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09月07日-01号

  • "号松任石川中央医療施設組合規約"(/)
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  1. 野々市市議会 1998-09-07
    09月07日-01号


    取得元: 野々市市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-15
    平成10年  9月 定例会(第5回)       ----------------------------- △開会・開議   9月7日午前10時15分開議                   出席議員18名     1番  辰野文治議員      2番  村本道治議員     3番  宮前 茂議員      4番  田中昭一議員     5番  北村成人議員      6番  上野弘子議員     7番  地崎弘吉議員      8番  中道 明議員     9番  山下志津枝議員     10番  西 孝夫議員     11番  村太武嗣議員      12番  内村栄一議員     13番  山田清司議員      14番  井上 昇議員     15番  中村達雄議員      16番  岩見 博議員     17番  塩田 整議員      18番  中野喜佐雄議員       ----------------------------- ○議長(内村栄一君) ただいまから平成10年第5回野々市町議会定例会を開会します。 出席議員地方自治法第 113条に規定する定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。       ----------------------------- △会議時間の延長 ○議長(内村栄一君) あらかじめ会議時間の延長をしておきます。       ----------------------------- △議長諸報告 ○議長(内村栄一君) 議事日程は、お手元に配付のとおりです。 地方自治法第 121条の規定によって、本定例会の説明のため出席を求めた者、委任を受けた説明員の氏名は、お手元に配付のとおりです。  出席を求めた者         町長           安田彦三君                  教育委員長        喜多禎一君  委任を受けた説明員       助役           杉井宏美君                  収入役          櫻井輝男君                  教育長          田村昌俊君                  総務部長         田中 宣君                  民生部長         村田博之君                  産業建設部長       藤江洋範君                  教育部長         宮崎昭男君                  総務部参事税務課長   吉田 勇君                  産業建設部参事水道課長 平木 進君                  総務課長         山原良一君                  企画財政課長       堂坂雅光君                  住民課長         久保 昇君                  福祉課長         堀 輝夫君                  保健環境課長       中川保夫君                  農政課長         澤村 勇君                  商工労働課長       北 精二君                  土木課長         野村 満君                  都市計画課長       山口 浩君                  下水道課長        古源憲一君                  会計課長         柳田正久君                  学校教育課長       西村 進君                  生涯学習課長       西川昇剛君                  文化課長         西本正明君                  スポーツ振興課長     宮前 諭君 書記に中村彰君を任命します。 ○議長(内村栄一君) 平成10年7月25日付で、全国トンネルじん肺補償石川請求団団長広瀬富美男氏、トンネルじん肺闘争を支援する石川の会会長前田達男氏より、「トンネルじん肺根絶と救済を求める意見書について」の要望が議長あてに提出されていますので、写しをお手元に配付しておきました。 平成10年8月7付で、祝日三連休化推進会議会長木村尚三郎氏より、「国民の祝日に関する法律」の改正の実現に関する陳情が議長あてに提出されていますので、写しをお手元に配付しておきました。       -----------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(内村栄一君) これから会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第 120条の規定によって、10番議員、西孝夫君、11番議員、村太武嗣君を指名します。       ----------------------------- △会期の決定 ○議長(内村栄一君) これから本定例会の会期についてを議題とします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日から9月18日までの12日間にしたいと思います。ご異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(内村栄一君) 異議なしと認めます。したがって、本定例会の会期は本日から9月18日までの12日間に決定しました。       ----------------------------- △議案の上程 ○議長(内村栄一君) これから議案第44号から議案第61号まで、及び報告第4号、第5号、以上20件を一括議題とします。       -----------------------------提案理由の説明 ○議長(内村栄一君) 安田町長から提案理由の説明を求めます。  〔町長(安田彦三君)登壇〕 ◎町長(安田彦三君) おはようございます。議員の皆様にはご健勝で全員ご出席賜りましたことをまずもって厚く御礼申し上げまして、提案の説明に入りたいと思います。 本日ここに、平成10年第5回野々市町議会定例会におきまして、提出いたしました諸案件のご審議を願うに当たり、その大要と所信の一端を申し述べ、議員各位並びに町民の皆様方のご理解とご協力を賜りたいと存じます。 このたびの定例会では、一般会計補正予算を初め平成9年度の決算認定など18議案と報告2件につきましてご審議を願うものでございます。 初めに、台風4号の接近による大雨は関東東北地方を中心に断続的に続き、大きな被害をもたらしました。北陸地方におきましても、今年は梅雨前線が停滞し続け、梅雨明けが特定できないという発表もありました。記録的な長雨により、県内各所において被害が発生いたしております。 特に、8月6日の夜半より7日未明には、金沢での観測では、午前3時までの1時間に32ミリ、3時間には56ミリという強い雨を記録いたしました。当地においても、河川のはんらんなどにより住宅の床下浸水や学校施設などに多くの被害が発生いたしました。この集中豪雨に対処するため、職員を緊急に招集し、危険箇所点検や溢水箇所への土のう積み等迅速に指示をいたしてまいりました。また、復旧に向けまして地下道の排水や道路、側溝の清掃を行い、被害状況の調査と修繕にも全力を挙げてまいりました。 近年の都市化の進展により、雨水の流出量は著しく増加をしております。こうしたことから、町でも本年度より水防体制の強化を図りました。水防担当職員を2班体制から3班体制に増員するなど、水防計画の見直しをしたところでございます。 自然を前にした人間の力には限りがございますが、これからの台風シーズンを迎え、水門の点検を中心とした河川パトロールや土のうなどの水防資材の充実を図りながら、関係機関との連携を密にしながら災害に備えてまいりたいと思っております。 さきの豪雨の際には、警戒や復旧に多くの消防団員の方々の応援もいただきました。また、地元の住民の出動もお願いをいたしました。それぞれ大変ご協力をいただきましたことを、この場をおかりしまして厚く感謝を申し上げる次第でございます。 次に、8月18日から19日に秋田市で開催されました全国中学校バスケットボール大会と、同じく27日から30日にかけまして大宮市で開催されました全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季大会水球競技についてでございます。 両種目には布水中学校が出場いたしました。男子バスケットボールは惜しくも準々決勝で敗退したものの、水球競技では堂々全国3位の成績をおさめることができました。このことは、子供たちのたゆまぬ日ごろの練習はもとより、校長先生を初め教職員の方々のご指導、父兄の方々のご支援のたまものであり、深く感謝を申し上げる次第でございます。 私もバスケットボールの大会、秋田へ応援に行ってきました。精いっぱい心から応援をしてまいりました。中学生の本当に真剣なプレーに感動いたし、熱く胸を打たれました。これからも子供さんにはなお一層精進を重ね、よりよい成績をおさめていただきたいなと、心から念願するものでございます。 提案説明に入ります前に、去る8月31日の朝鮮民主主義人民共和国弾道ミサイルの発射について、遺憾の意を表明したいと思います。 能登半島の北北西の海域及び三陸沖の太平洋に着弾したとされる今回の不法発射は、いかなる理由があるにせよ、一歩間違えれば北陸地方に落下するおそれもあり、地域に住む我々にとっては重大な脅威であり、断じて許すことができない暴挙でもあります。 このような行為が2度と起きることのないよう厳重に抗議し、早急な対策を講じるよう、県町村会においても9月2日付で関係機関に対し要望書を提出いたしたところでございます。 住民の生命と安全が確保され、軍事的緊張から解放された全世界の平和と安定を心から強く望むものでございます。 それでは、本定例会の提出案件につきまして順次ご説明を申し上げます。 議案第44号から議案第46号までの3件は、一般会計を初めとした平成10年度の補正予算でございます。 まず、一般会計補正予算(第2号)についてでございますが、今回の補正は、国の景気対策に呼応し、新たに押野保育園改築事業に取り組むことといたしました。そのほか、公共事業 の認証増、及びさきの集中豪雨への対応に係る経費を含め、過去最大規模となります。