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平成4年第3回定例会(第4日目) 本文 開催日:1992-09-24
平成4年第3回定例会(第4日目) 議事日程・名簿 開催日:1992-09-24

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  1. 石岡市議会 1992-09-24
    平成4年第3回定例会(第4日目) 本文 開催日:1992-09-24


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    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                平成4年9月24日(木曜日)                 午前10時4分開議 ◯議長(金井一夫君) ただいまの出席議員数は18名です。定足数に達しておりますので、これより前会に引き続き本日の会議を開きます。  地方自治法第121条の規定により出席した者は、前会同様であります。  次に、本日の議事日程は、お手元に配付いたしました議事日程表のとおりであります。  これより議事日程に入ります。           ───────────────────────  日程第1 一般質問 2 ◯議長(金井一夫君) 日程第1、一般質問。これより前会に引き続き市政一般に関する質問を行います。  5番・上野榮一君。 3 ◯5番(上野榮一君) 5番・上野榮一です。  一昨日の質問に引き続き第2回目の質問をしたいと思います。  まず、第1点目でありますが、保育料の父兄負担の軽減ということで、その中で3歳児未満児に対する保育料の市補助金の大幅なアップということで、その要望について再度お伺いしたいと思います。  ご存じのように、日本では年々老齢人口がふえ、そして年少者の若い世代の人口が、構成比率が変わっております、少なくなっております。さらには、平成10年度ぐらいになると、全く逆転現象が起こるわけでございますが、そうした中で、出生率を高めるという意味におきましても、国家的利益という観点から申し上げましても、乳幼児の手厚い保護というものが一番大事であります。ましてや、最近は女性の職場進出というものがどんどんふえております。そうした中で、安心して子供を生み育てる、そして社会に進出してどんどん責任ある職務を行っていただくためには、ぜひともこの託児制度あるいは保育制度という中で、社会福祉という観点から、私はもっと働く女性が安心して預けられるために、また経済的な負担もずっと今よりも軽く済むように働きやすいように、そういう環境づくりをするためには、やはり我が石岡市も周辺市町村と比べて若干低いわけですから、石岡市も大幅に補助金をふやしていただきたいというのが私の質問の内容なんですが、今、石岡市の3歳児未満児は、全体でどのぐらいいるのかということの、おおよそのことはわかりますが、再度、福祉部長さんにお伺いいたしたいと思います。  そして、その中で現在、保育所に3歳未満児を預けている方、大体ほとんどが働いている女性だと思いますが、その比率、大体のことはわかりますが、はっきりとした数字を把握しておきたいということですので、どうかお答え願いたいと思います。それで現在約9,000円前後ぐらいは市の方で負担していらっしゃるのかと思います。3歳未満児は規定によりまして大体4万9,160円、約5万円、受益者負担ということで父兄側が払っております。しかし、それではなかなか預ける人も非常に重荷になって、何のために働くかわからないという現象が起こり、預けたくても預けられないからつい辞退してしまう、働きたくても働けない、そういう状況なのであります。  私は、何度も申し上げますが、幼稚園と保育園のその職務内容、あるいは定義そのものが全く根本から違うと思うんです。幼稚園は学校法人法にいうところの施設でありますし、保育園は、近年は社会福祉という観点からとらえた大きな今後の近代社会の課題ではないかと、このように思うのであります。正確には3歳児未満児に対する保育料というものは、政府からの指示によりますと、おおよそ5万8,000円台だと思うんですが、しかし、現在4万9,160円、そうすると、おのずとここで開きの部分がある。これを市が負担しておるわけですが、さらにもう一歩突っ込んで、私は3万七、八千円台で、そのぐらいならば何とか預けられると、心理的ないろいろなとらえ方もありますが、5万円というのと3万何千円というのは随分違います。これだますような数字内容ではありませんが、しかし、あと1万円以上大幅に上げていただきたい。そうした中で、やはり先ほど申し上げましたように、現在3歳未満児が、この石岡市ではどのぐらいの人数がおるのか、そして現在何人ぐらい預けているのか、その比率もあわせてお伺いいたして、さらにその保育園に対する何といいますか、預ける方々の比率を高めて社会進出を容易にして、一般社会の中で女性の地位向上のためにも、また商工業者あるいは農業者、いろいろな職種がございますが、おおむねパート、あるいはそれに準じた内容で働きに出るという方たちは、皆商工業の方面へ就業するのが多いと思います。  そういった意味におきましても、どうしてももう少し補助金のアップをお願いしたいのでありますが、その意思について再度福祉部長さん、そして最後には市長さんの温かい心のこもったお答えをいただきたいと思います。  それからですね、保育園に勤務する10年以上たったベテランの、熟練の保母さんたち、民間保育園のこの人たちの賃金というものが全く助成されておりません。10年未満は、ある程度、今現在幾らですか、6,000円から上がったと思いますが、もう少し考えてやってほしいと思います。市内で全体的に見ましても、それほど多い人数ではないと思うんですが、やはりベテランの保母さんも私は十分必要であるし、ある程度の比率は保っていかなければならない、そういう考えがいろいろな施設の方からもそういう声が上がっております。私はこのような10年以上たった保母さんに対する手厚い保護、こういうことのために、市で10年未満ばかりでなく、10年以上の方たちにも、どうしても賃金体系の社会的な水準に見合った内容にしていただきたいということでありますから、何とぞ再度、執行部の皆さん、そして市長さんにもお伺いいたしたいわけです。どうかよく熟慮の上この議場の中で答弁をいただきたいと思います。  それと次は、駅東開発地域の住民のための福利厚生施設の建設についてでありますが、一昨日も話ししましたように、私は地域住民福利厚生、その他いろいろな意味合いも含まれますが、駅東開発の記念ということでどうしてもこういう形で建設していだたきたいという要望を再度地域住民の何人かからも伺いました。そしてまた私自身も一昨日の市長の答弁、どうも納得いかないんです。と申し上げますのは、ほかの地区からもたくさんこのような要望は出ている。それは私もわかります。その他私も聞いておりますが、今回取り上げたのは特にこの地域は重要だという認識のもとに、一番最優先してやらなければならない重要目標だということを念頭に置いて、市長に私は質問して、何とかいい方向に善処していだたきという願いをこめて言ったわけですが、どうも市長は非常に消極的なように私は感じるんですが、この件につきましても市長の方のお考えをはっきりと申し述べていただきたいんです。「検討します、すべて検討します」、これでは私納得ができません。何年もこうやって「検討します、します」というようなことまだ1年足らずですから、何とも予測がしがたいのですが、もうそろそろ就任して約1年がたつわけですから、自分の考えをはっきりと皆さんの前で開陳して、私はこういう形でこういう考えを持っているので、こういう形でこの石岡をよくしていきたい、ついてはこの部分についてはこうだ、あそこはこうだって自分の考えをはっきり持っていただきたいんです。すべてが前市長時代のそのまま路線継承して、まあ何もやらないで新しい事業ですよ、新鮮味の何もないことばかり言っていたんでは、市長これからの石岡の市民も決して座視して市長の言動を黙って見過ごすわけにはいかないと思うんです。今後の石岡市の発展性ということをかんがみましても、また市長のあの選挙時の「人が変われば石岡も変わる」、こうなんだというあのポーズ、勇気満々やる気満々、あの意気込みがどこへ行ってしまったのか、私は非常に残念であります。もう間もなく1年ですから、もうそろそろ市長の考えをはっきり出して地域住民の要望、これをようく真剣にとらえていただきたい。  だめならばだめで、それは理由があれば私も納得します。どういうとこがだめなのか、そしてまた財政上もこれこれかくかくしかじかで、どうしてもこの何年間はこういうことは今無理なんだとか、はっきりとだれもが納得できるような、そういう論拠と申しますか、そういう内容がはっきり盛り込まれて勘弁してくれというならわかりますが、ほかからもいっぱいあるんだと、そういう要望がね、いろいろなバランスというか、整合性が云々とか言っていましたが、私はみんなどこの地域の住民も要望いっぱいあるんです。ただその中で、どうしても最優先してやらなければならないという問題も山積みしている中で、市長の進取の気勢、気概、やるという気概、これをはっきりと申し述べていただきたいのです。
     どうか、今後のまだまだ未開発的な地域の住民の要望たくさんあります。これも順々、漸次、市長の時代に少しでもいい社会になるように、石岡の町並みがよくなるようにお願いしたいと思うんです。この件についても市長の誠意あるご回答、納得のいく回答いただきたいのです。よろしくお願いします。2度目の項目につきましてはこの程度でございます。  それから、公営産廃処理場建設ということでありますが、これ一応この問題については、やはりどうしても必要な施設でありますので、何らかの形で石岡市独自でできなければ、広域行政という中でとらえられないものかどうか、これもあわせてお伺いしたい。どうしてもだめな場合は、優良な良識を持った民間業者に、それなりの土地を物色して、もう2度と問題が起こらないような形でやらざるを得ない、そういう状況ではないかと思います。石岡のごみを他市町村の自治体へ、他の自治体へ持ち込むことのなきように、それからまた不法投棄が行われることがなきように、そして他自治体から石岡市に不法投棄、その他そういった行為が発生しないようにするために、私は問題をここで一つ提言したわけですが、この点についても、余り今日はこの点では深く言いませんが、どうか真剣にとらえて、どうしたらいいのか市長以下関係者の皆さんで協議していただきたいと思います。真剣にですよ。  それからですね、このごみ問題なんですが、今、日本全国で国民1人当たり1日のごみの排出量が1,145グラム、つまり1.145キログラムなんです。年間では、全部で5,167万トンという膨大な量なんです。1人当たりは1日1.145キロぐらいだそうでありますが、この中で事業系が、いろいろな企業、そういうとこで排出しているごみが約3分の1、家庭系が約3分の2だそうでありますが、これが平成12年度、つまりいわゆる西暦2000年ごろにはさらにふえまして、多少内容が変わりますが、家庭系がこれにさらに23%ぐらい大幅に上昇するのではないかと、今のまま推移しますと。逆に今度は事業系が52%もごみの増量が見込まれる、そういう見通しだそうでございます。高炉系に関しましても、石岡市とは直接はそんなに影響ないと思いますが、日本全体、特に大都市圏では、今現在、最終処分場残余容量ですか、まあ捨てられる分ですね、あと8年ぐらいで満杯になってあと持っていく席がないという深刻な状況なんですね。このために厚生省の生活環境審議会というのがあるそうでございますが、ここでは、この西暦2000年を目標に、そういう山積みしたごみ問題が臨界点に達する、こういうことを絶対避けるために、いろいろ審議なされたようでございますが、そうした中で、事業系のごみの排出、この量を、例えば紙ごみの再生利用の徹底化で9%減らそうと、また家庭系も過剰包装使い捨て容器、こういうものの抑制によって7.3%ぐらい減らそうという目標値を設定したようであります。  そうして、そうした中でその絶対量、平成12年度つまり西暦2000年には、21世紀の入口ですね、そこでは、昭和63年度のごみの水準まで戻していこう、こういう目標が設定されたようであります。これは単なる現状維持あるいは抑制というだけでは追いつかないということがもう深刻な状況の中でやっと目覚めたというか、もうその気になって何とかしなければならない。真剣に考え出したわけでありますが、こうした中で、この審議会は3項目ほど重点目標にやったわけです。  先ほど申し上げましたが、家庭系ごみの一定量以上を有料化しよう。それから、2つ目は事業系はいろいろな会社、その他官庁、役所、そこから排出される問題ですね、事業系処理費用を勘案した手数料の徴収ということを提言し、3つ目さらに課徴金を含む製造、流通段階のごみ税、これの導入も検討中、これもうやる気で検討中ですよ、やる気で。市長ね、何もしないで検討ではない。何でもかんでもこれやらなければ大変なことになるから、これ本当に真剣に検討しているんです。  で、私がお伺いしたいのは、これに合わせて石岡のごみ減量の計画、設定値はどうなっているのか、計画性を持って我が石岡市もやっているのかどうか。これについてお伺いしたい。もし、そういう計画のもとにきちんとした設定値があれば、ここでこの場でお答えをしていただき、今後のごみ減量のための、ひいては大きな話になりますが、地球環境の保全という意味におきましても非常に重要なことでございますので、こういう小さい、たかだか5万余市民の擁する石岡市でありますが、一つ一つの自治体がやはり真剣に考えていかないと私はいけないと思うんです。どうか担当者におかれましては、こういうことがはっきり計画されておればお願いいたしたいと思います。  そのほかに、既に皆さんご存じのことと思いますが、北海道に伊達市というところがあります。伊達ですね。この町の話をしたいんですが、今、私が申し述べた厚生省の関係する生活環境審議会、こういう中でもモデルケースとして非常に今脚光を浴びている町でありますが、皆さん、もうご存じの方はたくさんおると思います。私、もう一度釈迦に説法みたいなことを言うようでございますが、こうした中で、この町は、ごみの有料化によって、ごみ排出量を37%も減らしたというんです。37%、約4割近く。  これどうしてこういうことが可能になったかと申し上げますと、ごみの有料化ですが、私も最初どういうことなんだろうと思っていましたが、これは、一番のポイントは、例えば20リットル用のポリ袋、いわゆるごみのポリ袋、これを市の方できちんと整備して、それで販売するわけですが、いろいろな組織を通じて、細かいことはまた後にしまして、この20リットル用のポリ袋を30円、その倍の40リットル用の大きいポリ袋はこれに比例してやっぱり60円、こういう形で販売しているそうでございます。指定以外の袋ですね、これの使用は絶対にしないよう、ほかの袋に入っていれば、そのごみは収集しない。そういう方針のもとに進めてきたようです。最初は不法投棄も相当あったようでございますが、その内容物、あるいは近所の証言などから、当事者を割り出して、注意しながら、町じゅうみんながまちをよくするため、いわゆる地球環境を守ろうという、小さな町でありますが、その一翼を担うためにもやろうという市民の、そのやる気を引き出す。その間にはいろいろな活動の啓蒙ですか、そういうこともあったと思います。  現在、石岡市でも、まちの中によっては、缶かんもガラスも生ごみも、みそもくそも一緒になってまぜて捨てる人はおります。そうした中で、地域によってはうるさいって言われるかもしれないと言いながらも、見張っていてごみを一々開けて、ごみの回収車が持っていかないもので開けている。すると中に何かしらどっかのうちの物だというのがわかるような証拠が入っているんですね。そうして注意しながらやっていることもあるようですが。特に伊達市ではそういうことを徹底したようであります。まあ、私、内容物一々点検したり、近所の人から証言もらったりなどというのは、どうも秘密警察的な社会を構成するような気がして、私自身は余りこういうこと芳しいとは思いませんが、しかし、一時期はやむを得ないのではなかったかなと思うんです。そうした中で、まあ何年かやりながら37%も減らしたと言っているんですね。  この中では、特に減量化に成功したんですが、加えてリサイクル活動にも相当の補助金を出したことで、より一層効果を高めたということだそうです。おな、厚生省は「ごみ減量化総合戦略」というものを来年度から展開するために、18億円を予算計上するということだそうでありますが、この中で1つは、減量化推進週間、また2つ目は先進事例集というものですね。それから3つ目は、官民一体行動計画を作成する方針だということであります。そして先ほど申し上げました伊達市がこの先進事例モデル地域として、そのノーハウ、伊達市のノーハウを紹介するそうであります。やはりこの減量化を実現する切り札は、有料化が最も望ましいのではないかとこういうことだそうでありますが、そうした中で、自治体の規模別に、モデル市町村を指定して、ガイドラインをつくるのが現実的だということでありますが、我が石岡市におかれましても、担当者にお伺いいたしますが、これに関連して、まあ既に何か内部的に中央省庁からいろいろな通達がきて目を通していると思うのですが、石岡市としては現在どのような方向でごみ減量化の戦略、作戦計画ともどもどういう形で進めているのかをあわせてお伺いいたしたいと思います。  そうした中で、国も、また地方自治体もやはり減量化のキーポイントは、近年急速に増加した事業系のごみの減量化、これが何か一番今後は重要になってくるのではないか。家庭系のごみはある程度まで行けば限度があります。事業系は、今後社会活動がどんどん活発になって、そして日本の生産力というものがどんどん高まってくれば高まってくるほど年々これに比例して増加するというのが常識でありますが、そうした中で、この間、これ小さい話ですよ、新聞に載っていました。もう皆さんだれもご存じだと思いますが、土浦の方では市議会で、みんな、たかだか、あの弁当用の割りばし、あれをやめようということで、今度は塗りばしにかえてやったと、それでも年間に直すと相当な本数なので、森林、紙にする原料のパルプ用のそういった木を伐採する量がずうっと少なくなるのだからということでやった。これはたかだか小さい話ですが、その意気込み、これが大事だと思うんです。