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平成30年第4回定例会(第3日 9月11日)

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  1. 市川町議会 2018-09-11
    平成30年第4回定例会(第3日 9月11日)


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    平成30年第4回定例会(第3日 9月11日)    平成30年第4回(第474回)市川町議会(定例会)会議録(第3日)    平成30年9月11日 〇応招(出席)議員   11人  ┌───┬─────────┬────┬────┬─────────┬────┐ │議員 │         │    │議員  │         │    │ │   │  氏名     │ 備考 │    │  氏名     │ 備考 │ │番号 │         │    │番号  │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 1 │ 堀 田 佐 市 │    │   │         │ 欠員 │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 2 │ 重 里 英 昭 │    │ 8  │ 中 岡 輝 昭 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │
    │ 3 │ 本 間 信 夫 │    │ 9  │ 内 藤   亘 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 4 │ 長 尾 克 洋 │    │ 10  │ 髙 橋 昭 二 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 5 │ 正 木 幸 重 │    │ 11  │ 中 野 史 子 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 6 │ 山 本 芳 樹 │    │ 12  │ 津 田 義 和 │    │ │   │         │    │    │         │    │ └───┴─────────┴────┴────┴─────────┴────┘ 〇不応招(欠席)議員         な し 〇議事に関係した事務局職員   局長      岡 本 勝 行      係長      柴 田 裕 也                        主事      後 田 かおる 〇会議に出席した職員及び委員   町長      岩 見 武 三      建設課長    仲 井 正 昭   副町長     藤 原   茂      下水道課長   後 藤 範 一   総務課長    竹 内 勝 史      地域振興課長  広 畑 一 浩   町参事兼企画政策課長           会計管理者兼出納室長           尾 花 哲 也              平 井 真由美   税務課長    内 藤 克 則      水道局長    平 井 康 行   住民環境課長  坂 本 和 昭      教育長     山 下 茂 樹   健康福祉課長  前 川 勝 彦      教育課長    原 田 和 幸   健康福祉課参事保健福祉センター所長   教育課参事兼こども園推進室長           羽 室 佐由美              高 橋 幸 子 議 事 日 程 日程第1.   報告第7号及び認定第1号ないし第8号並びに議案第39号ないし第47号 〔一括質疑・質問・委員会付託〕       午前9時30分開議 ○議長(津田 義和君)  皆さん、おはようございます。早朝より御参集賜り、ありがとうございます。  ただいまの出席議員は11人で、定足数に達しておりますので、市川町議会を再開し、これより本日の会議を開きます。  日程に先立ち、御報告申し上げます。  地方自治法第121条第1項の規定により、町長、教育長ほか補助職員の出席を求めております。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。よろしく御協力のほどお願いします。  これより日程に入ります。 ◎日程第1.  報告第7号及び認定第1号ないし第8号並びに議案第39号ないし第47号の一括質疑に入ります。  この際、お諮りします。会議規則第61条の規定により、町の一般事務に関する質問もあわせて許可したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  なお、本日の質疑、一般質問は、会議規則第63条において準用する同規則第55条の規定にかかわらず、同一の議題につき2回を超えて質疑、質問を許可いたします。ただし、発言時間は、同規則第56条第1項の規定により、答弁も含めて1時間以内に制限します。  まず、通告による質問を行います。  1番、堀田佐市君の質問を許します。  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  皆さん、おはようございます。議席番号1番、堀田佐市でございます。事前に議長の許可を得て通告いたしております質問を行いますが、その前に、ことし7月、8月の猛暑は今日までに経験のない厳しい猛暑が続き、各地では熱中症が発生して多くの方が亡くなられたり、厳しい豪雨の影響を受け、土砂災害で亡くなられた多くの方々、そして9月に入ってから北海道で震度7の大型地震で亡くなられた方々の御冥福をお祈りいたしますとともに、被災地の一日も早い復旧・復興を願っております。  それでは、本来の質問を行いますので、よろしくお願いいたします。  まず1番目に、議案第39号について、市川町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について、具体的な内容説明を簡潔に求めたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君の質問に対し、理事者の答弁を求めます。  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  堀田議員の御質問にお答えいたします。  家庭的保育事業とは、保育者の居宅等で行う保育で、定員は1人から5人です。現在市川町にはありませんが、平成30年4月27日に省令が改正されたため、事業が行われる場合に備えて条例を改正いたします。  今回の改正内容については、大きく分けると3つの内容になります。  1つ目の内容は、家庭的保育事業者等の保育所等との連携の規定で、代替保育の提供に係る連携施設の確保が著しく困難な場合に、保育所等の施設以外でも、町長が認めるものを確保することによって、代替保育の提供に係る連携施設を確保することにかえることができるように規定しています。  2つ目の内容は、家庭的保育事業者等の食事の提供の特例の規定で、連携施設、同一または関連法人が運営する事業所等及び共同調理所以外にも、町長が認める事業者からの搬入を可能とすることを規定しています。  3つ目の内容は、家庭的保育事業者等の食事の提供の経過措置の規定で、自園調理を行うために必要な体制を確保する努力義務を課しながら、自園調理に関する規定の適用を猶予する経過措置期間を10年とすることを規定しています。  以上3点の内容について改正いたします。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  課長、これは市川町には該当する学校はないいうことやね。ちゃうんですか。ちょっとその点。 ○議長(津田 義和君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  家庭的保育事業は現在市川町では行われておりません。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  ありがとうございました。  次に、2番目の行政懇談会の課題についてお尋ねいたします。  鶴居校区の行政懇談会の中で、学校のエアコン設置についての要望があったと聞いておりますが、その後どのような対策をされたのかお尋ねいたします。 ○議長(津田 義和君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  堀田議員の御質問にお答えいたします。  まず、学校のエアコン設置の現状について報告いたします。  小・中学校6校とも共通いたしまして、パソコン室、保健室、職員室、校長室に設置されております。また、川辺小学校と瀬加小学校では、特別支援学級それぞれ1教室に設置されております。そのほかに、鶴居中学校では多目的室に、市川中学校では会議室、複数指導室、図書室、音楽室に設置されております。夏休みの補習授業はエアコンのある部屋で行っております。しかし、児童生徒が通常授業を受ける普通教室には設置をされておりません。  御質問にもありましたように、エアコン設置の要望に対し、夏休み中に1台でも2台でも設置できないかということも検討を行いましたが、国の補助金事業に申請するためには、一つの学校での事業費が400万円以上となっていることもありまして、部分的に設置するのではなく、小・中学校の全ての普通教室44教室にエアコンを設置したいと考えております。文部科学省が所管する学校教育施設等整備事業を活用いたしまして、平成30年度の事業として今回補正予算を計上させていただきました。補正予算の内容は、設計監理委託料として小学校費で232万5,000円、中学校費で97万5,000円、合計330万円です。工事請負費として、小学校費でエアコン1基150万円掛ける31基で4,650万円、キュービクルの更新が1基800万円掛ける3校で2,400万円、計7,050万円です。また、中学校費で、エアコン1基150万円掛ける13基で1,950万円、キュービクルの更新が1基で800万円、計2,750万円となっております。小学校、中学校合計で9,800万円です。  今後のスケジュールですが、文部科学省所管学校教室施設等整備事業については、現在希望調査の段階で、教育委員会といたしましては44基設置の希望を出しております。今議会で補正予算の承認をいただき、補助事業の採択についての結果が出た後、事業を実施することとなります。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)
     私も鶴居の小学校、中学校にその話を聞いてから行ったんです。そしたら中学校のほうにちょっと熱中症の気というか、そういう子供があって、懇談会で話が出たんちゃうかという、そういうような話を聞いたんですけど、私が行ったところ、非常に暑いんやね。その日だけじゃない。ずっと暑かった。職員室へ行かせてもろうて、小学校も中学校も行ったんやけど、どっちも暑いのにクーラーがないんやね。職員室で扇風機を回してね、あんまりきつう扇風機回したら置いとる紙が舞うて部屋の中困るから緩うに回しとんやけど、暑いんやね。クーラーが一つ、家庭用の大きなやつがついとったわね。何であれ使うてないんやろういうて言うたら、気兼ねして先生が使うてないんやと。いつ使うんや言うたら、子供が帰ってから。夕方やったら涼しゅうなっとるわね。昼の一番暑いときにクーラーよう使わんと、職員室1カ所ほどにしても、子供がおるときによう使わんと、帰ってからするようにしよんやと。先生が気兼ねしとるわけやね。子供に対して。まして保護者にも申しわけないということでね。そんなことやったんか、私らはそれ知らなんだいうてなにしたんやけども、それからこれ、行政懇談会は7月のかかりやったんやね。それまでにそういう問題があったわけやけども、専決処分の仕方は検討してなかったの、役場は。夏休み中にクーラーの設置をして、業者は何も1軒じゃない、ようけあるんやから、方法はあったろうと思うんやけどね。それは考えてなかったん。どうですか。 ○議長(津田 義和君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  クーラー設置につきましては、先ほども申し上げましたように、できれば小・中学校全ての普通教室につけていきたいという考えと、もう1点は、国の補助事業をやはり使っていきたいということもありまして、ただいま議員おっしゃったように1基2基と専決というよりは、もうまとめて正規の方法でつけさせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  課長ね、専決処分で、後ろで聞いている方は専決処分ってどういうことかわからんかもしらんのやけどね、先に議会に通さんとって予算組んで設置するわね。後から議員の承認をもらう。これ、専決処分いうて我々は言うとんやけども、専決処分でした場合には国のほうは補助金は出ない。出るやろ。 ○議長(津田 義和君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  国も現在、小・中学校のエアコンについては積極的につけていこうということで、補正予算を今検討されているところです。現在、各市町からの希望調査の段階ですので、ここにおいて専決処分して、その後に補助金乗せれるかどうかは不明な点がございます。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  課長ね、こんなん例のないことやしね、いつこんな猛暑が来るやら予想もしてなかったことで、それはわからんことはないんやけども、これからもまたほかの形でこういうようなケースもあろうかと思うんやね。このクーラーほどやなしに、ほかのことでね。そういうときには、必ずせなんことは、やっぱり議会にも通してせないかんことはよくわかっとんやけども、町長ね、専決でやれるとこはやっぱりやって、子供にゆっくりと安心して、保護者も安心して勉強ができるような制度をしてほしい。学校の先生が気兼ねしてクーラー使わないようなやり方はやっぱり気の毒なのでね、そういうことはできるだけないように心がけてほしいと思います。  そういうことで、この質問はこれで終わらせていただきます。  町長、何かありますか。 ○議長(津田 義和君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  堀田議員の質問に答えたいと思いますが、ことしの夏は災害的な猛暑というふうに言われ、行政懇談会の中でも田中、小室、神崎、沢等で、たしかそういう校区では出されたように思います。エアコンについて。実は私も夏休み前に小学校を訪問させていただいて、どういう状況なのか確認をさせていただきました。今回4月からその基準が変わりましたが、その基準には到底達していないという、教室の中の温度も30度を超え、34度近くなっているというふうな、そんな中で、行政懇談会でもそういう要望が出されたので、夏休み中に各学校を回ったときに、先生の中から1カ所でもいいから特別教室にでも入れてくれという話もありましたので、1カ所だけでも入れることができないかということを検討するように教育課のほうにも話をしましたが、1台150万で、各小学校全部ということになれば、これは当然入札をしなければなりませんし、そういうことをしておれば夏休み中には間に合わないということも判断をいたしまして、それなら全部を一遍にやることはできないのかというふうなことで、今回の補正というふうにさせていただきました。  必要な場合の、専決処分で緊急の場合の対応という、そういうことも議員提案いただきました。そういうことについても考えなければならない、そういうこともあろうかというふうに思いますが、今回の場合はそういうことで、小、中、一斉に入れるという、そういう判断をさせていただいたということで、御理解いただきたいというふうに思います。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  そういうことでしたら、この質問はこれで終わりますけども、これからほかの面ででもそういうことは気をつけてほしいと思います。  次に、この質問は終わらせていただきまして、3番目の避難所について、災害時に町が指定している全ての避難所についてお尋ねいたします。  年々豪雨が異常な状態になり、河川もいつ崩壊するかわからない。河川は昔からいつとなくバラスや石がたまって底上がりになり、水かさが上がっております。例えば鶴居の小学校の場合でいいますと、いつ崩壊するかわからない河川の近くに町が指定している避難所について、本町はどのように考えておられるのか。また、市川中学校ほかの避難所も同様です。  そして、災害時に県の指示を受けるとき、電話が集中して連絡がとれなくなり不通になった場合のときにもどのような対応をされるのか、考えをお尋ねいたします。 ○議長(津田 義和君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  堀田議員の、まず河川の近くにある町指定避難所についての御質問にお答えします。  当町の指定避難所は、スポーツセンターの体育館、武道館、保健福祉センター、各小・中学校の体育館など、町内15カ所に指定をしております。その中には、鶴居小学校の体育館や市川中学校の体育館など、河川の近くにある公共施設も避難所に指定しております。  理由としましては、大地震など大規模な自然災害により多くの住民が自宅を失われたときなど、避難生活が長期にわたる場合、多くの避難所が必要となるため、河川の近くにある公共施設も避難所として指定しています。  しかしながら、豪雨や台風の場合は、気象庁や兵庫県の気象情報、また河川の状況、生野ダムの貯水水位などを見て、緊急避難所として妥当かどうか判断して開設する避難所を決めております。先日の台風21号の場合ですと、暴風や大雨のおそれもあったため、河川の近くの鶴居小学校や市川中学校の体育館については避難所として開設はいたしておりません。  また、災害時に県の指示を受けるとき、電話が集中して不通になった場合の対応についてですが、電話が混雑したときや災害による回線の断絶に対応できるよう、兵庫県と衛星通信による電話とファクスを装備しております。県だけではなく、他市町との連絡もとることが可能となっております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  災害はいつ来るかわからへんことやしね、よその災害のケースを見よったら、連絡がとれなくなったりするいうケースもたまたまあるので、市川町は今までなかったけども、そういうことが、これから先、どんなことが起きるやらわからへん。これが災害なんやけども、ひとつ気をつけてほしいと思います。よろしくお願いします。  これはこれで終わらせていただきます。  次に、4番目の町道新設についてお尋ねいたします。  町道奥神崎線が神崎公民館のところでとまっていますが、鶴居駅の西側を真っすぐに北へ甲良川まで延ばすことはできないか。香呂駅、また新野駅を見ますと、どちらの駅も駅の西側に広い道路があり、駅周辺の発展につながっております。