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陳情第3号
水海道第四
保育所の
移転反対に関する
陳情書
【要旨】
保育所の
耐震強度が低いことを受け、早急な解決を迫られ、
菅生小学校への
併設が決定されました。しかし、
保護者には沢山の不安が募ります。所庭が狭くなり、ホールもなく、
子どもの
運動低下。二大行事である
夏祭りと運動会の
開催危機。また、全ての事に関わる
駐車場の確保。現在は、地域の方のご協力の下、確保されています。他に多くの不安を
こども課に問うも、
一つ一つの返答を得られません。保小連携をうたう
小学校への
併設を行うことで環境が悪化し、これからの常総市を担っていく
子どもたちに悪影響を与えると考えます。
予算、
工事期間を重視した結果、現場の
状況を理解できていない
こども課職員の構想の下、決められて来たように思います。
子どもたちにより良い
保育環境を保つため、
現時点での
耐震工事を希望します。
上記のことについて
陳情書を提出する。
─────────────────────────────────
2
◯議長(
倉持 守君) ただいまの
出席議員数は22名であります。
─────────────────────────────────
午前10時00分開議
3
◯議長(
倉持 守君) これより第23回会議を開きます。
別紙会議日程により議事を進めます。
─────────────────────────────────
日程第1
議案第60号ないし
議案第63号について
(
一括質疑、
委員会付託)
4
◯議長(
倉持 守君)
日程第1に入ります。
議案第60号ないし
議案第63号について、以上4件について、これより
一括質疑に入ります。
質疑ある方の発言を許します。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
5
◯議長(
倉持 守君)
質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
議案第60号ないし
議案第63号、以上4件は
総務委員会に審査のため付託いたします。
─────────────────────────────────
日程第2
議案第64号ないし
議案第70号について
(
一括質疑、
委員会付託)
6
◯議長(
倉持 守君)
日程第2に入ります。
議案第64号ないし
議案第70号について、以上7件についてこれより
一括質疑に入ります。
質疑の通告がありましたので、これを許します。21番
堀越道男君。
7 ◯21番(
堀越道男君)
大分暇になっちゃったものですから、改めて
質疑を考えさせていただきましてやらせていただきます。
三つあります。
議案64号、65号、66号についてですが、まずそれぞれいきたいと思います。
議案第64号なんですが、常総
市企業の
立地促進条例についてです。これは、今回新たな
企業が常総市で事業を興したり、あるいは建物を建てかえたりということで、それぞれ新設については1億円以上、増設について5,000万円以上とあるんですが、その中でさらにこの5名以上雇用した
企業にという、この5名なんですね。どういう
企業の
イメージなんでしょうかということですね。特に、巷間うわさされる話ですが、これははっきり言っておきます。新たなところの
アグリのところに来る
企業が、要するに6次
産業のまともな
企業が来ずに、いわゆる何といいますか、
工場の納品をするような、単なる倉庫ですね、
倉庫業。そういうようなことなのかなというふうなうわさも出されております。その中に5名ということの位置づけなんですが、何かそうなると
整合性があるような話になってきますが、そこらはどうなのかということですね。それが第1点です。
それから、
議案第65号です。
市営住宅管理条例の一部を改正する
条例ですけれども、これは、ほかの市では、例えば
茨城県内で
水戸市、全国に先駆けて岡山市が
連帯保証人を外したんですね。ところが、常総市の場合にこれを見てみますと、
連帯保証人が負担する
補償限度額は
家賃月額の6カ月分ということで、金利は下げるけどもそれとて3年ごとの
見直しをやるので随時上げますよという話になります。それから、
入居資格の
居住地要件、要するにどこにいてもいいですよというようなことでの緩和はある。だけども、
連帯保証人について
水戸ではそういうのをやめたそうです。だから、ここらはまだまだ厳しいのかなというふうに思うんですが、そういう
方向性はあるのかどうかということですね。
それと、
議案第66号です。
道路交通円滑化基金条例なんですけども、
水海道有料道路の時間
帯無料化ということで、その
財源捻出のためにということになると思うんです。
無料化大賛成であります、私は
