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常総市:平成24年第5回定例会(第4号) 名簿 開催日:2012-12-12
常総市:平成24年第5回定例会(第4号) 本文 開催日:2012-12-12

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  1. 常総市議会 2012-12-12
    常総市:平成24年第5回定例会(第4号) 本文 開催日:2012-12-12


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     議案第56号損害賠償請求事件に関する和解について、議案第57号茨城西南地方広域市町村圏事務組合規約の一部変更について、議案第58号茨城西南地方広域市町村圏事務組合規約の一部変更に伴う財産処分について、議案第66号専決処分事項報告について(平成24年度常総市一般会計補正予算(第3号))、以上4件については、担当課長等の説明を求め、慎重に審査を行った結果、議案第56号については1名の反対がありましたが、賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものとし、議案第57号、議案第58号、議案第66号については全会一致をもって原案のとおり可決、承認すべきものと決定をいたしました。  なお、当委員会の総意として、今回の損害賠償請求事件の経緯を教訓に、今後の入札や事務手続等に関し、市として細心の注意を講じる必要があるとの意見があったことを申し添えたいと思います。  以上でございます。 5 ◯議長草間正詔君) ただいま報告を求めました。  これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。水野 昇君。                〔17番水野 昇君登壇〕 6 ◯17番(水野 昇君) それでは、水野でございますけども、ただいま総務委員長から報告ありましたけども、この和解案については、前回の議会の中で私はどういう方法で和解をするんだということでしたが、委員長からもその和解はただ和解だけ、今、それで今後気をつけろというような厳重なる報告をもって和解だということでございますけども、私はこれまでの経過を踏まえると、やはり私たちの議会に対しては、この訴訟を起こすに当たっては大変、設計者の不手際があってこういう結果になったと、3,800万もの損をさせられたということで、くいの──細かく言うと、また間違うと大変ですから言いませんけども、そういうことで提案されたというふうに記憶しております。  しかし、結果は、金から、概算で勘定しますと3,800万のうち500万でしょう、設計者のほうが。そうすると、87対13ぐらいか、そのくらいの割合になると、これは、例えば裁判をやっても負けだということですよね。負けで和解する。3,300万からの、常総市が負担をしなければならないということは、結果的に負けということをのみ込んで和解するということですから、私は一般の社会で言えば、そういうことになれば必ず社長とか責任者とか責任を問われるわけですよ。ところが、軽々に議会人は、和解だと言えばそれで、皆さんから集めた税金で、それでいいや、何事もいいや、いいやと、これまでの経過を見ましても、和解、決まりつければ、これはきりがないと、一般納税者から見れば何をやっているんだと、議会の人間は何をやっているんだと言われかねないということで、私はそれについて、委員長からもその報告もなかったのかということで議運の中でもお聞きしましたが、それは執行権者からもない、どういう和解にする条件はないんだということを聞きましたので、それでは納得しかねるということで、質疑という形で出たわけであります。採決に入れば、当然また反対討論も行います。そういうことでございます。 7 ◯議長草間正詔君) これより答弁を求めます。吉原総務委員長登壇願います。               〔総務委員長吉原光夫登壇〕 8 ◯総務委員長吉原光夫君) この件に関しましては、先ほど報告申し上げましたとおりでございます。執行部のほうからはそういうことはございませんでした。  以上です。 9 ◯議長草間正詔君) ほかにありませんか。中島亨一君。                〔11番中島亨一君登壇〕 10 ◯11番(中島亨一君) 11番中島です。  先ほど委員長のほうから報告があったわけでございますが、その前の全協で私が市長の、議案第56号に対して職員の重大な過失があったという発言先ほど市長が訂正をして、それは間違いでありましたということで訂正をされたわけでありますけども、このことに関して市長が職員に重大な過失があったと、7対3で、業者のほうが7割、市側が3割という中で、執行部、要するに市の職員の側に重大な過失があったという発言をその当時していたんですが、それが今回の委員会の中で影響があったかどうか、それを聞きたいです、私は。要するに、市長のそのような発言があったことをどのようにとらえているか、それをしっかりと委員会の中でどのようなとらえ方をしたのかということを御説明いただきたいと思います。  以上です。 11 ◯議長草間正詔君) 吉原総務委員長。               〔総務委員長吉原光夫登壇〕 12 ◯総務委員長吉原光夫君) その件について、先ほど報告の中にもあったと思うんですが、1名の反対がございました。この反対の意見としては、やはりこの裁判の結果の金額に対しては非常に不満があるというような意見でございます。そういう意見もあったということです。〔「市長発言があったことに対する委員会での審議はどうでしたかという内容です。重大な過失があったという当時の説明に対して、委員会の中で」と呼ぶ者あり〕──そういう議論はありませんでした。  以上です。 13 ◯議長草間正詔君) 中島亨一君。 14 ◯11番(中島亨一君) そうすると、先ほど重大な過失があったということを市長が訂正をされたわけでありますけども、委員会当時はそのことがまだ生きていたわけで、それに対して議員委員会の中で、その審議の中で、市長発言、市側が重大な過失を行ったんだというふうなことをそのまま認めて審議を行ったというふうにとらえることができるんですが、それでよろしいんでしょうか。 15 ◯議長草間正詔君) 吉原総務委員長。 16 ◯総務委員長吉原光夫君) その発言に関しましては、委員会終了後ですので、その件に関しては先ほど申し上げましたように委員会の中では議論されておりません。 17 ◯議長草間正詔君) ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 18 ◯議長草間正詔君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。茂田信三君。                〔12番茂田信三登壇〕 19 ◯12番(茂田信三君) 12番の茂田です。当委員会、私ども総務に属しているんですが、先ほど1名の反対がありましたというのは私どもでございます。  最初に述べますが、和解自体には賛成でございます。和解というのは、お互いに、最初に説明ありましたように市のほうが3割の過失、相手方、設計事務所が7割、普通に考えたら、3,800万のうち、せいぜい悪くても向こうが2,000万払って、こちらが1,800万、7:3の割でしたらもっと向こうが、過失の割合から比べればもっと払わなくちゃいけないんですよね。それが、市のほうが500万しか受け取れない。これで、当然和解と気分よくのめることじゃないですよ、まず。  これ、自分に置きかえて、自分が当事者で、自分は悪くなくて、3,800万請求して500万しか自分のところへ取り分ない、なおかつ弁護士費用、そこへ成功報酬を払うんです。成功報酬。500万しか、請求額の、損害の、受け取れなくて、どこが成功だというんですよ。成功報酬というのは、いろいろおかげさまでこのようにいいほうに解決しましたから、そのお礼として成功報酬というのは一般的に払うんじゃないかなと思いますよね。その前に弁護士には手付金払って、また日当、1回当たり幾ら払って、なおかつ成功報酬でお金を払うと、これは泥棒に追い銭じゃないかと。  私ども、委員会で初めて詳しいいきさつを聞いて理解したことは、くい何十本でしたっけね。51本でしたっけ。数字、ちょっと──51本だよね。51本のうち7本に対して過失を認めたと。7本に対しての過失、それが7:3の過失割合で、市のほうが3割だというんです。多分、議員の方もそれ以上わからないと思うんですよね。何で7本なのか。私ども、総務課長でしたっけ、来て説明して、初めて納得したんですよ。  大体、設計の段階で1メートル少なくなったと、短くなったと。完全に使えないのが7本だというんですよ。あとの44本は使えるんだという裁判所の判断らしいんです。何で短いの使えるんだというと、話を聞くと、これは私、詳しく聞いたのは初めてじゃないかなと思うんです。ここが平らな面、GLというんですね。平らな面で、あとの44本は1メートル短いんですよ。それ、どうやって使うと思いますか。51本のうち、全部1メートルないしそれ以上短いんです。7本だけ設計過失を認めたと、あとの44本は認めなかったんだと。現に1メートル以上短いんですよ。GL、この高さを合わせるのにどうしたらいいのかというのが裁判所のほうの見解なんです。短い分を、基礎を足しなさいというんですよ。1メートル短ければ1メートル、生コンで鉄筋やって、それでくいを補強しろという話なんですよ。だから、44本に対しては過失を認めないと、そういう建物、どこにありますか。短いから、寸詰まりなのは鉄筋入れて、生コンぶって、市ではその方法をとらなかったんです。51本全部新規にして、その中の7本しか過失認められない。だから、7割3割の、その7本に対して設計会社の瑕疵が7割、過失が7割、市のほうが3割、そういう計算だったんですよ。だから、3,800万のうちの500万しか向こうは弁償しなくていいという計算なんです。  皆さんだったらどう思いますか。44本短くて、そこへ生コン流して、鉄筋やって、使えますか。