• "西川誠一"(/)
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  1. 香美町議会 2022-08-26
    令和4年第134回定例会(第1日目) 本文 開催日:2022年08月26日


    取得元: 香美町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2022年08月26日:令和4年第134回定例会(第1日目) 本文 最初のヒットへ(全 0 ヒット)                               午前9時30分 開会                ○ 開 会 挨 拶 ◎議長(西谷 尚) おはようございます。第134回香美町議会定例会を開催するに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  朝夕の風に秋の気配を感じる今日この頃となりました。田の稲穂もこうべを垂れ、刈取りを待つばかりとなっております。また、9月に入りますと、ベニズワイガニ漁や底曳き網漁など、漁港のまちとしてのにぎわいのある季節を迎えることとなります。  さて、議員各位におかれましては、ご健勝にてご参集賜り、感謝を申し上げます。今年は3年ぶりにコロナの行動制限がないお盆休みとなり、各地で様々な行事が行われました。しかしながら、さらなる第7波による新型コロナウイルス感染者が急増し、全国で24万3,000人余りの感染者数となっており、いまだコロナの収束が見通せない状況にあります。新型コロナウイルスの度重なる感染拡大により、町内においても、経済的、社会的影響が及んでおりますが、引き続き、ワクチン接種をはじめとする感染拡大防止対策や医療提供体制を強化するとともに、物価高騰にも対応した地域経済の再生や回復に向けた対策を強力に進めていく必要がございます。町執行部と議会は、執行機関と議決機関ということで立場は異なりますが、香美町の発展という目的は同じであります。地域住民の意見や思いを真摯に受け止め、町政に的確に反映されますよう、十分な協議、審議を努めていただきますようお願いいたします。  今期定例会に提案されます案件は、議案つづりのとおり、報告2件と議案20件の合計22件を予定しております。議員各位におかれましては、何とぞご精励を賜りまして、慎重なるご審議の上、適切妥当なる結論が得られますようお願いを申し上げまして、開会の挨拶といたします。  次に、町長より挨拶があります。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) おはようございます。第134回香美町議会9月定例会の開会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  朝夕は少し涼しさを感じるようになりましたが、日中はまだまだ暑い日が続いております。議員各位におかれましては、お元気でご出席を頂き、誠にありがとうございます。  さて、9月を前に、町内の圃場では、稲穂も色づき始め、いよいよ実りの季節を迎えることとなります。8月16日の新品種なしおとめの出荷に次いで、特産の二十世紀梨の出荷は8月29日から始まり、9月1日からは沖合底曳き網漁とベニズワイガニ漁が解禁となります。一方で、原油価格の高騰と円安による輸入コストの増加等の影響については、国の地方創生臨時交付金を活用した6月予算補正にて、その対応を図ってきたところでございますが、食料品、日用品、燃料、運賃等、あらゆる商品やサービスが値上がりし、家計を直撃する状況となってございます。今定例会においても、肥料等の原材料高騰対策をご提案させていただいているところでございますが、コロナ禍にあって、今後の町内農水産物の販売価格も心配され、今まで並みの価格水準を維持し、農業者、漁業者にとりまして、収穫、漁獲の喜びにつながるものとなるよう願っているところでございます。  また、新型コロナウイルス感染症の全国的な急拡大を受け、兵庫県におきましても、連日多くの新規感染者が確認され、公立香住病院をはじめ、町職員の感染も毎日のように判明しておりますが、豊岡健康福祉事務所の助言の下、職場内の消毒作業を実施し、感染拡大防止対策の徹底を図りながら、停滞させることなく、通常どおり業務を行っております。日々の職員の健康管理、執務室等の換気、消毒の励行、併せて、業務上必要となる職員への抗原検査の実施なども含めた感染予防対策に努めているところでございます。このような新型コロナウイルス感染症の全国的な急拡大により、収束が見通せない状況ではありますが、明後日には、香美町総合防災訓練を実施し、各自主防災会が災害想定した防災訓練を予定いたしております。自助、共助、公助の連携の強化を図ることを目的に、町民の皆さんとともに、いつ、いかなる災害に対しても備えを強固にしてまいりたいと考えております。  今議会には、先ほど申し上げました、補正予算や決算の認定を含め、当初議案として、報告2件、議案20案件を提案させていただいております。何とぞご審議の上、適切なご決定を頂きますようお願いを申し上げます。  なお、行政報告につきましては、6月定例会以降の主立った事項を報告書としてお届けしておりますので、ご清覧いただきますようよろしくお願いいたします。      ──────────────────────────────  開会宣言 ◎議長(西谷 尚) ただいまの出席議員は16人であります。定足数に達しておりますので、これより令和4年9月第134回香美町議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。
         ──────────────────────────────  日程第1 会議録署名議員の指名 ◎議長(西谷 尚) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、香美町議会会議規則第125条の規定により、議長において、小谷康仁君、西谷高弘君を指名します。      ──────────────────────────────  日程第2 会期の決定 ◎議長(西谷 尚) 日程第2 会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  今期定例会の会期は、8月19日の議会運営委員会で決定したとおり、本日8月26日から9月29日までの35日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  よって、会期は本日8月26日から9月29日までの35日間と決定いたしました。      ──────────────────────────────  日程第3 諸般の報告 ◎議長(西谷 尚) 日程第3 諸般の報告を行います。  今期定例会に提案されます議案つづり等は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。  次に、本日の議事日程及び行政報告はあらかじめ議場配付いたしておりますので、ご確認ください。      ──────────────────────────────  日程第4 報告第9号 委任専決処分をしたものの報告について ◎議長(西谷 尚) 日程第4 報告第9号 委任専決処分をしたものの報告についてを議題といたします。  議案の朗読は省略いたします。  報告の説明を求めます。  総務課長、穴田康成君。 ◎総務課長(穴田康成) おはようございます。それでは、私のほうから委任専決第5号 損害賠償の額を定めることについてを説明させていただきます。  議案書の1ページと議案資料の1ページをご覧ください。  本年4月11日に発生いたしました対物賠償事故の損害賠償額について、相手方との示談が成立したことに伴い、速やかに相手方を救済するため、地方自治法の規定に基づき、7月6日に専決処分を行いましたので、報告をするものでございます。  事故の概要を説明いたしますので、議案資料1ページをご覧いただきたいと思います。地図の上側が北となっております。丸で事故現場としてお示ししているところが事故の発生場所となります。事故が発生しましたのは令和4年4月11日午後1時頃で、香住区加鹿野地内の町道となります。町職員運転の塵芥収集車が同地内の交差点付近のごみ収納庫で北向きに停車、ごみを収集後、出発しようとした際に、後方から乗用車が交差点を左折しようと北進してきたため、先に行かせようと前進し、その乗用車を通過させた後、自らも交差点を西向きに出ようと後退したところ、交差点付近の収納庫に塵芥収集車の右後方部が接触し損害を与えたもので、その損害賠償額が確定したため専決処分を行ったものでございます。損害賠償額は23万9,800円です。これはごみ収納庫の更新を行ったもので、この事故によります過失割合は当方が100%でございますので、この額は相手方の損害額に相当するものでございます。町が支払いをいたします賠償金につきましては、加入しております公有自動車損害共済保険によりまして全額補填されます。  以上で委任専決第5号の説明を終わりますが、公用車の事故が頻発する状況で、事故を起こした職員を対象に、別途、安全運転講習を実施したところでございます。また、他の職員につきましても、今後とも、定期的な安全運転講習会の実施により、安全運転意識の高揚を図り、事故防止に努めてまいりたいと考えております。  以上で委任専決第5号の説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) これをもって報告の説明を終わります。      ──────────────────────────────  日程第5 報告第10号 令和3年度(第26期)株式会社むらおか振興公社の業務報告に             ついて ◎議長(西谷 尚) 日程第5 報告第10号 令和3年度(第26期)株式会社むらおか振興公社の業務報告についてを議題といたします。  議案の朗読は省略します。  報告の説明を求めます。  村岡地域局長、小西敏君。 ◎村岡地域局長(小西 敏) おはようございます。ただいま議題となりました報告第10号につきましてご説明申し上げます。別冊で配付しております令和3年度(第26期)株式会社むらおか振興公社営業報告及び決算書をご覧ください。  それでは、1ページをお開きください。第26期事業報告を、朗読をもって説明とさせていただきます。  最初に、事業の経過等でございます。営業開始から25年を迎えた株式会社むらおか振興公社の第26期は、前年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受ける中でのスタートとなりました。代表が替わり、新体制で臨み、年度初めの4月から5月にかけては、感染の落ち着きを思わせるかのような好調なスタートでしたが、その後は変異株が再び猛威を振るうなど感染状況の拡大を繰り返し、来客数の減少が顕著に表れる状況となりました。夏季シーズンにおいても、お盆時期の台風や天候不順の影響など、例年しっかりと売上げを伸ばすタイミングに利益の確保ができず、年末から春までのカニシーズンやスキーシーズンに期待をして様々な企画に取り組みました。また、新型コロナウイルス感染症拡大による集客減に対応した人員配置による経費削減や時短営業を行い、社員一同が経営改善に向けて精いっぱい取り組みましたが、緊急事態宣言まん延防止等重点措置による来客数の激減により、損失が増加し黒字への転換が行えない状態で第26期を締めくくる形となりました。  村岡ファームガーデンでは、10月から12月にかけて日曜朝市による地元野菜の即売を開催したほか、年度後半には、香美町内湯村温泉のお宿への割引券の配布、リフト券持参特典による誘客など新しい企画に取り組みました。これらの結果、レストラン売上額は4,467万2,000円(前期比99%)、物販売上額は5,806万7,000円(同100%)、精肉売上額は4,207万5,000円(同97%)、農産物直売所売上額は929万4,000円(同101%)となり、村岡ファームガーデン全体の売上額は1億5,497万円(同99%)となりました。また、販売管理費は6,366万9,000円(同99%)で、国の雇用調整助成金18万円、緊急雇用安定助成金14万4,000円、県の飲食店等一時支援金10万円を含む営業外収益を加算し、43万5,000円の赤字となりました。このほか、2月の売上げ減少が事業復活支援金の受給要件を満たしていることから、90万円の支援金の申請を行いましたが、確定時期が4月以降となったため、第27期での計上となりました。  一方、たじま高原植物園は、今期から町より指定管理料及び人的支援を受け、園内管理の安定化と魅力向上に係る取組を行いましたが、コロナ禍の影響でバスツアー客はほぼなくなり、入園者の大半が個人客であったことから、入園者数を伸ばすことができませんでした。また、かまくらレストランは順調に推移し売上げを伸ばすことができましたが、ツリーハウスレストランの利用者が低迷し、レストラン全体の売上げも昨年を下回りました。これらの結果、入園料収入額は460万円(前期比83%)、レストラン売上額は1,903万7,000円(同87%)、物販売上額は321万1,000円(同125%)、加工品売上額は553万4,000円(同107%)となり、たじま高原植物園全体の売上額は3,235万3,000円(同92%)となりました。また、販売管理費は2,794万7,000円(同117%)で、町の指定管理料600万円、県の飲食店等一時支援金10万円を含む営業外収益を加算し、404万7,000円の赤字となりました。  以上の結果、株式会社むらおか振興公社の第26期の売上げ総額は1億8,732万3,000円(前期比98%)、総収入は1億9,456万1,000円(同98%)、総支出は1億9,904万3,000円(同100%)、当期赤字額は448万2,000円となりました。  3ページには、ただいまの事業の経過等でお示ししました売上額等の経営状況(前期比較)の表を掲載しております。入込者数につきましては、一番下、合計欄の枠で申し上げますが、たじま高原植物園が3万543人、村岡ファームガーデンが8万3,999人、全体では11万4,542人で、前期比は、たじま高原植物園で109%、村岡ファームガーデンで96%、全体で99%となっております。  4ページをお開きください。今後の取組について、朗読により説明させていただきます。株式会社むらおか振興公社第27期は、コロナ禍の先行き不透明な状況が続く中、コロナ禍以前の売上げに戻すことを目標に職員一同全力で取り組みます。今年のゴールデンウイークは、3年ぶりに制限がなく、両施設とも昨年以上のにぎわいとなりました。今後もこの流れに期待しつつ努力していきます。  村岡ファームガーデンでは、これまでどおり、但馬牛をメインにして、メニュー構成の見直し、作業工程の改善等、利益率の向上を目指します。バーベキュー、焼き肉メニューの強化、精肉通販では今まで以上に品ぞろえの充実を図ります。また、直売コーナーでは、昨年、一定の実績を上げた日曜朝市を夏季より行い、国道9号を通る観光客が立ち寄る道の駅を目指します。これにより、野菜の販売量増加を促し、農産物会員の活性化にもつなげていきます。  たじま高原植物園では、今期も香美町より引き続き支援を受け、害獣による食害防止の徹底、樹木の伐採など、再生計画に沿って来園者の満足度向上を目指した魅力ある植物園づくり、SNSをさらに強化したPR活動を行い、入園者数の増加に努めます。また、昨年好評だったフォトコンテスト等のイベントも定期的に開催し、恵まれた自然豊かな環境を最大限に活用して、ほかにはない植物園を目指します。レストランでは、メニュー構成をはじめ、原価、売価を見直し、管理経費の削減に努め、ツリーハウスレストランかまくらレストラン、仕出し、加工品製造等を中心に売上げ向上に努め、植物園単独での黒字を目指します。  次に、当社の現状につきまして、4ページ中段から5ページにかけて記載しております。資本金は4,000万円、株式数は800株、株主数は154人でございます。大株主、事業所の所在地につきましては昨年度と同様でございます。従業員の状況につきましては、男性5名、女性1名の計6名となっております。なお、記載しております従業員数6名は正社員で、表の下に記載しておりますが、このほかに、臨時職員をたじま高原植物園で3名、村岡ファームガーデンで12名、合計15名を雇用しています。役員に関する状況につきましては、令和4年3月31日現在で、代表取締役1名、取締役7名、監査役3名で、氏名及び職名は次のとおりです。  6ページをお開きください。貸借対照表でございます。資産の部において、流動資産が4,634万2,515円、固定資産が1,147万4,791円、繰延資産が27万2,274円となり、資産の部計は5,808万9,580円となっています。負債の部におきましては、流動負債が1,390万7,755円に固定負債の長期借入金3,000万円が加わり、負債の部計は4,390万7,755円となっております。純資産の部につきましては、資本金4,000万円に利益、余剰金のマイナス2,581万8,175円が加わり、差引き1,418万1,825円となっており、負債、純資産の部計は資産の部計と同額となっております。  7ページは損益計算書でございます。右の列で説明しますが、売上高は1億8,732万3,220円、売上原価は1億707万56円、差引き売上総利益は8,025万3,164円、販売費及び一般管理費が9,161万6,257円で、営業利益はマイナス1,136万3,093円となっております。営業外収益は722万352円、営業外費用が15万7,827円で、営業利益はマイナス430万568円となっています。税引き前当期純利益はマイナス429万7,485円、法人税等が18万5,000円で、税引き後当期純利益はマイナス448万2,485円となっております。  