稲美町議会 2017-09-25
平成29年度決算特別委員会(第4号 9月25日)
平成29年度
決算特別委員会(第4号 9月25日) 平成29年度稲美町
決算特別委員会会議録
平成30年9月25日
開会 午前 9時30分
○
赤松委員長 おはようございます。
ただいまの
出席委員は15人で、
稲美町議会委員会条例第14条の規定に基づく
委員会定数の半数以上の委員が出席されておりますので、ただいまから
決算特別委員会第4日目を開会いたします。
〜総 括〜
○
赤松委員長 本日の審査ですが、第3日目において議案第39号 平成29年度稲美町
一般会計歳入歳出決算認定について、財産に関する調書に対する質疑まで終わっておりますので、本日は議案第39号全般に対する
総括質疑から行います。
発言を許します。
○
杉本委員 万葉クラブを代表いたしまして、
総括質疑を行います。
町長は、29年度予算において主要施策を発表されました。その中の3点についてお伺いいたします。
まず1点目であります。
喫緊の課題であります
ごみ減量対策事業についてであります。
町長は、
広域ごみ処理施設の稼働に向けて、紙ごみの資源化や生ごみの減量をさらに取り組んでまいりますとありましたが、どのような
取り組みでどのような効果があったのか、お伺いいたします。
2点目であります。
子ども・
子育て支援事業計画推進事業についてでありますが、稲美町子ども・
子育て会議で検討を行い、稲美町にふさわしい
子育て支援の拠点となる施設の
整備基本計画を作成してまいりますとありました。
町長のこの事業への思いと満足のいく基本計画ができあがったのか、また今後の進捗についてお伺いいたします。
3点目であります。
若手中堅職員地方創生研究事業についてであります。
稲美町まち・ひと・し
ごと創生総合戦略の推進のために、若手及び
中堅職員のチームによる調査、研究、提案を継続して実施していくとありました。町長が日頃から言っている
ボトムアップであろうと思いますが、職員が自由に発言できているのか、また、発案した内容が町政にどのように活かされているのかお伺いいたします。
以上3点、
総括質疑といたします。
○
古谷町長 おはようございます。
万葉クラブ代表ということで、
杉本委員から3点にわたる質問が出ました。
まず、本当に喫緊の課題でございますし、長年の懸案でございましたごみの対策、これにつきましては高砂で予定どおり順調に施設は建築中でございます。そして、今年10月に起工式を行うということになっております。その分は心配はいらないんですけれども、ごみの量が、絶対量が減らないという、本当に悩んでおります。目論んだ以上に減らない、こういう事態に立ち至っております。
これからは、私どもが加古川が2割を減らすということで目途が立ったとおっしゃっておりますんで、我が町、1割の目標をどうしても到達しなければならないという課題を抱えております。まだもう少し時間がございますとは言いながら、すぐにその日はやってきますので、これから紙ごみ、そして生ごみの減量、これに
規定方針どおりの
取り組みに加えまして、各自治会にお願いにまいったわけでございますけども、それもなかなか功を奏してない。本当に自治会の会員が、その時は減らさないかんなあという答えを出してくれるんですけども、ふたを開けてみたら減らないということでございますんで、私は有料を視野に入れております。
そうせんことには、有料化するとは言いませんけども、有料を視野に入れんことには減らない。加古川は、やはりそういう挙に出ましたんで、私どもも稲美町としましてはやっぱり二市二町に対する今までのおつきあいもございますんで、我が町だけがごみが減らないというようなことでは、二市二町の
広域行政に根幹を揺るがす事態に立ち至るということでございますので、私はごみの有料化を視野に入れます。そして、粗大はもちろん有料化するということを明言いたします。
そして、子ども・子育てでございますが、これ、支援拠点として建築をするということで、今、計画中でございます。そして、議会からもいろいろとご意見を拝聴いたしておりますんで、そして地元の自治会、あるいは子育ての真っ最中の方々のご意見というもの、そして本来は子ども・子育てだけでいいのかという、その、まだまだプラスアルファの面もございますので、この辺りを30年度で詰めて、そして31年度にはもう具体的なものにしていきたいと、このように思っております。用地の目途も立っておりますし、今、農地の転用のこの手続き中でございますんで、目途は立ったなあと、このように思っております。
あとは、東小学校区にかけておる施設をできるだけ収容する施設として、そして子育ての拠点として取り組んでいきたいと、このように思っております。
若手職員の
中堅職員、これらの
ボトムアップでございます。もちろんそのとおりです。やはり、実際に仕事をする、今後も何十年仕事をしていくであろう若手、中堅の職員に、私はやはり稲美町の将来の行く末を、ある程度希望的なものも含めて出してもらうべきやというふうに思っております。
私どもは4年、4年でございますんで、4年のことを言うておっただけですむんですけれども、やはり職員はそうはいきません。何十年ここで働くわけでございますし、自分のやっぱり住居に次ぐ貴重な場所でございますんで、職場はもっともっと活気、そして自分らの考えたことが政策、事業に落とし込めるような、こういう
環境づくり、
役場づくりをしたいということで、ずっと長年取り組んでまいったところでございます。
もう既にたくさんの事業を具体化しておりますけれども、まだまだやはり若手の頭は柔軟でございますんで、我々の世代では思いもつかん、そんなことできるかいというふうなこともあるんですけども、そういう排他的な考え方じゃなくて、彼らの若手、中堅の考え方を事業にというふうに、私は思っております。
従いまして、議会と相談の上、地元の了解も得ながら、今後いろんな事業が進んでいくだろうというふうに私も期待をしておるところでございます。
特にごみ問題につきましては、非常に皆さんにとりましては耳の痛い、ええ、そんなこと町長考えておるんかとおっしゃるかもわかりませんけれども、それぐらいの気持ちで取り組まなければ、このごみは減りません。もう長年消費、あるいは使い捨てに慣れ親しんだ生活を一挙に変えるということは、もう不可能でございます。
ですから、1割です、なんで1割が減らないか。減量の
取り組みをやって増えてしまっておるんですよ。これはもう本当に由々しき問題です。お金の1億、2億、5億貯まったからいうて喜んでおるわけにいきません。お金積んだって焼いてくれません、二市一町は。
ですから、私どもはやはりごみを減らすしかないんです。これはやっぱり口すっぱく、私は本当に自分のこととして住民の皆さんに考えてほしい、そのように思います。
ステーションに出したら終わりと、そんな時代は終わりました。出す時にはもう金とりますよということをやっぱり、私はこれから考えていきますのでよろしくお願いしたいと思います。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○
関灘委員 それでは、
新生町民クラブを代表いたしまして、平成29年度の
決算審査の
総括質疑を行います。
毎回申しておりますが、
決算審査は次年度の予算に対して大きく影響をする重要なものでありますので、住民の負託に応えるための質疑を行ってきました。ここでは、会派3名の思いをまとめた
総括質疑をいたします。
平成29年度は、活力ある
まちづくりをさらに発展、充実に向けての予算の提案説明がありました。
一般会計決算額は、歳入歳出とも100億円超えが続いております。実質収支6億7,404万3,945円となり、
財政調整基金残高は3億7,443万2,000円の増額で、35億3,329万円になっており、10年連続の黒字に安定性を感じておりますが、
一般会計から
特別会計への繰出金は13億1,688万8,999円で、前年度と比べ5,235万6,328円の増加に気になるところがあります。
まずはじめに、
高齢者優待利用券交付事業について。
3年間
デマンド型乗合タクシーの代替施策として執行していくということでありますが、高齢者の福祉施策であれば65歳以上を対象に、あまり制限を加えなく事業化するのが一般的であると思います。また、
タクシー利用券の利用率が60%について、その原因を調査の上、即効果的な事業の見直しに着手されることについてどのように考えておられるのかをお尋ねいたします。
次に、質疑には出ておりませんでしたが、
県営圃場整備事業の
パイプラインの更新事業について。
昭和43年から
稲美南西部地区から始まり5年が経過しております。その後、
パイプラインの設置が行われてから40年が経過しています。農道、町道、県道等に埋設されており、近年、経年による管の耐久性が弱く、加圧による破損が多く発生しております。埋設管の耐久年数は40年と言われていますので、今後の施策と財政確保についてを伺います。
続きまして、
スポーツ推進事業は青少年の心身の健全な発育・発達を促すとともに、
長寿命社会における健康寿命には必要不可欠であります。現在策定中の
スポーツ推進計画を指針に、揺るぎない環境の整備を要望いたします。
また、住民の生活や地域を豊かにする
まちづくり、全ての分野においての共存社会の実現を目指して、
スポーツ推進条例の制定と、生涯にわたり心身ともに健康で文化的な生活の営みを目標に
スポーツ都市を宣言するなど、
まちづくりの実現をお願いいたします。
そして、
公園整備事業では、町民が遊び、憩い、運動、健康、緑化、防災と、機能を擁する多様なニーズに対応した
公園づくりを望みます。
次に、先ほども出ておりましたが、ごみの
減量化推進事業であります。2022年4月、広域での稼働に向かっております、その
ごみ減量目標に対しての促進強化で完結することをお願いいたします。
また、これから改修等を控えている
指定避難所となるいなみ
野体育センターへの空調設備は、本当に考えなくてよいのでしょうか。
行政の財源は全て住民の税金であります。その財源の確保に町税の
滞納繰越分にはさらなる徴収努力を行っていただき、税負担の公平性をお願いいたします。
また、歳入の確保には
町内業者優先、優遇、育成に力を入れていただくと、即税収に反映してまいります。法人の
町民税総額が増額になっておりましても、業種によっては大きな変動があります。それらには分析をし、
町内業種別の把握をお願いしたい気持ちでいっぱいであります。
平成23年度
決算審査の
総括質疑でお願いしましたところ、町長のご答弁では、「町内の発生したお金は町内でというのは趣旨で、町内企業の元気がやっぱり町の元気です。最もを付けて町内最優先で」とおっしゃっていただきました。今後予定されている事業には大いに活かしていただきたく、強くお願いをいたしておきます。
最後になりましたが、
教育行政では
松尾教育長の新たな任期に向けての
取り組みを伺いたいと思います。
多岐にわたりましたが、以上で
新生町民クラブ3名の
総括質疑といたします。
○
古谷町長 最後の教育長の所見というのは、これは
松尾教育長に委ねたいと思います。
活躍してくれるであろうということを期待して、私も続投をお願いしたところでございますし、議会の了解も得たところでございます。ここで改めて、後ほどご発言をお願いしたいと思っております。
まず、
一般会計・
特別会計合わせまして、実質黒字と。
繰り出しが気になるというのは確かにおっしゃるとおりでございます。しかしながら、それぞれの会計、
特別会計・企業会計見ますと、非常に苦しい部分が目に見えますので、そこでやはり受益者負担いうことで、その特会、あるいは会計だけで歳入をもっと図るのか、
一般会計から繰り出すのか、この辺はやはり私どもが、お金に表札があるわけでございませんので、稲美町全体として私は考えるべきやと思っておりますんで、今後も
繰り出しを続けていきたいと、このように思っております。
特に10億円を超えておるんですけども、この
繰り出しの10億円すら
一般会計の
財政調整期金がなかった時代が続いておりました。しかしながら、幸いなことに、今、ある程度泳げる財政状況になっておりますんで、それもこれも結果的にはいろいろ職員、そして議会の了解、住民のご辛抱もいただいた結果でございますんで、けして豊かではございませんけども、何とかなっておるというのが実態でございます。今後とも今の状況を続けていきたいなあと、このように思っております。
新聞等々で、実質10年連続のというふうにあおられますと、私どもは、
マスコミの論調というのは非常に気にはなりますけども、あれを私は信じておりません。
マスコミは批判しようと、私は住民のためにこうあるべきやと思ったら私はやりますから、私は、自分の考え方として今後も
繰り出しを続けていきたい、このように思っております。
そして、高齢者のタクシーでございます。一生懸命、今、職員、そして交通対策の委員会もバス協、
タクシー協ともやりとりしながら進めてくれております。議会の了解も得ながら、路線バスと、そしてデマンドと、この2本立てをやりたいということで、これは
規定方針どおり変わりございませんが、なかなかスッと移行できない悩みがございます。しかしながら、何回もご答弁申し上げたとおり、二本立てでいくという、これは堅持しながら、それにまつわる
高齢者タクシーに制限をはずしたり、あるいは年齢を下げたりということは今後とも考えていきたいなと、このように思っております。
これはまた、議会と相談いたします。方向転換じゃなくて苦肉の策としてやらなければならんことがやっぱりあるとするならば、議会に真っ先に相談申し上げて、議会と行政体とで進めていけばと、このように思っております。よろしくお願いしたいと思います。
そして、
パイプラインの話でございますが、これは私もかねてからずっと言っております。そして、県に対しても農水省に対しても、つくる時はいいんですけども、つくった後の維持・管理、これに金がかかる。ましてや
パイプラインの、あれの埋める深さを国交省と農水省との軋轢がございまして、なかなか前へいかなんだんですけども、非常に浅くてよろしいと。60センチだったと思いますが、それでよろしいということで、もう倍と半分になってしまいました。これによりまして維持・管理、工事費がかなり軽減されますんで、これからは私どもはやはり維持・管理に補助の道も、そして町としましては基幹産業は農業と言った以上は、やはりため池、水路、こういう農業の
パイプライン、そういうものの維持・管理につきましては、やはり今後とも助成をしていきたいし、また県、国の補助ももっともっと比率を上げてほしいなと、このように思っております。
今のところ、災害関連ということで、ため池につきましては国と県と町ということで、100%地元負担ゼロでございます。これになかなか匹敵はできないかもわかりませんが、その努力を続けていきたいと、このように思っております。
今回、
齋藤農林水産大臣が更迭されるようでございますが、非常に私どもも期待をしておった、もう6年、7年、あの
齋藤農林水産大臣にはお世話になった経緯がございますんで、私も残念に思います。これからまた然るべき人に代わるであろうし、またその方に、引き続き農業の問題をお願いにあがらないかんなあと思っております。
パイプラインにつきましては、これからも維持・管理はもとより、新しく布設、敷設をしたいという話がありますれば、私どももお手伝い、お付き合いをしたい、このように思っております。
まだまだ必要なところがございます。圃場整備はされていますけども
パイプラインのない所もあります。やはり子どもや孫にあの圃場を引き渡すというのは、やはり施設として
パイプラインが必要やと思いますんで、これから新設も含めて考えていきたい、このように思っております。
そして長寿社会、
スポーツの振興計画の策定を行います。特に、大がかりに条例化ということになりますけども、条例作って、実際はどう動くかということになりますんで、私どもは条例を作るというよりも、まずその母体、現実に
スポーツを振興する母体、これらを有機的に、また本当にしっかりした組織に仕立て上げなければ、仏つくって魂入れずで、結果的にはいいことは、文言上は書かれておってもやる団体がおらんと、こんなことになりかねませんので、最近はボランティアの考え方が非常に薄れまして、
スポーツの世界もなかなか指導者が続きません、高齢化してしまって。こういう悩みがございますんで、そういう
組織づくりを合わせて考えていきたいなと、このように思っておりますし。
ところが、この度、世界の、小学生3年生の子どもが、9歳です、9歳の子どもが世界大会に出るんです、ゴルフで。すごいです。石川遼がその大会に出たんですね。その大会で優勝したという子どもが稲美町におります。9歳の小学3年生の、南小学校の子ども。彼が今度全国大会に出るんですね。すごいです。その弟、6歳が去年また、すごいんですね。
そんな子どももおれば、また
スポーツ界、ランナー、5,000メートルの東京大会を目指しているランナーも稲美町におりますし、
少年ソフトは全国大会優勝しましたし、たくさんのアスリートになるであろういう方々はおります。そういうものを学校、あるいは
スポーツ団体、また地域で応援していくということがこれから必要になってこようと思いますし、また生涯
スポーツとして、競争をしない、
健康づくりの
スポーツもあわせて取り組んでいかなきゃならなんと、このように思っております。
NPOの体育協会と、それから
スポーツ21、片方は競技でございます、競争します、試合もします。でも、片方は自分のために、また家族のためにということで、健康維持のための
スポーツ、会でございますんで、この2つが今度は1つになるであろうし、また1つにして、経営を今後とも指導者を育成していきたいなと、このように思っておりますんで、またよろしくお願いいたします。
そしてごみ問題、先ほど、非常に強い、語気強く言いましたけども、私は本当にこのごみ問題につきましては、なんでごみが減れへんかと悩んでおります。減らす努力をしてないからやと、私もはっきり申し上げます。ごみ出さないには、ごみを家へ入れないという、そこから持ち込めない、持ち込まない、そして入ってしまったごみはリサイクルする、あるいは再分離して燃やすものと分けていくと。もうとにかくごみが付いておるから一緒に燃やしてまえと、これはやっぱりだめです。燃やせるところと燃やせないところとがございますんで、それを分けるという努力を、自分の持ち込んだごみですから、家庭内でやってほしい、このように思います。
それは、もう
ステーションを見張るしかないということでございます。
次に、
体育センターのエアコンでございますが、私もエアコン問題につきましては議会の大きな声を受けまして、
マスコミでどうのこうのじゃなくて、
マスコミにどんなに左右されず、私自身も稲美町一番遅れておると言われています。遅れておるんじゃないんです、発表を遅らせとんじゃというふうなことを言うてますけれども、私ども二市二町いうのは首長、やっぱり共同歩調をとっています。どの市長さん、どの町長さんだけが新聞で脚光を浴びてしもたと、これでは二市二町、絶対に
広域行政は不可能です。
従いまして、稲美町は今まで二市二町、仲良くスクラム組んだ以上、この二市二町が今後とも続くためには、新聞発表する順序、するもの、しないもの、これは使い分けております、私ども4人は。これはみな了解済みの話なんです。
従いまして、
体育センターのエアコン問題につきましては、新聞に悟られずに、私は考えていきたいと思っています。これはまた議会の皆さんと相談します。そうせんと、これだけいろんな避難しなければならんことが起これば、どうしてもやっぱり避難所、この避難所が家より暑いよ、あるいは家より寒い、これではもう何をか言わんでございますんで、どれだけの必要性、稼働率があるかないかに関わらず、やはり避難所ですから、そのために
段ボールベッドもいち早く作りました。この二市二町周辺に先がけて、
段ボールベッドもあれ大事やと。地べたに布団敷いて、あるいはブルーシート敷いて、そんなん避難所と違うというふうな話が出てきました。今、避難所の問題はあんまり脚光浴びてなかったんですが、今ものすごく脚光浴びておりますんで。まあまあ、そんなに快適とまでは言わずとも、ある程度の生活ができる状態にだけはしておきたいなと、このように思っております。
体育センター、避難所という考え方で、今後は目を向けて、
スポーツの競技場、殿堂でもありますけれども、また別の面からも目を向けていきたいなと、このように思っておるところでございます。
そして、
歳入歳出増額、町内業者を最優先。これは本当にね、首長としてね、本当に、言いたくない話なんです、どこともが。これ言うたら1円でも高いとこへ発注するんかいう話につながるわけなんです。私は、1円でも安いからいうて、そんな考え方持っていません。金の運用の仕方、お金の残し方を、私は自慢じゃないですけども、首長の中では一番心得ておると思います。財政のほうからも、いやっちゅうほど指導を受けています、どないしたら金が残るかいうこと。
