このような観点から、常総市においてもだれもが生きがいを持てる
まちづくりを目指し、多くの
高齢者福祉対策を行っております。これまで、福祉政策については重要で待ったなしの課題でありますので、先輩議員の皆さんからも何度となく質問がございました。重なる部分もあるかもしれませんが、お伺いさせていただきます。
まず、一つ目の質問ですが、
認知症カフェについてであります。
認知症施策推進総合戦略、通称新
オレンジプランに基づく
認知症カフェですが、新
オレンジプランには、認知症の人や家族が地域の人や専門家と相互に情報を共有し、お互いに理解し合う
認知症カフェ等の設置を推進するとあります。これを受け、常総市ではこの9月から市内3カ所で
認知症カフェが始まりました。私も先日2日に向石下の
Cafeユトリエで行われました
認知症カフェに参加させていただきました。おいしいコーヒーをいただきながら有意義な時間を過ごすことができました。参加者の中には、現在認知症の家族の介護をされている方、また前に認知症の介護経験がある方などがおられました。参加されていた皆さんが笑顔でお話をされている姿が印象的でございました。皆さん元気になって帰って行かれました。このようなすばらしい
認知症カフェでございます。運営に当り、市からの補助金額はどれだけであるのか初めにお伺いいたします。よろしくお願いいたします。
5 ◯議長(倉持 守君)
答弁関係者の方は議場にお入りください。
これより答弁を求めます。
保健福祉部長。
〔
保健福祉部長吉原克美君登壇〕
6
◯保健福祉部長(
吉原克美君) 皆様、おはようございます。それでは、
柳井議員から御質問のありました、9月より市内3カ所で行われている
認知症カフェについて補助金は出ているのかにつきましてお答えをいたします。
9月から開始しております当市の
認知症カフェは、通常もカフェとして運営をしている店舗もお借りすることといたしました。
認知症カフェといたしましては、それぞれの会場で月1回の実施となりますが、
認知症カフェとしてお借りしている日以外にも、認知症の方や御家族等が気軽に出かけられる場所、居場所としても御活用いただきたいと考えております。
今年度は、参加者は飲み物等1品以上注文をし、
会場提供者の提示する金額の実費をお支払いしていただくことで、会場は無料で御提供をいただくため補助金は出しておりません。また、
認知症カフェにつきましては、つくばみらい市との連携をして実施できることとなりました。2市によるとカフェの広域連携は、認知症であることを近所の人に知られたくない方の参加や気軽に通える場所がふえるなど、単独実施よりも市民にメリットがあります。事業を開始後、課題等がありましたら、
実施方法等につきまして両市で情報を共有しながら、必要に応じまして柔軟に対応してまいりたいと考えております。
以上でございます。
7 ◯議長(倉持 守君)
柳井真吾君。
8 ◯2番(
柳井真吾君) ありがとうございます。答弁から補助金はゼロ、
皆さんボランティアで場所の提供を無料でしてくださっているということがわかりました。本当にありがたいことだと思います。
ですが、今後月1回の予定になっておりますが、末永く場所の提供や運営をしていただくことは、提供していただいている方について大変なことだと思います。市としましても、今後とも力強いバックアップを引き続きよろしくお願いしたいと思います。
続きまして、二つ目の質問にまいります。先ほどからありますように、すばらしい
認知症カフェです。市内3カ所での開催であり、私としては少ない現状だと思います。認知症の方、家族の方にとって歩いて行けるような身近なところにあったらうれしく思うと思います。私の希望としては、小学校区に1カ所でもできればいいなと思っておりますが、今後、開催場所をふやす考えはあるのかお伺いします。よろしくお願いします。
9 ◯議長(倉持 守君)
保健福祉部長。
10
◯保健福祉部長(
吉原克美君) お答えいたします。
先ほどの補助金の答弁と重なりますが、
認知症カフェとしてでなく、
認知症カフェを開催しない日につきましても、認知症の方や御家族等が気軽に御利用いただける会場をお借りできればとも考えております。会場をふやすことにつきましては、今年度の状況や参加実績、利用者の御希望等を把握いたしまして検討してまいりたいと考えております。
また、当市では、市内30カ所以上で
介護予防推進員や
シルバーリハビリ体操指導士等、
市民ボランティアの皆様が主催する
介護予防教室が定期的に開催されております。その会場には一人で外出できない方や認知症の方々なども
ボランティアの皆様の声かけや支援で歩いて参加されている方もおります。活動内容は、体操だけでなくお茶の時間もありまして、手芸やゲーム等さまざまに行っている状況でございます。これらの活動も、さらに会場がふえるよう継続して支援してまいります。
以上でございます。
11 ◯議長(倉持 守君)
柳井真吾君。
12 ◯2番(
柳井真吾君) ありがとうございます。先ほどありました
認知症カフェ以外にも、
介護予防教室とか体操教室など高齢者の皆さんが集える場が30カ所以上あるということで、私初めて知った部分もありまして驚きました。本当にありがたいことだと思います。2025年には、日本の
認知症高齢者は700万人という報道があり、一方、
認知症予備軍まで含めれば900万人とする記事も目にしました。認知症はどんどんふえていくとの予測です。今後とも一人でも多くの方が楽しく集えるような場の提供をよろしくお願いしたいと思います。
続きまして、三つ目の質問にまいります。
市内3カ所ということで、
認知症カフェ利用希望者の皆様の中には、私がこの間参加して聞いたお話の中にもあったんですけども、行きたいけど遠くて行けない、
交通手段がなくて行けないという声もありました。市として何か対策は考えておられるかお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
13 ◯議長(倉持 守君)
保健福祉部長。
14
◯保健福祉部長(
吉原克美君) お答えいたします。
現在のところ、
交通手段といたしましては
デマンドタクシーや
公共交通機関、御家族等と御一緒に来場していただくことを想定しております。中には、やはり議員おっしゃったとおり、移動手段がないために参加できないという方もいらっしゃると思われます。各店舗と打ち合わせをする中で、店舗によっては送迎につきましても対応可能との返事をいただいているところもありますので、これから開始する事業のため、利用者の状況やニーズを踏まえまして、
交通手段につきましても検討してまいっていきたいと考えております。
以上でございます。
15 ◯議長(倉持 守君)
柳井真吾君。
16 ◯2番(
柳井真吾君) ありがとうございます。
交通手段については、この後の質問にも関係してまいりますが、参加したい方が漏れなく参加できるように検討をよろしく引き続きお願いしたいと思います。
認知症施策については、国は啓発、教育、予防、ケア、医療、
家族支援、研究開発、国際協力など認知症をめぐるトータル的な体制を構築するよう提言しております。認知症の人が尊厳を保ち、安心して暮らし続けられる共生社会という目指すべき社会像を示しております。今後とも、市としましてもさらなる
認知症対策の充実をお願いしたいと思います。
続きまして、四つ目の質問にまいります。
4月に東京池袋で痛ましい事故があり、この事故を契機に免許証を返納する高齢者もふえております。そこで、
高齢ドライバーについて、市内の
免許証自主返納者数を市として把握されているかお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
17 ◯議長(倉持 守君)
産業振興部長。
〔
産業振興部長小島裕治君登壇〕
18
◯産業振興部長(
小島裕治君) 改めましておはようございます。
柳井議員の4番目の質問にお答えいたします。
近年、全国的に
高齢ドライバーによる
交通事故が多発し、テレビ、新聞等で報道されるなど
高齢ドライバーの
交通事故が注目されております。このような
交通事故の減少を目指し、市といたしましても、常総警察署と連携を図りながら、
運転免許証の
自主返納を推進しているところでございます。
御質問の平成30年度常総
警察署管内においては138名の高齢者の方が
自主返納をされております。
以上でございます。
19 ◯議長(倉持 守君)
柳井真吾君。
20 ◯2番(
柳井真吾君) ありがとうございます。常総警察署において、平成30年度、先ほどありましたように138名ということは、他の警察署に返納した方もおられると思いますので、もっと多いということになると思います。また、
高齢ドライバーによる
交通事故が相次ぐ中で、今年度はもっとふえると予想されます。
この結果を受けて、次の五つ目の質問にまいりたいと思います。
常総市では、
運転免許証を
自主返納した方への
支援事業を行っております。その
支援事業の
利用者数はどれだけかお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
21 ◯議長(倉持 守君)
産業振興部長。
22
◯産業振興部長(
小島裕治君) ただいまの質問にお答えいたします。
自主的に
運転免許証を返納した高齢者に対しまして、
自動車運転にかわる
交通手段の確保に関する支援策といたしまして、常総市予約型乗合交通ふれあい号の利用券を交付することにより、