次に、8ページをお開きください。販売費及び一般管理費を掲載しております。損益計算書でお示しした金額9,161万6,257円の内訳で、科目ごとのたじま高原植物園、村岡ファームガーデンの区分別の金額につきましては、記載のとおりでございます。  9ページは株主資本等変動計算書でございます。下段の純資産合計で当期首残高が1,866万4,310円で、当期変動額合計がマイナス448万2,485円で、当期末残高は1,418万1,825円となっております。  10ページには監査報告書をつけております。  なお、町よりの指定管理料ですけれども、これにつきましては、まず、3ページの経営状況(前期比較)で、営業外収益の中の第26期、613万1,000円の中に入っておりまして、会社全体では営業外収益は722万円になっておりますが、その内訳としましては、7ページの損益計算書の中で、営業外収益の中の雑収入673万450円の中に600万円の指定管理料が入っております。また、8ページですけれども、その内訳としまして、投資的経費の魅力をアップするための費用につきましては、園内植栽費、施設管理料の中で200万円が含まれております。そのことを申し添えます。  以上で、令和3年度(第26期)株式会社むらおか振興公社の業務報告及び決算につきましてご説明を申し上げましたが、第26期は、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響が3年目となっても収まらなかったため、とても厳しい決算となりました。第27期も、依然コロナ禍で経済活動等への制限が続く中ではありますが、緊急事態宣言まん延防止対策等の厳しい制限が発令されていない状況でのスタートであり、売上げも伸びています。前期以上にサービスの向上、情報発信や促進販売により売上げ増を図るとともに、経費の削減を心がけ、経営改善に努めたいと考えております。  以上で報告を終わります。 ◎議長(西谷 尚) これをもって報告の説明を終わります。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。  これをもって、むらおか振興公社の質疑を終了いたします。      ──────────────────────────────  日程第6 議案第67号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて  日程第7 議案第68号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて  日程第8 議案第69号 香美町議会議員及び香美町長の選挙における選挙運動の公費負             担に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて  日程第9 議案第70号 香美町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を             定めることについて  日程第10 議案第71号 香美町監査委員条例等の一部を改正する条例を定めることにつ             いて  日程第11 議案第72号 香美町ふるさとづくり寄附条例の一部を改正する条例を定める             ことについて ◎議長(西谷 尚) 日程第6 議案第67号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてから、日程第11 議案第72号 香美町ふるさとづくり寄附条例の一部を改正する条例を定めることについてまでの6議案は、香美町議会会議規則第37条の規定により一括議題といたします。  議案の朗読は省略します。  これより、議案ごとに町長の提案理由の説明、担当課長の補足説明を求めます。  初めに、議案第67号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第67号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての提案理由を説明いたします。  人権擁護委員、今井好文氏の任期が令和4年12月31日をもって満了いたしますので、引き続き同人を推進するため、議会の意見を求めるものでございます。詳細につきましては町民課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) 補足説明を町民課長、吉津弘一君。 ◎町民課長(吉津弘一) おはようございます。それでは、議案第67号について補足説明をさせていただきます。  議案書4ページ、議案資料2ページをお開きください。現在、香美町において、法務大臣から委嘱を受け、人権擁護委員として活躍されておられます方が、香住区が4名、村岡区が3名、小代区が3名の計10名でございます。このたび推薦させていただきます今井好文氏につきましては、住所が香美町香住区境978番地の1、生年月日が昭和29年8月17日で現在68歳でございます。今井氏は、令和2年1月1日から香住区選出の人権擁護委員としてご活躍いただいていますが、令和4年12月31日をもちまして1期目の任期満了となります。今井氏の経歴につきましては、議案資料の2ページに掲げておりますとおりで、その経験と人柄から人権擁護委員の適任者と考え、引き続き同人を推薦するものでございます。また、国が定める再任委員候補の年齢制限、推薦時の年齢が75歳未満の者という要件も満たしております。ご本人の内諾は既に得ておりますので、どうかご理解いただき、ご賛同くださいますよう、よろしくお願いいたします。  以上です。 ◎議長(西谷 尚) 次に、議案第68号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第68号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての提案理由を説明いたします。  人権擁護委員、太田しづ子氏の任期が令和4年12月31日をもって満了しますので、その後任として長戸ゆかり氏を推薦するため、議会の意見を求めるものでございます。詳細につきましては町民課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) 補足説明を町民課長、吉津弘一君。 ◎町民課長(吉津弘一) それでは、議案第68号について補足説明をさせていただきます。  議案書5ページ、議案資料3ページをお開きください。先ほども説明しましたが、香美町におきましては、現在10名の方に人権擁護委員として活躍を頂いておるところでございます。この中で、平成26年1月1日から7年8か月間にわたり活躍されておられます、村岡区選出の太田しづ子氏の任期が令和4年12月31日をもって満了となるため、その後任として村岡区の長戸ゆかり氏を推薦しようとするものです。長戸ゆかり氏につきましては、住所が香美町村岡区耀山324番地の1、生年月日は昭和37年1月18日で現在60歳でございます。長戸氏の経歴につきましては、議案資料の3ページに掲げておりますとおり、長年にわたる教諭経験と人柄から、人権擁護委員の適任者と考えるものでございます。また、国が定める新任委員候補の年齢要件、推薦時の年齢が68歳以下の者という要件も満たしております。ご本人の内諾は既に得ておりますので、どうかご理解いただき、ご賛同くださいますよう、よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) 次に、議案第69号 香美町議会議員及び香美町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第69号 香美町議会議員及び香美町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例を定めることについての提案理由を説明いたします。  公職選挙法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、香美町議会議員及び香美町長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する必要が生じましたので、所要の改正を行うものでございます。詳細につきましては総務課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) 補足説明を総務課長、穴田康成君。 ◎総務課長(穴田康成) それでは、議案第69号の補足説明を行います。  議案書は6ページ、議案資料は4ページから9ページをご覧ください。改正条例案につきましては議案書7ページになります。条例の新旧対照条文は議案資料4ページから5ページにかけて掲載をしておりますが、改正の内容につきましては議案資料で説明をさせていただきますので、議案資料6ページの、改正する条例要旨をご覧ください。1、概要ですが、令和4年4月に公職選挙法施行令が改正されまして、国政選挙における選挙運動の公費負担の限度額が引き上げられたために、国に準じた改正を行うものでございます。2の、公費負担の限度額として、まず、(1)選挙運動用自動車の使用の1)一般乗用旅客自動車運送事業者との契約(ハイヤー、タクシー方式)は単価に変更はございませんが、2)として、1)に掲げる契約以外の契約(レンタカー方式)の自動車借入契約(1日1台につき)の単価につきましては、1万5,800円を1万6,100円に改正、燃料供給契約(1日当たり)の単価につきましては、7,560円を7,700円に改正です。運転手雇用契約につきましては、単価に変更はございません。また、(2)選挙運動用ビラの作成の単価につきましては、ビラ作成契約(1枚当たり)7円51銭を7円73銭に改正、さらに、(3)選挙運動用ポスターの作成の単価につきましても、印刷費525円6銭を541円31銭に、企画費31万500円を31万6,250円に単価を改正するものでございます。参考に計算式を掲載しております。  なお、議案書7ページの附則のとおり、施行日は公布の日としております。また、経過措置として改正後の条例の適用期日を定めております。  以上で議案第69号の補足説明を終わります。
    ◎議長(西谷 尚) 次に、議案第70号 香美町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を定めることについて、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第70号 香美町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を定めることについての提案理由を説明いたします。  妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援のために講じる措置に係る人事院規則等の改正に伴い、香美町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する必要が生じましたので、所要の改正を行うものでございます。詳細につきましては総務課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) 補足説明を総務課長、穴田康成君。 ◎総務課長(穴田康成) それでは、議案第70号の補足説明を行います。議案書は8ページ、議案資料は7ページから12ページをご覧ください。改正条例案につきましては議案書9ページから12ページになります。条例の新旧対照条文は議案資料7ページから11ページにかけて掲載をしておりますが、改正の内容につきましては議案資料で説明をさせていただきますので、議案資料12ページをご覧ください。  令和3年8月10日に人事院が行った公務員人事管理に関する報告等におきまして、国家公務員に係る妊娠、出産、育児等と仕事の両立支援のために講じる措置が明記されております。地方公共団体の職員の勤務時間、休暇、その他勤務条件についても、国家公務員の措置と権衡を踏まえることが求められていることから、国家公務員の措置に準じて所要の改正を行うものでございます。  改正の内容としては、1点目、(1)非常勤職員の産後パパ育休取得要件の緩和でございます。取得要件を、子の出生日から57日目より六月を経過する日までに任期が満了することが明らかでない職員とする緩和措置でございます。現行では、子が1歳6か月になる日となっております。  2点目として、(2)非常勤職員の1歳以降の子の育児休業の取得の柔軟化でございます。子が1歳以上1歳6か月未満の期間における育児休業の期間の初日について、1歳到達日の翌日に限定している規定の緩和措置でございます。期間途中の夫婦交代での育休取得が可能となる措置となります。なお、対象期間の上限を子が2歳に達する日とする場合においても、同様の緩和措置となります。  3点目として、(3)育児休業等計画書の削除でございます。原則1回の育児休業について、現行では、育児休業等計画書の提出により、再度取得が可能となりますが、原則2回まで育児休業が取得可能ということになりましたので、育児休業等計画書の仕組みを削除するというものでございます。この条例の施行期日は令和4年10月1日からとなります。  以上で議案第70号の補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) 次に、議案第71号 香美町監査委員条例等の一部を改正する条例を定めることについて、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第71号 香美町監査委員条例等の一部を改正する条例を定めることについての提案理由を説明いたします。  地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴い、香美町監査委員条例、香美町水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例及び香美町病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する必要が生じましたので、所要の改正を行うものでございます。詳細につきましては総務課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) 補足説明を総務課長、穴田康成君。 ◎総務課長(穴田康成) それでは、議案第71号の補足説明を行います。  議案書は13ページ、議案資料は13ページから15ページをご覧ください。改正条例案につきましては議案書14ページになります。新旧対照条文は13ページから15ページにかけて掲載をしております。このたびの改正は、町長が提案理由で申し上げたとおり、平成29年に地方自治法等の一部を改正する法律が施行され、条例で引用している地方自治法の条項に移動が生じたことによる改正でございますが、本来令和2年4月1日までに改正すべきところでしたが、その対応ができておりませんでしたので、このたびの条例の一部を改正しようとするものでございます。  該当する条例は3つございます。1つとして、香美町監査委員条例、2つとして、香美町水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例、3つとして、香美町病院事業の設置等に関する条例であり、これらの条例を一括して改正しようとするものでございます。なお、条例改正に伴う各条例のこれまでの運用等には影響がございませんので、遡及適用は行わず、この条例は公布の日から施行としております。  以上で議案第71号の補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) 次に、議案第72号 香美町ふるさとづくり寄附条例の一部を改正する条例を定めることについて、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第72号 香美町ふるさとづくり寄附条例の一部を改正する条例を定めることについての提案理由を説明いたします。  ふるさと納税の業務を推進するに当たり、香美町ふるさとづくり寄附条例の一部を改正する必要が生じましたので、所要の改正を行うものでございます。詳細につきましては観光商工課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) 補足説明を観光商工課長、田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) それでは、議案第72号の補足説明をいたします。  議案書は15ページ、16ページ、議案資料は16ページから19ページです。このたびの改正は、寄附を財源として行う事業を拡大、変更しようとするものです。現行のふるさと寄附条例第2条の事業区分において、寄附金を財源として行う事業が規定されています。第1号に、次世代を担う子どもたちが、ふるさとを愛し、ふるさとに誇りを持ち、ふるさとを心の糧として、たくましく生きる人づくりを目指した、調和のとれた教育の推進とその実現に必要な教育環境の整備を図るための事業とし、教育に特化したものとなっています。これを、本町のまちづくりの方向性を示す第2次総合計画、後期基本計画の分野別基本方針、分野別基本方針における主要施策を網羅したものに拡大、変更しようとするものでございます。  現在の条例は、平成20年6月定例会において審議の上、可決いただいたものです。当時も、第2条の寄附金を財源として行う事業について議論がございました。教育のみとするのか、ほかの施策も列記する必要があるのではないかという点について、総務常任委員会に付託され、審査が行われております。