全部基礎は多分私、弱くなると思うんですよ。また、それやると、生コンというのは平打ちだから、またお金かかるんじゃないかと。それで、市のほうは思い切って全部やり直した、その請求が3,800万なんですよ。  裁判所の見解、調停に入った方、調停員ですか、建築会社関係なんですよ。設計関係なんですよ。当然、同業者がそのような──これは私の考えですけど、私が設計の資格があって、調停入ってくれと言われたとすれば、調停員だとすれば、私だったら同業者に味方します。同じ同業ですからね。同業者、3,800万弁償しなくちゃならない。じゃ、500万にして、あとの44本は使えたというふうに調停持っていきますよ。実際使えないから市のほうでやったんでしょう。だから、市は3割しか過失ないのに、500万の弁済しか受けられないという結論なんですよ。  最初に言ったように、これ、和解するにしても金額がべらぼうに低いですよ。現に44本は新しくしているんですよ。そういう観点から、私どもはこの和解の金額に対して反対です。3,800万請求して500万、これは敗北ですよ。なおかつ、弁護士成功報酬というお金を払うというのは、これ刺客転倒じゃないかと、全然成功報酬じゃないでしょうよ。満額もらったら成功報酬ですよ。十数%しか、3,800万、2割行っていないんですよ。10%で380万ですから、十数%ですよね。だから、全部あとは市で持たなくちゃならないんですよ。普通の社会通念上、賛成できませんから、市民の立場として私どもは反対させていただきます。  以上でございます。 20 ◯議長草間正詔君) ほかにありませんか。水野 昇君。                〔17番水野 昇君登壇〕 21 ◯17番(水野 昇君) それでは、反対討論をもって討論とさせていただきます。  議案第56号の損害賠償請求事件に関する和解についてということでございますけども、私も今、茂田議員から討論ありましたように、くどいことになるかもしれませんけども、委員長からもありましたけども、執行部のほうから、私がこの前の全協で言ったように、附帯の条件というのが、市民皆さんにお知らせするのに、ただ和解したというだけで市民皆さんは了解してくれるんだろうかという一つの大きな疑問がありました。だから、和解に私は同意しようと思ったんですが、このまま、ただ条件もなしに和解したのでは、住民の皆さん納税者市民皆さんは、何を議員はやっているんだと、おまえら、ただチェックするなんて言って、賛成討論だけやっているのかという懸念もありますので、私は当時、前回ですね。和解案はどういう方法で、条件を、市民皆さんに理解できるような方法でやるのかということで質疑をしておいたつもりでございます。  しかしながら、委員長報告のように、委員長にも、付託されても、それに条件はついていないと、そのような話を今聞きましたので、改めて反対せざるを得ないという立場で反対討論するわけでございますけども、私はこの裁判をやれば、やっても、私の経験からいって、恐らく勝てるなんていうことはないし、どんどん悪くなる可能性もあるし、現状維持で判決されることもあろうかというふうに思っております。  その場合、この前も言ったんですが、一般の民間でこの工事を発注して瑕疵があったり何かした場合、自分で、社長なり責任者は必ず実費負担ですよ。ところが、市でやったのは、ただ和解で済むということであれば、市民の中に、建設に理解ある人は、何をやっているんだ、議会チェック機関として何をやっているんだと。この工事は石下分庁舎ですから、5億数千万出してやるわけですが、当然議会も関与しているわけですから、チェック機能が働いていないという批判も、これは当然甘んじて受けなければならないというのが私の考えであります。  しかし、議会の中にも、私の常日ごろ考えでありますけども、なかなかそこまで私たち議会にはチェック機関としての技術も何も持っておりませんから、経過を発表されただけでいい悪いというのが普通常識のような形になっておりますけども、これからは市長の権限でやれるのは1億5,000万、それについても私は今の世の中の流れからいうと多いというふうに思っていたわけでございますけども、しかし、そういう政令上決まってあるとすれば、今後は、私は批判するのは、間違いもだれもありますけども、これからは大きな仕事も小さい仕事でも、入札の時点からどういうことを、どういうふうな見積もり単価を出して、議会にも説明してもらわないと、なかなかチェック機能が働かないというのも現実かなというふうに思っております。  今度の新しい市長にばかり責任を問わせるのも、またこれも酷なのかなと一方では思いますけども、これは前市長の時代の話ですよね。そうですけども、その当時から考えても、引き受けた新市長ですから、これは今退任しちゃっていない人のことを言っても始まらないし、職員としての資質としても、これからはやはり慎重にやらないと、自分のお金が出るんじゃないということであっても、これはだれも、一般市民納税者から言えば、我々の金でやっているのに、そんなに簡単に物事決められていいのかという批判も出るというふうに私は想像したときに、考えてみますと、広域農道の橋、あのときの地質調査でも間違っているんですね。数千万円の負担をさせられている、議会で。そのときも、何の異議もなく賛同して金を払ったわけですね。だから、商売人のほうがたちこえています、専門屋ですから。だから、そこら辺のところも今後、また昨年の大地震でいろいろと大きな事業も展開される、予定されておりますので、間違いないような発注の仕方という観点から考えても、私は大変重要な問題だということで、今回は、今言ったようなことで慎重に議会も、執行部も、ともにこれまでの流れをここで改革するぐらいな気概で取り組んでいかないと大変な問題が起こる可能性があるという観点から、私はここでもっと執行部の、この前お願いしたように、じゃあペナルティは、先に立っている長でも、担当の親方でも、だれが持つんだということは私には結論つけられませんが、検討して、委員長に付託するときは、出してあるのかということで考えていたんですが、それが委員長に確認してもそういうことはないと、ただ和解だけと。これ、ただ和解だけしたのでは、私もこれから継続した裁判をやってもだめだというのは大体素人でもわかっていますから、自分の今までやってきたそういう裁判の経過から見ても。だから、私がお願いしたいのは、そこらで一般の住民にお知らせしたときに、どういう和解案附帯条件ですね。市が、先ほど議員からもあったように、結果的に見れば87対13ぐらいで──金の結果からですよ、負担する。それから言うと、はっきり言って執行部が負けですよね。負けて和解するんですよ。裁判の結果は和解という形ですが、結果的には、私らが常識で考えると負けだ。負けて支払うわけですよ。だから、それも人のお金だから、集めたお金だ、それから払って、だれも痛まないでいられるということはどうなのかなと、ここで一大改革をしていかないと、常総市としても、ほかの市町村にもあるかというふうに思いますけども、大変だなという思いから反対せざるを得ないということでございます。そういう意味で反対討論とさせていただきます。 22 ◯議長草間正詔君) ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 23 ◯議長草間正詔君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  初めに、議案第56号について採決いたします。  採決は、会議規則第70条第1項の規定により起立採決を行います。  議案第56号に対する総務委員長報告は原案可決であります。  お諮りいたします。議案第56号は、総務委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 24 ◯議長草間正詔君) 起立多数であります。よって、議案第56号は総務委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第57号、議案第58号、議案第66号、以上3件について一括採決いたします。  以上3件に対する総務委員長報告はいずれも原案可決、承認であります。  お諮りいたします。以上3件は、総務委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 25 ◯議長草間正詔君) 御異議なしと認めます。よって、以上3件は総務委員長報告のとおり可決、承認されました。    ───────────────────────────────────  日程第2 議案第59号 常総市新型インフルエンザ等対策本部条例について                           (委員長報告、質疑、討論、採決) 26 ◯議長草間正詔君) 日程第2に入ります。  議案第59号常総市新型インフルエンザ等対策本部条例について、以上の件について、文教厚生委員会の審査結果の報告がありましたので、これを議題といたします。  文教厚生委員長報告を求めます。              〔文教厚生委員長中村博美君登壇〕 27 ◯文教厚生委員長(中村博美君) 文教厚生委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第59号常総市新型インフルエンザ等対策本部条例について、以上の件については、担当課長等の説明を求め、慎重に審査を行った結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上です。 28 ◯議長草間正詔君) ただいま報告を求めました。  これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 29 ◯議長草間正詔君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 30 ◯議長草間正詔君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第59号に対する文教厚生委員長報告は原案可決であります。  お諮りいたします。