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平成21年11月20日文教福祉常任委員会−11月20日-01号

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  1. つくば市議会 2009-11-20
    平成21年11月20日文教福祉常任委員会−11月20日-01号


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    平成21年11月20日文教福祉常任委員会−11月20日-01号平成21年11月20日文教福祉常任委員会  つくば市議会文教福祉常任委員会              ─────────────────────────                平成21年11月20日 午後2時07分開会              ─────────────────────────  出 席 委 員                             委員長     今 井   孝 君                             委員      山 本 美 和 君                               〃     橋 本 佳 子 君                               〃     木 村 倉ノ助 君                               〃     須 藤 光 明 君                               〃     飯 岡 宏 之 君                               〃     塩 田   尚 君                             議長      鈴 木 富士雄 君         ────────────────────────────────────  欠 席 委 員                             副委員長    古 山 和 一 君         ────────────────────────────────────  紹 介 議 員
                                議   員   金 子 和 雄 君         ────────────────────────────────────  出 席 説 明                  保健福祉部長             沖 田   浩 君                  保健福祉部次長            栗 崎   誠 君                  保健福祉部次長            野 尻 正 博 君                  保健福祉部企画監           飯 塚   栄 君                  保健福祉部高齢福祉課長        飯 田   昇 君                  保健福祉部高齢福祉課主任主査     稲 葉 光 正 君                  保健福祉部高齢福祉課主任主査     中 島 一 男 君                  保健福祉部高齢福祉課主任主査     会 田 延 男 君                  保健福祉部健康増進課長        東 郷 暁 子 君                  保健福祉部健康増進課長補佐      松 本 幸 也 君         ────────────────────────────────────  出席議会事務局職員                  事務局議事調査課長          河 田 一 男                  書記                 川 崎   誠                  書記                 松 本 明 美         ────────────────────────────────────                     議  事  日  程                                平成21年11月20日(金曜日)                                午後2時07分開会  1. 開会  2. あいさつ  3. 審査案件   (1)請願21第6号 介護保険制度における要介護度認定をやめることを求める意見書採択を求める請願   (2)請願21第8号 肝炎対策のための基本法制定を求める請願         ────────────────────────────────────                       午後2時05分 ○今井 委員長  本日は、文教福祉常任委員会を招集しましたところ、委員各位並びに執行部皆様にはご出席を賜り、厚く御礼申し上げます。  