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  1. 常総市議会 2020-02-01
    常総市:令和2年2月定例会議(第23回会議) 本文


    取得元: 常総市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-12
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              〔議長倉持 守君議長席に着く〕  開 議 ◯議長倉持 守君) 皆さん、おはようございます。  御報告申し上げます。新型コロナウイルス感染症防止対策のため、3月3日から3月6日まで予定していた一般質問を中止としたことから、常総市議会の会議等に関する条例第3条の規定により、改めて本日を定例日と定めましたので御報告申し上げます。  また、3月5日に陳情1件を受理してございます。別紙請願陳情文書表のとおり所管委員会に付託いたしました。    ─────────────────────────────────              (次の文書は参照のため載録する)                  請願・陳情文書表                                            令和2年3月9日 ┌──┬─────┬───────────┬───────────┬───────────┬─────┐ │番号│受理年月日│   件   名   │ 陳情代表者住所氏名 │ 陳 情 の 趣 旨 │付託委員会│ │  │付託年月日│           │           │           │     │ ├──┼─────┼───────────┼───────────┼───────────┼─────┤ │  │     │           │常総市菅生町     │水海道第四保育所菅生│     │ │  │R2.3.5 │水海道第四保育所移転│4615番地     │小学校への併設が決定さ│文教厚生 │ │ 3│R2.3.5 │反対に関する陳情書  │ 倉 持 伸 市   │れたが、子ども達のより│     │ │  │     │           │      外205名│良い保育環境を保つた │     │ │  │     │           │           │め現時点での耐震工事│     │ │  │     │           │           │を希望する。     │     │
    └──┴─────┴───────────┴───────────┴───────────┴─────┘ 陳情第3号            水海道第四保育所移転反対に関する陳情書 【要旨】  保育所耐震強度が低いことを受け、早急な解決を迫られ、菅生小学校への併設が決定されました。しかし、保護者には沢山の不安が募ります。所庭が狭くなり、ホールもなく、子ども運動低下。二大行事である夏祭りと運動会の開催危機。また、全ての事に関わる駐車場の確保。現在は、地域の方のご協力の下、確保されています。他に多くの不安をこども課に問うも、一つ一つの返答を得られません。保小連携をうたう小学校への併設を行うことで環境が悪化し、これからの常総市を担っていく子どもたちに悪影響を与えると考えます。予算工事期間を重視した結果、現場の状況を理解できていないこども課職員の構想の下、決められて来たように思います。子どもたちにより良い保育環境を保つため、現時点での耐震工事を希望します。  上記のことについて陳情書を提出する。    ───────────────────────────────── 2 ◯議長倉持 守君) ただいまの出席議員数は22名であります。    ─────────────────────────────────                 午前10時00分開議 3 ◯議長倉持 守君) これより第23回会議を開きます。  別紙会議日程により議事を進めます。    ─────────────────────────────────  日程第1 議案第60号ないし議案第63号について                               (一括質疑委員会付託) 4 ◯議長倉持 守君) 日程第1に入ります。  議案第60号ないし議案第63号について、以上4件について、これより一括質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 5 ◯議長倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  議案第60号ないし議案第63号、以上4件は総務委員会に審査のため付託いたします。    ─────────────────────────────────  日程第2 議案第64号ないし議案第70号について                               (一括質疑委員会付託) 6 ◯議長倉持 守君) 日程第2に入ります。  