香美町議会 2021-06-04
令和3年第127回定例会(第1日目) 本文 開催日:2021年06月04日
2021年06月04日:令和3年第127回定例会(第1日目) 本文 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 午前9時30分 開会
○ 開 会 挨 拶
◎議長(西谷 尚) おはようございます。第127回
香美町議会定例会を開催するに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
山々は緑を濃くし、矢田川では若アユが跳ね、初夏の風がすがすがしい季節となりました。
さて、4月の町長選挙を経て、浜上町政は3期目を迎えることになりました。選挙で訴えてきた公約実現に向け、この4年間のかじ取りが注目されます。一方、
新型コロナウイルス感染症については、
緊急事態宣言の発令期間が6月20日まで再延長されました。兵庫県内の新規感染者は減少傾向にありますが、感染力の高い変異株の感染拡大、医療体制の逼迫により、
緊急事態宣言解除は見通せない状況にあります。また、但馬内においても、新規感染者が確認され、既に260人を超えており、まだまだ予断を許さない状況にあります。引き続き、
感染拡大防止対策の徹底、強化に努めるとともに、住民への生活支援及び地域経済の活性化に取り組まなければならないと考えます。町民一人一人が、「うつらない、うつさない」との強い思いと相手を思いやる気持ちを持って、この難局を乗り越えたいと強く願っています。
さて、議員各位におかれましては、極めてご健勝にてご参集を賜り、感謝申し上げます。今期定例会に提案されます案件は、議案つづりのとおり、報告5件と議案21件の合計26件を予定しております。議員各位におかれましては、何とぞご精励賜りまして、慎重なるご審議の上、適切妥当なる結論が得られますようお願い申し上げまして、開会の挨拶とさせていただきます。
次に、町長より挨拶があります。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) おはようございます。第127回香美町議会6月定例会の開会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。
議員各位におかれましては、お元気でご出席を頂き、誠にありがとうございます。町内では田植えもほぼ終わり、水をたたえた圃場に山の木々の新緑が映り、大変きれいな風景が広がっております。
新型コロナウイルス感染症に対する
緊急事態宣言は、皆様のご協力もむなしく、政府は、兵庫県も含めて9都道府県に発出しておりました3度目の
緊急事態宣言について、感染状況や医療提供の体制の逼迫を踏まえ、期間を6月20日まで延長されたところでございます。香美町のワクチン接種につきましては、5月8日から開始しております65歳以上の高齢者の方を対象としました集団接種は、特に大きな問題もなく、順調に進んでおり、6月3日時点で、対象者の半数以上の3,737人の方が1回目の接種を終了しております。さらに5月29日からは2回目の接種も始まっており、既に730名の方が接種を終了しております。また、医療機関での個別接種も5月24日から予約を開始しており、6月7日から接種ができるようになります。65歳未満の一般の方への接種につきましても、前回の予約時に
コールセンターの電話がつながりにくい状況があったことも踏まえ、接種のご案内を、ある程度年代を区切ってお届けするとともに、ウェブによる予約を推奨していくよう周知を図るなどの対策を講じ、できるだけ早く開始できるよう現在準備を進めており、接種を希望される全ての町民の皆様が、混乱なくスムーズにワクチン接種ができますよう、引き続き、全職員と一丸となって全力で取り組んでまいります。
さて、漁業における令和2年度の町全体の総漁獲量は昨年に比べ9%減の約4,924トン、総漁獲高は2.3%減の約41億8,659万円となりました。このうち、沖合底曳き網漁の漁獲量は12.7%減の2,771トン、漁獲高は11.2%減の約29億1,595万円、
ベニズワイガニ漁は漁獲量が6.4%減の1,802トン、漁獲高は6.8%減の約10億7,557万円で、総じて10%前後の減という結果となりました。一方、町内のスキー場においては、コロナ禍での営業となり、バスツアーの中止等により入り込み者数の影響も見られましたが、暖冬であった前年と比較し、積雪に恵まれ、町内3か所のスキー場入り込み者数は17万1,000人、対前年比204%増となりました。
今定例会には、報告案件5件、人事案件4件、契約案件2件、条例改正等8件、補正予算4件、決算認定3件で、合計26件の提案を予定してございます。何とぞご審議の上、適切なご決定を頂きますようお願い申し上げます。
なお、行政報告につきましては、3月定例会以降の主だった事項を報告書としてお届けしております。ご清覧いただきますようお願いをいたします。よろしくお願いいたします。
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開会宣言
◎議長(西谷 尚) ただいまの出席議員は16人であります。定足数に達しておりますので、これより令和3年6月第127回
香美町議会定例会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
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日程第1
会議録署名議員の指名
◎議長(西谷 尚) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
香美町議会会議規則第125条の規定により、議長において、上田勝幸君、徳田喜代子君を指名します。
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日程第2 会期の決定
◎議長(西谷 尚) 日程第2 会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、5月28日の
議会運営委員会で決定したとおり、本日6月4日から6月24日までの21日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。
よって、会期は本日6月4日から6月24日までの21日間と決定いたしました。
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日程第3 諸般の報告
◎議長(西谷 尚) 日程第3 諸般の報告を行います。
今期定例会に提案されます議案つづり等は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。
次に、本日の議事日程、発議書及び行政報告はあらかじめ議場配付しておりますので、ご確認ください。
次に、本日までに受理されました請願は、請願文書表のとおりであります。所管の常任委員会に付託いたしましたので報告いたします。
次に、
教育長職務代理者吉田加代子君より欠席の届けがありますので、許可いたしております。
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日程第4 報告第5号 令和2年度兵庫県
町土地開発公社の業務報告について
日程第5 報告第6号 令和2年度香美町
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告につい
て
日程第6 報告第7号 令和2年度香美町
公立香住病院事業企業会計予算における建設
改良費の繰越報告について
日程第7 報告第8号 令和2年度香美町
水道事業企業会計予算における建設改良費の
繰越報告について
日程第8 報告第9号 令和2年度香美町
下水道事業企業会計予算における建設改良費
の繰越報告について
◎議長(西谷 尚) 日程第4 報告第5号 令和2年度兵庫県
町土地開発公社の業務報告についてから、日程第8 報告第9号 令和2年度香美町
下水道事業企業会計予算における建設改良費の繰越報告についてまでの5案件は、
香美町議会会議規則第37条の規定により一括議題といたします。
議案の朗読は省略いたします。
初めに、報告第5号について、財政課長より報告の説明を求めます。
財政課長、森垣文裕君。
◎財政課長(森垣文裕) それでは、報告第5号 令和2年度兵庫県
町土地開発公社の業務報告についての説明をいたします。
別冊として配付しております兵庫県
町土地開発公社の令和2年度事業報告書及び計算書類の1ページをお開きください。令和2年度の事業報告を9ページにかけて掲載していますが、その概要について説明いたします。
まず1ページ、項目の1、事業の概要の要旨としましては3点ございます。1つ目は、新たな土地の取得がなかったということ。それから2つ目としまして、土地の処分については、令和元年度中に全ての土地の処分が完了していることから、令和2年度中の処分がなかったということ。それから3つ目で、事業収支において4年連続の赤字となり、損失額が11万8,288円となったということでございます。なお、この損失につきましては、当年度末の未
処分利益剰余金を処分して、翌
年度繰越剰余金を1,933万3,283円としたところでございます。
続いて、2ページをご覧ください。項目2、事業の執行状況ですが、1)土地の取得及び2)土地の処分ともに該当するものはありませんでした。
次に、3ページをお開きください。収支の状況を説明いたします。項目3、財務の概況ですが、予算の執行実績では、まず、収益的収入及び支出のうち、収入の決算額は表内、一番下の行、右から2列目に記載されております1,762円となっております。内容としましては、受取利息が1,762円となっております。
支出の決算額は、4ページの表内、一番下の行、こちらも右から2列目になりますが、12万50円となっています。内容としましては、一般管理費で12万50円となっております。これによりまして、その下、表外に記載しておりますが、当期純利益は11万8,288円の赤字となっております。
次に、5ページをお開きください。資本的収入及び支出ですが、収入におきましては、新たな土地の取得はありませんので、決算額はありません。また、支出におきましても、土地の処分がありませんでしたので、決算額はございません。
次に、6ページです。項目で(2)借入金の概要ですが、期首残高、令和2年度中の借入金、償還金、期末残高ともにゼロとなっております。
次に、項目の4、監査の実施状況以降、9ページの5の(7)法人登記に関する事項まで、一般庶務事項について記載しておりますが、説明は省略させていただきます。
次に、公社の計算書類として、10ページになりますが、こちらのほうに損益計算書を掲載しておりまして、下から3行目、当期純利益はマイナスの11万8,288円ということで赤字となっております。また、11ページには貸借対照表を記載しております。こちらでは、表内の一番下の行になりますが、負債・資本の合計が3,733万3,283円となっております。
次に、12ページにキャッシュ・フロー計算書を記載しておりますが、これは、各項目を資金繰りの観点から見た計算書でございます。13ページには財産目録を掲げております。
次に、14ページから15ページにかけましては、附属明細表を掲げております。
ここで15ページをご覧いただきまして、こちらのほうに、項目の5で資本金明細書ですが、県下12町が均等に150万円を出資しておりまして、1,800万円の基本財産を形成しているということを掲載させていただいているところです。
最後、16ページでは監査報告書を掲載いたしておりますが、適正に処理されていることが報告されております。
なお、次のページ以降は、令和3年度の
町土地開発公社の事業計画及び資金計画を載せておりますが、参考として1冊にとじているものでありますので、説明は省略させていただきます。
以上で報告第5号 令和2年度兵庫県
町土地開発公社の業務報告についての説明を終わります。
◎議長(西谷 尚) これをもって報告の説明を終わります。
これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
谷口眞治君。
◎谷口眞治(3番) おはようございます。3番、谷口眞治です。
それでは、1点質疑をしたいと思います。先ほどの令和2年度の業務報告で、香美町が150万円出資しております兵庫県の
土地開発公社の業務報告ですが、新たな土地の取得はなく、土地の処分は令和元年度中に全て完了しているというふうな報告がありましたが、ということになりましたら、公社の役割がほぼ達成できて終わったのではないかというふうなことが考えられますが、公社の解散といいますか、今後の見通しについての議論、こういったことがどの程度されているのか。その点について伺いたいと思います。
◎議長(西谷 尚) 財政課長、森垣文裕君。
◎財政課長(森垣文裕) それでは、谷口議員の質疑にお答えさせていただきます。
先ほど私からの説明で、令和元年度で土地の処分が全て完了しているのでというふうな表現をさせていただきましたが、今回の報告に当たりまして、私のほうも過去5年程度、公社の利用状況を確認はしておるんですけれども、その中で、町名までは申し上げませんが、3町につきまして、過去5年間、こちらのほうに、兵庫県
町土地開発公社に事業委託、それから事業実施に当たって、土地の買戻しということをされております。ですから、それ以前にも、記録等々を見てみますと、取得も処分もなかった年を捉えると、やはりおっしゃっていただいたように、解散とか、そういったことは議論の俎上には上がっているようですけれども、ですから、でも、やっぱり利用したいという町があるということで、これまで存続もしてきております。ですから、令和2年度、取得も処分もなかったわけですけれども、ですから、今後も利用を希望する町があるかどうかは、今後の議論の中で詰めていかないといけないところですので、今日現在、特に解散ということは、現在議論はされてないということでご理解いただきたいと思います。
◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。
次に、報告第6号について財政課長より報告の説明を求めます。
財政課長、森垣文裕君。
◎財政課長(森垣文裕) それでは、報告第6号 令和2年度香美町
一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について、説明をいたします。
議案書の3ページをご覧ください。本報告議案は、令和2年度香美町一般会計に計上しました
各種事務事業につきまして、去る1月の臨時会、3月の定例会におきまして議決いただきました繰越明許費及び令和3年3月30日付専決補正後、5月17日の臨時会に報告させていただきました繰越明許費に係る繰越計算書を、法の定めるところにより、議会に報告するものでございます。
繰越事業の内訳は、
電算システム開発事業費をはじめ36事業で、繰越総額は5億8,593万5,000円となっています。このうち、
新型コロナウイルス感染症対策として実施しております事業は23事業で、事業費は2億9,111万4,000円となっております。議決いただきました事業ごとの繰越明許費の限度額と比較しますと、款3民生費、項1社会福祉費の
社会福祉総務費(一般経常費)において141万9,000円の減。
在宅高齢者生活支援灯油券配布事業費において1,202万4,000円の減。
香住老人福祉センター費において7,000円の減。款4衛生費、項1保健衛生費の
感染症予防衛生対策商品券配布事業費において771万円の減。款6
農林水産業費、項1農業費の
村岡有機センター運営費において449万6,000円の減。項3水産業費の
水産振興事業費において2,600万円の減。款7商工費、項1商工費の商工総務費(一般経常費)において943万3,000円の減。款8土木費、項2道路橋梁費の
町道新設改良事業費(
社会資本整備総合交付金分)において820万円の減。項3河川費の河川総務費(一般経常費)において272万6,000円の減。款10教育費、項6保健体育費の
体育施設管理運営費で2万1,000円の減。合計で7,203万6,000円少なくなっております。これにつきましては、執行しなかったわけではありませんで、繰越明許費の議決を頂いた後に事務事業の進捗を図る中で、年内に執行が可能であったものを前倒しで執行させていただいたということですので、ご理解いただきたいと思います。
なお、これら事業の財源内訳は計算書に記載のとおりです。個別の事業の説明としまして、議案資料の1から4ページに整理表を添付しておりますので、ご覧いただきたいと思います。こちらは、金額、内容、完了予定について事業ごとに整理したものでございます。各事業の進捗状況ですが、
新型コロナウイルス感染症対策として実施しております事業につきましては、本日お配りしました令和2年度
新型コロナウイルス感染症各種支援策に係る
事業進捗状況によりご確認いただきたいと思います。つきましては、そのほかの各事業の進捗状況を簡単に説明させていただきます。
まず1ページですが、款3民生費、項1社会福祉費の
社会福祉総務費(一般経常費)は、
障害者自立支援給付支払い関係における国の令和3年度報酬改定の詳細の示される時期が令和3年1月下旬となり、年度内の
システム改修完了が不可能となったことから繰越しとなりましたが、令和3年5月31日をもって完了となったところです。
続いて、
香住老人福祉センター費は、
香住老人福祉センターとして利用していた施設を活用し、香美町保健センターを開設するに当たり必要となる修繕工事を実施するもので、令和3年3月の補正予算で予算計上し、必要な修繕工事を開始しましたが、修繕箇所の調査や材料等の調達、関係者との調整に不測の日数を要したため繰越しとなりました。内装、外装、修繕、それから電話移設、案内看板設置など、おおむね必要な工事は完了しておりまして、本事業の完了は令和3年7月を見込んでいるところでございます。
次に、資料2ページでございます。款4衛生費、項3水道費の
水道事業企業会計繰出金費は、香美町
水道事業企業会計が実施する
建設改良事業に対する繰出金でございますが、対象としております事業は、水道原水を膜によりろ過する施設を新設する工事で、令和2年12月1日に請負契約を締結しましたが、
新型コロナウイルス感染症の影響により、地元調整及び