運転免許証の
自主返納を推進し、もって高齢者の運転による
交通事故の減少を図ることを目的とし、平成30年1月1日から常総
市高齢者運転免許証自主返納支援事業を実施しているところでございます。
支援内容といたしましては、満65歳以上の方が免許証を
自主返納いたしますと、予約型乗合ふれあい号の利用券2万円分を1人につき1回を交付するものでございます。事業の実績でございますが、平成29年度は1月から3月3カ月間で34名、平成30年度は98名、令和元年度におきましては、8月末現在で申請中の方を含め64名でございます。なお、現在の申請状況を踏まえ、今議会の補正予算におきまして65名分を追加し、合計140名分を計上しております。
以上でございます。
23 ◯議長(倉持 守君)
柳井真吾君。
24 ◯2番(
柳井真吾君) ありがとうございます。先ほどありました平成30年度は
免許返納者が138名、その中で
支援事業を利用した方が98名と約70%の方が
支援事業を使い、ふれあい号のチケット2万円分を申し込んだということになると思います。今年度もふえていると伺いました。ということは、ふれあい号の利用者がふえ、ふれあい号についての重要性が高まると言えると考えます。
それに伴いまして、続いて六つ目の質問にまいります。
高齢者の運転する車が暴走したり、コンビニなどに突入したりする事故が各地で相次いでおります。その多くがアクセルと
ブレーキの踏み間違いに起因したものであり、ここに焦点を当てた対策を急ぐ必要があります。
国土交通省は、国内の
自動車大手8社に対して、
ブレーキと誤ってアクセルを踏み込んだ際の急加速を防ぐ機能を搭載した後づけ可能な
安全運転支援装置の開発を要請したそうです。新車に限って言えば、歩行者などの接近を感知して
ブレーキが自動で作動する
自動ブレーキを搭載した車は現在8割近くに上ります。しかし、国内の販売済みの自動車約8,200万台のうち、新車に置きかわっているのは年間で450万から500万台ほどで、これは
販売済み自動車の総数のわずか6%程度に過ぎないと言われています。
販売済み自動車の半数が
自動ブレーキを搭載した新車に入れかわるには10年近くかかるという試算もあるそうです。また、高齢者の運転を
自動ブレーキなどを搭載した車に限定する、限定免許の検討を進める必要があると言われていますが、車の買いかえは高齢者にとって経済的な負担が大きい。だからこそ、後づけの
安全運転支援装置の普及促進が必要だと考えます。
免許返納者もふえてはきていると言われますが、警察庁によると、75歳以上の高齢者の
免許返納率は、2018年で全国平均約5.4%と低く、
高齢運転者による
交通事故の防止策を大きく前進させるには、後づけの
安全運転支援装置の普及にかかっていると言っても過言ではないと思います。
このことから、東京都ではペダルの踏み間違いに対応する装置の購入費を高齢者に限定して支援する
安全運転支援装置の設置者への補助を行っています。また、県内でも、新聞報道でもありましたように常陸太田市がこの9月から、また境町が10月から補助を始めることになったとありました。このようなことから、常総市においても提案したいと思いますが、市の考えをお伺いしたいと思います。
よろしくお願いいたします。
25 ◯議長(倉持 守君)
産業振興部長。
26
◯産業振興部長(
小島裕治君) ただいまの質問にお答えいたします。
急発進を防ぐ
安全運転支援装置を購入設置した高齢者に対しまして、費用的には3万円から10万円の補助金を交付する自治体、今議員がおっしゃっていた東京都や境町、常陸太田市等があることは認識しております。
国土交通省におきましては、相次ぐ重大な
交通事故を受け、既存車の安全性を高める対策を推進するため、後づけ安全装置に関する
性能認定制度を新たに創設して来年度から実施する方針です。茨城県におきましても、この性能評価が確定した後、その結果を踏まえた上で、他県の動向を見ながら検討していくとのことでした。市といたしましても、今後、国県等の情報や動向を注視しながら検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
27 ◯議長(倉持 守君)
柳井真吾君。
28 ◯2番(
柳井真吾君) 前向きな答弁ありがとうございます。高齢者の事故防止の問題は待ったなしの大事な課題であります。市からも県、国へと強く要望を発信していただき、一日でも早い検討をお願いしたいと思います。
次に、七つ目の質問にまいります。
予約型乗合交通ふれあい号についてでございます。四つ目、五つ目の質問で
免許返納者と
免許返納者支援事業を利用した方がふえてきていることから、ふれあい号の利用者もふえてきていると推測できます。
そこで、お聞きしたいと思います。現在の
登録者数及び
利用状況はどうかお伺いいたします。よろしくお願いいたします。
29 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。
市長公室長。
〔
市長公室長小林昭仁君登壇〕
30
◯市長公室長(小林昭仁君) おはようございます。
柳井議員の七つ目の質問にお答えします。
予約型乗合交通ふれあい号の
登録者数につきましては、本年7月31日現在で8,217人となっております。また、
利用状況につきましては、平成30年度の実績ですと
延べ利用者数といたしまして2万896人でございます。実際に利用している人数、実
利用者数につきましては969人となっております。
以上でございます。
31 ◯議長(倉持 守君)
柳井真吾君。
32 ◯2番(
柳井真吾君) ありがとうございます。実際に現在の
登録者数が8,217名ということで、私も資料を見させていただきましたけれども、年々増加しているということで、登録者や利用者もふえてきているということはふれあい号のニーズが高まってきていると考えられます。
そこで、八つ目の質問にまいります。
30年度に行ったふれあい号の利用者へのアンケートに、市外への乗り入れの要望がございました。また、地域の皆様からも声が上がっております。お隣の坂東市では
デマンドタクシーの市外への乗り入れを、試験運行ですが行っております。
そこで、常総市においてもふれあい号の市街病院等などへの乗り入れも提案したいと思いますが、市の考えをお伺いしたいと思います。
33 ◯議長(倉持 守君)
市長公室長。
34
◯市長公室長(小林昭仁君) お答えします。
当市には関東鉄道常総線のほか、広域バス路線3路線と、市内運行のバス路線1路線が民間事業者によって運行されております。ふれあい号につきましては、これらの鉄道、路線バスを補完するものであるため、民間事業者を圧迫することのないよう、地域内の交通空白地帯の解消を目的とした区域内運行を行っております。また、ふれあい号につきましては、市内のタクシー事業6社が1社1台体制を条件に午前8時から午後4時まで1時間単位での運行に協力をいただいております。その車両の稼働率は90%であるために、現行の台数のまま市外への乗り入れを行いますと、市内を運行する車両が不足するほか、1時間単位での運行ができなくなってしまうことから市外への乗り入れは難しいかと考えられます。
以上です。
35 ◯議長(倉持 守君)
柳井真吾君。
36 ◯2番(
柳井真吾君) ありがとうございます。運行は難しいということですが、診療科が市外の病院しかなくて困っている方々の声を聞いていただきたいと思います。通院ができなくなってしまいまして、免許返納して戸惑っている高齢者の方もたくさんおられます。今後とも前向きな検討をお願いできればと思っております。
最後に九つ目の質問にまいります。
奈良県田原本町では、昨年度、移動に困難を伴う人の外出を支援するため、民間タクシーの初乗り運賃を補助する事業を開始し、大きく成果を上げています。従来の
デマンドタクシー事業と比べ、1カ月の平均利用回数は5倍に増加、予約の競合が少なく、近所同士で自主的に乗り合うケースもあり、今後の展開が注目されています。昨年7月に
デマンドタクシーにかえて開始した事業は、町内の民間タクシー会社4社で使えるチケットを町が独自に発行し、タクシーの初乗り運賃680円を助成する仕組み、70歳以上の高齢者や妊婦、未就学児に年間24枚、身体障害者の方に年間12枚のチケットを配布します。利用時間は午前8時から午後6時、月曜日から土曜日で複数での乗り合いや発着のいずれかが町外の場合も補助対象になるそうです。常総市においては、ふれあい号と福祉タクシー補助を行っていますが、それと切りかえてタクシー初乗り運賃補助を提案したいと思いますが、市の考えをお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
37 ◯議長(倉持 守君)
保健福祉部長。
38
◯保健福祉部長(
吉原克美君) お答えいたします。
ただいま
柳井議員から御質問がありましたタクシーの初乗り運賃の補助を提案したいが市の考えについてでございますが、確かに高齢者の移動手段につきましては、たびたび話題となっておりまして、また近年、先ほど御質問にもあったとおり、高齢者ドライバーによる
交通事故が注目され、
運転免許証を
自主返納される方もふえてきていることから、御指摘のとおり喫緊の課題となっているところでございます。
