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  1. 三豊市議会 2021-02-26
    令和3年第1回定例会(第1日) 本文 開催日:2021年02月26日


    取得元: 三豊市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-24
    2021年02月26日:令和3年第1回定例会(第1日) 本文 ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット)                 会     議               〔午前 9時30分 開会〕             ──────────────── ◯議長(為広員史君) 皆さん、改めましておはようございます。3月定例会の開会に際し、一言御挨拶申し上げます。  新型コロナウイルスの流行もやや陰りを見せてきていますが、全国で毎日1,000人ほどの感染者が出ています。ワクチン接種につきましても、ようやく医療関係者への接種が始まったところです。一日も早く感染を抑え、経済活動を下支えし、通常の日々になるよう祈念して、開会の挨拶といたします。  ただいまから、令和3年第1回三豊市議会定例会を開会いたします。  執行部より写真撮影の申出が、また議会広報委員会より会議中の写真撮影の申出がありましたので、傍聴規則第13条の規定により、議長において許可しております。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。  日程に入るに先立ち、市長から令和3年度施政方針の表明があります。  市長 山下昭史君。              〔市長(山下昭史君)登壇〕 ◯市長(山下昭史君) おはようございます。令和3年第1回三豊市議会定例会に当たり、令和3年度当初予算案をはじめ諸議案の御審議をお願い申し上げるに先立ち、新年度における施政の方針を申し上げ、市民の皆様並びに議員各位の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  2019年12月、中国の湖北省武漢から発生した新型コロナウイルスは、1年以上たった今でも全世界を覆い、猛威を振るっています。世界各国で多くの貴い命を奪い、多くの人たちの健康を奪い続けています。国内では既に7,000人以上の方が亡くなり、深刻な容態の方も依然としていらっしゃいます。いまだに主要都市の一部では、危機的な状態が続いております。亡くなられた方に、心から御冥福をお祈り申し上げます。そして、感染された方にお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い回復をお祈りいたします。  一方で、医療崩壊という言葉が毎日のように取り沙汰されています。当たり前のように私たちが享受できると考えていた我が国の医療が危機に瀕するなど、誰が想像できたでしょうか。今この時間も感染者を助けるために、自らを感染の危険にさらしながら治療に当たってくれている医療関係者の皆様、介護従事者の皆様に最大限の感謝と敬意を表したいと思います。  そして、新型コロナウイルスの脅威は、本市においても例外ではありませんでした。1年前と比べて、私たちの新型コロナウイルスに対する考え方や実情は大きく変わりました。「特別な感染症」から、「誰がかかってもおかしくない感染症」というようにです。私たちは、ある地点からこのウイルスを他人ごとではなく自分のこととして向き合っていかなければならないと気づいたはずです。目に見えないウイルスは私たち自身の、そして大切な人たちの命を奪い、健康を奪い、生活までも奪いました。さらに多くの人たちの人生を変え、未来を変え、社会全体のありようまで変えてしまったのです。  しかし、私たちはこうした環境の中でも前に進んでいかなければなりません。前を向いて新しい生活の形を創造し、子供たちから高齢者まで市民の皆様が安心して、安全にこの三豊で豊かに暮らし続けていける環境をつくり上げていかなければなりません。  こうした意味で、私が今回の施政方針で強調したいのは健康と教育であります。どんなに生活が変化しようとも、どんな苛酷な状況になろうとも、人が元気で、人と人がつながりを深められる、そして子供から高齢者までが等しく学ぶことのできる環境をつくることによって、未来が開けると私は信じます。  このような状況の中、直近で具体的な手段として、新型コロナウイルス感染症終息の決め手と期待されているのがワクチン接種であります。国内では2月17日から医療従事者に対して先行接種が始まり、4月以降には高齢者や基礎疾患のある方への接種が始まる見通しとなっています。  令和3年度の市政運営において、市民の皆様にワクチン接種を円滑に進めることが最重要事項であると考えておりますので、本市では1月より健康福祉部内に新型コロナワクチン接種対策室を設置し、準備を進めています。市民の皆様に安心して接種していただけるよう、医療機関とも連携し万全の接種体制を確保するとともに、市民の皆様からの様々なお問合せや相談に対応してまいります。
     また、この取組を補完するものとして、新しい生活の中で重要となる非接触型のコミュニケーションツールなど、デジタル化についても取り組んでまいります。新型コロナウイルスとの戦いが続く一方、社会生活デジタル化は劇的に、不可逆的な変化を見せています。学校ではオンライン授業が、企業ではテレワークやウェブ会議が目覚ましく普及いたしました。これからの社会はICTの浸透によって、人々の生活をあらゆる面でよい方向に変化させるデジタルトランスフォーメーションが避けては通れないものであると考えております。  国においては今年9月にデジタル庁が設置されますが、デジタル社会の実現のためには、住民に身近な行政を担う基礎自治体の役割は極めて重要となっています。本市では昨年、AI・ICT等の先端技術データ活用など、デジタルの力を最大限に活用し、タブレットによる死亡届後の手続の省力化やオフィス改革などに取り組んでまいりました。今年度はこのような動きをより加速させるため、総務部内にデジタル推進室を設置いたします。デジタル化を進めることで、将来的には市役所に行かなくても自宅などからオンラインにより各種申請手続が行えるなど、市民の皆様の利便性の向上を目指してまいります。そのためにも、デジタル化の基盤となるマイナンバーカードの普及促進を図ってまいります。  本は内閣府より、令和2年度SDGs未来都市に選定されました。そして今年から、SDGsの推進に取り組む企業や団体をみとよSDGs推進パートナーとして募集しています。この心強いパートナーをこれからも増やしながら、人と人との対話を大切にし、市民一人一人が一人一人を尊重し、学び合い、そして誰一人取り残さない持続可能な社会の実現に向けて取り組んでまいります。  第2次総合計画に掲げたまちの将来像「One MITOYO~心つながる豊かさ実感都市~」の「One」の意味が、くしくもその重要性を増しているように思います。私たち一人一人が元気に、三豊というほかにはない「このまち」で学び、「このまち」で豊かに暮らし続けるために、一丸となって難局を乗り越えていこうではありませんか。  以上、私の所信の一端を述べ、気持ちを新たに「One MITOYO」、市民の皆様と心を一つに、豊かさを実感できる三豊まちづくりについて、具体的な施策をこれから述べさせていただきます。  それでは、当初予算の概要を中心に御説明いたします。  地方財政人口減少少子高齢化が一層進むと見込まれており、これまでにも増して限られた財源を効率的に活用することにより、将来に過度の負担を残さない財政運営が求められています。このような中で、本が目指す地方創生や持続可能な開発目標自治体SDGs)の達成に向けた取組のほか、自然災害への対応や公共施設の再配置も同時に求められていることから、安全で持続可能な強いまちづくりを総合的に進める必要があります。  第2次総合計画の3年目となる令和3年度の予算につきましては、同計画に掲げる「One MITOYO~心つながる豊かさ実感都市~」の実現に向け、少子高齢化人口減少という社会的な構造変化に対応しつつ、厳格な予算管理の下、財政健全化を図っていくとともに、未来へ向けた投資を確実に進めるため、第2次総合計画重点プロジェクトへの配分を重視した編成となりました。  このような方針を基に編成した令和3年度一般会計当初予算は、歳入歳出352億7,000万円とするものであり、以下、第2次総合計画に示している四つの基本目標と二つの基本方針に基づいて、その概要を説明いたします。  まず基本目標1、にぎわいが地域を元気にするまちの実現に向けた取組について説明いたします。  