それぞれ市町の
財政担当者は、もう頭が痛いんです。ですから、その辺は今の状態でいけば、町内最優先いうてやんやん言わんでも、町内最優先しておりますんで、できるだけ町内に発生したお金は町内から出さんとこうと。何か排他的に見えますけども、財政面では私は排他的にいきたいと、このように思っています。それが住民のためでございますし、私たち行政、そして議会が今後とも住民の生活をサポートする上で、財政が安定しておらなければ、なんぼきれいごと言うたってだめです。やはりやりたくてもできない、やはりお金です。
国の補助金もあてにしてあてにできない。3割の補助金言いながら、実際は12%なんです。わずかしか補助くれません。でも、やらなければならない。どこそこはやった、そういうようなことが、補助金なしででもやるいうて言うたら、今度は補助金付けるように考える。もう
マスコミに行政、左右されておるのが実態でございますんで、私は
マスコミに左右されずに、稲美町の住民の健康と幸せ、そして
教育環境、全てを議会とともに守っていきたいと、このように思っておりますんで。
非常に答弁長くなりましたけれども、どうぞよろしくお願いいたします。
○
松尾教育長 私が教育長をして、丸5年がたちました。その間、学校の先生方、そして
教育委員会の職員の皆さん方の、本当にたゆまない努力のおかげで学校のほうも徐々に良くなってきていると思います。
この5年間で、私はまず心の教育に力を入れてまいりました。
道徳教育、食育を進める中で、問題行動の減少、また不
登校児童生徒の減少傾向、そしていじめの早期発見、早期解決に努力をしているところです。
6年目を迎えて、今度は家庭、そして学校のみならず家庭や社会、地域の方たち、そういう人たちとともに、
学校教育と
社会教育、両方向から学びに向かう力を育成していきたいと思います。学びに向かう力というのは、
学力テストの点数のみならず、何かやってみたい、いろんなことに興味を持ってチャレンジしてみたい、そういう力です。自分のためだけではなく、人のため、社会のために役立つための学びに向かう力を育成するために努力してまいりたいと思いますので、どうぞ今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○
木村委員 総括質疑を行います。
29年度の新規事業で成果が出ていないものがありました。新年度には広く利用できる事業として、対象範囲の拡大を検討すべきと考えます。
保育士確保補助事業は、29年度の実績を見ると、保育士の待遇改善に活用されていないのが残念に思います。保育士の待遇改善につながる事業として進めてもらいたいと考えます。
29年度
高齢者タクシー等助成制度が拡充されましたが、当初予算で見込んだ利用者と執行額が大幅に落ち込みました。利用条件の廃止や利用回数の増加を図り、さらなる拡充で交通問題解決の柱の事業として積極的な
取り組みが必要と考えます。
29年度に
子育て支援拠点施設の基本計画が策定されました。30年度は基本設計を策定していますが、議会の意見も十分反映されるよう要望をしておきます。
また、学校・園からの施設の改修、備品の要望などは積極的に汲み取り、予算に反映させるべきであります。
この際、町長にお尋ねをしておきます。
障害者差別解消法における合理的配慮についての所見を求めておきたいと思います。
最後に、30年9月補正で財政調整基金が37億円を超えました。財政調整基金は暮らし、福祉、教育の充実に積極的に活用すべきであります。
以上で、総括といたします。
○
古谷町長 一生懸命取り組んだわけでございますけれども、成果が出ておらんというふうに片付けられました。本当に、私どもがなんぼ努力しても相手のある仕事、そして第三者の賛同を得なければ前へ行かないというふうなことで、これほど保育士の確保に、あるいは幼稚園教諭の確保に悩んだときはございませんでした。
これから、委員おっしゃるように、やはり待遇改善の、この辺が、今、ある市はめちゃくちゃ、言葉は悪いですけれども、周辺に目もくれずに我が町だけというふうなことで、今、非常に批判を受けています。これは、
マスコミでは脚光を浴びているように書かれていますけども、私たち行政に携わる者からしたら、非常に迷惑やと。何考えとんやということで、傍若無人、四面楚歌の詩がございますが、本当にその職員もそのように言うています。やれやれ、とんでもないことばっかりやらされて、朝言うて昼になったら変わっておると。これが実態なんです。でも、新聞ではあのように書かれています。何千人おる職員の中で首長を支持するのは数えるほどやろうなというふうな、そういうところがもうかき乱しておりますんで、私どもも何人かとられてしまった。
今、この問題は医療界にも出ています。どんどんどんどん、その町に看護師が移ってしまって、小規模病院成り立たへんということで、二市二町の首長さん、なんとかしてくれいうことで、先般も医師会のほうから陳情を受けました。
そんな実態もございますんで、私どもはやはり周辺に迷惑が及ばんように、稲美町の保育士、保育が執行できますように、これからも取り組んでまいります。
私どもも委員と同じ考え方でございます。何とか待遇改善をしてあげたいと、このように思います。
このままいきますと、介護士、あるいは保育士というのは、もう昔の3K、きつい、汚い、なんとかいうて言うてましたけども、そういう業種にさされてしまいます。大変なんです。それだけ保育事業は需要はありながら、保育士の確保がなかなかできないいうのは、民間も公立も一緒でございます。これから、私どもも周辺に迷惑が及ばんように、とにかく町内でできたら保育士を育成していきたいなと、このように思っております。それで、町内の保育所に、あるいは保育園に就業してほしいと、このように思っておりますので、これからそのほうも考えていきたい思っています。
よそで免許取った人を引っ張り込むんじゃなくて、稲美町内で育成したいなと、このように思っておるぐらいでございますんで、どうぞよろしくお願いします。
高齢者タクシー、利用条件の拡充をと。これはもうおっしゃるとおりでございます。本当に、まだまだ利用していない方もいらっしゃいますし、条件を緩和すれば利用するという方もいらっしゃろうと思います。額の面もございますけれども、金額面も含めまして、これから一緒に、引き続きデマンドタクシーと合わせて取り組んでいきたいと、このように思っております。
子育て支援の拠点でございます。30年度基本設計でございます。議会の要望をと、先般来もお話を聞きました。私もできるだけ、いろんな各方面の要望を吸収して、皆さんが利用される施設でございますんで、住民の血税を投入する。
従いまして、みんながよかったなという施設につくり上げたいと、同じ考え方でございますんで、今後ともご指導賜ればと、このように思っております。決してエイヤーで物事を片付けて、建ててよかったなあじゃなくて、使う、便利な、そしてみんなが喜ぶ施設をつくろうとしておりますんで、決して私どもは一方的に我々の考え方のみで進んでおるということにご理解をいただかんようにお願いします。
学校の備品でございますが、学校から要望出てきたもの、あるいは、物によってはこんなもの、もっとええもんにしたれというふうな話もいっぱいありまして、私どもは決して安うあげたろ、あるいは、そんなもん言うてきたからいうて全部買わへんぞと、そんな考え方は全く持っていません。
従いまして、学校は、これでもよかろうと思っておったって、私どもの目、あるいは保護者の目、通学児童の目から見て、こうあってほしいというものは、途中からでも変えたりもしていますよ。それぐらい、私どもは
教育環境の充実向上にはお金を惜しまないという姿勢をこれからも堅持してまいります。
家よりどうしようもない、家よりも劣るような学校では、誰が喜んで行くんやと。家より汚い集会所、公会堂、こういうものはつくってはならないというふうに私自身考えていますんで、やはり家と同等、もしくは家より綺麗なもの、このように思っておりますんで、学校も然りでございますんで、今後とも備品は特に、細々したことも含めまして、
教育委員会共々対応してまいります。
障害者差別解消法の所見ということでございます。障害は明日は我が身。私どもも、私自身こういうふうに喋っておりますけれども、明日失語するかもわからない、あるいは明日、身体的に障害が出るかもわからない、そういう状況でございます、皆さん。
従いまして、障害は明日は我が身という考え方を、私はずっと持っていますから、昨日までむちゃくちゃ元気やけども、今、車椅子、今度は車椅子にも乗れないというふうに、私よりも一つ下の友達がなっております。
従いまして、彼を見ておりますと、本当に身につまされます。
従いまして、なった時に困らない、普通の生活がずっと続けれる物理的なまちをつくっていかないかん。そして、精神的にそれに差別したり、あるいは障害者を排除したり、そういうことがあってはならない。社会へ出て行くにも、家庭も同じ、何のわだかまり、障害もなくというのが障害者差別解消法の考え方であろうというふうに私自身思っておりますんで、明日は我が身、自分がいつかは当事者になる、そういうものだというふうに理解をしておりますんで、これからもなった時に困らない
まちづくりを続けてまいりたいなと、このように思っております。
財調基金、先ほども申しましたけれども、使うために貯めてきましたんで、気がついたら貯まったんじゃないんです。使うためにご辛抱もいただきました。議会の意見、あれもやれ、これもやれというのがありました。でも、それはご辛抱いただきたい。あるいは、今後の課題というようなことで、皆さんにもご協力をいただきました。本当は、その時にやっておったら金も貯まってないだろうし、ほかに、目に見えんところに消えているかもわかりません。
しかしながら、使うために貯めましたので、これから今、いろんな課題があります。それに投入をいたしますんで、そのために貯めてよかったなと、このように思っております。
気がついたら10億貯まりましたじゃなくて、10億貯めてごみの焼却場も、本当に何の懸念もなく進んでおるんですが、ごみ量が増えておる、これだけが一つ、一番悩みでございます。
そういうようなことで、財政的には、私ども決して、これから使うために貯めていますんで、委員おっしゃるように暮らしに、あらゆる面に議会の了解を得て私は使っていきたい、このように思っておりますんで、よろしくお願いします。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○藤本(惠)委員 総括の質問をさせていただきます。
一般会計において、町債、未償還残高は3億4,825万5,000円増加し、29年度末残高は92億4,684万5,000円となっております。基金残高は2億8,816万7,000円増加し、63億5,128万5,000円となっております。
また、
一般会計の財政力指数は新年度と同率で推移しておりますが、経常経費比率は前年度より0.1ポイント上昇し、83.7%となっており、近年上昇傾向にあることから財政の硬直化を招かないよう、今後も町税をはじめとする収入の確保、最小の経費で最大の効果が得られるような効率的かつ健全な財政運営が大事であると思っております。
そこで、歳入においては税制負担の公平性と自主財源の確保の観点から、不納欠損の処理、各種徴収金の実効性のある収納対策に取り組むことが大事と思いますが、今後の
取り組みについてお尋ねをいたします。
次に、歳出におきまして、下水道事業、農業集落排水事業ほか、
特別会計に繰り入れされ、各会計は繰入金によって収支を保っております。今後、効果的な事業運営を行い、
一般会計からの繰り入れの削減の努力が必要と思います。特に下水道事業、農業集落排水事業の使用料の収納率並びに接続率を上げることが繰り入れ削減につながると思われます。どのように対応を考えておられますか、お尋ねをいたします。
また、今回、不用額項内流用がかなりありました。その中で、財政が豊かであるので不足の生ずることがないよう余裕のある予算を組んでいるとの答弁もいただきましたが、予算はできる限り実費に近い数字で組み、その中で努力により不用額が出てくるよう努力をすることが大事と考えます。
また、予算の流用は、突発的な出費の場合以外の流用は慎むべきと考えますが、いかがですか。
以上で私の総括質問といたします。
○
古谷町長 一般会計、町債残、財政力指数比率ですね、経常収支比率、これ個々に見ますと、それは人間でいいますと体温、身長、体重、あるいは血圧と、こうなるわけでございますが、みんな全て連動しております。従いまして、これが低いなあ、これを上げるためにはどうしたらいいか。コツはあるんです。でも、それをやりますとね、比較することに終始してしまって、やらなければならない事業とか喫緊の課題が見えなくなります。
従いまして、ある時、住民が言うからよっしゃあというようなこと、そして議会からの声を受けてということも必要なんです。
従いまして、結果的には、国・県からは指導も受けますし、やりたくてもやれない、やっておってもやめとけというふうに指導を受けるんです。強力な指導ですよ。特別交付金減らすでと。それ、現実にやられます、県から。町の財政担当が。
それを受けまして、聞いたら私、怒っていくんですよ。いらんこと言うなと。知事が言うておるんやったら、わしは言うこと聞くけど、県の職員の言うことなんか聞くかいということで、突っぱねた面もたくさんあります。それをやっぱり、突っぱねてやってよかったと、私は思っています。
従いまして、職員がやる気を起こす。そのために、国は、県は自分の都合のいいように市町村に指導をしてきますけども、市町村はそんなこと聞いておったんでは、住民の反発、議会の了解が得られませんので、部分的にはお願いにもいきますけれども、怒りにも行く、あるいは反発しに行く。そういう、反発するのはいろんな場、いろんなときを考えて、何回も何回も、時と場合によってはよその町長と共同歩調をとったりもします。
そんなんで、町のために、住民のためにというふうなことをやっていきますと、数字を見ますと、確かに耳が痛いな、頭痛いなあというのもあるんです。
委員おっしゃるように、おしなべて全て健全にいきたいいうのが理想でございますけれども、なんとかかんとかなっておるなあというのが実態でございます。そして、財政の硬直化を招かんように対応せえよというのは、ありがとうございます。ご示唆、ご指摘として受け止めておきます。
監査委員のほうからもいろいろとご指導もいただいておりますんで、私どもはそれを真摯に受け止めて、30年度の残る事業執行、31年度の予算、これに反映をさせていきたいと、このように思っております。
不納欠損の処理でございますが、これは一定のルールでやっておりますんで、なんとかそこへ落とし込んだら欠損、ポンと処理するんじゃなくて、努力をして、結果的にはやむを得ないなあと。よほどやむを得ないいう事情がない限り、不納欠損いたしておりませんので。決算委員会で毎回委員のご指摘を受けるわけでございますが、最大限の努力を職員、そして地元も含めてやっておりますんで、税の負担の公平性、あるいは貸した金だから返してもらえという委員のお話もございます。そのとおりでございます。あげたお金じゃない、貸した金やったら返してもらう、これは人間社会のルールでございますんで、当然、貸し金につきましては回収する、償還をするというのはルールでございますんで、今後とも職員あげて取り組んでまいりたいと、このように思います。
逆に、課長級以上の職員が年末に一斉徴収、滞納しているのを取りに行きますと、県のほうはそういう取りに行く、もらいに行ったる、こんな親切するなと。変な指導をします、県は。不公平やと、それが。滞納をしておるとこ取りに行って、まともに納めておる人は納めに来てくれて、これ不公平でしょうと、こういうことを言うんですね。理論的にはそうかもわかりませんけども、それすることによって滞納が、1円でも2円でもとれるんですから、また納めていただけるんですから、私はやっぱり努力は続けるべきやと思っています。
しかしながら、住民と直、本当に密接な関係にある市町村と県の税制の考え方、税所管の考え方、根本から違います。私どもはそういうところに反発しています。
しかしながら、強引なやり方で滞納処理をやる県のやり方、これも若干、加味しますと滞納しておるのが取れたというのもありますから、功罪合わせ持っておるなあと、このように思います。
しかしながら、国民は税金を納めるのは義務でございますんで、これはもう不公平は許さないし、納めない、その逃げ得は許さないと、このように思っておりますんで、精一杯これからも不納欠損の処理につきましては一定の考え方で、やむを得ないなあというもの以外は不納欠損しない、それまでに努力を最大限すると、そのように思います。
そして、繰り入れの問題でございますが、
木村委員にも申し上げましたように、これやっぱり繰り入れ、必要なところには必要な時にと、私思っておりますんで、苦しいんです、各会計独立しておるんやさかいそれぞれで自立、自活できるようにというのは思うんですけれども、この辺はまた、その都度繰り入れするかしないかは、議会の了解をとっておりますんで、勝手にやっておりませんので、またひとつご相談に乗っていただきたいなと、このように思います。
特に下水道は収納率の問題、特に農集、まだ接続しとれへん、要望事業でしょうと、このようにおっしゃるとおりでございますんで、この辺りも含めまして接続率、収納率の上昇、向上に努力をしてまいりたいと、このように思っております。
不足のない余裕の予算というふうに、稲美町もお金がなくて十分な予算が組めなかった時代の反省と今の状況と、非常にこれ運用難しいんです。でも、ある程度プラス、なんぼかはやっぱり余裕、泳ぎにしろというのが必要やなという考え方がずっと、ここ数十年きておりますんで、何とか予算組んで、また余った、そんなもん予算がおかしいと、これの繰り返しをやっておるんですが、そういう指摘の少ない方向で31年度はできるだけ予算を組みたいと、このように思いますんで、またよろしくお願いいたします。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○大路委員 日本共産党の大路 恒です。
平成29年度
一般会計の決算認定に当たって、
総括質疑を行います。
基金と町政の関係から見ますと、財政調整基金では35億3,329万円、減債基金5億3,432万1,000円で、計40億6,761万1,000円となり、町債は29年度末現在高92億4,684万5,000円のうち臨時財政対策債58億6,429万4,000円を除くと、33億8,255万1,000円であり、安定した財政運営がなされていると判断しました。
そこで、先日の敬老会でいただいた資料を見ますと、年々、人口に対する75歳以上の方の割合が増加しています。健康な老人でも暮らしていくのが息苦しいのに、健康を損なった人はそれ以上に息苦しさを感じています。従来にも増して老人福祉が必要と思われますが、見解を求めます。
これをもって、
総括質疑といたします。
○
古谷町長 敬老会の話が出ました。敬老会、今年は75歳以上4,299人でございました。ご長寿をお祝い申し上げますいうことであいさつしたんですが、稲美町に限らず、今どんどんどんどん高齢者が増えておるのは当然でございますけれども、しかしながら、健康で年を重ねていくいうのは理想でございますし、その行政に、あるいは世間にどうのこうのいうことはないんですけれども、どうしても高齢者福祉というのが元気なカラー、声が小さい、この頃は高齢者に対してのいろんな医療の問題にしましても、本当に声が小さくなりました。一時は高齢者の医療だって、ほとんどもう負担なかった、そういう時代を考えますと、ずっと負担が増加してまいりまして、ましてや新しく保険制度ができていうようなことで、いろいろご批判をされる委員、議員もいらっしゃいますけれども、私どもは長年かけてやってきた今の高齢者対策のルールというものは一挙に変わらんなあと、元へ戻らんなあと、このように思っておりますし、高齢者が自ら元気で、財政的にも何とかなっていると、一番金持っておるのは高齢者やというふうに新聞では書くわけでございますんで、私は決してそうじゃなくて、子ども達のことも考えますと、自分のこともさることながら、子育て世代にいっぱい高齢者のお力添えを賜っておりますんで、いきいき3事業やら介護予防を今後ともさらに進めていきたいし、また人生100年時代、まだ十数人の100歳以上の方が稲美町にはいらっしゃいますけども、この高齢者福祉計画に基づきまして、高齢者の対応を考えていきたい。