結果としましては、募集の際には、教育関係以外に、産業の振興、福祉の充実、道路の整備など文言を記載して寄附者に分かりやすくするように対応するということに整理されました。  今回、条例改正に当たっては、条例制定から13年が経過し、ふるさと納税額が当時と比べ大きく増額したこと、平成20年当時は国全体で81億円であったものが、令和2年には6,725億円となっております。本町におきましても、平成20年度、1,865万円であったものが、令和2年度は4億3,721万円、令和3年度は4億8,620万円と飛躍的に増えております。このように多額のふるさと納税寄附をまちづくり全般に幅広い分野で活用するため、寄附の目的を見直し、まちづくりの方向性を示す第2次総合計画、後期基本計画の分野別基本方針、主要施策に沿ったものに改正するものでございます。  それでは、新旧対照条文で説明しますので、議案資料の16ページをお開きください。表の左が現行、表の右が改正案で、改正します箇所にアンダーラインをつけております。まず、第1条の目的です。現行条文では、まちづくりの目標を、「美しい山・川・海 人が躍動する交流と共生のまち」としていますが、第2次総合計画におけるまちの将来像、「こどもたちに夢と未来をつなぐまち」に変更しようとするものです。  第2条、事業区分についてです。寄附金を財源として行う事業についてですが、現行は、第1号、「次世代を担う子どもたちが、ふるさとを愛し、ふるさとに誇りを持ち、ふるさとを心の糧として、たくましく生きる人づくりを目指した、調和のとれた教育の推進とその実現に必要な教育環境の整備を図るための事業」とし、教育に特化したものとなっています。これを第1号、子育て環境を整え、本町ならではの教育環境の整備を行う事業、第2号、松葉ガニ、香住ガニ、但馬牛などの多彩な地域資源を生かし、人と経済の循環を生み出すまちづくりの推進を図る事業、第3号、交流の促進と移住定住促進を図る事業、第4号、乳幼児から高齢者、障害者など誰もが安心して健やかに暮らし続けるための事業、第5号、ふるさとの環境を守り、風土を生かした産業の振興を図る事業、第6号、災害に強く、利便性の高い安全快適なまちづくりの推進を図る事業、第7号、生涯学習の機会の充実や生涯スポーツ、文化芸術活動の推進を図る事業に変更しようとするものでございます。  なお、現行の第2条、その他前条の目的を達成するため、町長が必要と認める事業につきましては、第8号に変更いたします。  第4条、寄附金の指定等についてです。本町のふるさと寄附、ふるさと納税については、本町の取組について応援していただける全国の皆様からの寄附をお願いするものです。寄附をしていただいた方の思いを反映させるため、寄附金の使途の中から希望する事業を指定していただけるものとしております。今回の改正により条文を削除するものでございます。以降、第5条を第4条、第6条を第5条に1条ずつ繰り上げるものです。  次に、議案資料18ページ、19ページをご覧ください。今回改正するふるさと寄附、ふるさと納税の使途と第2次総合計画、後期基本計画の分野別基本方針、分野別基本方針における主要施策についての関連を示したものでございます。ふるさと寄附、ふるさと納税の使途が、第2次総合計画、後期基本計画に基づき実施される施策財源として使用できるものとしたところでございます。  議案書16ページをご覧ください。今回の条例改正の改正条文でございます。附則にありますように、令和4年10月1日から施行するものとしております。  以上で議案第72号の補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) これをもって、議案第67号から議案第72号までの6議案の提案理由の説明を終わります。  この6議案については、9月12日に案件ごとに審議をいたします。  ここで暫時休憩をいたします。再開は10時40分といたします。                              午前10時24分 休憩                              午前10時39分 再開 ◎議長(西谷 尚) 休憩前に引き続き、会議を再開します。      ──────────────────────────────  日程第12 議案第73号 令和3年度香美町一般会計歳入歳出決算の認定について  日程第13 議案第74号 令和3年度香美町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第14 議案第75号 令和3年度香美町後期高齢者医療保険事業特別会計歳入歳出決             算の認定について  日程第15 議案第76号 令和3年度香美町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第16 議案第77号 令和3年度香美町財産区特別会計歳入歳出決算の認定について  日程第17 議案第78号 令和3年度香美町町立地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算             の認定について  日程第18 議案第79号 令和3年度香美町国民宿舎事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて ◎議長(西谷 尚) 日程第12 議案第73号 令和3年度香美町一般会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第18 議案第79号 令和3年度香美町国民宿舎事業特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの7議案は、香美町議会会議規則第37条の規定により一括議題といたします。  議案の朗読は省略します。  議案第73号から議案第79号までの7議案を一括して、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第73号 令和3年度香美町一般会計歳入歳出決算の認定についてから、議案第79号 令和3年度香美町国民宿舎事業特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの7議案につきまして、一括して提案理由を説明いたします。  令和3年度の一般会計及び6特別会計の決算が確定したことに伴いまして、認定を求めるものでございます。令和3年度の7会計における決算総額は、歳入217億4,386万3,000円、歳出209億8,803万8,000円で、歳入歳出差引き額は7億5,582万5,000円となり、歳入歳出差引き額から翌年度へ繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は5億7,317万7,000円の黒字となりました。  また、普通会計における主な財政指標は、経常収支比率は81.6%、実質公債費比率は9.0%、また、将来負担比率は49.7%となりました。なお、各会計の決算概要につきましては各担当課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) これより、議案ごとに順次各課長より内容の説明を求めます。  初めに、議案第73号について財政課長、森垣文裕君。 ◎財政課長(森垣文裕) それでは、議案第73号の補足説明をさせていただきます。  議案書では17ページでございますが、説明につきましては、決算書などを用いまして説明をさせていただきます。まず、一般会計決算書でございますが、278ページをお開きください。ほぼ最後のページのほうになりますが、そちらをまずご覧いただきたいと思います。  まず、令和3年度一般会計決算の状況としまして、まず、実質収支に関する調書でございます。歳入総額は、先ほどもありましたが、165億4,768万7,000円、歳出総額は158億2,208万1,000円で差引き額は7億2,560万6,000円となり、翌年度へ繰り越すべき財源1億8,264万8,000円を差し引いた実質収支額は5億4,295万8,000円の黒字となっております。地方自治法及び地方財政法の規定によりまして、実質収支額の2分の1を下らない額2億7,200万円を財政調整基金へ繰り入れることとしております。  続きまして、決算書の1ページをご覧いただきたいと思います。歳入の状況でございますが、表の中ほどの列、収入済額の欄をご覧いただきたいと思います。10万の位を四捨五入しまして、100万円単位で説明をいたします。  まず、1款町税の決算額でございますが、16億4,200万円で、前年度対比3,900万円の減となりました。また、町税に係る不納欠損処理を行った金額としまして、不納欠損額として164万円を記載しております。税目ごとの決算状況は、町民税でプラス400万円の増、それから、固定資産税では5,100万円の減、軽自動車税では200万円の増、町たばこ税では500万円の増となっております。現年課税分の収納率は99.68%、滞納繰越分は32.97%で、合計収納率は95.48%となっています。  続いて2ページをご覧ください。ページ中ほどになりますが、12款地方交付税は70億8,300万円で、前年度対比1億9,600万円の増となりました。決算額の内訳といたしましては、普通交付税が61億200万円で1億1,000万円の増、特別交付税は9億8,200万円で8,600万円の増となっています。  続いて、15款使用料及び手数料ですが、1項の使用料におきまして、不納欠損処理を行った金額としまして257万円を記載しております。内訳は、公営住宅使用料257万円でございます。  続いて、16款国庫支出金は17億6,100万円で、前年度対比14億100万円の減となりました。これは、前年度決算において、国の特別定額給付金給付事業に係る当該事業補助金17億1,500万円が含まれていましたことから、今回の決算額が前年度と比較して大きく減少しているものでございます。  続いて、17款県支出金は9億3,400万円で、前年度対比では3億4,500万円の減となりました。これは、前年度決算において、漁業経営構造改善事業に係る当該事業補助金3億5,700万円が含まれていたことから、今回の決算額が前年度と比較して減少しているものでございます。  続いて3ページをご覧ください。19款寄附金でございますが、4億9,400万円で前年度対比5,100万円の増となりました。これは、ふるさとづくり寄附金4,900万円の増などによるものです。  20款繰入金は13億5,600万円で、前年度対比4億6,600万円の増となりました。これは、減債基金7億円の増、ふるさとづくり基金1億3,000万円の増、財政調整基金では3億5,700万円の減などによるものでございます。  21款繰越金は3億6,200万円で、前年度対比では1億6,700万円の増となりました。これは、令和2年度繰越明許費に係る一般財源として繰越金で収入した金額が前年度と比較して大きく増加したことによるものでございます。  22款の諸収入ですが、4項雑入におきまして、不納欠損処理を行った金額としまして6万7,000円を記載しております。内訳は、過年度町営住宅共用分、電気水道代受入金などでございます。14款の使用料及び手数料で申し上げました、公営住宅使用料の不納欠損処理に関連するものでございます。  次に、23款町債ですが、16億6,100万円で前年度対比4億800万円の減となりました。町債の内容につきましては、52ページから57ページにかけまして掲載しているところですが、減額となっております主な増減要因としましては、小代地域局庁舎建設に係る旧合併特例事業債などの関係によりまして、総務債で4億6,900万円の増、それから、令和2年度に完了しておりますが、旧矢田川クリーンセンター施設解体撤去工事や、公立八鹿病院電子カルテ整備に係る合併特例事業債などの関係によりまして、衛生債で2億5,700万円の減、それから、道路新設改良事業などに係る旧合併特例事業債などの関係によりまして、土木債で1億3,000万円の減、それから、令和2年度に完了しております香住文化会館整備に係る過疎対策事業債などの関係によりまして、教育債では4億4,700万円の減などでございます。  なお、地方債の現在高は191億2,700万円で、対前年比8億1,700万円の減となっているところでございます。  続きまして、歳出の概要についてでございますが、歳出の状況につきましては、決算書4ページから5ページに款、項の科目ごとに掲載をしておりまして、決算額は表の中ほどの列、支出済額の欄に記載しているところでございます。令和3年度に実施しました各種事務事業につきましては、香美町総合計画に定めております将来像の実現を目指し、7つの基本方針に沿って施策に取り組んできたところであり、それぞれの事業の概要につきましては、こちらの主要な施策の成果説明書におきまして詳細な説明を行っておりますので、こちらをご覧いただきたいと思います。また、国の交付金等を活用して実施しました新型コロナウイルス感染症対策に係る各種施策につきましては、コロナ対策と付記しておりますので、併せてご確認いただきたいと思います。  こちらの説明書、表紙をお開きいただきましたら、A4横、右側の目次の1番でございますが、一般会計としまして、1から7までの基本方針を掲載しております。  1つ目の基本方針、ふるさとを担う子どもを育むまちについて取り組んでまいりました事業概要は、1ページから22ページにかけまして掲載しておりまして、子育てに関するサービスの充実、学校教育の充実、生涯学習の推進、文化芸術活動の推進などをテーマとして取組を行ってきたものでございます。  2つ目の基本方針、若者がいきいきと働くまちにつきましては、23ページから40ページにかけまして掲載をしております。次代を生かす農林水産業を振興するまち、地域資源を生かした観光商工業を振興するまちなどをテーマとして取組を行ってきたものでございます。  3つ目の基本方針、みんなが安心して暮らせる健康長寿のまちにつきましては、41ページから58ページにかけまして掲載をしております。健康づくりの推進、医療環境の充実、地域福祉の推進、高齢者福祉の充実、障害者福祉の充実、防犯力の強化、交通安全の推進などをテーマとして取組を行ってきたものでございます。  4つ目の基本方針、みんなで創る魅力あるまちにつきましては、59ページから66ページにかけまして掲載しておりまして、災害に強いまち、公共交通サービスの充実、住んでみたいまち、住み続けたいまちなどをテーマに取組を行ってきたものでございます。  5つ目の基本方針、地域の豊かな資源を生かすまちにつきましては、67ページから69ページにかけまして掲載しておりまして、自然と共生するまち、環境への責任を果たすまちをテーマに取組を行ってきたところでございます。  6つ目でございますが、協働によるまちづくりの推進では、70ページから72ページに掲載しておりまして、協働のまちづくりの推進、人権の尊重などをテーマに取り組んでまいりました。  7つ目でございます。経営的視点に立った行財政運営の推進につきましては、73ページ、74ページに掲載しておりまして、広報、情報発信の充実、健全な財政運営の推進などをテーマに取り組んでまいりました。  それから、76ページから87ページにかけましては、決算状況の説明書としまして取りまとめた内容につきまして、令和3年度決算の概要と、第1表から第6表に区分しまして掲載をしております。  81ページでございますが、そちらのほうをご覧いただきましたら、性質別経費の前年比較、それから、82ページの第2表は財政指数の表でございます。ここで令和3年度の列をご覧いただきたいと思いますが、表の中ほどにあります実質公債費比率ですが、9.0%となり、前年度比較では0.6ポイント減少しているところでございます。  それから、83ページの第3表は、性質別経費を5年度間分掲載し、数値の変化を見ていただけるものとなっております。  84ページ以降、第4表は、一般会計の歳入の状況を整理しており、町税については前年度比較を、その他の収入は過去5年度間分数値を掲載しています。  87ページには、第5表と第6表を掲載しています。市町交付金が充てられる社会保障施策に要する経費と、入湯税の使途の状況を整理したものでございます。いずれの資料も決算内容の審議にご活用いただきたく整理をしたものでございますので、内容についてご確認いただきたいと思います。  以上で議案第73号に係る補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) 次に、議案第74号及び議案第75号について健康課長、中村彰作君。 ◎健康課長(中村彰作) それでは、議案第74号 令和3年度香美町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、補足説明をさせていただきます。  議案書のほうは18ページに掲載しておりますが、説明につきましては、国民健康保険特別会計の事業勘定から説明いたします。特別会計決算書の国民健康保険事業特別会計決算書24ページをお開きください。実質収支に関する調書のところでございます。歳入総額は21億2,463万円、歳出総額は21億1,281万円で、差引き額は1,182万円となり、実質収支額も同額となっております。なお、全額を国民健康保険財政調整基金へ繰り入れることといたしました。  続きまして、決算内容につきましては、主要な施策の成果説明書のほうで説明させていただきますので、88ページをお開きください。まず、国民健康保険の世帯数及び被保険者の異動状況でございますが、令和3年度末現在の世帯数は2,411世帯、被保険者の総数は3,902人となり、前年度末より125人減少しております。また、被保険者の増減の内訳につきましては、右の表の記載のとおりでございます。国民健康保険事業は、年々増加する医療費に対しての財源問題や、急速に進む高齢化社会にいかに対応するかが重大な課題となっていることから、国民健康保険財政の安定した運営を図るため、健全な財政の運営の維持、向上、被保険者の資格適正化、診療報酬明細書の点検強化の3点を重点に取組を行いました。  まず1つ目の、健全な財政運営の維持、向上についてでございますが、平成30年度の国保制度改正による県広域化により、県が国保財政の運営主体となったことに伴い、療養の給付等に要する費用を全額県から交付金として収入する一方、県が歳出した国保事業費納付金を県へ納付、また、その納付に必要な額を国保税として賦課徴収することとなっております。制度改正後につきましても、国民健康保険税の急激な負担増とならないよう、税の負担軽減として財政調整基金からの繰入れを行い、税率を定めたところでございます。また、国保税率につきましては、令和2年度と同様に、賦課割合を応能割50%、応益割50%として課税することといたしました。