柳井議員から事例として御提示していただきました、奈良県田原本町の事業につきましては、デマンド型交通を廃止し、その予算を原資にタクシーの初乗り運賃の助成を行うものでございます。これを常総市で実施した場合の事業費を試算いたしますと、常総市の平成31年度4月1日現在の70歳以上の住基人口は1万3,015名となっております。田原本町では70歳以上の約4割が申請されていることから、仮に常総市に置きかえますと申請者を5,200名と見込み、初乗り運賃730円分の助成券を年間24枚交付したといたしまして、当市の福祉タクシー券の利用実績、これは今現在している事業の利用実績からですが、そのうち6割が利用したといたしますと約5,400万円となりまして、現在のデマンド型交通の予算を大幅に上回ります。また、タクシーを利用した市内移動にかかる自己負担額の増額も懸念されます。例えば、内守谷の向地公民館周辺からきぬ医師会病院までタクシーを利用しますと、片道が約7キロ、利用料金が2,260円となります。初乗り料金を差し引いた残りの1,530円が自己負担となりますことから、現在のデマンド交通の利用料金250円を大幅に超過することとなります。さらに、65歳から70歳までの方は、この事業の対象外となることから、デマンド型交通を廃止するデメリットのほうが大きいのではないかと考えております。
新聞記事によりますと、田原本町の特色である面積が常総市の約6分の1、21平方キロメートルと小さく、駅のある中心部から半径3キロにおさまるコンパクトさゆえの成果との記載もありました。予約型乗合交通ふれあい号の予算を福祉タクシー券へ振りかえてはどうかとの御提案をいただきましたが、地域が広いことによる利用者の負担増、想定される市外の病院までの距離の長さを考慮しますと、初乗り運賃を差し引いても利用者の負担を抑えることは限定的であると考えております。
このことから、これらの対策の一つといたしまして、市といたしましては、国が推奨しております遠方の医療機関に交通費と時間をかけて通院されるよりも、診療科が市外の病院にしかない場合等を除きまして、自宅からの外出の負担となったときの対策といたしまして、極力市内の病院、診療所にかかりつけ医を変更していただけるよう、在宅医療と介護の連携事業の周知に努めていきたいと考えております。
以上でございます。
39 ◯議長(倉持 守君)
柳井真吾君。
40 ◯2番(
柳井真吾君) 提案に対しましてきめ細かに調査分析をしていただき、ありがとうございました。私も、常総市と田原本町では人口や面積なども違い、予算の増大や利用者の負担も大きくなると思っておりました。ですが、このような政策もあることを知っていただき、今後の対策の一助になればと思い、提案させていただきました。ありがとうございました。
買い物や通院などの移動に困難を伴う方々の支援については、これまで先輩議員の皆様の一般質問にもあったように、市民の皆様からの要望や課題も数多くあります。
交通手段については、困っている市民の皆様に笑顔で使っていただけるように、引き続き最良の手段、対策を一緒に考えてまいりたいと思います。今後とも、高齢者の
福祉対策については、より一層真剣に取り組んでいただくことをお願いし、大項目一つ目の質問を終わります。御答弁ありがとうございました。
41 ◯議長(倉持 守君) 次の質問に移りますので、
答弁関係者の入れかえをお願いします。
柳井真吾君、質問を継続してください。
42 ◯2番(
柳井真吾君) 続きまして、大項目二つ目、2020年教育改革における学校教育についての質問をさせていただきます。
来年度2020年には教育改革が行われ、新学習指導要領が施行され、大学入試なども変わります。2020年の教育改革とは、変化の激しい時代を生きる子どもたちが社会の中で活躍できる資質、能力を育成する、また学校教育においては、未来を生きる子どもたちにどのような力、資質、能力を身につけるのか、何ができるようになるのかまで踏み込んで求める教育へと変わると言われております。来年度教育改革に向け、市は子どもたちのためにどのような取り組みを行っていくのか。このような観点から一つ目の質問にまいります。
小学校の英語教育がどう変わるのか、また市としての対策をお伺いいたします。よろしくお願いいたします。
43 ◯議長(倉持 守君) これより答弁を求めます。教育長。
〔教育委員会教育長岡野克巳君登壇〕
44 ◯教育委員会教育長(岡野克巳君)
柳井議員の御質問にお答えいたします。
小学校の英語教育の改革についてということでございますが、現行の学習指導要領が実施となりました平成23年度から、小学校高学年で週1回、年間35時間の外国語活動が行われておりました。新学習指導要領では、外国語活動は小学校の中学年で行われ、小学校高学年では教科として外国語科が新設され、授業が週2回、年間70時間となります。今、なりますとお答えしましたが、2020年度からの実施になっておりますが、茨城県では常総市も含め、本年度から先行実施を行っております。実施については以上でございます。
次に、学習内容でございますが、英語でコミュニケーションを図る資質、能力を育成するために、小学校中学年では主に聞くこと、話すことになれるための言語活動を行います。そして、小学校高学年では主に聞くこと、話すことに加えまして、読むこと、書くことにもなれるための言語活動を行います。書くことにつきましては、授業の中で聞いたり話したりして、十分になれ親しんだ内容について書き写す程度の内容となっております。
県の取り組みとして、小学校教諭に対する指導力向上研修や英語力向上研修が実施されているほか、外国語専科教員が加配教員として水海道小学校に1名配置されております。市の対策といたしましては、現在、外国語指導助手ALT派遣講師11名を市費で各小中学校に計画的に配置し、授業支援や研修内容支援を行っております。また、市立幼稚園にも月1回ALT訪問を実施し、幼児期に英語に親しむ機会を提供しております。
以上でございます。
45 ◯議長(倉持 守君)
柳井真吾君。
46 ◯2番(
柳井真吾君) ありがとうございます。よくわかりました。小学校中学年3、4年生では外国語活動が始まり、小学校高学年5、6年生では外国語活動が教科となって週に2時間本年度から行われているということがわかりました。
先ほど市の対策として、ALT派遣講師を11名各小中学校に計画配置しているとありました。市内には小学校が14校、中学校が5校、合計19校あります。19校プラス、先ほど幼稚園にもというのがありましたので、11名のALTで回しているということで、大変御苦労もあることだと思います。また、現場の先生からも、もっとALTの先生が来る時間をふやしてほしいとの声も多々聞かれます。子どもたちにとって1時間でも多くALTの先生のネイティブな英語に触れることはとても貴重な体験ですし、また英語力向上にもつながると確信します。また、特に小学生はALTの先生が来ると目が輝くんです。本当に笑顔になるんです。ですから、今後ALTを一人でもふやしていただいて、1時間でも多くALTの先生が子どもたちの指導ができるよう、ふやしていただけるよう、要望させていただきたいと思います。要望ですので、答弁は結構でございます。
続きまして、二つ目の質問にまいります。
グローバル化の時代にあって、小学校でも英語が教科化となり、子どもたちにとって英語力の向上は欠かせないものとなっています。英語力向上のために子どもたちが英語検定に挑戦することはとても大切だと考えます。
そこで、中学生の英語検定資格取得率は幾つなのか、また取得率向上のために、また受けさせたいが受検料が経済的に厳しいとの声もあります。他の自治体では検定料の補助をしているところもございます。当市としては補助等の考えはあるのかお伺いします。よろしくお願いします。
47 ◯議長(倉持 守君) 教育長。
〔教育委員会教育長岡野克巳君登壇〕
48 ◯教育委員会教育長(岡野克巳君) 御質問にお答えさせていただきます。
まず、中学生の英語検定資格取得率でございますが、昨年平成30年12月に中学校3年生を対象に調査を行っております。市内552名の3年生のうち、英検3級以上の資格を取得している生徒は157名、約28.4%となっている現状でございます。同じ調査で国の平均は23.9%ということで、国の平均以上の結果が出ているのではないか、そういう現実になっております。
また、本年度より県の新規事業といたしまして、県内すべての小学校6年生から中学校3年生までを対象に、児童生徒自身が英語能力の達成度を知るためのテスト、略して英検IBAテストと申しますが、県費で間もなく1回実施されます。このテストの結果から、英検であれば何級程度の力であるか、何級を目指せばよいかなどの見通しを持って英語の学習に取り組むことができるようになります。ここで、今申し上げました英語の学習に取り組むことができるようになります。公立の小中学校としましては、通常の学習の中でその結果をどう生かすか、そこに全力を注ぎたいと考えております。
したがいまして、現時点で常総市では検定料の補助を行う制度はもちろんございませんが、今のところその予定はしておりません。導入に向けましては、今後県で行う達成度テストの結果から授業改善、そのほか総合的に考えて必要性があるかどうか、そういう意味でも選択肢の一つとしては検討に値するかとは思いますが、現時点では導入は考えておりません。
以上でございます。
49 ◯議長(倉持 守君)
柳井真吾君。
50 ◯2番(
