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令和2年第119回定例会(第4日目) 名簿 開催日:2020年06月22日
令和2年第119回定例会(第4日目) 本文 開催日:2020年06月22日

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  1. 香美町議会 2020-06-22
    令和2年第119回定例会(第4日目) 本文 開催日:2020年06月22日


    取得元: 香美町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2020年06月22日:令和2年第119回定例会(第4日目) 本文 最初のヒットへ(全 0 ヒット)                               午前9時30分 開議 ◎議長(西川誠一) おはようございます。  ただいまの出席議員は16人であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。      ──────────────────────────────  日程第1 会議録署名議員の指名 ◎議長(西川誠一) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、香美町議会会議規則第125条の規定により、議長において、東垣典雄君、森浦繁君を指名します。      ──────────────────────────────  日程第2 諸般の報告 ◎議長(西川誠一) 日程第2 諸般の報告を行います。  本日の議事日程及び議案資料(3)はあらかじめ議場配付いたしておりますので、ご確認ください。      ──────────────────────────────  日程第3 報告第7号 委任専決処分をしたものの報告について ◎議長(西川誠一) 日程第3 報告第7号 委任専決処分をしたものの報告についてを議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(西川誠一) 朗読は終わりました。  報告の説明を求めます。  総務課長、岡昭三君。 ◎総務課長(岡 昭三) おはようございます。
     それでは、私のほうから、委任専決第2号、損害賠償の額を定めることについてご説明させていただきます。  議案書1の2ページ、それから議案資料2の1ページを併せてご覧いただきたいと思います。本年4月27日に発生いたしました対物賠償事故損害賠償額につきまして、相手方との示談が成立したことに伴いまして、速やかに相手方を救済するため、地方自治法の規定に基づき、6月5日に専決処分を行いましたので、報告するものでございます。  事故の概要を説明いたしますので、議案資料2の1ページをご覧いただきたいと思います。地図の上側が北となっております。丸でお示ししているところが事故の発生現場で、間室区の南側となり、南側に向けては、守柄区、村岡方面となります。事故が発生しましたのは、4月27日午前11時頃で、香美町香住区間室地内で、建設課より依頼を受け、町民課所属環境美化推進隊2名の職員により、町道狭間加鹿野線道路敷草刈り作業を行っておりました。現場は道路幅員が狭く、防護板の設置も困難なことから、作業場所の前後に除草作業中の看板を設置し、2人で通行車両等に注意をしながら行っておりましたが、少し目を外した際に、不注意によりロープ式のローターが小石を跳ね上げ、町道を北側に向かって走行中の軽自動車運転席ドアに当たり、損害を与えたものでございます。なお、軽自動車の乗員1名については、けが等はございませんでした。  議案書の2ページをご覧いただきたいと思います。相手方は神戸市内の法人で、損害賠償額は5万6,650円でございます。これは車両の運転席ドアの傷を修理したもので、この事故に係ります過失割合は当方が100%でございますので、この額は相手方の損害額に相当するものでございます。なお、町が支払いをいたします賠償金につきましては、加入しております全国町村会総合賠償補償保険によりまして全額補填されます。  以上で委任専決第2号の説明を終わりますが、今後こういった作業時における防護板の使用、あるいは周囲の安全確認を徹底し、これまで以上に事故防止に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) これをもって報告の説明を終わります。      ──────────────────────────────  日程第4 議案第66号 香美町過疎地域自立促進計画を変更することについて ◎議長(西川誠一) 日程第4 議案第66号 香美町過疎地域自立促進計画を変更することについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第66号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第5 議案第67号 香美町有償旅客運送条例を定めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第5 議案第67号 香美町有償旅客運送条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  吉川康治君。 ◎吉川康治(10番) おはようございます。吉川です。  私からは2点お伺いしたいと思います。1点目。まず、この運行車両ですが、恐らく今走っている町民バスとは違うものだというふうに理解をしております。その前提で確認なんですけども、福祉タクシーなどありますが、この車両は障害者の車椅子などに対応しているものであるかどうか。もし、運行車両が決まっているのであれば、スペックをお伺いしたいと思います。  2点目でございます。バスの路線についてです。恐らく町民バスの路線かなということで、令和2年2月25日の全員協議会でお示ししていただいた新しい路線バス運行ルートかなというふうに私は理解しているんですけども、それで合っているのかどうか。もし、違うのであれば、また新しい路線図を提示いただきたいと思うんですけども、この2点、お願いいたします。 ◎議長(西川誠一) 企画課長水垣清和君。 ◎企画課長水垣清和) おはようございます。  まず1点目ですけれども、運行車両でありますけれども、今予定しておりますのは、14人乗りのハイエース2台と、それから10人乗りのハイエース2台であります。車椅子対応はしておりませんが、ドアを開けたときにステップが出てくるタイプにしておりますので、高齢者にも配慮した車両としております。4WD車両でございます。  それから、2点目の路線でありますけれども、これは議員おっしゃられたように、2月の全員協議会でお示しした路線を条例化したものでありまして、詳細の路線については、今、事業者と協議中ですので、ほぼその地区を運行できるような路線になろうかと思います。  以上です。 ◎吉川康治(10番) 終わります。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) おはようございます。谷口です。  2点伺いたいと思います。条例の概要9ページの中で、路線と運賃の概要の長井線についてであります。ここでは、加鹿野、三谷、境、岡見公園というようなことでしているんですが、たしか長井線については、守柄、間室、油良、さらには森の住宅、これを経由するというふうなお話だったと思うんですが、それを当然経由するのかどうかということと併せて、料金的にはどういう料金なのか。その点についてまず教えていただきたいと思います。  それから、2点目でありますが、10ページの奥佐津線余部線予約運行の関係です。10月からいよいよ実施されるということでありますが、予約の運行ですが、どんな予約の運行を考えておられるのか。具体的に、ある程度確立をしておりましたら、ぜひ教えていただきたいと思います。  以上2点お願いします。 ◎議長(西川誠一) 企画課長水垣清和君。 ◎企画課長水垣清和) まず1点目の長井線でありますけれども、議員おっしゃられましたように、全員協議会のときに説明いたしましたように、長井線につきましては、守柄、間室、森の住宅を取るルートで今進めております。料金につきましては、10ページの表のように、香住地区内を通るときは、香住地区内は150円で、長井から香住地区にまたがるときは200円を上限にした料金としております。  それから2点目の、奥佐津地区余部地区の予約ですけれども、詳細につきましては、今、事業者と協議しておりますけれども、今の予定では、電話予約、前日の5時まで、当日につきましては2時間前までの予約で対応するような予約制のデマンドを予定しております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) 1番目につきましては分かりました。2番目の予約運行ですが、電話予約ということで、前日5時というのは、これは夕方17時のことなのか、朝の5時なのか。その辺を確認させてください。  それと、今、事業者といろいろ検討されているということでありますけども、皆さん、大変期待の声も上がっておりますので、あと、住民の皆さんに周知、これが非常に大事ではないかと思うんですが、その周知方法についてはしっかりしていただきたいと思うんですが、そういう予定、そういったことについて、もし、分かれば教えてください。 ◎議長(西川誠一) 企画課長水垣清和君。 ◎企画課長水垣清和) 5時というのは、午後5時であります。これにつきましても事業者と打ち合わせしておりまして、なるべく送らせれる可能な範囲で対応してもらうように考えております。  それから、住民への周知でありますけれども、議員おっしゃられましたように、特にデマンドについては、奥佐津地区余部地区、初めてとなりますので、香住区全地区で見直した分かりやすいパンフレットを配布いたしますけれども、奥佐津地区余部地区については、まず区長さんを通じてどのような周知を、地区の皆さんを集めてさせていただくのか、直接利用される関係者に説明するのか、地域に入っての説明も対応できるような協議を区長さんと進めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) もう1点、忘れておりました。予約の運行ですが、たしか奥佐津線余部線、同じ車両1台で使うんだということで、そういう説明だったと思うんですが、先ほどの電話予約の関係で、重なったというか、その辺のとこら辺が心配されるんですけども、その点についてもお聞きしたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 企画課長水垣清和君。 ◎企画課長水垣清和) 奥佐津線余部線につきましては、1台の運行を予定しておりまして、時間的には大体1時間ごとに交互に運行できるような時間帯で考えております。したがいまして、例えば奥佐津を7時に出発して香住方面に向かう。その後、余部に8時台、次に奥佐津に9時台、次に余部に10時台というような時間設定で参りますので、その大まかな、7時であれば7時に奥佐津地区の複数の方から予約を頂いておけば、複数の方を乗せて香住地区等へ向かうと、そういうようなイメージで考えております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 山本です。  議案書の19ページで少しお伺いをいたします。備考で1、2と、こうあるわけですけれども、大人とか子どもとか幼児とか、例えば別表2、第7条関係で出てくるものが、こういう形で備考というところで上げられてくる。これが条例の作りとしてどうなのかなというのが私の中で疑問でありまして、用語というのは、例えば、第2条定義の中に入れていくというふうな作りになるのが本来ではないかなと思うものですから、条例の作りの問題として伺っておきます。 ◎議長(西川誠一) 企画課長水垣清和君。 ◎企画課長水垣清和) 19ページの備考の注釈の仕方が条例の作りとしてはどうかということでありますけれども、これにつきましては、新規の条例となっておりまして、総務課の例規審査で協議した中で、このような表現で対応するということにしておりました。特に条例の中に盛り込むというより、これは全体にわたりますので、この備考欄で注釈として記載をするという取扱いにしております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 第2条の定義というところが、乗車券ですとか、運賃ですとか、その辺しかないということのほうが、逆に私の中では、条例の作りとして備考にするべきものではないのではないかというふうに私は思っておるんですけれども、総務課長との協議ということですので、総務課長の見解を伺っておきます。 ◎議長(西川誠一) 総務課長、岡昭三君。 ◎総務課長(岡 昭三) ただいまのご質問の件でございますけれども、ただいまの備考に関しては、別表第2についての、その中で出てくる内容の説明という意味での備考でございますので、これについては、協議の中で、定義とかではなく、この別表第2の備考として入れさせていただいたものでございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) お尋ねをいたします。運行業務事業者委託されるということで、もう事業者が決まっておられるのか。それと、奥佐津余部線電話予約、それから回数券の販売などはありますから、事務所を新しく作られるかどうかということと、それから、万一の事故の場合、契約上、町に責任がかかることも考えられますが、事業者、委託先が全て事故とか、そういうものは、事業者で責任が全うできるものかどうか、お尋ねいたします。 ◎議長(西川誠一) 企画課長水垣清和君。 ◎企画課長水垣清和) まず1点目でありますけれども、運行業者につきましては、これは既にプロポーザル等の審査を終えておりますので、業者については決定いたしておりまして、10月の運行に向けて協議を進めておるところであります。  