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  1. つくば市議会 2012-03-15
    平成24年 3月定例会−03月15日-06号


    取得元: つくば市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-05
    平成24年 3月定例会−03月15日-06号平成24年 3月定例会                      平成24年3月                  つくば市議会定例会会議録 第6号             ─────────────────────────               平成24年3月15日 午前10時08分開議             ─────────────────────────  出 席 議 員    議 長 25  番   飯 岡 宏 之 君     17  番   吉 葉   茂 君    副議長 26  番   今 井   孝 君     18  番   木 村 倉ノ助 君        1  番   塚 本 洋 二 君     19  番   安 井   茂 君        2  番   山 本 美 和 君     20  番   高 野   進 君        3  番   ヘイズ ジョン 君     21  番   柳 沢 逸 夫 君        4  番   浜 中 勝 美 君     22  番   市 川 三 郎 君        5  番   松 岡 嘉 一 君     23  番   田 宮 直 子 君        6  番   田 中 サトエ 君     24  番   須 藤 光 明 君        7  番   五十嵐 立 青 君     27  番   鈴 木 富士雄 君        9  番   永 井 悦 子 君     28  番   塙   豊 光 君        10  番   瀬 戸 裕美子 君     29  番   矢 口 一 雄 君        11  番   大久保 勝 弘 君     30  番   塩 田   尚 君
           12  番   橋 本 佳 子 君     31  番   金 子 和 雄 君        14  番   古 山 和 一 君     32  番   久保谷 孝 夫 君        15  番   馬 場 治 見 君     33  番   石 川 千 之 君        16  番   小 野 泰 宏 君        ────────────────────────────────────  欠 席 議 員           な   し        ────────────────────────────────────  出 席 説 明 者    市長           市 原 健 一 君   環境生活部長       山 王 一 郎 君    副市長          岡 田 久 司 君   保健福祉部長       沖 田   浩 君    副市長          細 田 市 郎 君   経済部長         横 山 篤 史 君    教育長          柿 沼 宜 夫 君   都市建設部長       大 内 一 義 君    市長公室長        稲 葉 祐 樹 君   上下水道部長       藤 澤   宏 君    総務部長         飯 島   革 君   会計管理者        前 島 省 吾 君    企画部長         石 塚 敏 之 君   消防長          糸 賀 善 巳 君    主幹兼科学技術振興監兼国際戦略総合特区推進室長  教育委員会事務局長    塚 本 哲 也 君                 梅 原 弘 史 君   農業委員会事務局長    中 泉 信 幸 君    財務部長         久 松   孝 君   選挙管理委員会事務局長  南   文 男 君    市民部長         酒 井 泰 寿 君        ────────────────────────────────────  出席議会事務局職員    事務局長         中 野   保     議会総務課主任主査    秋 田 恵 子    事務局次長        中 嶋 美 雄     議会総務課主任主査    榊 原 輝 昭    議会総務課長       渡 辺 倉 充     議会総務課主事      原   弘 紀    議会総務課議事係長    川 崎   誠        ────────────────────────────────────                 議 事 日 程 第 6 号                                   平成24年3月15日(木曜日)                                   午前10時08分開議  開議  日程第1 請願24第1号の一部字句の訂正について       (障害者総合福祉法(仮称)の制定を求める国への意見書についての請願)  日程第2 請願24第1号 閉会中の継続審査について       (障害者総合福祉法(仮称)の制定を求める国への意見書についての請願)  日程第3 請願24第2号 閉会中の継続審査について       (「社会保障と税の一体改革」による消費税の増税は行わないことを求める意見書提出に関する請願)  日程第4 請願24第4号 閉会中の継続審査について       (「市民総合活動センター」(仮称)の設立を求める請願書)  日程第5 (各常任委員長報告、討論、採決)       承認第1号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決処分第2号)             (工事請負契約の変更について)       議案第3号 平成23年度つくば市一般会計補正予算(第5号)       議案第4号 平成23年度つくば市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)       議案第5号 平成23年度つくば市下水道事業特別会計補正予算(第4号)       議案第6号 平成23年度つくば市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)       議案第7号 平成23年度つくば市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)       議案第8号 平成23年度つくば市病院事業会計補正予算(第2号)       議案第9号 平成23年度つくば市水道事業会計補正予算(第3号)       議案第10号 平成24年度つくば市一般会計予算       議案第11号 平成24年度つくば市国民健康保険特別会計予算       議案第12号 平成24年度つくば市下水道事業特別会計予算       議案第13号 平成24年度つくば市後期高齢者医療特別会計予算       議案第14号 平成24年度つくば市作岡財産区特別会計予算       議案第15号 平成24年度つくば市等公平委員会特別会計予算       議案第16号 平成24年度つくば市介護保険事業特別会計予算       議案第17号 平成24年度つくば市病院事業会計予算       議案第18号 平成24年度つくば市水道事業会計予算       議案第19号 つくば市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について       議案第20号 つくば市税条例の一部を改正する条例について       議案第21号 つくば市危険物規制事務手数料条例の一部を改正する条例について       議案第22号 つくば市東日本大震災に伴い被災した住宅の復旧に要する資金の利子補給に関する条例の一部を改正する条例について       議案第23号 つくば市介護保険条例の一部を改正する条例について       議案第24号 つくば市産業活性化促進条例の一部を改正する条例について       議案第25号 つくば市の地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について       議案第26号 つくば市市営住宅条例の一部を改正する条例について       議案第27号 つくば市立図書館条例の一部を改正する条例について       議案第28号 つくば市火災予防条例の一部を改正する条例について       議案第29号 つくば市スポーツ推進審議会条例について       議案第30号 つくば市復興まちづくり基金条例について       議案第31号 つくば市環境都市推進基金条例について       議案第32号 つくば市墓地等の経営の許可等に関する条例について       議案第33号 つくば市と茨城県信用保証協会との損失補償契約に基づく回収返還金の返還を受ける権利の放棄に関する条例について       議案第34号 つくば市環境保全基金条例を廃止する条例について       議案第35号 字の区域及び名称の変更について       議案第36号 市道路線の廃止について       議案第37号 市道路線の認定について       議案第38号 つくば市建築関係手数料条例の一部を改正する条例について       請願23第16号 東海第二原子力発電所の再稼働を認めず、廃炉を求める意見書提出する請願書       請願23第18号 「東海第2原発の廃炉を求める意見書」採択を求める請願書       請願24第3号 介護保険料引き上げをやめる請願       請願24第5号 「容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書」の採択を求める請願  日程第6 (追加議案上程、質疑、討論、採決)       議案第39号 つくば市長等の給料の特例に関する条例について  日程第7 (追加議案一括上程、議案ごとに採決)       議案第40号 つくば市固定資産評価審査委員会委員の選任について       議案第41号 つくば市固定資産評価審査委員会委員の選任について  日程第8 (追加議案一括上程、議案ごとに採決)       議案第42号 つくば市オンブズマンの任命について       議案第43号 つくば市オンブズマンの任命について  日程第9 (追加議案上程、採決)       議案第44号 作岡財産区管理委員の選任について  日程第10 選挙第1号 つくば市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙  日程第11 (上程、質疑、討論、採決)       意見書案第1号 東海第二原子力発電所の廃炉を求める意見書  日程第12 (上程、質疑、討論、採決)       意見書案第2号 容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書  日程第13 (上程、質疑、討論、採決)       決議案第1号 風車事業の総括について市民へ説明を求める決議  日程第14 (上程、質疑、討論、採決)
          決議案第2号 つくば市長に対する問責決議        ──────────────────────────────────── 1.本日の会議に付した事件   議事日程のとおり        ────────────────────────────────────                     午前10時07分 ○議長(飯岡宏之君) 皆さんおはようございます。  開議前にお知らせいたします。  市長より今期定例会に追加議案として、議案第39号 つくば市長等の給料の特例に関する条例について、議案第40号及び議案第41号 つくば市固定資産評価審査委員会委員の選任について、議案第42号及び議案第43号 つくば市オンブズマンの任命について、議案第44号 つくば市作岡財産区管理委員の選任についての6件が提出されました。  また、意見書案第1号 東海第二原子力発電所の廃炉を求める意見書、意見書案第2号 容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書、決議案第1号 風車事業の総括について市民へ説明を求める決議、決議案第2号 つくば市長に対する問責決議が提出されましたので、各机上に配付しておきました。  なお、追加議案等につきましては、本日の議事日程に上程し、審議いたします。  次に、議会報一般質問掲載申出書を提出されていない議員は、本日中に提出のほどよろしくお願いいたします。  次に、本日の会議資料は、3月定例会会議資料等一覧表のとおりであります。        ────────────────────────────────────                    午前10時08分開議 △開議の宣告 ○議長(飯岡宏之君) ただいまの出席議員数は31人であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。        ──────────────────────────────────── △請願24第1号の一部字句の訂正について  (障害者総合福祉法(仮称)の制定を求める国への意見書についての請願) ○議長(飯岡宏之君) 日程第1、請願24第1号の一部字句の訂正についてを議題といたします。  請願者から、3月12日付をもって、お手元に配付いたしましたとおり、一部字句を訂正したい旨の申し出がありました。  お諮りいたします。  請願24第1号 障害者総合福祉法(仮称)の制定を求める国への意見書についての請願の一部字句を訂正することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、請願24第1号については、一部字句を訂正することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △請願24第1号 閉会中の継続審査について  (障害者総合福祉法(仮称)の制定を求める国への意見書についての請願) ○議長(飯岡宏之君) 日程第2、請願24第1号 障害者総合福祉法(仮称)の制定を求める国への意見書についての請願について、文教福祉常任委員長から、目下、委員会において審査中の事件につき、つくば市議会委員会条例第36条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  文教福祉委員長からの申し出のとおり、請願24第1号を閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、文教福祉常任委員長からの申し出のとおり、請願24第1号を閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △請願24第2号 閉会中の継続審査について  (「社会保障と税の一体改革」による消費税の増税は行わないことを求める意見書提出に関する請願) ○議長(飯岡宏之君) 日程第3、請願24第2号 「社会保障と税の一体改革」による消費税の増税は行わないことを求める意見書提出に関する請願について、総務常任委員長から、目下、委員会において審査中の事件につき、つくば市議会委員会条例第36条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  総務常任委員長からの申し出のとおり、請願24第2号を閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、総務常任委員長からの申し出のとおり、請願24第2号を閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △請願24第4号 閉会中の継続審査について  (「市民総合活動センター」(仮称)の設立を求める請願書) ○議長(飯岡宏之君) 日程第4、請願24第4号 「市民総合活動センター」(仮称)の設立を求める請願書について、環境経済常任委員長から、目下、委員会において審査中の事件につき、つくば市議会委員会条例第36条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  環境経済常任委員長からの申し出のとおり、請願24第4号を閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、環境経済常任委員長からの申し出のとおり、請願24第4号を閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △承認第1号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決処分第2号)        (工事請負契約の変更について) △議案第3号 平成23年度つくば市一般会計補正予算(第5号) △議案第4号 平成23年度つくば市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) △議案第5号 平成23年度つくば市下水道事業特別会計補正予算(第4号) △議案第6号 平成23年度つくば市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) △議案第7号 平成23年度つくば市介護保険事業特別会計補正予算(第3号) △議案第8号 平成23年度つくば市病院事業会計補正予算(第2号) △議案第9号 平成23年度つくば市水道事業会計補正予算(第3号) △議案第10号 平成24年度つくば市一般会計予算 △議案第11号 平成24年度つくば市国民健康保険特別会計予算 △議案第12号 平成24年度つくば市下水道事業特別会計予算 △議案第13号 平成24年度つくば市後期高齢者医療特別会計予算 △議案第14号 平成24年度つくば市作岡財産区特別会計予算 △議案第15号 平成24年度つくば市等公平委員会特別会計予算 △議案第16号 平成24年度つくば市介護保険事業特別会計予算 △議案第17号 平成24年度つくば市病院事業会計予算 △議案第18号 平成24年度つくば市水道事業会計予算 △議案第19号 つくば市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について △議案第20号 つくば市税条例の一部を改正する条例について △議案第21号 つくば市危険物規制事務手数料条例の一部を改正する条例について △議案第22号 つくば市東日本大震災に伴い被災した住宅の復旧に要する資金の利子補給に関する条例の一部を改正する条例について △議案第23号 つくば市介護保険条例の一部を改正する条例について △議案第24号 つくば市産業活性化促進条例の一部を改正する条例について △議案第25号 つくば市の地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について △議案第26号 つくば市市営住宅条例の一部を改正する条例について △議案第27号 つくば市立図書館条例の一部を改正する条例について △議案第28号 つくば市火災予防条例の一部を改正する条例について △議案第29号 つくば市スポーツ推進審議会条例について △議案第30号 つくば市復興まちづくり基金条例について △議案第31号 つくば市環境都市推進基金条例について △議案第32号 つくば市墓地等の経営の許可等に関する条例について △議案第33号 つくば市と茨城県信用保証協会との損失補償契約に基づく回収返還金の返還を受ける権利の放棄に関する条例について △議案第34号 つくば市環境保全基金条例を廃止する条例について △議案第35号 字の区域及び名称の変更について △議案第36号 市道路線の廃止について △議案第37号 市道路線の認定について △議案第38号 つくば市建築関係手数料条例の一部を改正する条例について △請願23第16号 東海第二原子力発電所の再稼働を認めず、廃炉を求める意見書提出する請願書 △請願23第18号 「東海第2原発の廃炉を求める意見書」採択を求める請願書 △請願24第3号 介護保険料引き上げをやめる請願 △請願24第5号 「容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書」の採択を求める請願 ○議長(飯岡宏之君) 日程第5、承認第1号 専決処分事項の承認を求めることについて、議案第3号 平成23年度つくば市一般会計補正予算(第5号)から議案第38号 つくば市建築関係手数料条例の一部を改正する条例について、請願23第16号 東海第二原子力発電所の再稼働を認めず、廃炉を求める意見書提出する請願書、請願23第18号 「東海第2原発の廃炉を求める意見書」採択を求める請願書、請願24第3号 介護保険料引き上げをやめる請願、請願24第5号 「容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書」の採択を求める請願の41件を、つくば市議会会議規則第36条の規定により一括して議題といたします。