鶴居も駅の西側に道路を甲良川まで延ばせば、美佐山へ上がる道路ができていますし、また、現在の県道長谷市川線が山王神社の下までつながっているので、市川町の企業誘致及び雇用の機会を発展させることができると思いますが、町長はどのように思われますか。答弁をお願いいたします。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  堀田議員の御質問にお答えいたします。  町道奥神崎線は、長谷市川線のバイパス的な役割を担う重要な路線であります。現在、終点側は神崎公民館地先でT字路となっておりまして、町道神崎毛ノ谷線を経由して県道長谷市川線に接続しております。  本年度、ひょうご地域創生交付金を活用いたしまして、駅施設等環境整備事業として、甘地及び鶴居駅周辺基礎調査を実施することにしております。その中で交通要所でもあります駅を中心とした道路網を検討していくことにしております。  また、国県道を中心に、市川町全体の道路網の将来計画を策定する必要があると考えております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  課長ね、今言うた神崎公民館から北へ延ばす計画は立てていきよるという、そういう解釈でよろしいんですか。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  堀田議員の御質問にお答えいたします。  先ほど言いましたけども、本年度、鶴居駅周辺の環境整備の基礎調査をする中で、道路網も含めて計画をしていきたいと考えておりますので、その中で幹線道路をどういうふうに通していったらええかとかいう検討をしていきたいと考えております。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  あのね、課長ね、市川は9割は道路です。これはもう誰が見てもわかることやけど。私が言いよるのは、駅の西側、一つも発展してへんのやね。昔、町長は地元の人でよく御存じなんやけども、神崎の公民館から北へ道上がる、つないでいく予定をしとったんやね。それが最近も私聞いて、こういう話を9月議会でしよう思うとるんやと、一般質問でしよう思うとるんやいうことを聞いてきた、どこや、真っすぐに北へ上がったら鉄柱が、丸いあれの、鉄柱のあれが上がっとるやろ。課長、知っとってやろう思うけども。その横を北へ抜くいう、そういう話が出とったんやけども、途中で話がとまってしもうたんやいう話聞いたんやけども、できたらあれを真っすぐ北へ延ばしてもうたら鶴居の駅裏はようなるのになという、そういう話を聞いたんですけども、どうですか。その解釈でよろしいんですか。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  堀田議員の御質問にお答えいたします。  今、鶴居駅の西側には、線路の西側で、鶴居鉄道側道、中学校線という町道が1本走ってます。それと今言われた、もう一つ西側に美佐、神崎線といいまして、毛ノ谷線から真っすぐ美佐のほう、甲良川を通過して県道までぶつかっている線が、2本、今あります。今言われているのはその真ん中の道路を、奥神崎線を真っすぐ延ばしてはどうかという御意見やと思うんですけども、先ほども言いましたけども、駅周辺の環境整備を考える中で、そういう道路も考えていければなというふうには考えてます。以上です。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  町長ね、今、話、課長の説明聞きましたけども、昔から長い間、その道路は住民の人が待っとんやね。何とかできないかと。ほんで鶴居がもう駅から東に向いてはどないもできへんのやけど、市川と駅との間が距離が短いから、発展するいうたって、もうあれ以上どないもできへん。だけど駅の西側やったら何ぼでも、香呂駅もそうやし、新野駅もそうやし、何ぼでも広げてようなっていく余地は十分ありますわね。だからぜひこれひとつ実行していただきたいと思うんですけども、町長、考えはどうですか。 ○議長(津田 義和君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  将来に向かって大変大きな事業にもなろうかと思うんですが、貴重な提案をいただいているというふうに理解をいたしております。ただ、議員が指摘されておりますように、駅の西側については広い道路がありません。したがって、建設課長が今答弁いたしましたように、今年度、甘地の駅、あるいは鶴居の駅前をどのように整備するのかということで、駅舎の利用も可能なのか、そういったことを含めた基礎調査を予定をいたしております。そういった中で、甘地駅前の変則五差路の解消をどうするのか、また、鶴居の駅前をどういうふうに整備するのか、そういったことを考える中で、駅を中心とした道路網を将来どういうふうに整備するのかいうことを考えていく必要があるのではないかなというふうに思っております。あわせて、市川町全体の将来の道路網をどうするのかということも含めて、大きな計画というんですかね、市川町全体の道路網のそういう将来計画とあわせてこの問題も考えていく必要があるかなというふうには思っております。  そういった中で、鶴居の西側の道路は広いところがありませんので、バスの運行にも支障を来すというふうな状況で、どうしたらいいのかということで、私もいろいろ考えるんですけれども、例えば甲良川、あそこに通じている道、鶴居鉄道側道、中学校線というようですが、これを広げていくという、こういうことも考えられるのかな、あるいは鶴見橋に通じる美佐、神崎線を拡幅するということも考えられるのかな、また、今、議員御指摘のように、奥神崎線の公民館のところでとまっている、あれを新しく延伸をして道路をつくるのかといったような、そういったいろんなことが考えられるわけですけれども、あの奥神崎線を延伸する場合には、新しくつけてしまうのか、あるいはどこかで先ほどの2本の今の道路につないで広げるのか、どちらにいたしましても、新しくできているあの長谷市川線につながないと意味がないだろうというふうに思うんです。じゃあどこでどのようにつなぐのか、これも検討しないといけませんし、その場合、鶴居の駅前につながるような、そういったことも考えなければならないだろうというふうな、そういうふうなことを思うわけですが、そういうことを含めて市川町の道路網全体の計画の中で考える必要があるだろう。そのときに、今、議員が提案いただきました貴重な提案を参考にさせていただきたいなというふうに考えております。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  やっぱり町長ね、町を発展させていこう思うたら、道路が一番大事なんです。道路がなかったら何も発展していかんのでね、町長、大きなことも考えてくれるのはありがたいんだけども、余り大き過ぎて手にも箸にもかからんというようなことでもまた困るので、そこは、町長、よう考えてね、どこをどうせえというわけじゃ、今は参考のためにここを上げたらという話をさせてもろうたけども、そこはまた担当課とよう相談し合うて、市川町の発展のために、また鶴居の駅裏の発展のために、どこをどうしたらええかいうことをよう検討していただいて、必ずこれは実行してほしいと、このことをお願いいたしまして、この質問を終わらせていただきたいと思います。  最後に、5番目に、がん検診等無料化についてお尋ねいたします。  特定健診、がん検診等の健診料無料化について、本町は、特定健診、がん検診等について、健診料は一部無料で行っておられますが、幾分かの個人負担があります。29年度に受診された方を参考にいたしますと、行政の負担分に幾らか上積みすれば、健診料が全て無料化になるのではないかと思います。現在、地域によっては全額行政が負担をして、住民の皆さんの健康・福祉分野の施策を推進し、早期発見で患者の負担及び医療費の軽減につなげていくことを目的に努力している町があります。本町の財源が厳しいのはよくわかっておりますが、全健診料を無料化にできないか、町長に要望いたしておりました件について、その後どのような結果になりましたか。担当課の説明は前の3月の議会でお尋ねしておりますので、今回は要りません。町長に要望いたしておりました結果論をお尋ねいたします。 ○議長(津田 義和君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  第1回の3月議会で議員からこのことについて御質問いただきました。そのとき私は答弁の中で、現時点では無料化しようという、そういった考えは持っていないという、そういう答弁をさせていただいて、その後の再質問等の中で、受診項目または受診項目の年齢等を考えて無料化を入れることができるかどうかについて、今後の課題としていきたいという、そういう答弁をさせていただきました。  その後、じゃあどういった項目で、どういうふうにすることができるのか、全てを無料化にできるのかというふうなことについて、担当課ともいろいろ協議をさせていただきました。その中で、受診料全てを無料化にできるか検討しましたが、今のところ全てを無料化するということは困難ではないかなというふうに判断をいたしております。  しかしながら、何らかのことを考えなければならないというふうには思っておりまして、現在、有料で希望し受診されております胃のABC検査、それと骨粗鬆症の、これは希望で有料になっているんですが、この部分につきましては、市川町健康づくりポイント事業で、今年度入れましたので、皆さんそれでポイントを積み上げて、それを利用して健康診断等に使っていただきたいということで入れたわけですが、そのポイントを金券にかえていただきまして、今言いました2つの項目についてはそちらを利用して軽減をしていただければというふうに思っております。  あとの、一部無料に、基本の部分は無料になっているわけですが、胃がん、それから大腸がん、前立腺がん、乳がん、子宮がん、この5がんですね。これが今有料ということですので、この部分について、無料にする対象年齢を入れていこうかな、この年齢、この年齢については無料にします。あるいは年齢について、この年齢以上は無料とか、そういった形で段階的に無料化を進めようということで検討し、現在その方向で進めていきたいというふうに考えております。  議員の前の質問以降、検討させていただいた現在の結論としてはそういうことでございますので、御理解をいただきたいというふうに思います。以上です。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  丁寧に説明していただいて、ありがとうございます。  私は、内容についてはわからへんわね。町長が説明していただいたことも、何歳から何ぼとか、こうするとかああするとかいう、そういうことは、専門的なことはわからんのですけども、高齢者の方なんかやったら国民年金で、前も言いましたけど、生活しておる人に、国民年金やったら月5万円ほどのあれしかないと思うんやね。その中で健診にお金を払うたら、それだけの分、生活が困難になってくるわね。ということは、もう受けるまいと、健診行くまいという、そういう形になるので、お金ならわずかではないんかなと、もう今、あれから500万も上積みすれば、これは私の想像ですよ。金額、数字言いよるけども。500万も上積みすれば全部無料化にできるんと違うかなと、こういうふうに思うんですけども、それはどうなんですか。 ○議長(津田 義和君)
     町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  今、議員言われてますように、全てを無料化するのにどれぐらいな上積みが必要か、そういったことも当然検討をさせていただきました。先ほど議員の質問の中にもありましたけれども、例えば今年度でいえば、町の財政規模からして大変大きな金額になりますが、小・中学校のエアコン全てを入れるというふうな、優先的にそういうところへ回すというふうなことも検討する中で、今言いましたような段階的に、年齢をどこにするか、今後協議しなければなりませんけれども、そういった方向で考えさせていただきたいということなので、今言われましたように、本当に積めば、わずかでも5年、10年たてば大きな金額になるわけですし、今回入れますエアコンにつきましても、入れた後の維持費というふうなことをいろいろ検討した中での今の結論でございますので、御理解いただきたいというふうに思います。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  私らは財布の中はわからんのでね、財布の中身は理事者しかわからへんから、わからんからこういう質問も出るんですけどね、本当は、ひとつ、来年度のことやから、平成31年、平成なんかなくなるんですか。来年は来年度やね。まだ日にちもあるので、ようその辺のところを検討していただいて、今からでも間に合うんやからね、ひとつ住民に応えられるようなかじ取りを、町長、していただきたいと、このことをくれぐれも要望いたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(津田 義和君)  1番、堀田佐市君の質問は終わりました。  次に、9番、内藤亘君の質問を許します。  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  議席番号9番、内藤亘です。通告による一般質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。  まず最初に、議案第44号、平成30年度一般会計補正予算についてお尋ねをいたします。  30款農林水産業費、50目リフレッシュパーク市川運営費について、修繕費380万円の補正について詳細をと書いておるんですけど、私、総務委員会に入っておりますので、この件は総務委員会でありましたけども、あえてこの場で、きょうは区長会の皆さんも加われておるので、この議場で説明を求めます。よろしくお願いいたします。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君の質問に対し、理事者の答弁を求めます。  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  内藤議員の御質問にお答えをいたします。  リフレッシュパーク市川運営費についての修繕費380万円の詳細について御説明をいたします。  キャンプ場にありますトイレ棟と炊事棟の給水設備が凍結により一部破損をしており、これの修繕とあわせまして、老朽化した水回りの改修に係る費用が38万3,000円、まなびの森の遊歩道に設置され老朽化の著しい木橋の更新が75万6,000円、コテージの汚水ます更新が79万2,000円、どんぐりころころ館浴室の膨張タンク更新と浴槽ミキシングの交換、それからラインポンプ更新など浴室配管系統の改修が186万9,000円で、修繕費合計が380万円となります。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  どうもありがとうございます。  課長、これ、リフレッシュパーク、昨今、毎年のように補修とか修繕とかやっておるんですけどね、その結果が出とるんかね。ちょっと最近のリフレッシュパークを見ておると、カブトムシの幼虫がたくさん大量に死んだとか、あれなんかはもう全国版で、ネットで物すごいしとるようなことを聞いたので、トップかなと思った。そういうようなことヤフーのあれで聞いたんですけど、これ、私は思うんですけど、全国的にリフレッシュパーク市川いうのがヤフーで出たら、これを逆手にとって、リフレッシュパークの課長がよく言われるPR的に使うように、逆にいい機会じゃないかと私は思うんですけどね。リフレッシュパーク、市川町のどのあたりにそんなもんがあるんやと、そういうことを思われる方が他県からも来るのではないかと思うんですね。そういうことを考えると、物すごく、リフレッシュパーク、今いい機会じゃないかと思うんですけど、できたはらいのリフレッシュパーク、すごかったですよね。課長はよう知っとってのように。河内口まで車、全然動きませんでしたよね。もう整理券持っていく、近隣の河内の人は皆、優先的な許可証を各一軒ずつ回すぐらいの渋滞で、河内口のあそこからリフレッシュパークまではもう車とまってもうた、渋滞で。物すごい人気やったわけやね。もう一度ああいうなにを盛り返していくのに、私はいいこれ、カブトムシがなくなった今なんですけど、いい機会じゃないですか。ヤフーで全国的にトップクラスの書き込みがあるということは、物すごこれPRになっとん違いますか。今はちょっと悪いほうへ行った。いろいろな意見があったらしいけどね。そこらはちょっと、課長、どう思うてですか。 ○議長(津田 義和君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  御質問にお答えをいたします。  先ごろかぶとむしドームの関係で、神戸新聞なり、あるいはインターネットなりで報道をされた関係につきましては、内容的にはリフレッシュパーク市川のイメージをどちらかというと損なうということであったかなというふうには思います。実際にリフレッシュパーク市川のほうでかぶとむしドームの関係にかかわっていただいている方々に聞き取り等を行いました結果、ちょっと言葉足らずであった部分とか、それから、報道ですので、どうしても全てを言ってはなく、一部をやっぱり割愛されて報道された部分もあって、ちょっと誤解もあったのかなということは思うんですが、内藤議員おっしゃるように、リフレッシュパーク市川という施設の名称がヤフーのニュースのほうにも流れたりして、認知度自体は高まったのではないかとは思いますが、内容的にはどちらかというとマイナスのイメージのほうがちょっと先走ってしまったかなというふうに思いますので、それは今度逆にプラスのほうに変えられるようにPRをしていきたいというふうに思っております。以上です。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  ちょっと質問の提出、後先になりましたけど、答弁が先に、と一緒になってしまいまして、申しわけございません。  近年、毎年修繕ばっかりで、余りええ方向へリフレッシュパークは行ってないような感じはするけども、やっぱり施設の将来を見据えた対策をぜひお願いしたいということで、課長、お願いできますか。 ○議長(津田 義和君)  内藤議員、質問は2番目の老朽化のほうの質問というふうに考えてよろしいですか。 ○9番(内藤 亘君)  済みません。ちょっと後先になりました。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  そしたらこの件はこれでよろしいいうことにいたします。  次の小・中学校及び町施設のエアコンの設置についてと書いておりますが、先ほど堀田議員の……。 ○議長(津田 義和君)  内藤亘君、先ほどの2番目の質問は、正式に答弁は要らないのでしょうか。老朽化の。 ○9番(内藤 亘君)  今、課長が答弁していただいたし、それでよろしいですけども。将来を見据えて頑張ってもらえればよろしいと思います。えらい済みません。  