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令和4年第132回定例会(第2日目) 本文 開催日:2022年02月25日
令和4年第132回定例会(第2日目) 名簿 開催日:2022年02月25日

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  1. 香美町議会 2022-02-25
    令和4年第132回定例会(第2日目) 本文 開催日:2022年02月25日


    取得元: 香美町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2022年02月25日:令和4年第132回定例会(第2日目) 本文 最初のヒットへ(全 0 ヒット)                               午前9時30分 開議 ◎議長(西谷 尚) おはようございます。  ただいまの出席議員は15人であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。      ──────────────────────────────  日程第1 会議録署名議員の指名 ◎議長(西谷 尚) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、香美町議会会議規則第125条の規定により、議長において、藤井昌彦君、見塚修君を指名します。      ──────────────────────────────  日程第2 諸般の報告 ◎議長(西谷 尚) 日程第2 諸般の報告を行います。  本日の議事日程はあらかじめ議場配付しておりますので、ご確認ください。  次に徳田喜代子君より療養のため欠席する旨、届出がありましたので、許可をいたしております。      ──────────────────────────────  日程第3 議案第15号 令和4年度香美町一般会計予算  日程第4 議案第16号 令和4年度香美町国民健康保険事業特別会計予算  日程第5 議案第17号 令和4年度香美町後期高齢者医療保険事業特別会計予算  日程第6 議案第18号 令和4年度香美町介護保険事業特別会計予算  日程第7 議案第19号 令和4年度香美町財産区特別会計予算  日程第8 議案第20号 令和4年度香美町町立地方卸売市場事業特別会計予算  日程第9 議案第21号 令和4年度香美町国民宿舎事業特別会計予算
     日程第10 議案第22号 令和4年度香美町公立香住病院事業企業会計予算  日程第11 議案第23号 令和4年度香美町水道事業企業会計予算  日程第12 議案第24号 令和4年度香美町下水道事業企業会計予算 ◎議長(西谷 尚) 日程第3 議案第15号 令和4年度香美町一般会計予算から、日程第12 議案第24号 令和4年度香美町下水道事業企業会計予算までの10議案は、香美町議会会議規則第37条の規定により一括議題といたします。  議案の朗読は省略いたします。  議案第15号から議案第24号までの10議案を一括して、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) おはようございます。ただいま議題となりました議案第15号 令和4年度香美町一般会計予算から、議案第24号 令和4年度香美町下水道事業企業会計予算までの10議案につきまして、一括して提案理由を説明いたします。  最初に、予算編成基本的方針でございますが、令和4年度は、町の最上位計画で本町のまちづくりの道しるべである第2次香美町総合計画後期基本計画と重点施策として位置づけております第2期総合戦略の着実な実践を図るとともに、喫緊の課題であります新型コロナウイルス対策に向き合いながら、町の将来像「こどもたちに夢と未来をつなぐまち」の実現に向けて施策展開を図ることとしております。具体的には「町民生活と町内産業を守り、香美町の魅力を最大限に生かすまちづくり」をコンセプトに新型コロナウイルス感染症への対応を最優先とし、町民生活の支援、事業者への支援、町内経済対策、これらと併せて、将来にわたり持続可能な財政運営を実現させるための取組を進めていくための予算編成としております。  それでは、全会計の概要について説明をいたします。議案資料1の当初予算関係1の1ページ及び2ページをご覧ください。まず、一般会計につきまして、予算額は137億2,700万円で前年度の146億8,800万円に比べ9億6,100万円、率にして6.5%の減となります。減額の主な要因といたしましては、町債の一括償還に伴う公債費の減、小代地域局庁舎建設事業の減などによるものでございます。  次に、6つの特別会計予算総額は52億8,364万6,000円で、前年度の52億6,498万円に比べ1,866万6,000円、率にして0.4%の増となります。増額となります主な要因は、保険給付費の増などにより介護保険事業特別会計で5,612万2,000円の増などによるものでございます。  次に、3つの企業会計予算総額は56億9,072万円で、前年度の51億7,982万7,000円に比べ5億1,089万3,000円、率にして9.9%の増となります。増額となります主な要因は、公立香住病院事業及び下水道事業企業会計資本的収支の増などによるものでございます。その結果、全会計の予算総額は247億136万6,000円となり、前年度の251億3,280万7,000円に比べ4億3,144万1,000円、率にして1.7%の減となります。なお、各会計の詳細につきましては各担当課長に説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。 ◎議長(西谷 尚) これより、議案ごとに各課長より順次、補足説明を求めます。  初めに、議案第15号について、財政課長、森垣文裕君。 ◎財政課長(森垣文裕) おはようございます。それでは、議案第15号 令和4年度香美町一般会計予算補足説明をさせていただきます。  初めに、令和4年度香美町一般会計予算書の1ページをご覧ください。まず第1条で、歳入歳出予算の総額を137億2,700万円としております。第2条で債務負担行為の設定、第3条で地方債を計上しているところでございます。  内容につきましては、まず、8ページをご覧いただきたいと思います。こちらのほうでは、第2表、債務負担行為とさせていただいておりまして、固定資産税賦課資料作成業務委託料ほか1件について債務負担行為を設定しようとするものでございます。  まず、固定資産税賦課資料作成業務委託料ですが、期間は令和5年度まで、限度額は1,437万7,000円としておりまして、固定資産税に係る令和6年度評価替えに向けまして評価見直し作業を行うものとして、その所要額について債務負担行為を設定しようとするものでございます。  次に、令和4年度、美しい村づくり資金利子補給金ですが、期間は令和5年度から令和11年度まで、限度額は94万円としておりまして、県が実施します美しい村づくり資金利子補給に町が随伴して利子補給を行うものとして、その所要額について債務負担行為を設定するものでございます。  次に、第3条地方債については、9ページから10ページにかけまして計上しております。第3表、地方債でございます。起債の目的としましては、本庁舎改修事業をはじめとしまして全34件を予定しておりまして、その限度額の総額は10億8,800万円としておるところでございます。主な事項としましては、9ページの中ほど、少し下になりますが、香住東港水産加工排水処理場整備事業で2,530万円。それから、下から2行目になりますが、但馬高原植物園整備事業として3,410万円。それから、10ページに入りますが、中ほどで学校教育施設照明設備改修事業として6,880万円、それから、少し下がっていただきまして、小代中学校整備事業としまして1億2,390万円などを計上しているところでございます。  続きまして、予算の全体概要を説明いたしますので、議案資料1の当初予算関係の1をご覧いただきたいと思います。まず1ページですけれども、こちらの1つ目、令和4年度予算編成基本的方針、それから、項目の2の当初予算の状況の1、全会計予算については町長が提案説明で申し上げたとおりでございます。  続きまして、2ページになりますが、項目の2の一般会計についてのさらに(2)の歳入から説明をさせていただきます。まず、項目のアとしまして、一般財源であります町税、各種譲与税、交付金の合計額は、今回88億640万円で、前年度との比較では4億2,782万4,000円の増を見込んでおります。