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12月11日-議案質疑-04号

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  1. 二戸市議会 2017-12-11
    12月11日-議案質疑-04号


    取得元: 二戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-03
    平成29年 12月 定例会(第4回)1 議事日程(第7日目)  (平成29年第4回二戸市議会定例会)                           平成29年12月11日                           午前10時00分 開議  日程第 1 報告の訂正について  日程第 2 議案第 1号 専決処分の承認を求めることについて                平成29年度二戸市一般会計補正予算(第4号)  日程第 3 議案第 2号 二戸市空き家等適正管理及び活用促進に関する条               例  日程第 4 議案第 3号 二戸市税条例の一部を改正する条例  日程第 5 議案第 4号 岩手県市町村総合事務組合における共同処理する事               務の変更及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部               変更の協議について  日程第 6 議案第 5号 岩手県市町村総合事務組合財産処分の協議につい               て  日程第 7 議案第 6号 平成29年度二戸市一般会計補正予算(第5号)  日程第 8 議案第 7号 平成29年度二戸市下水道事業特別会計補正予算               (第2号)  日程第 9 報告第 1号 専決処分の報告について                公用車両の事故に伴う損害賠償2 出席議員は次のとおりである。(18名)   1番  駒 木   昇      2番  清 水 正 敏   3番  内 沢 真 申      4番  米 田   誠   5番  三 浦 利 章      6番  田 口 一 男   7番  菅 原 恒 雄      8番  田 村 隆 博   9番  國 分 敏 彦     10番  小笠原 清 晃  11番  新 畑 鉄 男     12番  畠 中 泰 子  13番  田 中 勝 二     14番  田 代 博 之  15番  岩 崎 敬 郎     16番  田 口   一  17番  及 川 正 信     18番  鈴 木 忠 幸3 欠席議員は次のとおりである。(0名)  な し4 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名  市    長   藤 原   淳    副  市  長   大 沢   治  総務政策部長   田中舘 淳 一    市民生活部長   石 村 一 洋  健康福祉部長   玉 懸 邦 将    産業振興部長   三 角 正 裕  建設整備部長   久 慈 清 隆    浄法寺総合支所長 山 本   進  併任水道事業所長  総務政策部副部長 佐 藤 春 彦    市民生活部副部長 髙 瀬 政 広  健康福祉部副部長 小 野 一 浩    産業振興部副部長 澤 田 善 治  産業振興部副部長 陳 場 範 雄    建設整備部副部長 小 舘 貞 喜 浄法寺総合支所次長 姉 帯 敏 美  総務課長併任選挙管理 千 葉   守                     委員会事務局書記長  教  育  長   鳩 岡 矩 雄    教 育 部 長   米 澤 幸 彦  教育部副部長   小 野 昭 徳    会 計 管理者   菊 池   浩  代表監査委員   切 金   精    監査委員事務局長 上屋敷   司 農業委員会事務局長 泉 山 和 徳    水道事業所次長  成 田 良 治5 職務のため議場に出席した者の職氏名  議会事務局長   小野寺   玲    議会事務局主事  菅 原 剛 史~~~~~~~~~○~~~~~~~~~開議 午前10時00分~~~~~~~~~○~~~~~~~~~ ○議長(菅原恒雄)  ただいまの出席議員は18人、全員であります。定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。 直ちに本日の会議を開きます。 お諮りいたします。 市長より発言の申し出がありますので、この際、暫時休憩をし、これを求めたいと思います。これにご異議ありませんか。〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ご異議なしと認めます。 よって、暫時休憩いたします。休憩 午前10時00分~~~~~~~~~○~~~~~~~~~再開 午前10時02分 ○議長(菅原恒雄)  再開いたします。 本日議会運営委員会を開催しております。この際、議会運営委員長の報告を求めます。 田中議会運営委員長。〔議会運営委員長 田中勝二君登壇〕 ◆議会運営委員長田中勝二)  おはようございます。平成29年第4回二戸市議会定例会議会運営について、本日午前9時30分より議会運営委員会を開催し、協議をいたしました。 協議結果の概要を報告いたします。市長より報告第1号の訂正について申し出がありました。つきましては、報告の訂正についてを日程第1とし、訂正の説明を受けることとなりました。 したがいまして、本日の会議の進め方は、お手元に配付の議事日程表のとおりとなります。 以上、報告を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(菅原恒雄)  ただいまの議会運営委員長報告に対する質疑を許します。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 日程第1、報告の訂正についてを議題といたします。 説明を求めます。 玉懸健康福祉部長。〔健康福祉部長 玉懸邦将君登壇〕 ◎健康福祉部長玉懸邦将)  おはようございます。 それでは、訂正内容の説明をさせていただきます。去る12月5日に提出の上、ご説明をいたしました報告第1号、専決処分の報告について、公用車両の事故に伴う損害賠償についての内容を訂正したいので、二戸市議会会議規則第19条の規定により申し出をいたしたものでございます。 訂正の理由ですが、専決処分した年月日の記載が誤っておりましたので、訂正いたすものであります。訂正の内容ですが、お手元に訂正部分に下線を引いた報告第1号書面をお配りしておりますが、「平成29年9月20日」を「平成29年10月23日」に訂正するものであります。 本事案は、報告文書作成に当たり、誤って記載された年月日に気がつかないまま提出されてしまったものでございます。 以上、訂正についてご承認を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(菅原恒雄)  お諮りいたします。 ただいま議題となっております報告の訂正について、承認することにご異議ありませんか。〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ご異議なしと認めます。 よって、報告第1号の訂正について承認することに決定いたしました。 次に、資料要求に対する資料が配付になっておりますが、資料説明は、関係する議案ごとに行いたいと思いますので、ご了承願います。 日程第2、議案第1号、専決処分の承認を求めることについて、平成29年度二戸市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。 資料の説明を願います。 千葉選挙管理委員会事務局書記長。 ◎総務課長併任選挙管理委員会事務局書記長(千葉守)  それでは、資料について説明をさせていただきます。 お手元の資料1ページをお願いいたします。前回総選挙との比較でございますけれども、1の投票率ですが、まず(1)、年代別と投票所別でございます。①、年代別でございますけれども、年代区分、今回投票率、前回投票率、比較の横の順で記載しております。18歳、19歳、今回投票率42.52%、前回投票率は、ございません。比較も、よってなしとなりますが、以下100歳以上まで記載の表のとおりとなってございます。 次に、2ページをお願いいたします。②、投票所別でございますけれども、投票所、今回投票率、前回投票率、比較の順で記載してございます。第1総合福祉センター、58.49%、50.42%、比較で8.07ポイントの増という1行目から在外投票まで記載の表のとおりとなってございます。 次に、(2)、全国平均、岩手県平均と二戸市でございますけれども、区分、今回投票率、前回投票率、比較の順に記載してございます。全国平均は、今回53.68%、前回52.66%、比較で1.02ポイントの上昇でございます。岩手県平均は59.15%、56.23%、2.92ポイント。二戸市は56.27%、48.83%、7.44ポイントとなっております。 次に、4ページをお願いいたします。(3)、県内下位の状況でございますけれども、こちらの表は、投票率の低かった順に上から記載してございます。順位、今回、前回という形で横並びで記載しているものでございます。順位33位、今回は岩手町、投票率55.87%、前回比較で3.48ポイントほど上昇しております。前回は二戸市48.83%の状況でございました。以下、24位まで記載の表のとおりでございます。 次に、期日前投票の状況でございます。(1)、全国平均、岩手県平均と二戸市、区分、今回投票率、前回投票率、比較の順で記載してございます。全国平均は、今回投票率20.10%、前回投票率12.65%、比較で7.45ポイントの上昇でございます。岩手県平均は19.77%、13.46%、6.31ポイントでございます。