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令和元年第114回定例会(第5日目) 名簿 開催日:2019年12月19日
令和元年第114回定例会(第5日目) 本文 開催日:2019年12月19日

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  1. 香美町議会 2019-12-19
    令和元年第114回定例会(第5日目) 本文 開催日:2019年12月19日


    取得元: 香美町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2019年12月19日:令和元年第114回定例会(第5日目) 本文 最初のヒットへ(全 0 ヒット)                               午前9時30分 開議 ◎議長(西川誠一) おはようございます。  ただいまの出席議員は16人であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。      ──────────────────────────────  日程第1 会議録署名議員の指名 ◎議長(西川誠一) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、香美町議会会議規則第125条の規定により、議長において、上田勝幸君、藤井昌彦君を指名します。      ──────────────────────────────  日程第2 諸般の報告 ◎議長(西川誠一) 日程第2 諸般の報告を行います。  本日の議事日程発議書3はあらかじめ議場配付しておりますので、ご確認ください。      ──────────────────────────────  日程第3 議案第119号 猿尾滝遊歩道落石対策工事請負契約を締結することについ              て ◎議長(西川誠一) 日程第3 議案第119号 猿尾滝遊歩道落石対策工事請負契約を締結することについてを議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 山本です。  昨日の提案を聞きまして、久しぶりに14者も入札に参加してくれたというので非常にうれしく思いました。その上で幾つかお尋ねをしますけれども、当初予算で6,300万円というものが組まれておりました。ここまで入札発注が遅くなったことに、何か意味、値打ちというか、理由があるのかどうかということが1つ。
     いま一つは、工期が3月31日までということになっておるということなんですけれども、雪がどうなるかわかりませんけれども、いずれにしても冬季にかかります。さらに香住駅の前のほうの整備というところでも若干工事の資材が入りにくいなんていうことがあって、1年遅れたというふうなこともあったりして、鋼材中心の事業であることから、工期といいますか、この年度末までにという点でどう見ておるのか。そのあたり2点お伺いします。 ◎議長(西川誠一) 村岡地域局長古家亮君。 ◎村岡地域局長(古家 亮) 山本議員の質疑にお答えさせていただきます。  まず1点目が、この時期になぜなってきたのかということでございます。この工事につきましては、自然環境整備交付金事業ということで、環境省の所管の交付金を財源といたしております。そういった中でこの事業の補助申請を行い、交付決定を受けたのが6月21日でございます。事前着手というのが認められませんでしたので、その後に事業の着手ということになりました。それを受けまして、すぐ測量設計の起工伺い、7月10日に測量設計の入札を行いまして、10月末までをその業務の委託期間としたところです。それを受けて、測量設計業務の成果をもとに積算を行いまして、11月1日に入札審査会を行い、12月5日に入札を行ったというようなことでこういうスケジュールになりましたので、ご理解をいただきたいというふうに思います。  それから、工期のことでございます。3月31日の工期といたしております。工期につきましてはこのような形でしております。当然、これから本契約、それから工事業者のほうも資材の発注ということになるわけでございますけれども、これから3月にかけて冬季間、先ほど議員もおっしゃいましたように、雪、降雪等の関係もございます。現実的には請負業者との工程調整を図って工事を進めたいと思いますけれども、雪などの影響、資材の調達によっては工期内で完成させることが困難というふうな判断になった場合には、また3月議会におきまして、繰り越し、工期延長のご承認をお願いいただくような形というものも視野に入れております。  以上でございます。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 今、山本議員の質疑とも少し関連するかもわかりませんが、契約の目的です。猿尾滝遊歩道落石対策工事ということで、先ほどの答弁の中で自然公園という言葉が出てきました。自然公園というのは県が管理する公園だというふうに私は思っているんですが、そういう県が管理しているところに町が事業を起こす。この法的根拠はどこにあるのか。もしかしたら、交付金事業交付金の決定がおくれたところにもその辺の理由があるのではないかなと私は思うんですけども、この工事を町がやらなければならない法的な根拠を教えてください。 ◎議長(西川誠一) 村岡地域局長古家亮君。 ◎村岡地域局長(古家 亮) この工事につきましては、国定公園内の事業でございまして、この工事を進めるに当たりましては、但馬県民局環境課国定公園事業内容変更協議ということで協議を行ってまいりました。また、兵庫県の教育委員会に対しましても、文化財現状変更等許可申請を提出して、そういった中で許可を受けまして、進めてきたものでございます。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  村岡地域局長古家亮君。 ◎村岡地域局長(古家 亮) 整備をしようとしております区域につきましては、町有地でございます。その中で猿尾滝観光振興という中で遊歩道を町が整備しておりますので、その安全のために整備を行うものでございまして、その中で所要な協議を関係機関に行っているというものでございます。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 町有地だということで、言いかえれば、町がその山を維持管理することが必要だという根拠ですね。町有地ということは、町の財産目録といいますか、そのものに載っているものなのでしょうか。私は今までそういうようなことを聞いたことないんですけども、その辺がはっきりと町の普通財産だと思うんですが、そのようにはっきりとうたってあるものかどうか確認をしたいというふうに思うんですが。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  村岡地域局長古家亮君。 ◎村岡地域局長(古家 亮) この財産に関する部分でございますけれども、町のほうで整理しております決算書にも記載しておりますけれども、財産に関する調書の中でも普通財産の中の山林としてこの中にあるということで確認しております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 私が一番初めに申し上げましたように、契約の目的は猿尾滝遊歩道落石対策工事なんですよね。今、法的な根拠といったら、町有地だということで、町有地から落石等が発生するものを食いとめるんだということなので、少し目的が違うのかなと思うのが第1点。私がそこまで言う必要はないと思うんですけども、その法的根拠を整理するためには、この目的に合う法的な根拠をやはり整理しておく必要がある。今、もし、それができてないのなら、それを治癒する、病気を治す措置をしておかなければならないというふうに私は思うんです。