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令和2年第119回定例会(第5日目) 本文 開催日:2020年06月23日
令和2年第119回定例会(第5日目) 名簿 開催日:2020年06月23日

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  1. 香美町議会 2020-06-23
    令和2年第119回定例会(第5日目) 本文 開催日:2020年06月23日


    取得元: 香美町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2020年06月23日:令和2年第119回定例会(第5日目) 本文 最初のヒットへ(全 0 ヒット)                               午前9時30分 開議 ◎議長(西川誠一) おはようございます。  ただいまの出席議員は16人であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。      ──────────────────────────────  日程第1 会議録署名議員の指名 ◎議長(西川誠一) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、香美町議会会議規則第125条の規定により、議長において、谷口眞治君、徳田喜代子君を指名します。      ──────────────────────────────  日程第2 諸般の報告 ◎議長(西川誠一) 日程第2 諸般の報告を行います。  本日の議事日程及び発議書2はあらかじめ議場配付いたしておりますので、ご確認ください。      ──────────────────────────────  日程第3 議案第80号 令和2年度香美町一般会計補正予算(第5号) ◎議長(西川誠一) 日程第3 議案第80号 令和2年度香美町一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  10番、吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) おはようございます。吉川です。そうしたら、私からは2点お伺いしたいと思います。  まず、議案資料2の12ページ、予防接種の事業について。これ、確認は病院の事務局長に確認したいんですけども、恐らく他市町村でもこういったインフルエンザのワクチンの予算を組んでくるであろうという観点からお伺いしたいんですが、毎年、私はMR時代から病院とワクチン供給メーカーのバトル、結局、ワクチンを引けるかどうかというところが問題になってくるんです、必要量。この予算が各自治体で組まれると、その競争が激化して、要は国でワクチンの供給量は決まっているので、そういったところで安定的に病院内に引っ張ってこれるかどうか、卸との関係も含めてお伺いしたいなと思います。  もう1点、13ページの(2)の2)のプレミアム利用券でありますが、これ、購入者を町民に絞った理由をお伺いしたいなと思います。
     以上、2点お願いいたします。 ◎議長(西川誠一) 病院事務局長花登寿一郎君。 ◎病院事務局長花登寿一郎) ワクチンの供給が、こちらのニーズに対して満足に入ってくるかと。例年、やはりなかなか入ってきづらいというのは例年のようにあります。ですので、今秋から冬にかけてについては少し心配な面もあります、正直なところ。 ◎議長(西川誠一) 観光商工課長田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) それでは、吉川議員のご質疑にお答えいたします。  プレミアムつき利用券発券事業ですが、現在、新型コロナウイルスの感染症が危惧されている状況におきまして、町外であるとか県外など、観光客を現在のところまだ誘客しづらいという状況だと考えております。  現在の状況を踏まえまして、感染者もいない、町内、特に身近なところですので、お互い気心も知れとるところもございましょうし、安心感もあると考えております。ここをまず一番に利用していただいて、飲食店、民宿業等の皆さんの利用を促進したいと。その後、国でもありますGo Toキャンペーンであるとか、いろんな部分が出てくると思いますので、その後、またそれ以外の県外等からの誘客についても考えていきたいと考えております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) 非常に恐らくワクチンの供給、需要・供給バランス等を含めますと、かなり悩ましいところではありますが、やはりぜひ早めに、MRはそろそろ動き始めるかなと。ワクチンができるのも半年かかりますので、今から作り始めても年越しぐらいの供給になってくるという面からは、もう早めにちょっと卸にくぎを刺すようにしていただきたいなと思います。  プレミアム利用券につきましては、町外の、連れてくるというのが、これを多分立案されたときは難しいというご判断であったというところで理解させていただきました。やはり、お金というのは動けば動くほど税金がかかってまいりまして、目減りするものですので、私は外貨と呼んでいますけども、町外からお金を引っ張ってくるということが非常に重要ですし、やはり水産物ですとか農産物でしたり、そういったところの副次的な面でも効果が期待できるのは、やはり外から来られる観光客といったところもありますので、先ほど課長答弁の中でありましたけども、Go Toキャンペーンを含めて、今後同じようなことをされるのであれば、私からは対外的な面も含めてちょっと考慮していただきたいなと思います。  質問は終わります。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) まず、プレミアム商品券の考え方でございます。課長から申しましたように、このたびは香美町の政策でございますから、他市町の外部の方々にということはできません。これは、誘客とかそういうことは先ほど課長が答弁したところでございますが、このたびのプレミアム商品券の施策は、疲弊した町内事業者の利用はもとより、町民の皆さんのための政策でございますから、香美町民の利用に絞らせていただいたということでございます。今後出てまいります国のプレミアム商品券というのは、考え方の基が違いますので、外部からの観光客の皆さんにも利用していただけるようなもの、あるいは国が施策として展開するものについては全国的なレベルの話でございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) 町長に答弁いただいたので、ちょっと1つ伺いたいんですけども、やり方なんかいろいろあるわけで、やっぱりふるさと納税にも同じようなことをやられているんであれば、そこを手厚くするという方法は取れると。なので、できないということはちょっと答弁としておかしいかなと私は思うんですけども、ぜひ外から誘客することに対して、国が積極的にトラベルというところで手を打っていますので、私はただそこを述べたかっただけですので、ちょっと不毛なやり取りになるのでこれで終わらせてもらいますが、ぜひそういったところも考慮して政策を打っていただきたいなと思います。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 質問のご趣旨はよく分かります。ただ、町費を充ててプレミアムをしとりますので、対外的な、町民以外の方々が町単のプレミアム商品券の利用ができる仕組みは、やはり町民にも説明できないということでございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  森浦繁君。 ◎森浦 繁(15番) 15番、森浦です。  議案資料2の9ページ、こちらのほうに職員手当の内訳ということがあるのに、時間外勤務手当が補正前、補正後と同じなんですけども、コロナ対策で土日出勤とか、職員さん、多大な超勤をされていると思うんですけども、まず令和2年5月においての常勤職員の時間外勤務時間の最高時間を教えてください。  それと、これ、コロナによる時間外によって、補正前と補正後が同じというふうなことでいいのかどうかということを質問します。 ◎議長(西川誠一) 総務課長、岡昭三君。 ◎総務課長(岡 昭三) ただいまのご質問についてお答えをしたいと思います。  報酬の150万については、ALTの関係の会計年度任用職員に係るものでございます。  時間外に関しましては、このたびの新型コロナに関してのものは、このたび計上をいたしておりません。  時間外の関係でございますけれども、5月でいきますと、時間外の時間数で申し上げますと、最高としては71時間ということになっております。金額については控えさせていただきたいと思います。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 森浦繁君。 ◎森浦 繁(15番) 時間外手当につきましても、時間外が未支給ということにならないようによろしくお願いします。私の質問は終わります。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  小谷康仁君。 ◎小谷康仁(4番) 小谷です。何点か伺わせていただきます。  まず、議案資料の11ページのところなんですけども、感染防止対策の取組の中で血圧計と消毒液があります。血圧計を配布する意味を教えていただきたいのと、消毒液となっておりますが、この消毒液というのは何なのかお伺いをいたします。  それと、12ページの予防接種のところなんですけれども、ツベルクリン反応をする予定はございますでしょうか。  それと、6のところの一番下のところになりますが、熱中症予防タブレットとありますが、これは何なのでしょうか。もし、何かエビデンスとかがありましたらお伺いをいたします。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 総務課長、岡昭三君。 ◎総務課長(岡 昭三) 小谷議員からご質問の中の、私のほうからは、区の集会所感染防止対策事業の関係についてご説明を申し上げたいと思います。  11ページの資料にございますとおり、区の集会所での集会等、あるいは屋外も含めた自治会活動時に、健康チェックと、それから感染予防に資する資機材ということで、例えば総事の際に体温を測ったりということも想定をしておりますし、今、町内では半数以上の地区で元気体操サークル等が行われておりますし、また、老人会でのいろんな会合等もございますので、そういったときに集まった際にご活用いただけるように、この体温計、血圧計というものは予定をしているところでございます。  また、消毒液につきましては通常のアルコール消毒液ということで、これについては、本来、各自治会のほうでご用意してしていただくべきものだということでは捉えておるんですけれども、このたびについてはなかなか、まだまだ入手が難しいということで、今回に限り、配布をさせていただく予定にいたしております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 健康課長沼田朋子君。 ◎健康課長沼田朋子) 失礼します。ツベルクリンの検査を予定していないかというご質疑ですね。それについては予定はしておりません。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 教育総務課長清水幸信君。 ◎教育総務課長清水幸信) 熱中症予防タブレットですけれども、塩分やミネラルを含んだあめ。食感としてはあめではなくて、ラムネに近いような、そういったものを想定しております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  教育総務課長清水幸信君。 ◎教育総務課長清水幸信) 購入を予定しておりますのは、もう市販でされているもので、そういった医療的な効果とかが確認されているようなものまでは想定しておりません。 ◎議長(西川誠一) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(4番) じゃ、ツ反の部分はよろしいとしまして、血圧計と消毒液についてもう一度お伺いをいたします。血圧計は、じゃ、誰が測っていくのかという問題が出てくると思います。普通、熱があるかどうかというのは誰しも分かると思うんですけども、血圧計というのはある程度知識がないと使えない。使えないものを配布しても何の意味がないということを、1つ、もう一度お伺いしたいということと、アルコール、総務省からも出ているんですけども、危険性が高いと。発火の危険があるので、取扱いを注意しなさいというのが出ております。それに対する物は、これは大丈夫なのかどうかということをお伺いいたします。  あと、それとただのあめ。ただのあめで熱中症予防対策ができるわけではございませんので、これはどのように捉えられているかということを、もう一度、再度伺います。 ◎議長(西川誠一) 総務課長、岡昭三君。 ◎総務課長(岡 昭三) 2回目のご質問に対してでございます。  まず、血圧計でございます。現在、家庭用のものもかなり普及をしてきておりまして、今回予定しておりますのはそう高価なものではないものです。そういった中では、ご使用方法もそう難しくはないのかなとは思っておりますけれども、確かにそういう使い方の指導、こういったことも、先ほど申し上げました元気体操サークル等については、職員が出向いて指導を行っておりますし、そういった活動がない地域においても、何らかの形で取扱い等、分かりやすく説明できるようにしたいと思っております。  それから、消毒液の関係、確かに先日来、特に高温時での発火等の危険性ということもうたわれておりますので、これも配布する際にはそういった注意事項を区長さんのほうにお届けをして、取扱いには留意いただくようにしていきたいと思っております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 教育総務課長清水幸信君。 ◎教育総務課長清水幸信) タブレットにつきましては、今、建設現場等に卸しているようなものを調達するように考えておりますので、塩分とかが含まれているもので、ある程度、完全に効くかどうかというのは分かりませんけれども、予防には少しはなるのではというふうに考えております。 ◎議長(西川誠一) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(4番) 消毒液の話なんですけれども、要するに管理責任者がどのようになってくるかということが非常に問題になってくると思います。ただ町が配布して、管理責任をその自治体のほうにお任せしてしまうというのも、何かあったときにはどうするかということもよく考えていただきたいということが1つありますし、血圧計もむやみやたらに配布するのではなく、使い方は誰しも分かると思うんですけども、それを測ったところで何が分かってくるかということが重要ですので、体温に関しては確かに高い、低いというのが分かりますけども、誰しも、血圧に関しては何がどういうふうに感染症に関連してくるかということもようよう考えていただきたいという、これは1つ、要望で、もう一つは。 ◎議長(西川誠一) 要望する場所ではありませんので、質疑してください。 ◎小谷康仁(4番) 分かりました。  管理責任に関してどのようにお考えかということと、もう一つ、もう1回、熱中症、突っ込ませてもらいますけれども、それを配布したら児童、保護者の方は安心だろうというふうに思ってしまうので、この適性に関してエビデンスがない物を熱中症予防対策として配布するというのは危険があると思うんですけども、どのようにお考えでしょうか。この2つだけ。 ◎議長(西川誠一) 総務課長、岡昭三君。 ◎総務課長(岡 昭三) ただいまのご指摘の部分でございます。再度確認をしてまいりたいと思いますけれども、一義的には、やはり市販されている消毒剤ということもありますので、一義的にはお渡しをした集落のほうになるのかなとは思いますけれども、ご指摘の部分も含めて、また注意等も含めて、血圧計のことも含めまして、十分な対応ができるように心がけてまいりたいと思います。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 教育総務課長清水幸信君。 ◎教育総務課長清水幸信) 熱中症予防につきましては、これだけではなくて、帽子の着用であったりとか、それから水分を取りながら登下校するとかというようなことも学校のほうからきちんと指導してまいりますので、これだけあれば安心というような誤解を与えないような、指導・指示をしていきたいと思っています。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) 谷口です。  それではまず最初に、今回の措置については臨時交付金を財源にしているというふうに思います。そういう意味で、国の第2次補正にちょっと関連して何点かまず伺いたいと思いますが、まず1点目ですが、臨時交付金の交付額が第2次補正に関連した交付額が来ているのかどうか。第1次補正は1兆円ということでしたが、今回は3兆円への増額というふうに聞いておりますが、その交付額が、もし来ておるようでしたら教えてください。  それから2点目ですが、臨時交付金の使途、どういう使途ができるのか。これも今後の参考にしたいと思いますので、ぜひ教えてください。  それからもう1点ですが、今回の直接町単独の補正には関係ないんですが、第2次補正の中で雇用調整助成金の限度額も大幅に引き上がったというふうなこと、さらには、新たに休業支援金という制度もできた。要するに休業されている職員が、また労働者が直接請求できるという制度もできているようであります。そういうことで、香美町の保育所、さらには福祉施設等々、こういったところで雇い止めというんですか、今度コロナに対して、そういったことが起こっているのかどうか、それから、そういうことについての把握をされているのかどうか、その点についてちょっとお聞きしたいと思います。  それから、あと事業関係ですが、1点だけお聞きしたいと思います。先ほども熱中症の絡みがあったんですが、13ページの学校給食の感染防止対策事業ということで、コロナに対する衛生資材の購入、配布、こういったことについてはされているんですが、これまでこの猛暑の期間については夏休み期間ということだったんですが、今回は8月の盆まで、それから盆以降、夏休みであるんですけども、その間は全て学校ですので、熱中症対策学校給食センターの中でされているのかどうか。これが特に必要ではないかと思うんですけども、それについてのことを伺いたいと思います。  以上、よろしくお願いします。 ◎議長(西川誠一) 財政課長邊見昌平君。 ◎財政課長邊見昌平) それでは私のほうからは、谷口議員からのご質疑で、国の補正予算の関係で臨時交付金につきましてお答えをさせていただきます。  国の2次補正につきましては、6月12日に成立をしております。交付限度額でございますが、まだ国のほうからは通知が来てないという状況で、いつ来るかということもまだ未定の状況でございます。  内容につきましては、今入っている情報の範囲でございますが、2兆円のうち1兆円につきましては、家賃支援を含む事業継続や雇用維持への対応分、そして、新しい生活様式を踏まえた地域経済の活性化等への対応分ということで1兆円ということが示されておりますが、それぞれ算定方式、あるいは詳細なスキームにつきましては、まだ情報は入ってないという状況でございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) こども教育課長丹後谷智君。 ◎こども教育課長丹後谷智) 先ほどのご質問で、保育所の職員の雇い止めの件ですかね。その件につきまして、私のほうはまだ聞いておりませんので、よろしくお願いします。 ◎議長(西川誠一) 教育総務課長清水幸信君。 ◎教育総務課長清水幸信) 給食センター熱中症対策ですけれども、これまでからこれについてはずっとセンターのほうで対策はしてきております。一番新しい村岡のセンターの場合ですと、調理室内の温度を空調によってある程度調整できますので、大丈夫なんですけれども、香住とかそういうところが、これまでから夏休みでなくても非常に高温になるということで、熱中症対策はしておりますし、また、衛生管理マニュアルによって、調理中に例えばトイレに行きたとすると、作業着を全て着替えなければいけないというような決まりもあったりしますので、普段はできるだけ水分を取らないようにするんですけれども、夏場はそういうわけにいきませんので、水分を適宜取るようにということで、今回補正予算に着替え用の作業着を追加で買わせていただくものをあげさせていただいております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) 臨時交付金の交付額については、まだ来てないというようなことですが、どちらにしてもざっと2倍というようなことが見込めるわけですので、これをしっかり使っていただくということと、それから臨時交付金の使途ですが、いわゆる感染症の、地域に必要な事業であるとか家賃補助、こういったことだけしかお聞きになってませんか。  私のほうの情報では、職員の正規職員以外の任用職員の人件費、これもいけますよ、それから公営企業会計、それから特別会計、こういったことについても適用できる。さらには地方債の起債、さらには基金の積立てもね。といいますの、直接基金を積むわけには、これは駄目なんですが、例えば香美町が1億8,000万円、財調を崩して、これの財源を繰替えするという、こういったことも可能だとか、要するにありとあらゆることができるような、そういう使途だというふうに、私、情報としては聞いておりますので、そういう意味では、これまで町長の、財政調整基金、これを1.8億円確保したという話も、議論も結構あったんですが、そういう意味では国のほうもしっかりとした手当てが、してやるぞということでありますので、特に香美町の場合、職員の皆さんには国やそれからほかの自治体の同じことをやるんではなしに、新しくやりなさいということで、いろいろ知恵を集めておられるということですが、でも、そういうことだったらこのお金が本当に使い切れるかな。むしろ、もっと国や、県や、さらには他市町のそういうあれも、いろいろ工夫されていますので、活用できるものはしっかりと活用して、また町民皆さんがしっかり安心・安全ができる、こういう施策に結びつけると思いますので、その辺のことについて改めて町長のお考えをお聞きしたいと思います。  それから、雇用調整助成金休業支援金の関係です。保育所、それから福祉施設の雇い止め。といいますのが、この雇用調整助成金休業支援金というのは、これを使おうと思ったら、それぞれの事業所の担当者だけではなかなかちょっとできにくい。いろんな知識、資料なんかも提出しなきゃいけないということですので、今、課長がそういう把握はしてませんということですが、実は一部、保育所の中でもう既に雇い止めが起こっております。だから、ぜひその辺も、いわゆる児童福祉法、子ども・子育て支援法、こういったことの対象の指導監査の対象になりますから、ぜひそういう意味ではきちっと把握されて、合わせて丁寧に説明をしてあげてほしいと思うんです。必要でしたら説明会をもっていくとかということで、せっかく国のほうもいい制度になっていますので、ぜひそのまま雇い止めが休業になって、失業させて、全く手当てができないという、そういったことでは駄目ですので、ぜひそういったことをしっかり捉えて対応していただきたいと思いますので、その点について再度伺いたいと思います。  それからあと、熱中症の関係につきましては分かりました。
     以上、お願いします。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 臨時交付金の考え方でございますが、まさに今、議員からご指摘あったとおりでございます。先ほど、いずれ2兆円の補正予算の交付決定もあろうかと思いますが、単純に計算しても2億5,000万円以上あるということでございますから、この交付金を活用して、目いっぱい町民のための施策を展開してまいりたいことと、一般質問でもございましたけども、できるだけ町の、基本は町税収入の1割は、これは町の単費をも使わせていただくということでございますから、できるだけ有利な交付金の運用を図って、これは町民の皆さんのために力いっぱい使わせていただくという意識でございますけども、ただ、収束がまだ見えてまいりませんので、今、2次補正の交付金が多額なものが、活用できるものが入ってきたとしても、それを今どうこうということでなしに、状況を勘案しながら、次、二の矢、三の矢を打っていくというような考え方で臨むように幹部職員には指示をしております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) こども教育課長丹後谷智君。 ◎こども教育課長丹後谷智) 先ほどご質問いただきました谷口議員からの件ですが、保育所の職員の雇い止めの件ですが、必要があればこちらからも丁寧に説明をするということも踏まえて、実際どういう文書等々が来ているのかも、こちら、きちっと把握した上で対応していきたいというふうに考えております。 ◎議長(西川誠一) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) 町長のほうには、職員にいろいろ知恵を絞れということで号令をかけているようですが、私たち議員もいろいろ町民の皆さんのご意見を聞きながら、ぜひこういったことをやってほしいということも提案しますので、どうかの議員の提案についてもしっかり耳をかけていただいて、本当に国のこういうお金が有効に使えるように、ぜひ一緒になって取り組んでいただきたいと思いますので、ぜひ議員の提案についても真摯に受け止めをお願いしたいと思いますので、その点についての考えと、それからさらに雇用調整助成金、雇い止めの関係ですが、今既に始まっとんです、既に。だから、この休業支援金とかこういった多分通知も、内閣府、厚労省、文部科学省が、17日、3府省の連名で通知を出しているということでありますので、当然これを受けて、関係機関にもこういうことが来ているからということでちゃんとお知らせし、なおかつ、問題があればいつでも相談を受けますということで、ぜひ取り組んでいただきたいと思いますので、その点について再度伺いたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 当然、議員の皆さんからのご提言は今までも、様々なご提案を実際の施策の中で展開してきたという自負はございますので、議員の皆さんからの様々なお知恵も拝借をしながら、より町民の皆さんに役に立つような施策を展開していくことは、これまでと何ら変わりがあるものではありません。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) こども教育課長丹後谷智君。 ◎こども教育課長丹後谷智) ただいまご指摘いただきました、谷口議員からの6月17日付の文書等々も再度確認いたしまして、本当、町民の皆さん、それから保育所の職員の方々についてもきちっと説明等、必要であればこちらも対応し、真摯に対応したいということで考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  岸本正人君。 ◎岸本正人(8番) 岸本正人です。  1つ、お尋ねします。議案資料2の15ページの下の欄で、866事業所ということなんですけど、なかなか事業所の実態把握は難しいとは思うんですけど、以前の予算書では918業者だったかな。今回の議会で一人親方の問題も出てくるんですけれども、866というのは、観光課長、把握がなかなか難しいんですが、これからは把握しておかないけんと思うですけど、その866の根拠といいますか、918から医療・福祉を引いたら866になるんかななんて思ってみたりもするんですけど、どうでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 観光商工課長田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) それでは、岸本議員のご質疑です。  事業費の866事業所、岸本議員の言われたとおり、918の中小企業庁の発表から、医療・福祉関係が町内52ということで統計が出ていますので、それを差引きさせていただきまして、866ということで予算計上しております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 岸本正人君。 ◎岸本正人(8番) ちょっと質問とはあれなんですけど、今お聞きしました一人親方は、じゃ、918には入ってないですか。 ◎議長(西川誠一) 観光商工課長田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) それでは岸本議員の再質疑ですが、建設業、建築業というのも統計の数値にはあります。ただ、その具体的な内容というのは、国の統計ですので、その線引きというか、分かりかねるところがございまして、申し訳ないんですけど、含まれているのかどうか定かではございません。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) お尋ねをいたします。議案資料の13ページのプレミアムつき利用券の関係ですけれども、細かいことになるんですけども、どういうふうなシステムを考えておられるかというふうなことです。例えば1,000円券を発行すれば、10万円だったら130枚になりますし、500円でしたらもっとになりますし、ここには、「飲食店、旅館、民宿など」でというふうなことになれば、単価の低いプレミアム券が必要だろうというふうなことを思いますので、どういうふうに考えられとるかということ。  それからもう1点は、外国青年の招致事業ですけれども、夏季休業は7月21日から8月31日までになったというふうなこと。離任をされる英語指導助手は不在となると。その方を延長されるというふうなことだと思います。今の現状で離任される方が何人おって、今度は新しく着任される方、その着任が、今の段階では分からないところもあるとは思いますけれども、着任が可能なかどうかというふうなことをお尋ねいたします。 ◎議長(西川誠一) 観光商工課長田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) それでは、東垣議員のご質疑にお答えしたいと思います。  プレミアムつき利用券発券事業の単位ですが、東垣議員がおっしゃられるとおり、安くしたら枚数が増えたり、多くすれば金額が高くなるという部分のことがございますが、今のところ考えておりますのは1,000円単位ということで考えておりますし、利用される際に、できればお店に入られたときに、使いたいというような旨のことを言っていただくほうが、その店も取り扱いやすいのかなと思っておりますので、できるだけお店にも使う方にも利用しやすいようなことで考えていきたいと思っております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 教育総務課長清水幸信君。 ◎教育総務課長清水幸信) ALTの関係でございますけれども、現在全部で5名いますうちの3人が、JETプログラムから紹介されて町で採用しているALT、残りの2人が民間から派遣を今受けております。JETプログラムのほうの3人のうち、2人は7月末で帰国する予定でした。が、コロナの影響で帰国ができないということになりまして、急遽この2人を1年間延長することにしましたので、新たに来る2人をキャンセルしております。  それから、民間から派遣していただいている2人につきましても、契約のほうが7月末までの予定でしたけれども、こちらのほうも、今のところ次は着任が9月の中頃の予定ですので、そこまでの間は契約を延長するように考えておりますけども、着任につきましては、どこの国の方が来るかによっては来れないことも想定されますので、その場合は今の民間から派遣をさらに延長して、5名体制はキープしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 田中徳人観光商工課長より発言の申出がありましたので、許可いたします。  観光商工課長田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) 大変申し訳ありません、議案資料2の16ページの事業別予算概要書の予算額、中ほどですが、2のプレミアム分、括弧しまして販売額6億5,000万円になっとるんですけど、これ、万が千円の誤りでして、大変に失礼いたしますが、ご訂正のほう、よろしくお願いします。 ◎議長(西川誠一) 東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) ALTの関係ですけれども、この300万円というのは、夏季に配置する、8月末までのいわゆる手当の金額か、何人かは3月末までというふうな金額なんでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 教育総務課長清水幸信君。 ◎教育総務課長清水幸信) 300万円の内訳ですけれども、町のほうで会計年度任用職員として採用しております職員の分が150万円。これにつきましては、8月から9月の中旬までの追加の報酬と、それから、今度残留するALTについては3年目になります。新たに来るALTは1年目になるんですけども、ALTは経験年数によって月額報酬が変わってきますので、1年目と3年目の差額分、これも合わせて150万円になっております。  それから、もう一つの委託料のほうの150万円については、民間からの派遣の2人の2か月分で150万円でございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 何点かお尋ねをしてみたいと思います。  まず、12ページの一番上、3)予防接種事業。このインフルエンザの予防接種、中段から下に、「子どもに対して一部助成」という言い方。2,000円掛ける2回と書いてあるが、これが助成額なのかどうかちょっと分からないもんですから、そういう表現の仕方です。14歳も2,000円掛ける1回。それから、「高齢者には一部助成」と書いてあるんですが、お尋ねしたいのは、この予防接種に係る子どもの場合、全費用が何ぼで、今までは子どもが何ぼ負担しておったか。今回の措置で何ぼ負担になるのか。それから、同じく高齢者も今までは全費用は何ぼで、これは保険適用後で、あ、保険、利かなんだんですね、これは。何ぼで、今まで何ぼ本人が払っとんのか。今後は何ぼ払うのか、その辺の動きをお尋ねしてみたいと思います。  それから4)、まずちょうど中段から、「町内全ての世帯6,500世帯、1世帯当たり50枚」とありますが、町長は常に平等だとか均等だとかという言葉を使われるんですが、いかにも世帯当たり50枚といったら平等のように聞こえるんですが、具体的例を出しますと、うちの家族は6人おるわけですけど、6人家族でも50枚、単独独り世帯でも50枚となるんですが、特例交付金のような人数的な配布というのが一番公平、平等だろうというふうに私は思うんですが、その辺の考え方についてお尋ねしてみたいと思います。  それから、一番後段、「マスク、消毒液などを」、「衛生資材を備蓄する」とありますが、誰が使用するために、どこにどれだけ備蓄されようとしているのか、お尋ねをしてみたいと思います。  それから、13ページの真ん中辺の2)プレミアムつき利用券発券事業です。私、これ、一般質問のときにも申し上げましたが、プレミアムを30%とした理由をお尋ねしてみたいと思います。  それから、ここでも同じく1世帯当たり10万円という基準でございます。この辺もどういう考え方なのか。  それからその次、「利用できる飲食店、旅館、民宿」ってここには書いてあるんですが、実は16ページの事業の目的のところでも、同じく民宿で区切られとりますけども、その下、事業内容では、「町内飲食店、旅館、民宿等」、それからプレミアム云々と来て、また一番最後も「民宿等」、それから、実施機関のところでも「民宿等」といって、ほかにもあるか分かりませんが、この「等」があるかないかはものすごく変わってくる。町長は一般質問のときでも、具体的例として酒屋の例も出されました。この「等」がないと酒屋は救われません。この辺の、いわゆる基準のつくり方になるんですが、正確にこの辺はする必要があるんだろうと思うんですが、その考え方。  それから、その後、「広く募集し」とありますが、業者の方たちを募集して、それを誰がどう判断してその業者を選定するのか、その辺の考え方をお尋ねしたいと思います。  それから、それに関連して16ページの予算額の中に委託費が入ってないんですが、この販売は誰がどういう格好で販売をされるのか。町の職員が直接町でされるのか、その辺についてもお尋ねをしてみたいというふうに思います。  取りあえず1回目の。 ◎議長(西川誠一) 健康課長沼田朋子君。 ◎健康課長沼田朋子) 失礼します。子どものインフルエンザの予防接種に係ります費用としまして、公立香住病院の場合、1回目が4,100円、2回目が2,900円で、合計が7,000円です。町内のほかの医療機関も同様に、2回接種しました場合には6,000円、または8,200円といったように、医療機関によりまして金額は異なりますが、このような実態です。  それで、1回に2,000円を上限に助成をするということで、2回接種された場合には4,000円ということになります。  高齢者のインフルエンザにつきましては、医師会と契約をして、現在予防接種を実施しております。その金額は、美方郡医師会が5,200円、豊岡市医師会が5,140円です。そのうち2,500円を個人負担していただいております。この金額を1,500円に減額するといったものです。  次に、マスクの全世帯への配布といったことのお尋ねについてですが、できるだけ早くお届けをしたいといった考え方の中から、今回も区のほうにお世話になって配布をしていきたいというふうに考えております。その場合の実施方法としまして、1世帯50枚といったことで考えました。 ◎議長(西川誠一) 衛生資材の備蓄。  暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  健康課長沼田朋子君。 ◎健康課長沼田朋子) 失礼いたしました。ここで挙げておりますのは、医療機関、町内の診療所であるとかいったところの、また福祉施設も含めまして、このたびのようになかなか購入ができないといったものに備えて、マスクであるとか、また消毒液、手指の消毒液や、また物品の消毒ができるもの、そういったようなものを備蓄していきたいというふうに考えております。ですので、基本的には診療所の場合には診療所のほうに備蓄ということを考えておりますし、そのほかは役場のほうで備蓄をしていくという考えでおります。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 観光商工課長田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) それでは、見塚議員のご質疑にお答えをさせていただきます。  まず、プレミアムの30%の考え方なんですが、一般的に昨年度もありましたプレミアムの商品券なんかは、よく2割、20%というのがございます。今回コロナの関係で、多ければ多いほど喜ばれるとは思いますけども30%、20%よりも少し上げて30%ぐらいということで、この数字を考えさせていただきました。  次に、1世帯当たりという考え方です。見塚議員言われるように、一人一人ということが平等というか、広くという部分ではそうかも分かりませんが、1世帯には小さいゼロ歳から高齢者という部分の世帯の状況もそれぞれございます。今回につきましては、考え方としては1世帯という考え方でさせていただきました。  それから、16ページの「旅館、民宿等」という「等」ですが、今回はできるだけ多くの募集をしてほしいということで、できれば高齢者が、例えば配食サービスをしていただいているような部分で、そういったものにもこういった券が使えないかなというようなことや、お弁当屋さんであったり仕出屋さん、いろんな部分がございますので、物を売るという感覚ではなくて、こういう料理とかいう部分の中で、配達していただけたり、飲食店で食べていただいたり、宿泊業については宿泊もございますけども、そういったことに使っていただきたいということで考えております。  募集に当たっては、広くということですので、中身についてはそういった考え方の中で、物を売るという考え方ではなくて、ご飯を提供するであるとか、そういう料理の提供、宿泊の提供というようなことで、町のほうで内容を検討させていただきまして、判断していきたいと考えております。「等」は入ります。ということで、そういった業種も入れるということで、「等」が入るということで考えております。  委託につきましては、町の職員で行いたいということで、委託費については計上しておりません。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 2回目の質問を。それより前に、議長、1世帯の考え方が平等かというところは、やっぱりこれは町長に答えていただくべきだと思いますので、1回目でお願いしたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 以前にお配りをした20枚ずつのときにも、見塚議員からは同じご質疑を頂戴しました。先ほど課長が申しましたように、前回もこのたびも、購入のしやすくなったのは見えてまいりましたけども、まだまだ周辺部の高齢者の皆さんとかそういう部分も含めて、できるだけ早くということでございます。  先ほども観光商工課長も申しましたように、世帯というくくりにしますと0歳の新生児から高齢者まででございますから、同じ規格の大きさのマスクを人数、その世帯に合っただけお配りをするということは、前回の20枚ずつ配布するときにも、5、60人の職員が一日中かかって仕分したというようなことがございまして、このたびは区長さんにお願いするのも1箱50枚単位の物を1箱、1世帯に配らせていただく。スピード感を持って取り組むためにそういうくくりにしたところでございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 2回目の質疑、見塚修君。 ◎見塚 修(6番) それでは2回目に入ります。  まず、予防接種の関係ですが、先ほど谷口議員からもありましたが、なおかつ14ページの歳入予算の関係でも少しうたってありますけども、臨時交付金活用、次の臨時会かでまた補正が出てくるのか、とにかく次にものいつかは出てくるんでしょうが、予防接種、総額で今830万円。僅かと言ったら僅かなんですが、インフルエンザ等の予防接種も、ちまたで、新聞等でではコロナにも効くとも効かないとも、いろんなうわさがあったりしますが、それよりいわゆる医療崩壊、インフルエンザの発生時期の医療崩壊のことを考えると、できるだけインフルエンザにかかっていただかないために、全額助成をしてでも医療崩壊になる可能性を抑えるということが大事じゃないかなというふうに私は考えておるんですが、今後また考えるとか、そのようなことがあるのかないのか、お尋ねをしてみたいと思います。  そうした中で、今現在は子ども、高齢者ですが、その間の世帯にも希望される方にはそういう助成があってもいいんじゃないかと。これはあくまで医療崩壊を防ぐために私は質問しておりまして、その辺をぜひとも考える必要があると思うんですが、いかがでしょうか。  それから、4)番は、世帯のことはちょっと腑に落ちませんけども、そうした中で、そういう意味もあって教育委員会のほうに振るんですが、今まで学校現場にもマスクが配布されとりますが、子どもたちへの配布というのはどのような状態があるのかないのかについてお尋ねしてみたいというふうに思います。  それから、プレミアムのことで、私は一般質問のときにも50%でもいいんじゃないかなということを言ったんですが、やはり今後どれだけ、町外者等々、観光客も含めて、ここに書いている「等」を含めた事業者のところに来ていただけるかということを考えると、なかなか、一旦、私ははっきり分かりませんけども、新しい生活様式だ云々だでなってくると、今までみたいな事業展開は難しいんだろうというふうに思うんです。そうしたときに、町民が困っている町内業者を助けてあげようという気のある人です、これは全員に配るわけではありませんので、助けてあげようと思う人にはプレミアムをたくさんつけてあげて、町民で町内事業者を助ける必要があるんだろうというふうに私は思っているんですが、その辺の基本的な考え方、ほかの方法でも結構ですよ、あるんなら。基本的な考え方はどうなのかお尋ねをしてみたいというふうに思います。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 健康課長沼田朋子君。 ◎健康課長沼田朋子) 失礼します。インフルエンザの予防接種の助成につきましては、今回どの範囲までどれぐらいを助成させていただくのかということについては、いろいろと考えてまいりました。これまでから、定期の予防接種は全額を町が見ております。それから、先ほども答弁いたしました高齢者のインフルエンザ等につきましては、2分の1助成といったことを基本にして助成してまいりました。子どものインフルエンザにつきましては、任意の予防接種といった中で、でもコロナ対策といったような中では必要なものではないかといったことで、これまでない助成ということを思い切ってこのたび予算のほうでもあげさせていただいたといった状況です。  成人の方についても、議員もおっしゃいますように、私もできればいいな、必要なのではないかなといったことも考えたんですが、どれぐらいの方が、じゃ、接種を受けられているのかとか、そういったことがちょっと見当もつかない状況の中で、まず大事であると思う子どもさんへのインフルエンザ予防接種の助成といったものを考えました。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 教育総務課長清水幸信君。 ◎教育総務課長清水幸信) 子どもたちへのマスクですけれども、今回の補正予算で、小・中学生1人につき20枚を確保したいというふうに予算計上させていただいております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 議員からご質疑の、プレミアム分の30%の考え方でございます。多いに越したことはないと思います。確かに、見塚議員が一般質問の中でもおっしゃいましたような5割、ただ、これが5割といいますと半額ということでございますから、特定の業種、飲食店や喫茶店だとかスナックだとか、そういうところをご支援申し上げる施策として、半分をプレミアム分で、その分を丸々町が見させていただくというようなことは、ちょっと理解をしていただけない町民の方もあるんではないかなというふうに思います。
