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  1. 香美町議会 2018-08-09
    平成30年第106回臨時会(第1日目) 本文 開催日:2018年08月09日


    取得元: 香美町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    2018年08月09日:平成30年第106回臨時会(第1日目) 本文 最初のヒットへ(全 0 ヒット)                               午前9時30分 開会                ○ 開 会 挨 拶 ◎議長(上田勝幸) おはようございます。第106回香美町議会臨時会を開会するに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  今日は久しぶりに雨が降り、気持ちよい朝を迎えておりますが、世界各地では異常気象が続き、日本でも豪雨に見舞われた後、災害が発生。各地で軒並み最高気温を更新する猛暑が続いております。また、7月末の台風12号については、気象庁の観測史上初めてとなる、東日本から西日本にかけ縦断する台風となり、テレビ等では、不要不急の外出は避けてくださいとの呼びかけがございました。何か地球規模での異変が起きているように感じられてなりません。  一方、香住区では、7月21日に香住ふるさとまつりが行われ、香美町内外からおよそ4万6,000人もの人出でにぎわったところでございます。また、村岡区でも4日にふる里祭りが行われ、たくさんの方で活気にあふれていました。今後も山や海に多くの観光客が訪れ、にぎわうことを期待するものであります。  さて、本日の臨時会に提案されます案件は、議案つづりのとおり、報告1件、議案1件をご審議いただくことになっております。議員各位におかれましては、慎重なるご審議の上、適切妥当なる結論が得られますようお願い申し上げまして、開会の挨拶とさせていただきます。  次に、町長より挨拶があります。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) おはようございます。第106回香美町議会臨時会の開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  今年の夏は異常な暑さに見舞われておりますが、7月に発生した西日本豪雨の全容が明らかになり、総務省の報告では、昨日現在で死者220名、行方不明者10名、負傷者414名、家屋の全半壊1万2,043棟に上っております。また、台風12号の通過に伴い、東海地方から九州地方においては、海岸部での高波、強風等による被害が各地で発生をいたしました。ここに改めて犠牲になられた方々と、そのご遺族の皆様に哀悼の誠をささげますとともに、被災、被害を受けられた皆様に心からお見舞いを申し上げます。この間、被災地支援の動きも活発化しておりますが、本町においても、去る8月1日、岡山県倉敷市へ一般町民5名、社協職員5名及び町職員12名の22名による災害ボランティアを派遣したところでございます。現地の被災状況は想像以上のものであったとの報告を受けており、今後も引き続き積極的な支援に努めてまいりたいと考えておるところでございます。  議員各位におかれましては臨時会をお願いいたしましたところ、お元気でご出席をいただき、誠にありがとうございます。学校が夏休みに入り、夏のレジャーの本番を迎えておりますが、町内の海水浴場や高原では多くの観光客でにぎわっているところでございます。町内では、7月28日開催予定でありましたふるさと小代夏まつりが、台風12号の接近により中止となりましたが、7月21日には香住ふるさとまつり、8月4日には村岡ふる里祭りが開催され、多くの町民の皆さんや観光客でにぎわったところでございます。特に香住ふるさとまつりの花火大会は、町内外から約4万6,000人の人出があり、本町の夏の風物詩として存分にPRできたものと感じております。  さて、本日の臨時会には、報告案件1件と、主に7月豪雨時の災害復旧工事に係る一般会計補正予算の計2件を予定いたしております。ご審議の上、適切なご決定をいただきますようお願い申し上げ、簡単でございますが、開会に当たっての挨拶とさせていただきます。      ──────────────────────────────  開会宣言 ◎議長(上田勝幸) ただいまの出席議員は16人であります。定足数に達しておりますので、これより平成30年8月第106回香美町議会臨時会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。      ──────────────────────────────  日程第1 会議録署名議員の指名
    ◎議長(上田勝幸) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、香美町議会会議規則第125条の規定により、議長において、西坂秀美君、西谷尚君を指名します。      ──────────────────────────────  日程第2 会期の決定 ◎議長(上田勝幸) 日程第2 会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。  本日の臨時会の会期は本日1日間といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 異議なしと認めます。  よって、会期は本日1日間と決定いたしました。      ──────────────────────────────  日程第3 諸般の報告 ◎議長(上田勝幸) 日程第3 諸般の報告を行います。  本臨時会に提案されます議案つづり等は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。  次に、本日の議事日程はあらかじめ議場配付いたしておりますので、ご確認ください。      ──────────────────────────────  日程第4 報告第9号 委任専決処分をしたものの報告について ◎議長(上田勝幸) 日程第4 報告第9号 委任専決処分をしたものの報告についてを議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(上田勝幸) 朗読は終わりました。  報告の説明を求めます。  総務課長、吉岡哲男君。 ◎総務課長(吉岡哲男) それでは、私のほうから委任専決第6号 損害賠償の額を定めることについてご説明をいたします。  議案書のほうでは2ページ、そして、議案資料のほうでは1ページをご覧いただきたいと思います。  本年6月25日に発生いたしました対物賠償事故の損害賠償額について、相手方との示談が成立したことに伴いまして、速やかに相手方を救済するため、地方自治法の規定に基づき7月17日に専決処分をいたしましたので、報告するものでございます。  事故の概要を説明いたしますので、議案資料1ページのほうをご覧いただきたいと思います。地図の上側が北となっております。丸でお示しをしているところが事故の発生場所でございます。事故が発生しましたのは香住区香住地内でございます。職員が刈払機を使用し、町有地の草刈り作業をしていたところ、小石をはね上げ、走行中の車両に損害を与えたものでございます。  議案書2ページのほうをご覧いただきたいと思います。相手方でございますけれども、香美町内の女性で、損害賠償額は12万6,851円でございます。これは、車両後部側面を損傷し、修理したものでございます。この事故に係ります過失割合は当方が100%でございますので、この額は相手方の損害額に相当するものでございます。町が支払いをいたします賠償金につきましては、加入をしております全国町村会総合賠償補償保険によりまして全額補填をされます。  以上で委任専決第6号の説明を終わりますが、今回の事故は、防護板を使用しての作業であったにもかかわらず起こったものであります。今後、作業に従事する際、さらなる安全対策を施し、事故防止に努めたいと考えております。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) これをもって報告の説明を終わります。      ──────────────────────────────  日程第5 議案第107号 平成30年度香美町一般会計補正予算(第3号) ◎議長(上田勝幸) 日程第5 議案第107号 平成30年度香美町一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。  職員に議案の朗読をさせます。                 (議案書朗読) ◎議長(上田勝幸) 朗読は終わりました。  町長の提案理由の説明を求めます。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) ただいま議題となりました議案第107号 平成30年度香美町一般会計補正予算(第3号)についての提案理由を説明いたします。  予算の執行に当たり、補正の必要が生じましたので提案するものでございます。詳細につきましては財政課長に説明をさせます。