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平成26年 9月定例会(第2日 9月11日)

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  1. 琴平町議会 2014-09-11
    平成26年 9月定例会(第2日 9月11日)


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    平成26年 9月定例会(第2日 9月11日)                会 議 の 経 過    会期  第2日 平成26年9月11日(木曜日)  議事日程(第2号)  第 1       会議録署名議員の指名  第 2       一般質問              (再開 午前9時30分) ○議長(片岡 英樹君)  おはようございます。(「おはようございます」の声あり)  ご参集いただきまして、ありがとうございます。  これより、平成26年9月定例会を再開いたします。  ただいまの出席議員は10名であり、地方自治法第113条の規定による定足数に達しておりますので、本日の会議は成立いたしました。  これより、本日の会議を開きます。  本日の議事日程等は、お手元に配付いたしておるとおりであります。  日程に入るに先立ちまして、諸般の報告を行います。  事務局長より報告いたさせます。  事務局長。
      (「はい、議長」と呼ぶ) ○事務局長(金関 首君)  おはようございます。(「おはようございます」の声あり)  命により、報告いたします。  本日の日程にかかわります一般質問の通告は、4件受理いたしております。  次に、地方自治法第121条の規定により説明のため出席を求めた者は、既に配付いたしました名簿のとおりであります。  以上、報告を終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  以上をもって、諸般の報告を終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第1 会議録署名議員の指名  を行います。  会議録署名議員は、   3番 渡辺 信枝君  10番 山神  猛君 を指名いたします。 ○議長(片岡 英樹君)  日程第2 一般質問  を行います。  一般質問の通告は4名であります。  なお、通告により申し出があった場合、一問一答を可とすることにしておりますことから、質疑の回数制限は、会議規則第55条ただし書規定を準用し、その制限を超えることを可とし、同規則第56条の規定による発言時間は、90分以内といたします。  順次、通告者の発言を許可します。  まず、3番、渡辺 信枝君。   (「はい、3番、渡辺」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  皆さん、おはようございます。3番、渡辺でございます。  それでは、議長のお許しをいただきましたので、9月定例会におけます私の一般質問をさせていただきます。今回は、2つのことについて町長に質問をしたいと思います。  1つ目は町の防災について、2つ目はこれからの4年間で町民に対して、どのようなサービスをしてくれるのか具体的な施策をお聞きかせ願いたいと思います。  まず、災害は忘れたころにやってくる。この時期になると毎年どこかでは、大きな災害が発生しています。先月20日広島市で起きた大規模土砂災害は、1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降り、広範囲にわたって土石流などが発生しました。琴平町でも平成16年に台風があり、金毘羅さんの石段から石畳が浮くほどの泥水が階段から流れてきて、避難場所へも移動できないほど大変だった。物すごい泥水、流木、ごみそして蛇なども流れてきて、家に流れ込んだ片づけをするのも何日もかかった。広島の災害を見て、あのときのことがよみがえったとお聞きしました。ことしは、大気の状態が大変不安定なために、各地で本当に猛烈な雨が降っております。今朝も北海道で大雨の特別警報が出ておりまして、いろいろなところで避難勧告が出ています。  そこで、我が町が取り組んでいる防災について、もう一度確認をしたいと思います。それでは席より失礼いたします。  それではまず、1つ目、防災についてお尋ねしたいと思います。  1つ目ですが、町内の避難場所なんですけども、台風などで金倉川の氾濫により、水があふれ出したり、谷川からの土砂災害、そして地震による災害などいろいろな場合が想定されますが、その時々の避難場所の周知徹底はできているのでしょうか。各地区ごとに再点検、確認などできているのでしょうか。お尋ねいたします。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君の質問に対する町長の答弁を求めます。  町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  それでは、渡辺議員の町の防災についてのうち、町内の避難場所等の周知ができているのかという点についての答弁をさせていただきます。  冒頭に渡辺議員申されましたように、さきの広島では大変大きな被害がありました。昨日の本会議冒頭にも申し上げましたように、多くの方が被災され、また犠牲になられた方がおるということで、心からお見舞いとまた追悼の意をあらわしたいと思います。そういった中で、かつては、災害は忘れたころにやってくるというふうに言われておりましたが、近年は集中豪雨を初め、また頻発する地震等によって忘れる間もなく災害が発生しているというのが今の日本の状況ではないかと思っております。  そこで本町の災害に備えた避難場所の周知でございますが、議員もご承知のとおり、本町では現在、避難場所を町内の公共施設20カ所を指定しております。この避難場所につきましては、平成19年に作成し全世帯に配布いたしました防災マップの中で、風水害時には全ての避難場所へ、また土砂災害時には町内5カ所の避難場所へというふうに災害の種別ごとに避難場所を明示しております。  ただ、この防災マップも全戸に配布をして7年が経過をしておりまして、その認知度は低くなっているという可能性があろうかと思います。中には私もさきの敬老慰問、高齢者慰問のような中でご家庭訪れた際に、冷蔵庫の横にこの防災マップを張ったり、居間にそれを置いたりという方も見かけておりますが、全世帯が同じく、等しくこの避難場所についての認識を持っているかといいますと、議員ご指摘のように今は十分、完全ではないと考えております。  また、災害種別ごとに合った避難場所の開設、周知というものがいざというときには大変役立つもの、また役立つ情報であるというふうに考えておりますので、再度これらにつきましても住民の皆様にお知らせを兼ねた周知を行いたいと考えております。   (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。   (「はい」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  防災マップ、平成19年に作成してここにありますが、すごくすばらしいものですけども、16年に琴平町で起きた災害から今思いますと10年経過するわけですが、参道口といいますか、札の前とかあの辺のところとかで谷川のほうではどのような対策がその後なされたりしたんでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  対策の内容につきましては、まずは土砂災害等が発生した部分の補修工事というものを行い、当時土砂が崩れたということをコンクリート等で強化をしながら対策をとっております。また、全町的に言いますれば、幹線の用水がありますけども、幹線の用水を国、県の事業を通じまして、流水係数といいまして、集中豪雨が降ったときに水の流れをよくするというような今工事を町内各所で、改善して行っておる最中でございます。これらの効果があったのかどうか、ことしの台風、また集中豪雨におきましても町内での浸水というものがほとんどなかったということでございますので、一定の効果は出ておるなというふうに思っております。ただ、昨今1時間に100ミリを越える集中豪雨も各地で起こるということがございますので、これらの集中豪雨が来た際には速やかな避難、また、住民の皆様の安全を確保するというような体制を築くことが非常に重要であるというふうに思っておりますので、エリアメール等を活用して、避難準備情報や、また避難勧告、避難指示というものを発令し、住民の皆様にお伝えすることとしております。昨今の、この集中豪雨等の災害におきまして、とにかく避難勧告等を出す場合には、空振りを恐れず、見逃しはするなということが今叫ばれております。仮に、大きな災害が起きなくても、それらに準備を備えて事前、事前の避難情報を住民の皆様にお伝えすることにも今後努めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくご理解を賜りますとともに、これらの情報につきましては、高松気象台を初め、香川県など関係機関との連絡を密にしながら、適切なタイミングで避難勧告等ができるように、今準備体制を整えてるところでございますので、よろしくご理解いただきたいと思います。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。   (「はい」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  琴平町は、災害はそれこそ余り起こっていない町でして、本当にありがたいのですが、町の人たちからは、金比羅さんが守ってくれよんや、とか自分たちは大丈夫、この辺は大したことないわという正常化の偏見を持っています。正常化の偏見、正常化バイアスともいいますが、働いたために被害が拡大した災害は多いと言われております。災害は自分たちのところにも起こり得ることだと思って、日ごろから災害時にはどう対応すべきかを考えてもらうように、住民の皆さんにも周知とかをしていかないといけないと思っています。  札の前とか谷川の人たちに少し聞いたんですが、避難訓練とかそんなのはしているんですかというと、その後あんまりしてないみたいな話があったので、やはり、徹底してといいますか、もう10年もたって忘れているのでなくて、いつ起こるかわからないということで、周知徹底をしてもらいたいと思います。それから各地区による再点検というのも必要ではないかと思います。町内には熱心な自治会、防災の団体、自治会とか組織とかいうのもありますが、そうでない自治会とか自治会に入ってないところもたくさんあると思います。熱心でないところにも最低でも避難場所とか避難方法、それからいざというときの連絡方法、非常時の持ち出し確認などの周知とかはできているんでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今、議員ご指摘ございましたように、町内さまざまの自治会の中で大変熱心に取り組まれておる自治会が確かにございます。既に自主防災組織を結成し、毎年春と秋に避難訓練等行っております。これらの動きにつきましても、自治会連合会やさまざまな会合を通じて自主防災組織の結成を促しております。これらのことと、昨今の災害の発生状況等を勘案しながら、住民自らそれら先進の自主防災組織と連携をしてどのような訓練がいいのか、また実際にそういった地区の訓練を見学に行って、自らも自主防災組織を立ち上げようとする動きも現実に出ておりますので、これに関しては、とにかく絶え間なく、我々としても自主防災組織等の編成に向けた周知徹底をしていきたいと思っておりますし、毎年度の予算の中でそれらに対する助成、資機材の供給というものも、周知をさせていただこうと思っておりますので、よろしくご理解のほどお願いいたします。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。 ○3番(渡辺 信枝君)  先ほど言いましたように、本当に自治会に入っていないところというのが大変多いように思っております。それから、本当に熱心なところというのはわずかといいますか、限られていて、人ごとと思ってるところが多いので、そういうことを含めてきちんと皆さんが自分たちが気をつけないけないということを周知してもらいたいと思います。  それでは、2つ目に行きたいと思います。  平成23年に琴平町災害時要援護者支援プランというのを策定しておりますけども、町内の援護の必要な独居老人等の把握や支援体制はどのようになっておりますか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  町内のひとり暮らしの高齢者や体の不自由な方など、地域のどこにいるかを把握して避難の呼びかけや支援を迅速に行うための名簿、これは今議員おっしゃられました災害時要援護者台帳というものでございますが、これを平成23年度から順次整備をしております。この台帳をもとに自治会の会長、民生委員、社協、消防などの関係機関でこれらの情報を共有しております。そして、日ごろから地域での要援護者の把握、見守り、声かけ等しやすい体制づくりに努めているところでございます。  この台帳の登録者数でございますが、平成23年度には312人でスタートいたしました。それが今年度の4月現在では、登録者数が558人というふうになっておりまして、そのうち年齢別に言いますと、70歳以上でひとり暮らしの方が189名、また75歳以上の高齢者のみの世帯に属するという方々の登録者数が179名となっております。これは年々高齢化が進むにつれて、こういった人々への台帳への登録というものを我々も絶えず更新をして、働きかけていきたいと考えております。またそのためには、毎年3月に民生委員によります、町内の65歳以上のひとり暮らしの高齢者等の実態調査というのも実施させていただいておりますので、この調査結果に基づいて、ふだんから見守り、声かけ、さらには登録ということの働きかけを今現在行っているのが現状でございます。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。   (「はい」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  それは、例えばこの要援護者台帳ですけども、どのように利用ができているんでしょうか。関係機関での情報の共有というのは、今、町長も言われましたが、民生委員とか福祉委員とかで自治会長さんもここに、行政自治会長自主防災組織民生委員、福祉委員、消防団、警察、消防署等関係機関ということを書いてありますけども、定期的な会合とか要支援者の訪問とか年に1回は確認とかをしているようですが、定期的な会合というか見守りに行ったりとかそういうことはしているんでしょうか。それから、名簿としてどのような使い方といいますか、例えば自治会長さんがそれは把握していて、要援護者台帳をもって把握していて見守りをしているとか、民生委員さんが芯になってしているとか、そういうのはどうなのでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  基本的には地域の民生委員による声かけ、見守りというものが日常の業務であろうと思います。ただ、この要援護者支援台帳ということでございますので、災害時に限定して毎年行っております防災訓練においては、事前の打ち合わせ時点から各自治会に校区ごとでやっておりますが、校区ごとの各自治会の会長さんを中心として要援護者に対します、要支援者という助けに回る側の皆様方を手配していただいて、災害の訓練のときには1軒、1軒回っていただくと、そういった中で安否確認をとっているというような実際の訓練に、この災害要援護者台帳というものを今現在活用しているものと考えております。ただ、これとて毎年変わってまいりますので、毎年の3月の民生委員の調査において、さらなる更新がないのか、漏れがないのかというようなチェックを行っているのが現状でございます。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。 ○3番(渡辺 信枝君)  希望者届けといいますか、いうことで提出するようになっておりますので、やはり地域同士の隣同士の助け合いというか、そういうことが大切だと思いますので、民生委員さんも本当に琴平町の民生委員さんいろんなことで、大変何かといろんなところで活躍、活動されております。また、自治会のほうもそういうことでもっと自治会活動ということで、年に1回自治会総会がありますけども、もっと自治会加入とか自治会に入ってないところをどうするかというかそういうことで、みんなを助けていくというか、支えていくというふうにしていってもらえるようにしてもらいたいと思います。  先日も敬老会で、75歳以上2,000人の方おいでるということで、わずかな民生委員さんではなかなか網羅するというのも大変だろうし、皆さんが気をつけていかなければならないことだなと思いました。  それでは、次に3つ目に移ります。  町内では、空き家も大変多くなっています。町内の空き家状況は把握できているのでしょうか。災害があったときにわかりやすい、連絡網とかマニュアルなど作っているのでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  現在、町内の空き家の状況については全てを把握しているという状況にはございません。ただ、災害時等に避難の妨げになったりということもございまして、地域の住民の皆様から指摘のあった町道に面しております危険性のある家屋等については町から所有者に対し、改善や修繕の依頼、または樹木の伐採や草抜き等の依頼を書面において行っております。ただ、この場合、依頼でございまして強制力がないというのが現在の大きな課題となっております。また、これらの連絡網ということでございますが、相手先がわかっているところに関しては、今申し上げたように書面等で連絡をとっております。 ○議長(片岡 英樹君)
     3番、渡辺 信枝君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  災害時、行動マニュアルとかそういうようなのは配布していることは言われたんですかね。マニュアルとかは作っているのは、もう一度そこのところだけお願いします。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  マニュアルというのは危険家屋のマニュアルということであれば、それはございません。先ほど申し上げましたように、危険家屋、また住民の要望のあったところについては、所有者を調べ連絡をとっておるところでございます。全体的な防災に対するマニュアルということでしたら、続けて答えましょうか、質問してから。 ○3番(渡辺 信枝君)  お願いします。 ○町長(小野 正人君)  はい、全体的なマニュアルということでございますけども、いわゆる災害時に住民の方々がどのような行動をとるかというようなことだろうと思います。そういうことも、先ほどの要援護者、また情報発信ということと並んで大変重要な発災後の対処方法でございますので、これに関しましても平成19年、また平成23年に防災対策のパンフレットの中で各種災害に応じた対処方法、いわゆるマニュアルというものを掲載したものを全戸に配布させていただいております。ただ、これも配布をしてから平成19年のものは同じく7年が経過し、23年からも3年が経過しておるということでございますので、随時広報誌パンフレットの配布、またホームページなどにこれらを掲載して、普及啓蒙活動に努めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。   (「はい」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  空き家という先ほど済みません、かえりまして。空き家というのも本当に多くなっておりまして、一度把握というか、町としては空き家をそのまま放っておいてそれ自体が壊れそうなところもあったりしますので、一度把握をしてみるというのも防災とかに本当に、ツタが生えていてすごかったりとか、中へ子どもが入ったら危ないみたいなところもありますので、そういう点検もしていってもらいたいなと、併せてしていってもらいたいなと思います。  災害時の行動マニュアルというのは平成23年ですか、前後に配布したのは、23年に配布したんでしょうか。19年から23年に配布をしているんですね。ということは、配布はしているけども啓発活動というのはできているんでしょうか。  啓発とは、知識を開きおこして理解を深める、すなわち教育というか教えるということですけども、行動マニュアルとかハザードマップ、そして防災マップを全戸に配布するだけでは単なる広報活動ということで、啓発活動にはなっていません。行動マニュアル防災マップなどを通してこれらの使い方、そして避難の仕方など、使い方を伝えていかなければただの本当にすばらしいもんで、これも本当に大事なんです。一家に一台あるとこれは保存版だと思って、これ張るのはなかなかですけどちょっと置いていたりとかするので大事なんですけども、ただの紙切れのままです。高いお金を使って作成しているわけですから、広報活動というよりもっと普及啓発活動をするべきではないでしょうか。パンフレットについても、本当に今言いましたようにとてもしっかりしております。かなりの予算で作成してると思います。毎年それを作るわけにも、それこそ見直し等もあるかもわかりませんが、作るわけにもいきませんので、例えば何か別の方法をちょっと考えてみて、絶対に周知をみんなに緊急の場合は周知というか見たらわかるというのを、これはカレンダー健康カレンダーで以前町長になられて、こういうカレンダーで健康のことをがっつりと入ってるんですけども、これも本当に健康ばっかりでいいとは思うんですけども、この中にいろんな分野で9月だったら防災の絶対のこととか、そういう案もどうかなと。それからまた、先ほど町長がハザードマップとか冷蔵庫の横に張ってあるとこもあるとかいう答弁がありましたが、本当に緊急な避難場所とかそういう何ていうんですかね、緊急連絡先とかそういう絶対にいる、すぐぱっとわかるものみたいなのは、ごみの何曜日に出すんだとかいう磁石の白いプレートに書いてあるのを以前配偶して町が配布してくださったことがあるんですが、そういうものコンパクトにまとめてすぐ見えるところに張っておける、最低限これだけはまず大事なんだみたいなそういうものも検討してもらうのもどうかなと提案して、一度検討、点検をしてみてはどうでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  大変有意義なご意見を頂戴したと思っております。確かにマグネット式のどこでも張れる特に冷蔵庫等、日常使うところに貼れる初動マニュアル書があれば、絶えず目に入るし頭の中で備えができると思います。とにかく防災対策というのは、本当に年に1回数年に1回というんじゃなくて、日々の生活の中でいざというときにどういう行動を起こすかということを、自ら自助また共助のために住民の皆様の行動の中で実践されることが最も有効な手段であると考えております。そういった観点から、今いただきました議員のご提案等今後の検討課題とさせていただきますとともに、毎年やっております総合防災訓練においても、年によって手配できないときがありますが、起震車等を要請して実際の揺れのときには、机の下でまず自らの身を守るとそして、揺れがおさまったら避難に向けて安否確認と地域の方々と連携して、先ほどの要援護者また支援者という立場で避難を促すという形をとっております。  また、総合防災訓練の中で後ほど出てまいりますけども救急の救命手段としてのAEDの使い方、また負傷された方への添え木の当て方、担架のつくり方といったような訓練も非常に大事なマニュアルと思っておりますので、これは引き続いて総合防災訓練等での周知、そして実際の実践というもので周知を図っていきたいと考えております。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。 ○3番(渡辺 信枝君)  本当に歳が高くなくても、慌てたら急に何か起こるかわからなくて、慌てると簡単な電話番号ですとか、そういう避難場所とかそういうことも忘れたりとか、本当に電話番号が簡単なところが何だったんかなとか、緊急先がどこだろうみたいなのもあったりしますので、本当にぱっと見ると最低のことはわかるというか、そういうようなのを配布というか、みんなで考えてしていただけたらありがたいかなと思いました。  それでは、次に4つ目に移りたいと思います。琴平町の防災避難訓練も、平成23年から地区ごと毎年1地区ずつ行っていまして、ことしは全体でするようにお聞きしていますが、どのような計画がなされているのでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今年度の防災訓練の計画を述べる前に、先ほどの答弁でも少しふれましたけども、これまでの総合防災訓練を少し振り返ってみたいと考えております。  これは平成23年3月11日に発災いたしました東日本大震災のあの悲惨な光景を目にいたしまして、今後この地区でも起こり得るであろう南海トラフを震源地とした大地震または災害に対しまして、これまで比較的災害の少なかった本町にとりましては、日ごろの備えこそが災害による被害を未然に防ぎ、かつ被害を最小限に抑えるというために有効であるということからこの総合防災訓練を開始したという経緯がございます。  そこで、この平成23年度から東日本大震災の教訓を生かすためにも、地域防災力の向上を目指し、かつ小学校区の単位ごとで防災訓練を行い、より密度の濃い訓練を行ってまいりました。当初の3年間におきましては、災害が発生した直後自らの生命と安全、さらには的確な避難体制が確立できるように隣近所の連携により安否確認、さらには避難誘導というものを行っていただいております。また、安全に避難場所まで避難を行うという訓練が大変重要であることから、先ほどの要援護者マップ、要援護者台帳というものも整備しながら、声かけ、安否確認というのを再度行っておるところでございます。そして、避難が完了した後には、万が一けがをされたり救助を必要とする方のために、先ほども申し上げましたように、AEDの使用方法、また簡易担架等の作成方法を学んで、救命手段の訓練を行っております。さらには火災等の発生に備えまして、水消火器やバケツリレーによる消火活動の訓練、さらには起震車や炊き出し等本番さながらに行う体験訓練というものを行っておりました。  そして、この訓練によって本町の課題というのも幾つか見えております。その最も大きな課題というのがいかにして町が発信した情報を住民の皆様に素早く正確に伝達できるかという点におきまして、本町がこれまでとっておったのは、広報車、また電話等による連絡のみでございます。このうち電話に関しましては、電気が遮断された場合には使えないというようなこともありますし、広報車では十分に音声が届かない、また広報車が回る間にほかの地域での災害等が拡大するということもありますので、それらを勘案して防災行政無線というものが非常に効果的であると考え、今年度整備を進めているところでございます。  そこで、今年度の防災訓練でございますが、現在のところ計画といたしましては、これら避難勧告や避難指示の伝達、また避難場所の開設情報、災害の状況等を住民に皆様へ素早く伝達するために、この防災行政無線を活用した内容で、全町単位に避難訓練を中心としたものとして実施することを考えております。現在内容に関しましては、事務レベルで検討しているところでございますが、年内にこの防災行政無線の整備が終わり、年明けそうそうから試験運転等々をしながら、ちょっと寒い時期になりますけども、2月3月ぐらいでこの防災行政無線を使った実りある訓練をしていきたいと考えておりますので、その点につきましては、内容が決まり次第、議会の皆様、そして住民の皆様に周知していきたいと考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。 ○3番(渡辺 信枝君)  それこそ、先ほど言われましたように、各地区ごとで3年間訓練をして、確か一番最初にした琴平小学校のときは大雨でそういうのが本当の訓練とは思うんですが、ばたばたもんで、その後自衛隊のほうが来てくれて、耐震のこともしたりとか、いろいろと深まっていったと思うんですけども、そういう反省とか毎回あったと思うんですが、それはやった地区のみんなとかに生かされたりとか、こんなことではだめやから声が多分いっぱい出たと思うんですが、そういう反省とかはどんなのでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今、議員おっしゃっていただきましたようにやるだけでは当然いけません。