私自身も、もう65歳はもうとうに済んでしまって、71、2いうことでございますんで、今年はもう72歳になりますんで、自分自身が立派な高齢者でございます。気がついたら高齢者になっておったというのが実態でございまして、気持ちは人一倍若いつもりで、身体能力もまだ二十歳代いうようなことをいって勝手に思っておるんですけれども、結果的には気と体とが一致しない、これが実際、高齢者の特徴でございます。
従いまして、とりあえずはもらっておこうかと、ところがいらんと、こういう事態が出るんです。すると、本当に必要な人にいかんと、薄く。使わへん人には、使わへんのに渡しておると、こういうことになりますんで、この辺はもう少し分析をして、高齢者対策、これは分析をして、ほんまに必要な人、もっと必要な人いうのがいらっしゃいますんで、この辺をシビアに分析をしまして対応をしていきたいと、このように思います。
ご質問の委員も私も一つ違いの高齢者でございますんで、これから自分のこともさることながら、同じような世代の将来を考えて、そしてやがては私どもの世代にくるであろう子や孫のことも考えて対応していきたいなと、このように思いますんでよろしくお願いをいたします。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○大山委員
総括質疑を行います。
平成29年度
一般会計決算の
総括質疑を行います。
平成29年度
一般会計決算からは、財政の健全化に向けて良好に当初予算が執行され、財政の安定化に向けて取り組まれていることは高く評価いたします。その中では、保育園の整備、幼・小・中学校の大規模改造に加え、庁舎の耐震改修など社会基盤整備を整えながら、福祉、教育にも配慮した決算となっております。
そして、本町の
まちづくり基本方針では、第5次稲美町総合計画後期基本計画が策定されました。その中には豊かな自然環境を活かした
まちづくりが示され、稲美町の魅力を代表するため池の水辺環境保全に加古大池
水生植物園の植栽事業、木の橋補修工事の整備に取り組まれています。そして、1年後の6月には
水生植物園に植栽されたカキツバタが開花、多くの来園者の目を楽しませていました。
そこで、お聞きいたします。
1点目。加古大池は稲美町のため池百選の一つ、町が誇れる自然公園としての要素は十分に備えています。今後の公園整備についての考え方、あり方をお示しください。
2点目。平成29年8月から
高齢者優待利用券交付事業の対象者が拡充されました。優待券利用者増の効果は出ていますが、住民アンケートによる交通に不便とした住民ニーズの満足には至っていないように思われます。稲美町に住み続けたい、住み続けたいとする条件は豊かな自然環境、2つ目に、生活し続けることのできる移動手段の2つです。利用者を限定しない、町内の誰もが利用できる交通施策が必要と考えますが、見解をお示しください。
3点目。災害対策についてでございます。
当町においての災害対策は運用を開始した防災行政無線や防災マップの配布などで、住民への周知がなされています。先日は台風20号が通過、町内各所で軽微ではありますが被害も出ています。その後発生した台風21号、北海道大地震など、全国各地で想定を超えた災害が頻発しています。当町でもいつ起こるかもしれない、想定を超えた事態に備えての災害対策、避難訓練の実施など必要と思われますが、見解をお聞かせください。
以上3点を私の
総括質疑といたします。
○
古谷町長 財政の良好やというふうにお示しをいただきました。評価をいただいたように思います。ありがとうございます。
幼稚園、小学校、中学校、そして庁舎の耐震補強、これで全部耐震は終わりました。あとは大規模改造に手を加えております。そうこうする中で、文部科学省の補助の基準が一挙に変わりまして、40年たってないところはあかんでと、こういうことを突然に言い出しました。その背景、あのどさくさ、めちゃくちゃな汚職、こんなことがやっておるのが文部科学省かと、私どもは本当にもう目を疑います。本当に真剣に子ども達のことを考えているんかと。もう憤懣やるかたないんです、私自身は。
でも、幼・小・中、これらの大規模改造、本当に今風にやはり洋式便所、こういうものをしなきゃならんということで、最初、そこから手をつけるべくおったんですが、どんどんどんどんニーズが高まりまして、あそこも綺麗なった、うちもというふうになります。すると、40年たってないところにも手をつけてしまっておりますんで、今後いかにすべきかいうのは頭痛いんですけれども、まあまあ何とかなるんであれば、もう何とかしようかというのがうちです。これからも幼・小・中。庁舎は、これで一応納まりましたんで、今後は福祉施設も含めまして対応していきたいなと、このように思っております。
何とかなっているというような状況でございます。特に長期総合計画の中で上げております
まちづくり、これはやはり基本でございますんで、その中でも言うておりますが
水生植物園。加古大池はため池百選の一つ、88のうちの一番最大の池でございますし、県下ではもちろんトップ、全国で3番目でございますんで、満濃池はみんな知っていますけども、狭山池はご存じありません、日本人は。ましてや加古大池、誰も知ってない。だから、県下一言うておるんですけど、本当には日本で3番目ですわというふうにほうぼうで言うておるんですけども、それがどないしたいうことになってしまいます。結果的にあそこへ行って、わあ、綺麗なというふうに、もうびっくりするほど綺麗な、別世界でございます。町内の方でも三万数千人のうちの、なんでそんなんあそこへ行かれたかなあと、私自身疑問に思っています。あそこにあれだけの綺麗な環境があるということを、本当に何人の人が知っているか。私、現実に疑問に思っています。よく知っている人は、そんなにおりません。でも、何らかのイベントがあってあそこに行く人は、うわあと驚くんですね。
従いまして、あの施設というものは、今後やっぱり稲美町の、むしろ町外の人がいっぱいお越しになっています。すごいとこがあるねんいうてね、口づてで。
だから、公園としての整備を、やはり今後とも続けてまいりますし、整備、維持・管理のスタイルはNPO法人に指定管理をお願いしておりますが、あの環境は農水のため池ということでございますんで、その利水施設としても貴重な場所でございますんで、両方あいまって、これから整備、そして維持・管理をしていきたいと、このように思っております。
高齢者優待券の一定の効果が上がっておるねんけど、満足度が上がっておらんでとおっしゃる、確かに。それは、自分の置かれた立場、去年までは車に乗っておった、今年は返上した、非常に不便やと、もう言うことコロッと変わるんです。
従いまして、3ナンバー乗っておって、退職したからわしは軽四に変えた、調子悪なって自転車に変えた、そしたらこの自転車、今度は探しまわらんなんと、車やったら駐めておるとこ決まっておるねんと、こういうことをおっしゃるんですね。ですから、自分にとってどうかいうことでございますんで、私はやはりいろんな方々がいらっしゃいまして、いろんな使い方がありますので、これはやっぱりいろんな考え方があるんやなということを理解した上で、この高齢者の優待券の問題は取り組んでいくべきやなと、このように思っております。
従いまして、利用される方の希望を聞くのが一番でございますんで、それほど賛否両論ある中で、とりあえずもらっておこうかという方にはとりあえず渡しておいて、使わなんだら返してくださいよと、これも一つの方法でございますんで、いろいろと組み合わせて対応をしていきたいと、このように思っております。
今はいらんけど、将来は使う人もいらっしゃいますんで、そういう方は、また1年たったらコロッと考え方変わっていますんで、発言もまた当然変わります。そういうものだというふうに理解をして、私どもは対応してまいりたいと、このように思っております。
交通施策は、全てその使われる方々の置かれた立場、家の中に誰かが運転して、どんどん連れて行ってくれるときはいいけれども、とは言いましても昼間は勤めておる。すると、昼間は交通弱者やという方もいらっしゃいます。
従いまして、そういういろんなパターンを今後とも交通施策考えていきたいと、このように思っております。
災害対策でございますが、もちろん20号、21号、あの程度で済んでよかったなというのが、私現実に思っています。昭和40年の台風はあんなものじゃなかったです。大変なことが起こりました。屋根の瓦、まともに並んでいる家、なかったんです。瓦屋さんは瓦がなくなったと、そういう時代がありました。昭和40年の9月でした。
あの台風以来、台風らしき台風きておらんなというふうに、私どもは現実にずっと思っています。でも、その後、40年の台風を経験してない方、もう本当に小さくて覚えのない方は、台風いうたらこんなんかと、20号なんかすごいなと思っておったと思いますけども。
まあまあ、瓦が飛ぶほどの被害もないんですし、あれはもう台風いうたってしれておるなと、私は思っています。目が入ったから、2回とも。だから被害がなかったんです。むしろ周辺の市町のほうがひどいんですね。これは不幸中の幸いで、私どもはそんなこと、よその市町へ行って、うちは木一本倒れなんだと、そんなあほなことは言いません。私も本当によかったなあと思っていますけれども、そんなことは口に出しません。
できるだけお越しいただかん台風、そして被害が出ない対応を私どもも考えますし、20号のときも、私ども現実には徹夜で、朝明るくなるのを待ちかねて、道に飛んでおる木、あるいは枝の処理をしました。21号は風向きが反対でしたんで、20号でほとんど落ちてしまって、21号では木があまり飛んでいない、葉っぱも飛んでいませんでした。その後、いろんな
マスコミ報道によりますと、本当に人命さえ奪われるような地震も出ましたし、大変な事態に立ち至りましたけれども、これからはやはり防災訓練、10月にいつも開催をいたしております、あの防災訓練。そこに普段の考え方、いざという時には入れたいなと、このように思っております。
そして、4月にたくさんの自治会の総会に招かれまして、まいりますけれども、自治会から町にいろんな要望をするのも、それもいいけれどと。これからはやっぱり高齢化してきて一人住まいが増えてくると、その人をいざ災害の時に誰と誰が真っ先に駆けつけて救出、あるいは誘導する、そういうことを自治会はやっぱり考える、組織やなあいうておっしゃっていました。すごいことを言う自治会やなと思いました。本当にそのとおりです。
もう既に何人かが、一人住まいの方、もう電話がいっぱいかかってきたと現実に聞きました。皆さん、それだけやっぱり気にされておるんです。大丈夫ですかいうて。だから、本人の了解を得て、誰と誰が真っ先にと、こういうやっぱりルール化されておるんですね。この辺はやはり人間関係も手伝いますし、そしてボランティア精神もまだまだ捨てたもんじゃないなと、私は思いました。
これからは防災訓練、物理的な作業も含めまして、自衛隊も警察も消防も、あらゆる町内の団体も、プラスそういう自治会内での、本当にソフト面のね、こういうことのこともこれからやっていきたい。
決算委員会の中で出ました。実際、こんな訓練しよるのなんぼほどやっておると。自治会、そんなにたくさんやっていませんので、これからやっぱりそれをやってほしいなと思いますんで。それにある程度経費も助成すればと、このように思っておりますんで、また議会に相談申し上げますんで、31年度ぐらいでその辺を対応したいなと思っております。
以上でございます。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○山田委員 平成29年度
一般会計歳入歳出決算について、これにつきましては、限られた財源をもって多様な住民ニーズに応えるとともに、施設の耐震化やインフラの整備など、体制設備と住民福祉の向上に努められている点において評価をいたします。
そうしたうえで、一般行政事務について、高齢者及び農業事務に関し
総括質疑を行います。
まず、これからさらに増えるであろう高齢者に対する対応でございます。2017年の日本人の平均寿命は、女性が87.26歳、男性が81.09歳だそうですが、高齢者の中にはいきがいを持って働き続けたい方が多数おられます。市場においては労働力不足が言われる中で、トヨタ自動車やサントリーなどの大手企業では、65歳定年制に改め、70歳までの5年間の再雇用を含めた雇用延長を検討されておるそうでございます。
このように、シニアの経験や技能を活かしたプラスの循環ということを、本町もあらかじめあらゆる場面を想定して検討をしていく必要があると思いますが、見解をお尋ねいたします。
次に、厚労省が終末期医療治療指針を本年3月に医療ケアについてと改定しております。今後、住み続けた、住み慣れた場所で最期まで住み続け暮らしていけるようにする地域包括ケアや在宅医療に関するさらなる拡充が求められてくると思いますが、当町のこれからの見解をお尋ねいたします。
次に、農業に関してですけれども、神戸市では環境農業ということで増加する外国人旅行者のインバウンド、集客について取り組んでおりまして、自然や農業体験を求める個人客のリピーターが増えているそうでございます。稲美町も基幹産業が農業ということで、SNSなどでの情報発信を含め、さらなる
取り組みについてお尋ねいたします。
次に、昨年、学校創立120周年を迎えた兵庫県立農業高等学校との連携についてですけれども、稲美町については後継者の不足、あるいは新規戦略作物の開発について、こうした実業高校との連携というのが重要になってくると思います。今現在、兵庫大学、あるいは流通大学と連携し、産官学の
取り組みをなされておるんですけども、こうした実業高校の事務的な部分、あるいはそこの生徒の稲美町への移住というふうなことも含めて、こうしたことについての見解をお尋ねいたします。
以上、よろしくお願いいたします。
○
古谷町長 冒頭、評価をいただきましてありがとうございます。
高齢者の問題でございます。
確かに本当に両方、男女ともに80歳を超えまして、理想的な平均寿命になっておるんですけども、これがどんどんどんどん伸びるかといいますと、科学的にはある程度いったら止まるんやというふうな論調もございます。私どもは、それが2歳、3歳と増えたからどうのこうのじゃなくて、やはり住んでいる住民が健康で、果たしてというふうに思いますんで、また健康でいけるようにということを、今、70歳代、65からずっと15年ほどかけて80歳以降のことを考えていくというのが行政の役割やと思っておりますんで、引き続き高齢者対策につきましては、今までの委員にもご答弁申し上げたとおり取り組んでまいります。
特に仕事面でですね、働き方改革いうようなことで、最近ですと65歳の定年にまたもう5年延ばしてというふうな話が恐らく出てこようと。60から65まで、65を70にという、確かにそういう時代にきたかなあと、このように思います。
私どもとしましては、町の職員は当面は再雇用で進めております。その持てる技術、経験、これはやはりもったいない、使ってほしいなというようなことで、再任用いうことでお力添えを賜っております。それぞれの企業、町内の企業も定年のあるところ、ないところございます。また、定年延長を考えておるというところもあります。
この辺はまた商工会も、あるいは企業との懇談会の中で、恐らくそんな話に及ぶと思いますんで、今年はまだ開催されておりませんが、今年開催の予定でございますんで、町内の主だった企業の経営者等々との会合の場がございますので、またその辺も情報収集と、それを稲美町に対して勤労者対策いうことで、希望があればというようなことで意見聞いていきたいと、このように思っております。
終末期の医療でございます。本当にこの住み慣れた町で、特に自宅で、これは理想でございます。地域包括ケアで、今まで私ども取り組んでおりますけれども、なかなか自宅で介護するのは大変。するとそこに医療、あるいは介護、保険、こういうものが三位一体となって入り込んでいくというふうに。厚生労働省も目的は、実際は保険を圧迫せんようにというのは厚労省は目論んでおるようでございますけれども、目論みはどうあろうと、ご本人にとったらやはり終末期を住み慣れた町でと、これは理想でございますんで、みんな、最期、家に帰りたい、家に帰りたいいうことで、家に帰らずによそへ行ってしまういうのが多いんですけれども、そういう声が出るいうのは、やはり家ほどいいものはない。やっぱり家に帰ってきたら、もう家が一番いいというのは、歳がいけばいくほど実感こもっておるようでございます。
私どももその域に入っておりますんで、家がいいなあというふうなこともたまに、やっぱりゆっくりするなあというふうなことも言葉自身、自分自身も出しますので、そういうところで終末を迎えるというのは理想でございますんで、その医療、あるいは介護制度と兼ね合い、多分にございますけれども、医師会、あるいは保険業界の理解、協力も得ながら町として考えていきたいと、このように思っております。
農業の問題でございます。確かに神戸市、今いろんなことやっておりますけれども、国際貿易港を擁するまちでございますんで、外国人に対してはなんともない、慣れ親しんで100年というまちでございます。開港150年ですか、去年迎えました。そういう風土のまちでございますんで、私ども確かに今はもう外国人、ベトナム人が一番多いんです。百数十名、ベトナム人が稲美町内にも在住されております。
従いまして、最近は外国人、いわゆるALTも含めまして、幼稚園のときから、保育園のときから外国人慣れしております。私どもが外国人を初めて見たのは中学校の卒業旅行で、羽田空港でというふうな、そんな時代と違いますから、確かに今リピーターとして入っていただいて、そして稲美町を外国に知らしめていただくと。これは国際交流、また友好都市、あるいは姉妹都市、そういうふうないろんな手法も含めて、各都市ではやっておりますけれども、私どもは、これからは特に農業に、やはり今農協と、私どもやはり切っても切れない関係、そして農協の力を最大限活用するというのは稲美町の産業、特に農業の姿勢でございますんで、農協ともこれからまたその問題についてもお話をしたいなと、このように思います。
県立農業高校の後継者不足を補う一助にということで、今、大学との交流・連携いうことで兵庫大学、神戸流通科学大学と持っております。そして、部分的には国立高専、明石にございます国立高専とも協調関係にございます。
農業関係いうことで専門の高校でございますし、本当に近い、加古川市域といいながら、もうすぐに稲美町でございますんで、町内にOBも多いですが、特に農業科高校の専門性をやはり活用しない手はないなあと、このように思いますんで、これからはOB会もありますし、そして農業専門の専従者の会もありますんで、この辺りとも語らいまして、稲美町の農業の継続性を担保していきたいなと、このように思います。
どうぞよろしくお願いします。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第39号全般に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、議案第39号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり認定することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり認定することに決しました。
しばらく休憩します。
休 憩 午前10時46分
……………………………………
再 開 午前10時59分
○
赤松委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
〜議案第40号〜
○
赤松委員長 続きまして、議案第40号「平成29年度稲美町国民健康保険
特別会計歳入歳出決算認定について」に対する審査を行います。
担当部長の補足説明を求めます。
○井澤健康福祉部長 それでは、議案第40号 平成29年度稲美町国民健康保険
特別会計歳入歳出決算認定についての補足説明を申し上げます。
事項別明細書141ページ、142ページの歳入をお願いいたします。
第1款国民健康保険税の収入済額は、7億2,436万7,986円で、不納欠損額が1,253万4,910円、収入未済額2億6,573万9,916円でございます。
1項1目一般被保険者国民健康保険税、1節医療給付費現年課税分の収入済額は、4億9,379万5,373円で、徴収率は94.3%でございます。
3節後期高齢者支援金分現年課税分の収入済額は1億2,016万1,832円、徴収率は94.4%でございます。
5節介護納付金現年課税分につきましては、収入済額が4,055万3,324円で、徴収率は89.5%でございます。
第3款国庫支出金、1項国庫負担金、1目療養給付費等負担金、1節現年度分は、5億4,554万3,192円で、歳出の一般被保険者療養給付費、療養費、高額療養費及び後期高齢者支援金等の納付金、老人保健拠出金、介護保険納付金の一部を国が負担するもので、前年度比較4.1%の増でございます。
