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令和 6年第419回定例会(第1号 2月20日)

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  1. 猪名川町議会 2024-02-20
    令和 6年第419回定例会(第1号 2月20日)


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    令和 6年第419回定例会(第1号 2月20日)           第419回猪名川町議会定例会会議録(第1号) 令和6年2月20日(火曜日)午前10時 開 会              ───────────────―   1 出席議員(16人)    1番  横 山 辰 哉        2番  高 岡 美津子    3番  吉 尾   豊        4番  岩 木   慶    5番  山 下 隆 志        6番  中 井 智 子    7番  山 下   修        8番  井 戸 真 樹    9番  福 井 和 夫       10番  末 松 早 苗   11番  阪 本 ひろ子       12番  加 藤 郁 子   13番  山 田 京 子       14番  宮 東 豊 一   15番  丸 山   純       16番  福 井 澄 榮 2 欠席議員(な し) 3 説明のため議場に出席した者  町     長  岡 本 信 司     副  町  長  奥 田   貢  教  育  長  中 西 正 治     企画総務部長   森   昌 弘
     地域振興部長   大 嶋   武     生 活 部 長  和 泉 輝 夫  まちづくり部長  曽 野 光 司     教 育 部 長  小 山 泰 司  消  防  長  向 井 文 雄     企画政策課長   平 井 秀 明  総 務 課 長  角 田 泰 司 4 職務のため議場に出席した事務局職員  事 務 局 長  住 野 智 章     主     幹  中 井 恵 美  主     査  山 下 耕 助                  議事日程(第1号) 日程第1  会議録署名議員の指名 日程第2  会期の決定 日程第3  町長施政方針 日程第4  承認第 1号 専決処分の承認を求めることについて              (令和5年度猪名川町一般会計補正予算(第6号)) 日程第5  議案第 1号 自治功労者の推薦について 日程第6  議案第33号 固定資産評価審査委員会委員の選任について 日程第7  議案第 2号 令和6年度猪名川町一般会計予算       議案第 3号 令和6年度猪名川町国民健康保険特別会計予算       議案第 4号 令和6年度猪名川町介護保険特別会計予算       議案第 5号 令和6年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算       議案第 6号 令和6年度猪名川町奨学金特別会計予算       議案第 7号 令和6年度猪名川町水道事業会計予算       議案第 8号 令和6年度猪名川町下水道事業会計予算 日程第8  議案第15号 猪名川町住民投票条例の制定について       議案第16号 大野アルプスランドの設置及び管理に関する条例の一部改正につ              いて       議案第17号 職員の育児休業等に関する条例及び会計年度任用職員の給与及び              費用弁償に関する条例の一部改正について       議案第26号 公営企業の設置等に関する条例の一部改正について       議案第27号 猪名川町水道事業給水条例の一部改正について 日程第9  議案第18号 猪名川町手数料条例の一部改正について       議案第19号 猪名川町手数料条例の一部改正について       議案第20号 猪名川町介護保険条例の一部改正について       議案第21号 猪名川町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準              を定める条例の一部改正について       議案第22号 猪名川町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介              護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関す              る基準等を定める条例の一部改正について       議案第23号 猪名川町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に              関する基準等を定める条例の一部改正について       議案第24号 猪名川町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及              び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防の              ための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改              正について       議案第25号 猪名川町子ども・子育て会議条例の一部改正について       議案第29号 猪名川町奨学金条例の一部改正について       議案第30号 猪名川町消防団員等公務災害補償条例の一部改正について 日程第10 議案第 9号 令和5年度猪名川町一般会計補正予算(第7号)       議案第10号 令和5年度猪名川町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)       議案第11号 令和5年度猪名川町介護保険特別会計補正予算(第1号)       議案第12号 令和5年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1              号)       議案第13号 令和5年度猪名川町水道事業会計補正予算(第2号)       議案第14号 令和5年度猪名川町下水道事業会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第28号 猪名川町監査委員に関する条例の一部改正について 日程第12 議案第31号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部改正について 日程第13 議案第32号 財産の処分について              ────────────────               会 議 に 付 し た 事 件 日程第1〜日程第13              ────────────────                 午前10時00分 開会 ○議長(宮東豊一君) おはようございます。  第419回猪名川町議会定例会の開会にあたり、一言ごあいさつ申し上げます。  まず最初に、このたび令和6年能登半島地震により犠牲となられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、被災された全ての皆様に心よりお見舞いを申し上げます。  被災地域の皆様の安全確保と被災された皆様の生活が一日も早く平穏に復することを心よりお祈り申し上げます。  本日、定例会が招集されましたところ、議員各位にはご多用の中ご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。また、平素より本町発展と住民福祉の増進のため、議員活動にご精励いただいておりますことに改めて敬意を表するところでございます。  さて、今期定例会に提案されます諸議案につきましては、後刻、新年度の町政運営に関する施政方針説明をはじめ令和6年度当初予算案、条例制定や改正などについて町長より説明があるものと存じますが、議員各位におかれましては、提案されますこれらの諸議案に対して十分な審議をお願いするとともに、妥当な議決に至りますことを念願いたしまして、私の開会のあいさつといたします。  町長。 ○町長(岡本信司君) 皆様、おはようございます。  第419回議会定例会の開会にあたり、議員各位のご出席を賜り、厚く御礼申し上げますとともに、一言ごあいさつを申し上げます。  議員各位におかれましては、平素より本町行政の発展と住民福祉の向上にご尽力を賜り、厚く御礼申し上げます。  さて、本年度も残すところ約1か月となりました。町としましては本年度事業のラストスパートと次年度の準備を並行して進める大変忙しい時期となりました。そのような中、町では昨日、2月19日に令和5年度町表彰式を実施し、本町の発展や住民福祉の向上、スポーツや芸術活動の各分野にわたりご貢献、ご活躍いただいた12名、2企業の表彰を行いました。猪名川町では、今回の授賞者のみならず、たくさんの方々がボランティア活動など町の発展、振興に多大なご尽力をいただいており、改めて感謝の意を表したいと思います。  この後、令和6年度における私のまちづくりに取り組む所信を施政方針で申し述べますが、まちづくりの主役である住民の皆様が、安全で安心な活気ある毎日を送っていただける元気なまちづくりを、議員各位をはじめ住民の皆様のご理解とご協力を賜り、一緒になって推進してまいりたいと存じます。  本定例会には承認1件、人事案件2件、当初予算7件、補正予算6件、条例制定1件、条例改正15件、規約改正1件、財産処分1件、以上34件の議案審議を賜ることになっております。議員各位におかれましては慎重にご審議をいただき、可決、ご承認を賜りますようお願いを申し上げ、本定例議会開会にあたりましてのごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。              ──────────────── ○議長(宮東豊一君) これより第419回猪名川町議会定例会を開会いたします。              ──────────────── ○議長(宮東豊一君) 会議に入るに先立ち、お願い申し上げます。  発言については挙手の上、議長が許可した後にお願いするとともに、不穏当な発言とならないよう十分ご注意願います。  傍聴の皆様にあらかじめ申し上げます。  傍聴人につきましては、猪名川町議会傍聴規則の規定により、傍聴人は傍聴席において写真等を撮影したり、または録音をしてはならないとなっております。また、傍聴席において発言すること、またその他拍手等の方法により公然と可否を表明すること、または携帯電話の使用は禁止とされておりますので、ご留意願います。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元へ配付しているとおりでございますので、ご了承願います。  日程に入るに先立ち、ご報告いたします。  初めに、閉会中の議員派遣に係ります議員派遣結果報告書をお手元に配付しておりますので、ご了承願います。  次に、議会運営委員会の報告でありますが、今期定例会の運営についてご協議を願い、その概要を記載したものを既に配付しておりますので、ご了承願います。  次に、地方自治法第121条の規定に基づき、議会の審議に必要な説明のための、その出席を求めましたのは、説明者席の町長以下11名でございます。  以上で報告を終わります。  これより本日の日程に入ります。              ──────────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(宮東豊一君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、猪名川町議会会議規則第126条の規定により、山下修君、井戸真樹君、福井和夫君を指名いたします。              ────────────────
