香美町議会 2022-03-22
令和4年第132回定例会(第7日目) 本文 開催日:2022年03月22日
2022年03月22日:令和4年第132回定例会(第7日目) 本文 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 午前9時30分 開議
◎議長(西谷 尚) おはようございます。
ただいまの出席議員は15人であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
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日程第1
会議録署名議員の指名
◎議長(西谷 尚) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
香美町議会会議規則第125条の規定により、議長において、岸本正人君、上田勝幸君を指名します。
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日程第2 諸般の報告
◎議長(西谷 尚) 日程第2 諸般の報告を行います。
本日の議事日程、発議書3及び議案資料6はあらかじめ議場配付いたしておりますので、ご確認ください。
次に、徳田喜代子君より療養のため欠席の旨、届出がありましたので、許可をいたしております。
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日程第3 議案第15号 令和4年度香美町
一般会計予算
日程第4 議案第16号 令和4年度香美町
国民健康保険事業特別会計予算
日程第5 議案第17号 令和4年度香美町
後期高齢者医療保険事業特別会計予算
日程第6 議案第18号 令和4年度香美町
介護保険事業特別会計予算
日程第7 議案第19号 令和4年度香美町財産区
特別会計予算
日程第8 議案第20号 令和4年度香美町
町立地方卸売市場事業特別会計予算
日程第9 議案第21号 令和4年度香美町
国民宿舎事業特別会計予算
日程第10 議案第22号 令和4年度香美町
公立香住病院事業企業会計予算
日程第11 議案第23号 令和4年度香美町
水道事業企業会計予算
日程第12 議案第24号 令和4年度香美町
下水道事業企業会計予算
◎議長(西谷 尚) 日程第3 議案第15号 令和4年度香美町
一般会計予算から、日程第12 議案第24号 令和4年度香美町
下水道事業企業会計予算までの10議案は、
香美町議会会議規則第37条の規定により一括議題といたします。
この10議案は、2月25日の本会議におきまして、その審査を
予算特別委員会に付託していた内容であります。3月18日付をもちまして、議長の下に
別紙委員会審査報告書が提出されました。
これより
予算特別委員会の審査結果の報告を求めます。
予算特別委員会委員長、吉川康治君。
◎
予算特別委員会委員長(吉川康治) おはようございます。令和4年度
予算特別委員会委員長報告を行います。
第132回3月定例会において、議長を除く15名で組織する
予算特別委員会に付託されました議案第15号 令和4年度香美町
一般会計予算、議案第16号から議案第24号までの6特別会計、3
企業会計予算の計10議案の審査について、経過と結果を報告いたします。
2月25日に委員長に私、副委員長に
南垣誠委員を決めるとともに、審査日程等の確認を行いました。
審査は、3月4日に建設課、上下水道課、香住病院、7日に農林水産課、観光商工課、村岡地域局、小代地域局、8日に町民課、健康課、福祉課、10日に
教育総務課、
こども教育課、生涯学習課、11日に総務課、財政課、企画課、防災安全課、税務課の質疑を行い、最終日18日には総括質疑を行いました。
審査の方法は、事前に質疑通告を行い、それに対する答弁を求める形で進めることとし、案件ごとに課長及び担当職員の出席を求め、副町長には事務に支障のない範囲での出席を求めました。そして、最終日には町長、教育長の出席を求め、審査を行いました。
質疑事項、内容及び審査の内容につきましては、議長を除く全議員が委員であることから省略をいたしますが、審査結果はお手元に配付しております
委員会審査報告書のとおり、10議案とも原案可決であります。
委員におかれましては、限られた7日間の日程の中で、多数にわたる項目に対し広い視野から精力的に慎重審査いただき、また、会議の進行に格別のご協力を頂きましたことに、心から敬意を表するとともに感謝を申し上げます。
さらに、町長をはじめ、教育長、副町長、課長、担当職員の皆様には、職務多忙の折にも関わらずご出席くださり、また、適切な説明に努めていただき、誠にありがとうございました。この場を借り厚く御礼申し上げます。また、令和4年度予算執行に当たっては、委員会での委員の意見を十分認識していただき、住民ニーズの的確な把握に努め、住民と一体になったまちづくり、
住民サービス向上のため、適正に行っていただくことを求めます。
以上、簡単ではありますが、令和4年度
予算特別委員会の
委員長報告といたします。ありがとうございました。
◎議長(西谷 尚)
委員会審査報告が終わりました。
報告に対する質疑は、議長を除く全議員が委員でありますので省略いたします。
吉川委員長、ご苦労さまでした。
これより付託案件10議案について討論、採決を行いたいと思いますが、その方法は案件ごとに議案の順序に従って行います。
初めに、議案第15号 令和4年度香美町
一般会計予算に対する討論を行います。
討論はありませんか。
原案反対の方の発言を許可いたします。
谷口眞治君。
◎谷口眞治(3番) 議席番号3番、谷口眞治でございます。ただいま議題となっております議案第15号 令和4年度香美町
一般会計予算について、反対の立場で討論いたします。
反対理由は5点です。
第1点目。コロナ禍の町民の命と暮らしを守ることが最優先です。
コロナ対策予算が足りません。1)
水道料金値上げの対応の暮らしの支援がありません。2)
事業復活支援金の対象外のみなし法人の支援が抜け落ちています。
2点目です。5年前と半減の出生数、少子化に歯止めがかからない
子育て予算です。
放課後児童クラブ利用者、第3子以降利用者の軽減、国保税の未就学児の均等割保険税の軽減など一定の前進はありますが、
少子化歯止めには、
学校給食費無償化、出産祝い金、
子育て支援策の所得制限の廃止、
子育て支援対策の充実など、抜本拡充が必要であります。
3点目。年金削減、物価上昇に追い打ちをかける、高齢者に冷たい予算です。まず1点目。県の行革に追随の
老人会活動強化推進事業補助金の減額。2)公民館講座、
高齢者大学受講料の1,000円の徴収。3点目。高齢者が予約しなければ乗れない
予約制町民バスの推進。4点目。
敬老会補助金削減回復と、基準年齢の見直しがない。
4項目めであります。国民監視のマイナンバーカードと、国民の個人情報を大企業のもうけの種にされかねないデジタル化を推進する予算です。
5点目。これまでの課題の解決が見えない予算です。まず1点目は、
社会福祉協議会の
補助金増額要請に応えていません。2点目ですが、環境保全に逆行する最終処分場の処理水の矢田川放流。
以上、指摘をして、反対討論といたします。議員各位のご賛同をお願い申し上げまして、討論を終わります。ありがとうございました。
◎議長(西谷 尚) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。
上田勝幸君。
◎上田勝幸(2番) 議席番号2番、上田勝幸です。議案第15号 令和4年度香美町
一般会計予算、賛成の立場で討論いたします。
豊岡保健事務所管内で
新型コロナウイルス感染症患者が連日のごとく、数十名を数え、いつ収束に向かうか先の見えない中、香美町においても、数日置きではありますが、コロナ患者が出たとの報告がなされる、そんな中、コロナ禍の対応に苦慮しながらも、全身全霊を傾け、心血を注ぎ、コロナ禍を克服せんと必死に頑張っている町長をはじめとする町当局が、後世に大きなツケを残さない持続可能な財政運営を念頭に、住民生活の安心・安全に寄与できるかと問い、住民の思い、願いに配慮しながら編成した予算になっていると思います。全ての住民に満足を与える十全の予算になっていないとしても、住民の期待に応えようと新事業も取り入れていますし、議員が一般質問、その他にて提案、提言したことも随所に取り入れた予算になっていると思います。大多数の住民には理解していただき、賛同を得られる予算になっていると、私自身は思います。
以上、私の賛成討論といたします。議員諸兄のご賛同のほどよろしくお願いいたします。
以上です。
◎議長(西谷 尚) 次に、原案反対の方の発言を許可いたします。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。
松岡大悟君。
◎松岡大悟(10番) 議席番号10番、松岡大悟です。議案第15号 令和4年度香美町
一般会計予算の認定について、賛成の立場で討論を行います。
提案された
一般会計予算の総額は、歳入歳出それぞれ137億2,700万円で、前年度の146億8,800万円に比べ9億6,100万円の減、率にして6.5%の減となっています。内容を見てみると、普通交付税の一本算定や、人口減少などにより一般財源の減少が見られる中、
地域介護拠点整備の取組、
学校教育施設整備の取組、
観光開発整備の取組など、町の活性化や福祉、教育のさらなる向上を目指す予算内容となっており、香住、村岡、小代、3区の地域課題を受け止め、それらの課題に対応した予算内容でもあり、町民の安全・安心へ配慮された予算として期待が持てます。また、
新型コロナウイルス感染症対策に積極的に取り組むとともに、町民の暮らしと仕事を支えながら、コロナ収束を見据えた取組にも期待が持てます。まさに、第2次香美町
総合計画後期基本計画及び第2期総合戦略に基づいた予算であること、また、「こどもたちに夢と未来をつなぐまち」のための予算であると判断いたしました。今後も、持続可能なまちの在り方を第一に考え、町民全世代、誰もが取り残されることのない、切れ目のない政策を願うところです。よって、私は、議案第15号 令和4年度香美町
一般会計予算について賛成をいたします。
議員各位のご賛同をお願い申し上げ、賛成討論とさせていただきます。ありがとうございました。
◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。討論を終了します。
これより、議案第15号を起立により採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
◎議長(西谷 尚) 起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第16号 令和4年度香美町
国民健康保険事業特別会計予算に対する討論を行います。
討論はありませんか。
原案反対の方の発言を許可いたします。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。
小谷康仁君。
◎小谷康仁(8番) 議席番号8番、小谷康仁です。ただいま議題となっております議案第16号 令和4年度香美町
国民健康保険事業特別会計予算に賛成の立場で討論をいたします。
この事業は、
被用者保険の適用者以外の人を被保険者として、疾病、負傷、出産、死亡に関して必要な給付を行います。平成30年度から、都道府県も保険者として財政運営の責任主体となることで
市町村国民健康保険財政の安定を図ることとなり、兵庫県が
国民健康保険事業納付金として各市町に納付を求めることとなっています。令和4年度税制改正では、基礎賦課額に係る限度額の合計が3万円上がり、
102万円に改正されます。子育て世帯への
経済的負担軽減のため、公費として国が2分の1、県が4分の1、市町村が4分の1と5割が減額されます。
一般会計繰入金は1.4%増の195万3,000円の増額を計上し、国保税は10万8,868円で、昨年度より642円の減となります。令和4年度より、
医療費水準を反映させない算定方式の統一化に加え、個別公費など相互補助する方式が導入されますが、県2号繰入金による
インセンティブ制度は引き続き講じられます。香美町
国民健康保険特定健康診査実施計画や
データヘルス計画を策定、実施し、成果により、県からの
特別交付金を受ける計画となっており、評価できます。よって、賛成をします。
議員各位のご賛同をお願い申し上げます。ありがとうございました。
◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。討論を終了します。
これより、議案第16号を起立により採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第17号 令和4年度香美町
後期高齢者医療保険事業特別会計予算に対する討論を行います。
討論はありませんか。
原案反対の方の発言を許可いたします。
谷口眞治君。
◎谷口眞治(3番) 議席番号3番、谷口眞治です。ただいま議題となっています議案第17号 令和4年度香美町
後期高齢者医療保険事業特別会計予算について、反対の立場で討論をいたします。
反対理由は、
後期高齢者の唯一の収入である年金が、4月から0.4%削減、
基礎年金者で月259円減額、
厚生年金受給者で903円の減額であります。その上に、本年10月から、単身者で年収200万円以上、夫婦世帯で年収320万円以上の医療費2割の自己負担が実施され、香美町では、全体被保険者の10.5%、398人が該当すると言われています。高齢者にとって苛酷な、冷たい予算です。こんな予算には賛成できません。そもそも75歳という年齢で医療費を別にする制度こそ大問題です。もともと75歳以上の高齢者は、
老人保護措置法で無料でした。年齢で差別する医療制度を廃止して、高齢者が安心して受け取れる医療制度の位置づけを求めて、反対討論といたします。
議員各位の賛同をお願い申し上げまして、討論を終わります。ありがとうございました。
◎議長(西谷 尚) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。
小谷康仁君。
◎小谷康仁(8番) 議席番号8番、小谷康仁です。ただいま議題となっております議案第17号 令和4年度香美町
後期高齢者医療保険事業特別会計予算に賛成の立場で討論をいたします。
