をし始めた。私は完全にこけにされた。私の負けである。それでは質問に入ります。  1、住民と応接するときズボンのポケットに手を入れて話をするように町長は指導しているのですか。 ○議長(片岡 英樹君)
     はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  住民と業務を通じて話をするときにおきまして、当然のことでありますが、公務員らしい態度で接待、応接するというようなことを心がけてもらいたいというふうに考えております。したがいまして、ズボンのポケットに手を入れて話をすることをわざわざ指導しているかということでございますが、そういう指導はいたしておりません。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  2、このような課長を課長にした責任は重い。町長は辞表を出す気はあるのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  ございません。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  3に入る前に、去年3月定例会の会議録に、私はこう言っています。  町職員の挨拶及び住民との接し方のマナーについて現在の琴平町職員は一部の部署、課を除いてほとんど挨拶ができていません。住民の中には県下で最も挨拶ができていないのは琴平町役場だと言う人もいます。仕事をしていても住民が役場へ来たときは、仕事をやめて軽い会釈ぐらいはしてはどうですか。1階にはそよ風が吹き抜け、2階は暗雲が立ち込めている。これまで再三再四私は申し上げてきたことです。こうまでいったことを覚えています。2階でおる職員は鬱になり、病人になるかもしれない。1階は春が来て花が咲き、小鳥が歌っているのに、2階は草1本咲かないツンドラ地帯です。その天国と地獄これを何とする。2階でおる職員がかわいそう。小野町長それはあなた自身に関係してると思いませんか。そして、町の職員はただ職員ですが、それよりも前に人間である。人間とはちょっとした挨拶、たわいない会話それらにおいて全てが現われます。ですから、各課のここにおる何人かの課長、その役目は仕事なんか大したことない。大切なのは何か、その課の雰囲気を和らげ、明るくさせ、仕事ができるようにすること、そうしたら仕事なんておのずからできますよ。それが2階ではできてないから私は口やかましく言っているのですよ。もうこれ以上言わすなよ。町長ね、私今これ僕のかわらばんであなたがね、法律を破り、条例違反、これは大したことないんや、わかっとん。何が大事かそれを聞いてるんですよ。2階へ来るのは住民、住民に爽やかな空気、さっきどない言うた。1階は春が来て花が咲き、小鳥は恋をしている。2階は何か、肌寒い凍るような恐怖の館やないか、そういうなんを踏まえて質問を振ります。3、公撲の意味を町長は今後どのように職員に徹底させていくつもりですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  確かに昨年の3月議会で眞鍋議員からそのようなご質問を受け、それでも私が感じたのは、1階部分において爽やかなそよ風が吹くというふうに評価いただいたことに大変誇りを思ったところでございます。住民の皆さんからも以前の役場に比べればかなり挨拶ができるようになったねと、特に電話の応対等についても自分の部署を告げ、名前を告げ、所在のあり方をきちんと告げているねというふうなお褒めの言葉をいただいております。ただ、なかなか十分全部にまだまだ浸透していない部分もあろうかと思いますので、それにつきましては今後とも指導していきたいと思っております。そういった意味で、今後、職員へのこのサービスの向上のためのどのような指導をするのかということでございますが、これは従前からやっております研修等を通じまして、公務員としての心得また接遇マナーの向上、これら公務員として必要な研修会の開催を今後も定期的にやっていきたいと考えております。さらに、眞鍋議員、先ほど申されましたように、公務員である前に人間として挨拶というものが大事だということもごもっともだろうかと思います。そういった意味からも各職員に対して住民サービス、特に住民と接するときにおいては、公務員らしい姿勢、また服装に気を使いながら対応するような指導に努めていきたいと思っておりますので、よろしく今後ともご指導お願いしたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  6、こんぴら歌舞伎の今後について、1、琴平町及びJTBにしても今年のこんぴら歌舞伎の入場券、各チケットの売れ行きは昨年より足が遅いと2月20日の委員会で執行部より説明がありました。その原因は、この原因は中村勘三郎の映画の放映を町が断ったことによるものではないのですか。今年の歌舞伎の低迷は、中村一門をまたは松竹を怒らせたこととその関係について町長はどのように思っているのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  この映画に関しましては、委員会でも申し述べましたように、残念ながら本町で開催することができなかったと、その要因としては同時期に既に金丸座の仮予約が入っておったというようなことがございます。当然私としても、この映画については何とか開催をしたかったんですが、残念ながら先方さんの時間的な余裕というものが十分ございませんでしたので、それらの調整をする時間もなかったということが大きな要因であります。その上でこの映画につきましては、中村勘三郎さんのご子息であります勘九郎さん、七之助さんを初め、多くの役者が在籍するプロダクションの主催でございます。松竹はこの映画に関しましては、直接関係してないと聞いております。また、先週、松竹の副社長とお会いいたしまして、この件についてもお話をさせてもらったところでございますが、松竹関係者、松竹の会社といたしましても、また中村勘九郎さん、七之助さんというお身内の方々にしましても、特別憤慨しとるというようなことはありませんよと、ただプロダクションの関係者の方で非常に残念に思い、意思の疎通が払えなかったことに対しましては、残念だったというような思いがあるということをお聞きしております。したがいまして、松竹や中村一門、役者さん等が憤慨しているというようなことではなかろうかというふうに私自身は考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  2、故中村勘三郎の映画の放映について、ファーンウッドというプロダクションから話があったとき、町はもう少し柔軟な対応をとれなかったのか、型どおりの対応をしていたのではないのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  これに関しましても先ほど申し上げましたように、時間的な余裕があれば調整等というのも可能であったかと思いますが、何分先方さんの時間的余裕がなかったということが背景にあります。その上でもし本町で上映するにしても、そのためには金丸座の使用という1つの制限がございまして、文化財保護審議会にかけて答申をいただくというような手はずが要ります。これらの過程を全て飛ばして独断でやりましょうというようなことというのは非常に難しかったような状況であろうかと思います。したがいまして、基本に沿った対応ではありましたけども、行政のとり方としては間違っていなかったと思っております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  3、中村勘三郎の映画を断った理由として、先日の委員会で町長はそちらの言い分ばかりを述べていましたが、そんなことはない。坂東玉三郎公演や、県の行事があるため、日程の調整がつかなかったといいますか。最善の努力をしたのですか。琴平町にとって最大の貢献度が高い中村勘三郎であります。何はさておき日程等を変更してでも対応してあげるべきではないでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  先ほど来の答弁と重複いたしますけれども、我々といたしましても、できることならぜひとも上演をさせてもらいたかったというふうに考えております。