金沢市議会 2017-03-24
03月24日-06号
平成29年 3月 定例月議会 平成29年3月24日(金曜日
)-----------------------------------◯出席議員(38名) 議長 福田太郎 副議長 高岩勝人 1番 上田雅大 2番 中川俊一 3番 小間井大祐 4番 坂本泰広 5番 松井 隆 6番 熊野盛夫 7番 大桑初枝 8番 広田美代 9番 源野和清 10番 麦田 徹 11番 長坂星児 12番 前 誠一 13番 高 誠 14番 喜多浩一 15番 小阪栄進 16番 下沢広伸 18番 野本正人 19番 久保洋子 20番 松村理治 21番 清水邦彦 22番 黒沢和規 23番 小林 誠 24番 山本由起子 25番 森 一敏 26番 秋島 太 27番 角野恵美子 28番 宮崎雅人 29番 玉野 道 30番 森尾嘉昭 31番 松井純一 32番 中西利雄 33番 澤飯英樹 34番 安達 前 36番 横越 徹 37番 田中展郎 38番
高村佳伸◯欠席議員(なし
)-----------------------------------◯説明のため出席した者 市長 山野之義 副市長 丸口邦雄 副市長 細田大造 教育長 野口 弘
公営企業管理者 桶川秀志 都市政策局長 平嶋正実 総務局長 相川一郎
文化スポーツ局長 詩丘樹持 経済局長 八田 誠 農林局長 松倉剛弘 市民局長 野島宏英 福祉局長 太田敏明 保健局長 越田理恵 環境局長 佐久間 悟
都市整備局長 野口広好 土木局長 浅川明弘 危機管理監 中川富喜 会計管理者 石野圭祐 消防局長 小谷正利
市立病院事務局長 太村正信 財政課長
松田滋人-----------------------------------◯職務のため出席した事務局職員 事務局長 林 充男 担当部長兼
議事調査課長 議事調査課長補佐 三傳敏一 中宗朋之 議事係長 角田章郎 調査係長 山口賢一 主査 八木淳介 主査 喜多泰正 主査 太田豊司 主査 渡邉泰介 主任 松田宏志 主任 酒井敏正
総務課担当課長 橋高祐二 主査
齊藤哲朗-----------------------------------◯議事日程(第6号) 平成29年3月24日(金)午後1時開議 日程第1 議案第51号平成29年度金沢市
一般会計予算ないし議案第95
号包括外部監査契約の締結について 請願第23号並びに陳情第5号及び陳情第9号ないし陳情第12号 (委員長報告、討論、採決) 日程第2 議案第116号 金沢市監査委員の選任につき同意を求めるについて 日程第3 議会議案第30号
金沢市議会委員会条例の一部を改正する条例 日程第4 議会議案第31号 給与所得等に係る特別徴収税額の決定・変更通知書(
特別徴収義務者用)への個人番号の記載を中止することを求める意見書 日程第5 議会議案第32号 テロ等準備罪の創設に反対する意見書 日程第6 議会議案第33号 長時間労働を規制する法律の早期制定を求める意見書 日程第7 議会議案第34号
地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書 日程第8 議会議案第35号 無
差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律の存続・強化とオウム真理教(現アレフ・ひかりの輪)に対する観察処分の期間更新等を求める意見書 日程第9 議会議案第36号 精神に障害のある人に対する公共交通機関の運賃割引の適用を求める意見書 日程第10 議会議案第37号
固定資産評価額の算出方法の見直しを求める意見書 日程第11 議会議案第38号 海洋ごみの処理の推進等を求める意見書 日程第12 議会議案第39号
無料公衆無線LAN(Wi-Fi)環境の整備促進を求める意見書 日程第13 常任委員会の改組 日程第14
議会運営委員会の改組 日程第15 特別委員会の
設置-----------------------------------◯本日の会議に付した事件 議事日程(第6号)に同じ 議長辞職の件 議長の選挙 副議長辞職の件 副議長の選挙 各常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中の継続調査について 石川県
後期高齢者医療広域連合議会議員の
選挙----------------------------------- 午後1時2分 開議
△開議
○
福田太郎議長 本日の出席議員数は、ただいまのところ38名であります。 よって、会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△会議時間の延長について
○
福田太郎議長 あらかじめ本日の会議時間を延長いたしておきます。
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△議案等上程
○
福田太郎議長 これより、日程第1議案第51号平成29年度金沢市
一般会計予算ないし議案第95
号包括外部監査契約の締結について並びに請願第23号並びに陳情第5号及び陳情第9号ないし陳情第12号、以上の議案45件、請願1件、陳情5件を一括して議題といたします。 この際、お諮りいたします。
議会運営委員会の委員長報告を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田太郎議長 御異議なしと認めます。 よって、
議会運営委員会の委員長報告を省略することに決定いたしました。 なお、陳情第9号につきましては、
議会運営委員会におきまして、慎重審査の結果、不採択とすべきものと決した旨、所管の
議会運営委員会委員長から
委員会審査報告書が議長のもとに参っております。
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△委員長報告
○
福田太郎議長 これより、以上の各件に関し、各
常任委員会委員長の報告を求めます。
総務常任委員会委員長高誠議員。 〔
総務常任委員会委員長高 誠議員登壇〕(拍手)
◆
高誠総務常任委員会委員長 総務常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。 当委員会に付託されました案件は、議案第51号平成29年度金沢市
一般会計予算中当委員会所管分など議案13件及び陳情1件であります。これらの各案件につきましては、詳細な説明を聴取し、活発な質疑応答を行い、また、他の常任委員会との連合審査会を開催するなど、終始慎重なる審査を行ったのであります。その結果、当委員会に付託されました議案13件につきましては、全会一致または賛成多数をもっていずれも原案のとおり可決すべきものと決し、陳情1件につきましては、不採択とすべきものと決した次第であります。 なお、審査の過程におきまして、 1、
公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設の老朽化については、財政負担の軽減と平準化を図りながら、本市の実情に即した公共施設の効率的な配置に意を用いられたい。 2、金沢美術工芸大学の移転整備にあっては、県立図書館を移転整備する県との連携を密にし、最大限の相乗効果が生まれるよう工夫を凝らすとともに、周辺環境への配慮に万全を期されたい。 3、
東京国立近代美術館工芸館の本市への移転にあっては、文化庁、県との連携を密にし、移転に当たって各方面の理解と合意のもとで取り組まれたい。 以上、3件の要望事項が付されましたので、あわせて御報告申し上げます。 以上をもちまして、
総務常任委員会の報告を終わります。(拍手)
○
福田太郎議長 経済環境常任委員会委員長長坂星児議員。 〔
経済環境常任委員会委員長長
坂星児議員登壇〕(拍手)
◆
長坂星児経済環境常任委員会委員長 経済環境常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告を申し上げます。 当委員会に付託されました案件は、議案第51号平成29年度金沢市
一般会計予算中当委員会所管分など議案8件、請願1件及び陳情2件であります。これらの各案件につきましては、詳細な説明を聴取し、活発な質疑応答を行い、また、他の常任委員会との連合審査会を開催するなど、終始慎重なる審査を行ったものであります。その結果、当委員会に付託されました議案第91号については、継続して審査すべきとの意見が出されましたが、賛成少数で否決となり、その後、議案第91号を含む議案8件につきましては、全会一致または賛成多数をもっていずれも原案のとおり可決すべきものと決し、また、請願1件及び陳情2件につきましては、関連する議案第91号の可決に伴い、議決不要といたしました。 なお、審査の過程におきましては、 1つ、起業支援やクラフトのビジネス化を通じて地域経済の活性化を推進するほか、国内外からの誘客を促進するため、
プロモーション活動や受け入れ体制のさらなる充実を図るとともに、誘客促進に伴い発生している諸課題の解決に向けた取り組みを強化されたい。 2つ、農業と林業を取り巻く環境は厳しい状況にあるが、アフターケアを含めた担い手の育成、確保や地場産品の消費拡大など各種施策を有機的に連携して、農業と林業の一層の振興に資するものとなるよう、金沢の農業と
森づくりプラン2025で掲げた目標に向けて積極的に取り組まれたい。 3つ、
家庭ごみ有料化の実施に当たっては、市民のさまざまな意見を鑑み、次の事項に留意して執行するよう強く要望する。 1、金沢市町会連合会や金沢市
校下婦人会連絡協議会などの各種団体、PTA、育友会、子ども会など資源回収に携わる関係団体、外国人や学生を含めた市民はもとより事業者を含めた多くの市民に対し、
家庭ごみ有料化制度を含めた
廃棄物処理行政について理解してもらうよう、これまで以上に具体的できめ細やかな説明を十二分に重ねること。 2、
マナー違反ごみや不法投棄などの懸念に対しては、万全な体制で臨むことはもとより、柔軟で工夫した対応をすることで、市民の負担感や不安を払拭するよう心がけること。 3、さらなるごみの減量化や資源化を図るためにも、
ごみ減量効果等の見える化に努めるなど、わかりやすい仕組みを構築すること。 以上、3件の要望事項が付されましたので、あわせて御報告申し上げます。 以上をもちまして、
経済環境常任委員会の報告を終わります。(拍手)
○
福田太郎議長 市民福祉常任委員会委員長源野和清議員。 〔
市民福祉常任委員会委員長源野和清議員登壇〕(拍手)
◆
源野和清市民福祉常任委員会委員長 市民福祉常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 当委員会に付託されました案件は、議案第51号平成29年度金沢市
一般会計予算中当委員会所管分など議案13件であります。これらの各案件につきましては、委員会において活発な質疑応答を行い、また、他の常任委員会との連合審査会を開催するなど、終始慎重なる審査を行ったのであります。その結果、当委員会に付託されました議案13件につきましては、全会一致または賛成多数をもっていずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 なお、審査の過程におきましては、今年度実施した意見交換会で聴取した市民からの意見も踏まえ、 1、学生のまち金沢の推進に当たっては、学生が金沢に愛着を持ち、卒業後も金沢に定着してもらえるよう、住まいや就職に関する情報提供などの支援を強化するとともに、交通を初めとした学生生活における課題把握に努められたい。 2、
地域コミュニティー活性化の推進については、新たに制定する
地域コミュニティ活性化推進条例の目的や市民の役割などの周知に万全を期すとともに、
地域コミュニティーの醸成、充実につながる効果的な取り組みを着実に実施されたい。 3、安心して子育てができる保育サービスの実現に向けて、各地域の保育ニーズを適正に把握し、保育ニーズの変化に迅速かつ適切に対応されたい。また、保育士の確保に向けて、給与等の処遇改善を図ることはもとより、保育士養成校との連携を強化し、若手保育士の就職、定着に意を用いられたい。 4、子どもの貧困対策については、
児童家庭相談室を中心に庁内の連携を強化し、適切な支援につながる体制を構築されたい。また、ひとり親家庭については、さまざまな機会を捉えて相談に応じるとともに、経済的支援や学習支援等を通じて、貧困の連鎖を生まない取り組みを充実されたい。 以上、4件の要望事項が付されましたので、あわせて御報告申し上げます。 以上をもちまして、
市民福祉常任委員会の報告を終わります。(拍手)
○
福田太郎議長 建設企業常任委員会委員長麦田徹議員。 〔
建設企業常任委員会委員長麦田 徹議員登壇〕(拍手)
◆
麦田徹建設企業常任委員会委員長 建設企業常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 当委員会に付託されました案件は、議案第51号平成29年度金沢市
一般会計予算案中当
委員会所管分など議案11件であります。これらの各案件につきましては、詳細な説明を聴取し、活発な質疑応答を行い、また、他の常任委員会との連合審査会を開催するなど、終始慎重なる審査を行ったものであります。その結果、当委員会に付託されました議案11件につきましては、全会一致をもっていずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 なお、審査の過程におきましては、 1、ここ数年の間に、水道管やガス管の老朽化を原因とした道路の冠水やガスの漏えいのほか、下水道管の破損による道路の陥没など、市民生活に多大な影響を及ぼす事例が発生しており、公共インフラの老朽化対策は喫緊の課題であることが明らかとなっている。市民生活の基盤となる道路や橋梁、上下水道などの維持管理や更新は、多額の費用を要するが、市民生活の安全・安心を最優先に考え、大幅な前倒しも含め、計画的に進められたい。 2、局地的な豪雨等による防災体制のさらなる強化に向け、雨水幹線や地下貯留施設の計画的な整備に努めるとともに、土砂災害の未然防止に関する取り組みの充実を図られたい。 3、
