多可町議会 > 2020-12-24 >
12月24日-04号

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  1. 多可町議会 2020-12-24
    12月24日-04号


    取得元: 多可町議会公式サイト
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    令和 2年第102回定例会          令和2年第102回議会(定例会)会議録                本会議第4日                      令和2年12月24日(木曜日)                      午前9時30分  開  会〇 会議に出席した議員──────── 14名     1番 藤 本 一 昭   │    8番 加 門 寛 治     2番 廣 畑 幸 子   │    9番 清 水 俊 博     3番 大 山 由 郎   │   10番 橋 尾 哲 夫     4番 市 位 裕 文   │   11番 門 脇 保 文     5番 門 脇 敎 蔵   │   12番 日 原 茂 樹     6番 山 口 邦 政   │   13番 笹 倉 政 芳     7番 酒 井 洋 子   │   14番 吉 田 政 義〇 会議に出席しなかった議員───── なし〇 欠 員────────────── なし〇 議事に関係した議会事務局職員      議会事務局長      │    石 井 美 子      議会事務局局長補佐   │    山 本 茂 弘      議会事務局主査     │    太 田 理映子〇 説明のため出席した者の職氏名      町長          │    吉 田 一 四      副町長         │    笹 倉 康 司      技監          │    竹 本   修      行財政改革担当理事総務課長                  │    今 中 孝 介      少子対策担当理事定住推進課長                  │    小 西 小由美      防災環境担当理事生活安全課長                  │    藤 本   巧      地域共生担当理事兼ふくし相談支援課長                  │    藤 原 正 和      企画秘書課長      │    谷 尾   諭      財政課長        │    土 田 五 郎      生涯学習課長      │    檜 本 一 郎      税務課長        │    杉 原   正      住民課長        │    藤 原   徹      健康課長        │    勝 岡 由 美      福祉課長        │    藤 本 圭 介      産業振興課長      │    吉 井 三 博      商工観光課長      │    金 高 竜 幸      建設課長        │    藤 原 照 明      上下水道課長      │    松 田   敏      会計課長        │    多 方   初      教育長         │    岸 原   章      教育担当理事教育総務課長                  │    宮 原 文 隆      学校教育課長      │    藤 本 志 織      こども未来課長     │    足 立 貴美代〇 会議事件 別紙議事日程並びに議案書の通り ※本日の会議に付した事件日程第1 議案第91号 多可町議会議員及び多可町長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例の制定について日程第2 議案第92号 多可町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について日程第3 議案第93号 町長の専決処分事項に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第4 議案第94号 多可町営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について日程第5 議案第95号 多可町工場立地法準則条例の制定について日程第6 議案第96号 多可町八千代自然活用施設条例の一部を改正する条例の制定について日程第7 議案第97号 財産の無償貸与について日程第8 議案第98号 財産の無償貸与について日程第9 議案第99号 北はりま定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定の締結について日程第10 議案第101号 令和2年度兵庫県多可郡多可町一般会計補正予算(第7号)     議案第102号 令和2年度兵庫県多可郡多可町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)     議案第103号 令和2年度兵庫県多可郡多可町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)     議案第104号 令和2年度兵庫県多可郡多可町介護保険特別会計補正予算(第3号)     議案第105号 令和2年度兵庫県多可郡多可町学校給食事業特別会計補正予算(第2号)     議案第106号 令和2年度兵庫県多可郡多可町診療所事業特別会計補正予算(第4号)     議案第107号 令和2年度兵庫県多可郡多可町水道事業特別会計補正予算(第3号)     議案第108号 令和2年度兵庫県多可郡多可町下水道事業特別会計補正予算(第3号)日程第11        議会運営委員会及び常任委員会の閉会中の所管事務調査申出について △議長開会挨拶 ○議長(吉田政義君) 皆さんおはようございます。 △開議 ○議長(吉田政義君) ただいまの出席議員数は、14人です。 定足数に達しておりますので、第102回多可町議会定例会を再開いたします。 本日の議事日程は、お手元に印刷配付のとおりです。            ────────────              議 案 上 程            ──────────── △日程第1 議案第91号 多可町議会議員及び多可町長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例の制定について ○議長(吉田政義君) 日程第1、議案第91号「多可町議会議員及び多可町長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては所管の常任委員長からお手元に配付のとおり、審査報告書が提出されております。総務文教常任委員長から審査の説明をお願いいたします。 ◆2番(廣畑幸子君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 廣畑さん。 ◆2番(廣畑幸子君) それでは、ただいま議題に上がっております議案第91号「多可町議会議員及び多可町長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例の制定について」の審査報告をいたします。この条例は、令和2年6月12日に町村の選挙における立候補に係る環境の改善を目的として、公職選挙法の一部を改正する法律が公布されました。この改正内容は、町村議会議員選挙におけるビラ頒布の解禁と供託金制度の導入を併せ、町村議会議員町村長の選挙において選挙公営の対象を市と同様のものに拡大するもので、候補者選挙運動用自動車の使用や、選挙運動用ビラの作成、選挙運動用ポスターの作成も公費負担の対象となりました。この改正を受けて町条例を制定するものです。議員からの、この条例を制定後、周知はどのようにしますかの問いに、広報や、たかテレビで周知しますとの答弁がございました。審査結果は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。以上、報告とさせていただきます。 ○議長(吉田政義君) これから常任委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ございませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 まず、原案に反対者の討論を許可いたします。 次に、原案に賛成者の討論を許可します。 ◆9番(清水俊博君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 9番、清水君。 ◆9番(清水俊博君) 私は、ただいま議題となっております議案第91号「多可町議会議員及び多可町長の選挙における選挙運動公費負担に関する条例の制定について」賛成の立場から討論いたします。この制定につきましては、公職選挙法の一部を改正する法律(令和2年法律第45号)の改正により、選挙運動用自動車の使用、同じくビラの作成、同じくポスター作成費用公費負担することが制定され、選挙による個人負担を軽減し、より立候補しやすい環境を整えること、併せてビラ配布1600枚までを解禁し、議員選挙に供託金15万円の納付要件を設け、売名目的での立候補防止を図ろうとするものでございます。なお、各自治体での条例制定を条件として付与しております。以前から、都道府県や市議会議員選挙では公費で賄われていた事項であり、同じく地方自治体である町村でも早くからその是正を求めてきたところでございます。賛成の理由は2点ございます。まず1点目ですが、機会均等の観点からであります。立候補において、財力による不公平が生じることはあってはならない。これまでも、市議会議員市長選挙等ではポスター掲示板の設置や選挙公報の発行、またポスター選挙カーへの公費負担など選挙公営が行われてきましたが、我々町村議会議員選挙では対象となっておりませんでした。今回の制定により、立候補や選挙運動機会均等を図り、お金のかからない選挙の実現を目的とするものであります。また、新たに認められたビラの頒布につきましても、財力による不公平、バラツキがあってはならず、公費負担を定めることは妥当であると判断します。2つ目でありますが、政策本位の選挙という観点であります。これまで選挙運動における図画頒布は認められず、候補者が誰であるかは伝えられても、何をしたいかを十分に伝えるには不十分であったとされております。実際、こうした背景から市議会議員選挙においては公選法が改正され、ビラの頒布が解禁され、それ以降SNS等と併せて数多くの情報が有権者に届いております。地方議会議員選挙におけるビラ頒布を認めるこのたびの公選法改正は、町村議会選挙において判断材料を容易かつ詳細に有権者に提供することで、候補者がどういった人物かだけでなく、何をしたいか、何をする人物なのかを伝わりやすくし、政策の比較による選挙がより推進されるものと期待をするものであります。私ごとですが、本条例の骨子は令和元年全国町村議会制度運営に関する検討委員会の副委員長として、北は北海道から南は九州沖縄まで、全国926町村議会の仲間とともに取り組んできたことでもあり、大変思い入れの強い条例案でございます。公選法改正という大変大きなことに少しでも関わることができたこと、地方議会に籍を置く者として、大変驚きと同時に感慨深いものがございます。今回の選挙公営は、政府へ要望した14項目のうちの1項目にすぎません。申すまでもなく、全国の町村を取り巻く環境は非常に厳しいものがあります。制度改正に向けて、まさに一丁目一番地、その緒についたばかりと言えます。本条例案が議決された場合には新たな公費負担が発生しますが、それ以上に今後行われる多可町議会議員町長選挙において機会均等が図られ、そして何よりも住民の皆さんの声、熱い思いが一層反映された選挙、並びに自治体運営が行われることを確信し、本案に賛成といたします。議員各位の賛同多きことをこいねがい、討論といたします。 ○議長(吉田政義君) ほかに討論はございませんか。 ないようですから、これで討論を終わります。 これから議案第91号を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第91号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第2 議案第92号 多可町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(吉田政義君) 日程第2、議案第92号「多可町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり審査報告書が提出されております。生活環境常任委員長から審査の説明をお願いいたします。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 橋尾君。 ◆10番(橋尾哲夫君) では、議案第92号「多可町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」、議案の概要、令和3年1月1日施行の個人所得税の見直しで、給与所得公的年金等の控除から基礎控除へ10万円の振替が行われます。これにより、国民健康保険税軽減判定所得の算定に不利益が生じないよう、住民税の個人課税、贈与、世帯課税国民健康保険税において税制改正の影響を受ける人数分の控除が受けられるようにする改正です。主な質問等、特に質問はなく、審査結果は、委員会全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上、報告とします。