本日の委員会は、閉会中の継続審査となっております請願21第6号及び請願21第8号の審査を行いますので、よろしくお願いします。         ──────────────────────────────────── ○今井 委員長  それでは、開会に先立ちまして、鈴木議長よりごあいさつをいただきたいと思います。 ○鈴木 議長  皆さんこんにちは。  本日は、文教福祉常任委員会開催に際しまして、委員各位並びに執行部皆様にはご出席を賜り、厚く御礼申し上げます。  さて、本日の委員会は、閉会中の継続審査となっております請願21第6号及び請願21第8号の審査と聞いております。どうか慎重なる審査の上にもスムーズな運営をお願いいたします。  また、本日は12月定例会の招集が告示されましたので、円滑なる議会運営皆様のご協力をお願いいたしまして、私のあいさつにかえさせていただきます。  本日はご苦労さまです。どうぞよろしくお願いします。 ○今井 委員長  ありがとうございました。         ────────────────────────────────────                      午後2時07分開会今井 委員長  ただいまの出席委員数は7人であります。古山委員から欠席届が出ております。  定足数に達しておりますので、直ちに文教福祉常任委員会開会します。         ──────────────────────────────────── ○今井 委員長  これより議事に入ります。  請願21第6号 介護保険制度における要介護度認定をやめることを求める意見書採択を求める請願議題とします。  これより委員各位質疑、ご意見等をお伺いします。  なお、発言の際には、挙手の上、委員長許可を得てから発言されるようお願いします。  順次発言を許します。  塩田委員。 ◆塩田尚 委員  執行部の方に質問したいのですが、ケアマネジャーというのは、今、どういう立場で、どういう資格があって、どういう仕事をやっている状況なのでしょうか。 ○今井 委員長  飯田高齢福祉課長。 ◎飯田 高齢福祉課長  まず、ケアマネさんは、一つには介護認定申請書の代筆でありますとか、それから、ケアマネジメントですね、介護保険が決まった人のサービスをどの程度必要かというのを決めたり、それから、資格については、県の方の資格になっております。 ○今井 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  確認しますけれども、国の資格じゃなくて県の資格なんですか。 ○今井 委員長  飯田高齢福祉課長。 ◎飯田 高齢福祉課長  そうです。県の資格になっております。 ○今井 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  ケアマネジャーという資格を取るための試験を受けますよね。その試験は、じゃあ、全国の県によって違って、その県独自で試験をして、県のケアマネジャーになるのですか。要するに、県を飛び越えると、そのケアマネジャーは、ケアマネジャーとして仕事ができないということですか。 ○今井 委員長  飯田高齢福祉課長。 ◎飯田 高齢福祉課長  登録がえをすれば大丈夫です。県の資格でも登録をすることによって可能になります。 ○今井 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  確認しますけれども、ケアマネジャー資格というのは、国が定めた要領ないし採用項目とか、いろいろな研修を受けたり、資格要綱というのがありますよね、試験を受けるときにも。それで、いろいろな勉強してから受けますよね。その試験基準というのは、国が統一して持っているんじゃなくて、県がばらばらに持っているということなんでしょうか。 ○今井 委員長  飯田高齢福祉課長。 ◎飯田 高齢福祉課長  県がやっていますね。 ○今井 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  ちょっと確認して……。例えば保育士というのは国家資格なんですよ。それでいろいろな自治体の試験を受けて、そこで採用されていくものなんだけれども、それとケアマネジャー資格あり方というのが違うのかどうか。もうちょっと、何かよくわからないのでね、それは調べておいてもらってよろしいでしょうか。もし間違っていたら、ケアマネジャーさんが国家資格じゃありませんというのが違っていたとするとまずいので、よく調べていただきたいんだけれども。 ○今井 委員長  係長に答弁させても構わないですよ。  会田高齢福祉課主任主査。 ◎会田 高齢福祉課主任主査  ケアマネジャーにつきましては、茨城県におきまして、大体7月ぐらいに試験があります。