議案第59号は、文教厚生委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 31 ◯議長草間正詔君) 御異議なしと認めます。よって、議案第59号は文教厚生委員長報告のとおり可決されました。    ───────────────────────────────────  日程第3 議案第60号 改築工事委託に関する協定の締結について                           (委員長報告、質疑、討論、採決) 32 ◯議長草間正詔君) 日程第3に入ります。  議案第60号改築工事委託に関する協定の締結について、以上の件について、建設経済委員会の審査結果の報告がありましたので、これを議題といたします。  建設経済委員長報告を求めます。              〔建設経済委員長岡野一男君登壇〕 33 ◯建設経済委員長(岡野一男君) 建設経済委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第60号改築工事委託に関する協定の締結について、以上の件については、担当課長等の説明を求め、慎重に審査を行った結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上でございます。 34 ◯議長草間正詔君) ただいま報告を求めました。  これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 35 ◯議長草間正詔君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    36 ◯議長草間正詔君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第60号に対する建設経済委員長報告は原案可決であります。  お諮りいたします。議案第60号は、建設経済委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 37 ◯議長草間正詔君) 御異議なしと認めます。よって、議案第60号は建設経済委員長報告のとおり可決されました。    ───────────────────────────────────  日程第4 議案第61号 平成24年度常総市一般会計補正予算(第4号)       議案第62号 平成24年度常総市介護保険特別会計補正予算(第1号)       議案第63号 平成24年度常総市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)       議案第64号 平成24年度常総市大生郷特定公共下水道事業特別会計補正予算              (第1号)       議案第65号 平成24年度常総市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1              号)                        (一括委員長報告、質疑、討論、採決) 38 ◯議長草間正詔君) 日程第4に入ります。  議案第61号平成24年度常総市一般会計補正予算(第4号)、議案第62号平成24年度常総市介護保険特別会計補正予算(第1号)、議案第63号平成24年度常総市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第64号平成24年度常総市大生郷特定公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第65号平成24年度常総市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、以上5件について、予算特別委員会の審査結果の報告がありましたので、これを一括議題といたします。  予算特別委員長報告を求めます。              〔予算特別委員長遠藤正信君登壇〕 39 ◯予算特別委員長(遠藤正信君) 予算特別委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  議案第61号平成24年度常総市一般会計補正予算(第4号)、議案第62号平成24年度常総市介護保険特別会計補正予算(第1号)、議案第63号平成24年度常総市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第64号平成24年度常総市大生郷特定公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第65号平成24年度常総市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)、以上5件については、執行部より詳細な説明を求め、質疑を行い、なお細部について分科会を設置し、これに付託した上、慎重に審査を行った結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上でございます。 40 ◯議長草間正詔君) ただいま報告を求めました。  これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 41 ◯議長草間正詔君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 42 ◯議長草間正詔君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第61号ないし議案第65号、以上5件について一括採決いたします。  以上5件に対する予算特別委員長報告はいずれも原案可決であります。  お諮りいたします。議案第61号ないし議案第65号、以上5件は予算特別委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 43 ◯議長草間正詔君) 御異議なしと認めます。よって、議案第61号ないし議案第65号、以上5件は予算特別委員長報告のとおり可決されました。    ───────────────────────────────────  日程第5 請願書等審議 44 ◯議長草間正詔君) 日程第5に入ります。  請願書等審議。建設経済委員会に付託審査中の請願・陳情について、審査結果の報告がありましたので、これを議題といたします。  建設経済委員長報告を求めます。              〔建設経済委員長岡野一男君登壇〕 45 ◯建設経済委員長(岡野一男君) 建設経済委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。  請願第10号市道西310号線整備に関する請願、下妻市宗道2028番地、常総ひかり農業協同組合代表理事組合長、猪瀬正一さん、請願第11号多目的施設建設に関する請願、常総市水海道宝町2856番地、代表、野村 清さん外1名提出、陳情第3号中妻町字沖の内地区の生活道路の拡幅とU字溝整備に関する陳情、常総市中妻町756番地、代表、宮国弘栄さん外7名提出、以上3件については、現地調査を行い、担当課長等の説明を求め、慎重に審査を行った結果、請願第10号につきましては1名の反対がありましたが、賛成多数をもって趣旨採択すべきものとし、請願第11号については全会一致をもって採択すべきものと決定いたしました。また、陳情第3号については関係地権者全員の同意が得られていないとの理由により賛成者がなく、不採択すべきものと決定いたしました。  以上でございます。 46 ◯議長草間正詔君) ただいま報告を求めました。  初めに、請願第10号市道西310号線整備に関する請願の審査結果の報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 47 ◯議長草間正詔君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 48 ◯議長草間正詔君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  採決は、会議規則第70条第1項の規定により起立採決を行います。  請願第10号に対する建設経済委員長報告は趣旨採択であります。  お諮りいたします。請願第10号は、建設経済委員長報告のとおり趣旨採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 49 ◯議長草間正詔君) 起立多数であります。よって、請願第10号は建設経済委員長報告のとおり趣旨採択されました。  次に、請願第11号多目的施設建設に関する請願の審査結果の報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。倉持 守君。                〔5番倉持 守君登壇〕 50 ◯5番(倉持 守君) 5番倉持です。請願第11号多目的施設の建設について、私は紹介議員として建設経済委員会の全員賛成の可決に大変ありがたく思っております。そしてまた、この内容的に質問をしたいと思います。  全員賛成をしていただきましたけども、この多目的広場の建設に当たっては約700名の市民の方から請願が出ております。そして、私もその一人として紹介議員とさせていただきました。その中で、さきの市長選に掲げられまして、現市長、この多目的広場、当時はにぎわい再生事業と言いまして、これを公園事業では中止、そしてまた見直しということを掲げられて選挙戦、当選しました。このような中で、現市長、見直しという方向で一般質問の中でもお答えになっておられまして、それがなかなか進行しないという状態の中で、どんなふうな見直しをするかという返答をなさいまして、ここに進入道路、道路というよりは入り口、そしてまた広場として使うというような方向で、トイレもなく、施設も建てない、そういう中からの請願でございました。これを建設経済委員会の中でどのような執行部からの回答が得られたのか、私はこれに関しまして細かく建設経済委員長からの御報告を聞きたいと思いまして質問させていただきました。よろしくお願いします。 