つくば市議会 > 2016-03-11 >
平成28年 3月定例会−03月11日-05号

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  1. つくば市議会 2016-03-11
    平成28年 3月定例会−03月11日-05号


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    平成28年 3月定例会−03月11日-05号平成28年 3月定例会                      平成28年3月                 つくば市議会定例会会議録 第5号             ─────────────────────────                平成28年3月11日 午前10時00分開議             ───────────────────────── 出 席 議 員    議 長 25  番   塩 田   尚 君     15  番   田 中 サトエ 君    副議長 10  番   塚 本 洋 二 君     16  番   大久保 勝 弘 君        1  番   黒 田 健 祐 君     17  番   橋 本 佳 子 君        2  番   神 谷 大 蔵 君     18  番   古 山 和 一 君        3  番   小久保 貴 史 君     19  番   小 野 泰 宏 君        4  番   皆 川 幸 枝 君     20  番   高 野   進 君        5  番   五 頭 泰 誠 君     21  番   柳 沢 逸 夫 君        6  番   宇 野 信 子 君     22  番   須 藤 光 明 君        7  番   木 村 清 隆 君     23  番   飯 岡 宏 之 君        8  番   北 口 ひとみ 君     24  番   鈴 木 富士雄 君        9  番   木 村 修 寿 君     26  番   滝 口 隆 一 君        11  番   山 本 美 和 君     27  番   金 子 和 雄 君
           13  番   浜 中 勝 美 君     28  番   久保谷 孝 夫 君        14  番   松 岡 嘉 一 君        ──────────────────────────────────── 欠 席 議 員           な   し        ──────────────────────────────────── 出 席 説 明 者    市長           市 原 健 一 君   保健医療部長       斉 藤 宏 行 君    副市長          岡 田 久 司 君   経済部長         星 野   弘 君    副市長          細 田 市 郎 君   建設部長         宇津野 卓 夫 君    教育長          柿 沼 宜 夫 君   まちづくり推進部長    長 島 芳 行 君    市長公室長        稲 葉 祐 樹 君   上下水道部長       宇津野 茂 樹 君    総務部長         飯 泉 省 三 君   会計管理者会計事務局長 久 住 一 美 君    企画部長         栗 原 正 治 君   消防長          中 澤 満 夫 君    科学技術振興部長     上 田 智 一 君   教育局長         酒 井 泰 寿 君    財務部長         小 泉 邦 男 君   農業委員会事務局長    福 田   滋 君    市民部長         吉 場   勉 君   選挙管理委員会事務局長  田 中 千 晴 君    環境生活部長       鈴 木 傳 司 君   監査委員事務局長     矢 口 久 男 君    福祉部長         岡 野 正 信 君           ──────────────────────────────────── 出席議会事務局職員    事務局長         河 田 一 男     議会総務課長補佐     川 崎   誠    事務局次長        相 澤 高 史     議会総務課議事係長    柳 田 安 生    主任参事兼議会総務課長  宮 本   任     議会総務課主査      野 嶋 章 裕        ────────────────────────────────────                  議 事 日 程 第 5 号                                     平成28年3月11日(金曜日)                                     午前10時00分開議  開議  日程第1 (総括質疑)       承認第1号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決処分第13号)             (つくば市税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例)       議案第1号 平成27年度つくば市一般会計補正予算(第5号)       議案第2号 平成27年度つくば市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)       議案第3号 平成27年度つくば市下水道事業特別会計補正予算(第3号)       議案第4号 平成27年度つくば市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)       議案第5号 平成27年度つくば市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)       議案第6号 平成27年度つくば市水道事業会計補正予算(第3号)       議案第7号 平成28年度つくば市一般会計予算       議案第8号 平成28年度つくば市国民健康保険特別会計予算       議案第9号 平成28年度つくば市下水道事業特別会計予算       議案第10号 平成28年度つくば市後期高齢者医療特別会計予算       議案第11号 平成28年度つくば市作岡財産区特別会計予算       議案第12号 平成28年度つくば市等公平委員会特別会計予算       議案第13号 平成28年度つくば市介護保険事業特別会計予算       議案第14号 平成28年度つくば市水道事業会計予算       議案第15号 つくば市個人情報保護条例の一部を改正する条例について       議案第16号 つくば市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例について       議案第17号 つくば市行政組織条例の一部を改正する条例について       議案第18号 つくば市建築審査会条例の一部を改正する条例について       議案第19号 つくば市障害児就学指導委員会条例の一部を改正する条例について       議案第20号 つくば市証人等に対する実費弁償に関する条例の一部を改正する条例について       議案第21号 つくば市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について       議案第22号 つくば市税条例の一部を改正する条例について       議案第23号 つくば市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について       議案第24号 つくば市建築関係手数料条例の一部を改正する条例について       議案第25号 つくば市立児童館条例の一部を改正する条例について       議案第26号 つくば市母子家庭等児童福祉金支給条例の一部を改正する条例について       議案第27号 つくば市介護保険条例の一部を改正する条例について       議案第28号 つくば市指定地域密着型サービスの指定基準に関する条例の一部を改正する条例について       議案第29号 つくば市指定地域密着型介護予防サービス指定基準等に関する条例の一部を改正する条例について       議案第30号 つくば市保健センター条例の一部を改正する条例について       議案第31号 つくば市暴力団排除条例の一部を改正する条例について       議案第32号 つくばカピオ条例の一部を改正する条例について       議案第33号 つくば市の地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について       議案第34号 つくば市都市公園条例の一部を改正する条例について       議案第35号 つくば市市営住宅条例の一部を改正する条例について       議案第36号 つくば市立幼稚園授業料徴収条例の一部を改正する条例について       議案第37号 つくば市体育施設条例の一部を改正する条例について       議案第38号 つくば市文化財展示施設条例の一部を改正する条例について       議案第39号 つくば市火災予防条例の一部を改正する条例について       議案第40号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について       議案第41号 地方公務員法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例について       議案第42号 字の区域の変更に伴う関係条例の整理に関する条例について       議案第43号 つくば市行政不服審査会条例について       議案第44号 つくば市行政不服審査法関係手数料条例について       議案第45号 つくば市筑波文化センター条例を廃止する条例について       議案第46号 市道路線の変更について       議案第47号 市道路線の認定について       議案第48号 損害賠償の額の決定について       (上程議案等各常任委員会付託)  日程第2 休会について 1.