受けるに当たっては、実習、福祉施設で何時間以上という、済みません、細かくは今手元資料がありませんのでお答えできないのですが、介護支援専門員試験を受けるに当たって、要件が細かく決まっていて、その要件を満たせば、試験を受けて、茨城県で介護支援専門員ということで認定になって、県の方に登録になります。 ○今井 委員長  橋本委員、よろしいですか。 ◆橋本佳子 委員  はい。 ○今井 委員長  塩田委員、さっき途中になっちゃったのですけれども、高齢福祉課長の答弁でよろしいですか。 ◆塩田尚 委員  いいえ。 ○今井 委員長  では、塩田委員。 ◆塩田尚 委員  結局よくわからないんですよ。この文面の中で、ケアマネジャー介護サービス必要量判断してサービス提供を計画するシステムにしてもらいたいということなので、その肝心のケアマネジャーが、どの程度の能力があって、こういうことをやって問題ないのか、そういうことを我々は、もし万が一意見書を出すにしたって、ある程度判断したいと思うので、私としては、今回継続審議にしてもらって、次回までにケアマネジャーとはどういうものかということをよく調べてきてもらいたいと思いますけれども。 ○今井 委員長  会田主任さん、現状でわかる範囲で、この請願事項の1の「ケアマネジャー等専門家判断に移行する」ということは、現状として可能なのかどうか含めてご意見をいただきたい。  会田高齢福祉課主任主査。 ◎会田 高齢福祉課主任主査  はい。先ほど説明しました介護支援専門員は、現在ですと、介護保険認定申請を受け付けまして、介護保険認定を受けた方につきまして、その介護度に応じてケアプランといいますが、介護保険サービスを作成する計画書をつくりまして、それで各利用の方にサービスを導入して、利用の方は、それでデイサービスあるいはホームヘルプ等介護保険で使うというふうになります。  ですので、この介護保険につきましては、全国一律の判断認定というものが出されますので、この認定制度をやめて介護支援専門員にすべて任せることになったときに、介護支援専門員だけで公平性が保てるのかというのは、今、自分の担当している限りではわからない面があります。 ○今井 委員長  ほかに質問等ございますか。  山本委員。 ◆山本美和 委員  市内のケアマネジャー人数をもし把握していれば教えていただきたい。もしくは、県のケアマネジャーがどのぐらいいるのかまで把握していれば、人数を教えていただければと思います。 ○今井 委員長  飯田高齢福祉課長。 ◎飯田 高齢福祉課長  現在、その資料手元にございませんので、申しわけありません。 ○今井 委員長  ほかにございますか。  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  この間、介護保険はいろいろな問題があって、介護認定、統一の認定をするものについてもさまざまな議論がありましたよね。特に現場のケアマネジャーさんが実態と全く合わないということで、非常に困ったといった状況の中でいろいろ認定の方法が手直しをされてきたのが、今までの政権の中で起きてきたことだと私は理解しているんですね。  それから、塩田さんもいろいろわからないところがあるというお話でしたけれども、私は、そういったところからの観点から言えば、この文書の中でわかりにくいところなんかももうちょっとあるので、できれば、言っていることは大変よく、趣旨というものはわかるのですけれども、そういった意味では、私も継続していただければいいかなというふうには思っているのですが。 ○今井 委員長  ほかにご意見ありますか。  須藤委員。 ◆須藤光明 委員  前回ケアマネジャー資格の問題、私が話をしたことなので、そういう関係からして、橋本さんは、資格がちゃんとあるんだよと前回も言っていましたけれども、今、県の資格国家資格との差が出たということなんですね。私、各県でやって、茨城県で登録をしたと、それを他の県に行った場合には、また登録がえをすればいいんだよということなので、資格そのものに関しては、国家資格に準じたような形なんですが、今の説明の話では、要介護制度認定制度で決められたものに対して、患者に対して、ケアマネジャーが適切に計画しているんだというふうに話を聞きました。だから、やはり要介護認定制度を廃止したというふうになると、ケアマネジャーだけでは難しいなという私の意見です。  ですから、今、塩田さんも言ったし、もうちょっと継続して検討というのがありましたけれども、自分もその辺のところをもうちょっと細かく、行政の方としても、ちゃんと回答できるようにお願いしたいと思います。 ○今井 委員長  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  今、須藤さんの意見のところで、誤解があってはいけないので私言いますけれども、国家資格と県の資格でどっちがどうのという意味で聞いているのではないので、それは誤解のないようにしていただきたいんですよね。