つくば市議会 2018-12-17
平成30年12月17日文教福祉委員会−12月17日-01号
平成30年12月17日
文教福祉委員会−12月17日-01号平成30年12月17日
文教福祉委員会
つくば市議会文教福祉委員会
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平成30年12月17日 午前9時33分開会
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出 席 委 員
委員長 橋 本 佳 子 君
副委員長 黒 田 健 祐 君
委員 小森谷 佐弥香 君
〃 木 村 清 隆 君
〃 山 本 美 和 君
〃 須 藤 光 明 君
〃 金 子 和 雄 君
議長 塩 田 尚 君
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欠 席 委 員
なし
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紹 介 議 員
2.
つくば市内の障害児の教育を充実させるために、
特別支援学校を新設するよう茨城県及び茨城県
教育委員会に働きかけてください。
ということでございます。平成30年12月議会で明らかになったこととして、
教育局長の答弁があります。市として、県庁に赴いて児童数まで提示して要望を行ってきました。昨年度は高等部だけの要望だったのですが、ことしは
特別支援学校そのものの新設要望になっているということだそうであります。
請願事項については、一部、市として既に実施していることもわかってまいりました。しかし、請願を改めて決議することは、県に対し切実性を強調する意味があります。さらに、
特別支援学校を実現することが目的ですので、議会として意見書をつくるなり、
市内選出の県議が共同して県に申し入れするなど働きかけを検討されるよう要望して、私の説明とします。
○橋本 委員長 ただいまの説明に対し質疑のある方は、御発言願います。
なお、発言の際には、挙手の上、委員長の許可を得てから発言されるようお願いをいたします。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、
紹介議員に対する質疑を終結いたします。
滝口議員、ありがとうございました。
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○橋本 委員長 それでは、
教育委員会所管の議案等の審査に入ります。
質疑並びに答弁は、挙手の上、委員長の許可を得てから発言されるようお願いをいたします。また、答弁をされる執行部の方は、所属及び職、氏名を名乗ってから答弁くださるようお願いをいたします。
議案第115号及び議案第132号の当
委員会付託分の詳細については、お手元にお配りしてございます
議案等審査付託表資料をごらんください。
質疑方法については、歳入歳出を一括して行います。また、発言の際には、
ページ数を示してくだるようお願いをいたします。
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○橋本 委員長 まず、議案第115号 平成30年度つくば市
一般会計補正予算(第4号)の当
委員会付託分を議題といたします。
これより、議案第115号の当
委員会付託分の
教育委員会所管に対する質疑を行います。
順次、発言を許します。
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員 20ページになります。12.
学校管理運営に要する経費の
光熱水費、これは小学校も中学校もありますけれども、
光熱水費で追加が出ている分は、
エアコンが整備されてきた影響を受けているのか、まず、そのことを説明お願いいたします。
○橋本 委員長
間中学務課長。
◎間中
学務課長 光熱水費につきましては、夏季の気温が予想以上に高く、委員がおっしゃるように
エアコンの使用が多かったこと、また
秀峰筑波義務教育学校の
電気使用量が予想以上に多かったこと、それと、ことし
プール改修がありましたので、
プール改修に伴う水の入れかえ等がありましたので、その関係で
補正予算を上げさせていただきました。
○橋本 委員長
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員
秀峰筑波で特に高かったというのは、地熱を利用した
空調システムがありましたけれども、それが想定より働かなかったのか、想定が甘かったとか、予想以上に高かったとか、そういうことでしょうか。
○橋本 委員長
間中学務課長。
◎間中
学務課長 秀峰筑波の
空調システムにつきましては、初めてでしたので、先生方も説明は受けたものの、なかなかその使い方をうまく理解してなかった部分、解釈がちょっと違った部分があったようでして、
通常スイッチは入れっ放しがいいとか、帰るときはそのスイッチを切るとか、そういうところがきちんとしてなかったものですから、再度、業者から説明を受けて、今きちんとした使い方をしていただいているということになります。
○橋本 委員長
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員 私もちょっと伺ったことありますけれども、何カ月か前から想定して設定温度を変えていかなくちゃいけないので、かなり難しいところがあったのかもしれないですけれども、ことしの教訓を来年に生かしていただきたいと思います。
○橋本 委員長 ほかにありますか。
木村委員。
◆木村清隆 委員 21ページの一番下の10.教育費、11.
図書館維持管理に要する経費において、
駐車場使用料が計上されており、こちらは以前に市民の御要望もあって時間を1時間から2時間に延ばしたということで、大変ありがたいなと思っていますけれども、そういったことからなのかということと、実際にどのくらい利用者と台数がふえているのか具体的にお聞かせ願いたいと思います。
○橋本 委員長
椙山中央図書館長。
◎椙山
中央図書館長 駐車場の利用につきましては、4月から9月のデータになりますけれども、通常よりも台数のほうが130.8%と、30%以上ふえております。その利用者のうち、2時間利用が31%ということで、利用者もふえた、それから1時間から2時間の利用に移行した人もふえたということになります。
○橋本 委員長
山本委員。
◆
山本美和 委員 5ページの
繰越明許費補正の10.教育費、2.
小学校費の
地下石油タンク廃止工事の詳細について教えてください。
○橋本 委員長
秋葉教育施設課長。
◎秋葉
教育施設課長 この
地下石油タンク廃止工事は小学校4校分のものであります。最初は、設計委託について
随意契約で発注を予定していたのですが、積算時に
参考見積もりを徴取したところ、
随意契約の範囲を超えていたために
一般競争入札で行いました。それによって
工事発注のスケジュールにおくれが生じまして、年度内では工期が間に合わないということで、全額を繰り越すようになりました。
○橋本 委員長
山本委員。
◆
山本美和 委員 この小学校4校はどちらになりますでしょうか。
○橋本 委員長
秋葉教育施設課長。
◎秋葉
教育施設課長 田水山小学校、
松代小学校、
東小学校、
吉沼小学校、以上の4校であります。
○橋本 委員長
山本委員。
◆
山本美和 委員 この
石油タンク廃止というのは、全校皆こういう切りかえになっていくということでしょうか。どういったことから廃止になったのかも教えてください。
○橋本 委員長
秋葉教育施設課長。
◎秋葉
教育施設課長 あと残り4校ありまして、全部で8校になります。残り4校については、当初予算のほうで計上しています。
○橋本 委員長
山本委員。
◆
山本美和 委員 地下の
石油タンク自体を使わなくなるということで、最初、私、廃止された小学校か何かなのかと思っていたのですが、これはいわゆる空調の関係の切りかえということで考えてよろしいのでしょうか。
○橋本 委員長
秋葉教育施設課長。
◎秋葉
教育施設課長 これは
FMファンヒーターの灯油を貯蔵しているタンクでして、消防法の改正によりまして、このままですと修繕か廃止かということになりますので、
エアコンのほうも設置されたということですから、これを廃止するという方向で考えておりました。
○橋本 委員長
山本委員。
◆
山本美和 委員
エアコンが導入されているわけですけれども、夏季の冷房だけでなく、冬も
エアコンは今後活用していくということになるのでしょうか。
○橋本 委員長
秋葉教育施設課長。
◎秋葉
教育施設課長 冬場も
エアコンのほうを、温度によっては、寒いときは使用していくと考えております。
○橋本 委員長
山本委員。
◆
山本美和 委員 一般的に冷房の電気料というのはさほどべらぼうに高いわけではないと思いますけれども、冷房費に比べて暖房費は非常に電気を食うと考えられておりますが、このあたりは特に議論は行われてはいないんですよね。
○橋本 委員長
秋葉教育施設課長。
◎秋葉
教育施設課長 これを修繕するよりは、電気代のほうが安価にできるのかなと考えております。
○橋本 委員長
山本委員。
◆
山本美和 委員 では、その前半の当初予算とこの繰り越しと含めて7校前後というお話ですけれども、それ以外のところは全て
廃止済みということなのでしょうか。
○橋本 委員長
秋葉教育施設課長。
◎秋葉
教育施設課長 この8校以外は、
FMファンヒーターを使っているところはありません。
○橋本 委員長
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員 20ページに戻りまして、10.教育費、2.
