猪名川町議会 > 2023-10-26 >
令和 5年総務建設常任委員会(10月26日)

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  1. 猪名川町議会 2023-10-26
    令和 5年総務建設常任委員会(10月26日)


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    令和 5年総務建設常任委員会(10月26日)                  総務建設常任委員会                           令和5年10月26日午前10時00分                                  本庁舎3階委員会室 〇会議に付した事件 1 付託議案審査  議案第46号 令和4年度猪名川町一般会計歳入歳出決算の認定について中関係部分出席委員  委 員 長   山 田 京 子  副委員長    山 下   修  委    員  中 井 智 子      委    員  福 井 澄 榮  委    員  丸 山   純      委    員  宮 東 豊 一  委    員  横 山 辰 哉      委    員  吉 尾   豊 〇欠席委員  な  し
    〇説明のため委員会に出席した者  町長      岡 本 信 司      副町長        奥 田   貢  会計管理者会計課長          東 山 尚 子      企画総務部長     森   昌 弘  総務課長    角 田 泰 司      総務課副主幹     肥 爪   淳  まちづくり部長 曽 野 光 司      建設課長       石 戸 利 明  建設課主幹   宮 田   勝      建設課主幹      馬 瀬 貴 史  建設課主幹   都 築 正 史      都市政策課長     前 田   悟  都市政策課主幹 塚 原 高 史      上下水道課長     倉   成 功  上下水道課主幹 河 井 宏 明 〇職務のため委員会に出席した事務局職員  事務局長    住 野 智 章      主幹         中 井 恵 美  主査      山 下 耕 助                 午前10時00分 開会 ○山田委員長  おはようございます。先日に続き、総務建設常任委員会を開会します。  本日の議事日程は、お手元に配付している日程表のとおりです。  また、発言者については、着座でお願いしたいと思います。  なお、改めて申し上げますが、発言は、挙手の上、委員長が許可した後にお願いするとともに、不穏当な発言とならないよう十分注意お願いいたします。  また、質疑にあたっては、猪名川町会議規則第54条の規定に基づき、自己の意見を述べることができないこととなっておりますことから、あらかじめ質疑に対し、自己のご意見の発言はお控え願います。  それでは、まちづくり部歳入関係部分についての説明を求めます。 ○曽野まちづくり部長  おはようございます。  それでは、歳入歳出決算書事項別明細書に基づきまして、まちづくり部に係ります歳入のご説明をさせていただきます。  明細書のほう、22、23ページをお開き願います。ページの下のほうになりますけども、12款1項1目1節交通安全対策特別交付金収入済額427万3,000円につきましては、交通反則金収入を原資として、各市町が単独で行う交通安全対策の経費に充てるために交付をされるものでございます。  次のページ、24、25ページをお願いします。14款1項1目1節総務管理使用料で、備考欄建設課行政財産使用料25万6,201円は、若葉地内の緑地の使用料となってございます。  次のページ、26、27ページをお願いします。5目土木使用料、1節住宅使用料849万5,800円は、町営住宅32戸に係る家賃収入で、徴収率については100%となってございます。2節道路使用料7,913万4,232円、また、その次の3節公園使用料270万5,242円で、これらは、ともに関電柱やNTT柱に係る道路及び公園等の占用料となってございます。4節の駐車場使用料94万1,800円は、町営住宅駐車場使用料で、18区画分の使用料となってございます。1台当たり月額4,500円となってございます。  次のページ、28、29ページをお願いします。2項4目土木手数料、1節都市計画手数料48万2,000円は、屋外広告物申請手数料で、66件分でございます。2節の土木管理手数料900円は、備考欄建設課道路証明手数料2件分で600円と都市政策課駐車場証明手数料1件分の300円でございます。  次に、32、33ページをお開き願います。下から2つ目の項目になります。15款2項4目1節道路橋りょう費補助金収入済額2,656万7,000円、これにつきましては、道路局所管補助金で、川面橋、奥村橋、観音橋、前田橋の維持修繕工事、また、日生駅前の連絡橋の実施設計委託に対して、補助率55%の補助があったものでございます。2節都市計画費補助金14万1,000円は、社会資本整備総合交付金として、町耐震改修促進計画に基づく、簡易耐震診断10件分で、補助率は2分の1となってございます。  次に、ページ少し飛びまして、40、41ページをお開き願います。一番上段になります16款2項4目1節の農業費補助金のうち、備考欄建設課地籍調査事業費補助金2,156万2,500円は、原、猪渕地区を対象に一筆地調査を行ったものに対する、国2分の1、県4分の1の補助金でございます。次に、6目1節都市計画費補助金27万9,000円で、備考欄1行目、土地利用規制等対策費交付金9,000円につきましては、国土法届出事務に係る交付金で、過去3年間の平均件数に基づいて交付をされるもので、この平均については3.6件でございます。参考までに申しますと、令和4年度の実績としては14件となってございます。次の行、簡易耐震診断推進事業補助金7万円は、簡易耐震診断10件に係る負担金でございます。一番下、耐震化推進事業補助金20万円は、簡易耐震診断の結果、危険、やや危険と診断された工区について、今後の耐震改修等補強計画を作成する経費に対して、2分の1の補助があるもので、2件の補助を行ったものでございます。  次のページ、42、43ページをお願いします。3項1目4節統計調査費委託金のうち、備考欄都市政策課の住宅・土地統計調査委託金11万8,000円は、5年ごとに行う基幹統計調査で、指導員4名の報酬のほか、事務に必要な消耗品、旅費等に対する委託費となるものでございます。ページ一番下になります4目1節都市計画費委託金5万円につきましては、都市計画基礎調査委託金で、県より委託を受け、町が実施する基礎データの収集等に利用する事務経費でございます。  次にページのほう、少し飛びまして、54、55ページをお願いします。21款4項4目2節雑入のうち、建設課過年度精算金9万8,844円につきましては、公園のアドプト活動、また、河川道路愛護活動に係る保険料の参加者の実績による差額分の精算を行ったものでございます。