     本件に関し、各常任委員長の報告を求めます。  初めに、総務常任委員長から、議案第3号、議案第10号、議案第14号、議案第15号、議案第19号から議案第21号、議案第28号、議案第30号の審査の経過と結果について報告を求めます。  安井 茂総務常任委員長。                 〔総務常任委員長 安井 茂君登壇〕 ◎総務常任委員長(安井茂君) おはようございます。  総務常任委員会は、今定例会において当委員会に付託されました議案9件、請願1件を審査するため、3月9日午後1時より委員会を開催いたしました。先ほど継続審査となりました請願24第2号を除く、議案9件の審査概要及び結果につきまして、ご報告申し上げます。  初めに、議案第3号 平成23年度つくば市一般会計補正予算(第5号)の当委員会付託分についての審査では、第2款旧筑波第一小学校プールなど解体工事の事業内容について質疑があり、これに対し、東日本大震災によって地盤が動いたことが判明し、また、建物の亀裂も見られ、いまだに余震もあることから早急に解体すべきであると判断した。校舎解体後の土地利用については、検討中であるとの答弁がありました。  質疑終結後、反対討論が行われ、挙手により採決の結果、賛成多数により、議案第3号の当委員会付託分については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第10号 平成24年度つくば市一般会計予算の当委員会付託分についての審査では、まず、第2款市制25周年記念に要する経費の事業内容について質疑があり、執行部から、つくば市に対して功労のあった方への表彰や、市のマスコットキャラクター着ぐるみの作成を予定しているとの答弁がありました。  また、第2款自転車のまちづくり推進に要する経費における委託料の内容について質疑があり、これに対し、自転車のルール及びマナーの条例化に向けた利用実態調査や、サイクルシェアリングを導入するための委託料及びNPOなどと協働で自転車マップを作成するための委託料であるとの答弁がありました。  質疑終結後の討論はなく、挙手による採決の結果、賛成多数により、議案第10号の当委員会付託分については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第14号 平成24年度つくば市作岡財産区特別会計予算並びに議案第15号 平成24年度つくば市等公平委員会特別会計予算につきましては、質疑、討論ともになく、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第19号 つくば市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についての審査では、広域隣保活動事業生活相談員の活動内容について質疑があり、これに対し、生活上の各種相談事業、社会福祉などに関する事業及び人権同和問題に対する理解を深めるための活動である旨の答弁がありました。  質疑終結後の討論はなく、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第20号 つくば市税条例の一部を改正する条例についての審査では、改正理由について質疑があり、これに対し、経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための地方税法及び地方法人特別税等に関する暫定措置法の一部を改正する法律及び東日本大震災からの復興に関し地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源の確保に係る地方税の臨時特例債に関する法律の制定によるとの答弁がありました。  質疑終結後、市民負担が増大する旨の反対討論が行われ、挙手による採決の結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第21号 つくば市危険物規制事務手数料条例の一部を改正する条例、議案第28号 つくば市火災予防条例の一部を改正する条例、議案第30号 つくば市復興まちづくり基金条例については、質疑、討論ともになく、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上で、今定例会におきまして総務常任委員会に付託されました議案の審査経過と結果についてご報告申し上げましたが、当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同をお願い申し上げ、報告を終わります。 ○議長(飯岡宏之君) これより総務常任委員長報告に対する質疑を一括して行います。  順次質疑発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ないようですので、これをもって総務常任委員長報告に対する質疑を終結いたします。  次に、文教福祉常任委員長から、議案第3号、議案第4号、議案第6号から議案第8号、議案第10号、議案第11号、議案第13号、議案第16号、議案第17号、議案第22号、議案第23号、議案第27号、請願24第3号の審査の経過と結果について報告を求めます。  古山和一文教福祉常任委員長。                〔文教福祉常任委員長 古山和一君登壇〕 ◎文教福祉常任委員長(古山和一君) それでは、報告をさせていただきます。  文教福祉常任委員会は、当委員会に付託されました議案13件、請願2件を審査するため、3月9日午後1時から委員会を開催いたしました。先ほど継続審査となりました請願24第1号を除く、付託案件の主なる審査の経過と結果について、ご報告をいたします。  初めに、議案第3号 平成23年度つくば市一般会計補正予算(第5号)の当委員会付託分の審査では、歳入の15款県支出金の保険基盤安定負担金の減額理由について質疑があり、保険税の軽減分によるもので、茨城県の4分の3の負担が確定したことによるものであるとの答弁がございました。  次に、歳出の3款民生費では、児童館長報酬費の減額理由について、また、嘱託でお願いしている館長のいる児童館名及びその報酬について質疑があり、減額理由については、当初6名分で予算を計上したが、実際4名であることから減額するものである。嘱託でお願いしている館長のいる児童館及びその報酬については、手代木南、九重、吉沼、小田の4館になり、報酬は月額15万円であるとの答弁がございました。  次に、障害者センター桜、谷田部、筑波、茎崎、それぞれの運営に要する経費で、各障害者センターの臨時職員数について質疑があり、勤務換算で、桜は14.2人、豊里は10人、茎崎は9.7人、谷田部は3.4人、筑波は4人であるとの答弁がございました。  次に、社会福祉協議会補助金の減額理由について質疑があり、社会福祉協議会の人件費として支出しており、平成23年度に職員が退職することにより、減額するものであるとの答弁がございました。  次に、敬老事業に要する経費が減額されているが、今後の敬老福祉大会のあり方について質疑があり、敬老福祉大会の実行委員会を、敬老福祉大会の前と後に開催しており、平成24年度の開催について実行委員から意見をいただいているところである。また、平成24年度開催後については、他市町村の状況を踏まえて、敬老事業そのもののあり方について検討を深めてまいりたいとの答弁がございました。  これ以外にも、障害福祉サービスに要する経費の生活介護給付費、共同生活介護給付費、施設入所支援給付費が大きく増額されている理由についてなどの質疑があり、執行部から、それぞれ詳細な答弁がございました。  次に、10款教育費の学校施設取得に要する経費の償還金について説明が求められ、現在のUR都市機構により建てかえ施工によって建築した小学校の償還金のうち、年6%以上のものと5%以上のものがあるが、6%以上のものについて国から財源措置があり、一括償還が可能になったので一括償還するものであるとの答弁がございました。  次に、沼崎小学校の校舎の増築について、これまでも何度も増築しているが、今後の増築についてどのように考えているのかとの質疑があり、沼崎小学校のみならず、小中学校整備計画については、児童生徒の推計をもとに将来の整備計画を立てている。沼崎小学校については、その推計を超えており、その都度増築をしてきたわけであるが、今後の児童増加については落ちついていくものと推計しており、これで最後になるのではないかと考えているとの答弁がございました。  次に、市史編さんに要する経費の印刷製本費の減額理由について質疑があり、資料集を出しているが、その入札差金によるものであるとの答弁がありました。  次に、給食センター管理運営に要する経費の臨時職員賃金の減額理由と臨時職員の配置の状況について質疑があり、臨時職員賃金の減額理由については、東日本大震災の災害で4月分の給食が提供できなかったものによるものであるとの答弁がありました。臨時職員の配置の状況については、100数名の調理員のうち、約7割の方が臨時職員であるとの答弁がありました。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第4号 平成23年度つくば市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の審査では、一般被保険者療養給付費及び保険財政共同安定化事業拠出金それぞれの減額理由について質疑があり、一般被保険者療養給付費の減額理由は、退職被保険者等療養費に振りかえになったことによるものである。保険財政共同安定化事業拠出金の減額理由は、額が確定したことによるものであるとの答弁がございました。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第6号 平成23年度つくば市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の審査では、質疑、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第7号 平成23年度つくば市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)の審査では、施設介護サービス給付費1億5,000万円の増額理由について質疑があり、特別養護老人ホームや老人保健施設への入所者が想定より多くあったことによるものと、小規模特別養護老人ホームの新設によるものが主なものであるとの答弁がございました。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第8号 平成23年度つくば市病院事業会計(第2号)の審査では、質疑、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第10号 平成24年度つくば市一般会計予算の当委員会付託分の審査では、3款民生費で、社会福祉推進に要する経費の社会福祉協議会補助金の内容について質疑があり、社会福祉協議会の職員の人件費であるとの答弁がございました。  次に、行旅死病人取り扱いに要する経費の平成23年度の実績について質疑があり、4件支出しているとの答弁がございました。  次に、ひとり暮らし愛の定期便事業扶助費の政策効果について質疑があり、ひとり暮らし高齢者の方の安否の確認、見守り、食料品の給付などによる健康維持などを担うとともに、緊急事態の早期発見に対応しているとの答弁がございました。  次に、在宅老人対策に要する経費の要援護者台帳管理システム改修委託料の増額理由及び今後の計画について質疑があり、在宅福祉事業や愛の定期便の事業などの介護保険以外の支援施策が多くあるので、従来からある要援護者管理システムを強化して、住民基本台帳からリンクするなど、情報を共有化し、スムーズな支援につながるようなシステム導入のために増額したものであるとの答弁がございました。  次に、障害者センターで行われている未就学児対象の事業の来年度の受け入れ人数及び今後の計画について質疑があり、来年度の障害者センターの児童デイサービス定員は、桜と豊里が、それぞれ20人、茎崎は10人と定員は変わらない。今後は制度が変わり、児童デイサービスではなく児童発達支援と放課後デイサービスの2種類で対応していく。対象については、就学前と就学中で考えている。今後の計画については、定員は変更しないが、配置計画等の見直しを含め、老朽化している障害者センターの新設の計画についても考えていくとの答弁がございました。  次に、児童館運営に要する経費の児童館長報酬について、嘱託でお願いしている館長の児童館の職員体制について質疑があり、正職員2名体制であるとの答弁がございました。  委員から、放課後児童対策への要望はどのようなものがあるのかとの質疑があり、要望として児童クラブ運営時間の延長はあるが、児童クラブについては、学校の空き教室を使っているもの、単体で学校敷地内に建設されているもの、児童館に設置しているものなど、いろいろな設置形態があり、児童クラブや児童館の代表の方と話し合いを進めているところであるが、なかなか難しいというのが現状であるとの答弁がございました。  これ以外にも、在宅高齢者布団丸洗い乾燥事業委託料の減額理由について、ひとり暮らし老人福祉に要する経費の緊急通報事業業務委託料の事業内容について、老人福祉施設整備に要する経費の高齢者用健康遊具点検委託料の事業内容についてなど、数多くの質疑があり、それぞれ執行部から詳細な答弁がありました。  次に、10款教育費で、つくばスタイル科振興に要する経費の事業計画について質疑があり、モデル校を回りカリキュラムのサポートを行うとともに、各企業との連携を図る仲介や評価を行う項目の検討などを、総合教育研究所が専門性のある民間の研究機関に委託し、一緒に事業を進めていくとの答弁がございました。  次に、幼保小連携教育推進に要する経費で、平成24年度は講師謝礼経費が計上されていない理由について質疑があり、講演会等の実施が非常に少ないので計上していないとの答弁がございました。  次に、英語助手に要する経費の事業内容について質疑があり、外国語活動と、国際理解教育の充実を図るため、学校における英語活動の補助を行うもので、今年度は16名の英語指導助手を採用しており、平成24年度は、小学校の英語活動をより充実していくため2名増員しているとの答弁がございました。  次に、特別支援教育支援員配置に要する経費で予定している人数及び配置計画について質疑があり、春日小中学校の開校に伴い、1名増員して32名を予定している。配置計画については、各学校を回り、確認した上で配置していくとの答弁がございました。  次に、教育総務に要する経費の小中一貫教育推進懇談会委員謝礼の事業内容について質疑があり、小中一貫教育を進める中でご意見をいただくものであるとの答弁がありました。  次に、中学校建設に要する経費の大穂中学校校舎増築工事設計監理委託料が計上されているが、どの程度の規模の増築になるのかとの質疑があり、普通教室4クラスとトイレ等の施設であるとの答弁がありました。  次に、理科支援員等配置に要する経費の事業内容について質疑あり、研究者もしくは教員OBなど、理科及び実験などに堪能な方を小学校に配置して、小学校5年、6年生の理科の授業を手伝っていただくものであるとの答弁がありました。  これ以外にも、情報教育振興に要する経費の学校ICT支援業務委託料の事業内容について、つくば市教育相談センター運営に要する経費のスクールライフサポーター、スクールカウンセラー、スクールサポーターの支援体制について、小学校費、中学校費、幼稚園費の施設整備に要する経費の事業内容について、給食センター管理運営に要する経費の給食廃棄物収集運搬処理委託料が平成23年度予算より減額されている理由についてなど、数多くの質疑があり、執行部からは詳細な答弁がありました。  長時間にわたる質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第11号 平成24年度つくば市国民健康保険特別会計予算の審議では、国民健康保険税の滞納について説明が求められ、収納率は、平成21年度は現年度で88.66%、平成22年度は現年度で87.68%である。平成22年度は、平成21年度と比較すると若干下がっているが、その原因としては、東日本大震災による3月納期分が6月まで延長したことによるものである。  平成23年度については税率改正を行い、2月15日現在の現年度分の収納率は、昨年の同時期に比べて1.07ポイント、滞納繰越分も1.60ポイント、全体で0.65ポイント上昇している。滞納分については、平成23年度から納税課に移管して徴収の一元化を図り、滞納分の収納率が上がってきているとの答弁がありました。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第13号 平成24年度つくば市後期高齢者医療特別会計予算の審査では、後期高齢者の該当人数について質疑があり、平成24年1月31日時点で、男性が6,575名、女性が1万242名で、合計1万6,817名であるとの答弁がありました。  質疑終結後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  議案第16号 つくば市介護保険事業特別会計予算の審査では、介護サービス事業の新予防給付ケアマネジメント事業委託料の事業内容について質疑があり、要支援1、要支援2の方のケアプランの作成を各事業所に委託するものであるとの答弁がありました。  質疑終結後、討論はなく、挙手による採決の結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第17号 つくば市病院事業会計予算、議案第22号 つくば市東日本大震災に伴い被災した住宅の復旧に要する資金の利子補給に関する条例の一部を改正する条例についての審査では、質疑、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第23号 つくば市介護保険条例の一部を改正する条例についての審査では、介護保険の予算の推移について説明が求められ、平成21年度が72億4,300万円、平成22年度が75億9,900万円で4.9%の増であるとの答弁がありました。  委員から、増加傾向にある背景について説明が求められ、一つは、高齢化の進行により介護保険のサービスを使う方がふえていること。もう一つは、つくば市は県内他市町村と比較すると介護保険のサービスが充実しており、ケアプランに位置づけることによりサービスの増加につながっているということが考えられるとの答弁がありました。  次に、予算を計上した介護保険の段階別の人数について質疑があり、執行部から、それぞれ人数について答弁がありました。  次に、介護保険料の値上げをやめて一般会計から繰り入れた場合、法令上の問題はあるかとの質疑があり、介護保険法の中に、そのような取り扱いができるとか、問題があるとかの規定があるわけではない。介護保険法は、そういうことができるような法律の体系にはなっていないということであり、なっていないものを市の独自の判断でやるということになると、介護保険は、国県からの負担金、交付金で賄われているので、国県から何らかの判断が下される可能性があると考えられるとの答弁がありました。  次に、介護保険料は、現状のままでは延々と上がり続けていくのではないかとの質疑があり、介護保険の給付、介護保険のサービスだけではなく、地域のさまざまなボランティアの活用、つくば市の在宅福祉サービス等を組み合わせながら、在宅生活を支え、給付費の増加を抑えていくというのがつくば市の考え方であり、国の今の介護保険制度改正の考え方であるとの答弁がありました。  これら以外にも、長時間にわたり数多くの質疑があり、執行部から、それぞれ詳細な答弁がございました。  質疑終結後、討論に入り、反対の立場から、国保税のみならず税金を上げれば大変なのは市民、特に高齢者が大変になる。介護保険料を上げることは制度上仕方のないことだといっても理解していただけないと思う。介護保険料を上げる前に、あらゆる総括的な努力をすべきであって、今値上げに踏み切るべきではないと考える旨の反対討論がありました。  次に、賛成の立場から、介護保険を運営するに当たり基金を取り崩し一般会計からも繰り入れしている現状にある。確かに税金は上げたくはないが、介護保険を運営する以上やむを得ないものと考え賛成する。また、委員の1人として本案を判断するのは苦渋の決断になる。介護保険料を上げれば、つくば市にもたくさんの苦情やご意見があると思う。しかし、一般会計から14億円もの繰り入れがあり、介護保険特別会計も95億円の予算規模になっていることから、穴埋めして済むような段階ではないと考える。介護保険料を上げることに見合う体制を整備していくことを要望して賛成する旨の討論がありました。  討論終結後、挙手による採決の結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第27号 つくば市立図書館条例の一部を改正する条例についての審査では、質疑、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  請願24第3号 介護保険料引き上げをやめる請願の審査では、紹介議員から趣旨説明を受け、趣旨説明に対する質疑を行い、審査に入りました。  委員から、先ほど議案第23号 つくば市介護保険条例の一部を改正する条例についての審査で申し上げたとおりである、本請願については趣旨採択を主張するとの意見がありました。  討論はなく、採決に入り、初めに、趣旨採択することを挙手により採決した結果、賛成少数により、趣旨採択とすることは否決されました。改めて、本請願を挙手により採決した結果、賛成少数により、請願24第3号は不採択すべきものと決定いたしました。  なお、採決に当たり、趣旨採択を主張する2名の委員が退席をされております。  以上、ご報告申し上げましたが、当委員会の決定に対し、議員の皆様のご賛同をよろしくお願いを申し上げ、報告を終わりにいたします。 ○議長(飯岡宏之君) これより文教福祉常任委員長報告に対する質疑を一括して行います。  順次質疑発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ないようですので、これをもって文教福祉常任委員長報告に対する質疑を終結いたします。  次に、環境経済常任委員長から、議案第3号、議案第10号、議案第24号、議案第29号、議案第31号から議案第35号、請願23第16号、請願23第18号、請願24第5号の審査の経過と結果について報告を求めます。  大久保勝弘環境経済常任委員長。               〔環境経済常任委員長 大久保勝弘君登壇〕 ◎環境経済常任委員長(大久保勝弘君) 環境経済常任委員会の結果について、ご報告してまいります。  環境経済常任委員会は、今定例会において当委員会に付託されました議案9件、継続審査中を含めた請願4件を審査するため、3月12日に委員会を開催いたしました。先ほど継続審査となりました請願を除いた、議案の審査概要及び結果について、また、12月定例会から閉会中の継続審査となっていた請願2件の経過と結果についても、ご報告いたします。  まず、議案第3号 平成23年度つくば市一般会計補正予算(第5号)の当委員会付託分についての審査では、委員から、初めに、3款民生費、市民ホール施設整備費に要する経費の減額理由について質疑があり、東日本大震災による建物が損害を受け、予定していた防火戸修繕ができなくなり、減額したものとの答弁がありました。  続いて、コミュニティ推進に要する経費の自治宝くじコミュニティ助成補助の減額理由について質疑があり、2件内定があったが、東日本大震災の関係で内定を取り消したことによるとの答弁がありました。  続いて、4款衛生費、環境教育・環境学習に要する経費の減額理由について質疑があり、秋田県への県外派遣事業中止、エコクッキング事業の材料費が低く抑えられたこと等との答弁がありました。  続いて、粗大・不燃ごみ処理施設管理に要する経費の減額理由について質疑があり、一般競争による入札差金との答弁がありました。  続いて、6款農林水産費、農業経営対策に要する経費の耕作放棄地実態調査用データ作成委託の減額理由についての質疑があり、農業委員会で調査した耕作放棄地を農業課でデータ化を予定していたが、農業委員会と共同で利用することにしたためとの答弁がありました。  続いて、新規就農者経営支援補助金の減額理由、就農予定者は何人だったのかとの質疑があり、当初14名を見込んで予算化していたが、申請が5名だったため、減額したとの答弁がありました。  続いて、7款商工費、まつりつくば補助金の減額理由について質疑があり、当初2会場で実施する予定で進めていたが、東日本大震災等の影響もあり、1会場に変更したためとの答弁がありました。