8億9,759 万 3,000円を追加し、予算総額を 133億 3,759万 3,000円とするものでございます。 国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、過年度保険税還付金として所要額 100万円を追加し、予算総額を22億 300万円とするものでございます。下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、国の総合経済対策により追加認証 を受けた事業を中心に歳入歳出それぞれ3億 9,645万 5,000円を追加し、予算総額を28億4,145 万 5,000円とするものでございます。 次に、議案第47号から議案第52号までの6件は、平成9年度各会計の決算認定についてでございます。 まず、一般会計歳入歳出決算についてご説明を申し上げます。平成9年度は、高齢化社会への対応では特別養護老人ホーム建設計画の着手、地域交流拠点としての交遊舎の建設、防災拠点としてのコミュニティ消防センターの建設など、社会の情勢の変化に的確に対応した施策の推進に努めてきたところでございます。 決算規模は、歳入総額 132億 9,621万 1,314円に対し、歳出総額は 130億 4,902万 3,335円、差し引き収支では2億 4,718万 7,979円となりました。ここから繰越明許財源を除いた実質収支では、2億 586万 8,717円となった次第でございます。 財政環境は依然として厳しいものの、住民税の減税の終了に加え、固定資産税の堅調な伸びにも支えられ税収の伸びが回復したことで、昨年に引き続きまして財政調整基金の取り崩しを行わずに済んでおります。また、公債費比率は繰り上げ償還などの効果があらわれ、6年ぶりに下降に転じました。一方、経常収支比率では77.6%と前年を 0.2ポイント上回りましたが、近年の地方財政の状況から見ますと最小限の伸びであり、おおむね健全経営を保つことができたと考えております。これもらもひとえに議員各位並びに町民の皆様方のご理解とご協力のたまものと深く感謝を申し上げる次第でございます。 次に、土地取得特別会計についてご説明を申し上げます。平成7年度に取得しました町施行の扇が丘住吉土地区画整理事業用地について、平成8年度以降順次一般会計に売り払いを行っているものでございまして、平成9年度の決算規模歳入歳出同額で、それぞれ1億 9,901万3,943 円となった次第でございます。 次に、国民健康保険特別会計についてでございます。平成9年度は、高齢者健康指導事業などの保健事業を重点的に推進するとともに、収納率向上及び医療費適正化対策に積極的に取り 組むことで保険財政の安定化に努めてまいりました。この結果、決算規模歳入総額19億 7,691 万 7,979円、歳出総額19億 2,305万 1,895円となり、実質収支では 5,386万 6,084円の黒字となった次第でございます。しかしながら、最近の国保加入者の増加傾向から今後も厳しい財政運営が予想されます。保険税の収納率向上の取り組みをさらに強化するとともに、保健事業の推進に一層努力してまいりたいと考えております。 次に、老人保健特別会計についてご説明申し上げます。歳入総額は26億 1,788万 6,491円、歳出総額は26億 3,486万 1,838円で、収支差し引き 1,697万 5,347円の赤字となり、一時的に歳入不足が生じたことから、翌年度歳入からの繰り上げで充用する措置をとったものでございます。高齢化の進展により受給者医療費が着実に増大をしておりまして、今後の国の高齢化の取り組みを注視する一方で、町は老人医療の適正化、健康管理のさらなる体制強化と老人保健事業の推進による住民の健康保持に努めてまいりたいと思っております。 次に、下水道事業特別会計についてでございます。平成9年度におきましては、整備面積40.5ヘクタール、管渠延長1万 1,392メートルの整備を行ってまいりました。決算規模歳入総額27億 2,866万 4,973円、歳出総額26億 8,381万6,204 円で、収支差し引き 4,484万 8,769円となりました。ここから繰越明許財源を除いた実質収支は 749万 3,269円となった次第でございます。平成9年度末における整備済み面積は、事業認可区域面積 509ヘクタールに対しまして 311ヘクタールとなっておりまして、全体の61.1%の整備を終えたことになります。今後とも、一層の整備促進に努力をいたしたいと考えているところでございます。 次に、水道事業会計についてご説明申し上げます。清浄な水道水の安定供給のため、平成9年度も引き続き第4次拡張事業を積極的に推進するとともに、公共下水道事業並びに区画整理事業に伴う配水管布設替工事などに取り組んでまいりました。この結果、収益的収支では収入6億 8,413万 9,651円に対し支出は6億 4,914万57円で、差し引き 3,499万 9,594円となり、消費税及び地方消費税を差し引いた純利益は 1,760万 4,518円となった次第でございます。 一方、資本的収支では収入5億 7,741万 4,741円に対し支出は6億 9,991万 3,511円となり、不足する1億 2,249万 8,770円につきましては損益勘定留保資金などにより補てんを行ったところでございます。 以上の各会計決算具体的内容につきましては、主要な施策の成果に関する説明書のとおりでございます。事務事業全般にわたりまして計画どおり執行することができましたことをここにご報告申し上げる次第でございます。 