二戸市は29.63%、前回17.52%、12.11ポイントの上昇でございます。 次に、(2)、県内上位比較でございますけれども、こちらは期日前投票、投票率の高い順位で10市町村ほど記載してございます。今回、前回という順になってございます。なお、今回につきましては、前回比較を載せているものでございます。順位の1位は普代村、投票率36.31%、前回比較で9.66ポイントほど上昇でございます。前回は、普代村26.65%、以下10市町村について記載してございます。なお、一番下には県計を記載しているものでございます。 次に、6ページをお願いいたします。不在者投票についてですが、(1)、病院、施設等での実施箇所数、投票数でございます。区分、今回、前回、比較という形で記載してございます。実施箇所数ですが、今回は23カ所、前回29カ所でございますので、比較で6カ所ほど減ったという状況でございます。投票数は、今回110、前回121、比較でマイナス11でございます。実施箇所数の23カ所は、市内4、市外19という状況でございます。なお、投票数の110という部分につきましては、小選挙区分というふうな記載になってございます。 次に、(2)、他県、他市町村での投票数でございますけれども、今回投票数は20、前回が10、比較で10ふえているという状況でございます。 4、郵便投票の比較でございますが、今回投票者数は1、前回投票者数は1、比較で同じですので、ゼロとなってございます。 なお、郵便投票対象要件でございますが、身体障害者手帳戦傷病者手帳を所有する選挙人で、次の(1)または(2)に該当する方、または介護保険の被保険者証の要介護状態の区分が要介護5の方ということで、下のほうに(1)、(2)として、その要件を記載しているものでございます。 7ページをお願いいたします。選管事務局の体制(専任の状況)の人口規模、類似都市との比較でございます。なお、比較対象としましては、県内の人口5万人未満都市を記載いたしました。市名、専任の状況という形で記載してございます。大船渡市2名、それから一番下の二戸市2名まで記載のとおりでございます。 次に、選挙啓発投票弱者対策での新たな取り組み内容ということでございますが、1の選挙啓発でございます。(1)、婦人検診会場で受診者へ啓発。(2)、乳幼児検診会場予防接種会場で保護者へ啓発。(3)、市内幼稚園保育所等入所児童保護者へ投票の啓発。(4)、福岡高校福岡工業高校を訪問し、投票を呼びかけを依頼。(5)、二戸市民文士劇入場者へ啓発。(6)、市内医療機関啓発物品配布を依頼、これは患者への投票啓発ということでございます。以上、6件でございます。 次に、2の投票弱者対策ですが、(1)、全期日前投票所への車椅子用記載台を設置更新をいたしました。(2)、第7投票所階段へのスロープを設置した内容でございます。 次に、8ページ、お願いいたします。昨年の参院選との比較、18歳と19歳、20代の投票率でございます。年代、今回衆院選投票率、昨年の参院選投票率、比較という形で、それぞれ全国、岩手県、二戸市という形で載せてございます。18歳につきましては、全国で50.74%、岩手県55.36%、二戸市54.55%、以上のように比較まで、18歳、19歳、20代と記載しているものでございます。 なお、今回衆院選の投票率のうち全国の18歳、19歳、岩手県の20代は推計値でございます。また、今回衆院選の投票率のうち全国の20代は、まだ集計できておらず、未公表の状況でございますので、横棒で記しているところでございます。 以上でございます。 ○議長(菅原恒雄)  説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 畠中議員。 ◆12番(畠中泰子)  以前参議院議員選挙で2年連続で最下位というものが10年ほど前にもあったかと思うのですが、いずれ低い投票率ということでは、もう毎回何とかしたいという思いがありまして、選管当局、事務局におきましても、大変な涙ぐましいと言ってもいいくらいの努力をされてきたなというところを見ているところでございますが、しかし、今回衆議院の選挙では、全体投票率が二戸市においては、上がった中でも、例えば第24投票区の山田公民館については、前回よりもさらに減っているとか、あるいは36投票区の梅田川の地区の改善センターなど、全体的に上がっている中でも落ちているところ、あるいは依然としてなかなか投票率悪いところ、そういう個別な投票所あるいは地区の状況など、なぜ投票率が低いか、投票に行かない方が多いのかなど、この傾向はずっとあったかと思うのですが、そうした地域の抱えている投票に行かない、行けない事情、背景などを調べているのでしょうか。いずれ今後も引き続き主権者としての行使という大事な選挙でございますので、全ての主権者が選挙に参加することを目指していく中では、依然として低い投票があるということについての着目をして、そこから二戸市の課題も浮き彫りにすることが必要ではないかなと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(菅原恒雄)  千葉選挙管理書記長。 ◎総務課長併任選挙管理委員会事務局書記長(千葉守)  今回の年代別あるいは投票所別の結果につきましては、なお当日の投票について、全てシステムに1件ずつ入力する必要がございました。その入力作業自体が終わってからまだそれほど時間がたってございませんので、結果を踏まえて、これらを分析して、どういった課題があるのかという部分をもう少し詳しく見たいと思っているところでございまして、それらを踏まえて、次の選挙に向けて取り組んでまいりたいというふうに考えているところでございます。 また、先ほど一つ例を出していただきました第24投票所につきましては、お一人当たりのパーセンテージが2%近くございますので、数人違っただけで大きく数字が変わるという状況もありますので、その辺につきましては、ご理解をいただきたいというふうに考えるところでございます。 ○議長(菅原恒雄)  畠中議員。 ◆12番(畠中泰子)  その関係で、よく高齢の方々、以前はかなり積極的に投票に行っていた方々も身体的な状況などによって、どうしても投票所まで行けないという方々からよく聞かれるのは、何とか投票したいと、どうにかならないかというお話を聞くことがございます。そうした中では、例えばご家族さんいませんかとか、ご近所の方に頼めませんかという形で話もするのですが、そういう投票したいけれども、投票所まで行くことが困難な方々が結構いるのではないかと。特に高齢化になりますと、そういう方々がどんどんふえてきているのではないかなと思うのですが、そうした方々のお声などは、直接選管のほうに声として届いているのか。あるいは地域の立会人などから、前回まで元気に来ていた人が今寝たきりだもんなと、ああ今回来れなかったなみたいな、そういう高齢者の方々の投票に行きたくても行けない状況など、どのように把握されているでしょうか。 ○議長(菅原恒雄)  千葉書記長。 ◎総務課長併任選挙管理委員会事務局書記長(千葉守)  個別に選挙管理委員会のほうにそういったお声を直接というのは、なかなかないわけでございますけれども、年代別の投票率を見ますと、やはり高齢になりますと落ちているという状況がございます。それらを見ますと、行きたくても行けない人があるだろうというのは、その数字からわかるわけでございます。 なお、先日の一般質問で市長が答弁しましたとおり、そういった部分についても今後検討しなければならないけれども、二戸市でどういった形でできていくのかなという部分は、二戸市なりの取り組み方というのは考えていかなければならないと思っておりますが、今すぐそれについて対応できるかどうかというのは、もう少し時間をいただかなければならないと考えてございます。 また、当市の課題としましては、これも同じですが、一般質問の市長答弁でありましたとおり、年代別を見ますと、20代から35歳までの間がやはり数字がほかに比べると落ちているという状況がございますので、投票率の向上対策としましては、高齢者対策もございますけれども、そういった若い年代の方々についての対策というのも課題として取り組まなければならないと考えているところでございます。 ○議長(菅原恒雄)  畠中議員
    ◆12番(畠中泰子)  私は、申し上げたのは、投票に行きたいけれどもと、投票の意思あるのに、投票所まで行くことができないと、投票できないという方々について、やはりこれは何らかの対策をしなければいけないのではないかなということでお尋ねしたところでございました。やっぱり主権者意識の向上というふうなことで、若い皆さんの政治参加という部分での課題と、行きたいけれども、物理的に投票所まで行くことができないという方々の問題というのは、2つの問題として一緒くたにしないで対策を考えていかなければならないのではないかと思うのです。 施設などによっても、ある方は、デイサービスの車の送迎者の方が、期日前投票の会場まで運んでくれたから、思いがけず投票できたというふうな、それは規定のコースではなく、特別な配慮でそういったことをやれたのだと思うのですが、不在者投票に取り組む施設をふやすとか、やっぱりそうしたきちんとした体制づくりに向けて、そういう施設、病院の方々の協力など、もっともっと要請をしていくことが必要ではないかなと思うのですが、それは難しいことなのでしょうか。 ○議長(菅原恒雄)  千葉書記長。 ◎総務課長併任選挙管理委員会事務局書記長(千葉守)  不在者投票につきましては、その施設は、県によって指定がされているところでございます。なお、県内では301カ所ほど指定されてございますが、それは施設の体制をもとにした指定でございますので、そういった形をとられているという部分については、ご了解をいただきたいというふうに思います。 