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平成29年第3回定例会(第2日 9月12日)

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  1. 市川町議会 2017-09-12
    平成29年第3回定例会(第2日 9月12日)


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    平成29年第3回定例会(第2日 9月12日)    平成29年第3回(第468回)市川町議会(定例会)会議録(第2日)    平成29年9月12日 〇応招(出席)議員   12人 ┌───┬─────────┬────┬────┬─────────┬────┐ │議員 │         │    │議員  │         │    │ │   │  氏名     │ 備考 │    │  氏名     │ 備考 │ │番号 │         │    │番号  │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 1 │ 堀 田 佐 市 │    │ 7  │ 石 川   登 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 2 │ 重 里 英 昭 │    │ 8  │ 中 岡 輝 昭 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │
    │ 3 │ 中 野 史 子 │    │ 9  │ 内 藤   亘 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 4 │ 長 尾 克 洋 │    │ 10  │ 髙 橋 昭 二 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 5 │ 津 田 義 和 │    │ 11  │ 本 間 信 夫 │    │ │   │         │    │    │         │    │ ├───┼─────────┼────┼────┼─────────┼────┤ │   │         │    │    │         │    │ │ 6 │ 山 本 芳 樹 │    │ 12  │ 正 木 幸 重 │    │ │   │         │    │    │         │    │ └───┴─────────┴────┴────┴─────────┴────┘ 〇不応招(欠席)議員         な し 〇議事に関係した事務局職員     局長    岡 本 勝 行      主査      柴 田 裕 也                        主事      後 田 かおる 〇会議に出席した職員及び委員   町長      岩 見 武 三      町参事     尾 花 哲 也   副町長     藤 原   茂      建設課長    仲 井 正 昭   総務課長    竹 内 勝 史      地域振興課長  広 畑 一 浩   住民税務課長  後 藤 範 一      水道局長    平 井 康 行   住民税務課参事 坂 本 和 昭      教育長     山 下 茂 樹   健康福祉課長  内 藤 克 則      教育課長    原 田 和 幸   会計管理者兼出納室長           平 井 真由美 議 事 日 程 日程第1.   報告第7号及び認定第1号ないし第8号並びに議案第30号ないし第39号   〔一括質疑・質問・委員会付託〕       午前9時30分開議 ○議長(正木 幸重君)  皆さん、おはようございます。早朝より御参集賜りありがとうございます。  ただいまの出席議員は12人で定足数に達しておりますので、市川町議会を再開し、これより本日の会議を開きます。  日程に先立ち、御報告申し上げます。  地方自治法第121条第1項の規定により、町長、教育長ほか補助職員の出席を求めております。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。よろしく御協力のほどお願いいたします。  これより日程に入ります。 ◎日程第1.  報告第7号及び認定第1号ないし第8号並びに議案第30号ないし第39号の一括質疑に入ります。  この際、お諮りします。会議規則第61条の規定により、町の一般事務に関する質問もあわせて許可したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  なお、本日の質疑、一般質問は、会議規則第63条において準用する同規則第55条の規定にかかわらず、同一の議題につき2回を超えて質疑、質問を許可いたします。  ただし、発言時間は同規則第56条第1項の規定により、答弁も含めて1時間以内に制限します。  まず、通告による質問を行います。  10番、髙橋昭二君の質問を許します。  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  議席番号10番、髙橋昭二です。議長のお許しを得まして、通告によります一般質問をさせていただきます。  質問する前に、このたびの8月17日夕方から18日朝にかけて局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降りました。市川町では、1時間に約100ミリ以上の猛烈な雨が観測されたと聞いております。この大雨の影響で、床上浸水、床下浸水などの住居被害が発生していると聞いております。また、道路災害、農地災害、山林災害等、多大な被害が出ています。住民の皆様にはこのたびの大雨による被害に対するお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧を心からお祈り申し上げます。  それでは、議案第36号、平成29年度一般会計補正予算(第2号)を総額1億2,731万9,000円増額されている中の歳入歳出をもう少し詳細に説明を求めます。  まず最初に農林水産施設災害復旧費、歳出で55款災害復旧費、5項農林水産施設災害復旧費、5目農林水産施設単独災害復旧費の補正額2,050万円の説明を求めます。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君の質問に対し理事者の答弁を求めます。  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  おはようございます。  答弁に先立ちまして、一言お礼申し上げます。  8月18日未明に発生した豪雨災害におきまして、議員初め区長様方には大変お世話になりました。特に、区長様には災害箇所等の調査に御協力いただきありがとうございました。現在、災害箇所の早期の復旧に向けて取り組んでいるところでございます。今後とも何かとお世話になることと思いますが、御協力よろしくお願いいたします。  それでは、髙橋議員の質問にお答えいたします。農林水産施設災害復旧費についてでございます。  55款災害復旧費、5項農林水産施設災害復旧費、5目農林水産施設単独災害復旧費の2,050万円の内訳は、職員手当等450万円、これは職員の時間外勤務手当でございます。需用費50万円、これは消耗品費になります。委託料600万円、測量設計委託料でございます。工事請負費500万円、災害復旧工事費でございます。原材料費50万円、災害用資材機器でございます。負担金補助及び交付金400万円、これは農業用施設整備事業補助金でございます。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  そのうちの工事請負費500万円の計上でありますが、工事箇所数は何カ所でございますか。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  お答えいたします。  農林水産施設につきましては、農地が61カ所、ため池が21カ所、頭首工14カ所、水路46カ所、農道5カ所、林道13カ所、山腹7カ所、合計160カ所になりますが、今回補正させていただいている500万円はあくまで町単独災害復旧事業費ですので、全てには該当いたしません。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  ただいま答弁いただきました箇所の500万円については、この160カ所のうちの何カ所かちょっと聞きたい。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  お答えいたします。  この500万円の内訳ですが、まだ詳細な調査ができておりませんので概算ということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  了解いたしました。  それでは、測量設計委託料が600万円でございますが、工事請負費より高い理由をお答え願います。この160カ所全部が予算に入っとんですか。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  お答えいたします。
     測量設計委託料の600万円につきましては、今後10月末から11月にかけての国の災害査定にかける補助災害分の箇所の委託料も含まれております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  了解いたしました。  ということは、大体査定が終わった段階でもう一度補正をするということでございますね。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  お答えいたします。  先ほども申しましたように、10月末から11月の頭にかけまして国の査定が入ってまいります。その結果によりまして、また補正予算を提出させていただきたいと考えております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  了解いたしました。  それでは、農業施設整備事業補助金400万円の説明をお願いしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  お答えいたします。  負担金補助及び交付金として農業施設整備事業補助金400万円を計上しておりますが、これにつきましては国の災害復旧事業及び町の単独災害復旧事業に乗らないといいますか、適応しないそれ以外の小災害の部分につきまして、集落のほうで、区のほうで取り組んでいただきたいということで10カ所、1カ所当たり40万円になりますが、10カ所を計上させていただいております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  了解いたしました。  それでは、農林関係でこのたびの被災状況を報告していただきたいと思います。まず農地、今聞きました。農業施設関係も聞きました。山林関係、その他猪の柵等の被害状況、この辺を説明していただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  おはようございます。髙橋議員の御質問にお答えをいたします。  山腹崩壊の関係の被害につきましては、集落等に近い現場については把握ができておりますので、その対応状況についてお答えをいたします。  一時通行どめとなっておりました町道浅野小畑線の浅野の山腹、町道河内線の河内口の山腹につきましては公共災での復旧ということで、現在建設課のほうで災害復旧事業の手続のほうを進めていただいておりますが、それ以外の山腹崩壊5カ所につきましては、事業採択の可能性のあるものにつきましては兵庫県の単独補助治山事業による復旧工事として実施できればと考えております。この事業につきましては、事業費の9分の6が県負担、9分の2が町負担で、残り9分の1が受益者負担ということになります。  あと集落から離れた山中にも山腹崩壊箇所かなり多数見受けられるんですが、崩壊箇所の復旧などの災害復旧事業の対象となる箇所につきましてはございません。したがいまして、各区から被災状況とあわせまして砂防対策等の要望が出されておりますが、一般事業の要望と同じような扱いで優先順位をつけて県に治山事業等の要望書を提出し、採択をされたものから順に実施をしていくという形で今後対応していきたいというふうに考えております。  それともう一つの御質問でございますが、獣害防護柵に関する被災の復旧対応策なんですが、これにつきましては把握できた被災状況を県に報告なり相談をいたしまして、何らかの支援が受けられないか検討いただいているところでございます。前回の平成23年の災害のときには事業として取り扱っていただけたところがございますが、その事業については今はもうなくなっているということで、まだ明確な回答のほうはいただけておりません。地域によりましてはもう既に自力で復旧されたものもあるかと思いますが、まだ県のほうからの回答待ちという形になっております。  把握できております被災箇所につきましては、全部で104カ所、被災延長は全て合わせまして約1,600メートルとなっております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  了解いたしました。私、予算だけ見ておりますと、被災状況が非常に多い中で採択件数が少ないんではないかと思っておりましたが、今の説明でよく理解いたしました。  今後、被災された方々にもう一度よく調査をしていただき被災された方々を助けてあげてほしいと思いますので、要望しておきます。  続きまして公共土木施設災害復旧費、10項公共土木施設災害復旧費、5目公共土木施設単独災害復旧費、補正額6,250万円の説明を求めます。  まず最初に工事請負費4,000万円の工事箇所、道路、河川等、報告を願います。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  お答えいたします。  まず、公共土木施設災害復旧費の内訳についてでございます。  55款災害復旧費、10項公共土木施設災害復旧費、5目公共土木施設単独災害復旧費6,250万円の内訳でございますが、職員手当等450万円、これは時間外勤務手当でございます。需用費250万円、消耗品、修繕費でございます。委託料1,500万円、測量設計委託料でございます。工事請負費4,000万円、災害復旧工事費でございます。原材料費50万円、災害用資材費とあります。  続きまして公共土木施設の被害状況でございますが、町管理部分の河川70カ所、道路19カ所、合計で89カ所になっております。公共土木施設の県管理のほうなんですけども、河川が43カ所、道路が1カ所となっております。  それと工事請負費4,000万円の内訳でございますが、浅野小畑線及び町道河内線におきまして通行どめになるような山腹崩壊が発生しております。それの応急工事費として計上させていただいております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  ありがとうございます。  農業施設災害等公共災害も同じでございますが、住民の生活に欠かせないものでございます。早期に復旧をお願い申し上げまして、この質問は終わります。  続きまして議案第39号、市川町土地開発事業会計補正予算(第1号)について質問いたします。  今回の補正は、遊休地となっている旧甘地保育所、甘地北保育所跡地を住宅用地として活用するための用地費と土地造成事業費の補正と説明されておりますが、もう少し詳細に説明をお願いしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  髙橋議員の御質問にお答えいたします。  今回、市川町土地開発事業会計補正予算(第1号)で計上しております事業費は、市川町まち・ひと・しごと創生総合戦略に盛り込んでおります重点事業の一つとして実施するものです。できる限り低価格で宅地を分譲販売し、若い世代の定住またUターンを促す施策として実施していきたいと考えております。  補正内容の詳細について御説明いたします。  まず、建設改良費の用地費852万3,000円は千原区にあります旧甘地北保育所跡地で、全体面積1,848.6平米のうち宅地分譲予定地としての用地分1,352.8平米分を計上しております。今現時点では6区画を予定しております。買収単価につきましては、兵庫県宅地建物取引業協会それとハウスメーカー等に相談しまして、これまで町で分譲販売を行いました甘地岡安の分譲地の分譲価格、そのほか甘地駅、小・中学校、役場その他の商店等の距離から見る利便性などを考慮しまして、分譲価格を見据えて買収単価を決定をしております。平米単価は6,300円としています。  次に、土地造成事業費の工事請負費につきましては、下水、水道の工事費を含んだ住宅用地の造成工事費1,420万円を今計上いたしております。  負担金につきましては上下水道の加入分担金、それから上水道の開発協力金312万6,000円を計上いたしております。  本年度より始めた若者定住促進住宅取得奨励金などをあわせてPRし、若い世代の定住それからUターンを促す施策として実施をしていきたいと考えております。よろしくお願いします。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  詳細に説明いただきましてありがとうございます。  区画関係も質問しようと思ったら区画関係も説明いただきました。それから価格も説明いただきましたので、買収価格、販売価格の設定はどのようにされておるのか、予定をされているんか。よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  髙橋議員の御質問にお答えします。  販売価格につきましては、事業執行を行う上におきまして変動はあるかと思うんですが、1平米当たり約2万2,000円程度を予定しております。  今回、土地開発事業会計で今回のこの甘地北保育所跡地なんですけども、2,960万9,000円総額を予定しております。こちらの金額につきましては、販売価格のほうで回収をしていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  平米当たり2万2,000円、私が思っていたより安いなと思っております。住民ができるだけ買いやすい、住みやすい形で販売していただきたいと思います。  それで建物関係でありますが、売りっぽかしにするのか、それとも建物関係で民間活力の導入を取り入れた中で販売するのか、その辺をちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  失礼します。建物関係なんですが、公共施設で使用していない建物ということなのかと思うんですが、今現時点ではまだ検討中でございます。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  買われた、土地を取得された人の考え方もあろうかと思います。了解もあろうかと思いますが、できるだけ安く、基本計画に出ておりますようなやっぱり住みよい町になるためには、それぞれやはり行政も指導をしていって民間活力も取り入れてはどうかなと思いまして、私、質問させていただきました。これは提案ということで置いときます。  続きまして、3月の定例会一般質問で甘地駅前交差点改良計画をお聞きしましたところ、副町長から今走らせているコミュニティバスの乗り入れを可能にするようなロータリー等々、町としての甘地駅周辺を活性化するグランドデザインを描いた上で町の交通要衝として円滑に安全に車両が、また歩行者が通行できるように計画したいと答弁をいただきました。その後の進捗状況をお聞きしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  髙橋議員の御質問にお答えをします。  さきの3月議会におきまして、髙橋議員からこの甘地駅前交差点の問題について御質問、また御提言もいただきありがとうございました。  その後の進捗ということでございますけれども、先ほど議員がおっしゃいました町として考えていきたいということでございますけれども、この駅前、そのときに県との話、御指導もいただいたんですけども、そのときにこれまでから要望が出ております交番を駅前にという御要望も住民の方からもいただいております。そしてまたJR等から駅のトイレ、いわゆる外側のトイレ、これの改修等についても要望などありましたということもそのときに申し上げたんですけれども、去る6月12日の県民センターとの意見交換会の場におきましても、甘地駅前のその活性化について改めて協力を依頼したところでございます。  現在、役場庁舎内で甘地駅前周辺を活性化するために駅前交差点の改良を中心として本町の玄関口としての役割を担えるような将来あるべき甘地駅前周辺の町並み計画を目指して整備する。こういうことで実現に向けて、これは仮称でございますけれども甘地駅前周辺整備推進チームを編成しまして、町を活性化する案や交通の変化などを調査の上、県との勉強会に持って上がりたい、こういうふうに思って今準備、検討を進めているところでございます。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)