本が持つ多様な資源と特性を改めて磨き、地場産業の安定的かつ継続的な振興に努めます。そこで、農水産業が将来にわたって本市の基幹産業であり続けられるように、新たに農政部を設置いたします。薬用作物をはじめ、特色ある農作物の栽培など、新たな取組にも地域と一体感を持って積極的にチャレンジします。喫緊の課題としては、昨年発生した高病原性鳥インフルエンザで大きな打撃を受けた養鶏業者への経済的支援があります。全国でも例を見ない12例もの発生と174万羽に上る殺処分は、三豊基幹産業危機的状況に陥れました。一企業のレベルではなく、産業そのものの存続の危機であります。三豊の産業を守るために国や県と緊密に連携し、あらゆる施策を展開してまいります。また、今後の発生防止に向け、専門家を招聘し検証を行うとともに、恒久的な予防対策を検討してまいります。  そして中長期的な取組として、特に市民の皆様の健康にも関わりの深い薬用作物の栽培をさらに促進してまいります。薬用作物の栽培については、昨年「みとよ薬用作物栽培研究会」を立ち上げ、今年は30以上の農家さんが栽培に挑戦していただけることになりました。品種としてはミシマサイコ、トウキ、ヨモギ、シソ、さらにはキジツなどまで増えています。特に今年は志々島ですばらしいミシマサイコが収穫できました。また、千葉大学を中心にした日本薬用機能性植物推進機構や中四国農政局香川支局、奈良県の生薬問屋さんなど、非常に多くの皆様に御支援や御協力を頂けるようになりました。  中でもうれしいのは、笠田高校の生徒さんたちが薬用作物栽培技術を確立するため、栽培実験に加わっていただいたことです。この実験にはMAiZMも加わり、圃場に様々なセンサーを入れ、スマート農業での栽培を行っています。三豊地域の次世代の農業を担う若い力が、この取組の中心となってくれています。  そしてもう一つ、民間からもこの取組に連携した動きが生まれています。高瀬茶業組合による薬膳への取組です。茶業組合では、お茶も薬膳という観点から薬膳教室を開催しています。一般の方を対象にした薬膳教室で、薬用作物の効能や食べ方なども学べます。昨年秋からのスタートですが、申込みが殺到し、常に定員オーバーだそうです。  薬用作物の栽培は、着実に広がりを見せています。こうした動きは、薬用作物がどのように体によいのか、市民の皆様が学び、健康への意識を高めてもらう機会となり、その作物が三豊で作られ、市内外で使われていくサイクルを生み出します。薬用作物を食べて市民が健康になる、そして三豊で作るという、健康と農業が結びついた仕組みづくりを目指します。  また、3年間にわたって取り組んできた「みとよのみ」プロジェクトも、商品開発から販売促進へとステージを移します。地場産品の魅力を広く発信し、地域ブランドへ育て上げてまいります。本市にとって、農業と漁業が夢と希望を持てるような魅力ある産業となるように、担い手の育成や新規就農者の確保、スマート農業への取組、深刻化する有害鳥獣対策など、今以上に注力して取り組みます。  新型コロナウイルスの影響を受けた市民生活を経済的に支援し、消費喚起による市内の商業の活性化を図るため、プレミアムつき商品券を発行します。また、その一部をデジタル商品券として発行し、コロナ禍での接触機会を減らすデジタル化を進め、市民の皆様の安心安全の一翼を担います。  ウィズコロナの時代において、感染拡大防止を図りつつ観光振興を進めていくための一つとして、RVパークを新たにふれあいパークみの、たからだの里、父母ヶ浜海水浴場に整備します。車中泊で、ほかの利用者とのソーシャルディスタンスの確保が容易である安全・安心・快適な本への車旅を提供いたします。  また、先ほども触れました市民向けプレミアムつき商品券に加え、観光客誘客のためデジタル版プレミアム商品券事業を行い、観光需要の回復に努めます。  このように、コロナ禍におけるピンチをチャンスと捉え、これまでの観光の在り方、地域の在り方をより持続可能なものへと切り替えることにより、ウィズコロナアフターコロナにおける「住んでよし、訪れてよし」へ結びつけ、豊かな地域づくりにつなげてまいります。  財田庁舎内に東京大学大学院、松尾 豊教授のサテライト研究室みとよAI社会推進機構MAiZM」を設立して3年目を迎えます。当初の目標の一つ、AI人材の育成においては、香川高専詫間キャンパスの学生2人がPanda株式会社、株式会社みとよAI開発というベンチャー企業を設立しました。この2社は既に様々な分野から注目を集め、取引の引き合いもあります。三豊でも社会課題解決のため、技術連携を行いたいと考えています。彼らのベンチャー企業を大切に育て、それが本の新たな産業となり、やがて世界に羽ばたける企業になってほしいと思います。また、この2社に続く企業の育成に取り組んでまいります。そのためにも裾野を広げること、教育が必要です。MAiZMでは幼児から社会人まで、年代に合わせたプログラミング教室を開催したり、学生への起業支援を実施するなど、幅広く地域の人材育成を行ってきました。AI・ディープラーニング技術は、数年前に比べれば簡単に用いることができるようになりました。しかしながら、AIを使いこなすにはプログラミング技術を一歩も二歩も深めた専門的技術の習得が必要であることに、依然として変わりはありません。AI人材を育成するには時間がかかります。しかし、学びたいと考えている人はたくさんいます。このMAiZMは、小さな子供から高齢者まで市内外の多くの人が学ぶ場所、教育の場として広く浸透しております。こうしたエネルギーを生かして、直接先端技術の恩恵を身近に感じられる事例について、研究をさらに進めます。  次に、基本目標2、知・体・心を育み、自分らしく暮らせるまちの実現に向けた取組につきましては、学校教育における新たな学びの実現に向けて、GIGAスクール構想を迅速かつ丁寧に、児童生徒、誰一人取り残すことなく取り組んでまいります。  これからの時代、教育におけるICTを基盤とした先端技術の活用は必須です。また、グローバル化やAI・ビッグデータなどの活用による技術革新が急速に進む予測困難な時代において、子供たちには自ら課題を見つけ、学び、考え、判断して行動し、よりよい社会や人生を切り開いていく力が求められます。  1人1台のタブレットの配備に伴い、昨年の全国一斉の休校時にその必要性が強く認識されたオンライン学習に加え、児童生徒の学力や理解度など、一人一人の状況に合った学習指導が可能になります。そういったアダプティブラーニングの導入に向けた実証研究を行いつつ、これまで以上に学習活動をサポートし、より深まりのある授業を積み重ね、学校での学びを通じて生きる力を育んでまいります。  また、スポーツを「する・みる・ささえる」の視点から、スポーツの振興、スポーツ施設の充実、アスリートの育成支援を推進してまいります。今後は、スポーツを通じて市民の健康、例えば本が全国平均より高い成人病リスクを改善し、これにより健康寿命を伸ばしていくなどの健康と、未来に向けて全ての子供たちの可能性を引き出す一つの手段としてのスポーツを通じた教育を併せた施策を行ってまいります。そのために、スポーツ施設の環境を整備してまいります。  広大な面積を誇る宝山湖公園芝生広場は、プロサッカー選手でも十分に練習場として利用できるように、また、人と人との交流イベント健康づくり、医療などのデータサイエンスの拠点となる宝山湖ボールパークの実現に向けて取り組んでまいります。地域プロスポーツなどの関係機関と連携し、子供たちがプロの迫力を間近で体感できるだけでなく、選手とともにそのスキルを学べる環境を整備してまいります。  また、2022年四国インターハイ男子バレーボールの競技会場となる三豊総合体育館を改修し、年間を通して年齢、性別、障害の有無などに関わらず、全ての人がスポーツ活動に親しめるように整備してまいります。  そして、教育の中でも最も重要である学ぶ権利と学びの機会を全ての市民に保障し、誰一人として取り残さない施策に取り組んでまいります。  まず、昨年から度々議員の皆様とも協議させていただいた夜間中学についてです。この夜間中学の令和4年4月の開校を目指します。夜間中学は、戦中戦後の混乱期に義務教育を修了できず、今もなお社会的に肩身の狭い思いをされている方、また貧困により十分な教育を受けられず貧困の連鎖から抜け出せない方に、当たり前の学びの場として開校するものです。設置根拠については後に述べますが、学びたい、学び直したいと思っている市民の方は私たちの想像よりはるかに多く、その中には本に住む外国人や、何らかの理由で学校に行けなかった不登校の子供たちもいます。多様性の社会の中で、本市の夜間中学は全ての人に門戸を開き、学びの場を提供します。  その根拠となるのは、本が行った夜間中学についての市民アンケートです。