稲美町議会 2018-03-16
平成30年度予算特別委員会(第6号 3月16日)
1節
医療給付費現
年課税分、4億8,794万6,000円。徴収率を90%と見込んでおり、前年度比較、1,335万3,000円の減でございます。
3節
後期高齢者支援金分現
年課税分、1億1,851万6,000円。1節
医療給付費現
年課税分と同じ徴収率を適用し、前年度比較334万3,000円の減でございます。
また、5節
介護納付金現
年課税分、4,115万8,000円。徴収率を85%と見込んでおり、前年度比較2万8,000円の減でございます。
2目退職被
保険者等国民健康保険税、812万6,000円。前年度比較で1,231万7,000円の減。1節
医療給付費現
年課税分につきましては446万5,000円で、96%の徴収率を見込んでおります。
1項
国民健康保険税の合計額は、6億9,197万2,000円。前年度と比較いたしまして、3,092万9,000円の減でございます。
第3
款国庫支出金、1項
国庫負担金、6ページ、7ページ。
第4款1項
療養給付費交付金につきましては、過年度分の精算のみを
予算計上しております。
第5
款県支出金、2項県補助金、1目
保険給付費等交付金、1節
普通交付金、27億255万8,000円は、各市町が
保険給付に要する費用が全額交付されるもので、一般分及び退職分の
保険給付費が主なものでございます。
2節
特別交付金5,827万3,000円は、市町の
財政状況等に応じ交付されるものでございます。
8ページ、9ページをお願いいたします。
第7
款繰入金、1項他
会計繰入金、1目
一般会計繰入金、1億9,921万2,000円。前年度比較で7,639万3,000円の減。1節
保険基盤安定繰入金、1億1,139万5,000円。これは、低所得者に対する7割、5割、2割の保険税の軽減分に対する県と町の負担額と、軽減世帯の被
保険者数に応じた国、県、町の負担額を繰り入れるものでございます。
2節
職員給与費等繰入金、4,626万3,000円につきましては、職員4人分の人件費及び
国保事業に係る
事務費等でございます。
5節その他
一般会計繰入金2,500万円につきましては、
単独事業分などに対する
一般会計からの繰入金でございます。
2項
基金繰入金、1目
財政調整基金繰入金、4,992万1,000円は、
国民健康保険事業財政調整基金を取り崩して、支出経費に充当しようとするものでございます。
続きまして、12、13ページをお願いいたします。
歳出でございます。
第1
款総務費、1項
総務管理費、1目
一般管理費、4,168万円。前年度比較、1,207万7,000円の減でございます。
事業番号1、
国民健康保険事務に要する
職員給与費2,491万1,000円につきましては、職員4人分の人件費でございます。
事業番号2、
国民健康保険一般管理事業、1,676万9,000円。今年度から無
受診世帯報償費につきましては、第5
款保健事業費で
予算計上をしております。
2項徴税費、1目
賦課徴収費、444万3,000円。前年度と比較して、42万3,000円の増でございます。
事業番号1、
国民健康保険税賦課徴収事業444万3,000円のうち、14、15ページをお願いいたします。
12節、細節11、
収納代行店取扱手数料49万3,000円につきましては、国保税の
コンビニ収納に係る手数料でございます。
第2
款保険給付費、1項療養諸費の合計額は23億5,923万3,000円で、前年度と比較いたしまして2億480万1,000円の減で、一般被保険者、退職被保険者の
療養給付費の減によるものでございます。
1目一般被
保険者療養給付費、23億1,019万9,000円。一般被保険者の医療費の
保険者負担分で、県から示された額を計上しており、前年度比較では1億230万3,000円の減を見込んでおります。
2目退職被
保険者等療養給付費、1,761万円。前年度と比較して、1億317万4,000円の減を見込んでおります。
16、17ページをお願いいたします。
2項
高額療養費。合計額は、3億3,130万4,000円。前年度と比較いたしまして、2,309万6,000円の減を見込んでおります。
18、19ページをお願いいたします。
4項
出産育児諸費、1目
出産育児一時金882万円は、21件分を見込んでおります。
20ページ、21ページをお願いいたします。
第3款1項1目
国民健康保険事業費の9億1,288万6,000円につきましては、県からの指定額を
事業費納付金として納付するものでございます。
第5
款保健事業費、1項1目
特定健康診査等事業費、
事業番号1、
特定健康診査・
特定保健指導等事業、3,177万2,000円。前年度より650万2,000円の減でございます。40歳から74歳を対象にした
特定健康診査の関連経費で、19節、細節2、
がん検診負担金は、平成29年度から特定年齢の胃がん、肺がん、大腸がんの検診の
自己負担分を助成しております。
22、23ページをお願いいたします。
2項
保健事業費、2目
疾病予防費、385万5,000円。国保税の滞納者ではないなどの要件を満たす被保険者の
人間ドック費用の半額を助成するための経費で、対象年齢を拡大するとともに、2時間ドックに加え、一日ドックの助成、無受診世帯の
ドック全額助成もあわせて計上しております。
以上簡単でございますが、議案第12号 平成30年度稲美町
国民健康保険特別会計予算の
補足説明とさせていただきます。
○
赤松委員長 以上で、
補足説明は終わりました。
これより議案第12号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
○
山田委員 まず、19ページをお願いします。
4項の
出産育児諸費の1目
出産育児一時金の
事業ナンバー1、
出産育児一時金事業について、今、21件分とお聞きしたんですけども、対象人数と国保対象の人数についてお知らせ願います。
○
中川国保年金係長 30年度の
出産育児一時金につきましては、21件を見込んでおります。対象の方については、国保に加入されている方が出産された場合ということになっております。
○
山田委員 21件分で、昨年は説明を聞いた中で、前年実績で204人というふうなことで、対前年から10人プラスであったというふうに確認しておるんですけども、この21件というのは、そういうふうな傾向で見た時にですね、増えておるんか減っておるんかいうふうな、その傾向だけちょっとお知らせ願いたいと思います。
○
中川国保年金係長 21件の算出につきましては、過去3年平均で出しております。27年度が決算で15件、28年度が決算で19件、29年度は見込みも含めまして17件、そういった格好になっております。
○
山田委員 はい、ありがとうございます。
続きまして、21ページお願いします。
保健事業費の1項の特定健診
診査等事業費の1目
特定健康診査等事業費、
事業ナンバーの1番、
特定健康診査・
特定保健指導等事業の13節の委託料なんですけども、昨年度、
データヘルス計画等策定委託料が、この
データヘルス計画につきましては、平成27年度から29年の3カ年で策定されたということで、今年からいわゆる第2期というふうなことで、中長期的な計画と実行が予定されておるというふうなことになっております。そういうふうなことで、そうした動きについて、この度の
予算計上、予算上ですね、そこら辺のことはどういうふうな扱いになっておるんか、お知らせ願えますか。
○
中川国保年金係長 まず、13節の電算処理の委託料ですが、こちらにつきましては、今回
保健事業の
支援システムということで、第2期
データヘルス計画で行いました分析の経年変化を把握しながら、
重症化予防等の取り組みをしていくための費用を計上させていただいております。
それから、
保健事業の全体で申し上げますと、今回
重症化予防の関係で、8節の細節2の
特定保健指導の事業で、
重症化予防ということで報償費を計上をさせていただいております。
以上です。
○
山田委員 ということは、この
データヘルス計画のあと、それぞれ今集めたデータの変化、あるいは
データ分析をやっていっておるというふうなことで、それをこの8節の細節2のこの指導に活かしていくというふうなことで理解したらいいいうことですか。
○
中川国保年金係長 8節の2については、医師から
重症化予防について
アドバイス等をいただくことを想定をしております。
あと、
保健事業全体の中で委託料ですね、などを置いていまして、13節の細節2で
保健指導委託料を置いていましたりする中で、取り組みについては行っていきたいというふうに考えております。
○
山田委員 いずれにしましても、せっかく一つの仕組みができてきておるんで、そのデータを活かして、さらなる
保健事業、あるいは
重症化予防に向けて利用していただけたらいいんかなあというふうに思います。
それと、次にですね、23ページをお願いします。
2項の
保健事業費の2目
疾病予防費、19節
負担金補助及び交付金、細節1の
人間ドック補助金なんですけども、一日ドック、あるいは2時間ドックというふうなことで、
人間ドック補助金に関しては拡充をされてきておるというふうにお聞きしておりますけども、その利用状況ですね、これもあわせてお聞かせ願えますか。
○
中川国保年金係長 1月末までの状況で申し上げますと、半額のドックのほうが79件、約145万円。それから、一日ドックにつきましては、こちらが1月末ですと合計2件、7万5,000円となっております。
以上です。
○
山田委員 この
疾病予防事業につきましては、増額予算でもございますし、また
予防事業というのは重症化を抑えるということで有効な手段だと思いますんで、よろしくお願いしたいと思います。
どうもありがとうございます。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
他にご発言の声を聞きませんので、議案第12号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、議案第12号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案どおり可決されました。
〜議案第13号〜
○
赤松委員長 次は、議案第13号「平成30年度稲美町
後期高齢者医療特別会計予算」を議題といたします。
しばらく休憩いたします。
休 憩 午前 9時48分
……………………………………
再 開 午前 9時49分
○
赤松委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
次は、議案第13号「平成30年度稲美町