議案第64号ないし議案第70号について、以上7件についてこれより一括質疑に入ります。  質疑の通告がありましたので、これを許します。21番堀越道男君。 7 ◯21番(堀越道男君) 大分暇になっちゃったものですから、改めて質疑を考えさせていただきましてやらせていただきます。  三つあります。議案64号、65号、66号についてですが、まずそれぞれいきたいと思います。  議案第64号なんですが、常総市企業立地促進条例についてです。これは、今回新たな企業が常総市で事業を興したり、あるいは建物を建てかえたりということで、それぞれ新設については1億円以上、増設について5,000万円以上とあるんですが、その中でさらにこの5名以上雇用した企業にという、この5名なんですね。どういう企業イメージなんでしょうかということですね。特に、巷間うわさされる話ですが、これははっきり言っておきます。新たなところのアグリのところに来る企業が、要するに6次産業のまともな企業が来ずに、いわゆる何といいますか、工場の納品をするような、単なる倉庫ですね、倉庫業。そういうようなことなのかなというふうなうわさも出されております。その中に5名ということの位置づけなんですが、何かそうなると整合性があるような話になってきますが、そこらはどうなのかということですね。それが第1点です。  それから、議案第65号です。市営住宅管理条例の一部を改正する条例ですけれども、これは、ほかの市では、例えば茨城県内水戸市、全国に先駆けて岡山市が連帯保証人を外したんですね。ところが、常総市の場合にこれを見てみますと、連帯保証人が負担する補償限度額家賃月額の6カ月分ということで、金利は下げるけどもそれとて3年ごとの見直しをやるので随時上げますよという話になります。それから、入居資格居住地要件、要するにどこにいてもいいですよというようなことでの緩和はある。だけども、連帯保証人について水戸ではそういうのをやめたそうです。だから、ここらはまだまだ厳しいのかなというふうに思うんですが、そういう方向性はあるのかどうかということですね。  それと、議案第66号です。道路交通円滑化基金条例なんですけども、水海道有料道路の時間帯無料化ということで、その財源捻出のためにということになると思うんです。無料化大賛成であります、私は個人的にはね。しかし、この出どころですね。補正で150万、当初予算で2,000万ですか。ちょっと見ましたら、2,000万のうちどころというのを見ますと、ふるさと納税のようなお金の入り方を受けてそれで充当していくような予算上立てなんですが、これはどういう内容になるのか、もっと詳しくひとつお願いしたいということです。  以上です。 8 ◯議長倉持 守君) これより答弁を求めます。産業振興部長。              〔産業振興部長小島裕治君登壇〕 9 ◯産業振興部長小島裕治君) 改めましておはようございます。  堀越道男議員質疑についてお答えいたします。  5名以上ということですが、まず最初にこちらの条例ですが、地区といたしましては常総市全域を対象として提出いたしました。本市は、特に製造業に関係する工場が多く立地しておりますので、あくまでもイメージですが、イメージとしては製造業を想定しております。  5名以上という理由でございますが、雇用対策定住促進をつなげるためにも5名以上を必要と判断し、また投資額が1億円以上であることや他市の状況も参考にさせていただきました。  以上でございます。 10 ◯議長倉持 守君) 続いて都市建設部長。              〔都市建設部長木村茂樹君登壇〕 11 ◯都市建設部長木村茂樹君) 議案第65号市営住宅管理条例の一部改正についてお答えをさせていただきます。  市営住宅管理条例の改正における連帯保証人制度見直しにつきましては、公営住宅を所管している県内38市町のうち水戸市と日立市が保証人制度を廃止する予定と聞いております。当市では、保証人の方には市営住宅入居者家賃支払いが履行されず、滞納が重なった場合の指導や滞納家賃の負担、団地内でのトラブルに巻き込まれた際の仲介等をしていただいているほか、単身高齢者の病気の際の緊急連絡先やお亡くなりになった場合の財産管理の観点から保証人は必要と考え、現行の制度を存続させた条例となっております。  今後につきましては、単身高齢者の増加などにより保証人を確保することが困難となる場合も懸念されますので、従来の個人保証人のほかに必要に応じて民間の保証会社条件つきでの免除規定なども、今回導入をする水戸市などの事例を参考にしていきたいと考えております。  続きまして、議案第66号常総市道路円滑化基金条例についてお答えいたします。  令和2年度に実施をしたい水海道有料道路の時間帯無料措置につきましては、前回無料措置を行った際の負担金が4,300万円ということから、市からの支出を最高でも半額の2,150万円と考え、道路交通円滑化基金最低目標として半額の2,150万円といたしております。