個人的にはね。しかし、この出どころですね。補正で150万、当初
予算で2,000万ですか。ちょっと見ましたら、2,000万のうちどころというのを見ますと、
ふるさと納税のようなお金の入り方を受けてそれで充当していくような
予算上立てなんですが、これはどういう内容になるのか、もっと詳しくひとつお願いしたいということです。
以上です。
8
◯議長(
倉持 守君) これより
答弁を求めます。
産業振興部長。
〔
産業振興部長小島裕治君登壇〕
9
◯産業振興部長(
小島裕治君) 改めましておはようございます。
堀越道男議員の
質疑についてお答えいたします。
5名以上ということですが、まず最初にこちらの
条例ですが、地区といたしましては常総
市全域を対象として提出いたしました。本市は、特に
製造業に関係する
工場が多く立地しておりますので、あくまでも
イメージですが、
イメージとしては
製造業を想定しております。
5名以上という理由でございますが、
雇用対策、
定住促進をつなげるためにも5名以上を必要と判断し、また
投資額が1億円以上であることや他市の
状況も参考にさせていただきました。
以上でございます。
10
◯議長(
倉持 守君) 続いて
都市建設部長。
〔
都市建設部長木村茂樹君登壇〕
11
◯都市建設部長(
木村茂樹君)
議案第65
号市営住宅管理条例の一部改正についてお答えをさせていただきます。
市営住宅管理条例の改正における
連帯保証人制度の
見直しにつきましては、
公営住宅を所管している県内38市町のうち
水戸市と日立市が
保証人制度を廃止する予定と聞いております。当市では、
保証人の方には
市営住宅の
入居者の
家賃支払いが履行されず、滞納が重なった場合の指導や
滞納家賃の負担、団地内でのトラブルに巻き込まれた際の
仲介等をしていただいているほか、
単身高齢者の病気の際の
緊急連絡先やお亡くなりになった場合の
財産管理の観点から
保証人は必要と考え、現行の制度を存続させた
条例となっております。
今後につきましては、
単身高齢者の増加などにより
保証人を確保することが困難となる場合も懸念されますので、従来の
個人保証人のほかに必要に応じて民間の
保証会社や
条件つきでの
免除規定なども、今回導入をする
水戸市などの事例を参考にしていきたいと考えております。
続きまして、
議案第66号常総
市道路円滑化基金条例についてお答えいたします。
令和2年度に実施をしたい
水海道有料道路の時間
帯無料措置につきましては、
前回無料措置を行った際の
負担金が4,300万円ということから、市からの支出を最高でも半額の2,150万円と考え、
道路交通円滑化基金の
最低目標として半額の2,150万円といたしております。
令和元年度2月
補正予算に計上しております150万円につきましては、
道路交通円滑化基金に賛同をいただいている
企業から
条例議決前に入金をいただいたため、
都市計画費寄附金という形で
補正予算を計上させていただきました。
令和2年度当初
予算には
最低目標2,150万円から
補正予算に計上してあります150万円を差し引いた2,000万円を計上させていただき、合わせて2,150万円としております。
補正予算計上の150万円につきましては、
条例が制定された後、年度内に速やかに
基金に積み立てをいたします。
道路円滑化基金につきましては、現在、
協力依頼をした
市内企業83社のうち約2割から具体的な
金額も含めて申し出を受けております。残りの
企業におかれましても、
金額について検討中という回答を多数いただいております。
令和2年度中には
近隣自治体と
市外企業にも協力を依頼し、
事業費の半額を
最低目標に努めてまいります。
以上でございます。
12
◯議長(
倉持 守君)
堀越道男君。
13 ◯21番(
堀越道男君) ちょっと1点だけね。人数にこだわるわけじゃないですけど、
製造業関係でそういうふうにやると。また5名というのは、そうすると
正規職員がそういう形でしかいないということで
あとは
パートですよというような、何かもう限定しているような感じになるんですが、本来的に働いてもらう人はみんな正規というようなことの構えが市にないとおかしいんじゃないかなというふうに私は思うんですが、5名というのはどこから導き出した数なんですか。
14
◯議長(
倉持 守君)
産業振興部長。
15
◯産業振興部長(
小島裕治君) ただいまの質問にお答えいたします。
5名なんですが、
先ほども
答弁いたしましたとおり、もちろん
近隣市町村ではゼロのところもありますし、10名というところもあります。常時
雇用者という考えですが、一般的な
雇用期間を定めない、いわゆる正社員以外にも
人材派遣や
パートの方であっても、反復、いわゆる長期間雇用されている者であれば常時
雇用者として見ますので、全体を拾っております。
