守谷市議会 2019-03-13
平成31年 3月13日保健福祉常任委員会−03月13日-01号
平成31年 3月13日
保健福祉常任委員会−03月13日-01号平成31年 3月13日
保健福祉常任委員会
守谷市議会保健福祉常任委員会
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平成31年3月13日 午後1時29分開会
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出 席 委 員
委 員 長 高 梨 恭 子 君
副
委員長 末 村 英一郎 君
委 員 神 宮 栄 二 君
〃 山 田 美枝子 君
〃 高 橋 典 久 君
〃 川 名 敏 子 君
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欠 席 委 員
な し
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傍 聴 議 員
佐 藤 弘 子 君
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◎飯島
社会福祉課長 おっしゃるとおりです。
◆末村英一郎 委員 ありがとうございます。
◆
高橋典久 委員 いいですか。
○高梨
委員長 高橋委員。
◆
高橋典久 委員 この
貸し付けの件なんですけれども,限度額というのがあるのかどうなのかというのと,あと
貸し付けする際に,一つの単位というのは世帯になるのか,それとも物件になるのか,人になるのか。そういった縛りというのはどうなんでしょうか。
○高梨
委員長 飯島課長。
限度。
飯島課長。
◎飯島
社会福祉課長 最初の質問でございますけれども,限度額でございますが,350万が限度額になります。
次の質問ですが,範囲の話だと思うんですけれども,世帯主が負傷していて,債務が,お給料とか入ってこないとか,そういう条件も考慮する部分がございますので,あくまで
世帯単位を基準として,考えている要件でございます。
◆
高橋典久 委員 いいですか。
○高梨
委員長 高橋委員。
◆
高橋典久 委員 そうすると,一世帯に,一家族でおうちが2個も3個もある方とか,お店がある方とか,そういうのは世帯で,もう1回こっきりということですか。
○高梨
委員長 飯島課長。
◎飯島
社会福祉課長 こちらの要件というのが,住宅兼営業の店舗というケースもあるかと思うんですが,あくまで,周知としては生活を再建するため,営業が入ってきますと,また営業の部分というのは,法律の趣旨からして違ってくる部分がありますので,そういうニュアンスで考えていただくと,生活の基盤が,その世帯はどこにおいて生活をしていたのかというのがまず一つの基準になってくると思いますので,ケース・バイ・ケースで参酌して,事例をよく吟味してお答えする必要があるかと思うんですが,基本的にはそういう考えで動いてございますので,そういう点で,ご理解をいただきたいと思います。
○高梨
委員長 ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高梨
委員長 では,質疑を終結します。
これから
自由討議を行います。
意見等のある方は挙手を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高梨
委員長 自由討議を終結します。
これから討論を行います。
討論のある方は挙手を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高梨
委員長 討論なしと認めます。
これから議案第25号を採決します。
原案を可決することに賛成の委員は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○高梨
委員長 挙手全員です。よって,議案第25号を可決することに決定しました。
次に,
社会福祉課所管の議案第28号 平成30年度守谷市
一般会計補正予算(第9号)について,内容の説明をお願いいたします。
飯島課長。
◎飯島
社会福祉課長 よろしくお願いします。
それでは,引き続きまして,議案第28号の平成30年度守谷市
一般会計補正予算(第9号)の
社会福祉課所管分につきましてご説明をさせていただきます。
初めに,歳入になりますが,9ページをお願いいたします。
2段目の款13
国庫支出金,項1
国庫負担金,目1の
民生費国庫負担金で節1
社会福祉費負担金713万2,000円につきましては,
説明欄の障がい
児施設給付費等負担金として障がい
者自立支援給付事業の増額に伴うものでございます。負担率のほうは2分の1となります。
続いて,2段下の款14県支出金,項1県負担金,目1
民生費県負担金,節1
社会福祉費負担金の356万6,000円につきましては,
説明欄の障がい
児施設給付費等負担金として,障がい
者自立支援給付事業の増額に伴うものです。負担率は4分の1となります。
次に,10ページの4段目,款15
財産収入,項1
財産運用収入,目2利子及び配当金,節1利子及び配当金50万9,000円は,
説明欄の
地域福祉基金利子として
積立金利子の増額に伴う補正となります。
次に,歳出につきまして説明をさせていただきます。
20ページをお願いいたします。
款3民生費,項1
社会福祉費,目2障がい
福祉費で,
説明欄の13障がい
者自立支援給付事業の扶助費,障がい
児通所支援事業1,426万6,000円の増額につきましては,
放課後等デイサービスの
利用者増に伴う増額でございます。
続いて,その下の返還金の55万2,000円の増額につきましては,平成29年度
国庫負担金の精算による返還金となります。
少し飛びまして,32ページをお願いいたします。
款12諸支出金,項1基金費,目6
地域福祉基金費,
説明欄01
地域福祉基金3億6,676万8,000円の減額は,元金の繰入れ額が
見込み額に至らなかったため3億6,727万7,000円の減額及び利子額の増額に伴い,50万9,000円を増額するというようなものでございます。
以上が,
社会福祉課所管の
補正予算に関する内容でございます。よろしくお願いをいたします。
○高梨
委員長 以上で説明が終わりました。
各委員の質疑をお願いいたします。
神宮委員。
◆
神宮栄二 委員 ページ,20ページ,障がい
者自立支援給付事業1,481万8,000円,増になっているんですけれども,先ほど障がい
児通所支援事業で障がい児はふえたからというご回答だったと思うんですけれども,何人が何人にふえて,この1,481万8,000円を増額されたんでしょうか。
○高梨
委員長 飯島課長。
◎飯島
社会福祉課長 こちら
利用人数の件でございますけれども,年度当初,予算をつくったときの見込みが89人で見ておりました。今回,補正をする段階での見込みとしましては,115人という見込みで算出のほうをさせていただいているというところでございます。
以上です。
○高梨
委員長 神宮委員。
◆
神宮栄二 委員 89人から115人,26人ふえているということですけれども,この要因は何ですか。単純に数字の読み違いですか,それとも何か特殊な事情がありますか。26人というと,3割近くふえていることになりますので。
○高梨
委員長 飯島課長。
◎飯島
社会福祉課長 確かに,今回は大幅な増加だという部分はございます。ここ数年の増加率を見てみますと,平成27年が12人,平成28年が16人,平成29年が12人というようなことで,明らかに毎年毎年10人以上はふえている状況でございますが,頭打ちにそろそろなってくるのかなという状況も鑑みて,この大幅な伸びを期待しないで予算を組んだという部分もございまして,このような結果に至ったというふうに,ご理解をいただきたいと思います。
○高梨
委員長 神宮委員。
◆
神宮栄二 委員 私も前年も,たしか児童数がふえたから増額ということを記憶していたもんだから聞いているんですけれども,逆に通所がふえたら,じゃあ在宅は減るんですか。
○高梨
委員長 飯島課長。
◎飯島
社会福祉課長 ただいまの委員の質問につきまして,在宅と通所の
因果関係等は特にございません。実際,どのような方が通っているかというと,
特別支援学校に通っている知的とか,普通の
小中学校に通っています
特別支援学級,そちらのほうに通られているお子さんが利用されているという傾向でございます。
あらかじめ,そちらの人数のほうをお伝えさせていただきますと,