    ○議長(吉田政義君) これから常任委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ございませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第92号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第92号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第3 議案第93号 町長の専決処分事項に関する条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(吉田政義君) 日程第3、議案第93号「町長の専決処分事項に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり審査報告書が提出されています。生活環境常任委員長から審査の説明をお願いいたします。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 橋尾君。 ◆10番(橋尾哲夫君) では、議案第93号「町長の専決処分事項に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、議案の概要、町営住宅の管理において、少額訴訟即決和解民事調停通常訴訟などを行う場合に議会の承認が必要だが、定例会に議案を提出することとすると、訴えの提起の時期が限られてしまうこと、また議会の承認を待っている間にも滞納額が増えることにつながります。したがって、迅速な処理を行うため、町長の専決処分事項町営住宅の管理上必要な訴えの提起、和解及び調停に関することを追加するものです。主な質問等、問い、家賃の滞納状況はどうですか。答え、滞納が20万円未満26名、滞納が20万円から50万円未満4名。分納指導をしております。審査結果、委員会全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上です。 ○議長(吉田政義君) これから常任委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ございませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第93号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第93号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第4 議案第94号 多可町営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(吉田政義君) 日程第4、議案第94号「多可町営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり審査報告書が提出されています。生活環境常任委員長から審査の説明をお願いいたします。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 橋尾君。 ◆10番(橋尾哲夫君) では、議案第94号「多可町営住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について」、議案の概要、町営住宅目的外使用の期間について、地域おこし協力隊の任期を考慮して2年から3年に改正するものです。また、目的外使用について規則委任する事項に修繕費用の負担を追加し、より利用しやすいものとする改正です。主な質問等、問い、目的外使用が3年になり修繕費は町が負担することになりました、単身者でも入居できるのですか。答え、単身者でも多可町に定住する意思のある人には入居することができます。問い、退去する場合の修繕費は町が全額負担するのですか。答え、修繕費は原則町が負担しますが、入居者が意図的に破損等した場合は個人負担となります。問い、普通入居の人で3年未満で退去される場合の修繕費はどうなりますか。答え、入居年数に関係なく修繕してもらっています。問い、3年を短期間というなら普通入居の人も同じではないですか。答え、一度検討してみます。審査結果、委員会全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上です。 ○議長(吉田政義君) これから委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ありませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第94号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第94号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第5 議案第95号 多可町工場立地法準則条例の制定について ○議長(吉田政義君) 日程第5、議案第95号「多可町工場立地法準則条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり審査報告書が提出されております。生活環境常任委員長から審査の説明をお願いいたします。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 橋尾君。 ◆10番(橋尾哲夫君) では、議案第95号「多可町工場立地法準則条例の制定について」、議案の概要、特定工場緑地面積及び環境施設面積について、国で公表した準則にかえて町が適用すべき準則を定めることができるようになります。