よろしいか、続けて。 ○議長(津田 義和君)  はい。 ○9番(内藤 亘君)  そしたらもう一度。  小・中学校及び町施設のエアコンの設置についてお尋ねをいたします。  先ほど堀田議員が質問されておりましたので、大体教育委員会の、課長の答弁は大体理解はできたと思っております。それで、ちょっと私なりに、これ、私、7月の中ごろからちょっと住民にアンケート、調べてみたなにがある。ちょっとそれを伺ってもよろしいか。  大体状況としては、各校共通な稼働条件いうのは、職員室、校長室、児童生徒の授業中及び活動中は使用していないと。コンピューター室、パソコン室、夏季のパソコン授業のみを使用していると。保健室は体調不良の児童生徒がいる場合のみ使用していると。そして各校の対応としましては、川辺小学校なんかは夏期補充学習時のみ、パソコン室、2、4、5、6年と特殊学級1、3年を使用していると。瀬加小学校にありましては、職員室以外に学年を割り当て、授業補充学習で使用している。甘地小学校は基本的には稼働させないで辛抱していると。鶴居小学校の場合はパソコン室を夏場は会議室として使用していると。そして1学期末における現状として、学校からの総合的な意見としては、7月10日から20日は、普通教室では扇風機2台を使用しても教室の温度が32度から38度ぐらいの授業を行うと。これは異常な暑さでございます。そして児童生徒の様子としては、川辺小学校で暑さから体調を崩す子がおり、授業中ぐったりしている子が多く、授業に集中ができていないと。甘地小学校では、1学期末は体調を崩す児童が多く、毎時間のように休憩時間になると顔面蒼白で保健室に向かう子供があったということですね。猛暑への対応としては、運動場での遊びや掃除も規制をかけて、外へ出ないように呼びかける放送を行った。児童が持参した水筒の水分では足りないので、用務員さんが大量のお茶を沸かして対応した。鶴居小学校は、水分補給のためスポーツドリンク持参を可とした。夏期補充学習期間は昨年までの徒歩から自転車も可能として暑さ対策を講じたと。市川中学では、夏休み中の部活動時に熱中症になった生徒のために保健室には常時エアコンをつけていると。これは総合的な点は出ておるんですけども、大体7月の10日から20日はどの学校も、私がアンケート、言われたことは、32度から38度ぐらいの中で授業をしたと、そういうように先生が答えてくれておりました。これは大体校長先生か教頭先生が全て答えてくれはったわけです。  3年の夏期講習は冷房設備の教室で実施していると。1、2年の補充は8時から9時半の間に普通教室で実施していますと。ちょっと早くしてたわけやね。  校長室は生徒の授業中、部活動中は原則我慢してつけていませんと。これは鶴居中学校かな、校長先生がそういうことを言われております。  そして甘地小学校になると、1学期の酷暑の際には体調を崩す児童も多く、毎時間のように休憩時間になると顔面蒼白で保健室へ向かう子供がありました。これはあっちもこっちも小学校であったというような感じではないか。現状はこういう感じであったと思います。  運動場での遊びや掃除も規制をかけ、外へ出ないように呼びかけ、放送を行ったと。水分補給、さっきのと一緒でね、子供が持参できる水筒の大きさは限度がありますので、用務員が大量のお茶を沸かして対応していますと。これにつきましては用務員の負担も大きいと。  授業は、ことしの7月半ばの暑さにさすがに参っている子も多く、補習も扇風機をフル稼働させ、その近くに児童を集めています。昨年までの徒歩で登下校を自転車も可としている。暑さへの負担を軽くしました。また、スポーツドリンクも持参オーケー。この程度でよろしいでしょうかという回答をもらっております。  こういう現状を見て、1基150万エアコンがするということで、44基一遍にかえると約1億かかると。課長、そういう答弁じゃなしにね、これ、私が思うに、保育所や幼稚園、恐らくエアコンついておるんですね。その子が小学校1年に入学してきますね。小学校5年生や6年生の子とは全然待遇が違います。初めて入った教室エアコンがなかったら、戸惑うというか、低学年の子はちょっと、そう思うんやけどね。こちらはやっぱし、今、町長が言われとったけども、44基一遍に交換するんやなしに、低学年から順番に、1年生、2年生だけでもかえていくような、順序立てていくほうが私はいいと思うんやけどね。一気にするということになってくるとやっぱり1億お金がかかるとなってくるからね、そういう臨機応変な考え方も行政側として、今、私が述べた内容を見ていると子供たち大変苦労していますね。先生も苦労しておられると。44基一遍にかえると1億かかると、金もまた国から補助もらわんなんと、それはわかるけどね、さっき堀田議員言われてましたやん。専決処分で低学年だけでも決めて先に入れたらいいんじゃないか、そういう考えも持たれたらいいかと思うんですけど、町長、どう思うてですか。 ○議長(津田 義和君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  内藤議員の質問にお答えしたいと思いますが、先ほど堀田議員のときにも述べましたが、学校としては、今回の災害的な暑さに対応するために、1基でもいいから入れてくださいという、そういう切実な願いです。先ほども言いましたように、この夏休み中に1基でもというふうなことも考えましたが、事実上、入札のこと、あるいはそれまでの期間のこと等を考えれば、夏休み中に無理と判断して、それでは、今言われましたように、例えば小学校の低学年だけとか、あるいは中学校の何年生だけとかいう、そういった導入の仕方もあったというふうに思います。しかし、苦しい財政状況の中でですが、国の補助金のつき方にもよりますけれども、やはりやるなら今回一気にやろうということで、段階的にやろうというふうには考えずに、一気にというふうに考えました。ただ、国の予算のつき方によっては、今回補正で1億ほど組んでますが、それが承認をされて、国の予算のつき方によっては今年度中にできなくて来年度にまたぐというようなこともあるかもわかりませんが、町の姿勢としては、全ての教室を対象にやりたいということで、段階的ということは今回考えませんでした。以上です。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  町長、ありがとうございます。  この件に関しては、最後に一つ、意見だけちょっと言わせていただきたいと思いますけど、44基一遍につけて1億かかるのであれば、少しは1台分の150万も安くなるんじゃないですか。正規の金額でつけんでも、44基も一遍に1億かけるんやったら、150万かけて、一気にかけて、少しでもやっぱり、変なことを言うかもしれんけども、少し安くしてもらうとかいうことも考えられると思います。  それと、これ地域によってやはりすごく差があると思うんやね。ちょっと私の身内で上郡の県立大の中等部へ入っとるんですわ。教室、エアコン、前と後ろに、両側に2つついとるんですね。そういう状態やからね。市川町のほうは、県とか市とかのほうのなにが、段差があるんかね。よく言われとんのは、20年までぐらいには入れてほしいというような、国のほうも言うとるしね、ひとつ頑張ってつけていただきたいと思います。  この件はこれで終わりにいたします。  それで、その関連というか、町管理の施設について、エアコンの設置状況はと書いておりますので、ちょっとお願いいたします。 ○議長(津田 義和君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  内藤議員の町管理施設のエアコンの設置状況についての御質問にお答えします。  先ほど答弁のあった小・中学校以外の町管理施設のエアコンの設置状況につきましては、役場庁舎、就業改善センター、保健福祉センター、老人福祉センター、リフレッシュパーク市川、文化センターにおいて、事務室や会議室、住民の方が利用される部屋などにエアコンを完備しております。  保育所、幼稚園、地域子育て支援センターにつきましては、現在、5施設31室中、空き教室、一部の遊戯室以外の26室に設置済みです。また、来年度からは認定こども園2園と地域子育て支援センター1園に集約し、全ての教室などにエアコンを完備します。  市川町公民館、岡部会館、笠形会館につきましては、事務室、会議室、談話室、和室等に設置をしておりますが、小学校当時にあった普通教室や図書室として利用していた部屋で、現在常時利用のない部屋などには設置しておりません。  また、スポーツセンター体育館、武道館、各小・中学校の体育館、学校給食センター共同調理所の調理室などにはエアコンを設置しておりません。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  そしたら、もう一つ災害で出てます、町の避難所に指定されている場所は特に空調設備が必要と思うが、今後の対応は。お願いします。 ○議長(津田 義和君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  内藤議員の町指定避難所における空調設備の今後の対応についての御質問にお答えします。  内藤議員の御指摘のとおり、7月の西日本豪雨や台風などで多くの人が厳しい暑さに見舞われながら避難生活を余儀なくされているテレビの報道等を見ていて、私自身も避難所の空調設備など環境面の改善の必要性を改めて認識したところでございます。  当町の指定避難所における空調設備につきましては、平成27年度に保健福祉センター、昨年度は老人福祉センターの空調設備を更新し、本年度、就業改善センターの空調設備を更新しております。  しかし、スポーツセンターの体育館や武道場、各小・中学校の体育館につきましては、設置の工事費、運用のコスト、今後の更新経費が多額に上ることから、現時点で全ての避難所に空調設備を設置することは困難であると考えております。  しかし、内藤議員の御指摘は、今後いつ発生するかわからない大規模な自然災害により長期間避難所を運営していく上において、環境面の向上は重要な課題の一つであると考えております。今後とも御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  課長、どうもありがとうございます。そしたらしっかりとした対応をお願いして、この質問は終わります。
     次に、以前にも同僚議員から質問がありました小・中学校及び管理施設のトイレの洋式化についてお尋ねをいたしますと書いております。小・中学校のトイレの洋式化はどれぐらい進んでいるのかお尋ねします。 ○議長(津田 義和君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  内藤議員の御質問にお答えいたします。  小・中学校のトイレの洋式化の現状についてお答えいたします。  小学校、中学校全て合計した数ですが、便器の総数が229です。そのうち洋式の便器数は80、洋式化率は35%となっております。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  最初にもちょっと言いましたけど、以前、同僚議員から質問がありましたが、これはもう四、五年前ぐらいから言われとったと思うんですけどね、今、35%いうのを聞いて、ちょっとがっかりしたような感じをしております。  次に行きますけど、洋式化に際し、低学年の児童への配慮、便器の大きさとか高さ等は考慮されているのか、そこらあたり、お願いします。 ○議長(津田 義和君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  洋式便器の規格ですが、全て標準タイプ、大人用の便器を取りつけております。  低学年の児童が使用するに当たり支障がないのか、町内の4小学校に問い合わせを行いました。先生によりますと、低学年の児童も自宅では大人用の便器をしているため、学校では特に問題はありませんとのことでした。ただ、他の町においては、低学年のフロアのトイレに便座の高さが標準より低い便器を導入している事例もありますので、今後、洋式便器を導入する場合にはよく研究を行いたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  課長、これ、洋式化の水栓で、1年生、問題ないって、問題あるでしょう。高さからいっても。小学校1年生や2年生の子が大人と同じ便器に座ってするのは大変と違うんですか。大体普通考えてみたら。そこらもよく考えて今の話やってほしいと思うんですけどね。やっぱし同じ感覚、低学年の小さい子供の対応いうことも考えないかんしね。先ほどエアコンの話、もういろんな話しするけども、やっぱり少し行政側も臨機応変な動きをせないかんのと違うんかと思うんやけどね。町内からいろんな苦情とか来る、そういうこともよくあるけどね、そういうことも大体今言うたような臨機応変な考え方で町に苦情に来てやろう思うんやね。なぜできんのやとかね。町側にしたらいろんな手続があるとか、それが何かもどかしいというか、私なんかから見たら。そこらを解消、頑張ってもらいたいと思いますわ。課長、よろしくお願いします。  町管理施設のトイレの洋式化はどれぐらい進んでいるのかお尋ねします。 ○議長(津田 義和君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  内藤議員の町管理施設の洋式トイレの設置率の御質問にお答えします。  小・中学校を除く当町公共施設のトイレ便器の総数は221基あり、そのうち洋式トイレは現在123基設置しております。洋式トイレの設置率としましては55.7%となっております。  ここ数年は、庁舎を初めとする各公共施設の老朽化に伴う大規模改修工事の際に洋式トイレへの更新工事を行っており、庁舎及び就業改善センターのほか、保育所、老人福祉センター、給食センターについては現時点で洋式トイレへの更新は完了しております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  そしたらこれ、その下の今後の導入計画はと書いております。町管理施設全部についてと。申しわけないですけども、もう一度お願いします。 ○議長(津田 義和君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  内藤議員の御質問にお答えします。  今後の導入計画なんですが、今現時点で入っていない公共施設につきましても、住民の方の利用が多い施設を優先に洋式トイレへの更新を進めていく予定としております。施設を利用される方の利便性の向上をさらに図っていきたいと考えておりますので、御理解と御協力をよろしくお願いします。以上です。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  課長、1点だけ。これ、町管理施設、順番にどういうふうにする。1番目、2番目ぐらいの頻度の高い、使用するところはどこなんですか。町施設の名前、2つぐらい上げてくれます。順番にすると今言われておりましたけども。 ○議長(津田 義和君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  内藤議員の御質問にお答えします。  現時点では具体的にどこというような計画はございません。今後、各課の要望等も聞いていく上で調整をしていきたいと思います。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  課長、これ、私が質問せなんだら、この件なんかは全然流れておるんですね。今の答弁聞いとったら。まだ検討してないという、それらを聞いたら……。対応と違うんですか。そこらはもう少し、課長も大変やろう思うんですけど、敏速に計画していただきたいと。このエアコンも私もどこまで信用していいんかわからんですわ。全部できるんか。そういうふうに頑張っていただきたいと思います。何事に対しても早期導入を検討していただきたいと思いますが、これをもちまして私の質問は終わらせていただきます。以上です。 ○議長(津田 義和君)  9番、内藤亘君の質問は終わりました。  暫時休憩します。なお、再開予定は11時5分といたします。      午前10時47分休憩      午前11時05分再開 ○議長(津田 義和君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、8番、中岡輝昭君の質問を許します。  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  議席番号8番、中岡輝昭です。議長の許可を得て、通告による質問を行います。質問が前後するかもしれませんが、よろしくお願いをいたします。  まず最初に、議案第44号について、平成30年度市川町一般会計補正予算(第2号)、50款教育費、10項小学校費、5目学校管理費、13節委託料232万5,000円、15節工事請負費7,050万円、50款教育費、15項中学校費、5目学校管理費、13節委託料97万5,000円、15節工事請負費2,750万円、学校空調設備設置事業に係る設計監理委託料と工事請負費であるということでございますが、今まで2人の議員の中にもこの空調設備のことについて御質問がありまして、幾分か話がわかりましたので、それ以外の点で一部質問をさせていただきたいと思います。  文部科学省は、本年4月、学校環境衛生基準を改定し、学校の教室における望ましい温度をこれまでの10度以上30度以下から17度以上28度以下に変更をいたしました。ことしの7月は特に猛暑であったのですが、小・中学校の教室はこの基準に適合していなかったと思われますが、どうでしょうか。お願いいたします。 ○議長(津田 義和君)  8番、中岡輝昭君の質問に対し、理事者の答弁を求めます。  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  中岡議員の御質問にお答えいたします。  中岡議員の御質問にありましたように、文部科学省が定める学校環境衛生基準が改正され、ことし4月1日から教室等の温度基準が従来の10度以上30度以下であることが望ましいから17度以上28度以下であることが望ましいと変わりました。  また、御指摘のように、ことしの7月の気温はほぼ全日が30度を超え、特に13日以降は35度を超える日が続きました。教室の温度は30度を超え、35度にも達する日があったと聞いております。文部科学省が定める望ましい温度を大きく超えていたのが現状でありました。 ○議長(津田 義和君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  基準を大きく超えておるということで、このたび空調設備を設置するという内容で補正予算が提案されております。各小・中学校、どのようなスケジュールで設置するのですかというような問いをしておりますが、堀田議員のときの答弁によりまして、現在、文部科学省から希望調査があり、きのう希望を出しておると、また、学校施設環境改善交付金の採択後に実施をしたいという話がございました。