小中学校の
特別支援学級に籍を置いている方というのが,29年度
決算ベースでのお話でございますが202人,
特別支援学校,
伊奈支援学校でございますが,こちら
小中高一貫ございまして,全体で守谷市から通われている方が66人いらっしゃいます。そう考えますと,そちらの方は全体の人数にはまだ至っていないという,実際,状態によっては知的障がいの手帳をお持ちでない方もいらっしゃると思いますので,そういう状況を考えますと,まだまだ伸びる余地は若干あるのかなというふうには考えております。
以上です。
○高梨
委員長 山田委員。
◆
山田美枝子 委員 今,202人というのは何の数でした。
○高梨
委員長 飯島課長。
◎飯島
社会福祉課長 こちら202人は
小中学校の
特別支援学級の人数でございます。
○高梨
委員長 山田委員。
◆
山田美枝子 委員 今の通所の数というのは,1人1回と考えて,
延べ人数というわけじゃないですね。
○高梨
委員長 飯島課長。
◎飯島
社会福祉課長 今,こちらで申し上げた数は実人数でございますので,延べではございません。
○高梨
委員長 山田委員。
◆
山田美枝子 委員 それで,実際に
通所支援事業というと,ひこうせんのことなんでしょうか。あと,ほかに何カ所かあるんでしょうか。
○高梨
委員長 飯島課長。
◎飯島
社会福祉課長 こちらの事業は,
放課後等デイサービスといいまして,もちろん委員おっしゃるように,ひこうせんの中にも,
放課後等デイサービスの事業のほうは展開してございますので,そちらも展開してございます。ほかに,市内に一般,民間の事業所というのが8カ所ございます。そちらも事業のほう展開しているということで,ご理解いただきたいと思います。
○高梨
委員長 山田委員。
◆
山田美枝子 委員 参考までに,8カ所,教えていただけますか。
◎飯島
社会福祉課長 はい,じゃあ。
○高梨
委員長 飯島課長。
◎飯島
社会福祉課長 一つがひこうせんです。次にeも
りやeキッズ,続いて
放課後等デイサービス遊学館守谷教室,続いてプラクティススクールクアトロガッツ,次に
運動遊びと
療育支援,次に
志徳館自立支援学習センター放課後等デイ百合
ヶ丘教室,次に
こころ守谷教室,次に
ソレイユ守谷,最後になります,
放課後等デイサービスたんぽぽ,以上でございます。
○高梨
委員長 山田委員。
◆
山田美枝子 委員 ありがとうございました。
○高梨
委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高梨
委員長 では,質疑を終結します。
次に,
児童福祉課所管の審査に入ります。
児童福祉課所管の議案第28号 平成30年度守谷市
一般会計補正予算(第9号)について,内容の説明をお願いいたします。
滝本課長。
◎滝本
児童福祉課長 児童福祉課長滝本です。よろしくお願いいたします。
それでは,議案第28号 平成30年度守谷市
一般会計補正予算(第9号)の
児童福祉課所管分につきまして説明させていただきます。
まず,5ページをお願いいたします。
上段の第2表,継続費補正です。款3民生費,項2児童
福祉費,事業名第2期子ども・子育て支援事業計画策定業務653万4,000円から280万9,000円への変更は,今年度から2カ年にわたりまして,子ども・子育て支援事業計画を策定しておりますが,先般,業務委託契約を締結し,額が確定したことから補正をするものです。
次に,その下の第3表,繰越明許費補正です。
1段目にある款3民生費,項2児童
福祉費,事業名,保育所整備事業3億9,276万7,000円は,現在,新規保育所3カ所を整備するよう建設を進めておりますが,そのうち2カ所が翌年度に建設完了見込みとなったため,当該施設に係る整備費用を繰り越すものです。
なお,開所予定施設であります(仮称)東進ワールドキッズ守谷及び(仮称)momなないろは,ことし秋口までの開所を予定しております。
続いて,歳入につきまして説明させていただきます。
9ページをお願いいたします。
上段の款13
国庫支出金,項1
国庫負担金,目1
民生費国庫負担金,節2児童
福祉費負担金,
説明欄の母子生活支援施設措置費負担金63万8,000円及び児童扶養手当負担金773万5,000円の減額は,いずれも支出額の確定により,歳出にて減額することに伴う補正です。
次の項2国庫補助金,目2民生費国庫補助金,節3保育所運営費補助金,
説明欄,地域子育て支援拠点事業補助金106万2,000円の減額は,今年度の実施事業者数の確定により,歳出にて減額することに伴う補正です。
次の款14県支出金,項1県負担金,目1
民生費県負担金,節2児童
福祉費負担金,
説明欄の母子生活支援施設措置費負担金31万2,000円の減額は,
国庫負担金と同様に,歳出にて減額することに伴う補正です。
10ページをお願いいたします。
上段の款14県支出金,項2県補助金,目2民生費県補助金,節5保育所運営費補助金,
説明欄の地域子育て支援拠点事業補助金106万2,000円の減額は,国庫補助金と同様の理由による減額による補正でございます。負担率は母子生活支援施設措置費負担金が,国2分の1,県市4分の1ずつ,児童扶養手当負担金が国3分の1,市3分の2,地域子育て支援拠点事業補助金が国県市,いずれも3分の1ずつとなっております。
次に,歳出について説明させていただきます。
21ページをお願いいたします。
上段の款3民生費,項2児童
福祉費,目1児童福祉総務費,説明欄01児童福祉庶務事務190万円の減額は,委託料で,継続費補正でもご説明しましたが,子ども・子育て支援事業計画策定業務の契約額確定に伴う減額です。
説明欄04母子生活支援施設措置事業127万5,000円の減額は,扶助費で,主に経済上,生活上支援が必要な母子世帯を入所させ,自立を促す目的として,母子生活支援施設がございますが,今年度,当市から当該施設に入所する者がいなかったための減額等によるものです。
説明欄07児童扶養手当支給事業1,715万7,000円の減額は,扶助費で手当支給者数の確定に伴う減額です。
続いて,目2児童保育費,
説明欄08地域子育て支援拠点事業270万4,000円の減額は,委託料で,当初予算編成時,民間事業者2カ所に業務を委託する予定でありましたが,そのうち1事業者から人員の確保ができないとの理由から,事業を委託できなかったことにより,当該事業者への委託に要する経費を減額補正するものです。
目4保育所費,
説明欄01土塔中央保育所運営事業889万9,000円及び
説明欄02北園保育所運営事業724万3,000円の減額は,いずれも非常勤職員報酬に係る経費で,当初予算編成時に採用する予定であった職員数が雇用できなかったことによる不用額が生じたことから,減額するものです。
以上が,
児童福祉課所管の
補正予算に係る内容でございます。よろしくお願いいたします。
○高梨
委員長 以上で説明が終わりました。
各委員の質疑をお願いします。
川名委員。
◆
川名敏子 委員 今,最後にご説明があった,保育所の運営のときに職員が雇用できなかったということで補正になっているんですが,そのことによって,保育所の子供を預かることができなかったというようなことはないんでしょうか。
○高梨
委員長 滝本課長。
◎滝本
児童福祉課長 今回の雇用できなかったことに対する対応策といたしましては,今までのフリー保育士ということで,何か緊急時とか,あとは,何かあったときには,そのクラスにいろいろなところに入っていただける方を置くんですが,その方は置かずに,そのクラスの中に入っていただくということや,あと不足時については,事務室にいる主任保育士や副所長,所長で対応,あと時間外保育士という方が朝夕で勤務しているんですが,その方の保育士資格を持っている方に声かけをさせていただいて,そのときシフトを組ませていただいて,不足時を対応していたということで,今回については賄わせていただいて,入所ができなかったということについての措置はございませんでした。
以上でございます。
◆
川名敏子 委員 わかりました。
○高梨
委員長 山田委員。
◆
山田美枝子 委員 今の関連ですけれども,その雇用できなかったというのは,ゆゆしき問題だと思うんですけれども,保育所は0歳から2歳の子供は,何人に1人の保育士が必要で,今本来なら何人必要なのに何人,今ところ雇用できない状態にあるのか,お示しください。
○高梨
委員長 滝本課長。
◎滝本
