令和 4年 3月 定例会(第2回)
-----------------------------
△
撮影録音許可
○議長(
中村義彦議員) 初めに、本定例会の開催に当たり、報道各社から議場内での撮影及び録音の申出がございましたので、議長においてこれを許可いたしましたことをご報告いたしておきます。
-----------------------------
△マスク・
フェースガード着用の実施
○議長(
中村義彦議員)
新型コロナウイルスの
感染予防のため、議員及び
執行部職員はマスクまたは
フェースガードを着用してください。また、傍聴の方も着用をお願いいたします。
-----------------------------
△開会・開議 2月28日午前10時00分開会
出席議員15名 1番
梅野智恵子議員 2番
朝倉雅三議員 3番
小堀孝史議員 4番 向田誠市議員 5番
北村大助議員 6番
馬場弘勝議員 7番 安原 透議員 8番
西本政之議員 9番
中村義彦議員 10番 杉林 敏議員 11番 辻
信行議員 12番
早川彰一議員 13番
土田友雄議員 14番
大東和美議員 15番 岩見 博議員
-----------------------------
○議長(
中村義彦議員) これより令和4年第2回
野々市市議会定例会を開会いたします。
出席議員は
地方自治法第113条に規定する定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
-----------------------------
△議長諸報告
○議長(
中村義彦議員) 議事日程は、お手元に配付のとおりです。 これより日程第1として、諸報告を行います。
地方自治法第121条の規定によって、本定例会の説明のため出席を求めた者及び委任を受けた者の氏名は、お手元に配付のとおりです。 出席を求めた者 市長 粟 貴章君 教育長
大久保邦彦君 委任を受けた説明員 副市長 山口 良君
総務部長 中田八千代君
企画振興部長 浅野 昇君
健康福祉部長 堤 喜一君
土木部長 中藪孝志君
教育文化部長 山下かおり君
総務課長 押田浩三君 秘書室長
越柴一良君
財政課長 荒木俊雄君
税務課長 押田克夫君
市民課長 中野由希子君
環境安全課長 横浜猛夫君
企画課長 木戸口浩士君
地域振興課長 東 和之君
市民協働課長 中川弥生君
産業振興課長 粟 信幸君
福祉総務課長 増山 浄君
介護長寿課長 北坂義明君
保険年金課長 前川賢吾君
子育て支援課長 徳野伸一君
健康推進課長 若松裕里君
建設課長 道下和宏君 建築
住宅課長 飯山滋人君 都市計画課長 石畝朋宏君
上下水道課長 鶴見裕一君
会計管理者 北 治代君
教育総務課長 塩田 健君
学校教育課長 古村 充君 生涯
学習課長 松村隆一君
文化課長 田村昌宏君
スポーツ振興課長 宮前茂喜君
監査委員事務局長 加藤良一君
-----------------------------
△
会議録署名議員の指名
○議長(
中村義彦議員) これより日程第2として、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第83条の規定により、2番、
朝倉雅三議員、3番、
小堀孝史議員を指名いたします。
-----------------------------
△会期の決定
○議長(
中村義彦議員) これより日程第3として、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月24日までの25日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
中村義彦議員) ご異議なしと認めます。よって、会期は25日間と決定いたしました。
-----------------------------
△議案の上程
○議長(
中村義彦議員) これより日程第4として、議案第2号から議案第29号までの28件を一括して議題といたします。
-----------------------------
△
提案理由の説明
○議長(
中村義彦議員) 市長から
提案理由の説明を求めます。粟市長。 〔市長(粟貴章君)登壇〕
◎市長(粟貴章君) おはようございます。 本日、令和4年第2回
野々市市議会定例会が開催されるに当たり、
議員各位におかれましては、全員ご健勝でご参集いただきましたことに感謝申し上げます。 初めに、
新型コロナウイルス感染症についてでございます。
石川県内では今年1月中旬から、特に10代以下、子どもへの感染が急拡大し、
新規感染者が急増いたしました。1月には、1か月
当たり最多となります20件の
クラスターが発生しております。
感染者数の急増や
病床使用率が上昇したため、県は、
新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置の適用を国へ要請し、1月27日から石川県全域にこの
まん延防止等重点措置の適用が決定されたところでありますが、その後も
感染者数が高止まり傾向にあることから、国に期間の延長を要請し、3月6日まで延長されることとなりました。 このことを受けまして、営業時間を短縮する市内の飲食店に対します市独自の支援金の給付につきましては、延長される期間におきましてもその対象とすることといたしました。