    ◎日程第2 会期の決定 ○議長(宮東豊一君) 日程第2 会期の決定を議題とします。  お諮りします。  今期定例会の会期は、本日から3月22日までの32日間としたいと思います。  これにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、会期は本日から3月22日までの32日間と決しました。              ──────────────── ◎日程第3 町長施政方針 ○議長(宮東豊一君) 日程第3 町長施政方針の説明を求めます。  町長。 ○町長(岡本信司君) 本日、第419回猪名川町議会定例会に令和6年度当初予算案並びに関連諸議案を提案するに際し、私の町政に取り組む所信を申し述べ、議員各位をはじめ、住民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。  初めに、令和6年1月1日に発生いたしました「令和6年能登半島地震」により、犠牲となられた方々に心よりお悔やみ申し上げますとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。また、被災地の救済と被災地の復興支援のためにご尽力されている方々に深く敬意を表します。被災地域の皆様の安全と、一日も早い復興をお祈り申し上げます。  被災地では数多くの建物、家屋が倒壊し、その倒壊した建物が原因で多くの命が失われている現状があります。阪神・淡路大震災でも6,000名を超える命が失われ、死亡原因の8割以上が住宅、建築物の倒壊などによるもので、全半壊した住宅は25万戸にも及びました。  南海トラフ巨大地震が今後、30年以内に70から80%の確率で発生すると言われているように、地震はいつ襲ってくるか分かりません。町内には現在の耐震基準を満たさない旧耐震基準で建てられた建築物がまだ多く残っており、それらの建築物は大規模地震による倒壊の危険性が高いと言われています。本町では、住宅の倒壊から生命・財産を守るため、無料の簡易耐震診断を実施しており、新年度には受付枠を増やして対応してまいります。「住まいの耐震化」は、阪神・淡路大震災や今回の能登半島地震から学ぶ最も重要な教訓の1つであります。大切な人の命を守るため、住まいの耐震化を進めていただきますよう切にお願いいたします。  3年余り続いた新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類感染症へ移行した昨年は、様々な住民活動が再開するなど、まちもコロナ禍前の活気を徐々に取り戻しており、戻ってきたにぎわいに大変うれしく感じております。  本町は、令和7年4月10日に町制施行70周年を迎えることとなります。新年度には70周年に向けた機運の醸成を図るため、住民などが主体となって実施するプレ記念事業に対し補助を行い、これから先の時代を担うまちのプレイヤーを掘り起こし、新たなまちづくりの出発点へとつなげてまいります。  本町は、都市近郊に位置することからニュータウン開発が進み、まちは大きく発展してまいりました。一方で、初期に開発されたニュータウンでは開発から半世紀を迎え、高齢化や人口減少、空き家問題、インフラの老朽化、商業施設の空き区画が目立つなど、多くの問題が顕在化しております。  日生ニュータウンは、令和7年度にまち開きから50年目を迎えます。新年度には、日生ニュータウン内の商業施設などの空き区画において、新たな店舗や子育て・高齢者支援施設などを設置する際の改修費や店舗賃貸料などの支援する「オールドニュータウン商業施設等空き区画活用支援事業」を創設いたします。様々な課題解決に対応するとともに、魅力あるまちづくりに取り組んでまいります。  少子高齢化の波は農業振興にも影を落とし、農業者の高齢化や後継者不足耕作放棄地の拡大といった課題が山積しております。一方で、本町への移住を検討する方の中には、農業をしながら仕事を続けたいといった声もあります。多様化する就農ニーズへの対応と持続可能な農業の実現を図るため、近年、注目を集めている「半農半X」、いわゆる農業に携わりながら、農業以外の得意分野や希望する仕事も並行して生活を営むという新しいライフスタイルを支援する「チャレンジ農業者認定制度」を創設いたします。これにより、就農を志す方が短期間の農業研修を受講することで、様々な人材の新規就農が可能となります。農業を取り巻く諸課題に向き合い、都市近郊にありながらも豊かな農業環境を備える本町の魅力をアピールし、移住定住につなげてまいりたいと考えております。  地域公共交通を取り巻く環境は厳しさを増しております。事業者より撤退も含めた協議の申入れがなされている路線バスの杉生線については、引き続き運行継続のための支援を行ってまいりますが、利用実態に即したサービス水準を確保するため、一定の減便を行いながらも路線が維持されるよう努めてまいります。また、ふれあいバスやチョイソコいながわの運行エリアの見直しなどを行い、地域内の移動を支える効果的な交通ネットワークの構築を目指し、取り組みを進めてまいります。  町内に存する公共交通は、いずれも地域生活に欠かせない移動手段であり、社会経済活動の重要な資源でもあります。交通事業者を取り巻く課題が深刻化する中、交通事業者と共に連携し、持続可能な公共交通の在り方について考えてまいります。公共交通は利用いただかなければ維持することができません。皆様には改めまして公共交通の利用をお願いいたします。  本町は今後、公共施設や上下水道などの社会インフラの老朽化による大規模修繕や更新など、多額の財政需要が見込まれております。本年度にスタートした「第七次行政改革大綱」を推進するため、公共施設の使用料や手数料の見直しをはじめ、水道事業ビジョン下水道事業経営戦略に基づいた上下水道料金の適正化に取り組んでまいります。将来世代に負担を先送りせず、持続可能な行財政運営を実現してまいります。  一方で、企業の進出は地域経済の振興に大きな効果が期待され、新名神高速道路の開通を機に本町への事業進出の相談も増加傾向にあります。企業誘致を積極的に進めるため、事業用地を必要とされている方(需要者)と、未利用地を活用したい土地所有者の方(供給者)の相互に適合する物件をマッチングさせる「(仮称)事業用物件情報登録制度」を創設いたします。限られた予算と人材で最大限の政策効果を上げ、将来にわたり質の高い行政サービスを提供していくために、健全な財政基盤の確立に勇往邁進してまいります。  まちづくりの主役である住民の皆様が、安全で安心な活気ある毎日を送っていただけるよう、職員一丸となり「元気なまちづくり」に取り組んでまいります。  それでは、令和6年度の新規、拡充事業を中心に、施策、事業について説明いたします。  社会教育については、引き続きリバグレス猪名川を実施するなど、幅広い年齢層を対象とした多様な学習機会を提供してまいります。  図書館については、幼児から高齢者まで幅広い年齢層の多様な読書活動に対応するため、他市町の図書館などとの連携や移動図書館などのサービスに努めるとともに、地域住民の生涯学習を支援するために資料提供サービスの充実に努めてまいります。  文化財については、貴重な史跡を国民共有の財産として保護に努めるとともに、国史跡多田銀銅山遺跡の企画展や講演会を開催するなど、文化財、文化遺産の啓発に努めてまいります。  芸術・文化活動については、猪名川町展やコンサート、バラエティーショーなどの自主事業を実施し、子どもから高齢者まで、誰もが気軽に芸術・文化活動に触れる機会を提供してまいります。また、文化体育館については、大規模地震による吊天井の落下から利用者を守るため、本年秋頃までの予定で吊天井落下対策工事を実施してまいります。  シティプロモーションについては、「#猪名川町を知ってもらおう大作戦」の取り組みの1つとして、インフルエンサーを活用したSNSを中心とした情報発信により、本町の認知拡大と魅力発信に努めてまいります。  本町の観光振興拠点の1つである大野アルプスランドについては、魅力あふれる持続可能な施設運営を目指し、管理運営方法の見直しを実施いたします。現行の指定管理者による運営を1年前倒しし、新年度には新たな指定管理者の選定を行い、さらなる施設サービスの向上に向けて取り組んでまいります。  猪名川天文台については、新年度にプラネタリウムの機器を更新いたします。更新にあたっては、ふるさと納税によるクラウドファンディングを通じて、大野山から眺める満天の星空や猪名川天文台に興味関心を持っていただき、「猪名川ファン」の獲得にもつなげてまいります。  広報については、「広報いながわ」が行政情報の入り口として、より多くの住民とつながる「みんなで作る広報誌」を目指して取り組んでまいります。また、新年度にはホームページのシステムを更新し、「見やすい」、「見つけやすい」デザインに変更するなどリニューアルを実施いたします。  行政デジタル化については、マイナンバーカードへの運転免許証機能の一体化が令和6年度末に開始されることが計画されております。本町でのマイナンバーカードの普及を促進するため、本庁、日生・六瀬両連絡所での申請受付及び交付に加え、障がいのある方など外出が困難な方に対しても、ご本人からの申出により柔軟に対応してまいります。  参画と協働のまちづくりについては、引き続き地域活動団体登録制度を通じて、住民や地域活動団体への啓発、ネットワーク化を図り、住民相互のつながりの輪を広げていくことで活動の活性化に努めてまいります。また、これらの地域活動団体が地域に対して関心を持ち、「自分ごと」としてまちづくりに参加し協働いただけるよう、個人、団体、企業、行政などの各主体を中立的な立場からコーディネートする「いながわ☆まちづくりプロジェクト」と連携し、「まちづくり大学」を開催してまいります。  令和4年度に創設した「住民提案型まちづくり事業補助金」では、団体が今までに培った先駆性、専門性、積極性などをまちづくりに活かすことを目的として、引き続き活動を支援するとともに、参画の促進と多様な担い手の育成につなげてまいります。  自治会やまちづくり協議会については、それぞれの地域の特性を生かして、自らが積極的に様々な地域づくり活動を展開できるよう支援してまいります。  住民投票条例検討委員会の答申に基づき、常設型の住民投票条例を制定いたします。将来にわたって本町の行財政や住民生活などに重大な影響を及ぼすと考えられる重要な案件に対し、その総意を議会や町の意思決定に反映させることで、より一層の住民自治の推進につなげてまいります。  人権については、人権文化のまちづくりを目指し、部落差別をはじめとする様々な人権課題の解決に向け、本年度策定する「人権推進基本計画」に基づき、人権教育、人権啓発活動を積極的に推進してまいります。また、昨今、インターネットやSNSを中心に、誹謗中傷の人権侵害が見受けられます。これらの人権侵害を防ぐため、人権意識の向上に努めてまいります。さらに、新年度から施行する「部落差別の解消の推進に関する条例」に基づき、部落差別解消のための基本方針を策定し、部落差別の解消に取り組んでまいります。  