東かがわ市議会 2015-09-04
平成27年予算審査常任委員会 本文 開催日:2015年09月04日
6:
◯田中議長 皆さん、おはようございます。
今日は、
予算審査常任委員会ということで、昨日の総務委員会でいろいろ議論された部分の1つに、また予算として反映されておりますので、十分御審議のほどよろしくお願いしたいなと思っています。
さて、もう1つは、先ほど市長がいろいろお話がありましたけども、私のほうから、皆さん方のトレイに1つ入れておきますけれども、今年の来月ですけども、10月8日、9日に、全国の過疎問題シンポジウムというのが香川県で行われます。そのうちの1つの分科会で9日ですけども、交流プラザのほうで分科会が開かれます。その中で、事例発表として、多分、五名の活性化のほうが発表するんだろうと思っているんですけれども、そういったことで、まだ県の方から御案内はいただいておりませんけれども、そういったことがあるということなんで、トレイのほうへちょっとコピーを入れておきますので、よろしくお願いして、簡単ですけど、ごあいさつに代えます。
7:
◯大森委員長 ありがとうございます。
これより会議を開きます。
ただいまの出席委員は定足数に達しております。よって、委員会条例第16条により、委員会は成立いたしました。
御案内のように、当委員会に付託されておりますのは、配付されております委員会付託区分表のとおりで、議案第8号 平成27年度東かがわ市一般会計補正予算(第3号)について、議案第9号 平成27年度東かがわ市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について、議案第10号 平成27年度東かがわ市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)について、議案第11号 平成27年度東かがわ市下水道事業特別会計補正予算(第1号)について、以上の4議案でございます。
委員会の審査は、4議案を一括議題として、お手元に配付の審査日程表のとおり行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
8:
◯大森委員長 御異議なしと認めます。
それでは、予算審査に入ります。委員会の審査は、お手元に配付の審査日程表のとおり行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
9:
◯大森委員長 御異議なしと認めます。
それでは、予算審査に入ります。
まず、学校教育課からの補足説明を求めます。
学校教育課長。
10:
◯久保学校教育課長 おはようございます。それでは、学校教育課から補足説明を申し上げます。
一般会計補正予算書の22、23ページをお開きください。10款、教育費、1項、教育総務費、2目、事務局費、14節、使用料及び賃借料60万円を計上いたしております。
これは、文化、芸術活動に参加するための児童生徒のバス借上料です。
そのうち1件は、市内の小学校6年生が、全国的にも有名な劇団四季のミュージカルを観劇しようとするものでございます。ASAトライアングルとして交流をしております鳴門市から、来年2月に開催される無料公演の御案内をいただきましたので、鳴門市及び南あわじ市の児童と一緒に観劇をする予定にしております。
もう1件は、大川中学校が11月に開催される香川県小中学校総合文化祭、ダンス発表会に参加するバス借上料でございます。
次に、24、25ページをお開きください。2項、小学校費、1目、学校管理費、11節、需用費の200万円でございますが、市内小学校の施設設備の修繕が当初予定より大幅に増加していることから、追加をお願いするものでございます。また、3目の学校建設費、15節、工事請負費130万円は、福栄小学校の老朽化した遊具、ジャングルジムを新たに設置する工事費でございます。
同じく、18節に備品購入費50万円、同じページ、3項の中学校費、2目、教育振興費、18節の備品購入費38万2,000円を計上いたしております。これは、小中学校の教育備品の充実を図るため、小学校では理科実験用の上皿天秤や直流電流装置、中学校では電子天秤や二重コイルといった理科備品を購入するものでございます。
特定財源といたしましては、理科教育設備費等国庫補助金2分の1、原子力・エネルギー教育事業費補助金10分の10を活用いたします。
以上、学校教育課からの補足説明といたします。
11:
◯大森委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
それでは、質疑のある方は挙手をお願いします。ございませんか。
(「なし」の声あり)
12:
◯大森委員長 なければ、これにて学校教育課の質疑を終結いたします。
次に、生涯学習課からの補足説明を求めます。
生涯
学習課長。
13:
◯赤澤生涯
学習課長 中川グループリーダーから補足説明を申し上げます。
14:
◯中川グループリーダー 生涯学習課から、補正予算の補足説明をさせていただきます。
補正予算書24ページ、25ページをお開きください。10款、教育費、5項、社会教育費、1目、社会教育総務費、15節、工事請負費350万円について補足説明いたします。この補正予算は、今回の台風11号による被災を受けたとらまるパペットランド時計塔の改修工事を行うものです。被災状況は、木製屋根、外壁の損壊であり、現在は損壊部分について構造用合板で応急措置を講じておりますが、確認したところ、他の箇所においても経年による劣化が進んでいることから、同様の被害が生じるおそれが高く、被災の部分だけの修復ではなく、屋根全体の改修を行うことが必要となり、この度の補正予算による対応としたものです。
次に、26ページ、27ページをお開きください。10款、教育費、6項、保健体育費、1目、保健体育総務費、19節、負担金補助及び交付金、補正額100万円について補足説明をいたします。この補正予算は、東かがわ市ソフトボール交流大会の10周年記念行事として、男子ソフトボール香港代表チームを招へいして、国際親善交流大会を開催するためのものです。この大会には、東かがわソフトボールクラブのほか、日本リーグ加盟のジェイテクト、大学の強豪チームの高知工科大学も参加し、4チームが2日間にわたってリーグ戦を行います。合わせて、小・中・高校生を対象としたソフトボール教室も開催する予定になっています。
予算の内訳の主なものは、香港チームの選手送迎用のバス借上げ、記念品代、公式審判員等の謝金などです。
東かがわソフトボールクラブは、これまでに東南アジアの国々との交流を重ね、現在も香港代表チームの選手が東かがわソフトボールクラブに加わるなど、交流は一段と深まってきております。今後の交流大会を契機に、さらに幅広い分野で本市と香港との交流が発展していくことを期待しているところです。
次に、同じく補正予算書26ページ、27ページです。10款、教育費、6項、保健体育費、3目、体育施設費、18節、備品購入費、補正額1,296万円について補足説明をいたします。この補正予算は、とらまるてぶくろ体育館にフェンシング用審判器セット8台を購入するためのものです。フェンシング競技につきましては、毎年7月、ジュニア国際大会派遣選考会を兼ねた東かがわ市長杯フェンシング大会が、全国から約350名の選手の参加を得て、全国的にも最大クラスの大会として開催されています。
このような中、全日本フェンシング協会及び香川県フェンシング協会から、年明け1月に開催が予定されている香川県フェンシング選手権大会及び全国選抜四国ブロック予選大会も、併せて東かがわ市で開催できないかという強い要請がありました。
今回、要請を受けた大会を含め、今後、継続的に本市において各種のフェンシング大会を開催していくためには、最低限、メインアリーナでの審判器8セットの整備が不可欠であり、今回、フェンシング協会の要請を機に、補正予算措置により購入しようとするものです。
本市では、これまで旧大川東高校及び三本松高校のフェンシング部を中心に、高校総体や国体等でめざましい活躍を続けており、これまで32名の日本代表選手を輩出しております。本市が各種フェンシング競技の開催地として定着していくことは、フェンシング競技のさらなる振興が図られることはもとより、全国や世界で活躍できる地元のアスリートの養成ということも期待でき、大会の開催による地域の活性化にも大きく寄与していくものと考えられます。
以上、補足説明とさせていただきます。
15:
◯大森委員長 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
それでは、質疑のある方。
滝川委員。
16:
◯滝川委員 今の生涯学習課のフェンシング用具、8台、1,296万円とおっしゃっていました。我々議員は、市民の方に聞かれた場合、こういうわけでこの金額が必要なんだという、そういうやっぱり説明が要るんですよね。我々も聞かれたら、なぜこのような高い用具を必要とするんかということを説明するんやけども、今までこういう高い用具を購入したことはあまり無いと思うんやけども、説明したときに納得できるような説明はやっぱり我々は要ると思うんで、それは今までレンタルは考えなんだろうかとか、こういう予算効果があるんかという、そういう2点について、まず質疑したいと思います。