項目イですが、そのうち町税は16億1,490万円で前年度との比較では2,700万7,000円の増を見込んでおりまして、増額の主な要因としましては、町民税で3,170万円の増などによるものでございます。  次に、ウとしまして、普通地方交付税は58億3,300万円で、前年度との比較では2億8,700万円の増を見込んでおりますが、令和3年度の決算見込額であります61億154万円との比較では2億6,854万円の減を見込んでいるところでございます。また、普通交付税の振替分として発行予定の臨時財政対策債は1億1,000万円で、令和3年度決算見込額の2億1,743万9,000円との比較では1億743万9,000円の減を見込んでおりまして、普通交付税臨時財政対策債の合計額では59億4,300万円となり、令和3年度決算見込額の63億1,897万9,000円との比較では3億7,597万9,000円の減を見込んでいるところでございます。  次に、特別交付税ですが7億2,000万円を計上しておりまして、前年度との比較では5,000万円の増を見込んでいるところでございます。  次に、国県支出金ですが17億2,015万3,000円で、前年度との比較では5,222万6,000円の増を見込んでおります。増額の主な要因につきましてはオの項目に記載のとおりでありますので、ご確認いただきたいと思います。  次に、カとしまして、寄附金でございますが7億654万円で、前年度との比較では2億10万7,000円の増を見込んでおります。増額の主な要因は、ふるさとづくり寄附金の2億円の増などによるものでございます。  次に、繰入金は7億8,415万2,000円で、前年度との比較では7億1,905万1,000円の減を見込んでおります。減額の主な要因は、減債基金からの繰入金が7億1,197万1,000円の減となったことなどによるものでございます。  次に、町債ですが10億8,800万円を見込んでおりまして、前年度との比較では9億3,420万円の減を見込んでおります。減額の主な要因は、小代地域局庁舎建設事業債で5億1,090万円の減、普通交付税振替分臨時財政対策債が3億2,100万円の減となったことなどによるものです。なお、令和4年度では、建設事業の財源として7億9,680万円、過疎対策事業債を活用したソフト事業の財源として1億6,180万円、普通交付税の振替分として臨時財政対策債1億1,000万円などの発行を予定しているところでございます。  続きまして、(3)の歳出でございます。まずアとしまして、人件費でございますが24億8,134万5,000円で前年度との比較では3,217万3,000円の増を見込んでおります。増額の主な要因は、会計年度任用職員報酬の増、消防団員報酬の増などによるものでございます。  続いて、4ページをお開きいただきたいと思います。ここでは、まず物件費でございますが、17億7,565万円で前年度との比較では601万8,000円の減を見込んでいるところでございます。減額の主な要因につきましてはそちらに記載のとおりですので、ご確認いただきたいと思います。  続いて、維持補修費ですが2億8,161万4,000円、前年度との比較では7,674万2,000円の増を見込んでいるところでございます。増額の主な要因としましては、河川土砂浚渫事業の2,000万円の増などによるものでございます。  続いて、扶助費です。11億9,792万9,000円で前年度との比較では3,120万円の増を見込んでおります。増額の主な要因は、障害者介護給付費負担金事業費の2,700万7,000円の増などによるものでございます。  続いて、補助費等でございますが27億8,147万4,000円で、前年度との比較では1,860万1,000円の減を見込んでいるものでございます。減額の主な要因としましては、ふるさとづくり事業費に係る報償費で6,000万円の増となる一方、公立八鹿病院組合負担金で3,720万1,000円の減、水道事業企業会計繰出金で3,273万5,000円の減などによるものでございます。  続いて、普通建設事業費ですが、こちらは12億383万9,000円で前年度と比較しまして6億6,304万4,000円の減を見込んでおります。なお、普通建設事業費については、後段の11ページから12ページにかけまして一覧表として整理しておりますので、後ほどご確認いただきたいと思います。  次に、項目キの公債費です。19億1,395万9,000円で前年度との比較では6億4,565万9,000円の減を見込んでおりまして、減額の主な要因はのじぎく債の満期一括償還分の減などによるものでございます。  続いて、項目クの積立金でございますが7億1,704万4,000円で、前年度と比較しますと1億9,906万2,000円の増を見込んでおります。この増額の主な要因はふるさとづくり基金費の2億15万6,000円の増などによるものでございます。  続いて、繰出金でございますが10億4,844万6,000円、前年度と比較しますと1,769万1,000円の増を見込んでおりまして、増額の主な要因は後期高齢者医療特別会計繰出金の1,278万4,000円の増などによるものでございます。  続いて、(4)の基金残高の状況でございます。基金のうち財政調整基金の残高は、令和3年度末では35億2,679万1,000円の見込みでございます。また、令和4年度末では33億8,216万6,000円になると見込んでいるところでございます。  次に、減債基金でございますが、こちらは令和3年度末ではその残高を4億2,316万6,000円と見込んでおりまして、令和4年度末では4億898万4,000円になると見込んでいるところでございます。  次に、(5)の地方債残高の状況でございます。一般会計分としまして項目のアでございますが、一般会計におきます令和3年度末の現在高は194億3,761万円で、令和4年度の発行額が10億8,800万円の予定、それから、元金の償還予定の金額が18億4,153万1,000円でございますので、令和4年度末現在高は令和3年度末現在高に比べますと7億5,353万1,000円減の186億8,407万9,000円になると見込んでいるところでございます。  それから、歳出におきます主要な事業については、町長の所信表明の中で説明をいたしておりますので、私のほうからは資料の見方について補足をさせていただきたいと思います。  6ページをご覧いただきたいと思います。各会計種別ごとの予算額の整理をはじめとしまして、6ページから13ページまでは例年どおり財政的な資料を整理して掲載をさせていただいております。続いて、14ページから35ページにかけましては、一般会計の主要な事業の一覧表を掲載しております。第2次総合計画後期基本計画の施策区分により仕分整理をさせていただいておりまして、町の最上位計画である総合計画で目標とした施策がどのように予算化されているかを体系化したものでございます。さらに、この表に新規、拡充という区分を付しておりまして、また、この区分がなくとも説明を要すると判断したものにありましては、これ以降63ページまで事業別予算概要書を作成しまして事業の目的及び概要等について説明を加えているところでございます。また、小代中学校校舎規模改修工事におきましては、概要図としまして、39ページから40ページにかけてになりますが、平面図と立面図を補足資料として添付しておりますのでご確認いただきたいと思います。いずれの資料も、今後の予算審議にご活用いただきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。  以上で議案第15号 令和4年度香美町一般会計予算補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) 次に、議案第16号及び議案第17号について、健康課長、中村彰作君。 ◎健康課長(中村彰作) おはようございます。それでは、議案第16号 令和4年度香美町国民健康保険事業特別会計予算補足説明をさせていただきます。  議案資料2の当初予算関係2の1ページから7ページにかけまして、事業勘定と各診療施設勘定について概要を記載しております。  まず、1ページをお開きください。初めに事業勘定についてご説明いたします。事業の目的と編成の趣旨ですが、国民健康保険制度は国民皆保険体制の下、被用者保険の適用者以外の人を被保険者とした医療制度でございます。疾病、負傷、出産または死亡等に対して必要な保険給付を行い、社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的としております。