男女共同参画については、「第四次男女共同参画行動計画」に基づき、男女がともに参画し互いを認め、性別的な役割分担意識の払拭により、性別の違いにこだわることなく、それぞれの個性と能力が十分に発揮でき、男女の人権が尊重される社会づくりに取り組んでまいります。新年度には、「(仮称)男女共同参画推進条例」策定の要否について検討するため、男女共同参画推進懇談会などにおいて、様々なご意見を伺いながら、慎重に議論を進めてまいります。  多文化共生については、町内在住の外国人が、地域社会の一員として共に安心して暮らしていけるよう、さらなる生活支援事業の充実に努めてまいります。また、本年度、オーストラリア・バララット市より姉妹都市提携35周年を記念して訪問団が来庁されました。今後の両市町の友好関係がさらに発展するよう記念し調印式が行われ、新たな一歩を踏み出しました。今後も、住民や次世代を担う子どもたちにとって国際交流が身近なものとなるよう取り組んでまいります。  子ども施策を社会全体で総合的かつ強力に推進していくための基本法である「こども基本法」の施行に伴い、令和7年度からの本町の子ども施策の指針となる「(仮称)こども計画」の策定に取り組んでまいります。  子育て支援については、妊婦や子育て家庭に寄り添い、情報共有を図りながら必要な支援につなぐ伴走型相談支援経済的支援を引き続き一体的に実施し、必要な支援が確実に届くよう努めてまいります。また、先天性難聴を早期に発見し、適切な支援につなげるため、全ての新生児が聴覚検査を受けることができるよう、新たに新生児聴覚検査費用の助成を実施いたします。さらに3歳児健診で実施しております視覚健診において、新たに屈折検査機器を用いた視覚検査を導入し、近視、遠視、乱視などの屈折異常や瞳孔不同、斜視などの早期発見と早期治療につなげてまいります。  児童手当の拡充支給については、所得制限の撤廃や支給対象の高校生世代までの拡大、第3子以降の手当増額など国の改正の動向を注視し、適性に進めてまいります。  福祉医療については、新たに高校生世代の入院医療費を無料化し、安心して子どもを産み育てることのできる環境整備に努めてまいります。  児童福祉法の改正により、母子保健機能(子育て世代包括支援センター)と児童福祉機能(子ども家庭総合支援拠点)双方の一体的な相談支援機能を有する機関である「こども家庭センター」の設置が求められております。そのため、新年度よりこども課内の児童虐待、子育て支援及びDVに係る相談機能を子育て支援センターに集約させ、令和7年度の「こども家庭センター」開設に向けて、相談支援体制を整備してまいります。  留守家庭児童育成室については、指導員がスクールソーシャルワーカーと連携できる体制を整え、ケース会議を実施し、支援が必要な児童への対応方法や困難事例を検討するなど、児童の受入れ体制の充実を図ってまいります。また、現在プレハブで運営しているつつじが丘小学校育成室を学校棟へ移設し、運営コストの見直しに努めてまいります。  猪名川保育園については、保護者や子育て世代のニーズ、子どもを取り巻く環境の変化を捉えながら、子どもの健やかな成長を育む環境づくりに努めてまいります。日々の保育の配信など保育園務システムを活用し、保護者との連携をさらに充実させてまいります。  ヤングケアラーへの対応については、町内における連携を深めるため、教員や関係機関を対象とした講演会を開催するとともに、本年度実施したアンケート調査の結果を踏まえ、子育て支援ホームヘルパー派遣事業の拡充により、家事をサポートするなど、ヤングケアラーへの支援をさらに進めてまいります。  学校教育については、引き続き、次期教育振興基本計画の策定に取り組むとともに、現行の「教育振興基本計画」に基づき、夢と志を持って予測困難な未来をたくましく生き抜く人間を育てるため、幼・小・中の縦の接続、関係機関などとの横の連携による質の高い教育活動を推進し、「子どもを育てる学校」から「子どもが育つ学校」への転換をさらに進めてまいります。  そのため、教職員が授業をはじめとする質の高い学びの環境づくりに力を注ぎ、児童と向き合う時間を確保できるよう、全小・中学校にスクール・サポート・スタッフを配置いたします。また、中学校に引き続き、本年度策定した小学校における教育課程の見直し及び教職員の働き方改革の具体策である、「あい・ワクワクプラン」に取り組んでまいります。さらに、非違行為防止についての校園内研修などにより、教職員全体で共通理解を深め非違行為の防止に取り組んでまいります。  学力向上については、「いなぼう学力アッププラン」に基づき、授業力向上のための教員研修などを実施し、児童生徒が自ら考え、自ら表現する力の向上を図ってまいります。また、児童生徒1人1台のタブレット端末を効果的に活用して、児童生徒の学習意欲を高め、「わかる授業」を展開するため、本年度に引き続き「学校ICT強化推進事業」として教員研修などを実施し、授業におけるICT機器の効果的な活用能力、指導力の向上に取り組んでまいります。さらに、「読む力」を分析し、明確化することのできる「リーディングスキルテスト」を新たに実施し、児童の読解力の向上を図ってまいります。  体づくりについては、「体力アップインストラクター派遣事業」として、教職員対象の研修会の実施や、小学校、幼稚園にインストラクターを派遣し、教員が園児児童生徒の体力、運動能力を向上させる指導ができるよう取り組んでまいります。  いじめ問題への対応については、本年度に改定した「いじめ防止基本方針」に基づき、いじめの認知を積極的に行い、早期発見、早期対応を組織的に行うとともに、引き続き各学校で自他の心と体を大切にする心を養う「いのちの授業」を実施してまいります。また、深刻ないじめ問題に対応できるように、法律相談の体制を整えてまいります。  不登校児童生徒の支援については、福祉的視点による支援を行うため、「チーム学校」の一員として、各学校・園にスクールソーシャルワーカーを派遣いたします。また、新年度は各小・中学校の校内サポートルームに、不登校児童生徒が安心して通うことができるよう、スクールサポーターの小・中学校への配置を拡充いたします。  さらに、教育支援センターに児童生徒理解スーパーバイザーを引き続き配置し、登校できない生徒を対象に、オンラインで直接つながり、学習支援を行う「アナザー・ストーリー(AS)」を実施するとともに、学力面や生活面において支援の必要な児童生徒に対し、教員やスクールアシスタントがきめ細やかな支援につなげるため、各校への専門的な助言を行ってまいります。  特別支援教育については、インクルーシブ教育システム構築の理念に基づき、障がいのある子ども一人一人の障がいの程度や特性、教育的ニーズに応じた指導や支援の充実を図り、合理的配慮の提供を行ってまいります。  グローバル化に対応した教育については、小学校の外国語の全ての授業において、引き続き外国語指導助手(ALT)を配置し、英語になれ親しむ機会を設けることで、英語でコミュニケーションを図ろうとする態度の育成に努めてまいります。また、幼稚園へも月1回の派遣を継続するとともに、町立小・中学生を対象に外国語指導助手(ALT)との交流や海外とのオンライン交流を実施することにより、英語学習や国際理解への興味関心を高めてまいります。  中学校の部活動の地域連携、地域移行については、将来にわたり生徒がスポーツ・文化活動に継続して親しむことができる機会を確保するため、関係団体と連携し、部活動の地域連携、地域移行に向けて体制整備を進めてまいります。  町立幼稚園については、本年度より開始した3歳児保育の充実に努めてまいります。また、一時預かり保育についても、これまで以上に子育て支援に取り組むなど、魅力ある幼稚園教育を進めてまいります。  コミュニティ・スクールについては、本年度、町立幼稚園にも学校運営協議会を設置し、全ての町立学校園がコミュニティ・スクールとなりました。地域、保護者、学校がパートナーとして協力し合い、目標やビジョンを共有しながら、学校だけでなく地域の課題についても解決できるように活動を推進し、「地域とともにある学校」を目指してまいります。  学校営繕については、脱炭素社会の実現に向け、町立小・中学校、幼稚園の照明のLED化事業を推進してまいります。また、今後の維持管理の負担が見込まれる学校プールについて、教職員の働き方改革の観点からもプール授業の在り方検討を進めており、新年度には楊津、大島小学校のプール授業をB&G海洋センターで試行的に実施してまいります。  学校給食については、児童生徒の食に関する正しい理解と適切な判断力を養うことを目的に、栄養バランスの取れた食事を提供してまいります。  青少年の健全育成については、青少年健全育成団体や子ども会などの関係団体の活動支援とともに、青少年活動の情報発信を行い、活動への参画を促進してまいります。また、青少年の非行防止及び問題行動の早期発見のため、青少年指導員などによるパトロールや、子どもの安全・安心を守るため「こどもをまもる110番のおうち」を推進してまいります。  スポーツ振興においては、誰もが生涯を通じて気軽にスポーツに親しめる環境づくりを進めるとともに、スポーツ活動を通じたコミュニティの醸成につながるよう努めてまいります。また、日生中央駅前にあるB&G海洋センターでは、プールエリアの吊り天井落下対策工事などの改修に向け実施設計を行ってまいります。  地域福祉については、地域福祉計画に基づき、高齢者や障がいのある人などが住みやすいまちづくりの実現に向けて、自治会や民生委員・児童委員、福祉委員をはじめ関係団体とのネットワークを構築し、支援を行ってまいります。また、地域の担い手と専門機関、専門職などの相互理解と連携を促進し、複合的な課題や制度のはざまの問題などに対応できるよう、「地域ケア会議」による地域課題の共有と解決に取り組んでまいります。  さらに生活困窮者や再犯防止に向けた取り組みを図り、制度のはざまにある人への包括的かつ一人一人の状況に応じた支援、援助を行ってまいります。  高齢者支援については、「住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らせるまちを目指して」を基本理念として策定した「高齢者福祉計画・第9期介護保険事業計画」に基づき、高齢者を取り巻く様々な環境に対応するための環境整備や体制づくりなど各種施策に取り組んでまいります。また、介護保険事業として聴力低下へ早期に対応し、認知症やフレイルの進行を緩やかにすることで生活の質を維持しながら、住み慣れた地域で自分らしく暮らすことができるよう、新たに補聴器購入に係る費用の一部を助成いたします。  外出支援については、ハニカグランドパス購入助成事業について必要な検証、見直しを行いながら、高齢者の社会参加の促進に努めてまいります。  敬老事業については、本年度に引き続き会場型の開催を見送ることとし、今後の事業の在り方について検討を行ってまいります。  ひとり暮らしや身寄りのない高齢者の生活を支えるため、成年後見制度の利用促進を図るとともに、高齢者の虐待防止や孤独死防止に取り組み、高齢者の権利擁護を一層推進してまいります。  社会福祉会館については、開館後50年以上経過し、維持修繕に多額の費用がかかることから、令和7年度末を目途に貸し館機能を廃止するなど、必要な事業整理を進めてまいります。また、地域福祉の拠点である総合福祉センターについても、大規模改修が必要な時期に差しかかることから、外部有識者や地域団体、住民などで構成する「総合福祉センターのあり方検討委員会」を設置し、長期的な視点から本町福祉サービスの拠点として再整備を図ってまいります。  障がい者・児支援については、新年度より新たな「障がい者・児福祉計画」のもと、障がいのある人やその家族の多様なニーズに対応できるよう、生活支援に取り組んでまいります。