教育振興費、12.要
保護等児童就学援助に要する経費、これも小中あって、要・準要
保護児童就学援助費が追加になっていますけれども、全体では1,200人以上いると伺っていますが、小学校、中学校の内訳とか、どのくらいふえているとか、わかれば教えてください。
○橋本 委員長
間中学務課長。
◎間中
学務課長 まず、
特別支援ですけれども、小学校については当初予算で213名見込んでおりまして、その後追加の
申し込み等がありまして、今回の
補正予算では21名を見込ませていただいています。
それと、
就学援助費の小学校ですけれども、当初予算だと713名、それに対して24名を見込んでおります。
中学校費につきましては、468名に対して14名追加の
申し込み等があるということで見込んでおります。
○橋本 委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、議案第115号の当
委員会付託分の
教育委員会所管に対する質疑を終結いたします。
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○橋本 委員長 次に、議案第132号 平成30年度つくば市
一般会計補正予算(第5号)の当
委員会付託分を議題といたします。
これより、議案第132号の当
委員会付託分の
教育委員会所管に対する質疑を行います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、議案第132号の当
委員会付託分の
教育委員会所管に対する質疑を終結いたします。
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○橋本 委員長 次に、請願30第4号
つくば特別支援学校の
過密状況を解消するために、
つくば市内に
特別支援学校の新設を求める請願書の審査を行います。
金子委員。
◆金子和雄 委員 先ほど請願者の方の意を酌んで
紹介議員から話がありましたけれども、きょう団体の方見えているということでありますので、ぜひ詳細についてお聞きする機会を持っていただけるようにお願いしたいと思います。
○橋本 委員長 ただいま金子委員より、請願者からの
趣旨説明の要求がありました。
請願者からの
趣旨説明については、
つくば市議会請願条例第7条第1項の規定により、委員会の決定に基づいて要求することになっております。
お諮りいたします。
請願者に対し、
趣旨説明を要求することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙 手 多 数〕
○橋本 委員長 挙手多数であります。請願者に対し、
趣旨説明を求めることに決定をいたしました。
請願者の方にお願いを申し上げます。説明されるに当たりましては、簡潔にされるようお願いをいたします。
それでは、御説明をお願いいたします。
◎請願者(***氏) おはようございます。茨城の障害児教育の教育条件をよくする会の**と申します。よろしくお願いします。このたびの請願書提出におきましてお話をさせていただきますこと、まことにありがとうございます。
つくば特別支援学校の
児童生徒数の増加に関しましては、委員の皆様には御承知をいただいており、十分御理解をいただいているところと認識しております。私たちは平成27年度にも同様の請願書を提出いたしまして、
つくば市議会におかれましては、茨城県に対し意見書の提出もしていただいております。改めまして、感謝申し上げます。
3年が経過しまして、今年度は、伊奈
特別支援学校の増築により、茎崎地区を学区変更し、
つくば特別支援学校より数名が転校しましたこともあり、昨年度410名だった
児童生徒数は399名となっております。そして、来年度4月に開校する石岡
特別支援学校には、
筑波地区の
児童生徒が50名ほど転校する見込みのようです。
しかし、180名規模として開校した学校に300名を超える
児童生徒数が在籍している状況に変わりはありません。茎崎地区や
筑波地区の学区を変更しても不足教室が解消されないことは県も認識されておりますが、そもそも
つくば特別支援学校の不足教室を解消するためにと、こうした学区変更をしていただきたくはなかったのが本音であります。
障害のある子供たちは、地域で育ち、地域で生きることがとても重要です。これまで市内の学校に通学できていた子供たちが、生活圏ではない地域へ転校しなければならない保護者や子供たちの思いを感じていただきたいものです。
例えば、これまで自力通学ができていた生徒はその機会を失うことになり、教育的ニーズに寄り添っているとはとても思えません。むしろ子供たちの成長できる力を奪われてしまったとさえ感じます。
また、県の見解では、つくばは特別教育が広目のつくりであるため、
普通教室と入れかえ、一つの
特別教室から二つの
普通教室を確保し対応していくとしています。知肢併設であるためになされた配慮がマイナスに働いてしまっていますし、
特別教室への考え方が軽視されているようにも思え、障害のある子供たちの学校だからそうしてもよいのだろうかと悲しくもあります。それに、このような教室確保の仕方は、その年ごとに教室の場所が安定しないことになると思いますし、学年、学級が入り乱れた教室配置になることへつながります。
それにしましても、
教室不足を解消することだけに注目されがちですが、国の定める
特別支援学校の学級編制数を考えたなら、300名を超える学校は改善が必要なはずだと思います。
そしてまた、インクルーシブ教育という言葉が定着しつつある中で、つくば市では
特別支援推進室が設置され、その機能にはとても期待されているものと思います。同時に、
特別支援学校を選択しようとする保護者も増加にあると思いますが、県では将来の推移を慎重に検討していきたいとしています。しかし、つくばの
特別支援学級に在籍する
児童生徒数も増加傾向であり、また、未就学児が使用するつくば市の児童発達支援センターにはもちろん、周辺の民間施設にも利用者が多数あると聞きますので、将来的にもつくば市での
特別支援学校は必要になるものと思います。
何より、平成19年に開校し、開校当初211名でした。平成23年には366名、その間366名を下回る
児童生徒数になったことはございません。私たちは、今現在の状況を一刻も早く改善していただきたいという思いでおります。子供たちのよりよい学校生活を願うのはもちろん、教員の先生方や給食の調理員の方々も大変窮屈な環境の中で職務についていると思います。
障害のある子供たちにとっての成長は、今がとても大切です。慎重に様子を見て、検討して、そのうちにではなく、どうしたら一日も早く御対策を立てていただけるのでしょうか。どうか、
つくば市議会議員の皆様のお力をいただきたく切にお願い申し上げまして、意見陳述とさせていただきます。御清聴ありがとうございました。
○橋本 委員長 ただいまの説明に対し、質疑のある方は御発言を願います。
なお、発言の際には、挙手の上、委員長の許可を得てから発言されるようお願いいたします。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、請願者に対する質疑を終結いたします。
請願者の方、ありがとうございました。
○橋本 委員長 これより執行部に対する質疑に入ります。
委員の皆様に申し上げます。執行部に対する質疑につきましては、採択か不採択かを判断するために、あくまでもわからない部分について参考までにお聞きするものです。それを踏まえた上で発言されるようお願いいたします。
それでは、順次発言を許します。
金子委員。
◆金子和雄 委員 ただいま請願者から話を聞きました。それから、過去のことも振り返ってみますと、非常に切実な話が解決されないまま先送りになってきていると思っています。その結果が、学校が分離されている、教育が分離されているということにつながったとするならば、この間の取り組みが生かされないことは非常に残念だと思います。教育局としては、そのことについていかが考えておりますか。
○橋本 委員長
門脇教育長。
◎門脇 教育長 請願書にあるとおりの理由で、私も、一刻も早く新しい
特別支援学校をつくるべきだと考えております。議会の
一般質問に対して局長からの答弁があったとおり、教育局としてもできるだけの対応はしているつもりです。
また、つけ足せば、石岡にできる新しい
特別支援学校は来年度開校するということの打ち合わせを担当者と行っておりますけれども、そのときも、番外でしたけれども、茎崎地区の方々の便宜を考えて、あの地区に新しい
特別支援学校をつくるようにという要請もいたしました。そのとき担当者からは、上郷高校の跡地などは適地かもしれないという答えもありました。そういう方向で、これからも教育局としてはできるだけ早く開校できるような働きかけをしてまいりたいと思っております。
○橋本 委員長
山本委員。
◆
山本美和 委員 今、保護者の方の思いを聞いたところですけれども、実際に就学指導を行ったり、また、
特別支援教育推進室などでは、そういった対象の保護者もしくは親子との対話が続いていると思いますけれども、現場から見る現状について少しお話を伺わせていただきたいと思います。
○橋本 委員長 土田
特別支援教育推進室長。
◎土田
特別支援教育推進室長 今年度就学相談をしている中で、茎崎地区、
筑波地区から、石岡、それから伊奈
特別支援学校に入学、転学等を希望する人も数名いますが、あくまでも本人、保護者の希望を優先して就学相談を進めております。今、請願者から御説明もあったかと思いますが、一度
つくば特別支援学校に入学し、在籍し、そこで学習しているお子さんについては、途中で転学して環境が変わるということにはなかなか同意できないというか、そういう事情があるのかなと思いますけれども、新しく入学するお子さんについては、通学区域を紹介しながら、無理のない範囲で相談を進めているところです。