恐らく国は10月以降に臨時国会を開いて、そこで補正予算を提案してくると思われますが、採択後の実施となると、なかなか全て44基が一気に、事業としては30年度事業で行いますという説明でありましたので、学校の休みの土日、祝日とか、また冬休み、春休みを活用しての設置になるかと思われますが、その辺の、どれぐらいからどういう感じで設置を想定されているのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  中岡議員の御質問にありましたように、国の事業についてもいまだ不透明なところがございまして、予算的にもまだ確定していない状況です。ですので、町といたしましては44基を希望をいたしておるんですが、一部事業が採択されないということも考えられます。もしそのような場合には、残った分は31年度事業で行いたいと思います。その場合は、エアコン設置の優先順位を検討し、優先度の高い教室から設置したいと考えております。  また、事業が認められた件に関しては、いつぐらいに工事を行うとかいうことにつきましては、まだ計画ができていないような状況です。 ○議長(津田 義和君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  まだスケジュール的とか、細かい部分は未定ということでございますが、どちらにしましても、来年の夏には子供たちが快適な環境で勉学に取り組めるような体制を必ずつくっていただきたいと要望いたしまして、この質問は終わらせていただきます。  次に、災害ごみについてお尋ねしたいと思います。  本年は、この8月末から台風が20号、21号と立て続けに日本を襲い、また、北海道では大きな地震もございました。いつどこで災害が起こるかわからないこの現状の中で、7月の西日本豪雨では、災害ごみの処理が大変問題になったと聞いております。災害ごみの処理計画を作成していなかったため、仮置き場の選定など、ごみ処理をめぐり初動がおくれたケースがあると言われております。  市川町地域防災計画では、災害廃棄物処理計画の策定については、災害時の廃棄物処理を迅速に実施し、早期復旧に資するため、町はあらかじめ災害廃棄物の処理計画を定めておくとともに、平常時から仮置き場候補地のリストアップ、仮置き場における分別処理の運営体制について検討しておくとしております。  報道によりますと、計画を策定しているのは県内では11市町となっており、残念ながら市川町はその中に入っておりませんでした。事が起こってからでは初動のおくれが命取りになりかねません。今回のように岡山では道路脇に山積みになっていたのを報道で見ました。早期に計画を完成させ、災害に備えるべきではないのでしょうか。いかがでしょうか。 ○議長(津田 義和君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  中岡議員の災害ごみについての御質問にお答えいたします。  中岡議員御指摘のとおり、市川町地域防災計画では、災害廃棄物処理計画の策定について記載があるものの、町事業者、町民の役割や排出のルール、災害廃棄物の仮置き場の運営計画など、具体的な内容まで決めていないのが現状です。  また、災害廃棄物処理計画には、浸水想定区域などからごみ発生量の推計を行い、適切な災害廃棄物の仮置き場の候補地を検討する必要もあります。  このところの異常な豪雨や台風、大地震など、大規模な自然災害で大量に発生して問題となった災害ごみについて、処理計画を持つことが速やかな復旧・復興につながるということで、私自身、改めてその必要性を感じているところでございます。  今後、改定する洪水ハザードマップの浸水想定区域などを参考にしながら、また、県の指導、助言もいただきながら、早期の計画策定に着手をしていきたいと考えておりますので、御理解、御協力を賜りますよう、よろしくお願いします。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  早期に計画をつくりたいということですので、できるだけ具体的な内容で計画を策定していただいて、本当に豪雨、雨の場合は、特に台風が来たときなどは、上がればすぐに浸水して使えなくなった家財道具などは片づけたいというのが住民の心情やと思います。すぐに出されるということも想定されますので、本当に具体的なことまで細かく計画をしていただいて、すぐに対応できるような体制をとっていただきたいというふうに思います。
     また、新聞では市川町は人員不足を課題に上げておりました。その言いわけはやめたほうがいいと思います。30年度の全体の職員数が予算では135名、先日嘱託の人数も聞きましたが、50名以上の嘱託職員がおります。180名以上の人数で行政を運営しているわけで、この人員不足という言葉を使わないでいただきたいと思います。今まで人員不足をしてきたのもみずからでありますので、そういうことはやめて、基礎自治体としてしなければならないことというのはしっかりとやっていただきたいと思います。これ以外にも基礎自治体としてしなければならないこと、手のつけられてないこと等があるかもしれません。その辺はしっかり見きわめていただいて、本当に住民目線に立って、必要なことは全て対応していくんだという思いで対応に当たっていただきたいと思いますが、町長、いかがでしょうか。 ○議長(津田 義和君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  今、議員の御指摘の人員不足でという、これまでの突破工程表等のときに人員を減らしてきていう経過もあると思うんですが、それ以降、少しずつながらふやしつつ、現在の体制になっております。人数が少ないというのは、御指摘のように言いわけでしかないというふうに私も思います。しかしながら、職員の皆さんは本当によく頑張ってくれているという、これも私の率直な感じです。本当に体を壊すのではないかというぐらいな仕事量をこなしていただいております。そういった中ですけれども、言いわけになるようなことにならないように、今、議員の指摘、心に深くとめておきたいというふうに思います。ありがとうございました。 ○議長(津田 義和君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  今、町長が言われました。本当に住民目線でしっかりと対応をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。  次に、ちょっと飛ばしますけども、コミバス、買い物バスの件で御質問をしたいと思います。  現在、75歳以上の方に配布をしておりますコミバス、買い物バスの無料券について、対象になっておられる方は大変喜ばれておりますが、買い物バスはよく利用するけれども、コミバスは余り利用しないという方もいらっしゃって、そういう方の声として、どちらでも利用できる共通券にできないのでしょうかという声をお聞きいたしました。利用する方のことを考えて、共通券化することはできないのか。ぜひともしていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 ○議長(津田 義和君)  企画政策課長、尾花君。 ○(町参事兼企画政策課長)  中岡議員の御質問にお答えをいたします。  コミュニティバス及び買い物バスの御利用につきまして御意見を頂戴いたしまして、ありがとうございます。  現行の無料乗車券につきましては、75歳以上の方の外出を支援し、社会活動に参加する機会を持つことができるように、平成29年10月から当該年度内に御利用いただける無料乗車券、コミバス分24枚、買い物バス分24枚をそれぞれに御希望される方に交付をいたしております。  御質問の無料乗車券を、それぞれの分を共通券にできないかということでございますが、平成30年10月から市川町コミバスと福崎町コミバスの連携運行を開始するに当たり、市川町コミバスの利用料は200円から100円になり、買い物バス利用料は従前から100円ですので、コミバスと買い物バスの利用料金が統一をされます。そのため、来年4月からコミバス、買い物バス共通で御利用いただける48枚の無料券を交付し、御利用者のさらなる増と利便性向上に努めたいと考えております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  ありがとうございます。小さな声かもしれませんが、そういうふうに感じておられる方があるということで、それに来年度から対応していきたいという話でございます。本当に対象になっておられる方などは大変喜ばれるんじゃないかなというふうに思います。  また、福崎との連携を本当に楽しみにされている方もいらっしゃるようでございます。量販店、服とか家電とかというところもライフのところを回るというふうに聞いておりますし、ラ・ムーのところまで行くということで、量販店にも行く。また、ラ・ムーのところには医療機関もありますし、活動の幅が広がるということで、大変楽しみにされていらっしゃる方もたくさんあるように聞いております。本当に住民目線で少しずつでも喜ばれるような方向に考えていただけるように、また今後ともよろしくお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。  次に、国民健康保険の人間ドックの助成についてお尋ねをいたします。  特定健診の制度が始まって10年がたちます。健康の保持と病気の早期発見のために人間ドックを受診されておられる方がそれまでもありましたし、今現在も特定健診、がん検診を受けずに人間ドックを受診されておる方がございます。  現在の人間ドックの助成は1件8,000円の助成が行われています。神河町では2万350円の助成、福崎町では2万5,900円の助成と脳検査に2万1,000円の助成が行われているというふうに聞いております。一日ドックで受診した場合、公立神崎総合病院でお尋ねをいたしますと、胃バリウムで3万9,960円、胃カメラの場合はオプションで2,060円の追加というふうにお聞きをいたしました。約4万円程度の費用がかかるということでございます。せめて半額程度の助成ができないのか、その辺についてお尋ねしたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(津田 義和君)  健康福祉課長、前川君。 ○(健康福祉課長)  ただいまの中岡議員の質問にお答えをさせていただきます。  人間ドックの助成金について、せめて半額程度の助成ができないかとの問いでございますが、現在、当町においては、健康づくり推進事業の一環として人間ドック受診を奨励しており、県内の検査機関における3時間以上の人間ドックを受診された方に対しまして、年度につき1回に限り助成金8,000円を上限としています。ただし、検査料金が1万6,000円に達しない場合は、当該検査料金に2分の1を乗じた額から1,000円未満を切り捨てた額を助成金としています。  御指摘のとおり、近隣市町のほか、県内他市町との比較においては低い水準となっております。また、本年5月に開催いたしました平成30年度第1回国保運営協議会においても、協議委員の皆様に昨年度の県内主要市町の助成金の比較表をお示しさせていただき、今後の助成金の参考にさせていただくべく、御意見をお伺いさせていただいたところ、議員と同様の御意見を頂戴いたしました。助成の対象要件及び助成金の見直しを今後していこうと考えております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  今、見直しをしますということでありますが、見直しというのは、引き上げというふうに理解してもよろしいのでしょうか。 ○議長(津田 義和君)  健康福祉課長、前川君。 ○(健康福祉課長)  対象の要件というのが国民健康保険に加入をされている方及び年齢の要件を含んでおります。そのあたりのことも踏まえて、助成金の金額がやはり余りにも低過ぎるので、増額という方向で検討をしております。以上です。 ○議長(津田 義和君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  増額する方向でということでございます。国保と年齢ということでございますが、近隣市町では、後期高齢者、75歳以上の方についても助成をされておる、対象になっているというふうに載ってたと思うんですけども、その辺、75歳以上の方についての対応についてはどう考えられておるか、お願いしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  健康福祉課長、前川君。 ○(健康福祉課長)  後期高齢者医療保険のほうにつきましては、広域連合との関係もありますので、そちらとも協議をさせていただいて、今後、こちらに加えるかどうか、検討していきたいと思っております。以上です。 ○議長(津田 義和君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  検討するということでございますので、前向きな検討をお願いしたいと思います。  また、制度の周知について、行政懇談会であった声でございますが、病院の看護師さんに聞いて初めて知ったということ、また、知らせずに効果があるのか、また、怠慢ではないのか、住民に知らすべき内容を知らせていないという大変厳しい御意見がございました。しっかり周知をし、利用してもらえるような制度でなければならないのではないかと思います。周知についてもしっかりと行っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(津田 義和君)  健康福祉課長、前川君。 ○(健康福祉課長)  先ほどの議員の御質問にお答えをいたします。  制度の周知についての問いでございますが、人間ドック費用の助成制度につきましては、現在、ホームページには掲載をしておりますが、広報での掲載を今年度はできておりませんでしたので、10月の広報で周知を予定しております。  今後につきましては、ホームページや広報のほか、国民健康保険に加入の手続に御来庁いただきました方について、窓口にて御案内をさせていただくことにしたいと考えております。以上です。 ○議長(津田 義和君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  周知の機会をふやしていただけるということでございます。本当に住民の皆さんにとって利用しやすい、また、利用して喜んでもらえるような形で、体制、制度であってほしいと思いますので、周知についてもよろしくお願いをしたいと思います。  次に、最後になりますが、リフレッシュパーク市川の運営についてお尋ねしたいと思います。  現在の株式会社夢屋さんが指定管理者になって2年半になろうとしております。今まで、一番最初リフレッシュパークで事故がありましてから約1年休業しまして、その後、夢乃井さんが指定管理者として3年やられて、次の夢屋さんは今現在指定管理者としてお受けになってやっていただいておるんですけども、リフレッシュパーク市川指定管理者としての平成28年度、29年度の収支状況をお教えいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(津田 義和君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  中岡議員の御質問にお答えをいたします。  リフレッシュパーク市川指定管理者の夢屋さんに関しまして、平成28年度の収支状況についてまずお答えをいたします。  収入が5,378万4,000円で、支出も同じく5,378万4,000円、収支差額ゼロ円ということになっております。収入の主な内容につきましては、売り上げ等が3,551万5,000円、指定管理料が1,500万円、自己資金が326万9,000円となっております。支出の主な内訳につきましては、人件費が2,233万5,000円、光熱水道費が595万5,000円、業務委託料が589万1,000円、支払い手数料63万4,000円、公課費201万7,000円、備品購入費94万4,000円、消耗品費109万5,000円などとなっております。  次に、平成29年度の収支状況につきましても同じように、収入が5,624万7,000円、支出も同じく5,624万7,000円で、収支の差額は同じくゼロ円です。収入の主な内訳につきましては、売り上げ等が3,908万9,000円、指定管理料が1,500万円、自己資金が215万8,000円となっております。支出の主な内訳につきましては、人件費が2,263万8,000円、光熱水道費が442万2,000円、業務委託料が656万7,000円、支払い手数料が110万1,000円、公課費214万2,000円、備品購入費36万2,000円、消耗品費104万3,000円などとなってございます。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  28年度の自己資金が326万5,000円、29年度の自己資金が215万8,000円ということで、その分が赤字ということにはなるんだと思うんですけども、少し29年度は減っておるということになっているんですけども、夢屋さん、今現在の指定管理者について、運営、また営業等について、積極性が少ないのではないかというふうな声を聞くことがございます。指定管理者の選定時、夢屋1社からだけの応募やったというふうに聞いておりますけども、そのときのプレゼンテーションで運営に対して、また営業等に対して、独自の提案内容があったのかどうか、また、あったのであれば、その提案について、現在実施をされてきておるのかどうか、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  中岡議員の御質問にお答えをいたします。  指定管理の応募の際に夢屋さんのほうから提出されたリフレッシュパーク市川の管理運営に係る事業計画の中には10項目の御提案がございました。提案の内容は、1つ目が、広報紙、自作チラシ、ホームページなどの媒体の有効利用、2番目が、かさがた温泉せせらぎの湯とのコラボレーション、3つ目に、宿泊者へ近隣市町の旧所名跡を含めたPR、4番目に、神河町や朝来市の観光施設との連携、5番目に、秋祭り屋台見学ツアー、6番目に、高齢者の組織・団体や町内企業、スポーツ組織に地道な地域個別営業でPRをする。7番目に、商工会等への組織への加入、8番目に、市川町で開催されるイベントへの積極参加、9番目に、「笑いと健康」をテーマに年2回程度落語会を開催、10番目に、いろりレストランの活用と10項目です。  その中で、御質問にありましたように、実施をされているものに関しましては、1つ目の広報紙、自作チラシ、ホームページなど媒体への有効利用につきましては、広報いちかわへの掲載、チラシの作成、折り込み、ホームページの開設を行っております。3番目、宿泊者への近隣市町の旧所名跡を含めたPRについては、施設内にパンフレットを配置ということで行っております。4番目、神河町や朝来市の観光施設との連携については、共同チラシの作成やかぶとむしドームの入館券の配布等を実施しております。6番目の高齢者の組織・団体や町内企業、スポーツ組織に地道な地域個別営業については、高齢者団体、一部スポーツ組織への営業活動を行っております。7番目、商工会等の組織への加入につきましては、既に商工会及び観光協会のほうに加入をしております。