つくば市議会 2011-09-13
平成23年 9月13日環境経済常任委員会-09月13日-01号
平成23年 9月13日
環境経済常任委員会-09月13日-01号平成23年 9月13日
環境経済常任委員会
つくば市議会環境経済常任委員会
─────────────────────────
平成23年9月13日 午前10時11分開会
─────────────────────────
出 席 委 員
委員長 大久保 勝 弘 君
副
委員長 浜 中 勝 美 君
委員
五十嵐 立 青 君
〃 瀬 戸 裕美子 君
〃 木 村 倉ノ助 君
〃 高 野 進 君
〃 矢 口 一 雄 君
議長 飯 岡 宏 之 君
────────────────────────────────────
欠 席 委 員
な し
────────────────────────────────────
紹 介 議 員
◎久松
市民課長 今回、
コンビニ交付につきましては、先ほど、
五十嵐委員からもありましたように、
自動交付機の検討ということで、
自動交付機につきまして、やはりその
維持管理であるとか、備品代とかということでコストがかかるということで、今回、
コンビニ交付ということに、コストの面でも有利ではないかということでご提案させていただいたわけでございます。
この
コンビニ交付につきましては、今現在は、
セブンイレブンのみなのですが、そちらの
マルチコピー機といいまして、
キオスク端末を利用いたしまして、市民の方が、その端末を利用しまして、
住民票の写し及び
印鑑証明を交付するということでございまして、申請書を書くことなく
申請者本人の操作により自動交付するということでございまして、その他、機器等につきましては、
コンビニの機器を利用するということで、私どもの市で負担いたします分につきましては、データのやりとりをする部分も、サーバーの構築であるとか、
住民基本台帳システムの改修、それからコンピューターの、
住民基本台帳カードを多目的に利用できるようなソフトウエアの購入とかに、市としては今回計上させていただいたものでございます。よろしくお願いします。
○
大久保 委員長 五十嵐委員。
◆
五十嵐立青 委員 そのスキームとしては、
助成金を活用しつつ市の予算もと思うのですけれども、そのあたりの割合の部分と。それからこれ
イニシャルコストだと思うのですけれども、これから
ランニングコストが年間どういうふうになっていくような見通しかというのと。ついでにもう1個ですけれども、これによって、150円だと思いますが、何件ぐらいの発行を見込まれているかという点についてお願いします。
○
大久保 委員長 久松市民課長。
◎久松
市民課長 今回、計上させていただきました予算の中で、
地方自治情報センターからの
助成金というのは480万円ございまして、基本的には2分の1助成ということですが、
補助対象経費がございますので、
補助対象経費が
備品購入というふうになっておりますので、全額市で今回計上しました予算に対しての2分の1ではございません。あくまでも
補助対象経費であります
備品購入と
委託関係の費用について2分の1の助成ということでございます。
それから、今後発生する年間の経費でございますが、おおむね、大体今後発生する費用といたしましては700万円程度、そのうち
地方自治情報センターに対する市町村の負担金といたしまして500万円、それから
ソフト関係の
保守関係が95万円、それから機器の保守料が47万円というようなことで、今後年間700万円ほど
維持管理でかかると見込まれております。
それから、最後のご質問の、今後の
発行予定数ですが、現在、
住民基本台帳カードが約2.8%ということで5,800枚ほどしかありませんけれども、これを
普及率をできれば、24年度末までには10%、2万1,000枚程度に伸ばしていきたいというふうに考えているところでございます。
◆
五十嵐立青 委員 済みません、もうちょっとで多分終わると思うのですけれども。
住民票や
印鑑証明を発行すると想定される数の試算というのはありますか。試算というか、当然概算値になると思うのですけれども。
○
大久保 委員長 久松市民課長。
◎久松
市民課長 申しわけありませんでした。証明書、
住民票、
印鑑証明の発行は、1月当たり大体700件程度を見込んでいるところでございます。
◆
五十嵐立青 委員 私も、かなり初期に
住基カードをとったりしたのですけれども、今回の
システムは、この
住基カードがそのまま使えるという認識でよろしいと思うのですが、700件、月でいうと、市には今200円ぐらい掛ける200入ってきたと思うのですが、その収入というのは、今後どういう形で流れていく形になっているのですか、
業務委託料は年間700万円ということですけれども、
発行手数料に際しての
事務経費というのは、そのまま、例えば150円市民が支払った分は市に入ってくるのか、それとも
セブンイレブンを経由して
キオスク端末の
運用会社の収入となっていくのかといった部分、ちょっとお聞かせ願いたいのですけれども。
○
大久保 委員長 久松市民課長。
◎久松
市民課長 今回、150円ということで、
コンビニ交付の
手数料を上げさせていただきました。そのうち、120円が
コンビニ側への
手数料ということで、1通につきまして120円支払うことになっております。残りの30円が市の方の歳入ということで、市の方に入ってくるということでございます。
○
大久保 委員長 五十嵐委員。
◆
五十嵐立青 委員 わかりました。多少はそういった部分で、
手数料的には落ちてもその分の窓口での手間あるいは人件費が減っていく、あるいはそれも含めた
住民サービスという位置づけと考えてよろしいですか。
○
大久保 委員長 久松市民課長。
◎久松
市民課長 今、
五十嵐委員がおっしゃられたとおりでございます。我々としても、120円の
手数料を払うというと同時に、市民の方に、近年は、
大分窓口サービスも多様化いたしまして混雑をしているところでございまして、少しでも、市民の方の待ち時間を減らしていくということで、と同時に、市のほかに勤務している方も非常に多いということで、そういった方も、
全国各地の
コンビニで、失礼しました、各地の
セブンイレブンでそういった証明がとれるということで、市民の方の利便性の向上につながるものではないかということで今回提案をさせていただきました。
○
大久保 委員長 五十嵐委員。
◆
五十嵐立青 委員 これで終りにしますが。ぜひ、最後、お願いなのですけれども、こんなものだれも存在すらきっと知らないのじゃないかなと思うのですね。そんなこともないのかもしれませんけれども。ようやくこの
基本台帳カードに日の目が当たる日がきたのかなと思っているのですけれども。ぜひ市役所の窓口にいらした方にでも、こういうものがあるよと、できれば、市役所にも端末があった方が、イメージとしてはわかりやすいとは思うのですけれども。それをいって、また、設置料が莫大にかかるのであれば、そこは費用対効果を分析する必要があると思うのですが、積極的に、この発行を促すような、もちろん予定されていると思いますが、これに来ればもう
住民票のために市役所へ来なくていいですよということを、機会を見て宣伝していただくようなことをやっていただければと思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。
○
大久保 委員長 久松市民課長。
◎久松
市民課長 貴重なご意見ありがとうございます。私どもといたしましても、先ほど申しましたように、現在、
五十嵐委員はお持ちでいらっしゃいますけれども、2.8%と、非常にまだ利用率が低いという状況ですので、これから、ホームページそれから
各種イベント開催時のPR、その他、広報紙等々でPRを積極的に展開いたしまして、この
普及率を高めていきたいというふうに考えていますので、よろしくお願いしたいと思います。
○
大久保 委員長 そのほか、発言ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
大久保 委員長 ないようですので、議案第52号の当
委員会付託分に対する質疑を終結いたします。
続いて、討論に入ります。
まず、議案第52号の当
委員会付託分に対する
反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
大久保 委員長 賛成討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
大久保 委員長 ないようですので、議案第52号の当
委員会付託分に対する討論を終結いたします。
これより議案第52号の当
委員会付託分について採決いたします。
議案第52号の当
委員会付託分については、原案どおり可決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
大久保 委員長 異議なしと認め、第52号の当
委員会付託分については原案のとおり可決するものと決定をいたしました。
今、
木村委員からちょっと質問があるということですので、承ります。よろしくお願いします。
◆
木村倉ノ助 委員 先週の金曜日に、米の検査の結果が、議会の方で報告ありました。
放射能セシウムのものは不検出だと、全くなかったというような説明を伺いました。
日曜日に、私の自宅の方へ、これ重要ということで、
経済部農業課営農推進係、それとJA西ですね、からこういう回覧が、農家の方へ、
生産農家様へということで配られました。対応が大分早くて、このぐらい対応を早くしてくれればいいのかなと思いました。
この中で、旧
町村単位の20カ所ということが載っております。検査結果ですか、市内すべての検体が
暫定規制値以下と、
暫定規制値、ここへ
放射性セシウム500
ベクレル、キログラムというふうに載っていますけれども、これ全くなかったのか、少しはあった、この500
ベクレル以下だったのか、ちょっとそれをお伺いしたい。
○
大久保 委員長 経済部長、お願いします。
◎横山
経済部長 今回の放射能の件に関しましては、不検出ということなので、全くなかったかというと、不検出というのは全くないというわけではなくて、20
ベクレル以下であれば不検出、機械の性能によって、それ以上は数値が出てこないというレベルでございます。なので、全くないかどうかというのは、実はわからなくて、ただ単に、機械の性能上、不検出というような状況ということになります。
○
大久保 委員長 木村委員。
◆
木村倉ノ助 委員 じゃ、20カ所全部そういう結果になっていたということですね。
○
大久保 委員長 経済部長。
◎横山
経済部長 20カ所すべて不検出でございます。
◆