○橋本 委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
これより本請願についての自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言を願います。
順次、発言を許します。
金子委員。
◆金子和雄 委員 私は、この後採決をされることになるわけでありますけれども、請願については賛成しようと思っております。教育長が就任されて間もないとき、私は議会から質問をして、そのときに教育長は、就任間もないということで過去の経緯がわからない部分があるという形で話をして、ちょっと私は残念だなと思ったこともあります。そういう意味からいくと、その空白期間が仮にあったとするならば、ここに来るまでに時間がかかり過ぎた要因の一つになるのではないかなと。毎年毎年要請しながらそういう形だということは、非常に残念だなとそのとき思ったわけでありますけれども、これを契機に対応してもらうことを重ねてお願いしておきたいと思います。
○橋本 委員長
山本委員。
◆
山本美和 委員 この問題は、非常に長く声が上がってきて、現状としてあったと思います。もちろん県の立場から言えば、予算の問題もありますし、茨城県全域の適正配置というようなことを考えると、県の言っていることもあるだろうなとは思いますが、つくばの子供の人数、ここに通う子供たちの人数であったり、つくばという市域が広いということも考えたときに、現実そこに通っている子供たち、また、それを取り巻く私たちなり教育局から、しっかりと現場の声をきちっと届けていき続けなければならないのではないかなと考えます。
可能か不可能かということは、私たちでは何も言えないところではありますけれども、現にこうして困っている、また不都合があるということの事実、現状をしっかりと届けながら、どうしたらそれを解消していけるのかということをやってまいりたいなと思っております。
○橋本 委員長 ただいま請願に対しての賛成というような積極的な自由討議ですが、そのほかに何かありますか。
木村委員。
◆木村清隆 委員 そのほかといいますか、私も賛成の立場からの発言をと思っております。今、
紹介議員、さらには請願者のほうから丁寧に、詳細にお話しいただき、私自身も思いを熱くさせていただいたところであります。さきの
一般質問でも同様の質問をさせていただいておりますけれども、改めて、そこに通う
児童生徒のために何とかしなければいけない、本当に時間がかかり過ぎていると思うところがございます。あわせて、そこに通う子供たちのために一番の力強い環境を整える、そこで指導する先生方、仕事をされている職員の方々の働く環境も、劣悪と言っても言い過ぎではないくらいで、決していいとは言い切れない。職員室、そのほか先生方職員の休養室とか、そういったことも含めまして、一日も早く早急に改善をしていただければなと思っております。
平成30年度は、しっかりとした決意と覚悟を持って、市長も口だけでなくいろいろと行いたいというお話をされている中で、教育長からもお話がありましたけれども、要望を今後県のほうでどのように扱ってどのように検討しているのかというものを、各タイミングごとにいろいろあろうかと思いますので、ぜひチェックをしていただきたい。また1年たって、実はこうでした、また執行おくらせてこうなりますということでなく、ぜひ実現に向けて、その都度目的を確認していただけるよう、より力強くお願いしたいなと思っております。我々議員団としても、いろいろと検討しながら、先ほど
滝口議員からも提案らしきことがございましたように、進められればなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○橋本 委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。
これより討論に入ります。
まず、本請願に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 賛成討論はありませんか。
金子委員。
◆金子和雄 委員 賛成の立場でお話したいと思います。以前から請願・陳情が出されたり、今回また出されているわけであります。請願項目の二つを含めて、
特別支援学校の地元における取り組みというものが明確になるような形で引き続き運動を続けることも重ねてお願いしていくことを含めて、賛成したいなと思っています。
○橋本 委員長 ほかにありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより請願30第4号を採決いたします。
請願30第4号は、採択することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 御異議なしと認め、請願30第4号は採択すべきものと決定をいたしました。
暫時休憩いたします。教育局の方、ありがとうございました。
執行部の入れかえをお願いいたします。
午前10時12分休憩
──────────────────────────
午前10時16分再開
○橋本 委員長 それでは、再開をいたします。
これより、
保健福祉部所管の議案等の審査を行います。
質疑並びに答弁は、挙手の上、委員長の許可を得てから発言されるようお願いをいたします。また、答弁される執行部の方は、所属及び職、氏名を名乗ってから答弁くださるようお願いをいたします。
議案第115号及び議案第132号の当
委員会付託分の詳細については、お手元にお配りしてございます
議案等審査付託表資料をごらんください。
質疑方法については、歳入歳出を一括して行います。また、発言の際には、
ページ数を示してくださるようお願いをいたします。
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○橋本 委員長 まず、議案第115号 平成30年度つくば市
一般会計補正予算(第4号)の当
委員会付託分を議題といたします。
これより、議案第115号の当
委員会付託分の
保健福祉部所管に対する質疑を行います。
順次、発言を許します。
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員 16ページ、3.民生費、3.障害者福祉費就労継続支援の訓練等給付費ですが、A型が減ってB型がふえているということですけれども、こちら何か要因のようなものがあるのか、経緯など教えていただければと思います。
○橋本 委員長 根本
障害福祉課長。
◎根本
障害福祉課長 A型の事業費が減ってB型がふえた理由としては、A型の事業所が一つ今年度廃止になっておりまして、そういった理由かと思われます。
○橋本 委員長
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員 一つ減った、その分B型に流れたとか、そういうことではないということでよろしいですか、それは違いますよね。
○橋本 委員長 根本
障害福祉課長。
◎根本
障害福祉課長 A型に行かれる方、B型に行かれる方は、対象者が若干違いますので、A型が減ったからB型がふえたということではないと思われます。
○橋本 委員長
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員 わかりました。そうしたら、同じ項目ですけれども、放課後等デイサービス給付費もどんどんふえて、さらに補正でふやすということですけれども、これも事業所がふえたということでよろしいでしょうか。
○橋本 委員長 根本
障害福祉課長。
◎根本
障害福祉課長 委員おっしゃるとおり、放課後等デイサービスの事業所はふえております。
○橋本 委員長
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員 平成29年度の実績を見ていますと457件ですが、平成30年度、今現在はどのくらいありますか。
○橋本 委員長 根本
障害福祉課長。
◎根本
障害福祉課長 済みません、少しお時間いただいてよろしいでしょうか。
○橋本 委員長
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員 では、その間に、その事業所がふえてもなかなか横の連携がないという中で、平成30年10月に連絡会のようなものを行うというお話がありましたけれども、行ってみて、どんな内容で、どんなお話になって、今後どうしていくみたいなことがあればお聞かせください。
○橋本 委員長 根本
障害福祉課長。
◎根本
障害福祉課長 平成30年10月に事業所連絡会を開き、今後私ども市として児童発達支援センターの設置については、民間の方のお力も入れて市全体としてのレベルを上げていこうという趣旨のお話をさせていただきましたところ、事業所の皆さんからも、今後連携してやっていきたいというお話をいただきました。
○橋本 委員長 ほかにありますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、議案第115号の当
委員会付託分の
保健福祉部所管に対する質疑を終結いたします。
────────────────────────────────────
○橋本 委員長 次に、議案第117号 平成30年度つくば市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
これより議案第117号に対する質疑を行います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、議案第117号に対する質疑を終結いたします。