資格あり方の問題ですから、専門性の点に関しては、どちらも、国家資格とか県の認定とか、そういうところでのそういったことで私は聞いているのではなくて、それが違っていると困るから確認しただけの話ですので、そこら辺は誤解のないようにしていただきたいと思います。 ○今井 委員長  どうでしょうか。ほかにはございますか。  私の方から1点、介護保険制度の以前の措置制度に、審査会というのですかね、ございましたよね。認定審査会ですかね。そのときの状況と現在のこの認定制度の違いとかをお話いただければと思いますけれども。どういう人たちで構成されて、どんな審査をされていたのか。  飯田高齢福祉課長。 ◎飯田 高齢福祉課長  違いといいますと、介護保険制度の前のことと介護保険との違いということですか。 ○今井 委員長  そうですね。現在の認定制度との。
    飯田 高齢福祉課長  措置制度ということで、学識経験あるいは保健所と、保健福祉部長が入っているかな、5名ぐらいで委員会開催しまして、そこで措置がオーケーかどうかということを決めて、そこで了承があれば入所という形になると思いますけれども、審査会の場合には、医者、それから施設の方、それと歯科医師訪問看護師、こういった方5名が一組になって審査会をやります。その審査会につきましては、資料につきましては、認定調査員さんが調査した調査票と主治医の意見書をもとに、審査会介護度を決めるというようなシステムになっておりました。 ○今井 委員長  そうしますと、先ほど全国の公平な基準審査できるようにという話もありましたけれども、現在の認定制度は、お医者さんなども入ってこられているようで、その辺の比重が大きくなって、その分、以前の措置制度のときよりは、全国一律の公平性という点では確保されてきているとか、そういうふうに考えるべきなのですか。  飯田高齢福祉課長。 ◎飯田 高齢福祉課長  確保されていると思います。言い忘れましたけれども、認定審査会資料につきましては、1週間前に原則的に各委員さんの方にお配りして、事前に勉強してきていただいて、当日審査会開催するということをやっております。 ○今井 委員長  ほかにございませんか。  飯岡委員。 ◆飯岡宏之 委員  請願事項の2番のところで、「国の財政負担割合を現在の25%から50%に戻す」という部分でちょっと引っかかるのですけれども、この前、執行部説明で、請願事項負担割合を25%から50%に戻した場合、残りの50%を県と市、保険料などの負担割が不明だという説明を受けたので、この辺が引っかかるところなんですけれども。 ○今井 委員長  執行部に聞いてみましょうか。  そこら辺について、現状制度から含めてご説明をもう一度いただけますか。あと、執行部考え方などをお聞かせください。  飯田高齢福祉課長。 ◎飯田 高齢福祉課長  国負担割合を25から50%に戻した場合、残りの50%の県や市、保険料などの負担割合が不明ということですけれども、前に資料をお渡ししましたときに、円グラフがこちらに書いてあるかと思うのですけれども、現在ですと、国負担が20で、財政調整交付金が5%、県負担金が12.5%、市負担金が12.5%と。そして、1号被保険が20%、2号被保険が30%ということで、1号被保険と2号被保険で50%を持っているんですね。そういう中で、国負担財政調整交付金と合わせて25になっているのですけれども、ここが50になると、残り部分がどういう割合なのかわからないという意味だと思います。 ○今井 委員長  飯岡委員、よろしいですか。 ◆飯岡宏之 委員  県と市と保険料負担割合が、今は被保険第2号と第3号とで50%を賄っているということなので、その割合がどういうふうになっちゃうのかなというのも不明ですよね。この文書だけでは。 ◎飯田 高齢福祉課長  ちょっとわからないということですね。 ○今井 委員長  ほかにございますか。  継続審査とのご意見がありましたので、引き続き12月定例会委員会審査したいと思いますが、よろしいでしょうか。                   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 ○今井 委員長  ご異議なしと認め、請願21第6号は引き続き審査することに決定しました。         ──────────────────────────────────── ○今井 委員長  次に、請願21第8号 肝炎対策のための基本法制定を求める請願議題とします。  本日は、紹介議員金子議員出席を得ております。  本請願紹介議員であります金子議員説明を求めることにします。  金子議員、よろしくお願いします。 ◆金子和雄 紹介議員  ただいま委員長の方から報告がありました請願紹介議員を務めております金子です。よろしくお願いしたいと思います。  