後期高齢者医療特別会計予算」を議題といたします。
担当部長の
補足説明を求めます。
○
井澤健康福祉部長 それでは、議案第13号 平成30年度稲美町
後期高齢者医療特別会計予算の
補足説明を申し上げます。
健康福祉部の組織の再編に伴い、住民課の所管としております。
36、37ページをお願いいたします。
歳入でございます。
第1款1項
後期高齢者医療保険料、1目
特別徴収保険料、2億1,435万9,000円。前年度比較で1,625万3,000円の増。また、
普通徴収保険料、1億366万4,000円。前年度と比較して、806万3,000円の増。これらにつきましては、兵庫県
後期高齢者医療広域連合が示しました資料などを参考にして計算した
医療保険料でございます。
第3
款国庫支出金、1項
国庫補助金、1目
高齢者医療制度円滑運営事業費補助金207万4,000円は、
保険料軽減の特例の見直しに伴う
システム改修補助金でございます。
第4
款繰入金、1項
一般会計繰入金、1目
事務費繰入金、728万9,000円。前年度比較で13万4,000円の減。
後期高齢者医療特別会計の事務費に充当するため、
一般会計から繰り入れするものでございます。
2目
保険基盤安定繰入金、7,524万9,000円。前年度比較で826万3,000円の増。これは、低所得者の
保険料軽減や
被用者保険の被扶養者であった方に係る
保険料軽減分を県と町が補てんするために、
一般会計から繰り入れしようとするものでございます。
38、39ページをお願いいたします。
第6款諸収入、2項償還金及び
還付加算金、60万円。過年度の保険料に還付すべき理由が発生した場合に、
広域連合から納付される
還付金収入でございます。
40、41ページをお願いいたします。
歳出でございます。
第1
款総務費、1項
総務管理費、1目
一般管理費、860万4,000円。前年度比較、194万円の増でございます。
事業番号1、
後期高齢者医療一般管理事業。これは、
後期高齢者医療の事務費で、保険証の送料や
後期高齢者医療ソフトウェアの
電算保守委託料、使用料などで、平成30年度は
保険料軽減特例の見直しに伴う
電算事務処理委託料を含んでおります。
2項1目徴収費、69万5,000円。
事業番号1、
後期高齢者医療保険料賦課徴収事業。これにつきましては、保険料の徴収に係る
印刷製本費や
納入通知書の送料などでございます。
第2款1項1目
後期高齢者医療広域連合納付金、3億9,327万5,000円。前年度比較、3,257万9,000円の増で、
広域連合に納付する保険料や延滞金、
保険基盤安定繰入金などの合計額でございます。
42、43ページをお願いいたします。
第3
款諸支出金、1項償還金及び
還付加算金、1目
保険料還付金、60万円。過年度の
保険料還付金でございます。
以上で、議案第13号 平成30年度稲美町
後期高齢者医療特別会計予算の
補足説明とさせていただきます。
○
赤松委員長 以上で、
補足説明は終わりました。
これより、議案第13号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
○
大路委員 それでは、36ページ、37ページの
特別徴収保険料、あるいは
普通徴収保険料のところで、均等割と所得割で積算されていると思うんですが、所得割については10.1%のままではないかなというふうに思いますが、均等割につきましては、28、29年度に加えまして30、31年度についてはどのようなことになるでしょうか。
○
西本住民税係長 兵庫県
後期高齢者医療広域連合の平成30、31年度
保険料率の算定において均等割額が引き上げられております。均等割額は現行の4万8,297円から4万8,855円となる予定でございます。
以上です。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第13号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
○
大路委員 本議案に反対の立場から、討論を行います。
本
会計制度は、年齢によって区分し、世界にも例を見ない悪法の一つです。県連合会への納付金を見ても、対象者が増加しているにせよ、金額が上昇しているのは間違いのない事実です。また、滞納すれば容赦なく保険証を取り上げ、生きる望みを断ち切る制度です。速やかにこの制度を廃止し、高齢者を前期とか後期とかに分けるのでなく、全体で構築する
会計制度を確立すべきものです。
以上の理由により、本議案に反対します。
○
赤松委員長 次に、賛成討論の発言を許します。
○杉本委員 賛成討論いたします。
本医療制度は、高齢者の命と
健康管理に必要な制度であります。稲美町は国の方針に則り、
後期高齢者医療広域連合と連携し、適切に運営するための予算であると認めます。
よって、賛成といたします。
○
赤松委員長 次に、ご発言はございませんか。
まず、反対討論はございませんか。
○木村委員 反対討論を行います。
75歳以上の高齢者から別立ての保険料を徴収し、
保険料滞納者への対応は非常に厳しい制度であります。
後期高齢者医療制度は廃止すべきとの立場から、
後期高齢者医療特別会計に反対をいたします。
次に、賛成討論の発言を許します。
○関灘委員 議案第13号に対して、賛成の立場から討論をいたします。
国の制度設計によって県内一律のサービスが受けられるよう、
後期高齢者医療広域連合が保険者となって、市町村と事務を分担して運営をされています。兵庫県内の41市町全てが加入して設立された兵庫県
後期高齢者医療広域連合は、
後期高齢者医療制度を運営する
特別地方公共団体であります。本予算は、
広域連合が賦課決定した保険料を町が徴収し、その相当額を納付金として
広域連合に納付するための所要額を計上してあります。
また、被保険者から納めていただいた保険料や軽減措置による減税分を補てんする
保険基盤安定負担金、また
事務費等として納められております。保険料の均等割の率が引き上げに関しましては、2年に一度の改定期であるということと、医療の増加となっておりますが、余剰金及び
県財政安定化基金の活用によって抑制されていると考えています。
広域連合との連携をもとに健全な財政運営や
事業運営が行われており、適切な
予算計上でありますので、賛成討論といたします。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
まず、反対討論はございませんか。
次に、賛成討論の発言を許します。
○
山田委員 後期高齢者医療制度は、国民皆保険の維持と高齢期における適切な医療の確保に向けて、医療費の適正化を図るとともに、共同連帯の理念に基づき
世代間負担の調整や
世代内負担を県下の市町村が加入する
広域連合によって支えていこうとするものであり、私は賛成いたします。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、議案第13号を起立により採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
赤松委員長 起立多数であります。
よって、本案は原案どおり可決されました。
しばらく休憩します。
休 憩 午前10時00分
……………………………………
再 開 午前10時01分
○
赤松委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
〜議案第14号〜
○
赤松委員長 次は、議案第14号「平成30年度稲美町
介護保険特別会計予算」を議題といたします。
担当部長の
補足説明を求めます。
○
井澤健康福祉部長 それでは、議案第14号 平成30年度稲美町
介護保険特別会計予算の
補足説明を申し上げます。
48、49ページをお願いいたします。
歳入でございます。
第1款保険料、1項
介護保険料、1目第1号被
保険者保険料、5億7,131万9,000円。前年度より3,603万8,000円の増でございます。このうち、1節の現
年度分特別徴収保険料と2節の現
年度分普通徴収保険料につきましては、第7期
介護保険事業計画に折り込んだ保険料に基づいて算定したものでございます。
第3
款国庫支出金、1項
国庫負担金、1目
介護給付費負担金、3億8,889万4,000円。前年度比較で2,366万円の増でございます。これは、歳出の
保険給付費の
居宅サービス等の約20%、
施設サービス等の約15%相当額でございます。
2項
国庫補助金、1目
調整交付金、2,331万9,000円。前年度より716万5,000円の増。
保険給付費の約1.1%相当額を見込んでおります。
2目
地域支援介護予防・
日常生活支援総合事業交付金1,577万円は、いきいき広場、いきいきサロンの委託料などを含む、歳出の
介護予防生活支援サービス等事業費、
一般介護予防事業費の約20%相当額でございます。
3目
地域支援包括的支援事業交付金、1,692万4,000円。これにつきましては、
地域包括支援センターの人件費や「食」の
自立支援サービス事業委託料などを含む、歳出の
包括的支援事業費などの約38.5%でございます。
50、51ページをお願いいたします。
第4款1項
支払基金交付金、1目
介護給付費交付金、5億6,719万9,000円。前年度比較で183万6,000円の増。これにつきましては、歳出の
保険給付費の
居宅サービス等、
施設サービス等の約27%相当額でございます。
2目
地域支援事業支援交付金、2,045万8,000円。これは、歳出の
介護予防・
生活支援サービス等事業費、
一般介護予防事業費の約27%相当額でございます。
第5
款県支出金、1項県負担金、1目
介護給付費負担金、2億9,384万6,000円。前年度比較、285万6,000円の増。
保険給付費の
居宅サービス等の約12.5%、
施設サービス等の約17.5%相当額でございます。
第7
款繰入金、1項
一般会計繰入金、1目
介護給付費繰入金、2億6,259万3,000円。前年度比較で、1,019万9,000円の増。これは、
保険給付費の町負担分の12.5%相当額でございます。
2目
地域支援介護予防・
日常生活支援総合事業繰入金947万1,000円につきましては、歳出の
介護予防・
生活支援サービス等事業費、
一般介護予防事業費の12.5%相当額でございます。
3目地域支援包括的支援事業繰入金、846万1,000円。歳出の
包括的支援事業費などの19.2%相当額でございます。
4目低所得者
保険料軽減繰入金、359万7,000円。消費税増税に伴い、低所得者の
保険料軽減を行うもので、保険料基準額に第1段階被
保険者数を乗じた5%相当額でございます。