次に、議案第53号は野々市町自転車駐車場条例の一部を改正する条例の専決処分の承認を求めるものでございます。5月から北口プラザ西側で整備を進めてまいりました駐輪場がこのほど完成し、8月6日から一般の供用を開始したところでございます。改正は、これまでの自転車駐車場と区分するため、名称をそれぞれJR野々市南口自転車駐車場JR野々市北口自転車駐車場とするものでございます。 次に、議案第54号金沢市と野々市町との境界変更について、議案第55号境界変更に伴う財産処分に関する協議についての2議案は、金沢市八日市第三土地区画整理事業の施行に伴う境界変更であり、いずれも地方自治法第7条第5項の規定により議会の議決を求めるものでございます。 次に、議案第56号松任石川中央医療施設組合規約の変更、並びに議案第57号松任石川広域事務組合規約の変更についてでございますが、松任市役所の新庁舎移転にあわせ、両組合ともその事務所の位置を変更するものであり、地方自治法第 290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 議案第58号から議案第60号までの3件につきましては、いずれも人事案件でございます。 まず、教育委員会委員の任命につきましては、委員のうち、堀内2丁目 143番地清水外司英さんが9月30日で任期満了となりますが、地方教育行政に精通している方でもあり、引き続き任命いたしたく、よろしくご同意を賜りますようお願いを申し上げます。 次に、公平委員会の委員の選任についてでございます。委員のうち、押野5丁目 239番地の永井廣治さんが10月14日で任期満了となりますが、人事行政に関し識見を有する方であり、再度選任いたしたく、よろしくご同意を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。 次に、固定資産評価審査委員会委員の選任についてでございます。委員のうち、末松1丁目38番地の北村信夫さんが9月30日で任期満了となりますが、税務行政に関し識見を有する方であり、引き続き選任いたしたく、よろしくご同意を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。 次に、議案第61号工事請負契約の締結についてご説明を申し上げます。平成6年度から事業を行っております扇が丘住吉土地区画整理事業の一環として、今回、高橋川の橋梁上部工事を発注するものでございまして、契約金額1億 4,280万円でオリエンタル建設株式会社と契約締結をするものでございます。 次に、野々市町土地開発公社及び野々市町体育施設管理事業団のそれぞれの経営状況についてでございますが、当町が出資している法人について、地方自治法第 243条の3第2項に規定により報告いたすものでございます。 最後に、寄附行為についてでございますが、別紙のとおり7件の寄附がございました。心から御礼を申し上げまして、報告いたしたいと思います。 以上、18議案と報告2件につきましてご説明を申し上げました。何とぞ慎重にご審議の上ご理解をいただき、適切なるご決議を賜りますようお願い申し上げまして、私の提案理由の説明といたします。 ご清聴ありがとうございました。       ----------------------------- △議案の上程 ○議長(内村栄一君) これから、議会議案第4号及び議会議案第5号を議題といたします。       -----------------------------
    提案理由の説明(議会議案第4号) ○議長(内村栄一君) 議会議案第4号について、提出者から提案理由の説明を求めます。14番議員、井上昇君。  〔14番(井上昇君)登壇〕 ◆14番(井上昇君) 意見書を朗読し、提案理由の説明にかえます。議会議案第4号      朝鮮民主主義人民共和国弾道ミサイル発射問題に関する意見書 去る8月31日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が発射した弾道ミサイルは、日本列島を通過して太平洋上に着弾し、我が国国民に大きな衝撃と恐怖を与えた。 国際条約にも反するかかる行為は、漁船を初めとする船舶や民間航空機に対し、極めて危険な事態を招来するばかりでなく、一歩間違えれば、我が国領土にも着弾し、大惨事を招きかねない。 このような北朝鮮の許されざる行為は、我が国の主権と国民の安全を脅かすにとどまらず、日本はもとより世界平和を希求する国際社会の信義にも反する極めて遺憾なる行為でありきびしく抗議する。 政府におかれては、あらゆるルートを通じて北朝鮮に強く抗議するとともに、かかる行為を再び行わないとする国際信義に基づいた確約を得るまでは、有効かつ強行なる対外措置を講じるとともに、国連を通じて広く世界に喚起されるよう強く要望する。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。   