集約都市形成計画を進めていくに当たっては、市民に対して丁寧な説明を行い、理解を求めていかれたい。また、
都市計画マスタープランの改定に向けては、社会経済情勢の変化を踏まえつつ、地域の実情や発展に関する視点を持って進められたい。 以上、3件の要望事項が付されましたので、あわせて御報告申し上げます。 以上をもちまして、
建設企業常任委員会の報告を終わります。(拍手)
○
福田太郎議長 文教消防常任委員会委員長喜多浩一議員。 〔
文教消防常任委員会委員長喜多浩一議員登壇〕(拍手)
◆
喜多浩一文教消防常任委員会委員長 文教消防常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 当委員会に付託されました案件は、議案第51号平成29年度金沢市
一般会計予算中当委員会所管分など議案6件及び陳情1件であります。これらの各案件につきましては、詳細な説明を聴取し、活発な質疑応答を行い、また、他の常任委員会との連合審査会を開催するなど、終始慎重なる審査を行ったのであります。その結果、当委員会に付託されました議案6件につきましては、全会一致をもっていずれも原案のとおり可決すべきものと決し、陳情1件につきましては、不採択とすべきものと決した次第であります。 なお、審査の過程におきましては、今年度実施した意見交換会で聴取した市民からの意見も踏まえ、 1つ、文化の人づくりを推し進める上で、
卯辰山工芸工房のリニューアルを初めとする施設の整備に尽力されるとともに、伝統文化の体験や研修に対する助成にとどまらない幅広い支援のさらなる充実に努められたい。また、
東京オリンピック・パラリンピックの開催が近づく中、ホストタウンとして遺漏のないよう、
オリンピック関連事業推進室を中心に鋭意取り組まれたい。 2つ、
特別支援教育サポートセンターを整備するに当たっては、先進自治体の事例を参考にしながら、特別な支援を必要とする児童・生徒への支援が充実したものとなるよう意を用いられたい。また、コミュニティ・スクールのモデル校を拡大する際には、教職員の負担がふえないよう十分に配慮しつつ、先行モデル校の取り組みを踏まえた上で、学校、家庭、地域が協働しながら、子どもたちの豊かな成長を支える学校づくりを進められたい。 3つ、昨年末に新潟県糸魚川市で起きた
木造住宅密集地での大規模火災を教訓にして、大規模火災に対応できるよう消防資機材などの整備を進めるとともに、それらに対応した訓練に励まれ、万全の体制を構築されたい。 以上、3件の要望事項が付されましたので、あわせて御報告申し上げます。 以上をもちまして、
文教消防常任委員会の報告を終わります。(拍手)
○
福田太郎議長 以上をもって、各常任委員会の委員長報告は終わりました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△討論
○
福田太郎議長 これより、委員長報告に対する質疑に入るのでありますが、ただいまのところ質疑の通告がありませんので、直ちに討論に入ります。 通告がありますので、これより順次発言を許します。 30番
森尾嘉昭議員。 〔30番
森尾嘉昭議員登壇〕(拍手)
◆
森尾嘉昭議員 私は、日本共産党市議員団を代表して討論を行います。 我が党は、上程された議案45件のうち、議案第51号、議案第53号、議案第55号、議案第60号、議案第62号、議案第64号、議案第66号、議案第74号、議案第75号、議案第76号、議案第78号、議案第83号、議案第84号、議案第91号、議案第94号の議案15件について反対であります。その主な理由について述べます。 安倍内閣が進めてきた経済政策であるアベノミクスと消費税頼みによる増額で経済をよくしていこうとの施策は行き詰まり、そのしわ寄せが国民に押しつけられています。市民生活は厳しい現状が続くとともに、地域経済も深刻です。それだけに、住民の生活と営業を第一とする政治と予算の編成が強く求められてきています。ところが、本市新年度予算はこうした市民の願いとはかけ離れた内容であり、その転換が求められています。 第1に、引き続き
大型開発事業に集中的に予算が投入され、巨額となっています。金沢港建設事業は、新年度6億280万円が計上されました。大浜岸壁での事業は、大手コマツの工場を誘致するとして336億円が投入され、今度はクルーズ船を誘致するためだとして、
無量寺岸壁改良事業は総事業費で60億円、合わせますと約400億円にも膨れ上がり、本市の負担が約120億円にも上っています。クルーズ船を迎える事業は、県と市と合わせて1億8,522万円で、本市の負担は9,261万円となっています。
金沢外環状道路建設事業は、当初8車線の高規格道路として整備し、本市の3つの
区画整理事業とセットにして、さらに事業が拡大された道路建設が進められてきたもので、本市が担当している大浦町から千木町の1.6キロメートル区間の事業費は196億円に上っています。 第2に、税金の無駄遣いとの厳しい批判となっている点であります。第二
庁舎建設事業です。市民の各界各方面から批判の声が相次ぎ、議会棟の移転と通路建設を断念することが決まりました。今回、市当局が提案した内容は、行政機構を移転し、建設計画を当初どおり進め、事業費も64億円から55億6,000万円としました。これでは、議会棟の移転がなくなったスペースを穴埋めするもので、到底市民の理解を得られるものではありません。建設計画を根本から見直しすることを強く求めるものです。 第3に、大手企業など呼び込み型の企業誘致と
工業団地造成事業です。森本にある
金沢テクノパークは、先端産業を誘致するとして280億円を投じ、計画された工業団地です。最初の工業立地から20年余が経過しますが、4分の1に当たる6区画、8.5ヘクタールが売れ残り、この9年間は企業立地はゼロとなっています。さらに、このテクノパークに対する
工業用水道事業は、特別会計を設け運営されています。水道料収入で賄うことができず、給水収入を上回る金額を一般会計から赤字補填しています。地元企業や産業への振興策を強化することを求めるものです。 第4に、市民的な理解と合意のないまま進められている
インターナショナルブランドホテル事業化に向けた予算と市有地売却の議案、さらに
東京国立近代美術館工芸館の移転整備にかかわる予算に反対です。この
インターナショナルブランドホテルを誘致するために、駅西にある市有地を約22億6,424万円で売却するとともに、その用地の
土壌汚染対策と
周辺整備事業を進めるとして5億1,000万円が計上されました。本市は、駅西の一等地である市有地を安く業者に売却し、
土壌汚染対策などに市民の税金が投入され、さらに業者の計画変更を認めるなど、業者への利便を図るための対応と行政施策が次々と打ち出される事態となっています。この事業は、本市がやるべきことではありません。また、
東京国立近代美術館工芸館の移転は、移転とスケジュールが先にありきで始められ、移転が必要なのか、移転することで工芸館の発展につながるのかなど、関係者の中でも十分な理解と合意のないまま進められています。したがって、収蔵品も半分を移転するもので、一体、分館なのか本格的移転となるのか、当事者も明確な方針となっていません。このまま移転計画を進めてはなりません。 第5に、市民生活に影響をもたらす予算と対応についてです。まず、介護保険制度の改正など、安倍政権が進める社会保障制度の後退が具体化されていることです。介護報酬が引き下げられ、
介護保険サービスの利用負担2割の導入が始まりました。要介護3以上でないと、基本的には
特別養護老人ホームへの入居申し込みができなくなり、さらに要支援1と2の方は、通所サービスとヘルパー利用は
介護保険サービスから切り離され、地方自治体が行う
総合支援事業に移行するとして、本市ではこの4月から始まります。結局、安上がりの介護サービスが市民に押しつけられるものであり、介護予防を必要とする方が専門的なケアやサービスが受けられるよう改善を求めるとともに、事業者にとっても安定的に事業運営ができるよう、総合事業の改善と、国に対して介護報酬の引き上げなどを求めるべきと考えます。なお、高齢者を区別し、亡くなるまで負担を押しつける
後期高齢者医療制度について、反対であります。 第2に、
マイナンバー制度にかかわる点です。本格運用が始まっていますが、
個人番号カードの交付、情報管理、運用をめぐって問題が続き、その普及は国民の10%にも満たない状況です。私どもは、この制度を中止するよう引き続き求めるものです。なお、市内8カ所に設置されている住民票の写しなどの自動交付機は、引き続き存続するよう求めておきたいと思います。 第3に、水道料金についてです。県が平成27年度から県水の責任水量を7割から6割に引き下げた結果、本市では県水受水費が軽減され、その額は4億6,000万円に上ります。さらに、能美市が県水受水を始めたことにより、本市の責任水量が減少しました。その結果、平成28年度最終補正で受水費が3,308万円減額となりました。当然、その額は水道料金の引き下げ、市民に還元するよう強く求めるものです。 第4に、老朽化を理由に富樫にある金沢市営総合プールを廃止する条例改正についてでありますが、地域住民が長く利用し愛されてきたプールであることから、代替対策として何らかのプールを新設するなど、対応すべきです。地域住民の理解と合意のないまま富樫にある金沢市営総合プールを廃止する条例改正に、反対であります。 第5に、教育にかかわる点です。小中一貫校として、泉小学校、泉中学校建設が進められています。これまで指摘してきたように、古くなった小中学校を新しくしてほしいとの要望を理由に、2つの小学校を統廃合し、小中校の一体的建設へと進めてきました。その事業費は、用地取得費を入れて62億3,000万円に上っています。今後、体育館の建設事業を加えると70億円を超えることが予想されます。今後の学校施設の整備計画と実施に当たって、市民の理解と合意を得ていくことを強く求めておきたいと思います。なお、職員定数の削減に反対です。学校の校務士について、定年不補充が続き、8名の削減が行われました。新年度職員定数の増減がゼロとなったものの、この4年間で42人の職員定数が削減されてきました。 今議会に、
家庭ごみ有料化導入の条例改正と実施のための予算が提案されました。
家庭ごみ有料化導入について、今議会で議決し、導入する理由は全くないと考えるものです。このことは、この間の議論を通じて明らかとなったものであります。 第1に、市民の理解と合意が得られていないことです。まず、市が行った町会説明会は、直接行ったのは668町会で、1,359町会の約半分にとどまり、参加状況も延べ約2万人ということで、市内20万世帯からすると約1割の参加ということになります。まだ道半ばです。さらに、町会連合会からは、多くが条件が整えば賛成との表明であり、37名の町会長からの導入を見送るよう求める意見書が提出され、さらに議会中にも9名の町会長から反対の意見書が提出されました。
校下婦人会連絡協議会からは、両論併記の意見書が提出されました。4,000人を超える反対の署名が提出され、我が党市議団が取り組んだ市民アンケートは、1,700通を超える返信が寄せられ、この中では
家庭ごみ有料化について反対と答えた方が7割を超えています。 第2に、有料化導入前にやるべきことが明らかになりました。本市の家庭ごみは減っています。ふえている事業系のごみを減らすことこそ今やるべきです。また、段ボールや紙類の対策です。本市が責任ある回収を行うことが求められています。 第3に、有料化するのではなく、市民の理解と協力を進め、ごみの減量化を進めることは可能だということです。中核市では、いまだ有料化しているのは2割台です。政令市である広島市では、事業系ごみの減量化と市民の協力でごみの減量を進め、10年連続で、政令市では一番ごみの量が少ない自治体となっています。家庭ごみの有料化は行っていません。こうした自治体から学ぶべきです。今回、新たに市が発行している事業系ごみのパンフレットの文書が削除された問題が明らかとなりました。これは、本市の事業系ごみに対する対応について信頼性を失い、事業系ごみが家庭ごみに入り込んでいることからすると、これまでのごみ収集に関する数値に対する信頼性を失うもので、厳しく批判されるものです。 以上の点から、
家庭ごみ有料化は導入するべきではありません。このまま有料化を導入することとなると、市民の間に分断と批判の声が広がり、ごみステーションの管理や市民の協力にひびが入りかねません。市長が使命だと述べ、有料化を強引に実行することは許されることではありません。そして、今議会で市長からの提案を賛成し議決するならば、それに同意する議員の一人一人が説明責任を問われることになります。昨日、市内のある主婦が訪ねてこられて、お手紙をいただきました。その内容は次のようなものです。「ストレスなく、毎日出るごみを朝、100均で買った1枚4円の袋で出せなくなる。消費税8円も払っているんだ、ごみ袋に。改めて税を考えた。すごく考えた。弱っている人への思いやり、優しい使われ方にももっと感謝しないといけないけれど、ごみのことより、人口が減って税収が減って、その前にまずお金を集める口実にしか思えなかったのは、ほとんどの人たちだと思います。税を新たに集めて、ポリエチレンをつくること、それから大きい建物の首をかしげたい温度設定の電気のごみの料金、減り続ける人口の中、どんなちぐはぐなまちになるのでしょうか。観光関連は大切な部分であるけれども、一方で、手厚さをうわさでは見聞きすると、うらやましいというより、税金かと、何かつらく、悔しい気持ちになります。有料ごみ袋販売の使い方を考える前に、ごみを減らすシステムを考え、わかりやすく市民に広げて、それでもごみがふえたままで予算もぎりぎりなら仕方ありません、となりますが、1,697億円のクリアな使い方、市民一人一人、金沢っていいなと思える使い方を見せてください。選挙の期間、家の中にいると、全力でやります、任せてください、命をかけていますと大声で車が走り去っていきます。この強い言葉を信じていいでしょうか」、こういうお手紙をいただきました。市民のさまざまな声をしっかり受けとめ、我が党は今議会での有料化導入を見送るよう強く求めるものであります。 次に、請願、陳情についてです。陳情第9号は、金沢市議会政務活動費の領収書等のホームページ公開等を求めるもので、市民オンブズマン石川から提出され、この間継続して審議されてきました。政務活動費については、その使い方や透明性の確保をめぐって社会的な問題となってきました。税金を原資にしていることから、当然何にどのように使われているのか明らかにするのは当然です。したがって、我が党は金沢市議会政務活動費の領収書等のホームページ公開等を求める陳情に賛成です。 陳情第10号は、平成29年度「給与所得等に係る市町村民税・道府県民税特別徴収税額の決定・変更通知書」への個人番号記載の中止を求めるもので、県内開業医を中心につくられている石川県保険医協会から提出されたものです。マイナンバーが一方的に記載され、市町村民税・道府県民税特別徴収税額の決定・変更通知書が送られることは、情報漏えいの危険がある上に、