     その後、討論はなく、採決した結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第10号 平成24年度つくば市一般会計予算の当委員会付託分についての審査では、委員から、初めに、歳入18款繰入金、環境都市推進基金繰入金の内容と使い道について質疑があり、市内低炭素社会づくりの補助金であり、太陽光発電設備等設置事業、クリーンエネルギー自動車購入、住宅用高効率給湯器設置事業の補助金に活用するとの答弁がありました。  続いて、基金の財源は何かとの質疑があり、小型風力発電の早稲田の賠償金、住民訴訟の賠償金、クリーンセンターで発電し売電した一部を財源としているとの答弁がありました。  委員から、小型風力発電関係について、記者会見だけでなく、市報で直接市民に知らせてほしい、総括がされていない、この基金と財源の使い道を市民に報告が必要との意見がありました。別の委員からは、市長は地区懇談会で報告している、各議員にもいろいろな責任があるとの意見もありました。  続いて、3款民生費、防犯対策に要する経費の防犯灯新設工事について、申請数に対してカバー率はどのくらいかとの質疑があり、現在、単年度で約300基を設置、22年度末現在1万7,660基の実績があり、カバー率は90%であるとの答弁がありました。  続いて、地域交流センター図書整備に要する経費の図書館整備で、中央図書館とのネットワーク化の進捗状況について質疑があり、現在は、筑波、小野川、谷田部、茎崎の4館のみであるとの答弁がありました。  続いて、外国人のための相談室に要する経費が少なくなった理由について質疑があり、タイ語、韓国語は相談件数が少ないため、24年度は、タイ語、韓国語については休止とし、かわりに、茨城県の国際交流会で電話相談等が行われているため、それで対応していくとの答弁がありました。  続いて、4款衛生費、管路輸送施設の管理に要する経費で、現在の状況について質疑があり、ごみの集まる施設が現在も残っているため、その建物の維持管理が主な経費であるとの答弁がありました。  続いて、不法投棄・土砂等の盛土対策に要する経費で、廃棄物不法投棄巡回監視員の人数等について質疑があり、廃棄物不法投棄巡回監視員は現在3名委嘱している。その3名が、毎日2名体制ローテーションで市内巡回を行っているとの答弁がありました。  続いて、環境政策に要する経費の温室効果ガス排出量推計調査業務委託料の概要について質疑があり、地球温暖化対策地方公共団体実行計画で毎年公表しているとの答弁がありました。  続いて、放射線対策に要する経費で、汚染土壌借置場設置工事設計委託の概要について質疑があり、現在、設置場所については検討中であり、安全性に万全を期していくとの答弁がありました。  続いて、放射線測定器購入費の概要について質疑があり、現在、簡易測定器を学校等で14台、公園等で3台使用中であるが、正確な値で測定できる機器に一新する予定であるとの答弁がありました。  続いて、ごみ減量に要する経費のリサイクルセンター施設整備基本計画策定委託料の概要について質疑があり、19年度の基本計画を全面的に見直し、施設の設備内容、規模等を吟味し、24年から5年計画で、29年の4月には稼働していきたいとの答弁がありました。  続いて、5款労働費、緊急雇用創出に要する経費の、つくば市新成長産業拠点化形成事業委託料の概要について質疑があり、つくば市の公的研究機関のポテンシャルを生かし、市の産業振興施策の一部を委託するもので、コーディネーター2名、事務補助員2名を雇用し、技術相談を受けるとの答弁がありました。  そのほかに、3款民生費、文化行政に要する経費の文化芸術市民意識調査委託料、つくば国際音楽祭負担金、つくば市芸術文化事業負担金、つくば市文化協会補助金、4款衛生費、環境政策に要する経費の藻類産業創成コンソーシアム会員会費、環境教育・環境学習に要する経費の筑波山自然環境教育事業委託料、ごみ減量に要する経費の循環型社会形成推進地域計画策定、リサイクルに要する経費の家庭用廃食油リサイクル業務委託料、5款労務費、緊急雇用創出に要する経費の交通安全マナーアップ推進事業委託料、6款農林水産業費、園芸振興に要する経費のパン用小麦栽培資材購入事業補助金、農道整備に要する経費、9款消防費、総合防災訓練に要する経費について質疑があり、執行部より詳細な答弁がありました。  その後、討論はなく、採決した結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第24号 つくば市産業活性化促進条例の一部を改正する条例について、議案第29号 つくば市スポーツ推進審議会条例についての審査では、質疑、討論はともになく、採決した結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第31号 つくば市環境都市推進基金条例についての審査では、委員から、予定している積立金についての質疑があり、早稲田からの賠償金1億1,302万2,000円、住民訴訟の賠償金1,030万8,000円、クリーンセンターの発電分1,000万円、合計1億3,333万円との答弁がありました。  その後、反対討論が行われ、挙手により委員に諮った結果、挙手同数。つくば市委員会条例第48条の規定により、委員長が可決すべきものと決定をいたしました。  次に、議案第32号 つくば市墓地等の経営の許可等に関する条例について、議案第33号 つくば市と茨城県信用保証協会との損失補償契約に基づく回収返還金の返還を受ける権利の放棄に関する条例について、議案第34号 つくば市環境保全基金条例を廃止する条例について、議案第35号 字の区域及び名称の変更についての審査では、質疑、討論はともになく、採決した結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  次に、請願24第5号であります。「容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書」の採択を求める請願の審査では、まず、紹介議員の説明を求めました。その説明に対し、委員から、容器包装リサイクル法の役割分担について、また、2006年の法の一部改正の際に、多くの課題について等の質疑が出ました。委員から、詳細について請願者から説明を求めてはとの意見があり、委員会に諮り、請願者からの説明を受けました。  次に、委員から、ペットボトルは集めて業者に渡す部分を自治体が負担していること、ペットボトルを買う人には税金を使っているということの現状を知らせていく、そして、生産者には最後の処理まで責任を持ってほしいということ。それには、きちっとした法整備をして、できるだけごみを出さない社会にとの意見がありました。  また、市のペットボトルにかかる費用について、製品プラスチックリサイクルの新たな法制度化について、それぞれ質疑があり、執行部から説明を受けました。  その後、討論はなく、採決した結果、請願24第5号は、全員異議なく、採択すべきものと決定いたしました。  請願が採択されたことに伴い、後ほど関係機関への意見書提出についてご審議をいただきますので、よろしくお願いいたします。  最後に、閉会中の継続審査となっていた請願23第16号 東海第二原子力発電所の再稼働を認めず、廃炉を求める意見書提出する請願と請願23第18号 「東海第2原発の廃炉を求める意見書」採択を求める請願書は、同趣旨ということで、二つの請願についてあわせて報告いたします。  この二つの請願は、平成23年12月定例会に付託され、平成23年12月定例会中の12月13日と、閉会中の2月10日、そして、今定例会の3回にわたり委員会を開催し、審議いたしました。  平成23年12月定例会中の委員会では、紹介議員から趣旨説明があり、その後、各委員からの意見が出されました。その内容は、100年後の脱原発ではなく、今から脱原発へのシフトをという意見。安全を第一に考え、原子力発電所に反対し廃炉という意見。今すぐ廃炉というのではなく、国の新エネルギー政策の動向を見ながら、廃炉後の電気についても真剣に考えなくてはという意見。節電をする努力や、いろいろな工夫をしながらやっていけば大丈夫だという意見など、たくさんありました。  原発の知識が不足しているので、一度、東海第2原発の現地を見て判断したいので継続審査にしたいという意見が出され、挙手採決の結果、挙手多数により、両請願は継続審査となりました。  2回目の委員会では、東海第2原発の現地視察を実施いたしました。移動のバスの車中で、執行部と「日本のエネルギー政策の現状等について」という題名で勉強会を開催しながら現地に向いました。東海第2原発では、担当者から詳細な説明を受けながら、施設内部、外観、安全対策に関する車両等を視察いたしました。  3回目は、今定例会の委員会審査では、委員から、安全性を確保することが大前提であり、32年経過している東海第2原発は廃炉にするという意思表示をすることが私たちの使命ではないかとの意見。東海第2原発の現地施策の際、使用済みの核燃料が置いてあり、立地条件、安全性という点からも廃炉にして新エネルギーにシフトしてはとの意見。福島の状況を見ても、収束への見通しが立っておらず、長い期間、地域に悪影響を与えることや、30キロ圏内の一斉避難が不可能の見通しなどを考えると、廃炉がよいのではとの意見がありました。  一方、代替エネルギーが整っていない状況で、4月から電気料が値上げされれば、企業は赤字になり、経済が麻痺してしまうのではないかという考え方、あらゆる方面から深く検証するために、今回は継続審査にしてはどうかとの意見もありました。  採決は請願ごとに行われ、継続審査は挙手少数により否決となりました。反対討論があり、改めて挙手による採決を行った結果、両請願ともに挙手多数で採択すべきものと決定いたしました。  両請願が採択されたことに伴い、後ほど関係機関への意見書提出について審議をいただくわけですが、同趣旨の請願のために意見書は1本で提出しますので、よろしくお願いいたします。  以上、ご報告申し上げましたが、当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げ報告といたします。 ○議長(飯岡宏之君) これより環境経済常任委員長報告に対する質疑を一括して行います。  順次質疑発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ないようですので、これをもって環境経済常任委員長報告に対する質疑を終結いたします。  次に、都市建設常任委員長から、承認第1号、議案第3号、議案第5号、議案第9号、議案第10号、議案第12号、議案第18号、議案第25号、議案第26号、議案第36号から議案第38号の審査の経過と結果について報告を求めます。  吉葉 茂都市建設常任委員長。                〔都市建設常任委員長 吉葉 茂君登壇〕 ◎都市建設常任委員長(吉葉茂君) 都市建設常任委員会より、ご報告を申し上げます。  都市建設常任委員会は、当委員会に付託された承認1件、議案11件を審査するため、3月12日午前10時より委員会を開催いたしました。その審査概要及び結果について、ご報告申し上げます。  初めに、承認第1号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決処分第2号)及び議案第3号 平成23年度つくば市一般会計補正予算(第5号)の当委員会付託分についての審査では、質疑、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、承認第1号については承認すべきもの、議案第3号については原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第5号 平成23年度つくば市下水道事業特別会計補正予算(第4号)の審査では、委員から、歳入における国庫補助金及び歳出における下水道管理費がそれぞれ減額となっている理由について質疑があり、執行部から、災害復旧事業費を国土交通省に申請したところ、査定で約1億2,000万円ほど減額となったことによるものとの答弁がありました。  その他、繰入金と基金の関係及び基金の年度末残高について質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。  質疑終了後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、議案第5号は原案のとおり可決すべきものと決定しました。  次に、議案第9号 平成23年度つくば市水道事業会計補正予算(第3号)についての審査では、質疑、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第10号 平成24年度つくば市一般会計予算の当委員会付託分についての審査では、委員から、街路整備に要する経費の内容について質疑があり、ペデストリアンデッキの二の宮公園から南側の舗装の改修を予定しているとの答弁ありました。  次に、つくばセンター地区再整備に要する経費で、ターミナルビル施設整備検討委員会委員はどのように選ばれるのか説明を求められ、都市計画とか都市デザインなど、建築関係の学識経験者等を8名程度選ぶ予定であるとの答弁がありました。  次に、緊急地方道整備に要する経費における橋梁長寿命化計画書作成詳細調査委託料の内容について質疑があり、平成22年度までに、市が管理している15メートル以上の橋梁のうち、36橋の修繕計画を作成したが、平成23年度は残り48橋の点検を行い、平成24年度に修繕計画を立てる予定である。平成25年度以降は、それらの修繕計画をもとに、国へ補助金を申請しながら、すべての橋梁を修繕していきたいとの答弁がありました。  次に、街路維持管理に要する経費が増額している理由について説明を求められ、これまで研究学園地区内の街路の舗装は、その箇所ごとに小規模な補修を行ってきたが、研究学園都市建設から30年以上経過しており、舗装がかなり傷んでいることから、今後は路線ごとに、状態の悪い路線については全面的な舗装の打ちかえ工事をするため増額したものである。平成24年度は、極めて状態の悪い天久保、竹園、二の宮の3地区の道路の舗装の打ちかえ工事を実施する予定であるとの答弁がありました。  また、委員から、震災を受けて、防災情報を融合して地域の人に情報が伝わるような公園のあり方を考えてほしいとの要望があり、公園の役割として、深井戸を整備して水の供給に資するということは考えられる。情報提供については、公園管理人の有無もあるため、今後、防災対策本部と協議しながら検討したいとの答弁がありました。これに対し、公園には公園の目的があり、その中で管理していると思うが、例えば地域の市民が管理する掲示板の設置などの要望があれば、柔軟に対応してほしいとの意見があり、これに対して、掲示板は情報伝達の手段として大変有効であるので前向きに考えたいとの答弁がありました。  次に、建築物の耐震化の促進に要する経費における木造住宅耐震改修補助金の内容について質疑があり、地震発生時の住宅の倒壊等による災害を防止するために補助するもので、昭和56年5月31日以前に建築された2階建てで在来軸組工法による戸建て木造住宅を対象として、工事の内容や世帯の状況により費用の2分の1かつ10万円から最大50万円まで補助するものであるとの答弁がありました。  次に、台町土地区画整理組合に対する補助金の算出根拠と内容について説明を求められ、平成22年の3月に成立した東京地方裁判所の調停の条項に基づき準備しているものであるとの説明があり、これに対し委員から、バランスシートを開示してほしいとの要望がありました。  これに関連して、他の委員から、台町区画整理組合に対する補助金の算出根拠については3者で協議していると思う、既に議会で議決しているのだから、速やかに執行してほしいとの意見がありました。  また、平成24年度土木費の予算は増額されているが、災害復旧工事はまだ100%ではない。水道、下水道も含めて、市民が安全・安心に生活できるように事業を執行してほしいとの要望があり、これに対し執行部から、台町区画整理事業への補助金や下水道事業への繰出金を除くと実施的には5億6,000万円の増加で、その内訳は道路や公園の整備費の増によるものであるが、TXの沿線開発に伴い、最終的に200キロメートルを超える道路が市に移管される予定で、平成23年度末で、その43%が移管される予定である。さらに、公園については、特に街区公園53カ所のうち、まだ12カ所ぐらいしか市に移管されていない状況のため、今後は確実に維持管理のための経費がふえてくるとの認識でいる。施設の維持管理は市民の安全・安心にかかわるところなので、今年度、予算は増加したが、引き続きこういう背景を考えて事業費の確保に努めたいとの答弁がありました。  このほか、道路新設改良事業、緊急地方道整備事業、TX関連土地区画整理事業、市営住宅の残存物件の処理委託料、河川維持工事及び都市計画基礎調査委託料など、数多くの事業について質疑があり、執行部から詳細な答弁がありました。  質疑終了後、討論では、住むところがない市民に対して、もっと住宅の整備をしてほしいとの反対討論。これに対し、震災後の災害復旧に当たりながら、以前からの課題に対応する新規事業が計上されていることを評価する旨の賛成討論があり、採決の結果、挙手多数により、議案第10号の当委員会付託分は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第12号 平成24年度つくば市下水道事業特別会計予算の審査では、国庫支出金及び市債が減額となっている理由並びに平成23年度の市債の残高について説明を求められ、執行部から、TX沿線における事業が茨城県負担分のみの事業となるため減額したものである。また、市債残高は、平成23年度末で493億3,289万1,000円を予定している。  これを受けて委員から、下水道会計も水道会計と同じ方式に移行していただきたいとの要望がありました。  また、公的資金補償金免除繰上償還借換債の説明と意味について質疑があり、平成22年度から平成24年度まで繰上償還を行うもので、平成24年度分だけで利子が5,800万円ほど軽減されるとの答弁がありました。  このほか、TX関連事業の今後についての質問があり、執行部から詳細な説明がありました。  質疑終了後は、下水道料金が高いのは、TX沿線における施設建設費が料金に上乗せされているのではないかと考え反対する旨の討論があり、採決の結果、挙手多数により、議案第12号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第18号 平成24年度つくば市水道事業会計予算の審査では、質疑はなく、料金の見直しを求めて反対する旨の討論があり、採決の結果、挙手多数により、議案第18号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第25号 つくば市の地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例についての審査では、質疑、討論ともになく、採決の結果、全員異議なく、議案第25号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第26号 つくば市市営住宅条例の一部を改正する条例についての審査では、議案の提案理由について質疑があり、執行部から詳細な説明がありました。  質疑終了後、討論はなく、採決の結果、全員異議なく、議案第26号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第36号 市道路線の廃止について、議案第37号 市道路線の認定について及び議案第38号 つくば市建築関係手数料条例の一部を改正する条例についての審査では、質疑、討論ともになく、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。  以上で、都市建設常任委員会に付託された議案の主な審査概要と結果についてご報告を申し上げましたが、当委員会の決定に対し、議員各位のご賛同をお願い申し上げ報告を終わりといたします。 ○議長(飯岡宏之君) これより都市建設常任委員長報告に対する質疑を一括して行います。  順次質疑発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ないようですので、これをもって都市建設常任委員長報告に対する質疑を終結いたします。  以上で、各常任委員長の報告は終了いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(飯岡宏之君) これよりつくば市議会会議規則第42条の規定により、討論、採決に入ります。  討論、採決については、承認、議案、請願の順序により行います。  初めに、承認第1号の討論に入ります。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより承認第1号 専決処分事項の承認を求めることについてを採決いたします。  お諮りいたします。  承認第1号は、都市建設常任委員長の報告のとおり承認することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、承認第1号は都市建設常任委員長の報告のとおり承認することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(飯岡宏之君) 次に、議案第3号から議案第9号までの討論を、つくば市議会先例集第7章第1節176により、一括して行います。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより議案第3号 平成23年度つくば市一般会計補正予算(第5号)から議案第9号 平成23年度つくば市水道事業会計補正予算(第3号)までを、つくば市議会先例集第7章第2節181により、一括して採決いたします。  お諮りいたします。  議案第3号から議案第9号までは、総務、文教福祉、環境経済、都市建設常任委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、議案第3号から議案第9号までは総務、文教福祉、環境経済、都市建設常任委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(飯岡宏之君) 次に、議案第10号の討論に入ります。  議案第10号に対する反対討論の発言を許します。  12番議員橋本佳子君。                   〔12番 橋本佳子君登壇〕 ◆12番(橋本佳子君) 日本共産党橋本佳子より、議案第10号 平成24年度つくば市一般会計予算について、反対の立場で討論をいたします。