よろしくお願いいたします。 ◎議長(上田勝幸) 補足説明を財政課長、邊見昌平君。 ◎財政課長(邊見昌平) それでは、議案第107号 平成30年度香美町一般会計補正予算(第3号)の補足説明をさせていただきます。今回の補正予算は、平成30年7月豪雨によりまして被災した農地、農業用施設、道路橋梁及び河川の復旧に向け、査定に必要な調査費用並びに補助事業の対象とならない単独災害復旧費復旧工事費などの経費を補正するものです。また、当初予算で予定し、進めておりました香住駅前広場改修工事につきまして、2度の入札を行いましたが、いずれも不調となりました。設計内容を見直し、精査しました結果、予算に不足を生じましたので追加し、早期での契約案件の提案ができるよう、このたびの補正予算に合わせ提案させていただくこととしております。  平成30年7月豪雨は、多くのアメダス観測点で、48時間や72時間雨量の観測史上1位の記録を更新するなど、西日本から東海地方を中心に広範囲で記録的な大雨となり、大規模な河川氾濫や土砂災害など、甚大な被害をもたらしました。本町の降雨の状況は、観測地点で異なっておりますが、最大値は小代区佐坊の観測所におけるもので、累加雨量ということで、降り始めから累積した降水量でございますが、369ミリ、最大時間雨量が25ミリでございました。今回の豪雨で気象庁は、数十年に一度の重大な災害が予想される場合に出す大雨特別警報を7月6日から8日にかけ、兵庫県を含め11府県で発表し、内閣府でも全国で8府県、58市、35町、4村に災害救助法の適用を決定し、香美町も7月5日に適用となりました。そして、7月24日には、30年7月豪雨など梅雨前線等による一連の災害に対し、激甚災害として指定されたところです。本町の被害状況は、人的被害はございませんでしたが、床下浸水が2戸、道路被害が38件、河川災害16件、農地被害15件、農業用施設災害24件の被害となっております。  それでは、まず、議案書により説明をさせていただきますので、議案書3ページをご覧ください。第1条で歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,214万2,000円を追加し、137億4,555万3,000円としております。第2条で地方債を補正しています。内容につきましては議案書6ページをご覧ください。起債の目的は香住駅周辺環境整備事業で630万円の増額、30現年農地及び農業用施設災害復旧事業720万円、同じく公共土木施設災害復旧事業2,480万円を追加しており、限度額の総額は3,830万円を増額しております。  続きまして、議案資料によりまして項目ごとに説明をさせていただきますので、議案資料をご覧ください。最初に、歳出から説明をさせていただきますので、6ページをご覧いただきたいと思います。款2総務費、項1総務管理費、目7企画費、香住駅周辺環境整備事業費の680万円の追加は、香住駅前広場改修に係る工事請負費を追加するものです。設計内容の見直しを行った結果、工程の見直しにより、誘導員の配置を増員する必要が生じたこと、仮設工事の見直しによりまして、仮囲い、仮設ゲート、スロープ等の仮設数量を増やす必要が生じたこと、また、鉄骨工事の所要額に不足が生じたことによりまして、工事請負費を追加するものでございます。財源は旧合併特例事業債で、起債対象事業費の充当率95%相当、630万円を予定しております。  款3民生費、項3災害救助費、目1災害救助費、一般経常費の70万6,000円の追加は、平成30年7月豪雨により対応した避難所開設運営に係る費用でございます。  款6農林水産業費、項1農業費、目5農地費、一般経常費の土地基盤整備事業補助金78万円の追加は、30年7月豪雨により被災しました農業用施設であります水路3件の復旧工事に係る費用の一部を助成するため、追加するものでございます。  款9消防費、項1消防費、目4災害対策費、応急対策費の645万6,000円の追加は、豪雨におきまして3号配備により対応しました災害本部設置に係る費用でございます。  7ページに行きまして、款11災害復旧費、項1農林水産施設災害復旧費、目1農業用施設災害復旧費、30現年農業用施設災害復旧費測量調査等委託料300万円の追加につきましては、補助災害を見込みました水路2件、農道1件、計3件に係る測量等を委託する経費でございます。財源は災害復旧事業債、充当率90%で270万円を予定しております。  目2農地災害復旧費、30現年農地災害復旧費測量調査等委託料500万円の追加につきましては、補助災害を見込みました10件に係る測量等を委託する経費でございます。財源は災害復旧事業債、充当率90%、450万円を予定しております。  款11災害復旧費、項2公共土木施設災害復旧費、目1道路橋梁災害復旧費、30現年道路橋梁災害復旧費測量調査等委託料1,200万円の追加は、補助災害を見込んだ4件に係る測量等を委託する経費、そして、工事請負費1,340万円の追加は、単独災害34件に係る復旧工事を計上しております。財源は公共災害に係る実施用測量調査4件、1,080万円、そして、単独災害に係る道路3件の復旧工事費180万円、合計1,260万円に対しまして災害復旧事業債、充当率100%の1,260万円を予定しております。  目2河川災害復旧費、30現年河川災害復旧費測量調査等委託料600万円の追加は、補助災害を見込みました4件に係る測量等を委託する経費、そして、工事請負費850万円の追加は、単独災害12件に係る復旧工事費を計上しております。財源は公共災害に係る実施用測量調査4件、540万円、単独災害に係る河川9件の復旧工事費680万円、合計1,220万円に対し災害復旧事業債、充当率100%、1,220万円を予定しております。  なお、災害復旧事業に関しましては、10ページ以降に箇所図、事業種別ごとの財源の整理表をあわせて添付しておりますので、参考にしていただきたいと思います。  それから、款13予備費では、香住駅周辺環境整備事業費で増額となります一般財源50万円を予備費で減額し、調整をしております。  5ページに戻っていただきまして、歳入の説明をさせていただきます。歳入につきましては、歳出の説明でその財源を説明させていただきましたので、それぞれの説明は省略をさせていただきますが、財政調整基金繰入金につきまして説明をさせていただきます。  款18繰入金、項2基金繰入金、目1財政調整基金繰入金の2,384万2,000円の追加につきましては、災害復旧費など平成30年7月豪雨に係ります災害関連経費一般財源所要額を財源不足としまして見込み、計上したものでございます。  以上で議案第107号 平成30年度香美町一般会計補正予算(第3号)の補足説明を終わります。 ◎議長(上田勝幸) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑を行います。  質疑はありませんか。  西川誠一君。 ◎西川誠一(7番) 資料のほうから質疑させていただきます。資料の6ページになるんですか、企画費の中の香住駅周辺環境整備事業680万、先ほど説明があったように、2回の入札をしたのだが不調に終わった。そのために設計の見直し及び精査をした。そうすることによって工程の見直し等、いろいろと改善点がということで間違いないですよね。そもそも、これ、町長にお伺いしたいんですけども、当初予算の中で8,000万で、設計費が大方500万だったんですよね。8,500万の予算であれなんですけど、香住駅の周辺を整備することによって得られるメリット、そして、最終的にあのあたりをどのようにしようとお考えになっているのか、それは町長にお伺いしたいと思います。要はゴール地点です。ここだけのポイントだけでやるわけではないですよね。全体に及ぼす影響、それをまず確かめておきたいと思います。  それと、予算審議のときに、ある何人かの議員、西坂議員とか見塚議員から、図面がないですかという問い合わせがあったときに、出せないということだったんです。たしかJRとの協議もあるのでと。だけど、これ、予算で出てきて、こういうふうな形で追加で補正で出てくるわけなんですけども、図面がなければ、今、財政課長がおっしゃったように、工程の見直しだとかスロープが云々というのは全然見えないんです。今も出せないんですか。全然、我々、議論するにしても、そういうものが見えないですから、ただ単に入札が不調に終わったから680万円追加しますというふうにしか見えないので、議論のしようがないんですけども、その辺はどうですか。この2点。 ◎議長(上田勝幸) まず、町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 駅前の周辺整備事業については、今までの議会でも何度となくご質疑にお答えをしてきたとおりでございます。当初、駅舎も含めた関係を検討しておりましたけども、なかなかJRの理解が得られないということで、駅前広場であれば改修に手をつけさせていただく。もともとの発想は、町出身の方々のさまざまなご意見、あるいは観光客の皆さんの、香住駅を降りた周辺の、あの殺伐とした雰囲気、これを何とかしたいというのが発想のもとでございまして、当初は駅舎も含めた検討をさせていただきましたが、さまざまな事情で駅前広場、これもJRの所有地でございますので、JRとの協議のもとで、駅前の広場であれば改修ができるというようなことで、まずは駅前広場をもう少し明るいものに改修をしたいということがもともとの発想でございます。