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令和 6年第419回定例会(第4号 3月22日)

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  1. 猪名川町議会 2024-03-22
    令和 6年第419回定例会(第4号 3月22日)


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    令和 6年第419回定例会(第4号 3月22日)           第419回猪名川町議会定例会会議録(第4号) 令和6年3月22日(金曜日)午前10時 開 議              ───────────────―   1 出席議員(16人)    1番  横 山 辰 哉        2番  高 岡 美津子    3番  吉 尾   豊        4番  岩 木   慶    5番  山 下 隆 志        6番  中 井 智 子    7番  山 下   修        8番  井 戸 真 樹    9番  福 井 和 夫       10番  末 松 早 苗   11番  阪 本 ひろ子       12番  加 藤 郁 子   13番  山 田 京 子       14番  宮 東 豊 一   15番  丸 山   純       16番  福 井 澄 榮 2 欠席議員(な し) 3 説明のため議場に出席した者  町     長  岡 本 信 司     副  町  長  奥 田   貢  教  育  長  中 西 正 治     企画総務部長   森   昌 弘
     地域振興部長   大 嶋   武     生 活 部 長  和 泉 輝 夫  まちづくり部長  曽 野 光 司     教 育 部 長  小 山 泰 司  消  防  長  向 井 文 雄     企画政策課長   平 井 秀 明  総 務 課 長  角 田 泰 司 4 職務のため議場に出席した事務局職員  事 務 局 長  住 野 智 章     主     幹  中 井 恵 美  主     査  山 下 耕 助                  議事日程(第4号) 日程第1  議案第 2号 令和6年度猪名川町一般会計予算       議案第 3号 令和6年度猪名川町国民健康保険特別会計予算       議案第 4号 令和6年度猪名川町介護保険特別会計予算       議案第 5号 令和6年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算       議案第 6号 令和6年度猪名川町奨学金特別会計予算       議案第 7号 令和6年度猪名川町水道事業会計予算       議案第 8号 令和6年度猪名川町下水道事業会計予算 日程第2  議案第15号 猪名川町住民投票条例の制定について       議案第16号 大野アルプスランドの設置及び管理に関する条例の一部改正につ              いて       議案第17号 職員の育児休業等に関する条例及び会計年度任用職員の給与及び              費用弁償に関する条例の一部改正について       議案第26号 公営企業の設置等に関する条例の一部改正について       議案第27号 猪名川町水道事業給水条例の一部改正について 日程第3  議案第19号 猪名川町手数料条例の一部改正について       議案第20号 猪名川町介護保険条例の一部改正について       議案第21号 猪名川町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準              を定める条例の一部改正について       議案第22号 猪名川町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介              護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関す              る基準等を定める条例の一部改正について       議案第23号 猪名川町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に              関する基準等を定める条例の一部改正について       議案第24号 猪名川町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及              び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防の              ための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改              正について       議案第25号 猪名川町子ども・子育て会議条例の一部改正について       議案第29号 猪名川町奨学金条例の一部改正について       議案第30号 猪名川町消防団員等公務災害補償条例の一部改正について 日程第4  議員提出議案第1号 猪名川町議会議員の請負の状況の公表に関する条例の制定                 について 日程第5  猪名川町選挙管理委員の選挙 日程第6  猪名川町選挙管理委員補充員の選挙 日程第7  常任委員会の閉会中の継続調査について 日程第8  議会運営委員会の閉会中の継続調査について              ────────────────               会 議 に 付 し た 事 件 (日程追加) 報告第 1号 令和5年度兵庫県町土地開発公社決算書の報告について 日程第1~日程第3 (日程追加) 議案第34号 教育長の選任について 日程第4~日程第8              ────────────────                 午前10時00分 開議 ○議長(宮東豊一君) おはようございます。  これより第419回猪名川町議会定例会第4日の会議を開きます。  会議に入るに先立ち、お願い申し上げます。  発言については挙手の上、議長が許可した後にお願いするとともに、不穏当な発言とならないよう十分にお気をつけ願います。  傍聴の皆様にあらかじめ申し上げます。傍聴人につきましては、猪名川町議会傍聴規則の規定により、傍聴人は、傍聴席において写真等を撮影したり、または録音等をしてはならない。また、傍聴席において発言すること、拍手その他の方法により公然と可否を表明すること、また、携帯電話の使用等は禁止されておりますので、ご留意願います。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元へ配付しておりますとおりですので、ご了承願います。  日程に入るに先立ち、ご報告いたします。  地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、報告第1号 令和5年度兵庫県町土地開発公社決算書の報告についてが提出されました。報告については、既に配付をしておりますので、ご了承願います。以上で報告を終わります。  これより本日の日程に入ります。              ──────────────── ◎日程第1 議案第2号~議案第8号 ○議長(宮東豊一君) 日程第1 議案第2号 令和6年度猪名川町一般会計予算、議案第3号 令和6年度猪名川町国民健康保険特別会計予算、議案第4号 令和6年度猪名川町介護保険特別会計予算、議案第5号 令和6年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算、議案第6号 令和6年度猪名川町奨学金特別会計予算、議案第7号 令和6年度猪名川町水道事業会計予算、議案第8号 令和6年度猪名川町下水道事業会計予算、以上7議案を一括して議題といたします。  本案は、去る2月20日の会議において、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託しておりましたが、その審査が終わり、委員会審査報告書が提出されましたので、お手元へ配付しております。  初めに、総務建設常任委員長の報告を求めます。  総務建設常任委員長。 ○総務建設常任委員長(山田京子君) おはようございます。  それでは、総務建設常任委員会委員長報告をいたします。  総務建設常任委員会は、去る3月5日及び6日に委員会を開催し、本委員会に付託されました議案第2号 令和6年度猪名川町一般会計予算のうち関係部分、議案第7号 令和6年度猪名川町水道事業会計予算、議案第8号 令和6年度猪名川町下水道事業会計予算の3議案について審査いたしました。その審査の概要について、各委員からの質疑と執行者の答弁を中心に報告いたします。  初めに、議案第2号 令和6年度猪名川町一般会計予算のうち関係部分についてであります。  まず、企画総務部の所管部分のうち、税務課関係部分を除く歳入についてであります。  広告収入の1年間の最大収入額は幾らになるかとの質疑に対し、ホームページは1枠5,000円、1か月に最大24枠の広告を掲載できるため144万円である。広報誌は1枠3万8,000円、紙面の都合により掲載できない場合もあるが、2枠で91万2,000円になるとの答弁がありました。  次に、臨時財政対策債の今後の見通しはとの質疑に対し、臨時財政対策債は、普通交付税の財源不足に対して地方自治体が借金する地方債である。普通交付税として交付する原資が企業等の税収増により一定潤ってきているため、今後の国全体の動向や景気を考慮すると、借入額は減少傾向になっていくと考えているとの答弁がありました。  次に、企画総務部総務課の所管部分についてであります。  職員研修委託料について、研修の組立てを業者とどのように決めているのかとの質疑に対し、令和5年度から7年度の3か年で職員の研修計画を立てている。毎年業者と協議をした上で、その年度に応じた研修を実施している。業者からの研修情報の提供などについては、研修計画に合うものであれば取り入れたいと考えているとの答弁がありました。  次に、企画総務部企画政策課の所管部分についてであります。  まず、ホームページが見やすくなったと感じるが、町としての評価はどのように考えているかとの質疑に対し、職員自身が使いやすくすることで、見やすいページの構築につながり、結果的に住民にとっても同様に感じ取っていただけると考えており、その部分を意識している。