猪名川町議会 > 2024-02-21 >
令和 6年総務建設常任委員会( 2月21日)

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  1. 猪名川町議会 2024-02-21
    令和 6年総務建設常任委員会( 2月21日)


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    令和 6年総務建設常任委員会( 2月21日)                  総務建設常任委員会                            令和6年2月21日午前10時00分                                  本庁舎3階委員会室 〇会議に付した事件 1 付託議案審査  議案第 9号 令和5年度猪名川町一般会計補正予算(第7号)中           第1条(歳入歳出予算の補正)のうち関係部分           第2条(繰越明許費の補正)のうち関係部分           第3条(地方債の補正)のうち関係部分  議案第13号 令和5年度猪名川町水道事業会計補正予算(第2号)  議案第14号 令和5年度猪名川町下水道事業会計補正予算(第1号) 2 資料請求について 〇出席委員  委 員 長   山 田 京 子  副委員長    山 下   修
     委    員  中 井 智 子      委    員  福 井 澄 榮  委    員  丸 山   純      委    員  宮 東 豊 一  委    員  横 山 辰 哉      委    員  吉 尾   豊 〇欠席委員  な  し 〇説明のため委員会に出席した者  町長      岡 本 信 司      副町長        奥 田   貢  会計管理者会計課長          東 山 尚 子      企画総務部長     森   昌 弘  企画政策課長  平 井 秀 明      総務課長       角 田 泰 司  総務課副主幹  肥 爪   淳      生活安全課長新型コロナウイルス対策室長                                  井ノ上 利 昭  税務課長    藤 原 敏 行      地域振興部長     大 嶋   武  農業環境課長  春 名 恵 介      産業労働課長     福 田   隆  地域交流課長  平 尾 麻 子      まちづくり部長    曽 野 光 司  建設課長    石 戸 利 明      都市政策課長     前 田   悟  上下水道課長  倉   成 功      上下水道課主幹    河 井 宏 明  上下水道課主幹 小野山 富 夫 〇職務のため委員会に出席した事務局職員  事務局長    住 野 智 章      主幹         中 井 恵 美  主査      山 下 耕 助                 午前10時00分 開会 ○山田委員長  おはようございます。総務建設常任委員会にご出席賜り、ありがとうございます。  本日は、昨日の本会議におきまして当委員会に付託されました議案のうち3議案、本年度最終の補正予算を審査いただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○岡本町長  改めまして、おはようございます。本日は、早朝から総務建設常任委員会を開催いただきまして、感謝申し上げます。  心配しております一庫ダムの貯水率、ずっと右肩下がりで一時は15%を割り、現在30%の取水制限となっておりますが、ここ数日の雨で今日見ますと16.2%と、やっと下げ止まりの傾向が見えてまいりました。まだまだ楽観視はできません。限りある貴重な水資源でございます。引き続き節水へのご協力を皆様にお願い申し上げます。  さて、本日は、本委員会に付託されている事項の令和5年度猪名川町一般会計補正予算(第7号)中、関係部分ほか全部で3つの議案のご審査をいただきます。ご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。 ○山田委員長  ただいまから総務建設常任委員会を開会します。  本日の議事日程は、お手元に配付している日程表のとおりです。  審査に入るに先立ち、お願い申し上げます。  発言者については、着座でお願いしたいと思います。  また、発言は、挙手の上、委員長が許可した後にお願いするとともに、不穏当な発言とならないよう十分注意願います。  なお、質疑にあたっては、猪名川町議会会議規則第54条第3項の規定に基づき、自己の意見を述べることができないとなっておりますことから、あらかじめ質疑に際し、自己のご意見の発言はお控え願います。  それでは、議案第9号 令和5年度猪名川町一般会計補正予算(第7号)のうち本委員会に付託されました部分、議案第13号 令和5年度猪名川町水道事業会計補正予算(第2号)、議案第14号 令和5年度猪名川町下水道事業会計補正予算(第1号)、以上3議案を一括して議題といたします。  初めに、議案第9号 令和5年度猪名川町一般会計補正予算(第7号)中、第1条、歳入歳出予算の補正のうち関係部分、第2条、繰越明許の補正のうち関係部分、第3条、地方債の補正のうち関係部分を審査します。  説明を求めます。 ○森企画総務部長    それでは、改めまして、おはようございます。  それでは、議案第9号 令和5年度猪名川町一般会計補正予算(第7号)につきまして、全体の概要の説明をさせていただきます。  まず、補正予算書の1ページをお願いいたします。今回の3月補正は、歳入歳出それぞれ1億9,519万8,000円を追加し、補正後の予算額を123億938万9,000円とするものでございます。また、あわせて、繰越明許費及び地方債についてそれぞれ補正を行うものでございます。  補正予算書2ページ、3ページをお願いいたします。歳入でございます。主なものは、1款町税、補正額6,900万円の増額は、町民税のうち個人の所得割、固定資産税のうち償却資産について、決算見込みからそれぞれ増額補正するものでございます。4款配当割交付金から7款地方消費税交付金は、それぞれ決算見込みとして増額または減額補正するものでございます。11款地方交付税、補正額2億4,768万6,000円の増額は、今年度の普通交付税交付決定額に合わせて増額補正するものでございます。主な増額の要因といたしましては、令和4年度の国税決算のうち、交付税の原資となる所得税や法人税の収入が上振れたことを反映した普通交付税追加交付などによるものでございます。15款国庫支出金、補正額3,917万3,000円の増額は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の増額などによるものでございます。  続きまして、4ページ、5ページをお願いいたします。17款財産収入、補正額4,101万9,000円の増額は、今年度町に寄附された金の地金の売却などによるものでございます。18款寄附金、補正額3,369万9,000円の増額は、ふるさと応援寄附金及び一般寄附金などでございます。19款繰入金、補正額3億2,020万9,000円の減額は、決算見込みに合わせて財政調整基金及びまちづくり基金の繰入れを減額するものでございます。