昨年9月から、教育委員会では夜間中学入学対象者になるであろう方々の情報を持っている70の団体や企業を1軒1軒回って、アンケートを2,080枚配付しました。結果、アンケート用紙やインターネット、さらにはわざわざはがきに書いていただき、297人から回答が寄せられました。この回答数は、香川県が行った約2万5,000枚の夜間中学ニーズアンケートの回答数500人よりも数段高い回答率です。そして、297人の約3分の1が学んでみたいと答え、その理由として、「中学校を卒業していないから」が4人、「中学校を卒業したが、学び直したいから」が11人でした。最も多かったのは、「外国人であり、日本語や知識、技術を学びたいから」が89人でした。そして、学びたいと答えた人を国籍別に見ると、「中学校を卒業していないから」と「卒業したが学び直したい」と答えた日本人は8人もいました。  私たちは、日常の中で当たり前と考えていることが実はそうではなく、当たり前ということによって苦しんでいる方々を知りませんでした。これを踏まえ、必要性、ニーズとは何か、行政の立ち位置はどこにあるのかを考えるとき、学びに関して、たとえ1人でもその意思がある人には、私たちは真摯に向き合わなければならないと考えます。それこそが「誰一人として取り残さない」の本質であると考えます。このことを踏まえ、今後、検討委員会で運営の在り方などを十分協議し、新たな学びの場の実現に向けて取り組んでまいります。  そしてもう一つ、学びの機会の施策として、三豊独自の給付型奨学金制度を新たに創設いたします。昨年本市では、生まれる前から18歳になるまで三豊で生まれ育つ子供たちに一貫して寄り添う、子育て世代包括支援センター「なないろ」を設置しました。様々な分野の子育てを支援する団体や、学校との連携が進んでいます。しかし、子供たちの環境をさらに悪化させているのが、新型コロナウイルスです。経済状況の悪化に伴い、最も影響を受けているのが家計です。家計への影響は、子供たちの夢や希望に直結して悪影響を与えます。アルバイトで必死に学費を稼いでいる子供、進学したくても家庭の事情で諦めざるを得ない子供が増えています。社会や大人の状況によって、子供たちから学びの場を奪ってはなりません。現在も家庭の経済的な理由のため、就学困難な学生に貸与型奨学金制度による貸付けを行っていますが、新たな給付型奨学金制度によってさらに子供たちの就学の機会を守り、子供の夢の実現に向けて力強く応援してまいります。  次に基本目標3、子供が健やかに育ち、生涯笑顔で過ごせるまちの実現に向けた取組について説明いたします。  子供が真っすぐに育つためのサポート体制を強化するとともに、誰もが心も体も健康に暮らせるまちをつくります。  生まれる前から18歳までを一貫して支援する子育て世代包括支援センター「なないろ」の取組内容を充実します。ここでは、就学前までは全ての妊産婦・乳幼児・子育て世帯を対象に、必要なサービスの調整や、関係機関と連携し、保護者に寄り添いながら子育てを支援します。また、就学後も家庭への支援が途切れないよう、学校連携支援員社会福祉士、保健師が中心となり、関係機関と連携しながら見守りが必要な家庭への支援を継続してまいります。  子育て支援において、乳幼児の親子が気軽に利用でき、語り合ったり交流したりしながら育児への不安を解消できる地域子育て支援センターやつどいの広場は、地域の拠点としてさらに安心して子育てができ、子育ちが実感できるように環境を整えます。  また、発達障害支援において早くから保護者の相談に乗り、子供の特性に応じた関わり方を助言します。さらに、保育所、幼稚園、小学校などへも臨床心理士を派遣し、発達特性のある子供に関わる支援者へのサポート体制を充実します。  重点施策として、子育て支援発達支援の機能を備えながら、多世代交流にぎわいを創出する拠点施設の建設に向け、必要な機能などの具体的な検討を行います。  一方、高齢化が進む中、高齢者の特性に応じた保健事業介護予防事業の一体的な取組を強化し、高齢になっても健康で生き生きと暮らせる環境の充実に努めます。  また、認知症の本人や家族が、できる限り住み慣れた地域で安心した生活が続けられるよう支援体制の充実を図るとともに、高齢者などの権利擁護支援のため、市民後見人の育成を進めてまいります。  現在、70歳以上の運転免許証を持たない人を対象とした福祉タクシーの助成については、65歳以上に拡大して実施します。  地域において、安心して必要な医療サービスが受けられるよう、公的医療機関の充実を図ります。昨年から新しい市立病院の建設工事が始まり、令和4年春の開院を予定しています。新病院の病床数は、一般病床46床、療養型病床46床、精神病床30床の122床です。また、病室は全室個室を基本とし、患者のプライバシーの保護や感染症対策にも配慮するなど、入院環境のクオリティーを高めます。現在、新病院の名称を募集しており、市民の皆様にとって身近な病院として、これまで以上に地域の医療機関及び介護施設などと連携し、安心して暮らせるための医療を提供いたします。  次に基本目標4、人と自然が守られる定住のまちの分野では、暮らしの安全安心を守り、豊かな自然環境を維持し、定住の地として選ばれるまちを目指します。  近い将来発生が予想される南海トラフ大地震や、集中的な豪雨、長雨などを起因とする災害から市民生活を守ることができる強いまちであり続けなければなりません。災害という非日常を日頃から意識し、防災力を高めて自助・共助・公助を備えたまちづくりを進めます。また、引き続き消防屯所や防災センターの建設による防災機能の充実強化に取り組み、地域防災拠点の整備を行います。  将来に向けて持続する魅力的なまちを実現するため、現在の豊中・詫間・仁尾の三つの都市計画区域に高瀬町の一部と三野町全域を新たに加えて一つに再編し、三豊都市計画区域とするとともに、都市計画マスタープランの改訂、立地適正化計画を策定します。これらの基本方針に即し、土地の利用や施設整備、市街地整備など、計画の横断的な調整を行います。特に本庁舎周辺における地域子育て支援センターを中心とした施設のための有効な土地利用マネジメントや、詫間庁舎周辺及び造船所跡地など、地域の特性を生かせる整備事業の可能性を検証し、多様性のある暮らしやすいまちを目指します。  市民の皆様の移動を支える交通手段の確保については、運転免許証自主返納者の増加や高齢化などによる人口構造の変化を背景として、持続可能な交通の在り方の確立が急務となっています。  昨年は財田・山本地区の介護事業者(4事業者5施設)の御協力を得て、デイサービス利用者の共同送迎の実証実験を行いました。介護施設の人的、経費的に負担となっている送迎システムを改善し、持続的な介護サービスを実現しようというものです。実証実験の結果は、施設の方、利用者ともにおおむね高評価を得ることができましたが、事業化までにはまだまだ多くの課題があります。これらの課題を克服し、令和4年度の実用化を目指します。  このような中、デジタル技術を活用した交通環境データの基盤構築を進めるとともに、MaaSの考え方を取り入れた、それぞれの拠点を結ぶ多極分散型ネットワークのまちづくりを進めます。特に公共交通におけるデジタル化の推進につきましては、コミュニティバスのリアルタイムな運行状況、遅延状況などが可視化できるバスロケーションシステムの導入や、時刻表アプリの開発に着手するなど、利用者のさらなる利便性の向上を図ってまいります。  また、昨年三豊地域公共交通活性化協議会を設置し、将来の持続可能な交通ネットワークの在り方の指針となる地域公共交通計画を策定する中、様々な拠点内、拠点間を結ぶために最適な交通手段を検討していきます。昨年に取り組んだ複数の実証を踏まえて、実装へのステップアップを図り、市民が行きたいときに行きたいところへ行けるまちを目指します。  市民生活の基盤である道路などのインフラにつきましては、関係機関への働きかけをさらに強化し、引き続き計画的な維持整備などに取り組んでまいります。  増え続ける空き家の対策を効果的かつ実効性があるものにするためには、空き家の所在やその状態を的確に把握することが必要不可欠です。今年度は平成28年度調査と同様、市内全域の現地調査を実施し、空き家を特定し、その老朽度・危険度ランクを判定します。また、前回調査で空き家と特定した1,998件を追跡し、十分に検証を行うなど、空き家の適正な管理や利活用の促進に有効な施策を行います。  移住定住促進についても、移住・定住ポータルサイトを中心にオンラインを活用した移住相談会やセミナーを、対面での開催に加えて実施します。ハローワークと連携し仕事情報を発信するなど、「みとよ暮らし」を精力的にPRしてまいります。また、県外からの移住者、新婚世帯への家賃補助などを継続して実施し、本市への定住のきっかけづくりを行います。