マイナンバー制度の趣旨からして問題があるとして、中止を求めるものです。既に中止している自治体があることから、本市でも中止することは可能です。よって、我が党はこの陳情の趣旨に賛成であります。 陳情第11号は、金沢市営総合プールの新築を求めるもので、市民から提出されたものです。富樫にある市営総合プールが老朽化していることから、長年にわたって地域住民から愛されてきたプールであり、現在地にプールを新築するよう求めるもので、我が党は賛成です。 以上の請願、陳情は、いずれも付託された各委員会で不採択されたものであります。我が党は、この不採択に対して反対するものであります。 なお、
家庭ごみ有料化をしないよう求める請願、陳情が市民から相次いで提出されました。この間継続審議となってきた陳情第5号、今定例月議会に提出された請願第23号と陳情第12号について、いずれも、
家庭ごみ有料化に伴う条例改正などが委員会で可決したことをもって、一事不再議として議決不要としたもので、憲法に基づき国民の権利として請願、陳情があり、市民から提出された請願、陳情について、議会手続としての一事不再議というのは議会としてとるべきではありません。議会は、真摯に市民の声を聞き、議決し、対応を明らかにすることによって市民からの信頼を得ることになります。このことを述べて、討論を終わります。(拍手)
○
福田太郎議長 16番下沢広伸議員。 〔16番下沢広伸議員登壇〕(拍手)
◆下沢広伸議員 私は、自由民主党金沢市議員会を代表して、ただいま議題となっております平成29年度金沢市
一般会計予算を初めとする市長提出議案の議案各件に対し賛成の意を表し、討論を行います。 我が国の経済は、第2次安倍内閣発足後、名目GDPは44兆円、実質GDPは25兆円増加という状況となっております。雇用者数は200万人近く増加、失業率は4%程度から3%程度まで低下し、また、賃上げについても3年連続で2%以上になるなど、国民生活にとって最も大切な雇用、所得環境は大きく改善し、景気は緩やかな回復基調が続いています。一方で、少子高齢化が進展する中で、社会保障の安定財源確保と財政健全化を同時に達成する観点から、引き続き社会保障と税の一体改革の取り組みが行われております。山野市長におかれましては、こうした国の動きに呼応した精力的な予算編成に取り組まれ、「市民と共に 明日の交流拠点都市を築く 重点戦略予算」と銘打った平成29年度当初予算を編成されました。高齢社会の進展により、社会保障費が大幅に増加する一方で、厳しい財政状況の中、市政のあらゆる分野に市民協働の視点を取り入れながら、直面する課題への対応策や将来を見据えた施策の着実な予算化に努めるとともに、健全財政の堅持にも気を配り、全体として交流拠点都市の基盤となる
地域コミュニティーの醸成、充実につながる積極的な予算となっております。そこで、以下、本予算案の重点項目について賛成の理由を述べたいと思います。 第1に、地域経済の活性化の視点であります。北陸新幹線開業を次のステップにつなげるために、近江町市場の複合商業施設整備に向けた支援を初めとした商業の振興や、金沢
卯辰山工芸工房リニューアルなどのものづくり基盤の強化、農林水産業の振興、金沢港の活性化推進など、地域経済の活性化に向けた施策に多面的に取り組む予算となっており、また、公共事業費としては、補正予算と合わせ対前年度比8.5%増となる公共事業費規模が確保されているなど、地域経済の活性化に大いに資するものと高く評価しております。 第2に、
地域コミュニティーの活性化の視点であります。本市の町会や町会連合会は、古くから金沢のまちづくりを支えてきましたが、昨年度の町会加入率は69%台になるなど、本市のまちづくりの礎となる
地域コミュニティーの衰退が懸念される中、新たに地域コミュニティ推進条例を制定し、
地域コミュニティーの活性化に向けた推進計画を策定するとともに、重層的な新規施策により、
地域コミュニティーの充実と市民協働の推進に積極的に取り組む予算となっており、評価するものであります。 第3に、
東京オリンピック・パラリンピックを契機としたスポーツ振興及び文化振興の視点であります。2020年の
東京オリンピック・パラリンピックの開催を見据え、文化スポーツ局に
オリンピック関連事業推進室を設置し、また、金沢プールを核としたホストタウン関連事業の推進や金沢文化スポーツコミッションの設置に向けた基本計画の策定に取り組むなど、スポーツ振興と文化振興に精力的に取り組んでいくという熱意が節々に感じられる予算となっており、評価するものであります。 第4に、環境保護の視点であります。
家庭ごみ有料化制度の導入については、地球温暖化対策やごみの減量、資源化の促進、費用負担の公平性の確保、将来世代への負担軽減などが求められることや、また、これまで制度導入に向けたさまざまな対応策が実施され、新年度予算においても新たな対応策が打ち出されていることから、一定の評価をするものであります。なお、平成30年2月からの制度導入に当たっては、市民の理解を得るためにできる限りの取り組みを行っていくとともに、円滑な導入に向けた準備と、これまでの説明会で出された意見や要望への丁寧な対応にこれまで以上に取り組むよう強く要望しておきたいと思います。 以上、我々自由民主党金沢市議員会は、ただいま上程されております議案45件について原案のとおり賛成することを表明し、討論を終わります。(拍手)
○
福田太郎議長 以上で討論は終わりました。
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△採決
○
福田太郎議長 よって、これより採決いたします。 まず、議題のうち、議案第91号の議案1件を採決いたします。 本件に対する委員会の決定は、可決であります。 お諮りいたします。 本件は、委員会の決定どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
福田太郎議長 起立多数であります。 よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。-----------------------------------
○
福田太郎議長 次に、議案第51号の議案1件を採決いたします。 本件に対する委員会の決定は、可決であります。 お諮りいたします。 本件は、委員会の決定どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
福田太郎議長 起立多数であります。 よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。-----------------------------------
○
福田太郎議長 次に、議案第53号、議案第55号、議案第60号、議案第62号、議案第64号、議案第66号、議案第83号及び議案第84号の議案8件を一括して採決いたします。 以上の議案各件に対する委員会の決定は、いずれも可決であります。 お諮りいたします。 以上の議案各件は、委員会の決定どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
福田太郎議長 起立多数であります。 よって、以上の議案8件は、いずれも原案のとおり可決することに決しました。-----------------------------------
○
福田太郎議長 次に、議案第74号ないし議案第76号、議案第78号及び議案第94号の議案5件を一括して採決いたします。 以上の議案各件に対する委員会の決定は、いずれも可決であります。 お諮りいたします。 以上の議案各件は、委員会の決定どおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
福田太郎議長 起立多数であります。 よって、以上の議案5件は、いずれも原案のとおり可決することに決しました。-----------------------------------
○
福田太郎議長 次に、議案第52号、議案第54号、議案第56号ないし議案第59号、議案第61号、議案第63号、議案第65号、議案第67号ないし議案第73号、議案第77号、議案第79号ないし議案第82号、議案第85号ないし議案第90号、議案第92号、議案第93号及び議案第95号の議案30件を一括して採決いたします。 以上の議案各件に対する委員会の決定は、いずれも可決であります。 お諮りいたします。 以上の議案各件は、委員会の決定どおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田太郎議長 御異議なしと認めます。 よって、以上の議案30件は、いずれも原案のとおり可決することに決しました。-----------------------------------
○
福田太郎議長 次に、陳情第10号の陳情1件を採決いたします。 本件に対する委員会の決定は、不採択であります。 お諮りいたします。 本件は、委員会の決定どおり不採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
福田太郎議長 起立多数であります。 よって、陳情第10号は、不採択とすることに決しました。-----------------------------------
○
福田太郎議長 次に、陳情第9号及び陳情第11号の陳情2件を一括して採決いたします。 以上の陳情の各件に対する委員会の決定は、いずれも不採択であります。 お諮りいたします。 以上の陳情の各件は、委員会の決定どおり不採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
福田太郎議長 起立多数であります。 よって、以上の陳情2件は、いずれも不採択とすることに決しました。-----------------------------------
○
福田太郎議長 なお、請願第23号並びに陳情第5号及び陳情第12号については、議案第91号の議決により、議決を要しないものといたします。
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△議案上程
○
福田太郎議長 次に、日程第2議案第116号金沢市監査委員の選任につき同意を求めるについてを議題といたします。 お諮りいたします。 本件につきましては、提出者の説明その他を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田太郎議長 御異議なしと認めます。
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△採決
○
福田太郎議長 よって、これより採決いたします。 お諮りいたします。 議案第116号は、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田太郎議長 御異議なしと認めます。 よって、本件は、原案のとおり同意することに決しました。
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△議案上程
○
福田太郎議長 次に、日程第3議会議案第30号
金沢市議会委員会条例の一部を改正する条例を議題といたします。 お諮りいたします。 本件につきましては、提出者の説明その他を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田太郎議長 御異議なしと認めます。
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△採決
○
福田太郎議長 よって、これより採決いたします。 お諮りいたします。 議会議案第30号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田太郎議長 御異議なしと認めます。 よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。 〔議会議案第30号は本号末尾参照〕
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△議案上程
○
福田太郎議長 次に、日程第4議会議案第31号給与所得等に係る特別徴収税額の決定・変更通知書(
特別徴収義務者用)への個人番号の記載を中止することを求める意見書を議題といたします。
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△提案理由の説明
○
福田太郎議長 これより、提出者から提案理由の説明を求めます。 8番広田美代議員。 〔8番広田美代議員登壇〕(拍手)
◆広田美代議員 私は、日本共産党市議員団を代表して、議会議案第31号給与所得等に係る特別徴収税額の決定・変更通知書(