17:
◯大森委員長 生涯
学習課長。
18:
◯赤澤生涯
学習課長 まず、機器のレンタルでございますけれども、これまで毎年開催しております市長杯でございますが、この大会の際も、いわゆる協会のほうが機器を持ち込んで行われております。基本的に、この半数は実は県外からお借りをしている、残り半分ぐらいは、県内にあるものを使っているというような状況でございます。
しかしながら、いずれにしましても、借用物も含めまして、共に前の国体のときに購入されたものでございます。したがいまして、非常に機器としては劣化が進んでいる。また、一般のスポーツメーカー等におきましては、そうした審判器セットのレンタルはございません、ということでございます。
それから、もう1点、効果の面でございますけれども、補足説明でも申し上げましたとおり、全国でありますとか世界で活躍できるような、日本を代表するような地元のアスリートを輩出する可能性があるという、そういう競技でもございます。
また、市長杯は、今年で、この夏で4回目になりますけれども、年々参加者のほうが増えてきておりまして、今回、約350名ということでございますが、その参加者で、うち市内で宿泊施設を利用された方は約120名ほどでございます。県外からの参加率につきましては77パーセント、県外の参加者のうち四国外から参加をされる方の率は98パーセント。非常に、関東一円を含めて中部、中国、関西、九州の各地方、広範囲からの参加をいただいてございます。
こういう若い世代の方たちが、東かがわ市に訪れていただいて、東かがわ市を知っていただくというのは、非常にメリットといいますか、知名度が上がる良い効果かというふうに考えてございます。
なお、この大会での優勝者でございますけれども、こちらのほうは、市内の手袋製造事業者の方が、セミオーダーでフェンシンググローブを作られて贈られるということを協会のほうが行ってございます。こうしたセミオーダーのフェンシンググローブというのは、非常にフィット感があって優れているという評価をいただいているようでございますので、市内の手袋等の縫製技術の高度な技術というのを紹介できる貴重な機会かというふうに考えてございます。そうした点で、効果のほうを認められているというふうに考えております。
19:
◯大森委員長 滝川委員。
20:
◯滝川委員 この補正予算に対して、市長は緊急、どうしても必要な予算であるというふうな説明を全体にしていましたけども、この金額に対して、地域活性化というのを考えておられるんだろうと思うけども、市長の考え方を一言お願いしたいなと思うんですけど。
21:
◯大森委員長 市長。
22:
◯藤井市長 フェンシングという競技そのものが、県内はそうでありますが、全国的にも市ヶ谷先生のおかげだと考えておりますけども、非常に大きな存在になっております。先生がおいでるうちに、そうしたことをこれから継承していけるような体制づくりをこしらえ、またそうしたことに若者がフェンシングを通して成長していくといったことのそういう助けに、市としてできることならということでの判断でございます。
23:
◯大森委員長 ほかにありませんか。
鏡原委員。
24:
◯鏡原委員 同じところなんですけれども、今回、市の単独での予算ということです。前回、とらまるのほうでバスケットのリングを買ったときなんかは、totoのくじを使って買ったりしたんですけども、今回は単独でいくというような考え方なのか、ほかにも補助とか助成なんかを探しているのか、それが充当される予定があるのか、そういったところをまずお伺いをしたいのと、あと、今回8セット分ということなんですけれども、市長杯のときは8セットでという話なんですけれども、いろいろな大会を誘致していく上で、8セットで十分足りるのかどうなのか、今後も予算措置される可能性があるのかどうか、その点に関して。
そして、先ほど市長からもありましたけれども、やはり野球とかサッカーとかだけでなく、東かがわ市として手袋の技術もある中で、フェンシングにも力を入れていく、子どもたちを育成していくという部分に関して、生涯学習課としてどういうふうな考えを持っているのか。この3点についてを質疑いたします。
25:
◯大森委員長 生涯
学習課長。
26:
◯赤澤生涯
学習課長 まず、助成、財源の手だてでございますけれども、この審判器セットの購入に充当が可能とされる交付金事業につきまして、現在、政策課のほうから補助の事業申請のほうを行ってございます。今、申請中ということで御理解いただきたいと思います。
それから、今回必要なのは、1月に行われます香川県選抜、それから四国ブロック、これには最低限8セットがどうしても必要でありますので、ここにお願いしているところでございますけれども、今後、大会規模、またさらに加えて新たな大会が追加されることによって参加者が増加をいたしましたら、また必要な台数のお願いをする予定でございます。
それから、生涯学習課としての考え方でございますけれども、市の教育大綱の中の主要施策の中にも、青少年スポーツ活動の促進でありますとか、スポーツ施設の整備促進といった項目が掲げられております。こうした位置付けのもとに、今後もジュニア世代のスポーツの競技力の向上を生涯学習課として支援し、また指導してまいりたいというふうに考えてございます。
27:
◯大森委員長 鏡原委員。
28:
◯鏡原委員 是非、高価な審判器セットを含めて買う、市長が推進をしていくという考えなので、是非、市としても、あまり四国内だけでいえば競技者数も少ないだろうと思うんですけども、その段階から、しっかりと東かがわ市内の子どもたちに、そういった
選択肢の1つとしてフェンシングを思ってもらうというふうな広報活動も含めて、是非、教育委員会として計画的にそういったことをやっていっていただきたいというふうに思います。
29:
◯大森委員長 答弁は。
30:
◯鏡原委員 要らないです。
31:
◯大森委員長 いいですか。
ほかにございませんか。
木村委員。
32: ◯木村委員 白鳥温泉へ行きますと、フェンシングで来た子がたくさん泊まっとるわけですわ。「何日おるんな」と言うたら、4泊とか。所長に「何ぼもらいよんな」と言ったら、「定額どおりもらいよんや」と。そしたら、この前は関西学院大学かどこかの学生も時々会います。ところが、このスポーツ自体が地味なもんですから、割合、皆さんが風呂へ入っとったら、「あんた何で来とんや」と、こういうような。ですから、せっかくベッセルやいろいろありますから、教育委員会のほうで、こういうのをやっりょりますというのを、やっぱりもう少し手書きでもええからこしらえて、広く知らしめたらいかがですか。確かに良いことだと思いますし、学生がたくさん来ていました。ですから、そういうふうにしていただきたいと思います。
33:
◯大森委員長 生涯
学習課長。
34:
◯赤澤生涯
学習課長 おっしゃるとおりでございまして、まだまだそうした点の、本市でお迎えするといった気持ちがこれまで十分でなかったというふうに考えております。木村委員御指摘のとおり、今後、そういった広報、お迎えする気持ちを、選手側に伝わるように努力してまいりたいというふうに思います。
35:
◯大森委員長 いいですか。ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
36:
◯大森委員長 なければ、これにて生涯学習課の質疑を終結いたします。
次に、総務課からの補足説明を求めます。
総務課長。
37: ◯熊本総務課長 総務課関係の主な歳出について、御説明を申し上げます。
補正予算書の16、17ページをお開き願います。2款、総務費、1項、総務管理費、5目、財産管理費、13節、委託料で89万円、15節、工事請負費で1,500万円を追加してございます。これは、旧大内庁舎敷地内に市営駐車場を開設するための整備費と、完成後に必要となる設備の保守委託料でございます。具体的には、バーが開閉する方式の自動開閉するタイプのゲートシステムを設置するものでございます。
次に、22ページ、23ページをお願いいたします。9款、消防費、1項、消防費、1目、非常備消防費、19節、負担金補助及び交付金におきまして、防災倉庫設置事業費補助金99万4,000円を追加してございます。こちらについては、中央通り東の自主防災会及び松西防災会から、それぞれ防災倉庫の設置に対する補助の申請があったもので、東かがわ市防災倉庫設置事業費補助金交付要綱に基づきまして補助しようとするものでございます。補助の率は4分の3で、限度額75万円という制度でございます。この度は、中央通り東地区がこの限度額に達しておりますので、75万円ということになっております。
以上、簡単ですが、総務課関係の主な歳出の説明でございます。以上です。
38:
◯大森委員長 ありがとうございます。
説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
それでは、質疑のある方、挙手お願いします。