また、高齢者等の投票、いわゆる投票弱者という部分につきましてですけれども、期日前投票、国政選挙であれば、10日以上、市の選挙でも7日間ありますけれども、その間に例えば家族のご協力がいただけないとか、あるいはどなたかにその場所まで送っていただけないという方については、何らかの対応が必要になるのかもしれませんが、それらについては、二戸市なりにどういった形で対応していけばいいのか、あるいはどういった形がとれるかという部分については、少し検討が必要かなというふうに考えてございますので、それらについては、少し時間をいただきながら対応について考えさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(菅原恒雄)  及川議員。 ◆17番(及川正信)  この選挙の投票率、いろいろ検討もしてまいりました。評価部分は、確かに前回との比較、これは努力したのだという結果は見えます。私は、その点は評価をいたしたいと思うのですが、依然として低いと。これは選管のほうの、今の質問の中にもあるように、地理的なもの、あるいは交通の関係とか、行けない、そういうどっちかというと物理的なものも議論してまいりました。私は、これまで何回かそういうことをやって努力を重ねて、実績も出てきていると。だけれども、かなり低いのだという点を注目しているのです。 これは、物理的な面も大事です。これからも努力してもらいたいと思うのだけれども、どうも政治というか、選挙というか、これに対する教育、啓蒙、そういった問題に私はどうしても影響されているのではないかと、長い間の。二戸より交通の便からいったって、地理的にいったって恵まれないなと思うようなところでも投票率は高いというのもずっと出てきています。ですから、これは単に物理的な問題ではもう解釈はできない。むしろもう教育です。啓蒙、宣伝、いろいろ努力しなければならない問題がある。そのことに考えを新たにしないと、私はパーセント上がらないと思います。だって、今までも努力してきたのです。会場もかえてくれと、かえました。期日前投票も多くしました。限界は、どこまでなのか、いろいろな条件があって、法的にも。これ以上はできないというものもあるわけですから、限界があります。だけれども、上がらないというのは、やっぱり考え方をそこから若干引いて、それで教育的なものとか、あるいは啓蒙、宣伝といっても、これもやっているなというふうに私は見てはいるのですが、そのやり方等工夫が必要であれば、やらなければならないでしょう。あらゆる団体にそういうふうなものを真剣にやっぱり二戸のランクはこの程度だと。 選挙というのは、いい言葉ではないのだけれども、民度が問われるのです。ですから、二戸ひどいではないですかと仲間から、他町村、市議会の連中からも言われるのだけれども、非常に気になる。そういった点について選管のほうでどういうふうに捉えているか。そこに焦点を合わせなければならないなというふうに考えがこう、やっぱり動いているのか。いや、地理的な関係とか、交通の便とか、あるいは方法を変えていけば上がるのだから、もっとそこに力を。それもお願いはしたいのだけれども、それだけではもう進まないのではないかというふうに私は思うのです。 ですから、今申し上げたような、いろいろな角度といっても、政治教育選挙教育、特に若い人たちが低いというのは、もう条件ではないのです。物理的な条件等ではないのです、若い人たちは。行こうと思えば行ける足も持っている、車も持っている。しかし、行かないというのは、やっぱり私は一つの政治に対する意識というものが非常に低いのかというふうに感じます。数字は、そのことを教えているわけですから、数字から学んで対策を講ずるべきではないかというふうに思うのですが、選管のほうでもいいですし、あるいはその上の市長の考え方でも結構ですが、まず局長でしょうね。 ○議長(菅原恒雄)  千葉書記長。 ◎総務課長併任選挙管理委員会事務局書記長(千葉守)  選挙管理委員会事務局としましても、有権者になる前の年代への取り組みというのは、非常に重要だと思ってございます。そういった部分でございますけれども、昨年、一昨年と福岡高校のほうで岩手県選挙管理委員会のほうと連携しまして、明るい選挙啓発授業というのを実施させていただきました。岩手県選挙管理委員会では、県内の高校、小中学校歩いているわけでございますけれども、実際にそういった授業をやると、そこの学校、高校でございますけれども、実際に投票率がいいというふうな結果が出ているそうでございます。当市でも昨年、一昨年と2回ほど実施してございますので、これは継続してやっていきたいというふうに考えているところでございます。 また、18歳につきましては、18歳、19歳も、なかなか率が高い位置にはないわけでございますけれども、その辺につきましても、直接本人とご家族に郵送して、資料等をお配りして、見ていただきたいというふうな取り組みをしているところでございます。そのような形で若い年代のうちから選挙に触れていただきたい、考えていただきたいというふうな取り組みは、これからも進めてまいりたいというふうに考えてございます。 また、市内の小学校の子供さんたち、何校かは市役所を見学に訪れます。その際には、議会のほうにお願いしまして、この議場も開放して入れさせていただいて、実際にこのように座ったり、マイクを通して話したりということで、この議会自体に親しみを持っていただこうというふうな形で見学もしていただいているところでございます。そういった取り組みを通して、若い年代、有権者になる前の年代の方々にも興味を持っていただく、あるいは投票率に結びつけていくというような取り組みについて行っていきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(菅原恒雄)  藤原市長。 ◎市長(藤原淳)  一般質問等でもお答えしたとおりでございますが、基本的には、今書記長言ったとおりでございます。やはり高校生とか、そういう年代の方に、自分の権利を行使していけば、変わっていくのだよとか、そういうのに興味を持ってもらう必要があるのではないかと思っているところでございまして、ことし福岡高校に行って私もちょっと話しする機会がありまして、高校1年生だったのですが、皆さんもだんだんに3年生になれば、もう投票しなければならないのですよと。今二戸の現状とか、県とか、国のそれこそふるさとの実態みたいなのを言いながら、そういうふうにいって、こういうふうに変えていくのは、皆さんで変えていかなければならないのですよというふうなことも申し上げながら言ってきました。 それで、意識の向上といいますか、これを考えてみますと、今選挙に限らず、ちょっと脱線しますけれども、3つあると思っております。選挙投票率の向上、それから向上しなければならないのは、健康診断の受診率の向上、下げなければならないのは、ごみを減らす運動、この3つは、やはり皆さんの協力を得て、意識が変わっていかなければ、これはどうあがいても一つだけではどうにもならないというふうに考えてございます。やはり根本には何があるのかというふうなことをちょっと追求するといいますか、そこのところに力を入れなければならないと思っておりますし、したがいまして、今回20歳から35歳ぐらいまでほかに比べて弱いというふうなことから、極力それこそ誘致企業のところに行ってポスター張ってこいとか、一緒になっていってお願いしながら選挙に行きましょうというか、投票しましょうというふうな運動を展開するとか。あとは、若い人たちが行き来するような駅とか、それから買い物とか、そういうところで啓発運動等を行ってきたところでございますが、今後もう少し意識を変えるためにはどうすればいいかというふうなのに取り組んでいかなければならないと思っております。 ○議長(菅原恒雄)  及川議員。 ◆17番(及川正信)  答弁で私は納得というか、そうだと思います。近々また成人式が来ます。成人式、大体毎年私も出席させていただいているけれども、いろいろご挨拶等の中であるわけだけれども、政治の関与、選挙です。必ず挨拶の中には、入ってはいるのですが、もっと目的意識を持った市長挨拶と来賓の挨拶等も、選挙というものに、今は18歳になったけれども、20歳というのは、一つの節目でありますから、そういうふうなものを強く訴え、あるいはそれに対して若い人たちが答辞のようなのを、祝辞のようなものを読んだりしますけれども、事前にいろいろ相談もしながら選挙にはみんな関心を持って投票行為は行うというような、その年代からの徹底した話し合いと啓蒙は、私は必要ではないのかなというふうに思うので、その点は要望になりますけれども、市長答弁にとやかく言うつもりはありません。ありませんが、そういう機会は、非常に貴重なのだろうということで、これは要望しておきたいというふうに思います。 ○議長(菅原恒雄)  ほかに。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 日程第3、議案第2号、二戸市空き家等適正管理及び活用促進に関する条例を議題といたします。 資料の説明を願います。 久慈建設整備部長。 ◎建設整備部長併任水道事業所長(久慈清隆)  9ページをお願いいたします。議案第2号関係、市内の空き家等の現状と空き家率でございます。(1)の市内の住宅総数につきましては1万2,130戸で、(2)、うち空き家の数につきましては2,080戸でございます。よって、空き家率については17.1%となってございます。なお、この数字につきましては、平成25年住宅土地統計調査の数字でございます。この調査につきましては、5年に1回実施されるものでございまして、平成25年という数字が直近の数字となってございます。 次に、空き家等対策協議会、第8条の構成でございます。空き家等対策協議会は、空き家等対策の推進に関する特別措置法第7条第2項に基づき構成するとしてございます。下段につきましては、法第7条第2項の条文でございます。協議会は、市町村長のほか、地域住民、市町村の議会の議員、法務、不動産、建築、福祉、文化等に関する学識経験者、その他の市町村長が必要と認める者をもって構成すると規定されてございます。 なお、この構成につきましては、必ず入れなければならないというものではございませんで、各方面のもので市長が必要と認めるもので構成をするという趣旨でございます。 