51 ◯議長草間正詔君) 岡野建設経済委員長。              〔建設経済委員長岡野一男君登壇〕 52 ◯建設経済委員長(岡野一男君) ただいま倉持議員から請願第11号多目的施設建設に関する請願について質問をいただきました。どんな内容について討議されたのか、詳しく説明していただきたいという御質問でございました。  傍聴者の方もいらっしゃいますから、少し長くはなると思いますが、請願の中身につきながら、これを御紹介しながらやっていきたいと思います。  まず最初に、請願の代表者、野村さん外1名ということで、先ほど私、御報告申し上げました。ただ、これは締め切りの時点の段階のもので、今、倉持議員がおっしゃったように現在715名の方が出されております。この件につきましては以上のとおり報告をいたします。  まず、この請願の内容でございます。私ども、どこの委員会におきましても同じですが、請願書の意思というのをこの請願書の中から確認し合いながら、そして議論を重ねてきたわけでございます。ちょっとこの請願書、そんな長くありませんので、読ませていただきます。傍聴者の方もいますから、おわかりいただけるかと思いまして、朗読させていただきます。  常総市水海道地区の中心市街地から人々の行き交う賑わいが遠ざかって久しくなります。この間、行政も市民も一緒になって様々な方策を考え、またそれらを実行しつつ現在に至っていますが、残念ながらその効果が顕著になってきているとは言い難い現状のように見受けられます。  水海道地区に限らず、祇園祭などのイベントには、どこにこんなに若者がいたんだろうと、驚くくらいの人々で通りが溢れ返ります。催事やイベントなど「行ってみたいもの」、銀行、役所、病院など「行かなければならない理由」があれば「人は出かける」のだと考えられます。そのような考えに基づき、行政と市民の選抜チームが一緒になって推進してきたのが「にぎわい交流施設構想」です。  まちなかにイベントや催事のできる建物と広場、駐車場を設け、年間を通して催事を実施して、日常的に市民の交流・往来を創出しようという計画でした。  しかし、高杉市長は竹村酒造等跡地の利用について、次に掲げるような方針で進めていくらしいとお聞きしております。まず前提として建物、トイレ等はつくらない。1、イベント広場として使用する。2、無料駐車場として使用する。3、緊急避難場所として使用する。そして建物を設置しない理由としては「建物を造り人員を配置すれば、維持費が発生し財政を圧迫する」とお聞きしています。  ですが、前記の3案として使用する場合でも人が多数集まるわけですから、最低限、常設トイレは必要かと思います。また建物があれば野外ではできないイベントがいつでも実施できますし、緊急時の防災資機材を備えて置くスペースも確保できるかと思います。なお維持費に関しましては極力かからないシステムにし、経費については使用者が応分の負担をすることとしてはどうでしょうか。管理運営につきましては、近くに住む私たちも出来る限りの協力を惜しみません。  このような理由で私たちは竹村酒造等跡地に多目的施設の建設を要望致します。  このような請願書が出されました。715名の方から出ております。当委員会としては、これらにつきまして吟味し、議論をしてきたわけなんですが、当局、執行部の現在の状況につきましてお伺いいたしました。  まず、この土地の有効活用ということで、一つは、ここにも書いてありますようにイベント広場として使う、これは千姫まつり、あるいは祇園祭、花火大会、あるいは軽トラ市などのイベント広場、それからもう一つは、スーパー、銀行、商店街の利用者のために駐車場を確保して、商店街の活性化に役立てることということです。三つ目は、避難所ということでございます。これは、災害があったときにここを災害時の避難場所として設定していく、利用していく、そういうことでやっていくんだというふうなことで、高杉市長、このにぎわい再生事業につきましては見直し、あるいは中止というような方向でやってきましたが、その結果といたしましてこのような有効利用をしていくんだということでございました。そして、この広場につきましては、北側と南側、そこの2カ所に駐車場を設けまして、その商店街の利用者の方々の利便性を高めるということもありまして、そこに設置するということでございます。  それから、この広場も当然つくっていくわけでございますが、この広場、そして道路につきましては今月末、12月26日の入札に図り、発注していきたいということでございます。  この事業期間でございますが、これは平成19年度からにぎわい再生事業、このまちづくり交付金を利用した事業ですけども、やっております。御承知のように、昨年の3.11の大災害によりまして1年間延長を認められた、この事業でございますが、来年の25年3月、24年度中に工事は完了する必要があるということで、現在その工事期間の確保ということも図りながら、できないということも一部あるということですが、24年度中に完了するという方向で今進めているということでございます。  そして、この25年3月までにできないということも考えられるということもありますので、現在国に対して、この部分については事故繰り越しをしていただきたいというふうな承認を受けるための申請を行っているということでございます。これは来年1月から2月にかけて、国のヒアリングがある、そして2月のころに承認がいただけるというふうなことを聞いております。  この事業の総事業費は、御承知のとおり5億8,000万円でございます。そして、これは国の交付金を充てておりますが、この交付金は3億2,300万円であります。このにぎわい交流施設の建設を中止しました。そういうことで、総事業費及び交付金の充当額の縮小ということが当然考えられてきております。この金額でございますが、交付金の中で1億8,200万円、これは用地取得費と建物工作物の保障ということで充当しております。残りの1億4,100万円については、その建設に充当するということで計画を進めておりましたけども、建物建設はしないということもございまして、これは交付金を受け取ることができない、不用額となってしまいます。これは6,600万ほどございます。  そういうことを執行部のほうからいろいろとお聞きいたしまして、私ども当委員会ではいろいろと議論を重ねてまいりました。この三つの目的、広場、それから駐車場、それから避難場所、こういうことでこれからやっていくというお話ですが、やはりイベント広場、あるいは避難場所ということになっていきますと、こちらの請願の中にもございますようにトイレ等は必ず必要なものです。皆さん、人が集まったときには必ず探しますよね。これはどうしても避けられない事情でございます。最低限これは必要だろうと。また、避難場所、避難は、日中、きょうみたいな天気のいい日ばかりではありません。災害はいつ起こるかわかりません。夜かもわかりません。明け方かもわかりません。あるいは、天気のいい日ばかりではございません。そういうことも含めていくならば、病人も出るだろうし、簡易の建物も必要じゃないかというふうな議論も当然出てまいりました。そういうことで、避難場所あるいはイベント広場に使うのであれば、建物も必要だ、トイレも必要だということで、こういう結論になってきたわけでございます。  また、この6,600万という交付金、これをわざわざ返還することもない、利用したほうがいいんじゃないかという御意見もございました。それともう一つ、事故繰り越し、これは繰越明許費でやってきましたが、今回は事故繰り越しという形をとっております。これも、国のほうで認めていただけるかどうかはまだ未定でございます。そういうことも含めていくならば、当初の目的のとおりにこの広場の中には多目的な施設も必要ではないかということもございまして、いろいろと議論を重ねましたが、全会一致をもちましてこちらの請願につきましては採択すべきものであるというふうに決定した次第でございます。  以上でございます。 53 ◯議長草間正詔君) 倉持 守君。 54 ◯5番(倉持 守君) 建設経済委員長、大変な討論結果を得てありがとうございました。  この中で、再度なんですけども、委員会の中で十分討議されたとは思いますけども、6,600万返金しなくちゃならない、そういう事態が執行部からお話が出たということで今伺いましたけども、私なりに考えますと、やはり、もちろん請願の紹介者でもありますし、この6,600万を返金するならば建てたほうがいいんじゃないかというふうな方向性で十分討議がなされたように伺いましたけども、執行部の見解はこれに対して、このまま、この請願のとおりにやっていただけるか、それとも6,600万を返すか、はっきりした返事が出たかどうか、その点をお聞きしたいと思います。 55 ◯議長草間正詔君) 執行部はできませんからね。岡野建設経済委員長。 56 ◯建設経済委員長(岡野一男君) 倉持議員の質問にお答えいたします。  これについて、6,600万円については、私ども執行部ではございません。委員会の中で討議するのはこの請願の内容についてでございますので、その部分につきましては突っ込めない領域でございますので、できませんでしたけども、ただ、6,600万円の不用額が出て、返すのであれば、建設したほうが市民皆さんにとっては一番ベストなのではないかというふうな結論にはなっているのが現状でございますし、そういうことからこそ全会一致となったわけでございます。  以上です。 57 ◯議長草間正詔君) ほかにありませんか。遠藤章江君。                〔3番遠藤章江君登壇〕 58 ◯3番(遠藤章江君) にぎわい再生広場の財政面で一つ確認をしておきたいんですけども、今ほど事故繰り越し分が認められなかったらというようなお話がありました。もし、事故繰り越し分が認められないとすると、逆にこれは市が別のところで何か一般財源なりから負担しなくちゃならない部分が出てくるのか、それを少し教えていただきたいと思います。  そうなってくると、財源も返す、なおかつ、今入札しているような工事をやった場合というのは、これは逆にこの事業をやることがマイナスになってくるのではないかと、財政面で。