鏡原委員。
39:
◯鏡原委員 最初、18、19ページです。今回、臨時雇用賃金の中で額が挙がっていますけれども、個人番号カードの交付事務に関する部分での臨時ということなんですけど、その1人というか、金額的にいうたら1名分だろうと思うんですけれども、交付に係る事務というたら相当な事務量があると思うんですけれども、この方はどういうふうな形での作業、また市役所の中でのその作業というのはどういうふうな形になっていくのか、その点についてお伺いをいたします。
それと、先ほどありました市営駐車場の整備に関してでありますけれども、先日の総務委員会でありましたように、今回、暫定的に一部、駐車場化していくということで、ゲートを設けるということなんですけれども、今後、そのゲートの位置によっては、そのゲートを動かして新たに設置し直すという形になろうかと思いますけれども、その際、どれぐらいの費用が掛かるのかという算定はされているのかどうか。その点、2点お伺いいたします。
40:
◯大森委員長 総務課長。
41: ◯熊本総務課長 まず、賃金、人件費の件ですけれども、こちらは戸籍住民台帳費として計上しております。予算執行上、人件費の支出を総務課で計上しておりますけれども、その必要な人材、それから作業の内容等については、市民課のほうで計画しておりますので、そちらのほうにお尋ねいただいたらと思います。
それから、今回先行して行います大内の市営駐車場のゲートの部分でございますが、先日の委員会でも御説明いたしましたとおり、先での施設の整備によりまして位置の変更等はあり得ます。その経費については、そのときの全体の計画の中で算定されるものというふうに考えておりますので、今のところは詳細な金額のところはつかんでおりません。
以上です。
42:
◯大森委員長 鏡原委員。
43:
◯鏡原委員 駐車場を設置する上でのゲートは設置されますよね。新しく場所を変えてするときに、設置費用プラス除ける費用ぐらいは要るんだろうと思うんですけども。確かに、予算に関しては、新たな施設を設置する際にそこに入るのは分かるんですけれども、あらかじめ、逆に言えば、動かさずに済むところにゲートを設置して、奥の柵なんかを工夫して置けば、ゲートを動かさずにそういった駐車場整備ができるかどうかの検討みたいなのは、その金額によってはしていただかないと、多大な金額が要る場合はある程度そういう検討が必要かなと思うんですけども、その点に関しまして検討されたんかどうか。
44:
◯大森委員長 総務課長。
45: ◯熊本総務課長 全体の計画が固まっておらないために、今、先行して駐車場として利用していただくという考えでいたしました。そうである限り、将来絶対ここだったら動かす必要は無いという位置については確定できませんので、そこのところは御理解いただきたいと思います。
46:
◯大森委員長 ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
47:
◯大森委員長 なければ、これにて総務課の質疑を終結いたします。
次に、政策課からの補足説明を求めます。
政策課長。
48: ◯朝川政策課長 政策課関係は、予算書16ページ、17ページでございます。まず一番上から、一般管理費委託料、人事給与システムですけれども、これはマイナンバー制度の対応ということで、28年1月の給与の支払い分からマイナンバーの対応が必要となるということでの改修でございます。次の、財産管理費の減債基金積立金ですが、これは26年度の決算に基づきまして、繰越金の実質収支額の2分の1を超えた額ということで、4億5,320万円を、これは地方財政法第7条第1項の規定に基づきまして、減債基金に積み立てようとするものであります。
次に、企画費でございますけど、企画費の報償費、役務費、委託料につきましては、ふるさと納税が、今年度、現在のところ、もう既に寄付額が5,000万円を超えてきたということでございますので、今後の見通しということで、4,500万円ほど歳入のほうも挙げていますが、それに見合う返礼品等の費用を計上したものであると。
次に、電子計算費ですけれども、これにつきましてもマイナンバーの導入に伴うものということで、国が求めるセキュリティレベルに対応するということで、具体的には情報系で運用しておりますシステムを基幹係のほうへ移すというようなものになります。そのための費用でございます。
それから、次の地方振興費ですが、報酬から負担金補助及び交付金までにつきましては、地域おこし協力隊に関するものであります。当初予算の際には、2名ということで御説明をしておりました。場合によっては増えるかなということも確か申し上げたかと思いますが、最終的には8月1日から2名採用、それから9月1日から1名ということで、今、3名の採用ということになりましたので、1名分の追加をお願いしたいということでございます。
それから、その次の積立金につきましては、昨年度、26年度にふるさと納税をされたもののうち、26年度の歳出に直接財源充当できたもの以外のものにつきまして、繰越金として平成27年度に繰り越しておりまして、それを一旦地域振興基金のほうに積立をして、そのふるさと納税の本来の趣旨であるような地域の振興に係るものに、改めて使わせていただくということで、一旦その積立金として予算を計上しております。
次、めくっていただきまして、18ページ、19ページの民生費の社会福祉費の国民年金の委託料になります。国民年金システムの修正委託料ということで、これにつきましては、年金の法改正に対応するためということでありまして、委託料の全額が国費で支弁されるというものであります。
歳入のほうにまいりますが、歳入は、12ページ、13ページ、16款、寄付金でございます。先ほども申しましたけど、ふるさと納税の寄付金4,500万円を追加で計上させていただきました。これによりまして、今年度の寄付金の歳入額として、一応予算上は9,000万円ということに現在ではなる予定になっています。
それから、一番下の繰入金の基金繰入金、財政調整基金の繰入金につきましては、全体の調整によりまして、2億4,318万8,000円が繰入れの減額ということになっています。
それから、1ページめくっていただきまして、14ページ、15ページの一番上の繰越金、前年度からの繰越金が9億621万6,000円ということでございます。
政策課は以上でございます。
49:
◯大森委員長 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑のある方、挙手お願いします。
東本委員。
50: ◯東本委員 マイナンバーのところでの予算が非常に大きいので、質疑します。今、市民の方からも、マイナンバーが回ってくるとプライバシーの問題が非常に心配だと。これはもう、今まで国が何ぼ安全だ安全だと言うても、年金で現れたように出てくると。だから、私はもう今度郵送してきたときには、もう受け取りを拒否したいといふうな意見も出とんですね。それから、全国の弁護士がこれを訴えると。こういう問題があるということを指摘しております。そういう中で、市がこういう1億円以上の費用を計上していくという問題は、やっぱり市民の理解からいってもおかしいと思うんですけども、こういう予算化していく上での市の対応というか姿勢について、昨日の総務委員会でも分からないという、そういう意見も多いわけですよ。そこら辺は、こういう執行するに当たって、どういうふうなお考えがあって提案しているのか、お聞きします。
51:
◯大森委員長 政策課長。
52: ◯朝川政策課長 国が法律で定めた制度で全国一律にということですので、市がどうのこうのと言えるようなレベルの話ではないかと思いますけれども、委員が心配されておりますように、セキュリティ上の問題というのはどこまで行っても尽きないだろうと考えています。
しかしながら、制度自体は確実に国が進めていくということで、少なくとも、それに対応するセキュリティの対策というのは、知らん顔して放っておくというわけにはまいりません。いずれにしても、マイナンバー制度が動いてしまいますので、市としてできるというのは、その動く制度の中で最大限のセキュリティを担保できるだけの努力をするというのが、東かがわ市としてできる最大である、最低限度といいますか、そういったところだというふうに考えております。
53:
◯大森委員長 東本委員。
54: ◯東本委員 国が定めたからということが前提なんだけど、やはり市民の理解というのは、本当にこれは今いろいろな、昨日も国会で可決されたという問題がありますけれども、問題点をいっぱい抱えながらしようとしている。私は、やっぱり今のまま、本当に市民の理解の得ないままスタートするというのは問題があると。先に引き延ばして、もっとやっぱり慎重にすべきだと私は思うんですが、この予算について、今どうしても出さにゃいかんという問題でないんでないですか。
55:
◯大森委員長 これは国の問題で、一応、市長、ほんなら答えてください。
56:
◯藤井市長 国が進める中で、最低限の対応は自治体として進めるというのは、これはもう責任上致し方が無いことでありますので、御理解いただきたいと思います。