これより本案についての自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言願います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第117号に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、議案第117号の討論を終結いたします。
これより議案第117号を採決いたします。
議案第117号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 異議なしと認め、議案第117号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○橋本 委員長 次に、議案第118号 平成30年度つくば市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
これより議案第118号に対する質疑を行います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、議案第118号に対する質疑を終結いたします。
これより本案についての自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言を願います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第118号に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、議案第118号の討論を終結いたします。
これより議案第118号を採決いたします。
議案第118号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 御異議なしと認め、議案第118号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
────────────────────────────────────
○橋本 委員長 次に、議案第120号 つくば市
医療福祉費支給条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
これより議案第120号に対する質疑を行います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、議案第120号に対する質疑を終結いたします。
これより本案についての自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言を願います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第120号に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、議案第120号の討論を終結いたします。
これより議案第120号を採決いたします。
議案第120号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 御異議なしと認め、議案第120号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第132号 平成30年度つくば市
一般会計補正予算(第5号)の当
委員会付託分を議題といたします。
これより、議案第132号の当
委員会付託分の
保健福祉部所管に対する質疑を行います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、議案第132号の当
委員会付託分の
保健福祉部所管に対する質疑を終結いたします。
────────────────────────────────────
○橋本 委員長 次に、請願30第3号
医療的ケア児等の家庭や関係先における
発電機購入に対する助成に関する請願書を議題といたします。
本請願の
紹介議員であります北口ひとみ議員に説明を求めることにいたします。
北口議員、よろしくお願いいたします。
◆北口ひとみ
紹介議員 きょうはよろしくお願いいたします。請願30第3号
医療的ケア児等の家庭や関係先における
発電機購入に対する助成に関する請願書になります。
本請願につきましては、請願本文を読み上げることで
趣旨説明とさせていただきたいと思います。
請願趣旨
日頃より障がい福祉への御理解をいただき心より感謝申し上げます。
私たちかけはしネットは、医療的ケアを必要とする子どもたちと、その家族で構成する会です。在宅生活で医療的なケアを必要とする児・者(高齢者含む)は、電動の医療機器(人工呼吸器や酸素濃縮器・喀痰吸引器等)を常時使用しているケースが少なくありません。24時間電源が必要となるため、停電は命の危険に直結します。9月に発生した北海道での大規模停電では、心疾患により酸素投与が必要な医療的ケア児が、長時間の停電で予備バッテリーも含む機器のバッテリーが切れ、道外から輸送された発電機により救命されたケースがありました。9月30日の台風24号による
つくば市内の停電被害でも、医療的ケア児の家庭において約10時間停電したケースが発生しています。バッテリー残量を考えながら機器の使用を調整し、電源を使わない酸素ボンベを緊急手配した上で、電気の復旧を待つ事態となりました。つくば市は、災害時において要支援者となりうる医療的ケア児が茨城県内で最も多く、当市においても停電に対する対策が必要と考えます。自助による備えを進めるため、家庭や障害福祉サービス事業所および福祉避難所などに
発電機購入を支援する仕組みを、自治体として整備していただきたく請願いたします。
請願事項
1.
医療的ケア児等を在宅で介護する家庭が、災害等による停電に備えて発電機を購入する際の購入費用の一部を助成してください。
2.重症心身障害児を主たる対象とする障害福祉サービス事業所が、災害時等による停電に備えて発電機を購入する際の購入費用の一部助成について、茨城県へ要望してください。
3.福祉避難所に指定されている事業所が、要支援者の受け入れに備えて発電機を購入する際の費用の一部を助成してください。
以上3点が、大きな
請願事項になります。
なお、本文でも若干触れましたけれども、茨城県内の在宅する医療的ケア児数は、本年4月1日現在で390名おられるようです。そのうちの12.6%、49名が
つくば市内で在宅している状況になっております。
また、在宅医療を受けておられる方にとって、電源喪失が命に直結しているのは言わずもがなのところですが、電源喪失は、地震や豪雨などの自然災害ばかりではなく、つい先日、11月末だったと思いますが、研究学園地区の一部地域で停電がありました。原因は、車道脇に設置されていた変電設備に車が衝突するという事故によるものでした。庁舎も停電し、大変困った事態が発生しております。対応に追われたことと思いますが、在宅ケアの方々にとっては、本当に大変な事態であったということは言うまでもありません。約2時間でそのときは復旧しましたけれども、かように停電はいつでも起こり得る状況を申し添えさせていただきたいと思います。
委員皆様方の御理解、御賛同を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
○橋本 委員長 ただいまの説明に対し、質疑のある方は御発言を願います。
なお、発言の際には、挙手の上、委員長の許可を得てから発言されるようお願いいたします。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、
紹介議員に対する質疑を終結いたします。
◆北口ひとみ
紹介議員 済みません、一つ申しおくれておりました。本日、請願代表者も来ておりますので、詳細のところは請願代表者の方にお聞きいただけるといいかなと思います。よろしくお願いいたします。
○橋本 委員長 北口議員、ありがとうございました。
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員 今、北口議員からもお話がありましたとおり、請願者がいらしているということですので、お話をお聞きしたほうがよいのではないかと思います。
○橋本 委員長 ただいま
小森谷委員より、請願者の
趣旨説明の要求がありました。
請願者からの
趣旨説明については、
つくば市議会請願条例第7条第1項の規定により、委員会の決定に基づいて要求することになっております。
お諮りいたします。
請願者に対し、
趣旨説明を要求することに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙 手 多 数〕
○橋本 委員長 挙手多数であります。よって、請願者に対し
趣旨説明を求めることに決定をいたしました。
◎請願者(*****氏) このたびの請願をさせていただきました、かけはしネット医療的ケアを必要とする子どもの親の会を代表しております**と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
委員長、済みません、資料の配付を。
○橋本 委員長 ただいま請願者から資料配付の申し出がありました。
お諮りいたします。
請願者からの申し出どおり、資料を配付することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。
資料を配付願います。
〔資料配付〕
○橋本 委員長 請願者の方にお願い申し上げます。説明されるに当たりましては、簡潔にされるようお願いいたします。