それを非常に心配しているんですけども、その辺を詳しく教えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 59 ◯議長草間正詔君) 岡野建設経済委員長。              〔建設経済委員長岡野一男君登壇〕 60 ◯建設経済委員長(岡野一男君) ただいまの遠藤議員の御質問にお答えいたします。  事故繰り越しの部分につきましてという御質問でございます。これは繰越明許費という形でやっておりましたが、一度これを使ってしまいました。それで今回、事故繰り越しということでなっていくかと思います。これが国のほうで認められるかどうかというのは、来年にならないとわからないというふうな報告を受けております。ですから、もしこれが認められていかないということになれば、当然私ども市の負担ということでなっていくというふうに思います。その決断は執行部のほうでなされるかと思います。  以上でございます。 61 ◯議長草間正詔君) 遠藤章江君。 62 ◯3番(遠藤章江君) ありがとうございました。そうなりますと、私、ホームページで入札状況を見たんですけども、この広場の整備をするのに約7,400万円ぐらいのたしか入札をやっているんじゃないかと思います。これ、事故繰り越しが認められない場合は、これはかなりの額が普通の市民一般財源から負担する必要が出てくるんじゃないかと思います。そうすると、この7,400万円を使って広場を整備するということが果たして妥当なのかというふうに私は思うんですけども、逆に当初、高杉市長が言っていた、底面まっ平らなアスファルトの駐車場だったら1,000万もかからないで、全部アスファルトにしても草が生えないようにやるというだけであれば、もっと安くできるというふうに考えてしまいます。もし、これ事故繰り越し認められなくて、7,400万かけて整備したと、そうすると一体市民の持ち出し分というのはどれぐらいになると予想しておりますか。
    63 ◯議長草間正詔君) 岡野建設経済委員長。 64 ◯建設経済委員長(岡野一男君) ただいまの遠藤議員の質問にお答えいたします。  この事故繰り越しが承認されるか、あるいはだめになるかということは、全く今の段階では未定でございます。ですから、あくまでも仮定の話ということは、今ここではできません。金額につきましても、今までの例でいきますと、着手金につきましては国のほうで面倒見てもらえるような、そういう制度も残っております。これらの点につきましては、あくまでも仮定の中の計算ということになりますので、その7,400万云々ということにつきましては我々委員会の中ではお答えすることはできません。 65 ◯議長草間正詔君) ほかにありますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 66 ◯議長草間正詔君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありましたので、これを許します。3番遠藤章江君。                〔3番遠藤章江君登壇〕 67 ◯3番(遠藤章江君) 私は、請願第11号多目的施設建設に関する請願に対して反対の立場で討論をいたします。  反対の最大の理由として、多目的施設の請願が出ております場所でのにぎわい再生事業に、私はまだ市議会議員でありました高杉現市長とともに終始反対の姿勢を貫いてまいりました。この事業については、以前、市民1,791名の署名とともに議会に対して反対の請願が提出されておりますが、残念ながら不採択となった経緯があります。  この署名、1,791名には、町内や近所との関係、人間関係、社会的立場などで反対との大きな声を出せない、にぎわい再生事業にほど近い住民の声は反映されておりません。その方たちが、御自身の考えを1票に託した選挙が、7月に行われた市長選挙であったと思います。  高杉市長は、にぎわい再生事業の中止、交流施設の建設反対を訴え、選挙戦に挑み、1万5,262人の市民の支持を得て当選を果たしました。長谷川前市長もこの選挙結果に驚かれたことでしょう。それくらい、声なき声がこのにぎわい再生事業の中止を求めていたことを証明する結果と言えるのではないでしょうか。  言いかえれば、この事業は市長選挙という形で市民から反対という審判を受けたものと理解できると思います。長谷川市長の市政の継続を願った18名の議員皆さんが、この事業の継続をなお求める気持ちは痛いほどに理解はできますし、5名の議員が請願の紹介議員となったことも重く受けとめておりますが、何よりも今回の市長選挙における最大の争点、公約がにぎわい再生事業の凍結でありましたので、高杉新体制においては一時凍結、見直しをすることが、市民が一番納得することではないかと思います。このまま議会が多目的施設の建設に向けて首長と対立を続けていくことは、議員として適当であるか、一度考えてみる必要があるのではないでしょうか。このまま施設建設問題を押し通すならば、住民構成と議会の政治構成に大きなずれが生じることは無視できなくなるのではないかと懸念をしております。  今、議員が考えるべきことは、住民代表機能と審議機能という議会本来の機能を取り戻し、活性化し、議会の復権に努めるときではないかと感じております。選挙結果を真摯に受けとめ、執行機関との相互抑制と均衡の上に立ち、議会を運営していくことを強く希望しながら、請願第11号の反対討論を終わりにいたします。 68 ◯議長草間正詔君) ほかに討論ありませんか。中島亨一君。                〔11番中島亨一君登壇〕 69 ◯11番(中島亨一君) それでは、私はこの請願に対して紹介議員の一人でありまして、賛成の立場で討論をさせていただきます。  そもそも、この地域の整備に関して、当時──当時といいましても、旧報徳銀行を買ったその当時は高杉現市長議員でありまして、まちなかの再生をにぎわうために何とかあの地域、カスミを含めた一帯を整備しなければいけないということで、宝町の皆さん、また市内の商店街の皆さんとともにその地域の整備を訴えておりました。こういう経緯がございます。  そして、今回、市長選でそのにぎわい再生事業を争点としておりますが、このにぎわい再生事業、国土交通省からの交付金に関して、全国で、いろいろなところでこのまちを、にぎわいを再生しようということで事業を起こしております。このにぎわい再生事業を政争の、政治の、選挙の争点にするようなところは一個もありません。このような大事な、まちを復活させよう、再建しよう、そういう思いでにぎわい再生事業をやりなさいと、国のほうからお金を出しますと、そういう思いでやってきたところを選挙の争点にするなんという話は今まで聞いたことありません。  この結果、どうなりましたか。6,600万円返すんです。何のために返すんですか。高杉市長はその当時、プラザも買え、マスダも買え、言っていたじゃないですか。カスミ周辺も整備してくださいと。自分で言ったことを忘れたんですか。私は、そんなことはおかしいと思います。自分で言って、まちの皆さんと一緒にまちの活性化を図る、そのように言っていたじゃありませんか。その方が、市長選に出るや否や、それを争点にして、どういう意味合いなんでしょう。私は信じられません。  まして、6,600万円返したからといってどうなるんでしょう。せっかく国土交通省からお金を使ってくださいと、これでまちのにぎわいをつくり出してください、そう言ってわざわざお金をいただいているのに、それは使いません。選挙公約だか何だか知りません。自分勝手な、前言を翻して事後相違するような、そのような話は聞けません。財政が破綻する、予算委員会で謝りましたね。申しわけございません。あなた、私に言いましたね。財政破綻、戦術です。うそです。そのような方が、なぜ自分の言ったことに責任を持たないのか。私はあなたが市長になったときに言いましたよね。政治家の資質、情熱と責任感と判断力だと。しかし、判断力も何もないじゃないですか。なぜ6,600万円返すんですか。市のために、市民のために、なぜ有効に使って、そこににぎわいの場をつくってあげよう、なぜ思わないんですか。  避難場所。避難場所になんかなりません。先ほど委員長からのお話にありましたように、トイレもない、そんなところが避難場所になりますか。私も今回、小林 剛議員とともに日本防災士機構の防災士としての資格を取りました。しかし、避難場所にトイレもない、そんなところがありますか。イベント広場にトイレがない、そんなところありますか。自分勝手な思い込みや勝手な想像で、なぜ多くの市民が望んでいるにぎわいをつぶそうとするんですか。何のために市長になったんでしょう。不思議でなりません。  この署名をやったときに、署名に参加できない人たちがいっぱいいました。同じ町内から出している市長だから、とても署名はできないけど、困ったな、このまま建物が建たないのかな。高杉市長が選挙中言っていましたよ。にぎわい再生事業は公園事業だ。公園事業、そんなのつくるつもりありませんでした、我々は。しかし、このままただ広場にすれば、ベンチと花でも置いたらどうですか。ただの公園じゃないですか。そんなことを議会が認めてやっていたら、それが議会制民主主義なのか。長の常総市を思う一念なのか、私は疑いますよ。何のために、報徳銀行を買ったころ、一生懸命やっていたんですか。あれはポーズですか。私はあなたのやっていることが信じられません。  多くのことで、あなたは市民に対してうそをついています。財政なんか破綻しなかったじゃないですか。給料だってそうです。私が言い出したんじゃありませんと言いました、このごろ。なぜそんないいかげんなことばかり言うんですか。  私は、今回のこのにぎわい再生事業は継続して必ずやるべきだ、このように思います。  以上です。 70 ◯議長草間正詔君) 中村安雄君。                〔18番中村安雄君登壇〕 71 ◯18番(中村安雄君) 多目的建設に関する請願に賛成の立場で討論を行います。  大変迫力のある討論がなされましたが、私の声ではそこまで届かないかもしれませんが、とりあえずその内容的なことは担当委員会として審議をした一人でございますので、これはどちらの立場でも質問も、答弁の一部もできるというふうに思っております。  