ただ、先ほどの質問でもお答えしましたように、手順を踏むべき順番というものがございます。この件につきましては、残念ながらこの日程調整をする等の余裕等が見出せなかったということでございますので、あえて言えばもう少し余裕がある対応に努めることができればよかったなというふうに考えております。いずれにいたしましても、時間的な制限というものがあったということが最も大きい背景かと思います。  眞鍋 籌男君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  7、寄附の受け入れについて、今年12月議会の答弁では寄附の受け入れについて規定を設けて報告に努めたいと答弁をしていますが、規定はできていますか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  現在、寄附に関する要綱を作成し、4月1日施行に合わせて公布をする予定にしております。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  8、退職金手当の支給事務の脱退について、善通寺市は退職手当の支給事務に関しては香川県市町統合事務組合に委託していません。退職金のような高額の公金支出を伴うことを議会の手に委ねてほしい。議会でできるようになぜ議会でしないのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今、現在、これらにつきましては、市町総合事務組合に共同する事務をお願いしております。その中には、9つの事務処理がございまして、その中の1つに構成団体の職員の退職手当の支給に関する事務があり、これは私また局員の退職手当事務も含んでおり共同処理することとしております。各町の事務量の軽減及び事務的経費の削減をするものであり、今現在の方式を見直すというような考えは今現在は持ち合わせておりません。 ○町長(小野 正人君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  確か、9つあって一番初め入っとるんですよこれ、何千万という退職金、これをその組合に任さんと、議会にもそのする権限の範囲を委ねてほしいというのが私の意見ですけど、町長は今、言ったように、そうするつもりないようです。  次、行きます。顧問弁護士の活用について、昨年12月議会で顧問弁護士の活用について監査員や議員は一般的に使用できないと答弁をしていますが、琴平町が公金支出をしているのに監査員や議員が活用できないのですか。またその理由はなんですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この顧問弁護士との顧問契約に関しましては、琴平町行政に関することで、町の事業の遂行や、業務執行に対して行う法律相談だろうというふうに認識しております。したがいまして、議員さんが個人として相談というものは受けにくいかなと思います。ただし、議会として議会の総意で相談があり、私が必要と認めた場合には、監査委員や議会の方々でも活用できるものと思われております。 ○町長(小野 正人君)  眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  必要と認めた場合いうたら、前も同じこと言ってるやないですか。  次、行きます。  裁判所の示した和解案について、香川県農協を被告とした民事訴訟において、裁判所が示した和解案についてなぜ町民に開示しないのですか。その理由は何ですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  眞鍋議員ご質問のJAとの裁判についての和解案の開示についてでございますけども、これはこの後の15の質問とも関連いたしますけども、あえてこの中でJAの訴訟に関しては述べたいと思っております。  議員ご質問の和解案とは、本町が香川県農業協同組合を被告人といたしまして、係争中であるものであろうと考えております。このうち1件につきましては、元副町長が町長公印を無断で使用し、町名義で現在のJA香川県象郷支店から15年間、延べ16回にわたって不正借り入れを繰り返し、その借り入れ残高が、8,000万円に上がっていたものによるものでございます。平成21年7月31日にJA側は不正借入金と金利、延滞利息を含め、8,555万4,805円を当時、琴平町の水道事業指定金融機関でありましたJA香川県琴平町榎井支店の町水道事業口座より相殺、これに対しまして本町は、当借り入れは町の借り入れではなく、元副町長の犯罪による借り入れであり、相殺した金員を返還するよう求め、平成21年8月19日付で訴状を裁判所に提出したものでございます。もう1件に関しましては、先ほどの訴訟が始まって以降、平成22年3月に香川県農業協同組合より本町の定期性預金、4,875万5,000円の払い戻しを拒否されたことにより払い戻しをするように平成22年4月19日に訴状を提出したものでございます。  本件2件につきましては、平成26年7月7日まで24回の弁論準備を重ねてまいり、平成27年1月21日の第10回公判をもって結審し、平成27年1月16日付で裁判所より和解案が出されたものでございます。  さきの議会全員協議会で、この経緯と和解案のご説明をさせていただきましたときは、この和解の文書が、原告、被告以外には非公開文書であったこと、また双方和解協議中であったことから、顧問弁護士のご指導もあり、回収をさせていただいたものでありますが、高松地方裁判所での平成27年2月23日和解協議において双方の主張から和解不可となり、裁判所から判決日通知を待つ状態と現在なっております。このことから、したがいまして、同日以降は同文書を公開することに差し支えはないというふうに判断しておりますが、裁判所によります判決を待っている状態でありますことから、町民の皆様への同案の説明につきましては、判決内容と合わせて広報ホームページ等でご報告をさせていただく予定としております。何とぞご理解のほどよろしくお願いいたしまして、答弁とかえさせていただきます。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋 籌男君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  11、こんぴー君のPRと販売について、天風の化粧回しにこんぴー君が載っていました。住民よりこんぴー君はどこで売っているのか。 ○議長(片岡 英樹君)  時間が参りましたので、ただいま質問の途中ですが、以上で、眞鍋 籌男君の ○9番(眞鍋 籌男君)  何いよんこれ関連のこれ言いよるときはこれも・・・ ○議長(片岡 英樹君)  それは前回の規定で時間になりましたので、90分めいいっぱい使いましたので、これで終わります。
    ○9番(眞鍋 籌男君)  違うがな、関連の分はこれはできる ○議長(片岡 英樹君)  答弁もできる90分まいりましたので、答弁途中でしたら若干配慮してもいいんですが、時間配分をしっかりして一般質問のほうよろしくお願いします。  以上で、9番、眞鍋 籌男君の一般質問を終わります。  暫時休憩といたします。  再開を16時といたします。      休憩 午後 3時43分      再開 午後 4時00分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(片岡 英樹君)  再開いたします。  休憩前に引き続き会議を開きます。  引き続き一般質問を行います。  次に、7番、今田 勝幸君   (「はい、7番」と呼ぶ) ○7番(今田 勝幸君)  日本共産党の今田勝幸であります。  お疲れだと思いますけれども、いましばらくおつき合いのほどお願いいたします。  今日は、東日本大震災、原発事故から4年目を迎えた日であります。亡くなられた方は1万5,891人、行方不明者2,584人、関連死と言われる方々は3,139人、今なお避難生活を送っておられる方が約22万9,000人であります。哀悼の意とお見舞いを申し上げ、今こそ国民の立場で暮らしを守る政治が求められているのではないでしょうかと訴えたいと思います。  さて、政治の問題では、国会も県会も琴平町でも補正予算、あるいは新年度の予算が審議をされています。