続きまして、22款町債、補正額7,789万3,000円の減額は、松尾台小学校施設改修事業などの決算見込みに係る地方債の減額や臨時財政対策債の減額など、決算見込みに応じた借入金の減額を行うものでございます。  続きまして、6ページ、7ページをお願いいたします。歳出でございます。2款総務費、補正額2億584万8,000円の増額の主なものは、財政調整基金への積立金などでございます。3款民生費、補正額1,983万円の増額の主なものは、乳幼児及び子ども医療費助成費などについて決算見込みに対する不足分を補正するものなどでございます。4款衛生費、補正額2,693万円の減額の主なものは、猪名川上流広域ごみ処理施設組合負担金の今年度の負担額の確定などによるものなどでございます。  続きまして、8ページ、9ページをお願いいたします。9款教育費、補正額4,025万円の減額の主なものは、小学校営繕工事費の執行残や各小・中学校、幼稚園の光熱費に係る不用額を減額するものでございます。12款諸支出金、補正額7,697万9,000円の増額の主なものは、まちづくり基金の積立金などでございます。  続きまして、10、11ページをお願いいたします。上段は、第2表繰越明許費の補正でございます。令和6年度に繰越しを行う事業として、人事給与システム改修事業から学校給食配送車整備事業までの11事業、総額1億1,389万2,000円でございます。下段は、第3表、地方債補正でございます。1項目めの臨時財政対策債とその他5事業について、事業の決算見込みに合わせそれぞれ減額の変更を行い、今回の補正予算後の地方債の総額は、11ページ最下段に示します限度額7億1,480万7,000円となります。  以上が補正予算全体の概要となっとります。  以降は、担当部長から詳細な説明をさせていただきます。  まず、企画総務部と会計課に係る主なものからご説明をさせていただきます。  事項別明細書の20、21ページをお願いいたします。歳入でございます。1款1項町民税、1目1節現年課税分、補正額2,100万円の増額は、説明欄、所得割に係るもので、当初予算の見込みから収入の上振れを見込んで増額補正するものでございます。次に、2項1目固定資産税、1節現年課税分、補正額4,800万円の増額は、説明欄、償却資産に係るもので、産業拠点地区テナント企業における設備投資や、関係市町村が2以上の都道府県に係る資産、いわゆる総務大臣配分資産について、当初の見込みより上振れしたことなどから増額補正するものでございます。4款配当割交付金900万円の減額、5款株式等譲渡所得割交付金1,500万円の増額、6款法人事業税交付金900万円の増額、7款地方消費税交付金5,200万円の減額は、それぞれ決算見込みから補正するものでございます。10款1項1目1節地方特例交付金は、額の改定により減額補正するものでございます。11款1項1目1節地方交付税、補正額2億4,768万6,000円の増額は、普通交付税の額の改定によるものでございます。  続きまして、22、23ページをお願いいたします。15款国庫支出金、1項2目衛生費国庫負担金、補正額618万7,000円の増額は、説明欄、生活安全課所管新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金で、昨年度、令和4年度のワクチン接種の実績に基づき追加交付がなされるものでございます。2項1目1節総務管理費補助金、補正額2,706万4,000円の増額のうち企画総務部所管のものは、説明欄、企画政策課所管デジタル田園都市国家構想推進交付金34万4,000円の減額は、補助対象事業となる歳出の共用基盤図等空間情報整備業務委託料等の実績に合わせ、国の補助2分の1について減額補正するものでございます。その下段、総務課所管新型コロナウイルス感染症対応地方交付税臨時交付金1,625万7,000円の増額は、指定管理者光熱費等高騰対策支援金などへ財源充当することにより増額となったものでございます。その下、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金895万1,000円の増額は、次年度に実施してまいります定額減税に対応するための住民税システム改修事業に充当するための財源として予算化しております。3目1節保健衛生費補助金、補正額44万1,000円の増額は、説明欄、生活安全課所管新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業補助金で、新型コロナウイルスワクチン6回目及び7回目の接種記録について、マイナンバーと連携し、他自治体でも情報共有できるようにするための副本登録に対し、国補助10分の10を受けるものなどでございます。  次に、24、25ページをお願いいたします。16款2項1目総務費県補助金、1節総務管理費補助金、補正額660万円の増額は、企画政策課所管の躍動する兵庫応援事業補助金810万円の増額と移住支援事業費補助金150万円の減額でございます。躍動する兵庫応援事業補助金は、県の施策等と連動した町施策の支援として10事業に対して交付を受けるものでございます。移住支援事業費補助金は、対象となる東京圏から町への移住に対する実績がなかったことから、歳入歳出ともに減額補正するものでございます。  続きまして、26、27ページをお願いいたします。17款1項2目1節利子及び配当金、補正額293万4,000円の増額は、基金利子についてそれぞれの決算見込みに合わせ補正するものでございます。その下、2項2目1節物品売払収入、補正額3,500万円の増額は、昨年10月に寄附を受けた金の地金、いわゆるゴールドバー3キログラムの売却収入でございます。また、3目の有価証券等売払い収入、1節有価証券等売払い収入補正額308万5,000円の増額は、令和7年6月及び8月に満期償還を迎える予定であった地方債の債券2銘柄について評価額が債券の額面金額以上となったため、令和5年6月20日に満期を待たずに売却し、当初購入との差引き収入を売却収入としたものでございます。なお、売却した債券の基本元金を原資として、売却前の債券より利率の高い債券を購入し、引き続き安定的な基金の運用に努めてまいります。次に、18款1項1目一般寄附金、補正額3,350万9,000円の増額につきましては、説明欄、企画政策課所管清流猪名川ふるさと応援寄附金の見込額3,300万円のほか、総務課所管一般寄附金50万9,000円でございます。最下段、19款1項1目財政調整基金繰入金、補正額3億1,506万9,000円の減額は、歳入歳出収支調整のため減額するものでございます。  続きまして、28、29ページをお願いいたします。4目まちづくり基金繰入金、補正額514万円の減額は、財源充当としております事業の決算見込みに応じて減額するものでございます。20款1項1目繰越金、補正額1億7,551万4,000円は、令和4年度決算剰余金の残額を予算化するものでございます。22款町債、1項1目総務費、補正額3,929万3,000円の減額は、説明欄、臨時財政対策債の発行額の確定による減額でございます。  続きまして、歳出でございます。30、31ページをお願いいたします。まず、全体に係るものといたしまして、総務課所管の人件費は、2款総務費から9款教育費までの各科目で合計629万円の増額でございます。