これにより、緑地面積率敷地面積に対する割合は100分の5以上、環境施設の面積の敷地面積に対する割合は100分の10以上に変更するものです。主な質問等、問い、太陽光発電施設環境設備に含まれるのですか。答え、環境設備に含まれます。問い、工業団地誘致の際には企業に有利に働き、立地が緩和されてます。多可町はどのように誘致活動をするのですか。答え、商工会と連携し、メール等で情報を企業に発信し周知していきます。審査結果、委員会全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上です。 ○議長(吉田政義君) これから常任委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ございませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 まず、原案に反対者の討論を許可します。 次に、原案に賛成者の討論を許可します。 ◆13番(笹倉政芳君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 13番、笹倉君。 ◆13番(笹倉政芳君) それでは、議案第95号「多可町工場立地法準則条例の制定について」、賛成の立場から討論いたします。多可町には工業団地がない。また、開発用地も十分になく、豊かな農業用地を転用するにはハードルが高く、町内外の企業が事業用地を確保して事業を拡大していくには非常に厳しい状況であります。それに輪をかけて、企業の投資促進企業進出の足かせとなっている要件として、緑化義務の影響がございました。例えば、工場立地法では基本理念として工場立地が環境の保全を図りつつ適正に行われるようにするということが掲げられており、工場等の新設の際、敷地面積の20%分を緑地として確保することが義務づけられていました。つまり、自然豊かな多可町で、工業用地が足りず苦労して開発しても、開発面積の20%を緑地に充てなければなりませんでした。無論、企業の新たな投資によって地域の周辺環境に影響を及ぼすようなことは防止しなければなりませんが、このたびの条例改正は企業の積極的な投資活動や生産性の向上を促進するために、緑地面積確保義務要件緩和措置を条例で定め、敷地周辺緑地を5%に緩和する措置が取られています。多可町には、経済産業大臣の認定を受けた地域未来牽引企業が4社もあり、ほかにも積極的に取組を進めている企業も多くあります。この改正は、企業にますます元気になってもらう支援に確実につながると確信し、賛成討論といたします。議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(吉田政義君) ほかに討論はございませんか。 ないようですから、これで討論を終わります。 これから議案第95号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第95号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第6 議案第96号 多可町八千代自然活用施設条例の一部を改正する条例の制定について ○議長(吉田政義君) 日程第6、議案第96号「多可町八千代自然活用施設条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり審査報告書が提出されています。生活環境常任委員長から審査の説明をお願いいたします。 ◆10番(橋尾哲夫君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 橋尾君。 ◆10番(橋尾哲夫君) では、議案第96号「多可町八千代自然活用施設条例の一部を改正する条例の制定について」、議案の概要、本館、客室等の改修、研修室やチャペルの利用実態に沿ったサービス料の見直しにより、料金体系を改正するものです。主な質問等、問い、家族5名の場合の部屋はあるのですか。答え、本館のほうは2人部屋と3人部屋の間に扉があり、行き来できるようになります。また、別館には4人部屋と5人部屋もあります。問い、男子トイレが洋式に取り替えられていません。この大改修の機会に取替えすべきです。答え、全体の改修を見てできるかを検討します。問い、この施設は指定管理施設なので、宿泊料金指定業者が決定するのではありませんか。答え、料金の上限は町が条例で決めます。この料金の中で、指定管理者がいろいろなプランを検討されます。問い、エーデルささゆりはGoToトラベルに加盟していますか。答え、加盟しています。審査結果、委員会全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定しました。以上です。 ○議長(吉田政義君) これから常任委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ありませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第96号を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第96号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第7 議案第97号 財産の無償貸与について ○議長(吉田政義君) 日程第7、議案第97号「財産の無償貸与について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり審査報告書が提出されています。総務文教常任委員長から審査の説明をお願いいたします。 ◆2番(廣畑幸子君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 廣畑さん。 ◆2番(廣畑幸子君) それでは、議案第97号「財産の無償貸与について」の審査報告をいたします。旧青年の家、野球場、テニスコート、キャンプ場や旧アスピア学園校舎等の施設は、現在、富士コンピュータ株式会社が運営しています。今後の方針を進める中、同社が関連する学校法人森学園ICT専門学校が運営するとの事業提案を受け、その方向で検討してきました。具体的な提案内容は、旧アスピア学園校舎を活用し、専門学校の通信制の学科AIロボット科を開設し、校舎などを年2回程度のスクーリングをメインとしたICT専門学校の施設としての活用を中心に、新たに開設を進めている相生学院高校の木工・園芸コースの授業でも週1回程度活用する予定です。