政府案について大まかに簡単に申し上げますと、社会保障の切り捨て、大企業減税、大軍拡を特徴する内容となっています。しかしその中でも、新交付金が入っておりまして、これは今までのハード事業からソフト事業に対する事業を想定してるので当然これは本町でも活用すべきだと思います。提案をされている内容の中には、活用されていますのでありますが、こういうことを申し上げておきたいと思います。  そして、介護報酬の2.7%の削減、生活保護の生活扶助、住宅扶助などの削減、医療の病床削減など合わせると約1,700億円だそうであります。これは、高齢者がふえまして、社会保障費の自然増分とほぼ同一の金額であります。これを切り捨てるということでありますから、本町のお年寄りを初め、町民にとっても暮らし、健康、命にかかわってまいります。私は、町がこのような国の悪政の下請機関となっては住民が不幸だと思います。町民は町に、暮らし、福祉を守る防波堤になってほしいこう願っているわけであります。  私は、今議会で琴平町の自立、存続にかかわる問題の香川県広域水道事業体設立準備協議会参加問題を初め、子ども課設置を求め、第六期介護保険について質問をしたいと思います。  具体的には、質問席から質問をいたします。 ○議長(片岡 英樹君)  7番、今田 勝幸君 ○7番(今田 勝幸君)  まず、最初の質問であります。県の広域水道事業体参加についてでございます。  提案の説明に今後、人口が減りまして節水型社会になって水道料金収入が減少する。また、地震対策や老朽化施設の更新、技術者不足と技術継承困難が課題と言われておりまして、こういうことで香川県全体で一体化の県の広域水道事業が計画をされ、今議会に設立準備協議会がされております。そして、2、3年後に、準備協議の後で企業団の設立を目指しているのであります。しかし現在のところでは、坂出市と善通寺市は参加を今のところしないようであります。私は、命の源である水の自治の問題、これが働いて、結果としてこの2市は結論を出したのが不参加の表明であったというふうに思うのであります。  そこで、私は、町の参加問題について単刀直入に項目を上げておりますけれども、明解な答弁もお願いしたいと思います。質問も簡単な方法でやりたいと思います。  町の水道事業のこの参加を決める際に町独自の財政計画やあるいは事業のシミュレーションは計画をもちまして、その結果をもって今回の町自身の参加の決意を町長がしたのでしょうか。そこをお尋ねしたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  7番、今田 勝幸君の質問に対する答弁を求めます。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  それでは、今田議員からいただきました広域水道事業体への参加についての1番目のご質問にお答えいたします。  まず、この広域化への参加を決めた理由を申し述べます。この大きな要因の1つといたしましては、県が作成しました広域水道事業及びその事業体に関する基本的事項の取りまとめをもとに広域化のメリット、デメリットを考えた結果、本町においてはメリットのほうが大きいと判断したため、広域化への参加を決断いたしました。このうちメリットにつきましては、給水人口の減少により、経営悪化が予想される中、今後本町独自の計画といたしまして、施設の老朽化に伴う更新、水道管の敷設替え等を行うということは、現在の水道事業会計財政の中では大きな負担になるというような予測がされます。このようなことから、広域化により、効率的な施設の統廃合や、更新をすることによって本町のコストの削減を図ることができると考えました。また、水の融通による安定給水の確保が上げられます。もちろん夏場の渇水等の危惧要因はありますが、夏場に限らず本町におきましては、冬場の非常に雨の少ない時期の状況等も勘案し、水源の融通をすることによりまして、これら水事業、水道供給の安定化が図れると考えておりますので、前段申し上げました経営基盤の強化、さらには安定供給の確保という観点から決断をしたわけでございますし、また、最大の理由といたしましては、高騰する本町の水道料金の軽減につながるというような総合的な判断で参加への決断をしたところでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  7番、今田 勝幸君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○7番(今田 勝幸君)  結局たくさん言われましたけれども、してないということ、判断には県の示されているシミュレーションを参考にはしておるけども、町独自では持っていないということではないのかなと思うんですが、これで理解でいいですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  水道料金等のシミュレーションに関しましては、県の資料を参考にさせていただきました。ただ、先ほど申し上げましたように、今後の財政運営につきましては、大変厳しいものがあるということは数年前から予測されており、それに基づく財政再建計画を立てて現在行っておりますので、それらの計画をも参考にしながら、決断をしたということでございます。したがいまして、全く町独自のシミュレーションといいますか、今後の事業計画というものを参考にしていないわけではございません。 ○議長(片岡 英樹君)  7番、今田 勝幸君   (「はい」と呼ぶ) ○7番(今田 勝幸君)  全くと言わずにしたって、きちっとしたものがつくっていないということが私の理解としておきたいと思います。  ただ、例えば、私なぜこんなこと言うかといいますと、企業債の未償還残高は、28年度を境にして、がくっと落ちてきます。例えば28年度いいますと、9億5,300万ぐらいになってくるわけであります。これ前回の委員会の中での資料から見ておりますが、大分カーブとしては落ちてくるんだなということが1つの私の疑問の始まりであります。例えば、こういった場合に本当に町の職員の英知を集めて、本当に1つの問題に対して研究をし、そしてみずからもその方向に確信を持つとそういった点ではやっぱりシミュレーションなりそういうなんはやっぱり持つべきやと。もちろんこの間いろいろな水道課については問題点がありました。それも含めてもやはりそういう態度というのは必要でなかったのかというふうに思います。ところはこのぐらいにしておきたいと思いますが、関連して言いますと、町の自己水源、井戸の問題、これとの関連からもぜひそういう点も必要であったのではなかろうかというふうに思うわけです。地下水源というのは、あるいは井戸というのは、あるいは出水というのは、地域古来からそこに文化の発祥の地があったり、重要な水源で生きる源であったというように思うわけです。高松砂漠と言われた折にもその前後として、香川県全部がそれと農業用水も含めて枯渇したと、そういうときに出水の修理をして水が出るようにしたとか、あるいは、井戸を掘り直したとかいうのは至るところにあります。現在でも、ポンプを据えた田んぼにあるのが2、3見受けられますが、そういう問題があるわけですね。私はこういった問題も含めたときに、町長も先ほど言っておりましたけれども、観光立町の特徴なども加味されたやつが私はひょっとしたら県のシミュレーションの中には加味されていないんではないか、20ミリの管路全てでやって、そういう琴平町の特徴とかそういうなんはされていないんではないかという疑問を持っています。そういうところがやっぱり今もう一つ説得力に欠けるところであるんだなというふうに私は思っています。ですからぜひ、こういったところもきっちりと本町が持つべきところということで、今になってからでも遅くはない。ぜひそういうのでもこっちがいいだというんであれば、こういう指摘をぜひお願いをしときたいなというふうに思います。今からの協議が続いていくわけですから、そのときにぜひ必要になってくると思いますので、これは要望として要求をしておきたいと思います。  2つ目にまいりますが、広域化によってこの水の問題で、自治権が私は弱体化するんではないかというふうに危惧を持っています。その自治権の弱体化について質問であります。