増額の主な理由といたしましては、令和5年度の職員退職手当組合負担金において、定年退職者勧奨退職者について講じられた加算措置に係る特別負担金の増額などでございます。54ページ以降に、給与費明細について、1節報酬から4節共済費に係る今回の人件費の補正増減を記載しておりますので、後ほどご詳覧をお願いいたしたいと思います。  そのほか人件費を除くものについて、順次説明をさせていただきます。  2款総務費、1項1目一般管理費、補正額821万7,000円の増額のうち企画総務部所管につきましては、説明欄、総務課所管一般管理事務費198万円の増額でございます。こちらは、次年度に実施されます定額減税について、人事給与システムの改修が必要なことからシステム改修経費として電算処理委託料を予算化しているものでございます。次に、6目企画費、補正額263万3,000円の減額のうち企画総務部所管につきましては、説明欄、企画政策課所管移住支援補助金200万円の減額で、東京圏からの移住に対し100万円、また、子ども1人につき100万円の加算の合計200万円の補助金を予算化しておりましたが、本年度の補助対象となる案件がございませんでしたので、歳入歳出とも減額するものでございます。次に、11目財政調整基金費、補正額1億5,268万2,000円の増額は、令和4年度一般会計決算の実質収支2億9,487万425円の2分の1以上及び有価証券等売却収入財政調整基金基金積立金として積み立てるもの及び基金利子の積立てでございます。  続きまして、32、33ページをお願いいたします。12目減債基金費、補正額3,643万1,000円の増額は、後年度の臨時財政対策債への償還に備えるものとして令和5年度に臨時財政対策債償還基金費として普通交付税追加交付された3,606万4,000円を基金積立金として積み立てるもの及び基金利子の積立てでございます。2項1目税務総務費、補正額895万1,000円の増額は、次年度に実施されます定額減税について、住民税システムの改修が必要なことから、システム改修経費として電算処理委託料を予算化しているものでございます。  少しページ飛びまして、36、37ページをお願いいたします。ページの最下段4款1項2目予防費、補正額3,309万5,000円のうち、企画総務部所管につきましては、38、39ページをお願いいたします。説明欄の上から4つ目の事業、生活安全課所管新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費3,276万2,000円で、新型コロナウイルスワクチン6回目及び7回目の接種記録について、マイナンバーと連携し、他自治体と接種情報を共有可能とするための副本登録に必要な電算処理委託料35万2,000円、今後、集団接種から個別接種に移行するに際し、不要となる新型コロナウイルスワクチン保管用冷蔵庫廃棄処理8万9,000円、令和4年度の新型コロナウイルスワクチンの接種に対する国庫支出金の精算額3,237万1,000円を返納するものでございます。  ページを飛びまして、50、51ページをお願いいたします。ページの中段、12款諸支出金、1項1目まちづくり基金費、補正額6,870万5,000円のうち、説明欄、総務課所管分の積立て6,653万3,000円は、清流猪名川ふるさと応援寄附金3,300万円のうち、福祉目的以外の3,070万円及び歳入17款のうち物品売払収入で予算化しています金の地金の売払い収入3,500万円の合計、6,570万円をまちづくり基金基金積立金として積み立てるもの及び基金利子の積立てでございます。2目都市計画事業基金費、補正額827万4,000円は、産業拠点地区における都市計画税の増収を後年度の都市計画事業に活用するため基金として積み立てるもので、今回の補正額は昨年度に積み立てすべき額が令和4年度の決算で確定したことから、今回の補正により積立金を精算するもの及び基金利子の積立てでございます。最下段、13款1項1目予備費200万円の補正でございます。12月補正におきまして300万円の増額補正を認めていただいておりますが、その後にも公共施設不具合等があり、現在の予備費の残額がおよそ150万円となっていることから、公共施設緊急修繕等が発生した場合に備え、再度増額補正するものでございます。  以上で企画総務部所管の説明を終わらさせていただきます。  続きまして、地域振興部長と交代をいたします。 ○大嶋地域振興部長  失礼いたします。それでは、地域振興部所管分につきましてご説明申し上げます。  事項別明細書24、25ページをお開き願います。歳入でございます。16款2項4目、中ほどから少し下でございますが、農林水産業費県補助金、補正額1,103万円の減額のうち地域振興部に係る部分といたしましては、説明欄、農業環境課農村地域防災減災事業補助金1,600万円の増額でございます。これは令和6年度執行予定であった杤原新池の改修に係る計画策定業務に対する補助率10分の10の補助金で、経済対策として本年度に前倒し措置されたことにより増額するものでございます。その下、新規就農確保事業補助金300万円の減額、こちらは新規就農者経営確立支援を目的として年150万円を国10分の10の補助で支給する事業でございますが、当初予定していました4名のうち1名は新規就農に至らず、また、1名は対象となる所得以上の収入があったことから補助対象とならなかったもので、2名分、300万円を減額するものでございます。その下、農業水路等長寿命化防災減災事業補助金1,644万5,000円の減額、こちらは柏梨田の百枚池、笹尾の東池、北野の上畑池の改修及び廃止に係る計画策定業務事業費確定によるものと、今年度予定しておりました東山下池の改修工事が国の予算配分により令和6年度に先送りとなったため、減額するものでございます。その下、人・農地プラン地域計画策定推進緊急対策事業補助金411万4,000円の減額、こちらは国補助金の配分が割り落としとなったため減額するものでございます。その下、農業生産コスト低減緊急対策事業補助金243万3,000円の減額、これは本年度、県の緊急対策事業として、農業生産コストの低減に資するスマート農業機器の購入費2分の1を補助する事業といたしまして9月補正で2名分を予算措置といたしましたが、うち1名が申請を辞退されたため減額するものでございます。  続きまして、28、29ページをお願いいたします。22款1項3目農林水産業債640万円の減額でございます。説明欄、公共事業等債770万円の減額は、県営事業の上野上池、上野大池、令和5年度分韮谷池事業費確定に伴う町負担金に対する地方債の減額でございます。次の防災・減災・国土強靱化緊急対策事業費130万円の増額は、国の経済対策に伴う県営事業の令和6年度分韮谷池耐震工事、室池の実施設計が本年度に前倒し措置されたことによる町負担分に対する地方債の増額でございます。  続きまして、30、31ページをお開き願います。歳出でございます。2款1項6目企画費263万3,000円の減額のうち、説明欄、地域交流課のいながわまつり開催費、18節いながわまつり開催費補助金63万3,000円の減額で、事業費確定によるものでございます。  続きまして、38、39ページをお願いいたします。一番下、4款2項2目塵芥処理費、次のページ、40、41ページをお開き願います。