また、手話言語条例の理念に基づき、聾者を含む聴覚に障がいがある人の情報保障に努めるとともに、手話が言語であるとの認識に基づき、手話を使って安心して暮らすことのできるまちづくりに取り組んでまいります。  障がい福祉サービスを利用する際に必要な障がい相談を受けやすくするため、新たに相談支援事業所を指定いたしました。引き続き障害者相談支援センターを拠点として、相談支援機能の充実を図ってまいります。  健康づくりについては、引き続き健診受診体制の整備と確保に努めるとともに、健診結果に基づく特定保健指導の実施率や精密検査受診率の向上を目指してまいります。また、病態別教室や運動教室などにより、健診結果の有効活用に向けたフォロー体制の充実を図ってまいります。  「いながわ100万歩チェンジの事業」については、本年度から試行実施しているウォーキングアプリの活用や、体操の動画配信など内容の充実を図ることで、幅広い年代の方に参加いただくとともに、運動習慣の獲得、継続を進めてまいります。  健康維持には口から栄養を接種することが重要であり、歯周疾患や口腔機能低下による口腔フレイルの予防を図るため、引き続き20歳以上の無料個別歯科健診を実施し、生涯を通じた口腔衛生の保持に努めてまいります。  夜間・休日診療体制については、歯科及び眼科、耳鼻科の休日診療に加え、小児科では夜間・休日の急病診療を広域連携により引き続き実施してまいります。また、休日の内科診療については、本年度より川西リハビリテーション病院において川西市医師会協力の下、実施しており、引き続き診療体制の確保に努めてまいります。  さらに、病気やけが、育児、介護の不安などについても、医師、看護師などの医療専門職が24時間365日、無料で電話相談に応じる「いながわ健康・医療相談ほっとライン24」を引き続き実施してまいります。  北部地域の医療については、本年度に「北部地域医療のあり方検討委員会」において提言をいただきました「持続可能な医療提供体制の確保に向けて、新たな取り組みによる医療提供方法」に基づき、国・県の制度にも留意しつつ、オンライン診療などによる受診機会の確保に努めてまいります。今後も、医師会をはじめとする関係機関と連携しながら、多様な医療提供体制の試みに向け取り組んでまいります。  国民健康保険事業については、兵庫県と協力して引き続き財政運営の安定化に取り組むとともに、各種健(検)診事業の充実と健康意識の向上に努めてまいります。また、令和12年度を目途に県内市町の保険料率が原則統一されることから、急激な引上げとならないよう、本年度より実施しております段階的な国民健康保険税率の引上げを継続してまいります。今後も県など関係機関と連携を密にし、継続した保険事業の運営ができるよう取り組みを進めてまいります。  2045年カーボンニュートラルを達成するためには、再生可能エネルギーの導入と省エネルギー意識の醸成が求められます。そのため、環境、経済、地域が好循環する脱炭素社会の実現を目指し、町が所有する公共施設や未利用地への太陽光発電等の導入可能性についての調査を実施するとともに、省エネルギー意識の啓発にも取り組んでまいります。また、本町が保有する公用車の一部を電気自動車に更新し、温室効果ガスの排出削減に努めてまいります。今後も電気自動車への入替えを順次進め、脱炭素化に取り組んでまいります。  ごみ出しやごみ当番への負担軽減策については、令和3年度より松尾台自治会をモデル地区として、住民と行政との間で意見交換を繰り返し検討を進め、本年度には「新ごみ出しルール」を松尾台自治会全体で運用を開始いたしました。新年度からは、モデル地区での成果を踏まえ、スピード感を持ってほかの大規模開発団地へと展開してまいります。  町道については、都市計画道路駅前線(町道松尾台1号線)について、本町の唯一の鉄道駅である日生中央駅周辺における安全性や利便性の向上を図る観点から、バリアフリー化を進めるためリニューアル事業を検討してまいります。  街路樹については、街路樹管理計画に基づき、安全性と快適性の向上に向け、地域との意見交換を行いながら適正管理を計画的に進めてまいります。  橋梁については、安全性の確保とコスト縮減を図るため、「橋りょう長寿命化修繕計画」に基づき、緊急性などを考慮し、計画的な修繕に努めてまいります。また、日生中央駅前連絡橋の維持修繕工事に着手いたします。  公園については、誰もが安心して利用できるよう、専門家による公園遊具の点検や職員による定期的な巡回を実施するなど、遊具の適正管理を行ってまいります。  ふれあい公園(総合公園)については、引き続き公募設置管理制度(Park−PFI)などの様々な可能性も含め、民間活力を活用した手法などについて調査研究してまいります。  住環境については、空き家問題が全国的に深刻化する中、本町においても空き家に関する相談が近年増加傾向にあります。本年4月には土地建物の相続登記が義務づけられ、空き家問題にも影響を与えることが考えられます。空き家の利活用が進むよう、空き家対策セミナーの開催や個別相談会などを充実させてまいります。昨年12月には新たにNPO法人地方創生パートナーズと連携協定を結び、これまで以上に空き家の発生抑制と利活用に取り組んでまいります。新年度には関係団体の協力をいただきながら、古民家の魅力を知ることで田舎暮らしの移住促進も期待できる実地型の学びの場を提供してまいります。さらに、空き家の利活用を促進し移住定住につなげるため、兵庫県の条例、いわゆる「空き家活用特区」の指定について、大島小学校区まちづくり協議会と連携し、取り組みを進めてまいります。  水道事業については、引き続き北部地域の老朽化した施設の更新に伴う統廃合により、耐震化と維持費の軽減を図り、安全で安定した飲料水の供給と水道施設の効率的・効果的な整備など、水道事業の運営に取り組んでまいります。  下水道事業については、老朽化した汚水管路などの維持修繕やマンホールポンプの点検、更新などを実施し、下水道施設の長寿命化を図ってまいります。  近年の上下水道事業を取り巻く状況は非常に厳しく、物価や燃料価格の高騰に伴う維持管理費の増加、人口減少による収益の悪化や老朽化した設備の更新費が膨らみ、経営環境はますます厳しくなってきております。一方で、水道料金と下水道使用料は、基金を取崩し赤字を補填することで改定を据え置いてきましたが、限りある基金に依存する赤字体質の改善が急務であることから、新年度においては経営の効率化の努力を重ねつつ、収支の不均衡を改善し、事業経営の健全化を図るため、上下水道料金の改定を実施いたします。  農業については、持続可能な農業の実現を図るため、昨年度に引き続き、「人・農地プラン地域計画」の策定を進めてまいります。5年先、10年先の集落の在り方や農業の担い手などについて、農業者や地域の皆さんとの話合い、アンケートの結果に基づき計画に取りまとめ、将来の農地利用の姿の「見える化」を図ってまいります。  里山については、本年度策定する「里山再生基本計画」に基づき、住宅などへの倒木被害から人命や財産を保護することを目的に、危険木の伐採などに係る経費に対する補助制度を創設いたします。また、森林環境譲与税を活用し、まきストーブやペレットストーブの購入助成、伐採したシイタケ原木を持ち出すための作業道設置補助金など、これまで取り組んできた里山再生事業を拡充し、引き続き里山の環境保全に努めてまいります。  商工業の支援については、小規模事業者の成長や持続的発展を促すため、巡回訪問の実施、セミナーの開催、個別相談並びに創業支援及びその後のフォローアップなど、きめ細やかな事業者支援を実施する町商工会を支援し、連携する中で地域経済の活性化に努めてまいります。
     いわゆる就職氷河期世代の方への支援として、就労支援関係団体と連携し、引き続き町内において就労支援セミナーや個別相談会を実施し、就労に向けたサポートを行ってまいります。  道の駅いながわについては、老朽化したトイレ棟の改善を図るため、ユニバーサルデザイン、バリアフリーに配慮した、誰もが快適に利用できる機能性を備えたトイレを、本年度秋頃の完成を目途に整備を進めてまいります。また、南田原地区の町有地の利活用については、議会の皆様と審議を重ねながら検討を続けてまいります。  防災については、住民及び自主防災組織の自助、共助の役割についての認識を広めるべく、継続的に住民を対象とした講演会を実施してまいります。  避難行動要支援者支援制度の取り組みについては、地域支援団体における個別支援計画の作成について、既に取り組んでいただいている地域へのサポートも含め、未着手の地域については、新たに取り組んでいただけるよう引き続き支援してまいります。  防災訓練については、町職員を対象とした災害対策本部運営に関する図上訓練を実施し、災害時の実務体制の強化を図ってまいります。また、県立猪名川高等学校においては、指定避難所運営における被災者の熱中症や低体温症の対策などを目的として、本年度、体育館への空調設備が行われたことから、次年度には兵庫県と連携した避難所運営訓練を実施してまいります。  ため池については、大規模地震や集中豪雨による堤体の決壊など、下流域への被災が懸念されていることから、引き続き計画的にため池廃止事業及び点検、改修を進め、災害の未然防止に努めてまいります。  消防体制については、2市1町の連携を継続し、消防、救急体制の充実を図るとともに、適正な消防活動の維持のため、はしご車の分解整備を実施いたします。  救急体制については、救急アドバイザーを活用して心肺蘇生法、AEDの使用方法など応急手当ての普及啓発活動を充実させ、救命率の向上に取り組んでまいります。  消防団については、分団の統合を推進するなど、地域の実情に即した消防団に再編するとともに、団員の処遇改善を図り、地域防災力の維持向上に努めてまいります。  安全対策については、引き続き交通安全教室を実施するとともに、自転車の安全利用や交通ルールの遵守についての周知に努めてまいります。また、高齢者を狙った特殊詐欺などの対策として、被害防止対策機器の購入補助を引き続き実施するとともに、被害対策講習会を開催するなど、特殊詐欺の被害防止に取り組んでまいります。  本年度より策定を進めている第六次総合計画後期基本計画については、住民アンケートや住民団体が主体となって開催するまちづくりワークショップ「未来 まちごと・自分ごと会議」など、様々な場面において住民の声を聞きながら、まちづくりの指針を定めてまいります。  行政運営については、定年延長制度が導入されたことを契機に、役職定年を迎えた職員の知識や経験を十分に生かせる職員配置に努めてまいります。会計年度任用職員制度や任期付職員制度など多様な職員の任用などにより、安定した行政サービスの提供と維持に努めてまいります。また、働き方改革を進めるため、オンライン会議などを積極的に活用し、労働時間のさらなる抑制を図り、職員の心身の健康維持、誰もが働きやすい職場環境の実現に努めてまいります。ますます多様化、高度化する住民ニーズに、迅速かつ的確に対応するためには、職員一人一人が本町における課題に向き合い、速やかに解決する能力が求められます。そのため、専門的な知識や解決策を学ぶための研修の強化、充実を図ってまいります。  町税については、eLTAXを通じた電子納付を推進し納税環境の向上を図るとともに、適正な課税、徴税を行い、税収の確保に取り組んでまいります。地籍調査については、国土の開発及び保全のため、迅速な実施が求められていることから、新年度より市街化区域の調査を行うとともに、現地調査が完了した登記未完了地区について、登記完了に向けて取り組んでまいります。  未利用となっている普通財産については、積極的に貸付けや売却を検討するなど、引き続き有効活用を図ってまいります。  