例えば、これが町道なら道路法で交通の安全のために、上から落ちてくる落石等防止工事を行うということが法的な根拠になるわけですので、そういう意味で、この遊歩道位置づけをはっきりと、今までから、合併前から含めて、道路の舗装をしたり、合併後も転落防止柵等々もしたりしているんですけど、その辺の根拠を、遊歩道を町が管理しているという位置づけ等々をしなければならないというふうに私は思うんです。だから、山を守るだけなら、山に入っていただかなくていいですし、山の下を通っていただかなくてもいいという考え方になってしまうので、人の山に勝手に入るわけにいきませんので、入らないでくださいと。けど、観光施設だ云々だとなれば、その観光施設を町が管理しなければならない根拠をはっきりさせて、この目的に合う契約をする必要があるんだというふうに私は考えるんです。  交付金が何%入るかわかりませんけども、昨日の話でも、町民のお金も入るわけですから、その辺の基本的な事項をしっかりと、もし、今、間違っているのなら、整備ができてないのなら、それをはっきりと整備しておく必要があるというふうに思うんですけども、いかがでしょうか。もし、課長、担当局長だけでできないのなら、副町長、町長も含めて、その辺の整理をしっかりとしていただきたいと思います。 ◎議長(西川誠一) 村岡地域局長古家亮君。 ◎村岡地域局長(古家 亮) 説明不足で申しわけありません。あくまで今回の工事につきましては、猿尾滝が観光として、町としても取り組んでおる中の観光施設としておるわけですので、そこを見ていただく方の安全の確保ということで、観光地としての側面を、ただ山を守るどうのこうのでなしに、観光の視点でもってこの遊歩道を町として整備しているというふうに捉えております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  副町長、今井雄治君。 ◎副町長(今井雄治) 補足の説明をさせていただきたいと思います。  ただいまの見塚議員の質疑に関しましてですけれども、今回の猿尾滝道路整備というのは、先ほど村岡地域局長が申したとおり、猿尾滝に来町する方々の安全を担保するために、町が施策として、地域の要望も受け、道路整備をするというものであります。ご質疑は、つけた道路の管理の部分に当たろうかと思います。この部分でなくして、町の中にもいろんな観光施設を目的としたような各種の道路整備もしてきている部分でございます。当然、整備が整いましたら、先ほどご質疑があったように、町が全面的に管理をするのか、地区の協力を得て管理するのか、その整理はさせていただこうと思います。ほかにもあろうかと思いますので、町道の道路整備というところまではいかないにしても、各種の目的を持った道路の整理をさせていただき、町が支援する部分、それから関係地域に、関係団体が管理していく部分の整理もさせていただこうと思います。よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。  これより、議案第119号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。      ──────────────────────────────  日程第4 請願第4号 国の病床削減・「再編統合」の再検討を促す動きを取りやめ、病             院を安定的に運営できる医療政策を求める請願について ◎議長(西川誠一) 日程第4 請願第4号 国の病床削減・「再編統合」の再検討を促す動きを取りやめ、病院を安定的に運営できる医療政策を求める請願についてを議題といたします。  本請願は、12月4日の本会議において、総務民生常任委員会に付託され、委員会の審査が終了し、委員長より委員会審査報告書が提出されました。本請願に対する総務民生常任委員会審査報告を求めます。  総務民生常任委員会委員長東垣典雄君。 ◎総務民生常任委員長東垣典雄) それでは、12月4日の本会議におきまして当委員会に付託されました請願第4号 国の病床削減・「再編統合」の再検討を促す動きを取りやめ、病院を安定的に運営できる医療政策を求める請願について、審査の経過と結果を報告いたします。  お手元に配付しております審査報告書のとおり採択であります。審査につきましては、12月10日、委員全員の出席のもと、紹介議員の出席を求め、審査を行いました。紹介議員山本議員より、請願書の趣旨、事項について説明がありました。具体的な要求は、1つ目として、国の病床削減・「再編統合」を求める公立病院名公表を撤回すること。2つ目として、医師不足により病院の経営が困難になるケースも生まれており、大学医学部の定数を増やすなど、医師不足を国が責任を持って解消する策を講ずること。これらをもとに質疑を行いました。  質疑として、村岡病院は組合立だが、この請願を出すということはどのように考えたらよいかという問いに、答えとして、香美町長八鹿病院管理者に出すのではない。国、政府、厚生労働省に意見を出してほしいという趣旨である。また、町長も八鹿病院管理者も一緒に国に出してほしいというのが請願者の考えである。  次に、資料に一律の基準が図示してある。医療でやっていない、できていないところが基準に合ってないということで実名を公表されていると思う。このことが実態とどう違っているのか。  答えとして、香住病院は、診療6科、病床数50である。そのうち一般病床が42、地域ケア病床在宅支援の病床が8、人工透析が15床で、老健施設訪問介護もやっている。それと、僻地医療研修病院で、平成30年度は5名の臨床研修医を受け入れ、令和元年度は8名の予定で若手医師の養成を行っている。しかし、国は、現在行われている地域医療の各医療機関の実状を全く無視して、平成27年度時点のデータで一律に判断し、公表しているので、みんなが怒っているという答えでございます。  次に、趣旨の中には、病床削減再編統合はしないようにという文言があり、表題では、再検討を促す動きを取りやめてくれという、この辺のニュアンスの違いはどうなのか。それと、医師の都市部への集中、大病院への集中ということで、田舎の病院の医師数が確保できていないという面があり、医師の絶対数が不足しているのではないと理解しているが、どうかという質問に対しまして、答えとして、表題と中身が一致してほしいと思われるのは当然だと思うが、この請願書そのものをさわっていないので、そのところを正確に言えない。大病院、都市部へ偏在していると補足説明でもしたが、研修医制度とか専門医養成とか、いろんな形でその偏在をどんどん強める方向である。  次に、表題に、国の病床削減・「再編統合」の再検討とあるし、趣旨の中にも病院削減のため「再編統合」という文字がある。厚労省が言ったのは、病床を削減するために再編するんだ、統合するんだというふうには言ってなかった報道のように感じているが、どうかという問いに、答えとして、地域医療構想そのものが国の法律に基づいており、都道府県知事に権限を与えて、県内の圏域ごと病床数、あるいは機能を再編しなさいというのが地域医療構想のもとである。ところが、知事がつくった地域医療構想では5%しか減らない。これではいけない。来年9月までにふるいにかけろということの国の意図が見えているので、この表現になっているという答えでございました。  紹介議員に質疑を行った後、自由討議、その後、討論を行いました。  賛成討論として、谷口委員から、議論の中で細かいことを指摘され、今回の国のやり方についても私も憤りを持っている。香住病院村岡病院が抱えている課題というものは、医者、看護師のスタッフという人員をしっかり確保するということが大きな決め手なのかなと思います。その中でこの2つは上げていきたいので、この請願については賛成であると賛成討論がありました。  反対討論はなく、討論を終了し、採決を行いました。採決の結果、賛成多数で採決と決しました。  以上で委員長の報告を終わります。議員各位のご賛同をお願いいたします。 ◎議長(西川誠一) 委員長審査報告は終わりました。これより委員長の報告に対する質疑を行います。  