この事業は、若い世代が高齢者を支え、高齢者も保険料と医療費の一部を負担することで国民皆保険を引き継いでいく支え合いの仕組みです。保険料率は2年ごとに改定され、令和4年度、令和5年度の所得割率は0.21ポイントの減、均等割額5万147円で1,224円の減となっています。医療費の一部負担割合は、1割と3割に加え、10月から2割負担が始まります。3,798人のうち10.5%の398人がその対象となります。施行後3年間は、引上げに伴う
負担増加額を3,000円まで抑える措置が講じられます。
広域連合納付金は、示された計算式に基づき、香美町占有率などを乗じて算定され、
保険基盤安定負担金は対前年比345万2,000円の減を計上しています。今回の見直しで2割負担が増えましたが、2022年以降、団塊の世代が75歳以上となり始め、医療費の増大が見込まれます。
後期高齢者の医療費のうち、
窓口負担金を除いて、約4割は現役世代の負担となっていて、今後も増大していく見込みとなっています。現役世代の負担を抑え、国民皆保険を未来につないでいくために必要な見直しだと判断します。よって、賛成をします。
議員各位のご賛同をお願い申し上げます。ありがとうございました。
◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。討論を終了します。
これより、議案第17号を起立により採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
◎議長(西谷 尚) 起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第18号 令和4年度香美町
介護保険事業特別会計予算に対する討論を行います。
討論はありませんか。
原案反対の方の発言を許可いたします。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。
小谷康仁君。
◎小谷康仁(8番) 議席番号8番、小谷康仁です。ただいま議題となっております議案第18号 令和4年度香美町
介護保険事業特別会計予算に賛成の立場で討論をいたします。
この事業は、
介護保険制度の円滑な運営を図り、基盤整備のための基本となる計画です。要
介護高齢者などの実態の把握、現行の
サービス利用者の調査を基に、3か年を1期として各計画を策定し、見直しが行われます。社会全体で支え合うことで、介護が必要な人に、本人やその家族の意向に沿った
介護サービスが受けられる供給体制を推進することを目的としています。令和4年度の
介護保険料は、第8期
介護保険事業計画値が設定されます。低所得者の
保険料軽減のため、一般会計から2,290万7,000円を繰り入れ、5,265万2,000円を基金から取り崩す予定となっています。認定者数は、昨年度に引き続き増加見込みで、給付費も3.4%増となる見込みです。
地域支援事業においては、高齢者にふさわしいサービスを提供することで、要介護状態などにならない防止、元気な高齢者には、介護などの担い手として社会参加することで積極的な
健康づくりへと導くため、介護予防・
生活支援サービス事業、
一般介護予防事業、包括的・
継続的ケアマネジメント支援事業、
認知症総合支援事業を行い、要介護状態などにならないための自立支援を目指し、介護予防や
フレイル予防に力を注ぐこととなっており、評価できます。よって、賛成をします。
議員各位のご賛同をお願い申し上げます。ありがとうございました。
◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。討論を終了します。
これより、議案第18号を起立により採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第19号 令和4年度香美町財産区
特別会計予算に対する討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。
これより、議案第19号を起立により採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第20号 令和4年度香美町
町立地方卸売市場事業特別会計予算に対する討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。
これより、議案第20号を起立により採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第21号 令和4年度香美町
国民宿舎事業特別会計予算に対する討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。
これより、議案第21号を起立により採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第22号 令和4年度香美町
公立香住病院事業企業会計予算に対する討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。
これより、議案第22号を起立により採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第23号 令和4年度香美町
水道事業企業会計予算に対する討論を行います。
討論はありませんか。
原案反対の方の発言を許可いたします。
谷口眞治君。
◎谷口眞治(3番) 議席番号3番、谷口眞治です。ただいま議題となっています議案第23号 令和4年度香美町
水道事業企業会計予算について、反対の立場で討論いたします。
反対理由は、昨年12月の第130回香美町議会で可決された
水道料金値上げの条例改正に基づき、本年4月から使用する水道料金を平均11%値上げする予算だからであります。コロナ禍で引き続き厳しい暮らしを余儀なくされている町民の暮らしを打撃する予算には賛成できません。以上を述べて反対討論といたします。
議員各位の賛同をお願い申し上げて、討論を終わります。
◎議長(西谷 尚) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。討論を終了します。
これより、議案第23号を起立により採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
◎議長(西谷 尚) 起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第24号 令和4年度香美町
下水道事業企業会計予算に対する討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。
これより、議案第24号を起立により採決いたします。
本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
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日程第13 議案第40号 香美町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の一
部を改正する条例を定めることについて
◎議長(西谷 尚) 日程第13 議案第40号 香美町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。
議案の朗読は省略します。
町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第40号 香美町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を定めることについての提案理由を説明いたします。
消防団員等公務災害補償責任共済等に関する法律の一部改正に伴い、香美町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の一部を改正する必要が生じましたので、所要の改正を行うものでございます。詳細につきましては防災安全課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) 補足説明を防災安全課長、小椋勇二君。
◎防災安全課長(小椋勇二) それでは、議案第40号の補足説明を行います。
まず初めに、今回の改正の経緯につきましてご説明いたします。ただいま町長から提案理由の中で、香美町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の一部を改正する必要が生じたので、と申し上げましたが、この香美町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例ですが、本定例会の1日目であります去る2月24日に議案第36号として上程、説明させていただき、3日目であります2月28日にご承認いただいた条例でございます。この条例の改正文ですが、令和4年2月1日付の消防庁の市町村消防団員等公務災害補償条例(例)の一部改正についての通知を、同日付で県を通じて頂きました。条例(例)は準則であり、この通知に基づいて、同様の改正文にて上程、説明を行い、ご承認いただいたところでございます。ところが、2月22日付の消防庁の市町村消防団員等公務災害補償条例(例)の一部改正についての一部訂正についての通知を、条例の一部改正についてご承認いただきました2月28日の夕刻に、県を通じて頂きました。この一部訂正により、一度ご承認いただきました条例の一部改正につきまして、再度改正する必要が生じましたので、改めて上程させていただくものでございます。
次に、2月24日に本条例の一部改正の経緯を補足説明させていただきましたが、改めてご説明いたします。町長から提案理由の中で、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律の一部改正に伴い、と申し上げましたが、この法律の一部改正につきましては、年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律が、令和2年6月5日に公布されておりますが、同法附則第65条で一部改正されたものでございます。以下の説明におきましては、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律は責任共済法と、年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律は年金制度改正法と読み替えて説明させていただきますので、ご了承ください。
年金制度改正法の制定趣旨は、社会経済構造の変化に対応し、年金制度の機能強化を図るため、短時間労働者に対する厚生年金保険の適用拡大、被用者の老齢厚生年金に係る定時改定の導入及び在職中の支給停止制度の見直し、老齢基礎年金等の受給を開始する時期の選択肢の拡大、確定拠出年金の加入可能要件の見直し、政府管掌年金事業等の運営の改善、独立行政法人福祉医療機構が行う年金担保貸付事業等の廃止、障害年金と児童扶養手当の併給調整の見直し等の措置を講ずる必要があったためとしております。
責任共済法の一部改正につきましては、ただいま申し上げました制定趣旨のうち、独立行政法人福祉医療機構が行う年金担保貸付事業等の廃止の関係となります。年金担保貸付事業ですが、厚生年金法及び国民年金法では、年金給付を受ける権利を担保に貸付けすることは禁止されておりますが、老後の貴重な生活原資として年金給付を受ける権利を担保に供することは禁止される必要があるとしても、医療、介護、冠婚葬祭等、年金受給者に一時的に資金需要が生じ得ること、このような資金需要から、昭和40年代に年金受給者が高利貸しから年金証書を担保にし、高利の資金を借り入れたことが社会問題化したこと、公務員には既に同様の制度、現在の恩給共済年金担保融資が存在しており、官民格差是正が求められたことから、昭和48年及び昭和49年の法律改正により、厚生年金保険受給者及び国民年金受給者においても、例外的に年金給付を受ける権利を担保に貸付けを行う事業として創設されたものでございます。しかし、年金担保貸付けを利用した方が、その借入れ先の返済期間中に生活保護を受けることにより、生活保護費という公費が実質的に返済財源になってしまうことなど、生活保護制度の立場から問題事例が生じていること、生活費に充てられるべき年金が返済に充てられて利用者の困窮化を招いていること、年金給付を担保に貸し付ける仕組み自体が問題であること、制度創設当時と比較し、代替となる制度が整備されつつあるとの理由から、老後の生活を支える年金の受給権保護の観点から、平成22年12月7日に閣議決定されました、独立行政法人等の事務・事業の見直しの基本方針により、年金担保貸付事業の廃止が決定され、令和3年度末に新規貸付けの申込み受付を終了するために、年金制度改正法において必要な法制上の措置を講じたものでございます。
同様の制度として、労働者災害補償保険法におきましても、年金たる保険給付を受ける権利を担保に貸付けすることは禁止されておりますが、例外的に、年金たる保険給付を受ける権利を担保に貸付けを行う事業として、同じく独立行政法人福祉医療機構が行う労災年金担保貸付事業がございますが、この事業につきましても、先ほど申し上げました、平成22年12月7日の閣議決定により、廃止が決定されております。さらに、先ほど申し上げました、公務員にも同様の制度としてございます、株式会社日本政策金融公庫または沖縄振興開発金融公庫が行う恩給・共済年金担保融資のうち、軍人恩給及び援護年金等を除く融資につきましても、官民不平等を防止する観点から廃止されることが決定され、年金担保貸付事業と同様に、労災年金担保貸付事業及び軍人恩給及び援護年金等を除く恩給・共済年金担保融資につきましても、令和3年度末に新規貸付けの申込み受付を終了するために、年金制度改正法において必要な法制上の措置を講じたものでございます。