児童福祉課長 保育士と,お子さんの担当する割合ですが,0歳については保育士1に対してお子さんを3人,1歳児,2歳児につきましては,保育士1名につき,子供が6人までということでなっております。
現在について,足らない部分については,すいません,足らない部分に関しましては,ただいま申しましたとおり,フリー保育士というところを置かずに定員に,全ての子に張りつけておりますので,あとは時間外保育士のほうに張りつかせていただいているということで,今のところは足らないところはないんですけれども,現在のところ2名ほど足らないということは続いておりますので,そちらについては,あしたも雇用の面接をさせていただくんですけれども,そういう形で年度途中でもいろいろと充足するように,声かけをして何とか雇用していただくようにということで今対応しているところでございます。
以上でございます。
○高梨
委員長 山田委員。
◆
山田美枝子 委員 2人足りないというのは,あとの保育士に大分負担がかかるんじゃないかなと予測します。フリーな人間というのは常に必要なもんですからね。そのフリーを充てて,今フリーの人がいないというのは問題じゃないかなと思います。それはわかりました。
このページでもう一つ,母子生活支援施設措置費なんですけれども,この母子生活支援施設というのは守谷の市内にあるのか,あとDVの母子などを入れてもらえるところなのかをお聞きします。
○高梨
委員長 滝本課長。
◎滝本
児童福祉課長 母子生活支援施設につきましては,守谷市にはございません。県内でも数カ所ということでなっております。利用される方については,やはりDVの被害をお受けになって,一時的に避難をするところはあるんですが,生活する場所ではありませんので,こちらのほうに移っていただいて,生活の拠点,または経済的にも,近くの事業所さんとか雇用していただいた上で,自立していただくというときの一つのステップアップとして,利用させていただいているというところでございます。
以上でございます。
○高梨
委員長 山田委員。
◆
山田美枝子 委員 今回は適格というか,そういう人がいなかったようですけれども,過去には何組かが利用したことがあるんですか,守谷から。
○高梨
委員長 滝本課長。
◎滝本
児童福祉課長 今のところ,過去5年間では二組ほどございます。
◆
山田美枝子 委員 はい。
○高梨
委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高梨
委員長 では,質疑を終結します。
次に,保健センター所管の審査に入ります。
保健センター所管の議案第28号 平成30年度守谷市
一般会計補正予算(第9号)について,内容の説明をお願いいたします。
小林所長。
◎小林
保健センター所長 保健センター所長の小林です。よろしくお願いいたします。
それでは,議案第28号 平成30年度守谷市
一般会計補正予算(第9号)の保健センターの所管についてご説明させていただきます。
保健センターでは,3件の補正がございます。
歳入について2件,歳出について1件の補正内容について説明させていただきます。
初めに,歳入について説明させていただきます。
9ページの2段目をごらんください。
款13
国庫支出金,項1
国庫負担金,目2衛生費
国庫負担金,節1保健事業費負担金,
説明欄の感染症予防事業費等負担金の65万7,000円は,平成30年度のがん検診の総合支援事業の国庫補助金が先月,2月になるんですが,内示額が提示されたため,補正額として計上させていただいております。なお,昨年も同時期に同じように内示が出まして,66万1,000円,昨年は出ております。
また,がん検診総合支援事業ではあるんですが,国庫補助金の名称が感染予防事業等という形になっておりますので,
説明欄にも感染予防事業等負担金というふうになっておりましてご了承ください。
続きまして,10ページ,ごらんください。
2段目になります。款14県支出金,項2県補助金,目3衛生費補助金,節1衛生費衛生補助金,
説明欄の健康増進事業費補助金の減額53万3,000円についてなんですが,昨年度は補助対象項目であった血清クリアチニン検査が今年度は補助対象外となり,補助金額が減額となったため補正をいたしました。
それでは最後,歳出になるんですが,22ページ,少し飛ぶんですが,下段をごらんください。
款4衛生費,項1保健衛生費,目6保健センター費,節13委託料,
説明欄02保健センター改修事業の減額の1,673万4,000円についてなんですが,当初予算では平成27年度に実施いたしました守谷市保健センター建物調査診断に基づきまして,5カ年で建物全体の改修工事を行う実施設計を予定しておりましたが,今年度は移転も含む保健センターの活用を検討を行ってまいりました。これに伴いまして,次年度についてなんですが,早急に対応が必要な屋上と外壁工事の実施設計,今年度実施したため,委託料を減額させてもらいました。
次年度についてなんですが,先ほど申しました,早急に対応が必要な屋上と外壁の工事の実施と,現在の活用方法についてなんですが,今後,市民ニーズの把握を努めまして,保健センターの活用方法を改めて,また検討のほうを進めてまいりたいと考えております。
以上が,保健センターの所管となっております。よろしくお願いいたします。
○高梨
委員長 以上で説明が終わりました。
各委員の質疑をお願いします。
山田委員。
◆
山田美枝子 委員 22ページの保健センター改修事業なんですけれども,これ,設計監理委託料,減額になっているんですけれども,どこに設計監理委託をするのかということなんですけれども,本来,この保健センターをつくった24年前のところと同じなのか,聞きたいと思ったんですけれども。
○高梨
委員長 小林所長。
◎小林
保健センター所長 今おっしゃられたとおり,設計会社につきましては,入札を行いまして決まったところになっているんですが,株式会社の楠山設計事務所というところになっています。こちらに関してなんですが,保健センター当初,建設のとき設計を行った業者と同じでございます。
以上になっています。
○高梨
委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高梨
委員長 質疑を終結します。
次に,介護福祉課所管の審査に入ります。
初めに,介護福祉課所管の議案第28号 平成30年度守谷市
一般会計補正予算(第9号)について,内容の説明をお願いいたします。
小林課長。
◎小林
保健福祉部次長 介護福祉課長の小林です。どうぞよろしくお願いいたします。
議案第28号 平成30年度守谷市
一般会計補正予算(第9号),介護福祉課所管につきましてご説明をいたします。
議案書の20ページをお願いいたします。
歳出で,款3民生費,項1
社会福祉費,目5介護保険費,
説明欄,介護保険特別会計繰出金964万9,000円の減額は,介護保険施設でサービスを受けたときにかかった費用に支払われる保険給付費の支出見込額が,当初見込んでいた支出額を下回ることから,一般会計からの繰出金,市負担としましては12.5%分を減額するものでございます。
説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○高梨
委員長 以上で説明が終わりました。
各委員の質疑をお願いします。
川名委員。
◆
川名敏子 委員 最後に説明していただいた給付費のことですけれども,減額になったということは,介護をされる方が減ったというか,給付が必要なくなったという意味にとってよろしいでしょうか。
○高梨
委員長 小林課長。
◎小林
保健福祉部次長 こちら,施設介護サービス給付費ということで,要介護認定者の方が特養であったりとか,老健のほうに入っているところで,サービスを受けたときにかかる費用の分なんですが,利用者というか,入居者のほうが,前年度に比べて若干人数が減っているというような状況と,あと当初予算で見込んでいた人数まで見込みが行かなかったというか,30年度の見込みとしましては,月平均で大体312名ほど予定していたんですが,実際は30年度については,平均で280名ということで,そこまでに至らなかったという形になります。
以上です。
◆
川名敏子 委員 ありがとうございました。
○高梨
委員長 ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高梨
委員長 では,質疑を終結します。
次に,議案第30号 平成30年度守谷市
介護保険特別会計補正予算(第5号)について,内容の説明をお願いいたします。
小林課長。