必ず反省会、見直しを図って次年度の訓練に生かしていくということでございまして、確かにおっしゃるように1回目は大雨の中で決行いたしました。これも災害というのは天候待ってくれずにやってくるので本当に警報が出るぎりぎりのとこだったかもしれませんが、我々としてはやりました。琴平小学校で約600名の方々が参加していただいて、雨の中にしては大変皆さん真剣に、またかつ熱心に取り組んでいただいた記憶がございます。2回目以降、榎井、象郷におきましては、天候にも恵まれて、800人近い方が参加したということでございます。そういった訓練を通して、訓練の前はもちろんですが、訓練が終わった後に、その校区ごとの代表者を集めまして、反省点を持ち寄って皆さんで協議をしております。この3年間を通じて多かった意見といたしましては、今回は避難、または声かけということで、避難をする立場であったんですが、もし万が一そこで救助を必要とする方が出た場合、どういうふうにその情報を町が把握し、また自衛隊、消防、警察と連携するかといったような、そういったより実践に近い訓練というのも必要ではないのかというご意見をいただいております。これに関しましては、当然そういった関係機関のご協力も得ながら、今後の訓練の中でシミュレーションをしながら、よその市町では実際に工具を使って家屋を壊すといいますか、実際人が中に閉じ込められたんだというような状況をつくって訓練をしているとこもあるようでございますので、本町においてそういった訓練が可能であれば私としてはぜひともやってみたいなというふうにその反省会を通じて今現在考えておるところでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。 ○3番(渡辺 信枝君)  ことし、せっかく防災行政無線ができて、それこそ初めての訓練といいますか、そういうことになるわけですから、私は今までの3年間の反省というか、毎年のそれ見た記憶がちょっとないので、その中にも会議の中にも呼ばれてないので、毎年防災の紙芝居等には私も参加はしているんですが、それの会には呼ばれたことはないので、ちゃんとその後の反省とかそういうのは生かされているのかなと思いました。せっかく参加したりとか、地域の人とかも含めてですけどもにもこういうことがもっと大事だったよとか何かそういう周知も、後からの周知もあったらよかったのになあと。その防災訓練をして終わりでなくて、そういう気がしたものですからちょっとお聞きしました。  それから、防災行政無線で今年度中にはラッパというか放送のそれが建つわけですよね、それで受信のほうはそれもことし中にできるんでしょうか。ラジオみたいなやつ。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  それもこの後の山神議員のご質問の中にも出てまいりますけども、そのラッパいわゆるスピーカーですよね。この整備は町内9カ所に設置いたします。これは、ことし中、今年度というかことし中に整備を完了する予定です。それを年明けから順次試験運転をしながら活用するということでございます。同時に、スピーカーだけでは十分伝わりきれない場合があってはいけないということで、個別受信機、ラジオのようなものですけど、これは各自治体単位で配付させていただきたいと思っております。同時に集中豪雨等の土砂災害にも対応できるように町内にあります、急傾斜地特別警戒地域というものがあります。そこには1戸ごとにその受信機というものをお配りして迅速な避難誘導ができるような体制を築こうと考えております。ただ、これは委員会等でもご指摘いただいてますが、自治会の中には100人単位の自治会もあれば、十数人という自治会もございますので、これらはなるべく公平に分配ができるように今年度だけの事業ではなくて、複数年度をかけて配付をしたいと考えておりますし、先ほどから出ております要援護者、特に情報端末をお持ちでない方、携帯等でのエリアメールは届かない方に対しても、今後の整備の中で配付はできればなというふうに考えております。いずれにいたしましても、この個局というのは、もちろん持っておれば住民の皆さん大変不安がる方がおられます。これがあるので外出できんやないかと、雨が降ったときにずっと家でおらないかんがというようなこともございます。ただ、こういった災害に関しましては、我々行政から発信する情報だけではなくて、住民の皆様の自覚と備えというものがなにより大切になってまいりますので、これらについてはもう十分ご理解をいただいて、ご協力をできる範囲でお願いをしたいと考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。   (「はい」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  私も本当に個別受信機のこともちょっと気になりまして、先ほどいいましたように、自治会に配るといっても私のほうの例えば自治会ですとたった5、6軒なんですけども、本当に先ほど50人、60人、70人という大きい地区もあったりとか、高齢の方が多い小さい自治会もあったりとかしますので、どのようになるべく漏れなく全体を見守れるというか注意できるというふうにしていけるように、考えていってもらいたいと思います。なかなかひとり暮らしの方も多いので、そういうことも配慮しながら、町長もそういうことでいろいろ配慮してくださることを言ってくださいましたけども、なおさらにそういうことで自治会というか、自治会だけでは本当にちょっと抜けるとこがあるのではないかなという気もしますので、いろんな方法を考えて配っていただきたいと思います。  それでは、大きい2つ目のことに移ります。  これからの4年間でどのようなサービスを町民にしてくれるのか、具体的な町民への施策とは何かを町長にお尋ねいたしたいと思います。  町内の方から、商店会から参道口まで空き家も増えて寂しくなるばかり。おまけにお店も夕方になると閉まっている。琴平はお金がない、お金がないと言われるが、第2の夕張になるの、住民の生活はどう変わるの、どう周知してくれるの、とかそういう声を聞いております。  2期目の抱負として町長は、琴平町のためにさらに汗をかいていこうという決意をされまして、この4年間は、この4年間といいますのは前の4年間ですけども、財政再建に取り組んだ4年間で、町民の皆さんに我慢してもらった。貯金として5億円の財政調整基金と、借金として全ての地方債で9億5,000万、積立金と借り入れの合計で14億5,000万円のゆとりができたということ申されました。今までは我慢してもらったけど、14億5,000万のゆとりができたのであれば、今後これからの4年間ですけども、どのようなサービスを町民にしてくれるとお考えなんでしょうか。具体的な施策をお聞かせください。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長答弁。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今、渡辺議員申されましたうように、私はこの琴平町の財政の健全化というものをまず第一に掲げております。これは私が町長に就任する以前、議員であった時代から前町長に対しても何度も何度もこの一般質問の中で問いただしてきた部分でございまして、財政の健全化なくして住民サービスはあり得ないというふうに一貫して主張してまいりました。そして平成22年に町長に就任させていただいたときに、この町の財政調整基金というのはほぼ底をついた状態でございました。このような状況では今しがた質問にございました、大地震や大雨等の大規模災害時に復帰をしようとしても、その費用が捻出できず、復興影響が出ることが予想されます。また、今後この庁舎を初め、教育施設等々老朽化した施設の改修につきましても、手持ちの基金がなければ何も手を出せないという状況になることから、まずは一定の基金を積み立てておくことが必要だろうというふうに考えました。  また、財政規律を高めるためには、起債の発行額を抑えてプライマリーバランスに配慮した予算編成を努めるべきだろうというふうに思い、プライマリーバランスに配慮した予算編成を行い地方債の残額を減らしてまいりました。このようにして住民サービスを行うための基礎づくりをこの4年間で行ってまいりましたが、同時に山積する町政課題の解決というものもございます。これらの解決をするためが次のステップだろうというふうに考えております。ただ、何度も申し上げますけども、こういった町政課題を解決するためにも、先立つものがなければ手をつけられないということが前提にあり、なおかつ、またむやみに町債等発行すれば、必ず将来において次の世代にそれらの重荷というものを負担として強いることになるというふうな懸念もございますので、十分に財政規律に配慮していくべきだろうと思います。  そこで、議員がおっしゃっていただきましたように、確かにこの4年間で基金を約5億円積み立てることができました。また起債残高を9億5,000万円減らすことができております。ただこれは、14億5,000万円の財源ができたというわけではなくって、プラスマイナスでこれらの財政効果、また町政に対する負担というものを和らげてきたということでございますので、決してそれだけのお金ができたわけではないということです。ただ、町債等を積み立てることできましたので、積み立てるばかりではいけません。当然これは住民への還元が必要になってくるということで今後における住民サービスというものを考えておるところでございます。具体的にということでございますが、やはりまずやらなければいけないのが、先ほど来ご質問に出ております防災、減災対策であろうと思います。これについては今年度防災行政無線整備事業というものを行っており、今年度でも1億円ぐらいの財源を使った対策を練っております。そして、昨今話題になっております人口減少対策というものもございます。これらに関しましては、昨年度から定住移住促進事業としての新婚さんいらっしゃい等の事業をやっておりますし、今年度には新たに住宅リフォーム助成事業というものを行いながら、本町にとって定住者を増やすと。また、琴平で長らく住んでいただいた方にさらに琴平でお住まいいただくための施策を展開してまいりたい。またこれも、ここで終わるのではなくて、さらなる第2弾、第3弾という形で提供をしてまいりたいと考えております。ただ具体的な今内容というものは、まだ煮詰まっておりませんのでまだ公表すべき段階ではないと思っております。  そして、議員もおっしゃられました空き店舗等の対策でございます。確かに商店街を初めシャッター通りということが言われて久しくなっておりますけども、これもいわゆる大型の郊外店というものがこの集散地域に幾つかできたことによるドーナツ化現象ということで中心市街地の商店街というものが衰退してきたという現状がございます。ただ、琴平町は一方では観光地という顔を持っておりまして、これに対するニーズ、出店希望というものは必ずあると私は考えておりますので、これらに関しましても今現在、県と協力をしながら県外の方に琴平に移住して何かやりませんかというような働きかけをやっております。そして、また地域協力隊の設置をすることによってさまざまな提案、外部からの目で見た琴平町の活用方法というものをお願いしているところでございます。  そして、またこの人口減少に関しましては、もう一方の大きな柱として子育て支援、そして教育環境の充実というものがあろうかというふうに考えております。この子育てをするためには、まずもって晩婚、未婚による結婚というものから遠ざかっておる方に対して、結婚等をしていただいて、家庭を築いていただくということが重要になろうかと思っておりますので、今年度予算においても婚活支援事業というものに予算配分をするなど、今後においてもこれらの情報等を各団体と共有をしながら振興していきたいと思っております。  そして、結婚していただいて、出産ということになった場合には出産に対する相談や不安、または健康な体でお産を迎えれるような健診体制の充実というものを図っていきたいと思っております。そして、これは今後の国の動向とも関連してまいりますけれども、琴平で第3子以降を出産される方々に対しては、何らかの支援というものも必要になろうかと思っておりますし、琴平で多くの子どもたちを育んでいただきたいという思いから、就学前や就学時におけるこれも議員がしょっちゅうおっしゃっていただいております預かり保育や学童保育等の充実を計画的に行っていきたいと考えております。  そして、先ほどと繰り返しになりますけども、その方々が琴平に住み続けたいと思えるまちづくり、さらには超高齢化社会に突入した本町にとりまして、福祉の質というのも低下するわけにはまいりません。今やっている事業の継続というものは当然必要になるかと思っておりますので、こういった観点から高齢者の方々に関しましては、町内で住み続けられるように買い物支援、また通院などへの交通手段のお助けというものを何らかの形で考えたいというふうに思っております。ただ、これもコミュニティバスと言われるものがいいのか、まんのう町のようなオンデマンドタクシーがいいのか、もしくは多度津町のようなタクシーの利用権の配付というのがいいのかというふうなことを総合的に勘案しながらなるべく近い時期に実現に向けて取り組んでいきたいというふうに考えております。  そして、福祉全般に関しましては、行政だけでは対応できない部分がございます。法の制度等で、その狭間におられる方々を支援するためには、社協等とのパートナーシップに基づいた役割分担と業務の委託というものが必要だろうかと考えておりますので、これについては、福祉関係と社協等の連携を密にすることによって、実現したいと思っております。議員具体的にと申されましたが、具体的な施策についてはまた予算編成の中で事業名等をお示しして、お話しするのがよいのかなと思っております。また、単年度ではできなくて複数年度にまたがってやる事業というものも、今後考えていく必要があろうと思っておりますので、その節には十分なご説明を申し上げ、ご理解を賜れるようにお願いしたいと思っております。  これらの今後への施策について、もしかしたら次の質問とかぶるかもしれんのやけど、これらの施策について具体的なものができたときに、最も重要なのは住民の皆様にどうお伝えするかという点になろうかと思っておりますので、これに関しましては、町広報やホームページ回覧等に努めていくことはもちろんでございますけども、この過去の4年間に実施した町政報告会というものがございましたが、これらをさらに住民の皆様が参加しやすい形式になるように、複数回座談会方式というものを実行いたしまして、住民の皆様とともに膝を突き合わせてご説明にまいりたいというふうに考えております。  いずれにいたしましても、課題が山積しておりますので、議員の皆様のお知恵もかりながら琴平町のサービスの充実に努めたいと思っておりますのでよろしくご理解のほどいただけますようにお願い申し上げます。 ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○3番(渡辺 信枝君)  今、たくさん言ってくださったので、まだ頭の中の整理ができていないんですが、4年間が基礎づくりで山積する問題解決のときと言われましたが、なかなか問題は解決しているようには思えません。ともかく、早く、なるべく早い時期にとかでなくて、結構慎重にし過ぎて石橋をたたき割るというのはよくないと思いますので、先手必勝というかそういうこともありますので、思い立つが吉日ということもあります。だから、これがいいなと思ったら、積極的に取り組んでいただきたいと思います。町長のカラーを出していただいて、積極的になるべく近い時期とか検討しているとかじゃなくて、いいと思うんだったらそれはやってみて、またその防災ではないですが、反省をして次につなげるそれが大事なことだと思うんですが、そこがなかなか思うように進んでないとちょっとそう思いますので、ぜひ本当に強引にでも思われることはどんどん進めていただいて、町をよくしようと思っているのは多分同じ、すごく思われてると思いますので、積極的に尻込みせずにやってもらいたいと思います。  それから、本当はここでもう少し具体的にこれからどういうサービスを14億5,000万のゆとりというのはオーバーで、自然減の起債が減ったぐらいのもんなんで、財調が幾らかあるということで、子育てとか人口減少対策とかということですが、例えば人口減少対策ということで、それは町長として、すごくいろんな方面でしていかないけないということで言われているようですが、琴平町の人口減少対策、先ほど新婚さんとか住宅リフォームとか先ほど少し言われたんですが、どれくらいの効果があったんでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  まず新婚さんいらっしゃいに関しましては、この人口統計を細かく分析せないかんのですが、一応担当課からお聞きしたところによりますと、この制度を初めてもちろんこの制度の効果だけではないかもしれませんが、本町の30歳代の方々の人口が減少傾向にあったものがストップしたというようなご意見を頂戴しております。また、リフォーム事業につきましては、議員もご存じかと思いますけども、今年度の予算枠というのがほぼ先駆けてきたといいますか、かなりの活用がございますので、本町でリフォームをしていただいて末永く住んでもらおうというような方々が増えているというふうな理解をしております。この事業につきましては、今後の需要等考えながら有効であろうということを判断した場合には継続して続けていきたいなというふうに考えております。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  3番、渡辺 信枝君。 ○3番(渡辺 信枝君)  ほかに人口減少対策というと、住宅リフォームもありましたかね、ですがいろんなことあると思うんですが、割と琴平町はよそを見ていて、様子を見て後からするみたいなところがあるので、割と額とかもぼんとこう張り込んでというたら変ですが、やってもらえたら目玉になるというか、いうことを望んでいますので、アピールというか琴平町がこれをしたといういいことみたいなのが出ると、ごめんなさいだけじゃなくて胸張ってこんなことしてるんだみたいなそういうニュースが流れるのを希望して、それでは私の一般質問これぐらいにして終わりたいと思います。なので、早目、早目でぜひよろしくお願いいたします。 ○議長(片岡 英樹君)  以上で、3番、渡辺 信枝君の一般質問を終わります。
     ただいま一般質問の途中でございますが、ここで暫時休憩といたします。  再開を10時45分といたします。      休憩 午前10時31分      再開 午前10時45分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(片岡 英樹君)  再開いたします。  休憩前に引き続き一般質問を行います。  次に、10番、山神 猛君。   (「はい、山神」と呼ぶ) ○10番(山神 猛君)  議長のお許しをいただきましたので、7点ほど質問させていただきます。  まず、第1点目でございますが、スポーツ財団の決算について、2点目にさきの議会でも質問させていただきましたが、その後何ら取り組みがなされてないようなので、もう一度改めてふるさと納税について質問したいと思います。3点目に6月の議会でも通告をしておったのでございますが、話が横道にそれて質問できなかったので、今般、また新たに質問いたします。琴平町の行財政改革についてでございます。4点目に、JAとの裁判について。次に5点目、いこいの温泉の訴訟について。6点目に町の防災計画について。最後7点目に、過去において私が質問をして町長より取り組んでいくと、大変いい答弁をいただいた事案の現在の取り組みについて質問をいたしたいと思います。  なお、質問事項が多く制限時間との絡みで質問順を変更する場合がありますが、お許しいただきたいと思います。また、私の質問に関しましては、私個人のものもありますけれども、多くの住民の意見の結集でございまして、私が代弁をしているということでございます。そういったことも事実を捉えていただいて、町長においては、明解なご答弁をお願いいたしたいと思います。それでは質問席に移らせていただきます。  最初にスポーツ財団について質問をいたしたいと思います。ヴィスポは10年間の財団委託での運営が終わり、本年4月から町と新たに直接契約を交わし現在運営を続けていますが、今まで、財団の甘い契約により、町が大きな損害を受けた訳でありまして、10年間で約3億円強の無駄な支出が生じています。  当時の執行部の説明を我々議員が信用したばかりに、大きな損害をこうむったわけです。そして契約の恐ろしさを実感したわけでございます。契約前に前町長は町が直接民間に行政の事業を委託することができないと、我々議員を前に話をしていましたが、この契約の1カ月前に法律改正があり、地方公共団体が民間に対して、直接事業の委託をできるように変わっていたのにもかかわらず、財団経由でコナミに委託契約をいたしました。そもそも財団に委託して、ヴィスポの運営を行うこと自体が、議会からの追及を逃れるための施策であったわけでございます。  私がこのように事細かく調査をするに至ったのは、過去において何度も裏切られた経緯があるからです。私、人の言ったことを割と信じやすいタイプでございます。今回の契約更新に際し、コナミスポーツとの契約切れということで、我々議員、ちょうど三豊市のシーマックスが契約を更新中ということで、次期の契約先を募集中とのことで、議員研修に行きました。シーマックスでは新たな委託契約が進行中でございました。そして、ヴィスポと、これなぜシーマックスへ行ったかといいますのは、ヴィスポと詫間町のシーマックスは、委託企業が同じコナミさんということで三豊市さんに伺ったわけで、担当者から、いろいろ説明をいただきました。その当時、現在行われておりますシーマックスの新規の契約の状況をお聞きし、またそれまで行われておった契約の内容もお聞きし、コナミとの契約の概要が判明いたしました。  三豊市においては、コナミに10年間委託金を支払うなど、そういった契約は一切行ってないとのことでした。そして逆に修繕費として10年間に約7,000万円の積立金がありますと聞いたときには、本当に大変びっくりいたしました。私たちは当然同じ委託先ですから、詫間町さんもコナミ側に、委託金を支払っていたものと考えていたからであります。その場に出席しておられた恐らく、私の推測では琴平町の議員全員そう思ったのではと思います、感じます。琴平町の契約の甘さ、これは意図的としか考えられません。ヴィスポ運営では大きな2つのミス、失敗ですね、このような結果になったと思います。  1つ目として、運営を財団に任せたこと、2点目に委託料に年間7,000万という大金を支払うようにしたこと、これは年によって還付されておりますので、実質7,000万は動いておりませんけれども、やはりこの委託金、委託料の7,000万、最高7,000万を支払うというような契約にしたこと自体がこれは間違っていると思います。委託料は最初から私は必要なかったと思います。  また、後日わかったことでございますが、三豊市さん、シーマックスですが、今回はコナミとは再契約をせず、別の運営会社と契約をされたと聞いております。  10年前の委託契約は完全にコナミペースで行われておりました。これにはコンサルタントが入ってそのあたりを指示をしたと思いますが、当初コナミ側は、会員数も少ないだろうと、それから会費収入も、これはプロポーザルの契約の売り上げ予定というものに入っております。それをちょっと読ませてもらいます。1年目が1億6,462万7,000円、2年目、1億7,314万3,000円、3年目、1億7,452万7,000円、4年目1億7,505万7,000円、5年目以降は1億7,620万3,000円と予想をしていたのでございますけれども、その予想をはるかに超え、2年目からは予想以上の会員数の増加、会費収入も約2億円となりそれ以後は雑収入を合算すると2億5,000万円を維持、それ以上ということでございました。当初予想の約1.5倍、利益もはるかに予想を超えるものとなっております。  そこで、会員獲得のためのサークルをつくりぜいたくな資金をもとに運営をしてきたわけです。予想以上の利益が出ているからといって無駄な運営費用を使用したのでありますと言いたいところですが、これは利益ではないんです。委託料があったおかげなんです。後ほども出てきますが、きちっとした運営をしておけば、この様に大きな委託料にはならなかったと考えます。会員が増え、売り上げも増えた時期になぜ、契約を改めなかったのか、議会としても残念でたまりません。当初この委託金、会員数、会費収入がどれぐらいかわからない未知数なので、委託先に赤字部分を補填しましょうと考えて行った契約方法であります。こんな事を考える必要がなかったのです。民間企業の力ははかり知れないものがあります。たとえ1年目で赤字が出たから次の年度は何とか黒字にしようと努力するものです。その当時の多くの議員から、町の施設をただで借りてその上赤字が出るようだったら町がその赤字分を補填します、こんな契約どこにあるのかと、本当に相手方に大変易しい契約だとの意見が多くありました。この建設費用、民間ですと50億をかけたお金をいつ回収しようかと、本当に必死になるところが、このコナミさんは、そういった施設をつくる費用がいらなくて経営して赤字が出たらお金をくれる、こんなありがたい商売は私ないと思います。多分初めてじゃないかなと思いますよ。前町長さんが委員会の雑談の中で口癖のように言っていたことが、今も脳裏に残っております。近隣のT町の体育施設の運営管理料は年間1億円ぐらいかかっている、それに比べれば当町の6,700万円は安いと、何度も言っていたことを思い出しました。これも後になってわかったことですが、この言葉も何の根拠のない話でありました。1つは、10年間とした契約が、ごめんなさい。今言ったこと10年間というのは今からでございます。さきのことが後になってわかった事由でございます。  コナミとの10年間とした契約が私は長過ぎたと思います。払う必要のない委託料を払うという契約があったばっかりに、放漫的経営がなされ、委託料をゼロにするための施策がされてない、あの当時でも詫間町の委託料はゼロだったんです。現にそうでしょう。今回、当町の契約は同じ様な内容で、いや、それ以上の事業を行ってもらって、ゼロどころかまだコナミ側から2,500万円の施設運営権料をもらえるのです。その当時ということですから、その当時でもできたはずです。同じ運営をしてきたシーマックスとは大きな差があった事が残念でなりません。  今回の新しい契約では前回と同様以上の事業内容で委託金は要らない、過去10年間にわたって約3億円余りを支出してる。これが必要ないわけです。その上、毎年コナミ側から町に対して施設の運営権料2,500万円を払ってくれる。その上、最終利益に対する成果配分を利益が出たら最終利益に対する成果配分を、利益が出たらその上またやはりお金を払ってくれるのです。前回までの契約とは支出と収入で約6,000万円の差、この差は大きいと思います。厳しい当町の財政が本当に助かる。3億円の支出をしていたのが今度は逆に、5億円の収入これ上、下で約8億円です。その他サービスとして町民料金の設定、金額にしてもわずかではありますが、他の市町の会員との会費差がなされております。また、住民から要望でございました週に1回ではありますが、無料バスの運行、またドッグランの設置等、多くのサービスがなされております。なにはともあれ、財団の運営から町が直接運営できることは、大きな前進と思います。先般委託契約ができ、新しく運営をしていただく企業の方との説明会の中で、同一企業が同様の運営を行っていて、なぜこのように大きく変わったのですかとの質問をいたしましたら、コナミの代表の方は、こう申されました。企業努力のたまものですと答えられました。それならなぜもう少し早く企業努力をされなかったのか不思議でなりません。  以上、私の考えを述べさせていただきました。  そこで、何点か質問を致したいと思います。年度決算においてなぜ赤字が発生したのか説明いただきたいと思います。さきの委員会で説明のあった発生主義で行っておりと報告されているが、決算書ができる時期、委託料の払い込み時期、戻入の時期等を鑑みて、6月にはきちっとした決算書ができると思います。そのあたりのタイムスケジュールというんですか、そのあたりを聞かせていただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君の質問に対する町長の答弁を求めます。  はい、町長。 (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  山神議員の前半ヴィスポに対する思いというものをるるお聞かせいただきました。