8番目、市川町で開催されるイベントへの積極参加につきましては、市川町ゴルフまつり、鶴居のサツマイモ収穫祭、またひまりん朝市等へ出展をしております。9番目、「笑いと健康」をテーマに年2回程度落語会を開催ということにつきましては、平成28年度には2回開催をしております。29年度は夢屋の1周年感謝祭に1回開催をしております。10番目、いろりレストランの活用につきましては、窓からの風景をライトアップしまして、炭火を使った串焼き料理を提供しているということで、それぞれ実施をしていただいているところです。  一方、実施されていないものにつきましては、2番目のかさがた温泉せせらぎの湯とのコラボレーションにつきましては、平成28年度には1度共同イベントということで開催はしたんですが、継続をちょっとされていないということです。5番目の秋祭り屋台見学ツアーについては、これまでのところ計画及び実施はされておりません。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  10項目が提案されて、その中で多くのことが現在実施をしておるということでございます。せせらぎとのコラボということですが、せせらぎの湯についても多くの方が、今改修されてから多くの方が来町されているように聞いておりますので、その辺との積極的な関係を、民間ですので、いろいろ制約があるかもしれませんけども、働きかけて、もっとそちらから人が回ってもらえるようなことも、近いところにございますので、相乗効果を期待したいというふうに思います。しっかりと、今、3年目、半ばに来ております。5年の中の3年目ですので、非常に重要な年度であるかなというふうに思いますので、あと半年余りでございますが、今年度も多くの方にこれからも来場していただいて、活用していただけるような積極的な取り組みを、また、いろいろ打ち合わせ等もされておるいうふうに聞いておりますので、その中で提案していただき、リフレッシュパークが今後とも長く地域に愛され、しっかりとした運営ができるように望みます。よろしくお願いしたいと思います。  以上で私の質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(津田 義和君)  8番、中岡輝昭君の質問は終わりました。  次に、5番、正木幸重君の質問を許します。  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  議席番号5番、正木幸重です。議長への通告による一般質問をさせていただきます。  まず、子供の虫歯対策についてですけれども、昨年12月にこのことを質問させていただいたんですけれども、12月議会のときには来年度の予算措置がもう教育委員会のほうが終わってますということでございましたので、今回この9月議会で、これから予算組まれることでございますので、再度もう一度質問させていただきたい、このように思いまして、始めさせていただきます。  歯の健康づくり推進としまして、まず、兵庫県では、人生100歳時代を見据えまして、8020運動といいまして、80歳で自分の歯を20本以上保とうを最終目標に歯の健康づくりに取り組んでおります。そのためにも幼少のころから意識づけを行い、また、保護者の皆さんにも子供たちの成長する中での協力も大きな力になるのかなと、私はこう思います。  また、県ではライフステージ別の目標も上げてあります。乳幼児期、3歳児で乳歯の虫歯の本数をゼロにする。その中で、学齢期ですね、新しい永久歯が生えてくる12歳児で永久歯の虫歯の本数を1本以下にする。こういう目標を掲げて運動されておるわけでございますけれども、神崎郡の幼児、児童生徒の虫歯の状況は、12歳児で市川町では2.05本、福崎町では1.36本、神河町では0.91本、これは平成28年度データによるものでございます。神崎郡ではどの年齢、学年も虫歯のある子供の割合が県平均よりも高い状況であるという、そういうデータが出ております。  そこで、これは、神崎郡の管轄は福崎の保健所だと、福崎の保健所が、県の中から見ても数値が高いから、歯科医師会に対してそういう虫歯対策を何とかしてはどうかという、そういうお話が歯科医師会のほうにも回っておられて、歯科医師会ではこの10月から、屋形保育所の4、5歳児のクラス、園児の中でまた希望者にですけれども、フッ化物のコウザイを水道水に溶かして1分間のうがいを週1回行うという、聞いてみましたら、10月から3月に向けて、歯科医師会のほうから助成して、屋形保育所の中で4、5歳児のうちの希望をとられて希望者に行うという、そういうことも聞いております。そのやり方というのはいろいろあろうかと思うんですけども、やっぱり2歳児、3歳児、上を向いてうがいをしましたら飲み込むおそれもございますので、座ったまま、下を向いたまま、口の中で1分間ほどぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅやる。そういうやり方だと聞いております。  それと、兵庫県全体から見ましたら、神戸市の小学校なんかは毎日、週1回をしましたらきつい薬剤でやらなければいけないですけども、毎日やる場合は少々飲み込んでも大丈夫なぐらいなことでやっているということも聞いております。  そういう中で、本町といたしまして、フッ化物の応用としまして、子供たちに虫歯予防への取り組みを来年度の予算づけとしてはどのように考えておられるのか、お尋ねしたいと思います。
    ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君の質問に対し、理事者の答弁を求めます。  保健福祉センター所長、羽室君。 ○(健康福祉課参事保健福祉センター所長)  それでは、正木議員の御質問にお答えします。  保健福祉センターでは、子供の虫歯対策については、就学前の乳幼児とその保護者に対して歯科保健事業を実施しております。平成26年度中播磨圏域子供の歯科保健統計によりますと、1歳6カ月児、3歳児ともに虫歯有病者率が他市町に比べて高く、県平均をかなり上回っております。担当課としまして、この結果を真摯に受けとめ、歯科保健事業の重要課題としてさらに取り組んでいく必要があると考え、平成27年度からこれまでの取り組みに加え、2歳6カ月児歯科健診事業を予算化し、歯科医師による健診、歯科衛生士による保護者への仕上げ磨きブラッシング指導と希望者にのみフッ化物歯面塗布を無料で実施し、現在に至っております。  歯の健康は生活習慣と深い関係があると言われています。次世代を担う子供たちの歯を守るため、また、将来子供たちが生活習慣病になるのを防ぐためにも、より一層歯と口腔の健康づくりに関する普及啓発を行い、健康づくりの推進を図っていくよう努めてまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  教育長、山下茂樹君。 ○教育長(山下 茂樹君)  正木議員の御質問にお答えします。  市川町の子供の虫歯有病者率の高さ及び虫歯を持つ本数の多さは憂慮すべき状況であることは認識しております。平成28年度統計によりますと、市川町の5歳児の虫歯有病者のうち未処置が79.5%、12歳児、中学1年生の虫歯有病者のうち未処置が55.5%となっております。保育所、幼稚園、小学校、中学校では年度当初に歯科健診を実施し、お子さんの虫歯の状況を保護者宛てに通知し、虫歯がある場合、その治療を依頼しております。各学期末の保護者会で未処置の児童生徒の保護者に個別にその結果表を渡し、治療をさらに依頼をしております。市川町では中学3年生まで医療費の無料化を実施していますので、保護者の方に適切に対応していただけると未処置が減少するのではないかと考えます。学校園所では、虫歯にならないために、年間通して歯の磨き方や歯磨きの指導及び習慣化等について保護者や子供に啓発活動を行っています。  御提案のありましたフッ化物利用につきまして、市川町教育委員会事務局職員養護担当校長及び町の養護教諭で協議をいたしました。学校等で集団フッ素洗口、フッ素の入った液でブクブクうがいを実施しますと、保護者等から強制実施ではないかという苦情が出る懸念があります。また、実施の希望制にした場合も、一部実施に賛否両論が出る可能性があります。フッ素利用につきましては、学校という集団生活の場では実施が困難であると、そういうふうに判断をしております。  先ほど申し上げました治療未処置の児童生徒の保護者への依頼並びに学校での歯の磨き方や歯磨きの指導及び習慣化等についての保護者や子供への啓発活動を年間通して今後さらに徹底してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  教育長からの説明ではなかなかフッ素を取り入れるいうのは大変難しいというんですか、いろんな御意見があるという、そういう判断の中でですけれども、一応、私、先ほど申しましたように屋形保育所で10月から取り入れるということで、どれだけの希望者があるのか、その辺、実施されますので、そのデータもちょっと参考にしていただきたいな、このように思います。  それと、今、教育長からお話があったんですけども、これは個人的な歯科医師からのお話なんですけども、校医さんらが、担当、見に来ていただいている方と思うんですけれども、少数の子供ですけども、見ましたら、もう全部やられているんや。これはその子供のことで数値がぐうんと上がってしまうと。それは、今、教育長がおっしゃったように、子供医療無料化でやっておるんですけども、保護者の方が連れていってないというんですか、原因は、そういうところがございますので、先生と保護者とのデータの確認というんですか、その辺のところはやっぱり徹底していただきたいな、このように思います。  そういうことで、予算づけはなかなか難しいようなお話だったんですけれども、今申しましたように屋形保育所が10月から実施されるということでございますので、ぜひともその辺のデータをとられてまた考えていただきたい。私、民生教育常任委員会のほうと違いますけども、その議員さんらにまた報告しておきますので、その辺のほうにも随時報告していただければありがたいなと思います。  これをもちましてこの件は終わらせていただきたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  質問の途中ですが、暫時休憩します。なお、再開予定は午後1時といたします。なお、この間に昼食といたします。      午前11時56分休憩      午後 1時00分再開 ○議長(津田 義和君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  午前中に続きまして、午後からの部を始めたいと思います。  2番目の質問事項なんですけれども、部落差別解消推進に向けた条例制定についてなんですけども、これも昨年の12月にちょっと質問したんですけども、それから、昨年の12月にたつの市が部落差別解消推進法の条例を制定されたという大きな報道がされまして、全国で初めて市町村において制定されたということで、それに伴いまして、時間も経過してきておるんですけれども、本町において、この問題、どういうふうに考えておられるか、そしてまた、条例制定に向けての考えをお尋ねしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  正木議員の質問にお答えいたします。  昨年12月議会において正木議員より条例化に向けた御質問をいただきました。その後、神崎郡内3町の人権担当課長、人権指導員等による意見交換を2度行っております。この中で出された意見として、3町で情報交換し、共通認識を持って検討していく。条例の制定を行ったたつの市の動向を注視していく。兵庫県下を初めとして、全国の市町の条例化に向けた動向を見ていくなどの意見がありました。  たつの市は、昨年12月にたつの市部落差別の解消の推進に関する条例を制定されました。平成30年度はこの条例に基づき施策を展開されております。条例の制定によりどのような施策を実施し、どのような成果があったかをよく見ていきたいと考えております。条例の内容について、よく検討を行いたいと思います。以上です。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  今の、課長、12月の議会で3町で同時に発表できたらいいのにねというお答えは聞いておったんですけども、あれから時間がたちまして、私もいろんなところに勉強会なんかに行ったところで聞きますのに、たつの市が部落差別解消推進条例ができたその過程というのは、この市川町に、2年前に姪が市川町の人と結婚するのにということで、この役場に、市川町に部落というのがどこにあるんや、教えてくれいうて来られた。その人はうそをつかれて、相生市から来たんやいうことで、当時、相生の教育委員会との懇談会も持たないかんなという話されてたところを、ちょうど調べた内容でたつの市の方やということがわかって、そしてたつの市としまして、前の市長さん、同じ村の方が、市川町に来られたいうのはね、そういう方やったということで、市を挙げてこのことに対して研修として取り組まんといかんなということが行われたという、そういう話も聞いております。そういう過程からこういう解消法ができていったという中で、当時、議員立法でこの条例をつくっていこうじゃないかという機運が盛り上がったいう話を聞いておりますけれども、市側としましては、それはちょっとなにの悪い話やから、市がやっぱりつくるということで、積極的に進んでいったという、そういう過程、お話は聞きました。  そういうところ、たつの市の条例のできてる中で、第8条の中で、審議会を置くことが記載されているという、そういうことも聞いておりますので、本町としては、そういう具体的に、それは来年には予算化もしないと審議会できませんわね。この法律は予算のついてない法律ですけれども、そこらは各市町がどういうふうに持っていくかというのは今後の課題として教育委員会はどのように考えておられるのか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  正木議員、今の御質問にありましたように、たつの市におきましては、その条例において審議会をつくるということになっております。当然市川町で条例化するということになりましたら、内容の中にそのような審議会というものも検討していきたいというふうに思っております。ただ、それは条例によって規定するものであろうかと思いますので、ただいまの時点ですぐに審議会をということは、今の時点では考えておりません。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  今、私、話しさせてもらいましたように、市川町にたつのの方が訪ねてこられたという、そのところを、今度10月の13日に集会がございますね。その中の第3分科会で、部落解放入門という第3分科会でそのことを詳しく発表いたしますので、議員の皆様、また区長の皆さんも時間ありましたらお運びいただきたい、このように思います。  それと、12月1日の、また議員さん、また区長さん方にも御案内が行こうかと思うんですけれども、近畿大学の奥田先生の、この条例制定に関しての今後の進め方というんですか、課題というんですか、そういう方面でもお話があろうかと思いますので、ぜひとも皆さん関心を持っていただきたい、このように思っております。  今の同僚議員のお話の中で、健康診断の件でももっと広めていかんといかんいう、そういうことのお話がありましたのと同じじゃないかと思いまして、やっぱり啓発、皆さんにこの件を理解していただくというんですかね、昔のテレビ見てましたら、私、たばこを吸うんですけども、今、吸わない方たくさん、議員の中でも吸わないような人、たくさんおられますけども、昔の古い映画見てましたら、刑事ドラマなんか見たらすごいたばこ吸っているシーンがどんどんありましたけども、今はそういうシーンがなくなってきましたね。そういうのと同じじゃないかなと思いますので、それは意識的に、たばこ吸ったらいけないいう罰則的なものはないけれども、みんなの意識がそういう社会をつくってきているというのと同じじゃないかなという気がいたしますので、今後に向けて、3町合同で出されたら幸いかなと思いますけれども、市川町だけでも進んで条例に向かって、一日も早い制定に向けてのことをお願いしたいと思いますけども、答弁ございますか。 ○議長(津田 義和君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  今、正木議員もおっしゃったように、法律についてのまずはPRということが大切かと思います。皆さんに知っていただくというのが大切かと思います。教育委員会では、部落差別の解消の推進に関する法律につきまして、啓発のチラシを作成いたしまして、全戸に配布もさせていただきました。また、いろんな会合ですとか大会ですとか、また事あるごとにPRを行っていきたいと思っております。以上です。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  要望といたしまして、民主化推進の協議会がございますね。2016年度に障害者法と、それからヘイトスピーチ法、そしてこの部落差別推進法が、この3法が、人権三法ができたんですけども、民主化推進協議会に教育委員会からお願いしてほしいのは、やはりその辺のことをもうちょっと住民にアピールできて、もっともっと積極的なアピールが欲しいなと、このように思います。これは要望としてお願いしておきます。  以上で2番目の項目はこれで終わりたいと思います。  続きまして、下水道関係の件に触れていきたいと思います。  南部処理区のほうで28年度末に本町の生活排水処理率は75.4%に達しているということで、これは兵庫県下で申しますと41市町中40位であるという、そういうデータがあるんですけれども、それによって平成40年の末までには生活排水処理率を99%にという大きな目標で臨んでおるんですけれども、下水道南部処理区の中で、個別処理区域の件で、合併浄化槽を設置するに当たり、5人槽と7人槽、10人槽とがあるんですけども、町当局で浄化槽設置に対する補助金も考えていただいておるんですけれども、浄化槽を設置するに当たりまして、今の現状を申しますと、田舎ですから家が大きいんですね。5人槽では130平米未満、坪でいったら39.4坪ですか、7人槽ではそれ以上でないといけない。10人槽の場合は2世帯で、両方、親と子が一緒に住んで、台所、風呂が2つあるのは、一緒に処理するのは10人槽以上でないとという、そういう設定になっておるんですけれども、家の床面積は大きいんですけども、住んでいる世帯数というのがひとり暮らし、それから夫婦お二人、老夫婦お二人、多くて3人、それぐらいなお住まいされているのじゃないかと思うんですけど、今のこの基準でいけば7人槽以上でないとそれに適しないというような、そういう状況なんですけども、どうですか、その辺。担当課長、きちっと決まっているんでしょうか。それともちょっとその辺は控除があるのかないのか、その辺をお聞きしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  下水道課長、後藤君。 ○(下水道課長)  正木議員の御質問にお答えをいたします。  