柳井真吾君) ありがとうございます。先ほどありましたように、中学3年生の英検3級以上の取得率が昨年度約28.4%、国の平均が23.9%と国の平均を大きく上回り、すばらしいと思います。ありがとうございます。すばらしいと思います、先生方の御指導に感謝したいと思います。これに満足することなく、目標を決めてことしもこれ以上に頑張っていただきたいと思います。私の希望としましては、目標は大きく50%を目指していただきたいと考えております。そのためにも検定料補助が必要だと感じます。受検希望の生徒全員が受検できるようにしたい、経済的な理由で受けられないということはなくしたいと考えます。
再質問になりますが、市が把握している検定料補助事業を行っている自治体を教えていただきたいと思います。お願いします。
51 ◯議長(倉持 守君) 指導課長。
52 ◯指導課長(蛯原高司君) お答えいたします。
県西管内の三つの市と一つの町が行っております。詳しくは下妻市、坂東市、桜川市、この三つの市が受検料の半額、年度内1回まで、境町が受検料の全額、これも年度内1回までという形になっております。
以上です。
53 ◯議長(倉持 守君)
柳井真吾君。
54 ◯2番(
柳井真吾君) ありがとうございます。県西管内でもこれだけ多くの自治体がやっております。また、そのほか県内、全国でも行っている自治体が多くございます。教育の平等性の観点からも、一日でも早く検討を始めていただき、常総市の子どもたちのために英語検定料補助をお願いしたいと思います。
次に、三つ目の質問ですが、ICT機器の使用状況については、昨日の佐藤議員の質問に対する答弁の中にございましたので割愛させていただきます。
続いて、四つ目の質問にまいります。
プログラミング教育の必須化に伴い、昨日の答弁の内容ですとICT機器の数は不足していると感じます。なぜかと申しますと、私が昨年まで働いていました学校では、特にデジタルテレビ大型モニターですが、使いたくても使えないクラスが出たことが多々ありました。また、他市から移動してきた先生からは、常総市はタブレットが1クラス分しかなく少ないという声も聞かれました。以上の状況を踏まえ、今後ICT機器の補充を行う予定はあるのかお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
55 ◯議長(倉持 守君) 教育部長。
〔教育委員会教育部長飯村順子君登壇〕
56 ◯教育委員会教育部長(飯村順子君) おはようございます。
柳井議員の御質問にお答えいたします。
プログラミング教育の実施を含む新学習指導要領には、各学校においてコンピュータや情報通信ネットワークなどの情報手段を活用するために必要な環境を整え、これらを適切に活用した学習活動の充実を図るということが明記されております。また、文部科学省も平成30年度以降の学校におけるICT環境の整備方針において、新学習指導要領の実施に向けたICT環境整備の方向性を示し、積極的な整備を求めております。
今後のICT機器の整備ですが、プログラミング教育への対応も含めまして、先ほどの文部科学省の整備方針や学校現場におけるICT機器の活用状況を勘案しまして、計画的に拡充していきたいと考えております。
以上でございます。
57 ◯議長(倉持 守君)
柳井真吾君。
58 ◯2番(
柳井真吾君) 前向きな御答弁ありがとうございます。少ないのが現状ですので、しっかり取り組んでいただければと思います。よろしくお願いします。
再質問になりますが、ICT機器の整備について現場の先生からは、私の言ったようなことのほかに要望などないでしょうか、あったでしょうか。あった場合には内容を教えていただければと思います。
59 ◯議長(倉持 守君) 学校教育課長。
60 ◯学校教育課長(西村 聡君) それでは、今の御質問にお答えさせていただきます。
本市では、学校と教育委員会が連携いたしまして、教育の情報化を推進するために各学校1名、教育委員会で組織いたします学校ICT推進委員会を設置いたしまして、情報化の協議、あるいは研修等を行っているところでございます。
その中で、ICT環境整備については、先ほど議員がおっしゃいましたタブレットの声もありますが、特に多いのは大型モニターの設置と校内のネットワークの再整備ということが要望に上がってきております。これらにつきましては、優先順位を検討いたしまして整備を推進してまいりたいと考えているところでございます。
以上でございます。
61 ◯議長(倉持 守君)
柳井真吾君。
62 ◯2番(
柳井真吾君) ありがとうございます。できるだけ先生方の要望にこたえていただけるようお願いしたいと思います。先生方はICT機器が少ない状況の中で知恵を絞って頑張っていただいております。そして、何と言っても常総市の未来の宝である未来を担う子どもたちのためとなります。来年度の教育改革を機に、英語教育、ICT教育をはじめとする教育環境を充実させていただき、先日からありました防災先進都市だけではなく、教育先進都市となっていただけることをお願いしまして本日の一般質問を終わります。御答弁ありがとうございました。
63 ◯議長(倉持 守君) この際、暫時休憩いたします。
午前10時53分休憩
─────────────────────────────────
午前11時05分再開
64 ◯議長(倉持 守君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────────────────────────
65 ◯議長(倉持 守君) 一般質問を継続いたします。
次に、16番茂田信三君。
〔16番茂田信三君登壇〕
66 ◯16番(茂田信三君) 16番の茂田です。通告に基づきまして質問させていただきます。
けさは武者震いというんですかね。出陣前の興奮というか、やらなくちゃならないという気持ちが高ぶりまして、朝2時に起きまして、もう一度布団に入って寝るかなと思ったら寝つかなくて違う勉強をしていまして、そういうことで精いっぱい、きょうは傍聴の方にも引き続き頑張るようにと叱咤激励されましたから、御希望に沿うように精いっぱい質問したいと思います。私どもが精いっぱい質問するんですから、答えるほうも命がけでお願いします。お互いにここへ立っている以上はプロなんですから、プロはプロらしい仕事をお願いしたと思います。
まず、アグリサイエンス、これは勝手にアグリサイエンスって造語を市でつくった言葉ですが、皆さんそう呼んでいるから私もそういう呼びますね。それと道の駅について。
大きい1番の中の1番戸田建設との契約書の開示を求めると同時に、なぜ民間企業の業務内容に市の職員11人、あと道の駅合わせて4人計15人ですか、それを配置するのか。
2)道の駅管理会社との契約書の開示を求めると同時に、なぜ契約の重要な案件を議会に諮らないのか。これは議会軽視じゃなくて議会無視ではないかということですね。
SBプレイヤーズ株式会社との契約について、なぜ地権者所有の、これは組合ですね、地権者っていうのは。その土地に市が関与するかということです。
細かいことは自席に戻りまして質問させていただきます。
67 ◯議長(倉持 守君)
答弁関係者の方は議場にお入りください。
茂田信三君。
68 ◯16番(茂田信三君) 答弁者に言いますね。お願いしたいことがあるんですが、聞かれたことだけ答えてください。何度も聞いていることですから、その説明は。私は余分なときには議長、手を挙げて結構ですって申し上げますから、そのようにしてください。じゃないと時間限られていますからね。お願いします。
69 ◯議長(倉持 守君) 一問一答式なので、順次質問もよろしくお願いします。
これより答弁を求めます。藤島副市長。
〔副市長藤島忠夫君登壇〕
70 ◯副市長(藤島忠夫君) 改めましておはようございます。茂田議員の御質問にお答えします。
まず、一つ目の御質問についてお答えいたします。
アグリサイエンスバレー構想を、具体的に、確実に、効果的に実施するために必要な職員数、道の駅の担当も含めて11名を配置しているところでございます。5月の定例会にも同様の御質問をいただいておりまして御答弁しておりますので、私どもも事業実施のために必要な職員を配置しているというところでございます。
以上でございます。
71 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。
72 ◯16番(茂田信三君) そのようにね、簡潔にお願いしますよね。さっといきますよ。気合い入れていきますからね。
まず、前回、どうしてこれ11人も、これ民地ですよね。戸田建設っていうのは民間の土地ですよ。どうしてそこへ市の血税を使わなくちゃならないのかと聞きましたら、契約があるんだと、戸田建設と。前に確かに言ってますからね。協議内容、契約っていうかどういう表現でしたか、とにかく契約っていうことですよね。私は、そのことについて、そのときは契約書がなかったものですからわかりませんから、議長にとってもらったんですよね、資料として。まず、この契約書、私だけが持っていますから持ってない方はわかりませんから、常総市圏央道常総インターチェンジ周辺地域整備事業推進に関する基本協定書、契約ですよね。これ、判こが押してあるのが、まず年月日が平成27年6月30日、インターチェンジ周辺推進協議会会長スギヤマシゲル、敬称略ね。これが甲。乙が戸田建設株式会社関東支店執行役員支店長、あがたっていうんすかね、県て書いてね。県のかかると書いてトシアキ。敬称略。丙、高杉だから前だな。前市長高杉 徹と。その3名のちゃんとこれは実印ですからね。市長印と多分会社の役員ですから、これ契約書ですよね。