以上でございます。
16
◯議長(
倉持 守君) ほかに
質疑のある方。16番
茂田信三君。
17 ◯16番(
茂田信三君) 16番の茂田です。
先ほど質疑がありました、21番の
堀越議員と同じ64号をお聞きしたいと思います。
まず、
一般質問で今回この件について質問しようと思ったんですが、
一般質問が急遽、諸般の事情、
コロナの事情により中止ということで、きょう改めてお聞きします。
聞きたいことは、前回の
一般質問で道の駅の
自主財源をどうするんだと言いましたら、副市長の
答弁で、今回の
都市エリアですか、そこの
固定資産税を充てるという
答弁があって、今回64号の
条例でしたら2,000万で3年間というから2,000万頭で3年間
無税ですよね。減免、
税金を免じる、
固定資産税を免じる。そしたら3年間は入らないということじゃないですか、まず。
あと、
近隣の
市町村と漠然と
先ほど答弁しておりましたが、
近隣というのは
下妻も入るか、
坂東市も入るか、そこを具体的にお願いします。
まず、いろいろな市のほうでこれでもか、これでもかというほどやって、あげくの果ては2,000万まで3年間減免する、
税金を免除する。そしたら、
税金が上がってこないでしょう。それを持っていくんでしたら、
一般住宅にも
固定資産税3年間
無税にしないと
整合性がとれないんじゃないんですか。あそこの今回の
エリアだけ、大体あそこでしょうね、
エリアってね。大
企業優先で
一般個人の人は
固定資産税、やっぱり
固定資産税は
住宅を買った人も
無税なんですか。
無税じゃないですよね。
上限2,000万というんですから、
固定資産税は当然
個人の方が払うわけないですから、1軒の家で。そしたら、片方では
定住人口で
個人の方に常総市に住んでくれ、あまりにもこれは偏り過ぎているんじゃないかと思いますから、そこをお聞かせをお願いします。
18
◯議長(
倉持 守君) これより
答弁を求めます。
産業振興部長。
〔
産業振興部長小島裕治君登壇〕
19
◯産業振興部長(
小島裕治君) ただいまの
茂田議員の
議案第64号についてお答えいたします。
まず、1番目、税収の件でございます。
アグリのところでおっしゃっておりましたので、こちらはあくまでも試算ですので
企業の形態によって大きく変わります。
税金、こちらは免除ではございません。
税金はいただいて
奨励金という形で支払うような形でございます。創業後3年間は
固定資産税の収入が見込めないという時期もありますが、
奨励金の
上限を2,000万円に設定しておりますので、大きな
工場や施設の場合、それ以上の
固定資産税が見込まれると考えております。また、この
条例の施行により多くの
立地企業の進出、4年目以降の安定的な税収は市にとって重要な財源であると考えております。
2点目です。
近隣の
下妻、
坂東が入るのかということでございますが、こちらで調査しました
近隣は
下妻、
坂東も入っております。
以上でございます。
20
◯議長(
倉持 守君)
茂田信三君。
21 ◯16番(
茂田信三君) 今の入っているということは、
下妻も
坂東も常総市と同じことでやっているかということをお聞きしたいんですよ。入っているとか入ってないじゃなくて、どういう条件だと。
あと、詳しく
アグリのちょうど向こうか、
都市のところに何十社入って、1件
当たりどのくらいの
固定資産税かと。
固定資産税はもらいます、2,000万
上限で返すんじゃ、もし1,900万の
固定資産税だと
固定資産税は
無料でしょうよ。
だから、それ以上になるというのは何社くらい入って、1社がどのくらいで、それで2,000万減免するからどのくらいって言わないとわかんないでしょうよ、あまりにも漠然過ぎて。
あと、
坂東と
下妻も入っていますと言っても、何が入っているんだか入ってないかわかんないでしょうよ。当然、こういう
条例をつくる場合は、市の職員のいつも言っている隣の町がこうだったから、隣の市がこうだったからっていつも言っているけど、具体的に聞かせてくれっていう話だと。それじゃ全然わかんないよ。隣が入っていると、何が入っているんだかさっぱりわかんない。そこのところを
議長、詳しくね。
22
◯議長(
倉持 守君)
答弁を求めます。
産業振興部長。
23
◯産業振興部長(
小島裕治君) お答えいたします。
近隣のまず
坂東は
工業団地のみを特定しております。業種でございますが、こちらは
製造業のみ、3年間、
投資額の
上限はございません。また、
奨励金等につきましても何千万円以上という
上限もございません。3年間でございます。
もう一つが
下妻。
下妻市におきましては、業種は
製造業、
運輸業、
卸売業、
学術研究業でございます。
土地家屋等3年間でこちらは賃貸借も可能となっております。
投資額は1億円以上、