今後の関係につきましては、まず、このことを、事業が完成を見ました後は、例えば、町道の歩道部分、しおかぜ香苑までの歩道について、それも改修ができればというふうな関係で、駅から産業道路に至るあたり、あるいは産業道路周辺の景観やさまざまな歩道部分のカラーリングも含めて、明るいイメージに改修できればというふうに思っておりますけれども、これは、当然、議会のご承認も必要でございますし、町の財政事情も必要となってきますので、まずは第1段階として、駅前広場を改修させていただくという考えでございます。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) 続きまして、企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) 図面につきましては、入札に係るものになりますので提供はできませんけれども、イメージパースが完成しておりますので、イメージパースは提供させていただきます。 ◎議長(上田勝幸) ほかに。  西川誠一君。 ◎西川誠一(7番) 1問目の、町長にお伺いした、まず第1段階的にやりたい、よくわかります。第2段階的には、あそこの産業道路までということ。私が聞いているのは、今、あそこ、商店街がシャッター通りになっているじゃないですか。そういうふうなことを含めたり、それと、全体的な、あそこの駅をどういうふうな思いで、そこから何かしたいとか、そういうふうな思いが聞きたいんです。そういうことを結局、明確にせん限り、あそこだけのポイントでやっても、将来的には結局は負の遺産になってしまう可能性があると、私はそう思うんです。予算のときにいろいろと意見も出たんですけども、それをはっきりと明確に示していただかんと、8,680万円ですか、全て使うわけですから、そういうふうに思ったりするんです。  それと、今、企画課長のほうがパースが出せるというので、中断していただいて、パースをいただいてから議論したいと思いますけど、議長、よろしいですか。質疑中断、お願いします。 ◎議長(上田勝幸) ここで暫時休憩いたします。再開を10時15分といたします。                              午前 9時58分 休憩                              午前10時15分 再開 ◎議長(上田勝幸) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  西川誠一君。 ◎西川誠一(7番) 時間をとっていただいて、パースを見ましたですけども、これ、そもそも最初の入札が不調になったときに、業者がちまたで言っていたのは、この設計では1,000万損すると言ってきたんです、業者はね。そういう話が当局のほうに来ているかどうかわかりませんけども、その分が結局、補正となって上がってきたのと違うかなという思いがしているんです。先ほど、設計の見直しだとか精査だとか、工程の見直しして云々という話があったんですけども、業者に左右されているのではないかという気がするんですけど、担当課長、どうなんですか。  1問目は先ほど町長にしたので、2回目お願いします。 ◎議長(上田勝幸) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 今後の駅前周辺の整備でございますけども、2年ほど前に、昭和30年代のころからありました駅前周辺の土地区画整理の関係につきましては、町の審議会にもかけていただいて、廃止の手続をさせていただいたことは議会でもいずれかの時期に報告をさせていただいたと思いますけども、そういう具合がございますから、ずっと以前に、戦後、香住の駅周辺を土地区画整理すべくあった青写真については、実行ができないような廃止にしておりますから、私といたしましては、現行の道路、民地、そういうところで景観ですとか、あるいは、このたびの駅の改修に引き続く事業としてできるとするならば、やはり道路の改修でありますとか、歩道の整備だとか、ただ、駅前から七日市の交差点の改良から含めて、旧国道の拡幅、矢田橋の架替ということが目に見えておりますから、駅前からしおかぜ香苑に出るあたりの交差点ですとか、そこに至る町道や歩道というのは、街路樹も含めて町の範疇の中で改修できることでございますから、駅前広場の改修が済みましたら、議会の皆さんのご承認をいただけるのであれば、2次的、3次的に少しずつでも、町民の皆さんや観光客の皆さんに喜んでいただけるような改修は計画していくべきかなというような段階でございます。ただ、いずれにいたしましても、議会のご承認や予算の都合もございますので、いつの時期に第2次、第3次ができるということは、今、確定できるものではないというふうに考えております。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) 企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) 今回の増額が業者に左右されたものかどうかというご質問についてですけれども、2回目の入札については、確かに不調に終わり、随意契約も至りませんでした。しかし、差異はありましたけれども、不調に終わった後、今回、設計内容を、金額も含めまして見直しを行いました。再度精査いたしまして、年度内の完成を目指す中で、工法、工程の変更が必要になりましたので、その差異を埋めるための補正でございます。そういうことでご理解のほうをいただきたいと思います。 ◎議長(上田勝幸) 西川誠一君。 ◎西川誠一(7番) 町長、非常にインフラ整備の関係で力強い発言があったんですけども、基本的には、インフラ整備よりも地域といいますか、地区ですね。出た瞬間に受けるイメージというのは、やっぱり商店街のにぎわいとか、そういうことも含めて、今後は検討すべきだと私は思うんですけども、再度お願いします。  それと、企画課長の答弁で、じゃなくて工程をということだったんですけども、もともと設計自体がおかしかったのではないかというふうな疑惑もあるんです。じゃないですか。先ほど私が言ったように、最初の設計図面では1,000万ほど足りへんからということで入札が不調に終わったという話もあるということも加味しながら、それは一切関係ないということで断言できますね。この2点、お願いします。 ◎議長(上田勝幸) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 議員がおっしゃるように、我々としても駅前の周辺整備にとりかかりますまでに、さまざま町民の皆さんからのご意見やら聞く中で、今は民間のお力によって老朽化したビルも改修をしていただいたり、以前から懸案になっておりました町内の案内看板も町で撤去させていただいたりということで、当面、民間のお力によって少し改善もできているのかなという判断に至って、駅前広場にまず着手するということでございますから、当然、今、西川議員からご提案のありました、民地ですとか民間の不動産物件に着手する、そこまでのことをしようとすれば、やはりさまざまなご意見もあろうかと思いますので、状況を見ながら駅前の周辺をできるだけ町民の皆さんや観光客の皆さんに喜んでいただけるような景観にしようと思いますと、民間の物件にも町が何らかの対策を施して、環境美化あるいは明るいイメージのものにしていただけるような手法は、今後それもあわせて検討はしていきたいというふうに思いますけども、なかなか民間物件に着手するというのはハードルが高いということで、難しい面もあろうかと思いますけど、今、議員がおっしゃいましたように、その地域の振興であったり、まちなりをよくするためのことに、まず第一弾としてこのたび取り組ませていただくということでございます。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) 企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) 設計内容については誤りはなかったというふうに、再度見直して確認いたしております。ただ、今回提案させていただいておりますのは、図面でいいますと、当初、右半分、左半分というふうに工事手順を半分ずつ行うという工程での設計でありました。それを年度末の完成を目指しまして、最初に歩道の屋根部分の工事を年内に行って、その後、舗装を行うという工事手順、工法の変更によるものでありまして、それに伴う仮設工事分の増額が発生したものでございます。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) ほかに。  見塚修君。 ◎見塚 修(4番) 何点かお尋ねしたいと思います。  まず、先ほどの西川議員の質問の中での答弁で、入札にかかわる図面は議会に提示できないというような言い方があったんですけど、聞き間違いかどうかわかりませんが、我々、予算審議等々するときに、図面も何もなしに、例えば、何をつくるかわからんのに予算を決定するというようなことはできないわけです。このことについて、ほんまにそうなのか。今後の我々、予算審議に影響しますので、その辺はもう一遍確認をしてみたいというふうに思います。これは町長でも副町長でも結構ですが、答弁願いたいと思います。  次に、今回の予算で災害報告、災害の関係ですが、まず、災害があった場合には、県、国に対して災害報告がなされると思いますが、その災害報告はどういう災害報告がなされたのかお尋ねをしてみたいと思います。なぜこの質問をするかといいますと、先日の新聞報道、但馬地域の中で本町と隣の新温泉町は、災害がほとんどないような報道がされました。今日、議会があるのは、主にはこの災害の関係だと私は思っているのですが、なぜそのような報道がなされるような、マスコミ、新聞報道をされたのか、マスコミにどういう情報を提供されたのか。その辺をお尋ねしてみたいというふうに思います。