時計が本当に逆に戻るのであれば、本当に10年前に戻ってきちんとした契約をすべきだったというふうに私も思います。ただ、これは前執行部が提案した議案でございます。それに対して私も議員として当時、山神議員がおっしゃったように他の施設に比べ運営料というのは安くて済むんだというようなご説明もありましたので、当初の予定では、1,700名程度の会員を目指すということでございましたので、そういう状況であれば厳しいのかなというようなふうに私も思った次第でございます。ただ、ふたをあけてみれば、4,000人近くの会員が来、想像以上の多くの会員でにぎわい利益が出たということでございますので、これについて山神議員の考えということでお聞きするにとどまるしかございません。私が10年前に町長の座にあったわけではございませんので、これについてはコメントを差し控えます。その上で財団に運営した後にどのような町からの委託金、また発生主義による年度の決算を行っていたのかということでございますが、ちょっとこれ通告にございませんでしたので、詳しく正確な今答弁というものを手元に持っておりません。ただ、財団は3月31日の年度末をもって決算に入るということでございます。おっしゃるように発生主義でそれまでに支出したもの、またそれまでに本来収入としていただくものを年度を越えて4月、5月でいただいたり、また出したりということがございましたので、その間における精査というものがきっちり確実にできておれば町からの委託金を最終的に決める段階において、誤差というものが出ていなかったのかなと思っております。この点については、残念ながらその部分での計算の過少見積もりというものがあったことが、今回の最終的な出捐金の取り崩しということにつながったと思っておりますので、その点については町長の立場としては大変残念なるというふうに考えております。ただ、それらのスケジュールに関しては、年度末の締めを一旦した後に、4月、5月で支払いがあったということであろうかと思っております。   (「はい、議長」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  これ後で結構でございますので、タイムスケジュールというんですか、要するに委託料の払い込みを年度のいつ払って、決算書がいつできて、それから戻入をいつやってるのかというのを聞かせてください。後で結構です。  それと、今要するに締め後にその発生したと支払いが発生したということですけども、これちょっとおかしいんですよ、ただ1つ言っておきたいのは、赤字だとか言ってますけどヴィスポは10年間続けて全部赤字なんですよ、町長、そうでしょ。黒字じゃないんですよ。黒字というか、委託料がゼロだったら黒字なんです。委託料入って何とかこれがやっていれるわけで、もしこれ委託料がなかったら1年目から倒産してますよ、ですからヴィスポは1年目から全部赤字なんです。その中に黒字が、皆さんが黒字と言ってるのはうまく帳面の操作ができた年だと思うんですよ。だから要するに、そのときにはそういう締め後の支払いの発生がなかったのか、それともそれが予定されてて、それを含めてやっておられたのか、そのあたりお答えできますかね。ちょっと今急に思ったので申しわけございません。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  ちょっと申しわけございませんが、質問しとる意図というのが非常にちょっとわかりづらいと思います。もちろん、委託料というものもこれは財団としては収入の1つということでございますので、その収入をもって決算を行うということでございます。だから、その分がなければ赤字だということでございますが、あらかじめそれらが収入に入るということでございますので、仮定してそういったことが要因で赤字経営だったというふうには、ちょっと私の今現在の考えでは十分及びつかないということでご理解ください。   (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  その件は置いときます。私は要するにこれ10年間も全部赤字、要するに補填がなければこれは実際運営できてなかったということですけども、実質は本当はできるんですよ。放漫な経営やってるだけで、ただ、平成17年だとか19年、20年、21年このあたり黒字になってるんですよね、これは要するに私が考えるのに委託料払いますね、戻入を控えたらこういうな格好になるんですよ、それをなぜやらなかったかということです。   (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  議員のおっしゃるように、最終的に委託料で調整をするということでございます。その委託料を過年度分の支払いも含めて考慮しとけば基本財産を食い潰すということは私もなかったというふうに考えておりますので、これが先ほど申し上げましたように、決算時においての過少の見積もりによる委託金の必要以上の額を少なくしたということにつながっていくのかと思っております。   (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  私本当にそれが理解できないんですよ。全てその全部10年間が赤字になるんであれば、それはわかるんですけども、黒字決算が出てる、それから赤字が出てる。ということは、私が今単純に考えると、締め後にそういう支払いが発生しなかったと、そういう理解をしていいんですかね。ちょっとお願いします。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  新年度に発生しなかったというのではなくて、これはもう当初から4月、5月にも前年度のものを支払いしたり、収入があります。したがいまして、町の委託料を最終的に算出する場合に、ゆとりを持って委託料を払っておったというものが正解ではないのかなというふうに思います。 ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  私はそれが一番最初の質問なんですけども、委託料をいつ払っていたかということですね、実績が出てきまして、当初は本当は町が最高6,700万支払わないかんと、ただそれを利益が出てくるから、その利益で琴平町に返る分が差し引いて大体4,000万ぐらい委託料払わないかんということで、委託料を出したと思うんですよね、それでその委託料はいつ払ってたんですか。委託料は。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  委託料は当然年度予算に計上しておるものでございますので、3月31日の年度内に支払うものと考えております。   (「はい、議長」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  はい、10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  3月31日までに、それはいつごろですか。年度当初ですか、中ごろですか、終わりですか。ちょっとそれお願いします。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  詳しい日取りはわかりませんが、当初予算を組んで3月議会で議決をいただいたと、それを執行するのは4月からです。4月から翌年の3月31日までの間に委託料が決定され、支払われるものというふうに理解しております。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  町長ね、私の質問の仕方が悪いのかもわかりませんけども、委託料が出ます。それで後会計処理をして、町のこないだの説明では3月31日以後に発生した支払いに対してのこれが赤だというような説明をいただきました。ということは、先ほども言いました17とかそういう黒字になってるとこはなかったと私は捉えるんですけども、それは間違いですかね、ちょっと答弁願います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  最終年度の25年度に関しましては、最終的に3月分の支払いが5月以降にあったということですので、その部分が最後基本財産を支払うために、取り崩したものとなっております。ただ、それは長い1年間の支出の中での最後の締めでの調整ということでございますので、その4月、5月に支払いしたものが、丸々マイナス部分であるというのではなくて、1年間のトータルの中でそうなったというふうに理解しております。   (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  はい、10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  そのあたりはまた特別委員会でお聞きしたいと思います。  それでですね、その委員会の中に。 ○議長(片岡 英樹君)  発言をして下さい。 ○10番(山神 猛君)
     ちょっと待ってください。ちょっといろいろ自分が考えて言ったからどこまでいったか。 ○議長(片岡 英樹君)  あの、ぼちぼち通告のほうに入ってください。 ○10番(山神 猛君)  6月25日の委員会で、平成21年度までは平成18年度の利益により持ちこたえていたがということで、赤字を回避と報告されてるんですよ。そのときどのようにして資金というのを内部留保をしとったのかそれをちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  この質問も済みません。申しわけないんですが、通告書にいただいておりませんで、もう一度、失礼ですけどもう一度質問ゆっくりとお願いできますか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  6月25日の委員会で、議事録に載っています。平成21年度までは平成18年度の利益により持ちこたえていたが、赤字を回避したと報告されたんですよ。そのときに赤字を回避するとやっぱりその資金がなかったら、持ちこたえとったいうことは18年度の利益でどっか置いとくわけです。そのときはどのようにしてその資金を内部でためておったかということです。ただこれを年度ですけどもね、報告の年度と年度別収入の経費とちょっと1年ずつ違うんですよ。わかりますか。これは行ったことやから通告があるなしにかかわらずわかるんじゃないですか。 ○町長(小野 正人君)  それは伊藤事務局長が申されたんですかね。 ○10番(山神 猛君)  違いますね、これは伊藤事務局長は8月ですから、6月ですからこれは多分課長やと思います。これに書いてますんで、これはもう。 ○町長(小野 正人君)  多分それも内部留保というものではないのではないのかなと思いまして。   (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  はい、10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  今言った平成21年度までは黒字になってるんです。これ21年間違ってるんですけどね、21年度までは黒字になってるとそれは、平成18年度の利益によるということで、18年度はこれ200万から赤字が出とんで、このあたりもちょっと間違ってるんですけども、そういう答弁がされとんですよ。だからそれは何ていうのかその18年度に利益が出とったんだから、その分で21年までは補ったということは、やっぱりどっかに資金をためてなかったらそれはできないと思うんですけどね。 ○議長(片岡 英樹君)  町長、答弁。 ○町長(小野 正人君)  それではその部分につきましては、担当課長より説明いたさせます。 ○議長(片岡 英樹君)  補足説明、生涯教育課長。 ○生涯教育課長(石橋 満君)  先ほどのご質問についてお答えをさせていただきます。平成18年につきましては、収支というか、期末正味財産という決算のところの1項目ありまして、そちらの期末正味財産につきまして、当期正味財産が増減で増加しておりまして、そちらで山神議員がおっしゃるところの黒字というような格好で出ております。それで、その当期正味財産の増減につきまして、平成19年度につきましては、こちらがマイナスの数字、200万少々出ております。こちらのトータルで言われた数字を指して言われておるものと解釈をしておりまして、私ども繰越金と申しますか、正味財産がいわゆる黒字になったときに翌年度に繰り越していくということになっております。   (「はい、議長」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  これね、私通告が漏れたかどうかわかりませんけども、ただ、課長さんが報告されたのと、8月に伊藤さんが来られて報告された理由がね、違うんですよ。それなんですけども、この赤字が出た原因というのがですね、原油の高騰により平成23年から26年の6月まで原油の高騰によって645万5,409円出たとこういうんですよ。ですから課長さんが今も説明された分と、伊藤さんが説明された分とはちょっと違うんじゃないかなと思うんです。それが、後から支払いのほう回ったのかもわかりませんけど、これね、委員会でもちょっとそのあたりの書類を一度見せていただきたいなと思います。今の決算書ではわかりませんので、このあたりはこれで置いときます。ちょっと時間もありませんので、次の質問に入りたいと思います。これあと10点ほどあったんですけども、長くなりますので、次に移ります。  次に、ふるさと納税について質問をいたします。前回も質問をいたしましたが、町当局として依然として取り組みも変わっていませんし、余り興味を示していないので今回はぜひ前向きに取り組むとの返事をいただきたく、あえてしつこく質問をいたします。  琴平町が税収もあり、財源に関してもう何の心配もないとお考えであれば、この施策は必要ないと思いますが、今の琴平町、のどから手が出るほど必要なのではと考えます。何も努力をしなくて財源をいただこうとは少々虫が良すぎるのではと考えます。この制度、財政難に苦しみます自治体にとってうまく運用すれば宝の山であります、大変ありがたい制度であります。先般テレビを見ておりますと、岡山市長がこのふるさと納税制度を見逃す手はないと言っておられました。また、県においても帰省客にふるさと納税をPR、空港で行ってるのが新聞等で報道がよくされておりました。それで、制度活用を呼びかけていたわけでございます。  そこで、当町のふるさと納税についてお尋ねします。町長は現在行っている町の取り組みで満足されておるのですか。ご答弁いただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  これもちょっと通告書の内容と若干内容が違うようでございますが、まず本町の過去5年間の実績というものをお知らせしたいと思います。平成21年度が4件、額として21万円。平成22年度が6件で43万円。平成23年度が6件で35万円。平成24年度が同じく6件で52万2,000円。平成25年度、昨年度が15件で額は43万円というふうになっております。現在、今年度ですけども、9月5日現在で3件のお申し込みがあり、26万円となっております。今、山神議員がご質問いただきました、ふるさと納税に対する考えということですが、議員がお示しいただきましたように地方にとりましては、本当に1つに大きな収入源になり得る可能性があると思っております。また、琴平町を巣立っていかれ、都会等で住んでいる方がふるさとを思い、愛着をいただいてふるさと納税をしていただくということは、この琴平町に関係した多くの方々の思い入れ、この琴平町が運営できているということでございますので、私といたしましては、大変これも重要な収入源であるというふうに考えております。ただ、山神議員がおっしゃったように、これまでの取り組みがそのふるさと納税をしていただく方に対する御礼といいますか、その部分が手薄であったというように思われとるかと思いますので、この後も多分質問があろうかと思いますので、その中でお答えさせていただきたいと思います。   (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  町長は、さきの委員会で当町のふるさと納税の目標100万円と言われておりました。私は、本当にこれは最低というのか、この数字を聞いて本当にちょっと驚いたのでございます。町長、最近何ていうんですかね、新聞等マスコミでふるさと納税というのをお聞きになったことあると思いますが、ふるさと納税が今変わりつつあるんですよね。琴平町の出身者でなくてもできるんです。例えで言うと、北海道の方でも琴平町にしようかというたらできるわけです。それはなぜかというと、やはりそのお礼の品といったらそれを目当てにというたらちょっと納税してくれる方に失礼かもわかりませんけど、やはりそれが一番じゃないかなと思います。  当町のふるさと納税のPRができていない。この制度が発足した当時は、国のほうからニュース、また国、県の広報等で周知されておりましたけれども、最近はそういったPRもなく、じり貧になっておりましたが、積極的に行ってる自治体はあるんです。その差は歴然としております。このふるさと納税を推進するのに経費は私は要りません。職員のやる気と頭脳が集結すればできるんです。なぜそのやる気を職員に与えないのですか。琴平町にとって、大変ありがたい施策、逃す手はないと考えます。町長、ひもつきで執行部の考えで自由に使用できる財源が1,000万円でも2,000万円でも入ってくれば、それだけ住民へ対する行政サービスが増えるわけです。また、その謝礼にお渡しする品、地元住民の品物ですから、そうしたことも住民に還元できるわけでして、住民の生産意欲を高めるものと思います。  今、ふるさと納税、昨今ですね、自治体において税収等自己財源で補えるような自治体、そんなところはこんなことしなくていいと思いますけども、そういうことは必要ないと言い切れる自治体は余り多くはないのではと推察いたします。大方の自治体が財政難に苦慮して、少しでも多くの歳入があればと考えておられるのではないでしょうか。最近マスコミ等で盛んに成功事例が紹介されておりますが、全国の自治体でふるさと納税の寄附を増やそうと、お礼に品物や、食品や、お酒または地元特産品を贈ったり、ふるさと納税をコンビニや、電子マネーで受け付けたりする等、自治体間でのサービス合戦が行われています。各自治体とも思考を凝らし、大変努力をされているようです。ただ、悲しいかな全体的に見て、四国や香川県ではこの取り組みに至って消極的であります。贈り物がある自治体の寄附は増加傾向が目立っているとの事です。いい贈り物ですね。返礼の品がある自治体の寄附は増加傾向が目立っているわけでございます。件数が大幅に伸びております長野県では、県のサイトに60種以上のプレゼントを用意しているそうであります。お返しの意味に加えて特産品のPRもでき、相乗効果に期待をしているとのことです。町長、琴平町も一つ知恵を絞りましょう。一度トライしてみませんか。景品には特産品の詰め合わせ、地元の名酒、また有名ホテルの宿泊券、地元のさぬき米、またニンニクの加工品等、または、こんぴら歌舞伎の入場券等々みんなでアイデアを出せばたくさんあると思います。  この件に関して、熱心に取り組んでおるのは税収の少ない自治体ということで、先日テレビ放送されました自治体の取り組みを紹介いたしますと、2012年度、日本全国では11万人、金額して130億円だそうです。最近、このふるさと納税に力を入れた自治体で、千葉県の船橋市では昨年1年間で、件数が5件、金額にして16万3,000円でした。それを力を入れ改良した結果、5、6の2カ月で973万2,543円と驚くような金額が集まったとの報告がされています。昨年度の自治体での最高の自治体は、県では鳥取県の3億3,600万円です。なお香川県の寄附件数は77件で金額は370万4,000円です。また、市町村においては、鳥取県の、これは島根県ですかね、米子市で金額は2億幾らかちょっと細かいこと控えられなかったのでございますが、2億何千万ということでございます。やはり、税収が少ない、そういうことで、こういった努力をしているのではないかと思います。また、そうした努力をしている自治体には、それだけの成果が上がっているように思います。いろいろ事例があります。滋賀県の甲良町というとこは、お米を送っているとか、そういう努力をして少しでも多くのふるさと納税をしていただきたいということであります。考えておられるようでございます。鳥取県なんかにしてはお礼の品を147種用意しておるということでございます。ふるさと納税をたくさんもらおうと、いただこうと思えば、少々の支出は必要でないかと思います。こうした積極的な取り組みを考えていく気持ちがあるかどうかご答弁をいただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今の質問にお答えする前に、現在琴平町で、このふるさと納税に対する逆にお礼というものについて、何を送っておるかご存じでしょうか。 ○10番(山神 猛君)  ちょっと知りません。 ○町長(小野 正人君)  まずそのあたりから行かせてもらいます。琴平町におきましては、平成20年8月27日に琴平町ふるさと寄附要綱を制定してホームページ、広報を初め、東京及び大阪の香川県人会総会時にチラシ等の配布を行って、周知に努めております。これまでは、寄附金額が5,000円以上の方にこんぴーくんグッズを謝礼として贈呈するという単純なものを行っておりました。ただ、議員ご指摘のように昨今のテレビのバラエティ番組等でふるさと納税をすれば何とか牛や、海の幸、またその他地域にある名産、名物がプレゼントされ大変お得ですよといったようなコメントを耳にすることがあります。具体的にいえば栃木県大田原市がインターネット申請受け付けを開始して、市外から寄附に対し、大田原牛などの謝礼品と交換できるポイントサービス制度を導入したり、佐賀県の玄海町では寄附の金額ごとに季節の旬の特産品、これは牛肉とかウニがあるそうでございますが、これらを選択できる選べる特典特産品というものを実施したりと、全国の自治体がさまざまな特典でふるさと納税をPRしているということで、私もテレビ番組で見たことがございます。  また、納税者がその町の出身者でなくてもいいことも存じておりますし、逆に今現在町にお住まいの方が、ふるさと納税をするということも可能であるというふうに伺っております。それらを勘案いたしまして、これまでの本町のこんぴーくんグッズというのは大変寂しいかなという思いがありましたので、新たに寄附金額によって、本町ではガーリック娘、ガーリック侍などの特産品の詰め合わせ、さらには四国こんぴら歌舞伎大芝居へのチケットの購入優先権等をできるようなものを今現在、謝礼として導入しております。ただ、先ほど議員からご提案ありました本町にあります清酒、お酒、また銘菓、また観光地でありますので琴平に来ていただくといったようなものも、内容として加えることというのは大変興味深い内容かなと思います。ただ、これにも一定の金額の上限なり枠を設けた上での内容ということになろうかと思いますので、そういった点につきましては、積極的な考えを導入しながら、琴平町のPRも兼ねて随時検討して、できるものから実施したいと考えております。   (「はい、議長」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  今、町長言われましたように、積極的にということで理解したいと思います。ただ、これは先ほども申しましたように、予算要らないんですよ。本当に。インターネットでこれちょっと1つ紹介しますと。滋賀県の甲良町の取り組みですね。ふるさと納税をされた方にお礼の品を特産品の甲良米を送っているんです。ですからここはランクをつけて、2万円寄附の方には甲良米45キロ、5万円寄附の方には100キロ、10万円寄附の方には202キロ、これ2キロちょっと半端なんですが、50万円の方、それから100万円の方、これ100万円の方には甲良米600キロと墓地1区画を贈るということだそうです。ことし約3,000万円の寄附があったそうです。いずれにしても自治体において、そういった努力すれば、何がしかの結果があらわれてくるんですよ、私町長のお礼の品を聞きまして、やはりその数字が出ているなと思いました。ただやっているだけ、そういう自治体の努力という跡が全然見えないです。これ早急にやってください。職員1人でも2人でもいいです。それをそれをインターネットでこのランクには何をするとそれを来た場合に、それを入手する品のルートさえつけておけば、在庫置くことないんですよ。ですからそのあたりはすぐやれる、予算要りません。インターネットの仕組みを私そのインターネットのことわかりませんので、そういったことで発信すれば、私これ効果はすぐ出てくると思います。ですから、品物の魅力というのを考えていただいて、これ早急に対応していただきたいと思います。先ほど前の議員さんからも、要するに執行部のスピード、我々の考えておるスピードと執行部のスピードが全然違うんですよ。新幹線と鈍行ぐらい違うんじゃないかなと思いますので、これ早急にやってください。これ予算要りません。お願いいたします。  そしたら続きまして、3点目に当町の行財政改革についてお伺いしたいと思います。さきの6月議会においても通告をしておったのですが、話が横道にそれまして、この件に関して町長のお考えを聞けませんでしたので、改めて質問をいたしたいと思います。最近の首長選挙におきまして、どの候補もこの行財政改革をうたっておられるが、小野町長の選挙公約にはこのことが触れられてない。町長は行財政改革をどの様に考えておられるのかお答えいただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  民間に企業努力が不可欠なように、私ども公にとりましても、行財政改革は不可欠なものであると考えております。もっと言いますれば、初めて行革に取り組む自治体ならまだしも、本町のように長年にわたり行革を断行してきた自治体にとりましては、選挙公約の中でわざわざ明記するまでもなく、自治体として行財政改革を行うことは当然のことと考えております。したがいまして、こういったことが議員に伝わらなかったということは残念に思います。しかし、1期4年間、4年前のマニフェストにおいて行財政改革というのを取り上げております。その中で、先ほど渡辺議員のお話の中でもありましたように、それなりの成果というものも一定の基準でありますが、達成できたということで4年前のマニフェストの達成とチェックというものを今回の選挙の前の私個人の後援会だよりの中でお示しさせていただきました。当然その中にも行財政改革はございます。今回2期目に当たりましては、それらを土台といたしましてさらに町の発展に向けたための施策として、幾つかの大きな柱を啓示させていただきました。ご指摘のように確かにこの中に、行財政改革という言葉がございませんでしたが、先ほども申し上げましたように、これはわざわざ看板を掲げてやるものではなくて、もう当然やるものであるという自覚のもと、新琴平町行財政改革大綱を作成し、その委員会の中でも絶えず行革は行うべきものであるということを明言して行っておりますので、そういう点でマニフェストには掲載しておりませんでした。しかし、心の中で、実際の行政運営の中で、行財政改革を心がけ、常に厳しいチェック体制をとっていくということに関しましては、1期目と何ら変わらない思いで現在運営をしているということで、ご理解いただきたいと思っております。   (「はい、議長」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。  町長ね、やっぱり選挙公約っていうのは、その期、その期ですよ。4年前の公約、誰がその公約を残していますか。私は残してますけども、それは確かに書いています。ただ、琴平町の施策、これから町長が担っているもんで、私はやっぱりこれが一番だと思います。それから人口増加策っていうのは絶対琴平町の施策で、外すことはできないと思います。それをやっぱり掲げると、公人というのは議員もそうですけども、自分が心の中で内に秘めとるだけでは相手わからんのですよ。町長、やっぱりそのあたり読めるかもわかりませんけども、やはり有言実行ですよ。そういうポスターで書くと自分もそれに向かって邁進せなあかんなという1つの自分への励みにもなると思いますし、町長の4年前に書いとった分が今期も生きてるというのはこれはちょっとどうかなあと思います。我々凡人はそういうことがちょっとわかりませんけども、そのあたりは有言実行でお願いをいたしたいと思います。  それで、琴平町の財政でございますが、ここ5年間で投資的経費と事務的経費の金額というのを示していただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  ここ5年間の投資的経費とまた人件費等の固定経費ということでございますので、これは資料は事前にいっていますか。はい。この資料を簡単にまとめますと、義務的経費であります人件費と扶助費また交際費というこの3つの経費でございますが、21年度とこの25年度を比較いたしますと、人件費におきましては、2,400万円減少し、率にして2.6%の減となっております。これとは逆に高齢化等の社会背景を後ろにいたしまして、扶助費に関しましては約1億2,000万円増加し、29.7%の増となっております。また、交際費に関しましては、約3,800万円減少し、7.4%となっております。  一方、投資的経費におきますと、これは約2億6,200万円減少し、62.1%の減となっております。多分山神議員が申されたいのは、行革をやり経費を節減して投資的経費を増やして住民サービスを充実させよというような意図だと思います。私ももちろんこういったことが大事ですし、私が議員時代の前山下町長時代にも全く同じ質問を山下町長に対して質問させていただいております。それらを行うためにも先ほど渡辺議員のとこでも申し上げましたように、町の財政基盤である財政調整基金の確保と財政運営の健全化というものを掲げてきた4年間だと思っております。また投資経費が若干減少したり増えたりするのは、大きな事業をやったりということもございますので、それによる増減でありまして、これは一概に比較というのは非常に難しいかなと思っております。ただ、いずれにいたしましても極力この固定費である義務的経費というものを抑えながら余力の中で投資的経費を増やしていくという方針には変わっておりませんので、それを目指した財政規律を重要視し、予算編成等行っておるというとこでご理解いただきたいと思います。   (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  町長の答弁が次の質問の分まで入りましたので、その件は省かせていただきます。  町長は、住民の皆さんに対して今財政的に大変厳しいので、住民の皆さん我慢をしていただきたいとよく話されているのを聞いております。住民に我慢をお願いするのであれば、町当局もそれなりの我慢をしなければならないと考えます。町も財政が厳しいので職員も減らし頑張っている。少ない人数で対応しているので、住民の方もここはひとつ我慢をと言えるくらいにやらないと、住民の方は理解できないと思います。町はしっかり職員を配置しているのに、行財政改革の負担は住民ばかりさせてはと考えます。隗より始めよという言葉がありますが、このあたりの考えは町長いかがなもんでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  申しわけない、これも通告書にございませんでしたが、後ほどの眞鍋議員とも質問とも関連しますので、あえて答弁させていただきますれば、本当におっしゃるように、必要以上の人員を配置するという考えは全くございません。ただ、これも毎回申しておりますが、複雑多岐にわたる住民サービス、また、国からおりてくるさまざまな事業等々勘案して、極力少ない中での行政運営には心がけておるつもりでございますが、そういった背景があることから、人員を極度に減らしますれば、すなわち行政サービスが滞ってしまうと、できないサービスが多くなってくるということで、本当の意味での住民への負担を強いることになってまいりますので、そのあたりのバランスを見ながら、かつ過度に人員配置をすることなく適正な運営に努めていきたいというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。