これは弱体化するという私の考えでありますけれども、町長はどのようにお考えでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  先ほどもお答えいたしましたように、広域化によりまして経営基盤の強化が図られるということは大変大きなものかと思います。確かに先ほど今田議員おっしゃるように、現五条浄水場の起債部分の償還に関しては、今後年々と軽減されてきます。が同時にそれらの施設の更新時期を迎えておりまして、一旦更新すればまた10億円近いお金が必要になったり、老朽化した敷設替えに伴いましては、莫大な費用が発生するということから総合的に判断したものでございます。そういったものを含めまして、この質問では決定権が琴平町になくなるのではないのかというようなご指摘でございますが、広域化でございますので、広域の中で協議をしながら進めていくというようなことで、今後設立されます準備会におきましても、本町独自の特性等は主張していかなければならないと考えておりますし、また水の融通という点においては、本町の最大の特徴であります観光というものに配慮した主張というのをしながら、琴平町単独での水の自治権というものは薄らいでくるかとは思いますが、同じ水を共有する県民としての全体的な枠の中での水に関する取り決め、また方向性というものはむしろこれまでいわゆる調整ができてなかった分に関しての調整というのは図られていくかなというふうに考えております。そして、何よりも大切なことは、それらの水が安定供給し、香川県の8市、直島はのけますので、8市8町にそれらの恩恵がいかにもたらせるかということになろうかと思いますので、危機管理体制も含めてより充実してものになるように努めていきたいと思っておりますので、一概に水の自治権の弱体化というものには直接結びつかないというような認識を持っております。より広く、より連携した自治権の確立というふうな、意識づけだと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  今田 勝幸君 ○7番(今田 勝幸君)  弱体化はしないということやと思うんですけど、私は、広いところに行くと、水でもバケツの中から大きなたらいへ入れたり、あるいは風呂の中に墨を落とすとよくわかるように、やっぱり薄らいでくるんですよ。それをそこの自治権、権利というものが今町長も言われたけども、県下一遍の同一になってくる。そういう点では薄らいでくるというのは間違いない。ただ、それにかわるものがあるわけであります。私はまず、琴平町の町民の水に対する要求、これは料金体系も含めてそういったものに対する要求なり思いがどうやって伝わるのかということも大事なところだと思うんです。それで、準備協議会の資料見てみますと、県知事が会長であります。副会長は高松市長であります。あと若干いろいろありまして、委員については各市町の首長さんです。そういう場で琴平町単独のあるいは、特徴であるような問題を果たして十分にそれが伝わり、町民の思い、願いの方向に議決がされるのだろうかと思ったときに、この話をすればあれですけども、多勢に無勢という言葉がありますように、あるいは多数決という言葉があるし、あるいは人口比で割られたら全然歯が立ちませんということになる。そういうようなことが私は言いたいわけであります。ですから弱体化はしないと言うけれども、弱体化を認めていくということにつながってくると思うんです。ですから、この辺を今後、私は町長自身がどういうふうに思ってそれに参加をしたり、あるいは主張、特徴を述べようとするのか、その決意をまず伺いたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  ちょっと先ほどの答弁の中で一部誤りがございました。8市8町と言いましたが、今のところ善通寺、坂出が参加しないということですので、当面は6市8町ということになると思います。その上で、本町特有の問題等がございますので、当然その事業体の中におきましては、事業体の中に議会がおかれて、そこでさまざま取りあげられるということでございます。確かに、本町の場合、多勢に無勢という非常に不利な面もございますし、人口割で全てを決められると本町の場合大変苦しいものがありますが、それはふだんより観光立町、また香川県自体が観光立県というような立場で事業展開をしておりますので、交流人口も含めた措置というものは図っていただきたいというふうに強く要望していくつもりでございます。また、これら水の融通につきましても、先ほど申し上げましたように、渇水時のみならず本町の場合は、さまざまな事情がございまして、水源地も町内に幾つかありましたが、現在使われておる水源地というのは以前に比べて大変少なくなっておるというような状況があります。さらにはこれはちょっと分野が違いますが、温泉問題によりまして、こういう井戸、また自然の構造物からいただく水につきましては、本当に足元のあやういものだなというような危惧もございますので、これらを総合的に勘案しながら、より安定した水の確保に努めていくという強い思いで参画したいというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  今田 勝幸君 ○7番(今田 勝幸君)  常日ごろからということはあるんですけども、しかし、ここでも協議会の中でも会議があります。企業団ができても企業団議会というのが設立されると思うんです。一番わかりやすいのは、後期高齢者医療の制度がありまして、ここのも県1本になっております。ここの議員はもうこと考えればよくわかるんではないかと。それは何かというと、自治会の弱体化の問題との関係でございますけれども、そこで決まったことがやっぱりストレートに住民の声が直接届かないままに決まっていくということが基本なわけです。しかし、その前に一番問題なのは、設立準備協議会の中で町長1人ほか参加はしないということ。それは住民の声がそれだけでいろんな意見があるにもかかわらず、そのことが直接なかなか伝わりにくいと、町長は選挙で選ばれて、全部背負っておるようなことを言われますけども、全部背負いきれることではないんだと思うんです。私は前に議会の中で総選挙の話をしたときに、自民党に全部白紙にしたわけではないというこの議論と同じで、全てがそれで私は同じだと思うんで、そういう思いは町長自身の考えとかそういうなんはあるけれども、全部が全部、100%背負ってはいないということも踏まえていくと、弱体の問題はあるということでぜひお考えをしておってほしいし、そういう立場で今後に臨んでほしいということを申し上げておきたいと、要求しておきたいと思います。これ以上これしたってこっからは進みませんので、次に行きます。  次に、3つ目であります。地下水源などと浄水場が、地下水源も今、町長は昔と比べて水源地は少なくなっていると言いました。だけでなくて、浄水場もなくなるいうことになると、琴平町の水源、これはいわゆる県水だけとなるいうことになると思うんです。しかし、今までの説明を考えるとこれではないんだと香川県全部で1本で考えたときに、複数、あるいは融通し合うんだという答弁だと思うんですけども、私は、琴平町にとってはどうかということなんです。よその高松市のこと考えたら、背負いきれませんので、琴平町は琴平町のだけ考えとったらいいという思いがするわけです。そうなってくると、私は県水だけに頼るというのは非常に危険性があるんではないかと、町民がそういう不安を持っている。水道というのはこの原水は基本的に複数これが基本原則で水道系が今までやられてきたと。もう1つは、配管等の問題についても水源地から浄水場まで、これは迂回路もつくってつくっているというのが今の考え方であります。そういう点からすると、私は非常にここのところに大きな不安を感じるということであります。この辺についてはそういう不安はないというのか、あるんやったらあるとどうするのかということまで、もしわかっておれば説明をしていただきたいと。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今、ちょっとこれまで本町の水事情についてご説明をさせてもらいますが、議員もご指摘のように町内には何カ所かある水源地の水と県営の中部浄水場で香川用水を利用した水、略して県水というふうに言っておりますけども、この2本立てで給水を行っております。