令和元年度2月補正予算に計上しております150万円につきましては、道路交通円滑化基金に賛同をいただいている企業から条例議決前に入金をいただいたため、都市計画費寄附金という形で補正予算を計上させていただきました。令和2年度当初予算には最低目標2,150万円から補正予算に計上してあります150万円を差し引いた2,000万円を計上させていただき、合わせて2,150万円としております。補正予算計上の150万円につきましては、条例が制定された後、年度内に速やかに基金に積み立てをいたします。  道路円滑化基金につきましては、現在、協力依頼をした市内企業83社のうち約2割から具体的な金額も含めて申し出を受けております。残りの企業におかれましても、金額について検討中という回答を多数いただいております。令和2年度中には近隣自治体市外企業にも協力を依頼し、事業費の半額を最低目標に努めてまいります。  以上でございます。 12 ◯議長倉持 守君) 堀越道男君。 13 ◯21番(堀越道男君) ちょっと1点だけね。人数にこだわるわけじゃないですけど、製造業関係でそういうふうにやると。また5名というのは、そうすると正規職員がそういう形でしかいないということであとパートですよというような、何かもう限定しているような感じになるんですが、本来的に働いてもらう人はみんな正規というようなことの構えが市にないとおかしいんじゃないかなというふうに私は思うんですが、5名というのはどこから導き出した数なんですか。 14 ◯議長倉持 守君) 産業振興部長。 15 ◯産業振興部長小島裕治君) ただいまの質問にお答えいたします。  5名なんですが、先ほど答弁いたしましたとおり、もちろん近隣市町村ではゼロのところもありますし、10名というところもあります。常時雇用者という考えですが、一般的な雇用期間を定めない、いわゆる正社員以外にも人材派遣パートの方であっても、反復、いわゆる長期間雇用されている者であれば常時雇用者として見ますので、全体を拾っております。  以上でございます。 16 ◯議長倉持 守君) ほかに質疑のある方。16番茂田信三君。 17 ◯16番(茂田信三君) 16番の茂田です。  先ほど質疑がありました、21番の堀越議員と同じ64号をお聞きしたいと思います。  まず、一般質問で今回この件について質問しようと思ったんですが、一般質問が急遽、諸般の事情、コロナの事情により中止ということで、きょう改めてお聞きします。  聞きたいことは、前回の一般質問で道の駅の自主財源をどうするんだと言いましたら、副市長の答弁で、今回の都市エリアですか、そこの固定資産税を充てるという答弁があって、今回64号の条例でしたら2,000万で3年間というから2,000万頭で3年間無税ですよね。減免、税金を免じる、固定資産税を免じる。そしたら3年間は入らないということじゃないですか、まず。  あと近隣市町村と漠然と先ほど答弁しておりましたが、近隣というのは下妻も入るか、坂東市も入るか、そこを具体的にお願いします。  まず、いろいろな市のほうでこれでもか、これでもかというほどやって、あげくの果ては2,000万まで3年間減免する、税金を免除する。そしたら、税金が上がってこないでしょう。それを持っていくんでしたら、一般住宅にも固定資産税3年間無税にしないと整合性がとれないんじゃないんですか。あそこの今回のエリアだけ、大体あそこでしょうね、エリアってね。大企業優先一般個人の人は固定資産税、やっぱり固定資産税住宅を買った人も無税なんですか。無税じゃないですよね。上限2,000万というんですから、固定資産税は当然個人の方が払うわけないですから、1軒の家で。そしたら、片方では定住人口個人の方に常総市に住んでくれ、あまりにもこれは偏り過ぎているんじゃないかと思いますから、そこをお聞かせをお願いします。 18 ◯議長倉持 守君) これより答弁を求めます。産業振興部長。              〔産業振興部長小島裕治君登壇〕 19 ◯産業振興部長小島裕治君) ただいまの茂田議員議案第64号についてお答えいたします。  まず、1番目、税収の件でございます。  アグリのところでおっしゃっておりましたので、こちらはあくまでも試算ですので企業の形態によって大きく変わります。税金、こちらは免除ではございません。税金はいただいて奨励金という形で支払うような形でございます。創業後3年間は固定資産税の収入が見込めないという時期もありますが、奨励金上限を2,000万円に設定しておりますので、大きな工場や施設の場合、それ以上の固定資産税が見込まれると考えております。また、この条例の施行により多くの立地企業の進出、4年目以降の安定的な税収は市にとって重要な財源であると考えております。  2点目です。近隣下妻坂東が入るのかということでございますが、こちらで調査しました近隣下妻坂東も入っております。  以上でございます。 20 ◯議長倉持 守君) 茂田信三君。 21 ◯16番(茂田信三君) 今の入っているということは、下妻坂東も常総市と同じことでやっているかということをお聞きしたいんですよ。入っているとか入ってないじゃなくて、どういう条件だと。あと、詳しくアグリのちょうど向こうか、都市のところに何十社入って、1件当たりどのくらいの固定資産税かと。