     10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  私、グランドデザインという使いなれない舌をかみそうな言葉でしたので、その後その意味を調べてみました。グランドデザインとは全体構想、そういう意味でした。全体構想。当然、全体構想をしてその後基本計画をして、それからできるところから詳細計画をして事業実施という形に動いていくと思いますね。今、聞かせてもうたら、まだ全然その辺の話、一番初歩の話ができてない。こんなんで県に話したところで何をしてくれてんですか。市川町のやっぱり全体構想、それすらできてないのに今チーム編成してやってますとか。その辺、本当にやる気があるんかどうか私は疑問に思っています。  今、甘地の地域住民が主体となって、なごやか甘地地域づくりの方々が甘地の活性化のために取り組んでおられます。それが今まだただ県に話をしてます。注文せなあかんのですよ、全体構想をね。これはもう大体の、それから基本計画を立てて変わらない形にまとめていってやっていく話が全然できてない。もう一度答弁願います。 ○議長(正木 幸重君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  髙橋議員には、3月のときもそういう御指摘もいただいたわけなんですけれども、県に協力依頼する場合でもそういった町のしっかりした考え方を持った上で勉強会を立ち上げるなり指導を受ける。こういうことでないと、交差点一本で、これまでは交差点の改良一本で県のほうへいろいろとお願いもしておりましたけれども、県の答弁としましてやはり駅前全体を絵を描いた、先ほど言われました全体構想、これを描いた上でじゃその交差点をどうしていくかということでないとそういった事業が今後進めていけないという指導もいただきまして、ですからそれを先ほどなごやか甘地駅前のその団体でいろいろ駅前活性化を図っていただいております。そういった方の御意見も聞き、また地元甘地、そして地元甘地を含む甘地地域の皆さんの御意見も聞きながらそういった絵を描いていかないと、町がこうやりますという形で提案したとしても、これはその中にやっぱり地元の皆さんの御意見等も反映した上でないと、その事業の実を上げられないということであると思います。そういったことから非常に時間はかかっておりますけれども、そういうことをした上で県に御指導いただくなりをしていきたい。こういうことで、今取り組んでいるところでございます。  時期的に、じゃいつ県とそういう勉強会を立ち上げられるのかということにつきましてはまだはっきりと申し上げられませんけれども、しかしながらそういう構想自体がある程度しっかりしたものでないとこれはそういった事業の効果が見られないということもあると思いますので、今後とも議員各位の御指導をいただきながらそれは進めていきたいということです。町としてはこの駅前、先では鶴居も含めてになると思いますけれども、当然何らかの活性化策を考えていかなければいけないという方向でおりますことを申し上げておきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  私は、当然交差点のことだけを言ってるんじゃないです。総合計画の中にもきちっとうたっておられますそういうグランドデザイン、全体構想をやっぱり早期にされて、当然それが今副町長が言われましたように行政だけではなしに皆さんと協議した中でそれをつくり上げるというのが当然だと思います。行政の責務として、素早く全体構想から事業実施に向けての取り組みをお願いしたいと思います。  これ本当は町長に聞きたかったんですけども、副町長が言われましたんで早期にしていただくようにお願いしまして……。何かありますか、一言。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  髙橋議員から、甘地駅前の全体構想を早くしなさいという話です。  先ほど副町長が答弁しましたように、この問題については私も県の姫路土木事務所長に甘地駅前を何とかしたいんだけどもということで相談に行かせていただいたときに、今のような勉強会をしたらどうだと。その中で、県としても資料の提供であったり、あるいは補助メニューであったり、またいろんなアドバイスができるだろうということを提案をいただきました。そして先ほどありましたように6月に再度要請して勉強会を立ち上げたらという、そういう経過がありますが、その中で県のほうからも福崎の駅前のあの整備が大変長い時間がかかってやっとあすこまでいってる。それにはいろんな歴史があった、経過があった。そのことについてもまず勉強されたらどうですかというふうなこともありまして、町のほうからもお伺いに行ってそういった経過も調べながら、そして今町としては基本的にどういう方向でいくのだと。あるいは優先順位をどうつけるんだというふうなことを含めて、全体のある程度のものをつくらないと勉強会ということにもならないわけですので、今そういう推進チームを立ち上げましてそういうことについて今準備をしているということで、私としてはきっちりしたものができなくてもある程度のものができたらこういうようなことを考えているんですがどうでしょうかねということで、これは早い段階に勉強会になるまでのまず相談もしていきたいというふうに考えております。  甘地とあわせて鶴居の駅前についてもそういったことで、即できるような問題ではありません。地元の皆さんからの意見等も聞きながら、また用地の買収というようなことが将来起こっていくということになったらそう簡単にはいきませんけれども、やっぱり方向はきちっとつけていきたいというふうには考えております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  町長、ありがとうございます。よろしくお願いしたいと思います。  続きまして、最後になりますが市川町の町花であるヒマワリを休耕田等を利用して道路沿線に植えてはどうかという私の提案ですけども、ちょっとお答え願いたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  髙橋議員の御質問にお答えします。  町花のヒマワリにつきましては、これも市川町の総合戦略の中にも盛り込んでおりまして、ふるさと意識、郷土愛の醸成施策の一つとして昨年度より試行錯誤しながら取り組みを進めているところでございます。  本年度におきましては、各自治会のほうにヒマワリの種の配布希望調査を行い、奥営農組合、浅野営農組合、神崎区から申し出をいただきまして試験的に田んぼにヒマワリの種をまいていただきまして、ヒマワリ畑にしていただくことになっております。  夏の花というイメージの強いヒマワリなんですが、営農組合のほうから秋祭りの時期にも花を咲かせたいというようなお声もありまして、また遅い時期に咲くヒマワリのほうが期間も長く咲くことから、9月末ごろから10月上旬をめどに花が咲くように植えていただいております。現在も雑草の処理でありますとか水抜きの処理など、いろいろ手をかけていただいているところです。  奥は県道沿い、浅野は国道沿いの田で育てていただいておりますので、もうしばらくしますと市川町内でもヒマワリ畑を見ていただくことができるかと思っております。  そのほか、自治会によってはヒマワリの種を各家庭に配布していただいたり地域の方にまいていただいたりと、それぞれ取り組みを行っていただきました。本年度のいろんなその状況を見ながらまた改善すべき点は改善をして、来年度の事業にもつなげていきたいと考えております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  説明ありがとうございます。私、インターネットで最近よく見るんですけども、関西でも各市町ヒマワリの種を植えつけヒマワリ畑として、またそれをイベントとして開催し、多くの観光客が訪れている様子をネットで見させていただきます。そんな中で、市川町でも観光協会や各ボランティアの協力を得てもう少し規模を大きくされてはどうかという考え方を提案しているところでありますが、今種を植えてやっておられるんですが、集団的にどんとやって観光客が定着するようなそういう考え方を、これはもう地域の協力も必要だと思いますし、行政だけの力では難しい部分もあろうかと思いますが、観光協会、各ボランティアに協力を得てそういうことをやっていけばどうか。それにはまた今度は販売とかいろんなもんができますんで、農家の収益もあろうかと思います。そこら辺ちょっともう一度お答え願えたらありがたいな思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  先ほどの御提案ありがとうございます。  このヒマワリに関しましては、これまでにもいろいろチャレンジした経緯もあるというふうに聞いているんですが、なかなか継続していかないという結果に終わっているというイメージを持っております。  今御提案をいただきました観光協会でありますとかボランティア、地元の方々の協力を得ながら、少しでも市川町といえばヒマワリというイメージ、そういったイメージが定着できるように努力していきたいと思っております。よろしくお願いします。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君。 ○10番(髙橋 昭二君)  私はお願いをしておきまして、一般質問をこれで終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(正木 幸重君)  10番、髙橋昭二君の質問は終わりました。  暫時休憩いたします。なお、再開予定は10時35分といたします。       午前10時17分休憩       午前10時34分再開 ○議長(正木 幸重君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、3番、中野史子君の質問を許します。  3番、中野史子君。 ○3番(中野 史子君)  議席番号3番、中野史子でございます。議長の許可を得まして、通告による一般質問をさせていただきます。  まず初めに、認定第1号、20款衛生費、5項保健衛生費、10目予防費、13節委託料についてお尋ねいたします。  これらの委託先並びに内訳についてお尋ねいたしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  3番、中野史子君の質問に対し理事者の答弁を求めます。  健康福祉課長、内藤君。 ○(健康福祉課長)  おはようございます。  ただいまの中野議員の御質問にお答えをいたします。  平成28年度特定健診、がん検診、婦人がん集団検診の受診申し込み状況、受診結果についてでございますが、平成28年度において特定健診、がん検診につきましては暑さ厳しい状況のもと、住民の方々を初め各関係機関の協力のもと年間10回実施をいたしました。  そして特定健診につきましては、契約者につきましては成人病等検診委託料の要因としましては兵庫県厚生連、そして前立腺がん検診、胃がん検診、大腸がん検診、肺がん検診とも兵庫県厚生連と委託をしております。子宮頸がん検診、乳がん検診につきましては、姫路医師会と契約をしております。  そして特定健診の対象者数は全体で9,408人で2,112人の方が受診されており、受診率は22.4%でございます。  また、先ほどの対象者のうち国民健康保険加入者の対象者数は2,654人で、受診者1,134人、受診率は42.7%でございます。参考に、受診率は県下で5位となっております。  次に、がん検診の受診率についてでございますが、最初に胃がん検診は受診者が713人で受診率15%、肺がん検診は1,707人で35%、大腸がん検診は1,396人で29.8%、前立腺がん検診は448人で26.4%でございます。  続きまして、婦人がんの子宮がん、乳がん検診の受診率についてでございますが、年間6回実施をいたしました。まず子宮がん検診は受診者295人で受診率20.1%、乳がん検診は受診者が317人で受診率22.1%でございます。そして県下においても、がん検診全体につきましても上位を占めております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  3番、中野史子君。 ○3番(中野 史子君)  課長、丁寧に教えていただきまして、聞いたことだけ言ってもらうと頭に入るんでございますが。  それでは、忘れておりましたら失礼します。特定健診とがん検診の受診状況をただいまちょっとお聞きしましたけど、今控えよう思いましたらちょっと控え損ねました。  それに加えまして、本年度より新しく胃のABC検査いうのの募集がありましたよね。胃の健康度チェックというようにお聞きしておりますけれど、それと本年度ふえましたのはただいま申しました胃のABC検査と骨粗鬆症検査がふえたようにしておりますけれども、これらも含めて申し込みは去年はもちろんなかったんでしょうけど、ことしその2つのものがふえましたですか。そして受診されたときの状況とかがおわかりでしたら、ちょっとお知らせいただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  健康福祉課長、内藤君。 ○(健康福祉課長)  ただいまの議員の御質問にお答えをいたします。  今年度より新しい申し込み事項としまして、先ほど御指摘ありました胃がん検診のABC検査を取り入れております。この検診によりまして、受診率も前年度よりは若干上昇ということになってはきております。これも住民の皆さんの健康に対する意識が高まってきている状況の中で、受診者がふえてきているというふうに認識をしております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  3番、中野史子君。 ○3番(中野 史子君)  どうもありがとうございます。  胃の検査というのは非常に大事やと思いますし、いわゆるピロリ菌とかの検査もされたことと思うんですけれど、こういう特定健診とかいろんな検診を市川町は古くからしておりますが、その結果、いや、受診してよかったわ、おかげで早期にステージ1・2で見つかってというような声を私もちょっと聞く場合もあるんですけれど、ことしはまだ結果が出てないでしょうから昨年のでもよろしいですけど、受診されてよかったわというような割合はそこそこありますか。 ○議長(正木 幸重君)  健康福祉課長、内藤君。 ○(健康福祉課長)  ただいまの議員の御質問にお答えをいたします。  まず、昨年度の検診等の受診結果について述べさせていただきます。  まず、特定健診につきましては1,134人中83人で7.3%の方の特定保健指導となっております。この特定保健指導というのは、保健師が受診者と個別面談する個別支援、そして数名の方がグループとして面談するグループ支援等がございます。その中で、今、住民さんからの声でやはり保健センターの担当が直接訪問またはセンターにおいて個別面談等の中で早期発見、早期治療ということで、いろんな専門的な分野からの角度で指示、指導のもと、健診を受けてよかったなという声はよく聞いておりますが、ただその後、住民さんが自分でその後の検査等を受けていただけるかどうかが重要なポイントとなりますので、その点についても今後周知啓発をしてまいりたいと思います。  そして参考でございますが、昨年度の各検診ごとの要精密検査対象者数を述べさせていただきます。  まず、胃がん検診につきましては713人中18人、肺がん検診については1,700人中15人、大腸がん検診については1,396人中77人、前立腺がん検診については448人中26名の方、そして婦人科の子宮がん検診について要精密検査の対象となっている方は295人中2人、そして乳がん検診については317人中17名の方が対象となっております。そして前年度と比較しますと、全体では減少傾向ということになっております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  3番、中野史子君。
    ○3番(中野 史子君)  ありがとうございます。こういう精密検査とか受けないほうがいいんですので、割と少ないということは健康な方が多いのではないかというようにとってもいい数字かもわかりませんよね。  済みません、それで次お尋ねするんですけどね、この婦人科のがん検診のクーポン新規対象者いうのができましたよね。このクーポンの新規対象者については、多分受診者に制約がありますね。それはどんなもんでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  健康福祉課長、内藤君。 ○(健康福祉課長)  御質問にお答えをさせていただきます。  婦人科の検診クーポン新規対象者についてでございますが、まず要件としましては子宮がんにつきましては二十以上の女性、あわせて当該年度で4月1日現在で偶数年齢を迎える方。そして乳がん検診につきましては、当該年度4月1日現在で偶数年齢40歳以上を迎える方が対象となっております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  3番、中野史子君。 ○3番(中野 史子君)  これについて重ねてお尋ねするんですけれど、このクーポンの新規対象者というのはいわゆる子宮がんが20歳になられた方と、乳がんが40歳の方じゃないんですか。そしてそのあとの者は、いわゆる5歳刻みで案内があります子宮がん、乳がん検診については、このクーポン対象者じゃないんじゃないんですか。それはいわゆる5歳刻みの対象であって、クーポンの方は20歳と40歳かなというように理解しているんですけれど、どうでしょう。 ○議長(正木 幸重君)  健康福祉課長、内藤君。 ○(健康福祉課長)  ただいまの議員の御質問にお答えいたします。  補足説明させていただきますと、平成28年度は新規クーポン対象者の要件としましてはその年度に二十を迎えられる方、乳がんについては40歳を迎えられる方が対象となっており、なおかつ未受診の方がその5歳刻みでそれまで受けられておられなかった方も平成28年度はそのクーポンを利用することができるということになっております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  3番、中野史子君。 ○3番(中野 史子君)  わかりました。それじゃクーポン券の持ち越しができるというように解釈したらいいわけですね。それじゃその20歳のその年じゃないとクーポンは使えないという意味ではなくて、ことし使えなくても21歳の来年使えるんですか、25歳のときに使えるんですか。 ○議長(正木 幸重君)  健康福祉課長、内藤君。 ○(健康福祉課長)  お答えをいたします。  平成28年度においては、5歳刻みの方も未受診の方を対象にクーポン券が利用できるということで、その年度末の3月31日まで未受診者のクーポン券も利用できるという制度であります。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  中野さんは継続して使えるんかいうて。 ○(健康福祉課長)  その継続して使えるのかということでございますが、平成28年度のみでなっておりますので御理解を願いたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  3番、中野史子君。 ○3番(中野 史子君)  済みません、重ねてお尋ねします。  私が問いましたのは、例えば私が今20歳に戻れたとしまして、ことしクーポン券を使う機会をなくしました。じゃことしもらった29年度のクーポン券を来年使うことができるんですかということを問いよるんです。21になっても使えるんですかということを問うてるんです。クーポン券というのは20歳で出るんですよね。そのときに受け損ねた、ことしの受診によう行けなかった。だけどクーポン券はもらって使ってない。それじゃ来年使わせていただけるんかいうことを尋ねているんですけど。 ○議長(正木 幸重君)  健康福祉課長、内藤君。 ○(健康福祉課長)  お答えをいたします。  当該年度で二十、40歳、その年齢を満たした方がまずは受診できるんですけども、それを超えてにつきまして、28年度においては5歳刻みの未受診の方でクーポンを持っておられる方については利用はできておりましたが、29年は利用できないということになります。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  3番、中野史子君。 ○3番(中野 史子君)  ありがとうございます。理解いたしました。  それで女性ですから婦人検診にこだわってるわけではないんですけれども、この婦人がん検診の申し込み、そういったことで5歳刻みのときには女性軍は力を入れているわけでございますね。ことし40になって制度もあるから受けようとかいう気持ちもある中で、ことしも検診の申込書を出しますときにことしの広報など見ますと7月、9月は各2日ありまして、10月、11月、12月は各1日やったと思います。その日はいわゆる検診を受ける日を受ける者が指定できる日ですね。例えば7月7日の日に私は受診したいわと思う方は、検診の申込書に受診日の希望を記入して出していると思うんです。7月の方もあれば9月の方もありますし12月の方もあるでしょうけれど、一応町が募集した指定の日にちを希望して検診の申込書を出しているんですけど、そうと違いますか。 ○議長(正木 幸重君)  健康福祉課長、内藤君。 ○(健康福祉課長)  ただいまの議員の御質問にお答えをいたします。  まず、申し込みにつきましては、年度当初4月下旬ごろに各世帯へ申し込み案内をさせていただいております。その中に、集団婦人がん検診の申し込みも若干ずれる年度もあるんですけども申し込みいただいて、そして先着順で受け付けをさせていただき、各第1希望に沿った割り振りをさせていただいている状況でございます。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  3番、中野史子君。 ○3番(中野 史子君)  これ4月末に案内を出しまして、締め切り日がありましたですかね。何月何日までに出せという日があったのかどうかをお尋ね1点しますとともに、例えば一番初めの申し込み予定日といいますか、希望日が7月のこれ何日やったかちょっとあれですけど、例えば7月1日と希望して私なら私が出しました。締め切りが来ました。私、もう7月1日は検診に行こうと思って準備をしておりましたところが、受診に行く2週間かそこらぐらい前になって、いやいや、あなたは7月1日で申し込みされましたけれど、11月になりましたのでよろしくお願いしますと文書が来ました。そうなりますと、いや、もう何か7月に行くのと11月に行くのといいますと何カ月かずれますよね。最悪のシナリオの場合は、もう一つ前に受けていればステージ1で検診にひっかかったかもわからないけれど、おくれたことによってステージ3とかいうそういう結果がないとは言えないところへ、やっぱり病気のことですので行かないかんと思うてその日を予定しておりましたところが、何カ月かたっていよいよ行く気持ちになったときにかなりおくれた日で来た方がおったとしますよね。そしたらその方って非常に気分が悪いわけですわね。そしてまた、予定も入れたりして日にちをあけておるということもあると思うんですね。  そのときに、今までもどうされてたのかわからないんですけど、ことしの場合を言いますと私も聞きましたけれど、防災無線で検診の受け付けは終了いたしましたけれどもまだできますので御希望の方は申し込んでくださいという放送がありました。それがあったときに何でそれじゃ7月に申し込んだ方の日にちが大幅にずれているのを一緒に言わなかったのかなと思うんです。これ何の検診が申し込み過ぎたけれども受け付けられると言ったのかまではちょっと覚えておりませんけど、そのマイクで放送したついでに、それにかけてもがん検診を申し込みされた方で7月を御希望の方もたくさんおられるでしょうけれど、人数の都合によって11月、12月に遅延になった方もおりますので御了解くださいってちょっと一緒に言ってあげたらよかったのになと思うんです、私。もう本人はそんなこと、役場サイドはたくさんおって人選もしてしよると思いますけど、出した人はそんなこと一つも思うとってないですから、もう行かないかんと思って待ってたところが片方でまだ募集済んどるけど出してくださいよというマイクの中で、自分の分だけがかなりおくれてきたというところに重ねて不満が出たと思うんです。そこらのところはなぜ放送する段階で両方のことを考えてしてあげなかったのかなと思うんですが、それについてはいかがですか。 ○議長(正木 幸重君)  健康福祉課長、内藤君。 ○(健康福祉課長)  議員の御質問にお答えをいたします。  まず、検診等の申し込みについては5月13日を締め切りということでさせていただいております。  そして先ほど御指摘のありました指定予約日の実施状況で特定健診、がん検診につきましては平成22年度から時間予約制を設けておりまして、特定健診、がん検診の予定変更、キャンセル等についてはほぼ受診者の希望に沿った受け付け、対応もしておりますが、先ほどの集団検診等の御指摘につきましては特に取り組んでおる内容としましては婦人科の子宮がん、乳がんの集団検診については姫路医師会との契約上、年間の回数も限られている中、関係機関の協力によりまして現在の回数年6回を維持しているのが現状でございます。  そして検診時間は午後の2時間内での予約としております。そして予約を先着順で受け付けをさせていただき、御希望に沿えない定員を超えたときにはその後の早い日程から割り振りをさせていただいているというのが現状でございます。都合が悪いときには、御本人から連絡をいただくということになっております。  御希望どおり少しでも早く受診していただき、早期発見、早期治療に向けていただきたいいう気持ちでありますが、先着順の関係で御希望の日に沿えないということで数カ月後への調整ということをさせていただいている方もございますが、何とぞ同じ状況下でありますので御理解お願いしたいと思います。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  3番、中野史子君。 ○3番(中野 史子君)  課長さん、御苦労さんでございます。