     私は2割と3割の差は大きいということで、ここは町が負担すべき1割分、これをもって町民の皆さんにたくさん購入していただきたいという意味で、3割ということにさせていただきました。10万円買っていただいたら13万円分使えるわけでございますから、私、確かに議員がおっしゃいますように、5割とかいう部分になると、今度は逆に町民から、ちょっと行き過ぎじゃないかというようなご意見も出ることを勘案しての3割でございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 予防接種事業で、今の健康課長は医療崩壊のことを言われずに、インフルエンザのことだけで答弁されましたけども、インフルエンザのことだけ考えても、できるだけ接種してほしいというような考え方。それから、今まで一般の方たちもしてほしいんだということなんですが、そのようなことを考えて、医療崩壊の面から見て、これをもっと拡充、拡大するというような考え方はないのかについてお尋ねをしてみたいと思います。  それから、プレミアムのことですが、現実に50%、プレミアムをつけているところも新聞紙上では見受けられます。もし町長が言われるように、50%、町民から理解が得られないとか云々ならば、町民が町内業者を助けるという考え方のでのほかの施策、ちょっと私は具体的に分かりませんけども、そのようなことが考えられないのか、そのようなことが議論されてないのか、そういうことについてお尋ねをしてみたいというふうに思います。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) まず、予防接種の関係でございます。私、このたびの予防接種の助成の拡充に向けて、議員の皆さんが大変評価をしていただいていることは間接的に聞いております。  ただ、一般質問のときにも申し上げましたように、これは今年、今の時期、新型コロナということと合わせて、冬場にインフルエンザの蔓延ということになることについての、特別な手当てという意味で提案をしておることでございますし、他市町と比べても、抜きん出てというほどではありませんが、上位のレベルで今までできていなかったことができたと。ただ、全額補填にいたしましても、このたびの措置にいたしましても、これは今年度のコロナ対策と合わせての施策という意味合いでございますから、議員がおっしゃいますように、今年は特段もっと助成を増やせという、お気持ちはよく分かりますけども、これは逆に、昨年は全額助成になったから、これからも引き続いてというような議論になりがちだと思いますから、本年度、今までより大分拡充させていただくことをもって、来年からは通常どおりになってしまうのか、そういうことも含めて、健康課長、あるいは関係する幹部会議でそういう決定をしたというところでございます。  確かに見塚議員がおっしゃいますように、5割をというようなことを3割であれするわけでございますけども、今後ほかの問題と同じように、今後も今のコロナの収束状況、あるいはそういう商売をなさっておられる休業要請にあったような、あるいは休業を余儀なくされたような町内事業者に対する支援は、これからも段階的にコロナの収束状況を見ながら、今後も十分に手立てをする必要が生じてくる場合もあろうかと思いますので、その時点その時点でそのときにできること、そのことを考えながら町としての対応策を図ってまいりたいと考えております。これで終わりということでは決してありません。  せんだっての一般質問でも、病院の事務局長も申し上げましたけども、今後は但馬内で感染者が出た場合、あるいは蔓延した場合、香住病院や村岡病院にもそれなりの対応になってこようかと思います。ただ、現実に申しますと、インフルエンザが蔓延して村岡病院や香住病院が医療崩壊を起こすような展開というのは、ちょっと考えられるのかなというような疑問点もありながら、ただ、どういう状況になっていくのかは分かりませんので、インフルエンザの予防接種の助成とインフルエンザに対します拡充のことについては、確かに議員がご懸念なさっとるような部分が出てくる場合もあろうかと思いますが、現実的にはどうかなというような思いがしとるところでございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) ここで暫時休憩します。再開は10時55分といたします。                              午前10時41分 休憩                              午前10時55分 再開 ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  ほかに質疑はありませんか。  西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) 議案資料2の12ページ、感染防止対策の取組の中の6)公立学校感染症対策事業の中で、「小学校及び中学校に空気清浄機等を購入する」というふうになっております。この空気清浄機においては、次亜塩素酸水等を活用したものなのかというのが1点と、あと、空気清浄機に関してはマスコミ等で効果がある、ないというような議論があるわけでありますが、その辺の検証は担当課としてしっかりとやられておられるのか。  以上。 ◎議長(西川誠一) 教育総務課長清水幸信君。 ◎教育総務課長清水幸信) 空気清浄機につきましては、ウイルスの除去機能のあるものを想定しております。今のところ何点かピックアップはしておりますけれども、最終的には入札とかいうことになりますので、今の時点でどのメーカーのどの機種というところまでは特定はしておりませんけれども、HEPAフィルターというのがあったりとかして、ウイルスを除去する機能のあるフィルターがあったり、またほかのメーカーでは別の名称でフィルターを作っとられたりするんですけども、そういった機能のあるものを今予定しております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) 今、答弁いただきました。フィルター関係が重要になってくるというふうに捉えておりましたので、以上で終わります。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 山本です。何点かお尋ねをいたします。  まず1つは、議案資料2の12ページで、度々それぞれ議論があったところですけれども、3)の予防接種事業、このことについて、見塚議員に対してのお答えの中でも、美方郡の医師会、あるいは豊岡医師会という、本町の実状で医師会が2つにまたがっているという状況があり、そういう状況、またワクチンも、医療機関の状況にもよるんでしょうけども、金額的に随分差があるという状況等々が示されました。  子どもに対して金額的な、町が出す金額の2,000円という、1回、2回というのはありますけども、逆に言うと、予防接種を受ける側からすると、どこで受けるかによって、あるいは区によって自己負担額に差が生じるということが起こるわけですね。高齢者に対しては1,500円という自己負担の額を決めるということで、個々の地域によったり、あるいは区によったりする負担に差というのは生じないわけですけれども、子どもに対する考え方と高齢者に対する考え方、ここのところは自己負担の額を一定にする、あるいはもっと言えば、無料にするというところまで考えなくてはあかんのだろうなと。他町に劣らないという、「抜きん出てはいないけれども」という言い方を町長はされましたけれども、ただ一方で、来年どうするかみたいなことを少し先ほども言われたので、一般質問で西坂議員の問いに対するお答え、西坂議員は、「ワクチン接種を無料にすべきだ」というふうに問うたのに対して、町長は、「他町に劣らない」「恒常化を目指して」、「恒常化」という言葉を使われました。そのことと先ほどの見塚議員に対する、来年は元にみたいなこととの間で随分ギャップがあるなというふうに思って伺っておるんですけれども、その2点についてまずここのところは伺っておきたいというふうに思います。  それから、事業者の支援ということで、感染予防の資機材購入、あるいはそういうことをやったら5万円というふうなことがあるわけですけれども、866事業所、先ほども県が実施する中小企業等、事業再開支援金事業実施事業所に限るという括弧書きが15ページの中でも出てくるわけですけれども、ここのところがさっきの一律の918社というところから一定の部分を引いて866だというふうに言われるわけですけれども、町内事業者一律ということと比べると、事業をやったところが申請をするということなので、全ての事業所が同じようにやるということでは必ずしもないのかなとは思うわけで、あれですけども、この866事業所という、これをどう把握するかなんですよね。918、一律というふうに言ったときも、我々の聞いている限りでは、既に給付したところは606だというふうには、6月15日現在かな、というふうな数字は伺っておりますけれども、それでもまだ3分の2なんですよね。3分の1、まだ残っている。そういう方々がどこのどなたか分からないまま、実は918には全然届かないということで、このまま行ってしまうのかなという疑念があるので、その辺を含めて866というところをもう一遍、どこまで町として把握しているのか、その辺りを含めて伺っておきたいというふうに思います。  財政課長からも、何ぼになる、分からんという総額の話、ありましたけれども、町長は一般質問の中で、「使い切れない財源」という言い方をされたんですよね。それなりの見通しがあるということなのかもしれませんし、そうでないのかもしれない。ただ、一遍に使うのではなくて、第二、第三の矢というふうな言い方をされて、これからも必要に応じて手は打っていくということだというふうには理解をしましたけれども、その辺をどう考えたらいいのか、もう一遍伺っておきたい。  さらに、学校給食の関係で、食中毒というふうなことが言われたり、あるいは実際にセンターの中での熱中症というか、作業員の体調というふうなことも言われたりしたわけですけれども、もうこの際、給食費そのものを半額にするとか免除するとかいうところまで考えませんか。そのほうが本当に分かりやすいというふうに思うんですけれども、この辺りを含めて町長に伺っておきます。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) まず、先ほどのインフルエンザの予防接種の議論でございますけども、見塚議員に先ほど答弁したこと、あるいは一般質問でご答弁申し上げましたことと何ら間違ったことを言っとるつもりはありません。健康課長に、インフルエンザの助成を拡充するときには、これは議員の皆さん方からも評価は受けるかも分からんけども、コロナ対策と合わせて、今年度新型コロナ対策のためにというような理解をされなかったときには、今後もずっと続けなければならないということを念頭に置いて判断をすればいいということでございますので、私としてはインフルエンザの助成は今の時点では新型コロナ対策の一助として設けたものという認識を示しとるところでございます。  2次補正の額がということでございますが、またもうしばらくすると内示があろうかと思いますけども、先ほども申しましたように、1次補正の1兆円でも1億2,800万円充たっとるわけでございますから、同じ方式でも2億5、6,000万円には。ただ、正確でない情報によりますと、1次補正のときよりも少し多いのかなというような、はっきりとした情報ではありませんが、伺っておりますので、いろいろと知恵を凝らしてうまく活用しないと、段階的に今後どういう事態が出てくるかは分からないとしながらも、一気に今の時点でそのものを使い切るだけの施策を今の役場の体制の中でつくれるかといいますと、なかなか難しいと思います。今後、交付金の活用についてはしっかりと、一般質問の中でもいろいろとご質問もありましたけども、町の財政ができるだけ運用を上手にして、交付金で賄える部分は交付金で賄う、ただ、町としても財調を切り崩して町税収入の1割分を使うということはここで明言しとるわけでございますから、しっかりとした今後の感染の拡大とか流行の具合を見ながら、今の交付金はしっかりと活用させていただくということでございます。  給食費の無料のことにつきましては、これは今のコロナ対策ということとは分けて考えるべきというふうに考えております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 観光商工課長田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) それでは、山本議員からのご質疑です。  町内事業所の数ですが、岸本議員のご質疑でもお伝えしたとおり、中小企業庁の918から医療・福祉分を引いた残りの866ということです。  町内事業所の把握なんですが、商工会の会員数、いろいろあるわけですけども、町としては正確な数値を把握できておりませんので、申請に基づいていろんな部分で支給をしていくと。一つの基準として中小企業庁の発表した町内の事業所数を使わせていただいております。 ◎議長(西川誠一) 健康課長沼田朋子君。 ◎健康課長沼田朋子) 失礼します。予防接種の個人負担額の差についてですが、高齢者のインフルエンザの場合は、町が実施をする定期の予防接種に位置づけられておりますので、これにつきましては町が医師会と契約をして実施をしております。それによりまして、委託金額は若干、先ほどもご報告しましたように60円の差はありますが、自己負担していただく分は同一といったことで設定をしております。  子どものインフルエンザにつきましては、これは任意の予防接種ということですので、これの料金の設定は各医療機関に任せられております。それで、このたびも上限、1回に2,000円といったことで設定はいたしましたが、それぞれの方の個人負担を同一にするといったことは現段階ではちょっと考えられませんでしたので、1回2,000円といったことで出させていただいております。  が、このことは新規な取組ですし、今後医師会のほうともまた調整をいたしまして、実施方法などは検討していきたいと考えております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 町長が先にインフルエンザワクチンの接種を恒常化せいと言われたら困るなという予防線を張られたので、そこのところはぜひみんなでわーわー言いながら、きちっと無料化まで持っていきたいというふうに思っておりますし、今、健康課長のほうから、町の正規というものと任意というものによって考え方は変えているんだということを言われたんだけれども、実は、この1回2,000円、子どもさんの予防接種に助成がつくよという話をしたら、「あ、そう。でも、子ども大勢おるとな、結局はごっつい金かかるんだ」と。「ちっちゃい子は何とか気つけたらなんけど、ちいと大きい子は、おまえ、自分の力で何とかせいって言って、予防接種は遠慮してもらう」という家庭の話を伺いまして、やっぱり経済的な負担というのが、それなりに考えて工夫をしているんだなというのを改めて思ったりしたことがありますけれども、町長、ぜひとも本当に子どもさんを大事にするという観点から、無料にする、しかもそれを恒常的な施策にするというところで頑張っていただくことを求めて終わります。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第80号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第4 議案第81号 令和2年度香美町国民宿舎事業特別会計補正予算(第1号) ◎議長(西川誠一) 日程第4 議案第81号 令和2年度香美町国民宿舎事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) 谷口です。何点かといいますか、ちょっと伺いたいと思うんです。  今回は株式会社香住観光公社の清算ということに伴って、それに対する町の支援という形で670万円ということが提示をされておりますが、そもそも公社の清算ですけども、どういう状況になっているのか。  それから、なおかつ670万円というこの数字がどのように出てきたのか。公社の清算の概要、これが分かりましたら伺いたいと思います。  よろしくお願いします。 ◎議長(西川誠一) 観光商工課長田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) それでは、谷口議員のご質疑にお答えしたいと思います。  公社の清算状況ということですが、公社は2月20日に会社を解散しまして、清算会社ということで官報公告を一定期間終わりまして、債権の申立て等、終了しております。そういった中でお聞きしておりますのは、800万円程度の債務が残るという部分の中でお聞きをしております。  670万円につきましてですが、この670万円につきましては町が公社から、清算代表人から買取りの依頼がありまして、その内容について検討させていただきました。一番高価な部分の3階の改修部分については鑑定をお願いし、最終的に町が買い取ろうとするそれ以外の客室3件ですけども、それについても減価償却の帳簿価格ということで買取りをしたいと考えております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) じゃ、債権の申立てで要するに800万円の債務が残ったということで、そのうち670万円を町が施設を買い取っていくということですが、じゃ、あと残りの130万円はどういうことにされるのか、その点についてお伺いしたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 観光商工課長田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) それでは、谷口議員の再質疑にお答えいたします。  債務額800万円と今回公社から買取り資産の差額につきましては、清算代表人のほうからは、会社、清算代表人と最終的に取締役さん、いろんな部分で相談して、その部分については検討するということでお聞きをしとります。債務についてですが、そういう形で清算をしたいということですので、具体的にどうということはお聞きしとりません。