そうした中で、我が石岡市の市役所の中でも、あるいはこの石岡市の市内に事業所を持ついろいろな企業、ここでも必要以上のコピー、いろいろな形での稟議書、報告書、必要以上にやられているのではないか、こういう文書類をできるだけ抑えて削減するということも私は大事ではないかと思うので、今後はこういう方向でも、事業所に対してもできるだけ紙のごみを出さないように、出さないで燃しちゃっては何もならないので、できるだけこういうものの使用を極力控えて、地球の環境、やさしい働きかけというものを指導してはいかがかと思うんです。こうした中で、やはり経費とかその他のものも節約できるし、それから分別も紙の分別は特にきちんとやっていくように、今後さらに徹底していただきたいというのが、私たちの願いではなかろうかと思うんです。どうかこの石岡市におきましても、そういう方向づけで今後はいろいろな事業所にも指導していっていただき、きちんとした形で、石岡市が厚生省のいわゆるモデル市町村の中の都市に入れるよう、私はお願い申し上げる次第であります。ごみの件に関しましてはこれでやめますが……。  それから、4番目の北方領土の件ですね。この北方領土の啓蒙について、こうあるべきだ、こうしたいということを私はこの間、一昨日、質問の中でお願いしたわけでございますが、まあ教育長には答弁いただいておりませんが、どうも市長は非常に消極的みたいな答弁なんですね。議会でやったからいいじゃないかとか、議会で採択されたんだからいいじゃないかとかそんなのではなくて、日本人として当然のことなんですが、石岡は北海道からいわゆる千島列島南部、あそこから離れておりますから、他のこの周辺の自治体でもやっていないからまだ、やった都市もあるかもしれませんが、ほとんどがやっていない。啓蒙活動はね。私が言っているの、しつこく何回も何回もやってくれという意味じゃないんです。やはり最低限度、前回の市議会におきましても北方領土返還要求のための決議案ということを討議して、まあ討議というか討議までしなかったけれど採決して、全会一致で採択したわけでございます。これ皆さん周知のとおりでございますが、だれもわかっておりますが、私はあのときの内容、議会で決めたあの内容、あれにさらにあとあの文書の程度の字数で言えば、あと七、八行、少なくとも5行ぐらいはつけ加えた内容の看板を市役所、市民会館、体育館、その他中央公民館、そういうところにもぜひとも設けて、その看板というか掲示板ですね、これ経費にしても幾らでもない。それから欲を言えば簡単な見開きの新聞のような形ですね、こういうものもやっていただければなお結構、これに関しましても、やっぱり期日があります。毎年「2月7日は北方領土の日」ということで、関係各団体がいろいろなところで運動を展開しております。しかし、石岡市は、何も、私が市長ならば毎年どこか集まっていただいて、自分の金出してでも自分が先頭に立って集会開いてやりますが、まあ立場が違いますから、私は最低限度でも、その2月7日までに、それずっと以前に期日を合わせて、そういう運動、運動というか啓蒙、領土意識の啓蒙、これを展開していただきたいのです。  ところで、2月7日というのは、皆さんご存じのように、なぜ北方領土が2月7日かといいますと、これは安政元年、1855年ですね、この2月7日に、いわゆる下田条約日露通交条約によって日本と当時の帝政ロシアがウルップ島と択捉島の中間を国境とするという定めを設けた、あのときの条約を結んだ日が2月7日なんです。さらに突っ込んで申し上げますと、その後、明治8年には、樺太、千島の交換条約がなされました。これも私は、日本が威嚇、あるいは武力によって脅かしてそうなったのではないんですよ。当時の国力は、日本とロシアでは雲泥の差がある。それこそ現在の日本と南太平洋の国連に加盟した小さな島国、そのぐらいの差があった。そうした中で交換したんです。これも非常に重要なことで、現在のロシア国民は、そのような認識が一般にはなされていない。なぜかと言えば、当時のソ連共産党、現在のロシア政府の政権を担う諸政党、諸団体もそうかと思いますが、市民、国民に対して自分の国の歴史を、本当の事実というのを覆い隠して教えない。このために誤った領土意識というものがあって、変な意味での国家主権とか愛国心とか民族主義とか、正しくない意味で今の現状が如実に出ておるんです。私は、日本国民におきましても、我が石岡市民におきましても、北方領土、まあどことどこぐらい大概今はみんなわかっていますが、どういう形で本当に日本のものなのかというのは、さらに一歩突っ込んで、だれもがわかるような形で知らしめたい。ひいては小さい中学生、小学生の子供たちにも読めるようなそういう環境づくりもしなければならない。これも日本民族の一員として社会教育上立派な私は行為だと思います。これをぜひともやっていただきたいんです。  が、その私は最低限、いわゆる北方4島といいますが、あの4島はだれもが知っているとおり、特に歯舞・色丹の場合は、北海道根室市庁の中で、歯舞郡、色丹郡、そういう形で分かれていたはずです。歯舞郡は歯舞村の中に位置しているわけで、それからあの2島、この大きい択捉、国後についてもしかりです。こうした中で、私はなぜ4島だけ、これ妥協点なんですね、妥協点。市長はもう何でもかんでも全部知っていると思うんですが、再度私はここで聞いておるわけですから、今度は後でゆっくり私の話の後答えていただきたいのですが、昭和26年敗戦した日本は、サンフランシスコ講和条約によって独立を認められ、さらに国連に加盟する手順を踏まれたわけです。実際には日ソ国交回復した以降になりますが、この中でサンフランシスコ条約の第2章の第2条、ABCDEFまでありますが、6項目あります、第2条は。この中で、その第2条のC項、3番目、これがいわゆる北方領土を放棄した内容なんです。  私どもは、本来ならば、こういうものは、当時の条約に調印した、たしか38カ国だったか交戦した国ですね、こうした中で破棄を通告すればいいんですが、今やっぱり国際状況の中で、日本の主張を全部押し通すというわけにはいかないので、私は少なくともこの北方4島に絞ってやるべきだとこう思うんです。現在の日本の国政を担う公党、いわゆる天下の政党は、例えば日本共産党は、全千島列島が正当な神聖なる日本の領土だということを言っております。私はそれに輪をかけて、樺太もちゃんとした戦争の結果でありますが、アメリカのT・ルーズベルト大統領が仲介に入って、あのポーツマス条約によって日本は割譲を受けた正当な領土であります。侵略して国際条約なしに分捕った領土ではありません。今の北方領土はそれはそういう国際的な条約を全く無視した上での占拠であります。軍事的な占拠、占領、これと全く意味が違います。私はそう思いますが、あるいは社会党もこれまでは全千島返還、日本共産党とほとんど同じようなことを言っておる。しかし、最近に至って特に今年度のこの夏ごろから、全千島という主張を引っ込めて北方4島に絞ってきたという経緯がございます。  やはり私は、この北方4島、面積にしては大体全部合わせて千葉県ぐらいだと思いますが、しかし、国民はいろいろな豊富な地下資源、昆布資源、あるいは漁業資源、あるいは山林における何といいますか、林木ですね、そういうものもたくさん包含した宝庫であります。そうした中で、私はどうしても主張すべきところは主張してやっていく中で、こういう小さな石岡市といえども最低限石岡に五、六カ所の立て看板といっては語弊がありますが、きちんとした掲示板を設けて、市民の北方領土への返還運動に対する啓蒙、どうして必要なのかという、日本人の血を沸かせるような内容が必要ではないかと思うんですが、やはり字数は限られております。そうした中で最大限上手に表現する方法を用いてやっていただきたいというのが私の持論であります。  どうか市長並びに教育長におかれましても、この北方領土の啓蒙ということを重々日本人として、根室の人たちも日本人、私らも日本人、皆同じなんです。あの根室市ほどいっぱいやってくれとは言わない。しかし、あの地域の何分の一かでもその努力をしていただきたいということであります。簡単で、非常に、以上ですが……。  今度は5番目の建設部の機構改革ですね、これについて、もう一度言いますが、どうも一昨日の市長の答弁、あるいは担当部長の答弁でも何かいま一歩足りない、物足りないんです。もう一度、声を大にして叫びたい気持ちでありますが、建設部の中に都市開発課、これも最低限五、六名、都市計画部を現在の3人ぐらいですか、これをどうしても最低限まず第1段階として10名は必要でなかろうかと思います。ただし頭数をふやしても、その職務に即戦力として耐えられないような未熟な人ではなく、ある程度以上の知識、技術を持った方が必要ではなかろうかと思います。これについて、市長は本当にどうも私にはやるんだというそういう意欲が感じられない。それから市長自身が本当に意味がわかっているのかどうか、なぜ必要なのか、これを伺いたいんです。本当にその内容をね、職務内容、これからやろうとする石岡市の事業計画たくさんありますが、今回はさらに一歩前進して、今回はもっと大きな残された課題が目に見えてきたわけです。見通しがたってきた、しつつある。まだ予算化していないんで、ルート発表しただけですから、そういう見通しが立ってきつつあるという表現でとどめておきますが……。  市長ね、いっぱいやらなくてはならないこといっぱいある。ただ職員があれもこれも1人では何もできないんですよ。本当にこの事業を成功して早く終わらせようという意欲があれば、人に言われなくても自分からこうしよう、意気込みが我々にも感じられるんです。ところが、どうも何か意味がわかっているのかいないのか、本当に私はわからない。何とかこれを真剣に考えていただいて、ただふやすんだというのではなくて、よく実情を認識、把握した上で真剣に考えていただきたいんです。まあ、この件につきましても、また先日の特定行政庁の件につきましてもしかりです。何とぞ市長、この件につきまして、もう一度真剣に考えて、そしてまた関係部長その他担当課長たちも交えて話し合っていただきたいんです。建設部の機構改革については、この程度で2回目はやめます。  それからですね、6番目の公共用地の取得について。これについても再度2回目の質問をしたいと思います。担当者の方、既に市長自身もご存じのことと思いますが、自治省は、今年度の景気対策の柱と期待される自治体の公共用地や先行取得に対して、これを促進するために、国鉄清算事業団、あるいは市街化区域内の農地の買い入れ等について、財政支援をする方針を固めて、その後も順調に進んでおるということを聞いております。これについて市長初め担当者は十分ご存じだと思うんですが、いかがなものでしょう。また、この取得費、公共用地を地方自治体が取得した場合、この金額についても地方債の発行を認める。公共用地ね。認めてですよ、その金利分を地方交付税として補充する、いう内容なんですね。つまり、自治省は対象とする用地の範囲や交付税で賄う金利分の割合などを今詰めてきたわけですが、これがようやく軌道に乗って、間もなくそのような政策が打ち出されるんです。  こうした中で、石岡市は公共用地の取得について、特に、とりわけその中で木村市長は、私は非常に消極的だと、そういうふうに感じております。一昨日も私は申し上げましたが、全然市民から、特にこれは市の発展のためにもよくなると思うような申し入れに対してもきちんとした回答をやっていないんです、怠っておる。悪く言えば職務怠慢。市民はそういうことを申し入れてきた地権者の方は一日千秋の思いで待っているわけです。できれば市に協力したい、だめならばまあしょうがない民間に売っちゃおう。それはいろいろな腹づもりがあると思いますが、私は、こういう市民に対しても申しわけ立たない、そう思います。それから、市長が、いわゆる俗に言う言葉で言うと、こういう土地に関しては、私の感ずるところ非常にびびっておる、恐れておる、土地をさわるのがね。そういうようにも思うんですが、しかし、公共事業を進めていく上で、どうしても公共用地の確保というものが重要なことはだれもがわかっておるんです。やらないということは、市長が在任中4年間、何にも公共事業の中で土地に関するものは一切しないというに等しいことであります。恐れることはない、なぜ恐れる。今まで問題になった開発公社の問題、過去は過去、これからはこれから。市長、私がこれ何回も公共用地の取得について今までも質問してきましたが、私自身は利害関係は何もありませんからね。無私の心で、奉仕の心で私はこういう気持ちを市長に対してぶつけているんです。大いに意欲を持って前進していただきたい。市長、やることがいっぱいあるんです。  石岡市の都市計画は、周辺の例えば土浦に比べても大幅におくれている。国庫補助事業一つとったって、まあ霞ヶ浦という大きな問題もあります。しかし20倍も25倍も違う。こういう大きな隔たりがある。もう少し積極的に取り組むべきだと私は思うんです。これについても市長からも、なぜできないのか、なぜできないのかお答え願いたい、今まで。今後こうするというのであれば、なぜできないというのは、そういうなぜできなかったかというお答えはいいですよ。そのかわり、ここでこの問題についてはこうする、この問題はこうするというはっきりとした納得のいく回答をいただきたいんです。「検討します」はもうたくさん。もう1年近くなりますから、まあうがった見方でありますが、世間ではいろいろ言われます。市長がやるのかもしれないけれども、周りに、後ろで市長をああだこうだと、もう1人陰の市長がいるのではないか、こういううわさがあります。こういうことは、絶対こういううわさは否定しなければならない。それにはまず市長ね、実行、もう口で何回言ったって、美辞麗句並べたって信用できない、実行。やるんです。やれないものは、だれもが納得いくような方法でこれこれしかじかこういうわけだから財政上できないんだとか、法的に無理なんだとかいろいろな答えがあると思うんです。それから今調査中なんだ。この結果が出るのがいつごろになるから、それまで待ってくれ。そうすれば私はもうみんな納得するんです。全然そのような状況というのは私らには感じられない。ひとつ今後は今までのことはもう抜きにして、前進するために市長には新たな意欲を持って、この石岡市の都市計画について真剣に考えていだたき、市民の要望に沿った都市計画というものを実行していただきたいんです。  それからですね、この公共用地の先行取得について、これまではこれたしか去年だったと思いますが、先行取得事業計画が5年以内になされないものは、起債ですね、これを、この発行要件が厳しかったんですね、5年以内でなければだめだという。ところが今度は10年以内でその基本構想がまとまればよいということになってきたそうでございますが、この点について、市長初め担当者の方々はご存じでしょうか。ご存じならば、やはり公共用地の先行取得というものを、今バブルが、バブル経済めちゃくちゃな土地投機がもうなくなって、土地価格そのものは茨城県の場合は、水戸より南、県南地区は多少下落しております。全くほとんど土地が動きません。こういう中で、非常に土地を抱えて困っている人もいる。当てこんで土地担保に銭借りて事業を拡大して困ちゃっている人もいる。あるいはその他いろいろな状況がありますが、そうした中で、場所によっては公共事業に使えるようなところたくさんあります。  こういう時期を逃しては、私はほかにもう今後また割高になって、貴重な市民の税金をもってやっていくわけですから、この時期が最大のチャンスではなかろうかと思うんです。いつまでいつまで不況が続くとは思いませんが、ぜひとも木村市長の時代に、しかも早目にこういうものは手を打っておくべきだと私は思います。  以上で、この問題につきましては、2回目の質問終わります。  それから、7番目の仮称国分寺サミットの開催ということでありますが、私ここでもう一度、執行部の皆さんに誤解のなきように申し上げておきますが、この国分寺サミットについて、今現在ある石岡のあの国分寺、あのことを言っているのではありませんので、私が一昨日から申し上げておる国分寺は、常陸国分寺のことであります。今の国分寺は、千手院というお寺があって、これはちょうどこの境あたりから、若松町の方から移転したわけですね。そのときに千手院を、国分寺というふうに改称したと聞いてはおります。正確でないかもしれないけれども、そのように聞いておりますが、あれじゃない。私は申し上げておるのは、常陸国分寺のことです。どうかこれについても、もう少し真剣なお答えをいただきたいんです。全然やる気が感じられない。  私は、この石岡市が、今持っておる歴史的な遺産、我が日本民族のひいてはこの石岡市の祖先たちが残していった歴史的な大きな遺産、これをいかに活用すべきかということなんです。市長の施政方針の中でもありましたが、歴史と文化が共生するそういうまちづくりをしたい、さらには人づくりをしたい、こう言っておるわけですから、私は、絶好のチャンスではないかと、また、この仮称でありますが国分寺サミットというものを開催するということは、石岡市にとっても最も重要かつ非常にいろいろな問題をはらんだものを解消するためにも、石岡市を全国に知らし得るためにも、脚光を浴びるためにも、私は商工業の発展、あるいは観光的な見地から申し上げましても、これは重要なことだと思います。どうか、市長ね、真剣にとらえてやってみる気ありませんか。ただやるんではないですよ、石岡市の都市計画上もいろいろな問題が交差することも、重複することもあるかと思うんですが、とにかくこの石岡の発展性ということを考えてみると、大きな期待が持てる内容ではないかと思うんです。2回目、この問題は簡単に終えますが、真剣にとらえて、全国に散らばっている国分寺、こういう名のついたところ、この連絡協議会みたいなのがあるのかないのかわかりませんが、これについて何か過去にこういうことで接触があって、何らかの話が出たということであれば、これについてもこの場で発表していただき、3回目の質問の参考にしたいと思います。以上です、2回目の7番目の問題ですね。  それから、公正なる競争入札、これについてもう1回、私はここで申し上げておきたいんですが、先日の市長の答弁によりますと、いつも美辞麗句を並べたてて、法律があるとおりの問題を並べてそれでもう答弁終わり。何か全然、市長の公正さ、清潔さということに関して、その人間性というものが私は見えてこないんです、この間の答弁では。公平だ、明朗だ、法律にのっとってやっています。これはだれもが言うんですよ。だれもが言う。私はそうではなくて、談合がもう二度とできないような方法があるでしょうということを言っているんです。それにはどうすべきか考えなければならない。この場所でこういうふうでそんなことをしたいということを答えてくれと言っているのではないんですよ。それについて、今後どうあるべきかを協議するために、市長自身からみずから先頭に立って、こういう形で審議する場をつくるんだと。それについてはこれこれしかじかだから、いつごろまで待ってほしいんだということです。いつごろまでです、ごろ。もう全然ない。