木村倉ノ助 委員 わかりました。ありがとうございました。
○
大久保 委員長 矢口委員。
◆
矢口一雄 委員
一般質問の中で、
かわらがらが今、
塚本議員の方で質問しましたけれども、質問した答えですが、念押しで悪いのですけれども、あの答えは、
塚本議員に念を押してみたらば、今後やらないというような解釈をしていたのですよね。私の会派の方で、ちょっと聞いてみたら。その辺は、検討するということですか、どちらなのでしょうか。まずお尋ねします。
○
大久保 委員長 山王環境生活部長、お願いします。
◎山王
環境生活部長 塚本議員のところで、
一般質問にお答えさせていただきましたけれども、そこの答弁で、最後の方に、現状を確認しつつ検討してまいりたいというような解答をさせていただきました。なので、まさにその12月の16までの間の状況というのを十分に検討した上で、判断をしていきたいというふうに思っておりますので、もうやらないということを宣言した答弁のつもりはございません。
◆
矢口一雄 委員 わかりました。
それと、今後、私どもも、検討するということになると、非常に地域で、どうなんだろう、12月16日までかなというようなことを聞かれると、お茶飲んだり何か農家の間でね。それあやふやだというのが普通の答え、その先どうなるのだかということになると思うのですよ。そうすると、やはり立場上というか、余りそういうの
執行部の方批判するようなことできないのだけれども、困る答えになっちゃうのですよね。
そのために、やはり
山王部長がこの前お話しいただいたのは、結局、直接議会の中で聞いていてもやらないという答えじゃないかということで念を押さなければならないような状況なので、どうしても、やはりやれということではないですが、例えば、業者の搬入がどうのこうのと、不適切だと、入れちゃうのだというようなことのようでしたけれども答えは、それを今現在は確認しているのでしょうから、本人が、あれですか、かわらの壊れた家の人が申請したものだけを受け入れているのでしょう今、現時点で。それは、役所の方で、申請があった場合は見に行くということですが、見に行って確認しているのでしょう。それをやっていけばそういうことの答えは、議会では、必要で私は思っているのですよ。確認しているのだから、不適切になる必要ないし、正式な場合は、業者が持ってきたということだから、おかしいわけだから、私は確認する必要ない、確認しているだからそういう答え要らなかったのじゃなかろうかなと、私は思っているのですが。
○
大久保 委員長 山王環境生活部長。
◎山王
環境生活部長 消費生活センターの方で、屋根がわら業者の営業にご注意をというような注意喚起もさせていただいているかと思いますけれども。今回その搬入が可能なかわらというのが、被災したかわら、落下したり、ずれたり、壊れたりしたものということで、クリーンセンターの方に搬入いただくことになっておるわけであります。
かわら業者の営業の仕方としまして、壊れていないものまで取りかえましょうというような営業をしているというのも聞き及んでいるところがあります。なので、私どもはクリーンセンターで今現在受け入れられるかわらというのが、屋根全体のものを想定しているわけではありませんので、被災したかわら、壊れたり、落下したりしているかわらということで限定させていただいておりますので、そこの部分を現場で確認をさせていただいて、やっているところであります。
ただ、その12月という期限を一たん切らせていただいている中で、今後屋根かわら業者の業者数等も減っているという話も聞いておりますので、そこら辺十分に検証しながら、延長については検討していきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただければと思います。
○
大久保 委員長 矢口委員。
◆
矢口一雄 委員 やるとも、やらないとも現実には言えないということですか、現時点では。
○
大久保 委員長 山王環境生活部長。
◎山王
環境生活部長 現段階で、延長しますということは、ここで答弁はできませんので、検討ということでご理解いただければと思います。
○
大久保 委員長 矢口委員。
◆
矢口一雄 委員 今1カ月どのくらいの、聞いていいか悪いかわからないですが、予算的には1カ月どのくらい、8月、7月というようなことで、かわらがきているのですか。
○
大久保 委員長 小神野廃棄物対策課長。
◎小神野 廃棄物対策課長 ただいまのご質問ですけれども、基本的には、クリーンセンターの受け入れは6月6日から行ってございます。9月10日現在になりますけれども、その搬入車、いわゆる搬入車両ですね。こちらの台数で申し上げますと219台、量的に申し上げますと、240トンからのかわらが搬入されているという状況でございます。
○
大久保 委員長 矢口委員。
◆
矢口一雄 委員 それではね、今、部長がお答えくれたのは、落ちていたり、壊れているということ、壊れている以外のものもこの際直しちゃうというので業者が営業しているという意味ですか。
◎山王
環境生活部長 はい。
◆
矢口一雄 委員 そうですね。それはだから、徹底的に、壊れていないものはできないということで、今後も進めていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
○
大久保 委員長 木村委員。
◆
木村倉ノ助 委員 今の質問なのですけれども、業者が、地震じゃないかわらまでと、言いましたよね。それは地震で割れたか、どの時点で割れたかというのはだれが判断しているの、そういうの認定できるのですか。かわらなんか普通割れないでしょう地震以外で。それは一緒に含めた中でやはり考えるべきじゃないのかなと思いますけれども。
○
大久保 委員長 小神野廃棄物対策課長。
◎小神野 廃棄物対策課長 基本的に、かわらの搬入につきましては、搬入したい方からの申請を受け付けいたします。申請に基づいて、我々職員が、そのお宅の方に出向きさせていただきまして、現場を確認させていただくと。基本的には今回の災害でのかわら搬入につきましては、一般廃棄物という形で処理させていただいておりますので、通常の処理ですと産業廃棄物です。そういう仕分けをさせていただいた中で搬入いただいていますので、基本的には現場での判断を市の担当職員が行っているというところでございます。
○
大久保 委員長 矢口委員。
◆
矢口一雄 委員 先ほど言ったように、確認しているのだから、確認する、行かなくちゃ持っていけないのだから、だから私は
一般質問の中で、そういうさっきの答えは要らないでしょうと言ったのはそこなのです。この役場の職員が確認して現場までいくのでしょう、手数をかけているのですよ。それなのに、業者がどうのこうのとかということは、私どもの考えでは起きないのじゃないでしょうかということなのです。どうなのですか。確認しているのに何も、見に行っているのに、そのほかのもの持ってきたか持ってこないかなんていうのは、持ち込ませなきゃいいのだから。
〔発言する者あり〕
○
大久保 委員長 ちょっと暫時休憩。
午前10時38分休憩
──────────────────────────
午前10時45分再開
○
大久保 委員長 それでは、再開いたします。
────────────────────────────────────
○
大久保 委員長 次に、議案第65号
つくば市戸籍法、
住民基本台帳法等関係手数料条例の一部を改正する条例について、議題といたします。
これより議案第65号に対する質疑を行います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
大久保 委員長 ないようですので、議案第65号の質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。
まず、議案第65号に対する
反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
大久保 委員長 ないようですので、議案第65号の討論を終結いたします。
これより議案第65号を採決いたします。
議案第65号は原案のとおり可決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
大久保 委員長 異議なしと認め、議案第65号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。
────────────────────────────────────
○
大久保 委員長 次に、議案第66号
つくば市
印鑑条例の一部を改正する条例について、議題といたします。
これより議案第66号に対する質疑を行います。
順次発言を許します。
ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
大久保 委員長 ないようですので、議案第66号の質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。
まず、議案第66号に対する
反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
大久保 委員長 ないようですので、議案第66号の討論を終結いたします。
これより議案第66号を採決します。
議案第66号は原案のとおり可決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
大久保 委員長 異議なしと認め、議案第66号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。
────────────────────────────────────
○
大久保 委員長 次に、議案第67号
つくば市
住民基本台帳カードの利用に関する条例について、議題といたします。
これより議案第67号に対する質疑を行います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
大久保 委員長 ないようですので、議案第67号の質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。
まず、議案第67号に対する
反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
大久保 委員長 ないようですので、議案第67号の討論を終結いたします。
これより議案第67号を採決します。
議案第67号を原案のとおり可決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