今後、広域化が進みますと、この香川用水を利用し、中部浄水場で浄水した水も県水ですし、また他の水源地から水道管によって引いてきた水につきましても県水というような言われ方がすると思います。したがいまして、広域後は全てが県水という扱いになるわけでございますが、議員おっしゃるように琴平町の独自の水源地がなくなることによって、本当に大丈夫かなという不安が残るということは、それは私も考えております。無理のないことだろうというふうにこれは率直に認めるわけでございます。ただ、今回の広域化では先ほど申し上げましたように県内のいろんな浄水場や水源地を水道管でつないでそれらが自己水源であるという認識になりますので、確かに地元の近いところでくみ上げた水というのが一旦なくなる可能性がございますが、それも協議の中で渇水時の対応ということで一旦閉鎖した水源地の利活用というものも議題にのるようでございますので、それら琴平の水源地の利用価値については、その協議会の中、また町から派遣いたします職員が町の水道網等についてもその中でいろんな主張というものを出せる機会があろうかと思っておりますので、そういった場面を通じて琴平町の独自性、主張というものは貫きたいというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  今田 勝幸君 ○7番(今田 勝幸君)  不安は認めるということでございました。不安にならないようにぜひ頑張ってほしいなというふうに思いますが、一言だけ申し上げておきます。  琴平町には中部浄水場、櫛梨なるんかな、まんのうの公文のところに、県の中部浄水場から琴平町に入ってくるということでありますが、これ1つなんですよね、まんのうのほうから来ない。三豊のほうからも来ない。そうすると、今の町長が言われた説明ではアウトなんですよ。結局は琴平町の今までは県水ったらそっからも来よったけ、地下水でもあったけども、1本になる。そこまでの中部浄水場までは例え配管が丸亀来ての、善通寺からは来んいうけど、来るかもわかりませんけど、しかし、そこからしか来ない、中部浄水場からしか来ない。結局そこのルートは1本なんです。今後この心配の種を消すのは配管を複数のルートをとるかどうか。1本では危ないなと、もう1本つくってくれというのが鍵になってくる。それともう1つは県水だけに頼るということは、後でも出てくると思うんですけども、問題は大麻の香川用水のトンネル。これは南海トラフの連動で大地震が起きたとき、巨大地震が起きたときにそれがどうなるのかと、それともう1つは、香川用水、それら高松、東かがわまでの流れで行っきょる、あの用水がずたずたになったときどうするんやと、そういう場合に本当に考えておかないと。先ほど冒頭で東日本の大震災のこといいましたけれども、想定外というのはもう言えない。ですからそれに対応するようなことをぜひしないといけないんではないかということであります。そうすると、私は今までのままがいいのか、どうかという判断が変わってくるということであります。これは琴平町だけでなくほかのところもそうだと思います。これは、ぜひそういう覚悟をしておいてほしいと今からもそういったことが協議会の中でるる論じられた上で解決してくるかどうか、私は鍵になるし、最終的な判断はその議決のときに出てくるというように思い、4番目に入ります。  もう1つが、水道技術職員が町からいなくなって、巨大地震、大渇水、配水管破裂時など迅速対応ができないのではないかというふうに心配をするんですけれどもそんなことはないという答弁だろうと思いますが、説明を求めたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  まず、広域化によりまして危機管理業務の基本方針といたしましては、大規模な災害、被災によりまして人、物、ほかのライフラインなどの資源が確保困難に陥る状況下で、非常時優先業務を継続、再開、開始するために事業継続計画、いわゆるBCPを作成することとなっております。また大規模災害を想定し、中心手段、燃料、復旧用資機材、浄水薬品等を確保しておくなど、危機管理体制も広域化によりまして充実するものと考えております。したがいまして、単独で運営する場合に比べてそれらの対応というのはより大きく、より広範囲において迅速に対応できるものと考えております。また、専門技術職員の確保や、技術の継承も広域の中で計画的に採用、育成するものとしておりますので、そういった観点からは十分な人材の確保というものが広域の中でなされるものと感じております。ただ、町におきまして、全く技術職員がいないというわけじゃなくって、今度できます農政土木を中心として、技師におきましても継続しておりますし、また今後そういった方々の採用についても計画的に考えていかなければならないというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  今田 勝幸君 ○7番(今田 勝幸君)  水道事業がなくなって、そこに配置されない職員が琴平町に技術を持っておっても水道事業にかかわることはできないのではないかというふうに思うんですよ。応急処置があるけんおまえちょっとしてやってくれというふうにいかないんではないか。まず1つ、私は特に常日ごろの問題としても、漏水がでたりとか、配管が傷んで直してくれいった場合に、琴平町の在住の職員がこの企業団の中に常駐して特に琴平中部浄水場だという話なんですけども、中部浄水場の守備範囲の中で琴平町の人がおるのかということ、これは、なぜこういう話をするかといいますと、ゲリラ豪雨であるとか、あるいは東日本の大震災のときもそうですけども、暗やみとか、あるいは日中でもそうですけども、あそこへ行ってくれ言われたときに、地図を見てもすぐに行けない職員がたくさんおったというのが実例なんですよ。全く高松のほうの人が琴平の、琴平はまだしよいんですけども、中部浄水場へ配置、おって、たまたま勤務しとって、急にこてこて電話したら行きます言うて来たけど違うとこ行っとったかいうのは現実の問題としてあるということ。そういうところの対応はやっぱり少なくともこれは弱くなる。体制が弱くなる。危機管理については弱くなる。大きな地震になるばずつそのことはなおさらのこと言えるというふうに思ってます。ですからそれは、地のもんといいますか、そういった人が精通してわかってくる人が、長い間かけて技術的にも育てなければならないというのはこういった仕事の方々じゃないのかなというふうに思いますので、これは町長の答弁とは異なりますけども、私はそういう考えと現実の問題としてそういうことがあるということを指摘をしておきたいと思います。  次に移りたいと思います。  舌足らずの質問となっておりますことをまずお断りをしておきたいと思います。これは、広域化というよりも門前町の琴平の観光立町の特徴について聞いておりますが、インフラ整備の責任の問題とか、これは町民負担に係るということの問題は現状のことを言っております。これが県下1本になったら薄れるわけですから、そのとおりにはいかない。また別の問題が発生します。今の場合はこれで琴平の町民はある程度こういう特徴があるから受任はしていると、我慢しているんだということを言いたいわけであります。特に琴平町の特徴、私はいつも思うんですけども、観光に投資をして観光でようけもうけてもらって、琴平町が住みよいまちにすると、福祉が優先される町にするというのは私の持論でもありますけれども、町自身も一定はそういう方向になっておりますので、そのいう中でインフラ整備というのは、観光客が昼を問わず、夜を問わず琴平町には町民の地域に住む人口よりも増えて計算をされます。そうすると、一番下水を言うとわかりやすいと思うんですけれども、100人からおらない町民のためになぜ200人の配管をせないかんのやというたら、泊まる客おるし、昼ご飯を食べにきたり参拝客の中で用を足したりする人がおるから。それを100人おるから100人の配管で済ますとあばきがつかんやないかというのはこれもうはっきりしてます。水道も同じです。ごみの処理もそうです。し尿についても全部一緒やと思います。だからそういう点の特徴が琴平町にはあるんだと、これを私はもっと類似の市町村が全国的にあるわけですから、力を合わせて国に対する特別交付金なんかを底上げしてもらえというのが私の考えです。  