次に、相談対応の体制、ワンストップと対策実施体制の詳細でございます。1、相談体制、相談対応の体制、ワンストップサービスでございますけれども、空き家等に関する管理、利活用、解体処理、情報提供などの相談に対し、空き家等対策担当所管課であります都市計画課がワンストップサービスを行います。必要に応じて関係課と連携をして、相談者へ対応する体制としてございます。2の実施体制の詳細でございます。空き家等が地域へ及ぼす影響は、保安上危険な住宅、防犯、環境衛生、交通、景観など、分野が横断的で多岐にわたるため、市はそれらの課題に対応する住宅まちづくり、税務、法務、防災、危機管理、環境水道、商工等の関係課等や民間事業者、地域住民と連携をして、空き家等対策に対応できる体制としてございます。 10ページをお願いいたします。二戸市空き家等対策計画の策定スケジュールでございます。現在想定しておりますものは、平成30年2月に原案を策定いたしまして、庁内の検討会等において協議を考えてございます。30年5月には、第1回二戸市空き家等対策協議会を開催いたしまして、協議策定というスケジュールを考えてございます。 次に、補助、支援の検討内容についてでございます。1つは、空き家等適正管理のための補助、支援。1つは、空き家等活用促進のための補助、支援、1つは特定空き家等の除却のための補助、支援について検討してまいるというふうなものでございます。 以上でございます。 ○議長(菅原恒雄)  説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 及川議員。 ◆17番(及川正信)  2条の、これは定義になりますけれども、(1)の末尾のところに、ただし国または地方公共団体が所有し、または管理するものを除くとあるのですが、これはどういうふうな意味があるのですか。 ○議長(菅原恒雄)  久慈部長。 ◎建設整備部長併任水道事業所長(久慈清隆)  これにつきましては、特措法の中で国及び市町村が管理するものであって、現状空き家になっているものについては、適正に管理するのが当たり前というふうな趣旨でございまして、法のほうでも除外をされているものでございます。 ○議長(菅原恒雄)  及川議員。 ◆17番(及川正信)  これは、市長判断にもかかってくると思うのだけれども、現に二戸市内に大きいのでは、二戸警察署の空き家、あれは空き家だと思う。非常にもう古くなってきて、危険だとは余り思わないけれども、きってのまち通りでもありますし、ただ景観、非常に悪いなと。ここを私はひとつ気にしているし、いろいろ市民の皆さんからも言われる。 それから、あと一つは、あそこは白鳥になるのかな、坂本かな、前に中学校の校舎があったのがそのまま、周辺はもう草ぼうぼうで廃屋です。普通財産に恐らく今なっているのだろうけれども、あれは二戸市の管理なのだろうと思いますが、ああいうふうなものは除く。どうも条例の趣旨には賛成なのだけれども、ああいうふうなのは、県なり、あるいは市なりの管理だから除くのだと。今部長の答弁では、もう言われないといっても、国とか、官公庁の関係のものは、しっかりするはずなのだからというふうな、そういう答弁なのだけれども、もうないです。あれは何中学校だったろう、坂本中学校だったのかな、名前は。それで、坂本、白鳥の子供たちが中学校時代入った時期がありますけれども、何であのまま放っておくのかがわからないのです。使えないです、もう恐らく。中もかなり腐っているところもあるだろうし、使えないわけ。だけれども、あのまま取り壊す、どうも構えもない。この間、久慈のほうの仲間から言われたのですが、新幹線に乗るには、あそこをバスで通るのです。あれは、及川先輩、どうなのです、あれ何か使うのですかというけれども、俺もわからないなと、議会のときは聞いてみるからとは言ったのですが、やっぱりそうなると、この条例では除外になっていますから、除外になっておっても、さっきの部長答弁のとおり、市の責任において、あるいは県のほうにも申し上げて、それで取り壊すなり、あるいは改修するなり、使うなりということについては、美観が悪いです。私は、白鳥のところは、非常に美観を損ねるなと。 それから、警察のところは、美観ではそんなに気にならないのですけれども、もうあちこち廃屋的だなというのは、誰見ても、もうすぐわかるようになってきて、その辺の捉え方、条例に対する解釈はわかりました。しかし、現実は、そのようになっていない分野もあるので、こういうものに対してはどのように対応をしようと考えているかという点については明確にしていただきたい。 ○議長(菅原恒雄)  久慈部長。 ◎建設整備部長併任水道事業所長(久慈清隆)  ただいまご指摘のあった例えば警察であるとか、例えば市の施設はどうなのだというふうなことでございますが、この条例でいわんとしていることは、適正に管理をしてくださいというのが大前提でございます。それで、警察を見ますと、あれが適正に管理をされていないという判断になれば、相応に、私どものほうから県のほうに申し入れ等をすることになりますが、現状では適正な管理になっていないとは言いにくい。例えばあれが防犯上、何らかの問題がある。例えば景観上何らかの問題があるというふうなことが明らかになった段階では、当然必要な方法等で対処していくというふうなことになりますが、現状ではそういうふうな状況にはなってはいない、この条例の趣旨からいいますと。 あとは、市の施設につきましては、公共施設の管理計画をやってございますので、その中で必要がないもの、いわゆるこの条例でいいますところの特定の空き家になりそうな施設につきましては、その管理計画の中で対応してまいるというふうなことで条例をもって市が市に勧告等をするというふうなものではないというふうなことでございます。 ○議長(菅原恒雄)  及川議員。 ◆17番(及川正信)  わかるような、わからないような答弁なのですが、この条例の全部読んでいくと、景観というのもあるし、だからどこまでがこの美観を損ねるとか、景観を損ねるか、個々違うと思うのだけれども、私は1つには警察の関係は、甚だしく損ねるものだとは思っていないです、それは。それから、危険な建物だとも思っていないです、建物として。しかし、ああいうふうな公的な建物で立派なというか、鉄筋コンクリートでしょう、恐らく。いずれかは取り壊すのか、あるいはあれを何かに活用をしようという考えなのか、そういうのも市民に明らかにされないままで、何年、何年と年を重ねて放置されている。年々やっぱりこぼれるところは、崩れるところはあって、やっぱりめぐさいなというふうな感じです、市民の皆さんはめぐさいなと。だけれども、それは許される範囲なのかどうか、その辺は県のほうにやっぱり何かしらの二戸市のまち通りの建物ですから、話し合う必要が私はあると思う。 それから、白鳥のところのあれは、使う予定がないままにここ何年来、もう何年になるでしょう、あれ、放置してから。もう草もずっと家屋の周りには生えて、非常に見苦しい、だからあそこを通るお客さんたちが何なのだろうと不思議がる、だからこういうのは歯切れよく市長、方向性を出せばいいと思うのです。今は今のまま変わらないわけですから、だから警察の跡は、私はお願いしたいのは、県とお話をして、活用方針があるならば、それは明らかにしてもらえればいいと思うし、それから取り壊しをするならば、解体はいつごろの予定であるというふうなのは、県は決まっていると思います。ただ放置しているのではなくて、ただ我々がそれを知らないでいる。 それから、中学校跡は、まさに二戸市の普通財産なのですから、これはもうどういうふうにするかということは、市そのもので判断がもうできるわけですから、そういったものは、やはりきちっとやる。そうしてこそこの条例の一般の市民の方の空き家対策に対する協力要請というのは、私は出てきて当然いいだろうというふうに思いますが、それがないままで一般の市民の空き家対策というふうに言っていっても、すっきりしないなというふうに思いますので、そこは市長からひとつ答弁をいただきたい。 ○議長(菅原恒雄)  その前に田中舘部長。 ◎総務政策部長(田中舘淳一)  私のほうから少し説明させていただきたいと思います。今及川議員からお話しあった話でございますけれども、今回の条例につきましては、空き家等の対策の推進に関する特別措置法ということで、それに伴った条例ということで久慈部長のほうから話があったとおりでございますけれども、個別のケースについてのお話でございましたけれども、そこまでいかないケースだということで、それぞれの件で議論というのが実は進められております。警察につきましては、交番移転の際にも、そういった議論がございまして、市でも買ってもらえないものかというようなお話があったのですけれども、そちらについては、当然のごとく目的がなければ市としては買えないというような部分もあってお断りをしたところですけれども、そういったお話し合いができるような状況になっておりますので、そちらについては、いろいろこれから議論をしていきたいというふうに思っております。 それから、白鳥につきましては、先ほど部長からも話があったとおり、公共施設の管理計画の中で個別計画というものをつくるということになっておりまして、今盛んに議論をしているところでございまして、あそこも当然対象になって、来年度の予算の中であそこをどうにかできないものだろうかということまで議論しておりまして、今その予算編成の最中でございますので、もう少々それにつきましては、議論をさせていただいて、提案できるかどうかも含めてお話をしていきたいというふうに思っております。 ○議長(菅原恒雄)  ほかに。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 日程第4、議案第3号、二戸市税条例の一部を改正する条例を議題といたします。 資料はございません。 質疑に入ります。 畠中議員。 ◆12番(畠中泰子)  今回の改正の中では、小規模保育所における固定資産税の2分の1への軽減というのがあったかと思うのですが、今二戸市の子ども子育て支援計画の中でも小規模保育の設置にかかわる条例等もあるわけですが、こうした条例の改正といっても、文章が面倒なので、これを市内のそういう小規模保育をやろうとする意思ある方々に向けてもわかりやすい広報が必要かと思うのですけれども、今回の条例改正の内容などをどのように市民の方々に周知をされる予定でしょうか。 ○議長(菅原恒雄)  石村市民生活部長。 ◎市民生活部長(石村一洋)  特に広報ということでは、今専決といいますか、29年度の地方税法の改正の部分については、特段考えてはございませんでしたけれども、保育の関係の方につきましては、当然事業所を整備する際には、保育担当課のほうにご相談がありということで、そこの場面で軽減なりのお話とかが当然されるというふうなことで、こちらでは理解をしておりました。 また、同じく今の改正に出ております企業内保育所等につきましては、こちらは国の補助が入るものに対してというふうな形でございますので、ある程度そういった流れの中でお話を進めていければ、十分周知はできるのかなというふうに考えてございます。 ○議長(菅原恒雄)  畠中議員。 ◆12番(畠中泰子)  事業内保育所については、国からの補助というのがあるかと思うのですが、家庭的保育事業等、以前もそうした家庭的な保育に位置づけられるような少人数を預かっている託児所的な方々があったわけでありますけれども、その家庭的保育事業等の事業を展開したい方々も今後あろうかと思いますので、それは税だけではなく、保育、福祉のほうのいろんな支援メニューの中でも、そうした今回の改正内容等も加えた保育環境、市内の保育の環境の推進ということでは、福祉との連携で、そういう改正内容等も周知する必要があるのではないでしょうか。 ○議長(菅原恒雄)  石村部長。 ◎市民生活部長(石村一洋)  事業を始めたい方、そのようなことをしたいというふうな申し出があった場合には、福祉担当課と税務課なり連携して対応してまいりたい、そのように考えております。 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 日程第5、議案第4号、岩手県市町村総合事務組合における共同処理する事務の変更及び岩手県市町村総合事務組合規約の一部変更の協議についてを議題といたします。 質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 日程第6、議案第5号、岩手県市町村総合事務組合財産処分の協議についてを議題といたします。 質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 ここで休憩いたします。休憩 午前10時54分~~~~~~~~~○~~~~~~~~~再開 午前11時09分 ○議長(菅原恒雄)  再開いたします。 日程第7、議案第6号、平成29年度二戸市一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 資料の説明を願います。 最初に、田中舘総務政策部長。 ◎総務政策部長(田中舘淳一)  議案第6号関係でございます。11ページをお願いいたします。ふるさと納税の状況、費目ごとの件数、額、前年同時期比較、総務省通達後の変化、各基金残高について説明いたします。 1の費目ごとの件数、前年同時期比較ですが、4月1日から10月15日までの集計となっております。総務費、平成29年820件、平成28年485件、335件増となっております。以下、記載のとおりでございまして、合計として平成29年1,709件、平成28年793件、916件の増となっております。 2の費目ごとの額、前年同時期比較ですが、総務費、平成29年1,222万7,000円、平成28年1,095万5,000円、127万2,000円の増となっております。以下、記載のとおりでございまして、合計は2,795万500円が平成29年、28年は1,792万500円、1,003万円の増となっております。 3の総務省通達後の変化でございますが、総務省通達を受けて、以下のとおり7月1日から見直しを行ったものでございます。寄附額の3割以内の額の返礼品とすること。返礼品の額を10万円以内とすること。市内住民の納税については、一般寄附として扱うこととしております。見直しを行っておりますが、件数、金額とも大きく伸びております。 12ページ、次のページをお願いいたします。4の各基金残高、予算ベースでございます。地域づくり人づくり基金6億9,218万1,000円、福祉対策基金6,039万9,000円、教育振興基金3,369万9,000円、浄法寺漆産業振興基金4,379万円でございます。 次に、二戸地区広域行政事務組合負担金還付金の根拠でございます。衛生費、消防費、介護保険についての資料要求でございます。衛生費負担済額3億3,271万1,000円でございまして、確定額3億2,094万6,000円、それから還付額につきましては1,176万5,000円となります。負担金の算定根拠でございます。これは、当初予算、それから確定についても、これを適用ということになっております。均等割が10分の1、前々年11月1日から前年10月31日のごみ、し尿処理量の割合は10分の9となっております。消防費につきましては5億4,635万5,000円。確定額が5億3,704万5,000円、還付額は927万円となります。算定根拠は、均等割が10分の2、職員数の割合が10分の3、地方交付税法に基づく消防費に係る前年度の基準財政需要額の構成割合が10分の5となっております。 介護保険特別会計は5億1,766万1,000円、確定額が4億8,162万円でございます。還付額が3,604万1,000円となります。介護給付費分が、前年度給付実績の割合となります。事務費地域支援事業費でございますが、均等割10分の1、前年度1月1日現在住民基本台帳人口、65歳以上の人口割が10分の9となっております。この負担金の積算根拠でありますが、二戸地区広域行政事務組合規約第17条に規定するものでございます。 13ページをお願いいたします。コミュニティバス運行委託料の詳細、交通弱者対策の検討状況、課題点でございます。1のコミュニティバス運行委託料の詳細ですが、(1)の補正額及び内訳は、委託料246万2,000円、これは車両整備費の増187万2,000円、運賃収入の減59万円を想定しているものでございます。(2)の理由といたしましては、エアコンなどの高額な修繕の発生に伴い、車両整備費が当初の見込みを上回るためと、それから委託料、運賃費から差し引く運賃収入が当初の見込みを下回るためなどとなっております。 2の交通弱者対策の検討状況、課題点でございます。(1)の検討状況は、市民等が利用しやすい交通手段の確保に向けて、交通事業者と市公共交通の課題の整理、バスの乗り方教室など、利用促進に向けた取り組み方策、路線の変更や新設を含めた公共交通体系の方向性について検討を進めております。(2)の課題点といたしましては、まちや社会の変化、将来の動向を見据えた公共交通のあり方を検討し、経費、利便性、効率性の観点から市コミュニティバスを含めた公共交通の全体的な見直しが課題であると考えております。 以上でございます。 ○議長(菅原恒雄)  次に、米澤教育部長。 ◎教育部長(米澤幸彦)  それでは、13ページの下段の部分、お願いいたします。文化会館修繕の内容でございます。大ホール排煙口の交換一式、これは排煙口が作動不能となっているため修繕を行うものでございます。 以上です。 ○議長(菅原恒雄)  次に、玉懸健康福祉部長。 ◎健康福祉部長玉懸邦将)  14ページをお願いいたします。障害者総合支援給付事業の詳細、制度、サービス種類別の利用延べ人数でございます。1、制度であります。障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律、いわゆる障害者総合支援法に基づく障害福祉サービスを提供するための給付事業であります。2、サービス種類別の利用延べ人数、サービス種類、利用延べ人数ごとに表にまとめました。居宅介護187人から計画相談支援252人まで、17種、合計が2,898人となるものであります。なお、この人数は、平成29年9月末現在のものであります。 15ページをお願いいたします。障害児施設等給付事業の詳細、放課後等デイサービス実施施設名、利用者数、利用者負担上限月額であります。1、放課後等デイサービス実施施設名は、発達支援センター風からゆいまぁるまでの8施設、こちらが現在市内の方が利用している施設となります。2、利用者数625人、平成29年9月末現在の延べ人数となります。3、利用者負担、上限月額でありますが、原則は1割負担となっております。表にまとめました。区分から4区分でありますが、利用者負担上限月額は、生活保護受給世帯と市町村民税非課税世帯は、ゼロとなっておりますが、こちらは自己負担がないということであります。 次に、市町村民税課税世帯の所得割が28万円未満の方は4,600円、所得割28万円以上の世帯は3万7,200円が上限額となっております。米印でありますが、利用者負担上限月額よりも障害福祉サービスの利用に要する費用の1割相当額が低い場合には、1割相当額を利用者負担額とするものであります。 以上であります。 ○議長(菅原恒雄)  次に、三角産業振興部長。 ◎産業振興部長(三角正裕)  続きまして、16ページをお願いいたします。農業農村直接支払支援事業費の各地区の確定内容、人数、面積交付額でございます。まず初めに、多面的機能支払でございます。活動組織名、構成員数、対象面積、交付額の順に説明させていただきます。 金田一及び十文字農地・水保全管理会でございます。構成員数は128名、対象面積は5,610アール、交付額は400万368円となってございまして、18ページをお願いいたします。多面的機能支払につきましては、合計46組織で構成員が2,117名、対象面積が15万7,758アール、交付額にいたしまして、8,062万1,113円となってございます。 続きまして、中山間地域等直接支払でございます。