◎小林
保健福祉部次長 よろしくお願いします。
議案第30号 平成30年度守谷市
介護保険特別会計補正予算(第5号)についてご説明をいたします。
今回の補正は,予算現額33億9,872万2,000円に歳入歳出それぞれ5,264万円を減額し補正後は33億4,608万2,000円とするものでございます。
6ページをお願いいたします。
歳入で,款1保険料,項1,大変失礼いたしました。すいません。
○高梨
委員長 暫時休憩します。
午後2時13分休憩
──────────────────────
午後2時13分開議
○高梨
委員長 それでは,休憩前に復し,会議を再開いたします。
6ページをお開きくださいのところからお願いします。
◎小林
保健福祉部次長 よろしいですか。
○高梨
委員長 はい。
◎小林
保健福祉部次長 6ページをお願いいたします。
歳入で,款1保険料,項1介護保険料,目1第1号被保険者保険料2,509万1,000円の増額は,収入見込額確定によるものです。増額の理由としましては,第1号被保険者数の増加及び保険料算定の基準となる所得段階区分の高い方がふえたことが,保険料増額の主な理由となります。
次に,款3
国庫支出金,項1
国庫負担金,目1介護給付費負担金1,157万9,000円の減額と,一つ飛びまして,款4支払基金交付金,項1支払基金交付金,目1介護給付費交付金2,084万2,000円の減額,それと看護県支出金,項1県負担金,目1介護給付費負担金1,350万9,000円の減額及び,すいません,7ページ,お願いします。7ページ,1段目の款7繰入金,項1他会計繰入金,目1一般会計繰入金,節1介護給付費繰入金964万9,000円の減額は,保険給付費の支出見込額の減額に伴い,保険給付費の財源をそれぞれ負担割合に応じまして減額するものでございます。
続きまして,6ページに戻っていただきまして,上から3枠目の款3
国庫支出金,項2国庫補助金,目5保険者機能強化推進交付金508万7,000円の増額は,本年度新たに創設された交付金でございまして,国が,市町村が取り組む高齢者の自立支援や重度化防止に向けた取り組みを支援するために,被保険者に対する自立支援や介護重度化防止等の市の取り組みを国の基準により評価し,支給されるもので,交付金の趣旨を踏まえまして,地域支援事業の介護予防,生活支援サービス,支援サービス事業のほうに充当しているものでございます。
次に6ページ,一番下の枠,こちらをお願いします。
款6
財産収入,項1
財産運用収入,1利子及び配当金3万8,000円は,介護給付費準備基金の預金利子の増額でございます。
続きまして,7ページの二枠目をお願いいたします。
款7繰入金,項2基金繰入金,目1準備基金繰入金2,727万7,000円の減額は,介護保険料の収入額の増額及び第1号被保険者の保険料で負担する保険給付費の減額に伴い,準備基金への積立金が生じたため取崩額を減額するものでございます。
続きまして,8ページをお願いいたします。
歳出で,款2保険給付費,項1介護サービス費,目2施設介護サービス給付費7,719万2,000円の減額は,介護保険施設でサービスを受けたときにかかった費用に支払われる保険給付費の支出見込額が,当初見込んでいた支出額を下回ることから減額するものでございます。
次に,款3地域支援事業費,項1介護予防生活支援サービス費,目1介護予防生活支援サービス事業費の財源内訳につきましては,国から新たに保険者機能強化推進交付金508万7,000円が交付されますので,財源の内訳を変更するものでございます。
最後に,9ページをお願いいたします。
款4基金積立金,項1基金積立金,目1介護給付費準備基金費2,455万2,000円の増額は,介護保険料収入見込額と介護保険料で負担する介護保険給付費の所要見込額確定に伴う介護保険給付費準備基金費積立金元金の増額と預金利子確定に伴う
積立金利子の増額でございます。
説明は以上となります。よろしくお願いいたします。
○高梨
委員長 以上で説明が終わりました。
各委員の質疑をお願いします。
神宮委員。
◆
神宮栄二 委員 6ページの最初に説明があった保険者機能強化推進交付金,この内容を歳入のところと歳出のところで,歳出に関して,何もここに書いてないですね。具体的にどんな内容に,3番です。ごめんなさい。6ページの3番で,歳入で
国庫支出金508万7,000円,これと歳出のところにも同じ金額がありますね。具体的にどんな内容で,給付されるものを,国庫補助を受けられたのか。
○高梨
委員長 小林課長。
◎小林
保健福祉部次長 こちらは,市がとり行う自立支援であったりとか,介護重度化防止の取り組みを国が支援するというような形で,ことしから給付された事業なんですが,要は,できるだけ要介護状態にならないようにとか,また要介護状態になった後でも,重度化しないような取り組みに対して,国が市町村の取り組みをバックアップするというような形になっております。
内容としまして,国のほうで今年度,市町村配分としまして,全体で190億予算を組んでございます。それを国のほうで保険者の取り組みを基準を設けまして,各市町村のほうに評価表を送って,どういった取り組みをやっているのかということで,点数づけをされております。点数が高ければ高いほど,交付される交付額も高くなるというような仕組みとなっております。
ちなみに,その評価項目のほうなんですけれども,全部で61項目ありまして,一応612点満点というような形で,国の評価に沿った形で,各市町村で実際に取り組みを点数化していただいているというような状況と,それによって交付額が決まるというような形になっております。
国から交付されるその190億の分け方というか,それにつきましては,どの市町村が何点とってとか,幾ら交付金が行ってとかという公表まではされていないというような状況となっております。
○高梨
委員長 神宮委員。
◆
神宮栄二 委員 ですから,その歳出のところで一般財源を508万7,000円減額して,
国庫支出金で508万7,000円というのを組んでいるわけですよね。ということは,もともと,この一般財源で充てた事業内容が,この
説明欄に書かれるべきじゃないですかと聞いているんです。何の歳出があるかというのは,これじゃわからないですよね。先ほど点数云々と言われましたけれども,国からは508万7,000円入ってくるので,一般財源を減らしますと,そしてそのかわりに国の補助で歳出を出しますと,じゃあ,何をやるんですかということなんです。
○高梨
委員長 小林課長。
◎小林
保健福祉部次長 8ページのところをごらんになっていただきたいんですけれども,こちらの交付金につきましては,充当先が地域支援事業費ということで,特別会計のこの中に充当するようにということで,国のほうからも指示が出ております。よって,今回508万7,000円の充当につきましては,この一般財源と書いてある部分に,ここは保険料で充当している部分なんですが,そちらのほうに保険料の部分を,保険料というか,そちらを減額して,国から来る国県支出金のほうに上乗せして,そこでツーペイにしているというような形にしております。
○高梨
委員長 具体的な事業は何だという話。
◎小林
保健福祉部次長 具体的な事業,すいません。
◆
神宮栄二 委員 ただつけかえただけという話。
◎小林
保健福祉部次長 いいえ,そうではありません。すいません。
○高梨
委員長 小林課長。
◎小林
保健福祉部次長 こちらの具体的な事業なんですけれども,ひもづいた交付金という形になりますので,この介護予防生活支援サービス事業費というのは,訪問介護であったりとか,訪問の通所事業,そういったものの事業に充てている交付金という形になります。
以上です。
◆
神宮栄二 委員 わかりました。
◎小林
保健福祉部次長 すいません。すいません。説明が悪くて。
○高梨
委員長 山田委員。
◆
山田美枝子 委員 今のまだひっかかったんですけれども,190億円が国から出て,市町村の評価表で判定するということで,今,ご説明伺って,61項目というのは,おっしゃんの大変でしょうけれども,例えばと10項目ぐらい教えていただけますか,どんな評価をするのか。
○高梨
委員長 小林課長。
◎小林
保健福祉部次長 すいません。主だったものでよろしいでしょうか。
◆
山田美枝子 委員 はい。
◎小林