     なお、県の国保運営方針に基づき、平成30年度から資産割をなくし、所得割、均等割、平等割の3方式としております。令和3年度の国保税の税率につきましては、右側の表に記載のとおりでございます。また、令和3年度におきましても、新型コロナウイルス感染拡大の影響に鑑み、緊急経済対策支援における税制措置といたしまして、申請に基づき、10世帯、140万円の国民健康保険税の減免を行っているところでございます。  次に、中ほどの表になりますが、決算状況について説明させていただきます。まず、歳入についてです。国民健康保険税の決算額は3億4,730万6,000円となりました。県支出金としましては16億1,050万円の交付を受けております。基金の繰入れにつきましては、2,000万円の取崩しを行うこととなりました。  次に、歳出についてでございます。保険給付費の決算額は14億1,341万6,000円となり、これは、療養給付費、高額療養費、出産育児一時金、葬祭費などの支出の合計となります。県に納めます国民健康保険事業納付金の決算額は6億614万6,000円で、その内訳につきましては、医療給付費分が4億2,766万4,000円、後期高齢者支援金等分が1億3,006万3,000円、介護納付金分が4,841万9,000円となっております。  続きまして、89ページをお開きください。被保険者の資格適正化につきましては、国保の加入、喪失の切替え手続などについて、窓口での収支を評価し、資格の適正化に努めました。また、右側の表のとおり、不正、不当利得や第三者行為による保険給付に関しまして、返納金として62万8,433円の徴収を行ったところでございます。  次に、診療報酬明細書の点検強化といたしましては、医療機関から請求されたレセプト点検を強化し、審査機関である兵庫県国民健康保険連合会に審査請求を行った結果、表のとおり146万3,404円の減額となりました。併せまして、保健事業の推進といたしまして、生活習慣予防を目的に、糖尿病予防教室や生活習慣病改善説明会、食育教育の開催、歯の健康づくり事業などを実施し、健康づくり意識の高揚を図りました。また、40歳から74歳の人を対象とした町ぐるみ総合健診として特定健診及び特定保健指導を実施するとともに、健診未受診者に対しましては受診勧奨にも取り組み、受診率の向上に努めたところでございます。医療費適正化の取組といたしましては、医療費通知事業を年6回、ジェネリック医薬品差額通知事業を年2回実施し、被保険者の自己負担の軽減と医療費の抑制に努めました。  続きまして、診療施設勘定についてご説明をいたします。引き続き、主要な施策の成果のほうで説明させていただきますので、91ページをお開きください。初めに、各診療所の診療状況についてご説明いたします。佐津診療所は、月曜日と火曜日は1日、水曜日は午前中の半日として週2.5日の診療を行っております。兎塚・川会診療所は週2日ずつの診療、兎塚・川会歯科診療所につきましては、兎塚が週3日、川会が週2日の診療を行っております。小代診療所の医科につきましては、週5日の診療をしております。また、診療所の診療日数、患者数につきましては表に記載のとおりでございます。  なお、小代診療所に併設されております歯科診療所につきましては、上田歯科に診療委託をしている関係で表には入れておりませんでしたが、診療状況についてご説明をさせていただきます。診療日は週6日、第2と第4の土曜日は休診となっております。診療日数は251日、患者は年間延べ人数で8,866人、1日平均といたしましては約35人となっておる状況でございます。  続きまして、90ページにお戻りください。決算状況についてご説明をさせていただきます。表の左から順に説明いたします。まず、佐津診療施設勘定につきましては、歳入歳出総額ともに3,637万2,000円で差引き額はゼロ円となっております。歳入の繰入金1,762万4,000円のうち605万1,000円は一般会計からの赤字補填分、700万円は交付税分の繰入れとなっております。  次に、兎塚・川会診療施設勘定でございますが、歳入歳出総額ともに2,874万7,000円で差引き額はゼロ円となっております。歳入の繰入金1,795万2,000円のうち41万2,000円は一般会計からの赤字補填分、1,400万円は交付税措置分の繰入れとなっております。  次に、兎塚・川会歯科診療施設勘定につきましては、歳入歳出総額ともに7,277万5,000円で差引き額はゼロ円です。歳入の繰入金488万6,000円は財政調整基金からの繰入れとなっております。  最後に、小代診療施設勘定についてですが、まず、医療分につきましては、歳入歳出総額ともに6,802万5,000円で差引き額はゼロ円です。歳入の繰入金3,576万4,000円のうち1,464万円が一般会計からの赤字補填分で、700万円は交付税の繰入れとなっております。  なお、表には記載しておりませんが、小代診療所の歯科分についてもご説明いたします。歯科分につきましては、診療委託に係る費用のみの計上となりますが、歳入につきましては、診療収入が7,283万7,000円、諸収入といたしまして103万3,000円で合計7,387万円、歳出につきましては、総務費の歯科委託料としまして7,387万円となっております。  以上で、議案第74号 令和3年度国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定の補足説明を終わらせていただきます。  引き続きまして、議案第75号 令和3年度香美町後期高齢者医療保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、補足説明をさせていただきます。  議案書につきましては、19ページに記載しております。説明は決算書のほうでさせていただきます。特別会計決算書の中ほどになりますが、後期高齢者医療保険事業特別会計決算書の9ページをお開きください。実質収支に関する調書のところでございます。歳入総額は3億2,625万1,000円、歳出総額は3億2,623万6,000円で差引き額は1万5,000円となり、実質収支額も同額となっております。  決算内容につきましては、主要な施策の成果説明書のほうで説明させていただきますので、92ページをお開きください。後期高齢者医療保険事業につきましては、75歳以上の人を対象に、県単位の広域連合が保険者として運営し、町は保険料の徴収及び徴収した保険料を広域連合へ納付、被保険者への被保険者証の交付、各種届出や申請の受付などの事務を行っております。一番上の表に被保険者数の状況を記載しておりますが、令和3年度末時点での被保険者数は3,785人で前年度末より75人減少しておる状況でございます。  次の表は、保険料の賦課収納状況についてでございます。令和3年度の賦課額と収納額は、特別徴収と普通徴収の合計で2億4,016万2,470円となっております。なお、未納額はありませんでしたので、収納率は100%となっております。これは令和2年度につきましても100%ということで、2年連続、収納率は100%となっております。保険料は令和2年度と変わらず、均等割額が5万1,371円、所得割率が10.49となっております。一番下の表に決算状況を記載しておりますが、歳入決算額3億2,625万1,000円と歳出決算額3億2,623万6,000円との差引き額1万5,000円につきましては令和4年度へ繰り越し、過年度分保険料負担金といたしまして広域連合に納付することとなっております。  以上で議案第75号の補足説明を終わらせていただきます。 ◎議長(西谷 尚) 次に、議案第76号について福祉課長、田村顕彦君。 ◎福祉課長(田村顕彦) それでは、議案第76号 令和3年度香美町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての補足説明をいたします。  まず最初に、令和3年度の決算状況についてでございますけれど、香美町介護保険事業特別会計決算書34ページをお開きください。34ページの実質収支に関する調書に記載していますとおり、歳入総額は24億4,152万7,000円、歳出総額は24億2,455万6,000円で差引き1,697万1,000円となっておりまして、残額を全額、介護保険事業基金へ積立てをいたしました。  続きまして、主要な施策の成果説明書で決算内容を説明させていただきますので、93ページをお開きください。文書で記載していますように、第8期介護保険事業計画の初年度であります令和3年度末の認定者数は1,341人、第1号被保険者における認定率は20%と、前年度比1.8%の減でございました。介護度別の認定状況として見てみますと、要支援1から要介護1までの比較的軽度の方が660人となっており、認定者数全体の48.5%と、おおむね半数程度の割合となっております。また、令和3年度の給付費につきましては、前年度比が、在宅サービス費で10%増、地域密着型サービス費で8.8%の増、施設介護サービス費で1.6%の増となっており、給付費全体といたしましては5%増の結果でございました。  続きまして、その下の(1)保険料の賦課、収納状況についての説明をさせていただきます。保険料賦課額の合計は4億1,136万円、収納額の合計は4億896万3,000円、収納率としては全体で99.4%となっております。その下の(2)番、介護保険実施状況につきましては、2つ目の表の第1号被保険者認定率と認定者数の推移にありますように、被保険者数は年々減少しております。令和3年度も前年に比べ38人の減となっており、認定者数も25人の減という結果でございました。また、認定を受けた被保険者のサービスの利用状況でございますが、右側の表のとおり、居宅サービス費、居宅介護サービス受給者は合計717人、次の表のとおり、地域密着型サービス受給者数は計246人、一番下の表にありますとおり、施設介護サービス受給者数は合計で304人という数字でございました。  続きまして、94ページの(3)番、保険給付費の状況の説明に移らせていただきます。保険給付費の総額につきましては、サービス種類別の表の一番下になりますが、総計欄に記載しておりますとおり21億7,474万4,000円で、冒頭で申し上げましたとおり、昨年度より5%の増となっております。内訳といたしまして、まず、在宅サービス費においては、通所リハビリテーション、前年対比35.6%で64.4%の減、訪問介護で21.9%の増、福祉用具の貸与で14.6%の増などが主な特徴となっております。  続きまして、地域密着型サービス費で見てみますと、認知症対応型通所介護で前年対比41.2%の増、小規模多機能型居宅介護で50.8%の増となっております。施設サービス費を見てみますと、介護老人福祉施設、いわゆる特養でございます。及び介護老人保健施設、いわゆる老健ですが、ともに0.9%の増、介護医療院につきましては38.2%の増となっておりますけれど、これにつきましては、他市町村の介護医療院を利用する香美町内の被保険者の方の増によるものという理解をさせていただいております。  続きまして、96ページからの(5)番、地域支援事業の実施状況についてですが、これにつきましては、香美町地域包括支援センターが担当している業務となっております。まず、介護予防・生活支援サービス事業といたしまして、1)番から4)番に記載のとおり、要支援認定者、事業対象者の方々を対象に緩和された基準による家事援助サービス事業と元気デイサービス事業、また、従前の介護予防サービスと同様の自立援助訪問型サービスと自立援助通所型サービスを実施しましたほか、介護予防ケアマネジメント事業を実施いたしました。  次に、65歳以上の一般高齢者を対象といたしました一般介護予防事業として、1)から次のページにかけまして、4)に記載のとおり、公民館等に出向いての介護予防普及啓発事業、地域での介護予防の取組を支援いたします地域介護予防活動支援事業、リハビリ専門職等の派遣を受けまして住民や介護職に助言、指導を行う地域リハビリテーション活動支援事業、さらに、これらの事業を評価いたします一般介護予防評価事業を実施いたしました。また、97ページの包括的支援事業(任意事業)では、1)から7)として記載しています権利擁護事業、包括的・継続的ケアマネジメント支援事業(任意事業)、在宅医療・介護連携推進事業、生活支援体制整備事業、認知症総合支援事業、地域ケア会議推進事業を実施いたしております。  以上で、令和3年度香美町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についての補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) 次に、議案第77号について総務課長、穴田康成君。 ◎総務課長(穴田康成) それでは、議案第77号 令和3年度香美町財産区特別会計歳入歳出決算の認定についての補足説明をさせていただきます。  特別会計決算書、中ほどより後半の、財産区の決算書7ページをご覧いただきたいと思います。本会計は、現在、長井財産区に関する会計のみとなっております。実質収支に関する調書でございますが、歳入総額184万円、歳出総額42万7,000円、歳入歳出差引き額141万3,000円、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。実質収支は141万3,000円となります。なお、1ページから6ページに決算書及び決算事項別明細書を、8ページに財産に関する調書を記載しておりますので、説明は省略させていただきたいと思います。後ほどご清覧ください。  それでは、主要な施策の成果説明書で決算概要を説明させていただきますので、主要な施策の99ページをご覧いただきたいと思います。  4、財産区特別会計ということで記載しておりますが、歳入につきましては、財産区有土地の貸付収入33万9,000円と繰越金147万5,000円が主なものとなっております。また、歳出では、管理会開催費用2万6,000円と長井地区区長会への補助金36万円が主なものでございます。  以上で議案第77号の補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) 次に、議案第78号について農林水産課長、福島功君。 ◎農林水産課長(福島 功) それでは、議案第78号 令和3年度香美町町立地方卸売市場事業特別会計歳入歳出決算の認定についての補足説明をさせていただきます。  特別会計決算書の中ほどよりも後半の、香美町町立地方卸売市場事業特別会計決算書7ページの実質収支に関する調書をご覧ください。収入総額は37万7,000円、歳出総額も同額の37万7,000円で、歳入歳出差引き額はゼロ円でございます。  次に、主要な施策の成果説明書の99ページの5をご覧ください。町立地方卸売市場事業につきましては、巻き網漁業の陸揚げ場所及び競り場として昭和56年に供用開始され、当初は8船団操業しておりましたが、漁獲量の減少により、平成21年9月に最後の1船団が廃業したことに伴い、以降は卸売市場の競り場としての利用がなされておらず、市場の利活用については、現在、香美町の水産を考える会において検討しているところでございます。  令和3年度の歳出につきましては、光熱水費や電気設備等の保守点検委託料など、施設の維持管理に関する費用37万7,000円のみで、歳入として同額の37万7,000円を一般会計から繰り入れております。  以上で議案第78号の補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) 次に、議案第79号について観光商工課長、田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) 議案第79号 令和3年度香美町国民宿舎事業特別会計歳入歳出決算の認定について、補足説明をいたします。  国民宿舎事業特別会計決算書、主要な施策の成果及び基金運用状況説明書99ページでご説明をいたします。特別会計決算書の最後になりますが、国民宿舎事業特別会計決算書の7ページをお開きいただきたいと思います。実質収支に関する調書でございます。歳入総額は2,176万2,000円、歳出総額も2,176万2,000円で歳入歳出差引き額はゼロ円となり、実質収支額も同額となっております。  決算内容につきましては、主要な施策の成果説明書のほうで説明をさせていただきますので、主要な施策の成果及び基金運用状況説明書99ページをお開きください。この会計は、国民宿舎ファミリーイン今子浦を管理運営するために設置したもので、令和2年度から、さかえ開発株式会社を指定管理者としております。施設の利用状況ですが、令和2年4月から11月までは町直営での維持管理を行い、令和2年12月から、さかえ開発株式会社を指定管理者として管理運営が行われることとなったものの、コロナ禍などの影響で宿泊利用客45人、宴会等利用人員32人という状況でありました。