大久保 委員長 異議なしと認め、議案第67号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。
────────────────────────────────────
○
大久保 委員長 次に、議案第71号 財産の取得についてを議題といたします。
これより議案第71号に対する質疑を行います。
順次発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
大久保 委員長 ないようですので、議案第71号の質疑を終結いたします。
続いて討論に入ります。
まず、議案第71号に対する
反対討論の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
大久保 委員長 ないようですので、議案第71号の討論を終結いたします。
これより議案第71号を採決いたします。
議案第71号は原案のとおり可決することに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
大久保 委員長 異議なしと認め、議案第71号は原案のとおり可決することに決定をいたしました。
暫時休憩いたします。
環境生活部以外の職員の皆様には大変ご苦労さまでした。退席していただいて結構でございます。
〔
執行部退場〕
午前10時49分休憩
──────────────────────────
午前10時54分再開
○
大久保 委員長 再開いたします。
────────────────────────────────────
○
大久保 委員長 次に、請願23第11号 「
子ども達を放射線から守る対策を求める」請願書についてを議題といたします。
紹介議員の永井悦子議員の出席を得ております。
請願23第11号について、
紹介議員の永井議員に趣旨説明を求めることにします。
永井議員よろしくお願いいたします。
◆永井悦子
紹介議員 皆さんおはようございます。
私は、
つくば・市民ネットワーク永井悦子です。
紹介議員として、放射能汚染から子どもを守ろう@
つくばによる請願23第11号 「
子ども達を放射線から守る対策を求める」請願書の趣旨を説明いたします。
ちょっと座って説明させていただきます。
まず、お知らせしたいことがございます。現在、追加署名が1,102筆提出されようとしておりまして、全部で9,157筆となっております。
請願の趣旨でございますが、ここに書かれているとおりであります。特に、未来を担う子供たちを放射線の拡散による被曝から守るため、子供たちが安心して学び、体を鍛え、心を豊かに、はぐくめるよう、市民とともに、
つくば市独自の対策を考え実行していただきたいと願うものであります。
請願内容は大きく3点、1点目、外部、内部被曝量、年間1ミリシーベルトを目指して、子供たちの活動の場である学校、公園等への有効な対策の実施。それから2番目が、学校給食食材への取り組み。3点目が、今後継続的な放射線対策とその検討を続けていくというふうになっております。
この請願が開始されたのは7月中旬であります。この団体が立ち上げられたのは6月でありました。国を初め、
つくば市でも、放射線対策の方向性がまだ明確になっていない時期でありました。そういった中、子供たちへの放射線の影響を大変憂慮し、対策についてみずから調べ続けていたお母さん方が、情報を交換したいということで中心になって集まったものです。活動を始めたのがこの団体であります。
この間、
つくば市でも測定器の購入、市内各所の測定の継続、放射線対策室設置、放射線対応方針を示すなど、さまざまな対策が講じられ、子供たちを取り巻く状況も変わってまいりました。この請願項目の中にも、既に行われていることもあります。
また、8月26日には、国の原子力災害対策本部から除染に関する緊急実施基本方針が示され、子供の生活圏、学校、公園等でありますが、の徹底的な除染を優先し、子供の推定年間被曝線量が、一日も早く1ミリシーベルトに近づき、さらにそれを下回ることを目指すことが示されました。
特に、請願項目の2番目、学校給食の食材、これは内部被曝を心配しているのですけれども、
つくば市では、10月納入の高精度な食品等放射能測定器を使った食品の測定
システムによる測定が予定されております。配付をお願いしました机上の資料は、桜給食センターの9月の献立表でございます。ここで請願に載っておりまして、茨城県産そして福島県産、そしてEUが測定結果添付を求めている自治体も含めて色づけをしております。こうやって見ますと、茨城県産もかなり数多く使われておりますし、福島県産のキュウリなどは、ずっと継続して使われるようでございます。そして、薄いグリーンで示されているのが測定結果添付を求められている県の食品でございます。
これを見ますと、県の方で、もう既に測定をしている品目、そして他の自治体で調べているもの、そういったものを数多く見ることができます。2枚目の桜給食センター9月献立一覧表の食材産地別の表は、ナメコが
つくばだけになっておりますが、あとは茨城県産、そしてあと千葉、福島、群馬、栃木等が並んでおります。この中でも、鶏肉や豚肉、卵等は不検出というふうになっておりますし、その他の農産物も出ておりますので、これまでの結果、そして、今後の食品測定
システムの中で、明らかにできる範囲は十分実現可能ではないかというふうに感じております。
これは6センターありますので、そのあたりの量的なものは、1台の測定器でできるかというような不安もございますが、本当に環境が整ってきたというような印象を持っております。効率的な運用により、ある程度実行可能な状況が生まれていると思っております。
今後、放射線対策の拡充に大いに期待するものでありますが、かなり細かく厳密な表現が請願の中では項目として上げられております。これは請願当初、食品に関する測定の環境が整わず、県の公表のみであり、
つくば市全体の実態が明確にわかるわけではなかった状況の中で、お母さん方が必死につくられた請願内容です。このあたりのことを十分に考慮していただきたいと思います。
ここで、本日の朝日新聞の声の欄に、@
つくばのメンバーの声が寄せられておりました。そこで、ちょっとお時間をいただいて、その一部を紹介させていただきたいと思います。
私の住む
つくば市の放射線量は、現在、毎時0.1から0.3マイクロシーベルトである。これは原発事故以前の測定値0.06の約2倍から5倍にもなる。福島第一原発事故による放射性物質は、確かに飛んできて降り積もり、今もそこにあるのだ。1歳の我が子は、まるで地球と仲良くしようとするかのように土に触れ、その手を口に持っていく。土壌が汚染されたという意味はとてつもなく大きい。母親としての本心をいえば、公園の全表土をはぎ取ってほしいし、砂を入れかえてほしい。すべての親が、政府が、自治体が本気になれば、すべての汚染された土地の表土をはいだり、除染したりすることは不可能ではないのではないか、大人が汚したもので将来子供たちに涙を流させることは断じて許されない。こういった意見であります。
どうか未来を担う子供たちを被曝から守るというこの大きな請願趣旨をご理解いただいて、賢明なご判断のもと審査をよろしくお願いしたいと思います。
○
大久保 委員長 ただいまの説明に対し、質疑のある委員は、挙手の上、
委員長の許可を得てから発言をお願いいたします。
順次発言を許します。
瀬戸委員。
◆瀬戸裕美子 委員 ここで申し上げていいかどうかわからないのですが、きょうは、たくさんの傍聴の方が見えていて、請願をされている代表の方もいらっしゃいますので、ぜひ代表の方の直接の声をここで聞きたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。
○
大久保 委員長 後ほど、皆さんに意見を確認してから進めていきたいと思います。
ほかに発言はありませんか。
五十嵐委員。
◆
五十嵐立青 委員 私も
一般質問でやりましたので、趣旨には基本的には賛成なのですけれども、私自身も今2カ月の子供もおります。何度か、永井議員、瀬戸委員ともちょっとお話をして、文言が何とかならないのかというお話を相談したわけで、永井議員たちも頑張ってくださったようなのですけれども。当初は、わからなかったといったような趣旨説明の中でありましたが。例えば、今出すのであれば、この文言は全部変わってくるということなのでしょうか。特に食材の部分ですね。
○
大久保 委員長 永井議員。
◆永井悦子
紹介議員 先ほども言いましたように、食材を測定してほしいというのが、まずは大きな要望でございます。それができないのであれば、食材を厳選して使ってほしいというようなことであったかと思いますので、できれば、
五十嵐委員が提案された全食品の測定が、できれば可能だというようなことになろうかと思います。
そして、その中で検出、今の基準値は、やはりお母さん方が高いと思っているのですね、国の基準値は。ですから今後どのように動いていくかはわかりませんけれども、市の方で独自に判断しながら使ってほしいというような気持ちはあると思います。そのあたりも、請願者の代表者にお聞きされたらいいのじゃないかと思うのですけれども。
○
大久保 委員長 五十嵐委員。
◆
五十嵐立青 委員 市長との議論の中では、残念ながら全くかみ合いませんでしたので、なかなか市で進めていただくのは難しいかなというのが率直な印象なのですが。全品検査の
システムというのは、私は当然これしか解決方法はないと思っているのです。だからこの2の①というのは、非常に当然のことだと思うのですけれども、表現が、②と③のところで、「汚染された地域」という言葉が使われているのですけれども、この注を読むと、EUの測定結果の添付義務だと思うのですが、この請願とは、言葉の問題なのですけれども、これはすごく大事で、私も賛成をしたくても、この言葉が入っていてはできないのですけれども。この言葉の解釈というのはどういうふうにされていますか、茨城がもう汚染された地域だということになってしまうのですか。これによると。
○
大久保 委員長 永井議員。
◆永井悦子
紹介議員 それは、やはり放射能がきて、放射線が出ているというような判断だと思います。それが低線量で影響ないというふうな判断を今しているわけで、ここに
つくば市でも。だけれども、わずかながらでもそういう状況が続いているというのは、請願者の判断だというふうに思います。そういう意味で、汚染されていない地域じゃない、汚染されている地域というふうな表現になってしまうかと思います。
○
大久保 委員長 五十嵐委員。
◆