また、旧青年の家など及びスポーツ施設は宿泊や施設貸しなど現行の運営を継続しながら、ICT専門学校のスクーリング時の宿泊や、フィールドワークの場としても活用していきます。なお、令和3年3月末で西脇・多可シルバー人材センターと契約が終了する旧サン・スポーツランド加美の管理棟も、一体管理の観点から対象物件に含みます。期間は令和3年4月1日から5年間です。議員からの、施設も古くなっていますし、各教室は狭いです、大規模改修も必要になると思いますが相談は十分されていますかの問いに、年2回のスクーリングのための整備などもプランニングされています、具体的にはまだ詰め切れていませんが、通信制の専門学校としての機能を提供できるようにと考えていますとの答弁が。今回公募ではないのはなぜですかの問いに、森学園は今運営している富士コンピュータの系列であること、現在のサービスなど現行どおりで切れ目なく継続できること、スタッフもそのまま引き継ぐなど、運営を継続して続けられることなどが要因ですとの答弁がありました。また、経営の収支の改善は必要ですが、住民への還元も必要ではありませんか、例えばスポーツ施設利用料の減免や町内外での料金の差を設定するなどの考えはありませんかの問いには、今のところはありませんが、ヒアリングの中で話し合い、要望していきたいと思いますとの答弁がありました。議員間自由討議では、指定管理は条例や規約があるが、賃貸にはない。随意契約など、誰が決めるのか見えない中での上程は判断が難しい。しかし、公募しても手を挙げるところはないかもしれないが。条例されていないのが問題、また専門家などの助言を受けて進めるべきと思う。なし崩し的な説明ばかりだった、間違っていることは間違っていると言うべき。説明はもっとしっかりしてほしい。今回の移管することへの手続方法には疑問を持つ。しかし、コロナ禍の中で受けてくれるのは富士コンピュータしかないと思う。無償貸与は町としてはきついが、お金を出さなくても運営してもらえるとは非常に大事と思う。規約、条例は今後話合いをしないといけない。議員としては総合的な判断が必要。宿泊施設などの減免は難しいだろうか。今回も無償貸与での契約である。野球場使用料の減免などを取り組んでもらえるよう町に働きかけていくべきなどの意見がございました。審査結果は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。以上、報告とさせていただきます。 ○議長(吉田政義君) これから常任委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ございませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第97号を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第97号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第8 議案第98号 財産の無償貸与について ○議長(吉田政義君) 日程第8、議案第98号「財産の無償貸与について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり審査報告書が提出されています。総務文教常任委員長から審査の説明をお願いいたします。 ◆2番(廣畑幸子君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 廣畑さん。 ◆2番(廣畑幸子君) では、議案第98号「財産の無償貸与について」の審査報告をいたします。旧八千代西小学校の貸与の更新時期に当たって、引き続き運営の意向があることから、特定非営利法人のチイプロとの契約を更新します。期間は令和3年4月1日から5年間です。議員からの、芝生した運動場は日帰りコースとしてグラウンドゴルフを楽しみ、また昼食はなごみの里を利用していただいています、これは高齢者の健康づくりによいものです、町としてPRに協力する考えはありませんかとの問いに、このコロナの状況で、あまり派手な取組はできませんが、観光的な要素もあります、町としても協力していきたいと思いますとの答弁がありました。議員間自由討議では、せっかく芝生グラウンドがあるのだからドクターヘリの発着場として今後契約の中に入れてもよいのではと思う、事業者の方たちの集まりなので、経営が厳しくても今後の5年間は頑張っていただけると思うが、その先の先までがどうなるかは委員会として考える必要があると思うなどの意見がございました。審査結果は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。以上、報告とさせていただきます。 ○議長(吉田政義君) これから常任委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ありませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第98号を採決いたします。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第98号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第9 議案第99号 北はりま定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定の締結について ○議長(吉田政義君) 日程第9、議案第99号「北はりま定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定の締結について」を議題といたします。本案につきましては、所管の常任委員長からお手元に配付のとおり審査報告書が提出されております。総務文教常任委員長から審査の説明をお願いいたします。 ◆2番(廣畑幸子君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 廣畑さん。 ◆2番(廣畑幸子君) それでは、議案第99号「北はりま定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更する協定の締結について」の審査報告をいたします。今年度、第2次共生ビジョンの最終年度であることから、現在、第3次共生ビジョンを策定中です。その第3次共生ビジョンの新たな取組や連携項目の変更などに対応するため、北はりま定住自立圏の形成に関する協定の一部を変更するものです。