次の都市政策課の主なものとしまして、1行目のCATV使用料18万7,500円は、町営住宅居住者から月額500円、32戸分を徴収をしたものでございます。  次のページ、56、57ページをお願いします。22款1項4目土木債、1節土木総務債750万円、このうち、備考欄1行目の緊急自然災害防止対策事業債40万円につきましては、県営事業として実施をしていただきました伏見台地区における急傾斜地崩壊防止対策事業町負担金について起債をしたものでございます。その次の緊急浚渫推進事業債610万円につきましては、笹尾地内における平井川しゅんせつ工事の財源として起債をしたものでございます。その下、公共事業等債100万円につきましては、県営事業として実施をしていただきます鎌倉地区における急傾斜地崩壊防止対策事業町負担金について起債をしたものでございます。次に、2節道路橋りょう債5,830万円のうち、備考欄1行目、公共事業等債1,950万円につきましては、日生中央駅前連絡橋橋梁修繕設計業務委託、そのほか、川面橋、奥村橋、観音橋、前田橋の橋梁長寿命化修繕工事の財源として起債をしたものでございます。次の公共施設等適正管理推進事業債870万円は、つつじが丘地内の町道肝川1号線の舗装修繕の財源として起債をしたものでございます。その下、地方道路等整備事業債3,010万円は、町道差組紫合線道路拡幅工事の財源として起債をしたものでございます。  以上がまちづくり部の歳入のご説明でございます。よろしくお願いいたします。 ○山田委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○山田委員長  それでは、まちづくり部歳入関係部分についての質疑は終結します。  担当職員の入替えをお願いいたします。  次に、まちづくり部上下水道課歳出関係部分についての説明を求めます。 ○倉上下水道課長  それでは、上下水道課に係ります歳出部分について、ご説明させていただきます。  事項別明細書150ページ、151ページをお願いします。4款1項7目上水道費、次の152ページ、153ページをお開きを願います。18節負担金、補助及び交付金でございます。支出済額1億1,818万2,752円で、内訳としまして、児童手当に係る補助金が21万4,000円と、コロナ禍における原油高、物価高騰により水道料金の減免を実施したことにより、その費用を国の新型コロナウイルス感染症対策臨時交付金を活用し補填したことから、水道事業会計補助金として1億1,796万8,752円を繰り出したものでございます。  続きまして、少し飛びますが、188、189ページをお開きください。7款4項3目下水道費、18節負担金、補助及び交付金でございます。支出済額2億8,572万9,000円でございます。これは、雨水処理に要する経費や過年度に実施した事業に対し、交付税算入された企業債の償還元金利子相当分などを繰入れ基準に基づき、一般会計から下水道事業会計へ繰り出したものでございます。  上下水道課の説明は以上でございます。ご審議のほど、よろしくお願いします。 ○山田委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○山下修副委員長  152、153ページの水道事業会計補助金コロナ禍物価高騰対策水道料金の減免をされた件だと思うんですが、当時、料金の中で水道の使用料上限設定があって補助をされていたと思うんですけども、各ご家庭が上限いっぱいまでいっていたのか、比較的予算は少なめに終わったのか、その点をちょっとお伺いいたします。 ○河井上下水道課主幹  コロナ禍に係る減免ですけども、減免の内容につきましては、25ミリ以下の基本料金が無料になりますということでして、一般家庭でいいますと、約60%ぐらいの方が水道料金が減免をして、月料金がゼロ円となってございます。  以上です。 ○山田委員長  ほかにございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○山田委員長  それでは、まちづくり部上下水道課歳出関係部分についての質疑は終結します。  担当職員の入替えをお願いいたします。  次に、まちづくり部建設課歳出関係部分についての説明を求めます。 ○石戸建設課長  それでは、建設課に係る歳出につきまして、決算事項別明細書により説明させていただきます。  166、167ページをご覧ください。5款1項4目農地費でございます。備考欄下段地籍調査事業費支出済額3,213万3,030円でございます。それでは、主なものについて、説明させていただきます。7節報償費34万3,000円は、地籍調査の際、立会人として参加していただく地籍調査推進委員に支払う報償金で、1人1日7,000円、延べ49人分の費用でございます。10節需用費98万6,173円は消耗品費で、主なものは、現地調査の際に境界点に設置するくい3,000本やびょうなどの購入費用でございます。11節役務費11万1,250円で、主な内訳としましては、次のページ、168、169ページをご覧ください。2行目、手数料8万5,250円は、測量機器の検定に係る定期点検料や、3行目、保険料1万7,100円は、現地調査の際の立会人や土地所有者に対する損害賠償保険料などとなってございます。12節委託料2,972万7,500円で、内訳としましては、1行目、電算保守委託料41万8,000円は、地籍調査事業に必要な電算ソフト保守委託料で、2行目、測量設計委託料2,930万9,500円は、地籍調査に係る委託料で、現地測量や地図及び簿冊などを作成する業務を委託した費用となってございます。13節使用料及び賃借料55万7,040円は、地籍調査に係るパソコン3台分の事務機借上料でございます。この地籍調査事業は、平成12年度より、平地部の調査を実施し、調査対象地区日生ニュータウンパークタウンつつじが丘住宅地を除く43地区で進めております。令和4年度は、猪渕、原地区の0.43平方キロメートルの現地調査を実施いたしました。進捗率としましては、現地調査済みが100%、国の認証済みが88.4%、登記完了が76.7%となってございます。  ページ飛びまして、176、177ページをお願いいたします。続きまして、7款1項1目土木総務費でございます。備考欄の下段のほうでございます。土木総務事務費支出済額879万8,467円で、主なものとしましては、1節報酬393万7,080円は、会計年度任用職員2名分の給与でございます。  次のページ、178、179ページをお願いいたします。13節使用料及び賃借料205万1,150円で、内訳としては、1行目、事務機借上料110万6,160円は、土木積算用パソコン5台分のリース料、2行目、ソフトウエア使用料93万8,190円は、県内の市町が共同で利用いたします兵庫県積算共同システムに係る土木積算用ソフトウエア使用料などとなってございます。備考欄の最下段のほう、お願いいたします。急傾斜地崩壊防止対策事業費140万円は、18節負担金、補助及び交付金の140万円で、県が実施しております伏見台地区及び鎌倉地区の急傾斜崩壊防止対策工事に係る県への負担金でございます。  次のページ、180、181ページをお願いいたします。