質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 紹介をさせていただいた者として、少しだけお尋ねをさせてください。  今、私もおるところでの議論のやりとりが、質疑が随分丁寧に紹介をされました。その後、委員会での議論というのがどんな感じだったのかなというのが1点気になりました。この請願についての賛成討論はあった、反対討論はなかった。ただ、賛成多数での採択、結果採択ですから、そのことについて云々ではないんですけれども、委員会の中での議論というのを少し聞かせていただけたらというふうに思うんですけれども、その辺はどうだったんでしょうか。 ◎総務民生常任委員長東垣典雄) 委員会の中での意見交換をいたしました。意見交換の中には、簡単に言いますと、賛成も反対の意見もあって、意見交換は行いましたが、ここにありますように、討論は賛成討論だけで議論はありませんでした。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  討論を行います。  討論はありませんか。  まず、原案反対の方の発言を許可いたします。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 先ほど委員長から丁寧な報告がございましたので、少しだけにさせていただきますけれども、国の病床削減・「再編統合」の再検討を促す動きを取りやめ、病院を安定的に運営できる医療政策を求める請願について、このものを採択するべきだという討論であります。賛成討論であります。  委員長報告委員会では採択をされたということでありました。請願の趣旨をもう一度見ていただきたいんですけれども、病床削減のため「再編統合」の検討を促すとして424の公立・公的病院を公表した。その中には公立香住病院公立村岡病院の名が挙がっています。しかし、町民は身近なところで治療、入院ができ、在宅医療とも連携できる病院の充実を求めています。そのためには、医師の絶対数が少ないことによる医師不足など医師確保が難しい状況を改善し、病院を安定的に運営できる国の医療政策などが必要です。公立香住病院公立村岡病院病床削減再編統合はしないよう政府に要請をしてくださいというものであります。  先ほども委員長からも、香住病院の様子は丁寧にご報告がございました。村岡病院を少しだけ紹介したいと思います。香住の方々には若干なじみが少ないかもしれませんけれども、もともと50床あった病床を、今、21床でしょうか。地域包括ケア病床といって、在宅復帰を促すために最長2カ月間入院できるというふうなベッドに随分転換をしてまいりました。中には、レスパイトなんて言い方をしますけれども、緊急に今から入院させてえなという場合でも、例えばヘルパーさんですとか社協ですとか、いろんな人がかかわる形での入院なんていうことも随時受け入れるということをやっております。もう一つは、村岡、小代を中心に、現在120人だというふうに言われておりますけれども、数は動きますから絶対数ではありませんけれども、120人ほどを対象に、毎日午後、在宅というか、訪問診療医者自身が訪問してやるということをやっております。中には在宅でのみとりという最後までお世話をする方を支えるということもやるという中で、随分お世話になったという話が地域でも広がるという状況がございます。ですから、地域の皆さん方は、村岡病院を絶対なあしてくれるなよと。あれがなあったら、実は民間の開業医さんも困るんだと。自分のところでは手いっぱいで、すぐ村岡病院やということでお願いをすると、そういう連携もできておるし、社協だとか、地域局だとか、あるいはヘルパーさんですとか、ケアマネさんですとか、さまざまな方々との連携も絶えずやっておるという状況の中で、一人一人をしっかりと見るということをやっている病院であります。確かに急性期という届け出をしておったばっかりにこの対象にはなりましたけれども、既に町長の答弁もございました。急性期から回復期という形での病棟の報告を変えておるというのが町長のお答えの中にあったというふうに思いますけれども、だからといって我々は漫然としているわけにはいかないというふうに思っております。といいますのは、国は、何が何でも医療費を圧縮する、医療費総額を圧縮するということのためには、もっとベッド数を減らして在宅化というふうなことへ向かわせようとしております。しかし、在宅でやれる状況ばかりではないというのも地域の皆さん方、あるいは我々も目の前で見て知っているわけですから、そういうことも含めてしっかりとお考えいただいて、ぜひともこの意見書を採択し、これに基づく意見書を議会として上げるという意思表示を我々としてしようではありませんか。  ぜひともご賛同のほど、よろしくお願いをいたします。ありがとうございました。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 原案反対の方の発言を許可します。  田野公大君。 ◎田野公大(7番) 議席番号7番、田野公大でございます。  本請願について反対の立場で討論させていただきます。本請願の趣旨を考えたときに、内容、主張されている趣旨は十分理解しておりますし、そうあるべきだと私は思っておりますが、請願事項を精査するに、我々は香美町の議員でありますし、議会でございます。請願の事項を見たときに、その視点が国レベルの政策に対する請願という感じがしております。というのは、非常に国レベルの政治的趣旨が反映された請願であるという思いがしております。そういう意味から、もう少し、我々香美町議会としての主張の仕方があろうかと思っております。そういう考えから本請願には私は反対でございます。  議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ◎議長(西川誠一) 次に、原案賛成の方の発言を許可いたします。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 討論なしと認めます。討論を終了します。  これより、請願第4号を採決いたします。  この請願に対する委員長の報告は採択です。  この請願は委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。
                    (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立少数であります。  よって、本請願は不採択とすることに決定されました。  藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 動議、私のほか2名で病院に関する意見書案を提出します。 ◎議長(西川誠一) お諮りいたします。  ただいま藤井昌彦君ほか2名から意見書案第4号が提出されました。したがいまして、これを日程に追加し、追加日程第1として議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 暫時休憩を求めます。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  ただいま藤井昌彦君から意見書案の提出の動議が出されました。それに賛成する方はいらっしゃいますか。 ◎山本賢司(9番) 待って。休憩。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  ただいま、藤井昌彦君ほか2人から意見書案の提出の動議が出されました。その動議に賛成する方は挙手をお願いします。                 (賛成者挙手) ◎議長(西川誠一) 動議が認められましたので、したがいまして、これを日程に追加し、追加日程第1として議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 ◎山本賢司(9番) 休憩動議。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  暫時休憩します。再開は10時45分といたします。                              