大子町議会 > 2011-02-16 >
03月02日-01号

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  1. 大子町議会 2011-02-16
    03月02日-01号


    取得元: 大子町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-26
    平成23年  3月 定例会大子町告示第6号 平成23年第1回大子町議会定例会を次のとおり招集する。  平成23年2月16日                             大子町長  益子英明                    記 1 招集の日  平成23年3月2日 2 招集の場所 大子町役場議会議場          ◯応招・不応招議員応招議員(15名)     1番  大森勝夫君     2番  金澤眞人君     3番  齋藤忠一君     4番  佐藤正弘君     5番  鈴木陸郎君     6番  藤田友晴君     7番  藤田 稔君     8番  仲野 廣君     9番  野内健一君    10番  岡田敏克君    11番  藤田 健君    12番  藤田英夫君    13番  菊池和保君    14番  吉成好信君    15番  小林秀次君不応招議員(なし)          平成23年第1回大子町議会定例会議事日程(第1号)                    平成23年3月2日(水)午前10時開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定本日の会議に付した事件 議事日程のとおり出席議員(15名)      1番  大森勝夫君     2番  金澤眞人君      3番  齋藤忠一君     4番  佐藤正弘君      5番  鈴木陸郎君     6番  藤田友晴君      7番  藤田 稔君     8番  仲野 廣君      9番  野内健一君    10番  岡田敏克君     11番  藤田 健君    12番  藤田英夫君     13番  菊池和保君    14番  吉成好信君     15番  小林秀次君欠席議員(なし)地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名 町長          益子英明君   副町長         成井重美君 教育長         都筑 積君   総務課長        高瀬一郎君 企画観光課長      佐川和夫君   財政課長        菊池明正君 税務課長        菊池富也君   農林課長兼農委局長   神永哲郎君 建設課長        井上淳一郎君  福祉課長        神永幸一君 健康増進課長      吉原照夫君   生活環境課長      本多正美君 環境施設課長      渡辺洋一君   町民課長        大内 真君 会計管理者会計課長  益子正道君   学校教育課長      圷 文男君 生涯学習課長      益子英雄君   水道課長        菊池秀男君 消防長         安島寿広君   検査監         佐藤 巌君 収納対策室長      鈴木 徹君職務のため出席した者の職氏名 事務局長        岡田 栄    書記          藤田良平 △開会 午前10時00分 △開会の宣告 ○議長(藤田健君) おはようございます。ご苦労さまです。 ご報告いたします。ただいまの出席議員数は15人です。 定足数に達していますので、平成23年第1回大子町議会定例会を開会いたします。--------------------------------------- △開議の宣告 ○議長(藤田健君) 直ちに本日の会議を開きます。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(藤田健君) 地方自治法第121条の規定により、町長、副町長、教育長、会計管理者総務課長ほか関係各課長、局長、消防長、室長、検査監の出席を求めています。 今期定例会において本日までに受理した請願書、陳情書は、お手元に配付の文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたしましたので、ご報告いたします。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(藤田健君) 日程はお配りしたとおりです。---------------------------------------会議録署名議員の指名 ○議長(藤田健君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第118条の規定により、議長から、    5番  鈴木陸郎君   10番  岡田敏克君 を指名します。