固定資産税はもらいます、2,000万上限で返すんじゃ、もし1,900万の固定資産税だと固定資産税無料でしょうよ。  だから、それ以上になるというのは何社くらい入って、1社がどのくらいで、それで2,000万減免するからどのくらいって言わないとわかんないでしょうよ、あまりにも漠然過ぎて。  あと坂東下妻も入っていますと言っても、何が入っているんだか入ってないかわかんないでしょうよ。当然、こういう条例をつくる場合は、市の職員のいつも言っている隣の町がこうだったから、隣の市がこうだったからっていつも言っているけど、具体的に聞かせてくれっていう話だと。それじゃ全然わかんないよ。隣が入っていると、何が入っているんだかさっぱりわかんない。そこのところを議長、詳しくね。 22 ◯議長倉持 守君) 答弁を求めます。産業振興部長。 23 ◯産業振興部長小島裕治君) お答えいたします。  近隣のまず坂東工業団地のみを特定しております。業種でございますが、こちらは製造業のみ、3年間、投資額上限はございません。また、奨励金等につきましても何千万円以上という上限もございません。3年間でございます。  もう一つが下妻下妻市におきましては、業種は製造業運輸業卸売業学術研究業でございます。土地家屋等3年間でこちらは賃貸借も可能となっております。投資額は1億円以上、新規雇用で10名以上が条件となっております。その他奨励金等のアッパーは上限額はございません。こちらが近隣状況でございます。  もう一点、アグリ関係の税収のことですが、ちょっと私どもでアグリの細かいことまではわかりませんので答弁を差し控えます。  以上でございます。 24 ◯議長倉持 守君) 茂田信三君。 25 ◯16番(茂田信三君) 下妻上限がないということは無制限に固定資産税を免除するということですか。それはないでしょう、まず。坂東もそうでしょうよ。金額を幾らと決めて、幾ら範囲で免除するという話じゃないの。全然、金額は私が聞いていることの答えになってないよ、それじゃ。多分金額が低いんじゃないの、言わないということは。それじゃ条例にならないでしょうよ。何回もできないから、ちゃんと的確に答えなくちゃだめだよ。  あと先ほど言った何区画で大体企業はこういうところが入るというのは、区画は決まっているでしょうよ。昔で言えば、何坪、1,000坪とか2,000坪。そこから割り出して何社で、それで1社当たり固定資産税はどのくらいと決めてからじゃないと条例はできないでしょうよ。そこのところ、一般質問がないからはっきり答えなくちゃ困るよ。  当日の賛否のときは各委員会委員長に、私はこういう細かいことを質問するのは由としないから、委員長だってわかんないから細かいことを聞かれても。今、答えている執行部はそれ商売だからわかるはずでしょうよ。だから私は聞いてんだよ。最終日委員長にお聞きしたって委員長がわかるわけないでしょうよ、こういう細かいこと。細かいというかね。あなたらはちゃんと条例を出す前には調べているんでしょうよ。金額が他市町村のものがわからないでよく2,000万とかどこからきたの、それは。まず。それを議長、ちゃんと答えてもらってくれますか。 26 ◯議長倉持 守君) 産業振興部長。 27 ◯産業振興部長小島裕治君) ただいまの質疑にお答えいたします。  まず、下妻市ですが、こちらは奨励金ではなくて課税免除、全額が課税免除となっております。  坂東市におきましては、固定資産税相当額を100%奨励金として支払うということになっております。  以上でございます。 28 ◯議長倉持 守君) 今、茂田議員から固定資産のアグリサイエンスバレーの見込み税額というのも質疑があったわけでございますけども、わかる範囲で答弁いただければ。アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー。 29 ◯アグリサイエンスバレー推進チームマネージャー(川沼一巳君) ただいまの茂田議員の御質疑にお答えいたします。  現在のところ、都市エリアにつきましては19ヘクタールございます。その中で、大きな区画で売るということで四、五社を想定しておりまして、四、五社で合わせまして固定資産税は土地が5,000万、建物が1億5,000万というふうに、現在のところ概算でございますが試算しております。  以上でございます。 30 ◯議長倉持 守君) 3回目なので御遠慮ください。  ほかに質疑のある方の発言を許します。11番遠藤章江君。 31 ◯11番(遠藤章江君) 議案第66号常総市道路交通円滑化基金条例について質疑をさせていただきます。  この基金の設置の本来の目的というものが非常にあいまいになっているように、私は基金の内容を見て思ったんです。  まず、一番の目的というのは水海道有料道路の時間帯無料措置ということであると思います。そこに通学道路安全確保とかいろんなものを結びつけて、この基金が必要だということを主張しているようなんですけども、私は議員でなかった当時なんですが、この基金については、主にこの道路を利用するというのは工業団地を利用する人たちが多いので、工業団地の会社を運営する方々に寄附を募って無料化するのに必要な4,300万円の財源の2,150万円ぐらいを集める。