保健福祉部次長 例えばなんですが,こちら評価項目が大きく三つに分かれております。まず,介護保険計画とか載せているんですけれども,その計画に基づいてPDCAサイクルをきちっと回しているかという点,それと先ほど申し上げました自立支援であったりとか,重度化防止等に関する施策をどういった形で進めているのかという点,それと最後に,介護保険の運営について安定した運営を行っているかということで,主な項目としましては,例えばなんですが,認定者数,自給者数,それからサービスの種類別の給付実績に基づいてモニタリング,点検作業をきちっと行っていますかとか,また,それから,そうですね,あと,ざっくり言いますと,生活支援体制整備事業,どこまで進んでいますかとか,それから福祉用具の利用に関して,リハビリテーション専門職が関与する仕組みを設けていますかとか,そういった項目の内容で,それに対して市町村でやっているか,やってないかというところで答えているというような状況となっております。
○高梨
委員長 山田委員。
◆
山田美枝子 委員 市内に老健施設がありますけれども,老健施設のやっているその内容とかも,その評価対象にはなるんでしょうか。
○高梨
委員長 小林課長。
◎小林
保健福祉部次長 老健施設については評価項目には入ってございません。
◆
山田美枝子 委員 そうですか。わかりました。
いいですか,もう一つ。
○高梨
委員長 山田委員。
◆
山田美枝子 委員 8ページの施設介護サービス給付費が,何と7,700万も今回減額補正なんですけれども,施設介護サービスの給付がこんなに少ないというのは驚くんですけれども,原因を教えてください。
○高梨
委員長 小林課長。
◎小林
保健福祉部次長 先ほど,ご説明もさせていただいたんですけれども,当初予算で見込んでいたときの見込みの人数というのが,一応312名ということで,29年度の実績が,月平均で大体284名の方が施設に入っておりました。ですので,それの約10%ふえるだろうということで,見込みで一応上げたんですが,実際は月平均で280名ぐらいでということで,人数のほうが月平均で見ますと,減ったもんですから,それで減額という形になっております。ただ予算枠全体としては,やはり9億とかという金額がでかいので。
◆
山田美枝子 委員 そういうことね。そうですね。
◎小林
保健福祉部次長 はい。ええ,そのうちの7,700万となると,金額的にはと思うんですが。
◆
山田美枝子 委員 ありがとうございます。
◎小林
保健福祉部次長 すいません。
○高梨
委員長 ほかにありますか。
高橋委員。
◆
高橋典久 委員 給付の準備基金のことですけれども,今回幾らだっけ,2,450万,取り崩さなくても,よくなったよと,先ほどの説明だったんけれども。
◎小林
保健福祉部次長 そうです。はい。
◆
高橋典久 委員 先日,31年度の予算委員会の際に,準備基金のほうをお示しいただきましたが,あの金額等が変動するということはあるんでしょうか。あの額では,もうこの2,400万を盛り込んだ額が,予算説明書の一番後ろのほうにあった支払準備基金の額イコールでよろしいんでしょうか。
○高梨
委員長 小林課長。
◎小林
保健福祉部次長 そちらを見込んで,予算のほうは計上しておりますので。
◆
高橋典久 委員 そうですか。
◎小林
保健福祉部次長 はい。
◆
高橋典久 委員 いいですか。
○高梨
委員長 高橋委員。
◆
高橋典久 委員 今,介護保険事業計画のほうが第8期でしたっけ。
◎小林
保健福祉部次長 第7です。
◆
高橋典久 委員 第7期になっていまして,31年度の予算委員会のときに,お聞きすればよかったんですけれども,今回みたいに取り崩さなくてもよくなったよという部分が,これからどんどんふえてくれば,また今9期,10期というところの保険料も見込みながら,保険料を徴収している状態だと思うんですけれども,その見直しというのも,するかしないかは,まだ,ことしだけじゃ判断できないと思いますが,そういったのも視野に入れてやっていこうという考えでよろしいでしょうか。
○高梨
委員長 小林課長。
◎小林
保健福祉部次長 もちろん,そうですね。保険料がもし支出よりも上回ってしまえば,それは,今度は次の計画の際に,保険料をできるだけ抑えるような形でやっていきたいというふうに考えております。
◆
高橋典久 委員 そうですか。よろしくお願いします。
◎小林
保健福祉部次長 はい。
○高梨
委員長 ほかに。
末村委員。
◆末村英一郎 委員 すいません,1点だけ,歳入の1号被保険者の保険料,予想より年金受給額多くもらっている人が多いので,ふえたということだと思うんですけれども,普通徴収のほうは減っているのは,こちらもあわせて,予想以上に年金支給額多くもらっている方が多いので,予想以上に特別徴収に回った方が多かった結果であると,理解してよろしいですか。
○高梨
委員長 小林課長。
◎小林
保健福祉部次長 そうですね。当初,予算組んだときは割合を見ますと,普通徴収のほうが50%ぐらいで見ていたんですが,実際は49%ぐらいで,1%分特殊のほうに回っているという状況になっております。
◆末村英一郎 委員 ありがとうございます。
○高梨
委員長 ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高梨
委員長 では,質疑を終結します。
これから
自由討議を行います。
意見等のある方は挙手を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高梨
委員長 自由討議を終結します。
これから討論を行います。
討論ある方は挙手を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高梨
委員長 討論なしと認めます。
これから議案第30号を採決します。
原案を可決することに賛成の委員は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○高梨
委員長 挙手全員です。よって,議案第30号を可決することに決定しました。
次に,国保年金課所管の審査に入ります。
初めに,国保年金課所管の議案第28号 平成30年度守谷市
一般会計補正予算(第9号)について,内容の説明をお願いします。
椎名課長。
◎椎名
保健福祉部次長 国保年金課長の椎名です。どうぞよろしくお願いいたします。
議案第28号 平成30年度守谷市
一般会計補正予算(第9号)の国保年金課所管についてご説明申し上げます。
まず,歳入についてご説明いたします。
議案書の9ページをお願いいたします。
上から2段目の款13
国庫支出金,項1
国庫負担金,目2
民生費国庫負担金,節5国民健康保険事業費負担金39万3,000円の増額は,保険税軽減となった一般被保険数に応じて公費で財政支援を行う保険基盤安定負担金の保険者支援分の金額が当初見込みよりも多く確定したことによる増額となります。負担率は2分の1となっております。
続きまして,10ページをお願いいたします。
一番上で,款14県支出金,項1県負担金,目1
民生費県負担金,節5国民健康保険事業費負担金94万9,000円の減額は,先ほど
国庫負担金でご説明しました保険基盤安定負担金の保健所支援分の確定によります,こちらは県負担分の4分の1,19万6,500円の増額と,それからもう一つありまして,保険税軽減の対象となる被保険者の軽減相当額について,県が4分の3負担をいたします負担金がございまして,そちらは当初見込みよりも114万5,750円減額となりますので,差し引き94万9,000円を減額するというものでございます。
続きまして,歳出についてご説明いたします。
19ページの下の段になります。
款3民生費,項1
社会福祉費,目1社会福祉総務費,
説明欄の国民健康保険特別会計繰出金131万4,000円の減額は,歳入でご説明しました基盤安定負担金に市の負担分を加算して,市の負担分は4分の1ですが,それを加算いたしまして,特別会計に繰り出すもの,また職員給与費等として事務費分を繰り出すもので,こちら当初見込みよりも確定の金額は少なかったために減額となります。
全体の保険者数は減っておりますが,全体が減っていることから,軽減対象人数も減ってはおりますが,1人当たりの保険料が上がっているので,平均保険料で算出いたします保険者支援分という,この負担については増額となるものでございます。
説明は以上でございます。
○高梨
委員長 以上で説明が終わりました。
各委員の質疑をお願いします。
山田委員。
◆
山田美枝子 委員 保険基盤安定繰出の保険者支援分という,その支援者は例えば何人分ぐらいになってんのか,その原因というのをお示しいただきたいと思います。