もう1つは、現状の中でも言いたいのは、そういうだけに企業が自分の利益だけに走って、例えば水道に井戸をぼんぼん掘るとか、温泉をぼんぼん掘るとかというのは別の対策として琴平町に町民のほうにも顔が向いてもらえるなら応分の何がしかの税金とはいいませんけども、お金を納入していただくとかいう方法はやっぱり英知を集めて考えていかなければ私はだめだと思うんです。これはなぜかといいますと、人口の減少と観光客の減少があって、収入が減ってくるとなおのことです。そういうところが今から琴平町の一番の鍵なんですよ。下手なお金を使って一生懸命誘致するけれども、結局そこで単価が安くなって人は来るけども単価が安くなって、ダンピングばっかりしよる商売をしよると、そういうふうになって井戸を掘りますというのがあります。井戸を掘ったら何百万いうてぽんと年間飛んでしまう。その分は全部どうするんやいうたら町民の負担、極端に言いますと、井戸を掘れない人たちにしわ寄せがくるわけです。下手をすると町民全部がそこへ井戸掘るかわからんということも心配しとかないかんわけですけども、そういう状況だということ、そういうところに行政改革したり、町民との対話の中でもきちっと伝えていくとか、あるいは類似の市町村が連携をとって国に対するこの辺を問題点だということで、やっぱり要求をするとか、するのが仕事だというのを思いよる。ぜひ今言ったこともお願いしときたいと思いますが、この5番目の問題についてはそういうことも含めて所見をお伺いしたいというふうに思います。
    ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  本町特有の問題があるということでありまして、確かにこれまでその観光業を中心として大量に水道水を使っていただいておりました。また、それに応じた下水の使用料というものの徴収しとったわけでございますが、議員ご指摘のように、近年では、大規模ホテルが自己水源を掘るようになりまして、そういった意味からも水道の使用料、水道の収入というものが減少してきたというようなことが水道事業会計の経営を圧迫しておるというのも紛れのない事実であろうかと思っております。一方でこれらがあったからこそ琴平町の水道事業の整備というのも可能であったし、また入湯税等いただくことによって環境衛生であったり、そういった設備に財源を回せるというようなこともございますので、必ずしも一方的に住民が不利益を被っとるというものではないかと思っております。いわゆるそのバランスが重要であろうかというふうな認識を持っております。今後のインフラ整備につきましても、本町特有の事情というものに関しては、当然広域の中でも生かせるべきだと思いますし、そのために琴平町内の現在の水道網というものを把握しとる職員を派遣することによって、中部浄水場に常駐の広域の職員を配置し、それらが対象となりますこのあたりではまんのう、琴平、丸亀、あたりの配管網の管理をするということでございますので、この将来的なインフラ整備についてもその中で十分に主張ができるし、またしていかなければならないというふうな思いでございます。ちょっと今の質問、十分な答えになっとるかどうかわからんのですが、とりあえずこういう答弁にさせてもらいます。 ○議長(片岡 英樹君)  今田 勝幸君 ○7番(今田 勝幸君)  認識を強めていただいて、そういう特徴をやっぱり他にもわかってもらうようなそういう態度をとってほしいと思います。  6番目に入りますが、かつて高松砂漠と言われた時期がありました。風評被害を心配いたしまして、琴平町としては十分な琴平町の観光について配慮したということがございまして、私は広域だとこういう態度がとれるのかということであります。これも特徴の1つから来る問題ですけども、これではもし県下一円にこういう事態が起きまして、何%カットいうことでバルブを閉められるとどうなるのでしょうかということであります。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  これまでも香川県内で渇水、また早明浦ダムで渇水状況にあった場合には、全国ニュースに報道されて、その風評被害から町内のホテル、旅館等の予約がキャンセルになったという話をよく聞きます。その間においても琴平町においては何とか水の供給というのが可能であったという状況を考えますと、香川県の一部が渇水になるだけで琴平も大きな影響を受けてきたという背景がございます。これらを緩和するために、平成6年の大渇水を教訓にしまして、宝山湖というものを整備し、渇水時の給水に大きな役割を果たすとこれまでに比べてかなりの日数、猶予期間を設けることができるというような状況になっております。また広域化によりまして、この渇水対策というのも考えられておりまして、香川用水と先ほど来申し上げております県内の水源の一元的な管理を行うことに加えて、浄水場間の連絡化によるバックアップ体制の強化や、予備水源の活用等を行うことによって、県民生活への影響というものを極力最小限にとどめる基本方針が出ております。こういったことを勘案しますと、もちろん想定外の本当に何カ月も雨が降らないというような状況になれば別ですが、以前に比べれば一定の猶予期間ができ、なおかつ県内の水源地を一括管理することによりまして、均一的な給水というものは可能になろうかと思っておりますので、こういった意味からも風評被害が出るということに対しては、以前より若干後ろに時期が延びるのかなというふうな余裕があるというふうに考えております。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  今田 勝幸君 ○7番(今田 勝幸君)  幾分延びただけではやっぱりだめだと私は思います。問題は風評被害を起こさない。風評被害というのはもうはっきり言うて人間のすることですから、やっぱりそれを起こさないということが大事なんだということを強調しておきたいと思います。もう端的にさっきも言いましたけれども、節水のために琴平町は頑張っている、風評被害避けるために頑張ってると言われても、結局給水弁を閉められる恐れだってあるわけですから、琴平町だけ除外しとってくれいうのを頑としてやっぱり主張し、お願いし、以外にはないんじゃないかな、そうしないと結局はそうなる。琴平町だけでないがと言われるのは観光はどこにでも香川県全部が観光立町ですから言われたらそれで一発で終わりですから、その辺をきちっと考えてほしいし、今後の会議等々の中で主張しお願いをする。これがやっぱり認められなければやっぱり私は琴平町の特徴が生かせなければ撤退をするということも視野に入れる必要があるんではないかということを申し上げておきたいと思います。  この項の最後の問題でありますけれども、7番目、町の水道経営は、利用者であり、出資する立場だというようなもんですが、それが町民だと思うんです。この問題で町民への説明責任というのは当然町にあります。その責任について、いつどのような形で町民説明会を開催しようとするのかお尋ねをしたい。よろしくお願いします。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  まず、町民への説明でございますが、とりあえずはこの3月議会で議案提出をさせていただいております香川県広域水道事業体設立準備協議会の設置議案のご議決を賜れなければ表には出せないというふうに考えております。したがいまして、ご議決をいただいた後に、できるだけ早い時期にまずは町広報によって説明をしていきたいと考えております。その後住民の方から説明会の要望等がございますれば、それぞれに検討して対応していかなければならないというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  今田 勝幸君 ○7番(今田 勝幸君)  要望じゃなしに積極的に足を運ぶということが大事なんじゃないかというように思います。  例えば、かつて敷島館の売却のときに住民説明会をしました。あのような形を私は少なくとも複数回やるべきではないのかというような思いがございます。今後の課題だと思います。とにかく少なくともそういう形の説明会は必要なんじゃないかというのを私は本当に軽々しく考えておったんでは私はだめだというふうに思います。琴平町ではここまでまだ問題になっておりませんけれども、水源池の問題については池のかかりがあるところがあります。