浄化槽の設置につきましては、市川町においては、浄化槽を設置しようとする者は、兵庫県知事に届け出をしなければなりません。浄化槽については、建築基準法における設備の容量及び寸法に係る規格において、浄化槽の処理対象人員の算定方法は、日本工業規格、建築物の用途別によるし尿浄化槽の処理対象人員算定基準に定めるところによるものとされております。  正木議員の言われる5人槽、130平方メートル未満、7人槽、130平方メートル以上、10人槽、2世帯住宅で両方に台所、お風呂があるの規格でございます。  この算定基準にはただし書きがございまして、建築物の使用状況により、類似施設の使用水量その他の資料から明らかに実情に沿わないと考えられる場合は、当該資料などをもとにしてこの算定人員を増減することができるとされております。  兵庫県におきましては、兵庫県浄化槽指導要綱に基づき、5人槽、150平方メートル未満、7人槽、150平方メートル以上に20平方メートル緩和されております。  浄化槽の延べ面積の要件については、建築基準法による日本工業規格に基づき、兵庫県浄化槽指導要綱に定められているとおりになります。  町の補助金につきましては、市川町の浄化槽設置整備事業補助金交付要綱に基づき、設置された人槽区分に応じた補助金を出させていただいているところでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  課長の説明では、兵庫県の認可が必要ということで、県の今説明を受けたわけですけど、その中で、今お話にあった中で、やはり実態に応じて、水の使う量とか、その辺の、ひとり暮らしとか、その場合は基準があるんですけども考慮されるということですね。ちょっと確認にもう一度その辺をお伺いしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  下水道課長、後藤君。 ○(下水道課長)  先ほどの御質問にお答えをいたします。  浄化槽の設置につきましては、県の浄化槽の指導要綱に定められているとおりということになりますので、ただいまの現状では、5人槽では150平方メートル未満ということになりまして、150平方メートル以上になりますと7人槽ということで、日本工業規格よりは20平方メートルの緩和がされているというふうな状況が今の現状では適用されているということになります。  ただ、先ほど正木議員がおっしゃられたとおり、日本工業規格のただし書きにも、建築物の用途別によるし尿浄化槽の処理対象人員算定基準には、そういう明らかに実情に沿わないと考えられる場合は、資料などをもとに算定人員を増減することができるというふうにされていますので、市川町におきましては、住宅の建築面積の状況でいきますと、旧来の住宅にとりましては2世帯と想定した建築であったり、そういった状況もありますし、居住者の状況を考えますと、子供さんはもう転出されて、1世帯の2人というふうな状況も考えられます。そういった状況のほうを県のほうにも要望をしておりまして、ただいま浄化槽の設置届が出される所管事務所の西播磨県民局のほうにこれまでの推進協議会の意見ですとか住民説明会の意見ですとか、そういった意見を伝えておりまして、実情に合った人槽決定をしていただくように要望のほうはさせていただいておりますけれども、今の現状としては要綱のとおりというふうなのが現状かと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  課長、説明よくわかりました。  私、インターネットで引き出してきたら、130平方メートル以下、以上のところを県では150平方メートルの基準まで上げていただいておるということなんですけども、御承知のように、田舎の家の延べ面積にしましたらね、大体もう7人槽にかかってしまうんじゃないかなとあるんですけれども、やはりそこはこの設置される方の希望とか、その家の将来像を考えてつくられると思うんですね。そういう意味で、5人槽を7人槽でいかなければいけないところをやはり5人槽でいきたいんだというところはね、ぜひともそれに合わせていただきたいなと思うんです。それによって町当局も補助金の場合も5人槽と7人槽と大分違ってきますのでね、金額的にも、町も助かりますし、設置される方も後の維持管理の点からも少なくて済むというんですか、メリットが出てくるんじゃないかと思いますので、ぜひともその辺のところは県の基準がこうやからこうでないといかんねんということじゃなしに、ちょっとその辺は憂慮のことも考えていただきたいと思うんですけど、町長、この点について、町長の考えをお聞きしたいと思うんですけども。 ○議長(津田 義和君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  今、南部処理区で個別処理区のところにつきましては、合併浄化槽でということになってまして、今、議員が指摘のように、田舎のうちの150平方メートル以上でひとり暮らし、2人暮らしの家庭もたくさんあるのかなというふうに思います。その場合、面積で何人槽が決まりますので、150以上の場合は1人2人暮らしでも7人槽を入れなければならないという、それはおかしいのではないかということについては、南部処理区の推進協議会の中でも指摘がありました。私も実情からしてそれはどうかなというふうには思っております。先ほど後藤課長が申しましたように、そういったことについて、県のほうにもそういった意見について述べさせていただいて、やはりこれは検討していただかなければならないのではないかというふうなことは申し上げているんですが、町としては、県の認可を受けて入れなければなりませんので、個々に町にこういう状況だということで説明があった場合、そういう書類も添えて県のほうにも話ができるという先ほどの答弁もありましたので、そういうふうにしていただければと思うんですが、できればやはり実情に合った、そういう入れ方にぜひしてほしいものだという私としては希望があります。そのことについてはまた課長等を通じながら、私もまだ県の担当者と実際には話はしてないんですが、ある機会では立ち話的なそういう話もしているんですけれども、そういったことについては担当者にも何かの機会にはお伝えもしていく必要があろうというふうに思いますが、現状ではその規定に従っていかざるを得ないかなというふうに思っております。  くどくなりますが、個々の分につきましては、実情を担当課のほうに相談をいただければ、また県のほうとも相談するのではないかというふうには思っております。ちょっと要領を得なかったかもわかりませんけれども。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  町長、今の現状の話をしていただいて、ありがとうございます。  やはりこれから、県は建物が大きかったらまた膨れるんじゃないかという、そういうことも考えてそういう基準が決められていると思うんですけども、これから人口がふえるということはそんなに考えられない。それは個々の中にはそういう想定でうちは7人槽をつくるんだという方もいらっしゃると思うんですけどね、現状を聞きますのに、大きくやはり家の延べ面積は基準以上ですけれども、浄化槽は設置はちっちゃいのでつくりたいという、そういう希望は聞きますのでね、それに、今、町長のお話にありましたように、担当課もぜひともそういうのはきちっと捉えて、県とお話しして、市川町の負担の少ないほうがいいんじゃないかと私は思いますし、また、南部のほうの区長さん方の言い分は、そういう補助金が余ってくるんやったら用水路のほうに使ってほしいというような希望もございますので、申し添えて、この件は終わらせていただきます。ありがとうございました。  それから、一般会計の補正予算の中で、教育費の学校公共設備事業の設置に係る件で、各同僚議員のほうがお聞きになられましたので省かさせていただいて、単刀直入にちょっと聞きたいんですけれども、空調設備というのは、これは上から空調がかかってますね。どのようなクーラーを設置されるのかをお尋ねしたいと思います。
    ○議長(津田 義和君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  エアコンの形ですが、ここにあるような天井埋め込み式ではなくて、機械を天井からつり下げ式のものを考えております。それが一番工事がしやすいのではないかと思います。近年、市川中学校の教室にクーラーをつけたんですが、やはり同じようなつり下げ式のものでつけております。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  もちろん容量の大きな動力式でやられるわけでしょうか。そんな100ボルトのコンセントじゃないんでしょう。その辺のところはわかりますか。 ○議長(津田 義和君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  済みません。私も電気設備のちょっと構造とか、詳しいところまではわからないんですが、私、市川中学校の教室、今クーラーついている教室で実際会議等を行ったことがあるんですが、7月に、十分クーラーのほうはきいております。今回、今、市川中学校につけておるものに準じた機械をつけようと考えてます。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君。 ○5番(正木 幸重君)  私の質問はこれで終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(津田 義和君)  5番、正木幸重君の質問は終わりました。  次に、10番、髙橋昭二君の質問を許します。  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  議席番号10番、髙橋昭二です。議長のお許しを得まして、通告によります一般質問をさせていただきます。  それでは、議案第44号、平成30年度市川町一般会計補正予算(第2号)について質問をします。  40款土木費、10項道路橋梁費、10目道路改良費の工事請負費、補償補填費及び賠償金関係の説明を求めます。 ○議長(津田 義和君)  10番、髙橋昭二君の質問に対し、理事者の答弁を求めます。  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  髙橋議員の御質問にお答えいたします。  40款土木費、10項道路橋梁費、10目道路改良費の工事請負費、15節工事請負費500万円の補正につきましては、県が計画しております二級河川振古川改修計画の中で、下中島橋直下にあります下中島頭首工を撤去し、その代替工事として振古川左岸のといかけ用水路の断面を大きくする予定としております。  しかしながら、本年度、町道甘地千原線の拡幅工事を実施することから、同時施行が不可能となりまして、町道拡幅工事の中で県工事の立替施行の必要が生じたことによる補正でございます。  なお、立替施行分の工事費につきましては、補償費として県から納入していただく予定になっております。  その次に、40款土木費、10項道路橋梁費、10目道路改良費の工事請負費、22節補償補填及び賠償費450万円の補正につきましては、町道甘地千原線の拡幅工事に伴う電気設備の移転補償3本分の補正となっております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  ありがとうございます。私、質問しましたんは、ちょっと場所等わからなかったので確認しました。頭首工の立てかえ工事いうんですか、この分、了解いたしました。  450万の電気工事いうのは、内容をもう少し説明できますか。ちょっとわかりにくうて。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  髙橋議員の御質問にお答えいたします。  補償補填及び賠償費の450万円でございますが、町道甘地千原線の拡幅工事によりまして道路を拡幅することに伴って、町道沿いにある電柱を移設する移設の補償費になります。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  了解いたしました。以前は補償関係は、関電とか電話局、NTTですか、そういうものは、移設に伴う分は無料だったように思いますけども、随分関電にしろNTTにしろ、薄情になったと思います。  これは、補助金関係は、単独工事ですか。その辺ちょっと少し。 ○議長(津田 義和君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  髙橋議員の御質問にお答えします。  その前に、ちょっと少し移転関係のことについて述べさせていただきます。  平成15年3月28日に関西電力とNTTのほうと自治体とのほうで協定が結ばれております。今まで道路区域内にあったものを道路区域外に移設するものにつきましては、電力会社、NTT、電話会社のほうが100%を、移転補償費を出すと、道路区域外から道路区域内に移転する場合は2分の1ずつ、道路区域外にあるものを道路区域外に移設するものについては自治体のほうが100%を持つような協定が結ばれております。  それと、先ほど言われた工事費のほうにつきましては、町の単独事業ということになります。以上です。 ○議長(津田 義和君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  丁寧に説明していただきまして、ありがとうございます。  この件については以前から各議員が要望等の質問をされた場所だと思っております。早期に工事を進め、完了、また振古川の改良を進めていただきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。  続きまして、50款教育費、10項小学校費、5目学校管理費、同じく中学校費の関係で補正予算の内容を、説明は、さきの議員からいろいろございましたので、私なりに質問をしたいと思います。  この夏は記録的な猛暑がありました。学校における暑さ対策は早急に行うべきだと私も考えております。その中で、内閣官房長官がエアコン設置のための補助金を検討すると述べられたことを私認識しております。その中で、文部科学省のほうから内定が来てないけれども、予算化をされるということでお聞きしました。私が質問をいたしますのはその中身でございます。国、県支出金、地方債その他、財源内訳をわかっている範囲内で説明願いたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(津田 義和君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  髙橋議員の財源内訳についての御質問にお答えします。  まず、小学校費の学校空調設備設置事業の予算額7,282万5,000円の財源につきましては、国庫補助金、町債である学校教育施設等整備事業債及びふるさと市川応援基金繰入金を充てることとしております。  1つ目の国庫補助金の学校施設環境改善交付金は1,508万9,000円計上しております。補助率については、国基準による配分基礎額の3分の1となっています。  2つ目の町債の学校教育施設等整備事業債は2,430万円計上しております。この町債につきましては、充当率が75%で、そのうち交付税算入率は30%となっております。  3つ目のふるさと市川応援基金繰入金につきましては、学校教育の充実のために事業費から国庫補助金及び町債を除いた町負担額3,343万6,000円に対し3,340万円を充当することとしております。残額3万6,000円は一般財源となります。  続きまして、中学校費の学校空調設備設置事業の予算額2,847万5,000円の財源につきましても、小学校費と財源項目は同じです。1つ目の国庫補助金の学校施設環境改善交付金は648万円計上しております。2つ目の町債である学校教育施設等整備事業債は1,040万円計上しております。3つ目のふるさと市川応援基金繰入金は1,150万円を充当することとしております。残額9万5,000円は一般財源となります。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  ありがとうございます。国、県支出金、これは交付金ということで、国庫補助金じゃなしに交付金ということを認識しております。そのあとの地方債75%のうちの30%は交付税措置があるということで、わかりました。  私は、このその他は何だったんか、ちょっとわかりにくかったんですけど、今、ふるさと市川応援寄附金だということで認識しました。大変この事業がたくさん皆、全国からの協力でこういうことに使えるということで、ありがたいなと思います。そういう点もこれからも力を入れていただきたい。市川町に、やはり財源少ないので、皆さん方も頑張っていただきたいと思います。  この件、よくわかりました。ありがとうございます。  続きまして、2点目ですが、平成29年度決算概要について質問をいたします。  平成29年度決算概要並びに主要な施策の成果に関する説明がありますが、衛生費の予防費の取り組み関係を詳細説明をしていただきたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  保健福祉センター所長、羽室君。 ○(健康福祉課参事保健福祉センター所長)  それでは、髙橋議員の御質問にお答えします。  平成29年度決算概要の68ページから72ページに記載しております内容について、補足をしながら御説明をいたします。  議員御指摘の予防費の予算は、健康増進事業、食育推進事業、予防接種事業、自殺対策事業の4つの事業の経費として執行しております。  1つ目の健康増進事業につきましては、おおむね30歳以上の住民の皆様を対象とした特定健診、がん検診を実施しており、平成29年度からは胃の健康度をチェックする胃ABC検診と骨粗鬆症検診を導入いたしました。特定健診を受診された方で必要な方には特定保健指導も行っており、生活習慣病や健康に関する正しい知識の普及を図る健康づくり講座等を実施しております。  そのほかのサービスの御提供といたしまして、特定健診と大腸がん検診をセット受診された方には大腸がんの検診料を無料に、また、40歳から60歳までの節目年齢の方には胃がん検診無料クーポン券を配布しております。住民の皆様の経済的御負担を軽減することによって、まずは受診していただける動機づけとなるよう工夫しました。  乳がん、子宮がん検診においても、対象の方に無料クーポン券を配布しております。  当町が実施する乳がん検診の受診方法には、検査器材を搭載している検診車を保健福祉センターに配車し受診する集団検診と、当町と契約をしている医療機関で受診する個別受診があります。当町と契約をしていない医療機関での受診も可能としておりますが、立てかえ払いをしていただいてから払い戻し請求をしていただくことで、検診料の一部助成をいたしております。このたび医療機関の検診料の実情に合わせ、助成額を3,000円から4,000円に引き上げて見直しをしております。  また、子宮がん検診の受診方法につきましても、乳がん検診と同様に、検診車での集団検診と当町と契約をしている医療機関で受診する個別受診があります。子宮がんは、これまでこのどちらかの方法でしか受診できませんでしたが、受診する医療機関を自由に選択でき、かかりつけ医のもとで住民の皆様に安心して受診していただけるよう、平成29年度からは当町と契約をしていない医療機関での受診も可能とし、乳がん検診と同様に、払い戻し請求をしていただくことで受診料の一部を助成する事業を新たに実施しました。  2つ目の食育推進事業につきましては、各種料理教室を通して生活習慣病の予防と改善に向けた取り組みを進めてまいりました。また、食の安全性や公衆衛生について学習する教室も実施しました。  3つ目の予防接種事業につきましては、感染症拡大防止を図るため、予防接種法で定められている各種定期予防接種のほかに、高齢者肺炎球菌ワクチン、おたふく風邪ワクチン、妊婦さんを風疹ウイルスの感染から守り先天性風疹症候群の発生を防ぐ風疹ワクチンの任意予防接種の費用助成をいたしております。  4つ目の自殺対策事業につきましては、年々深刻化している自殺を未然に防ぐための対策として、心の健康づくりを推進する講座を実施し、自殺原因の約3分の1を占める鬱病の予防啓発を推進しました。  以上の4本の柱を掲げて事業を実施しておりますが、当町が目指している自分の健康は自分で守るという自身の健康管理の自立を実現させるためには、まだまだ課題が山積みとなっております。課題を分析し、住民の皆様が主体的に健康づくりに取り組んでいけるよう、引き続き努力をしてまいります。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  非常に丁寧に説明をしていただきまして、ありがかとうございます。  乳幼児から高齢者まで、早期に発見するためには、総合健診が必要であると私は思っております。今説明していただいた事業を行うことにより、医療費の削減、また保険料の軽減につながると私は思っておりますので、これからも頑張ってください。よろしくお願いします。  3点目でございます。障害者雇用問題について質問をいたします。