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) じゃ、債務の130万円については、代表人、取締役とも、要するに役員さんが負担するかどうかというふうなことで検討されるということですが、町長は、どうなんでしょう、そもそも債務が800万円ということですが、私もこの1月の臨時会で、この30年間の公社の国民宿舎の財務を含めての一覧を見たんですが、これまでファミリーインの、国民宿舎の建設費、これについては全て国民宿舎の売上げで返却もしているというふうなこと、それから、さらには喫茶店とかエレベーターとか、こういったことについても手数料を取っているというようなことが判明されたと思うんですが、そういう意味では、確かにこの1、2年は非常にお金の面で苦労されているんですが、それまではしっかりと香美町のために観光の効果から含めていろいろ、地域の課題についてもしっかりと取り組んでもらったわけでありまして、どうなんでしょう、この130万円についても町が負担して、役員さん方に負担をかけるという、こういったことは避けるべきではないかと思うんですが、その点についてどうなんでしょう。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 不足する130万円をどういうふうに処置なさるのかについて、私も報告は受けておりませんけれども、仮に役員さんがその負担をお受けになるということであれば、私は清算人の下でそういうふうな議論があったのであれば、それはそれで仕方ないというふうに思いますし、役員さん方には、法的責任は別にしても、町からの出資金、あるいは株主の証券が紙くずになったというような部分については、取締役も当然責任は何らかの形でお取りになるべきかなというふうに思っとります。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 谷口議員、3回終わりましたので。 ◎谷口眞治(2番) しっかりと取り組んでいただくことを求めて終わります。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  小谷康仁君。 ◎小谷康仁(4番) 小谷です。2点だけお伺いをいたします。  このように買い取ったという事例が以前にあったのかどうかということが1点と、債務800万円のうちの、今ここ、資料のほう、22ページに出ております分の、平成17年、平成29年度分のまだ未払いのものがここに入っているから、この分を補填するということなのでしょうか。この2点、お願いをいたします。 ◎議長(西川誠一) 観光商工課長田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) それでは、小谷議員のご質疑にお答えしたいと思います。  これまでに買い取った例があるのかということなんですが、私が知る限りではなかったと考えております。  それから、平成17年、平成29年の債務なんですが、最終的に会社を清算しまして、官報報告して、債務の確定をしたという部分の中で、先ほど谷口議員のご質疑もありました800万円が残るという部分ですので、平成17年、平成29年の債務なのかどうかはちょっと定かではありませんけども、全体としてそれの債務が残っているという考え方だと思っております。  資産につきましては、ここに挙げておりますが、それ以外にも修繕であるとかいろんな部分がございましたが、現在のところ、耐用年数が過ぎたものであるとか、それから町からの幾ばくの財源が入ったもの等は差し引かせてもらった分で、22ページにあります買い取るべき資産ということで判断したところです。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 小谷康仁君。
    小谷康仁(4番) と申しますのも、これが初めての案件になるということでありましたら、これがベースとなっていくという考えでよろしいのかということと、あと、ここに資産価値が果たして本当にあるのかどうかということを、もう一度お伺いをいたします。 ◎議長(西川誠一) 観光商工課長田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) それでは、小谷議員の再質疑にお答えしたいと思います。  1点目の部分がちょっと理解できてないんですけど、2つ。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。 ◎観光商工課長(田中徳人) 今回の例がベースになるかということなんですが、今回のこの案件での対処というふうに私は考えておりますので、今後どんな事例が出てくるか分かりませんけども、今回の分は今回だと考えております。  それから、資産価値ですが、資産価値、小谷議員がご質疑のとおり、あるのかということで、町としても町の公金を買取りに対して充てますので、その部分で鑑定という方法で一つの部分はさせていただきました。安価なものについては減価償却の帳簿価格ということで、資産価値はあると考えとります。 ◎議長(西川誠一) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(4番) 最後に1つだけ伺います。債務が800万円残ったうちの670万円受けるということで、ただ単純にそれだけで済ますというやり方というのはお考えではなかったんでしょうか。こういう買い取るというのではなくて、債務を、800万円あるうちの670万円は補填するとかという考え方はなかったかということを、もう一つお尋ねをします。 ◎議長(西川誠一) 観光商工課長田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) それでは、小谷議員のご質疑にお答えします。  今回の買取りですが、会社自身がもう清算会社ということで、実質的には香住観光公社はもうないという部分の中で、その資産については町が今後一体的に使っていくという部分の中では買取りが適当だろうという考え方で買い取るものです。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第81号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第5 請願第1号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度拡充をはかるための、             2021年度政府予算に係る意見書採択の請願について ◎議長(西川誠一) 日程第5 請願第1号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度拡充をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書採択の請願についてを議題といたします。  本請願は、6月5日の本会議において産業建設文教常任委員会に付託され、委員会の審査が終了し、委員長より委員会審査報告書が提出されました。本請願に対する産業建設文教常任委員会の審査報告を求めます。  産業建設文教常任委員会委員長、西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(西谷 尚) 6月5日の本会議におきまして当委員会に付託されました請願第1号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度拡充をはかるための、2021年度政府予算に係る意見書採択の請願についてについて、審査の経過と結果を報告いたします。  お手元に配布しております審査報告書のとおり、採択でありますので、よろしくお願いをいたします。  審査については、6月10日、委員7名のうち6名出席の下、紹介議員の出席を求め、慎重に審査を行いました。紹介議員の東垣典雄議員より、請願の趣旨、理由等について説明がありました。請願の具体的な要求は、1つ目として、子どもたちの教育環境改善のために、計画的な教職員定数改善を推進すること。具体的には新型コロナウイルス感染症の終息が見通せない状況が続く中、新学習指導要領の全面実施もふまえ、少人数学級の着実な推進を図ること、2つ目として、教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の負担割合を2分の1に復元することというものでございます。これらを基に質疑を行いました。  質疑内容は、問いとして、少人数学級は何人規模の学級を想定しているのかの問いに対し、答えとして、現在小学校1年生には35人学級、2年生以上には40人学級となっているが、兵庫県では独自財源により、2年生から4年生は35人を超えるが、場合によっては加配教員を配置している。少人数学級の必要性は特にコロナウイルス感染症対策として必要で、35人から30人への推進を求めている。  問いとして、学級を複数のグループに分けて教育活動を行うことが求められている。感染症対策を前面に出すのであれば、30人以下学級で議論してもいいと思うがどうかの問いに対して、答えとして、感染症対策とすればもっと少ない人数での要望が求められますが、そこまでの内容となっておらず、まずは30人学級を目指した請願となっている。  問いとして、感染症対策では教職員の負担が大きいと思う。教職員への教育委員会の手当は大事と思うがどうかの問いに対し、答えとして、教職員の負担は大きいが、子どもたちのために頑張っていると感じている。  問いとして、国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられたことの具体的な影響はどうなのかの問いに対し、答えとして、教職員の給与は県から出ている。県としてはその手立てをしているが、財政的に豊かな県とそうでない県では教育の格差が生じるおそれがあるということ。  問いとして、憲法では義務教育費は無償であるとある。国が全責任を持つべきであり、国庫負担率の2分の1への復元は当然の権利であり、義務でもあると思うがどうかの問いに対し、答えとして、教育費を国の責任として見るべきと思う。国庫負担率を2分の1に復元せよという請願である等、紹介議員に質疑を行いました。  次に、自由討議の後、討論を求めましたが、討論はなく、採決を行いました。  採決の結果、全員賛成で採択と決しました。  以上で委員長報告を終わります。 ◎議長(西川誠一) 委員長の審査報告は終わりました。  これより委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) お尋ねします。この請願の記のところで、今、委員長報告にもありましたように、質疑の中のことを申されましたけども、教育環境改善のためということで、コロナのことが今回初めてうたわれました。コロナ感染症対策のため、少人数学級を着実に推進せいとあるんですが、一般質問で私もしましたけども、本町の香住小学校、あるいは香住第一中学校以外は少人数学級であります。少人数学級でありながら、香住小学校や香住一中と比べて、コロナによる学校の臨時休業に対して、何のメリットは言われませんでした。教育長、言われませんでした。  ということは、少人数学級はコロナに対して何の役にも立たないということに他ならないと思うんですが、そのような質疑、議論というのはなかったか、あったのか、お尋ねします。 ◎議長(西川誠一) 産業建設文教常任委員会委員長、西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(西谷 尚) そういう具体的な議論はなかったですが、基本的にはやはり35人以上の学級というのは当然あるわけでありますので、そういう中でコロナに対しては、本会議の中でも教育長が言われております、3密を避けるという中での取組を行っております。当然、この請願においてもそういう密を避けるという中では重要なのかなというふうに捉えておりました。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかに質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、請願第1号を採決いたします。  この請願に対する委員長の報告は採択です。  この請願は委員長報告のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本請願は採択することに決定されました。  お諮りいたします。  ただいま西谷委員長から意見書案第4号が提出されました。したがいまして、これを日程に追加し、追加日程第1として議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、意見書案第4号を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定いたしました。  暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  発議書3を議場配付しておりますので、ご確認ください。      ──────────────────────────────  追加日程第1 意見書案第4号 教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に                 係る意見書の提出について ◎議長(西川誠一) 追加日程第1 意見書案第4号 教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書の提出についてを議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (発議書朗読) ◎議長(西川誠一) 朗読は終わりました。  提出者の趣旨説明を求めます。  産業建設文教常任委員会委員長、西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(西谷 尚) ただいま上程されました、教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書(案)の提出について説明をいたします。  本案については、先ほど決定されました請願第1号の採択を受けて提案するものであります。産業建設文教常任委員会では、この請願の願意を受け、関係官庁へ意見書を提出することに決定しましたので、委員長名をもって発議いたします。  意見書(案)の朗読をして趣旨説明にかえさせていただきます。  教職員定数の改善及び義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書(案)  新型コロナウイルス感染症対策として3月には突然の全国一斉臨時休業の要請、それ以降も緊急事態宣言が公示され、未だ先行きが見通せない中、学校現場では学びと育ちの保障や心のケア、感染症対策などに取り組んでいます。  学校現場では、今回の長期臨時休業への対応がなかった場合においても、新学習指導要領の全面実施に加え、貧困・いじめ・不登校など解決すべき課題が山積しており、子どもたちの豊かな学びを実現するための教材研究や授業準備の時間を十分に確保することが困難な状況となっています。加えて、学校再開をむかえた現場では、文部科学省が示している3密対策を講じ、学級を複数のグループに分けた上で教育活動を行うことなどが求められます。終息が見通せない状況が続く中、30人以下学級の着実な推進は必要不可欠です。  義務教育費国庫負担制度については、小泉政権下の「三位一体改革」の中で国庫負担率が2分の1から3分の1に引き下げられました。厳しい財政状況の中、独自財源により人的措置等を行っている自治体もありますが、自治体間の教育格差が生じることは大きな問題です。国の施策として定数改善にむけた財源保障をし、子どもたちが全国のどこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。豊かな子どもの学びを保障するための条件整備は不可欠です。  よって、国会及び政府におかれては、地方教育行政の実情を十分に認識され、地方自治体が計画的に教育行政を進めることができるように、下記の措置を講じられるよう強く要請します。                    記  1.子どもたちの教育環境改善のために、計画的な教職員定数改善を推進すること。具体的には新型コロナウイルス感染症の終息が見通せない状況が続く中、新学習指導要領の全面実施もふまえ、30人以下学級の着実な推進を図ること。  2.教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の負担割合を2分の1に復元すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。  令和2年6月。衆議院議長、大島理森様、参議院議長、山東昭子様、内閣総理大臣、安倍晋三様、財務大臣、麻生太郎様、文部科学大臣、萩生田光一様、総務大臣、高市早苗様。  兵庫県香美町議会議長、西川誠一。  以上であります。議員各位のご賛同をお願いいたします。 ◎議長(西川誠一) これをもって趣旨説明を終わります。
     これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) 私からは1点確認なんですけども、意見書(案)の中段に、「終息が見通せない状況が続く中」なんですけど、これの前に、「新型コロナウイルス感染症の終息が」と続けたほうがいいのではないかと私は思うわけですが、いかがでしょう。結局、記の1の中段にはそのように書いてあるので、統一すべきかなと思うんですけども、いかがでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 産業建設文教常任委員会委員長、西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(西谷 尚) ご意見はご意見として受け止めさせていただいて、十分これで理解ができるというふうに判断しますので、その辺はよろしくお願いをいたします。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。  これより討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、意見書案第4号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  地方自治法第99条の規定により、意見書を関係官庁へ送付いたします。  なお、意見書案第4号で字句等の整備等を要する場合は議長に一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。議長において処理いたします。      ──────────────────────────────  日程第6 請願第2号 「令和の恐慌」克服のための経済対策への意見書提出に関する             請願書 ◎議長(西川誠一) 日程第6 請願第2号 「令和の恐慌」克服のための経済対策への意見書提出に関する請願書を議題といたします。  本請願は、6月5日の本会議において産業建設文教常任委員会に付託され、委員会の審査が終了し、委員長より委員会審査報告書が提出されました。本請願に対する産業建設文教常任委員会の審査報告を求めます。  産業建設文教常任委員会委員長、西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(西谷 尚) 6月5日の本会議におきまして当委員会に付託されました請願第2号 「令和の恐慌」克服のための経済対策への意見書提出に関する請願書について、審査の経過と結果を報告します。  お手元に配布しております審査報告書のとおり、採択でありますので、よろしくお願いをいたします。  審査については、6月10日、委員7名のうち6名出席の下、紹介議員の出席を求め、慎重に審査を行いました。紹介議員の吉川康治議員より、請願の趣旨、理由等について説明がありました。請願の具体的な要求は、1、経済的弱者への逆進性が高い消費税を一定期間、全品目一律減税とし、消費に対する不安を緩和し、増税前水準まで家計消費を速やかに回復に向かわせること、2、新規国債を財源とし、補正予算(第1号)を超える規模の予算を確保した上で、持続化給付金の給付要件の緩和と増額、複数回の給付を行うこと。また、特別定額給付金の複数回の給付を行うこと、3、同じ新規国債を財源とし、地方公共団体がコロナウイルス感染症拡大第2、第3波に備え、PCR検査センターの設置、拡充や軽症者等の隔離施設の確保、その他感染症・福祉対策として必要な物資調達のための財源措置を講じること、4、2025年度に達成予定のプライマリーバランス黒字化目標を延期し、経済成長が軌道に乗ったと判断できるまで、コロナ復興税などの名目で増税を行わない。財政支出の削減を行わないこと、5、このほどのような非常時の建築設備資材の供給分断を防ぐため、国内の供給連鎖体制を再構築するための施策を講じること、6、建設国債で補いながら、公共事業費を90年代の水準まで引き上げるとともに、最低10年間程度の長期確保を約束し、建設事業者の生産性向上のための投資及び就業者数の振興を図ることというものです。これを基に質疑を行いました。  質疑として、問い、消費税に関して全品目一律減税とあるが、どのようなイメージなのかの問いに対し、答えとして、軽減を食品だけ、電機資材だけにするとスピード感に欠ける。部分的緩和ではなく一律に下げ、消費を刺激する観点から一律を表現している。  問いとして、持続化給付金の給付要件の緩和とあり、対象が絞られているとの声が聞こえるが、具体的な状況はどうなのかについて。答えとして、給付要件についてはどこかの月で売上げが半分になった人という基準があるが、コロナがなかったときの粗利補償ができるような体制を取らないともたないと考え、緩和と増額という表現をしました。  問いとして、最前線で働く医療従事者でさえ、PCR検査がままならない状況の中、この思いを聞かせてほしい。答えとして、PCR検査については医療崩壊する可能性があることで、PCR検査センターを別に設けることを掲げている。例えば香住病院で感染者が出た場合、閉鎖という可能性がある。感染の確認や町民に影響が出ないように、センターを設けて別のところで診察することができると思っている。  問いとして、サプライチェーンの関係は早くから聞いていたが、状況に変化があるのかの問いに対し、答えとして、国内のサプライチェーン、建設資材については、通常の入荷に戻ってきていると聞いている。  問いとして、国債の発行についてどう考えているか。答えとして、何でも発行すればいいとは思っていないが、有事であり、景気を刺激するという目的があるので、国債の発行はしていくべきと思っている。コロナ禍においての国債や現金発行については世界が容認していると考えているので、コロナの影響から立ち直るための数年間は多少増やしてでも景気を刺激しないといけないと考える。  問いとして、「令和の恐慌」の表題にした意味は何があるのか。答えとして、昨年10月から12月の実質GDPが年率換算マイナス7.1%で、コロナは関係ない数字であり、コロナの影響が出始めた1月から3月の速報値では、年率換算マイナス3.4%に落ちている。落ち方が尋常ではなく、危機感を持っており、恐慌と表現をした。  問いとして、請願者の香住地区電工会だけの問題ではなく、商工会全ての会員にも当てはまることだと思うがどうかの問いに対し、答えとして、町内全体に関わることであるが、準備期間が短かったこと、今回政府で補正予算が論議されており、後になればなるほど流動的になるので、急いで提出したかった等、紹介議員に質疑を行いました。  次に、自由討議の後、討論を行いました。1名の委員から賛成討論がありました。賛成討論の内容は、新型コロナウイルスのときに真っ先に出てきたのが、建築、建設現場。資材が届かない、滞っているという報道を思い出す。コロナの影響に対する取組は必要だ。この町の営業や暮らしを守っていくために、請願は採択すべきとの賛成討論がありました。反対討論はなく、討論を終了し、採決を行いました。  採決の結果は、賛成多数で採択と決しました。  以上で委員長報告を終わります。 ◎議長(西川誠一) 委員長の審査報告は終わりました。  これより委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 質疑を行います。請願というものは、一般的に誰でもできるものだというふうに理解をしております。今回の請願者は香住地区電工会。この電工会のメンバーそのものは商工会に加入されている方だろうというふうに私は推測をするんですが、商工会は一般的に公共的機関と呼ばれるものであるわけですけども、今回このように商工会に加入する団体が、今回の請願内容等々を見てみますと、電工会だけに限らない一般的な事柄が請願の理由であります。このような団体から次から次にこのような請願が出されるというようなことに対して、本町議会としてどのように取り扱うべきか等々の議論、自由討議があったのか、なかったのか、そのようなことをお尋ねしたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 産業建設文教常任委員会委員長、西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(西谷 尚) ただいまご質問がございました。そのような議論はありました、事実。電工会等の組織はどうなのかというようなご意見もございましたし、そういう中で、コロナに対してスピード感を持ってやりたいということであったので、大きな組織として請願を上げることができなかったというのが現状だというふうにお聞きをしております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかに質疑はありませんか。  小谷康仁君。 ◎小谷康仁(4番) 小谷です。1点だけお伺いをいたします。  PCR検査センターを設けていって、新型コロナウイルスを診ていくんだということだと思うんですけども、2020年2月1日から指定感染症に指定されておりますので、これというのは普通の医療ではない道をたどっていくので、経済対策に対することのこの意見書の中においてPCR検査を入れ込んでしまって、陽性者が出ると経済が止まってしまう、その際には。そういうふうな意見というのはあったんでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 産業建設文教常任委員会委員長、西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(西谷 尚) 具体的なPCR検査についての内容的なものは議論にはなかったですが、全体を見た中のPCR検査についての重要性みたいなものはございました。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかに質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、請願第2号を採決いたします。  この請願に対する委員長の報告は採択です。  本案は委員長報告のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立多数であります。  よって、本請願は採択することに決定されました。  お諮りいたします。  ただいま田野公大君ほか4名から意見書案第5号が提出されました。したがいまして、これを日程に追加し、追加日程第2として議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、意見書案第5号を日程に追加し、追加日程第2として議題とすることに決定いたしました。  暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  発議書4を議場配付いたしておりますので、ご確認ください。      ──────────────────────────────  追加日程第2 意見書案第5号 「令和の経済コロナ危機」克服のための経済対策に関                 する意見書の提出について ◎議長(西川誠一) 追加日程第2 意見書案第5号 「令和の経済コロナ危機」克服のための経済対策に関する意見書の提出についてを議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (発議書朗読) ◎議長(西川誠一) 朗読は終わりました。  提出者の趣旨説明を求めます。  田野公大君。 ◎田野公大(7番) ただいま上程されました、「令和の経済コロナ危機」克服のための経済対策に関する意見書(案)の提出について説明いたします。  本案については、先ほど決定されました請願第2号の採択を受けて提案するものであります。産業建設文教常任委員会では意見書の合意を得られませんでしたので、議員連名をもって発議いたします。  意見書(案)を朗読して趣旨説明にかえさせていただきます。  「令和の経済コロナ危機」克服のための経済対策に関する意見書(案)  令和元年10月の消費増税以降、実質GDPが10~12月で年率換算マイナス7.1%という非常に厳しい落ち込みをし、さらに令和2年に入り新型コロナウイルス対策として各種自粛要請により、実質GDPはさらに1~3月期改定値で年率換算マイナス2.2%という2四半期連続のマイナス成長となっている。  緊急事態宣言は解除され、コロナウイルス感染拡大は一旦収束したという認識が広がりつつあるが、第2波・第3波の来襲も警戒される中において、経済は未だコロナ危機を脱しておらず、当町の基幹産業である農水産業をはじめ観光業、小売業、さらには建設業などにおいても今後も引き続き影響が懸念される。  よって、国に対して、下記の事項の実施を強く求めます。                    記  1.経済的弱者への逆進性が高い消費税を一定期間、全品目一律減税等、消費に対する不安を緩和し、増税前水準まで家計消費を速やかに回復に向かわせること。  2.持続化給付金の給付要件の緩和と増額、複数回の給付を行うこと。また、特別定額給付金の複数回の給付を行うこと。  3.地方公共団体がコロナウイルス感染拡大第2波・第3波に備え、PCR検査センターの設置や軽症者等の隔離施設の確保、その他感染症・福祉対策として必要な物資調達のための財源措置を講ずること。  4.2025年度に達成予定のプライマリーバランス黒字化目標を延期し、経済成長が軌道に乗ったと判断できるまで、コロナ復興税などの名目で増税を行わず、財政支出の削減を行わないこと。  5.この度のような非常時の建築設備資材の供給分断を防ぐため、国内の供給連鎖体制を再構築するための施策を講ずること。