皆様方のお手元に、請願書が出ているということになっているかと思っておりますけれども、趣旨を若干説明させていただきたいと思います。  今、推計で全国に約350万人ぐらいの肝炎患者感染がいると伺っております。そういう状況の中で、肝炎対策基本法制定に向けて早期の実現を訴えている状況だということは、ご承知のことだと思っております。  一方、国会においては、一昨日の18日に、全会派による代表が参加をして法案を検討する各派協議会準備会国会内で開催をされてきております。この日の内容は、特に今後の会議の持ち方について話し合いが行われ、昨日の19日に協議会が正式に開催され、法案づくり協議が行われてきているという状況であります。  日本でこれほどの感染被害が出たのは、国の感染症対策、あるいは薬事政策血液事業などの課題があると言われております。特にB型肝炎C型肝炎によるがん患者死亡率が高くなっているというのも事実であります。そのような状況から、準備会合の席上では、政権与党であります民主党・国民新党・社民党から、B型肝炎及びC型肝炎にかかわるウイルス感染については、国の責任について一定程度明記したものが出されることになっていると聞いております。  一方で、自民党公明党共同提案が既に今国会の方に提出されておりまして、特に自民党公明党案は、附則で、肝硬変及び肝がんに関する施策の実施なども条項に盛り込まれてきています。これは大変重要なことだと思っております。  また、共産党からは、両方の案を取り入れて、国の責任をはっきりして、肝硬変や肝がん対策を盛り込んだ最大公約数の法案にすべきだというようなことを協議会の席上で表明していると聞いております。  現在、一日も早い支援法の成立を求めて、薬害肝炎全国原告団B型肝炎訴訟原告団日本肝臓患者団体協議会、三つの団体院内交渉や各政党に要請を繰り広げている状況だと聞いております。  そういう状況をかんがみたときに、つくば市議会でも、速やかに国の方で基本法制定して、そして一日も早く対処することが望ましいと思って、請願・陳情を提出させていただいたという状況でありますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○今井 委員長  金子議員ありがとうございました。  ただいまの説明に対し、質疑のある方はご発言を願います。  なお、発言の際には、挙手の上、委員長許可を得てから発言されるようお願いします。  順次発言を許します。  塩田委員。 ◆塩田尚 委員  医原病というのは初めて聞いたのですが、医療が原因で起こった病気という意味なんですかね。 ○今井 委員長  金子議員。 ◆金子和雄 紹介議員  先ほども触れさせていただきましたけれども、そういう解釈があるというふうに聞いております。それで、医療関係というふうなことと認識しております。 ○今井 委員長  塩田委員。 ◆塩田尚 委員  請願地域福祉研究会というのは、任意団体なんでしょうか。それと、全国規模なのか、つくば市だけなのか、メンバーはどのぐらいいるのか、参考までに教えてください。 ○今井 委員長  金子議員。 ◆金子和雄 紹介議員  任意団体で、全国的に組織を持っているのではなくて、このことについて応援しようという住民がこちらの勉強会を開いているという程度の話なので、肝炎のことだけではなくて、市のことについて不定期に会合を持ったりしているということで、そう拘束力なんかのある団体だというふうには聞いておりません。 ○今井 委員長  よろしいですか。  ほかにございますか。  ないようですので、紹介議員に対する質疑を終結します。  ありがとうございました。 ◆金子和雄 紹介議員  よろしくお願いします。 ○今井 委員長  これより、委員各位質疑、ご意見等をお伺いします。  なお、発言の際には、挙手の上、委員長許可を得てから発言されるようお願いします。  順次発言を許します。  では、この件について、執行部の方で、先ほど紹介議員からあった話のほかに専門的な立場でお話いただけたらと思うのですけれども。  沖田保健福祉部長。 ◎沖田 保健福祉部長  細かい話は、私じゃなくて健康増進課長の方がいいかと思いますが、市としての考え方でございますが、多くの方が高額な医療費負担に苦しんでいらっしゃるというようなことを聞いておりますので、国の責任においてなされるということであれば、地方負担ということもないのでしょうから、これはよいことではないかというふうに思っているところでございます。  東郷課長の方から、少し現状についてご説明していただけますか。 ◎東郷 健康増進課長  今、身近な実績ということで、つくば市のウイルス肝炎患者、ことしの5月のレセプトの状況ですけれども、B型・C型肝炎感染が176名ということで、医療の方、ここでは国保加入ですね。あとは、つくば保健所の方で、その受給証の交付申請を実際出されている市民は60名ということです。これは国保も社保も含まれております。  