57:
◯大森委員長 ほかに。
鏡原委員。
58:
◯鏡原委員 16、17ページの1億3,154万8,000円の部分ですけれども、このことによって、庁内のシステムがどういうふうに変わっていくのか、その点に関してお尋ねするのと、特定財源が入ってないような状況で、これはもう単独で市が見ていくという考え、若しくは後日、国から交付金等の措置があるのかどうか、そこのところをお伺いします。
59:
◯大森委員長 政策課長。
60: ◯朝川政策課長 ちょっと1点目は、担当のほうから後ほど申し上げます。
2点目の特定財源の話ですが、現在のところ、具体的に示されたものはありませんが、情報としては国のほうで検討中ということで、その動向を注視しておるところでございます。
1点目は、林のほうから答弁します。
61: ◯林主査 御質疑のシステム変更の件について御回答いたします。システム変更なんですが、主な方策としては、今、情報系で使っている特定個人情報等を扱うようなシステムに関して、インターネットから切り離された基幹系のシステムのほうに移行するということがまず1点と、今回、マイナンバーで中間サーバーというものがそのマイナンバーを管理しているというか、全国とやり取りをするサーバーというのがあるんですけれども、そこと直接接続するような端末についてのネットワークを別に構築するというようなところが2点目になります。
業務の内容としては、基本的に今までとはあまり変わらない形になるんですけれども、住民から見たらほぼ変わらない形にはなるんですけれども、市の職員からしてみると、今まで自分の机のところでできていた業務が、セキュリティが1段上がる関係で、その専用基幹系の端末は行ってやらないといけない業務が増えるという形になります。
62:
◯大森委員長 鏡原委員。
63:
◯鏡原委員 その新たな端末を設置して、いわゆる特定個人情報の入った部分の情報に関しては、その端末から操作するという話なんだろうというふうに思うんですけれども、その端末に関しては、これまではそれぞれの個人、約300人程度いる職員の皆さんのパソコンからできていたけれども、今後、新たに設置されるだろうPCからのアクセスになるということは、かなりのその負荷が1台のPCにかかってくる。いうたら、1台か2台設置していくのか、それとも全職員に対して1台ずつ基幹端末のPCを設置するのか、その辺りの考えというのはどういうふうになっていますか。
64:
◯大森委員長 林主査。
65: ◯林主査 業務効率と作業負荷の関係についてお答えします。ちょっとこの予算を計上したというか、積算したときの前提と今の前提と若干変わっているところがありまして、ただ、このときに考えた前提としましては、基本的に全ての職員をほぼ基幹系に持ってくる。業務があろうが無かろうが持ってくるように考えていて、そのインターネットの接続とかメールに関してのみ、仮想サーバーという形で、物理的に1台増やすんでないんですけれども、仮想的に1台増やすような形で対応しようと思っていました。
それが、総務省から一番最初に出ていた、業務系と情報系を完全に分けなさいよというところであったんですけれども、大分、総務省というところも後退しているといいますか、もうこの予算を見ていただいたら分かるんですけれども、高額の費用が掛かってくるところがありますので、全ての自治体がこれができるかと言われるとちょっと難しいところもあるので、だんだんちょっと下がってきているところはあります。
ただ、だからといって今までのとおりでいいというわけではないので、うちのほうとしては、その総務省が下がったところよりかなり安全側に下がったところで構築しようとは思っています。
なので、物理的に増える台数としてはあまり増やさない方向で、ただ、今、200台の想定をしているんですけれども、200台を増やすかと言われると、そこまで増やさなくても済むんでないかなというふうに考えているところで、費用と効率の一番いいところを探して作っていこうとは思っております。
66:
◯大森委員長 いいですか。ほかにございませんか。
渡邉委員。
67: ◯渡邉委員 17ページの地域おこし協力隊の件なんですけども、3名本市に来ると。最初2名来て、後、1名来ておりますけども、3年間、1年ごとの契約で3年間と聞いとんですけども、今現在、どういうふうなところで活躍しているのかということと、どういう経緯の方から来ているのかと。それと、今後、そういう地域協力隊の方にどういうことを期待しているのか。この3点をお聞きします。
68:
◯大森委員長 竹田副主幹。
69: ◯竹田副主幹 活動内容ですけれども、地域ブランドや地域資源の発掘が1点目で、2点目は地域コミュニティの支援、3点目に本市の魅力発信などに取り組んでいただきたいと思っております。
それで、今回、3名男性の方が来ていただいております。1人は、イベントプロデューサーとかデザイナーなどを経験されている方で、2人目が、この方は9月から来た方ですけども、環境系のNGOの団体職員でありまして、今後、本市の課題となっております里山整備の部分に取り組んでいただきたいと思っております。3人目の方が、これまで教育関係で携わってきておられた方なんですけれども、子どもの笑顔あふれるまちづくりにしたいという希望がありまして、その部分に取り組んでいきたいと思っております。
今後の取り組みですけども、現在、まだ地域のことをよく分かっていないという感じなので、まず地域のことをよく知ってもらう、あと地域の方と関係性を作っていって、その方との今後自分たちが活動したいときに協力をもらえるというようなことを、今、築いている段階であります。
70:
◯大森委員長 ほかに。
渡邉委員。
71: ◯渡邉委員 今、説明を聞いたんですけども、マスコミなんかでほかの地域の地域協力隊のことはよくテレビで見るんですけども、最終的には、今おっしゃっていることは、結局、市の職員でもできることであるんですね。そこが、市の職員で今までずっと市におればいいところが見えないということで、よそのまちから来て、そこを協力していただいていくということです。一番に大事なことは、地域の人とコミュニケーションを持つということで、今、段階的に踏んでいると思うんですけども、その中で、やっぱり東かがわ市、本市のいいところをよそから来た人に広めてもらうと、発見してもらうのが一番と私は思います。
それで、最終的に、この方に、地域、東かがわ市に住みついていただくというんが一番の私は本質的な目標かなとは思うんですけども、どういう考えをお持ちで来ているような方か、それとも単独3年間活躍したら、また次のまちに移っていくか。そこらのことをちょっと私は本人次第のことなんですけども、何か最終的にはここに住みついていただいたらいいと思うんですけど、そういう要素のお考えはあるんでしょうか。
72:
◯大森委員長 政策課長。
73: ◯朝川政策課長 おっしゃるとおりでありまして、3年住んだら、「はい、さよなら」でなくて、やっぱりせっかく全国いろいろある自治体の中から東かがわ市を選んでわざわざ来ていただいた方々ですんで、もうこれはできることならばずっと、3年住んだ後も自らここの土地で生活の基盤ができるように、最長3年間の間にしていただきたいというふうには思っていますし、そうしていただくためのサポートというのは、我々はできる限りやっていこうというのが、今のスタンスでございます。
74:
◯大森委員長 ほかにございませんか。
工藤委員。
75: ◯工藤委員 電算機の更新委託料の1億3,000万円の部分で、先ほどメインのほうの質疑もありましたように、この1億3,100万円のところで、これについては、マイナンバー制度の施行直前で、これはもう必ずやらにゃいかんというようなことで、それは理解しとんですけど、その1億3,150万8,000円のこの内訳です。先ほど、情報系から基幹系の移行であるとか、それから仮想化技術を付した仮想サーバーの導入であるとか、更新等についてもあろうかと思うんですけど、その内訳を金額も含めてお願いをしたい。
それと、それのサーバーを導入するんであれば、調達方法をどうするんかというふうなことをお聞きしたいんですけど。
76:
◯大森委員長 林主査。
77: ◯林主査 費用の内訳について御回答いたします。ざっくりのつかみの話でいいますと、まずハードウエアの費用に関してが、大体9,000万円から1億円掛かると。ソフトウエア、設定費とか作業費のほうのところで大体3,000万円ちょっとを考えております。ハードウエア費用のほうの内訳なんですけれども、大きなところが情報系端末の仮想化、仮想デスクトップ化というところで、これについてはほぼ仮想化するためのサーバーが一式、プラス職員数、今だったら200台を想定しているんですけども、200台分のOS、オフィスとか仮想を見に行くためのそのライセンス料とかいったライセンス料の積み上げがほぼという形になります。なので、実際、物を買うところが大きいです。あと、追加としては、ファイアーウォール、ネットワークを切り離したりとか制御するような装置、プラス、今回、媒体管理等も考えておりますので、媒体管理をするようなソフトやライセンス料というところで、そのハードウエアのほうを構築を考えております。