まず、ここに書いてあるのは、大きいところ第5条の4、丙、これは常総市のことをいっているわけですね。これ重要ですよ。本事業の推進に必要な茨城県及び関係諸官庁との行政手続きの主体的役割を担い、甲の活動並びに乙の業務を支援するほか、行政手続き上、丙が必要とされる業務を担当する。11人も配置しろなんてどこにも書いてないんですよ。こう書いてあるんですよ、まず。
あと、もっと重要なことは、ここですよ。第6条の3条ですね。インターチェンジ周辺整備事業における助成金交付要綱(以下助成金交付要綱)に基づき、前項第3条の業務に要する費用の一部を甲に負担するものとする。ただし、丙常総市の負担可能な範囲は5億円を上限とするって書いてあるんですよ。ここには道の駅なんか全然書いてないんですよ。私はもう5億円の上限で賛成したんですよ。
あと、もう一点お聞きしたいのは、これを先に読んだほうがいいな。第7条にこのように書いてあるんですよ。甲は丙に対し、都市的土地利用エリアについて組合設立認可のため、土地区画整理法に基づく技術援助申請を行い、組合成立準備委員会を設立する。その2番目に書いてあるんですよ。それまでの甲と乙との債権債務並びに乙を業務代行予定者とすることを継承し、組合設立後は同様に組合にも継承させる。準備組合または組合設立後も甲に帰属するものとするっていうんですよ。簡単に言えば契約したら事務的なことはもう終わっているんですよ。これからの責任の所在は甲、地主ですね、土地組合。それと戸田で持つってことなんですよ。ちゃんとここに書いてあるでしょうよ。ここに書いてあります、ここにまた。都市的利用の評価額を7,000円とする、平米7,000円。坪2万3,100円とするとうたってありますよ。丙は11人も10何人も援助するとか人数を派遣しろと書いてないですよ、まず。あと、下水道の設置も市でやるとも書いてないですよ、全然。
まず、お聞きしたいことは、今度下水道を市で持つとか言っておりますが、これは戸田建設の土地ですよね。戸田建設が持つのであれば、一般市民の下水道も、宗教法人興正寺は広いですから何百万か払っているはずですよ。それも市で持たなくちゃいけないでしょうよ。片方の民有地は市で持って、民間っていうのは市民ですね、市民の下水道は市民で払え、これはおかしいでしょうよ。もし、戸田建設の下水道を持つならば全員のを持たなくちゃならないでしょう、希望者の。きのうも補助で出ましたよね。簡易浄化槽ですか、1万持つとか。それも全部持たなくちゃならないでしょうよ。
あと、もう一点お聞きしたいのは、工業団地のときの下水道はどうなっているかと。これまだ土地を売買する前で、百歩譲って土地を売買する前で下水道も完備してあります、工場の方どうぞ来てくださいって。それで完備するならいいですよ。出すんだったら。もう譲渡しちゃっているんでしょ。譲渡というのはもともと市の土地じゃないでしょうよ。この契約書にも書いてないですよ。5億円ってのは基盤整備ですから。下水道を市で持つなんか書いてないですよ。これ書いてないんだったら違法支出でしょうよ。税の公平の使用からすると、これ不公平でしょう、明らかに。遡及して今度どんどん請求されますよ。うちなんかも、これを認めたら請求するか、役員会で考えなくちゃなんないですよ。一企業に出して、一企業っていったって公の仕事じゃないですから。物流センターをやるだけでしょう。それをまずお聞きしてから、それからどんどんいきましょう。お願いします。
73 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。
74 ◯副市長(藤島忠夫君) るるお尋ねをいただきましたけれども、一問一答方式でございますので、まずこの職員の配置についてだけお答えをさせていただきまして、その後御質問をいただければというふうに思います。
それで、先ほど5月の定例会において同じような質問をいただきまして、私どもも答えておりますので、最初の答弁で省略してしまいました。そのときの御説明にも重なりますけれども、圏央道常総インターチェンジ周辺地域基盤整備事業は、常総市の未来を築く大切な大きな仕事として行っているものでございまして、土地区画整理事業を活用して、市業務代行者の戸田建設株式会社、地権者組織である常総市インターチェンジ周辺地域整備事業推進協議会の三者が、今議員からも御紹介がありましたように、平成27年6月に結びました基本協定書に基づきまして、それぞれの三者の役割を決めて事業を実施するために、常総市としても必要な職員を配置しているというところでございます。
以上でございます。
75 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。
76 ◯16番(茂田信三君) それではですよ。この戸田の物流センターが非常に重要だと言うんでしたら、定住人口を促進している、また推進している、住んでくださいっていう、頼んでいる住民ももっと重要でしょうよ。これから税金納めて、子どもを産んでくれて。何でその人に無料でやらないんですか。整合性がないでしょうよ。よっぽど戸田建設に恩義があるか、しなくちゃならないか理由あるんですか。まず、新しく住んでくれる方、必ず問題になった、問題というかこれは喫緊の課題ですよ。新しい方は住んでください。それが重要事項でしょうよ。何でその方には下水道施設のお金をいただくんですか。それをまずお聞きしたい。
77 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君に申し上げます。今の下水道は通告外でございますので。
78 ◯16番(茂田信三君) 全部通告するとしたら、通告なんかしようがないでしょうよ。そうやるんですか、全部。そしたら100時間かかったって終わらないですよ。そのくらいの答えをできなくてどうするんですか。部長だとか副市長が。全部通告するんですか。だって、ここに書いてあるでしょうよ、まず。それと対峙して答えればいいわけでしょうよ。それはおかしいよ。
79 ◯議長(倉持 守君) 答弁は通告に基づいて行わせますので。
80 ◯16番(茂田信三君) 議長、そういうことを言うんでしたら、都合悪いのは通告にないと言えばいいことでしょうよ。そのくらいの器量がなくて副市長とか部長とか務まらないでしょう。我々の税金をどうやって執行するんですか。私は全然原稿なしでやっているんですよ。私は原稿なしですよ。そのくらいできなくてどうするんですか、まず。
81 ◯議長(倉持 守君) これは一般質問の一問一答方式でございますので、通告に入れていただければそのままできるかと思います。
82 ◯16番(茂田信三君) まず答えて。こんなことをやっていると時間がないから。
83 ◯議長(倉持 守君) ここに通告があるのはこのままのお答えしかできないと思います。藤島副市長、どうですか。
茂田信三君。
84 ◯16番(茂田信三君) 今度、通告にないと言えばみんな逃げちゃうんだね。それだけ能力がないということ、答えられる能力がないということですか。私はそんな物理とか難しいこと言ってないですよ。じゃ、そのように今度は思うよ。
前回質問をしたことで、忘れていたんです、まず。のらりくらりやられたものですから。
まず、今携わっている職員は、金融とか経済の資格があるか。あるかないかで答えてくれますか。
85 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。
86 ◯副市長(藤島忠夫君) 御質問にお答えします。
これも5月定例会の一般質問で答えているとおり、そういう資格を有する必要がないということで、今常総市の職員で実施しております。
87 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。
88 ◯16番(茂田信三君) オーケー。新聞を出すとき、それは答えてないからって言うから改めて聞いたわけです。
あとは、道の駅の出発点は、まず5億円以上もかかっていますよね。5億円以上かかってる。道の駅も最初は62ヘクタールですか、約60ヘクタール。それで5億円って言ったんですよ。60ヘクタールで合計で今度は40ヘクタール何ぼですよね。そしたら減らさなきゃならないでしょう。3割何分減っているんだから、7割だから3億5,000万でしょうよ。最初は60ヘクタールにして5億円、今度40になっちゃって、それが5億円できてるんじゃ、これ受けたほうが得でしょうよ、まずね。それは答えなくていい、時間ないから。
5億円とするとして、まずその中には道の駅が入ってないんですよ。いつ入ったかっていうと、何千万かの調査費、無料の調査費が県か国から来た。そのときに私は言ったんですよ。あくまでも調査費でしょって。やる前にやりますとか言わないで、どんどん予算つけて。当初予算とか何とかつけて。反対しないから賛成した。私は記憶力がいいから間違いないですよ。それを答えてくれる。
89 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。
90 ◯副市長(藤島忠夫君) ただいまの御質問にお答えいたします。