     24年度は、年金支給額から物価スライドを口実に過去最大の削減となります。それなのに、4月から、後期高齢者医療制度の保険料が年平均1,250円の値上げが強行されます。介護保険は、65歳以上の第1号被保険者の介護保険料の大幅値上げが予定されています。また、緊急通報システムの有料化も進められています。これらの値上げは、高齢者の暮らしを直撃するものです。市は、介護保険料の値上げを食いとめるための最大限の支援策をとるべきと考えます。  また、子ども手当を大幅削減しながら、15歳以下の児童扶養手当の削減と16歳から18歳までの年少扶養控除の廃止が住民税の増税となり、子育て世代にとって大変厳しいものとなりました。この増税で、つくば市の個人市民税は約5億6,000万円の増となりました。子ども手当が、どれだけ子育ての応援になるのかが疑問になってしまいます。この増税分については、市として、家計の足しになる子育て支援に回すべきではないでしょうか。  日本共産党は、子育て世代の皆さんとご一緒に子供の医療費無料化を長い間求めてきました。そして、どの自治体にも先駆けて窓口負担なしで所得制限の撤廃を拡充してきました。今や他の自治体では、独自で小学校や中学校卒業までの医療費の無料化を実現しています。あと2億7,000万円あれば、中学校卒業までの医療費が所得制限なしで完全無料化ができます。ここに増税分を充てるべきです。  教育日本一の象徴として、施設一体型の春日小中一貫校が開設をされました。ところが、この学校の学童希望者は90人です。児童館がないので公設民営となり、保護者は必死になって開所の準備をしています。放課後児童クラブや子供たちの居場所は、市の責任で用意をしておくべきでした。今後の対策についての予算はありません。  また、大規模給食センター(仮称)中部豊里給食センターの建設予算が提案されていますが、この建設については反対をしてきました。  施設の耐震化を前倒しで急ぐことは当然のことであり、評価をいたします。災害復旧については、液状化も含めた復旧のための利子補給が、市の上乗せ部分も含め拡大したことや、木造住宅の耐震化への補助制度についても評価するところもありますが、高齢者や子育て世代に対する家計を温める手だてがありません。  よって、反対をいたします。 ○議長(飯岡宏之君) 続いて、賛成討論を許します。  19番議員安井 茂君。                   〔19番 安井 茂君登壇〕 ◆19番(安井茂君) 議案第10号 平成24年度つくば市一般会計予算について、賛成の立場から討論をいたします。  今回提案されました平成24年度一般会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ650億7,200万円で、前年度当初予算と比較しますと4億1,100万円、0.6%の増であります。  この予算の中には、つくば国際戦略総合特区の指定により、つくば市の持つ科学技術力を市民生活の質を大きく向上させるために活用するための経費、また、少子高齢化に対応し、快適な市民生活を確保するための地域づくりを実施するための経費、さらに、公共施設の耐震化を一層促進するための経費、放射能汚染による市民の不安を払拭するための経費など、安全で安心な地域をつくるために必要な経費が計上されております。  これらの経費は、財源確保が厳しい経済状況において、市民の幅広い行政に対する期待にこたえ、つくば市の発展の可能性を一層高めていくために必要不可欠な事業を実施するための経費であります。  さらに、財政の健全化を維持するという困難な課題に立ち向かわなければならないという状況を考えれば、評価すべきものと考え、議案第10号に対しては賛成といたします。 ○議長(飯岡宏之君) これをもって、討論を終結いたします。  これより議案第10号 平成24年度つくば市一般会計予算を起立により採決いたします。  議案第10号は、総務、文教福祉、環境経済、都市建設常任委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 多 数〕 ○議長(飯岡宏之君) 起立多数、よって、議案第10号は総務、文教福祉、環境経済、都市建設常任委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(飯岡宏之君) 次に、議案第11号の討論に入ります。  議案第11号に対する反対討論の発言を許します。  12番議員橋本佳子君。                   〔12番 橋本佳子君登壇〕 ◆12番(橋本佳子君) 日本共産党橋本佳子より、国民健康保険税の平成24年度の予算について、反対の立場で討論をいたします。  国民健康保険は、この間、加入世帯がどんどんふえ、給与も引き下げられる中、介護保険に加入する世帯が大変ふえております。そういった中で、高い国民健康保険税を払い切れない世帯もふえております。幾ら取り立てを強めても払えない、お金がなければ払うことができません。  日本共産党は、こういった大変な国民健康保険税の重い負担を解消するためには、国からの財源が重要だと考えております。国民健康保険税1万円の引き下げ、そして、低所得者の人たちに対する手厚い施策が必要だと考え、この予算には反対といたします。 ○議長(飯岡宏之君) 賛成討論を許します。  4番議員浜中勝美君。                   〔4番 浜中勝美君登壇〕 ◆4番(浜中勝美君) 議案第11号 平成24年度つくば市国民健康保険特別会計予算について、賛成の立場から討論させていただきます。  国民健康保険制度は、国民皆保険制度のもと我が国の医療保険制度の中核として、被保険者の健康保持と増進に大きく貢献しているところでございます。  しかし、昨今の経済状況の悪化による保険税の収入の落ち込みや、高齢化の進展による医療費の増加などを背景として、国民健康保険の財政状況は厳しさを増しております。  このような状況下で、本市国保事業の安定的運営のために、医療費の適正化を図りつつ、保険税の収納対策の推進を重要課題として歳入の確保に努めるなど、より一層の経営努力を重ねていくことを要望いたしまして、賛成の討論といたします。 ○議長(飯岡宏之君) これをもって討論を終結いたします。  これより議案第11号 平成24年度つくば市国民健康保険特別会計予算を起立により採決いたします。  議案第11号は、文教福祉常任委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 多 数〕 ○議長(飯岡宏之君) 起立多数、よって、議案第11号は文教福祉常任委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(飯岡宏之君) 次に、議案第12号の討論に入ります。  議案第12号に対する反対討論の発言を許します。  6番議員田中サトエ君。                   〔6番 田中サトエ君登壇〕 ◆6番(田中サトエ君) 6番日本共産党田中サトエです。  議案第12号 平成24年度つくば市下水道事業特別会計予算について、反対討論を行います。  つくば市の下水道料金は、口径20ミリの水道を2カ月当たり20立方メートル使った場合3,255円となり、水道料金の2,940円を超えています。下水道料金が高くなった背景には、TX沿線開発地域の下水道工事費用の負担があります。24年度は、エクスプレス関連の建設費が約10億円です。そのうち、市債が約4億4,000万円、これは後年度の負担をふやすものです。  また、公債費は、エクスプレスを含め全体で約40億円計上されており、一般会計から約22億円を充当していますが、そのうち、都市計画税が約15億円です。先行投資として、現在の住民が、その費用を負担することは妥当ではありません。  沿線開発の見直しを求めて、平成24年度つくば市下水道事業特別会計予算に反対するものです。 ○議長(飯岡宏之君) 賛成討論を許します。  16番議員小野泰宏君。                   〔16番 小野泰宏君登壇〕 ◆16番(小野泰宏君) 議案第12号 平成24年度つくば市下水道事業特別会計予算について、賛成の立場から討論を行います。  下水道は、生活環境の向上とあわせ、公共水域の水質保全という重要な役割を担うインフラ施設であります。TX沿線開発地区における人口の増加や、また、企業の積極的な進出を促す基盤として重要な事業であるとともに、周辺集落からの要望も高い事業であります。  今年度の平成24年度予算は、TX開発区域内の整備や周辺集落についての事業の推進等、これらの地域間のバランスに考慮した投資計画となっており、また、維持管理の面におきましても、施設の老朽化に伴い修繕等の費用の増加が見込まれますけれども、長寿命化事業等による計画的な施設の点検、修繕を行うことで、増加の抑制にも取り組もうとされております。  また、前年度に引き続き、市債の繰上償還を行い、利子負担の軽減に継続して努力もされております。  以上のように、厳しい財政状況下でも、必要最小限の事業を組み入れた予算ということが言えると思います。  今後とも、引き続き計画的に下水道事業を推進されますよう要望いたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(飯岡宏之君) これをもって討論を終結いたします。  これより議案第12号 平成24年度つくば市下水道事業特別会計予算を起立により採決いたします。  議案第12号は、都市建設常任委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 多 数〕 ○議長(飯岡宏之君) 起立多数、よって、議案第12号は都市建設常任委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(飯岡宏之君) 次に、議案第13号の討論に入ります。  議案第13号に対する反対討論の発言を許します。  6番議員田中サトエ君。                   〔6番 田中サトエ君登壇〕 ◆6番(田中サトエ君) 6番日本共産党田中サトエです。  議案第13号 平成24年度つくば市後期高齢者医療特別会計予算について、反対討論を行います。  後期高齢者医療制度は、75歳以上を家族と分離し、医療に差別を持ち込んでいます。2月28日の茨城県後期高齢者医療広域連合議会において、平成24年度、25年度の保険料が審議され、値上げが決まりました。年金が引き下げられる中で値上げです。本来なら、高齢者の医療は無料とすべきところです。  日本共産党は、後期高齢者医療制度の廃止と医療福祉政策の抜本的改革を求めています。その立場から、後期高齢者医療特別会計予算に反対します。 ○議長(飯岡宏之君) 賛成討論を許します。  21番議員柳沢逸夫君。                   〔21番 柳沢逸夫君登壇〕 ◆21番(柳沢逸夫君) 議案第13号 平成24年度つくば市後期高齢者医療特別会計予算について、賛成の立場から討論をさせていただきます。  後期高齢者医療制度は、設立から4年を経過いたしました。多くの国民からのご意見を踏まえ、後期高齢者医療制度は廃止となる予定でございますが、新たな制度が確立するまで、現在の後期高齢者医療制度が円滑に運営されることを切望し、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(飯岡宏之君) これをもって討論を終結いたします。  これより議案第13号 平成24年度つくば市後期高齢者医療特別会計予算を起立により採決いたします。  議案第13号は、文教福祉常任委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 多 数〕 ○議長(飯岡宏之君) 起立多数、よって、議案第13号は文教福祉常任委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(飯岡宏之君) 次に、議案第14号及び議案第15号の討論を、つくば市議会先例集第7章第1節176により一括して行います。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより議案第14号 平成24年度つくば市作岡財産区特別会計予算及び議案第15号 平成24年度つくば市等公平委員会特別会計予算を、つくば市議会先例集第7章第2節181の規定により一括して採決いたします。  お諮りいたします。  議案第14号及び議案第15号は、総務常任委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、議案第14号及び議案第15号は総務常任委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(飯岡宏之君) 次に、議案第16号の討論に入ります。  議案第16号に対する反対討論の発言を許します。  12番議員橋本佳子君。                   〔12番 橋本佳子君登壇〕 ◆12番(橋本佳子君) 日本共産党橋本佳子より、議案第16号 平成24年度つくば市介護保険事業特別会計予算について、反対の立場で討論をいたします。  今回の予算は、保険料が大幅値上げのもとでつくられました。その結果、保険料の収入は約4億円の増となりました。日本共産党は、介護給付費準備基金や一般財源を崩して値上げを抑えるように求めてきました。また、年金者組合や生活と健康を守る会からも、値上げをやめてほしいという請願が出されています。24年度は、年金支給額が過去最高に削減をされ、後期高齢者医療制度の保険料も値上げ、その上、介護保険料も値上げでは、高齢者の皆さんの暮らしが立ち行かなくなります。今後、保険料の値上げ抑制に使うために、財政安定化基金の取り崩し分が県から3,700万円入ってくると聞いています。足りないところは、一般会計を崩してでも値上げを抑えるべきだと思います。  文教福祉委員会の議論でも、介護保険のサービスは受けにくくなっている。値上げをしても、サービスがよくなったとは言えない。しかも、3年後に、また値上げの議論が起こるようなことは困る。このような意見が出ておりました。  国からの財政支援を減らし、負担を国民に押しつけてきた結果、お金で老後の安心を買わなければならなくなりました。国からの財政支援をふやし、憲法の保証する生存権や幸福権が生きる制度にすることが求められております。
     よって、本予算には反対といたします。 ○議長(飯岡宏之君) 賛成討論を許します。  26番議員今井 孝君。                   〔26番 今井 孝君登壇〕 ◆26番(今井孝君) 議案第16号 平成24年度つくば市介護保険事業特別会計予算につきまして、介護保険の年度予算全体ですので、高齢社会の中での介護保険制度の意義と平成24年度の位置づけという視点で考えを述べさせていただきたいと思います。  介護保険制度は、従来の老人福祉、老人医療制度の限界が指摘をされ、介護ニーズの増大、核家族化など、支えてきた家族をめぐる状況が大きく変化をしてきた中で、高齢者の介護を社会全体で支え合う仕組み、介護保険として創設されたものです。その柱は、身の回りの世話をするということを超えて、高齢者の自立支援という理念、利用者の選択により多様な主体から保健医療サービス、福祉サービスを総合的に受けられる利用者本位の制度、給付と負担の関係が明確な社会保険方式になっているということであります。  1997年12月の介護保険法成立、2000年4月の介護保険法施行以来、幾度かの第1号保険料の見直しや介護報酬の改定を経て現在に至っております。保険料は、3年ごとに、介護保険事業計画に定めるサービス費用見込額に基づき、3年間を通して財政の均衡を図るように設計されています。  議案第16号で提案されている平成24年度予算については、高齢者福祉計画、第5期介護保険事業計画の初年度に当たります。先ほど述べましたとおり、介護保険制度の創設の趣旨を踏まえ、より安定した運営とサービスの拡充を進めていくことは、今後の高齢社会への対応、介護を必要とするすべての方々の求めているところでもあります。  平成24年度からスタートする第5期事業計画では、その策定の過程でアンケート調査を実施し、市民の方からパブリックコメントを求めて策定された計画であります。よりよい介護サービスの推進と、介護者及び家族の方が住みなれた地域で豊かな生活が送れるように、新年度以降の介護保険運営に期待をして、議案第16号 平成24年度つくば市介護保険事業特別会計予算についての発言といたします。 ○議長(飯岡宏之君) これをもって討論を終結いたします。  これより議案第16号 平成24年度つくば市介護保険事業特別会計予算を起立により採決いたします。  議案第16号は、文教福祉常任委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 多 数〕 ○議長(飯岡宏之君) 起立多数、よって、議案第16号は文教福祉常任委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(飯岡宏之君) 次に、議案第17号の討論を行います。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより議案第17号 平成24年度つくば市病院事業会計予算を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第17号は、文教福祉常任委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、議案第17号は文教福祉常任委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(飯岡宏之君) 次に、議案第18号の討論に入ります。  議案第18号に対する反対討論の発言を許します。  6番議員田中サトエ君。                   〔6番 田中サトエ君登壇〕 ◆6番(田中サトエ君) 6番日本共産党田中サトエです。  議案第18号 平成24年度つくば市水道事業会計予算について、反対討論を行います。  水道事業は、市民福祉の事業であり、安心して飲める水を安く供給することが求められます。つくば市の水道基本料金は、口径20ミリの場合、20立方メートルまで2カ月当たり2,940円です。使っても、使わなくても、2,940円かかりますから、学生やひとり暮らしには負担となっています。  基本料金以内の利用家庭を調べてみますと、13ミリ口径の場合には64%が基本料金以内です。20ミリの口径の場合は35%となっています。水道料金は20立方メートルまでは基本料金ですが、下水道料金は使用水量に応じて上がっていくので、家計をやりくりするためには、基本料金内であっても節水を余儀なくされるというジレンマが生じています。20立方メートル使うと、上下水道合わせて6,195円、2カ月当たりとなり、生活困窮者にとっては大きな負担です。  また、節水型の暮らしが進んでいる状況ですから、大規模な水源開発は不要です。八ッ場ダムなどの大型開発は中止して、県の水道料金を値下げすべきです。  基本料金の見直しと料金引き下げを求めて、この予算に反対いたします。 ○議長(飯岡宏之君) 賛成討論を許します。  2番議員山本美和君。                   〔2番 山本美和君登壇〕 ◆2番(山本美和君) 議案第18号について、賛成の立場で討論を行います。  平成24年度つくば市水道事業会計予算は、主要施設の改良、更新に重点を置いた事業や、有収率向上に向けた配水管の更新など、必要最低限の事業が盛り込まれております。  年々厳しさを増している水道事業会計ですが、これらの経営状況を踏まえ、昨年に引き続き企業債を低利に借りかえるための予算を盛り込むなど、経営の健全化を図る努力が見られる予算編成がなされていると思います。  