御苦労さんはよくわかっておりますけれど、受ける側の気持ちとしてなおかつ申し上げたいのは、申し込みを締め切った段階で、例えばお皿が10枚しかないのにケーキが15来てる。だったら皿が足らんなというようなことは申し込み締め切ったとこでわかると思うんですね。それで受診者の日程調節をなるべく早くできるはずやと思うんです。また、今おっしゃいましたように受診回数、もちろんそれがあるからこそなおかつ振り分けをしなければいけないし、受診医療機関が減ってきているから、なおかつ振り分けに早く処理しないといけないと思うんです。そういうところがなぜ速やかにできなかったのかなと残念に思っておりますし、今までにもちまたでは不平不満があったとしても恐らく役場のほうへも文句の電話の一つもあったかとは思いますけど、それに対して少しずつでも善処されてきたのか、ことしも文句聞いたわい、来年は聞かんとおきたいなと思っているけどまた聞いたわいとなるのか。そこらの取り組み方をお願いしたいと思うんです。  もちろん産科なんかは特に病院が減ってますし、苦労しよることは重々わかっておるんですけれども、乳がん、子宮がん検診なんかは先ほど課長に確認しましたように40歳とかいわゆる5歳刻みの制度というものもありますために、本年度受診できなんだらもうやめとこかとか5年待とうかとかいうことがないとも限りませんし、そういった気持ちの負担いうこともありますので、特に慎重にしていただきたいと思います。来年に持ち越さないで速やかに、29年度はこれで済みました。今受診も済みましたけれど、30年に向けましてはお願いいたしておきます。申し込みがありましたら、速やかに何はさておいても日にちの設定だけはしてあげていただきたいなと思います。  そしてまた、それが非常に困難な事務方の事情があるとすれば、申込書を出す段階で第1希望、第2希望、必ずしも御期待に沿えないということは重々書くとか、多分第1希望だけ書きよるんじゃないんですかね。第2希望もあるんかわかりませんが、そこらのところに特段の御配慮をしていただきたいなと思います。御苦労はよくわかりますのでお願いをしておきたいと思いますが、どうぞくれぐれも町民の皆さんがもうそんなもん気が悪い、こんなんも行かへんわいうようなことのないように、それがいずれ市川町の健康保険の使用の金額にも関係することと思いますので、御苦労さんでございますけれど来年度はくれぐれも申し込んだ日にちに、ベストじゃなくてもベターをして取り組んでいただきたいと思いましてお願いをしておきたいと思います。  次にお尋ねいたします。7月から宿直業務がシルバー人材センターに委託されたと思うんですけれど、2カ月ほど経過いたしましたけれど業務はスムーズに行われておりますか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  中野議員の御質問にお答えいたします。  宿直業務につきましては7月3日から中播広域シルバー人材センターのほうに委託し、6名の会員の方が2名ずつのシフトを組んでいただいて業務に当たっていただいております。完全移行から2カ月が経過したわけなんですが、宿直員の方も多少業務になれてこられたのではないかと認識しております。この間、電話対応等問題があるなど指摘を受けたことも事実でありますが、その都度指導すべきところは指導し、またサポートすべきところはサポートしながら対応をしました。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  3番、中野史子君。 ○3番(中野 史子君)  課長、ありがとうございます。  なかなか感じのいい方ですわ、シルバーでおられる方ね。私も2晩ほどちょっと用があって行きましたけれど感じのいい方で、物静かに業務をこなしておられたと思います。  その中で1点、私が利用しましたときに就業改善センターを当初予定しておりましたけれど、クーラーが故障したために1カ月ほど使えなかったのでこちらのほうをお借りしておりました。そして行きましたところが、私が先に着けばよかったんでしょうけど、早く着いた者が場所を聞いたところ、いやいや、あんたとこ就業センターやでと言われたもんやから就業改善センターの暗いとこへ行ったところが2階の鍵があいてない。それでまた誰かが行ったらはいはいいうて、2階じゃなくて入り口の鍵があいてない。行ったところが鍵を貸していただいて、上がったところが2階の部屋の鍵があいてないということで、ちょっと二、三十人が右往左往としとったところがあるんです。それで私が行きまして、何でこんなとこへ行っとんかしらと思いまして、役場のはずやのにと思いましたらそういう経過の報告を受けたんですけれど、そのときに宿直の人にきょうは向こうのクーラーの故障でこちらをお借りしとんやけどもと言ったところが、台帳を調べた。いやいや、あんたの団体は就業センターでっせってこういう答えやったので、そんなことないと、こっちですよというてこちらは使いましたんですけど、それが大きく害があったと言いよるわけではないですが、やっぱりたびたび変わる業務もあるかと思いますので、やっぱりそれは各課が夜の部に対しての宿直のシルバーの方に変更があったときの連絡は十分にしてあげたらどうかなと思います。きょうびのことですから、各課において会場をとる、物を使うときは全てコンピューターに入ってくるんですから自分の手元で多分閲覧できると思いますので、大きなことではございませんけれど今から気合いを入れて連絡だけはスムーズにしていってあげてほしいなと思いましたので、これもお願いをいたしておきます。  そして、次にお尋ねいたします。けさほども記録的短時間大雨情報とかいいまして奈良のほうは非常にせんだっての市川町よりも大きな雨が降っておりますし、また50年ぶりとか記録的とかいう言葉はもう最近は耳につくほどたびたび聞かれるような御時世になっております。予測できない自然災害が非常に多い昨今ですけれども、私たち市川町の町民も行政の指導もありまして風水害とか地震とかについてはある程度経験もしてきて体験もしてきて、ある程度の意識が定着していると思います。  その上に再認識するという意味において、せんだって優しい防災や減災の手引等が配布されてまた見直しまして、私もこれはいいことやなと思って見せていただいたわけですが、そこで担当の課長にお尋ねするんですけれど、こういった自然災害とか全ての災害とかが起きましたときに緊急であろうと夜中であろうと多分町の方は出てきておられると思うんですが、このときに町の職員の方の間においては緊急で出勤してこられた場合に自分のいわゆる役割分担とかいうのはきちんと決めておられるんでしょうか。  それで例えば、いや、わしは水くむ役やとかいうのが決まっとる。いろいろな中で決まっている中で避難誘導とかせないけない場合があると思うんですけれども、そういったときにきちんと決まっていないと同じところへ集中するというようなことがあってもいけないので、そういうような役割分担とかはしておられて、そして災害も多いとはいいながら3日に上げず起きとるわけではございませんので、職員の訓練も時折は認識を新たに確認していると思いますけれども、いざというときにいや50年ぶりやいって慌てふためいてもらっても困りますが、そういったことをなぜ申しますかといいますと、町外に居住しておられる職員さんも多々あろうかと思いますが、そういった方が役場へ出てくるのに対しての時間制限とかもいろいろと関連してくると思いますので、重ねまして町の役員の間で災害時等に発生したときの役割分担というものはきちんと決めてマニュアルとかがつくってあるんでしょうか、お尋ねしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  中野議員の御質問にお答えします。  台風や大雨など本町に災害の発生のおそれがある場合なんですが、組織としては地域防災計画に従いまして連絡員体制をとります。その後の状況によりまして災害警戒本部、そして災害対策本部の設置へと体制を整えていくことになります。  水害等の対策としましては防災配備体制表というものをつくっておりまして、また1号配備体制で巡視であるとか情報収集などの初期対応、第2配備体制で水防活動でありますとか避難準備等、第3号配備体制では避難所運営マニュアルによりまして避難所の開設及び運営をして対応していくということにしております。  役割分担が決まっているのかというところなんですが、こちらも先ほど申しましたように配備体制表をつくっておりまして、その中で各職員が情報連絡、庶務班でありますとか調査報道班、現地対策班、施設の管理班、避難対策班、救護班といったように各役割分担を決めて、その都度の体制によって各職員が動いていくというような流れになっております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  3番、中野史子君。 ○3番(中野 史子君)  課長、ありがとうございます。ちゃんとしていただいておるようで安心いたします。  ただ、もう1点だけお願いをいたしたいと思いますのは、このごろ近年特にミサイルとかいろいろと難しい問題が出てきておりまして、瞬時警報システムの北海道なんかも作動しなかったとこがあるとか、非常にあってはならないようなことがあるのかないのかというような問題ですけれども、こういったミサイル発射の問題に関しますような防衛的なものができましたときに、今までの自然災害とかとはちょっと違うと思うんですね。雨が降ったら川が浮いたら高台に逃げなさいよではこれはだめですし、頑丈な建物もありませんし、そういった中でこういう不測の事態のときには大きなものが飛んでくるときはどうするかとか、例えば生物化学兵器が使用されたときのことなんていうものは我々は何も想像していないわけでございますので、こういったときにはどうするのがいいのかというようなことも今後はあってはならないことですけれどもちょっと念頭に置いていただきまして、まして子供たちが学校に行っておりますときの対処とか、我々が町の中でしたら先ほども言いましたように頑丈な建物もありますけど、市川町でいざさあ方向違いでこっちへ来たでというようなときがあったときにはどうするかというようなときには、頑丈な建物もありません、高い場所もありません、避難所へ行く時間もありません、そういった中で屋外におる者はどうしようかなとそういう迷いも町民の中にはどうしたらいいかわからないということがあると思いますので、そういった思いもかけない不測の事態を想定いたしまして、また今後何かの知識の伝達方法とかも考えていっていただければありがたいかなと思いますが、そういったことはお考えになっておられますか。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  中野議員の御質問にお答えします。
     最近そういった武力攻撃の事態、あるいは発生するというような報道等もいろいろございまして、J-ALERTの発動に備えての体制というようなことの御質問かと思います。  こちらの市川町のほうで今取り組んでいますのはJ-ALERTの発動に備えての本町の取り組みなんですけれども、年に2回、7月と11月なんですが、J-ALERTの訓練放送があります。その訓練用の伝言が本町にも配信されて、自動起動によって放送が流れるわけなんですが、この訓練にあわせて本町もシェイクアウト訓練というものを昨年度から実施しております。これはとっさに起きたそういった武力攻撃でありますとか地震の揺れから身を守れるように、防災無線が鳴ればその場で落ちついて頭を低く頭を守って動かないというような安全行動、そういったことをとっていただく訓練ということになっております。  訓練の実施につきましては、事前に防災無線や広報でお知らせをしているところなんですが、この訓練放送にあわせて学校のほうでもシェイクアウト訓練を実施をしているところもございます。本年度も7月に1回実施しておりまして、次回の訓練は11月の予定にしております。  こういった面まだまだ取り組みは不十分なところもあるんですが、今後も不測の事態に対しまして町民の皆さんへの啓発を的確に行っていきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  3番、中野史子君。 ○3番(中野 史子君)  課長、どうもありがとうございます。また今後とも私たちよりも先にそういうことには心を砕いておられることと思いますので、また町民に向けての御指導をよろしくお願いしたいと思います。  そして最後に、本日は区長様方も傍聴にお越しいただいておりますようでございますので、自助、共助、公助と申しまして今は全てを公に頼る時代ではございませんから、私たちは自分のできることは自分でしないといけませんけれども、共助といたしまして各区にあります自主防災組織活動にさらなる充実をしていただきてこ入れをしていただきまして、公助としましては行政機関においてはいろんな各関係と連携が、割と市川町の場合は連携が余り評判がよくございません。もっと連携をとっていただきまして有事に備えを怠らないようにお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。 ○議長(正木 幸重君)  3番、中野史子君の質問は終わりました。  次に、1番、堀田佐市君の質問を許します。  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  議席番号1番、堀田佐市でございます。議長の許可を得て、事前に通告いたしております一般質問をただいまから行いますのでよろしくお願いいたします。  質問に入る前に、前回6月の議会で私が買い物バスとか病院へ通っているバス、コミュニティバスですか、それの乗車に対して無料にしていただきたいということをお願いしたところ、理事者、町長を初め職員の皆さん方が御理解をしていただきまして、往復24枚の券、10月からそれを発行するということで、往復であったら24枚やから12回分やね、いうこともしていただいとるので、このことには厚くお礼申し上げますけど、私としてはなぜここまでしたってくれるんやったら無料に全部してくれてないんかなと。そういう思いもあるんですけども、一応今のところは試みでちょっと様子を見るためにしていただいとるんやなとそういう解釈でおりますので、いずれはまたこのことも話しさせてもらおうかと思いますのけども、よろしくお願いします。  それでは、本題の質問に入らせていただきます。  まず、1番目に議案第35号についてお尋ねいたします。  本議案は、市川町営住宅管理条例の一部を改正する条例ですが、この議案について簡潔に具体的な説明と、本条例に該当する物件は幾らあるのか。  また、入居者軒数は何軒あるのかをお尋ねいたします。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君の質問に対し理事者の答弁を求めます。  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  堀田議員の質問にお答えいたします。  今回の改正につきましては、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律(平成29年法律第25号)によりまして、その上位法である公営住宅法(昭和26年法律第193号)の一部が改正されまして、平成29年7月26日に施行されたことに伴う改正でございます。  具体的に申しますと、町営住宅の家賃を決定するには入居者の収入の申告が必要となります。認知症患者等の入居者が収入の申告をすることが困難と認める場合には、市川町が把握した当該認知症患者等の収入状況に基づき家賃を算定する規定が加えられたものでございます。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  課長、この本条例に該当する物件は幾らあるのか。  それと、入居者件数は何軒あるのか。ちょっとそれだけ。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  お答えいたします。  現在、市川町には町営住宅が23戸あります。そのうち、22戸に入居されております。  また、今回の改正に該当する方はいらっしゃいません。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  この件については余り詳しく尋ねようと思わんから、ほかの分でちょっと時間使うのでこの質問はこれで終わらせていただきます。  次に、2番目の質問でございます。町道振りかえ設置についてお尋ねするんですが、市川町教育委員会が昨年、平成28年12月に策定された子ども・子育て支援施設再編計画で仮称市川東こども園の整備方針には進入路が確保されることと交通安全が確保されること、このことが基本条例に記載されてあるんですが、川西こども園のほうにはこのような文言が入っていない。これはどういう理由でこの文言が川西のほうには入ってないのか、まずこれからお尋ねします。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  堀田議員の御質問にお答えいたします。  子ども・子育て支援施設再編計画におきまして、仮称市川西こども園の整備につきましては現在の甘地保育所がこども園に移行するに当たって、こども園としての法律の設置基準に適合するための施設整備を主に行いたいと考えております。  既設園舎内部の改修でありますので、立地や建屋の構造を変更するところまでは改修内容として上げておりません。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  課長、ちょっと聞いとってくださいよ。皆この川東は新しく建築されるわね。これからよくしていく。それはええことで、もちろん交通の進入道路の確保とか交通安全の確保、これは当然必要なことなんですよ。川西のほうはこういうことは必要ないんですか。それで入れてないんですか。必要があるんですやろ。どうですか。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  子供の安全に関しましては、川東も川西も最善を尽くさなければならないと思っております。現在、甘地保育所では園庭と園舎の間に道路がありまして、その交通について御指摘されてるというのは重々承知しております。これにつきましては、保育士が最善の注意を払いまして横断については渡っておるのが現状でございます。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  教育長さん、私はこの件について平成18年、今から約11年前の6月議会で甘地保育所と運動場の間に町道小谷東西2号線が通っておりますと。こういう質問をして、これは何とか道路をのけることができないのかという質問をしたわけやね。町当局はこの状態をどのように考えておられるのかということなどいろいろと申し上げましたんですが、あれから11年が経過しております。しかし質問の趣旨は無視され、よう聞いといてくださいよ、質問の趣旨は無視され、全然進展されず放置したまま今日まで来ておるんやね。これ11年前ですよ。それであこの保育所ができたのは平成11年にできとんやね。18年間、大方約20年近いんやね。これだけの間、ずっと保護者の人があの道路は子供が危ないから何とかできへんのかいうことをずっと言うてきたんですよ。私も保護者が言うしするから耳にして、それを今から11年前にこの話をしたんですけど全然無視してて、きょうになって新しくつくるときに片方のほうはこういう文言が入ってこっちには入ってへんいうのはばかなことないですやろ。何考えとんか、あんた方は。みんな子供大事でしとんですよ。同じ文言入れてするんやったらわかるんやで。片方は入れて片方入れないようなばかなことないでっしゃろが。私の言い方がおかしいですか、答えてください。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  甘地保育所につきましては、御指摘のように開園直後から園庭と園舎との間の道路につきましては御指摘をされているとおりかと思います。その道路は町道でありまして、町道をとめてしまうということができないということで現在まで来ておるというふうに認識をしております。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  課長、今はその課長の答弁の話、それは話はわかりますよ。これに取り組んだことありますか。地元とそういう話ししたことありますか。何もないでっしゃろ。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  私が教育課長になりましてことしで3年目ですが、私自身は地元とそういうお話をさせていただいたことはございません。それ以前のことについては、ちょっと今お答えを持っておりません。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  何回も言うようだけどね、一つもこれに取り組んどってないな、行政側はね。で今回、ここにわし持っとんやけどね、知っとってやろうけどね、ことしつくったやつね。この中にその文言が川東は入っとるけど川西は入ってない。  町長、このことについてどない思うとってですか。こんなおかしいことないでっしゃろ。同じ名前の幼稚園でっしゃろ、片方に入れて片方に入れない。こっちはもうこれでええんやということを言よるのと一緒なんやね。これで安全を守られとるのかいったら、毎日保護者は、日にち毎日やで、子供をここへ預けてきよるんやから、それをどんな気持ちで来よってんやろか。片方に入れて片方はしないということになったら、保護者はどういうふうにとってか。そんなこと考えたことあるんですか。  これ拡幅するとき、町長も今は町長やけどもとは教育者でっしゃろ。こういうこともちゃんと知っとってのはずやろうと思うけど、町長どないですか。私が何が言いたいんかいうたら、両方することですよ。そんなどこの施設に片方に園内の真ん中に道路が通って、平気で見とるような町がどこにあるんですか。日本全国探したってそんなないと思いますよ。答弁してください。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  堀田議員の御指摘、そのとおりだと思いますが、こちらのほうについては先ほど課長が申しましたように園舎の中の改築ということでその文言が入ってないというふうな答弁でしたが、東は新築なんでそういったことをきちっとしないと認可ができないということもあったと思うんですが、こちらにそれがないということもあったと思うんですが、こちらにそれがないというのは御指摘のとおりだと思いますけれども、今回の場合はそうやって内部の改築ということであったので、その分がその中に掲載されてないということになったと思います。  しかし、それでじゃ安全が守られているかといえばそうではないということで、何らかのことは考えないといけないと思いますけれども、経過としてはそういうことだったというふうに思います。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  ほな町長、えらい厳しい言い方しますけども、私非常にこれを見て怒りを感じとるんですよ。これ行政、あんた方知っとってんやろ、これつくったったように思うんやね。こんなやり方をしとって、町民さんが満足してか。私は非常に怒りを感じておりますよ、これ。そやから文言は後からつけようとつけるまいとそれは別問題として、町長の言い方でしたらつくったってもらえますか。あの道路を外へ、運動場の東側に道路を設けてもらえますか、どうですか。ここで答えてください。町長の権限でできまっしゃろ、それは。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  今の堀田議員の質問で言いますと、いわゆる園舎と園庭の間の東西の町道ですね。その保育所の真ん中にそういう町道が入っているというのは子供たちの安全上問題であるということで、それを町長の権限でつけかえることができないのかという質問だというふうに思うんですけれども、私もあの保育所ができたいきさつの中で、なぜあれが残ったのかというそういうことについては詳しくは存じておりませんけれども、何かのいきさつがあったのかなということは考えられると思うんですが、そういったことも十分認識もする必要もありますし、今ちょうど登所いうんですか、子供たちを送ってこられるとき、あすこを通行している車両というのは少ないけれどもやっぱり通っているわけで、そのまま放置するというのはいいことではそれはないと思っていますけれども、じゃ振りかえということになりますと、今言いましたようにできた当時のことであったり、あるいは地元区との御理解とか御協力とか、また地権者の御理解とかそういったこともありますので、今それじゃ即振りかえをするということをここでお約束するというふうなことについては、今の段階ではできない。  議員の今のそういう提案については、非常に重要な御指摘ということで受けとめさせていただきたいというふうに思います。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  町長ね、確かに町長が言われるのは当然です。けどここですぐ答弁してくれと極端ではあるけども、ようわかっとってそれ言うとりますわ、私は。けどこれを機会に、いろいろと話は、甘地地区の地元が田んぼを持っとる、あの辺のこといろいろとあったらしいんです、私も。その辺が議員じゃなかったから。あったらしいんやけども、そのままになって今日に来とるわね。それに私が11年前にこの一般質問を議員になってからさせてもうたけど、何の取り組みもなしに放置したままでここで言いっ放しで放置しとるんやね。それにわしは非常に怒りを感じとるけどね。誰が見たってこの際に東にこういう文言を書いてしとってんやから、これを機会に川西にも、これは完全に安全確保しとると言えますか。町長、どない思うてですか。  いや、それはけがしたことないんです、子供が。そのかわり、もう保護者やら保育所の先生方が目離しできらんほどもうずっと目配りして神経とがらせて大変な子供を預かっとんやから、そんなことでずっと今日まで続いてきとんやね。まだこれからも今から10年はあっこでされるんやろ。そういうことをこれにも書いとんやね。そやからやっぱり仮に土地をそれは話しして地元の甘地区がいやそれはあかん、許可ようせんと言われりゃ仕方がないかもしれませんけど、そないに甘地の人やったって話はわかってくれると私はそう信じたいし、また思うとります。一遍かけ合うて取り組んでくれますか、話には。どうですか。それぐらいなことは返事できまっしゃろ、ここで。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。