それでは、御説明をお願いいたします。
◎請願者(*****氏) では、簡潔にということでしたので、配付いただきました資料をもとに説明をさせていただきたいと思います。
そもそも医療的ケアとはというところですけれども、医師等が治療を目的として行う医療の行為とは異なりまして、医療的な生活援助行為とされております。家族や看護師が日常的に行うもので、代表的なものとしましては、たんの吸引や経管栄養の注入などがございます。医療的ケアが適切に行われることで、健全に日常の生活を送ることができます。しかし、逆を言えば、適切なケアが行われないことだけで命を落とす危険性もあります。
スライドの2枚目をごらんください。
特に、呼吸管理に関する医療的ケアにつきましては、24時間365日常に注意を払わなければならず、機械と本人との間でチューブが外れていないか、唾液やたんがたまってきていないかなど、常に気にかけていなくてはなりません。その呼吸管理を支える医療機器の一部が、スライド3枚目のほうに上げさせていただいております。
いずれも電源を必要とするもので、人工呼吸器と電動吸引器は、そのまま外出にも持ち運べるようにバッテリーが内蔵されています。バッテリーの駆動時間が、表の下から2番目の値になります。酸素濃縮器については、停電等に備えてバッテリー駆動ができるような機種もふえてきてはおりますが、基本的には外出時等では携帯用の酸素のボンベを使用することになります。
請願趣旨にありました台風で10時間停電した例は、まさに我が家です。息子は無酸素性の脳損傷による重症心身障害児で、写真の3種類の機器をそれぞれいずれも使用しております。結果としては10時間の停電でしたけれども、その際は、いつ復旧するのか、また、いつまでバッテリーが持つのかという不安で仕方がありませんでした。
停電が起きるのは、大規模な災害レベルの天変地異によるものとは限りません。先ほど北口議員からもありましたとおり、この請願を出して間もない時期に、この近辺で自動車事故により送電設備が故障したことによって停電ということもございました。また、友人宅の事例ですけれども、鳥の巣が電線に送電のトラブルということを引き起しまして、ごく狭い地域だけで停電ということもございました。この夏の猛暑を予感させる6月で、31度を超えた日の午後の時間帯でした。このようなときに、特に人工呼吸器がとまってしまったり、たんの吸引ができないということで、適切に機器が動かないだけで命を落とすことがございます。
スライド4枚目ですが、発電機の一例となります。医療機器のような精密機器を使用するものは、インバーター式というものでなくてはなりません。もしものときに命をつなぐものとして備えるにも、大変高額な金額となっています。
医療的ケアに電源の確保が必要な子供から、もちろん在宅医療をされている高齢者の方、当事者、家族がそれぞれ防災意識を高めてみずから守る備えとして、発電機の購入、そして整備が進みますように助成をこのたびお願いしております。また、平時からかかりつけの医療機関や福祉施設等と停電時の対応を相談し、可能なら予防的な避難も含めて連携のとれる体制づくりも必要かと思います。在宅避難困難児の連絡方法、また、福祉避難所での受け入れ体制づくりも必要かと思います。このたびの請願によりまして、防災意識の高まり、そしてそういったもしものときへの備えというものが進みますように願っております。
また、こういった皆様に知っていただくことになりましたこと、本当に大変ありがたい機会だと思っております。御清聴ありがとうございました。請願の採択に向けまして、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
○橋本 委員長 ただいまの説明に対して、質疑のある方は御発言を願います。
なお、発言の際には、挙手の上、委員長の許可を得てから発言されるようお願いいたします。
順次、発言を許します。
金子委員。
◆金子和雄 委員 どうも御苦労さまでございます。今、説明を聞かせていただきまして、十分理解したつもりでありますが、これまで当事者の赤ちゃんから大きくなっていくまで相当な日数がかかるわけで、この間社会の状況とかいろいろ変化が出てきたと思います。最終的には、こういう形の補助というところに結びつくのでしょうけれども、これまで生活をしてきている中で、先ほどの話だと49名の方が市内に在住しているということですが、それぞれケースが違うかもしれませんけれども、大ざっぱな形で、このような状況を克服してきた事例とか直面した形で、何か私たちが知っておいたほうがいい話があったら教えていただきたい。
○橋本 委員長 請願者の方、立ってお願いします。
◎請願者(*****氏) ありがとうございます。まず、私の息子に関しましては、現在、中学1年になりました。生まれた当時、無事に五体満足、普通に自然分娩で生まれた息子でしたけれども、出生後2時間で心肺停止ということになりました。そこから病院で救急の医療を受けまして、生後4カ月になってから在宅の生活が始まりました。ですので、私がそういった大変な時期を過ごしたのは今から12年ほど前になります。その当時は、在宅でそういった子供たちが医療機器を使ってお家で生活するというものが、本当に駆け出しというか、何の整備もないような状況下でした。最近、ここ2年ぐらいの間に、国としても医療的ケア児というところが注目をされてきて、まずは実態調査からせよというような流れで、昨年度茨城県でも実態調査がされたところかと思われます。そうした中で、今、頑張っている家族に対しての支援というものは、少しずつではありますけれども、デイサービスができたり、児童発達支援という福祉サービスができたりというところで、少しずつ体制も整備がされてきているのかなと思われます。
ただ、防災に関して説明させていただきますと、人工呼吸器を使用している方が在宅にいるということを想定したものがまだ難病患者のみになっておりまして、県のほうの防災、災害のマニュアルにも、医療的ケア児、そして医療的ケアの必要な者に関しての記載はまだございません。そういったところでは、これから皆さん、つくば市から少しずつその輪を広げていっていただけたらなという願いで、今回、請願のほうをさせていただきました。このような返答でよろしかったでしょうか。
○橋本 委員長 金子委員。
◆金子和雄 委員 どうもありがとうございました。先般、
一般質問した中で、老健センターも含めて九つの施設が、皆さんが何らかのときに支援を仰ぐ施設があるという話は聞かせてもらいました。それは県南地方にはないということで、皆さん御苦労されているなと思います。多くのケアを抱える人たちがそこを求めて行くといっても、定員とかいろいろあると思います。そこのところで、例えば駆け込みしたときに対応が十分なのかどうかというのは私もわからない部分があるのですが、その辺はどうなのでしょうか。
○橋本 委員長 請願者の方。
◎請願者(*****氏) 今、短期入所施設ですとかレスパイトのことに関しまして議員からありましたけれども、県内9カ所、特にこちらの県南地域では老健施設のほうが指定という形になっております。ただ、実際を考えますと、老人の施設で、体制としては夜間でも看護師が勤務するという中でその指定という形はとっておりますけれども、実際の利用状況を見ますと、空きがないという理由ですとか、その対象が余りにも違い過ぎるというようなことを理由に、なかなか利用には結びつかないような現状がございます。
ここからそういった夜間預けられるところといいますと、やはり水戸にあります大きな病院ですとか、あとは福祉施設まで利用のために赴かなくてはいけないというところが現状です。日中の短時間を預けるということになりますと、先ほど言いましたとおり、児童発達支援の施設ですとか放課後等デイサービスというところがありますので、そういったところで少し家族の休息というところはとれるのかなと感じます。ですので、ぜひ県南地域に、実際に利用ができるレスパイトの施設、短期入所の施設の設置ができますように、切に願っているところでございます。
○橋本 委員長
木村委員。
◆木村清隆 委員 丁寧にいろいろと御説明ありがとうございました。より理解を深めさせていただいたと思っております。**さん御本人が、先日の停電のときに、かなり心配しながら、時間をはかりながら、バッテリーがなくなっていくのを見定めながら通電するのを待ったというお話がございました。たまたま何とかなくなるまでに通電したからよかったのかなと安堵したのですけれども、それも結果論であって、それまでの間というのは、自分でそういう高額な機器を購入しなくても、ここに行けばバッテリーがあるとか、そういう環境が整っているのか、場合によっては自分の車のシガライターから取ればとか含めて、何か具体的な自衛策は、ありますでしょうか。通電するのに10時間、丸1日、2日とかかったときには大変な状態になるので、そうした場合はどのように動かれますか。
○橋本 委員長 請願者の方。
◎請願者(*****氏)
木村委員、ありがとうございます。私のそのときの話からさせていただきますと、うちの子供、ここの写真にあります人工呼吸器と酸素の凝縮器、電動の吸引機をそれぞれ使用しております。呼吸器に関してはこれぐらいのバッテリーの残量、そして凝縮器に関してはこれぐらいのバッテリーの駆動の時間ということがございます。幸いにも、そのときうちの息子は、人工呼吸器を外していても大丈夫な、ふだんからもサポートが少ない設定で使用している人工呼吸器になりますので、そのときは外していて、外出用の酸素ボンベにつけかえをしましてその時間をしのぎました。酸素の凝縮器に関してはこれぐらいの時間ですけれども、携帯用の酸素ボンベで同じような容量を使うとなると、うちの場合で大体丸1日1本でもちます。ただ、使用状況によりましては時間も短くなっていきますので、うちの場合では1本で大体1日大丈夫かなというところでしたので、まずは、何時間とまっているかわからない状況でしたので、酸素の業者のほうにもっとボンベを持ってきていただけるような連絡をしまして、ふだんですと翌日の配送になるのですが、その日はすぐに対応していただきまして、たくさんのボンベを集めてきていただいてお家で過ごすことができました。