--------------------------------------- △会期の決定 ○議長(藤田健君) 日程第2、会期の決定について議題といたします。 お諮りいたします。 会期については、議会運営委員会決定のとおり、本日3月2日から11日までの10日間とし、本日3月2日、町長の議案の概要説明、3日から6日まで休会、自宅審議とし、7日一般質問、散会後常任委員会、8日一般質問、10日逐条審議、11日逐条審議、閉会としたいと思いますが、ご異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(藤田健君) 異議なしと認めます。 したがって、今定例会の会期は、本日から3月11日までの10日間とすることに決定しました。--------------------------------------- △町長の提出議案の説明 ○議長(藤田健君) 町長の議案の概要説明を求めます。 町長。     〔町長 益子英明君 登壇〕 ◎町長(益子英明君) おはようございます。 第1回大子町議会定例会の開会に当たりまして、提出議案の説明をさせていただきます。 若干のお聞きにくい点があろうかと思いますが、お許しをいただきたいと思います。 今回の提出議案は、新規制定条例1件、一部改正条例9件、町道路線の認定1件、町道路線の変更1件、町道路線の廃止1件、平成22年度補正予算6件、平成23年度当初予算8件でありまして、合わせて27件についてご説明を申し上げます。 議案第4号 常陸大子駅前広場の管理に関する条例。 本案は、常陸大子駅前広場の管理に関し必要な事項を定めるため、条例を制定するものであります。 議案第5号 大子町行政組織条例の一部を改正する条例。 本案は、設置する課及びその主たる分掌事務を改めるため、条例の一部を改正するものであります。 議案第6号 大子町立集会所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例。 本案は、大子町立町民集会所において、老朽化や大子町文化福祉会館の設置に伴う利用者数の減少等により廃止するため、条例の一部を改正するものであります。 議案第7号 大子町公共施設の暴力排除に関する条例の一部を改正する条例。 本案は、町が設置する公共施設について、その設置及び管理に関する条例等の制定、改正等に伴い、暴力団等の使用を制限することとする公共施設を改めるため、条例の一部を改正するものであります。 議案第8号 大子町移動通信用鉄塔施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例。 本案は、大子町槙野地高野移動通信用鉄塔施設、大子町冥賀叶田移動通信用鉄塔施設及び大子町西金入湯沢移動通信用鉄塔施設の設置及び管理に関し必要な事項を定めるため、条例の一部を改正するものであります。 議案第9号 大子町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例。 本案は、地方公務員育児休業等に関する法律の一部が改正され、非常勤職員についても育児休業等の取得が可能となるよう改められたことに伴い、これに準拠して条例の一部を改正するものであります。 議案第10号 大子町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例。 本案は、人事院勧告に基づき国家公務員超過勤務手当関係の取り扱いが改められたことに伴い、これに準じて職員の時間外勤務手当関係の取り扱いを改めるため、条例の一部を改正するものであります。 議案第11号 大子町国民健康保険税条例の一部を改正する条例。 本案は、国民健康保険税を減免できる規定について、文言の整理を図るため、条例の一部を改正するものであります。 議案第12号 大子町医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例。 本案は、茨城県医療福祉対策要綱等の一部改正により医療福祉費支給対象となる妊産婦の定義及び疾病の範囲が改められることに伴い、これに準じて妊産婦の医療福祉費の支給について改めるため、条例の一部を改正するものであります。 議案第13号 大子町国民健康保険条例の一部を改正する条例。 本案は、暫定的に引き上げて支給していた出産一時金の額について、その暫定的に引き上げた額を恒久化するため、条例の一部を改正するものであります。 議案第14号 町道路線の認定について。 本案は、大字頃藤地内の公衆用道路敷を町道に認定することについて、町議会の議決を求めるものであります。 