同じく上海上集落で構成員数が53名、対象面積は45万6,662アール、交付額が512万5,474円でございまして、以下、記載のとおりで19ページの下段でございますが、計39組織、1,214名、692万1,573アールで6,503万7,120円の交付額となってございます。 続きまして、20ページ、お願いいたします。環境保全型農業直接支援でございます。農事組合金田一営農組合、構成員数が5名、対象面積が697アール、交付額が55万7,600円で、合計3組織23名、2,742アール、208万9,100円となってございます。 続きまして、21ページをお願いいたします。新規就農者育成対策事業の確定状況、農業の種目、年齢、地区、継続年と申請件数、採択とならなかった理由でございます。まず初めに、農業の種目、年齢、地区、継続年でございますが、農業専作33名、石切所、5年目の継続の方以降今年度新規採択の19番目の方々につきまして19名という状況になってございます。今年度の申請件数は1件、採択とならなかった理由につきましては、申請はあったものは全て採択となってございます。 以上でございます。 ○議長(菅原恒雄)  次に、山本浄法寺総合支所長。 ◎浄法寺総合支所長(山本進)  次に、22ページをお願いいたします。浄法寺漆産業振興基金の29年度の活用事業の状況と今後の予定、計画についてでございます。1、活用事業の状況、ナンバー、活用事業、繰入金の順に記載しております。ナンバー1、漆振興事業繰入金554万6,000円からナンバー7、木地師育成事業繰入金205万3,000円まで7事業で繰入金の合計は2,971万9,000円となります。2、今後の予定、計画、総合的な漆産業振興に必要な財源として有効に活用する予定でございます。 以上でございます。 ○議長(菅原恒雄)  次に、久慈建設整備部長。 ◎建設整備部長併任水道事業所長(久慈清隆)  22ページ中段でございます。都市計画街路整備事業、土地購入の内容と位置でございます。1、土地購入の内容でございますが、(1)、目的、都市計画道路荒瀬上田面線岩谷橋地区、いわゆる岩谷橋のかけかえ工事でございますが、工事施工に伴います市道落久保中村線道路拡幅用地として購入するものでございます。2の購入予定面積は、32.76平方メートルでございます。(3)、購入予定額は50万5,000円でございます。位置につきましては、福岡字川又地内でございます。 ○議長(菅原恒雄)  次に、米澤教育部長。 ◎教育部長(米澤幸彦)  次に、23ページをお願いいたします。小中学校文化・体育大会出場費補助の29年度の既決予算の補助状況(大会名、学校、人数、補助額、児童生徒1人当たり経費)と今後の予定でございます。1、補助事業でございますが、一覧表の左の項目から学校、団体名、大会名、補助金額、対象人数、1人当たり経費の順に記載しております。1段目につきましては、学校名は福岡中学校、大会名、第63回全日本中学校通信陸上競技岩手県大会、補助額は6万1,720円、対象人数は15人、1人当たり経費4,115円となってございます。 以下、25ページまで記載のとおりでございますが、前半は学校として出場したもの、また表の後半部分につきましては、スポーツ少年団が出場したものとなっておりますので、お目通しをお願いいたします。 なお、25ページの表の下に米印をつけておりますが、米印の1として、対象人数には、コーチ、監督を含むものでございます。米印の2として、1人当たり経費は、補助対象経費から補助金額を差し引いた残額を対象人数で割った金額であるとしております。この1人当たり経費について補足説明いたしますが、これは実際に保護者が負担している金額ではなく、市が2分の1を補助し、その残りの2分の1を単純に人数で割った数字でございます。実際には、中学校として大会に参加する場合、経費の2分の1を市が補助し、残りの2分の1については、中学校が全校生徒の保護者からクラブ遠征費として集金した上で、県大会等に出場したクラブに学校が支出するという形になっておりますので、その都度自己負担が生じているものではございません。 また、この補助金額につきまして申し上げますが、補助金額の算出に当たっては、宿泊費、交通費、参加費等を対象としており、大会により補助額にはばらつきがありますのは、宿泊の有無、つまり大会参加日数であるとか、開催地までの交通手段等の違いにより、同じような大会であっても補助額が異なるものでございます。 次に、2として、今後の予定でございますが、これから地区予選等がございますので、勝ち進むかどうかは、あくまでも予想になりますが、県大会が7件、補助金額80万円、全国大会が4件、補助額は166万6,000円と見込んでおります。 次のページをお願いいたします。26ページになります。異文化交流推進事業の詳細でございます。1番、補助対象事業は、二戸市中高生海外派遣研修事業でございます。2、内容としては、平成29年度は、高校生4人を加えて、初めての研修となりますので、引率者1名、教育長を加え、その経費を増額するものでございます。 次に、育英資金システム改修の目的と内容でございます。1、目的は、平成29年度の制度改正に対応するためでございます。2、内容は、入学一時金及び返済免除制度、これは定住化促進分に係るものでございますが、これらの運用管理機能を追加するものでございます。 以上です。 ○議長(菅原恒雄)  次に、三角産業振興部長。 ◎産業振興部長(三角正裕)  27ページをお願いします。災害復旧(農業・公共土木)の内容と位置等についてでございます。私のほうからは、農業施設災害復旧費について説明させていただきます。工種、位置、被災状況、復旧概要を説明させていただきます。工種、道路、位置は、釜沢霞ケ窪、被災状況は、のり面崩落、復旧概要は、延長36メートル、高さ6.4メートル補強土壁工でございます。 済みません、修正いたします。済みません、位置は霧ケ窪でございます。釜沢霧ケ窪でございます。済みません。 ○議長(菅原恒雄)  次に、久慈建設整備部長。 ◎建設整備部長併任水道事業所長(久慈清隆)  中段の2、公共土木施設災害復旧費でございます。工事費に計上している箇所になってございます。河川、道路の区分でございます。(1)、河川でございます。準用河川足沢川と普通河川川又川の2カ所でございます。被災状況は、いずれも河岸決壊でございます。高さ、予定工種につきましては、記載のとおりでございます。(2)の道路でございます。その他市道十文字神山線ほか記載の4件になります。被災状況、復旧概要については、記載のとおりでございます。 以上でございます。 ○議長(菅原恒雄)  説明が終わりました。 これより質疑に入ります。 畠中議員。 ◆12番(畠中泰子)  資料の12ページ、先ほど説明いただきました資料の12ページの中で、今回二戸地区広域行政事務組合負担金の還付金の資料をいただいたところでございます。衛生費、消防費、介護保険特別会計の別でありますけれども、この中でどうしても、高齢者人口とか、職員の数など、それは二戸市とすれば、それはもうその分お払いしなければならない部分でありますけれども、この衛生費の処理費については、行政の取り組み感あるいは市民の意識向上の中での日々の取り組みの中では、この処理量割の部分は、大きく減らすことができるのではないかということでお尋ねをしたいと思います。 その中でも、特にごみの関係では、市のほうでもごみダイエットという形で広報にも、毎月のごみの状況など示しておりますので、市民の一定のごみ減量意識というのは向上しておりまして、かつて1人1日排出量は1,000グラムをずっと一貫して超えていたのが、今は800グラムとか、大変大きなといいますか、私からすると、かなりその成果が出ていると思うのですけれども、その中でも私は一般家庭のごみは減っているのではないかなというふうに思うのですが、そのあたりごみ減量の中での、この間の市民の部分の家庭、そしてもう一方、事業系とありますけれども、それぞれの傾向をどのように捉えていらっしゃるのか。また、やはりごみ減量は、これまで以上に進めていく必要があるし、その可能性も大きいものかと思うので、今後の対策など、どのようにお考えなのかお尋ねしたいと思います。 ○議長(菅原恒雄)  髙瀬市民生活部副部長。 ◎市民生活部副部長(髙瀬政広)  ごみについてのご質問をいただいたところでございます。数字的に申し上げますと、平成28年度のごみ1人1日排出量につきましては、平成27年度におきましては884グラムでございました。28年度につきましては875グラムということで若干少なくなってきてございます。それから、事業系を含む総排出量でございますが、平成27年度におきましては9,237グラム、それから28年度におきましては8,980グラムということで、大幅に減ったというわけではございませんけれども、徐々に減ってきている状況でございます。 ごみの減量化につきましては、今年度におきましても草ごみの分別を行うとか、生ごみの水分を切ってくれということで啓発等を進めておりまして、今年度におきましても、現段階であれば、若干減っているような状況でございます。今後におきましても、ごみの減量化につきましては、広報であるとか、機会を見つけまして、減量化のほうの意識改革については、進めてまいりたいというふうに考えているものでございます。 以上でございます。 ○議長(菅原恒雄)  畠中議員。 ◆12番(畠中泰子)  最初の答弁のほうの1人1日当たりのごみ排出量の28年度875というのはわかったのですが、その後の九千幾らとか、8,980というのは、それは何を示したものでしょうか。そこの部分がちょっとわかりませんでした。もう一度、28年度8,980グラムとおっしゃったか、これは何の数字なのかをお聞きしたいと思います。今課長のほうからは、生ごみとか、あるいは草の関係とかということで努力のお話はされました。市民の皆さんもかなり7月から9月は、一生懸命市の皆さんの取り組みにタイアップして、庭木等の、あるいは草の排出については、堆肥化の関係でやったと思うのですが、一方事業系の関係ではどうだったのかというところがちょっとわかりませんでした。