追加で、調達方法についてなんですけれども、ネットワークの設定変更については、さすがに今までの構築経緯が分かってないとなかなか触れないところがありますので、これは今、既存の業者にやってくるかなというところがあるんですけれども、もちろん先ほどの仮想デスクトップを作るためのサーバーですとかソフトウエアについては、どこから買っても同じ形になりますので、これについては入札または見積り合わせという形になろうかと思っております。
78:
◯大森委員長 井上委員。
79: ◯井上委員 17ページ、先ほど議論があった地域おこし協力隊の分です。8月から2名、神戸市の黒田さん、また豊田市の宇野さんという方、今度また1名増えて3名体制ということです。一番肝心なんは、何をもって何を目標にするかということでありますが、先ほど執行部側の答弁で分かりました。
そこで関連するんですが、その人たちの労務管理の部分であります。一応、予算的に非常に低いんで、いろいろ問題になるんが、その副業を認めるかどうか。それと、もう1つは、時間外とかいろいろな部分で、市の職員と全く同様な対応でいくのか。その辺りの労務管理の部分について、お聞きしたいと思います。
80:
◯大森委員長 竹田副主幹。
81: ◯竹田副主幹 まず、副業ですけれども、基本的にはオーケーなんですが、今後定住に向けていっていただきたいというのもありますので、定住に向けてできるような仕事について、今後オーケーという形で考えていこうかなと思っております。それと、時間外ですけれども、この部分は時間外は付きませんので、普段の業務の中でその分、例えば土曜日の活動については平日の分から割り振ってそこで差し引くという形で、今現在、運用しております。
以上です。
82:
◯大森委員長 いいですか、井上委員。
83: ◯井上委員 はい。
84:
◯大森委員長 山口委員。
85: ◯山口委員 地域おこし協力隊のことでお伺いいたします。現在、個々の活動というのは積極的にしているということが今のお話の中にありました。外からの視点で見えることというのは、この方たちにとって一番の魅力というのがあると思うんですが、例えば、市で実施している委員会等への参加要請等、この方らに行っているのかどうか、教えていただきたいと思います。例えば、3人目は教育に関して非常に熱心、関心のある方ということですので、市のホームページでも子ども・子育て委員会がまた公募されております。例えば、こういうところの委員に参加することで、外から見た教育的なもの、また児童に対する考え等を述べていただく構想があるのかどうか、意見のほうをお伺いしたいと思います。
86:
◯大森委員長 政策課長。
87: ◯朝川政策課長 現時点で申しますと、まだそこまでには至ってございません。ただ、委員おっしゃいますように、いわゆるよそ者視点というのは非常に重要であろうかと思っておりますんで、どういう委員会か、そういうのもあると思うんですけれども、必要に応じて、そういったところに機会があれば参加していただきたいというふうには考えております。
88:
◯大森委員長 ほかに。
大田委員。
89: ◯大田委員 予算書の16ページ、17ページのふるさと納税の件で、2点お伺いします。これは、本当に当初の予算よりもすごく増えて素晴らしい事業だと思っております。その中で、委託業務、これ、職員の手間が省けて本当にいい制度だと思うんですけど、これは1社なんでしょうか。
それともう1点、贈答送料代が多分要ると思うんですけど、これはどこに入っているのか、以上2点お伺いします。
90:
◯大森委員長 川西主査。
91: ◯川西主査 まず、委託業務ですけれども、今、ふるさとチョイスというポータルサイトを運営している運営会社が提案している包括プランを採用しております。
委託業務につきましては、そのサイトを運営しているその業者と再委託という形で、商品周りの企画をしているギフト会社、それから管理システムを担当しているシステム運営会社のほうに、一部再委託をしております。
それから、贈答品の送料につきましては、送料も含めて贈答品代のほうで対応しております。
以上です。
92:
◯大森委員長 いいですか。
大田委員。
93: ◯大田委員 当初予算で別に書いてくれていたので、ちょっとお伺いしたんですけど、分かりました。
94:
◯大森委員長 ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
95:
◯大森委員長 なければ、これにて政策課の質疑を終結いたします。
次に、商工観光課からの補足説明を求めます。
商工観光課長。
96: ◯石川商工観光課長 商工観光課関係の補正予算について、補足説明を申し上げます。
補正予算書20ページ、21ページをお開きください。一番下になります。7款、商工費、2目、商工業振興費、負担金補助及び交付金で5,000万円の増額でございます。これは、昨日、委員会でも御説明させていただきましたが、企業誘致促進事業に宿泊業を追加し、想定される事案について概算で積算したところ、5,000万円の助成金増額が必要となったものでございます。
以上、商工観光課関係の補足説明を終わります。
97:
◯大森委員長 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑のある方。
鏡原委員。
98:
◯鏡原委員 1点ですが、そこの点について質疑いたします。今回、5,000万円という形で予算計上されていますけれども、先日、委員会のほうで審査しました助成金制度の内容に当てはめて、施設投資の大きさ、そしてまた25人以上の雇用、これに関してどれぐらいを想定して予算計上されているのか。この点、お伺いいたします。
99:
◯大森委員長 石川課長。
100: ◯石川商工観光課長 まず、施設関係、平米1万円の助成金を支出するという部分に関しての額的なボリュームは、約4,000万円程度であろうというふうな想定です。人の部分に関しては、25名以上は間違いなく雇用されるであろう。約30人程度ではなかろうかというのが想定の範囲です。なお、事業に関しましては、実質、計画書等が提出されませんと、詳しい積算の根拠というのはそのときに再度されるべき、今は概算の状況というふうなものでございます。
以上です。
101:
◯大森委員長 いいですか。
鏡原委員。
102:
◯鏡原委員 宿泊施設の延べ面積ということなんですけれども、宿泊施設であれば、いろいろな泊まる部屋とか事務スペースとかいろいろな部屋があると思いますけども、その辺りは申請書ベースになるのかもしれないですけれども、いうたら建物の区切りを付けて、「ここは含みます、ここは含めません」みたいな線引きをそもそも行ってから申請を受けて、それをその基準で判断をするのか、申請書が上がってきた段階で庁内で検討した上で助成を出していくのか、その点、お伺いをいたします。
103:
◯大森委員長 石川課長。
104: ◯石川商工観光課長 基本的に、生業として営む宿泊業として必要なスペースというものが基本にはなります。その中で、申請書、計画書等によって必要な度合いというのが出てこようかと、こういうふうに考えております。
以上です。
105:
◯大森委員長 ほかに。
井上委員。
106: ◯井上委員 同じく企業誘致の部分で、今日の委員会で資料をもらった中で、決算の分でちょっと下段に書かれとると思います。それで、固定資産税相当額の助成5年間、そして過疎特別措置の賦課免除期間3年間、差引き2年間ということだろうと思うんですが、その過疎特別措置のこの法律第何条何項に該当するとか、法的なその基礎的な部分、それをちょっと御説明願いたい。
107:
◯大森委員長 商工観光課長。
108: ◯石川商工観光課長 詳しい法律等については、担当のほうから御説明させていただきます。
109:
◯大森委員長 竹田主査。
110: ◯竹田主査 過疎地域自立促進特別措置法の第31条の規定によるものでございます。
以上です。
111:
◯大森委員長 いいですか。ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
112:
◯大森委員長 なければ、これにて商工観光課の質疑を終結いたします。
ここで暫時休憩いたします。
(午前10時34分 休憩)
(午前10時45分 再開)
113:
◯大森委員長 それでは、休憩を解いて再開いたします。
次に、市民課からの一般会計の補足説明を求めます。
市民課長。
114: ◯三谷市民課長 市民課関係の補正予算の補足説明を行います。
補正予算書18、19ページをお願いいたします。一番上にあります2款、総務費、3項、住民基本台帳費でございます。この住民基本台帳費の補正予算につきましては、10月5日より開始されるマイナンバー制度に伴う補正予算でございます。
まず、9節の旅費は、最新の住民情報を地方公共団体情報システム機構、一般的にJ-LISと言われますが、そこへ持っていくための市民課職員2名の旅費でございます。