また、電動の吸引器も使用していますけれども、こちらはたった30分というバッテリーの残量です。ただ、これに関しては、ずっと継続してたんの吸引を必要とするわけではなく、一回吸って、またお休みの時間があって、また必要になったときに吸うというような利用の仕方なもので、30分でも頻繁な吸引でなければというところかなと。バッテリー自体も、幾つか予備というものをうちでは用意をしております。また、このときにはデイサービスへ息子の利用をお願いしまして、お家で吸引をしなくても済むような状況というところで、いろいろ奔走したというか、考えをさせていただいたところです。
また、電動の吸引器に関しては、手動の吸引器というものもありまして、そういったのを各御家庭でそろえられている方もいらっしゃいます。
また、うちの場合は、2年前にお家を建てかえをしました。そのときに太陽光の発電システムを取りつけしました。このときの停電が夜中からお昼までの停電だったもので、日が上ってからの電気ということでは、コンセント一口分だけは使用ができるような状況でしたので、そこであらかじめバッテリーを充電しながら、ローテーションしながらつながっていた状況です。
各御家庭でそういった設備とか備えというものもまだまだ違っているかと思います。うちではこういった備えをしていますけれども、中にはその呼吸器を外すことさえできない子供、また大人の方が在宅にいるケースもございます。そういったところにおきましては、病院との連携ですとか、何かあったときには病院ですぐに入院をさせていただけるような、ふだんからそういった連絡体制は必要かなと思います。
○橋本 委員長
木村委員。
◆木村清隆 委員 最後の言葉ですが、病院と連絡をとるような制度が必要ではないかと。今、現状はあるのかどうかわからないですけれども、御本人としては、ないという理解でいいんですかね。
◎請願者(*****氏) そうですね。
◆木村清隆 委員 あわせて、今回、役所の担当のところに対して、今こういう状況ですといった相談ということをされているのか、そういったことがあったか。
◎請願者(*****氏) 今回の停電のときにすぐということでは、市のほうには連絡が遅くなってしまったんですけれども、ちょうど学校がお休みの日でして、学校に、うちが今こういう状況で停電をしているということで連絡をしたときに、学校が停電をしていなかったんですね。市内でもごく限られた地域だけでの停電だったようで、学校は停電把握していませんということで、とりあえずうちは大丈夫ですと報告したという状況だったんですけれども、やはり病院との体制ということでも、主治医が大学病院であったり大きな病院ですと、そこからこういった在宅管理という形で出しているケースもとても多くなっておりまして、要電源だけのために避難的な入院というか、避難することについてはちょっと難しいというような答えでした。ですので、より地元のかかりつけですとか、より小規模なクリニックさんですとか、あとはもちろん避難所というところにそういう備えがあると、より利用がしやすかったりするのかなと思います。
大変高価な発電機になってしまいますので、もしこの請願を通していただいたところで、全ての御家庭がそろえるというところの意識までは難しくなるかもしれません。ただ、貸し出しですとか、そういった体制というものができたり、こういった請願で助成がおりるということになりましたところで、考えていただける家庭、そしてそういったところから防災意識というものも高まってくるのではないのかなと思って、今回させていただいたところです。
○橋本 委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、請願者に対する質疑を終結いたします。
請願者の方、ありがとうございました。
これより執行部に対する質疑に入ります。
委員の皆様に申し上げます。執行部に対する質疑につきましては、採択か不採択かを判断するために、あくまでもわからない部分について参考までにお聞きするものです。それを踏まえた上で発言されるようお願いいたします。
それでは、順次発言を許します。
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員 医療的ケア児を抱える御家族の方、レスパイトの施設も欲しいですとか、あとはお子さんを日中預かってくれる保育園なども支援してほしいという声は聞いておりますが、その中で、今回、災害時における発電機の助成ということでした。災害時ということで関連して確認したいのですが、災害時要支援者情報登録制度というもので、市町村がきちんと要支援者、避難行動を支援しなくちゃいけない方々の名簿を作成しなさいという指導も来ているようですけれども、現状どうなっているのか。その名簿には医療的ケア児も含まれているのか。その際、誰が停電したときに確認をする支援体制になっているのかなどを含めて、今、つくば市でどこまでそういった支援が進んでいるのか、教えていただければと思います。
○橋本 委員長 安田社会福祉課長。
◎安田 社会福祉課長 避難行動要支援者名簿の対象者については、要介護3から5の方、それと障害者手帳取得の方となっております。
○橋本 委員長
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員 ということは、医療的ケア児ということに対しては、特別、名簿を作成するとか、申請してくださいというお話はしてきていないということでしょうか。
○橋本 委員長 安田社会福祉課長。
◎安田 社会福祉課長 特にうちのほうで医療的ケア児について個別に把握しているとか、そういったことは今現在ありません。障害者手帳を持っている方であれば把握はしていますが。
○橋本 委員長
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員 障害者手帳を持っている方は申請できるというシステムだと思いますが、その申請をしてくださいみたいな働きかけはいかがでしょうか。
○橋本 委員長 安田社会福祉課長。
◎安田 社会福祉課長 今言われました避難者行動要支援者名簿の対象者については、当課から申請してくださいというお願いの文書は出しております。
○橋本 委員長
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員 文書を出して、つくば市で49名いらっしゃるという医療的ケア児という方を網羅できているか、登録どの程度進んでいるかなどわかりましたら、お願いいたします。
○橋本 委員長 安田社会福祉課長。
◎安田 社会福祉課長 医療的ケア児として特化して何名登録してあるということは、こちらではちょっと把握できてないかなと思います。
○橋本 委員長 水野
保健福祉部長。
◎水野
保健福祉部長 49名の方につきましては、県の調査でございまして、こちらからお願いしておりますけれども、固有名詞についてはいただけていないという状況にありまして、どの方がそうなのかというのは把握できていない状況でございます。
先ほどの続きで申し上げますと、私どもとしては障害者手帳をお持ちの方は把握しておりますので、それは把握できているという意味ではつながっておりますけれども、その医療的ケア児という観点の調査は今回県で行っておりますので、そこについてはまだ結びついていないというのが正直なところでございます。
○橋本 委員長 根本
障害福祉課長。
◎根本
障害福祉課長 先ほど医療的ケア児の方が手帳を所持されているというようなお話ですけれども、手帳を交付する際に、ガイドブックを提示して避難行動要支援者名簿への掲載と名簿情報の提供について一人一人お話をしまして、必要な方にはその申請をしていただいているところです。
○橋本 委員長
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員 わかりました。申請していただくようにさらにお声がけをいただきたいところですが、実際申請して、登録していただいて、いざ災害が起こったときの支援体制というのは、どのようになっていますでしょうか。
○橋本 委員長 福祉部所管という範疇で答えられますか。微妙な境目のことになるので、福祉部所管なのか危機管理になるのか、これからそこをつなげていくというところの段階なので、非常に境目のところの話ですので、これについてはいろいろ今後調査したり、所管同士の話し合いということが進んでいくかと思いますので、これは提起という形で受けとめていただければと思います。
ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
これより本請願についての自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言を願います。
黒田副委員長。
◆黒田健祐 委員 請願者の切実さというのは理解できますので、この後採択あると思いますが、採択は賛成をしようかと思います。また、担当課においては、制度設計していくに当たって、るる詰めないといけないポイントあろうかと思います。大変だと思いますけれども、これをきっかけに検討していっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。