膜ろ過ユニット装置の納入が遅延し、全体工程が遅れたことによりまして繰り越すこととなり、繰出金に係る予算についても繰り越すこととなったところでございます。対象事業の完了は令和3年6月を見込んでおりますので、完了次第、速やかに繰出金の支払い処理を行う予定でございます。
同じく2ページの款6
農林水産業費、項1農業費の
地籍調査事業費でございますが、香住区余部、村岡区池ヶ平、小代区茅野の地籍調査を行う事業で、相続代表選考の調整、地籍図、地籍簿等の整理に不測の日数を要したことから未契約繰越しとなりましたが、その後、令和3年5月に業務委託契約を締結し、事業の進捗を図っているところであり、事業の完了は令和4年3月を見込んでおります。
続いて、3ページでございます。款8土木費、項1土木管理費の土木総務費(一般経常費)は、村岡区にあります大門川の
河川改良工事に係る事務費で、当該工事を繰り越したことによるものでございます。当該工事の完了は令和3年12月を見込んでいるところでございます。項2道路橋梁費の
町道新設改良事業費(
社会資本整備総合交付金分)は、
町道余部御崎線の
災害防除事業で、令和2年11月に
工事請負契約を締結しましたが、支障となる関西電力の電柱の移設に不測の日数を要したため、繰越しとなりましたが、令和3年6月に完了する予定でございます。
続いて、4ページをお開きください。引き続き、項2道路橋梁費ですが、
町道新設改良事業費(単独分)は、香住区の
山手若松線道路改良工事で、香住谷川を渡河する橋梁に係る橋台工事の施工に当たり、県の実施している河川工事との調整に不測の日数を要したこと、土地の購入1件及び物件補償1件と、また、村岡区の
黒田線道路改良工事に係る土地購入8件及び物件補償2件で交渉に不測の日数を要したため、繰越しとなったところでございます。さらに、
町道余部御崎線の
災害防除事業では、工法選定に当たり、環境省との協議に不測の日数を要したため、繰越しとなったところでございます。本事業全体の完了は令和4年1月を見込んでいます。
日本海津波防災インフラ整備事業費は、
余部地区津波対策の
防潮堤改良工事で、兵庫県が管理する河川の津波対策との調整に不測の日数を要したため、繰越しとなりました。本事業の完了は令和3年8月を見込んでいます。
町道新設改良事業費(
道路メンテナンス事業分)は、村岡区内の竹部橋7橋の
橋梁修繕工事のうち4橋について通行規制が必要になることから、その調整に不測の日数を要したため、繰越しとなりました。本事業の完了は令和3年9月を見込んでいます。
項3河川費の河川総務費(一般経常費)は、村岡区にあります大門川の
河川改良工事について、ルート決定に地元との調整に不測の日数を要したため、繰越しとなったものでございます。また、センダ川の河川改良につきましては、令和2年7月に工事請負を締結しましたが、融雪水等の排水対策に不測の日数を要したため、繰越しとなったものでございます。本事業の完了は令和3年12月を見込んでいます。
続いて、款10教育費、項6保健体育費の
体育施設管理運営費でございますが、
福岡体育館進入道路用地測量業務委託を実施するものですが、現地において用地測量を実施するための地元調整を行っているところでございます。本事業の完了は令和3年7月を見込んでいます。
続いて、款11災害復旧費、項1
農林水産施設災害復旧費の2年現
年農業用施設災害復旧費は、令和2年7月10日から11日にかけての豪雨により被災した村岡区耀山の災害補助1件に係る事業で、令和2年11月に
工事請負契約を締結しましたが、進入路及び施工時期の調整に不測の日数を要したため、繰越しとなりました。本事業は令和3年5月をもって完了しているところでございます。2年現
年農地災害復旧費は、令和2年4月12日から13日にかけての豪雨、令和2年6月13日から14日にかけての豪雨、令和2年7月13日から14日にかけての豪雨で、こちらは、対象となります地区は小代区佐坊、村岡区板仕野、小代区東垣になりますが、こちらのほうの豪雨で被災しました補助災害3件に係る事業で、令和2年10月に
工事請負契約を締結しましたが、進入路及び施工時期等の調整に不測の日数を要したため、繰越しとなりました。小代区佐坊及び村岡区板仕野における工事は令和3年5月をもって完了となっておりまして、小代区東垣における工事につきましても令和3年6月の完了を見込んでいるところでございます。
以上で報告第6号についての説明を終わります。
◎議長(西谷 尚) これをもって報告の説明を終わります。
これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。
次に、報告第7号について病院事務局長より報告の説明を求めます。
病院事務局長、邊見昌平君。
◎病院事務局長(邊見昌平) それでは、報告第7号 令和2年度香美町
公立香住病院事業企業会計予算における建設改良費の繰越報告につきまして、説明をさせていただきます。
議案書5ページをお開きください。令和2年度
建設改良事業のうち、年度内に完成ができなかった一部の事業につきまして繰越計算書を作成しましたので、法令の定めるところにより、議会に報告するものでございます。議案書6ページのほうに繰越計算書を載せております。
地方公営企業法第26条第1項の規定による建設改良費の繰越しにつきましては、1款資本的支出、1項建設改良費の
建設改良事業3億9,825万円のうち、翌年度への繰越額は418万円で、これに係る財源内訳は記載のとおりでございます。繰越事業の内容につきましては、議案資料のほうをご覧いただきたいと思います。5ページに記載をいたしております。繰越しとなりました
建設改良事業は1件で、オンライン資格確認端末等購入事業でございます。本工事は、本年3月に物品購入契約を締結し、年度内完成を目指し進捗を図ってきたところでございますが、システムの安定性確保や加入者データの正確性担保などの観点から、本格運用の開始を令和3年3月から令和3年10月まで延期する旨、国より連絡がありました。システム改修等に不測の日数を要し、年度内完成が困難となったことにより繰越しするものでございます。なお、事業の完了時期につきましては、11月末を予定しております。
以上で報告第7号の説明を終わります。
◎議長(西谷 尚) これをもって報告の説明を終わります。
これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。
次に、報告第8号について上下水道課長より報告の説明を求めます。
上下水道課長、亀村孝君。
◎上下水道課長(亀村 孝) 報告第8号 令和2年度香美町
水道事業企業会計予算における建設改良費の繰越報告について、説明をいたします。
令和2年度
建設改良事業のうち、年度内に完成ができなかった一部の事業につきまして繰越計算書を作成、提出しましたので、法令の定めるところにより、議会に報告するものでございます。議案書8ページをお願いいたします。こちらに繰越計算書を載せております。繰越しを行いました事業は、款1資本的支出、項1建設改良費の
建設改良事業3億5,682万4,000円のうち翌年度への繰越額は1億3,503万円で、これに係ります財源内訳は記載のとおりでございます。繰越事業の内容につきましては議案資料の6ページに記載をしております。繰越しとなりました
建設改良事業は6件で、工事名、繰越金額、事業内容、繰越理由、事業完了予定につきましては記載のとおりでございます。
なお、一番下、配水管移設工事、大門川
河川改良工事につきましては、資料作成時では事業完了日を8月末と予定しておりましたが、建設課のほうの協議が先ほど整いまして、先ほど一般会計のほうからもありましたとおり、最終的に事業完了予定日は、今のところ12月ということになっております。
以上で報告第8号の説明を終わります。
◎議長(西谷 尚) これをもって報告の説明を終わります。
これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
藤井昌彦君。
◎藤井昌彦(4番) 4番、藤井昌彦です。
議案資料の6ページの表の上から1、2、3、1番目が柤岡浄水場のろ過機新設工事の繰越理由の、地元調整に不測の日数を要したためとあります。それと、2番目の秋岡浄水場、工事内容の検討に不測の日数を要したためとあります。3番目、秋岡浄水場、他工事との調整に不測の日数を要したためというふうに書いてあるんですが、具体的にもっと説明をお願いしたいと思います。
◎議長(西谷 尚) 上下水道課長、亀村孝君。
◎上下水道課長(亀村 孝) 藤井議員のご質疑にお答えをさせていただきます。
まず1点目、柤岡浄水場ろ過機新設工事につきましては、先ほど一般会計のほうでも説明をしていただいたとおりなんですけども、
新型コロナウイルス感染症の影響などによりまして、地元調整及び
膜ろ過ユニット装置の納入が遅延したということがあります。もともと、配水地までの浄水場までの搬路といいますか、通路が非常に狭いという状況もありまして、その辺の工事のやり方等も地元調整が必要だったということもありますし、あと、膜ろ過ユニットにつきましては、これは発注後に製造するというものでございまして、既製品を設置するというものではありません。そういうこともありまして、発注後、製造をしていただくんですけども、
新型コロナウイルス感染症等の影響もありまして、工事の稼働率が非常に悪いというような状況から工期を延長する必要が出たというものでございます。
2つ目の、秋岡浄水場急速ろ過設備の更新工事につきましては、急速ろ過設備の更新に伴いまして、老朽化している滅菌装置の再検討が必要となりました。これは、これまで行っておった方法で発注をしたわけですけれども、今後の維持管理も含めまして請負業者との協議を行った結果、見直しをしたほうが今後、維持管理も含めてやりやすくなるのではないかというような提案もありまして、改めて課内でも検討し、業者と協議の結果、工事内容について一部修正をさせていただいたというようなところもありまして、そのようなことに不測の日数を要したということになっております。
あと、秋岡浄水場急速攪拌機等の更新工事につきましては、先ほどの急速ろ過設備の更新工事との調整が、当然、一つの浄水場の中で機器の更新を行うということで工事発注をしたわけですけども、先ほどの急速ろ過のほうの工事の内容に対する調整等に不測の日数を要したことから、急速攪拌機のほうについても少し工期が延びたということが原因で繰越しをさせていただいたというものでございます。
以上です。
◎議長(西谷 尚) 藤井昌彦君。
◎藤井昌彦(4番) 1番目は分かりました。コロナの影響ということで。2番目、3番目なんですけども、今後の維持管理を考えて工事内容の変更ということなんですけども、これは長年使えるようにということで工事内容を変更したというふうに理解してよろしいでしょうか。
◎議長(西谷 尚) 上下水道課長、亀村孝君。
◎上下水道課長(亀村 孝) そのことも含めまして、維持管理も要因であり、安心かつ安定した浄水ができるようにということの内容変更でございます。
以上です。
◎議長(西谷 尚) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。
次に、報告第9号について上下水道課長より報告の説明を求めます。
上下水道課長、亀村孝君。
◎上下水道課長(亀村 孝) 報告第9号 令和2年度香美町
下水道事業企業会計予算における繰越額の報告について、説明をさせていただきます。
令和2年度
建設改良事業費用のうち、年度内に完成ができなかった一部の事業について越計算書を作成、提出しましたので、法令の定めるところにより、議会に報告するものでございます。
議案書10ページをお願いいたします。こちらに繰越計算書を載せております。繰越しを行いました事業は、款1資本的支出、項1建設改良費の
建設改良事業2億3,513万7,000円のうち、翌年度への繰越額は1億4,936万円で、これに係る財源内訳は記載のとおりでございます。繰越事業の内容につきましては、議案資料の7ページのほうに記載をしております。繰越しとなりました事業は5件で、工事名、繰越金額、事業内容、繰越理由、事業完了予定につきましては記載のとおりでございます。
以上で報告第9号の説明を終わります。
◎議長(西谷 尚) これをもって報告の説明を終わります。
これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。
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日程第9 議案第97号 香美町副町長の選任につき同意を求めることについて
◎議長(西谷 尚) 日程第9 議案第97号 香美町副町長の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。
副町長、今井雄治君の退席を求めます。
(今井雄治 退場)
◎議長(西谷 尚) 議案の朗読は省略します。
町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第97号 香美町副町長の選任につき同意を求めることについての提案理由を説明いたします。
香美町副町長、今井雄治の任期が令和3年6月8日をもって満了いたしますので、引き続き同人を任命しようとするものでございます。議案資料の8ページに今井副町長の経歴を添付いたしております。平成29年6月に副町長に就任以来、町民並びに職員からの信頼を得る中で、豊富な行政経験を生かし、私の町政推進の補佐を務めており、新型コロナウイルス対策が続く中で、引き続き町政運営を補佐し、町民の安全・安心な暮らしを確保し、香美町の活力を取り戻すためのまちづくりに貢献してもらいたいと考えております。
以上で提案理由の説明を終わりますが、適切なご判断を頂きますようお願い申し上げ、提案理由といたします。
◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。
よって、直ちに採決に入ります。
この採決は無記名投票で行います。
議場の出入口を閉鎖いたします。
(議場閉鎖)
◎議長(西谷 尚) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。
開票立会人を指名いたします。
香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に藤井昌彦君、岸本正人君を指名いたします。
投票用紙を配付いたします。
(投票用紙配付)
◎議長(西谷 尚) 配付漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検します。
(投票箱点検)
◎議長(西谷 尚) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、
香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。
ただいまから投票を行います。
職員に点呼させますので、順次投票をお願いします。
(点呼・投票)
◎議長(西谷 尚) 投票漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 投票漏れなしと認めます。
投票を終わります。
続いて、開票を行います。藤井昌彦君、岸本正人君の立会いを求めます。
(開票)
◎議長(西谷 尚) これより投票の結果を報告します。
投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、賛成全員であります。
よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。
議場の出入口の閉鎖を解きます。
(議場閉鎖解除)
◎議長(西谷 尚) 今井雄治君の出席を求めます。
(今井雄治 入場)
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日程第10 議案第98号 香美町教育長の任命につき同意を求めることについて
◎議長(西谷 尚) 日程第10 議案第98号 香美町教育長の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。
議案の朗読は省略します。
町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第98号 香美町教育長の任命につき同意を求めることについての提案理由を説明いたします。
前教育長、藤原健一氏が去る4月30日をもって退任され、現在空席となっております香美町教育長に前田毅氏を任命するため、議会の同意を求めるものでございます。前田氏は、住所、豊岡市若松町11番5号で、生年月日は昭和33年3月6日、現在63歳でございます。前田氏の経歴を議案資料9ページに掲載しておりますが、昭和58年3月に日本大学農獣医学部を卒業後、同年4月に出石町立出石中学校の臨時助教諭として教壇に立たれ、以降、養護学校講師、中学校教諭として勤務されました。平成19年4月、香住第一中学校の教頭、平成24年4月には新温泉町立浜坂中学校の教頭、平成25年4月に香住第一中学校の校長に就任され、平成30年3月に同校校長を最後に退職されました。退職後は平成30年4月に香美町教育委員会こども教育課指導主事として勤務され、現在に至っております。前田氏につきましては、教育現場一筋に35年間、教員と管理職を経験されており、幅広い教育実践を通じ、卓越した教育理念をお持ちでございます。また、魅力ある学校園づくりや地域を挙げた人づくりを掲げた現行の教育振興基本計画の策定当初から、本町の教育現場で管理職として勤務されており、本町が目指す姿を視野に入れた香美町ならではの教育の挑戦による取組の推進に必ずや貢献を頂けるものと確信しており、香美町教育長には適任者と考えております。
以上で提案理由の説明を終わりますが、ご審議の上、ご決定いただきますようよろしくお願いをいたします。
◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。
東垣典雄君。
◎東垣典雄(6番) 6番、東垣でございます。
任期が書いてないんですけれども、任期を教えていただけますか。
◎議長(西谷 尚) 総務課長、水垣清和君。
◎総務課長(水垣清和) 教育長の任期でありますけれども、承認いただきましたら、明日6月5日から令和6年6月4日までの3年間となっております。
以上です。
◎議長(西谷 尚) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本案は人事同意案件でありますので、討論を省略し直ちに採決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。