感染拡大の影響が様々な場面において影響しておりますことから、今後も引き続き、国や県をはじめ
関係機関と連携を密にし、市民の皆様の生活への支援とともに、しっかりと
感染拡大防止対策に取り組んでまいりたいと思っております。 また、
ワクチンの3回目の
追加接種についてでございますが、2月1日から市内の
医療機関での
個別接種を開始し、2月9日からは交遊舎において
集団接種を実施いたしております。 また、
福祉サービス事業所をはじめ
保育施設や小中学校の職員など、いわゆるエッセンシャルワーカーに対する
ワクチンの
追加接種も優先的に進めているところでございます。 さらに、この3月からは、18歳以上の方の
追加接種を、2回目の接種日から6か月経過以降に前倒しして実施することとし、希望する方に少しでも早く接種を受けていただけるよう進めていくことといたしました。 市民の皆様には、感染力が強い
オミクロン株の
新型コロナウイルスにおきましても基本的な
感染防止対策が何より有効でありますことから、改めてマスクの着用や手洗い、換気などの予防策を継続して徹底していただき、さらに、
発症予防や
重症化予防の観点から
ワクチンの
追加接種を受けていただくことも効果的でありますので、積極的な
ワクチン接種をお願いしたいと思っております。 さて、先週も思いがけない降雪となりましたが、この冬の積雪についてでございます。 昨年12月下旬から今月下旬にかけまして数回まとまった降雪がありまして、現時点で降雪量は、昨年度より若干多い状況でございます。 本市では、
除雪対策本部におきまして、
積雪状況や
降雪予報を基に、
市民生活に及ぼす影響を最小限にとどめるため、
道路除雪につきましてはこれまで、第1次路線を10回、
歩道除雪3回を行いまして、安全な交通の確保に努めたところでございます。 市民の皆様には、自発的な
除雪作業、
地域ぐるみによる
除雪作業にご協力をいただきましたことに、心より感謝いたしております。 ここで、昨年の師走からこれまでの出来事などを幾つか振り返ってみますと、本年最初の行事として、1月9日には令和4年野々市市
消防出初式を挙行いたしました。
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大防止対策として、
式典参加者の縮小や
あらみや公園での
はしご登りを中止するなど、その規模を縮小しての開催といたしました。式典では、
消防活動に貢献された33名の方に表彰状の贈呈をさせていただきました。
消防関係者の皆様方には、日頃の訓練や活動に対し深く感謝申し上げますとともに、今後も、市民の皆様が安全で安心して暮らせる
まちづくりのためにご協力をお願いするものでございます。 また、同日は、
文化会館フォルテにおきまして令和4年野々市市成人式を執り行いました。今年の成人式は、昨年と同様に
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、
中学校区ごとの2部制とし、対象者804名のうち365名の新成人が集われました。式典に先立ち、新成人13名で構成された
成人式実行委員会の方々が制作した
記念ビデオ「20年のあゆみ」が上映され、懐かしい思い出の写真や恩師からのメッセージに会場は笑顔にあふれておりました。 また、お住まいが県外であることなどで当日出席することができなかった新成人やご家族の方々に向け、式典の様子をご覧いただくため、
動画投稿サイト「YouTube」に
ライブ配信をいたしました。 新成人の皆様には、夢や希望を大きく膨らませ、失敗を恐れず勇気を持って行動し、大人として責任ある行動と今後のご活躍を大いに期待するものであります。 さて、3月を迎えますと、本市の春の祭典であります花と緑のの
いち椿まつり2022が3月12日、13日の土曜日、日曜日、
文化会館フォルテを主会場に、
野々市中央公園及び
教育センターにおいて開催されます。今年もしっかりと
感染対策を講じた上で、多くの種類のツバキの切り花や鉢植えの展示をはじめ、市の特産品や
ツバキ関連商品の販売、
ステージ発表などで、市花木でありますツバキの魅力を様々な形で広く発信してまいりたいと思っております。 また、今年の
椿まつりでは「猩々」
復刻プロジェクトとして、
産学官連携で取り組んでまいりました日本酒「猩々」をいよいよ皆様にお披露目し、販売できる運びとなりました。「猩々」は、昔、造り酒屋であった国重要文化財「喜多家」で造られておりました日本酒で、この日本酒を旧北国街道や市全体の
にぎわい創出のために、地域に親しまれた地酒をよみがえらせたいという思いから、本市が
中村酒造株式会社や
石川県立大学と連携し、約4年の歳月をかけて復刻に取り組んできた
プロジェクトであります。 この日本酒は、
石川県立大学が喜多家の酒蔵から採取した酵母菌を活用し、市内で収穫された酒米「五百万石」を、霊峰白山の伏流水であります
手取川水系の地下水で仕込む
オール野々市産の日本酒であります。 こうした酵母菌、米、水、製造地など、全てが一つの土地で造られる日本酒は全国的にも珍しいと思っておりまして、
歴史的背景も併せ、野々市の魅力にさらなる磨きをかける新たな特産品となることを期待しているところであります。 さて、昨年末から
民間企業との
連携協定の締結が幾つかございました。 12月15日には、
損害保険ジャパン株式会社と「