○高梨
委員長 椎名課長。
◎椎名
保健福祉部次長 対象が,軽減の人数に対して負担金のほうが来るんですけれども,軽減の人数を申し上げます。30年度は負担金が7割5割2割となっております。7割が2,188人,5割が1,694人,2割が1,968人となります。こちらの国民健康保険料には医療後期高齢支援分,そして介護分というのがありまして,介護分は40歳から65歳までなので,人数が変わってきます。7割軽減が711人,5割軽減が415人,2割軽減が408人となっております。
◆
山田美枝子 委員 ありがとうございます。
○高梨
委員長 ほかに質疑ありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高梨
委員長 質疑を終結します。
以上で,当委員会に付託された議案第28号 平成30年度守谷市
一般会計補正予算(第9号)の全ての審査が終了しました。
これから議案第28号について,
自由討議を行います。
意見等のある方は挙手を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高梨
委員長 自由討議を終結します。
これから討論を行います。
討論ある方は挙手を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高梨
委員長 討論なしと認めます。
これから議案第28号を採決します。
原案を可決することに賛成の委員は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○高梨
委員長 挙手全員です。よって,議案第28号を可決することに決定しました。
次に,議案第29号 平成30年度守谷市
国民健康保険特別会計補正予算(第5号)について,内容の説明をお願いいたします。
椎名課長。
◎椎名
保健福祉部次長 よろしくお願いいたします。
議案第29号 平成30年度守谷市
国民健康保険特別会計補正予算(第5号)についてご説明申し上げます。
今回の補正は,歳入歳出予算の総額に5,111万1,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を59億568万5,000円とするものです。
まず,歳入からご説明いたします。
議案書の6ページをお願いいたします。
款1国民健康保険税,項1国民健康保険税,目1一般被保険者国民健康保険税,節1医療給付費分現年課税分,節4
後期高齢者支援金分現年課税分,節7介護納付金分現年課税分の減額は,被保険者数が減少したことによるもので,節2の医療給付費分滞納繰越分は,前年度からの滞納繰越額が見込みより減少したことによるものでございます。
次に,款4県支出金,項1県補助金,目1保険給付費等交付金1,135万円の増額は,特別調整交付金の確定によるものです。特別調整交付金は保険者努力支援制度として,特定健診,特定保健指導等の実施状況やジェネリック医薬品の使用割合,収納率向上の状況等,そういった指標に基づいて評価されるものと,もう一つ,経営努力分経過措置としまして,適正かつ健全な事業運営に積極的に取りに組んでいることに対して評価されるものの二つがございます。それぞれにおいて評価をされまして,交付金が交付されるものです。
なお,経営努力分経過措置は,県内で15市町村が対象となっております。
次の款6繰入金,項1他会計繰入金,節1保険基盤安定繰入金,保険税軽減分の152万6,000円の減額は,保険基盤安定負担金の確定に伴うものでございます。
節2保険基盤安定繰入金,保険者支援分の78万7,000円の増額は,保険基盤安定負担金の確定に伴うものでございます。
節3職員給与費等繰入金の57万5,000円は,第三者行為求償事務の一般事務費分を減額するものでございます。
次の款8諸収入,項2雑入,一般被保険者第三者納付金1,438万3,000円の減額は,昨年の10月現在におきまして,茨城県の国民健康保険団体連合会から最大限での送金見込みの提示がありまして,12月に増額補正をさせていただいたところなんですが,損害賠償金の送金がおくれまして,今年度の入金が見込めなくなったこと,また過失の割合が決定いたしまして金額が下がったことの二つの理由から減額するものです。なお,送金がおくれる分については,来年度予算に計上しております。
続きまして,歳出についてご説明いたします。
8ページをお願いいたします。
款1総務費,項1総務管理費,目1一般管理費,
説明欄の手数料で第三者行為求償事務共同処理57万5,000円の減額は,第三者行為求償事務として国保連合会より送金見込み分を12月に補正をさせていただきましたが,送金の遅延と過失割合の決定により,減額となる納付金に対する4%の手数料分,こちらも減額するものでございます。
その下の段,款2保険給付費,項1療養諸費,目1一般被保険者療養給付費と目3一般被保険者療養費につきましては,歳入の諸収入でありました第三者納付金が減額することから,一般財源へ財源内訳の変更をするものでございます。
款5保健事業費,項2特定健康診査等事業費,目1特定健康診査等事業費,
説明欄の健診委託料,特定保健指導業務246万7,000円の減額は,二つの要因がございます。
まず一つ目が,積極的支援指導の実績が当初30人予定ということで見込んでおりましたが,実際には3名だったことと,二つ目が糖尿病性腎臓病重症化予防事業の実績が,こちらも当初10人予定だったところが8人であったこと,そして程度によって,単価が違っておりまして,軽中度の方が多かったために,その指導料の単価が低く抑えられたことによるものでございます。
続きまして,9ページ,款6基金積立金,項1基金積立金,目1支払準備基金積立金4,806万9,000円の減額は,今回の
補正予算で財源不足となるため支払準備基金積立金元金を減額するものでございます。
説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○高梨
委員長 以上で説明が終わりました。
各委員の質疑をお願いします。
神宮委員。
◆
神宮栄二 委員 6ページですか。一番上の一般被保険者国民健康保険税の4,676万4,000円の減額についてですけれども,先ほど一般被保険者が減少したという表現をされたように思ったんですが,減っているというのは,この30年度だけですか。それ以前から,一般被保険者数は減少の傾向にあるのかどうか,教えてください。
○高梨
委員長 椎名課長。
◎椎名
保健福祉部次長 毎年,一般被保険者は減ってきております。ちなみに,今回ですと,国保は移動がありまして,加入されたり脱退されたりというのを繰り返していくんですが,平均で大体,今回は360名ほどが減ることになります。
◆
神宮栄二 委員 それだけ減ったということですか。
◎椎名
保健福祉部次長 はい。
○高梨
委員長 神宮委員。
◆
神宮栄二 委員 新たな住宅地ができて,新しい住民が住んでも,大半な方は厚生年金だとか,社会保険が違うわけですね。国民保険というと,我々高齢者が主に対象か,あるいは自営業とか,そういった方だと思うんで,これがずっと360人,今回減少だということなんだけれども,これはどんどん減っていったら,国保の財源的には,今後とも減少するということで見ていて間違いないんですか。
○高梨
委員長 椎名課長。
◎椎名
保健福祉部次長 そうですね。確かに人数は減っていきますが,やはり年齢構成が,高齢の方が多いので,人数が減って保険税の歳入は減ってくると思いますが,それに伴い,医療費のほうも減っていくかどうかのところが難しいところだと思います。
ですので,そうですね。国保の運営には国保税の入と,それから,国や県からの負担金などがありますので,ここ何年かは減っていく状況になっていくのかなというふうに想定されます。
○高梨
委員長 神宮委員。
◆
神宮栄二 委員 私,今さっき質問がおかしかったみたいですけれども,高齢者がふえるわけですから,国保税はふえると思うんですけれども,減っていく。国民保険に退職した後,切りかえていくわけですよね。厚生年金から,保険が国保のほうに切りかわってくる。
高齢者といっても,
後期高齢者とかいうのはまた別にしても,65前後にして,国保年金者というのはふえるんじゃないかという部分も見込めると思うんですけれども,減っていくという傾向のほうが間違いないということなんですか。
○高梨
委員長 椎名課長。
◎椎名
保健福祉部次長 65歳を過ぎても,厚生年金の方もかなりいらっしゃって。
◆