    ○町長(岩見 武三君)  一般質問でこういうのが出されたとき、あるいはその前にそういったこともちょっと耳にするというのか気になっておりましたんで、私も保育所に行きました。そして状況等も聞かせていただきました。  先ほど答弁の中で言いましたように、当初の時間帯に通勤の方がそう多くはないけど通られるという事実も確認もさせていただいております。実際にどういう対応の仕方をされているかということもお聞きをしました。現在まで事故はありませんでしたけれども、絶対これから事故がないということはこれは確約できることではありません。そういうことで副町長等とも、あるいは担当課とも話をして、もしつけかえをするならどういう方法があるんだろうというふうなことについても若干の議論はさせてはいただいているところです。今後そういう指摘を受けて、先ほど言いましたように大変貴重な提案として受けとめさせていただいて、検討できるところについては話し合いを庁内でしていきたいというふうに考えています。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  ちょっと私も怒りを感じとったから大きな声も出しましたけどね、失礼なと思いますけど、それは理解していただきたいと思います。話に力が入ってこその言葉なんでね、ひとつ後ろ向きじゃない話に、前向きでひとつ検討していただきたい。これだけよう頼んでおきます。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  先ほど答弁しましたように、庁舎内では考えていきたいというふうに思います。あと、甘地区であったり地権者とのことについては、それも含めて即そういう行動に出て甘地区へ入るとか地権者のとこへ行くとかということについては今の段階では差し控えさせていただいて、とりあえず庁舎内ではそのことについてどういうふうな対応の仕方があるのかということについては話をしていきたいというふうに思います。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  ひとつよろしくお願いいたします。  それでは、次の質問に入ります。  次、3番目でございます。町道拡幅についてお尋ねいたします。  この質問は、平成23年1月23日付で甘地・近平・小谷・千原・谷区の当時の区長さん、甘地地区5名の区長さんが連名で町道振古川線及び町道甘地千原線の拡幅工事要望が提出されておられます。要望の内容につきましては、県道長谷市川線から当該町道振古川線を、そして町道甘地千原線を経由しまして甘地保育所への幼児の送迎とか保健福祉センターへの利用、それから近隣の工場通勤等に多く利用されております。そしてまた甘地小学校、そして市川中学校への児童生徒の通学道路にもなっております。自転車、徒歩等の通行も多く見受けられるということです。しかしながら道路幅員が狭く車の交代等で不便があり、そして保護者も危険な状況にあるということでございます。区長さんからの要望は、こういった内容で要望書が出されておられます。  私は、この件につきまして平成23年の10月、26年の3月、27年の6月、27年の12月議会の4回の定例会で一般質問を行いましたが一向に進展性がない。県との交渉はどこまで進展しているのか、工事はいつできるのか、これをお尋ねしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  堀田議員の質問にお答えいたします。  平成23年1月23日付での関係区長5名の連名での要望書を提出していただいておりますが、その内容につきましては町道振古川線を利用する一般の方、甘地保育所への幼児送迎の方、近隣の工場通勤の方などの車の交通量も多くなってきている中、車の交代等で通学する生徒、買い物する人の危険があるため、拡幅を要望されたものでございます。  当時は振古川の大規模な改修計画もあり、県との協議の上検討していく必要がありました。その後、振古川自体の改修計画を縮小され、上中島橋から下中島橋までの間の計画になっております。県のほうに確認したところ、河川改修予算の確保は大変厳しいとのことで、平成29年度に上中島橋の詳細設計を実施し、平成30年度以降に工事着手予定とのことでございました。  町道甘地千原線につきましては、上中島橋の詳細設計にあわせた計画をしていき、平成31年度の市川西こども園の開園に合わせて平成30年度に拡幅工事を実施する予定にしております。  町道振古川線につきましては、民家が隣接している箇所もあり別途検討していきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  今、課長、もうちょっと念を押して聞きますけど、こども園ができ上がる時分にそれに合わせて拡幅できるということやね。これはどの道路、甘地千原線、どの道路。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  お答えいたします。  今申し上げましたのは下中島橋から上中島橋の間、保健福祉センターの上の橋からもう1本上の橋までの間の町道千原線に当たります。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  町道千原線いって甘地千原線とちゃうん。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  訂正いたします。町道甘地千原線でございます。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  私も同じ町内におるんやけども、道の名前などはなかなか知れへんよね。そんなこと言うたら後ろに区長さんが大勢来られとってんやけども、自分とこの区のことでも恐らくどの道が、この名前やけどこっきり知っとってる区長さんいったらないとは言わんけども、少ないとちゃうんか思うんやね。私も振古川の横、県道長谷市線から橋があるわね、あっこは。あっこからずっと保育所もあっこらも通って振古川線からずっとそない思えてん。ほんならあんた違う、途中から千原へ二股に分かれてる。それで川沿いに沿いながら名前が2つあったんやね。それでちょっとそのときに気がついてきたもんでそれはそれでいいんやけども、ひとつあっちの振古川線のほうもまだもうちょっと、1カ所は待避所をつくってもらいましたんです。地元の人も喜んでいただいとるんですけどね、もう1カ所待避所を、それはもう大分下のほうに来るんやけどね。家の名前は出されへんさかいに言いにくいけども、もう1カ所してもろうたらええんとちゃうかな。それから上は小谷と家が間が狭いから広げることはできへんのでね、言いよることわかりますか。そやからちょっと無理やなと思うとんやけど、家のないところだけにもちょっともう1カ所待避所をつくってもうたらありがたいなと、そういうことをお願いしておきます。この問題につきましては、これで終わらせていただきます。  次に、もう昼が来るので早いこと済ませていきたいね。それでは、次に4番目の質問でございます。本町の財政確保についてお尋ねをいたしますが、本町は自主財源が乏しいのですが、町有地における遊休地の売却、また何か財源確保の施策を考えておられるのですか。お尋ねしたいわけですけども、町有地の遊休地の売却については町長、何か考えとってですか。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  堀田議員の御質問にお答えします。  町遊休地の売却につきましては、今回まず土地開発事業会計のほうで旧甘地北保育所跡地の宅地造成事業ということで、1つ実施をしていきたいと思っております。それ以降につきましては、現在も幾つか町の遊休地をまずメーンにして開発のほうをするのか、状況によって全てが宅地に向いているというわけではございませんので、内容等いろいろ調査検証しながら順次進めていきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  私とこの町は財源が乏しいわね。だからやっぱりお金になるものはお金にして、また買っていただいたら税金ももらえるしするんで売却をしてほしいということをお願いしたいのと、きょうは区長さん方が来られておるんですね。私らは決算書をいただいておるから財政調整基金は今幾らあるか。これは議員は皆知っとってんやけども、区長さん方は知っとってないのでちょっと今現在、28年の決算で財政調整基金どれぐらいあるのかちょっと答えてあげてほしいんですが。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  平成28年度末なんですが、財政調整基金の残高は9億7,739万7,000円となっております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  ざっと10億近い金があるんですけどね、だけど今の時期どんな災害が来るやわからへんわね。ちょっと災害来たらもう5億ぐらいな金すぐなくなってしまうんやね。10億はさておいて悠長なこと一つもあらへんわけや。それで財政確保をいろいろと考えてほしいんやけども、一つ私、やっぱりこれこういう場やから臆測でちょっと物を言うのはおこがましいんですけども、やっぱり県や国に直接お願いに行って、お願いに行くいうたらもうお金のことやね、大体ね、事業一つするにしても。私は、大体長い間議会へ出してもうとんやけども、私とこの町が県に対しての仕事を言っても、福崎から姫路まで行ってそれから先は書類が回ってきいへんやろなと。本庁のほうへ回っていけへんのと違うかなと私はそんな、これは臆測なんやけども、そんなことないですか。町長や副町長は県のほうへ1年に何回ほど行ってんですか。 ○議長(正木 幸重君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  堀田議員の御質問といいますか御提案といいますか、財源確保対策についてはそれぞれ予算の段階であるとかいろいろ御説明は申し上げておりますけれども、ただ県のほうへいろんな段階を踏んで要望はたくさんもちろんやっておりますし、過日も町長と私と2人で神戸行くことがありまして、特に災害が発生しました。災害につきましては、関係課のほうへ足を運びましてそういった財源の問題ももちろん含めてですけども、技術的な協力も依頼をしてきたところです。  町長にしましても私にしましても、それに係ってこの課へということはふだんではないんですけども、いろんな事業をやるときにそれぞれの課のほうへお願いに行っているという状況でございますけれども、神戸出張あたりが年にもう何回もありますので、その都度できるだけ心がけていきたいというふうには思っております。以上でございます。 ○1番(堀田 佐市君)  年何回。 ○副町長(藤原 茂君)  何回という回数はちょっと今記憶はしておりませんけども、できるだけそういう機会を捉えて関係課のほうへ足を運んでいきたいというふうに思います。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  この話ししたらあんまりええ感じにとってもらわれないいうことは私も承知で言うんですけどね、昔のここの町長、昔の人ですよ、もうおってないんやけど、日参神戸の本庁のほうへ出向いていかれよった、こういう話も聞いておるんですね。その時分は事業も余計ありよって、市川町に。だあっと町内、道路それからなんですけどもようなってきたわね。それからまた他町の人なんやけども、そこの町長さんはしょっちゅう県庁へ行ったり東京へ行ったりもうずっとされよったというそんな話も聞きます。片方の町では副町長がしょっちゅう行って、中身はどうであろうと顔出ししていきよったということを聞くのに、こういったことを臆測で物を言うたらいかんことなんやけども、そういう何もないことを人は言うてないと思うんで、だからそういうことがあるから私らも耳にしてきたわけやね。ほんでやっぱり町長や副町長が県の本庁に頻繁に行って、用事があるなしにかかわらず行って、来たらまた何か話もあろうかと思うんやね。となると、うちの市職員やったってまた行きやすいわね。ところが、今のところはそれがどうも福崎か姫路どまりになってしまうような、そんな気がするねん。そういうことのないようにひとつ頑張っていただきたいなとお願いしたいんですけど、どうですか。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  この財政確保の質問についてはたしか17年の12月にも御指摘を受けたと思うんですが、そのときに川を直すとか道を直すとかそういったときのみのお願いにしか行かないんちゃうかという御指摘を受けました。確かにその域を脱してない、そういう面もありました。私自身もことしになりましてから県庁のほうへは3回ぐらいだったと思いますけれども、この間も副町長と一緒に、これは災害のことがありましたので行かせていただいておりますが、そのときに担当課に対して私の認識からすれば何か用事がないと行けないというふうなそういうあれでしたが、いやいや、これからはそういうのを破りたいということで、こちらへ来たときに何もなくても寄せていただくということで了解をしてほしいという約束というんですか、そういう話もしてきておりますので、先ほど指摘されましたように何か用事があったときは行くのは当然である。しかし、それ以外にもちょっとここへ来たんやけどというふうなことで行かせていただく機会は設けていきたいということで、せんだっても県のほうへそういう連絡をさせていただいておりますので、折に触れて行かせていただきたいな、行きたいなというふうに思っております。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君。 ○1番(堀田 佐市君)  もう昼が来るので終わりますけどね、町長、これまでの町長のことを言うたらいかんのやけども、何かの会議が西播磨でありますとか、そういうときに会合で行くわけやね、課長を連れて町長がね。ほんで知事も来とってやろうね。で話しするわね。知事と出会うて話しした。こんな問題ではあきまへんねん。やっぱりそれだけにかかって、今、町長が言うとったように用事があろうとなかろうと、やっぱりちょっとそこまで来たもんやからいうような形でも構へん、そこは繕うてでも、だまして人に物言うんやないんやから、そういういろんなこの手あの手で、やっぱり市川町のためを尽くしてもらうんやから、やっぱりこれから大いに県庁本庁のほうへ乗り込んでいってほしい。また、国のほうにもしていきて財政確保をしてほしい。そうでなかったら、職員がえらい骨折りしてその割に金が寄ってけへんということにもなるんで、そういうパターンが多く続いていきよんので、頑張っていただきたいとくれぐれも要望いたしまして、時間が来たんで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(正木 幸重君)  1番、堀田佐市君の質問は終わりました。  暫時休憩します。再開予定、午後1時といたします。なお、この間に昼食にしていただきます。       午後0時01分休憩       午後1時00分再開 ○議長(正木 幸重君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、5番、津田義和君の質問を許します。  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  議席番号5番、津田義和でございます。議長のお許しを得まして、通告によります一般質問をさせていただきます。  まず初めに、議案第39号についてお尋ねいたします。
     通告しております内容については、議会初日に町長の挨拶、また本日の髙橋議員等の質問の中で答弁いただいている部分がたくさんありますので、その部分については割愛して質問させていただきます。  最初に書いております平米当たりの価格、また土地造成事業費等の詳細については答弁をいただいておりますので答弁は結構です。  なお、今回のこの議案に関しましては、今後においても土地開発の事業の有効な活用を図るために非常に重要な案件だと考えております。今後においても安価にこういった土地の売却をぜひお願いしたいのですが、町としてのお考えはいかがでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君の質問に対し理事者の答弁を求めます。  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  津田議員の御質問にお答えします。  今回取り組もうとしております土地開発事業なんですが、今回の販売価格を想定してできる限り市川町の強みはほかの福崎、姫路市と比べますと土地が安いというところが強みかと思います。そういったこともありまして、できる限りこういった宅地開発等の事業におきましては分譲価格を安く設定をできるように考えて販売をしていきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  課長、答弁ありがとうございます。ぜひ有効的にこういった遊休地の活用を今後もお願いしたいと思います。この質問については、これで終わらせていただきます。  次に、今後の町づくりについてお尋ねいたします。  岩見町長が町長になられて2年が経過しております。町長になられたときに、公約等もいろいろと掲げておられました。この中で、公共下水また道路整備等、インフラ整備をどのように進められるのか。特に公共下水については、現在中部の処理区の進捗状況も2年おくれになっているというふうに聞いておりますし、また南部についても一部公共下水じゃなしに合併浄化槽の導入を計画されているというふうな話になっております。地元の南部処理区の方からお聞きしますと、この辺の問題も明確にはっきりとしていただいて進めていただきたいというふうなお話もございます。この辺について、町長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  町参事、尾花君。 ○(町参事)  津田議員の御質問にお答えをさせていただきます。  南部下水道事業につきましての進捗なり町の方針の御回答とさせていただきます。  平成27年5月より検討をしてまいりました基本構想の見直しにつきましては、市川町の人口が20年後には9,300人、45年後には5,600人程度まで減少する予測によりまして維持管理は困難であり、さらに施設の建設に係る起債の償還により一般会計補助金が増加し、町財政を圧迫することになります。  また、平成8年に策定した市川町生活排水処理計画を完全実施した場合、現在の国庫補助金の交付状況を考慮しますと事業期間は着手から10数年の歳月を要するものと考えられ、南部処理区は最短で平成34年度からの着手を予定をしておりまして、事業完了は平成46年度となる見込みでございます。  なお、国の下水道事業方針では、今後10年間でのおおむねの事業完了を目指す方針であることにより、その後の整備スピードはさらに鈍ることも危惧をしております。整備に長期間の時間を費やし、一方では人口減少が進むことによる使用料収入の低下とそれを補うための一般会計の負担増加により、将来にわたる町民の負担を鑑みると南部処理区全区域の下水道整備については断念をせざるを得ません。  しかしながら、汚水処理施設は町の発展と快適な生活環境を実現するための重要な役割を担っております。人家が密集する地域、または商業地として活性化する要素のある地域では集合処理での整備を行い、それ以外の人家の点在する地域については浄化槽による整備区域によることとし、市川町生活排水処理計画を見直します。  南部処理区の計画期間は平成34年度から着手をいたしましておおむね平成40年度の完了を目指し、早期に市川町の生活排水処理率を100%に近づけたいと考えております。  町民の皆様にこのたびの事業計画の見直しにつきまして御理解をいただくために、5月に各区ごとに住民説明会を開催、また南部推進協議会を開催をさせていただいております。住民の皆様にこのたびの町方針で御了承が得られましたら、浄化槽による整備区域の各御家庭におきましては浄化槽設置補助金や維持管理費の補助金を受けていただき、早期に水洗化に移行していただけるよう啓発に努めたいと考えております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  先ほどの答弁の中で、公共下水を公共でやるのか合併浄化槽にするのかという地域も分けられているんですけども、私が思うに一番大切なのがやはり地元の住民の理解をきちっととっていただきたい。そして、早い段階できちっとどのように進めるのかということを決めていただきたい。今までこの地域も含めて、市川町の下水処理の問題は非常に長い年月がかかっております。これをなぜこれだけ今まで放置されてきたのか。これはやはり地元と町当局のきちっとした合意が得られなかった。そのような経過から今までかかったような気がします。