    ○10番(山神 猛君)  町長、今の答弁を肝に銘じて町政に励んでいただきたいと思います。ただ、この閉塞感が漂う町を変えるのは、小手先の施策ではだめであると私は考えます。大改革を起こさなければ、町の行く末は見えていると思います。今、その大改革か他市町との合併しか道はないように考えます。この件について町長のお考えはどのようなものでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  合併によりまして、行政サービスを先行する他の自治体の枠の中でやってもらうというようなご質問かと思います。しかし、この合併に関しましては、前回琴平町含めた南部4町での合併というものを通じまして、私も非常に当時合併に向けて活動しとった者の1人として合併が最終的には破談したということでございまして、このとき得た教訓が1つございます。これは合併というものを進めるためには、やはりお互いの町というものを十分に理解した上で合併について述べるべきではないのかなというふうに思っております。前回の合併は、国の平成の大合併の方針に従いながら動いてはきましたが、最終的にはやはり町の成り立ちであったり、お互いの住民感情というものがその障壁になったと考えておりまして、そういう意味からも対象であります市、町、村と相互理解をすることがなによりもまずは前提であろうかと、それがない部分において合併を口にすることというのは、時期尚早ではないのかなというふうに私は考えております。仮に勢いで合併したとしても、全国各地でいろいろな問題があるというふうに伺っております。やはり旧の市町村ごとにそれぞれの考えとかエゴというものが出て行政運営が滞っているというようなこともお聞きしておりますので、私はやはりこの合併は原点に立ち戻ってお互いの相互理解、または業務の提携等を通じてそれぞれの町を認め合うことから始めるべきだと考えております。まして、行政運営ができなくなってきたので合併をと言ったところで、それに応えてくれる自治体というのはないと思います。むしろその町のよさをPRしながら、それで補い切れない部分に関しては、共助の力によってその町のさまざまな事業に取り組んでいくというような体制ができて初めて、お互いの対等な立場での合併というものが視野に入ってくるというふうに思いますので、今現在この合併に関してまして、具体的に思いを述べるということは差し控えさせていただきたいと思っております。 ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  町長、今合併の話の中で、おのおの町の事情があるとか云々言われましたけども、この合併協議会は、これ物すごくうまく進行しとったんですよ。破談になりました。これ1つの原因があるんです。それは琴平町の財政とか何とか云々ありますけど、1つあなたが一番よく知っていると思う。私もそれは多分議員さんは知ってると思う。あることが原因で破談になったんですよ。ですから、やはり私は琴平町が実際自分の独自性を出して、合併しなくて単独で行けてるということは、いいことかもわからないけども、やはり住民サービスがこれだけ低下したら、やっぱり合併しておくべきだったかなと考えます。その協議会が行われていたときより、当町の財政は物すごく厳しくなっていると考えておりますが、町長は合併をする気はないとおっしゃっておられます。そのときの合併協議会に町長は出ておられたと思うんですが、そのときは推進派だったですね、合併の推進派だったですね。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今、山神議員の発言の中で合併に対して考えがないというのではなくて、今現在それを口にする時期ではないというように申し上げましたので、そこのところは間違えのないようにご理解いただきたいと思います。   (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  町長は今、頭の中にはそういう合併の件は描かれてないということでございますけれども、やはりこれとことん悪くなってくると、本当にこれ受け皿がないというような状態にもなってきますので、早いうちにやっぱりそういうことも考えておく必要があるんでないかなと思います。私はまんのう町云々というんじゃなくて、丸亀市だとかそういう結婚するんであれば、財政の豊かな町ということを私は考えております。これは答弁要りません。私の考えですから。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  また町長の頭の中には合併がないとおっしゃいましたが、そういうことを言っておりません。やはり相互理解というものが大事なので、今はそれに努めるべき時期だろうというふうに考えております。   (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  はい、10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  次に、いこいの温泉訴訟についてお伺いをいたします。今現在この訴訟に当たっておられるスタッフは何人おられますか。その氏名はということで、お伺いいたしたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  まず町側といたしましては、私、そして観光商工課職員の細川課長、横山主任ということでございます。一方代理人側といたしましては、馬場法律事務所の馬場俊夫弁護士、馬場亮輔弁護士、そして有明法律事務所の秋月智美弁護士の合計でございます。   (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  そのスタッフですね、町長、細川君、横山君、この3名、町長初め、細川、横山のこのスタッフでこの温泉訴訟に究明についてどれぐらいの時間をとっておられるかというのをちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  この質問、通告いただきまして、大変難しい質問かなと思っております。この時間をどれぐらいかというのを積算するなり、これに何時間、何十時間費やしておるというのは、非常に一方的に出しづらいというふうに思っております。当然これは代理人であります顧問弁護士との情報交換をしながら、行っているものでございますので当然弁護士との連絡、また弁護士事務所での打ち合わせというものがございまして、これはちょっと時間という単位でお示しすることは、非常に難しいと思っております。 ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  私のちょっと質問が悪かったですけども、要するにその真相究明ということにどれぐらい時間を使っているかと、弁護士と打ち合わせとかいうんじゃないんですよ、多分そのあたりの分は私が推測する時間帯だと思うんですが、町長は琴平町がタクテックを訴えておるわけでございますけれども、訴訟のその内容が掘削会社の証言の反論が町として全然できてないですよ。湧出量の測定等で相手の主張が間違っていますと、弁護士に私、進言いたしました。弁護士は私の理論を納得されましたが、そのとき弁護士間が話し合われおったんです。私がおる横で、町にお伺いを立ててと申されたんですよ。弁護士は納得しとったんですよ。そしたら訴状に上げないかんというようなこと言われたのに、町に話をしたらそれが訴状に上がってないんです。これはどういうことですか。訴状の内容を町が否定したとしか私は受けとめられない。要するに、琴平町にとっていいことなのになぜそれを消すんですか。お答えいただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  その部分がどの部分なのか具体的にちょっとわかりかねますが、今現在はこの裁判というものは我々側が主張を展開して、それに対して被告側が反論しているという現状でございます。したがいまして、被告側が主張することに我々が指をくわえて待っておる段階ではないということをまずご理解いただかなければならないと思います。それと、今、議員がおっしゃいましたように、山神議員からのアドバイス等がございまして、極力我々も馬場弁護士と相談をしながら本来である瑕疵担保責任に追加いたしまして、揚湯試験等々の問題点というのを先方に問いただしているということでございまして、我々がそれを拒否したというようなことは具体的にどれかわからないんですが、私の記憶の中では今、思い当たる節がございません。   (「はい」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  町長ね、実際これ詳細のことをまた言うと長くなりますけども、要するに町が訴えてるということはわかります。ただ、それに対して相手側から反論が来る、それに対してその分を打ち消してないんです。それが間違ったことなのに、琴平町は何もやっていない。そしたら何度も言うと思いますが、裁判というは、相手方の証言が間違っていてもそれを反論しなければそれが通るんですよ。間違っていることが通るんです。ですからその部分は琴平町としては反論しなさいよと私、馬場弁護士に言ったんですよ。そしたら馬場さんも何ていうか女性の弁護士はそれはそうですねと納得していたんです。ただそのときに2人が話しよんが町に一遍打診せないかん言うたんです。打診したら今度訴状に載ってないんですそれが、それはどういうことかということですよ。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  我々もそういうことを馬場弁護士からまだ具体的に相談受けておりません。ただ先ほどから申し上げていますように、我々の主張に対して相手方が反論しておると、それに輪をかけてもう一度反論せいということかと思います。それにつきましても、もしそういう点があれば馬場弁護士のほうから提案がありまして、我々も確認次第そういったことに新たな主張の中でそういうこと盛り込むことが可能だと思っておりますので、一度馬場弁護士のほうと相談させていただくとともに、山神議員が指摘した点につきましても、お教えいただければと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  その件に関しましては、馬場弁護士に言ってありますから、それ私云々よりも馬場弁護士に話していただいたらわかると思います。  それで、この訴訟、完全に相手型のペースで進められとんですよ。相手方弁護士の虚偽の主張を覆すことなく、掘削会社の思いのままで行われております。何度も言いますが、裁判というのは町長もご存じのように虚偽の主張であっても反論がなければその主張が裁判では真実として認められるのです。証言でうそを言っていてもそれが真実で通るのです。そのあたりをわきまえて慎重に取り組んでいただきたいと思います。今の現在の取り組みは相手に大変優しい裁判であると私は考えます。私が調査をしたことで、町に大変有利な事象を弁護士に進言をして、弁護士も納得いただいた件も訴状に上がらない、どうなっているのでしょうか。相手方に気を使っているような気がしてなりません。  町長、これは本当にもろ刃の八重歯だと思うんですよ。これが通ってくると、今度町と山下町長、ごめんなさい。我々と山下町長の分の裁判にとって不利になりますよ。というのが、これね、連続揚湯を1つ言いますと、連続揚湯やったときの証拠写真がないと言ったんですよ。そしたらタクテックはこんなん言っているんです。連続揚湯に誰も監督員が来なかった。だから写真を撮れなかったと言ってきとんです。それをやっぱり反論しなくちゃいけないでしょ。ということは連続揚湯には琴平町の職員は誰も見ていないという。誰も見てないのに成功報酬として1億2,500万払っているんですよ。要するに、いこいの湯のいこいの温泉の掘削に関しては、湧出量、琴平町の職員は誰一人として出ているの見てないんですよ。監督してないんです。要するに成分監査時もあのときも職員立ち会ってないです。これは間違いないです。  というのが、成分検査をした方に私、直接面談いたしました。そしたら、そのときの担当のものがどこで会ったかわからんというようなこと言っているんです。そのもんに確かめると、どう言ったかというと、何人来とったかわからん車の中でおったきん、こんなもん全然だめでしょう、そんな証言。要するに、成分検査時の写真もないということです。ですからこういうことは今、タクテックの裁判においてきちっとそれはそういうことじゃないんだということを立証しないとこの裁判絶対に負けますよ。負けると今度違う裁判に、逆に私らが行っているんじゃない、タクテックが来なかったという分を物証出しますから、町長そのあたりを考えてやってください。町とタクテックの訴訟において、タクテックの弁護士から町の監督員の責任が果たせてないと証言されとんです。この連続揚湯時間約130時間行っとんですよ、誰も見てないんですよ。ただ、前の副町長がちらっと見に来たということは話にあります。ただ、それを見学に行くのと、湧出量の監督員というのは、これはずっと張りついて、見なければならないそれをやってないんですよ。多分、智光院温泉の湧出量の検査もご覧になってわかると思いますけども、やはり本来は、タクテックはポリバケツに入れ、1回、1回、1時間ごとに入れて、それで残量で満杯にしたから幾ら出とったとか、そんなことすること実際ないんです。ただ、タクテックはそんなこと言ってる。特に台風は来て、嵐の中でそんなことできるわけない。本来は智光院のように、流量計を1時間ごとに見てそれで幾ら出てるというのを書きとめるのが普通なんです。だから言ってること自体が全然タクテックの分も虚偽のことを言ってるのですけども、琴平町がそれを反論してないということです。要するに琴平町の職員が誰も見ていないのに、1億2,500万払ったと。これは本当に町の監督員の責任大きいと思います。そういうことで、これは答弁いりません。訴訟の件になりますので、多分言えないと思いますので。  次にですね、町の防災対策についてお伺いをいたします。ことしの夏前半は暑い夏でしたが、8月に入り日本列島に前線が居座り極地的に大量の雨を降らせました。先般は広島市安佐南区の地すべりで大勢の方がお亡くなりなりました。ご冥福をお祈り申し上げたいと思います。  実は安佐南区の隣の安佐北区へ8月初旬約2週間前に、中讃広域の行政の視察で行っとったんですよ。大体これは最終処分地の見学ということでございますので、どちらかというと広島市の最終処分地、ですから山間深いところにあるわけでございますが、その行く途中に車の中から前方というか、側面を見ますと、山際まで迫ってくる住宅密集地を見て、我々香川県では本当に見られない光景だと私は感じました。そして人口が密集地なので、あのような山際まで家を建てなければ宅地はないものかと、人口が減少に悩みます私たちには羨ましくも感じました。そして、次にはもし山崩れが起きたら、これはひとたまりもないと感じたのは私1人ではないと思います。それが現実となったわけでして、被害に遭われた方には心からお見舞いを申し上げます。好景気に沸いた時代の宅地開発の落とし穴ではないかと思います。今回の広島の土砂災害は天災ではなく人災であると私は思います。琴平町もことしの豪雨何度か注意報、警報は出ましたが幸いなことに、大した被害もなく一安心と言ったところですが、この災害の無いことが町民の防災意識の低下を招いているのではと考えます。災害はいつ起こるかわかりません。町内にも急傾斜地等も数多くあると聞いております。そのあたりの対応に万全を期していただきたいと思います。東南海地震も30年のうちに70%の高い確率で起きると予測されておりますが、災害の少ない当町民にとっては、関心が薄いように見受けられます。しかし備えだけは十分にしておかなければなりません。  そこで何点か質問させていただきます。何年か前に、防災マップが住民に配られました。そのとき住民の何人かから、この防災マップは机上で考えたものだと言われまして、この防災マップどおりに行動すると、災害が起きるほうへ避難するようになると申されました。私もその説明を聞きなるほどと思いました。その折委員会か一般質問かで、もう一度防災マップの見直しをしてはと投げかけた経緯がありますが、その後の取り組みというんですか、まだ今できてないということはやってないんじゃないかなと思うんですが、そのあたりの答弁をお願いいたします。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この防災マップの見直しでございますが、先ほどの渡辺議員のとこでも申し上げましたように、今議員ご指摘のように平成19年に作成いたしまして、町内の全世帯に配布するとともにホームページで掲載しております。ただ、この平成19年というのは平成16年の大雨があった後ではございますが、その後発生いたしました東日本大震災、これらの対応というものもできておりませんし、ご存じのように東日本大震災が想定を超えるような大きな地震であったということから、この防災マップについても最大限の地震が来た場合というようなことを想定したものにすべきではないかというような思いがありまして、平成23年度以降、この見直しについて現在準備を進めております。ただ、その過程におきまして、香川県における土砂災害特別警戒区域等の指定があったり、また、満濃池のハザードマップの作成状況というものもございました。また、南海トラフの巨大地震によるその震度、また被害想定、また津波等によりますそれらの予測につきましても、国を中心としてさまざまな調査とその結果が公表になっておりまして、これらをある程度盛り込んだものにすべきだろうということで、これらのデータを出そろうのを待っておったというのがこれまでの状況でございます。今申し上げましたように、土砂災害特別警戒区域であったり、満濃池が万が一の場合決壊した場合の浸水区域であったり、さらには南海トラフの巨大地震の震度、津波の影響等々というものの、データが出そろってまいりましたので、本町といたしましては水害に関しましては、河川ごとのハザードマップ、また土砂災害に対応するハザードマップ、地震による震度情報などさまざまな状況に応じたマップを住民の皆様にわかりやすくお伝えするために、災害の仕別ごとに応じた防災マップを現在作成する準備を進めているところでございます。これに関しましても、一応平成27年度目途に今進めておるところでございますが、さらに中身の検討等、また山神議員からご指摘いただきましたように避難をする避難経路等の安全性というものもその中に考慮したものとすべきために、ある程度時間を頂戴しながら、より精度の高いものを作成するつもりでございますので、ご理解いただきますとともに、またある程度のスケジュールがわかりました時点で、議会の皆様にはご報告を申し上げたいと考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)  町長の今の答弁の中で、満濃池のハザードマップ云々と言われたんですけども、今回そういった危険性はないという判断がされということ聞いてます。ですから、そういうものは最悪のことを考えなくて作ってたらいいんです。そういうやつ待つことないんですよ。だから、今まで遅れたというのはそれは一つの私は言い逃れかなと思います。というのが、今回も満濃池がそしたら震度7ですか8ですかそういうやつに要は決壊しないというような結果がでました。これがもし出てたときのことを考えてやったらいいんですよ。それで、私が言ったのは、要するに津波が来て、来よる方へ逃げるような趣旨になっているんです。そういうやつは10年間、何年かな、それの間に早く訂正しないと、ひょっと万が一だったら危ないじゃないですか。だからやっぱりそのあたり敏速にやらないと、私はいけないと思います。  これ渡辺議員等が言われておりますので、そのあたり省略させていただきますけども、町内の危険箇所の再点検行ったかとか、それから当町は観光地であって観光客に対する避難場所へ観光客が来てるときにひょっと万が一そういう地震が起きたりというたときに、誘導の表示、これ特に外国人に関してはやはり母国語をということで、考えなければならないと思いますし、このあたりは早急に取り組んでいただきたいと思います。これ答弁、渡辺議員さんのとよく似ておりますので、また考えていただきたいと思います。  次に、7点目に私が過去に質問をいたしまして、町長からそれはやらなあかんなというような答弁をいただいた件に関して、その後の取り組みについてその経緯をお知らせただきたいと思います。  執行部の対応は何事においても遅いように見受けます。これはもう先ほど渡辺議員も言われておりましたけれども、本当に鈍行というか、牛車並みではないかなと思います。先日宇多津町において、佐賀県の武雄市の樋渡市長を招いてまちづくり講演会がありました。席上市長は、100の議論より1の実行。行政はスピードが大切と話されました。武雄市の行政の取り組みについて話されたことが新聞によって報道されておったわけでございますが、行政はスピードが一番大切。ここぞというとき、完全なトップダウンで決めていたとその市長は言われています。町長の独断で、市長の独断でやったと言ってるわけです。そして、また地方が変われば日本が変わると、昔この件について、千葉県の松戸市にすぐやる課と言う課ができまして、物事の対応に対してもするやる課が全てのものに出ていって、対応するということで、話題になったことを思い出しました。住民からの要望をその課を通して素早く対応をすると言う事であります。これらを目標として早急に取り組んでいただきたいと思います。もし予算がないのでと言うのであれば、行財政改革に真剣に取り組むべきであると思います。  その1といたしまして、渡辺議員も言われました、空き家対策ですね。私の一般質門以降に先進地の取り組み等は研究されたようだが、当町の現状について、調査を行いましたか。私が質問をして、私がその対象地ですね、それをどこですかとかいって行政から全然あれがないんですよ。調査したということは私それは言えないと思うんです。山神さん言っているとこはどこですかということ、一言もないんですよ。そのあたりの対応どのようにされたかお答えいただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  まずこの点につきましてでしたけど、先ほど、渡辺議員のときにもお答えしましたように、町内の全部の把握というものは今現在できておりません。山神議員からのご質問で、それらに備えて多度津とかで条例制定が行われておるというようなことで、この条例制定についてのご質問だったと思っております。  この条例制度につきましても、他の市町の運用等に関する情報を収集する上で、幾つかの問題点というのがあるということも把握いたしました。例えれば条例を制定してそういった危険家屋を撤去するというような場合に、やはりその土地の所有権、建物の ○10番(山神 猛君)  その件はいいです。前に聞いたと。いいです。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁まとめてください。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  というようなことで、条例制定のときに実は問題があるというようなことについて、調査をいたしております。 ○議長(片岡 英樹君)  10番、山神 猛君。 ○10番(山神 猛君)