     次に、資料11ページから14ページにかけて、農災あるいは道路河川の公共災の位置と金額が明示されております。私は、12ページから14ページにかけての公共災にあっては、これが本当だろうと思います。といいますのは、査定にかかわるもの、あるいは起債等にかかわるものも含めてですが、は測量設計費を見て、それによって工事費が決まるのだろうというふうに思っておりまして、このやり方が本当だろうというふうに思っているわけです。応急工事も必要なんですから。しかし、農災のほうを見てください。11ページ、一番下の表、小災害、これは個人あるいは農業団体といいますか、管理団体が工事をやったときに補助金を出す。このものは78万円ついているから、これで結構かと思いますが、そのほかの、それから上に、これ、中身を見てみますと、水路がたくさんあります。この災害があった後、例えば、田んぼであれば、この水路が絶対必要なんです。穂の出る時期に水がないとどうなるか。農林水産課長はご存知かどうかわかりませんけども、稲穂に米粒がまともにのらない状態が出てくるわけですが、水の確保をすることが、この表を見たり予算を見る限り、ないんです。今現在、田んぼの水路はどうしているんですか。例えば、わかりやすく言います。この表の上から5、6段目、2)の小災害、村岡区黒田、水路工(水路埋塞)、水路が埋まっちゃったんです。水が流れない状態。これ、今、調整・調査中ですから、現場的には何もなされない。地元の方が何ぼかされているかもわかりませんけども、その辺が、普通なら応急工事費等々を計上されて、するべきだと思うんです。上の大笹、鍛冶屋の水路工についても、水路が崩壊しておったら、仮配管等々をやって応急工事しなければ、農林水産課長が出ちゃったので、ちょっと待ちます。  用水が行かない状態だと思います。なぜ、応急工事費等々を計上されないのか。もちろん、道路だって、そこに行こうと思えば、崩土があったら法面崩壊等も道路でもあったりするわけですから、下の法面なのか上の法面なのかわかりませんけども、何か、もし、上からであれば土砂を取り除きしたら通れるわけですし、そのようなことの費用がなされてないということは、非常にこの予算というのは、農業者にとって不満な予算だろうというふうに思うのですが、どのようにお考えでしょうか。 ◎議長(上田勝幸) まず、副町長、今井雄治君。 ◎副町長(今井雄治) 見塚議員のご質疑の中で、審議していただくものに対する資料、図面等々の提出ということでありますけれども、当然、我々が提出するものに対してご審議をいただくときに、その根拠となるものの図面であったり資料というのは必要だろうと思いますが、今回の場合、入札に付する前ということと、まだ確定していなかったということがあって、入札に付するような図面は用意できなかったということがありますけれども、先ほど西川議員のほうからも質疑があったとおり、通常の道路工事であったり、イメージできるものと違う、こういうケースの分については、ご審議いただく資料としてはご提出するべきだろうと思っておりますので、また、私どもも積極的に資料提供はするとは思いますけれども、また議員さんのほうからも資料請求もあろうかと思いますので、資料については、ご審議に関係するものにつきましては、今後は提出するような方向でいきたいというふうに考えております。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 農地災害の件につきまして、農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 農災の関係で、公共災のように応急的な対応の予算なり、そういうことをするべきではないかということでございます。これらについては、小災のほうで現在調整中ではありますけれども、水路にいたしましても、いろんなケースがあるわけですけれども、仮のパイプを簡易に配管をして水をとるなり、若干、もとどおりの流量にはならないにしても、素掘りで地元の関係者が水を通るようにしたりとか、また別の水源を手当したりとか、そういうようなことでそれぞれ関係農家の皆さんが対応しておられますので、少なくとも、水が行かなくて稲が枯れておるというような状況には至っていないということを思っております。  それから、農道にいたしましても、通行に支障のないように最小限の崩土除去であるとか、そういうことはしております。今後、調整の後、本格的な水路の全体なもとどおりの復旧なり、農道のもとどおりへの復旧の工事を、対応を進めていくという考えでございます。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 続きまして、道路災害、河川災害の件につきまして、建設課長、吉田英貴君。 ◎建設課長(吉田英貴) 見塚議員からありました災害の報告の関係でございます。公共災害としましては、被災後、第1報から第3報か4報までありますけども、路線名、被災状況、あと被害額、そういったものをその都度、報告を県のほうにさせていただいております。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) 続きまして、防災安全課長、島崎景仁君。 ◎防災安全課長(島崎景仁) 災害の被害報告でございますが、建設課長が言いましたように、道路災害、農地災害は各担当のほうで報告をいたしておりますし、人家被害とか人命に係る被害につきましては、それが確認でき次第、フェニックス防災システムで入力しまして、県に報告をいたしております。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(4番) 災害報告は、特に引っかかったのは、金額にひっかかったんです。トータルで災害報告、公共災害何ぼ、農災何ぼ、今、家屋だとかそんなんは何軒でいいですけども金額、いわゆる新聞報道との関係がありますので、ほとんどないって言われたので、新聞に出ているので、ほんまにその辺が聞きたい。だから、災害報告は公共災、総額でいいですから、査定の金額とその他小災害だけトータル何ぼということが報告されていると思うので、その金額が公共災と農災と両方聞きたい。トータル合わせたら何ぼになるか。 ◎議長(上田勝幸) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 災害発生後、定期的にといいますか、農地、農業施設の関係であれば、土地改良のほうから報告の要請がまいります。最終的な報告は7月25日のもの、第6回目でございますけれども、このときに報告いたしましたのは、農地が、箇所数が25カ所、面積が5ヘクタール、被害額は3,000万円、概算の被害額ですけれども、農業施設は、箇所数が26カ所、被害額は3,700万円、合計51カ所で6,700万円ということで農林水産課は報告いたしております。これは、補助災にのる、のらないはともかく、この時点での災害の発生の集計結果ということでございます。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 建設課長、吉田英貴君。 ◎建設課長(吉田英貴) 失礼しました。それでは、公共災害の関係の報告でございます。最終が7月17日に報告をさせていただいております。道路関係につきましては4件で4,600万円、河川につきましては7カ所、3,000万円ということで報告をさせていただいております。今回の委託は4カ所ということであげさせていただいております。この差引きにつきましては、県と調整の結果、県のほうで災害復旧工事をするというようなことで、3件減額ということになっております。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。  見塚修君。 ◎見塚 修(4番) 私の質問の仕方が悪かったのかもわかりませんが、新聞報道に被害がなかったという言い方があるのですが、今、災害報告をどれだけされましたかといったら、トータルで約1億4,000万あるんですよね。1億4,000万もあって、わざわざ臨時会を開いて、次、また9月以降に査定があったりいろいろすれば、補正予算がいろいろ出るわけです。であるのに、災害がいかにもなかったような報道がされているのですが、その辺の報道機関とのやりとりというのは、どのようになされたのか。その辺を1点はお尋ねしたいと思います。  それから、応急工事の関係ですが、課長の説明では、仮パイプをしたり崩土を除去したと言われました。応急工事費をあげるべきではないんですか。それ、全部、農家負担になるんですか。応急仮工事を計上できるわけですから、国の補助事業でも応急仮工事でできるわけですから、なぜしないんですか。農家負担にさせるんですか。