52、53ページをお願いいたします。
5目その他
一般会計繰入金は、6,042万5,000円。1節
職員給与費等繰入金につきましては2,152万3,000円で、職員3人分の人件費でございます。
2項
基金繰入金、1目介護給付費準備
基金繰入金2,227万2,000円は、介護給付費準備基金を取り崩して、支出経費に充当しようとするものでございます。
第9款諸収入、2項3目1節雑入、細節2、いきいきセミナー利用料、141万6,000円。参加者からセミナー利用料として、1人当たり年間6,000円を納めていただくこととしております。
54、55ページをお願いいたします。
歳出でございます。
第1
款総務費、1項
総務管理費、1目
一般管理費、3,265万6,000円。前年度比較で491万8,000円の減。職員の人件費や電算処理委託料などに関する経費などでございます。減の主なものは、
介護保険事業計画の策定終了に伴う委託料の減によるものでございます。
事業番号1、介護保険事務に要する
職員給与費、2,152万3,000円。職員3人分の人件費でございます。
56、57ページをお願いいたします。
2項徴収費、1目
賦課徴収費、155万8,000円。
介護保険料の賦課徴収に係る経費でございます。
3項1目介護認定審査会費、528万8,000円。
事業番号1、介護認定審査会運営事業、528万8,000円。定例審査会49回、合同審査会3回分を計上いたしております。
2目認定調査費、1,780万1,000円。
事業番号1、認定調査事業嘱託職員賃金、909万9,000円。嘱託調査員3人分でございます。
58、59ページをお願いいたします。
第2
款保険給付費、1項介護サービス等諸費の合計額は、18億9,617万9,000円。前年度よりも1億1,696万円の増で、居宅介護サービス等給付費の増が主なものでございます。
1目居宅介護サービス等給付費につきましては、9億1,536万2,000円。前年度比較で、1億8,646万4,000円の増でございます。要介護認定者が通所介護、通所リハビリ、訪問介護などの在宅サービスを利用した時の
保険給付費でございます。
2目施設介護サービス等給付費は、5億7,950万3,000円。前年度比較で、1億4,250万5,000円の減でございます。介護老人福祉施設や介護老人保健施設などの施設入所に係る介護給付費でございます。
3目地域密着型介護サービス給付費、2億9,645万2,000円。前年度比較で、6,387万7,000円の増でございます。小規模多機能型居宅介護や、認知症対応型共同生活介護などのサービス給付費でございます。
6目居宅介護サービス計画給付費、9,470万8,000円。要介護者のケアプラン作成に対する給付費でございます。
60、61ページをお願いいたします。
2項
介護予防サービス等諸費の合計額は1億1,706万5,000円で、前年度よりも3,016万6,000円の減。
介護予防サービス給付費の減が主な要因でございます。
1目
介護予防サービス給付費、9,303万8,000円。要支援1、2の方が利用する在宅サービス費用で、前年度比較で2,415万8,000円の減でございます。
4項高額介護サービス等費。
62、63ページをお願いいたします。
合計額は、3,509万3,000円。これにつきましては、要介護者または要支援者が同じ月に受けたサービス費の合計額が、それぞれの負担上限額を超えた場合に、その超えた額が高額介護サービス費として支給されるものでございます。
6項特定入所者介護サービス等費。合計額は4,557万2,000円。これにつきましては、要介護または要支援の低所得者が施設サービスを受けた場合の負担軽減のための給付費でございます。
64、65ページをお願いいたします。
第3款地域支援事業費、1項
介護予防・
生活支援サービス等事業費、1目
介護予防・生活支援サービス事業費5,123万2,000円。平成29年度から
介護予防訪問介護、
介護予防通所介護が、訪問型サービス、通所型サービスとして移行した給付費でございます。
4目
介護予防ケアマネジメント事業費は、訪問型サービスと通所型サービスの利用に係るケアプラン作成の経費でございます。
2項
一般介護予防事業費。
66、67ページをお願いいたします。
13節委託料、細節1、いきいき広場委託料、細節2、いきいきサロン事業委託料が主なもので、細節3、介護ボランティアポイント事業委託料につきましては、高齢者の地域貢献や社会参加を促進し、
介護予防を推進するための事業の委託料でございます。
3項包括支援事業・在宅福祉事業費、1目包括支援事業費、3,973万9,000円。これにつきましては、包括支援センターの運営費で、68、69ページをお願いいたします。
事業番号5、在宅医療・介護連携推進事業、202万2,000円は、医師会等々地域における医療介護の関係機関の連携を推進するための経費でございます。
事業番号6、認知症総合支援事業50万3,000円。もの忘れ検診の実施、認知症の人やその家族に早期に関わる認知症初期集中支援チームに係る経費で、認知症の支援体制を構築してまいります。
事業番号7、生活支援等体制整備事業、406万円。単身や高齢者のみの世帯、認知症の高齢者の増加などに対し、地域住民や生活支援サービスを担う事業主体が連携するための生活支援コーディネーターを配置し、日常生活上の支援体制を充実してまいります。
2目在宅福祉事業費、529万1,000円。
70、71ページをお願いいたします。
13節の細節3、「食」の
自立支援サービス事業委託料は、調理が困難な高齢者などに対して定期的に食事を提供し、安否確認をすることにより、在宅生活を支援するものでございます。
以上で、議案第14号 平成30年度稲美町
介護保険特別会計予算の
補足説明とさせていただきます。
○
赤松委員長 以上で、
補足説明は終わりました。
これより、議案第14号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
○木村委員 68ページの包括支援事業について、全般的にお尋ねをしたいんですが、この介護認定の申請の手続きはですね、地域包括にも何件か年間きていますという説明がございましたが、介護保険係で申請は受けるのか、地域包括で受けるのかということはしっかりと業務は分けておられるのか、そこら辺を一度お尋ねをしたいと思います。
○高島介護保険係長 基本的には、介護保険係のほうで申請のほうを受け付けておりまして、
地域包括支援センターのほうに申請のほうをお願いしますのは、例えば独居であって在宅にいらっしゃる方で、なかなか役場まで来るのは難しい。家族の方も日中いらっしゃらないというような場合であれば、包括の職員が伺って代行で申請するというようなことを取り決めております。
以上です。
○木村委員 そうすると、窓口に来るという方は、介護保険の申請に来ましたという人はですね、介護保険係に申請に行かれるわけですね。それをお尋ねしたいと思います。
○高島介護保険係長 まず、介護保険係のほうの窓口に申請に来られます。
○木村委員 介護保険係に申請に来た人に対してですね、地域包括のほうから何かものを言う、横からいろいろ言うというようなことはあり得るんでしょうか。
○高島介護保険係長 介護認定の相談、最初申請に来られた際に、いろいろ聞き取りをさせていただいていまして、どういったサービスを希望されるかとか、認定に至った経緯などをお伺いするんですけれども、包括のほうに、サービス内容について、包括のほうではケアマネージャーもおりますので、具体的なサービスの内容について包括のほうからご説明いただくというような場合がございます。
○木村委員 申請の手続きを介護保険係に行ったと。その申請の手続きを話をして、さあ手続きをしようかという時にですね、地域包括から何か口を出すことがあるんですかということを聞いているんです。
業務はしっかり分けてあるとは思いますけど、そういう事例はないですか。
○石田健康福祉課長 先ほども高島が申し上げましたとおり、介護保険の申請の受け付けは介護保険係のほうでさせていただいております。ただ、窓口に来られることですね、介護保険の申請をしたい、あわせてこういうことで困っているということも当然お話を聞かせていただくこともございます。そういうことがありましたら、窓口の場面で、事務担当職員だけではなかなか難しいことも相談もございますので、その場合は
地域包括支援センターの職員が窓口にまいりまして、その方のご相談に乗るという体制をとって、受け付けだけではない円滑なサービスまで続けられるような体制をとっております。
○木村委員 相談の話じゃないんです。単純な話なんです。申請の手続きを介護保険係に行ったと。そこへほかの部署の方が出てきて、いろいろアドバイスをしたり、職員を指導したり、相談に来た住民にいろいろ声を掛けたりとか、そんなことはあり得るんですかと言っているんです。
そんなことはないと思いますけどね。しかし、そんなことをされて、窓口から申請をされないで追い返されたという事例、ないですかね。いかがですか。
○石田健康福祉課長 窓口での対応でございますけども、介護保険係のほうに申請に来ていただきましたら、当然、介護保険係のほうで申請の受け付けとかさせてはいただきます。ただ、その内容によりまして、介護保険係の事務担当職員だけでは、これはちょっとその方のご要望にお答えできないなというときがありましたら、その事務担当職員なり介護保険係のほうが専門的な相談を承っております
地域包括支援センターのほうにつなぎまして、
地域包括支援センターの職員とともに窓口の対応をさせていただくことがございます。
ただ、その中で
地域包括支援センターの職員が事務担当職員に対して指導とか、そういうことではございませんで、なるべくその窓口の方のご要望に沿う形で相談に乗らせていただきたい。口に出る言葉だけではなくて、その中のその方の思いを汲めるようにということで、窓口のほうに
地域包括支援センターの職員が行くこともあるということでございます。
○木村委員 単純な話なんですけどね、介護保険の申請に行った人に対して、ああわかりましたと、粛々と申請の手続きができないと。これは当たり前の姿なんですか、稲美町では。
○石田健康福祉課長 先ほども申し上げましたとおり、介護保険係のほうでは介護保険の申請を受け付けさせていただいております。できるだけその方の申請でありますとか、サービスのご希望でありますとか、困りごとでありますとか、その辺のことは介護保険係と
地域包括支援センターの職員とが共に連携しあって、相談に乗らせていただいておるところでございます。
ただ、介護保険係、その方の状態もございますし、なかなかその方のご要望にお応えできないこともございますけども、こちらとしましてはできるだけご要望に沿ってやっていきたいということで日々やっております。