令和3年度は、宿泊利用客1,742人で前年度と比較しますと3,882.2%、宴会等利用人数942人で前年度と比較しますと2,943.8%という結果でしたが、一昨年との比較では、宿泊利用客33.4%、宴会利用客34.2%と、3分の1程度となっております。指定管理者の売上高につきましては4,755万4,000円で、前年度売上高140万円と比較し増額となっております。  それでは、令和3年度の国民宿舎事業特別会計決算についてご説明いたします。令和3年度の歳入決算総額は2,176万2,000円で、その大部分は一般会計からの繰入れとなっております。本来ですと、指定管理者から年間480万円の納付金を納めていただくこととしておりましたが、長引く新型コロナウイルス感染症の影響で通常営業には程遠い状況が続いており、指定管理者の負担軽減を図るため、全額を免除しております。また、施設使用料につきましては、地方自治法に基づく利用料金制を導入しており、指定管理者自らの収入としております。歳出決算額は歳入総額と同額の2,176万2,000円で、主なものとしまして、公債費の329万1,000円、指定管理料1,733万円となっております。本施設の改修につきましては指定管理者が実施することとしており、令和3年度は、外壁改修、給湯ラインポンプ等を改修し、町が負担すべき相当額を指定管理料としてお支払いしております。なお、指定管理料につきましては、令和3年度から令和6年度までを期間としまして債務負担行為3,064万円を設定しております。  以上で議案第79号の補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。  本案は、地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項に基づく監査委員の審査が8月8日から8月18日までの実質5日間にわたって行われ、同法第233条第3項及び同法第241条第5項の規定に基づき、町長に対して意見書が提出されています。  監査委員より、行政会計決算及び基金運用状況審査意見書について説明を求めます。  代表監査委員、田邊文夫君。 ◎代表監査委員(田邊文夫) それでは、ただいま議題となっております令和3年度一般会計及び各特別会計決算につきまして、意見書の説明をいたします。  審査対象は、一般会計及び6特別会計の7会計でございます。審査の期間は、去る8月8日から18日までの実質5日間行いました。審査の方法は、法令で義務づけられている各書類以外に、関係課長等から必要な書類の提出を求め、事項別に説明を聴取し、必要に応じて現地調査を行うなど東垣監査委員と審査を実施しました。  審査の結果につきましては、各会計の歳入歳出決算書及び附属書類は関係法令の規定に準拠して調製されており、計数につきましては正確であり、当該年度の決算を適正に表示しているものと認めました。基金運用についても同様に適正と判断いたしました。  なお、各会計決算の概要につきましては記載のとおりでありますし、審査におきましての意見につきましては、一般会計につきましては15ページに記載し、町税等の徴収事務については引き続き努力の跡が見られる。今後とも、関係各課との連携を図りながら滞納整理の調整を行うとともに、新たな収入未済を生じさせないよう努められたい。これは、個人町民税、固定資産税等の徴収事務について努力の跡が見られ、翌年度に繰越しした滞納額は過去最少となっています。今後とも、滞納整理については各課間で連携を図りながら調整を行っていただきたいと思います。また、計画的な徴収強化期間等設ける中で徴収に一層努力をするとともに、新たな収入未済を生じさせないよう努めていただきたいと思います。  次に、特別会計については27ページに記載をしています。国民健康保険事業特別会計における保険税の徴収事務について、引き続き努力の跡は見られる。今後とも、個々の収入、生活状況を把握され、なお一層個別に対応が図られるよう努められたい。これは、国民健康保険税の徴収事務について、令和3年度も引き続き努力の跡が見られます。町民の中には、払いたくても払えない、医者にかかりたくても医療費の支払いを考えるとちゅうちょしてしまうなど、滞納している方々個々の収入、生活状況を把握されて、なお一層個別に対応が図られるよう努められたいということでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) 監査委員の説明は終わりました。  これより質疑を行います。  質疑は一般会計と特別会計に分けて行います。また、審査意見書についても質疑をお受けいたします。なお、この案件は14名の委員をもって組織する決算特別委員会に付託しますので、その辺をご理解の上、質疑をお願いいたします。  初めに、一般会計について質疑を行います。  質疑はありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(3番) 議席番号3番、谷口眞治です。議案第73号 令和3年度香美町一般会計歳入歳出決算の認定について、代表監査委員に質疑をさせていただきます。  代表監査委員におかれましては、5日間の審査、本当にご苦労さまでございました。先ほど、令和3年度の香美町行政会計及び基金運用状況審査意見書の説明がありましたが、私は、令和3年度一般会計の審査意見について、まずお聞きしたいと思います。先ほど、代表監査のほうから審査意見ということで、町税等の徴収等についての引き続きの努力を求める意見が出されておりますが、審査意見書の中の7ページにもありますように、当年度の徴収率は、現年度で99.7%、滞納繰越分で33%、全体で95.5%ということで、2.1%ポイントが上がっていると。さらに、収入未済額も7,613万3,000円で前年度に比べ3,228万7,000円減少しておるということです。ということで、大変県下でも徴収率、今トップクラスではないかというふうに言われております。そういう中で、確かに100%を限りなく求めていくということは当然でありますけども、少しこの審査意見では、今現在の徴収率の評価がしっかりとされているのか。もし、されておりましたら、その点についてのお考えを求めたいというふうに思います。それが1点です。  それから、あと、徴収等の徴収事務の件でありますが、そのほかにはなかったのかということで、まず1つには、令和3年度は新型コロナの2年目の年でありますが、町が行っております令和3年度の新型コロナウイルス感染対策、これに対してどんな評価をされているのかということもお聞きしたいと思います。  さらに、このほか、文書ではと思うんですが、口頭で審査意見、審査項目というのはあったのかどうか。あれば教えていただきたいと思っておりますので、以上3点よろしくお願いします。 ◎議長(西谷 尚) 暫時休憩をいたします。                  (暫時休憩) ◎議長(西谷 尚) 会議を再開します。  代表監査委員、田邊文夫君。 ◎代表監査委員(田邊文夫) 谷口議員の質問にお答えさせていただきます。回答になるか分かりませんけれども、よろしくお願いいたします。  1つ目の、徴収率につきましては、大変頑張っていただいておるということで評価をさせていただいておりますので、報告をさせていただいております。  それから、2つ目につきましては、感染状況等々も大変評価をさせていただきましたので、報告をさせていただきます。  それから、口頭につきましての審査意見等々につきましては、ございません。  以上でございます。 ◎議長(西谷 尚) ほかに質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。これをもって一般会計の質疑を終了します。  次に、特別会計について質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。これをもって特別会計の質疑を終了します。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第73号から議案第79号までの7議案につきましては、香美町議会委員会条例第6条第1項及び第2項の規定により、14名の委員をもって組織する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、会期中の審査とすることにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  よって、議案第73号から議案第79号までの7議案については、14名の委員をもって組織する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、会期中の審査をお願いすることに決定しました。  お諮りします。  先ほど設置されました決算特別委員会委員の選任につきましては、香美町議会委員会条例第8条第5項の規定により、田野公大君、上田勝幸君、谷口眞治君、藤井昌彦君、吉川康治君、西谷高弘君、小谷康仁君、南垣誠君、松岡大悟君、見塚修君、西川誠一君、岸本正人君、徳田喜代子君、森浦繁君、以上14名の諸君を指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  よって、ただいま指名しました14名の諸君を決算特別委員会委員に選任することに決定しました。  暫時休憩をいたします。再開は13時といたします。                              午前11時45分 休憩                              午後 1時00分 再開 ◎議長(西谷 尚) 休憩前に引き続き、会議を再開します。  先ほど決算特別委員会の委員長、副委員長が決まりましたので、報告いたします。  委員長に森浦繁君、副委員長に岸本正人君。  以上で報告を終わります。
         ──────────────────────────────  日程第19 議案第80号 令和4年度香美町一般会計補正予算(第3号)  日程第20 議案第81号 令和4年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)  日程第21 議案第82号 令和4年度香美町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算             (第1号)  日程第22 議案第83号 令和4年度香美町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)  日程第23 議案第84号 令和4年度香美町公立香住病院事業企業会計補正予算(第2号)  日程第24 議案第85号 令和4年度香美町水道事業企業会計補正予算(第2号)  日程第25 議案第86号 令和4年度香美町下水道事業企業会計補正予算(第2号) ◎議長(西谷 尚) 日程第19 議案第80号 令和4年度香美町一般会計補正予算(第3号)から、日程第25 議案第86号 令和4年度香美町下水道事業企業会計補正予算(第2号)までの7議案は、香美町議会会議規則第37条の規定により一括議題といたします。  議案の朗読は省略します。  議案第80号から議案第86号までの7議案を一括して、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第80号 令和4年度香美町一般会計補正予算(第3号)から、議案第86号 令和4年度香美町下水道事業企業会計補正予算(第2号)までの7議案につきまして、一括して提案理由を説明いたします。  予算の執行に当たり各会計に補正の必要が生じましたので、提案するものでございます。なお、各会計の詳細につきましては各担当課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) これより、議案ごとに順次各課長より補足説明を求めます。  初めに、議案第80号について財政課長、森垣文裕君。 ◎財政課長(森垣文裕) それでは、議案第80号 令和4年度香美町一般会計補正予算(第3号)の補足説明をさせていただきます。  議案書24ページをお開きください。このたびの補正予算は、新型コロナウイルス感染症対応関連経費としまして、オミクロン株対応ワクチンの追加接種及び新型コロナウイルス感染症の影響の長期化、原油価格、物価高騰などの影響を受ける事業者への支援などに係る経費として所要の予算措置を講じること。そのほか、早急に予算措置が必要な事業を計上するものでございます。  まず第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億5,726万3,000円を追加し、143億5,053万9,000円としております。第2条では債務負担行為の補正を、また、第3条では地方債の補正を行うものでございます。それぞれの内容について説明いたしますので、29ページをご覧ください。第2表、債務負担行為補正でございます。追加の事項としまして、小代堆肥センター堆肥運搬車購入費を計上しているものでございまして、期間を令和5年度、限度額としまして888万2,000円を設定するものでございます。令和4年度中に購入に係る契約締結を行いたいと考えているものでございます。現在使用しております堆肥運搬車は、平成15年度の購入から18年が経過しているところであり、経年劣化によりますシャーシなどの腐食が進行していること、ダンプの昇降装置に不具合が生じていること、そのほか、度重なる修繕により修繕費用がかさんでいること、さらに、今後も多額の修繕費用が見込まれることなどから、早期に堆肥運搬車の更新購入を行うことが安定した畜産経営につながるものと考えているところでございますが、購入に係る契約締結から納期までの期間を考慮しますと、12か月程度が想定され、令和5年11月頃の納期となる見込みでありますことから、今回の補正予算におきまして債務負担行為を設定させていただきたいと考えているところでございます。  次に、30ページをご覧ください。第3表、地方債補正でございます。まず、除雪機械整備事業ですが、事業費と当該事業に充当します社会資本整備総合交付金が確定しましたことから、当該事業の財源として発行を予定しております過疎対策事業債の限度額を1,750万円減額するものでございます。  次に、町道新設改良事業でございますが、こちらにつきましても、当該事業に充当します社会資本整備総合交付金が確定しましたことから、発行を予定しております過疎対策事業債などの限度額を210万円減額するものでございます。  次に、臨時財政対策債でございますが、本年度の発行可能額が確定し、当初予算と比較して減少することになりましたので、限度額を3,497万1,000円減額するものでございます。  それでは、資料により項目ごとに説明をさせていただきますので、議案資料をご覧いただきたいと思います。  まず、歳出からでございますが、最初に、新型コロナウイルス感染症対策関連経費について説明させていただきますので、議案資料の48ページをご覧いただきたいと思います。まず、項目2の新型コロナウイルス感染症対策関連予算規模につきましてですが、9,949万4,000円で、財源内訳は、特定財源として国庫支出金は7,196万9,000円の追加、臨時交付金は5,074万8,000円の追加、一般財源は2,322万3,000円の減となっております。  次に、項目3の歳出予算の事業概要につきましては、48ページから50ページにかけて追加事業を記載しております。事業名に黒い星印を記載しております事業につきましては、51ページから54ページにかけまして事業別予算概要書を掲載しておりますので、併せてご確認いただきたいと思います。  48ページの(1)感染防止対策の取組では、1)としまして、介護事業所口腔フレイル予防環境整備事業、2)としまして、新型コロナウイルス感染症予防接種事業の2つの事業を追加しております。48ページから50ページにかけて記載しております(2)事業者への支援では、1)のタクシー運行継続緊急支援事業から6)香美町事業復活支援金まで6つの事業を追加しております。  50ページをご覧ください。項目5の、令和4年度香美町一般会計のこれまでの対応経費を含めた累計額は、債務負担行為を除き3億9,690万6,000円となるものでございます。  それでは、その他の歳出の事業の内容につきまして、概要を説明させていただきます。まず、議案資料の41ページから44ページにかけてでございますが、こちらのほうは、特別職と一般職に係る給与費明細書を掲載しております。まず、41ページでございますが、特別職について掲載しておりまして、右から2列目でございますが、共済費6万5,000円を追加するものでございます。共済費の算定に係る乗率の確定によるものでございます。  42ページから44ページにかけましては、一般職に係る給与費明細書を添付しております。まず、43ページでございますが、会計年度任用職員以外の職の者に係る補正としまして、給与費で667万3,000円の減額、共済費で254万8,000円の減額、合計で922万1,000円の減額とするものでございます。4月の人事異動などによるものでございます。なお、職員手当の内訳につきましては、下の表に掲載しておりますので、併せてご確認いただきたいと思います。  次に、44ページをご覧ください。会計年度任用職員に係る補正としまして、パートタイム会計年度任用職員2名の増、給与費で171万5,000円の増額、共済費で38万9,000円の増額、合計では210万4,000円の増額とするものでございます。42ページでは、43ページと44ページの合計を記載しているものでございます。  次に、27ページをお開きください。款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費の一般経常費としまして、27ページの上から2行目に計上しております総合災害補償金500万円の追加でございますが、本年6月に町内で実施されましたクリーン作戦参加者の作業中の死亡事故に係る補償としまして、香美町総合災害補償規程に基づきまして死亡給付金の支払いが必要になりますことから、所要額を計上しているものでございます。