旧六瀬中学校などの利活用については、事業者選定委員会を立ち上げ、地域の活性化に資する事業を行う活用事業者を募集し、地域の意向に配慮しながら民間事業者による活用に向けた取り組みを進めてまいります。  今後の町行財政については、第七次行政改革大綱に基づく徹底した事務事業の効率化、財政の健全化に取り組んでまいります。その一方で、まちの魅力を高める投資との両立を図る必要もあることから、「魅力あるまちづくりの実現に向けた持続可能な行財政運営」を着実に実行してまいります。  以上述べました基本方針をもとに編成いたしました新年度予算は、一般会計116億1,300万円、特別会計66億8,951万1,000円、企業会計29億526万3,000円、総額212億777万4,000円であります。これら予算の執行にあたりましては、より一層の住民福祉の向上とまちの発展に向け、真摯に町制に取り組み、住民の皆様の負託に応えてまいります。  議員各位並びに住民の皆様のご理解とご協力を重ねてお願い申し上げますとともに、新年度予算案並びに関係諸議案にご賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮東豊一君) 町長施政方針の説明は終わりました。  町長施政方針に対する代表質問は2月28日に行いますので、ご了承願います。  ただいまから11時5分まで休憩といたします。                 午前10時55分 休憩                 午前11時05分 再開 ○議長(宮東豊一君) 休憩を閉じ、会議を再開いたします。              ──────────────── ◎日程第4 承認第1号 ○議長(宮東豊一君) 日程第4 承認第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。  専決処分に対する説明を求めます。  町長。 ○町長(岡本信司君) それでは、議事を進めるにあたり、説明は簡潔明瞭に行い時間短縮に努めますので、よろしくお願い申し上げます。  ただいま議題となりました承認第1号の専決処分の承認を求めることについてご説明申し上げます。  これは、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したもので、同条第3項の規定により報告し、議会の承認を求めるものでございます。  承認第1号の専決処分ですが、これは令和5年度猪名川町一般会計補正予算(第6号)として歳入歳出にそれぞれ1億円を追加して、予算の総額を歳入歳出それぞれ121億1,419万1,000円とするものでございます。  詳細につきましては企画総務部長に説明をさせますので、よろしくご審議をいただき、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮東豊一君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(森 昌弘君) それでは、承認第1号 専決処分の承認を求めることについて説明をさせていただきます。  まず初めに、本専決処分は、国の総合経済対策として、物価高による生活への負担が特に大きい低所得者世帯に対し給付金を支給するため、補正予算を編成したものでございます。  補正予算全体の概要といたしましては、住民税所得割が課せられていない者のみで構成される世帯、以降住民税均等割のみ課税世帯と申し上げますが、該当世帯に対し1世帯当たり10万円の給付金を支給するものでございます。  また、住民税非課税世帯と住民税均等割のみ課税世帯において、18歳以下の児童が扶養されている場合については、児童1人につき5万円を加算して給付金を支給するものでございます。  なお、住民税非課税世帯に対しましては、令和5年度第1号補正予算において1世帯当たり3万円を支給、第5号補正予算において追加で7万円の支給で合計10万円を支給する予算を既に編成済みでございます。これら生活に困窮する世帯に対し、速やかな支援を行うため早期の予算化が必要であることから、一般会計補正予算(第6号)を編成し、令和6年2月2日に専決処分したことについて承認をいただくものでございます。  それでは、令和5年度一般会計補正予算(第6号)についてご説明をさせていただきます。  補正予算書の1ページをお願いいたします。先ほど、町長も説明しましたが、補正予算(第6号)は、歳入歳出それぞれ1億円を追加し、補正後の予算額を121億1,419万1,000円とするものでございます。  次に、6ページをお願いいたします。第2表、繰越明許費でございます。今回の事業につきましては、子ども加算金の支給から順次開始いたしますが、今年度内に事業が完了しない見込みであることから、予算が次年度に繰り越して使用できるよう、あらかじめ補正額の全額を明許繰り越しするものでございます。  次に、歳入歳出予算の内容について、事項別明細書により説明をさせていただきます。  14、15ページをお願いいたします。歳入でございます。15款2項1目総務費国庫補助金、補正額1億円は、説明欄、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金で、今般の国の創造経済対策を実行していくための財源として予算化するものでございます。  16、17ページをお願いいたします。歳出でございます。3款民生費、1項1目社会福祉総務費、補正額1億円のうち、説明欄、住民税均等割のみ課税世帯に対する給付金事業費、補正額7,175万円は、住民税均等割のみ課税世帯に対し、1世帯当たり10万円を支給するもので、支給対象として現在のところ700世帯を見込んでおります。  その下、低所得者の子育て世帯に対する加算給付金事業費、補正額2,825万円は、住民税非課税世帯及び住民税均等割のみ課税世帯において、18歳以下の児童が扶養されている場合、児童1人につき5万円を加算して給付金を支給するもので、現在のところ550人を見込んでおります。そして、これら給付事務を実施するにあたり、両事業とも通知文書の送付などに要する通信運搬費、給付金を支給する際の銀行振込手数料、対象世帯、対象児童を正確に抽出するためのシステム改修費として電算処理委託料などを合わせて予算化しております。  以上、専決の補正予算(第6号)の説明とさせていただきます。ご審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(宮東豊一君) 説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは質疑は終了いたします。  これより承認第1号の討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは討論は終結いたします。  これより承認第1号を採決いたします。  お諮りします。  本件は、承認することにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、承認第1号 専決処分の承認を求めることについては、承認することに決しました。              ──────────────── ◎日程第5 議案第1号 ○議長(宮東豊一君) 日程第5 議案第1号 自治功労者の推薦についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(岡本信司君) ただいま議題となりました議案第1号 自治功労者の推薦についての提案理由をご説明申し上げます。  猪名川町自治功労者処遇規定によりまして、町のため、多大の金品をご寄附いただいた清水三造氏を推薦したいので、議会の承認を求めるものでございます。  参考資料といたしまして、推薦理由等を添付しておりますので、ご詳覧いただき、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮東豊一君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは質疑は終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは討論は終結いたします。  これより議案第1号を採決いたします。  お諮りします。  本案は、原案のとおり承認することにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、議案第1号 自治功労者の推薦については、原案のとおり承認されました。              ──────────────── ◎日程第6 議案第33号 ○議長(宮東豊一君) 日程第6 議案第33号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(岡本信司君) ただいま議題となりました議案第33号 固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由をご説明申し上げます。  現固定資産評価審査委員会委員、吉野智市氏が令和6年3月31日をもって任期満了となるため、同氏を再任することについて同意を求めるものでございます。  参考資料といたしまして、主な経歴等を添付いたしておりますので、ご詳覧をいただき、同意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
    ○議長(宮東豊一君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは質疑は終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは討論は終結いたします。  これより議案第33号を採決いたします。  お諮りします。  本案は、これに同意することにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、議案第33号 固定資産評価審査委員会委員の選任については、同意することに決しました。              ──────────────── ◎日程第7 議案第2号〜議案第8号 ○議長(宮東豊一君) 日程第7 議案第2号 令和6年度猪名川町一般会計予算、議案第3号 令和6年度猪名川町国民健康保険特別会計予算、議案第4号 令和6年度猪名川町介護保険特別会計予算、議案第5号 令和6年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算、議案第6号 令和6年度猪名川町奨学金特別会計予算、議案第7号 令和6年度猪名川町水道事業会計予算、議案第8号 令和6年度猪名川町下水道事業会計予算、以上7議案を一括して議題とします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(岡本信司君) ただいま議題となりました7議案につきまして、順次提案理由をご説明申し上げます。  まず、議案第2号 令和6年度猪名川町一般会計予算についてご説明申し上げます。  総額は、歳入歳出それぞれ116億1,300万円で、前年度と比較し3.8%の増、額にして4億2,800万円の増額となっています。  主には、歳入では、町税として定額減税による個人町民税の減収などにより、前年度から6,920万5,000円の減少を見込んでいますが、定額減税による町税減収分は全額補填されるため、この分も含め補填先の地方特例交付金では1億3,625万2,000円の増加を見込んでいます。国庫支出金は、児童手当の制度拡充や橋梁長寿命化修繕事業に対する補助などから2億5,614万7,000円増加しています。