よって、直ちに採決に入ります。
この採決は無記名投票で行います。
議場の出入口を閉鎖いたします。
(議場閉鎖)
◎議長(西谷 尚) ただいまの出席議員は議長を除く15人であります。
開票立会人を指名いたします。
香美町議会会議規則第32条第2項の規定により、開票立会人に谷口眞治君、徳田喜代子君を指名いたします。
投票用紙を配付します。
(投票用紙配付)
◎議長(西谷 尚) 配付漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検します。
(投票箱点検)
◎議長(西谷 尚) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。本案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載願います。なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票、賛否が明らかでない投票及び白票は、
香美町議会会議規則第84条の規定により否とみなします。
ただいまから投票を行います。
職員に点呼させますので、順次投票をお願いいたします。
(点呼・投票)
◎議長(西谷 尚) 投票漏れはありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 投票漏れなしと認めます。
投票を終わります。
続いて、開票を行います。谷口眞治君、徳田喜代子君の立会いを求めます。
(開票)
◎議長(西谷 尚) これより投票の結果を報告いたします。
投票総数15票、うち有効投票15票、無効投票0票。有効投票中賛成15票、反対0票。以上のとおり、賛成全員であります。
よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。
議場の出入口の閉鎖を解きます。
(議場閉鎖解除)
◎議長(西谷 尚) ここで暫時休憩をいたします。再開は10時50分といたします。
午前10時38分 休憩
午前10時48分 再開
◎議長(西谷 尚) 会議を再開します。
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日程第11 議案第 99号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
日程第12 議案第100号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
日程第13 議案第101号 除雪用車両(ドーザ)の購入契約を締結することについて
日程第14 議案第102号 小代地域局及び小代区総合センター備品の購入契約を締結す
ることについて
日程第15 議案第103号 香美町職員の服務の宣誓に関する条例及び香美町固定資産評
価審査委員会条例の一部を改正する条例を定めることについ
て
日程第16 議案第104号 香美町手数料条例等の一部を改正する条例を定めることにつ
いて
日程第17 議案第105号 香美町税条例等の一部を改正する条例を定めることについて
日程第18 議案第106号 香美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めるこ
とについて
日程第19 議案第107号 香美町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に
関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を定めるこ
とについて
日程第20 議案第108号 香美町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及
び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予
防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例
の一部を改正する条例を定めることについて
日程第21 議案第109号 香美町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定め
る条例の一部を改正する条例を定めることについて
日程第22 議案第110号 香美町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関
する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることに
ついて
◎議長(西谷 尚) 日程第11 議案第99号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてから、日程第22 議案第110号 香美町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることについてまでの12議案は、
香美町議会会議規則第37条の規定により一括議題といたします。
議案の朗読は省略いたします。
これより、議案ごとに町長の提案理由の説明、担当課長の補足説明を求めます。
初めに、議案第99号の町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第99号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての提案理由を説明いたします。
人権擁護委員、原千里氏の任期が令和3年9月30日をもって満了いたしますので、その後任として石田陽子氏を推薦するため、議会の意見を求めるものでございます。詳細につきましては町民課長に説明をさせます。よろしくお願いをいたします。
◎議長(西谷 尚) 町民課長、井口晃君。
◎町民課長(井口 晃) それでは、議案第99号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて補足説明をさせていただきます。
議案書13ページをお開きください。現在、香美町において法務大臣から委嘱を受け、人権擁護委員として活躍されておられます方が、香住区が4名、村岡区が3名、小代区が3名の、計10名でございます。この中で平成27年10月1日から5年8か月にわたり活躍されておられました香住区の原千里氏の任期が令和3年9月30日を持ちまして満了となります。その後任といたしまして、香住区の石田陽子氏を推薦しようとするものです。住所は香美町香住区下浜869番地、氏名は石田陽子、生年月日は昭和34年10月9日で、現在61歳でございます。石田氏の経歴につきましては、議案資料の10ページに掲げておりますので、ご清覧ください。長年にわたる教諭経験と人柄から人権擁護委員の適任者と考え、法務大臣に推薦するため、議会の意見を求めるものです。また、国が定める新任委員候補の年齢要件、推薦時の年齢が68歳以下であることも満たしております。ご本人の内諾は既に得ておりますので、どうかご理解を頂き、ご賛同くださいますようよろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) 次に、議案第100号の町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第100号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての提案理由を説明いたします。
人権擁護委員、太田垣修氏の任期が令和3年9月30日をもって満了いたしますので、引き続き同人を推薦するため、議会の意見を求めるものでございます。詳細につきましては町民課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) 補足説明を町民課長、井口晃君。
◎町民課長(井口 晃) それでは、議案第100号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて補足説明をさせていただきます。
議案書14ページをお開きください。人権擁護委員につきましては、議案第99号の際に説明させていただいたとおりですが、人権擁護委員の中で平成21年10月1日から11年8か月にわたり活躍されておられました小代区の太田垣修氏の任期が令和3年9月30日をもちまして満了となります。引き続き同人を推薦しようとするものです。住所は香美町小代区大谷565番地、氏名は太田垣修、生年月日は昭和25年9月10日で、現在70歳でございます。太田垣氏の経歴につきましては、議案資料の11ページ、12ページに掲げておりますとおりでございます。現在4期目であり、その経験と人柄から人権擁護委員の適任者と考え、法務大臣に推薦するため、議会の意見を求めるものです。また、国が定める再任委員候補者の年齢要件、推薦時の年齢が75歳未満であることも満たしております。ご本人の内諾は既に得ておりますので、どうかご理解いただき、ご賛同くださいますようよろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) 次に、議案第101号の町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第101号 除雪用車両(ドーザ)の購入契約を締結することについての提案理由を説明いたします。
平成6年に購入した除雪用車両(ドーザ)が老朽化したため、更新を行うものでございます。詳細につきましては建設課長に説明をさせます。よろしくお願いをいたします。
◎議長(西谷 尚) 建設課長、吉田英貴君。
◎建設課長(吉田英貴) それでは、議案第101号 除雪用車両(ドーザ)の購入契約を締結することについての補足説明をさせていただきますので、議案書の15ページをお開きください。
まず、契約の内容ですが、契約の目的は除雪用車両(ドーザ)1台を購入、契約の方法は指名競争入札、契約の金額は1,540万円、契約の相手方は兵庫県養父市八鹿町国木75番地1、コマツカスタマーサポート株式会社近畿四国カンパニー兵庫北営業所所長高橋賢次でございます。提案の理由としましては、平成6年に購入し、小代地域局に配置していた除雪ドーザ11トン級が経年により老朽化したため、冬季間の交通安全の確保を図るための除雪作業を担う除雪ドーザを更新しようとするものでございます。このたびの入札につきましては、4月30日に入札参加者審査会を開催し、指名競争入札参加業者5社の決定を受けております。去る5月18日に入札を行い、1回目の入札でコマツカスタマーサポート株式会社が税別1,400万円で落札し、仮契約の締結を行っているところです。なお、落札率は56.6%でございました。入札の結果につきましては議案資料の13ページに入札結果表を添付しておりますので、ご清覧いただきたいと思います。
それでは、購入機械の概要についてご説明させていただきます。議案資料の14ページをお開きください。購入除雪ドーザの規格、規模につきまして、議案資料14ページから17ページに記載しておりますので、主要な部分についてのみご説明をさせていただきますので、ご覧いただきたいと思います。まず、規格は11トン級、車輪式、サイドスライドアングリングプラウ付、除雪幅は2.8メートル以上、全長8.0メートル以下、全幅2.55メートル以下、全高3.7メートル以下、乗車定員2人としております。
次に、納期についてでございますが、発注に当たり、メーカーに確認しますと、受注生産となり、納期に12月末まで必要であることを確認していたため、仕様書の13番、議案資料の17ページに記載のとおり、令和3年12月24日としております。
なお、納入場所につきましては、小代地域局への納入としております。現在は仮契約中でございますが、議決を頂きましたら、本契約を締結し着手したいと考えております。
以上、簡単でございますが、議案第101号の補足説明を終わります。
◎議長(西谷 尚) 次に、議案第102号の町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第102号 小代地域局及び小代区総合センター備品の購入契約を締結することについての提案理由を説明いたします。
小代地域局及び小代区総合センターの改築に伴い、必要となる備品を整備するものでございます。詳細につきましては小代地域局長に説明をさせます。よろしくお願いをいたします。
◎議長(西谷 尚) 補足説明を小代地域局長、上田和章君。
◎小代地域局長(上田和章) それでは、議案第102号 小代地域局及び小代区総合センター備品の購入契約を締結することについての補足説明をさせていただきます。
議案書16ページをご覧ください。まず、契約内容でございますけれども、契約の目的は小代地域局及び小代区総合センターの備品を購入、契約の方法は指名競争入札、契約金額は1,205万8,145円でございます。契約の相手方は兵庫県美方郡香美町香住区森269番地の1、スタディーK守山斉でございます。提案理由といたしましては、小代地域局及び小代区総合センターの改築に伴い、必要となる備品を整備するものであります。このたびの入札につきまして、4月15日に入札参加者審査会を開催し、入札参加者の資格要件を決定いたしました。入札参加者資格要件につきましては、本店、支店等の所在地が香美町内にあり、香美町入札参加者資格者名簿事務用品類に登載されたものといたしました。これらの入札参加者資格要件に適した入札競争指名参加者業者は7社の決定を受けております。去る5月18日に入札を行い、1回目の入札でスタディーKが税別1,096万1,950円で落札し、仮契約の締結を行っているところであります。なお、落札率につきましては79.0%でございます。入札の結果につきましては、議案資料18ページに入札結果表を添付しておりますので、ご覧いただきたいと思います。
それでは、事業概要についてご説明させていただきます。議案資料19ページをお開きください。件名は小代地域局及び小代区総合センター改築に伴う備品購入事業で、納入場所は、今年9月竣工予定で進めております小代地域局及び小代区総合センターで、履行期限は令和3年9月22日までとしております。現在、今の小代地域局及び小代区総合センターで使用している備品を最大限利用することとしておりますが、損耗が激しく再利用できない備品、不足する備品があることなどから、今回購入することといたしております。購入する備品は全部で75品目、364品あります。備品を設置する階、部屋名、一般名称、数量につきましては、21ページから23ページの別紙1、小代地域局及び小代区総合センター購入備品一覧に記載しております。主な製品といたしましては、1階執務室には事務机合計17台、事務チェア合計17脚、パソコンテーブル合計4台。ホールには窓口チェア4脚、ロビーチェア2台。キッズスペースにはアンダーマット合計2個、クッションベンチを1台。談話室にはミーティングテーブル1台、ミーティングチェアを4脚。応接室にはミーティングテーブル1台、ミーティングチェアを6脚。書庫には軽量ラック合計10台。会議室には平行スタックテーブル6台、ミーティングチェアを18脚。耐火倉庫には移動式ラック4基、単式を1基。2階の大会議室には平行スタックテーブルを40台、ミーティングチェアを120脚、チェアポーターを4脚。中会議室には平行スタックテーブルを6台、ミーティングチェアを18脚。小会議室にはミーティングテーブルを1台、ミーティングチェアを8脚。ホールにはロビーベンチ2台、ロビーチェアを3台、チェアを2脚、テーブルを1台、サービステーブル1台。倉庫には軽量ラック合計4台。多目的室にはアイランドキッチン2台、収納棚を合計4台、そのほかに必要な電化製品を購入いたします。また、同一メーカーでそろえることが必要な製品等につきましては、23ページの特記事項の記載のとおりとしております。配置につきましては、24ページから25ページの別紙に配置レイアウトにより配置を行います。なお、製品の納入及び設置に当たっては、細心の注意を払って作業いただくようにし、作業が円滑に行われるようにしてまいります。現在は仮契約中でございますが、議決を頂きましたら、本契約を締結し着手したいと考えております。
以上で、議案第102号 小代地域局及び小代区総合センター備品の購入契約を締結することについての補足説明を終わります。
◎議長(西谷 尚) 次に、議案第103号の町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第103号 香美町職員の服務の宣誓に関する条例及び香美町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例を定めることについての提案理由を説明いたします。
行政手続における町民等の負担を軽減するため、町民等に対して押印を求めている手続について、押印を不要とするための規定の見直しを行うことに伴いまして、香美町職員の服務の宣誓に関する条例及び香美町固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する必要が生じましたので、所要の改正を行うものであります。詳細につきましては総務課長に説明をさせます。よろしくお願いをいたします。
◎議長(西谷 尚) 補足説明を総務課長、水垣清和君。
◎総務課長(水垣清和) それでは、議案第103号の補足説明をさせていただきます。議案書は17ページと18ページ、議案資料は26ページと27ページをご覧ください。
今回の改正につきましては、行政手続における町民等の負担を軽減するため、町民等に対して押印を求めている手続について、本年3月26日に職員の服務の宣誓に関する政令の一部を改正する政令が公布されました。また、本年3月31日付で総務省から固定資産評価審査委員会条例の改正参考例が示されており、これを踏まえて、押印等を不要とするための規定の見直しを行うものであります。改正の内容につきましては議案資料で説明させていただきますので、議案資料26ページをお開きください。
まず、香美町職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正の新旧対照条文を記載しておりますが、左側が現行で右側が改正しようとする案でございます。第2条で、「任命権者又は任命権者の定める上級の公務員の面前において、宣誓書に署名」とあるものを「宣誓書を任命権者に提出」と変更するもので、下の別記様式の宣誓書におきまして、宣誓書の押印を不要とするものであります。