これまでは、住民に身近な行政主体であります市町村により運営されてきましたが、低所得者や高齢者など多く抱えているという構造上の問題から保険税の負担能力が低い一方で医療費が高い傾向にあり、財政運営が大変厳しい状況にある小規模保険者が多数存在している現状におきまして、平成30年度からは新たに都道府県が財政運営責任主体となり、市町村国民健康保険財政の安定が図られました。この制度改正により、市町村、国民健康保険特別会計の主要な歳入歳出項目に係る見込額につきましては都道府県が推計することとなったため、その通知額に基づき本町の国民健康保険特別会計予算を編成しております。  予算編成の基本部分についてでございます。兵庫県が県全体の保険給付費を推計し、県特別会計において公費や拠出金等歳入歳出計算を行った上で不足する額を国民健康保険事業費納付金として各市町に対して納付を求めることとなっており、各市町においては、県から示された納付金額に基づき、保健事業費などの市町の裁量により計上可能な歳出や市町特別会計で収入する交付金等を加減算した上で納付金の納付に必要な額を国保税として賦課徴収することとなります。また、保険給付費の財源につきましては、財政運営責任主体である県が確保することとなるため、市町特別会計においては、歳出の保険給付費のうち任意給付に係るものを除き全て県から交付されることとなります。被保険者数につきましては、令和4年度の当初予算では一般被保険者を3,940人と見込んでおります。予算総額は20億3,300万円で前年度より4,600万円の減、率としましては2.2%の減となっております。  制度改正に関することですが、令和4年度税制改正におきまして、国保税の基礎賦課額に係る賦課限度額については、現行の63万円から65万円に2万円の引上げ、後期高齢者支援金等賦課額分につきましては、現行の19万円から20万円に1万円の引上げ、介護納付金賦課額分は現行の17万円で据置きとされ、合計限度額は102万円となる改正が予定されております。また、子育て世帯への経済的負担軽減のため、令和4年4月1日から所得制限等を設けず国保世帯に属する未就学児の均等割保険税の軽減措置が講じられます。減額割合は5割で軽減額は公費で支援されることとなります。  続きまして、歳入に関することですが、まず1つ目に、基金繰入れにつきましては将来的な国保財政の安定的な運営を見据え、基金保有額を勘案しつつ342万2,000円を計上しております。この結果、令和4年度末の基金残高は7,222万3,000円となる見込みでございます。  2つ目の国保税についてですが、財政運営責任主体は兵庫県となりましたが国保税の賦課徴収につきましては従来どおり町が行うこととなります。県から示された国民健康保険事業納付金の額に基づき算出した医療費分後期高齢者支援金等分介護納付金分をそれぞれ計上しております。令和4年度におきましては、対前年2,115万3,000円の減、3億3,090万9,000円を計上し、一般被保険者1人当たりの国保税額は10万8,868円、対前年比0.6%減を見込んでおります。  3つ目の県支出金についてでございますが、県から示された保険給付費等交付金普通交付金及び特別交付金の額を計上しております。普通交付金につきましては、県が示す額に基づき、歳出の保険給付費のうち任意給付に係るものを除いた額を計上しております。特別交付金につきましては、予防、健康づくり医療費適正化等の努力を行う保険者に対し交付される保険者努力支援分のほか特別調整交付金分県繰入金分特定健康診査等負担金分があり、それぞれ県から示された額を計上するとともに特定健康診査等負担金分につきましては対象事業費見込額により算出した額を計上しております。  次に、4つ目の一般会計繰入金についてでございますが、対前年195万3,000円増の1億4,565万2,000円を計上しております。このうち令和4年度からスタートいたします未就学児均等割軽減措置制度に係る繰入金分といたしまして76万5,000円を見込んでおります。  続きまして、5の歳出に関することについてでございます。1つ目の保険給付費につきましては、任意給付である結核医療付加金等を除き県から示された額を計上しております。令和2年度の保険給付費につきましては、県全体での令和3年推計値に平成29年から令和元年の2か年平均伸び率を乗じた額で推計されており、新型コロナウイルス感染症による受診控え等の影響が生じないものと想定して従来並みの保険給付費が見込まれております。  2つ目の国民健康保険事業費納付金についてでございますが、兵庫県が算定し町に示された額に基づき医療給付費分後期高齢者支援金等分介護納付金分にそれぞれ区分して計上しております。なお、納付金の算定におきまして、令和3年度より各市町の医療費水準を反映させない算定方式の統一化が図られましたが、令和4年度においては、さらに医療費、所得、収納率に関する個別公費を県全体で相互扶助する方式が導入されております。また、前年度に引き続き、市町の医療費適正化及び収納率向上を促進することを目的として県2号繰入金によるインセンティブ制度が講じられております。  最後に、3つ目の保健事業費についてでございますが、保健事業につきましては、香美町国民健康保険特定健康診査等実施計画及びデータヘルス計画を策定しており、これらに基づき実施してきております。特定健康診査受診率及び特定保健指導率の向上を目指し、保健事業を推進するための費用を計上しております。なお、保健事業の取組や成果によりまして特別交付金が県から交付されることとなっております。  以上が事業勘定の説明でございます。  続きまして、各診療施設勘定についてご説明させていただきます。  4ページをお開きください。まず最初に、佐津診療施設勘定についてでございます。事業の目的と編成の趣旨ですが、地域の住民の皆様が安心して医療を受けられる環境を整備し、僻地医療の確保を図るため佐津診療所の運営に係る経費を計上しております。令和4年度は、前年度と同様に週3日の診療体制とし、必要な施設管理費医業費等を計上しておりますが、診療収入等歳入見込みに不足が生じるために、不足分につきましては一般会計からの繰入金を計上した予算編成とさせていただいております。予算の総額は3,970万円で前年度に比べ170万円の減となっております。  次に、歳入に関することです。診療収入は前年度の実績見込みを基に積算し、対前年116万8,000円の減、1,998万1,000円を計上しております。事業勘定繰入金は、僻地診療所運営費補助分を前年度と同額の441万4,000円を計上しております。また、一般会計からの繰入金により交付税分700万円、単年度赤字解消分694万7,000円、公債費分1,000円を計上しております。  次に、歳出に関することですが、先ほど申し上げましたが、通年週3日の診療体制とし、必要経費を見込んだ予算編成としております。医療スタッフにつきましては医師が1名、看護師2名、事務員2名としており、また、オンライン資格確認導入に係る委託料、保険保守料を計上しております。  続きまして、5ページ、兎塚・川会診療施設勘定でございます。事業の目的につきましては、先ほどの佐津診療所と同様の記載となっております。令和4年度は、前年度と同様に週4日の診療体制とし、必要な施設管理費医業費等を計上しておりますが、診療収入等歳入見込みで不足が生じるため、不足分につきましては一般会計からの繰入れを計上した予算編成としております。予算総額は3,550万円、前年度に比べ140万円の増となっております。  歳入に関することですが、診療収入は前年度の実績見込みを基に積算し、対前年64万1,000円の減、1,210万2,000円を計上しております。事業勘定繰入金は、僻地診療所運営費について対前年度同額の305万6,000円を計上しております。一般会計からの繰入金につきましては交付税分1,400万円、単年度赤字解消分497万2,000円、公債費分28万円を計上しております。  次に、歳出に関することですが、前年度と同様に週4日の診療体制とし、必要な経費を見込んだ予算編成としております。医療スタッフにつきましては医師が1名、看護師2名、事務員1名としており、こちらの診療所につきましてもオンライン資格確認導入に係る委託料、保守料を計上しております。  次に、6ページをお開きください。小代診療施設勘定についてでございます。事業の目的は他の診療所と同様の記載となっております。令和4年度は前年度と同様に週5日の診療体制とし、必要な施設管理費医業費等を計上しておりますが、こちらの診療所につきましても、診療収入等歳入見込みで不足が生じるために、不足分につきましては一般会計からの繰入れを計上した予算編成としております。