五十嵐立青 委員 そうすると、この汚染の可能性があるということ、その後の十分に低い値ということと関連してくるのですけれども。十分に低い値というのは、例えば、私の農場でもホウレンソウは精密検査して、検出基準値以下なのですね。周辺の野菜農家さんなどに話して、やはり精密機械で分析しても検出されないことがほとんどであると、あるいは常総生協などでも検査していますけれども、基本的には出ていないような状況で、こういう文言になってくる分については、どう整理をしたらいいのかなというところなのですよ。気持ちはわかるので、非常に悩ましいのですけれども。
◆永井悦子
紹介議員 これもやはりお母さん方のお考えを示しているのだと思うので、私個人の今意見は言えないのですけれども。言わせていただくなら、ドイツの基準である4
ベクレル等の、そのあたりの値も参考にはなるかと思います。
ですから、先ほど米の、
木村委員が質問されてお答えに、行政がなっておりました20
ベクレルの検出限界ですか、そのあたりのことのように、いろいろ測定器によって検出限界が異なるわけですから、非常に難しいところだとは思いますが、基本は国が定めている基準、今のところ緊急的に定めている基準が基準にはなろうかと思いますけれども、気持ちはそのあたりにあるのではないかと理解しております。
○
大久保 委員長 五十嵐委員。
◆
五十嵐立青 委員 そうすると、国の基準というのは500なわけなのですけれども、500を上回っているというものというのは基本的にないわけですよね。それを使わないでほしいということなのですか。そうではなくて、十分に低い値というのはもっと厳しいものということですよね。私も500という数字が妥当かと思っていませんけれども、ここでの読み取りは、ちょっと今の設定ではよくわからない。
◆永井悦子
紹介議員 できる限り食材を選んでほしいというのはあると思いますけれども、そこまで強く求めているものではないと思います。まずは、測定値をはかり公表することが大事だというふうに考えているので、そこはどこにこだわるかの問題ですけれども、賢明な解釈をお願いしたいと思います。
○
大久保 委員長 五十嵐委員。
〔「聞いてください」と呼ぶ者あり〕
○
大久保 委員長 ちょっと待ってこれ終わってからですから。
◆
五十嵐立青 委員 終わっちゃうともう永井議員に聞けなくなっちゃうのですよね。またそうなると。
○
大久保 委員長 永井議員終わってからだから。
◆
五十嵐立青 委員 その請願者の方にもちろん聞くのはいいのですけれども。
〔発言する者あり〕
○
大久保 委員長 諮ってからやります。
◆
五十嵐立青 委員 その後、また永井議員に聞けるんであれば、直接伺ってもいいのですけれども。
趣旨としては、検査をすると。検査をするんだけれども、やはり茨城の野菜は汚染されているので基本使わないということなのですよ、この②を見る限り。「できる限り汚染されていない地域で収穫された食材を給食に使うこと」というのは、茨城は汚染された地域なので、茨城の野菜を給食に使うなということになるわけですか、この文言では。そのあたりが、どこまで強いのかによって、いろいろと解釈が変わってくるのかなと思うのですけれども。
◆永井悦子
紹介議員 乱暴に、まとめていえばそういうことになってしまうのですけれども。そういった、いうふうに理解しておりますので、厳密に茨城のものを使うなというような意味ではないというふうに思っております。
○
大久保 委員長 いいですか。
高野委員。
◆高野進 委員 私は、まず国の基準、そして県の基準、また地方自治体の基準でやると思うのですが、それ以上の、今この申請者の、放射能が上だといったとき、市が、国がいいんだといっても、この請願者はもっと低くしてということで訴えているわけでしょうから。
ただし、私が言いたいのは、この
つくば市に出た農作物、その中で放射能が出たと、さっき部長も、
木村委員が米のことで言ったでしょう、これは全然ゼロだということを言っていないでしょう、言わなかったでしょう。現にこれ定かではないわけですから、それに放射能が、米にやったらこれ使っちゃいけないのかな、これを聞きたいのですよ。
つくば市のそういう給食に使っちゃいけないと、そのほかホウレンソウだって、ホウレンソウもすごくあったのだから、最初は。そんなの使っちゃだめだというようなことを訴えているのじゃないこれ。汚染された地域ということで。
○
大久保 委員長 永井議員。
◆永井悦子
紹介議員 今の緊急的な基準を設けている国の判断に任せるところだとは思います。ですから、使っていくことはやむを得ないというふうに、という前提がありますよ。だけれども、それをできる限りというところでお願いしているわけです。
それと、できれば測定を、事前に使う前にはかっていくというのはなかなか大変なことですから、はかり、使ってある、後でも測定はしてほしいということなのです。それは、基準値以下であっても、値を公表してほしいというような思いがそこにあるんだと思います。
○
大久保 委員長 ほかにありませんか。
木村委員。
◆
木村倉ノ助 委員 永井議員に質問します。
いろいろこの請願の理由につき、8,000人の人がこれだけ心配しているようなので、私も農業の一人として、こちらにつきましては、作物をつくる一人としては大変慎重にやっています。それで周りの農業をやって出荷をしている人たちも、おれがつくっている作物は大丈夫なのかと、やはり検査に出して、安定基準以下だということで、皆さん農家の人たちは、そのように出荷しています。現在ですよ。
それにもまして、まだ心配されているということの気持ちは大いにわかります。が、私も農業人といたしましては、この2番の項目につきましては、なかなか納得できない部分の文章もありますので、この辺のところは、
紹介議員は、どのように思いますか。
◆永井悦子
紹介議員 今、出回っている農産物は基準以下ということをサンプル調査でやっているわけです。ですから、子供を育てているお母さん方にとっては、本当に食べる物すべてをそこではかりたいというのが本音だと思うのです。そういった意味で、このときは、農産物の食品の測定
システム、
つくばでどういうふうにするかというのが出ていない時期でありましたので、それもできないというところで、給食食材に関しては、こういったことを配慮していただきたいというふうに表現されたんじゃないかと思います。
ですので、今見ていただいたとおり現状、いばらきの農産物はたくさん使われております。そういったところで、そこをだからきちんと利用する前、後でも、そこら辺はちょっと運用の問題があると思いますけれども、できれば全品はかっていただいて、そして公表してもらいたいという思いがあるのではないかと思います。ですから、サンプル調査というところに、やはり不安があるのじゃないかという。
○
大久保 委員長 五十嵐委員。
◆
五十嵐立青 委員 そうなのですよね。サンプル調査をしても、もう私これ
一般質問でやりましたけれども、わからないわけですよね。いざ、目の前に口にしようとしているものが、どうなっているかというのは基本的には知りたいわけで、そこがないから一つ不安になってしまっている。実際検査をしたら、ほとんどのものはもう極めて低いわけですから、本当に95%以上は検出以下のような、数字はわかりませんけれども、の中で。例えばなのですけれども、ちょっと具体的な話になりますけれども、今度、今新しい全品検査の
システムを今開発をしてもらっていて、10月の半ばに、かなり高精度で測度の高いものが入る予定なのですね。市役所に入るのは日立アロカという、もともとはキャンデラ社というのが2,000万円ぐらいでつくっているものを部品を使って廉価版で500万円ぐらい、500万円ぐらいですけれどもね予算としては。やっているものだと思うのですが、まだ、この
システムは日本にないのですが、原子力開発研究機構のOBが代表する会社の方と富士通さんで共同で開発をしてもらっているのですね。この
システムがあれば、その数字をどこに置くかによってかかる時間は変わってきますけれども、今出ているような富士電機のものよりも精度が細かいところです、かつ同時にそれが何十秒になるかはわかりませんけれども、かなり短い時間でできるようになるのですね。
市長の答弁では、余りそういうことに関心がないようでしたから、もう自分たちでやるしかないかなと思っているのですけれども、そういったものを、例えばできて、一たんいろいろな、皆さんが不安に思うものとか、市内の農業者の皆さんにどんどん私は使っていただいたらいいと思うのです。それを見た上で、本当に茨城は汚染された地域と呼ぶことが正しいのか。これを請願を通すということは、
つくば市議会として、茨城は汚染された地域ですよと宣言することなわけですよね。それを、例えば、今度の議会で、例えば、いろいろやってみて数値がどうなるかと、それで数字がすごく高いのであれば、どんどん全品検査。
○
大久保 委員長 静粛にお願いします。後ろの方、ご協力お願いします。
◆
五十嵐立青 委員 全品検査をして、高いのであれば、この請願もそのまま採択に、私もそれは賛成できると思うのですね。もしだからそうやって全品検査をしていった中で、やはりほとんど出ないのであれば、多少文言が変わってくるとか、あるいは趣旨とか、そういうことになってくるのかもしれないのですけれども、そのあたりどうお考えですか。
◆永井悦子
紹介議員 数値によって汚染されているかされていないかという問題ではなくて、やはり放射線が降ったことは間違いないわけですから、それを汚染と呼ぶならば、茨城県は汚染されているというふうに私は解釈いたします。
ですので、これはそれで、その汚染地域から絶対に食材を求めるなというふうな趣旨ではないというふうに、これを読めば、しっかり読めばそういうふうに理解できますので、たとえ汚染地域であっても、除染がしっかり行われたり、それから測定がかなり細かくされたりして、放射線の量が非常に低いというふうになってきていることをまずは知らせるしかないのじゃないですか。全く真っ白にならないですよね。逆にいえば。
○
大久保 委員長 五十嵐委員。
◆
五十嵐立青 委員 汚染された地域というのは、放射能が、放射線が原発事故により爆発をして降下しましたと、それが汚染された地域という定義ということなのですかね。それは、じゃ、必ずしも茨城の食材は汚染されているということを言っていない。でも、その地域、汚染された地域の食材は使わないというところ、さっきの質問の続きなのですけれども。例えば、全品検査をこれからしていって数値を見た中で、改めて判断していくというのはどうなのかなと。
つまり何を言っているかというと、私は署名というのはすごく重いと思っていて、本当に、お母さん方の心配というのは非常によくわかるし、うつになっちゃったりされている方もいらっしゃいますから、それは何とかこれはしなくちゃいけない問題だと思って、この間