40歳未満の若者世帯への住宅取得支援も昨年に引き続き実施し、若者定住と地域経済活性化を図ってまいります。  次に、基本方針1、市民が可能性を切り開くまちづくりの分野について説明いたします。  市民一人一人の活躍が地域の元気につながり、そして未来への可能性が広がるまちを目指します。市民とともにまちづくりに取り組んできた2名の地域おこし協力隊員が任期を終え、卒業します。県外出身の彼らは地域に根づいて活動し、課題を見つめながら可能性を探り、それぞれの道を模索してきました。今後も市内に定住し、事業者として自立し、これまでの業務を発展的に継続するなど、本市にさらに深く根を張ろうと頑張ってくれています。これが地域を元気にしてくれます。  本市では、このような地域外から本市へ生活の拠点を移し、様々な経験を生かしてチャレンジしようとする人を積極的に受け入れ、地域とともに応援します。父母ヶ浜周辺や荘内半島をはじめ、市内各地に民間による投資が生まれ、三豊を元気に、そして持続する魅力的なまちづくりに力を注いでくれています。私たちは、これからもこのような力を地域の中だけでなく、地域の外からも引きつけられるまちづくりに取り組みます。  基本方針2、効率的で健全な行財政運営の分野においては、予算概要でも触れたとおり、人口減少少子高齢化など、様々な社会的要因によって今後の行財政運営はさらに厳しさを増すことは明らかです。また、普通交付税の合併特例措置の終了や、合併特例債の発行期限が迫るなどを踏まえ、事務事業の徹底した見直しや優先順位づけによる事業の選択などを行うなど、将来的な財源状況などを勘案した適正な歳出規模の計画的管理が必要です。  毎年度見直しを行っている財政収支計画に基づき、厳格な予算管理を行うとともに、地方財政状況調査や財務諸表などを公開し、透明化を図るなど、財政健全化に向けての取組を行います。また、令和2年度末で終了する第2次行革集中改革プランの検証結果を踏まえた上で第3次行政改革大綱を策定し、財政健全化に向けた組織運営体制の確立、歳入確保強化に向けて取り組んでまいります。  歳入確保の大きな柱となりますふるさと納税については、令和3年3月末で前年度比約1.9倍の8億円程度となる見込みです。御寄附を頂いた皆様に御礼申し上げますとともに、今年度も返礼品の充実や周知方法の改善に取り組み、今以上の寄附額を目指してまいります。そして、新たに企業版ふるさと納税による財源確保に向け、企業が応援したくなる魅力ある事業を提案し、多くの企業に御活用いただき、本市の活性化につなげていけるよう、トップセールスに全力で努めてまいります。  次に、公共施設の多くは近い将来老朽化による更新時期を一斉に迎え、維持管理費や更新費の負担が増加し、財政を圧迫する見通しです。施設ごとの老朽化の状況や利用状況などを整理した上で、行政目的を終了した施設はスピード感を持って処分に取り組んでまいります。安定的な財源確保と無駄のない財務管理に取り組みながら、行政組織としての環境整備や性能の向上、効率性を追求し、市民ニーズや社会情勢に沿ったまちづくりを進めること、正確かつ効率的な高水準の行政サービス提供の実現を目指してまいります。  新型コロナウイルスの感染を封じ込める自粛の影響は、社会全体に未曽有の被害を及ぼし、身近な生活においても多大な影響がありました。特に子供たちには、学校に行けない、友達と会えない状況を強いることになり、また、クラブ活動や部活動も、活動の自粛や大会の中止が相次ぎ、つらい1年となりました。最後の大会が中止となり、無念の思いをかみ殺す3年生の姿を伝えるニュースには、いかんともしがたい感情に襲われました。  また、東京オリンピック・パラリンピック大会が延期になり、甲子園やインターハイ、そして地域の各種スポーツ大会も中止になるなど、スポーツ、文化を取り巻く大きな環境の変化とともに、スポーツ、文化のない日常はいかに味気ないものかということに気づきました。さらに、交流人口や消費に多大な影響があること、日常的に体を動かすことの重要性と、心身ともに健康でいることにスポーツが大きく関係していることなど、改めてスポーツが持つ力の大きさに気づかされました。  新型コロナウイルスとの闘いは長期化の様相を呈しており、今後も予断を許さない状況が続くことが予想されます。そんな中でも未来を担う子供たちの可能性を切り開き、人を引きつけるスポーツの力が地域活性化につながる施策を積極的に進めてまいりたいと考えております。  特に、先ほども触れましたが、広大な面積を誇る宝山湖公園芝生広場におけるスポーツを核とした宝山湖ボールパークの実現に向けて、ここに投資いただける企業の皆様を呼び込みながら、全力で取り組んでまいります。市民の皆様と一緒に、子供たちが学び、彼らの夢を応援できる喜び、私たちが健康になれること、そして人が交流できる楽しみを実感できるように努めてまいります。  私たちの目の前には、人口減少による過疎化、高齢化など多くの課題が山積しています。将来を担う子供たちが自由に夢を描き、かなえられる、そして市民を誰一人取り残すことなく豊かさを実感できるまちの実現を、今を生きる私たちのみんなの総力で目指してまいりたいと考えております。それこそが将来に向かって持続・発展する三豊の未来そのものです。まさにその礎となるのが、今回大きなテーマとして掲げた健康と教育であります。  市民の皆様、そして市議会議員各位の一層の御理解と御協力を重ねて申し上げ、令和3年度に向けた施政方針といたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~   ☆日程第1 会期の決定 ◯議長(為広員史君) 日程第1、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、2月26日から3月26日までの29日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(為広員史君) 御異議なしと認めます。  よって、今期定例会の会期は、2月26日から3月26日までの29日間と決定いたしました。             ~~~~~~~~~~~~~~~   ☆日程第2 会議録署名議員の指名 ◯議長(為広員史君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、10番 近藤 武君、11番 高木 修君を指名いたします。  なお、御両名のうちで途中欠席されました場合は、順次次席の方にお願いいたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~   ☆日程第3 諸般の報告 ◯議長(為広員史君) 日程第3、諸般の報告を行います。  この際、報告をいたします。  2月25日付で丸戸研二君から議会運営委員、財政健全化特別委員、議会広報委員の辞任届が提出され、委員会条例第13条第2項の規定により、同日その辞任を許可しましたので御報告いたします。  また、委員会条例第8条第1項の規定により、本日付で坂口晃一君を議会運営委員及び財政健全化特別委員に、横山 強君を議会広報委員に指名いたしましたので、御報告しておきます。  市長より送付がありました議案につきましては配付のとおりでありますので、御確認いただきたいと思います。  以上で報告を終わります。             ~~~~~~~~~~~~~~~   ☆日程第4 議案第5号から議案第14号まで、議案第25号から議案第41号まで ◯議長(為広員史君) 日程第4、議案第5号から議案第14号まで及び議案第25号から議案第41号までを一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  副市長 小野英樹君。              〔副市長(小野英樹君)登壇〕 ◯副市長(小野英樹君) それでは、議案第5号から議案第14号まで、議案第25号から議案第41号まで、27議案の提案理由を申し述べます。  議案第5号、令和2年度三豊一般会計補正予算(第11号)は、歳入歳出それぞれ5億2,096万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を450億3,964万6,000円とする補正予算を提案するものです。歳入につきましては、主なものとして国庫支出金で、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を4億3,524万7,000円、債を2億1,354万3,000円それぞれ増額するとともに、繰入金を5億5,739万6,000円、県支出金を1億3,240万7,000円、それぞれ減額するものです。  