本日の会議に付した事件   議事日程のとおり        ────────────────────────────────────                   午前10時00分 ○議長(塩田尚君) おはようございます。  開議前にお知らせいたします。  写真撮影の申し出がありますので、傍聴規則第9条の規定により、これを許可いたします。        ────────────────────────────────────                  午前10時00分開議 △開議の宣告 ○議長(塩田尚君) ただいまの出席議員数は24人であります。  定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。        ──────────────────────────────────── △承認第1号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決処分第13号)        (つくば市税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例) △議案第1号 平成27年度つくば市一般会計補正予算(第5号)
    △議案第2号 平成27年度つくば市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) △議案第3号 平成27年度つくば市下水道事業特別会計補正予算(第3号) △議案第4号 平成27年度つくば市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) △議案第5号 平成27年度つくば市介護保険事業特別会計補正予算(第4号) △議案第6号 平成27年度つくば市水道事業会計補正予算(第3号) △議案第7号 平成28年度つくば市一般会計予算 △議案第8号 平成28年度つくば市国民健康保険特別会計予算 △議案第9号 平成28年度つくば市下水道事業特別会計予算 △議案第10号 平成28年度つくば市後期高齢者医療特別会計予算 △議案第11号 平成28年度つくば市作岡財産区特別会計予算 △議案第12号 平成28年度つくば市等公平委員会特別会計予算 △議案第13号 平成28年度つくば市介護保険事業特別会計予算 △議案第14号 平成28年度つくば市水道事業会計予算 △議案第15号 つくば市個人情報保護条例の一部を改正する条例について △議案第16号 つくば市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例について △議案第17号 つくば市行政組織条例の一部を改正する条例について △議案第18号 つくば市建築審査会条例の一部を改正する条例について △議案第19号 つくば市障害児就学指導委員会条例の一部を改正する条例について △議案第20号 つくば市証人等に対する実費弁償に関する条例の一部を改正する条例について △議案第21号 つくば市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について △議案第22号 つくば市税条例の一部を改正する条例について △議案第23号 つくば市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について △議案第24号 つくば市建築関係手数料条例の一部を改正する条例について △議案第25号 つくば市立児童館条例の一部を改正する条例について △議案第26号 つくば市母子家庭等児童福祉金支給条例の一部を改正する条例について △議案第27号 つくば市介護保険条例の一部を改正する条例について △議案第28号 つくば市指定地域密着型サービスの指定基準に関する条例の一部を改正する条例について △議案第29号 つくば市指定地域密着型介護予防サービス指定基準等に関する条例の一部を改正する条例について △議案第30号 つくば市保健センター条例の一部を改正する条例について △議案第31号 つくば市暴力団排除条例の一部を改正する条例について △議案第32号 つくばカピオ条例の一部を改正する条例について △議案第33号 つくば市の地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について △議案第34号 つくば市都市公園条例の一部を改正する条例について △議案第35号 つくば市市営住宅条例の一部を改正する条例について △議案第36号 つくば市立幼稚園授業料徴収条例の一部を改正する条例について △議案第37号 つくば市体育施設条例の一部を改正する条例について △議案第38号 つくば市文化財展示施設条例の一部を改正する条例について △議案第39号 つくば市火災予防条例の一部を改正する条例について △議案第40号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について △議案第41号 地方公務員法の改正に伴う関係条例の整備に関する条例について △議案第42号 字の区域の変更に伴う関係条例の整理に関する条例について △議案第43号 つくば市行政不服審査会条例について △議案第44号 つくば市行政不服審査法関係手数料条例について △議案第45号 つくば市筑波文化センター条例を廃止する条例について △議案第46号 市道路線の変更について △議案第47号 市道路線の認定について △議案第48号 損害賠償の額の決定について ○議長(塩田尚君) 日程第1、承認第1号 専決処分事項の承認を求めることについて、議案第1号 平成27年度つくば市一般会計補正予算(第5号)から議案第48号 損害賠償の額の決定についてまでの49件を、つくば市議会会議規則第36条の規定により一括して議題といたします。  これより総括質疑に入ります。5名の質疑通告がありますので、通告順に従い順次質疑発言を許します。  なお、つくば市議会会議規則第56条第3項で、議員は質疑に当たっては自己の意見を述べることができないとなっております。  初めに、北口ひとみ君の質疑発言を許します。  8番議員北口ひとみ君。                   〔8番 北口ひとみ君登壇〕 ◆8番(北口ひとみ君) おはようございます。8番つくば・市民ネットワーク北口ひとみから質疑発言通告書に従いまして質疑をしたいと思います。  1点目は、議案第1号 平成27年度つくば市一般会計補正予算の46ページにあります体育施設維持管理に要する経費の豊里柔剣道場耐震補強改修工事の減額理由を教えていただきたいと思います。  大きな2番は、議案第7号 つくば市一般会計予算です。1点は、138ページにあります公共交通対策に要する経費で、一つはデマンド型交通運行事業委託料、昨年度からの増額理由を教えてください。これは、一般質問の中でも出てきたかと思いますが、再度お尋ねします。地域公共交通再編実施計画策定業務委託料、これの概要と、それから平成27度に実施しております地域公共交通網形成計画策定業務との違いを教えてください。  3点目は、公共交通政策点検評価業務委託料で、この業務内容と委託方法、委託スケジュールについて教えてください。  最後は、180ページにあります体育施設維持管理に要する経費で、グラウンド整地工事体育施設改修工事テニスコート改修工事等、場所等、具体的なところが、もしわかる範囲でお答えしていただければお願いします。 ○議長(塩田尚君) 建設部長宇津野卓夫君。                  〔建設部長 宇津野卓夫君登壇〕 ◎建設部長(宇津野卓夫君) まず、議案第1号の豊里柔剣道場耐震補強改修工事の減額理由についてお答えいたします。  豊里柔剣道場につきましては、耐震診断の結果、耐震基準を満たしていないことから、平成25年度に耐震補強改修設計を行い、平成27年度改修工事を予定しておりました。耐震補強改修工事を施工するに当たり、文部科学省の学校施設環境改善交付金対象事業として事業計画を提出しましたが、不採択となったため、今年度の改修工事を見送り減額補正として計上しております。  次に、本年度予算の体育施設維持管理費に要する経費についてご答弁申し上げまず。グラウンド整地工事につきましては、谷田部多目的広場の既存トラックに張り出した芝生の撤去、整地を行い、芝生剥がれ部分の芝張りを行う工事となります。  体育施設改修工事につきましては、平成28年度は25件の工事を予定しております。その中で金額の大きい主な工事は、吉沼野球場フェンス改修工事で、総延長342メートルの撤去、新設及び門扉4カ所を設置する工事で金額は814万4,000円となります。次に、谷田部総合体育館天井照明器具の交換工事は、アリーナ水銀灯56基をLED照明に交換する工事で金額は781万4,000円です。次に、谷田部、桜、筑波、大穂、吉沼、豊里及び東光台体育館屋根雨漏り修繕工事は、各体育館ごとに亀裂補修、屋根補修を行う防水工事で、7カ所の合計金額は1,278万6,000円となります。