     やはり議員からそういう話があるということは、やっぱりどっかで何か言われているわけですよ。それだったら私もここだと言って、職員さんを連れていってあれすればいいかもわからんですけども、やはりそれだけの一般質問で言っているんだから、山神さんどこですかと、現場はどこですかということ、見に来るぐらいのあれはあってしかるべきでないかなと私は思います。そういうことで、聞けばそのことだけに対応すると、やっぱり打てば響くというか、その一つの分で周りが見渡せるというような、心遣いというか気遣いしていただきたいと思います。何て言うんか、子どもの使いで言ったことだけに対応するというのでは、私はどうかなと思います。ことし、台風まああれですけども、今から来るかもわかりませんが、一件は風が強いと瓦だとかそういうのが落ちてきて危ないんですよ。それを早く対応してくれと言って来られているのに、その後何もない、町からの対応もないということで、本当に非常に残念です。これはいいです。  それから、あと2番の旧敷島館跡地の活用ということでございまして、町のメインストリートにぽっかりと穴があいてると、その町の景観は全てでき上がっているものであっても、今の内町には、観光の町の景観がない。敷島館の再生とそれを取り巻くまちづくりを、町が主導をして、観光の町にふさわしい町並みをつくるべきであるが、町長そういった考えをお持ちであるかどうかお答えいただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今回の門前町サミットでもテーマを掲げてるように、門前町としての景観整備というものを非常に重要視しております。ご指摘の敷島館の跡地でございますが、確かに現在民間企業が所有をし、それを町内業者が賃借しとるというような状況だろうかと思いまして、あそこがずっと空き家地のままでおるのは私も忍びないというふうに思っております。  そこで、あの土地の所有者であります共立エステートの方が本年6月24日に本町の来町いたしまして、その後の取り組み等につきまして協議をいたしましたので、それについてご説明をしたいと思っとります。まず、共立エステート側からは次のような説明がございました。共立メンテナンスと一応載っていますが、共立エステートという会社が所有しております。共立側にいたしましては、まず正面の衣装というのは敷島館の外見につきまして、町との特約の中でそれに関する復元をするということでございます。ただ、復元をする場合にその古い部材の中にはこの数年間でかなり朽ちてきたきたものがあるということで、安全的な面から問題があるということでございます。これは登録文化財としての基準というものがどこにあるかということは文化庁にお尋ねせなならんのですが、一定量の部材は使えるが、全てを使うということはちょっと難しい状況になりつつあると、新しい部材をつくってでも安全性に確保したものを再現するという方向でいきたいのでぜひとも町としても協力してほしいというお願いがございました。町としては、旅館を利用するお客様や、また町民が往来する上で、部材が落ちてきたなどはだめだということで、安全に配慮した対策をお願いしたいというふうに申し出をしております。ただ、この場合登録有形文化財としての登録が継続できるのかという問題がございますので、これについては香川県の教育委員会、または町の教育委員会と連携をとりながら、情報収集をしております。  また、肝心の営業形態がどのようなものになるかということを先方に伺ったところ、当初の計画でもありましたように、遍路宿的なものとして営業をしたいというような計画があるということでございます。  さらに、今回新たに提案があった中では、以前は確かに旧敷島館を再現した中でパブリックスペースということで、足湯を設けるというような話があったと思いますが、当然足湯は設けるのだが、それに付随して外湯も併設すると、一般のお客様が利用できる外湯も併設する計画であるというようなお話を聞いております。そして、建物につきましては、当然敷島の旧館の部分については復元ということでございますが、その後ろに立ちます宿坊に関しましても、近隣の金陵の里、前面に建ちます旧敷島館等配慮しながら、景観に対しての配慮した設計をするということがございます。配慮しながらも町にも相談を持ちかけてくるというようなことでございました。この後でございますが、先ほど申し上げましたように、登録有形文化財の指定に関して県の文化財担当と話をするためのセッティングを共立エステート側から要望がございましたので、町教育委員会といたしまして、町の生涯教育課職員が7月22日に県教育委員会へ出かけていき、これまでの経過説明を行っております。また、8月8日には、県教育委員会の文化財担当者に本町に来ていただきまして、旧敷島館の部材の保管をしております倉庫においてその共立側の設計士などと部材を確認しながら説明を受けております。今後は国への報告や申請のため手続や事務などについて町教育委員会と県教育委員会の担当職員を通して打合会を近々に開催するような計画があるようでございますので、一定の進展といいますか、動きがありつつあるのかなという手ごたえでございます。いずれにいたしましても、山神議員ご心配のように、表参道の中心的なところでございますので、町といたしましても一刻も早い計画の推進と町の振興に期するような施設になっていただくことを心から要望したいと思っております。 ○議長(片岡 英樹君)  時間になりましたので、制限時間となりましたので、10番、山神 猛君の一般質問を以上で終わります。  暫時休憩といたします。  再開を13時20分といたします。      休憩 午後 0時17分      再開 午後 1時20分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(片岡 英樹君)  再開いたします。  これより諸般の報告を行います。  事務局長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○事務局長(金関 首君)  命により報告いたします。これよりの会議に出席を求めました者は、お手元に配付いたしました名簿とおりであります。  以上、報告を終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  以上で諸般の報告を終わります。  休憩前に引き続き一般質問を行います。  次に 9番、眞鍋 籌男君。   (「はい、議長9番、眞鍋」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  それでは、通告順に従いまして、一般質問します。  第1に町長の退職金について。2、いこいの郷公園の運営について。3、琴平町の情報公開条例について。4、水道料金公金横領事件について。5、生活保護受給者への支援について。6、監査委員の公務の執行について。7、職員の採用について以上であります。  それでは1、町長の退職金について、ことし6月議会の町長答弁では琴平町長の4年間の退職金は1,314万円となっており、計算根拠は香川県市町総合事務組合退職手当条例によったものであると答弁をしていますが、琴平町の多額の公金を支出するのに琴平町議会の権限が及ばないという事務組合への委託は見直す必要があるのではありませんか。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君の質問に対する町長の答弁を求めます。  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  それでは眞鍋議員の質問に答えいたします。まず第1点目でございますが、この退職金につきましては、市町総合事務組合に共同する事務をお願いしております。この共同処理の事務の中には、9つの事務処理がありますが、その中の1つに構成団体職員の退職手当の支給に関する事務というものがございます。これは、町長及び職員の退職手当事務も含んでおり、共同することによって各町の事務量の軽減及び事務的経費の削減をするものであることから、現在のところこの委託を見直す考えはありませんので、答弁とさせてもらいたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  議会の件が反映されていない。9つのうちの第1番目なんですよ。ほかの市でものいているとこあり。なぜできないとはなから切り離したみたいに言うんですか。町長自身が言ったらそれで済むことじゃないですか。私が言ってる根本は議会の意志が反映されていないようでは、つまらんと言っているんですよ。町長の体質言っているんだし、問うていることですよ、町長の体質を。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  はい。 ○9番(眞鍋 籌男君)  小野町長が、今、詫間の会長のとこね、あそこ行って、こうこうする言うたらできることじゃないですか。あんたいこじになる必要ないんですよ。議会の件が反映してないからそうしてくれたら済むことですよ。完全にいま副しているでしょう。済むことだからそうしてください言っているんですよ。そうしてくださいって。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  先ほども申し上げましたように、事務処理等の問題から本町においては他の町と同じくこの市町総合事務組合に委託することと考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  これね、今議長私言うたの2番目言うてしもたんですけどね、小野町長ね、次3番行きますけど。ことし6月議会で指摘しましたが、琴平町長の退職金は1,314万で、善通寺市長の退職金は447万3,132円となっている原因は言うまでもなく、善通寺市は退職手当の支給に関する事務について委託をしていないからです。琴平議会の意思を尊重する観点から退職手当の支給に関する事務の委託だけをやめることのできない理由はありますか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  冒頭に善通寺のことをおっしゃられましたが、善通寺市においては平成22年度に100分の30という附則によって規定をしたようでございます。なお、先ほど来申し上げておりますけども、共同処理をすることによって事務量の軽減等というものが図られておるという観点から、私といたしましては、町長の退職金手当に関する事務の委託だけをやめるということに関しては、今現在考えておりません。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  考えておりません言うんとできないとは意味が違います。やる気あるかないかですよ。善通寺なんか改革のできていますよ。今の琴平町においては、改革、改革、改革、改革これでも改革かいうぐらいに行かなんだら、町はしぼんでしまいますよ。そのあなた言っていることは、私は保身に徹しますいうこと言っているんですよ。私たちはあんたの意思一つで、議会が反映するそういう方向に持っていくこと、これ可能。それを問うてるんでしょ。聞きよるんや。 ○議長(片岡 英樹君)  具体的に答弁を。 ○9番(眞鍋 籌男君)  小野町長ね、あなたも先ほど言ってるとおり、1から9まであって1でもいろいろあるけど、あなたの町長のね、給料だけをほかのけたらいいんです。ほんで議会へ投げかけたらいいんですよ。それは、あなたが町長自身がやろうと思ったらできんことではないんですよ。できることなんですよ。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁を求めてください。答弁を求めます言うてください。 ○9番(眞鍋 籌男君)  そうせい言いよんや。・・・ ○議長(片岡 英樹君)  はっきり言ってください。はっきりと。 ○9番(眞鍋 籌男君)  ほんだきん、はっきり言うたが。 ○議長(片岡 英樹君)  意見はおっしゃってますけど、はっきりとこういうこと聞いてるということ言わないと、答弁ができないんでね。 ○9番(眞鍋 籌男君)  小野町長、私が言ってるのはね、今先ほどと重複しますけど、あなたがそうしようと思ったらで、琴平町で、議会の意思、議会本位とは何か、住民本位。それ戻す気があるかないかですよ。それでもあなたは、保身に徹してで、今までどおりちゃうわ、ええんじゃええんじゃ言うんやったら、それでもええけど、私はそうしてほしい言うか。それできん言よんですよ。それで質問これ以上できんやないか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長、答弁。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  眞鍋議員の考えは、そういったものであろうというふうに私推測いたします。しかし私といたしましては、現行の制度を変えるつもりはございません。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  次行きます。この事務組合の議員は16人で構成されていますが、加入している自治体の長は組合規則により事務組合の議員になることとされています。事務組合に委託している自治体の長の退職金は一律とされていますから、いわば自治体の長は自分の退職金を自分で決める仕組みになっているのです。これでは各自治体の住民の意思が反映されませんから退職手当の支給に関する事務の委託はやめる必要があるのではありませんか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)
     これに関しましても各市町の実情に応じて事務の適正化及び効率化を目的とした共同処理でございますので、この規約に基づいた議員により事務組合の中で決定をされております。したがいまして、その観点から申し上げれば、委託をやめる考えが現在のところないということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  5、4年ごとの町長の退職金制度の廃止、または減額を検討する考えはありますか。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  考えはございません。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今、もう死んでおらんけど、小笹隆庸君。それにこの私です。給料30%カット、ボーナス30%カット、退職金全額返還、この以前の町長の公約のときに小笹もそうや同じように言っているんですよ。概念の隔たりがあり過ぎる。私は小出しせんとぼんと言うんですよ体ごと。あんたみたいなこの4年間何したんや今までの町長の4年間。これっちゅう成果が出てるの何らないやないか。腹立ちと怒りどうすりゃ。  2.いこいの郷公園の運営について1、ことし6月議会の町長答弁では公表している利用料金表の月払い会費について琴平町都市公園条例に規定していませんと答弁をしていますが、条例の規定も根拠もないのに会費を徴収することは、この公園条例の10条2項の規定に違反するのではありませんか。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  これに関しましても、6月議会でも申し上げましたが、琴平町都市公園条例第10条の2には利用料金の額は、別表第3の範囲内において指定管理者が町長の承認を得て定めるものとするとしております。これについては条例に基づいて消費税の改正に伴う料金改定の承認をしております。利用料金の額は別表第3の範囲内であり、特段に分けてないだけでございますので、何だ条例に違反するものではないと考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  これね、今新しい分の条例ですけど、この第10条の2には、利用料金の額は別表第3の範囲内において、指定管理者が町長の承認を得て定めるものとすると書いてるんですよ。この別表3、月いうんがないじゃないですか。ほんで、徴収は会員から徴収とったら全部月単位で、これ月に合わせたらそれで済むことやないですか。何でそこまでいこじになるん。何でそこまでわしに胸張ってくるんや。月に直したら済むことやないかこれ。 ○議長(片岡 英樹君)  眞鍋議員、もう少しゆっくりしゃべってください。聞き取りにくいので、ゆっくりと。 ○9番(眞鍋 籌男君)  町長ここあんた持っとんやろこれ。持っとんやったら見たらわかるやろ。これをね、会員から月で徴収しているんですよ。ですからこれを月に合わせたら済むことやないん。もっと素直にならないかん真面目に。前も言うとるけども、今度これこらえんで、わしはもう。はい、答弁いる。これね、議長これされとんですよ。月に1カ月何ぼ取りよんじゃ金を要するに会員から。それを月からいうのを入れたら済むこっちゃないですか。あんま言うたら責任取らすぞこれ。ほんまに、条例やが。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  先ほども申し上げましたが、この別表第3の範囲内で月会費についても範囲内にあるというふうに解釈しております。議員がご指摘なのは月会費を別項に設けて書けということであると思います。質問内容は規定に違反するのではないですかということでございますので、違反はしないというような見解を述べました。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  ことし4月からの指定管理者には、ことし3月までのスポーツ財団とは異なり、業務の委託料を支払っていません。このことに関して6月議会の町長の答弁では、平成23年度以降の委託料についてスポーツ財団との契約があったから委託料を支払ったと答弁していますが、その契約自体は小野町長自身が締結したものです。契約に基づく委託料の公金支出の違法性を問題としているのに自分の締結した違法な契約を公金支出の根拠にすることは、できないのではありませんか。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  これは、当初の協定で決めた中で年度ごとについては契約書により決めております。契約に違法性はなく、その公金支出については、契約の中で定められたものであります。契約により委託料の支出をしており、また公金支出の方法についても違法性はないというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  契約は何月何日にしたものですか。その契約は。契約は何月何日になんぼしたかちょっと言うて。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  今、1つ年度ごとのこれは契約の日付でしょうか。 ○9番(眞鍋 籌男君)  町長自身が今言っていた契約のことです。 ○町長(小野 正人君)  この契約というのは、当初の協定で決めた範囲内、またそれらに基づいて年度ごとにやっております。日付につきましては、通告がございませんでしたので、今現在手元に資料がございません。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  何を言っているかいうたら、契約、自分がしたことを自分でこうこう言うんやから、その辺がおかしいって言っているんです。常識の問題ですよこれ。わしこれ書いているじゃないですかここんとこに。どないいうんかね、小野町長自身が締結したものですて書いているんです。自分の締結した、私にしたら違法ですよこれ、違法契約を公金支出している根拠をいっているんですよ。言うて、答えて。 ○議長(片岡 英樹君)  もう一度。 ○9番(眞鍋 籌男君)  違法やから、どう思とんか言いよんですよ。 ○議長(片岡 英樹君)  違法性についてですか。 ○9番(眞鍋 籌男君)  はい。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  それにつきまして、違法性が我々のほうではないというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  3番、琴平町とスポーツ財団との10年間の委託契約を見ましたが、毎年ごとで契約金額が異なっています。小野町長の契約した平成23年度以降の委託契約では1年間、数千万円の委託料を支払う必要はなかったのではありませんか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  委託契約につきましては、契約年の金額を毎年度ごとに見直しをすることで適正な金額になるように努めております。また前年度までの契約金額や、それまでの財団の経営状況を加味しながら、協議をして金額を決定しておるものでございました。したがいまして、委託料については、必要であると思われる金額を契約書に盛り込んで、状況に応じてその支払いをしてきたということになります。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  状況に応じてと言いますけど、今の最近のコナミとの契約では、まださっきの山神さんが言った分とよく似てますけど、運営権料、今までの委託でしたらいかんて、そうした場合に払う必要がなかったんじゃないかを言っているんですよ。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  それが、先ほど申し上げました当初の協定ということで、平成16年の6月4日に交わした協定の中でそれらの委託に関する事項があったというふうに考えております。それが10年間だったということでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  スポーツ財団の解散の登記は、8月25日の特別委員会資料によると7月1日に完了したとしていますが、議会への報告はいつしたのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。 ○町長(小野 正人君)  この7月1日に完了したということでございますが、6月末をもって解散するということにつきましては、ことしに入りまして議会の公共施設整備等調査特別委員会におきまして、何度か説明をさせてもらっております。また、その解散時期についても新しい定款に載せておるということでございますので、解散後に解散登記をすることもあわせて報告をしてまいっております。そして、6月議会終了後の特別委員会においても、スポーツ財団の決算見込みについて報告した際にも6月末で解散し、解散登記をするという報告をいたしております。さらに8月25日の特別委員会におきましても、解散登記を含む経過報告と今後の見込みについて報告をさせていただいたところでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今、6月のいつしたって言うたんですか。
    ○議長(片岡 英樹君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  ここに日付は書いておりませんが、6月議会終了後のこの公共施設整備等調査特別委員会において、6月末をもって解散をするという報告をいたしております。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○9番(眞鍋 籌男君)  5番、8月25日の公共施設特別委員会での説明、また資料によりますと、町の出資金の基本財産は、1,000万円から約645万円を差し引いた金額の上に、もろもろの出費があるという細かい説明を受けましたが、はっきりしません。小野町長自身も最終的に約200万円少しが残るようなことを言っていましたが、手をつけてはいけない住民の尊い純粋な出資金を取り崩すのですから、どうなるかをわかりやすく詳細に言ってください。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  6月議会後の特別委員会を開催していただきまして、6月の特別委員会時点では財団では普通預金通帳においての残余資産では支払い義務のあるものを全て支払うだけの残高がないというご説明をした上で、町の出資金ではなく出捐金による基本財産1,000万円を取り崩すことになるという報告をさせていただきました。これらを差し引きますと、差し引く645万円というのは6月の委員会時点で予想される正味財産の金額でございます。また、8月25日には引き続き財団の経過報告をさせていただき、その際の決算資料案によりますと、正味財産の部で指定正味財産として1,000万があるとこれが基本財産部分です。この一般正味財産としてマイナス653万9,677円というものがあり、正味財産としてはその差し引きとして346万323円になっておるということでございます。これには、トランポリンなどの固定資産分120万9,549円が入っておりますので、単純に差し引きをしますと、225万774円ということになります。これからそれ以降の精算までにかかる経費や、支出が考えられますので、それらを差し引いた段階で約200万から210万円の間になるというふうに思われますというようなことでございます。また一方、現金の流れを預金通帳で見ていくと、基本財産は、利子を含めて解約し、その時点で残金が430万円強ある普通預金に入れました。そしてその預金からコナミへの委託料約1,220万円弱を支払い、単純計算では、210万円強となっておりますが、7月以降にはほかにも小額ながら還付金や預金利息などの出入りがございます。このうち預金利息については通帳の終了とともに計算されますので、きちんとした金額については最終の確定が出ておりませんと、また解散登記後には財団の精算事務を行っており、今後は財団の理事や評議委員の皆様へ6月末の解散による決算等の報告した後、改めて精算ができ次第、精算結果の登記をすることとなります。その残金については、町に納入するということでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  こんぴらの7不思議の中のこれは1つ。というのは、今回解散せんと解散するんが3年後、もし5年後やったら今回小野町長出てきとると思うか、650万円の分じゃ。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  これは最終的に町へ、その出捐金部分、基本財産部分を納入するという形で予算計上させていただいております。したがいまして、3年後、4年後にもし解散するんであれば、その時点に全ての資料が出そろうということになろうかと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  だからおかしい言よんですよ。今回解散するから今回出てきて、5年後解散するんやったら5年後出てくる。なんか太陽が西から出るみたいな話しているんですよ、小野町長は。ほんでこれやって何回も言いますけどこれは言わな聞かんのやこれ。計算間違い2つ。正式な公文書これを2枚持ってきとんや前に間違っとる分も。何で間違うんこんなんが。18年・・・あなたも言ってたじゃないですか。戻入をもってしたら、こうならんかもしれなかったこと言っているじゃないですか委員会で。そのとおりなんですよ。そうしたこと赤字になること事態がおかしい言っているんです私は。赤字になることが。計算違い、計算違いこれよう見てみこれ。こんなに計算間違って何とする。ほんでこんなこれ言わんほうがよかったんや。言うてまた20万オーバーなっとんや。2つ間違うて。えっ、イカサマだらしないいうんか話しにならんのですよこれは。一番今言うたとおり、解散するんが5年後やったら5年後に出てくるんやまだ隠れとんや、そういう町長のそれはいかんでそれ。私がおったらこれいつ決めたん。これ全部支払いしとんじゃ、こない決めることの私がおったら机たたいてでも決めさせませんわ。おかしいんやからこれ、今小野町長こう言うたやろ。今回解散するから出てきたんで、解散するんが5年後やったら5年後に出てきとること言うたやろ。もっとゆっくり言うわ早口なったらいかん言うから。おかしいんやこれ土台。赤字になること自身がおかしい。戻入こんなようけせんでええんじゃ。ちょっと200万ぐらい減らしたらええんじゃ。これ18円になる分や。それ小野町長委員会で言うとんやこれまた赤字になった。そしてで、言うとくでもう1つは。名前はええけど、財団の局長は、今回私のミスによって、多大な御迷惑をおかけしまして申しわけありません。小野町長もこうやってミスとは言わんけど、書面みたいなん控えとるわな、お詫び申し上げますとか言よったでしょ。財団局長やプロなんですよそっちの。プロがはじめからそなん言うたらいかんわな。小野町長だってあんた任しとって財団の長じゃないですか。それをお詫び申し上げますやそんなこと言うてもいかんそんなこと言うこと自身がおかしいんや。正念入れて聞きよんか。まったく、次。  6、町長は地方自治法243条3の第2項の規定によりスポーツ財団の経営状況を説明する書類を毎事業年度ごとに作成して議会に提出する必要がありますが、なぜ議会に提出しないんですか。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  このスポーツ財団、財団法人へは、当初に出捐金として1,000万を支出しておりますが、いこいの郷の指定管理者として業務委託をしているものでございます。本町が財団に対して借入金の元金、もしくは利子の支払いを保証したり、債務を負担しているということでもなく、自益権を有するわけでもございません。よって、こんぴらスポーツ財団は地方自治法の第243条の3、第2項に記載されている第221条の第3項の法人には該当しないというふうに考えておりますことをご理解いただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  それはそっちの言い分ですよ。  地方自治法の243条の2は、普通地方公共団体の長は221条第3項の法人について毎事業年度政令で定めるその経営状況を説明する書類を作成し、これを次に議会に提出しなければならないとなっとる、そしてその根拠たるもんは、これは今言った211条の分聞いてくれよん。今言いよったものを小野町長聞きよんか。211条の3言うたらこんなん書いとんですよ。普通地方公共団体が出資している法人で、政令で定めるものと書いとんですよ。ここに、それでその分の根拠となる分が152条のところに載っとんですけど、1に3つあって1は、当概普通地方公共団体が設立した地方住宅供給公社、地方道路公社、次が大事なんですよ、土地開発公社及び地方独立行政法人となって2、3はその分の2分の1となったり4分の1と全部琴平町当てはまりますよ。それ何でか言うたら100%しているから。