お尋ねします。 ◎議長(上田勝幸) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 農林水産課としては、土地改良事務所のほうに先ほど申し上げたような件数、金額を報告いたしておりますけれども、香美町農林水産課として直接、報道機関に情報提供をしたということは、農災関係ではございません。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 先ほどの報道機関の関係でございますけども、私もさまざまな会合に出させていただいておりますので、このたびの7月の豪雨災害のことについては、人的被害がなくて安堵したこと、あるいは小規模な農地災害や公共災害で済んだというようなことは、さまざまな会合で申し上げたりいたしましたから、そういうことを酌んで、また、あるいは、朝来市、豊岡市、養父市、近隣の市町、新温泉は香美町と同程度か、もう少し少ないぐらいだったと思いますけども、ほかの3市あたりは相当な農地災害も出ているというようなところを比較して、マスコミの判断によって災害が余りなかったというふうな報道につながったのかなというふうに思います。ただ、言われてみますと、金額的には1億も出るような災害の合計額になります。ただ、昨年の台風の被害、これも人的被害はなかったわけですけども、当時の財政課長とも話をしておりました。昨年の台風被害は、合併以来最大の被害額で、延べ金額にいたしますと、公共、農地全部含めると8億も出たような災害でございましたから、そのことに比較すれば、多額な1億も出るような被害とはいいながら、小規模で済んだというような判断で、私もそういうふうな方向でさまざまな会合で発言を申し上げましたので、マスコミの皆さんもそういうことで報道なさった部分もあるのかなというふうに考えております。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) 建設課長より訂正したい旨の申し出がありましたので、許可いたします。  建設課長、吉田英貴君。 ◎建設課長(吉田英貴) 先ほど、見塚議員の災害報告の関係で誤りがございましたので、訂正をさせていただきたいと思います。  7月17日の報告が最終と申し上げましたけども、最終は7月27日でございました。件数が、河川が4件、事業費が1,800万円です。道路が4件、事業費が5,600万円ということで、最終7月27日に報告をさせていただいております。申しわけございませんでした。 ◎議長(上田勝幸) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 応急対応を、例えば、補助であるとか、そういうもので対応するべきではないかということでございました。いずれも、ここに挙げております小災害、水路の閉塞であるとか、道路の関係、先ほど申し上げましたとおり、地元の関係者は、応急的な対応は全てしておられます。その上で、全体的にもとどおりの復旧のための災害復旧工事をするか、しないか、そのあたりを現在調整中で、それに向かって調整している。少なくとも、地元の関係者とは十分話をしながら、地元が困っておるのに町のほうで応急をしないというような状況にはございません。負担も必要になってくるということもあって、必要な対応は地元でしておられる。今後、もとどおりの復旧に向けての詳細の現在調整中だということでご理解をいただきたいと思います。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 見塚修君。 ◎見塚 修(4番) まず、新聞報道のことですが、今回の災害は、財政課長が言われたように、早い段階で激甚災害指定がされました。激甚災害に指定なんかされるときには、この新聞報道が大きく影響するんです。今回はなぜか早く指定されました。どこかの料亭のことがあったのか何かわかりませんけども、されましたが、やはりこの辺の報道というのは正確にするべきだと。でないと激甚災害の指定にもかかわってきますので、その辺は今後気をつけていただきたいというふうに思いますし、それから、農災の関係の、仮設の関係、仮パイプとか配管だとかというような説明があったのですが、例えば、そのようなことを農家がされたら、これが補助災であったり小災害であったりする部分であれば、応急工事という方法も応急仮工事という方法もとれますし、農家に負担をかけない方法で、なおかつ、もし、そこまでしないんだと、国に対してそれを求めないのなら、11ページの一番下の表の補助を考えるべきだろうというふうに思うんですが、いかがですか。 ◎議長(上田勝幸) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 見塚議員がおっしゃるとおりでございまして、11ページの一番下の表、黒い四角の小災害、上のほうは国の補助の関係ですけども、一番下は町単の農業振興対策事業の中での補助の分でございます。おっしゃるとおり、急ぐものについては町単のほうで対応するということで、3件、今回補正を上げさせていただいております。ただ、実態といたしましては、急ぐものがあります。特に真ん中の口大谷の水路につきましては、ご存知の方もあると思いますけれども、口大谷から福岡のほうまで抜けておる大平水路、大きな水路です。これについてはすぐに対応しなければいかんということで、原形の予算を先食いして、もう既に対応して、地元のほうで管理をいたしております。その分の補助をするということの追加の増額補正でございます。言われるように、町単の補助のほうで必要なものは早急に対応させていただいておるということでございます。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) 9番、谷口です。  1点だけお伺いしたいと思いますが、もう既に同僚議員が指摘している部分でありますが、資料6ページの企画費の香住駅周辺環境整備事業費工事請負費680万円の補正についてであります。とりあえず4点ほどお伺いしたいと思いますが、まず、駅前周辺の環境整備事業ということで、今、パース図面をいただいておるんですが、当初予算の段階でもこの辺の具体的な中身については、ほとんど説明がありませんでした。改めてお聞きしたいと思うのですが、今回の関係につきましては、歩道部の屋根設置、鉄筋平屋建て、それから、歩道部を改修、インターロッキングタイル舗装、車道、駐車場部の改修、アスファルト舗装、大体大きくこの3つに分かれていると。これは、入札結果表で私は参考にしているんですけども、ここに歩道部改修ですが、例えば、歩道を延長何メートルか、それから幅員、あわせて屋根の設置につきましても、同じ歩道を覆うのかということがありますので、その辺の数字がもしわかりましたら、まずお願いしたいというように思います。あわせて、駐車場等の関係につきましても、パースで見ましたら13ですか、区画というのが見れるんですけども、この辺についても、とりあえず補正前の具体的な事業内容について教えていただきたいと思います。これが1点目であります。  それから、2点目であります。今回、事業についての入札が2度にわたって不調にあったということで、2回目については、業者の特別共同企業体といったことも取り入れてしていたと。しかし、それでもなおかつ不調に終わったという、そういったことでは非常に異常ではないかと思うのですが、これが本当に、なぜこうなったのかということが、全協でも少しご説明いただいたんですが、もう一つこれがはっきりと私の中ではしておりませんので、わかる範囲内で結構ですので、教えていただきたいと思います。  それから、もう1点、3点目でありますが、今回、補正をあげておられるんですけども、補正をあげない方法もあったのではないか。増額しなくても。といいますのが、2回にわたって入札が成立しなかった。この業者をかえて、新しい業者でするということができなかったのか。先ほど設計については全く問題なかったということで、担当課長の説明がありましたけども、そういったことであれば、そういったことも選択肢の一つではないかと思うんですけど、その辺については検討されたのか。その点についてもお伺いしたいと思います。  それから、4点目でありますが、先ほど設計の見直し、さらには工程見直しというようなことで、誘導員の増員、それから、仮設関係が増えた。さらには鉄筋不足という、これがもう一つ私、よくわからないのですが、何で鉄筋不足が生じたのか。見直した結果の、これについてのそれぞれの、もしわかりましたら、誘導員が当初と今回の補正でどう変わったのかというとこについて、もう少し詳しく説明をいただきたいと思います。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 企画課長、水垣清和君。 ◎企画課長(水垣清和) まず1点目の、歩道部屋根の延長と幅員については、調べさせてください。  2点目ですけれども、不調になった原因、理由ですけれども、これにつきましては、全員協議会の中でも資料を提示させていただいておりますので、繰り返しになりますけれども、まず、1回目の入札につきましては、5月に告示を行いまして、最終的には入札の参加者が2社未満、辞退されたということでの入札中止でありました。2回目につきましては、6月15日に入札の告示を行いまして、7月4日に入札を行いました。