今後、更新していく中で、課題のある部分は改善し、さらに検索機能を高めていきたいとの答弁がありました。  次に、シティプロモーション事業委託料で、町制施行70周年と関西万博でのPR動画を作成するとのことだが、その内容はとの質疑に対して、本町は兵庫県の南東部に位置し、万博会場にも非常に近く、万博に訪れた人に猪名川町に目を向けていただけるような機会としてPR動画の作成に取り組んでいきたいとの答弁がありました。  次に、企画総務部生活安全課の所管部分についてであります。  まず、駐輪場・駐車場運営管理費について、現在2か所ある駐輪場の利用者はかなり減っているが、今後どのように運営していくのかとの質疑に対して、2か所とも利用者があるため、基本的には両方とも継続運営する方向で考えている。今後は管理方法を早急に決め、利用方法と業者を決定していきたいと答弁がありました。  次に、防災士資格取得支援補助金について、町内に何人くらいの防災士を想定しているのかとの質疑に対し、1地域に1人ぐらいを想定している。地域に偏りがあるものの、現在、防災士会の会員数が21名おり、非会員を含めて町内に30人弱が防災士の資格を取得しているとの答弁がありました。  次に、地域振興部の歳入部分についてであります。  外国人受入環境整備交付金とあるが、外国人はどれくらいいるのか、また、支援の内容はとの質疑に対し、令和6年1月末現在で男性が95名、女性が130名の計225名、韓国、ベトナム、中国の方が多い。コーディネーターやタブレットを使った多言語翻訳システムの活用などで支援しているとの答弁がありました。  次に、地域振興部農業環境課の所管部分についてであります。  まず、合併浄化槽は定期的に曝気できているかとの質疑に対し、曝気など浄化槽が適切に稼働するため、管理組合で法定点検を年1回、保守点検を年4回、清掃を年1回実施するなど、必要なメンテナンスを行っているとの答弁がありました。  次に、学校給食地産地推進事業補助の対象になる野菜は決まっているのか。また、新しい野菜を対象品目に追加する予定はあるのかとの質疑に対し、給食センターの出荷については、JAの出荷部会で協議され、現在は学校給食によく使用するジャガイモ、タマネギ、大根など10品目が対象である。また、対象品目の追加については、部会で協議する中で必要があれば検討したいとの答弁がありました。  次に、今後、森林環境譲与税をどのように活用していくのかとの質疑に対し、森林環境譲与税の主目的は、森林整備であり、幅広く活用できるが、一定の基準は必要。令和5年度に里山再生基本計画を策定しており、この計画に基づき事業を進めていきたいとの答弁がありました。  次に、地域振興部産業労働課の所管部分についてであります。  まず、オールドニュータウン商業施設等空き区画活用支援事業補助金の対象はとの質疑に対し、店舗以外でも子育てや高齢者を対象とした施設なども補助対象になるが、借主である事業者と貸主など二者間で協議され、条件が合えば借主が補助対象者となるとの答弁がありました。  次に、南田原町有地の維持管理費について、予算を削減できる取り組みを考えているかとの質疑に対し、維持管理方法について、草刈りとトラクターによる耕起作業の2種類を行っている。令和6年度は会計年度任用職員を雇用し、調整水田や被覆作物を活用し、予算の削減につながるよう実施していきたいとの答弁がありました。  次に、まちづくり部建設課の所管部分についてであります。  まず、道路維持修繕工事費が大幅に増額した理由はとの質疑に対し、幹線道路の舗装打ち替えを実施するため増額している。令和8年度までの時限立法である公共施設等適正管理事業債を活用し、充当率90%で元利償還金に対する交付税措置がされていることから、改修工事をこの時期に集中して実施するためとの答弁がありました。  次に、交通安全施設整備工事は、各自治会やPTAからの要望により整備するとのことだが、どのような要望があるのかとの質疑に対し、令和5年度はラインの引き直しやガードレールの交換などを行った。毎年8月頃に要望があった箇所の現地確認を行い、内部の調整会議において必要であるかなどを協議し、工事を実施しているとの答弁がありました。
     次に、急傾斜地崩壊防止対策工事の条件がレッドゾーン5戸以上とあるが、条件に満たない箇所でも町として何か検討されているかとの質疑に対し、関係機関と年に数回の会議を行っており、4戸以下の場合も適用できないか要望していきたいとの答弁がありました。  次に、まちづくり部都市政策課の所管部分についてであります。  まず、本町の空き家の状況と今後の傾向はとの質疑に対し、令和2年度に実施した空き家等実態調査で208件の空き家を把握している。この件数は実際に住居として活用が見込めるもので、日々の業務の中では空き家相談、空き家に対するクレームが増加傾向にあると認識している。本町の特徴として、ニュータウンの場合は空き家をリフォームするのではなく、一旦更地にした状態で新築する方が多い。本町では空き家の利活用、除却に対する支援補助をしており、需要が増加すると考えている。空き家活用を移住対策につなげていくよう努力していきたいとの答弁がありました。  次に、耐震診断や耐震補強をより多くの人に受けてもらいたいと思うがどうかとの質疑に対し、令和4年度に耐震改修に関するパンフレットを各戸配布している。配付したことで1桁の耐震診断の実績が令和4年度、5年度は10件となり、周知の効果が出ていると考えている。新年度については固定資産税納税通知書を活用するなど、様々な方法で周知に努めていきたいと考えているとの答弁がありました。  次に、議案第7号 令和6年度猪名川町水道事業会計予算についてであります。  県水受水費建設改良費の事務費が前年度に比べて大幅に減額になった理由はとの質疑に対し、県水受水費については、6年度は4年ごとの見直しの時期となり、基本料金1及び2が引き下げられたことによる。なお、従量料金は薬品費や資材費などの高騰により、立米当たり49円から57円に引き上げられたが、それよりも基本料金の引下げ幅が大きくなったためとの答弁がありました。  次に、議案第8号 令和6年度猪名川町下水道事業会計予算についてであります。  今後、基金を取り崩して下水道使用料を上げていかなければいけない状況において、将来的な事業運営の見通しはとの質疑に対し、下水道事業については、整備がほとんど終了している状況で、終末処理場の管理費や企業債の償還が主な費用である。その企業債の償還のピークが令和8年度となり、安定していくと考えているとの答弁がありました。  その後、3議案について採決を行い、いずれも全会一致で、別紙委員会審査報告書のとおり可決すべきものと決しました。  以上で総務建設常任委員会委員長報告といたします。 ○議長(宮東豊一君) 次に、生活文教常任委員長の報告を求めます。  生活文教常任委員長。 ○生活文教常任委員長(福井和夫君) それでは、生活文教常任委員会委員長報告をいたします。  生活文教常任委員会は、去る3月8日、11日に委員会を開催し、本委員会に付託されました議案第2号 令和6年度猪名川町一般会計予算のうち関係部分、議案第3号 令和6年度猪名川町国民健康保険特別会計予算、議案第4号 令和6年度猪名川町介護保険特別会計予算、議案第5号 令和6年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算、議案第6号 令和6年度猪名川町奨学金特別会計予算の5議案について審査しました。その審査の概要について、各委員からの質疑と執行者の答弁を中心に報告いたします。  初めに、議案第2号 令和6年度猪名川町一般会計予算のうち関係部分についてであります。  まず、消防本部の所管部分についてであります。  北出張所の女性仮眠室改修工事とあるが、以前に女性職員が定足数3名と聞いているが、もう1名配置されないのかとの質疑に対して、女性職員は6年目、3年目、1年目の3名在職しており、令和6年度には新規採用職員として1名の採用予定で、全4名となる。当本部の女性職員の割合は全体の8.5%で、国の基準の5%を上回り、施設のキャパシティーを考えると現状で一定の目標を達成したとの答弁がありました。  次に、デジタル無線負担金の内容はとの質疑に対して、平成25年にデジタル無線システムを設置し老朽化している。全更新は多額の負担となることから、令和13年をめどに計画的に更新を行う。令和6年度は中枢部であり共通部の無線回線制御装置などを更新するとの答弁がありました。  次に、生活部の歳入についてであります。  児童虐待防止対策支援事業補助金で、子どもの虐待に対してどういう対策を考えているのかとの質疑に対して、虐待、子育て支援、DVに関する相談機能の集約化、こども家庭センターとの連携、要対協との調整業務などを考えているとの答弁がありました。  次に、生活部住民課の所管部分についてであります。  3歳児健診で使うスポットビジョンスクリーナーはいつ購入するのか、購入までに健診を受けられた人は遡って使うことができるのかとの質疑に対して、屈折検査の検査機器は4月にプロポーザルを行い、できるだけ早期に購入したい。受けられなかった対象児については、後日、日程を設定し、検査を行う予定との答弁がありました。  次に、北部医療提供体制整備業務委託料の内容は。北部医療体制オンライン診療を含め、今後どうなるのか。また、北部地域医療診療所運営補助金はなくなるのか。なくなるならその時期はとの質疑に対して、猪名川町北部地域医療あり方検討委員会の提言に基づき、北部地域における持続可能な医療提供体制の確保に向けて、オンライン診療が実現した際の機器等の整備を想定した委託料。地域の方々が最低限受けられる医療体制を維持するため、オンライン診療を6月以降、試行的にできるよう協議を重ねている。運営補助金は新しい取り組みを行うまでの補助で想定をしている。国や県の規制や杉生診療所の運営母体である晴風園とも協議中であるため、現段階ではいつまでという答えができないとの答弁がありました。  次に、生活部福祉課の所管部分についてであります。  まず、福祉施設の在り方検討で計上しているが、町としての考えはとの質疑に対して、総合福祉センターは、平成7年に竣工し、老朽化が進んでいる。主に高齢者サービスの拠点として運営しているが、時代の経過とともに求められるニーズが変わっているため、本町に不足する福祉サービスの拠点とし、再整備を検討している。工事費、運営費については、民間活力を最大限活用し、圧縮していきたい。工事は一旦休館して、再度の開館は令和9年度を予定しているとの答弁がありました。  