午前10時17分 休憩                              午前10時54分 再開 ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  発議書4を議場配付しておりますので、ご確認ください。  追加日程第1 意見書案第4号 「地域医療構想」推進のための公立・公的病院の「再編・統合」に抗議し、地域医療の堅持を求める意見書(案)についてを議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (発議書朗読) ◎議長(西川誠一) 朗読は終わりました。  提出者の趣旨説明を求めます。  西坂秀美君。 ◎西坂秀美(11番) 先ほど開かれた議会運営委員会の内容を説明してください。議会運営委員会の内容は議会に報告するということはちゃんとうたわれていますから、その動議です。 ◎議長(西川誠一) ただいまの動議に賛成の方。                 (賛成者挙手) ◎議長(西川誠一) 賛成の方がいらっしゃいますので、暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  議会運営委員長山本賢司君。 ◎議会運営委員長山本賢司) 大変貴重な時間を頂戴しまして議会運営委員会を開かせていただきました。それは、ただいま日程に追加ということで議長から宣告のございました意見書案第4号、このものを日程に追加するということの可否を議運で議論したということであります。中身の議論はやっておりません。そこで何が問題だったかといいますと、また後で確認をいただいたらと思いますけれども、議員必携の182ページあたりから請願の取り扱いのことがるる書かれております。そういう中で、1つは、一事不再議に係るのかどうかという問題。特に請願が不採択になりました。同種のものが出てくるということになると一事不再議に当たるのではないかという問題。それともう一つは、請願を不採択にしました。それに関しての意見書を可とするというふうな、このことが、正確に読みます。いずれにしても、議会の意思が相反することにならないよう留意すべきであるという文言になっております。ここのところを議会運営委員会で議論させていただきました。若干時間が延刻しましたけれども、多数決ということはやりませんでしたけれども、多数が一事不再議には当たらないということで、議事日程に追加をするということを議長にお返しをしたというのが先ほどの議会運営委員会の報告であります。  以上。 ◎議長(西川誠一) 引き続き、提出者の趣旨説明を求めます。  藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 13番、藤井昌彦です。  今回、「地域医療構想」推進のための公立・公的病院の「再編・統合」に抗議し、地域医療の堅持を求める意見書(案)を提出させていただきます。  中身を読みますので、全国的に人口減少が進み、さらに医師、看護師等の確保が難しくなっているなど、地域における公立・公的病院を取り巻く経営環境はますます厳しくなっています。  厚生労働省は、令和元年9月26日、全国1,455の公立・公的病院のうち424の病院について、「再編・統合の議論が必要」と病院名を公表しました。その中にわが香美町内にある公立香住病院公立村岡病院の名前が挙がったことに対して、町民は強い不安と戸惑いを感じています。  公立香住病院公立村岡病院は、民間病院では不採算となる医療や救急医療、在宅医療を行うなど、民間医院が少ない地域における基幹的な医療機関であり、地域医療の最後の砦として町民が安心できる重要な医療提供の役割を担っています。  よって、本町議会は国に対して、地域医療の堅持・充実を図るため、下記の事項を強く求めます。                    記  1.地域により公立・公的病院の役割は異なっていることから、全国一律の基準により分析したデータだけで再編・統合の目安とするのではなく、各医療機関の取り組みにも十分配慮するなど、地域の実情を踏まえ、各地域の意向を尊重すること。  2.公立・公的病院の医師・医療スタッフの確保、偏在対策の実効性、即効性を確保するなど、制度的、財政的支援をはじめ、地域医療の確保のために必要な措置の充実を図ること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。  令和元年12月。衆議院議長、大島理森様、参議院議長、山東昭子様、内閣総理大臣、安倍晋三様、内閣官房長官、菅義偉様、財務大臣、麻生太郎様、厚生労働大臣、加藤勝信様。  兵庫県美方郡香美町議会議長、西川誠一。 ◎議長(西川誠一) これをもって趣旨説明を終わります。  これより質疑を行います。質疑はありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 山本です。  本意見書案を提出された藤井議員にお伺いいたします。提出者は総務民生常任委員のお一人であります。当然、この請願の議論、最初から今日に至るまで全てご存知のことだと思います。1つは、委員会で採択をされた請願が本会議で不採択になったということをどうお感じですか。  それからもう一つ、委員会で請願が採択をされましたら、通常は請願に基づく意見書の調整ということを一般的には常任委員会の中で引き続きやるわけですけれども、そのことはどうだったんでしょうか。先ほど委員長にもお伺いしましたけれども、意見はあったけれどもということで中身は全くお示しありませんでしたので、請願が採択されて後の意見書案の調整のところの話を聞かせていただけたらというふうに思います。それが2つ目。  あと、中身といいますか、意見書案の文章の中で少しお尋ねをしたいんですけれども、記の2つ目です。公立・公的病院の医師、医療スタッフの確保という表現になっておりますけれども、ここのところは実態をどんなふうにつかんでおられるのでしょうか。どうすればこの確保ということが可能になるとお考えでしょうか。  2つ目、その後、偏在対策の実効性、即効性を確保するということを示していただいておるんですけども、何ゆえ偏在が起こっておるというふうに見ていらっしゃるのかということ。ここもできればお聞かせいただきたい。偏在対策というふうに言うときは何か思いがあるんだろうと思うものですから、そこのところも、実効性、即効性云々は余り問いません。実効性も即効性もほぼ生じませんので、医者はそう簡単には育ちません。そう簡単には動きません。こういう本当に専門的な方々というのは少なくとも10年ぐらいかかっちゃうわけですよ。その辺からすると、実効性、即効性というのは問いません。偏在対策について伺いたい。  さらに、制度的、財政的支援をはじめ、この制度的、財政的支援というのは、病院の経営ということではなくて、人材の確保あるいは偏在の対策ということを意味しているのでしょうか。今、来年以降の診療報酬をどうするかということで、本体を分けて、薬の部分は下げて、歯材も若干下げるのかな。トータルでマイナスの改定だというふうなことが新聞に出てくるわけですけれども、あるいはベッド数が200床以上の病院には、紹介状なしで初診をすると5,000円持っておいでというふうにせえよというようなことが、しようでというふうなことが言われるという状況になっております。昨年、500床から400床に下げられました。もうどんどん制度を動かしていきよるわけです。そういうこととの絡みで、この制度的、財政的支援というのは、どの部分をどんなふうにとお考えになっているのか。この表現では、内容は含まれているんでしょうけども、文言を変えろということを申し上げているわけでありません。意味合いを教えていただきたいということであります。  以上。 ◎議長(西川誠一) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) まず、この請願が総務民生常任委員会では採択になったということに関しては、総務民生常任委員会で多数が採択ということになったので、総務民生常任委員会では採択されたということです。