内閣総理大臣   小渕恵三殿   外務大臣     高村正彦殿   農林水産大臣   中川昭一殿   通商産業大臣   与謝野 馨殿   運輸大臣     川崎二郎殿   自治大臣     西田 司殿   防衛庁長官    額賀福志郎殿   科学技術庁長官  竹山 裕殿   内閣官房長官   野中広務殿                           石川県石川郡野々市町議会 平成10年9月7日  野々市町議会議長  内村栄一殿                     提出者 野々市町議会議員 井上 昇                     賛成者 野々市町議会議員 辰野文治                            〃     村本道治                            〃     宮前 茂                            〃     田中昭一                            〃     北村成人                            〃     上野弘子                            〃     地崎弘吉                            〃     中道 明                            〃     山下志津枝                            〃     西 孝夫                            〃     村太武嗣                            〃     山田清司                            〃     中村達雄                            〃     岩見 博                            〃     塩田 整                            〃     中野喜佐雄 以上各氏であります。 議員各位におかれましては、本議案を慎重に審議の上、可決されるようお願い申し上げます。 以上。       -----------------------------提案理由の説明(議会議案第5号) ○議長(内村栄一君) 議会議案第5号について、提出者から提案理由の説明を求めます。18番議員、中野喜佐雄君  〔18番(中野喜佐雄君)登壇〕 ◆18番(中野喜佐雄君) 意見書を朗読し、提案理由の説明にかえます。議会議案第5号      学級規模の縮小や教職員の定数改善、私学助成の確保等教育予算の充実を求める意見書 教育改革は、教育を福祉と並ぶ社会の中心課題に据えて、広く国民合意を形成しながら進められてきました。しかし、平成10年度予算では財政構造改革の初年度にあたるため、一般会計は昭和61年度以来12年ぶりの減額になりました。 第15期中央教育審議会第1次答申は、個に応じた教育をすすめるため、教職員の一人当たりの児童生徒数を欧米なみに近づけることを指摘しています。 2000年度に完結が先延ばしされた第6次(高校第5次)教職員配置改善計画を前倒し実施し、21世紀にむけた構造改革の一環としての教育改革を推進するため、学級規模の縮小等新たなアクションプログラムの作成が必要です。 日本の公教育制度の中で私学が果たしている役割は大きく、大学は、学生数の8割が私立大学に在学しており多大な貢献を果しています。さらに、私立高校は、学校数の24%を占め生徒数は約 143万人(全高校生の約3割)になっています。 国民生活に密着しているにもかかわらず保護者の負担は大きく、公立私立間格差は依然として大きいものです。これ以上の私学助成の見直しは、負担を国民に転嫁する安易な議論です。 政府におかれましては、平成11年度の国の予算編成にあたり、教育予算充実のための予算措置を現行どおり維持されるよう強く要望いたします。 以上、地方自治法第99条第2項の規定により、意見書を提出します。   内閣総理大臣   小渕恵三殿   大蔵大臣     宮沢喜一殿   文部大臣     有馬朗人殿   官房長官     野中広務殿                           石川県石川郡野々市町議会 平成10年9月7日  野々市町議会議長 内村栄一殿                     提出者 野々市町議会議員 中野喜佐雄                     賛成者 野々市町議会議員 辰野文治                            〃     山下志津枝                            〃     中村達雄                            〃     岩見 博 各議員におかれましては、本議案を慎重に審議の上、可決されるようお願いをいたします。       ----------------------------- △議案の上程 ○議長(内村栄一君) これから、請願第4号を議題とします。       -----------------------------提案理由の説明(請願第4号) ○議長(内村栄一君) 請願第4号について、紹介議員から提案理由の説明を求めます。16番議員、岩見博君。  〔16番(岩見博君)登壇〕 ◆16番(岩見博君) 請願を読み上げまして、提案理由の説明にかえさせていただきます。         消費税の減税を求める意見書の提出を求める請願書 1998年9月3日  野々市町議会議長 内村栄一殿                   住所   石川郡野々市町稲荷1丁目71番地                   請願者  松任石川民主商工会会長                                   中川一男                   紹介議員 野々市町議会議員   岩見 博請願事項 消費税が5%になってから、国民の暮らしはますます深刻となり、家計はまさに火の車です。そのうえ、昨年9月からはさらに医療費が引き上げられました。消費税が「福祉のため」等とどうしていえるのでしょうか。