次に、避難行動要支援者に対する報償金がかなり減額されているがどういうことかとの質疑に対して、支援を必要とする方に対し、ケアマネジャーや障がい者相談員が個別支援計画の策定に関わった際に報償を払う制度となっているが、令和6年度は学識経験者の援助を得て、個別支援計画を団体と共に作成する方式に変わったため事業費が縮小した。具体的には、学識経験者が支援団体に対して個別支援計画の策定について机上で地域における砂防の状況を踏まえた避難経路等についてアドバイスをして策定しているとの答弁がありました。  次に、生活部保険課の所管部分についてであります。  まず、高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業の委託料について、昨年度230万円が9万5,000円で大幅な減額だが、理由はとの質疑に対して、健康状態の不明の方、検診も医療も介護も受けていない高齢者の方について、町保健師と委託事業者の栄養士が訪問していたが、同行する者を医療職、看護師などが妥当と判断し、看護師を派遣してもらう委託を検討したが、町保健師のほうである程度賄えるため、来年度については管理栄養士の派遣を取りやめるため減額となったとの答弁がありました。  次に、生活部こども課の所管部分についてであります。  まずヤングケアラーに対しての支援で、家事支援が無料ということだが、本人が言うのは難しいと思うが、どういう形で支援するのかとの質疑に対して、今年度ヤングケアラーの実態調査を実施。また、日頃より家庭児童相談員が相談業務の中で、ヤングケアラーではないかという家庭も一部把握している。それを基に相談員と密に協議する中で、間に入ってしっかり支援につなげていきたいとの答弁がありました。  次に、こども家庭センターの創設にあたり、こども課の事業が移動されるが、通常の子育て支援センターの業務に加えて虐待やDVなどの相談で仕事量が多くなるが、子育て支援センターで全て業務が賄えるのかとの質疑に対して、令和7年の猪名川町のこども家庭センターの設立にあたり、令和6年度は人員体制を充実させる形でセンターを中心に進める。本庁こども課も引き続き連携する。また、保健センターや各機関と連携を図り、6年度は課題を整理し、修正しながら7年度正式に立ち上げていきたい。また、これまでの子育て支援センターの事業も継続し、より手厚い充実した支援につなげていきたいとの答弁がありました。  次に、教育委員会の歳入についてであります。  まず、教職員住宅は、以前は教職員のみの居住だったが、今どういう人が住んでいるのかとの質疑に対して、部屋は21戸で現在14戸入居がある。町立小・中学校の教職員9名のほか、猪名川高校のALT1名、町教育委員会所属の職員1名、教育委員会以外の町職員3名が入居しているとの答弁がありました。  次に、教育委員会教育振興課の所管部分についてであります。  まず、町立学校園照明LED化事業について、令和16年度まで2億8,032万円を債務負担計上しており、全ての小・中学校と幼稚園で一斉に行われるが、令和3年度生まれの子どもが80人余り、その後も減っている状況でこれだけの予算をかけてする意味があるのか。CO2削減は必要かもしれないが、町の財政はどう考えていくのかとの質疑に対して、公共施設におけるLED化は、国で省エネ推進のため2030年度までにLED化率100%を掲げており、国内メーカーでは蛍光灯器具等の製造が順次終了しつつあり、本町においてもLEDの照明の導入を計画的に進めていく必要がある。また、蛍光灯器具等は全国的に価格高騰や入手困難な状況が発生しており、学校での照明環境の維持に支障を来すおそれがある。快適な照明環境の構築と高騰する電気料金の節減に対応するため、LED化は喫緊の課題であると考えており、早急に照明環境の整備に向けてLED化を進めていくとの答弁がありました。  次に、水泳指導等委託料で、楊津、大島の小規模校で試行的にB&Gで水泳指導するとのことだが、詳しい実施期間や移動方法はとの質疑に対して、楊津小と大島小の2校合同でB&G海洋センターの屋内温水プールで6月中旬から7月中旬にかけてプール授業を実施する。屋内温水プール7レーンのうち3レーンを使用し、B&Gのインストラクターが指導を行う。2校合同で実施するので、バスでB&Gまで送迎を行う。低学年のグループと高学年のグループに分けて実施することとしており、各グループが4回、合計8回B&Gに行く。時間は午後1時から午後3時を予定しており、バス1台で大島、楊津の児童を乗せ、B&G海洋センターに行き、プール授業が終わったら各校まで児童を送っていくとの答弁がありました。  次に、教育委員会学校教育課の所管部分についてであります。  まず、JETプログラムは国の補助事業だが、今年度から利用するのか。また、中学校は人材派遣からALT1人派遣となっているが、今後どうするのか。来年以降、JETを使うという考えはあるのかとの質疑に対して、JET ALTの招致は、令和6年度の夏来日から参加できる事務を進めている。ALT、小学校6校に4名派遣しているが、うち2名を8月以降はJET ALTで、残り2名は人材派遣のALTを継続する。中学校は人材派遣を続けていく。今年度以降、JET ALTを続けていきたいが、確実なALTを派遣できる人材派遣会社からの派遣は、一部継続で考えているとの答弁がありました。  次に、丹波少年自然の家で自然学校を実施していたが、今年度からは各学校で自然学校を実施するところを探すのか、何かルールはあるのかとの質疑に対して、丹波少年自然の家の利用ができなくなり、令和6年度は南但馬自然学校に4校、奥猪名健康の郷に2校を予定している。ほかにも自然学校受入れ可能な施設はある。自然学校の宿泊施設は学校が選ぶこととしている。町の人数規模であれば、ほかの学校と時期が重なっても大きな支障はないとの答弁がありました。  次に、中学校体験活動事業費がなくなった理由は。スキー教室は保護者負担だが、金銭的な面で厳しい場合はどうなるのかとの質疑に対して、令和5年度の中学校1年生のスキー教室のバス代補助であるが、各中学校でスキー教室も含めて学校行事の見直しをしており、来年度から補助をなくしている。スキー教室を行うと保護者負担だが、就学援助で学校行事の補助は出るとの答弁がありました。  次に、中学校部活動の地域移行で、令和5年度時点で猪名川中学校が14、清陵が8種類があり、今後増えていくが、令和8年度の移行に向けて最終的にどの程度を見込んでいるのか。令和8年度以降で考えると、小学校6年生や5年生の子どもの保護者も対象となるが、どのように説明するのか、理解を得るためにどう取り組むのかとの質疑に対して、各団体と調整を図っており、見込み数ははっきりしていないが、バドミントンやレスリングなども増やしていくという説明をしている。6年生は小学校に担当が出向いて説明をしている。保護者には新入生の保護者説明会に担当者が出向き、各中学校で説明をしている。来年度以降、6年生を対象に早い時期での説明を検討しているとの答弁がありました。  次に、リーディングスキルテストで子どもたちに何を身につけ向上させ、何を目指していこうと思っているのか、フィードバックの方法はとの質疑に対して、リーディングスキルテストは教科書などに書かれている基本的な文章の意味やテストの問題文、図表、グラフから情報などを正確に捉える力を測定判断するテスト。読みの力は外から見えにくいので、このテストを受検してもらい、子どもたち一人一人に対して紙の個票が返ってきて、タブレットでも個票を見ることができる。保護者にも個票、タブレットでの画面を見ていただくことが可能。個票の見方や指導方法についてのテキストももらえるので参考に先生にも研修を積んでいってもらうとの答弁がありました。  児童や生徒数は日により、時期により変わると思うが、人数に応じて随時スクールサポーターは替えていくのか、巡回も行い、臨機応変に応対されると思うが、効果や見通しはとの質疑に対して、スクールサポーターは中学校2校、小学校2校の配置、派遣を考えている。教員ではない大人を配置することで、子どもたちが接することのできる窓口が増える。サポートルームは児童生徒の居場所で、自分の強みを知り、生かす、苦手な場所でSOSを出せるようになるなど、児童生徒が成長できる場となればと考えている。現在、清陵中学校にスクールサポーターを配置しており、教室に入りづらい生徒に対してサポーターが話し相手や学習の補助をしている。サポートルームから教室に向かって教室で過ごす時間が出てきたという生徒もいるので、効果は考えられるとの答弁がありました。  次に、議案第4号 令和6年度猪名川町介護保険特別会計予算についてであります。  認知症カフェに対して、コーヒー1杯分の助成があるが、どう支払うのか。高齢者に限定されているのか、地域のボランティアにも精算されるのかとの質疑に対して、認知症カフェのチラシにクーポン券を印刷し、そのチラシを持参されたら1人1回コーヒーが無料で飲める形で、外へ出るきっかけづくりを検討している。今の認知症カフェは日生のサピエ、若葉の喫茶店、イオン猪名川のイオン薬局、JAのオアシスいながわの4か所。運営は清陵中学校区の地域包括支援センター。コーヒー代の精算は回収したチラシを地域包括支援センターに提出し、その分を支払う方法を考えている。基本的にはどなたでもクーポン券を持参された人には1杯を負担するので、ボランティアの人にも使っていただきたいと考えているとの答弁がありました。  次に、保健機能強化推進交付金が国の制度見直しで減額されているが、どういう見直しかとの質疑に対して、毎年国で評価指標が見直しになるが、令和6年度の評価指標は、介護従事者の処遇改善に主に財源を回すところが大きい。全国の県と市町村含め50億円の財源が減り、それに伴い町の配分も減ったとの答弁がありました。  次に、健康長寿体操教室の助成金は今までどおり変わらないのか。通いの場に場所によって行きにくいという声があるが、対策はないのかとの質疑に対して、体操教室については、講師料に対する助成について、現状2分の1の助成率が令和7年度から4分の1に変わるグループがある。令和5年と令和6年は猶予期間となり、令和6年度に正式に決めるよう検討を進めている。グループ内でも会費を上げる努力や助成率が下がると運営は難しいというふうな話も聞いており、その辺りも踏まえ、検討する予定。集いの場に行きたいが行けないという話も聞いており、地域の中で支え合って、移動できないか検討していかなければと考えているとの答弁がありました。  次に、議案第5号 令和6年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算についてであります。  