一般質問でいろいろやったのですけれども、残念な結果に終わりましたけれども、そういう中で、今、このままいけば、ただ、否決されて終りましたということになってしまいかねないのじゃないかなということを危惧しているので、そうやって、実際の数値を全品検査を含めて見ていくということの可能性というのはどうなのでしょうか。
○
大久保 委員長 永井議員。
◆永井悦子
紹介議員 それは、そういうふうにはかれば、基準がまた要るようになりますよね。使うには。その基準が国の今の基準でいいかどうかというのは、またここで、自治体で判断しなければいけないことになってくるのじゃないかと思います。でも、今の現状でやるならば、国の基準が、まずはあって、そして検出限界をどういうふうに考えるか等の考え方については、今後また変わっていくものではないかと思うのです。ここで言っているのは、茨城産だから使うなというふうに言っているわけではないと思うのですけれども、いかがでしょうか。
○
大久保 委員長 五十嵐委員。
◆
五十嵐立青 委員 国の基準以下のものを使ってくださいということなのですか。そうすると。そうじゃないですよね。
◆永井悦子
紹介議員 それもあります。
◆
五十嵐立青 委員 それもある。
それもあるけれども、福島、群馬、茨城、栃木、宮城、長野、山梨、埼玉、東京、千葉、神奈川、静岡は、ということですよ。ちょっとその辺が、どっちで解釈するかによって全然話が違ってくると思うのですけれども。
○
大久保 委員長 永井議員の答弁いただいて、とりあえず。
◆永井悦子
紹介議員 私は、私はですよ。ヨーロッパ、それからドイツが特に厳しく出している限界値を、どのくらいのスパンで考えなきゃいけないかはあるとは思いますけれども、それを目指していくべきだというふうには考えていますけれども。
○
大久保 委員長 ちょっと暫時休憩いたします。
午前11時24分休憩
──────────────────────────
午前11時27分再開
○
大久保 委員長 それでは再開をいたします。
ほかに、発言はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
大久保 委員長 ないようですので、
紹介議員に対する質疑はとりあえず終結をいたします。
永井議員、ありがとうございました。
永井議員には退席をいただきます。
〔永井悦子
紹介議員退場〕
○
大久保 委員長 それでは、先ほど瀬戸委員から、請願者から説明を求めてはとのご意見がありましたので、請願者から説明を求めることについて、挙手にて採決をしたいと思います。
お諮りいたします。
請願者から説明を求めることに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙 手 多 数〕
○
大久保 委員長 挙手多数であります。よって、請願者から説明を求めることに決定をいたしました。
請願者の方、ご説明をお願いをいたします。
◎請願者(****氏) 請願者の****です。
先ほどから、ちょっと論点になっている
つくば市産とか茨城産の野菜を使わないという点ですが、永井議員からも申し上げたとおり、この請願をつくった時点では、まだ、野菜等の数値が見えていなかったのですね。給食の献立表を見ると、結構ホウレンソウ、その時点でヨウ素がかなり高く検出されていたホウレンソウが頻繁に給食に出ていたということがありまして、それは何でなんだろうというのがちょっとお母さんたちでも話になりまして、やはり売れないものがちょっと回ってきているおそれがあるのかなという、そういうことでやはり子供たちに食べさせることで、そういうのは避けたい、できれば、そこはちょっと違うのじゃないかということで、請願内容に、まだ検査体制が全く整っていなかったので、まず、検査する前には、そこに出させていただいた県のものはできるだけ避けていただきたいというふうに書きました。
この間にも牛肉の問題がありましたけれども、牛肉もやはり基準を超えたものがかいくぐってやはり市場に出回っていましたけれども、そういうものを子供たちには食べさせたくないという思いで請願の中に書きましたので、絶対、茨城のものを使いたくないというわけではありません。検査体制が整った上で、数値とかが出てくると思いますので、今でももうほとんど不検出のものが、野菜類はほとんどなので、そういった意味では、ちょっと給食で使うという食材としてはちょっと安心しているのじゃないかと思います。
もう家庭では、西の野菜を使って、お母さんたちできるだけ避けたいというふうに、被曝を避けたいということでやっていますので、でも、給食についてはそこまで望むというものではないので、本当に、数値が見える体制を整えたいというのが一番の願いです。
こうしている最中にも、学校のグラウンド、乾燥していて、すごい砂ほこりが上がっています。きのうも、奉仕作業で行ってきたのですけれども、物すごい砂ほこりで、それを吸い込んでいるという状態なので、子供たちはこうやっている間にも被曝をしています。仲間のお母さんの中でも、子供さんのおしっこをとられて、検査に出して、やはりもう既に数値が出ているという状態で体の中に確実に入ってきています。体調の面でも、風邪がちょっと治りにくいなとか、これはもうこれが放射能だけというふうに確定はもちろんしませんけれども、ちょっとやはりいつもと違う体調、あとは何か鼻血がちょっと出やすいかなとか、あと、男の子なのですけれども、おチンチンのところ、やはりセシウムが通るのでちょっと赤くなっているというような症状も出ています。やはり子供たちが、大人の使い放題というか、電気で放射能をまき散らされて、それを受けて今、体が、子供たちの体は闘っているわけです。それをやはりできるだけ避けたいというのは私たちの願いです。
将来、子供たちが、もし体調が悪くなったとして、不調になったとして、私たち母親はできる限りのことをやったというふうに思いたいと思っています。その上でのきょう請願の提出ということで、ぜひご理解いただきたいというふうに思っています。済みません。長くなりまして。
○
大久保 委員長 請願者の**さんからご説明いただきまして、ありがとうございました。
ご退席いただいて結構でございます。
〔請願者****氏退場〕
○
大久保 委員長 これより各委員のご意見を伺います。
順次発言を許します。
浜中委員。
◆浜中勝美 委員 放射線対策室の方に少しお聞きしたい部分があるのですけれども、この間の放射線影響学会ですか、300名ぐらい、私も参加させていただきましたけれども、そういう中で、セシウムは水に溶けないと、少し溶けるのでしょうけれども、溶けにくいと、そういう部分を、田口先生でしたっけ、言っておられましたけれども、そういう部分から考えたときに、先ほど
木村委員からもありましたように、米に対しての、からは、鉾田で52とか出たという報告は新聞等でありましたけれども、そういう部分考えたときに、土壌にセシウムが沈着した部分がその作物に移行するというか、そういう部分については、どういうふうに、我々専門的な部分はわかりませんので、そういう部分については、どういうふうな部分が、国のあれなんかもあるでしょうから、そういう部分ちょっと教えていただければ、そうすればある程度、
つくば市産のいろいろな農産物に関しても、ほとんど心配しないでいけるのじゃないかなと、私も農家やっていますし、米はつくっていますので、そういう部分でいったら、非常に皆さんの子供さんたちを心配するという部分については物すごいよくわかります。と同時に、農家の人たちも、さっき
木村委員言われましたように、本当にこの放射能に関しては、非常に心配している部分ありますので、そういう部分についてちょっと教えていただければと思います。
○
大久保 委員長 谷内放射線対策室長。
◎谷内 放射線対策室長 浜中委員のお話だと、各野菜ごとによって移行ケース、土から各野菜に移行するその計数というのは野菜ごとに違っております。それで、今、その野菜ごとの詳しい移行計数というのは、手元にありませんのではっきり言えないのですが、稲に関しましては、移行計数が大体1割ということで考えられております。その他、ホウレンソウとか、そういったものに関してもそれぞれ移行計数がありますので、その移行計数を勘案した上で、農地の土壌の作付制限とか、そういったものが実施されているというふうに考えております。
○
大久保 委員長 浜中委員。
◆浜中勝美 委員 そうすると、1割というのは、例えば、何というのですか。それが米なら米で言われましたけれども、どれくらい影響するというか、出るとか出ないとか、不検出と、先ほど部長からご答弁ありましたけれども、それは20
ベクレル以下みたいな形でしか出ない可能性の方が多いのでしょうか。
○
大久保 委員長 谷内放射線対策室長。
◎谷内 放射線対策室長 移行計数を勘案しまして、土壌の米の作付制限ということになると、お米の暫定基準が500
ベクレルパーキログラムでございます。これに関しまして移行計数、10%見ておりますので、農地が5,000
ベクレル以上の汚染があった場合に関しては、その農地は、田んぼは、作付制限の対象になるというふうに考えられております。ですので、その検出限界以下になるというようなことからすると、ちょっと申しわけございません。計算をはっきりとしてみないとわからないのですが、現時点ではその農家の、農地の作付制限というようなことから見ると5,000
ベクレルというようなことからご判断をいただければと思います。
○
大久保 委員長 浜中委員。
◆浜中勝美 委員 そうすると、今現在で市内の農地に関して、5,000
ベクレル以上ある農地というのは、ないということでよろしいのでしょうか。
○
大久保 委員長 谷内放射線対策室長。
◎谷内 放射線対策室長 福島県などの一部の地域では、実際作付制限が行われているところでございます。
ただ、茨城に関しては、作付制限に関して制限がかかったというようなことはございません。
○
大久保 委員長 暫時休憩します。
午前11時38分休憩
──────────────────────────
午前11時57分再開
○
大久保 委員長 それでは、再開いたします。
ただいま、いろいろいっていただきましたが、具体的に、どういう方向でいくか、発言を求めます。
◆高野進 委員 今、皆さん話したように、継続という話が出ましたから、それを皆さんに聞いてくださいよ。
○
大久保 委員長 ただいま、本請願に対して、継続というご意見がございましたので、継続審査についてお諮りいたします。
継続審査が否決された場合には、本日中に結論を出しますので、よろしくお願いいたします。
お諮りいたします。
請願23第11号 「
子ども達を放射線から守る対策を求める」請願書の審査は、この辺にとどめ、閉会中の継続審査とすることに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