2点目の、回数券、定期券等の販売でありますけれども、これにつきましても、町のほうでの販売もできますけれども、事業者のほうで営業所等でも販売できる体制は今後詰めてまいりたいと考えております。  3点目の事故でありますけれども、これにつきましても、町が事業主体ですので、町に事故の責任はかかってまいりますけれども、運行時でありますとか、どのような事故であるかによって、その辺の詳細の区分については、今後協議で詰めてまいりたいと考えております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) 使用車両自家用車両になっておりますが、白ナンバーだと思われます。例えば全但バスとか、そういうふうなものでなしに、新しい事業者というものを立ち上げられるということでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 企画課長水垣清和君。 ◎企画課長水垣清和) 事業者につきましては決定いたしております。今のところ全但バス株式会社のほうで委託を受けていただく予定で進めておりますので、新規の事業者の開設ということではありません。  以上です。 ◎東垣典雄(1番) 終わります。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 2点お尋ねをします。資料のほうで、まず9ページですが、18ページの別表にもありますけども、こっちのほうが分かりやすいので、9ページ、柴山地区佐津地区との線引きを、集落で無南垣、浦上の境と分けた理由。このことはほかにも影響してきますが、ここは旧口佐津村、旧と言ったほうがいいんですかね。昭和30年の合併までの口佐津村です。それから、10ページに参りますと、なぜか加鹿野香住地区に入っている。なるほど、小学校は、守柄、加鹿野香住小学校に行きますけども、区長会、あるいは長井財産区、昭和30年台までの合併前は長井村であります。この区分け方はどうなのか。我々は、一般的に、加鹿野、守柄を香住地区と言ったことはいまだかつてありませんし、今現在もない。行政のほうで勝手にこの地区分けがこのように簡単にできるものなのか。なおかつ、境は長井地区に含む。これは含んでいただいても、住民にとっては安くなる方向だったりいろいろしますから、問題ないのかなというふうに思っています。それから、余部線の中に、説明の中で、デマンドで鎧も入るんだということですが、鎧は余部地区なんですか。小学校は香住小学校に来るんですよね。このように町の考え方で地区を変更するという言い方がいいのか、言い換えるという言い方がいいのか。このようなことはどうなのか。これは行政の方向性だというふうに思っていますので、これからの新しいコミュニティーも含めて、このようなことが簡単にされると非常に困るんです。この辺が第1点。  それから、第2点です。道路運送法による許可で、香美町は霊柩車を持っています。これは今グリーンナンバーです。かつて合併前に、白ナンバーにすることができないかというような議論もあったりしますけども、当時はそのようなことができないというか、しにくいといいますか、というような議論がありました。白ナンバーで営業できるようになった時点で、有償旅客運送で霊柩車を白ナンバーにしたほうが、経費が安くついたり、運転免許も変わってくるというようなこともあったりするのかなとも思ったりもしますが、その辺の霊柩車との関係、この条例の中に盛り込むことができるのかどうか。その辺を含めてお尋ねをしてみたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 企画課長水垣清和君。 ◎企画課長水垣清和) まず1点目でありますけれども、この区分けにつきましては、基本的には距離を参考にいたしまして、現在の小学校区の範囲で分けております。ただし、鎧につきましては余部の範囲にしておりますので、この行政区、自治会等を変更するというものではなく、あくまでも距離を基本にして運行についての区分をさせていただいたものであります。  それから、2点目の、白ナンバーになることによる霊柩車との関係でありますけれども、これはあくまでも一般乗用のバスについての規定を行うものでありまして、霊柩車については、今回は盛り込むということは検討しておりませんので、特に入れておりません。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 距離でいくならば、いろんな考え方が変わってくるのではないですか。分かりやすいように極端な言い方をしますよ。10ページ、三谷から加鹿野まで行ったら200円なんですよね。同じ長井村ですよ。守柄から間室まで行ったら、今の考えでは150円なんです。どこかで、距離に関係なく、そういういろんな問題が出てくるんだというふうに思うんです。そうするならば、通称というより、現在、昭和30年以降使われている地区名だとか、そういうもので行政というものは進めるべきだろうと。行政というのは継続性が大事ですから。条例の本文だとか考え方に、私は疑義を持っているものではないですけども、やはりこの辺の細々したとこで町民に理解の得られない区分けがされるというのは、非常に問題があるというふうに思うんですが、これ、どういうふうに町民に我々は説明できるんでしょうね。町長もこのことは、町長が提案されていますから、町長の考え方もあるのかなとも思ったりしますけど、非常に問題があると思っています。これ、町長で答えてください。どういう説明をしたらいいのか。我々はどういうふうに町民に説明したらいいのか、教えていただきたい。  企画課長にお尋ねしますけども、霊柩車の関係、検討してないと言われましたけども、今、町の行っている行政サービスに同じようなことがあるのなら、検討しておくべきだろうと。条例2つも要らんわけですから。それによって経費が、グリーンナンバーから白ナンバーにすることによって経費が安くつく、あるいは事務手続のことが非常に簡素になってくるというふうに思うんですけども、今後そのことを検討して、この条例をくっつけるというようなことは考えられないのか。法制を担当しておられる総務課のほうも含めて、その辺は今後どう考えるべきなのかについてお尋ねをいたします。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 今の区分けの問題でございます。自治会の範囲というくくりにするのか、あるいは、例えば学校の通学の範囲にするのかという議論はあろうかとは思いますが、これは、現行の改正する町民バスの区分けの中でこうさせていただいたということでございますから、区長会の範囲、あるいは学校通学の範囲等、町民バスの地域の区分けが異なることについては、私は何ら問題がないというふうに考えております。  以上でございます。
    ◎議長(西川誠一) 企画課長水垣清和君。 ◎企画課長水垣清和) 2点目の霊柩車の関係でありますけれども、霊柩車につきましては、一般旅客ではなく貨物自動車という扱いですので、今回は自家用有償、乗り合いについての規定を行ったものでありますので、霊柩車との扱いが一体でできるかどうかは、今後また検討してまいりたいと考えております。  以上です。 ◎見塚 修(6番) 終わります。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。  最初に、反対の方の発言を許可いたします。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) この条例の、特に別表についてを理由に、反対の討論をさせていただきます。  先ほどから質疑で申し上げておりますように、地区の考え方を、今回この条例で、今までなかった地区の取扱い、これ、地区を入れなかったら別に私は何とも、先ほど企画課長が、距離だとかそんなんを考えて料金を設定したとおっしゃいましたので、問題はないと思うんですが、過去何十年間、地区という概念があるわけです。この概念を壊す条例案、中身が出てきました。町長に聞きますと、小学校の校区を参考に、加鹿野、守柄を香住地区という考え方。しかし、鎧地区は、香住小学校区でありながら余部地区にしている。この辺の不合理があります。今後、質疑の中でも申し上げましたように、新しいコミュニティーだとか、地域の発展をいろいろ行政が考えるときに、いろんな地域の、地区の考え方が出てくる。非常に問題があります。  なおかつ、1点問題があるのは、この表にはありませんけども、奥佐津の中に米地という集落がある。米地の集落は九斗の川向こうにある。米地の集落の人が、米地にはバス停ありませんから、今回の説明で米地にバスが行くというような説明もありませんし、米地の人が九斗のバス停で乗ったら、口佐津地区だから、佐津駅まで出るのに150円で済む。しかし、九斗の人は、同じ場所で乗るけども200円になるというような考え方が出てまいります。表には載ってません。このような理解できない条例には、私は反対です。しかし、条例本文等々については何ら問題がないというふうに考えております。  以上、反対の討論をいたしました。皆さんのご賛同をよろしくお願いします。 ◎議長(西川誠一) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。討論を終了します。  これより、議案第67号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第6 議案第68号 香美町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例を定             めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第6 議案第68号 香美町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  小谷康仁君。 ◎小谷康仁(4番) 小谷です。  1点だけお伺いをいたします。議案資料14ページの別表がありますが、階級によって補償が違うんですけども、これはどうしてなのでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 防災安全課長、小椋勇二君。 ◎防災安全課長(小椋勇二) それでは、小谷議員のご質疑にお答えしたいと思います。  なぜ階級によって違うのかということでございますが、本町の条例につきましては、国の政令に基づいたような形で同じような扱いをしておりますので、そういう意味で分けているということでございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(4番) もう1点だけお願いをいたします。国の政令に定めて、そのまま流すということのようなんですけれども、階級によって別にリスクが高いとかというわけではなく、ということでよろしいでしょうか。階級によってリスクが高いから補償が高いというわけではないということで、ただ、国が定められているのをそのまま横流しされているということですか。 ◎議長(西川誠一) 防災安全課長、小椋勇二君。 ◎防災安全課長(小椋勇二) リスクにつきましては同じだと思いますが、ただ階級によって差を設けているということで理解しております。 ◎小谷康仁(4番) 終わります。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第68号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第7 議案第69号 香美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めること             について ◎議長(西川誠一) 日程第7 議案第69号 香美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  西坂秀美君。 ◎西坂秀美(11番) それでは、香美町国民健康保険税条例についてお尋ねをいたします。世帯数、また被保険者数もともに減少している中にあって、国保税がこの金額で収まった、また基金の繰入れが3,700万円に抑えられた要因には、介護分が本当に大きく影響している、貢献しているんだなというふうに思っております。担当課では、この要因は何なのか、どう分析しているのか、まず1点をお尋ねします。  それから、次に、2025年問題、まだまだ先という思いがあったんですけども、来年、再来年には始まってくるわけです。今まで支えていただいた方々が、今度は支えられる側、支援を受ける側に移行をしていきます。国保を卒業した人数が新たに国保に加入してくるかといえば、それもありません。これが3年間、22年から続くわけです。もし、担当課で本町の団塊の世代と言われる方々の人数を把握しておれば、概算でも結構です。教えていただきたいというふうに思います。  それから、もう1点、町長にお尋ねをいたします。昨年の私の質疑の中で、県の方向性として、県内の税率、税額は一本化への方向性があるというふうに答弁を頂きました。また、国県からの支援については、本町独自の施策が生かされるよう、広域ではなくて、各市町村への支援を求めるというような答弁を頂いたと記憶しております。広域連合や、あるいは市町村会等で、こういう議論なり、こういう方向性に動く、こういう方向性での議論等が今もう始まっているのかどうか。先ほども言いましたけれども、2025年問題、まだまだ先の話のようですけれども、もう再来年から始まっていくわけですし、そのための基金準備というのも必要になっていきますが、いかがでしょうか。 ◎議長(西川誠一) まずは町長から答弁を頂きます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 県の連合会の議論の中でも、そのようなご提言を頂く議員の方もおられますし、そういう方向で非常に厳しい状況であることには間違いはないということでございますが、今、兵庫県として具体的な流れといいますのは、国に沿った流れかなというふうな、自分としては感触を持っております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 健康課長、沼田朋子君。 ◎健康課長(沼田朋子) 介護分の減額ということの要因についてですが、これにつきましては、県全体の介護納付金の総額が前年度より大分減少しております。それに伴いまして、香美町における納付金の確定額も減少してきました。香美町におきましても、被保険者数の減少というのはあるんですが、県から示されました納付金の額が減少しているといったことで、減少しているということで、十分な要因の分析というのはできていないんですけれども、県からの通知に基づいているということになります。また、団塊の世代の人数につきましては、今日は手持ちしておりませんので、申し訳ございません。 ◎議長(西川誠一) 西坂秀美君。 ◎西坂秀美(11番) 私、毎年言っているんですけれども、団塊の世代が国保から抜けていかれる。その分、今度は我々、今の国保税は、支援金は増えていく。そして、当然、75歳以上になりますから、医療費も増える、それから介護分も増えるという理屈に進んでいくわけですけれども、そういうことは先に見えている、本当にまず確実な情勢であるわけですよね。ですから、本当に今年の保険料だけを計算していく、考えていくというだけでは、私は、何か肝腎なものが抜けているなという感じがします。基金にしても、ある程度残していかないと、22年度から大幅に抜けて、入ってくる人はいなくなる。そうなれば急激に上がっていくわけですから、基金の残高、そういうことも考えていけば、こういう議論が課の中、あるいは庁内でされるべき時期に来ているのではないかというふうに思うんですけれども、課長、その辺はどうでしょうか。町長でもいいです。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) まさにおっしゃるとおりでございます。2025年問題も含めて、ただ、将来的に我々の地域も、高齢者の数もどんどん増えるばかりでなくて、人口全体が減っていく中で高齢者も人口が減っていくというような人口推計といいますか、そういうものは以前から、議会の議員の皆様方にも多く、様々な場面で資料提供があったことと思いますが、まさに今、西坂議員がおっしゃいますように、ですから、いつも申し上げておりますのは、基金の保有につきましても、今がよかったらいいという取崩し方でなしに、今後、団塊の世代の方々が国保に加入するような段階になって、支える人口のほうが、今もそうでございますけれども、どんどん少なくなってきて厳しいような状況。国の制度自体が、そういうことに対処していただくような法改正がなされれば、これはまた別の問題でございますが、現行の制度のまま、今の国保の町の財政を考えますと、基金の取崩しにも慎重にならなければならないのは、いつもこの6月議会で、議員の皆さんとのやり取りの中で申し上げておるところでございます。ですから、今年度の、今ご提示を申し上げております税率の1%アップ、ただ、こういう状況でも、大きなお金を基金から今年も取り崩して、こういう状況でございますから、基金の残額あるいは町民負担、これから発生するであろう医療費総額、全てを網羅した考え方を、町としても、今後も単年度ごとというようなつもりでは今もしておりません。将来的に、基金の運用の額にしても、将来を見据えた中で、これだけは保持したいというものがやや目減り状況でございますので、今後は非常に不安定だというふうに思っておりますが、ただ、議会の皆さんからのご意見、あるいは運協の議論というものを踏まえまして、今般提案をさせていただく税率、税額にしておるわけでございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 山本です。  国保税条例の改正について少しお尋ねをいたします。まず、当初予算の段階での国保税という、この文章は正しいのかどうか。もう一遍課長とやり取りしたいんです。一般被保険者1人当たりの国保税(軽減前)は10万4,803円。前年度は10万1,822円で、対前年度比3.0%増を見込んでおるということなんですけれども、この表現は正しいですか。1,700万円の財政調整基金を入れた後の1人当たりの国保税、軽減前は12万1,173円ではないんですか。前年度の軽減前は11万4,773円ではないんですか。3%増というのは、実は5.6%増になるのではないんですか。この表現そのものが明らかに間違っているということなのではないかと思って、ずっと考えました。実は、基金を1,700万円入れたところで3%増だと。このたびの議会では3,200万円、1,500万円増やして2%増になる試算がある。3,700万円、500万円プラスしたら1%の増になる。4,200万円、さらに500万円増やせば据置きになる、というこの3つの試算で、5月15日の国保運営協議会が開かれておるわけです。何で1,700万円で3%で、1,500万円も入れないと2%増にならないのかというところで大変苦労しました。結局はもともとの数字データが、我々が聞かせてもらっているそのものが違うんだということではないのかなというのがお尋ねの1点。  それから、令和元年度の決算見込みというのはどんな状況になるのか、お示しをいただきたい。ご説明を頂きたい。  さらに、議案資料1というもので、実は、国民健康保険世帯数、被保険者数の前年度比較、税率算定時の7割、5割、2割の軽減が、令和元年度と令和2年度とでどんなふうに変わると見込まれるのかという丁寧な資料をお出しいただきました。私はこの資料を見て、6月5日に出された議案資料1の最後のページです。これを見て愕然としました。基準を5,000円、1万円引き上げました。そこで、軽減の世帯とか人数とかがどうなっていくのか。残念ながら、基準を引き上げたにも関わらず、対象が減るという事態が起こるんです。均等割、7割、5割、2割の軽減が、令和元年度だと4,390人の中から2,363人ですから、53.8%になります。これが令和2年度だと、4,148人の中から2,201人、53.6%ということで、53.8%から53.6%、ごめん、6ではなくて、53.06%です。0.74%下がります。平等割も同程度下がるんです。55.44%から54.70%に下がります。介護分になるとさらに下がるんです。均等割が50.27%から48.27%、2%下がります。平等割なんか見てくださいよ。69世帯減って、そのうちの66世帯が対象外になっていく。51.85%から49.08%。従来、基準を引き上げると対象が増えていく。だから、軽減される方々が増えていくので、ええやないかというふうに言ってきたわけですけれども、令和2年度にあっては、基準を5,000円、1万円引き上げたところで、残念ながら対象が減っていくというのが、この数字が示している事実です。  もう一つは、国保世帯の課税所得の状況がどうなっているのかというところを少しお尋ねいたします。 ◎議長(西川誠一) 山本議員、簡潔に。 ◎山本賢司(9番) 正確を期したいと思っておりますので……。 ◎議長(西川誠一) 簡潔にお願いします。 ◎山本賢司(9番) 平成30年度が94万6,000円という平均を使っています。令和元年度は97万4,000円、何でこんな増えるんだという数字を使いました。令和2年度では93万6,000円、3万8,000円の落ち込みだと。こういう状況が何で起こっているのか。国保世帯に何が起こっているのか。その辺を含めて、まずは正確を期していただきたいというふうに思います。 ◎議長(西川誠一) 税務課長、田村顕彦君。 ◎税務課長(田村顕彦) そうしましたら、ただいまの議員のご質疑に回答させていただきたいと思います。  まず、3問目と4問目、私のほうから回答させていただきたいと思います。まず、3問目の、軽減対象者の世帯数であったり人数が、条例改正におきまして単価を引き上げたにも関わらず、前年度と減少しているということのご質疑ですけども、山本議員ご指摘のとおり、確かに、例えば軽減世帯数で見てみますと、令和元年度と令和2年度を世帯数の増減というもので見てみますと、医療分、支援金分の合計、介護分の合計にいたしましても、世帯数でいけば本当に66世帯の減。それを率に直しますと、今、山本議員も言われましたように、医療分、支援金分が55.4%から54.7%とおおむね0.7ポイントの減少、介護分につきましては、ご指摘のとおり、51.9%から49.1%とおおむね2.8%減少しております。このことにつきましての要因でございますけども、税務課の中でも考えましたけど、理由といたしましては、軽減対象者の後期高齢者医療への移行に加えまして、世帯内の被保険者数の減少等による軽減判定基準所得の増減、または所得の増減によるものということが大まかな理由かなというふうに考えております。この結果、軽減基準額の引上げによる新規の減免対象者が加わっている状況におきましても、国民健康保険の被保険者の減少による影響もありまして、結果として、前年度と比較してみると軽減対象者世帯数の割合が若干減少して、中間所得層の方の割合が若干増えたというふうに考えております。また、年齢別の香美町人口というものを若干見させていただきました。今後おおむね5年間というものにつきましては、新たに75歳に到達し、後期高齢者医療に移行する高齢者の方の人数が、例年と比べますと多い状況が続いていくということで、本年度と同じような状況というものが来年度以降若干続いていくのではないかと考えています。今の説明が3問目の説明でございます。  また、4問目といたしまして、国保加入世帯の所得の状況というご質疑であったと思います。これにつきましては、本当に例年と同様の答弁になります。国民健康保険の被保険者に特定した所得状況に関するデータというものはございません。整備をしようと思いましたけども、無理でございました。令和2年度の町県民税に関します申告に基づいた所得の状況、ただいま、2月16日から申告をしていただきましたそのデータにつきまして、ようやく決定をさせていただきまして、特別徴収の決定、普通徴収の決定もさせていただきました。その状況から説明いたしますと、ここ数年、分離課税、いわゆる株でありますとか、土地の売買というものを除きました所得につきましては、ここ数年、若干ずつではございますけども、増加の傾向がありました。本年度におきましても、対前年度比で見ますと、所得でいきますと、香美町民の所得全体でいきますと0.1%の増、世帯当たりで見ますと、前年比1.8%の増となっております。所得の種類別というものを見てみますと、給与所得は、1人当たりでは1.4%の増、年金所得につきましては、1人当たりでは0.7%の減というふうになっております。ほかの所得を見てみますと、営業所得と配当所得というものは若干増加しております。逆に不動産所得というものは減少しております。という中で、香美町の所得を大きく支えますのは、前年同様、給与所得ということになります。給与所得というものは、全体所得のおおむね80%を占めておりますので、給与所得の増加が全体の所得の増加につながっていると、例年どおりの状況が続いているというふうに理解をしております。  一方、国保世帯というものを見てみますと、議案資料の25ページにも記載をしておりますけども、確かに平均所得で、今年度が93万7,000円、昨年度が97万5,000円と、おおむね3万8,000円、4万円減額になっておりますけども、国保被保険者の所得の種類を見ますと、確かに給与所得者の割合は少なく、年金所得者や農業所得者が多いというふうに考えられているのが例年どおりの回答でございます。結果的に給与所得が全体を引き上げ、営業所得が若干増加しても、年金所得及び分離譲渡所得等の減によりまして、国民健康保険の被保険者の所得は伸びなかったというふうに考えております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 健康課長、沼田朋子君。 ◎健康課長(沼田朋子) ご質疑のありました1問目ですけれども、議員からもありましたが、全員協議会の中でも冒頭に訂正をさせていただきました1番目が、先ほどありました、1人当たりの国保税は軽減後であるということで、全員協議会のときにも訂正をさせていただきましたとおりです。予算の査定時であるとか、また、国保運協に向けましては、4月1日現在の被保険者数を使うなど、予算のときと国保運協のときと少し被保険者の数字なども若干変わってきております関係で、なかなか計算がぴたっと来ない、また端数処理をしている関係もありまして、基金の繰入額に対する軽減といったようなものも違いが出てきております。  それから、令和元年度の決算状況についてですが、基金の繰入れ、4,800万円を繰り入れたということで、歳入合計は20億5,865万5,058円、歳出合計は20億4,837万376円です。1,028万4,682円が決算剰余金となりますが、翌年度への返還金が960万4,438円ございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 税務課長からお答えいただいた中を、私なりに整理しました。申告全体では給与分が80%を占めておって、それなりに膨らんではいるけれども、国保世帯は給与所得者が少ない。そこでなかなか膨らんでいないんだ、ざっと4万円の減だと。ところが、5月30日だったでしょうか。休業補償の話をされた際に、予算的には50万円、こんなことが実際あっては困るわけですけれども、コロナの関係で休業補償が必要になったときには50万円の手元、金があるよという予算状態になっているわけですけれども、その際に国保の中で対象者は何人かと伺いました。1,500人というのが、具体的に名前が特定されるのかどうかは知りませんけれども、所管課のお答えは1,500人ということでございました。1世帯に2人も3人も国保の中に給与所得者がいらっしゃるとは思えないので、世帯数からすると圧倒的に給与所得者が、人数で見てもざっと3分の1です。これだけの給与所得者が、残念ながら社保に入れてもらえなくて、国保の状態で現在いるということを、先日の議会の答弁の中で言われたわけです。その辺からすると、実は、町長が何度もおっしゃっているように、非正規、パートですとかアルバイトですとか、そういう方々が、町内に失業者はいないと言いながら、実態としてはそういう方々が職を失う、あるいは失いかねないという状況にあるんだろうなということを、この間も何度か答弁で述べたことがありますけれども、国保の不安定な雇用の中で頑張っていただいている方々は、こういう前年度の給与で見ても少ない、下がる。まして、このコロナという大変なしんどい思いをする中で、こんなことがあっていいのかという話なんです。ここのところは、税務課長にもう一遍伺っておきたい。  それから、健康課長に、それでは、3,700万円入れて1%増の予算で今、提案をされているわけですけれども、1%動かすためにざっと500万円ですよね。1,700万円で3%、3,700万円で1%、この話はどう理解をするのか教えていただきたい。令和元年度の決算見込みのところで、最終的に予算上は5,000万円持っておった、そのうちの4,800万円を繰り入れて結びましたと、結ぶつもりですと。5月末ですから結んだことになるんでしょう。実際には9月議会に出てくるわけですけれども、8月には監査の対象になっていくわけで、そうすると、4,800万円入れて令和元年度を結びました。決算を結んだ後の基金残高が幾らになるのでしょうか。