なお、当該給付は、全国町村会総合賠償補償保険の対象となるものでございます。  次に、目4基金費、財政調整基金費2,000万円の追加ですが、町内の方から収入させていただきました一般寄附金2,000万円について、財政調整基金に一時的な積立てを行いたいと考えているものでございます。今後、当該寄附金の使途が決定した段階で歳出予算の計上と所要の予算措置を行う予定でございます。  次に、温泉地域開発基金費の基金積立金18万8,000円の追加でございます。令和3年度入湯税の収入額が見込みを上回り、積立て所要額が不足したため追加するものでございます。  次に、公共施設等管理基金費の基金積立金2億円の追加でございますが、こちらは、今年度の予算編成におきまして、この基金を公共施設などの修繕、更新などの財源とするため、今回の第3号補正予算における剰余金相当額を追加し、積み立てるものでございます。なお、補正後の本年度末当該基金の残高は7億9,901万8,000円となる見込みでございます。  次に、森林環境基金費の基金積立金39万4,000円の減額でございます。今回、歳出補正予算として、款6農林水産業費に森林環境経営管理事業費に計上しております木の駅プロジェクト補助金に組替えを行いたいと考えているものでございます。当初予算では、今年度受入れ予定の森林環境譲与税のうち541万3,000円について基金積立てを予定しておりましたが、歳出予算の森林環境経営管理事業費において費用を増額する必要が生じましたので、基金積立金を減額し、組替えを行うものでございます。  次に、目6財産管理費の一般経常費、機器等撤去搬出業務委託料214万5,000円の追加でございます。こちらは、旧小代学校給食センターに残っております調理機器などの処分に係る経費として所要額を計上しているものでございます。  次に、庁用車管理費41万7,000円の追加は、これまで庁用車の事故修繕のために支出を行った金額と同額を計上することにより、9月以降の修繕料の所要額を確保したいと考えているものでございます。なお、修繕料として支出を行いました41万7,000円については、町有自動車損害共済保険の対象となるもので、今回歳入補正予算として諸収入に自動車損害保険受入金として41万7,000円を計上しているところです。  次に、目7企画費、一般経常費の鉄道利用促進助成金150万円から町民バス運営事業費のタクシー利用助成金72万円までの追加につきましては、いずれも申請者の増加と今後の利用見込みに対応しようとするものでございます。  次に、28ページをお開きください。目12諸費、過誤納返還金費で、こちら1,098万1,000円でございます。施設等利用費国県負担金から子育て世帯生活支援特別給付金国庫補助金までの8件の国県補助金などにつきまして、実績額と受入額との差引き超過額について返還する必要が生じたものでございます。  続きまして、29ページをご覧ください。款3民生費、項1社会福祉費、目2老人福祉費の高齢者補聴器活用調査助成事業費としまして助成金4万円の追加をするものでございます。兵庫県が実施します高齢者補聴器活用調査の事業協力者として選考されました高齢者の方に、1人当たり2万円を助成しようとするものでございます。  次に、30ページをお開きください。項2児童福祉費、目1児童福祉総務費、一般経常費の放課後等デイサービス事業所補助金380万円の追加でございます。令和4年4月より、兵庫県出石特別支援学校美方校に通学する児童等の放課後の預かり事業を実施しながら児童の発達支援を行う放課後等デイサービス事業者に移行する準備を進めてきた事業者に対しまして、運営に係る補助の増額を行いたいと考えているものでございます。当該事業者におかれましては、放課後等デイサービス事業者への移行時期を8月として準備を進めてきましたが、新たに児童発達支援管理責任者の常勤での配置が必要との兵庫県の指導がありまして、これに即時対応することが困難であるため、当分の間、児童の放課後の預かり事業者として現状の運営を継続させるため、当該補助金による支援を考えるものでございます。なお、当該補助金については、地域生活支援事業補助金としまして国庫補助金で390万円、県補助金で195万円の合計585万円が措置されるものでございます。  次に、目2児童措置費の保育所運営費408万1,000円の追加ですが、こちらは、令和4年2月から実施しております、私立保育所などに勤務する保育士等を対象とした給料等に係る3%程度の処遇改善について、本年10月以降は公定価格の加算による交付となるなど、従前からの人件費と同様の取扱いとなることから、私立保育所などへの委託料等を増額するものでございます。財源内訳としましては、施設型給付費国庫負担金として225万8,000円、施設型給付費県費負担金91万円が措置されるものでございます。  次に、31ページをご覧ください。款4衛生費、項1保健衛生費、目1保健衛生総務費の母子保健対策費で、機械器具備品購入費189万2,000円の追加でございます。こちらは、3歳児健康診査における弱視等の早期発見に有効な屈折検査機器を導入するため、所要額を計上しているものでございます。財源内訳としましては、国庫補助金として母子保健衛生費補助金94万6,000円が措置されるものでございます。  次に、不妊治療費扶助費180万円の追加は、令和4年度からの医療保険適用に係る経過措置により申請者が増加していることから、所要額を計上しているものでございます。  次に、目2予防費、予防接種費の予防接種費扶助費162万円の追加は、子宮頸がん予防接種を町外で接種された方に対し接種費用を助成しようとするものでございます。子宮頸がん予防接種は、今年度より接種に係る積極的な勧奨が再開されたところですが、積極的な勧奨により、接種を控えていた期間に接種の対象年齢であった平成9年4月2日生まれから平成18年4月1日生まれの女子についても、今回積極的な勧奨の対象とするものであること。また、対象の出生期間に該当する方におかれては、進学等の理由により町外に居住されている実態があることから、町外で接種された費用について、償還払いの方式により助成の対象とするため、所要額を計上しているものでございます。  続きまして、32ページをお開きください。目3環境衛生費、美方郡広域事務組合負担金事業費としまして61万9,000円を減額するものです。美方郡広域事務組合におきまして、令和3年度決算に伴う繰越額が確定したことから、火葬事業に係る負担金の減額を行うものでございます。  款6農林水産業費、項1農業費、目3農業振興費、新規就農・経営継承総合支援事業費でございますが、33ページをご覧いただきたいと思います。今回の37万6,000円の追加は、株式会社マイナビが、第一次産業に係る就職・転職イベントとして開催しておりますマイナビ農林水産FESTに出展するための費用として、普通旅費、会場借上料を計上しているものでございます。本町では、令和5年4月より、県認定研修期間となる梨の学校を開校予定であるなど、梨の担い手を育成する取組を進めていることから、当該イベントに複数回出展することで、梨の学校の研修生確保、また、新規就農者の確保に取り組むことで後継者育成と梨生産の振興を図りたいと考えているものでございます。  次に、34ページをお開きください。項2林業費、目2林業振興費、森林環境経営管理事業費でございますが、木の駅プロジェクト補助金39万4,000円の追加でございまして、こちらは、香美町、新温泉町、北但西部森林組合が共同運営しております木の駅プロジェクトに対しまして、当該プロジェクトの職員に係る人件費の3分の1を負担するものでございます。なお、当該プロジェクトの職員は、本町が雇用している会計年度任用職員であることから、当該プロジェクトから当該職員に係る人件費相当額118万2,000円を香美町で受け入れ、当該職員に支払うものでございます。  次に、目4治山事業費、町単治山事業費の17万4,000円の追加は、令和3年8月13日から15日の豪雨により小代区神水地内で発生しました山腹崩壊箇所について、土砂流出警戒センサーの設置をしまして監視を行っているところでございますが、令和4年度中に県営治山事業により対策工事を実施する予定でありましたが、兵庫県より、設計から工事までを2か年で実施する旨の連絡がありまして、当該センサーの継続設置が必要になることから、令和4年10月から令和5年3月までに係る経費として今回所要額を計上しているものでございます。  次に、35ページをご覧ください。款7商工費、項1商工費、目4観光費、観光振興費の広告料20万円の追加でございます。こちらは、麒麟のまち圏域の観光ガイドブック作成に要する経費を、麒麟のまちを構成しております構成市町が負担するものとして所要額を計上するものです。当該ガイドブックの作成については、日本郵便株式会社と麒麟のまち構成市町が協力して実施するものであり、英語版のフルカラーで3万部を作成し、関西、中国地域の主要な郵便局で配布を予定しているものでございます。  次に、御殿山管理費ですが、107万5,000円を追加するものでございまして、樹木伐採委託料30万7,000円につきましては、旧体育館跡地法面の危険木7本の伐採、それから、工事請負費76万8,000につきましては、経年劣化により老朽化が著しいフェンス205メートルの撤去工事と、公園内転落防止柵10か所の部分補修に係る経費として早急に対応する必要があると考え、今回の補正予算に計上するものでございます。  続きまして、36ページをお開きください。款8土木費、項2道路橋梁費、目2道路維持費の除雪費でございますが、機械器具備品購入費1,924万9,000円の減額でございまして、除雪ドーザなどの購入に係る経費について決算見込みによる減額を行うものでございます。財源内訳では、過疎対策事業債1,750万円の減額を行うものでございます。なお、財源内訳の国県支出金欄に計上しております3,498万3,000円につきましては、社会資本整備総合交付金としまして、当初予算と比較して3,708万3,000円増額となる内示を頂いたことから、増額分のうち3,498万3,000円につきまして、町道除雪に係る経費に充当しているものでございます。  次に、目3道路新設改良費は財源内訳の補正を行うものでございます。先ほど申し上げました社会資本整備総合交付金の増額分のうち、残りの210万円を道路新設改良費に充当することで、発行を予定しておりました過疎対策事業債210万円を減額しているものでございます。  項3河川費、目2河川維持費、一般経常費では、工事請負費として150万円を追加するもので、香住区香住地内の薦池川において、屈曲部、合流部の部分改修を行うための経費を計上するものでございます。こちらは、大雨の際の排水不良によりまして民家の敷地が浸水することから、当該浸水を解消するため所要額を計上しているところでございます。  次に、37ページをご覧ください。上から2行目でございますが、項4住宅費、目1住宅管理費の空家等対策適正化事業費で、老朽危険空家除却支援事業補助金260万6,000円を追加するもので、当該補助金に係る申請件数が当初予算を上回ること、また、当該補助金の早期活用が住民の安全で安心な生活環境の確保につながるものと考え、所要額を計上するものでございます。  次に、款9消防費、項1消防費、目1常備消防費の美方郡広域事務組合負担金241万1,000円の減額でございますが、令和3年度決算に伴う剰余金精算による普通負担金36万1,000円の減額と、当該組合が管理する消防救急デジタル無線香住基地局の非常用発電機の落雷事故による修繕費用に対する建物災害共済保険金の受入れがあったこと、また、当該組合と兵庫県との間で締結されたトンネル非常警報盤の管理委託による委託料収入が見込まれることによる調整としまして、消防事業負担金205万円の減額を行うものでございます。  続きまして、38ページをお開きください。目2非常備消防費、消防団運営費の消防団員福祉共済見舞金50万円の追加ですが、香美町消防団香住師団に所属されていた方に対しまして障害見舞金を給付する必要が生じましたので、所要額を計上するものでございます。なお、当該見舞金は、日本消防協会が運営しております消防団員等福祉共済の制度に基づくものでございます。  次に、款10教育費、項2小学校費、目1学校管理費としまして、一般経常費で財源内訳の補正を行うものですが、当初予算では、ふるさとづくり基金繰入金を小学校管理教育関係諸事業に充当していたところですが、令和3年度ふるさとづくり寄附金の歳入決算額が確定し、令和4年度予算における充当可能金額が1,316万3,000円減少することから、そのうち当該事業の充当金額から1,081万3,000円を減額するものでございます。  続いて、39ページをご覧ください。項5社会教育費、目2公民館費、公民館施設整備事業費でございますが、工事請負費90万円としまして、香住区中央公民館、それから、村岡区中央公民館、そして、B&G海洋センターの玄関に監視カメラを設置する経費でございます。各地区の拠点となる各中央公民館のうち、小代地域連携センターについては既に設置、運用しているところですが、ただいま申し上げました各施設については設置されていない状況です。このため、多くの方が利用される各施設に、防犯上の観点から監視カメラを設置することは被害を未然に防ぐ効果があると考え、所要額を計上しているものでございます。  目4社会教育施設費、天文館管理運営費で工事請負費37万4,000円の追加でございますが、香住天文館研修棟の便所改修に係る経費を計上しています。当該施設の便所はくみ取り式であることから、衛生管理面の改善と、利用者の利便性、快適性の向上を図るため、洋式便器の設置による簡易水洗化を行うものでございます。  次に、項6保健体育費、目2体育施設費、体育施設整備事業費で121万円の追加でございます。こちらは40ページでございます。体育施設整備事業費としまして修繕料の121万円の追加でございます。こちらは、香住B&G海洋センタープールのろ過循環設備の配管において漏水が発生しているものの、漏水箇所の特定に苦慮していることから、漏水箇所特定のため4か所の試掘などを行う経費として所要額を計上しているものです。漏水修繕工事については、漏水箇所特定後に対応を図る予定でございます。  款13予備費では、1,276万円を追加することで歳入歳出額の調整を図るものでございます。  続いて、23ページに戻りまして、歳入の説明でございますが、歳入につきましては、歳出予算の補正を行わない歳入予算のみの補正を行うものについて説明をさせていただきます。  まず、款10地方特例交付金としまして、減収補てん特例交付金でございますが、交付額の確定によりまして7万5,000円を追加するものでございます。  次に、款12地方交付税、項1地方交付税、目1地方交付税の普通交付税54万5,000円の追加は、本年度の普通交付税が確定したことによるものです。なお、本年度の決定額は58億3,354万5,000円で、前年度の決算額は61億154万円でしたので、決算対比としてはマイナスの2億6,799万5,000円の減となりました。ただし、前年度決算額は、普通交付税再算定分2億679万5,000円が含まれるもので、再算定分を控除した当初確定額での決算対比としては6,120万円の減となるものでございます。  続きまして、24ページをお開きください。款19繰入金としまして、目4でふるさとづくり基金繰入金でございますが、1,361万3,000円の減額で、令和3年度に受け入れましたふるさとづくり寄附金の金額が確定しましたので、当初予算で計上しました金額5億円から1,361万3,000円を減額するものでございます。  次に、款20繰越金でございます。前年度繰越金としまして2億2,095万7,000円の追加ですが、決算でもふれましたが、令和3年度から繰り越す決算剰余金2億7,095万7,000円から当初予算で計上しました5,000万円を控除した残額を今回計上するものでございます。  次に、款21諸収入で項4雑入としまして、節9の雑入により計上しております受入金は、令和3年度に実施しました国県補助事業の精算により追加で交付される補助金として合計で560万3,000円を受入れするものでございます。  以上で議案第80号の補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) 次に、議案第81号及び第82号について健康課長、中村彰作君。 ◎健康課長(中村彰作) それでは、議案第81号 令和4年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)の補足説明をさせていただきます。  議案書の31ページから40ページにかけまして、それぞれ勘定ごとに歳入歳出予算補正を記載しておりますが、このたびは、国保事業勘定及び各診療施設勘定につきまして補正をお願いするものでございます。  それでは、議案書31ページをお開きください。まず、議案部分でございますが、第1条におきまして、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ88万4,000円を減額し、歳入歳出それぞれ23億5,666万4,000円とするものでございます。  それでは、議案資料のほうで説明をさせていただきますので、議案資料(1)の5ページをお開きください。初めに、事業勘定の歳出についてご説明いたします。款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費の68万4,000円の増額につきましては、4月の人事異動に伴い職員の人件費を補正するものと、今年度より実施しております未就学児均等割保険税軽減に係る負担金の交付申請手続に必要となります国保事業報告システムの改修に係る費用について補正を行うものでございます。