次に、27ページをお開きください。香美町固定資産評価審査委員会条例の一部改正の新旧対照条文におきまして、現行の第4条第4項の審査申出書には、審査申出人の押印を不要とするとともに、第8条第5項中、口述書への提出者の署名押印を不要とし、事項の記載のみとするものであります。なお、この条例は公布の日から施行することとなります。
以上で議案第103号の補足説明を終わります。
◎議長(西谷 尚) 次に、議案第104号の町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第104号 香美町手数料条例等の一部を改正する条例を定めることについての提案理由を説明いたします。
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、香美町手数料条例、香美町個人情報保護条例及び香美町行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する必要が生じましたので、所要の改正を行うものでございます。詳細につきましては総務課長に説明をさせます。よろしくお願いをいたします。
◎議長(西谷 尚) 補足説明を総務課長、水垣清和君。
◎総務課長(水垣清和) それでは、議案第104号の補足説明をさせていただきます。議案書は19ページと20ページ、議案資料は28ページから30ページをご覧ください。
今回の改正につきましては、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律によりまして、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律、いわゆる番号利用法の一部が改正されたことに伴いまして、個人番号カードの発行、運営体制の抜本的強化、個人番号を活用した情報連携特定個人情報の提供範囲の拡大等に関する改正が行われたことによって所要の改正を行うものであります。改正の内容につきましては議案資料で説明させていただきますので、議案資料28ページをご覧ください。
まず、香美町手数料条例の一部改正の新旧対照条文を記載しておりますが、左側が現行で右側が改正しようとする案でございます。別表中、個人番号カード再交付手数料、1枚800円を削除するものでございます。これは、番号利用法の改正によりまして、個人番号カードの発行主体が、地方公共団体情報システム機構、J-LISと定められたことに伴いまして、J-LISは個人番号カードの発行事務に関し手数料を徴収することができ、その徴収事務を住所地市町村長に委託することができると規定されました。これによりまして、手数料条例等に定めて個人番号カードの再交付手数料を徴収しております市町村は、この規定が施行される令和3年9月1日からは従来どおり再交付手数料を徴収するものの、J-LISからの受託による徴収へと位置づけが変わることにより、手数料条例等の規定を削除する必要が生じたものであります。この条例は9月1日から施行となり、受託後の再交付手数料は1枚800円と同額が予定されております。
次に、29ページをご覧ください。香美町個人情報保護条例の一部改正の新旧対照条文を記載しております。保有個人情報の提供先等への通知に関する規定、第34条中の下線「総務大臣」を「内閣総理大臣」への改正につきましては、情報提供ネットワークシステムの所管がデジタル庁に変更することに伴うものであります。また、番号法に関する引用規定の改正は、転職時等において使用者間での特定個人情報の提供を可能とする番号利用法第19条第4号が追加されたことに伴う条項整理でございます。
次に、30ページをご覧ください。香美町行政手続における特定個人情報を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正の新旧対照条文を記載いたしております。これにつきましても、先ほどの転職時等において使用者間での特定個人情報の提供を可能とする番号利用法第19条第4号の追加に伴う条項整理を行うものであります。これらはいずれも施行は令和3年9月1日からとなります。
以上で議案第104号の補足説明を終わります。
◎議長(西谷 尚) 次に、議案第105号の町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第105号 香美町税条例等の一部を改正する条例を定めることについての提案理由を説明いたします。
地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、香美町税条例等の一部を改正する必要が生じましたので、所要の改正を行うものでございます。詳細につきましては税務課長に説明をさせます。よろしくお願いをいたします。
◎議長(西谷 尚) 補足説明を税務課長、田村顕彦君。
◎税務課長(田村顕彦) それでは、議案第105号の補足説明をいたします。本年3月31日に地方税法等の一部を改正する法律等が公布され、原則4月1日から施行されたことに伴い、香美町税条例及び令和2年5月臨時会において定めました改正条例の2つの条例の一部を改正する必要が生じましたので、所要の改正をするものでございます。議案書の22ページをお開きください。22ページから30ページまでが香美町税条例等の一部を改正する条例の改正条文となっております。
次に、議案資料の31ページをお開きください。31ページから44ページまでが新旧対照条文となっております。
次に、45ページをご覧ください。45ページから47ページに改正します条例要旨をまとめておりますので、説明はこの条例要旨で行いますので、よろしくお願いいたします。45ページを説明させていただきます。改正します内容は、個人町民税、固定資産税及び軽自動車税に関するものとなっております。まず、個人町民税の改正でございます。1点目は、扶養控除における国外居住親族の取扱いの見直しでございます。令和2年度所得税の扶養控除における国外居住親族の取扱いの改正に伴いまして、個人町民税におきましても、個人町民税均等割及び所得割の非課税限度額の算定の基礎となります扶養親族から、年齢30歳以上70歳未満の国外居住親族であって、次に記載している方以外の国外居住者の方について扶養親族から除外する改正でございます。国外扶養親族の対象となる年齢30歳以上70歳未満の方は、記載しておりますように、留学により国内に住所及び居所を有しなくなった者、障害者の方、当該納税義務者から、生活費または教育費として前年に年間38万円以上の支払いを受けている者でございます。
補足でございますが、施行日は令和6年1月1日となっておりますけれども、香美町におきまして該当者がいるかどうかを、個人町民税の申告状況のほうで調べることが非常に困難なため、一度豊岡税務署にも確認をさせていただいたんですけれども、豊岡税務署のほうも同様で、確認することは困難だという回答でございました。香美町内に対象者がおるかどうかということを把握することが非常に困難なんですけれども、個人町民税の賦課額から大きな影響を与えるものではないというふうに税務課のほうでは考えております。
2点目は、特定公益増進法人等に対する寄附金の取扱いの見直しでございます。この見直しの背景ですが、円滑、適正な納税のための環境整備を目的といたしまして、法人税法における特定公益増進法人等に対する寄附金の別枠の損金不算入制度につきまして、その対象となる寄附金から出資に関する業務に充てることが明らかな寄附金が除外されたことに伴いまして、個人が支出する特定公益増進法人等に対する寄附金の取扱いにつきましても、同様に寄附金控除及び税額控除の対象となる寄附金から除外されるものでございます。
3点目は、源泉徴収関係書類の電子提出に係る税務署長の承認の廃止でございます。給与、公的年金または退職手当等の支払いを受ける者が、給与等の支払いをする者に対し、下記に記載している源泉関係書類の書面提出に代えて、当該書類に記載すべき事項の電磁的方法による提供を行う場合の要件であります税務署長の承認をこのたび不要とするものでございます。手続の簡素化を目的としたものでございます。承認が不要となります源泉徴収関係書類は、記載しておりますとおり、給与所得者の扶養控除等申告書、給与所得者の配偶者控除等申告書、給与所得者の保険料控除申告書、退職所得の受給に関する申告書、公的年金等の受給者の扶養親族等申告書などでございます。
続きまして、4点目は、住宅借入金等特別控除の見直しに係る個人町民税の措置でございます。所得税における住宅取得特別控除の控除期間を13年間とする住宅借入金等特別控除の特例の適用期限の延長等の措置が講じられましたことに伴いまして、当該措置の対象者の方において、所得税から控除し切れない額を控除限度額の範囲内におきまして個人町民税から控除する現行制度の適用期限を同様に令和17年度まで延長するものでございます。なお、この措置による減収分につきましては、全額国庫で補填されることになっております。
46ページをご覧ください。5点目は、セルフメディケーション税制の期間延長でございます。医療資源の有効活用及び国民の健康づくりの観点から、平成29年1月1日から令和3年12月31日までの間、特定一般用医薬品等購入費を支払った場合の医療費控除の特例でありますセルフメディケーション税制につきまして、その対象となる特定一般用医薬品をより効果的なものに重点化した上で、当該適用期間を5年間延長し、令和8年12月31日までとするものでございます。
次に、固定資産税の関係の改正でございます。土地の負担調整措置、下落修正措置の現行制度の期間延長の改正でございます。令和3年度は、土地家屋につきまして3年に一度の評価替えの年でございます。土地に係る評価替えに際しましては、価格の変動に伴う税負担の激変を緩和するための負担調整措置が講じられており、現行の負担調整措置及び地価が著しく下落した場合、価格を修正することができる措置について、現行の仕組みを令和5年度まで3年間延長しますとともに、現行制度の継続に加えて、令和3年度に限り、
新型コロナウイルス感染症により社会経済活動や国民生活全般を取り巻く環境が大きく変化したことを踏まえまして、納税者の負担感に配慮する観点から、負担調整措置等により、令和3年度において税額が増額する土地につきましては、前年度の税額に据え置く特別な措置を新たに講じたものでございます。
46ページの中段から下にかけまして、負担調整措置について説明を記載しておりますけれども、土地に対する税負担の調整措置とは、平成9年度から導入されました負担水準の均衡化を図るための措置でございまして、負担水準が高い土地は税負担を引下げ、または据置き、税負担の低い土地につきましては緩やかに上昇させる仕組みで、負担水準に応じて課税標準額を調整するものでございます。
47ページをご覧ください。次に、軽自動車税の改正でございます。1点目は、環境性能割の税率を軽減する臨時的措置の適用期限の延長でございます。令和元年10月1日から令和3年3月31日までの間に取得した自家用乗用車に係る環境性能割につきまして、その税率を1%分軽減する特例措置の適用期限をこのたび9か月延長しまして、令和3年12月31日までとするものでございます。下の表にこれまでの経過を記載しておりますが、この臨時的軽減措置につきましては、当初、消費税率10%への引上げに合わせた需要変動の平準化に向けた取組といたしまして、令和元年10月1日から令和2年9月30日までの臨時的措置として講じられましたが、その後、
新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における税制措置といたしまして令和3年3月31日までの6か月間延長され、今回、感染症の状況や経済の動向、臨時的軽減が与える影響等を総合的に勘案し、適用期限をさらに9か月延長したものでございます。この措置による減収分につきましては、全額国庫で負担ということになります。
続きまして、2点目は、4輪車等のグリーン化特例の期間延長及び見直しでございます。新規取得いたしました3輪及び4輪以上の軽自動車で、燃費性能等の優れた環境負荷の小さいものにつきまして税額を軽減する特例、グリーン化特例につきまして、対象となる車種を重点化した上で、営業用乗用車及び貨物車の適用期限を2年延長するものでございます。令和元年度の税制改正によりまして、このグリーン化特例につきましては、令和4年度分、令和5年度分の対象者につきまして、電気自動車、天然ガス自動車の自家用乗用車のみで実施する見直しを行いましたが、今回の地方税法の改正によりまして、自家用乗用車の対象者に燃料電池自動車を加え、さらに営業用乗用車及び貨物車につきましても、75%軽減対象者を電気自動車、天然ガス自動車とし、これに加えまして、営業用乗用車につきましては、50%分軽減対象者を令和12年度燃費基準90%達成者、25%軽減対象者を令和12年度燃費基準70%達成者とし、車種を限定化した上でグリーン化特例を延長するものでございます。参考といたしまして、令和4年度分と令和5年度分の車種別の税額等を記載しておりますので、ご確認ください。
続きまして、最後にその他といたしまして、1点目が、土地取引の抑制を目的とする政策税制として、昭和48年に創設されました特別土地保有税ですが、平成15年の税制改正によりまして課税停止の特例措置が設けられており、今回その課税停止の特例措置の期間をさらに3年間延長するものでございます。
2点目につきましては、昨年5月の臨時会で地方税法の改正により町税条例の一部改正を行いましたが、令和3年度の地方税法の改正により、引用条文につきまして条項のずれ等が生じておりますので、その条項のずれを修正するものでございます。
以上で議案第105号の補足説明を終わります。
◎議長(西谷 尚) 次に、議案第106号の町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第106号 香美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めることについての提案理由を説明いたします。
国民健康保険税の基礎課税額、後期高齢者支援金等課税額及び介護納付金課税に係る税率の改正に伴いまして、香美町国民健康保険税条例の一部を改正する必要が生じましたので、所要の改正を行うものでございます。詳細につきましては税務課長に説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。
◎議長(西谷 尚) 補足説明を税務課長、田村顕彦君。
◎税務課長(田村顕彦) それでは、議案第106号の補足説明をいたします。改正内容につきましては、令和3年度国民健康保険税の医療分、支援分及び介護分の税率を定めることでございます。
議案書の32ページをお開きください。32ページ及び33ページが、香美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の改正条文となっております。
続きまして、議案資料の48ページをお開きください。48ページから52ページまでが新旧対照条文となっております。
次に、53ページから55ページにかけましては、税率改正案表、軽減額改正案表、平均国保税の比較表をつけております。説明はこの改正案表で行いますので、まず53ページをお開きください。令和3年度国民健康保険税の税率改正案表にありますように、国民健康保険税の賦課は、医療分、支援金分、介護分の3本立てとなっております。それぞれで必要な賦課総額を、所得割、均等割、平等割の3つの要素で課税をしております。令和3年度の税率算定に当たりましては、去る5月18日に国民健康保険運営協議会に諮問しました結果、医療分につきまして、国民健康保険財政調整基金繰入れ前の本来の賦課額におきます被保険者1人当たりの税額の対前年上昇率であります15.5%を約10%とする内容の答申を頂きましたので、この答申に沿って税率を算定しております。これによりまして、医療分の1人当たりの税額を令和3年度と比較いたしまして約10%の増額とするため、国民健康保険財政調整基金からの繰入額を1,200万円とすることとしております。
なお、平成28年度の国民健康保険運営協議会の答申に基づきまして、所得割50%、均等割35%、平等割15%で算定をしております。53ページの表の中ほどから右側にかけて、現行の税率改正案、比較増減と表示をしております。まず、医療分の賦課総額におきましては、今年度は昨年度と比較いたしまして12.8%増の2億5,189万8,000円を見込んでおりますけれども、1,200万円の基金繰入れを行うこと及び国民健康保険加入世帯の課税標準額の全体の合計額が、前年度と比較いたしましておおむね2億8,900万円増額になったことによりまして、所得割の税率は下がり、均等割額、平等割額は、加入世帯数及び加入被保険者数の減少により、ともに増額となっております。一方、支援金分におきましては、算定の基礎となります賦課総額が、前年度と比較いたしまして3.5%増の1億2,329万3,000円を見込んでおりますが、医療分と同様に、国民健康保険加入世帯の課税標準額の合計が、先ほど申し上げましたように、前年度と比較しておおむね2億8,900万円増額になったことによりまして、こちらも所得割の税率は下がり、均等割額、平等割額は、先ほどと同様、加入世帯数及び加入被保険者数の減少により、ともに増額となっております。また、介護分におきましては、算定の基礎となります賦課総額が、前年度と比較して3.2%増の4,583万9,000円を見込んでおりますが、国民健康保険加入世帯のうち、介護分対象の被保険者の課税標準額の合計が、前年度と比較いたしましておおむね1億1,300万円増額になったことによりまして、所得割の税率は据置き、均等割額、平等割額は、医療分、支援金分と同様に、加入世帯数及び加入被保険者数の減少により、ともに増額となっております。
55ページをお開きください。税率算定における平均国保税額の比較表をつけております。上の表をご覧ください。このたびの税率改正を軽減前の1世帯当たりの平均で見ますと、医療分につきましては9万6,772円で対前年度7,689円の増、率にしますと8.6%の増となります。一方、支援金分につきましては4万9,735円で2,197円の増、率にしますと4.6%の増となります。また、介護分につきましては4万3,408円で2,740円の増、率にしますと6.7%の増となります。医療分、支援金分、介護分の合計では18万9,915円で1万2,626円の増、率にしますと7.1%の増となっております。また、中段の表ですが、軽減前の1人当たりの平均で見ますと、医療分につきまして5万9,190円で5,371円の増、率にしますと10%の増となります。支援金分につきましては3万420円で1,700円の増、率にしますと5.9%の増となります。さらに、介護分につきましては3万6,122円で2,832円の増、率にしますと8.5%の増となります。医療分、支援金分、介護分の合計では12万5,732円で9,903円の増、率にしますと8.5%の増となっております。