ただ、こちらのほう、窓口をさせていただくかげんでなかなか全てのことをお伝えできることがないことがあるかもしれません。その場合でも、日々そういうことは認識しまして、日々窓口の対応は向上できるように努めているところでございますので、もしそういう方がおられましたら、今後とも引き続き窓口での対応は向上するように介護保険係、
地域包括支援センター職員、ともに頑張っていきたいと考えております。
○木村委員 単純な話なんですね。申請をして、一次判定、二次判定、最終的に二次判定で認定審査会、自立か要支援か要介護かという判定が出るわけですね。窓口の段階で、この人は非該当だという判断を、あなた方やっているんですか。窓口の段階で拒否するということは、これ人権問題じゃないですか。そんなことを稲美町では日常的にやられているんですか。何のために認定審査会があるんですか。認定審査会で最終的に判定するんじゃないんですか。
毎週毎週、審査会開いているのは、そのためでしょう。何のための認定審査会なんですか。どんな権限を持って窓口で、相談じゃないんですよ。申請を受け付ける、受け付けないの判断を、なぜあなた方がする権利があるんですかと申し上げているんですよ。いかがですか。
○石田健康福祉課長 窓口のほうで、申請に来られた方に対しまして、こちらのほうは、あなたは認定に当たらない、非該当ですということで、こちらのほうからお伝えすることはありません。ただ、その方の、先ほども高島が申し上げましたとおり、その方の申請に至った経緯は当然聞かせていただきますので、その中で、お話の中で、もしそういう可能性がありましたら審査会で、最終的には決定することではございますけども、非該当という可能性もございますよということは一言添えさせていただいて、それでもっていうことで、そういうことで申請を受け付けさせていただくっていうことでやっております。
やっぱり、明らかに、これはなかなか認定には当たらないぞという元気な方も来られますので、そういう方に関しましてはその可能性もあるということをお伝えして、申請は受理させていただいております。
○木村委員 申請に来た人に対しては、そうすると申請の受理はしていると。それ、間違いないんでしょうかね。申請の受理はしているんですね。
低い認定率を保たなければならない、そういう義務感のようなものが担当の職員の皆さんの中にもしあるとすればですね、窓口の対応も変わってくるんでしょう。しっかりとですね、高齢者に寄り添って、一人一人、一人一人の高齢者なんですよ、数じゃないんですよ、パーセントじゃないんです。そのことを頭に入れてですね、しっかりと窓口で対応してもらわないと、私はこの介護保険制度に携わるということでは、稲美町の窓口の対応は非常にまずいというふうに申し上げておきたいと思います。
もう一回だけ答弁いただいて終わります。
○
井澤健康福祉部長 今、委員のほうから拒否というお話もありました。受け付ける、受け付けない、権利というお話ございました。やはり申請というのは権利ということは私ども、それは十分承知をしております。ただ、その申請の時にさまざまな相談に、お話を聞かせていただく、相談に乗るというのは、そこは寄り添える部分かなというとこも私ども感じている部分でございます。
ただ、福祉の窓口、介護に限らず障害を持たれた方のご家族も来られます。やはりそういうところでは、高齢者の方だけに限らず、住民の方が本当に困って来ておられる、そこをサポートするというのが私どもの本来の仕事だと思っておりますので、今回、私どもとしては認定の、介護保険はもともと助け合いの制度ですから、そこに対して申請の部分を拒否するというようなことは、私どもとしてはございません。
ただ、今後もしそういうふうに窓口で住民の方が感じられておったとするなら、それは私どもとしては反省すべき点かなと。やはり先ほど委員からも出ました、寄り添いという言葉、一番私どもとしては重要だと考えておりますので、窓口のほうでより職員ともども、住民の方が相談に来やすく、そしてまたいろんなさまざまなことで支援していけるよう、私どもとしても今後も頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○
大路委員 48、49ページの第1号被
保険者保険料。この中で、2節の現年度
普通徴収保険料が3,182万2,000円となっていますが、対象者は何人でしょうか。
○高島介護保険係長 30年度の普通徴収の対象者ですが、620名となっております。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○杉本委員 56、57ページ。3目の認定調査費のところの認定調査事業嘱託職員賃金。これ、昨年から上がっているわけなんですけど、昨年は2名で今年は3名なのかなというふうに思うんですけど、これはなぜこういう予算になっているのか、お聞かせ願えますか。
○石田健康福祉課長 昨年は、委員おっしゃるとおり2名の予算を付けさせていただいております。今年度は3名ということなんですけども、これにつきましては1名増員の関係でございますが、この1名に関しましては認定、そこにおりました保健師が異動になりましたので、その分を調査嘱託職員で補充しております。その嘱託職員が認定調査をさせていただくのと審査会の業務をさせていただくの、そのために1名をここで増員させていただいておるところでございます。
○杉本委員 はい、わかりました。
66、67ページ。もう1点だけですね。
いきいき広場の委託料といきいきサロンのことなんですけど、これ、いきいき広場は自治会が担当しているということで、広場数21とミニ広場が11と伺っております。この下のいきいきサロンというのは、これは老人クラブが関与するというんですか、老人クラブが関与しているんでしょうか。
○米澤地域包括係長 いきいきサロンですが、運営のほうは町が社会福祉協議会に委託させていただいてやっております。地域の方らの力を使ってするものでありますので、そこへ派遣するハートスタッフという要員を要請して、そこへ行っていただいて、そこの会場の設営であるとか声掛けであるとかっていうのは老人クラブのお力をお借りしているところはございます。
○杉本委員 ということは、老人クラブがあるところはそういうお世話できるんですけど、老人クラブのない自治会もあるとは思うんですけども、そういうところはどのようにされているんでしょうか。
○米澤地域包括係長 老人クラブがない地区でいきいきサロンを実施しているところは幾つかあるんですが、そういったところは地元の有志の方のご協力をいただいて、同様に鍵を開けていただいたり会場設営していただいたり、協力していただいております。
○杉本委員 なるほど。はい、わかりました。
では、最後にいきいきサロンの実施している自治会数ですか、を最後にちょっと教えてもらえますか。
○米澤地域包括係長 自治会の数は62です。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○関灘委員 2点伺います。
67ページの、先ほどのいきいきサロンのその下ですが、介護ボランティアポイント事業委託料ですね。昨年から始まって間がないと思うんですが、今回、減額で計上されてあるところがちょっと気になりましてね、せっかくの新たな事業ですのでね、大きく拡充していっていただいて、地域で繁栄してもらいたいと思うんですが、その点どうなっていますか。
○米澤地域包括係長 ポイント事業の減額の部分は、初年度にボランティア手帳というものをご参加いただいた方に配付するんですが、それを初年度にたくさん印刷して、それがまだ在庫がありますので、その印刷費が減になっておるものです。
○関灘委員 それだったらよかったです。そして、この介護ボランティアポイント事業ですね、この事業が総合事業のほうに反映していただくような方向性にはなっていないんでしょうか。その総合事業の中には地域の特色を活かさないといけませんのでね、やはりこういう介護ボランティアのほうを繁栄さすような方向性になっていると思うんですが、その点いかがでしょうか。
○米澤地域包括係長 委員おっしゃるように、総合事業というのは多様な主体で重層的に行いましょうというのが基本理念としてございます。総合事業の内訳としましては、以前に介護保険のほうでやっていましたデイサービスと訪問介護にプラスしまして、介護
予防事業も総合事業の中に入っております。このボランティアポイント事業というのは、この介護
予防事業として枠組みとして入れておりますので、総合事業を反映しているかなと思っております。
○関灘委員 総合事業は、地域の多様なニーズに応えるために、対応するために制度化になってきたと思っておりますので、その辺は大いに活躍というか活用していっていただきたいと思います。
そして2点目がですね、69ページの
事業番号6番、認知症総合支援事業で認知症対策ですね。今後ますます高齢化となってきます。その認知症いう症状のほうも幅広く症状が出ておりますので、ますます対象者が増えてくるんじゃないかと思います。
今年度は、新たな何か取り組み等とかありますでしょうか。
○米澤地域包括係長 認知症の施策に関しましては、今年度から新たに認知症初期集中支援チームですとか始めてるんですが、来年度新たにということではありませんが、特に初期の方に対する対応を考えていっておりまして、当事者の方、本人の方々、重視した取り組みをと思っております。
29年度に小さくですが、本人さん方に集まっていただいてお話いただくという場を設けました。そういった取り組みを少しずつ、本当に少しずつですけど広げて、認知症施策に当事者の方のお考えを入れながら、一緒につくっていけたらなと考えております。
○関灘委員 先ほど今年度と言いましたが、新年度も含めてのことなんですが、ご答弁でありました本人の方を重視したいいうところは、本当に介護されている方にとっても少しの空気抜きの場になるかなあとも思います。
そういうのも含めて認知症カフェいうのがね、あちらこちらで立ち上がっております。そういうのも社協の関係とちょっと検討したときもあるんですが、なかなかそれを指導的になさってくださる方、人材的なところが少し弱かった部分でね、今も立ち上がってない状態なんですが、月一回のその定例会で認知症ホットファミリーの会の方がね、定例会も設けていらっしゃって、その辺ももう8年、9年、もっとなってきますかね、なってきております。そちらの会ともやはりよい連携を持っていただいて、そういう認知症対策の輪が広がっていくようにお願いしたいなと思います。