143ページ、144ページをお願いいたします。
第5款前期高齢者交付金、14億2,071万6,984円。65歳から74歳の前期高齢者の医療費を、各保険制度間で調整する制度に対する社会保険診療報酬支払基金からの交付金で、前年度比較、1.0%の増でございます。
第7款共同事業交付金は、9億2,501万7,778円。歳出の高額医療費共同事業、保険財政共同安定化事業に対する県国保連合会からの交付金で、2.2%の減となっております。
145ページ、146ページをお願いいたします。
第9款繰入金、2億4,929万6,277円。1項1目
一般会計繰入金、1節保険基盤安定繰入金、1億6,886万8,889円。国民健康保険税の均等割、平等割の軽減措置による収入減に対する
一般会計からの繰入金でございます。
147ページ、148ページをお願いいたします。
歳入合計は、収入済額が44億1,369万3,455円で、前年度より0.1%の減でございます。
続きまして、149ページ、150ページの歳出をお願いいたします。
第1款総務費、1項1目一般管理費4,721万4,743円。事業番号1、国民健康保険事務に要する職員給与費につきましては、職員4人分でございます。
151ページ、152ページをお願いいたします。
第2款保険給付費、1項療養諸費、1目一般被保険者療養給付費は、22億9,346万9,638円で、前年度比較で0.4%の増でございます。
2項高額療養費、1目一般被保険者高額療養費、2億9,399万1,630円。前年度比較で、1.9%の減でございます。
153ページ、154ページをお願いいたします。
第3款後期高齢者支援金等は、後期高齢者医療保険に対する保険者支援金で、4億3,914万2,773円。前年度比較で1.9%の減でございます。
155ページ、156ページをお願いいたします。
第6款介護保険納付金は、40歳から64歳の介護保険第2号被保険者に対する保険者納付金で、1億4,539万5,819円で、前年度比較0.1%の増でございます。
第7款共同事業拠出金、8億7,581万1,107円。高額な医療給付の影響を緩和するため、高額医療費共同事業拠出金及び保険財政共同安定化事業拠出金で、前年度比較5.9%の減でございます。
157ページ、158ページをお願いいたします。
第8款保健事業費、1項1目特定健康診査等事業費、2,650万4,662円。前年度比較で32.9%の増。
事業番号1、特定健康診査・特定保健指導事業、13節委託料、細節3、データヘルス計画等策定委託料594万円は、第2期国保データヘルス計画、第3期特定健康診査等実施計画の策定委託料でございます。
19節負担金補助及び交付金、細節1、健診費等保険者負担金、1,415万4,839円。特定健康診査の実施機関への負担金で、1,950件分でございます。
2項2目疾病予防費、19節負担金補助及び交付金、細節1、人間ドック補助金225万5,133円は、100名の方に助成しております。
159ページ、160ページをお願いいたします。
歳出合計は、支出済額が42億6,626万6,906円で、前年度より1億2,160万2,547円、2.8%の減でございます。
歳入歳出差引残額1億4,742万6,549円は、平成30年度への繰り越しとなります。
以上、簡単ですが、議案第40号 平成29年度稲美町国民健康保険
特別会計歳入歳出決算認定についての補足説明とさせていただきます。
○
赤松委員長 以上で、補足説明は終わりました。
これより、議案第40号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
○
木村委員 142ページの国民健康保険税の不納欠損と収入未済額ですけども、不納欠損のちょっと内容につきまして説明をお願いをしたいと思います。
収入未済額が、これは遅れてでも入ってきておるのかどうか、ちょっと内容も含めて説明をお願いしたいと思います。
○岡野収税係長 国民健康保険税、歳入の不納欠損についてご説明をいたします。
不納欠損につきましては、
一般会計の制度と同様に徴収権が消滅したものについて計上しているものでございます。その内訳につきましても生活保護、死亡、所在不明、その他財産なし等により不納欠損となったものでございます。
また、収入未済額につきましては、引き続き徴収に努めてまいります。財産調査等も並行して行い、また納税義務者の方との面会等、聞き取り調査等も並行して実施しておりますので、今後も適正な徴収に努力してまいります。
よろしくお願いします。
○
木村委員 不納欠損の、これ実数といきますと、人数的には何人になるんでしょうか。
それと、年数的にいきますと、これは何年度分を不納欠損とされておるのか、その点も含めてお尋ねします。
○岡野収税係長 国民健康保険税の29年度の不納欠損につきましては、44名分を不納欠損処分としております。
また、不納欠損となりました対象年度につきましては、平成13年度から平成26年度までのものにつきまして、今回不納欠損がございました。
以上です。
○
木村委員 収入未済額で徴収に努力をしていくと、さらにということですけども、全くこれ、収入が入ってこないという世帯は何世帯ぐらいあるんでしょうか。
○岡野収税係長 収入未済の中にですね、収入が全くない世帯数というものは、すみません、把握を。
○
木村委員 先ほども聞きましたけども、遅れてでも入ってくる世帯というのがどのくらいあるのかなあと。全く入ってない世帯というのがどのくらいあるのかという、この収入未済額の内訳を聞いてますけども。
○岡野収税係長 納付状況についてのご質問ですが、全く入っていないもの、一部でも遅れて入ってきているものというものにつきましては、すみません、集計を行っておりませんので、ご了承いただきたいと思います。
以上です。
○
木村委員 そうしますと、この収入未済額の件数、人数というのは何件になるんでしょうか。
○岡野収税係長 平成30年9月時点での集計にはなるんですけれども、平成29年度分までの国民健康保険税の未納世帯数につきましては、手元で約590世帯となっております。
以上です。
○
木村委員 かなり大きな世帯になると思いますが、参考資料でちょっとお尋ねしたいんですけど、37ページで、年々世帯数と加入者数が減ってきておるというふうに、3年間ですけども、なっておりますけど、これは原因というのはどういうところにあると分析をされておるんでしょうか。
○中川保険年金係長 国保の加入者の減少につきましては、社会保険の適用が近年強化をされております。その影響が大きいのではないかと考えております。
○
木村委員 そうすると、企業で勤務するなり、あるいはそれなりの事業所で勤務をするなりというようなところで減ってきているということになるんでしょうか。何か特徴があるのかなと思ってお聞きしたんですけども、特にこういうものだということで、稲美町独特の特徴のようなものがもしあるようでしたら、お尋ねをしておきたいと思います。
それと、一人当たりの経理状況が、3年間は恐らく税制度そのものが上げてはいないと思うんですけども、それが調定額としては少しずつ上がってきておるということで、これは以前から収入がそれなりに上がってきているということの表れかなというふうに申し上げてきたんですが、この辺はどのように分析をされておるんでしょうか。
○中川保険年金係長 先ほど被保険者の減少の分をお話させていただきましたけど、前期高齢、65歳から74歳につきましては、被保険者数がほぼ横ばいの状態になっております。それに比べまして全体が減ってきているということで、やはり若年の世代の方が、国保としては減っておられるというふうにとらえております。
○西本住民税係長 先ほどの一人当たり調定額が年々増えてきているというお話なんですけれども、
木村委員さんおっしゃるとおり、一人当たりの所得の水準が上がってきているということで、調定額上がってきている状況でございます。
以上です。
○
木村委員 国民健康保険でなかなか厳しい状況、生活で、支払いができないという世帯もいらっしゃると思いますが、やはりしっかりと収納には努めて、この国保の運営に努めていただきたいというふうに思います。
以上を申し上げて、終わります。
○岡野収税係長 国民健康保険税の収納につきましては、今後も適切に努力してまいります。
よろしくお願いいたします。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○藤本(惠)委員 先ほどの
木村委員さんの質問、不納欠損と収入未済額についてお伺いしたいんですが、収入あるなしとかそういう部分の把握をしてないということは、その人が要するに納付をできる能力があるかどうかという一番大事なことであろうと思うんで、きちっと把握をして、その人からは収納いただけるように監視をしていただくようなことが大事やと思うんですが、いかがですか。
○岡野収税係長 国民健康保険税の納税義務者の収入の状況につきましては、適切に把握をしております。
また、保険証の更新のときにですね、面談も行いまして、状況の聞き取り等も合わせて実施しておりますので、把握はできていると考えております。
以上です。
○藤本(惠)委員 では、きちっと把握をして、やはり収納できるところはちゃんと収納できるような形の、そやから状況分析をきちっとして、やっぱり結果は出せるようにしておいていただきたい。それをお願いしておきたいと思います。
○岡野収税係長 納税義務者の方との交渉記録等につきましても全て記録を残しております。分析等につきましても今後進めてまいります。
徴収努力を続けてまいりますので、よろしくお願いいたします。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○大山委員 1点お聞かせください。
ページ158、2目、事業番号1、19節の人間ドック補助金についてでございますが、昨年度に比べて決算額は大きく増加しているんですが、これはもちろん制度の改正もあって増えたと思うんですが、そしてまた100名ということで聞いておりますが、前年度と比べてどのような状況になっているか、ちょっとお願いしたいんですけど。
○中川保険年金係長 委員おっしゃるように制度の改定を今年度させていただきまして、人数のほうが増えております。
その中でも70歳代の方が36名ということで、今回拡充をさせていただいた範囲の中でもかなりお受けいただいているのが特徴の一つかなというふうに思っております。
それから、あと1日人間ドックのほうを導入をさせていただいています。1日人間ドックの合計が70名ということで、やはり拡充をさせていただいた影響が大きいものと思っております。
○大山委員 今年度改正されて、そしてこれだけ人数が増えて、70歳以上が増えて、また一日ドックも増えていうことなんですけど、これ、今後ですけど、もっとやはり周知徹底されて、希望者が増えた場合は、実際これはどのようになるんでしょうか。予算と、またそのようなことを含めてお尋ねしたいんですけど。
○田野住民課長 29年度、予算ご承認いただきまして、50人の予定をしておりましたが100人という結果が得られました。また、12月のほうで補正も承認いただきまして、100名の方に助成をできたところです。
30年度につきましても、今のところ実績で置かせていただいておりますけども、今後啓発いたしまして周知をして、さらに受診をしていただきたいと思っておりますので、また補正のほうをお願いすることになるかと思いますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
○大山委員 はい、ありがとうございます。希望者にはできるだけ対応していただくような施策をとっていただきたいと思います。
そしてもう1点、ちょっと参考にお聞かせいただきたいんですけど、この人間ドック、実際に検査に入られて、その結果いうのは出てると思うんですけど、その結果、またその結果に対してのケアとか、その辺りは行政としてどのような対応をされるのか、ちょっとお伺いいたします。
○中川保険年金係長 人間ドックの結果につきましては、特定健診の方と同様に町のほうで結果を把握しまして、特定保健指導などを行っております。
○田野住民課長 少しだけ補足させていただきます。
一日人間ドック等を受けていただきますと、あとで医師の面談がございますので、そちらのほうでも某かの医師のほうから指摘とか指導があるようには聞いております。
以上です。
○大山委員 すみません、もう1点だけ。
その医師のほうからの報告は、町のほうにはないんでしょうか。できるだけ後のケアをやっていただいて、フォローもやっていただけたらと希望いたします。
○田野住民課長 すみません、医師のほうからの報告は町のほうには届きませんが、先ほど中川のほうが申し上げましたとおり、特定健診の結果が町のほうにまいりますので、それを合わせまして保健師のほうで指導、また相談を受けさせていただいておるところです。
お願いいたします。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○長谷川委員 ページ数が150ページ、お願いします。
150ページの一般管理費の事業ナンバー2、8の報償費、無受診世帯報償費のこの分なんですけども、内容と該当する世帯数と、この決算額の内訳をお願いしたいと思います。
○中川保険年金係長 こちらの無受診世帯報償費ですが、前年度無受診であった世帯に対しまして、人間ドックの消費税を含む全額を補助しているものです。29年度につきましては、予算を18人ということで置かせていただきまして、6名の方が受診をされております。
○長谷川委員 この世帯数という表現されてるんですけどね、これは世帯の人であれば、世帯の人間全員受けれるいうことですか。
○中川保険年金係長 こちらは国保の資格がある方で、その世帯の方ということでさせていただいております。29年度の対象世帯については173世帯の方とさせていただいております。
対象の人数については、181人を対象としております。
○長谷川委員 173世帯で、世帯主だけじゃなくて奥さんも、またその家族も同等の、こういう人間ドックの対応を受けれるということでいいんでしょうかね。その人数が181名いうことでよろしいんですか。
○中川保険年金係長 国保に資格のある世帯の方が対象となっております。委員おっしゃるとおりでございます。
○長谷川委員 資格というのは、その家族であればいいいうことで、それは資格でよろしいんですか。世帯主のみだけとか。
○田野住民課長 国民健康保険の加入の被保険者ということです。ご主人が国保に入られてても奥さんが社会保険の場合はご主人のみということになります。どちらも国民健康保険の被保険者ということを資格対象者ということにさせていただいています。
○長谷川委員 そしたら、家族の中に社会保険の方がおられたら該当にはならないということになるわけですね。わかりました。
それで、対象者が非常に多いわけなんですけども、18名という非常に設定人数が少ないというのは、何かやっぱりこういうPR的にちょっとできてなかったというようなことでよろしいんでしょうかね。
○中川保険年金係長 ご質問の件ですが、例年、ここ何年かの人数を見させていただいて、予算のほうは置かせていただいております。
人間ドックの該当される方については、該当される方に通知を、7月に送らせていただいて、あと町広報、あと保険証の更新の時、納税通知の送付時にチラシを入れさせていただいて、広報をさせていただいております。
それと、町の広報にも載せさせていただいておりますが、現在、受診の方が少ないような状況になっております。
○長谷川委員 非常に健康的で、やはり医療費を使わず、非常に健全的にやっていただいているわけですから、こういう方というのはもっともっとやっぱり、ある程度知らせてあげて活用していただくということにおいて、これがまた数量が増進しまして、そういう方が増えてくるということは、やっぱり医療費が減になってくるというのは、やっぱり推進されるんと違うかと思うんですけども、その辺のところを含めて今後の対策を、ちょっとお聞きします。
○田野住民課長 さらに啓発に努めまして、この制度、普及させていきたいと思っております。
まず、人間ドック等健診を受けていただくことで病気の早期発見、早期治療につながっていきますので、委員おっしゃるとおり、今後啓発に努力してまいりたいと思いますので、ご理解お願いいたします。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第40号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、議案第40号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案どおり認定することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、本案は、原案のとおり認定することに決しました。
〜議案第41号〜
○
赤松委員長 次は、議案第41号「平成29年度稲美町後期高齢者医療
特別会計歳入歳出決算認定について」に対する審査を行います。
まず、担当部長の補足説明を求めます。
○井澤健康福祉部長 それでは、議案第41号 平成29年度稲美町後期高齢者医療
特別会計歳入歳出決算認定についての補足説明を申し上げます。
事項別明細書、161ページ、162ページの歳入でございます。
第1款後期高齢者医療保険料は、3億1,291万620円。このうちの1目特別徴収保険料、1節現年度分特別徴収保険料、2億1,348万8,740円につきましては、前年度比較で11.9%の増でございます。
第3款繰入金につきましては、7,565万9,349円で、
一般会計からの事務費繰入金と保険基盤安定繰入金との合計額でございます。
歳入合計の収入済額は、3億9,914万3,030円で、前年度より9.7%の増でございます。
163ページ、164ページ。
歳出でございます。
第2款後期高齢者医療広域連合納付金3億7,179万3,666円は、県広域連合に納付する後期高齢者医療保険料と保険基盤安定納付金の合計額で、前年度比較7.1%の増でございます。
歳出合計は、支出済額が3億7,856万6,000円で、前年度より7.1%の増でございます。
歳入歳出差引残額は、2,057万7,030円で、平成30年度への繰り越しとなります。
以上、簡単ですが、議案第41号 平成29年度稲美町後期高齢者医療
特別会計歳入歳出決算認定についての補足説明とさせていただきます。
○
赤松委員長 以上で、補足説明は終わりました。
これより、議案第41号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
○藤本(惠)委員 ちょっと1点だけ教えていただきたいんですが、収入未済額が特別徴収保険がマイナスになっているというのはどういう意味か、教えてください。
○西本住民税係長 収納率が100%を超えてしまっているという理由なんですけれども、収入未済額のところにマイナス表示されている数字なんですけれども、これは調定額が収入済額を下回っているという状況なんですけれども、これは収納の中に還付未済金というものが入っておるためです。
還付未済金というのは、出納閉鎖の時点でまだ還付が終了していないものが還付未済金ということになっております。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○
関灘委員 162ページのこの滞納による関係で、短期の被保険者証の発行数とかはあったんでしょうか。
お願いいたします。
○中川保険年金係長 3月時点での発行数については、1件となっております。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
他にご発言の声を聞きませんので、議案第41号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
○大路委員 本議案に反対の立場から討論を行います。
本会計制度は、年齢によって区分し、世界にも例を見ない悪法の一つです。県連合会への納付金を見ても、対象者が増加しているにせよ金額が上昇しているのは間違いのない事実です。また、滞納すれば容赦なく保険証を取り上げ、生きる望みを絶ち切る制度です。速やかにこの制度を廃止し、高齢者を前期とか後期とかに分けるのでなく、全体で構築する会計制度を確立すべきものです。
以上の理由により、本議案に反対します。
○
赤松委員長 次に、賛成討論の発言を許します。
○
関灘委員 議案第41号 平成29年度稲美町後期高齢者医療
特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場で討論いたします。