今回のこの南部下水におきましてもぜひとも地元区としっかりと協議していただいて、両方が了解のもと進めるという決定を早くしていただいて進めていただきたい。特に国道沿いの地域におきましては、やはり公共下水がいいというふうなお話も聞こえてきます。そういった問題もありますので、この辺の地元への説明、本当にこれをしっかりお願いしたいのですが、町長、この辺についてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  南部の生活排水処理につきましては、先ほど議員が言われましたように大変長い間かかって合意が得られず方向性が出ていなかったということで、先ほど参事がその理由を申し上げましたような理由によりまして、公共下水とそして集合処理に分けて整備をしていくという町の方針は固めさせていただきました。その方針に基づいて住民説明会をいたしましたが、いろんな意見が出ております。推進協議会の中でも現在きちっと皆さんの了解を得て進んでいるということではありませんが、町としてはその方針でいくということで何とか御理解がいただけるように話を進めていきたいというふうに思っております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  ぜひ町長、地元の方としっかりと話をしていただいて、事業計画もしっかり組んでいただいて、変更のないように進めていただきたいことを要望しておきます。  それともう1点、インフラの整備なんですけども、今、役場の庁舎に関しましても今年度の事業できれいな庁舎になっております。だけども、これ以外の小・中学校に関しましても非常に校舎等が老朽化してきております。外見、校舎もまだきれいなというふうに見えるんですけども、内部の配管等が非常に劣化しているというふうなことを学校の関係者の方からお聞きしております。この辺かなり配管も30年40年たてば漏れる箇所が多いというふうに思いますので、この辺のインフラ整備をどのようにお考えなのかお答えいただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  津田議員の御質問にお答えいたします。  小・中学校の校舎につきましては、緊急度を考えながら計画的に整備を進めておるところです。ことしは鶴居中学校のトイレ、中学校の体育館の屋根、照明のLED化、また鶴居小学校では体育館の屋根の防水工事を行う予定となっております。また、本年度小・中学校の机と椅子も新しく更新することも行っております。  今後、計画的に進めていきたいと考えております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  校舎の整備をたくさん費用をかけてしていただいているんですけども、ぜひともいま一度校舎内の配管、ポンプ、そういったものが非常に老化していますので、その辺についてもぜひとも改修を計画をお願いしたいと思います。  次に、町づくりでどのような将来像を描かれているのか町長にお聞きしたいと思います。  他町におきましては、神河町ではスキー場の新設、あるいは福崎町におきましては駅前開発が進められております。市川町も甘地駅、鶴居駅というふうな2つのJRの駅がありますし、播但道の乗り入れ口もございます。こういった非常に環境のいい市川町ですので、ぜひとも他町に負けないようなスケールのある将来像を描いてほしい。そして提案してほしいと思いますが、町長、いかがでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  先ほどの私の答弁の中で、公共下水と集合処理というふうに述べましたけれども、公共下水と個別処理ということですので訂正をしておわびをいたしたいと思います。  町づくりの将来像ということですが、甘地駅、鶴居駅等の整備については、午前中にも甘地駅のことについてはいろいろ質問がありました。これはこれとして整備するための推進委員会をつくって進めていくということですが、少し抽象的であるかもわかりませんが、総合戦略あるいは総合計画の中で述べております市川町の町づくりの将来像についてですけれども、全国的に少子高齢化が進んでいる現在において市川町も例外ではなく、その流れの中にあります。今後こういった少子化の中で、高齢者を中心にした社会になっていくということは過言ではないのではないかと思います。  そのために、これからの市川町を担う若者が貴重な世代として一人一人の存在の意義がますます高まってきています。町づくりの将来像を実現するためには、高齢世帯はもちろん若者層を含む他の世帯との協働により町のコミュニティーを引っ張っていくことが重要であると思います。高齢者の経験や知識を若い世代に伝えたり、高齢者が地域の小・中学生を守り交流することで多世代コミュニティーが活発化し、地域の中できずなが生まれ、この町で育った子供たちが将来豊かな自然環境とともにふるさとで暮らしたい、そのように感じられるような町づくり、町民が元気で輝く町づくりを目指しています。そのために将来の市川町の姿を町民のきずなを大切に元気で輝く市川として、その実現に向けていろんな施策を進めていきたいというふうに思っております。  最初に言いましたように、甘地あるいは鶴居の駅等々、交通便のいいところですので、そういったことも当然加味した町づくりをしていかなければならないと考えております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  町長、もう少し具体的に何かスケールの大きなような構想はございませんか。確かに市川町、少子高齢化しておりますし、町として人口減に対する対策も具体的にはなかなか難しいことは承知しております。そういった中で、やはり市川町にも逆に高齢者の方を取り入れるような施設をたくさんつくる。そういうふうな高齢者を受け入れているまちが全国に何カ所かございます。そういうふうなことにも、先ほど言いました遊休地を利用して取り組む。そういうふうな考えもまた一つあろうかと思うんですけども、町長、何か具体的な構想はございませんか。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  今言われました高齢者施設であるとか、あるいはそのほかの何か大きなプロジェクト的なものをということだと思いますが、今そういった具体的にこういうものをつくるとかいうふうなそういった具体的なものを持ち合わせてはおりません。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  町長、正直な答弁だと思います。だけどやはり1つぐらいは市川町はこういうことを進めたいという大きなビジョンをぜひとも持っていただきたい。そのことを一つお願いしておきます。  また、遊休地の活用に関しましていろいろと利用の仕方、先ほどの土地開発の件でもそうなんですけどもございます。そのほか町内にはやはり民間の土地で活用されてないところ、例えば企業の方が利用されてて、そこが今休止あるいは廃業というふうなところがございます。国道沿いにも何カ所か広い膨大なそういったところがございますが、そういった民間の土地利用もやはりその持ち主に働きかけていただいて、ぜひとも活用していただくようなこともこの際ひとつお願いしたい。やはり市川町へ入ってきた途端にそういった活用されていない老朽化した施設があると、町としてのイメージが非常に元気のない町というふうに映るわけなんですね。こういった民間の方の持ち物に対しても町としてもぜひ働きかけていただいて、やはり何か利用していただく。そしてそういった老朽化した施設ができるだけ発生しないようにお願いしたいと思うんですが、町長、この辺についてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  先ほども何か大きなプロジェクト的なということで具体的なものは持ち合わせてはいないと言いましたけれども、町としてはインフラ整備、とりわけ西脇八千代あるいは甘地福崎線あるいは長谷市川線、こういった交通網の整備、これは絶対にしなければならないし、そういったものは一つ大きな町としての課題であり、私もそういうふうに認識をしております。  また、子育て環境をつくるということで、午前中にもありましたけれども認定こども園の建設、あるいは子供たちの教育環境の整備、こういったことについてはぜひともやっていきながら、若者が市川町に魅力を感じていただけるようなそういった施策は打っていきたいというふうに思います。  それから、老朽化施設についてどうするんだということですが、公共施設等につきましては統廃合等を含めてそういった計画については立てて、それに基づいて進めていくということで計画はいたしております。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  町長、先ほども申しましたように、やはり民間のそういった土地利用も町のイメージという問題がございますので、やはり働きかけをお願いしたい。何もしないでこのまま放置していけば町の活性化にもつながりませんし、市川町のやはり元気ある町というふうなことを考えれば、そういった土地も民間の方にぜひ元気をつけていただいて利用していただいて活性できると思いますので、その辺やはり働きかけをひとつお願いしたいと思います。ひとつよろしくお願いいたします。この質問については、これで終わらせていただきます。  次に、災害に強い町づくりについてお尋ねいたします。  8月18日の集中豪雨による町内の被害状況については、質問書に書いておりますが、これにつきましては、町長の議会初日の挨拶の中、また、本日、髙橋議員の質問の中で詳細に説明をいただいておりますので、答弁は結構です。  なお、2つ目に、復旧の工程と予算はというふうに書いておりますが、一部については建設課長より詳細な説明をいただいております。しかしながら、この中で、全体的な今回の集中豪雨による費用がおよそどれぐらいかかるのか、その辺について答弁をお願いしたいと。また、その復旧にどれぐらいかかるのかもあわせて答弁をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  津田議員の質問にお答えいたします。  今回の8月18日未明の豪雨においての町内の被害状況は、先ほど答弁させていただいたところですが、その被害額についてお答えをさせていただきます。  農林水産施設につきましては、計160カ所ありまして、被害額は1億6,530万円になります。  公共土木施設災害で町管理分につきましては、合計89カ所で、2億7,004万円になります。  公共土木施設の県管理分でございますが、合計44カ所、1億円になります。  今後の復旧の事業費でございますが、今後、10月末から11月にかけて、国の査定を受けて順次確定させていく方向になりますので、現在精査中でございます。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  この中で、これだけの多額の費用がかかるというふうなことなんですけども、あと、市川町としてこのうちどれぐらい町単費がかかるのか、わかりましたら、予想の範囲で結構です。答弁いただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)
     お答えいたします。  今回、補正予算を上程させていただいております金額がその額になるんですが、農林水産施設災害復旧費におきましては2,050万、公共土木施設災害復旧費にしましては6,250万を計上させていただいております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  答弁ありがとうございます。  ぜひ復旧工事を急いでお願いしたいと。特に例年、この9月から11月ぐらいにかけてかなり多くの台風あるいは大雨等が起きまして、被害が過去起こっております。やはり早く復旧してそういった災害に備えるということも大事かと思いますので、ひとつ、大変期間が短いと思いますが、よろしくお願いしたいと思います。  それとともに、今回、山崩れ等が町内で数カ所起きております。そういった場合に役に立つのが昔から砂防ダムというふうなことも言われております。たまたま今回大きな地すべりが起きたところはそういう砂防ダムのない山だったと思いますが、やはり谷川沿いに過去も大きな災害が起きておりますので、町内もたくさんの砂防ダム、つくっていただいております。私の地元もたくさんの砂防ダムができておりますが、やはり住民の安心・安全という観点から、今後においてもひとつ県のほうへ砂防ダムの建設を地元の要望があれば積極的に進言して、つくれるようにお願いしたいものですが、その辺について、何か答弁がありましたらお願いします。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  お答えいたします。  先ほど議員の御指摘のように、まだまだ危険な谷や渓流等がございます。今後、治山堰堤、砂防堰堤ともに県のほうに強く要望していきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  ぜひ県のほうへ強く要望していただいて、お願いしたいと思います。  この質問についてはこれで終わらせていただきます。  次に、認定こども園についてお尋ねいたします。  認定こども園の進捗状況について、川西と川東にそれぞれ1つずつということなんですけども、進捗状況の説明をお願いしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  津田議員の御質問にお答えいたします。  こども園の進捗状況についてお答えいたします。  現在、ほぼ当初の再編計画のとおり進んでおります。仮称市川西こども園は、設計監理業者の入札を終え、改修工事の設計に入るところです。仮称市川東こども園は、この9月末に基本設計が完了し、実施設計に移ります。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  この認定こども園ですが、31年4月開園で進められておりますが、甘地保育所の改修と工事期間中の対応はどのように考えておられるのか、答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  甘地保育所改修工事についてお答えいたします。  主にこども園として法律に適合するための整備を行います。工事期間は平成30年4月から7月までを予定しております。主な工事内容は、5歳児保育室の拡幅、調乳室の設置、トイレ、手洗い場、幼児用プールの改修、床研磨、屋根の防水、園庭の遊具の取りかえ、フェンスの拡張、下水道のつなぎ込みとなっております。  工事の間の仮設園舎について説明いたします。  今回の議会で条例改正案を提出させていただいておりますが、平成30年3月末で閉園、閉所する予定の鶴居保育所と鶴居幼稚園を利用したいと考えます。ゼロ歳から3歳児は鶴居保育所で、4歳、5歳児は鶴居幼稚園で保育を行います。対象児童は平成29年7月に実施した保護者の入園希望調査では、ゼロから3歳児は28人、4歳、5歳児は33人となっております。平成30年4月以降は送迎バスを1台ふやして2台体制で運行したいと考えております。平成29年10月の入所説明会で正確な人数を把握し、バスの運行ルートを作成する予定です。  工事期間中、送迎等について、保護者の方に御迷惑をおかけいたしますが、保育サービスの低下がないよう、安心してお子様を預けていただけるよう努めてまいりたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  私は、この中で心配しておりましたのは、来年の4月以降、改修のために一時園児が受け入れられないというふうなことになると思うんですけども、先ほど鶴居の保育園、幼稚園を利用するという答弁でしたので、これで理解できました。保護者の一部の方から受け入れ先がどないなるんやろうという不安の声が聞こえてきましたので、きょう質問させていただいたわけなんですけども、今、休園になった場合に子供たちは全部鶴居のほうで受け入れがオーケーなんですね。確認だけです。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  甘地保育所を希望されている方については全員受け入れをさせていただきたいと思っております。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  そして2点目ですけども、2カ所の認定こども園ができるということなんですけども、どちらに通うのか、選択できるというふうに以前に委員会の中でお聞きしたんですけども、川東の新しい施設に園児が集中した場合、どのような対応を考えておられるのか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  仮称市川東こども園に申し込みが集中した場合の対応についてお答えいたします。  保育所認定を受けた児童は、町内外問わず、どの施設でも入所が可能です。仮称市川東園への申し込み希望数について、今、具体的なデータはありませんが、御指摘のように申し込みが集中する可能性があると思います。  現在、町の条例において、利用定員を超えた場合には、教育、保育に関する理念、基本方針による選考、また、保育の必要性の程度による選考などが定められております。教育委員会といたしましては、今後、条例に基づいて具体的な優先基準を作成する必要があると考えております。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  課長、本当に集中した場合、保護者の方から苦情等、いろいろ入ろうかと思うんですけども、慎重に対応をお願いしたいと思います。  この質問についてはこれで終わらせていただきます。  次に、学校教育についてお尋ねいたします。  小・中学校において、義務教育の無償化、特に教科書は無償だと思うんですけども、これが言われておりますが、実際には、副教材費等、保護者の負担がかなりあるというふうに聞いております。この実態について、わかりましたら答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  教育長、山下茂樹君。 ○教育長(山下 茂樹君)  津田議員の御質問にお答えします。  副教材費等の学費についてお答えいたします。  平成28年度、小・中学校の学費調査を実施いたしました。年間1人当たりの学費は次のようになっております。小学1年生、2万1,720円、小学2年生、1万9,350円、小学3年生、1万9,100円、小学4年生、4万700円、小学5年生、4万3,950円、小学6年生、6万2,860円、中学1年生、7万7,000円、中学2年生、6万6,000円、中学3年生、5万4,000円、以上が学費の実態でございます。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  今の数字を聞かせていただいたんですけども、特に中学生の場合、年間にしてかなりの額が保護者の負担になっております。できるだけ、副教材費についても必要なもの、必要でないものがあろうかと思います。特に中学生の場合は問題集等を使うために保護者に負担をお願いするということが多いそうなんですけども、この辺についても非常に多額になりますので、今後、町としてもこういった教育の無償化というふうなことを考えていただいて、ぜひとも助成を検討をお願いしたいと思うのですが、町長、この辺についてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  まず、教育長、山下茂樹君。 ○教育長(山下 茂樹君)  今後の助成についての御質問にお答えします。  まず、先ほど実態をお話ししましたが、昨年度の各学年の年間1人当たりの学費に町内の児童生徒数を乗じ合計した額は、小学校では1,960万9,300円、中学校におきましては1,970万9,000円、計3,931万8,300円、これだけの金額となります。  一方で、私もちょっと調べたんですけども、日本国憲法第26条第2項で、義務教育は、これを無償とすると規定しております。この無償とはどういうことかといいますと、子女の保護者に対し、その子女に普通教育を受けさせるにつき、その対価を徴収しないことを定めたものであり、教育提供に対する対価とは、授業料を意味するものと認められるから、同条項の無償とは、授業料不徴収の意味と解するのが相当であると解するのが通例であるという文部科学省の見解が出ております。実際、私立の小・中学校であったり、公立、私立の高校、大学等では入学金や授業料を徴収しておりますが、公立の小・中学校では授業料は徴収しておりません。  先ほどお話ししましたことを鑑みまして、保護者の学費負担軽減につきましては、お力になりたい気持ちはあるんですけども、町の財政等々も鑑みますと、全額助成であったり部分助成につきましても、現段階では困難ではないかと考えております。御理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  今、教育長が言いましたが、もちろん全額負担というようなことは到底できる財政状況でもありません。ただし、子育て中の保護者の方の負担の軽減をこの項だけでなくて何らかの形で子育て支援をするということで、これまでには医療費の無料化であったり、あるいは保育料の軽減とかいうふうなことをやってきておりますが、ことしにつきましては、わずかでありましたけれども、給食費の補助というふうなことをやらせていただいております。今後も何か、財政状況も考えながら、財政との相談もしながら、子育ての軽減負担ができるようなものがあれば、これはこれとして取り組んでいく必要があると思います。今、じゃあ具体的に例えば何をするのかということは申し述べることはできませんけれども、子育てへの軽減というようなことについては、これは町の施策としても考えていく必要があるであろうというふうに考えております。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君。 ○5番(津田 義和君)  今後において、先ほどの数字等を教育長のほうから数字を言われて、年間の学費、教材費の費用が述べられたんですけども、1カ月当たりやはり五、六千円、教育にお金がかかっているんですね。何とかもう少し費用のかからない教育ができないのかなと。例えば問題集も確かに必要なんですけども、極力不要なものは買わずに、学校のほうでそれに適合するような資料を先生のほうがつくっていただいて配布するとか、そういう方法の仕方もあろうかと思います。先生におかれましては余分な仕事がふえて大変やなというとこはわかるんですけども、保護者の負担を考えていただければ、そういった面で若干副教材費の費用を下げれるような気がしますので、ひとつこれもまた学校とも相談していただいて、何とか保護者の負担が軽くなるような方法を検討していただきたい。そして先ほど町長が言われましたように、医療費の無償化、あるいは本年度、給食費の300円の助成というふうなこともしていただいております。それもよくわかっているんですけども、また今後において町内の小・中学生を育てやすい環境をつくるために、ひとつこういった助成もお願いしたいと思います。  本日は丁寧に私に答弁をいただいて、ありがとうございました。今回の私の質問に対し、今後、検討していただき、前向きに進めていただくことを期待して、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(正木 幸重君)  5番、津田義和君の質問は終わりました。  暫時休憩します。なお、再開予定は2時5分といたします。       午後1時48分休憩       午後2時05分再開 ○議長(正木 幸重君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、4番、長尾克洋君の質問を許します。  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)