大久保 委員長 異議なしと認め、請願23第11号は閉会中の継続審査とすべきものと決定をいたしました。
────────────────────────────────────
○
大久保 委員長 次に、請願23第13号
つくば市での災害・
非常事態の避難時において
伴侶動物(犬・猫・小動物等の
ペット)同伴避難の容認を求める請願について、議題といたします。
紹介議員の田宮議員の出席を得ておりますので、請願23第13号について、
紹介議員の田宮議員に趣旨説明を求めることにいたします。
田宮議員、今来ます。よろしくお願いいたします。
◆田宮直子
紹介議員 請願23第13号の請願、
つくば市での災害・
非常事態の避難時において
伴侶動物(犬・猫・小動物等の
ペット)同伴避難の容認を求める請願、これは、全国動物ネットワーク所属のNPO法人動物愛護を考える茨城県民ネットワークと、NPO法人ポチたま会と、NPO法人しっぽのなかまの3団体連合の請願です。
私から趣旨説明をさせていただきます。
請願要旨、さきの東日本大震災において、
伴侶動物、犬、猫、小動物等の
ペットを同伴する被災者が飼育動物の放棄を強制されたり、避難所、仮設住宅への入居を拒否されるという事例が数多く起こっています。この事例は法的にも、福祉の観点からも到底受け入れられるものではありません。同様の事態が
つくば市でも起こる可能性は十分あります。これを事前に防ぐため、何らかの施策が緊急に必要と思われます。
請願事項、
つくば市での災害、
非常事態の避難時において、
伴侶動物、犬、猫、小動物等の
ペット同伴の被災避難者に対し、動物の飼育の継続、避難所、仮設住宅、公営住宅への入居、支援物資、義援金の受給等の権利を保障するべく制度の整備等のご配慮をいただけますよう請願いたします。
請願理由、1、所有、飼育する動物を放置し、衰弱、餓死にいたらしめることは、動物の愛護及び管理に関する法律における動物をみだりに殺し、傷つける、または苦しめることのないように、第1章第2条より。動物の健康及び安全を保障するように努めるとともに、第3章第2節第7条より。の事項に反するものであるから。
2、現在、日本国内
つくば市内においても、動物を飼育することは、所有権としても公然と認められている。また人生をともにする
伴侶動物との関係は、飼い主と動物双方にとってかけがえのない家族関係そのものである。それらお互いの隔離、別離の強制は、先ほど述べました、法的根拠及び市民とその
伴侶動物の両者に対して守られるべき福祉を不当に侵害するものであるから。
3番、現在の東日本大震災の被災者や今後の緊急事態に対する柔軟な支援体制の確保と、地域貢献につながるものであるから。
若干補足させていただきます。
3月11日、事故発生直後の避難時に起きた実話です。
ある住民の方が、市の準備した避難バスに飼い犬を連れて乗り込もうとした際に、職員から、犬は乗せられないので置いていくようにとの指示を受け、泣く泣く公民館の柱につないで避難せざるを得なかったといいます。二、三日のつもりが数日たって戻ってみたら、その犬は既に亡くなっていたそうです。これはレスキューに入ったAPF通信の大網さんの話です。別の住民の話では、一時帰宅で戻ってみたら、犬や猫がやせて死んでいた。あるいは家の中で共食いをしていたので庭に埋めてきたそうです。このような声は数え切れません。
もしも警戒区域に指定される前に、避難所や仮設住宅での
ペット受け入れ体制が整っていたら、住民たちは、同伴避難ができたと思います。残してきた犬、猫を探すために、あるいはエサや水を与えるために、警戒区域設定の後の危険な区域に無理やり入るということも必要ないと思います。
周辺地域で、福島や宮城の被災者を受け入れたまちが
ペットも収容できる施設を準備してくれていたら、肩身の狭い思いをして動物と一緒に車の中で寝るのを余儀なくされた被災者が多かったと聞きます。車で休むために、体を壊した人もいました。対照的だったのが牛久市です。動物のためのケージやフード、収容場所を準備して、同伴避難者を受け入れていた牛久市は、避難者の皆さんに大変喜ばれていました。今こそ対策を講じなければなりません。今なら間に合うのです。
つくば市には、放射能や薬品、電磁波を取り扱う研究機関があり、実験動物も多くいます。災害発生時にはそれらが外へ漏れ出すなどのさまざまな危険が考えられます。警戒区域設定もあり得るかもしれません。あらゆる可能性に対して、今から対策を万全にすべきと思います。動物とともに避難できる避難所や仮設住宅の確保を早急にお願いします。
ちょうどここに、9月9日の毎日新聞の記事がございます。福島県郡山市から、息子2人、飼い犬のチワワ5匹とともに、新潟市に自主避難してきた方ですけれども、最初は、行く先々の避難所で
ペットは不可と断られ、車中泊をしていました。ガソリンを求め、たまたまたどり着いた新潟で
ペット可の避難所が見つかり、本当に助かりました。新潟では、新潟動物ネットワークの方々が、毛布やストーブ、避難所の前にケージまで提供してくれました。動物病院の獣医さんも週1回定期健診に来てくれています。それから、きょう9月13日の毎日新聞の記事にカラーの写真があったのですけれども、
ペットを飼えない仮設住宅で暮らす方なのですけれども、この方計画的避難区域に指定されている福島県飯館村の方ですけれども、愛犬の世話のために足しげく自宅に戻っている。
お時間をいただきましてありがとうございました。ご賛同のほど、よろしくお願いいたします。
○
大久保 委員長 ただいまの説明に対し、質疑のある委員は挙手の上、
委員長の許可を得て発言されますようお願いいたします。
順次発言を許します。
高野委員。
◆高野進 委員 この問題は、非常時の中で、動物の犬、猫も、その他いろいろ書いてありますけれども、避難所へ連れていって世話をするという意味なのかな。ちょっと紹介者に聞きたいです。
○
大久保 委員長 田宮議員。
◆田宮直子
紹介議員 犬や猫、連れていった動物は、自分で世話をしますけれども、ケージとか、毛布とか、そういうのを用意していただければありがたいと思います。
それから、みんなが一緒になると、動物との接触を嫌がる方もいらっしゃるかもしれませんけれども、別エリアにすみ分けをすれば問題は解決すると思います。
○
大久保 委員長 高野委員。
◆高野進 委員 動物は、もちろん好きな人、私は好きですけれども、猫は大嫌いだけれども。犬は好きなのです。犬はうちは4匹も飼っている。座敷犬も飼っている。ただし、私が言いたいのは、そのときに、避難所には多くの人が集まるでしょう、それで例えば子供、大人でも同じ、アレルギーとか、アトピーとか、そのほか夜おとなしい犬ばかりいないから、主人の言うことも聞かない犬もいるのだから、そういう点は、どう解決するのですか。
○
大久保 委員長 田宮議員。
◆田宮直子
紹介議員 ただいまも申し上げましたように、別エリアにすみ分けをすればいいと思います。
ペットを飼育している家族の割合というのは全家庭の3分の1ほどですから、仮設住宅のうちの3分の1ぐらいの場所を、建物を
ペット同伴避難者用に設定してくださればよいと思います。
○
大久保 委員長 高野委員。
◆高野進 委員 今回、東北大震災の中でも、動物飼っている人たくさんいましたよ。現在、福島でも、犬とか猫とか、そのほか牛とか、いっぱい放置、きのうあたりも、みのもんたが言ったみたいで、大分、やせ、やっているという中で、例えばその中でも、避難者の人がまだ仮設が1%、1割しかないという中で、そういうとき犬とか猫とか面倒見られるのか。今、本当に被災者が困っているのだよ、今泣いているのですから、毎日毎日ニュースそればかり、そういう中で、田宮議員はどう思っているのだか、あなたの意見をちょっと。
○
大久保 委員長 田宮議員。
◆田宮直子
紹介議員 犬を全部残してきた場合、野犬の集団となって、強いものだけが生き残って、今度は周辺の集落とか人間たちに問題を起こすでしょう。福島も茨城も同じですけれども、不妊手術の浸透していない地域では犬とか猫も繁殖します。手をこまねいているうちに小犬や子猫がたくさん生まれてきます。今はカエルとかヘビとか、鳥をとったりなどして何とか生きているけれども、食べ物もなくなる冬になればどうなるのか。とても冬を越せないと思います。ですから、飼っている犬や猫は自分が面倒、連れていって同伴すると。野犬化させないと。
○
大久保 委員長 ほかに発言はありませんか。
◆浜中勝美 委員 犬、猫、小動物等の
ペットという形でいわれていますけれども、小動物というのどの辺までのことを考えていらっしゃるのか。
◆田宮直子
紹介議員 常識の範囲内で。
◆浜中勝美 委員 鳥とか爬虫類なんかもいるでしょうし、また、新聞等で見ると、子豚も
ペットと扱っている人もいるでしょうし、ですからその辺の常識的な範囲といわれても、いろいろな形で
ペットを持ち込む場合にいろいろな人が出てくる可能性はあると思うので。あともう一つは、別エリアにすみ分けと、言われましたけれども、すみ分けた中で、先ほど高野委員が言われましたけれども、猫と犬を隣同士になって、そのときにはお互い嫌いだといったら、また、いろいろな問題が起きる可能性があると思いますけれども、その辺のところ。
◆田宮直子
紹介議員 ケージも用意していただいて、それに小動物といっても、
ペットだからと全部持ち込んではそれは大変、ワニとかそういうの持ち込んだのでは大変ですから、その常識の範囲内で、大体犬と猫が主だと思いますけれどもね。
○
大久保 委員長 浜中委員。
◆浜中勝美 委員 ただ、そうしちゃうと、多分、同じ小動物であるからといって、あの人は犬、猫はいいのだけれども、それを何というの、ある程度限定しちゃうと、いろいろな意見が、その避難所の中で出てくる可能性はあるのじゃないかなという気はするのですが。
○
大久保 委員長 田宮議員。
◆田宮直子
紹介議員 今おっしゃいましたのは、じゃ犬を連れてきた人と連れてこれなかった人で問題が起こるということですか。
◆浜中勝美 委員 あるでしょうし、また小動物の中でも、私は
ペットを連れていきたいといっても、その広報の中で、この小動物はだめだよとか、そういう部分をやっちゃうと、小さい動物なのに、扱いなのに動物によって連れてこれないというか、同伴できない部分が出てきちゃうというか、そういう可能性もあるんじゃないかなというのが一つ思いました。
あと、もう一つ先ほど高野委員からありましたように、鳥とかの病気の問題、そういう部分になったときには、やはり鳥インフルエンザとか、アトピーとか、さっき話が出ましたけれども、病気の原因になるような部分が出てくる、フンとかそういう部分で、ある程度隔離して住まわせるようするのでしょうけれども、そういう衛生的な部分が少し心配があるような気が私はしていますけれども。そういう部分についてはどのように。