説明欄、18節、猪名川上流広域ごみ処理施設組合負担金5,053万5,000円の減額、これは国崎クリーンセンター施設管理に係る市町負担金について、先般開催されました組合議会において本年度負担金額が確定したことによる精算でございます。次に、3項1目環境対策費、説明欄の18節、省エネ家電製品購入補助金は、国の新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金を活用し、町内の家電量販店などで省エネ性能が高いテレビ、エアコン、冷蔵庫などを購入する場合に補助金を交付し、家庭の電気代の削減につなげるとともに、地球温暖化対策を推進するものでございます。予算執行の状況から不用見込額900万円を減額するものでございます。  次に、5款1項3目農業振興費、補正額954万7,000円の減額でございます。いずれも歳入でご説明をさしあげたところでございますが、説明欄の農業生産振興対策事業費、18節農業生産コスト低減緊急対策事業補助金243万3,000円の減額は、スマート農業機器購入助成事業について1名が申請を辞退されたことによるものでございます。その下、農村地域農政総合推進事業費、12節人・農地プラン地域策定業務委託料411万4,000円の減額は、国補助の割り落としに合わせて計画策定集落数を5集落から3集落に変更したことによるものでございます。その下、新規就農確保事業費、18節新規就農確保事業補助金300万円の減額は、当初予定していました支給対象者4名のうち1名は新規就農に至らず、また、1名は補助要件の対象外となったことによるものでございます。次に、4目農地費、補正額861万3,000円の減額のうち地域振興部に係る部分といたしましては、説明欄2項目めの農業用施設改良事業費762万1,000円の減額でございます。12節委託料、測量設計委託料955万5,000円の増額は、柏梨田の百枚池、笹尾の東池の改修、北野の上畑池の廃止に係る計画策定業務事務費確定による減額と、令和6年度執行予定であった杤原新池の改修に係る計画策定業務につきまして、経済対策として本年度に前倒し措置されたことによる増額分を合わせたものでございます。なお、杤原新池計画策定業務につきましては、次年度に繰り越して執行するものでございます。14節工事請負費、施設整備工事費1,000万円の減額は、歳入でご説明さしあげたとおり、今年度予定しておりました東山下池の改修工事が令和6年度に先送りとなったため、減額するものでございます。18節負担金、補助及び交付金、県営土地改良事業負担金は、全体事業費の11%分を町負担分として予算化するものですが、717万6,000円の減額は、令和5年度に実施した上野上池と上野大池、上阿古谷の韮谷池に係る実施設計及び耐震工事について入札執行等による不用額の減額と上阿古谷の室池の実施設計が本年度に前倒し措置されたことによる増額でございます。  次に、42、43ページをお願いいたします。6款1項1目商業振興費、補正額1,072万3,000円の減額でございます。説明欄、企業立地対策費、18節コワーキングスペース開設支援金325万円の減額でございますが、本年度は、広報紙、ホームページ、SNSなどによる補助制度の周知のみでなく、開設につながるよう事業者等を対象としたセミナーを3回開催いたしました。開設希望があったものの、法令や空きスペースなどの条件面で折り合いがつかず開設には至らなかったことから、全額減額するものでございます。次の企業立地支援奨励金は、町企業立地支援制度に基づき、対象施設において期間の定めのない雇用をした場合に奨励金を交付するものでございますが、支給対象とならなかった分を減額するものでございます。次の事業項目、がんばろう商店街お買い物キャンペーン事業は、プレミアム率30%の商品券を販売する商工会と連携し、物価高騰の影響を受ける生活者を支援したものでございます。18節がんばろう商店街お買い物キャンペーン事業費補助金677万3,000円の減額は、実績報告額に応じた精算を行うものでございます。実績といたしましては、1冊1万3,000円の商品券を1万2,162冊販売し、うち15万7,844枚が使用され、約1億5,700万円の消費拡大に努めたところでございます。そのうち約3割が小規模店舗で使用され、一定の効果があったものと考えてございます。  次に、50、51ページをお開き願います。9款6項2目体育施設費、補正額710万円の増額でございます。説明欄、屋内温水プール管理運営費の440万円の増額、その下、スポーツセンター管理運営費270万円の増額については、ともに指定管理者に対し光熱費の高騰対策支援金として支援するもので、全額新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源とするものでございます。12款1項1目まちづくり基金費、補正額6,870万5,000円のうち、説明欄の2項目め、まちづくり基金費農業環境課分217万2,000円の増額でございます。これは、本年度に国より交付された森林環境譲与税633万円に対し、415万8,000円を里山再生基本計画策定経費に充当し、残り217万2,000円を基金に積み立て、今後の里山再生事業に活用するものでございます。  以上が地域振興部の説明でございます。  続きまして、まちづくり部長と交代いたします。 ○曽野まちづくり部長  それでは、引き続きまして、まちづくり部に係ります部分についてご説明をさせていただきます。  事項別明細書のほう、22、23ページをお開き願います。まず、歳入の関係でございます。15款2項5目土木費国庫補助金、2節都市計画費補助金の180万7,000円の減額につきましては、説明欄の社会資本整備総合交付金で、耐震診断や耐震改修、また、空き家活用支援件数の実績に応じて減額をするものでございます。  次のページ、24、25ページをお願いします。16款2項4目農林水産業費県補助金、1節農業費補助金のうち、説明欄の一番下になります。建設課、地籍調査事業費補助金103万8,000円の減額につきましては、歳出の見込額に応じて減額をするものでございます。次の6目土木費県補助金、1節都市計画費補助金925万4,000円の減額は、国庫補助金同様に、耐震診断や耐震改修、空き家活用支援件数の実績に応じて減額をするものでございます。  次に、28、29ページをお開き願います。22款1項4目土木債、2節道路橋りょう債100万円の減額につきましては、道路維持修繕工事費の執行見込額に合わせまして公共施設等適正管理推進事業債を減額をするものでございます。  次に、38、39ページをお願いします。歳出の関係になります。4款1項7目上水道費で、説明欄の上水道事務費52万5,000円の減額につきましては、児童手当対象者の確定などによります水道事業会計補助金の減額でございます。  次のページ、40、41ページをお願いします。5款1項4目農地費、説明欄の地籍調査事業費99万2,000円の減額は、決算見込額により不用額を減額するものでございます。  次のページ、42、43ページをお願いします。7款1項1目土木総務費、説明欄の土木総務事務費230万4,000円の減額は、共用基盤図整備に係ります建設課分としての入札残を減額をするものでございます。次の2項1目道路維持費、説明欄の道路維持補修費110万円の減額は、町道肝川1号線舗装修繕工事に係ります入札残の減額を行うものでございます。