議会に諮って、全体では不採決になったというふうに捉えております。それは、手続上そうなったというふうに思っております。  それと、あと、ようけ質問があったのでよう覚えてないんですけど、偏在に関しては、偏ってお医者さんが勤務しているというところだと思います。それが、地方にはなかなかお医者さんとか医療スタッフの確保ができにくいというとこら辺だと思います。  財政的支援というのは、公的病院というのは民間に比べて不採算のところもするので、国とか県の財政的支援とか制度的なものというのは必要であるというふうに考えております。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 1つ目に伺いましたのは、委員会で採択されたその請願が、本会議で不採択にされた。総務民生常任委員会の委員のお一人としてこの提案をされておるので、あなた自身の思いというか、事実経過を私らも見ていますから、わかっているんです。あなた自身のご意見が伺いたかったということ。お答えがなかったのが、委員会の中で請願採択後、通常、意見書の調整をするはずなんです。そこのところにかかわっていない者がいるものですから、委員長にも伺いましたけれども、お答えがありませんでした。自由討議のところの賛否あったということだけでそれ以上の話がありませんでした。意見書の調整のときの話を聞かせていただけたらというのが2つ目でした。  医師確保、医療スタッフの確保ということで、どうすれば確保できるかということを伺いました。例えば、八鹿病院では延々と医学生を応援するという奨学金制度、養父市も財源を出すというふうなことを含めて、さらには大学の医学部に寄附講座というふうなことをやったり、とにかくありとあらゆることを医師確保のためにやるわけですけれども、残念ながら、あの11階建ての病院を建てたころから見ると20人減っています。というのが今の姿です。同時に看護学校を持っていることで八鹿病院は、足りているとは言いませんけれども、一定、看護士の確保では、ほかに比べると若干有利なのかなというふうに思ったりはするわけですけれども、いずれにしても医師確保のために個々は必死になって努力しているわけです。国が何をやってくれているか。研修医制度を自由化しましたよね。だから、大学の医局にも研修医がいなくなりました。だから全部引き上げられた。それでもまだ都市部の大きいところへ集中しているという実態があります。その上に専門医を養成するんだと。専門医制度、これで何が起こっているか。専門医を養成するための、もう一つ手前の研修医を育てる指導体制の問題があるんですけれども、専門医を育てるという点では、さらに指導体制の問題があります。つまり、どんどん大都市や大学やそういう中心部へ偏在をさせる、集約をさせる、そういう制度を国がどんどんとってきたわけでしょう。それに対してみんなで怒らなきゃいかん、国に対して文句を言わなきゃいけないんじゃないのというのが今の状態だと私は思っておるんです。  財政の話を少しいただきましたけれども、診療報酬の制度を変えるたびに、これで4回目ですよ、不採算でもやり続けるという公立・公的な病院は、どんどん収支が悪化していくんです。私は、収支が悪化することが必ずしも悪だとは思ってはおりませんけれども、維持できないほど悪化すると、町長ではありませんけれども、存廃を考えんなんというところまで行かざるを得んようになるわけでしょう。 ◎議長(西川誠一) 山本議員、質疑に徹してください。 ◎山本賢司(9番) 答えてくれないんだもん。 ◎議長(西川誠一) 続けてください。 ◎山本賢司(9番) そういう今の動きを正確に見た上で、本当に正確な、何を求めているのかということがわかる表現に本当はしていただきたかったということを思いながら、制度的・財政的支援という、このことの意味は何なんですかということも伺いました。もう一遍伺います。 ◎議長(西川誠一) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 総務民生常任委員会の結果と本会議の結果は、民主主義のルールにのっとって、そういうふうに決定したと私は考えております。  総務民生常任委員会の中身で請願に対する意見書があったんですけども、余りに直接的な表現が多かったので、その辺と私のこの案とは違っていましたので、それと、そういったところがあるし、私のは全てのことに網羅しているようなところがあったので、表現は抽象的でしたけどもというふうな議論があったのは覚えております。  先ほど言われました、山本議員が、そういう偏在が進んでいると、都市部にお医者さんとか医療技術者が行っているというのを、なるべくこっちに持っていきたいがためにこの意見書を出すというふうに私は捉えておりますので、そういった思いでおります。  以上です。 ◎議長(西川誠一) 山本賢司君。 ◎山本賢司(9番) 何で偏在が起こっておるのかということが明確にならなかったら、偏在対策の実効性、即効性を確保するなんて言ったって、本当にこの言葉に意味を持たせているのかどうか逆に疑問に思っちゃうんですよ。研修医制度、専門医制度、専門医養成、こんなことは偏在をさらに加速させるということになるんじゃないんですか。根本的に地域で、過疎地で住民の命と暮らしを守っているところを国がきちっと支えるという仕組みをつくらない限り、何ぼ偏在対策なんていう文言を並べたってどうにもならんのではないんですか。報酬改定のたびにマイナス改定、マイナス改定、規模が大きくなればなるほど億単位の収入減、収支差が生じるということが起こるんです。消費税の増税もそうでしょう。出すほうには消費税がかかるけれども、医療には消費税を転嫁できないということの中で、規模が大きくなればなるほどこの差というのは大きくなるんです。田舎の病院を医師不足にしいの、経営難にしているのは政府だという認識はおありですか。 ◎議長(西川誠一) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) そういうことも全部含めて国に意見書を出すということです。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(2番) 谷口です。  何点かお伺いします。先ほど議会運営委員会委員長の報告がありました。一事不再議かどうか、それから、不採択に当たっての意見書で、議会の意思に反することがないようにという、特に2点目の議会の意思に反することがないようにということであります。その点に絞って質問したいと思うんですが、藤井議員もご存知だったと思うんですが、今回の請願に当たって、委員会の審議においては基本的に請願者意見書が出てきましたけど、これは大いにみんなでいろいろ、文章表現も含めて、これにこだわらずに出しましょう。特に今回の病院名の公表、これはとんでもない話やから、これが1点と、あともう1点は、今、国がやるべきことは医師確保を含めた地域医療の充実、ここを政府に求めていきましょう。この2本の柱でみんなが知恵を出し合いながらやりましょうということで、たしか委員会ではそういう議論をして、当然、藤井議員も一緒に参加されておりましたよね。そういう中で、今日見させていただいたこの意見書がそのまま出てきましたよね。だから、これも含めてみんなで知恵を出し合いながら、国にこの問題について絶対議会として声を上げるべきだ。だから、みんなでしっかり議論しようということで議論したと思います。  そういう中で、私は、多分藤井議員、先ほど請願を否決のほうに回られましたよね。請願というのは、この2点にわたって国に声を上げましょうという主旨ですよね。今回これを見せていただいたら、項目的には政府にちゃんと、何か先ほど請願に反対される方は、政府にものを言うんじゃなしに、香美町のものの言い方があるなんて言っております。しっかりここで国にも当然言っているわけですから、私は、請願はあくまで意見書を国に出しましょうということですから、これを否決されて、また国に、大枠でいうとほとんど同趣旨ではないですか。思いませんか。だから、この点について、まさに意見書を上げるということを潰しておきながら、今度また新たに政府に意見書を上げる。これは、先ほどの議会の意思に反する行為を今しようとされているのではないかと思うんですが、その点、まずどうでしょう。 ◎議長(西川誠一) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 総務民生常任委員会のときも私は請願は反対しております。ただ、多数決で採択になったというところです。それと、意見書に関しての意見も、そのときに議論もあったんですけども、もう一方の意見書についてだったんですけども、少し直接的な表現が多かったということと、撤回であるとか、例えば、全責任を持って国に求めるとかそういうところではなくて、もっとやわらかい表現で、国もずっと責任を持って取り組んでいることですし、そういう面でこの意見書のほうがすぐれているというふうに思っておりますし、全然違うものだと感じております。ですから、請願が否決された時点で、それに基づく意見書は、それとは全く違うものが、文言も違いますし、これが出てきたというふうに理解しております。 ◎議長(西川誠一) 谷口眞治君。