次に、責任共済法の一部改正につきましてご説明いたします。消防団員等の公務災害補償につきましては、消防組織法第24条第1項の規定により、市町村が条例に基づいて行うこととされており、本町では、今回一部改正を行います香美町消防団員等公務災害補償条例となりますが、本条例の上位法が責任共済法となっております。先ほど申し上げましたが、年金制度改正法附則第65条におきまして、責任共済法が一部改正されております。改正内容ですが、責任共済法第55条で権利の保護等が規定されており、第1項で、消防団員等公務災害補償を受ける権利は、譲り渡し、担保に供し、または差し押さえることができない。ただし、傷病補償年金または年金である障害補償もしくは遺族補償を受ける権利を株式会社日本政策金融公庫または沖縄振興開発金融公庫に担保に供する場合は、この限りでないと規定されております。この規定中のただし書が、先ほどご説明いたしました、民間人の年金担保貸付事業、労災年金担保貸付事業に相当する、公務員でいう恩給・共済年金担保融資を受ける場合の例外を規定している条文となります。このたび、軍人恩給及び援護年金等を除く恩給・共済年金担保融資につきましても、令和3年度末に新規貸付けの申込み受付を終了するために、このただし書が削除されております。
次に、既にご承認いただいております議案につきまして、改めてご説明いたします。議案書1の20ページと議案資料3の18ページをご覧ください。議案書1の20ページ、議案資料3の18ページをお願いいたします。議案書1の20ページに今回の条例改正の内容を、議案資料3の18ページに新旧対照表を記載しております。説明につきましては、新旧対照条文により行います。表の左側に現行を、右側に改正案を記載しております。損害補償を受ける権利につきましては、第2条及び第3条で規定しておりますが、第3条第2項で、損害を受ける権利は、譲り渡し、担保に供し、または差し押さえることはできない。ただし傷病補償年金または年金である障害補償もしくは遺族補償を受ける権利を株式会社日本政策金融公庫または沖縄振興開発金融公庫に担保に供する場合は、この限りではないと規定しております。この規定が改正前の責任共済法第55条第1項とほぼ同様の規定となっており、今回の条例改正におきましても、責任共済法の一部改正と同様に、ただし書を削除いたします。
次に、附則についてご説明いたします。議案書1の20ページをご覧ください。第1項で施行期日を規定しており、この条例は令和4年4月1日から施行するとしております。第2項で経過措置を規定しており、この条例の施行の際、現に担保に供されている傷病補償年金または年金である障害補償もしくは遺族補償を受ける権利は、この条例の施行の日以後も、なお従前の例により担保に供することができるとしております。
なお、年金制度改正法は、令和2年6月5日に公布されてから令和4年4月1日に施行されるまで約1年10か月の期間が設けられておりますが、これは十分な周知期間が必要との判断によるものでございます。また、返済期間及び返済方法は従来と全く同様であり、令和4年3月末の申込み受付終了時に残っている借入金を繰り上げて返済する必要もございません。
それでは、本題の議案につきましてご説明をいたします。議案書3の2ページと議案資料5の1ページをご覧ください。議案書3の2ページに今回の条例改正の内容、議案資料5の1ページに新旧対照条文を記載しております。説明につきましては、新旧対照条文により行います。表の左側に現行を、右側に改正案を記載しております。本則及び附則第1項につきましては、改正はございません。附則第2項中、「施行の日」の次に略称規定として、(次項において「施行日」という。)を加えます。
次に、附則第2項の次に、附則第3項として、「年金制度の機能強化のための国民年金法等の一部を改正する法律(令和2年法律第40号)附則第70条第1項及び第71条第1項に規定する申込みに係る傷病補償年金または年金である障害補償もしくは遺族補償を受ける権利は、施行日以後も、なお従前の例により担保に供することができる」を加えます。附則第2項につきましては、この条例の施行日であります令和4年4月1日時点で既に担保に供されている傷病補償年金または年金である障害補償もしくは遺族補償を受ける権利は、令和4年4月1日以後も、令和3年3月31日までと同様に担保に供することができる旨を規定しております。附則第3項に記載の年金制度改正法附則第70条第1項及び第71条第1項に規定する申込みですが、附則第70条は、株式会社日本政策金融公庫が施行日前に申し受けた申込みに係る貸付けに関する経過措置を規定しており、第1項で、株式会社日本政策金融公庫は、当分の間、株式会社日本政策金融公庫が施行日前、すなわち令和4年3月31日までに受けた申込みに係る給付、補償等を受ける権利を担保とした貸付けの業務を行うことができる、と規定しております。附則第71条は、沖縄振興開発金融公庫が施行日前に受けた申込みに係る貸付けに関する経過措置を規定しており、第1項で、沖縄振興開発金融公庫は、当分の間、沖縄振興開発金融公庫が施行日前、すなわち令和4年3月31日までに受けた申込みに係る給付、補償等を受ける権利を担保とした貸付けの業務を行うことができる、と規定しております。
先ほど、軍人恩給及び援護年金等を除く恩給・共済年金融資につきましても、令和3年度末に新規貸付けの申込み受付を終了すると申し上げましたが、令和4年3月31日までに新規貸付けを申し込んだもののうち、令和4年4月1日以降に融資が決定したものにつきましても、傷病補償年金または年金である障害補償もしくは遺族補償を受ける権利を担保に供することができる旨を規定しており、令和4年3月31日までに申込み受付がされた新規貸付けの取扱いの経過措置を追加するものでございます。
最後に、附則につきましてご説明をいたします。議案書3の2ページをご覧ください。この条例は、公布の日から施行するとしております。
以上で議案第40号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。
討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。
これより、議案第40号を起立により採決いたします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
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日程第14 議案第41号 令和3年度香美町一般会計補正予算(第14号)
◎議長(西谷 尚) 日程第14 議案第41号 令和3年度香美町一般会計補正予算(第14号)を議題といたします。
議案の朗読は省略します。
町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第41号 令和3年度香美町一般会計補正予算(第14号)につきまして、提案理由を説明いたします。
予算の執行に当たり、一般会計に補正の必要が生じましたので提案するものでございます。詳細につきましては財政課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) 補足説明を財政課長、森垣文裕君。
◎財政課長(森垣文裕) それでは、議案第41号 令和3年度香美町一般会計補正予算(第14号)につきまして、補足説明をさせていただきます。
議案書3の3ページをご覧ください。今回の補正予算は、前回の補正予算編成後に生じております、緊急に対応することが必要となりました除雪関係経費の追加、
新型コロナウイルス感染症対策関連経費の追加、保育士等の処遇改善のための給与費等の追加、有害鳥獣対策費の追加などについて所要の予算措置を行うものです。
第1条では、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,177万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ162億7,274万2,000円としています。第2条では繰越明許費の補正、第3条では地方債の補正を行うものです。それぞれの内容について説明しますので、議案書3の6ページをご覧ください。第2表、繰越明許費補正ですが、追加するものとしまして、兎和野高原野外教育センター管理運営費で1件、111万5,000円。変更するものとして、商工業振興費、一般経常費をはじめ計3件につきまして、各事業ごとに補正前の金額と補正後の金額について記載しておりまして、補正前と補正後の差引きによります、今回増額とさせていただきます金額は合計で1,500万円となるものでございます。
次に、議案資料5の13ページをお開きください。事業内容と繰越理由について整理しているものでございます。今回追加するものの内訳としましては、兎和野高原野外教育センター管理運営費におきます修繕料となりますが、兵庫県からの指定管理料が290万3,000円の増額となりますことから、当該指定管理料増額分を歳入予算に計上し、同額を歳出予算に計上させていただきますが、事業内容に記載しました工種につきましては、資材の調達に不測の日数を要することから、年度内完了が困難であるため、繰越明許費の設定をお願いするものでございます。また、今回変更をお願いします3件のうち、2つ目の商工業振興事業費は、補正後の金額が300万円の減額となりますが、これは新規ビジネスモデル構築等支援事業補助金に係る申請受付を締め切ったところ、予定しておりました申請数に到達しませんでしたので、歳出予算についても減額を行い、他の事業への振替を行うものでございます。
3つ目の観光振興費でございますが、新規観光コンテンツ造成等支援事業補助金に係る申請受付を行いましたところ、予定を上回る申請を頂きまして、交付決定に当たり、歳出予算が不足するため、先ほど説明しました減額分をこちらの補助金事業に活用させていただくとともに、繰越明許費についても増額の変更をお願いするものでございます。
次に、地方債補正の内容ですが、議案書3にお戻りいただきまして、7ページをご覧ください。第3表、地方債補正でございます。起債の目的欄に記載しておりますとおり、3年現年農地及び農業用施設災害復旧事業について限度額を変更しようとするものでございまして、補正前の980万円に50万円を追加することで補正後の限度額を1,030万円にするものでございます。災害復旧に係る事業費の変更はございませんが、災害復旧事業債の充当率に変更があったことによるものでございます。
続きまして、歳出の事業内容について説明させていただきますので、議案資料の14ページをご覧ください。最初に、
新型コロナウイルス感染症対策関連経費でございます。項目1では補正予算の概要を、項目2では今回の予算規模について記載をしております。予算額を1,500万円の追加としておりまして、財源内訳では、県支出金800万円、一般財源700万円で構成しているところです。なお、一般財源700万円につきましては、国の補正予算(第1号)に関連して実施されました、普通交付税再算定分を活用しているものでございます。項目3では、歳出予算の事業概要について記載しています。(1)事業者への支援の1)としまして、がんばろう商店街お買物キャンペーン事業を追加するものでございます。詳細は、16ページに事業別予算概要書を添付しておりますので、ご確認いただきたいと思います。2)の新規観光コンテンツ造成等支援事業補助金につきましては、繰越明許費のところでもふれましたが、当初見込みを上回る申請があったことから、追加補正を行いまして、町内における観光振興と地域経済の活性化を図るものでございます。
次に、項目5でございますが、令和3年度香美町一般会計のこれまでの対応経費を含めた累計額は、債務負担行為を除きまして9億9,521万3,000円となるものでございます。
次に、給与費について説明いたしますので、11ページをお開きください。イ、会計年度任用職員についてですが、報酬、給料、職員手当の合計63万5,000円を追加するものです。これは、令和3年度国の補正予算(第1号)によります、保育士等の処遇改善のための国庫補助金を活用し、令和4年2月及び3月の2か月間に係る報酬等を支給しようとするものでございます。対象となりますのは、柴山保育所、小代認定こども園、町立幼稚園に勤務する保育士または幼稚園教諭の資格を有する会計年度任用職員、放課後児童クラブ支援員、香住幼稚園預かり保育専門員、病児保育室保育士でございます。10ページのア、会計年度任用職員以外の職については、変更ございません。
続いて、9ページでございますが、(1)総括としまして、10ページと11ページの合計について掲載しているものでございます。
さらに戻りまして、6ページをお開きください。引き続き歳出について説明させていただきます。まず、款2総務費、項1総務管理費で、目4基金費の財政調整基金費でございますが、700万円の減額としておりまして、今回の補正予算に計上しております、本町の
新型コロナウイルス感染症対策関連経費の一般財源分として活用するため、補正予算(第13号)で財政調整基金に2,033万2,000円を積み立てるとしておりました令和3年度普通交付税再算定分のうち、700万円を減額しようとするものです。
続いて、款6農林水産業費、項2林業費、目2林業振興費で、有害鳥獣対策費700万円の追加でございますが、鹿の捕獲頭数が予定をかなり上回る状況であること、また、捕獲頭数の増加に伴う運搬等の回数が増加していることから、今回所要額を計上しているものでございます。
次に、7ページをご覧ください。款7商工費、項1商工費、目4観光費でございますが、国民宿舎事業特別会計繰出金費120万円の追加でございます。この後提案させていただきます国民宿舎事業特別会計に係る補正予算におきまして、指定管理者から納付いただく指定管理者納付金の減額補正を行う予定でありますことから、特別会計の収支均衡を図るため、所要額を計上するものでございます。
続いて、款8土木費、項2道路橋梁費、目2道路維持費でございます。除雪費9,200万円の追加は、除雪機械に係る燃料費及び除雪委託料に不足が見込まれることから、今回増額補正を行うものです。このページの下のほうになりますが、款10教育費、項6保健体育費、目3兎和野高原野外教育センター費、修繕料290万3,000円の追加でございます。このたび、当該施設の設置者であります兵庫県より、指定管理料の増額について連絡を頂きましたので、歳入予算に計上しますとともに、当該施設敷地内において緊急に修繕が必要である箇所について所要額を計上しているものでございます。
なお、修繕料の一部については、繰越明許費の設定についても計上しておりますので、併せてご決定いただきたいと考えているものでございます。