○米澤地域包括係長 カフェについてですが、カフェをやりたいというか、そういったものを考えたいという方のお声は実際聞くことはあるんですが、やりたいとおっしゃる方がどこでどんなふうにしたら喜ばれるのか、ニーズがあるのかっていうご相談にみえてきております。そういった方々と当事者の方々がうまく結び付いていただいて、よい活動ができればと考えております。
その中に、家族会の方々からもご相談受けてて、家族会は家族でしか集まってないので、カフェというのは当事者重視した集まりでもありますので、当事者の方のニーズがわからないので、どういうふうにしたらいいのかなとおっしゃってくださっている部分もありますので、ニーズが把握できましたら家族会さんのほうとも連携とらせていただいて、場づくりというのを進めていきたいなと思っております。
○関灘委員 その点で、よろしくお願いいたします。
立ち上げられた当初は、介護されている方のちょっと空気抜きの場にしよう、そしてまたいろんな情報を共有しあおうと、勉強会にしよういうことで立ち上がりましたが、やはり対象者の方も含めた、これからの場は必要やということは、もう本当、年々そういう問題に直面しておられますので、そういうふうに悩んだりいろいろされていますので、本当に前向きに可能になるように、今もおっしゃられたような対応で30年度もよろしくお願いいたします。
○高島介護保険係長 先ほど、米澤の答弁に対してちょっと補足で、認知症カフェについてなんですけれども、今現在グループホーム琴音というところがございまして、そちらで認知症カフェのほうを開催していただいております。
5月に開所いたしますグループホーム国岡なんですけれども、そちらのほうでも認知症カフェに取り組んでいただけるというふうに聞いておりますので、そちらでまた新たに1カ所増えるかなあと思っております。
○関灘委員 そういうふうに地域で増やしていっていただきたいと思います。その分は天満のほうになりますし、企業の方が協力いただいているところもありますので、一般の方がね、そういうふうな思いも持っておられる方もいらっしゃいますので、その辺のサポートを、よりよいサポートをしてあげてください。お願いいたします。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○辻元委員 69ページの
事業ナンバー5、在宅医療介護連携推進事業のことでございますが、この事業によって在宅のサービスは充実すると思いますが、その中で特別に、やることによってサービスの提供が家族の負担にね、負担がかからないようにするような具体的な施策もこの中で考えられておりますか。
これずっと見よったら、連携のそういった充実、内容的にはなっておるんですけども、家族が負担がかからないような施策までも入れてもらいたいなというような思いがしておりますので、そこら辺の関係をちょっとご答弁願えますか。
○米澤地域包括係長 医療介護連携推進事業についてでございますが、家族の方への負担を軽減するという事業であっていただきたいというご答弁だったかなと思うんですけれど、関係者の連携とか知識等が進めば、自ずと結果として医療と介護の両方を必要とするような高齢者の方の在宅介護っていうものが軽減されるかなと思っております。
あともう一つが、この事業で直接的に住民さんとという部分に関しましては、研修会の実施とかも考えておりまして、今から多死の時代に入りますので、終末をどこでどう迎えるかという問題がかなり上がってきます。それに対して住民さん方にどういった内容があるのかという情報提供とか、どういった心構えをしていくのかっていう等の研修も取り組みたいと思っておりますので、お役に立てる事業かなと思っております。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第14号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
○木村委員 反対討論を行います。
申請手続きに行った人が窓口で門前払いをされた事例があります。その方の申請をすると要介護の認定でした。判定は、認定審査会で行うものであり、窓口で拒否することはあってはなりません。低い
介護保険料が低い認定率によって支えられておりますが、その低い認定率は要介護認定の申請を拒否するということで保たれていると思っております、事実として。こんなことが絶対にあってはならない。職員の皆さんは、襟を正して、しっかりと業務に励んでいただきたい。
そのようなことを強く申し入れて、反対討論といたします。
○
赤松委員長 次に、賛成討論の発言を許します。
○辻元委員 それでは、介護保険特別会計について、新生町民クラブを代表しまして、賛成討論を行います。
介護保険は町が運営するもので、県下で2番目に安い
介護保険料の設定や、介護マネージャー等により適正に介護認定するとともに、いきいき3事業による
介護予防により介護費用の削減を図る一方、在宅、施設、通所の介護サービスの充実を目指した予算であります。
よって、賛成といたします。
○
赤松委員長 次に、反対討論はございませんか。
次に、賛成討論はございませんか。
○大山委員 本議案に賛成の立場から討論を行います。
この制度は、介護者、被介護者の双方を社会全体で支え合うことを目的とした制度であり、適切な予算が組まれています。
よって、賛成といたします。
○
赤松委員長 次に、反対討論はございませんか。
次に、賛成討論はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、議案第14号を起立により採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案どおり決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
赤松委員長 起立多数であります。
よって、本案は原案どおり可決されました。
しばらく休憩いたします。
休 憩 午前10時44分
……………………………………
再 開 午前10時45分
○
赤松委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
〜議案第15号〜
○
赤松委員長 次は、議案第15号「平成30年度稲美町介護サービス特別会計予算」を議題といたします。
担当部長の
補足説明を求めます。
○
井澤健康福祉部長 それでは、議案第15号 平成30年度稲美町介護サービス特別会計予算の
補足説明を申し上げます。
82、83ページをお願いいたします。
歳入でございます。
第1款サービス収入、1項1目介護給付費収入、1,139万1,000円。
介護予防サービスのケアプランの作成に伴う収入で、件数の減少により、前年度比較で249万5,000円の減を見込んでおります。
2項
介護予防・
生活支援サービス等事業費収入、441万1,000円。訪問型サービス、通所型サービスの利用に係るケアプランの作成に伴う収入でございます。
第2
款繰入金、1項1目
一般会計繰入金、1節
職員給与費等繰入金、519万7,000円。
一般会計からの繰り入れでございます。
84、85ぺージをお願いいたします。
歳出でございます。
第1
款総務費、1項
総務管理費、1目
一般管理費、1,095万円。
地域包括支援センターの嘱託職員、臨時職員賃金でございます。
第2款サービス事業費、1項居宅
介護予防支援事業費、1目
介護予防サービス計画事業費758万8,000円。ケアプランの作成業務委託料と、
介護予防システムの機器及びソフトウェアの使用料などを計上いたしております。
2項
介護予防・
生活支援サービス等事業費、1目
介護予防ケアマネジメント事業費、236万2,000円。訪問型サービス、通所型サービスの利用に係るケアプランの委託料でございます。
以上で、議案第15号 平成30年度稲美町介護サービス特別会計予算の
補足説明とさせていただきます。
○
赤松委員長 以上で、
補足説明は終わりました。
これより、議案第15号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
ご発言の声を聞きませんので、議案第15号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、議案第15号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案どおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案どおり可決されました。
しばらく休憩します。
休 憩 午前10時48分
……………………………………
再 開 午前11時00分
○
赤松委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
〜議案第16号〜
○
赤松委員長 次は、議案第16号「平成30年度稲美町下水道事業特別会計予算」を議題といたします。
担当部長の
補足説明を求めます。
○本岡地域整備部長 それでは、議案第16号 平成30年度稲美町下水道事業特別会計予算の
補足説明を申し上げます。
特別会計予算説明書の92ページ、93ページをお願いいたします。
歳入でございます。
1款分担金及び負担金、1項負担金、1目下水道負担金、423万3,000円。対前年度148万1,000円、25.9%の減。減額の主なものは、受益者負担金の減でございます。
2款使用料及び手数料、1項使用料、1目下水道使用料、3億6,873万9,000円。対前年度687万円、1.8%の減でございます。
3
款国庫支出金、1項
国庫補助金、1目下水道事業費
国庫補助金、30万円。対前年度2,970万円、99%の減。減額の主なものは、国安川2号雨水幹線築造工事が完了したことによる減でございます。
4款1項1目繰入金、
一般会計からの繰入金は4億9,831万4,000円で、対前年度2,680万3,000円、5.7%の増でございます。
94ページ、95ページをお願いいたします。
7款1項町債、1目下水道事業債、3億3,310万円で、対前年度5,220万円、13.5%の減でございます。減額の主なものは、国安川2号雨水幹線築造工事が完了したことによる減でございます。
96ページ、97ページをお願いいたします。
歳出でございます。
1
款総務費、1項
総務管理費、1目
一般管理費、1億8,461万8,000円。対前年度858万4,000円、4.4%の減。減額の主なものは、加古川下流流域下水道維持管理負担金の減でございます。
事業番号1、下水道事務に要する
職員給与費1,336万6,000円は、職員2名分を計上しています。
事業番号2、下水道一般管理事業、1億7,125万2,000円。主なものは、13節委託料、細節5、地方公営企業法適用業務委託料、19節