町債は、前年度に松尾台小学校等の外壁等大規模改修工事、文化体育館の吊り天井落下防止対策工事や救助工作車の購入などにより、普通建設事業に係る借入が増加しておりましたが、令和6年度は3億6,330万円減少しました。  歳出では、民生費は、児童手当の制度拡充、心身障害者(児)支援事業費や障害児通所等給付費の増加などにより3億7,899万7,000円増加しました。商工費は、道の駅いながわ地内にある自然歩道公衆用トイレの更新に伴うトイレ借上料や猪名川天文台のプラネタリウム更新などにより2,541万4,000円増加し、土木費についても日生中央駅前連絡橋の長寿命化修繕事業などにより2億7,132万8,000円増加しました。教育費は、前年度松尾台小学校の外壁等大規模改修工事や文化体育館の吊り天井落下防止対策工事などの予算の計上が集中しておりましたが、令和6年度は3億7,927万1,000円減少しました。そのほか、主な施策や事業、財政状況などについては、別途提出いたしました予算の概要に記載しておりますので、ご詳覧をいただきたいと存じます。  続きまして、議案第3号 令和6年度猪名川町国民健康保険特別会計予算についてご説明申し上げます。  総額は、歳入歳出それぞれ31億7,739万2,000円で、前年度と比較して4.7%増、額にして1億4,138万8,000円の増額となっております。  歳入では、前年度と比較すると国民健康保険税で1,230万2,000円減額しておりますが、県支出金では1億3,782万1,000円の増加などとなっております。  歳出では、前年度と比較すると総務費で854万2,000円の増加、保険給付費で1億3,936万2,000円の増加、国民健康保険事業費納付金で698万6,000円減少などとなっております。  続きまして、議案第4号 令和6年度猪名川町介護保険特別会計予算について説明を申し上げます。  総額は、歳入歳出それぞれ24億5,472万7,000円で、前年度と比較して3.9%の減、額にして9,865万5,000円の減額となっております。  主には、前年度と比較して、歳入では介護保険料で187万9,000円の増額、国庫支出金で2,298万9,000円、支払い基金交付金で2,809万2,000円、県支出金で1,322万7,000円減額などとなっており、歳出では保険給付費で8,296万8,000円の減額となっています。  続きまして、議案第5号 令和6年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計予算についてご説明申し上げます。  総額は、歳入歳出それぞれ10億4,115万4,000円で、前年度と比較して8.7%の増、額にして8,298万3,000円の増額となっています。  主には、前年度と比較して、歳入では後期高齢者医療保険料で5,939万8,000円、繰入金で2,358万5,000円の増額となっており、歳出では後期高齢者医療広域連合納付金が8,236万5,000円の増額となっております。  続きまして、議案第6号 令和6年度猪名川町奨学金特別会計予算についてご説明を申し上げます。  総額は、歳入歳出それぞれ1,623万8,000円で、前年度と比較して41.1%の減、額にして1,132万9,000円の減額となっています。  主には、前年度と比較して、歳入では繰入金で1,255万9,000円の減額となっており、歳出では貸付金が1,140万円の減額となっております。  次の議案第7号及び議案第8号につきましては、まちづくり部長に説明をさせますので、ご審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮東豊一君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(曽野光司君) それでは、議案第7号 令和6年度猪名川町水道事業会計予算についてご説明を申し上げます。  公営企業会計予算書の3ページのほうをお開きを願いたいと思います。まず、第2条でございます。業務の予定量につきましては、給水戸数1万2,307戸、年間配水量305万682立方メートルを予定をしているところでございます。  第3条の水道事業の経営活動により発生をします収益的収入及び支出の予定額につきましては、収入総額が6億8,678万円、支出総額では8億7,810万6,000円となってございます。  第4条の施設の整備拡充を図るための資本的収入及び支出につきましては、次のページ、4ページのほうをお開きを願いたいと思います。収入総額としまして3億2,273万円、支出の総額としまして3億2,663万3,000円としてございます。  第5条の継続費の総額及び年割り額では、北部施設の統廃合関連で新設送水ポンプ場建設工事としまして令和5年度から6年度までの期間で総額1億5,000万円と、中央監視制御設備更新工事としまして令和6年度から10年度までの期間で総額3億6,700万円を予定をしているものでございます。  次に、同じ予算書、ページ61ページをお開きを願いたいと思います。議案第8号 令和6年度猪名川町下水道事業会計予算についてご説明を申し上げます。  第2条の業務の予定量につきましては、水洗化人口が2万8,038人、年間排水量が294万9,742立方メートルを予定をしております。  第3条、下水道事業の経営活動により発生をします収益的収入及び支出の予定額につきましては、収入総額が11億2,583万4,000円、支出総額が12億3,821万1,000円としているところでございます。  第4条の施設の整備拡充を図るための資本的収入及び支出につきましては、次のページ、62ページをお開き願います。  収入総額としまして3億4,225万2,000円、支出総額としまして4億6,231万3,000円としているところでございます。  以上、議案第7号、また議案第8号の説明とさせていただきます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮東豊一君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは質疑は終結いたします。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第2号、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号、以上7議案は、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託したいと思います。  これにご異議はありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、議案第2号、議案第3号、議案第4号、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号、以上7議案は、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託することに決しました。              ──────────────── ◎日程第8 議案第15号〜議案第17号、議案第26号、議案第27号 ○議長(宮東豊一君) 日程第8 議案第15号 猪名川町住民投票条例の制定について、議案第16号 大野アルプスランドの設置及び管理に関する条例の一部改正について、議案第17号 職員の育児休業等に関する条例及び会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について、議案第26号 公営企業の設置等に関する条例の一部改正について、議案第27号 猪名川町水道事業給水条例の一部改正について、以上5議案を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(岡本信司君) ただいま議題となりました5議案につきまして、順次提案理由をご説明申し上げます。  まず、議案第15号 猪名川町住民投票条例の制定について、提案理由をご説明申し上げます。  これは、町政に関する重要な事項について直接住民の意思を問う住民投票を実施するための必要な事項を定めるため、本条例を制定するものでございます。  続きまして、議案第16号 大野アルプスランドの設置及び管理に関する条例の一部改正について、提案理由をご説明申し上げます。  これは、大野アルプスランドにおける指定管理者制度の運用見直しに伴い、施設等の使用に係る料金を指定管理者の収入として収受させる利用料金制を導入するほか、所要の改正を行う必要があるため、本条例の一部を改正するものでございます。  続きまして、議案第17号 職員の育児休業等に関する条例及び会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について、提案理由をご説明申し上げます。  これは、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、会計年度任用職員の勤勉手当の支給等に関する規定を設けるほか、所要の改正を行う必要があるため、本条例の一部を改正するものでございます。  続きまして、議案第26号 公営企業の設置等に関する条例の一部改正について、提案理由をご説明申し上げます。  これは、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行う必要があるため、本条例の一部を改正するものでございます。  続きまして、議案第27号 猪名川町水道事業給水条例の一部改正について、提案理由をご説明申し上げます。  これは、生活衛生等関係行政の機能強化のための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、所要の改正を行う必要があるため、本条例の一部を改正するものでございます。  以上、ご審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮東豊一君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは質疑は終結いたします。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第15号、議案第16号、議案第17号、議案第26号、議案第27号、以上5議案は、総務建設常任委員会に審査を付託したいと思います。これにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、議案第15号、議案第16号、議案第17号、議案第26号、議案第27号、以上5議案は、総務建設常任委員会に審査を付託することに決しました。              ──────────────── ◎日程第9 議案第18号〜議案第25号、議案第29号、議案第30号 ○議長(宮東豊一君) 日程第9 議案第18号 猪名川町手数料条例の一部改正について、議案第19号 猪名川町手数料条例の一部改正について、議案第20号 猪名川町介護保険条例の一部改正について、議案第21号 猪名川町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案第22号 猪名川町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第23号 猪名川町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第24号 猪名川町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について、議案第25号 猪名川町子ども・子育て会議条例の一部改正について、議案第29号 猪名川町奨学金条例の一部改正について、議案第30号 猪名川町消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、以上10議案を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。