特別徴収義務者用)への個人番号の記載を中止することを求める意見書の提案理由説明を行います。
マイナンバー制度が施行されて1年以上がたちました。全国民に12桁の番号が付与されたにもかかわらず、いまだ通知カードが届いていない世帯が昨年11月時点で170万世帯と報告があったほか、現在のマイナンバーカードの交付率についても、全国では8%台、本市でもおよそ7%であり、市民の利用が進んでいないのが現状です。利便性、必要性も薄く、マイナンバー、顔写真、生年月日、ICチップが一体となったカードを所持することのリスクを懸念する方が圧倒的に多く、
マイナンバー制度への国民的理解や信頼が得られていないことは明らかです。であるにもかかわらず、総務省は、ことし5月に各事業所に郵送する住民税などの特別徴収税額の決定通知書に従業員のマイナンバーを記入するよう市区町村に勧めています。本市でも、6月の給料から住民税を天引きするために、5月中に事業者へ、従業員の名前、住所、税額、そしてマイナンバーが記された決定通知書をおよそ市内1万5,000事業所へ普通郵便で郵送するとしています。しかし、個人のマイナンバーが記載された書類を普通郵便で送ることは、情報漏えいのリスクが高いこと、また、マイナンバーの提出を拒否している従業員の番号が本人の意思に反して事業所に通知されること、事業所もガイドラインで厳しくマイナンバーの管理が義務づけられていますが、準備が進んでいないのが実態であるなど、さまざまな問題が指摘されています。既に、東京都では23区の税務課長会と支部が総務省に見直しを求めたとのことですし、中野区や北区、世田谷区を初め30の区市が記載しない、もしくはアスタリスクで表示するなどの対策を予定しています。ほか、全国でも同様の動きが広がっています。 よって、国は国民のこうした声と地方自治体のこうした実態に鑑みて、通知書からマイナンバーを削除するために必要な措置を講じるよう強く求め、また、議員各位の賛同をお願いし、提案理由説明といたします。(拍手)
○
福田太郎議長 提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 本件につきましては、質疑その他を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田太郎議長 御異議なしと認めます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△採決
○
福田太郎議長 よって、これより採決いたします。 お諮りいたします。 議会議案第31号は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
福田太郎議長 起立少数であります。 よって、本件は、否決されました。 〔議会議案第31号は本号末尾参照〕
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△議案上程
○
福田太郎議長 次に、日程第5議会議案第32号テロ等準備罪の創設に反対する意見書を議題といたします。
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△提案理由の説明
○
福田太郎議長 これより、提出者から提案理由の説明を求めます。 7番大桑初枝議員。 〔7番大桑初枝議員登壇〕(拍手)
◆大桑初枝議員 私は、提出者を代表して、議会議案第32号テロ等準備罪の創設に反対する意見書の提案理由の説明を行います。 国は、テロ対策を口実に、共謀罪創設と同趣旨の法案の成立を目指しています。この法案は、2000年代初めから3回、国会に提出されたものの、実際の犯罪行為がなくとも、相談や計画しただけで処罰される危険な内容に国民の強い反対が広がり、三度とも廃案に追い込まれたものです。本年3月21日、安倍政権は、テロ等準備罪を設ける組織犯罪処罰法改正案として閣議決定し、国会に提出しました。また、対象を絞り込むなどといい、過去の共謀罪との違いを盛んに強調しますが、その本質は共謀罪に変わりはありません。政府は、処罰対象は組織的犯罪集団に限ると説明し、その集団はテロ組織、暴力団、麻薬薬物密売組織と例示しています。しかし、法務大臣は、それ以外のものも含まれる場合があるとした上、何が共謀に当たるか判断するのは捜査機関と述べました。安倍首相も、組織的犯罪集団の法定上の定義はないと認めています。これは事実上、警察などに判断を委ねるもので、労働組合や市民団体、民間企業が対象になるおそれがあります。一般人は対象にならないとしますが、それを判断するのは捜査機関であり、共謀しているかどうかをつかむためには、多数の国民が盗聴や監視の対象となり、極めて広い範囲にわたって捜査権限が濫用されるおそれがあります。日本は、既にテロ防止のため13の国際条約を締結し、57の重大犯罪について未遂より前の段階で処罰できる国内法があります。政府が持ち出す国際条約もテロ対策が目的ではありません。この法案には、100人を超す刑法研究者が反対声明を出しています。
東京オリンピック・パラリンピックの開催を理由にして、国民の批判や懸念がぬぐえないまま共謀罪を創設するのは断じて許されることではありません。 この意見書は、テロ等準備罪法案の撤回を強く求めるもので、議員各位の賛同を求め、提案理由の説明といたします。(拍手)
○
福田太郎議長 提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 本件につきましては、質疑その他を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田太郎議長 御異議なしと認めます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△採決
○
福田太郎議長 よって、これより採決いたします。 お諮りいたします。 議会議案第32号は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
福田太郎議長 起立少数であります。 よって、本件は、否決されました。 〔議会議案第32号は本号末尾参照〕
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△議案上程
○
福田太郎議長 次に、日程第6議会議案第33号長時間労働を規制する法律の早期制定を求める意見書を議題といたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△提案理由の説明
○
福田太郎議長 これより、提出者から提案理由の説明を求めます。 24番山本由起子議員。 〔24番山本由起子議員登壇〕(拍手)
◆山本由起子議員 私は、提出者を代表して、議会議案第33号長時間労働を規制する法律の早期制定を求める意見書の提案理由説明を行います。 我が国の働く現場では長時間労働が常態化し、家庭生活と仕事の両立、ワーク・ライフ・バランスの実現にはほど遠く、心身を病み、休職や退職に追い込まれる労働者や過労死、過労自殺が後を絶ちません。昨年9月には、電通の新入社員が過酷な勤務の末に自殺を図った事案が労災と認定されました。政府は、この痛ましい事案を重く受けとめ、一刻も早く長時間労働を規制する法律を制定すべきです。過労死は、本人や家族のみならず、社会にとっても大きな損失であり、その根絶が求められていることから、2014年には、国会において全会一致で過労死等防止対策推進法が制定されました。しかし、現在、政府が国会に提出している労働基準法改正案は、残業代ゼロ法案とも言われる高度プロフェッショナル制度の創設や裁量労働制の対象業務の拡大など、労働時間規制の緩和を柱に、長時間労働をさらに助長する内容であると言わざるを得ません。また、政府が導入を目指す残業時間の上限規制については、労働基準法第36条に基づく労使協定で認められる残業に関し、事実上青天井になっている規制をどうするかが焦点となっていましたが、月45時間を超える残業時間の特例は年6カ月までとし、年間720時間の枠内で1カ月100時間未満、2ないし6カ月平均80時間の上限を罰則つきで法定化する方針となりました。しかし、月100時間とは労災認定基準のいわゆる過労死ラインに相当するものであり、これでは過労死を根絶することは到底困難であります。一方、終業時間と始業の間に一定の休息時間を設ける勤務間インターバル規制については、事業主に導入の努力義務を課すにとどまりました。この規制があれば、ほとんどの過労死は防げると多くの専門家が指摘することから、罰則つきの義務化を検討すべきです。 労働時間規制は、労働者の命と健康を守るための最低限のルールであることから、議員各位におかれましては、長時間労働を規制する実効性ある法律を早期に制定することを求める本意見書の趣旨に賛同してくださることをお願いし、提案理由説明を終わります。(拍手)
○
福田太郎議長 提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 本件につきましては、質疑その他を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田太郎議長 御異議なしと認めます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△採決
○
福田太郎議長 よって、これより採決いたします。 お諮りいたします。 議会議案第33号は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
福田太郎議長 起立少数であります。 よって、本件は、否決されました。 〔議会議案第33号は本号末尾参照〕
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△議案上程
○
福田太郎議長 次に、日程第7議会議案第34号
地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書を議題といたします。 お諮りいたします。 本件につきましては、提出者の説明その他を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田太郎議長 御異議なしと認めます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△採決
○
福田太郎議長 よって、これより採決いたします。 お諮りいたします。 議会議案第34号は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
福田太郎議長 起立多数であります。 よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。 〔議会議案第34号は本号末尾参照〕
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△議案上程
○
福田太郎議長 次に、日程第8議会議案第35号無
差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律の存続・強化とオウム真理教(現アレフ・ひかりの輪)に対する観察処分の期間更新等を求める意見書を議題といたします。 お諮りいたします。 本件につきましては、提出者の説明その他を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田太郎議長 御異議なしと認めます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△採決
○
福田太郎議長 よって、これより採決いたします。 お諮りいたします。 議会議案第35号は、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
福田太郎議長 起立多数であります。 よって、本件は、原案のとおり可決することに決しました。 〔議会議案第35号は本号末尾参照〕
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△議案上程
○
福田太郎議長 次に、日程第9議会議案第36号精神に障害のある人に対する公共交通機関の運賃割引の適用を求める意見書ないし日程第12議会議案第39号
無料公衆無線LAN(Wi-Fi)環境の整備促進を求める意見書、以上の議会議案4件を一括して議題といたします。 お諮りいたします。 以上の議会議案各件につきましては、提出者の説明その他を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田太郎議長 御異議なしと認めます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
△採決
○
福田太郎議長 よって、これより採決いたします。 議会議案第36号ないし議会議案第39号の議会議案4件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。 以上の議会議案各件は、いずれも原案のとおり可決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
福田太郎議長 御異議なしと認めます。 よって、以上の議会議案4件は、いずれも原案のとおり可決することに決しました。 ただいま可決されました議会議案各件の提出先及びその他の処理方法につきましては、議長に御一任願います。 〔議会議案第36号ないし議会議案第39号は本号末尾参照〕 〔議長退席、副議長着席〕
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△日程追加(議長辞職の件)
○高岩勝人副議長 議長福田太郎議員から、議長の辞職願が提出されております。 お諮りいたします。 この際、議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○高岩勝人副議長 御異議なしと認めます。 よって、これより議長辞職の件を日程に追加し、議題といたします。 まず、辞職願を事務局長に朗読させます。