    ◎議長(西川誠一) 税務課長、田村顕彦君。 ◎税務課長(田村顕彦) そうしましたら、山本議員のご質疑でございます。  所得状況の確認ということで、もう一度聞いてみたいというお話でございました。5月30日の休業補償の関係を説明されて、またその中で、先ほど私が説明させていただきました、香美市町民全体の所得の状況という中で、増額を占める中の給与所得者という説明をさせていただいたんですけども、確かに山本議員のご指摘のとおり、国保の被保険者の加入者といいますのは、確かにパートであるとか、アルバイトであるとかという方の人数が多くを占めるのかなというふうに思います。その結果として、国民健康保険の被保険者ではなくて、社会保険の加入者である給与所得者の所得というものは、収入というものは伸びていたというふうに推測されますけど、国保の加入者の分については、今言われたパート的なもの、アルバイト的なものというふうな中で、そう思ったほどは伸びてない現象があったということだと理解をしております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 健康課長、沼田朋子君。 ◎健康課長(沼田朋子) 1問目のご質疑で、1,700万円を入れまして軽減前では5.6%の増ということです。それから、令和元年度末の基金残高は1億2,968万7,620円ということです。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 税務課長から、パートですとか、アルバイトですとか、社会保険に入れてもらえない方々が、国保で、給与というか、給料というか、賃金というか、そういうものを受け取っている方々がいらっしゃるんだと。ここはあまり伸びていないというふうに言われました。当然です。何が起こっているか。社会保険加入の基準をどんどん下げていきました。田舎の事業者はどうしたか。その基準以下しか働かせないように、どんどん働く時間を下げていきました。20時間までに下げていった。この間ずっとそうしてきたわけでしょう。非正規の方々の賃金が、稼ぎが増えようはずがないんです。違いますか。町の中の実態を見ておると、本当にフルタイムで働いている国保の世帯もありますからね。町の中の実態として、本当に賃金が十分上がっていかない、あるいは底辺で国保で頑張っていらっしゃる方々が一定いるんだというところに、我々は思いをはせなければいけないんだろうなということを申し上げて、私の質疑を終わります。 ◎議長(西川誠一) ここで暫時休憩します。再開は11時ちょうどといたします。                              午前10時45分 休憩                              午前11時00分 再開 ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  引き続き、議案第69号について質疑はありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) 谷口です。  議案第69号について町長にお尋ねをしたいと思います。令和2年度第1回国民健康保険運営協議会の資料の5ページについてであります。ここで国保税率の推移表があるんですが、この中で平成29年度、平成30年度、令和元年度ということで、この3年間とも、3年連続で据置きをしてきていたわけであります。しかし、今回、令和2年度の国保税の提案については、医療分と支援金分の合計、世帯当たりで5,601円、4.3%増、1人当たりが5,180円、6.7%増という、こういう提案をしているんですが、これがなぜこうなったのかというとこであります。以下、3点伺いたいと思いますが、まず1点目です。コロナ禍で暮らしと営業など大ピンチの異常事態に対して、国においても国保税の減免、それから徴収猶予、さらには徴収手当金の適用、こういった条例改正をして、まさに負担を軽減する、こういった流れの中であります。そういう中で今回の増税というのは、こういう流れに相反しているのではないかということが1点目。  それから2点目ですけども、財源であります。基金であります。先ほど令和元年度の最終の決算見込みでは1億2,968万7,000円というようなお話があったんですが、どちらにしても基金があるわけでございますが、その中で今回の提案は、基金の取崩し額が3,700万円という、こういう案を採用しておりますけども、この3,700万円という、そもそもこういうことを計画したこの案について、特に根拠があるようでしたら教えていただきたいと思います。据置きだと、これにあと500万円を上乗せして4,200万円。さらに、昨年度並みの5,000万円を繰り入れれば減税もできるというふうに思っています。そういう意味では、基金の財源がここにあるわけですから、なぜこういう選択をしなかったのかということが2点目です。  3点目です。基金があるんだ。しかし基金を一遍に使うことは、後年度の負担について不安だからということのお話が、これまでも議論としてあったと思うんですけども、しかし、今は県一本化ということで、今はそういうことでされておりますが、そういう段階で、基金を持っていること自体があまり意味がないのではないか。だから、当然、基金が、全部が全部使うという意味ではありませんけども、少なくとも、コロナ禍のこういう中において、国民健康保険税が引上げになりますよという、こういったことで本当に町民の皆さんに理解していただけるのか。私はそれを一番心配しているんです。そういう意味で、ぜひ町長のご説明を伺いたいと思います。お願いします。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 谷口議員から、ここ近年の税率を据え置いた、それまでに議員もしっかり覚えておられると思います。山本議員にも谷口議員にも当時賛成していただきました。平成27年かな。税率を3%下げさせていただいた。あのときも大きな決断だというふうに私は思っておりました。増え続ける国保税を何とかという思いで、あのときに3%下げていただいたことを、山本議員や谷口議員にも評価を頂いてから、そのまま据え置く努力をした結果、現行の状況でございますから、このままでいきますと、先ほど申しましたように、今年度の決算金を積み立てても1億2,000何ぼ、そこから3,700万円。来年の決算の様子を見て、今年辺りの基金の取崩しのざっと2年ちょっと分ぐらいしか残らんような状況を、するのか、せんのかというような判断でございます。  このたびの議会には、対象となる数字を間違えた提案を3月の議会で説明申し上げましたことは、心から本当に申し訳ないと思っておりますが、ご審議いただくのはこの議会でございますけども、この間の一般質問の中で、山本議員のご質問にもお答えしておりましたとおり、コロナ禍で大変だ、こんなときに増税かという議論は、議論としてございますけれども、コロナ禍の中にあっても、対象となる国保税で賄うべき医療費については、何ら今までどおりでございます。このたびお願いをしております国保税の賦課につきましても、今、議員がまさにおっしゃいましたように、このたびのコロナ禍での税の減免の中には、国保税は令和2年度分から急激に収入の落ち込んだ方々、全額から2割まで対象になる。このことをもってコロナ禍の最中での国保税の賦課に対する考え方は、町民の皆さんにもご説明できるのではないか。  それから、毎度の議論でございますけども、基金の保有にいたしましても、先ほどの3%下げさせていただいた税率、あるいは、できるだけ町民の皆さんの負担を下げたいという思いがあっての、このたびのご提案の基金投入ということを考えておるわけでございます。コロナ禍で大変なのは分かっておりますけれども、先ほどからるる説明申し上げておりますように、減免の制度も拡充されておること。これはほかの諸税についても、固定資産税についても、今年度の短期間、集中する期間の減収について、令和3年分の固定資産税の減免措置、こういうことも既に国からは発出されておるわけでございますから、そういうことを総合的に勘案しますと、国保加入者が将来に備えておる基金の取崩しを目いっぱいさせていただいて1%増。このことは、谷口議員がおっしゃいますように、もう500万円、もう1,000万円減額もできますけれど、その後に待っているものは何か。余裕もない、ぎちぎちの国保加入者のための基金の運用を、議員がおっしゃいますようにしたら、何年か先には、基金をもって国保税をできるだけ町民のために少なくというような政治的手法が全く行えないようなことになってしまうおそれがある。こういう思いの中で今回のご提案でございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) 答えてもらってない部分があるんですけど、町長は、コロナ禍の大変さというのは十分分かっているということで、そういうことについては減免等々の拡充で対応するというようなことです。ただ、減額の2割までの方、資料等を見ましたら、これも実際全部負担が増えているんです。だから、皆さんが今回、それは確かに軽減の7割から2割までの方の軽減分があるんですけど、この方々の負担も増えているんです。  それから、国保加入者の本体の皆さんというのは、先ほど社会保険に入れない労働者のお話もありました。さらには、今、自粛措置によって経済活動が制限されて、営業が大変な皆さんの加入者であります。だから、こういった方々に、本当にこの負担をお願いするというふうな提案でいいのか。この間、町長は、据置きを頑張ってきたということで、これはこれで評価をするものですけども、ただ、今回せめて今年も据置きぐらいの選択肢がないではないかと思うんです。これ、引上げなんて、今の大ピンチの中で負担を追い打ちするというふうな、こういったことになるのではないかと思っておりますので、基金も幸いあるわけですから、なければ、新しい議論はあるわけですけども、でも、全国の自治体では基金も既にない中で、一般会計からの繰入れをして負担軽減にしている自治体も現にあります。だから、借金してまでとは言いませんが、今、手元にある基金を使って、取りあえず、ただ収束が今年で終わるかどうか、これは分かりませんから、来年もあるかも分かりません。しかし、1年1年しっかり頑張っていただくことが今本当に求められていると思うんですけども、再度、町長、このことを町民の皆さんに提案して、ご理解が本当に頂けるか。私たちも、今度、議会が終わって、帰られてから、こういったことになりましたということを、とっても私は説明をすることができません。そういう意味で、そのことも含めて、町長、再度、今回の提案について、自信を持って町民の皆さんに説得、理解いただける、そういう提案だというふうに言われるのかどうか。その点についてご答弁をお願いします。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) コロナ禍の話でございますけれども、コロナ禍の中で、世界中、日本の国民全体が厳しい。これがあるからこそ、今、我々のような末端の町でも、国も県も、国民の皆さんに対する支援策は講じられているわけです。今、国保税が1%増額になる。ただ、対象者の推移は様々な状況で減っていくとは言いながらも、7割減免、5割減免、2割減免の措置もある。なおかつ減免や猶予、国保税の猶予についても、これは国から示されているわけでございます。町の国保財政には特別交付税か何かで対応していただけるということですから、町に痛みはありませんけども、国も県もそういう形でやっておるわけでございます。例えば、谷口議員、国民1人当たりに10万円の給付とか、町が打ち出した町独自の様々な支援にしても、できるだけ早くお手元にお届けしたいというようなことで、国も県も、国民のために様々な手立てがあることも、香美町の国保税の税額も、トータルとしてどう考えるかという視点はまさに大事だと思います。一方で、満足とはいかないながらも、国も県も町も挙げて、町民生活の安定のために様々な工夫を凝らしておる。そういう中にあって、国保税だけは別の議論で、ここについてはどうだというような議論をしますと、これは毎度の繰り返しのお話になりますので、そういう観点から考えていただければありがたいと思います。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) 残念ながら、私たちが、また町民の皆さんがご期待をしている国保税の引上げということについては、とても理解できない、理解してもらえないのではないかということで、基金があるわけですから、これをさらに上乗せ、せめて据置きをするといったことも本当に大事ではないかと思います。今、コロナ禍にあって明日の生活も見えない中で、ぜひそういったことを求めていきたいというふうに思っています。それを求めて終わります。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。  原案反対の方の発言を許可いたします。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 山本です。  