2社のJVが応札されましたけれども、最終的には予定価格の範囲に至らず、不調に終わったということであります。  3点目の、補正をあげない方法があったのではということですけれども、これは、4点目の見直し内容の詳細とも関係いたしますけれども、当初、6月に契約いたしまして、7月から年内での工事の完成を見込んでおりました。しかし、2回の不調の中で工事の開始がずれ込む中で、まだその可能性については探っておりまして、年度内の工事の完成を、工期等を考えた場合に、9月に契約をさせていただきまして、10月から工事にかかって、3月末の工事完了という中での工法が何があるかという中で、当初予定しておりました、左右に分割してする工法ですと6カ月以上かかることと、それから、冬季にかかりますので、冬季にも左部分の屋根の工事が必要となります。したがって、年度内の完成というのが非常に困難である、完成が見込めないという中で、工事手順の変更について検討いたしました。今回見直すものにつきましては、工程、工事手順を変更いたしまして、イメージパースでいいますと、屋根部分が駅の入り口左右にございますけれども、屋根部分の工事を先に年内に行うということでございます。その後、外構と舗装を3月までに行って、順調にまいりましたら年度内の完成が予定されますので、この工法をとることにいたしました。この工法でないと年度内の完成が見込めないということで、判断したところでございます。  それに伴いまして、工事手順の変更に伴いまして、所要額に変更が生じております。まず、当初ですけれども、駅の入り口の右半分と左半分と順番に工事をする予定にしておりましたけれども、今回、屋根を最初に工事、同時に行いますので、正面入り口の通路を確保しながら、左右屋根の基礎、屋根部分の工事を行うことに伴いまして、仮囲いが左右2カ所にできます。これによりまして、仮囲いや仮囲いゲート、仮設のスロープなどの数量が追加になることによる増額が1点ございます。それから、当初は工事が右側と左側と1カ所ずつでありましたので、仮囲いの出入り口が1カ所で、誘導員も1名でよかったんですけれども、今回、2カ所同時に屋根をつくることによりまして、誘導員が2人必要になるということによる増額でございます。  それから、設計内容を見直す中で、設計の単価につきましても再度確認いたしました。その中で、当初設計段階と比べまして、鉄骨工事に係る工事単価が、見積もり等を再度取り直しましたら、増額しておることが確認できましたので、その部分を増額いたしております。以上を含めまして680万円という金額になっております。  それから、1点目ですけれども、歩道幅員につきましては、屋根部と同じようにですけれども、幅2.3から3.5メートルでございます。屋根の延長につきましては、歩道もでございますけれども、左側が39.25メートル、右側が34.8メートル、合わせて74.05メートルでございます。歩道部分は若干屋根のない部分がございますので、スロープ部分が長くなっております。  駐車場部分ですけれども、イメージパースでご覧いただきますと、真ん中、正面のところが駐車場になっておりまして、黄色の部分、8台分の駐車でございます。左側に4台分の駐車を予定しております。また、屋根を挟みまして、さらに左側に10台分の駐車場を予定いたしております。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。  谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) やっとわかりました。それで、通常でしたら工事見直しというのは、当然やる中で、例えば、工事の請負契約を締結して、それで実際やる中で、特に当初見込めなかったものを変えるというふうなことで、通常は補正予算を計上されて、議会の承認を得るという、そういう手法だったんですけども、今回は入札で金額を変えて、さらに不調があった。どうでしょう。今度これで不調を招かない、こういったことについて、私は、少なくとも2回目の業者については除外をしてやるべきだというように思いますが、そういったことは検討されるのかどうか。入札のことでありますので、その辺のお考えがあるのかどうかというようなことについて、再度お伺いしたいと思います。 ◎議長(上田勝幸) 副町長、今井雄治君。 ◎副町長(今井雄治) それでは、谷口議員のご質疑にお答えしたいと思います。  今回、補正して設計の見直しというのは、先ほど担当課長が申したとおりでございます。入札に関してする方法としては、設計内容を変えると。業者が同じ場合には、設計内容を変えた場合には、業者は従前のとおりとする場合もあります。業者が同じであれば、業者が同じとすれば、設計が同じであれば業者はそのままということになりますけれども、今回、多額の補正予算をいただいた中で、緊急にこの後、審査会ということもございますけれども、今回、設計内容を変えるという前提で入札に付しますので、一般的には業者は変える必要がないというふうには考えておりますけれども、ただ、先ほど1問目のご質疑の中で範囲の問題もありました。今の範囲は、香美町内で支店、本店を入れるという範囲内で、2回目の入札に付したわけですけれども、範囲は当然、一般競争入札の中で制限付という方法をとっておりますけども、一般競争入札というのは制限のない場合も当然あるわけですけども、それらは私どもが町内で事業を展開する中でのいろんなさまざまなことを勘案しながら検討はしていきたいと思いますけども、今回、設計内容を変えるということでありますので、業者の変更というのは、そこの範囲内には入ってこないというふうには感じておるとこです。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 谷口眞治君。 ◎谷口眞治(9番) 今の点でありますけども、どちらにしても2回不調になって、経過は経過ですから、少なくともそういった、先ほど西川議員もご指摘があったと思うんですけども、業者の言いなりになったというふうな、こういったことにならないようなことをしっかり取り組んでいただくことを求めておきたいというふうに思います。ぜひ、そういったことで、経過が経過だけに、そういった意味で非常に私も心配しておりますので、ぜひ、そういった面を求めておきたいと思います。 ◎議長(上田勝幸) 副町長、今井雄治君。 ◎副町長(今井雄治) 私どもも求めるものは一緒でありますので、ただ、先ほど谷口議員もありましたように、業者の言いなりということは一切ございません。今後も入札に関して業者と協議することもないと思います。我々がつくりました設計書に基づいて、正々堂々と入札に付したいと思います。よろしくお願いしたいと思います。 ◎議長(上田勝幸) 山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) 山本です。  駅前が議論され、災害復旧が議論され、行きつ戻りつするような雰囲気がありますけれども、災害復旧で少しお尋ねをしておきたいと思います。特に金額的な問題というよりも、議案資料の10ページ以降で、これをどう見るかというのが私、わかりかねておる部分があって、何て言うんだろうな、先ほども見塚議員との間でやりとりがあって、被害額云々というふうな話があって、農林なり建設なり、さらには防災というふうなところがそれぞれお答えになったんですけれども、ある意味、今年、新設をした防災という部署がどう働くかというのが改めて問われているのかなというのは根本的な疑問ではあるんですけども、今日はそこまでなかなか、それは質疑と違うと言われそうなのでやめますけども、農災なり公共災なりの災害復旧の基本は何なのかというのが非常によくわからんのです。今までのやりとりを聞いておっても。この補正で測量設計の委託に出して、査定を受けます、それによって額が決まりますというふうなことになっていって、さらに予算がつけられるということになっていくんだと思うんですけれども、時期的にはどの辺の時期を考えているのでしょうか。例えば、土木あたりの動きを見ておりますと、過去、小さな災害があっちやこっちで起こっていて、それをこのたびの西日本豪雨という、この災害復旧の中で何カ所かをまとめて一つの事業として復旧にかけるというふうな、そういう対応をやっているように見える部分があるんです。そういうことを見ておると、町としてどうしようとしているのかという、この復旧関係の基本の部分を1つは知りたいです。  それから、先ほども大平の水路のところで、現場での応急対応は原形の予算を使って対応しましたという話もあったりはしたんですけれども、例えば、11ページの、施設も農地も一緒ですけども、小災害に関しては調整・調査中と、こういう表現になっておるんです。あるいは、農地災害の1)補助災害、村岡区宿で田(畦畔崩壊)2)とあって、これは何を意味しているのかなといろいろ考えたんですけども、10ページの図面の2)という表現があって、ここのことかなと。そしたら、この図面にある1)というのはどうするんだろうなというふうに思えたり、どうもよくわからんのです。それから、もうちょっと具体的にお尋ねをしておきますけども、例えば、今、この秋に完成というか、通行可というふうなことを目指している福岡茅野線のバイパスの現場、ここで多分、工事中の現場まで落ちてきている部分は、撤去するのはそんな難しくないだろうというふうには思うんですけれども、その上部、沢の中に大量に木や土砂が堆積しているという状況があったりするわけです。