繰り返しになりますけれども、本年度の税率算定の特色は、国民健康保険加入世帯の課税標準額の合計が前年度と比較しておおむね2億8,900万円増額となったことによりまして、医療分及び支援金分の所得割の税率は若干下がりますが、所得割率の税率が下がった効果を、国民健康保険加入世帯数及び被保険者数の減少による均等割額、平等割額の増額がその効果を吸収してしまうため、前年度と比較して1世帯当たり及び1人当たりの税額が増額となるということでございます。
次に、下のほうの、モデル世帯における国保税額の比較表を下の欄にお示ししております。モデル世帯は、今年度の課税所得金額の平均世帯をモデル世帯といたしまして、この額により昨年度との比較をしております。医療分と支援金分のモデル世帯といたしましては、被保険者数2人、課税所得金額106万4,000円として計算をしております。医療分は1万300円の増、支援金分は3,500円の増、合わせますと1万3,800円の増となっております。また、介護分につきまして、被保険者1人、課税所得金額106万8,000円として計算しておりますけれど、昨年度より4,700円の増となっております。医療分、支援金分、介護分の合計で見ますと、一番下の表になりますが、税額は21万1,200円で昨年度におけるモデル世帯より1万8,500円の増、率にしますと9.6%の増となっております。
次に、54ページにお戻りください。表の右側に7割軽減、5割軽減、2割軽減のそれぞれの軽減判定所得の算定方法について記載しておりますが、この記載内容は昨年12月の定例会で改正させていただきました内容となっておりまして、この改正により、令和2年度に軽減措置を受けていた世帯の方で、生活水準が変わらなければ、引き続き令和3年度においても同様に軽減措置を受けることができていると、税務課のほうでは考えております。
続きまして、表の中ほどから右側にかけて、現行の軽減額、改正案、比較増減と表示をしております。低所得者世帯に対する軽減額につきましては、均等割と平等割の税額にそれぞれ7割、5割、2割を乗じた額で、この表の改正案に記載の金額がそれぞれ本年度の軽減額となっております。いずれの軽減額も、先ほど説明しましたとおり、医療分、支援金分及び介護分ともに増額というふうになっております。
最後に、補足といたしまして、資料にはございませんが、軽減の状況について若干説明させてもらいたいと思います。本年度の被保険者数に係る軽減者数は、税率算定時でございますが、被保険者数4,053人のうち、7割軽減対象者は846人、5割軽減対象者は714人、2割軽減対象者は560人、合計2,120人で被保険者全体の52.3%を占めております。これは昨年度が53.1%でしたので、0.8ポイント減少しております。また、被保険者世帯に係る軽減世帯数を申し上げますと、国保加入世帯数2,479世帯のうち、7割軽減は632世帯、5割軽減は400世帯、2割軽減は315世帯、合計1,347世帯で被保険者世帯全体の54.3%を占めております。これは昨年度が54.7%でございましたので、0.4ポイント減少しているということになっております。昨年度と同様に、軽減対象世帯数、軽減対象被保険者数が減少しており、その割合も減少しておりますが、このことにつきましては、国民健康保険の加入世帯数及び被保険者数の減少におきまして、軽減対象者であった者が後期高齢者医療保険に移行したことが主たる要因であるというふうに税務課のほうでは考えております。
以上で議案第106号の補足説明を終わります。
◎議長(西谷 尚) 次に、議案第107号の町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第107号 香美町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を定めることについての提案理由を説明いたします。
指定地域密着型サービス事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、香美町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する必要が生じましたので、所要の改正を行うものでございます。詳細につきましては福祉課長に説明をさせます。よろしくお願いをいたします。
◎議長(西谷 尚) 補足説明を福祉課長、穴田康成君。
◎福祉課長(穴田康成) それでは、議案第107号につきまして補足説明をいたします。このたびの改正は、厚生労働省令の指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の改正に伴いまして、当該省令の規定を定めた本町条例の読替え表の一部を改める点でございます。
議案資料57ページの説明資料をご覧ください。本条例で定めている介護保険サービスの地域密着型事業所のうち、認知症対応型共同生活介護、グループホームの事業者になりますが、においては、既存の外部評価、都道府県が指定する外部評価機関によるサービスの評価は維持した上で、自ら提供するサービスの質の評価、自己評価となりますけれども、これを地域包括支援センター等の中立公正な立場にある第三者が出席する運営推進会議に報告し、その評価を受けた上で公表する仕組みを制度的に位置づけ、当該運営推進会議と既存の外部評価による評価のいずれかから第三者による外部評価を受けたこととする仕組みへと改められたものでございます。
次に、議案資料56ページの新旧対照表条文でご説明させていただきたいと思います。今回改正をお願いするものにつきましては右の表となりまして、第4条の厚生労働省令の条文を読み替える形の表の一部につきまして、このたびの省令改正において、都道府県が指定する外部評価機関による評価と運営推進会議による評価のいずれかから事業者が評価方法を選択できるよう改正するものでございます。町内には、認知症対応型共同生活介護、グループホームの事業者は5つございます。全ての事業者がこれに該当いたします。なお、改正条例の施行期日につきましては、附則で公布の日からとしております。
以上で議案第107号の補足説明を終わります。ご決定を賜りますようよろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) 次に、議案第108号の町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第108号 香美町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例を定めることについての提案理由を説明いたします。
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部改正に伴い、香美町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する必要が生じたので、所要の改正を行うものでございます。詳細につきましては福祉課長に説明をさせます。よろしくお願いをいたします。
◎議長(西谷 尚) 補足説明を福祉課長、穴田康成君。
◎福祉課長(穴田康成) それでは、議案第108号につきまして補足説明をいたします。先ほど議案第107号は、要介護と認定された方が利用される地域密着型サービス事業所についての条例でございます。議案第108号は、要支援と認定された方が利用される地域密着型介護予防サービス事業所について条例改正となります。議案資料は、先ほど議案第107号と同じ資料となりますが、57ページの説明資料をご覧ください。改正内容といたしましては、先ほどと同じでございまして、運営推進会議と既存の外部評価による評価のいずれかから、第三者による外部評価を受けることとする仕組みへと改められたものでございます。本条例改正の対象となる介護予防サービス事業所は、説明資料の介護予防サービス事業所の認知症対応型共同生活介護、グループホームの事業者となります。
次に、58ページの新旧対照条文でご説明させていただきたいと思います。第3条の厚生労働省令を読み替える表の一部につきまして、都道府県が指定する外部評価機関による評価と運営推進会議による評価のいずれかから事業者が評価方法を選定できる、そういうものを改正しようとするものでございます。町内では、認知症対応型共同生活介護、グループホームの事業者は5つございます。先ほどと同様、全ての事業所が該当いたします。なお、改正条例の施行期日につきましては、附則で公布の日からとしております。
以上で議案第108号の補足説明を終わります。ご決定賜りますようよろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) 次に、議案第109号の町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第109号 香美町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることについての提案理由を説明いたします。
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、香美町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する必要が生じましたので、所要の改正を行うものでございます。詳細につきましてはこども教育課長に説明をさせます。よろしくお願いをいたします。
◎議長(西谷 尚) 補足説明をこども教育課長、丹後谷智君。
◎こども教育課長(丹後谷智) それでは、議案書39ページをご覧ください。議案第109号 香美町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることについての説明をいたします。今回改正を行おうとする香美町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例につきましては、令和3年3月22日に厚生労働省令の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準が一部改正されたことに伴い、本町の条例を改正するものでございます。
議案資料59ページの新旧対照表をご覧ください。まず、第6条関係をご説明いたします。第1項において、「。第3号」を「。以下この条」に改め、第1項第3号中の「この号」の次に「及び第4項第1号」を加えております。また、同じ第6条第5項では、「、次」を「次」に改め、「行う者」を「行う施設」に改めております。これら第6条関係の改正は、内容の改正を変更するものではなく、用語や誤字の整理を行うものであります。
次に、第49条関係では、現行の第49条の前に「電磁的記録」に関する1条を加えて、これを第6章中の第49条とし、委任について定めた現行の第49条を第50条に繰り下げております。新たに第49条の電磁的記録に関する規定の内容については、家庭的保育事業等及びその職員が、この条例の規定において書面で行うことが規定されているもの、または想定されるものについては、書面に代えて、電磁的記録により行うことができるとするものです。要は、これまで紙ベースで事務手続してきたものが電子ベースでも可能になるという改正であり、国の省令の改正に合わせて町の条例も改正するものでございます。
なお、本町では本事業の実施はありません。加えて、この改正条例の施行日は公布の日とします。ただし、第49条の電磁的記録に関する規定につきましては、国の省令の施行日と同じ令和3年7月1日としております。また、この改正案につきましては、5月の定例教育委員会で承認を得ております。
以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) 次に、議案第110号の町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第110号 香美町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることについての提案理由を説明いたします。
特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部改正に伴い、香美町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する必要が生じましたので、所要の改正を行うものでございます。詳細につきましてはこども教育課長に説明をさせます。よろしくお願いをいたします。
◎議長(西谷 尚) 補足説明をこども教育課長、丹後谷智君。
◎こども教育課長(丹後谷智) 議案書41ページをご覧ください。議案第110号 香美町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定に関する意見についての説明をいたします。
今回改正を行おうとする香美町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例につきましては、令和3年3月23日に、内閣府令の特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準が改正されたことに伴い、本町の条例を改正するものです。
議案資料61ページの新旧対照表をご覧ください。第42条第4項第1号中に、児童福祉法第24条第4項の次に、括弧書きで、(同法附則第73条第1項の規定により読み替えて適用する場合を含む。)を加えております。また、第5項では、「、次」を「次」に改め、「行う者」を「行う施設」に改めております。これら第42条関係の改正は規定内容を変更するものではなく、用語や字句を整理するものであります。
なお、本町では本事業は実施しておりません。この改正条例につきましては、施行日を公布日としております。これも先ほどの条例案と同じ、5月の定例教育委員会で承認を得ております。
以上で補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) これをもって、議案第99号から議案第110号までの12議案の提案理由の説明を終わります。
なお、この12議案については、6月21日に議案ごとに審議いたします。
ここで暫時休憩をいたします。再開は13時といたします。
午前11時59分 休憩
午後12時57分 再開
◎議長(西谷 尚) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。
──────────────────────────────
日程第23 議案第111号 令和3年度香美町一般会計補正予算(第3号)
日程第24 議案第112号 令和3年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2
号)
日程第25 議案第113号 令和3年度香美町公立香住病院事業企業会計補正予算(第1
号)
日程第26 議案第114号 令和3年度香美町
水道事業企業会計補正予算(第2号)
◎議長(西谷 尚) 日程第23 議案第111号 令和3年度香美町一般会計補正予算(第3号)から、日程第26 議案第114号 令和3年度香美町
水道事業企業会計補正予算(第2号)までの4議案は、
香美町議会会議規則第37条の規定により一括議題といたします。
議案の朗読は省略します。
議案第111号から議案第114号までの4議案を一括して、町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第111号 令和3年度香美町一般会計補正予算(第3号)から、議案第114号 令和3年度香美町
水道事業企業会計補正予算(第2号)までの4議案につきまして、一括して提案理由を説明いたします。
予算の執行に当たり各会計に補正の必要が生じましたので、提案するものでございます。なお、各会計の詳細につきましては各担当課長に説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。
◎議長(西谷 尚) 初めに、議案第111号について財政課長、森垣文裕君。
◎財政課長(森垣文裕) それでは、議案第111号 令和3年度香美町一般会計補正予算(第3号)の補足説明をいたします。
議案書42ページをお開きください。このたびの補正予算は、
新型コロナウイルス感染症対策として、ワクチン接種の予約体制の維持、町民生活及び事業者等への支援に係る経費と、当初予算編成後の状況変化に対応しつつ、早急に予算措置が必要な事業を計上するものでございます。まず第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,174万8,000円を追加し150億1,316万3,000円としております。
第2条では債務負担行為の補正を、また、第3条では地方債の補正を行うものでございます。それぞれの内容について説明いたしますので、46ページをご覧ください。第2表、債務負担行為補正です。追加の事項としまして3件ございますが、令和3年度美しい村づくり資金利子補給金及び令和3年度豊かな海づくり資金利子補給金の2件につきましては、期間はいずれも令和4年度から令和10年度、限度額はそれぞれ94万円、92万5,000円を設定するものです。令和2年度に引き続き、
新型コロナウイルス感染症により経営に影響を受けた農業者、水産加工業者等に対し県が行う利子補給制度などに合わせ、町も利子補給の期間を7年間とするため、次年度以降想定される所要額について債務負担を設定するものです。
次に、令和3年度
新型コロナウイルス感染症経済支援融資緊急利子補給金につきましては、期間を令和4年度から令和8年度、限度額は183万5,000円を設定するものです。令和2年度に引き続き、
新型コロナウイルス感染症により影響を受ける中小企業を支援するため、県等が実施する感染症対策資金融資を利用した事業者に対して町が行う利子補給の期間を5年間とするため、次年度以降想定される所要額について債務負担行為を設定するものです。