○
大久保 委員長 田宮議員。
◆田宮直子
紹介議員 小動物なのですけれども。例えば、熱帯魚が自分の
ペットだからと連れていくわけにはいきませんよね。電気を使う。そういうのは常識外ですので、それは自分でも自粛すると思います。
それから、病気の問題ですけれども、鳥などを連れていくと鳥インフルエンザとかおっしゃいました。こういう災害時は、獣医さんがボランティアで定期的に回診に来てくれます。それで、そういうおそれのある鳥インフルエンザを感染させるような鳥の場合は、鳥のケージに隔離遮断して、病気になったらもうすぐに獣医さんのと
ころへ預けなきゃいけないのですけれども、そのおそれがあるという場合には、ケージやかごがありますでしょう、そこに隔離、距離を離しておくべきと思います。
○
大久保 委員長 ほかにありませんか。
◆高野進 委員 今回も東北の地震で、犬、猫、その他いろいろありましたけれども、さっき言ったそういう餓死した猫もいたと、でもそれは、餓死した猫じゃなく、その飼い主がほっといたから餓死したのだから、そういう中で、親戚とか、その施設に預けるとか、これは大分いましたよ。そういうことを、餓死するのじゃなく、愛しているのならそういう策も必要だと思うのですが、どうですか。そういう考えは。
○
大久保 委員長 田宮議員。
◆田宮直子
紹介議員 多分、自分の家で、避難する場合には親戚を頼ったと思いますけれども、親戚の人とか近所の人も、みんな一斉に避難するのでは、人に預けるわけにはいかないと思うのですよね。
○
大久保 委員長 高野委員。
◆高野進 委員 隣の人預けてもらうなということ言っているのじゃないの。私は。田宮議員の親戚だ、例えば茨城が東北のようになって遠くの人に預けるとか、北海道へ預けるとか、そういうことも飼い主はやっていたということをお話しているの。それで、聞かないけれども、保護をするのと、市民が困っている、そういうとき、どっち優先するのですか。私は、人を助けます。
○
大久保 委員長 田宮議員。
◆田宮直子
紹介議員 もちろん人を助けなければ、人命が最高に優先されなければならないのですから、もちろん人を助けなきゃいけない、だけれども、親戚も遠過ぎて犬も預けられないという場合には、避難所で。
◆高野進 委員 そんな時間はないでしょう、職員だって。
○
大久保 委員長 高野委員。
◆高野進 委員 もういい。
○
大久保 委員長 いいですか。
ほかに発言はありませんか。
〔傍聴席より発言する者あり〕
○
大久保 委員長 傍聴者は済みません。
委員会で検討しますので。
〔発言する者あり〕
◆
五十嵐立青 委員 請願代表者に話す機会をとるかどうかここで採決すればいいでしょう。
◆瀬戸裕美子 委員 請願者の方の趣旨の説明を、説明というか補足をしていただいたら、もっとわかりやすくなるかと思います。
○
大久保 委員長 田宮議員が終わってからにしますので。
特にないようですので、
紹介議員に対する質疑を終結いたします。
田宮議員ありがとうございました。
田宮議員には退席いただいて結構でございます。
〔田宮直子
紹介議員退場〕
○
大久保 委員長 ただいま、瀬戸委員より、請願者から説明を求めてはとのご意見がございましたので、請願者から説明を求めることについて挙手により採決いたします。
お諮りいたします。
請願者から説明を求めることに賛成の方の挙手を求めます。
〔挙 手 多 数〕
○
大久保 委員長 挙手多数ですね。よって、請願者から説明を求めることに対して決定いたしました。
請願者の方ご説明をお願いいたします。
◎請願者(*****氏) お世話になっております。
私、NPO法人動物愛護を考える茨城県民ネットワークの**と申します。いつもお世話になっております。
高野さん、この前の、去年の請願のときも大変お世話になりましてありがとうございます。
私、高野さんが、この前の請願のときに、私の話をした病死をしてしまって猫だけが残されたというその谷田部のエリアの猫、あれから避妊去勢を近所の方たちとやりまして、10何匹いた猫たち全部捕まえて避妊去勢いたしました。そういった形で、地域の中で野良猫を減らす、あるいは、野良犬を里親譲渡するというふうな地道な活動を少しずつ進めている私たちの団体ですけれども、このたび、東関東大震災で、たくさんの犬や猫が被災に遭って、そして人間も大変ですけれども、残された動物たちの命を奪われ、また亡くなってしまった。そして、登録の頭数だけでも、犬だけで6,000頭といわれています。登録をしていない犬を含めると恐らくその倍はいるのではないか、そしてさらに猫を含めると1万5,000とも、2万ともいわれている、そのくらいの数の頭数の愛玩動物が警戒区域の中に取り残されたまま、今、餓死を、時間をかけて衰弱死と餓死をしつつあります。
こういったことを、やはり原発の問題と同じですけれども、人間がもたらしたことで人災なわけですね。そして動物愛護法には、動物の命を奪ってはいけないということ、みだりに処分をしてはいけない、餓死をさせてはいけない、捨ててはいけないというふうなことがはっきりと書いてあるんですけれども、それにもかかわらず、今回の避難体制が整わなかったために、福島の動物たちは、強制的にそのまま現地に残されてしまったということがあります。
同じこの茨城でもいつ震災が起こるかわかりませんので、未然にこういった事態を防ぐために、今できることを地域でやろうということがこの請願の趣旨です。もちろんその血縁も、親戚に頼むということもありますでしょうけれども、大きくの
ペット同伴の被災者は、まず親戚に頼んで、そして親戚の家に身を寄せて、そして大体が1週間でそこを出ているんですね。公的な場所がないので、なかなか
ペットと一緒に避難ができない、親戚の家で肩身の狭い思いをして、その中で精神的にも苦労をして、結局そういった親戚の家を出てしまっている人たちが大半なのです。そういった人たちを
ペットとともに受け入れるというのは公的な機関しかないと思います。これは、地域の力がどれだけかということがはっきりとわかることだと思います。
今回、福島は全くそういった施設がなかったですけれども、違う県、新潟県は、数年前にやはり大きな地震があったものですから、
ペット同伴避難の大切さというのがきちんとうたわれていて、今回の避難所でも、
ペットともに避難できるという体制が整っているわけです。ですから、多くの
ペット同伴の人たちは、新潟の方に避難されてきました。そしてその重要性を感じた牛久市というのは、いち早く声を挙げて、牛久市では、
ペットを同伴の避難者を受け入れています。
ここの
つくば市ではそれがかなわなかったので、多くの人は、車の中で動物と一緒に寝て体を壊す、あるいは私たち動物愛護団体の家に何頭か私たちが引き受けた子たちもいます。ただもし人間に優しくありたい、人間が大切だと思うのであれば、人の心を助けるために、やはり家族同然である
ペットもサポートしなくてはいけないと思うのですね。そういうので、血縁に頼るのではなく、行政と市民が共同で助け合うこと、それが日々の地域のきずなにもつながりますし、防災、防犯にもつながっていくことかと思いますので、何か事が起こる前の対策として、この請願をまとめます。
○
大久保 委員長 請願者、ありがとうございました。
退席いただいて結構でございます。
〔請願者*****氏退場〕
○
大久保 委員長 これより各委員のご意見を伺います。
順次発言を許します。
五十嵐委員。
◆
五十嵐立青 委員 結論からいうと、私は賛成なのですけれども、何点か論点がありまして、そもそもこれ法律の問題なんですね。動物愛護法という法律がありますから、そこに、この請願理由にも書いてありますけれども、努力基底が入っているわけなのですね。
この請願事項を、文言を読みますと、制度の配備等のご配慮をいただけますようお願いいたしますと、何というのですかね。法律を当たり前になぞるだけの内容ですので、これを否決する理由というのはまず私には全く思い当たらないというのが1点目。
2点目ですけれども、これは少し話それますけれども、世界的に見て、日本ほど動物あるいは
ペットに対して成熟していない国というのもめずらしいと、よくいわれることであります。例えば、私イギリスに住んでいましたが、150年ぐらい前から動物愛護団体というのがありまして、どうやって動物と人間が共生していくかということも議論をされてきていて、本当に家族の一員のように扱われるのが当然でありまして、例えば避難する際に、拒否するなんていう問題が起きたら、きっとそれこそ大騒ぎになるのではないかなと思っております。
今回出ているのは、避難所、同伴避難ということですが、私は恐らくこの
委員会室にいるどなたよりも、避難所の状況を把握しているのではないかと思っておりますが、避難所のマネジメントを3週間ずっとしてきました。その際に、やはり福島の方が殺到をして、犬を連れてきている方などいらっしゃいました。皆さんがどうされたかというと、ほかの方に迷惑をかけてはいけないから、中には入れませんと、当時ガソリンもなかったですよね。エンジンかけっぱなしにするわけにもいかない、寒い中で、本当に体を震わせながら、皆さんに迷惑かけてはいけませんからと、体を壊されるわけですよ。同伴避難というのは、そういうことが起きないようにする、一緒に来ている人を守るために知恵を出すということなのです。
その知恵をどうやって出すか。先ほどの請願者からもありましたけれども、私のところには、いろいろなボランティアをしたいというボランティアの方からたくさん連絡いただきました。ツイッター、メール、物すごい数、動物預かりますよと、きっと避難されている方困っているでしょうと。あるいは、動物愛護団体の方からも申し出があってお預かりする。それでも、なかなか動物って変化には、ストレス弱いですから、なかなか人に預けられない、そういうとき、例えばちょっとケージがあれば、もうちょっといろいろな問題を解決するかもしれない。牛久市なんかでは実際そういうことやったわけですけれども。
さっき、地域の力という言葉ありましたが、獣医さんのボランティアを、例えば求めることもできるし、預かってくださる方を求めることもできる。その制度の整備等のご配慮すらもできないのであれば、私は
つくば市という行政が、あるいは
つくば市議会としてこれは議決するものですから、余りにも世界的な基準からもおくれていますし、あるいは市内、県内の自治体と比べても、そういう単に
ペットを、数十年前の感覚の
ペットとしてしか見ていないというような発想になって、つながっていってしまうと思いますので、決してあってはならないと思っていますし、この請願要旨、事項ともに、さっきいろいろ文言の問題ありましたけれども、この文言であれば、一体どこを否定すればいいのか、私にはさっぱりわからないところでありますので、私としてはもう賛成する以外の考えはありません。