予算の総額は1億6,900万円、前年度に比べ1,213万円の増となっております。  歳入に関することですが、診療収入は被保険者の減少などにより報酬の減収を見込み対前年218万1,000円の減、1億1,419万2,000円を計上しております。事業勘定繰入金につきましては、僻地診療所運営費について前年度と同額の1,448万9,000円を計上しております。また、一般会計からの繰入れにつきましては交付税分700万円、単年度赤字解消分2,139万1,000円、公債費分122万7,000円を計上しております。また、小代診療所の歯科の歯科診療用チェアーの購入に係る県補助金といたしまして394万9,000円、過疎対策事業費390万円を計上しております。  次に、歳出に関することですが、前年度と同様に週5日の診療体制とし、必要経費を見込んだ予算編成としております。医療スタッフにつきましては医師1名、看護師2名、事務員2名としております。また、小代診療所につきましても、オンライン資格確認導入に係る委託料、保守料を計上しております。また、歯科のほうにつきまして、診療用チェアーが老朽化しているため2台の更新を行う経費を計上しております。  次に、7ページをお開きください。兎塚・川会歯科診療施設勘定でございます。事業の目的につきましては他の診療所と同様の記載となっております。令和4年度は、前年度と同様に兎塚歯科診が週3日、川会歯科診が週2日の計5日間の診療体制とし、必要な施設管理費医業費等を計上しておりますが、診療収入等歳入見込みで不足が生じるため、不足分につきましては財政調整基金からの繰入れを計上した予算編成としております。予算総額は7,990万円で前年度に比べ69万7,000円の減となっております。  歳入に関することですが、診療収入は前年度の実績見込みを基に積算し、対前年45万4,000円減の7,282万2,000円を計上しております。また、財政調整基金繰入金は歳入不足分といたしまして316万6,000円を計上しております。  次に、歳出に関することですが、前年度と同様に週5日の診療体制とし、必要な経費を見込んだ予算編成としており、医療スタッフにつきましては歯科医師が1名、事務員1名、歯科衛生士4名、歯科技工士1名、歯科助手2名としております。また、川会歯科診療所のエアコンが老朽化しているために取替えを実施する費用、また、ほかの診療所と同様にオンライン資格確認導入に係る委託料、保守料を計上しております。  以上で、議案第16号 令和4年度国民健康保険事業特別会計予算補足説明を終わらせていただきます。  続きまして、議案第17号 後期高齢者医療保険事業特別会計予算補足説明をいたします。同じく議案資料2の当初予算関係2の8ページをご覧いただきたいと思います。  最初に、事業の目的と編成の趣旨でございます。後期高齢者医療制度につきましては、75歳以上の方と一定の障害があると認定された65歳以上の方を対象にした医療制度でございます。若い世代が高齢者を支え、高齢者も保険料と医療費の一部を負担することで国民保険の向上及び高齢者の福祉の増進を図ることを目的としております。2年ごとの保険料の改定に伴いまして保険料につきましては減額となっており、保険料負担金、保険基盤安定負担金を後期高齢者医療広域連合に納付する予算編成としております。予算総額は3億4,467万2,000円で前年度より880万円の増、率にすると2.6%の増となっております。  制度改正に関することですが、1つ目に、後期高齢者の保険料率につきましては2年ごとに改正されることとなっており、令和4年度、令和5年度につきましては所得割率10.28%、均等割額5万147円、賦課限度額は66万円となっております。また、医療費の一部負担割合につきましては、現在、1割と3割に加え令和4年10月から新たに2割負担が施行されることとなっております。  次に、歳入に関することですが、1つ目としまして、後期高齢者医療保険料は歳出の保険料負担金と同額の2億4,527万6,000円を計上しており、対前年390万4,000円の減となっております。  2つ目といたしまして、一般会計繰入金は対前年1,278万4,000円増の9,827万1,000円を計上しております。内訳につきましては、事務費繰入金として2,172万3,000円、保険基盤安定繰入金として7,654万8,000円と見込んでおります。なお、保険基盤安定繰入金分の4分の3につきましては県負担金の交付を受けることになっております。  続きまして、5の歳出に関することですが、1つ目といたしまして、広域連合納付金は広域連合から示された計算式に基づき、令和4年度における県下の保険料見込額及び保険基盤安定負担金見込額に本町の占有率等を乗じて算定し、保険料負担金2億4,527万6,000円、保険基盤安定負担金7,654万8,000円、延滞金1,000円や繰越負担金1,000円を含めた合計3億2,182万6,000円を計上しております。  2つ目といたしまして、医療費2割負担の施行により、被保険者証を2回発送する必要が生じるため、送付に係る郵便料を計上しております。  3つ目といたしまして、令和4年度に後期高齢医療システムの更新が必要となったことからシステム改修費などを計上しております。  以上で、議案第17号 令和4年度後期高齢者医療保険事業特別会計補足説明を終わらせていただきます。 ◎議長(西谷 尚) 次に、議案第18号について、福祉課長、穴田康成君。 ◎福祉課長(穴田康成) 議案第18号 令和4年度香美町介護保険事業特別会計予算補足説明をさせていただきます。  令和4年度介護保険事業特別会計予算書の1ページをお開きください。議案部分でございますが、第1条において、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ25億6,843万1,000円としております。  事業の概要を説明させていただきますので、議案資料2、当初予算関係2の9ページから10ページをお開きください。まず、1、事業の目的と編成の趣旨ですが、本特別会計は介護保険事業を社会全体で支えることで介護が必要な人やその家族の意向に沿った介護サービスを受けられる供給体制を推進することを目的とし、事業の健全な運営を図るために必要な予算を計上しております。併せて、地域支援事業において自立支援の観点から高齢者によりふさわしいサービス利用を提供することで要介護状態等になることへの要望、または悪化の防止を図るとともに、元気な高齢者には介護等の担い手として社会参加できる環境を整えることで積極的な健康づくりを推進するとしております。  2の予算総額につきましては25億6,843万1,000円、対前年5,612万2,000円、率にしまして2.2%の増としております。認定者数の現状を少し説明しますと、令和2年度現在の認定者数は1,386人でしたが、昨年12月末現在では1,396人と約0.7%増となっております。令和3年度の計画値は2,390人、計画値から見ても0.4%増というような状態でございます。  では、3の歳入に関することでございます。まず介護保険料についてですが、令和3年度から3年間ご負担いただく保険料は被保険者の9段階の所得分に応じまして一定額に設定をしておりますが、保険料収入の算定におきましては、令和3年度本算定時の段階別の被保険者数を基に算定をしております。低所得者の保険料軽減のため国2分の1、県4分の1、町4分の1の公費負担により2,290万7,000円を一般会計から繰入れることとしております。また、基金からの繰入金は給付金の補填分として5,265万2,000円を予定しております。  次に、4、歳出に関することでございます。(1)の保険給付費につきましては、令和3年度の利用者の実績見込みと第8期計画の推計値を基に算定をしております。認定者数も引き続き増加見込みであり、介護サービス等諸費全体で対前年6,752万4,000円、率にして3.4%の増、介護予防サービス等諸費では、全体で対前年比925万円、率にして11.1%の減としております。  (2)の地域支援事業費につきましては、主な4つの事業を説明させていただきます。1つ目、介護予防・生活支援サービス事業費として、介護予防・日常生活総合事業の訪問型サービス、通所型サービスを継続実施する費用8,524万7,000円を計上しております。  2つ目、一般介護予防事業費として807万3,000円を計上し、地域リハビリテーション活動支援事業の充実、住民主体で行える介護予防サポーターの養成及び元気体操サークルの全町展開、自立支援サポート体制の充実など効果的な事業展開を図ることとしております。  