これは、そこの池の問題だけ、水の問題だけでなし、水利用水まで含めて全体の大きな範囲の問題、池の耐震性の問題から始まって、今までは水に供給しとるということで相当ここの組合にはお金が出ていると、それが県に関して事業やめるいうことになってそれはどうなるのという大きな問題もところどころ出ておりますので、そういった問題もあります。ですから単に、琴平町にそういう波及しないと思いますけれども、しかし、命の源である水の自治権の問題として琴平町の水道事業についてはやっぱり皆さんにこの今までの歴史ある問題について説明もし、やっていかなければならないと。それまでは、協議会に入ってもそれ以前にもちろん議会の議決も含めてですけれども、節目、節目があろうかと思いますけれども、説明もしていただき町民説明会については適時のところでやっぱり大きい説明会を強く要望しておきたいと思います。  次に移りたいと ○議長(片岡 英樹君)  ちょっと待ってください。時計をとめてください。  お諮りします。  本日の会議は時間を延長し、引き続き会議を行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  異議なしと認めます。  よって本日の会議を時間を延長して引き続き会議を行うことに決定いたしました。  失礼いたしました。  時計を進めてください。 ○7番(今田 勝幸君)  ありがとうございました。ゆっくりやろうと思います。  町の子ども課設置について質問したいと思います。  1月27日に発表がありました。地域の経済2014年という中で全国145市町村で子育て支援拡充策が人口を増やす重要な要因になっている。また、定住目的の住宅建設費の一部補助や子ども医療費助成、保育体制の拡大、地元資源の有効活用がされ、自然環境、町並みなど歴史文化資源が生かされた取り組みによるとのことでございます。こういう内容の全国の人口を増えたところ、145を分析すると、こういうのが政府の発表の中で出てきたわけであります。私は12月議会で子育てするなら琴平でと質問あるいは要求しました。今回は、人口減少少子化対策として、町に子ども課を設置し、子どもに関する保育、医療も含めてあるいは子育て等々を所管する子ども課を設置をして全体の司令塔といいますか、そういう役割を果たすところを課を設置してもらいたい。そうすることで全体をもう少し風通しのいいといいますか、調整ができる内容になるのではないかと、今日の質問の中でも社会福祉協議会と教育委員会との同じような事業の中での調整の問題も話題になっておりましたけれども、そういうことも事前に解決ができるということも、そしてそれが1つの課で相談をできるとするならよりスピーディにことが運ぶのではないか。私はぜひ子ども課の設置を必要だと思うんですけども、町長の考えをお聞かせ願いたい。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  ご存じのように琴平町におきましても人口減少、少子化が加速度的に進展しております。その対応策として人口減少にいかにして歯どめをかけるかということが大事でございます。さらに、この子育て家庭に対しましては、より積極的、重層的な支援をする必要があろうかと考えておりこれまで立ち遅れておった子育て支援策に対してここ数年をかけて何とか他市町に追いつくような体制で整備を進めているところでございます。今、議員ご提案のようにそれら総合的な窓口をつくる必要があろうかというような考えでございますが、現在のこの限られた職員数の中でより効果的でスムーズに子育てに関する事務運営を構築するという必要性があるということも実は私も考えております。今後、現在あります福祉課、健康推進課、教育委員会の所掌事務の一部をこれは仮称でございますが、例えば子ども課というものに移して、子育て家庭のニーズに迅速に対応できるような運営組織を前向きに検討していきたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどお願いしたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  今田 勝幸君 ○7番(今田 勝幸君)  私は本気度が問われると、145の自治体はこれらをして成果を上げたと、琴平町ではまだそこまで行ってないというのが現状だと思います。だとしたら、これを急いで本気になってどうすればいいのかというのは考えてもらわなければなりません。ただ、我々が言う要求や要望、要請をして、幅広く議論することも大事かとはわかりませんけれども、専門的に町内の状況を把握する職員の皆さん。理事者側が一丸となって本気度を出す以外には私は成果は上がらないのではないか、単なる昔言われた福祉についてはばらまきやと言われたことがありますけれども、そういうことを脱しなければなりません。本当に琴平町の将来に責任を負う立場からすれば、本気度を出してやってもらわなければなりません。個々の小さい問題もありますけれども、まずここの課の設置が私は試金石でなかろうかと思います。もう一度求めておきたいと思います。この早急にしてもらいたい、あるいは本気を出してしてもらいたい。設置をしてもらいたい。検討とかそういうのではなしに、本当に言えば27年度中に立ち上げしてもらいたいんですけれども、私はそういう思いを持っておりますけれども、町長の顔も立てて早期にどうするのかというのをもう一遍お伺いをしておきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この子育て支援に関しましては、本町の重要課題であろうかと考えておりますので、迅速に運営組織をつくるための方策を実践してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  今田 勝幸君 ○7番(今田 勝幸君)  迅速に本気を出していただきたいと思います。その本気はずっと試されておりますので、よくお考えをいただいてお願いしたいと思います。  3、最後の第6期の介護保険についてお尋ねをしたいと思います。  要支援者1、2介護これを外して町の支援事業への移行準備の問題であります。3月定例会における条例議案の説明の中で福祉課よりいただいております資料を見ても新しい地域支援事業の全体像の中で介護予防給付要支援1、2についてはその中の訪問介護と通所介護というのがこれが移行してくるというふうになっております。この移行の準備、これはできておりますか。できたのですかとお伺いをしておきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  要支援者1、2の介護外し町支援事業への移行準備はできておりますかということでございますが、ちょっと答弁が長くなりますが、ちょっと前後のいろいろな法改正等々についてもご説明を申し上げたいと思います。  介護保険法改正によりまして、平成27年度から新しい地域支援事業いわゆる総合事業が創設されました。この事業ではこれまで要支援認定者に対して介護予防給付として提供されておりました、介護予防通所介護及び介護予防訪問介護の2つのサービスが市町村事業として位置づけられるとともに、これらのほか、多様な主体によるさまざまな生活支援サービスを提供していくこととされております。この新制度移行後は、サービスを利用する際は役場窓口で心身の状態を調べる基本チェックリストに記入し、その結果や希望に応じてどのサービスを利用するかが決まることとなります。必要と判断されれば従来の介護サービス事業所等における介護職員による介護サービスを受け、また要介護度が低い軽度者につきましては、NPOや住民ボランティアなどによる多様なサービスや生活支援サービスを受けることになります。ただ、しかしながら本町のような小さな自治体または人口減少と少子高齢化が著しい自治体におきましては、移行後にサービス提供の担い手となりますNPOやボランティアの確保が難しく、サービスの質や量に自治体間格差がでるなどサービス提供に支障がでることが懸念されております。この新しい総合事業は、元気な高齢者には支える側に回ってもらうなど、住民主体の多様なサービスを充実させるとともに、それらのサービスの利用促進を図り、地域の支え合い体制づくりを推進することを基本的な考えとしております。