新規雇用で10名以上が条件となっております。その他
奨励金等のアッパーは
上限額はございません。こちらが
近隣の
状況でございます。
もう一点、
アグリ関係の税収のことですが、ちょっと私どもで
アグリの細かいことまではわかりませんので
答弁を差し控えます。
以上でございます。
24
◯議長(
倉持 守君)
茂田信三君。
25 ◯16番(
茂田信三君)
下妻の
上限がないということは無制限に
固定資産税を免除するということですか。それはないでしょう、まず。
坂東もそうでしょうよ。
金額を幾らと決めて、
幾ら範囲で免除するという話じゃないの。全然、
金額は私が聞いていることの答えになってないよ、それじゃ。多分
金額が低いんじゃないの、言わないということは。それじゃ
条例にならないでしょうよ。何回もできないから、ちゃんと的確に答えなくちゃだめだよ。
あと、
先ほど言った何区画で大体
企業はこういうところが入るというのは、区画は決まっているでしょうよ。昔で言えば、何坪、1,000坪とか2,000坪。そこから割り出して何社で、それで1社
当たりの
固定資産税はどのくらいと決めてからじゃないと
条例はできないでしょうよ。そこのところ、
一般質問がないからはっきり答えなくちゃ困るよ。
当日の賛否のときは各
委員会の
委員長に、私はこういう細かいことを質問するのは由としないから、
委員長だってわかんないから細かいことを聞かれても。今、答えている
執行部はそれ商売だからわかるはずでしょうよ。だから私は聞いてんだよ。
最終日に
委員長にお聞きしたって
委員長がわかるわけないでしょうよ、こういう細かいこと。細かいというかね。あなたらはちゃんと
条例を出す前には調べているんでしょうよ。
金額が他
市町村のものがわからないでよく2,000万とかどこからきたの、それは。まず。それを
議長、ちゃんと答えてもらってくれますか。
26
◯議長(
倉持 守君)
産業振興部長。
27
◯産業振興部長(
小島裕治君) ただいまの
質疑にお答えいたします。
まず、
下妻市ですが、こちらは
奨励金ではなくて課税免除、全額が課税免除となっております。
坂東市におきましては、
固定資産税相当額を100%
奨励金として支払うということになっております。
以上でございます。
28
◯議長(
倉持 守君) 今、
茂田議員から固定資産の
アグリサイエンスバレーの見込み税額というのも
質疑があったわけでございますけども、わかる範囲で
答弁いただければ。
アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。
29 ◯
アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) ただいまの
茂田議員の御
質疑にお答えいたします。
現在のところ、
都市エリアにつきましては19ヘクタールございます。その中で、大きな区画で売るということで四、五社を想定しておりまして、四、五社で合わせまして
固定資産税は土地が5,000万、建物が1億5,000万というふうに、現在のところ概算でございますが試算しております。
以上でございます。
30
◯議長(
倉持 守君) 3回目なので御遠慮ください。
ほかに
質疑のある方の発言を許します。11番遠藤章江君。
31 ◯11番(遠藤章江君)
議案第66号常総市
道路交通円滑化基金条例について
質疑をさせていただきます。
この
基金の設置の本来の目的というものが非常にあいまいになっているように、私は
基金の内容を見て思ったんです。
まず、一番の目的というのは
水海道有料道路の時間
帯無料措置ということであると思います。そこに通学
道路の
安全確保とかいろんなものを結びつけて、この
基金が必要だということを主張しているようなんですけども、私は議員でなかった当時なんですが、この
基金については、主にこの
道路を利用するというのは
工業団地を利用する人たちが多いので、
工業団地の会社を運営する方々に寄附を募って
無料化するのに必要な4,300万円の財源の2,150万円ぐらいを集める。そういうことでないと4,300万円を常総市の一般財源から出すのはまずいですよという附帯意見をつけたというように私は伺っております。
ですから、通学
道路の
安全はともかく、一番の目的というのは、今回
企業の経営者の皆さんに寄附を募っているということは、これはやはり常総市の
企業経営にかかわる方々が大いに利用するための
基金であるというふうに私は考えております。
そうしますと、4,300万円必要なうち、実際この
企業から幾らぐらい
現時点で集まっているのか、目標になる2,150万円が集まっているのかということをまずお聞きしたいのと、本来であれば残りの2,000万近くをどうして常総市が単独で支払わなくてはいけないのかということも議論する必要があると思います。