そういうものの撤去というふうなことについては、どう考えたらいいのか。また、大雨が降ったら、これ、絶対落ちてくるでなとみんなでわあわあ言っているというふうな状況があるわけで、あるいは、バイパスがほぼ開通しようとしよるのに、数年来、河川の災害現場が放置されている状態でそのままだと。用地でこれだけ協力したのに、町や県は何だというふうなお怒りの声だとか、いろんな声がそれぞれのところから聞こえてまいります。そういうことを含めて、どうするのかというあたり、全体をどなたが整理しているのかよくわからんのですけども、農林は農林、建設は建設、防災は防災でそれぞれ自分の所管だけみたいなことになっているのかどうか、その辺を含めて少し、全体を聞かせてください。 ◎議長(上田勝幸) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 一番初めのほうで聞かれました、農災の復旧の基本は何かということでございます。これまでからたびたびといいますか、申し上げておるとおりでありますけれども、大事な農地を守るということが原点、基本だと考えております。それから、今後の農災の復旧までの見通し、スケジュール的なものでございますけれども、現在、既にたくさんある現場を全て見て、今回補正にあげさせていただいております。今回の補正の予算化をいただきましたら、すぐに査定設計書づくりに入りたい。現場の測量であるとか設計をするということでございます。それを受けまして、9月の中旬ごろであろうと思いますけれども、査定が行える、入ってこられますので、それに向けて準備を進めると。その後はまた工事費の予算化をして、なるべく早く復旧に努めたいということを考えております。  それから、次に、数カ所をまとめてということがございました。制度上は、言われますように、近いものをまとめて、対象となる40万円以上を一つの災害として採択をするというようなこともございます。ただ、今回はそういうようなケースはございませんでした。  それから、次に、宿の2)の関係でございます。11ページ、おっしゃるとおり、農地災害の1)補助災害、宿、田(畦畔崩壊)2)と書いてあります。この2)というのは、10ページの図面の1)、2)と非常に表現がよろしくなかったと反省いたしておりますけれども、宿2カ所ございます。11ページの表の2)というのは2カ所、掛ける2というような意味でございますが、申しわけありませんが訂正をいただきたいと思います。(「掛ける2」の声あり)宿に2カ所ありますという意味でございます。1)と2)という2カ所、11ページの表の、宿のところの2)というのは2カ所という意味でございます。申しわけありません。そういう意味でご理解をいただきたいと思います。  それから、県道茅野福岡線の今回の町単補助のほうで早急に既に対応を終えております水路の上、上部の谷の上から土砂が出てきておるという関係でございます。これにつきましても、道路の部分は、こちらは置きまして、山の関係は既に豊岡農林事務所、森林課にも現場を見ていただいております。まだ確定はいたしておりませんけれども、例えば、谷止工のようなものをしてもらえないかということで調整中、現在検討をいただいておるところでございます。なるべくそれでお願いしたいと思っております。  農林水産課の関係は以上です。 ◎議長(上田勝幸) 建設課長、吉田英貴君。 ◎建設課長(吉田英貴) それでは、公共災害の関係についてお答えをしたいと思います。  まず、スケジュールの関係でございます。今、県のほうからお聞きしておりますのは、9月25日の週から災害の査定が始まるということで聞いております。したがいまして、今日、測量設計費の議決をいただきましたら、すぐに発注をしまして、来月の頭ぐらいには何とか事業費を固めて、9月の追加議案の中で工事費の補正をさせていただきたいと。災害の査定を受け次第、すぐに工事を発注するというような格好で考えているところでございます。  あと、県のほうの関係で1カ所云々ということがございました。確かに100メートル以内のものにつきましては、1カ所ということで災害の申請ができます。基本的に公共災害につきましては、今回ですと7月の豪雨災害によりまして被災を受けました箇所を、現場を精査し、そして、災害手帳に決められております採択基準、例えば、雨量ですとか事業費、あるいは維持管理的なものではないこと、そういった基準に基づきまして、町のほうとしましては災害復旧工事として申請をしておるものでございます。県のほうの考え方については承知しておりませんので、お答えはできないというような状況でございます。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) 続きまして、防災安全課長、島崎景仁君。 ◎防災安全課長(島崎景仁) 被害状況をどのように取りまとめているかとのご質疑であったと思いますが、防災安全課といたしましては、発災中につきましては、先ほど申しましたように、人的被害ですとか住家被害が出ましたら、その確認をもって県に報告はいたしております。また、避難所の状況につきましても把握はいたしております。発災中につきましては、主に情報収集、また、災害が起これば応急対策を行っている状況にございます。  以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。  山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) とても小さなところにこだわってしまいました。本当は全体がうまく見えたらいいなと思ったんですけれども、といいますのが、農林から、40万までの災害であっても、隣と合わせて40万以上というふうなことは可能なんだという、昔からこのルールはあって、ときどき使ったりはするというふうには承知していますけども、11ページの農地災害の補助災害、村岡区宿、被害施設、括弧で2)とあるのは、箇所の2)という10ページのこの箇所を示しているのではなくて、宿に2カ所あるという2だというふうにお答えになったんですよね。ところが、その前段で、複数を1つとして捉えるところはなかったということを言われた上でそういうお答えをされるので、宿の一つは、黙っていても大きな災害ですよね。結構延長も長いですし、大きな被害の現場だというふうに思っております。その辺でいくと、この2カ所を1つとして捉えているということが、2)ではなくて2カ所だという意味だというふうにおっしゃるので、さっきから私、変なとこで引っかかったら、そのままものすごくそこのところが引っかかっているんです。  もう一つは、町長に少しだけ伺っておきたい。今年、新設をした防災安全課、ここの働きは、今、課長が言われたような、そういう働きということでええのかどうか。全体を掌握するみたいなことは余り考えていない、これからも考えないということなのかどうか。そのあたりを聞かせていただきたいと思います。 ◎議長(上田勝幸) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 11ページの表の2)と、それから、10ページの図面の宿1)、2)の関係で、若干表現の仕方の不十分さで誤解を生じておるところがあると思いますけど、先ほど申し上げましたように、11ページの表の、宿の田の2)は、図面の2)という意味ではなし、2カ所。もっと言うと、1)、2)と2つとも書けばよかったんですけれども、2カ所という意味でございます。それと、先ほど申し上げました、近くであれば40万円以上になるように、採択になるようにするということの関係でございますけれども、これは制度上150メートル以内ということがございます。今回の宿の1)、2)というのは、約500メートル離れておりますので、そのようなことではなしに、別々の、それぞれの箇所だと、事業だということで、1カ所目、2カ所目ということでございます。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 防災安全課の役割について、町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 先ほど防災安全課長が申しましたように、このたび議案でお願いをしておりますこういう小災害、あるいは公共災害や農地災害の復旧、あるいは、それの未然に防ぐための対応についてまで、現行の防災安全課に求めておるものではありません。