堺屋太一経済企画庁長官も「9兆円負担増は失政」と国会答弁でも明言しているように、いまや消費税はなくす以外にない大悪税であることが、あらためて明らかになりました。 消費税引き上げが、不況からの立ち直りを困難にしていることも、国内外から指摘され大問題になっています。冷え込んだ景気回復のために、個人消費をあたためることこそ求められています。すべての国民を対象とする消費税の減税こそ、その決め手となります。にもかかわらず政府の対策は、まるで逆立ちです。国民には増税や医療の連続改悪を押し付けておきながら、30兆円もの血税で大銀行を支援するなど、とんでもありません。 以上の趣旨から、次のことを請願します。 1、当面、消費税を3%に戻すこと。 2、食料品にかかる消費税を非課税とすること。 3、以上の請願事項を盛り込んだ意見書を国に提出して下さい。 以上であります。 議員各位におかれましては、審議の上、採択されるようお願いいたします。       ----------------------------- △質疑 ○議長(内村栄一君) これから議会議案第4号に対する質疑を行います。 質疑ありませんか。--質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。       ----------------------------- △議案の委員会付託 ○議長(内村栄一君) これから議会議案第4号の委員会付託を行います。 お諮りします。議会議案第4号は、委員会付託を省略したいと思います。ご異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(内村栄一君) 異議なしと認めます。したがって、議会議案第4号は委員会付託を省略と決定しました。       ----------------------------- △討論 ○議長(内村栄一君) これから議会議案第4号に対する討論を行います。 討論ありませんか。--討論なしと認めます。 これで討論を終わります。       ----------------------------- △表決 ○議長(内村栄一君) これから議会議案第4号に対する表決を行います。 議会議案第4号朝鮮民主主義人民共和国弾道ミサイル発射問題に関する意見書についてを採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(内村栄一君) ご異議なしと認めます。したがって、議会議案第4号は原案のとおり可決されました。       ----------------------------- △決算特別委員会の設置 ○議長(内村栄一君) これから決算特別委員会の設置を行います。 お諮りします。議案第47号から議案第52号までの議案6件については、6名の委員で構成する決算特別委員会を設置し、これに付託して、議案第52号については会期中の審査とし、議案第47号から議案第51号までの5件は閉会中の継続審査とすることにしたいと思います。 ご異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(内村栄一君) 異議なしと認めます。したがって、議案第47号から議案第52号までの議案6件については、6名の委員で構成する決算特別委員会を設置し、これに付託して、議案第52号については会期中の審査とし、議案第47号から議案第51号までの5件は閉会中の継続審査とすることに決定しました。 お諮りします。ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定によって辰野文治君、宮前茂君、北村茂人君、山下志津枝さん、岩見博君、塩田整君、以上のとおり指名したいと思います。ご異議ありませんか。  〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(内村栄一君) 異議なしと認めます。したがって、決算特別委員会の委員は、ただいま指名したとおり選任することに決定しました。 ○議長(内村栄一君) 特別委員会の委員長、副委員長は、委員会条例第6条第2項の規定によって互選となっていますので、委員会で互選して議長に報告願います。       ----------------------------- △休憩 ○議長(内村栄一君) しばらく休憩します。 午前10時57分休憩       ----------------------------- △再開  午前10時58分再開 ○議長(内村栄一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 決算特別委員会の委員長に塩田整君、副委員長に宮前茂君が就任されましたので、ご報告します。       ----------------------------- △閉議 ○議長(内村栄一君) 以上で本日の日程は全部終わりました。 再開は9月11日午前10時とします。 本日はこれで散会します。  