それで小野町長ね、ここに、こっち見んかい。この分の琴平町いうんがあるんですよ。ここにあるわな琴平町。その一番最後のところに出資割合25%以上と書いて、法人名、出資額及び割合の中に、財団こんぴらスポーツ財団1,000万円と次ですよ、琴平町土地開発公社あるんですよ。2つ載っとんや。 ○議長(片岡 英樹君)  離席しないでください。 ○9番(眞鍋 籌男君)  えっ、ほな取りに来いこれちょっと誰か。わかってないから答えがちゃらんぽらんになるんじゃ。 ○議長(片岡 英樹君)  資料として出してないものですから口答で言ってくださいそれは。 ○9番(眞鍋 籌男君)  ほな、今言うたとおりや。これに土地開発公社と財団スポーツなんか入っとるやないか2つがちょうど2つに、だから今小野町長言うたことは一切合切、荒唐無稽、でたらめじゃ。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁。 ○9番(眞鍋 籌男君)  なんちゅうこと言うの。法律のもとに言よんやからな。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  地方自治法の第243条の3の第2項に普通地方公共団体の長は第221条第3項の法人について毎事業年度政令で定めるその経営状況を説明する書類を作成し、これを次の議会に提出しなければならないというふうに確かに記されております。この221条の第3項が何かといえば、普通地方公共団体が出資している法人で政令で定めるもの普通地方公共団体が借入金の元金もしくは利子の支払いを保証し、または損失補填を行うとそのもののために債務を負担している法人で、政令で定めるもの及び普通地方公共団体が自益権を有する信託で政令で定めるものの受託者にこれを準用するとなっておりますので、我々としては、そのような対応をしております。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  12月にもっとはっきりやろ。小野町長完全に違うことは覆しますから。これ見といてように。土地開発とスポーツ財団入っとるから。公表せなあかんいう分で。今言うたこの分で土地開発公社言うたやろ。  次行きます。小野町長ね、そしたら今コピーで行政実例というの取り集めてるんですよ県の図書館行って。行政実例いうんは、これは司法に携わるもんが、これ参考にして1つの基準にするもんなんですよ。それ行政実例に沿った場合は私が言ってるんが正しいんですよ。本当に順に追ってちゃんと言いますけどね。  琴平町の情報公開条例について、高松市や香川県で作成している情報公開審査会の審査要領と同様の要領を作成する必要があるのではないかとの照会を町長に提出したところ、町長は、審査会では審査要領が必要と考えておられないようなので、審査要領を作成されてないものと推察されますと回答書に述べていますが、町長自身は必要がないと考えているのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  これは、まあ私自身が必要あるかないかというのではなくて、この審査会が要領が必要かどうかということを審査会ご自身でお決めになられることというふうに私は解釈しておりますので、私がそれに対して必要かどうかということは、今のところ差し控えさせてもらいたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  そこが、町長私がわけやと言ってるんですよ。あなたが一応・・・のことやったら多少こうしてくれ言うたらええんですよ。それ向こうが向こうが言うて、完全に受け身じゃないですか。もっと改革、改革、斬新な方法をとっていかないかん。今までどおり御身大切、これはだめ。  次いきます。一部非公開、全部非公開のような行政処分があった場合に、決定通知書では非公開理由が詳細に述べられてないので、高松市や香川県の作成しているような審査要領は、必要なものと言えますが、審査会に対して審査要領の作成を依頼することはできないのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  これも先ほど申し上げましたように、今、審査要領が必要かどうかは審査会がお決めになるものでございまして、必要であると認めたらできると私は考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  できるのなら町長自身が積極的に一歩踏み込んでください。  次行きます。4、水道料金公金横領事件について、1、町長はことし7月10日に全職員に対して職員の綱紀粛正についてという通知書を出していますが、町長は今回の事件の原因についてどう考えますか。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  まずもってこの事件によりまして、町政への信頼を失墜させたことに関しましては大変申しわけなく思うとともに、残念に思っております。原因についてでございますが、この公金すなわち水道料金の横領事件の中間報告書にも書かしてもらっておりますとおり、着服を行った職員の公務員としての自覚、及びモラルの欠如というのが1つ大きい柱でございます。もう1つの要因といたしましては、この公金管理体制の不備があったというふうに思っておりますので、この点に関しましては、職員一人ひとりがこれまで以上に公務員としての自覚を持つように指導し、一丸となって皆様の信頼回復に向けて全力に取り組んでまいるという思いから職員の綱紀粛正について全職員に通知文を出したものでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  2番、今回の事件に関して、町長はことし6月27日付で免職の懲戒処分をしていますが、刑事告訴は7月31日にしました。なぜ1カ月以上もおいて告訴したのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  これは、事件発覚当初会見でも申し上げましたが、告訴については代理人等々協議をした上で結果を出すということでございました。この懲戒免職処分後に検討、協議した結果、刑事告訴をする判断に至ったため、その後顧問弁護士と協議をしながら刑事告訴の書類の作成を進め、告訴状の準備が整ったのが7月30日であり、翌日の7月31日に提出したということでございます。もちろん1カ月という期間がかかっておりますが、その間検討しながら告訴状の作成をしておったということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今、告訴状の作成云々言ってましたけど、この告訴状は誰が作ったのですか。 ○議長(片岡 英樹君)
     町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  これは、我々と顧問弁護士が協議をしながら作成いたしました。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  3、議員に配付した告訴状には、被告訴人の氏名を黒塗りにしていますが、既に議員全員に知らされている事実をなぜ黒塗りにしたのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この告訴状は警察に提出をし、受理された書類でございます。また、議員の皆様方にはそれまでの経緯等を説明する中において、確かに実名というものを公表しております。ただ、警察に出した告訴状につきましては、警察の中での扱いということでございますので、警察を含めた司法の判断が出るまでは告訴状の掲載氏名というものを控えることと決定したからでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今、小野町長警察での判断が出るということは、どういうことですかこれ。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  告訴状においてその罪名等我々のほうが提示し、警察に捜査を依頼したものでございます。その捜査に基づき司法判断が下され、告訴状どおりになった場合ということでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  そしたら警察いろいろと捜査、司法の方で有罪判決が出た場合のこと言ってるんですか。今言っているのは判断言うて。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  我々は横領罪ということで告訴してましね、横領罪が認められた時点ということで考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  私はこれ、一貫性がないということ言っているんですよ、一貫性が。初め見せるんやったら初めのときも黒塗りにしなきゃだめですよ。2番目の時も。それやったら告訴状の分も相手はもう今どないいうんかね、辞めとるし金も払っとるし、かんべつ壊滅状態やし、ですから、検察庁言うてもどないいうんですかね、不起訴処分か。そいなんほぼ今までの慣例からいうたらそうなるでしょこれは、恐らくわかりませんけどね。ですから、初め見せるんやったら告訴状の分やったら影響ないんですから、名前書いていても。それより犯罪は決定してから出すほうがよっぽどきついですよ。言うだけ言うとくわ。  次、4番、議員に配付した告訴状には被告訴人に被害を与えていると記載していながら、告訴人を琴平町長小野正人としていますが、告訴人は琴平町という法人ではないのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  議員がおっしゃられるように、本件、業務上横領事件の被害者は琴平町です。琴平町が告訴人となります。したがって、告訴人は琴平町代表者町長小野正人ということになっておりまして、通常の書き方としては琴平町長小野正人と書くということでございます。言いかえますれば、被害者は琴平町ですから琴平町が告訴人となるために原則としてその代表者である町長の名前を告訴人として書く必要があるということでご理解いただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  これ弁護士やったらこうはつくりませんで、弁護士がつくったんですか。弁護士と協力して協議しながらつくったんですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  はい、そうです。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  次5、生活保護受給者への支援について、1、近年全国的に生活保護受給者数が急増していますが、自治体によってはいまだに申請書類を交付しないなど、いわゆる水際作戦をとっているところがありますが、琴平町では香川県に提出する用紙を窓口に準備するような支援はしているのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この生活保護の申請でございますが、多分議員も既にご存じのように、市においては市に担当窓口がございます。町村においては保健福祉事務所がそれを管轄して行っているということでございまして、本町の生活保護事務については、香川県中讃保健福祉事務所が管轄しております。役場窓口においては、生活保護申請の一時的な相談の対応というものをまず行っており、住民から相談があった場合は生活状況等について聞き取りの調書を作成し、それを福祉事務所へ連絡して引き継ぎを行っております。また、福祉事務所館内の各役場の窓口にはこの生活保護の申請書というものは置いておりませんが、生活保護のあらましパンフレットを窓口に設置して、相談者等にお渡ししているというのが現状でございます。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今回の全国の生活保護受給者数は、平成7年88万人から昨年平成25年には216万人へと急増していますが、琴平町での受給者の数と金額は近年どうなっていますか。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  今、眞鍋議員から全国的には平成7年から平成24年ですかね88万人から216万人へと大変大きな比率で増加しております。そこで、本町の近年ということでございますので過去5年間の生活保護受給者の数と金額の推移を調べておりますので、既に表はお手元に行ってますか。 ○議長(片岡 英樹君)  口答で。 ○町長(小野 正人君)  では口答で説明いたします。概略だけ説明いたします。  平成25年度の状況につきましては、平成21年度と比較して世帯数が118世帯から128世帯と10世帯の増、率にして8.5%の増です。また、対象人員といたしましては、147人から171人と24人の増、率として16.3%の増。金額といたしましては、8,971万4,000円から1億1,190万6,000円というふうになっておりまして、2,219万2,000円の増、率にして24.7%増というふうになっております。   (「はい」と呼ぶ) ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  6、監査委員の公務の執行について、1、地方自治法199条第7項の規定により監査委員の職務権限として指定管理者のスポーツ財団に対する監査を実施することができますが、過去10年間で監査を実施したことはありますか。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君の質問に対する監査委員の答弁を求めます。  代表監査委員。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○代表監査委員(藤村 利仁君)  監査委員の藤村です。ご質問の地方自治法199条第7項の規定による財団法人こんぴらスポーツ財団の過去の10年間の出納事務監査については、監査事務局長より答弁いたさせます。 ○議長(片岡 英樹君)  それでは補足説明を監査事務局よりお願いします。  事務局。 ○事務局長(金関 首君)  ただいま眞鍋議員の質問に補足説明をさせていただきます。藤村代表監査委員さんは、昨年なられましたので、過去10年間の監査をなされたかいう件でございますけど、事務局のほうで調べました結果、過去10年間において地方自治法第119条第7項の規定による財団法人こんぴらスポーツ財団の出納事務監査は行っておりません。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  何で行われなかったんですか。ちゃんとした監査、1年ごとの監査やったらさっきの18年みんたいなん絶対、これじゃこれ。ちゃんと毎年ごとしとったらこんな18年度200万出てこんと済んどったんじゃ。 ○議長(片岡 英樹君)  事務局。   (「はい、議長」と呼ぶ) ○事務局長(金関 首君)  眞鍋議員が述べております199条第7号においては、監査委員が必要があると認めるとき、または普通地方公共団体の長の要求があるときに、監査をするようになっておりますので、過去においてのそのなぜなされなかったかいうのは、その当時の監査委員さんとか町長の判断によって要求がなされていないので、しておりません。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  2番、スポーツ財団は、近日中に解散すると聞いていますが、琴平町100%出資の財団の保有する財産や経理状況について監査委員として把握しておく必要があるのではありませんか。
    ○議長(片岡 英樹君)  答弁、代表監査委員。   (「はい」と呼ぶ) ○代表監査委員(藤村 利仁君)  議員の質問の監査は特別監査に属する監査でありまして、現時点での監査の予定はありません。監査委員の基本的権限は、所属する地方公共団体の財務に関する事務の執行及び、当概団体に係る経営に係る事業の管理を監査することであり、例月出納監査、定期監査、決算審査、住民監査請求による監査を中心に行っております。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  藤村代表監査委員は今おっしゃいましたけど、私今監査委員の権限いうのあれ冊子持っているんですけど、今持っていないんでね、これまた次のときに一応また研究して来ますんで、今一端わかりましたんで、次行きます。  3、スポーツ財団に対する委託料の公金支出に関する住民監査請求の結果報告書は8月21日に公表されましたが、この報告書の中で監査委員は町議会の議決を得て実施したものである。このような事項は監査委員による監査の対象とならないを明記していますが、監査の対象とならないとする法律上の根拠を示してください。最高裁は昭和37年3月7日の大法廷判決では、自治体の公金支出に関して、議会の議決があったからといって、法令上違法な支出が適法な支出となる理由はないとしています。監査委員の見解はこの最高裁判決に反する見解ではありませんか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、代表監査委員。   (「はい」と呼ぶ) ○代表監査委員(藤村 利仁君)  ただいまの議員がご質問された件については、法令の規定に基づき、監査委員の監査の対象を判断したものであり、8月21日に公表した監査結果のとおりであります。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  私これまで裁判もかなりやってきとんですよ。例えば岩盤の分でもそうですけど、岩盤の分だって当時議会が議決、私も議決した中で1人おってもそんなことは意に介しません裁判所は。今現在の分がどうかいうことです。それをここにこの代表で最高裁やからこういうことを弁護士なんかは知っとんですよ全部。知り抜いとんです。これ判例に反しとんですよこれ私が言ったことについて。  次行きます。この監査委員作成の報告書では、監査委員は指定管理者の再委託の禁止に関する総務省の通知文書を読んだと思いますが、その文書では、清掃や警備のような業務を除き、指定管理者の本来の管理業務の委託はできないとしています。スポーツ財団の場合は、本来の管理業務のほぼ全部をコナミに再委託していました。監査委員は、スポーツ財団のわずか2名の従業員で2億円以上の収入を得る業務ができていたと考えていたのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、代表監査委員。   (「はい」と呼ぶ) ○代表監査委員(藤村 利仁君)  法第199条第7号に規定する特別監査は、そのものの出納事務に関するものに限られています。ただいまの質問は、管理業務そのものの質問でありますので、監査委員からはお答えできません。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  今、代表監査委員が言っていることは、次の12月に戻る可能性十分ありますので、その点だけここで申し上げときます。  5、この報告書では、住民の指摘した琴平町公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例4条4項に規定する事業計画書に沿った管理を安定して行う能力を有していることの条件に満たさないとの指摘にふれていませんが監査委員はどのように判断したのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、代表監査委員。   (「はい」と呼ぶ) ○代表監査委員(藤村 利仁君)  ただいまの質問も、今お答えした内容と同じであります。監査委員からはお答えできません。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  6、報告書では、住民の指摘した90%以上の業務を2億円以上の金額でコナミに丸投げして違法な業務を続けたとの指摘に対して、コナミへの再委託料の積算根拠、今回の質問で最も重要なものです。積算根拠を調査したんですか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、代表監査委員。   (「はい」と呼ぶ) ○代表監査委員(藤村 利仁君)  8月21日に公表した監査結果のとおりであります。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  これ代表監査委員、私もね答弁書何回も読んどんですよ。これまた12月へ送ります。  7、この報告書では明確にされていませんが、平成26年度から新しい指定管理者は、町から委託料は受け取らない、町に対して施設運営権料として毎年最低2,500万円を支払う、その他町にとって有利な条件を提示して町と契約をしました。平成26年度から指定管理者がこのような条件で契約ができるのであれば、監査委員はスポーツ財団の経営に問題があったのではないかと考えなかったんですか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、代表監査委員。   (「はい」と呼ぶ) ○代表監査委員(藤村 利仁君)  ただいまの質問も、4番目でお答えした内容と同じであります。監査委員からは、お答えできません。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  8、10年間にわたるスポーツ財団の財務管理に問題はなかったのか、今になって考えると監査委員の監査が必要であったとは思いませんか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、代表監査委員。   (「はい」と呼ぶ) ○代表監査委員(藤村 利仁君)  ただいまの質問も2の質問の答弁と重なりますが、監査委員の基本的権限は所属する地方公共団体の財務に関する事務の執行及び、当概団体に係る経営に係る事業の管理を監査することであり、例月出納検査、定期監査、決算審査、住民監査請求による監査を中心に行っております。過去の監査に関することの答弁は私からはできません。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  9、ことし8月21日に公表した住民監査請求書の報告書を作成するに当たって、監査委員はスポーツ財団の会計書類は調査したのですか。会計書類の調査もせずに本件報告書を作成したのではありませんか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、代表監査委員。   (「はい」と呼ぶ) ○代表監査委員(藤村 利仁君)  このご質問も、8月21日に公表した監査結果のとおりでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  8月21日に公表した住民監査請求の報告書では、担当課の意見として琴平町は、財団法人こんぴらスポーツ財団に対する業務委託料については毎年度財団の収支状況について把握し、業務委託料の適正な支出に努めていると述べていますが、監査委員はこの意見が真実かどうかを実際に調査をしたのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、代表監査委員。   (「はい」と呼ぶ) ○代表監査委員(藤村 利仁君)  このご質問も8月21日に公表した監査結果のとおりでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  11、8月21日に公表した住民監査請求の報告書では、5ページの9行目と20行目に請求人の主張は住民監査請求の要件を欠いておりと記載していますが、この却下の理由を具体的に説明してください。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、代表監査委員。   (「はい」と呼ぶ) ○代表監査委員(藤村 利仁君)  地方自治法第242条第1項による住民監査請求があった場合は、当法第242条第6項の規定により、監査委員は監査を行うことに当たっては、請求人に証拠の提出及び陳情の機会を与えなければならないと義務づけられております。後のご質問は8月21日の公表した監査結果のとおりでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  時計をとめてください。  ちょっと今、打ち合わせするので、暫時休憩させてください。      休憩 午前11時02分      再開 午前11時15分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(片岡 英樹君)