ということで、国も言っているのですけれども、肝炎医療費の助成の交付件数は、国は目標を10万人ということで上げていたわけですけれども、実際は5万人以下ということで、非常に低い。そういうことで、いろいろな理由が考えられるということで、現在はなっています。  あとは、血液を介しての感染ですので、いろいろこれから法律でなされていく準備、先ほど説明がありましたけれども、他人の注射針の共用ですとか、消毒が非常に高熱でウイルスは死滅するということなので、結構以前は歯科治療での感染なども私たちは聞いております。あとは輸血とか、臓器移植とか、麻薬等の針回しとか、入れ墨だとか、そういう針の共用ということでの感染なんかもあるということで、なにしろインターフェロン治療というのが非常に効果を示すということで、将来の感染を予防する大きな治療薬ということで聞かされております。 ○今井 委員長  それでは、委員の方から質疑意見等ありますか。  橋本委員。 ◆橋本佳子 委員  これは、本当にこの病気に悩んでいるひとたちは、ずっとずっと長い間要求してきたことで、今新たにこれを基本的に国がしっかりと対策をとるということでは、一日も早く制定をということは当然のことだと思います。そういった意味で、私は、全くこの請願趣旨そのとおりだと思いますので、私は賛成したいと思っておりますけれども。 ○今井 委員長  須藤委員。 ◆須藤光明 委員  今、紹介議員のみならず担当の方から話もありましたけれども、確かに輸血を受けて、それによって肝炎になる方々は非常に悩んでいるということでありますから、国の段階で対応してもらえればいいんじゃないかなと思います。 ○今井 委員長  わかりました。  ほかにございますか。                    〔「なし」と呼ぶあり〕 ○今井 委員長  ここで暫時休憩します。                      午後2時38分休憩              ──────────────────────────                      午後2時39分再開 ○今井 委員長  それでは、当委員会を再開します。  以上で発言を終結します。  これより討論に入ります。  まず、本請願に対する反対討論の発言を許します。                    〔「なし」と呼ぶあり〕 ○今井 委員長  賛成討論はありませんか。                    〔「なし」と呼ぶあり〕 ○今井 委員長  ないようですので、以上で討論を終結します。  これより請願21第8号を採決します。  請願21第8号 肝炎対策のための基本法制定を求める請願は採択することにご異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 ○今井 委員長  ご異議なしと認め、請願21第8号は採択すべきものと決定しました。  ただいま請願21第8号が採択されたことに伴い、関係機関へ提出する意見書の文案についてご協議願います。なお、文案は事務局から配付させます。                      〔事務局文案配付〕 ○今井 委員長  それでは、意見書(案)に対する委員各位のご意見を伺います。  ないようですので、以上で発言を終結します。  お諮りします。  意見書につきましては、文案のとおり決定することにご異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 ○今井 委員長  それでは、ご異議なしと認め、本意見書(案)を議長あてに提出します。  なお、字句の整理等が生じた場合には、正副委員長に一任いただきたいと思いますが、ご異議ございませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 ○今井 委員長  ご異議なしと認め、そのようにさせていただきます。  本意見書(案)は、委員会提出議案として本会議に提出されることになります。各会派におかれましては、周知方よろしくお願いします。  次に、委員会審査報告についてお諮りします。  当委員会審査報告につきましては、委員長が作成し報告したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶあり〕 ○今井 委員長  ご異議なしと認め、当委員会審査報告は、委員長が作成し報告することに決定しました。         ────────────────────────────────────
    今井 委員長  以上で、本日の審査は終了しました。  大変ご苦労さまでした。                      午後2時43分閉会  つくば市議会委員会条例第60条第1項の規定により署名する    平成21年11月20日                委 員 長  今 井   孝...