     以上でございます。 ◎議長(上田勝幸) 山本賢司君。 ◎山本賢司(5番) それだったら、小計のところで10と書いてあるわけですから、書いてあるのは9つで、2)ではなくて2カ所だという意味で10件という集計になっているんだろうと思うので、それだったら、10件だということがわかる書き方にしないと、これではおかしいんだよね。表現が不十分だとか、2)ではなくて2カ所だという言い方も間違っているし、500メートルも離れているから1つだというふうにはならないんだというふうに言いながら、こういう表現にしてしまうというのも変だし……。(発言する者あり)ごまかしたらあかんて、4回目だから答弁を求めれへんけども……。      (「表現が悪かったと言ってるじゃないか、最初から」の声あり) ◎議長(上田勝幸) お静かに。 ◎山本賢司(5番) 表現が悪いんじゃなくて、間違っているって言ってるの。 ◎議長(上田勝幸) 岸本正人君。 ◎岸本正人(13番) お尋ねいたします。資料11ページの農業用施設及び農地の一覧表を見させていただきまして、私は2つお尋ねしたいんですけど、激甚災害の適用になったと思っているんですけど、それで正しいのか。それから、そうだとすると、受益者負担率はおよそ何パーセントになるのだろうかということと、前回の一般質問で、受益者は2名以上というようなことを変更するというような回答をいただいたんですけれども、11ページの上から見ますと、上の1つ目の枠は、全て受益者がおると思うので、これは何人以上の受益者の要件なのか。それから、負担率はおよそ幾らになるのか。2つ目の枠、これについては、当然、受益者は1人以上でいいのだろうということ。それから、3つ目の小災害についても、受益者負担は幾らぐらい、何パーセントぐらいになるだろう。それから、当然というか、これは2名以上の受益者で成立すると思うんですけど、その辺を教えてください。 ◎議長(上田勝幸) この場で暫時休憩いたします。                  (暫時休憩) ◎議長(上田勝幸) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。  農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 何点かご質問いただきましたものを順番にお答えしたいと思います。まず1点目の、激甚指定につきましては、7月24日に指定をされておりますので、今回の一連の対応は、激甚法に基づくところの率になっていくということでございます。  それから、受益者負担につきましては、まず、補助災、農業用施設、それから農地、それぞれ申し上げますけれども、本来であれば暫定法で通常の災害、激甚指定にならなければ、通常災害であれば、農地の場合は50%補助で50%負担。施設の場合は65%補助で35%負担ということになるわけですけれども、激甚指定になりましたので、今後、増嵩の手続をすることによって補助率のかさ上げがされるということでございます。一般的な目安としては、農地については、最終的に85%補助ぐらいだろうということは目安として言われております。施設につきましては目安が95%、よって、農地は15%の負担、施設の場合は残り5%の負担ということになっていくだろうという具合に思われます。  それから、それぞれの人数、何人以上という要件の関係でございますけれども、補助災につきましては、農地はもちろん1人でございます。施設につきましては2人以上でございます。それから、一方、小災、町単のほうですけれども、これは先般の一般質問で岸本議員からもありました件でございますが、これについては町単の補助の要項の関係で、先般、町長のほうから答弁があったとおり、現行3人のものを2人に改正するよう、まだ内部で調整中でございます。  それから、小災害、今回、激甚指定になったわけでございます。激甚指定になった場合は、40万円未満の小災害は町が発注をするということになります。町が発注する際、災害復旧事業債を充当いたしますので、農地の場合は74%の起債充当、よって、負担は26%の受益者負担。施設につきましては、起債充当が80%ですので、受益者負担は20%ということになります。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。  岸本正人君。 ◎岸本正人(13番) 調整中だとのことなんですけれども、このたびの災害については、ぜひ、先ほど申された2名以上を適用していただけると期待しているんですけど、その辺はどうでしょうか。 ◎議長(上田勝幸) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 町単の農業振興対策事業における小災の採択要件の人数、3人を2人ということは、現在調整中ではありますけれども、その方向で内部で調整中です。ただ、受益者の捉え方は、さまざまな、広い意味もあると思いますので、その辺はまた関係者の皆さんとよく話し合いをしながら、いずれにいたしましても、農地を守るということが大前提で基本だと捉えておりますので、よろしくお願いします。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) 東垣典雄君。 ◎東垣典雄(1番) 災害復旧の農地の関係で、農地を守るというふうな基本方針でございますが、こういう災害が起きれば、自己負担の関係で、農地をあきらめて耕作放棄地になる可能性が大変、今、大きいというふうに思います。幸いといったらあれですけども、激甚災害になっておりますので、あらゆる方策をとって、農地を復旧するという方向を出していただきたいというふうなことと、それから、自己負担部分についても、できるだけ丁寧な説明で負担を少なくする方向を、あらゆる方向をとっていただきたいというふうに思いますが、そういうふうなことを求めたいと思います。 ◎議長(上田勝幸) 農林水産課長、藤原博文君。 ◎農林水産課長(藤原博文) 言われることは、私ども農林水産課も同じ思いでございます。自己負担、どうしても個人の財産たる農地でございますから、負担はかかるのはやむを得ないというか、ご理解はいただかないけませんけれども、なるべく事業実施をしていただいて、耕作放棄に至らないようにしなければならないと思っております。あらゆる方策をということでございますけれども、現行の国の法律や町の制度等々を駆使しながら、現場を見ながら、農家の皆さんの思いに応えられるように調整をしながら事業を進めていきたいということでございます。  それから、少しでも自己負担を少なくということでございます。昨年度の3回の5号、8号、21号のたび重なる台風災害によって1つ大きく変わったのが、ご承知のように、これまで国の災害査定を受ける前段での現場の測量、査定設計書をつくるための準備ということで、20%の負担をいただいておりました。この20%が非常に大きかったわけですけれども、これは、査定を受けるための事前準備だということで、町のほうが全部負担するということに昨年度制度改正をいたしましたし、それから、昨年の災害を受けて、町単の農業施設、今までは農道だけでありましたけれども、農業施設、水路であるとか頭首工であるとか、そういうものに対する原材料費の支給の制度も、このたび制度化をしたところでございます。できることをそれぞれの台風災害を踏まえながら、農地を荒らさないように、少しでもという思いで制度改正も進めてきておりますし、今後もそういう思いで考えてまいりたいと思っております。  以上です。 ◎議長(上田勝幸) ほかにございませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 質疑なしと認めます。  これをもって、質疑を終了いたします。  討論を行います。  討論はありませんか。                (「なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 討論なしと認めます。  これより、議案第107号を起立により採決いたします。  本案は原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。                 (賛成者起立) ◎議長(上田勝幸) 起立全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。  以上で本臨時会に付議されました案件は全て終了いたしました。  これにて平成30年第106回香美町議会臨時会を閉会いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               (「異議なし」の声あり) ◎議長(上田勝幸) 異議なしと認めます。  よって、平成30年第106回香美町議会臨時会を閉会いたします。                              午前11時28分 閉会                ○ 閉 会 挨 拶 ◎議長(上田勝幸) 町長より挨拶があります。  町長、浜上勇人君。 ◎町長(浜上勇人) 第106回香美町議会臨時会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  上程いたしました案件につきましては、適切なるご決定をいただき、誠にありがとうございました。今回の補正予算の主たるものは、今年度主要な事業の一つであります香住駅周辺環境整備事業並びに災害復旧事業に係るものですので、早急に対応してまいりたいと考えております。  今月30日には9月議会定例会が開会されますが、議員各位におかれましては今後も暑い日が続くことが予想されますので、健康には十分ご留意をいただき、町政発展のためますますご活躍されますことを祈念いたしまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 ◎議長(上田勝幸) 大変ご苦労さまでした。 Copyright (c) KAMI TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...