3つ目、包括的、継続的ケアマネジメント支援事業費につきましては、地域包括支援センターに配置した介護支援専門員の人件費など4,601万6,000円を計上し、要援護高齢者の自立支援の観点から適正なマネジメントを行うことで介護予防及び重度化防止を図ることとしております。  4つ目、認知症総合支援事業費につきましては1,432万8,000円を計上し、認知症サポート費を含む多職種共同による認知症対策の充実を図ることとしております。  以上で令和4年度介護保険事業特別会計補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) 次に、議案第19号について、総務課長、水垣清和君。 ◎総務課長(水垣清和) それでは、議案第19号 財産区特別会計予算について補足説明をいたします。まず、議案書1ページをご覧ください。第1条、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ265万5,000円と定めるとしております。  続きまして、事業の概要につきましては、議案資料2、当初予算関係2で説明いたしますので、議案資料2の11ページをご覧ください。まず、1、事業の目的と編成の趣旨でありますが、本会計は長井財産区の適正な管理運営を行うものでございます。  次に、2、予算総額は歳入歳出それぞれ265万5,000円としており、前年度と比較いたしまして92万7,000円の増、率にして53.6%の増となります。  次に、3、歳入に関することについて、主な歳入は財産区有土地の貸付収入として133万9,000円を見込んでおり、前年度と比較いたしまして100万円の増となります。要因としましては、5年に一度の土地貸付収入が見込まれるものであります。  最後に、4、歳出に関することにつきまして、長井地区区長会が実施いたします事業に対する補助金49万円などを計上いたしております。  以上で財産区特別会計予算補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) 次に、議案第20号について、農林水産課長、福島功君。
    ◎農林水産課長(福島 功) それでは、議案第20号 令和4年度香美町町立地方卸売市場事業特別会計予算についての補足説明をいたします。まず最初に、令和4年度香美町町立中央卸売市場事業特別会計予算書の1ページをご覧ください。議案部分でございますが、第1条で、歳入歳出予算書の総額は歳入歳出それぞれ69万7,000円と定めることとしております。  続きまして、議案資料2、当初予算関係2の12ページをご覧いただきたいと思います。事業の目的と編成の趣旨についてですが、本会計は町立中央卸売市場を運営するための特別会計でありますが、現在、卸売市場としての事業を行っていないことから本来の事業収入が見込めませんので一般会計からの繰入金により運営を行っております。予算総額は歳入歳出それぞれ69万7,000円で、対前年1万3,000円の増、率にしまして1.9%の増となっております。  まず、歳出に関しては、光熱水費など当該施設の維持管理費等に要する経費として69万7,000円を計上しております。  次に、歳入に関しては、当施設の維持管理に要する歳出経費に対し、収入が不足するため一般会計からの繰入金69万6,000円と繰越金1,000円を見込んでおります。  なお、当該施設の競り場は昭和56年から主に巻き網漁業に使用されておりましたが、巻き網漁業者の廃業に伴い平成21年9月以降は未使用となっております。今後の活用方法につきましては、平成29年7月に発足いたしました香美町の水産を考える会により現在検討が進められているところでございます。  以上で議案第20号の補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) 次に、議案第21号について、観光商工課長、田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) それでは、議案第21号 令和4年度香美町国民宿舎事業特別会計当初予算の補足説明をさせていただきます。  令和4年度香美町国民宿舎事業特別会計予算書の1ページをお開きください。令和4年度香美町の国民宿舎事業特別会計予算は次に定めるところによるとし、第1条では、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ1,009万1,000円と定めるとしています。  内容について説明させていただきますので、議案資料2、当初予算関係2の13ページをお開きください。1、事業の目的と編成の趣旨についてです。本事業は、健全な宿泊休養施設を提供することにより、本町の観光振興及び町民の福祉の向上を目的としております。令和4年度の予算編成に当たりましては、利用者への良好なサービスの提供を行うために必要な施設の管理、指定管理者による円滑な施設運営に重点を置くよう考えております。  次に、2、予算総額についてです。令和4年度の予算総額は歳入歳出それぞれ1,009万1,000円、対前年度比1,240万9,000円の減、率といたしまして55.2%の減でございます。  続きまして、3、歳入に関することについてです。指定管理に当たりましては、地方自治法に基づく利用料金制の導入によりまして使用料収入は見込んでおりませんが、指定管理者からの納付金として480万円を見込んでおります。また、施設維持管理費、本会計運営費及び町債償還金の財源としまして430万6,000円の一般会計繰入金として計上しております。この額は対前年度と比較しますと1,228万2,000円の減、率といたしまして74%の減でございます。  次に、4、歳出に関することについてです。施設改修等に係る町の費用負担分としまして指定管理料600万円を計上しております。改修の内容につきましては、正面玄関、風除室の屋根改修、防火設備改修、緊急修繕対応費用です。指定管理料600万円は令和3年度から令和6年度までの債務負担行為限度額3,064万円の範囲内でございます。また、過年度において、観光施設整備事業債で実施した施設設備の改修費等の町債償還元金及び利子分としまして232万8,000円を計上しております。この額は対前年度と比較しますと96万4,000円の減、率にいたしまして29.3%の減でございます。町債償還につきましては令和4年度で終了することとなっております。  以上で、議案第21号 令和4年度香美町国民宿舎事業特別会計予算補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) ここで暫時休憩いたします。再開は10時45分といたします。                              午前10時31分 休憩                              午前10時45分 再開 ◎議長(西谷 尚) 休憩前に引き続き会議を再開します。  次に、議案第22号について病院事務局長、邊見昌平君。 ◎病院事務局長(邊見昌平) それでは、議案第22号の補足説明をさせていただきます。  最初に、公立香住病院事業企業会計予算書の1ページをご覧ください。  第1条は、令和4年度香美町公立香住病院事業企業会計の予算は次に定めるところによるとしております。  第2条は、業務の予定量は次のとおりとするとしております。第1号、病院事業では、病床数は前年度と同様の50床で、年間患者数は入院で1万4,600人、1日平均40人です。外来で5万5,000人、1日平均226人を予定しております。第2号、介護老人保健施設事業では、定員は前年度と同様短期入所を含む入所は48人、通所リハビリテーション10人以内で年間利用者数は短期を含む入所で1万6,300人、通所リハビリテーションでは1,700人を予定しております。第3号、訪問看護ステーション事業では、年間利用者数を3,200人と予定しております。第4号、居宅介護支援事業では、年間利用者数を630人と予定しております。また、第5号、主な建設改良事業としまして、建設事業費4億2,385万8,000円、医療機械購入費2,756万2,000円、器具備品購入費560万円をそれぞれ予定しております。  第3条は収益的収入及び支出の予定額を定めております。この予定額は第2条の業務予定量に基づきまして算出をいたしております。