ここで、指定管理料の増減理由についてですが、当該施設に係る施設使用料について、緊急事態宣言等の影響を受けることになった令和3年4月から9月までの施設使用料の金額と、過去3か年同時期の平均による施設使用料の金額を比較したところ、290万3,000円の減少が認められるということから、今回、兵庫県より指定管理料を増額いただけることになったものでございます。
歳出補正予算、最後になりますが、8ページをお開きください。款11災害復旧費、項1農林水産施設災害復旧費、目1農業用施設災害復旧費ですが、財源内訳の補正を行うものです。地方債として、災害復旧事業債30万円の増額、その他特定財源として、受益者分担金5万円の減額、一般財源25万円の減額とするものでございます。災害復旧事業債の充当率が80%から90%に変更になることによるものでございます。災害復旧事業債の算定に当たり、令和2年度と同様の取扱いとし、充当率80%として災害復旧事業債の申請を行っていましたところ、充当率90%として申請を行うよう兵庫県より連絡を頂いたものでございます。今回増額とします災害復旧事業債30万円のうち、受益者分担金の算定に影響のある金額は10万円でございますが、前回の補正予算(第13号)により減額しました受益者分担金の金額は、算定結果より5万円少ない金額となっておりましたので、その他特定財源としてマイナス10万円となるところ、今回の補正予算におきまして、マイナスの5万円としているところでございます。
受益者分担金が5万円少ない金額となっていたことについてでございますが、令和3年度災害復旧事業費に対して交付されます補助金の一部については、翌年度、令和4年度に交付となる予定でありますことから、当該補助金の金額に対応する災害復旧事業債についても、翌年度、令和4年分として要望することになるため、受益者分担金についても同様の考え方により翌年度扱いと考え、5万円を減額していたところですが、これは正しくは、受益者分担金については、算定結果に基づく金額全額を令和3年度予算に計上する必要があることから、このたび、災害復旧事業債の充当率変更による影響分と合わせまして補正を行うものでございます。
次に、目2農地災害復旧費ですが、こちらも財源内訳の補正を行うものでございまして、地方債として災害復旧事業債20万円の増額、その他特定財源として受益者分担金1万4,000円の増額、一般財源21万4,000円の減額とするものでございます。災害復旧事業債の増額については、農業用施設災害復旧費と同様に、充当率の変更によるものでございます。それから、今回増額とします災害復旧事業債20万円のうち、受益者分担金の算定に影響のある金額は10万円でございますが、先ほど申し上げました農業用施設災害復旧費と同様の理由によりまして、受益者分担金の算定結果より11万4,000円少ない金額となっておりましたので、このたび、災害復旧事業債の充当率変更による影響分と合わせまして補正を行うものでございます。
続いて、歳入の説明をいたします。5ページをお開きください。歳出補正予算の特定財源になるものについては、それぞれの説明を省略させていただきます。そこで、款20繰入金、項1基金繰入金、目1財政調整基金繰入金の9,981万3,000円の増額でございますが、歳出予算におきます除雪費9,200万円の増額や、有害鳥獣対策費700万円の増額などに対応するため必要となります一般財源の調整を財政調整基金により行うものでございます。
以上で議案第41号 一般会計補正予算(第14号)の補足説明を終わります。
◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。
ここで暫時休憩を行います。再開は10時50分といたします。
午前10時37分 休憩
午前10時48分 再開
◎議長(西谷 尚) 休憩前に引き続き、会議を再開します。
これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
見塚修君。
◎見塚 修(11番) 1点お尋ねします。議案書7ページ、地方債の補正のところです。説明で、起債の充当率の変更だということで、80%から90%になったんだということで、よく分かりました。このことは、今年度以降、令和3年度以降も固定される率なのかどうか、が1点目です。
それから、10%上がった起債の充当率ですが、上がった分に対することを含めて、交付税措置率が変わるのかどうか。そのことによって地元分担金にどのような影響があるのか。例えば、地元分担金というのは毎年の災害によって率を算定しますので、毎年変わりますが、例えば令和3年度の分担金でいきますと、率的にどのように変更があるのか。
以上、お尋ねします。
◎議長(西谷 尚) 財政課長、森垣文裕君。
◎財政課長(森垣文裕) 見塚議員のご質疑に答弁させていただきます。
90%が固定されるのかということでございますが、制度としては90%ということで、令和4年度以降もこの充当率での計算ということで進んでいくことになります。充当率が変化したことで起債の増額方向なわけですけれども、交付税の関係はどうなのかということですけれども、充当率が変わるだけで交付税措置率は変わりありませんので、交付税措置率に変更はございません。
分担金への影響ということでございますが、こちらにつきましても、今回、補正予算を最後出させていただくに当たりまして、農林水産課と財政課で補助金、起債の額等々を加味して計算したところ、前回の補正予算の内容ではなくて、前回の補正予算で計算はしたわけですけれども、今回正しくさせていただいているということで、ご承知のとおりですけれども、起債の額は変化させていただきまして、ただ、起債については、委託費についても、工事費についても、関係のあるものということで、委託と工事費にそれぞれ活用させていただくんですけれども、分担金につきましては、工事費について計算するものだったかと思いますので、例えば、今回、施設と農地を合わせまして起債の50万円の増額となるわけですけれども、50万円丸々が分担金が減るということではなくて、起債の増額分のうち、工事費に充当するものをきちんと充当させていただいて、分担金を計算させていただいているということでご理解いただきたいと思います。
◎議長(西谷 尚) 見塚修君。
◎見塚 修(11番) 10%交付税措置率が上がったら、その10%分に対して交付税措置がかかるわけです。交付税措置がかかったら、その分というのは、地元負担金から総額的には差し引かれるわけです。極端な言い方をすると、災害復旧事業の国の補助率プラス交付税で措置した金額を率に戻したものというものが地元分担金から差し引かれる金額になってくるわけですから、充当率が上がったら、それに連動して交付税の措置額が上がってくる。ということは、地元分担金が減額になるということです。だから、令和3年度で言えば、測量試験費だとか、そういうものに対しては地元負担金取らんということですから、工事費分に係る金額分の、今回の充当率に係る金額分というのは、地元分担金に計算すると地元分担金の率が減るんだろうというふうに思うんですが、例えば、令和3年災害に対しての地元分担率はどのように変化があるのかということをお尋ねしたんです。
◎議長(西谷 尚) 財政課長、森垣文裕君。
◎財政課長(森垣文裕) 見塚議員のご質疑に答弁させていただきます。
私のほうでは手元の資料で、率ということではないんですけれども、実際の額によってお知らせしたいと思います。充当率が80%のときに計算をさせていただいていました地元の分担金につきましては、関係する農地及び農業施設の事業全体で67万7,000円を予定しておりました。これが今回充当率90%ということで再度正しく計算をさせていただきました結果、47万7,000円ということで分担金を最終的に計上させていただくものでございます。したがいまして、この差がマイナスの20万円ということで、今回充当率が変化したことで分担金のほうが20万円減少するということでご理解いただきたいと思います。
◎議長(西谷 尚) 見塚修君。
◎見塚 修(11番) 分かりました。率は農林水産課に聞いたら分かりますので、また後で聞くとしまして、ということは、極端な言い方をすると、3分の1ぐらい、負担率も含めて減少するということで理解してよろしいでしょうか。
◎議長(西谷 尚) 財政課長、森垣文裕君。
◎財政課長(森垣文裕) 見塚議員のご質疑に答弁させていただきます。
そのようにご理解いただいたらと思います。よろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) ほかに質疑はありませんか。
西川誠一君。
◎西川誠一(12番) 先ほど説明いただいた議案資料5の事業別予算概要書で何点か質問させていただきます。がんばろう商店街お買物キャンペーン事業補助金ということで、読ませていただいたら、事業内容に云々と書いてあって、町内小売業の活性化を図るというふうに書いてあります。町内小売業というのは、どういうふうな店を想定されているのか。これがまず1点です。
そして、実施期間が令和4年7月から令和4年8月末、これは(予定)と書いてあるんですけども、なぜこの時期にコロナ対策を先延ばししてやるのかというのが2点目です。
そして、一番下に書いてあります、財源として県費で800万円出ていますけども、なぜこれがこの時期に出てきたのかという3点、お願いします。
◎議長(西谷 尚) 観光商工課長、田中徳人君。
◎観光商工課長(田中徳人) それでは、西川議員のご質疑にお答えしたいと思います。
まず1点目の、町内小売業ということでございますが、表現がまずいのかもわかりませんが、例年、各町内事業者に希望を取りますので、町内小売店以外も多少あろうかと思いますが、そういった中で、町内事業者の希望を取りまして、その店舗で商品券を使っていただくようになると考えております。
それから2点目の、なぜ7月から8月末ということですが、準備云々ありまして、事業主体を商工会が担っていただくという予定にしております。現在のところ、商工会との協議の中で、おおむね7月から8月末、それから、県の事業としましては、おおむね2か月間という限定がございます。そういった中で、早いにこしたことはないと思いますが、現在のところは7月から8月という2か月を想定しております。
なぜこの時期かという3点目のご質疑です。県の議会で先日、この補正予算が通りまして、県内でこういった事業をするところを募集するということでご案内が来ております。香美町におきましても、ぜひこの事業に取り組みたいということで、商工会が事業主体となって取り組む予定にしておりますので、この時期に上げさせていただいたところです。
県の財源ですけども、県議会の今回ですので、2月、3月ということで県のほうで予算計上されたものです。
以上です。
◎議長(西谷 尚) 西川誠一君。
◎西川誠一(12番) 確認させていただきます。商工会が毎年行っているプレミアム商品券を少しグレードアップするという考えでよろしいのか。それとも新規なものというふうに考えてよろしいのですか。1点だけお願いします。
◎議長(西谷 尚) 観光商工課長、田中徳人君。
◎観光商工課長(田中徳人) ご質疑にお答えします。
これまでから、県のほうで、がんばろうという名称ではなかったですけど、商店街の活性化ということで行ってきた事業の第3段になるかというふうに考えております。
◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。
谷口眞治君。
◎谷口眞治(3番) 谷口です。何点かお聞きしたいと思います。
まず、職員の処遇改善でありますけども、先ほど、それぞれの事業所の内訳についても説明を頂きましたが、処遇改善の具体的な金額というのが、国のほうでは1人当たり月額9,000円という金額が定められておりますが、今回ここにあがってきております報酬なり、それから、給料等の、お1人どれぐらいの引上げということになるのか。その辺をお聞きしたいと思います。先ほど、令和3年の2月、3月分というような説明もありましたが、具体的には、どういう形で交付がされようとしているのか。それをお聞きしたいと思います。さらに、対象の中で、子育て支援センターの職員についても該当になっているのかどうか。その辺も改めて伺いたいと思います。
それから次に、もう1点は、6ページの、新規ビジネスモデル構築等支援事業補助金の300万円の減額でありますが、そもそも、この事業については、令和4年4月1日以前に行っている事業者が、4月1日から12月28日までに取り組む事業が対象だというふうなことにしているんですが、4月1日から年末までの事業としているにも関わらず、なぜ今度3月の時点で減額をしなければならないのか。たしか単独事業では6事業者、連携事業で2事業者が予定されていたんですが、この辺の事業者が減額になるのかも含めて、少しその辺の説明をお願いしたいというふうに思います。
以上です。
◎議長(西谷 尚) 総務課長、水垣清和君。
◎総務課長(水垣清和) 処遇改善の関係でございますけれども、具体的な金額、1人当たりどれぐらいかということでありますが、令和3年度分につきましては、保育士、幼稚園教諭で1人当たり、1か月約6,500円、放課後児童クラブ支援員1人当たり、1か月に換算して約7,000円のアップを予定いたしております。今年度の2・3月分の交付の仕方でありますけれども、本日可決いただきましたら、2月1日に遡及して、2月、3月分として本年度で辞令を交付いたします。支払いにつきましては、4月20日の通常支払い日に令和3年度分ということで支払う予定にしております。それから、子育て・子育ち支援センターの職員につきましては、対象外でございます。
以上です。
◎議長(西谷 尚) 次に、観光商工課長、田中徳人君。
◎観光商工課長(田中徳人) それでは、谷口議員のご質疑にお答えします。
新規ビジネスモデルにつきましては、議員に説明いただいたとおりですが、当初、連携を含めて8事業者ということで予定をしておりました。2月1日から2月末までということで申請の期間を設けまして、募集をさせていただきました。結果としまして、5事業者からということで、金額につきましても、当初500万円を予定しておりましたが、200万円の事業費ということで今審査を行っておりますけれども、今後4月1日からしていただきたいということで、交付決定も行っていこうと思っております。そういった中で、今後さらに期間を設けてということを今現在のところは考えておりませんので、一応の今の事業費の中で事業をしていただくことができるということで、事業費については減額したところでございます。