私はね、ここで過去のことは余り触れません。だれになったってやっていることはそんなに変わりない。しかし、少なくとも市長は選挙のときに清潔だということを訴えたんですから、それをちゃんと地でいくような行動をしてもらわなくちゃ困る。いつも大きい土木建設工事、その他の問題になりますと、落札する1日、2日前には必ずもううわさで流れる。だれが、どの業者が幾らぐらいで落ちるんだと。結果的には必ずそうなっている。それには、これはだれがどんなふうに絡んでどうなんだと。後でふた開いてみると、なるほど結果わかってあると。ああ、この業者とこの業者はなるほどなと、業者による業者の選定、こういうことがあってはならないんです。それを許していいのかどうか、つまり、指名制度に問題があるんです。その指名制度の欠陥、これを直さなければならない。  私は、業者じゃないから細かいことわからない。私は、また策謀家でもないからそういうことやったことない。わからないけれども、おおよその推測では見当がつく。いわゆる業者にもいろいろな業者がおる。選挙のときにはAという市長候補に、あるいは別なグループはBという市長候補に一生懸命応援する。その結果、勝った方の業者が天下を取ったような顔をして、市長に近づいていく。市長も、これはいろいろな応援してもらった以上、当然これは礼儀を尽くさなければならない。しかし、これと公共事業の入札は全く別問題。公私混同してみんな気持ちはわからないことない。しかし、こういうことをいつまでいつまで続けたのでは、日本の国は滅びてしまいますよ。石岡市もだめになっちゃう。もちろん木村市長もだめになっちゃう。1日も早くこういうことは是正しなければならない。市長応援した業者だけ集まちゃって、そういう業者ばかり指名して、大きい工事はね。それで今度はだれが落とせばいいんだと、決めちゃうんだな。大体どういう業者が幾らでおりる。黙っていればわからないはずなんだけれども、やっぱり幾つもの業者が集まるとちょっと不満な人がおる。ポロっとしゃべっちゃう。実は、これこれだれだれが来てこういうふうに言っているんだと。こういって言われてしょうがない、こうして決めたんでおりたんだ。あるいは談合にはつきものだけれども、談合には談合金というのがある。皆さんご承知でしょうが、談合金とというのがある。おりるんだから、例えばこの1つの工事を1億としますればどうしても私がこの工事が欲しい、だけれど競争相手がいっぱいいる。公正な競争ではだれが落ちるかわからない。絶対自分のところへ来る可能性は薄い。だけどおれもおりる、おれもおりる。それは敵対関係にある敵のグループの業者が入っちゃっているのではそんなことはできない。当たり前の話。仲間同士の業者だから幾らでもおりる。お前この間貸しがあるんだから、今度は銭はいかっぺ、両方ともおりる。こうやって仲間ばっかり組むような、業者による業者選定、そんな形になっちゃうんだよね、これ結果として、これは許しちゃいけないと言っているんですよ、私。過去のことどうだこうだ、細かいこと突っ込まないから私は。だから今後はそういうことのなきように、両方バランスよく配置していただきたい。また、次回、市長の選挙があって、市長がまた再度当選して2期目に入ったときも同じ、あるいはまた別な市長が当選した時も私は同じように突っ込んでいく。いつも、私は同じことを言う。木村市長だから言っているわけではないから、余り気にしないでほしいんだね。前の市長さんにもそれに近いようなことを言ったことある。これはだれもがわかってくれている。相手が欲しい、わかってて言うんだから。ばかかもしれないけれど私。しかし、どうしてもこういう不正行為、談合行為というものをなくしてもらいたい。そのために、市長に毅然たる態度で何らかの処置をしてもらいたいので、その答えをいただきたい。いいですね。よろしく答えのほどお願いしたいんです。  それからインターチェンジのことですが、これもあわせて、もうくどくど言いましたので、余り細かいこと言いません。この9番目の問題、石岡北インターについては、できるだけ早目に真剣に調査して、財政上との関連で、いつごろからやるのが望ましいのか、財政上ですよ、ただやる必要があるのかないのかの調査も必要でしょう。再度6号バイパスとの関連で、あるいはアクセス道路との関連で私はお願いしたいんです。真剣にこれも調査して、あるいはいろいろな形で研究して、今後の課題としていただきたいので、簡単ながら答弁をいただきたいと思います。  以上で、第2回目の質問を終わります。 4 ◯議長(金井一夫君) 暫時休憩をいたします。                 午前11時20分休憩           ───────────────────────                 午前11時34分再開 5 ◯議長(金井一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  福祉部長・山形君。              〔福祉部長・山形正子君登壇〕 6 ◯福祉部長(山形正子君) ご質問にお答え申し上げます。  まず第1点目の3歳児未満児についての就園率でございますけれども、3年度の決算で申し上げますと、市内全域の3歳未満の幼児数が1,507人、それから保育所の入所時総数が157人ですので、就園率が10.4%になっているところでございます。  次に、減額の件でございますけれども、平成4年度の7月現在、3歳未満児につきましては、135人在籍しております。その中で、9、10の段階に措置されているものにつきましては、9段階が18名、10段階が9名ということで27人でございます。そのため135人のうちに占める割合は20%ということになります。  次に、保育料の単価につきましては、実は定員区分とか措置児童数の年齢区分によって、保育単価が国の方では算出しております。数によりますと、45人までは3歳未満児の場合が9万1,070円、46人から60人までが8万5,640円、それから61人から90人までが7万8,010円、91人から120人までが7万2,300円、121人から150人までが7万300円、それから151人以上が6万9,580円となっております。それらにつきまして、国の方ではこれらを基準にいたしまして、保育所の徴収金基準額を決めておりまして、0から最終的には、保育単価10までというようなことで10段階に分かれております。石岡市の9段階につきましては、4万9,160円ですが、国の徴収金額では、5万7,860円ということで、かなり減額をしております。また10段階の保育単価というものは、国の方では、6万7,250円を見ておりますが、市の方では、4万9,160円ということで、これらについても大幅に見ているところでございます。  次に、民間保育所の10年以上の職員の処遇改善でございますけれども、この処遇改善につきましては、昨日も申し上げましたように、市の方でも、年間6,000円から2万4,000円に改善しておりますが、実は国の段階でも、民間保育所給与改善費の加算額がございまして、やはりこれも定員区分によって、また措置児童の年齢区分によっても分かれておりまして、それらを申し上げますと、石岡市の場合は、区分が4つに分かれておりまして、特甲地、甲地、乙地、丙地というふうに分かれておりますが、その丙地でございます。その丙地につきましては、3歳児を持っているものにつきましての45人までが3,290円、46人から60人までが3,070円、それから61人から90人までが2,770円、91人から120人までが2,540円、121人から150人までが2,460円、150人以上が2,430円ということで、各月このような加算をして処遇の改善を図っているところでございます。  民間保育所の10年以上の職員の改善について、また3歳未満の保護者負担の減額についても、以上のような措置が減じられているのが現状でございます。  以上でございます。 7 ◯議長(金井一夫君) 教育長・大内君。              〔教育長・大内秀男君登壇〕 8 ◯教育長(大内秀男君) ご質問にお答えを申し上げます。  北方領土の問題につきましては、一昨日、市長の方から、市民に対する啓蒙についての考え方が述べられましたので、その内容や方法について、それはどういうふうにしたらよいものか、関係部局とも協議をしながら、即検討に入りたく考えております。  次に、国分寺サミットの問題でありますが、市長よりご答弁申し上げましたが、当市のまちづくりの基本的な問題で、歴史と文化を生かしての商店街の活性化に、あるいは観光事業として、商工振興に結びつける、いずれにいたしましても大事なことでございます。会議を持つ場合の内容とか、時期の問題、あるいはその呼びかけ、さらには経費負担の問題などを十分検討して、調査をしてこれから前向きで検討をいたしたいと思います。なお、神奈川県内でもどこかの青年会議所で、国分寺のサミットを開催したという例が過去にあったようでありますので、これを参考となると思うんですが、調査をしてまいりたいと思います。  それから、一昨日七重の塔の問題、復元の問題ご意見ちょうだいいたしましたが、特別史跡の指定地でもあるので、その辺のところ県の文化課とまず下話をしてみたいというふうに考えております。  次に、文化財の保護保存と活用の問題でありますが、まず施設の確保が第一でございます。いずれも現在の施設では小さい施設でございます。施設を整備して、保護・保存活用に努めたいと考えております。仮称博物館の建設推進協議会も間近にスタートをする予定でおりますので、これから真剣に取り組んでまいりたいと考えておるところでございます。  次に、国分寺の全国的な組織、連絡協議会的な組織があるのかというようなご意見でございますが、連絡会的な組織はないようでございます。  以上です。 9 ◯議長(金井一夫君) 参事・村田君。              〔参事環境保全担当・村田清次君登壇〕 10 ◯参事環境保全担当(村田清次君) 廃棄物関係のご質問にご答弁申し上げます。  まず、公営の産廃処理場という点でございますけれども、廃棄物の処理場につきましては、産業廃棄物処理場に限らず、一般廃棄物処理場におきましても、将来数量的に逼迫しつつあるということは、私どもも認識はしているところでございます。この件に関しましては、現在のところ、茨城県内には、まだその例を聞いておりません。したがいまして、私ども、県当局等のご指導等を今後とも得ながら、さらには隣接市町村とも十二分に協議をいたしまして、将来の研究課題とさせていただきたいと存じますのでご理解を賜りたいと存じます。  次に、当市のごみの減量化目標設定値は、どうかという件でございますけれども、私ども、平成4年度におきます一般廃棄物処理計画の中では減量化計画を定めておりまして、その目標値は約3%というような目標値を設定してございます。これは可燃物、不燃物を含めての数字でございます。  次に、ごみ減量化の作戦はという点でございますけれども、今後、ごみの減量化を推進していくために、幾つかの柱を立てて取り組んでまいりたいと考えているところでございます。  まず1つ目といたしましては、廃棄物についての住民の意識の改革、それから2つ目といたしましては、幅広い住民運動の展開、3つ目といたしまして、ごみ処理についての意識の転換、4点目といたしましては、廃棄物の減量化、再資源化及び再生利用の推進。まあ主として、この4点になろうかと思いますが、こういった目標を掲げまして、先般発足いたしました石岡市ごみ処理対策推進協議会の中で大いに議論を展開し、あるいは間もなく実践活動として実施されると思いますモデル地区等でのもろもろの問題、こういったものをいろいろ議論いたしまして、当市として、将来あるべきビジョンを策定し、全市域的にこれを展開していくという考え方でいるわけでございます。ごみ処理対策に取り組んでまいるのには以上のような展開を考えているところでございます。  なお、事業系廃棄物につきましても増加の傾向をたどっているようでございますので、その役割等も十分認識していただきまして、ごみ処理対策の協力を求めていくというように努力してまいりと存じますので、ご理解をちょうだいしたいと存じます。  以上でございます。 11 ◯議長(金井一夫君) 市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 12 ◯市長(木村芳城君) 上野榮一議員に対しまして、ご答弁を申し上げるわけでございますが、第1点の保育料並びに父兄軽減、10年以上の職員の補助金の増額等でございますが、担当部長の方から実情ご報告をさせましたが、趣旨、保育所と幼稚園の違い等も踏まえながら、市立、公立の施設も見ながら、平成5年度に補助金等含めて検討してまいりたいと、こういうふうに考えておるわけでございます。  2番目の駅東開発地域のコミュニケーションホールでございますが、過日もご答弁しましたように、市全体のものとして、この件につきましては、検討すべきであるというふうに考えておりまして、山王台地域だけに限定するとなると、今までの類似公民館等も含めた整合性を持ちながら、これからの集会等のお話も聞いていきたいと考えております。なお、この山王台の区画整理事業の中でも区画整理審議会があるわけでございますので、そのような点からも、これから全体を通しまして不公平がならないようなものも含めて検討してまいりたいと考えております。  次に、北方領土の返還について、市長の考えでございますが、国民の願いでもありますので、よりよい方法を考えて啓蒙に努めていきたいというふうに考えております。  第5点目の建設部の機構改革等についてのことでございますが、現在、組織機構全般についての改善、見直しの検討を進めているところでございますので、その点が手続が完了いたしましたら、改正条例の議案提案をして今後進めていきたいというふうに考えております。  この件につきましては、ご指摘のように、6号バイパスが発表されると、事務、それから地権者等も含めての守備範囲も広くなります、また前からお話しております未利用地の解決にも臨まなければなりませんので、そのようなことを含めましても、機構改革の中で、この点は十分に対応していきたいというふうに考えております。そのようなことで、私も当然必要であるというふうに承知しているわけでございます。  6点目の公共用地の取得についてでございますが、この取得事業を進めるに当たりましては、用地の取得目的、利用の目的でございますが、市の行政の中で明確な方向づけがなくて、単なる用地の先行取得を進めることについては、現在の用地取得事業に対する国並びに県、そういう補助制度、地方債制度の活用ができないこと、また開発公社の利用もできないことから、用地取得に対する財政確保の面、財政措置をどうするかが課題であるというふうに考えますので、用地取得につきましては、こうした状況にありますので、公共用地の取得については行政目的に沿った必要性、方向づけを十分検討して明確な位置づけを図りながら、現行制度を活用して、財源の確保とか、将来にわたる財政負担を十分配慮しながら対応してまいりたいというふうに考えております。  国分寺サミット、趣旨大変で、よく理解させていただきました。就任早々、私の手元で広報、尼寺サミットを開催いたしまして、大変好評であったことも記憶に残っているわけでございます。ご指摘の酒の里とか、歴史の里の共生したサミットはどうかと、こういうようなアイデアも大変貴重にお伺いいたしましたので、教育長が答弁したように進めてまいりたいと考えております。  業者選定のあり方につきましては、談合防止等に対応しては、入札の執行事務に当たりまして、市の財政財務規則、建設工事執行規則、入札執行事務処理内規等に基づきまして入札参加業者に対する指導を図りながら、不正入札の防止に努め、公平な入札の執行と確保に努めてまいります。  9点目の北インターチェンジの件でございますが、ご指摘のように6号との関連、石岡の商業活性化のためにも、これからご指摘を踏まえながら推移を見ていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 13 ◯議長(金井一夫君) 総務部長・苅部一太郎君。              〔総務部長・苅部一太郎君登壇〕 14 ◯総務部長(苅部一太郎君) お答え申し上げます。  公共用地の先行取得に関連しましての経済対策の関連でございますが、ご承知のとおり、9月28日に国の総合経済対策が発表されまして、その経済対策の一環としまして公共用地の先行取得が取り上げておりますけれども、この中では、先ほど議員がご指摘のような状況でございますけれども、この経済対策については、9月の国の補正予算、これを通じまして、具体的な内容が示されてくるものというふうに考えておりまして、現在は、その具体的な内容が示されておりませんので、ご了解をいただきたいと思います。  それから、公共用地の先行取得事業に関する地方債制度、これらにつきましても、ご質疑がございましたけれども、この公共用地の先行取得事業につきましては、現在の制度といたしましては、昨年度、平成3年度に一部改正になりまして、起債対象の要件ですか、これらにつきましては、先ほどご質疑の中でありましたように、昨年度までは、原則としまして、5年度以内に事業の用に供するもので、具体的な建設計画の定まっているものを対象とするということでの内容になっておりましたけれども、今回の昨年度からの適用につきましては、10年度以内に事業の用に供するもので、施設整備の基本的内容が定まっているものを対象。この場合の対象につきましても、市の方向づけといたしました構想、そういう段階のものまでは対象としたいという国の考え方は示されております。ただ、この公共用地の先行取得事業を実施する場合には、会計制度といたしまして、市といたしましては、特別会計の設置を図って先行取得事業に当たるということでございます。  以上です。 15 ◯議長(金井一夫君) 暫時休憩いたします。午後1時30分から会議を開きます。                 午前11時57分開会           ───────────────────────                 午後 1時31分散会 16 ◯議長(金井一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  5番・上野榮一君。 17 ◯5番(上野榮一君) 3回目の質問をいたします。  まず、質問の冒頭に強く要望したいことがございます。実は市長並びに教育長の答弁の関連ですが、まず冒頭に、私はこれまでの「検討します」という言葉が何度も出てきます。私以外の議員の質問にもそのようなことがたくさんありますが、この「検討します」という言葉ですが、今回、私の3回目の質問に当たってご答弁をいただく際に、はっきりといついつまでに、あるいはどうしてもそれが期日がはっきり明確にできない場合は、いつごろまでに、きちんとした明確な答えを出して、そして実行に入る、あるいはそれはできない、否定するか否かははっきりさせていただきたい。