そういうことでないと4,300万円を常総市の一般財源から出すのはまずいですよという附帯意見をつけたというように私は伺っております。  ですから、通学道路安全はともかく、一番の目的というのは、今回企業の経営者の皆さんに寄附を募っているということは、これはやはり常総市の企業経営にかかわる方々が大いに利用するための基金であるというふうに私は考えております。  そうしますと、4,300万円必要なうち、実際この企業から幾らぐらい現時点で集まっているのか、目標になる2,150万円が集まっているのかということをまずお聞きしたいのと、本来であれば残りの2,000万近くをどうして常総市が単独で支払わなくてはいけないのかということも議論する必要があると思います。
     と言いますのも、川の対岸は坂東市でありますから、通常ですと無料化に当たっては今まで計画としては社会実験と称して、坂東市と常総市と予算を半分ずつ出して、折半をして道路無料化の社会実験をやってきた。ところが、今回、あくまで常総市単独でこの事業を進めるということの理由が私はちょっとわからないので、その点を質疑したいと思います。  あともう一つ、この基金を募るに当たって、私は常総市の商工会の会員の薬局に勤めている者ですから、常総市の商工会の会員各位に道路交通円滑化基金に対する協賛のお願いというものが1月27日に届きました。この中で、1口1万円で商工会の会員に道路交通円滑化基金に対する協賛をお願いするもので、常総市の神達市長から届いた文書であります。この中には、目的、目標額、目標の使途が書いてあります。  まず、1番目としては、水海道有料道路無料化措置の実施、その財源が4,300万円。2番目として、水海道有料道路無料化措置、自転車利用の通学者に対するサイクリングロードの整備と書いてあるんですね。そうすると、この有料道路に自転車利用の通学者のサイクリングロードをつくるのかということが非常に不思議な疑問を持ったものですから、まず道路交通法上、サイクリングロードをどこにつくる目的で4,300万円を集めるかということを一つまた質疑をしたいと思います。  このように、目的が非常にあいまいな基金なんですよね。有料道路を時間帯で無料にする基金なのか、それとも自動車利用のサイクリングロードをつくる目的の基金なのか目的がはっきりしない、どうして商工会の会員にこの基金を募るのか。この目的も少しはっきりしない。幾つもの疑問が残る条例ですので、条例を設定するに当たっての経緯ですね。それと、商工会の会員に寄附を募った経緯について説明をしていただきたいと思います。  そして、商工会の会員に寄附を募るに当たって、商工会の中のことはわかりませんけれども、きちんとした組織内の理事会なりを開いての決定であって、商工会の会員各位に寄附を募っているか、その辺も市と商工会のやりとりの記録があるでしょうから、その点も含めて御説明をいただきたいと思います。 32 ◯議長倉持 守君) 答弁を求めます。都市建設部長。              〔都市建設部長木村茂樹君登壇〕 33 ◯都市建設部長木村茂樹君) 遠藤議員の御質疑にお答えをさせていただきます。  最初に、2月末時点ではございますが、申し込み状況でございます。市内の企業83社に御依頼を申し上げ、現時点では申し込みということで927万円、商工会の皆様からは27万円ということで合わせて954万円の申し込みをいただいております。残る多くの企業からは、現在、金額について検討中というお答えをいただいております。  それと、近隣自治体ということでございますが、先般、坂東市長と神達市長で無料措置について合意が図られておりまして、今年度中に事務レベルで細かいところの調整に入っていければと考えております。  3点目の商工会の皆様からの御協力という点でございますが、これにつきましては、商工会の会長から協力の申し出をいただいたことによりまして、商工会加盟の皆様に協力依頼ということで通知を出させていただいたところでございます。  以上です。 34 ◯議長倉持 守君) 遠藤章江君。 35 ◯11番(遠藤章江君) ありがとうございました。そうすると半分で2,150万ですね。本来であれば全額4,300万円集めてもらいたいという気持ちです。その中で2,150万円半額ということで寄附を募ったとしても、現在900万円ぐらいしか集まってないわけですよね。商工会に関しても27万円という少額しか集まっていないという状況で、果たしてこれが常総市の市民が望む事業なのかということで、きちんと議論をしていかなくてはいけないと思っています。  要するに、一部の市民が利用するものでありますから、なかなか共感が得られないというのが実情であると思います。かといって、おのおの工業団地にある事業主がたくさん寄附してくれるかというと、額を見た限りではそんなに集まらない。むしろ各企業が自分の会社内の橋を利用してくれる方々に交通費を支払う、または利用料の交通券を買って配布する、そういうほうが非常に現実的であるし、そういう部分をどうして私たち常総市民全員が予算として計上して担わなくてはいけないのか、この額を。