神戸市議会 1991-03-13 開催日:1991-03-13 平成3年予算特別委員会〔3年度予算〕 (総括質疑) 本文
ですから,そういう役所の職員になってほしいということがございますので,全部寄ってやろうという気持ちにするためにこういった──ちょっと組織が違いますけれども,やろうとしております。ですから,当然幹部もそのつもりでやっていると思います。ですから,自分の仕事を勝手にずっとやっていきましたら,必ずぶつかる問題が出てきます。
ですから,そういう役所の職員になってほしいということがございますので,全部寄ってやろうという気持ちにするためにこういった──ちょっと組織が違いますけれども,やろうとしております。ですから,当然幹部もそのつもりでやっていると思います。ですから,自分の仕事を勝手にずっとやっていきましたら,必ずぶつかる問題が出てきます。
それは,現長田区役所跡地であります。今,新庁舎を建設中でありますが,あの周辺が消防署,警察署の新しい建物を中心に長田のシンボルゾーンとなっていくことは間違いございません。だからこそ,現長田区役所跡地に文化のシンボルにふさわしいものを設置してほしいと願うものであります。
よくお役所の話で縦割り行政だとかいろいろ言いますが,同じ病院の中の組織の中も見直してみたら,縦割りじゃなくてお互いの負担を公平化をすれば,もう少し人員問題についても見直しの余地があるんではないか,こういうことも含めて慎重に検討してほしい,こう思うんですが,市長の見解だけ伺いたいと思います。
神戸市においては,行政が市民団体を下請に利用する傾向が根強く残っており,役所が決めたことを市民に納得させるための市民との対話とか,十分情報や資料を公表しない姿勢など,まだまだ市民が主人公ではなく役所が主人公である側面が強く残されています。市民の自治意識,住民の民主的エネルギーを育てていく体制づくりが求められていると思います。
役所としての考え方が,市民から見ればそれはやはりお役所仕事,こうなる場合がありますので,やはり職員の創意工夫ということと職員の努力ということが最後にはこういったいろんな施策を成功さす1つの大きな力になる,こう思っておるわけでございます。
現在,公的な機関,例えば各府県でも行っておりますし,市町村でも発掘調査が行われておるわけでございますが,いわゆる役所が行っております発掘調査でも,費用に関しましてはそれぞれまちまちでございます。高いと思われるのもあれば安いと思われるのもあるわけでございまして,それらについてなお現時点で民間の発掘調査団の調査費の指導というところまでに至るのが困難であるという実情でございます。
ところが,日本ではどんな相談でも役所へ行けば相談に応じられる,こういうことのちょっと違いが実は──国民性がありますので,いろんなことをご相談を受けるだけの職員といいますか,知識を持った者がオールマイティーでおるとすれば,こういったところの窓口では非常に有効に働くわけですけれども,そういったことは非常に難しゅうございます。
前々から私もそれを役所に導入したらどうですかと言ったんですけれども,なかなか役所にはなじまんというご返事でございました。
トータルとしてどちらがいいか,この場所にこの事業についてはどちらがいいか,そういうことで単に役所が役所仕事として経営するというより,第三セクターの民間企業感覚を入れたやり方の方がいい場合が多いと思いますから,そこらは第三セクターと役所の直営と,その両方を取捨選択して,一番いい方法をそのときどきにとっていく──一定の法則はないと思います。
本日はこの神戸市役所新庁舎が完成をして初めての定例議会の開会日でございます。みんなでともに喜び合うべきこの日に,筆頭助役宮岡寿雄氏の姿は,この議場に見られないのであります。まことに異例のことであり,市民の目には異様な姿に映るでありましょう。
したがって,やはりそこにおられる商店の皆さん方,市場の皆さん方がいかにしてそこをどういうふうに活性化するかという意向がまとまりますと,役所も計画なりあるいは具体的な事業のあり方,資金的なあっせんなりというものができるわけですが,何分にもこういった問題は役所というのが行政だけでできる問題ではございませんで,最終的にはそこの皆さん方の意欲だとかあるいは取り組みの姿勢,こういうものにかかわるわけでございます
それから,施設の建設とかあるいはサービスにつきまして民間との問題,市長からお答え申し上げたとおりでございますが,なかなか財源的な限界もございますし,役所でないとできない面は役所がやり,民間でできる範囲というのは民間でやりながら,役割をそれぞれ分担してできるだけ早く量的にも質的にも神戸市内の福祉サービスを充実していくというのが当面の目標ではないか,こういうふうに思っているわけでございます。
こういったものはもちろん役所だけではございませんで,民間の事業者の皆さん方と連動しながらやっていきたいというふうに思っております。
次に,33ページ第89号議案神戸市区役所支所設置条例の一部を改正する条例の件は,神戸市須磨区役所北須磨支所の位置を変更するに当たり,条例を変更しようとするものであります。
5.長田区役所については,将来展望の上から,時代にふさわしい内容,設備にするため,この際思い切って建てかえること。 6.市民文化の振興と都市戦略の上からも,グレードの高い芸術文化センターの設置に全力で取り組むこと。 7.福祉 110番制度については,福祉情報のデータベース化の整備とあわせて市民ニーズに対応すべく相談員による 110番を可及的速やかに設置すること。
したがって,情報機能だとか人材育成機能,それから展示機能とかイベント機能,そういった幾つかの機能とそれのウエート,それから全体の規模,そういうものを今詰めているところでございまして,まだ経営主体までは煮詰まってはございませんが,いずれにしてもこれはファッション産業自身が非常に規模が小さい皆さん方でございますから,役所が中心になってやらざるを得ない,こういうふうに思っております。
それから,民間の委託の問題でございますが,この件につきましては先ほどご質問の中でもご指摘をいただきましたように,役所の仕事は非常にいろんな部面がございまして収益的な部面──民間とやや類似したような部面から非常にサービス的な公平性を重んずるような部面とかなり幅広い職場がございまして,大変効率だけを追うわけにはまいらない。
したがって,大変難しい問題で,心の問題をどういうふうに役所なりあるいはそれぞれが取り上げるかというふうなのは,大変難しい問題ではございますが,官民挙げていたわりの心というのをいろんな面で啓発し,また実践していく必要がある,こういうふうに思っておるわけでございます。
それを具体的に役所が買う場合に,金銭で払うか,等価交換で払うか,これは支払いの形態の問題でございまして,あくまでそれをお互いに合意に達するということが必要ではないか,こんなふうに考えておるわけでございまして,決して消極的に申し上げたというつもりはございませんのでご理解を得たらと,こういうふうに思っております。