さらに、事業の合理化を行うとともに、設備投資の効果を十分見きわめながら、普及率、有収率の向上を図っていただき、早急に経営改善への策を講じることを強く要望し、議案第18号 平成24年度つくば市水道事業会計予算に対して賛成といたします。 ○議長(飯岡宏之君) これをもって討論を終結いたします。  これより議案第18号 平成24年度つくば市水道事業会計予算を起立により採決いたします。  議案第18号は、都市建設常任委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 多 数〕 ○議長(飯岡宏之君) 起立多数、よって、議案第18号は都市建設常任委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(飯岡宏之君) 次に、議案第19号の討論に入ります。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより議案第19号 つくば市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  お諮りいたします。  議案第19号は、総務常任委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、議案第19号は総務常任委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(飯岡宏之君) 次に、議案第20号の討論に入ります。  議案第20号に対する反対討論の発言を許します。  6番議員田中サトエ君。                   〔6番 田中サトエ君登壇〕 ◆6番(田中サトエ君) 6番日本共産党田中サトエです。  議案第20号 つくば市税条例の一部を改正する条例について、反対討論を行います。  政府は、震災復興基本方針で復興に必要な財源を当面5年間で19兆円、10年間で23兆円と見積もりました。その財源の一部として、住民税の均等割を年1,000円値上げすることが盛り込まれています。  日本共産党は国会において、低所得者や被災者にまで負担を求めることは許されないと反対しました。大企業、大資産家への減税を見直して復興財源をつくるべきと考え、この議案に反対いたします。 ○議長(飯岡宏之君) 賛成討論を許します。  24番議員須藤光明君。                   〔24番 須藤光明君登壇〕 ◆24番(須藤光明君) 24番つくば市民政策研究会の須藤光明でございます。  議案第20号 つくば市税条例の一部を改正する条例につきまして、賛成の立場から討論いたします。  我が国は、人口減少と高齢化の同時進行、グローバル化の急速な進展、資源制約の問題、気候変動を初めとする環境問題など、内外の経済、社会構造の激しい変化に直面し、さまざまな問題を抱えております。また、現下の経済動向を見ると、景気は足踏み状態にあり、失業率が高水準にあるなど厳しい状況にあります。このような中で、我が国財政は、少子高齢化の進行による社会保障費関係の増大、たび重なる減税と景気低迷に伴う税収減などが相まって厳しい状態にあり、税収力の回復が喫緊の課題となっております。  また、今回の東日本大震災においては、多くの方々が被災し、多くの都市基盤が破壊されました。被災した都市基盤を復旧し、被災者の皆さんの生活をもとどおりに復興するためには、多くの施策を実施する必要があります。その財源確保が必要不可欠でございます。  このような我が国の状況は、つくば市でも例外ではありません。  したがって、国民はもちろんのこと、つくば市民の安心・安全な生活を維持するために必要な改正であることから、この議案に賛成するものです。 ○議長(飯岡宏之君) これをもって討論を終結いたします。  これより議案第20号 つくば市税条例の一部を改正する条例についてを起立により採決いたします。  議案第20号は、総務常任委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 多 数〕 ○議長(飯岡宏之君) 起立多数、よって、議案第20号は総務常任委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(飯岡宏之君) 次に、議案第21号及び議案第22号の討論を、つくば市議会先例集第7章第1節176により一括して行います。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより議案第21号 つくば市危険物規制事務手数料条例の一部を改正する条例について及び議案第22号 つくば市東日本大震災に伴い被災した住宅の復旧に要する資金の利子補給に関する条例の一部を改正する条例についてを、つくば市議会先例集第7章第2節181により一括して採決いたします。  お諮りいたします。  議案第21号及び議案第22号は、総務、文教福祉常任委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、議案第21号及び議案第22号は総務、文教福祉常任委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(飯岡宏之君) 次に、議案第23号の討論に入ります。  議案第23号に対する反対討論の発言を許します。  12番議員橋本佳子君。                   〔12番 橋本佳子君登壇〕 ◆12番(橋本佳子君) 12番日本共産党橋本佳子より、議案第23号 介護保険条例の一部を改正する条例について、反対の立場で討論をいたします。  今回の改正は、保険料の値上げをするためのものです。4段階の特例をつくり負担感を軽減したようですが、低所得者については年間4,400円もの値上げです。市内5,000人強の人が該当いたします。年収200万円から500万円の人は、一くくりで1万3,100円の値上げになり、200万円に近い人たちからは不満の声が出ています。  しかも、年金が引き下げられ、後期高齢者医療制度の保険料も上がります。介護保険事業の見直しについても、ヘルパー派遣が60分から45分に短縮される問題や、要支援1、2の人が介護保険から外されるのではないかと指摘をされています。  高齢者の暮らしを追い詰め、老後の不安を招くこの提案には反対をいたします。 ○議長(飯岡宏之君) 賛成討論を許します。  17番議員吉葉 茂君。                   〔17番 吉葉 茂君登壇〕 ◆17番(吉葉茂君) 議案第23号 つくば市介護保険条例の一部を改正する条例につきまして、賛成の立場から討論をさせていただきます。  高齢化の進行、要介護者の増加により、介護費用が年々増加している状況の中で、介護保険計画の見直し時期を迎え、被保険者の負担増抑制に配慮し、介護給付費準備基金の取り崩しを見込み、算定した結果が今回提案している保険料の一部改正であります。  保険料の見直しに当たり、被保険者に一定の適正な負担増はやむを得ないと考えております。  県内44市町村全部で保険料は上昇する見込みでありますが、県内の伸び率の平均は22.2%の中、つくば市の伸び率は下位から9番目であり、保険料の額を見ても、前回は上から5番目だったものが、今回9位に下がっております。
     また、財政安定化基金の活用は、現在のつくば市介護保険財政の状況では該当しません。  介護給付費準備基金を全額取り崩しても、わずか87円しか下がらず、基金を全部取り崩すことは、いざというときの備えがなくなり、財政運営上、極めて困難であると考えます。  したがって、介護保険条例の一部を改正する条例は、介護保険財政の安定的運営のために必要な予算措置であり、改正後の適正な介護保険事業の執行に努めることをお願いいたしまして、賛成討論といたします。 ○議長(飯岡宏之君) 反対討論を許します。  7番議員五十嵐立青君。                   〔7番 五十嵐立青君登壇〕 ◆7番(五十嵐立青君) 反対の立場から討論いたします。  議場でも繰り返し申し上げていますが、私は決して値上げに絶対に反対の立場ではありません。しかしながら、市民に新しい負担を求める際には、厳格な説明責任が果たされる必要があると考えております。  これは国保のときも同じようなことを申し上げたのですが、新しい負担増を求める際には、一体それが、その先に、どのようなロードマップにおいて位置づけられるのかということを明確にする必要があります。例えば今回の委員会でも、介護予防に力を入れた事業を行っていくというような議論があったようでありますが、予防に力を入れるというのは、介護保険の文脈では、これまで常に語られてきたものであります。大切なことは、ゴールをどこに設定して、いつに設定をして、そして、具体的な政策パッケージとしてどのようなものがあって、それによって、介護度がどのように変化して、財政負担は、それによってどう変化をしていくか。それでも足りない分を、今、値上げをどうしてもする必要があるから、この金額だけするのだと。そのような説明がされるのが、本来のプロジェクトマネジメントのイロハでありますし、行政経営あるいはガバナンスにおいても必須なものであると考えております。  そういった意味から、私は、今回の値上げには反対をし、同時に、今後同様な値上げにおいても、そういうことをする際には、明確なビジョン、そして、ロードマップを示し、具体的な政策パッケージをつくっていく、そのようなことを強く求めまして反対といたします。 ○議長(飯岡宏之君) 賛成討論を許します。  5番議員松岡嘉一君。                   〔5番 松岡嘉一君登壇〕 ◆5番(松岡嘉一君) 議案第23号 つくば市介護保険条例の一部を改正する条例につきまして、賛成の立場から討論させていただきます。  先ほど吉葉議員の討論と同じようです。したがって、介護保険条例の一部を改正する条例は、介護保険財政の安定的運営のために必要な予算措置であり、改正後の適正な介護保険事業の執行に努めることをお願いし、賛成討論といたします。 ○議長(飯岡宏之君) これをもって討論を終結いたします。  これより議案第23号 つくば市介護保険条例の一部を改正する条例についてを起立により採決いたします。  議案第23号は、文教福祉常任委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 多 数〕 ○議長(飯岡宏之君) 起立多数、よって、議案第23号は文教福祉常任委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(飯岡宏之君) 次に、議案第24号から議案第30号までの討論を、つくば市議会先例集第7章第1節176により一括して行います。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより議案第24号 つくば市産業活性化促進条例の一部を改正する条例についてから議案第30号 つくば市復興まちづくり基金条例についてまでを、つくば市議会先例集第7章第2節181により一括して採決いたします。  お諮りいたします。  議案第24号から議案第30号までは、総務、文教福祉、環境経済、都市建設常任委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、議案第24号から議案第30号までは総務、文教福祉、環境経済、都市建設常任委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(飯岡宏之君) 次に、議案第31号の討論に入ります。  議案第31号に対する反対討論の発言を許します。  9番議員永井悦子君。                   〔9番 永井悦子君登壇〕 ◆9番(永井悦子君) つくば市民ネットワーク永井悦子より、議案第31号 環境都市推進基金条例に、反対の立場で討論します。  風車設置には多額の税金が使われました。しかし、市民の財産としては一切残らない上、今後の撤去費用も予想できない状況です。今回の環境都市推進基金は、風車事業に関する2件の訴訟による賠償金などを財源とします。しかし、この賠償金は、むだになった市民の税金の一部が賠償されたに過ぎず、損害は確実に生じているのです。こうなった原因を市民に説明することなく、事業の失敗で得た賠償金を基金の財源とすることは、市民に対して失態を取り繕うことにほかならないと考えます。  議会は、風車事業執行に関して、予算、風車の選定、工事入札など、各段階で慎重に審議し、監視を行うという本来の役割を果たしていたか深く反省し、今後の教訓を導き出す必要があります。  そして、市長は、最高裁の判決を真摯に受けとめ、まずは風車事業の計画から事業執行の過程を精査し、総括し、教訓を導き出し、市民へ説明責任を果たし、今後の施政方針に生かしていくべきと考え、環境都市推進基金条例に反対いたします。 ○議長(飯岡宏之君) 賛成討論を許します。  14番議員古山和一君。                   〔14番 古山和一君登壇〕 ◆14番(古山和一君) つくば市民政策研究会の古山でございます。  議案第31号 つくば市環境都市推進基金条例につきまして、賛成の立場から討論をいたします。  つくば市では、地球温暖化問題への取り組みを実践し、低炭素な都市づくりを推進していくため、つくば環境スタイルが提唱されております。  つくば環境スタイルは、市民、事業者、研究機関、行政等が協働して、2030年までに市民1人当たりのCO2排出量を50%削減という高い目標を掲げ、そのための施策も数多く展開をいたしております。このことは、本市の新たな地域活性化を図るものとしても、大変有効で評価できるものと思っております。  特に昨年の原発事故発生以来、エネルギーの問題は大変深刻になっております。市民生活の安定的な維持を望む上からも、一刻も早い再生可能エネルギーの開発と、その普及を進めることが重要と考えております。そのためにも、市内の各家庭での太陽光発電を初め、電気自動車の普及といった具現可能な省エネルギーへの取り組みを推進していただきたいと思っております。  お聞きするところでは、現在の補助金は、わずか2カ月足らずで底をつくといいますか、枠が埋まってしまうということのようでございます。一定の基金確保ができることにより、さらに施策展開を進め、目指す取り組みがより円滑に図られるものと考えております。このことから、基金の設置は、こうした低炭素な環境都市づくりに向けた施策推進を図る上からも、その財源確保の手だてとして欠かせないものと考えております。  したがいまして、基金の設置により、再生可能エネルギーの普及など、市内での低炭素化を一層推進していただくことを強く要望いたしまして、私の賛成の討論といたします。 ○議長(飯岡宏之君) 反対討論を許します。  7番議員五十嵐立青君。                   〔7番 五十嵐立青君登壇〕 ◆7番(五十嵐立青君) 反対の立場から討論いたします。  永井議員の討論で、ほぼ言い尽くされていると思いますが、私自身も、基金をつくること自体は本来喜ばしいことだったと思っております。しかしながら、やはり失敗した事業、そこで、いってみれば負けた裁判のお金を使って、その総括がされないまま、そのお金を1.1億円も組み入れて基金をつくっていくというのでは、やはりお金に当然色はありませんが、その出自として認めることはできない事業であると考えております。  一刻も早く本事業の総括をし、議会も反省するところは反省し、市長は説明責任を果たし、その上で、このつくばのすばらしい環境課の、あるいは環境関係の職員の皆様が、気持ちよく仕事をし、市民と協働のもと環境都市を推進していけることを願いまして、反対討論といたします。 ○議長(飯岡宏之君) 賛成討論を許します。  27番議員鈴木富士雄君。                   〔27番 鈴木富士雄君登壇〕 ◆27番(鈴木富士雄君) 27番議員つくばクラブの鈴木富士雄より、議案第31号 つくば市環境都市推進基金条例について、賛成の立場から討論いたします。  つくば市は、環境問題に対応した低炭素な環境都市づくりを推進するために、環境都市推進基金条例を設置するものであります。これまでは、市内の低炭素化を進めるための基金はありませんでした。家庭の太陽光発電と燃料電池普及促進のための補助金は、十分な補助が行われておりませんでした。この基金を設置することにより、太陽光発電や燃料電池の補助に加え、太陽熱利用空調システム、住宅用エネルギー管理システムなどを設置するとき、または、電気自動車を購入するときに補助するものであります。このことにより、市内低炭素化が加速され、二酸化炭素排出削減に貢献することができます。  そして、さらに、この基金に、クリーンセンターの売電の収入の一部が継続的に充てられることになります。原資が尽きることなく、補助以外の施策の展開も期待できます。新たな環境都市の取り組みであり、大いに評価されるものであります。  賛成討論といたします。 ○議長(飯岡宏之君) これをもって討論を終結いたします。  これより議案第31号 つくば市環境都市推進基金条例についてを起立により採決いたします。  議案第31号は、環境経済常任委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 多 数〕 ○議長(飯岡宏之君) 起立多数、よって、議案第31号は環境経済常任委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(飯岡宏之君) 次に、議案第32号から議案第38号までの討論を、つくば市議会先例集第7章第1節176により一括して行います。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより議案第32号 つくば市墓地等の経営の許可等に関する条例についてから議案第38号 つくば市建築関係手数料条例の一部を改正する条例についてまでを、つくば市議会先例集第7章第2節181により一括して採決いたします。  お諮りいたします。  議案第32号から議案第38号までは、環境経済、都市建設常任委員長の報告のとおり可決することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、議案第32号から議案第38号までは環境経済、都市建設常任委員長の報告のとおり可決することに決定いたしました。  暫時休憩いたします。                     午後零時19分休憩             ──────────────────────────                     午後1時36分再開 ○議長(飯岡宏之君) 休憩前に引き続き再開いたします。        ──────────────────────────────────── ○議長(飯岡宏之君) 次に、請願23第16号の討論に入ります。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより請願23第16号 東海第二原子力発電所の再稼働を認めず、廃炉を求める意見書提出する請願書を採決いたします。  請願23第16号は、環境経済常任委員長の報告のとおり採択することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、請願23第16号は環境経済常任委員長の報告のとおり採択とすることに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(飯岡宏之君) 次に、請願23第18号の討論に入ります。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより請願23第18号 「東海第2原発の廃炉を求める意見書」採択を求める請願書を採決いたします。  請願23第18号は、環境経済常任委員長の報告のとおり採択することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、請願23第18号は環境経済常任委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(飯岡宏之君) 次に、請願24第3号の討論に入ります。  文教福祉常任委員長報告が不採択のため、討論は請願24第3号の原案に対し、最初に賛成の討論を行い、次に反対の討論を行います。  請願24第3号に対する賛成討論の発言を許します。  6番議員田中サトエ君。                   〔6番 田中サトエ君登壇〕 ◆6番(田中サトエ君) 6番日本共産党田中サトエです。  請願24第3号 介護保険料引き上げをやめる請願に賛成する立場で討論します。