その8,980グラムというのが事業系なのかどうか。いずれ1人1日当たりの排出量という形でわかりやすく、この間説明いただいてきましたので、その数字等の意味についてももう一度説明をいただきたいと思います。 ○議長(菅原恒雄)  髙瀬さん、それ用意していますか。議題外でもあるみたいな感じするのですけれども。〔何事か声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  髙瀬副部長。 ◎市民生活部副部長(髙瀬政広)  大変失礼いたしました。先ほどの総排出量、事業系を含むという数字につきましては、グラムと申しましたが、トンの間違いでございました。大変失礼いたしました。ほかの資料につきましては、ちょっと手元にございませんので、申しわけございませんが、もし委員会のほうであれば、委員会のほうに説明させていただきたいと思います。 ○議長(菅原恒雄)  畠中議員。 ◆12番(畠中泰子)  いずれその処理量割が10分の9ですから、ここの処理量割の部分をいかに減らしていくかということが二戸市の衛生費の関係では、億というその単位を大きく変えていくことができることだと思うのです。 前にもご紹介いたしましたけれども、一戸では、ごみ減量の関係で、前月比で幾ら減りましたと、それは負担の額にしますと、幾ら幾らの効果になりますという形で、市民、地域住民がごみ減量することによって、どのくらいの公費の節約になり、それが他の住民サービスに回るかというふうなわかりやすい意識導入といいますか、していた関係をご紹介したことがありましたけれども、やはりごみ減量について、そういった意識啓発とともに、具体的な手だて、そのシステムというのがないと、かけ声でごみを減らしましょう、減らしましょうだけではないかなというふうに思っています。その具体的な事業系の減に向けて、どのような取り組みが28年度においてされたのか、やっぱりそこのところも少し意識的に追求する部分があっていいのかなと思うので、事業系等はどのようにごみ減量に向けて取り組んだのかお尋ねしたいと思います。 ○議長(菅原恒雄)  大分ずれてきましたので、還付金ではない関係になってきましたので、答えますか。最後、髙瀬副部長。 ◎市民生活部副部長(髙瀬政広)  家庭用におきましても、事業系におきましても、少しでも減らせるように、わかりやすい啓発に努めてまいりたいというふうに思っております。 ○議長(菅原恒雄)  ほかに。〔畠中泰子議員「啓発とともに仕組み、システム」と呼ぶ〕 ○議長(菅原恒雄)  ちょっと無理です。ごみはだめです。ごみであれば指名しませんよ。 畠中議員。 ◆12番(畠中泰子)  それでは、今回コミュニティバスの運行委託料が246万円出ておりましたけれども、その中身というのが、車両整備費ということと、運賃収入の減ということでございました。コミュニティバスにつきましては、この間、さまざま交通弱者対策等々で議論になったところでございまして、ここに検討状況のところが書いてありますので、これについてお尋ねをしたいと思います。検討状況で今後路線の変更や新設を含めた公共交通体系の方向性について検討を進めているということでございます。その検討は、いつまでに具体的に検討はまとまった形が出るのか。日々地域に行きますと、高齢者の方々からそういう交通問題、足の問題など、よく言われるテーマかなと思いますので、この検討は、いつまでに検討されるところでしょうか。 ○議長(菅原恒雄)  田中舘部長。 ◎総務政策部長(田中舘淳一)  今のご質問ですけれども、これまでもいろいろ議論がされておりました。米田議員からも一般質問の中でお話があったり、駒木議員からは、自主返納の件でお話があって、市長答弁の中でお答えをしておりますけれども、いろいろ検討をするということですけれども、公共交通会議、外部との協議の中でもいろいろお話をしています。ただし、いろんな問題がございます。そういったものを含めて我々としては、循環バスの拡大とか、さまざまな方向、それから路線の拡大とか、いろいろなことを議論しておりますけれども、事業者とある程度一致しなければならないというようなことがございます。いろんな問題がありますけれども、我々としては、いろいろ考えて、アクションプランの中でも盛っていますけれども、なるべく早くやりたいのですけれども、なかなか利害関係、そして住民のために何とかしてやりたい、そういった思いがありますので、いろいろこれからも詰めていって、いろんな情報を得ながら前向きに進めてまいりたいというふうに思っているというところでございます。 ○議長(菅原恒雄)  畠中議員。 ◆12番(畠中泰子)  前向きに進めていくというのは、ぜひそうしてほしいのですが、その前向きに進めるとしても、ここに課題、問題点なども出されておりますから、いろいろ調整するべき、あるいは合意形成を図らなければならないのは、確かにいっぱいあるなというふうに思うのですが、ただおおよそいつごろまでにというのは、まだ出てこないのか。完全なものはないと思うのです。もうこれは太鼓判を押して、完全ということにならないまでも、今よりも一定の地域あるいは一定の大変お困りの方々のところにやれる対策、これで進めていこうと。また、その中でさらに改善をしながらという形でいかないと、地域の事情もどんどん変わっております。地域に前住んでいた方が住まなくなって、もうコミュニティバス来ても乗らないよとか、今だからこそこういう交通が欲しいという要求があるかと思いますので、やはり完全なものを求めても、それは無理なこと、何しろ状況も変わり、住む人もかわっていますので、一定の合意形成ができたら、動いていくと、変えていくと。日々そこは3年サイクルでもいいかと思います。いろいろ見直しをしながら変えていくというふうな考え方、構えでこの問題を対応していかないと、向こう30年これでいくというつもりもないかと思いますので、ある程度そういう一定の方向性をやったら、まず実施すると。そしてまたそこで課題出たら、また見直しをするというほうにいかないと、いつまでも地域の皆さんの不満といいますか、困難という声がおさまることがないのではないかなと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(菅原恒雄)  田中舘部長。 ◎総務政策部長(田中舘淳一)  今議員がおっしゃられたことを含めて検討をしておりますので、前向きに取り組んでまいりたいと思います。 ○議長(菅原恒雄)  及川議員。 ◆17番(及川正信)  市長から一つ確認というか、答弁をいただきたい。漆振興費がここに1点だけ載っているのですが、中身はともかくとして、先般の日報に、見て私もちょっとどきっとしたのですが、一関の大東で機械を使用して、向こうでも漆振興を進めると。質こそ浄法寺漆には劣るかもしれないけれども、自分のほうが、その計画は大変な量産なのです。そういう機械の、私は内容もわからないのだけれども、二戸の漆振興にこれが大きく立ちはだかるようなことになるとすればというふうに心配したわけです。 そういうふうなのは、イチ、ニのサン!の連携会議があるわけで、話なんか市長同士で交換をしたり、ノウハウをお互いに交換するというようなことも全くなくて、ああいう記事がぼんと出たのでしょうか。私は、驚いたのです。目的の量を、10トンを目標にすると。それは、できる、できないは別にして、ああいう新たな機械を使っての漆搾り、そういうふうなのが振興として今度取り組むと。二戸の漆振興に対する私は最大の脅威のようになるのではないかと。細かくは常任委員会でも聞きますけれども、市長の段階では、どういうふうにその関係について意見交換等があったのか、なかったのか。あるいは受ける影響はどういうふうに見ておいでか、その点だけお願いしたい。 ○議長(菅原恒雄)  まず、姉帯浄法寺総合支所次長。 ◎浄法寺総合支所次長(姉帯敏美)  今新聞報道で多分報道されました漆産業さんのほうの研究だと思いますけれども、今まず国の助成事業を活用した形で、民間企業が独自に樹木から樹液を取る研究をするという、そこのお話はいただいております。ただ、これまで今から実用的にできるかできないかも含めた形の研究とお聞きしております。 漆の部分については、新聞の中身が全て正しいかというと、うちのほうもそれをまだ把握しておりませんけれども、漆の樹木自体、やはり樹皮の中から、要は搾り出すというか、遠心分離器で搾り出すというのであれば、一過性の部分と今は認識しております。要は、シーズン通して1つの木から常に光合成をかけながら漆を出すというものとは違う。要は、もう一過性の部分の抽出方法だろうと思っています。ただ、これが例えば漆の枝からできるものなのか、または漆を例えば掻いた後の原木を、例えば漆がまだ樹皮の中に残っているのであれば、それもまた活用できるのか。そこは、今からの研究結果を見ながらと、うちのほうも考えておりますけれども、あくまで民間さんのほうの事業で研究を始めるということですが、うちのほうも注視しながら、また情報を得ながら、例えば二戸市のほうとどういった関係ができるのか、またはどういった影響があるのかも踏まえて、今後ちょっとうちのほうも注視していきたいと思っております。 ○議長(菅原恒雄)  藤原市長。 ◎市長(藤原淳)  一関市長さんとイチ、ニのサン!というふうな連携しながらやるということで進めておりますが、お話はございません。今当然副部長のほうからお話しありましたとおりに、民間のレベルで進んでいるところでございます。私もよく研究したこともないし、わからないのですが、例えばうちのほうでいえば初辺というのですか、一番最初に掻く、次が盛のとき掻く、それから次が末辺、それから最後が今裏辺というふうな丁寧に掻いて、最後まで樹液を取るというふうな方法で木を大切にしながらやっているわけでございます。何か新聞等を見ますと、だぎんと一回切って、それこそどっとこうやって、そうすると、取るも何も1回でもう終わってしまいます。いつ取るのか、盛辺のとき取るものなのか、いつ取るものなのかちょっとわかりません。