この後期高齢者医療制度は、平成20年4月から導入され、10年目となってきております。これまでに保険料の軽減措置や納付方法などの見直しなど、さまざまな改革が行われてきたことにより、着実に制度が定着してきております。
歳入においては、2年ごと保険料が見直され、終わりの年度となっております。徴収率も99.85%と高い率が保たれており、歳入歳出差し引き2,057万7,030円の黒字決算となっております。
歳出では保険料負担金、保険基盤安定負担金など、経費合わせた兵庫県後期高齢者医療広域連合への納付金は、歳出全体の約98%を占めております。年々対象となる人口が増えていく中で、保険事業などの推進に取り組まれておられるので、一定の評価をさせていただきます。
今後ますます高齢化が進みます。この制度が高齢者の方々に安心して受け入れられ、さらに持続可能な信頼のできる制度でありますよう、県広域連合との連携を密にしていただき、今までどおり健全な財政運営で円滑な事業運営を行っていただくことをお願いいたしまして、賛成といたします。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
反対討論の発言を許します。
○
木村委員 反対討論を行います。
75歳以上の高齢者から別立ての保険料を徴収し、保険料滞納者から保険証を取り上げる厳しい制度であります。後期高齢者医療制度は廃止すべきとの立場から、後期高齢者医療
特別会計に反対をいたします。
○
赤松委員長 次に、賛成討論の発言を許します。
○河田委員 賛成討論を行います。
後期高齢者医療制度は、国民皆保険を引き継いでいく支え合いの仕組みであり、国民保険の向上及び高齢者の福祉の増進を目的としているもので、議案第41号 平成29年度稲美町後期高齢者医療
特別会計歳入歳出については適切に処理されたものと判断し、決算認定について賛成といたします。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
反対討論の発言を許します。
次に、賛成討論の発言を許します。
○大山委員 議案第41号の賛成の立場から討論を行います。
後期高齢者医療制度は、今後ますます進む高齢化による医療費など社会保障費の増大問題を改善するものであり、高齢者の医療を守る重要な制度であります。本会計は、兵庫県後期高齢者医療広域連合が運営主体であり、当町はその規定のもと適正に処理されています。
よって、賛成といたします。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
他にご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、議案第41号を起立により採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり認定することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
赤松委員長 起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり認定することに決しました。
〜議案第42号〜
○
赤松委員長 次は、議案第42号「平成29年度稲美町介護保険
特別会計歳入歳出決算認定について」に対する審査を行います。
しばらく休憩します。
休 憩 午前11時28分
……………………………………
再 開 午前11時29分
○
赤松委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
まず、担当部長の補足説明を求めます。
○井澤健康福祉部長 それでは、議案第42号 平成29年度稲美町介護保険
特別会計歳入歳出決算認定についての補足説明を申し上げます。
事項別明細書165ページ、166ページの歳入でございます。
第1款保険料は、5億3,302万6,560円で、65歳以上の第1号被保険者の特別徴収、普通徴収保険料などの合計額で、前年度比較2.7%の増でございます。
第3款国庫支出金は、4億1,245万1,634円で、1項1目の介護給付費負担金、3億5,710万952円につきましては、保険給付費の約20%相当分で、前年度比較で7.3%の増でございます。
2項国庫補助金、2目地域支援介護予防・日常生活支援総合事業交付金1,442万1,830円は、介護予防・生活支援サービス等事業費と、従来の介護予防の一次予防と二次予防事業を一般介護予防事業として実施した事業費の約21.5%相当分でございます。
第4款支払基金交付金、5億1,269万1,253円。前年度比較で1.9%の増でございます。
第2号被保険者に対する社会保険診療報酬支払基金からの交付金で、保険給付費の約28%に相当するものでございます。
167ページ、168ページをお願いいたします。
第7款繰入金、2億9,792万2,172円。
主なものは、1項
一般会計繰入金、1目介護給付費繰入金、2億2,231万250円で、介護給付費等に要する費用の12.5%相当額を
一般会計から繰り入れるものでございます。
171ページ、172ページをお願いいたします。
歳入合計は、収入済額が21億1,034万426円で、前年度より6.0%の増でございます。
173ページ、174ページの歳出でございます。
第1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、3,438万5,830円。事業番号1、介護保険事務に要する職員給与費、職員3人分の人件費でございます。
175ページ、176ページをお願いいたします。
3項介護認定審査会費、2目認定調査費、1,683万1,337円。
事業番号2、認定調査事業の12節役務費の細節11、意見書手数料588万9,240円につきましては、認定に必要な主治医意見書の作成手数料で、新規・継続分合わせまして、年間1,307件分でございます。
第2款保険給付費、17億7,848万6,764円。前年度比較で、2,228万3,801円の増でございます。
主に居宅介護サービス等給付費の増によるものでございます。
1項介護サービス等諸費、1目居宅介護サービス等給付費、7億3,971万9,443円。前年度比較で6.9%の増。訪問介護や短期入所サービスなどの増によるものでございます。
2目施設介護サービス等給付費、5億5,309万3,217円。介護施設に入所しておられる要介護者への施設サービス費で、前年度比較では2.5%の減でございます。
177ページ、178ページをお願いいたします。
2項介護予防サービス等諸費、1目介護予防サービス給付費、7,402万8,827円。要支援者が在宅サービスを受けた時の給付費で、介護予防訪問介護、介護予防通所介護が訪問型サービス、通所型サービスとして、介護予防・生活支援サービス事業費へ移行したことにより、前年度よりも減となっております。
181ページ、182ページをお願いいたします。
第3款地域支援事業費でございます。
1項1目介護予防・生活支援サービス事業費、事業番号1、介護予防・生活支援サービス事業、19節負担金補助及び交付金、細節1、介護予防・生活支援サービス給付費4,235万8,892円は、先ほど説明しました、移行した訪問型サービス、通所型サービス給付費でございます。
2項1目一般介護予防事業費、事業番号2、一般介護予防事業。
183ページ、184ページをお願いいたします。
13節委託料、細節1、いきいき広場委託料860万円につきましては、21カ所、延べ923回の開催でございます。
細節2、いきいきサロン事業委託料、590万2,489円。62地区、延べ637回の実施でございます。
細節3、介護ボランティアポイント事業委託料と、19節負担金補助及び交付金、細節1、介護ボランティアポイント事業活動交付金は、平成29年度からの新たな事業委託料と活動に対する交付金で、18名登録で、14名の方に交付しております。
3項包括支援事業・在宅福祉事業費につきましては、地域包括支援センターの人件費が主な1目の包括支援事業費と、185ページ、186ページの2目在宅福祉事業費でございます。
2目在宅福祉事業費、事業番号1、在宅福祉事業、13節委託料、細節3、「食」の自立支援サービス事業委託料203万5,500円につきましては、6,785食分でございます。
187ページ、188ページをお願いいたします。
歳出合計は、支出済額が19億8,848万7,422円で、前年度より4.1%の増でございます。
歳入歳出差引残額の1億2,185万3,040円は、平成30年度への繰り越しとなります。
以上、簡単ですが、議案第42号 平成29年度稲美町介護保険
特別会計歳入歳出決算認定についての補足説明とさせていただきます。
○
赤松委員長 以上で、補足説明は終わりました。
これより議案第42号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
○
木村委員 166ページの、介護保険料の不納欠損の内容と、収入未済額の特に
滞納繰越分ですね、現年分の普通徴収で、これは大体遅れて入ってくるということなのか、それと
滞納繰越分の内容についてお尋ねをしたいと思います。
○高島介護保険係長 平成29年度の不納欠損の状況について説明させていただきます。
不納欠損が、人数にしますと22人、件数にしますと27件分ございました。
内容といたしましては、生活保護、死亡、所在不明、生活困窮などの理由によるものでございます。
滞納繰越分の収入未済の分なんですけれども、こちらについては、例年電話の督促でありましたり、徴収のほう、4月と12月のほうに徴収に回らせていただいてて、普通徴収の未納分というのが、介護保険特徴、皆さん特徴、年金から特徴というふうに思われている方が多いので、納め忘れの方もいらっしゃいますので、そういった分については、集めに回ったときにきっちりいただくような格好で対応させていただいています。
○
木村委員 滞納繰越分では何件の、人数的には何人になるんでしょうか。
○高島介護保険係長 平成30年度に調定する額ですね、平成29年度の決算の件数なんですけれども、207件になります。
○
木村委員 普通徴収のほう、もう一度説明してもらえませんか。普通徴収の収入未済額ですけど。
○高島介護保険係長 普通徴収の収入未済の分なんですけれども、件数にしますと101件、金額で312万5,040円になります。
○
木村委員 これは連動しておるんでしょうか。いわゆる
滞納繰越分の人と連動している人は何人ぐらいおるんでしょうか。
○高島介護保険係長 普通徴収の分で滞納繰越のあるという方についての、ちょっと件数は今ちょっと手元にはございません。すみません。
○
木村委員 滞納しますとペナルティーがかかって、介護サービスが十分受けられないということになると思っておるんですけども、そういうことも含めて十分周知をしていただいて、しっかりと徴収に努めていただきたいというふうに申し上げておきたいと思います。
参考資料で45ページですけども、29年度は少し認定者が増えておりますけども、29年度に認定者が少し増えておるという主な要因は、どのように分析をされておりますか。
○高島介護保険係長 高齢化に伴うものというふうに捉えております。第1号被保険者の数も増えてきておりますので、高齢者数の増加によって認定率も上がってきているのではないかと思っております。
○
木村委員 27年、28年、29年と、そんなに高齢者が増加する人数というのは、特段29年度が増えたというわけではないと思っておるんですけども、そういう分析なら仕方ございません。
申請をして自立と判定されたという人は、何人ぐらいいらっしゃるんでしょうか。
○高島介護保険係長 平成29年度の審査結果ですけれども、非該当になられた方が8件ございました。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○
関灘委員 すみません。同じく166ページですが、先ほどとちょっと関連してくるかなと思うんですが、特別徴収の方と普通徴収の中で、特別徴収のほうが前年度より調定額が低いんですね。低くなっているんですが、その分析、状況はどのようにされていらっしゃいますでしょうか。
○高島介護保険係長 昨年と比べまして、調定額でいきますと28年度の決算額が4億8,197万4,620円で、29年度が4億9,699万5,820円という形で、29年度のほうが増加しております。
○
関灘委員 特別徴収のほうは前年度の決算よりも多いんですが、普通徴収のほうがですね、前年度の調定額より低いんですよね。そちらのほうの分析と状況をお願いいたします。
○高島介護保険係長 各段階別に見ますと、それぞれ一桁であったり、多くて70件ぐらい下がっているところもありますので、普通徴収から、年金の収入のある方については全て特別徴収に移行しておりますので、そのあたり。特徴の増えた分、普通徴収の方が減ってるか横ばいかという形では思っております。
○
関灘委員 それでしたら、この調定額はその普通徴収から年数とともに、その特別徴収のほうへ切り替わったいう分で理解しておいてよろしいんですか。
○高島介護保険係長 年金額が18万円以上ある方でしたら、特別徴収のほうをさせていただいておりますので、特別徴収の方のほうが増えていって、普通徴収の方は、減少とまではいかないですけれども、これぐらいで推移するのではないかと思っております。
○
関灘委員 もう1点ですね、滞納になりまして、やむを得ない理由により滞納処分を執行、停止し、その後において納付もなく、納付義務が消滅した場合は、未納期間に応じて介護サービスの給付制限などの処置をされているんでしょうか。
○高島介護保険係長 平成29年度については、その給付制限を実施した方はいらっしゃいませんでした。
○
関灘委員 それでしたらよかったです。
一つちょっと例えで、給付制限があった場合、その期間中に分納などの相談を受けた滞納者には不納欠損処分は保留になって、順次納付されていくようになるんですか。その辺ちょっと教えてください。
○高島介護保険係長 給付制限がかかるような方で、介護サービスを利用したいというようなご相談がありましたら、分納の話をさせていただいて、給付制限、なるべくかからないように少しでも納めていただいて、分納誓約を結んでいただいて、対応させていただいております。
どうしても納められないという方につきましては、もう制度上そうなっておりますので、給付制限をお願いすることになるかと思います。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○
杉本委員 184ページ。事業ナンバー2の一般介護予防事業の中の8節の細節1、いきいき広場開催10周年地区報償費とあるんですけど、これ、29年度は何地区があったんですか。
○米澤地域包括係長 29年度は3地区ございました。
○
杉本委員 というと、過去からといいますか、過去から合わせて合計で何地区になったんですか。
○米澤地域包括係長 27年度から10周年超えた地区を迎えてるんですが、29年度で合計10年以上経過している地区は10地区となります。
○
杉本委員 それから、いきいきミニ広場というのは、この決算の中では出てこないんですけど、今現在のいきいきミニ広場の数と、その決算はどこに入ってるんか教えてもらえますか。
○米澤地域包括係長 いきいきミニ広場の今現在開催している地区数ですが、平成30年8月末で12地区開催しております。
予算ですが、いきいきミニ広場の重錘バンドの消耗品だけ使っております。
○
杉本委員 いきいきミニ広場の費用というのはどこに出ているか、もうちょっと詳しく。
消耗費ですか。はい、わかりました。
それから、細節3の介護ボランティアポイント事業委託料というふうにあるんですけれども、これの内容を少し教えてもらえますか。
○米澤地域包括係長 介護ボランティアポイント事業の委託料ですが、主にはコーディネーターの職員の賃金が主になっております。他には消耗品費ですとか、あと、ボランティアポイントの手帳の印刷費等が含まれてございます。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○長谷川委員 ページ数は186ページ、お願いします。
在宅福祉事業の13節委託料の不用額についての内訳をお願いしたいと思います。
○相川高齢福祉係長 私のほうからは、13節委託料の不用額122万500円についてご説明をさせていただきます。
予算説明書の73ページ、事業番号1、13節、細節1、徘徊高齢者家族支援サービス事業委託料、こちらのほうで不用額が1万6,000円、細節3、「食」の自立支援サービス事業委託料、こちらのほうで不用額が120万4,500円出ております。
以上でございます。
○長谷川委員 はい、わかりました。
同じページの186の事業番号1の在宅福祉事業の中の委託料の3の「食」の自立支援サービス事業。先ほど、不用額に122万円程度出ているということなんですけども、この大きな不用額が出た理由というのは、何でしょうか。
○相川高齢福祉係長 予算額としまして、一月当たり60人の方が15食利用されると見込みまして、324万円、予算として見込んでいたんですけれども、実績としまして6,785食掛ける1食当たり300円で203万5,500円の実績となりました。そのため、不用額が120万4,500円となっております。
○石田健康福祉課長 先ほどの積算根拠につきましては相川のほうでお答えさせていただいたとおりでございます。そして、実際のところですね、当初60人でみておりましたけども、利用者の実人数といたしましては51人、若干減っております。延配食数も60人、15食でみてたんですけども18食となりまして、結局のところ、利用者の方が実人数として少なかったというのが、理由が一つ考えられると思います。
○長谷川委員 この利用者人数が少ないということは、これは申請型で受けておられる状況でしょうか。
○相川高齢福祉係長 委員おっしゃるとおり、申請で受け付けております。
○長谷川委員 はい、わかりました。当初、かなり人数多くみてたいう状況は、そのときの稲美町に状況はあったんだろうなというふうに推測するわけですけども、少し大きな差額が出ています。単価的に300円程度の弁当いうことになってきていますので、この差額というのは非常に大きいなと僕は思うんですけども、どういうふうに考えておられますか。
○石田健康福祉課長 不用額、確かに120万円程度出ております。これに関しましては、予算額に比べて3分の1程度になってはおりますが、必要な人が出てこられたときにすぐにご利用していただきたいということもありますので、やはり予算としてはこれぐらいは必要かなと思っております。
結果としてはこういう結果になっておりますけども、求められたときには必ず配達したいということで、このような予算立てにさせていただいております。
○長谷川委員 申請手続きするときに、近くに親族並びにそういう関係者がいない状況が原則というふうに聞いているんですけども、そういうことでもないんでしょうかね。その辺のところ、手続きの何か条件的な基準はあるんでしょうか。
○石田健康福祉課長 これはですね、手続き、対象者としましては65歳以上の方の単身世帯であるとか、高齢者二人暮らし世帯であるとかいうことをさせていただいています。ただ、お近くに近親者がいるとか、そういうことで該当にならないということではなくて、その方がこういう食事が必要な方でしたら、配達はさせていただきます。
確かに、ご相談になったときには近くの親族の方いらっしゃいますけどどうですかという話はするときもあるとは思うんですけども、その方のご事情により、対象者の方に弁当とか食事が提供できないんであれば、この制度を使っていただきたいということで、一律に近隣に近親者がいるからだめとか、そういうものではございません。
○長谷川委員 委託、これは業者の使いですか、その辺のところ。委託先が何件かあれば、ちょっとお願いしたいんですけど。
○相川高齢福祉係長 委託先におきましては1社でございます。
以上です。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○大山委員 1点お願いいたします。
ページ176、3項介護認定審査事業。これ、調査事業も含んでの質問になると思うんですが、今現在、認定者数の動向はどうなっているんでしょう。先ほど、意見書では1,307件と聞いたんですけど、これがイコール介護認定者いう数字なんでしょうか。
○高島介護保険係長 現在の認定者ですけれども、平成30年の3月末時点では、認定者数が1,282人になっています。