ただいま議題となっております議案第69号 香美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めることについて、反対の立場で討論をいたします。  国保の財政調整基金といいますのは、医療分への対処のための金であります。後期高齢者への支援分、あるいは介護分、こういうのは一般財源でも入れなければ納付金で決まってしまうという性質のものであります。町長は、国を挙げての所得の減への対処ということで減免があるというふうにも言いましたけれども、それは30%以上の減ということが証明をされるという世帯に対してであります。  コロナ禍で誰しもが苦しい中にあって、3,700万円の財政調整基金の取崩し、これで1%の増税だという。これを500万円増やして4,200万円として、国保税トータルの負担を据え置くということが、今、国保世帯に対しての、我々、町としてなすべきことではないでしょうか。将来に向かってという話もございました。将来に向かっては、国庫負担、相対で23%まで下げられてきた経過があります。1984年、あの当時は45%まで引き上げてきた歴史も持っております。今、国を挙げて、全国知事会等々が、国の持分を増やすということを要望しています。そのことが本当にみんなの声で実現していけば、また新たな展開が開かれるということになるのでしょう。このコロナということの中で、私たちは今までとは違う価値観を持たなければいけない。日常の暮らしや命を本当に大事にするという社会へ向かっていこうということがさんざん言われ始めています。そのことを私たちはもう一遍肝に銘じようでありませんか。本案に反対の立場での討論、以上とします。  議員各位のご賛同を心からお願い申し上げます。ありがとうございました。 ◎議長(西川誠一) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 次に、原案反対の方の発言を許可いたします。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) 谷口眞治です。  議案第69号 香美町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を定めることについて、反対の立場で討論いたします。  国保税に加入しておられますのは、中小零細業者、さらには非正規労働者、また年金等、こういった方々が入っておいででありますけども、まさにコロナ禍の自粛による経済、社会活動の制限で、議員各位もご承知のとおり、かつてない厳しい営業や暮らしを余儀なくされていますし、されようとしております。そんなときに国保税を増税すれば、ピンチの営業、暮らしに負担増の追い打ちをかけることになるのではないでしょうか。やるべきは増税ではなく、最低でも据置き、できれば減税ではないでしょうか。基金もあります。当局案の増税案では町民の皆さんから理解を得ることは難しいのではないでしょうか。皆さん、ここは議会の賢明な判断で増税反対の意思を示そうではありませんか。議員各位の賛同を求めまして、反対討論といたします。ありがとうございました。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。討論を終了します。  これより、議案第69号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第8 議案第70号 香美町福祉医療費助成条例の一部を改正する条例を定めること             について ◎議長(西川誠一) 日程第8 議案第70号 香美町福祉医療費助成条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 山本です。  町福祉医療費助成条例の一部を改正する条例案について質疑をいたします。控除するというところが膨らむということで、見込まれる対象者の数というものがどんなふうに動いていくのか。その辺りが分かれば教えてください。 ◎議長(西川誠一) 健康課長、沼田朋子君。 ◎健康課長(沼田朋子) こちらに該当します高齢期移行者の方は、令和元年度は34人、令和2年度は27人ですが、そのうち、この改正に該当する方は、令和元年度は1名、令和2年度が0人です。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) どう理解をしたらいいのか。基準を上げても対象者が生まれてこないということになるんですか。令和2年度、この対象になるのが0名だというふうに言われると、何でそんなことになるのか、少し教えてください。 ◎議長(西川誠一) 健康課長、沼田朋子君。 ◎健康課長(沼田朋子) ここは低所得者の判定に該当するところでして、ここで該当してまいりますのは、公的年金等の控除額が、65歳以上の方は120万円、65歳未満は70万円ということで、65歳以上の方については影響はございません。65歳未満の方についても、70万円から80万円の年金額を受給していらっしゃる方が該当になるということで、それで該当の方が大変少ないという状況にあります。  以上です。 ◎山本賢司(9番) 終わります。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第70号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第9 議案第71号 香美町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める             条例の一部を改正する条例を定めることについて ◎議長(西川誠一) 日程第9 議案第71号 香美町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。
                   (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第71号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第10 議案第72号 香美町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関             する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることにつ             いて ◎議長(西川誠一) 日程第10 議案第72号 香美町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を定めることについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第72号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第11 議案第73号 令和2年度香美町一般会計補正予算(第4号) ◎議長(西川誠一) 日程第11 議案第73号 令和2年度香美町一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 藤井昌彦です。  議案資料38ページの款10教育費の公民館費、文化ホール事業費で25万円というのがあるんですけども、これは、但馬まるごと芸術の郷というところに委託料として払うということなんですけども、この辺に関して、具体的にもうちょっと詳しく教えてください。 ◎議長(西川誠一) 生涯学習課長、裏戸正範君。 ◎生涯学習課長(裏戸正範) それでは、ただいま藤井議員のご質疑にお答えしたいと思います。  議案資料38ページの文化ホール事業費25万円でございますけども、これは、同じく議案資料の34ページ、但馬まるごと芸術の郷推進事業補助金25万円でございます。これは、補助事業の目的としまして、現在、但馬では、県立国際観光芸術専門職大学の開学や豊岡演劇祭の開催など、芸術の魅力が生まれようとしていると。こうした芸術の魅力を但馬全域に広げるために、但馬まるごと芸術の郷を推進する芸術文化イベント及びイベント関連事業を支援するものとして、但馬2市2町に、1市町につき25万円を上限に補助するものでございます。香美町におきましても、この補助事業を受けまして、中央公民館の文化ホール事業にこの事業費を充てたいと思っていますけども、現段階ではまだどれに充てるかということは決めておりませんけども、その中で執行していきたいというふうに考えているものでございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) その芸術大学の学長に平田オリザさんという方を招聘するという話なんですけども、その方との関係というのは、今後何か考えておられますでしょうか。 ◎議長(西川誠一) 生涯学習課長、裏戸正範君。 ◎生涯学習課長(裏戸正範) それでは、ただいま藤井議員のご質疑にお答えします。  それぞれ各市町単独において事業を実施するもので、平田オリザさんと関連して何かをするというものではございません。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  徳田喜代子君。 ◎徳田喜代子(14番) 1点お伺いいたします。資料39ページの款10教育費、項6保健体育費、目1保健体育総務費の中で、東京オリンピック・パラリンピック推進事業費としてあげていたものが、今回はコロナ禍で実施できないということなのでしょうが、この間の経緯と、それから、これに代わるものを何か考えていらっしゃるのか。中学1年生を対象にオリンピック観戦ツアーというようなことも企画されていたんですが、子どもたちが楽しみにしていた事業だと思うんですが、これにまた代わる何か計画をしていらっしゃるのかどうかも含めてお尋ねしたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 生涯学習課長、裏戸正範君。 ◎生涯学習課長(裏戸正範) ただいま徳田議員のご質疑にお答えいたします。  まず、東京オリンピック関係のこの間の経緯でございますけども、ご存知のように、コロナウイルスの影響で東京2020オリンピックにつきましては1年延期されまして、来年7月23日からの開催というふうにされております。本町におきましても、中学校1年生を対象にオリンピックの観戦ツアーを計画し、2月の校園所長会等々で参加者の通知、取りまとめ等をご依頼しておりましたけども、オリンピックの延期に伴いまして、本年度実施予定の観戦ツアーについては、一旦中止したところでございます。今後につきましては、代わるものにつきましては考えておりません。このものを来年また開催するのであれば、実施していきたいというふうに考えております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 徳田喜代子君。 ◎徳田喜代子(14番) 1年延期ということで、ちょうど1年ということなんですが、来年、もし、あるとすれば、また同じように計画したいとおっしゃいますが、今のコロナ禍で、ワクチンができるまで、なかなか実施は難しいというようなちまたの意見でございますが、それに対しましてはどのように考えていらっしゃいますか。 ◎議長(西川誠一) 生涯学習課長、裏戸正範君。 ◎生涯学習課長(裏戸正範) ただいま徳田議員のご質疑にお答えしたいと思います。  昨今のコロナの状況を見ましても、難しいという状況も想像できるところでございますけども、現段階では、先ほど答弁しましたとおり、来年、同じようなことで考えていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◎徳田喜代子(14番) 以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  西谷高弘君。 ◎西谷高弘(12番) 西谷です。  37ページの消防費の300万円、退職団員報償費なんですが、説明では一応、多数退団ということでお聞きしました。昨年4月が団員数932名と確認しているんですが、本年度の団員数、また退職された各区の人数が分かれば、また、退職されても団員数の維持は可能なのか、お伺いします。 ◎議長(西川誠一) 防災安全課長、小椋勇二君。 ◎防災安全課長(小椋勇二) それでは、ご質疑にお答えしたいと思います。  まず、今回の補正につきましては、当初50万円の50人分ということで2,500万円の予算を要望しておりましたが、結果的には退団者が63名で、そのうち支給対象が55名、総額2,587万8,000円の支給ということで、87万8,000円不足するということになりました。それと、あと、今後、年度途中での退団ということも想定されますので、今回補正で300万円を計上させていただいております。 ◎西谷高弘(12番) 各区の退団数。 ◎防災安全課長(小椋勇二) 今、手元のほうで各区の集計したものは持ってございません。  それと、あと、団員の確保の関係でございますが、昨年4月1日の団員の数が931名で、令和2年4月1日現在は911名ということで、20名の減となっております。今現在の消防団員の定数につきましては、基本団員が965名、機能別団員が48名、合計1,013人となっておりますが、令和2年4月1日現在は911名ということで、約1割の欠員の状況でございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 西谷高弘君。 ◎西谷高弘(12番) 今後、欠員に対しての対応とか、そういうことがあればお願いしたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 防災安全課長、小椋勇二君。 ◎防災安全課長(小椋勇二) 欠員の補充の関係につきましては、各分団でそれぞれ頑張って勧誘をしていただいておりますが、なかなか入っていただけることが少ないという状況が続いております。今年度、5年に1回の消防委員会に諮問をしまして、定数がどうなるかということは議論はお願いしたいと思っておりますが、ただ、人口が減っているから単純に定数を減らすということではなくて、引き続き定数に近づけるように、各分団だけではなくて、行政のほうもしっかり対応していきたいと思っております。  