    ○町長(岡本信司君) ただいま議題となりました議案第18号から第25号、第29号及び第30号の10議案につきまして、順次提案理由をご説明申し上げます。  まず、議案第18号 猪名川町手数料条例の一部改正について、提案理由をご説明申し上げます。  これは、戸籍法の一部改正に伴い、所要の改正を行う必要があるため、本条例の一部を改正するものでございます。  続きまして、議案第19号 猪名川町手数料条例の一部改正について、提案理由をご説明申し上げます。  これは、介護保険法に規定する介護予防支援事業について、サービス事業者の指定の申請等に対する審査に係る手数料の額を定める必要があるため、本条例の一部を改正するものでございます。  続きまして、議案第20号 猪名川町介護保険条例の一部改正について、提案理由をご説明申し上げます。  これは、介護保険法第129条の規定に基づき、令和6年度から令和8年度までの介護保険料率を定めるため、本条例の一部を改正するものでございます。  続きまして、議案第21号 猪名川町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、提案理由をご説明申し上げます。  これは、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令が公布され、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準の一部が改正されたため、本条例の一部を改正するものでございます。  続きまして、議案第22号 猪名川町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について、提案理由をご説明申し上げます。  これは、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令が公布され、指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部が改正されたため、本条例の一部を改正するものでございます。  続きまして、議案第23号 猪名川町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について、提案理由をご説明申し上げます。  これは、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令が公布され、指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部が改正されたため、本条例の一部を改正するものでございます。  続きまして、議案第24号 猪名川町指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正について、提案理由をご説明申し上げます。  これは、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が公布され、指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準の一部が改正されたため、本条例の一部を改正するものでございます。  続きまして、議案第25号 猪名川町子ども・子育て会議条例の一部改正について、提案理由をご説明申し上げます。  これは、子ども・子育て支援法、こども基本法及びこども大綱の規定に基づき、本町の子ども・若者支援に関する施策を総合的かつ計画的に推進するための猪名川町子ども・若者会議の設置・運営について規定するため、本条例の一部を改正するものでございます。  続きまして、議案第29号 猪名川町奨学金条例の一部改正について、提案理由をご説明申し上げます。  これは、猪名川町奨学金の返還金に係る減額制度を廃止するため、本条例の一部を改正するものでございます。  続きまして、議案第30号 猪名川町消防団員等公務災害補償条例の一部改正について、提案理由をご説明申し上げます。  これは、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令が令和6年4月1日から施行されることに伴い、所要の改正を行う必要があるため、本条例の一部を改正するものでございます。  以上、ご審議を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮東豊一君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは質疑は終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第25号、議案第29号、議案第30号、以上10議案は、生活文教常任委員会に審査を付託したいと思いますが、これにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、議案第18号、議案第19号、議案第20号、議案第21号、議案第22号、議案第23号、議案第24号、議案第25号、議案第29号、議案第30号、以上10議案は、生活文教常任委員会に審査を付託することに決しました。              ──────────────── ◎日程第10 議案第9号〜議案第14号 ○議長(宮東豊一君) 日程第10 議案第9号 令和5年度猪名川町一般会計補正予算(第7号)、議案第10号 令和5年度猪名川町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第11号 令和5年度猪名川町介護保険特別会計補正予算(第1号)、議案第12号 令和5年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)、議案第13号 令和5年度猪名川町水道事業会計補正予算(第2号)、議案第14号 令和5年度猪名川町下水道事業会計補正予算(第1号)、以上6議案を一括して議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(岡本信司君) ただいま議題となりました議案第9号から第14号までの6議案につきまして、順次ご説明申し上げます。  まず、議案第9号 令和5年度猪名川町一般会計補正予算(第7号)についてご説明申し上げます。  歳入歳出にそれぞれ1億9,519万8,000円を追加し、総額を歳入歳出123億938万9,000円とするものでございます。歳入の主なものといたしまして、町税、地方交付税、国庫支出金、財産収入、寄附金などの増額、歳出の主な増額としては、財政調整基金への積立てなど、総務費の総務管理費で1億9,469万7,000円、衛生費の保健衛生費で3,260万5,000円、諸支出金でまちづくり基金等への積立金7,697万9,000円となっています。そのほか、事業執行に係る入札残などの決算見込額を予算調整、減額するものでございます。  続きまして、議案第10号 令和5年度猪名川町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。  歳入歳出にそれぞれ2億5,785万円を追加し、総額を歳入歳出32億9,753万7,000円とするものでございます。歳入の主なものといたしまして、県支出金、繰越金などの増額となっています。歳出の主な増額としては、保険給付費の療養諸費2億98万2,000円、諸支出金の償還金及び還付加算金で3,366万3,000円となっています。  続きまして、議案第11号 令和5年度猪名川町介護保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。  歳入歳出にそれぞれ1億1,495万9,000円を減額し、総額を歳入歳出24億3,842万3,000円とするものでございます。歳入の主なものといたしまして、国庫支出金、支払い基金交付金などの減額となっています。歳出の主なものといたしまして、保険給付費で2億2,121万7,000円の減額、基金積立金で6,499万円の増額などとなっています。  続きまして、議案第12号 令和5年度猪名川町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。  歳入歳出にそれぞれ5,167万7,000円を追加し、総額を歳入歳出10億984万8,000円とするものでございます。歳入の主なものといたしまして、繰越金、諸収入などの増額となっています。歳出の主なものといたしまして、後期高齢者医療広域連合納付金で2,720万6,000円、諸支出の償還金及び還付加算金で2,447万1,000円の増額などとなっています。  次の議案第13号及び議案第14号につきましては、まちづくり部長に説明をさせますので、ご審議賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮東豊一君) まちづくり部長。 ○まちづくり部長(曽野光司君) それでは、議案第13号 令和5年度猪名川町水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。  議案書の1ページのほうをお開き願いたいと思います。第2条では、令和5年度水道事業会計予算第3条の収益的収入の予定額を補正をするものでございます。収入の第1款水道事業収益で26万4,000円を減額するものでございますけども、この主な内容は、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金、この活用によりまして、水道料金の12月分、1月分の2か月分の基本料金を減免をするもので、第1項営業収益で利用者からの料金徴収する給水収益を減額をしまして、第2項の営業外収益で相当分を一般会計補助金により増額を行うものでございます。  第3条では、予算第4条本文括弧書き中、26万3,000円を257万5,000円に改め、資本的収入及び支出の予定額を補正をするものでございます。収入の第1款資本的収入で283万3,000円を減額するもので、第1項他会計負担金26万1,000円の減額につきましては、デジタル田園都市国家構想経費の負担金が確定をしたもの、また、第2項国庫補助金257万2,000円の減額につきましては、建設工事費等の入札執行により補助金が確定をしたものでございます。支出の第1款資本的支出で52万1,000円の減額につきましては、デジタル共用基盤図更新等の額の確定に伴うものでございます。  第4条では、水道料金減免のために一般会計から補助を受ける額としまして5,897万6,000円であることを明記をしているものでございます。  続きまして、議案第14号 令和5年度猪名川町下水道事業会計補正予算(第1号)につきましてご説明を申し上げます。  議案書の1ページのほうになりますけども、第2条では、令和5年度下水道事業会計予算第3条の収益的収入の予定額を補正をするものでございます。収入の第1款下水道事業収益で1,480万円を増額するものでございますけども、これは国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用しまして、電力価格高騰分について第2項の営業外収益で一般会計より繰り入れるために増額を行うものでございます。  