次の4項1目都市計画総務費、説明欄の都市計画総務費24万9,000円の減額は、共用基盤図整備に係ります都市政策課分としての入札残を減額するものでございます。その下の項目、耐震化推進事業費242万7,000円の減額でございます。12節簡易耐震診断推進事業委託料12万7,000円の減額につきましては、当初、木造住宅10件、非木造住宅2件を予定をしてございましたけども、結果としては非木造住宅の実績がなかったことから減額を行うものでございます。  次のページ、44、45ページをお願いします。一番上になりますけども、18節耐震改修促進事業補助金230万円の減額につきましては、建て替え工事補助1件、改修工事補助1件の合計2件の利用であったことから、その不用額を減額をするものでございます。次の項目、住宅等関連事業費1,402万5,000円の減額につきましては、18節の空き家活用支援事業補助金で、当初は一般世帯や若者世帯、地域交流拠点としての空き家活用など各種メニューに最低1件の対応ができるように予算計上してございましたけども、結果としては、若者世帯入居に伴う改修が1件、また、除却が2件の利用があり、その不用額を減額をするものでございます。次の項目、公共交通対策費561万8,000円の増額でございます。上段の超低床ノンステップバス購入事業補助金51万2,000円の減額につきましては、交通事業者が購入ではなくリースとしたために補助対象外となったことから、減額をするものでございます。その下の交通事業者燃料価格高騰対策支援金613万円の増額につきましては、バス事業者に対してコロナ対応臨時交付金を活用して燃料費高騰分を支援をするものでございます。次の3目下水道費1,462万7,000円の増額は、18節の下水道事業会計補助金で共用基盤図整備に係ります上下水道課分の入札残として17万3,000円を減額するものと、もう1点は、流域下水道処理に係ります電力価格高騰分として1,480万円をコロナ対応臨時交付金で補填をしようとするものでございます。  以上、まちづくり部に係ります説明とさせていただきます。ご審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○山田委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○吉尾委員  今の説明で気になるところを聞いたらいいですかね。 ○山田委員長  そうですね。 ○吉尾委員  すみません、企画政策課の25ページの移住支援事業費補助金について、もう少しどういうものかっていうのを聞きたいんですが、お願いできますか。どういう補助金かを。 ○平井企画政策課長  ただいまご質疑のありました猪名川町移住支援事業補助金の内容でございますが、これは兵庫県移住支援事業といたしまして、県下の自治体が県と国と一緒になって、特に東京圏から兵庫県に移住される方、東京圏に一定期間お住まいであり、兵庫県に移住し一定の企業に勤められる方に対して、世帯単位で移住してきた場合は100万円、単身の場合は60万円、また、加算措置といたしまして、18歳未満の方がいた場合、お一人に対して100万円といったものの事業でございます。  当事業につきましては、県下35市町が賛同して東京圏からの移住促進に取り組んでおりますけれども、なかなか県下の自治体においても実績が振るわず、一方、東京圏への一極集中ということもありますので、このメニューをもってできるだけ兵庫県に移住し、お勤めになられる方がいらっしゃった場合にメニューとして設けるものでございます。本年度については実績がないということで、予算額を減額するものでございます。  以上でございます。 ○吉尾委員  ありがとうございます。ということは、猪名川町独自でこれをやるというよりかは、県でみんなで集まってやることやと思うんですけども、そもそもこれをやるにも多分事務的な作業とか職員がいろいろ走り回ったりしてると思うんですけど、どれぐらい見込みを持ってやっていたのかと、効果はなかったということですけど、何かしらの学びというか、今後に生かせるような結果があったのか、そこら辺をちょっと教えてもらいたいんですが、よろしいでしょうか。 ○平井企画政策課長  国、県、町が共同してやるということで、財源につきましても、国が2分の1、県が4分の1、市町が4分の1ということの財源内訳でこの事業に取り組んでございます。兵庫県と特に共に連携し、東京圏からの移住者を迎え入れようということで全国的に展開してるような移住イベント、特に大阪市内なんかで開催するイベントについて兵庫県と一緒になって連携し、出向いて多くの移住相談者に対して町の魅力を伝えていくという取り組みなんかをやってまいりました。他市町においても、こういった取り組みを一緒になって取り組んでます。  そういった中で、やはり兵庫県に移住してくる魅力として、地域の特性もある一方、こういった経済的支援も1つのメニューとして沿えることの必要性っていうのはどこの市町においても必要ではあったというふうに思っています。ただ、なかなか県内の企業に就職をしてとか東京圏に一定期間暮らしていたとか、そういった条件が県下で統一したルールがございますので、その辺になかなかマッチしていないという点については少し反省点もあろうかと思いますので、この辺については、今後、継続する中で、兵庫県とも情報共有し、改善できるところがあれば見直しということも働きかけていければなというふうに考えてございます。  以上でございます。 ○吉尾委員  ありがとうございます。移住として東京からの今回の補助金の取り組みやったと思うんですけど、例えば実際には多分大阪の方が猪名川町に引っ越してくるとか、近隣の県から引っ越してこられる方が多いと思うので、ここで得た経験とかをぜひほかの大阪とか違う他市から来る移住の取り組みにも生かしてもらえたらなと思っております。そんな感じですが、ありがとうございます。 ○山田委員長  皆さんにお願い申し上げます。発言は挙手の上、お願い申し上げます。  ほかに質疑はございませんか。
    ○山下修副委員長  すみません、幾つかお聞きしたいんですが、まず41ページです。農業環境課のほうですが、真ん中の段の農業振興費、スマート農業の申請が辞退ということでございますけども、辞退に至るその理由とか、何を申請しようとされていたのか、もう少し詳しくお聞きしたいのと、その下、人・農地プランの地域計画、5集落を予定してたのが3集落に変わったということですけども、2集落減ってしまった理由をお尋ねします。さらに、その下の新規就農の確保事業で4名分を予定していたのが2名が該当しなくなった、申請を取り下げたんですか、その理由、その辺りについてもう少し詳しくお聞きしたいと思います。  それから、51ページの真ん中より下、まちづくり基金のところなんですが、金の地金の分を基金に積み立てるというふうにお聞きしたように思うんですけども、ちょっと確認なんですが、この金の地金の寄附があったときには、町内の子どもの教育に充ててほしいというようなことがあったような記憶があるんですが、基金積立先がまちづくり基金でよかったのか、その点についてちょっと確認をしたいと思います。お願いします。 ○春名農業環境課長  失礼いたします。まず1点目でございます、このスマート農業の補助金の辞退の理由はというところでございます。