と言いますのも、川の対岸は
坂東市でありますから、通常ですと
無料化に当たっては今まで計画としては社会実験と称して、
坂東市と常総市と
予算を半分ずつ出して、折半をして
道路の
無料化の社会実験をやってきた。ところが、今回、あくまで常総市単独でこの事業を進めるということの理由が私はちょっとわからないので、その点を
質疑したいと思います。
あともう一つ、この
基金を募るに当たって、私は常総市の商工会の会員の薬局に勤めている者ですから、常総市の商工会の会員各位に
道路交通円滑化基金に対する協賛のお願いというものが1月27日に届きました。この中で、1口1万円で商工会の会員に
道路交通円滑化基金に対する協賛をお願いするもので、常総市の神達市長から届いた
文書であります。この中には、目的、目標額、目標の使途が書いてあります。
まず、1番目としては、
水海道有料道路無料化措置の実施、その財源が4,300万円。2番目として、
水海道有料道路無料化措置、自転車利用の通学者に対するサイクリングロードの整備と書いてあるんですね。そうすると、この有料
道路に自転車利用の通学者のサイクリングロードをつくるのかということが非常に不思議な疑問を持ったものですから、まず
道路交通法上、サイクリングロードをどこにつくる目的で4,300万円を集めるかということを一つまた
質疑をしたいと思います。
このように、目的が非常にあいまいな
基金なんですよね。有料
道路を時間帯で
無料にする
基金なのか、それとも自動車利用のサイクリングロードをつくる目的の
基金なのか目的がはっきりしない、どうして商工会の会員にこの
基金を募るのか。この目的も少しはっきりしない。幾つもの疑問が残る
条例ですので、
条例を設定するに当たっての経緯ですね。それと、商工会の会員に寄附を募った経緯について説明をしていただきたいと思います。
そして、商工会の会員に寄附を募るに当たって、商工会の中のことはわかりませんけれども、きちんとした組織内の理事会なりを開いての決定であって、商工会の会員各位に寄附を募っているか、その辺も市と商工会のやりとりの記録があるでしょうから、その点も含めて御説明をいただきたいと思います。
32
◯議長(
倉持 守君)
答弁を求めます。
都市建設部長。
〔
都市建設部長木村茂樹君登壇〕
33
◯都市建設部長(
木村茂樹君) 遠藤議員の御
質疑にお答えをさせていただきます。
最初に、2月末時点ではございますが、申し込み
状況でございます。市内の
企業83社に御依頼を申し上げ、
現時点では申し込みということで927万円、商工会の皆様からは27万円ということで合わせて954万円の申し込みをいただいております。残る多くの
企業からは、現在、
金額について検討中というお答えをいただいております。
それと、
近隣自治体ということでございますが、先般、
坂東市長と神達市長で
無料措置について合意が図られておりまして、今年度中に事務レベルで細かいところの調整に入っていければと考えております。
3点目の商工会の皆様からの御協力という点でございますが、これにつきましては、商工会の会長から協力の申し出をいただいたことによりまして、商工会加盟の皆様に
協力依頼ということで通知を出させていただいたところでございます。
以上です。
34
◯議長(
倉持 守君) 遠藤章江君。
35 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。そうすると半分で2,150万ですね。本来であれば全額4,300万円集めてもらいたいという気持ちです。その中で2,150万円半額ということで寄附を募ったとしても、現在900万円ぐらいしか集まってないわけですよね。商工会に関しても27万円という少額しか集まっていないという
状況で、果たしてこれが常総市の市民が望む事業なのかということで、きちんと議論をしていかなくてはいけないと思っています。
要するに、一部の市民が利用するものでありますから、なかなか共感が得られないというのが実情であると思います。かといって、おのおの
工業団地にある事業主がたくさん寄附してくれるかというと、額を見た限りではそんなに集まらない。むしろ各
企業が自分の会社内の橋を利用してくれる方々に
交通費を支払う、または利用料の
交通券を買って配布する、そういうほうが非常に現実的であるし、そういう部分をどうして私たち常総市民全員が
予算として計上して担わなくてはいけないのか、この額を。それをこれからしっかりと議論する必要があると思っています。
一つ
答弁から抜けているのでしていただきたいんですけども、自転車利用者の通勤通学者に対するサイクリングロードというのは、どこにどういったものを整備する予定なのかということが一つ。
もう一つ、
先ほど言った商工会の会長との話で、市長名の