次に、47ページをご覧ください。第3表、地方債補正です。起債の目的欄に記載しております吉滝周辺地域整備事業に係る限度額につきまして、補正前の580万円に120万円を加え、補正後の金額を700万円に変更しようとするものです。当該事業の実施に当たり充当を予定しておりました県補助金、自然環境整備交付金が118万1,000円の減額となることから、必要となる財源を地方債に求めるものでございます。
それでは、資料により項目ごとに説明をさせていただきますので、議案資料1をご覧ください。歳出から説明をいたします。
最初に、
新型コロナウイルス感染症対策関連経費について説明させていただきますので、議案資料1の16ページをご覧ください。まず、項目2の
新型コロナウイルス感染症対策関連予算規模につきましては2,578万7,000円で、財源内訳は、特定財源として、国庫支出金は1,179万6,000円の追加、県支出金は130万円の減、一般財源は1,529万1,000円となっています。項目3の歳出予算の事業概要につきましては、16ページから17ページにかけまして追加事業と財源調整について記載しています。追加事業のうち、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業及び中小事業者月次支援金につきましては、18ページ及び19ページに事業別予算概要書を添付しております。項目5の令和3年度香美町一般会計のこれまでの対応経費を含めた累計額は、債務負担行為を除き3億3,425万4,000円となっているところでございます。
それでは、その他の歳出の事業の内容につきまして概要を説明させていただきます。議案資料1の6ページをご覧ください。まず、款2総務費、項1総務管理費、目6財産管理費でございますが、一般経常費で86万5,000円の追加としてございます。当初予算におきまして教育費に計上していました旧味取体育館に係る予算を、教育費から総務費に組み替えるものとして53万5,000円と、樹木伐採委託料33万円を追加するものでございます。旧味取体育館につきましては、令和3年度より普通財産として管理しているものであり、款2総務費の財産管理費で経理することが適当であることから、今回予算の組替えをお願いするものでございます。また、樹木伐採委託料につきましては、5月17日に開催された臨時会で報告いたしました、昨年の雪害により住家に影響を及ぼした件を受けまして、他の樹木について点検を行った結果、伐採等の対応をする必要があることから所要の予算措置を行うものでございます。
目7企画費、一般経常費のコミュニティ助成事業交付金250万円は、地域コミュニティの活性化を図るため、一般財団法人自治総合センターの助成事業を活用し、香住区長井区が実施しますみこし等修繕事業に対する助成を行うものでございます。
目8自治振興費、地域振興対策費の区集会所改修補助金76万4,000円の追加は、当初予算編成後に新たに要望のあった区等集会所の改修に係る経費に対しまして早急に対応する必要があると考え、今回の補正により助成を行いたいと考えるものでございます。
小規模集落対策費では、地域再生大作戦の実施に係る経費として当初予算で計上しました集落点検委託料80万円を減額しまして、新たに住民アンケート調査、アンケート集計分析、集落対策検討会、アドバイザー招聘などに要する経費として192万円を追加するものです。
款3民生費、項1社会福祉費、目1
社会福祉総務費では、国保特別会計事業勘定繰出金119万9,000円を増額するものです。後ほど、国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)としまして、国民健康保険税の税率改定に係る補正予算を提案させていただく予定ですが、その補正予算におきまして保険基盤安定繰入金が必要となることから所要の予算額を計上しています。
7ページをお開きください。款6
農林水産業費、項1農業費、目3農業振興費、一般経常費の農業振興対策事業費補助金54万1,000円の追加ですが、令和2年12月以降の大雪の影響による農産物生産施設の甚大な損壊が発生した施設の復旧に係る経費の一部を助成するものです。
なお、財源内訳の県支出金36万円は、雪害被災農業者向け生産施設等復旧支援事業費補助金で実施事業費の9分の4が措置されるもので、町は9分の2を負担するものでございます。
項3水産業費、目4漁港建設費、町営漁港整備事業費の工事請負費100万円の追加は、相谷漁港におきまして、令和3年3月に発生しましたしけの影響で堆積しました土砂の浚渫に対応するものでございます。
8ページをご覧ください。款7商工費、項1商工費、目4観光費では、財源内訳の補正を行うものであります。吉滝周辺地域整備事業に係る県補助金、自然環境整備交付金が118万1,000円の減額となりますことから、必要となる財源として地方債120万円に組替えを行い、一般財源について1万9,000円の減とする調整を行うものであります。
款8土木費、項2道路橋梁費、目2道路維持費、一般経常費の工事請負費230万円の追加は、令和2年度の雪害による町道内の倒木処理に係る経費を計上するものでございます。
項3河川費、目1河川総務費、一般経常費の工事請負費170万円の追加は、道路維持費と同様に、令和2年度の雪害による河川内の倒木処理に係る経費を計上するものでございます。
款9消防費、項1消防費、目2非常備消防費、消防団運営費の消防団員福祉共済見舞金200万円の追加は、香美町消防団所属の団員2名の死亡に伴い、消防団員福祉共済から遺族援護金が給付されるものであり、町の歳入予算で受入れを行い、給付をしようとするものでございます。
目4災害対策費、自主防災組織育成事業費のコミュニティ助成事業交付金80万円は、一般財団法人自治総合センターの助成事業を活用し、香住区米地区が実施します可搬ポンプほか、防災資機材の整備に対する助成を行うものでございます。
款10教育費、項2小学校費、目1学校管理費、一般経常費の医師委託料43万1,000円の追加は、
新型コロナウイルス感染症に関する
緊急事態宣言等の影響から、令和2年度中に実施できなかった4つの小学校の2年生、4年生、6年生に係る耳鼻咽喉科検診の実施に係る委託料を本年度実施するとして計上するものでございます。
目2教育振興費、スクール・サポート・スタッフ配置事業費では111万4,000円の追加としておりますが、令和2年度に県が雇用する形式により廃止しておりましたスクール・サポート・スタッフ1名について、令和3年度より町が直接雇用する方式によることとなったことを受けまして、パートタイム会計年度任用職員に係る報酬等について所要額を計上するものでございます。財源としましては、県補助金としてスクール・サポート・スタッフ配置事業補助金101万3,000円が措置されます。
9ページをお開きください。項3中学校費、目1学校管理費、一般経常費の医師委託料3万1,000円の追加は、先ほど小学校費でも申し上げましたところですが、
新型コロナウイルス感染症に関する
緊急事態宣言等の影響から、令和2年度中に実施できなかった2つの中学校の2年生に係る耳鼻咽喉科検診の実施に係る委託料を本年度実施するものとして計上するものでございます。
目2教育振興費、オリンピック・パラリンピック・ムーブメント展開事業費では、県委託事業として実施します講演会開催などに係る経費としまして13万1,000円を追加するものです。この事業につきましては、県内で12校程度の指定がなされるんですけれども、県の教育事務所管内ごとに2校の指定と聞いておりまして、但馬管内では、そのうち村岡中学校で実施が予定されているものです。生徒のスポーツに親しむ態度の涵養や国際理解の促進のため、兵庫県ゆかりのオリンピック・パラリンピック選手等の技術や経験にふれる機会を設けることを目的としているものでございます。財源としましては、県委託金、オリンピック・パラリンピック・ムーブメント展開事業委託金13万円が措置されます。
項6保健体育費、目2体育施設費、
体育施設管理運営費では53万5,000円の減額としております。これは款2総務費のところで説明しましたとおり、令和3年度より普通財産として管理しております旧味取体育館の管理に係る経費分について、教育費から総務費に組替えをお願いするものでございます。
目4学校給食費では、財源内訳の補正を行うものです。香美町ふるさと給食に係る経費に対しまして、国庫補助金として教育支援体制整備事業費補助金91万9,000円が措置されることになりましたので、91万9,000円を一般財源から減額とするものでございます。
次に、10ページから12ページにかけましては、給与費明細書を添付しております。11ページをお開きください。項目アとしまして、会計年度任用職員以外の職の者に係る補正としまして、給与費のうち職員手当12万円の増となっておりまして、内訳としましては、時間外勤務手当で12万円の増となるものです。
新型コロナウイルス感染症対策として実施します子育て世帯生活支援特別給付金給付事業において、時間外勤務が見込まれることから所要額を計上しているものでございます。
12ページをご覧ください。会計年度任用職員に係る補正としまして、パートタイム会計年度任用職員1名の増、給与費のうち報酬95万7,000円の増、職員手当13万1,000円の増となっておりまして、職員手当の内訳としましては、期末手当で13万1,000円の増となるものです。スクール・サポート・スタッフ配置事業に係るパートタイム会計年度任用職員に係る報酬などについて所要額を計上しているものでございます。
10ページに戻りまして、こちらは総括としまして11ページと12ページの合計を記載しているものでございます。
続いて、4ページにお戻りいただきまして、歳入の説明をいたします。歳入につきましては、歳出の説明におきましても、特定財源がある場合はその財源を説明させていただきましたので、それぞれの説明は省略させていただきたいと思いますが、歳出で説明のなかった歳入について補足いたします。
5ページをご覧ください。款20繰入金、項1基金繰入金、目1財政調整基金繰入金で財政調整基金繰入金2,269万9,000円を追加しております。これは、歳出予算の補正により不足する財源全額を財政調整基金からの繰入金に求めるものでございます。
以上で議案第111号の補足説明を終わります。
◎議長(西谷 尚) 次に、議案第112号について健康課長、中村彰作君。
◎健康課長(中村彰作) それでは、議案第112号 令和3年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)の補足説明をさせていただきます。議案書につきましては、48ページから53ページに補正の内容を記載しております。
このたびは、国保の事業勘定と小代診療施設勘定の補正でございます。事業勘定の補正の主な内容につきましては、税率改正に伴う国民健康保険税の補正、一般会計からの繰入金の補正、基金繰入金の補正でございます。小代診療施設勘定につきましては、医療機器の購入に係る補正でございます。
それでは、議案資料1のほうで説明させていただきたいと思いますので、議案資料の23ページをお開きください。まず、歳入についてご説明いたします。款1国民健康保険税、項1国民健康保険税、目1一般被保険者国民健康保険税282万4,000円の減額につきましては、追加する基金繰入金を踏まえて、令和2年所得等に基づく国保税率算定により、医療給付費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分の現年課税分を補正するものでございます。なお、1世帯当たり、1人当たりの平均額につきましては、議案第106号におきまして税務課長のほうでご説明させていただいておりますので、省略させていただきます。
次に、款5繰入金、項1他会計繰入金、目1一般会計繰入金の保険基盤安定繰入金、保険税軽減分119万9,000円は、今回の税率算定に伴い増額を行うものでございます。これは一般被保険者に係る低所得者の均等割及び平等割の応益の部分につきまして、所得に応じて7割、5割、2割の軽減を行うもので、この軽減相当分を一般会計より繰入れするものでございます。なお、この繰入金の財源につきましては、県が4分の3、町が4分の1となっております。
次に、項2基金繰入金の国民健康保険事業基金繰入金200万円につきましては、当初予算におきまして、国民健康保険税負担軽減のための基金繰入金を1,000万円としていましたが、令和2年の決算見込み状況による基金の保有残高の見込みなどを勘案しながら、被保険者の負担などを考慮し200万円を増額するものでございます。本年5月18日に開催いたしました国民健康保険運営協議会におきまして、税率改正について諮問し、審議していただきました。協議会から、今後の基金の運用を見据え、保有残高等を勘案しつつ、今年度につきましても、引き続き基金からの繰入れを行い、税率改正に伴う被保険者の負担増を緩和するとの答申を頂き、基金繰入額200万円を追加補正するものでございます。
続きまして、24ページをお開きください。歳出についてご説明いたします。款8予備費の37万5,000円の増額につきましては、歳入歳出の財源調整を行うものでございます。
続きまして、小代診療施設勘定についてご説明いたします。28ページをお開きください。まず、歳出についてでございます。款2医業費、項1医業費、目1医療用機械器具費460万円は、小代診療所に超音波画像診断装置を購入するものでございます。これまで小代診療所で使用してきておりました超音波画像診断装置は、昨年度で安全に使用できる耐用年数を過ぎていたため、保守管理のできない状態となっておりました。このたび4月1日より新しく着任された医師の要望もあり、このたび新規に購入するといたしたものでございます。
27ページにお戻りください。歳入についてですが、款8町債、項1町債、目1衛生費460万円は、小代診療所の機器購入費に過疎対策事業債を充当しているものでございます。
以上、簡単ではございますが補足説明を終わらせていただきます。
◎議長(西谷 尚) 次に、議案第113号について病院事務局長、邊見昌平君。
◎病院事務局長(邊見昌平) それでは、議案第113号 令和3年度香美町公立香住病院事業企業会計補正予算(第1号)について補足説明をさせていただきます。
議案書の54ページをご覧ください。第1条は、令和3年度香美町公立香住病院事業企業会計の補正予算(第1号)は次に定めるところによるとしております。第2条は業務の予定量の補正で、第5号、主な
建設改良事業の医療機器購入費の既決予定量に5,176万6,000円を追加するものとしております。第3条は資本的収入及び支出の予定額を補正するもので、資本的収入では5,170万円の追加を予定し、資本的支出では5,176万6,000円の追加を予定し、資本的収入が資本的支出に対し不足する額が6万6,000円増となりますが、この不足額につきましては、既決同様に当年度分損益勘定留保資金で補填するものとしております。
55ページをご覧ください。第4条は企業債の補正で、病院事業債の既決限度額に5,170万円を追加し、その限度額を1億3,600万円にするものとしております。
それでは、議案資料によりまして説明しますので、議案資料(1)の46ページをご覧ください。最初に、資本的収入及び支出の補正について説明をいたします。支出のほうですが、1款資本的支出、1項建設改良費、2目医療機械購入費5,176万6,000円の追加につきましては、本年10月に公立香住病院院長として着任の上田通雅先生が専門とされております消化器科において、可能な限り香住病院で治療を完結したいという上田先生の意向を踏まえまして、ビデオスコープ、高周波手術装置、内視鏡洗浄器、超音波画像診断装置、超音波内視鏡レポートシステム等の購入費を計上するものでございます。これらを整備することによりまして、検診結果からの精密検査、早期のがん発見など、可能な限り必要な検査、処置を香住病院で行うことにより、患者さん及び後方病院の負担軽減、そして病院の経営改善につながるものと考えております。なお、財源には、1款資本的収入、1項企業債5,170万円を予定しております。
そのほか予算に関する説明としまして、31ページには実施計画書補正、32ページに予定キャッシュ・フロー計算書の補正を、33ページから44ページにかけましては予定貸借対照表補正を、そして、45ページに注記の補正をそれぞれ載せておりますので、ご清覧ください。
なお、これら予算に関する説明書のうち、予定キャッシュ・フロー計算書補正、そして予定貸借対照表補正、注記の補正につきましては、このたびの補正におきまして、令和2年度決算額に基づく数値の修正も併せて行っております。
以上で議案第113号の補足説明を終わります。
◎議長(西谷 尚) 次に、議案第114号について上下水道課長、亀村孝君。
◎上下水道課長(亀村 孝) 議案第114号の補足説明を行います。このたびの補正は、令和2年度決算確定に伴う調整と、
建設改良事業に係る財源の組替えなどについて補正を行うものです。
議案書56ページをお願いいたします。第1条は、令和3年度香美町
水道事業企業会計の補正予算(第2号)は、次に定めるところによるとしております。第2条は業務の予定量の補正で、第3号、主な
建設改良事業、配水設備費を1,300万円増額し1億7,970万5,000円としております。第3条は収益的収入及び支出の補正として、収入の第1款水道事業収益を593万8,000円増額し5億1,054万5,000円とし、支出の第1款水道事業費用を1,675万7,000円減額し6億2,481万3,000円としております。第4条は資本的収入及び支出の補正として、収入の第1款資本的収入を1,300万円増額し3億1,911万9,000円とし、支出の第1款資本的支出を同額の1,300万円増額し4億7,816万8,000円としております。
57ページをお願いいたします。第5条は、企業債の補正として限度額を2,300万円増額し1億8,790万円としております。
それでは、内容につきまして説明をさせていただきますので、議案資料1の57ページをお願いいたします。収益的収入及び支出については、収入の款1水道事業収益、項2営業外収益の4目長期前受金戻入を306万2,000円減額及び支出の款1水道事業費用、項1営業費用の目5減価償却費1,498万4,000円の減額と、目6資産減耗費122万7,000円の増額は、令和2年度の決算確定に伴い調整したもので、令和2年度の
建設改良事業の一部を繰り越したことによるものでございます。収入の項2営業外収益、目6消費税及び地方消費税還付金の900万円の増額及び支出の項2営業外費用、目3消費税及び地方消費税300万円の減額は、令和2年度の
建設改良事業の一部繰越しに伴い、令和3年度の消費税及び地方消費税が納付から還付となる見込みであることから補正を行うものでございます。