まず、広域連合について、毎月支払いをしているものになるのかとの質疑に対して、事務費分賦金、本町被保険者の医療費の12分の1を町負担金として支払うルール。概算で支払い、翌年度に精算する。医療費は広域連合で県下の分を一括して処理をしているとの答弁がありました。  次に、議案第6号 令和6年度猪名川町奨学金特別会計予算についてであります。  まず、昨年11月、所得要件を910万円から590万円に引き下げる制度改正があった。今年1月に募集した際に、この改正により借入れができなかった人は何人いるのかとの質疑に対して、今年1月の奨学金の申請者数は32人。審査の結果、奨学金の対象となったのは28人、却下が4人である。却下4人のうち3人は改正前の条件であれば対象となった方で、残り1人は改正前の要件でも対象外であった。対象外の方には、結果通知とともに他制度の案内を行うなど、説明を行っているとの答弁がありました。  次に、貸付金元金収入が700万円となっているが、制度改正以降で返済金が多くなるのはいつ頃かとの質疑に対して、平成29年1月以降の貸付額は毎年大きく増えており、最近は2,000万円超えの貸付けとなっている。大学卒業後、返還した場合で、令和7年度から5年間は大きな額が続く見込み。毎月1万円の返済で試算すると、令和10年に1,600万円程度を見込んでいる。減額適用前の試算なので実際の収入額は300万円から400万円程度減少することになるとの答弁がありました。  なお、議案第3号 令和6年度猪名川町国民健康保険特別会計予算についての質疑はありませんでした。  その後、5議案について採決を行い、全会一致で別紙委員会審査報告のとおり可決すべきものと決しました。  以上で生活文教常任委員会委員長報告といたします。 ○議長(宮東豊一君) 委員長の報告は終わりました。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは、質疑は終結いたします。  これより議案第2号 令和6年度猪名川町一般会計予算の討論に入ります。  討論の通告がありますので、反対者の発言を許します。  反対者、山下隆志君。 ○5番(山下隆志君) 私、山下隆志は、議案第2号 令和6年度猪名川町一般会計予算に対し、反対の立場で討論を行います。  反対の理由を一言で申し上げますと、今回上程された令和6年度一般会計予算には、本町の財政問題に対して必要な対策が取られていないからです。現状の猪名川町の財政は、あと5年で財政調整基金が枯渇してしまうという危機的状況にございます。財政問題は今に始まった問題ではなく、2014年に財政調整基金の切り崩しが始まった10年前から認識されていた問題です。町長は現在の本町の行財政について、基金の切り崩しを前提とした収支均衡を図っている現状は身の丈に合っているとは言えない。将来世代にツケを残さないために、身の丈に合った財政運営をしなければならない、このように、一貫して述べられてまいりました。また、私が昨年12月に行った一般質問では、第2のプロロジスを誘致したいとのお考えも述べられました。私はこのような町長のご認識やご答弁、そしてコロナウイルス感染症の影響が一段落した現状から、令和6年度の予算では財政に対して何らかの対策が講じられるであろうと期待感を持っておりました。しかし、本議案の内容を見る限り、特に目立った財政対策が講じられているわけではありませんでした。公共施設の利用料や手数料の見直し程度では、本町が抱える財政問題の解決策にはなり得ません。第2のプロロジスを誘致する、これくらいの規模感の数億円規模の税収増が見込めるそのような取り組みが必要です。  ところで、2021年7月に岡本町長が就任されてから今年で3回目の予算となります。町長の任期は4年と定められておりますが、4年と定められているのは4年で一定の成果を上げることが期待されているからです。しかし、過去2年を見ても、財政に対して目立った取り組みをされているわけではなく、今年3年も特に目立った財政の対策が講じられていないのであれば、果たして行財政改革はいつされるおつもりなのかと、そのように思っております。来年に行財政改革をされるおつもりかもしれませんが、令和7年度の当初予算が上程されるタイミングは町長の任期満了の4か月前です。選挙の直前になってだけ行財政改革を始めたところで、それは遅いです。何としても令和6年度から行財政対策を講じ、それに必要な予算を割り振っていただきたい。私は第2のプロロジスを町所有の日生ニュータウン第2期の土地に誘致するための取り組みに予算をつけてほしいと考えています。この土地に第2のプロロジスを誘致することができれば、数億円、2億円規模の税収増が期待できます。  去る2月28日の同僚議員6名の代表質問をお聞きした限り、本議案、令和6年度の予算に対して、どの議員も私と同じ疑念をお持ちだったとお見受けしました。本議案に賛成するということは、すなわち令和6年度の予算の執行に問題がないということを示すことになります。本当に問題がないとお考えか、各自で立ち返って、また過去2年の行財政に対する執行側の取り組みを振り返ってみてほしいです。もし本議案に対して何らかの疑問、問題を感じられるのであれば、それはやはり反対という立場で表明し、このままでは駄目だということを表決でお示しいただきたい。それこそが議員の仕事であると考えています。  何か具体的な対策を講じるまで予算の執行を認めない。これぐらいの強い気持ちを各議員が見せないと、現状の本町の財政問題に対して真剣に取り組んでもらえません。それは過去2年がそうだったように。そして、令和6年度の予算がそうであるように。危機的状況でありながらも、ほったらかしにされてしまいます。令和6年度一般会計予算が賛成多数で可決されなければ、その他の無関係の事業の予算の執行も遅れるかもしれません。しかし、私はそれを遅らせてでも財政対策に対していま一度立ち返って考える時間を取ること。そして、具体的な行財政対策とともに、そのための予算を示してもらうことのほうが重要と考えますゆえにこの議案に対しては反対いたします。議員各位のご賛同のほどをどうぞよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮東豊一君) 次に、賛成者の発言を許します。  山下修君。ゆっくりでいいですよ。 ○7番(山下 修君) それでは、議案第2号 令和6年度猪名川町一般会計予算について、賛成の立場で討論を行います。  全国的に少子高齢化が進む一方で、労働基準法改正による働き方改革を進めなければなりません。労働者不足はあらゆる分野に広がっており、行財政改革やデジタル化への対応など、行政運営に苦慮される自治体が増えてきております。  また、約4年の間、コロナ対応などで様々なイベントが見送られる状況が続きましたが、令和5年度は4年ぶりの再開が合い言葉となる年となりました。様々な活動が再開される中、令和6年度は過去最高となる212億777万4,000円の当初予算案が編成されました。これは人事院勧告に伴う公務員給与の改定や、そしてロシアによるウクライナ侵攻以降、世界的な物価高騰やエネルギー価格高騰により、物件費の高止まりが続くなど、外的要因によるものも多く、本町において1年前に示された財政調整基金の減少に対する行財政改革の実現は本町だけの努力ではなかなか難しいと実感するところであります。  しかし、行財政改革を早期に進めなければ財政状況はどんどん厳しくなります。人口減少による税収減、高齢者の免許返納による交通問題、医療や買物支援、日常サポートなどの課題がどんどん増えていく状況です。歳出を増やさないようにするためには、今までの事業の大幅見直しは必要です。町政は今までの時代から大きく見直しを進めなければならない状況に転じております。  町長の施政方針では、上下水道事業における基金取崩しの現状を助成することや路線バス杉生線エリア内での公共交通の再編、大野アルプスランドの指定管理体制を見直すことでの歳出削減、町有地への太陽光パネル設置の検討、LED化によるコスト削減などが示されており、様々な改革を進める方針となっております。その一方で、災害リスクに対する対策も急務であり、豪雨災害や土砂災害に対する備えとして、町内の一般河川の氾濫対策事業や急傾斜地対策事業を引き続き実施されるのに加え、危険木伐採など、里山再生整備事業を新たに実施されます。また、本町の課題であった農業後継者不足の問題について、新規就農者を支援するチャレンジ農業者就農支援事業の取り組みやごみ出し、ごみ当番負担軽減策のエリア拡大など、多くの住民が期待している新たな取り組みも計画されています。課題解決に着手しつつ、歳出を極力少なくする努力が感じられる計画となっています。また、歳入を増やす対策としては、旧六瀬中学校やつつじが丘幼稚園の跡地利用の促進なども進めていただいているところでありますが、早期に結実できるよう期待しております。  いずれにしても、本町の実情に即し住民生活に支障を来さないよう改革を進めるために、相当な工夫や努力と丁寧な話合いによる合意形成が必要であり、改革にはそれなりの時間が必要となることは理解しておりますが、残された時間はあまりありませんので、今後、スピード感を増して、より一層の行財政改革を進めていただくよう期待しております。そして、住民との信頼関係を進め、対話の時間やその機会をどんどんつくっていただき、持続可能で住民との信頼関係に満ちた猪名川町政を進めていただけるものと期待しております。  以上の理由により、私は議案第2号 令和6年度猪名川町一般会計予算に賛成いたします。  当初予算は、住民生活に影響を及ぼす重要案件であります。そして、今般、この予算に反対を行使するほどの重大な争点は見受けられません。本町の町政を堅実に前へ進めることを訴え申し上げ、議員諸氏のご賛同を賜りたく私の賛成討論を終わります。 ○議長(宮東豊一君) 以上で通告による討論は終わりました。  それでは、討論は終結いたします。  これより、議案第2号 令和6年度猪名川町一般会計予算の採決をいたします。この採決は起立によって行います。  お諮りします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                 〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(宮東豊一君) 起立多数であります。  よって、議案第2号 令和6年度猪名川町一般会計予算は、可決されました。  