第3条では、予算第4条本文括弧書き中、1億2,995万2,000円を1億2,994万4,000円に改め、資本的収入及び支出の予定額を補正をするものでございます。収入の第1款資本的収入で831万2,000円を増額するもので、この主な内容は、第1項の企業債で流域下水道事業の施設の老朽化に伴う更新や施設の増設などで、事業内容の見直しに伴って本町の負担金が740万円増額するものとなったものでございます。支出では、第1款資本的支出で830万4,000円を増額するもので、この主な内容につきましては、第1項の建設改良費で事業見直しに伴う猪名川流域下水道事業負担金の増額とデジタル共用基盤図の更新等の経費確定に伴う減額分、この相殺となっているものでございます。  第4条では、予算第6条の企業債の限度額を4,010万円を4,750万円に改めるものでございます。  第5条では、電力価格高騰のために、一般会計から補助を受ける金額として1,480万円であることを明記をするものでございます。  以上、ご説明とさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(宮東豊一君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは質疑は終結をいたします。  お諮りします。  ただいま議題となっております議案第9号、議案第10号、議案第11号、議案第12号、議案第13号、議案第14号、以上6議案は、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託したいと思いますが、これにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、議案第9号、議案第10号、議案第11号、議案第12号、議案第13号、議案第14号、以上6議案は、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託することに決しました。              ──────────────── ◎日程第11 議案第28号 ○議長(宮東豊一君) 日程第11 議案第28号 猪名川町監査委員に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(岡本信司君) ただいま議題となりました議案第28号 猪名川町監査委員に関する条例の一部改正について、提案理由をご説明申し上げます。  これは、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行う必要があるため、本条例の一部を改正するものでございます。  詳細につきましては、企画総務部長に説明をさせますので、ご審議をいただき、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮東豊一君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(森 昌弘君) それでは、議案第28号 猪名川町監査委員に関する条例の一部改正についてでございます。  提案理由につきましては、先ほど町長が説明いたしましたとおりでございます。  それでは、議案書3ページの新旧対照をご覧いただきたいと思います。3ページをお願いします。地方自治法の改正により条項移動がなされたことから、現行の第3条中、地方自治法第243条の2第3項の引用条項を同法第243条の2の8第3項に改めるものでございます。また、本改正に合わせて、第7条とともに関連法令を引用条項として追加整理するものでございます。  戻りまして、1ページをお願いいたします。附則につきましては、本条例の施行期日を令和6年4月1日とすることを規定しております。  以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。ご審議賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(宮東豊一君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは質疑は終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは討論は終結いたします。  これより議案第28号を採決いたします。  お諮りします。  本案は、原案のとおり決することにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。
     よって、議案第28号 猪名川町監査委員に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。              ──────────────── ◎日程第12 議案第31号 ○議長(宮東豊一君) 日程第12 議案第31号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部改正についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(岡本信司君) ただいま議題となりました議案第31号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部改正について、提案理由をご説明申し上げます。  これは、令和6年4月1日付で丹波少年自然の家事務組合の兵庫県市町村職員退職手当組合からの脱退及び識見を有する者のうちから選任された監査委員の任期の改正に伴い、本規約の一部を改正するため、地方自治法第290条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては、企画総務部長に説明をさせますので、ご審議をいただき、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮東豊一君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(森 昌弘君) それでは、議案第31号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部改正についてでございます。  提案理由につきましては、先ほど町長が説明いたしましたとおりでございます。  内容としまして、議案書3ページの新旧対照をお願いいたします。識見を有する者のうちから選任された監査委員の任期の改正の伴い、現行の3年を4年に改正するもの、また、令和6年4月1日付で丹波少年自然の家事務組合が兵庫県市町村職員退職手当組合から脱退することに伴い、現行の条文から削除するものでございます。  1ページに戻っていただきまして、附則でございます。本規約は、令和6年4月1日から施行するものでございます。  以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(宮東豊一君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは質疑は終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは討論は終結いたします。  これより議案第31号を採決いたします。  お諮りします。  本案は、原案のとおり決することにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、議案第31号 兵庫県市町村職員退職手当組合規約の一部改正については、原案のとおり可決されました。              ──────────────── ◎日程第13 議案第32号 ○議長(宮東豊一君) 日程第13 議案第32号 財産の処分についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(岡本信司君) ただいま議題となりました議案第32号 財産の処分について、提案理由をご説明申し上げます。  これは、猪名川町住民から本町に寄附された金地金を処分するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  詳細につきましては、企画総務部長に説明をさせますので、ご審議をいただき、ご承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮東豊一君) 企画総務部長。 ○企画総務部長(森 昌弘君) それでは、議案第32号 財産の処分についてでございます。  提案理由につきましては、先ほど町長が説明いたしましたとおりでございます。  それでは、議案書について説明をさせていただきます。これは、令和5年10月2日付で猪名川町の教育・子ども施策の発展や、猪名川町消防行政に対する支援として、猪名川町住民から本町に寄附された金の地金を売却しようとするものでございます。  令和6年1月25日付で最低買取り率を98%とした条件付一般競争入札を実施し、最高買取り率99.9112%で落札された株式会社エスアールシーに売却をしようとするものでございます。  処分見込額につきましては、落札された令和6年1月25日の日本マテリアル株式会社が公表した金の地金税込みの買取り価格の算出により、約3,140万29円としております。  なお、実際の売却額は、日本マテリアル株式会社が猪名川町3月議会定例会における本議会の議決日当日に公表した金の地金の税込みの買取り価格に落札された買取り率及び重量を乗じた額の合計となります。また、その際の端数処理は1円未満を切り捨てることとしております。  なお、本日の日本マテリアル株式会社製の税込みの買取り価格、先ほど確認した部分になるんですが、1グラム当たり1万653円で、町としての処分見込額は買取り率を加味して3,193万556円と見込んでおりまして、先ほどの1月25日よりもかなりまた上がっているというような状況でございます。  以上、簡単ではございますが、説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(宮東豊一君) 提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは質疑は終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) それでは討論は終結いたします。  これより議案第32号を採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり決することにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  よって、議案第32号 財産の処分については、原案のとおり可決されました。              ──────────────── ○議長(宮東豊一君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りします。  明21日から2月27日の間は議事の都合により休会としたいと思いますが、これにご異議はございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(宮東豊一君) 異議なしと認めます。  さよう決しました。  次の本会議は、2月28日午前10時から再開いたします。  本日は、これをもって散会いたします。  お疲れさまでした。                 午後 0時01分 散会...