58ページ、資本的収入及び支出について、まず、支出の款1資本的支出、項1建設改良費、目2配水設備費の工事請負費1,300万円の増額は、村岡区高井地区内の信号機の設置がされております国道9号交差点におきまして、以前、水道送水管の漏水があり、現在は仮設管を設置しているところですが、本復旧工事に当たり、管理者との協議がおおむね整う見込みとなったことから、今回補正を行い、工事を実施するというものでございます。
収入の款1資本的収入、項1企業債、目1企業債の2,300万円の増額と、項3県補助金、目1県補助金の1,000万円の減額につきましては、令和3年度の地方公営企業繰出金通知におきまして、旧簡易水道施設に対する地方単独事業として発行する企業債について、元利償還金の2分の1相当額の繰出基準が追加されたことに伴い、本年度予定しております補助事業の中で地方単独事業に切り替えることにより、償還財源確保の観点から有利となる事業につきまして予算の組替えを行うものと、先ほどの追加工事の財源補正を併せて行うものでございます。
少し戻っていただきまして、50ページには予定キャッシュ・フロー計算書補正、51ページから55ページには予定貸借対照表補正、56ページに注記の補正について、令和2年度の決算確定及びこのたびの補正に係る数値を整理し掲載をしております。
以上で補足説明を終わります。よろしくお願いします。
◎議長(西谷 尚) これをもって、議案第111号から議案第114号までの4議案の提案理由の説明を終わります。
なお、この4議案についても、6月21日に案件ごとに審議いたします。
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日程第27 議案第115号 令和2年度香美町公立香住病院事業企業会計歳入歳出決算の
認定について
日程第28 議案第116号 令和2年度香美町
水道事業企業会計歳入歳出決算の認定につ
いて
日程第29 議案第117号 令和2年度香美町下
水道事業企業会計歳入歳出決算の認定に
ついて
◎議長(西谷 尚) 日程第27 議案第115号 令和2年度香美町公立香住病院事業企業会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第29 議案第117号 令和2年度香美町下
水道事業企業会計歳入歳出決算の認定についてまでの3議案は、
香美町議会会議規則第37条の規定により一括議題といたします。
議案の朗読は省略します。
初めに、議案第115号 令和2年度香美町公立香住病院事業企業会計歳入歳出決算の認定について、町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第115号 令和2年度香美町公立香住病院事業企業会計歳入歳出決算の認定についての提案理由を説明いたします。
令和2年度の香美町公立香住病院事業企業会計歳入歳出決算が確定したことに伴いまして、認定を求めるものでございます。詳細につきましては病院事務局長に説明をさせます。よろしくお願いをいたします。
◎議長(西谷 尚) 補足説明を病院事務局長、邊見昌平君。
◎病院事務局長(邊見昌平) それでは、議案第115号 令和2年度香美町公立香住病院事業企業会計歳入歳出決算の認定についての補足説明をさせていただきます。
初めに、事業概要につきまして説明をさせていただきますので、別冊となっております決算書の病院事業の25ページをご覧ください。令和2年度は、常勤医師4人と嘱託医師2人の計6人体制で業務を始めました。常勤医師、嘱託医師が不在となっている小児科につきましては、3人の支援医師により週5回の外来診療を行いました。また、婦人科につきましては、引き続き鳥取大学からの支援医師により月1回の外来診療を行いました。そのほか、総合診療科に3人、耳鼻咽喉科に月2回から3回の支援医師による外来支援を得るなど、外来診療機能の維持確保と常勤医師、嘱託医師の負担軽減を図ってまいりました。
病棟は、引き続き、地域包括ケア病床12床を含む50床で運用いたしました。患者数は、入院は増加いたしましたが、外来は減少し、医業収益は前年度に比べ、また、一般会計繰入金など医業外収益も減となり、病院事業は7,188万円の純損失となりました。また、病院の附帯事業につきましては、訪問看護ステーションはなみずきは134万円余りの純利益、居宅介護支援事業所もくれんは37万円の純利益となりましたが、介護老人保健施設ゆうすげは2,288万円余りの純損失となりました。附帯事業トータルでは2,117万円余りの純損失となっております。
続きまして、利用者数について説明をさせていただきますので、病院の36ページをご覧ください。一番下の行になりますが、令和2年度の入院患者数は1万796人で、前年度に比べまして456人、率にして4.4%の増となりました。これは総合診療科で539人の増となったことなどによるものです。
続きまして、37ページの外来患者数でございますが、令和2年度は3万5,914人で、前年度に比べまして3,675人、率にして9.3%の減となりました。これは総合診療科で549人の減、耳鼻咽喉科では2,784人の減となったことなどによるものでございます。
続きまして、38ページをご覧ください。下のほうの合計欄になりますけども、介護老人保健施設ゆうすげの年間入所者数は、長期、短期合わせまして延べ1万6,024人で、前年度に比べまして647人、率にして4.2%の増となりました。平均利用率は91.5%で、前年度に比べまして4ポイント増となっております。
続きまして、39ページの通所リハビリ等でございますが、年間延べ利用者数は1,307人で、前年度に比べまして317人、率にして19.5%の減となりました。年間を通じての平均利用率は53.8%で、前年度に比べまして13.9ポイントの減となっております。
続きまして、40ページをご覧ください。訪問看護ステーションはなみずきの利用者数は年間延べ3,266人で、前年度に比べまして808人、率にして32.9%の増となりました。1日当たりの利用人数は13.3人で、前年度の10人から3.3人の増となっております。
41ページの居宅介護支援事業所もくれんの利用者数は年間延べ630人で、前年度に比べまして38人、率にして6.4%の増となっております。
続きまして、損益の状況につきまして説明をいたしますので、議案資料(1)の59ページをお開きください。令和元年度との比較損益計算書をお示ししております。まず、医(事)業損益でございますが、医(事)業収益の総額は9億7,516万6,674円で、前年度に比べまして約31万円の増となっております。これは病院事業におきまして外来収益が3億5,807万5,455円で、前年度に比べまして約1,804万円の減、その他診療収益が室料差額収益の減などによりまして、対前年に比べ減となっております。一方で、入院収益は2億9,191万2,348円で、前年度に比べまして約1,231万円の増。また、附帯事業の3事業を合わせました事業収益は2億3,327万2,061円で、前年度に比べまして約687万円の増によるものでございます。これに対しまして、医(事)業費用の総額は12億2,085万4,553円で、前年度に比べまして約1,030万円の増となっております。これは薬品費等の材料費が591万円の減、委託料等の経費が904万円の減などとなりましたが、一方で、給与費が1,510万円の増となったことなどによるものでございます。
この結果、医(事)業損益は2億4,568万7,879円の赤字で、前年度に比べまして約999万円の赤字増加、収益悪化となっております。
続きまして、60ページをご覧ください。医(事)業外損益でございます。医(事)業外収益は2億818万7,188円で、前年度に比べまして約9,655万円の減となっております。このうち一般会計繰入金は1億8,891万円で、前年度に比べまして約1億695万円の減となっております。これは、資金不足解消のために赤字補填分として一般会計から繰入れしております不採算性部門運営費補助金が前年度に比べまして8,048万5,000円減となったことなどによるものでございます。これに対しまして、医(事)業外費用は3,817万2,909円で、前年度に比べまして約49万円の増となり、この結果、医(事)業外損益は1億7,001万4,279円の黒字となっておりますが、前年度に比べまして約9,704万円の黒字の減少、収益の悪化となっております。医(事)業損益に医(事)業外損益を加えました経常損益でございますが、令和2年度は7,567万3,600円の赤字で、前年度に比べまして約1億703万円の収支の悪化となっております。
続きまして、特別損益でございますが、特別利益は816万1,164円で、新型コロナ感染症緊急包括支援金補助金の受入れなどにより、前年度に比べまして約801万円の増。これに対しまして、特別損失は2,553万9,543円で、固定資産売却損及び新型コロナ感染症対応従事者慰労金などに伴いまして、前年度に比べ2,298万円の増となっております。
この結果、特別損益は1,737万8,379円の赤字で、前年度に比べまして約1,497万円の赤字の増加、収支悪化となっております。経常損益に特別損益を加えました令和2年度の当期純損益は9,305万1,979円の赤字決算となり、前年度に比べまして約1億2,200万円の収支の悪化となっております。
最後に、資本的収支の状況を説明いたしますので、再度、別冊の決算書の病院事業の59ページをご覧ください。資本的収入、1項企業債は3億4,420万円で、建設事業費に3億1,610万円、医療機器購入費に2,810万円、それぞれ充当しております。
2項出資金の一般会計繰入金は1億1,212万3,000円で、企業債償還元金に対して9,282万9,000円、建設改良費に対しまして1,929万4,000円、それぞれ充当しております。
3項固定資産売却代金は、土地売却代金としまして1,643万2,927円。4項工事負担金は、高圧受電設備等移設工事負担金として1,141万8,000円。5項補助金は、新型コロナ感染症緊急包括支援補助金としまして249万7,000円を受入れしております。これに対しまして、資本的支出は、1項建設改良費として建設事業費3億2,941万8,865円、医療機械購入費2,562万8,000円、器具備品購入費1,331万8,223円及び車両運搬具購入費184万6,684円の計3億7,021万1,772円を支出し、また、2項企業債償還金として1億5,114万1,277円を償還し、そして、3項の投資としまして医療技術者就学資金を144万円貸与し、合計で5億2,279万3,049円を支出しております。
以上で議案第115号の補足説明を終わります。
◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。
本案は、地方公営企業法第30条第2項の規定に基づく監査委員の審査が5月27日から5月31日までの実質2日間にわたり行われ、地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、町長に対して審査意見書が提出されております。
監査委員より、企業会計決算審査意見書について報告を求めます。
代表監査委員、田邊文夫君。
◎代表監査委員(田邊文夫) ただいま議題となっております令和2年度香美町公立香住病院事業企業会計に係る決算につきましては、令和3年5月21日付で町長より審査に付され、東垣監査委員と、5月27日から31日までの実質2日間にわたり審査を実施したところでございます。
審査の対象につきましては、1ページに明記しております令和2年度香美町公立香住病院事業企業会計決算の状況について実施いたしました。審査の方法につきましては、令和2年度企業会計歳入歳出決算書及び附属書類に基づき必要な関係書類の提出を求め、病院事務局長などから事項別に説明を聴取しました。審査の過程で適宜関係書類と照合し、計数審査や予算執行状況の審査を行いました。また、前年度比較等により、財政状況等の推移についても検討いたしました。
審査の結果につきましては、病院事業企業会計の歳入歳出決算及び附属書類は、関係法令の規定に準拠して調製されており、その計数は正確であり、当年度決算を適正に表示しているものと認めました。なお、概要につきましては2ページから8ページにかけて記載しておりますので、ご清覧ください。
審査においての監査委員の意見につきましては8ページに記載いたしております。審査意見といたしましては、病院事業において、今後とも常勤医師の招聘及び看護師を含む医療技術者の確保に努められ、住民の要望に応えられたいとして意見書を提出いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) 監査委員の報告は終わりました。
これより本案に対する質疑を行います。
なお、審査意見書についても質疑をお受けいたします。
この案件は総務民生常任委員会に付託いたしますので、その辺をご理解の上、質疑をお願いいたします。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第115号は総務民生常任委員会に付託し、閉会中の継続審査をお願いしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。
よって、議案第115号は総務民生常任委員会に付託し、閉会中の継続審査をお願いすることに決定いたしました。
次に、議案第116号 令和2年度香美町
水道事業企業会計歳入歳出決算の認定について、町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第116号 令和2年度香美町
水道事業企業会計歳入歳出決算の認定についての提案理由を説明いたします。
令和2年度の香美町
水道事業企業会計歳入歳出決算が確定したことに伴いまして、認定を求めるものでございます。詳細につきましては上下水道課長に説明をさせます。よろしくお願いをいたします。
◎議長(西谷 尚) 補足説明を上下水道課長、亀村孝君。
◎上下水道課長(亀村 孝) 議案第116号の補足説明を行います。
別冊の香美町企業会計歳入歳出決算書の中ほど、
水道事業企業会計決算書の、まず12ページをお願いいたします。令和2年度の経営状況につきまして事業報告書としてまとめていますので、こちらのほうからまず説明をさせていただきます。
1、概況としまして、有収水量についてですが、当年度の年間有収水量は前年度に比較し0.8%増加いたしました。昨年度は6.87%の減少でしたが、これは冬季の降雪による使用量の増加によるものと考えております。
次に、当年度の有収率は80.52%となり、前年度と比較して3.3ポイント悪化いたしました。これは漏水量の増加に伴い、有収率が下がったものと考えております。今後改善に努めてまいりたいと考えております。
13ページには、主な
建設改良事業を載せております。1)柤岡水系につきまして、水源の濁度対策及びクリプトスポリジウム等、感染対策を推進するため柤岡浄水施設整備事業に係る浄水施設整備工事を実施いたしました。なお、当該工事につきましては、年度内の完了が困難となり、令和3年度に繰り越すこととなったところでございます。2)は、御崎水系において、水源の濁度対策及びクリプトスポリジウム等、感染対策を推進するため、御崎浄水施設整備事業に係る浄水施設整備工事の実施設計業務を実施いたしました。3)は、小代水系において濁水対策等として、秋岡浄水場の急速ろ過設備及び急速攪拌機等、更新工事を実施いたしました。なお、当該工事につきましても、年度内の完了が困難となり、令和3年度に繰り越すこととなったところでございます。4)は、安定した浄水処理を行うため、令和元年度に実施した村岡区に引き続き、香住区、小代区において浄水場等における機械電気設備更新計画策定業務を実施したところでございます。5)は、森水系において老朽管に係る耐震化対策として、今子配水地から柴山第1配水池間の老朽配水管の更新工事を実施しました。なお、当該工事につきましても、年度内の完了が困難となりましたので、令和3年度に繰り越すこととなったところでございます。6)は、余部水系におきまして、老朽配水管の耐震化対策として、鎧配水地送水管の更新に係る詳細設計業務を実施いたしました。7)は、兵庫県が実施します町道別府1号線、鶴間橋の架替工事に伴いまして水道管の移設が必要となったため、新鶴間橋水道管工事負担金添架負担金を兵庫県に支払ったところでございます。8)は、センダ川及び大門川
河川改良工事に伴い水道管の移設が必要となったため、水道管の移設工事を実施いたしました。なお、当該工事につきまして、年度内の完了が困難となり、令和3年度に繰り越すこととなったところです。9)として、老朽施設対策として各種ポンプ更新、水質等計測器の更新、攪拌機更新等の工事を実施し、完成をしたところでございます。
次に、経理について収益的収支から説明をさせていただきます。まず、営業収支は、直接的な営業活動に伴う収支となるもので、営業損益は2億5,167万8,663円の損失となりました。なお、
新型コロナウイルス感染症の地域経済や家計への影響に対応するため、令和2年6月から9月までの4か月間の水道基本料金について免除を実施し、その額は2,480万8,050円でございました。
14ページ、直接的な経費以外の収支を表す営業外収支では、営業外損益として1億668万7,127円の利益となりました。なお、さきの水道基本料金の減免に伴う減収分について、一般会計繰入金として受け入れたところでございます。特別損益におきましては、7万9,484円の損失となりました。以上によりまして、純損益では1億4,507万1,020円の損失となりました。この結果、前年度繰越欠損金に当年度純損益を加えました9億8,460万7,528円が当年度未処理欠損金となり、次年度に繰り越すこととなったところです。
次に、資本的収支の状況についてです。収入合計額から支出合計額を差し引きました1億9,402万4,092円が不足することとなり、この不足額につきましては、当年度分消費税等に係る調整額と過年度分損益勘定留保資金で補填をいたしました。
なお不足します2,270万円につきましては、令和2年度同意済企業債の未発行分をもちまして、令和3年度において措置をいたします。
その下から15ページにかけましての表には、当年度中の議会議決事項を載せております。5回の補正予算と新年度予算、決算の認定及び債権の放棄等について議決を頂いたところです。
16ページ下から18ページにかけましては、
建設改良事業の概況として25件の事業一覧を載せております。上半期での発注に努めましたが、主な