次に、議案第3号 令和6年度猪名川町国民健康保険特別会計予算、議案第4号 令和6年度猪名川町介護保険特別会計予算、議案第5号 令和6年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算、議案第6号 令和6年度猪名川町奨学金特別会計予算、議案第7号 令和6年度猪名川町水道事業会計予算、議案第8号 令和6年度猪名川町下水道事業会計予算、以上6議案の討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは、討論は終結いたします。  これより議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号、以上6議案を一括して採決いたします。  本案についての委員会審査報告は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決したということでございます。  お諮りします。以上6議案は、委員会審査報告のとおり決することにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、議案第3号 令和6年度猪名川町国民健康保険特別会計予算、議案第4号 令和6年度猪名川町介護保険特別会計予算、議案第5号 令和6年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算、議案第6号 令和6年度猪名川町奨学金特別会計予算、議案第7号 令和6年度猪名川町水道事業会計予算、議案第8号 令和6年度猪名川町下水道事業会計予算、以上6議案は、原案のとおり可決されました。              ──────────────── ◎日程第2 議案第15号~議案第17号、議案第26号~議案第27号
    ○議長(宮東豊一君) 日程第2 議案第15号 猪名川町住民投票条例の制定について、議案第16号 大野アルプスランドの設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第17号 職員の育児休業等に関する条例及び会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について、議案第26号 公営企業の設置等に関する条例の一部改正について、議案第27号 猪名川町水道事業給水条例の一部改正について、以上5議案を一括して議題といたします。  本案は、去る2月20日の会議において、総務建設常任委員会に審査を付託しましたが、その審査が終わり、委員会審査報告が提出されましたので、お手元へ配付しております。  総務建設常任委員長の報告を求めます。  総務建設常任委員長。 ○総務建設常任委員長(山田京子君) それでは、総務建設常任委員会委員長報告をいたします。  総務建設常任委員会は、去る3月5日及び6日に委員会を開催し、本委員会に付託されました議案第15号 猪名川町住民投票条例の制定について、議案第16号 大野アルプスランドの設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第17号 職員の育児休業等に関する条例及び会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について、議案第26号 公営企業の設置等に関する条例の一部改正について、議案第27号 猪名川町水道事業給水条例の一部改正についての5議案について審査いたしました。この審査の概要について、各委員からの質疑と執行者の答弁を中心に報告をいたします。  初めに、議案第15号 猪名川町住民投票条例の制定についてであります。  まず、条文に町政に関する重要な事項とあるが、具体的にどのようなものかとの質疑に対し、他自治体の事例では、市町村合併の是非、庁舎や病院の移転、自治体の名称変更、産業廃棄物処理施設の設置などがある。条文に列挙すると対象事案が限定的になり、様々な事案に対応できなくなる可能性があるため明記をしていないとの答弁がありました。  次に、住民投票を実施した場合、費用はどれぐらいかかるのかとの質疑に対し、町長選挙や町議会議員選挙にかかる費用から公費負担やポスター掲示場の設置などにかかる費用を除いた1,200万円程度を想定しているとの答弁がありました。  次に、条文に住民投票の成立要件が明記していないがなぜかとの質疑に対し、投票資格者に対する投票総数が一定の割合に達しない場合は成立せず、開票しない自治体もあるが、本町ではボイコット運動の抑制、また情報公開や説明責任の観点から、投票率にかかわらず投票結果を明らかにする必要性があると考えていることから、成立要件は設けていないとの答弁がありました。  次に、議案第16号 大野アルプスランドの設置及び管理に関する条例の一部改正についてであります。  まず、利用料金を導入した考えはとの質疑に対し、サウンディング調査において、ほぼ全業者から利用料金制を望む声があった。指定管理者制度そのもののメリットであり、民間のノウハウが生かされ応分の収益が得られると考えられる。そのことで利用者へのサービス向上も図られると考えられ、一定の委託料を負担しながらも収益が上がることにより、町が負担する委託料が減っていく傾向になると考えているとの答弁がありました。  次に、老朽化によって発生する道路などの修繕料は指定管理者が負担しないのか。また、駐車場が無料なのはなぜかとの質疑に対し、町道であるため、道路管理者である町が負担する。駐車場については、大野アルプスランドの中には天文台、キャンプ場の有料施設もある一方、無料で利用いただける場所も多くあるため、有料化は検討していないとの答弁がありました。  なお、議案第17号、議案第26号、議案第27号についての質疑はありませんでした。  その後、5議案について採決を行い、全会一致で別紙委員会審査報告書のとおり可決すべきものと決しました。  以上で、総務建設常任委員会委員長報告といたします。 ○議長(宮東豊一君) 委員長の報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは、質疑は終結いたします。  これより、議案第15号 猪名川町住民投票条例の制定について、議案第16号 大野アルプスランドの設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第17号 職員の育児休業等に関する条例及び会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について、議案第26号 公営企業の設置等に関する条例の一部改正について、議案第27号 猪名川町水道事業給水条例の一部改正について、以上5議案の討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは、討論は終結いたします。  これより、議案第15号、議案第16号、議案第17号、議案第26号、議案第27号、以上5議案を一括して採決いたします。  本案についての委員会審査報告は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決したということでございます。  お諮りします。  以上5議案は、委員会審査報告のとおり決することにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、議案第15号 猪名川町住民投票条例の制定について、議案第16号 大野アルプスランドの設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第17号 職員の育児休業等に関する条例及び会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について、議案第26号 公営企業の設置等に関する条例の一部改正について、議案第27号 猪名川町水道事業給水条例の一部改正について、以上5議案は原案のとおり可決されました。              ──────────────── ◎日程第3 議案第19号~議案第25号、議案第29号~議案第30号 ○議長(宮東豊一君) 日程第3 議案第19号 猪名川町手数料条例の一部改正について、議案第20号 猪名川町介護保険条例の一部改正について、議案第21号 猪名川町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第22号 猪名川町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第23号 猪名川町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第24号 猪名川町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第25号 猪名川町子ども・子育て会議条例の一部改正について、議案第29号 猪名川町奨学金条例の一部改正について、議案第30号 猪名川町消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、以上、9議案を一括して議題といたします。  本案は、去る2月20日の会議において、生活文教常任委員会に審査を付託しましたが、その審査が終わり、委員会審査報告書が提出されましたので、お手元へ配付しております。  生活文教常任委員長の報告を求めます。  生活文教常任委員長。 ○生活文教常任委員長(福井和夫君) それでは、生活文教常任委員会委員長報告をいたします。  生活文教常任委員会は、去る3月8日及び11日に委員会を開催し、本委員会に付託されました議案第19号 猪名川町手数料条例の一部改正について、議案第20号 猪名川町介護保険条例の一部改正について、議案第21号 猪名川町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第22号 猪名川町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第23号 猪名川町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第24号 猪名川町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第25号 猪名川町子ども・子育て会議条例の一部改正について、議案第29号 猪名川町奨学金条例の一部改正について、議案第30号 猪名川町消防団員等公務災害補償条例の一部改正についての9議案の審査を行いました。  