相当の無駄といいますか、漆掻き職人は要らないと思うのですが、木の本数とか、そういうものについては、相当必要ではないのかなというふうに私個人としては考えておりまして、うちのほうの二戸のほうには、ちょっと向かないのではないのかなと。これからのこの進め方なのですが、中国か何かでいっぱい木あったところにやれば、とにかく処理するために次々に木が生まれるとすれば、それこそ搾り出して、あとはぽん、搾り出してぽんというふうなやり方はできると思うのですが、二戸の場合というのは、先ほど申し上げましたとおりに、丁寧に4回それぞれ、年間を通して取っています。だからこっちにはちょっと向かないのではないかなと、今の時点では思っております。 それから、一関市長さんとは、そういうお話はまだしたことがございません。 ○議長(菅原恒雄)  及川議員。 ◆17番(及川正信)  1点だけお願いしたい。今説明でおおよそただ想像の答弁なのです。ですから、だぎんなのか、ざっくりなのかわかりませんが、いずれ一関の市長ともよくお話しできる立場なのですから、あれが一関市のほうを通さないであの業者が勝手にというか、業として進めているとは思えないです。市長までいかなくても、課長等々の関係とか。ですから、私は悪いことだと思いません、産業振興でやる。どういうふうな漆が、質のものが出るのか、新聞の記事内では、二戸の浄法寺漆には質的には劣るというのをもう前面に書いているのです。あれも日報が書いたのか、業者が本当にそういうふうに言っているのかはわからない。ですから、わからないのが私は一番不安に通じると思うので、一関市のほうの胸襟を開いたお話ししていいと思うのです。それでいいところはお互いとっていけばいいし、商の認識からいけば脅威にはなると思うのです。大量に出て、それが使われるとなれば。その辺も含めて市長のレベルで調査というのでしょうか、話し合いというのでしょうか、それはぜひお願いをしておきたい。早めてほしいというふうに思います。答弁、よければ、縦に首を振られていますから、よろしいです。 ○議長(菅原恒雄)  ごみ、バスはだめですよ。 畠中議員。 ◆12番(畠中泰子)  資料として出していただいております23ページの小中学校文化・体育大会出場費補助金の関係で資料、これまで既決予算で補助した状況等を載せていただきました。本当に市内の小中児童生徒の皆さんのことしの活躍を裏づけるような状況だなというふうに思います。本当に子供たちの活躍には、元気と勇気をもらっておりました。こうして1人当たりの経費も出ておりますけれども、その大会によっては、全国大会等もありますと、万というお金の負担になっておりますが、こういう大会経費の関係では、私はぜひ子供たちの活躍を応援するためにももっと支援をするべきだと、ずっと一貫して求めてきたわけでございます。今回資料として、この中で経済的な困難によって就学援助を受けている子供さん、児童生徒の数はどのくらいなのかということで資料として出したところ、それについては、そのことでの把握はしていないということでございましたけれども、でもやっぱりそれは必要なのではないかというふうに思うのです。 というのは、今子供の貧困対策法ということが出て、もう施行されているわけでありまして、自治体あるいは教育委員会は、その問題を常に、子供たちを見るときに、そういう部分から、側面からも子供たちの状況を把握しなければならない状況であるというふうに私考えておりますので、経済的な負担を求めるときには、その家庭の児童生徒の負担の関係でどうなのかという視点が必要ではないかなと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(菅原恒雄)  米澤教育部長。 ◎教育部長(米澤幸彦)  就学援助世帯等についての資料要求もございましたけれども、名簿等はございますが、それに照らし合わせてのどの児童生徒が就学援助世帯であるというふうには把握はしてございません。また、人数が少ない大会によっては、それをお示ししますと、どういう大会に1人、2人出ている方についてはもう、ちょっと情報的には提供できないということで、今回はお断りしたものでございます。 なお、就学援助等、経済的貧困の世帯につきましては、二戸市では、まずは補助につきましては、幅広い大会を対象にしていると。これは、ほかの県内の市町村におきましては、大体中総体であるとか、学校として大会に出る大会を対象にしておりますが、二戸市の場合は、スポーツ少年団等の大会も補助対象にしているということでございますし、また補助経費につきましても、ほかの市町村では、宿泊費、それから交通費のみというところが多いわけでございますが、二戸市の場合は、参加料であるとか、器具運搬費というのも補助対象にしておりますので、そこのところは幅広く補助をしている状況でございます。 ○議長(菅原恒雄)  畠中議員。 ◆12番(畠中泰子)  私は、幅広く子供たちのそういう大会参加のための支援をしていることを否定しているわけではなく、それは評価しつつも、やはり経済的困難な家庭の児童生徒においては、そういう県大会とか、東北大会あるいはまた全国大会に行くという大変光栄なといいますか、大変誇り高いそのことが、一方では家庭の事情の中ではどうしようかという、経済的なことで悩むとすれば、それがないようにするのが今の子供の貧困対策法が施行されて、もうここ3年、4年たっている中では、当然その視点が必要なのではないですかということでお尋ねしたところです。確かに幅広くやっているのはわかっていますので、その視点が必要なのではないですかということについての答弁がちょっといまいちわかりませんでした。別にここに資料として、例えば少人数のところで1人というところで、就学援助1人と書くのまでは私は求めているわけではなく、その視点が教育委員会には必要なのではないですかということでもう一度お尋ねしたいと思います。 ○議長(菅原恒雄)  米澤教育部長。 ◎教育部長(米澤幸彦)  就学援助世帯につきましては、二戸市においては、クラブ活動費という支給費目もございます。これは、県内では、全ての市町村で実施しているわけではございません。二戸市では、いち早く、そういうクラブ活動費というのを支給して、遠征費であるとか、クラブに要する用具代というものを支給してございますので、就学援助世帯にも、こちらのほうでは支援しているというふうに考えております。 ○議長(菅原恒雄)  畠中議員。 ◆12番(畠中泰子)  その就学援助費の中のクラブ活動費というのは、1万円に満たなかったのではないかなと思うのですが、その用具等を購入するためのものです。ただ、子供たちが活躍しますと、県大会あるいは全国大会というふうになりますと、宿泊交通費、大変多額になってきます。そういう子供たちの活躍をとりわけ応援が必要な就学援助世帯については、しっかりと把握もしつつ、ではここをどうしようかという検討もされていないのだろうなというふうに思うのですけれども、前にご紹介したとおり、一戸町では、就学援助世帯については9割の補助と、あるいはかつてご紹介したように、全額無料という自治体もあったということを前にご紹介しましたけれども、やはりそういうお金のある、なしで子供たちの挑戦をやっぱり鈍らせるようなことはあってはならないわけで、就学援助世帯についての検討をする時期に来ているのではないかというふうに思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(菅原恒雄)  米澤部長。 ◎教育部長(米澤幸彦)  県内で補助率が高い市町村を見ますと、やはり補助対象の大会は、かなり限定的になっているというふうに考えております。二戸市では、先ほど申し上げたクラブ活動費についても、年間の上限額として2万9,600円、これは遠征費も含まれておりますし、用具代も含まれております。これを支給してございます。まず検討というふうなご質問でしたが、これから県内の状況は、まず情報収集しながら見ていきたいと考えております。 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 続けます。日程第8、議案第7号、平成29年度二戸市下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 質疑に入ります。〔「なし」の声あり〕 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 議案第1号から議案第7号までの以上7件は、お手元に配付してあります議案審査付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託いたします。 日程第9、報告第1号、専決処分の報告について、公用車両の事故に伴う損害賠償を議題といたします。 これより質疑に入ります。 畠中議員
    ◆12番(畠中泰子)  私、ちょっと不思議に思ったのですけれども、銀行の駐車場でぶつかったという、その時間帯が4時過ぎということで、一般の銀行の窓口等は3時で終わるわけですけれども、4時過ぎに公用で行ったのですかと、たまたま乗っていた車は公用車だったのですけれども、銀行には私用だったのかなとか、その辺ちょっとふと疑問に思ったのですけれども、何の公務によって4時過ぎに銀行駐車場にいたのか、それについてちょっと確認したいと思います。 ○議長(菅原恒雄)  玉懸部長。 ◎健康福祉部長玉懸邦将)  どのような業務でその時間帯に行ったのかというご質問ですが、健診、先ほど来受診率向上のお話も差し上げたところでありますが、受診率向上のための健診のポスターを作成しておりまして、それぞれ企業さんのご協力もいただくということにして進めておりました。その時間帯、岩手銀行のほうにお願いをするためにポスターを持って、その業務時間外になる時間帯にお願いに上がったものであります。 ○議長(菅原恒雄)  ないものと認め、質疑を終結いたします。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。散会 午後 0時02分...