建設改良事業で説明させていただいたとおり、5件について繰越しとなったところでございます。
次に、18ページの中ほどには、業務量の前年度比較を載せております。年度末給水人口につきましては481人の減少となったところです。
19ページから20ページにかけましては、事業収入に関する事項、事業費用に関する事項として前年度比較を載せております。19ページの表の欄外の供給単価におきましては、水1トン当たりの単価で129円90銭となり、昨年度と比較しまして12円6銭の減となっておりますが、これは、
新型コロナウイルス感染症の経済対策として4か月間、水道基本料金を減免したことによるものでございます。また、20ページの給水原価は、水1トン当たり作るのに要しました経費で227円84銭となったところでございます。
21ページには、重要契約の要旨として契約金額1,000万円以上の工事と委託業務の概要を載せております。また、22ページには企業債明細書の一覧を載せております。本年度借入額は8,770万円で、本年度償還額の合計が2億951万6,312円であり、本年度末未償還残高は27億3,726万742円となりました。23ページには、他会計補助金等の使途の特定について載せております。
続きまして、1ページに戻っていただきまして、決算報告書として収益的収入に係る予算額等の比較について項ごとに税込み金額で、こちらのほうは載せております。主なものにつきまして説明をさせていただきますと、支出の第1項営業費用の不用額1,903万6,026円は、維持管理経費などが決算において不用となったものでございます。
2ページをめくっていただきまして、資本的収支に係る予算額との比較を載せております。収入の第1項企業債から第6項国庫補助金について減となっておりますが、これは支出の第1項建設改良費の翌年度への繰越し及び不用額によるもので、不用額につきましては、工事費及び委託料の精算に伴い不用となったものでございます。
3ページから4ページにかけましては、令和2年度末の損益計算書を載せております。5ページには剰余金計算書を載せております。資本金剰余金について、前年度末残高から当年度に係る変動額を整理し、最下段の数値が当該年度末残高となっております。6ページは、剰余金処分計算書を載せておりますが、いずれの科目も当年度に係る処分はありませんでした。7ページから10ページにかけましては、令和2年度末の貸借対照表を載せております。
続きまして、議案資料1の61ページをお願いいたします。比較損益計算書としまして性質別に整理し、前年度との比較を載せております。主なものについて説明をさせていただきます。給水収益は、コロナ対策として実施しました基本料金の4か月間減免によりまして2,331万2,377円の減収となったところです。その他営業収益のうち、負担金につきましては消火栓の修繕工事の増に伴う増額と、雑収益において落雷に伴う機器修繕について、加入しております水道機械設備損害補償保険から全額補償されたことにより増となったものでございます。営業費用の職員給与は495万1,666円の増となっておりますが、人事異動などによるものと時間外勤務手当の増によるものでございます。手数料の226万3,512円の減は、水質検査の入札減によるものでございます。修繕費の499万2,578円の減は、一昨年が旧事務所の屋根や緊急時の給水施設の修繕で高くなったことにより、今年度は減になったものでございます。工事請負費の152万4,000円の増は消火栓の修繕工事の増によるものでございます。資産減耗費の660万627円の減は、一昨年、旧守柄簡易水道の上水道への統合に伴い、水源施設及び配水地の除却を行い、多額であったことによるものでございます。営業外収益の補助金の2,636万8,276円の増は、コロナ対策で実施しました基本料金免除に伴う財源不足の補填として一般会計から繰入金で対応したものによるものです。これらによりまして、最下段の純損益の前年度比較では695万5,422円の改善となりました。
以上で決算認定に係る補足説明を終わります。よろしくお願いします。
◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。
監査委員より、企業会計決算審査意見書について報告を求めます。
代表監査委員、田邊文夫君。
◎代表監査委員(田邊文夫) ただいま議題となっております令和2年度香美町
水道事業企業会計に係る決算につきましては、令和3年5月21日付で町長より審査に付され、東垣監査委員と、5月27日から31日までの実質2日間にわたり審査を実施したところです。
審査の対象につきましては、1ページに明記しております令和2年度香美町
水道事業企業会計決算の状況について実施いたしました。審査の方法につきましては、令和2年度企業会計歳入歳出決算書及び附属書類に基づき必要な関係書類の提出を求め、上下水道課長などから事項別に説明を聴取しました。審査の過程では、病院事業と同じく予算執行状況の審査や財政状況等の推移についても検討いたしました。
審査の結果につきましては、
水道事業企業会計の歳入歳出決算及び附属書類は、関係法令の規定に準拠して調製されており、その計数は正確であり、当年度決算を適正に表示しているものと認めました。なお、概要は9ページから13ページに記載のとおりですので、ご清覧ください。
審査においての監査委員の意見につきましては13ページに記載いたしております。審査意見としましては、計画的な施設整備を行い、今後も清浄にして豊富低廉な水の安定供給に努められたいと意見を付して意見書を提出いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) 監査意見の報告は終わりました。
これより本案に対する質疑を行います。
なお、審査意見書についても質疑をお受けいたします。
この案件は産業建設文教常任委員会に付託をいたしますので、その辺をご理解の上、質疑をお願いいたします。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第116号は産業建設文教常任委員会に付託し、閉会中の継続審査をお願いしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。
よって、議案第116号は産業建設文教常任委員会に付託し、閉会中の継続審査をお願いすることに決定しました。
次に、議案第117号 令和2年度香美町下
水道事業企業会計歳入歳出決算の認定について、町長の提案理由の説明を求めます。
町長、浜上勇人君。
◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第117号 令和2年度香美町下
水道事業企業会計歳入歳出決算の認定についての提案理由を説明いたします。
令和2年度の香美町下
水道事業企業会計歳入歳出決算が確定したことに伴いまして、認定を求めるものでございます。詳細につきましては上下水道課長に説明をさせます。よろしくお願いをいたします。
◎議長(西谷 尚) 補足説明を上下水道課長、亀村孝君。
◎上下水道課長(亀村 孝) 議案第117号の補足説明を行います。
別冊の香美町企業会計歳入歳出決算書の後半、下
水道事業企業会計決算書の13ページをお願いいたします。令和2年度の経営状況につきまして事業報告書としてまとめております。下水道接続に係る普及状況につきましては、令和2年度末の人口ベースでの接続率は81.9%で、前年度と比較して0.8ポイント増加し、年間総処理水量に対する有収率は94.6%となりました。
次に、令和2年度の
建設改良事業について説明をさせていただきます。1)として、公共下水道事業に係る事業は、アとしまして、経年劣化等による運転能力の低下等で適正な維持管理に支障を来しているマンホールポンプ場の水中ポンプについて更新工事を実施いたしました。2)の特定環境保全公共下水道事業に係る事業としては、アとして、長井南処理区及び長井北処理区の香住処理区への統合に関し、令和元年度から繰り越しておりました測量設計業務が完了したことから、環境整備工事その1を実施いたしました。なお、当該工事は年度内の完了が困難となりましたので、令和3年度に繰り越すこととなったところです。イとしまして、道路改良工事等に伴い下水道管の移設が必要となったため、移設設計業務及び移設工事の実施、工事負担金及び添架負担金を支出したところでございます。ウとしまして、各施設において経年劣化等による運転能力低下等で適正な維持管理に支障を来している機器について更新工事を実施いたしました。なお、一部において年度内の完了が困難となりましたので、令和3年度に繰り越すこととなったところです。3)としまして、農業集落排水事業は、アとしまして、令和元年度に実施しました機能診断調査結果に基づく農業集落排水施設の機能保全等に必要な対策等を定める農業集落排水施設最適整備構想策定業務を実施いたしました。
14ページをお願いいたします。イとしまして、各施設において経年劣化等による運転能力低下等で適正な維持管理に支障を来している機器について更新工事を実施いたしました。4)の漁業集落排水事業として、アとしましては、今後の長寿命化対策を進めるため、鎧地区漁業集落排水施設機能保全計画策定業務を実施したところでございます。5)のコミュニティプラント事業として、アとしましては、センダ川
河川改良工事に伴い下水道管の移設が必要となったため、移設工事を実施いたしました。なお、当該工事につきましては、年度内の完了が困難となりましたので、令和3年度に繰り越すこととなったところです。イとしまして、各施設において経年劣化等による運転能力低下等で適正な維持管理に支障を来している機器について更新工事を実施したところでございます。
経理については、アの営業収支に係る営業損益が7億4,971万3,682円の損失となりました。イの営業外収支に係る営業外損益は10億5,652万8,236円の利益となったところです。また、ウの特別損益は42万4,844円の利益となりました。以上によりまして、当年度の純損益は3億723万9,398円の利益となったところです。この結果、前年度繰越欠損金に当年度純利益を加えました31億5,947万8,424円が当年度未処理欠損金となり、次年度へ繰り越すこととなったところです。
16ページには、資本的収支について、収入合計額から支出合計額を差し引きました7億408万8,578円が不足することとなり、不足額につきましては、当年度分消費税等の調整額と過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で補填をしたところでございます。
次に、当年度中の議会議決事項を載せております。前年度決算の認定と3回の補正予算、新年度予算等について議決を頂いたところでございます。
16ページから18ページに、
建設改良事業の概況を載せております。当年度は公共下水道事業が1件、特定環境保全公共下水道事業が10件、農業集落排水事業が7件、漁業集落排水事業が1件、コミュニティプラント事業が5件でございます。なお、主な
建設改良事業で説明をさせていただいたとおり、3件につきましては繰越しとなったところでございます。18ページ中ほどには、保存工事の概況として100万円以上の修繕工事などを載せております。
19ページには、業務量の前年度比較を載せております。当年度末の接続率では0.8ポイントの増となりましたが、年度末の接続人口では257人の減、年間有収水量では2万6,598立方メートルの増となりました。この要因は1月の大雪によるものと考えております。その下には、セグメントごとの業務量を載せております。年度末接続率では、香住処理区が68.1%、20ページの小代区の神場処理区では40.7%、村岡区の境処理区では73.3%となっており、それ以外においては80%以上の接続率となっております。
その下から22ページにかけて、事業収入に関する事項、事業費に関する事業として前年度比較を載せております。22ページには、重要契約の要旨として1,000万円以上の契約の概要を載せております。その下から23ページにかけましては、企業債及び一時借入金の概況として企業債明細書の一覧表を載せております。本年度借入額の合計は2億6,170万円、本年度償還額は10億5,357万7,294円で、本年度末未償還残高は118億4,688万1,516円となりました。一時借入金としまして、一時的な現金の不足を補うため、香美町会計管理者より合計で2億700万円を借り入れましたが、当年度中に全額返済をいたしたところでございます。24ページには、他会計補助金等の使途の特定について掲載をさせていただいております。
続きまして、1ページに戻っていただきまして、収益的収支に係る予算額との比較を税込み金額で載せております。主なものについて説明をさせていただきます。収入の第2項営業外収益では、予算額に対して3,753万959円の減となっておりますが、支出の決算額に伴い一般会計補助金を調整し減額となったものでございます。また、支出の1項営業費用の不用額3,509万8,629円は、維持管理経費などが決算において不用となったものでございます。
2ページは、資本的収支に係る予算額との比較を載せております。収入の第1項企業債が予算額に対して8,070万円の減、第3項国庫補助金が7,051万4,000円の減となっておりますが、これは支出の第1項
建設改良事業が繰越しとなったことと、工事費及び委託料の精算に伴い不用となったものがありますので、それによるものでございます。3ページから4ページには、令和2年度末における損益計算書を載せております。5ページには、剰余金計算書として、資本金剰余金について当年度に係る変動額を整理し、載せております。最下段の数値が当年度末残高となっております。6ページには剰余金処分計算書を載せておりますが、当年度に係る処分はありませんでした。7ページから10ページにかけましては、令和2年度末の貸借対照表を載せております。12ページには、セグメントごとの財務情報を載せております。
続きまして、議案資料1の62ページをお願いいたします。比較損益計算書としまして性質別に整理し、前年度との比較を載せております。比較増減に係る主なものについて説明をさせていただきます。使用料は651万5,899円の増となりました。人口は減少いたしましたが、1月の大雪に伴い有収水量が増になったもの、その原因だと考えております。
手数料66万4,000円の減は、下水道排水設備指定工事店等の登録手数料の減で、令和元年度が5年更新の集中する年であったことから、令和2年度は減少したものでございます。
営業費用の職員給与費706万8,409円の減は、職員の人事異動によるものでございます。少し下がっていただきまして、備消品費230万6,629円の増は、マンホールポンプ場の遠隔監視システムにおけるバッテリーの交換によるものでございます。修繕費807万2,194円の増は、小代南浄化センターの脱水機修繕及び大野簡易中継ポンプの修繕によるものでございます。
委託料538万2,654円の減は、不明水調査の減によるものでございます。工事請負費380万4,000円の増は、黒田大橋の下水道管移設工事の実施によるものでございます。
下がっていただいて、営業外収益の他会計補助金1億7,675万4,654円の増は、令和2年度から、将来の借入利息の負担軽減を図るため、資本費平準化債の借入額を限度額の2分の1とし、その不足分について一般会計から補助金で補うことにしたことによるものでございます。
以上のことから、最下段の純損益は3億723万9,398円の利益となり、前年度に比較しても2億1,925万6,854円の好転となりました。
以上で決算認定に係る補足説明を終わります。よろしくお願いいたします。
◎議長(西谷 尚) これをもって提案理由の説明を終わります。
監査委員より、企業会計決算審査意見書について報告を求めます。
代表監査委員、田邊文夫君。
◎代表監査委員(田邊文夫) ただいま議題となっております令和2年度香美町下
水道事業企業会計に係る決算につきましては、令和3年5月21日付で町長により審査に付され、東垣監査委員と、5月27日から31日までの実質2日間にわたり審査を実施したところです。
審査の対象につきましては、1ページに明記しております令和2年度香美町下
水道事業企業会計決算の状況について実施いたしました。審査の方法につきましては、令和2年度企業会計歳入歳出決算書及び附属書類に基づき必要な関係書類の提出を求め、上下水道課長などから事項別に説明を聴取しました。審査の過程では、水道事業と同じく予算執行状況の審査や財政状況の推移についても検討いたしました。
審査の結果につきましては、下
水道事業企業会計の歳入歳出決算及び附属書類は、関係法令の規定に準拠して調製されており、その計数は正確であり、当年度決算を適正に表示しているものと認めました。なお、概要は14ページから18ページに記載のとおりでございます。ご清覧ください。
審査においての監査委員の意見につきましては18ページに記載をいたしております。下水道接続に引き続き努力され、快適な生活環境の保全と公共用水域の水質保全を図られたいとして意見書を提出いたしました。
以上で監査委員の決算審査意見書についての報告を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いをいたします。
◎議長(西谷 尚) 監査委員の報告は終わりました。
これより本案に対する質疑を行います。
なお、審査意見書についても質疑をお受けいたします。
この案件は産業建設文教常任委員会に付託をいたしますので、その辺をご理解の上、質疑をお願いいたします。
質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第117号は産業建設文教常任委員会に付託し、閉会中の継続審査をお願いしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。
よって、議案第117号は産業建設文教常任委員会に付託し、閉会中の継続審査をお願いすることに決定いたしました。
お諮りいたします。
以上で本日の日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
◎議長(西谷 尚) 異議なしと認めます。
よって、本日はこれにて散会することに決定いたしました。
次の本会議は6月17日木曜日午前9時30分より再開いたします。
本日はご苦労さまでございました。
午後2時30分 散会
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