テニスコート改修工事につきましては、谷田部テニスコート全5面のうち、未改修の2面について人工芝の全面張りかえ及び既存防球フェンスの撤去、新設工事で金額は2,404万円となります。 ○議長(塩田尚君) まちづくり推進部長長島芳行君。                〔まちづくり推進部長 長島芳行君登壇〕 ◎まちづくり推進部長(長島芳行君) 公共交通対策に要する経費についてお答えします。  まず、デマンド型交通運行事業委託料の増額の理由としましては、つくタク予約センターの体制の充実を図るため、人件費及び管理費などを増額いたしております。  次に、再編実施計画策定業務の概要につきましては、現在策定中の公共交通網形成計画を踏まえまして、交通結節点の機能や交通ネットワークを形成するためのバス路線網の構築などについて、具体的な内容を検討する調査を行う予定としております。平成27年度実施の形成計画策定業務との違いについてでございますが、形成計画は公共交通のマスタープラン的な計画として位置づけており、再編実施計画は、形成計画に基づく実施計画的なものという位置づけになっております。  次に、公共交通政策点検評価業務委託料についてですが、業務内容としましては、つくバス、つくタク等の公共交通の利用状況や市民アンケートの実施、形成計画の進捗状況等について調査、分析を行う内容としております。本業務の委託方法としましては、一般競争入札またはプロポーザル方式で受託者を選定する予定としております。委託スケジュールにつきましては、5月ごろを目途に業務を発注いたしまして年度末までに完成させる予定としております。 ○議長(塩田尚君) 北口ひとみ君。 ◆8番(北口ひとみ君) 順次、2次質問したいと思います。  豊里柔剣道場耐震補強工事についてですけれども、今回、交付金が不採択だったということで、今後、また手を挙げていくということで、可能性としてどのくらいあるのか、もしわかる範囲でお答えいただければと思います。今後の予定をお願いします。  それと、デマンド交通のところですけれども、つくタクの予約センターの人件費等の増額ということなんですけれども、一昨日の一般質問で聞いていてちょっと気になりましたので、追加で聞きたいのですが、市民に直接かかわる部分の業務の継続のところで、予約先の電話番号等は、このまま、今のままで同じになっていくのか、事業者が変わりますので、ちょっとその辺を聞きたいのと、あと自宅の登録をされていますので、この自宅の登録は、結構高齢者の方々が多いようなので心配しているのですけれども、それの引き継ぎはどうなるのか。それからオペレーターの人が、かなり技術を、スキルを駆使してこの5年間ブラッシュアップしてこられたというふうに聞いていますので、そのオペレーターの方々も何人ぐらい継続されるのか、わかる範囲でお願いしたいと思います。  それから、事業そのものが、商工会とタクシー会社が契約しているというような状況だったらしいので、その大もとの商工会がかわりますので、その商工会とかわった受託業者からタクシー業者へ説明会とかそういったものがあったのか、またその質問等はどういうふうなのが来ているのか、それから、今後の契約がいつごろになるのか、お答えいただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(塩田尚君) 宇津野建設部長。 ◎建設部長(宇津野卓夫君) 豊里柔剣道場耐震補強工事の今後の予定でありますけれども、平成28年度において、文部科学省の学校施設環境改善交付金事業の平成27年度採択枠というのがございまして、そちらのほうに採択いただけるよう再度事業計画を提出しております。平成28年度当初予算に耐震補強改修工事費を計上しておりまして、工事を実施することを予定しております。平成27年度の採択枠というか書き込むところがありますので、27年度よりはつきやすいのではないかと期待しているところでございます。 ○議長(塩田尚君) 長島まちづくり推進部長。 ◎まちづくり推進部長(長島芳行君) 先ほどのご質問の順を追ってお答えさせていただきます。  まず、予約先の電話番号ですが、これにつきましては、予約センターの場所が移設することになりますので変更になります。間違って今の番号にかけた場合ですが、これについては、音声アナウンスで新しい番号を案内できるように行うようにしていきます。  それから自宅登録の件でございますが、受託者が変更になっても、これにつきましては引き継いでいくということにしております。また、自宅登録をされている方も大勢いますので、その方たちには、新しくつくるつくタクガイドと、それから新しい予約センターの連絡先、こちらのほうを郵送で通知するというような取り組みをさせていただきたいと思っております。  それからオペレーターの件ですけれども、予約センターオペレーターの雇用、これにつきましては、受託者が行う業務で市が行う業務ではありませんので、今のところ、最終的にどういうふうになったというところの確認は市のほうではしてございません。  それから説明会につきましてですが、こちらのほうは、3月9日の日に、受託者からタクシー事業者を集めまして説明会のほうを開催しております。質問ということでございますが、利用券の車内販売、こちらもちょっと取り組みを強化しようということで、そういうことについてのご質問、あるいは受託者とタクシーの事業者との契約内容、それから、よく問題が起きるのですが、自宅登録をされている方の自宅までタクシーが入れないような道などもありますので、そういう道の確認などをどういうふうにしていくのか、あるいは予約センターなどについての質問などが出ていたようでございます。  それから契約の件でございますが、これは一般質問のときにもご答弁をしておりますが、平成28年度の当初予算、こちらのほうが議決した後に、市と受託者ですね、そちらのほうの契約のほうは進めてまいります。それとあわせて受託者とタクシー会社が契約手続を進めていくということになると思います。 ○議長(塩田尚君) 北口ひとみ君。 ◆8番(北口ひとみ君) 1点、今のつくタクのところなんですけれども、二つちょっと質問させていただきたいのは、自宅の登録を引き継ぐということなのですが、事業者が民間と民間という形になると、個人情報の取り扱いで支障はないのかが1点、あと今後の契約のところは、当初予算が決まってからというのは確かにそうなんです。18日の本会議が終わった後4月1日までの間にやるということなのか、その2点をお願いします。 ○議長(塩田尚君) 長島まちづくり推進部長。 ◎まちづくり推進部長(長島芳行君) 個人情報の取り扱いということでございますけれども、こちらのほうについては、市と受託者の間で、個人情報の取り扱いについてはきちっと取り交わしをしますので、そちらで対処していきたいというふうに思っております。それから契約につきましては、確かに期間がなかなか短いということなのですが、予算がちゃんと決まってから動かないとまずいことですので、これできちっと間に合うように手続は進めてまいります。 ○議長(塩田尚君) これにて北口ひとみ君の質疑を終結いたします。  次に、宇野信子君の質疑発言を許します。  6番議員宇野信子君。                    〔6番 宇野信子君登壇〕 ◆6番(宇野信子君) つくば・市民ネットワーク宇野信子より質疑を行います。  まず1番、平成28年度つくば市一般会計予算の49ページ(1)ですね、総務費の中の財産管理費で、18番、公共施設等資産マネジメントに要する経費の中で(ア)平成27年度の実施内容と今回の(イ)平成28年度の事業内容を詳細を教えてください。  (2)番、51ページ企画費の19番、自転車のまちづくり推進に要する経費で、自転車関連情報収集・発信事業がありますので、この内容を教えてください。  (3)55ページ、これも企画費です。28番、スポーツ施設整備に要する経費の中で(ア)(仮称)つくば市スポーツ環境検討委員会と(イ)スポーツ環境に関する市民意向調査業務委託料が上がっておりますので、これらについて教えてください。  (4)番、57ページ、13番のまち・ひと・しごと創生費ですが、11番、生活支援ロボット普及促進に要する経費が計上されております。これについて以下のことを教えてください。まず、ア目的、イ対象、ウ生活支援ロボットの内容、エ事業者、オ期間、カ期間終了後そのロボットはどのようにされるのか、キその成果をどう生かすのでしょうか。  大きな2番、つくば市行政組織条例の一部を改正する条例について伺います。  (1)交通政策に関することは、昨年度まちづくり推進部に移転したばかりだと思うのですが、再度、平成28年度企画部へ戻す理由は何か教えてください。