負担金補助及び交付金、細節6、加古川下流流域下水道維持管理負担金、27節公課費、細節1、消費税及び地方消費税でございます。
98ページ、99ページをお願いいたします。
2款下水道費、1項下水道事業費、1目公共下水道事業費、3,788万5,000円。対前年度6,430万2,000円、62.9%の減。減額の主なものは、国安川2号雨水幹線築造工事の完了によるものでございます。
事業番号1、下水道建設・改修事業に要する
職員給与費1,326万9,000円は、職員2名分を計上しています。
事業番号2、下水道建設・改修事業、2,461万6,000円。主なものは、15節工事請負費では公共枡設置工事などを予定しています。
2目流域下水道事業費、2,529万円。対前年度219万8,000円、9.5%の増でございます。主なものは、19節
負担金補助及び交付金、細節1、流域下水道事業負担金の増によるものでございます。
100ページ、101ページをお願いいたします。
2項下水道管理費、1目管渠管理費、昨年度と同額の294万円でございます。既設管渠の修繕料などでございます。
2目マンホールポンプ管理費、昨年度と同額の215万9,000円でございます。マンホールポンプに関する維持管理費用でございます。
3款1項公債費、1目元金、7億6,165万円。対前年度2,156万円、2.9%の増で、元金償還金でございます。
2目利子、1億8,514万8,000円。対前年度1,432万円、7.2%の減で、利子償還金でございます。
以上で、議案第16号 平成30年度稲美町下水道事業特別会計予算の
補足説明とさせていただきます。
○
赤松委員長 以上で、
補足説明は終わりました。
これより、議案第16号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
○杉本委員 98、99ページの1目のところの
事業ナンバー2のところの15節工事請負費、細節1、汚水及び雨水管築造工事。これの工事内容をちょっと教えてもらえますか。
○宮崎水道課長 30年度分につきましては、汚水枡の設置50カ所、それから2号雨水幹線で一部、雨水幹線工事は終わりましたけれども、防護柵の設置等を考えておりますので、その分を見込んでおります。
○杉本委員 はい、わかりました。2号雨水はもう終わってるのに、なぜかなあと思ったんですけど。
防護柵だけが残っている。そのほかもこの菊徳の2号雨水は、今年度、29年度で完了ということですね。
○宮崎水道課長 おっしゃるとおりでございます。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○木村委員 93ページの下水道事業受益者負担金の滞納繰越分について、説明をしていただきたいと思います。
下水道使用料滞納繰越分、下水道事業受益者負担金滞納繰越分ですね、この2つよろしくお願いいたします。
○笠井管理係長 まず受益者負担金滞納繰越分でございますが、29年度当初の調定件数19件、調定額192万3,860円、うち30年2月末現在の収納額は23万5,070円で、16件、168万8,790円が未納となっております。
未納の内訳でございますが、生活困窮が11件で136万3,200円、行方不明が3件で26万60円、不在が1件で2万7,880円、拒否が1件で3万7,650円となっております。
続きまして、下水道使用料滞納繰越分でございますが、29年度当初の調定件数816件、調定額1,219万6,230円、平成30年2月末現在の収納額は825万4,340円で、146件、394万1,890円が未納となっております。
未納の内容でございますが、生活困窮が48件で217万7,590円、行方不明が49件で78万3,860円、転出が34件で70万1,810円、死亡が6件で14万4,790円、ほかとなっております。
以上です。
○木村委員 この受益者負担金を払わないで接続をしているというところがあるという、以前聞いたと思うんですけども、それは解決はどのようにされているのか。解決されているのかどうかということをお尋ねをしたいと思います。
滞納繰越分につきましては、年度末の水道の料金と一緒に入ってくるものがあるという説明が以前ありましたけども、水道の料金と一緒に遅れて入ってくる滞納繰越分を差し引いた額として今説明されたのか、ちょっとその辺をお尋ねしたいと思います。
○笠井管理係長 まず、受益者負担金でございます。未納者で接続済みが4件ございまして、うち生活困窮2件については、今年度も定期的に分納いただいております。
あと、ちょっと不在の1件が、ちょっと夕方とか時間外にも回っているんですけど、なかなかちょっといらっしゃらないということで、今後も粘り強く督促を行いたいと思います。
また、ちょっと拒否の方1件ですけども、6月に個別訪問して、なんとか分納誓約は書いていただきたいということで、書面で誓約はいただいておりますけども、まだちょっと納付には至っておりません。
続きまして、使用料滞納繰越分でございますが、5月に水道から入った分がごそっと、もうほとんど、この収納額の825万円のうちおよそ800万円弱は出納閉鎖期間を過ぎた分の収納でございます。
以上です。
○木村委員 受益者負担金を払っていないのに水道を接続するということは、届け出をしないで接続をしなければ、ちょっとできないというふうに思うんですけどね。当然、届け出がありますと受益者負担金払ってないということを指摘をされると思うんですね。そしたら、過去のことかもしれませんけど、そうしたことでの対応はしっかりとられてきた結果なんでしょうか。届け出もしないでこうした接続をして、受益者負担金が未納になっているという状況なんでしょうか。その点も改めてお尋ねをしたいと思います。
○笠井管理係長 接続済みの方の4件でございますけども、18年度から20年度までの方でございまして、すみません、ちょっと経緯まではちょっとわかっておりません。ただ、ここ3年、4年の間は、もう粘り強くできるだけ払っていただくようにということで、それで不納欠損しないように、時効を中断できるような形でなんとかしております。
○木村委員 受益者負担金を払わないで接続をするって、ちょっとあり得ないと思っていますので、しっかりとですね、この負担金を払ってもらうように、引き続き取り組みをしていただきたいと思いますが。
滞納繰越分で、そうすると結局、先ほど生活保護とか行方不明とかいろいろ言われておりますけど、これはだいたい目途が立って、これぐらいは十分収納ができるだろうという見通しで計上されておるんでしょうか。
○笠井管理係長 受益者負担金の接続者については、今後も粘り強くお支払いいただくようにしてまいりたいと思います。
使用料の滞納繰越分ですけども、一応収納率も上がってきております。今後も予算以上に収納できるように努めてまいりたいと思います。
○木村委員 いずれもそれぞれ受益者負担金を払っていただくということ、また使用料を払っていただくということは当然のことなんで、引き続きしっかり取り組みを強めていただきたいというふうに申し上げて、終わっておきます。
以上で終わります。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○長谷川委員 97ページの
事業ナンバー2の下水道一般管理事業の中で、23節償還金利子及び割引料の過誤納還付金、これが起きる原因というのはどういう状況で起きてくるのか、その辺の説明をちょっとお聞きできますか。
○笠井管理係長 過誤納還付金でございますが、漏水等、特に2月、3月の冬季の漏水等に伴いまして還付制度がございます。下水道は、その分は流してないので、丸々還付させていただくんですけれども、それが申請くるのがだいたい1月、2月の分が3月、4月になって、実際に還付するのが年度またぎ、5月、6月以降になるということで、ここの予算で支出を行っております。
以上です。
○長谷川委員 わかりました。
次に、101ページのですね、管渠管理費とマンホールポンプ管理費、これ2つ合わせてですけども、この具体的な予算に対しての主な作業を、どういうふうなものを見ているのか。それと個数ですね。また、継続的に地区など考えておられるのか、その辺のところを含めてお願いできますか。
○宮崎水道課長 まず、委託料のほうの下水道管渠清掃委託料のほうですね。こちらにつきましては、下水道が急な詰まりが起こった場合の緊急の詰まり抜きを考えております。年間10回ほどあるということで、計上しております。
それと、マンホールポンプ保守管理委託料につきましては、これにつきましてはマンホールポンプ、稲美町内に2カ所、公共は2カ所ございますけれども、その2カ所の年間通してのメンテナンス、及び緊急でマンホールポンプが止まったときの対応といたしまして計上をいたしております。
以上です。
○長谷川委員 管渠維持管理って、これは清掃とかそういうものもここに入ってこないんですかね、清掃費。今お聞きしましたら、突発的な対応においての費用っていうふうに聞こえたんですけども、例えば管理ですから清掃とかそういうもの、それはどこかに入っていればまた教えてもらいたいんですけど。
○笠井管理係長 委託料の細節1、下水道管渠清掃委託料の予算科目で、先ほど課長が申しました、緊急作業として5万4,000円を10回予定しております。それに加えて、ちょっと多発しているところについては、通常の清掃ということで40万円。主に年数的にいうと、一番古い稲美野荘園ですとか東山の辺りを、多発しているところをちょっと考えております。
以上です。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○辻元委員 93ページの、今の公共下水道の滞繰分のことなんですけどね、私は町税のほうをちょっと見させてもらったら2,100万円ほど滞繰分、土地、家屋、償却含めてですのでね、町税のほうは。それの率にしては700万円いうてちょっと多いんじゃないかなあというような思いがちょっとしたんですけども。その概要の中で、今、理由はいろいろ聞きましたので、私は物件があるのでね、ぜひとも差し押さえをしてもらいたいなというふうに思うんですけどね、債権の保全という意味で。もうどんどん差し押さえをして、ものすごく下水が入るいうことは、その物件はものすごい上がりますのでね。
だから、本当に悪質な人には積極的に債権保全で差し押さえをしてもらいたいなと思うんですけども、そこら辺の考え方、どないですか。
○笠井管理係長 町内で税務課が主となって、債権対策会議を今年度から実施しております。その中でちょっと連携とりながら検討していきたいと思いますけども、下水道使用料の滞納者については、ほとんどもう転出している方、死亡されている方、破産されている方が対象となっておりますので、実際今使われている方については、水道と一緒ですので、停水予告いうことで、こまめに、定期的に停水予告を送らせてもらって、そちらのほうで対応させていただきたいなと思っております。