それをこれからしっかりと議論する必要があると思っています。  一つ答弁から抜けているのでしていただきたいんですけども、自転車利用者の通勤通学者に対するサイクリングロードというのは、どこにどういったものを整備する予定なのかということが一つ。  もう一つ、先ほど言った商工会の会長との話で、市長名の道路円滑化基金に対する協賛金のお願いというものが商工会のメンバーに配られたということなんですが、そうすると期間内の決定がされてないということでよろしいんですね。商工会内で組織機関内の決定なしで市長と商工会長のトップダウン的な話で決まって、商工会各位にこの手紙が配られたという解釈でよろしいんですね。その2点についてお答えをしていただきたいと思います。 36 ◯議長倉持 守君) 都市建設部長。 37 ◯都市建設部長木村茂樹君) お答えをさせていただきます。  この基金につきましては、主な目的としましては、先ほど申し上げましたとおり水海道有料道路の時間帯無料措置というのがメインになっております。協賛をいただく企業から、できれば生活道路も含む工業団地内の道路にも使えるような基金条例にしてもらったほうが会社側は出しやすいというようなことも受けまして、このような形になっております。  サイクリングロードにつきましても、川の東側の企業につきましては、サイクリングロードを利用して自転車通勤をされる方も多いというふうに聞いておりますので、そこら辺もつけ加えさせていただいたところでございます。  商工会の会長と市長とのということですが、商工会の集まりの中でそういうお言葉をいただいたというふうに聞いております。  以上です。 38 ◯議長倉持 守君) 遠藤章江君。 39 ◯11番(遠藤章江君) ちょっとよくわからないんですが。サイクリングロードってそもそも自転車が通る道路ですよね。それを通勤の人が使おうが全く問題がないと思うんですよね。自転車利用者、いいですか、こういうふうに書いてある。水海道有料道路無料措置、自転車利用の通勤通学者に対するサイクリングロードの整備等と書いてあるんですよね。ですから、目的がはっきりしないんですよ、これ。サイクリング道路はサイクリング道路があるじゃないですか、現在。そこは別に通勤に使おうが通学に利用しようがサイクリング道路は整備されているから、それは現状のまま使える。今度サイクリングロードをどう整備するんですか、これは。どこに。 40 ◯議長倉持 守君) 都市建設部長。 41 ◯都市建設部長木村茂樹君) お答えいたします。  サイクリングロード自体を整備するということではなくて、通勤にサイクリングロードを使って通勤をしたいという方もいらっしゃいますので、例えば鬼怒川のサイクリングロードから各企業工場敷地までの間の市道を含む生活道路の整備ということでございます。 42 ◯議長倉持 守君) ほかに質疑のある方。8番関 優嗣君。 43 ◯8番(関 優嗣君) 8番関 優嗣でございます。議案第66号、続けてになりますが常総市道路円滑化基金条例についての質疑をさせていただきます。  今回、私も一般質問の中で取り上げさせていただこうかと思っていたんですが、一般質問がこういう事態でなかったので、幾つか質疑させていただきます。  まず、今回の条例ですが、条例の設置期間というのは特に設けていないのかなと思います。その中で、主な目的として挙げられている水海道有料道路予算措置ということですが、この有料道路にはこれまで質疑の中でも何度か答弁をいただいていますが、償還期間というものがありまして、有料で橋を渡っている期間は期限がある。そうなった場合、多くの企業、また個人の方からの協賛をいただいて基金を募るわけですが、その金額が償還期間を過ぎてしまった場合の使い道等もあると思います。また、この基金は償還期間を迎えてもなお続ける基金なのかということをお聞きしたいと思います。 44 ◯議長倉持 守君) これよりを求めます。都市建設部長。              〔都市建設部長木村茂樹君登壇〕 45 ◯都市建設部長木村茂樹君) お答えをさせていただきます。  水海道有料道路の償還期間につきましては、令和9年8月までとなっております。それ以降につきましては、償還の金額にかかわらず無料ということでございます。 46 ◯議長倉持 守君) この後も続けるのかどうか、基金を。 47 ◯都市建設部長木村茂樹君) 失礼いたしました。  基金につきましては、市としまして令和2年度の実施状況を見つつ、最低でも3年間、できれば償還期間が終了する令和9年8月まで実施したいというふうに考えております。 48 ◯議長倉持 守君) 関 優嗣君。 49 ◯8番(関 優嗣君) 先ほど質疑の中でも述べさせていただいたんですが、目標とする予定の金額を当然超えることも想定できると思います。それに満たない場合もあると思いますが、この基金の名称のとおりであれば、常総市道路円滑化基金ということですので、別に有料道路に固持したものではないということはこの名称のとおりわかると思うんです。