歳出につきましては、主なものとして三豊緑ヶ丘総合運動公園管理運営事業等で、普通建設事業費を4億8,694万9,000円、減債基金等で積立金を2億5,054万7,000円それぞれ増額するとともに、学習ICT事業等で物件費を4億364万5,000円、子どものための教育・保育給付費等で、補助費等を3億7,359万6,000円、それぞれ減額するものです。  予算第2条の継続費の補正は、山本地区就学前施設建設事業の総額及び年割額を減額変更するものです。  予算第3条の繰越明許費は、新型コロナワクチン接種事業等全26事業、26億3,830万8,000円を繰越しするものです。  予算第4条の地方債の補正は、総務管理施設整備事業等、全16事業の限度額を追加及び変更するものです。  議案第6号、令和2年度三豊国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)は、歳入歳出それぞれ4億2,147万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を80億9,070万1,000円とする補正予算を提案するものです。  議案第7号、令和2年度三豊国民健康保険診療所事業特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ209万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を1億5,883万6,000円とする補正予算を提案するものです。
     議案第8号、令和2年度三豊後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)は、歳入歳出それぞれ532万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を11億415万1,000円とする補正予算を提案するものです。  議案第9号、令和2年度三豊介護保険事業特別会計補正予算(第3号)は、歳入歳出それぞれ9,378万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を81億7,470万2,000円とする補正予算を提案するものです。  議案第10号、令和2年度三豊介護サービス事業特別会計補正予算(第3号)は、歳入歳出それぞれ266万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を9,784万6,000円とする補正予算を提案するものです。  議案第11号、令和2年度三豊集落排水事業特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ75万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を1億6,940万2,000円とする補正予算を提案するものです。  議案第12号、令和2年度三豊浄化槽整備推進事業特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出予算の総額は変更せず、歳出予算につきまして浄化槽整備推進事業施設費を31万1,000円増額するとともに、予備費を31万1,000円減額する補正予算を提案するものです。  議案第13号、令和2年度三豊港湾整備事業特別会計補正予算(第2号)は、歳入歳出それぞれ399万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を2,654万1,000円とする補正予算を提案するものです。  議案第14号、令和2年度三豊病院事業会計補正予算(第3号)は、永康病院及び西香川病院の運営に係る病院事業会計の補正予算を提案するものです。収益的収入及び支出は永康病院事業収益を8,300万円減額し、西香川病院事業収益を186万5,000円減額するとともに、永康病院事業費用を8,300万円減額し、西香川病院事業費用を181万1,000円減額するものです。また、資本的収入及び支出は、永康病院資本的収入を5,318万5,000円、西香川病院資本的収入を1,689万4,000円それぞれ減額するとともに、永康病院資本的支出を1,980万円減額し、西香川病院資本的支出を1,782万3,000円減額するものです。  議案第25号、三豊まち・ひと・しごと創生応援基金条例の制定については、本における地方創生に資する事業の円滑な実施を目指し、法人からの寄附金を適正に管理・運用し、当該事業の経費に充てるため条例の制定を提案するものです。  議案第26号、三豊こども・子育て支援センター機能等検討委員会設置条例の制定については、三豊こども・子育て支援センターの開設に向け、学識経験者及び子育て支援事業の従事者から専門的な助言を受け、こども・子育て支援センターが市民にとって利用価値のある、また利用しやすい施設とすることを目的に、検討委員会を設置するため条例の制定を提案するものです。また、この条例の制定に伴い、三豊特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正するものです。  議案第27号、三豊市立学校適正規模・適正配置検討委員会設置条例の制定については、策定から10年が経過する学校再編整備計画の見直しを行い、学校に通う子供たちにとってよりよい教育環境を整備し、充実した学校教育の実現に資することを目的に、検討委員会を設置するため条例の制定を提案するものです。また、この条例の制定に伴い、三豊特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正するものです。  議案第28号、政治倫理の確立のための三豊市長の資産等の公開に関する条例の一部改正については、三豊市長の資産等報告書等の閲覧請求者に関する住所要件の制限を撤廃し、何人も閲覧請求可能とするため、条例の一部改正を提案するものです。  議案第29号、三豊公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部改正については、派遣職員に支給できる給料及び各手当について、三豊職員の給与に関する条例、または三豊技能労務職員の給与の種類及び基準を定める条例の規定に基づき支給できるよう、条例の一部改正を提案するものです。  議案第30号、三豊職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正については、永康病院に勤務する診療放射線技師及び臨床検査技師に対し、待機手当が支給できるようにするため、条例の一部改正を提案するものです。  議案第31号、三豊会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正については、会計年度任用職員の期末手当の支給について、三豊職員の給与に関する条例を準用する規定を改正するため、条例の一部改正を提案するものです。  議案第32号、三豊産地形成促進施設条例等の一部改正については、三豊産地形成促進施設、たからだの里物産館、三豊弥谷山ふれあいの森公園及び三豊父母ヶ浜海水浴場施設にRVパークを整備することに伴い、改正が必要となる条例を一括改正するものです。  議案第33号、三豊国民健康保険条例の一部改正については、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、新型コロナウイルス感染症の規定に関する所要の改正を行うため、条例の一部改正を提案するものです。  議案第34号、三豊介護保険条例の一部改正については、老人福祉法及び介護保険法に基づく三豊高齢者福祉計画、第8期介護保険事業計画において算定された令和3年度から令和5年度までの保険料率を定めるため、条例の一部改正を提案するものです。  議案第35号、三豊地域子育て支援センター条例の一部改正については、来年度から新たに地域子育て支援拠点事業を社会福祉法人へ業務委託することから、三豊高瀬地域子育て支援センターを廃止するため、条例の一部改正を提案するものです。  議案第36号、三豊特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正については、鳥獣被害対策実施隊員の活動の実情に合わせ報酬額を改定するため、条例の一部改正を提案するものです。  議案第37号、三豊市営住宅設置及び管理条例の一部改正については、市営住宅の公募の例外規定について、法令に基づく規定に改正し、また市営住宅の解体に伴う管理戸数を変更するため、条例の一部改正を提案するものです。  議案第38号、三豊定住促進住宅設置及び管理条例の一部改正については、定住促進住宅の公募の例外規定について、法令に基づく規定に改正し、また民法の改正に伴う所要の改正を行うため、条例の一部改正を提案するものです。  