続きまして、7款2項1目道路維持費でございます。備考欄道路維持補修費支出済額1億7,289万5,716円で、主なものとしましては、7節報償費120万円は、報償金で、自治会で取り組んでいただいております道路河川愛護活動に対してお支払いしている費用で、令和4年度は36自治会が参加していただき、延べ2,257名の方々が道路愛護活動に取り組んでいただきました。10節需用費1,049万4,981円で、内訳としましては、2行目の光熱水費377万4,114円は、道路照明灯に係る電気料金です。4行目、修繕料599万9,730円は、道路の側溝清掃や舗装の修繕、道路路肩の補強など、緊急修繕に要した費用などとなってございます。  12節委託料1億1,729万5,963円で、内訳としましては、1行目、廃棄物処理委託料19万7,780円は、建設課直営班での作業時に発生したコンクリートがらアスファルトがらの処分をした費用でございます。2行目の道路植栽維持管理計画策定業務委託料682万円は、町内5,746か所の中高木について街路樹管理計画を策定した費用、また、3行目、道路等管理委託料1億1,027万8,183円は、町道の植栽管理や除草及び冬季の道路管理業務などに要した委託費用となってございます。  14節工事請負費3,938万6,600円で、内訳といたしましては、1行目、交通安全施設整備工事費409万9,700円は、交通反則金収入を原資とした交通安全対策交付金を活用し、交通安全施設の整備を行ったもので、自治会やPTAからの要望を精査し、町道のカーブミラー、区画線、車止めなどを実施した費用となってございます。2行目、維持修繕工事費3,528万6,900円につきましては、道路舗装修繕計画などに基づき、つつじが丘幹線道路舗装打ち替えを実施したことや、上野6号線、猪渕5号線などの排水修繕などに係ります維持修繕工事を実施したものでございます。  15節原材料費412万7,882円は、道路等補修材料費で、道路愛護活動団体への支給材や直営班での修繕作業で使用する材料費、また、冬季に散布いたします凍結防止剤などの購入費でございます。  続きまして、7款2項2目橋りょう維持費でございます。備考欄橋りょう維持補修費支出済額4,921万654円で、主なものといたしましては、12節委託料、実施設計委託料949万8,500円は、令和2年度に実施いたしました橋梁長寿命化修繕計画の結果に基づき、日生中央駅前連絡橋の修繕について実施計画を行ったものでございます。14節工事請負費維持修繕工事費3,927万5,500円は、橋梁長寿命化修繕計画に基づき、前田橋、観音橋、川面橋、奥村橋の4橋について、橋面防水などの橋梁修繕工事を行ったものでございます。  続きまして、7款2項3目道路新設改良費でございます。備考欄道路拡幅工事費支出済額3,381万9,958円で、主なものといたしましては、14節工事請負費3,345万4,300円は、町道差組紫合線道路拡幅工事を実施したものでございます。  次のページ、182、183ページをお願いいたします。21節補償、補填及び賠償金36万5,658円は、工事に伴い、NTT柱移転に要した費用となってございます。  続きまして、7款3項1目河川維持費でございます。備考欄河川維持管理費支出済額649万円で、主なものとしましては、14節工事請負費612万7,000円は、笹尾地内の平井川においてしゅんせつ工事を行ったものでございます。  ページ飛びまして、186、187ページをお願いいたします。続きまして、7款4項1目都市計画総務費でございます。備考欄下段建築営繕費支出済額211万1,872円で、主なものとしましては、10節需用費53万7,804円につきましては、建築積算システムに関わる単価データや図書などの購入費用となってございます。13節使用料及び賃借料123万8,677円で、内訳としましては、1行目、事務機借上料40万1,357円は、パソコン4台のリース料、2行目、ソフトウェア使用料83万7,320円は、建築積算システムに関わるソフトウェア使用料となってございます。  次のページ、188、189ページをお願いいたします。7款4項2目公園費でございます。備考欄上段のほう、公園緑地管理費支出済額1億5,226万3,911円で、主なものといたしましては、10節需用費1,134万9,501円で、主なものとしまして、2行目、光熱水費758万5,380円は、公園に係る電気及び上下水道料金となってございます。3行目、修繕料294万7,615円は、公園のトイレ器具や上下水に係る機械設備、照明や分電盤などの電気設備安全管理に必要な建築設備などの修繕に要した費用となってございます。12節委託料1億3,154万5,832円で、主なものといたしましては、1行目、施設点検等委託料172万7,000円は、年1回、専門家による遊具の法定点検を実施しているもので、2行目、公園管理委託料1億2,981万8,832円は、町内の公園や緑地の除草、剪定、植栽管理業務、また、総合公園噴水施設設備管理費高圧受変電設備保安管理業務に係る費用となってございます。14節工事請負費893万7,500円は、若葉8号緑地ののり枠修繕を実施したものでございます。  以上、建設課に係る歳出部分の説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○山田委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○丸山委員  181ページの橋梁のことなんですけど、これ毎年、橋梁、橋梁いって、項目が出てきておりますが、5,000万円ぐらい毎年かかってますけど、これは国がやって、県、町ということで回ってくる、補助金が出ると思うんですけど、1点は、これ、いつ終わるのかというのが、終わらないのか、終わるのか。要するに、町の橋梁ありますね。それが終わるのやったら、いつ頃、これ、毎年5,000万円使ってますけど、終わらないんだったらどういう理由なのかというのが1点目で、2点目は、この5,000万円使ってますけど、猪名川町の自費というんですか、それは幾らなのかという、プラス・マイナスですね、その2点、教えてください。 ○宮田建設課主幹  橋梁につきましては、点検を5年に一度、点検しているんですけども、それによって判定が4という、1、2、3、4ありまして、4がもう通行止めをしないといけないという橋がありまして、その手前の3というところを今順次修繕工事を行っております。やっぱり橋梁というのも年々、日がたちますと傷んでくるということがありますので、猪名川町内の橋梁160橋ありますので、年月がたちますと、また順番に修繕が必要になってくるということでございます。  あと、予算につきましては、先ほど説明もありましたように、補助金が55%、その残り45%のうちの90%が起債で借りられるということなので、それの残りが町の単独の費用ということになってございます。  以上です。 ○丸山委員  ということは、10%ぐらいが猪名川町の予算というか、自己負担と考えていいんでしょうかというのが1つと、今、160カ所の橋梁があると聞いたんですけど、こうなってくると、もうずっとやっているようなイメージ、毎年5,000万ぐらい、5,000万なのか、何千万なのか、これは国も含めてですけど、そういうふうに理解したらいいんでしょうか。そういうことなんでしょうか。そこを教えてほしいんです。減るのか、減らないのか、いや、もうずっとこれぐらいはもう予算はかかりますねんと、こういうことなのか、そこら辺、お願いします。 ○石戸建設課長  今、丸山委員のほうからご質疑のありました、まず2点目のほう、ちょっと私のほうから説明させていただきます。  この橋梁点検というのは、法定点検で5年に一度調べなさいということがもうこれは義務となっておりまして、27年頃から160橋、猪名川町のほうやっておりまして、最新では令和2年に160橋点検しております。その中で言えば、あと、ここに上がってる橋以外で言えば、あとは日生中央駅前連絡橋南田原橋の2橋をやれば、取りあえず令和2年に調査した分は全て、一応完了ということにはなるんですけれども、また令和2年に調査してますんで、令和7年にまた調査が発生します。その調査したときに、いわゆるレベル3相当、ある一定やっぱり経年で悪くなっていってますんで、そのときに何橋か出てくれば、またそれもちょっと修繕していくということになりますけれども、基本27年から始まっておりますので、悪いのはおおむね直っているということで、数はこれからは減ってくるんではないかなというふうに考えてございます。 ○宮田建設課主幹  1点目の町の費用ということですけども、先ほど言いましたように補助金が55%、起債するのが45%のうちの90%なので、言われたとおり、おおむね10%程度が町の費用となっております。 ○山田委員長  ほかにございませんか。 ○福井澄榮委員  167ページの地籍調査の件なんですが、3,200万円ほどかかっているわけですね。これによって、令和4年度、税金がかかってくると思うんですけどね。そういう縄延びとか、いろいろあろうかと思うんですが、その件については、大した変化がなかったのか、あったのかいうあたり、あった場合はどのように修繕されて、このお金になっていると思うんですけど、その辺りを説明してください。 ○宮田建設課主幹  地籍調査につきましては、先ほど説明しましたとおり、平成12年度から順次やってまして、基本的には地籍調査というものは、境界のほう、地籍を調査する、税金のためにやっているのではなくて、土地の戸籍というか、それを調査するものでありまして、実際測量する中で、今の中で集計している中では、おおむね縄延びが8%ぐらい、縄延びがあるのではないかと集計をしております。ただ、それがいつ税金かかるかって、基本的には全地区、今43地区があるんですけども、それが終わってから基本的なものは税金が新しい面積になるということで進めております。  以上です。 ○福井澄榮委員  そうしますと、縄延びが幾つかあったと、あるんでしょうけどね、従来からあるんでしょうけど、それによって、全部43地区済んでから税金の額が決まってくるんですか。 ○宮田建設課主幹  そのように税務課のほうと協議はしております。 ○山田委員長  ほかにございませんか。 ○丸山委員  189ページの公園緑地管理費に関することですけども、その中の真ん中辺に公園管理委託料1億3,000万円近く毎年使っているんですけど、これは極めて私は大事なことだと思ってます。猪名川町美化もそうなんですけど、この件で、傾向として、1億3,000万円ぐらいあるんですけど、毎年減っていくものなのか、ちょっと増えつつあるものなのか、その傾向を、これ年2回と、美化をするというか、委託会社があると思うんですけど、この委託会社が何社ぐらいあってなのかということと、1億3,000万円が毎年上がり調子なのか、いや、もう最近は減ってますねん、そこら辺の傾向について、どういうふうな理解をしたらいいのか教えてください。 ○石戸建設課長  今の丸山委員の質問ですけれども、この公園管理委託料が上がっているのか、下がっていくのかというご質問に対してですけれども、どちらかといえば、今は人件費なり、材料費の高騰ということありますので、まず、金銭的にも上がり傾向にあるということは間違いございません。それから、公園の面積については変わるものではないのですけれども、今まではあまりお金を入れていなかったというか、管理をちょっとしてこなくてもよかったような緑地関係、市街化に張りついた緑地でどうしてもやっぱり高木化、大木化しているということで、苦情件数は増えてございます。今は、特段それ用に費用というものは要求しているものではございませんけれども、予算の範囲の中で何とかやりくりしてやっているというような状況で、ご質問の意味からすると、委託料としては今のところ増えぎみかなというふうに考えてございます。  それから、2点目の業者が何件ありますかということなんですけれども、去年度実績でいきますと、ちょっと待ってください。去年の受けていただいた業者でいくと、道路と公園で9業者ぐらいあるんですけど、入札の指名に入れているのはもう少し十何社あったかと思います。  以上でございます。 ○丸山委員  これ、要望に近いんですが、やはり猪名川町の美化というか、イメージというか、物すごく大事なところは公園なり、まち並みだと思っておりますので、適切な競争は大事でございますけど、こういう木というのは毎年大きくなっていくのと、太くなっていきますので、減るというのはなかなか難しいなと思っているんですけど、適切に公園緑地管理費は維持してほしいなと思っておりますので、よろしくお願いします。 ○肥爪総務課副主幹  すみません、先ほど、丸山委員からご質問いただきました橋梁の工事の関係で、実質的な猪名川町の負担ということで答弁は建設課からさせていただきましたけれども、それの補足でございます。  例えばですけれども、1億円の橋梁の工事ですと、それに対する55%が国の補助金ということですので、5,500万円はその年に補助金で入ると。残りの4,500万円につきましては、その90%が起債ができるということですので、5,500万円の補助金と、残り起債は大体4,000万円程度となります。ですので、差し引きしますと、その年の猪名川町の負担といいますと、500万円から、雑費含めまして大体1,000万円程度になるかと思います。ただ、地方債といいますのは、後年度に借金として、公債費として返していくことになりますので、それも含めますと、この橋梁に対する地方債ですと、借り入れた金額の大体22%程度が後年度普通交付税として措置されることになっております。ですので、結論としましては、最終的な実質的な猪名川町の負担としましては、大体3,500万円程度が猪名川町の実質的な負担なるかと考えております。  以上です。 ○丸山委員  確認ですけど、1億でしたら、橋梁ではいろいろプラス・マイナスあるけど、3,500万円が猪名川町の負担だと、起債とか、そんなので、単年度じゃなくて、そういうふうに理解していいんですか。要するに1億だったら3,500万円ぐらいの負担になると考えていいんでしょうか。 ○肥爪総務課副主幹  おっしゃるとおりでございまして、当該年度については、500万から1,000万円程度ですけれども、トータルの公債費、後年度に借金返済として返していく部分も含めますと、やっぱり3,500万から、多ければ4,000万円程度の負担にはなるだろうと思います。 ○山田委員長  ほかにございませんか。 ○山下修副委員長  180、181ページの道路補修維持、それから、植栽管理関係なんですけども、町道の道路の周辺の草刈りとか、そういったことの作業をされていると思うんですけども、ちょっと最近、住民の方からも指摘が相次いで来ているんですが、県道の草が伸びていて、非常に交通上よろしくないということでお声が上がるんですが、県道は県のほうが整備されると思うんですけども、なかなか点検に来られなかったら、気づくのも遅いわけで、町のほうでその辺はどのような連携をされているのか。それから、草刈りのタイミングがいいときと悪いときがあると思うんですけども、悪いときは刈っても、すぐまた伸びてきたりとか、そういうことがあります。そういった観点は意識して作業に当たられているのかというところが1点。  それから、同じ道路と、今度、公園も含むんですが、いわゆる住宅地周辺での道路、公園の草刈りの町のほうの管理体制と、農村部といいますか、北部やら南部の農村部の周辺での道路の周辺の草刈り等で、そちらのほうは住民の方に道路愛護等でやっていただいているケースが割方多いのかなというふうに思うんですが、大分そういった地域、高齢化が進んでいて、南のほうは町がやってくれるのに、旧村のほうはいつまで自分がせなあかんねんという声も出たりしていますが、そういったところについての何か作業に当たる基準みたいなもの、あるいは、今後の計画ですね、そういったことについては、どのようにお考えなのかということが1点です。
     それから、182、183ページの道路拡幅工事、一番上ですけども、いろいろこれから道路拡幅もされるところが出てくるのかと思うんですが、これ、地域公共交通にも関わってくると思うんですけど、高齢者が移動するときに電動カートに乗られたりとかということがこれからどんどん増えていくと思うんですけども、そうしたときに歩道の道幅が狭くて、行き交うことができないような歩道があったりすると思うんですけども、こういった拡幅事業のときにそれらを加味して幅を広げていっているのか、そういったことは全く今は想定していないのか。さらに、今後、自動運転の車両が走るとかということもだんだん耳に入ってくるようになりましたけども、そういったことを拡幅工事のときに意識して工事されているのか、その点についてお伺いします。 ○石戸建設課長  今、山下委員のほうからご質疑のあった件について、回答させていただきます。  まず、1点目、県との連携という意味ですけれども、日々、苦情については建設課のほうでも受けておりまして、宝塚土木の道路2課なんですけれども、ここと緊密に連携を取っておりまして、苦情があれば、うちも都度、現場、パトロールに行って、県に報告をして、対応していただいているというような形で進めております。  2点目、草刈りの時期ということなんですけれども、基本的には町でも県でもそうでしょうけど、予算的に年2回というところがほぼ多いんです。幹線は3回というところもあるんですけれども、これについては、1回目は、やっぱり伸びてきたのが6月ぐらいになってしまうので、どうしてもそれが1回目。ただ、請け負った業者さんもいろんな路線を持っているんで、かかり始めとかかり最後でやっぱり一月ぐらいかかってしまうと。僕らも通学路をどの辺に刈ったらいいかというあたりは有効的に考えて業者は指導しているんですけども、天候不順とかもあって、なるべく私たちも有効に進めていきたいと。終わりについても同じで、9月までに刈ってしまうと、それから伸びた分がやはり12月から、次の春までずっと伸びてしまうんで、ちょっと10月入ってからというようなところが多いです。時期については以上です。  3点目の地元の草刈りという意味で、委員おっしゃっているとおり、地元からはいろんなお声を今もいただいております。ただ、現状ではちょっと地元さんのほうにいろいろとお願いして、今、草刈りのほうをやっていただいているという状況で、今後、高齢化については検討しなくてはいけないのかもしれないなというふうには考えておりますけど、現状では、今のところ、まだ予算措置するといったようなことはしてございません。  それから、4点目の拡幅については、これの大きな考え方なんですけども、基本的にはその拡幅事業というのはあまりたくさんあるものではなくて、何かしら理由があるので、拡幅すると。今回の差組紫合線の拡幅の場合やったら、法線、道路の線形を見直すという意味でメインでやっております。それに附帯して、歩道を広げる必要があるのであれば、そういうことも検討するんですけれども、基本、拡幅工事については、用地買収もかかってくるような事業になりますので、その事業を立ち上げるときに何をメインにしているのかというあたりを検討して考えていってございます。  以上となります。 ○山下修副委員長  今の拡幅の話なんですけども、近い将来、もう高齢化によって、道路の状況が非常に変わっていくということはもう目に見えているわけで、本線の拡幅だけをチェックするのではなく、そういったことは頭に置きながら、同時にやらないと、非常に効率が悪いというか、工事を何回もやるよりは一度で終わらせたほうがいいわけで、そういったことについては、本町自身の計画がどうなっているのかということもあると思うんですけども、後手後手に回ると、やはりそこで高齢者が困った状況で苦しむということになりますので、ぜひそうならないように、いろいろな対策をしっかりとしていただきたいなというふうに思います。  それから、最初のほうの草刈りの話なんですけども、最近、いわゆる自転車であったりとか、スローモビリティーみたいなものが地球温暖化対策にもよいということで推奨されてきている時代ではあります。そうしますと、自転車が走っていて、自動車も走っていてという状況で、路側の草が伸びてきますと、僕も実際走ってみたら、草が当たると非常に痛いんですよね。ですから、痛いからどうしてもよけようとして道の真ん中のほうへ寄ります。寄ると今度、車が非常に危なくなってくるというか、その危険性というものは実際やってみると非常に高いと僕は感じたので、草刈りのタイミングは年2回、3回が本当にそれでいいのか、住宅街の中と幹線道路沿いとか交通量の多いところとは、ちょっと区分を分けて整備の仕方については考えないと、特に気象状況が年々、高温化してきたりとか、草もそれに対抗するような強い植物が増えてきてますので、しっかりとその辺は計画に今後は反映していかないといけないと思うんですが、そういった視点、ぜひ持っていただきたいなと思うんですけども、その辺は難しいものなんでしょうか。 ○石戸建設課長  今、委員おっしゃったとおり、年2回という計画はもうやっぱり最初と最後なので、それは業者に一定刈っていただくのには、時期的には、そこはある一定フィックスしなくてはいけないかなというふうには考えてございます。