     (2)体育施設に関することが建設部から市民部へ移し、管理、利用などを一体的に行うとのことでありますが、現在、調査委員会が行われておりますが、総合運動公園に関する調査委員会の対応ですとか、事務はどこが所管することになるのか教えてください。以上、壇上での質問は終わります。 ○議長(塩田尚君) 財務部長小泉邦男君。                  〔財務部長 小泉邦男君登壇〕 ◎財務部長(小泉邦男君) 公共施設資産マネジメントの事業内容についてでございますが、平成27年度は、職員向けセミナーの実施や、各部署で管理している施設に関する情報の一元化を目的としたデータベース化を行っております。これをもとに、市民の皆様との情報共有のため公共施設白書を作成し、公表する予定でございます。  平成28年度は、データベースの情報更新や公共施設等資産マネジメント計画の策定を行ってまいります。計画策定の際は、市民アンケートやパブリックコメントを実施することで市民意向の把握に努めていきたいと考えております。  職員向けセミナーとしては、本年度は、公共施設マネジメントの意識向上や、データ収集のための説明を実施したところです。来年度以降もセミナーを実施することで、公共施設マネジメントに関する意識の向上を図っていきたいと考えております。 ○議長(塩田尚君) まちづくり推進部長長島芳行君。                〔まちづくり推進部長 長島芳行君登壇〕 ◎まちづくり推進部長(長島芳行君) 自転車のまちづくり推進に要する経費についてお答えいたします。  自転車関連情報収集・発信事業につきましては、平成27年度に開始した事業であり、自転車の利用促進を図るためにサイクリングに関連する情報をインターネット配信するものとなっております。  内容としましては、自転車店、休憩スポット、トイレ、ビューポイント等の情報を掲載したホームページを作成して、つくばサイクリングガイドとして配信を行っていくものとなります。  平成27年度末にホームページが完成しますので、28年度の委託内容としましては、掲載情報の更新や保守管理などを行っていくものとなります。 ○議長(塩田尚君) 企画部長栗原正治君。                  〔企画部長 栗原正治君登壇〕 ◎企画部長(栗原正治君) (仮称)つくば市スポーツ環境検討委員会及びスポーツ環境に関する市民意向調査業務委託料についてお答えいたします。  (仮称)つくば市スポーツ環境検討委員会につきましては、スポーツ施設のあり方を含めたスポーツ環境の整備・充実などについて検討していただくことを想定しております。  検討委員会の構成メンバーについては、市民や議員を初め、スポーツにかかわるさまざまな学識を有する方、また民間企業の方々などを予定しており、多くの皆様からご意見を伺いたいと考えております。  また、市民意向調査につきましては、スポーツやスポーツ施設に対する考えや希望など、スポーツ環境全般に関する調査を実施したいと考えております。しかし、現在、議会におきまして、総合運動公園に関する調査特別委員会が設置され、調査が行われておりますので、その動向も見ながら具体的な内容やスケジュールを決定してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(塩田尚君) 科学技術振興部長上田智一君。                〔科学技術振興部長 上田智一君登壇〕 ◎科学技術振興部長(上田智一君) 生活支援ロボット普及促進事業に要する経費についてお答えします。  まず目的は、国際戦略総合特区プロジェクトにより実用化された生活支援ロボットについて、その体験会及びトライアルユースの機会の提供を通じた市内の事業者への普及促進です。  次に、普及促進の対象となる事業者は、市内の介護保険施設、物流倉庫業者、製造業者等を想定しています。  次に、普及促進を行うロボットは、介護支援、作業支援等を行う国際安全規格ISO13482の認証を受けた生活支援ロボットです。  次にロボットの製造業者等は、ISO13482の認証を受けたロボットを販売またはリースする企業です。  次に、トライアルユースの期間については、ロボットごとに効果検証に要する期間を設定する予定です。トライアルユースの期間終了後は、介護保険施設等の事業者に効果検証の結果を踏まえて本格導入の検討を行っていただき、導入が決定された場合には、ロボット製造業者等との間で導入に向けた手続を進めていくことになります。  本事業により明らかになった効果については、生活支援ロボットの導入を検討している介護保険施設等に対して紹介することを通じて普及促進を図ってまいります。 ○議長(塩田尚君) 総務部長飯泉省三君。                  〔総務部長 飯泉省三君登壇〕 ◎総務部長(飯泉省三君) つくば市行政組織条例の一部を改正する条例についてのご質問についてお答えを申し上げます。  まず、交通政策に関することにつきましては、つくバスの実証運行を行うため、平成26年度に企画部から都市インフラを管轄する都市建設部に移した経過がございます。しかし今回、新たに公共交通網の広域連携や、まち・ひと・しごと創生総合戦略の一環として、市民からの要望が大変強い総合的な交通移動体系の整備を推進するため、新しい計画や市役所内外の連携調整を行う企画部に所管を移すものでございます。  次に、現在、総合運動公園整備推進課が所掌しております事務に関しましては、市民部の所管とすることで現在調整中でございます。 ○議長(塩田尚君) 宇野信子君。 ◆6番(宇野信子君) 順番に2次質問をさせていただきます。  まず、公共施設等資産マネジメント、平成28年度、市民アンケートとかパブコメというお話ありましたけれども、統廃合するにせよ、しないにせよ、把握した内容を市民に白書をつくって公表するということなので、前ちょっと私も一般質問で言いましたけれども、説明をして地域を回るということは考えておられるか、伺いたいと思います。アンケートの前にですね、計画をつくる前にということです。  次に、(3)のスポーツ施設整備に要する経費の検討委員会と市民意向調査ですね、議会で調査しているところなので動向を見ながらスケジュールを検討するとおっしゃったんですけれども、その動向を見ながらというのは、例えば、どうなればどうとかいう、幾つかパターンを考えておられると思うんですけれども、これを着手するといいますか、その条件といいますか、議会の調査委員会がどうなったらこれが動き始めるというお考えか伺いたいと思います。  それと検討委員会のほう、今、市民、議員、学識経験者、民間というお話でしたけれども、これ予算がついていますので人数は想定されているんだと思うんですけれども、250万円ということになっているんですね。これは、何人で、何回で、一応どういう算出をされて250万円なのかを教えてください。それと市民のほうは、基本計画策定の会議が開かれておりましたけれども、人数結構多かったんですが、公募の委員はいなかったんですけれども、今回は公募ということも考えておられるかお伺いします。それと、意向調査と検討委員会の関係なのですが、議会で、もし何か条件が整ったとして、検討委員会と意向調査に着手することになった場合に、この意向調査の調査内容というのは、検討委員会で検討して、検討委員会で意向調査の内容について協議した上で調査を始めるのか、それとも、意向調査である程度市民の意向を把握した上で検討委員会を立ち上げるのか、その辺もお考えがあれば教えてください。それと、この二つの業務はどちらの所管になるのでしょう。企画費ということは企画部ですか、でも、さっき総合運動公園については市民部にということでしたので、来年度この事業はどこの所管になることでこの予算を計上されているのか教えてください。  それから、まち・ひと・しごとの生活支援ロボットなのですが、こちらのほうは、普及促進事業負担金として857万4,000円となっているんですね、なので負担金というふうにしている、補助金とかじゃなくて負担金になっている理由と、この金額ですね、算出根拠、こういう機械が、例えば1年間とか半年とかリースをしたときに大体幾らぐらいかかって、それを全額市のほうで負担するのか、もしくは使っていただく介護施設とか流通事業者とかも一部負担するのか、もしくはロボットメーカーのほうも一部負担するということなのか、この857万4,000円の算出根拠を含めて教えてください。  それと、行政組織条例の改正では、まず交通政策は、平成25年度までは企画部だったけれども、26年度に都市建設部に移ったということなんですね。2年間、都市建設、まちづくり推進部に途中でなりましたけれども、移って、また企画部に戻るということなんですけれども、今回つくタクの委託のところでちょっと私もおととい言いましたけれども、担当部がころころ変わりますと、それまでの経緯が全然引き継がれない、課長を含めみんなかわっちゃったということもあるんですけれども、何がこの事業で難しいところなのかというのが、きちっと引き継がれていなかったのかなというのが、今回、非常につくタクの業務委託の中で問題なんですけれども、そういう特殊な事業、非常に特殊な事業でありますので、市民にとって何が大事で、どういう点がポイントなのか、この事業をきちっとやる意味でのポイントなのかということがきちんと引き継ぎしなければ、ころころ部を変わってほしくないんです、これ意見ですけれども。変わるべきではないという、なのですが、その点、非常に今回(発言する者あり)そうですね、長いですね。ただし、本当にこれは、きちっとやっていくためにどのような、部を移るんですけれども、配慮をされるおつもりかお伺いします。  最後に、体育施設に関することは市民部へということで、総合運動公園に関することも市民部へということですが、じゃあ、調査委員会の対応は市民部になるのですか、そうすると、昨年度まで総合運動公園整備推進課でこの事業に実際携ってきた方々は、4月から調査委員会では出席していただけないのか、旧担当者ということでみんな来ていただけるのか、そこを伺います。 ○議長(塩田尚君) 小泉財務部長。 ◎財務部長(小泉邦男君) 公共施設等資産マネジメントの取り組みについての市民への説明についてでございますけれども、つくば市出前講座として、ご要望をいただいた場合には、ご説明の機会を設けていきたいというふうに考えております。平成28年度につきましては、公共施設白書などの資料を用いて、市民の皆様に公共施設マネジメントの取り組みついてご理解を深めていただきたいというふうに考えております。 ○議長(塩田尚君) 栗原企画部長。 ◎企画部長(栗原正治君) 検討委員会及び市民意向調査の時期につきましては、先ほど申し上げましたとおり、委員会の動向もということで申し上げましたが、現在、調査委員会で検証が行われております。ですから、その検証が終わってから着手したいというふうに現在は考えております。 ○議長(塩田尚君) 飯泉総務部長。 ◎総務部長(飯泉省三君) 総合運動公園に関して、どこが所管するのかというお話ですが、市民部で所管するということで考えております。今、検討しています。  それから、議案第17の関係についてですが、議員おっしゃるとおりだと思います。私どもも、いたずらに組織をいじるつもりはございませんで、やはり組織をいじるときには、業務を明確にすると、今回は交通体系をしっかりと充実させようということで、これは、組織と人事と両方やっぱり配慮して進めていくという方針でおります。そういう意味で人的な配慮もしっかりとするし、引き継ぎのほうもしっかりするようにしてまいりたいというふうに考えています。  それから、運動公園のほうの関係も同じ趣旨かとは思うのですが、これもやはり人事的な配慮というものをしっかりとして、今までの詳細な部分についても引き継ぎがなされるようにしてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(塩田尚君) 上田科学技術振興部長。 ◎科学技術振興部長(上田智一君) 生活支援ロボット普及促進事業に要する経費に関して、予算額の積算根拠及び負担金とした理由についてお答えします。  予算額の積算根拠については、市内の介護保険施設、物流倉庫業者等を対象とした生活支援ロボットの導入ニーズの事前調査及びロボットの製造業者等へのヒアリングを行い、それらの結果を踏まえてトライアルユースを行うロボットの台数、単価及び期間を積算して予算額を算出しました。  基本的な設計思想というのは、市が全額補助とか全額の負担というようなことではなくて、やはり生活支援ロボットを普及するに当たって、その製造業者等にできるだけコストダウンをして価格を下げていただいた上で、市と製造業者とで半額ずつ負担をして、それで普及促進していくというようなことでございます。製造業者等に対しては、価格の総額を下げていただくというようなことで、そのうちの半額を市が負担すると、一方でその半額については利用する側のほうが負担するというような構造です。大変失礼いたしました。  あと、負担金とした理由についてでございますけれども、トライアルユースを行うロボットごとに、その期間や方法、留意するべき事柄が異なることなどから、その特性を熟知したロボットの製造業者等との共同体制を構築して、密に連携を図りながら本施策に取り組む必要があったために負担金といたしました。 ○議長(塩田尚君) 企画部長より追加答弁の申し出がありましたので、これを許します。  栗原企画部長。 ◎企画部長(栗原正治君) 申しわけありませんでした。ちょっと答弁が足りなかったと思いますので、追加で答弁させていただきます。  まず、委員会のメンバーなのですが、メンバーにつきましては、公募も含めまして多くの市民の皆様に参加いただける方法を検討してまいりたいというふうに考えています。  それから謝礼の計上額250万円に関しましては、メンバーの構成、それから委員の人数、開催等、確定はしておりませんけれども、謝礼については学識経験者などを基準に1人当たり1万円で統一しまして人数は50名、それから開催回数を5回と想定しまして予算計上をさせていただいています。  また、スポーツ審議会、それと委員会の分担の役割ということで、スポーツ審議会におきましては、スポーツ基本法の規定に基づきまして設置されております。スポーツ推進計画や、その他のスポーツの推進に関する重要事項を調査審議する機関ということで位置づけされております。  一方、今回の(仮称)スポーツ環境検討委員会につきましては、スポーツ推進計画の一つの施策でありますスポーツ環境の整備・充実について検討していただくことを想定しております。なお、この検討委員会、それから市民意向調査の内容、時期等につきましては、先ほど申し上げましたとおり、調査特別委員会の動向を見ながら検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(塩田尚君) 宇野信子君。 ◆6番(宇野信子君) 3回目です。ちょっと一つだけ、総合運動公園の調査特別委員会に、4月から組織が改変になって、昨年度までの担当者の皆さんとかは、きちっと答弁者として呼んで、出席していただけるかということなんですね。いろいろと経過を聞いても記録がないものですから記憶に頼るしかないもので、必ずその方々来ていただかないと困るので、そこのところだけご答弁がなかったのでお願いします。  それと、交通政策のほうなんですけれども、この間、課長を初めどんどん人が変わりまして、5年間で4人ぐらい課長が変わったんじゃないかと思うんですね。歴代課長がそれぞれノウハウを蓄積してきた部分がありますので、ぜひ全部さらっていただいて、過去の方にもきちっとこの件については、そこまで配慮が必要な案件だと考えておりますけれども、そういうやり方も可能かどうか教えてください。 ○議長(塩田尚君) 飯泉総務部長。 ◎総務部長(飯泉省三君) まず、最初の点なのですが、今まで携った職員が特別委員会のほうに参加できるようにということなのですが、できるだけそういった面も配慮していきたいというふうに考えております。  それから、もう1点のほうなのですが、それぞれの時期にいろいろなことをやりながら来ております。そういったものを引き継ぎながら来ているというのが一つの前提になってきております。ただ、いろいろな課題ですね、要するに課題というもの、それをどう解決するか、それを、そのときの課の課長を初め職員がやらなきゃならないということですので、今までどういうところがまずかったのか、そういったことをきちっと引き継いで、それを新しい組織で解決に向けて検討すると、そのようなことで進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(塩田尚君) これにて宇野信子君の質疑を終結いたします。  次に、皆川幸枝君の質疑発言を許します。  4番議員皆川幸枝君。                    〔4番 皆川幸枝君登壇〕 ◆4番(皆川幸枝君) つくば・市民ネットワーク皆川幸枝より質疑発言通告書に従いまして質問をさせていただきます。  まず、議案第7号、平成28年度つくば市一般会計予算の58ページです。2−1−13−13、新しい事業になります子育て・仕事支援事業、子連れ出勤導入サポート委託料162万円についてです。この事業の内容と実施期間についてお願いいたします。あともう1点、この事業を実施した後に、どのように子育て支援政策に反映させるのかについてご答弁をお願いいたします。  もう1点、予算についてです。182ページからの項目で10−6−3−15、給食センター建設に要する経費です。(仮称)新谷田部学校給食センター建築工事設計委託料2,203万2,000円について、一つ目、すこやか給食センター豊里の検証結果を設計に生かすということで、これは工事や設計が先延ばしになっておりましたが、この検証についてはどのように行ったか、またその検証結果についてお答えをお願いいたします。二つ目です。この設計委託時期と設計業者の選定方法ですね、入札なのか、プロポーザルで行うのかどうかについてお願いいたします。  大きな二つ目、議案第40号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例についてです。(1)として、これまでとどのように変わるのか。(2)条例改正について、審議会の検討結果とパブコメの結果についてご答弁お願いいたします。 ○議長(塩田尚君) 総務部長飯泉省三君。                  〔総務部長 飯泉省三君登壇〕 ◎総務部長(飯泉省三君) お答えを申し上げます。  まず、議案第7号についてでございますが、この事業の内容についてでございますが、市役所職員を対象としまして、親子で出勤し仕事をする子連れ出勤をモデル事業として実施するもので、平成28年度につきましては、既に実施している事業所の先進事例を参考にしながら、導入に向けた環境の構築を進めてまいりたいというふうに考えております。また、実施期間についてですが、これは調査結果を踏まえた上で詳細なスケジュールを立ててまいりたいと考えております。今の時点では、まだスケジュールは立てておりません。  次に、この事業を実施した後、どのように子育て支援政策に反映させるかでございますが、このモデル事業で得られた成果を企業等へ提供し、子連れ出勤の普及促進につなげていければというふうに考えてございます。  続きまして、議案第40号関係でございますが、これまでとどのように変わるのかでございますが、行政不服審査法については、公正性、使いやすさの向上等の観点から、制定後約50年ぶりに抜本的な見直しが行われたものでございます。これにより、新たに設置する第三者機関への諮問、審理員による審理手続が新設されたほか、異議申し立てが廃止され、手続が審査請求に一元化されるなどの改正が行われております。これらの改正を受け、行政不服審査法に関係する8本の条例について改正を行います。  つくば市証人等に対する実費弁償に関する条例につきましては、審理手続の充実を図るため、審理員または審査庁の求めに応じて出頭した証人に対し、実費弁償を可能とする改正を行うものでございます。  つくば市情報公開条例及びつくば市個人情報保護条例につきましては、これらの条例に基づく決定に係る審査請求について、審査員規定を適用除外とする改正を行い、従来どおり、つくば市情報公開・個人情報保護審査会に対して諮問を行うものでございます。  その他の条例につきましては、法律の全部改正による法番号の変更などに対応するため用語の修正を行うものでございます。  続きまして、条例改正について、審議会の検討結果とパブコメの結果についてというご質問でございますが、今回改正を行う8本の条例のうち、つくば市情報公開条例及びつくば市個人情報保護条例につきましては、平成27年12月にパブリックコメントを行いましたが、提出されたご意見はございませんでした。