防災力向上にかかる相互協力に関する協定」を締結いたしました。災害時に、
損害保険ジャパン株式会社が提携する企業、店舗等を「災害時
支援ステーション」として開設し、
地域住民や
帰宅困難者の一時的な
避難場所として受け入れることや、同社が調査で使用しているドローンを利用しての情報収集にもご協力いただくこととなります。また、平常時には、
防災講演会や
防災訓練など防災に関する意識の啓発や知識の向上を目指しまして相互に協力し、取り組んでまいりたいと思っております。 12月16日には、
株式会社絹川商事と「
SDGsの推進に向けた
連携協定」を締結いたしました。
高齢入居者への見守り
サービスの拡充や、賃貸物件を管理する同社のノウハウを生かし、移住・定住を促進する取組など、協定に基づき、市民に対して
SDGsへの理解や啓発、実践など相互に協力しながら取り組み、持続可能な社会の実現を目指してまいりたいと思っております。 12月24日には「
自治体DX推進に関する
包括連携協定」を、
シスコシステムズ合同会社、
株式会社石川コンピュータ・センター及び
西日本電信電話株式会社の3社と本市との間で締結をいたしました。アメリカ合衆国に本社を置く世界最大の
コンピュータネットワーク機器開発会社であります
シスコシステムズ合同会社が、自治体とDXの推進で協定を結ぶのは全国初であります。デジタル技術を活用することで、
市民サービスの向上や
行政事務の効率化など様々な課題の解決に相互に協力して、本市のDXの推進に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。 1月14日には、
佐川急便株式会社と「災害時における
物流支援等に関する協定」を締結いたしました。本市で災害が起きた場合に、
全国各地から届けられる
支援物資を避難所などに迅速に供給できるよう、同社の営業所などを届けられた物資の
集積場所として提供いただくほか、
支援物資の受入れや仕分け、管理、配送などで協力していただくこととなります。 多様化する行政課題への対応をこうした民間との連携で進めていくことは大変重要なことであると思っております。今後もさらに
公民連携を進めてまいりたいと考えております。 さて、今月、2月4日から20日にかけまして北京2022
冬季オリンピックが開催され、今大会では15の競技において連日熱戦が繰り広げられました。まずは、それぞれの競技において自身の力を存分に発揮された選手の皆様の健闘をたたえたいと思っております。
日本選手も、昨年夏の
東京オリンピックに続き、その活躍には目をみはるものがあり、たくさんの感動を与えてくれました。
選手たちが高度な技にチャレンジしている姿、国を超えて
選手同士が健闘をたたえ合う場面など、まさに
スポーツマンシップや
オリンピック精神を随所で感じることができ、今の
コロナ禍において世界中の人々に勇気や感動、この先の未来に希望を与えてくれたのではないかと思っております。 3月4日からは、
冬季パラリンピックが10日間の日程で開催されます。昨年夏の
東京パラリンピックと同じように、
障害者スポーツへのさらなる関心の高まり、そして大きな感動が生まれることを期待するものでございます。
スポーツの分野では、本市におきましても市制施行10周年記念として、
バスケットボール男子Bリーグの
金沢武士団の
ホームゲームが昨年11月と先月1月に
市民体育館で行われました。
金沢武士団とは
マザータウン協定を締結し、これまで様々な連携の下、応援をしてきているところでありますが、初めて本市で公式戦を開催することができ、観戦していただいた皆様にとって、
プロスポーツを身近に感じていただけるよい機会になったのではないかと思っております。 また、野球では、
富陽小学校に勤務する教員で、
プロ野球独立リーグ「
ルートインBCリーグ」の
茨城アストロプラネッツに所属する
松田康甫さんが、
アメリカ大リーグ「
ロサンゼルス・
ドジャース」との契約が決まり、移籍されることとなりました。松田さんは、小学校から野球を始め、
メジャーリーグは小さい頃からの夢であったとのことでありまして、
子どもたちにとっては、努力をすれば夢はかなうというお手本を示してくれたと思っております。 松田さんにおかれましては、新たな
野球人生のスタートを祝福いたしますとともに、
子どもたちや周囲からのエールを胸に、
ロサンゼルス・
ドジャースでのますますのご活躍を願っております。 また、一昨日、昨日と白山市白峰において開催された第74回
石川県民体育大会冬季大会スキー競技でございますが、本市からは男子10名の選手が出場され、成績は
男子総合で第4位と大健闘をいただきました。
コロナ禍で厳しい状況の中、大会に臨まれた選手並びに関係者の皆様には、心から敬意と感謝を申し上げますとともに、さらなるご活躍を期待するものであります。 それでは、本定例会の
提出案件及び報告の大要につきましてご説明させていただきます。 初めに、これからの
まちづくりについてでございます。 4月からは、本市の第2期目となります最
上位計画「第二次
総合計画」がスタートします。この
総合計画は、これまで進めてまいりました取組を踏襲しながら持続可能な野々市を目指し、将来都市像を「かがやき無限大 みんなでつくる
インパクトシティののいち」と定め、