以上です。 ◎西谷高弘(12番) 以上で終わります。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) お尋ねをいたします。議案資料の34ページ、款13の1目農林水産業費分担金、林業費分担金63万円の減、それから、2目の災害復旧分担金、農林水産業施設災害復旧費分担金10万円ということで、これは、昨年12月定例会で受益者分担金徴収条例の改正を議決いたしまして、条例は令和2年4月1日から施行するとなっておりまして、その関係でこういう減額が生じたのでしょうか。教えていただけますか。 ◎議長(西川誠一) 財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) それでは、東垣議員のご質疑にお答えします。  先ほどご質疑のありました分担金及び負担金の農林水産業費分担金の県単独補助治山事業費分担金63万円の減、そして2目の災害復旧費分担金の2年現年災農地及び農業用施設災害復旧費分担金につきましては、議員ご指摘のとおり、昨年度条例改正がありまして、それに伴いまして改正をさせていただいたというものでございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) 同じく39ページの款11、2目の農地災害復旧費、ここのその他というのが10万円で、これが分担金と思うんですけれども、5%ですか。そういうことでしょうか。事業費の5%という。 ◎議長(西川誠一) 財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) それでは、東垣議員の再質疑にお答えをさせていただきます。  歳出39ページの災害復旧費の関係で、財源でございますが、その他10万円というのが先ほどの災害復旧費の分担金10万円でございます。この積算につきましては、5%ということでなしに、条例でもありますように、事業費から補助金を差し引きまして、それから起債譲渡した残りを分担金として求めているというものであります。  以上でございます。 ◎東垣典雄(1番) 終わります。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  西谷尚君。 ◎西谷 尚(5番) 西谷尚です。  議案資料の37ページ、観光費の観光振興費26万8,000円、これはコロナ後の新たな観光商品の売出しのためのものだということで、麒麟のまち観光局の負担金としてお支払いするというふうに聞いております。これは国が今度行うわけですが、Go To観光キャンペーンとか、そういうものと関連しているのか。もしくは、そうでなければ、具体的な内容が分かれば教えていただきたい。 ◎議長(西川誠一) 観光商工課長、田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) それでは、西谷委員のご質疑にお答えいたします。  観光費の18節負担金及び交付金の26万8,000円です。これにつきましては、目的としましては、先ほど議員からも言われたとおり、新型コロナ感染症緊急経済対策として事業を実施するものです。具体的な内容ですが、オンライン・トラベル・エージェンシー、よくある「アソビュー!」だとか「じゃらん」さんとか、そういうところが作っている体験旅行のコンテンツです。そういったものと連携しまして、体験型の観光ということで、そういった取組を進めていこうというものでございます。具体的な内容としましては、体験型開発塾の開催、それから商品造成ということで、体験型の商品を100コンテンツ作ろうという目標がございます。そういったものを作った後、販売システムの構築をするということで、全体事業費としましては803万円ということで、こういった体験型の旅行商品を作っていくということを計画しておるものです。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 何点かお尋ねをしたいと思います。まず、歳入部分の35ページの町債の関係で、県単独補助治山事業債、これは制度的に新たに起債充当が認められるものになったものか。制度的なものかどうか、1点お尋ねしたい。  それから、歳出のほうで、先ほどもありましたけども、39ページの1番上、文化事業委託金、先ほどの説明では、具体的に県の補助金を充てる事業は決まっていないという説明がありました。コロナ禍の中でなかなか難しいと思うんですが、事業が決まってないものを予算化するということがどうなのかについてお尋ねをしたいと思います。
     それから、同じく39ページの農地災害復旧費の中に工事費は200万円計上されているんですが、測量試験費が計上されておりませんが、どういう考え方なのでしょうか。  以上3点お尋ねします。 ◎議長(西川誠一) 財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) それでは、見塚議員のご質疑の、まず1点目の町債につきまして説明をさせていただきます。このたび計上させていただいております農林水産業債ということで県単独補助治山事業債、こちらの事業は、起債の事業としましては、平成31年、令和元年、令和2年度に限り認めてもらっていただいている事業で、このたび令和2年度当初予算で計上いたしました県単治山事業につきまして、国の認可を受けまして対象となったということによりまして、このたび補正であげさせていただいたものでございます。充当率は100%で、交付税措置は70%の事業でございます。  それから、3点目のご質疑の、災害農地測量試験費の関係でございます。こちらにつきましては、予備費をもって対応をさせていただいております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 生涯学習課長、裏戸正範君。 ◎生涯学習課長(裏戸正範) 見塚議員のご質疑にお答えします。  事業につきましては、文化ホール事業という事業に充てるということで、事業が決まってないということではありません。ただ、コロナ禍とかの関係で、香住文化会館のホール事業につきましてはまだ未定の部分がありますので、詳細のどのイベントに当たるかが決まってないということでございます。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) まず、歳入の起債の関係ですが、充当率が100%ならば、多分今の計算では、歳入で分担金を何ぼもらうんだ、差引きができませんので分かりませんけども、分担金も幾らかもらうということなので、率からして100%の事業をして、5%の分担金をもらって、県の補助金を引いて残りが起債だというふうに考えるんですが、100%充当なら、逆のことを言えば、事業費から補助金を引いて、残りを全部起債に充てたらどうかなと、地元負担金がなくて済むのかなということを思うわけですが、今年度に限りということなので、今後続くかどうかも含めて、もう一遍その辺の制度の状況、起債というのは、何か県の判断で認められたり、認められなかったりするようなことが時々あったりするものですから、その辺との絡みも含めて説明をお願いします。  それから、2番目の文化ホール事業、事業名だけ決まって何をするか分からんということは、何も決まってないのと全く一緒なんです。町長、何をするか分からんことが決まってない事業を予算化するというやり方というのは、少しどうかなと思うんです。コロナ禍でもあるので、文化ホールでやる事業はなかなか難しいと思ったりするんですが、できなんだらできなんだで仕方がないがな、では、やっぱり町の予算、この議会をかけて決めるわけですから、幾ら県から全額補助だと言いながらも、少し安易な予算組みだと思うんですが、町長の考え方、財政課長の考え方を整理していただいて、説明願いたいと思います。  それから、一番最後の測量試験費、予備費で賄うということなんですが、今回の補正の中に入れずに予備費で賄うという理由です。今までそのようなことはなかったんですが、その辺の考え方を説明願いたいというふうに思うんですが、いかがですか。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 文化ホール事業の関係でございますが、議員のおっしゃることも分かりますけども、中身としては、文化ホール事業の中で事業を行いたいということでございますが、現行では、こういうコロナ禍にあって、文化ホール事業を決めていただく中身、文化協会とか、そういうところに今お諮りをしとるということでございますが、議員からご指摘のありましたとおり、本当にそれが行われるのかどうか。非常事態宣言は解除になったとはいえ、定員の半数程度というようなくくりもあったりしますものですから、そういう意味でご理解を頂きたいと思います。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) それでは、見塚議員のご質疑にお答えいたします。  まず、町債の関係でございますが、財源的には事業費から補助金を差し引きまして、なおかつ、分担金を差し引いた残りの部分に起債を100%充当ということですので、分担金を置きまして、まず起債を充当という考え方ではございません。起債というのは、基本的には特定財源をまず優先的に控除するということがありますので、そういう措置をしたものでございます。  それから、制度的にはでございますが、先ほど申しましたけども、この制度は令和2年度で終了ということで、国の防災・減災国土強靱化のための3か年緊急対策で設けられた措置でございまして、今のところ、これが次年度以降も続くということは聞いておりません。本年度で終了ということで、今の段階では聞いているところでございます。  それから、災害の促進及び非対応でございますが、これは緊急を要するということで、5月21日付で予備費充用ということで49万4,000円を措置させていただきました。補正予算ということも考えられますけども、このたび緊急を要するということで、既定の予算の予備費を活用させていただいたということでございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 予算編成のことで、先ほどの文化ホール事業、今回の災害に関する予備費の充用、特に災害復旧の予備費の充用というのは、最近ずっとなかったんです。そんなことはあんまりしてなかったんです。こういうことが簡単にできるということなら、簡単にやられているわけです。充用を5月にされているんですから。これからもそういうようなやり方をされるのかどうか。逆の言い方をすれば、したらいいと思うんです。今まではやってきてなかった。だから災害復旧が遅れるということが考えられるわけです。だから、そういうことをしたら、逆にいいし、専決でやってもいいし、やはり迅速なやり方ができるということを今回示されたわけですから、予備を使われたり、専決をされるとかいうようなことをされるほうがいいのかなと思いますので、今後の考え方。  それから、文化ホール事業については、こういう予算組みというのは、ほかのことで、たまたま今回全てが県の補助金でやるわけですから、誰も文句を言わないといえば語弊があるんですが、ほかのいろんな事業で、国の10兆円の予備費ではありませんけど、何か町長独自の判断で誰かに利便を与えてあげようと思えば、何も決まってないけども予算を取るわいやと、道路修繕費を余分につけとくわいやというようなことが簡単にできるような考え方になってしまったりするわけですから、やはりこの辺は慎重な予算組みが必要だと思うんですが、今後の考え方についてお尋ねをしたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 後段の部分でございます。議員のおっしゃるとおりでございますが、実は文化ホール事業も、このたびのコロナ禍において、予定しておった、お願いをしておられた方々の予定、あるいはこちら側からの都合によって中止というような場面もたくさんございましたので、議員のおっしゃる意味もよく分かりますので、今後とも今のご意見を参考に慎重な運用を図りたいと思います。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) それでは、私からは、災害における測量試験費の予算の在り方につきましてお答えをさせていただきます。  このたびは補助災害ということで、査定を早急に受ける必要があるということで予備費で対応させていただいたということであります。災害につきましては、単独災害、補助災害といろいろあるわけでございますが、緊急を要するということで、予算の対応につきましても予備費、それから補正予算での専決、あるいは議会の議決を経て補正予算を計上するということもあるわけですけども、いずれにしましても緊急に対応していくということで、状況に応じまして適切な対応を図っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第73号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩をいたします。再開は午後1時といたします。                              午前11時58分 休憩                              午後 1時00分 再開 ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。      ──────────────────────────────  日程第12 議案第74号 令和2年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) ◎議長(西川誠一) 日程第12 議案第74号 令和2年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 山本です。  国保の補正について若干お尋ねをしたいと思います。議案資料48ページのところで歳入が出てまいります。