議案第15号 町道路線の変更について。 本案は、大字内大野地内の路線の終点を現状に合わせて変更することについて、町議会の議決を求めるものであります。 議案第16号 町道路線の廃止について。 本案は、大字袋田地内の1路線及び大字下津原地内の1路線を見直しにより廃止することについて、町議会の議決を求めるものであります。 議案第17号 平成22年度大子町一般会計補正予算(第7号)。 本案は、第7回の補正予算でありますが、その内容は、次のとおりであります。 歳出の主なものは、職員給与費等1,174万4,000円の減、財政調整基金元金積立金1億円、減債基金元金積立金450万円、国民健康保険事業特別会計繰出金2,143万4,000円、新型インフルエンザワクチン接種助成費145万2,000円、経営体育成事業等補助金491万2,000円、農地流動化借り手助成金124万4,000円、消防団員退職報償金328万4,000円、児童生徒読書推進事業図書購入費406万円、学校給食食材費298万7,000円、プチ・ソフィア図書購入費898万5,000円などであります。 次に、この補正に要する主な財源として、地方交付税6,847万9,000円、国庫支出金438万9,000円の減、県支出金811万8,000円、財産収入191万1,000円、繰入金800万円などを見込みました。 補正額は6,334万5,000円の増額で、補正後の予算の総額は、歳入歳出それぞれ92億3,723万7,000円であります。 なお、歳入歳出予算のほか、繰越明許費について設定8件及び債務負担行為について追加4件の補正を行うものであります。 議案第18号 平成22年度大子町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)。 本案は、第3回の補正でありますが、その内容は、主に期末勤勉手当の支給率の改定に伴い総務費を、本年度の所要額の実績見込みにより共同事業拠出金をそれぞれ減額し、前年度繰越金の確定に伴い基金積立金を増額するものであります。 これらに伴い、歳入の国民健康保険税国庫支出金療養給付費等交付金県支出金共同事業交付金、繰入金及び繰越金並びに歳出の総務費、保険給付費共同事業拠出金保健事業費及び基金積立金について、それぞれ補正を行うものであります。 補正額は6,038万9,000円の増額で、補正後の予算の総額は、歳入歳出それぞれ27億1,159万6,000円であります。 議案第19号 平成22年度大子町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)。 本案は、第1回の補正予算でありますが、その内容は、期末勤勉手当の支給率の改定に伴い総務費を、保険基盤安定納付金の確定に伴い広域連合納付金をそれぞれ減額するものであります。 これらに伴い、歳入の繰入金並びに歳出の総務費及び広域連合納付金について、それぞれ補正を行うものであります。 補正額は220万8,000円の減額、補正後の予算の総額は、歳入歳出それぞれ2億3,093万円であります。 議案第20号 平成22年度大子町介護保険特別会計補正予算(第3号)。 本案は、第3回の補正予算でありますが、その内容は、期末勤勉手当の支給率の改定に伴い総務費及び地域支援事業費を減額するものであります。 これらに伴い、歳入の繰入金並びに歳出の総務費及び地域支援事業費について、それぞれ補正を行うものであります。 補正額は65万円の減額で、補正後の予算の総額は、歳入歳出それぞれ19億1,264万8,000円であります。 議案第21号 平成22年度大子町浄化槽整備事業特別会計補正予算(第2号)。 本案は、第2回の補正予算でありますが、その内容は、期末勤勉手当の支給率の改定に伴い職員給与費を15万円減額し、あわせて歳入において、前年度繰越金及び消費税還付金の確定により、前年度繰越金を405万6,000円及び消費税還付金を23万円ずつそれぞれ増額するもので、これらにより一般会計繰入金を443万6,000円減額するものであります。 補正額は15万円の減額で、補正後の予算の総額は、歳入歳出それぞれ1億1,392万6,000円であります。 議案第22号 平成22年度大子町水道事業会計補正予算(第2号)。 本案は、第2回の補正予算でありますが、その内容は、水道事業費職員給与費の過不足に伴う収益的支出の補正を行うものであります。 この補正は、歳出予算内の組み替えによる補正であり、補正後の歳入歳出予算の総額に変更はありません。 議案第23号 平成23年度大子町一般会計予算。 議案第24号 平成23年度大子町国民健康保険事業特別会計予算。 議案第25号 平成23年度大子町後期高齢者医療特別会計予算。 議案第26号 平成23年度大子町介護保険特別会計予算。 議案第27号 平成23年度大子町介護サービス事業特別会計予算。 