議員からの、播州織の振興が商工業の振興に替わっていますが、播州織は別建てのほうがよいのではないですかとの問いに、北播磨広域定住自立圏に地場産業として移行しています、継続していることから、商工業の振興という形で地域の中小企業の支援に取り組むと定めています。幹線道路の整備に自転車ネットワーク等の整備が入っていますが、この考え方はとの問いに、道路ができたことで、西脇市と多可町の交通の利便性だけでなく相互地域の活性が図られています、自転車通学も盛んであることから、この路線だけでなくほかの路線でも自転車通行の利便性や安全性を高めていこうという思いで記載していますとの答弁がございました。審査結果は、全員賛成で原案を可決すべきものと決しました。以上、報告とさせていただきます。 ○議長(吉田政義君) これから常任委員長の報告に対する質疑を行います。なお、この質疑は審査の経過と結果に対する質疑に限定されます。質疑ございませんか。 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。討論はありませんか。 討論なしと認めます。 これから議案第99号を採決します。この採決は、起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第99号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第10 議案第101号 令和2年度兵庫県多可郡多可町一般会計補正予算(第7号)       議案第108号 令和2年度兵庫県多可郡多可町下水道事業特別会計補正予算(第3号) ○議長(吉田政義君) 日程第10、議案第101号「令和2年度兵庫県多可郡多可町一般会計補正予算(第7号)」から議案第108号「令和2年度兵庫県多可郡多可町下水道事業特別会計補正予算(第3号)」までの8案件を一括議題といたします。本案につきましては、予算決算特別委員会に付託し、慎重に審議をいただきました。その結果がお手元に配付のとおり委員長から報告されています。これから事務局に報告書を朗読させます。 ◎議会事務局長(石井美子) ( -報告書の朗読をなす- ) ○議長(吉田政義君) お諮りします。本案に対する質疑は、予算決算特別委員会において十分審議されておりますので、この際、委員長に対する質疑は省略することにしたいと思います。これにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、委員長に対する質疑は省略することに決定しました。 これから各議案個別に討論と採決を行います。採決については、起立によって行います。 まず、議案第101号「令和2年度兵庫県多可郡多可町一般会計補正予算(第7号)」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第101号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第102号「令和2年度兵庫県多可郡多可町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第102号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第103号「令和2年度兵庫県多可郡多可町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第103号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第104号「令和2年度兵庫県多可郡多可町介護保険特別会計補正予算(第3号)」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第104号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第105号「令和2年度兵庫県多可郡多可町学校給食事業特別会計補正予算(第2号)」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第105号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第106号「令和2年度兵庫県多可郡多可町診療所事業特別会計補正予算(第4号)」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第106号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第107号「令和2年度兵庫県多可郡多可町水道事業特別会計補正予算(第3号)」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第107号は、委員長報告のとおり可決されました。 次に、議案第108号「令和2年度兵庫県多可郡多可町下水道事業特別会計補正予算(第3号)」の討論はございませんか。 討論なしと認めます。 これから採決を行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案につきましては、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。  (賛成者起立) 起立全員です。 したがって、議案第108号は、委員長報告のとおり可決されました。 △日程第11 議会運営委員会及び常任委員会の閉会中の所管事務調査申出について ○議長(吉田政義君) 日程第11「議会運営委員会及び常任委員会の閉会中の所管事務調査申出について」を議題といたします。議会運営委員会及び各常任委員会の閉会中の所管事務調査について、それぞれの委員長から会議規則第74条の規定により、お手元の一覧表のとおり閉会中の継続調査の申出があります。お諮りします。各委員長からの申出のとおり閉会中の継続調査とすることにご異議ございませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) 異議なしと認めます。 したがって、各委員長からの申出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定しました。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。                           (午前10時19分) △閉議 ○議長(吉田政義君) ここで、今期限りをもってご退任になられる岸原教育長から退任に当たってのご挨拶をいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ◎教育長(岸原章君) 議長。 ○議長(吉田政義君) 教育長岸原君。 ◎教育長(岸原章君) 議長の許可を得ましたので、退任に当たりまして一言ご挨拶をさせていただきます。いつもこの場に立ちましたら、どんな玉が飛んでくるんかなと冷や冷やしながらいろんな答弁をさせていただきましたが、今日はゆったりとお話をさせていただけるんかなというふうに思っております。この場を設けていただきまして本当にありがとうございます。平成22年1月に教育長を拝命をさせていただいてから3期11年間職務に取り組ませていただきました。この12月31日をもちまして任期満了となり退任をすることになりました。本当に長きにわたり皆様方のご支援を、またご協力をいただいたことに、心より感謝を申し上げます。 平成29年5月に、町内の小学生がいじめに遭い自死をするという大変悲しい事案が起こりました。安心できる場であるはずの学校においてこうした事案が起こったことに対して、学校を所管します教育委員会としては本当にその責任を重く受け止めているところでございます。お亡くなりになったお子様並びに家族の皆様には心よりおわびを申し上げます。また、当小学校の教員が退職されたことについて、1人で抱え込まず学校と教育委員会で支援をしていたところでありますが、支えが不十分であったのではないかというふうに悔いているところであります。事案発生後、ご遺族の思いを十分に聞き、寄り添って対応していこう、それと二度とこうした悲しい事案を起こさないように、再発防止に向けて体制の整備に全力で取り組んできたところであります。今年2月にご遺族との間で和解が成立をしました。そして、4月に再発防止策である多可町いじめ防止対策改善基本計画ができ、10月には第1回の検証委員会を開催をし、この取組が実効性のあるものになってるかどうかを専門家の皆さんと一緒になって検証するという、こういった体制が出来上がりました。各学校園にも入っていただいて、教職員のヒアリングもやっていただいて、より実効性のあるものにしていくということで体制ができたところであります。一区切りがついたというふうに考えたところでございます。本当に多くの皆様にご支援をいただき、ここまでたどり着けたというふうに感じております。ご心配とご迷惑をおかけしまして、本当に申し訳ございませんでした。 改めてこの11年間を振り返ってみますと、いろんなことが思い出されます。まず、八千代区の3小学校の統合であります。平成22年に学校規模適正委員会を立ち上げて、基本方針を策定、そして地域の学校教育の在り方を設置をして、平成26年に3つの小学校の統合という形に決まりました。2年間の統合準備を経て、平成28年4月に八千代西小学校、八千代北小学校、八千代南小学校の3つの小学校を閉校し、新しく八千代小学校が開校しました。地域の皆さんが、自分の卒業した学校がなくなった、地域から学校がなくなることは大変寂しい、しかしこれからの子供たちのことを考えたらやむを得ない苦渋の選択です、そういうふうに申されました。そして、新しくできる学校は子供たちが喜んで通う学校にしてほしい、子供たちが統合してよかったと思う学校に必ずしてくださいね、そういうふうに言われたことを今も鮮明に覚えております。私たち教育行政に携わる者は、この思いをやはり忘れることなく職務を遂行していきたいというふうに強く心に刻んだところであります。2つ目はキッズランドの民営です。町の合併時からの懸案でありました、3区の保育環境を同じにして、より質の高い教育、保育を目指し、民でできることは民での考えのもとで、国やら県の支援を有効に活用しながら、民営を具体的に進めてまいりました。平成23年に加美区の幼稚園、保育所一緒にしてキッズランドを建設。そして、平成27年には中町幼稚園を閉園し、中区の3つの保育所のこども園、そして平成31年4月に両キッズランドの民営。今年度で2年間の引継ぎ保育が終了し、派遣をしておりました4名の職員が町のほうに戻ってまいります。本当に多くの皆さんのご理解とご協力によって、この事業が完結できたというふうに思っております。また、地元で実績のある法人さんが受けていただいて、堅実な運営を現在されてることに、本当に安心をしているところでございます。3つ目は、先日も日原議員さんからご質問をいただきました、確かな学力の育成です。変化が激しく、先行き不透明なこれからの時代において、次代を担う子供たちにはしっかりとした学力を身につけなければならない。自分で自立をして、子供たちが自分の夢や目標を達成していくためには、やはり力をつけておいてやらなければならない、これが教育に携わる者の責務であるというふうに考えております。教育委員会では、平成30年に学校教育の質の保障と学力向上を図るために3本柱を立てました。組織力の強化、職員の授業力の一層の強化、そして家庭との連携の強化を目指して多可町学力向上3カ年計画を策定して、学校と一緒になって取組を進めているところでございます。学習支援員の配置、また学力アドバイザーをお願いしたりしながら取り組んでおりますが、今年がちょうど3年目ということで、今年は指標としております全国学力・学習状況調査が実施をされませんでしたので客観的な判断はできませんが、着実に力はついてるというふうに我々は考えております。ただ、就任期間中にこの指標、目的達成をできなかった、全国学テ平均をクリアするというところができなかったということは、本当に残念な思いでいっぱいでございます。この部分については、次の越川教育長の下できっと達成をしていただけると確信をしておりますので、引き続きまたご理解とご支援のほうをよろしくお願いいたします。 今、こうしてこの職を離れるに当たり、11年間町の教育行政に関わらせていただいて、こうした事業に取り組ませていただいたことは、本当に私の大きな一生の財産というふうになりました。本当にありがとうございました。いつも、子供たちのために、また町民の皆さんのために、そして税金を使ってやるこの事業が本当に費用対効果があるのかどうか、そういったことを常に考えながら取り組んでまいりました。議員の皆様方には、重大事態の対応、また八千代区の小学校の統合、確かな学力の育成、キッズランドの民営などについて、不十分な箇所については厳しいご指摘をいただくとともに、また温かいご支援とご協力をいただきまして、ここまで来れたというふうに思っております。心から感謝を申し上げます。