人件費の補正につきましては、6ページから8ページに給与費明細書を掲載しておりますので、ご確認していただきますよう、よろしくお願いします。  続きまして、款2保険給付費、項7傷病手当費、目1傷病手当費39万9,000円の増額につきましては、国民健康保険の被保険者に対する新型コロナウイルス感染症に係る傷病手当金について補正を行うものでございます。現在、新型コロナウイルス感染症の全国的な感染拡大により、本町内におきましても、コロナ陽性者が日々確認されている状況にあります。このような中におきまして、国民健康保険の被保険者が新型コロナウイルス感染症に感染し、その療養のために労務に服することができなかった事由が確認されたため、町内の感染状況を踏まえ、傷病手当金の増額補正を行うとしたところでございます。  次に、4ページにお戻りください。歳入についてでございます。款3県支出金、項1県負担金、目1保険給付費等交付金の56万4,000円につきましては、先ほど歳出でご説明いたしました国保事業報告システム改修委託料及び傷病手当金の支給に係る費用につきましては、全額、特別調整交付金として受入れを行うものでございます。  款5繰入金、項1他会計繰入金、目1一般会計繰入金51万9,000円につきましては、職員の人件費の増額に伴う繰入額の補正でございます。  以上が事業勘定の補正についてでございます。  続きまして、10ページをお開きください。佐津診療施設勘定についてでございます。款1総務費、項1施設管理費、目1一般管理費につきましては、佐津診療所の会計年度任用職員に係る共済費の調整に伴う補正で、歳入歳出予算額には異動はございません。  続きまして、15ページをお開きください。兎塚・川会診療施設勘定の歳出についてでございます。款1総務費、項1施設管理費、目1一般管理費の一般経常費183万2,000円の減額につきましては、現在、兎塚・川会診療所で勤務しております中村誠医師が、本年10月末をもちまして退職されることに伴い、11月以降の診療体制の見直しを行うことによる人件費の補正及び委託料の補正でございます。中村誠医師におきましては、平成27年6月より7年以上にわたり、当該診療所において診療を行ってきていただいております。このたび、ご自身の体調に対する不安を理由に、本年10月末をもちまして退職することになりましたので、このことに伴い、10月以降の診療体制を変更することにした補正でございます。後ほど、議員協議会におきまして、議員の皆様には詳細な説明を行うこととしておりますが、中村医師が退職をされた11月以降の兎塚・川会診療所の診療体制につきましては、兎塚診療所は、小代診療所で現在勤務しておられます上月医師に、川会診療所につきましては、公立香住病院勤務の浦辺医師に、それぞれ診療をお願いすることとしております。人件費の補正につきましては16ページから18ページに給与費明細書を掲載しておりますので、ご確認いただきたいと思います。  次に、14ページにお戻りください。歳入についてでございます。款4繰入金、項2他会計繰入金、目1一般会計繰入金183万2,000円の減額は、歳出でご説明いたしました人件費等につきまして、一般会計繰入金から減額をするものでございます。  次に、22ページをお開きください。小代診療施設勘定の歳出についてでございます。款1総務費、項1施設管理費、目1一般管理費の一般経常費157万2,000円の減額につきましては、先ほど兎塚・川会診療施設勘定のところでご説明しましたとおり、11月以降の診療体制の変更に伴い、小代診療所勤務の上月医師が兎塚診療所で診療を行うことによる人件費の調整に係る補正でございます。給与費明細書につきましては23ページから24ページに掲載しておりますので、ご確認ください。  款4公債費、項1公債費、目2利子3,000円につきましては、利率の確定に伴う町債利子償還金の増額補正でございます。  次に、21ページにお戻りください。歳入についてでございます。款5繰入金、項2他会計繰入金、目1一般会計繰入金156万9,000円の減額は、歳出でご説明いたしました人件費等の補正について一般会計繰入金から減額するものでございます。  次に、29ページをお開きください。兎塚・川会歯科診療施設勘定の歳出についてでございます。款1総務費、項1施設管理費、目1一般管理費143万4,000円の増額につきましては、4月の人事異動に伴う人件費の補正でございます。給与費明細書につきましては30ページから32ページに掲載しておりますので、ご確認いただきたいと思います。  次に、28ページにお戻りください。歳入についてでございます。款4繰入金、項1基金繰入金、目1財政調整基金繰入金143万4,000円は、歳出でご説明いたしました人件費の補正につきまして、財政調整基金繰入金を増額するものでございます。  以上で議案第81号の補足説明を終わらせていただきます。  続きまして、議案第82号 令和4年度香美町後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第1号)の補足説明をいたします。  議案書の41ページから43ページに歳入歳出予算の補正を掲載しておりますが、このたびの補正予算の概要は、システム保守委託料の補正と前年度繰越金の確定に伴う補正でございます。  それでは、議案書の41ページをお開きください。まず、議案部分でございますが、第1条において、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ40万3,000円を追加し、歳入歳出それぞれ3億4,507万5,000円とするものでございます。  それでは、議案資料のほうで説明させていただきますので、議案資料1の37ページをお開きください。まず、歳出についてでございます。款1総務費、項2徴収費、目1徴収費39万円の増額は、本年度更新する後期高齢者医療システム機器につきまして、既に機器等の発注は実施している状況ではございますが、半導体不足の影響により、機器の納入に不測の遅れが生じているため、予定納期までに機器の納入が困難であると判断いたしまして、新しい機器納入までの間、既存システムを継続して使用することとし、機器保守に係る保守委託料をこのたび補正するものでございます。なお、現在使用しております既存の機器の保守業務委託期間につきましては、令和4年10月31日までとしておりますので、11月から本年度末までの5か月間について保守委託料を増額することとしております。  款2後期高齢者医療広域連合納付金の1万3,000円の増額は、前年度繰越金につきまして、全額、後期高齢者医療広域連合納付金といたしまして県連合会へ納めるために増額するものでございます。  次に、36ページにお戻りください。歳入についてでございます。款3繰入金、項1一般会計繰入金、目1事務費繰入金39万円の増額は、歳出で説明いたしました電算システム機器保守料につきまして、一般会計から繰入金で補正をするものでございます。  次に、款4繰越金の前年度繰越金1万3,000円につきましては、令和3年度の決算余剰金を前年度繰越金として補正するものでございます。なお、この繰越金につきましては、歳出の後期高齢者医療広域連合納付金といたしまして広域連合に納付する財源となっております。  以上で議案第82号の補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) 次に、議案第83号について福祉課長、田村顕彦君。 ◎福祉課長(田村顕彦) それでは、議案第83号 令和4年度香美町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)の補足説明をいたします。  議案書は44ページから46ページ、議案資料は38ページから47ページとなっております。今回の補正につきましては、歳出予算における4月以降の人事異動等に伴う人件費関係の調整、令和3年度の国県負担金等の精算に係る償還金及び交付金の追加等、歳出予算に対応する国県負担金等と、一般会計繰入金及び基金繰入金の歳入予算の調整を行うものでございます。  議案書の44ページをお開きください。第1条に、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ679万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ25億7,182万7,000円としております。
     それでは、補正内容につきまして議案資料により説明いたしますが、人件費関係の調整につきましては項目ごとの説明を省略させていただきますので、ご了承をお願いいたします。  まず、歳出について説明をいたしますので、議案資料1の43ページをお開きください。ページの上段、款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費ですが、職員の人事異動に伴う人件費の調整及び令和4年10月施行の介護報酬改定に伴うシステム改修費用を含めた一般管理費186万7,000円の減額でございます。  次に、同じページの中段、款1総務費、項3介護認定審査会費、目2認定調査等費ですが、職員の時間外勤務手当の追加等による認定調査等費31万5,000円の追加でございます。  次に、同じページ下段から44ページ上段にかけての款3地域支援事業費につきましては、人件費の精査により、項1介護予防・生活支援サービス事業費、目1介護予防・生活支援サービス事業費で2万6,000円の減額。44ページ上段の項2一般介護予防事業費、目1一般介護予防事業費では、会計年度任用職員が加入しております共済の調整に伴う予算の調整を行っております。  次に、同じページ中段の款3地域支援事業費、項3包括的支援事業費・任意事業費、目2包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費につきましては、会計年度任用職員の通勤手当の追加等による34万2,000円の追加、目5生活支援体制整備事業費は、人件費の精査による9,000円の追加、目6認知症総合支援事業費につきましても、人件費の精査による2万3,000円の追加となっております。  最後に、同じページ下段の款6諸支出金、項1償還金及び還付加算金につきましては、前年度交付を受けました介護給付費、地域支援事業費の精算による国県負担金等の償還金799万8,000円の追加となっております。  次に、歳入を説明いたしますので、戻りまして、41ページをお開きください。まず、41ページのそれぞれの説明欄の現年度分介護給付・日常生活支援総合事業以外交付金と繰入金につきましては、歳出で説明いたしました地域支援事業費に対しますルール分の歳入補正額を費用負担者別にそれぞれ調整したものでございます。同様に、それぞれの説明欄の過年度分介護給付費負担金につきましては、令和3年度の国庫負担金の精算交付の追加を行うものとなっております。また、国庫補助金のシステム等改修費補助金につきましては、先ほど説明いたしました、介護報酬の改定に伴うシステム改修費の国庫補助分4万4,000円ということで計上をいたしております。  次に、款7繰入金、項1一般会計繰入金、目5その他一般会計繰入金の補正につきましては、歳出補正に伴う職員給与費等繰入金166万6,000円の減額、介護報酬改定に伴うシステム改修費分の事務費繰入金4万4,000円の追加を行うものでございます。  次に、42ページ上段の款7繰入金、項2基金繰入金、目1介護保険事業基金繰入金は、今回の補正によります財源不足に対しまして基金繰入れを行うものでございます。  最後に、45ページから47ページにつきましては給与費明細書を添付いたしておりますので、確認のほうをお願いしたいと思います。  以上で、議案第83号 令和4年度香美町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)の補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) 次に、議案第84号について病院事務局長、邊見昌平君。 ◎病院事務局長(邊見昌平) それでは、議案第84号 令和4年度香美町公立香住病院事業企業会計補正予算(第2号)の補足説明をさせていただきます。  議案書の47ページをお開きください。第1条は、令和4年度香美町公立香住病院事業企業会計の補正予算(第2号)は次に定めるところによるとしていますが、今回の補正予算は、当初予算編成後の職員の人事異動に伴う人件費等の補正と、器具備品購入費の追加及び債務負担行為の追加等に伴い補正するものでございます。  第2条は、業務の予定量の補正で、第5号、主な建設改良事業のウ、器具備品購入費の既決予定量に1,320万円を追加するものとしております。  第3条は、収益的収入及び支出の予定額を補正するもので、まず収入では、第1款病院事業収益で76万3,000円を追加、第2款介護老人保健施設収益で9,000円の減額、第3款訪問看護ステーション収益で2万7,000円の追加を予定し、合計で78万1,000円を追加しています。  48ページをお開きください。支出では、第1款病院事業費用は503万5,000円の追加、第2款介護老人保健施設費用は288万5,000円の減額、第3款訪問看護ステーション費用は9万3,000円の追加、第4款居宅介護支援事業費用は2,000円の追加を予定し、合計で224万5,000円を追加しています。  第4条は、資本的収入及び支出の予定額を補正するもので、資本的収入では1,680万円の追加を予定、資本的支出では1,320万円の追加を予定し、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額が360万円減となりますが、この額につきましては、当年度分損益勘定留保資金で調整しております。  第5条は債務負担行為の補正で、現在、東館新築工事を令和5年6月竣工予定で進めております。東館新築と合わせまして整備予定の透析室で使用する人工腎臓装置及び内視鏡検査室で使用するエックス線テレビシステムにつきましては、発注から納品まで相当の期間を要するため、本年度に契約しなければ東館竣工時に納入できないため、その所要額1億494万円について債務負担行為を追加するものでございます。  第6条は企業債の補正で、病院事業者への既決限度額に1,320万円を追加し、その限度額を4億5,810万円にするものとしております。  第7条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正で、職員給与費の既決予定額に173万3,000円を追加し、9億1,368万5,000円としております。  続きまして、50ページをお開きください。第8条は他会計からの補助金の補正で、一般会計からこの会計へ補助を受ける金額を78万1,000円追加し、2億1,214万4,000円としております。  それでは、続きまして、議案資料1により説明させていただきますので、議案資料1の72ページをお開きください。最初に、収益的収入及び支出の、支出のほうから説明をさせていただきます。款1病院事業の目1給与費451万8,000円の追加及び73ページの目3経費1万8,000円の追加は、医師1人を新たに採用することに伴う補正のほか、当初予算編成後の職員の人事異動等による調整などにより補正するものでございます。項3特別損失、目1過年度損益修正損50万円の追加は、前年度3月分の保険診療返戻分等に不足を生じるため補正するものでございます。款2介護老人保健施設の288万5,000円の減額、続きまして、74ページの款3訪問看護ステーション9万3,000円の追加及び款4居宅介護支援事業費用2,000円の追加は、いずれも当初予算編成後の職員の人事異動等による調整で補正するものでございます。  続きまして、72ページに戻っていただきまして、収益的収入及び支出の、収入の説明をさせていただきます。款1病院事業収益の76万3,000円の追加、款2介護老人保健施設の9,000円の減額、款3訪問看護ステーション2万7,000円の追加は、いずれも人事異動等による基礎年金拠出金公的負担補助金を調整し、補正するものでございます。  続きまして、75ページをお開きください。資本的収入及び支出の説明をさせていただきます。支出のほうでございますが、1款資本的支出、1項建設改良費、目3器具備品購入費1,320万円の追加は、医事システムの購入費を計上するものでございます。なお、財源には、1款資本的収入、1項企業債1,320万円を予定しております。また、3項投資回収金360万円は、薬剤師1人及び看護師1人が、医療技術者修学資金貸与を令和4年3月で辞退したことによりまして、これまでの貸与額の返還金を受入れするものでございます。  以上がこのたびの補正予算となりますが、少し戻っていただきまして、49ページから51ページには実施計画補正、52ページには予定キャッシュ・フロー計算書の補正、53ページから55ページに給与費明細書の補正、56ページには債務負担行為に関する調書、57ページから70ページにかけましては予定貸借対照表の補正、そして、71ページに注記の補正をそれぞれ載せておりますので、ご清覧ください。なお、これら予算に関する説明書のうち、予定キャッシュ・フロー計算書の補正、予定貸借対照表の補正、注記の補正につきましては、このたびの補正予算におきまして、令和3年度決算に基づく数値の修正も併せて行っております。  以上で補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) 次に、議案第85号及び第86号について上下水道課長、亀村孝君。 ◎上下水道課長(亀村 孝) それでは、議案第85号の補足説明を行います。  