遠藤議員の質疑にも答弁がありましたが、これは有料道路にだけ使うものではなく、幅広い市内の道路の整備等にも充てられる予算としてこの基金を活用できるのか、その辺もお聞きしたいと思います。 50 ◯議長倉持 守君) 都市建設部長。 51 ◯都市建設部長木村茂樹君) お答えいたします。  基金につきましては、主に有料道路無料措置ということでございますが、議員のおっしゃるとおり、その他の道路等にも活用が可能な条例となっております。多く集まり過ぎたときということでございますが、先ほど申し上げましたように、最低でも3年間ということでございますので、基金であれば繰り越しも可能ということでございます。  以上です。 52 ◯議長倉持 守君) 関 優嗣君。 53 ◯8番(関 優嗣君) 今回、主に多くの企業への協賛基金の声かけをされて、今もう既に幾つかの申し込み等を受けているということですが、そもそも無料化の措置に対するこれまでの議会の経過を踏まえますと、附帯意見として、近隣市町村というところから協力を得るということが付け加えて出されたかと思うんです。今回のこの基金に至る経緯としては、お聞きしたところによると、常総市側から企業へ一方的なお願いをして、何とかならないですかという基金の募り方ではなく、企業側から何か提案をいただいたなどというお話も伺ったんですが、その辺の経緯についてお聞かせいただければと思います。 54 ◯議長倉持 守君) 都市建設部長。 55 ◯都市建設部長木村茂樹君) お答えをいたします。  昨年令和元年7月に工業懇話会の会長から協力の申し出をいただきました。8月から10月にかけまして3度の役員会を開催し、寄附金の使用用途や取り扱いについて検討をした結果、寄附をいただいた企業側のメリットが得られるような内容と年度をまたいで寄附金の受け入れができる仕組みづくりを構築しということで、常総市道路交通円滑化基金条例の提出に至ったところでございます。 56 ◯議長倉持 守君) ほかに質疑のある方の発言を許します。18番風野芳之君。 57 ◯18番(風野芳之君) 18番風野でございます。円滑化基金条例については、経過等についていろいろ御質疑があるようでございますが、当初無料化ということで予算を組んだときに、隣接の市町村も協力していただけない、あるいはまたいろんな中で常総市だけが負担をしていくのはこれは問題ありだというようなことで、議会からも意見書をつけて一たんはやりました。しかし、その後、また同じようなことを計上していくことによって一般財源からここに出していく、当初6,000万円だったと思うんですが、そのようなことが結果的にはまかりならん、いい条件がないだろうかというようなことからできてきた条例だと思って私は今聞いておったわけでございます。各企業は朝晩の無料化というものは社員の皆さんの通勤、あるいはまたいろんな形で通学道路への影響等を含めて、大変利便性があるというようなことで好評だったわけでございます。しかしながら、財源の問題で行き詰まりまして、その財源をどのように確保するかということが問題だったわけでございまして、私も当時議長をしておりましたものですから、工場懇話会、また商工会等を含めながら、何か企業の皆さんにも御協力をいただきながら、ぜひとも福利厚生なら福利厚生、あるいは社内の中で税法上、何らかの形で御協力いただけるものがあったらば、ぜひとも御協力をいただきながら無料化というものができないものかというようなことをお話をしてきた経過もございます。  結果的に隣接のつくば市、坂東市にお話をしてても、急な話でございましたものですから、常総市だけのところにすぐには御協力いただけないというようなことがあったわけでございます。そういう状況から、民間の方とも御寄附という形でございますから、私は決してその4,300万円にこだわってなくてもよろしいんじゃないかと思うんです。今、部長から目的が有料道路だというふうなことですが、主体は有料道路だと思うんですが、常総市内全般的に工業団地内においても当然のように道路は年中壊れているわけでございますから、皆さんにぜひとも御協力をいただきながら、周り全般の道路整備をしていけるようなそういう条例にできるのかどうかの質疑をしておきたいと思うんです。その辺について御答弁をいただきたいと思います。 58 ◯議長倉持 守君) これより答弁を求めます。都市建設部長。              〔都市建設部長木村茂樹君登壇〕 59 ◯都市建設部長木村茂樹君) お答えをいたします。  この基金条例につきましての主な目的としましては、水海道有料道路の時間帯無料措置でございますが、各企業に御依頼に伺った際にも、風野議員おっしゃるとおり工業団地内の道路であるとか、今まで追いついてなかった整備についてもぜひというような希望も受けておりますので、それを受けての基金条例となっております。  以上でございます。 60 ◯議長倉持 守君) 風野芳之君。 61 ◯18番(風野芳之君) わかりました。そんなことでございまして、これは有料道路ですからあと8年間でしたね、期間的には。そうすれば自動的に無料化ということに相なるんではなかろうかと、このように思うわけでございますが、ぜひともこの状況を続けていただいて、民間の皆さんにも御協力をいただきながら、しっかりとした基金としてやっていっていただければありがたいと思うところでございます。  