この補助金でございますけれども、県の補助事業でございました県2分の1、あと農業者2分の1という形での補助事業になっております。昨年の9月議会で補正予算のほういただいとったんですけれども、実際の県への補助金要望というのが締切りが7月末やったんです。それまでに、ちょっと町内でスマート農業を利用される方ということで取りまとめをさせていただきまして、その時点では2名ということでお話をお伺いしておったんですけれども、実際9月補正で予算もいただいたその後に申請の段階になって、その2分の1の負担がちょっとやっぱり厳しいなというようなことで、それで辞退されたということでございます。当初予定をされておりましたのが、田植機ですか、苗を植える量をアシストしてくれるような、田植機を希望されていらっしゃいました。ただ、結果、辞退に至ったということでございます。  それと、2点目でございます。人・農地プランの地域計画の委託料、当初5集落予定してたものが2集落減った理由ということでございますけれども、この人・農地プラン地域計画なんですけれども、実際、集落の中に我々入っていきまして、説明会、意見交換、座談会、あとアンケートを取って、5年後、10年後の農地の在り方、そういったものをいろいろ聞き取りをさせていただいて地図を作成する、地図に落とし込みをするというような作業ございまして、なかなか職員が直営でするというのが難しい部分がございます。ですので、事業者に委託というような形でさせていただいておりまして、その委託料の財源といたしまして国からの補助金を活用させていただいております。本来でしたら、5集落分ということで我々も要望しておったんですけど、やはり全国的にどこの市町村もこの補助金が欲しいというようなことで手が挙がりまして、割り落としがかかったんです。それで、ちょっと頂いた分の補助金でしか実施できないということで、最初5集落予定だったものを3集落でやらせていただいたという、そういう理由でございます。(発言する者あり)その2集落は次年度に実施させていただく予定でございます。  それと、新規就農の分でございます。この新規就農確保事業でございますけれども、もう読んでのとおりでございますが、新規就農者に対して経済的な支援を行う事業でございます。やはり農業を始めたての方というのはなかなか経済的に不安定な部分がございますので、ですので、年間150万円を3年間支給するというような、そういった補助事業でございます。当初4名の方がその補助金を受けられるということで我々も予定しておったんですけど、1名の方は、この年間150万の補助金なんですが、年間所得が高過ぎると、具体に言いますと600万を超えるともう受けれないよということになっておりまして、1名はその600万を超えられたということで不支給になりました。もう1名の方は何かと申しますと、ちょっと個人の諸事情がありますのであまり具体なことは申し上げられないんですが、本人からの申出で取下げになったという、そういったことでございます。  以上でございます。 ○肥爪総務課副主幹  金地金の売却収入につきまして、まちづくり基金積立ては適切かどうかということにつきまして答弁申し上げます。  こちらにつきましては、まちづくり基金につきましては、町政の推進につきまして特に町長が認めるものということで、公共施設の改修以外にも積み立てたものがございますので、そういったものに対して今後使っていく予定とさせていただいております。寄附者の意向につきましては、子どもたちの施策であったり、教育施策であったり、消防行政に関する施策にも活用してほしいということですので、今回まちづくり基金に積み立てさせていただいております。  以上です。 ○山下修副委員長  すみません、先ほどの新規就農者の件、もう少し確認なんですが、600万超えたということで申請対象を外れたということですが、その600万は農業収入ということでしょうか。 ○春名農業環境課長  おっしゃるとおり、農業所得になります。 ○山田委員長  ほかにございませんか。 ○福井澄榮委員  41ページの新規就農の件なんですが、新規就農する場合に猪名川町で農地はどのようにあっせんされてるのか、伺います。 ○春名農業環境課長  失礼いたします。新規就農の際の農地のあっせんということでございますけれども、いろいろなパターンがあるとは思います。例えば親方農家に弟子入りされるんでしたら、その親方農家の紹介ですとか、地域の農業委員さんなり農会長からの紹介ですとかというパターンもあると思いますし、あと、我々農地バンクという制度を設けておりまして、農地を貸したい、農地を借りたいという方の間を持つというようなこともやっておりまして、そういった農地バンクを活用しての紹介というようなこともさせていただいてるとこでございます。  以上でございます。 ○福井澄榮委員  農地バンクとかあるんですが、借りたい農地を地主さんと口約束で、どうぞ、お貸ししますよっていうこともあると思うんですね、この農地が借りたいとかいうとこをバンク以外で。そういうときは農業委員会さんはどのように対応されるんでしょうか。 ○春名農業環境課長  具体に、この農地が借りたいなというふうに決まられてるということでしたら、農地の貸し借りに関しましては農地法の手続を踏んでいただく必要ございます。具体に言いましたら、農地法の3条許可というものになってまいります。ですので、この農地を借りたいんだということで農業委員会のほうに申請をしていただいて、ただ、3条許可を出すにあたっては要件がございます。やはり農地、誰彼にでも遊休農地化しても困るという部分ございますので、ですので、農地の所有権の移転ですとか貸し借りの許可に関しましては、農業委員会のほうで、しっかりと農業ができる方なのか、経験があるのか、知識があるのか、機械を持っていらっしゃるのかとか、そういったところも見極めさせていただいた上での許可という形になっとります。  以上でございます。 ○福井澄榮委員  最近ですけど、ちょっと私の知った方たちが、いずれも農業委員会で貸せないというふうなことをいただいちゃってるんですけども、十分農業も10年ぐらいやってはる方とか、もう小さいときから農業やってはる方とかいう方で、地元の農業者ではないんですけども、そういう方でも農業委員会ではノーなんでしょうかね。どういうことをクリアしないといけないんでしょうか。 ○春名農業環境課長  失礼いたします。今おっしゃられたような10年ほど農業されてとか、そういったことでございますが、ちょっと具体に申しますと、農地法の3条許可を出すにあたっていろいろ要件があるとお話しいたしましたが、その1つに全部効率利用という要件がございまして、要は借り受けた、また、所有した農地はもう効率的に農業に利用しなければいけない、そのためには十分な知識、経験がないといけないという、そういった要件になっております。ですので、新規就農されるにあたりましては、私ども農業環境課、農業委員会の事務局だけではなく、農政担当のほうも入らせていただいて、どういった経験、知識があるのかということも十分聞かせていただいた上で、これでしたら3条許可が出るんじゃないかということであれば農業委員会での手続も進めさせていただきますし、いや、これではちょっとまだ知識、経験が足りないんじゃないかなということであれば、親方農家での修行ですとか、そういったことをお勧めさせていただくというような、そういった対応はさせていただいてるとこでございます。  以上でございます。 ○福井澄榮委員  ぜひとも新規就農をやりたいと、せっかく猪名川町で農業をやって無農薬のものを作りたいということをおっしゃってる方たちの芽を摘まないような、そういう方向で農業委員会さんもあってほしいなと思うんですね。決して不適格な人ではないと私は踏んでおりますので、今後ともよろしくお願いしたいなと思っております。 ○山田委員長  ほかにございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○山田委員長  それでは、議案第9号についての質疑は終結します。  担当職員の入替えをお願いいたします。  次に、議案第13号 令和5年度猪名川町水道事業会計補正予算(第2号)を審査します。  説明を求めます。 ○倉上下水道課長  それでは、議案13号 令和5年度猪名川町水道事業会計補正予算(第2号)について説明させていただきます。  議案書の14ページ、15ページをお開き願います。収益的収入及び支出でございます。収入でございますが、第1款水道事業収益を補正額26万4,000円減額し、6億9,258万7,000円にするもので、これは物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用しまして、令和6年1月に検針した1月と2月の請求分の2か月分を官公庁を除く契約者の基本料金と、主に一般家庭で使われているメーター口径25ミリ以下の契約者の1か月分の使用量20立方メートル以内の使用水量に対して無料にさせていただいたもので、1款1項1目給水収益では5,897万6,000円減額し、4億9,821万2,000円とし、1款2項2目他会計補助金を5,871万2,000円増額し、5919万2,000円に補正するもので、あわせて、人事異動に伴う児童手当についても補正するものでございます。  続きまして、16ページ、17ページをお願いします。資本的収入及び支出でございます。収入でございますが、第1款資本的収入を283万3,000円減額し、2億7,697万5,000円にするものです。1項他会計負担金では、補正額26万1,000円減額し、594万円にするものです。理由としまして、デジタル田園都市国家構想に伴う経費負担金が確定したことによるものでございます。次に、2項国庫補助金、補正額257万2,000円減額し、2,003万3,000円にするものでございます。理由としまして、北部施設統廃合事業の工事請負契約に伴い補助金が確定したものによるものでございます。  次に、支出でございます。第1款資本的支出を52万1,000円減額し、2億7,955万円にするものでございます。1項1目、節の委託料を17万8,000円減額し、2,391万5,000円にするもので、理由としましては、デジタル共用基盤図の更新を一般会計と併せて実施していましたが、水道事業の負担割合が確定したものによるものでございます。次に、1項3目、節の器具備品費を34万3,000円減額し、836万9,000円にするものでございます。上下水道台帳システムの周辺機器の更新に伴い、契約額が確定したことによるものでございます。  以上、説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いします。 ○山田委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○吉尾委員  説明ありがとうございます。15ページの水道料金の12月、1月の減免ということなんですけども、この交付金っていうのはどういう交付金か、もう一度教えてもらっていいですか。 ○倉上下水道課長  これは、物価の高騰に伴いまして国が進めてます重点支援地方創生臨時交付金というのがありまして、その部分を水道事業会計に繰り入れまして減免のところに充てたというようなものでございます。 ○吉尾委員  ということは、その交付金っていうのは、例えば水道でなくても使える交付金っていうことでしょうか。 ○倉上下水道課長  使えると聞いております。 ○吉尾委員  それでいくと、今後、水道料金が上がるかもしれないっていう状況の中で、今回、水道料金が安くなった、それはそれで住民の方も喜ばれると思うんですけど、背景としては、今後上がりそうなのに急に今回は減免で、次はまた逆に上がるとかいうギャップがあると思いますし、本当に水道料金にこの交付金をなぜ充てたのかなっていうところが分からないので、そこの説明をお願いできますでしょうか。 ○奥田副町長  この交付金の充当先といいますのは、基本的に一定の条件の中で、それぞれの市町村でどういう性質のものに充当するかということを検討して、幾つかの充当をやってきております。ただ、予算に限度がございますので、今、詳細資料を持っておりませんので、この意思決定の段階でどれだけの交付金が活用できたかという数字はちょっとご説明できないんですけれども、その中で、充当できる交付金の範囲で物価高騰に対して広く平等に、あるいは公平に住民の皆さんに還元できる方法は何かということで、今回その一部をこういう水道料金の減免に充てたというふうなことでございますので、これはあくまでも臨時的な対応ということでご理解をいただいて、今後、繰り返しこういったことができるというふうな状況ではないということはご理解をいただきたいというふうに思っております。  以上でございます。 ○吉尾委員  ご説明ありがとうございます。いろいろご検討されて水道にしようということにされたということなんで、理解しました。ありがとうございます。 ○山田委員長  ほかにございませんか。 ○山下修副委員長  本年1月に能登半島地震が発災いたしまして、被災地の状況がいろいろメディアを通じて伝えてられています。その中で、水道インフラが壊滅的になったことが後々の復旧に大きな影響を与えていまして、本町で万が一発災した場合、大変なことになるんではないかと心配の声もあるんですけども、今現在、本町の耐震対応、上下水道双方がどの程度耐え得るものなのか、以前から改修するたびにダクタイル鋳鉄管を使われてきていると聞いてるんですけども、そういったものが能登半島地震でどの程度耐えたのかみたいなところについて、今後の改修にも関係あると思うんですが、少しその辺についてお伺いしたいと思います。 ○倉上下水道課長  今回の耐震管が一部において破損したということも聞き及んでおります。これについては、想像を絶する地盤の隆起というのが原因に上げられると思います。これについては、相当な活断層の下で行われたということが今言われておりますので、実際の所見については今後その辺表されると思います。猪名川町においては、基本的には岩盤地帯なので、これほどの隆起が見られることはほぼないというようには踏んでおりますけれども、先ほど質問の中にもありましたように、今、新しく替えていってるのは震度6強程度には耐えられる耐震管に替えていってると。今後もそれを進めることが水道施設の強化につながると思っております。  下水道施設においても、過去において、シールドいいまして、地中深く幹線においては掘っていっております。この中においては、コンクリート管でライニングされたものであったりとか、比較的耐震化に強い部分を持ち合わせてると思っておりますけれども、これは猪名川流域も含めて今後その辺確認しながら耐震化についても進めていきたいというように思っております。  