◎林充男事務局長 平成29年3月24日 金沢市議会副議長 高岩勝人様 金沢市議会議長 福田太郎 辞職願 このたび、一身上の都合により議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。 以上です。
○高岩勝人副議長 お諮りいたします。 福田太郎議員の議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○高岩勝人副議長 御異議なしと認めます。 よって、福田太郎議員の議長の辞職を許可することに決定いたしました。 〔「議長、35番」と呼ぶ者あり〕
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△挨拶
○高岩勝人副議長 35番福田太郎議員から発言を求められておりますので、これを許します。 35番福田太郎議員。 〔35番福田太郎議員登壇〕
◆福田太郎議員 このたびは、議長の職を辞すことについて皆さんの同意をいただきまして、まことにありがとうございます。 平成27年5月15日に第87代議長として皆さんの御推挙をいただき議長に就任してから、はや1年と10カ月がたちました。就任翌日に、天皇陛下が石川県においでになり、2日間御一緒させていただいたときに、金沢市議会の議長の重責さと責任の重大さを改めて確信したときのことを今でも思い出しております。1年10カ月、いろいろなことがありましたけれども、その都度その都度、先輩議員、同僚議員、そして後輩の議員たち、そして各会派の方々に大変お世話になりました。これからも一議員として、金沢市勢発展のため、そして金沢市議会発展のために頑張ってまいりたいと思いますので、これからも御指導、御鞭撻よろしくお願いいたします。まことに皆さん、ありがとうございました。(拍手)
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△休憩
○高岩勝人副議長 この際、暫時休憩いたします。 午後2時20分 休憩----------------------------------- 午後3時36分 再開
△再開
○高岩勝人副議長 出席議員数は、ただいまのところ38名であります。 これより、休憩前に引き続き会議を開きます。
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△日程追加(議長の選挙)
○高岩勝人副議長 ただいま議長が欠員となっております。 お諮りいたします。 この際、議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○高岩勝人副議長 御異議なしと認めます。 よって、これより議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。 議場の閉鎖を命じます。 〔議場閉鎖〕
○高岩勝人副議長 ただいまの出席議員数は38名であります。 投票用紙を配付させます。 〔投票用紙配付〕
○高岩勝人副議長 投票用紙の配付漏れはありませんか。-配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 〔投票箱点検〕
○高岩勝人副議長 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、議席番号1番の議員から順次投票を願います。 〔各員投票〕
○高岩勝人副議長 投票漏れはありませんか。-投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕
○高岩勝人副議長 開票を行います。 会議規則第30条第2項の規定により、立会人に10番麦田徹議員、15番小阪栄進議員を指名いたします。両議員の立ち会いを願います。 〔10番麦田 徹議員、15番小阪栄進議員 立ち会い、開票〕
○高岩勝人副議長 選挙の結果を報告いたします。 投票総数 38票 有効投票 37票 無効投票 1票 有効投票中 黒沢和規議員 34票
森尾嘉昭議員 3票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は10票であります。 よって、黒沢和規議員が議長に当選されました。
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△当選の告知
○高岩勝人副議長 ただいま議長に当選されました黒沢和規議員に、本席から会議規則第31条第2項の規定により告知をいたします。 〔「議長、22番」と呼ぶ者あり〕
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△当選の承諾
○高岩勝人副議長 22番黒沢和規議員。 〔22番黒沢和規議員登壇〕
◆黒沢和規議員 ただいまは、多くの議員各位の御理解を賜り、不肖私を栄えある金沢市議会議長に御推挙いただきまして、まことにありがとうございました。身に余る光栄であり、改めて身の引き締まる思いをいたしているところでございます。ここに厚く御礼と感謝を申し上げる次第でございます。先ほどの議長選挙に当たりましての所信表明におきましても申し述べさせていただきましたように、執行機関とその立ち位置は異なるわけでありますけれども、今日、市議会も市政と同様に重要な局面にあるとの認識もいたしているものでございます。その認識のもとに、議会の使命と責務を果たすべく、議員各位にはもちろんのこと、市長を初めとする執行機関の皆様方の御指導、御鞭撻を得ながら、そして何よりも市民の皆様の良識ある声を声としていただきながら、微力ではございますが、皆様方の驥尾に付して議長職を務めさせていただければと存じているところでございます。この上は、金沢市のさらなる発展と市民福祉の向上にいささかでも貢献できますよう、そして何よりも長い歴史と伝統の上にある金沢市議会の名を汚すことなく、その権能と役割を議会が従来にも増して果たしていくことができますよう、全身全霊を傾け職責を全うしてまいる所存でございます。何分浅学非才にして未熟者でございますので、議員各位の皆様方の深い御理解と御協力なくして円滑なる議会運営を果たし得ないことは申し上げるまでもないところでございます。重ねて皆様方の御指導と御鞭撻、旧に倍しましての変わりませぬ御厚情を賜りますよう伏してお願いを申し上げ、議長就任に当たりましての御挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。(拍手)
○高岩勝人副議長 ただいま黒沢和規議員から議長当選の承諾がありましたので、議長に決定いたしました。 黒沢議長、議長席にお着き願います。 〔副議長退席、議長着席〕
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△日程追加(副議長辞職の件)
○黒沢和規議長 副議長高岩勝人議員から、副議長の辞職願が提出されております。 お諮りいたします。 この際、副議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○黒沢和規議長 御異議なしと認めます。 よって、これより副議長辞職の件を日程に追加し、議題といたします。 まず、辞職願を事務局長に朗読させます。
◎林充男事務局長 平成29年3月24日 金沢市議会議長様 金沢市議会副議長 高岩勝人 辞職願 このたび、一身上の理由により副議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。 以上です。
○黒沢和規議長 お諮りいたします。 高岩勝人議員の副議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○黒沢和規議長 御異議なしと認めます。 よって、高岩勝人議員の副議長の辞職を許可することに決定いたしました。 〔「議長、17番」と呼ぶ者あり〕
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△挨拶
○黒沢和規議長 17番高岩勝人議員から発言を求められておりますので、これを許します。 17番高岩勝人議員。 〔17番高岩勝人議員登壇〕
◆高岩勝人議員 ただいまは、副議長辞任に際しまして満場一致の承諾ということで、どなたかが反対するかと思いましたが、これで心置きなく副議長の職を終われると。在任中は、福田議長をどれだけ支えられたかわかりませんけれども、私なりに一生懸命頑張ったつもりであります。これからは、ヘアスタイルも変えましたし、心機一転、引き続き金沢市民の福祉の向上に努めてまいりたいと思いますので、変わらぬ皆様の御指導を賜ればと思います。本当にありがとうございました。(拍手)
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△日程追加(副議長の選挙)
○黒沢和規議長 ただいま副議長が欠員となりましたので、この際、お諮りいたします。 副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○黒沢和規議長 御異議なしと認めます。 よって、これより副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行います。 議場の閉鎖を命じます。 〔議場閉鎖〕
○黒沢和規議長 ただいまの出席議員数は38名であります。 投票用紙を配付させます。 〔投票用紙配付〕
○黒沢和規議長 投票用紙の配付漏れはありませんか。-配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 〔投票箱点検〕
○黒沢和規議長 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。 投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、議席番号1番の議員から順次投票を願います。 〔各員投票〕
○黒沢和規議長 投票漏れはありませんか。-投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 〔議場開鎖〕
○黒沢和規議長 開票を行います。 会議規則第30条第2項の規定により、立会人に18番野本正人議員、23番小林誠議員を指名いたします。両議員の立ち会いを願います。 〔18番野本正人議員、23番小林 誠議員 立ち会い、開票〕
○黒沢和規議長 選挙の結果を報告いたします。 投票総数 38票 有効投票 38票 無効投票 0票 有効投票中 下沢広伸議員 35票 広田美代議員 3票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は10票であります。 よって、下沢広伸議員が副議長に当選されました。
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△当選の告知
○黒沢和規議長 ただいま副議長に当選されました下沢広伸議員に、本席から会議規則第31条第2項の規定により告知をいたします。 〔「議長、16番」と呼ぶ者あり〕
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△当選の承諾
○黒沢和規議長 16番下沢広伸議員。 〔16番下沢広伸議員登壇〕
◆下沢広伸議員 このたび、副議長に皆様から御選任をいただき、心から御礼申し上げます。この上は、黒沢議長を支え、議会を円滑に運営できるよう努力いたします。また、さきの特別委員会委員長報告でも申し上げましたように、本議会のみならず、連携中枢都市圏、石川中央都市圏議会連絡会がリーダー格になるよう、この本議会がリーダー格で牽引できるよう、微力ながら尽くしていきたいと思っております。また、山野市長初め執行部との関係ですが、私は毎年1月に書き初めをしております。ことし書いた文字は「緯武経文」、この言葉は学術、武術を織り込んだ政治の土台になる言葉だと聞いております。この言葉のとおりになるように、執行部、そして議会が市勢向上のために折り重なっていくよう努力をしていきたいと思っております。各位の御協力、そして御教示をいただきますよう重ねお願いも申し上げまして、御礼と御挨拶にさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○黒沢和規議長 ただいま下沢広伸議員から副議長当選の承諾がありましたので、副議長に決定いたしました。
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△休憩
○黒沢和規議長 この際、暫時休憩いたします。 午後4時8分 休憩----------------------------------- 午後4時26分 再開
△再開
○黒沢和規議長 出席議員数は、ただいまのところ38名であります。 これより、休憩前に引き続き会議を開きます。
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△諸報告
○黒沢和規議長 この際、御報告いたします。 下沢広伸議員から議会運営委員を辞任したい旨の願い出があり、委員会条例第11条の規定により許可いたしましたので、御報告いたします。
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△常任委員会の改組
○黒沢和規議長 これより、日程第13常任委員会の改組についてを議題といたします。 お諮りいたします。 委員会条例第5条第4項の規定により、常任委員会の改組を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○黒沢和規議長 御異議なしと認めます。 よって、常任委員会は改組することに決しました。