これをまず申し伝えておきたいと思います。  それで、3回目の内容でございますが、保育料の問題で3歳児未満の父兄の負担を軽くしてほしい。したがって、市の補助金も真剣に検討してですね、これこそ検討は検討でも真剣に、全部調査の上、どれほどの範囲の中ならば出せるのか、これも明らかにしていただきたいと思います。  それから2番目の駅東地区にコミュニケーションホールをつくってほしいと、これ要望でありますが、これも単なる、いわゆる類似公民館という観点だけでとらえなくて、私はあの駅東開発の中で区画整理、その中でも何らかの関連ですね、記念ホールといいますか、そういう形で実現してほしいと思います。これはこの問題に限らず、市内全域の住民の要望というものは、地域住民の福祉という観点からとらえましても、最優先して実行していかなければならない課題ではないかと思います。  それからですね、ごみ問題についても、いろいろ問題はたくさん山積みしておりますが、これについても、先ほどの答弁で、ほぼ石岡市の現状は私なりに理解はいたしますが、より一層可能ならば日本全国の中でもモデル地区というような形で指定されるような立派なごみ問題の先進地域になってほしいという願いを込めまして、これは質問ではありませんが、要望でございますが、より一層奮励努力していただきたい、このように思います。  それから、北方領土の問題に関しましても、思想の啓蒙ではないので、返還ということについても市民のより一層の、日本人としての、あるいは正義感からも、そういう観点からできるだけ早目にやっていただきたい、これも要望。  それから、建設部内の機構改革ですが、これも先ほどの答弁では、やっぱり何となく私は納得できない。どうしてかというと、現状の人員、現在の市職員の人員の中で、単なる配置転換だけで片方減らして片方ふやすというわけにもいかない問題もあろうかと思いますので、これにつきましても、なるべく早い時期に、やっていだたきたいという要望ですが、これもいつごろまでに機構改革に着手できるのかはっきりさせていだたきたいと思います。  それからですね、公共用地の取得という点ですが、先ほどの市長の答弁では必要性があるのかないのか、十分検討の上というような答弁がありましたが、これにつきましても、私は必要欠くべからざる、かつ緊急の問題もあるわけです。市長自身もよおくその辺のところは認識しているはずだと私は思っているんですが、これにつきましても、もう私、あるいはその他の地権者の市民からも話は直接、あるいは間接的に市長のところへ問題を提起されて要望いろいろありますが、その中で何ら進展していない実情、私はもう手にとるようにわかるんです。何にも4年間やらない市長なのか、今1年間、十分充電期間が過ぎたので、そろそろ本腰を上げてやってやろうという意欲が今のところうかがえない。しかしながら以後、これから市長として応分の、あるいはそれ以上の責務を果たしてほしいと思うんです。市民の要望は地域住民の福祉、これを何もやらない、聞かない、そういう市長であってはならないと私は思うのであります。これにつきましても、もう一度はっきりと明確に時期を示していただきたい。もしできない場合は、どういう事情でできないのかも、もう半年以上たっているものもあります。この間何をやってきたのかさっぱりわからない。「検討します」、その都度「検討します」。もう「検討します」という言葉は、私は聞きあきました。したがいまして、ここではっきりと、市長のこれからの市政を運営していく、あるいは市長の計画性、これもその実態というものをこの議場ではっきりと私の耳に直接伺いたいので、もう一度具体的にお願いします。  国分寺サミットの件につきましては、先ほど、市長が、尼寺の方ですね、あれちょっと問題の中身ちょっと次元が違うようですので、これにつきましても、市長がどうしてもそれ以上、現状では認識不足で答えできないというのであれば、かわって教育長に伺いたい。まあ可能な範囲で。それが補佐するものの宿命でありますから。内容によっては、市長の答えるものと教育長の答える内容とは若干異なります。執行権者の長ですから違いますが多少のとこは、知っている範囲の中で、可能な限りの、もっと石岡市の持つ大きな歴史的な文化遺産というものをどうしたら活用できるのか。保存、これも大事です。保存する上で、ただ保存だけではだめです。これは何かに埋もれた宝になっちゃうから。これを大いに活用していただく。その活用に当たっては、いろいろな意味で石岡のシンボル的な存在になりますから、今後真剣にとらえてこの問題を進めていく上で、今ここではっきりと具体的にこういう計画順に沿ってやっていくというそういう答弁ができなくても、それに沿った意欲というものを示していただきたい、このように思います。  それから、公正なる競争入札についても、何度聞いてもやはり建前論に徹した答弁しかいただいておりません。これについても談合防止、公正なる入札競争という観点から、市長、建前論議ばかりではなく、本音を語っていただきたい。よろしいですね。もう長々と答弁はいらない。簡単明瞭。自分の選挙時の公約どおり。公正そして清潔、これがいつも頭の中、腹の中にあれば、こういうものは簡単なんです。ですから、業者の指名に当たりましては、今後はこのようななれ合いの談合ができないような方法があるはずです。現実に他の自治体で先駆けて、そういう条例、その他いろいろな規則をつくって、少しでも公正な入札競争というものをやっていこうという町があるんですから、この点よろしくお願いいたします。  あと、インターの件につきましては、何度もこれまでやっておりますので、再度強い要望を重ねますが、以上で簡単でございますが、第3回目の質問を終わります。 18 ◯議長(金井一夫君) 教育長・大内君。              〔教育長・大内秀男君登壇〕
    19 ◯教育長(大内秀男君) ご質問にお答えを申し上げます。  北方領土につきましての市民啓蒙につきましては、なるべく早いうちに方法や内容について結論が出せるように努力をいたします。  次に、文化財の保護と活用につきましては、でき得る限りの努力をいたしてまいります。  以上です。 20 ◯議長(金井一夫君) 市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 21 ◯市長(木村芳城君) 上野榮一議員に対しましてご答弁を申し上げます。  私の方の第6点目の公共用地の取得についてでございますが、先ほども答弁したようなことで対処してまいりたいというふうに考えておりますが、事業実施中のもの、それから実施計画年度の位置づけ等について、明確されているその公共事業用地の取得につきましては、先行取得を含めまして積極的に対処を図って、公共事業の推進に万全を期す努力をしてまいりたいと考えております。  公正なる競争入札につきましては、公私混同なく公正無私の姿勢で執行してまいります。  大変失礼いたしました。答弁漏れがございましたので、1点目の保育料の軽減、10年以上の職員に対する補助金の増額についてでございますが、先ほども申しましたように、いろいろとご意見をちょうだいした中で、平成5年度に公私ともの保育園、幼稚園等の補助金を含めまして対処していきたいというふうに考えておるわけでございます。  次に、5点目の建設部内の機構改革についてでございますが、ご意見のようなことを踏まえなから、現在、組織機構全般についての改善、見直しを検討しておりますので、早い機会に手続を完了次第、改正条例の議会提案を申し上げたいというふうに考えております。 22 ◯議長(金井一夫君) 市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 23 ◯市長(木村芳城君) たびたび申しわけありません。  第2点目の山王台地区的におけるコミュニケーションホールの問題でございますが、先ほども申し上げましたように、区画整理審議会などの話なども聞きながら、このような市全域の集会、類似公民館等の整合性を見ながらこれからも対処していきたいというふうに考えております。 24 ◯議長(金井一夫君) 14番・寺内毅君。              〔14番・寺内 毅君登壇〕 25 ◯14番(寺内 毅君) 14番・寺内でございます。  私の方は、4点ほど通告してございます。  1点目は、地方自治における市長のあり方についてということでございます。まず一般質問に入る前に一つだけ市長の方にお伺いをしておきたいと思います。と申しますのは、前会の一般質問の中で、私、議長より私の言葉と申しますか、用語について、市長よりクレームがついたわけでございます。どういう内容のことかということでございますけれども、私は聞いて唖然といたした次第でございます。「あなた」という言葉を使わないでくれという申し入れでございます。ちなみに、広辞苑によりますと、「あなた」という字は貴き方ですね、方向の。この「あなた」ということばの種類は代名詞ということになっておりまして、内容は、第三者を敬って指す語であるというふうになっております。近世以降は、目上や同輩である相手を敬って指す言葉であるというふうに定義してございます。  私は、今まで十数年議員をやっておりますけれども、用語について、このような申し入れをされたのは初めてでございまして、今回この席上で、このことを公にすべきかどうかというふうにちょっと悩んだんでございますけれども、やはり議会は言葉ありきでございまして、言葉をもって討論をする場でございますから、いわゆる将棋ではございませんで、将棋ではこま落としという言葉がございます。これは実力の差がある場合にはこまを落とすということで勝負をするわけで、私が、「あなた」という言葉を使わないで発言をしてくれということになると、議員と市長の間が対等であるという関係が破られてしまうと。これは基本的に言えば、民主主義の原則に反するのではないか。あるいは、フェアプレーの精神に反するのではないかというふうに感じましたので、あえてお披露目をした次第でございます。  したがいまして、このことについて、市長はどのようにお考えになってそのようなご発言をなされたのか、その真意のほどをお聞かせ願いたいと思います。これがまず質問に入る第1点の質問でございますので、よろしくご答弁のほどをお願いしたいと思います。  それでは、地方自治体における市長のあり方ということでお伺いをしてまいりたいと思います。これはテーマとしては非常に大きいテーマでありますけれども、これからの21世紀に向けての地方自治体の行く末というのは、そのかじ取りをするところの市長のリーダーシップと申しますか、指導力と申しますか、そういった力が非常に大きなウエートを持ってくるというふうに私は考えております。そういう観点から、過去9カ月有余、木村市長が、市長というポストに就任して以来のこの9カ月をつぶさに検証してみたい、私はそういうふうに思います。  今までいろいろ皆さんからたくさん質問が出ておるようでございますけれども、いまだにして市長が、選挙公約において市民の皆さんにお披露目をしたことについて、具体的にかつ明確な形でまだ示されていない。その端的な例として、ここ数回出ておりますけれども、菱沼議員から出ている未来型福祉社会、これは一体何なんだと、これは政策的にどうするんだというようなことが出ておって、3回ほど質問が出ておるようでございますけれども、前会の一般質問においては、まだまとまっていないという答弁でございます。私はその答弁を聞いて愕然といたした次第でございます。  市民の皆さんに選挙においてパンフレットを配って、その中で明確に述べておる。未来型福祉社会というのはどういうものだと。そのことが今まとまっていないんだということを言うとは一体どういうことなんだ。余りにも市民を愚弄していることではないか、私にはそう思えるのであります。のみならず、市民を代表するこの議会に対する最大の侮辱ではないか。それをてんとして恥ない。そういう発言をすることに恥ずかしさを感じないとすれば、これは首長としての資質を疑わざるを得ない。こう私は思うわけでございます。首長の権限、あるいは地位等については、地方自治法の第139条、あるいは権限等については147条、あるいは148条等々の条文の中に細かく規定をされております。したがいまして、何をやるべきかということは明確になっておるわけございます。そうしてまた4年に1度ずつ市民の審判を仰ぐわけでございます。  私は今まで9カ月いろいろな議場での発言、こういったものを見てまいりました。その中で出てくる言葉と言えば、第3次総合10カ年計画について、それに基づいて施策を推進していくのだという答弁だけであります。具体的な質問が出てまいりますと、そういうところにいってしまう。総合10カ年計画についてはその骨子は明確になっております。緑と自然と歴史と文化に共生する快適な都市づくりというような基本的な考え方があるわけですね。ですから、そのテーマそれ自体は間違いないわけでありますから、それを今我々が聞いていることは、そういう快活な都市をどうやったら実現するかというその手だてを聞いているわけです。具体的にそうなるためにはどういうことをおやりになるんだということを聞いているわけであります。  しかし、いまだ政策それ自体は明示されておりません。今年度予算においては、その辺のことについても、予算審議の中でいろいろ出ましたけれども、いわゆる木村市長自身がお考えになっておるところの構想なるものが明示されておらない。私は、このことに対して、慣れないとか、こうだとかいうことは甚だ甘えであるというふうに思います。いやしくも木村市長は、みずから懇願して立候補したわけでございます。市長をやりたいということで立候補したわけでございます。これは重大なことでございます。石岡市民のために、私は市長として立候補して、こういうことをやって石岡市の発展に寄与したいという並み並みならぬ決意を持って立候補したわけでございます。ですから、勉強不足とかいろいろな理由づけはないわけでございまして、ただいま請われてどうぞ市長になってください、こうしてくださいと、市民から推されて出ていったとしても、恐らくそういう市長であっても、勉強不足という言葉は出てこないと思います。これは謙虚な気持ちで言う場合はいざ知らず、本質的にはそういうことはあり得ない。私はそういう観点から、あなたがすべてのことに精通をしているということを前提にして質問をしているわけでございます。  したがいまして、そういう立場からするならば、明確に、それぞれの質問に対してお答えがなければならぬというふうに思います。ここ2日間の、あるいはきょうの論議を見ている限りにおいては、あなた自身の考え方というものは全く出てこない。石岡市をどちらの方向へ進めていくかということについては全く明確になっていないわけでございます。私は非常に危惧することは、地方自治体の長というものは、一国一城の主だ、あるいは石岡城の城主だというようなことを世間一般比喩的に申します。あなた自身がそのように思っているとすれば、これはとんでもない民主政治に対する誤解だろうと思うんです。封建時代の大名とか、あるいは城主とかいうような立場ではない。4年に1回ずつ市民によって選ばれ、仕事をするように信託を受けてなっているわけでございますので、白紙委任状を与えているわけではない。絶対的な権力者でもない。もしそういうふうなことで、心理的に「ああ、おれは城主なんだ」というふうな思いでいるとすれば、これは誠に傲慢だと言わざるを得ないのであります。  このような観点から、私は、これまでの一つ一つの事例、例えば業者選定においてもしかり、あるいは開発公社の理事の人事においてもまたしかり、百条委員会において明確にその人事について、あるいは機構のあり方についてどうあるべきかということは指摘しておいた。にもかかわらず、理事を単に補充するというような形で行われている。顧問会議を活用して、そういう人事等を決めていかなければならぬ。そういう観点から、市議会は、議長経験者を顧問ということで推薦をしておるわけでございますから、そういう観点で見れば、そこに市議会としては、一つの行政に対するチェック機能としての役割を果たそうという今までの苦い経験を踏まえてこういうシステムをつくり上げたわけです。こういうシステムそれ自体を冒頭から無視して、確かに人事の決定については、専権事項でございましょうけれども、システムがある以上は、そのようなシステムにのっとってやるということが当然市長としてとるべき政策の選択ではないかというふうに思うわけでございます。私は、一つの事例をとってみても、これまでやってこられた一つ一つのものを事例研究という形で見ていれば、すべての人に納得のいくような措置がなされているようには思われません。ただいまも業者選定についてのいろいろな指摘がございました。私も三村小学校のプールの件の業者選定についてご質問を申し上げたときに、はしなくも直観による業者選定という、石岡市には、業者選定についての選考委員会があり、それが訓令によって規定されておるわけでございまして、そういう中で選定をされる選定過程がはっきりしているわけにもかかわらず、市長が答弁したことは、直観によって業者選定をしたということ、重大な過失を犯しているわけです。市長は、そのような業者選定には関与しないことが前提になって、そのために業者選定委員会というものを置いているわけです。そういうものを設置しているわけであります。そういうシステムそれ自体について、どういうふうに考えておるのか。みずからつくり上げたものをみずから壊していくというようなこと、これは我々承服できません。また、先ほど来から、業者選定についてもいろいろ出ておりますけれども、これは後ほど具体的な例についてお伺いをするつもりでおります。まあそういった問題がございます。  私は、市長というものが、今石岡市にとって、あなたが何をやろうとすることが大きな期待を持って見られている以上、それに十分にこたえるだけの研さんを積むことは当然の市民に対する義務だと思いますし、いろいろなところで、いろいろなお話をあなたはなさっておるところでございますけれども、その中でも、石岡市にとって今がこういう時期だとか、あるいはこういう方向にこれからどんどん進んでいきますよと、そういう具体的な市民を奮い立たせるようなお話をしているということはいまだ聞いたことがございません。この間の、常陽新聞の特集号ですか、その中でも、あなたは、例えば中国の古い時代のことわざを引用して、単糸線と成らず……、これ孤木と読むんですかね、林とならずというような言葉を引用して、1本の糸ではだめなので、これをより合わせて太い糸にして事に当たると。そうしなければ一つの事業は成し遂げられないんだというようなたとえでここで書かれておるんだろうと思うのでありますけれども。