まず収入では、第1款病院事業収益11億5,367万8,000円、第2款介護老人保健施設収益2億2,001万3,000円、第3款訪問看護ステーション収益2,725万8,000円、第4款居宅介護支援事業収益637万7,000円を予定し、総額を14億732万6,000円としております。一方、支出では、第1款病院事業費用11億2,154万8,000円、第2款介護老人保健施設費用2億4,078万1,000円、第3款訪問看護ステーション費用2,471万7,000円、第4款居宅介護支援事業費用652万1,000円を予定し、総額を13億9,356万7,000円としております。  続きまして、第4条では資本的収入及び支出の予定額を定めており、収入では、第1款資本的収入としまして4億7,256万1,000円、支出では、第1款資本的支出として5億1,317万8,000円を予定し、資本的収入が資本的支出に対し不足する額4,061万7,000円は当年度分損益勘定留保資金で補填するものとしております。  第5条は債務負担行為について定めております。旧館等改築事業、令和4年度設定分につきまして、期間は令和5年度、限度額は1億4,894万円としております。令和3年度から令和5年度までの3か年計画で旧館等改築事業を実施する予定ですが、期間中の円滑な事業進捗を図るため、令和5年度までの工事請負費及び設計監理業務を締結する予定にしておりますので、その所要額につきまして債務負担行為を設定するものでございます。  第6条は企業債について定めており、病院事業としまして4億4,490万円を予定しております。  第7条は一時借入金の限度額を定めており、その額を7億円としております。  第8条は、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合を定めており、第1号としまして、消費税及び地方消費税に不足が生じた場合に流用することができるとしております。  第9条は、議会の議決を得なければ流用することのできない経費を定めており、第1号としまして職員給与費9億1,684万7,000円、第2号としまして交際費10万円としております。  第10条は一般会計からの補助金の額を定めており、その額は収益的収入に区分される金額の2億1,136万3,000円としております。  第11条は棚卸資産購入限度額を定めており、その額を1億4,696万7,000円としております。  続きまして、予算に関する説明書としまして、4ページから9ページには予算実施計画を載せております。  続きまして、10ページをお開きください。予定キャッシュ・フロー計算書を載せております。令和4年度は7,814万2,000円の資金増加予定で、資金期首残高1億1,167万5,000円と合わせた資金期末残高は1億8,981万7,000円となる見込みとしております。  11ページから21ページにかけましては給与費明細書、22ページには債務負担行為に関する調書、23ページから34ページにかけましては令和4年度の予定貸借対照表、35ページから36ページにかけましては注記、そして、37ページから53ページにかけましては令和3年度の予定損益計算書及び予定貸借対照表をそれぞれ載せております。  それでは、予算内容につきまして説明させていただきますので、議案資料2の当初予算関係2の14ページをご覧ください。まず、1の事業の目的と編成の趣旨でございますが、地域の中核的な医療機関として地域住民が安心して医療及び介護を受けられる環境を整備し、医療・福祉・介護の連携を図りながら公的医療機関の役割を果たすことを目的としております。将来にわたり町民に信頼され、安全で安心できる質の高い医療を提供していくため、引き続き医師及び医療技術者の確保に全力で取り組むとともに、経費節減や収入増加などの対策によりまして経営の効率化を図り、持続可能な病院経営を目指すこととしております。  2の収益的収入及び支出でございますが、収入は、対前年6,485万6,000円、率にして4.8%増の14億732万6,000円としております。支出は対前年5,227万1,000円、率にして3.9%増の13億9,356万7,000円としております。  3の収益的収支に関することにつきましては、予算書と併せて説明させていただきますので、予算書の54ページをお開きください。  初めに、収入の主なものにつきまして説明をさせていただきます。まず、1款病院事業収益についてでございますが、1項医業収益、1目の入院収益は、患者の増及び単価の増を見込みまして対前年4,003万円増の4億1,144万円としております。計上に当たりましては、1人当たりの単価を一般病床で対前年2,000円増を見込み2万6,000円、地域包括ケア病床では対前年500円増の3万4,000円を見込んでおります。利用率につきましては全体で83%と予定をしております。  次に、2目外来収益につきましても、患者数を見込む中で対前年2,570万円増の4億7,618万円とし、1人当たり単価を一般外来で6,500円、人工透析で2万8,000円と予定しております。また、2項医業外収益、2目他会計補助金は基準外繰出しの不採算性部門運営費補助金及び退職手当追加負担補助金は減となっておりますが、特別交付税の対象となっております不採算地区病院運営費負担金が拡充されたことによりまして、対前年307万6,000円増の1億5,235万円としております。  続きまして、55ページの2款介護老人保健施設収益についてでございますが、1項事業収益、1目の入所、短期入所収益では1人当たり単価を9,930円、また、利用率を93%と予定しております。  次の2目通所リハビリ収益でございますが、昨年7月から休止といたしておりますが、4月からの再開を目指し、今現在取り組んでいるところでございます。1人当たり単価は1万100円、利用率を70%と見込んでおります。  次に、56ページ、3款訪問看護ステーション収益についてでございます。1項事業収益、1目の訪問看護収益は、利用者数の増などを見込みまして対前年43万円増の2,368万円とし、1人当たり単価は7,400円と予定しております。  57ページの4款居宅介護支援事業収益についてでございますが、1項事業収益では1目の介護給付費収益と2目の介護予防事業費収益と合わせまして1人当たり単価を平均で1万40円と見込んでおります。  続きまして、支出について説明をさせていただきます。令和4年度の診療体制につきましては常勤医師が6人ということで、内訳としまして総合診療科3人、胃腸科1人、泌尿器科1人、耳鼻咽喉科1人でございます。及び嘱託医師2人ということで、内訳としまして総合診療科1人、整形外科1人の計8人の医師で診療を予定しております。胃腸科が1人増、そして、兵庫県からの派遣医師が1人増となり、前年当初と比べ2人の常勤医師が増となります。また、総合診療科に2人、小児科に2人、耳鼻咽喉科に1人、婦人科に1人、精神科に1人、それぞれ支援回数は異なりますが、支援医師によりまして外来診療機能の維持確保と常勤医師の負担軽減を図る予定としております。  続きまして、予算書の58ページをご覧ください。まず、1款病院事業費用についてでございますが、1項医事業費用では、主たる医業活動から生じる費用としまして対前年5,124万9,000円増の11億845万8,000円を計上しております。1目の職員数の増などによりまして給与費が対前年6,119万円増となり、医業費用の対前年増額の大きな要因であります。  予算書の62ページをご覧ください。2項の医業外費用では、長期前払消費税額勘定償却の増などによりまして、対前年33万7,000円増の908万9,000円を計上し、3項特別損益では前年同額の400万1,000円を計上しております。  続きまして、2款介護老人保健施設費用でございますが、1項事業費用では、対前年176万4,000円減の2億3,891万8,000円を計上しております。対前年減額の要因でございますが、職員の人事異動などに伴いまして1目給与費が対前年181万2,000円の減となることなどによるものでございます。  次に、65ページをご覧ください。3款の訪問看護ステーション費用には対前年269万2,000円増の2,471万7,000円を計上し、67ページの4款居宅介護支援事業費用には対前年5,000円増の652万1,000円を計上しております。  続きまして、議案資料2の15ページをご覧ください。4の資本的収入及び支出についてでございますが、収入は、対前年3億4,843万9,000円、率にしまして280.7%増の4億7,256万1,000円としております。支出は、対前年3億4,249万3,000円、率にしまして200.7%増の5億1,317万8,000円としております。  