○橋本 委員長 金子委員。
◆金子和雄 委員 議論がありますので、今さら言うことはないと思いますけれども、例えば災害対策でこういう発電装置を求めていっている場合もありますよね。それから、ほかのところでもあるかもしれません。これは市全体として話し合いを深めていくことによって、応分の手持ちといいますか、そういう形を分担していくこともできるのかもしれません。それから、つくば市も災害協定なんかいろいろな企業と結んでいますよね。物品で貸与してくれる人もいるかもしれません。あるいは現金で寄附してくれる人もいるかもしれない。そういうときにこういうものを買って提供してあげるとか、そういう新しい発想を持つということもいいと思いますので、この会議を契機に、横の部間で広げていただくことをお願いしたいということです。
○橋本 委員長
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員 発電機のことから、これからいろいろな支援体制を広げていくという第一歩であるということですけれども、発電機に関しましても、福祉避難所につくば市は発電機が置いてあるけれど、では、誰が鍵をあけるのか等々ありますので、ぜひ所管、いろいろあると思いますけれども、横の連携をつなげていただいて、これを機会に一歩進めた先進的な取り組みをつくば市でつくっていただきたいと思います。
○橋本 委員長
山本委員。
◆
山本美和 委員 医療的ケア児の支援については、今、広く議論が始まったところだと思いますが、もちろん国、県、市それぞれ役割があると思います。そういう中で、今回、このように具体的に発電機の助成という形で請願が出たということは大変喜ばしいことかなと思いますし、こういう形で提案をされると、市のほうも具体的にできるねとか、できないねという議論につながっていくだろうなと感じたので、今回の請願については、一歩進める上で大きな一つになるのではないかと思います。
また、こういったハード面、また制度面とともに、ソフト的な部分で、先ほどいろいろ質問等もありましたが、福祉的な要支援者名簿等のことも、今後しっかりとその担当課も含めた議論が必要になってくると思います。そういったことも含めて、賛成の意向を示したいと思います。
○橋本 委員長 須藤委員。
◆須藤光明 委員 確かに皆さん説明していただきまして、事実、私も父親の介護をしたことがございます。そういうときにやはり援助が必要なんだなと、支援をしていただければありがたいなと思ったことがございます。現実的に、このような状況が出されたということに関しましては、当委員会としては率先的に賛成という立場でいきたいと思いますし、今後つくば市に居住してくれる方々もそういう面はあると思いますし、そういう方々にもつくばはよかったと思ってもらえると思いますので、ぜひお願いできればと思っています。
○橋本 委員長
木村委員。
◆木村清隆 委員 賛成の立場でございます。先ほど請願者から説明を丁寧にいただきましたが、実際にそういった停電に遭遇したときに、自前でお子さんを見ながら、あそこに酸素ボンベを追加でお願いしようとか、一斉に頭を回転するというのはかなり冷静さがないとできないのかなと、すごく大変だったのかなと思います。そういったときに、既にあるのかどうかわからないですが、ぜひ役所から何らかのところにそういった一報を入れると、そこが代行していろいろ手配してくれるとか、そういった環境を整えていただければより安心感があるのかなと思っています。先ほど金子委員からもございましたけれども、いろいろな地域の施設をまとめて企業から物的なということはあろうかと思いますが、そのお住まいの地域に建設会社があったり、もしくは病院とか、何らか近くでバッテリーを通常仕事で使っているというところをその御家庭で理解されていたり、情報をもらっていて、そこに行けばバッテリーがお借りできるとか、公的なものでなく互助的な、何かそういった制度的な配慮をしていただき、より高めていただけたらなと思っています。
○橋本 委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。
これより討論に入ります。
まず、本請願に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、以上で討論を終結いたします。
これより請願30第3号を採決いたします。
請願30第3号は、採択することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 御異議なしと認め、請願30第3号は採択すべきものと決定をいたしました。
根本
障害福祉課長。
◎根本
障害福祉課長 先ほど
小森谷委員から御質問いただきました本年度の放課後等デイサービスの決定件数ですが、11月末現在で613件となっております。
○橋本 委員長 それでは、暫時休憩をいたします。保健福祉部の方、ありがとうございました。
執行部の入れかえをお願いいたします。
午前11時08分休憩
──────────────────────────
午前11時14分再開
○橋本 委員長 再開いたします。
これより、
こども部所管の議案の審査を行います。
質疑並びに答弁は、挙手の上、委員長の許可を得てから発言されるようお願いいたします。また、答弁される執行部の方は、所属及び職、氏名を名乗ってから答弁くださるようお願いいたします。
議案第115号及び議案第132号の当
委員会付託分の詳細については、お手元にお配りしてございます
議案等審査付託表資料をごらんください。
質疑方法については、歳入歳出を一括して行います。また、発言の際には、
ページ数を示してくださるようお願いをいたします。
それでは、議案第115号 平成30年度つくば市
一般会計補正予算(第4号)の当
委員会付託分を議題といたします。
これより、議案第115号の当
委員会付託分の
こども部所管に対する質疑を行います。
順次、発言を許します。
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員 7ページです。3.民生費の2.児童福祉費、下の2段です。平成30年度放課後児童クラブ運営業務委託、沼崎、要というのと、その下の学園の森、みどりの学園、
秀峰筑波の追加分ということに対して説明をお願いいたします。
○橋本 委員長 鳴海
こども育成課長。
◎鳴海
こども育成課長 まず、1点目の沼崎と要の運営業務委託についてでございますが、現在、父母会運営の児童クラブを公営化しているところでございまして、今まで平成28年、平成29年度と公営化してきまして、平成31年度、平成32年度合わせて残り9クラブ、父母会運営で児童クラブの公営化を希望しているクラブがありまして、来年度そのうち4クラブをやるところでございます。そのうち沼崎第1、第2、それと要を来年公営化するに当たって、保育業務を民間業者に委託するということで上げさせてもらっているものでございます。
平成31年度の公営化実施に向けて、公営化をするに当たりましては協議を父母会と明密に行っているところでございますが、沼崎、要小の父母会側から、学園の森やみどりので行っている民間委託の事例について、雇用確保などが非常に安定的に保育業務が行われていると高く評価をされておりまして、公営化に関しては民間委託を強く希望されたと、そういった背景を受けてのこととなります。
このことに加え、沼崎小児童クラブは平成31年度120名近くの児童クラブ員になる予定ですが、既存の専用施設に加え、平成31年度は空き教室利用の目途が大分立ちまして、要小については現在25名で、面積要件もクリアしているということ、それとともに、現在、市全体の指導員不足、非常に指導員が人手不足であると。公募をいかしにしてもなかなか集まってこないという現状でございますので、将来的には、市として直営をするということにおいては臨時職員を直接ということは理想でありますけれども、今、過渡期の中で人手が足りないというところにおきまして、今回、公営化をするに当たっては、民間委託の手法を保護者の意向を聞きましてとらせていただきたいということで、3年間の債務負担行為を設定するためのものでございます。
続きまして、2点目の学園の森とみどりの学園、
秀峰筑波児童クラブの保育業務の民間委託でございますが、こちらに関しましては、既に3年間で民間委託、シダックスさんが受託業者になっているわけですけれども、既に平成30年度当初から、全員を受け入れたいということで行ったわけですけれども、当初立てていた120名定員の施設では足りなくなるということでございまして、平成30年度は、学校教育局等に相談させていただきまして、学校の多目的室を利用させていただいて受け入れをさせていただいているところであります。ところが、来年度以降も1年生人数がふえるということや、その後待機児童も発生しているところから、今回、平成30年6月議会において、学園の森ととみどりのにおいては施設を増設して来年度定員240名を受け入れられるということで、今まさに工事をして、年度内には完成して、年度開始から施設が供用開始になる予定でございます。
建物が整備されたとなりますと、今度は指導員の確保も必要になってくるということになりまして、指導員の確保につきましては、これは3年間で行っているんですけれども、今度は追加分が、平成31年度から施設をふやしてそれだけ多くの児童を受けられるので、倍の人数が見れる指導員を確保するために、3年間に関してもともとやっておりますので、平成31年度から残りの2年間、ここにお尻を合わせまして追加で保育業務を民間委託する債務負担行為とするものでございます。
○橋本 委員長