まあ、昔だと、これを弓矢にたとえ、毛利元就の3本の矢ですか、1本では折れやすいけれど3本にすれば……、それは兄弟の団結を訴えるために、そういう比喩をそういうことにたとえたというふうにそういう故事を聞いておりますけれども。  いずれにいたしましても、英知を結集してやるんだということをここで述べておられる。その英知を結集するための、じゃ手だては何かということですね。言葉で言うはやすい、これは再三、私も、あなたが対話について盛んに述べておるけれども、対話は具体的にはどうやるんだということについては全くお答えがない。今までかつて、一度も具体的なこういう方法でやるんだということを聞いていない。例えばそれをだれが知恵つけたんだか知りませんけれども、審議会を通して市民との対話を図っていくというようなそういうふうなお答えをしておる。しかし、イメージとしては、そういうことを言っているわけではないですね、あなた自身は。我々が受け取るニュアンスとしては、市民との対話というのは議会の議員さんを除いて、その他の市民というふうにしか聞こえないわけですね。全く議会というものを別個に扱っている。でありますから、そういうものの考え方でいるとするならば、これは市長としての資質を問われることになると私は思うのであります。  先だっても、人事案件について提出をどうしてもするということであったわけでございますけれども、これは諸般の事情で取りやめになるということに相なったわけでございますが、あのそういう人事案件一つにしても、これまでの慣例といたしましては、それぞれの立場の、議会も初めそうでございましょうけれども、意見を聞きながら、石岡市にとって最良の人事をしていく。これが市長としての当然の責務であろうと私は考えております。今回も人事案件が出るようでございますけれども、その議案は最終日だということでございます。私に言わせれば、手続論としては甚だ不穏当である、不適切である、というふうに言わざるを得ない。なぜなら、その人事案件といえども、議案である以上は審議の対象にならざるを得ない。しかしながら、これまでの慣例としていろいろと知恵を出し、人事の問題であるから、議会の全員一致というような形で賛成をもって議決したい、これが議会側の考え方であります。こういう慣例があってこそ初めて人事案件というものが最終日に提案されてもスムーズに可決されてきた。これがこれまでの事例でございます。しかし、前回そういうことでなく、市長としての専権事項であるから出すんだというようなことで提案をしてまいったわけであります。  私は、石岡市民にとってどういう選択が一番正しいのか、あるいは石岡市民にとってどれが福祉の増進に役立つのか、こういったことについて、常に考えながら施策の選択をしていくというのが市長の務めではないかというふうに考えます。  そこで、私はひとつ市長に、模範とすべき他市の市長の言っておられることを引用してみたいと思います。これは出雲市の岩国哲人という市長さんでございますけれども、この人は『出雲からの挑戦』という著書で言っております。少々引用が長くなりますけれども、ちょっと読まさせていただきたいと思います。  「行政は最大のサービス産業である」。これが出雲市長の基本的な考え方であります。それで、この出雲市が、1991年、昨年ですか、社団法人日本能率協会が毎年優秀企業を発表しているが、その9社の中に出雲市が選ばれた。ソニー、本田、トヨタ、資生堂、鹿島建設など日本を代表する国際企業ベスト9にまじってどころか、その一番上に出雲市役所という地方自治体の名があったのであります。「経済は一流、行政は二流、政治は三流と言われる中で、二流の行政が、ましてや3位の田舎の市役所が一流企業に伍してトップになった。肝心なのはやる気一つなのだということの証明だと思っている」、このような指摘をしております。そして、こういうことも言っておりますね。「それで、今度の授賞の理由は、行政活動の中にマーケティングセンスを持ち込んだことであるが、私にしてみれば、単に忘れかけていた市民感覚を行政の場で実現したに過ぎない。ショッピングセンター内に開設の土日の行政サービスコーナーにしてもしかり。労働時間の短縮の動きに伴う土曜閉庁はわかる。しかし、行政サービス、住民サービスを言うなら、どうして土曜、日曜のサービスを提供しないのか。土曜も日曜も、1日じゅう市民との接点をつないでおくことができないのか。この2つを両立させることはなぜできないのか。こういう疑問がもとになって得られた結果がこういうことだ」というふうに書いてあります。  そして、岩国さんが市長になったその1989年の4月7日の初登庁の日に、職員を集めて訓示をした。そのときに「行政こそ最大のサービス産業、出雲市で最優秀の企業は、出雲市役所だと言われるようになってほしい」ということを職員に訓示をしておるわけです。  さらに、そういう中で、職員の意識をどうやって変えたらいいかということで言っております。「その職員が一生懸命やっていることはやっていても、そこには仕事に対するスピード感がない。それで、担当者にいろいろなそういう新事業を企画し、担当者にその実現可能について尋ねると、口をそろえて言うことが、金がない、人がいない、○○がないというできない理由を整然と述べる、上手に述べて見せる」と、こう言っているわけですね。したがって、そういう意識をどうやって変えさせるか。それが市長としての仕事だというふうなことで、どんどん意識改革をやったわけであります。実際に金がない地方の自治体は何をやるべきか。明確に言っております。「知恵を出すべきだ」。「出雲市役所の年間予算は300億円、それは私がメルリリンチの副社長時代に3分30秒間目をつぶっている間に流れていった金額に等しい。それを今3分30秒でなく365日に引き延ばして使わなければならないのだから、金がないのは事実。金がないから職員は知恵を出さなければいけないのである」と、こういうふうに述べておるわけであります。「金があれば知恵を出す必要はない。そういう人は東京都へ行け」というようなこともここで述べておるわけでございます。  そうしてまた、今有名になりましたけれども、第1回の神伝といって、いわゆる全国の大学の駅伝をイベントとして実行しているわけでございます。一番大事なことは、ここで一つ指摘しておくことは、もう一つ例を挙げるならば、これは非常に大事なことでございますから、ここにおいでの管理職の皆さんもよく聞いておいてほしい。期限つきの有言実行、ただいま上野榮一議員から、期限をつけて答弁してくれというような質問が出ておったようでございますけれども、ここにこう出ています。  もう一つ例を挙げるならば、出雲ドームの用地買収であります。「1989年の8月に組織をつくり9月に交渉に入った」と。「10月には10へクタール、59人の地権者との話をまとめ上げた。わずか1カ月である。計画した完成期限から逆算すると、交渉に手間取っている暇はなかったのである。やればできるという気持ちが大切である。さまざまな事業が規模の大小はあるが、計画発表をした期限内に、むしろそれより短期間に実を結んでいく。このことは職員にとって大きな自信になっていったと思う」と。「人は、追い込み方式とか言うが、期限つきの有言実行である」。こう指摘しておるわけですね。まさに行政はそうであらなければならないということを、ここで述べておるわけでございます。そうまた指摘をしております。  私は、今石岡市役所において、いろいろ事業が山積し、それを実現するためにいろいろやっておられることはよくわかりますけれども、やはりそういう行政に対するスピード感と申しますか、ただいま私が申し上げたようなことに対する意識の変革が必要ではないかと。それをさせるのは、だれかというと、それは責任者である市長であるというふうに私は考えます。石岡市の行政通則の中で、石岡市庁議規定というものがございます。第1条でどういうふうに言っているかと申しますと、市行政各部門の基本方策を総合的視野から策定し、かつその推進に当たって相互の連絡調整を図るため庁議を置くというふうな設置を述べ、そして構成員がずっと出ているわけです。毎月1回、第1火曜日に開催するというようなことが、こう規定されているわけでございます。第3条には、庁議に付すべき事項等が細かく記されておるようでございますが、この庁議の中で一体何をやっておられるのか、私は、一つの具体的な事例としてお伺いをしておきたいと思います。今まではいろいろな質問が出ていろいろなことが言われておりますけれども、石岡の市役所の内で行われておる庁議とは一体何なのだと。どういうことが実際行われているのだと。どういうことが決められているのだ。どういうことが調整されているんだろう。こういったことについて、具体的にお答えを願いたいと思います。  それから、いろいろ述べましたけれども、市長にお伺いしておきたいことは、そういう市長ということについての、あなた自身の政治哲学と申しますか、あるいは民主政治に対する考え方と申しますか、あるいは地方自治のあり方ということと申しますか、そういったことに対する基本的な考え方、これは今までも一度も我々の前に示されたことがなかったわけでございますので、この際明確にしておいていただきたい。そういう意味で、ひとつご質問を第1回の質問の中でお伺いをしておきたいと思います。以上で、1点の質問を終わりますけれども…‥。  次に、第2点の公共施設の棄損に関する対応についてということで、具体的な事例についてお伺いをしておきたいと思います。  質問通告の中で、事例として、国府公園、ステーションパーク、これ鹿の子地区と書いておきましたけれど、これ谷向地区で、これちょっと訂正してください。谷向地区の市道、それから彫刻ブロンズ像ですね、こういったものが、これまで棄損され、国府公園に至ってはいろいろな器具がしょっちゅう壊されているという事例がありました。  そこで、お伺いしておきますけれども、これらの棄損事故によって、どのくらいの補修費用がかかったか、ご説明を願いたいと思います。そしてまた、私は、公共施設の棄損ということについて、まあ、棄損されたものは直していくということもこれは基本的に大事なことでございますけれども、やはり地方自治体として、その棄損されたいろいろな施設を補修していくということであれば、当然市民の税金においてこれをなしていくわけですね。市民に負担をかけてく、市民に迷惑をかけていくということになってまいります。したがいまして、こういった損害について、これは市民が当然結果として損害をこうむるわけでございますから、こういった器物に対して、当然市行政当局としては、その器物の損壊の状態において器物損壊罪等において告訴するという、こういうことが必要ではないか。例えば仄聞するところによりますと、この間のステーションパークのからくり時計、これが壊されたということで、あれを施工しました精工舎の製造部門は非常に大きなショックを受けた。今まで精工舎のつくったところのからくり時計、あるいはそういった、に類する、何といいますか、構造物と申しますか、そういったもので壊されたことはない。全国で初めての事例だそうでございます。ということになってまいりますと、これは当然市において、別に私は一罰百戒という意味ではございませんけれども、当然そういったものに対して、器物毀棄罪、いわゆる刑法第261条にあるところの、あるいは260条にあるところのそういう事例については、公共施設については、当然告訴を持って対応すべきだ、内容によってはですね、これは当然市としての義務であろうと思います。これは市長の責任において当然やるべきではないかというふうに思います。近々においては、建設委員会で事件として取り扱った谷向の道路の棄損、こういったものもそうでございますけれども、これは一応原状復元ということで問題は解決したようでございますけれども、こういった市の財産等についてはもっと厳格な立場で対処すべきだろうというふうに私は考えます。そしてまた、この犯情についての基本的なことは、第264条によって、これは親告罪ということになっておるわけでございます。石岡市が告訴しない限りにおいては、これは罪に問われないわけですね。市民がやることはできないわけです、市民が告発するというわけにはいかない。被害者の当事者がやるということでございます。でございますから、この点についての、責任をどうするのか、犯人不特定であっても当然そういう処理をしておくべきではないかというふうに私は考えます。  この点についての、市長のご見解を賜りたいと思います。  それから、次に第3点で、6号バイパス路線発表に伴う市の道路交通体系の構想についてということで通告してございます。これは再三、ここ2日間論議をされておるところのことでございますけれども、私は、先ほど、機構改革に関連してこういうもので対応していくんだというふうなご答弁があったようでございますけれども、石岡市においては、この6号バイパスについては、やはり苦い水を飲んだ経験がございますので、ちょうど昭和47年でございましたけれども、だったですかね、議会内に6号バイパスの推進の、あるいは促進の特別委員会もできた。そういう過程の中で、ちょうどそれが中央統一選挙に次の翌年ですか、かかわりまして、近隣の住民からの反対署名運動がありまして、このバイパスの事業が放棄されたという事例がございます。その結果として、今日まで石岡市は6号バイパスについて、カヤの外というような行政の中でそういう状態に置かれてきたわけでございます。それで、その後も鈴木市長時代ですか、もう一度こういうふうなことでやってくれというようなことで上申をして常陸工事事務所の方で調査をしたところが、移転家屋が150戸以上あると、そういうことについての事業選択については、私も後で聞かされたわけでございますけれども、その結果として、これは事業実施が不可能だという、つまりこういう2回にわたる不手際があったわけでございます。今回そういうことで6号バイパスの路線発表に伴うところの路線が発表されたわけでございます。この路線発表につきましては、多くの人たちが望んでいたところのものでございます。早期実現ができればいいというのは、これは市民すべての願いだろうというふうに考えられます。  そういう中で、この建設に当たっての建設部の、当然現在では用地担当が建設部にありますから、こういったことで建設部でやってもらうんだというような話が出ているようでございますけれども、私は、これまでのいろいろな経過を見てますと、やはりこの事業については本格的な取り組みが必要ではないかということもございますので、特別室をつくってこれに対応すべきだろうというふうに私は考えます。この点についてのご見解を承っておきたいと思います。  さらに、この道路交通体系の構想についてということでお伺いしておきたいと思います。その一つは、当然道路が、バイパスが石岡の市道、あるいは石岡に関連する県道等を横断するわけでございます。そういった路線が、現在これが実施されると、どのくらいの路線になるか、何路線くらいあるか、わかればお示しを願いたいと思います。と申しますのは、これらの路線が、当然6号バイパスの道路構想では立体交差と申しますか、そういう形になるということでございますので、当然今の常磐道と同じように分断されてくるということになってくるわけでございます。で、どのようにそれらの道路を体系にしていくかということは非常に大事なことだろうと思うので、6号バイパス路線の実施計画が発表される以前に、当然その道路実施計画の中に、アクセス道路、その他横断道路その他の道路について、石岡市の考え方を十分に反映させる。そのためには、具体的なものをシュミレーションしておかない限りは、この辺をこういうふうにつけてくれとか、そういうことであれば、それは建設省の考え方で進むような形になってくるわけでございます。今回の場合には、将来を見据えて考えるならば、あるいは新道の計画やそういったものも出てくるのではないか、これはまあ長期間にわたるわけでございますから、その用地買収をしていく過程において、やはり石岡市として道路体系上、こういうところに新しい道路をつけておいた方がいいとかいろいろな問題出てくると思うんです。そういうことを早く策定するようなそういう策定のできる特別な室を、これは技術者も含めてつくりまして、これに対応すべきではないかというふうに考えますので、その辺のことについて、もしおやりになるとすれば、そういう考えがあるかどうか、あるいは先ほど市長から答弁がありましたように、機構改革の中でやっていくのだと。先ほど具体的な要請として、上野榮一議員の方から、要員の員数まで明確に指摘をして質問があったようでございますけれども、この辺のことにつきましても、既に構想として、考え方として、こうするんだというものがなければならぬというふうに私も思いますので、具体的にあればお示しを願いたいと思うと同時に、なければ、今そういうものがないとするならば、これは期限をつけましょう。まあ遅くとも今年いっぱいくらいまでに、そういった構想についての方針ないしは具体的な考え方を、やはり12月の定例会までには示してほしいということを、これはお願いでございません。お答えを願いたいと思います。それまでにできるかできないかということでございます。これが6号バイパス路線発表に伴う市の道路交通体系の構想についてということでの質問でございます。  最後の週休2日制実施についてでございます。これは新聞報道等によりまして、週40時間という労働時間の考え方が出ております。そして、まあ学校等においても土曜閉校といいますか、土曜日が実験的にお休みになった。その中で、新聞、あるいはテレビ等で報道されているところを見ますと、カラオケ協会が、カラオケのその歌う場所を開放するとか、ゴルフ練習場が1日ゴルフスクールに開放するとか、そういったことが新聞に出ておりましたけれども、いずれにいたしましても、週休2日制というものは、これは一つの方向としてやっていかなければならない。もう現実には、金融機関等においては実施されているわけでございます。茨城県においても、県庁が現実に実施をしておると。それで、その他の市町村は今実施をしているところがありますか、それとまた何か15分くらいの労働時間の問題でなかなかもめて、組合との交渉等でもめて進まないというような、実施を見送っているという自治体もあるようでございますけれども、私は基本的に早急に週休2日制は実施すべきというふうに考えています。よく働きよく休むと、ここが大事だろうと思います。これが、これから21世紀に向けて国際社会の中で働き過ぎをとがめられ、いろいろな貿易摩擦、あるいは経済摩擦等で日本の構造的な欠陥として指摘されたものを解消していく上では非常に大事なことではないか。この週休2日制実施について、石岡市ではまだどの程度検討が進んでいるかわかりませんけれども、これは条例の改正で簡単にできるわけでございますから、やる気になれば、きょうすぐにでもできるというような段階であります。