5の資本的収支に関することにつきましては、支出のほうから説明をさせていただきます。令和3年度から令和5年度の5か年計画で旧館等改築事業を実施することとしております。  予算書の69ページをご覧ください。1款資本的支出、1項建設改良費、1目建設事業費にはリハビリ棟などの解体撤去跡地に東館の新築工事に係る経費、また、東館完成後に解体します旧館の設計業務に係る経費を計上しておりまして、そのほかエレベーター防火スクリーン取付工事など合計4億2,385万8,000円を計上しております。2目医療機械購入費には、経年劣化に伴い更新する内視鏡システムなどの購入費などとしまして2,756万2,000円を計上し、3目器具備品購入費には、病棟ベッド、車椅子などの購入費として560万円を計上しております。  続きまして、予算書70ページをご覧ください。2項の企業債償還金4,147万8,000円は企業債の償還元金で対前年1,126万5,000円の減となっております。3項投資、1目長期貸付金、1節修学資金貸与468万円は、医学生に対する医師修学資金貸与として1件180万円、また、看護師、薬剤師などに対する医療技術者修学資金貸与として4件280万円を見込み計上するものでございます。また、2節の修学資金一時金貸与1,000万円につきましては、医学生に対し一時金貸付金1件分を見込み計上するものでございます。  続きまして、収入につきまして説明をさせていただきます。予算書の69ページに戻っていただきまして、1款資本的収入、1項企業債は、建設改良費の財源として建設事業費に充当するため4億3,400万円、医療器械購入費に充当するため1,090万円、合計で4億4,490万円を予定しております。2項の出資金は、企業債元金償還金に充当するため2,166万1,000円、建設改良費に充当するため600万円、合計2,766万1,000円を予定しております。  以上で議案第22号の補足説明を終わります。 ◎議長(西谷 尚) 次に、議案第23号及び議案第24号について、上下水道課長、亀村孝君。 ◎上下水道課長(亀村 孝) 議案第23号 令和4年度香美町水道事業企業会計予算について補足説明を行います。香美町特別企業会計予算書と議案資料2、当初予算関係2により説明をさせていただきます。  まず、予算書の1ページをお願いいたします。第1条は、令和4年度香美町水道事業企業会計の予算は次に定めるところによるとし、第2条は、業務の予定量として給水栓数7,932栓、年間給水量203万7,000立方メートル。主な建設改良事業として、原水及び浄水設備費4,300万円、配水設備費1億3,063万2,000円、営業設備費262万2,000円の事業を予定しております。第3条は収益的収入及び支出を定め、収入は、水道事業収益として4億9,413万4,000円、支出は、水道事業費用として6億2,783万3,000円とし、第4条では資本的収入及び支出を定め、収入は、資本的収入として2億2,586万9,000円、支出は、資本的支出として3億7,892万7,000円としております。なお、収支の不足額1億5,305万8,000円は当年度損益勘定留保資金で補填することとしております。  2ページになります。第5条は企業債について定め、建設改良事業の借入限度額を1億4,650万円、利率を5%以内とし、第6条では、一時借入金の限度額として2億5,000万円を定めております。第7条は、予定支出の各項の経費の金額の流用について、流用することができる場合は消費税及び地方消費税に不足が生じた場合としております。第8条は、議会の議決を得なければ流用することのできない経費として職員給与費6,935万5,000円を定めております。第9条は、他会計からの補助金とし、一般会計補助金1,084万8,000円を予定し、第10条は棚卸資産購入限度額を338万円としております。  それでは、内容について説明をさせていただきますので、議案資料2、当初予算関係2の16ページをお願いいたします。事業の目的と編成の趣旨としまして、水道施設の計画的・効果的な整備と適切な維持管理を行い、清浄にして豊富低廉な水の供給を図るため、次の方針に基づく予算編成を行ったところでございます。  1点目は、水道事業の経営改善のため水道料金の改定を実施します。2点目は、水道施設の適切な維持管理を行うため必要最小限の経費を計上します。3点目は、安全・安心な水の安定供給を推進するため水質対策や老朽施設の更新整備を実施するといった予算編成を行っております。  次に、収益的収入及び支出総額の対前年比較では収入は1,047万3,000円、率として2.1%減、支出では1,373万7,000円、率で2.1%の減としております。収入減の主な要因は、水道料金改定の延期に伴う影響額を充足するため一般会計繰入金が減となったところでございます。支出減の主な要因は減価償却費の減によるものでございます。  収益的収支に関する主な内容についてはこの資料と併せまして予算書で説明をさせていただきますので、予算書の28ページをお願いいたします。  収入についてでございます。款1水道事業収益、項1営業収益、目1給水収益は3億5,217万2,000円を計上しております。これは、令和3年度の決算見込みを基に有収水量を調整し、料金改定を行った後の料金で算出をしております。  29ページ、項2営業外収益、目3他会計補助金では、一般会計補助金として1,084万8,000円を計上しておりますが、従前の簡易水道事業の利子償還に係る経費など繰出し基準に基づく経費のほか、昨年度は、水道料金改定の延期に伴う影響額を充足するため基準外の繰入金として3,200万円を計上していたものがなくなったことにより、対前年度比較では3,273万5,000円の減としております。  支出の款1水道事業費用、項1営業費用については総額6億2,783万3,000円を計上し、水道事業の営業活動に係る年間経費として予定をし、このうち維持管理などに係る経費として、目1原水及び浄水費は浄水場などの経費1億1,166万1,000円、31ページの目2配水及び給水費は配水施設などに係る経費として6,216万8,000円、33ページの目4総係費は管理運営に係る経費として6,298万2,000円を予定しております。  また、36ページの項2営業外費用、目1支払利息は、企業債利子償還などに係る経費として3,534万5,000円、目3消費税及び地方消費税は、料金改定による仮受け消費税の増、建設改良の減に伴い、仮払消費税の減により対前年度比較200万円増の500万円を計上しております。  次に、37ページ、資本的収入及び支出についてですが、収入の款1資本的収入は、建設改良事業に係る財源などとして項1企業債1億4,650万円を、項2出資金5,896万8,000円、項3県補助金1,540万円、項4工事負担金として500万円を計上しております。  資本的支出の項1建設改良費については、水道施設の整備等に要する経費として1億7,625万4,000円を計上し、また、38ページの項2企業債償還金は元金償還に要する経費として2億267万3,000円を計上しております。  建設改良の主な事業概要につきましては、議案資料2の17ページで説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。原水及び浄水設備費は4,300万円を計上し、アとして、老朽施設対策として緩速攪拌機更新、薬剤注入設備更新、送水ポンプ等の更新及び水位計更新に必要となる工事請負費を計上しております。イとして、大笹浄水場におきまして緩速攪拌機が老朽化しておりますが、他の施設は縦型の攪拌に対して本施設は横型であり、更新に当たりまして浄水能力向上及び更新の検討を行うため設計業務委託料を計上しております。配水設備費は1億3,063万2,000円を計上し、アとして、施設の耐震化対策として令和3年度に着手した畑配水池の更新に係る工事請負費を計上しております。イとして、県道香住村岡線矢田橋の架け替え工事に伴い、配水管等を当該橋梁に添架するために必要となる工事請負費及び橋梁添架負担金を計上しております。ウとして、老朽施設対策のうち配水流量計の更新、送水ポンプの更新及び水位計などの更新に必要となる工事請負費を計上しております。  営業設備費262万2,000円は老朽化した公用車1台の更新経費及び量水器及び工具、器具などの購入経費を計上しております。  予算書のほうに戻っていただきまして、6ページには予定キャッシュ・フロー計算書を載せております。最下段の資金期末残高は2,302万175円を予定しております。