以上です。
◎議長(西谷 尚) 谷口眞治君。
◎谷口眞治(3番) 処遇改善の関係、再質疑させていただきます。保育士で月額6,500円、それから放課後児童クラブで7,000円増額ということですが、国のほうは、1か月9,000円引上げをというようなことですが、9,000円より低いわけですが、なぜこういうことになったのか。それから、なおかつ、保育士と放課後児童クラブの職員の皆さんとの差がなぜこのように生じたのか。その辺も説明を求めたいと思います。
それと、子育て支援センターの職員は対象外だということですが、今回の処遇改善の措置について、なぜ対象外にしたのか。国のほうで対象外というふうな、そういったことになっているのか。その辺も併せてお聞きしたいと思いますので、説明をお願いします。
それから新規ビジネスモデルということですが、最初の説明では、合わせて8事業者ということだったんですが、それが5事業者になったということですが、単独事業、連携事業別の事業者数を教えてください。
以上です。
◎議長(西谷 尚) 総務課長、水垣清和君。
◎総務課長(水垣清和) 処遇改善の関係でありますけれども、国基準の1か月9,000円程度の引上げに対して下回っているのではないかということでありますけれども、これにつきましては、令和3年度の分につきましては先ほど申し上げた単価でございますけれども、次にあります、令和4年度の1号補正予算でも計上しておりますが、令和4年度も引上げを予定しておりますので、それを合わせますと国基準同等程度には引上げになるという予定にしておりますので、令和3年度分だけ見ると低いようでありますが、令和4年度も昇給を見込んでおりますので、それも含まれるということであります。
保育士と放課後児童クラブの支援員で差があるということでありますけれども、これは、採用いたしましたときに、辞令を交付いたします関係で、どこに格付をするかということで月額の給与が決まってまいります。このたびは保育士と放課後児童クラブでの格付、引上げが若干異なっておりますので、そこで差が生じておるものであります。
子育て・子育ち支援センターの対象外の理由でありますけれども、これはそもそも、国のこのたびの国庫補助の対象になっておりませんので、このたびは対象としておりません。
以上であります。
◎議長(西谷 尚) 観光商工課長、田中徳人君。
◎観光商工課長(田中徳人) それでは、新規ビジネスモデル事業の事業者の内訳でございますが、単独事業者が5事業者、連携事業者はゼロという形で申請を頂いております。
以上です。
◎議長(西谷 尚) 谷口眞治君。
◎谷口眞治(3番) 処遇改善の関係ですが、令和4年度分につきましては、また、この後追加があると思いますので、そこでまた確認をさせていただきたいというふうに思いますが、一応国のほうは、9,000円までは国のお金で対応できるというふうな、そもそも、こちらから、当然、国に対して申請はするということになるんですが、結局このままいくと、令和4年度も引き上げてくるというふうなことですが、内容については、先ほどの保育所と放課後児童クラブの違いにつきましては分かりましたが、私はてっきり、会計年度任用職員の給料については、月額幾らというようなことで募集をしているのかと思ったんですが、今のお話を聞きましたら、それぞれの給料表を定めて、それで、そこの格付をしているんだというふうに聞こえたんですが、会計年度任用職員の給料表というか、そういったものをつくっているということなのか。それに併せてお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。
それから、子育て支援センターの職員が国の対象外だということですが、実質的には、お母さんと一緒に小さい子どもたちが行って、そこで一定の時間を過ごすというようなことですが、考え方としては、ほとんど保育所や放課後児童クラブの職員の皆さんとは仕事の違いはあまりないと思うんですけど、この辺が同じようなことであれば、確かに国のほうは、こういったことで手当ができないということですけども、その辺について、国とのやり取りというか、その辺はやられたのかどうか。
それから、国のほうが対象外になっているということであれば、例えば町単で上乗せをするというような、そういったことも必要だと思うんですけども、これについての検討もされたのか。その辺も併せてお聞きします。
◎議長(西谷 尚) 総務課長、水垣清和君。
◎総務課長(水垣清和) 何点かございましたけれども、まず、国が9,000円と言っているのは、月額に対して3%、9,000円程度ということでありますので、これは現行の給与格付から何号引き上げるかということで改善してまいりますので、このたびの保育士、幼稚園教諭については、現在の定めておる格付から4号等アップした額が、先ほど申したような額になるということであります。次に、また4月以降も、上限になりますけども、それをさらに引き上げて昇給アップをさせていこうというものになっております。
放課後児童クラブの支援員につきましては、月額が同じようでありますけれども、これは時給になっておりますので、月額の報酬を時間給に換算して、時間給での改善ということになりますので、先ほどの額も月額に換算した目安での引上げということになります。
放課後児童クラブの支援員につきましては、時給に換算しますと65円の改善になります。
国への申請でありますけれども、これにつきましては、直接の担当課、補助金の窓口が
こども教育課になっておりますので、国の補助金の交付要綱を精査する中で、子育て支援センターは対象外となっておりましたので、これについては、取扱いは別というふうに捉えております。ただ、補助金の対象外でありましても、このたびでありますけれども、放課後児童クラブと同じ業務をしておるということで確認しております幼稚園の預かり保育、それから病児保育につきましても、これも資格者の業務、保育士等の資格を有する職員が同じような業務を担っておるということで、これも補助対象外ではありますけれども、このたび、町単独で処遇改善を行う予定にしております。したがいまして、国の基準に基づいて内部で検討した結果、このような取扱いとして今進めておるところでございます。
以上です。
◎議長(西谷 尚) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。
討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。
これより、議案第41号を起立により採決いたします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
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日程第15 議案第42号 令和3年度香美町国民宿舎事業特別会計補正予算(第2号)
◎議長(西谷 尚) 日程第15 議案第42号 令和3年度香美町国民宿舎事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
議案の朗読は省略します。
町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第42号 令和3年度香美町国民宿舎事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由を説明いたします。
予算の執行に当たり、国民宿舎事業特別会計に補正の必要が生じましたので提案するものでございます。詳細につきましては観光商工課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) 補足説明を観光商工課長、田中徳人君。
◎観光商工課長(田中徳人) それでは、議案第42号 令和3年度香美町国民宿舎事業特別会計補正予算(第2号)の補足説明をさせていただきます。
議案につきましては、議案書3、8ページから9ページ、議案資料5、17ページから19ページ、議案資料6、1ページでございます。このたびの補正の内容につきましては、令和2年12月に指定管理を受けた指定管理者納付金につきまして、令和3年12月議会におきましても納付金の減額をお願いしたところですが、さらなる減額をお願いし、指定管理者の負担の軽減を図ろうとするものでございます。
議案資料6、1ページをご覧いただきたいと思います。国民宿舎の利用実績でございます。令和3年度におきましては、緊急事態措置終了と松葉ガニ解禁後の11月、12月につきましては、宿泊客も幾分か戻ったものの、令和3年4月から令和4年2月までの状況につきましては、令和元年度の宿泊者と比較しますと3,618人減の1,607人、30.8%程度でございます。また、1か月平均にしますと146人、1日平均に換算しますと5人程度という厳しい状況となっております。さらに、令和4年1月27日からまん延防止等重点措置が始まり、令和4年3月21日までとなったことに伴い、宿泊客も増加しない状況となっております。この状況につきましては、再度、指定管理者から要望書と併せ、経営状況についての報告を受けたところでございます。内部での協議を行い、令和4年1月から令和4年3月までの3か月間の指定管理者納付金120万円につきましても、免除することとしたものでございます。
それでは、議案書3、8ページをお開きいただきたいと思います。今回の補正予算におきましては、既定の歳入歳出予算の総額2,250万円につきましては変更せず、歳入予算のみ、組替えによる予算補正を行うものでございます。
9ページをお開きいただきたいと思います。第1表、歳入予算補正を掲げております。款2繰入金で120万円を増額し、款4諸収入におきまして同額を減額するものでございます。
それでは、議案資料により、項目ごとに説明させていただきます。議案資料5の18ページをお開きいただきたいと思います。事項別明細書の総括を記載しております。19ページの歳入について説明をさせていただきます。款4諸収入、項1雑入、目1雑入、指定管理者納付金120万円の減額ですが、先ほどご説明いたしましたとおり、令和4年1月から令和4年3月までの3か月分を減額補正するものでございます。なお、不足する財源につきましては、款2繰入金、項1他会計繰入金、目1
一般会計繰入金120万円を増額し、調整しようとするものでございます。
以上で、議案第42号 令和3年度香美町国民宿舎事業特別会計補正予算(第2号)の補足説明を終わらせていただきます。
◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。
討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。
これより、議案第42号を起立により採決いたします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
◎議長(西谷 尚) 起立全員であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
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日程第16 議案第43号 令和4年度香美町一般会計補正予算(第1号)
◎議長(西谷 尚) 日程第16 議案第43号 令和4年度香美町一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。
議案の朗読は省略します。
町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第43号 令和4年度香美町一般会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由を説明いたします。
予算の執行に当たり、一般会計に補正の必要が生じましたので提案するものでございます。詳細につきましては財政課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) 補足説明を財政課長、森垣文裕君。
◎財政課長(森垣文裕) それでは、議案第43号 令和4年度香美町一般会計補正予算(第1号)につきまして、補足説明をさせていただきます。
議案書3の10ページをご覧ください。今回の補正予算は、令和4年度の補正予算として提案させていただくものでございます。本日、令和4年度一般会計当初予算につきまして可決いただいた直後という状況での提案ではございますが、当初予算と同様に、令和4年4月1日より事務事業を執行するために必要になる予算について所要額を計上させていただいているところでございますので、どうかよろしくお願いしたいと思います。具体的には、1つ目に、保育士等の処遇改善のための報酬等の追加、2つ目としまして、兵庫県県政改革方針に計上されました、老人クラブ活動強化推進事業の見直し時期変更に伴います補助金の追加、3点目で、令和4年4月初旬に着手予定の、放課後等デイサービス事業に対する補助金の追加の3件でございます。また、今定例会でご決定いただきました給与関係条例によります、令和4年6月に支給する期末手当に関する特例措置を適用することについて、当初予算に計上していないことから、令和4年度予算において、給与関係条例との整合を図る必要があると考えまして、このたび、歳出予算の減額を提案させていただきたいと考えているものでございます。そこで、第1条では、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ310万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ137億3,010万円としています。
続きまして、歳出の事業内容について説明させていただきますので、議案資料5の33ページをお開きいただきたいと思います。イ、会計年度任用職員についてでございます。給与費254万6,000円、共済費44万3,000円の合計298万9,000円を追加するものです。これは、令和3年度国の補正予算(第1号)によります、保育士等の処遇改善のための国庫補助金等を活用しまして、令和4年に係る報酬等を支給しようとするものでございまして、令和4年4月1日付で該当職員に対して辞令交付等を行います関係から、所要の予算措置が必要と考えているものでございます。対象となりますのは、柴山保育所、小代認定こども園、町立幼稚園に勤務する保育士または幼稚園教諭の資格を有する会計年度任用職員、放課後児童クラブ支援員、香住幼稚園預かり保育専門員、病児保育室保育士でございます。