次、13節、委託料及び18節、備品購入費は、個人番号カード及びその前に配付されます通知カードに住民情報などが記載されておりますが、転入などの住所移転があるときに、その都度カードに記載をしなければなりません。そのための印字システムでございまして、各窓口に設置しようとするものでございます。
歳出については以上でございますが、歳入について、8ページ、9ページの12款、使用料及び手数料で1万8,000円を計上しておりますが、手数料条例にもございましたように、通知カード及び個人番号カードの再交付のときの手数料としていただくのを、少しでありますが、計上させていただいております。
以上でございます。
115:
◯大森委員長 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑のある方。
鏡原委員。
116:
◯鏡原委員 18、19ページの、臨時で1人雇う部分でのその方の作業というか職務というか、その点をどういうふうな形で考えて何をするのかというところの部分。それと、カードの印字システムの保守料で上がっているんですけれども、今後紛失した場合に関して、再交付の手数料がこの前の条例で出ておりましたけれども、それは市が再交付をするのか、その点をお伺いをいたします。
117:
◯大森委員長 市民課長。
118: ◯三谷市民課長 賃金の臨時雇用でございますが、市民課全体としまして、新しくマイナンバー制度に取り組まないといけないということで、国、J-LISのほうから送付された通知カードが簡易書留で転送不要ということで送られますので、相当数、市のほうに返ってくるだろうという予想されておりますので、市民課として業務が増えるこのカードの整理と、それと1月以降になりますと個人番号カードがまた交付されますので、その交付のときの業務量の増加ということで予定しております。
それと、再交付のお話でございますが、印字システムと再交付はまた別のもんでありまして、再交付についても、まず申請用紙とか申請の受付の紙については市役所のほうでまた準備はできるんですが、再交付自体は、J-LISのほうに郵便を送って、そちらのほうから全部カードは再交付されるというふうになっております。
以上です。
119:
◯大森委員長 いいですか。ほかにありませんか。
工藤委員。
120: ◯工藤委員 18、19のところの備品購入費の321万円の件なんですけど、これはカードリードライターですか。これは何台導入する予定なんですか。
121:
◯大森委員長 市民課長。
122: ◯三谷市民課長 先ほども少し触れましたが、カードの印字システム、例えば皆さんで既に見たことあるかも分からないのが運転免許証。住所が変わったら、運転免許証に裏書きされていると思います。そういう印字のシステムを各窓口3か所に設置しようとするものでございます。
123:
◯大森委員長 いいですか。ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
124:
◯大森委員長 なければ、これにて市民課の一般会計の質疑を終結いたします。
次に、環境衛生課からの補足説明を求めます。
環境衛生課長。
125: ◯大谷環境衛生課長 環境衛生課所管の補正予算について、補足説明をいたします。
最初に、歳出から説明いたします。
補正予算書の18ページ、19ページをお開きください。4款、衛生費、2項、清掃費、2目、塵芥処理費、19節、負担金補助及び交付金で、香川県東部清掃施設組合施設整備事業負担金を1億467万4,000円計上しております。これにつきましては、香川県東部清掃施設組合が管理運営しております香川東部溶融クリーンセンターですけども、平成9年に供用開始後、19年目を迎えております。このため、同組合が経年劣化により老朽化している各設備や装置の延命化対策を講じることで、施設を長期にわたり安定的に活用するための準備を進めてまいりましたが、今年4月に環境省所管の二酸化炭素排出抑制対策事業費交付金の内示を受け、平成27年度から平成29年度の3年間で基幹的設備改良事業を実施する予定となりました。
平成27年度は、電気計装設備及び計装設備の改良事業を計画しており、事業費は6億6,312万円を予定しております。このうち、2分の1は国の交付金を充当いたします。残りの3億3,156万円のうち、東かがわ市の負担分1億467万4,000円を計上しております。なお、組合構成市町の負担割合は、均等割が10パーセントと、過去5年間の香川東部溶融クリーンセンターへのごみの搬入量の割合により算出をしておりまして、東かがわ市の負担割合は31.57パーセントとなっております。
次に、歳入の説明をいたします。
補正予算書の14ページ、15ページをお開きください。20款、市債、1項、市債、9目、衛生費、2節、清掃費で、香川県東部清掃施設組合施設整備事業債を9,940万円計上しております。これにつきましては、合併特例債の活用を予定しておりまして、先ほど説明いたしました歳出の負担金1億467万4,000円の95パーセントを計上しているものでございます。
以上、補足説明といたします。
126:
◯大森委員長 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
ある方は挙手をお願いします。ありませんか。
(「なし」の声あり)
127:
◯大森委員長 なければ、これにて環境衛生課の質疑を終結いたします。
続きまして、介護保険事業特別会計についての補足説明を求めます。
介護保険事業特別会計については、一括して福祉課から補足説明を求めたいと思います。福祉課からの補足説明を求めます。
福祉課長。
128: ◯中川福祉課長 この介護保険事業につきましては、福祉課、保健課両課の所管になっておりますけど、先日の市長の提案理由のとおりでありまして、特段の補足説明はございません。
以上です。
129:
◯大森委員長 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
それでは、質疑のある方、挙手をお願いします。ありませんか。
(「なし」の声あり)
130:
◯大森委員長 なければ、これにて介護保険事業特別会計の質疑を終結いたします。
続きまして、介護サービス事業特別会計についての補足説明を求めます。
保健課長。
131: ◯飯田保健課長 介護サービス事業特別会計につきましても、特段の補足説明はございません。
132:
◯大森委員長 ありがとうございます。
説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑のある方、挙手をお願いします。ありませんか。
(「なし」の声あり)
133:
◯大森委員長 なければ、これにて保健課の質疑を終結いたします。
ここで暫時休憩をいたします。
(午前10時56分 休憩)
(午前10時58分 再開)
134:
◯大森委員長 それでは、休憩を解いて再開をいたします。
次に、農林水産課からの補足説明を求めます。
農林水産課長。
135: ◯七條農林水産課長 それでは、農林水産課の補正予算について御説明申し上げます。
予算書21ページでございます。6款、農林水産業費、1項、農業費、3目、農業振興費について、報酬36万円、需用費10万円、備品購入費40万円につきまして計上しております。それにつきましては、昨日の総務委員会におきまして説明いたしました東かがわ市鳥獣被害対策実施隊の設置に伴う費用でございます。
次に、委託料140万円につきましては、本年度より多目的機能支払交付金制度が一部改正となりまして、交付金の交付ルートが変更となり、市が交付金関係の事務処理を全てを担うこととなりました。その全ての事務処理を市のほうで行うには少々難がありますので、事務処理の一部を従来どおり県の土地改良事業連合会へ委託する費用を計上しております。
なお、歳入といたしまして県補助金40万円を措置しております。
次に、負担金補助及び交付金でございますけれども、県費補助の追加要望の採択がありました。よって、追加補正しました。1つは、6次産業化促進整備事業費でございます。鶏肉加工機導入に対する補助であります。次に、高品質園芸作物生産拡大条件整備事業費、これにつきましては、レタス包装機械の導入に対する助成でございます。また、さぬき讃フルーツ生産拡大事業費は、さぬきひめいちごの生産拡大のため、温室ハウスの増設及び溶液栽培設備設置等に対する補助であります。
なお、それらの事業に対する歳入といたしましては、県費補助金586万6,000円を措置しております。
また、農作物被害防止対策協議会助成金80万円につきましては、協議会が購入するイノシシ捕獲用箱わなに対して助成するものでございます。
次に、2項、林業費、2目、林業振興費につきまして、550万円追加計上しております。これにつきましては、本年7月16日から17日にかけての台風11号により被災しました林道の復旧費で、林道定久線ほか2路線、4か所を復旧するものでございます。設計委託料、重機借上料、工事請負費を補正しております。