まちづくりを進めることといたしました。また、この将来都市像の実現に向けまして、全ての施策に共通する3つの
基本姿勢「
市民協働の
まちづくり」「
SDGsの推進」「
野々市ファンの拡大」の達成に向けた取組をスタートさせたいと思っております。 令和4年度当初予算案は、この3つの
基本姿勢をスタートするための予算として編成をいたしました。
地域経済の状況と税収を合わせ見ますと、いまだ
コロナ禍以前の状況には至りませんが回復傾向にあるように見られ、
コロナ禍の影響を残しながらも徐々に持ち直しているように見受けられます。 令和2年度から2か年にわたりまして、
補正予算などで対応、実施してまいりました
中小企業支援対策、
子育て世帯や
生活困窮世帯への給付金など、これまで感染症の蔓延状況に応じましてその都度判断をさせていただき対応を行ってまいりましたが、
新型コロナウイルス感染症への対策は引き続き、途切れることなく対応を行ってまいりたいと思っております。 また、令和4年度には、
組織改編を行うことといたしております。 課の
整理統合など、
組織改編を通じまして事業の変革を促すとともに、これまで以上に事務の効率化を推進してまいりたいと思っております。 それでは、本定例会の
提出案件につきましてご説明させていただきます。 議案第2号から議案第4号の3件は、令和3年度各会計の
補正予算についてでございます。 まず、議案第2号令和3年度野々市市
一般会計補正予算(第11号)についてご説明申し上げます。 今回の
補正予算は、歳入では、当初、
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて減収を見込んでおりました市民税や
固定資産税などの上振れ分を増額しております。 歳出では、
転入転出手続の際、マイナンバーカードを利用し、窓口の届出書類を作成する手間の軽減、手続に要する時間を短縮する
ワンストップサービスを導入するための
システム改修費といたしまして1,452万円を計上いたしました。 また、
新型コロナウイルス感染症の
感染拡大を受けまして、
法人保育園や
放課後児童クラブ等の
利用自粛日数に応じて減額した
保育料等の
減収相当額を補填する費用といたしまして1,642万5,000円を計上いたしました。 そのほか、
生活保護費など不足が見込まれる扶助費などの所要額を計上させていただく一方で、
事務事業の実績や
決算見込みによります各事業費の減額などの調整を行っております。 これによりまして、
歳入歳出それぞれ2,799万9,000円を減額し、予算の総額を221億4,048万5,000円とするものでございます。 なお、
繰越明許費につきましては、限られた期間に完了が困難な事業や国の
補正予算に伴うものを含め、
土地区画整理事業など18の事業を次年度に繰り越すことといたしております。 次に、議案第3号令和3年度野々市市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。 今回の補正は、歳入では、
県支出金の
歳入見込みによる調整を行う一方、歳出では、
保険給付費の
決算見込みによる調整を行うもので、
歳入歳出それぞれ1億2,347万5,000円を追加し、
予算総額を43億7,905万2,000円とするものでございます。 次に、議案第4号令和3年度野々市市
介護保険特別会計補正予算(第3号)についてご説明申し上げます。 今回の補正は、歳入では、
国庫支出金の交付額の変更による減額を行う一方、歳出では、
保険給付費の
実績見込みによる調整を行うもので、
歳入歳出それぞれ258万9,000円を追加し、
予算総額を28億5,182万4,000円とするものでございます。 続きまして、議案第5号から議案第11号までの7件は、いずれも令和4年度各会計の予算についてでございます。 令和4年度当初予算に当たりましては、従来からの
予算編成の方法を一部見直し、
総合計画に掲げる全ての施策に共通する3つの
基本姿勢に資する政策的な事業として、市内外に
インパクトを与えることができるような事業を提案するよう各部へ促し、集約いたしました。 この政策的な事業は、事業の組立て時から、私が直接説明を受け、見直しや手法などについても指示を行うなど、
まちづくりの方向性を各担当の部や課に示しながら予算に反映させたところでございます。 この結果、
一般会計のほか全ての会計を合わせた
予算総額は305億7,900万円となりました。 それでは初めに、議案第5号令和4年度野々市市
一般会計予算についてご説明申し上げます。
一般会計の予算は、前年に比べまして0.3%減の189億5,000万円でございます。 歳入では、
固定資産税の新築家屋の増加や
都市計画税の税率改正などによりまして、市税が80億8,000万円余り、前年に比べ7億5,700万円余り、率にして10.3%の増となる一方で、
普通交付税と
臨時財政対策債を合わせましたいわゆる
実質交付税では、前年に比べ10.1%減の21億4,000万円を見込んでおります。 歳出では、
メモリアルパークののいちの整備費や
新型コロナウイルスワクチン接種事業の減によりまして、衛生費が前年に比べ32.2%減の16億4,000万円余りとなる一方で、民間の
保育施設整備補助と
社会保障費の増によりまして、民生費が前年に比べ8.0%増の87億3,400万円余り、
公共施設の