次に、32ページをご覧ください。ア、会計年度任用職員以外の職についてでございます。給与費のうち、職員手当869万2,000円の減額と共済費173万5,000円減額の、合計1,042万7,000円を減額するものでございます。今定例会で議案第35号として可決いただきました香美町一般職の職員の給与に関する条例及び香美町一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例によります、令和4年6月に支給する期末手当に関する特例措置の適用について、当初予算に計上しておりませんでしたので、このたびの補正予算により計上させていただくものでございます。当該特例措置の内容は、令和4年6月に支給する期末手当から、令和3年12月に支給された期末手当に調整率を乗じて得た調整額を減じるものでございます。
続いて31ページでございますが、(1)総括としまして、32ページと33ページの合計について掲載をしているものでございます。
次に、30ページでございますが、特別職に係る給与費明細書でございます。給与費のうち、期末手当90万7,000円の減額と共済費4万3,000円の減額の、合計95万円の減額とするものでございます。今定例会におきまして、議案第33号 香美町議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例並びに議案第34号 香美町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例について可決いただいたところですが、当初予算に計上しておりませんでした、令和4年6月に支給する期末手当に関する特例措置の適用について、給与関係条例との整合を図る必要があると考えまして、このたびの補正予算に計上させていただくものでございます。
戻りまして、25ページをお開きください。引き続き、歳出について説明をさせていただきます。今回の補正予算では、各特別会計に対する繰出金の減額を計上しているところです。これは、各特別会計におきましても、先ほど説明させていただきました、令和4年6月に支給する期末手当に関する特例措置の適用に係る給与費の減額補正を行う予定としておりますことから、一般会計からの繰出金が給与費の財源となっている特別会計に対する繰出金を併せて減額しようとするものでございます。関係科目が複数箇所にわたりますので、個別の説明は省略させていただきます。
それでは、その他の歳出予算についてでございます。25ページの款3民生費、項1社会福祉費、目2老人福祉費で、老人クラブ活動強化推進事業費49万2,000円の追加でございます。兵庫県県政改革方針案で示されました、老人クラブ活動強化推進事業に係る補助金の月額500円の減額については、当該方針の最終報告では、見直し時期を繰り延べ、令和3年度と同様の措置となることが決定しましたことから、本町としましても、町内の各老人クラブに対しまして、最終報告の内容に基づく補助金の交付を行いたいと考えるところでございます。しかしながら、本町の令和4年度当初予算におきましては、最終報告以前の内容によります、月額500円の減額を反映した状態となっておりますことから、町内老人クラブの皆様方の活動に資するためには、早期に所要の予算額を確保する必要があると考えまして、今回の補正予算に計上しているところでございます。
なお、町内各老人クラブに対します補助金の交付に当たりましては、例年4月早々に申請受付を開始しまして、6月下旬に概算交付を行っているところでございます。
次に、項2児童福祉費、目1児童福祉総務費、一般経常費で、放課後等デイサービス事業所補助金111万円の追加でございます。兵庫県立出石特別支援学校美方校の児童・生徒の方々を受入れしておりました放課後等デイサービス事業所、フルール・みかたについては、事業者のご都合により、令和3年度をもって閉鎖することになりましたが、新たに放課後等デイサービス事業所を開設いただける事業者が見つかりましたこと、また、事業者の方が新たに開設する場所に改修等が必要なことが判明しまして、その経費について本町で支援をしたいと考えたところでございます。また、美方校の児童・生徒の方々の新たな受入先を一日でも早く整備完了とするためには、早期に所要の予算額を確保する必要があると考えまして、今回の補正予算に所要額を計上しているところでございます。
歳出の最後になりますが、29ページでございます。款13予備費、項1予備費、目1予備費で、1,093万4,000円の追加でございます。今回の補正予算によります歳出予算の減額分を予備費に計上させていただきまして、令和4年度中に編成予定の補正予算におきまして、町民の皆様、事業者の皆様に係る事業に活用させていただきたいと考えているものでございます。
続いて、歳入でございますが、23ページをご覧いただきたいと思います。23ページに計上しておりますいずれの歳入予算につきましても、歳出補正予算特定財源となるものでございますので、それぞれの説明は省略させていただきます。
以上で議案第43号 令和4年度香美町一般会計補正予算(第1号)の補足説明を終わります。
◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
谷口眞治君。
◎谷口眞治(3番) 3番、谷口眞治です。何点か伺いたいと思います。
まず1点目ですが、今回、令和4年度香美町一般会計補正予算ということで第1号が提案されているわけでありますけども、非常に違和感というのが、昨年のこの補正については、コロナウイルス対策ということで、これについてはよく分かりますが、今回の補正の内容を見せていただいて、果たして、新年度予算を、それも先ほどやっと当初予算を審査して採択した、そういう状況の中で新年度予算の数字を変えるということがされておるんですけども、そういう点で非常に違和感といいますか、新年度予算を補正する妥当性というのが、ここは問われているのではないかということで、本来、予算で、地方自治法の第210条で、1会計年度における一切の収入支出は、全てこれを歳入歳出予算に編入しなくてはならないということで、総計予算主義の原則を定めておるんですけども、これを変更するというようなことがやられるということは、同じ会期に、これは少し問題が、総計予算主義の原則に反しているのではないかということを思っておるんです。そういう意味で、今回、先ほど町長は、補正の必要があるから提案したということですが、今会期中にどうしても予算執行をしなければ支障があるのかどうかということで、先ほど、それぞれの項目について、今回の補正の重要性については、それぞれお聞きして、一定それは理解できるところですが、ただ、人勧に伴う職員給与の削減をこの時点で本当にする必要があったのかどうか。減額の予算ですから、増額が必要であれば、当然、予算額を上積みしなければ執行できませんが、減額ですので、別にここで変えなくても、よくやられている、例えば職員異動の関係で、6月の補正でされているという場合もありますから、あえてこれをここにあげてくる必要というのは本当にあったのかということで、だから、そういう面では、今回安易な補正ではないかと思いますが、その点をまずお聞きしたいと思います。
それから、もう1点は、処遇改善で、令和3年度の関係につきましては、先ほどの補正予算の議論で分かりましたが、その中で、令和4年度の処遇改善の考え方、少しアップするというようなお話がありましたので、その内容についてお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。
◎議長(西谷 尚) 財政課長、森垣文裕君。
◎財政課長(森垣文裕) それでは、谷口議員のご質疑に答弁させていただきます。
まず、この時期に補正1号を編成する必要があったのかということでありましたり、先ほどもご指摘ありました、総計予算主義というようなあたりのことでございますけれども、今回補正予算に計上させていただきましたのは、内容については理解するとおっしゃっていただいて、大変ありがたいところでございますが、あくまでも令和4年度当初予算の編成、町長査定完了確定後に判明した内容でございまして、それについて、さらに令和4年4月当初から取り組む必要があるということで考えておりますものを計上しておりますので、どうかご理解いただきたいと思います。
それから、減額する点でございます。こちらについては、減額したものを、先ほども予備費に置くということで、町民の皆様、事業者の皆様に、補正予算等で編成する中で、確実に役立てるようにというふうに申し上げたところですけれども、さらに、今定例会で給与関係条例を決定いただく中で、執行しない予定のもの、それを給与費の中に滞留させておくことなく、今回補正予算を編成させていただくことにしましたので、その中で速やかに、給与費に滞留させることなく、予備費というところに集めさせていただいて、今後の各種事務事業の展開に活用させていただきたいというふうに考えているところですので、どうかご理解いただきたいと思っております。
以上です。
◎議長(西谷 尚) 総務課長、水垣清和君。
◎総務課長(水垣清和) それでは、処遇改善の関係でありますけれども、先ほど令和3年度分につきまして説明したことを踏まえてでありますけれども、令和4年度分につきまして、保育士、幼稚園教諭で、令和4年度分で、1人当たりの月額で5,200円、先ほどの令和3年と合わせまして月額1万1,700円のアップとなります。放課後児童クラブの支援員につきましても、令和4年度分については1,400円、先ほどの令和3年度分と合わせまして、1人当たり月額で約8,400円のアップを見込んでおります。
以上です。
◎議長(西谷 尚) 谷口眞治君。
◎谷口眞治(3番) それで、補正予算の在り方で、あくまで当初予算を審議して、議員も一生懸命審議したわけですから、それを同じ会期に変更するということの意味が、ということは、逆に、新年度予算を変更するということは、その予算が間違っておったという、そういうようなことに読み取れるんです。だから、これは極めて慎重にやっていただかないと、議会としても、議員としても、何のために、新年度予算を時間かけて皆さんそれぞれでしっかり質疑しとったんですけども、そこの存在そのものが問われるのではないかという思いがしているんです。だから、非常にそういう意味では、限定的に同じ会期内の新年度予算の補正なんて、本来はあってはならないことだと思いますので、よほどそこで、どうしても変えなくては町民の皆さんの利益に反するということであれば、これはこれで成り立つと思うんです。例えば災害とか、それから緊急事態のということだけど、今回の、先ほど人勧の関係についての減額分については、予備費に置いておいて町民のために使うんだということで言っていますけど、そもそも、新年度の当初予算を触っていくということが本当に妥当かどうかという、そこが問われているのではないかと思うんです。だから、そういう意味では、本当に慎重にしていただかないと、それから、職員の給与の減額ですが、これは別に、新年度予算の人件費の中で対応できますよね。補正しなくても。その辺はどうですか。
◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) 同一会期での補正予算の提案についての議論でございますが、議員のおっしゃることもよく分かりますが、例えば新年度、令和4年度の予算の編成というのは、1月10日ぐらいから進めてまいります。今は3月22日でございます。その間に、様々な事情によって補正しなければならないことと併せて整理するもの、あるいは、先ほど、県のご都合で、老人会の費用なんかのことも、これは新しい知事が示された来年度予算の中で、予算編成時には減額の方向を示されたことを提案した内容が、すぐに県のほうで方向が変わって、追加給付の話がありますから、それを老人会に給付するために対応しようとすれば、この会期の中で提案をしなければならないということであります。減額部分については、議員のおっしゃることもよく分かりますが、改めて補正予算を提案する場でございますから、併せてこのことも提案させていただいておるというふうにとっていただければ、何も間違ったことをしておるというわけではありません。我々としては、令和4年度の予算案についても、しっかりと議論の中で内部調整を図って提案しましたが、それから2か月の間に、様々な情勢が変わったことと含めて、通常整理しなければならないものも前倒しでさせていただいておるというふうに考えていただければ、私は、何も問題はないというふうに思っております。
以上でございます。
◎議長(西谷 尚) 谷口眞治君。
◎谷口眞治(3番) 町長、私は、絶対変えてはならないということは言ってないんです。だから、少なくとも、予算というのは、地方自治法に定めて、先ほど読み上げましたけども、総計予算主義といって、一切の歳入支出を全て押さえた上での編成をしなければならないということを前提に予算というのは組まれておりますので、だから、先ほどの提案をされてから今日の期間までの間にどうしてもしなくてはならない補正というのは、これは先ほど言いましたように、処遇改善とか、それから、今の県の行革に対する回復措置とか、これはこれで、私も、それはそれで必要かなと思っているんです。ただ、私は、減額の、人勧の一時金の削減のそのものを今回提案されていますので、これは、予算執行で別に予算枠がありますから、十分それでできるわけですから、あえてこの時期に補正をされるということはいかがなものかと。後でまた議案がそれぞれ、特別会計、企業会計でも、人勧が絡むものも全部あげておられますけど、これはやはり、予算の在り方からいっても、少しおかしいのではないかということをお聞きしているんです。そういう意味では、昨年の同じ会期内の補正があって、これはこれで、コロナだからということで私たちも理解できましたけども、今回の中身を見たら、どうもそういう内容と少し違う部分がありますから、そういう意味では、非常に限定的に考えていただく必要があるのではないかということですので、その辺、再度、いかがでしょうか。