実際、その苦情が入ったときには、直営班で推進班というのがいてますので、そちらのほうで都度都度、草刈りをして対処しているような状況でございます。  以上となります。 ○山田委員長  ほかにございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○山田委員長  それでは、まちづくり部建設課歳出関係部分についての質疑は終結します。  担当職員の入替えをお願いし、11時まで休憩します。                 午前10時53分 休憩                 午前11時00分 再開 ○山田委員長  休憩を閉じ、委員会を再開します。  次に、まちづくり部都市政策課歳出関係部分についての説明を求めます。 ○前田都市政策課長  失礼します。それでは、都市政策課所管に係ります歳出につきまして、事項別明細書に基づき、ご説明申し上げます。  事項別明細書98、99ページをお願いいたします。ページの下のほうとなります。2款5項5目住宅・土地統計調査費、支出済額11万8,035円でございます。これは、昭和23年から5年ごとに調査をしている住宅・土地統計調査に要する事務経費となります。調査は令和5年10月1日を基準日として行いますが、令和4年度では調査区域図の作成が主な事務となってございます。まず、報酬に関してですが、調査員4名分となってございます。そのほか、事務に必要な旅費、消耗品を支出しております。  182、183ページをお願いいたします。ページ中ほどになります。7款4項1目都市計画総務費支出済額1億3,693万7,025円でございます。都市政策課所管分といたしましては、備考欄都市計画総務費支出済額188万5,334円でございます。これは、都市政策課の経常的な事務経費でございます。主なものといたしましては、12節委託料、電算保守委託料22万円は、都市計画図や都市計画決定を行った施設等の管理で使用しております地図情報システムの保守委託料でございます。  184、185ページをお願いいたします。都市計画審議会費、支出済額22万1,617円でございます。主なものといたしましては、1節報酬18万4,000円は、都市計画審議会委員に対する報酬となり、8月1日と11月18日の2回、木津地区の特別指定区域の見直しを審議いただいております。この特別指定区域制度ですが、地域住民が中心となって組織するまちづくり協議会が地域の課題を解決し、その将来の姿を描く土地利用計画を作成した場合に、町からの申出によりまして、県が特別指定区域を指定することで、計画に沿ったまちづくりを実現していくものでございます。特別指定区域制度に指定された区域内では、建築制限が緩和され、地域の課題解決のために必要な建築物を建築することができます。なお、報酬は、委員16名中、報酬対象13名となってございます。  続きまして、その下、都市景観対策費、支出済額3万450円でございます。これは、町が計画する公共サイン、ゲートサイン計画、公共施設等の景観形成の誘導等、主には景観形成協議会の事務局としての事務となりますが、令和4年度は案件がございませんでした。主な支出ですが、10節需用費、印刷製本費2万2,000円は、屋外広告物許可シール1,000枚を印刷したものでございます。  続きまして、その下、開発指導費、支出済額1万4,260円でございます。これは、開発指導に伴います事務経費として、旅費や消耗品を支出したものでございます。昨年度は、開発に係る相談件数が約188件あり、そのうち19件は兵庫県に進達してございます。また、町の開発手続条例に係る案件が3件でございます。  続きまして、その下、建築指導費、支出済額3万5,489円でございます。これは、建築等の指導業務に伴います事務経費でございます。昨年度は、建築確認申請が54件ございました。このほか、阪神北県民局で合同で宅地防災パトロールを実施したり、9月の建築物安全推進月間に関係機関と合同パトロールのほうを実施してございます。  続きまして、その下、耐震化推進事業費、支出済額101万8,336円でございます。これは、猪名川町住宅耐震化緊急促進アクションプログラムに基づき、簡易耐震診断や住宅の耐震改修などを支援してございます。昨年度では、12節委託料としまして、簡易耐震診断実施に伴う委託料10件分31万5,000円を支出してございます。また、18節負担金、補助及び交付金として住宅耐震改修計画策定2件分40万円を支出してございます。  186、187ページをお願いいたします。危険空家等対策費、支出済額13万6,280円でございます。町内の空き家に関して、適正管理を促したり、利活用いただくよう助言等を行っております。主なものといたしまして、1節報酬4万円は、危険空家等対策協議会委員に対する報酬となります。3月17日に開催し、空家等対策計画に基づく取り組みの検証を行ってございます。委員8名中5名が報酬対象となります。次に、12節委託料8万8,000円は、空き家台帳管理システムの電算保守委託料となります。  続きまして、その下、公共交通対策費、支出済額7,342万9,537円でございます。本町には、平成12年4月から運行していますコミュニティバス、ふれあいバスのほか、令和2年5月から実証実験を経て本格運行となりましたデマンド交通チョイソコいながわが町内全域をカバーし、広域基幹交通を担う阪急バス、能勢電鉄と連携し、公共交通を形成してございます。近年では、運転士の人員確保や利用者減による収益の悪化など、公共交通を取り巻く環境は厳しく、運行を継続するには公共としての支援が必須となってきているものでございます。昨年度に実施しました主なものといたしまして、7節報償費13万6,000円は、地域公共交通会議委員に対する報償金で、5月27日から6月10日の間に、書面開催のほか、10月28日、2月7日の3回開催し、主に地域公共交通実施計画について協議をいただき、その中では、阪急バス杉生線の存続に向けた検討を行ってございます。委員15名中9名が報酬対象となってございます。  次に、12節委託料2,661万4,221円は、町が運行するコミュニティバス、ふれあいバスの運行を阪急バス株式会社に委託しているものです。ふれあいバスは、交通空白地をつくらないように、路線バスを補完しながら、町内の細部まで、車両2台で計4コースを運行してございます。令和4年度の利用者数は1万2,751人となっており、前年より約10%の減となってございます。減少の要因としましては、令和3年7月より、すこやかカードによります無償乗車を廃止しており、コロナ禍の影響もあり、減少したものと推測してございます。  次に、18節負担金、補助及び交付金4,624万4,930円ですが、1行目、デマンド交通運行負担金2,375万9,160円は、大島地区、阿古谷、松尾台地区を運行しているデマンド交通チョイソコいながわの運行に要する町の負担金となります。チョイソコいながわは、ネッツトヨタ神戸が事業主体となり、運行を日の丸ハイヤーが担っております。町はエリアスポンサーの関わりとして、運行に要する費用を負担してございます。利用者数は1万858人で、大島地区が3,003人、阿古谷、松尾台地区が7,855人となってございます。