     議席番号4番、長尾克洋でございます。議長のお許しを得て、通告による一般質問を行いたいと思います。よろしくお願いします。  まず最初に、議案第33号について。  鶴居保育園、保育所の閉園、閉所について、このたび提案されております。理由としては、著しい児童数の減少等を上げられておりますが、現状の鶴居幼稚園、保育所の現状を少し教えていただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  もう一度。訂正。 ○4番(長尾 克洋君)  済みません。訂正します。  今回、第33号について、鶴居幼稚園、それから鶴居保育所の閉園、閉所についての質問をしたいと思います。  今回、理由として、著しい児童数の減少のためとなっておりますが、現状の鶴居幼稚園、保育所の現状を教えてください。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君の質問に対し、理事者の答弁を求めます。  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  長尾議員の御質問にお答えいたします。  鶴居幼稚園、鶴居保育所の現状ですが、平成29年9月1日現在の在籍者数、児童数ですね。鶴居幼稚園が8名、鶴居保育所が12名となっております。鶴居幼稚園につきましては、平成30年度の児童数がゼロとなる見込みです。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  ありがとうございます。  今、児童数の減少については聞きましたけども、まず、幼稚園、保育所の閉園、閉所に当たっては、恐らく地元あるいは保護者等との話し合いが持たれたと思いますけど、できればその内容、何点かでも結構ですので、どういう意見があったかお聞きしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  鶴居幼稚園、鶴居保育所の閉園、閉所に当たりまして、説明会を開催いたしております。住民の方を対象とした説明会を老人福祉センターで行っておりますが、住民に方につきましては、このとき一般の方でいらしたのは2名だけでありました。あと、幼稚園と保育所では、この春の保護者会におきまして説明会を行っております。鶴居保育所の保護者会では、やはり地元の保育所を何とか残してもらえないかというふうな御意見もあったんですが、だんだん子供が減っていく中で、例えば4歳、5歳児となればやっぱり集団の中での保育が必要となってくるというような現状を説明する中で、御理解いただいたという経緯もございます。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  ありがとうございます。  そこで、同じ幼稚園、保育所等が、公立の、ほかに瀬加、川辺、甘地とあるわけですけども、こことのいわゆる現状の比較といいますか、その辺はどうなっておりますか。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  公立の他園の現状、児童数について申し上げます。  甘地幼稚園が18名、川辺保育所が73名、瀬加保育所が38名、甘地保育所が96名の在籍となっております。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  ありがとうございます。  今後、鶴居幼稚園の閉園、それから保育所の閉所、幼稚園の閉園ということですけども、市川町は特に待機児童ゼロというのを掲げております。そういう意味からも、今後、保護者、地元等の意見等をよく聞かれて対応に当たっていただきたいと思います。  それでは、次の質問に入らせていただきます。  大きく災害対策についてと書いておりますけども、特に今回、この質問が各議員、非常に多く出ております。非常に重複するところが多々あろうかと思いますが、できるだけ違った視点から質問をしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  まず、8月18日の豪雨災害について、最初に町長にお聞きしたいと思います。  まず、全体的に、町民に対しての災害に対する情報とかが丁寧にかつ的確に伝えられたか、町長の答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  長尾議員から、18日の対応について、町民に丁寧に説明ができたのかということですが、今回の8月18日の豪雨災害におきましては、突発的な雨雲が発生をいたしまして、午前2時から3時過ぎにかけての時間雨量が100ミリを超えるなど、短時間にこれまでに経験したことがないような大雨を記録しました。その後、一部職員も参集をいたしまして、午前4時に連絡員体制をとり、情報の収集や消防団との連絡をとり合っている中、午前4時過ぎに土砂災害警戒情報が発表されました。  その時点では、雨が小康状態となったこと、また、夜間で周囲も暗く、既に道路の冠水箇所も見受けられ、また、土砂災害の危険性も考えられるなど、避難を促す情報は逆に二次災害の危険が増すおそれがあるのではないかと総合的に判断をいたしまして、避難情報の発令については見送りをさせていただきました。その後も大雨による河川の増水、不要な外出を控える注意喚起を促す放送をさせていただきました。また、崖崩れによって一部の町道が通行どめになったという放送もさせていただきました。  そのほか、教育委員会のほうでは、学童保育園を中止する。また、コミュニティバスの通行規制、そういったことについての放送で町民の皆さんにお知らせをいたしました。  今後、今回のような深夜の予測しがたい突発的な豪雨に対する対応についても、県やら気象庁などと連絡しながら情報を的確に把握して、町民の皆さんに迅速に適切な情報を伝えていくことに努めていきたいと考えています。  今回のそういった町民の皆さんへの情報の中で、反省すべき点もあったと思いますが、こういったことについても今後検証もしていかなければならないというふうに思っております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  町長、ありがとうございました。  台風などに比べますと、局地的な豪雨はなかなか、今、町長がおっしゃられたように非常に予測が難しいと、そういう状況の中ではありますけども、また、行政の対応だけでは限界もあるということも十分承知はしておりますけども、これからも、今、こういう異常気象が続いている状況の中では、また起こる可能性も十分あり得ると思います。これからも町民に対しの災害情報等については迅速、正確な情報を伝えられるように、ひとつよろしくお願いをしておきたいと思います。  続いて、2番目ですけども、先ほど中野議員のほうから宿直業務が現在シルバー人材センターに委託されているという話がありました。通常業務は今のところ順調に来ているということの回答を得ておりますけども、今回、災害時の対応に対しては問題がなかったかどうか、お聞きしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  長尾議員の御質問にお答えします。  宿直時間中の緊急時についての対応ですが、宿直者の業務は、担当課に迅速に連絡をとり、現状報告するということになります。そのため、各業務内容ごとの内容を示した緊急時の各課優先連絡先一覧表を宿直マニュアルの中に入れております。今回のケースの場合、防災担当課の第1優先者は総務課長、第2優先者は危機管理係の課長補佐、第3優先者は企画調整係の課長補佐となっております。18日の場合は、外部からの連絡を受けてすぐ総務課長の私のところに連絡を入れていただきました。内容等もお聞きし、それでこちらのほうも対応をとりましたので、宿直者の対応には特に問題はなかったと思います。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  ありがとうございます。  今回この質問をさせていただいたのは、やはり町民の一部から、市川町、どういう対応をされたかわかりませんけども、危機管理がなってないんじゃないかとか、そういうちょっと厳しい言葉をいただきましたので、あえて今回質問させていただきました。現状はよくわかりましたので、また私のほうからそれは伝えたいと思います。  それでは、次の質問に入ります。  今回、今回の大雨に対する災害復旧の補正がなされております。既に担当課長のほうから、質問もあり、いろいろ回答もなされておりますけども、堀田議員の話の内容の一部にもなるわけですけども、町財政だけではなかなか賄い切れない。そこで、いわゆる県に対しての補助金とか支援、補助金の支援の要請といいますか、そういうのを今回、先ほども副町長のほうから、町長のほうからも県へ行って要請してきたという話を聞きましたけども、どういう内容だったか、話せる範囲でお願いしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  長尾議員の御質問にお答えをいたします。  県への要請ということでございますけれども、それぞれ農地の担当、そして公共土木関係の担当、そして治山の関係、それから一番つながりの深い市町振興課へ町長と2人でしたけども、一緒に行って支援を要請をしてまいりました。ただ、補助等については、これから査定を受けた中で確定していくわけでございますので、それよりも、人的ないうか、技術的な指導も特にお願いしたいということも含めてお願いをしてきたわけでございます。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  ありがとうございました。  今後ともぜひ要請を続けていただきたいと思います。そして早急の復旧をお願いしたいと思います。  次に、4番目に、今回の豪雨について、前回、6年前でしたか、もうかなりの大雨が降りました。そのときと今回、同じ箇所が被害が出ている場所が結構ございます。ということは、やはり6年前から今までに対してどういう対策が講じられてきたのか、財政の問題、いろいろあろうかと思いますけども、同じ箇所に被害が出るということは、やはりちょっと問題じゃないかと思います。この点についてちょっと御意見を伺いたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  長尾議員の御質問にお答えいたします。  今回の8月18日未明の豪雨につきましては、最大時間雨量が101ミリ、最大日雨量が187ミリ、実質、これは4時間の雨量ですが、を観測しております。100年に1度降る確率の雨と言われております。  今回の被災箇所には、過去に何度も被災されているところもございます。しかしながら、災害復旧事業というのは原形復旧が基本とされているため、予防的な工事ができないのが現状でございます。  町内の河川は、市川を除き、10年に1度降る確率の雨にしか対応できる断面しかなく、今回の豪雨はそれをはるかに超えるものでございました。  今後は、部分的にでも河川改修ができるよう、県に強く要望していきたいと考えております。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  ありがとうございます。逐次できるところからやはり復旧をしていただきたいと思います。  いわゆる同じ箇所に被害が出るというのは、私の見ているところでは、いわゆる基盤整備がなされていないところ、特に基盤整備がされていても非常に、厳しい言い方かもしれませんが、設計ミスとか、いわゆる素人が見ても工事のミスとか、そういうところから今度の災害が出ている箇所があると私自身も見ております。その辺についてもひとつ今後よろしくお願いしたいと思います。  それでは、次に、一応災害対策にも関連するんですけども、ため池について御質問させていただきます。  現在、使用されているといいますか、いわゆる農業用水として使用されているため池ですね。もちろんため池台帳等はこの役場にはあると思うんですけども、このたび非常に、池は普通の雨でもそうですけども、やっぱり徐々に土砂が堆積してまいります。今回、この集中豪雨によって大量の土砂が各ため池には堆積しております。これに対する対策をまずお聞きしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  長尾議員の質問にお答えいたします。  現在使用されているため池の土砂堆積対策はということですが、ため池の土砂対策につきましては、今回のような豪雨が原因となる場合は、堆積量にもよりますが、災害復旧事業の対象となり、しゅんせつの工事が可能となります。それ以外にも日常管理が適正に行われているため池に土砂堆積がある場合は、一般の土地改良事業でのしゅんせつ工事が可能となっております。以上でございます。
    ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  ありがとうございます。  今、質問しますと、何とかなるということで、非常に安心しております。ぜひ早急にお願いしたいと思います。  それともう1点、このため池に関して、いわゆる昔からずっとお米をつくられておったいわゆる小さい谷とか、そういうとこが今現在非常に農作業する人も少なくなって、いわゆる休耕田といいますか、そういう形でほかされている田もあります。そして、個人かもしれませんけども、その上に小さなため池がございます。この辺の管理とかチェックとかは役場としてチェックされておるかどうか、まずお聞きしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  建設課長、仲井君。 ○(建設課長)  お答えします。  現在使用されていないため池のチェックなのでございますが、市川町では、かんがいため池として262の池を台帳整備し、ため池管理者を特定して管理しております。その内訳を言いますと、かんがい面積で区分しておりまして、0.5ヘクタール未満のため池が166カ所、0.5ヘクタール以上2.0ヘクタール未満のため池が36カ所、2ヘクタール以上のため池が60カ所ございます。使用されていないため池につきましては、ため池管理者からため池廃止届を提出してもらっております。その場合、条件といたしまして、ため池としての機能を果たせなくする工事、例えば堤体を掘削して貯水できなくするといったような工事を実施していただいております。その後、町の管理するため池台帳に反映していくことになっております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  ありがとうございます。  この小さい現在使用されてないため池も、本来、午前中の質問にもありましたように、堰堤工事とか、そういうなんにされて、そういう堰堤工事のための場所になっているとこもございます。できるだけいわゆる小さいとこもチェックしていただいて、防災のためにやっていただきたいと思います。  次に、ハザードマップについてですけども、一時避難所がいわゆる公民館、地区によっては名称が変わるかもしれませんけど、例えば集会所とか、あるいは改善センターとか、そういうような名前になっておりますけども、一時避難所が全て公民館ということに明記されております。地図には。これはやはり今回の水害等を見てますと、やっぱり一部不適切な箇所もあると思います。私から見て。だからこの際、いわゆる見直し、再度見直しをされたほうがいいんじゃないかと思いますが、どうですか。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  長尾議員の御質問にお答えします。  市川町の洪水ハザードマップなんですが、兵庫県作成の浸水想定区域図などを参考に作成をしております。ただ、内容も、先ほど御指摘もあったように一部修正が必要な箇所がありますので、今後、更新を予定しております。  内容を見直すに当たりまして、過去の浸水状況、それから河川の氾濫状況なども考慮した調査を行いまして、一時避難所の見直しにつきましては、各区と協議しながら、地震災害、そういったものも含めて検討していきたいと思っております。  時期につきましては、現在、県のほうで市川町の土砂災害警戒区域の中で土砂災害特別警戒区域の指定について今現在調査をされているところでございます。そのあたりも調整の上、見直しを行っていきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  ありがとうございます。  見直しをされるということですが、この作成については、やはりそれぞれの自治会といいますか、地域とやはり一緒になって、その状況をよく把握していただいて、作成のほうをよろしくお願いすることを要望しておきます。  災害関係については以上で終わります。  次に、ふるさと納税について、1点だけ御質問したいと思います。  現在、ふるさと納税寄附金が、年々ちょっと少なくはなってきておりますけども、再度見直すためにも、1点お聞きしたい思います。  いわゆる寄附から、寄附された方から、いわゆるこちらから商品の返礼品の発送までの期日が、当然商品によっては違うと思いますけども、どのぐらいの期日がかかっているかどうか、もしわかるところがあればお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  現在の返礼品の発送状況について報告させていただきます。  一番人気のある卵につきましては、発注日から1週間程度で発送をいたしております。肉につきましては、金曜日と土曜日のみの発送日となりますので、早いものであれば発注から1週間以内、遅くとも2週間程度で発送をしております。そのほかの返礼品についても一、二週間以内で発送をしております。  ただし、ゴルフクラブアイアンにつきましては、お申し込みをいただいてから製造をいたしますので、早いものでも1カ月、シャフトでありますとかグリップ、そういった特殊な仕様でお申し込みいただいた方につきましては、3カ月以上かかるものもございます。  また、年末年始など寄附が集中する時期があります。事業者からの発送が間に合わなくなります。発送までに日数がかかる場合には、申し込みの際に発送までの日数がわかるように、事業者に在庫数でありますとか発送状況などを確認しまして、常に最新の情報をホームページ上に掲載して、寄附者への情報提供に努めているところでございます。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君。 ○4番(長尾 克洋君)  詳しく説明いただいて、ありがとうございます。  今、寄附をされることが、いわゆる複数の自治体にされるのが非常に多いですね。3カ所、例えば4カ所して。それを見比べると、見比べると言うと語弊がありますけども、様子を見るという方が非常にふえておるように思います。そういう中で、今、私が質問しましたように、寄附からの返礼品の発送までの期間、これは同じ商品であるならば、やはりどうしても期間のすぐもらえる、すぐ送ってもらえるとこが非常に有利じゃないかと思います。これはもう人間の心理としてそうなると思います。よって、できるだけ当町も早い対応をお願いしたいと思います。  以上で私の今回の質問はこれで終わらせていただきます。どうかよろしく意見をお酌み取りいただいて、対処のほうをよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(正木 幸重君)  4番、長尾克洋君の質問は終わりました。  次に、9番、内藤亘君の質問を許します。  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  議席番号9番、内藤亘です。通告による一般質問をさせていただきます。前回は少ししつこうに聞きましたので、きょうは早くやりますので。  まず第1に、議案第36号、一般会計補正予算について。  歳出、15款民生費、10項児童福祉費、13目認定こども園建設費45万8,000円の補正の詳細を問う。よろしく。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君の質問に対し、理事者の答弁を求めます。  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  内藤議員の御質問にお答えいたします。  この補正予算は、仮称市川東こども園建設予定地内における物件補償費です。公共汚水ます1件、水道給水装置1件、樹木49本に対する補償費が45万7,900円となっております。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  課長、これは、45万8,000円の補正、なぜこれ今になって補正が上がってくるんかいね。この末ぐらいから工事始まるんですよ。今、課長が言われたことは最初からわかっておることで、この他ほか皆田んぼですけど、宅地になってますので、今言われたことは当然最初からわかっておることやからね。これ、今時分に、もうすぐ工事が始まる手前でこんな45万8,000円の補正が上がる。何かあったんですか。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  内藤議員おっしゃいますように、本来でしたら当初予算で計上すべきものであったかと思うんですが、今回の補正で上げさせていただいております。この補償に関して、ほかの理由というものはございません。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  課長、今の答弁やったら答弁になってない可能性ある。なぜこれ、今こんな補正が上がってきとると尋ねよるのに、意味がないような言い方されたら、何かあったから、今おくれて、こんな際で補正45万8,000円上がってきとるんやろ。最初からわかっとることと違うんですか。もう仮契約しとってん違うんですか、早うに。もう少し詳しく、もう1回回答してください。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  工事につきましては、現在、基本設計を行っておりまして、実施設計が10月から行われます。実際の工事は来年4月からということで、4月といいますか、4月以降の入札、工事ということになっております。  土地に関しましては、現在、仮契約を行っておるところです。ですので、物件補償につきましては、本来でしたらもっと早い段階で予算を上げておくべきであったのですが、今回の補正予算での計上ということになっております。これは何もそれ以外の、いわば本来でしたら教育委員会のほうで当初で上げておくべきであったということでございます。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  これ、課長ね、そしたら、私、民生入ってますわね。民生の委員会でこの認定こども園の話、ちょっと出てますわね。この補償費のことに対しても委員の中からこういう指摘をされたことありますわね。私もしましたし。そのとき何ら問題のないような発言をしとってですわね。あれは髙橋さんかね。ほいで今になって、際になって補正上がってくるいうたら、余りにもこれ議員というか、議員を軽視しとるんと違うんか。今、ちょっとおかしい。もう1回説明をしてください。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  内藤議員おっしゃいましたように、民生教育住民の中で、──議員より物件補償についてしっかりするようにという御指摘がありまして、それに基づいて物件補償についてしっかりさせていただいているというふうに考えております。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  課長、民生の委員会で──議員がこういう指摘したことを今になって、私が民生委員に入って委員会でこういう指摘があったいうことを言うた時点で初めてそういう答弁出てくる。それ自体、議員を軽視しとるんと違うんですか。余りにもこの件に関しては、認定こども園に関しては、民生委員会で何回もされとるわね。いろんな意見出てますわね。ほとんど髙橋さんが答弁したわね。今になってこんな45万8,000円の補正上げてきてですよ、私が質問したらええかげんな答弁ばっかりしてですよ、余りにも議員を軽視しとると私は思うんですけどね。答弁よろしいわ、もう。そういうことで、ひとつ今後とも本当にこういうことのないようによろしくお願いいたします。  それと、次に参ります。8月の豪雨災害について。  8月18日の早朝、災害対策本部は何時ごろ立ち上げられたか。職員は何名ぐらい出勤してきたのか。避難勧告はなぜ発令されなかったのか。お答えください。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  内藤議員の御質問にお答えします。  まず、1点目の8月18日の早朝、災害対策本部は何時ごろ立ち上げられたかという御質問なんですが、今回の豪雨災害におきましては、突発的に雨雲が発達し、午前2時から3時過ぎにかけて時間雨量が100ミリを超えるなど、短時間でこれまでに経験したことのない大雨を記録しました。その後、一部職員も参集し、午前4時に連絡員体制をとり、情報収集や消防団との連絡をとり合っている中、午前4時30分に災害警戒本部を立ち上げ、午前5時23分に第1号配備体制をとりました。  2点目の職員は何名ぐらい出動したのかという御質問ですが、連絡員体制では9名、災害警戒本部においては18名、第1号配備体制では71名出動しております。  3点目の避難勧告はなぜ発令されなかったのかという御質問ですが、今回の豪雨におきましては、突発的に雨雲が発達し、猛烈な雨が短時間であったり断続的でありました。このような状況の中、非常に難しい判断ではありましたが、夜間で周囲も暗く、既に道路の冠水箇所も見られ、また、土砂災害の危険性も考えられるなど、避難を促す情報は逆に二次災害の危険度が増すおそれがあると総合的に判断して、避難勧告の発令は見送っております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。