議案第39号、三豊事業所内子育て支援環境整備推進事業補助金審査委員会設置条例の廃止については、三豊事業所内子育て支援環境整備推進事業が終了したことに伴い、補助金審査委員会の設置目的を果たしたものとして条例の廃止を提案するものです。  議案第40号、三豊三野町ふれあいセンター条例及び三豊三野町文化センター条例の廃止については、公共施設等総合管理計画の、三野支所周辺整備に基づく三豊三野町ふれあいセンター及び三豊三野町文化センターの取壊しに伴い、条例を廃止するものです。  議案第41号、工事請負契約の変更契約の締結については、令和2年9月3日に締結した令和2年度三豊小中学校情報通信ネットワーク環境施設整備工事に係る工事請負契約の変更契約を締結したいので、三豊市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により議決を求めるものです。  以上、よろしく御審議いただき、御議決賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(為広員史君) 一括上程議案に対する提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  なお、一括上程各案は後ほど関係各委員会に付託の予定にしておりますので、大網的な点についてのみ質疑をお願いいたします。  質疑の通告がありましたので、発言を許します。  1番 岩田秀樹君。 ◯1番(岩田秀樹君) 議案第27号、三豊市立学校適正規模・適正配置検討委員会設置条例についてお伺いをいたします。  40年前に始まった40人学級は、貧困と格差の進行だけでなく、子供をめぐる様々な変化は40人近い学級の運営を困難にしてまいりました。しかし、国は応じず、この混乱、危機をきっかけに動き出し、昨年6月の安倍首相はコロナ後を見据えて検討していきたいと国会答弁し、このような中、少人数学級に向けての取組が行われることになりました。  この中でこのような条例制定ということで、再度検討委員会の設置、適正規模・適正配置検討委員会が設置されることになっておるわけですけども、少人数によるきめ細かな指導体制の計画的な整備の検討が閣議決定で盛り込まれ、多くの世論と運動の中で、来年度より35人学級が実現することになっておりますが、少人数学級に対する対応をどう考えているのか、また感染症対策や学びの格差、教員の多忙化改善を反映した内容を検討しているのか、また条例案には前回と同様の取組に見えるがどうか、それについてどのように考えているか、それについてお伺いいたします。 ◯議長(為広員史君) ただいまの質疑に対し、理事者の答弁を求めます。  教育部長 西川昌幸君。 ◯教育部長(西川昌幸君) それでは、岩田議員の質疑2点につきまして、一括してお答えいたします。  議案第27号、三豊市立学校適正規模・適正配置検討委員会設置条例第1条には、よりよい教育環境を整備し、充実した学校教育等の実現に資することを設置目的とする旨、掲げているところでございます。議員御案内の少人数学級につきましては、現在文部科学省におきましても、コロナ禍によりこれまでとは全く異なる形で学びを経験している子供たちや、使命感を持って日々の教育活動と感染症対策に取り組んでいる先生方に寄り添いつつ、ICTの活用と少人数学級を両輪として、全ての子供たちの可能性を引き出す個別最適な学びと協同的な学びの実現に向け取り組むこととしております。  さらに、先般の県議会におきまして表明されました、来年度から35人学級を小学校全学年と中学1年、2年に拡充するという大きな変革もございます。三豊教育委員会といたしましても、少人数学級の実現に向けて取り組むとともに、このたび設置しようといたしております適正規模・適正配置検討委員会におきましては、国や県の動向を踏まえつつ、次代を担う子供たちの安全と学びの保障、さらには先生方の環境改善に関係するあらゆる要素を盛り込み、検討いただく中で、三豊市立学校のあるべき姿を見いだしてまいりたいと考えております。  以上、岩田議員の質疑にお答えいたします。 ◯議長(為広員史君) 理事者の答弁は終わりました。  次に、2件目の質疑に入ってください。  1番 岩田秀樹君。 ◯1番(岩田秀樹君) 議案第32号、三豊産地形成促進施設条例等の一部改正についてですが、この中のRVパークの設置については、その施設の存在意義、これが変わってくるのではないかと、そのように考えて質問させていただきます。  このことによって、RVパークの設置はもともと地域に根差した施設ということで考えておられましたのが、できるだけ経営資源を上げていこう、誘客を進めていこうという形でRVパークを設置するということだと思いますが、それについての利用者目標、また工事費用をどのように考えているのか、それについてお伺いさせていただきます。  以上でございます。 ◯議長(為広員史君) ただいまの質疑に対し、理事者の答弁を求めます。  政策部長 貞廣慎二君。 ◯政策部長(貞廣慎二君) 岩田議員の質疑にお答えをいたします。  議案第32号、三豊産地形成促進施設条例等の一部改正についてですが、御質疑のRVパークにつきましては、新しい旅行のスタイルとして車中泊のブームを背景に2012年に誕生し、全国に拡大を続けております。RVパークの開設には一般社団法人RV協会の公認を受ける必要があり、安心して施設を利用できることから、年々利用者を伸ばしているところです。協会の公認には専用の駐車スペース、公衆トイレ、電源コンセントの設備面と、近隣を含めた場所に入浴施設を有することが要件となっております。運営は指定管理者を想定しており、所管する指定管理施設のうち、トイレや温泉の要件を満たす施設から、父母ヶ浜海水浴場施設、道の駅ふれあいパークみの、道の駅たからだの里さいたの3か所を選定をしております。  整備に係る工事費用につきましては令和3年度予算案で計上しているところでありますが、1か所当たり120万円程度を見込んでおります。また各施設、月間の利用台数として20台を見込んでおり、今回の整備費用に対して、3年程度で回収が可能と考えております。コロナ禍における新しい旅行のベース基地としてRVパークを利用していただき、温泉、景色といった三豊の魅力を体験してもらうことで、地域の活性化につながると期待しているところでございます。  以上、岩田議員の質疑のお答えとさせていただきます。 ◯議長(為広員史君) 理事者の答弁は終わりました。  次に、3件目の質疑に入ってください。  1番 岩田秀樹君。 ◯1番(岩田秀樹君) 議案第39号、三豊事業所内子育て支援環境整備推進事業補助金審査委員会設置条例の廃止についての質問をさせていただきます。  事業所内子育て支援施設の整備実績、これはいろいろ他の部署でもやっておりましたが、この事業所内子育て施設の整備実績がどのようになっているか、廃止されるとお伺いできませんので、実際についてお伺いしたいというふうに思いますので、お願いいたします。 ◯議長(為広員史君) ただいまの質疑に対し、理事者の答弁を求めます。  健康福祉部長 藤田伸治君。 ◯健康福祉部長(藤田伸治君) それでは、岩田議員の質疑にお答えいたします。  三豊事業所内子育て支援環境整備推進事業につきましては、平成27年度から令和元年度までの5年間において、かがわ健やか子ども基金を主な財源といたしまして、事業所独自の子育て支援の積極的な取組や、子育て支援に係る職場環境の整備に取り組む事業者に対し、当該補助金を交付する事業として取り組んでまいりました。  御質問の、事業所内子育て支援環境整備の件数及び補助金の実績につきましては、平成27年度からの5年間の合計件数は13件で、13事業者であります。また、補助金につきましては1件当たり10万円を上限額として、合計額で120万612円を交付しております。  なお、補助金の主な申請内容につきましては、キッズスペースの充実整備のためのベビーカーやベビーベッド、おもちゃや絵本などの子供用具の購入及び事業者独自の従業員への子育て支援助成制度に対するものでありました。  以上、岩田議員の質疑にお答え申し上げます。 ◯議長(為広員史君) 理事者の答弁は終わりました。  これにて質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第5号から議案第14号まで及び議案第25号から議案第41号までの各案は、通知してあります付託案件表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。