○
大久保 委員長 そのほかありませんか。
浜中委員。
◆浜中勝美 委員 私の意見を少し述べさせていただきますけれども、先ほど、小動物等の
ペットの部分で、田宮議員にいろいろ質問させていただきましたけれども、私自身は
ペットを同伴して、連れてくるという部分については、メンタルヘルスの部分とか、そういう部分からいえば本当に重要なことであるし、できれば、やっていただきたいという部分は、自分自身は持っています。
ただ、現状の中で、それができるかという部分については、ちょっとこれから、何というのですか、この
委員会の中で集約させていくのでしょうけれども、そういう中で、じゃ先ほど牛久市とか、あと毎日新聞のいろいろな記事、新潟県とかそういう部分が出ましたので、できれば、そういう部分の他町村の、県内も含めて、また、東北で今回震災に遭われたところの仮設住宅で
ペット用に同伴用の許可を出しているところ、あるいは、今後出そうとしているところ、また、許可を出すのにはどういう条件が必要かとか、そういう部分をちょっと調べていただいてからのがいいのかなと、そういうふうに思います。
私の意見としては、ですから、今回、結論出すのじゃなくて、そういう部分を、我々が、
五十嵐委員みたいに行ければいいのですけれども、多分、行く機会というのは、各個人ではあるかとは思うのですけれども、全体として行く機会というのはなかなかないと思いますので、そういう部分を、各自治体の状況を調べていただきながら、どういう方向性であれば容認できるのかとか、そういう部分を今後検討していくという方向性でいければなと私はそういう思いでいます。
○
大久保 委員長 五十嵐委員。
◆
五十嵐立青 委員 今の浜中委員の話だと、どうすればできるかということを考えるということですよね。ここの請願事項を読んでいただきたいのですけれども、権利を保障するべく制度の整備等のご配慮をいただきますよう請願する。そういうことを検討してほしいということなのです。要するに。
ですから、どうやってやるかとかそういう細かいことについては、まさに、この後いろいろ考えていくと。そのための意志表示をここでしてほしいということなので、浜中委員がそうやって他市町村を見たり、先行事例を見るというご意志があるということ時点で、既にご配慮が始まっているのじゃないかと私は思うのですね。ですので、何も時間かけなくても、ここの請願事項を読めば問題はない文言で、さっきの放射能の文言も、もう少しこういう形で書いてあるといろいろまとまりやすかったのかなと思いますけれども、そういうことだと思うのですね。ですので、私としては今もうこれは結論を出してもいいと思っております。
○
大久保 委員長 瀬戸委員。
◆瀬戸裕美子 委員 私も犬を飼っておりまして、猫も飼っておりますが、本当に家族同然です。ですから、今もし何かあったときには、きっと連れて逃げると考えています。
猫なんかは、多分自分で用意して持っていけると思うのです。かごなんかを用意していって、できるだけ人に迷惑かけないように、避難所に行ったときに迷惑かけないようにしようという努力はできると思います。ただ、犬は大型ですので、ケージを持っていけるかどうかというところなのです。そのときに、こういう制度が整っていれば、ケージを貸していただいて、何とか犬を自分で世話をしながら、避難生活が送れるのじゃないかなということを考えます。やはり、初めにそういうものが整っているということで、それが基本になりますので、こういうものをこれから考えていきましょうということは、ぜひ進めていきたいと、そういうふうに考えます。
○
大久保 委員長 矢口委員。
◆
矢口一雄 委員 私の感覚で、猫の話なのですが、昔の人は、猫は家に飼われると、車なんかで今の猫どうかわからないのだけれども、どうしても、ほかに持っていくと、どこかへ野良猫みたく行っちゃうということを聞いているのですが、どうでしょうか、聞いたことないですか。皆さん。犬、猫というけれども、犬と猫では、犬は人に飼われるというような言い伝えがあって、だから、昔はどうしても、今も鳥を飼っているのですが、猫が鳥をいたずらしたので、川の向こうへ置いてこいと、年寄りにいわれて置いてきたことあるのです。そうしたら二、三カ月たってから、川向こうだと橋渡らなきゃならないので猫帰ってこないと、橋のところ、今度は帰ってこないということで、年寄りがどうしてもこの猫置いてこいというから置いてきたことありますが、三カ月ぐらいたってから帰ってきました。そうしたら、やせて帰ってきたけれども、そういうものだから猫とか動物は愛さなきゃならないのですが、難しい問題があると思うのです。動物だから。性格がみんな違うので。浜中委員が申し出たように、そういう面も、今の猫をどんなふうにして飼っているのだか、今飼っていないからわからないけれども、家に飼われるというのだから、家から飛び出していっちゃうのだ、ほかへ持っていくと。そういう傾向があるので、そういうことのケージでちゃんと持っていけるのか、毎日家族と一緒にいるから、それはおとなしいのだということのようなことも含めて、動物もこんな大きい動物をセントバーナードとか、あるいはシェパードとかというような動物の場合、どうしても、人にかかるようなこともあるかもしれないので、その辺を浜中委員は、研究したり、いろいろなケージあるいは動物のケージとしても、犬の場合は蚊に弱いのかな、今の犬は、昔の野良犬じゃないので、そういうもの催促しなきゃならないのかどうなのか、そういうのを牛久市でもどこでも、見に行けなかったらば、そういう資料をとってもらって、そして、継続して審査していただければ、ありがたいと思うのですが、どうでしょうか、
委員長。
○
大久保 委員長 木村委員。
◆
木村倉ノ助 委員 ちょっと
執行部の方にお伺いしたいのですけれども、この請願書の請願事項の中で、大震災においての、
ペット、
伴侶動物のことを、
つくば市として制度の整備に配慮していただけますようにと、そういう趣旨の請願でありますので、
つくば市の担当課の方では、こういったことについて検討されるお考えはあるかどうか、ちょっとお聞きしたいのですけれども。
○
大久保 委員長 飯野環境保全課長。
◎飯野 環境保全課長
ペットということで、非常時、災害時ということございます。
つくば市の地域防災計画に
ペット、動物の対応というのがございますので、ちょっと概略の方をご説明させていただきます。
避難時の
ペットの保護及び飼料は、原則として
ペットの所有者、管理者に行っていただくことになるというようなことになります。これ非常時ということです。また、避難所へは、
ペットの持ち込みを禁止いたしまして、避難所の開設時にこの旨を公表、広報するというようなことになっております。
また、避難所生活が長期化しまして、避難所等において、避難生活の障害となる
ペット問題が生じた場合は、県動物指導センター及び市の獣医師会等と協議しまして支援をすると、支援を要請する、獣医師会もしくは県の動物指導センターに支援を要請するというような形になります。
また、いろいろな
ペット関係の動物愛護団体、関係の団体が避難所の近くに救護所を設置したいというような申し出があった場合、その場合は公共用地を提供しまして設置していただくと、またこの旨も避難者の方々に広報してまいるというような形で、市の防災計画の方にただいま記載されております。
○
大久保 委員長 そのほかありませんか。
木村委員。
◆
木村倉ノ助 委員 現在の市の対応についてはわかりましたけれども、この震災において、1万頭も路頭に迷うような状況があるという請願理由でありますので、牛久の方では、受け入れ了解があったとか言いましたけれども、
つくば市では、この請願書について、今の制度じゃなく、未来にわたって見直しをする考えがあるのかどうか、これ要望なのですよね。だからその辺のところ、ちょっといってもらえればよかったのかなと思うのだけれども、部長。
○
大久保 委員長 飯野環境保全課長。
◎飯野 環境保全課長 ただいまの防災計画に、記載事項までちょっと述べさせていただいたのですが、ただいまのお話の中では、牛久市の状況とか、新潟県の状況もお話いただきました。含めまして、今現在、福島県でも、聞くところによりますと、
ペットの対応は8月ぐらいから始まったというような話も聞いております。含めまして、この辺の状況をちょっと情報収集しまして、検討するかどうかも含めまして、情報収集を行ってまいりたいと考えております。
○
大久保 委員長 特にありませんか。
暫時休憩いたします。
午後零時41分休憩
──────────────────────────
午後零時42分再開
○
大久保 委員長 それでは、再開いたします。
ほかに発言はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
大久保 委員長 ないようですので、発言を終結いたします。
それでは、本請願に対し、継続審査とのご意見がございますので、まず、継続審査について、お諮りいいたします。
継続審査が否決された場合には、本日中に結論を出しますので、よろしくお願いいたします。
請願23第13号
つくば市での災害・
非常事態の退避時において
伴侶動物(犬・猫・小動物等の
ペット)同伴避難の容認を求める請願の審査はこの辺にとどめ、閉会中の継続審査とすることに異議ありませんか。
〔「異議あり」「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
大久保 委員長 異議がありますので、挙手によって採決いたします。
請願23第13号を閉会中の継続審査とすることに賛成の委員の挙手を求めます。
〔挙 手 同 数〕
○
大久保 委員長 それでは、挙手の結果、請願23第13号に対して賛成反対が同数でありますので、
つくば市議会
委員会条例第48条の規定により、
委員長が裁決いたします。
継続審査で進めたいと思います。
環境経済部の職員の皆様には、大変ご苦労さまでした。退席いただいて結構でございます。
〔
執行部退場〕
○
大久保 委員長 それでは、再開いたします。
次に、
環境経済常任委員会審査報告についてお諮りいたします。
当
委員会の審査報告につきましては、
委員長が作成し、報告したいと思いますが、これに異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
大久保 委員長 異議なしと認め、当
委員会審査報告は、
委員長が作成し、報告することに決定いたしました。
以上で、当
委員会付託分の審査は議了しました。よって、
環境経済常任委員会を閉会いたします。
午後零時46分閉会
つくば市議会
委員会条例第60条第1項の規定により署名する
平成23年9月13日
委 員 長
大久保 勝 弘...