     障害者雇用促進法により、身体障害者及び知的障害者について、一般労働者と同じ水準において常用労働者となり得る機会を与えることとし、常用労働者の数に対する割合、障害者雇用率を設定し、事業主等に障害者雇用率達成義務を課することにより、それを補助するものであると私は認識しております。  そんな中で、最近、各省庁で障害者雇用の水増し問題が報じられておりますが、我が市川町の現状はどうなのか、その辺をお聞きしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  髙橋議員の質問にお答えします。  国及び地方公共団体は、障害者の雇用の促進等に関する法律に基づき、毎年6月1日の障害者雇用の状況を厚生労働大臣に報告しなければならないこととされております。毎年の報告に当たりましては、国の示すガイドラインに沿って行っており、報道にありますような水増しなどはございません。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  私、ほっとしました。市川町も同じようなことをやってるんかなと思うて心配しとったんですけども、やっぱり基準以上の体制をとって、そういう人権差別、これをなくすためのやはりリーダーとしての市川町になってほしいと思いますので、これからもよろしくお願いしたいと思います。  続きまして、4点目でございます。復旧対策について質問をいたします。  昨年8月の大雨により被害を受けた山腹崩壊箇所の復旧対策についてはどのように考えているのかということで質問をしておりますが、少しつけ加えたいと思います。  具体的に申し上げますと、東川辺地内でございますが、山裾に大型土のうが多く積んであるところがございます。そこは昨年の8月集中豪雨に山腹崩壊で流出した土砂をとめるための大型土のうの設置でありました。最近現場を見てみますと、その土のうがいっぱいになっております。いっぱい土砂がたまっております。大規模な土石流の現象かもしれないと思います。復旧対策については町としてどのように考えているのかをお聞きしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  髙橋議員の御質問にお答えをいたします。  昨年8月18日未明の大雨により発生をしました山腹崩壊箇所の復旧対策について、その対応状況とあわせてお答えをしたいと思います。  昨年の被災当時、一時通行どめとなるなど、車両等の通行に支障を来しておりました町道浅野小畑線の浅野の山腹及び町道河内線の河内口の山腹につきましては、今議会の提案日に即決をいただいたとおり、建設課のほうで公共債による災害復旧工事が行われ、いずれの工事もほぼ完了をいたしております。  それ以外の山腹崩壊箇所につきましては、先ほど議員のほうからも報告のありました箇所も含めまして、兵庫県の担当者に現場を見ていただいて、事業採択の可能性があるものについて、県の単独補助治山事業による山腹工として要望を出しているところでございます。この事業につきましては、事業費の9分の6が県の負担、9分の2が町の負担で、残り9分の1が地元負担となります。  平成30年度におきましては、要望を出した箇所、12カ所あるんですが、今のところ全て採択のほうはされてはいないという状況です。議員が先ほど申された東川辺の場所なんですけれども、前に被災をし、その後、大型の土のうを積んで土砂の流出を、現場のほう、防ぐ形をとられているんですが、改めて土砂のほうが、またそれ以降の大雨なりことしの台風なりで土砂がさらに流出してきた分がそこにたまっているという状況になっているかと思います。県の担当者のほうにも現状のほうを以前に見てもらった段階からまた若干変わっているというようなことも報告をしておりますが、状況的にはまだ採択というような形には至っていないのが現状でございます。  今年度につきましても、補助県単治山事業としまして、引き続き要望のほうは出させていただいております。早期の事業実施を目指していきたいというふうに考えてはおります。  また、これら県単補助治山事業の要望箇所の中には、当該箇所もそれに含まれるんですが、該当する山林を保安林指定することによって、治山堰堤を設置するタイプの県補助率100%の県単治山事業として取り組むことができるということですので、県の担当者の指導を受けながら、山林所有者と協議の上で別途要望することも今後検討していきたいというふうには考えております。以上です。 ○議長(津田 義和君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  課長の答弁は、本当に現場を見たんかいう気持ちが、それでただ県のほうへ言っているだけ、がっかりいたしました。その現状が土のうを積んだ当時と変わってなかったら、私、こんなこと言いません。もういっぱいになっとるんですね。これ、現象が起きているとこいったら最優先で、もっと大きなことにならないようにとめないと大変なことになると私は感じます。下には池があります。その下は農地があって、民家もあります。そういう中で、一番最初の現象、土砂が崩壊している一番最初の山の上まで上がってみられたんか、その辺、確認したいと思います。私はよう上がってないんですけど、航空写真、今、グーグルの航空写真、ありますね。あれで見ますと上のほうがずってます。その痕跡があるんです。それがもっとどおんと来たらどうなるか心配でたまりません。その辺ちょっと1回、現場を見たのかどうか。 ○議長(津田 義和君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  お答えをいたします。  現場のほう、私も山頂の崩壊現場まではよう上がってないです。担当の者に見てきてもらって、写真等に関して確認をさせていただいております。それと、議員がおっしゃったようにグーグルの航空写真を確認すると、確かに山頂にかなり近いところで土砂が崩落というか、土砂が流れ出しているということで、担当の者に現場で撮ってきてもらった写真と照らし合わせても状況はかなり、前回の8月、昨年の8月18日の時点よりもやや広がった感があるというふうに認識はしております。 ○議長(津田 義和君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  課長も現場を見てないと、崩壊の一番最初の。担当者も見たのかどうか、ちょっとはっきりしたこと言わなかった。非常に残念です。私ね、広島の呉までボランティアで行ってきました。大変なことになってます。もう一つの村がああいう土砂で埋まってしまってます。そういう中で、家も何も壊れてなくなっている人もおられます。そこまで大きくならないか私はわからないですけども、現象が出てるのにね、そのまま今年度は何も考えてないとか、もう少し県のほうへ強く要望されたんかどうか。  ちょっと副町長、きょうはしゃべりとうてしゃあないんやろうけど、誰も質問なかったので、副町長、ちょっと、どうぞ。 ○議長(津田 義和君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原  茂君)  御質問をいただきましてありがとうございます。  先ほど広畑課長のほうから答えましたように、昨年の豪雨からちょっと変調が見られるということでございますが、今の現状でそれが大きな災害になるというふうに認識しているかどうかという問題があると思います。今回の場合はそれ以上土砂が崩れないようにいうんか、流出しないように土のう袋を設置しておりますので、その状況はよく確認した上で対処をしていかなければいけないというふうに思いますけれども、県のほうへは強く要望していることは申しておきます。以上です。 ○議長(津田 義和君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  県のほうへ要望していると、これからもしていくということで、私はそれでちょっと心が和らいできました。本当にそういうことが起きてからでは遅いんです。やっぱりある程度予防的なことも、町長ね、よろしくお願いしたいと思います。この件はこれでおきたいと思います。  最後になりますが、行政懇談会での住民要望について質問をいたします。  町行政懇談会の場で住民から、区が隣接する場所に鹿柵がないので、猪、鹿が出て困っていると、何とかその対策をと要望されましたが、行政懇談会後、その対策等を各区に指導されましたか。その辺をお聞きしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  髙橋議員の御質問にお答えをいたします。  鹿柵、いわゆる獣害防止柵につきましては、毎年各集落から要望を出していただいて、これまでに山裾や農地等の辺縁部など、必要延長の90%以上で施工済みとなっております。定期的な点検補修と相まって、一定の効果を上げているところです。  しかしながら、ことしの行政懇談会では、複数の自治会で獣害に対する御要望や対策についてのお話がございました。行政懇談会の後、報告を受けた地域につきましては、できる限り担当者が猟友会の役員さんと一緒に現地確認のほうを行い、状況を把握して、適切な対処方法等を説明、指導するようにしておりますが、現実的には全ては対応できていないと思われます。対応できていない区の区長様、それから営農組合などの役員の方々にはまことに申しわけなく思っているところでございます。  隣接する区の境が谷川であったり、あるいは道路、ため池のように完全に閉鎖することが難しい場合もありますが、区が隣接するところで獣害防護柵が途切れているようなところにつきましては、同様に現地を確認の上、より効果的な方法を提案し、獣害防護柵の効果が十分に発揮されるようにしていきたいというふうに考えます。以上です。 ○議長(津田 義和君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  行政懇談会後、苦情いうんですか、行政指導をお願いしたいという形でした担当者のほうから私のほうへ何の話もないと。今言われたら、指導を幾らかしていると。区長にもその話があります。どっちがほんまなんか。行政懇談会の場には、町長は来られとったけど、担当課長は来てませんでした。町長、指示は担当課へされましたか。ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  行政懇談会でいろんな要望が出されております。先ほどの鹿等の点につきましても、川辺地区でいろいろ出されております。それについては、即現場へ行って対応したり、また、確認はしているけども現実にまだ対応できないところ等もあって、申しわけないと思いますが、行政懇談会で出た項目等々については、私が直接こういうことが出たというふうに言っている部分もありますけれども、それぞれの、当日は担当課長来ておりませんでしたが、ほかの副町長であったり総務課長であったり等からそういう話は言っております。 ○議長(津田 義和君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  ありがとうございます。  本当に区長が困っていると思います。そういった中で、やはり行政のほうからこういう補助があるとか、こういう方法があるぞとか、いろんなやっぱり話を投げかけて、その辺を解消していくんが本来の姿だと思います。その辺が、区長のほうからも要望されたとこへ行ってない。町からもそんな話は行ってないいうのはちょっと私、疑問に思うたので、この質問をさせていただきました。やっぱりそういうことのないように、行政でこういうものがあるよ、ことしは無理やっても来年はこういうことでされたらどうですかと、お互いの区に話しかけて、本当の隣接するとこいうたらやっぱり大変難しい問題があろうかと思います。その辺をやっぱり解決して、そういう被害が住民に及ぼさないように努力をしていただきたいと思います。  私はこれを要望しまして、私の質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(津田 義和君)  10番、髙橋昭二君の質問は終わりました。  暫時休憩します。なお、再開予定は2時30分とします。       午後2時13分休憩       午後2時28分再開 ○議長(津田 義和君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、6番、山本芳樹君の質問を許します。  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  議席番号6番、山本芳樹です。通告による質問を行います。  まず、議案第44号、平成30年度一般会計補正予算についてでございますが、この補正予算の私が通告しております質問の内容等につきましては、今まで5名の議員様が質問されておる中に全部入っております。1点だけ、課長さんが答弁されたことであれと思うようなことがございましたので、それについてのみ質問をさせていただきます。  まず、今までに質問をされておられた中に、工期はという質問がございました。工期については平成30年度内にやりたいというふうに課長が答弁されております。それから次に、じゃあスケジュールはどうなのかということを質問された中で、課長は事業採択後のスケジュールはまだ未定ですと言われました。スケジュールが未定なのに30年度までにできるのかということをまずお聞きしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  6番、山本芳樹君の質問に対し、理事者の答弁を求めます。  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  山本議員の御質問にありましたように、30年度に事業を行うということになれば、具体的なスケジュール、工程というのが必要になろうかと思うんですが、ただ、今、国のほうの事業の募集でありますとか、採択でありますとか、そのあたりがまだ確定しておりませんので、具体的な工程についてはまだこちらでは未定となっております。以上です。 ○議長(津田 義和君)  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  事業採択も何もないのに3月までにやりますいうて言い切っていいの。本来。  それから、もう1点なんですけども、これ、補正予算で計上されておるんですよね。そういう国の基準が変わった等々、理由をいろいろこういうふうに言われましたけども、だから補正でやりましたと、当初にはできませんでしたけども、補正でやりましたと言われる話なんですが、こんだけきっちりした金額を計上して補正をするということについては、事業採択の見込みがあるからされたんと違うんですか。事業採択の見込みのないようなものを、総務課長さんにお聞きしたいんですが、予算ヒアリングのときにこういうふうにして事業さすんですか。そこら辺、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  山本議員の御質問にお答えします。  現時点におきましては、もちろん申請等もまだですので、はっきりとした内容は決まっておりません。ただ、現状の補助制度でもこの空調の設置に係る補助金の制度がございます。それに係る地方債の起債もありますので、今現時点は今現行の補助制度にのっとった補正予算にしております。今後、国の補正予算の内容を見まして、変更をする必要がある内容、例えばこれまでのほかの事業の例ですと、国の補正予算を組むときに起債なども、補正予算債ということでまた違うメニューの地方債も出てくることがこれまでの通例でありますので、そういった内容は国の補正予算を見ながら、また今後変更が必要な場合は変更をかけていきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)