ここで一般会計からの5款繰入金、一般会計からの繰入金を248万1,000円減ということで見ておるわけですけれども、これで1億3,691万1,000円の中に法定減免の額が幾らになるということになるのか。1つはその点。  もう一つは、国保の財政調整基金の繰入れを、当初3月の段階で1,700万円、これを2,000万円増やして3,700万円ということで、この予算が提案をされているわけですけれども、この2,000万円というところを2,500万円にするという気は全くなかったのかどうか。そこのところをもう一遍伺っておきたいというふうに思います。  それから、納付金がこれでどうなるの、動いてないの。財源内訳が若干動いているということなんですけれども、ここのところをもう一遍ご説明いただきたいというふうに思います。どうしてこういう入り繰りが起こっておるのか。そのことを教えていただきたいと思います。  以上。 ◎議長(西川誠一) 健康課長、沼田朋子君。 ◎健康課長(沼田朋子) まず、1つ目のご質問についてですが、ここでは総額で5,081万4,000円ということになります。  次のご質疑で、2,000万円ではなく2,500万円ということは考えなかったかというご質疑についてですが、これについては、健康課のほうでも考えましたし、また運営協議会の中でもいろいろとご審議いただきます中で、基金の残高といったようなものと今後のことを考えたときに、少しでも基金を残していくといった考えから、2,500万円ではなく2,000万円ということで考えました。  それから、財源内訳のところですけれども、こちらは、先ほどの保険税の軽減分というものにつきましては県の助成がありますけれども、それがこのように248万1,000円が減額になったことによって、この分は一般会計からということでの財源内訳の変更ということになります。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) この前提として、令和2年度の医療費が100%を超える、医療費が増になるという前提で組まれているわけですけれども、実際の医療現場というのは、コロナ云々の影響を受けて、診療を控えるということがいろんな形で起こり始めておる。それは単に医療だけではなくて、介護等々も含めて、そういう状況あるいは実際の現場の方々も、自らがうつす、あるいはうつるという両方を含めた心配の中で様々な制約がかかりつつあるというふうに思っておるんですけれども、医療費が令和2年度、本当に伸びるという見込みで正しいのかどうか。そこは町長どう見ますか。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) まさに国保のご審議を頂く今の段階にあって、今、まさに山本議員からお尋ねのあることについても、私も同じような、来年の今の時期にはどういうような状況になるかといいますと、やはり診療控え、病院の経営が傾くほどのコロナと一般の他の疾病をお持ちの国民といいますか、県民も含めてでございますけども、確かにせんだって病院事務長が申し上げましたように、診療控えの動きは我々の町にもあるということを考えますと、少し影響はあるのかな。ただ、今のところ、今年度に入ってからの一定期間でございますから、今年度の間に医療の受診状況、あるいはコロナの収束の状況によって今後変わってくるかも分かりませんし、冬季のインフルエンザの蔓延とか、そういうようなことが発生した場合にどうなるのかということは、もう少し時間を見ませんと分からないのかなと。まさに山本議員がお持ちのご疑念につきましては、私も共有するところでございます。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 先々の予測をするというのは非常に難しいです。この後提案をされる補正の中でも、これから秋、冬に向かってのインフルエンザとコロナ、この両方が仮にダブったときには大変なことになるかもしれないという中で、ワクチンの接種についても、少し町としても力を入れるという内容もあるというのも承知はしておりますけれども、何が起こるか分からんという中で、なおかつ住民に、あるいは国保の世帯に負担をかけるということ自体、この判断が正しかったのかどうかというのは、この補正の中でももう一遍私は問いたいと思うんですけども、町長いかがですか。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 先ほど健康課長が答弁で申し上げましたように、基金の投入、据置きの判断もお願いすべく、2%、1%増、据置きという資料を提示した中で、運協では、町民の皆さんには大変心苦しいとは思いますけれども、1%増の結論を出していただいた。私どもはその結果を尊重させていただいたということでございますから、先ほど議員からご指摘のありましたように、据置きの判断材料も資料として、私どもとしては提供をしておるところでございます。  以上でございます。 ◎山本賢司(9番) 終わります。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。  原案反対の方の発言を許可いたします。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) ただいま議題となっております議案第74号 令和2年度香美町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、このものについて反対の立場で討論をいたします。  結論は、基金があと2年しかもたないというところでの1%増だという判断をしたと。国保運営協議会の答申を尊重してというふうに言うのは、町長としたら当然の表現かなと思いますけれども、令和元年度末に1億2,968万7,620円という金額があるということになります。このうちの960万4,438円は返さんなん金なので、ここは手をつけられない。それはそのまま減というふうに考えざるを得ない。1億2,008万3,182円という金額になります。そこから令和2年度、3,700万円崩すということを見込んでおりますから、8,308万3,182円という金額が令和2年度末ということになる可能性があります。しかし、先ほども町長自身も思いを共有するというふうに言われたように、医療の現場の苦労、さらには住民全体がコロナで少し緩んだのかなと思いますけれども、兵庫県は来月9日までかな、東京には行くなというふうなことを言っておったり、いろんなことがありますけれども、いずれにしても、コロナで苦しんでいる方々に国保税の負担を増やすということはやっぱりやってはいけないんだということを思います。そのことを重ねて申し上げて、反対討論といたします。  議員各位のご賛同を心よりお願い申し上げます。ありがとうございました。 ◎議長(西川誠一) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 次に、原案反対の方の発言を許可いたします。  ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。討論を終了します。  これより、議案第74号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第13 議案第75号 令和2年度香美町矢田川憩いの村事業特別会計補正予算(第1
                号) ◎議長(西川誠一) 日程第13 議案第75号 令和2年度香美町矢田川憩いの村事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 山本です。  議案第75号 令和2年度香美町矢田川憩いの村事業特別会計補正予算、このものに若干お尋ねをしておきたいと思います。1つは、コロナという中で休業をした時期がございます。さらに、この予算でざっと700万円でしょうか。ポンプ等の修理、改修を行うということになってくると、この期間は休業になるのかどうか。その辺りをどう見ているのかです。そのことを1つはお尋ねをしておきます。  もう一つは、令和2年度の大きな仕事として、矢田川憩いの村事業を今後どうしていくのかという辺りの検討をするという、1年遅らせたということが過去あったようですけれども、どう検討しようとしているのか。休業をどんどんしながら、一方では次に向かっての検討をするという、なかなか大変な作業だと思いますけれども、その辺を含めて課長にまず伺います。 ◎議長(西川誠一) 観光商工課長、田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) 山本議員のご質疑にお答えしたいと思います。  ポンプの修理期間及びその間の休業等についてですが、現在のところ、工事につきましては3日程度かかるんだろうなというふうに考えております。矢田川憩いの村の矢田川温泉の休業日に合わせて行いたいとは考えておりますが、工事に伴って休業の必要があるのかどうなのか。あと工事の施工工程等も、業者が決まり次第、業者とともに検討して、なるべく支障のないようにとは考えております。  次に、今後の矢田川温泉についてですけども、今年度検討するということで、これまでからお伝えをしております。現在のところ、コロナであるとか、いろんな部分の中で、簡単に方向性等をまだ出せてない状況ですし、現在のところは、運営する会社の意向であるとか、そういったことも、大いにその考え方もお聞きする必要があるということで、当面は現在の会社が今後どうしていくのかということについて、はっきりとした方向性を出してほしいということで、今、お願いしておるところです。その後、その状況を踏まえまして、検討を重ねていきたいというふうに考えております。 ◎議長(西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) そうしましたら、今日に至るまでのコロナ等々での休業を含めて、何日間の休業をしているというのが今の状態なのかというのが1つ。  実際ポンプの改修では、そんなには休業がなくても何とかなりそうなのかな。  もう1点の、今後という点で、あそこの方々の考え方を求めているという言い方をされたので、逆に運営される側は、町はどうしてくれるのかというふうに思っているのではないかなと勝手に思っているんですけど、その辺りは町長、どんなふうに受け止めているのか。その辺は少し聞かせておいてください。 ◎議長(西川誠一) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 今後の矢田川温泉の運営につきましては、今、またご審議を頂かなければなりません。ファミリーインと同じことでございまして、今後の在り方については、まず会社側がどういうお考えをお持ちなのか。会社側が希望されるようなことが、町として対応できるのか。あるいは根本的に経営方式を変えるのかというような大きな課題でございますので、すぐに今どうするというようなことは言えないということでございます。ただ、今年度中に会社との意見調整を踏まえて、今後の、近い将来のあるべき姿については、役場も親身になって検討しながら結論を見いだしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) 観光商工課長、田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) それでは、山本議員の再質疑にお答えしたいと思います。  休業につきましては、4月25日から5月17日までの間、コロナの影響もありまして休業ということにしております。  以上です。 ◎山本賢司(9番) 終わります。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第75号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第14 議案第76号 令和2年度香美町水道事業企業会計補正予算(第2号) ◎議長(西川誠一) 日程第14 議案第76号 令和2年度香美町水道事業企業会計補正予算(第2号)を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第76号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第15 議案第80号 令和2年度香美町一般会計補正予算(第5号)  日程第16 議案第81号 令和2年度香美町国民宿舎事業特別会計補正予算(第1号) ◎議長(西川誠一) 日程第15 議案第80号 令和2年度香美町一般会計補正予算(第5号)及び日程第16 議案第81号 令和2年度香美町国民宿舎事業特別会計補正予算(第1号)の2議案は、香美町議会会議規則第37条の規定により一括議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(西川誠一) 朗読は終わりました。  議案第80号及び議案第81号の2議案を一括して、町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第80号 令和2年度一般会計補正予算(第5号)及び議案第81号 香美町国民宿舎事業特別会計補正予算(第1号)の2議案について、一括して提案理由を説明いたします。  予算執行において各会計に補正の必要が生じましたので、提案するものでございます。なお、各会計の詳細につきましては各担当課長に説明をさせますので、よろしくお願いをいたします。 ◎議長(西川誠一) これより、議案ごとに順次各課長より補足説明を求めます。  初めに、議案第80号について、財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) それでは、議案第80号 令和2年度香美町一般会計補正予算(第5号)の補足説明をします。  議案書1の3ページをお開きください。このたびの補正予算編成は、令和2年度の国の補正予算(第2号)及び兵庫県の6月補正予算を踏まえまして、町民生活及び事業者等へさらなる支援と、新しい生活様式に向けた対策を早急に進めるため、そして、これから自然災害の季節を迎えるに当たりまして、災害避難所等における感染症対策など、新型コロナウイルス感染症対策として所要の予算措置を講じたものでございます。  