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△常任委員の選任
○黒沢和規議長 これより、常任委員の選任を行います。 常任委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により議長が指名いたします。 事務局長に各常任委員の氏名を朗読させます。
◎林充男事務局長 総務常任委員 3番 小間井大祐議員 14番 喜多浩一議員 21番 清水邦彦議員 25番 森 一敏議員 26番 秋島 太議員 30番
森尾嘉昭議員 33番 澤飯英樹議員 35番 福田太郎議員経済環境常任委員 5番 松井 隆議員 8番 広田美代議員 13番 高 誠議員 18番 野本正人議員 23番 小林 誠議員 31番 松井純一議員 36番 横越 徹議員市民福祉常任委員 4番 坂本泰広議員 6番 熊野盛夫議員 7番 大桑初枝議員 10番 麦田 徹議員 19番 久保洋子議員 22番 黒沢和規議員 27番 角野恵美子議員 34番 安達 前議員建設企業常任委員 2番 中川俊一議員 12番 前 誠一議員 16番 下沢広伸議員 20番 松村理治議員 28番 宮崎雅人議員 32番 中西利雄議員 37番 田中展郎議員文教消防常任委員 1番 上田雅大議員 9番 源野和清議員 11番 長坂星児議員 15番 小阪栄進議員 17番 高岩勝人議員 24番 山本由起子議員 29番 玉野 道議員 38番 高村佳伸議員 以上です。
○黒沢和規議長 お諮りいたします。 ただいま指名のとおり、それぞれ常任委員に選任いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○黒沢和規議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの指名のとおり、それぞれ常任委員に選任することに決しました。 ただいま選任されました委員の方々は、御会合の上、正副委員長を互選され、その結果を議長まで御報告願います。
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△
議会運営委員会の改組
○黒沢和規議長 次に、日程第14
議会運営委員会の改組についてを議題といたします。 お諮りいたします。 委員会条例第5条第4項の規定により、
議会運営委員会の改組を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○黒沢和規議長 御異議なしと認めます。 よって、
議会運営委員会は改組することに決しました。
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△議会運営委員の選任
○黒沢和規議長 これより、議会運営委員の選任を行います。 議会運営委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により議長が指名いたします。 事務局長に議会運営委員の氏名を朗読させます。
◎林充男事務局長 議会運営委員 8番 広田美代議員 9番 源野和清議員 13番 高 誠議員 14番 喜多浩一議員 17番 高岩勝人議員 18番 野本正人議員 19番 久保洋子議員 20番 松村理治議員 23番 小林 誠議員 25番 森 一敏議員 以上です。
○黒沢和規議長 お諮りいたします。 ただいま指名のとおり、議会運営委員に選任いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○黒沢和規議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの指名のとおり、議会運営委員に選任することに決しました。 ただいま選任されました委員の方々は、御会合の上、正副委員長を互選され、その結果を議長まで御報告願います。
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△特別委員会の設置
○黒沢和規議長 次に、日程第15特別委員会の設置を議題といたします。 お諮りいたします。 この際、文化の振興及びスポーツの振興に関する調査のため、委員10名をもって構成する文化振興・スポーツ振興特別委員会を、また、連携中枢都市圏に関する調査のため、委員10名をもって構成する連携中枢都市圏特別委員会を、さらに、都市交通に関する調査、新交通(公共交通)を含む交通ネットワーク構築に関する調査、第2次金沢交通戦略の具体化に関する調査、コミュニティバスに関する調査のため、委員10名をもって構成する都市交通特別委員会を設置し、これらに付託の上、それぞれ調査が終了するまで継続して調査することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○黒沢和規議長 御異議なしと認めます。 よって、文化の振興及びスポーツの振興に関する調査については、委員10名をもって構成する文化振興・スポーツ振興特別委員会を、また、連携中枢都市圏に関する調査については、委員10名をもって構成する連携中枢都市圏特別委員会を、さらに、都市交通に関する調査、新交通(公共交通)を含む交通ネットワーク構築に関する調査、第2次金沢交通戦略の具体化に関する調査、コミュニティバスに関する調査については、委員10名をもって構成する都市交通特別委員会を設置し、これらに付託の上、それぞれ調査が終了するまで継続して調査することに決しました。
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△特別委員の選任
○黒沢和規議長 これより、各特別委員の選任を行います。 特別委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により議長が指名いたします。 事務局長に各特別委員の氏名を朗読させます。
◎林充男事務局長 文化振興・スポーツ振興特別委員 3番 小間井大祐議員 10番 麦田 徹議員 13番 高 誠議員 19番 久保洋子議員 20番 松村理治議員 27番 角野恵美子議員 32番 中西利雄議員 33番 澤飯英樹議員 35番 福田太郎議員 37番 田中展郎議員連携中枢都市圏特別委員 4番 坂本泰広議員 5番 松井 隆議員 11番 長坂星児議員 17番 高岩勝人議員 21番 清水邦彦議員 26番 秋島 太議員 29番 玉野 道議員 30番
森尾嘉昭議員 34番 安達 前議員 36番 横越 徹議員都市交通特別委員 1番 上田雅大議員 6番 熊野盛夫議員 8番 広田美代議員 14番 喜多浩一議員 18番 野本正人議員 23番 小林 誠議員 25番 森 一敏議員 28番 宮崎雅人議員 31番 松井純一議員 38番 高村佳伸議員 以上です。
○黒沢和規議長 お諮りいたします。 ただいま指名のとおり、それぞれ特別委員に選任いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○黒沢和規議長 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの指名のとおり、それぞれ特別委員に選任することに決しました。 ただいま選任されました委員の方々は、御会合の上、正副委員長を互選され、その結果を議長まで御報告願います。
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△休憩
○黒沢和規議長 この際、暫時休憩いたします。 午後4時35分 休憩----------------------------------- 午後5時11分 再開
△再開
○黒沢和規議長 出席議員数は、ただいまのところ38名であります。 これより、休憩前に引き続き会議を開きます。
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△各常任委員会、
議会運営委員会、文化振興・スポーツ振興特別委員会、連携中枢都市圏特別委員会及び都市交通特別委員会の正副委員長互選結果の報告
○黒沢和規議長 御報告いたします。 先ほど各常任委員会、
議会運営委員会及び各特別委員会において正副委員長の互選が行われました結果、次の方々が当選されました。総務
常任委員会委員長 喜多浩一議員 同じく副委員長 小間井大祐議員
経済環境常任委員会委員長 高 誠議員 同じく副委員長 松井 隆議員
市民福祉常任委員会委員長 麦田 徹議員 同じく副委員長 坂本泰広議員
建設企業常任委員会委員長 前 誠一議員 同じく副委員長 中川俊一議員
文教消防常任委員会委員長 源野和清議員 同じく副委員長 上田雅大議員
議会運営委員会委員長 松村理治議員 同じく副委員長 小林 誠議員文化振興・スポーツ振興特別委員会委員長 角野恵美子議員 同じく副委員長 小間井大祐議員連携中枢都市圏特別委員会委員長 長坂星児議員 同じく副委員長 坂本泰広議員都市交通特別委員会委員長 野本正人議員 同じく副委員長 上田雅大議員 以上であります。
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△日程追加(閉会中の継続調査の件)
○黒沢和規議長
総務常任委員会を初めとする5
常任委員会委員長及び
議会運営委員会委員長から、お手元に配付のとおり、それぞれ閉会中の継続調査の申出書が議長のもとに参っております。 お諮りいたします。 この際、本件を日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○黒沢和規議長 御異議なしと認めます。 よって、本件を日程に追加し、議題とすることに決しました。
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△各常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中の継続調査について
○黒沢和規議長 これより、各常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。 お諮りいたします。 各委員会から申し出のあった事項につきましては、閉会中も継続して調査することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○黒沢和規議長 御異議なしと認めます。 よって、各委員会から申し出のあった事項につきましては、閉会中も継続して調査することに決しました。 〔継続調査の申出書は本号末尾参照〕
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△日程追加(石川県
後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙)
○黒沢和規議長 次に、お諮りいたします。 石川県
後期高齢者医療広域連合議会議員に欠員が生じましたので、石川県
後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○黒沢和規議長 御異議なしと認めます。 よって、これより石川県
後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を日程に追加し、選挙を行います。 お諮りいたします。 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選の方法を用いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○黒沢和規議長 御異議なしと認めます。 よって、この選挙は指名推選の方法を用いることに決しました。 お諮りいたします。 指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○黒沢和規議長 御異議なしと認めます。 よって、指名の方法については議長において指名することに決しました。 石川県
後期高齢者医療広域連合議会議員に、私、黒沢和規を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま指名いたしました、私、黒沢和規を石川県
後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○黒沢和規議長 御異議なしと認めます。 よって、私が石川県
後期高齢者医療広域連合議会議員に当選しました。
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△当選の承諾
○黒沢和規議長 ただいま、石川県
後期高齢者医療広域連合議会議員に当選しましたので、これを謹んでお受けいたします。
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△挨拶
○黒沢和規議長 以上をもって、今定例月議会に付議されました案件は、全て議了いたしました。 この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。 山野市長。 〔山野之義市長登壇〕