    ◎谷口眞治(2番) 文言は当然違います。だから、要は、その趣旨の、一字一句、そんなもので私は言ってません。要するに、請願の趣旨、理解できますよね。理解しておられますよね。その趣旨は、今度の公表問題、これはやっぱり遺憾であるということで、総務民生常任委員会でのを紹介しますけど、1、国の病床削減・「再編統合」を促す動きを取りやめること。これもいろいろ議論しながら公表撤回という話まで、これ、もうやめようやといってこういう文章にしたんですよね。藤井議員もそこに一緒におられて、それが、2つ目が、医療従事者不足により病院運営は困難となっており、その偏在を国が責任を持って対策を講ずることということで、まさに中心点だけをピックアップしてしましょうということで、もしも、そのときに、なぜこれを出して、意見書の項目として、今の医療の充実とか国に対して求めておられるんだから、そこを全然議論されずに、ご意見を言わずにということでしょう。だから、総務民生常任委員会の、私、論議をここで蒸し返すつもりもありませんけども、今回見ていると大変びっくりしたんですが、この意見書を出されているのが3人、総務民生常任委員なんですね。だから、別に、これ、もっと委員会の中で十分もめば十分できたのではないかと思うんです。なぜ、自分たちの分だけを、だから、これも出したら出して、これしか言うことを聞けんから、これをやろうやと総務民生常任委員会で議論できたと思うんです。それをこんな形で非常に大問題にして、私は、委員会論議、論議するのが議会ですから、最後多数決では、これは最後の最後の話であって、やっぱり議論するべきことを議論して、みんなで知恵を出して、国にみんなの声を上げていく。これが町民が期待する議会だと思うんです。だから、その辺、再度、我々賛成者であるとまとめた、賛成者だけではないですよ。一緒に寄ってまとめて、最後、その意見書案も含めて審議した結果、請願を多数ということでしたわけでありまして、意見書も一緒に議論しましたから、勘違いしないように。請願を採択、それか意見書ではなしに、意見書も含めて総務民生常任委員会で議論しましたからね。ご存知ですよね。だから、こんなことを唐突に持ってこられたら、私も非常に今は本当にちょっと困惑しておりますので、その辺どういうふうにお考えか。その点お聞かせください。 ◎議長(西川誠一) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 総務民生常任委員会のときも、その意見書の議論をするときに、これを出して一緒に話し合いはしております。議論しております。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 提出者は請願に委員会の中で反対したという中にあって、この意見書が出てきた。議長は、今、提案を受け入れられたわけですから、提出者は副議長でもあるわけですが、何を根拠に提出者は、これを一事不再議ではないということを思われて出されたのか。その辺の根拠的なものを教えてください。  先ほどの説明の中で、委員会の中では私の意見とは、考えとは違うとか、今回は全て網羅したとかというような言葉が出てきました。私は、今回の請願、それから、今出てきている意見書、それから総務民生常任委員会の中で採決した意見書、中身的には趣旨的には全て賛成なんですけど、この問題というのは議員みんなが趣旨的には賛成だと思うんです。だから、議会で全員一致でこれを提出するべきだというのが私の本来の考えなんです。だから、先ほど谷口議員が言われましたように、もう少し総務民生常任委員会等でもんで、しっかりとした町に合った意見書を出すべきだと私は思っていますので、以下、そういうことを前提として、一つありますよ、何をもって一事不再議にしたということをまずお答えいただかないけんのと、それから、先ほどの反対意見の中に、国に対する意見で町のものではないような言い方がありましたけど、藤井議員が出されているこの意見書の一番頭、趣旨より上の頭の2段目、1段目から2段目、再編統合に抗議し、これ、国に対して抗議するんですよね。厚労省が出しているんですから。その辺との整合性は、提出者である藤井議員はどう考えているのか。なおかつ、このことが、本来は趣旨より頭に書かれている、主文に書かれているものが記に反映されてないことはどうなのか。上段、趣旨のところには少しありますよ。424病院について云々、再編というのがありますけども、記の中にはそのことが全然うたってない。その辺の整理はどうされたのかについてお尋ねをしたいのと、どこに抗議するため、国にするものではないと先ほど反対意見があったときに言われましたが、これ、どこに抗議されるんですか。お尋ねもしてみたいというふうに思います。  それから、趣旨の部分に入ります。趣旨の中段から、「公立香住病院公立村岡病院は」の次です。「民間病院では不採算となる医療」、これ、どんな医療があって不採算になるんでしょうか。お尋ねをしてみたいというふうに思います。  それから、その下、救急医療、村岡病院ではこういうことを担っていると言っておられますので、救急医療は村岡病院にかかっている患者さんだけを受け入れているというふうに私は聞いております。香住病院も、状況にもよりますけども、美方消防本部の救急車が来て、その状態を見て、香住病院で処置が行われる、できる部分というのは香住病院に行きますし、そうでないものは全て豊岡病院に行っています。香住病院の具体的な内容、救急医療を受け入れていると藤井議員は言っておられますので、具体的な内容、どういうことを受け入れられて、それが不採算になるのかだとか、そういうことになるのかも教えていただきたいと思います。  以上、大きくは4点質問しましたので、お答えください。 ◎議長(西川誠一) 見塚議員、1問目の一事不再議の関係は、議運を経て私のほうの問題ですので、藤井議員が答えなくていいと思いますので。 ◎見塚 修(6番) 休憩してください。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 不再議ではないというふうに判断したのは、全く違う意見書だからという意味です。  もう1点、上のほうの文章と記の下、再編統合が必要で、村岡病院香住病院が公表されて、それに対して、それは記の1の2番目に書いてある、全国一律の基準により分析したデータだけでリストアップしたというふうなところに……。 ◎見塚 修(6番) 質問にちゃんと答えてください。4つ質問したんですから。 ◎藤井昌彦(13番) そうではなかったですか。 ◎議長(西川誠一) 藤井議員、続けてください。 ◎藤井昌彦(13番) それと、あと救急のほうなんですけども、村岡病院は、かかりつけの患者が救急搬送された場合はまず村岡病院というふうなことは認識しております。あと何でしたか。