個別施設計画に基づく市庁舎の一部
設備更新等によりまして、総務費が前年に比べ8.5%増の16億6,900万円余りとなっております。 また、これらの歳出に対応するため、
歳入不足分を
財政調整基金と
減債基金で補う形で予算を編成したところでございます。 それでは、
一般会計新
年度予算の
新規事業を中心に、第二次
総合計画に掲げております8つの
基本目標に沿ってご説明申し上げます。 まず、1点目の
基本目標「だれもが
まちづくりの担い手となり、自信をもってアピールできるまち」でございます。 本市は昨年度来、金沢工業大学をはじめ、4つの企業の皆さんと
SDGsに関する
連携協定を締結してまいりました。令和3年度は、
カードゲームなどを活用しながら3つの小学校や
野々市中学校、
野々市明倫高校で
SDGsに関する授業を行い、理解を深めてまいりました。 令和4年度もこの取組を継続するとともに、
SDGs啓発推進事業として、
連携協定を締結いたしました企業の皆さんと共に
啓発活動を行ってまいりたいと考えております。 2点目の
基本目標は、「心のかよう福祉のまち」でございます。 まずは、新生児とその保護者の方に、お祝いの気持ちとして、石川県産の木材から作ったおもちゃをお贈りさせていただくとともに、森林環境保全への関心を高め、地元の木材のよさや木材利用への理解を促すため、ののいちっ子木育事業を実施させていただきたいと思っております。 続きまして、要保護児童関連業務を電子化する児童相談システムの導入事業についてでございます。 システムの導入によりまして関連業務の効率化に努め、
関係機関との連携強化や情報共有の迅速化も図ることで、今まで以上に、対象となる児童や家庭に向き合ってまいりたいと思っております。 3点目の
基本目標は、「みんなで取り組む安全・安心なまち」でございます。 市内でご活躍をいただいております消防団員の皆さんの活動を支援するため、消防団本部と各分団に対しまして、消防団運営のための消防団運営交付金を新設いたします。この交付金により、ますますご活躍いただくことを期待しているところでございます。 4点目の
基本目標は、「環境を考え、みんなで行動するまち」でございます。 市内に生息する飼い主のいない猫の無秩序な繁殖を抑制することを目的といたしまして、地域猫活動団体補助金を創設し、猫の不妊や去勢手術を行う動物愛護団体の活動に対し、経費の一部を補助いたしたいと思っております。 続いて、環境循環システム活用事業でございます。 公立保育園3園に生ごみ処理機を設置し、発生する生ごみから堆肥が作られ、その堆肥で野菜を育て、その野菜を食べるという食の循環を園児が体験する機会を提供したいと思っております。
子どもたちに、様々な体験から資源循環や環境保全についての気づきや興味を持ってもらい、本市の
SDGsの取組にもつなげてまいりたいと思っております。 5点目の
基本目標は、「あらゆる世代が交流しながら、生涯にわたって学び、楽しめるまち」でございます。 近年、学校の情報化を大きく進めてきておりますが、一方で情報セキュリティ事故発生のリスクも高まってきております。学校が保有する個人情報の流出事故や、外部からの攻撃から情報を守るため、教育情報セキュリティクラウドを導入し、学校のネットワークシステムにセキュリティ強化対策を講じてまいりたいと思っております。 本市では、既に全ての小中学生と教職員に授業用のタブレット端末の配備が完了しております。新年度では、このタブレット端末に、デジタルドリル教材などを利用することができる授業支援システムを導入し、小中学生の学力向上を図ってまいりたいと思っております。 これらデジタル化の推進により、教職員の業務の効率化にもつながるものと考えておりまして、多忙化改善が図られることを期待しております。 次に、コミュニティ・スクールの導入でございます。 市内全ての小中学校に、仮称ではございますが「コミュニティ・スクールディレクター」を各1名配置いたしまして、家庭と地域、学校の協働による学校づくりをさらに進めてまいりたいと思っております。 次に、特別支援教育の充実でございます。 近年、発達支援を必要とする児童や生徒が増加傾向にあり、その対応を充実させるために教育委員会に特別支援教育指導者1名を加配いたします。そしてその上で
教育センター、発達相談センター相互をさらに連携させることで、お子様の成長を一貫して支援していけるよう、支援体制の強化を図ってまいりたいと思っております。 次に、北国街道
にぎわい創出プロジェクトでございます。 今から6年前、平成29年に「野々市版コミュニティリビング創出
プロジェクト」としてスタートをし、これまで
市民協働の取組もいただきながら、現在は「北国街道
にぎわい創出プロジェクト」として進めているところでございます。 北国街道エリアに、かつての宿場町のようなにぎわいを取り戻すための
プロジェクトでございますが、いよいよ準備期間から実行段階へと変わってまいります。今年度策定をいたします北国街道
まちづくり基本計画に基づきまして、北国街道に新たな
にぎわい創出に向け、まずは郷土資料館の民間運営など、その準備に着手してまいります。 6点目の
基本目標は、「みんなが働きたくなる、活気のあるまち」でございます。 これまで準備を重ねてまいりました日本酒、復刻版の「猩々」が来月から販売されることとなりました。この機会に、改めまして、この「猩々」をはじめとする本市の特産品のPR活動を行ってまいりたいと思っております。 具体には、PR動画やチラシの作成、また、