◎山野之義市長 3月定例月議会の終了並びに平成28年度定例金沢市議会の閉会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。 それに先立ち、先日の本会議におきまして、北朝鮮によるミサイル発射への抗議に関する決議が満場一致で可決されました。先月12日の中長距離弾道ミサイルに続き、今月6日には複数のミサイルが日本海に向けて発射されたことは、我が国を初めとする東アジア地域のみならず、世界の平和と安全を脅かす暴挙であり、決して許されるものではありません。国際社会が結束し、毅然とした対応をとるよう求めますとともに、国において危機管理体制の一層の強化が図られることを強く望む次第であります。 ただいま本議場におきまして一身上の都合により辞職されました福田議長並びに高岩副議長、そして今般の委員会の改組に伴い辞任されました各委員会の正副委員長並びに委員各位におかれましては、在職中の市政運営に一方ならぬ御尽力をいただき、心から感謝を申し上げます。また、新たに輿望を担われ就任されました黒沢議長並びに下沢副議長、そして各委員会の正副委員長並びに委員各位におかれましては、ますますの御活躍をお祈りいたしますとともに、御鞭撻を賜りますよう切にお願い申し上げます。 さて、今回提出いたしました平成29年度当初予算を初めとする各案件につきまして、今ほどは適切なる御決議を賜り、まことにありがとうございました。本会議及び委員会等を通じていただきました御意見、御要望につきましては、これを十分にしんしゃくいたし、今後の市政運営に資してまいりたいと存じます。 とりわけ、世界情勢等に対する懸念から景気の先行きに不透明感が広がっておりますことから、可決をいただきました公共事業費の早期かつ切れ目のない執行に心がけるなど、公示地価の上昇等に見られる地域経済の回復基調をより確実なものとするため、引き続き、市としてなし得る最善を尽くしてまいりたいと存じます。 また、かねて整備を進めてきました城北市民運動公園の金沢プールがいよいよ来月9日にオープンいたしますので、トップスイマーから子どもたち、また、一般市民まで多くの皆様方に親しまれ、スポーツ文化の一層の振興につながる施設となるよう、管理運営に工夫を凝らしてまいりますとともに、このオープンに合わせ、金沢を訪問されるフランス水泳連盟の会長との間で、
東京オリンピックフランス代表チームの事前合宿に関する正式な協定を交わすことが決まりましたので、これを機に、ホストタウンのさらなる推進に努めてまいりたいと存じます。さらに、先般開かれました与党の整備新幹線建設推進プロジェクトチームにおいて、昨年12月の小浜-京都ルートに続き、残る京都-新大阪間について南回りルートとすることが決定されました。これにより、北陸新幹線の敦賀以西のルートが確定することとなりましたので、引き続き、関係自治体と連携を図りながら、フル規格による大阪までの早期全線整備を国に強く求めてまいりたいと存じます。 ところで、
家庭ごみ有料化制度についてでありますが、今定例月議会において、明年2月からの実施をお認めいただきました。各位並びに市民の皆様の御理解と御協力に改めて深く感謝を申し上げますとともに、早速来月から町会等の皆様方に再度丁寧な説明を行うなど、円滑な実施に向けて準備に万全を期してまいりたいと存じます。 あとわずかで新たな年度を迎えます。世界の交流拠点都市の実現に向けて、その礎となる
地域コミュニティーの醸成、充実など諸課題の解決、前進に、私を初め職員一丸となって全力を尽くしてまいる所存でございます。各位の一層の御支援、御指導をお願い申し上げ、閉会に際しての御挨拶といたします。 ありがとうございました。
○黒沢和規議長 3月定例月議会の終了並びに平成28年度定例金沢市議会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 各位におかれましては、去る3日から本日まで、上程各案件の御審議に御精励を賜り、ここに滞りなく議事が終了いたしましたことに深く感謝を申し上げます。また、議事の運営に当たりましても格別の御協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。各位におかれましては、さらなる金沢市勢の発展と市民福祉の向上のため、なお一層の御尽力を賜りますようお願いいたしまして、閉会の御挨拶といたします。
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△閉会
○黒沢和規議長 これをもちまして、3月定例月議会を終了し、平成28年度定例金沢市議会を閉会いたします。 午後5時23分 閉会---------------------------------------------------------------------- 〔参考〕----------------------------------- 議案提出について 議案「
金沢市議会委員会条例の一部を改正する条例」を次のとおり会議規則第13条第1項の規定により提出します。 平成29年3月24日 金沢市議会議長 福田太郎様 提出者 金沢市議会議員 清水邦彦 〃 森 一敏 〃 広田美代 〃 源野和清 〃 高 誠 〃 喜多浩一 〃 下沢広伸 〃 久保洋子 〃 松村理治 〃 小林 誠 〃 玉野 道-----------------------------------議会議案第30号
金沢市議会委員会条例の一部を改正する条例
金沢市議会委員会条例(昭和38年条例第38号)の一部を次のように改正する。 第2条第2号イ中「農林局」を「農林水産局」に改める。 附則 この条例は、平成29年4月1日から施行する。提案の趣旨 農林局の名称の変更に伴い、
経済環境常任委員会の所管を一部改める。----------------------------------- 議案提出について 議案「給与所得等に係る特別徴収税額の決定・変更通知書(
特別徴収義務者用)への個人番号の記載を中止することを求める意見書」を次のとおり会議規則第13条第1項の規定により提出します。 平成29年3月24日 金沢市議会議長 福田太郎様 提出者 金沢市議会議員 大桑初枝 〃 広田美代 〃 森尾嘉昭-----------------------------------議会議案第31号 給与所得等に係る特別徴収税額の決定・変更通知書(
特別徴収義務者用)への個人番号の記載を中止することを求める意見書 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴い、国からは、特別徴収義務者に対して発出する通知への納税義務者の個人番号の記載に関する技術的助言がされている。 しかしながら、同通知書への個人番号の記載は、郵便物の紛失等による情報漏えいのリスクがあるほか、簡易書留で郵送した場合には郵送料が増大するとともに、受け取りまでに日数を要するなど、特別徴収義務者による徴収事務に支障を来すおそれがある。 また、法律上、自治体から特別徴収義務者へ納税義務者の個人番号の提供が認められるのは、個人番号利用事務を処理するために必要な限度とあるが、同通知書への個人番号の記載には事務処理上の合理的必要性はない。 よって、国におかれては、個人番号に係る情報漏えいを防ぐとともに、徴収事務の混乱を防ぐため、給与所得等に係る特別徴収税額の決定・変更通知書(
特別徴収義務者用)から個人番号欄を削除するために必要な措置を講じるよう強く要望する。 ここに、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。----------------------------------- 議案提出について 議案「テロ等準備罪の創設に反対する意見書」を次のとおり会議規則第13条第1項の規定により提出します。 平成29年3月24日 金沢市議会議長 福田太郎様 提出者 金沢市議会議員 松井 隆 〃 大桑初枝 〃 広田美代 〃 麦田 徹 〃 山本由起子 〃 森 一敏 〃 森尾嘉昭 〃 中西利雄-----------------------------------議会議案第32号 テロ等準備罪の創設に反対する意見書 国は、
東京オリンピック・パラリンピックに向けたテロ対策を口実に、国民の強い反対で過去3度廃案となった共謀罪創設と同趣旨の法案の成立を目指している。 同法案においては、共謀罪をテロ等準備罪という名称に改めて、適用対象や構成要件などを変更したが、対象となる組織的犯罪集団の定義が曖昧で拡大解釈が可能なため、その判断は捜査当局に委ねられる。また、処罰の要件に準備行為を加えることが検討されているほか、以前の法案よりも対象とする犯罪行為を減らしてはいるものの、濫用されれば思想の抑圧や人権侵害、市民監視の強化へつながる危険性は何ら変わりない。さらに、テロ等準備罪の摘発を名目に、監視や会話の通信傍受など、極めて広範囲にわたって捜査権限が及ぶおそれがある。 国は、共謀罪の名称をテロ等準備罪に変え、国際組織犯罪防止条約の締結のために共謀罪が必要と言うが、この条約は、国際的なマフィアなどを取り締まるためのものである。テロ防止に関する条約は、国際的に13本制定されており、我が国は全て締結し、国内法も整備している。テロ等準備罪は、個人の表現や思想、内心そのものを処罰対象にしようとするもので、市民団体や労働組合なども対象にされかねない。さらに、実際の行為や結果が生じなければ罪には問われない現行刑法の基本原則に反するとして、100人を超す刑法研究者が反対声明を出すなど批判の声が広がっている。 よって、国におかれては、広範な国民の懸念が拭えないまま共謀罪と同趣旨のテロ等準備罪を創設しないよう強く要望する。 ここに、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。----------------------------------- 議案提出について 議案「長時間労働を規制する法律の早期制定を求める意見書」を次のとおり会議規則第13条第1項の規定により提出します。 平成29年3月24日 金沢市議会議長 福田太郎様 提出者 金沢市議会議員 松井 隆 〃 大桑初枝 〃 広田美代 〃 麦田 徹 〃 山本由起子 〃 森 一敏 〃 森尾嘉昭 〃 中西利雄-----------------------------------議会議案第33号 長時間労働を規制する法律の早期制定を求める意見書 大手広告代理店に勤務していた女性社員が過労を原因に自殺し、労災が認定されるなど、我が国では、欧米諸国と比べて長時間にわたり労働している従事者の割合が高く、過労死がなくならない。過労死は本人や家族のみならず、社会にとっても大きな損失であり、根絶が求められていることから、2014年には、国において全会一致で過労死等防止対策推進法が制定された。 しかしながら、国が進めている労働基準改革の柱は、労働時間の保護をなくし、過重な長時間労働を合法的に課す残業代ゼロ制度とも言われる高度プロフェッショナル制度の導入のほか、長時間労働の温床と指摘されている裁量労働制の対象業務の拡大である。我が国における長時間労働を抑止する方策を打ち出すべきであるにもかかわらず、労働時間規制の緩和を柱に、長時間労働をさらに助長する内容となっており、本来の目的から逆行していると言わざるを得ない。 よって、国におかれては、一刻も早く長時間労働を規制すべく、下記の事項を含んだ法律を早期に制定するよう強く要望する。 記1 残業の上限時間数を週15時間、月45時間、年360時間に規制するとともに、11時間の勤務間インターバルを保障すること。2 裁量労働制の要件を厳格にするため、在社時間及び社外勤務時間を使用者が把握・記録し、合計勤務時間が一定の上限時間を超えないよう義務づけること。3 使用者に、新たに労働時間管理簿を作成させ、労働者単位での日別の始業・終業時刻、労働時間等を記録させることを義務づけるとともに、違法な時間外労働をさせた場合における罰則を強化すること。4 労働基準監督官の増員など、労働基準監督署の体制を抜本的に強化すること。 ここに、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。----------------------------------- 議案提出について 議案「
地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書」を次のとおり会議規則第13条第1項の規定により提出します。 平成29年3月24日 金沢市議会議長 福田太郎様 提出者 金沢市議会議員 源野和清 〃 高 誠 〃 喜多浩一 〃 下沢広伸 〃 久保洋子 〃 松村理治 〃 清水邦彦 〃 小林 誠 〃 森 一敏-----------------------------------議会議案第34号
地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書 地方創生が、我が国の将来にとって重要な政治課題となり、その実現に向け大きな責任を有する地方議会の果たすべき役割は、ますます重要となっている。 このような状況の中、
地方議会議員は、これまで以上に地方行政の広範かつ専門的な諸課題について住民の意向を酌み取り、的確に執行機関の監視や政策提言等を行うことが求められているほか、近年においては、都市部を中心に専業化が進んでいる状況にある。 一方で、統一地方選挙の結果をみると、投票率が低下傾向にあるとともに無投票当選者の割合が高くなるなど、住民の関心の低さや
地方議会議員のなり手不足が深刻な問題となっている。 よって、国民の幅広い層からの政治参加や地方議会における人材確保の観点から、
地方議会議員の厚生年金加入のための法整備を早急に実現するよう強く要望する。 ここに、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。----------------------------------- 議案提出について 議案「無
差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律の存続・強化とオウム真理教(現アレフ・ひかりの輪)に対する観察処分の期間更新等を求める意見書」を次のとおり会議規則第13条第1項の規定により提出します。 平成29年3月24日 金沢市議会議長 福田太郎様 提出者 金沢市議会議員 源野和清 〃 高 誠 〃 喜多浩一 〃 下沢広伸 〃 久保洋子 〃 松村理治 〃 清水邦彦 〃 小林 誠 〃 玉野 道-----------------------------------議会議案第35号 無