今、茂田議員からの御質問も、最初の中村博美議員のところにも、道の駅の決まり方が議会の議決を経てないんじゃないかというような同様のお話がございました。これは、私どもでは、29年に地方自治法に基づく議決されるべき案件は地方自治法で規定しています。常総市は29年8月において、そのほかに23年の国の制度、地方自治法改正により、市の計画を議決を諮らなくていいというふうになってるんですが、これは市の最上位計画ですので、その後も法律を離れて条例として議決するという、市の最上位計画の総合計画がございます。基本構想を29年11月定例会で議決をいただいております。
これの表紙だけを持ってきました。その中に43ページを見ていただくとわかるんですが、産業の振興に向けてというところにも道の駅を定義し、64ページにおいても産業間の融合による6次産業化を進めるということでの農商工連携の中にも道の駅を定義し、そのほか具体的に前期基本計画として基本構想で議決をいただいた内容に基づくものにも道の駅を定義しているところでございます。
ただ、我々としても議決しているからその後の説明をしないというわけではなくて、るる全協の初日ということで、あらゆる機会をとらえてこの事業についてはこれまで御説明し、予算に係る部分に対しては議会の議決権である予算を議決していただいております。
そういったことで、これからも議会の皆様、もちろん市民の皆様にも順次、適宜スピーディーに御説明する姿勢を変えないつもりでございます。
以上でございます。
91 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。
92 ◯16番(茂田信三君) それではですよ。この契約書っていうのはこれは重いんですよ、非常に。体重重い軽いの話じゃなくて、これは非常に重いんですよ。三者の会社の社長印と常総市長になって。この5億円というのは生きてるでしょう、契約で。何で契約、これをまず契約を訂正しないの。契約は生きているでしょう、5億円を上限とするって。こういうのをないがしろにしちゃっていいの、まず。
あと、もう一点。下水道もお金を払うって書いてないんだよ、ここに。その、何だ、最上位だとかそんなわけわかんないことを言っても、契約書に書いてないでしょうよ。これは予算の不当というか何て言うんだろうなあ。だれも理解できないでしょう。まず5億円って書いてあってそれを守らないっていうのは何だっていうんだよ。私は契約書を見て、法律に明るいですから、すぐわかりました、目を通して。これ生きているでしょう、現に。素人をごまかしたって、私のことはごまかせないよ、いつも言っているように。5億円は生きてるんでしょうよ。あまたの言ってる最上位どうのって、関係ないでしょ。これは法律が、契約書が優先するんだからね。資本主義において。条例どうのこうのって、契約書は生きてるんでしょうよ。
93 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。
94 ◯副市長(藤島忠夫君) お答えをさせていただきます。
債務負担行為の話をしていただいているという理解で御答弁をさせていただきます。
組合施行の土地区画整理事業において、整備後の道路や公園等の公共施設は自治体に帰属されます。多くの自治体では、組合に対し公共施設の整備費用相当分と合わせて、認可前の調査費等を助成して、当市においてもそのような中から27年5月議会において、助成金の債務負担行為5億円を補正予算として計上し、その期間を平成27年度から、当時でございますので平成33年度までとしたということでございます。
助成金交付要綱の第4条に記載のとおり、土地区画整理事業の準備に必要な調査、測量、設計費用、区画整理地内の公共施設等の工事等、または農地エリアにおける土地改良事業の準備に必要な調査、測量、設計費用として債務負担行為の御承認をいただいておりますので、その債務負担だけの説明をいたしました。
95 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。
96 ◯16番(茂田信三君) 全然わかんないよ。わかってる人、何人いるかね。皆さんわかりますかね。まず、私が言っているのは、何で5億円よりこの契約書にするのが上位なのかっていうことを言ってるんだよ。あと、契約書のね。ここで終わってるんでしょうよ、第4条の4で。市は甲の活動並びに乙の業務を支援するほか、行政手続き上、丙が必要とされる業務を担当するっていうんですよ。もうその第4条の1からで終わってるんですよ。甲の各所有土地の分筆とか交換及び登記とか、事業認可とか。6項目でもう事業完了年度。これをやってくれってわけでしょうよ、まず。高杉氏はそれで契約してるんだよ。それはもう、私らに何回も言われているから、もし赤字の場合はあんた弁償しなくちゃなんないねって。やめた議員もいるよ。やめたっていうか退職っていうかね、勇退した議員もいる。その人らは、この5億円上限で賛成してるんだよ。無限大なんて言ってないよ。条例に書いてあったら、この5億円は破棄していいって書いてないよ、この契約書に。どこにも書いてないよ。私は1回ここで読んで、またきょう読んで。どこにも書いてないんだよ。債務負担行為どうのこうのって、ただ5億円を上限とするって、答えてないじゃない。どうするんだっていうんだ、5億円。5億円過ぎちゃってんだから。どうするんだってことでしょうよ。それだけ答えてよ。
97 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。
98 ◯副市長(藤島忠夫君) 答弁いたします。
先ほど御答弁した内容で、債務負担の事業が固まっております。決められております。その事業の中で都市エリアに4億円、農地エリアに1億円を執行するということで債務負担行為の議決を得ているということでございます。
99 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。
100 ◯16番(茂田信三君) 何回言ってもわからない。もう5億円以上使っているんでしょうよ。ここに5億円と書いてあるんでしょうよ。いつだって、それは。議会をないがしろにしてるってことじゃないの。何回言ってもそれだけしか能力ないんだよね。こっちも喉痛くなっちゃうからいいよ、もう。何回言ったって同じことだもん。後ろからも言っているでしょう、何を言っているかわかんないって。
あと、過日、私はあえて名前は言わないけど、うそはつかないからね、絶対ね。私はこういう立場上、たくさんの方とお話をする機会が多いんですよ。3日前ですかね、4日前ですかね。名前言いませんからね。SMCに行っている方が、茂田さんのポスティングしたやつ、選挙のときの道の駅、あれみんな楽しみにしてる。持ってってくれて。こんな話ないよねって。こんな話ないよねって。税金払うあれがないって。今度いつ質問ですかって。5日にやりますって言って。これは通しちゃなんないよって。当然議員の人は反対するんでしょって言うから、私は1票しかないから、正しい人はするんじゃないですかって。正しい人はするんじゃないんですかって。今度の一般質問、また楽しみにしてますって。きょうあと2人来てくれた方。いつも来てくれるんですよ。さっきあいさつに行きましたが。とにかく徹底的にやってくれって。何できょうわかったんですかって。私より年配の方だから、インターネットをまさか使ってると思わなくて、市役所に電話したのかなと思ったらパソコンで調べて。1分たりとも聞き逃しちゃまずいから20分前に入りました。全員は来られませんからね、お仕事とかの関係で。私は必ず近所の方、知り合いに、茂田さん、きょうこういうことを言いましたよって言ってましたよ。
あと、何だっけ、あそこに今度できたの。小林君、何課長だっけ。市民と共に考える課。市民とともに考えるんだったら、これはみんなで考えなくちゃいけないでしょうよ。これね、政治不信になりますからね。市の信用というか失墜ですからね。執行部も。一番かわいそうなのは私は職員だと思う、部下。私は職員に強く言ってないからね。あんまりふざけてるときは言うけどね、おかしいなっていうときは強く言うけど、な、道路課長、私は言わないよね、個人的にね、今私の顔を見てうなずいたかどうか知らない、目が合ったから。職員かわいそうでしょ。配属されてやらなくちゃならないんだもん。市の職員だって、私が聞いてる、私は名前言わないから口かたいから、絶対。それで通ってるんですから。職員も私には全部、茂田さん、こういうことは言ったけど間違ってるとは言わないけど、それはどうかなとか言うけど、道の駅に関してはだれ一人私に正しいって言った人いない。ほかの面じゃ、いや茂田さん、私のことを茂田さんとかしげちゃんとか言う職員もいるけどね。議員さんと言う方はいるけど、道の駅に関してはかわいそうだっての、職員。みんな市民から白い目で見られて、これは宮仕えだからしゃあないんです、やんないって言うとくびになっちゃいますから。私のお寺の先代で私の義理の父も職安の所長をやっていまして、宮仕えで、本当に言ってましたよ。宮仕えはおまえにはわかんないねって、私に。お宅にはわかんないよな、営業だから成績がよければいいけど。公務員は上の人の与えられた役職っていうか。やらないと机がなくなっちゃうんだよって。だから、本当に私は職員のことを気の毒と思う。もうかるならいいよ。まず、私の言ったことにちゃんと答えられなかったよな。
今、折しも毎日わかるでしょ。あなたらはね、さっきの職の人は資格もないし、経済的な資格もない。金融の資格もないからね、世界経済。長期金利が短期金利より低いといったってピンとこないでしょうよ。リーマンショックのときがそれだったんですよ、まさしく。もう経済の原則で右肩が若干でも上がってるか、若干停滞のときは長期金利のほうが高いんですよ。今、長期金利のほうが低いんですよ。どこにお金が行きますか。答えられないでしょう、あなたらは。