◎議長(西谷 尚) 町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) 見解の相違といいますか、考え方が違うだけで、先ほど言ったように、必要が生じて補正をさせていただくものと併せて、今の時点で整理をさせていただく、先ほどの減額のことやなんかも、前倒しでさせていただいておるというふうに捉えていただければ、何も問題ないというふうに思いますし、何も議会のルールに反した補正予算を提案しているわけではありませんから、そこら辺はよく考えていただきたいと思います。
以上です。
◎議長(西谷 尚) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。
討論を行います。
討論はありませんか。
原案反対の方の発言を許可いたします。
谷口眞治君。
◎谷口眞治(3番) 議席番号3番、谷口眞治です。ただいま議題となっています議案第43号 令和4年度香美町一般会計補正予算(第1号)に反対の立場で討論をいたします。
2つの理由で私は賛成できません。まず第1点でありますけども、人勧に伴う職員給与の減額の部分ですが、現行の予算の中で執行できるわけですから、これをあえてこの時期にするというそのことがよく分かりません。それが1点目です。
それから、もう1点は、同じく職員給与の減額ですが、長と議員の特別職を除く給与費のうちの、人勧に伴う職員の6か月分の期末手当の0.15か月削減は、コロナで奮闘してきた職員の期待に背き、コロナ禍で疲弊している地域経済に影響を及ぼし、政府の賃上げの流れにも逆行するので、反対であります。そういう意味で、当局には、当初予算の同期内の補正については、やはり議会の予算審議、経過がありますから、そういう意味では、必要最低限のものでなければならないということも指摘して、反対討論といたします。
議員各位のご賛同を心からお願い申し上げまして、討論といたします。
◎議長(西谷 尚) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。討論を終了します。
これより、議案第43号を起立により採決いたします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
◎議長(西谷 尚) 起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
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日程第17 議案第44号 令和4年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
◎議長(西谷 尚) 日程第17 議案第44号 令和4年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
議案の朗読は省略します。
町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第44号 令和4年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由を説明いたします。
予算の執行に当たり、国民健康保険事業特別会計に補正の必要が生じましたので提案するものでございます。詳細につきましては健康課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) 補足説明を健康課長、中村彰作君。
◎健康課長(中村彰作) それでは、議案第44号 令和4年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)の補足説明をさせていただきます。
議案書3の14ページから20ページに、それぞれ勘定ごとに歳入歳出予算補正を記載しておりますが、このたびは、国保事業勘定、小代診療施設勘定、兎塚・川会歯科診療施設勘定につきまして補正をお願いするものでございます。先ほど議案第43号 一般会計補正予算でもご説明させていただきましたが、本定例会で決定いただきました給与関係条例によります、令和4年6月に支給する期末手当に関する特例措置を適用することについて、令和4年度予算において給与関係条例との整合を図る必要があり、このたび、歳入歳出予算の減額補正を提案させていただくものでございます。
それでは、議案書3、14ページをお開きください。まず、議案部分でございますが、第1条におきまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ56万9,000円を減額し、歳入歳出それぞれ23億5,653万1,000円とするものでございます。
それでは、議案資料のほうでご説明させていただきますので、議案資料5の40ページをお開きください。初めに、事業勘定についてでございます。給与費明細書によりご説明させていただきます。ア、会計年度任用職員以外の職についてですが、給与費のうち職員手当19万9,000円の減額と共済費3万9,000円の減額の、合計23万8,000円を減額するものでございます。
38ページへお戻りください。歳出についてでございます。款1総務費、項1施設管理費、目1一般管理費の23万8,000円の減額につきましては、先ほどご説明いたしました、職員の期末手当等の補正によるものでございます。また、37ページの歳入についてでございますが、職員の期末手当等の減額分を
一般会計繰入金の職員給与費等繰入金から減額するものでございます。
続きまして、47ページをお開きください。小代診療施設勘定についてでございます。小代診療施設勘定につきましても、同じ理由によるものでございますが、ア、会計年度任用職員以外の職について、給与費のうち職員手当14万9,000円の減額と共済費2万9,000円の減額の、合計17万8,000円を減額するものでございます。
45ページにお戻りください。歳出についてでございます。款1総務費、項1施設管理費、目1一般管理費の17万8,000円の減額につきましては、職員の期末手当等の補正によるものでございます。44ページの歳入につきましては、職員の期末手当等の減額分について
一般会計繰入金から減額するものでございます。
続きまして、54ページをお開きください。兎塚・川会歯科診療施設勘定についてでございます。ア、会計年度任用職員以外の職について、給与費のうち職員手当12万8,000円の減額と共済費2万5,000円の減額の、合計15万3,000円を減額するものでございます。
52ページにお戻りください。歳出についてでございます。款1総務費、項1施設管理費、目1一般管理費の15万3,000円の減額は、職員の期末手当等の補正によるものでございます。51ページの歳入につきましても、職員の期末手当等の減額分を財政調整基金繰入金から減額するものでございます。
以上で議案第44号の補足説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。
討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。
これより、議案第44号を起立により採決いたします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
◎議長(西谷 尚) 起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────────────
日程第18 議案第45号 令和4年度香美町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
◎議長(西谷 尚) 日程第18 議案第45号 令和4年度香美町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
議案の朗読は省略します。
町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第45号 令和4年度香美町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由を説明いたします。
予算の執行に当たり、介護保険事業特別会計に補正の必要が生じましたので提案するものでございます。詳細につきましては福祉課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) 補足説明を福祉課長、穴田康成君。
◎福祉課長(穴田康成) 介護保険事業特別会計補正予算(第1号)の補足説明をいたします。
議案書3は21ページから、議案資料5は56ページからとなります。先ほどの議案第43号、議案第44号でもご説明いたしましたが、今定例会で決定していただきました給与関係条例によります、令和4年6月に支給する期末手当に関する特例措置を適用することについて、令和4年度予算において給与関係条例との整合を図る必要があり、このたび、歳入歳出予算の減額補正を提案させていただくものでございます。
議案書3の21ページをお開きください。まず、議案部分でございますが、第1条において、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ63万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ25億6,779万3,000円とするものでございます。
それでは、議案資料で説明をさせていただきますので、議案資料5の62ページをお開きください。給与費明細書により説明をさせていただきます。ア、会計年度任用職員以外の職について、給与費のうち職員手当53万7,000円の減額と共済費10万1,000円の減額の、合計63万8,000円を減額するものでございます。
それでは、議案資料で説明をさせていただきますので、議案資料5の56ページをお開きいただきたいと思います。まず、歳出について説明をいたしますので、60ページをお開きください。ページ上段、款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費で26万4,000円の減額、同じく款1総務費、項3介護認定審査会費、目2認定調査等費で6万9,000円の減額、また、款3
地域支援事業費、項1介護予防・
生活支援サービス事業費、目1介護予防・
生活支援サービス事業費で5万7,000円の減額、同じく款3
地域支援事業費、項3包括的支援事業・任意事業費の目2包括的・
継続的ケアマネジメント支援事業費で11万6,000円の減額、目5生活支援体制整備事業費で3万6,000円の減額、目6
認知症総合支援事業費で9万6,000円の減額、計24万8,000円の減額。これら全て、各事業費に係る職員の期末手当、職員共済組合納付金を減額するものでございます。
次に、歳入を説明いたしますので、59ページにお戻りください。まず、国庫補助金、県補助金及び繰入金のそれぞれの説明欄に、現年度分介護予防・日常生活支援総合事業以外交付金など現年度分がつくものにつきましては、歳出で説明をいたしました、
地域支援事業費の包括的支援事業、任意事業に対するルール分の歳入を費用負担者別にそれぞれ調整し、減額するものでございます。それ以外の歳入補正といたしましては、ページ中ほどの款7繰入金、項1
一般会計繰入金、目5その他
一般会計繰入金の補正として、歳入補正に伴う職員給与費等繰入金39万円を減額するものでございます。
最後に、同じく、その下段の同款、項2基金繰入金、目1介護保険事業基金繰入金は、今回の補正に係る財源調整により基金繰入金5万6,000円を減額するものでございます。
以上で令和4年度香美町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)の補足説明を終わります。どうぞよろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。
討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。
これより、議案第45号を起立により採決いたします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
◎議長(西谷 尚) 起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
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日程第19 議案第46号 令和4年度香美町公立香住病院事業企業会計補正予算(第1号)
◎議長(西谷 尚) 日程第19 議案第46号 令和4年度香美町公立香住病院事業企業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
議案の朗読は省略します。
町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第46号 令和4年度香美町公立香住病院事業企業会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由を説明いたします。
予算の執行に当たり、公立香住病院事業企業会計に補正の必要が生じましたので提案するものでございます。詳細につきましては病院事務局長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) 補足説明を病院事務局長、邊見昌平君。
◎病院事務局長(邊見昌平) それでは、議案第46号の補足説明をさせていただきます。
議案書3の24ページをお開きください。今回の補正予算は、令和4年度の補正予算として提案させていただくものでございます。令和4年度香美町公立香住病院事業企業会計当初予算につきましては、本日可決いただいたところでございますが、一般会計と同様に、本定例会でご決定いただきました給与関係条例との整合を図る必要があると考え、このたび、歳出予算の減額を提案させていただくものでございます。第1条は、令和4年度香美町公立香住病院事業企業会計の補正予算(第1号)は次に定めるところによるとしております。第2条は、収益的支出の予定額を補正するもので、第1款病院事業費用では、既定予定額から369万8,000円を減額するほか、第2款介護老人保健施設費用では96万8,000円、第3款訪問看護ステーション費用では17万4,000円、第4款居宅介護支援事業費用では5万5,000円をそれぞれ減額し、計489万5,000円を減額補正するものです。第3条は、議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正で、職員給与費の既決予定額から489万5,000円を減額補正するものでございます。