今回、このにぎわい再生事業、市長選の一番のポイントですね。大きく取り上げられております。私は、このことに対しては9月の質問、そして12月の今回の一般質問等で質問してございます。  歴代の市長の対応ですね、まちのこの衰退の仕方があまりにも進んできているということから、何とかにぎわいをまちに戻していこうと、活性化をしようというふうなことで話は出ております。選挙のたびにこの話は出てきているというふうに私も理解をしておるところでありますが、今回、このまちづくり事業という、遠藤市長の段階で約15億円の事業費が計上されて事業が実施されてきておりました。それで、途中で改選がされまして、市長が長谷川市長に交代したわけでありますが、今回、長谷川市長の段階でこの事業が実施されるということでございます。そういったことで、私は当時、1,791名の署名が上がって、反対の紹介議員市長の高杉議員でございました。提出者は古性さんという人が、仮称オンブズマンという方から提出がされております。それで、このことに対しては、やはり審議をさせていただきましたが、長い歴史の中で、このまちの衰退の仕方についてはだれもが、この状況はこのまま放置するわけにいかないだろうというふうに恐らく思ったのではないかと思います。しかしながら、今回初めて長谷川市長がこの問題を取り上げまして、活性化しようと、にぎわいを何とか戻そうというようなことで事業を計画されたというふうに思います。  市民も交えながらこの議論をして、実施に向かってこられたわけですが、昨年の3月11日の地震が、東日本大震災がありました。いろいろの事業が思わしく、すべて、当市もかなりの被害が公共施設にありました関係もありますが、事業がおくれるということで1年延期をして、平成24年の段階までというような、23年を1年延ばしたわけですね。これが認められまして事業が進められておったわけですが、地震の関係で事業がおくれてきたというようなことでございます。  選挙のとき、この問題を一番に取り上げられたということですが、問題は、皆さんも御存じのとおり財政が破綻する常総市なんだというような、財政再建団体に近い常総市なんだということでもって選挙の争いがあったわけですね。しかしながら、私は監査をやっておった関係もありますが、財政力もわかっておりますし、その起債の充当率もわかっております。そういった面から、当市の財政は悪いほうの部類じゃなくて、いいほうの部類にまだ入っているということで、ずっと借金の返済もしていきますと、平成29年ぐらいが一番支出の最大の時期になるようにも思っております。そんなことで、特に悪い状態ではない。ただ、夕張市に近い常総市なんだと、だからこれを再建しなくちゃならないんだと、だから私は50%の給与を削減しますと、これは訴え方としては非常に強烈だし、受けとめる市民皆さんも、これはやっぱり高杉候補はすごいなというふうな理解をするには一番早道の選挙戦術だったというふうに思っています。本来の姿ではないことを訴えちゃったわけですから、財政再建に近いようなことでもないし、これは議会でも謝罪を、今、中島議員が言われましたように陳謝をしたというようなことでもございます。  そんなことで、選挙は選挙で終わったわけですから、やはり本当のこの常総市の、このまちの中の姿、石下でもこの事業をこれから展開しようというように考えておるようでありますが、本当にまちを思うのであれば、やはり市長はこの町内のど真ん中、宝町の住民でもあります。そういったことを考えれば、当然これは我々農村部以上に考えて、このまちなかのにぎわいを少しでも取り戻すような方策をとっていただきたいというふうに思います。  今回は、もうすべて事業が、一部進んでいますね、土地は買収して、4,300平方メートルの土地ももう既に買い取ってあります。だから、このものをどんなふうに利用するかと、高杉市長の考えは、このところに駐車場をつくると、避難場所にもしたい。道路はつくらないで、進入路をつくるんだと、道路には違いないというふうに思いますが、そういった訴え方をしております。  しかしながら、駐車場をつくれば、駐車場を経営している近隣の人、駐車場を貸して固定資産税を払っている方もおります。それらについてもいろいろ問題があると。しかも、駐車場をつくれれば、銀行が、そしてカスミですね。これらは無料駐車場ができれば、それによって一部助かる方もあると思いますが、ただ、被害を被る人も出てくるというふうなこともあると思うんです。そんなことも考えれば、選挙が終わった後ですから、考えを変えて、何とかこれはやっぱり、もとに戻した考え方に近い方向を、トイレもつくって、みんなの集会ができるような、避難場所にもなるような形を最終的にはつくってもらって何とかしていただきたい。  6,600万を返すということそのものも、これは市長給与4年間、50%カットしましたから、3,600万のお金を市長は給与から受け取らないということになります。しかしながら、やはり今の6,600万はそれ以上の大きい金額ですね。せっかく予算がついたものを、ただ返してしまうというふうなことじゃなくて、何らかの形でこれらも利用しながら、市民に対するにぎわいの一部にでもするような形をとっていくのが、やっぱり市長としての考え方ではないのかなと。選挙で訴えたからそうなんだと、それは勝つ選挙はきっとそうだった部分もあるでしょう。しかしながら、それだけで選挙の票がふえたわけでもないんですね。だから、やっぱり違った角度での、先ほど言った自分の給与50%カットするような内容の話も、大変やはり好感を持たれたんでしょう、恐らくは。そういったことで考えれば、そういった反対反対という形じゃないこと。きょう、議会がこれでこれから採決をすることになります。そうすると、反対は恐らく1名だと思うんですよ、この話は。大変失礼ですが。そういった形で、これは全体が採択する形になります。そのくらい、18対1とか19対1であれば、これは絶対多数であるわけですから、それらに向かって、やはりものは進めていただきたいというのが私の意見でもございますし、皆さんも大体それに近い考え方を持っているのではないかというふうに思います。  とりあえず、以上で賛成討論を終わります。 72 ◯議長草間正詔君) ほかにありますか。倉持 守君。                〔5番倉持 守君登壇〕 73 ◯5番(倉持 守君) 5番倉持です。賛成の立場から、今、多目的広場施設の建設について討論させていただきます。  先ほど先輩議員二人、かなり強い発言討論していただきましたけども、私はこの多目的広場の施設建設、これに当たっては、市民会館、もう解体なさったわけでございますので、そして市本庁舎建設は進行しているわけでございます。これと並行して、やはりこの会議施設も少なくなっているのが現状かと考えております。この中でも、この施設の建設はぜひに早急に行っていただきたい。そしてまた、6,600万という返済をする、そのような方向では、これからやはり常総市として市民が要求している、それにこたえられないのではないかと。先ほど何回となく選挙戦ということも話が出ましたけども、選挙戦、これが争点、その中で、これは現市長、公園事業中止もしくは見直し、先ほど中村議員も言いましたけども、ベンチを置いて広場にしただけでは、本当にただの公園です。でなくて、私はここに、やはり建物の建設、これは絶対必要だと思います。それを、この国からの補助金を使ってやるならば最良でございます。この交付金を返す、そしてまた市庁舎の中に市民会館に匹敵するような若干の会議場をつくる、この構想は非常にいいと思いますけども、その皆さんとの討議の場がないわけでございますから、せっかくの交付金を返す必要はないと考えております。そして、選挙戦、公約後に、やはりこの市長がこの案について、今の見解だと見直し、そしてまた中止というふうな方向でなってまいりましたけども、これも本当ならば議会のほうに話を早急に、見直し策とか中止策を持っていただき、議会討議も早急になさっていただきたいと思っておりました。民主制を敷いている議会でございます。これを話をしないということは、やはり市長議会軽視をしているのではないかと私も思っている次第でございます。  この点を踏まえまして、市長に対しましてぜひにこの建設をお願いしたいという要望を踏まえましての討論にさせていただきます。よろしくお願いします。 74 ◯議長草間正詔君) 堀越道男君。                〔19番堀越道男君登壇〕 75 ◯19番(堀越道男君) 請願第11号に対する、多目的施設建設に関する請願について、賛成の立場で討論いたします。  ただ、このにぎわい再生事業については、私ども日本共産党としては当初、世論もありましたので、一定程度の批判というか、反対の対応をとりました。この経過をずっとたどってみます。22年7月の参議院選挙がありまして、私ども街頭に立って演説をやると、こういう問題はどうなっているんだ、ものすごい勢いで怒られまして、こういう問題を語らないと参議院選挙票にもならないような、そんな状況がありました。しかし、そこで言われている内容は、当市のような、意図するようなところではなくて、やはり今考えると恣意的な批判の声が大変強かったわけですね。それで、私は22年9月の議会一般質問に取り上げました。にぎわい再生事業というのは進んでいるんだけども、大変批判の言葉が多い。例えば、もっと大きなものは、やはり何と言っても、検討協議会とかなんかというものが住民参加とか、あるいは公開性がないということで、まずその点を私は要求いたしました。最初は傍聴も認めないような話だったんですが、これを認めるというようなことが後で出たわけですけども、その時点のときには特定の人の支援策じゃないかとか、あるいはにぎわいという状況に対する市民の疑心暗鬼といいますか、これがやはり強かったというのもありますね。お金をかけてもにぎわいなんかしっこないよと、こういうような意見もありました。  それから、大金の問題。いっぱいお金が来るわけですね。私も調べましたが、このにぎわい再生事業というのは、原資が、先ほど国の補助金としていいものだという、ありましたね、中島議員からね。これは道路特定財源なんですね、もとはね。