101 ◯議長(倉持 守君) 茂田議員に申し上げます。
質問は簡潔にお願いしたいと思います。
102 ◯16番(茂田信三君) 全体を言わないとわかんないんですよ。
とにかく世界的にマイナスシーリングに入っているんだよ。長期金利がマイナスで。こんなことをやっちゃいけないんだよ、まず。
先日、下妻の菊池市長、私より後輩で、よく茂田さんと電話あったり、意見交換したり、お酒飲んだり、よくしてるんですよ。毎回毎回はしませんけどね。きのう、おととい、皆さんの控室で私が電話したらいなくて、折り返し電話が来て。どう、下妻の道の駅はって。まず経済的波及効果はあると言ったら、波及効果はないけど潤う人は納めている人だけでしょって。農産物を納めてる人だけでしょう。それで、私は言ったんですよ。簡単な物産展つければその機会は与えられるから十分でしょって。周りの経済的波及効果はない。市で全部これやってるんですから。減価償却なし。途中のメンテナンスの積み立てなし。プラスになるのは当たり前だよねって言ったら、そうですって。向こうは税理士ですからね。公認会計士か税理士か、とにかく資格を持ってますよ。これは民間で何かあったらつぶれますよって。市でやってるから黒字になるのは当たり前でしょうよ。減価償却っていうのは、資本を投下したのを回収するのを減価償却っていうんですよ。それなし。あとメンテナンスも市でやるんだからそれもなし。こんなのだれがやったってプラスになるでしょうよ。元手出してないんですもん。
それで、前の執行部のあれだと1,500万もらえるから十分だ。1,500万もらえるんだったら20店舗で100万ずつもらえば2,000万でしょうよ、賃貸、貸して。500万プラスでしょうよ。即刻やめなくちゃいけないよ、これは。経済がもうだめなんだよ。きのうもイギリスでごたごたやってるでしょう。ソビエトもそう、中国も。もう私は2年前から言っているでしょうよ。ヨーロッパのイギリス経済が足引っ張る、中国経済、外れてますか。こんなのやっちゃだめだよ。幾らだって今戻る、やめることできるでしょうよ、契約してないんだもん。まず財政を考えてるかって、それを答えてくれる。
103 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。
104 ◯副市長(藤島忠夫君) お答えいたします。
これも5月定例会でお答えしているように、全体の事業経費等も考えて遂行しております。
以上でございます。
105 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。
106 ◯16番(茂田信三君) 財政考えてればできるわけないですよね。財政を考えてれば、こんなお金を捨てるようなことできないですよ。考えてないんでしょうよ。これだけ言えば、聞いた人はわかるでしょう。
あと2番目だな、2番目。
道の駅管理会社との契約書の開示を求めると同時に、なぜ契約の重要案件を議会に諮らないのか。それで、ちょうど前回の議会のときに一般質問して、その数日後にこの船井総研と契約したんですよね。議員のだれもがそう思ったそうです。管理会社との契約だと思ったら、プロポーザルの会社を選ぶために834万9,000円か、それを出費しているんだよね。だれもそれを知らなかった。まず何で議会に諮らないの。そして、その答えが後日るる報告するって言うんだよ、るる報告。るるってのは風邪薬じゃないんだよな。るる報告なんてないでしょう、議会に対して。どういうつもりで言ってるの、そういうこと。議会軽視よりもっとひどいだろう。議会無視。契約をするって言っておいて、るる報告はないだろうよ、まず。あなた。るる報告はないだろうよ。おれは時間なかったから言わなかったんだ。あとよく執行権って言ってるな。執行部は執行権あるんだって。執行権の行使ってのは、議会でちゃんともんで、そしてどうですかって、議会の賛同を得てから執行するのは執行権っていうんだよ。あなたらに執行権があるんだったら、副市長、ここでみんなが、みんなっていうか、前の議員で、賛同して。私も賛同したから。こっちは不信任を出す権利だってあるんだよ、執行権に対して。そんな議会に対してるる報告、後日るる報告なんて、そんな話ないから。それを訂正させるから。議長、お願いします。
107 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。
108 ◯副市長(藤島忠夫君) ただいまの御質問にお答えいたします。
私は、5月の定例会においても、あと常総市としての予算の案件について、これは当初予算のときにちゃんと管理運営計画のほうは説明をさせていただいて適切な議決を賜って、予算の執行を私どもにいただいた。その中で作業を進めておりまして、契約行為は6月でしたけれども、ちゃんと当初予算で予算を議決していただきまして執行しておりまして、議会に何も諮らないということはありません。最高議会の権限の四つのうちの議決権でこれは御承認をいただいているということでございます。
それで、この管理運営計画は、12月16日、きのう吉原議員の質問でも御答弁申し上げましたように、今市場調査等々、これからの道の駅の持続可能な運営のための調査をしております。11月定例会の初日の全協にお示しをして、それを成果品に反映させた中で12月中旬以降の成果品の納入ということでございますので、これまでもこれからも議会には適宜、詳細に今後さらにそれに気を配って説明をさせていただいて、御了解いただいて進めていきたいというふうに思います。
以上でございます。
109 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。
110 ◯16番(茂田信三君) じゃ、前回の契約について、るる報告するっていうのはどういうことなの。それを聞いているんだ、おれは。〔「るる報告なんていう言葉は聞いたことないよ」と呼ぶ者あり〕
111 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。
112 ◯副市長(藤島忠夫君) 御答弁申し上げます。
ただいまの御説明と重なってしまいますが、我々が執行部として〔「るる報告というのはどういうことか聞いているんだよ」呼ぶ者あり〕──議決を賜った中で仕事を進めさせていただいています。ですから、それでいいじゃなくて、その経過の成果品があったりとか、いろいろな状況を毎回定例会ごとに説明する、これをるる説明するという表現でございます。
113 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。
114 ◯16番(茂田信三君) 私が聞いたとき、議会にるる報告するっていうのはどういうことなんだって。契約はこれなんでしょう、船井総研のことなんだろう。どういうつもりで言ってるんだって聞いてんだよ。議会前のどうのこうのとか私は聞いてないよ。議会で言ったことはどうなんだって聞いてるんだ。それだけ言いなよ、時間ないんだから。だめだね、こんなので言いわけして。
115 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。
116 ◯副市長(藤島忠夫君) この道の駅の整備事業については、適宜進捗状況等について説明をするということでございます。
117 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。
118 ◯16番(茂田信三君) だめだよ、議長、言わせないと。私が言ったことは、議会のときに契約はどういうことだと言ったら、るる報告するって、それだけ聞いてくれよ。何回も何回も、こっちだって時間がないんだから。質問の意味がわかんないんじゃないだろうよ。
119 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。
120 ◯副市長(藤島忠夫君) 5月議会の議事録等を読んでいるんですが、私は管理運営計画を予算を認めていただいて執行して、その状況についてはるる報告するというような答弁をしておりますので、今後も適宜るる御説明するように、いろいろな情報等々について私どもとしても懇切丁寧に仕事を進めていきたいということでございます。
121 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。
122 ◯16番(茂田信三君) 全然答えていないんだよ。自分の言ったことはちゃんとね、私はその契約について言ってるんだから、すみませんでしたって言えば、こんな無駄な時間を過ごさないんだよ。終わってからの報告じゃ議会要らないだろうってことだよ。な、市長。
議会軽視、無視でしょうよ、まず。もう何回もやってるから違うことを聞けないんだよ、もう。