また、国民宿舎の資産購入に必要となる財源を、国民宿舎特別会計へ繰出しする予算を計上いたしております。  第1条で、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,364万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ166億6,904万2,000円とするものです。  それでは、議案資料2によりまして説明をさせていただきます。歳入歳出事項別明細書は5ページから8ページにかけて載せておりますが、説明につきましては11ページから14ページの資料でさせていただきますので、11ページをお開きください。  最初に、新型コロナウイルス感染症対策関連経費について説明をさせていただきます。1の補正予算の概要ですが、今回の予算編成につきましては、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が解除されたものの、幅広い分野に影響が拡大していることも懸念され、本町の経済活動や日常生活の回復にはまだ時間を要するものと考えております。働き方や消費行動など暮らしは大きく変わりつつある中で、令和2年度の国の補正予算(第2号)及び兵庫県の6月補正予算を踏まえ、町民生活及び事業者等へのさらなる支援と新しい生活様式の定着、徹底を図るため、喫緊の課題に機動的、効果的に取り組む必要があります。また、これから自然災害の季節を迎えるため、災害避難所等における感染症対策など、新型コロナウイルス感染対策として所要の予算措置を講じることとしたものでございます。  2の新型コロナウイルス感染症対策関連予算規模につきましては、このたびの補正予算額のうち1億8,694万9,000円でございます。  続きまして、3、歳出予算の事業概要を説明させていただきます。(1)感染防止対策の取組としまして、1)の区集会所感染防止対策事業の事業費は450万5,000円で、款2総務費、目8自治振興費に計上しております。財源は全額、地方創生臨時交付金です。事業内容ですが、新型コロナウイルスを想定した新しい生活様式、兵庫スタイルを推進する観点から、自治会活動時と一次避難所での健康チェックと感染予防に資する資機材を各区に配布するものでございます。  2)の禁煙治療費助成事業の事業費は50万円で、款4衛生費、目2予防費に計上しております。財源は全額、地方創生臨時交付金です。事業内容ですが、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクの要因の一つに喫煙が言われていることから、禁煙治療の費用につきまして、1人当たり1万円を上限として助成するものでございます。  続きまして、12ページをお開きください。3)の予防接種事業の事業費は830万円で、款4衛生費、目2予防費に計上しております。財源は全額、地方創生臨時交付金です。事業内容は、従来から冬季間にはインフルエンザが流行しやすく、町民にとって今冬が、新型コロナウイルスの感染と併せて二重の不安を抱えることが懸念されます。同時流行をできるだけ避けるため、インフルエンザ予防接種の助成を拡充するものでございます。新たに子どもに対し一部助成を行うとともに、高齢者への一部助成を拡充するものでございます。  4)の感染防止対策事業の事業費は1,554万8,000円で、款4衛生費、目2予防費に計上しています。財源は全額、地方創生臨時交付金です。事業内容ですが、今後の新型コロナウイルス等感染拡大予防に向け、新しい生活様式のマスクの着用を定着するため、町内全ての世帯を対象に、1世帯当たり50枚のマスクを配布するものでございます。また感染症予防対応に必要となるマスク、消毒液などの衛生資材を備蓄いたします。  5)の避難所感染防止対策事業の事業費は295万4,000円で、款9消防費、目4災害対策費に計上しています。財源は全額、地方創生臨時交付金です。事業内容は、兵庫県が令和2年6月に策定しました新型コロナウイルス感染症に対応した避難所運営ガイドラインに基づきまして、避難所が感染クラスターとならないよう、新型コロナウイルス感染症防止対策として、避難所に指定されている学校の体育館等及び福祉避難所に備蓄する非接触型体温計、血圧計、マスク、消毒液を購入するものでございます。  6)の公立学校感染症対策事業の事業費は、総額で2,048万6,000円で、款10教育費、項2小学校費、項3中学校費、項4幼稚園費に計上しております。財源は、国庫補助金が1,008万円、地方創生臨時交付金が1,040万6,000円でございます。事業内容ですが、新型コロナウイルス感染症防止対策として、小学校及び中学校に空気清浄機、非接触型体温計、マスク、消毒液などを購入するものでございます。また、夏季休業日が短縮となり、猛暑での通学を行うこととなるため、熱中症対策として、幼稚園、小学校の園児及び児童に、毎日下校時に熱中症予防タブレットを配布いたします。  7)の学校給食感染防止対策事業の事業費は103万円で、款10教育費、項6保健体育費、目4学校給食費に計上しています。財源は全額、地方創生臨時交付金です。事業内容は、夏季休業日が短縮になったことに伴いまして、夏季に給食を提供するため、新型コロナウイルス感染症に加え食中毒の危険性も高まることから、対策に必要な衛生資材を購入するものでございます。  続きまして、(2)の町内産業事業者への支援の取組としまして、1)の感染症予防機器材等購入助成事業の事業費は4,330万円で、款7商工費、目1商工総務費に計上しております。財源は全額、地方創生臨時交付金です。事業内容は、新型コロナウイルス感染症予防対策として、町内の事業所等が対応する空気清浄機、パーテーションなどの機器やマスク、消毒液、手袋などの衛生資材の購入に対して助成することで感染症対策を講じる事業者等を支援するものでございます。  2)の、プレミアム付利用券発券事業の事業費は8,592万6,000円で、款7商工費、目2商工業振興費に計上しております。財源は、地方創生臨時交付金2,092万6,000円、諸収入6,500万円でございます。事業内容は、新型コロナウイルス感染症の影響により売上げ等が減少し、大きな影響を受けた飲食店、旅館、民宿で利用できるプレミアム付利用券を販売することにより町内消費の促進を図り、売上げの向上、回復による経営支援を図るものでございます。町民を対象にプレミアム30%を付加した利用券を販売し、購入限度額は1世帯当たり10万円でございます。利用できる飲食店、旅館、民宿は、町内から幅広く募集し、利用期限につきましては、令和2年12月末としております。  なお、(2)の町内産業事業者への支援の2事業につきましては、資料の15ページ及び16ページに事業別予算概要書を添付しておりますので、参考にしていただきたいと思います。  続きまして、(3)の教育環境体制の充実の取組としまして、1)の外国青年招致事業の事業費は300万円で、款10教育費、項1教育総務費、目2事務局費に計上しています。財源は一般財源300万円で、財政調整基金繰入金としております。事業内容ですが、新型コロナウイルス感染症の影響により、夏季休業日である7月21日から8月31日までの間に通常の授業を行うことになりましたが、この間、離任のため英語指導助手が不在となります。臨時休業により失われた児童・生徒の学びを支援するため、英語指導助手の任期を延長し、夏季に配置するものでございます。  14ページをお開きください。2)の中学校コンピューター整備事業の事業費は140万円で、款10教育費、項3中学校費に計上しております。財源は全額、地方創生臨時交付金です。事業内容ですが、国の第2次補正予算による教育体制の緊急整備によりまして、勤務時間を延長する加配職員やスクールカウンセラー及びスクールソーシャルワーカーの業務量の増加に対応して、必要となるパソコンを購入するものでございます。  4の歳入予算につきまして説明をさせていただきます。今回の補正予算で必要となる財源につきましては、国の補正予算第2号に伴う国庫支出金、大幅に増額された新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の財源措置を活用し、対応しました。今後示されます国の補正予算第2号による新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、地域経済や住民生活への支援を切れ目なく継続するため、さらなる支援に取り組むとともに、新しい生活様式への対応を着実に進めることとしております。また、次なる支援策につきましても、現在、町の対策本部の各部局におきまして検討しているところであり、町内産業や町民生活をしっかりと支える取組を行っていくこととしております。  5の、令和2年度香美町一般会計のこれまでの対応経費を含めました累計額でございますが、債務負担行為を除きまして23億1,538万1,000円です。財源内訳は、国庫支出金18億1,650万7,000円、地方創生臨時交付金2億3,691万円、地方債1,590万円、その他特定財源6,500万円で、一般財源1億8,106万4,000円は、全額を財政調整基金取崩しで対応いたしております。  続きまして、6ページに戻っていただきまして、新型コロナウイルス感染症対策関連経費以外の事業につきまして説明をさせていただきます。款7商工費、項1商工費、目4観光費の国民宿舎事業特別会計繰出金費の670万円の追加は、国民宿舎の公有財産購入に伴い、必要となる財源を追加するものでございます。財源は財政調整基金繰入金を予定しております。  以上で議案第80号 令和2年度香美町一般会計補正予算(第5号)の補足説明を終わります。 ◎議長(西川誠一) 次に、議案第81号について観光商工課長、田中徳人君。 ◎観光商工課長(田中徳人) それでは、議案第81号 令和2年度香美町国民宿舎事業特別会計補正予算(第1号)の補足説明をさせていただきます。  議案につきましては、議案書1、6ページから8ページ、議案資料は、議案資料2、17ページから28ページ、また、議案資料3、1ページから2ページです。  それでは議案書1、6ページをお開きください。このたびの補正は、歳入歳出それぞれ670万円を増額し、総額で歳入歳出とも1,989万2,000円とするものです。  それでは、議案資料2により、項目ごとに説明させていただきます。それでは歳出から説明させていただきます。議案資料2、21ページをご覧ください。款1総務費、項1総務管理費、目1国民宿舎費、節16公有財産購入費を670万円追加するものです。公有財産購入費の内容につきましては、現在、国民宿舎ファミリーイン今子浦の指定管理者でありました株式会社香住観光公社が、令和2年2月20日に解散し、清算業務を行っております。清算業務を行う中で、清算代表人から、株式会社香住観光公社が所有する資産につきまして、町へ購入してもらいたいとの要請がございました。その要請に応え、購入することとし、このたび補正するものです。  議案資料2、22ページをご覧ください。株式会社香住観光公社所有資産の購入予定資産の概要です。平成17年10月に取得された国民宿舎ファミリーイン今子浦の3階客室改修です。3階の客室4室に、浴室、洗面脱衣室、便所入り口を設置するため、6室を4室にしました。また、ほかの1室につきまして、床の間、押入れを廃止し、入り口、便所、洋服入れを設置したものです。そのほか、平成29年に取得しました館内のWi-Fi設備設置、301号室と302号室のエアコン交換、結婚式場内装改修について購入を予定しています。購入予定金額についてですが、3階客室につきましては572万円、客室等設備改修、その内容は、Wi-Fi設備、エアコン交換、結婚式場内装改修についてですが、98万円の、合計670万円を予定しています。  議案資料3、1ページをご覧ください。購入予定金額の算定資料です。3階の客室につきましては、株式会社香住観光公社の帳簿価格が税抜857万1,317円と高額なことから、鑑定を依頼しまして、意見書の520万円に消費税を加えた572万円を購入予定金額としました。また、そのほかの館内Wi-Fi設備設置、エアコン交換、結婚式場内装改修につきましては、帳簿価格も50万円以下と比較的安価であることから、減価償却による帳簿価格に消費税を加えた価格を購入予定金額としました。  なお、鑑定結果の意見価格は議案資料3、2ページに資料を添付しておりますので、ご清覧ください。また、議案資料2、23ページには、国民宿舎ファミリーイン今子浦の位置図、配置図、24ページには1階平面図、25ページには2階平面図、26ページには3階平面図、27ページには、平成17年度に行いました3階客室工事改修前の平面図、28ページには3階客室改修後の平面図を添付しておりますので、ご清覧ください。  次に歳入につきまして説明させていただきます。議案資料2、20ページをご覧ください。款3繰入金、項1他会計繰入金、目1一般会計繰入金、節1一般会計繰入金670万円の増額です。内容につきましては、このたび株式会社香住観光公社の資産購入のための財源につきまして、全額一般会計からの繰入金を充てようとするものです。  以上で議案第81号 令和2年度香美町国民宿舎事業特別会計補正予算(第1号)の補足説明を終わります。 ◎議長(西川誠一) これをもって、議案第80号及び議案第81号の提案理由の説明を終わります。なお、この2議案については、明日6月23日に案件ごとに審議いたします。  お諮りいたします。
     以上で本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、本日はこれにて散会することに決定いたしました。  次の本会議は明日6月23日火曜日午前9時30分より再開いたします。  本日は大変ご苦労さまでした。                               午後1時41分 散会 Copyright (c) KAMI TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...