意見書なんですけれども、申請があって審査会にかける場合は、必ず医師の意見書が必要になってきます。例えば区分変更申請といいまして、支援1の状態ではないので変更申請したいという方があれば、その際にも意見書が必要になってくるんですけれども、認定者数自体は変動ありませんので、そこはずれてきます。
○大山委員 そしたら、この29年度新規の認定者、認定件数、これわかるようでしたらお願いいたします。
そしてまた、認定の見直しもあると思うんですけど、この見直しによって上がった件数、下がった件数、これもわかるようでしたらお願いいたします。
○高島介護保険係長 29年度の審査会での新規の件数は、445件になります。審査会で変更の審査をしたのが76件になっております。
介護度が上昇したか現状維持か下がったかというところなんですけれども、正確な数字のほうは、29年度はちょっと把握はしてないんですけれども、だいたい維持ですね。維持の分が52%、下がっている分が9%、上昇しているのが39%ぐらいというふうになっております。
○大山委員 ありがとうございます。
最後にちょっとお尋ねしますけど、この傾向はやはり年々増加傾向、また予測も増加の予測になっていくんでしょうか。それだけ、見解お願いいたします。
○高島介護保険係長 介護保険では、介護保険事業計画を立てておりまして、その認定者の推計の方法なんですけれども、高齢者数に、その推計時点での認定率を掛けるというような形で推計のほうを進めていくんですけれども、高齢者数が、稲美町におきましても高齢化が進みますので、その点については、高齢者数が増えれば認定者数は、今のところ増えていくという推計をしております。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○山田委員 176ページの2款、保険給付費のところでちょっと質問をいたします。
1目の居宅介護サービス等給付費並びに3目の地域密着型介護サービス給付費につきましては、前年から増加しておるところでございます。
それで、2目の施設介護サービス等給付費につきましては、先ほどの冒頭の説明の中でもございましたように2.5%の減というふうなことでございましたけども、今、どちらかといいますとこうした施設介護のほうが減少傾向にあって、それで居宅介護なり地域密着型のそうした介護事業のほうは需要が高まっておるというふうに感じておるんですけども、そうした中で、いわゆる経営面で見た場合、この施設介護のところの利用者数の減少につながっておるんか、あるいはそうではなしに全体的にこういうふうな数字になっておるけども、そうした利用者数の減とか、そういうふうにはつながっていないのかどうか、そこら辺の感覚的なものですけども、ちょっと聞かせていただけますか。
○高島介護保険係長 施設サービスには3種類ございまして、介護老人福祉施設、いわゆる特養と言われるものと、あと介護老人保健施設、老健と言われるものと、あと介護療養型医療施設ですね、の3種類がございます。
特養につきましてはベッド数も限られておりまして、27年度から要介護3以上の方しか入れないということになって、ちょっと厳しくなっていますので、その辺り、特養の施設数が増えてこないとなかなか利用者も伸びてこないのかなあと思っています。
特養のほうは、28年度1,216件が29年度1,058件でした。老健のほうは、3カ月ぐらいで早い方はもう入れ替っていきますので、老健のほうは増えているんです、896件から935件。
介護療養型医療施設、こちらのほうがもともと分母が少ないというのもあるんですけれども、こちらが158から111件といいまして、伸び率でいくとマイナス29.7%、給付費のほうでもマイナス30.3%ということになっていまして、こちらの介護療養型医療施設のほうは、2024年でサービスが廃止されるという方向性が出されておりますので、その点ちょっと少なくなっているのかなと感じております。
以上です。
○山田委員 施設介護でも特に特養の関係につきましては、百何人待ちとかいうふうなことで、需要のほうがかなり高いというふうなことでございますけども。
それで、これ国の政策で、やはり、いわゆる施設介護を減らし在宅、居宅介護のほうを増やしていこうという一つの政策的な流れがあろうかとは思うんですけども、そうした部分から見ますと、先ほど言いましたように1目の居宅介護なり地域密着型が増えておるんかなあというふうに判断するんですけども、ここら辺の伸びの関係でですね、そこら辺の判断をどのようにされておるんか。
○高島介護保険係長 委員おっしゃられるとおり、国のほうでも在宅へというふうな方向性が打ち出されておりますので、その流れに沿って在宅のほうが増えてきているのではないかと思っております。
○山田委員 それで、ときどき折にふれて質問させていただくんですけども、いわゆる、こういうふうな福祉施設、介護に関わる施設運営の部分でですね、いろいろと厳しい話も聞くわけです。大きなところでは、いわゆる一つの部分で採算ベースに乗らなくてもこちらで合わせてやっていけるとか、弱小のこういった施設の関係につきましても、やはり、とは言いながら、福祉点数も利用者数も限られておる中でやっていくのは大変厳しいというふうな声もちょくちょく聞くこともございます。
行政の立場からあまり関わるわけにもいかんやろうと思うんですけども、そこら辺のアドバイス的なことですね、行政で入っていって、こうしたらどうですか、ああしたらどうですかというふうな相談業務は、やっぱりずっと日常的に行われておるんですかね。
○高島介護保険係長 介護保険の報酬につきましては、サービスごとの基本報酬と、あと加算部分があるんですけれども、加算部分についてとれますか、とれませんか、どういったらとれますかというようなご相談は随時受けております。その条件であれば加算がとれますねとかっていうアドバイスのほうは、介護保険係のほうでさせていただいています。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第42号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
○
木村委員 反対討論を行います。
稲美町の介護保険料は、県内でも低い位置にあると言われております。それは、必要な人に必要な介護サービスが提供されていないところに根拠があると考えております。窓口で申請を拒否するようなことがあってはなりません。介護サービスの充実で高齢者が安心して暮らせる
まちづくりを進めていただきたい。
以上の理由で、反対します。
○
赤松委員長 次に、賛成討論の発言を許します。
○
杉本委員 平成29年度決算
特別会計、賛成討論を行います。
介護保険
特別会計について、賛成討論をいたします。
元気でにこやかなお年寄りの顔は、稲美町を元気にしてくれます。元気であれば介護費用の支出も抑えられます。当町は、介護予防のいきいき3事業も順調に運営され、さらにいきいきミニ広場の拡大も積極的に進めている。また、新たに介護ボランティアポイント事業の
取り組みも行い、地域で支え合い、またそれがボランティア本人の介護予防につながります。
介護予防に力を入れた決算は、費用対効果も含め努力されたことを評価し、賛成といたします。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
反対討論の発言を許します。
次に、賛成討論の発言を許します。
○長谷川委員 本、議案第42号 平成29年度稲美町介護保険
特別会計歳入歳出決算認定についての賛成討論を行います。
要介護高齢者を社会全体で支え、安心して日々の生活を送れる制度です。29年度決算は、歳入歳出差し引き黒字決算となっています。各種事業も介護予防事業運営の結果として良好な上、保険給付も適正に施行され、要介護高齢者に対する生活支援により安心した生活ができることを対応されていることを判断しまして、賛成といたします。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
反対討論の発言を許します。
次に、賛成討論の発言を許します。
○山田委員 賛成の立場で、討論をいたします。
介護保険制度は、介護が必要になった高齢者を社会全体で支える仕組みです。保険なので、皆で保険料を負担して必要な方に給付するものですが、稲美町の第7期第1号被保険者の介護保険料の基準月額は5,000円で、所得水準に応じて13段階の保険料設定を行うなど、負担軽減に向けた配慮もされており、そうしたことから賛成いたします。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、議案第42号を起立により採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり認定することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛 成 者 起 立)
○
赤松委員長 起立多数であります。
よって、本案は原案のとおり認定することに決しました。
しばらく休憩します。
休 憩 午後 0時22分
……………………………………
再 開 午後 1時24分
○
赤松委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
〜議案第43号〜
○
赤松委員長 次は、議案第43号「平成29年度稲美町介護サービス
特別会計歳入歳出決算認定について」に対する審査を行います。
まず、担当部長の補足説明を求めます。
○井澤健康福祉部長 それでは、議案第43号 平成29年度稲美町介護サービス
特別会計歳入歳出決算認定についての補足説明を申し上げます。
事項別明細書189ページ、190ページの歳入でございます。
歳入の主なものは、第1款サービス収入、1項1目介護給付費収入1,102万1,951円は、訪問型サービス、通所型サービスへの移行により、前年度比較25.7%の減、要支援者への介護予防サービス計画に対する計画給付費収入で、2,453件分でございます。
2項1目介護予防ケアマネジメント事業費収入378万8,679円は、訪問型サービス、通所型サービスの計画に対する給付費収入で、合計840件分でございます。
収入合計の収入済額は、1,539万4,666円で、前年度より1.1%の減でございます。
191ページ、192ページの歳出でございます。
2款サービス事業費につきましては、1項1目介護予防サービス計画事業費の事業番号1、介護予防サービス計画事業、13節委託料、細節1、介護予防ケアプラン作成業務(予防給付)委託料499万600円と、2項1目介護予防ケアマネジメント事業費、事業番号1、介護予防ケアマネジメント事業、訪問型サービス、通所型サービスの利用に伴う13節委託料、細節1、介護予防ケアプラン作成業務(総合事業)委託料161万9,400円が主な内容でございます。
193ページ、194ページをお願いいたします。
歳出合計は、支出済額が1,539万4,666円で、前年度より1.8%の増でございます。
以上、簡単ですが、議案第43号 平成29年度稲美町介護サービス
特別会計歳入歳出決算認定についての補足説明とさせていただきます。
○
赤松委員長 以上で、補足説明は終わりました。
これより、議案第43号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
ご発言の声を聞きませんので、議案第43号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、議案第43号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり認定することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり認定することに決しました。
しばらく休憩します。
休 憩 午後 1時28分
……………………………………
再 開 午後 1時29分
○
赤松委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
〜議案第44号〜
○
赤松委員長 次は、議案第44号「平成29年度稲美町下水道事業
特別会計歳入歳出決算認定について」に対する審査を行います。
まず、担当部長の補足説明を求めます。
○本岡地域整備部長 それでは、議案第44号 平成29年度稲美町下水道事業
特別会計歳入歳出決算認定についての補足説明を申し上げます。
195、196ページをお願いいたします。
歳入でございます。
1款分担金及び負担金、収入済額526万3,670円。1項負担金、1目1節下水道負担金501万8,600円は、39件分の下水道事業受益者負担金でございます。
2款使用料及び手数料、収入済額3億7,413万2,150円。1項使用料、1目1節下水道使用料3億6,542万6,430円は、下水道使用料収入でございます。
2節
滞納繰越分833万720円は、下水道使用料
滞納繰越分でございます。
3款国庫支出金、1項国庫補助金、1目1節下水道事業費国庫補助金2,180万円は、主に国安川2号雨水幹線築造工事に係る補助金でございます。
4款1項1目1節繰入金4億4,412万2,167円は、
一般会計からの繰り入れでございます。
197、198ページをお願いいたします。
7款1項町債、1目1節下水道事業債、3億6,830万円。内訳は、細節1、下水道事業債6,460万円、細節2、資本費平準化債2億7,610万円、細節3、下水道事業債(特別措置分)1,670万円、細節4、公営企業会計適用債1,090万円でございます。
歳入合計、12億1,364万8,187円でございます。
199、200ページをお願いいたします。
歳出でございます。
1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費1億6,212万9,252円。対前年度8.3%の増。
増の主な理由は、加古川下流流域下水道維持管理負担金の増でございます。
事業番号1、下水道事務に要する職員給与費1,334万6,134円は、職員2名分の人件費でございます。
事業番号2、下水道一般管理事業、13節委託料、細節5、地方公営企業法適用業務委託料1,097万3,000円は、平成31年度より下水道事業に係る公営企業法を適用するための業務でございます。
19節負担金補助及び交付金、細節7、加古川下流流域下水道維持管理負担金1億868万8,494円は、加古川下流流域下水道への稲美町の流入量、約309万2,000立方メートルの下水処理に係る負担金でございます。
27節公課費、細節1、消費税及び地方消費税2,545万8,400円は、下水道使用料収入等に係る消費税等でございます。
2款下水道費、1億1,397万1,050円でございます。
1項下水道事業費は、1億1,145万4,741円。1目公共下水道事業費9,432万198円、対前年度79.3%の増。
増の主な理由は、汚水及び雨水幹線築造工事の増でございます。
事業番号1、下水道建設・改修事業に要する職員給与費1,297万5,763円は、職員2名分の人件費でございます。
事業番号2、下水道建設・改修事業。
201、202ページをお願いいたします。
15節工事請負費、細節1、汚水及び雨水管築造工事7,816万8,240円は、公共汚水枡設置工事63件、国安川2号雨水幹線築造工事ほか3件の工事費でございます。
2目流域下水道事業費、1,713万4,543円。対前年度、6.7%の減。
減の主な理由は、流域下水道事業負担金の減でございます。主なものは、加古川下流流域下水道処理場の改築工事等の負担金でございます。
2項下水道管理費は、251万6,309円でございます。マンホール周りの舗装修繕工事や、環境清掃委託費用及び町内2カ所のマンホールポンプの管理費でございます。
3款1項公債費、9億3,754万7,885円でございます。
内訳でございますが、1目元金、23節償還金利子及び割引料7億4,008万9,871円は、借り入れを行った公共下水道事業債における元金の償還金でございます。
203、204ページをお願いいたします。
2目利子、23節償還金利子及び割引料1億9,745万8,014円は、借り入れを行った公共下水道事業債における利子の償還金でございます。
歳出合計、12億1,364万8,187円でございます。
以上、誠に簡単ですが、議案第44号 平成29年度稲美町下水道事業
特別会計歳入歳出決算認定についての補足説明といたします。
○
赤松委員長 以上で、補足説明は終わりました。
これより、議案第44号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
○大路委員 ページ数は201、202ページ。一番最後の借入金の元金償還事業、それから利息、利子のことなんですが、この起債の償還について、ピーク年次はいつになっているかをちょっとお尋ねしたいと思います。
○松浪管理係長 償還のピークとしましては平成31年度、金額としましては、元利合わせましてですが、9億4,569万1,000円となっております。
以上です。
○大路委員 ということは、平成31年度をピークにして、あとは右肩下がりになっていくと、こういうことでよろしいですか。
○松浪管理係長 委員のおっしゃられるとおりでございます。
ただ、また事業が増えてまいりますので、その際にいくらか変わってくるかと思います。
以上です。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○藤本(惠)委員 使用料及び手数料でお伺いをしたいんですが、下水道の収納率と、それから接続率をちょっと教えていただきたいと思います。
○松浪管理係長 収納率でございますが、3月末時点で言いますと97.8%となっております。ただ、出納閉鎖等の絡みがありますので、5月末というようなところで申しますと、99.4%となっております。
続きまして接続率でございますが、平成29年度で93%となっております。
以上です。
○藤本(惠)委員 下水道を、例えば100%収納して、接続率を100%にした場合ですね、要するに繰り入れの金額はどのように変わってくるかわかりますか。
○松浪管理係長 申し訳ございません。100%でというところでの、今、試算は行っておりませんので、把握できておりません。
以上です。
○藤本(惠)委員 というのは、
特別会計にやっぱり繰出金がかなり出ておると、それを削減せんとあかんということになると、その辺のところの収納率並びに接続率、それを向上させる、そのことが大事やろうと思うんですよ。そのことによってどれぐらいの削減ができるんかというのも、やっぱりちょっと計算はしておいていただきたいなと思いますわ。
○松浪管理係長 100%にしたときの試算ということでございますけれども、今後研究してまいりたいと思います。
○藤本(惠)委員 それとですね、滞納分なんですが、これはどういう状況なのかちょっと説明をいただきたいのと、接続率93%で、あと7%ほどの接続がないんですが、これはどのような形で推奨とか勧奨をされておるんか、ちょっとお伺いしたいと思います。
○松浪管理係長
滞納繰越分の未収分でございますが、356万3,980円、この内訳でございます。平成18年度から平成28年度の調定分のうち、126人分でございます。
主な理由としましては、生活困窮が60人で、金額としましては262万9,490円となっております。
あと、未接続の方への水洗化の推進でございますが、汲み取り等のところについて推進に回らせていただいておるというような格好でございます。
○藤本(惠)委員 やっぱりね、お金をかけてつくって、中に引き込みをしているんですから、接続率を上げていただくように、やっぱり努力していただかんといかんのとちがうかなと思うんです。
それとね、収入未済額の1,177万8,710円ですか、この分についてもちょっと教えてください。
○松浪管理係長 収入未済額の1,177万8,710円でございますが、
滞納繰越分の内容につきましては先ほど申し上げたとおりでございます。
現年分のほうですね、821万4,730円でございますが、これ、平成29年度調定分のうち767人分の未収分における金額でございます。こちらのほうも水道料金の現年分でございますが、出納閉鎖等の絡みがありますので、5月末で収入未済額を計算しますと、237人、金額にしますと217万2,530円となっております。
以上です。
○藤本(惠)委員 監査のほうからも多分指摘があったと思うんですけど、収納率、それから接続率、これを上げて繰出額の削減をするように努力するようにということでありますので、今後さらに努力して、できるだけ数字が減るように。
接続は、なぜできてないっていうのは、その理由は把握されておりますか。
○松浪管理係長 推進に回った際の聞き取りではございますが、例えば生活困窮の部分でありますとか、浄化槽が入っておりまして、それが壊れるまで引き続き使いたいというようなところがございます。