次に、27ページをお開きください。11款、災害復旧費、1項、農林水産施設災害復旧費につきまして、3,550万円を補正しております。これにつきましても、先ほど来、台風11号により被災いたしました農業用施設4か所で、うち、ため池3か所、農道1か所を災害復旧するものであります。
なお、歳入といたしましては、災害復旧費分担金として350万円、災害復旧費県費補助金として3,150万円を措置しております。
以上であります。
136:
◯大森委員長 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑のある方、挙手お願いします。
鏡原委員。
137:
◯鏡原委員 20、21ページです。有害鳥獣対策事業の中で、備品購入が挙がっているんですけれども、昨日、審査の中で、職員がまず出動命令があれば現場へ行って確認をするというようなお話があった中で、銃の免許を持ってなかったら銃は持っていけませんけど、例えば空砲であれば、音であれば、その競技用のピストルがありますよね。そういった部分を持って行って音を鳴らしてというのは、効果的にはもし同等であれば、わざわざその追い払い業務を隊員にお願いして行ってもらうよりか、職員が行かれたときにその部分を、音を鳴らして追い払いの効果を出して帰ってくるという部分も1つの案かなと。そうすることによって費用も大分軽減されてくるのかなというふうに思うんですけれども、その辺りのお考えというのはあるんでしょうか。
138:
◯大森委員長 農林水産課長。
139: ◯七條農林水産課長 先ほどの中に、消耗品費を10万円計上させていただいております。それにつきましては、実施隊のキャップとか腕章とか、それに伴い鳥獣用の花火というのがあります。ちょっと普通の花火でないんですけれども、5連発ぐらいする音の威嚇するやつ、それらの購入も考えておりまして、それにつきましては、実施隊の方に配付して撃っていただく、空発でなしに、銃でなしにそれも撃っていただこうと考えておるんですけれども、職員が行ったときに撃つまでは想定してなかったんですけれども、それも1つの手かなと。ただ、大変申し訳ないんですけども、全てが全て自分の事務を除けて、鳥獣のほうばっかりに行くというのもなかなか難しい話もありますんで、先ほど言いました花火の購入も考えていますので、職員が撃つというのも1つの方法かと考えております。
140:
◯大森委員長 鏡原委員。
141:
◯鏡原委員 せっかく行くんだから、対応ができるんだったらそのときにしてもらいたいんですけど、競技用のピストルというのは、中学校とか高校では使われていまして、古くなった部分の買い換えも含めて、そういった部分もあったりして、花火のほうが安いのか、その競技用ピストルの火薬のほうが安いのか分かりませんけれども、そういう部分も検討しながら是非やっていただけたらなと。そして、せっかく職員の方が忙しい合間に行かれるんなら、より効果のある対応をやっていただきたいなというふうに思いますので、市長、御指導のほどよろしくお願いします。
142:
◯大森委員長 意見な、鏡原さん。
ほかにありませんか。
橋本委員。
143: ◯橋本委員 21ページの鳥獣被害対策実施隊員の件でございますが、昨日の総務委員会の中でいろいろと議論されておったのを聞いておりました中で、猟友会のほうへできたらお願いをするんだというふうな話があったように思うんですけど、猟友会の活動については非常に大きいものがあろうかと思いますが、昨年度の実績で、猟友会が捕獲した数と、猟友会以外の人が捕獲した数の割合はどうなっておるんでしょうか。
144:
◯大森委員長 農林水産課長。
145: ◯七條農林水産課長 昨日、配付しました資料の一番最後に捕獲数があろうかと思うんですけど、それにつきましては、もちろん狩猟免許を持ってなかったらいかないという話の中で、全て猟友会の会員の捕獲だけで、猟友会以外の人がとったというのはございませんので。
146:
◯大森委員長 橋本委員。
147: ◯橋本委員 そしたら、わなで捕獲した、猟友会以外の人で捕獲したのは無いんですね。全て猟友会の人が捕獲したということですか。
148:
◯大森委員長 農林水産課長。
149: ◯七條農林水産課長 そのとおりでございます。
150:
◯大森委員長 いいですか。ほかにございませんか。
(「なし」の声あり)
151:
◯大森委員長 なければ、これにて農林水産課の質疑を終結いたします。
次に、建設課からの補足説明を求めます。
建設課長。
152: ◯範國建設課長 補正予算書22ページをお開きください。建設課からの補足説明をさせていただきます。
8款、土木費、5項、都市計画費、1目、都市計画総務費でございます。こちらにつきまして、891万2,000円の補正をお願いするものでございます。
まず、1節でございますが、空き家等対策協議会の委員報酬ということで、11万2,000円でございます。13節、委託料といたしまして、空き家等対策計画策定業務の委託料400万円、これに加えまして、6ページに記載してございますが、負担行為ということで1,000万円お願いしているものでございます。
19節、負担金補助及び交付金でございますが、老朽空き家除却支援事業をこの10月から立ち上げたいと考えてございます。これに対します補助金ということで、基本となりますのが上限200万円の80パーセント、160万円の3軒分の480万円となってございます。
この除却支援事業につきましては、交付要綱等を事前にお配りをさせていただいてございます。老朽危険空き家の除却に対しまして補助をするものでございますが、関連法令に構造一般の程度及び構造の腐朽または損傷の程度の合計の評点の合計での100点以上であるもの、ほかもろもろの条件がございますが、これを満たしたものにつきまして補助をするものでございます。
続きまして、2目、公園費でございます。15節、工事請負費、引田小学校跡地の整備工事でございまして、こちらに関しましては、市道駅前御幸橋線の工事でございまして、下水道費で計上してございます排水施設整備工事に関係いたします道路側溝の整備費を追加、お願いするものでございます。
続きまして、26ページをお開きください。11款、災害復旧費、2項、公共土木施設災害復旧費でございます。こちらにつきましては、平成27年7月16日から17日にかけましての台風11号による被災でございまして、本市におきましては河川の災害3件、道路の災害1件が発生してございます。こちらにつきましては、27年9月14日からの災害査定を受検することとしてございます。こちらの工事請負費1,500万円をお願いするものでございます。
建設課からは以上です。
153:
◯大森委員長 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑のある方、挙手をお願いします。
久米委員。
154: ◯久米委員 22ページの土木費、都市計画総務費の委託料400万円について、質疑をさせていただきます。
昨日の委員会で、平成25年の調査において、本市には2,000軒の空き家があり、うち戸建てが700軒と伺いました。2年経過し、空き家が増えていることと思います。この度の業者の調査及び業務の内容についての御説明をいただきたいと思います。
155:
◯大森委員長 建設課長。
156: ◯範國建設課長 委託業務の内容でございます。大きく分けまして、業務の内容といたしましては、実態の調査分析、それから計画の策定という2段階になろうかと考えてございます。
まず、実態調査でございますが、こちらにつきましては、各種データ等の収集整理あるいは分析、それから調査に係ります手法検討、それから現地の調査、結果の整理分析、それから内部組織として検討会議のようなプロジェクトチームを作った場合にも支援。それから、対策計画の部分の策定の部分につきましては、現状課題の整理、それから計画策定、パブリックコメントの実施の支援、それから先ほどのプロジェクトチームに対する支援。それから、対策協議会、これにつきましては、昨日、附属機関としての設置についてもお願いしたところでございますが、こちらの支援、あとは成果品の製本等でございます。
157:
◯大森委員長 ほかにありませんか。
鏡原委員。
158:
◯鏡原委員 関連で、22、23の分ですけれども、実態調査、方法も含めて業務委託するお話ですけれども、件数からいったら、昨日委員会の中であった部分の数字だろうと思うんですけど、市としてどういうふうな状態、いうたら、全件歩いてみて悪いかどうかを見てくれというようなことをお願いしていくのか、どういうふうな形で市は考えているのか。その点について、お伺いいたします。
159:
◯大森委員長 建設課長。
160: ◯範國建設課長 基礎的な調査の件でございます。市内の空き家等の調査につきましては、各種、先ほどの調査の形で申し上げましたけども、職員からの情報、あるいは自治会長へのヒアリングでありますとか、各種関係委員への聞き取り等によりまして整理をしてまいりたいと考えてございます。そのうちの、措置をするべきもの、あるいは空き家としての確認ができたものに関しまして、詳細の調査をまた業務のほうで進めていくということを考えてございます。
161:
◯大森委員長 鏡原委員。