なお、各常任委員会の開催日程は委員長からの開催通知のとおりでありますので、委員諸君には御了承の上、よろしく審査をお願いいたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~   ☆日程第5 議案第15号から議案第24号まで ◯議長(為広員史君) 日程第5、議案第15号から議案第24号までを一括議題といたします。  市長の提案理由の説明を求めます。  市長 山下昭史君。              〔市長(山下昭史君)登壇〕 ◯市長(山下昭史君) それでは、議案第15号から議案第24号まで10議案の提案理由を申し述べます。  議案第15号、令和3年度三豊一般会計予算は、歳入歳出予算の総額を352億7,000万円とする予算を提案するもので、前年度と比較して3億6,000万円、率にして1.0%の増となりました。第2次総合計画の3年目となる令和3年度の予算編成については、新型コロナウイルス感染症拡大による影響を見極めつつ、同計画に掲げる「One MITOYO~心つながる豊かさ実感都市~」の実現に向け、社会的な構造変化に的確に対応し、未来へ向けた投資を確実に進めるため、真に必要で緊急性の高い実現可能な事務事業についてのみ予算化したところです。  歳入につきましては、主要一般財源である税を69億4,142万7,000円、地方交付税を109億円、地方譲与税及び各種交付金を19億4,984万6,000円、臨時財政対策債を13億7,100万円計上いたしました。税は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による市民税の減により6億9,832万6,000円、率にして9.1%の減額、普通交付税は合併算定替えが終了する一方で、公債費等が増えたことにより6億円の増額となっております。債は38億7,020万円を計上し、計画的な合併特例債の活用により、前年度と比較して7億8,700万円、率にして16.9%の減となりました。  歳出につきましては、義務的経費として人件費を73億1,334万円、扶助費を38億3,855万1,000円、公債費を39億2,602万9,000円計上いたしました。合わせて150億7,792万円となり、歳出全体の42.8%を占め、前年度と比較して9億1,756万9,000円、率にして6.5%の増となりました。内容といたしましては、扶助費がひとり親家庭等医療費支給事業や、障害者自立支援事業の増により1億6,312万6,000円、率にして4.4%の増、人件費で、会計年度任用職員の制度変更等により6億294万3,000円、率にして9.0%の増、公債費で、合併特例債の償還額の増により1億5,150万円、率にして4.0%の増となったことが要因です。そのほかの経常的経費として、物件費で58億258万7,000円を計上し、前年度と比較して5億1,626万円、率にして8.2%の減となりました。そのほか、補助費等で43億3,245万5,000円、繰出金で35億7,770万3,000円、積立金で9億1,224万円、それぞれ計上いたしました。投資的経費として、普通建設事業費は事業の平準化を見据えながら必要な公共施設等の整備を計画的に進めるため、総額で42億1,231万4,000円、前年度と比較して5億6,389万2,000円、率にして11.8%の減となりました。主な事業は、宝山湖公園管理運営事業や消防施設一般管理費であります。また、投資及び出資金は永康病院の建て替えに伴う出資等により4億5,240万円、貸付金は永康病院の営業運転資金貸付け等により、3億1,993万円の増となりました。  予算第2条の債務負担行為は、債務負担行為の期間及び限度額を定めるものです。予算第3条の地方債は、起債の目的と借入限度額、起債の方法、利率及び償還方法を定めるものです。予算第4条の一時借入金は、借入最高額を50億円と定めるものです。予算第5条の歳出予算の流用は、各項の給料、職員手当及び共済費の予算額が不足した場合に、各項間の流用ができる旨を定めるものです。  議案第16号、令和3年度三豊国民健康保険事業特別会計予算は、歳入歳出予算の総額を81億4,900万円とする予算を提案するものです。歳入は、国民健康保険税に11億6,506万円を計上しました。県支出金は、保険給付費等交付金等で61億9,072万9,000円を計上し、繰入金は保健事業費等として、一般会計繰入金7億7,394万7,000円を計上しました。歳出は県の医療費推計、医療の給付実績等に基づき、保険給付費61億3,052万8,000円、国民健康保険事業費納付金として、医療給付金分、後期高齢者支援金分、介護納付金分として17億9,701万4,000円を計上しました。また、保健事業費には9,800万3,000円を計上し、特定健康診査をはじめ保健事業や生活習慣病重症化予防事業等に取り組み、医療費適正化に努めます。  議案第17号、令和3年度三豊国民健康保険診療所事業特別会計予算は、歳入歳出予算の総額を1億5,500万円とする予算を提案するもので、財田診療所、志々島診療所及び粟島診療所の運営に要する経費を計上しました。  議案第18号、令和3年度三豊後期高齢者医療事業特別会計予算は、歳入歳出予算の総額を11億100万円とする予算を提案するものです。  議案第19号、令和3年度三豊介護保険事業特別会計予算は、歳入歳出予算の総額を78億5,600万円とする予算を提案するものです。  議案第20号、令和3年度三豊介護サービス事業特別会計予算は、歳入歳出予算の総額を8,300万円とする予算を提案するもので、通所介護事業及び居宅介護予防支援事業の運営に要する経費を計上しました。  議案第21号、令和3年度三豊集落排水事業特別会計予算は、歳入歳出予算の総額を1億6,900万円とする予算を提案するものです。  議案第22号、令和3年度三豊浄化槽整備推進事業特別会計予算は、歳入歳出予算の総額を2億2,700万円とする予算を提案するものです。  議案第23号、令和3年度三豊港湾整備事業特別会計予算は、歳入歳出予算の総額を2,500万円とする予算を提案するものです。  議案第24号、令和3年度三豊病院事業会計予算は、永康病院及び西香川病院の運営に係る病院事業会計の予算を提案するものです。永康病院の令和3年度の業務予定量は、病床数が157床で、年間患者数は入院3万9,822人、外来4万5,670人を見込んでいます。永康病院の収益的収入は17億9,500万円、収益的支出は17億9,500万円で、西香川病院の収益的収入は2億2,162万7,000円、収益的支出は1億8,503万円を計上しました。永康病院の資本的収入は32億4,065万8,000円、資本的支出は33億216万1,000円、西香川病院の資本的収入は4,651万7,000円、資本的支出は8,273万9,000円を計上いたしました。  以上、よろしく御審議いただき、議決賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(為広員史君) 一括上程議案に対する提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  ただいまのところ、質疑の通告はありません。  これにて質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案のうち、議案第15号から議案第24号までの各案は、議長を除く21名の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託したいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(為広員史君) 御異議なしと認めます。  よって、議案第15号から議案第24号までの各案は、議長を除く21名の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託することに決定いたしました。  ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第8条第1項の規定により、議長において21名の委員を指名いたします。  事務局に朗読させます。             〔事務局長(図子康博君)朗読〕             ────────────────   1番  岩 田 秀 樹 議員    │    13番  坂 口 晃 一 議員
