金沢市議会 1989-03-09 03月09日-03号
明年度におきましても、後世の市民に継承すべき都市基盤の一層の整備充実を図るため、また本市経済の安定維持のためにも、公共事業の推進は欠かすことのできない要素であります。そこで、明年度予算案を拝見いたしますと、投資的経費が近年にない伸び率を示しており、その積極的な取り組み姿勢を多とするものであります。
明年度におきましても、後世の市民に継承すべき都市基盤の一層の整備充実を図るため、また本市経済の安定維持のためにも、公共事業の推進は欠かすことのできない要素であります。そこで、明年度予算案を拝見いたしますと、投資的経費が近年にない伸び率を示しており、その積極的な取り組み姿勢を多とするものであります。
私は、平成元年度と市制 100周年という意義ある年を、新しい時代の扉を開き、21世紀への飛躍を目指すスタートの年といたし、駅周辺など確固たる都市基盤の構築に全力を挙げて取り組みますとともに、伝統文化の向上と景観形成に格段の創意と工夫を凝らし、開発と保全、両面にわたって思い切った布石を投じた次第であります。
ところが、江川市長2期目の「21世紀未来像」とその後の長期計画で、目玉とされた都市基盤整備、すなわち都心軸中心の再開発が、人も財源もつぎ込まれて進められてきたわけであります。市長いわく、「都心部が沈没しないように」と言うまでに力を入れて進められてきました。しかし、それは我が党が「日本列島改造の金沢版」だと指摘したように、住民不在であり、大手資本優先の再開発、町づくりであります。
具体的には、都市基盤整備事業、地域経済発展のための活性化施策を一段と推進する一方、高齢化社会を見据えた福祉、教育施策や金沢らしさを保全して、創造する個性豊かな潤いのある町づくりを施策の中に組み入れまして、その実施に努めていくつもりであります。 次に、市制 100周年の記念事業についてお尋ねでございました。
都市基盤の整備にありましては、金沢駅前第2地区再開発ビルが、去る8月初旬、念願の建設着工を果たしたのを初め、駅・武蔵北地区の第5工区におきましても、関係権利者の御協力を得ながら、近日中にも基本設計に着手する運びであります。
次に、都市計画の道路でございますが、都市計画道路の整備は、都市基盤の根幹をなす市政の重点として、今日まで積極的に進めておるところであります。
駅西地区は本市の副都心と位置づけられ、北陸本線の高架化事業や土地区画整理事業、また駅西地区の顔ともなる西口広場の整備事業など、副都心にふさわしい都市基盤の整備が進められているところであります。今後は、この地区にどのような施設を張りつけるのか、そしていかに高い都市機能を集積させるかが大きな課題になってくると思うのであります。
能登振興も一つの方策ではありますが、私は、文化・経済・都市基盤などあらゆる面で石川県の人口の3分の1を擁する県都金沢の機能を高めてこそ、石川県全体の発展につながるものと確信いたすものであります。市長は、この点どのようにお考えか、また、今回の素案はこの点で満足のいくものかどうか、あわせて御所見をお伺いしたいと思います。 質問の第2点は、いよいよ正念場を迎えました北陸新幹線の建設についてであります。
次に、都市基盤の整備についてであります。 長年の懸案でありました金沢駅前第2地区の市街地再開発事業につきましては、関係各方面の御尽力によりまして、昨日、権利変換計画の認可が得られ、いよいよ来る8月から建設工事に着手いたし、65年3月の完成を目指すことと相なり、まことに御同慶にたえません。
公共投資につきましては、本年度国の総合経済対策に呼応され、内需拡大による景気対策に大きく寄与されたわけでありますが、明年度におきましても、後世の市民に継承すべき都市基盤の一層の整備充実を図るため、また、本市経済の安定を持続するためにも、公共事業の推進が強く求められているのであります。