ただし、先ほども私が冒頭において申し上げましたように、休むからには、土曜、日曜の市民サービスをどうするかということの一つの代案を持って対応をしていくということも、これは行政として必要なことであろうというふうに考えますので、そういうこともあわせてご答弁を願いたいというふうに思います。  以上で、第1回の質問を終わりたいと思います。 26 ◯議長(金井一夫君) 暫時休憩いたします。                 午後2時37分休憩           ───────────────────────                 午後2時59分再開 27 ◯議長(金井一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 28 ◯市長(木村芳城君) 寺内議員に対しましてご答弁を申し上げます。  最初に、「あなた」という言葉についてでございますが、間違いではないと私は思っておりますが、議会において、私は、市長という言葉が慣例だと感じとっておりましたので、議長に申し出たわけでございます。  それから、いろいろな中での組織並びにシステム等をどのように考えているかということでございますが、いろいろな業者の入札のこととかいろいろなものを連日答弁いたしましたような方法で業者選定とかいろいろなものの中で、訓令そういうものを参考にしながら、組織、システムそういうようなものを活用しながら職員と英知を結集して執行に当たっていきたいというふうに考えております。  意識改革につきましては、ご指摘のような、今の時代に沿った市民の声をスピード感覚、新鮮な感覚を持ちながら進めていきたいというふうに私も考えます。  次に、庁議におきましてでございますが、庁議におきましては、毎月第一火曜日を中心に開催しております。また必要に応じてこれも開催されるわけでございますが、協議事項の内容でございますが、事務事業の各部間の連絡調整、そのほか主として計画している各種行事等の連絡調整、懸案事業に対する各部間の協議及び意見の交換をしているわけでございます。なお、私からの事務事業の施行に当たっての指示、そういう点の徹底などもこの庁議にかけております。  このようなことで、市長自身等の基本的な考えはどうかというご指摘でございますが、市民の福祉を願いながら施策を執行してまいりたいというふうに考えております。  第2点目の公共施設の棄損等でございますが、ご指摘のようなことでステーションパークのことも聞き及んでおります。そのような事件等によっていろいろあると思いますが、ケース・バイ・ケースといってはあれですが、そのような事件によっては強い姿勢で臨まなければならないというふうに考えております。  6号バイパスにつきましては、担当部長の方からご答弁させます。  4点目の週休2日制実施でございますが、導入に当たりましては、条件整備を図りまして、年度内に実施ができるように事務手続を進めてまいりたいと考えております。なお、県南6市の首長の会議でも、早い時期に議案として提出できるように話し合っているのが現況でございます。ご指摘のように、住民サービスの低下のないように、努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 29 ◯議長(金井一夫君) 建設部長・久保庭君。              〔建設部長・久保庭 淳君登壇〕 30 ◯建設部長(久保庭 淳君) お答えを申し上げます。  公共物の損壊の関係でございますけれども、担当の部といたしましては、その都度修理をするということで臨んでおるわけでございますが、ただいま市長からもご答弁申し上げましたとおり、そのケース、ケースで流動的に対応してまいりたいというふうに思います。  それから、経費の関係でございますけれども、国府公園の照明の関係につきましては、22万余を投じまして18個分の修理をいたしてございます。それから、ステーションパークの関係でございますが、からくり時計の損壊がございまして、これにつきましては約25万経費として投じてございます。今後とも、その都度修復をせざるを得ないのではないかというふうな考え方を持っているわけでございます。  それから、谷向の市道の関係につきましては、議員ご指摘のとおり、現況回復が進められておりますので、今後とも、私ども市道を管理する立場として、今までの管理不十分を反省し、今後十分対応してまいりたいというふうに考えております。ご了解をいただきたいと思います。  それから、6号バイパスの関連でございますけれども、今回発表になりました6号バイパスと主要な道路が交差すると申しますか、する路線は、想定できますのは、国道としては355号があろうかと思います。それから県道といたしましては石岡・飯岡線、それから石岡・田伏線、あるいはまた石岡・紅葉線でしょうか、県道としてはその2路線があるのではないか。それから市道といたしましては、これは直接主要街路と交差と申しますか、合流するようなことは今の街路ではないかも知れませんが、例えば村上・六軒線の延長であるとか、大谷津・新田山線の延長であるとか、あるいは先般議員の方からご指摘がありました有料道路の延長であるとか、いろいろな路線が想定できると思いますけれども、それらは今後の検討の中で対応してまいりたいといふうに思います。ご了解をいただきたいと思います。 31 ◯議長(金井一夫君) 教育長・大内君。              〔教育長・大内秀男君登壇〕 32 ◯教育長(大内秀男君) ご質問にお答えを申し上げます。  駅前通りと仲町通りに設置をいたしましたブロンズ像につきましては、これまで6基についていたずらがあったわけでございます。これまで18万円の修理費を支出をいたしております。  以上です。 33 ◯議長(金井一夫君) 14番・寺内毅君。 34 ◯14番(寺内 毅君) 2回目の質問をいたしたいと思います。  市長からの最初の件の「あなた」という言葉の答弁ですけれど、何を言っているのかわからないです。私はそんなこと聞いているわけではない。「あなた」という言葉について、あなたは、言葉としてどう受け取っているのか。市長として受け取っているとかそういうことではない。要は国語の問題を聞いているのであって、これが侮蔑語であるとか、あなたをばかにしたような言葉であるとか、そういふうな受け取り方をしているのか。ほかの議員さんも、「あなた」という言葉を使っているわけですよ。なぜ私だけについて、そのようなクレームをつけたかといういうことです。そこを聞いているわけです。私は、言葉の問題ですから、甚だ市長の人格を棄損するような言葉であるのかどうか、「あなた」という言い方ね。これは国会の討論やなんかでも「あなた」というのは盛んに使っていますよ。だからニュアンスとして、「あなた」という言葉が市長自身耳に入るときに、私が言った場合には不快感があるという意味でそういうふうな考え方をしているのか、それとも、「あなた」という言葉の意味がよくわからなくて、そのような考えになっているのか。私は先ほど広辞苑の内容について、あなたにお示しをして、広辞苑ではこうなっていますよと、敬語ですよという意味で申し上げています。ですから、再度、いいですよ、率直に感ずるところ言ってくださいよ。それによっては、私は、これからの質問をしていく過程で、言語構造といったものについて、どの程度のものを持っておられるのかどうか甚だわかりませんので、これから質問していくときの日本語のあり方、私自身の言葉の使い方、そういったものを含めて検討し直さなきゃならぬと思っています。第一番に、私が言っていることが、市長に理解されないとするならば、意味が通じないということであれば、事前に原稿つくってお届けします。私は、そのくらいに思っています。今まで、私はこれまで議員をやっていて、このような侮辱的なことを申し入れられたことはありませんので、あなたは今、私は少なくともこのことについて謝罪するのかと思っていました。全然謝罪しませんね。だとすれば、それなりの理由がおありになるのでしょうからご説明を願いたいと思います。そしてまた市長は、あるところで、「あなた」という言葉を、私が聞いている範囲内においては、五、六回使っているんですよね。その場所や何かは指摘するつもりはございませんけれども、そういうときに使っている「あなた」という言葉について、市長自身どのようにお感じになっているか、それも感想としてお聞かせ願いたいと思います。これが第1点。  第2点、同じ市長のあり方ということでお伺いをします。  私は、この9カ月の間、いろいろな行政の決裁の中で、市長自身が具体的にどういうことで市長がリーダーシップをとっていろいろやっておられるのかなというふうにこう見てきたわけですね。私が感じ取ったところのものでは、業者選定について、選定委員会でなくてあなたが選定したという事実ね、訓令に基づいて云々と言ったけれど、それはうそでしょ。あなた自身がやったということですね。そのために、この間の契約案件は否決されたわけですから。それから、先ほど具体的に述べましたけれども、開発公社の理事の選任についても、百条委員会の報告に基づいて再考しなさいよということが提言されているのにもかかわらず人選を行った。当然、顧問会議にかけてしかるべき手続をとるということが予定されていたわけでございます。百条委員会も今までのいろいろな経過を見てそういう提言をしたわけでございます。それは明らかに議会制民主政治の根幹にかかわることではないか。議会そのものを軽視というのではなく、ばかにしているというふうに受け取らざるを得ない。ですから、私は先ほど、あなたに一国一城の主だとか、石岡城主だとか、市民の皆さんが言われるのを聞いて、本当に自分でそう思っているのかなと、そういう危惧の念さえ持つわけです。  私は、先ほど、岩国さんの例を引いて言いましたけれども、彼はこう言っているわけですね。私は4年の任期で10年分の仕事をしたいと思っている。いいですか。それで行政が目指すべきものは何かということで、今年の定例会での施政方針の中ではっきりいろいろ述べておりますけれども、あの出雲ドームをつくりまして、先ほども私は具体的な例として申し上げましたけれども、用地買収に10へクタールである59人の地権者に対して、30日という短期間で仕事を成就せしめた。これは、今から石岡市が6号バイパスの買収に当たって、国に協力をしてそういう体制の中でやっていくということに対して一つの大きな学ぶべきケースだと思うんですね。ここで岩国さんが言っていることは、やればできるんだという意識を職員に与えることだと。これを施政方針の中でこういうこと言っているわけです。いろいろなことをやって、岩国さんはこう言っていますよ。  「私は、職員によく休みよく働いてほしいと言ってきました。社会の流れは完全週休2日制へと急速に進みつつありますが、出雲市役所は、どこを見ても、どこよりも早くこれを実現したいと思っております。さらに民間企業の持つ技術、情報、資本、発想力、販売力を導入したいということで、産業界から優秀な人材を派遣していただき、行政が持ち合わせていない大きな力を活用する試みもすっかり定着し、今年も新たな派遣を受け入れることになっております。また、冠婚葬祭の虚礼廃止と中元・歳暮等の贈答品の自粛も定着し、公正な市政運営に市民の理解を得ることができました」と、こう述べているわけね。これは今年の3月の定例会でこう言っているわけですよ。全然目指していることが違うわけです。「市民の意識も変えてやろう、職員の当然意識も変えよう。その中で、行政とは何か、行政は何を目指すべきかかという定義づけと方向性を明確化させることになり、とかく市役所は冷たい、暗い、威張っている、怠けている、不親切だというイメージを一掃させる結果となってまいりました」とこう言っておる。出雲市は、こういう状況ではないわけですね。非常に明るい。したがって、先ほど申し上げましたように、「GMA」総合マーケティング優秀賞という、日本能率協会からそういう賞を受けるまでに発展したわけです。そういうところで働く職員は非常に幸せです。  ですから、私が先ほど申し上げた事例は、そういうことを目指して石岡市でもやってほしいと。それが市長としての務めではないか。それが市民の福祉増進につながることではないか。先ほどの庁議についても言いましたけれども、じゃ、先ほどいろいろ指示しているということを言いましたから、具体的にお伺いをしますけれども、その指示した事例というものは何と何と何であるか。数多くてわからなければわかっている範囲内で結構です。その指示した結果として、どういう行政結果が出たか、わかればお話しを願いたいと思います。  私は、今一番大事なことは、これまで抽象的な論議をいろいろしてまいりました。先ほども上野榮一議員から出ておりましたように「検討します」というのはもうたくさんだという声が出る。で、私は、先ほど期限つきの有言実行でなければならなぬ。何月何日までにどういうことをやりますよと、その事例として、出雲ドームの用地買収について事例を申し上げました。そして、岩国市長自身がどういうことをやったか。「私は、この妙な答弁をですね、答えね、この妙な答えを追放して、その場でまずできるできないを回答する。回答できないときも、陳情に対しては、3つの答えしか用意させないようにしている」と、こう言ってますね。すなわち、具体的な答えとして、「来週までに答える。1カ月以内に答える。3カ月以内に答える。この3つである」と言っています。これが役所の時間に対するコストの意識の欠如に対する防止策として、職員の皆さんにコスト意識を持たせるということで、この3つ以外の答えはまかりならぬということで実施をして今日まで来ているわけです。市長になるときに、市長の任期は4年、これも日数に直せば1,460日だと、こう言っておる。この4年間に精いっぱいをやって、先ほど申し上げましたけれども、4年の任期で10年分の仕事をするんだということを明確にここで言っているわけです、決意を。そう言って決意を言っているばかりではない、実際に実行しているわけです。  ですから、行政の長というものはどのようなかじ取りをするか、どのような意識を持って職員に臨み、また行政執行に当たってはどのような決意を持って臨むかということ、その一つで決まるわけです。それには、市長は、それなりの十分な指揮権を持たなければならぬわけです。人をして楽しく働かせるための手だて、これは経営者だったらだれもみんな考えているわけです。ですから、選挙のときに、市長は、経営感覚で市の収入をふやすというようなことを言っておられた。経営感覚で市の収入をふやすということは、ただいま申し上げたようなことがそれに当たるわけでございまして、果たしてそのときにそういうふうな思いをしたのかどうかは、私わかりませんけれども、それが基本であるということであります。  まあ、出雲ドームのことが出ましたから申し上げますけれども、あそこの公園は、健康公園という公園でございまして、スポーツ公園ということよりは、いかにして市民の福祉増進、健康増進、そういったもののための公園だというとらえ方ですね。最近は、要するに福祉でも考え方が変わってまいりまして、ウェルネスという、横文字で言えばウェルビィングとか、そういうことを言っているようでございますけれど、もっと今の福祉、いわゆる我々が福祉と言っているよりはもっと範囲が広いわけですが、つまり健常者、健康な人が運動をしたり何かしてもっと、今はジョギングをやったり何かやっておりますけれども、そういう人たちが健康を保持して、またあしたから快活に仕事ができるような、そういう条件づくり、あるいは環境づくり、そういったことも、これはビジネスでもやっておりますけれども行政としてもやらなければならぬ。そういう発想に基づいてやっているわけです。  そうして、なぜドームをつくったかというと、半年間あそこの土地は雪に覆われて、半分は野外でいろいろなことができないということで、そういう発想のもとでつくったわけ。しかも、テーマとしては、木を大事にするということで、木造建築にしたわけですね。あそこのドームの梁は全部木造です。そしてまた一方においては、今学校の増改築をやっているわけですが、それもすべて木造校舎にかえております。まあ石岡市でも近々府中小学校の大規模改造が予算の上にのっておるようでございますけれども、もう鉄筋コンクリートの時代は終わったと。これはまあいろいろなデータ出ているわけですね。つまり、少なくともそういった問題等々、市長というのは幅広くいろいろな情報集め、考えをまとめてそれを部下に指示する、職員に指示する。そういったことが庁議の大きなテーマだろうと私は思うんです。ですから、具体的に行政はやって初めて成果が出てくるわけですから、我々も具体的な細かいことでも、どぶ板1枚といえどもおろそかにはできないと私は思っています。それが、市民の福祉につながることであれば、どんどん提言もするだろうし、やっていただくものはどんどんやっていただくということになろうかと思います。  そういう意味で、大ざっぱに言ってしまえば、それがリーダーシップということでありますから、そのリーダーシップが欠けたら船長のいない船みたいなもので、今はハイテク時代ですから、船長がいなくても自動操舵で船は動いているようでございますけれども、我々人間社会においてはそうはいきませんので、市の行政のかじ取りをやるのは市の職員ではございませんで市長でございますから。予算を編成をして議会に提案する権限を持っているのも市長でございますので。ちなみに申し上げますけれども、今回の補正予算の中にピアノの購入費がのっているようでございます。これ半年以上かかったわけです、結論が出るまで。別にそんな結論出すのに半年かかる必要はない。私が3月の予算審議の時点で明確に指摘をしておいた。あのときちゃんと調査すれば全部わかったことでしょ。買うべきか買わざるべきか、それをやらない。6月においてもやらない。結論が出て、今度買うということになったわけですね。中にいるんですよ、議員の中の皆さんの中に、「何で買うんだ」と。何で650万も出して買うんだ。新聞報道によれば、二百数十万の修理費でそれができるんだということであれば、そっちで変わってもしかるべきではないかというような声もある。そういうふうになってくるわけです。しかも一番大事なことは、私は言いたいことは、例えばそういう予算を出していくについて、市の職員から上がってきたわけですから。しかも総務部長が担当をしているそういう所管事項の部署から上がってきて、財政当局が総務部で所管をしていて、そしてそこで決裁をして、市長決裁に上げた時点でカットされたということになれば、それは当然、その買う必要があることについての理由づけは十分に出しているわけですから、それも財政部局において当然それは買うべきだという判断をしているわけですから。ということになってまいりますと、それが否定されるということになれば、これは市の職員は市長不信になりますよね。