     6.公共事業費を90年代の水準まで引き上げるとともに最低10年間程度の長期確保を約束し、建設事業者の生産性向上のための投資及び就業者数の振興を図ること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。  令和2年6月。衆議院議長、大島理森様、参議院議長、山東昭子様、内閣総理大臣、安倍晋三様、内閣官房長官、菅義偉様、財務大臣、麻生太郎様、総務大臣、高市早苗様、厚生労働大臣、加藤勝信様、経済産業大臣、梶山弘志様、産業再生担当大臣、西村康稔様。  兵庫県香美町議会議長、西川誠一。  以上であります。議員各位のご賛同をお願いいたします。 ◎議長(西川誠一) これをもって趣旨説明を終わります。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  小谷康仁君。 ◎小谷康仁(4番) 小谷です。2点だけお伺いをいたします。  PCR検査センターというのは国なのか、県なのか、またほかのものを要望しているのかということと、この3項について削除するお考えがあるのかどうか、この2点だけお願いをいたします。 ◎議長(西川誠一) 田野公大君。 ◎田野公大(7番) 小谷議員の質疑に回答いたします。  まず、PCR検査センターですけども、これはやっぱり一義的には県が設置するという形で、それのバックアップは国がするということを想定しておりますし、この3を抜くと、先ほど質疑されておりましたけども、3はやっぱりこれから2波、3波に向けて必要であろうと認識しておりますので、ぜひ求めていきたいということでございます。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 1点、お尋ねします。記から上しなに3段目、「当町の」から始まる、「当町の基幹産業である農水産業をはじめ観光業、小売業、さらには建設業などにおいても今後も引き続き影響が懸念される」との記述ですが、このことは請願にはない言葉です。請願にない言葉の中で、私が疑問に思うのは、「当町の基幹産業である農水産業」という熟語ですね。なぜこの熟語にされたのか。本町は、細かく言えば農業、農業の中に畜産がある。特に但馬牛の関係を考えると畜産という言葉は非常に大事な言葉だ。  それから、「林」が抜けている。本町は森のステーションをはじめ、それから皆さんから頂いた税を使って、林業にも力を入れ始めている。「林」がなぜ抜けたのか。  一般的に水産業、これは漁業も含まれた水産業という捉まえ方もできますけども、本町の場合は水産業の中でもとりわけ漁業というものは大きな基幹産業です。その漁業で前浜から収穫、捕ってきたものを水産加工、本町の水産加工というのは全国でも独特な加工の方法の業種でもあります。そういうものをただ単に「農水産業」と、議員の有志の方で新たに加えられた文言をなぜこのように簡単にされるのか、その辺はどういうことなのかお尋ねします。 ◎議長(西川誠一) 田野公大君。 ◎田野公大(7番) 見塚議員の質疑にお答えいたします。  おっしゃるとおり、ご指摘のとおりだと思っております。ですので、この字句に関しては一任いただけましたら、今言われるように、「農林水産業」という形に訂正させていただきたい、このように思います。 ◎見塚 修(6番) 農林水産業だけでは駄目なんだ。 ◎田野公大(7番) 検討させてもらいます。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 農林水産業では駄目だと言っているので、その辺も含めて、議長の判断で善処していただくようにお願いしといて終わります。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了します。  これより討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、意見書案第5号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  地方自治法第99条の規定により、意見書を関係官庁へ送付いたします。  なお、意見書案第5号で字句等の整備等を要する場合は議長に一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。議長において処置いたします。      ──────────────────────────────  日程第7 請願第3号 新型コロナウイルス感染症対策香美町事業者緊急支援金の「一             人経営者」支給について ◎議長(西川誠一) 日程第7 請願第3号 新型コロナウイルス感染症対策香美町事業者緊急支援金の「一人経営者」支給についてを議題といたします。  本請願は、6月18日の本会議において産業建設文教常任委員会に付託され、委員会の審査が終了し、委員長より委員会審査報告書が提出されました。本請願に対する産業建設文教常任委員会の審査報告を求めます。  産業建設文教常任委員会委員長、西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(西谷 尚) 6月18日の本会議におきまして当委員会に付託されました請願第3号 新型コロナウイルス感染症対策香美町事業者緊急支援金の「一人経営者」支給についてについて、審査の経過と結果を報告いたします。  お手元に配布しております審査報告書のとおり、採択でありますので、よろしくお願いをいたします。  審査については、6月19日、委員7名全員の出席の下、紹介議員及び副町長、担当課長、担当主幹の出席を求め、慎重に審査を行いました。まず、紹介議員の森浦繁議員より、請願の趣旨、理由等について説明がありました。請願の具体的な要求は、新型コロナウイルス感染症対策香美町事業者緊急支援金については、「新型コロナウイルス感染症の影響により、経営などに支障をきたしている町内事業者に、一事業者当たり一律10万円を支給する」としていますが、従業員を持っていない一人経営者には支給しないとなっています。従業員を雇いたくても雇えない一人経営者に対しても、香美町事業者緊急支援金を支給することを求めますというものです。これを基に質疑を行いました。  質疑として、問い、請願者の東播建設労働組合香住分会の会員数と職種はどうか。また、請願者として3名の記載があるが、他の方の同意はあるのかの問いに対し、答えとして、組合員数は60名で、基本的には職人が多い。記載の3名は代表者と副代表者2名で、残りの方の賛同は得られている。  問いとして、新型コロナウイルス感染症の影響を受けやすい職種の方が多いのか。答えとして、個人差がある。全体を把握していないが、休業要請で休業中にリフォームをしようとするところもあるが、仕事が減っている方もある。  問いとして、町側の考えでは、建設業はあまり影響を受けていないとのことであったがどうかの問いに対して、答えとして、仕事がある人、ない人の個人差があるので何とも言えない。ただし、書かれている職種に限らず、影響を受けているところは全て支給すべきと考える。  紹介議員の質疑終了後に、副町長及び担当課長等に制度の説明及び要綱策定の経過等を求め、質疑を行いました。  観光商工課長より、事業者が困っている中、どのように支援したらよいのかを検討した。国の定額給付金は全ての人を対象にすべきだが、事業者の場合はどうだろうかというところから、事業者の基準を、確定申告するような事業者であること、従業員が2人以上、事業の設備等があることを条件とした。請願にある一人経営者の判断については、特に農業者の場合、年金受給では120万円以下では所得とならない部分があるので、例えば農協に出荷し、所得がある方は事業所得として申告するが、果たしてそれはどうかという意見がある等、一人経営者の判断は難しい中、2人以上とした。ただし、コロナの影響が非常に大きいと思われる飲食店、旅館、民宿、これらに卸す酒屋、鮮魚店等の卸売業、クリーニング店、理容及び美容店等のサービス業は、例外的に一人の事業者、従業員でも対象とした。期間については、様式を簡素化し早期に支給できるよう、6月30日までとした。  質疑として、問い、予算化した918事業者の根拠は。業種ごとの内訳は分かるかの問いに対し、答えとして、中小企業庁の数字。経済センサスの1,183を中小企業庁が精査し、918とした。中小企業庁は業種ごとの数字は出していない。経済センサスでは個別の数字が出ているが、業種判断の微妙なものもたくさんある。  問いとして、建設業の申請給付の状況はの問いに対し、答えとして、受け付け86件、そのうち不決定通知が11件。従業員が2名以上いないのが理由があり、申請者にはきっちりと説明をし、納得してもらっていると確認をしている。  問いとして、918もの予算化し、現実的に約600程度のものである。予算の未執行となるのか。答えとして、執行できないこととなるので、予算残となると理解している。  問いとして、新たな似たようなことを組み直すことはどうかの問いに対し、答えとして、職員から100から150の提案が上がっている。コロナ対策は終わりではなく、違った角度から支援をし、継続的に地域経済が回るようにしたいと考えている。今後も経済対策と町民の安心・安全の対策に取り組んでいきたいし、提案したいとも考えている。  副町長等の質疑の終了後、自由討議を行い、その後、討論を行いました。1名の委員から賛成討論がありました。賛成討論の内容は、事業者を緊急に支援するということであれば、一人経営者であっても、最低限、一人事業者として申告をした前年の事業証明ができる方については制度の対象にすべきと思う。東播建設の組合員に限定せず、申告をしたことが一つの基準となると思う。そのため、要綱を変更し、もう少し柔軟な対応をする必要があると思うので、請願は採択すべきとの賛成討論がありました。反対討論はなく、討論を終了し、採決を行いました。  採決の結果は、賛成多数で採択と決しました。  以上で委員長報告を終わります。 ◎議長(西川誠一) 委員長の審査報告は終わりました。  これより委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 2点ほどちょっとお聞きしたいんですけども、今回の支援金は議会で議決したわけですよね。その制度を途中で変えるというのは議決に反するというようなジレンマというか、そういうことが委員会の中で話されたのかというのが1点。  2点目は、受給者の資格の仕切りを変更するということに対して、多分混乱が生じると思うんですね。そういったことが委員会の中で話されたのかどうか、この2点についてお伺いします。 ◎議長(西川誠一) 産業建設文教常任委員会委員長、西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(西谷 尚) お答えします。  委員ご指摘の内容は、議論はありました。それは自由討議の中で出てきたというふうに思っとります。この制度自体を、今月で終わるわけでありますが、そういう中で変えていくというのはどうなのかというところでございます。それはこの制度の要綱等の中にも記載されており、「やむを得ない事情がある場合はこの限りでない」というようなところから、見直したほうがいいのかなというご意見がございました。 ◎議長(西川誠一) ほかに質疑はありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 何点かお尋ねをしてみたいというふうに思います。  先ほど委員会の審議の中で、構成人数だとか役職員の数等々、ありました。そうした中で、私が住んでいる地域の方で、この団体に加盟しておられる方が何人かおられます。この方たちに伺ってみました。今回のコロナの影響があるのかないのか、まず伺いました。ないといったほうが等しいと言っとられます。なおかつ、今回の請願が出されること、出されたことをご存知かと聞いたら、聞いていないとおっしゃっていました。なぜですかと言ったら、この団体の事務局主導でされているんじゃないですかというような言い方でした。  そうすると、委員会としたら紹介議員だけからこの請願の内容等について質疑をされ、委員会としての判断をなされたのだというふうに思うんですが、このような難しい問題であったわけですが、委員会として調査不足的な感が私は思える。ということはどういうことかといいますと、委員会に説明員、参考人等々を求めて、もう少し慎重に審議するべきであったのかなと思うんですが、その辺の委員会としての意見といいますか、進め方について、何かあったのかどうかお尋ねをしてみたいというふうに思います。  それから次に、この請願に係る支援金というのは、先ほど藤井議員も言われたように、この要綱の締切りは6月30日であります。この後、請願が採択された場合に、この要綱の見直し、それから関係者に知らしめること等々が非常に困難であります。  先ほどのところで、やむを得ない理由というようなことが書いてあるというようなことがあったんですけど、一般的に法令的なもの、要綱的なものには、必ずこのやむを得ない、ただし書というような条項が必ずつくもの。その場合は、こういうことに限るという限定された判断の仕方がされるもの。今回のような期限を延長したり、要綱を変えたりというようなことは、一般的には適用されないただし書の要綱ですので、その辺は委員会として、もしそれがそういうふうなことだということならば、法令的には少しおかしいんじゃないかなと。私からすれば間違っているというような解釈しかできないわけです。そのような議論がもう少しされなかったのか。相当年数を得て勉強もされている議員さんがこの委員会におられますので、そういうことはよくご存知だというふうに私は思っていますので、その辺について伺いをしたいというふうに思います。  それから、もしこの請願のことを考えると、一般的に退職者と、いわゆる一線を退いた方が趣味的に農家、業とは言いません、農家あるいは漁家、これも漁業とは言いません、漁家をしておられる方等にも影響のあるようなことになってまいります。全ての仕事を持っておられる方が対象になってくるような請願にはなってこないんだろうか。政府の特定給付金のように、全ての人に10万円払うようなことになってこないんだろうかということが考えられるんですけども、そのような議論はなかったのか、あったのか。  それから4つ目です。町の施策というのは、全て一定の基準、水準というものを設けて施策を展開していく、これが当たり前のことです。先ほども申しましたように、特定給付金のように、いわゆる生まれたての赤ちゃんから、言い方は悪いですが大変ご高齢の方まで、一定の給付がなされるというようなものでは、この支援金というのはじゃないものなので、一定の基準、水準が必ず必要なものです、各町の施策というものは。そのような議論があったのか、なかったのかについてもお尋ねをいたします。 ◎議長(西川誠一) 産業建設文教常任委員会委員長、西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(西谷 尚) 議員ご質問の、一人事業者に対して、今回影響がなかったんじゃないかというようなご質疑だというふうに思っています。委員会で討議をした中では、そういう質問がありました。影響、本当にあるのかというようなご議論もありました。そういう中で、やはり宿泊とか旅館、民宿関係は、今の閑散期の中で新たに改築をしたり、内装を変えたりとか、そういうことをやられていると。だけど、今回はコロナの関係でそういうこともできない。一人業者においてもそういう仕事がないというような方がおられるというようなご説明を受けました。  あと、この請願団体についてちゃんとその内容について精査をされたのかというようなことでありますが、基本的に委員会としましては、団体名とその団体長、そして各分会の会長、副会長の印が押された中での内容が記載されている文言でございますので、それ以上掘り下げて考えたことはございません。  あと、制度に関して、一律の制度であるべきではないかというご指摘がございました。これは委員会の中でも議論はありました。そういう中で、この給付金に関してAからRの業種があるわけですが、その中でも卸売業、小売業、そして宿泊、飲食サービス、生活関連のサービス業、娯楽に関しては1人でもオーケーだというような、変な話、ちょっとイレギュラーな内容になっとるわけです。そういうところがどうなのかというようなご議論もありました。  そういう中で、1人でも多くの事業者、一人事業者であっても拾い上げていくというのが委員会の最終的な結論ということで、今回採択ということで出させていただいております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 変わった観点から質問しますけども、今回の委員会の中で香美町事業者緊急支援事業給付金交付要綱というものが委員会の中に提出されてきております。我々議員は、この交付要綱がないままに審議をしてきました。この予算の審議のときには、文字で書かれた僅か5行ぐらいだったですか、ぐらいの文言でありました。そのようなものを審議して、我々はオーケーと言ってきたこと、そのことに対して我々は少し勉強不足、審議不足ではなかったのか、あったのか、そのような議論がこの委員会の場ではなかったのかどうかについてお尋ねします。 ◎議長(西川誠一) 産業建設文教常任委員会委員長、西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(西谷 尚) どう答えていいのか、ちょっと難しいところがあるんですが。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  産業建設文教常任委員会委員長、西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(西谷 尚) 基本的にはそう細かい内容までは議論はなかったんですが、当然制度としては各町民の皆さんにも具体的な内容、この制度はどういうものに対応しますよということは示されておりましたし、あと、その細かな点につきましては委員会としてもちょっとやっぱり不明瞭なところがございましたので、今回、副町長及び担当課長等に来ていただいて、もう一度説明をしっかりと受けたというところでございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかに質疑はありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) 谷口です。1点だけ、ちょっと質疑させていただきたいと思います。  先ほどの見塚議員の中でもありました、要綱を我々がきちっと示された上で議論できなかったというところが、今回のこの請願で明らかになった。いわゆる一人経営者のことが少し我々としても、初めて今回これで明らかになったわけであります。