3番、SBプレイヤーズってね、下はもう次は読めばわかるから。SBプレイヤーズって最初私はね、SBカレーが来るんだと思ったんだ、大きい工場。カレーの木か何か香辛料やって。そしたら違うんでしょう、これ。ソフトバンクでしょ。聞くところによると、ミニトマトをつくるって。あれは家庭菜園の域でしょう、まず。私も随分つくったよ、ミニトマト。黄色いやつから赤いやつから。すごくおいしくてね、みんなに配ったら褒められて。定住人口をふやすってことでしょ。3人しか来ないって、あんなのちっちゃな空き地にできる話でしょうよ。最初の話は何億の機械をやって、常総市の農業の人を定着させるって。ソフトバンクの仕事ってのは違うでしょう。私も経済界では孫さんはすごいやり手で、ファンドをつくったり何兆円って。こういう部類と違うでしょうよ、まず。3人でどうやって費用対効果が出るの。きのうの答弁で3人って言ったでしょう、自慢げに。これだけお金かけて手間かけて、3人ってのは家内工業の域じゃないの。気がきいている家内工業っていうか中小企業の人はもっといるよ。3人でソフトバンクの子会社だって言ったって、そんなのだれに通用する。ミニトマトはもう家庭菜園で、そんな大きい利益を生み出す事業じゃないよ。それをちょっと聞かせてくれる。
123 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。
124 ◯副市長(藤島忠夫君) 多岐にわたる御質問のように聞こえましたので、当初いただいている三つ目の質問にお答えをさせていただきます。
常総市は、地権者協議会事務局として事業に携わっておりますが、農地賃貸借そのものにつきましては、SBプレイヤーズと農地エリアの地権者の両者が直接契約を交わす形となっております。なお、SBプレイヤーズの14ヘクタールの農地エリアの進出につきましては、ソフトバンクグループの農業という新規分野で、場所を常総市で世界で初めて農業ということでの進出を決めていただきましたので、これを絶好の機会ととらえまして、私たちも常総市全体の農業に大きく貢献していただくために、これから共同、いろいろな意味での連携を図っていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
125 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。
126 ◯16番(茂田信三君) 大事なこと忘れちゃった、聞くの。ここは組合の土地ですよね。組合の土地にどうして市が契約するの。ここにも書いてあったよね、さっき読み上げたところにね。60ヘクタール地に事務的なことをお願いしたい。これは事務的じゃないでしょうよ。普通の宅地にする組合とか、そういうときも市でなんか契約しないよ、石下の町でも。なぜ民地で組合のことに対して常総市が契約するのか。今度、全部市で、当然契約するってことは、損害があったときはちゃんと市で持たなくちゃなんないんだよ。戸田にやってもらえばいいでしょう、戸田建設に。それをお願いします。
127 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。
128 ◯副市長(藤島忠夫君) ただいまの御質問にお答えいたします。
先ほど私が答弁したように、地権者と今回進出していただくソフトバンクグループのSBプレイヤーズの契約は、相対でやっておりまして、市は一切かかわっておりません。私たちの言う包括連携協定は、せっかくこのような世界的にすばらしい企業が常総市で初めて農業という分野で活躍し、今後これを全国に向けて波及するというふうに進めているので、こういったことを使わない手はないでしょうということでの包括協定でございます。
繰り返しますが、契約協定については一切関与しておりません。
129 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。
130 ◯16番(茂田信三君) FAXが来たんだよね、ソフトバンクの契約のときに。契約の二、三日前から1週間くらい前。見たら、詳しいことはお答えできませんから質問は御遠慮くださいって。そんな話ないと思うよね。それを聞かせてくれる。送ってきたよな、それな。
131 ◯議長(倉持 守君) これは協定書の内容についての関連質問ですか。答弁できる範囲で、それは。藤島副市長。
132 ◯副市長(藤島忠夫君) 企業と地権者の契約行為で、それを何というんですか、来年4月に本当は正式契約し、再来年の4月から実際には営農活動をするわけですが、先行的に常総市でやりたいということでありますので、これは契約者の一方の当事者であります企業の都合でございますので、我々としても一日も早く議会の皆様はじめ、市民の皆様にこういった企業が進出するということをお知らせしたかったんですが、これは契約行為者の一方の当事者の民間企業の契約ということで、発表の内容でございますので、それ以上私どもとしては関与できなかったというのが事実でございます。
以上でございます。
133 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。
134 ◯16番(茂田信三君) そんな先行して契約したなんて、契約なんてそういう甘いもんじゃないんだよ。あなたわかんないの。保証人になったりして自己破産したとか、契約なんかそんな軽々しく先行してどうのこうのってのは契約じゃないんだよ。もっと勉強しなよ、契約の。契約でも社会のこと。
あと、もう一つ大事なことを聞くのを忘れちゃったよ。船井総研と契約して、八百何万だっけ、数十の。
135 ◯議長(倉持 守君) 2の質問ですね。
136 ◯16番(茂田信三君) そうですね。さっき聞くのを忘れたの。
どうしてプロポーザルを選ぶのに船井総研に八百何十万選ぶ契約をしたのかって。税金何だと思ってんの。841万幾らだっけ。何でそういうことするんだって。それ聞かせてもらえる。
137 ◯議長(倉持 守君) 藤島副市長。
138 ◯副市長(藤島忠夫君) これは、今後道の駅のどういう品ぞろえをするか、どういう収支計画をするか、そして持続可能な道の駅にし、常総市にとって大きな起爆剤となる施設とするかということで、これは市場調査もします、収支のシミュレーションもします、道の駅でございますので物産展もございますので、出荷品の調整等も市内の農家等々も含めてします。そういった肝となる、今後運営する、来年は基本設計ということになりますので、その肝となる調査をするために予算の議決を賜りました。
以上でございます。
139 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。
140 ◯16番(茂田信三君) 何か話が合わないんじゃないの。前、戸田で数千万を払ったでしょうよ。2冊で、数千万で私に言われて。あそこにちゃんと市場調査してあるって、そういって頼んだんじゃないの。60万とか。もう、しているんじゃないの。あの数千万の本はどうしたの。私に怒られたじゃない。それを言ってくれる。前にやったでしょうよ。
141 ◯議長(倉持 守君) 説明をしてください。藤島副市長。
142 ◯副市長(藤島忠夫君) お答えいたします。
そのときの成果品は、道の駅を運営するためには基本的な考え方としてこういう項目が考えられますと、その具体的な運用というか精査は、次の計画の中でというふうな位置づけで、当時の何を検討すべきかという項目を中心に調査委託をしたということでございます。
以上でございます。
143 ◯議長(倉持 守君) 茂田信三君。
144 ◯16番(茂田信三君) 数千万かけてたった2冊の本で、インターネットから抽出して、それでまだ懲りずに、八百四十万かやって、市の職員は要らないでしょうよ。まだ道の駅できるとかできないとか決まってないじゃない。土地だって不明のような13万、3倍もして。自分のお金で自動車を買うとき、家を建てるとき、そういう会社に頼んで800万払って、どの家がいいか、それと同じでしょうよ。そういうことをやる人いますか。自動車を買う場合、店頭に行けばいいはずでしょうよ。一々会社に頼んで、私自動車を買いたいんだけど、日産がいいかトヨタがいいかマツダがいいか、いろいろありますよね、ホンダとか。どの会社がいいかって、お金を出して調べてもらいますか。それと同じでしょうよ。前、やったんじゃない、数千万払って。あなたらは市民の税金をどう思ってんの。何とかの小づちで打てばお金出るって話じゃないよ。これから税金どんどん減ってくんでしょうよ。何考えてやってんの、まず。みんなの税金を800万。800万といったら、ここにいる職員の年収でしょう、部長級の。前の数千万の本はどうしたの。貧困というか大変な人の気持ちわかるの。だめだよ、税金を納める人の気持ちなんなけりゃ執行者は。こういうことやってるからみんなに不審な目で見られるんだよ。みんな言ってるよ、うちに来る人は。税金払いたくないって。
らち明かないからね、先に進めないんだよ、もう。改善の余地がないから。ある議員は一般質問はイベントかセレモニーだって言ったよ。こんな重要なことを委員会を立ち上げるわけじゃないし、勝手にやって。あなたはど素人で資格もない、知識もなくて何かやると840万の……。
145 ◯議長(倉持 守君) 今の発言は撤回してください。
146 ◯16番(茂田信三君) 何を撤回すんの。資格ないと、前に言ったってちゃんと広報に載せたでしょうよ。資格ないからできないから何でもコンサルに頼んでるんでしょうよ。悔しかったら勉強して資格取って、素人集団だからこういう840万も金使ってるんでしょうよ。訂正なんかするわけないでしょうよ。資格あるんだったらど素人って言わないよ。素人にやってんでしょうよ。840万も何がしもお金使って。ちゃんとした人はやんないでしょうよ。
幾ら言ったって歯どめきかないからだよ。何言ってんの、あんた。何をこんなことばっかりやってるんだよ。