     介護保険制度は、高齢化が進む中で家族の介護負担を軽減する目的で導入されました。しかし、保険料が高い、介護認定が厳しい、保険料以外に利用料がかかるなどの問題が指摘されています。そういう中で、3月議会に保険料の値上げ条例が提出されたことについて、高齢者は怒っています。現在の保険料の基準年額4万9,500円を5万8,200円へと8,700円もの大幅アップは許せません。  請願は、当面の打開策として、1、財政安定化基金の国と県分の取り崩しと市町村への支給を要求すること。2、介護給付費準備基金の全額取り崩しと一般会計からの繰り入れの増額をすること。これらの措置により、介護保険料の引き上げの条例改正を行わないことを求めています。  現在の65歳以上の高齢者は、戦争で荒廃した国土を復興させた世代です。子供を育てることが精いっぱいで蓄えのない人が多い世代です。介護が必要になったときは、だれにも遠慮なく手厚い介護が受けられるようにするべきではないでしょうか。  抜本的な改善を目指し、保険料の引き上げをやめることを求める請願に賛成いたします。 ○議長(飯岡宏之君) 反対討論を許します。  21番議員柳沢逸夫君。                   〔21番 柳沢逸夫君登壇〕 ◆21番(柳沢逸夫君) 請願24第3号 介護保険料引き上げをやめる請願につきまして、反対の立場から討論させていただきます。  高齢化の進行、要介護者の増加により、介護費用が年々増加している状況の中で、介護保険計画の見直し時期を迎え、被保険者の負担増抑制に配慮し、介護給付費準備基金の取り崩しを見込み、算定した結果が今回提案している保険料の一部改正であります。  保険料の見直しに当たり、被保険者に一定の適正な負担増はやむを得ないと考えております。  県内44市町村全部で保険料は上昇する見込みでありますが、県内伸び率の平均は22.2%の中、つくば市の伸び率は下位から9番目であり、保険の額で見ても、前回は上から5位だったものが、今回9位に下がっております。  また、請願にあるように財政安定化基金の活用は、現在のつくば市介護保険財政の状況では該当しません。  介護給付費準備基金を全額取り崩しても、わずか87円しか下がらず、基金全部を取り崩すことは、いざというときの備えがなくなり、財政運営上、極めて困難であると考えます。  したがって、今回の介護保険料引き上げをやめる請願につきまして、介護保険財政の安定的運営のためには、今後、介護保険料の引き上げが必要と考えますので、反対討論とさせていただきます。 ○議長(飯岡宏之君) これをもって討論を終結いたします。  これより請願24第3号 介護保険料引き上げをやめる請願を採決いたします。  請願24第3号に対する報告は不採択でありますので、つくば市議会先例集第7章第2節の182により、請願24第3号の原案に対してお諮りいたします。  なお、採決の方法は起立により行います。  請願24第3号を採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 少 数〕 ○議長(飯岡宏之君) 起立少数、よって、請願24第3号は不採択と決定いたしました。        ──────────────────────────────────── ○議長(飯岡宏之君) 次に、請願24第5号の討論に入ります。  討論通告者はありません。よって、これにて討論を終結いたします。  これより請願24第5号 「容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書」の採択を求める請願を採決いたします。  請願24第5号は、環境経済委員長の報告のとおり採択することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、請願24第5号は環境経済常任委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △議案第39号 つくば市長等の給料の特例に関する条例について ○議長(飯岡宏之君) 日程第6、議案第39号 つくば市長等の給料の特例に関する条例についてを議題といたします。  提案者より、提案理由の説明を求めます。  市原市長。                   〔市長 市原健一君登壇〕 ◎市長(市原健一君) 今定例会に追加いたしました議案1件につきまして、ご説明を申し上げます。  議案第39号 つくば市長等の給料の特例に関する条例については、小型風力発電機設置事業に係る訴訟の結果を真摯に受けとめ、道義的な意を表するため、平成24年4月1日から平成24年6月30日までの3カ月間、給料の10%を減額するものであります。  以上、提案理由のご説明を申し上げましたが、お手元の議案書等によりご審議の上、議決を賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(飯岡宏之君) これより議案第39号 つくば市長等の給料の特例に関する条例についてに対する質疑に入ります。  通告制ではありません。順次質疑発言を許します。  16番議員小野泰宏君。                   〔16番 小野泰宏君登壇〕 ◆16番(小野泰宏君) ただいま議案第39号につきまして、提案理由を市長から伺いました。小型風力発電に関する一連の訴訟が終結したことに伴い、道義的な意を表し、今回改めて給与のカットの条例を提案になったことは、この風車事業の内容や経緯を検証し、総括を行った結果であるとも考えます。  そこで伺いますが、この条例案の提案に至った事業の総括と市民への公表については、どのように考えていらっしゃるのか、その点について伺いたいと思います。 ○議長(飯岡宏之君) 市原市長。                   〔市長 市原健一君登壇〕 ◎市長(市原健一君) 風車事業の総括ということでございますが、私はこれまで、この風車問題に関しては、機会あるごとに説明等をしてきたところでございます。このたび最終的な司法の判断が示されたということで、市としても、この判決を真摯に受けとめ、今後の事務執行については、このような事態が二度と発生しないように、より適切に対応していく所存でございます。  この風車事業は、私の就任前、前市長の時代に計画されたわけでありまして、平成16年4月に環境省のモデル事業に応募をし、採択されたわけであります。そして、平成16年9月議会において、関係予算の議決を受け、早稲田大学に対し基本計画等の作成業務を委託し、事業が進められたわけでございます。私は、平成16年11月末に市長に就任し、その後、この事業を引き継いだわけでありますが、機種などの計画は、おおむね決定をされていた状況にございます。しかし、この事業がスタートした後、残念ながら、計画で予定していた発電量が得られず、事業は当初の目的を達成することができませんでした。その後、この二つの訴訟となったわけでございます。司法の場において、事業の評価や責任について総括がされてきたわけであります。  一つの訴訟、早稲田大学との裁判においては、同大学が市に行うべき説明義務などを怠っていたことを認定し、市に対する損害賠償を命じられたわけであります。しかし、第一審と第二審で双方の過失割合が逆転いたしまして、市の過失割合が7割となったわけであります。その主な理由といたしましては、市内の小中学校設置の風力発電機の設備利用率20%を前提とする現実にそぐわない本件事業を上げて、環境省のモデル事業に応募したということなどでございます。  さらに、もう一方の訴訟は、この事業の補助金の不正受給や工事発注に伴い、官製談合があったと主張されまして、私個人や元助役などに対し、風車設置費用について損害賠償請求を求める住民訴訟でございます。裁判所の判決においては、補助金の不正受給や官製談合の事実等は否定されたわけでありますが、市は、もともと関与させる必要のない本件落札業者らを本件工事に携わらせ、市に不必要な負担額を発生させたと推認し、小野寺元助役や当時の担当室長に対し損害賠償請求をせよとの判決が出されたわけであります。しかし、一方で、裁判所は、私個人に対しては賠償責任については理由がないとし、明確に否定されたところでございます。  以上の裁判所の判断を踏まえ、私は、元助役及び当時の担当室長に賠償請求をいたしまして、関係職員の処分を行いました。  なお、既に当事者からは賠償金を全額納入されております。  なお、早稲田との訴訟において市の過失が大であるとされた小中学校への風車設置計画の策定責任者であります前市長から、私が、この事業を引き継いだわけであります。その過程の中で、この引き継ぎ等が不十分なまま事業が進められた等のことを反省しているところでございます。これら問題とされた計画策定や事業執行のあり方については、計画を策定するに当たっては、専門的な知見を有する複数の専門家の意見を聴取することとするなど、より適正な進行管理が必要であり、それらができるよう随時見直しを進めているところでございます。  また、入札制度についても、判決や議決の決議の趣旨を踏まえて、一般競争入札対象金額などの見直しを行い、効果などについて検証中でございます。今後、一般競争入札のさらなる導入や第三者監視機関による監視機能の充実などによりまして、公平公正で、より適切な入札制度の確立を図ってまいりたいと考えております。  一方、風車設置工事の落札業者に対しては、今回の判決に基づく損害賠償は、今回の判決文からすると損害賠償を求めることは困難であると判断をいたしました。しかしながら、判決の趣旨を重く受けとめ、落札業者に対し厳重に注意をするとともに、建設関係団体に対しても、コンプライアンスの徹底を伝え、指導したところでございます。  以上のことを踏まえ、私は、つくば市を代表する者として、本事業の実施に関し、市民の皆様に対し多大なご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げますとともに、みずからの道義上の責任といたしまして、給料の減額を行うものであります。  また、本事業の総括については、できる限り早い時期に「広報つくば」の紙上等において、市民の皆様等に総括についてお伝えをしていきたいと考えております。 ○議長(飯岡宏之君) よろしいですか。  ほかにありますか。  9番議員永井悦子君。                   〔9番 永井悦子君登壇〕 ◆9番(永井悦子君) つくば市民ネットワーク永井悦子より、質疑いたします。  この条例によって、総額幾らの減額がされるのか教えていただきたいと思います。 ○議長(飯岡宏之君) 飯島総務部長。                  〔総務部長 飯島 革君登壇〕 ◎総務部長(飯島革君) 総額についてお答えいたします。  3カ月分の総合計でございますが、市長については27万8,100円、細田副市長については22万8,600円となります。 ○議長(飯岡宏之君) これにて質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第39号は、つくば市議会会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、議案第39号は委員会への付託を省略することに決定いたしました。  これより議案第39号に対する討論に入ります。  通告制ではありません。まず、反対討論の発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) 賛成討論はありませんか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ないようですので、これをもって討論を終結いたします。  こより議案第39号を採決いたします。  議案第39号は原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、議案第39号は原案のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △議案第40号 つくば市固定資産評価審査委員会委員の選任について △議案第41号 つくば市固定資産評価審査委員会委員の選任について ○議長(飯岡宏之君) 日程第7、議案第40号 つくば市固定資産評価審査委員会委員の選任について、議案第41号 つくば市固定資産評価審査委員会委員の選任についての2件を、つくば市議会会議規則第36条の規定により一括して議題といたします。  提案者より、提案理由の説明を求めます。  市原市長。                   〔市長 市原健一君登壇〕 ◎市長(市原健一君) 今定例会に追加提出いたしました議案2件について、ご説明を申し上げます。  議案第40号及び議案第41号 つくば市固定資産評価審査委員会委員の選任については、委員9名のうち、2名の方が、平成24年4月21日をもって任期満了になることに伴い、牧内京子氏及び東郷良雄氏を再任することについて、地方税法第423条第3項の規定により同意を求めるものであります。  ご同意賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(飯岡宏之君) 人事案件でございますので、つくば市議会先例集第5章第6節107及び第7章第1節175により、質疑、委員会付託及び討論を省略いたします。  これより採決に入りますが、採決は議案ごとに行います。  初めに、議案第40号を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第40号に同意することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、議案第40号は原案のとおり同意することに決定いたしました。
     次に、議案第41号を採決いたします。  議案第41号に同意することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、議案第41号は原案のとおり同意することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △議案第42号 つくば市オンブズマンの任命について △議案第43号 つくば市オンブズマンの任命について ○議長(飯岡宏之君) 日程第8、議案第42号 つくば市オンブズマンの任命について、議案第43号 つくば市オンブズマンの任命についての2件を、つくば市議会会議規則第36条の規定により一括して議題といたします。  提案者より、提案理由の説明を求めます。  市原市長。                   〔市長 市原健一君登壇〕 ◎市長(市原健一君) 今定例会に追加提出いたしました議案2件について、ご説明を申し上げます。  議案第42号及び議案第43号 つくば市オンブズマンの任命については、委員2名の方が、平成24年3月31日をもって任期満了になることに伴い、出口正義氏及び松沼和弘氏を再任することについて、つくば市オンブズマン条例第5条第2項の規定により同意を求めるものであります。  ご同意賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(飯岡宏之君) 人事案件でございますので、つくば市議会先例集第5章第6節107及び第7章第1節175により、質疑、委員会付託及び討論を省略いたします。  これより採決に入りますが、採決は議案ごとに行います。  初めに、議案第42号を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第42号に同意することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、議案第42号は原案のとおり同意することに決定いたしました。  次に、議案第43号を採決いたします。  議案第43号に同意することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、議案第43号は原案のとおり同意することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △議案第44号 作岡財産区管理委員の選任について ○議長(飯岡宏之君) 日程第9、議案第44号 作岡財産区管理委員の選任についてを議題といたします。  提案者より、提案理由の説明を求めます。  市原市長。                   〔市長 市原健一君登壇〕 ◎市長(市原健一君) 今定例会に追加提出いたしました議案1件について、ご説明申し上げます。  議案第44号 作岡財産区管理委員の選任については、委員7名のうち、1名の方が、平成24年3月23日をもって任期満了になることに伴い、飯塚和男氏を再任することについて、作岡財産区管理会条例第3条の規定により同意を求めるものであります。  ご同意賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(飯岡宏之君) 人事案件でございますので、つくば市議会先例集第5章第6節107及び第7章第1節175により、質疑、委員会付託及び討論を省略いたします。  これより議案第44号を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第44号に同意することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、議案第44号は原案のとおり同意することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △選挙第1号 つくば市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙 ○議長(飯岡宏之君) 日程第10、選挙第1号 つくば市選挙管理委員会委員及び同補充員の選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項並びにつくば市議会先例集第4章第2節78の規定に基づき、指名推選により行いたいと思います。これにご異議ありませんか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選とすることに決定いたしました。  続いて、お諮りいたします。  指名については、議長において指名することにしたいと思います。これにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。  つくば市選挙管理委員会委員には、鈴木守夫君、黒澤武宣君、軽部喜夫君、武井 博君、以上4名の方を、同補充員には、横嶋幸男君、南里宣之君、中野守衛君、大和田幹夫君、以上4名の方をそれぞれ指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま議長において指名いたしました方を、つくば市選挙管理委員会委員及び同補充員の当選人と決定することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました方が、つくば市選挙管理委員会委員及び同補充員に当選されました。  次に、補充員の補充の順序につきましては、ただいま指名いたしました順序のとおり、第1順位横嶋幸男君、第2順位南里宣之君、第3順位中野守衛君、第4位順位大和田幹夫君としたいと思います。これにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、補充員の補充の順序は、そのように決定いたしました。  なお、つくば市選挙管理委員会委員及び同補充員の当選人に対しましては、つくば市議会会議規則第32条第2項の規定に基づき、議長から通知いたします。        ──────────────────────────────────── △意見書案第1号 東海第二原子力発電所の廃炉を求める意見書 ○議長(飯岡宏之君) 日程第11、意見書案第1号 東海第二原子力発電所の廃炉を求める意見書を議題といたします。  提案者より、提案理由の説明を求めます。  11番議員大久保勝弘君。                   〔11番 大久保勝弘君登壇〕 ◎11番(大久保勝弘君) 意見書案第1号 東海第二原子力発電所の廃炉を求める意見書の提案理由を申し上げます。  お手元に配付いたしております意見書(案)の朗読をもって提案理由とさせていただきます。            東海第二原子力発電所の廃炉を求める意見書(案)  福島第一原子力発電所の事故は、避難住民を初め農漁業など多方面に甚大な被害を及ぼし、原発の危険性を国民の前に明らかにしました。原発で過酷事故は起きないという安全神話は崩れました。  東海村にある東海第二原子力発電所では、3月11日の東北地方太平洋沖地震により、原子炉が自動停止しました。その後2日間、外部からの電源を失い、非常用ディーゼル発電機3台のうち1台は津波の影響で動きませんでした。6.1メートルの防護壁に5.4メートルの津波が押し寄せたのです。もし、津波があと少し高かったら、電源すべて失い、福島第一原子力発電所と同じような深刻な事態になるところでした。  福島第一原子力発電所から半径20キロ圏内は警戒区域とされ、住民は避難生活を余儀なくされています。東海第二原子力発電所から20キロ圏内には福島の10倍の71万人が暮らしており、国内一の人口密集地です。茨城県庁も、この中に含まれております。  東海第二原子力発電所は運転開始から32年が経過し、老朽化によるトラブルも頻繁に起きております。  以上を踏まえて、下記の事項について強く求めます。  5点ございます。  まず、1点目であります。東海第二原子力発電所の定期点検中の調整運転の自粛を事業者に求めること。  2点目であります。住民合意のないままに東海第二原子力発電所の再稼働を認めないこと。  3点目であります。東海第二原子力発電所の廃炉を国と事業者に求めること。  4点目です。廃炉に伴う事業所、周辺自治体、周辺経済などへの影響に十分配慮すること。  5点目です。茨城県の原子力災害対策を見直し、30キロ圏内100万人県民の安全対策や避難計画、また新たな50キロ圏内を策定すること。  以上、地方自治法第99条の規定により提出いたします。  平成24年3月15日                                        つくば市議会  提出先でございますが、お手元にございますように、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、経済産業大臣、環境大臣、茨城県知事であります。  以上をもちまして、提案理由とさせていただきます。ご審議の上、ご賛同賜りますようにお願い申し上げます。 ○議長(飯岡宏之君) これより質疑に入ります。  順次質疑発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  順次討論発言を許します。  まず、本意見書案に対する反対討論の発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) 賛成討論はありませんか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ないようですので、これをもって、討論を終結いたします。