前年から約3,000人ほど減少しておりますが、これは大島地区の小学生が通学でチョイソコいながわを利用していましたが、令和4年度から当該小学生の通学については、清陵中学校のスクールバスに混乗することとなったためでございます。  2行目、地域公共交通会議負担金399万5,770円は、地域公共交通実施計画策定支援業務に係る業務委託及びデマンド交通実証実験の利用状況の評価検証に要する経費の一部を町が負担するもので、法定協議会となる地域公共交通会議が実施するコンサル委託等に要する経費を支出しているものでございます。  3行目、交通事業者燃料価格高騰対策支援金1,004万8,000円は、燃料価格の高騰の影響を受けながらも、住民の日常生活や経済活動を支える重要な社会インフラとして運行を継続している交通事業者に対し、予算の範囲内で燃料費を補助するもので、保有車両数に応じて支払うこととなりますが、阪急バスには1台当たり20万円とし、47台を上限としてございます。日の丸ハイヤーには、1台当たり4万円とし、11台を上限、チョイソコいながわは、1台当たり10万円とし、3台を上限とし、予算の範囲内で支援しております。  4行目、電気バス充電設備導入補助金844万2,000円は、新型コロナウイルス感染症による外出自粛の影響のため、利用者数の大幅な減少が見込まれ、また、燃料価格の高騰の影響を受けながらも、住民生活の維持を確保するため、運行を継続している路線バス事業者に対し、電気バス充電設備の導入に係る経費の支援及び事業の継続を図ることを目的として補助するものでございます。阪急バス猪名川営業所に電気バスを配置するための充電設備等を敷設したものでございます。  188、189ページをお開きください。7款5項1目住宅管理費、備考欄、住宅維持管理費、支出済額459万553円でございます。10節需用費356万4,134円のうち、修繕料353万3,313円は、町営住宅32戸における退去に伴う修繕が2室、それぞれ119万9,000円、118万6,900円のほか、給湯機等の修繕を行っているものでございます。12節委託料のうち、電算保守委託料39万8,728円は、入居者家賃管理、駐車場管理等の行うシステムの保守となってございます。  以上、都市政策課所管分の説明とさせていただきます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○山田委員長  説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はございませんか。 ○福井澄榮委員  187ページの地域公共交通会議負担金なんですが、これはどうしても、これ、負担しないといけない金額なんでしょうか。 ○前田都市政策課長  地域公共交通会議の負担金でございますけども、今回に関しましては、地域公共交通計画等の策定支援という形で、コンサル発注をしてございます。それに関しまして、補助金等の関係から、法定協議会であります地域公共交通会議のほうで検討のほうをしていただく関係がございまして、このように負担金という形で支出のほうさせていただいてございますので、執行部としましては必要な経費だというふうに考えてございます。  以上です。 ○福井澄榮委員  そのコンサルにお願いしているわけですが、住民の方で非常に交通に詳しい方が心当たりの、ここに限らずですけど、何か会議、会議って非常にそういうとこにお金がかかっているから、それを本当に利用する住民の方に還元してはどうかというふうな、例えば杉生日生線ですか、非常に高いですわね、往復で1,000円ほど要りますわね。そういうところのバス代の補填になればどうかなというご意見もあるんですよ。そうすることが、会議、会議ばっかしでなくて、実際に住民の人が利用しやすいいうことに使えるという指摘を受けておりますので、どうなんでしょうかね、そういうところは。削るものは削ってということは思っているんですけど。 ○前田都市政策課長  まず、こちらの経費としましては、必要な経費という認識でございますので、それに関しましては、当然、効果的に活用のほうしていくという形になろうかと思います。その中で、コンサル委託の必要性云々のところでございますけども、今現在、都市政策課のほうで公共交通のほう所管してございますけども、実際の担当としては1名の、ないしは2名の担当で処理のほうさせていただいてございます。どうしても様々な計画策定に際しましては、利用実態であったり、町民の意見収集であったり、そういったいろんな複雑な事務も発生してございますので、その辺りに要する人件費にかかるようなコスト部分もこうしたコンサル委託の中で賄っているものと認識してございまして、先ほどの答弁と繰り返しになりますけども、必要な経費として認識のほうしてございます。  以上です。 ○福井澄榮委員  それは分かるんですがね、今までどおりではなくて、こういう意見も出ましたので、ただいま申し上げましたので、見直していただいて、利用者、実際に町民の方が助かるというあたりに持ってこられたら、おのずと、乗る人がいないとか、だんだん減っていくとかいうことは解消されていくんではないかと思うんですね。恐らくコンサルの人もそのように指摘されてるんでは、どういう指摘しているかちょっと分かりませんけども、むしろ町民の方に還元するほうがいいんではないかと思いますので、今後考慮していただきたいと思っております。 ○前田都市政策課長  ご意見いただきました点につきましては、当然でございますけども、利用者が利用しやすい公共交通網の構築に向けましては、有効に予算という形で執行してまいりたいと思いますので、ご理解のほうよろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○山田委員長  ほかにございませんか。 ○山下修副委員長  すみません、同じ地域公共交通のところなんですけども、令和4年までにチョイソコいながわを導入していった経緯があって、実際に導入されて、いろいろまた使いにくいとか、いろいろ意見が出たりして、またこれも見直しをするような状況になっていますけども、町として公共交通を一体どうしたいのかというところが何か実際の路線を使って実験しているように見えるんですけども、それは非常に住民にとって大変な苦労を強いることになりますので、そのやり方が果たして本当によかったのか。また、ここの中で会議を実施するために立ち上げて、専門家という方も入ってやるということなんですけども、今、福井委員もおっしゃられたように、住民の声がかなり重要で、それは1度、2度やったぐらいでは、なかなか聞き取りにくい、住民の方もなかなかよう言わないと思うんですよ。その会議の在り方自身が、もっと本当の声が聞こえるための準備というか、演出というか、そういったことを配慮してやらないと、その声は聞こえないと思うんですが、そういったことについては、実際やってみて、今どうお考えなのか、お聞きしたいと思います。 ○前田都市政策課長  公共交通に関しましてですけども、今現在、我々執行部の公共交通の進め方、考え方でございますが、地域公共交通計画に基づきまして、まずもって今現在、集中的に議論しているのは杉生線でございます。