差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律の存続・強化とオウム真理教(現アレフ・ひかりの輪)に対する観察処分の期間更新等を求める意見書 オウム真理教(現アレフ・ひかりの輪)は、過去に無差別大量殺人を含む数々の凶悪事件を引き起こし、社会に大きな不安と脅威を与えてきた。現在も団体名称は変更されたものの、依然として従来からの危険な教義を保持しつつ勧誘活動を活発化させており、地域住民を初めとする金沢市民は、大きな不安を抱きながら毎日の生活を送っているところである。 このような危険な団体の活動を規制するため、無
差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律が制定されているが、同法は法の廃止を含めて5年ごとに見直しされ、4度目の見直し時期が平成31年12月となっており、また、法に基づく観察処分も3年ごとの期間更新とされ、その6度目の更新期限も平成30年1月末に迫っているなど、見直しや更新の規定が盛り込まれている。 しかしながら、真に地域住民等の不安が解消されるに至るまでの同法の存続及びオウム真理教(現アレフ・ひかりの輪)に対しての確実な観察処分適用の更新が保障されていないほか、テロリスト対策の強化が急務であるとの声もあり、抜本的な対策が求められている。 よって、国におかれては、1日も早く市民が安心して平穏な生活ができるように、下記の事項について早急に取り組まれるよう強く要望する。 記1 オウム真理教(現アレフ・ひかりの輪)に対する観察処分の期間更新を確実に行うこと。2 速やかに、無
差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律における5年ごとの見直し規定及び観察処分に期限を設ける規定を撤廃すること。3 同法の存続・強化を図るとともに、住民の不安を取り除く抜本的対策につながる新たな法律を別途制定すること。 ここに、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。----------------------------------- 議案提出について 議案「精神に障害のある人に対する公共交通機関の運賃割引の適用を求める意見書」を次のとおり会議規則第13条第1項の規定により提出します。 平成29年3月24日 金沢市議会議長 福田太郎様 提出者 金沢市議会議員 清水邦彦 〃 森 一敏 〃 広田美代 〃 源野和清 〃 高 誠 〃 喜多浩一 〃 下沢広伸 〃 久保洋子 〃 松村理治 〃 小林 誠 〃 玉野 道-----------------------------------議会議案第36号 精神に障害のある人に対する公共交通機関の運賃割引の適用を求める意見書 障害者基本法は、全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、全ての国民が相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会を実現するため、障害者の自立及び社会参加の支援等のための施策に取り組むよう定めている。また、我が国は、2014年に障害者の権利に関する条約を批准したほか、昨年からは、障害を理由とする差別の解消を推進するための障害者差別解消法が施行されている。 障害者の自立及び社会参加を促進し、共生社会を実現するためには、移動手段の確保が重要な要素であることから、鉄道やバスなどの公共交通機関では、障害者の運賃割引制度が設けられ、経済的負担の軽減が図られている。 しかしながら、その多くは身体に障害のある人及び知的障害のある人が対象とされ、精神に障害のある人を対象とするものは極めて少なく、大きな格差が生じている。 よって、国におかれては、公共交通機関の運賃割引制度について、交通事業者に対して、精神に障害のある人も身体に障害のある人及び知的障害のある人と同様に適用対象とすることを働きかけるよう強く要望する。 ここに、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。----------------------------------- 議案提出について 議案「固定資産税評価額の算出方法の見直しを求める意見書」を次のとおり会議規則第13条第1項の規定により提出します。 平成29年3月24日 金沢市議会議長 福田太郎様 提出者 金沢市議会議員 源野和清 〃 高 誠 〃 喜多浩一 〃 下沢広伸 〃 久保洋子 〃 松村理治 〃 清水邦彦 〃 小林 誠 〃 森 一敏 〃 玉野 道-----------------------------------議会議案第37号 固定資産税評価額の算出方法の見直しを求める意見書 固定資産税は、市町村財政における基幹税目として、これまでも重要な役割を果たしてきているが、課税情報の公開の促進等を背景に、固定資産税制度や資産評価に対する市民の関心はますます高まっている。 家屋にかかる固定資産税の評価額については、昭和36年から再建築価格方式による算定が採用され、建築資材や設備の施工量等を積み上げて算出していることから、公平・公正であると言われてきた。 しかしながら、この評価方法では、家屋が古くなっても評価額が下がりにくいなどの声があるほか、評価方法が複雑なため試算や検証が容易でないため評価額の確定までに時間を要するとの指摘がある。また、評価方法の複雑さは、市町村による固定資産税の課税ミスにもつながっていると言われており、今後、評価の正確性及び納税者の負担を軽減するためには、より簡素な評価方法を検討する必要がある。 よって、国におかれては、固定資産税に対する国民的関心を踏まえ、経年減点補正率や複雑な評価方法のあり方も含め、固定資産税評価額の算出方法を見直すよう強く要望する。 ここに、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。----------------------------------- 議案提出について 議案「海洋ごみの処理の推進等を求める意見書」を次のとおり会議規則第13条第1項の規定により提出します。 平成29年3月24日 金沢市議会議長 福田太郎様 提出者 金沢市議会議員 源野和清 〃 高 誠 〃 喜多浩一 〃 下沢広伸 〃 久保洋子 〃 松村理治 〃 清水邦彦 〃 小林 誠 〃 森 一敏 〃 玉野 道-----------------------------------議会議案第38号 海洋ごみの処理の推進等を求める意見書 昨年、全国各地を襲った台風によって氾濫した河川から海岸に流れ出た流木などの海洋ごみは、漁業被害だけでなく、その処理に長期間を要する事態を引き起こした。国は、海岸漂着物等地域対策推進事業により海洋ごみの回収等を支援しているが、災害対応を想定していないなど支援が不十分との指摘がある。 また、プラスチックごみによる海洋汚染についても、主要国首脳会議(サミット)において取り上げられるなど、海洋ごみ対策は世界的な課題として認識され始めている。 海洋ごみについては、約7割が河川由来であると指摘されており、各河川管理者によるごみ処理及び発生源対策が必要不可欠であるとともに、国内はもとより、海外由来のものが混在していることから、国際社会との連携による対策が求められている。 よって、国におかれては、海洋ごみの処理の推進並びに発生抑制及び削減に向けて下記の事項に取り組むよう強く要望する。 記1 海洋ごみ処理を推進するために、河川管理者の厳しい財政状況を考慮し、国による新たな対策を進めるとともに、市町村が活用しやすい支援策を検討すること。2 海洋プラスチックごみについては、国際社会と連携して、その発生抑制及び削減に努めるとともに、量や分布等の実態調査を推進すること。 ここに、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。----------------------------------- 議案提出について 議案「
無料公衆無線LAN(Wi-Fi)環境の整備促進を求める意見書」を次のとおり会議規則第13条第1項の規定により提出します。 平成29年3月24日 金沢市議会議長 福田太郎様 提出者 金沢市議会議員 源野和清 〃 高 誠 〃 喜多浩一 〃 下沢広伸 〃 久保洋子 〃 松村理治 〃 清水邦彦 〃 小林 誠 〃 森 一敏 〃 玉野 道-----------------------------------議会議案第39号
無料公衆無線LAN(Wi-Fi)環境の整備促進を求める意見書 2020年
東京オリンピック・パラリンピックの開催及び災害時の効果的な情報受発信の実現に向けて、通信環境の整備、とりわけ
無料公衆無線LAN(Wi-Fi)環境の整備は喫緊の課題となっている。 そのような中、国は、平成31年度までに約3万箇所のWi-Fi環境の整備を目指しており、地方公共団体向けの補助事業のほか、空港や駅・鉄道などの公共的インフラ、宿泊施設など人が多く出入りする民間施設の所有者に対してWi-Fi環境の整備を働きかけているところである。 しかしながら、総務省と観光庁による「訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関する現状調査」の結果によると、旅行中最も困ったこととして、「
無料公衆無線LAN環境」との回答が30.2%と最も高くなるなど、Wi-Fi環境の普及の面での課題が指摘され、早急な整備を求める声が高まっている。 よって、国におかれては、インバウンドのさらなる増加への対応だけでなく、防災拠点となる公共施設等の災害時における通信手段の確保にも大きく貢献することから、Wi-Fi環境の整備促進について、以下の事項に取り組むよう強く要望する。 記1 鉄道、バス等の公共交通機関やホテル、旅館等の宿泊施設などの民間施設に対し、Wi-Fi環境の整備への支援を展開するとともに、日本遺産、国立公園等の観光拠点や観光案内所におけるWi-Fi環境の整備を一層促進し、観光地の機能及び利便性の向上を図ること。2 観光拠点や防災拠点など、公的拠点へのWi-Fi環境の整備を行う地方公共団体に対する財政的支援措置を拡充すること。 ここに、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。----------------------------------- (写) 平成29年3月24日金沢市議会議長様 総務
常任委員会委員長 閉会中の継続調査の申出書 本委員会は、次の事件について閉会中もなお調査を継続する必要があると認めたので、金沢市議会会議規則第74条の規定により申し出ます。 調査事件1 都市政策に関する事項2 行財政全般に関する事項----------------------------------- 平成29年3月24日金沢市議会議長様
経済環境常任委員会委員長 閉会中の継続調査の申出書 本委員会は、次の事件について閉会中もなお調査を継続する必要があると認めたので、金沢市議会会議規則第74条の規定により申し出ます。 調査事件1 商工業及び観光に関する事項2 労働政策に関する事項3 農林水産業及び市場事業に関する事項4 生活環境及び環境保全に関する事項----------------------------------- 平成29年3月24日金沢市議会議長様
市民福祉常任委員会委員長 閉会中の継続調査の申出書 本委員会は、次の事件について閉会中もなお調査を継続する必要があると認めたので、金沢市議会会議規則第74条の規定により申し出ます。 調査事件1 市民の生活安定に関する事項2 社会福祉・社会保障に関する事項3 公衆衛生に関する事項4 医療業務に関する事項----------------------------------- 平成29年3月24日金沢市議会議長様
建設企業常任委員会委員長 閉会中の継続調査の申出書 本委員会は、次の事件について閉会中もなお調査を継続する必要があると認めたので、金沢市議会会議規則第74条の規定により申し出ます。 調査事件1 都市整備に関する事項2 定住促進に関する事項3 土木に関する事項4 ガス・水道・発電・下水道に関する事項----------------------------------- 平成29年3月24日金沢市議会議長様
文教消防常任委員会委員長 閉会中の継続調査の申出書 本委員会は、次の事件について閉会中もなお調査を継続する必要があると認めたので、金沢市議会会議規則第74条の規定により申し出ます。 調査事件1 文化政策及びスポーツに関する事項2 市民の安全安心に関する事項3 学校教育及び生涯学習に関する事項4 消防に関する事項----------------------------------- 平成29年3月24日金沢市議会議長様
議会運営委員会委員長 閉会中の継続調査の申出書 本委員会は、次の事件について閉会中もなお調査を継続する必要があると認めたので、金沢市議会会議規則第74条の規定により申し出ます。 調査事件1 議会の運営に関する事項----------------------------------- 〔参考〕----------------------------------- 平成28年度金沢市議会3月定例月議会請願・陳情の委員会審査結果表審査結果番号件名付託委員会不採択請願
第23号家庭ごみの有料化のための条例改正に関する請願経済環境不採択陳情
第5号家庭ごみの収集を有料化せず、市民と行政の共同によってごみの減量と資源化を推進していくことを求める陳情経済環境不採択陳情
第9号金沢市議会政務活動費の領収書等のホームページ公開等を求める陳情議会運営不採択陳情
第10号平成29年度「給与所得等に係る市町村民税・道府県民税特別徴収税額の決定・変更通知書(
特別徴収義務者用)」への個人番号記載の中止を求める陳情総務不採択陳情
第11号金沢市営総合プールの新築を求める陳情文教消防不採択陳情
第12号
家庭ごみ有料化を盛り込んだ条例改正に関する陳情経済環境 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。 議長 黒沢和規 旧議長 福田太郎 旧副議長 高岩勝人 署名議員 澤飯英樹 署名議員 玉野 道 署名議員 森尾嘉昭...