道路円滑化基金に対する協賛金のお願いというものが商工会のメンバーに配られたということなんですが、そうすると期間内の決定がされてないということでよろしいんですね。商工会内で組織機関内の決定なしで市長と商工会長のトップダウン的な話で決まって、商工会各位にこの手紙が配られたという解釈でよろしいんですね。その2点についてお答えをしていただきたいと思います。
36
◯議長(
倉持 守君)
都市建設部長。
37
◯都市建設部長(
木村茂樹君) お答えをさせていただきます。
この
基金につきましては、主な目的としましては、
先ほど申し上げましたとおり
水海道有料道路の時間
帯無料措置というのがメインになっております。協賛をいただく
企業から、できれば生活
道路も含む
工業団地内の
道路にも使えるような
基金条例にしてもらったほうが会社側は出しやすいというようなことも受けまして、このような形になっております。
サイクリングロードにつきましても、川の東側の
企業につきましては、サイクリングロードを利用して自転車通勤をされる方も多いというふうに聞いておりますので、そこら辺もつけ加えさせていただいたところでございます。
商工会の会長と市長とのということですが、商工会の集まりの中でそういうお言葉をいただいたというふうに聞いております。
以上です。
38
◯議長(
倉持 守君) 遠藤章江君。
39 ◯11番(遠藤章江君) ちょっとよくわからないんですが。サイクリングロードってそもそも自転車が通る
道路ですよね。それを通勤の人が使おうが全く問題がないと思うんですよね。自転車利用者、いいですか、こういうふうに書いてある。
水海道有料道路無料措置、自転車利用の通勤通学者に対するサイクリングロードの整備等と書いてあるんですよね。ですから、目的がはっきりしないんですよ、これ。サイクリング
道路はサイクリング
道路があるじゃないですか、現在。そこは別に通勤に使おうが通学に利用しようがサイクリング
道路は整備されているから、それは現状のまま使える。今度サイクリングロードをどう整備するんですか、これは。どこに。
40
◯議長(
倉持 守君)
都市建設部長。
41
◯都市建設部長(
木村茂樹君) お答えいたします。
サイクリングロード自体を整備するということではなくて、通勤にサイクリングロードを使って通勤をしたいという方もいらっしゃいますので、例えば鬼怒川のサイクリングロードから各
企業の
工場敷地までの間の市道を含む生活
道路の整備ということでございます。
42
◯議長(
倉持 守君) ほかに
質疑のある方。8番関 優嗣君。
43 ◯8番(関 優嗣君) 8番関 優嗣でございます。
議案第66号、続けてになりますが常総
市道路円滑化基金条例についての
質疑をさせていただきます。
今回、私も
一般質問の中で取り上げさせていただこうかと思っていたんですが、
一般質問がこういう事態でなかったので、幾つか
質疑させていただきます。
まず、今回の
条例ですが、
条例の設置期間というのは特に設けていないのかなと思います。その中で、主な目的として挙げられている
水海道有料道路の
予算措置ということですが、この有料
道路にはこれまで
質疑の中でも何度か
答弁をいただいていますが、償還期間というものがありまして、有料で橋を渡っている期間は期限がある。そうなった場合、多くの
企業、また
個人の方からの協賛をいただいて
基金を募るわけですが、その
金額が償還期間を過ぎてしまった場合の使い道等もあると思います。また、この
基金は償還期間を迎えてもなお続ける
基金なのかということをお聞きしたいと思います。
44
◯議長(
倉持 守君) これよりを求めます。
都市建設部長。
〔
都市建設部長木村茂樹君登壇〕
45
◯都市建設部長(
木村茂樹君) お答えをさせていただきます。
水海道有料道路の償還期間につきましては、
令和9年8月までとなっております。それ以降につきましては、償還の
金額にかかわらず
無料ということでございます。
46
◯議長(
倉持 守君) この後も続けるのかどうか、
基金を。
47
◯都市建設部長(
木村茂樹君) 失礼いたしました。
基金につきましては、市としまして
令和2年度の実施
状況を見つつ、最低でも3年間、できれば償還期間が終了する
令和9年8月まで実施したいというふうに考えております。
48
◯議長(
倉持 守君) 関 優嗣君。
49 ◯8番(関 優嗣君)
先ほどの
質疑の中でも述べさせていただいたんですが、目標とする予定の
金額を当然超えることも想定できると思います。それに満たない場合もあると思いますが、この
基金の名称のとおりであれば、常総市
道路円滑化基金ということですので、別に有料
道路に固持したものではないということはこの名称のとおりわかると思うんです。遠藤議員の
質疑にも
答弁がありましたが、これは有料
道路にだけ使うものではなく、幅広い市内の
道路の整備等にも充てられる