     6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  ということは、現行の補助制度では事業採択はありますというふうに理解していいんですよね。 ○議長(津田 義和君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  山本議員の御質問にお答えします。  現状はもちろん事業採択はございません。当初予算でも事業採択はない場合でも予算の計上をすることはあります。現在まだないんですけれども、町の姿勢としても補正予算を組んで対応していきたいということでございます。 ○議長(津田 義和君)  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  それやったら、事業採択がなかったら、この予算はまた取り下げられるんですか。ちょっとそこら辺、あやふやなんと違うの。予算で計上する以上は、見込みがあるから補正で対応しとるんでしょう。当初からしとって、どないしてもそれが無理やいう話ならともかく、わざわざこうやって1億近いお金を補正されて、事業採択がありません、見込みもありませんと、ただ数字だけ上げておりますいうんやったらちょっと予算をなめておられませんか。 ○議長(津田 義和君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  山本議員の御質問にお答えします。  決して補正予算を軽視しているということではございません。全ての事業ではないんですが、予算を計上しておかないと事業を執行できない、また補助金もつかないということもありますので、もちろん事業採択を受けて補正予算を組む場合もございます。このあたりは今回のケースですと先に予算を組んで、今後の事業採択の内容によって補正予算も考えていきたいと思います。今回の補正予算につきましては、当然山本議員のおっしゃるところももちろん注視していく必要があるとは思うんですが、町の方向性、姿勢というところで、今回は全額予定額、あくまで概算額なんですが、予算として計上しております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  あのね、補助申請なり等々するときに、予算の計上しとるんかということも聞かれるとは思います。でも上げとるということは、補助申請をするということは、あくまでももらうんだという意気込みで補助の申請をされると思うんですが、その辺は教育委員会として補助されると思うんですが、どうなんです。 ○議長(津田 義和君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  教育委員会といたしましては、ことしの夏の暑さなども考えまして、普通教室全教室、44室にエアコンを設置したいというふうに考えております。 ○議長(津田 義和君)  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  ということは、必ず補助を受けたいんだと、そして小・中学校全ての教室にクーラーをつけたいんだという意気込みで補助を申請しましたというふうに理解していいんですよね。それの答えだけお願いします。 ○議長(津田 義和君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  何度も同じことになるんですが、教育委員会といたしましては、小・中学校全ての普通教室、44教室にエアコンは設置したいと考えております。 ○議長(津田 義和君)  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  ぜひ補助をもらいたい、補助をもらうために申請をしたんだということになれば、事業採択後にクーラーをつけるいうんか、スケジュールを考えますと、まだ何も考えてませんいうことになったら、今言われとることとちょっと合わんような気がするんですよ。なぜならば、普通、補助申請した段階で、どういう工程でどういうふうにしようかとかいうぐらいのことは考えんとだめなんじゃないんですか。補助がついてから考えようかいと、そして次に補助がついて、予算もとっとるしするさかいに、設計に出そうかと、設計に2カ月、3カ月かかって、そして入札しようか、それに1カ月かかって、それから工事しようかということになれば、これたしか10月ごろに事業採択の返事があるいうふうに答弁されてたと思うんですが、それからやったら入札するの1月になっちゃうんじゃないの。これ、先ほど教育課長が言われた中には、キュービクルを4台ですか、中学校1台と小学校が3台やったか、入れかえなしようがないと。クーラーはああいう汎用品で幾らでもあると思うんですが、キュービクルなんかは経験上、受注生産がメーンなんですよ。受注生産するいうことは、数カ月の日にちが要るいうことになれば、3月までではもうできませんよ。  だから要は何が言いたいかいうのは、何も詰めるとか叱責するとかという話じゃないけども、余りにも計画をしてスケジュールを立てるのが私は遅過ぎないかというふうに思うんですよ。こうやって補助の顔見てからしようかいと。スケジュールぐらい、机上の上の話でしょう。今でもできるはずですよ。これも補助金、先ほど総務課長が言われた、つくやつかんやわかりませんよという話でした。じゃあこれ、来年の夏に間に合うんかいないう心配するわけなんですよね。だから、もう答弁は結構です。できるだけ早くやってください。 ○議長(津田 義和君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原  茂君)  答弁求められていないんですけども、ちょっと考え方だけを申し上げたいと思います。  予算の計上の仕方については、先ほど来いろいろと議論があるところでございますけれども、今回、国において、官房長官も申されておりましたように、今回の記録的な猛暑、災害級に匹敵するような猛暑であるから、国としては何とか考えたいということでございます。そういうことで、国としては、これはエアコン設置に関する予算は補正予算でほぼつけてくると思います。ただ、それが全部要望どおり今年度で対応できるかどうかはわかりませんが、市川町としては、先ほど原田課長が言いましたように、町としては今年度中に予算がつけば全部やりたいという気概でおります。そういうことで、その辺は気持ちを受け取っていただきたいなというふうに思います。  それと、工期の問題は、予算の単年度主義というのは御存じだろうと思います。ですから今回予算を上げて採択になった分については本来年度内に完成させないけない。ただ、繰り越しという方法もありますけれども。そういう意味で3月31日までにやるんだという答弁だったと思っております。よろしくお願いします。 ○議長(津田 義和君)  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  わざわざ副町長さんにも出ていただきまして、きょうは副町長さん引っ張り出さんとこう思いよったんですけど、どうもありがとうございました。  私も予算はよく理解しとるはずなんやけども、全体からして、事業いうのは日にちがかかると、時間がかかると、迅速に行わないというのを私も職をやめてからつくづく思うようになったわけであります。ですからできるだけ来年度には子供たちに涼しいとこで勉強ができるようにぜひしてあげてほしいと思います。  もう1点、通告にはないんですけど、聞きたいんですけど、こういうふうに冷暖房が完備されたら、夏休みは短くなるんですか。 ○議長(津田 義和君)  教育長、山下茂樹君。 ○教育長(山下 茂樹君)  夏休み期間につきまして、長くするとか、それについてはまだ検討はしておりません。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  いろいろ質問しましたけども、ぜひお願いしたいと思います。  続きまして、2番目の通告しております質問に進ませていただきます。  市川町出身、また生まれの著名人の記念事業についてということで通告しておるんですけども、本町出身の橋本忍先生の生誕100周年を記念して、数々の記念事業がただいま行われております。先般の映画祭では約1,300名余りの方が映画鑑賞に来館されたということも聞いておるわけでございますが、また、11月11日にはシネマシナリオフェスティバルですか、これも計画され、実行されると、また、チラシにもまざっておりますし、新聞にもいろいろ掲載され、報道されておるところでございますが、まず、この橋本忍先生の生誕100年を記念した事業はこの平成30年度でもう終了されるのか、いや、31年も引き続きされるのか、そこら辺をお聞きしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  山本議員の御質問にお答えをいたします。  議員に御紹介をいただいたとおり、橋本忍さんがことし4月18日に満100歳の誕生日を迎えられたことを記念して、市川町ではひょうご地域創生交付金を活用し、橋本忍生誕100年記念事業実行委員会を設立して、記念事業を実施すべく準備を進めているところでございます。  そのような中、誕生日から3カ月の後に橋本忍さんが御逝去されたことは、まことに残念で、心より御冥福をお祈りするばかりでございます。御遺族である橋本綾さんのお許しを得まして、橋本忍さんへの哀悼の念を込めつつ、既に記念企画展、それから記念映画祭のほうを開催をいたしました。11月11日にはシネマシナリオフェスティバルを開催するということで、それの開催に向けて準備を進めているところでございます。  議員御質問の事業の継続ということについてですが、本事業は、橋本忍氏の生誕100年を記念して実施するもので、橋本忍氏が満100歳となられた今年度限りの事業ということで位置づけをしており、継続するという予定はございません。以上です。 ○議長(津田 義和君)  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  生誕100年記念ということについては、平成30年度でもうピリオドを打つと、また新たに考えるときには考えるというような、違う意味で考えるということで理解していいと思うわけですが、橋本忍先生、私も何回かお出会いをして、本当にもうすごいなという気がしました。一番最初の文化センターオープンの記念のときには、日本の中でこの方というような俳優さん、また女優さんを紹介してほしいとお願いに行ったときもこうやって、丹波にしよういうて、丹波哲郎さんも紹介してもらったりなにしてもらって、ぱっと橋本先生の姿を見ただけでも、おおっというような威厳のある方でございました。よくこういうことをしてあげてくれたなということで、私ながらにも喜んでおります。また機会があれば違う企画でしていただければというふうに思います。  それから、次の質問なんですが、まだまだ市川町には文化人とか企業家とか、いろんな方がいらっしゃると思うんですよね。甘地駅前公園には、2名ですか、檜本さんと清水喜市さんか、こうやって看板に書かれておると思うんですが、その方以外にまだまだこういうような著名人の方はいらっしゃると思うんですけど、教育委員会のほうではこのような方は把握されておりますか。 ○議長(津田 義和君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  山本議員の御質問にお答えいたします。  市川町にゆかりのある文化人としましては、ちぎり絵作家の中野はるさん、歌人の檜本兼夫さん、絵本作家の森山京さん、少女漫画家の芦原妃名子さん、また、津田彷徨さん、二宮酒匂さんがライトノベルを出版されております。  写真の分野では、広畑政巳さんが写真集を出版されております。岡本正史さんは大きな賞を多く受賞されております。  政治家、企業家といたしましては、甘地村村長でありました清水喜市さん、播但鉄道を設立した内藤利八さん、ゴルフアイアンヘッドの製作を始めた森田清太郎さんなどがいらっしゃいます。  ほかにもすばらしい活躍をされている方がいらっしゃると思いますので、御教示をいただければ幸いです。 ○議長(津田 義和君)  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  いろいろこういうふうに今報告していただいたんですけど、その中には何か知っておる方もいらっしゃるなと思うんですが、できれば、例えば中野はるさんなんかの場合やったら文化センターの中に作品展をできるような、ああいうコーナーも設けておると思うんですが、できればそういう方なんかも町のほうからこういうふうに皆に知っていただけるような場をつくっていただければなと思うんですよ。絵本作家の森山さんですか、あの方も、私、お出会いしたことあるんですけども、なかなかの方でした。そういうふうに思うんですけれども、そういう作品を御紹介するとかいうようなこともぜひ、この橋本忍さんの生誕100年記念をそういうふうにもとにして、引き続き知っていただきたいなと思うんですけども、そこら辺は教育委員会として今後考えていただけますでしょうか。 ○議長(津田 義和君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  教育委員会といたしましては、市川町にゆかりのある文化人の方につきまして、小・中学校の郷土学習、また町民対象のいちかわ不思議発見講座などで広く紹介させていただきたいと思います。  また、中野はるさんの作品につきましては、引き続き文化センターの壁面で展示を行います。  また、図書館においては、機会があるごとにゆかりの文化人の方の紹介を行っていきたいと思います。以上です。 ○議長(津田 義和君)  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  いろいろ考えていただきたいと、こういうふうに橋本先生のような大々的なことはできないと思いますが、ぜひそういうことをお願いしたいと。  それから、最後の4番目ですが、私、ぜひこれはお願いしたいなと思うのは、衆議院議員のもう最初の議員さんということで、日本政治史上初の衆議院議員に兵庫7区より出馬し、改進党議員として当選をされております、また、播但線の生みの親でもあります内藤利八さん、この方について、今はもういろいろ私が言わなくても教育委員会なり、職員の皆様方はもう御存じだと思うんですが、この方、1956年の2月の6日にお生まれになって、安政3年ですか、お生まれになって、明治の何年でしたかな、1921年にお亡くなりに……。済みません。大正ですか。大正10年の7月1日付でお亡くなりになっとるんですけども、この方、この方がいらっしゃらなかったら、ひょっとしたら、今、我々が利用している播但線、なかったかもしれんのです。そしてこの方はなかなかの事業家で、電力会社、関西電力のもとになるような発電事業もやり、紡績業もやり、金融業もやり、この播州一円では本当にこんだけの事業をされたんかと思うぐらい事業家でもあったわけなんですけども、ぜひ、この人が2020年、東京オリンピックがある年です。没後100年になられるわけなんです。この100年を記念して何か町として計画されればなというふうに思うわけなんです。ということは、福崎町はああいうふうにいろいろ柳田国男先生を全面的に出して、そしてそれがそういうテレビなり新聞なりに、またいろんな方面でこういうふうに今PRを上手にされとるということになれば、この内藤利八さんも、利用言うたら語弊がありますが、しない手はないと思うんです。まず一番に橋本忍さんもこういうふうにされとるわけやし、利八さんもぜひ何か記念事業を考えていただきたいなと思うんですが、そこら辺は教育委員会なり、また企画なり、どのように考えられるのか、いや、それはもう今まで十分して、記念碑まで立てておるからいいんだと言われるなら仕方がない話なんですけども、そこら辺をちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(津田 義和君)  企画政策課長、尾花君。 ○(町参事兼企画政策課長)  山本議員の御質問にお答えをいたします。  現在のJR播但線の前身である播但鉄道の設立発起人の一人としてのみならず、用地買収などで重要な役割を果たし、明治27年、姫路-寺前間の開通に尽力をされた内藤利八氏の業績は多大であります。鉄道敷設地域周辺の少なからずの反対や抵抗があったにもかかわらず、地域住民の理解を得たり用地を確保することは、多大なる時間と熱意、そして粘り強い努力が必要であったことが推測され、後世に語り継がねばならない史実であります。そして、その功績者が市川町出身であることは誇りでございます。
     内藤利八氏の業績につきましては、甘地駅前公園に業績をたたえるための顕彰碑が建立されており、ことし4月の再整備に際し、内藤利八氏紹介看板を設置いたしております。公園入り口には市川町観光協会が設置した市川町案内看板に、市川町出身の偉人たち、JR播但線生みの親として紹介をされております。また、小・中学校への学習資料「ふるさといちかわ」に市川町の偉人として掲載をされております。  また、平成29年4月28日、日本文化遺産に認定をされました「銀の馬車道 鉱石の道」のホームページにおいても馬車から蒸気機関へ輸送路の近代化に尽力した人物として紹介をされております。そのほか、インターネット等においても多数紹介をされております。  その時代の背景や地域の特色を通じ、地域の発展に尽力された御功労者の功績を知ることで、より郷土愛が深まるのではないかと考えます。  御質問の内藤利八氏の功績を顕彰する記念事業の実施につきましては、関係部署、機関、団体等と調整をしながら今後検討してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(津田 義和君)  6番、山本芳樹君。 ○6番(山本 芳樹君)  今後、関係機関と協議して考えるということでございます。ぜひお願いしたいなと思います。  それから、もう1点なんですが、実は、私、この内藤利八さんの件を調べるのに、インターネットなり、川辺小学校のそういうネットにずっと内藤利八さんのことがいろいろ、こういうふうに説明されとるものが書いてあるいうんですか、載っておるんですけども、その中であれと思うたのが、インターネットでは亡くなられたのが1921年の7月の1日になっているんです。川辺小学校のそれには1921年6月の28日病没になっとるんです。これどちらが正しいんか、また、やっぱし生まれた日、亡くなられた日が違ういうのは大変失礼な話や、どちらが違っとんかわからへんのですけど、調べていただければなと思います。よろしくお願いします。  3時になりましたので、これで通告による質問を終わらせていただきます。いろいろありがとうございました。 ○議長(津田 義和君)  6番、山本芳樹君の質問は終わりました。  以上で通告による質問は終わりました。  続いて、議案に対する質疑を行います。質疑ございませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕  以上で質疑を終結いたします。  この際、お諮りします。ただいま上程中の議案のうち平成29年度各会計決算認定については、6人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託審査とすることにしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  異議なしと認めます。したがって、決算特別委員会を設置することに決定しました。  続いてお諮りします。決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、1番、堀田佐市君、4番、長尾克洋君、5番、正木幸重君、6番、山本芳樹君、8番、中岡輝昭君、11番、中野史子君、以上6名の諸君を指名したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  異議なしと認めます。したがって、ただいま指名しました6人の諸君が決算特別委員会の委員に決定しました。  議案は、付託表のとおり、それぞれ委員会に付託審査とすることにします。  以上で本日の日程は終わりました。  明12日より委員会開催のため本会議を休会し、9月27日午前9時30分に再開したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  本日はこれで散会します。早朝より御苦労さんでした。       午後3時03分散会...