こうした中で本町においては、この新しい総合事業へ円滑に移行できるようこれまで地域福祉活動を実践し、地域の各組織、団体と密着している町社会福祉協議会や、また介護保険事業所等々共同して地域の基盤とした地域の実情に合った生活支援サービスが提供できる体制づくりを今後進めていきたいと考えております。現状ではなかなかこのボランティア等々の確保が難しいというのが現実問題で横たわってることを述べておきたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  今田 勝幸君 ○7番(今田 勝幸君)  早い話できてないということだと思います。ボランティアの問題もいろいろありますけれども、要はできていないんだということ、確認をしておきたいと思います。  2つ目にこの6期の介護保険の策定に当たりまして、策定委員会がございます。その資料の中で、27年の人口は9,540人というように推計それからしております。しかし、1月末現在で9,312人が琴平町の人口であります。228人減という内容であります。私は、法律に基づいてということだと思うんですけども、誤差ははっきりしてくると思うんですけども、質問では、誤った推計となるんではないかという質問なんですけども、誤差は出るということ、誤ってるかどうかは別にして、誤差はでるんじゃないかということでお尋ねをしたい。誤差が出るのか出ないのかということでお尋ねをしたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  この介護保険事業計画というものは介護保険法第117条の規定に基づいて本町が行う介護保険事業に係る保険給付の円滑な実施に関する計画でございます。この6期計画は平成27年度初年度として平成29年度までの3年間を1期とする計画になります。この計画策定に当たっては、人口や給付費等の推計を行っておりまして、そのうち人口推計については通常人口をあらわす数値として住民基本台帳人口というのと常住人口というものがございます。このうち住民基本台帳人口は、毎月末の現在において住民基本台帳に登録のある方を集計したもので、平成26年4月1日になりますけども、9,773名となっております。  一方、常住人口は国勢調査による人口をもとに毎月の住民基本台帳と外国人登録の増減数を加減したもので、平成26年3月末では9,416人となっております。この本計画においては、住民基本台帳人口を用いて計画期間中の人口推計を行っております。ちょっとここからは専門的な言葉が出ますけども、具体的には過去の住民基本台帳人口の推移データをもとにコーホート要因法によりまして、人口の推計値を示しているものでございます。したがいまして今田議員のご質問は、この住民基本台帳人口と常住人口の差もしくは誤差ということでございますけども、本町にとりましては、この住民基本台帳人口を用いているのでこのような数値になっているということでご理解いただきたいと思います。   (「議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  今田 勝幸君 ○7番(今田 勝幸君)  端的に言いますと、介護保険料上がらなんのやったらここで言う必要はなかったんです。ということです。町民の感情として、推計をどこでしたんやいうていやこうや言うたときにぱっと出てくるわけ。ほんなら誤差がでるのに何でって言われたら私も問われたときに回答に困るなと。介護保険料が上がらんのやったらそれ全部飛ばせるんやけど、ほんで上がるん、誤差があるの上がるん言われたときに困るなということであります。法律に基づいてそういうやってることについては仕方がないことやと思うんですけども、そういう感情の問題としてあるということをここでは言っておきたいというふうに思います。  最後の3つ目であります。これも若干書き方が悪いと思いますけれども、ご容赦願いたいと思います。この3つを勘案すると介護保険の第6期の実行については私は平たく言いますけれども、保険料は上げる。サービスについてはまだ準備ができていないということです。しかし、法律では29年4月まで準備期間みたいな話、そんな都合のいい話は困ったもんだなと思ってます。ですから、これも町民感情、私の感情でありますけれども、取る分だけ取って、サービスの保障がないような事業についてはできるまで凍結をする。それが一番正しいのではないか。そうしないと説明がつかない。私の家で商売しよって、お金だけもろてまだ今から準備するんちょっと待ってくれるんかいうて通用しません。そういうことでないのかなと思うんですけども、私の考えは間違っているでしょうか、お答え願いたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  通告書からの意味合いと今のご質問に意味合いがちょっと違うので、準備しておった答弁がそのまま言えないかなと思います。今田議員がおっしゃりたいのは、第6期によりまして介護保険料は上がると、しかしサービスは進展するどころか場合によっては後退じゃないのかというようなご意見だと思います。この介護保険制度自体が3年ごとに見直すという制度の中でこれは今後の3年間という意味合いもありますけども、これまでの長年やってきた介護保険制度というものも加味した保険料ということになろうかと思っております。こういった部分を考えますと、本町のように高齢化の進んでおる町についてはやはりそれに伴う介護保険の給付というのが多額に毎年なってきておりますので、過去からのしわ寄せを勘案した場合、やはりそれ相応の住民負担を本意ではございませんが求めなければならないと、またこれがいわゆる逆に言えばこの制度の公平性ということであろうかと思います。したがいまして、今回の第6期につきましても、これまでわずかですが、蓄えておった基金等を活用しながらその上昇幅を極力控えていきたいというような思いで算定して策定委員会の中で出された事業であろうかと思っておりますので、その点はご理解いただけると思っております。ただ事業の制度移行に関する猶予期間というものが3年間ございますので、その間を利用してサービスの提供をできる体制というものを構築していく必要も同時に義務としてございますので、その点は確実に進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、今田 勝幸君 ○7番(今田 勝幸君)  言わんとしとることをわかっていただいて、私も町長の答弁の言わんとしとることもわからんことはないんですけども、感情としてはどうしてもそれを認められないなと思うんです。過去の今までの3年間のつけをここで精算をするという話じゃない。法律でも今から決めて3年間をどうするということですから、それは若干説明の問題に例えそうであってみても受け取る側はそうはならない。今からの問題としてであります。法律の29年4月までは猶予期間があるのですからなおのことそれまではいいんじゃないかと。できるまでいいんじゃないかという質問なんですよね。ですからそれを全部やめてしまえとは言っていない。少なくとも準備ができるまでは凍結したらどうですかと言いよるわけですから、何ちゃ無理は私は言いよらんと思うんですけども、そういう強い要求をしておきたいと思います。もし、議員の全員の方々が賛成をしてくれたらそうなるということでございます。  これで、私のちょっと長引きましたけども、終わりたいと思います。  ありがとうございました。 ○議長(片岡 英樹君)  以上で7番、今田 勝幸君の質問を終わります。  以上をもちまして、一般質問を終結いたします。  お諮りいたします。
     明日3月12日から24日までの13日間を休会といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  異議なしと認めます。  よって、明日3月12日から24日までの13日間を休会とすることに決定いたしました。  以上で本日の日程は終了いたしました。  本日は、これをもって散会いたします。  ありがとうございました。              (散会 午後 5時 7分)  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        琴平町議会議長        琴平町議会議員        琴平町議会議員...