予算としてこの
基金を活用できるのか、その辺もお聞きしたいと思います。
50
◯議長(
倉持 守君)
都市建設部長。
51
◯都市建設部長(
木村茂樹君) お答えいたします。
基金につきましては、主に有料
道路の
無料措置ということでございますが、議員のおっしゃるとおり、その他の
道路等にも活用が可能な
条例となっております。多く集まり過ぎたときということでございますが、
先ほど申し上げましたように、最低でも3年間ということでございますので、
基金であれば繰り越しも可能ということでございます。
以上です。
52
◯議長(
倉持 守君) 関 優嗣君。
53 ◯8番(関 優嗣君) 今回、主に多くの
企業への協賛
基金の声かけをされて、今もう既に幾つかの申し込み等を受けているということですが、そもそも
無料化の措置に対するこれまでの議会の経過を踏まえますと、附帯意見として、
近隣の
市町村というところから協力を得るということが付け加えて出されたかと思うんです。今回のこの
基金に至る経緯としては、お聞きしたところによると、常総市側から
企業へ一方的なお願いをして、何とかならないですかという
基金の募り方ではなく、
企業側から何か提案をいただいたなどというお話も伺ったんですが、その辺の経緯についてお聞かせいただければと思います。
54
◯議長(
倉持 守君)
都市建設部長。
55
◯都市建設部長(
木村茂樹君) お答えをいたします。
昨年
令和元年7月に工業懇話会の会長から協力の申し出をいただきました。8月から10月にかけまして3度の役員会を開催し、寄附金の使用用途や取り扱いについて検討をした結果、寄附をいただいた
企業側のメリットが得られるような内容と年度をまたいで寄附金の受け入れができる仕組みづくりを構築しということで、常総市
道路交通円滑化基金条例の提出に至ったところでございます。
56
◯議長(
倉持 守君) ほかに
質疑のある方の発言を許します。18番風野芳之君。
57 ◯18番(風野芳之君) 18番風野でございます。
円滑化基金条例については、経過等についていろいろ御
質疑があるようでございますが、当初
無料化ということで
予算を組んだときに、隣接の
市町村も協力していただけない、あるいはまたいろんな中で常総市だけが負担をしていくのはこれは問題ありだというようなことで、議会からも意見書をつけて一たんはやりました。しかし、その後、また同じようなことを計上していくことによって一般財源からここに出していく、当初6,000万円だったと思うんですが、そのようなことが結果的にはまかりならん、いい条件がないだろうかというようなことからできてきた
条例だと思って私は今聞いておったわけでございます。各
企業は朝晩の
無料化というものは社員の皆さんの通勤、あるいはまたいろんな形で通学
道路への影響等を含めて、大変利便性があるというようなことで好評だったわけでございます。しかしながら、財源の問題で行き詰まりまして、その財源をどのように確保するかということが問題だったわけでございまして、私も当時
議長をしておりましたものですから、
工場懇話会、また商工会等を含めながら、何か
企業の皆さんにも御協力をいただきながら、ぜひとも福利厚生なら福利厚生、あるいは社内の中で税法上、何らかの形で御協力いただけるものがあったらば、ぜひとも御協力をいただきながら
無料化というものができないものかというようなことをお話をしてきた経過もございます。
結果的に隣接のつくば市、
坂東市にお話をしてても、急な話でございましたものですから、常総市だけのところにすぐには御協力いただけないというようなことがあったわけでございます。そういう
状況から、民間の方とも御寄附という形でございますから、私は決してその4,300万円にこだわってなくてもよろしいんじゃないかと思うんです。今、部長から目的が有料
道路だというふうなことですが、主体は有料
道路だと思うんですが、常総市内全般的に
工業団地内においても当然のように
道路は年中壊れているわけでございますから、皆さんにぜひとも御協力をいただきながら、周り全般の
道路整備をしていけるようなそういう
条例にできるのかどうかの
質疑をしておきたいと思うんです。その辺について御
答弁をいただきたいと思います。
58
◯議長(
倉持 守君) これより
答弁を求めます。
都市建設部長。
〔
都市建設部長木村茂樹君登壇〕
59
◯都市建設部長(
木村茂樹君) お答えをいたします。
この
基金条例につきましての主な目的としましては、
水海道有料道路の時間
帯無料措置でございますが、各
企業に御依頼に伺った際にも、風野議員おっしゃるとおり
工業団地内の
道路であるとか、今まで追いついてなかった整備についてもぜひというような希望も受けておりますので、それを受けての
基金条例となっております。
以上でございます。
60