以上です。
○藤本(惠)委員 そういうところも考えながら、多分浄化槽自体もかなり古くなっているんじゃないかと。新しいところもあるんですかね。
○松浪管理係長 新しいところで、例えば新規で浄化槽を入れたいというようなところは基本的に認めておりませんので、もう古い分ばかりかと思われます。
○藤本(惠)委員 そういうところについても、多分浄化槽の、毎年綺麗に整備するのに費用かかると思いますんで、できるだけ接続率を上げるように努力をお願いしておきたいと思います。
○宮崎水道課長 委員おっしゃられますように、接続率の向上、それから収納率の向上に努めまして、歳入の増、それから支出を減らすことも大事でございますので、その両面に努めていきたいと思います。
以上です。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○
木村委員 196ページの受益者負担金ですけども、この受益者負担金を滞納されておるということで、これは、ちょっと内容を説明をしていただきたいと思います。
それと、不納欠損30万1,530円ですね、この内容も説明をお願いします。
○松浪管理係長 まず受益者負担金の内容でございますが、下水道事業受益者負担金、
滞納繰越分の収入未済額167万8,790円でございます。平成16年度から平成22年度までの調定分のうち、16人分の未収分に係る金額でございます。
16人の内訳としましては、生活困窮が11人で135万3,200円、行方不明が3人で26万60円、その他としまして2人が6万5,530円となっております。
続きまして、不納欠損の内訳でございます。
不納欠損額30万1,530円でございますが、平成22年度及び23年度の調定分のうち、29人分でございます。内訳としましては行方不明が26人で24万6,580円、死亡が1人で2万8,980円、破産・倒産が2人で2万5,970円となっております。
以上です。
○
木村委員 ほとんどといいますか、
滞納繰越分で24万5,070円の収納があったということですけども、どうなんですかね、生活困窮というのは住宅があり、それなりの土地があり、下水の整備ができる地域にお住まいだということですよね。生活困窮というのは生活保護というふうにみたらいいんですか。生活困窮と生活保護とはまた違うと思うんですけども、先ほどから生活困窮というのがよく出てくるんですけども、生活困窮というのはどこで判断をされるのかですね、その点をもう一度お尋ねをしておきたいと思います。
不納欠損ですけども、29人、世帯数ではないんですよね。世帯数でいくと何世帯ぐらいになるんでしょうか。もう一度お願いしたいと思います。
○松浪管理係長 生活困窮と生活保護との違いでございますが、こちらのほうで扱いとしましては、生活保護のほうは、保護費を受給されている方というような方については生活保護として判断しております。生活困窮というところにつきましては、例えば納付の交渉とかの際に、お金が今現在支払える分が苦しいというような格好で相談を受けている分になってまいります。
続きまして不納欠損の29人というところなんですけども、世帯数といいますか、これを人の数でいいますと29人分で、調定の数でいいますと126件分というような格好になっております。
以上です。
○
木村委員 この受益者負担金というのは、そこに住宅があり土地があり、そして住まいがあるということで受益者負担金がかけられておると思うんですけども、それが滞納されて入らない。ほとんど、平成16年というとかなり前のことですけども、入らないでおるというのがどうなんですかね。そのときから生活困窮ということであったのかどうかね、その点は。
それと、面積はどのくらいの、いわゆる住宅が密集したところですと非常に面積は狭くなるんですけど、少し余裕があるところへいきますとですね、住宅地の3倍、4倍、5倍、6倍という面積のところがあるんですけども、面積でいきますとどういうようになるんでしょうか。一番大きいところではどのぐらいのところで滞納をしておるのかですね、その点もお尋ねをしておきたいと思います。
○松浪管理係長 委員おっしゃられています、すみません、面積のほうにつきましては、今、手元のほうに数字としては持っておりません。
申し訳ございません。
○
木村委員 面積に応じて、多分これ負担金は掛けられておったと思うんですよね。ということは、小さい面積なのか大きい面積なのかでも、それだけ大きな資産があるのかないのかでも変わってくると思うんですけども、大きいところですとですね、なぜ生活困窮ということになるのかなということにもなってきますしね、その点は内容も少し、自宅訪問もされておるんでしょうけども、実態としてわかると思うんですが、訪問されたところでですね、大変な宅地の面積だったというところがないんですかね。その点は、どういう状況なんでしょうかね。細かくは結構ですけども、だいたい訪問された状況ではどんな状況でしょうか。
○松浪管理係長 今、未収分のうちで一番高額な方といいますと、29万9,690円というような格好になっております。ほかの方でいいますと、そこまでの額にはいってないというところではあるんですけども、この方、例えば加古地区の方であります。約330円で割り戻しますと、900平米ぐらいになるかと思います。
正確な数字ではないですが。
以上です。
○
木村委員 そうしますと、それなりの面積があると思うんですけども、生活がどんな状態なのか知りませんが、やはり受益者負担金を払っていただいて接続をしていただくというのが手順ですのでね、しっかりと
取り組みを進めてもらいたいと思いますし、以前お尋ねしたときには、負担金を払わないで接続しているところがないというふうにおっしゃったんですけども、現在もないんですか。29年度もなかったんですかね。
○松浪管理係長 29年度につきまして、ございません。
以上です。
○
木村委員 受益者負担金は当然支払っていただいて、それだけの投資をしているわけですから、そして使用料もですね、しっかりと徴収に努めていただきたいというふうに申し上げて終わっておきます。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○長谷川委員 ページ数が202ページ、お願いします。
2款下水道費の中でですね、2項の下水道管理費の、それぞれなんですけども、非常に上の分におきましては、公共下水道事業費においての15節工事請負費の不用額ですね、583万1,760円不用額出ております。
それと、下の2項下水道管理費におきましても、それぞれ需用費、委託料に非常に大きな不用額が出ておるわけですけども、この大きな不用額というのはどうして出るものなのか、それともいろんな安全費を含んだ不用額なのか、その辺のところの説明をお願いしたいんですけど。
○村山水道工務係長 工事請負費の不用額でございますが、主な不用額の要因としまして、入札によるものでございます。
続きまして、管渠管理費の委託料でございますが、この委託料でございますが、下水道管の緊急の清掃業務等がございます。実績等を精査しまして、不用額が出ております。
続きましてマンホールポンプ管理費の委託料でございますけれども、マンホールポンプ保守管理委託料の不用額でございますが、この予算にはマンホールポンプの定期検査というのが、年点検が入っております。その中に、年点検で修繕が必要とか、緊急に点検が必要とかなった場合に、それも踏まえてこの予算に入れております。
年点検は執行しておりますが、緊急の作業等はございませんでしたので、この不用額となっております。
以上です。
○長谷川委員 今の入札残というのはわかりました。
それでですね、下の下水道管理費の委託料の不用額において、これは全部緊急性を生じた不用額だというふうにお聞きしたんですけども、大体推定的には、当初予算されているものはやっぱり予算としては必要な状況であるわけなんですね。もう一度確認しておきます。
○村山水道工務係長 下水道管渠清掃委託料でございますが、予算では10回の緊急作業を計上しております。平成29年の実績としまして2件でございます。
平成28年の決算額でございますが、9件で84万6,720円という形で、年によって清掃の回数等が変わってまいります。平成29年の実績としまして2件でございます。
○長谷川委員 具体的に、緊急性の生じる執行というのはどういうものがあるわけですか。具体的に大きなものだけでも結構ですので。
○村山水道工務係長 ここ近年、大きな管清掃業務がいる要因といたしまして、取付管の詰まりですね、油等の詰まり、それを緊急で清掃する業務が主でございます。
○長谷川委員 各不用額ということでちょっとお尋ねしたわけなんですけども、例えば管理費の中で、管渠管理費の需用費の不用額、それと下のマンホールポンプ管理費においての役務費と需用費。例えば需用費などはマンホールポンプ管理費の支出済額のほうが不用額のほうよりも少ないというふうな形になっているんですけども、ちょっとこれどういうことなのか、ちょっと、これを含めて合わせて説明お願いできますか。
○村山水道工務係長 マンホールポンプの需用費でございますが、光熱水費をこちらで予算、60万円で執行しておるところであります。この電気代は、相の山地区、野際地区のマンホールポンプ場の電気料金でございますが、マンホールポンプが稼働する時間が長ければ電気料金が比例して上がってくるものでございます。
そうしたことによって、管の中の大きな台風とかきた場合には、やっぱりそれだけの水が、多少でございますが比例して上がってくるわけでございます。その分の時間も考慮して予算化させていただいておりますが、平成29年はそういった大きな浸入とかいうのがございませんでしたので、不用額という形になっております。
以上です。
○長谷川委員 あわせて管渠管理のほうもよろしいですか、需用費。
○村山水道工務係長 管渠管理費の需用費でございます。管渠の修繕費になるわけでございます。当初予算200万円に対しまして、平成29年の件数としまして、公共枡の修繕7カ所、下水道工事後の舗装修繕等が2カ所、合計9カ所ございます。それを執行しまして、その残りが不用額となっているわけでございます。
以上です。
○長谷川委員 これもやはり緊急性を生じなかったものが不用額として出ているいうようなことで、そういう理解でよろしいんでしょうか。
管渠の整備においてでしたら、ある程度年度初めにも計画できるんじゃないかと思うんですけども、その辺の不用額の大きさが非常に気になるところですが、どうでしょうか。
○村山水道工務係長 不用額の主な原因としましては、緊急性のあるものを平成29年に執行させていただいたものでございます。
○長谷川委員 緊急性のあるものを残した、ちょっともう一度お願いできますか。
○村山水道工務係長 管渠管理費の需用費の修繕等は当然ございますが、この物件は緊急のあるもの等を修繕させていただいております。ということで、緊急性のないもの等は修繕、当然行いませんので、不用額となっているわけでございます。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第44号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、議案第44号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり認定することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり認定することに決しました。
〜議案第45号〜
○
赤松委員長 次は、議案第45号「平成29年度稲美町農業集落排水事業
特別会計歳入歳出決算認定について」に対する審査を行います。
まず、担当部長の補足説明を求めます。
○本岡地域整備部長 それでは、議案第45号 平成29年度稲美町農業集落排水事業
特別会計歳入歳出決算認定についての補足説明を申し上げます。
205、206ページをお願いします。
歳入でございます。
1款分担金及び負担金、1項分担金、1目1節農業集落排水事業費分担金13万9,523円は、農業集落排水事業へ新規加入された2件分の分担金でございます。
2款使用料及び手数料、1項使用料、1目農業集落排水処理施設使用料3,802万2,140円は使用料でございます。
3款県支出金、1項県補助金、1目農業集落排水事業費県補助金、1節農業集落排水事業費補助金1億1,159万3,160円は、稲美3地区機能強化工事の補助金でございます。
4款1項1目1節繰入金2億4,974万7,835円は、
一般会計からの繰り入れでございます。
7款1項町債、1目1節農業集落排水事業債、1億9,130万円。内訳は、細節1、農業集落排水事業債1億40万円、細節2、資本費平準化債9,090万円でございます。
歳入合計、5億9,080万2,658円でございます。
207、208ページをお願いいたします。
歳出でございます。
1款1項農業集落排水事業費、1目農業集落排水事業管理運営費、2億8,680万377円。対前年度、17.9%の増。増の主な理由は、機能強化工事の増でございます。
事業番号1、農業集落排水管理運営事業、11節需用費、細節5、光熱水費1,733万7,220円は、8つの排水処理施設の電気代、水道代でございます。
細節6、修繕料407万8,512円は、8つの排水処理施設の修繕料でございます。
13節委託料、細節1、汚水処理施設維持管理委託料2,997万2,308円は、8つの排水処理施設の水質点検や汚泥引き抜き等の維持管理費用でございます。
事業番号2、農業集落排水機能強化事業、13節委託料、細節1、測量設計等委託料1,010万7,720円は、稲美3地区機能強化工事の施工管理業務などでございます。
15節工事請負費、細節1、クリーンセンター等工事2億1,759万1,920円は、稲美3地区機能強化工事3件分でございます。
2款公債費、3億400万2,281円でございます。
1項公債費、1目元金、23節償還金利子及び割引料2億3,990万1,702円は、借り入れを行った農業集落排水事業債における元金の償還金でございます。
2目利子、23節償還金利子及び割引料6,410万579円は、借り入れを行った農業集落排水事業債における利子の償還金でございます。
209、210ページをお願いいたします。
歳出合計、5億9,080万2,658円でございます。
以上、誠に簡単でございますが、議案第45号 平成29年度稲美町農業集落排水事業
特別会計歳入歳出決算認定についての補足説明とさせていただきます。
○
赤松委員長 以上で、補足説明は終わりました。
これより、議案第45号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
○大路委員 207、208ページの公債費のことでお尋ねしたいと思いますが、この起債の償還については、29年度この額なんですが、この償還についてのピーク年次はいつになっているかをお尋ねしたいと思います。
○松浪管理係長 償還金の元利合わせてのピークとしましては、平成33年度に迎えることになっております。
以上です。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○池田(博)委員 接続率についてお尋ねいたします。
参考資料の57ページなんですが、接続率、各地区8地区あるんですが、印東は一番低くて74%ということなんですが、それはどのような状況とみられていますか。
○宮崎水道課長 印東地区について、74%でございますけれども、こちらにつきましては浄化槽、まだ個人の浄化槽がまだ使用できるものが残っておりまして、それが壊れたら接続するんだけどもという、そういうところが多いように思っております。
○池田(博)委員 印東地区、印西地区がけっこう接続率が悪いんですが、全体に供用開始の戸数は1,555件あるにも関わらず、接続戸数は1,381戸ということで、174戸が未接続ということなんですね。これは、原因としては浄化槽がまだ使えるからというのが大きいんですか。ほかに未接続の原因は、どうなんでしょうか。
○宮崎水道課長 ほかの原因としましては、高齢の方が単独でお住まいでいらっしゃいまして、息子夫婦が帰ってくるあてがないということで、推進当時は接続ということを考えておったけれども、今接続できないんだという、そういうご意見がございます。
あと、接続につきましてもご自分のといいますか、接続される方のご負担がありますので、それが用意できないと、そういった理由が聞いております。
○池田(博)委員 そしたら、29年度で接続された戸数は何件なんですか。
○村山水道工務係長 8件でございます。
○池田(博)委員 浄化槽がまだ使える、また高齢世帯のためという理由なんですが、残り174戸が未接続で、1年間で8件が接続されたということですんで、なかなか10年たっても、平均的にいけば10年たっても80件、単純計算ではそうなるんですが、なかなか遅々として進まない状況だと思うんですが、もうこれが接続は限界なんですか。浄化槽は、もう経年劣化によって換える際には接続いただけるという、そういう確約というか、そういうのもされていますか。
○松浪管理係長 ちなみになんですけれども、平成30年度の8月末現在で、今、8件ございます。新設が2件、切り替えが6件ということになっております。まだ、幾らかについては、これからまだ接続というようなところで伸びていくというふうには感じております。
以上です。
○池田(博)委員 全部接続に向けて努力いただきますよう、お願いしておきます。
○宮崎水道課長 現在も接続推進に努めておるところでございますけれども、引き続き努めてまいりたいと思います。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○
木村委員 下草谷と印東、下草谷が一番早かったんですかね、一番遅かったのが印東でしたかね。何年から何年にかけた工事でしたかね。
○村山水道工務係長 下草谷が供用開始が平成8年でございます。一番供用して新しいところが印西・印東地区、平成16年供用でございます。
以上です。
○
木村委員 先ほどもございましたけども、もうすでに1回回って改修、強化工事をですね、やっている時期なんですね。それにも関わらず、いまだに接続をしないというのは全くわからないんですけども。しっかりと取り組むということですので、それはそれでしっかり取り組んでいただきたいというように思いますが、最初に接続をした、供用開始をした下草谷でも100%いかないという状況なんですね。非常に残念に思っております。申請事業が、申請して事業を進めておるのに接続をしないっていうのは非常に残念に思っております。100%になるようにですね、しっかり
取り組みを進めてもらいたいんですけども。
前回ちょっとお尋ねをしましたが、空き家が今増えておるということで、空き家になったらこの対象戸数というのは戸数が減るのか、あるいは接続のところでも空き家になったら接続ということの数から減るのか、その辺をもう一度お尋ねをしておきたいと思いますが。
○松浪管理係長 空き家になりまして、例えば水道のほうを閉栓というふうな形で閉じられてしまいますと、それからはずすような形にしております。
以上です。
○
木村委員 そうすると、接続している戸数もそういう対象になるということですね。
ちなみに、そういう戸数は今まで何戸あったんでしょうか。申し訳ない。わかる範囲でも結構ですけども。
○松浪管理係長 申し訳ございません。その数については把握しておりません。
○
木村委員 もう既に空き家になってしまったというような住宅もあるようですし、せっかくいち早く取り組んだ事業をですね、100%にならないというのは本当に残念です。農村地域を走って、ここ水洗になっているんですよと、みんなびっくりしていました。選挙で応援に来た人がね。ここが水洗になっているのかと。ほかではなかったような時ですからね、非常に驚いておりました。だから、それからいきましてもですね、非常に長い年月たっていますし、しっかりと
取り組みを進めていただきたいと思います。
206ページの使用料及び手数料ですけども、不納欠損が出ておるんですけども、不納欠損の内容はどのようなものでございましょうか。
○松浪管理係長 2節
滞納繰越分の不納欠損額16万6,390円でございますが、平成26年度から23年度の調定分のうち4人分、調定件数でいいますと38件分でございまして、内訳は行方不明が2人、6万5,060円、死亡が1人、金額は6,280円、破産・倒産が1人、9万5,050円となっております。
以上です。
○
木村委員 それは、もともと使用料を滞納をしておって、亡くなったから不納欠損という、1カ月、2カ月のそういう時間があるでしょうからなったのか、そういうものなら仕方ないですけど、もともと滞納をしておって行方不明になったのかですね、その辺はどういうふうになっておるんでしょうか。