コロナ禍の状況にもよりますが、可能であれば首都圏や近畿圏でのPR活動も行ってまいりたいと考えております。これらの取組を通しまして、特産品の売行きが増加することを期待いたしますとともに、本市に興味を持っていただく機会になることができればと考えております。 次に、起業・創業希望者への支援といたしまして、ののいち創業マルシェ事業を実施いたします。 これまでも、にぎわいの里ののいちカミーノを中心に、市観光物産協会の皆さんによりマルシェを開催していただいておりましたが、このたび、これから起業を考えている、創業してみたいと考えている方に対しまして、自分たちの商品などを販売する場を提供する創業マルシェを開催し、チャレンジしようとしている方を応援し、同時に金融機関や創業支援を行う団体にも協力を依頼して、市内での創業につなげてまいりたいと考えております。 7点目の
基本目標は、「くらし充実 快適がゆきとどくまち」でございます。 まず、除雪体制の強化として、
除雪作業の迅速化に向けまして2点取り組みたいと思っております。 一つは、新庄にございます雪捨場は現在、出入口が1か所だけとなっておりますが、これを2か所にいたしまして、排雪するトラックの出入りをスムーズにし、渋滞などを解消したいと思っております。 もう一つは、除雪車に位置情報を把握できるGPS装置を搭載いたしまして、正確な車両位置を把握し、
除雪作業の進捗管理や除雪完了パトロールの効率化を図ってまいりたいと考えております。 これらの取組によりましてこれまで以上に速やかな
除雪作業を行い、市民の皆さんの安全・安心の確保に努めてまいりたいと思っております。 次に、田んぼダム実証実験でございます。 この事業は、田んぼが持っている貯水機能を利用しまして、大雨などの際に一時的に田んぼに水をため、ゆっくりと排水することで、市街地への洪水被害を軽減しようとする取組でございます。 来年度、耕作者のご協力を得まして、流域治水の観点から、この田んぼダムの実施に向けて実証実験を行ってまいりたいと思っております。 最後に、8点目の
基本目標「多くの人に魅力が知られ、安心して長く暮らせる、市民みんなが支えるまち」でございます。 今後、この市役所庁舎の空調設備や照明設備を更新するに当たり、先進的な省エネルギーや二酸化炭素削減などに効果的な手法を検討するため、空調・照明等受託
サービス導入可能性調査を行いまして、より一層効果的で効率的な設備の更新や運用方法を検討することといたしております。 次に、庁内のDX推進につながる事業といたしまして、庁内情報システムの刷新に合わせまして、定型的な業務を自動化するソフトウエアの導入と市民窓口のデジタル化を図り、業務の革新と、デジタル端末を持たない市民に配慮した、誰一人取り残さないデジタル化を推進してまいりたいと考えております。 以上、
一般会計歳出予算の主な
新規事業や主要な事業などについてご説明を申し上げました。 次に、議案第6号令和4年度野々市市国民健康保険特別会計予算についてでございます。 国民健康保険制度は、国民皆保険の基盤となる重要な保険制度であります。被保険者の方が安心して医療を受け、健康に暮らすことができるよう、財政運営の責任主体である県と連携し、より一層安定的な財政運営や効率的な事業の確保等に取り組んでまいりたいと考えております。 新
年度予算につきましては、
保険給付費や税収の見込み等を踏まえまして、
予算総額を
歳入歳出それぞれ前年度を1,700万円、率にして0.4%下回る41億7,600万円とするものでございます。 次に、議案第7号令和4年度野々市市後期高齢者医療特別会計予算についてでございます。 後期高齢者医療制度は、急速に高齢化が進む中、増大する医療費を安定的に賄い、高齢者の方が安心して医療を受けられるための重要な制度でございます。 新
年度予算につきましては、被保険者数の増加や
保険給付費の伸びを見込みまして、
予算総額を
歳入歳出それぞれ前年度を6,600万円、率にして12.2%上回る6億600万円とするものでございます。 次に、議案第8号令和4年度野々市市介護保険特別会計予算についてでございます。 本市の高齢者人口は増加しており、1月末現在の高齢化率は、介護保険制度が創設された平成12年と比較し9.2ポイント増加し、20%となっております。また、65歳以上の要介護認定者数は、1月末現在で1,634名、前年比4.9%の増加となっている状況でございます。
新型コロナウイルス感染症によりまして高齢者の生活環境が大きく変化しているところではありますが、
感染予防対策を講じながら、住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられるよう、介護予防を重点施策の一つとして取り組むとともに、持続可能な介護保険事業を推進してまいりたいと考えております。 新
年度予算につきましては、現在の介護保険
サービスの給付状況等を踏まえ、
予算総額を
歳入歳出それぞれ前年度を7,400万円、率にして2.6%上回る28億7,900万円とするものでございます。 次に、議案第9号令和4年度野々市市墓地特別会計予算についてでございます。 中林地区に、ふるさと野々市として市民の皆様に親しまれる墓地公園として