杉生線につきましては、事業者より、2度にわたって見直しの協議申出を受けてございますので、ただし、杉生線に関しましては計画の中でも、生活に必要な路線として町内基幹交通の位置づけの中で維持すると明言してございますので、その維持の仕方については、事業者を交えて、協議のほう進めていくというところでございます。それに際しましては、ご指摘のとおり、利用者、あるいは住民のニーズ、お声というのは非常に重要かと認識してございます。それに関しましては、本年度に関してでございますけども、それぞれ沿線の楊津小学校区まちづくり協議会様、大島小学校区まちづくり協議会様のご協力の下、意見交換会、結果、1回、1回でございますけども、開催のほうさせていただいてございます。どうしてもその日程が合わない、あるいは、ちょっと大人数の中で声を上げにくいということも認識してございますので、それに関しましては、先月の月末の28、29だったかと認識してございますけども、2日間で、今回縦覧という形にさせていただきましたけども、どなたでも来ていただいて、計画を見る中で、実際、我々も現場に行かせていただいて、もしご質問、ご質疑等がありましたら、それに受け答えする形で意見のほうは聴取しているところでございます。それ以外にも、それぞれの地域の中で、もしお声がかけていただけるのであれば、説明のほう、あるいは意見交換の場に我々同席させていただきますということで対応のほうしてございます。この後ですけども、計画のほう、見直しを行いますけども、それに関しましては、パブリックコメント等々で、さらに意見のほうお聞きしたいと思ってございます。ちょっとそれが全ての意見を集約できるかといったら、どこかには限界は来ますけども、なるべく丁寧に多くのお声をいただけるような環境の中で、見直しについては進めていきたいと考えてございます。  以上です。 ○山下修副委員長  どの程度、本気でやっているかというところが結構重要だと思うんですけども、住民の中からもやっぱり担当課だけが一生懸命それをやっているけども、町のほうに本当に届いているのか。この問題はかなり今後、町の中では大きな、各地域に波及していくテーマだと思いますので、やっぱりそれなりに本気の取り組みをしていただく。そのためにも、町幹部にもそういった場に出ていただくなりして、じかに住民の声を聞き、また、声を届けていただくことはとても重要だと思いますので、その点はちょっとご留意いただきたいなというふうに思います。  以上です。 ○前田都市政策課長  実際、地域に入らせていただく中で、やはり公共交通という視点というか、切り口の中から様々なご意見のほうは頂戴してございます。どうしても高齢化するにつれて、医療に対する不安であったり、日常の買物に対する移動の不安であったり、むしろそれは公共交通で救える課題でもあるという認識はしてございますし、一方で、特に北部地域でありましたら、医療の課題もあるのは認識してございます。それに関しましては、福祉部局であったり、保健部局とも連携しながら、検討のほう、していきたいと考えてございますし、あるいは、子どもたちの通学というところのご意見も非常にたくさんいただいてございます。これにつきましては、教育委員会部局とも連携のほうはしてまいりますし、いただいたご意見に関しましては庁内の中で共有化して、課題解消が少しでも進むようにと、我々公共交通部局も意識して取り組んでいるところでございます。  以上です。 ○山田委員長  ほかにございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○山田委員長  それでは、まちづくり部都市政策課歳出関係部分についての質疑は終結します。  これで議案第46号のうち、本委員会に付託されました関係部分の質疑は終結します。  ただいまから暫時休憩します。                 午前11時23分 休憩                 午前11時25分 再開 ○山田委員長  休憩を閉じ、委員会を再開します。  議案第46号 令和4年度猪名川町一般会計歳入歳出決算の認定について中関係部分の討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○山田委員長  それでは、討論は終結します。  これより、議案第46号のうち、本委員会に付託されました部分を採決します。  お諮りします。本案は認定することにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○山田委員長  異議なしと認めます。よって、議案第46号 令和4年度猪名川町一般会計歳入歳出決算の認定について中関係部分は認定されました。  以上で本委員会に付託されました事件は全て議了しました。  なお、本委員会の委員会審査報告につきましては、委員長に一任をいただきたいと思いますが、これにご異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○山田委員長  異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  本日の委員会はこれで閉会します。 ○岡本町長  23日、それから、本日の26日と2日間にわたりまして総務建設常任委員会を開催いただきまして、また、丁寧なご審議をいただきまして誠にありがとうございます。  さて、令和4年度猪名川町一般会計歳入歳出決算の認定についてのうち、この委員会の関係部分につきまして認定いただき、ありがとうございます。審議の過程でいただきましたご質疑等につきましては、今後の予算執行、さらには来年度の予算編成にあたりまして参考にさせていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  芸術の秋、あるいはスポーツの秋、収穫の秋などなど、町内でも、いながわまつりをはじめ、多くの行事が行われる季節となってまいりました。一方で、コロナやインフルエンザの流行の声も聞こえてまいります。委員各員におかれましては、ご自愛いただくとともに、各般にご活躍いただきますよう、ご祈念申し上げます。本日はありがとうございました。 ○山田委員長  閉会にあたり一言ごあいさつ申し上げます。皆様のご協力により、2日間にわたる令和4年度決算審査を無事終了できましたことを感謝申し上げます。執行者の皆様におかれましては、各委員からの質疑の意図をしんしゃくされ、今後の行政運営や新年度予算編成に当たられますことをお願いいたします。  朝晩の冷え込みも深まってまいりました。皆様におかれましては、健康にご留意の上、ご公務、議員活動にお励みいただきますよう申し上げ、最後のごあいさつとさせていただきます。お疲れさまでございました。                 午前11時28分 閉会  本委員会会議録として署名する。                       令和5年10月26日                 猪名川町議会                  総務建設常任委員長  山 田 京 子...