     そういう意味では、この要綱自体を、要綱ですから、条例になればこれは我々議会も含めて、議会議決しなければいけないですが、要綱ですから、これは極めて町長の、執行者のいかんでどうでもできる、こういう要綱でありますし、それから、この内容を見ていますと、要綱の第2条の2項では、町長はこの対象、適当であると認めたことについては交付対象とすることができるというような、こういう部分もありますし、それからあと、申請期間についても、6月30日だけど、やむを得ない事情がある場合はこの限りではないというふうなことでありますから、そういうことでは今の議論で明らかになった問題点を、課題を解決するということで、そういうことでは大いにここを議論でして、こういう意見があればきちっと受け止めて、我々としてはやはりこういったことが抜かっとっても改善する、こういう勇気を持たなきゃいけないかなというふうに思います。  そういった点でちょっと1点聞きたいんですが、先ほども言いました、交付期限の関係です。6月、今日はもう23ですね。あともう1週間ということで、当然一人親方という新しい範疇のことですから、ちょっとこれをここで決議して、後、周知というのはちょっとなかなか難しいんかな。町長としてはできるだけ早く、迅速に皆さんの手元へ届けたいということで、期限を早く切ってしたんだというような説明もありましたので、その精神は精神でしっかり受け止めて、ただ、今の実際上、このというところで一人親方のこれをもしもここで決議を上げてこれを適用していただくということについては期限が難しいですので、そういう議論が期限延長であったのかと。  もう一つは、先ほどちょっと説明ありましたが、まだ3分の1の方が、当然影響のある方が前提ですから、影響のない方までもこれを支給するということではありませんので、ただ、そうは言いながら、また周知が本当にできとったんかいなというところも私もあれですので、その辺のことも含めた申請の期限、こうやって議論が委員会としてなされたかどうか。その点、伺いたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 産業建設文教常任委員会委員長、西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(西谷 尚) 期限に対しては、今ここでどうこうすると問題ないのかというようなご議論はありました。  そして、交付要綱につきましては、両議員のご指摘等もございますし、その辺は委員会としても真摯に受け止めて、今後もっとしっかりとした審議の中で執り行っていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。 ◎議長(西川誠一) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) それから、もう1点、一人経営者については、先ほど見塚議員にも指摘されとったんですが、農林漁業の関係の方でも1人で頑張っている方がおられます。その辺の議論もあったのかどうか、その点、ちょっと確認をさせてください。 ◎議長(西川誠一) 産業建設文教常任委員会委員長、西谷尚君。 ◎産業建設文教常任委員会委員長(西谷 尚) 掘り下げてのお話はなかったですが、そういうお話もございました。 ◎議長(西川誠一) ほかに質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。  初めに反対の方の発言を許可いたします。  田野公大君。 ◎田野公大(7番) それでは、ただいま上程されております請願第3号に対して、反対の立場で討論を行います。  本請願の趣旨は十分理解するところではございますけども、現下の本香美町の感染症対策、事業者緊急支援制度は現にもう既に動いておりますし、期限が6月末までと迫っております。その中でこの事業の対象範囲を考慮したときに、一人経営者というのが受けられる人と受けられない人という部分が出てきております。そういった意味で、非常に選択が難しいということで、これから例えばこの請願が採択されても、十分な時間がないということで、取りあえずは十分時間を取ることが大事であるということでございます。  そういった中から混乱を来すのではないかということがございますし、先ほど皆さんからも発言がありましたように、我々議員は、どうでしょう、この事業に対して予算的には賛成をしてきております。そういった部分ではこういった請願が出てくることは、ある意味、私個人としても反省、もうちょっと熟考すべきと思いながら反省する部分はあるわけですが、今回の支援事業に対しましては、とにかく大きなコロナ禍でいち早く町独自の支援施策として取り組まれたことは評価されるべきでございますけども、判断基準でやっぱり問題があったのかなということを思うわけでございます。  そういった混乱を防ぐためにも反対するわけですが、今後この支援は、要綱を変更という形ではどうかなとは思うんですが、追加的にやっぱり支援していくということなり、また、2次的、これから2次、3次と懸念されておりますので、私個人としては一人親方と言われる方々、コロナ影響の多少、多い少ないにかかわらず、やっぱり支援すべきだなと個人的には考えておりますので、これから本事業を検証し直して、やっぱり2次、3次で執行部としては考えていくべきということを求めて、今回の請願は取りあえず混乱を防ぐという意味で反対するものでございます。  議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ◎議長(西川誠一) 次に、賛成の方の発言を許可いたします。  森浦繁君。 ◎森浦 繁(15番) 賛成の立場で討論に入ります。  香美町事業者緊急支援事業給付金交付要綱の第2条2に、規定にかかわらず、町長が交付の対象として適当であると認めた者については交付対象者とすることができるとなっています。一人事業者に対しても、業種を問わず、新型コロナウイルス感染症により売上げが減少、もしくは経営の安定に支障が生じている、または、今後売上げの減少もしくは経営の安定に支障が生じることが予測される事業者に交付対象者として認めてもらいますよう、町民の命と暮らしを守ると言われています町長に強く要望します。  議員の皆様の賛同をお願いいたします。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  反対の方の発言を許可いたします。  藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 13番、藤井昌彦です。  請願第3号 新型コロナウイルス感染症対策香美町事業者緊急支援金の「一人経営者」支給について、反対の立場で討論いたします。  本請願はさきの臨時会で議決したものであり、支給受給者の線引きを変えるというものであります。制度には線引きが必要であり、それによって対象者、非対象者が生まれるのは致し方がないことだと思っております。どこかでやっぱり区切る必要があるというふうに思っとります。この線引き自体を動かすということは、対象者の混乱、我も我もというふうな混乱を招き、収拾がつかなくなるというふうに私は思っとります。  それで、この申請期限が6月30日。それが終わってから新たな受給者の拡大した制度をつくって、今の請求者の方々も含めた、もうちょっとその線引きを広げたものを、新たな支援制度を設置することを強く求めて、議員各位のご賛同を求め、私の反対討論とさせていただきます。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  賛成の方の発言、ありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 次に、反対の方の発言を許可いたします。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 反対の立場で討論をします。  私は先ほどの委員長報告のときにも質疑しましたように、この事業そのものについての大きな間違いはなかったんだろうというふうに思っております。  そうした中にあって、今になって、6月30日が迫った中でこのようなことが分かりました。我々、反省しなくてはなりませんけども、先ほど田野議員や藤井議員が言われたように、この事業というのは一旦これで終結し、請願書の中にも書いてありますけども、「感染症の影響によって、経営などに支障をきたしている町内事業者」、これは一人経営者に対しても支給をせいということなので、要綱、要領に書いてない事項でございます。そのことは我々も賛同いたします。  そういう意味で、そのことを支援できる町の支援策というものは当然考えるべきだというふうに私は思っていますので、この場で言ってはいけないかも分かりませんけど、当局にそのようなことを求めて、なおかつ、今現在行っているこの事業というものは一旦終結をして、新たな制度をつくるべきだということを述べまして、この請願に反対をいたします。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 次に、賛成の方の発言を許可いたします。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 山本です。請願第3号 新型コロナウイルス感染症対策香美町事業者緊急支援金の「一人経営者」支給について、このものに採択をすることに賛成の立場で討論をいたします。  今聞いておりましても、制度そのものには異議を唱えない。期日が迫っておる。ところが、918社ということで我々は議決をしました。要綱が十分手元にない中での議決だったわけですけれども、いずれにしても918社分、9,180万円が支給されるものとして議決をしました。期限が迫っておりますけれども、既に支給をされておる部分は6月15日現在という数字で606社であります。3分の1、まだ残っているという状況です。  我々は議決をされた予算をきちっと執行するということを求めるのが本来やるべきことであって、要綱は町長の手元で変えることが可能だということなんです。ですから、新たな第二の矢、第三の矢とおっしゃいますけれども、もっと小さなものをやれという話には、私は必ずしもそうだねとは言い切れません。第二の矢、第三の矢を否定しませんけれども、しかしながら3分の1残っている、この方々に対して今すぐ給付できるように、要綱も変えて、期限も延ばして、急遽こんなふうに変えますよということを含めて周知を図るということが必要なんだということを申し上げて、採択をすることに賛成の討論といたします。  議員各位のご賛同をよろしくお願いをいたします。ありがとうございました。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。討論を終了します。  これより、請願第3号を採決いたします。  この請願に対する委員長の報告は採択です。  本案は委員長報告のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立少数であります。  よって、本請願は不採択とすることに決定されました。      ──────────────────────────────  日程第8 発議第3号 閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申し出について ◎議長(西川誠一) 日程第8 発議第3号 閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申し出についてを議題といたします。  各常任委員会、議会運営委員会より、香美町議会会議規則第75条の規定により、閉会中も引き続き調査したい旨の申出がありました。  各常任委員会、議会運営委員会からの申出のとおり、閉会中も継続調査(審査)に付することにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、申出のとおり閉会中も継続調査(審査)に付することに決定いたしました。  お諮りいたします。  以上で本定例会に付議されました案件は全て終了いたしました。  これにて令和2年6月第119回香美町議会定例会を閉会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、令和2年6月第119回香美町議会定例会を閉会いたします。                              午後12時49分 閉会                ○ 閉 会 挨 拶 ◎議長(西川誠一) 閉会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。  去る6月5日に開会し、本日までの19日間の今期定例会は、国民健康保険税条例の一部改正、令和2年度各会計補正予算等、本町が直面する重要案件が提出されましたが、議員各位の終始熱心なご審議を賜り、ここに議了することができました。これもひとえに議員各位のご理解、ご協力によるものと深く感謝申し上げますとともに、衷心より厚く御礼を申し上げます。  当局におかれましては、一般質問、審議等の過程におきまして、議員各位が申しました意見等を今後、町の行政に十分反映されますよう希望するところでございます。  総務民生常任委員会、産業建設文教常任委員会におかれましては、令和元年度の企業会計決算を閉会中に審査賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。  また、広報公聴常任委員会委員におかれましては、これから議会だよりの編集等ご苦労になりますが、よろしくお願いいたします。  これからますます暑さが厳しくなってまいります。議員各位並びに執行部の皆様方におかれましては、何とぞご自愛の上、町政発展のためより一層のご精進、ご活躍を賜りますようお願い申し上げ、簡単ではございますが、閉会の挨拶とさせていただきます。  次に、町長より挨拶があります。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 6月定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  去る6月5日から本日までの19日間、第119回香美町議会を開催していただきましたが、全日程が終了し、閉会の運びとなりました。  私のほうから提案をいたしました議案につきましては、委員会に付託されました企業会計決算認定の3件を除き、全て原案どおりご決定を頂き、誠にありがとうございました。今議会で頂きました一般質問や審議の過程でのご意見を踏まえ、それらを真摯に受け止め、今後の町政運営に努めてまいりたいと存じますので、今後ともご理解、ご協力をお願い申し上げます。  また、今議会では多くの議員の皆様から職員に対しますねぎらいのお言葉を頂戴いただきました。改めてお礼を申し上げます。新型コロナウイルス感染症も全国的にはまだまだ予断を許さない状況が続いており、6月19日からは外出自粛やイベント開催について、一定の緩和ともなったところでございますが、香美町でも香住浜と安木浜が海水浴場の開設を見送るなど、夏場に向けての影響は大きなものがございます。  しかしながら、観光振興については兵庫県においても県外からの積極的な呼び込みも再開されております。このたびお認めいただきましたプレミアムつき利用券などを活用し、皆さんとともに香美町の観光業、飲食業を中心とした経済活動の活力を取り戻せるよう、引き続き全力を傾注してまいりたいと思います。  なお、来月も国の地方創生臨時交付金等を活用した支援策を引き続き提案させていただく予定としておりますので、よろしくお願いをいたします。  終わりになりましたが、議員各位におかれましては、暑さ厳しい季節に向かいますので、健康にくれぐれもご留意され、ますますご活躍されますよう心から祈念申し上げ、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。 ◎議長(西川誠一) 皆さん、大変ご苦労さまでした。 Copyright (c) KAMI TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...