    ○9番(内藤 亘君)  総務課長、兵庫県の避難判断のガイドラインの中にはどんなことが書いてあるか、ちょっとわかりますか。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  兵庫県の避難判断のガイドラインでは、土砂災害警戒情報の発表をもって直ちに避難勧告を発表することを基本とするとなっております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  総務課長、今のちょっと答弁は矛盾してへんですか、先ほどの答弁と。違うという判断に、どうしたらいいかいう判断して、結局出されなかったと。この県からの避難判断のガイドラインでいったら、県からそれ来たらすぐに避難勧告発令するのが規則と違うんですか。今の総務課長、さっきの答弁とちょっと食い違うん違いますか。もう一度出てください。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  先ほどの答弁なんですが、兵庫県のガイドラインは先ほど申し上げたとおりでございます。これはもちろんガイドラインですので、やはり状況に応じた総合的に判断しての今回の結果となりました。市川水系におきましては、もちろんまた別の判断基準があるんですが、今回の岡部川でありますとか、そういった川はそういった水位情報が周知されない河川というふうになっておりますこちらのほうももちろん判断材料として避難勧告を出すというマニュアルもあるんですが、先ほど申し上げた理由によりまして、今回は避難勧告の発令を見送っております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  とにかく、課長、常に日ごろからもう危機感を持っとかないけんいうことやね。けさのテレビも、奈良県やったかな、短時間に100ミリ超える雨があって、いつ来るかわからん、想定外のことが起こる時代になってきとるんでね、常にそういうときの判断を考えとかないかんわね。この後の質問で私が書いとる災害も何も皆質問されておりますけど、私のこの一番下の高齢者、独居老人の方々とか、また体の不自由の方の対応はどうなされたのかいうのは、ほかの議員さん誰もこれ出しとってないので、私、これは、この後で内藤課長にまた答弁してもらうけども、やはり我々、体の丈夫な者だったらどうもないんですけどね、こういう方々は、一人でおられる独居老人だったらね、あの雨だったら物すご精神的にもなにになっとる思いますよ。どうしたらいいかということを、やはりそういうことを考えたら、発令出さなかったいうのはわかるけども、そういう人のことを常に考えとかないかんわね。町長がよく言われるきずなですね。町長の宣伝になるかわからんけども、町長が言われるようなきずなの、やはりこういう災害弱者というんですか、人のためには、幅広く町、各区、また近隣同士のやっぱりふだんからのきずなですわね。町長言うけど。そういうのが保たれておれば、こういう人もやはり避難するのに安心感があるけども、今の状態は、竹内課長の今の答弁聞いとってもね、どう言うかな、総務課長たるもの、人の痛みがわからないかんわね、市川町の総務課長いうたらトップですわね。やはり普通の答弁だけしゃべっとってはあきませんわね。竹内さん、どない思うてです。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  もちろん総務課長として、住民の方がもちろん第一優先ということは認識しております。今回のような深夜の予測しがたい突発的な豪雨に対する対応については、こちらも今後、県であるとか、気象庁であるとか、そういったところと連携しながら、いち早く情報をつかみまして、町民の皆様に適切に情報を流していきたいというふうに考えております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  町長、町長、ちょっ町長さん、どない思うてです。一言。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  今回、発令をしなかったということについては、先ほどから総務課長が答弁しておるとおりです。  住民同士のきずなということについては、これは非常に大事なことでして、各区等では自主防災組織あるいは民生委員の方たちを中心にしながら、どこのうちにどんな方がいらっしゃって、どこでお休みになっているかというふうなことも含めて、自主防災組織等ではそういった調査をし、何かのときには相互に助け合えるというふうな、そういう体制を組んでいただいているというところもふえてきておりますし、そういうことがこれからこういう突発的に、あるいは事前に予測されることであっても非常に大事になってくるのではないかというふうに考えております。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  町長、ありがとうございます。  そしたら、総務課長、町長と一緒になって、こういう災害弱者という方の、いつ起こるかわからない時代やからね、よく今から検討して、勉強してくださいね。私、偉そうなこと言うとるけど、この件に関しては、今まで、後ろにみんなおられる議員さんとか、区長さんとか、職員さん、皆で全員でこれ考えることが大事やと思うんやね。理事者側だけに責任を負えいうようなことは私は言いませんけど、議員も一緒ですわ。同じように考えて、総務課長、竹内さん、そういうふうにみんなでこういうことを考えてやっていくことが大事じゃないんでしょうかね。これが一番大事と思いますよ。自分たちで自分の身は守る。最近よく言う、自分の命は自分で守れと言うけどもね、やっぱり体の不自由な人なんかは絶対そんなことできんのやからね、一人で、そういうことを考えてあげるということが大事やないんでしょうかね。  そしたら、次の、内藤課長に、対応はどうですか。答えてもらえますか。 ○議長(正木 幸重君)  健康福祉課長、内藤君。 ○(健康福祉課長)  ただいまの内藤議員の御質問にお答えをいたします。  このたびの豪雨災害においての高齢者、独居老人の方々、また体の不自由な方への対応についてでございますが、先ほど御説明いたしました災害警戒本部において、非常に難しい判断でありましたが、避難勧告等の発令は見送っております。よって、災害要援護者等への避難指示、避難誘導は行ってはおりません。  ただ、このたび住民、関係機関からの要請に伴う対応事例としましては、まず、高齢者夫婦世帯より床下浸水のおそれがあるため現場対応の要請がありましたので、地元消防団との連携のもと、安否確認、被災状況を確認しましたところ、床下浸水の被害を受けられていましたので、防疫調査等の対応をいたしました。  そして、2例目としまして、被災情報をもとに、保健福祉センターの地域包括支援センターが把握しております要介護認定の軽度の方で一部安否確認、被災状況を確認しましたら、被害は受けておられませんでした。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  内藤課長、どうもありがとうございます。  この件はもう終わり。次に参ります。買い物バスについて。  本町の買い物バスの実車稼働中以外の時間調整中、バスの置き場、または運転手の休憩場所の現状はどうなっているのかお尋ねします。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  内藤議員の御質問にお答えします。  現在、買い物バスの時間調整中の停車場所につきましては、役場北側に待機場所を設けております。  また、休憩場所につきましては、就業センター1階の1室を休憩場所としております。鶴居コースの場合につきましては、午前運行終了後に神姫グリーンバス粟賀営業所へ戻られております。以上が現状でございます。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  竹内課長、これ、就業センター、休憩所になっているんですか。運転手の休憩所になっているんですか。それ、運転手は知っとってんですか。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  休憩所は御存じです。ただ、現状としては、1室、机と椅子をとって置いてはいるんですが、余りその部屋で休憩をされていないというふうに聞いております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  再度尋ねますけど、それはいつからあるんですか。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  買い物バスの契約する前にそういった向こうから申し出がありまして、休憩時間中、どこか休憩できるスペースを設けてほしいということで、当初からそういった話をさせていただいております。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  それは、課長が言われる、それは当然のこと、運送業は、ましてや荷物運ぶんじゃなしに人間運ぶ、青ナンバーの、営業ナンバーの車ですので、休憩所は絶対に同じ場所に、車の置き場となけないけんもんやからね。わかりやすうに言うと、市川高校なんかグリーンバスが同じように入ってますわね。運転手の控室ありますわね。もうそこ、昼御飯食べたり、休憩したり、仮眠する場所ですわね。結構広いプレハブを、8畳以上あるんかね。あるわね。大体どこともあるわけです。ここのはないんかと思うとったんやけど、今、竹内さんあるいうて言うてんやけど、これちょっとおかしな話で、運転手さんなんて、この夏場、暑い、暑いいうて、水道局なんかね、その置き場所に、そこにとめて、ドア皆あけて、ガラスも皆あけて、うちわあおいで暑い、暑い、暑いいうてずっと。ほんで、私が通りよったらね、内藤さん、これ何とかならへんのかねというて何回も言われたんですわ。こんな暑いときにこんなんしてずっとうちわで、中におるような、そんなことあってはならん。私が聞いたことですよ。それは運送業、絶対そういうことあったらいかんことやからね、ましてや自治体がやっとるときにはそんないいかげんなことやるといかんからね、こういう休憩所はどこのプレハブでもつくらないかんの違うんかな思うて、私、これ質問書いてんけども、就業センターにあるんやったら、運転手さん、この夏にもあったんやで。ちょっと腑に落ちんね、これ。運転手さん、あの人一人やね。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  そのあたりの現状は再度確認はします。ただ、当初から休憩所のほうは設置をしております。運転手の方と私も直接その件についての話のほうをさせてもらったことはないんですが、そのあたりは再度確認をして対応します。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  竹内課長、そういうことをさっきから言うとんです、私は。あなたね、私、議会とか委員会あるときに役場へ来るぐらいですよ。おたく、毎日来とんでしょう。あの人、下におってしよるとこ見たことないんですか。それを、一回ぐらい見とるでしょう。通るたんびにあの人が、内藤さん、何とかならんかいうて、私、たまに、1週間に1回来るとき見よんのにやね。竹内さん、毎日来よって、そんなことわからんのかね。 ○議長(正木 幸重君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  今、御指摘のことについては十分理解しておりますけれども、当然、当初、契約はグリーンバスとの契約でございまして、運転手個人との契約はしておりませんのでね、ですから、そういう休憩所を設けるというグリーンバスからの申し出に基づいて、そういった場所は設定しておるわけでございますので、先ほど総務課長が言いましたように、運転手の方が御存じないというようなことであれば、それは確認させていただくと、こういう意味で申し上げたのではないかと思っております。少なくとも契約は運転手個人とはやっておりませんのでね、そういう意味では我々も注意してまいりたいというふうに思いますけれども、よろしくお願いします。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  ちょっと話がややこしゅうなるんやけどね、また3月みたいになってくるんやけども、車は町が買って、営業ナンバーはグリーンバスが持っとると、そのグリーンバスの営業ナンバーを町が買うた白バスにナンバーつけて稼働しとると。そしてですよ、今、私が言うたことが起こって質問をすれば、副町長は運転手個人とは、運転手とは契約しとらんと。それはおかしい。グリーンバスと市川町の行政が一緒になって、あのバス1台動かしとるわけやろ。ほんなら役場の職員が見とって、そういう現状を見てね、そしたらグリーンバスにね、一緒に、共同経営者みたいなもんやから、グリーンバスに言えばいいわけですよ。運転手は関係ないですからね。運転手は関係ないんやね。自治体とグリーンバスの契約やから、一緒にやって、バスは一応買うとんやから、一緒に寄って話をして、きちっと、休憩所をつくったんやけど、運転手はそれをわかってないような感じやいうことを、運転手に言うわけやない。向こうへ、直接グリーンバスに言うてね、すればいい。  それと、休憩所、あそこ、バスこっちに置いて、休憩所あんなとこ置いてやね、こんなん言うたら怒られるかしらんけど、喫煙の場所のあそこの水道局の裏のプレハブ、あの中でたばこ吸うとる人、ほとんどおらんね。ほとんどあの外で皆吸うとるがね。何回も私見てます。あれまるっきり中あいてますわ。あれを運転手に譲ったら喜ぶかもしれん。あれ、あのまま使え言うたら。副町長にいつも、これ以上言わんけども、あの中で、雨が降ったときは中で吸いよってんか知らんけども、ほとんどの連中が皆、連中言うたら怒られるけど、職員の皆さんはあの外でたばこ吸いよってや。あんなことあっていいことと違いますよ。中野議員がずっと言うてはったでしょう。敷地内はたばこ吸ったらいかんいうて。それでああいうようなプレハブ置いたわけ。それを使わんと外でたばこ吸いよってやね、それやったらあの運転手さんにそれを、水道局の裏にバスを置いて、隣にあれをやったら喜ぶわね。そういうことをグリーンバスと話をしないとね、何でこういうこと言ういうたらね、暑い暑いときにあんなとめられたらストレスたまりますよ、運転手。さっきも言うたようにね、運送業は荷物運ぶのと人間運ぶのと、乗り合い乗用いうたらバスのことですわね。最近観光バスなんかよう事故起こすじゃないですか。やはり休憩所のとか、居眠りとか、そういうなに、そう言われとんやから、私のこともちょっと理解してもらいたいと思う。竹内さん、どない思います。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  休憩所の使用につきましては、これは私の確認不足なんですが、もう一度再度確認はします。ただ、今おとりしている部屋につきましては、冷暖房完備ですので、少しでも休憩していただけるようにということで、1室とってます。ただ、これももう一度確認するんですが、現状として余りあいている、休憩する時間が、日によっても違うんですけれども、実情として、ちょっと離れてますので、利用しづらいというところもあるのかなというところを今ちょっとお話も聞きながら考えたところなんですが、とにかく一度そのあたりは確認をして、対応のほうをさせていただきます。以上です。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)
     ちょっとバスを向こうに持っていったらどない、駐車場を。就業センターの近くへ。あの人自体、休憩所ある、一言も言わんからね、私に。暑い、暑い、うちわ暑い暑い言うからね。一応それよく検討して、休憩、今から寒うなったら暖房、暖房ってまた言われるからね、ちょっと運転手さんと、グリーンバスとその辺相談してやってください。休憩所いうのは絶対なければならない。運送業、車走らなきゃいかんね。それはグリーンバスがようわかっとるから最初にそういう提案をしとったんやろね。休憩所なけりゃいかん。頼みますよ、町長、ひとつそれだけ頼みますわ。事故があったら何にもならんからね。あんな調子見とったら、毎日乗るから、ちょっと私も質問させてもうた。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  今、議員がかなり休憩の場所等について御指摘を受けております。今、総務課長が言いましたように、再度どうなっているのか、これはグリーンバスと協議をして対応を考えていきたいと、そういうふうに思います。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  これで私は終わります。 ○議長(正木 幸重君)  9番、内藤亘君の質問は終わりました。  暫時休憩します。なお、再開予定は3時25分といたします。       午後3時08分休憩       午後3時25分再開 ○議長(正木 幸重君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  先ほど9番、内藤議員の質問の中で、発言の訂正の申し出がありますので、これを許可します。  9番、内藤亘君。 ○9番(内藤 亘君)  失礼します。先ほどの私の一般会計補正予算の質問の中で、──議員という個人氏名を発言しましたが、委員の中から指摘があったと訂正させていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(正木 幸重君)  続いて、教育課長、原田君。 ○(教育課長)  先ほど内藤議員の質問に対する答弁の中で、補償について、──委員より指摘がありというふうに発言いたしましたが、補償について、委員の方より指摘がありというふうに訂正をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(正木 幸重君)  次に、8番、中岡輝昭君の質問を許します。  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  議席番号8番、中岡輝昭でございます。議長の許可を得まして、通告による質問をさせていただきます。  まず最初に、議案第36号について、市川町一般会計補正予算(第2号)、10款総務費、5項総務管理費、80目防災諸費、15節工事請負費193万4,000円、指定避難所である瀬加小学校に井戸を設置することに伴う工事請負費とあります。平成28年度当初予算の新規事業として、避難所等井戸設置事業(瀬加小学校)として設計監理委託料19万6,000円と工事請負費195万5,000円、計215万1,000円とありました。決算によりますと、瀬加小学校区内水源井調査委託43万2,000円が執行されておりますが、今回の補正との関係についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いをいたします。 ○議長(正木 幸重君)  8番、中岡輝昭君の質問に対し、理事者の答弁を求めます。  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  中岡議員の御質問にお答えします。  平成27年度に川辺小学校、甘地小学校、鶴居小学校の3校に避難所用の井戸を設置いたしましたが、瀬加小学校につきましては、山腹に立地しており、ほかの小学校のように打ち込み井戸で10メートルの掘削では水は出ないであろうということで、平成28年度に違う工法での実施予定で井戸設置の予算計上をしておりました。  当初は、瀬加小学校校舎の玄関付近にボーリング式工事により設置する予定でしたが、その後、小学校周辺では掘削深度5メートルで岩に当たることがわかりまして、改めて掘削場所の調査、検証が必要と判断しまして、中学校周辺付近まで範囲を広げ、8月に水源井調査を実施し、それとあわせて渇水期に、翌年2月に揚水調査を実施しました。その結果、旧瀬加中学校クラブハウス付近である一定の揚水量は確保できるが、避難所用としての井戸には向かないという結果になり、昨年度は工事費等の予算執行は見送りました。  本年度、昨年度の結果を受けて、どういう対応をとるか検討した中で、井戸の口径を直径1メートルまで広げ、深さ3メートル程度のため井戸として設置していく方法で対応できると判断し、このたびの補正で工事請負費を再計上させていただいております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  今の説明でわかったんですけども、去年の28年度の瀬加小学校区内水源井調査委託によってこの直径1メートル、深さ3メートルのため井戸でいけるという判断になったんでしょうか。お願いします。 ○議長(正木 幸重君)  総務課長、竹内君。 ○(総務課長)  昨年度、調査のほうを依頼しておりました業者のほうとも再度相談をしまして、どういった方法でなら対応できるのかというところを再度協議をした結果でございます。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  わかりました。ありがとうございました。  次の質問に移らせていただきます。  