○辻元委員 今の答弁では、もう所有者が移転してしまっているということですか。もう古いやつで残って、債権を保全もできないような状況だというような意味ですね。そういうような物件が多いということですね。
○笠井管理係長 先ほどの死亡とか転出の方については、税務課と協議の上、ちょっと転出先とかもたぶん把握できると思いますので、そこからどうするかは今後ちょっと検討してまいりたいと思います。
以上です。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第16号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、議案第16号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
〜議案第17号〜
○
赤松委員長 次は、議案第17号「平成30年度稲美町農業集落排水事業特別会計予算」を議題といたします。
担当部長の
補足説明を求めます。
○本岡地域整備部長 それでは、議案第17号 平成30年度稲美町農業集落排水事業特別会計予算の
補足説明を申し上げます。
特別会計予算説明書、112ページ、113ページをお願いいたします。
歳入でございます。
2款使用料及び手数料、1項使用料、1目農業集落排水処理施設使用料、3,788万8,000円。対前年度167万5,000円、4.2%の減でございます。
3
款県支出金、1項県補助金、1目農業集落排水事業費県補助金、1,500万円。対前年度1億5,720万円、91.3%の減は、農業集落排水機能強化事業費の減によるものでございます。
4款1項1目繰入金。
一般会計からの繰入金は、2億6,025万6,000円で、対前年度750万7,000円、2.8%の減でございます。
114ページ、115ページをお願いいたします。
7款1項町債、1目農業集落排水事業債、1億320万円。対前年度1億4,260万円、58%の減でございます。農業集落排水機能強化事業の減によるものでございます。
116ページ、117ページをお願いいたします。
歳出でございます。
1款1項農業集落排水事業費、1目農業集落排水事業管理運営費、9,799万1,000円。対前年度3億1,687万5,000円、76.4%の減。減額の主なものは、農業集落排水機能強化事業の減によるものでございます。
事業番号1、農業集落排水管理運営事業、6,299万円。主なものは、11節需用費、細節5、光熱水費は8地区のクリーンセンターの電気・水道代でございます。
13節委託料は、8地区のクリーンセンターの汚泥処分、水質検査などの施設維持管理費の委託料でございます。
事業番号2、農業集落排水機能強化事業、3,500万1,000円は、13節委託料及び15節工事請負費で、稲美3地区の印東地区、印西地区の機能強化に係るものでございます。
2款1項公債費、1目元金、2億5,187万7,000円。対前年度1,197万5,000円、5%の増で、元金償還金でございます。
2目利子、6,147万9,000円。対前年度408万2,000円、6.2%の減で、利子償還金でございます。
以上、簡単ですが、議案第17号 平成30年度稲美町農業集落排水事業特別会計予算の
補足説明とさせていただきます。
○
赤松委員長 以上で、
補足説明は終わりました。
これより、議案第17号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
○大山委員 お尋ねいたします。
117ページ、1款の1項の1目、
事業番号1、そしてまた13節にも及びますけど、汚水処理施設維持管理についてでございます。
集落排水施設利用者の家には汚水枡が設置されているようです。公共下水では汚水枡はついていないようなんですけど、その中に網かごがありまして、髪の毛、食品かす、油など、月1回清掃していると聞きます。設置後、長年たっておりまして、かごの傷みも激しく、新しく交換したくても別注になるようで、高価なため非常に困っているようです。担当部署での対応、対策はできますか。
○宮崎水道課長 まず、大山委員の今のご質問の中で、公共下水道は公共枡といいますか、その枡がついてないということでおっしゃっておられましたけれども、農業集落排水、公共下水道ともに本管から各個人の家へ取り出して、公共枡を設置しております。そこまでが当課の受け持つ範囲でございます。
今のご質問ですけれども、農業集落排水につきましては、設立当時といいますか、事業が進んでいく当時、管理組合というものがございまして、その管理組合のほうで公共汚水枡の中にですね、全地区ではないんですけれども、台所からのし渣を取り除くという、し渣というのは野菜くずとかですね、それを取り除くという、そういう目的で網かごを付けるように申し合わせているところが多うございます。今、委員がおっしゃられましたように、それらもかなり老朽化してきまして、その設置した当時のかごがもうないというふうな声も聞いております。具体的にそういう声もお聞きしておりますので、今現在、水道課のほうで溶接業といいますか、要は鉄を扱う、そういう所でですね、そういうものが作れないかと。それと、枡のメーカーのほうにも、どこの地区の汚水枡にも合うようなものは作れないかということで、今、問い合わせをしているところでございます。
○大山委員 最初に付いている網かごですか、それがもう傷んでしまったら取り替えができない。ですから、本当に協力的な家庭ではそれを修理しながら使っておられるそうなんですけど、ぜひそれに代わるような代替の網かごなども当局のほうで、どうしても管理者いいますと自治会長さんが管理者になりますので、管理者はもうやはりずっと代わりますので、できれば担当の部署のほうで、そのような網かごを用意していただいて、できるだけ格安で販売していただくような方法をとっていただきたいんですけど、お願いできますか。
○宮崎水道課長 今おっしゃられましたように、公共枡の鉄かごにつきましては、先ほども申しましたように、できるだけどこの地区にも合うようなものを作成することによって、スケールメリットで安くできようかと思いますので、できるだけ廉価で作成して、少しでも水環境の浄化といいますか、水環境を守ることに個人個人で取り組んでいただけたらと思いますので、積極的にそれは取り組んでまいります。
○大山委員 月1回の清掃作業も大変なことなんですけど、皆さん協力していただいております。ぜひ善処いただけますようお願いしておきます。
そしてもう1点なんですけど、以前からため池の保全の立場から、放流水の水質検査結果を私、求めてきました。今回も水質検査結果、できたら書面で交付いただきたいんです。そして、前回までは年間を通しての平均値いうことでいただいていますけど、できればそれにプラス、一番直近の各施設、測定されました結果、それも添えてお願いしたいんですけど。
○宮崎水道課長 通年どおり、年間平均の分につきましては、まだ2月分、3月分が集計できておりませんので、3月分はまだこれから測定に入りますので、2月分、3月分とりまとめまして作成して、交付させていただきたいと思っています。
各それぞれのデータといいますか生データといいますか、それにつきましてはちょっと慎重に取り扱わさせていただきたいと思いますので、検討させていただきたいと思います。
以上です。
○大山委員 今まで何度かいただいていますけど、あまりにも数値が良すぎるというのか、綺麗に並んでいますので、1回1回どのような変化になっているんかなあ、それとも測定ごとに同じような数値が上がっているのか、ちょっと気になりましてお願いしたいと思います。
詳しくというのも有り難いんですけど、全体の感じとしてお願いできたらと思っています。
よろしくお願いいたします。
○宮崎水道課長 水質管理につきましては、維持管理業者が測定いたしまして、それを我々水道課職員のほうで確認しております。今、委員さんからのご要望ですけれども、一般的にどこの市町を問い合わせてみましても、それをデータ開示しているということを今のところお聞きしておりませんので、年間平均の分しか開示していないということをお聞きしておりますので、その辺ちょっと慎重に、県とかとも協議して対応させていただきたいと思います。
よろしくお願いします。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○木村委員 113ページの農業集落排水処理施設使用料滞納繰越分ですけども、毎年お尋ねしていますけども、内容、説明お願いしたいと思います。
○笠井管理係長 農業集落排水処理施設使用料滞納繰越分でございますが、平成29年度当初の調定件数98件、調定額95万2,590円。平成30年2月末時点での収納額は63万1,940円で、7件、32万650円が未納となっております。
未納の内訳でございますが、生活困窮が2件で13万9,670円、行方不明が2件で7万390円、死亡が1件で6,280円、その他2件で10万4,310円となっております。
以上です。
○木村委員 だいたいこの65万9,000円、このぐらいは徴収はできるだろうという見込みで計上されておると思うんですけども、先ほど言われました、ちょっとなかなか難しいなっていうところは、これはもう難しいんですか。死亡は仕方ないと思いますけど、不明者というのは、追跡調査っていうのはなかなか難しいという状況なんでしょうか。一度お尋ねしたいと思います。
○笠井管理係長 行方不明の2件については、年2回催告書を送らせてもらっているんですけども、いまだちょっと返ってきている状態です。可能な限り、ちょっと町内で連携とりながら所在を確認、もうちょっと突っ込んで確認していきたいと思います。
○木村委員 使用料ですので、しっかり徴収に努めていただきたいと思います。
空き家になったら区域内戸数は減りますということで言われておりまして、ちょっと27年、28年で比較をしてみたんですけども、プラスになったのは、あとからこれ住宅が増えたところがプラスになっておると思うんですけども、マイナスに、区域内戸数が減っていると。減った上に接続戸数の家もですね、住宅も減っているところがあるように思うんですけども、そこのとこは、接続戸数の家では減ってはいないんですかね。ちょっとその辺も含めてお尋ねしたいと思います。
○笠井管理係長 29年度2月末の接続件数でございますが、全体で1,383件で、28年度末の1,373件より10件増加しております。内訳でございますが、接続が8件、あと空き家になってた分が住み始めた、使用開始になったのが5件で13件。ただ、ちょっと逆に空き家になったのが3件。差し引きすると、10件の増加になっております。