議案第28号 平成23年度大子町浄化槽整備事業特別会計予算。 議案第29号 平成23年度大子町下水道事業特別会計予算。 議案第30号 平成23年度大子町水道事業会計予算。 以上の8件は平成23年度の当初予算でありますが、予算編成に当たっての基本方針及び予算の概要を説明いたします。 平成23年度の地方財政は、企業収益の回復等により、地方税収入地方交付税の原資となる国税収入が増加する一方、社会保障関係経費の自然増や公債費が高い水準で推移すること等により、職員の定数純減や人事院勧告等の反映に伴い給与関係経費が大幅に減少しても、なお依然として大幅な財源不足が生じるものと見込まれております。 このような状況を踏まえ、国におきましては、地域に必要なサービスを確実に提供できるよう、地方財政の所要の財源を平成22年度の水準を下回らないよう確保することで、住民生活の安心と安全を守るとともに、「強い経済」「強い財政」「強い社会保障」の一体的な実現を目指す「新成長戦略」を着実に推進することとしております。 このような方針に基づき、地方が自由に使える財源をふやし、地方公共団体が地方のニーズに適切にこたえられるようにするため、地方交付税を増額するなど地方の財源を確保するための地方財政対策が講じられているところであります。 また、県の予算編成におきましては、極めて厳しい財政状況が続いていることを十分認識の上、中長期的に持続可能で健全な財政構造の確立を図り、抜本的な行財政改革に取り組む一方で、県総合計画に掲げる「みんなで創る、人が輝く元気で住みよい、いばらき」の実現に向け、「生活大県」を目指して、各種施策を推進することとしております。 さて、本町の財政状況につきましては、平成20年度から策定しております中期的な財政収支の見通しにおいて、人件費・公債費の減少は見込まれるものの、依然として高い水準で推移するとともに、扶助費や繰出金の増加が見込まれることから、引き続き厳しい財政状況にあります。 このような厳しい財政状況を踏まえ、平成23年度の予算編成に当たっては、効率的な行政を推進するため行財政改革に努め、中期的な財政収支見通しに沿って事務事業を精査、検証し、その見直しを行うとともに、職員の定員管理や町債の発行の抑制による歳出縮減を図る一方、町の活性化のため、企業誘致人材育成、高齢者・障害者・子育て世代への支援、観光の振興、農林業の振興、交通通信体系の整備、消防施設の整備、教育文化の振興、生活関連事業等各種施策を推進し、「ふるさとに誇りを持ち、お互いが支え合い、助け合いがある町をつくる」ことを目指し、事務事業の優先度、緊急度を勘案して、限られた財源の重点的かつ効率的な予算配分に努めました。 この結果、一般会計予算の総額は84億6,300万円で、前年度当初に比し8,400万円、1%の増となりました。また、国民健康保険事業特別会計予算は26億9,092万2,000円、後期高齢者医療特別会計予算は2億2,712万6,000円、介護保険特別会計予算は18億7,333万4,000円、介護サービス事業特別会計予算は1,223万7,000円、浄化槽整備事業特別会計予算は1億1,832万1,000円、下水道事業特別会計予算は288万2,000円、水道事業会計予算は7億1,779万4,000円となり、一般会計特別会計及び企業会計を合わせた総額は141億561万6,000円で、前年度当初予算額138億6,468万5,000円に比し2億4,093万1,000円、1.7%の増となりました。 一般会計の性質別の歳出につきましては、主なものといたしまして、前年度当初予算と比較し、物件費が、地域人材育成事業費予防接種委託費等により7.8%の増、扶助費が、障害者福祉サービス給付費子ども手当給付金事業費等により12.5%の増、補助費等が、後期高齢者医療広域連合市町村負担金等により5.5%の増、人件費が、一般職員給与費の減により5.7%の減、公債費が、新規町債発行の抑制に伴い6.4%の減、投資的経費が、まちづくり交付金事業の終了や住宅建設事業見合わせ等により7.5%の減となりました。 なお、町債の年度末残高につきましては、平成22年度末の見込みは86億6,704万7,000円でありますが、平成23年度末では82億570万9,000円となる見込みであります。 次に、主な施策の概要について申し上げます。 まず、企業誘致人材育成関連でありますが、新規事業といたしましては、未就職卒業者を対象とした地域人材育成事業を推進するために、2,333万7,000円を計上いたしました。拡充事業といたしましては、自治・振興金融債務者保証料補給金の全額を助成することといたしました。 