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) ですから、全く違うものだと思ったから、それには当たらないというふうに思ったから出しているんです。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) さっき反対討論のとこで言われたんですけども、これは、やはり国のほうに意見書を出すというふうに承知しております。               (「記にない」の声あり) ◎議長(西川誠一) 続けて。 ◎藤井昌彦(13番) 上のほうで記の上に、本町議会は国に対して、地域医療の堅持・充実を図るため、下記の事項を強く求めると書いています。それで、記にはないけどもここに書いています。  それと、3番目の不採算医療、この部分と香住病院の救急体制について私は承知しておりません。 ◎議長(西川誠一) 見塚修君。 ◎見塚 修(6番) その意見書がいかに不備なものかということがわかりました。まず1点目、一事不再議、根拠がない。根拠のないものを出されてきている。一事不再議であろうと思われるものを、そんなにも考えないで出しておられるというのが1つわかりました。  それから、どこに抗議する、国に抗議する、先ほどの反対意見と違うこともわかりました。記にない理由は、「よって」のところから書いてあると言われますけども、それは抗議する中身ではありません。地域医療の堅持・充実を図るということだけ書いてありますので、趣旨が全然、意見を出す事項が全然違うんだなということもわかりました。  それから、不採算部分となる医療がどんなことかわからない。わからないものを何でもかんでも書いたらいいというものではありません。やはりそれには根拠があって、一般的には、こういうものを求めるんだとか、こういう実状があるんだということを訴える必要があると思うんです。そのようなもののないものを書かれている。香住病院の救急状態がどういうものかわからないという部分も書かれている。非常に不備のある意見書、我々に説明できない意見書、説明してもらえないんですから、我々は判断する材料がないんですよ、はっきり言います。そういうものを出されているというのは非常に心外です。私、一番初めに言いました。地域医療という文言をされていますけども、医療関係については我々は、議会一緒になって意見書を出すなら出す。みんなも同じ気持ちだと思うんです。そういう意見書にしていただかなければならない。議長も多分そう思っておられると思いますけども、出されるときは全会一致でこういう意見書というのは出したいんですよ。そういうことを踏まえた中での議論、もしかしたらこれを継続審議にするとか何かして、皆さんが一緒になってこのことを考える必要があると私は思っていますので、もし、これが議長の判断で採決をとられるということがあれば、私は心外です。そういうことを申し上げて、私の質問を終わります。答弁はよろしいです。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  小谷康仁君。 ◎小谷康仁(4番) 小谷です。  委員会で同じように出席させていただいていて、午後3時ぐらいまでかかってもんでいたお話でありまして、問題は、内容の中身がこの場で皆様方にお見せできないというのは恥ずかしいなという感じを受けますし、藤井議員が出されたこれも藤井議員がそのときに出されました。僕の記憶的には、僕がこれを問いましたら、内容が違いますかということをお尋ねしたときには、内容は変わりませんというお話でした。それで説明を求めたんですけども、説明をそれほどされなかったと。僕自身初めての委員会でしたので、議論を闘わせるところが議場、議員だと思っていましたので、議論も何もされずに賛否だけのときは、僕はこれは反対だというのは議論になっていないと。一生懸命3時までかかった議論の末、もんでたたき上げをつくったものが出ずに、何も説明をされないものがこの議場に出てきて反対だというのはおかしな話であって、最終的には賛否を問うのは民主主義なので、言われたとおりだとは思いますけども、その前に議論を闘わせるというのが議会制民主主義ですので、委員会できちっとしたことを議論で闘わせた上においてこれを出されたのであれば僕はいいとは思いますけども、この文面というのはいろんなとこで見させていただきます。藤井議員がこれを多分説明できなかったのは、藤井議員自身の言葉で書いておられないというのが見え隠れするというところが1つありました。ですから、今、いろんな方が質問されても答えれないということがそこに出てくると思います。  そんな中で、そんなことをごちゃごちゃ言っていても仕方がありませんので、これを香美町議長名で出されるということは、但馬の医療のことを踏まえた上で出されておられるという文章だというふうにして理解をするんですけれども、その文言の中で公立・公的というのがありますけども、ここのご説明をお願いいたします。 ◎議長(西川誠一) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 公立・公的というのは、民間ではない病院のことだと思います。 ◎議長(西川誠一) 小谷康仁君。 ◎小谷康仁(4番) 申しわけないですけども、それでは全く答えになっておりません。情けなさ過ぎてしまって、この文章自身も、だから情けないということですので、もっときちっと勉強されて、今、また答えていただければと思います。公立と公的は違うものでありますので、お願いいたします。 ◎議長(西川誠一) 質問はないですか。これ質疑ですか。答え要りますか。 ◎小谷康仁(4番) 僕に対する答えとなっていないこと、どう言ったらいいんですかね。民間ではないという答えは答えにはなっていないということで、民間ではないと書けばいいということになりますので。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  小谷康仁君。 ◎小谷康仁(4番) 申しわけないですけど、僕の答えにはなっておりませんので、もうちょっと具体的にお願いいたします。 ◎議長(西川誠一) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 公立と公的病院ですから、民間ではない病院だと思うんですけど、違いますか。  以上です。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。  西坂秀美君。 ◎西坂秀美(11番) 今、いろいろとありました。私は端的に1点だけお尋ねをいたします。  ここを読んでみます。藤井議員、よく聞いてください。請願と同一趣旨の議案が提出された場合は、議会はこれを先に審議して、議会意思を決定した後に請願について判断するのが通例である。この後、この場合、衆議院の取り扱いに倣って、一事不再議の原則に従って地方議会でも、ここの言葉はどう解釈されますか。同一文章、全く同じ文章でないといけない。議員は、一事不再議は、同一文章でないといけないという解釈なんですか。同一趣旨という言葉がここの中にちゃんと載っているんです。そこはどう解釈されますか。だから、ここの解釈によっては一事不再議になるんですよ。ここにちゃんと載っているんですよ。だから、最後には、運営基準として前者の取り扱いを示しているんだと、運営基準にもこういうことを示しているんです。そこはどう解釈されますか。1点。 ◎議長(西川誠一) 藤井昌彦君。 ◎藤井昌彦(13番) 議運でそれを判断したので、それが不再議に当たらないということに……。 ◎議長(西川誠一) ほかにありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 質疑なしと認めます。質疑を終了します。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 答弁、賛成者がいるので、違うんですか。               (「休憩とって」の声あり) ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  見塚修君。 ◎見塚 修(6番) 先ほど請願は否決されました。今回それと似たようなものが、意見書と似たようなものという言い方がいいのかどうかわかりませんが、意見書が出てまいりました。私は、先ほどの意見書への質疑の中でも申し上げましたように、こういうものは議員みんなで、できたら意見書を提出するべきだというふうに感じているんです。ので、このままこれを賛否をとれば、どうなるかわかりませんけども、今の質疑等の意見を聞いていると、全会一致でというようなことはないように思われるんです。私はまだ若輩者ですから、そうするためにどうしたらいいのかわからないんですけども、これを閉会中の審議にしたり、あるいはいろんなことを考えた中で、皆さんでそういう趣旨のものができればいいということで、閉会中の審議がいいのか、そのほかの方法があるのか、それも含めて、動議ということにはならんかもわからんのですけど、閉会中の審議しか私の考えはありませんので、そういうことになじむのかどうかを含めて、閉会中の審議ができないかなと思って動議を出させていただくものです。 ◎議長(西川誠一) 暫時休憩します。                  (暫時休憩) ◎議長(西川誠一) 休憩を閉じ、会議を再開します。  今、見塚修君より、継続審査に関する動議が提出されましたが、これに賛成の諸君の挙手を求めます。                 (賛成者挙手) ◎議長(西川誠一) この動議は1人以上の賛成者がありますので、成立いたしました。  ただいま、動議を出されました見塚修君より、動議の趣旨説明、もう一度ですけども、お願いいたします。 ◎見塚 修(6番) 先ほどから申しておりますように、非常に大事な問題だというふうに考えております。総務民生常任委員会の中でも、請願の採択、不採択の中では賛否もありましたけども、私もその委員の1人ですので、趣旨的には皆さん賛成されていたんだろうというふうに思っていますし、それから、先ほどもありましたが、午後3時までかかって意見書を整理しました。しかし、その意見書を出すまでに本会議では請願が否決されてしまった。なおかつ、一事不再議に当たらないとは言われながら、中身的に言うと、提出された意見書というのは趣旨的に同じようなものであろうかというふうに私は感じ取っておりますので、全会一致でできるだけするために、今の意見書のものについて継続審査をしていただきたいというふうに思います。 ◎議長(西川誠一) 説明は終わりました。  意見書案第4号の継続審査に関する動議を議題として採決いたします。  この動議のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(西川誠一) 起立多数であります。  よって、意見書案第4号は閉会中の継続審査と決定いたしました。  なお、付託委員会総務民生常任委員会といたします。      ──────────────────────────────  日程第5 議員派遣について ◎議長(西川誠一) 日程第5 議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。  議員派遣については、議場配付していますとおり派遣することとしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、議員派遣については議場配付いたしていますとおり派遣することに決定しました。      ──────────────────────────────
     日程第6 発議第6号 閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申し出について ◎議長(西川誠一) 日程第6 発議第6号 閉会中の所管事務の継続調査(審査)の申し出についてを議題といたします。  各常任委員会、議会運営委員会より、香美町議会会議規則第75条の規定により、閉会中も引き続き調査したい旨の申し出がありました。  各常任委員会、議会運営委員会からの申し出のとおり、閉会中も継続調査(審査)に付することにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、申し出のとおり閉会中も継続調査(審査)に付することに決定いたしました。  お諮りいたします。  以上で本定例会に付議されました案件は全て終了いたしました。  これにて令和元年12月第114回香美町議会定例会を閉会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(西川誠一) 異議なしと認めます。  よって、令和元年12月第114回香美町議会定例会を閉会いたします。                              午前11時53分 閉会                ○ 閉 会 挨 拶 ◎議長(西川誠一) 閉会に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。  去る12月4日に開会し、本日までの16日間の今期定例会は、人事院勧告に基づく給与改定や期末手当の改正、主に人件費に係る補正予算等、本町が直面する重要案件が提出されましたが、議員各位の終始熱心なご審議を賜り、ここに議了することができました。これもひとえに議員各位のご理解、ご協力によるものと深く感謝申し上げますとともに、衷心より厚くお礼を申し上げます。  当局におかれましては、一般質問、審議等の過程におきまして、議員各位が申しました意見等を今後、町の行政に十分反映されますよう希望するところでございます。  また、広報公聴常任委員会委員各位におかれましては、年末年始を迎える中、議会だよりの編集等お世話になりますが、よろしくお願いいたします。  本年も残すところわずかとなりました。議員各位並びに執行部の皆様方におかれましては、何とぞご自愛の上、ご健勝にてご家族おそろいで輝かしい希望に満ちた新春をお健やかに迎えられ、一層の飛躍と前進が図れるよう祈念申し上げ、簡単ではございますが、閉会の挨拶といたします。  次に、町長より挨拶があります。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 去る12月4日から本日までの16日間、第114回香美町議会を開催していただきましたが、本日全日程を終了し閉会の運びとなりました。  今議会に提案をいたしました案件につきましては、慎重なご審議を賜り、ありがとうございました。  一昨日、東京2020オリンピック聖火リレー兵庫県実行委員会から、来年5月に県内をつなぐ聖火リレーのランナーの発表がございました。来年夏の東京オリンピックに向け、いよいよ歓迎ムードが高まってまいりました。また、去る13日には、第1回おいしいお米ミーティングin香美町を開催し、61点の応募の中で、5点の入賞者、団体の表彰を行いました。今後さらに香美町のおいしいお米を広くPRしてまいりたいと思います。  さて、町内のスキー場では、既にオープンをいたしましたハチ北高原スキー場に続き、スカイバレースキー場、おじろスキー場と順次営業を予定しております。年末年始の営業が可能となり、昨シーズン以上の入り込みになりますよう期待するところでございます。また、香住区においても、新装になった香住駅をはじめ、多くの観光客で町がにぎわうことを大いに期待するものでございます。  議員各位からは一般質問で今後の施策についていろいろご意見をいただきました。これらの意見を真摯に受けとめ、今後の町政、また新年度予算編成に反映させていただきたいと思います。  結びになりましたが、今年も残すところ10日余りとなり、気ぜわしくなりますが、議員各位には健康にご留意をいただき、おそろいで輝かしい新年をお迎えになりますよう祈念申し上げ、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。 ◎議長(西川誠一) 大変ご苦労さまでした。 Copyright (c) KAMI TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...