○木村委員 それは、結局増加分は、いわゆる全体の処理の能力からいって十分対応できるということでなっておると思うんですけども、そこはちょっとどのようになっているんでしょうか。
○宮崎水道課長 現在、各処理場、まだ余裕ございます。これから接続が増えることを願っております。
以上です。
○木村委員 接続が増えればいいんですけども、なかなかパーセントが印西、印東、上がっているといってもなかなか27年度、28年度比較しますと、そう上がっているようには見えないんですね。あと印東は変わらない、印西も変わらないんですかね。戸数の上限でちょっと率は変わっていますけども。
何回も、100%接続されて当たり前ではないかというふうに申し上げてきましたけども、申請事業として取り組んだ事業はですね、100%水洗化できないというのは非常に残念に思っておりますので、申請事業ですので、しっかりと100%になるようにですね、引き続き取り組みを進めてもらいたいというふうに思います。
その点のことを、もう一度お願いいたします。
○笠井管理係長 今年度も、特に印西、印東については全件戸別訪問により推進を行っております。ただ、ちょっとお家が大きいのと障害物があって、ちょっとすぐにはいう返事で、毎年毎年同じ返事をいただいておりますけれども、毎年継続して、粘り強くちょっとお願いをしてまいりたいと思います。
以上です。
○木村委員 毎年3月末現在のですね、接続率につきまして資料をいただいていますので、改めて資料の提出をお願いをして終わりたいと思います。
○宮崎水道課長 その点につきまして、3月末の数値が整理できましたら、またとりまとめて、議会事務局を通じて配付させていただきたいと思います。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第17号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、議案第17号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
〜議案第18号〜
○
赤松委員長 次は、議案第18号「平成30年度稲美町水道事業会計予算」を議題といたします。
担当部長の
補足説明を求めます。
○本岡地域整備部長 それでは、議案第18号 平成30年度稲美町水道事業会計予算の
補足説明を申し上げます。
水道事業会計予算書15ページをお願いいたします。
収益的収入でございます。
1款水道事業収益、6億1,547万円、対前年度164万2,000円、0.3%の増でございます。
1項営業収益、5億3,027万1,000円。主なものは、1目給水収益、水道料金収入で5億2,700万円を見込んでいます。
2項営業外収益、8,519万7,000円。主なものは、2目加入分担金、新規加入分担金で1,855万6,000円、4目長期前受金戻入6,494万4,000円を見込んでいます。
次に、収益的支出でございます。
1款水道事業費用、5億6,271万6,000円、対前年度1,664万5,000円、2.9%の減でございます。
1項営業費用、4億9,811万4,000円。主なものは、1目原水及び浄水費1億4,745万9,000円は、井戸から配水場に係る経費でございます。
16節委託料、2,358万1,000円。機械・電気設備点検業務委託料、計装設備点検業務委託料、配水場管理業務委託料などでございます。
21節動力費6,000万円は、配水場などの電気代でございます。
16ページをお願いいたします。
36節受水費4,800万円は、県企業庁から日量910立方メートルの受水費用でございます。
2目配水及び給水費8,095万5,000円は、給配水管の維持管理に係る経費でございます。
1節給料から5節法定福利費までは、職員4名分でございます。
16節委託料1,168万8,000円は、給配水管漏水調査業務委託料などでございます。
19節修繕費4,600万円は、給配水管の修繕工事でございます。
3目受託工事費197万6,000円は、他の者から受託して行う
給排水管修繕費などでございます。
4目総係費5,637万9,000円は、水道料金徴収事務などに係る経費でございます。
1節給料から5節法定福利費までは、職員3名分でございます。
4節賃金は、臨時職員賃金2名分でございます。
16節委託料、888万5,000円。検針業務委託料、料金システム改定委託料などでございます。
18節賃借料、650万5,000円。水道料金機器賃借料などでございます。
17ページをお願いいたします。
5目減価償却費、1節、有形固定資産減価償却費は、2億820万円でございます。
2項営業外費用、5,910万円。主なものは、企業債の利息償還3,310万円と、消費税及び地方消費税2,500万円などでございます。
4項予備費は、500万円でございます。
18ページをお願いいたします。
資本的収入でございます。
1款資本的収入、6,160万1,000円。対前年度2,007万3,000円、48.3%の増。増額の主なものは、企業債の増でございます。
1項企業債、5,000万円の借り入れを予定しています。
2項負担金、1目工事負担金、1,160万円。水源開発負担金及び消火栓工事負担金などでございます。
次に、資本的支出でございます。
1款資本的支出、3億5,526万7,000円。対前年度1億6,646万1,000円、88.2%の増。増額の主なものは、工事費の増でございます。
1項建設改良費、2億4,926万7,000円。
1目工事費、2億4,753万円でございます。
16節委託料6,440万8,000円は、西部配水場更新工事詳細設計業務などでございます。
34節工事請負費1億3,010万円は、町道百丁場五軒屋線老朽管敷設替工事などでございます。
35節補償費1,756万4,000円は、西部配水場更新工事に伴う公園管理事業事務所移転補償費などでございます。
2項1目1節企業債償還金1億600万円は、企業債の償還金でございます。
19ページから22ページは、給与費明細と人件費に関する資料でございます。お目通しください。
以上で、議案第18号 平成30年度稲美町水道事業会計予算の
補足説明とさせていただきます。
○
赤松委員長 以上で、
補足説明は終わりました。
これより、議案第18号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
○
山田委員 18ページの資本的支出の1目の工事費なんですけども、工事費の23節ですね、配水管整備工事支給材料費ということで、これは町道百丁場五軒屋線の老朽管更新工事等更新事業ということなんですけども、この事業に関して、あまりよくわからんのですけども、いわゆる耐震工事というのも配慮された工事になっておるんかどうか、そこをあわせてお聞かせ願えますか。
○宮崎水道課長 今、委員おっしゃられましたように、材料費といいますのは百丁場五軒屋線の老朽管敷設替工事に伴うダクタイル鋳鉄管でございます。ダクタイル鋳鉄管にもいろいろ種類がございまして、今現在、稲美町ではGX管というものを使っておるんですけども、これは耐震化を持った材料だということで、これを入れることによって耐震化したということが言えるということになっております。
以上です。
○
山田委員 よくこういった老朽管については、そういう震災に遭ったときに、やはり水道管が破裂したりというふうなことも想定されますんで、こうした工事の際にはそういうなんが必要なんかなあというふうにも思います。
それとですね、こうした工事には国からのそういうふうな国庫補助もやはりなんぼか出るもんですかいね。
○笠井管理係長 水道事業の国庫補助の対象でございますけども、1トン当たりの資本単価が90円以上のみが国庫補助の対象となっております。稲美町の場合は、現在67円ということで、遠く補助対象には及びません。ただ、毎年ちょっと広域で、国のほうには補助対象になるように要望はしております。
以上です。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第18号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、議案第18号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり可決されました。
しばらく休憩いたします。
休 憩 午前11時49分
……………………………………
再 開 午前11時50分
○
赤松委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
以上で、
予算特別委員会に付託されました案件は、全て議了いたしました。
よって、
予算特別委員会は、これをもって閉会といたします。
それでは、河田公利助副委員長、閉会のごあいさつをお願いいたします。
〜副委員長あいさつ〜
○河田副委員長
予算特別委員会の閉会に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。
委員各位には連日長時間にわたり、議案の審議に全力を傾注し、精力的にご審議をいただきまして、厚くお礼申し上げます。
また、町長をはじめ町当局各位の審査に寄せられましたご協力に対し、感謝申し上げるところでございます。
なお、審査の過程で述べられました各委員の意見等につきましては、今後の町政執行に十分反映されますように望むものであります。
委員各位におかれましては、町政進展のため一層のご精励をいただきますようお願い申し上げ、誠に簡単ではございますが、閉会のごあいさつとさせていただきます。
ありがとうございました。
○
赤松委員長 続いて、古谷 博町長、ごあいさつをよろしくお願いします。
〜町長あいさつ〜
○古谷町長 第249回稲美町定例会におきまして設置をされました本委員会でございます。平成30年度の予算、とりわけ
一般会計につきましては、慎重審議の結果、満場一致をもって可決いただきまして、ありがとうございました。
副委員長のごあいさつにございましたように、審査の中で寄せられましたご意見、あるいはご示唆につきましては、30年度の予算の執行に十分配慮していきたいと、活かしていきたいと、このように思っておるところでございます。
引き続き、町政の執行にお力添えを賜りますように、また委員各位のご健勝を心よりご祈念申し上げまして、閉会のごあいさつとお礼にかえたいと思います。
ありがとうございました。
○
赤松委員長 以上で閉会いたします。
ありがとうございました。
閉 会 午前11時52分...