7ページから15ページには給与費明細書、16ページには債務負担行為に関する調書を載せております。17ページから20ページには、令和4年度末の予定貸借対照表とし、当年度に係る増減額を調整しております。21ページには注記、22ページから27ページには令和3年度末での予定損益計算書と予定貸借対照表を載せております。  以上で議案第23号の補足説明を終わります。  続きまして、議案第24号 令和4年度下水道事業企業会計予算につきまして補足説明をさせていただきます。  議案書1ページをお願いいたします。第1条は、令和4年度香美町下水道事業企業会計予算は次に定めるところによるとし、第2条は、業務の予定量として水洗化人口1万3,045人、年間有収水量137万8,190立方メートルを予定しております。主な建設改良事業として、公共下水道事業が1億3,311万7,000円、特定環境保全公共下水道事業として2億360万円、農業集落排水事業2,230万円、漁業集落排水事業360万円、小規模集合排水処理事業として20万円、コミュニティプラント事業1,120万円の事業を予定しているところでございます。  第3条は収益的収入及び支出を定め、収入は、下水道事業収益として16億3,366万6,000円、支出は下水道事業費用として12億8,796万2,000円とし、第4条では資本的収入及び支出を定め、収入は、資本的収入として7億5,932万7,000円、支出は、資本的支出として14億8,925万3,000円としています。また、収支が不足する7億2,992万6,000円は当年度損益勘定留保資金で補填することとしております。  2ページ、第5条は企業債について定めております。建設改良事業に係る借入限度額を2億7,400万円、企業債償還金に係る借入限度額を2億4,040万円とし、利率を5%以内としております。第6条は一時借入金限度額として5億円を定めております。第7条は、議会の議決を得なければ流用することのできない経費として職員給与費3,954万9,000円を定めております。第8条は、他会計からの補助金として一般会計から補助を受ける金額8億7,486万5,000円を予定しております。  次に、議案資料2、当初予算2の18ページをお願いいたします。事業の目的と編成の趣旨としまして、下水道施設の適切な維持管理を行い、快適な生活環境の保全と公共用水域の水質保全を図るため、次の2点に基づく編成を行ったところでございます。  1点目は、下水道施設の適切な維持管理を行うため必要最小限の経費を計上する。2点目としては、効率的な施設管理を推進するため、長井南処理区と長井北処理区を統合し、香住処理区に接続するため令和3年度の長井北処理区の接続工事完了に引き続き長井南処理区の接続に必要となる工事を実施するとしたところでございます。  収益的収入及び支出総額の対前年度比較では、収入は3,785万5,000円、率として2.5%の減、支出では6,109万円、率で4.5%の減としていますが、減額の主な要因としましては、収入については、建設改良の増により消費税及び地方消費税が納付から還付となることから他会計補助金が減となったことと長期前受金戻入の減、支出につきましては、減価償却費支払い利息及び消費税及び地方消費税が減となるものでございます。  収益的収支に関する主な内容につきましては、この資料と併せまして予算書で説明をさせていただきますので、予算書の29ページをお願いいたします。  収入についてでございます。款1下水道事業収益、項1営業収益、目1使用料は3億5,402万6,000円を予定しておりますが、令和3年度決算見込みを基に接続件数の増減と人口減少による有収率の減を考慮したものとしております。項2営業外収益、目3他会計補助金は、一般会計補助金として8億7,486万5,000円を計上しております。これは、収支調整し不足する資金を充足するために一般会計補助金を受け入れるものでございます。  次に、30ページの支出、款1下水道事業費用については、項1営業費用として総額11億2,399万円を計上し、そのうち維持管理経費として、目1管渠費は汚水管渠などの経費6,366万1,000円、31ページ、目2ポンプ場費は中継ポンプ場に係る経費として719万3,000円、32ページ、目3処理場費は浄化センターに係る経費として2億3,514万6,000円、33ページ、目4総係費は管理運営経費として4,290万4,000円を予定しております。  次に、37ページ、資本的収入及び支出について説明をさせていただきます。款1資本的収入については総額7億5,932万7,000円を計上し、項1企業債は建設改良費の財源など5億1,440万円を、項2出資金は一般会計出資金として1億7,592万6,000円、項3国庫補助金は長井地区の統合工事に係る財源として6,700万円、項3負担金などは受益者負担金・分担金を計上しております。  38ページの資本的支出、項1建設改良費については、下水道施設の整備などに要する経費として総額3億7,401万7,000円を計上し、項2企業債償還金は元金償還に要する経費11億1,523万6,000円を計上しております。  建設改良の主な事業概要につきましては、議案資料2、当初予算関係2の19ページで説明をさせていただきますので、そちらのほうをお願いいたします。(2)支出に関することの1)環境整備費ですが3億4,811万7,000円を計上し、アとしまして、長井南処理区及び長井北処理区を長井処理区に統合し、香住処理区に接続するため、長井北処理区の接続完了に引き続き、長井南処理区の接続に必要となる下水道施設の整備工事費を計上しているところでございます。イとして、各処理区のマンホールポンプ場に設置している計8か所の汚水ポンプの更新工事費を計上しております。ウとしまして、マンホールポンプ場無線監視システムのデジタル化の工事費を計上しております。エとして、下水道管路台帳システムデジタル化のための事業費を計上しております。オとしまして、他事業により支障となる下水道施設の移設工事として4か所分の事業費を計上しております。カとしまして、老朽化した公用車の更新費用を計上しているところでございます。  2)処理場整備費は2,590万円を計上し、アとしまして、各浄化センターにおける機械設備で経年劣化により運転能力低下等で適切な維持管理に支障を来しているものについて更新工事費を計上しております。  予算書のほうに戻っていただきまして、6ページには予定キャッシュ・フロー計算書を載せております。最下段の資金期末残高は6,183万2,260円を予定しているところでございます。7ページから15ページには給与費明細書、16ページには債務負担行為に関する調書、17ページから20ページには令和4年度末の予定貸借対照表を掲載しております。21ページから22ページには注記として報告セグメントごとの財務情報等を、23ページから28ページには令和3年度末での予定損益計算書と貸借対照表を載せております。  以上で議案第24号の補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ◎議長(西谷 尚) これをもって、議案第15号から議案第24号までの10議案の提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第15号から議案第24号までの10議案は、議長を除く15名の委員をもって組織する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  よって、議案第15号から議案第24号までの10議案は、議長を除く15名の委員をもって組織する予算特別委員会に付託し、審査をお願いすることと決定いたしました。  ここで暫時休憩をいたします。                  (暫時休憩) ◎議長(西谷 尚) 会議を再開いたします。  予算特別委員会の委員長並びに副委員長が決まりましたので、報告いたします。
     委員長に吉川康治君、副委員長に南垣誠君。  以上で報告を終わります。  お諮りします。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。  よって、本日はこれにて散会することに決定いたしました。  次の本会議は2月28日月曜日午前9時30分より再開いたします。  本日は大変ご苦労さまでした。                              午前11時28分 散会 Copyright (c) KAMI TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...