以上です。 ○岡本町長  石川県の能登半島地震に際しまして、猪名川町のほうから消防の関係あるいは避難所の関係で職員を派遣しております。その職員から聞き取った報告の中で、4メートルを超える隆起があって、道路の至るところのマンホールが盛り上がってるというような状況、一方で、消火栓といいますか、消防の水のタンクは結構持ちこたえていたというような状況を聞いております。いずれにいたしましても、今回の能登半島の地震は想像を超えるものがあったかと思いますけれども、全国的に下水道あるいは水道の水道管の老朽化が言われてる中で、私どもとしては、できるだけ積極的に耐震に耐えれるものを整備していきたいと、そのように思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○山田委員長  ほかにございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○山田委員長  それでは、議案第13号についての質疑は終結します。  次に、議案第14号 令和5年度猪名川町下水道事業会計補正予算(第1号)を審査します。  説明を求めます。 ○倉上下水道課長  それでは、議案第14号 令和5年度猪名川町下水道事業会計補正予算(第1号)について説明させていただきます。  議案書14ページ、15ページをお開きください。収益的収入及び支出でございます。収入でございますが、第1款下水道事業収益を1,480万円増額し、11億4,236万3,000円にするものです。第2項2目、節の他会計補助金1,480万円増額し、4,165万1,000円にするもので、これは流域下水道維持管理費に係る電力料金の高騰に伴い、新型コロナウイルス感染症臨時交付金を一般会計から補助として繰り入れるものでございます。  16ページ、17ページをお願いします。資本的収入及び支出でございます。収入でございますが、第1款資本的収入を831万2,000円増額し、3億7,766万4,000円にするものでございます。1項企業債では、740万円増額し、4,750万円にするものでございます。理由としましては、流域下水道の建設事業負担金が増額されたことに伴い、企業債を増額するものでございます。次に、3項他会計負担金では、17万3,000円減額し、2億2,836万円にするものでございます。理由としまして、デジタル田園都市国家構想に伴う経費負担金が確定したことによるものでございます。次に、6項工事負担金では、108万5,000円増額し、180万1,000円にするものでございます。節の受益者負担金で、町内において3か所の新たに汚水が発生する要件があり、供用が開始されることに伴い受益者負担金を繰り入れ、増額するものでございます。  次に、支出では、第1款基本的支出を830万4,000円増額し、5億760万8,000円にするものでございます。1項1目、節の委託料を11万9,000円減額し、1,036万5,000円にするものでございます。理由としましては、デジタル共用基盤図の更新を一般会計と併せて実施してきましたが、下水道事業会計の負担割合が確定したものでございます。次に、1項3目流域下水道整備費を865万1,000円増額し、5,364万1,000円にするものでございます。これは国の経済対策により建設費が増額されたことに伴い、会費負担金が増額となるものでございます。次に、1項4目、節の器具購入費を22万8,000円減額し、206万円にするものでございます。上下水道台帳システムの周辺機器の更新に伴い、契約が確定したことによるものでございます。  以上、説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○山田委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○山田委員長  それでは、議案第14号についての質疑は終結します。  ただいまから11時30分まで休憩します。  執行者及び傍聴の方につきましては、ご退席願います。                 午前11時18分 休憩                 午前11時28分 再開 ○山田委員長  休憩を閉じ、委員会を再開いたします。  これより議案第9号 令和5年度猪名川町一般会計補正予算(第7号)のうち本委員会に付託されました部分、議案第13号 令和5年度猪名川町水道事業会計補正予算(第2号)、議案第14号 令和5年度猪名川町下水道事業会計補正予算(第1号)、以上3議案の討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○山田委員長  それでは、討論は終結いたします。  これより議案第9号のうち本委員会に付託されました部分、議案第13号、議案第14号、以上3議案を一括して採決します。  お諮りします。以上3議案は、原案のとおり決することにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○山田委員長  異議なしと認めます。よって、議案第9号 令和5年度猪名川町一般会計補正予算(第7号)のうち本委員会に付託されました部分、議案第13号 令和5年度猪名川町水道事業会計補正予算(第2号)、議案第14号 令和5年度猪名川町下水道事業会計補正予算(第1号)、以上3議案は、原案のとおり可決されました。  次に、令和6年度の当初予算審査に係る資料請求については、お手元に配付している一覧表のとおりです。本一覧表のとおり資料請求することでよろしいでしょうか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○山田委員長  異議なしと認めます。よって、議長より請求していただくことといたします。  なお、執行者には、速やかに提出していただきますようよろしくお願いいたします。  以上で本日の委員会は閉会したいと思います。  本委員会の委員会審査報告については、委員長に一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○山田委員長  異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  本日の委員会はこれにて閉会いたします。(発言する者あり) ○岡本町長  失礼いたします。本日この委員会に付託されておりました令和5年度猪名川町一般会計補正予算関係部分ほか全3議案につきましてご承認賜りまして、ありがとうございます。  ちょっと気候の変わり目といいますか、私どもにとっては恵みの雨のような部分があるんでございますけれども、この後、花粉症の季節もやってまいります。健康に留意されまして議会活動よろしくお願いいたします。本日はどうもありがとうございました。 ○山田委員長  昨日の本会議に引き続きまして、本日の会議、誠にお疲れさまでございます。  この後、協議会もございますのでまだ続きますけれども、どうぞよろしくお願いいたします。お疲れさまでした。                 午前11時32分 閉会 本委員会会議録として署名する。                       令和6年2月21日                 猪名川町議会                  総務建設常任委員長  山 田 京 子...