この審査の概要について、各委員からの質疑と執行者の答弁を中心に報告をいたします。  初めに、議案第25号 猪名川町子ども・子育て会議条例の一部改正についてであります。  意見参考人の町職員の職種は。役職は課長や部長かとの質疑に対して、福祉、保健、医療の関係として生活部職員、総合計画関係として企画総務部職員を、教育関係として教育委員会職員など、必要に応じて参集できればと考えている。部長または課長級と考えているとの答弁がありました。  第3条で委員が3人増えている理由はとの質疑に対して、本計画は、子ども・子育て支援計画に加えて、子ども・若者に関する計画も新たに策定する。そのため、若者部分の委員を新たに登用し審議いただくため、定員を増やしたとの答弁がありました。  次に、議案第29号 猪名川町奨学金条例の一部改正についてであります。  町内在住で住民票があれば年間5万円の免除を5年間受けられるというのは、定住促進という目的もあり、他市にはない町独自のすばらしい制度だが、なぜ削除するのか。制度ができて7年、定住促進の成果がなかったと判断するのかとの質疑に対して、令和4年度決算まで累計で16人に減額制度を実施。16人のうち令和2年度に適用が始まった2人については、3年目に町外に転出し対象外に、令和3年度から適用の9人のうち1人は未納となり、2年目から対象外となっている。この結果だけから定住促進の成果を検証するのは難しく、定住施策については、教育委員会のみなでなく、町全体で判断するものと考えているとの答弁がありました。  次に、国のデジタル田園交付金を活用し、返還金の減免ではなく、奨学金を返還した人に還元するという形に条例を変更したらよいのではないかの質疑に対して、国からは奨学金を活用した若者の地方定着促進要綱が示され、学校卒業後に地方で定住、働くことのできる雇用を創出することが有効で、その手法として奨学金の返還支援を活用しようとするもの。本町の奨学金の返還金減額制度は、この国の枠組みから少し外れており、活用するには新たな支援制度を設ける必要がある。奨学金を活用した若者の地方定着促進や雇用創出については、町全体で検討すべき内容であり、教育委員会単独で設ける支援制度ではないと考えているとの答弁がありました。  次に、原資がなくなると言うが、利用者が多いことは必要としている人が多いということであり、それこそ町民へのサービスで執行者としては喜ぶべき施策ではないかとの質疑に対して、財源である基金残高が枯渇がこの先見込まれ、学びの保障のための奨学金制度を何とか維持していこうという考えの下、制度見直しを行ってきた。基金の健全化を目指すためにも条例の改正についてご理解いただきたいとの答弁がありました。  次に、この条例改正に関して、減免の対象となるのは16人で、1人5万円なら80万円になると思うが、その予算が一般会計から繰り入れできないのかとの質疑に対して、奨学金特別会計は独立しているので、その中で歳入歳出を回していくのが基本的な考え方である。奨学金制度を維持し、学びの保障を継続していくためにも、一旦制度の見直しをするものであり、一般会計から繰り入れするという考えはないとの答弁がありました。  なお、議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第30号についての質疑はありませんでした。  次に、討論についてであります。  議案第29号 猪名川町奨学金条例の一部改正について、2名の反対討論として、まず、猪名川町独自の奨学金制度は、定住促進を目的に減免制度が創設され、返還時に猪名川町に居住している場合、年間5万円の免除が5年間まで受けられること。さらに、利息のない利用しやすいすばらしい制度である。しかし、昨年11月に所得制限が590万円まで引き下げられ、本年1月からは約4割の住民が利用できなくなった。このたびの条例改正では、奨学金を活用した猪名川町への定住促進制度までも廃止し、国の方針にも逆行している。財政が厳しいことは承知しているが、それならば国の制度を活用して奨学金制度の返還支援を行い、若者を支援することで定住を促進するべきである。この制度がなくなれば、さらに町を出ていく若者が増加することから反対であるとの討論がありました。  次に、一度町外に出たとしても、子どもや若者が町でよい思い出があれば戻ってくるという場合も大いにある。この制度はそのよい思い出という部分に十分当たる。定住促進に一定の効果があり、もう少し検討する余地はあることから反対であるとの討論がありました。  次に、2名の賛成討論として、現行制度の見直しは行わなければ、令和6年度末にも奨学基金が枯渇するおそれがある。一般会計からの繰入れも厳しく、財政調整基金の取崩しもこれ以上拡大させてはいけない状況である。行財政改革の一環として、いわゆるこれは痛み分けであり、継続的に少しでも多くの町の未来を担う子どもたちが学びの保障をするためには、基金を残す方策を考えねばならない。また、国や県、各種団体の奨学金制度は貸与だけでなく、給付型もあり、かなり充実しており、教育資金の調達は可能であると思われる。この制度があっても3年目に転出される方もおり、定住促進施策、雇用施策は町全体で考えるものであることから賛成であるとの討論がありました。  次に、奨学金制度は経済的理由で就学困難な学生などに対して、学びの場の保障を支援するものである。特別会計予算で施行している本制度の基金が枯渇することが見込まれている中、本制度を今後も中長期的に維持するため、賛成であるとの討論がありました。  その後、採決を行い、別紙委員会審査報告書のとおり、議案第29号については、賛成少数により、否決するべきもの、その他8議案については、いずれも全会一致で可決するべきものと決しました。  以上で、生活文教常任委員会委員長報告といたします。 ○議長(宮東豊一君) 委員長の報告は終わりました。  これより、委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは、質疑は終結いたします。  これより、議案第29号 猪名川町奨学金条例の一部改正についての討論に入ります。  討論の通告がありますので、反対者の発言を許します。  阪本君。 ○11番(阪本ひろ子君) 議案第29号 猪名川町奨学金条例の一部改正について、反対の立場で討論いたします。  このたびの条例改正は、猪名川町奨学金の返還金に係る減額制度を廃止するものです。猪名川町独自の奨学金制度は、平成28年度に所得基準が変更されて910万円まで引き上げられたこと、定住促進を目的に減免制度が創設され、返還時に猪名川町に居住している場合、年間5万円の免除が5年間まで受けられること。さらに、利息のない制度ということで、大変に利用しやすいすばらしい制度でした。変更されたことで、多くの住民に活用していただき、感謝のお声もたくさんいただきました。近隣市にはない住民に寄り添った猪名川町ならではの誇るべき制度でした。しかしながら、昨年11月には所得制限が590万円まで引き下げられる改正が示されて、12月に決定、本年1月からは新制度での募集となり、約4割の住民が利用できなくなりました。制度の変更から施行まで1か月という期間で、あまりの急な変更に驚き、戸惑った住民も多かったと思います。年収が590万円以上でも家計から大学の学費を捻出するのは大変なことで、制度が大幅に減額されたことは全く残念でなりません。  さらに、このたびの条例改正では、奨学金を活用した猪名川町への定住促進制度までも廃止するとのこと。若者への支援策を削減する条例改正です。このことは、国の方針にも逆行していると言わざるを得ません。国では、若者の多くが奨学金制度を活用し、返還に苦しんでいる実情を考慮して、若者の定住促進を図るためにも、奨学金返還を自治体や企業が肩代わりしたり支援することを推奨していて、そのための制度や予算を確保しております。猪名川町の人口は確実に減少し、若者の流出も少なくありません。町独自の奨学金制度は返還時に減免となっておりますが、国の制度は活用されていません。財政が厳しいことは承知しておりますが、それならば若者への支援を削減する前に、財源を確保すべく国の制度を活用して奨学金の返還支援を行い、若者を支援するとともに、若者の定住を促進するべきではないでしょうか。条例改正を行うのであれば、奨学金の定住促進制度を削除するのではなく、国のデジタル田園交付金制度が使えるように改正すべきと考えます。猪名川町に在住している人に対して減免するという形を変更し、まず先に奨学金を返還していただき、その後、5万円を還元する形に中身を変えれば国の制度も活用することが可能となります。しかも猪名川町に住んでいただくことで、住民税の均等割が1人当たり6万円入り、5万円還元しても徴税としては1万円プラスになるはずです。加えて、住民税の所得割も加算されますと、さらに税収は増えます。しかし、町外に引っ越しされれば町税はゼロ円です。町独自の奨学金制度が改正されてからまだ7年しか経過しておりません。定住促進制度による減免を受けておられる方は現在16人とのことで、金額にして80万円です。今後、減免を受けられる方が増加見込みとはいえ、50人に増加しても250万円です。猪名川町に50人の若者が住んでいただければ、その分当然住民税も増えます。若者を支援するためのこの金額が町として予算化できない金額とは到底考えられません。猪名川町に住んで奨学金を返還すれば、年間5万円の免除が5年間受けられるこんな制度があるなら猪名川町に住んで通勤しようかと考える若者も多いと思います。逆にこの制度がなくなれば、さらに町の魅力は減少し、まちを出ていく若者が増加するのではないでしょうか。せっかくのよい制度、猪名川町に住む若者を支援するすばらしい制度を削除する条例改正には断固反対です。議員各位の皆様の良識あるご判断をよろしくお願い申し上げ、反対討論とさせていただきます。 ○議長(宮東豊一君) 次に、賛成者の発言を許します。  岩木君。 ○4番(岩木 慶君) 議案第29号 猪名川町奨学金条例の一部改正について、賛成の立場で討論いたします。  奨学金制度は、教育基本法第4条で定められている教育の機会均等について、経済的理由で就学が困難な学生に対して、学びの場の保障をするために経済的支援を行うものです。このたびの条例改正案は、本町に住民票がある場合、返済額の一部を減額することにより、本町への定住促進を図るための施策を削除するものです。本町への若者の定住促進や学生の支援の必要性は十分に理解はしていますが、本来、特別会計で運用するのが望ましいところ、これまで一般会計から2度で合計5,000万円、寄附で5,000万円の合計1億円が繰り入れされているのが実情です。