続きまして、議案資料5によりまして説明をさせていただきます。まず、議案資料5の68ページ、給与費明細書補正のア、会計年度任用職員以外の職員をご覧ください。上段の表ですが、職員手当等403万7,000円、法定福利費85万8,000円、合計489万5,000円を減額するものでございます。下の表に職員手当の補正内訳を整理しておりますが、期末手当を403万7,000円減額としております。
少し戻っていただきまして、66ページ、キャッシュ・フロー計算書補正をご覧ください。この補正によりまして489万5,000円の資金が増加し、期末残高は1億9,471万2,000円を見込んでおります。そのほか、65ページには実施計画補正、70ページから72ページに予定貸借対照表補正、73ページに注記の補正、そして、74ページに収入支出科目内訳書補正をそれぞれ掲載しておりますので、ご清覧願います。
以上で議案第46号の補足説明を終わります。
◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。
討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。
これより、議案第46号を起立により採決いたします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
◎議長(西谷 尚) 起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
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日程第20 議案第47号 令和4年度香美町水道事業企業会計補正予算(第1号)
◎議長(西谷 尚) 日程第20 議案第47号 令和4年度香美町水道事業企業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
議案の朗読は省略します。
町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第47号 令和4年度香美町水道事業企業会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由を説明いたします。
予算の執行に当たり、水道事業企業会計に補正の必要が生じましたので提案するものでございます。詳細につきましては上下水道課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) 補足説明を上下水道課長、亀村孝君。
◎上下水道課長(亀村 孝) それでは、議案第47号の補足説明を行います。
このたびの補正は、一般会計と同様、令和4年6月に支給します期末手当に関する特例措置を適用することについて補正を行うものでございます。
議案書3の25ページをお願いいたします。第1条に、令和4年度香美町水道事業企業会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによるとしております。第2条の収益的支出の補正は、第1款水道事業費用、第1項営業費用を49万5,000円減額し、総額として6億2,733万8,000円としております。第3条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正は、職員給与費を49万5,000円減額し6,886万円としております。
内容につきまして説明をさせていただきます。議案資料5の79ページの給与費明細書補正、ア、会計年度任用職員以外の職員の欄をご覧ください。上段の表の、給与費の職員手当につきまして41万3,000円の減額と、法定福利費が8万2,000円の減額で、合計49万5,000円の減額としております。手当の内訳は下の表、期末手当分でございます。80ページ、会計年度任用職員については補正がありませんので、79ページの総額としては、合計で同額の49万5,000円の減額としております。
次に、83ページ、収益的支出の補正ですが、款1水道事業費用、項1営業費用、目1原水及び浄水費から目4総係費の合計49万5,000円を減額補正するものでございます。
77ページにはキャッシュ・フロー計算書補正、81ページから82ページに予定貸借対照表補正について、このたびの補正に係る数値を整理し、掲載させていただいております。
以上で議案第47号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。
討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。
これより、議案第47号を起立により採決いたします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
◎議長(西谷 尚) 起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
──────────────────────────────
日程第21 議案第48号 令和4年度香美町下水道事業企業会計補正予算(第1号)
◎議長(西谷 尚) 日程第21 議案第48号 令和4年度香美町下水道事業企業会計補正予算(第1号)を議題といたします。
議案の朗読は省略します。
町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第48号 令和4年度香美町下水道事業企業会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由を説明いたします。
予算の執行に当たり、下水道事業企業会計に補正の必要が生じましたので提案するものでございます。詳細につきましては上下水道課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) 補足説明を上下水道課長、亀村孝君。
◎上下水道課長(亀村 孝) それでは、議案第48号の補足説明を行います。
このたびの補正は、一般会計及び水道事業企業会計などと同様に、令和4年6月に支給します期末手当に関する特例措置を適用することについて調整を行ったものでございます。
議案書3の26ページをお願いいたします。第1条に、令和4年度香美町下水道事業企業会計の補正予算(第1号)は、次に定めるところによるとしております。第2条の収益的収入及び支出の補正は、収入の第1款下水道事業収益、第2項営業外収益を27万1,000円減額し、総額を16億3,339万5,000円とし、支出の第1款下水道事業費用、第1項営業費用を同額の27万1,000円減額し、総額を12億8,769万1,000円としております。第3条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正は、職員給与費を27万1,000円減額し、3,927万8,000円としております。第4条の他会計からの補助金の補正は、27万1,000円減額し、8億7,459万4,000円に改めようとするものでございます。
内容につきまして説明をさせていただきます。議案資料5、87ページの給与費明細書補正、ア、会計年度任用職員以外の職員の欄をご覧ください。上段の表の、給与費の職員手当につきまして22万8,000円の減額と、法定福利費が4万3,000円の減額で、合計27万1,000円の減額としております。手当の内訳は、下の表、期末手当分でございます。88ページ、会計年度任用職員につきましては補正がありませんので、86ページの総計は、合計で同額の27万1,000円の減額としております。
次に、90ページ、収益的収入及び支出の補正ですが、まず支出ですが、款1下水道事業費用、項1営業費用、目1管渠費から目4総係費の合計27万1,000円を減額補正するものでございます。
次に、収入につきましては、款1下水道事業収益、項2営業外収益、目3他会計補助金につきまして、支出の人件費補正により資金ベースについて調整し、一般会計補助金を減額するものでございます。89ページに、注記の補正について、このたびの補正に係る数値を整理し掲載しております。
以上で議案第48号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。
討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 討論なしと認めます。
これより、議案第48号を起立により採決いたします。
本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
(
賛成者起立)
◎議長(西谷 尚) 起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
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日程第22 発議第2号 閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申し出について
◎議長(西谷 尚) 日程第22 発議第2号 閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申し出についてを議題といたします。
各常任委員会、議会運営委員会より、
香美町議会会議規則第75条の規定により、閉会中も引き続き調査したい旨の申出がありました。
各常任委員会、議会運営委員会からの申出のとおり、閉会中も継続調査(審査)に付することにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。
よって、申出のとおり閉会中も継続調査(審査)に付することに決定いたしました。
お諮りいたします。
以上で本定例会に付議されました案件は全て終了いたしました。
これにて令和4年3月第132回香美町議会定例会を閉会したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。
よって、令和4年3月第132回香美町議会定例会を閉会いたします。
午後12時21分 閉会
○ 閉 会 挨 拶
◎議長(西谷 尚) 閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
去る2月24日に開会し、本日までの27日間の今期定例会は、令和4年度当初予算をはじめ、当面する諸案件をご審議いただきました。
令和4年度予算については、第2次香美町
総合計画後期基本計画及び第2期総合戦略の着実な実践と施策展開により、町の将来像である「こどもたちに夢と未来をつなぐまち」の実現を目指し、その達成に向けた施策の具現化及び実行のため取り組むこととしています。
普通交付税の一本算定や人口減少等により一般財源の減少が見込まれる中、
観光開発整備事業、
地域介護拠点整備事業、急傾斜地崩壊対策事業、
学校教育施設整備事業など、地域の活性化、福祉の向上、観光振興、町民の安全・安心の確保などが期待されます。また、新型コロナウイルス感染症への対応を最優先とし、住民への生活支援、事業者への支援、地域経済の活性化など、コロナ禍収束後を見据えた取組も期待されます。
当初予算以外にも、令和3年度各会計補正予算等、本町が直面する重要な案件が提出されましたが、議員各位の終始熱心なご審議を賜り、ここに議了することができました。これもひとえに議員各位のご理解、ご協力によるものと深く感謝を申し上げますとともに、衷心より厚くお礼を申し上げます。
当局におかれましては、一般質問や審議等の過程におきまして、議員各位が申されました意見等を今後、町の行政に十分反映されますよう希望するところでございます。
また、広報公聴常任委員会の委員各位におかれましては、これから議会だよりの編集等お世話になりますが、よろしくお願いいたします。
議員各位並びに執行部の皆様方におかれましては、何とぞご自愛の上、町政発展のため、より一層のご精励、ご活躍を賜りますようお願い申し上げ、簡単ではございますが、閉会の挨拶とさせていただきます。
次に、町長より挨拶がございます。
◎町長(浜上勇人) 第132回香美町議会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
今年の冬は、特に山沿いで大雪に見舞われましたが、3月も終盤を迎えて雪溶けも進み、春の到来が待ち遠しい今日この頃となりました。第6波の中で始まった本会議も、去る2月24日から本日までの27日間、定例会を開催していただきましたが、全日程を終了し、閉会の運びとなりました。この間、議員各位には、本会議、また
予算特別委員会等にご精励を頂きましたこと、深く感謝を申し上げます。
今議会には、私のほうから一般会計をはじめとする令和4年度の当初予算、令和3年度の補正予算のほか、人事案件や条例案件などの議案を提案させていただき、慎重審議を頂きました。心から厚くお礼を申し上げます。
21日をもって、まん延防止等重点措置は解除されましたが、県内での陽性者数は、直近1週間平均でもいまだ2,000人を超えており、引き続き注意が必要であります。新型コロナのワクチン接種につきましては、5歳以上のお子さんも含めて、希望される全ての対象町民の皆さんが着実に接種を受けていただけるよう、万全の体制で臨んでおります。新型コロナウイルス感染症による様々な町民活動への影響は続いておりますが、感染防止対策と併せて、町民の皆さんに一日でも早く安心な日が訪れ、経済が回復するよう、できる限りの力で臨んでまいる所存でございます。
議員各位から、本会議及び
予算特別委員会の審議の際に頂きましたご意見にも、十分意を用いてまいりたいと思いますので、今後とも、ご理解、ご協力をお願いいたします。議員各位におかれましては、引き続き香美町発展のため、ご理解とご協力を賜りますようお願いしますとともに、ますますのご活躍を祈念申し上げまして、閉会の挨拶といたします。
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