条例改正案の内容及びパブリックコメントの結果につきましては、つくば市情報公開・個人情報保護審査会にご報告を申し上げております。また、他の6本の条例につきましては、改正内容が軽微であるため裁量の余地がない等の理由によりパブリックコメントは行っておりません。 ○議長(塩田尚君) 教育局長酒井泰寿君。                  〔教育局長 酒井泰寿君登壇〕 ◎教育局長(酒井泰寿君) (仮称)新谷田部学校給食センター建築工事設計委託料についてお答えいたします。  現在、当該設計に生かすために実施している、つくばすこやか給食センター豊里の検証ですが、主要熱源等の検証について業務委託し、それ以外の新規導入した施設設備や運営面における検証については、健康教育課が主体となり、すこやか給食センター豊里と協力して実施しております。検証結果については、今月中に報告書として取りまとめる予定であります。  次に、当該建築工事設計業務の委託時期と設計業者選定方法につきましては、現在、検討段階でありますが、選定方法は一般競争入札が適当ではないかと考えております。具体的な発注時期等のスケジュールにつきましては、委託方法決定後に決定していきたいと考えております。 ○議長(塩田尚君) 皆川幸枝君。 ◆4番(皆川幸枝君) 2次質問をさせていただきます。まず、子連れ出勤導入サポートについてなんですけれども、ちょっとイメージが湧かないので具体的に教えていただきたいのですが、これは、市役所内のどこかの部署の方が子供を庁舎に連れてきて、その間は、託児者がつくのかとか、託児室みたいな、託児ルームなのか設けて、そこで預かったりしてもらえるのかどうか、その辺、ちょっと具体的な、どんなことをやるのかについてお願いいたします。  あと給食センターなのですが、いろいろ検証もまだまとまっていないし、設計もこれからということですが、建築の工事時期というのは、大体イメージ、この時期に建築をしてとか、実際の給食センターの運営の開始はいつごろなのかというのを、今の段階での時期について教えていただきたいと思います。  あと最後、行政不服審査法についてなのですが、新しく第三者機関を設けると思うのですが、その委員はどういう方がなる予定なのか、あと、審査請求をした場合に棄却もあり得るということなのか、もし、そうやって棄却されたとか、審査内容に不服がある場合は、次は訴訟という形になっていくのかどうか、その辺を教えていただければと思います。 ○議長(塩田尚君) 飯泉総務部長。 ◎総務部長(飯泉省三君) まず、子連れ出勤の関係なのですが、形態について、どのような形態になるのかというご質問なのですが、私どももこれから研究をしていくということで考えておりますが、要するに、子供と一緒に、仕事をしながら子供を見られるような環境をつくれるのかということが一つ大きな課題としてあろうかと思います。できればどこかに部屋をつくって誰かに見てもらうということであれば、それは子連れ出勤の目的とちょっと違うのかなというふうに思っております。ですので、先進的に行っている企業とか、それから現在導入をしようとしている自治体もございますので、そういったところに研修に行って勉強してまいりたいというふうに考えております。  先ほど、スケジュールの話を申し上げたのですが、今年度そういう研究をしていって、来年度からそれを具体的に役所の中で実施をしていきたいなと思っております。そこで、多分さまざまな課題が出てくると思うので、その後も、検証ではなくて実際に行うについては、まだ、2年先か3年先かはちょっと不明だというふうに考えております。  それから、行政不服審査法の関係の委員については、弁護士とか、税理士とか、それから学識経験者、これは筑波大学の先生等を想定はしておりますが、そういう専門の先生方にお願いする予定でございます。それから棄却もあるのかという話なのですが、それは、これまでもずっと行服法に関してはやってきているのですが、大体年間3件から4件程度あるのですが、それは却下されたものもございますし、棄却をされているものもございます。ですので、これからも同じような形になってくるかと思います。 ○議長(塩田尚君) 酒井教育局長。 ◎教育局長(酒井泰寿君) 給食センター整備のスケジュールでございますが、平成28年度、29年度継続事業で基本設計と実施設計を行い、それからその後、30年、31年で工事を行います。32年度に供用開始ができればというふうには考えております。 ○議長(塩田尚君) 皆川幸枝君。
    ◆4番(皆川幸枝君) 子連れ出勤サポートの162万円の、これどういう積算されたのか、研修の費用ということでしょうか、その辺をちょっと具体的に教えていただきたいと思います。それと行政不服審査法、これも棄却とか、さらに審査内容に不服の場合、先ほどもちょっとお聞きしたのですが、次のステップとしては、訴訟とかの段階になっていくのかどうかについて教えてください。 ○議長(塩田尚君) 飯泉総務部長。 ◎総務部長(飯泉省三君) まず162万円の具体的な内容なのですが、まず、導入環境の現況を調査するためにアンケート調査等を行いたいと考えています。これは、予算としては33万円ほど計上させていただいております。それから職員への事前教育、子連れ対象職員、受け入れ職員、そういった人たちを募りまして、それで事前に研修を行うと、こういったものを26万円ほど計上させております。それから先進事業所での研修、それから基本ノウハウの共有化、それから基本マニュアルの作成、子連れ出勤環境の構築、そういったものをそれぞれ計上させていただいております。  それから、先ほどのお話でございますが、棄却をされるというふうなこともあるわけなのですが、その後については、訴訟とか別な方法でやっていくということになろうかと思います。 ○議長(塩田尚君) これにて皆川幸枝君の質疑を終結いたします。  次に、田中サトエ君の質疑発言を許します。  15番議員田中サトエ君。                   〔15番 田中サトエ君登壇〕 ◆15番(田中サトエ君) 日本共産党の田中サトエです。  まず、議案第1号、平成27年度一般会計補正予算です。36ページ、観光費、駅前ターミナルビル公共スペース、いわゆるBiViのころですけれども、管理運営に要する経費、これは減額となっておりますが、どのような理由かを伺います。同じく48ページ、減債基金、この積立金の理由について伺います。  議案第7号、平成28年度一般会計予算、45ページ、広報費、総合インフォメーションセンター交流サロンBiViですね。この管理運営に要する経費です。1,963万円計上されております。サロンのこれまでの活用状況、賃貸料の支払い方法や賃貸料の更新はあるのか、専用面積は幾らかについて伺います。  同じく130ページ、131ページにわたっている観光費です。総合インフォメーションセンター、観光案内所、これは1階の部分です。この経費が760万9,000円計上されております。観光案内所の運営状況、課題、賃貸料の支払方法、更新はあるのか、専用面積は幾らかについて伺います。 ○議長(塩田尚君) 経済部長星野 弘君。                  〔経済部長 星野 弘君登壇〕 ◎経済部長(星野弘君) 議案第1号、駅前ターミナルビル公共スペース管理運営に要する経費の減額理由についてというご質問でございます。通告と若干異なるかとは思うんですけれども、ただいまのご質問に対してお答えをしたいと思います。  駅前ターミナルビル公共スペース管理運営に要する経費の減額理由についてでございますが、こちらは財源として、地方創生先行型の地域住民生活等緊急支援交付金を活用することにより減額するものでございます。  続きまして、議案第7号 総合インフォメーションセンター観光案内所に係る経費についてご答弁申し上げます。  観光案内所の運営に関しましては、観光案内業務をつくば観光コンベンション協会に委託し、職員2名を配置し、午前8時30分から午後6時30分まで、観光案内業務のほか、レンタサイクルの貸し出し、観光関連パンフレットの提供、市内施設への道案内、2階交流サロンと連携した市の情報発信などを行っております。利用状況といたしましては、9月から2月までの6カ月の合計で2万4,339人、1日平均約135人の来訪者となっております。  課題としましては、現在、英語が話せる職員を常駐させておりますが、今後は、そのほかに中国語や韓国語などの外国語に堪能な職員の確保に努め、より一層のおもてなしのレベルアップに努めてまいりたいと考えております。また、駅からの案内誘導サインについては、現在の誘導サインに加え、さらにわかりやすい誘導サインの設置に取り組んでおります。  次に、賃借料につきましては、契約期間は30年間で、支払い方法は月額払いとなっております。更新はございませんが、賃料の改定について3カ年経過ごとに協議することとなっております。最後に、占有面積につきましては107.03平方メートルでございます。 ○議長(塩田尚君) 財務部長小泉邦男君。                  〔財務部長 小泉邦男君登壇〕 ◎財務部長(小泉邦男君) 一般会計補正予算における減債基金積み立ての理由についてですが、茨城県新線沿線地域まちづくり支援事業貸付金、いわゆるつくばエクスプレス関連土地区画整理事業への茨城県無利子貸し付けを、平成13年度から平成26年度貸し付け決定分まで順次借り入れを実施しております。この無利子貸し付けにつきましては、平成29年度からの5年間で償還することとなっておりますので、この5年間一時的に公債費が上昇するということになります。その間の予算の平準化のために減債基金を積み立てるものでございます。 ○議長(塩田尚君) 市長公室長稲葉祐樹君。                  