先日、区民の方から、産後ケア事業のことだと思うんですが、産後、新生児とともに病院でいろいろ1泊して指導を受けるというようなことがあり、近隣の自治体ではそれに対して助成があると、市川町ではその助成がないんですよという話をお伺いしまして、保健センターに行っていろいろお話を伺いました。話を伺っていると、多分この産後ケア事業のことじゃないかなというふうに思いますということで、その産後ケア事業の助成については、子育て世代包括支援センターのような体制整備が今現状市川町ではできていないので取り組めない状況にあるということでした。子育て世代包括支援センターについては、自治体の現状では努力義務ということになっておるというふうに聞いております。多くの自治体で取り組まれている中、妊娠期から子育て期にわたる多様なニーズに対応する子育て世代包括支援センターの設置をしていただき、妊娠期は妊産婦健診助成なんかをしておりますし、その生まれた後の産後ケア事業への助成とか、また、新生児に聴覚検査が行われているようですが、それに対しても助成をされている自治体もたくさんあるというふうに聞いております。市川町でも安心して産み育てる体制整備をしっかりと行っていただき、子育て世代の支援をしていただきたいと思いますが、町としての考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  健康福祉課長、内藤君。 ○(健康福祉課長)  ただいまの中岡議員の御質問にお答えをいたします。  初めに、子育て世代包括支援センターの事業概要を説明させていただきます。  まず、子育て世代包括支援センターの設置についてでございますが、事業の目的としましては、国の母子保健に関する少子化対策の一環として、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援を行うために、子育て世代包括支援センターに保健師等を配置して、母子保健サービスと子育て支援サービスを一体的に提供できるような相談支援を行うことを目的としております。おおむね平成32年度末ごろまでに地域の実情等を踏まえながら設置されるものと位置づけられております。  また、妊娠、出産に関する課題としましては、核家族化の問題、妊産婦の家庭や地域での孤立化、退院した直後においての健康面の悩みや育児への不安などに対する支援が不足していることが考えられます。  実施主体は市町村で、委託も可能であります。対象者は妊産婦及び乳幼児並びにその保護者、地域の実情に応じて18歳までの子とその保護者についても対象とすることができます。  事業内容は、妊娠期から子育て期にわたる切れ目のない支援、支援プラン作成、母子保健事業、子育て支援事業などを行います。  必要職員は、保健師等1名以上の配置となります。  参考に、県下において、平成29年度の実施市町は、28市町村となっております。  財源としましては、専門職員の人件費、開設準備経費が国庫補助の対象となっております。  続きまして、産後ケア事業につきましてでございますが、事業の目的としましては、分娩施設退院後からの一定期間、病院または対象者の居宅において、助産師等の看護職が中心となって、母子に対して心身ケアや育児のサポートを行い、産後も安心して子育てができる支援体制を確保しているものであります。特に出産後は母体も回復していない場合もあり、不安が最も強まる時期であります。産後ケアが最も必要な時期に誰でもケアを受けれる体制を整える必要があると考えます。  実施主体は市町村となります。  対象は、担当者がアセスメントをし、利用者を決定しますが、その上で母親、新生児及び乳児、支援が必要と認める者としております。  対象時期は、出産直後から4カ月ごろまでの時期が対象の目安となりますが、母子の状況、地域におけるニーズや社会資源等の状況を踏まえ、市区町村において判断することになっております。  事業内容につきましては、宿泊型及び専門職が自宅を訪問するアウトリーチ型、そして個別、集団で対応するデイサービス型の3種類がございます。  参考に、県下においての実施市町、平成29年度においては15市町が実施をしております。  財源としましては、国庫補助の対象となっております。  続きまして、新生児の聴覚検査事業につきまして、国において、聴覚障害は、早期に発見され、適切な支援が行われた場合には、聴覚障害による音声言語発達等への影響を最小限に抑えられることから、その早期発見、早期療育を図るために、全ての新生児を対象として新生児聴覚検査を実施することは重要であるとの通達が示されております。  新生児に対する聴覚検査は、障害を早期発見し、障害の影響を最小限に抑え、言語発達を促進するため、意義は大きいものだと考えております。  よって、この事業につきましては、当町においては平成30年度より実施していく予定でございます。  実施主体は市町村となります。  対象者は、新生児のおおむね生後3日以内となっております。  検査方法としましては、3種類ございまして、AABR、自動聴性脳幹反応、ABRとして聴性脳幹反応、OAEとしまして耳音響放射の3種類がございます。  事業内容は、新生児訪問時等において母子手帳を活用し、新生児の聴覚検査の状況把握や要支援児や保護者のフォローアップなどを行うことになります。  選考に、県下においては、平成29年度実施市町、12市町となっております。  財源としましては、地方交付税措置の対象となっております。  そこで、議員お尋ねのこのたびの子育て世代包括支援センター設置、そして産後ケア事業の助成、新生児の聴覚検査助成など、安心して産み育てる体制整備を行う必要性についてでございますが、昨今、ライフスタイルや経済社会の変化の中で、健全な親子・家族関係を築けるようにするためには、子育て世代を身近な地域で親身に支える仕組みを整備することが急務であると考えます。また、妊娠初期から子育て期において、それぞれの段階に応じた支援やサービスの情報や助言が子育て家族に伝わり、理解されるよう、現状の支援のあり方を利用者目線で再点検する必要もあるかと考えます。  子育ては、家庭や地域での日々の暮らしの中で行われるものであり、乳幼児期に不適切な環境で過ごす場合、子へのダメージにとどまらず、虐待などの世代間連鎖のリスクにもつながりやすいとの指摘もありますので、包括的な支援を通じて妊産婦及び乳幼児並びにその保護者の生活の質の改善、向上や胎児、乳幼児にとって良好な生育環境の実現、維持を図ることも重要であるかと考えます。関係職員等も事業の必要性は十分認識しております。  しかしながら、議員御存じのように、保健福祉センターの現在の人員体制においては、何かと厳しい状況下にあります。そこで、この時期を実施していくに当たり、人員基準等を満たす必要とする専門職員の募集を行いましたが、応募がない状況であります。引き続き専門職員の募集を行います。  また、今後、住民が住みなれた地域でいつまでも暮らせるよう、安心して妊娠、出産、子育てができる地域づくりを目指すために、既に導入している市町村の実施状況等も把握し、人的要因、環境要因も含ました運営体制整備の構築を進めながら、町民のニーズに合ったいつでも相談しやすい子育て包括支援センターとなるよう、関係機関や地域の皆さんとの連携のもと、子育て支援の拡充について検討していきたいと考えております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  職員の皆さんも含めて必要性を理解していただいておるということでございますので、今現状、保健センターで保健師は3名と育休が1名というふうに聞いておりますので、このたび助産師もしくは保健師2名というふうな募集をされておりましたが、聞きますと、応募がなかったということで、再度募集をかけたいということですが、専門職でございますので、必ずその職の人が必要となります。誰でもいいというわけにはいきませんので、しっかりと専門職の職員、確保していただいて、本当に体制整備を速やかに行っていただいて、本当に取り組んでいただきたいと思いますが、町長、どうでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  子育てのためにいろんな保健センターで行う場合、今指摘されたような体制整備、これが非常に大事です。募集をしましたけれども、専門職ということで、募集の応募に至らなかったということで、再度募集しているわけですけども、保健センターのほうから絶えず人的なそういったことの要望等をされております。厳しい財政の中ですが、最低必要なものについては整備をしていくということで、募集もさせていただくということを行ってはおります。できるだけ整備をして、先ほど言われた視聴覚の問題についても、来年度から実施するということで現在考えてくれているようですので、そういうことを含めて、議員から提案されていることを受けとめていきたいというふうに思います。 ○議長(正木 幸重君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  保健センターの職員の方に聞きますと、やはりしたいことというのはたくさん専門職としてもあるということでございますが、いかんせん、今の現状の人数ではなかなか思うようなことができないという声も聞きましたので、本当に専門職、しっかりと確保していただいて、職員それぞれが思う存分の力を発揮できるような体制整備をよろしくお願いをしたいと思います。  この質問は以上で終わります。  次に、農地取得面積要件の緩和についてということで、現在、空き家バンクが市川町でも行われており、その中には農地が附属した物件もございます。現状では、農地の取得においては、3,000平方メートルの耕作が必要であるということであるので、なかなか厳しい、その物件を取得しようと思っても移住したりとかという部分の人には適用がしにくい状況にございます。そういうこともあって、空き家とともに農地を処分するような場合において、ある一定の条件のもとで農地取得の面積要件を1平方メートル以上に緩和をして、空き家の利活用とともに一層促進していけるのではないかというふうに思います。近隣の自治体でも一定の条件のもとでそういう農地取得面積の要件を1平方メートル以上というふうにしておるところもあるようでございますので、空き家の利活用を進める上でも、農業委員会の判断によってできるというふうに聞いておりますので、その辺、考えていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(正木 幸重君)
     地域振興課長、広畑君。 ○(地域振興課長)  中岡議員の御質問にお答えをいたします。  市川町では、農地を取得できる制限値となる別段面積を先ほど申されたように30アールと定めております。取得後の耕作面積が30アール以上でなければ農地を取得することはできません。非農家や農業生産力の低い零細農家等が農地を取得することが農業生産力の増進や農地の効率的な利用など農業政策上好ましくないという観点から、別段面積が設定されたという経緯があります。  しかしながら、市川町におきましては、御存じのように近年の空き家の増加とともに、空き家所有者が所有する農地の遊休化が進み、地域の環境に悪影響を及ぼしているとともに、人口減による集落の活力が低下しているというのが現状でございます。  このような状況を踏まえまして、空き家と農地をセットにした対策、これが急務とされております。活力ある地域づくりの実現に向け、関係機関と協議、調整をしまして、農地と空き家をセットにした別段面積を設定しようというふうに考えております。  県内では、9市町で取り組みの事例がございます。本町も十分に検討を重ねながら方針を決定し、来年4月からの実施を目指していきたいというふうに考えております。以上でございます。  空き家バンクの制度を利用して取得されたもので、もう既に取得済みではありますが、農地に関しては取得できていないというようなケースもございますので、それについても何とかまた、例えば遡及をして適用ができればということも考えていきたいと思っております。以上でございます。 ○議長(正木 幸重君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  ありがとうございます。遡及までして、そういう人が救えるのであれば、そういうことも考えていただけるのであれば非常にありがたいなと思います。本当に空き家とともに農地を処分したい方というのもかなりあるんじゃないかと思います。空き家バンクにしっかりと登録していただいて、空き家バンクについては町が推奨しておりますので、その件についてよろしくお願いをしたいと思います。  次に、英語力の向上についてお尋ねをしたいと思います。  英語力の向上に目標を持ち、学習意欲の向上や世界的な視野を育む一助とするため、英検検定料の助成をしてはと思いますが、いかがでしょうか。よろしくお願いいたします。 ○議長(正木 幸重君)  教育長、山下茂樹君。 ○教育長(山下 茂樹君)  中岡議員の御質問にお答えします。  グローバル化が進む社会において、将来、児童生徒が国際社会で活躍できるよう、語学力やコミュニケーション能力を育むことは非常に重要なことと認識しております。  現状としまして、英語に興味を持ち、英語検定を受検している児童生徒もおります。英語検定料は、主に小・中学生が受検する5級では2,000円、4級では2,100円、3級では3,400円となっています。ただ、日本英語検定協会が実施しております英検は、教育課程に位置づけられておらず、任意希望の児童生徒が受検をしております。また、小学校では児童英語の塾等からの受検となることが多くなっております。また、小・中学校では英検受検の指導を行っておりません。このような状況の中で、公費で英語検定料を助成することは、なかなか困難ではないかと、そういうふうに考えております。  ただ、議員が御指摘のように、児童生徒が英語に興味、関心を持ち、積極的に英語学習に取り組むことは本当に大切なことであると捉えております。小学校におきましては、国際理解教育及び外国語活動の時間に英語指導助手ALTと学級担任との授業が充実するよう、学校を指導してまいりたいと考えております。  また、中学校においてもさまざまな場面で英語による活動を積極的に取り入れ、同様にALTと教科担任との授業が充実するよう、学校を指導していきたいと、そういうふうに考えております。御理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(正木 幸重君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  ありがとうございました。  本当に一人一人が英語力の向上をするために、一つの英検の受検するというような目標を持つということは非常に大切ではないかというふうに思います。こういうことを助成をしておる市町も何市町か、兵庫県内、ちょっと聞いてませんけども、全国的に見れば英検検定料を助成して、本当に一人が目標を持って合格したいという思いで受検されている方もたくさんあるようですので、英語力、これから小学校も英語が必修化されるということでもありますので、いち早く英語になれ親しみ、また、目標を持って挑戦していただけるような思いでこの質問をさせていただきましたので、まず、今、ちょっと難しいなというふうな答弁でしたが、一度また考えていただいて、こういうことも一つ子供たちが目標を持つ上では非常に大事ではないかと思いますので、御検討をしていただければと思います。以上でございます。  次ですが、図書館にはたくさんの雑誌が置かれております。図書館の経費削減のため、雑誌の購入費用を企業等に負担してもらうかわりに広告を載せ、雑誌スポンサー制度のようなことをしてはどうかと、雑誌には、今、市川図書館ではビニールのカバーがついておりますので、その内面というか、そこに企業のスポンサーの名前を入れる等によって、企業にその雑誌の購入費用を負担していただくような制度のように私は認識しとんですけども、そういうようなことも考えてみてはどうかなという思いで質問をさせていただきましたので、答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(正木 幸重君)  教育課長、原田君。 ○(教育課長)  中岡議員の御質問にお答えいたします。  図書館の雑誌スポンサー制度については、近年、各地の図書館で導入されています。福崎町立図書館では、平成26年度に制度を開始し、現在7社がスポンサーとなっております。スポンサーは、図書館にもともと置いてある雑誌の中からスポンサーとなる雑誌を選び、年間の購入料金を支払います。そしてその雑誌のビニールカバーの表と裏に広告を載せることになります。  図書館としてはメリットのある制度であると思います。既に実施している図書館の状況を精査し、導入について検討していきたいと考えております。 ○議長(正木 幸重君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  近くの図書館でもそういうような、実際に行われているということですので、いろいろノウハウ等も研究していただいて、少しでも町の経費が削減できればという思いでこのことをお聞きしましたので、実現に向けて一歩踏み出していただければというふうに思いますので、どうかよろしくお願いをいたします。  最後に、甘地駅前開発についてお尋ねしたいんですが、髙橋議員への答弁をいろいろしていただいております。中播磨県民センターから提案のあった勉強会についてはまだそこまで至っていないというふうなことでありますが、駅前については、実際、現状では、民間の駐車場、それから自転車預かり、それからJAの介護施設があります。広さは限られた範囲の中での開発になろうかと思いますが、今年度、駅前公園に一千何百万か投資をされるようですが、それも含めた駅前開発ということも含めて考えていただいてもいいのかなというふうにも思いますし、限られた面積の中でどういう絵を描くか、先ほど髙橋議員の話の中にもありましたが、グランドデザインという話ですが、県土木からはグランドデザインを描いて持ってきなさいと、それで勉強会等々の話になったんやと思うんですけども、実際、岩見町長の任期も2年が過ぎて、折り返しということでございます。この2年間の中で、3月議会で副町長が答弁されてから半年がたっておるんですが、まだそこまで行ってないということですが、本当にスピーディーに、そういう提案があればすぐに乗っかっていいんでしょうけども、それで少しでも前に進めていただきたいというふうに思います。長年の懸案やと思いますし、五差路の改修のこともございます。町長のこの任期の間に少しでも見えるような形のものができるように努力していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(正木 幸重君)  副町長、藤原茂君。 ○副町長(藤原 茂君)  中岡議員の御質問にお答えします。  甘地駅前開発につきましては、髙橋議員の御質問にもお答えしたわけなんですけれども、先ほど中岡議員のほうで言われましたように、自転車預かりのお店もありますし、個人で駐車場をされております。そういったことも含めまして考えていかなければいけない。JAのオアシス、その辺までも含めた絵を描いていかないと、駅前だけの部分を捉えますと、結局五差路の改善だけということになってきますので、そういうことではそういった駅前の構想というところには至らないということでございますので、駅前公園の改修、これは県のほうで受けてやるわけなんですけども、それは、今、既に傷んでおりますし、それはもうやるとして、実際に駅前を開発を考えていく上には、公園も含めた中で、もちろん再開発も含めて考えていかなければいけないというふうに思っておりますけども、先ほど言われましたように、スピード感の問題ということでございますので、できる限りスピード感を持ってやっていきたいというふうに思います。またいろいろとお知恵も拝借できたらと思います。 ○議長(正木 幸重君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  本当にスピード感を持っていっていただきたいと思います。そのためにも職員の体制もしっかりと明確な形で、誰が責任を持っておるのかということも含めて明確にした中で進めていかないと、誰がこの件についてリードしていくのかということもございますので、そういう部分も明確にした組織の中で行っていただきたいと思いますけども、町長、2年間でどこまで行けますか。 ○議長(正木 幸重君)  町長、岩見武三君。 ○町長(岩見 武三君)  駅前の開発には、先ほど副町長が言いましたように、農協のオアシスもあります。この農協のオアシスのことについては、組合長と話も一応させてはいただいております。もしあそこを開発していくときにということで。一定のお答えもいただいておりますが、まだ明らかにする段階ではないと思いますけれども、そういったことも描きかけはしているんですが、推進体制の問題も午前中にも出ましたが、町としてはそういう体制を組んで、一応責任者等も決めながら、今、具体的な形でやろうということになっております。私としては、ある程度できれば、きちっとしたものがなくてもできればこういうようなことを考えているということで、勉強会に行くまでの段階も組む必要があるかなと、できればそれを早い段階でやりたいというふうに思っておりますし、午前中もそういった意味の答弁をさせていただきました。そういうことで、よろしくお願いします。 ○議長(正木 幸重君)  8番、中岡輝昭君。 ○8番(中岡 輝昭君)  今、町長からも話いただきましたが、本当に何かしら見えるようにしていただきたいと思います。本当にスピード感を持って素早く対応をしていただきたい。2年間ぐらいあっという間に終わってしまうと思いますので、チームを立ち上げられたんなら、そのチームの中でしっかりと協議をしていただきながら、先の見える形、また、農協ともそういう組合長にも話をされているということでございますので、実現ができるような形をとっていただければ幸いだと思いますので、どうかよろしくお願いをいたします。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(正木 幸重君)  8番、中岡輝昭君の質問は終わりました。  以上で通告による質問は終わりました。  続いて、議案に対する質疑を行います。質疑ございませんでしょうか。         〔質疑なし〕  それでは、以上で質疑を終結いたします。  この際、お諮りします。ただいま上程中の議案のうち、平成28年度各会計決算認定については、6人の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託審査とすることにしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  異議なしと認めます。したがって、決算特別委員会を設置することに決定しました。  続いてお諮りします。決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、1番、堀田佐市君、4番、長尾克洋君、6番、山本芳樹君、8番、中岡輝昭君、10番、髙橋昭二君、11番、本間信夫君、以上6人の諸君を指名したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  異議なしと認めます。したがって、ただいま指名しました6人の諸君が決算特別委員会の委員に決定しました。  議案は、付託表のとおりそれぞれ委員会に付託審査することにします。  以上で本日の日程は終わりました。  明13日より委員会審査のため本会議を休会し、9月28日午前9時30分に再開したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕  異議なしと認めます。したがって、そのように決定しました。  本日はこれで散会します。早朝より御苦労さんでございました。       午後4時04分散会...