メモリアルパークののいちを設置することに伴いまして、新たに独立した予算を編成することといたします。 歳入では、墓地の永代使用料や管理料、記名板使用料、事務費等繰入金を、歳出では、開設準備金や施設の維持管理運営費、
一般会計繰出金を盛り込みまして、
予算総額を4,400万円とするものでございます。 次に、議案第10号令和4年度野々市市水道事業会計予算についてでございます。 令和4年度の業務の予定量につきましては、給水戸数を2万戸、年間総給水量を600万立方メートル、主要な建設改良事業費を5億2,450万2,000円と予定しております。 収益的収支では、収入において水道料金のほか受託工事収益などを、また、支出においては県からの受水に係る費用や給水管の更新を含む給水施設の修繕のほか、量水器の取替えなどに係る費用を計上しております。 これによりまして、収益的収入では前年度を1,870万円、率にして2.1%上回ります9億2,600万円、収益的支出では前年度を1,930万円、率にして2.4%上回ります8億3,200万円とするものでございます。 資本的収支につきましては、収入において建設改良事業に係る工事負担金や企業債などを、また、支出においては中林
土地区画整理事業及び西部中央
土地区画整理事業の2地区における配水管布設工事費や配水本管更新及び耐震化に係る費用などを計上し、支出総額は前年度を1,310万円、率にして2.1%下回ります6億2,000万円とするものでございます。 なお、資本的収支において不足いたします3億6,200万円につきましては、損益勘定留保資金などで補填するものでございます。 次に、議案第11号令和4年度野々市市公共下水道事業会計予算についてでございます。 令和4年度の業務の予定量につきましては、接続戸数を1万8,200戸、年間総排水量を590万立方メートル、主要な建設改良事業費を2億1,988万1,000円と予定しております。 収益的収支では、収入において下水道使用料のほか雨水処理費用に充てるための
一般会計からの負担金などを、また、支出においては終末処理場に係る負担金や施設の維持管理に要する費用のほか企業債利息などを計上いたしております。 これによりまして、収益的収入では前年度を7,360万円、率にして6.6%上回ります11億8,700万円、収益的支出では前年度を180万円、率にして0.1%上回ります12億8,300万円とするものでございます。 資本的収支につきましては、収入において建設改良事業に係る企業債や公共下水道事業国庫補助金などを、また、支出におきましては中林
土地区画整理事業及び西部中央
土地区画整理事業の2地区における下水道整備費などを計上し、支出総額は前年度を1,860万円、率にして1.5%下回る11億8,900万円とするものでございます。 なお、資本的収支におきまして不足いたします4億5,600万円につきましては、損益勘定留保資金などで補填するものでございます。 以上、新
年度予算の概要をご説明いたしましたが、各政策の遂行に当たりましては、行財政改革のより一層の推進に努め徹底した経費削減を実行するとともに、必要な施策には積極的に財源を投じてまいりたいと考えております。 続きまして、議案第12号野々市市
総合計画審議会条例の一部を改正する条例についてでございます。 市の
総合計画の審議等を行う
総合計画審議会の委員の選任要件及び任期につきまして、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第13号野々市市議会委員会条例等の一部を改正する条例についてでございます。 令和4年4月1日付で行います
組織改編に伴いまして、部及び課の名称を変更するなど、関係条例につきまして所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第14号職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 国家公務員の育児休業制度の一部改正に準じまして、非常勤職員の育児休業の取得要件を緩和するなど、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第15号公益的法人等への野々市市職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 野々市市観光物産協会が令和4年4月1日に法人化を予定しておりますことから、市の職員を派遣することができる団体に当協会を追加するものでございます。 次に、議案第16号非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 学校評議員制度から学校運営協議会制度への発展的な移行に伴い、その学校運営協議会委員の報酬を規定するもの、また学校薬剤師の報酬の金額について見直しを図るほか、所要の改正を行うものであります。 次に、議案第17号野々市市長等の給与の特例に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。