○松浪管理係長 委員おっしゃられますように、幾らの滞納があった状態で転出等をされまして行方不明であるとか死亡というふうな格好になっております。
以上です。
○
木村委員 まあ、致し方ないかもしれませんけども。
収入未済額の額ですけども、この使用料の収入未済額につきまして、主なものを教えてください。
○松浪管理係長 使用料現年分の収入未済額75万3,420円でございますが、平成29年度調定分のうち100人分、調定件数でいいますと162件分の未収分における金額でございます。こちらのほうも出納閉鎖等の絡みがございまして、3月末現在が先ほど申した金額でございます。5月末現在で申しますと30人分、61件分の調定分でございまして、収入未済額は31万7,080円となっております。
以上です。
○
木村委員 滞納繰越分があるんですから、14万円余りですか、
滞納繰越分があるということは、現在もずっと滞納をされている世帯があるということですよね。そういう世帯に対する使用料の徴収についての
取り組みはどのようになっておるんでしょうか。
○松浪管理係長 滞納のある方の対応につきましては、年2回、6月と12月に催告書を送るほか、12月の一斉徴収の際にですね、近隣についてもなるべく訪問いたしまして、様子をお伺いするような格好にしております。
以上です。
○
木村委員 努力はされておるとは思いますけども、使用料ですので、使ったものは、使用料は払っていただくということですね、しっかりと徴収に努めていただきたいと、これも要望して終わっておきます。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
○大山委員 208ページ。1目、事業番号1番、13節、汚水処理施設維持管理委託料の中で、放流水についてお尋ねいたします。
この29年度の検査の委託先、また検査周期わかりましたら、お願いいたします。
○村山水道工務係長 水質検査の委託先でございますが、下草谷、草谷、相野、印東地区は岡田清掃社でございます。野寺、印西の2地区は播磨営繕でございます。野谷、加古は稲美清掃でございます。合計8カ所でございます。
周期等は水質の項目によって違いますが、定期検査でございます、それは1カ月1回行っております。
そして、総量規制にかかるもの、ちょっと専門的なことになりますが、COD、DNTPとかは、その3項目は処理場の規模によって回数が変わってくるわけでございます。一番少ないところは、相野地区、1カ月1回でございます。加古地区となってくると、稲美町でも一番大きな処理施設になってくると思いますが、その3つの項目は毎日測定していることでございます。
以上です。
○大山委員 この処理施設については、かなり老朽化が進んでいると聞いております。その中で放流水いいますと、ほとんどのところがため池に放流をされている、それも聞いてるんですけど、私もこれ毎回お尋ねさせていただいて、そしてデータ収集もさせていただいておりますので、この平成29年度、この各8施設の放流水の水質データございましたら、後日、書面でよろしいのでいただくことはできないでしょうか。
○宮崎水道課長 水質データの1年分の平均したものを、確か6月かそれぐらいにお渡ししたと思いますけども、それ以外のものということでしょうか。
○大山委員 この間いただいた分が29年度のデータですか。わかりました。そしたらまたそれ、参考にさせていただきます。
○
赤松委員長 他にご発言はございませんか。
他にご発言の声を聞きませんので、議案第45号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、議案第45号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり認定することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり認定することに決しました。
〜議案第46号〜
○
赤松委員長 次は、議案第46号「平成29年度稲美町水道事業会計剰余金処分及び決算認定について」に対する審査を行います。
まず、担当部長の補足説明を求めます。
○本岡地域整備部長 それでは、議案第46号 平成29年度稲美町水道事業会計剰余金処分及び決算認定についての補足説明を申し上げます。
別冊の、平成29年度稲美町水道事業会計決算書をご覧ください。
1ページ、2ページをお願いいたします。
平成29年度稲美町水道事業決算報告書。
1、収益的収入及び支出の収入でございます。
第1款水道事業収益の決算額は、6億3,268万2,715円。対前年度、0.2%の増となっています。
内訳でございますが、第1項営業収益5億3,394万4,550円、第2項営業外収益9,873万8,165円でございます。
次に、支出でございます。
第1款水道事業費用の決算額は、5億2,345万7,831円。対前年度、4.7%の減となっています。
内訳でございますが、第1項営業費用4億6,879万4,142円、第2項営業外費用5,450万9,179円、第3項特別損失15万4,510円でございます。
なお、各科目ごとの内訳につきましては、5ページ、6ページの損益計算書により、後ほどご説明させていただきます。
3ページ、4ページをお願いします。
2、資本的収入及び支出の収入でございます。
第1款資本的収入の決算額は、7,217万9,000円。対前年度、105.8%の増となっています。
内訳でございますが、第1項企業債5,000万円は、建設改良費に係る起債の借り入れでございます。
第2項負担金2,217万9,000円は、水源開発負担金と消火栓工事負担金収入でございます。
次に、支出でございます。
第1款資本的支出の決算額は2億3,030万7,128円。対前年度、11.2%の増となっています。
内訳でございますが、第1項建設改良費、1億2,638万9,778円。主に配水管整備及び配水場整備における工事請負費でございます。
第2項企業債償還金、1億391万7,350円でございます。
資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額1億5,812万8,128円は、過年度分損益勘定留保資金2,000万円、当年度分損益勘定留保資金1億3,812万8,128円で補てんいたしました。
5ページ、6ページをお願いいたします。
損益計算書でございます。
1、2ページの収益と費用の経営状況を税抜きで表したものでございます。
1、営業収益の(1)給水収益4億9,138万5,299円で、給水人口の減少等に伴い、前年度より1.0%の減収となりました。
(3)その他営業収益325万1,320円は、手数料及び消火栓維持管理負担金による収入でございます。
2、営業費用の(1)原水及び浄水費、1億2,804万6,348円は、配水場の維持管理及び県水受水に要した経費でございます。
(2)配水及び給水費6,316万84円は、給配水管の維持管理に要した経費です。
(4)総係費5,632万9,777円は、検針、水道料金徴収事務などの一般管理に要した経費でございます。
(5)減価償却費2億627万7,834円は、配水場及び給配水管などの固定資産の取得費を、その資産が使用できる期間にわたって費用配分したものでございます。
3、営業外収益の(2)加入分担金2,903万円は、給水装置の新設及び増径工事に係る分担金収入でございます。
(4)長期前受金戻入6,502万2,182円は、長期前受金として負債計上した水源開発負担金を対応する資産の減価償却に合わせて収益化したものでございます。
6ページに移りまして、4、営業外費用の(1)支払利息及び企業債取扱諸費3,556万8,779円は、企業債に係る支払利息でございます。
平成29年度純利益1億129万1,373円、前年度繰越利益剰余金15億2,670万8,218円、当年度未処分利益剰余金16億2,799万9,591円でございます。
7ページ、8ページをお願いします。
水道事業剰余金計算書でございます。
5行目、処分後残高の欄をお願いします。
資本金のうち自己資本金3億5,209万3,449円、資本剰余金の工事負担金2,048万5,403円、利益剰余金の減債積立金1億5,000万円は、いずれも変動ございません。
建設改良積立金は、前年度処分額7,000万円を加え、6億1,000万円でございます。
未処分利益剰余金でございますが、繰越利益剰余金15億2,670万8,218円と、当年度純利益1億129万1,373円を合わせ、16億2,799万9,591円となっています。
9ページをお願いします。
平成29年度稲美町水道事業会計決算に伴い、剰余金処分計算書(案)のとおり、未処分利益剰余金16億2,799万9,591円のうち純利益相当分1億円を処分し、建設改良積立金に積み立てることについて認定をお願いいたします。
10ページをお願いします。
貸借対照表でございます。
資産の部の1、固定資産でございます。残高合計額は46億9,540万6,456円でございます。
2、流動資産でございます。
(1)現金預金の残高は、16億9,526万1,270円で、前年度末より6,901万1,047円増となっています。
(2)未収金2,223万2,529円は、年度末現在で未収となっている水道料金及び消火栓負担金でございます。
貸倒引当金マイナス650万2,074円は、水道料金未収金のうち、将来回収不能額を見込んで計上しています。
流動資産合計は17億1,376万4,590円で、1、固定資産を合わせた資産合計は、64億917万1,046円でございます。
11ページをお願いします。
負債の部でございます。
3、固定負債合計、14億5,545万3,001円でございます。
4、流動負債合計、2億1,783万8,698円でございます。
5、繰延収益合計、19億7,530万904円でございます。
負債合計、36億4,859万2,603円でございます。
なお、資本の部につきましては、7、8ページでご説明申し上げたとおりでございます。
以上、資産合計及び負債資本合計は、64億917万1,046円でございます。
12ページをお願いします。
キャッシュ・フロー計算書でございます。
1、業務活動によるキャッシュ・フロー、3億1,171万5,110円でございます。
2、投資活動によるキャッシュ・フロー、マイナス1億8,878万6,713円でございます。
3、財務活動によるキャッシュ・フロー、マイナス5,391万7,350円でございます。
資金増加額が6,901万1,047円で、資金期末残高16億9,526万1,270円でございます。
最後に14ページをお願いします。
稲美町水道事業報告書でございます。
1、概況のウ)業務状況でございますが、行政区域内人口、給水人口ともに3万1,259人で、前年度より145人減少しています。
年間有収水量は、312万5,259立方メートルで、前年度より2万1,401立方メートル、0.68%減少しています。1立方メートル当たりの供給単価は157円23銭、これに対し給水原価は135円87銭となり、料金回収率は115.72%でございます。
以上、議案第46号 平成29年度稲美町水道事業会計剰余金処分及び決算認定についての補足説明を終わらせていただきます。
○
赤松委員長 以上で、補足説明は終わりました。
これより、議案第46号に対する質疑に入ります。
発言を許します。
○藤本(惠)委員 決算の監査委員からの中で、有収率が91.8%で、前年と比べて0.4ポイント下がっているということで、有収率を上げていかなければいけないということなんですが、古い管ですね、そういうのはどれくらいまだ残っているんですかね。有収率を上げるために、どれぐらいの工事をしなければならないんですかね。
○村山水道工務係長 老朽管でございますが、平成29年に老朽管経営戦略を立てらせていただいております。現在10カ年で24路線、19.8キロの老朽管を敷設替えする計画がございます。
以上です。
○藤本(惠)委員 有収率はどれくらいを目標にやっておるんですかね。
○村山水道工務係長 この整備によって有収率がなんぼになるかとかいう計算は行っておりません。
以上です。
○藤本(惠)委員 その辺もちゃんとやっとかんとあかんのちがいますか。お金をかけて有収率が上がらなんだら、何のためにお金かけたかっていうことになってくるわけですから、投資的な効果をやっぱり検証するためには、その辺の有収率、目標を立ててやるべきだろうと思うんですが、その辺はいかがなんですかね。
○宮崎水道課長 今、ちょっと手元に資料ございませんけれども、近隣の他市町を見ますと、95%台いうところもございます。ですので、我々も95%台をまずは目途に進めてまいりたいと思っております。
以上です。
○藤本(惠)委員 できるだけ有収率を上げてですね、それと急に破裂をしたりしないように、そういう管理もきちっとやっていただきたいなというふうにお願いをしておきたいと思います。
それとですね、10ページの未収金と貸倒引当金について、内容をちょっと教えてください。
○松浪管理係長 まず未収金につきましては、未収給水収益、3月末で会計のほう締めますので、まだ入ってきてない分というような格好で未収金が上がっております。その中で未収給水収益がございます。
また、その他営業未収金ということで、こちらのほうは消火栓の維持管理負担金のほうが、まだ入金がされてないというような格好で、まだ入ってきてないということですので、上がっております。
また、その他未収金ということで、こちらのほうは消火栓の新設工事の分で予定がありますので、この分がまだお金は入ってきてないですが、入ってくる予定ということで上がっております。
続いて貸倒引当金ですが、貸倒引当金につきましては、債権のうち、例えば今後入ってこないというような予測を立てまして、その分について一般債権であるとか、貸し倒れの懸念債権、それから破産更生債権というような格好でそれぞれ率等がございますので、そういったもので計算をしながら計上しているところでございます。
以上です。
○藤本(惠)委員 すみません、ちょっとわからないので。
そしたら、普通の水道料金の未収はまた別のところなんですかね。
○松浪管理係長 水道料金の未収分についても、この未収金のところで上がってございます。例えば3月末でまず会計締めますが、3月分の水道料金というのが4月5日が納期になっておりますので、そういった分とかについて遅れて入ってくるという部分が計上されているような格好でございます。
○藤本(惠)委員 それと貸倒引当金の中にも、その未収金の部分の、要するに滞納整理みたいなものも入っているんですかね。
○松浪管理係長 委員おっしゃられているとおり、貸倒引当金の中には収納不能というような分を見込んで計上しております。
○藤本(惠)委員 すみません。その分はどれくらいあるんですか。
○松浪管理係長 一般債権というようなもので、納期到来が1年未満というような格好で入ってこないと予想しているものが、金額としましては113万5,309円。続いて貸倒懸念債権としまして、納期到来後1年を超えてまだ入ってこないというようなもの、これが193万1,355円。破産更生債権としまして破産等で入ってこない見込みというものが、金額としまして343万5,410円。これらを合わせまして、合計でこの貸倒引当金に計上しております650万2,074円となっております。
以上です。
○藤本(惠)委員 そしたらですね、滞納分として請求、今後お金を徴収できる部分といったら、1年超え以上ですか。1年超えはどっちに属しておるんですか。
○松浪管理係長 一般債権の分というのが、年度末の未収額に過去の不納欠損率というものを掛けまして出しますので、全体の中に含まれているというようなイメージ、ここに入ってくるかと思います。
以上です。
○藤本(惠)委員 そしたらね、収納できる部分と不納欠損に当たる部分を分けておられるんですね。それはどういう分け方を、金額はどれくらいに、不納にせんといかんという部分はどれくらいの金額なんですか。
○松浪管理係長 平成29年度で不納欠損というような格好としましては、86万7,090円、人数としましては40人、調定件数が199件というふうな格好で計上しておりますので、この辺が収入見込みのないところという格好で計上しております。
以上です。
○藤本(惠)委員 さっきね、三百四十何万という数字が収納できにくい金額って、滞納ね、1年ぐらいのやつが113万5,000円ですか、それから1年超えが193万1,000円で、残りの三百幾らがちょっと可能性が薄いというふうな説明を受けたような気がするんですが、私の受け取り方が間違いなんですかね。
○松浪管理係長 貸倒引当金全てが徴収の見込みが薄いというような格好で上げさせていただいておりますので、この破産更生債権の343万5,410円だけがというわけではございません。
以上です。
○藤本(惠)委員 不納欠損額が86万7,000円というお話で、三百四十何万は不納欠損じゃなくて、そやけど収納の見込みがないということを説明受けたんですけど、僕の頭の中でちょっと理解、混乱しておりますんで、もうちょっとわかりやすく説明してください。
○
赤松委員長 暫時休憩します。
休 憩 午後 2時46分
……………………………………
再 開 午後 2時48分
○
赤松委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
他にご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、議案第46号に対する質疑を終結し、討論に入ります。
発言を許します。
ご発言はございませんか。
ご発言の声を聞きませんので、討論を終結し、表決に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、議案第46号を採決いたします。
お諮りいたします。
本案は、原案のとおり認定することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
赤松委員長 ご異議なしと認めます。
よって、本案は原案のとおり認定することに決しました。
しばらく休憩します。
休 憩 午後 2時50分
……………………………………
再 開 午後 2時58分
○
赤松委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします
以上で、
決算特別委員会に付託されました、議案第39号 平成29年度稲美町
一般会計歳入歳出決算認定についてから、議案第46号 平成29年度稲美町水道事業会計剰余金処分及び決算認定についてまでの8議案は、すべて議了いたしました。
よって、
決算特別委員会はこれをもって閉会いたします。
藤本 操副委員長、閉会のあいさつをよろしくお願いします。
〜副委員長あいさつ〜
○藤本(操)副委員長 それでは、閉会に当たってあいさつをします。
決算特別委員会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
委員各位には、
決算特別委員会に付託されました8議案に対して、連日、長時間にわたって精力的にご審査をいただき、付託されました全議案が終了いたしました。
ここに、委員各位のご精励に対しまして、厚くお礼を申し上げます。
また、町長はじめ、町当局各位の審査に寄せられましたご協力に対しましても厚くお礼を申し上げます。
なお、審査の過程で述べられました意見等につきましては、平成31年度の予算編成及び町政執行に十分反映され、適正かつ効率的な予算執行に向けて、最大の努力を払われますよう強く希望いたします。
今後とも、委員各位におかれましては、町政進展のため、一層のご尽力を賜りますようお願いを申し上げ、誠に簡単でございますが、閉会のあいさつとさせていただきます。
ありがとうございました。
○
赤松委員長 続いて、古谷 博町長、ごあいさつをお願いいたします。
〜町長あいさつ〜
○
古谷町長 慎重審議いただきまして、ありがとうございました。
9月18日の開会以来、4日間にわたりまして本当に慎重審議いただきました。いずれも8議案全て決算の認定をいただきまして、ありがとうございました。
そして、先ほど副委員長のごあいさつにございましたように、審査の中で寄せられましたご意見、ご示唆につきましては、30年度の残る事業執行、そして来年度の予算の編成に活かしていきたいと、かように考えております。
いろいろと不手際もございましたけれども、ご示唆いただきましたそういうものは今後とも十分事業に反映をいたしますし、また審査の中でいろいろと失礼な発言もあったように思います。ご容赦いただきたいなと、このように思います。
ありがとうございました。
○
赤松委員長 それでは、ご苦労さまでした。
閉会 午後 3時02分...