これを一般財源化するときに、いわゆる一般財源化しないで途中下車させるようなやり方で、相当なお金がこのにぎわいの再生というところに交付される。しかも、これは5割補助なんですね。国のほうで2,000億円ぐらい用意したら、いつの間にか3,000億円にもふくれ上がるような大変なやつ。これのお金が、億というふうな金が来る。だけども、私はハードのものよりも、やはり市がにぎわいをつくるならば、ソフトの部分にこれだけのお金が来るような事業ならば、これは文句は言われないと思うんですが、この公共事業が主ですから、道路特定財源、にぎわい再生はね。これは道路と公園づくりと、それから建物と土地買収、こういうものなんですね。これに限られているんですね。  ですから、あのとき私は、その土地は幾らで買うんだというふうに言いましたらば、10万9,000円で買うというふうなことが出ました。これは、もっと高く買うのかなという、皆さんの批判が、そういうことがあったものですから、若干そこを質問したんですが、10万9,000円ということで、大体これがそのときの相場だったんですよ。あのとき、栄町で土地が売買され、それも10万ぐらいで、大体この値段があの当時の1坪当たりの値段で、その額が大体、あのとき、当時は4,800平米買うということで、1億8,500万ぐらいになりますか。今聞くと、それがずっと下がるような形でしたが、4,300しか買わないということで、そういうふうになったと思うんです。いずれにしても、土地代が高いということよりも、まあまあな線だということで、一定の批判というのも過ぎたというふうに考えております。そういう公共事業として億の金が来るというのは、住民から見ると非常に、いっぱい来るのかな、お金がかかるのかなということになるんだと思うんですが、実際にはそのお金がどこかへ振り分けられるものではないということだと思うんですね。  もう一つの、この一般質問した中で、改めて、市街地にぎわい再生事業検討協議会というのが傍聴を認めるということで、私は10月14日に行われました第3回、そして11月24日に行われました第4回、それと1月20日の第5回ということに参加いたしました。それで、いろいろ皆さんの協議する内容ということも聞いたわけであります。なかなか、内容について明確な方針というよりも、いろいろ錯綜しました。道路の問題についても、入り口を9メートルにしてくれというようなこともあったし、それから建物をつくるにおいてはビアガーデンもつくってほしいとか、あるいは有料駐車場だとか、あるいは有料トイレだとか、いろいろ声が出たんですね。でも、こういう論議の中で、市がつくるものについて有料駐車場はできないというふうなこともありました。それから、トイレについても有料で使わせるなんていうこともやっぱりできないということで、じゃあ、せめて紙だけでもなんていう声があったりして、若干、検討協議会では迷走したようなことがございます。しかし、できたのは、自分らでつくったというふうな形でとらえたのは、交流センターを西側から東側へ持っていく、それから通路として道路を6メートルにするというようなことが、あの会議の中ではどんどん決まっていったんじゃないかなというふうに私は感じております。  そういう流れがあった中で、3.11があって凍結になったわけですね。その凍結の中で、私も考えたわけですが、凍結することは大いに賛成だと、当然ね。しかし、凍結されている間にどんどんあの地域が草ぼうぼうになって、見た目にも大変な状況になってきたと。あれ、買って、あのままやめるとなれば、大変な無駄遣いになるだろうというようなことは市民からも要請されるし、私自身も真剣に考えました。ですから、やはり現実的な対応は、私どもは反対しましたけれども、しかし、時代動いて土地は買われ、一定程度のができたわけですから、あれをあのまま放置したのでは大変な無駄遣いに逆になるということで、やはりあれは現実的な対応として一定の政策を進めざるを得ないんじゃないのかというような立場に至ったわけであります。ですから、凍結解除については私どもは賛成をいたしました。  今、そういう時点で、その延長として今回この請願が出たわけですけども、中村議員から言われたように、私ども、東京のいろいろな祭り場へ行っております。大変、トイレが一番身近な問題です、これはね。富岡八幡宮へ行って頭から水をかぶってきたときに、一番心配したのはトイレだけですね。トイレがないんですよね、なかなか。公園のわきに立ってきてしまいましたが、そういう不浄をやりましたけども、いずれにしても当然用意されてなきゃならないというふうに思いますし、このまちづくりが一定そういう、皆さんの討議の中でいい悪いを含めて論議されたということを踏まえて、一定のものをつくる必要がやはりあるなというふうに思って、当初はそういう疑問はあったわけですが、歴史の中では、そういう流れの中で賛成するというふうになります。  以上です。 76 ◯議長草間正詔君) ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 77 ◯議長草間正詔君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  採決は、会議規則第70条第1項の規定により起立採決を行います。  請願第11号に対する建設経済委員長報告は採択であります。  お諮りいたします。請願第11号は、建設経済委員長報告のとおり、採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 78 ◯議長草間正詔君) 起立多数であります。よって、請願第11号は建設経済委員長報告のとおり採択されました。  次に、陳情第3号中妻町字沖の内地区の生活道路の拡幅とU字溝整備に関する陳情の審査結果の報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 79 ◯議長草間正詔君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 80 ◯議長草間正詔君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  採決は、会議規則第70条第1項の規定により起立採決を行います。  陳情第3号に対する建設経済委員長報告は不採択であります。よって、原案についてお諮りいたします。陳情第3号は原案のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 81 ◯議長草間正詔君) 起立なしであります。よって、陳情第3号は不採択とすることに決しました。  時間の都合上、この際、暫時休憩いたします。                 午後2時44分休憩    ───────────────────────────────────                 午後2時58分再開 82 ◯議長草間正詔君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。    ───────────────────────────────────  日程第6 議案第67号 常総市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 83 ◯議長草間正詔君) 日程第6に入ります。  議案第67号常総市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、以上の件を議題といたします。                (議案は別冊議案綴参照) 84 ◯議長草間正詔君) 提案理由の説明を求めます。高杉市長。                〔市長高杉 徹君登壇〕 85 ◯市長(高杉 徹君) 議案第67号常総市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、提案をいたします。  教育委員会委員につきましては、山口 大氏が平成24年7月31日をもって辞任をされてから欠員となっておりましたが、このたび、山口 大氏を再び委員に任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により同意をお願いいたします。 86 ◯議長草間正詔君) ただいま説明を求めました。  これより質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 87 ◯議長草間正詔君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。  この際、お諮りいたします。  議案第67号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 88 ◯議長草間正詔君) 御異議なしと認めます。よって、議案第67号は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。  これより討論に入ります。討論の通告がありましたので、これを許します。3番遠藤章江君。                〔3番遠藤章江君登壇〕 89 ◯3番(遠藤章江君) 私は、常総市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて、反対の立場から討論をさせていただきます。  8月より教育長の不在が続き、教育界で起こっている異常事態に末端の教育現場では混乱が生じているとの話も聞き及んでおります。私は、本議会で教育長が任命されることを心から望んでおりました。しかしながら、本議会で提案された候補者が前長谷川市長に仕えた教育長、山口 大氏であったと聞き、愕然としております。なぜならば、山口氏は7月から続いていた一連の教育長の人選において、高杉市長から数回の教育長への就任要請を受けながら就任を断り続けた経緯があったからです。市長が三顧の礼を尽くし、迎え入れようと幾度も自宅に足を運んだにもかかわらず、山口氏は、私は長谷川市長に教育長にしてもらった恩がある、既に辞表を提出し、全議員皆さんのところにも辞任のあいさつに言っているのに、恥ずかしくて受けられるわけがない、などの理由で固辞をし続けたのです。