     それでは、再開します。  もう一度、今の問いに対する答弁を代表監査委員お願いします。訂正ですか。 ○代表監査委員(藤村 利仁君)  訂正させていただきます。どうも申しわけございません。  このご質問も8月21日に公表した監査結果のとおりでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  よろしいですか。  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  監査請求の要求を欠いた、これどういう意味ですか。もっと具体的に言ってください。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、代表監査委員。   (「はい」と呼ぶ) ○代表監査委員(藤村 利仁君)  監査請求の要求を欠いたということは、わかりません。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  代表監査員ね、要件いうたらこういうことなんですよ。これね、私、県や高松市行って調べとんですよ。監査請求出すわね、これや監査請求。藤村監査委員ちょっと見てください。ちょっとこれ見なんだら、ちょっと時計止めといてくれ、時間がもったいない。 ○議長(片岡 英樹君)  続けてください。 ○9番(眞鍋 籌男君)  藤村監査委員これ、私監査委員に出しとる原本はおたく行っとるわね朱肉がついとる分、これコピーなんですよ。コピーでここに書いとる判や名前がなくてはいかんわね。もう一つは本監査請求の対象の趣旨ね。これがなかったらいかんわね。それともう一つは事実証明書、これなら2,700万円とここに出とるわね。おたく見とるように。こんなんもなかったらこれ不備でいわゆる。次が大事なんや。例え不備でも、高松や県は請求人に対して期限を決めて補正を求めとんですよ。今回とった棄却、おまえら出る幕がない引っ込んどけ言う態度なんですよ。または門前払い。これ私はね、今回これ見て、ぱぱぱぱぱかーとして目まいがしそうだったんですよ。なぜならば、今まで監査請求100近くしとるけど却下は1回もなし。裁判において、30ぐらいしとるわ。却下はただの1件もなし。全部棄却だったんですよ。今回これ棄却だったら問題ないんですよ。またほかの質問してまうわ、ようけあるから聞くこと。これ監査委員、何でこんな時間とってしたんこれ。却下しとるからなんですよ。あり得ないことされとんですよ。私にとったらね、却下されるような理由はさらさらない。全部完璧ですよ完璧。 ○議長(片岡 英樹君)  質問人に申し上げます。  個別の案件でなく。一般論で質問してください。 ○9番(眞鍋 籌男君)  一般論やこれ一般論がそうなんですよ。私の個人が言いようことは一般論でしょ。これどこに不備がありますか。これ考えて考えてつくったんや。それを却下で、却下いうたら門前払いや。おまえ出る幕ない引っ込めいうて、こんなきつい仕打ち今まで私ないんですよこれ。今回だけなんですよ。ほんでこの監査請求の、これは原本やからね、おたくの朱肉がついとるでしょ。これ読んどったらね、何か眞鍋個人に対する憎しみ憎悪。そういうようなんすら感じるんですよ。それね、今、監査委員ね、言うだけ私、結局却下した理由が知りたいんですけどこれなかなか答えられないと思いますので、次に回します。  12、8月21日に公表した住民監査請求の報告書では、5ページ第7行目に請求人の陳述で記載していますが、請求人の陳述は必須のものではないのに本件却下と何の関係があるのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、代表監査委員。   (「はい」と呼ぶ) ○代表監査委員(藤村 利仁君)  先ほどちょっと間違って答弁させていただきました。  地方自治法第242条第1項による住民監査請求があった場合、同法第242条第6項の規定により、監査委員は監査を行うに当たって、請求人に証拠の提出及び陳情の機会を与えなければならないと義務づけられております。後の質問は8月21日の公表した監査結果のとおりです。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  陳述、これ一つの請求人に出した権利なんです、法律に定められました。私、今まで陳述したこと2回。1回目、今から10年前、平成16年山下町長の公用車のとき、あのときは陳述したんです。それ以外1回も陳述していません。なぜか、陳述する理由がさらさらなかったからであります。今回陳述したのは、ひょっとしたら万が一にも町が勘違いした可能性があるんじゃないかと陳述したんです、何回もこれでもか、これでもか、これでもかという私が言いたいことはただ一つ、請求の対象と書いとるように、その金関課長、それと平井主任、藤村代表監査委員、臼杵監査委員、4人とこに再三再四述べたの1点なんですよ、その1点を言うために私来たんですよ。陳述に来たんですよ。5人で、何ちゃ生かされていない。ほんで、用でもない3つも書いとる。1点や言うのに3つ書いとる。これね、この書類、もしほかの人が出してみた場合、これやばいんや。なぜやばいか、公務員法に触れるから。公務員法の34条、これ昔からよう言よんですけど、職務上知り得た秘密を漏らしてはならない。もしこれ誰か関与しとったらやで、訴えたら犯罪なるでこれ。そのぐらい重要な監査請求とこの4列ぐらい書かないかんのや。4人がつくったんやったら余りにもお粗末過ぎる。なぜなら、陳述したこと一切合切生かされてないから。藤村監査委員ね、私、余り強くは言いとうないんですけどね、あんときあんたも僕もちょうど目の前におって、何か控えよったじゃないですか。ちょっと、そんなとこ横に、臼杵監査委員もおりましたけど、ほんで金関議会事務局長と、平井さんもいましたけど、4人とも聞いとんです。私はくどいぐらいここだけだ、この1点だけと言うて、今日来たんはこれややこし、ひょっとしたらひょっとするからこの1点だけ特にほか考えんでいいんじゃ言うて何回も言うとんですよ、しかしそれ全然生かされてない。どうしてですか。私が陳述したことは一切生かされてなくて、用でもないことばかり書いてから、却下。 ○議長(片岡 英樹君)  質問者に申し上げますが、現在この案件につきましては、不服申し立ての請求期間中ですので、発言には気をつけて質問をお願いします。  それでは答弁をお願いします。 代表監査委員。 ○代表監査委員(藤村 利仁君)  これも8月21日に公表した監査結果のとおりでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  これはあってはならないことが起きとんで、これも次の分に引き継ぎます。  13、8月21日に公表した住民監査請求の報告書の5ページの7行目の当概行為の意味が不明ですがその意味を説明してください。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、代表監査委員。   (「はい」と呼ぶ) ○代表監査委員(藤村 利仁君)  ご質問にお答えします。当概行為は、監査結果に記載のとおり法242条に規定する本町職員等による財務会計上の行為又は怠る事実であります。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  次行きます。今回のこれが根本趣旨です。  14番、8月21日に公表した住民監査請求の結論部分に上記1及び2については却下、3については棄却としていますが、監査請求の対象は1つなのに、なぜ3つに分けたのですか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、代表監査委員。   (「はい」と呼ぶ) ○代表監査委員(藤村 利仁君)  法令に基づいて判断した結果であり、8月21日に公表した監査結果のとおりであります。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  先ほどから述べているように、こうなったらひょっとの万が一というのを私懸念したから、陳述しとんですよ。先ほど申しましたように、これでもか、これでもか、これでもたというぐあいに、机は叩かなかったけど、かなり言うたんですよ同じことを何回も、ほなわかった言うから、なんちゃわかっとらへん、どういうことや、逆のことやっとるんです。今回の分ね、私あんたにきついこと言うあれないんですけど、却下にならんかったらきょうのことはなかったんですよ。棄却やったらこれ当たり前やから、却下言うたら誰も通らんで、却下言うたら。門前払いや。おまえ出る幕ないから引っ込んどけいうことや却下言うたら。これほどきついんですよ。今まで申しましたけど、何百いうて監査請求しとったけど却下は一切なしで裁判所で私に対して却下いうことは一切合切なし、裁判所の場合も、藤村代表監査委員ね、県や市と一緒で、不備はないんですよ、万が一あった場合ね、言いますよ、書簡で、それね山神さんも裁判しとるけどね、私も1回丸亀裁判所で不備があったんですよ、どういう不備か言うたら、修正ペンで直しとったんですそれ判が要るいうてそれも不備ですよ。そんなん言うてくれるんですよ。それが今回、一切合切私に寝耳に水で、頭こん棒で殴られたみたいに却下、これほどきつい仕打ち受けたんは私24年間議員やってるけど今回初めて。この怒りどこへぶつけたらいいんや。藤村監査委員ね、私言ってること気持ちはわかってくれると思います。あのときの状況。これもしあなたがテープに撮っとんやったらテープ聞いてくれたらええわ。くどいぐらい言うとるからあんときに。ひょっとしたらひょっというんが今回起きとるんやから現実に、情けない。  次行きます。職員の採用について、町職員の数について質問します。平成22年4月1日現在の、正規職員数と非正規職員数。また、平成26年4月1日現在の正規職員数と非正規職員数を示してください。  私が思うのは、今の職員数で知恵を出し合いまた、協力し合って住民サービスに努めるべきではないかということです。その観点に立って考えてみますと、今の職員数でいいのではないでしょうか。やたらに職員を増やすべきでない。その理由として、私が常々委員会等でよく言っているように、主婦の台所の感覚で切り盛りしないと無駄ばかりが生じて節約などできるものではありません。  香川県内においても、人口の減少率は1位でその上県下では人件費の占める割合が最も高いのも琴平町であります。要するに、やりくりしながら、また、今の職員を活用しながら主婦の台所の立場になり取り組んではいただけないものでしょうか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  まず、眞鍋議員ご質問の平成22年4月1日と平成26年4月1日の正規職員数については、1名の微増ということになっております。また、非正規職員数につきましては、臨時職員が3名、嘱託職員が14名の増となっております。この要因といたしましては、特別支援教員が8名、保育士が1名、育成センター2名、保険担当3名、地籍係が2名増ということで、業務の専門的な部分への嘱託臨時職員の配置というものが主な原因となっております。また、教職員関係では、特別支援教員、支援員及び補助員、幼稚園教諭、保育士などは、乳児、幼児、生徒の状況により増減が予想されます。また、子育て支援に関するサービス提供内容により臨時職員の増員も出てくる可能性があると考えております。普通会計の属する職員数におきましては、人口や産業構造がよく似た団体、本町の場合は類似団体がローマ数字のⅡの2というふうになりますが、その平均職員数との単純値での比較では本町が類似平均団体よりも24名少ないというような結果もあるようでございます。  ただ、議員ご指摘のように、現有勢力を十分に活用しながら、やりくりをするということも、大変重要なことだろうかとは思っておりますので、今のところ現在の正規職員を減らすということは住民サービスの低下及び業務の停滞等を招くことから、減らすということは大変難しい状況にあろうかと思います。したがいまして、現在の職員の中で有効な活用方法を考えてまいりたいと思います。ただ、これはよく議員さんの中からもご指摘を受けますが、今後増大するだろう高齢者福祉、特に地域包括ケア等々の問題において、保健師等専門職を有する職員は必要でないのかというご意見も伺っておりますので、この点については事業の進展等を勘案しながら考えていきたいと思います。そして、現在、後期高齢者医療広域連合に1名本町から職員を派遣しております。また今後は、水道事業の広域化等に伴います職員派遣というのもありますし、中讃広域行政事務組合からも要請もあり、本町所内だけでの仕事ではなく、こういった派遣職員というような状況も発生してまいる可能性がございますので、そうなった場合には、大変厳しい職員配置の中での業務遂行ということになりますので、ぜひともご理解いただきますようにお願いいたします。ただ、必要でない職員を雇うというようなことはございません。それにつきましては、公平公正な立場から必要な職員数の定員管理をしながら対応していきたいと考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  聞いていたらようぬけぬけそれだけ言えたもんやと思う。それ全部そっちの言い分や。これ見たら、正職員が22年4月1日いうたら、まだ山下町長のときや。今また増えとるやない正職員が、今のが。臨時職員やて嘱託やてむちゃくちゃ増えとるやない。人口がた減り、店は店閉めよるとこザラ、職員ばかり増えよる。我が世の春、親方日の丸もいいかげんにしてほしい。小野町長あなたこれね、町長公約、あんたの公約や、こなん書いてますわ。職員数は、8年後に人口100人当たり1人になるよう削減を目指す。これ、イスパニアの真桑瓜言うんがあるんや言葉で、イスパニヤの真桑瓜いうて、ボルネオの王さんか、もうこれね、小野町長あなたが言ってることね、もうその都度、その都度変わり過ぎ、信念がなし。これあんた公約どうするんですか、これ。初め職員数は8年後に人口100人当たり1人になるよう削減を目指す。逆じゃないですか、増えとるじゃないですか。どうしてですか。何でこの公約を守らなかった。住民への裏切り以外何物でもない。 ○議長(片岡 英樹君)  静かにしてください。  はい、答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  確かに4年前の公約の中にそのような内容がございました。それにつきましては、就任後、さまざまな事務等々の増大というものを町長職として実感するに至りました。もちろん、必要以上の人員を配置する考えはございませんが、そういった中で、その100人当たり1人というとが、現実問題非常に厳しいということは、さきの議会の中でもお示ししましたように、努力はしておりますが、なかなか達成困難な1つの公約であるということは認めております。そういった中でこの議員の質問の中にもございますが、今の職員数でいいのではないでしょうかというふうなご提案もございますので、それらを勘案しながら、適正な配置の中で業務の遂行を目指しておるところでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  9番、眞鍋 籌男君。 ○9番(眞鍋 籌男君)  あのね、これ個人的なことなんですけど、私昨日からちょっと風邪引いとって、昨日も今日もそうですけど、こういう薬2つくれた福祉課の名も知らん職員がおるんですよ、そういうええ子もおるんですよ。ほんま、それで私昼元気になったんや昼、朝前から来るんもえらかったんや、今元気やで薬のんだきん。はっきりしとんや風邪薬や。ですからね、小野町長ね、私職員数にはこだわります。こだわっとんですよ。今のままでは行財政が下火に、何やかんやが下火になっていきよるのに、職員だけはうなぎ登り、企業の感覚でなし、住民聞いたら何と言うやろか。我が世は春や。我が世の春を謳歌するのもいいかげんにせい。はい、終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  以上で、9番、眞鍋 籌男君の質問を終わります。  ただいま一般質問の途中でございますが、ここで暫時休憩といたします。  なお、代表監査委員にはこれより通告に対する答弁がないことから退席を許可いたします。  再開を15時ちょうどといたします。      休憩 午後 2時45分
         再開 午後 3時00分      (出席議員、休憩前と同じ10名) ○議長(片岡 英樹君)  再開いたします。  休憩前に引き続き一般質問を行います。  次に、7番、今田 勝幸君。   (「7番、今田」と呼ぶ) ○7番(今田 勝幸君)  日本共産党の今田勝幸です。まず、広島の豪雨による土砂災害被害者へお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。  九月議会の一般質問をします。  先日、新聞を見ておりまして、4月から6月期の国内総生産の発表が内閣府より出ておりました。どの新聞を見てもGDP年率7.1%減、個人消費は97年の増税時期を超すという中身がありました。また、実質雇用者報酬は前年同月比で1.9%減っています。収入の目減りが消費の落ち込みの原因だという指摘でございます。安部政権の増税シフトの内閣、この前成立をしましたけれども、改造されましたけれども、この世論調査を見てみると、来年10月からの消費税10%増税に対する項目、このことについては、反対が朝日が69%、読売は72%、毎日が68%、共同通信は68.2%でございます。国民は消費税10%増税を中止を望んでいます。将来を不安なく安心して暮らしたいこう思っているのでございます。  このような経済状況の中で、私は町政についても、町民が安心して暮らしたいとこういう思い、願いに応えるために、質問席から以下通告書により具体的に質問をしたいと思います。  琴平町における医療、介護、福祉について行政役割についてという項目で幾つか質問をいたします。  町民の持つ将来不安の大きさは、何といっても高齢になって、果たして自分の年金で暮らしていけるのかということであり、こういう声をよく聞きます。私もそのような年にも近づいて来ているのかと思います。さきの国会で、医療介護総合法案、4月段階では、推進法といっておりましたが、そういう内容が6月18日自民公明などの多数で成立いたしました。3月議会で私はこの件についても質問しています。町民の願いとはこのことは裏腹に進んでいる政治、私は悪政というふうに思います。  本町のこれらの分野における後退は、私は許されないというふうに思います。若干説明をしたいと思いますが、3月議会で町長は要支援者サービスは地方自治体に移行することは新たな課題が発生する要素があります。また、本町の事業計画に当たっては介護を必要とされる方の手助けとなるような制度にしたいと答弁をされています。第6期事業計画、介護保険の策定でありますが、3月議会についての答弁がこのような答弁でありました。私は、こういう状況の中でお話、町長の見解なりを聞きたいのは3月議会でこのような答弁をされた趣旨は今現在守れているかということであります。これが1番、2番の全体の中で後退は許されないという計画で、今の第6期の介護計画の策定の過程等、その中での町長の態度をお聞きを。 ○議長(片岡 英樹君)  7番、今田 勝幸君の質問に対する町長の答弁を求めます。  町長。 ○町長(小野 正人君)  まずもって、この医療、介護、福祉の行政役割という大きな質問でございますが、確かに本年6月に地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための会計法律の整備等に関する法律、いわゆる医療介護総合推進法が成立したところでございます。議員もご指摘だと思いますが、大きく次の3つの内容が記されております。  1つが、医療提供体制の再現に向けた政策手段の拡充。  2番目、介護サービスの給付抑制。  3番目が、地域支援事業の充実というふうになっております。今、議員が確認されたいというのは、これらを含めて本町の今第6期の介護、保険制度の見直しということで、それに対するスタンスということでよろしいですね。はい、これに関しましては、この法律の中におきまして、一番大きな内容が要支援1、2が市町村ごとに行われる事業としておりてくるという点、それと一部の高齢者が負担が増になるということ、さらには特養等への入所制限等が出るということでございまして、高齢者に負担増というものが一部において発生いたします。また、サービスの利用条件を限定するなど、利用者にとっては大変厳しい痛みというものがあるというような見直しになるのではないのかなというふうに私自身も今考えておるところでございまして、本町の高齢化の進展具合等々勘案した場合、これらに対しまして大きな不安を持つ町民の皆様が、おられるという認識を私も実は持っておるところでございます。 ○議長(片岡 英樹君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  今からの私の発言も、町長が言われた内容も表現は違うけれども、入るかと思います。  3番目の問題のとこに、法律、あるいは条例のなどで、制度の線引きによりというふうに書いてある。線引きの説明の中で、さっき町長がお話をされた部分が入ってこようかと思います。私は、言い方を変えて、町長の言い方を変えて、我々の言葉でちょっとつけ加えたいと思います。  利用料についても、今回1割から2割になろうかという問題、負担増の部分では、さらに支援者の訪問や通所介護の給付を外されてるのも言われました。町の地域支援事業に移行して専門サ―ビスが移行されることによって、政府は5割程度を内容として示している。サービスの低下がつながってくるということ。また、特別養護老人ホ―ム入所者については、3月から見えましたけれども、要介護3以上に限定される。この分については、3月議会の中でも琴平町の特性の問題もやっと触れたとこであります。さらに、病院病床の削減、琴平町では入院施設がほとんどなくなっている。一体どこへ入るんやというのがちまたのうわさでもあります。そういった問題はさらに、県の計画等を押しつけられて、ペナルティーが削減計画、ペナルティーがつく。病院や施設、ますます入院するところがなくなってくるという状況があります。そして、さらには要支援者への給付が5.6%から給付費ですね、3.7%に全体の給付を抑えるという方向があります。これらが、ずっとやっぱ押し寄せてきている。これらを考えるときに、現行からさらに私より少し若い層が、75歳団塊の世代が高齢期に入った時期を想定してこの計画は進んでいるわけですけども、そういったときに、これらが全部やられて、生活するわけですが、その生活のする中での必要性から要求なり、願いというのが町民の中から出てまいる。私がそういった問題が裏腹とさっき裏腹って言いましたけれども、そういう中で町のもう一遍のスタンスですね、例えばよくこういう問題を言うときに、自助、あるいは自立というのがひっついくるかもわかりません。共助、公助という3つで解決をしようというのが今の流れ、そういうことだと思います。その中で、特に公助の部分がどのようなスタンスに町長自身はお考えなのかというのを3番目で聞きたいわけです。先ほど若干ふれておりましたけれども、もう一度お聞きをしておきたいなというんです。つまり、ここのところが、町民の暮らし向き、将来不安、そういった問題と自分たちは自分たちで頑張るだろうし、或いは隣近所の問題もそういう、或いは他の団体との関係なんかでやってくるだろうし、ただ、公助という役割の部分が少しでも後退をする、そういう方向になれば、私はますます町民にとっては痛しかゆし、大変なことになるんじゃないかなとこのように思います。ですから、住民、町民の福祉の増進にこれを努めるのが行政、町政の仕事だというふうに思っております。その観点から、町長はどのようにこういったスタンスについて考えているのかとお伺いしたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。 ○町長(小野 正人君)  本町の今後のスタンスということであろうかと思います。今後この法律が改正されておりますので、来年4月以降大幅な見直しがあるということで、この市町村におりてくる事業というのは要支援1、2の範疇のものでございまして、これに関しましては、さまざまなニーズ調査をいたしましたところ、予防事業というのも大事なんですが、むしろ生活支援に取り組んでもらいたいという意見があるようでございます。例えば、洗濯物の取り込みや、ごみ出しといった生活援助、またさらには、買い物支援といったようなそういった部分の手当というものも必要になろうかと思っております。これを全て公的なサービスの中で行政が行うということには、一定の限界もあろうかというふうに思っておりますので、これについてはNPOなり、また法人等々を活用しながら業務の委託というような状況が発生するのではないのかなというふうに思っております。もう1つ先ほど議員がおっしゃいました医療を初めとして、利用する窓口が狭くなってくるというような観点もあろうかと思います。ただ、本町の場合はそれでもまだ入院する施設が3カ所ほどですかね、今現在ございますので、それらに対しては維持というものをお願いしていきたいと、その上で広域的な病院の体系、また近隣の市町村にあります医療機関等々との連携を図りながら、琴平町の方々が迷うことなく的確な医療サービスを受けれるような状況を広域の中で協議をするなり、また定住リスクの中でそういった協議が進んでいくように努めていきたいと思っております。今現在、具体的にこういう事業を町がやるんだということは、まだ現在決まっておりませんので、これはこの第6期の今計画策定の中での検討事項の1つになろうかと思っておりますので、これはまた方向が決まり次第、議会のほうにもお知らせしたいと思っております。 ○議長(片岡 英樹君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  いろいろな機関、NPOとかいろいろな機関を使ってというか、活用してとか同じ共同してやっていくというお話がありました。そういう場合についても結局私は、公助というのが中心に据わなければならないいうのが一番やと思うんです。そうしないと、福祉が利益の対象になるという形になったんでは大変なことが一方で起こり得る可能性がある。実際の実務を、作業をどこでとるかというよりも、そういうスタンス、きちっとやっぱり中心になってやっていくんだというのを常に考えておいてほしいというのが、私は、ここの3番目で特に強調してお願いをしておきたいというところです。その点についても町長自身の今の答弁の中では、それは全くは否定しておらないけれども、若干、ちょっと緩いかなという思いがいたしました。  4番目に移りますけれども、制度内事業ですね。例えば介護保険事業などの中で、地域包括支援センターいうのが本町にはあります。日常生活や介護の相談、介護予防事業、ころばん塾や心も体もしゃきっと元気体操等々ですね、やっております。ここは要支援1、2の方のケアプラン作成なども実施している。こういうことは知っております。その上で今回の総合法案による制度改正をやるわけですけれども、今も取り組んでいるという話でございますが、これらをやる場合、あるいは今の法律に基づいて、通った法律に基づいてやっていく場合、制度内だけの事業ですね。それで切ってしまうのかと、行政は。或いは、この制度内の事業も町単独でやるのかという問題。あるいは委託事業としてどっかに委託するのかという、こういうものが発生すると。それからさっき私も言った問題なんです。中心に据わるのは町が行政が据わって、采配をするというか、振り分けるというか、責任は行政がとる、そういう構えでやってほしいというのが思いです。その上で、この問題を4番目の答えとして端的に、どんなに考えとんやということを明らかにしてほしい。これは、介護保険の関係にも実は関係するかもわかりませんが、さらに幅広い問題で、あとのことにつながってくる問題だと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  この点につきましても、これまでの答弁の中にも少しずつまじっておったかとは思います。本町といたしましても、その住民のニーズ把握というものを分析するということから始めて、そこで本町における保険、介護というものの中心的存在は行政が担うべきであろうと思っております。ただ、その実施主体に関しましては、先ほど申し上げましたNPOを初め、現在もあります社協、またそれぞれの法人というものに委託するという形が望ましいのかなというふうに思っております。ただ、中心の中でニーズ把握、並びに対策、またそれにふさわしい制度内事業のみならず、本町の特性に合った事業の展開に関しては、やはり知恵を出し合いながら、本町の実情に応じた、また住民ニーズとなるものというものを、探っていく必要性は十分にあるというふうに認識はしております。 ○議長(片岡 英樹君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  そういう答弁やと思うんですよ問題は。ただですね、現行の町である場合、或いは、それを委託する場合、いろいろ考えられるんですけれども、問題は今のこの法律に基づいて新しい法律に基づいて、それを想定すると、非常にサービスが低下をするという問題が出てくるではないかと。特に訪問医師による訪問介護とか、訪問診療とか、看護師による訪問看護とか、ヘルパーの問題についても生活支援など日常生活支援などしておりますけれども、そういった問題が非常に抑制をされる。給付については、言われているのが5.6%から3.7%に抑えるというのが方針ですから。そうなってくると大変だなという思いがあります。そして同時に、このいわゆる今度の中身で言えば、こういった問題が附則する場合ですね、特に総合法では地域で医療や介護を提供する地域包括ケアという言葉で表されとると思うんですが、今のケアセンターとはまた若干異なる面も重複する面もありますが、そういう中で、ちょっとお尋ねしておきたいのは、その受け皿ですよね、本町にそういったことができる受け皿、全国的には1割ないし2割程度しかできてないというのが今の現状です。来年の4月から実施で、今できてない、見通しもないとすれば、これは本当に大丈夫かということになるわけです。そういった今の流れの中で、準備の問題がどこまでいっとんだというのをここでちょっともう一遍、別の角度から4番の関係からお聞きをしておきたい。それ本当にできるのかという問題を含めて。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  これに関しましても、この地域支援事業という形の中での実施ということだと思いますが、平成27年度、来年の4月1日からスタートですが、最終的には29年度末までに完了するというようなことになっておりまして、本町におきましては、こうした問題を考慮しながら要支援者に対する介護予防や生活支援サービスというのに取り組んでいくという段階でございます。今現在、これら4月1日からスタートにできるというような体制は残念ながらまだ構築できていない状況かと思っておりますので、これらも第6期の介護制度の見直しの中での協議とさせていただいて本町で取り組むものを順次サービスを提供するという形になろうかと思います。   (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  そうすると、27年度からは新しい法律に基づいての介護保険は、実施できないということになりますよね。そうすると、これに基づいた料金設定とか、利用料の設定とか介護保険の設定については、延びるわけなんですかね、そういう理解でいいですか。 ○議長(片岡 英樹君)  答弁、町長。 ○町長(小野 正人君)  はい、多分そのような状況になるかと思いますが、ちょっと担当課長のほうから、もしよければ詳しい説明をさせたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  それでは、補足の説明を福祉課長お願いします。 ○福祉課長(川添 龍也君)  失礼します。今の段階で十分な答えはできません。現在第6期の介護保険事業計画を策定中でありますので、その中で今後審議してまいります。ということで、今の段階では明確にはお答えできません。   (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  それじゃあ課長困る。第6期の計画は知っているけれども、法律に基づいてこれをやるとしたら、その法律の中身の関係は全くじゃないけども、29年までにしたらええんやったら27年度には今の現行のままで移行していくいうことやね。そういう理解でええんやな。猶予期間があるから、その延びていっていうことでええんやな。そういうことでいいそうですので、理解をしときたいと思います。  