162:
◯鏡原委員 そしたら、まずは各種団体といいますか、主に自治会の皆さん方のヒアリングを、その委託業務を受けた会社が随時行っていくというふうな考え方でいいのか。それが、28年度も1,000万円、合計で1,400万円ですけれども、いつまでにそれを終わらせる予定なのか、そしてそこで知り得た、いうたら情報、ここの地域のここの部分、ここ住所の家はこういう状態だといったものが相当数出てくると思いますけれども、それの管理をどういうふうにしていくのか、その部分まで委託業務に入っているのか、その点をお伺いいたします。
163:
◯大森委員長 建設課長。
164: ◯範國建設課長 データにつきましては、収集をしたものを当然整理をしていくわけでございます。これにつきましては、現在、市の内部のシステムとして、統合型のGISシステム等が整備中でございます。これの共用空間データベース等を利用して整備ができればと考えてございますが、詳細のテクニカルな部分につきましては、受注業者との協議を進めてまいりたいと考えてございます。
それから、期限でございますが、債務負担行為をお願いしとるわけでございますが、来年度内の早い段階で答えを出せればと考えてございます。年度末いっぱいにならないように、極力スケジュールを繰り上げていきたいと考えてございます。また、御理解のほど、御協力のほどをお願いいたします。
165:
◯大森委員長 鏡原委員。
166:
◯鏡原委員 多分、空き家の協議会を立ち上げて協議していく段階で、まずはその計画の策定に入るんだろうと。その委託が、来年度早い段階でという話ですけれども、早くなければもういうたら年度末にならないような形でと、それが終わってからその会も開いていくというような段階になろうかと思うんで、そこら辺は業者の方とも十分相談しながら、早く早く進めていってほしいのと、先ほどの詳細な特定空き家になり得るかもしれない、そういった情報に関しましては、今後のその協議会の中で重要な資料になってくる1つだろうと思っておりますので、その部分に関しては委託の中に併せてデータ化というのも一緒に入れて、是非、発注をしていただきたいなと思います。
167:
◯大森委員長 建設課長。
168: ◯範國建設課長 その辺も十分考慮した上で進めてまいりたいと考えてございます。
169:
◯大森委員長 ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
170:
◯大森委員長 なければ、これにて建設課の質疑を終結します。
次に、上下水道課から一般会計の補足説明を求めます。
上下水道課長。
171: ◯根ヶ山上下水道課長 それでは、上下水道課で所管しております補正予算について説明申し上げます。
補正予算書18ページ、19ページでございます。4款、衛生費、1項、保健衛生費、4目、環境衛生費の五名地区飲料水供給施設管理費の修繕料248万1,000円の追加であります。指定管理協定のリスク負担区分に基づき、日下地区、大楢地区及び長野東地区の飲料水供給施設の放流流量積算計等が老朽化により修繕が必要となりましたので、修繕を追加するものであります。
次に、補正予算書22ページ、23ページをお願いいたします。8款、土木費、6項、下水道費、1目、下水道管理費の工事請負費について、6,800万円を追加するものであります。旧引田小学校跡地南の、台風時等降雨により、慢性的に冠水する地域の浸水対策として、水中ポンプにより強制排水する施設を新たに建設するものであります。工事につきましては、渦巻き式水中ポンプ200ミリを1基、150ミリを2基の計3基を設置し、1分間に14トンの雨水を古川へ排水する施設でございます。
以上で、上下水道課が所管しております補正予算書の説明とさせていただきます。
172:
◯大森委員長 ありがとうございました。
説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑のある方は挙手をお願いします。ございませんか。
(「なし」の声あり)
173:
◯大森委員長 なければ、これにて上下水道課の一般会計の質疑を終結いたします。
続きまして、下水道事業特別会計についての補足説明を求めます。
上下水道課長。
174: ◯根ヶ山上下水道課長 それでは、議案第11号 平成27年度東かがわ市下水道事業特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出それぞれ6,530万円を追加し、歳入歳出予算の総額を8億174万1,000円とするものであります。
補正予算書7ページ、8ページをお願いいたします。款、下水道事業費、項、下水道施設費、目、下水道施設建設事業費の委託料については、設計見込による552万8,000円の減額、また工事請負費につきましては、資材単価及び人件費の高騰により、7,082万8,000円を追加し、建築の電気機械工事費とするものであります。
この歳出に対応する歳入につきましては、特定財源といたしまして地方債を追加するものであります。
以上、上下水道課が所管しております下水道事業特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。
175:
◯大森委員長 ありがとうございます。
説明が終わりましたので、これより質疑を行います。
質疑のある方、挙手をお願いします。
(「なし」の声あり)
176:
◯大森委員長 なければ、これにて上下水道課の下水道事業特別会計の質疑を終結いたします。
以上で、全ての説明と質疑を終結いたしました。
これより、議案第8号 平成27年度東かがわ市一般会計補正予算(第3号)についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
177:
◯大森委員長 ないようですので、これにて討論を終結いたします。
これより議案第8号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
178:
◯大森委員長 ありがとうございます。起立多数であります。
よって、議案第8号 平成27年度東かがわ市一般会計補正予算(第3号)については、原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、議案第9号 平成27年度東かがわ市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についての討論に入ります。
討論はございませんか。
(「なし」の声あり)
179:
◯大森委員長 ないようですので、これにて討論を終結いたします。
これより議案第9号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
180:
◯大森委員長 ありがとうございます。起立全員であります。
よって、議案第9号 平成27年度東かがわ市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)については、原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、議案第10号 平成27年度東かがわ市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)についての討論に入ります。
討論はございませんか。
(「なし」の声あり)
181:
◯大森委員長 ないようですので、これにて討論を終結いたします。
これより議案第10号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
182:
◯大森委員長 ありがとうございます。起立全員であります。
よって、議案第10号 平成27年度東かがわ市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、議案第11号 平成27年度東かがわ市下水道事業特別会計補正予算(第1号)についての討論に入ります。
討論はございませんか。
(「なし」の声あり)
183:
◯大森委員長 ないようですので、これにて討論を終結いたします。
これより議案第11号を採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(賛成者起立)
184:
◯大森委員長 ありがとうございます。起立全員であります。
よって、議案第11号 平成27年度東かがわ市下水道事業特別会計補正予算(第1号)については、原案のとおり可決することに決定いたしました。
以上で、当委員会に付託されていました議案の審査は全て終了いたしました。
委員の皆様は大変御苦労様でした。市長をはじめ執行部の方々には、心より厚くお礼を申し上げます。
これをもちまして
予算審査常任委員会を閉会いたします。
(午前11時27分 閉会)
会議の経過を記載し、その相違ないことを証するために署名する。
東かがわ市議会予算審査常任委員長
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