     受けた恩は石に刻め、かけた情けは水に流せとの言葉がありますが、恩や恥は日本文化、日本人の美徳を象徴するものであり、私自身、大切にしている言葉の一つです。私は、市長からの再三再四の要請を頑として受けつけない山口氏の志操堅固な精神に接し、一議員としても、一人の人間としても非常に感銘を受けた記憶が昨日のことのように鮮明に残っております。そのとき以降、いかなる理由があれども、山口 大氏の名前が教育委員として議場に上がってくることはあり得ないと思っておりましたし、常識で考えても荒唐無稽な話であると思っておりました。  今回の教育委員、教育長人事は、議員の提案によるものを市長が受ける形で実現したということを聞いております。地方分権一括法の制度改革によって、教育長は自治体の首長、すなわち市長によって任命された教育委員の中から教育委員会によって選任されるものです。しかしながら、教育長候補としての教育委員はあらかじめ首長により特定されており、事実上、首長が選任権について影響力を有しているのが現在までの市議会、町議会であったと思います。ですから、前回、9月議会において市長が同意を求めた人事案を、市長に対する不信任案である、市長が出してくる人事案はその候補者の人となりには関係なくすべて否決すると称して、臨時議会を開きながら、なおも混乱の先送りをし、最後に行き着くところ、今回のような事実上、議員による人事が行われることは極めて異常なことであると考えます。  教育長がトップである教育委員会とは、教育の政治的中立と教育の民主化のために設けられたものであります。議員があたかも人事権を持っているかのように、おのれの権限を行使することは、常総市の教育界の今後のためにも、また議会の機能と権限から考えても好ましくない方法であると思います。  9月議会が終わった後の記者会見では、高杉市長は、12月議会でも9月議会と同じ方を教育長として提案をし、再度同意を求めたい旨の話をされておりました。高杉市長はまた、女性教育長の人事案は市政一新のかなめであるとも申されておりました。私は、これが市長の真意であると今も信じております。  高杉市長、今回の教育長人事の中で御自身の決断によって何人の方が心を傷つけられ、名誉を傷つけられたかを忘れないでください。今回の人事案は、私が応援した高杉市長が旗印として掲げた市政一新に反する、明らかに市政の継続を象徴する、まことにシンボリックな人事であり、応援、信用してくれる皆さんへの説明が私にはできません。  今まで述べました理由により、私は到底この人事には同意することはできません。本会議で教育長を選任することには賛成でありますが、この人事に至る数々の経過を踏まえ、この議案に私は賛成をすることはできません。私は、このような議会のあり方に大いなる疑問と、心からの抗議の意味を込めて、議場を退場させていただきます。 90 ◯議長草間正詔君) ほかに討論ありませんか。金子晃久君。                〔1番金子晃久君登壇〕 91 ◯1番(金子晃久君) 1番金子でございます。私は、この案件に賛成の立場で討論をいたします。  皆様御承知のとおり、山口 大氏はことし7月まで当常総市の教育長をなさっていました。御承知のとおり、人物高潔で、教育知識、そして経験、ともに申し分ございません。山口氏の再任は、市長執行部はもとより、議会、教育界、そして市民の大多数の総意であると私は確信し、万雷の喝采をもって歓迎したいと思います。  ことし7月の辞職によって、道半ばでございました常総市の教育行政でございますが、再任によってやり残したことを責任を持って完遂していただきたいと、ここに申し述べまして、賛成の討論とさせていただきます。 92 ◯議長草間正詔君) ほかにありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 93 ◯議長草間正詔君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  採決は、会議規則第70条第1項の規定により起立採決を行います。  お諮りいたします。議案第67号は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 94 ◯議長草間正詔君) 全員起立。全会一致であります。よって、議案第67号は原案のとおり同意することに決しました。    ───────────────────────────────────  日程第7 議員の派遣について 95 ◯議長草間正詔君) 日程第7に入ります。  議員の派遣について、以上の件を議題といたします。  本件は、地方自治法第100条第13項及び会議規則第163条の規定に基づき、議員を派遣しようとするものであります。「議員の派遣について」として印刷して御配付のとおりであります。  お諮りいたします。議員の派遣については、印刷して御配付のとおり議員を派遣することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 96 ◯議長草間正詔君) 御異議なしと認めます。よって、以上の件は印刷して御配付のとおり議員を派遣することに決しました。    ───────────────────────────────────             (次の文書は参照のため載録する)                議員の派遣について  地方自治法第100条第13項及び会議規則第163条の規定に基づき、次のとおり議員を派遣する。  平成24年12月12日                            常総市議会議長 草 間 正 詔                     記 1 茨城県市議会議長会議員研修会  (1)派遣目的 議会運営及び調査研究と意見交換  (2)派遣場所 水戸市  (3)派遣期間 平成25年2月5日  (4)派遣議員 遠 藤 正 信 議員  倉 持   守 議員          中 島 亨 一 議員  岡 野 一 男 議員    ───────────────────────────────────  日程第8 閉会中審査又は調査について 97 ◯議長草間正詔君) 日程第8に入ります。  閉会中審査又は調査について。  各委員会より印刷物により御配付のとおり、閉会中審査又は調査の申し出があります。  お諮りいたします。以上の各案件については、各委員会申し出のとおり閉会中審査又は調査とすることに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 98 ◯議長草間正詔君) 御異議なしと認めます。よって、以上の各案件については各委員会申し出のとおり閉会中審査又は調査とすることに決しました。    ───────────────────────────────────             (次の文書は参照のため載録する)                                平成24年12月12日               閉会中審査又は調査申出書 ○総務委員会  1 総務、企画、財務及び情報政策に関する事項  2 税務及び出納に関する事項  3 戸籍及び住民登録に関する事項  4 市民協働に関する事項  5 交通及び防災に関する事項  6 その他他の委員会に属さない事項  7 24年請願第8号 住民の安全・安心を支える公務・公共サービスの体制・機能の充実を   求める請願 ○文教厚生委員会  1 教育に関する事項  2 社会福祉及び社会保障に関する事項  3 保健衛生に関する事項 ○建設経済委員会  1 道路、河川、住宅及び建築に関する事項  2 都市計画に関する事項  3 水道及び下水道に関する事項  4 環境衛生及び公害に関する事項  5 農業、林業及び水産業に関する事項  6 農地関係の調整に関する事項  7 商業、工業及び労働に関する事項  8 23年請願第4号 市道西398号線・西400号線拡幅に関する請願  9 24年請願第1号 市道西398号線・西400号線拡幅に関する請願 ○議会運営委員会  1 議会の運営に関する事項  2 議会の会議規則、委員会条例等に関する事項  3 議長の諮問に関する事項  4 議場のモニター放映に関する事項  5 一般質問のあり方に関する事項  6 議会活動の範囲の明確化に関する事項    ───────────────────────────────────  議決事件の条項、字句、数字等の整理について 99 ◯議長草間正詔君) 次に、この際、お諮りいたします。  今期定例会に議決されました各事件のうち、その条項、字句、数字、その他の整理を必要とするものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 100 ◯議長草間正詔君) 御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決しました。
       ───────────────────────────────────  閉会の宣告 101 ◯議長草間正詔君) 以上で今期定例会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。  平成24年第5回常総市議会定例会を閉会いたします。                 午後3時11分閉会    ───────────────────────────────────  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。          常総市議会          議 長            〃    署名議員      番            〃      〃       番            〃      〃       番 当サイトのコンテンツ(文章、画像、図表)は、常総市議会の著作物です。無断で複製、転載することを禁止します。 Copyright (c) Joso City Council Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...