次に、社会福祉協議会と町行政との組織的関係性について認識をお伺いしたい。これは若干説明をなぜこういうふうな問いかけをしたかということ。社会福祉法では、地域住民、社会福祉関係者が相互に協力して地域福祉の推進に努めるよう定めています。私はその中心に社会福祉協議会があるように思うんです。社会福祉関係というのはさまざまありますから。ただ、介護保険事業や日常生活自立支援事業などのように法律に基づく制度化された事業だけでなく住民や或いはボランティア、行政、関係するさまざまな機関、社会福祉関係者が協働して実践する地域福祉の中心になっていると思うんです。また、その先導しているのも社会福祉協議会かというふうに思っておる。特にこういった役割を担っている社会福祉協議会と行政との関係についてどういう関係性があるのかと、ただ委託業務だけ、福祉関係の委託をしているというだけなのか。それやったら入札をしてほかの業者も、業者というか福祉関係の団体も入れたらええやないかというんやけど、そういう単純ではないような関係が。ですから、その辺をどういうふうな関係と位置づけているのかだけちょっと町長にお聞きをしたい。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この社会福祉協議会、社協は、地域の福祉の推進を図ることを目的とする社会福祉法人であります。同時に民間団体という位置づけでもあります。ただ、先ほど議員ご指摘のように、これは社会福祉法に規定されておりまして、行政区分ごとに組織された団体という一面も持っており、大半の社協における運営資金の多くは行政機関の予算措置によるものがあるということでありますので、これは公私協働で運営されているというようなもので、民間と公的機関の両面のメリットを生かした事業展開をしているものだという認識でおります。そして、この主な事業内容の中には住民の地域福祉活動の支援や、福祉人材の育成確保、また市、町、村からの委託事業や福祉介護サービス事業、高齢者障害者などの見守り活動、要援護者の生活相談事業、福祉教育の推進事業等展開をしておりまして、行政の枠制度、法のもとでは十分に対応できない、いわゆるすき間部分を埋めていただくというような役割もあるというふうに思っておりますので、町といたしましては、この福祉行政に密着した非常に重要な、なおかつ公共性の高い団体であると考えております。そういった意味もありまして、本町にとりましては必要不可欠な組織であるというふうに認識しております。 ○議長(片岡 英樹君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  そういう必要不可欠な団体であるという認識、現状の中でもそういう認識が町内の中でもしておる方々がたくさんおられます。もうちょっと何とかせいやというところもありますけれども、そういう声であります。  社会福祉協議会への補助金の、先ほども町長でも運営について大半町が出していると、補助しているというお話ございました。補助金の支出の根拠とか、あるいは目的、これやっぱり町の条例とかに合うとるかと思うんですけども、もう一遍その辺もきちっとお話をしていただきたい。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この社会福祉協議会の補助支出につきましては、まずは社会福祉法第58条第1項の規定というものがございます。それにあわせまして、琴平町社会福祉法人助成条例に基づいて社協の運営を支援することを目的に毎年度予算の範囲内において補助金を交付するというのが、たてりでございます。ただその運営の資金の多くが行政機関からの予算措置というのは大半の社協ということでございまして、本町がそれに当たるかといいますと、他と比較した場合には本町の場合はそういった運営そのものに関する補助金というのは額的にがそう多くはないのかなというのがこれまでではないかというふうに考えております。 ○議長(片岡 英樹君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  次に、委託事業が相当あります。私は、社協委託事業、町が業務委託するわけですから、明細もあるんじゃないかと。しかし、聞くところによると、一括で委託をしていると。必要経費であるとか、業務用に幾ら、人件費は幾ら、というふうに分けられていない、言葉が悪く言えば、つかみ金でこれだけして、これをしてくれと。報告求めておるわけですけれども、私は、このところ私の言うた認識で合うとるのかどうかだけをお聞きをしたい。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  その前に、現在社協へ委託しとる事業というものが何があるかということでございますが、1つには高齢者配食サービス事業というのがあります。これに関しては委託費の計算根拠は、1食当たり700円ということです。また、軽度の生活援助員派遣事業、これは、時間換算で1時間当たり1,000円の委託費を組んでおります。また、生活管理指導員派遣事業も1時間当たり1,400円ということで、その他いろいろほかにもあるんですが、基本的には1回当たり幾らとか、時間に応じて幾らというふうに、また、年額して一括して何十万というような形でやっておりまして、今議員がご指摘いただきましたように、必要経費を明細別に分けてその中で金額を委託しとるというふうな明示をして委託設定というのは現在のところ行ってはおりません。 ○議長(片岡 英樹君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  明示をされていないということだと思います。今町長が説明されたそれぞれの問題についても負担部分の問題から、算用してからやと思うんですが、そうでなくて私は、ところがちょっと社協の内容の現状が、正規職員が確か13名、非正規が3名、非常勤13名、非常勤というのはヘルパーさんですね。町の補助金はここ数年560万円でずっといっています。実は人件費の関係についても補助金として一括289万ぐらい払っているかな。ただ、ここは介護保険の事業やっとりますね。この収入が約4,000万、ただこの4,000万はピ―ク時、平成15、6年やったかな、8,000万、約半分になって落ち込んでいるわけです。この落ち込みは、介護保険が変わるたびに落ち込んでいるということですよ。この当時は介護保険で儲けて全部が運営できとったけどもというのが実態だと思います。経営活動資金収支差額というのは244万4,000円、これマイナスです。もう1つ明らかにしときたいのは、収入に対する人件費の割合は51.5%で、支出に対する割合は55%ちょっとという状況です。こういうふうに見てきたときに、先ほども町長がここの仕事について仕事の内容、業務内容についてお話がありました。私もそのとおりだと思いますが、この中で、特に人件費の問題とか活動補助のこういった問題については、さまざまな角度が必要なんですけども、ここの仕事の内容は制度でこぼれたというか、すき間というか、そういう方々の思いに応えている、応える必要があると、その十分に応えられているかというところが問題で、必要な人は答えられているようによく聞くわけですが、私はそういうところが今からの総合法案の推進、改正、改悪された中で問題になってくるところだというふうに思っております。そういうところの特別な関係であるとしたら、この一括ここの団体等についてはそれなりのことは必要なのではないかというふうに私は思う。  8番目の質問でありますけれども、そういうことがここに町民や関係住民からアンケートを実施するなどして町がやってるわけですが、社協については先ほど言ったとおりです。こういった中で、町も先ほどからアンケートとかそういうふうなんで、8番目の問題は、計画をやっていると。ただ、その計画が計画作成そのものが目的となっていないかという問題があるんです。いろいろな計画が今も進められておりますし、ここ1年、2年の間にもたくさんありました。その中の1つにあるのが、地域福祉計画というのが去年あったと思います。これに参加した人の声でありますけれども、この人から非常に強いお言葉をいただきました。それは、年に一遍ぐらいこの計画の進行状況などがどうなっているのかという報告をしてほしい。策定委員、委嘱した方々に、そういうことが必要なんじゃないかと言われる。私はそれを聞いたときに、責任感の強さともう一つは、自分たちでつくった計画がどう進んでいるのかという、そしてさらにそれを充実をさせるという意欲を感じるわけ。もちろんこういった声ばかりではありませんが、こういう人が町民の中にはいるということで、非常に大事にしなければならないし、今後の行政がこういったところに目を向けた行動をとっていく必要があるんではないか。特に今からが、災害の問題でも何でも共助、強調するわけですが、今行政がどういう方向に動いておるのかというのは、共通して認識として持ってもらう必要がある。そういうところにも反映ができるのでこういった声に十分応えてもらいたいと思うんです。
     そこで、年に一遍ぐらいそういった計画の進行状況、これはこれに計画だけではありませんけれども、していただけるのかどうかというのを検討して、今すぐでなくても、何カ月か後には、やるという方向が考えられるのかどうかお伺いをしたいと。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  議員ご指摘の町のいろんな計画の達成状況や点検の評価については、確かに十分にそれらの策定に加わった委員さんに対してその後のフォローというのができていないのが現状ではないかと思います。ただこれは、しゃくし定規になりますけでも、策定するための委員さんとしてお願いしたので、策定業務が終わったという形でこれまでそれらの報告がなされていなかったというふうに考えております。しかし、その計画というものは、計画の報告書をつくることが目的ではなくて、計画に盛り込んだ事業を実践して、それによる成果というものが最も重要だろうかと思っておりますので、これは当然策定した委員さんもそうですが、広く住民の皆様にその過程なり達成数値というものを明確に表示、表現する必要があろうかと思っておりますので、これらにつきまして、中には数値等で表せないものもあると思いますが、ある程度進んだもの、進んでないもの、また今後課題が新たに見つかったもの等というのは区分けをしながら、個別事業の進捗状況及び、計画全体の成果について、町のホームページやまた結果公表等行いながら、周知に努めたいと思っております。特別策定に携わった委員さんには特にというふうなご意見がございましたら、それについては検討して対処していきたいと思っております。   (「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  ぜひ、直接携わった人も大事にして、育てるという言葉は悪いかもわかりませんけれども、参画してもらうことがよりよい環境をつくることになる。信頼関係も含めてなるんではないかと。それは、今までやってきた方向だけでは、はい、1つ終わり、一丁上がり方式ではやっぱりだめだと、今からは特にそういうことでぜひ検討して早期にやってもらいたい。強くこの点については要望しておきたいと思います。  次に移りますが、医療、介護、福祉の将来を考えるときに、総合的な地域福祉審議会条例、これ耳なれない言葉だと思うんですけれども、こういったものをつくって、今からの地域包括ケアを充実するという要求をしたいと思います。  地域福祉審議会というのは、地域福祉計画の策定、見直し、及び実施に関して首長が町長、あるいは市長が諮問機関として設立をすると。先ほどとの関連がありますが、策定委員会とかそういった中の進捗状況とか、あるいは課題について、あるいは問題点を定期的に審議をするという方向です。組織については、住民代表あったり、学識経験者、医療保健福祉関係者の代表、特に大事だと思うのが私は、町民から公募するということも含めていくということ、これだけではなくてもう1つは、市長が町長などが認めた、入ってほしいというものなど、こういう、これはひょっとすると今度の子育て会議もこういった会が設定されてると思うんですが、福祉関係の子育て会議やったらそれだけになるが、福祉のこういう地域福祉計画の策定に携わる審議会であれば子どもの関係も含まれるですけどもね、ですが、法律の関係あって別でもいいんですけれども、こういう機関が、或いは諮問会議がいるのではないかと思うのです。私はぜひこのインターネットとか、我々もちょっと調べてみたんですけども、町段階ではなかなかないんですね、市はところどころつくっておるところはあります。そういうところはやっぱり福祉関係が進んでいるのかなというふうな思いがずっと条例見ていてします。住民がいかに参加をしているか。参画しているかというやつも出てきます。ここには女性の登用で入れることによっては共同参画の話もずっと進んでいるんではないかと思います。そういうこと網羅してぜひ設置の検討をしていただきたい。見解を求めたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、答弁、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  この地域包括ケアシステムというものでございますけども、高齢者が重度の要介護状態になっても可能な限り住みなれた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるように、医療、介護、介護予防、住まい及び日常生活支援が包括的に確保される体制でありまして、これをおのおのの地域の実情に応じて構築することが必要だろうというふうに私も考えております。その中で介護保険事業計画として現行の第5期の計画におりましては、地域包括ケアシステムの実現に関する取り組みを推進しておりますが、現在作成中の第6期以降の介護保険事業においては、これら取り組みを発展させて、在宅医療、介護連携等の新しい地域支援事業に取り組むこととされております。議員もご存じだと思いますけども、今大きな流れは在宅でのというふうになっているのが現状でございます。そして、今後75歳以上の高齢者を初め、認知症の高齢者など医療と介護の両方を必要とする人々が増加するということが見込まれている中で、地域包括ケアシステムのさらなる充実が必要であるというふうにも私も考えておりますので、議員よりご提案のありました総合的な地域福祉審議会の設立につきましては、その他の先行しておる市を中心として、どのようなものであるか、また、どのようなその審議会において話が行われ、どのような結果として何が生まれてきたのかというようなことも、検討しながら今後地元医師会や地域福祉の中心的担い手である社協等の関係者との連携強化を図りながら、検討していきたいと思います。ただ議員ご指摘のように、これまで琴平町でこういった策定委員会、審議委員会というのは同じような方がやはり出られるという傾向もございましたので、公募等というのも非常に有効な手段だと思います。ただ、町民の皆様にそういった委員等になっていただくというような前向きなご意見等醸成することが今後の福祉の担い手の1人となっていただけると思っておりますので、これらもあわせて検討課題とさせていただきたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  ぜひ、お願いしたいと。政治用語で検討というのはしないということでは私はないというふうに考えたい。よろしくお願いしたい。  次ですね、これが一番重いんですけども、町長と社会福祉協議会会長は兼任をされています。それぞれの組織に責任を持つ長の役割は、特に相反する主張がぶつかる場合も少なくないと思います。成り行き任せではないというふうに思いますが、責任あるそれぞれの長であるためには、私は兼任はやめるべきだというふうに思うんですけども、町長、率直にそのままストレートに言いましたけれども、気を悪くなさらないで答弁してください。 ○議長(片岡 英樹君)  はい、町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  ちょっとこの社協のその答弁をする前に、社協に対しての私の認識というものを改めて確認したいと思います。  この社会福祉協議会が設立された当初より本町の社協におきましては、高齢化時代を見越した福祉サービスの提供を行い、また面積が狭い本町の実情に即した取り組み等、地域福祉の担い手としてさまざまな活動を行っております。地域福祉活動としてのひだまりクラブや、見守り確認、また安否確認など生活相談事業等も行っておりながら、現在では在宅福祉事業としてのホームヘルプ事業や、移送サービスなど行政では対応できない法や制度のはざまにある方々への事業を展開しているものだというふうに認識しております。こういった社協ではございますけども、時代の変遷と高齢化社会の急速な進展によりまして、サービス内容もまた複雑多岐に現在なっているような状況でございます。社協自身が、これら事業を推進するためには、安定した財源の確保というものが、必要になっているということから、これまでの体制の中では大変厳しい状況になるのではないかというふうな懸念がございます。それと、先ほども申し上げましたが、他の市町村の同じ社協と比べましては、その運営に関する行政からの財政的支援というのが決して多いほうではないような認識もしております。ただ、これは裏返せば、自主自立を目指してやってきたということですので、むやみやたらに補助金を支給するというだけではいけない。当然自主自立も図りながら、その地域、地域に応じた福祉の先ほど申し上げましたすき間サービスというものもやっていただくと、それ自体が先ほど答弁した行政のスタンスである、行政のやることの一部分に今なりつつあろうかというふうな認識がございます。これら、さまざまなことを勘案した場合に、行政と社協のパートナーシップというものを強化し、連携を図るという必要性があろうと思います。それを行うためには、それぞれの組織の立ち位置というものを明確にして、それらの同じような目的といいますか、同じ人物がそれぞれのトップに立ち、利害を調整していたのではなかなか物事が前に進まないというようなこともあろうかと思っておりますので、いま一度私といたしましては、それぞれ町と社協の組織の立ち位置というものをはっきりさすために、どのような問題がいいのか、そのためには兼任というものがふさわしいのかふさわしくないのかということを、明確に今後の中で答えを出していきたいというふうに考えております。そういった意味からも、私といたしましては、それぞれの立ち位置を明確にすべき必要があろうかというふうに認識しております。 ○議長(片岡 英樹君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  ぜひ明確にしてほしい。私はなぜ、ま、あの勧告といいましたけれども、私はこういう民間人の登用というか、人材発掘は非常に大事なという点が1つ、それとそれは行政や関係者が同じグループで寄り合いばっかりしとるわけじゃないんで、新しい風が入ってくる違いという観点からも大事なんじゃないかという問題があります。何よりも、補助金を出す側と受け取る側が同じで、先ほどもなれ合い、成り行きまかせという表現使いましたけれども、そういう受けとめ方、全くしてないとも思いますけれども、そういう受けとめをされること自体がマイナスだと思います。なかなかそれから一歩進んで信頼関係が深まらないという問題がありますので。先ほどから経営の問題も若干補助金の問題も言いましたけれども、あれは委託の人件費等々の問題も言いましたけども、問題は片っぽで町長発信とした交渉、あるいは要請そういう場がなくなってきているんですよ、兼任する場合は。その下におる事務局長なり、或いは課長なりとの話も、結局その場に町長が座っとるもんで、ものも言いづらいだろうし、同じ多分わかってくれとるだろうというふうになるんじゃないか。これが普通だと、そこのところがやっぱり低下させる大きな組織的な悪弊だと思います。ぜひ、立ち位置を明確にすると言ったのであれば、はっきりとさせて早期にできれば来年度ぐらいからでもいいんですけども、新しい社協の会長を選んでほしいと。理事会等に相談したらどうなのかと、組織的な相談になると思いますけれども、今の会長自身が明確に立ち位置をはっきりさせて、そういう立場で発言をするということが大事なので、よろしくお願いしたい。私は、あえてこういう話をするのは琴平町の人材を広く行政の方向に向いてもらう。一緒に活用するんで、一緒に協働してよりよい町をつくる。町政は町をじゃない。町民の暮らしやすい町をつくる、そういう観点を常に持ってほしいというのが、私の思いです。こういう一定の若いといいますか、まだ若い部分に入ると思うんですけども、そういう町長でないとでき得ない。大森町長みたいに高齢になってくるとなかなか頑固なとこというかね、そういうような柔軟なものの発想ができなかったというのがあるんで、ぜひ、年が寄ったからですよ、今のうちにそういうことでぜひこの問題の決着についてもこれ以上言いませんけれども、よろしくご決断を求めたいと思います。  次に移ります。核兵器の廃絶を町民とともにということで、質問をしたいと思いますが、この分は1、2、3、4、ようけ書いておりますが、要は3番目は質問、要求内容ですね。琴平町は非核都市宣言の町であります。毎年戦没者慰霊祭とか、あるいは平和灯籠流し、平和祈願灯籠流しも行われております。さらに毎年広島・長崎の原水爆禁止大会に平和行進を行っておりますけれども、核兵器のない平和で公正な社会をということで、平和行進を行っておりますが、町長や議長には激励言葉も、或いは、ど忘れ、買っていただいております。この場をかりて御礼を申し上げたいと思いますが、ありがとうございます。そういった町との運動もご協力もいただいておる。  戦争については、戦争には被害もあるし加害もあるということであります。しかし、いろいろな思いやあれがあってもですね、町民の多くは戦争だけはいかんというのが声であります。私はその戦争だけはいかんの声に応えていく必要があるんではないかと。多度津町には、戦争資料展というのを毎年10年ぐらいですかやっております。開催しております。ことしは8月いっぱいがそうでした。ここの職員さんに聞きますと、最初取り組んだ初めは、戦争体験者がどんどん亡くなってきている、これに危機感を感じたんだということを言っておりました。その悲惨な体験を語り継いで、平和を子や孫に引き継ごうという思いで開催を毎年しているということであります。そこには多度津町内の戦争体験者やその家族から資料として遺品などいただいて、見せていると。ただ、町内だけでは不足、あるいは目新しいものがだんだんなくなってくるので、他の機関からも借りてきて毎年やっているそうです。中にはミニ講和は坂出市の石井先生による青い目の人形の話とか、広島での被爆者の体験を語ってもらったりとか、あるいはすいとんの試食会もやっているそうであります。ぜひ私は本町でもこういう被爆体験、戦争体験がだんだん高齢によってなくなって少なくなっている現状同じだと思っています。それではやっぱり平和という問題についてはもう一つ大事にせないかんのですけども、聞く人がいない、これではいかんので、戦争資料展など開いて開催をしてほしいなという思いがあります。その際に、戦争資料展、特に悲惨さを訴えるなら広島、長崎の原爆の被爆写真展も同時に同じところで同じようにやっていただけるとよくわかるんじゃないかと。被爆体験も語り継いでもらえてという思いがしております。  そこで、こういった原爆写真の写真展用の写真を町で購入していただいて、こういう戦争資料展などで展示をするとか、あるいは貸し出しをして民間等の団体にも貸して、それぞれがこういう平和を語っていただきたいという思いがしております。もう一つだけ関係して、なぜ核兵器廃絶の話かということでありますが、来年の4月末にNPT核の不拡散条約再検討会議が開かれます。ここに今まで5年に一遍ぐらいこれが検討会議、核兵器の不拡散のためにどうするのかと、核兵器の禁止条約に向けてどうするのかというのが国連の中で話し合われています。その会議に向けて、一町民としてもあるいは平和を願うものとしても、一端を琴平町としても何とかご協力いただけないかというのが大きな趣旨でございます。  町長にお尋ねしたいのは、このまずは、原爆の写真展用の原爆写真を買っていただけないかと率直に端的に申し上げますが、という問題と、あるいは、戦争資料展、多度津でやってるような問題を本町でも開催をするお考えはないのかということをお尋ねをしたいと思います。 ○議長(片岡 英樹君)  町長。   (「はい」と呼ぶ) ○町長(小野 正人君)  まず、最終的な原爆資料展の写真ということに至る前に、本町が非核宣言をしておる町であるというとこの認識から述べたいと思っております。  この本町の非核宣言というのは、その当時、住民の皆様の非核琴平町宣言を求める請願署名運動というものを受けて、昭和59年12月の琴平町定例会において議員発議、非核宣言決議案が全会一致により可決されたというふうに承知しております。私といたしましても、個人的にも共感することはもちろんでありますけども、町長として、この議会議決を最大限尊重するものであり、核兵器のない世界が実現することが、人類共通の課題であると認識しております。核兵器のない世界の実現に向けて、訴えることは重要であるというふうにも考えております。  そこで、議員ご指摘の多度津町における資料展でございますが、この資料展は公益財団法人多度津町文化体育振興事業団というものが、毎年多度津町立資料館において実施されておるということでございます。ここにもありますように、多度津町においては戦争資料展ということでございますが、本町におきましてもご存じかと思いますが、毎年終戦記念日である8月15日には平和祈願の灯籠流しを行っておりまして、ことしも420個余りの灯籠が流され、金倉川を流れるその灯籠を見ておりますと、戦争犠牲者の遺族の方を初めといたしまして、多くの皆様が人類の恒久平和のために祈りをささげておったということでございますし、私自身も叔父2人を戦争で亡くしておりますので、そういった意味からでは、琴平町の平和祈願のイベントの1つとしてすっかり定着したこの灯籠流しというものを、今後も大事にしていきたいと思っております。ただ、そういった中において、来年が終戦70年、また、広島、長崎へ原爆が投下されて同じく70年ということでございますので、この核兵器また戦争のない世界の実現に向けては、広報活動等活発に行いながら平和に対する意識が一層高まるように、努めてまいりたいと考えております。そこで、議員ご指摘のその写真を購入して町が主体で写真展をというお話でありますが、その町が主体というのも大切だと思いますが、やはりこれは多度津のほうでもさまざまな戦争の遺品、またそういったことを収拾されたということをお聞きしますと、やはりそういった平和を祈る団体の皆様、またそういった遺族の方々の思いの中で開催するのが、最もふさわしいのではないのかなというふうな今思いがございまして、もしそういった方々がそういった写真展なり平和記念展をされるのであれば、町の施設等を支援しながらお貸しして、そこで実現することはやぶさかではないと思っております。ただ、町がその写真を購入云々に関しましては、予算等もありまして決して高いものではないと思いますけども、それらについては慎重に検討しながら対応していくべき問題かなというふうに思っております。 ○議長(片岡 英樹君)  7番、今田 勝幸君。 ○7番(今田 勝幸君)  そういう思いをいただきました。最後に重ねてお願い申し上げたいのは、写真展自体は約4万円ほどですから、何とかしてほしいということをお願いをして、それとつけ加えるけども、買っていただいて貸し出しをぜひしてほしいということ、そうすると原爆写真展なんかはその団体がしたらいいんで、そういうことを含めてお願いをしときたいと思います。町が全部やるという話ではございませんので、その意も含んでいただいてお願いをしておきたいと思います。  以上で質問を終わります。 ○議長(片岡 英樹君)  以上で7番、今田 勝幸君の質問を終わります。  以上をもちまして、一般質問を終結いたします。  お諮りいたします。  あす9月12日から18日までの7日間を議案調査及び委員会審議のため休会といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(片岡 英樹君)  異議なしと認めます。  よって、あす9月12日から18日までの7日間を議案調査及び委員会審議のため休会とすることに決定いたしました。  以上で本日の日程は終了いたしました。  本日は、これをもって散会いたします。  ありがとうございました。              (散会 午後 4時08分)  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。        琴平町議会議長        琴平町議会議員        琴平町議会議員...