本町は現在厳しい財政状況にあり、特別会計予算にて運用されている奨学金制度が基金の枯渇により本来支援しなければならない学生の支援すらできなくなる可能性もあります。また現在は、国や県などで貸与型のみならず、給付型や無利子の奨学金制度もあります。これらの活用も進めながら、本町における学びの保障を恒久的に確保するため、このたびの条例改正案に賛成いたします。議員各位におかれましては、ご理解、ご賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げ、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(宮東豊一君) 次に、反対者の発言を許します。  井戸君。 ○8番(井戸真樹君) 議案第29号 猪名川町奨学金条例の一部改正について、反対の立場で討論を行います。  この条例は、町への定住を促進することも目的につくられた条例であります。現在、この制度を利用できる対象者がそのときは使わなくとも親になったときなど、よい思い出やすばらしい制度があるということを覚えていれば、猪名川町で子育てをしようという考えになるのではないか。即座に定住促進につながらなくとも、長期的な視点で見ると、定住促進には一定の効果があると私は考えます。  また、条例がつくられた当初は、居住しなくなる人が出てくるのではないかという意見に対して、性善説をもって進められた政策であると伺っております。年月がたち、やっぱりルールを破る人がいるからという理由を基に条例を変更するという当局の説明にも納得し難いのです。そもそも財源がないとも聞きますが、予算の配分をもっと子どもたちにウエイトを置くことで対処できるのではないかとも推察できます。よって、本件議案には反対をいたします。皆様のご賛同を得られますようよろしくお願いいたします。 ○議長(宮東豊一君) 次に、賛成者の発言を許します。  末松君。 ○10番(末松早苗君) 議案第29号 猪名川町奨学金条例の一部改正について、賛成の立場で討論させていただきます。  このたびの条例一部改正について、現行制度の見直しを行わなければ令和6年度末にも奨学金制度が枯渇するおそれがあります。一般会計からの繰入れも厳しい、財政調整基金の取崩しもこれ以上拡大させてはいけない状況です。行財政改革の一環として、高齢者免許返納者への優遇制度の廃止等も今般の予算において検討され、いわゆる痛み分けであると考えております。この制度を適用されていても町外に転出されている方もいる。定住促進は町全体のほかの施策とも共同して考えるべきであります。継続的に猪名川町の未来を担う子どもたちに少しでも多くの子どもたちに学びの保障をするためには、基金を残す方策を考えねばなりません。また、一方で、奨学金制度は、国や県、または各種団体の奨学金制度貸与だけでなく、給付型もあり、かなり充実しており、教育資金の調達は可能と思われます。このたびの見直しは拡充し過ぎた助成を一旦見直すものでございます。よって、私は奨学金条例一部改正に賛成でございます。議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(宮東豊一君) 以上で通告による討論は終わりました。  これで討論は終結いたします。  これより、議案第29号 猪名川町奨学金条例の一部改正についてを採決いたします。  この採決は、起立によって行います。  お諮りします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                 〔賛 成 者 起 立〕 ○議長(宮東豊一君) 起立少数であります。  よって、議案第29号 猪名川町奨学金条例の一部改正については、否決されました。  次に、議案第19号 猪名川町手数料条例の一部改正について、議案第20号 猪名川町介護保険条例の一部改正について、議案第21号 猪名川町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第22号 猪名川町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第23号 猪名川町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第24号 猪名川町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第25号 猪名川町子ども・子育て会議条例の一部改正について、議案第30号 猪名川町消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、以上、8議案の討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは、討論は終結いたします。  これより、議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第25号、議案第30号、以上8議案を一括して採決いたします。  本案についての委員会審査報告は、いずれも原案のとおり可決すべきものと決したということでございます。  お諮りします。  以上、8議案は、委員会審査報告のとおり決することにご異議はございませんか。
                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、議案第19号 猪名川町手数料条例の一部改正について、議案第20号 猪名川町介護保険条例の一部改正について、議案第21号 猪名川町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第22号 猪名川町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第23号 猪名川町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第24号 猪名川町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第25号 猪名川町子ども・子育て会議条例の一部改正について、議案第30号 猪名川町消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、以上、8議案は、原案のとおり可決されました。              ──────────────── ◎日程追加 議案第34号 ○議長(宮東豊一君) ただいま町長から議案第34号 教育長の選任についてが提出されました。  お諮りします。  この際、これを日程に追加し、議題としたいと思いますが、これにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、この際、議案第34号 教育長の選任についてを日程に追加し、議題とすることと決しました。  これより、議案第34号 教育長の選任についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(岡本信司君) ただいま議題となりました議案第34号 教育長の選任についての提案理由をご説明申し上げます。  教育長中西正治氏が令和6年3月31日をもって任期満了に伴い、退任されるため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、後任に中西一成氏を選任することについて、議会の同意を求めるものでございます。参考資料といたしまして、経歴等を添付しておりますので、ご詳覧をいただき、ご同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮東豊一君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは、質疑は終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは、討論は終結いたします。  これより議案第34号を採決いたします。  お諮りします。  本案は、これに同意することにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、議案第34号 教育長の選任については、同意することに決しました。              ──────────────── ◎日程第4 議員提出議案第1号 ○議長(宮東豊一君) 日程第4 議員提出議案第1号 猪名川町議会議員の請負の状況の公表に関する条例の制定についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  丸山君。 ○15番(丸山 純君) それでは、ただいま議題となりました議員提出議案第1号 猪名川町議会議員の請負の状況の公表に関する条例の制定について、提案者を代表して説明をいたします。  まず、提案理由につきましては、地方自治法の一部改正に伴い、猪名川町議会議員と猪名川町との間の同法第92条の2に規定する請負の状況を公表すること等により、請負の状況の透明性を確保し、もって議会の運営の公正及び義務の執行の適正を図るため、本条例を制定しようとするものであります。  なお、附則として、本条例は公布の日から施行し、令和5年4月1日に始まる会計年度における請負から適用するとの規定するものであります。  提案者は福井澄榮、加藤郁子、阪本ひろ子、福井和夫、山田京子の各議員と私であります。  各議員については、賛同いただきますようよろしくお願いいたしまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(宮東豊一君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは、質疑は終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは、討論は終結いたします。  これより議員提出議案第1号を採決いたします。  お諮りします。  本案は、原案のとおり決することにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、議員提出議案第1号 猪名川町議会議員の請負の状況の公表に関する条例の制定については、原案のとおり可決されました。              ──────────────── ◎日程第5 猪名川町選挙管理委員の選挙 ○議長(宮東豊一君) 日程第5 猪名川町選挙管理委員の選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思います。  これにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は、指名推選で行うことに決しました。  お諮りします。  指名の方法については、議長が指名することとしたいと思います。  これにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、議長が指名することに決しました。  選挙管理委員に松村惠生君、堀口初江君、髙森敬介君、仲間享三君を指名いたします。  お諮りします。  ただいま議長が指名しました4名を猪名川町選挙管理委員の当選人と定めることにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、ただいま議長が指名をいたしました松村惠生君、堀口初江君、髙森敬介君、仲間享三君が猪名川町選挙管理委員に当選されました。              ──────────────── ◎日程第6 猪名川町選挙管理委員補充員の選挙 ○議長(宮東豊一君) 日程第6 猪名川町選挙管理委員補充員の選挙を行います。  お諮りします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選にしたいと思いますが、これにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は、指名推選で行うことに決しました。  お諮りします。  指名の方法については、議長が指名することにしたいと思いますが、これにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、議長が指名することに決しました。  選挙管理委員補充員には、東井美知子君、肥爪重信君、尾上和子君、野路志保美君を指名します。  お諮りいたします。
     ただいま議長が指名いたしました4名を選挙管理委員補充員の当選人と定めることにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、ただいま議長が指名をいたしました東井美知子君、肥爪重信君、尾上和子君、野路志保美君が選挙管理委員補充員に当選されました。  次に、補充の順序についてお諮りいたします。  補充の順序は、ただいま議長が指名した順序にしたいと思いますが、これにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、補充の順序は、ただいま議長が指名した順序に決しました。              ──────────────── ◎日程第7 常任委員会の閉会中の継続調査について ○議長(宮東豊一君) 日程第7 常任委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。  各常任委員会の所管事務について、それぞれ委員長より、猪名川町議会会議規則第75条の規定により、お手元に配付しております継続調査申出書のとおり、閉会中の継続調査をしたい旨の申出があります。  お諮りいたします。  各委員長より申出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査に付することにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、各委員長より申出のとおり、それぞれ閉会中の継続調査を付することに決しました。              ──────────────── ◎日程第8 議会運営委員会の閉会中の継続調査について ○議長(宮東豊一君) 日程第8 議会運営委員会の閉会中の継続調査についてを議題といたします。  議会運営委員長より、猪名川町議会会議規則第75条の規定により、お手元に配付しております継続調査申出書のとおり、閉会中の継続調査をしたい旨の申出があります。  お諮りいたします。  委員長より申出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、委員長より申出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。              ──────────────── ○議長(宮東豊一君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  会議を閉じます。  第419回猪名川町議会定例会を閉会いたします。                 午前11時33分 閉会 ◎教育長あいさつ ○教育長(中西正治君) ただいま議長の許可をいただき、退任にあたってのごあいさつの機会をいただきましたことに感謝申し上げます。  新たな教育委員会制度が施行されました平成27年4月から3期9年間、教育長を務めさせていただきました。その間、中学校の再編、小規模特認、あるいは特定地域選択制といった学校選択制の導入、幼稚園の統合、3年保育の開始、そして全ての学校園におけるコミュニティ・スクールの導入、また、学びの形と質の転換、こういったようなことが多々ございました。お分かりのように、これらは全て目的ではなくて、将来をつくる担い手である子どもたちの学びと育ちを支えていくための環境づくりであります。こういった考え方にご賛同いただき、厚いご理解とご支援を賜りました議員各位、そして住民の皆様、心より感謝申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。そして、私の意を酌んで全力で取り組んでくださいました執行者席にいる部長以下、役場の職員の皆さん方、とりわけ教育委員、そしてその事務局の職員の皆さん方に心から感謝申し上げたいと思っております。  私たちには2つの未来がございます。1つは来るだろう未来であります。このまま進めばいや応なく訪れる未来であります。基金の枯渇もそうであります。来るだろう未来を予測して、警鐘を鳴らすのは大切なことだと思っております。もう一つの未来は、つくりたい未来であります。人間は来るだろう未来だけでは心が枯渇してしまいます。夢と希望とそしてわくわく感にあふれたつくりたい未来を語るリーダーの下、猪名川町が子どもも大人もウエルビーイングを実現できるそんなすばらしいまちになりますことを祈念して、退任のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。 ◎町長あいさつ ○町長(岡本信司君) 本日、第419回議会定例会の閉会にあたり、一言御礼とごあいさつを申し上げます。  議員各位におかれましては、2月の20日から本日までの約1か月間にわたり、令和6年度一般会計予算をはじめとする諸議案につきまして、慎重に審議をいただき、誠にありがとうございました。  議案審議を通して賜りました数々の貴重なご意見やご提言、さらに、ご要望等につきましては、その意を真摯に受け止め、今後十分に検討の上、町政運営の中で反映すべく努力をしてまいる所存でございます。議員各位のさらなるご支援を賜りますようお願い申し上げます。  また、地方税法の一部改正につきましては、今回の法案成立後、直ちに施行されることが見込まれますので、地方自治法の規定に基づき、関連する猪名川町税条例及び猪名川町都市計画税条例並びに猪名川町国民健康保険税条例のそれぞれの一部改正などにつきまして、専決処分をさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  さて、3月31日に本町の春の一大イベントであるいながわ桜まつりが開催されます。町内外からたくさんの皆様にご来場いただき、少しでも春の訪れを感じ、楽しいひとときを過ごしていただけたらと願っておるところでございます。  次に、中西正治教育長におかれましては、このたび任期満了により退任することとなりました。長年にわたるご功績とご功労に対し、心より敬意と感謝の意を表する次第でございます。私たちは中西教育長が築いていただきました財産をしっかり受け継ぎながら、さらなる発展を目指してまいる所存でございます。  中西教育長におかれましては、今後とも温かく見守っていただきますようお願い申し上げまして、意は尽くせませんが、お礼の言葉とさせていただきます。本当に長い間ありがとうございました。  また、本日、任命につき議会のご同意をいただきました4月1日就任予定の中西一成新教育長につきましても、何とぞ議員の皆様方のご指導、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  最後になりますが、議員各位におかれましては、健康に十分にご留意いただき、本町発展のためにこれからもご支援、ご協力、そしてさらなるご活躍をいただきますことをご祈念申し上げ、今期定例会の閉会にあたりましてのお礼のごあいさつとさせていただきます。本当にありがとうございました。 ◎議長あいさつ ○議長(宮東豊一君) 第419回猪名川町議会定例会の閉会にあたり、一言ごあいさつ申し上げます。  今期定例会は2月20日の開会以来、本日まで32日間にわたり、新年度予算など町政当面の諸案件を審議してまいりました。十分な審議を経て議決に至りましたことを議員各位をはじめ、理事者各位に対し深く感謝を申し上げるところであります。ありがとうございました。  新年度予算には自治体DXやコミュニティ推進、まちづくり、医療や福祉、防災、新規就農や有害鳥獣などの施策が盛り込まれました。それらの施策の実現に向け取り組んでいただきますよう強く思います。  また、理事者各位には、今期定例会において議員各位より表明されました意見などを尊重され、新年度の各施策の実施にあたっては、十分に留意していただきますことを切に願うところであります。  令和6年能登半島地震で被災されました方は、今もなお不安な日々を過ごしておられるかと思います。被災地の一日も早い復興と少しでも早く平穏な日々を取り戻されることを心より祈念申し上げます。  結びに、議員各位、理事者各位におかれましては、くれぐれもご自愛の上、本町のますますの発展のため、一層のご活躍をされますことを心より祈念申し上げまして、私の閉会のあいさつとさせていただきます。  大変にお疲れさまでした。                   署     名  この会議録の正当なることを認め署名する。     猪名川町議会議長   宮 東 豊 一     猪名川町議会議員   山 下   修     猪名川町議会議員   井 戸 真 樹     猪名川町議会議員   福 井 和 夫...