◯議長(
倉持 守君) 風野芳之君。
61 ◯18番(風野芳之君) わかりました。そんなことでございまして、これは有料
道路ですから
あと8年間でしたね、期間的には。そうすれば自動的に
無料化ということに相なるんではなかろうかと、このように思うわけでございますが、ぜひともこの
状況を続けていただいて、民間の皆さんにも御協力をいただきながら、しっかりとした
基金としてやっていっていただければありがたいと思うところでございます。
あわせまして、
ふるさと納税の問題もそうなんでしょうが、利用という問題についてもまだまだ1億ちょっとですから、これについてどうするかということについては検討なされてないんだと思うんですが、
基金の中に入るものであれば、ぜひともそのような御利用もいただけたらありがたいと思うところでございます。ちょっと御
答弁いただきます、その件について。
62
◯議長(
倉持 守君)
都市建設部長。
63
◯都市建設部長(
木村茂樹君) ただいま風野議員からありました
ふるさと納税を財源にするということにつきましては可能でございます。
企業版
ふるさと納税につきましては、国内閣府の認定を受けた地方公共団体の地域再生計画に対し、その地方公共団体以外に本社のある
企業が寄附を行った場合に寄附
金額の3割を当該
企業の法人関係税から税額控除する制度となっております。従来からの損金算入と合わせ、寄附金の約6割が軽減されるものでございます。
令和2年度の税制改正の大綱により、税の軽減効果が寄附額の最大9割に引き上げられることとなりました。
道路交通円滑化基金につきましても、関係機関と協議を行い、
企業版
ふるさと納税を活用した事業にしていきたいというふうに考えております。
以上です。
64
◯議長(
倉持 守君) ほかに
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
65
◯議長(
倉持 守君)
質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
議案第64号ないし
議案第70号、以上7件は建設経済
委員会に審査のため付託いたします。
─────────────────────────────────
日程第3
議案第71号ないし
議案第73号について
(
一括質疑、
委員会付託)
66
◯議長(
倉持 守君)
日程第3に入ります。
議案第71号ないし
議案第73号について、以上3件についてこれより
一括質疑に入ります。
質疑のある方の発言を許します。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
67
◯議長(
倉持 守君)
質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。
予算関係につきましては、
議長を除く議員全員を委員とする
予算特別
委員会を設置し、審査のためこれに付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
68
◯議長(
倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、以上のとおり決しました。
議案第71号ないし
議案第73号、以上3件は
予算特別
委員会に審査のため付託いたします。
─────────────────────────────────
日程第4
議案第74号について
(
質疑、
委員会付託)
69
◯議長(
倉持 守君)
日程第4に入ります。
議案第74号について、以上の件についてこれより
質疑に入ります。
質疑のある方の発言を許します。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
70
◯議長(
倉持 守君)
質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
議案第74号、以上の件は
予算特別
委員会に審査のため付託いたします。
─────────────────────────────────
日程第5
議案第75号ないし
議案第80号について
(
一括質疑、
委員会付託)
71
◯議長(
倉持 守君)
日程第5に入ります。
議案第75号ないし
議案第80号について、以上6件についてこれより
一括質疑に入ります。
質疑のある方の発言を許します。
質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
72
◯議長(
倉持 守君)
質疑なしと認めます。
質疑を終結いたします。
議案第75号ないし
議案第80号、以上6件は
予算特別
委員会に審査のため付託いたします。
─────────────────────────────────