これからも、多可町の教育の充実に向けて叱咤激励をしていただくとともに、ご支援そしてご協力をいただきますようによろしくお願いをいたします。最後になりましたが、多可町並びに多可町議会の一層の発展と、吉田議長様はじめ議員の皆様方のますますのご活躍を祈念を申し上げまして、退任に当たってのお礼の挨拶とさせていただきます。長い間お世話になり、本当にありがとうございました。 ○議長(吉田政義君) 岸原教育長におかれましては、長年にわたり多可町教育行政進展のためご尽力を賜りまして、心から御礼を申し上げる次第でございます。なお、今後ともご健康には十分ご留意され、ご活躍されますことをご祈念申し上げ、誠に簡単措辞でございますが、お礼の言葉とさせていただきます。本当にありがとうございました。 △議長閉会挨拶  閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 今期定例会は、去る12月4日に招集され、本日までの21日間にわたる会期でございました。この間、条例の制定、教育長の選任同意などの人事案件、令和2年度一般会計及び各特別会計の補正予算など重要案件の審議でございました。議員各位の慎重かつ熱心なご審議によりまして、いずれも適切妥当な結論をもって全議案を議了することができました。改めて、議員各位のご精励とご協力に対し心から厚く御礼申し上げる次第でございます。また、吉田町長はじめ町当局の議会審議に寄せられました真摯なる対応に深く敬意を表しますとともに、審議過程において議員各位から述べられた意見、要望等につきましては、今後の町政執行に十分反映されることを強く望むものでございます。令和2年も残すところあと僅かになりましたが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響により過去に経験したことのないような年となりました。年の瀬も迫りつつありますが、残念ながら感染拡大は止まらず、収束の見通しは立っていません。ワクチンの接種が始まった国もあり、その効果を期待するところでございますが、治療薬やワクチンが普及するまでにはなお期間があります。この間、私たちは考え得る対策に万全を期し、町民の安全・安心を確保していかなければなりません。この定例会においても、様々な議論がなされたところですが、コロナ禍による経済の落ち込みによって税収の大幅な減収が予測されております。来年度当初予算編成においては、厳しい判断を迫られることになるでしょうが、我々議員も知恵を絞り、住民の皆さんや理事者とともに新たな時代に向けた施策に取り組んでまいります。これから寒さが一段と厳しくなる季節を迎えます。皆様には何とぞご自愛いただき、ご健勝のうちに新年をお迎えくださいますよう心からお祈り申し上げ、閉会のご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。 次に、吉田町長からご挨拶がございます。町長、吉田君。 △町長閉会挨拶  失礼いたします。12月議会、12月4日から本日まで長きにわたり開会いただきまして、誠にありがとうございます。そして、本議会に上程をさせていただきました私どもの議案についても、全てご了解賜り、今後これをもって町政に当たってまいります。本当にありがとうございました。何より、この12月議会の初日におきまして、職員の新型コロナウイルスの感染ということが2名出まして、開会初日から皆様方には大変ご迷惑をおかけいたしました。そして、本会議内において、委員会等の日程の調整、審議の順番の調整等、格段のご配慮をいただいたおかげで全ての議案についてご審議をいただけたこと、重ねてお礼を申し上げます。本当にありがとうございます。コロナウイルスにつきましても2名の感染は出しましたが、何とかそれ以上に拡散しなかった、庁舎内にも拡散しませんでしたし、ほかに住民の方にも今のところ広がっていないということにつきましては、それぞれの方々が手洗い、マスク、3密の回避と、それぞれにご尽力をいただいたこと、職員もそのことをしっかり守っておったことの一つの成果とも思います。さはさりながら、コロナウイルス、まだまだ心配な時期が続いていくと思います。本日ただいまいただきました提言書に十分検討させていただき、住民の皆様とともにコロナウイルスがこれ以上拡散しないような努力については引き続き続けさせていただきたいと思いますし、政策についてもご提言に基づきながらしっかり考えていきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。そして、ただいま岸原教育長、退任のご挨拶をされましたけれども、岸原教育長が11年間なされました多可町の教育環境の整備、この成果については本当にすばらしいものだと思います。この教育環境、整備された環境によりまして、次年度以降しっかり当たっていきたいとも思いますし、教育長の指導力ということと、先生方の教育長に対する信頼、この指導力と信頼がひとまとまりになって、子供たちに対して先生方が一体となって子供たちに対応していただいていたということを肌感覚として感じておるところでございます。この教育長が作られました多可町の教育環境、そして先生方の一丸となった子供たちへの信頼、これをもって次年度以降、子育てするなら多可町の実現に向けて、我々はそれに向かっていきたいというふうに思っております。岸原教育長には本当に長い間ご苦労さまでございましたし、まだまだお若いですので、いろんなことでお会いできると思いますし、現在、多可町の農会長会の会長さんでございますので、またいろんな意味でご活躍をいただければと思います。議員の皆様方には、これから年末年始非常に寒くなりますし、コロナもインフルエンザもまだまだ心配な時期でございます。どうか、十分ご自愛を賜りまして、新年度、新たな年に向かいまして、また引き続き町民のためにご活躍願いますことをお願いを申し上げまして、閉会に当たりましてのご挨拶とさせていただきます。12月議会、ありがとうございました。 △閉会 ○議長(吉田政義君) 以上で本日の会議を終わり、第102回多可町議会定例会を閉会いたします。ご苦労さまでございました。                           (午前10時39分)地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。      令和  年  月  日                多可町議会議長   吉 田 政 義                会議録署名議員   市 位 裕 文                会議録署名議員   門 脇 敎 蔵...