      2番  金 子 辰 男 議員    │    14番  横 山   強 議員   3番  湯 口   新 議員    │    15番   川 洋 介 議員   4番  田 中 達 也 議員    │    16番  城 中 利 文 議員   5番  丸 戸 研 二 議員    │    17番  三 木 秀 樹 議員   6番  石 井 勢 三 議員    │    18番  西 山 彰 人 議員   7番  川 北 善 伴 議員    │    19番  浜 口 恭 行 議員   8番  水 本 真奈美 議員    │    20番  詫 間 政 司 議員   9番  込 山 文 吉 議員    │    21番  瀧 本 文 子 議員   10番  近 藤   武 議員    │    22番  三 宅 静 雄 議員   11番  高 木   修 議員    │             ──────────────── ◯議長(為広員史君) ただいま指名いたしました以上の諸君を予算特別委員に選任いたします。  この際、お知らせいたします。ただいま選任いたしました予算特別委員の諸君には、本会議終了後、正副委員長の互選をお願いいたします。  暫時休憩いたします。               〔午前 10時57分 休憩〕             ────────────────               〔午前 11時08分 再開〕 ◯議長(為広員史君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~   ☆日程追加 副議長辞職の件 ◯議長(為広員史君) ただいま、副議長、水本真奈美君から副議長の辞職願が提出されております。  お諮りいたします。  この際、副議長の辞職の件を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(為広員史君) 御異議なしと認めます。  よって、この際、副議長辞職の件を日程に追加し、直ちに議題といたします。  副議長辞職願を事務局長に朗読させます。事務局長 図子康博君。 ◯事務局長(図子康博君) 辞職願。私儀、このたび、一身上の都合により、三豊市議会副議長の職を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。令和3年2月26日、三豊市議会副議長 水本真奈美。三豊市議会議長 為広員史様。 ◯議長(為広員史君) お諮りいたします。  水本真奈美君の副議長辞職を許可することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(為広員史君) 御異議なしと認めます。  よって、水本真奈美君の副議長辞職を許可することに決定いたしました。  水本真奈美君より御挨拶がありますので、しばらくお待ちください。  8番 水本真奈美君。            〔8番(水本真奈美君)入場、登壇〕 ◯8番(水本真奈美君) 副議長退任に当たり、一言御挨拶を申し上げます。  この1年間、議員の皆様、また市長をはじめ執行部、多くの職員の皆様には御支援と御協力を賜り、副議長の任を全うできましたこと、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。  就任直後から新型コロナウイルス感染拡大防止で、諸会合、行事の自粛・中止となり、5月恒例の議会報告会も中止にせざるを得なくなりました。秋頃に開催できればと望みを持っていた各種団体との意見交換会も開催できなかったことから、広聴会議において、来年度の議会報告会においては、コロナ禍のような事態でも動画での議会報告会の配信を提案させていただきました。  また、11月から12月末にかけて、高病原性鳥インフルエンザが連続で確認される中、新型コロナ禍でのこの1年、全国市議会議長会などほか多数の行事が中止となり、副議長として出席できませんでしたが、私にとりまして通常では経験できない多くの貴重な経験をさせていただきました。  今後は一議員としてこの経験を生かし、微力ではございますが、さらなる議会活性化、市民の福祉向上、市政発展のため精進してまいる所存でございます。改めまして御指導、御協力いただきました皆様に心から感謝を申し上げ、退任の挨拶とさせていただきます。1年間、本当にありがとうございました。(拍手)             ~~~~~~~~~~~~~~~   ☆日程追加 副議長の選挙 ◯議長(為広員史君) ただいま副議長が欠員となりました。  お諮りいたします。  この際、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(為広員史君) 御異議なしと認めます。  よって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに議題といたします。  暫時休憩いたします。               〔午前 11時13分 休憩〕             ────────────────               〔午前 11時30分 再開〕 ◯議長(為広員史君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。  これより副議長の選挙を行います。  議場の閉鎖を命じます。                 〔議場=閉鎖〕 ◯議長(為広員史君) ただいまの出席議員は22人であります。  投票用紙を配付させます。                〔投票用紙=配付〕 ◯議長(為広員史君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(為広員史君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を改めさせます。                 〔投票箱=点検〕 ◯議長(為広員史君) 異状なしと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。  なお、白票の取扱いについては、これを無効といたします。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いいたします。  点呼を命じます。               〔氏名点呼=順次投票〕 ◯議長(為広員史君) 投票漏れはありませんか。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(為広員史君) 投票漏れなしと認めます。  投票を終了いたします。  議場の閉鎖を解きます。                 〔議場=開鎖〕 ◯議長(為広員史君) これより開票を行います。  会議規則第31条第2項の規定により、立会人に11番 高木 修君、13番 坂口晃一君を指名いたします。よって、開票の立会いをお願いいたします。                  〔開  票〕 ◯議長(為広員史君) 選挙の結果を報告いたします。  投票総数22票、これは先ほどの出席人数に符合しております。そのうち、有効投票20票、無効投票2票。有効投票中、丸戸研二君11票、西山彰人君9票。以上のとおりであります。  この選挙の法定得票数は5票であります。よって、丸戸研二君が副議長に当選されました。  ただいま副議長に当選されました丸戸研二君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知をいたします。  副議長に当選されました丸戸研二君の所信表明があります。  丸戸研二君。              〔副議長(丸戸研二君)登壇〕 ◯副議長(丸戸研二君) 一言御挨拶を述べさせていただきたいと思います。システム上、1段高いところからになりますが、御了承願いたいと思います。  私は、先ほどの所信表明でも申し上げましたが、極めて厳しい難局に三豊は遭遇しておると思います。今、最も重要なのは、本当に議員お一人お一人の声が、意見が、考え方が、風通しのよい中で出し合い、そしてそれを練り鍛える中で機関意思を決定するプロセスへと進めること、そして市長部局とも力を合わせて、まさにOneが整うような形でこの難局を乗り越えていくべきだというふうに思います。  私自身も改めるところは多いかと思いますが、毎日毎日そのことを自覚して、謙虚に真摯に直面の課題に当たっていきたいと、このように考えております。今後ともよろしくお引き回しをいただきますよう心からお願い申し上げ、御礼に代えさせていただきます。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。(拍手) ◯議長(為広員史君) 以上で、本日の会議日程は全て終了いたしました。  なお、次回会議の再開は3月8日午前9時30分といたします。  本日はこれにて散会いたします。御審議お疲れさまでございました。               〔午前 11時46分 散会〕             ──────────────── Copyright (c) MITOYO CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....