高齢者・障害者・子育て世代の支援といたしましては、まず高齢者支援新規事業としまして、75歳以上の高齢者及び障害者に初乗り区間分タクシー利用券を交付する高齢者等生き生き外出助成事業救急医療に関する情報を保管する容器を配布する一人暮らし高齢者救急情報キット配置事業高齢者肺炎球菌ワクチン接種助成ひとり暮らしの高齢者の実態把握と台帳作成により、地域全体でひとり暮らしの高齢者を支え合うための一人暮らし高齢者支援ネットワーク事業等を推進するために、611万5,000円を計上いたしました。拡充事業といたしまして、敬老祝事業のうち、祝い品支給対象者を75歳以上に引き下げ、その祝い品を2,000円に増額したことや楽しいアクアビクス、湯ったり大子、健康教室の開催回数をふやすことといたしました。障害者支援といたしまして、障害者自立支援障害者地域生活支援精神障害者地域生活支援障害者訪問入浴サービス障害者等通院送迎サービス等の事業を推進するため、3億3,389万5,000円を計上いたしました。子育て世代への支援の新規事業といたしまして、ヒブワクチン予防接種小児用肺炎球菌予防接種を新たに追加し、1,679万4,000円を計上いたしました。拡充事業といたしまして、放課後児童あずかり事業を全地域で実施することとし、1,044万7,000円を計上いたしました。 観光の振興といたしましては、新規事業といたしまして、袋田の滝の状況をホームページからリアルタイムに発信するための袋田の滝ライブカメラ設置事業、大子町及び大子町の特産物等のトータル的なイメージアップを図るための大子ブランド推進事業、旧屠殺場跡地を基点とする所谷遊歩道整備工事男体山周辺整備工事月居トンネル入り口トイレ設置工事大円地ハイキングコース木造片橋改修工事の事業を推進するために、1,376万3,000円を計上いたしました。拡充事業といたしまして、滑落事故等が多発したため、ハイキングコース監視及び調査業務委託費54万円を計上いたしました。 農林業の振興といたしましては、新規事業といたしまして、銀座「ファームエイド銀座」及び六本木「マルシェ」において特産物のPR及び販売を行うための農産物販売促進事業費75万2,000円、拡充事業といたしまして、有害鳥獣捕獲報償金の支給、森林機能緊急回復整備事業、優良牛を導入した者に助成する常陸牛素牛生産拡大事業及び優良系統牛造成対策事業を推進するために、1億7,443万円を計上いたしました。 交通通信体系の整備といたしましては、新規事業といたしまして、光ファイバー網運用管理業務及び都市計画道路網の一部見直しを行う都市計画変更図書作成費1,984万円を計上いたしました。拡充事業といたしまして、移動通信用鉄塔施設整備事業奥久慈グリーンライン林道整備事業及び橋りょう維持補修に8,476万4,000円を計上いたしました。町道整備につきましては、地域活性化・きめ細かな交付金事業といたしまして、2路線を平成22年度に前倒しで予算化いたしておりまして、引き続き北田気小屋原Ⅱ号線の改良工事、町付堰ノ上線の路線測量を計上いたしました。農道整備につきましては、山田地区ふるさと農道県営事業林道整備につきましては、八溝線、上金沢志名志沢線栃原滝沢線の3路線を計上いたしました。総額は1億1,682万円となっております。 消防施設の整備といたしましては、災害支援車1台、消防ポンプ自動車1台及び小型動力ポンプ付積載車1台の購入費3,045万9,000円、5基の防火水槽設置工事費1,995万円を計上いたしました。 教育文化の振興といたしまして、新規事業といたしまして、上小川小学校校舎補強工事、依上・さはら小学校屋内運動場耐震2次診断業務大子西中学校校舎屋内運動場屋根修繕工事南中学校耐震2次診断業務に2,713万円、そのほかパソコン講座開設事業文化福祉会館ホール用グランドピアノ購入費に654万5,000円を計上いたしました。 生活関連事業といたしまして、衛生センター汚泥焼却炉の老朽化のため、汚泥脱水設備整備工事費8,499万8,000円、難病患者福祉見舞金100万円を計上いたしました。 そのほかといたしましては、公有財産管理台帳整備事業住民基本台帳法改正に伴うシステム改修事業役場書庫建設及び北側倉庫解体工事に6,621万4,000円を計上いたしました。 以上、一般会計における主な施策を申し上げましたが、これらの施策を行うための財源であります歳入の主なものについて申し上げます。 まず、町税につきましては、町民税は、前年度当初に比し8,870万4,000円、12.9%の減と見込ましたが、固定資産税軽自動車税、入湯税が堅調であることから、町税全体といたしましては、前年度当初に比し5,906万2,000円、3.5%の減で見込みました。 地方譲与税につきましては、地方財政計画等に基づいて試算した結果、前年度当初同額と見込みました。 地方交付税につきましては、地域主権改革に沿った財源の充実を図るため、4,799億円の増額となる地方財政計画が発表されたことを受けて、36億3,840万円、前年度当初に比し3億840万円、9.3%の増と見込みました。 