このたびの補正は、人事異動に伴います人件費の補正と、令和3年度の決算確定に伴う減価償却費などの補正を行うものでございます。  それでは、議案書51ページをお願いいたします。第1条は、補正予算(第2号)は、次に定めるところによるとしております。第2条は、収益的収入及び支出の補正として、収入の水道事業収益を103万1,000円減額し4億9,310万3,000円とし、支出の水道事業費用を306万7,000円減額し6億2,427万1,000円としております。第3条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正として職員給与費を71万5,000円増額し、6,957万5,000円に改めております。第4条は、他会計からの補助金の補正として20万4,000円減額し、1,064万4,000円に改めております。  それでは、内容につきまして説明をさせていただきますので、議案資料1の88ページをお願いいたします。収益的収入及び支出についてで、まず支出についてですが、項1営業費用の目1原水及び浄水費から89ページの目4総係費までで71万6,000円増額しておりますが、これは4月の人事異動に伴う給与費及び手当などについて調整を行ったものでございます。目5減価償却費及び目6資産減耗費で378万3,000円減額しておりますが、これは令和3年度の決算確定に伴い、本年度予算の調整を行ったものでございます。  88ページの収入についてでございます。項2営業外収益の目3他会計補助金を20万4,000円減額しております。これは人事異動に伴い、児童手当分の繰出額を調整したものでございます。また、目4長期前受金戻入を82万7,000円減額しております。これは令和3年度の決算確定に伴い、本年度予算の調整を行ったものでございます。  少し戻っていただきまして、78ページには予定キャッシュ・フロー計算書補正、79ページから81ページには、給与費明細書補正として給与費及び手当などに係る比較表を載せております。また、82ページから86ページには、このたびの補正に係る数値を整理し、予定貸借対照表補正として載せております。87ページには注記の補正を載せておるところでございます。  以上で補足説明を終わります。  続きまして、議案第86号の補足説明をさせていただきます。  このたびの補正は、先ほどと同じ、4月の人事異動に伴う人件費についての補正と、令和3年度の決算確定に伴う調整及び修繕費の補正を行うものでございます。  それでは、議案書52ページをお願いいたします。第1条は、補正予算(第2号)は、次に定めるところによるとしております。第2条は、収益的収入及び支出の補正として、収入の下水道事業収益を772万6,000円増額し16億4,112万1,000円とし、支出の下水道事業費用を1,797万9,000円増額し13億567万円としております。第3条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正として、職員給与費を70万3,000円増額し3,998万1,000円に改めております。第4条は、他会計からの補助金の補正として180万3,000円増額し、その額を8億7,639万7,000円に改めさせていただいております。  それでは、内容につきまして説明をさせていただきますので、議案資料1、104ページをお願いいたします。収益的収入及び支出についてで、まず支出についてでございますが、項1営業費用、目1管渠費から105ページ、目4総係費までで4月の人事異動に伴う給与費及び手当などについて調整を行ったものでございます。  104ページの目3処理場費の修繕費の110万円の増額は、鎧浄化センターにおいて急遽修繕工事の必要が生じましたので、補正を行うものでございます。また、105ページの目5減価償却費及び目6資産減耗費については、令和3年度の決算確定に伴い、令和4年度の予算調整を行ったものでございます。  次に、104ページの収入の項2営業外収益の目3他会計補助金を180万3,000円増額しておりますが、これは支出予算の補正に伴い一般会計補助金を調整したものでございます。また、目4長期前受金戻入は、令和3年度の決算確定に伴い調整を行ったものでございます。  92ページには予定キャッシュ・フロー計算書、93ページから95ページには給与費明細書補正を、96ページから102ページには予定貸借対照表として数値を整理し、掲載をさせていただいております。102ページ、103ページには注記の補正を載せたところでございます。  以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) これをもって、議案第80号から議案第86号までの7議案の提案理由の説明を終わります。  なお、この7議案についても、9月12日に案件ごとに審議をいたします。  ここで暫時休憩をいたします。再開は14時15分といたします。                               午後2時05分 休憩                               午後2時20分 再開 ◎議長(西谷 尚) 休憩前に引き続き、会議を再開します。      ──────────────────────────────  日程第26 議案第64号 令和3年度香美町公立香住病院事業企業会計歳入歳出決算の認             定について ◎議長(西谷 尚) 日程第26 議案第64号 令和3年度香美町公立香住病院事業企業会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  この案件につきましては、去る6月3日の本会議におきまして、その審査を総務民生常任委員会に付託されております。7月15日付をもちまして議長の下に別紙委員会審査報告書が提出されました。これより総務民生常任委員会の審査結果の報告を求めます。  総務民生常任委員会委員長、西谷高弘君。 ◎総務民生常任委員会委員長(西谷高弘) 6月3日の本会議におきまして当委員会に付託されました議案第64号 令和3年度香美町公立香住病院事業企業会計歳入歳出決算の認定についての審査の経過と結果について、報告をいたします。  審査の結果は、お手元に配付しております審査報告書のとおり原案認定でございます。  次に、審査の経過を報告いたします。7月15日、委員会室において、委員全員出席の下、病院事務局長、担当者から通告をした質疑事項について一問一答方式で慎重に審査を行いました。  主な質疑の内容については、1つとして、医療提供体制について、診療科や人員についての説明をの問いに対し、診療体制は、令和3年5月から、豊岡病院からの支援医師により月2回の精神科の外来診療が始まり、10月から新たに胃腸科を開設し、外来診療のほか、内視鏡検査も拡充したところです。医療科が増えると看護師の配置も必要となり、現時点では施設基準を何とか維持できていますが、看護師の確保が喫緊の課題ですと答弁がありました。  2つとして、地域包括ケア病床12床及び一般病床38床の運用状況についての問いに対し、令和3年度の全病床50床に対する病床利用率は66%でした。このうち、地域包括ケア病床は12床で病床利用率は86.3%となりました。令和3年度の地域包括ケア病床の入院収益は約1億4,670万円で、これが一般病床であったと仮定した場合、入院収益は約8,860万円となりますので、約5,810万円の増収であったと見ています。今後、地域包括ケア病床のさらなる増床については、そのニーズや圏域の状況等を勘案しながら検討を進めたいと考えていますと答弁がありました。  3つとして、令和3年度当年度純損失9,496万1,871円が新たに生じたが、一般会計繰入金を充当して未処理剰余金を減額することができたのではないかの問いに対し、赤字を補填するため一般会計から基準外の繰入れを追加した場合、収支が改善され、未処理欠損金も減少し、期末の現金も増加します。しかしながら、安定した運営のために病院事業が一定の現金を持つことは必要です。そして、病院経営に必要なことは、未処理欠損金を解消することも重要ですが、安定的な経営を行うためには、資金不足を発生させず、適切な現金を持ち続けることだと考えていますと答弁がありました。  このほかにも質疑を行い、総合的に審査を行いました。  質疑終了後、討論はなく、採決を行いました。採決の結果、歳入歳出とも適正に執行されるものと認め、全員賛成で原案認定と決定いたしました。  以上で、議案第64号 令和3年度香美町公立香住病院事業企業会計歳入歳出決算の認定についての委員長報告といたします。議員各位のご賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) 委員会審査報告が終わりました。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。  これより討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより、議案第64号を起立により採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。  よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。      ──────────────────────────────  日程第27 議案第65号 令和3年度香美町水道事業企業会計歳入歳出決算の認定につい             て ◎議長(西谷 尚) 日程第27 議案第65号 令和3年度香美町水道事業企業会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  この案件につきましては、去る6月3日の本会議におきまして、その審査を産業建設文教常任委員会に付託されております。7月12日付をもちまして、議長の下に別紙委員会審査報告書が提出されました。  これより、産業建設文教常任委員会の審査結果の報告を求めます。  産業建設文教常任委員会委員長、藤井昌彦君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(藤井昌彦) 6月3日の本会議におきまして当委員会に付託されました議案第65号 令和3年度香美町水道事業企業会計歳入歳出決算の認定について、審査の経過と結果について報告をいたします。  審査の結果は、お手元に配付しております審査報告書のとおり原案認定であります。  次に、審査の経過を報告いたします。7月12日、委員会室において、課長、担当者から通告した質疑事項について一問一答方式で慎重に審査を行いました。  主な質疑の内容については、1つとして、有収率が80.27%と、前年度と比べて0.25ポイント下回った要因はの問いに対し、漏水修繕、管路の更新に努めていますが、有収率は近年下降傾向にあります。これは、発見できない漏水箇所からの漏水があること、配水量が年々減少していることなどから、有収率を押し下げる要因となっていますと答弁がありました。  2つとして、老朽配水管の更新計画はの問いに対し、現在、管路更新計画は策定しておらず、漏水箇所や移設が必要となった管路等について順次更新工事を行っています。今後、法定耐用年数を経過する管路が年々増加することから、将来の更新需要に備え、令和4年度に管路更新計画の策定を予定していますと答弁がありました。  3つとして、一元管理できるマッピング構築業務とあるが、どのようなものかの問いに対し、本町の水道管路台帳については、合併前に整備した紙ベースのものがありましたが、縮尺や記載情報について旧町ごとで違いがあり、全体的に統一されたものではありませんでした。今回導入した水道管路管理システム(マッピングシステム)では、ゼンリン住宅地図をベースに、水道管路台帳を電子化することで旧町ごとにばらばらだった管路情報の統一化が図られ、パソコン画面の地図上で管路の敷設場所や口径、管種などの管路情報を表示できるようになりましたと答弁がありました。  このほかにも質疑を行い、総合的に審査を行いました。  質疑終了後、討論はなく、採決を行いました。採決の結果、歳入歳出とも適正に執行されているものと認め、全員賛成で原案認定と決しました。  以上で、議案第65号 令和3年度香美町水道事業企業会計歳入歳出決算の認定についての委員長報告とします。議員各位のご賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) 委員会審査報告が終わりました。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。
     これより討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより、議案第65号を起立により採決します。  本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。  よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。      ──────────────────────────────  日程第28 議案第66号 令和3年度香美町下水道事業企業会計歳入歳出決算の認定につ             いて ◎議長(西谷 尚) 日程第28 議案第66号 令和3年度香美町下水道事業企業会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  この案件につきましては、去る6月3日の本会議におきまして、その審査を産業建設文教常任委員会に付託されております。7月12日付をもちまして、議長の下に別紙委員会審査報告書が提出されました。  これより、産業建設文教常任委員会の審査結果の報告を求めます。  産業建設文教常任委員会委員長、藤井昌彦君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(藤井昌彦) 6月3日の本会議におきまして当委員会に付託されました議案第66号 令和3年度香美町下水道事業企業会計歳入歳出決算の認定について、審査の経過と結果について報告をいたします。  審査の結果は、お手元に配付しております審査報告書のとおり原案認定であります。  次に、審査の経過を報告いたします。7月12日、委員会室において、課長、担当者から通告した質疑事項について一問一答方式で慎重に審査を行いました。  主な質疑の内容については、1つとして、下水道使用料、水道使用料に比べて少ないのではないか。下水の使用料は上水の倍くらいになるのではと聞いていたのでの問いに対し、水道の普及率99.6%に対して、水道使用量の指標となる下水道接続率が82.2%になっていること等の影響で、下水道使用料は水道料金に対して1.15倍程度になっていますと答弁がありました。  2つとして、減価償却費、企業債償還金との関連はの問いに対し、減価償却の資産の耐用年数と比べ、企業債償還金の償還年数が短いため、減価償却費と企業債償還金に差額が生じます。なお、減価償却期間と企業債償還期間が異なることにより生じる減価償却費と元金償還額との差額については、後年度に繰り延べして、平準化するために発行される資本費平準化債を借り入れていますと答弁がありました。  3つとして、経費回収率が100を切っている。水洗化率、有収水量の増加、使用料収入の確保について今後の具体的方策はの問いに対し、経費回収率とは、下水道使用料で回収すべき経費をどの程度使用料で賄えるかを表した指標となります。令和3年度末では85.47%となり、使用料収入以外の費用で賄われている部分もあることから、水洗化率や有収水量の増加、使用料収入の確保に向けた取組を今後も継続して進める必要があります。具体的な取組としては、今後も、これまでと同様に、町広報、町ホームページ及びイベント時などで啓発等を継続して行うことにより下水道接続率の向上に努め、水洗化率、有収水量の増加に努めたいと考えていますと答弁がありました。  このほかにも質疑を行い、総合的に審査を行いました。  質疑終了後、討論はなく、採決を行いました。採決の結果、歳入歳出とも適正に執行されているものと認め、全員賛成で原案認定と決しました。  以上で、議案第66号 令和3年度香美町下水道事業企業会計歳入歳出決算の認定についての委員長報告とします。議員各位のご賛同を賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) 委員会審査報告が終わりました。  これより委員長報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。  これより討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。  これより、議案第66号を起立により採決します。  本案に対する委員長の報告は原案認定です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。  よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。  お諮りいたします。  以上で本日の日程は全て終了しました。  本日はこれにて散会したいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  よって、本日はこれにて散会することに決定いたしました。  次の本会議は9月8日木曜日午前9時30分より再開します。  本日は大変ご苦労さまでした。                               午後2時38分 散会 Copyright (c) KAMI TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...