神宮栄二 委員 そうですか。
◎椎名
保健福祉部次長 そうなんです。なので,国保75になって,国保の皆さんが後期に移るだけではなく,やはり厚生年金の方も後期に移るような形が割と多いと思われます。
なので,そうですね。減ってくることは確実だとは思うんですけれども,難しいですね。
○高梨
委員長 じゃあ,関連ですか,
山田委員。
◆
山田美枝子 委員 関連じゃない。
○高梨
委員長 関連じゃなくて。じゃあ,今の質疑はいいですか。
◆
神宮栄二 委員 いいです。
○高梨
委員長 関連,じゃあ,末村委員。
◆末村英一郎 委員 そこはあれですか。これまでずっと働いている方が多いのか,会社とかで,それから例えば,何か任意継続しているとか,そういったことなんですか。
○高梨
委員長 椎名課長。
◎椎名
保健福祉部次長 はい,そうだと思います。でも,働いている方が多いと思います。
なので,厚生年金です。
○高梨
委員長 では,
山田委員。
◆
山田美枝子 委員 さっきの説明,7ページがよくわかんなかったんですけれども,第三者納付現物給付分とかいうところと,さっき損害賠償というような言葉をおっしゃったんで,もう一度説明してください。
○高梨
委員長 椎名課長。
◎椎名
保健福祉部次長 この第三者の求償事務というのは,交通事故などで,第三者からの行為により,医療にかかる方の分なんですね。一旦は国保のほうで医療費を支払いますが,その分,加害者の方に請求をして,加害者の方からもらう。そういった事務を国保連に委託をしておりまして,手数料を国保連に支払ったりというようなことになります。
この諸収入というのは,国保連のほうから,その求償事務でこれだけの送金がある予定ですみたいなものが示されるんですけれども,予定よりも,その確定がおくれたとか,10割で見込んでいたけれども,実際には過失割合が7:3だったよみたいなところで金額が変わっているというのが今回ありまして,多く補正増をさせていただいたところが,今回減らすようなことになってしまいました。
◆
山田美枝子 委員 わかりました。ありがとうございます。
○高梨
委員長 川名委員。
◆
川名敏子 委員 6ページのところの特別調整交付金,市の努力が認められて,県内でも15市が,これが支払われているということなんですけれども,健診のパーセント,これがよくないと,これに当たらなかったと思うんですけれども,健診等のパーセントはどうだったのでしょうか。
○高梨
委員長 椎名課長。
◎椎名
保健福祉部次長 30年度のパーセントでよろしいでしょうか。
◆
川名敏子 委員 はい。
◎椎名
保健福祉部次長 特定健診の受診率は52.1%です。ちなみに,29年度は50.4%で,県内3位でございました。今年度はまだ,何でしょう,最終的な結果はまだ出ておりません。
◆
川名敏子 委員 はい。ご努力のおかげだと思います。
◎椎名
保健福祉部次長 ありがとうございます。
○高梨
委員長 ほかにありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高梨
委員長 では,質疑を終結します。
これから
自由討議を行います。
意見等のある方は挙手を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高梨
委員長 自由討議を終結します。
これから討論を行います。
討論ある方は挙手を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高梨
委員長 討論なしと認めます。
これから議案第29号を採決します。
原案を可決することに賛成の委員は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○高梨
委員長 挙手全員です。よって,議案第29号を可決することに決定いたしました。
ここで,関係者以外の執行部職員退室のため暫時休憩といたします。
5分後に再開いたします。
午後2時49分休憩
──────────────────────
午後2時52分開議
○高梨
委員長 休憩前に復し,会議を再開します。
次に,
受理番号第2号 「
後期高齢者の
医療費自己負担2割への
引き上げに反対する」
意見書提出の陳情の審査に入ります。
陳情の内容について,執行部から現状や補足説明等をお願いしたいと思います。なお,執行部からの資料提出がありましたので,資料ナンバー05−1として,モアノート内に保存してあります。
それでは,説明をお願いいたします。
椎名課長。
◎椎名
保健福祉部次長 よろしくお願いいたします。
後期高齢者医療制度の医療費の自己負担割合についてご説明いたします。
事前の資料のほうをごらんください。
満75歳になると,誰でも
後期高齢者医療保険のほうに移行するようになります。図の中の赤い点線で囲まれた部分になります。所得額が145万円以上は自己負担が3割となる現役並み所得者,これは緑色のところになっている部分です。所得額145万円未満は自己負担が1割の一般低所得者,黄色の部分になります。
○高梨
委員長 すいません。大きな声でお願いできますか。
◎椎名
保健福祉部次長 ごめんなさい。やり直したほうがいいですか。
○高梨
委員長 もう一度,はい,すいません。
◎椎名
保健福祉部次長 失礼しました。すいません。満75歳になりますと,誰でも
後期高齢者医療保険のほうに移行いたします。図の中の赤い点線で囲まれた部分になります。所得額が145万円以上については,自己負担が3割となる現役並み所得者,緑色の部分です。所得額145万円未満は自己負担が1割の一般低所得者,黄色の部分になります。
2月末現在の該当者数を申し上げます。3割負担の方が548名,1割負担の方が5,503名,全体のおよそ90%の方が1割負担という構成になっております。また,平成29年度に実際に,では,医療費はどのぐらい負担しているのかということになりますと,1人当たりの1年間の平均自己負担額は,3割負担の方が11万6,066円,1割負担の方が5万5,950円という現状になっております。
説明は以上でございます。
○高梨
委員長 ありがとうございました。
以上で説明が終わりました。
各委員の審査をお願いいたします。
山田委員。
◆
山田美枝子 委員 今,全日本年金者組合の守谷支部の方から,件名としては
後期高齢者医療自己負担2割への
引き上げに反対する意見書を提出をしてもらいたいと,国に対して提出してもらいたいと,これは切なる願い,陳情趣旨と理由を読みましと,やはり高齢者の医療の窓口負担というのは,物すごく生活に直接響くのでね。だから,上がっては困るという切なる願いから,市民として,この陳情が上がってきたわけで,本来ならば,この思いを組んで,参考人として,ここで意見を述べていただきたいと私は思ったんですけれども,この委員会では,その必要はないということになってしまいましたけれども,私はやはりこういった市民の切なる陳情に関しては,この委員会しては取り上げるべきだと思ったんですけれども,今ここで私の意見としては,そういうところなんですけれども。
○高梨
委員長 陳情についての意見ではないということですね。
◆
山田美枝子 委員 なくて,うん。
○高梨
委員長 陳情についての意見ではないということですか。
◆
山田美枝子 委員 だから,この陳情には賛成なんですけれども,今ここで執行部に言う。
○高梨
委員長 執行部に言うのではない。
◆
山田美枝子 委員 ないですよね。
○高梨
委員長 はい。
◆
山田美枝子 委員 この中で言うのね。
○高梨
委員長 この中で,はい,執行部はあくまでも現状の説明をいただいただけで。
◆
山田美枝子 委員 そうですね。だから,この委員会の中で,参考人招致は必要ないという意見があったんですけれども,その辺が,私はうまく理解できなかったんで,説明していただけたらいいなと思うんですけれども。
○高梨
委員長 一事不再議というのがございまして,一度行ったことに対しでは。
◆
山田美枝子 委員 そうですね。できないんだ。
○高梨
委員長 はい,それはできません。
神宮委員。
◆
神宮栄二 委員 入るものが多く,出るものは少ないほうがいいのは,年金も私も一応もらってますんでわかるんです。また,私は逆に若い世代,自分の子供の世代の,これから負担していく,要するに,2割を1割にしてほしいという,あるいはゼロにしてほしいというのはもちろんわかるんですけれども,それを負担するのは,私らの子供世代,あるいは,孫世代の方が負担するのかと思うと,一律に,じゃあ2割をやめて1割でいいですよといったその財源をどうするのかと,若い人に払わせればいいんじゃないかということに対しては,そういう意見になってきたら,自分たちの子供,あるいは孫世代に対して非常に負担が重いなと思って,私は参考人を含めて,この案に対しては慎重に判断すべきと考えております。