これは何を考えているんだろうと。これやっていることは全部逆でしょ、岩国さんのやっているのと。そこが人使いでしょう。やる気を出させて元気にやらせるというのが市長の仕事だよ。あなたの方は逆だわな。やらせないようにする。じゃ何もしない方がいいということになるでしょ。議会では、当然そういういろいろな問題があれば追及もするでしょ、いろいろ質問もするでしょ。なぜやらないんだということは当然出てくるわけでしょ。  私は、そういう意味で、今までどういうことで、市長が具体的にいろいろな決裁をし、それが政策として反映されてきているのか、まあ1点でも2点でも結構です。今までこういうこととこういうことで私の考え方で仕事しましたということ言ってくださいよ。答弁してください。確かに、予算をつけなかったということも一つの見識ですから、私はあえてそれがだめだとは言いませんけれども。ただ結果として、この9月の補正でこうやって出てきたということに対して、市民の皆さんは早く期待していたわけですから。買えばいいというものではなくて、そしてピアノそれ自体だって今値上がりしたという話もあるし、同じ機種のものを買うには若干値上がりしていると、それが前回と同様のものが同じ値段で買えるということであればそれは結構なことでございますけれども、そういうタイミングをずらすことによって、例えばですよ、650万で済むものが800万になるということになれば、150万円の税金のむだ遣いということになるわけでしょ。それでなければ買えないということになれば。ですから、政策決定というのは、タイミングとかそういうことが全部必要になってくるわけですよ。  それからまたいろいろ申し上げますけれども、先ほど、業者選定についていろいろ言っておりました。お答えになっているようでございます。それで、具体的な事例について、最近の業者選定ですね、平成何年ですか、平成4年度請負工事一覧ということで、これ資料をいただいておりますので、本年4月1日から8月31日までの。それで、これ業選の委員会の現在責任ある立場にある総務部長にもお伺いしたいと思いますが、あわせてね。  メンバー表読みますから、具体的に。今年の8月3日に出された中でこういうのがあります。これは長谷川工務店が落札しているわけですが、これメンバーがおもしろいですね。木村工務店、篠崎工務店、みんな株式会社、長谷川工務店、東亜興業、石岡建設、朝陽建設、市村土建、仲田鋼建ですか、こういうメンバーですね。同じ日にまたこういうのやっていますね。これは千代田建設さんが落札して、2,900万円の仕事でございますけれども、木村工務店、篠崎工務店、長谷川工務店、千代田建設、東亜工業、朝陽建設、市村土建、常総開発工業、それから3,975万8,000円という、これが市単独のこれ公共下水道の3号工事ということですが、これ駅東地区ですね。これ篠崎工務店が、篠崎建設ですか、落札しているようでございますけれども、これだとメンバーが木村工務店、篠崎工務店、長谷川工務店、石岡建設工業、福井建設、塚本建設、大久保建設、岩崎工務店。こういうメンバーになる。これまだありますよ、いろいろ。それから10日に、これは木村工務店が落札している。5,984万3,000円でおりている。木村工務店、篠崎工務店、長谷川工務店、石岡建設工業、株式会社白石、株木建設、桜建設、昭和建設、こういうメンバーですね。これは5,984万3,000円。それから、 国補事業の公共事業の公共下水道の第1号工事ということで、これは駅東でございますけれども、これは木村工務店が8月27日落札している。これ4,068万5,000円。このメンバーが木村工務店、篠崎工務店、長谷川工務店、東亜興業、石岡建設工業、塚本建設、市村土建、常総開発。こうやって読んでいくと、いつか来た道ですよ。こんなメンバー表のこんな業者選定というのありますか、これ。総務部長。このこれが、いわゆる公正にして明朗な業者選定と言えるのか。  幾ら、木村市長がここで答弁をいろいろしても、事実が如実に物語っているわけですよ。もっとありますよ。これが1,091万8,000円、東亜興業が取っている。これは木村工務店、篠崎建設、長谷川工務店、東亜興業、石岡建設工業、朝陽建設、市村土建、仲田鋼建ですか、こういうふうになっているわけですよ。  24件の工事請負、土木関係ですよ、このうちの8件、それがほぼこういうメンバー表でやられているんですよ。これがこういう業者選定というものが、これだれが見たって、先ほど上野榮一議員の方から指摘があったように、これは談合ではないかというようなそういう疑惑は当然出てきますよ、これ。ですから先ほどから出ているでしょ、業者による業者選定ではないか。私も前にここで三村小学校のプールの件についても指摘申し上げました。業者による業者選定であると同時に市長による業者選定。業者選定委員会なんてあってもなくても同じでしょう。どっから考えてみたってこれは意図されたものだということがはっきりするでしょ。そういうことではないということが言えるんだったらはっきり言ってくださいよ。この工事の内容、金額。総務部長、これ一つ明確にお答えを願いたい。なぜこういうふうなメンバー表で指名で、メンバーで指名がなされるか。幾ら何でもひど過ぎるんじゃない、これ。それも日にちが8月の3日だよ。それから何日もしないで8月27日だ。同じ月にこれだけ工事発注しておいて、こんな同じメンバー表。これワープロかなんかでフロッピーへ、あれじゃない、インプットしたもの引き出して業者選定やっているようなものじゃない。そうじゃないですか、これ。これではだれも納得しませんよ、これ。  このことについて、市長の方から、明確なお答えを願いたいと思います。私が指摘したことが事実でないならば事実でないで結構です。私どもは、これから、こういうことになると、工事自体についても甚だ疑心暗鬼になりますから。いろいろと見せてもらうところは見せてもらって、貴重な市民の税金を使ってやることでございますから。こういうことをいつまでもやっているから問題が起きるんですよ。私は、今この問題について明確なお答えをいただきたいと思います。  第1点の問題については、もっと申し上げますから。ここに全国市議会旬報という旬刊紙があるんです、議員あてに出ているね。ここに掛川市の市長さん、掛川市の市長さんというのは、7万幾らくらいの小さい静岡県の市ですけれど。駅前再開発で一生懸命頑張っている市長さんですけれど。何村というのか、つばき村じゃない、何というのか。この掛川の市長さんが、これ地域活性化戦略体系と生涯学習リーダーシップということで、上下で書いているわけですよ。生涯学習のあり方を。それで掛川学事始めというようなテーマで、どんなこと言っているかというと、「文明は全国共通だが文化は全部違う。そこでこれしか文化、3しか文化と言っていますが、ここしか、今しか、これしか、ないという名物、技能等です。そういう文化が今求められている」。こういう認識の上に立って今生涯学習のプログラムを組もうとして努力しているわけですね。今はっきり申して市長、今、竹下総理がやったふるさと創生事業以来、各市とも一生懸命やっているわけです。今まさに都市間競争です。それで、先ほど私が指摘したように、金がなくても知恵を出せと言っているわけです、金がないなら。だから岩国さん自身が、冗談に、金があるんだったら東京都庁へ行きなさいと、そうすれば知恵を出さなくても済みますよというような冗談を言っているけれども、我々地方に住むものは、当然、予算や何か財政規模や何かでも限られているのであるから当然それなりの知恵を出さなければならない。これは、鈴木重夫議員がよく指摘しているように、みずから考えみずから行う。まさに自治の原点というものはそこにあるわけですね。しかも、これは市の職員を初めみんなそういう原点にのっとって、その原点に立って仕事をするということではないかと思うんですね。別に難しいこと言っているわけではないんです。一生懸命やるかやらないかです。だから、一生懸命やるような環境づくりするのは市長なんですよ。あるいは教育委員会においては教育長ですね。これは部局が違うんだから。私は、そういう意味で、市長の責任というのは重大であるというふうに思います。  今までのいろいろなことを見てきていると、そういう責任感とかね。あるいはリーダーシップ、そういったものを発揮しているという事例が出てこないわけですよ。しかも一番困ったことには、市長自身の考え方が全然出てこない、わからないわけです、みんな。五里霧中という話はあるけれど、こっちは霧中になっているわけではないけれど、全然わからない。何を考えているんだろうという。
     ですから、再度お伺いしますけれども、石岡市のために、みずから進んで震えるほどポスターに張って出てきたんですから、そういう情熱を持って石岡市を何とかしたいということで出てきているわけですから。私は、それだけのお考えがあるんだろうと思いますから、何回披瀝してもいいと思いますよ、これは。これは皆さんに知らせる義務がありますから、私たちばかりじゃなくて。ここで一生懸命市長が市民に訴えれば、「ああ、木村市長はやる気になって一生懸命やっいる」と褒めてくれますよ、成長したと、そうなったかと。そういうふうに期待をしているわけですから。今ただいま私が申し上げましたように、石岡市をこれからどうするんだと。どのような方向へ持っていくんだと、お聞かせ願いたいと思います。  それから、次に行きますけれども、公共施設の棄損の問題ですけれども、先ほど、私は親告罪だと申し上げました。これは訴えなければそういうことは成立しないわけですね。それについての対応は何もお答えになっておりません。市長、こういった公共施設に対して、壊されたこと、破損されたこと、直せばいいという問題ではないというふうに私は考えます。ですから、当然先ほど申し上げましたように、犯人不特定でもいいから石岡署に告訴しなさいよ。そういう考えがあるか、再度お伺いをしておきます。  それから、6号バイパス発表についての路線関係でちょっとお伺いしておきますが、6号国道が路線が発表され、そして先ほどからもいろいろ論議がされておりますけれども、石岡の何と申しますか、都市計画やそういったものが当然再考されなければならぬ、そういう状態になると思いますね。そこで、当然この問題については、路線そのものの決定については、総合計画審議会に諮問するような形になると思うんだ、手続論としては。そればかりではないと思うんで、例えば6号国道の新バイパスの延長線上にあるところの、例えばここで言えばどこですか、精工舎、あの辺の近辺、あの辺も当然いろいろな問題の対象にはなってくると思うので、前からもいろいろ問題になっている地域なんですが、これから6号国道や何かになるとやっぱり一つの大きなあの辺の未利用地とかそういったものが検討の対象になってくるのではないかというふうに思うんですね。現在、今精工舎内に市道がたくさんこう縦走しているわけですが、その辺の問題等も含めてちょっとお伺いしておきたいと思うんですが、これ早いうちに、建設部長ね、整理しておかないと、次のそういう路線発表があって、それからそういう関連で、あの辺が区画整理とかそういった問題が出てきた場合に対応できないと思うんです。その場になっていろいろなことが出てきては。ですから、そういう未利用地ですね、あそこが当然未利用地になっているわけですから、そういうことの面積、そういったものも十分把握して備えるべきだと。ですからそういう意味においては、石岡市のこれからの都市計画そのものについても、当然再検討されなきゃならぬ時期に当然きたわけですから、6号バイパス、新バイパスの路線決定によって。  ですから、その辺について、現在担当するとすれば今建設部が所管事項としてやっているわけですから。当然ね。何らかの、これは今のレベルで考えておく必要があるのではないかと。これは行政、機構改革や何か待っていたらいつの話かわかりませんよ、実際のところ言って悪いけれど。明確に条例改正してどういうふうな機構にするかというについてもいろいろな意見があると思うんですよ、機構改革全体のことについて。まあ、今はかってどの程度の会議をやってどの程度まで詰めているんだか我々わかりませんから。わかればそれ市長ちょっと説明してください、機構改革について。今現状ではこの程度まで、じゃ作業が進んでいるのなら進んでいる。市長がわからなければ総務部長でもいいですよ。本当言えば、市長のアイデアで全部やるわけだから、こういうふうに機構改革したいというのは市長のイニシアチブで始まるのが普通なので、総務部長のイニシアチイブで始まるなんてことあり得ないんでね。でもわからなければしょうがないから、そのときには総務部長でいいです。方向づけがどんなふうになっているかというのわかればそれはそれでいいです。そうすれば我々も論議の対象になるわけですから、わかる程度で結構ですから、お答えを願いたいと思います。  それから、最後の週休2日制ですね、条件を整備してというんですけれど、条件どんな条件整備するんですかね。それが、先ほど私が申し上げましたように、土曜と日曜、その閉庁時間に住民サービスのために何かそういう手だてをするとか、何かそういうことを考えているから時間かかるということなんですか。休日だけあれでしょ、条例改正すればできるでしょ、簡単にこういうことは。難しい問題ではないと思うので、総務部長でいいですわ。総務部長ができると言えばできるんだろうと思うので。条例上、改正して、こことここを改正することできますということであれば、そういう意味で、総務部長にお答え願いたいと思います。 それは、やるかやらないかは、市長の考えだから、これは政策の問題だから、これはあれですが、一応これで第2回の質問を終わりたいと思います。 35 ◯議長(金井一夫君) 市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 36 ◯市長(木村芳城君) 寺内議員の第2回目のご質問にご答弁を申し上げるわけでございますが、言葉について、「あなた」ということでございますが、寺内議員の不快があったのかとか、「あなた」という意味がよくわからなかったかとか、そういうようなことではなく、私先ほど申し上げましたように、「市長」ということを議会で言っていることが私に対する質問の中での固有名詞かなと、こういうことでお話ししましたので、議員が言っているような深い意味はありません。それから、ほかで使用している「あなた」ということがあったということでございますが、あったとすれば、寺内議員が言っております敬いの意味のことで「あなた」というふうに言ったかなと思います。  業者選定、その他のことにつきましては、ご指摘のように、職員に常々に話をしているわけでございますが、庁議において具体的なと、こういうことでございますが、南台の土地の利用が、どのようにしたら買えるかとか、そういうようなことを庁議に出しましたら、すぐに各部の方から話を持ってきて、こういうことがあったら土地は買えるのではなかろうかという部もありました。  それから、6号バイパスの陳情請願に行くのに期間を置かないですぐに行くのにはいつかと、こういうことを申し上げたらば、工事事務所、すぐにと、こういうようなことを市の職員も情報を持ちながら、庁議の中で話をしているわけでございます。  ごみの減量化につきましても、職員がみずから見に行って、あの分別収集なんかもしなければならないだろうというようなことで、各部で時間があったら見に行くようにと、こういう指示なんかもしているのが、庁議の具体的な内容でございます。  次に、業者選定でございますが、ご指摘のような点があったと、こうなるわけでございますが、私といたしましては、業者選定に当たりましては、たびたびお話しておりますように、建設工事請負業者選定の訓令に定められているところの参加指名願いが提出されている業者の中から、信用度とか、工事成績とか、手持ちの工事の状況とか、当該工事をしている地理的条件とか、技術の状況等を踏まえて、適正な配分の業者選定に当たり、企業の育成、保護助長に務めているわけでございますので、そのような意味を含めて業者選定に当たっていると確信しております。  リーダーシップのあり方でございますが、ご指摘のように、職員ともども含めて意見を聞きながら、財政財源を踏まえながら、そして関係部署の意見を聞いて、自分なりに決定をしてまいりたいと思っております。  ピアノの件でございますが、ただいま申し上げましたような聞き取り調査、そのようなことで今回決定したわけでございます。  市のためにどうなるかという市の方向づけでございますが、たびたび皆さんの方からご指摘いただいておりますように、答弁しておりますように、道路行政、特に6号バイパスが路線発表がございましたので、アクセス道路、まだまだされておりません交通体系を含め、そして福祉の問題に取り組んでまいりたいと、こういうことを述べておるわけでございますので、そのようなことで、内部でも調整しながら行政に当たっていきたいというふうに考えております。  第2点目でございます棄損についてでございますが、いろいろとされたときに、報告を受けたときに、私は警察の方にも話をしとくようにという指示は常々しておりますが、告訴等についてはケース・バイ・ケースがあるので、検討をしながら進めて対処していきたいと思います。  第3点目の機構改革につきましては、やはりただいま申し上げましたような都市開発とか、都市計画の人員とかを見直しながら今の時代に合った機構改革をしていかなければならないというようなことを含めて現在進められているというふうに認識をしております。  以上でございます。 37 ◯議長(金井一夫君) 総務部長・苅部君。              〔総務部長・苅部一太郎君登壇〕 38 ◯総務部長(苅部一太郎君) お答え申し上げます。  第1点目の、週休2日制の中での先ほど市長の答弁がございましたが、この中で条件整備という答弁でございますが、これに関しては、考え方につきましては、市長の方からこの実施についての考え方を申し上げておりますが、その中での条件整備、これにつきましては、週休2日制の導入に当たりまして、当然行政サービスの低下を来さないというような中での検討、これらの条件整備というものも含まれます。さらに週休2日制の実施に当たりましては、開庁部門、さらに閉庁部門、これらについては、現在4週6休制の中でも実施しておりますけれども、さらにこの振り分けについての検討を図るということでの整備、さらに勤務体制の中では、交替制職員の勤務職員、これらについての問題等がございます。そういう面を含めまして、現在検討を図っているものでございますが、これらの検討が整った時点におきましては、先ほど市長から答弁がございましたように、早い機会に議会に条例提案をしたいという考え方でございます。  