〔市長公室長 稲葉祐樹君登壇〕 ◎市長公室長(稲葉祐樹君) 総合インフォメーションセンター交流サロンの管理運営に要する経費についてのご質問についてお答えをします。  まず、サロンの活用状況についてでございますが、交流サロンは、つくば駅前の立地を生かし、市民の皆様や来訪者の待ち合わせや打ち合わせの場の提供、また各種セミナーの開催などを通じてセンター地区のにぎわい創出を図っております。また、市内の大学や研究機関を初めとする筑波研究学園都市にかかわる情報や観光イベント、市政にかかわる情報、市が奨励する特産物や工業製品の情報などを発信をしております。昨年9月にオープンして以来、2月までの半年間で延べ1万4,367人のご来場をいただいております。また、この間セミナーも122回ほど開催されているところでございます。  次に、賃貸料の支払い方法等についてでございますが、この施設は定期建物賃貸借契約によりまして30年の賃貸借となっております。賃借料につきましては、3カ年ごとに双方の協議により改定を検討する契約となっております。なお、交流サロンの占有面積は161.13平方メートルで、賃借料は月額払いとなり、坪単価が1万2,100円となっております。 ○議長(塩田尚君) 田中サトエ君。 ◆15番(田中サトエ君) それでは、最初の公共スペース管理運営が減額になったところですけれども、これは減額というよりも全額負担をしなくてもよかったということなのでしょうか。  それから減債基金のところですが、平成13年から26年までの借入総額をお伺いします。  それから、交流サロンのところと1階のインフォメーションセンター、共通して伺います。交流サロンのほうの賃借料が981万8,000円、インフォメーションセンターのほうが655万7,000円となっております。この賃借料の根拠は何か伺います。 ○議長(塩田尚君) 星野経済部長。 ◎経済部長(星野弘君) お答えいたします。  まず、最初の議案第1号の減額のところでございます。こちらは全額を地域住民生活等緊急支援交付金を充てたことによって、一般財源を減額するものでございます。  それから先ほどの2点目、これは1階、2階共通でございます。賃借料につきましては、BiViつくばを設置いたしました大和リース株式会社との協議により賃料を決定したものでございます。 ○議長(塩田尚君) 小泉財務部長。 ◎財務部長(小泉邦男君) 県の無利子貸し付けの借入総額についてですが、先ほど申し上げました事業は、エクスプレス関連の土地区画整理の基本事業負担金に当たるもののご説明を申し上げましたが、その合計額は26億4,172万2,000円になっております。ちなみに、この基本事業負担金以外の無利子貸し付けとしましては、みどりの及び葛城北部の学校用地の取得に関して37億5,000万ほどの借り入れがございます。ただ、学校用地に関しましては、償還方法が異なりますので今回の減債基金の積み立ての理由とはしておりません。 ○議長(塩田尚君) これにて田中サトエ君の質疑を終結いたします。  次に、橋本佳子君の質疑発言を許します。  17番議員橋本佳子君。                    〔17番 橋本佳子君登壇〕 ◆17番(橋本佳子君) 日本共産党橋本佳子より質疑をいたします。  議案第1号 平成27年度つくば市一般会計補正予算(第5号)36ページです。2の商工振興費、15の企業誘致推進に要する経費、産業活性化促進奨励金の減の理由をお聞かせください。  続いて、議案第7号 平成27年度つくば市一般会計予算について、ページは122ページ、8の地域農政推進対策事業費、12の農地中間管理事業に要する経費です。これは済みません、通告が間違えていまして訂正をしたいと思います。減の理由というふうに書きましたけれども、これは増の誤りですので、申しわけありませんがご訂正いただきます。地域集積協力金・経営転換協力金が前年度と比べ増になった理由をお聞かせください。ページ128ページ、2の商工業振興費、15企業誘致推進に要する経費、産業活性化促進奨励金が前年度と比べ減の理由をお聞かせください。続いてページ141ページ、5公園管理費、12公園施設長寿命化対策に要する経費、この内容についての説明をお願いいたします。  続いて、議案第40号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例について、先般、同じような質問もありましたけれども、再度ご答弁お願いいたします。どのような行政不服審査法の改正だったのか、また議案第43号 つくば市行政不服審査会条例について、どのようなメンバーを考えているのか、議案第44号 つくば市行政不服審査法関係手数料条例について、今まではどのようになっていたのか、以上をお聞かせください。 ○議長(塩田尚君) 経済部長星野 弘君。                  〔経済部長 星野 弘君登壇〕 ◎経済部長(星野弘君) 議案第1号 産業活性化促進奨励金の減額の理由についてでございますが、平成27年度の当初予算計上額は、3社の企業から提出された事業計画書に基づき、奨励金交付見込額として6,233万円を計上したものであります。このたび平成27年度産業活性化促進奨励交付額が3社で3,928万3,000円と確定したため、当初予算額との差額分2,304万7,000円を減額するものであります。  次に、議案第7号でございます。地域集積協力金及び経営転換協力金の増額についてでありますが、平成27年度当初予算では、30ヘクタールの地域集積金、5件の経営転換協力金で、合わせて754万円を見込んでおりましたが、実績が大幅に伸びたことから、平成28年度は、前年度の実績を踏まえて3,540万円を計上したため2,786万円の増額となったものであります。  続きまして、産業活性化促進奨励金が前年度と比べて減少した理由についてでありますが、産業活性化促進奨励金は、市内において事業所の新設または増設を行った事業者に対して、新たに取得した家屋・償却資産に係る固定資産税相当額を翌年度に奨励金として交付する制度であり、毎年、交付対象となる企業が異なります。平成28年度の予算額では、新たに交付対象となる企業の奨励金見込額について計上したものであり、結果として予算額が減少したものであります。 ○議長(塩田尚君) 建設部長宇津野卓夫君。                  〔建設部長 宇津野卓夫君登壇〕 ◎建設部長(宇津野卓夫君) 議案第7号の公園施設長寿命化対策に要する経費の内容についてでございますが、平成25年度に策定しました公園施設長寿命化計画に基づき、市内40公園、420施設の更新工事及び修繕工事を10年間の計画で平成27年度から実施しております。  平成28年度当初予算の内訳は、さくら運動公園と茎崎運動公園の休憩施設、竹園東公園と桜南スポーツ公園及び並木公園の遊具施設の更新工事で合計で5,138万7,000円。また委託料につきましては、これらの設計委託料150万円です。修繕工事については、松代公園と竹園公園のトイレ及びさくら運動公園のトイレと管理事務所で合計700万円でございます。 ○議長(塩田尚君) 総務部長飯泉省三君。                  〔総務部長 飯泉省三君登壇〕 ◎総務部長(飯泉省三君) まず初めに、議案第40号のどのような行政不服審査法の改正だったのかについてでございますが、行政不服審査法につきましては、公正性、使いやすさの向上等の観点から、制定後約50年ぶりに抜本的な見直しが行われたものでございます。公正性の向上という観点では、裁決の際に、新たに設置する第三者機関への諮問が義務づけられたほか、審査庁に所属する職員で処分に関与していない者を審理員として指名し、審理員が審理手続を行うように改められました。また、使いやすさの向上という観点では、不服申し立てをできる期間が、現行の60日から3カ月に延長されました。また、不服申し立ての手続が審査請求に一元化されるなどの改正が行われております。  続きまして、どのようなメンバーを考えているのかということでございますが、行政不服審査会の委員につきましては、公正な判断をすることができ、法律または行政に優れた識見を有する者であることが求められます。このようなことから、先ほど申しましたが、弁護士とか、税理士とか、学識経験者とか、そういった方々を候補として現在検討をしているところでございます。  続きまして、議案第44号についてでございますが、今まではどのようになっていたのかというご質問ですが、今までの行政不服審査法では、審理手続の際、不服申立人は、審査庁に提出された資料の閲覧しか行うことができませんでした。それが今回の改正によりまして、新たに提出書類の写しの交付を求めることができるように改めました。そのために写しの交付にかかる手数料の金額を定めるものでございます。 ○議長(塩田尚君) 建設部長より答弁訂正の申し出がありましたので、これを許します。  宇津野建設部長。 ◎建設部長(宇津野卓夫君) 答弁の中で、スポーツ公園の名前を「サクラミナミスポーツ公園」と申しましたけれども、正しくは「オウナンスポーツ公園」でございますので、ご訂正お願いいたします。 ○議長(塩田尚君) 橋本佳子君。 ◆17番(橋本佳子君) それでは順を追って2回目の質問をいたします。  議案第1号のほうですけれども、これはどうしてこんなふうに、3社の数は変わらないのですけれども、金額が変動していくのかということの説明をお願いいたします。  それから議案第7号のほうですけれども、農地中間管理事業というところに関しては、農業を従事している皆さんからすれば企業の参入という中では、かなりいろいろな方面から心配の声とかがあったんですけれども、これがかなり増額はしておりますけれども、つくばの中では、こういった関係からいくと、どういうふうになっているのかというところのご説明をお願いしたいと思います。  