新型コロナウイルス感染症の影響により厳しい経済財政状況が続いておりますことから、令和2年6月から行ってまいりました特別職の給与の減額措置をさらに延長いたしまして、令和4年4月から引き続き1年間、給料月額及び期末手当基礎額のそれぞれ10%を減額する改正を行うものでございます。 次に、議案第18号一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 55歳を超える職員の昇給につきまして、勤務成績が特に良好である場合などに限り昇給を行っております国家公務員の昇給制度に準拠するため、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第19号野々市市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 地方公務員等共済組合法の改正によりまして、令和4年10月から石川県市町村職員共済組合への加入が会計年度任用職員にまで適用が拡大されることに伴いまして、会計年度任用職員の12月期の期末手当の支給日につきまして所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第20号野々市市特別会計条例及び野々市市基金条例の一部を改正する条例についてでございます。 令和4年度に新設されます
メモリアルパークののいちと既存の若松墓地を管理するに当たりまして、墓地事業の健全な運営を行うため、新たに特別会計及び基金の設置を行うものでございます。 次に、議案第21号は、野々市市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてでございます。 今回の改正は、地方税法施行令の改正に伴いまして、未就学児に係る被保険者均等割額を減額いたしますとともに、本市の国民健康保険事業運営の安定化のため、国民健康保険税率等につきまして、財政運営の責任主体であります県が示す標準負担料率を踏まえ、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第22号野々市市文化会館条例の一部を改正する条例についてでございます。 市の
組織改編に伴いまして情報交流館を行政棟として運用いたしますことから、情報交流館の機能は文化会館へ移転いたします。今後も情報文化活動は継続して実施していく予定でありますので、その活動のために設置する情報交流コーナーの使用料に関する規定を新たに設けるものでございます。 次に、議案第23号野々市市公共下水道条例の一部を改正する条例についてでございます。 この改正は、受益者負担を適正化し、独立採算制に基づきました企業経営を行っていくために、令和4年9月から下水道使用料を改定することに伴いまして、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第24号野々市市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例についてでございます。 今回の改正は、消防団員数を確保することを目的といたしまして非常勤消防団員の報酬等の基準が定められましたことに伴い、消防団員の出動実績に応じて支払われる出動報酬を創設するため、所要の改正を行うものでございます。 次に、議案第25号野々市市墓地の設置等に関する条例についてでございます。 新たに中林地区に墓地を整備するに当たり、名称、使用許可条件及び使用料等について規定するものでございます。 次に、議案第26号野々市市空家等の適正管理に関する条例についてでございます。 空家等対策の推進に関する特別措置法に定めるもののほか、空き家等の適正な管理に関し必要な事項を定めることにより、良好な生活環境の保全と、安全で安心な
まちづくりの推進に寄与することを目的とし、制定するものでございます。 次に、議案第27号市道路線の廃止及び議案第28号市道路線の認定についてでありますが、関連がございますので一括してご説明を申し上げます。 今回の市道路線の廃止及び認定につきましては、廃止が1路線、認定が8路線でございます。対象となります路線は、現在施行中であります西部中央
土地区画整理事業の進捗に伴う路線、及び国庫補助事業にて新たな街路整備を着手する路線でございます。当該路線の廃止及び認定につきまして、道路法の定めにより議会の議決を求めるものでございます。 次に、議案第29号野々市市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてでございます。 現在、委員を務めていただいております小堀一雄委員が令和4年3月31日で任期満了を迎え、退任される予定であります。その後任といたしまして、固定資産評価に関して広く識見を有する方であります新庄2丁目にお住まいの佐久間千恵さんを選任いたしたく、ご同意を賜りますようお願い申し上げるものでございます。 最後に、寄附採納についてご報告させていただきます。 別紙のとおり、企業版ふるさと納税で19件、ふるさと納税で1,275件、一般寄附金で2件、民生費寄附金で3件のほか、寄附物件として2件のご寄附をいただきました。ご厚意に心から感謝とお礼を申し上げ、ご報告とさせていただきます。 以上、提出いたしました諸案件につきましてご説明申し上げましたが、何とぞ慎重にご審議の上、適切なるご決議を賜りますようお願い申し上げ、
提案理由の説明とさせていただきます。 どうぞよろしくお願いいたします。
-----------------------------
△質疑・委員会付託・討論の省略