午前10時59分散会┌─────┬───────────────────────────────┐│招集年月日│      平成10年9月7日                 │├─────┼───────────────────────────────┤│招集の場所│      野々市町議会議事堂                │├─────┼───┬──────────────┬───┬────────┤│開閉会日時│開会 │平成10年9月7日午前10時15分│議長 │  内村栄一  ││ 及び  ├───┼──────────────┼───┼────────┤│   宣告│閉会 │平成10年9月7日午前10時59分│議長 │  内村栄一  │├─────┼───┴┬─────┬────┬──┴─┬─┴───┬────┤│     │議席番号│ 氏名  │出欠の別│議席番号│ 氏名  │出欠の別││     ├────┼─────┼────┼────┼─────┼────┤│     │ 1  │辰野文治 │ ◯  │ 10 │西 孝夫 │ ◯  ││     ├────┼─────┼────┼────┼─────┼────┤│出席及び │ 2  │村本道治 │ ◯  │ 11 │村太武嗣 │ ◯  ││ 欠席議員├────┼─────┼────┼────┼─────┼────┤│     │ 3  │宮前 茂 │ ◯  │ 12 │内村栄一 │ ◯  ││     ├────┼─────┼────┼────┼─────┼────┤│出席18名│ 4  │田中昭一 │ ◯  │ 13 │山田清司 │ ◯  ││     ├────┼─────┼────┼────┼─────┼────┤│欠席 0名│ 5  │北村成人 │ ◯  │ 14 │井上 昇 │ ◯  ││     ├────┼─────┼────┼────┼─────┼────┤│     │ 6  │上野弘子 │ ◯  │ 15 │中村達雄 │ ◯  ││     ├────┼─────┼────┼────┼─────┼────┤│凡例   │ 7  │地崎弘吉 │ ◯  │ 16 │岩見 博 │ ◯  ││◯は出席 ├────┼─────┼────┼────┼─────┼────┤│▲は欠席 │ 8  │中道 明 │ ◯  │ 17 │塩田 整 │ ◯  ││×は不応招├────┼─────┼────┼────┼─────┼────┤│     │ 9  │山下志津枝│ ◯  │ 18 │中野喜佐雄│ ◯  │├─────┴───┬┴────┬┴────┴─┬──┴──┬──┴────┤│ 会議録署名議員 │ 10番  │ 西 孝夫  │ 11番  │ 村太武嗣  │├─────────┴──┬──┴─┬─────┴─┬───┼───────┤│職務の為出席した者の氏名│事務局長│ 丸山由一  │書記 │ 中村 彰  │├─────┬──────┴┬───┴───┬───┴───┼───────┤│     │町長     │ 安田彦三  │住民課長   │ 久保 昇  ││     ├───────┼───────┼───────┼───────┤│     │教育委員長  │ 喜多禎一  │福祉課長   │ 堀 輝夫  ││     ├───────┼───────┼───────┼───────┤│地方自治法│助役     │ 杉井宏美  │保健環境課長 │ 中川保夫  ││第121条├───────┼───────┼───────┼───────┤│により説明│収入役    │ 櫻井輝男  │農政課長   │ 澤村 勇  ││のため出席├───────┼───────┼───────┼───────┤│した者の職│教育長    │ 田村昌俊  │商工労働課長 │ 北 精二  ││氏名   ├───────┼───────┼───────┼───────┤│     │総務部長   │ 田中 宣  │土木課長   │ 野村 満  ││     ├───────┼───────┼───────┼───────┤│     │民生部長   │ 村田博之  │都市計画課長 │ 山口 浩  ││     ├───────┼───────┼───────┼───────┤│     │産業建設部長 │ 藤江洋範  │下水道課長  │ 古源憲一  ││     ├───────┼───────┼───────┼───────┤│     │教育部長   │ 宮崎昭男  │会計課長   │ 柳田正久  ││     ├───────┼───────┼───────┼───────┤│     │総務部参事  │       │       │       ││     │       │ 吉田 勇  │学校教育課長 │ 西村 進  ││     │兼税務課長  │       │       │       ││     ├───────┼───────┼───────┼───────┤│     │産業建設部参事│       │       │       ││     │       │ 平木 進  │生涯学習課長 │ 西川昇剛  ││     │兼水道課長  │       │       │       ││     ├───────┼───────┼───────┼───────┤│     │総務課長   │ 山原良一  │文化課長   │ 西本正明  ││     ├───────┼───────┼───────┼───────┤│     │       │       │スポーツ振興 │       ││     │企画財政課長 │ 堂坂雅光  │       │ 宮前 諭  ││     │       │       │課長     │       │├─────┴───────┴───────┼───────┴───────┤│ 議事日程・会議に付した議件・会議の経過 │ 別紙のとおり        │└─────────────────────┴───────────────┘...