それから、同じ議案第7号の商工業の振興費のほうですけれども、これ企業誘致の推進ということでは、企業に地元の雇用とか正規雇用とか、こういったことでの経済効果みたいなところを打ち出して、以前の固定資産税の減免といった形のものから変えていったというふうに思うんですけれども、こういうところでの地元の雇用というはどういうふうになっているのか、ちょっと減にはなってはいるんですけれども、そこら辺の説明をお願いいたします。  それから公園管理費のほうですけれども、平成27年度からというお話でしたが、公園施設長寿命化対策と出てきているのは28年度の予算からなんですけれども、これはどうして今年度からこういうふうな経費として出てきているのかということをお聞かせください。  それから議案第40号、43、44と関連するものではありますけれども、今回、手続の簡素化というような話もありましたけれども、異議申し立てというところが再調査請求に変わったということで、参考人からの陳述とか検証というものがなくなってしまいますよね。こうなると、つくばのところでどういうふうになっているかというのもあわせて聞きたいのですけれども、陳述とか検証がないとすると、再調査するということに関しては敏速化もそうなんですけれども、そこら辺の受ける側としての影響というんですかね、そういった不利益というのはないのでしょうか。  それからもう一つは、棄却されたという話が出ていましたけれども、例外として、行政不服審査法の中の異議申し立てじゃなくて、審査請求に一元化をしたけれども、例外としては再調査の請求をおくというふうになっているんですけれども、つくばの場合は、再調査というようなところではどういうふうになるのでしょうか。国の法律なので、自治体が行政とどう関連するかはよくわかりませんが、わかる範囲でよろしいのでご説明をお願いいたします。 ○議長(塩田尚君) 星野経済部長。 ◎経済部長(星野弘君) お答えいたします。  まず最初に、産業活性化促進奨励金の減額の理由でございます。予算の際には、事業所着工前の事業計画承認時の固定資産税相当額を予算として計上したものです。その実績との差額が減額となるものでございますというのは、先ほどご説明申しましたとおりでございます。その主な今回の理由なんですけれども、特に理想科学工業株式会社の建物及び償却資産への投資額が事業計画時と比べまして大きく減少したため、固定資産評価額及び固定資産課税額が減少となったことによるものでございます。これが最も大きな理由でございます。そのほか2社については、ほぼ計画時と大差ない数字で推移しております。  それから二つ目の正規雇用に関する成果といいますか、効果といいますか、そういうことでございますが、制度の開始から、これは平成21年の4月からスタートしている事業でございますが、本年度までの実績は、奨励金の交付件数で6件、奨励金の交付額で約6,300万円、新規雇用者数で411人の実績となっております。  農地中間管理事業におけます一般企業の参入状況についてでございますが、平成27年度、農地中間管理事業での担い手の内訳でごいます。地元農家が10件、農業生産法人が3件、JAつくば市及びJAつくば市谷田部の2件でございます。なお、一般企業の参入はございません。 ○議長(塩田尚君) 宇津野建設部長。 ◎建設部長(宇津野卓夫君) 平成27年度につきましては、公園管理費の11の公園維持管理に要する経費の中で一緒にさせていただいておりましたけれども、わかりやすくするために、28年度につきましては、12の長寿命化対策を別個に設けてさせていただいております。 ○議長(塩田尚君) 飯泉総務部長。 ◎総務部長(飯泉省三君) お答えを申し上げたいと思います。国のほうの法律でございますので、ちょっと詳細わからない部分もあるのですが、まず、異議申し立てというものが審査請求に統一されたということが一つ大きな変更点かなと思っております。これについて、市におきましては、多くの処分を市長それから委員会の場合は教育委員会等が行っておりますので、審査請求は、国のほうで上級官庁に行うというふうになるのですが、市のほうでは、実質的に市長とか教育委員会が最上級行政庁になってまいりますので、基本的には、これまでと変わらないのかなというふうに考えております。  それで、このため異議申し立てが廃止をされたとしても、不服を申し立てる先がこれまでと同じようなことで実質的には全く変わらないというふうに捉えております。審査請求に一元されたということで、わかりにくさというものが解消されるということで、市民にとりましては使いやすさが向上したのかなというふうに考えております。また、再調査という件につきましても、国の業務に関しては、こういったものが適用になるものがあるということなのですが、市のほうにつきましては、該当するものが今はないと、そういうふうに考えているところでございます。 ○議長(塩田尚君) 橋本佳子君。 ◆17番(橋本佳子君) 確認ですけれども、企業誘致のところの411人の雇用ということは、地元で正規ということでよろしいのでしょうか、そこの確認をしたいというふうに思います。  それから、議案第40号のほうなんですけれども、この間、異議申し立てとか陳述、検証という形での扱い方というのは、要するに行政ではないということなのでしょうか、ちょっとそこを。それから再調査の請求ということになっているのだけれども、これ再調査するかどうかという判断はどこがするのですか、行政でいうと、そこが審査会になるのでしょうか。そうすると、審査委員のメンバーというのは市長が任命することになると思うのだけれども、公正な立場で客観的に判断できる人を配置しないと、それは逆に、市民に使いにくくなるのかなという心配があるんですけれども、その点を最後にお願いいたします。 ○議長(塩田尚君) 星野経済部長。 ◎経済部長(星野弘君) 先ほどの新規雇用者数411人でございます。全て市内居住者で、かつ全て正規雇用でございます。 ○議長(塩田尚君) 飯泉総務部長。 ◎総務部長(飯泉省三君) 先ほども申し上げましたけれども、再調査する案件については、国の業務に関連するもので、市のほうには、それはないというふうに今のところ考えております。 ◆17番(橋本佳子君) さっき聞いたのは、陳述とか検証とかというのがやらなくなるんでしょうけれども、行政のレベルではそういったことというのはあるのですかという、そういうふうになっているのかという、なっていないの、そこの違いがわからないものだから聞いたんです。もしわからなければいいです。 ○議長(塩田尚君) どうします、答弁します。もうちょっとヒアリングよくやってもらったほうがいいな。  じゃ、答弁続けてください。 ◎総務部長(飯泉省三君) 申しわけございません。再調査の請求を導入することができるものは、国税通則法とか五つの法律があるのですが、これは市のほうではなくて、国のほうで所管するものだということでございます。 ○議長(塩田尚君) これにて橋本佳子君の質疑を終結いたします。  以上で、通告による質疑は終わりました。  これをもって総括質疑を終結いたします。        ──────────────────────────────────── △委員会付託 ○議長(塩田尚君) これより今期定例会に上程されております承認第1号 専決処分事項の承認を求めることについて、議案第1号 平成27年度つくば市一般会計補正予算(第5号)から議案第48号 損害賠償の額の決定についてまでの49件を、つくば市議会会議規則第37条第1項の規定に基づき、平成28年3月つくば市議会定例会議案等審査付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。  お諮りいたします。
     ただいま付託いたしました案件について、万一付託違いがある場合には、議長において処理することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ご異議なしと認めます。よって、付託違いがある場合には、議長において処理することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △休会について ○議長(塩田尚君) 日程第2、休会についてを議題といたします。  お諮りいたします。  つくば市議会会議規則第10条第1項及び第2項の規定により、あす3月12日から3月17日までの6日間を休会にしたいと思います。  これにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(塩田尚君) ご異議なしと認めます。よって、あす3月12日から3月17日までの6日間を休会とすることに決定いたしました。  なお、先ほど議案が各常任委員会に付託されましたことに伴い、各常任委員長から招集通知が送付されましたので机上に配付しておきました。  改めて申し上げます。  総務委員会及び文教福祉委員会は3月14日、月曜日、午前10時から、環境経済委員会及び都市建設委員会は、3月15日、火曜日、午前10時から、それぞれ開催されますので、よろしくご参集のほどお願い申し上げます。  なお、議案等の討論通告は、3月15日の常任委員会終了日までに提出願います。  議会運営委員に申し上げます。  議会運営委員会が、3月18日午前9時30分から、第1委員会室において開催されますので、ご参集のほどよろしくお願いいたします。        ──────────────────────────────────── △散会の宣告 ○議長(塩田尚君) 以上で、本日予定された案件は、全部終了いたしました。  よって、本日はこれにて散会いたします。                   午前11時31分散会...