     これより意見書案第1号を採決いたします。  本意見書案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、意見書案第1号は原案のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △意見書案第2号 容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書 ○議長(飯岡宏之君) 日程第12、意見書案第2号 容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書を議題といたします。  提案者より、提案理由の説明を求めます。  大久保勝弘環境経済常任委員長。               〔環境経済常任委員長 大久保勝弘君登壇〕 ◎環境経済常任委員長(大久保勝弘君) 意見書案第2号 容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための法律の制定を求める意見書の提案理由を申し上げます。  お手元に配付させていただきました意見書(案)の朗読をもって提案理由とさせていただきます。        容器包装リサイクル法を改正し、発生抑制と再使用を促進するための                法律の制定を求める意見書(案)  容器包装リサイクル法(容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律)は、1995年に容器包装ごみをリサイクルするために制定されました。その後、法附則第3条に基づいて、2006年に一部改正されたのですが、衆議院環境委員会で19項目、参議院環境委員会で11項目の附帯決議が採択されたことに示されるなど、多くの課題を抱えたままの成立となりました。  このため、ごみ排出量は高どまりのまま、環境によいリユース容器が激減し、リサイクルに適さない塩素系容器包装がいまだに使われている実態です。  根本的な問題は、自治体が税金で容器包装を分別収集しているため、リサイクルに必要な総費用のうち約9割が製品価格に内部化されていないことにあります。このため、容器包装を選択する事業者には、真剣に発生抑制や環境配慮設計に取り組もうとするインセンティブが働かず、ごみを減らそうとする努力をしている市民には、負担のあり方についての不公平感が高まっているのです。  今日、地球温暖化防止の観点からも、資源のむだ遣いによる環境負荷を減らすことが求められています。諸外国の先進的な取り組みでは、ホテル等での使い捨て用品の無償提供禁止やペットボトル入りの飲料水調達を禁止する自治体が登場しています。  我が国においても、一日も早く持続可能な社会へ転換するために、以下の事項について強く要望します。  3点ございます。  まず、1番目であります。容器包装リサイクル法の役割分担を見直し、分別収集、選別保管の費用を製品の価格に内部化する。  2点目、リデュース、リユースを促進するため、次のさまざまな制度を法制化する。  (1)でございます。レジ袋など使い捨て容器の無料配布を禁止し、リユース容器の普及を促す。  (2)であります。リサイクルできる分別収集袋やクリーニング袋等も、容器包装リサイクル法の対象に加える。  3点目でございます。製品プラスチックのリサイクルを進める仕組みを新たに法制度化する。  以上、地方自治法第99条の規定により提出をいたします。  平成24年3月15日                                        つくば市議会  提出先でございますけれども、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣府特命担当大臣、経済産業大臣、厚生労働大臣、環境大臣、農林水産大臣、財務大臣であります。  以上をもちまして、提案理由とさせていただきます。ご審議の上、ご賛同賜りますようにお願い申し上げます。 ○議長(飯岡宏之君) これより質疑に入ります。  順次質疑発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  順次討論発言を許します。  まず、本意見書案に対する反対討論の発言を許します。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) 賛成討論はありませんか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ないようですので、これをもって討論を終結いたします。  これより意見書案第2号を採決いたします。  本意見書案は、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ご異議なしと認めます。よって、意見書案第2号は原案のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △決議案第1号 風車事業の総括について市民への説明を求める決議 ○議長(飯岡宏之君) 日程第13、決議案第1号 風車事業の総括について市民への説明を求める決議を議題といたします。  提案者より、提案理由の説明を求めます。  9番議員永井悦子君。                   〔9番 永井悦子君登壇〕 ◎9番(永井悦子君) 決議案第1号 風車事業の総括について市民への説明を求める決議案の提案理由を説明いたします。  平成18年3月議会最終日、急遽提案されました早稲田大学を被告とする訴訟の提起に、私どもつくば市民ネットワークは唯一反対をいたしました。そもそも、風車事業の失敗が明白となり、コンサルタントであった早稲田大学を訴える前に、やるべきは、事業主体であるつくば市が執行状況を精査し、みずから原因を明らかにすべきと、そのとき考えたからです。その後も、一貫して市みずからの評価を求めてまいりました。  このたび、市長の総括が本会議場で発言されました。ただいまの市長が発言された事業総括にも増して、今後は、深い反省のもとに、責任を持って、より適正な事業執行を強く要望し、今後、市民への説明責任をしっかりと果たしていただきたいとして、本文の決議(案)を提案いたします。  案文の朗読は省略いたします。 ○議長(飯岡宏之君) これより質疑に入ります。  順次質疑発言を許します。  21番議員柳沢逸夫君。                   〔21番 柳沢逸夫君登壇〕 ◆21番(柳沢逸夫君) 決議案第1号につきまして、永井議員に確認をしたいと思います。  永井議員は、この決議を法的拘束力のある決議ととらえているのかお伺いをしたいと思います。 ○議長(飯岡宏之君) 9番議員永井悦子君。                   〔9番 永井悦子君登壇〕 ◎9番(永井悦子君) 自治法と、それから、会議規則にのっとった決議であるというふうに考えています。そこの中では、拘束は書かれておりませんよね。 ○議長(飯岡宏之君) 柳沢逸夫君。                   〔21番 柳沢逸夫君登壇〕 ◆21番(柳沢逸夫君) 拘束力はないというふうに思います。であるならば、さきの議案第39号で、同僚議員の質問に対しまして市長の方から、この件の総括を市報で市民に公表する旨の表明がございました。決議提出そのものが意味のない行為であると思いますが、ほかにも提出理由があるのかお伺いします。  また、この事業に関する責任は、市長だけでなくて議会にもあるというふうに思います。永井議員に、議会の責任はどのようにお考えになっているのかお伺いします。  この決議案の中で、住民訴訟の結果が出てから、改めて市民の皆様に市報等でご説明をするということを考えておりますと答弁されているということで、市報を通じて市民へ説明責任を果たすことを求めて決議しますということでありますので、よろしくお願いします。 ○議長(飯岡宏之君) 永井悦子君。                   〔9番 永井悦子君登壇〕 ◎9番(永井悦子君) ただいま市長が総括という形でされましたけれども、その内容は口頭で今聞いたわけです。これから、市報を通じて明文化されたものが出されると思うんです。その内容もまだわかりませんので、私は、しっかりと最後まで、それを行ってほしいということで決議を提案したいと思いました。  それから、あと……、ほかにということですか。                     〔発言する者あり〕 ◎9番(永井悦子君) 市報を通じて市民へ説明責任を果たすということに言及して、この決議案を出しております。           〔「議員の責任について言わなかっただろう」と呼ぶ者あり〕 ◎9番(永井悦子君) 議員の責任については、ここに述べましたように、非常に重要であると、そして、重い責任があると、これまで監視の役割をしっかり果たしてきたのかということをやっぱり反省しなきゃいけない。それを議会の中で今度は私たちの責任として検討し、どういった形で表明していくかを決めていくべきだと思います。 ○議長(飯岡宏之君) 柳沢逸夫君。                   〔21番 柳沢逸夫君登壇〕 ◆21番(柳沢逸夫君) ただいまの答えですと、こちらへ載っている市民へ説明責任を果たすことを求めて決議しますということじゃなくて、内容がということを重点にしたいというような発言とお聞きしましたが、それでよろしいんでしょうか。 ○議長(飯岡宏之君) 永井悦子君。                   〔9番 永井悦子君登壇〕 ◎9番(永井悦子君) 内容がしっかりと説明責任を果たしているかということを判断しなければならないというふうに思っているので、先ほどのような……。 ◆21番(柳沢逸夫君) 市報へ求めますと書いてあるんだよね。 ◎9番(永井悦子君) 説明責任を果たしていただきたいというように書いてあります。 ○議長(飯岡宏之君) ほかにございますか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  順次討論発言を許します。  まず、本決議案に対する反対討論の発言を許します。  21番議員柳沢逸夫君。                   〔21番 柳沢逸夫君登壇〕 ◆21番(柳沢逸夫君) 風車事業の総括について市民へ説明を求める決議案第1号について、反対の立場で討論させていただきます。  今回の決議は、市長に対し、風車裁判の結果と全容を広報紙で公表することを求める議会の機関意思決定行為であると思います。この決議が成り立つためには、市長において公表する意思がないという事実が存在することが前提となると思います。  しかしながら、市長は、さきの議案第39号で、同僚議員の質問に対し、総括を市報で市民に公表する旨を表明しております。よって、公表を求める行為自体が全く意味のないことであり、不必要な決議と言わざるを得ません。このような不必要な決議を行うことは、議会の決議の権威を著しく損なうことにつながることから、この決議案に反対いたします。 ○議長(飯岡宏之君) 賛成討論はありませんか。  30番議員塩田 尚君。
                      〔30番 塩田 尚君登壇〕 ◆30番(塩田尚君) 塩田 尚であります。  先ほど市長の方から、議員の質問に答える形で市報において説明責任を果たすという答弁がなされました。私は初めて聞いたわけであります。というのは、今回も、前回も聞きました。今回の私の一般質問の中で、いつ説明責任を果たすんですかというふうに市長に明確に私は質問いたしております。そのとき、既に記者会見等を通じて十二分に説明責任を果たしてきた、したがって、これ以上の説明責任は必要ないと思われるというふうに答弁をされております。したがって、私どもは、その時点では、当然、これ以上の説明責任する意思はなかったというふうに感じました。今回この決議が出て、なるほど、きちんとした説明責任を果たすことを求めるいい決議案だなと思った矢先に、先ほどの答弁が飛び出したわけでありますが、少なくとも先ほどの答弁を聞く以前までは、全くその意思がなかったというふうに私どもは認識をいたしております。  したがって、改めて決議をきちんと採択していただいて、それで、市長が先ほど質問に答える形で、議場で約束したように説明責任を果たしていただきたいというふうに思います。 ○議長(飯岡宏之君) 反対討論はありませんか。  24番議員須藤光明君。                   〔24番 須藤光明君登壇〕 ◆24番(須藤光明君) 24番つくば市民政策研究会の須藤光明でございます。  風車事業の総括について市民へ説明を求める決議案第1号に対しまして、反対の立場で討論をいたします。  今回の決議案では、市長に対し、市報を通じて市民へ説明することを求めております。しかし、この件につきましては、今回の定例会本会議におきます行政報告及び一般質問に対する答弁においても、市から既に説明を受けております。  また、もう一つの早稲田大学に対する損害賠償請求の訴訟結果につきましても、昨年の6月定例会の行政報告及び9月定例会の一般質問に対する答弁におきまして、既に説明を受けているところでございます。  さらに、これら二つの訴訟経過につきましては、一審、二審の結果が下されるたびに、市から議会に対しまして行政報告や一般質問の答弁で説明を受けているところでございます。このように、これまでも公開の場で説明され、議事録についても公表されるものであります。  また、市長は、記者クラブや記者会見を通じまして情報提供を行い、新聞各社に全容が掲載されたことは、広く市民に対しまして周知されているものと思います。さらに、先ほどの議会審議の中でも、市長みずから総括を広報紙で公表する旨を表明しておるところでございます。したがいまして、市長は、市民への説明責任を果たすために十分な対応をしているというふうに考えられます。  よって、本決議案に対しましては反対するものであります。 ○議長(飯岡宏之君) 賛成討論はありませんか。  7番議員五十嵐立青君。                   〔7番 五十嵐立青君登壇〕 ◆7番(五十嵐立青君) 賛成の立場から討論いたします。  やや議論が混乱をしているようなんですけれども、市長が今説明をされたことというのは、一般質問での答弁からは、塩田議員の今の討論にもありましたように、随分内容が変わっているわけです。記者会見をやっているからというお話がずっとあったわけです。それに対して、説明責任を、総括をきちっとした形でするべきだという内容の今決議が提出されています。時間軸というものをもう少し明確にしないと、議論はなかなか深まっていかないのではないかと私はそのように思っているわけです。  これから、総括についても、市長は一般質問での答弁の中では細かい言及まではしておりませんでしたが、市報に掲載をし、そして、さらに、さまざまなことを検証していくという答弁をされたわけです。でも、この決議が出されているのは、その答弁の前だったわけでありますし、市長が、それを今この段階で答弁をしたからといって、この決議が無効になるものでも何でもなくて、もし、そういうご意思をお持ちであるのであれば、なおさら、この決議をそのまま進めていただければいいだけの話でありますので、この議決を議会として粛々と決議をし、そして、市報の内容、そして、これからの市の総括の内容というものをしっかりと検証していくことが、責任のある議会として反省をしながら進めていくということが我々に今求められていることだと思いますので、そういった立場から賛成をいたします。 ○議長(飯岡宏之君) 反対討論はありませんか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) 賛成討論はありませんか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ないようですので、これをもって討論を終結いたします。  これより決議案第1号 風車事業の総括について市民への説明を求める決議を起立により採決いたします。  決議案第1号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 多 数〕 ○議長(飯岡宏之君) 起立多数、よって、決議案第1号は原案のとおり可決することに決定いたしました。        ──────────────────────────────────── △決議案第2号 つくば市長に対する問責決議 ○議長(飯岡宏之君) 日程第14、決議案第2号 つくば市長に対する問責決議を議題といたします。  提案者より、提案理由の説明を求めます。  30番議員塩田 尚君。                   〔30番 塩田 尚君登壇〕 ◎30番(塩田尚君) 塩田 尚より、提案理由の説明をいたします。  つくば市が平成21年9月に発行したつくば市における入札・契約、建設工事についてでありますが、の現状と改善の方向において、入札制度改善が市の重要な課題であることを示唆されております。  そのような背景のもと、つくば市議会でも入札制度改革に向けた動きが進んでまいりました。端緒となったのは平成22年3月に提出された決議案、一般競争入札への全面移行を求める決議であります。この際は賛成少数で否決されましたけれども、その後、内容を修正し同年6月に提出された条件付一般競争入札への全面移行を求める決議は賛成多数で可決されました。決議に盛り込まれた内容は、1、一般競争入札とする、2、つくば市に本社のある業者に参加資格を認める条件付一般競争入札を行う、3、細かいランク制を導入する、4、電子入札制度を徹底して入札事務の簡素化と迅速性を高める、5、公契約条例の制定に向け検討するの五つであります。同日つくば市議会では、入札制度調査特別委員会設置が可決され、入札制度改革について議論を進めていくことが確約されました。  入札制度調査特別委員会において5回にわたる協議と行政視察の中で、担当課と、実務レベルの課題、セーフティネットの確認、国、地方の経済状況と全面実施した場合の地場産業への影響等といった議題が出され議論が進みました。  そして、平成22年12月の委員会において条件付一般競争入札の全面導入が可決され、当時の今井 孝委員長より、議会においても報告がなされました。その内容は、今後、条件付一般競争入札における条件の設定に当たっては、地元企業の優遇、受注本数の制限、低入札価格調査制度、最低制限価格制度、ランク制などの検証を重ねながら、より効果的な条件のもと入札が実施されることを求める。全面実施の時期については、6カ月以内に条件付一般競争入札の全面実施ができるよう環境整備を進めることとの結論に至ったというものでありました。  この委員会の結論をもとに、入札制度改革の大きな前進が期待されたところでありますが、条件付一般競争入札導入の期限とされた平成23年6月議会において、市長より金額は1,500万円以上の入札案件とすることが示されました。この内容は議会での議決や入札制度調査特別委員会での決定内容をほとんど反映しないものであり、この内容のまま従来の指名競争入札が大部分において継続されれば、長きにわたって続く入札制度を温存することにほかなりません。一言で言えば、1,500万円以上の入札案件は件数ベースで2割程度しか満たしておりません。このような市長の対応を受け、議会は平成23年9月議会において、条件付一般競争入札導入を再度求める決議を可決いたしました。しかし、入札制度は、その後も変更されておりません。  2度にわたる議会での議決を受け入れることなく、実質的に従来の制度を温存する市原市長には、長年改革の必要が指摘されてきたつくば市の入札制度を公平、公正、透明なものへと改善していく姿勢が極めて希薄なのは非常に残念であります。市長が議会の議決の重さを認識し、議会がこれまで議決した形での制度改革を早期に実施することを求め、問責を決議するものであります。  以上、提案理由を説明させていただきました。 ○議長(飯岡宏之君) これより質疑に入ります。  順次質疑発言を許します。  19番議員安井 茂君。                   〔19番 安井 茂君登壇〕 ◆19番(安井茂君) 19番議員安井 茂。  びっくりした、前例のない大きな影響力のある事件と思いますので、提案者に対して質疑をいたします。  つくば市長に対する問責決議案は、平成22年6月に提出された条件付一般競争入札への前面移行を求める決議、これは一般競争での細かいランク制の導入、不良業者の排斥、品質の確保、年間つくば市の870件程度の入札契約数の事務執行上の問題等が懸念されております。その中で、昨年9月より、3,000万円から1,500万円の一般競争入札の対象金額の引き下げ、また、最低価格調査制度に失格価格を設けダンピングの防止などに努めているが、こういうことを全く評価しないのかどうか。  それから、この決議案は、最後の方ですけれども、市長が議会の議決の重さを認識し、議会がこれまで議決した形での制度改革を早期に実施することを求め、問責を決議するものですとあります。そもそも、皆さん、問責決議とは、市長などの特定の地位にある者について、その責任を問う旨を意思表示した議決であり、この文案では市長の責任には何ら触れていない、それどころか執行権への干渉のおそれさえあります。この文案が、なぜ問責決議に当たるのかどうか、これをお伺いしたい。  それと、全く一般競争の導入を模索していないのではなくて、つくば市が、不作為とか責任回避でもなく問責決議案が提出される、この大きな影響を考えると妥当なものかどうか。  その3点について、1回目の質疑をいたします。 ○議長(飯岡宏之君) 30番議員塩田 尚君。                   〔30番 塩田 尚君登壇〕 ◎30番(塩田尚君) まず、基本的に、今回の問責決議案は地方自治法にのっとって提出したものでありますので、妥当と考えております。  執行権の干渉であるというお話が出ましたが、とんでもない、議会の議決をどのように受けとめているんですかという問責であります。むしろ、議会の議決を重く受け入れていない方に問題があるんじゃないでしょうか。 ○議長(飯岡宏之君) 安井 茂君。                   〔19番 安井 茂君登壇〕 ◆19番(安井茂君) まず、第1回目のやつ答えておりません。今までのことに対して評価しているのかどうかをお聞きします。先ほど聞いたやつ、これはまだ1回目のことでございますので。  それから、なぜこのやつが問責決議に当たるのかどうか、それをお聞きします。  それから、2回目の質問としましては、特に議員の皆さんにはよく聞いていただきたいと思うんですけれども、この問責決議案の提出は、市原市長の責任を問うものではなくて、実施を求めているものであって、特に、この選挙の時期、問責決議案の提出自体が大きな政治的意味があると憶測しますけれども、何か憶測や意味があるのかどうか。  