一方、実質的な地方交付税とされる臨時財政対策債につきましては3億5,000万円を計上し、前年度当初に比し1億2,000万円、25.5%の減を見込みました。このようなことから、この臨時財政対策債地方交付税を合わせた実質的な地方交付税額は、前年度当初に比し1億8,840万円、5%の増となりました。 使用料及び手数料につきましては、新たに光ファイバー芯線使用料が見込まれるものの、袋田の滝トンネル利用料の減を見込んだことなどにより、前年度当初に比し1,994万円、3.8%の減となりました。 国県支出金につきましては、主に子ども手当交付金、循環型社会形成推進交付金、重点分野雇用創造事業補助金、地域人材育成事業費補助金などの増を見込んだことにより、前年度当初に比し4,979万1,000円、4.2%の増となりました。 町債につきましては、臨時財政対策債を減額して見込んだことにより、6億3,010万円を計上し、前年度当初に比し1億250万円、14%の減となりました。 続きまして、特別会計及び企業会計予算について説明いたします。 国民健康保険事業特別会計につきましては、予算の総額は26億9,092万2,000円で、国民健康保険税率は据え置くこととし、歳出の大半を占める保険給付費は、過去の実績等を勘案し、また後期高齢者支援金等及び介護給付金は、保険者負担額の増を見込んで計上したことなどにより、前年度当初に比し6,272万2,000円、2.4%の増となりました。 後期高齢者医療特別会計につきましては、予算の総額は2億2,712万6,000円で、歳出の大半を占める広域連合納付金を茨城県後期高齢者医療広域連合の見込み額を計上したことなどにより、前年度当初に比し601万2,000円、2.6%の減となりました。 介護保険特別会計につきましては、予算の総額は18億7,333万4,000円で、歳出の大半を占める保険給付費について、第4期介護保険事業計画や要介護認定者数の推移及び過去の実績等を勘案し見込んだことにより、前年度当初に比し4,617万9,000円、2.5%の増となりました。 介護サービス事業特別会計につきましては、予算の総額は1,223万7,000円で、要支援認定者の介護予防ケアプラン作成費用にかかわる収支を処理するためのものでありますが、前年度当初に比し32万2,000円、2.6%の減となりました。 浄化槽整備事業特別会計につきましては、予算の総額は1億1,832万1,000円で、浄化槽110基の設置及び既設浄化槽を含めた維持管理費にかかわる予算であり、設置基数及び保守点検基数の増を見込んだことにより、前年度当初に比し292万6,000円、2.5%の増となりました。 下水道事業特別会計につきましては、予算の総額は288万2,000円で、新たに再評価にかかわる費用を計上したことにより、前年度当初に比し265万2,000円の増となり、大幅な増加となりました。 水道事業会計につきましては、予算の総額は7億1,779万4,000円で、収益的収入及び支出予算においては、給水収益を前年度と同額で見込んだことと、繰り出し基準に基づく一般会計補助金の増額を見込んだことにより、前年度当初に比し746万円、1.6%の増となりました。また、資本的収入及び支出予算においては、新規事業であります芦野倉簡易水道老朽管更新事業を計上したことに伴い、資本的支出が前年度当初に比し6,336万9,000円、36.5%の増となりました。 なお、学校給食費及び保育料の無料化につきましては、平成23年度は実施いたしますが、これらを含めた主な継続事業やこれからの新規事業等につきましては、新たに政策懇話会を設置いたしまして、町民のご意見をいただきながら、平成24年度の実施に向け、施策を決定してまいりたいと考えております。 以上、平成23年度の予算編成に当たっての基本方針及び予算の概要を説明いたしましたが、引き続き厳しい財政状況ではありますが、多様化する行政需要に的確に対応し、真に魅力ある住みよいまちづくりを推進してまいりたいと考えておりますので、より一層のご理解とご協力をお願いいたします。 以上で提出議案の説明を終わりますが、なお詳細につきましては、お手元の議案書等によりご審議賜りますようお願いを申し上げます。 ありがとうございました。 ○議長(藤田健君) ありがとうございました。 会期決定の中で、8日に続いて9日の休会、自宅審議の部分が取り落ちたかと存じますので、追加をいたしておきます。--------------------------------------- △散会の宣告
    ○議長(藤田健君) 以上で本日の日程は全部終了しました。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労さまでした。 △散会 午前10時46分...