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員 沼崎と要のところですけれども、沼崎は第1、第2があって、要は一つですね。そうすると、残り9クラブのうち4クラブを平成31年度公営化、残りのもう一つはどっち側になりますか。
○橋本 委員長 鳴海
こども育成課長。
◎鳴海
こども育成課長 葛城小児童クラブでございます。
○橋本 委員長
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員 葛城についてはどのような形で公営化していくのか、民間に委託はしないという形での公営化になるのかという確認なんですが。
○橋本 委員長 鳴海
こども育成課長。
◎鳴海
こども育成課長 葛城小につきましては、今回、父母会と綿密に協議をさせていただく中で、指導員さんでキーマンになられる方がいらっしゃいまして、非常に信頼も厚く、これは特段に民間委託を望んでおらず、このままの形で、私ども茎崎を手始めとして行ったサテライト方式によって、直接的にやっていくということで合意形成が図れたところでございます。
○橋本 委員長
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員 わかりました。あと下の分ですけれども、学園の森、みどりの、
秀峰筑波で、学園の森とみどりのが定員増のための追加分ということですけれども、
秀峰筑波は、今の施設、指導員の数でやっていくということで大丈夫ですかね。
○橋本 委員長 鳴海
こども育成課長。
◎鳴海
こども育成課長 秀峰筑波につきましては、現在のところ、若干待機児童が発生しているところでございます。目下、6名待機児童がおられます。
秀峰筑波につきましては、旧保健センターを改修して、2階建ての施設で部屋のゆとりはある程度ございまして、何回か説明はさせていただいたのですが、2階のあいている部屋で、図書室であったり、あるいはいろいろなイベントができる部屋で放課後子供教室を学習支援なんかも含めて毎回行っていますけれども、平成31年度においては、今、80名定員でやっていて、最大受け入れ人数は136名までオーケーなんですね。今、130名で待機児童が6名いて、その6名は、来月、本人が希望されるなら受け入れたいと思っています。
平成31年に関しましては、やはり少しふえますので、167名を想定しています。そうなりますと、指導員の手配は今回民間委託の追加分でやらせていただきますが、面積的なものに関しましては、2階にまだ使っていない部屋がございますので、平成30年中に業者さんと少しお話をして、すぐに使えるように改修をして、平成31年度に備えたいと考えております。
○橋本 委員長
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員 17ページですけれども、4.保育所費、12.民間保育所運営に要する経費が追加で来ているのですが、これは市内の民間保育園、これも平成29年度の数字だったかな、これが32園、認定こども園6園、小規模保育事業所が4園、私立幼稚園が1園ということですけれども、これが何園にふえたのかというのはおわかりになりますかね。
○橋本 委員長 松浦
幼児保育課長。
◎松浦
幼児保育課長 民間保育園が34施設、認定こども園が8施設、小規模保育事業所が5施設になっております。
○橋本 委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、議案第115号の当
委員会付託分の
こども部所管に対する質疑を終結いたします。
これより、議案第115号の当
委員会付託分についての自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言願います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第115号の当
委員会付託分に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、議案第115号の当
委員会付託分の討論を終結いたします。
これより、議案第115号の当
委員会付託分を採決いたします。
議案第115号の当
委員会付託分は、原案のとおり可決することに御異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 御異議なしと認め、議案第115号の当
委員会付託分は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
────────────────────────────────────
○橋本 委員長 次に、議案第121号 つくば市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
これより議案第121号に対する質疑を行います。
順次、発言を許します。
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員 家庭的保育事業は、現状、つくば市にはないということですけれども、今後もこれはやらない方向なのか、検討していくというものがあるのかどうかということについて、あれば教えてください。
○橋本 委員長 松浦
幼児保育課長。
◎松浦
幼児保育課長 今、
小森谷委員がおっしゃったのは、保育ママに関してかと思われますが、よろしいでしょうか。保育ママに関しては、今、
つくば市内ではございません。今後につきましては、今、相談等問い合わせが1件入っている状況ではございます。
○橋本 委員長
小森谷委員。
◆
小森谷佐弥香 委員 やりたいという人がいるということですかね。やってみたいという相談があって、条件満たせば支援していくということでよろしいですか。
○橋本 委員長 松浦
幼児保育課長。
◎松浦
幼児保育課長 保育ママについてどのような基準とか、その辺についてのお問い合わせがございます。条件等を検討していく形になるかと思います。
○橋本 委員長 ほかにございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、議案第121号に対する質疑を終結いたします。
これより本案についての自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言を願います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第121号に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、議案第121号の討論を終結いたします。
これより議案第121号を採決いたします。
議案第121号は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 御異議なしと認め、議案第121号は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
────────────────────────────────────
○橋本 委員長 次に、議案第132号 平成30年度つくば市
一般会計補正予算(第5号)の当
委員会付託分を議題といたします。
これより、議案第132号の当
委員会付託分の
こども部所管に対する質疑を行います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、議案第132号の当
委員会付託分の
こども部所管に対する質疑を終結いたします。
これより、議案第132号の当
委員会付託分についての自由討議に入ります。
意見等のある委員は発言を願います。
順次、発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、以上で自由討議を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第132号の当
委員会付託分に対する反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 ないようですので、議案第132号の当
委員会付託分の討論を終結いたします。
これより、議案第132号の当
委員会付託分を採決いたします。
議案第132号の当
委員会付託分は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 御異議なしと認め、議案第132号の当
委員会付託分は原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
────────────────────────────────────
○橋本 委員長 次に、
委員会審査報告についてお諮りをいたします。
当委員会の審査報告につきましては、委員長が作成をし、報告したいと思いますが、これに御異議はありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○橋本 委員長 御異議なしと認め、当委員会の審査報告は、委員長が作成をし、報告することに決定をいたしました。
────────────────────────────────────
○橋本 委員長 以上で、本日の案件は終了いたしました。
最後になりますが、2年間の委員会運営につきましては、
委員各位並びに執行部の皆様の御協力により、無事務めることができましたことを、黒田副委員長ともども皆様にお礼を申し上げます。ありがとうございました。
それでは、これにて
文教福祉委員会を閉会いたします。
午前11時32分閉会
つくば市議会委員会条例第60条第1項の規定により署名する
平成30年12月17日
委 員 長 橋 本 佳 子...