○高梨
委員長 ありがとうございます。
川名委員。
◆
川名敏子 委員 今の
神宮委員の意見に賛成するものであります。また,既に平成26年4月以降から,この2割が始まっておりまして,前にさかのぼって,これを1割にしていく,また今後1割にしていくというのは,大変難しいことではないかと思います。これに至った経緯もあると思いますが,今ありましたように高齢者の数がふえ,また,それと同時に,それを支えていく子供たちの人数もふえているということで,全体で痛みを分けていこうという趣旨から,この増額が,負担がふえたものと考えますので,これを元に戻すことは大変難しく,厳しいことだと思います。
また,医療の負担が高いということを今の若い人たちも,このことによって,高齢になっても元気,健康を保っていこうと,医療費はかかるんだから,元気に保っていこうという,そういうことの,そういう意志,気持ちを促す部分にも役立ってはくるのではないかと思いますので,ここの部分は2割のことは,いたし方ないのではないかと思います。
○高梨
委員長 後期高齢者だよ。
後期高齢者。
◆
川名敏子 委員 はい,だから,若い人たちも。
○高梨
委員長 違う,違う。この図で言うと,すいません,休憩します。
午後3時00分休憩
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午後3時01分開議
○高梨
委員長 休憩前に復し会議を再開いたします。失礼いたしました。
◆
川名敏子 委員 大変失礼しました。じゃあ,75歳以上を2割にしないでくれという。
○高梨
委員長 後期高齢者というか,はい。
◆
川名敏子 委員 じゃあ,今の意見は失礼いたしました。
○高梨
委員長 ほかに。
高橋委員。
◆
高橋典久 委員 私も先ほど
神宮委員がおっしゃっていただいたことに尽きるのかなというふうに思っております。やはり1割から2割になれば,倍になるわけですから,先ほど執行部のほうからも,1割の方は年間5.5万円ほどだという説明もございましたが,それが倍になるということは,単純に10万円超してしまうという,これ平均だと思うんですけれども,ということだと思います。
我々,現役世代といいますか,40代,50代,60代の人間からしてみれば,やはり自分らが,じゃあ
後期高齢者になったときには,これがまた3割や4割,そういう議論になってくるんじゃないのかなというのが,私,個人的な率直な思いであります。
我が国日本は,世界に誇れる国民皆保険制度というものが確立されておりまして,自己負担が1割から3割で抑えられているというところもしっかり見据えていかなければいけないのかなというふうに思います。諸外国にしてみれば,10割負担ですとか,9割負担ですとか,そういったところも多くある中,日本はこの保険制度がしっかりしているから,まだこれで済んでいるんだなというふうに,私も強く感じております。
国に2割負担に上げないでくれということは,容易に言えるのかもしれないですけれども,じゃあ,そこの財源はどうするのかというところも,無責任に我々も言えるところではありません。
しかしながら,国が2割負担になったところで,本当に生活困窮者ですとか,障がいを持った方ですとか,そういった方に対して救済措置ですとか経過措置,そういったものをしっかりしていただけるような声を本当ならば,国に上げるのが筋なんじゃないのかなというふうに私は思っております。ですので,この陳情に関しては,私自身は慎重に考えるべきだと考えております。
○高梨
委員長 ありがとうございます。
ほかに。
末村委員。
◆末村英一郎 委員 例えば消費税が少しでも上がろうとすると,大騒ぎになるんですけれども,社会保険料関係は上がっても全く報道等されないなという現状がよくあります。実質的な増税が繰り返されてきているなという私も感じているところですので,皆さんおっしゃるとおり,社会保障はシステムですので,どれぐらい払うかと,財源がどれくらいあるか,トータルに考えて見ていかなければならないと思いますので,まず支出の部分だけ,結論を決めてしまうというのは危険な議論かなと思います。
いずれにせよ,国の審議会のほう,審査会のほうで議論をされている段階だと思いますので,審査会の議論で,余りにもその不公平な,高齢者の方に不公平な議論等が見られるようでしたら,それはまた別ですが,現状はトータルに議論をされていると思われますので,そちらを見守るべきではないかと私は思っています。
以上です。
○高梨
委員長 山田委員。
◆
山田美枝子 委員 やはり一番,ここは地方自治体なわけで,一番市民に近いところにある,何ていうのかな,政治をやる立場としては,国の財源論で言っちゃうと,もっと厳しい,厳しく,何ていう,福祉に回すお金が軍事費に回ってんじゃないかというところまでは,ここでは議論できないし,
後期高齢者医療というのが広域になって,茨城県の管轄になっているという感じなんですけれども,茨城県自身が福祉に対してどういう姿勢であるかということも考えると,批判したい気持ちにもなる。
今,私たち地方自治の守谷市の議会としては,やはり守谷市の市民の声を直接国に上げるということはとても重要な仕事だと思うので,大きなグローバルな財源視点で物を言ってしまっては何も言えなくなってしまうと,そういう押さえ方をしないで,やはり小さな意見,政治というのは弱者のためだけではないんですけれども,そういう実際に困っていると,喫緊の課題であるという陳情に対しては,やはり取り上げるのが筋ではないかなと思います。
○高梨
委員長 ほかにありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高梨
委員長 では,審査を終了します。
これから
自由討議を行います。
意見等のある方は挙手を願います。
神宮委員。
◆
神宮栄二 委員
山田委員の言われるように,一番市民に近いところは,この市議会議員かもしれませんけれども,あるいは行政,市かもしれませんけれども,そこの範囲の中で,全てが賄えるんだったら,独立した財政を持っているんだったらいいですが,現実にはそうではない。
この負担の割合だけを議論して,例えば消費税を議論しない,あるいは年金を議論しないで,この健康,医療費の自己負担の2割だけを議論するというのは,私は不公平があるんじゃないかと,例えば
後期高齢者の方がそう言われるんですけれども,じゃあ実際に今,税金を,保険料の多くを負担している20代だとか30代の声を聞く機会があるんですかと。実際,子供を抱えていろいろな教育費とか,そういったものにお金がかかるような世代の負担の声を聞く機会が我々はあるんでしょうかと。高齢者の負担だけの話を聞いて,一方的に市民の意見だと判断していいのだろうかと思うわけですね。
先ほど言ったように,この保険,医療費だけの問題じゃないし,いろいろな意味で,どこかの国は所得税4割払えば,医療費ゼロですよという国もあるんです。じゃあ,皆さん若いときに4割取られたら生活できましたかと,その辺本当に,片一方だけの話を聞いていたのでは不公平感が出るんじゃないかと,先ほど末村副
委員長も言われましたけれども,まだ審議されている内容が現状で,先ほど言われたように経過としても,明らかに高齢者に負担を強いる内容だということであれば,もう一度検討してもいいんではないかと私は思います。
○高梨
委員長 ありがとうございます。
ほかにありますか。
では,
自由討議を終結します。
これから討論を行います。
討論ある方は挙手を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○高梨
委員長 討論なしと認めます。
これから
受理番号第2号を採決します。
受理番号第2号を採択することに賛成の委員は挙手を願います。
〔
賛成者挙手〕
○高梨
委員長 挙手少数です。よって,
受理番号第2号を不採択することに決定しました。
以上をもちまして,当委員会に付託されました全ての案件の審査が終了いたしました。
これをもちまして
保健福祉常任委員会を閉会いたします。
大変ご苦労さまでした。
午後3時09分閉会
委員会条例第30条第1項の規定により署名する
保健福祉常任
委員長 高 梨 恭 子...