姫路市議会 1999-10-07 平成11年第3回定例会−10月07日-05号
本事業は、約230億円をかけて、大手前公園南側の約1ヘクタールを整備するもので、「食・健・美」をテーマとした商業施設や国際交流センター・女性センター・市民ギャラリーなどの公益施設を建設し、本市が推進をする「観光文化都市づくり」や、「市民交流」の拠点として、21世紀のまちの活性化を図ろうとするものであります。
本事業は、約230億円をかけて、大手前公園南側の約1ヘクタールを整備するもので、「食・健・美」をテーマとした商業施設や国際交流センター・女性センター・市民ギャラリーなどの公益施設を建設し、本市が推進をする「観光文化都市づくり」や、「市民交流」の拠点として、21世紀のまちの活性化を図ろうとするものであります。
残る住居と店舗の生活を守ることは当然ですが、秋からは、姫路城や好古園を訪れる観光客もふえ、市民が散策する機会も増してまいります。城南小学校、白鷺中学校に通う児童・生徒や地元住民も含めて、どのような安全対策がとられるのでしょうか。信号待ちで狭い歩道に人がたまることも多く心配なところです。加えて、観光地としての美観を損ねない工夫が求められるところです。
年間約30万人の観光客が訪れる観光地ですが、山ろく周辺の観光地としての整備を見ますと、いま一つ魅力に欠けるものがあります。美術工芸館が隣接しておりますが、ロープウエーに来られた人でも気がつかずに帰られる人もありますし、別々といった感じで山ろく周辺の整備がばらばらであり、一体感がありません。ロープウエー山ろく駅から美術工芸館を結ぶ遊歩道の設置も未整備であります。
さらに、中核市・姫路を全国に発信するとともに、市民の皆様に参加をいただきながら、ふるさと姫路への誇りと愛着を深めていただくひめじウェルカム21の開催、観光レトロバスの運行、観光レンタサイクルの導入等の観光施設の充実を図るとともに、お城本町市街地再開発ビルの着工など、まちの元気を生み出す新たな活性化策を推進してまいりました。
次に、貸切バス事業では、効率化を期するため、貸切バス車両7両を減車するとともに、新規企画ツアーや観光コースの開拓等により収益の確保に懸命に努めましたが、長引く不況による需要の減や、旅行の小グループ化等旅行形態の変化により、稼働率は前年度に比べ8,7%高くなったものの、収入額は、減車の影響もあり前年度に比べ1億721万9,000円、14.2%の減少となりました。
ひめじウェルカム21の積極的な展開や観光施策の充実、中心市街地の活性化、中小企業対策など、活力ある姫路経済の創出に努めるとともに、播磨臨海地域道路網構想や播磨空港計画を推進し、陸・海・空の交通基盤の確立に取り組むなど、活気あふれるたくましいまちの実現に努めてまいります。
第2点は、市内定期観光バスの運行についてであります。 現在、市内定期観光バスは、原則予約制で、日曜日、祝日に姫路駅南を午前10時に出発し、名古山霊苑仏舎利塔、好古園、姫路城、姫路セントラルパークを経由して、午後3時30分、姫路駅南に到着のコースで運行しているとのことであります。 委員会において、この定期観光バスの利用状況について質問がなされました。
戦略の第2は、姫路城を訪れる観光客を中心市街地に回遊させるため、城周辺地区の整備を重視していきたいということでございます。
したがって、魅力のあるイベントの展開に期待するとともに、「ひめじウェルカム21」を機に観光客を積極的に誘致するために次の施策を提案するものであります。 その一つは、ウェルカム21イベントをテレビコマーシャルとしてスポット放映し、観光客誘致の引き金にする。 その二つは、現在実施している観光キャンペーンを東北地方や北海道方面、内外の姉妹都市まで拡大する。
その(2)は、観光施策の充実であります。 国内外から訪れる多くの人々に、姫路の魅力を十分に味わっていただくためには、新たな観光キャンペーンの展開や既存イベントの充実、さらには外国人観光客の受け入れ体制の整備が欠かせません。