あわせまして、ふるさと納税の問題もそうなんでしょうが、利用という問題についてもまだまだ1億ちょっとですから、これについてどうするかということについては検討なされてないんだと思うんですが、基金の中に入るものであれば、ぜひともそのような御利用もいただけたらありがたいと思うところでございます。ちょっと御答弁いただきます、その件について。 62 ◯議長倉持 守君) 都市建設部長。 63 ◯都市建設部長木村茂樹君) ただいま風野議員からありましたふるさと納税を財源にするということにつきましては可能でございます。企業ふるさと納税につきましては、国内閣府の認定を受けた地方公共団体の地域再生計画に対し、その地方公共団体以外に本社のある企業が寄附を行った場合に寄附金額の3割を当該企業の法人関係税から税額控除する制度となっております。従来からの損金算入と合わせ、寄附金の約6割が軽減されるものでございます。令和2年度の税制改正の大綱により、税の軽減効果が寄附額の最大9割に引き上げられることとなりました。道路交通円滑化基金につきましても、関係機関と協議を行い、企業ふるさと納税を活用した事業にしていきたいというふうに考えております。  以上です。 64 ◯議長倉持 守君) ほかに質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 65 ◯議長倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  議案第64号ないし議案第70号、以上7件は建設経済委員会に審査のため付託いたします。    ─────────────────────────────────  日程第3 議案第71号ないし議案第73号について                               (一括質疑委員会付託) 66 ◯議長倉持 守君) 日程第3に入ります。  議案第71号ないし議案第73号について、以上3件についてこれより一括質疑に入ります。  質疑のある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 67 ◯議長倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。  予算関係につきましては、議長を除く議員全員を委員とする予算特別委員会を設置し、審査のためこれに付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 68 ◯議長倉持 守君) 御異議なしと認めます。よって、以上のとおり決しました。  議案第71号ないし議案第73号、以上3件は予算特別委員会に審査のため付託いたします。    ─────────────────────────────────  日程第4 議案第74号について                                 (質疑委員会付託) 69 ◯議長倉持 守君) 日程第4に入ります。  議案第74号について、以上の件についてこれより質疑に入ります。  質疑のある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 70 ◯議長倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  議案第74号、以上の件は予算特別委員会に審査のため付託いたします。    ─────────────────────────────────  日程第5 議案第75号ないし議案第80号について                               (一括質疑委員会付託) 71 ◯議長倉持 守君) 日程第5に入ります。  議案第75号ないし議案第80号について、以上6件についてこれより一括質疑に入ります。  質疑のある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 72 ◯議長倉持 守君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  議案第75号ないし議案第80号、以上6件は予算特別委員会に審査のため付託いたします。    ─────────────────────────────────
     散会の宣告 73 ◯議長倉持 守君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  本日は、これにて散会いたします。御苦労さまでございました。                 午前10時53分散会 当サイトのコンテンツ(文章、画像、図表)は、常総市議会の著作物です。無断で複製、転載することを禁止します。 Copyright (c) Joso City Council Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...