それから、つくば市長に対する問責決議案は、これ提出するだけでも醜聞になりまして、つくば市の大きなイメージダウンとなると思うが、どう思うかどうか。  そして、こうした議員の責任は重大であり、政治家としての責任はどのように考えているのか。  その点について、またお聞きしたいです。 ○議長(飯岡宏之君) 塩田 尚君。                   〔30番 塩田 尚君登壇〕 ◎30番(塩田尚君) 幾つか質問がありまして、今までのことを評価しているかということであります。残念ながら、私どもの決議に対して実行されていないという点においては評価できません。  それから、なぜ問責に当たるのかということであります。議会で2回議決して、決算特別委員会で満場一致で委員長報告をして、3回したにもかかわらず実行されない。1回だったらいいですけれども、3回出しても実行されないということであります。  それから、選挙の時期だから出したんじゃないかという憶測で物を言われましたが、議会において憶測で物は言わないでいただきたい。  それから、最後の質問です。イメージダウンになるかというような話ですけれども、イメージダウンにならないように努力してくればいいでしょう。そうしたら、こういうものを出す必要なかったです。  それから、議員の責任どうかといいますが、私どもは議員の責任において提出いたしております。 ○議長(飯岡宏之君) 安井 茂君。                   〔19番 安井 茂君登壇〕 ◆19番(安井茂君) だったら、この文章に市原市長の責任ということをはっきり明記すればいいのに何も明記していないで、この案は実施時期を求める問責決議案です。  それから、一般競争の実施を求めるのに問責決議案を提出するのは、一体何だろう。ただ単に、いたずらに、つくば市の市政を混乱させるものであります。何か思惑があって提出されると思う、認めざるを得ません。私の一般質問でもありましたように、この時期、また、いたずらに、つくば市政を混乱させることに対して非常に残念でございます。  このことを指摘して、質疑を終わります。 ○議長(飯岡宏之君) ほかにございますか。  32番議員久保谷孝夫君。                   〔32番 久保谷孝夫君登壇〕 ◆32番(久保谷孝夫君) この決議案について、提出者にお尋ねいたします。  入札制度については、これまで委員会を設置して検討してきたわけであります。そして、決議に至ったわけですが、執行部においても、調査研究し、議会の意向を尊重して、一般競争を拡充してきたと私は思っておるわけであります。事実としてあるわけですが、これについて提案者はどのように考えているんですか。お尋ねします。 ○議長(飯岡宏之君) 30番議員塩田 尚君。                   〔30番 塩田 尚君登壇〕 ◎30番(塩田尚君) 先ほどの答弁と重複いたしますが、私どもの議会の議決に対し、あるいは特別委員会の結論に対して、それが反映されていないということは全く残念に思っております。 ○議長(飯岡宏之君) 塩田議員に申し上げます。  拡充しているか、していないかということについて、答えてください。  塩田 尚君。                   〔30番 塩田 尚君登壇〕 ◎30番(塩田尚君) お答えいたします。  拡充しているかという話ですが、この提案理由にも説明してあります。3,000万円から1,500万円に確かに引き下げたということは、拡充に当たると思います。しかし残念ながら、件数ベースではそうふえておりません。 ○議長(飯岡宏之君) 久保谷孝夫君。                   〔32番 久保谷孝夫君登壇〕 ◆32番(久保谷孝夫君) これは拡充しているんです。提案者は、このように言っているんです。議会での議決や入札制度調査特別委員会の決定内容をほとんど反映していない。しかしながら、拡充はしているんです。そのような決議案だと私は思っております。  そして、先ほど同僚議員からも話がありましたとおり、23年の12月、いわゆる昨年の12月、議会の市長答弁では、このように言っているんです。議会の意思を尊重し、ことしの9月には、昨年ですから去年の9月、一般競争入札の範囲を広げるなど見直しを実施いたしました。3,000万円から1,500万円、そして、また、今年度は1,000万円というようなことで、確かに変えているんです。そして、また、試行錯誤しながら条件を整えて一般競争全面導入というようなことをすると、たびたび言っているわけです。そういうことでありまして、今後は、これらの見直しによる影響や結果をきちんと検証して、引き続き制度の見直しについて検討していただきたいと考えておりますという市長の答弁があったわけであります。現実に前向きに取り組んでいることは、大いに評価すべきであると思うわけであります。  ただ競争原理が強くなって、安ければよしというような風潮が出てきていることは、いわゆる弱肉強食の世界が一層強くなってきているほか、事務上の問題なども、先ほど私申しました、改めて問題として出てくると聞いておるわけであります。事務屋さんも非常に大変だと伺っております。このような状況が、もっと零細企業に及んで来ることになれば、より大きな問題となって、火を見るよりも明らかであると思うわけであります。  したがって、執行部は、慎重に影響を検証しながら取り組んでいるものと思うわけであります。にもかかわらず、そういった真摯な取り組みを否定して、議会が決議したとおり実施しろ、それも、期間限定というのはいかがなものかと私は思うわけであります。確かに議会では議決をしておりますけれども、執行権に立ち入り過ぎる。執行権の裁量で前向きに取り組んでいるわけでありますから、これは問責決議に値しないものと私は思うわけであります。  以上であります。これは、答弁は要りません。どうせ歯車が合わないから、言っていることと聞いていることが違うから。 ○議長(飯岡宏之君) ほかにありますか。
                      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ないようですので、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  順次討論発言を許します。  まず、本決議案に対する反対討論の発言を許します。  21番議員柳沢逸夫君。                   〔21番 柳沢逸夫君登壇〕 ◆21番(柳沢逸夫君) つくば市長に対する問責決議について、反対の立場で討論いたします。  つくば市長に対する問責決議について反対ということでありますが、一般競争入札が全面移行されますと、だれでも参加でき競争性も高まりますが、一方で、不適格業者の参入や品質の確保について特に懸念される状況になるかと思います。また、競争性が高まることで過度な競争によって事業者が疲弊し、地場産業への深刻な影響が心配されるところでもございます。  一般競争入札を全面的に実施することで、すべての入札制度の問題が解決するとは思えず、入札、契約、検査等の手続を進める上で、チェック体制を構築していくということが大事だというふうに考えます。  見直し結果について検証を加えながら、必要な見直しを着実に進められているというふうに思っております。  よって、この決議には反対といたします。 ○議長(飯岡宏之君) 賛成討論はありませんか。  10番議員瀬戸裕美子君。                   〔10番 瀬戸裕美子君登壇〕 ◆10番(瀬戸裕美子君) つくば市民ネットワーク瀬戸裕美子から、賛成討論をいたします。  市長には、納税者である市民に対して誠実に事業を進める責務があります。それにもかかわらず、2度の議決の重みをどう考えているのか。市民の代表である議会の決定は、そんなに軽いものなのでしょうか。市長には、議決の重さを認識していただいて、一日も早く制度改革を実施していただくように、市民の期待にこたえていただくようにお願いして、賛成討論といたします。 ○議長(飯岡宏之君) 反対討論はありますか。  19番議員安井 茂君。                   〔19番 安井 茂君登壇〕 ◆19番(安井茂君) つくば市長に対する問責決議について、反対討論をいたします。  平成19年度に、一般競争入札の適用金額を試行的に引き下げを行いました。昨年9月からは、一般競争入札を従来の3,000万円以上から1,500万円以上に見直しをし、平成22年度工事発注に当てはめますと、件数で17%から40%、金額で70%から85%へ拡大しております。  電子入札は入札事務の効率化や迅速化が図られるものですが、環境がまだ十分に整っていないCランクに格付された地元事業者に配慮し、1,500万円を基準といたしました。また、市内の未対応事業者に理解を深めていただくための電子入札講習会を開催するなど、環境整備を進めております。  また、参加条件でも、市内本店とするものを3,000万円未満から5,000万円未満へと拡大し、地元企業を優先しております。  低入札価格調査制度では、基準価格の見直しと失格基準価格の設定見直しが行われました。  このような見直しにより、過度の下落抑制を図り、ダンピング防止に努めておるようです。不作為や責任回避ではなく、環境整備については着実に制度の見直しは進んでいると考えます。  よって、この決議案に反対といたします。 ○議長(飯岡宏之君) 賛成討論はありませんか。  22番議員市川三郎君。                   〔22番 市川三郎君登壇〕 ◆22番(市川三郎君) この問題につきましては、提案者が提案したように、議会における議決権というのは非常に重いものじゃないですか。私、こう思うんです。だから、結局、もともと根本的に、中にあって誤って解釈している人が多いみたいでございますが、我々は、一般競争入札を導入して、零細企業あるいは中小企業の皆さんを価格でもってたたき合いをさせて業者をつぶすようなことじゃないんです、目的は。公平公正なる仕事の受注あるいは仕事の内容、そういうのが一番重要だと思って一般競争入札導入ということを求めてきたわけです。しかも、過去の議会において、先ほど塩田議員からもございましたとおり、この議場において2回も全員の賛成でもって議決をしております。調査特別委員会でも議決をしております。にもかかわらず、実際に全面導入をいたしておりませんので、この提案をしておるわけでございます。  そういうことから、ぜひとも皆様方に、この議案に対して賛成していただきたいと、かように思っております。 ○議長(飯岡宏之君) 反対討論はありませんか。  2番議員山本美和君。                   〔2番 山本美和君登壇〕 ◆2番(山本美和君) 2番議員公明党の山本美和より、問責決議案に対して反対の立場から討論をさせていただきます。  今回のこの問責決議の提案理由につきましては、異論がないところもございます。ただし、今までの通念を変えるということは簡単なことではありませんので、一般競争入札導入に私たち公明党は一歩も引くものではございません。しかしながら、少しずつでも、また進めていくために努力を惜しまないでいってほしいという思いと、また、これらのことが問責という責任を問うことに値するのかどうかというところに大変疑問を感じるため、今回の問責決議案に対しては反対をさせていただきます。 ○議長(飯岡宏之君) 賛成討論はありませんか。  7番議員五十嵐立青君。                   〔7番 五十嵐立青君登壇〕 ◆7番(五十嵐立青君) 賛成の立場から討論をいたしますが、今の反対討論を聞いていますと、何か一般競争入札に、そもそも何か変えていかなくてはいけないようなものが、問題点ばかりが指摘されているようなところもありますが、この問題というのは、私は非常に心配をしております。このままでは、市内の建設業を中心とする皆さんの生活が守れない、あるいは家族が守れない、従業員の雇用が守れない、そういった状況にきているわけです。つくばが大きな開発を今まで繰り返してきて仕事が何とかあったけれども、これからパイは縮小していくわけです。そういった中で、議会がさまざまな議論を重ねて出してきたのが、この2回の議決であります。  一般競争入札の部分ばかりが強調されていますが、あくまでも条件付一般競争入札であります。私どもが目指しているのは、地域の中でフェアな競争が行われて、仕事のスタートラインに立てて、一生懸命頑張っている会社はきちっと仕事をできて評価され、そして、地域でお金が回っていく仕組みをつくることにあります。それが、今までの議決で具体的に示されている論点の幾つかであります。  しかしながら、これは余り残された時間は多くないわけです。悠長に物事を構えていたら、どんどんと市内の業者も倒れていく、実際に、そういうふうになっていっているわけです。市議会議員の1人として、皆さんの雇用を守っていくこと、そして、サポートをしながら生活を守っていくこと、そのために全身全霊で仕事をしていかなくてはいけないし、議会での議決が今までの積み重ねなわけです。残念ながら、市長の議会での答弁あるいは行っていることは、議会が議決したスピードに追いついているとも思えませんし、実質的に地域間でのフェアな形での競争が行われる形には変化していっておりません。  そういった意味で、今回の問責決議を提出をし、市長は、つくばの市長である重責を改めて問い、今後の市政運営に生かしていただきたいと、そのような思いでの提案でありますので、賛成といたします。 ○議長(飯岡宏之君) 反対討論はありませんか。  26番議員今井 孝君。                   〔26番 今井 孝君登壇〕 ◆26番(今井孝君) 議会からの決議に対し、執行部は真摯に受けとめてほしい。副議長という立場からも、まず、市長には、この場を借りて強く申し入れておきたいと思います。  昨年9月、議会の意思を真摯に受けとめ、さらなる入札制度改革を求める決議、これで表明しておりますが、昨年6月に示された市の入札制度改革の方針、これは十分なものではありません。これまでの市議会の改革への取り組み、議会決議や入札制度調査特別委員会の結果を踏まえると、議会の方針を積極的に真摯に受けとめていくべきだと感じております。その点を強く指摘させていただいた上で、今回の問責決議に対する意見を述べさせていただきます。  私は、先日の代表質問でもお話をいたしましたが、これまでの市長の8年間を振りかえってみて、その功績、このつくば市に起こしていることを評価しております。それまでの閉塞感を打ち破る活力、茨城県や国とのつながりの強化、健康で健全なまちづくりに努め、行財政改革で市の財政の安定と新庁舎の建設を進め、そして、産官学の連携を実質的なものにしてきました。そのような市政運営が、多くの市民から支持をされ、今日つくばの魅力をさらに高めることにつながっていると、そのように発言をさせていただきました。  さらに、私とともに、つくば市災害対策本部に同席をしていた飯岡議長も目の当たりにしておりますが、昨年3月11日の東日本大震災と福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故での市原市長の迅速な対応、市職員を統率したリーダーシップを思い出せば、今回の問責決議案が適切であるかどうか。入札制度に限ったことだとしても、この問責決議案に対しては、今つくば市議会が冷静に対応しなければならない局面だと感じております。  議会も執行部も、あらゆる課題に対して、市民福祉の向上を第一に最善の策をとっているわけですから、その合意形成を図る議会では、熟議をする議会を目指してほしいと思っております。お互いを尊重し、議論を深め、お互いを理解し合いながら、まちづくりをともに進めていく姿勢が必要だと感じています。そのような視点から申し上げれば、事前に議会での十分な議論の中で、問責決議案の提出が妥当かどうかを検討してもよかったのではないかというふうに感じております。議長も私も、昨日聞いて驚いているというのが率直なところですので、この件だけでなく、さまざまな課題について、議会全体での合意形成に努め、問題解決を図るという取り組みが、今後一層求められていくと思っております。  以上、私の考えを述べさせていただきまして、問責決議案についての討論といたします。 ○議長(飯岡宏之君) 賛成討論はありませんか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯岡宏之君) ないようですので、これをもって討論を終結いたします。  これより決議案第2号 つくば市長に対する問責決議を起立により採決いたします。  決議案第2号は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                     〔起 立 同 数〕 ○議長(飯岡宏之君) 採決の結果、決議案第2号に対し賛成反対が同数であります。したがって、地方自治法第116条第1項の規定により、議長が決議案第2号に対する可否を採決いたします。  決議案第2号 つくば市長に対する問責決議については、議長は否決と採決いたします。        ──────────────────────────────────── △閉会の宣告 ○議長(飯岡宏之君) 以上で、今期定例会の議事は全部議了しました。  ここで、市原市長からの申し出があります。  市原市長。                   〔市長 市原健一君登壇〕 ◎市長(市原健一君) それでは、平成24年3月つくば市議会定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。  2月22日に開会いたしました今定例会は、会期が23日間という長きにわたりましたが、平成24年度各会計予算を初め、各種条例の一部改正や基金条例の制定、そして、各種人事案件など、多くの重要案件につきまして慎重にご審議をいただき、議決を賜りまして、本日閉会の運びになりました。心からお礼を申し上げます。  成立を見ました予算等の執行運営に当たりましては、市勢の一層の発展と市民生活の向上のため万全を期してまいりたいと考えておりますので、今後とも、ご支援、ご協力をお願いいたします。  昨年3月11日に発生いたしました東日本大震災から1年を迎えるに当たりまして、不幸にもお亡くなりになられた皆様と被災されました多くの皆様に、心からお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。あわせて、津波や福島第一原子力発電所事故により甚大な被害をこうむり、不自由な避難生活を余儀なくされている皆様方が、一刻も早く平穏な生活に戻ることができますよう、心からお祈りを申し上げます。  つくば市におきましても、人的被害、インフラ施設、家屋の損壊などに加え、放射能汚染など、多くの被害を受けました。これまでに公共施設はおおむね復旧してまいりましたが、放射線に対する市民の不安は払拭されておらず、風評による観光客の減少や農産物販売の低下など、いまだ震災のつめ跡が残っております。今後は、公共施設の早期の完全復旧に取り組むとともに、耐震化対策を一層促進し、災害に強いまちをつくってまいります。一方、放射線対策につきましては、専門家のご意見等を参考にしながら除染実施計画を策定し、除染作業等を適切に実施して、市民の皆様の安全確保と不安解消を図るとともに、風評を払拭し、地域経済の活性化を図ってまいります。  東日本大震災の復旧復興のおくれや急激な円高やデフレなどにより、日本経済は厳しさを増しております。リーマンショック以降、求職難は大震災や超円高などで一層拍車がかかっている状態であり、雇用への不安は依然深刻な状態にあります。このような状況を打開するには、まず、つくばが早期の復興を果たし、世界に誇る高い科学技術力を生かし、事業を起こす環境を充実させ、雇用を創出していくことが重要であります。今回のつくば国際戦略総合特区の指定は、つくばのポテンシャルを最大限に生かす絶好のチャンスでもあります。この指定を起爆剤として、つくばのさらなる発展につなげていきたいと考えております。  このような状況を踏まえて、平成24年度は「つくばを見つめ、世界を見つめて、未来を拓く」を基本テーマとして市政運営に当たってまいります。そして、市民、企業、大学、研究機関、行政が連携をし、オールつくばで諸施策を展開することにより、つくばの価値や評価をさらに高めていき、安全で快適な活力ある都市の形成を目指し、全力で取り組んでまいります。  また、中長期的な課題解決を図るため、安全・安心な地域づくり、少子高齢化対策、教育日本一への取り組み、環境地球温暖化対策、さらには、自立都市づくりなどの重点施策を引き続き推進し、市民生活の向上と地域の活性化を図ってまいります。このような取り組みを通して、自然や田園と調和する環境のもとで、経済成長が持続し、世界で活躍する市民がはぐくまれるような都市、スマートガーデンシティを構築し、市民が誇りと希望を持ち、快適に暮らし、学び、働くことができる地域社会の実現を目指していきたいと考えておりますので、なお一層のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。  平成23年度も残すところあとわずかとなりました。本年度、議員の皆様、市民の皆様から賜りましたご支援、ご協力に、心から感謝を申し上げますとともに、平成24年度が市民の皆様にとりまして実りの多い年になりますよう心からご祈念を申し上げまして、閉会のあいさつといたします。どうもありがとうございました。(拍手) ○議長(飯岡宏之君) 次期定例会について申し上げます。  執行部との協議により、平成24年6月定例会は、平成24年6月13日に開会する予定となっておりますので、ご承知おき願います。  これにて平成24年3月つくば市議会定例会を閉会いたします。                     午後3時13分閉会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する   平成24年3月15日               つくば市議会議長  飯 岡 宏 之               つくば市議会議員  橋 本 佳 子               つくば市議会議員  古 山 和 一               つくば市議会議員  小 野 泰 宏...