それから、機構改革の件でございますが、この件につきましても、市長の方から答弁がございましたが、現在の機構につきましては、昭和60年の7月に現在の組織機構に移行しまして、7年を経過しているというような状況にございます。そういう観点に立ちまして、一昨日以来話題となってますように、6号国道の問題、その他新しい行政需要等が入ってきております。そういう観点の中で、今の機構では対応ができない部門があろうというような中での組織機構についての見直しを進めております。その具体的な進め方につきましては、現在、市の庁内に組織機構の見直しに対する委員会を設置しまして、たたき台つくりに入っているところでございます。これにつきましては、ことしの5月からたたき台つくりに、各部長さんを委員会の委員としてお願いをしまして、さらに専門部会等を設置しまして、そのたたき台づくりを進めております。これらにつきましては、その委員会の中で方向づけ等が決定する次第、今後の作業といたしましては、石岡市の行財政審議会、これらに諮問をいたしまして、その結論を待って機構改革に取り組みたいと、条例提案をしたいというのが現在の状況でございます。  以上です。 39 ◯議長(金井一夫君) 建設部長・久保庭君。              〔建設部長・久保庭 淳君登壇〕 40 ◯建設部長(久保庭 淳君) ご質問にお答えを申し上げます。  確かに、6号バイパスの路線がご案内のとおり、石岡市の東大橋地区の上坪の部分でとまっておりますので、それから当然6号国道までのアクセスの関係、それに伴ってのあの周辺、工業地域でございますので、そういうものも全体的な中で整理をしていかなければならないのではないかということでございます。当然今の段階では、担当部局といたしましては、建設部の都市計画課の中で行うような作業であろうということでございますので、ただいま総務部長からのお答えもございましたけれども、そういう機構改革等が行われればまたそれはそれでそちらの方の分野にあるいは移行するかもわかりませんが、現在の段階では、私どもで作業を進めてまいりたいというふうに考えております。市道の関連につきましても、現在、会社の方と協議をいたしまして、周辺の道路整備との兼ね合いもございますので、そういう協議をしているというのが実態でございます。  以上です。 41 ◯議長(金井一夫君) 暫時休憩いたします。                 午後4時02分休憩           ───────────────────────                 午後4時15分再開 42 ◯議長(金井一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  14番・寺内毅君。 43 ◯14番(寺内 毅君) 3回目の質問をいたします。  しつこいようですけれど、さっきの市長の答弁の「あなた」のことで、言っておきますけれど、はしなくも「あなた」というのは敬語だと、自分が使っているときは敬語だと言っているんですね。私は敬語のつもりで使っているんです、「あなた」という言葉を。だから私が使っている言葉はそうでないというふうに聞こえるのかどうか明確にしておいてください。もしそうだとすれば、そういうふうに聞こえないということであれば、私は、まあ今後考えなければならぬと思っていますから。自分で使うときには敬語として使っていて、人のしゃべっているやつは敬語に聞こえないということであれば、これ大変なことなので、これだけひとつ明確にもう一度ご答弁を願いたいと思います。  総務部長にひとつお伺いしておきますが、週休2日制の問題ですが、これ今条件整備でいろいろ検討しているということでございますけれども、労働時間について少し詰めなければならないと。私は、条例を改正するについて、少なくとも総務部でいろいろ検討しまして、いろいろな地方自治体で実行しているわけだし、しかも茨城県では県がもう既に実行しているわけですから。その準則を見れば、そのような条例の改正をすれば何ら難しくはない。やるかやらないかは決断の問題でして。なおかつその中で、県といえども、行政サービスの低下を来さないということは当然考えて対応しているんだろうと思うので、その辺も調査していればわかるわけですね。ですから、石岡市でまだ詰めない、この次の議会でなければ出せないという大きな理由とすれば、組合といろいろ協議しなければならないというのがあるのかもしれませんけれども。その組合との協議というのは、再三私指摘しているように、いわゆる労働協約というようなことでやっているわけではないので、これはあくまでも議会との関係できちんとしなければいけない問題ですから。組合からはいろいろな要望が出るだろうと思いますけれども、これ幾ら条例を出しても、例えば労働時間を短縮するような条例を出したとしても、議会が否決すればこれは通らないわけですから。総務部、今までやってきたことは逆なんです、すべてが。組合と交渉をして組合が「うん」と言わなければ。それは逆ですよ。それこそ組合員の職員の意識を変えるということが一番大事なわけだよ。それは再三私も指摘していることであり、今回も、この『出雲からの挑戦』ということで、岩国市長のやっていることを一つ引用させていただいて申し上げてますけれども、現実にそういうふうにして意識が変われば全部変わってくるわけですよ。仕事をやっていることが楽しくなってくるわけですね。だからそうあるべきだと思うんです。私はそういう意味合いにおいて、総務部として、なぜ今そういうことがもう案としてできてて、当然次の案として出ていれば追加でも出せるでしょ。今議会まだやっているんだから。そこに難しさがあるとすれば、本当に難しいという理由、これを明らかにしてください。  それからもう一つ。先ほど市長が南台の土地のことで、庁議に諮って職員からいろいろな意見を聴取してたというような話が出た。私は逆だと思うんだな、これは。あそこの南台の用地の取得について、市長自身がどのような考えを持っているか、基本的に。ある程度自分なりの構想を持ち、自分なりにあの周辺、あるいは石岡市全体の行政の中であの土地の占める、何といいますか、位置といいますか、あそこの土地をこういうふうに活用したなら、石岡市の文化行政、あるいは体育行政、福祉行政にメリットをもたらすだろうというような、そういう政策的なものは基本的に頭の中にあって、あるいはビジョンがそういうものがあって、庁議で、私はこう考えるんだけれど、こういう構想を持っているんだけれど、そういったことについての検討と、あるいはもっとそれにまさる何か土地利用についての方策があるかどうか、そういうことで庁議に諮っていくということであったらわかりますよ。ただ、職員からこういうふうにしたらどうだ、ああいうふうにどうだというようなことを聴して、そうして政策を決めていくということであれば、じゃ、市長なんか、おとといですか、原田議員からも出ていましたようにいらないわけです。全然、だからリーダーシップのことも、私が言っているリーダーシップというのもそういうことでしょ。  それから、先ほどの答弁の言葉じりをつかまえるわけではないけれども、機構改革についても、認識をしているというような言い方をするのね。機構改革どうするんだというのは自分が指示してやらせることでしょ。報告が上がっているわけだもの。今どういう状況になっているかというの。自分の考え方あるわけでしょ、機構改革と言ったって、自分がその頂点に立っていろいろなことやるわけですから。職員がどういう機構になった方が働きやすいか、しかも能率が上がるか、それが市民にとってどれだけの福祉増進に役立つか。そういう観点から物考えているとおのずと結果出てくると思うんです。そうして自分がどうやったらば職員を有効に働いてもらえるような環境づくりができるかということ。そういったことを自分で一生懸命考えりゃいいことでしょ。それが市長の役目だろうと思うんですね。  それから、たたき台ができたら、それを今度審議会へ諮問して、ご意見を承って、それをフィードバックさせて、それで条例化して出すんだなんてそんなものでないでしょ、だって。そんなことだったら初めからまだ審議会にそういうたたき台を諮問するのでなくて、どうしたら石岡の行政改革、あるいは機構改革ができるかという観点から諮問したらいいでしょうよ、白紙で。絵かいてくれって、意見聞かしてくれって。今までの審議会のあり方というのは、市のたたき台を出して、これでどうしますかというやり方でやってきたわけです。意見がなけりゃ、そのままああそうですかというような形できた。これは審議会でも何でもないですよ。私は、今までいろいろな形の中でいろいろな審議会見ていますけれども、例えば総合10カ年計画をつくったときの市の総合計画の審議会の姿、選挙前までみんな夢中でやっていたわけですよ、まとめるのに。諮問は、10カ年についてどうしますかという諮問を受けて、それに対する答申をいろいろ練っていったわけです。それが今日こういう形で1冊の小冊子になって出てきたわけですよ。ここで出ているのは、「ロマンチック・マイシティ石岡、自然と歴史、文化の共生した快活都市」ということです。こういう形になって出てきたわけです。これが、いわゆる総合審議会の委員の皆さんの努力の結晶ですよね。これに基づいて、第3次石岡市総合計画に基づいてこれからいろいろな仕事がやられる。その中で、木村市政はどういう色づけをしていくんだということでしょ、今。それを議員の皆さんが一生懸命聞いているわけだよ。そしてそれが公約と、いいですか、公約とあわせていろいろ聞いているわけですよ。  市長は、何かといえば整合性という言葉を使い過ぎますね。県との整合性、県の計画との整合性、国の計画との整合性、一体何かと、その整合性というのは。むしろ整合性というよりも追随するといえるよ。だからさっき掛川市長のことを若干引用しましたけれども、地方文化で、自分の町にしかない、「しかない運動」をやろうということで一生懸命やっているわけでしょ、文化のことで。そのくらい主体的にやろうとしているわけです。今まさに商業ばかりではないでしょ、都市間競争やっているのは。自治体自体が都市間競争やっているわけですよ。今、出雲市でああいうドームをつくった。そうすると、各市町村から、じゃ視察に行こうということでみんな行くわけですよ。どんな立派なものができた。どんな使い方をしているのだろう。どういう発想でああいうものをつくったのだろう。ひとりでに一つの相乗効果が出ているわけですよ。そういうことをやり、そういう問題提起をしていくのが、少なくとも市長としての、長としての、私は責任だと思うんです。それがこの9カ月の間一度も、これが木村芳城が考えたことだということ何一つ出てこない。  ですから、議員の皆さんは、非常に不満を持って何度も何度も繰り返し聞いているわけですよ。それにはお答えにならぬ。結果として、職員と相談してなんてそういう聞いたことのないせりふが出てくるわけです。少なくとも、市長たるものが職員に相談する、まあ言葉遣うのなら協議するくらいにしてください。あるいは指示するとかね。そういうことをやっているから全体がたるんでくるんです。一本市長の考え方が筋が通っていれば、それがすべての点で全部行きわたってくるわけです。一本の糸をここで言っているように、より合わせて太い糸にするんだと。じゃどういう形で太い糸にするんですか、これ。その手だてをどういうふうに考えているんですか、市長。  あなたが、これ「21世紀へ向けてのスクラム」ということで、常陽新聞にも書き、府中タイムスのあれにもこう出ているわけですから。中国の古いことわざを引用してそこまで言っておられるんです。そういうことからすればわかると思うんです。ここであなたが言っていることがどういうことを意味するのか。この新聞紙上で、紙面で言っていること。もう最後ですから。このことについてもご見解を賜りたいと思います。市民にスクラムを組んでくれと言っても、考え方を示してくれなきゃどうしてスクラム組むの、組みようがないでしょ。言葉では簡単ですよ、英知を結集してなんていうのは。その英知をどうやって結集するの、具体的に集めるの。ここに英知の固まりがあるじゃないですか。そう言っちゃ悪いけれど。この議場で論議していること、これ英知ですよ。ですから、私は、前からも対話のことでも何回も指摘したけれども、議会は別ですよと。私が英知を結集するのは別な市民ですよというそういう態度。  一番岩国さんの違うところは、ここは肝心なことだから言っておきますけれど、冠婚葬祭は一切やりませんからね、あの人の偉いところは。親戚の結婚式も出てませんから。それはなぜか、市民のための代表として出た以上は、あまねく市民のためにやらなければならない。こっちへ出てこっちへ出ないということはできない、実務をやりながらそういうことはできない。そういうことはだから一切やらない、どんなことがあってもやらない。だから出ていませんよ、お葬式も行ってません。そのくらいの決意を持って4年間しかやらないと言っているんです。あなたの選挙のキャッチフレーズの中には「20年働ける」と言っているんです。4年で10年間のことやるといっているんです。あなた20年間のうちに、その2.5倍だわ、それだけの仕事やれますか、じゃ。そのくらいの覚悟で出ているんですか。行政なんかそんな甘いものではないですよ。そういうことが市民を愚弄していると言うんです、私に言わせれば。みんな真剣ですよ。議員の皆さんだって真剣だから一生懸命聞いているわけです。質問もしているわけです。市長は、一体何を考えているんだろう。  きょうはこれで終わりです。しかし、毎日毎日行政は休みなくこれ続くわけです。しかも、それが毎日のこの積み重ねが石岡5万2,000の市民の福祉増進に役立つような方向で行ってなければ困るわけですから。少なくともそういう覚悟でやってほしいと思います。これ要望でも何でもないですから、お答えも何もしなくて結構ですが。この次の12月の議会においては、かねがね前から菱沼君が言っているように、未来型福祉社会の構想くらいはせめて明確に議会に示してくださいよ。あと3月ありますから、頑張りゃできるでしょう。これからどうするんだと。福祉行政どうするんだってこと。岩国さんが、先ほど私はここで今読み上げたけれども、有言実行で、できるかできないかを決めたらば、1カ月にできるか、2カ月でできるか、3カ月でできるか、この3つしか言葉は使わせないと、そう言っているわけです。我々はあれですから、何といいますか、そういう一生懸命やっている人のせめてまねをして、まあちょっと無理かなと思ったら、4カ月まで譲ろうと、この問題については4カ月待とうと。この問題については3カ月待とう、1カ月は無理だから、この問題については2カ月待とうと。一歩でもそういった市民のために役立つことをやろうとする以上は、幾らかでもいいから努力する。私はそういうふうなことでなければならぬと思うし、そのつもりで、私は市長に出てきたと確信しておりますから。何遍でも繰り返し同じこと聞きます。具体的な事例においてあなたに質問をいたします。これは私が質問しているということは、市民のためになると思うから質問をしているのであって、私個人の問題ではございませんから。それは勘違いしないでください。これは、あなたも公人として、石岡市5万2,000の市民を代表するんですから。対外的にもすべてそうですから。どこ行ったって、ああ、彼が石岡の市長かと、こういうふうに言われるわけですから。評価されるわけですよ。それで石岡市長という肩書がつけば、それがどういうふうに評価されることによって石岡市というものも当然逆な形で評価されるわけです。石岡の市民も評価されるわけですよ。そのくらい重責を担っていることについての苦言を呈するようだけれども、自覚を持っていただきたい。私は、あなたがそれができるかどうかわかりませんけれども、せめてそれに向かって努力するくらいのことはしてほしいと思います。  非常に長々と申し上げましたけれども、これは5万2,000の市民を思う余りに言っているのでありまして、私は、個人的には、木村芳城氏には何のあれもございませんので、あなたも、私に対する答弁は、5万2,000の市民に対して答弁をしているというつもりで答弁をしていただきたいと思います。  以上です。 44 ◯議長(金井一夫君) 市長・木村君。              〔市長・木村芳城君登壇〕 45 ◯市長(木村芳城君) 1点目の「あなた」ということでございますが、ご指摘のように、先ほど、6カ所で私が「あなた」という言葉を使ったものに対するもの、敬語としての使用したと、こういうことを述べたものでございますから、同じようにとらせていただきたいと思います。  それから、南台に臨んでのご指摘でございますが、基本的な考えを自分も持ちながら、職員と常日ごろ指示をしていくと、こういうことでご理解をしていただきたいと思います。  それから、私の施政としてのご指摘、いろいろ事例を持ちながら他市町村の話を聞かせていたきました議員さんの質問に対しましても、理解しながらこれから努力してまいります。 46 ◯議長(金井一夫君) 総務部長・苅部君。              〔総務部長・苅部一太郎君登壇〕 47 ◯総務部長(苅部一太郎君) お答え申し上げます。  週休2日制の実施に当たっての40時間の問題でございますが、この件につきましては、今回の週休2日制の実施の条件といたしましては、1週間当たりの勤務時間、これを40時間ということが最低条件でございますので、これについては当然40時間で設定をしたいということでございます。  さらに、現在の4週6休制の中では、勤務時間が、1日当たりの勤務時間、これについては、今度の2日制の導入に当たりますと、勤務時間の延長になります。そういう中で勤務時間体制をどうするかということで現在検討をしているということでございます。これらにつきましては、他市の実施している市、あるいは県、それら今後の実施を予定している市町村等の状況等も見ながら当市の現在の勤務時間の状況等を勘案して決めていきたいというように考えております。  それから、何といたしましても、今条件整備の中では、先ほど申し上げましたが、開庁、閉庁部門の振り分けについての検討、さらに行政サービスを低下しないためにどのような、現在実施しておりますけれども、さらに住民サービスの面からどうしていくかということでの条件整備を今考えているところでございまして、それらが整い次第議会に提案申し上げたいということでございます。  以上です。 48 ◯議長(金井一夫君) 以上で、通告による質問は終了いたしまたので、これをもって一般質問を終結いたします。  以上で、本日の議事日程は終了いたしましたので、これをもって散会いたします。  次回は、明9月25日定刻より会議を開き、議案に対する質疑を行います。                 午後4時39分散会 Copyright (c) ISHIOKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...